[MOM2721]東山MF倉貫直人(3年)_京都3冠の立役者。東山に欠かせない頼れる主将

東山に欠かせない頼れる主将MF倉貫直人(3年)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権京都府予選決勝 東山高1-1(PK5-4)京都共栄高 西京極]

 京都3冠を達成した東山高の今年の武器は、チーム一丸となって戦う団結力だ。昨年のFW池田昌生(J3福島)のように一人で試合を決められる選手は決していない。

 ただ、DF井上竜稀(3年)が「キャプテンを中心に戦うのが僕らのサッカー。1年の頃から試合に出ていて頼りになる。運動量が豊富で守備にもしっかり戻ってくれるし、攻撃でも前にしっかり走ってくれる。プレーで引っ張ってくれる選手」と評するように、主将のMF倉貫直人(3年)がいるのといないのとではゲームが大きく変わってくる。

 京都共栄高と対戦したこの日の試合でも、倉貫の存在感が絶大だった。選手権出場がかかった緊張感のある試合となり、厳しい展開になるのは想定内。「チームとしては前半、点が獲れたらOK」(倉貫)という考えで試合に挑んだが、前半4分にFW久乘聖亜(3年)がヘディングシュートを叩き込み、東山が先制した。

 幸先の良いスタートを切ってからは、相手が前から奪いにこないことを確認し、倉貫は最終ラインからのビルドアップに参加。サイドハーフの仕掛けや、2トップの飛び出しを引き出したが、ゴール前での精度を欠いたため、追加点が奪えない。

 決して悪くないゲーム展開だったが、「決めきれなかったら、ピンチもやってくる」(倉貫)のがサッカーの常だ。後半は逆転を狙った京都共栄に押し込まれる時間が続いたが、東山は倉貫を中心に「ここで崩れたら終わる。焦れずに戦おう」と選手同士で話し合い、守備の集中を切らさない。

 倉貫もDFラインの手前で壁となりながら、セカンドボールの回収に励んだが、後半38分にはクリアボールのこぼれ球を決められて試合は振り出しに。それでも、失点直後に選手を集めて、「まだ同点だから、焦らないで良い」と声を掛け、チームは落ち着きを取り戻した。

 延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。キックの順番は選手自身で決めるため、倉貫は「5番目を蹴りたかった」と立候補。それまでの4人がきっちり成功し、成功すれば勝利が決まるという重圧のかかる場面だったが、冷静にゴールネットを揺らした。

 倉貫は「自分が目立たなくても、『コイツがおったら相手が上手くいかへんな』と思われる選手になりたい」と話す“いぶし銀タイプ”の選手だが、「しんどい時も、存在感だけでゲームをコントロールしてくれた」と福重良一監督が称えたように、22年ぶりの栄冠は彼の存在抜きでは成し遂げられなかった。

(取材・文 森田将義)
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終了間際に失点も「予想通りの展開」。落ち着いて試合進めた東山、PK戦の末に22年ぶり選手権へ:京都

京都を制した東山高
[11.18 選手権京都府予選決勝 東山高1-1(PK5-4)京都共栄高 西京極]

 第97回全国高校サッカー選手権京都府予選決勝が18日に行われ、東山高が1-1で突入したPK戦の末に京都共栄高をPK5-4で下し、22年ぶり3回目の選手権出場を決めた。

 今年の東山は新人戦、インターハイ予選で優勝。この日は、府のタイトル独占がかかった大一番だったが、選手に緊張した様子は見られない。「アップの時にすごい応援を聞いて、改めて“やらなきゃ”とスイッチが入った」(DF井上竜稀、3年)。立ち上がりから勢いよく攻め込むと、前半4分にはMF中山翔(2年)が右サイドを突破。ゴール前に上げたクロスをFW久乘聖亜(3年)が頭で合わせて、東山が先制した。

「中山クンが上手いこと上げてくれたので、自分は合わせるだけだった。ほとんど中山クンのゴール」。そう久乘が振り返る一撃で幸先の良いスタートを切った東山は、前半10分に井上のクリアボールが相手DFの背後に落下。素早く反応した久乘がマークを外してゴール前まで持ち込んだが、カバーに入ったDF谷泰成(3年)に阻まれ、ゴールは奪えない。以降も中山とMF宇賀神拓世(3年)によるサイド攻撃から見せ場を作ったが、リードを広げられないまま前半を終えた。

 東山は、追加点が奪えないながらも前半の出来は決して悪くなかった。だが、後半から流れが一変する。京都共栄は内藤翔平監督から「僕が相手の監督で、全国がかかった試合なら1-0で良いと考える。相手はリスクをかけなくなるので、怖くても僕らがボールを持たないとひっくり返せない」という指示を受け、落ち着いたボール運びから、FW内田椋也(3年)とMF島村瑠維(3年)がサイドを仕掛けた。6分には、左でボールを持った内田が強引にシュート。直後にもMF荒川聖志(2年)が華麗なドリブルから、ゴール前に低いクロスを入れたが、井上にクリアされた。

 全体の運動量が落ちた東山も、「守り抜くのではなく、追加点を狙いに行く」(福重良一監督)ため、MF森田勇真(3年)とFW大八木陽一(3年)を投入したが、我慢の展開は変わらない。勢いに乗った京都共栄が攻め続けると、後半38分にはDF久保雄介(3年)が右サイドからゴール前にクロスを展開。中央で跳ね返されたが、反対サイドに流れたボールがFW飯野颯(2年)の下にこぼれた。飯野が冷静に放った右足シュートは、DFに当たりながらゴール右上に突き刺さり、土壇場で試合は振り出しとなった。

 目の前まで迫った選手権が遠ざかる形となった東山だが、「予想していた通りの展開。簡単に勝てないし、1-0でも良い。最悪、PKでも良いと選手には話していた」(福重監督)通り、苦しい試合になるのは想定内。選手に動揺も見られず、「連続失点しないよう試合を落ち着かせて、延長戦に持っていこうと皆で話し合った」(GK荒木光汰、3年)。

 東山は、狙い通り落ち着いた守りで追加点を与えず80分を終えると、延長戦でも手堅い守りでチャンスを与えず、勝負の行方はPK戦に委ねられることになった。ここでも東山の選手は焦りの色は見られない。1人目のキッカーが外した京都共栄に対し、東山は「夏の結果(インターハイ3位)のプライドがある。負けるはずがないと思っていた」という指揮官の信頼に応え、5人全員が成功し、PK5-4で勝利。苦しみながらも、悲願を達成した東山の選手たちは優勝の喜びに酔いしれた。

(取材・文 森田将義)
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伸びしろ満載のGKシュミット、海外への思いも吐露

ベネズエラ戦で代表デビューしたGKシュミット・ダニエル
 代表デビューを飾ったベネズエラ戦(△1-1)から2日経ち、日本代表GKシュミット・ダニエル(仙台)のもとには約100件の祝福メッセージが届いたという。一夜明けた17日に「特に何もなかった」と素っ気なかったように、「100件といっても100人から来たわけではないですが」と淡々としていたが、反響はやはり大きい。

 さらにこの日は、16年に期限付き移籍でプレーした松本山雅FC反町康治監督が自身について「頑張ってほしい」などコメントした記事を読んでうれしさが膨らんだ。「ソリさん(反町監督)に対して、僕が試合に出たことを質問してくれた記者がいて、いろいろ言ってくれていたのはうれしかった。ソリさんがすごく分析をする方だったので、そこでいろいろな戦法を学んだ。松本時代は大きかった」と笑みを浮かべた。

 細かな戦術指示で鳴る反町監督の下、頭の中の引き出しを増やし、17年からは仙台の渡辺晋監督の下、つなぐサッカーでプレータイムを重ねたことでビルドアップの技術が上がった。そこへきての代表デビュー。刺激的な場所でのプレーを経験したことで、シュミットには「海外には正直、今すぐにでも行きたい」と、はやる気持ちが芽生えている。

「家族のことや言葉のことなど、考えるべき問題があるし、プレーヤーとして欧州から必要とされるレベルじゃない。でも、まずは身を置くとか、そういうチャンスがあればいいなと思っている」。所属の仙台でも日本代表でも、他の選手と比べて太腿の露出部分が多いのが目立つ。短パンは大きなサイズのものを着用しているというが、どうしても短くなってしまうという。それも197cmという長身、足の長さを示すエピソードと言える。日本人の既成概念をも打ち破りそうな逸材は、キルギス戦までの数日間でもさらに成長していきそうだ。

(取材・文 矢内由美子)

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[MOM2720]浦和南MF大坂悠力(3年)_相手キーマンは幼馴染…「楽しかった」対決

MF大坂悠力
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権埼玉県予選決勝 昌平1-2浦和南 埼玉]

 幼馴染との対決を楽しんだ。相手のキーマンの一人、MF原田虹輝(3年)とは実家がご近所さん。さいたま市立岩槻中学校までを共に過ごした親友だった。同点とするPKを決め、逆転に繋がる魂のヘディングで浦和南高を17年ぶりの選手権の舞台に導いた背番号10、MF大坂悠力(おおさか・ゆうり、3年)は「楽しかった」と振り返った。

 決勝での対戦が決まってからも地元の友達数人と食事に出かけた。「最後だから楽しもうね」と話し合っていた試合。どちらかが勝ち、どちらかが敗れることになるが、お互い悔いを残さないようにプレーしようと誓い合った。

 試合終了。歓喜の輪を作るイレブンを尻目に、大坂は喜びもつかの間、昌平高の背番号8のもとへと駆け寄った。「ナイスプレー、楽しかったよ」。背中をついて倒れ込む親友からは「頼むよ、勝ってこいよ」とエールを送られたという。

 ライバルは先を行く。原田はJ王者の川崎フロンターレへの入団をすでに決めている。幼少期からチームが違ったために一緒にプレーするということはなかったが、プレーヤーとしてもやはり意識を強く持つ存在。大坂は関東の強豪大学に進学して、プロを目指したいと考えている。目標は原田と同じピッチに立つことだ。

 現状の力を試すためにも、選手権は絶好の舞台になる。「入った時から選手権が大きな目標だった。インターハイとは雰囲気も違うし、緊張感も違うと思う」と気合を入れ直した大坂。インターハイでは1回戦で松本国際高にPK勝ちしたものの、2回戦では東福岡高に実力差をまざまざと見せつけられる完敗を喫した。「全国レベルの厳しさを経験できたのは大きかった」。今ではそう思える大会になったが、本当の悔しさは全国大会で晴らすしかない。

(取材・文 児玉幸洋)
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降格危機J2熊本の運命にも影響…戦国J3、鳥取脱落で昇格の可能性は3→2チームへ

2位・鹿児島が2連勝で昇格へ前進
 J3第32節が17日から18日にかけて各地で開催された。

 J3では、すでにFC琉球の初優勝とJ2昇格が決定。3位・アスルクラロ沼津、5位・ガンバ大阪U-23、7位・セレッソ大阪U-23がJ2昇格の権利を有していないため、前節終了時点で残る自動昇格枠1つを、2位・鹿児島ユナイテッドFC、4位・ザスパクサツ群馬、6位・ガイナーレ鳥取の3チームが争う状況となっていた。

 17日は1試合のみ行われ、2位・鹿児島がアウェーで藤枝MYFCに2-0の勝利。2連勝を飾り、J2昇格に向けて一歩前進している。

 昇格争いの鍵を握る3位・沼津は18日にホームでSC相模原と対戦し、0-0で引き分けた。4位・群馬は本拠地でギラヴァンツ北九州に1-0で勝利し、沼津を抜いて3位に浮上。前日に鹿児島が勝ったことで2位以内の可能性が消滅した6位・鳥取だが、ホームで意地を見せ、AC長野パルセイロに1-0で競り勝っている。

 今節の結果を受け、ラスト2試合で昇格の可能性を残すのは鹿児島、群馬の2チームとなった。また、沼津が2位に入った場合、J2昇格は琉球の1チームのみとなり、J2の21位・ロアッソ熊本の降格がなくなるため、こちらの動向も目が離せない。

 第33節は23日から25日にかけて開催され、3位・群馬は24日に敵地で藤枝と対戦。2位・鹿児島は25日にホームで4位・沼津との直接対決を迎える。

▽上位の順位表(第32節終了時)
1位:FC琉球(63、27)
2位:鹿児島ユナイテッドFC(54、11)
―――自動昇格―――
3位:ザスパクサツ群馬(51、3)
4位:アスルクラロ沼津(49、10)
5位:ガイナーレ鳥取(47、12)

※カッコ内は勝ち点、得失点差

▽試合日程
第32節
11月17日(土)
藤枝 0-2 鹿児島 [藤枝サ]
11月18日(日)
盛岡 2-1 C大23 [いわスタ]
秋田 2-2 富山 [A-スタ]
沼津 0-0 相模原 [愛鷹]
鳥取 1-0 長野 [とりスタ]
福島 4-3 G大23 [とうスタ]
F東23 1-0 YS横浜 [夢の島]
群馬 1-0 北九州 [正田スタ]

第33節
11月23日(金)
F東23 14:00 長野 [味フィ西]
琉球 15:00 相模原 [タピスタ]
11月24日(土)
YS横浜 13:00 鳥取 [ニッパツ]
藤枝 13:00 群馬 [藤枝サ]
11月25日(日)
福島 13:00 秋田 [とうスタ]
鹿児島 13:00 沼津 [白波スタ]
G大23 14:00 北九州 [吹田S]
C大23 14:00 富山 [ヤンマー]

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●[J3]第32節2日目 スコア速報

鹿島に0-2で敗れたキルギスに三竿「代表戦では違うと思う」

キルギスについて語ったMF三竿健斗
 初先発で勝利した10月12日のパナマ戦(○3-0)以来、3試合ぶりとなる出場を虎視眈々と狙っている。アジア王者の鹿島アントラーズからただ一人、日本代表合宿に参加しているMF三竿健斗は「出たときに自分の良さを発揮できるように良い準備をしたい」と静かに闘志を燃やした。

 20日に対戦するキルギスは前日17日にカシマスタジアムで鹿島と練習試合を行い、鹿島が2-0で勝利した。キルギスはFIFAランキング90位。来日メンバー23人のうち3選手が「所属クラブなし」ということもあり、実力的に不足しているのではないかという見方もある。しかし、三竿は「(鹿島とは)練習試合だし、代表戦の満員の雰囲気とはまた違うと思う」ときっぱり。「僕としては自分のパフォーマンスを最大限に出してチームに貢献できるかが大事。自分のプレーだけだと思う」と集中力を高めた。

 10月16日のウルグアイ戦(○4-3)、2日前のベネズエラ戦(△1-1)と2試合連続で先発したMF遠藤航とMF柴崎岳のロシアW杯組ボランチについて「2人とも攻撃も守備もできて、バランスが良い。そこは超えなければいけない壁だと思う」と実力を認めている。三竿が違いを出すとしたらどこか。「2人とも前に行く回数が多いけど、僕はセンターバックの前でリスク管理をしたり、安定感をもたらすところが売り。守備的な部分で、やっている選手が“あいつがいるとやりやすい”と思ってくれるといい」と自己分析した。

 ビルドアップの部分では、GKへのバックパスの際に「思いやり」を持ち、GKが次のパスを出しやすいように心掛けているという。一方、前線の選手たちについては「困ったら預けるところになれればいいい」との考えを持っている。相手に厳しく味方に優しいボランチ三竿が、キルギス戦でアピールをもくろんでいる。

(取材・文 矢内由美子)

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初のアジア勢も意識せず…中島翔哉「どんな状況でもゴールを狙うのがサッカー」

日本代表MF中島翔哉(ポルティモネンセ)はアジア勢を意識せず
 キリンチャレンジカップ・キルギス代表戦(20日・豊田ス)はアジアカップ前最後の公式戦となるが、日本代表MF中島翔哉の心持ちは普段とまったく変わらない。「基本的にどんな状況でもゴールを狙うのがサッカー。相手も防いでくるので、いろんなプレーができれば良いし、一番いい選択を瞬時の判断でやっていきたい」と意気込みを述べた。

 これまで4試合を戦ってきた森保ジャパンだが、いずれも北中米カリブ海、南米の連盟に所属するチームが相手。FIFAランキング90位のキルギス代表は初めてぶつかるアジア勢となる。しかし、中島にとっては関係なし。「大陸によってスタイルはあるけど深くは考えない。アジアだからというのはない」という。

 対アジアといえばリオ五輪予選でのハイパフォーマンスが記憶に新しいが、「いろんな選手がチームに貢献したし、いろんな選手が得点できていた。運もあったと思う」とあっさり。決定機を外したベネズエラ戦を引き合いに出し、キルギス戦では「次はチャンスがあればゴールやアシストをしたいし、それでチームに貢献したい」と素直に語った。

(取材・文 竹内達也)

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“赤き血のイレブン”浦和南、南高魂の2ゴールで実力校・昌平を逆転!17年ぶり全国へ:埼玉

浦和南が17年ぶりに埼玉県を制した
[11.18 選手権埼玉県予選決勝 昌平1-2浦和南 埼玉]

 第97回全国高校サッカー選手権大会の埼玉県予選決勝が18日に埼玉スタジアムで行われ、浦和南高昌平高を2-1で下し、17年ぶり12回目の選手権出場を決めた。

 浦和東高で元日本代表GK川島永嗣らを育て上げた実績を持つ野崎正治監督(59)が、母校の再建を託されて四半世紀ぶりに再赴任したのが2013年。「感無量。その一言。まだ夢を見ているんじゃないかと思います」。17年ぶりの復活劇にさすがの名将も言葉を探すのに必死の様子だった。

 “赤き血のイレブン”が選手権の舞台に帰ってくる。1970年代初頭、1969年に高校三冠(選手権、インターハイ、国体)を飾った浦和南をモデルとしたアニメが大ヒット。野崎監督の少し先輩にあたる世代の話だが、当時の監督で恩師である松本暁司氏の教えを継承。“南高魂”(なんこうだましい)を子供たちに植え付けてきた。

 この日も魂のプレーが見られた。主導権を握られることは想定内、先制されることも想定内、「連続失点だけはするな」とイレブンを鼓舞し、反撃の機会を伺った。そして後半22分、右CKからシュートが相手の手に当たってハンド。これで得たPKをMF大坂悠力(3年)が落ち着いて沈める。

 さらに後半31分、MF鹿又耕作(3年)がゴール前に蹴り入れたFKから混戦が生まれる。これに大坂が頭で飛び込む気迫をみせてボールを押し込むと、再びこぼれたボールをDF庄司千暁(2年)が右足で蹴り込み、試合をひっくり返した。

 イレブンの多くは「野崎先生に教えてもらいたい」という思いで浦和南にやってきた。その一人である逆転弾を蹴り込んだ庄司は、後半20分過ぎから両足がつっていたというが、気持ちで走り抜いた。

 今季は夏に埼玉第2代表として9年ぶりのインターハイを経験。着実に力をつけて、埼玉県王者に返り咲いた。あとはこの日見せたような「気持ち」を、いかに全国で見せつけることが出来るか。“南高魂”に衰えがないことを、正月の舞台で示すだけだ。 

