瀬戸内が悲願の初優勝!広島皆実は土壇場で追いつくも延長戦で涙(15枚)

過去6回の決勝ですべて敗れていた広島皆実を下しての初出場。瀬戸内はメンバー全員がピッチ内で喜びを分かち合った
 第97回全国高校サッカー選手権広島県予選決勝が18日に行われ、瀬戸内高が5連覇中の広島皆実高を延長の末に2-1で下し、悲願の初出場を果たした。

●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

インハイ4強のプライド…東山が22年ぶりV!京都共栄をPK戦の末に下す(24枚)

先制点を喜ぶFW久乘聖亜(3年)
 第97回全国高校サッカー選手権京都府予選決勝が18日に行われ、東山高が1-1で突入したPK戦の末に京都共栄高をPK5-4で下し、22年ぶり3回目の選手権出場を決めた。

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★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

樋口監督ラストイヤー、四中工の悲願…松本内定DF山本龍平「単独優勝目指します」

四日市中央工の山本龍平主将(右)と秋田商の鈴木宝主将(左)(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 伝統校が選手権に還ってきた。3年ぶりに三重県を突破した四日市中央工高の樋口士郎監督は、「伝統のある四中工が3年連続で負けられない」と33回目の選手権出場権獲得に安堵の表情をのぞかせた。1972年度の初出場以来、四日市中央工はこれまで3年連続で選手権出場を逃したことはなく、その伝統の重さを感じさせた。

「攻撃のチームだと思いますが、不安定なチームだった。そこに山本の成長があって、我慢することができるようになったので、今回出場できたと思います」。現在のチームとしては選手権、総体通じて初の全国。指揮官はチームの成長に目を細めた。

 樋口監督から名指しで評価されたのが、主将のDF山本龍平(3年)。J2優勝をはたした松本山雅FCへの来季入団が内定している今大会注目の選手だ。「チームとして苦労して……。インターハイに行けなかったのは、本当に悔しかったです」。地元・三重で開催された総体では、県予選敗退。総体への道は閉ざされた。「選手権は絶対に行かなければいけないという危機感を持った」と言う山本は、「練習からより厳しさを出していくこと。ひとり一人が責任感を持つこと。そこを変えました」とキャプテンとしてチームに変化を求めた。迎えた選手権三重県予選では、5試合27得点と持ち前の攻撃力はそのままに、全試合無失点と守備も安定した。「無失点でこられているので、守備の面もいいところをしっかり出して、単独優勝目指したいです」。監督も信頼を寄せるセンターバックは、きたる選手権を待ち望んでいる。

 現役時代は、四日市中央工の選手として選手権準優勝を果たしている樋口監督は、1991年にコーチとして母校のサッカー部に赴任、その4年後から監督に就任した。以降24年にわたって四日市中央工監督を務めているが、今季度限りでの退任が決定している。監督としての選手権最高成績は、浅野拓磨(ハノーファー)らを擁した2011年度の準優勝。コーチ時代の1991年度には、「四中工三羽烏」(小倉隆史、中西永輔、中田一三)を中心に戦い、帝京高との両校優勝を成し遂げた。しかし、四日市中央工単独での優勝はまだない。「単独優勝が四中工のOBの悲願です。出るからには目指してやりたいです」と樋口監督は語気を強めた。

 山本ら3年生だけでなく指揮官にとっても“最後の選手権”。「まだ感傷めいたことはないですね。周りは気を遣ってくれますが(笑)。とにかく楽しみです」と笑顔を見せた。

 監督の立場としては15回目となる選手権を前に、「初戦がすべて」と強調する樋口監督。初戦は歴代最多44回の出場を誇る秋田商高(秋田)と激突する。

(取材・文 奥山典幸)
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★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

先発入れ替えの効果を期待する麻也「必ずチームのプラスに」

ランニングするDF吉田麻也
 メンバーを大幅に入れ替えて大成功につなげたロシアW杯直前のパラグアイ戦(○4-2)をイメージしながら、20日のキルギス戦(豊田ス)を見つめた。日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)は「(アジアカップ前の)最後の試合なので、全員が最後のアピールの場になると思う」と気を引き締めながら言った。