(取材・文 児玉幸洋)
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今は代表に集中する伊東純也、柏に戻れば…「シンプルに2勝するしかない」

キルギス戦に向け調整するMF伊東純也
 今は日本代表にだけ集中する。ハリルジャパン時代の昨年12月に行われたE-1選手権でA代表に初招集され、森保ジャパンではここまで3度の合宿すべてに参加しているMF伊東純也(柏)。9月11日のコスタリカ戦(○3-0)、10月12日のパナマ戦(○3-0)では2試合連続ゴールを記録したが、「1試合1試合、自分にできることをやって、結果を残さないと生き残れない」と、常に危機感を持って臨んでいる。

 森保ジャパンの攻撃陣はFW大迫勇也の1トップを軸に2列目もMF中島翔哉、MF南野拓実、MF堂安律の若手トリオが定着しつつある。16日のベネズエラ戦(△1-1)は後半途中にこの4人が下がり、伊東、FW北川航也、FW杉本健勇、MF原口元気が途中出場したが、コンビネーションを含めてなかなかアピールとはいかなかった。

 試合後の記者会見で森保一監督は攻撃の“カルテット”について「プレー時間が長いという部分でコンビネーションの連係連動は上がってきている」とスタメン組に“一日の長”があることを認めつつ、「チームとしてもう1セットくらい、選手層の幅とチーム力をアップさせて、より多くの選手が絡んでこれるようにやっていかないといけない」と、さらなる競争にも期待している。

 伊東自身は「あまり人のことを気にするタイプではない。チャンスが来たら全力でやることだけを考えている」と、ポジション争いを過度に意識してはいないようだ。そのうえで「(試合に)出るからにはゴールやアシストにこだわってやりたい」というスタンスは崩していない。

 所属する柏レイソルはJ1残留争いで崖っ縁に立たされている。残り2節で残留圏まで勝ち点4差の17位。J2で町田が2位以内に入れば、17位でも残留の可能性はあったが、前日17日の結果により町田の4位が確定し、J1最下位の長崎はJ2降格が決まった。柏も残り2試合で15位以内に浮上するか、少なくとも16位に順位を上げ、J1参入プレーオフで勝利する必要がある。

 代表合宿が終われば、24日にはアウェーでC大阪戦を控える。“背水”のラスト2試合を前に伊東は「もうシンプルに柏は2勝するしかない。今は代表に集中しているけど、帰ったら切り替えたい」と話していた。

(取材・文 西山紘平)

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群馬vs北九州 試合記録

【J3第32節】(正田スタ)
群馬 1-0(前半0-0)北九州


<得点者>
[群]大島康樹(78分)

<警告>
[群]碓井鉄平(55分)

観衆:3,384人
主審:植松健太朗
副審:酒井達矢、内山翔太

<出場メンバー>
[ザスパクサツ群馬]
先発
GK 21 松原修平
DF 13 久木田紳吾
DF 2 舩津徹也
DF 5 阿部巧
MF 7 高橋駿太
(77分→FW 39 大久保哲哉)
MF 33 碓井鉄平
MF 8 風間宏希
MF 40 小柳達司
FW 6 小林竜樹
(61分→FW 27 大島康樹)
FW 15 金城ジャスティン俊樹
FW 50 山崎雅人
(77分→DF 4 坪内秀介)
控え
GK 23 朴昇利
DF 28 長谷川巧
MF 14 吉田直矢
MF 30 松下裕樹
監督
布啓一郎

[ギラヴァンツ北九州]
先発
GK 21 高橋拓也
DF 2 有薗真吾
DF 4 川上竜
DF 13 浦田樹
DF 15 野口航
MF 8 安藤由翔
MF 10 井上翔太
MF 18 内藤洋平
MF 30 村松大輔
(85分→MF 20 花井聖)
FW 11 池元友樹
(77分→FW 25 前田央樹)
FW 16 佐藤颯汰
(58分→MF 7 茂平)
控え
GK 27 中山開帆
DF 24 川島將
監督
柱谷哲二

英『BBC』発表のアフリカ年間MVP候補にサラーら5名

昨季受賞者のエジプト代表FWモハメド・サラー
 英『BBC』が主催するアフリカ年間最優秀サッカー選手賞の最終候補5名が発表された。

 同賞は年間で最も優れたアフリカのサッカー選手に贈られる。2018年の最終候補には、ユベントスモロッコ代表DFメフディ・ベナティア、ナポリセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネ、アトレティコ・マドリーのガーナ代表DFトーマス・パルテイ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの5名が選出された。

 昨年の受賞者はサラー。同メディアは「(2017-18シーズンの)プレミアリーグで32ゴールを記録し、5月にゴールデンブーツを獲得した。チャンピオンズリーグでは10得点を挙げ、チームを決勝へと導いた」と今年の活躍ぶりを紹介している。

 なお、投票はオンライン上で行われ、現地時間17日から12月2日まで実施。結果は12月14日に発表される。

●プレミアリーグ2018-19特集
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
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キルギス戦に楽観ムード? 槙野が語った二つの“危険”

楽観ムードに釘を刺した日本代表DF槙野智章(浦和)
 ここまで4試合を戦ってきた森保ジャパンにとって、初めての“対アジア勢”となるキリンチャレンジカップ・キルギス代表戦(20日・豊田)。国内で実施したトレーニングマッチの結果を受け、実力が大いに疑問視されている中、楽観ムードに日本代表DF槙野智章(浦和)が釘を刺した。

「格下だとか、相手を見下して試合に入るのが一番危険なこと」。FIFAランキング90位のキルギス戦を2日後に控えた18日、槙野は報道陣に対してキッパリと述べた。キルギスは17日、控え組中心の鹿島アントラーズとトレーニングマッチを実施したが0-2で敗戦しており、楽観視する向きはチームも「あると思う」という。

 来年1月に控えるアジアカップ前最後の公式戦ということで、前哨戦という位置付けもされているなか、「協会の意図もくみ取った上でやらないと」と語った槙野。「ただ試合をして、ただ終わりだけじゃダメ。最後の笛が鳴るまで、できることをやり切って点を取るというのを徹底的にやらないといけない」と力を込めた。

 16日のベネズエラ戦では出番がなかった槙野だが、不出場組を中心に行われた17日の公開練習では積極的にチームを盛り上げる姿が目立った。「あれくらいは普通」。そう謙遜した30歳は「どのカテゴリでもそうだけど、選手の間に温度差が出てくるのが危険。出ていない選手は出ている選手以上に頑張らないといけないし、出ていない選は出ている選手以上に準備しないといけない」と目の前の立場で全力を出し切る構えだ。

(取材・文 竹内達也)

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[MOM2719]流経大柏MF熊澤和希(3年)_値千金の先制弾!前線の大黒柱が千葉県予選で全試合得点

MF熊澤和希(3年)は1ゴール1アシストの活躍
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏高2-0市立船橋高 フクアリ]

 最大のライバルである市立船橋高を撃破して全国高校選手権に初めての連続出場を決めた流通経済大柏高は、要所で“10番”が仕事を果たした。前半14分に先制点を決め、後半39分に追加点のアシストをしたのはMF熊澤和希(3年)だ。

 大きくて柔らかい身体に宿す高い運動能力は、飛距離の長いロングスローやヘディングの強さに表れる。精度の高いトラップや決定力のあるシュートも持っており、1年次から起用されてきた注目選手だ。前線でも中盤でも起用されており、市立船橋戦は中央に絞ってプレーする左の攻撃的MFとして先発出場。ゴールとアシストでチームを勝利に導いた。

 先制点は、右CKをゴール正面で味方がシュートしたこぼれ球を、ファーサイドから叩き込んだ。「ちょうど立っていたところにボールが来て、ラッキーだった。ただ、グラウンダーで狙うことは決めていた。(上に)ふかしてしまうと、チャンスがなくなる。下に打てば、相手に当たって入ることもあるし、こぼれ球が味方に行くこともある」と低い弾道には狙いがあったことを明かした。

 リードを得たチームは、守備を固めながら試合を進めることに成功。市立船橋高の朝岡隆蔵監督が「先制点は、相手にとって大きい。こちらが何をしても(相手はリードによって余裕を持てるので)効果が半減してしまう」と悔しがる要因になった一撃の効果は絶大だった。

 熊澤は今予選で初戦となった2回戦の東京学館戦、準々決勝の翔凛戦、延長戦まで苦しんだ準決勝の習志野戦を含めて、全4試合でゴール。それでも、熊澤は「一応、全試合で点は取れたけど、(ボールを落ち着かせて)余裕を持ってプレーする役割なのに、ミスをしてしまったり(パスをもらうために)走れていなかったりして、準決勝まで3試合とも迷惑をかけたので、決勝では絶対に勝利に貢献したいと思っていた」と謙虚に話した。

 この日は、守備でもサイドで相手の突破コースを度々封じて予測の鋭さを垣間見せた。試合終盤、市立船橋は自陣右サイドでボールを奪い返したが、FW西堂久俊(3年)が前を向いたままバックパス。連係ミスとなったボールを、熊澤が奪い取った。利き足に持ち帰られないと判断して「(相手が左利きで)右足ではクリアできないだろうと思ったので、近くの味方に落とすしかないのかなと思った」と予測。インターセプトからクロスを送り、追加点を呼び込んだ。

 熊澤は下級生のうちから能力の高さを買われていたが、固定ポジションを取り切るに至らず、交代出場が多かった一面も併せ持っている。最上級生となり、中盤、前線の大黒柱となって臨む最後の選手権で、持ち味を最大限に発揮したいところ。「昨年の借りを返せるチャンス。優勝しか狙わず、一戦一戦を大事に戦いたい」と見据えた次のステージでも連続ゴールを狙う。

(取材・文 平野貴也)
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杉本健勇、26歳バースデーの決意「サコくんを脅かす選手が出てこないと」

この日26歳の誕生日を迎えたFW杉本健勇
 日本代表は18日、愛知県内で練習を行い、20日のキルギス戦(豊田ス)に向けて調整した。16日のベネズエラ戦(△1-1)で右膝を負傷したDF冨安健洋(シントトロイデン)は前日17日に続いてグラウンドに姿を見せず、宿舎で別調整。キルギス戦の出場は難しくなってきた。

 この日はFW杉本健勇(C大阪)の26歳の誕生日。「タイミングがいいのか悪いのか分からないけど、代表で(誕生日を)迎えるのは初めて」と苦笑いしたストライカーだが、1年前の誕生日当日に行われた横浜FM戦(○4-1)で1ゴールを記録するなど、「(誕生日に)結構決めている」と話す表情も自然とほころぶ。

 後半32分から途中出場したベネズエラ戦が国際Aマッチ7試合目の出場だった杉本だが、得点はハリルジャパン時代の昨年10月10日に行われたハイチ戦(△3-3)で決めた1点のみ。「チームでは余裕を持ってできるのに、代表ではバタついてしまうところがある。そこは気持ち、メンタル面だと思うし、改善しないといけない」と、代表でなかなか力を出し切れない自分自身と向き合いながら、何とか殻を破ろうともがいている。

 ベネズエラ戦後の記者会見で森保一監督は「大迫は非常にいい選手で、なかなか彼に代わる選手がいないという現状はあると思う」と、控えFWたちの奮起を促した。杉本自身、2歳上のFW大迫勇也について「サコくん(大迫)から学ぶことは多い。海外でやっているし、吸収しないといけない部分は多い」と認める。

 同じロンドン五輪世代の2人は年代別代表でもポジションを争ってきたが、五輪本大会では杉本がメンバー入りしたのに対し、大迫は落選。その後、フル代表では大迫が2大会連続でW杯に出場するなど大きくリードしてきた。「サコくんはずっと代表で出ているし、そこを脅かす選手が出てこないといけないとは自分でも思っている」。杉本は静かな口調に決意をにじませた。

(取材・文 西山紘平)

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代表仕様のストライカーへ…北川航也「清水で求められているものと違う」

初ゴールを目指すFW北川航也(清水)
 キリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(△1-1)で代表2試合目の出場。日本代表FW北川航也(清水)は「初戦よりは自分のプレーが出せている」と振り返った。一方、所属チームとの役割の違いも認識しており、“代表仕様”のプレーをFW大迫勇也(ブレーメン)から学んでいるようだ。

 所属先の清水で今季13得点を挙げており、10月に追加招集でA代表初選出を勝ち取った北川。初戦のキリンチャレンジ杯・パナマ戦(○3-0)で代表デビューを飾ると、今回の合宿では初めて発表時のメンバーリストに並び、徐々にではあるが森保一監督の信頼を得てきている。

 だが、「相手を背負ったプレーは清水で求められているものと違う」と語ったように、チームでは4-4-2の2トップでプレーする一方、代表では4-2-3-1のフォーメーションを採用しているため、自身がこなすべき役割が異なっているという。

 そこで参考にしているのが、これまで日本代表のエースを担ってきた大迫だ。特に参考にしているのは相手を背負ってのポストプレー。6歳上の先輩を「大迫選手のように時間を作れれば、プレーの幅が広がっていくと思う。近くにそういう選手がいるので学んでいきたいし、そういう選手がいるのは幸せ」と慕っているようだ。

 清水の先輩であるFW岡崎慎司と同じ22歳で代表デビューを飾ったが、続いては代表初ゴールにも期待がかかる。「シュートを打てているし、ゴール前に迫っていけているが、入るか入らないかが今の自分の力」と課題を見つめた北川は「FWである以上は結果が求められる。それ以外にも貢献するところはあるけど、ゴールや得点につながるプレーを意識してやっていかないといけない」と決意を語った。

(取材・文 竹内達也)

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「選手権の借りは選手権で…」。流経大柏が市立船橋を完封!初の連続出場を勝ち取る:千葉

流通経済大柏高が2年連続の出場
[11.18 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏高2-0市立船橋高 フクアリ]

 注目の一戦を制したのは、流通経済大柏高だった。第97回全国高校サッカー選手権千葉県予選は、18日にフクダ電子アリーナで決勝戦を行い、流経大柏が2-0で市立船橋高を下して2年連続6回目の全国大会出場を決めた。

 J1鹿島アントラーズへの加入が内定している流経大柏の主将DF関川郁万(3年)は「流経で初めての(選手権)連続出場ができて嬉しい。インターハイで全国出場を逃して、ここを逃したら最弱の世代になる。全員が自覚と責任を持って戦えた」と喜びを語った。

 試合は互角だったが、先制点が展開を大きく左右した。前半14分、流経大柏は右CKからグラウンダーのパスをゴール前に送り、FW左部開斗(3年)がシュート。これはGK田中悠也(3年)に防がれたが、こぼれ球をファーサイドで拾った左MF熊澤和希(3年)がグラウンダーのシュートを放ち、ニアポストを叩いてゴールに飛び込んだ。

 対する市立船橋は、FW佐藤圭祐とFW西堂久俊(ともに3年)の2トップにパスを入れたが、タイトなマークでシュートに持ち込めなかった。サイドからのクロスもタイミングが合わず、前半のシュート数は、“ゼロ”と記録された。

 先制した流経大柏に守備を固められて苦しくなった市立船橋だったが、後半はウイングバックが攻撃参加。特に右WB松尾勇佑(3年)が存在感を発揮した。後半10分、松尾がMF鈴木唯人(2年)とのワンツーでアタック。続いて、カウンターで抜け出した佐藤が関川を振り切ってシュートに持ち込もうとしたが、カバーに来たDF須永竜生(3年)に阻まれた。

 さらに大きなチャンスが立て続けに訪れたのは、後半20分過ぎだった。22分、市立船橋は西堂が単独カウンターで相手を振り切ってシュートを放ったが、ゴールの右に外れた。28分には、松尾が長い距離を一人で運び、ラストパスを送って決定機を演出。しかし、佐藤のシュートは空振りに終わった。直後には、松尾が中央突破からシュートを狙ったが、わずかにゴール左に外れた。

 市立船橋は、時間の経過とともに焦燥感が強まる中、それでも力強いアタックを仕掛け続けた。しかし、流経大柏は2年生1人、1人生3人と若い編成で伸び伸びとプレーした先発布陣に、経験が豊富で身体能力の高い3年生を次々に投入して対抗。そして、相手の猛攻をしのいだ終盤、後半39分に相手のバックパスを奪った熊澤がクロスを送り、途中出場のFW岡本竜(3年)がヘディングシュートを決めてダメ押し。勝利を決定付けた。

 市立船橋は終盤にFW郡司篤也(3年)、負傷を抱えていたDF岸本駿朔(3年)を投入してパワープレーを展開したが、流経大柏がシャットアウト。2-0で勝ち切った。本田裕一郎監督は「とにかく守備ばかり準備をして来た。勝つチームは、ディフェンス重視」と手ごたえを話した。1年次から主力としてプレーしている関川は「選手権の借りは、選手権でしか返せない」と前回準優勝を超える日本一達成を誓った。

(取材・文 平野貴也)
●【特設】高校選手権2018
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[MOM2718]瀬戸内MF佐々木達也(3年)_悔しさバネに憧れの舞台へ…チームを牽引した主将が夏のリベンジ誓う

主将としてチームを牽引した瀬戸内高MF佐々木達也
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権広島県予選決勝 瀬戸内高2-1(延長)広島皆実高 広域第一]

 長年の悲願を達成する初出場。キャプテンマークを巻いてチームを牽引した瀬戸内高MF佐々木達也(3年)は、チームメイトと抱き合いながら雄叫びを上げた。「先輩たちのためにも、自分たちの代で初出場できてよかった」。“歴史を変える”という試合前の決意を、見事に結果に結びつけた。

 瀬戸内は、選手権予選決勝に進んだ過去6回すべてで広島皆実高に敗れており、昨年度、一昨年度と連敗。瀬戸内にとって宿敵中の宿敵だ。だが今年は、2月の新人戦で敗れたものの、6月の総体予選ではPK戦の末に勝利しており、「(県大会で)1勝1敗の状況で、気持ちを見せる戦い」(佐々木)として、今年3回目の激突を迎えた。

 瀬戸内は後半に先制したものの、試合終了3分前に追い付かれて延長へ。それでも「スタミナには自信があったので、全員が『大丈夫』という気持ちで、声を掛け合っていた」と振り返る。延長後半に勝ち越すと、最後まで足を止めずに走り切り、最高の瞬間を迎えた。

 小気味良いドリブル突破と正確な技術を武器に、1年時には広島県選抜の一員として国体優勝に貢献。だが2年時は負傷に泣かされ、選手権予選も欠場を余儀なくされた。「去年、選手権予選に出られなかったことは、すごく大きなことでした。先輩方に迷惑をかけてしまったので、今年こそ優勝したかった」という思いをプレーに込め、主将としてチームを力強く引っ張った。

 夏の全国総体は、1回戦で阪南大高(大阪)と対戦。後半の2失点で0-2とされ、佐々木のゴールで追い上げたものの、1-3で敗れた。「ずっとテレビで見てきた選手権の舞台に立てるのは、とてもうれしいですが、これで満足してはダメ。夏のリベンジを果たしたい」。初出場に満足することなく、夏は果たせなかった全国での大暴れを誓う。

(取材・文 石倉利英)
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3度目、7度目の正直…瀬戸内が延長V弾で悲願の初優勝!広島皆実の6連覇阻む:広島

瀬戸内高が悲願の初出場へ
[11.18 選手権広島県予選決勝 瀬戸内高2-1(延長)広島皆実高 広域第一]

 第97回全国高校サッカー選手権広島県予選決勝が18日に行われ、瀬戸内高が5連覇中の広島皆実高を延長の末に2-1で下し、悲願の初出場を果たした。

 3度目の正直であり、7度目の正直でもあった。3年連続で同じ顔合わせとなった選手権予選決勝で、瀬戸内は広島皆実に2連敗中。さらに2007年、2008年、2010年、2013年も含め、選手権予選決勝に進んだ過去6回すべてで広島皆実に敗れ(PK戦での敗戦も含む)、涙をのんできた。ついに壁を乗り越えての初出場に、安藤正晴監督は「すごくうれしいです」と笑顔を浮かべ、声を弾ませた。

 試合は立ち上がりから、お互いに慎重にボールを回しながら攻め手を探る展開で進んだ。瀬戸内はFW加藤竜大(3年)とFW川岸怜央(3年)、広島皆実はMF田中博貴(2年)のドリブル突破などでアクセントをつけようとするものの、なかなか決定機を作れない。両チーム通じて最初のビッグチャンスは前半28分(40分ハーフ)、瀬戸内のシュートを広島皆実GK植田恵也(3年)が弾き、こぼれ球を加藤がFW中川歩夢(2年)につないだが、中川のシュートは枠を捉えなかった。

 0-0で折り返した後半、均衡を破ったのは瀬戸内だった。後半4分、広島皆実の最終ラインでのパスミスを拾った中川がGKと1対1になり、シュートはGK植田に防がれたものの、こぼれ球をMF吉田寛太(3年)がダイレクトで蹴り込み、ネットを揺らした。

 広島皆実は失点直後に、昨年の選手権予選決勝で決勝ゴールを決めているFW岡本拓海(2年)が、ゴール前の混戦に割って入って左足で狙ったが、クロスバーに当たって決まらず。その後も選手交代を交えながらボール支配率を高め、押し気味に進めたが、ゴール前のシュートが瀬戸内守備陣の懸命のタックルに阻まれるなど、追い付くことができない。

 だが終了直前の後半37分、ついに広島皆実がゴールをこじ開ける。右サイドからエリア内に侵入したMF閑田隼斗(3年)が折り返したボールが、相手DFに当たってゴール前にこぼれ、これに反応したFW前田和也(3年)が右足で蹴り込み、土壇場で1-1とした。

 瀬戸内は今年の総体予選決勝でも広島皆実と対戦し、1-0とリードして迎えた後半終了1分前の39分に追い付かれている。このときはPK戦の末に全国行きをつかんだとはいえ、またしても同じような展開で追い付かれた。10分ハーフの延長に持ち込まれたが、安藤監督は「いつも(終了間際に)やられているので、失点したときの準備はしていて、失点したらこうしよう、と選手たちにも話していた」と振り返り、失点のショックから立て直しての勝利を目指した。

 延長に入って広島皆実が瀬戸内ゴールに迫るシーンが増える中、逆にスコアを動かしたのは瀬戸内だった。延長後半2分、MF佐々木達也(3年)のパスを相手DFにカットされたが、こぼれ球を拾ったMF宮本大貴(3年)が左45度の位置から右足でファーサイドを狙う。「得意ではないけれど、練習していた」というミドルシュートは、鮮やかな軌道でゴール右に決まった。

 その後は広島皆実も残り2つの交代枠を使い切って再び同点を狙ったが、瀬戸内が粘り強く守り、そのまま2-1で逃げ切った。タイムアップの瞬間、瀬戸内は控え選手も全員がピッチ内へと飛び出し、出場メンバーとともに歓喜を爆発させた。

 瀬戸内はこれまで、キック&ラッシュを主体としたスタイルで戦ってきたが、今年はパスを丁寧につなぐスタイルへの挑戦を続けていた。安藤監督は「いままでのような勢いと頑張りだけでなく、きちんとしたサッカーをやり抜いて、役割を決めて、チームで戦うことに徹した」と語り、「それが、この良い結果につながったと思う。選手たちが冷静にやってくれた」と称えた。

 初めての挑戦となる選手権。安藤監督は「課題はたくさんありますが、伸びしろがあり、まだまだ成長できるチーム。ボールをつなぐ技術や、2年生は体の強さも伸びると思う。そのあたりを鍛えて臨めれば」と語り、冬の大舞台へのパワーアップを誓っていた。

(取材・文 石倉利英)
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群馬vs北九州 スタメン発表

[11.18 J3第32節](正田スタ)
※19:00開始
主審:植松健太朗
副審:酒井達矢、内山翔太
<出場メンバー>
[ザスパクサツ群馬]
先発
GK 21 松原修平
DF 13 久木田紳吾
DF 2 舩津徹也
DF 5 阿部巧
MF 7 高橋駿太
MF 33 碓井鉄平
MF 8 風間宏希
MF 40 小柳達司
FW 6 小林竜樹
FW 15 金城ジャスティン俊樹
FW 50 山崎雅人
控え
GK 23 朴昇利
DF 28 長谷川巧
DF 4 坪内秀介
MF 14 吉田直矢
MF 30 松下裕樹
FW 27 大島康樹
FW 39 大久保哲哉
監督
布啓一郎

[ギラヴァンツ北九州]
先発
GK 21 高橋拓也
DF 2 有薗真吾
DF 4 川上竜
DF 13 浦田樹
DF 15 野口航
MF 8 安藤由翔
MF 10 井上翔太
MF 18 内藤洋平
MF 30 村松大輔
FW 11 池元友樹
FW 16 佐藤颯汰
控え
GK 27 中山開帆
DF 24 川島將
MF 20 花井聖
MF 7 茂平
FW 25 前田央樹
監督
柱谷哲二

●[J3]第32節2日目 スコア速報

岡田氏オーナーのFC今治がJ3昇格逃す…八戸は青森県初のJクラブ誕生へ条件クリア

FC今治のオーナーを務める岡田武史氏
 日本フットボールリーグ(JFL)の今季最終節となる第2ステージ第15節が18日に一斉開催された。

 元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治は、ホームでホンダロックSCと対戦。1-1のドローに終わり、J3参入条件となる年間順位4位以内を逃し、5位でシーズンを終えた。

 一方、すでに4位以内を確定させていたヴァンラーレ八戸は、もう1つの条件である「年間平均観客動員数2000人」の達成まであと961人となっていた中、ホームでのテゲバジャーロ宮崎戦(3-1)で4075人が来場。20日のJリーグ理事会で同クラブのJリーグ入会が審議され、認可されれば青森県初のJリーグクラブ誕生となる。

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●2018シーズンJリーグ特集ページ

「いろんな思いがありましたが…」J3降格危機の熊本、渋谷監督が来季続投

熊本が渋谷洋樹監督の来季続投を発表した
 ロアッソ熊本は18日、渋谷洋樹監督(51)が2019年シーズンも引き続き指揮を執ることが決定したと発表した。

 渋谷監督は2014年8月から2017年5月まで大宮を率い、今季から熊本の指揮官に就任。チームは今季J2リーグ戦を自動降格圏内の21位で終え、J3でJ2ライセンスを持たない沼津が2位に入った場合のみ残留できる状況となっている。

 続投に際してクラブ公式サイト上で「J2リーグ21位という結果にもかかわらず、クラブから続投の要請をいただいたことに感謝しております。いろんな思いがありましたが、昨日のホーム最終戦のように、皆様と共に勝利の喜びをもっとたくさん分かち合いたい、またロアッソ熊本を成長させること、未来に繋げることを使命と感じ、来季もチャレンジさせていただくことを決意しました」とコメントした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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埼玉は17年ぶり浦和南が全国へ!!川崎F内定MF原田擁する昌平を逆転で破る

浦和南が逆転で昌平を下した
[11.18 選手権埼玉県予選決勝 昌平1-2浦和南 埼玉]

 第97回全国高校サッカー選手権大会の埼玉県予選決勝が18日に埼玉スタジアムで行われ、浦和南高昌平高を2-1で下し、17年ぶり12回目の選手権出場を決めた。

 後半11分に昌平がDF吉田航(3年)のゴールによって先制。しかし浦和南は同22分にMF大坂悠力(3年)がPKを決めて同点。同31分にはDF庄司千暁(2年)が混戦を押し込み、逆転に成功した。

 川崎フロンターレへの入団を決めているMF原田虹輝を擁する昌平だったが、2年連続の全国行きとはならなかった。

(取材・文 児玉幸洋)
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F東23vsYS横浜 試合記録

【J3第32節】(夢の島)
F東23 1-0(前半1-0)YS横浜


<得点者>
[F]富樫敬真(21分)

<警告>
[Y]小澤光(9分)、中西規真(84分)

観衆:1,925人
主審:大原謙哉
副審:堀格郎、加藤正和

<出場メンバー>
[FC東京U-23]
先発
GK 1 大久保択生
DF 28 内田宅哉
DF 22 山田将之
DF 32 渡辺剛
DF 26 柳貴博
MF 27 田邉草民
MF 44 品田愛斗
MF 40 平川怜
MF 19 平岡翼
(82分→DF 43 鈴木智也)
FW 17 富樫敬真
(73分→MF 51 リッピ・ヴェローゾ)
FW 23 矢島輝一
(73分→FW 24 原大智)
控え
GK 46 飯塚欣士
監督
安間貴義

[Y.S.C.C.横浜]
先発
GK 1 浅沼優瑠
DF 17 河野諒祐
(76分→FW 32 北原大奨)
DF 3 宗近慧
DF 5 中西規真
DF 25 西山峻太
MF 11 北脇健慈
MF 6 小澤光
(86分→MF 4 土館賢人)
MF 14 後藤京介
MF 23 三沢直人
MF 15 奥田晃也
(57分→MF 8 吉田明生)
FW 10 辻正男
控え
GK 39 趙天賜
MF 26 佐藤祐太
MF 7 宮尾孝一
FW 20 進昂平
監督
樋口靖洋

草津東がドラマティックAT弾から逆転で連覇!堅牢破った綾羽はあと一歩届かず:滋賀(24枚)

2年連続10回目の全国大会出場を決めた草津東
 第97回全国高校サッカー選手権滋賀県大会は17日、布引グリーンスタジアムで決勝を行い、草津東高綾羽高が対戦した。1-1で突入した延長戦の末に草津東が2-1で競り勝ち、2年連続10回目の全国大会出場を決めた。

●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

“平成最後の選手権”出場48校が決定!初出場は4校、昨年度王者・前橋育英や準V・流経大柏などが全国へ

(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 18日、第97回全国高校サッカー選手権に出場する48校が出揃った。組み合わせ抽選会は19日に行われる。

 昨年度王者でMF秋山裕紀(→新潟)とFW榎本樹(→松本)のJリーグ内定者2選手を擁する前橋育英高(群馬)、宿敵・市立船橋高を2-0で下した昨年度準優勝の流通経済大柏高(千葉)、U-16日本代表MF西川潤がエースとして君臨する今夏インターハイ準優勝校の桐光学園高(神奈川)が全国へ進出した。

 さらに、J内定者を擁する2016年度王者・青森山田高(青森)や“公立の雄”大津高(熊本)、長崎総合科学大附高(長崎)、四日市中央工高(三重)、昨年度4強の矢板中央高(栃木)なども県予選を突破。初出場は4校で、浜松開誠館高(静岡)と大阪学院大高(大阪)、瀬戸内高(広島)、龍谷高(佐賀)が“平成最後の選手権”への出場権を掴み取った。

 大会は12月30日に駒沢陸上競技場で開会式と開幕戦を実施。決勝は来年1月14日に埼玉スタジアムで開催される。出場校は以下の通り。

北海道:旭川実高(3年連続7回目)
青森:青森山田高(22年連続24回目)
岩手:遠野高(6年連続28回目)
宮城:仙台育英高(2年連続33回目)
秋田:秋田商高(4年連続44回目)
山形:羽黒高(2年連続7回目)
福島:尚志高(5年連続10回目)

茨城:明秀日立高(2年連続3回目)
栃木:矢板中央高(2年連続9回目)
群馬:前橋育英高(5年連続22回目)
埼玉:浦和南高(17年ぶり12回目)
千葉:流通経済大柏高(2年連続6回目)
東京A:国士舘高(15年ぶり4回目)
東京B:駒澤大高(2年ぶり4回目)
神奈川:桐光学園高(2年ぶり11回目)
山梨:日本航空高(6年ぶり2回目)

新潟:帝京長岡高(2年ぶり6回目)
長野:都市大塩尻高(3年ぶり5回目)
富山:富山一高(4年連続29回目)
石川:星稜高(2年連続28回目)
福井:丸岡高(3年ぶり29回目)
静岡:浜松開誠館高(初出場)
愛知:東邦高(2年ぶり6回目)
岐阜:岐阜工高(4年ぶり26回目)
三重:四日市中央工高(3年ぶり33回目)

滋賀:草津東高(2年連続10回目)
京都:東山高(22年ぶり3回目)
大阪:大阪学院大高(初出場)
兵庫:関西学院高(50年ぶり10回目)
奈良:一条高(3年連続9回目)
和歌山:和歌山北高(2年ぶり11回目)

鳥取:米子北高(9年連続14回目)
島根:立正大淞南高(3年連続17回目)
岡山:岡山学芸館高(2年ぶり2回目)
広島:瀬戸内高(初出場)
山口:西京高(5年ぶり3回目)
香川:四国学院大香川西高(4年ぶり11回目)
徳島:徳島市立高(2年ぶり16回目)
愛媛:宇和島東高(8年ぶり5回目)
高知:高知西高(2年連続2回目)

福岡:東福岡高(6年連続20回目)
佐賀:龍谷高(初出場)
長崎:長崎総合科学大附高(3年連続6回目)
熊本:大津高(3年ぶり17回目)
大分:大分高(2年ぶり10回目)
宮崎:日章学園高(2年連続14回目)
鹿児島:神村学園高(2年連続6回目)
沖縄:那覇西高(2年ぶり16回目)

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福島vsG大23 試合記録

【J3第32節】(とうスタ)
福島 4-3(前半3-0)G大23


<得点者>
[福]池田昌生(8分)、樋口寛規2(32分、39分)、橋本拓門(73分)
[G]芝本蓮(68分)、妹尾直哉(80分)、白井陽斗(90分+3)

<警告>
[福]樋口寛規(34分)、輪笠祐士(90分+2)

観衆:1,055人
主審:宇田賢史
副審:山村将弘、鈴木渓

<出場メンバー>
[福島ユナイテッドFC]
先発
GK 28 石井綾
DF 2 岡田亮太
DF 4 宇佐美宏和
(62分→DF 7 茂木弘人)
DF 25 東隼也
MF 29 輪笠祐士
MF 8 石堂和人
(90分+2→MF 6 鴨志田誉)
MF 10 橋本拓門
MF 22 ニウド
FW 27 池田昌生
FW 40 樋口寛規
FW 11 田村翔太
(84分→DF 15 平秀斗)
控え
GK 23 伊藤剛
DF 33 サントス
MF 14 星広太
FW 9 武颯
監督
田坂和昭

[ガンバ大阪U-23]
先発
GK 31 鈴木椋大
DF 36 松田陸
DF 16 野田裕喜
DF 35 山口竜弥
MF 32 芝本蓮
MF 17 市丸瑞希
MF 24 井出遥也
(68分→MF 27 森勇人)
MF 34 福田湧矢
MF 26 妹尾直哉
FW 18 高木彰人
FW 40 食野亮太郎
(78分→FW 37 白井陽斗)
控え
GK 42 駒井幸弘
監督
實好礼忠

秋田vs富山 試合記録

【J3第32節】(A-スタ)
秋田 2-2(前半1-2)富山


<得点者>
[秋]青島拓馬(29分)、藤田祥史(90分)
[富]佐々木陽次(23分)、才藤龍治(36分)

<警告>
[秋]久富賢(14分)
[富]ルーカス・ダウベルマン(90分+2)

観衆:2,548人
主審:俵元希
副審:池田一洋、道山悟至

<出場メンバー>
[ブラウブリッツ秋田]
先発
GK 21 松本拓也
DF 17 韓浩康
DF 5 千田海人
(74分→DF 4 深井脩平)
DF 6 藤山智史
DF 14 山田樹
MF 20 青島拓馬
(74分→MF 8 日高慶太)
MF 19 吉平翼
MF 15 江口直生
FW 30 外山凌
FW 11 久富賢
(80分→FW 9 中村亮太)
FW 18 藤田祥史
控え
GK 1 清水慶記
DF 16 遊馬将也
MF 13 平石直人
MF 7 前山恭平
監督
間瀬秀一

[カターレ富山]
先発
GK 1 永井堅梧
DF 2 脇本晃成
DF 3 代健司
DF 5 今瀬淳也
DF 19 柳下大樹
MF 6 差波優人
MF 7 佐々木陽次
MF 10 新井瑞希
(65分→MF 14 川上エドオジョン智慧)
MF 15 ルーカス・ダウベルマン
MF 24 前嶋洋太
(75分→DF 28 谷奥健四郎)
FW 11 才藤龍治
(84分→FW 9 苔口卓也)
控え
GK 21 太田岳志
MF 20 進藤誠司
FW 23 西晃佑
FW 29 吉岡雅和
監督
安達亮

沼津vs相模原 試合記録

【J3第32節】(愛鷹)
沼津 0-0(前半0-0)相模原


<警告>
[相]菊岡拓朗(19分)、谷澤達也(33分)、保崎淳(52分)、トロ(68分)、ジョン・ガブリエル(90分+4)

観衆:5,074人
主審:松澤慶和
副審:大友一平、石丸秀平

<出場メンバー>
[アスルクラロ沼津]
先発
GK 31 大西勝俉
DF 21 熱川徳政
DF 22 徳武正之
DF 2 藤嵜智貴
DF 24 砂森和也
MF 17 太田一輝
(80分→FW 19 石田雅俊)
MF 15 菅井拓也
MF 14 普光院誠
MF 11 前澤甲気
(89分→MF 50 染矢一樹)
FW 9 田中直基
FW 26 岡佳樹
(74分→FW 10 青木翔大)
控え
GK 16 牲川歩見
DF 3 藤原拓也
MF 47 富田康仁
MF 6 沓掛勇太
監督
吉田謙

[SC相模原]
先発
GK 29 田中雄大
DF 2 丹羽竜平
DF 3 工藤祐生
(49分→DF 15 辻尾真二)
DF 4 米原祐
DF 5 梅井大輝
DF 17 保崎淳
MF 8 谷澤達也
(90分+4→FW 13 久保裕一)
MF 10 菊岡拓朗
MF 38 千明聖典
MF 50 トロ
(71分→MF 21 徳永裕大)
FW 9 ジョン・ガブリエル
控え
GK 1 川口能活
MF 18 成岡翔
MF 6 梶山幹太
FW 14 チッキーニョ
監督
西ヶ谷隆之

沼津vs相模原 試合記録

【J3第32節】(愛鷹)
沼津 0-0(前半0-0)相模原


<警告>
[相]菊岡拓朗(19分)、谷澤達也(33分)、保崎淳(52分)、トロ(68分)、ジョン・ガブリエル(90分+4)