 重ねたいのは6月12日にW杯事前キャンプ地のオーストリアで行ったパラグアイとの国際親善試合。ハリルホジッチ元監督の解任を受けて発足した西野ジャパンが、ロシアW杯に乗り込もうとする前の最後のテストマッチだ。

 パラグアイ戦の前、日本は主力メンバーで臨んだ6月8日のスイス戦で0-2の完敗を喫していた。5月30日のガーナ戦(●0-2)に続く連敗により立ちこめていた重苦しい空気。それを打開したのが、パラグアイ戦だった。西野朗前監督はスイス戦から先発10人を変更。この試合でゴールを決めたMF乾貴士とMF香川真司、中盤で巧みにチャンスを演出したMF柴崎岳、そして好守備を見せたDF昌子源がW杯本大会で先発の座を勝ち取った。

「ほぼメンバーが固まっている状態でパラグアイ戦に臨んで、何人かが良いパフォーマンスを出してグッと状況が変わったのは事実。それは今、選ばれている選手にとっても記憶に新しいと思う」。報道陣からの質問で当時の状況を思い出し、吉田はうなずくようにそう言った。「キルギス戦はだれが出るか分からないが、だれでもチャンスがある。だれかがチャンスをつかむことは、必ずチームのプラスになる」。キャプテンとしてチーム全体の底上げや活性化に目を向ける吉田がいる。

(取材・文 矢内由美子)

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前橋育英は宇和島東と初戦。王者は今年の「カタチ」で連覇に挑戦

健闘を誓い合う前橋育英高DF若月輝主将(左)と宇和島東高のゲーム主将・MF立木耕貴。(写真協力=高校サッカー年鑑)
 今年は今年の「カタチ」で連覇に挑戦する。前回大会で初の日本一に輝いた前橋育英高(群馬)は、第97回全国高校サッカー選手権の第1シードとして2回戦から登場。19日の組み合わせ抽選会の結果、宇和島東高(愛媛)と初戦で戦うことが決まった。

 宇和島東のMF立木耕貴(3年)が「(前回王者との対戦を)本当に楽しみにしています。粘り強い守備からのカウンターやセットプレーから勝てるようにしていきたい」と語ったのに対し、前橋育英の右SB若月輝主将(3年)は「昨年王者ということで(宇和島東は)絶対に立ち向かってくると思う。その勢いに負けないで、自分たちのサッカーをどれだけできるかだと思うので、初戦は気持ちで負けないようにしたい」と気持ちで受けることなく戦うことを誓った。

 前回大会の前橋育英は準優勝した16年度から右SB後藤田亘輝(現青山学院大、18年日本高校選抜)、CB松田陸(現G大阪、18年U-19日本代表候補)、CB角田涼太朗(現筑波大、18年日本高校選抜)、左SB渡邊泰基(現新潟、18年U-19日本代表候補)と4バックがそのまま残り、その強固な守備をベースに多彩な攻撃を繰り出して頂点まで駆け上がった。

 今年のチームで昨年度選手権の先発を務めた経験があるのは、FW榎本樹(3年)とMF秋山裕紀(3年)の2人だけ。他にも交代出場した選手はいたが、メンバーは1年前から大きく入れ替わっている。その中で若月は「メンバーが違えばサッカーも全く違うので、連覇よりもそっちの方に注目して欲しいですね」と語る。

 昨年とチームの色は違う。だが、昨年のチーム力に近づけている実感がある。若月は「去年は安定した守備から攻撃に繋がったりしたんですけれども、今年は前線にメンバーがいるので、どんどん前に出ていくとか、セットプレーと自分たちのカタチがだんだん出てきている」。榎本とFW室井彗佑(3年)の2トップや近藤友喜(3年)と森隼平(3年)の両SH、攻撃陣をコントロールする秋山、ほかにも怪我で予選を欠場したFW高橋尚紀(3年)やFW石井陽向(3年)ら充実したアタッカー陣。今年は今年の良さ、「カタチ」を発揮して、群馬県予選を突破し、プリンスリーグ関東でも2位につけている。