観衆:5,074人
主審:松澤慶和
副審:大友一平、石丸秀平

<出場メンバー>
[アスルクラロ沼津]
先発
GK 31 大西勝俉
DF 21 熱川徳政
DF 22 徳武正之
DF 2 藤嵜智貴
DF 24 砂森和也
MF 17 太田一輝
(80分→FW 19 石田雅俊)
MF 15 菅井拓也
MF 14 普光院誠
MF 11 前澤甲気
(89分→MF 50 染矢一樹)
FW 9 田中直基
FW 26 岡佳樹
(74分→FW 10 青木翔大)
控え
GK 16 牲川歩見
DF 3 藤原拓也
MF 47 富田康仁
MF 6 沓掛勇太
監督
吉田謙

[SC相模原]
先発
GK 29 田中雄大
DF 2 丹羽竜平
DF 3 工藤祐生
(49分→DF 15 辻尾真二)
DF 4 米原祐
DF 5 梅井大輝
DF 17 保崎淳
MF 8 谷澤達也
(90分+4→FW 13 久保裕一)
MF 10 菊岡拓朗
MF 38 千明聖典
MF 50 トロ
(71分→MF 21 徳永裕大)
FW 9 ジョン・ガブリエル
控え
GK 1 川口能活
MF 18 成岡翔
MF 6 梶山幹太
FW 14 チッキーニョ
監督
西ヶ谷隆之

鳥取vs長野 試合記録

【J3第32節】(とりスタ)
鳥取 1-0(前半0-0)長野


<得点者>
[鳥]小林智光(81分)

<警告>
[鳥]仙石廉(89分)
[長]大島嵩弘(35分)

観衆:1,906人
主審:須谷雄三
副審:橋本真光、千葉直史

<出場メンバー>
[ガイナーレ鳥取]
先発
GK 21 井上亮太
DF 15 上松瑛
(67分→MF 19 小林智光)
DF 33 西山雄介
DF 4 甲斐健太郎
DF 23 井上黎生人
MF 11 ヴィートル・ガブリエル
(58分→FW 10 加藤潤也)
MF 35 仙石廉
(90分+1→MF 26 世瀬啓人)
MF 7 可児壮隆
MF 41 魚里直哉
FW 9 レオナルド
FW 8 フェルナンジーニョ
控え
GK 31 細田歩夢
DF 3 内山裕貴
MF 16 星野有亮
FW 18 原口拓人
監督
須藤大輔

[AC長野パルセイロ]
先発
GK 1 田中謙吾
DF 19 三上陽輔
(83分→MF 25 有永一生)
DF 3 大島嵩弘
DF 5 寺岡真弘
DF 2 松原優吉
MF 23 堂安憂
MF 6 岩沼俊介
MF 8 河合秀人
MF 14 東浩史
(61分→FW 28 松村亮)
FW 7 佐藤悠希
FW 27 竹下玲王
(78分→FW 10 宇野沢祐次)
控え
GK 21 小澤章人
DF 20 都並優太
DF 4 内野貴志
MF 17 明神智和
監督
阪倉裕二

鳥取vs長野 試合記録

【J3第32節】(とりスタ)
鳥取 1-0(前半0-0)長野


<得点者>
[鳥]小林智光(81分)

<警告>
[鳥]仙石廉(89分)
[長]大島嵩弘(35分)

観衆:1,906人
主審:須谷雄三
副審:橋本真光、千葉直史

<出場メンバー>
[ガイナーレ鳥取]
先発
GK 21 井上亮太
DF 15 上松瑛
(67分→MF 19 小林智光)
DF 33 西山雄介
DF 4 甲斐健太郎
DF 23 井上黎生人
MF 11 ヴィートル・ガブリエル
(58分→FW 10 加藤潤也)
MF 35 仙石廉
(90分+1→MF 26 世瀬啓人)
MF 7 可児壮隆
MF 41 魚里直哉
FW 9 レオナルド
FW 8 フェルナンジーニョ
控え
GK 31 細田歩夢
DF 3 内山裕貴
MF 16 星野有亮
FW 18 原口拓人
監督
須藤大輔

[AC長野パルセイロ]
先発
GK 1 田中謙吾
DF 19 三上陽輔
(83分→MF 25 有永一生)
DF 3 大島嵩弘
DF 5 寺岡真弘
DF 2 松原優吉
MF 23 堂安憂
MF 6 岩沼俊介
MF 8 河合秀人
MF 14 東浩史
(61分→FW 28 松村亮)
FW 7 佐藤悠希
FW 27 竹下玲王
(78分→FW 10 宇野沢祐次)
控え
GK 21 小澤章人
DF 20 都並優太
DF 4 内野貴志
MF 17 明神智和
監督
阪倉裕二

京都のジュロヴスキー監督が今季限りで退任「J1復帰を心から願っています」

ジュロヴスキー監督が今季限りで退任
 京都サンガF.C.は18日、ジュロヴスキー監督(56)が2018年シーズンをもって退任することを発表した。また、小島卓強化部長(45)の今季限りでの退任も併せて発表している。

 名古屋でアシスタントコーチや監督を歴任したジュロヴスキー監督は、今季から京都のフィジカルコーチ兼コーチに就任。5月には布部陽功前監督(45)の退任を受け、指揮官へと昇格した。一時最下位に沈んでいたチームを率い、4日の第40節で2試合を残してJ2残留を確定。しかし、最終順位はクラブワーストの19位となっていた。

 ジュロヴスキー監督はクラブ公式サイトを通じ、「フロント、選手、ファン・サポーター、サンガに関わる全ての人たちに感謝しています。J2に残留し、最後の試合も勝って終わることができたことは、私にとって、サンガでのたくさんある思い出のひとつです。サンガがJ1に戻れることを心から願っています。Good luck in the future.」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●ボスコ・ジュロヴスキー
(Bosko DJUROVSKI)
■生年月日
1961年12月28日(56歳)
■国籍
セルビア
■選手歴
レッドスター(セルビア)-セルベットFC(スイス)
■代表歴
ユーゴスラビア代表:4試合
マケドニア代表:7試合3得点
■指導歴
1995〜2001年:セルヴェットFC 育成部門コーチ〜トップチームアシスタントコーチ(スイス)
2001〜2002年:レッドスター・ベオグラード アシスタントコーチ(ユーゴスラビア)
2002年:FKラドニチュキ・オブレノバツ 監督(ユーゴスラビア)
2002〜2003年:FKラド・ベオグラード 監督(セルビア)
2004〜2006年:FKスレム 監督(セルビア)
2006〜2007年:FKラドニチュキ・ニシュ 監督(セルビア)
2007〜2008年:レッドスター 監督(セルビア)
2008〜2013年:名古屋 トップチームアシスタントコーチ
2013〜2015年:マケドニア代表 監督(マケドニア)
2016年:名古屋 トップチームアシスタントコーチ/監督
2018〜2018年5月:京都 トップチームフィジカルコーチ兼コーチ
2018年5月〜:京都 トップチーム監督

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

京都のジュロヴスキー監督が今季限りで退任「J1復帰を心から願っています」

ジュロヴスキー監督が今季限りで退任
 京都サンガF.C.は18日、ジュロヴスキー監督(56)が2018年シーズンをもって退任することを発表した。また、小島卓強化部長(45)の今季限りでの退任も併せて発表している。

 名古屋でアシスタントコーチや監督を歴任したジュロヴスキー監督は、今季から京都のフィジカルコーチ兼コーチに就任。5月には布部陽功前監督(45)の退任を受け、指揮官へと昇格した。一時最下位に沈んでいたチームを率い、4日の第40節で2試合を残してJ2残留を確定。しかし、最終順位はクラブワーストの19位となっていた。

 ジュロヴスキー監督はクラブ公式サイトを通じ、「フロント、選手、ファン・サポーター、サンガに関わる全ての人たちに感謝しています。J2に残留し、最後の試合も勝って終わることができたことは、私にとって、サンガでのたくさんある思い出のひとつです。サンガがJ1に戻れることを心から願っています。Good luck in the future.」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●ボスコ・ジュロヴスキー
(Bosko DJUROVSKI)
■生年月日
1961年12月28日(56歳)
■国籍
セルビア
■選手歴
レッドスター(セルビア)-セルベットFC(スイス)
■代表歴
ユーゴスラビア代表:4試合
マケドニア代表:7試合3得点
■指導歴
1995〜2001年:セルヴェットFC 育成部門コーチ〜トップチームアシスタントコーチ(スイス)
2001〜2002年:レッドスター・ベオグラード アシスタントコーチ(ユーゴスラビア)
2002年:FKラドニチュキ・オブレノバツ 監督(ユーゴスラビア)
2002〜2003年:FKラド・ベオグラード 監督(セルビア)
2004〜2006年:FKスレム 監督(セルビア)
2006〜2007年:FKラドニチュキ・ニシュ 監督(セルビア)
2007〜2008年:レッドスター 監督(セルビア)
2008〜2013年:名古屋 トップチームアシスタントコーチ
2013〜2015年:マケドニア代表 監督(マケドニア)
2016年:名古屋 トップチームアシスタントコーチ/監督
2018〜2018年5月:京都 トップチームフィジカルコーチ兼コーチ
2018年5月〜:京都 トップチーム監督

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盛岡vsC大23 試合記録

【J3第32節】(いわスタ)
盛岡 2-1(前半0-1)C大23


<得点者>
[盛]谷口海斗2(77分、81分)
[C]山田寛人(33分)

<警告>
[盛]田中舜(62分)

観衆:1,352人
主審:野堀桂佑
副審:角田裕之、松本瑛右

<出場メンバー>
[グルージャ盛岡]
先発
GK 1 土井康平
DF 4 畑本時央
DF 3 福田友也
DF 16 田中舜
(79分→MF 24 鈴木達也)
MF 19 白石智之
MF 26 山田陸
(58分→FW 25 谷口海斗)
MF 39 小谷光毅
MF 20 江頭一輝
FW 14 嫁阪翔太
FW 29 藤沼拓夢
FW 13 梅内和磨
(58分→FW 18 宮市剛)
控え
GK 22 笠原淳
DF 17 田中憧
DF 23 太田賢吾
DF 5 稲森克尚
監督
菊池利三

[セレッソ大阪U-23]
先発
GK 45 茂木秀
DF 29 舩木翔
DF 30 大山武蔵
DF 42 瀬古歩夢
DF 50 石尾崚雅
MF 31 山根永遠
MF 36 斧澤隼輝
(77分→MF 35 沖野将基)
MF 38 西本雅崇
MF 57 喜田陽
FW 33 米澤令衣
(83分→FW 44 ウェリング・ピアス)
FW 34 山田寛人
(69分→FW 28 中島元彦)
控え
GK 1 永石拓海
監督
大熊裕司

分野研究家

自分たちのチームのサッカーユニフォームを新調しようと思って、ネットでいろんなショップを調べたけど、サイトではなかなか作成コストがわかりにくいもの。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
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山口が霜田監督の続投発表…22歳テクニカルコーチらも契約更新

山口の霜田正浩監督が来季も続投
 レノファ山口FCは18日、霜田正浩監督(51)が2019年シーズンも引き続き指揮を執ることを発表した。

 また、名塚善寛コーチ(49)、土肥洋一GKコーチ(45)、井田征次郎フィジカルコーチ(36)、武石康平テクニカルコーチ(22)と契約更新したことも併せて発表している。

 日本代表の技術委員長を務めた経験もある霜田監督は、今季から山口の指揮官に就任。J1参入プレーオフ圏内には届かなかったが、昨季の20位から8位へとチームを躍進させた。

 来季続投にあたり、クラブ公式サイトを通じて「来年もチームとしての結果を追求しながら、選手たちの成長を促し、レノファを魅力あるチームにして行くことに全力を尽くします」とコメントしている。

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水戸が41歳DF冨田、31歳DF福井の契約満了を発表

 水戸ホーリーホックは18日、DF冨田大介(41)とDF福井諒司(31)について、契約期間の満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。

 冨田は筑波大から2000年に水戸へ入団し、大宮、神戸、甲府、徳島を経て今季から水戸へ3度目の加入。今季リーグ戦の出場はなく、天皇杯で2試合に出場して1得点を記録した。

 クラブ公式サイトを通じ、「2度も呼び戻して頂いた水戸ホーリーホックには本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、帰って来るたびに温かく迎えて頂いたファン・サポーターの皆さんは家族のような存在です。このチームでキャリアをスタートさせ、7年もプレーできたことを誇りに思います」と感謝を述べている。

 一方、福井は2016年途中に水戸へ期限付き移籍し、翌2017年に完全移籍。今季はJ2リーグ戦21試合に出場した。退団に際し、クラブ公式サイト上で「2年半在籍させて頂きましたが、あっという間に過ぎ去った気がします。水戸ホーリーホックの選手として闘ってきた2年半でサッカー選手として大きく成長できたと感じましたし、とても楽しくサッカーをやらせて頂きました」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF冨田大介
(とみた・だいすけ)
■生年月日
1977年4月24日(41歳)
■身長/体重
180cm/76kg
■出身地
山口県
■経歴
常盤中-宇部高-筑波大-水戸-大宮-神戸-甲府-水戸-徳島-水戸
■出場歴
J1リーグ:171試合6得点
J2リーグ:293試合19得点
カップ戦:31試合2得点
天皇杯:39試合5得点

●DF福井諒司
(ふくい・りょうじ)
■生年月日
1987年8月7日(31歳)
■身長/体重
180cm/73kg
■出身地
兵庫県
■経歴
C大阪U-15-C大阪U-18-福岡大-東京V-北九州-東京V-柏-東京V-山口-水戸-山口-水戸
■出場歴
J1リーグ:3試合
J2リーグ:160試合9得点
天皇杯:6試合

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●2019年Jリーグ移籍情報

関西選手権、大臣杯準優勝の悔しさをバネに…リーグ制覇の大阪体育大コメント集!

歓喜の大阪体育大
[11.17 関西学生L1部後期第10節 大阪体育大1-0びわこ成蹊スポーツ大 J-GREEN堺メイン]

 大阪体育大は17日、5年ぶり4回目となる関西学生リーグ1部優勝を達成した。びわこ大との接戦も、前半終了間際にエースFW林大地(3年=履正社高)が値千金の優勝決定弾。試合はそのまま1-0で終了した。

 直前の試合で2位・関西学院大も勝利したが、大体大も勝利したことで1試合を残して勝ち点4差は縮まらず。待望のリーグ制覇に選手たちも喜びの声を伝えている。


以下、大体大の監督・選手・スタッフのコメント

●松尾元太監督
「教育実習やケガ人など、イレギュラーなこともあったが、しっかりと戦ってくれた。そういうときにチャンスを得た選手が結果を残せたことで、層が厚いチームを作れた。Bチームから昇格した選手を含めて、体大全体でレベルアップできた」

「この優勝はこれまで坂本先生(康博・名誉監督)が培った財産があったからこそのもの。僕自身には力がないから、選手もがんばったと思う。それと、スタッフ全員が250人というチームをしっかりとマネジメントしてくれたのが年間通して結果を出せたことにつながった。だからこそ、一体となって成し遂げた優勝に恥じないよう、全員がしっかりと活動していってほしい。大事なのはこの先。最終節の関学戦とインカレで勝ち上がらなくては。課題を解決して、今日よりも向上した形で試合に臨めるよう、次につなげたい」

●GK立川小太郎(4年=初芝橋本高)
「関西選手権、総理大臣杯と準優勝だったので、タイトルが獲れて良かった。教育実習で抜けた間、Bチームから昇格した選手も含めて、みんなが目標に向かっていけるように、残ったメンバーが引っ張ってくれたので、戻ってきても負けないようにがんばろうと取り組めた。インカレ優勝も目標ではあるが、まずは一つ一つの試合を全力で闘い、その結果としてタイトルを獲りたい」

●DF小川明(4年=履正社高)
「全員で守備からやろうと取り組んできたことが、失点も少なく優勝につながったと思う。結果が出なくて苦しい時期もあったけれど、主将の江郷下を中心に練習から一つひとつのプレーを見直し、根本的な気持ちの部分から4回生でやっていったのが、下級生たちにも伝わって立て直せたのも大きかった。自分たちにとってはインカレが最後の大会になるので、全力で闘って恩返しできるようがんばります」

●DF田中駿汰(3年=履正社高)
「今年は決勝で2回負けているので、優勝できてうれしい。今シーズンはCBとして色々なパートナーと組んだが、声をかける回数も増えて、試合の中でどう修正するかという部分をしっかりとやれたことがリーグ最少失点になったと思う。総理大臣杯決勝では、明治との差を感じた。関東との差をどれだけ埋められたかをインカレでは試される。インカレでも堅い守備で優勝につなげたい」

●DF中尾健嗣(2年=浜松開誠館高)
「優勝が決まった試合に出られたのは、たまたまで運がよかった。これまでIリーグに出ていたので、持っている武器をしっかり出せるようにと思っていた。無失点に抑えられて、Iリーグで頑張ってきたことが生かせた。今日は母校である浜松開誠館高も静岡県大会で優勝したので、自分にとっては特別な日になりました。練習の中でもっと声を出して連携を深めて、もっと自分の力を発揮できるように、やっていきたいです」

●DF木出雄斗(2年=星稜高)
「去年はBチームにいて、『このピッチに立ちたい』という思いでトップチームの試合を見ていたので、自分が出場して結果を出せたというのはよかったです。インカレに向けて、競争も激しくなるが、スタメンを奪い取って4回生のためにも貢献したい。僕らの学年は有働(周平/広島皆実高)の存在が大きく、僕もポジションを争ったり、一緒に出場したりと切磋琢磨してきた。有働がケガをしてしまい、あいつの分も結果を残したかった。今日はピッチでともに優勝を喜び合えなかったけれど、あと2年ある。必ず有働と一緒にタイトルを獲りたい」

●MF浅野雄也(4年=四日市四郷高/水戸内定)
「優勝できて、素直にうれしい。苦しい時期もあったけれど、4回生全員で引っ張ろうとやってきたことが結果に結びついたと思います。関西選手権、総理大臣杯と決勝で悔しい思いをしたので、インカレでは最後に笑えるようにしたい。関東での開催になるので、水戸のサポーターの人にも自分のプレーを見てもらえる。僕がどういう選手か知らない人も多いし、少しでも知ってもらえたらいいと思います」

●MF平田健人(4年=星稜高)
「今年は優勝しないとダメだと思っていたので、優勝できたことはうれしいが、インカレ優勝のための通過点だと思う。4回生が教育実習で抜けたり、ケガ人が出たりしても、チャンスをもらった選手たちが結果を出してくれた。まだまだチームのレベルアップも必要だが、個人が自分の仕事をさらに高いレベルでやれるようにして、全国大会に挑めるようにしたい」

●MF堀内颯人(4年=奈良育英高)
「タイトルを取るというチーム発足時の目標があり、ここまで関西選手権、総理大臣杯と準優勝だったので、リーグ優勝できてインカレにつなげられたというのはうれしいです。僕は去年の途中までBチームでやっていて、トップチームで自分の持ち味をどう出すかというのが最初はうまくいかないところもあったが、長所を出しつつ、みんなの個の能力を生かすことができた。残り試合も一戦一戦積み重ねて、チームに貢献してインカレを獲りたい」

●MF疋田優人(2年=広島皆実高)
「チーム全員でやってきたことが、優勝という結果になってうれしいです。4回生が僕たちがやりやすいような環境を作ってサポートしてくれたので、自分の良さを試合の中で出すことができました。インカレに向けてポジション争いも厳しくなるが、練習からしっかりと持ち味をアピールして、みんなの信頼を得られるようにがんばります」

●MF末吉塁(4年=初芝橋本高/山形内定)
「まだ1試合残っているが、『勝てば優勝』という条件をクリアして優勝を決められたのはよかった。自分が下級生の頃、澤上(竜二/現C大阪)さんや池上(丈二/現山口)さんがいて、下の学年が伸び伸びとやれる雰囲気を作ってくれた。今年は自分が4回生になり、下級生たちが負担なくプレーできるようにやろうというのを意識した。この優勝はプロセスに過ぎない。大臣杯の決勝で、何もできなかったという悔しさをわすれず、インカレの初戦に照準を合わせて、奢らずにがんばります」

●FW林大地(3年=履正社高)
「優勝はうれしいです。得点王は意識してないって言ったら嘘になるけど、後ろで守っている仲間がいて、最後に自分のところにパスが来る。それを決めきるのが自分の責任。役割をみんなが果たしたから、ゴールや優勝につながったと思います。全員で高め合って、インカレでもゴールを決めたいです」

●MF江郷下奨(4年=東海大仰星高/主将)
「リーグ優勝は今年1年通しての結果なので、決められてよかった。体大は4回生も下の学年も、サッカーもそれ以外でも個性の強いやつが多い。その個性の良い部分を消さずに出し合って、足りないところを補えるようやっていこうとみんなでチームを作ってきたことが結果になったと思う。インカレも優勝して、応援してくれた人や支えてくれた人に恩返しができるようがんばりたい」

●MF西田恵(3年=関大北陽高)
「高校時代もタイトルを獲ったことがなかったので、すごくうれしい。4回生が教育実習でいない期間、3回生がプレー以外の部分でもサポートして動こうと意識して、みんなで雰囲気を作ったり、試合に出られない下級生のケアもやろうと取り組んできた。最終節にも謙虚に臨み、インカレでは関西第1代表としての責任を持って、いい結果をだせるように闘いたい」

●FW大田賢生(4年=星稜高)
「優勝はうれしいが、まだインカレがあるのでしっかりと切り替える。特別なことをしてきたから結果につながったというのではなく、今年は初心に戻って頑張ろう、4回生が中心になってチームをまとめようということを大事にしてきたのがよかったと思う。夏は準優勝で悔しかったので、インカレで優勝できるようにここから積み重ねたい」

荒木宏斗(3年/主務)
「今年のチームは4回生の力が大きかったことと、教育実習で4回生が抜けた時に、下級生ががんばれたことが、1節を残して優勝という結果になったと思う。チーム全体で取れた1位です。部員が250人いるので、それぞれいろんな思いを持った選手がいる。まとめるのも大変ですが、リーグ戦やIリーグの勝利が自分のがんばる活力にもなってます。夏に悔しい思いをした分、インカレで喜べるようしっかりとやっていきたい」

(取材・文 蟹江恭代)
●第96回関西学生リーグ特集

“無謀な挑戦”実現させた40歳オールドルーキー、水戸FW安彦が契約満了「僕の終わりなき旅はここから」

水戸FW安彦考真が契約満了(本人のインスタグラムより)
 水戸ホーリーホックは18日、FW安彦考真(40)と契約期間の満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。

 安彦は神奈川県の新磯高を卒業後、ブラジルのグレミオ・マリンガと契約を結ぶが、リーグ開幕前の大怪我により帰国。その後、一度現役から退き、指導者や通訳を務めた。しかし、再びプロ選手としての道を模索すると、今年1月から水戸の練習に参加。3月31日には正式加入が発表された。

 異例となる40歳でのJリーガー誕生。安彦は加入に際し、クラブ公式サイト上で「多くの賛否を受けながら『40歳でJリーガーになる』という『無謀』な挑戦は、多くの方の支援と理解のもと、今日から『希望』へと変わりました」と意欲を示していた。

 Jリーグデビューを目指し、第23節から選手登録されたが、リーグ戦でのベンチ入は叶わず。天皇杯を含めた公式戦の出場はなかった。

 安彦は水戸のクラブ公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。

「感謝・感謝・感謝!」

「オールドルーキーとして経験できた水戸ホーリーホック最高!!いつだって、何をしていたって、始めるのに遅いなんてことはない!周りを気にせず、自分に忠実に行動したらいい。僕の『終わりなき旅』はここからです。旅の途中こそ一番輝いている。そんな人生をこれからも送っていきます」

「迷いは行動前、悩みは行動後。皆さんも、その場に立ち止まらず、動き出して悩み多き人生を送ってください!」

「水戸の地に心からの感謝を贈ります。みんな、ありがとう」

以下、クラブ発表プロフィール

●FW安彦考真
(あびこ・たかまさ)
■生年月日
1978年2月1日(40歳)
■身長/体重
175cm/74kg
■出身地
神奈川県
■経歴
相武台中-新磯高-グレミオ・マリンガ(ブラジル)-ジャパンスポーツサイエンスカレッジ-エドゥサッカーセンター-ブレッサ相模原-南FC-エリースF.C.-水戸
■Jリーグ出場記録
なし

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

F東23vsYS横浜 スタメン発表

[11.18 J3第32節](夢の島)
※14:00開始
主審:大原謙哉
副審:堀格郎、加藤正和
<出場メンバー>
[FC東京U-23]
先発
GK 1 大久保択生
DF 28 内田宅哉
DF 22 山田将之
DF 32 渡辺剛
DF 26 柳貴博
MF 27 田邉草民
MF 44 品田愛斗
MF 40 平川怜
MF 19 平岡翼
FW 17 富樫敬真
FW 23 矢島輝一
控え
GK 46 飯塚欣士
DF 43 鈴木智也
MF 51 リッピ・ヴェローゾ
FW 24 原大智
監督
安間貴義

[Y.S.C.C.横浜]
先発
GK 1 浅沼優瑠
DF 17 河野諒祐
DF 3 宗近慧
DF 5 中西規真
DF 25 西山峻太
MF 11 北脇健慈
MF 6 小澤光
MF 14 後藤京介
MF 23 三沢直人
MF 15 奥田晃也
FW 10 辻正男
控え
GK 39 趙天賜
MF 26 佐藤祐太
MF 4 土館賢人
MF 7 宮尾孝一
MF 8 吉田明生
FW 20 進昂平
FW 32 北原大奨
監督
樋口靖洋

●[J3]第32節2日目 スコア速報

劇的すぎる!!日本大がラストプレーFK&PK戦制して関東2部へ1年で返り咲き

日大が2年ぶりに関東2部に復帰する
[11.17 昇格決定戦 日本大2-2(PK5-4)山梨学院大 埼玉スタジアム第3グラウンド]

 関東リーグへの昇格決定戦が17日に埼玉スタジアム第3グラウンドで行われ、日本大山梨学院大をPK戦の末に下し、1年での関東2部返り咲きを決めた。

 劇的すぎる幕切れだった。日大が1-2と1点ビハインドの延長後半アディショナルタイム、MF金子拓郎(3年=前橋育英高)がドリブルで相手陣内に侵入。DFオ・ジュンハク(4年=安東高)に倒され、ゴール前右でFKを獲得する。キッカーは金子。集中力を高めると、左足から放たれたボールは壁の左を抜いて、ゴール左隅に吸い込まれていった。

 直後に試合終了のホイッスル。完全に流れを引き寄せた日大は続くPK戦、先攻・山梨学院大の一人目のFW阿部優澄(3年=山梨学院高)のシュートをGK山内康太(1年=甲府U-18)が完璧にストップ。対する日大は全員が成功。勝負を決める5人目、DF藤原大輔(4年=広島皆実高)のPKが決まると、応援席からも部員がなだれ込み、歓喜の輪を作った。

 苦しい試合だった。圧倒的に攻め込むものの、山梨学院大に少ないチャンスを確実に仕留められて、常に先行を許す展開。しかし前半29分に阿部にゴールネットを揺らされたあとの同39分に金子のクロスからこぼれ球をFW岡安優(1年=水戸ユース)が、前に出たGKを冷静に見定めるシュートで同点弾を決める。

 延長前半に再び阿部に今度はCKから阿部にゴールを決められ勝ち越しを許したが、抜群の勝負強さ、粘り強さを発揮し、絶対に欲しかった勝利を手繰り寄せた。

 照明設備の乏しい埼玉スタジアム第3グラウンド。時計は午後5時に近づき、辺りはすっかり暗くなった。ただ日大イレブン、そして応援席の熱は冷めることがない。「俺、この大学に入ってこんな感動したことない!」。応援席からはそんな声が多く聞こえてきた。

 歓喜の同点弾を蹴り込んだ金子も「痺れましたね」と興奮気味。「この決定戦に勝つためだけに今年1年やってきた」と振り返ると、「個人としても関東リーグでやれる自信がある。頼りになる1年生もいるし、頑張りたいです」。逞しくなって帰ってきた日大が、来季の関東2部で主役になる。

(取材・文 児玉幸洋)

小湊新監督の“人間教育”産業能率大が明治学院大を圧倒して4年ぶり関東2部復帰

産業能率大が4年ぶり関東2部へ
[11.17 昇格決定戦 明治学院大0-2産業能率大 埼玉スタジアム第3グラウンド]

 関東リーグへの昇格決定戦が17日に埼玉スタジアム第3グラウンドで行われ、産業能率大明治学院大を2-0で下して、4年ぶりとなる関東2部への昇格を決めた。

 序盤から主導権を握り続けた。前半18分のDF山崎広大(1年=前橋育英高)のミドルや同22分のMF新井泰貴(3年=湘南ユース)のロングシュートはわずかに枠を捉えなかったが、明学大のゴールに迫り続ける。

 すると前半32分、ついにスコアが動く。右サイドで獲得したCKからゴール前で混戦が生まれると、ファーにいたFW吉田息吹(3年=仙台ユース)が押し込み先制点を奪った。

 先制後、そして1点リードで折り返した後半も、産能大のペースは変わらない。そして後半36分、FW土田聖也(3年=平塚学園高)のシュートの跳ね返りに詰めたFW佐藤尚輝(4年=湘南ユース)がGK松田健太郎(4年=習志野高)に倒される。これで得たPKを佐藤自らが沈め、勝利を決定づけた。産能大のシュート数は前半11本、後半12本。内容面でも明学大を圧倒し、4年ぶりの関東リーグ昇格を決めた。

 産能大は加藤望氏が柏レイソルのコーチに就任した関係で、今季より小湊隆延氏が監督に就任。昨季まで湘南ベルマーレのコーチを務めていた同氏が、提携関係にある産能大に派遣されてきた。プロ選手としての経験はない同氏だが、AC長野パルセイロの前身の長野エルザで監督を経験。しかし大学生を指導するのは今回が初めてだった。

 そこで取り組んだのが人間教育。「サッカー面で言えば、湘南から派遣されているので、チョウ(・キジェ)監督のやっているサッカーをしっかり伝えることだと思うけど、全員がプロになれるわけではないので、そういうところにしっかり向き合える人間に育てたい」。サッカーはあくまでもその後の人生に繋がるもの。「一生懸命やることが、サッカーだけじゃない夢に繋がっているから、その努力は無駄にならないよ、と。3歩くらい下がっちゃう日もあるかもしれないけど、また次の日に一歩を踏み出せば、きっと未来は明るいよと話しています」。

 一昨年は昇格決定戦で日本大に敗れた。昨年は参入戦に進むことも出来なかった。注目FWの小松蓮も松本に入団するなど、難しい状況だったが、小湊監督は1年目でしっかりと任務を遂行した。関東2部ではさらにレベルの高い争いが繰り広げられることになるが、「今年1年やってきたチャレンジ精神を関東2部でどれだけできるか。臆せず、チャレンジすることが大事なのかなと思います」と意気込んだ。

(取材・文 児玉幸洋)

チャンス待ち続けてOG誘発、高知西が高知に劇的勝利で2連覇達成:高知(12枚)

2連覇を達成した高知西の選手たち
 第97回全国高校サッカー選手権高知県予選決勝が17日に行われ、高知西高高知高を2-1で下し、2年連続2回目の選手権出場を決めた。

●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

金沢DFアランが全治8か月の大怪我…11日の練習試合で受傷

[故障者情報]

 ツエーゲン金沢は18日、DFアランが左膝前十字靭帯断裂および内側・外側半月板断裂で全治8か月と診断されたことを発表した。

 同選手は11日の練習試合で受傷。讃岐から今季加入したが、公式戦の出場はなかった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

福島vsG大23 スタメン発表

[11.18 J3第32節](とうスタ)
※13:05開始
主審:宇田賢史
副審:山村将弘、鈴木渓
<出場メンバー>
[福島ユナイテッドFC]
先発
GK 28 石井綾
DF 2 岡田亮太
DF 4 宇佐美宏和
DF 25 東隼也
MF 29 輪笠祐士
MF 8 石堂和人
MF 10 橋本拓門
MF 22 ニウド
FW 27 池田昌生
FW 40 樋口寛規
FW 11 田村翔太
控え
GK 23 伊藤剛
DF 15 平秀斗
DF 33 サントス
DF 7 茂木弘人
MF 14 星広太
MF 6 鴨志田誉
FW 9 武颯
監督
田坂和昭

[ガンバ大阪U-23]
先発
GK 31 鈴木椋大
DF 36 松田陸
DF 16 野田裕喜
DF 35 山口竜弥
MF 32 芝本蓮
MF 17 市丸瑞希
MF 24 井出遥也
MF 34 福田湧矢
MF 26 妹尾直哉
FW 18 高木彰人
FW 40 食野亮太郎
控え
GK 42 駒井幸弘
MF 27 森勇人
FW 37 白井陽斗
監督
實好礼忠

●[J3]第32節2日目 スコア速報

鳥取vs長野 スタメン発表

[11.18 J3第32節](とりスタ)
※13:00開始
主審:須谷雄三
副審:橋本真光、千葉直史
<出場メンバー>
[ガイナーレ鳥取]
先発
GK 21 井上亮太
DF 15 上松瑛
DF 33 西山雄介
DF 4 甲斐健太郎
DF 23 井上黎生人
MF 11 ヴィートル・ガブリエル
MF 35 仙石廉
MF 7 可児壮隆
MF 41 魚里直哉
FW 9 レオナルド
FW 8 フェルナンジーニョ
控え
GK 31 細田歩夢
DF 3 内山裕貴
MF 16 星野有亮
MF 19 小林智光
MF 26 世瀬啓人
FW 10 加藤潤也
FW 18 原口拓人
監督
須藤大輔

[AC長野パルセイロ]
先発
GK 1 田中謙吾
DF 19 三上陽輔
DF 3 大島嵩弘
DF 5 寺岡真弘
DF 2 松原優吉
MF 23 堂安憂
MF 6 岩沼俊介
MF 8 河合秀人
MF 14 東浩史
FW 7 佐藤悠希
FW 27 竹下玲王
控え
GK 21 小澤章人
DF 20 都並優太
DF 4 内野貴志
MF 17 明神智和
MF 25 有永一生
FW 10 宇野沢祐次
FW 28 松村亮
監督
阪倉裕二

●[J3]第32節2日目 スコア速報

沼津vs相模原 スタメン発表

[11.18 J3第32節](愛鷹)
※13:00開始
主審:松澤慶和
副審:大友一平、石丸秀平
<出場メンバー>
[アスルクラロ沼津]
先発
GK 31 大西勝俉
DF 21 熱川徳政
DF 22 徳武正之
DF 2 藤嵜智貴
DF 24 砂森和也
MF 17 太田一輝
MF 15 菅井拓也
MF 14 普光院誠
MF 11 前澤甲気
FW 9 田中直基
FW 26 岡佳樹
控え
GK 16 牲川歩見
DF 3 藤原拓也
MF 47 富田康仁
MF 50 染矢一樹
MF 6 沓掛勇太
FW 10 青木翔大
FW 19 石田雅俊
監督
吉田謙

[SC相模原]
先発
GK 29 田中雄大
DF 2 丹羽竜平
DF 3 工藤祐生
DF 4 米原祐
DF 5 梅井大輝
DF 17 保崎淳
MF 8 谷澤達也
MF 10 菊岡拓朗
MF 38 千明聖典
MF 50 トロ
FW 9 ジョン・ガブリエル
控え
GK 1 川口能活
DF 15 辻尾真二
MF 18 成岡翔
MF 21 徳永裕大
MF 6 梶山幹太
FW 13 久保裕一
FW 14 チッキーニョ
監督
西ヶ谷隆之

●[J3]第32節2日目 スコア速報

秋田vs富山 スタメン発表

[11.18 J3第32節](A-スタ)
※13:00開始
主審:俵元希
副審:池田一洋、道山悟至
<出場メンバー>
[ブラウブリッツ秋田]
先発
GK 21 松本拓也
DF 17 韓浩康
DF 5 千田海人
DF 6 藤山智史
DF 14 山田樹
MF 20 青島拓馬
MF 19 吉平翼
MF 15 江口直生
FW 30 外山凌
FW 11 久富賢
FW 18 藤田祥史
控え
GK 1 清水慶記
DF 16 遊馬将也
DF 4 深井脩平
MF 13 平石直人
MF 7 前山恭平
MF 8 日高慶太
FW 9 中村亮太
監督
間瀬秀一

[カターレ富山]
先発
GK 1 永井堅梧
DF 2 脇本晃成
DF 3 代健司
DF 5 今瀬淳也
DF 19 柳下大樹
MF 6 差波優人
MF 7 佐々木陽次
MF 10 新井瑞希
MF 15 ルーカス・ダウベルマン
MF 24 前嶋洋太
FW 11 才藤龍治
控え
GK 21 太田岳志
DF 28 谷奥健四郎
MF 14 川上エドオジョン智慧
MF 20 進藤誠司
FW 23 西晃佑
FW 29 吉岡雅和
FW 9 苔口卓也
監督
安達亮

●[J3]第32節2日目 スコア速報

盛岡vsC大23 スタメン発表

[11.18 J3第32節](いわスタ)
※13:00開始
主審:野堀桂佑
副審:角田裕之、松本瑛右
<出場メンバー>
[グルージャ盛岡]
先発
GK 1 土井康平
DF 4 畑本時央
DF 3 福田友也
DF 16 田中舜
MF 19 白石智之
MF 26 山田陸
MF 39 小谷光毅
MF 20 江頭一輝
FW 14 嫁阪翔太
FW 29 藤沼拓夢
FW 13 梅内和磨
控え
GK 22 笠原淳
DF 17 田中憧
DF 23 太田賢吾
DF 5 稲森克尚
MF 24 鈴木達也
FW 18 宮市剛
FW 25 谷口海斗
監督
菊池利三

[セレッソ大阪U-23]
先発
GK 45 茂木秀
DF 29 舩木翔
DF 30 大山武蔵
DF 42 瀬古歩夢
DF 50 石尾崚雅
MF 31 山根永遠
MF 36 斧澤隼輝
MF 38 西本雅崇
MF 57 喜田陽
FW 33 米澤令衣
FW 34 山田寛人
控え
GK 1 永石拓海
MF 35 沖野将基
FW 28 中島元彦
FW 44 ウェリング・ピアス
監督
大熊裕司

●[J3]第32節2日目 スコア速報

覚悟持って戦う駒澤大高FW羽鳥が献身的に走り、待望のゴールで流れ引き寄せる

駒澤大高FW羽鳥陽祐は先制点を決めた
[11.17 選手権東京都Bブロック予選決勝 帝京高 1-2 駒澤大高 駒沢陸]

 歓喜の優勝から約1時間半後、取材陣の要請で輪から離れたFWの背中に仲間たちから「今度はしっかりしゃべれよ」という言葉が飛んでいた。駒澤大高FW羽鳥陽祐(3年)は前半7分に頭で貴重な先制ゴール。試合直後にはピッチサイドでテレビ局のヒーローインタビューを受けていたが、チームメートたちはその「しゃべり」不満だったようだ。

「初めてだったので緊張しました」と微笑んだFWは、今度は時間を掛けながら自分の思いを口にしていた。ゴール前で味方のシュートがポスト、クロスバーを叩いた後に押し込んだ先制点については「中央らへんにポジション取ったので、来たら動けるように準備していました。あれはみんなで押し込んだみたいなゴール。気持ちで押し込みました」と仲間たちとともに決めたゴールであることを強調。「みんなで奪った」1点が流れを駒大高に大きく傾けた。

 ただし、自分がゴールを決めたいという思いも強かったようだ。「獲りたかったです。FWなのにこれまで1点も獲れていなくて、仕事していないので決勝くらいは点獲って終わりたいと昨日の夜もイメージして……やっと点獲れたので良かったです」。CB、ボランチも務めてきた万能型が、FWとして出した結果。そして、前線で懸命に走り続けていた羽鳥を大野祥司監督も認め、フル出場させた。

 本格的にサッカーをするのは、「自分の夢」という高校までと決めている。だからこそ、覚悟を決めて臨んでいる毎日。結果を残したことに満足するつもりはもちろん、ない。「全国で見ても自分は全然レベルが低い方なので、チャレンジャー精神をもってしっかり準備して頑張りたい」という羽鳥が全国でもチームのために献身的に走り、ゴールを奪う。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

久保裕也がチェコ2部とのテストマッチでゴール!