 チームの心の支えになっている部分も、昨年の自信とはまた違うもの。若月は「去年優勝できたのは前の年に決勝まで行ったというのが大きかったと思います。今年で言ったら県大会でメンバーに入れないヤツがいたり、怪我で出れないヤツがいて、そいつらを全国に連れて行くことが気持ちの支えでした。そういう出れなかったりとか、怪我しているヤツの気持ちを背負って戦えば全国でも良いところまでいけるんじゃないかと思います」。選手権予選のテーマは「時間」。18日の県大会決勝で勝利したことにより、怪我している仲間や大学受験で不在だった仲間、スタンドから全国大会でのメンバー入りを目指す仲間に競争する「時間」を与えることができた。

「時間」を得るために必死に戦い、勝ち抜いた県予選。山田耕介監督は「これからどう成長してくれるか、楽しみ」と語っていた。全国までの「時間」で成長を遂げ、今年の団結力、一体感も持って日本一に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)
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[11月19日 今日のバースデー]

Japan
DF坂井達弥(山形、1990)*恵まれた跳躍力を生かした空中戦の強さ、左足のロングフィードが武器のDF。
MF知念雄太朗(琉球、1993)*京都U-18、立命館大を経て琉球に加入。武器はドリブル。
MF安永玲央(横浜FC、2000)*横浜FCユース所属の2種登録選手。中学時代は川崎Fアカデミーで過ごした。

World
MFスソ(ミラン、1993、スペイン)*卓越したボールコントロールとドリブルテクニックを備え、当たり負けしないMF。

Former
FWクルト・ハムリン(元フィオレンティーナほか、1934、スウェーデン)*フィオレンティーナなどで活躍したウィンガー。
DFクラウス・フィヒテル(元シャルケ04ほか、1944、ドイツ)*ブンデスリーガ552試合出場の記録を持つ。
DFローラン・ブラン(元マンチェスター・Uほか、1965、フランス)*98年W杯でフランス初優勝に貢献したDF。
FW水内猛(元浦和ほか、1972)*小柄だが、ヘディングの技術が高かったストライカー。97年に現役を引退した。

Others
ピーター・ドラッカー(経営学者、1909)
松崎しげる(ミュージシャン、1949)
松任谷正隆(音楽プロデューサー、1951)
安藤優子(ニュースキャスター、1958)
メグ・ライアン(女優、1961)
ジョディ・フォスター(女優、1962)
柴田淳(シンガーソングライター、1976)
浜谷健司(ハマカーン:芸人、1977)
中村繪里子(声優、1981)
本多雄一(野球、1984)
エフゲニア・メドベージェワ(フィギュアスケート、1999)

「縁を感じますね」「持っている」“平成最後の選手権”開幕戦は2年ぶり出場の駒澤大VS那覇西

2年ぶりの選手権となる駒澤大DF齋藤我空と那覇西DF東舟道尚吾(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 12月30日に駒沢陸上競技場で行われる“平成最後の選手権”開幕戦は、ともに2年ぶりの出場となる駒澤大高(東京B)と那覇西高(沖縄)が激突する。

 2年ぶり4回目の出場となる駒澤大にとって、開幕戦はこれが3回目。初出場だった第89回大会で大津高(○2-1)、第94回大会で阪南大高(○2-1)にいずれも勝利しているだけに、大野祥司監督は「大人数の中でやらせてもらえるのは幸せですよね」と余裕の構え。チームには沖縄・宮古島出身の主力FW池間敦也(3年)がいること、数年前までは沖縄遠征していたことを挙げ、「面白い縁を感じますね」と不敵に笑った。