FW久保裕也がテストマッチでゴール
 ニュルンベルクのFW久保裕也が17日のテストマッチで1得点を挙げた。クラブ公式サイトが伝えている。

 ブンデスリーガで15位につけるニュルンベルクはリーグ中断期間を利用し、チェコ2部のウースチー・ナド・ラベムとのテストマッチを実施。久保は3-1で迎えた後半30分、PA端から低空ショットを決め、リードを広げた。この得点直後に交代し、チームは4-2で勝利を収めている。

 久保は今年8月にゲントから期限付き移籍。ここまで公式戦11試合に出場しているが、得点はまだない。リーグ戦では直近2試合を欠場しており、中断明けの24日に控える第12節シャルケ戦で流れを変えるゴールを決めることはできるだろうか。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2018-19特集

[MOM2717]駒澤大高DF齋藤我空(3年)_「大人になった」主将が感謝の思い込めて決勝点!

前半26分、駒澤大高CB齋藤我空主将(右)が決勝ゴール
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 選手権東京都Bブロック予選決勝 帝京高 1-2 駒澤大高 駒沢陸]

 2年ぶりとなる全国出場が決まると、駒澤大高のCB齋藤我空主将(3年)は満面の笑顔でチームメート一人ひとりに駆け寄り、ジャンプして抱擁。「めっちゃ嬉しかった」という感情を身体全身で表現していた。

 リーダーはこの日、帝京高の超大型FW赤井裕貴(3年)とエアバトルを繰り広げ、特に後半は押し込まれる中で集中力を切らさずにその攻撃を跳ね返し続けた。攻略困難な“赤い壁”と化していたCBは、前半26分に決めた決勝点、リーダーシップ含めて抜群の存在感。大野祥司監督も「大人になったかなと思いますね」と頷き、彼をマン・オブ・ザ・マッチに推した。

 東京屈指のエアバトラーであり、対人の強さとスピードも兼ね備える齋藤は、入学直後から駒大高のレギュラーを獲得。6月の関東大会では優勝に貢献し、自身も1年生ながら大会優秀選手に選出された。同年の選手権では全国ベスト8。最高学年になった今年は柱、リーダーとして駒大高を牽引してきた。

 ただし、本人も自認するアツくなりすぎてしまう性格は、時にチームの雰囲気を重くしてしまうことも。昨年12月の横山杯では、試合中に味方選手と容赦なく言葉をぶつけ合ってしまい、主審からレッドカードを受けてしまった。チームに迷惑をかけた一件は変化するきっかけに。「大野先生によく、『人間的に大人になれ』と言われていて、そこは自分、本当に足りない部分だと思ったので、心掛けて改善するようにして成長できたと思っています」と苦笑する。

 勝ちたいという気持ち、変わらなければならないという気持ちの両方を強く持ったリーダーはその後、苦しい戦いを経験しながら変化。指揮官は今大会の準々決勝・國學院久我山高戦前に齋藤の変化を象徴するシーンがあったことを明かしてくれた。

「(齋藤が他の選手を前に)『実は怖い』と。『久我山は強いし、ここで負けたら不安だ』と。弱さを自分から出したんですね。これ、人間的に良くなっているな。大したものだと思いました」。本人はその際の心情について、「みんな硬いところがあったので、正直に自分の本音をぶつけたほうがいいと思った」と振り返っていたが、主将の本音を聞き、自分たちの全力を出して80分間戦った駒大高はインターハイ全国16強の強敵を飲み込み、勝利した。
 
 駿台学園高との準決勝は、PK戦で彼が失敗しながらも辛勝。大野監督は「謙虚さ、感謝を分かった上で決勝に入ったので、あの2点目に繋がったと思います」と分析していたが、「自分を決勝戦に連れて行ってもらった。次は自分の番だという気持ち」で臨んだ齋藤は決勝点となるゴールを引き寄せ、笑顔の優勝を果たした。

 齋藤は2年前、全国ベスト8入りに貢献し、自身の評価も高めた。ただし、それはコンビを組んでいたCB佐藤瑶大(現明治大)のおかげだったと考えている。「瑶大さんの力を借りて自分はあそこまで行けたと思っているし、自分の力で行ったとはこれっぽっちも思っていないので。今年は最高学年になって、キャプテンとして成長したところを見せたい」。あの選手権後は結果が出ずに苦しい日々。その中でリーダーとして「大人になった」齋藤が謙虚さと感謝の思いを持って全国に臨み、チームメートたちとともに勝ち上がる。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

17歳・久保建英「今後の自分にとって大事になってくる」経験とは…

U-21日本代表MF久保建英(横浜FM)
[11.17 ドバイカップ第2戦 U-21日本5-0クウェート]

 繰り出された鋭いパスは得点へと結び付いた。U-21日本代表に初招集されたMF久保建英(横浜FM)は、同代表デビュー戦で後半33分までプレーして1アシストの結果を残した。

 横内昭展監督代行は「4-4-2(の2トップ、サイドハーフ)やトップ下とは感覚がちょっと違うかもしれないけど、彼本人はポジティブに捉えていて、俺もやれると思う」と久保を3-4-2-1のシャドーの位置で起用。本人も「基本的にあまりトップ下と変わらないイメージで、特に問題なくやれた」と試合後に語ったように、攻守両面で働いた。

 パスを呼び込んでシンプルにさばいてリズムを生むだけでなく、鋭い突破でボールを運ぶ。後半28分には後方から送られたボールを受けると、「中でフリーで受けたときに簡単に外に散らすより、ちょっと難しいプレーを選択した方がチームにとっても良い」と中央に走り込んだFW上田綺世(法政大)へスルーパスを供給し、上田のハットトリックとなるゴールをお膳立てした。

「上田選手には試合前から動き出しのところを見てくれと言われていて、見えたところに速いパスを通せて良かった」と振り返れば、パスを受けた上田は「普通では出てこないようなパスだったけど、そこを見ていてくれた」と感謝し、「やっぱり自分のやりやすい選手たちだなと感じた」と代表でプレーするチームメイトたちのレベルの高さを実感していた。

 初めてのU-21代表での試合を終えた久保に対し、横内昭展監督代行は「ボールを奪われた瞬間にしっかりとボールをけん制して、ボールを奪うシーンもあった。彼は要求すれば守備も攻撃も両方やれる。初めて呼んで、初めて近くで見たが、そういうのができる選手」と評価。前線から激しく相手に体を寄せ、ボールを奪い切ることもあった久保自身も「走れるようになってきて、無理もきくようになってきた」と守備面での手応えを感じつつ、「90分間、高い出力を出せるようになれば、またプレーのレベルも一つ上がると思う」と自身のさらなる可能性を感じている。

 約2週間前までは、U-19日本代表の一員としてAFC U-19選手権に出場。ベスト4まで進出したチームは来年5月にポーランドで行われるU-20W杯出場権を手に入れ、久保は全試合でピッチに立って世界行きのチケット獲得に貢献した。だが、準決勝で対戦したサウジアラビアに0-2の完敗を喫したことで、改めて感じたことがあったようだ。

「(昨年5月に韓国で行われた)U-20W杯のときに感じていたけど、速いプレスや速いプレーに自分があまりついていけていないときがあった。U-19のサウジアラビアや今日の相手(クウェート)は、一人ひとりのスピードがあって、切り替えも早かった。U-21のチームはどこもスピードがあってアスリート的な選手も増えてくると思うので、そういう相手との経験を多く積むことは、今後の自分にとって大事になってくる」

 韓国のU-20W杯をともに戦ったMF堂安律(フローニンゲン)とDF冨安健洋(シントトロイデン)がA代表に名を連ね、今回のUAE遠征でともに招集されたMF伊藤達哉(ハンブルガーSV)はA代表経験者。一時期とは言え、同じチームでプレーしていた選手たちがA代表に招集されていることで「ある程度、自分の中で一つの基準が作れる」と答える。発展途上の17歳は「このときにこれだけのプレーをしていれば、こうなれる。そういう存在がより身近にいると、自分にとっても良いこと」と答えると、「常に今の自分に満足せずに日々の練習から頑張っていきたい」と上だけを見て歩みを進めていく。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ

[MOM2716]一条DF酒本哲太(3年)_怪我を乗り越えてV弾!攻守で躍動した主将が全国導く

決勝点を挙げた酒本哲太
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 選手権奈良県予選決勝 一条高1-0奈良育英高 橿原陸上]

 11日の五條高との準決勝で一条高のDF酒本哲太(3年)は足首を傷めた。腫れもひどく、決勝に出られないかもしれないという不安もよぎった。「でも、病院の先生は『決勝までに、必ず良い状態にするから』と言ってくれて。心強かった」。その言葉を信じ、3日間は焦る気持ちを感じながらも練習に参加せず静養。決勝の2日前に、ようやく練習に参加した。

「トレーナーの方や病院の先生のおかげで腫れもおさまり、決勝戦を全力で戦い抜くことができた」と本人が振り返った通り、前田久監督も「コンディションとしては万全ではなかったと思うが、本調子でしっかりプレーしてくれていた」と評価。奈良育英高に攻め込まれる苦しい時間帯には守備の要として体を張って失点をしのぎ、「それだけでなく、決勝ゴールまで決めてくれた」(前田監督)。

 決勝点となったヘディングシュートは、「2年生までは得意だと思っていたけれど、3年生になってからはうまくいかないことが多かった」。直近はいつ決めたのか、「すぐに思い出せない」くらい得点から遠のいていた。しかし「持ち前の勝負強さや気持ちの強さ」(前田監督)から、MF石川航大(3年)がCKから蹴ったボールにしっかりと頭を合わせ、ゴールネットを揺らして見せた。後半に一条が得たCKは、この1度きり。文字通り、貴重なワンチャンスだった。

 試合後、酒本は「今日の僕たちのサッカーは、周りから見れば、憧れてもらえるようなかっこいいサッカーではなかったかもしれない。けれど、僕たちは僕たちなりに、たとえ全国の舞台で相手との能力の差が出てしまったとしても、みんなでカバーし合い、泥臭くても最後まで諦めずに戦い抜いて、勝利することを目指したい」と力強く目標を語った。

 前田監督は課題の1つに「守備の連携」を挙げていたが、そのキーマンとなるのも酒本。「プレーで引っ張るだけでなく、キャプテンとしてのリーダーシップをさらに示す姿がこれから見たい」と指揮官の期待も高まるばかりだ。

(取材・文 前田カオリ)
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

ポルトガルが一番乗りでUNL準決勝へ! イタリアの猛攻に耐えてスコアレス

ポルトガルが一番乗りで準決勝へ
[11.17 UNL第5節 イタリア0-0ポルトガル]

 UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ3第5節が17日に行われ、首位ポルトガル代表は敵地で2位イタリア代表と0-0で引き分けた。2勝1分の勝ち点7となり、1試合を残してグループリーグ突破を一番乗りで確定。決勝トーナメント準決勝は来年6月5〜6日、3位決定戦と決勝は同9日に開催される。

 グループリーグ突破のために勝利が必要だったイタリアは、FWロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)を中心に開始から猛攻を仕掛けた。ポルトガルの隙を突いた攻撃に対しても、代表100試合目を迎えたDFジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)ら守備陣が冷静に対応。シュート数15本対9本、ポゼッション66%対34%と終始優勢に試合を運んだが、最後まで1点が遠く、決勝トーナメント進出は叶わなかった。

 一方、EURO2016王者のポルトガルはエースのFWクリスティアーノ・ロナウドが不在ながら、この日も盤石の戦いぶり。イタリアの攻撃に耐え抜き、1試合を残してグループリーグ突破を決めた。20日の最終節では、ホームで最下位のポーランド代表と対戦する。

●UEFAネーションズリーグ18-19特集

下級生起用で活性化。「失点の多いチーム」から成長遂げた一条が3連覇達成!:奈良

下級生起用で活性化。「失点の多いチーム」から成長遂げた一条が3連覇達成!:奈良
[11.17 選手権奈良県予選決勝 一条高1-0奈良育英高 橿原陸上]

 17日、第97回全国高校サッカー選手権大会の奈良県予選決勝が橿原公苑陸上競技場で行われた。大会3連覇を狙う一条高と、夏のリベンジを果たして7年ぶりの優勝を目指す奈良育英高が対戦。後半3分にMF石川航大(3年)のCKにDF酒本哲太(3年)が頭を合わせ、一条が1-0で大会3連覇を果たした。

 ゲームの主導権を握っていたのは、巧妙なポゼッションでボールを支配した奈良育英。対する一条は、「相手に上手くボールを回されることは、承知の上で臨んだ。ブロックを敷き、相手の隙を突いてカウンターを仕掛けるつもりだった」(前田久監督)。「狙い通りにカウンターから得点できなかった」がCKのチャンスから決勝ゴールが生まれた。

 前田監督がこの決勝で最も驚いたのは「得点したあとに失点しなかった」こと。「これまで失点の多いチームだったので、正直なところ、まさか失点しないとは思っていなかった。延長戦に入ることも想定していたので、大会を通じて彼らが成長してくれていたことを感じた」という。

 8月末以降の県リーグでは、五條高を相手に6失点。香芝高には2点リードしている戦況から4失点して敗れた。今大会の前に行ってきた練習試合でも、失点が目立っていた一条。前田監督は「あまりにも不安定な守備を、まず安定させなければいけない」と考え、3年生主体だったチームの中に育ってきた2年生を起用。すると、得点に繋がるプレーができるようになり、「得点できるようになったら、なんとかその得点を守りたいと守備も踏ん張れるようになってきた」。葛藤の末に決断した選手の入れ替えだったが、下級生を入れたことがチームの活性化に繋がった。

 今大会でも準々決勝では香芝、準決勝では五條との対戦になり、苦しい試合を強いられた。「負けも覚悟しながら勝てる可能性を探るような状態の決勝戦が3回続いたような感じ」(前田監督)だった中で1点を守りきり、追いつかれても逃げ切る。粘り強く最後まで諦めない逞しさを持った選手たちに成長した。決勝では「これはもう入れられるな」と前田監督が感じたシーンにおいても、体を張った守備で耐え忍んだ。

 今大会で最優秀選手賞を授与されたFW八木三郎(3年)は、チームスローガンの「巧みに守り、果敢に攻めよ」を最前線で体現。クロスバーを叩き、惜しくもゴールとはならなかったものの、後半8分に目の覚めるような豪快なミドルシュートを放った。守備面では奈良育英が回すパスコースを限定させる役割を担い、プレッシングに手を抜くことはなかった。

「どうしても勝ちたい」という気持ちとともにあったのは、仲間への想い。「試合に出られなかった仲間たちの中にも、良い選手はたくさんいる。試合に出してもらっている自分がもったいぶって走らないなんて失礼なこと。それで負ければ、一生悔いが残る」(八木)と思い、苦しい表情を浮かべながらも最後の最後まで走り抜いた。

 八木が挙げた“試合に出られなかった仲間たち”に前田監督も期待を寄せる。「今回試合に出られなかった3年生たちが、どれだけ頑張って全国大会までに巻き返してくれるかを楽しみにしている。きっと彼らがチーム内で良い競争を作ってくれ、またみんなで成長できる。全国の壁が厚いことはよくわかっているが、その分チャレンジしがいもある。選手たちと一緒にまた一からやり直し、良いチームに仕上げていきたい」と意気込んだ。

 9回目の全国への切符を掴んだ一条。過去2大会は3回戦敗退となっているが、「泥臭く戦った」今日よりもさらにブラッシュアップし、再び全国に挑む。

(取材・文 前田カオリ)
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ブラインドサッカー日本代表の守護神・佐藤大介が受け継ぐ”ヨシカツ魂”

佐藤大介は1本1本無駄にせずに練習に励んだ
 ブラインドサッカーの日本代表合宿が17日、千葉県内ではじまった。GK佐藤大介は14日に引退会見をした元日本代表GK川口能活にあこがれ、2年前にはJ3相模原の練習場に川口の練習風景を見に行ったことあるファンだった。

「家が近かったので家族で行きました。練習後に握手をしていただき、写真まで撮ってもらいました。もちろん大切にとってあります。とにかくオーラがすごかった。川口さんの引退はさみしいですが、今後、何らかの形で接点を持てないかな、と願っています」

 川口の身長の公称は180㎝。世界のGKと比較してもかなり低い。実際は180cmなかったと言われている。それでも高さがないことを言い訳にせず、日本代表を1997年から2010年南アフリカワールドカップまで116試合に出場。96年のアトランタ五輪やマイアミの奇跡や2004年のアジア杯で、結果的に優勝につながるPKセーブなど、神がかったセーブで日本のゴールマウスを守り続けてきた。それは、身長170cmでブラサカ日本代表のゴールマウスを2009年から約10年間守り続けてきた佐藤の姿にも重なる。川口の凄さとは何なのか。

「キャッチ、セービング、フィード……。ひとつひとつのプレーにこだわりを感じます。キャッチするときも指先できっちりとっていますしね。体格に恵まれない分、一生懸命、ジャンプ力や瞬発力を高めてそのトレーニング映像をみたこともありますし、僕も取り入れてやっています。一時、頭のサイドを刈り上げていた髪型も真似していました(笑)。すべてが憧れです」

4日のアルゼンチン戦では1-0の前半、相手PKを止めた

 幼稚園の頃からGKをやり、1996年のアトランタ五輪でブラジル代表を撃破したマイアミの奇跡から川口の背中を追ってきた佐藤は、どんな守護神になりたいのか。

「最後にシュートを止めることができるのはGKしかいない。フィールドにいる選手に時折、厳しい要求しても、自分のプレーで信頼してもらえるようになりたい。その不安を与えない存在感で選手がいざドリブルで上がりたい、というときに安心してあがれるような、絶対的な存在感で選手の背中を押せるGKになりたい。川口さんにもしお目にかかって挨拶できたとき、『この間、活躍していたよね』と言ってもらえるぐらい、チームを引っ張っていきたいです」

 佐藤が思い描くのはもちろん、パラリンピック初出場となる東京五輪での金メダル。現在、世界ランク9位の日本代表にとって壁はまだいくつもあり、実現すれば「東京の奇跡」になる。奇跡を必然にする努力を、これからも続けていく。

(取材・文 林健太郎)

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「謙虚さ」「感謝」「信じる」をテーマに戦った駒澤大高が帝京撃破!2年ぶりの全国へ:東京B

駒澤大高が2年ぶりに全国へ
[11.17 選手権東京都Bブロック予選決勝 帝京高 1-2 駒澤大高 駒沢陸]

 駒大高が2年ぶりV! 第97回全国高校サッカー選手権東京都Bブロック予選決勝が17日に行われ、FW羽鳥陽祐(3年)とCB齋藤我空主将(3年)のゴールによって駒澤大高帝京高に2-1で勝利。駒大高は2年ぶり4回目となる全国大会出場を決めた。

「謙虚さ」「感謝」「信じる」の3つのテーマを持って戦った駒大高が東京制覇を果たした。前半7分、駒大高は右SB山田英生(3年)のロングスローからニアのMF江藤惇裕(3年)が左ポスト直撃の右足シュート。跳ね返りを狙ったMF涌井蓮(3年)のヘディングシュートもクロスバーを叩いたが、ゴール前で待ち構えていた羽鳥が頭でゴールへ押し込んで先制点を挙げる。

 駒大高は畳み掛ける。26分、江藤の右FKに対し、相手のクリアが甘くなったところを見逃さない。ファーサイドの涌井が鋭いラストパスをゴール前へ通し、これを齋藤が右足シュート。早くも2点のリードを奪った。

 帝京はMF三浦颯太(3年)やFW佐々木大貴(3年)を中心に複数の選手が連動し、テンポよくボールが動き始めていた中で痛恨の2失点目。28分にはMF中島涼太(3年)、31分にもMF石川航大(2年)を投入し、巻き返しに出る。そして、コンビネーションで狭い局面を打開し、PAまで押し込んだ。だが、駒大高の堅い守りに阻まれ、逆にカウンターから羽鳥に抜け出されるなど、前半を0-2のまま折り返すことになった。

 ただし、東京朝鮮高との準決勝を0-2からの4ゴールによって制している帝京の士気は全く落ちない。佐々木も「慌てることなく、2点だったらひっくり返せるだろうというのがあった」。だが、駒大高が帝京の前に立ちはだかる。

 この日、駒大高の大野祥司監督は詩人・相田みつを氏の言葉から、「謙虚さ」「感謝」「信じる」を決勝のテーマとして選手たちに与えていた。これに対し、昨年から主軸の山田は「2点で奢らない。2点あるから大丈夫とか、そういうの無しで、自分たち力無くてまだ何があるか分からないから、しっかり集中してやろうという謙虚さは持っていた」と振り返っていたが、テーマとされたその言葉が選手たちの集中力をより高める要因に。そして、勝ち切る力になった。

 後半、帝京は流動的な攻撃で反撃。だが、駒大高はボールを奪うと、前線やオープンスペースへの配球からFW原田大渡(2年)の献身的にキープするなど相手を押し返す。それでも、20分、帝京は敵陣PAやや外側でボールを奪い返した佐々木が右足シュートを右隅に決めて1点差。駒大高にプレッシャーをかけた。

 帝京の連動して崩す力は全国上位と言えるほど。彼らはそのテクニックで相手選手をいなし、ゴール前まで侵入しようとするが、駒大高は穴を作らない。帝京は終盤へ向けてクロスの本数を増やしたものの、駒大高は齋藤、CB稲井宏樹(3年)の両DFやMF細川竜征(3年)、GK宮崎雅崇(3年)が献身的に跳ね返す。ファーサイドへのボールも右SB山田と左SB島田竜汰(3年)が役割を怠ることなく絞って対応。守勢となり、運動量自慢の駒大高にとっても苦しい時間帯となっていたが、それでも中盤、前線の選手が献身的に走り続けた。

 終盤は相手コーナー方向へボールを蹴り出して原田やMF小林蒼太(2年)がキープ。帝京の佐々木が「勝負強さがあった。前半に2点取られたのも痛かったんですけれども、そこからの守り方や時間の使い方が上手かった」と評す強さを持っていた駒大高が2-1で逃げ切り、全国切符を掴んだ。

 14、15年度大会で2年連続全国8強入りした駒大高も、昨年は東京都予選初戦敗退。今年も関東大会予選は準々決勝で敗れ、インターハイ予選も2次トーナメント初戦で姿を消していた。だが、「力がある訳ではない。良く成長してきた」(大野監督)というチームは応援も含めてまとまり、一戦必勝の姿勢で戦ってインターハイ16強の國學院久我山高や、関東大会出場の駿台学園高を撃破。そして、決勝では前評判の高かった帝京を勝利への執念で上回った。

 山田は「去年、自分出たけれども何もできなくて交代してすごく悔しくて、今年は自分の選手権ではなくて、去年の3年生のために戦おうと思っていて、それで自分の限界を超えてできたかなと思います」。試合後には珍しく足を攣らせ、倒れ込む選手が複数いた。悔しい結果に終わった先輩たちへの思いも込めて、体力が尽きるまで戦い、走り抜いて掴んだ出場権。齋藤は「駒澤の歴史としてベスト8以上へ行けていない。そこの歴史は絶対に塗り替えてやろうという意識があります」。優勝しても、まだまだ自分たちに力があるとは考えていない。謙虚に、一日一日成長することに集中して全国を迎える。

(取材・文 吉田太郎)
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[MOM2715]高知西DF工藤篤弥(3年)_CKから同点アシスト!CB転向で連覇の立役者に

CB転向で連覇に貢献したDF工藤篤弥
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 選手権高知県予選決勝 高知高1-2高知西高 春野陸上競技場]

 昨年は初めての選手権出場を掴んだ高知西高だが、今年は新人戦、インターハイ予選ともにベスト8。「まさか決勝まで来られるとは思っていなかった」と寺尾拓監督すらも驚く快進撃を支えたのは、CB工藤篤弥(3年)だった。

 今予選はCBを務めたが、本職は左SBでスピードと左足のキック精度を買われ、9月半ばにコンバートされたばかり。昨年はサイドハーフでの起用が多かった攻撃的な選手だが、試合をこなすうちに「最初は攻めたい気持ちもあったけど、試合で相手にシュートを打たせなかったりするうちにCBで頑張ろうと思えるようになった」と守備の楽しみを覚え、CBとして成長を続けた。

 県2連覇をかけて挑んだこの日も彼の安定感は抜群だった。立ち上がりは徹底してロングボールを入れてきた高知高の攻撃に苦しんだが、CB市川陽太(3年)とのコンビで落ち着いた跳ね返しを披露。セカンドボールを中盤で拾えなかったために二次攻撃を受ける場面も多かったが、市川との息の合ったチャレンジ&カバーで決定機を与えなかった。

「最初にシュートを打たれてからは徐々に対応していって、前半の終わりには皆が慣れたと思う。目標としていた前半無失点を達成できたのは、チームとして大きかった」

 後半11分にクロスからヘディング弾を決められ、追いかける展開を強いられたが、25分に右サイドからの仕掛けで右CKを獲得。「失点に僕も関わっていたので、ここで追いつこうと思いを込めて蹴った」という工藤のキックを、FW西村陸人(3年)が頭で叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 ここから工藤が見せたのは守備ではなく、本来の持ち味である攻撃性能だ。「今日は相手が引いていたので、CBでもドリブルで運んで前の選手にパスを入れようと考えた」と話す工藤は、疲労のせいでプレスが弱まった高知の守備を掻い潜り、最終ラインからドリブルで相手エリアまで持ち上がる場面が増加。彼の持ち運びによって、高知のマークがずれ、相手エリアで効果的な攻撃も増えた。

 すると、後半アディショナルタイム3分に決勝点となるオウンゴールが生まれ、2-1で勝利。我慢強く戦い2連覇を引き寄せることができたのは、工藤の活躍があったからだ。

 プリンスリーグ四国では複数失点を許す試合が続いたが、今予選で許した失点は決勝の1失点のみ。工藤が「準決勝も決勝も客観的に見れば、自分たちが攻め込まれているように見えたけど、シュート本数的には相手に自由に打たせなかった。そういう所を日々の練習や試合で意識してきたのが活きた」と話すように我慢強い守りでチャンスを待ち続けるのが勝利の方程式となった。

 初の選手権に挑んだ昨年は、明秀日立高(茨城)に3失点し、涙を飲んだ。工藤自身も「自分も後半から出て、力を出せず悔しい思いをした」ため、リベンジへの想いは強い。昨年とは違った役割で挑む2度目の選手権は無失点での勝利が目標だ。

(取材・文 森田将義)
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勝利呼び込んだ2連覇にかける想い。我慢強く戦った高知西が劇的勝利で頂点に:高知

2連覇を達成した高知西
[11.17 選手権高知県予選決勝 高知高 1-2高知西高 春野陸上競技場]

 第97回全国高校サッカー選手権高知県予選決勝が17日に行われ、高知西高高知高を2-1で下し、2年連続2回目の選手権出場を決めた。

 初出場を果たした昨年の勢いのまま試合に入りたかった高知西だが、序盤は自陣からのロングボールを徹底した高知に押し込まれた。前半3分にロングボールのこぼれ球を拾ったMF野島唯暉(2年)にフリーでゴール前を抜け出されたが、シュートはサイドネット。17分には、MF小黒大翔(2年)のパスから右SB岡田慶秀(3年)にクロスを入れられたがゴール前で合わなかった。

 耐える時間が続いた高知西だが、「高知高が素晴らしいサッカーをしてきたので、前半は我慢するしかないと考えていた。押し込まれても我慢してチャンスを待ついつも通りの試合」(寺尾拓監督)。ボールを持たれる試合はプリンスリーグ四国で慣れており、選手にも焦りの色は見られない。前半のシュートはMF岡本青龍(1年)の1本のみで終わったが、技巧派MF家入龍一(3年)を中心とした高知の攻撃を市川陽太(3年)と工藤篤弥(3年)のCBコンビがしっかりと跳ね返し、プラン通り無失点で前半を終えた。

 高知西は後半も決して良い流れとは言えなかった。11分に高知DF都築青空(3年)の左クロスをMF楠瀬海(1年)に頭で決められ、先制点を許したが、「1失点はするだろうと考えていたので想定内。選手同士で『1点獲れば、流れは変わる』と声を掛け合った」(FW西村陸人、3年)。その思惑通り、ここからはリードを守る意識が強まり、落ち着きがなくなった高知に対し、高知西は後方でのボール回しから、連携を活かした攻撃が増え始めた。

 すると、高知西は後半25分、工藤の右CKから「市川に厳しいマークがつくのは分かっていたので、市川の所を抜けた瞬間を狙っていた」という西村がヘディングによる同点弾をマーク。この1点で流れを引き寄せた高知西は32分に相手のパスミスを拾ったFW辻元智哉(1年)がGKと1対1の場面を作ったが、GK森亮太(2年)のファインセーブに阻まれ、2点目は奪えなかった。

 試合が三度、動いたのは会場内の全員が延長戦を覚悟した後半アディショナルタイム3分だった。高知西の左クロスが中央と合わず、反対サイドに流れるとMF宮崎祥亘(2年)がルーズボールを反対サイドでキープ。素早く相手に身体を寄せられたため、クロスを上げられなかったが、後方のDF谷本虎翼(1年)を経由し、再びボールがゴール前に入った。ゴール前で待ち受けたのは先制点を奪った西村。「思い切ってシュートを打てば入ると思ったけど、左足で蹴ったらミスした」が、カバーに戻ったDFに当たったボールがゴールネットを揺らした。西村が「今日は持っている」と笑みを浮かべたゴールによって高知西が勝ち越すと、直後にタイムアップ。我慢強くチャンスを待ち続けた高知西が高知の頂点に立った。

 2年連続で宙を舞った寺尾監督は、「2連覇にかける想いが強かったから勝てたと思う。決勝戦らしく粘り強く戦ってくれたご褒美の勝利」とコメント。西村は「昨年できなかった全国での1勝が目標。西高の歴史を塗り替えたい」と意気込んだ。

(取材・文 森田将義)
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勝利呼び込んだ2連覇にかける想い。我慢強く戦った高知西が劇的勝利で頂点に:高知

2連覇を達成した高知西
[11.17 選手権高知県予選決勝 高知高 1-2高知西高 春野陸上競技場]

 第97回全国高校サッカー選手権高知県予選決勝が17日に行われ、高知西高高知高を2-1で下し、2年連続2回目の選手権出場を決めた。

 初出場を果たした昨年の勢いのまま試合に入りたかった高知西だが、序盤は自陣からのロングボールを徹底した高知に押し込まれた。前半3分にロングボールのこぼれ球を拾ったMF野島唯暉(2年)にフリーでゴール前を抜け出されたが、シュートはサイドネット。17分には、MF小黒大翔(2年)のパスから右SB岡田慶秀(3年)にクロスを入れられたがゴール前で合わなかった。

 耐える時間が続いた高知西だが、「高知高が素晴らしいサッカーをしてきたので、前半は我慢するしかないと考えていた。押し込まれても我慢してチャンスを待ついつも通りの試合」(寺尾拓監督)。ボールを持たれる試合はプリンスリーグ四国で慣れており、選手にも焦りの色は見られない。前半のシュートはMF岡本青龍(1年)の1本のみで終わったが、技巧派MF家入龍一(3年)を中心とした高知の攻撃を市川陽太(3年)と工藤篤弥(3年)のCBコンビがしっかりと跳ね返し、プラン通り無失点で前半を終えた。

 高知西は後半も決して良い流れとは言えなかった。11分に高知DF都築青空(3年)の左クロスをMF楠瀬海(1年)に頭で決められ、先制点を許したが、「1失点はするだろうと考えていたので想定内。選手同士で『1点獲れば、流れは変わる』と声を掛け合った」(FW西村陸人、3年)。その思惑通り、ここからはリードを守る意識が強まり、落ち着きがなくなった高知に対し、高知西は後方でのボール回しから、連携を活かした攻撃が増え始めた。

 すると、高知西は後半25分、工藤の右CKから「市川に厳しいマークがつくのは分かっていたので、市川の所を抜けた瞬間を狙っていた」という西村がヘディングによる同点弾をマーク。この1点で流れを引き寄せた高知西は32分に相手のパスミスを拾ったFW辻元智哉(1年)がGKと1対1の場面を作ったが、GK森亮太(2年)のファインセーブに阻まれ、2点目は奪えなかった。

 試合が三度、動いたのは会場内の全員が延長戦を覚悟した後半アディショナルタイム3分だった。高知西の左クロスが中央と合わず、反対サイドに流れるとMF宮崎祥亘(2年)がルーズボールを反対サイドでキープ。素早く相手に身体を寄せられたため、クロスを上げられなかったが、後方のDF谷本虎翼(1年)を経由し、再びボールがゴール前に入った。ゴール前で待ち受けたのは先制点を奪った西村。「思い切ってシュートを打てば入ると思ったけど、左足で蹴ったらミスした」が、カバーに戻ったDFに当たったボールがゴールネットを揺らした。西村が「今日は持っている」と笑みを浮かべたゴールによって高知西が勝ち越すと、直後にタイムアップ。我慢強くチャンスを待ち続けた高知西が高知の頂点に立った。

 2年連続で宙を舞った寺尾監督は、「2連覇にかける想いが強かったから勝てたと思う。決勝戦らしく粘り強く戦ってくれたご褒美の勝利」とコメント。西村は「昨年できなかった全国での1勝が目標。西高の歴史を塗り替えたい」と意気込んだ。

(取材・文 森田将義)
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横内監督代行も「初めて見た」と驚き!! MF長沼洋一「僕も初めてした」

U-21日本代表MF長沼洋一
[11.17 ドバイカップ第2戦 U-21日本5-0クウェート]

 1点目、2点目、3点目と得点が積み重ねられる。U-21日本代表が奪った3点目までを、すべてアシストしたのがMF長沼洋一(岐阜)だった。

 まずは前半28分、MF久保建英(横浜FM)とのワンツーで右サイドを駆け上がると、グラウンダーのクロスでMF旗手怜央(順大)の先制点をお膳立て。さらに同41分には再び右サイドをえぐって折り返すと、FW上田綺世(法政大)が右足で合わせて2点目が生まれる。長沼の勢いは止まらない。後半11分にはピンポイントクロスをゴール前に届けると、上田がヘディングで叩き込んで3点目が生まれた。

「クロスの部分はまだまだ自分の中での課題で、岐阜でも練習が終わった後に居残りでクロスの練習をしていたので、それがちょっとだけど成果として出て良かった」

 3アシストの好パフォーマンスとなったが、チームを率いる横内昭展監督代行は「初めて見ました僕(笑)」と驚きを隠せず。だが、それもそのはず。「それ、僕もさっき言われました。『3アシストは初めて見た』って」と語った長沼は、「僕も初めてしました」と“初体験”であることを告白し、お互いに笑いあったという。

 しかし、すぐさま表情を引き締める。3日後には最終戦となるUAE戦が控えており、「終わった試合のことは置いておく。勝って大会を終えることがチームとして大事なので、次に向けて考えたい」と気持ちを切り替えた。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ

「悪い方での印象しか残せていない」…快勝の中、悔やむMF菅大輝

U-21日本代表DF菅大輝(札幌)
[11.17 ドバイカップ第2戦 U-21日本5-0クウェート]

 チームは5-0で快勝した。しかし試合後、U-21日本代表MF菅大輝は悔しさを滲ませた。

 3-4-2-1の左アウトサイドで先発出場を果たした菅は、「自分の特長である抜け出しや動き出しの部分は出せた」と振り返ったように、ワイドに開いてボールを呼び込んではサイドを果敢に駆け上がった。しかし、ボールを前線に運んでクロスを供給したものの、「ちょっと早まり過ぎていた面があったし、最後のクロスの精度を上げていかないといけない」と得点を演出することはできなかった。

 一方、右アウトサイドのMF長沼洋一(岐阜)が3アシストを記録したこともあり、「自分たちの形が作れて良い形で得点も取れたけど、左サイドから、自分の方からの起点がなかった」と声を落とす。

「今日は5-0だったけど、クロスの精度を上げていければ、もっと点も入っていたと思う。そこは課題としてやっていかないといけないし、勝てたことに満足しないでしっかり改善していきたい」

 森保一監督就任後の東京五輪世代の代表には、初陣となった昨年12月のM-150杯(タイ)、今年3月のパラグアイ遠征、5月のトゥーロン国際大会に参加。そして今回のドバイカップが4度目の招集となった。しかし、ここまでは結果を残せていないと振り返る。

「今まで、本当に悪い方での印象しか残せていない。タイではPKを外して、パラグアイではPKを与え、トゥーロンでも結果を残せなかった。だから今日は何としてもアシストやゴールという結果を残したかったけど、本当に残念です」

 唇を噛んだものの、下を向いてはいられない。次戦は中2日で訪れる。「しっかりと良いコンディションに持っていき、試合に出たときは自分のやるべきことをやりながらチームに貢献したい」と視線を前へと向けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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ゴールにこだわる男がハット達成!! 上田綺世「何分出るにしろ、仕事は一緒」

ハットトリックを達成したU-21日本代表FW上田綺世(法政大)
[11.17 ドバイカップ第2戦 U-21日本5-0クウェート]

 右足、ヘディング、そして左足でゴールを奪ってハットトリックを達成。初戦ベンチスタートとなったU-21日本代表FW上田綺世(法政大)は、先発出場を果たした試合で自らの存在価値を改めて証明してみせた。

 クウェート戦前日、主力組に入って練習をこなした上田の先発出場は濃厚だった。練習後に「何分出るにしろ、仕事は一緒」と語ったように、ストライカーである自分の仕事は先発出場だろうが途中出場だろうがゴールを奪うことだと強調しつつ、「出ている時間が長いほどチャンスを作れる回数は多いと思うし、ゴールに迫れる回数も増えると思う」と、スターティングメンバーに名を連ねることで、より多くのチャンスに恵まれるだろうと続けていた。

 そして、そのチャンスをきっちりと得点へと結び付けた。まずは前半41分、右サイドをえぐったMF長沼洋一(岐阜)の折り返しに走り込むと、右足で合わせてネットを揺らして1点目を奪取。さらに後半11分には長沼が右サイドから送ったクロスをヘディングで合わせてゴールを陥れ、自身2点目を記録した。ともに長沼のアシストから奪った得点となり、「遠征を重ねるにつれて自分のストロングの部分が浸透して、信じてもらえているのかなと思う」と自らの特長を発揮する状況を作り出してくれる仲間への感謝を示した。

 そして、後半28分にはMF久保建英(横浜FM)のスルーパスから一気に抜け出すと、左足のシュートをネットに突き刺してハットトリックを達成。「自分の特長であるヘディング、動き出し、クロスへの入り方という部分を見せ、それが結果につながって良かった」と充実した表情を浮かべた。

 先発出場で結果を残したが、「アジア大会のようなスーパーサブで起用されても、結果を残せる選手が良い選手」と前日に引き続き、ストライカーはどんな状況であれ、ゴールを奪うことが重要だと語る。「環境や時間を言い訳にしないようにやっていきたい」と今後も貪欲にゴールにこだわっていく。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ

[11月18日 今日のバースデー]

Japan
DF市村篤司(讃岐、1984)*豊富な運動量と積極的な攻め上がりが持ち味のDF。
MF末吉隼也(岡山、1987)*福岡大出身。精度の高い長短のキックが持ち味。
MF戸高弘貴(町田、1991)*立命館出身。ドリブルが持ち味で関西大学選抜の経験も持つMF。
FW杉本健勇(C大阪、1992)*C大阪U-18出身。長身でスピードや足もとの技術も高いFW。
DFウォン・ドゥジェ(福岡、1997、韓国)*17年に福岡へ加入。長身の潰し屋として中盤で起用されている。
FWウェリング・ピアス(C大阪、1998、オーストラリア)*18年途中にメルボルン・ビクトリーから加わったアタッカー。

World
MFマーク・オルブライトン(レスター・シティ、1989、イングランド)*奇跡のプレミア制覇に貢献した一人。サイドから豪快なクロスを供給するMF。

Former
GKピーター・シュマイケル(元マンチェスター・Uほか、1963、デンマーク)*元デンマーク代表。90年代で世界最高のGKの一人。息子はレスター・シティで守護神を務める。

Others
森進一(歌手、1947)
渡辺満里奈(タレント、1970)
東尾理子(ゴルフ、1975)
岡田准一(V6:歌手、1980)
茅原実里(声優、1980)
千葉涼平(w-inds.:ミュージシャン、1984)
斎藤祥太(俳優、1985)
斎藤慶太(俳優、1985)

FW上田綺世が圧巻ハット!! U-21代表、大量5ゴールでクウェート撃破

U-21日本代表がクウェートに5-0で快勝
[11.17 ドバイカップ第2戦 U-21日本5-0クウェート]

 U-21日本代表は17日、UAEで行われているドバイカップ第2戦でクウェートと対戦。前半27分にMF旗手怜央(順大)のゴールで先制した日本は同41分、後半11分、同28分にFW上田綺世(法政大)がネットを揺らしてリードを広げると、同36分にFW小川航基(磐田)がダメ押しゴールを奪って5-0で大勝した。1勝1分とした日本は20日の第3戦でUAEと対戦する。

 14日の第1戦ウズベキスタン戦(△2-2)からDF中山雄太(柏)を除く先発10人を入れ替えた日本は、3-4-2-1のシステムを採用。GKに山口瑠伊(エストレマドゥーラ)、最終ラインは右からDF橋岡大樹(浦和)、中山、DF小林友希(神戸U-18)、ボランチにMFMF神谷優太(愛媛)、MF伊藤洋輝(磐田)、右アウトサイドにMF長沼洋一(岐阜)、左にMF菅大輝(札幌)を配置し、シャドーにMF久保建英(横浜FM)、旗手、1トップに上田を並べた。

 試合開始早々の前半1分に神谷がミドルシュートを放つなど積極的な姿勢を見せる日本は、その後も伊藤洋、上田らがフィニッシュまで持ち込む場面を作り出す。すると同27分、久保とのワンツーから右サイドを駆け上がった長沼のグラウンダーのクロスに走り込んだ旗手が押し込んで先制に成功。さらに同41分には再び右サイドをえぐった長沼がラストパスを送ると、今度は上田が右足で流し込んでリードを2点差に広げた。

 2-0とリードしたまま後半を迎えると、日本は山口に代えてGK谷晃生(G大阪)を投入。すると同11分、またもや長沼のクロスを上田がヘディングで叩き込んで3点目を奪取。さらに同14分には追加点のチャンスを迎えるが、神谷のCKから上田が放ったヘディングシュートは右ポストを叩いてしまった。クウェートの反撃を許さずに主導権を握って試合を進める日本は同18分に中山に代えてDF立田悠悟(清水)、同25分に旗手と伊藤洋に代えてMF岩崎悠人(京都)とMF松本泰志(広島)をピッチへと送り込む。

 攻撃の手を緩めない日本は後半28分に久保のスルーパスから抜け出した上田がトラップでボールを落ち着けると、左足シュートでネットを揺らして4点目。同33分にはハットトリックを達成した上田、久保、伊藤に代えて小川、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)、DF板倉滉(仙台)を投入して、7枚の交代カードをすべて使い切った。すると同36分、伊藤達のCKを小川がヘディングで突き刺し、大量5ゴールを奪って5-0の快勝を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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FW上田綺世が圧巻ハット!! U-21代表、大量5ゴールでクウェート撃破

U-21日本代表がクウェートに5-0で快勝
[11.17 ドバイカップ第2戦 U-21日本5-0クウェート]

 U-21日本代表は17日、UAEで行われているドバイカップ第2戦でクウェートと対戦。前半27分にMF旗手怜央(順大)のゴールで先制した日本は同41分、後半11分、同28分にFW上田綺世(法政大)がネットを揺らしてリードを広げると、同36分にFW小川航基(磐田)がダメ押しゴールを奪って5-0で大勝した。1勝1分とした日本は20日の第3戦でUAEと対戦する。

 14日の第1戦ウズベキスタン戦(△2-2)からDF中山雄太(柏)を除く先発10人を入れ替えた日本は、3-4-2-1のシステムを採用。GKに山口瑠伊(エストレマドゥーラ)、最終ラインは右からDF橋岡大樹(浦和)、中山、DF小林友希(神戸U-18)、ボランチにMFMF神谷優太(愛媛)、MF伊藤洋輝(磐田)、右アウトサイドにMF長沼洋一(岐阜)、左にMF菅大輝(札幌)を配置し、シャドーにMF久保建英(横浜FM)、旗手、1トップに上田を並べた。

 試合開始早々の前半1分に神谷がミドルシュートを放つなど積極的な姿勢を見せる日本は、その後も伊藤洋、上田らがフィニッシュまで持ち込む場面を作り出す。すると同27分、久保とのワンツーから右サイドを駆け上がった長沼のグラウンダーのクロスに走り込んだ旗手が押し込んで先制に成功。さらに同41分には再び右サイドをえぐった長沼がラストパスを送ると、今度は上田が右足で流し込んでリードを2点差に広げた。

 2-0とリードしたまま後半を迎えると、日本は山口に代えてGK谷晃生(G大阪)を投入。すると同11分、またもや長沼のクロスを上田がヘディングで叩き込んで3点目を奪取。さらに同14分には追加点のチャンスを迎えるが、神谷のCKから上田が放ったヘディングシュートは右ポストを叩いてしまった。クウェートの反撃を許さずに主導権を握って試合を進める日本は同18分に中山に代えてDF立田悠悟(清水)、同25分に旗手と伊藤洋に代えてMF岩崎悠人(京都)とMF松本泰志(広島)をピッチへと送り込む。

 攻撃の手を緩めない日本は後半28分に久保のスルーパスから抜け出した上田がトラップでボールを落ち着けると、左足シュートでネットを揺らして4点目。同33分にはハットトリックを達成した上田、久保、伊藤に代えて小川、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)、DF板倉滉(仙台)を投入して、7枚の交代カードをすべて使い切った。すると同36分、伊藤達のCKを小川がヘディングで突き刺し、大量5ゴールを奪って5-0の快勝を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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[MOM2714]草津東MF森稜真(3年)_“布引”に愛された男。朝練の盟友が導いた劇的同点弾

MF森稜真(3年)のゴールを喜ぶGK加藤直(3年)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 選手権滋賀県予選決勝 草津東高2-1(延長)綾羽高 布引]

 諦めかけた時間帯だった。草津東高は0-1で迎えた後半アディショナルタイム4分、途中出場のMF森稜真(3年)が起死回生の同点ゴールを叩き込んだ。

 森は準々決勝水口戦(○1-0)で腰を打撲して負傷交代となり、準決勝伊吹戦(○6-0)は欠場。この日はベンチスタートで後半11分にピッチに入り、サイドハーフ、本職のトップ下でプレーした。チームは交代策でも流れを引き寄せられず、苦しい時間帯が続くと、そのままアディショナルタイムに突入。牛場哲郎監督が「難しいかなとは考えていました」と振り返れば、森自身も「負けるかな」と覚悟しかけたラストチャンスを仕留めた。

 左CKを得た草津東は主将のGK加藤直(3年)も前線に上がる最後のパワープレー。森自身はこぼれ球を狙おうと考えていたが、加藤に「中で勝負しろよ」と声をかけられ、ゴール前へ。MF山本佳輝(3年)が右足でクロスを蹴り入れると、味方の背後から森がヘッドで捉え、ゴールネットを揺らした。

 2人は1年生のときから自主的に朝練を続けてきた盟友だった。テスト期間以外は6時に起床し、7時40分頃から約45分間のトレーニングに励んでいる。1年生の頃は5時半起床だったが、「量より質だ!」と方針転換。毎朝パス回し、加藤のパントキック、森のシュート練習というメニューを2人で消化している。

 森への助言で密かに得点を“演出”した加藤は「まさかあいつが。シュート練習は“頭”でしているわけじゃないので」と取材陣を笑わせると、「一番長い時間(森と)ボールを蹴ってきた。いつも朝練をやってる相手が決めてうれしかったですね」と表情を緩めた。牛場監督は「普段はおっとりしていて真面目な選手。加藤と黙々と朝練をしていたし、サッカーにかける思いは人一倍持っている。サッカーの神様が力を与えてくれたのかな」とひたむきな姿勢が報われたことを喜んだ。

 皇子山陸上競技場が改修工事中のため、決勝は布引グリーンスタジアムで行われた。森はこの日だけではなく、今年布引で行われたインターハイ予選の準決勝野洲高戦(○2-0)で全2得点。決勝の綾羽戦(○1-0)でも値千金の決勝点を挙げる活躍を見せていた。布引で発揮したその勝負強さは夏冬連覇の原動力となり、牛場監督も「相性がいいのか布引で決めてくれる。もう、森様ですよ」と冗談交じりに称賛した。

 劇的同点弾のシーンは「残り時間が少ないことも分からなかった。気が付いたら入っていた」と、森自身は無我夢中だったようだ。延長戦は勢いそのままに逆転に成功し、チームは2大会連続で選手権の舞台へ。昨年度の選手権は応援席から試合を見守ったが、著しく成長を遂げた今年度はそのピッチに立つ。「自信を持ってやれば強豪とも戦える」と落ち着いた口調の中に覚悟をにじませ、「選手権予選は1点しか決めていない。もっと決めたいです」と大舞台でのゴールも狙っていく。

(取材・文 佐藤亜希子)
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★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

地元で雄姿を見せられなかった悔しさ晴らす! ブラインドサッカー日本代表・寺西の”ハジメの一歩”

力強いドリブルを見せる寺西一(右)
ブラインドサッカー日本代表が17日、千葉県内で合宿を開始した。4日のアルゼンチン代表戦で1-3で敗れた後、はじめてとなる同合宿で、FP寺西一(はじめ)は一時、主力組に入り、実戦練習ではゴールも決めた。アルゼンチン戦が行われた町田市立総合体育館は寺西にとっては大学時代から過ごす地元で友人も見に来たが、出場できず。悔しい思いを晴らすための再スタートを切った。

「出られるだけの力がなかったのかなと思います。ユニフォームを着ているところは見せられたので、今度は活躍しているところを見せたい。試合の流れを把握し、その中で周りが何をしているかを考えて動けるようになりたいです」

 おもに最後尾で守備をする「最後の砦」を任され、ひと際大きな声で指示を出す。174cm、85㎏とラグビー選手のFWにいそうなコミカル?な体形で、サッカー選手としてはちょっと太めだ。そのため、現在、ダイエットに挑戦中。5月に傷口からばい菌が入る蜂窩織炎にかかり、10日間ほど入院。92㎏まで増えた体重を7㎏絞ったが、さらにスリムにするため、高田敏志監督に紹介された栄養士からアドバイスを受けている。

高田監督(左)からのアドバイスを真剣に聞く

 網膜の病気により5歳ごろから視力が低下し、中2で全盲になった。寺西は当時を振り返る。

「どうしよう、という混乱はあったんですが、病院の先生からは『いずれ悪くなる』といったことは言われていたので、深刻に悩み続けるようなことはなかったですね」

 立ち直りの早い、寺西の持ち前の明るさは、仕事で生きている。日本ブラインドサッカー協会の職員でもある寺西は、ブラサカを利用したチームワークやコミュニケーションを磨く企業研修で力を発揮する。寺西が担当すると、企業側からのウケが抜群にいいという。

「僕は最初、子供に教える現場からやらせてもらったんですが、子供の場合、面白いこと言わないと話、聞いてくれないじゃないですか。だから大人相手でも『この人、何か面白いこと言うかも』って思ってもらえるようなこと、いつも考えています」

 ブラサカでは選手交代は自由だが、アルゼンチン戦の日本代表は寺西のほか、日向賢、丹羽海斗も出場しなかった。対するアルゼンチンの不出場選手は1人だけ。高田監督が安心して送り出せる力がつけば、他の選手が休める時間を生み出し、さらにチーム力は上がる。チーム屈指のムードメーカー、寺西の成長曲線はきっと、日本代表の成長曲線にも比例するはずだ。

(取材・文 林健太郎)

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[11月17日 今日のバースデー]

Japan
MF鈴木崇文(群馬、1987)*精度の高いキックが武器のアタッカー。神戸の高橋秀人と東京学芸大の同期。
GK上福元直人(東京V、1989)*身体能力が高く、俊敏性やキック精度の良さが持ち味のGK。
FWファンマ(長崎、1990)*屈強な身体と柔らかい動きが強みのFW。長崎を初のJ1昇格に導いた。
MF石原崇兆(松本、1992)*ユーティリティー性と豊富な運動量が武器のMF。
MF青木翼(岐阜、1993)*局面を一発で変える左足キックが武器。
MF前田直輝(名古屋、1994)*細かいタッチのドリブラー。密集をスルリと抜け出していく上手さとキレがある。
GK田中雄大(相模原、1995)*青森山田高、桐蔭横浜大出身の守護神。同姓同名がサッカー界には多いので注意。
DFジョ・ジヌ(松本、1999、韓国)*仁川南高から加入した韓国出身のセンターバック。

World
MFナニ(ラツィオ、1986、ポルトガル)*ポルトガル代表。多彩な個人技を生かしたドリブルが特徴のMF。

Former
MFベルント・シュナイダー(元フランクフルトほか、1973、ドイツ)*09年、腰の負傷により現役生活にピリオドを打った。元ドイツ代表のユーティリティープレーヤー。

Others
本田宗一郎(経営者、1906)
マーティン・スコセッシ(映画監督、1942)
岡田圭右(ますだおかだ:タレント、1968)
城島茂(TOKIO:ミュージシャン、1970)
堂珍嘉邦(CHEMISTRY:歌手、1978)
柴田勝頼(プロレス、1979)
亀田興毅(ボクシング、1986)

大阪学院大高がPK戦制して選手権初出場!激戦区・大阪の頂点に立つ

 第97回全国高校サッカー選手権大阪府予選決勝が17日に行われ、大阪学院大高東海大仰星高が対戦。スコアレスで突入したPK戦の末に4-2で大阪学院が初優勝を果たした。なお、全国大会の組み合わせ抽選会は19日に行われる。

[決勝](11月17日)
大阪学院大高 0-0(PK4-2)東海大仰星高

[準決勝](11月11日)
大阪学院大高 2-0 履正社高
東海大仰星高 1-0 阪南大高

[準々決勝](11月3、4日)
関西大北陽高 0-2 大阪学院大高
履正社高 1-1(PK5-4)近大附高
金光大阪高 0-1 東海大仰星高
阪南大高 2-0 大阪桐蔭高

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