 駒澤大のキャプテンDF齋藤我空(3年)は2年前の大会でベスト8入りに貢献。「2年前は地力があって強かった。今年はまとまりを大事にしてきた」。抽選で開幕に決まったことで、「観客が多く集まる中で、東京の代表としてふがいないプレーはできない」と気を引き締めた。

 那覇西は2年ぶり16回目の出場。この抽選会に合わせて東京に前乗りし、駒沢に1万1644人が集まった17日の東京都予選決勝を観戦したという。駒沢での開幕をイメージし、平安山良太監督は「逆に、あの中で試合をできるのは運を持っているなと思っています」と抽選結果を喜んだ。

 沖縄県予選の準々決勝以降は延長戦、PK戦をタフに戦い抜いて出場権を得た。2年前もメンバー入りしていたキャプテンDF東舟道尚吾は「粘り強く一人ひとりが落ち着いてプレーできた」とチームの成長に実感を強め、「開幕戦という形で選手権に戻ってくることができてうれしい」と対戦を心待ちにした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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「生かすも殺すも自分次第」“23人目”の杉本健勇、気負いなく森保J最終テストへ

生き残りをかけてキルギス戦に臨む日本代表FW杉本健勇(C大阪)
「全員が代表候補みたいなもの」。“23人目”の追加招集で日本代表に合流したFW杉本健勇(C大阪)は激しい競争を受け入れ、キリンチャレンジカップ・キルギス戦(20日・豊田ス)に闘志を燃やしている。前日練習後の取材では「ダメだったらいい選手が選ばれるだけ。いい危機感を持ちながらやらなきゃいけない」と意気込みを示した。

 森保ジャパンが発足した9月シリーズでは、中止となったチリ戦の代わりに行われた紅白戦で負傷し、初戦となったコスタリカ戦を迎える前に無念の途中離脱。そこから10月、11月と当初の発表メンバーからは外れていたが、FW鈴木優磨の負傷によって23人目のメンバーとして追加招集された。

「持ってない、持ってる、いろいろあるけど……」。過去2か月の経過を苦笑いで振り返った杉本だが、「生かすも殺すもすべては自分次第」と戦う覚悟はできている。「自信を持ってアグレッシブにプレーしたい」。16日のベネズエラ戦は13分間の出場で無得点に終わったが、より長い出場時間が見込まれるキルギス戦で自身のすべてを出し切る構えだ。

「もちろんそれは一番の仕事」と語ったように、個人として最大の目標はゴールを決めること。だが「チームのために走ること、そしてハードワークすることによって結果につながる」とエゴに走るつもりはない。

 キルギス戦はアジアカップ前最後の公式戦で、自身にとってもチームにとっても「最後のチャンス」となる。「みんな危機感を持っていると思うけど、その気持ちは競争につながる。まずは明日の試合で、いまのメンバーのことを考えながらやりたい」。18日に26歳の誕生日を迎えたばかりのストライカーが大人のプレーで生き残りを目指す。

(取材・文 竹内達也)

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アジア杯初出場のキルギス監督「多くは望んでいないが失うものもない」

キルギス代表のアレクサンデル・クレスティニン監督
 20日のキリンチャレンジカップで日本代表と対戦するキルギス代表が19日、豊田スタジアムで公式練習を行い、アレクサンデル・クレスティニン監督が公式会見に出席した。

 日本の印象については「アジアカップでチャンピオンにもなっているし、ワールドカップにも当たり前のように出ている。アジアのサッカーではリーダーと見ている」と指摘。来年1月にアジアカップを控え、「明日の試合は日本にとってもキルギスにとってもアジアカップの準備。アジアカップでどんな試合をするかのアイデアをどのように実現するか。どんな選手を選べばいいか。選手を見極めるのも目的」と位置付けた。

 アジアカップ初出場のキルギスはグループリーグで韓国、中国、フィリピンと同組。「初出場なので多くは望んでいない。逆に言うと、失うものもない。目標はグループリーグ突破。グループリーグ3試合の相手は非常に強いが、できるだけ多くの勝ち点を目指している」と目標を掲げた。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

「危険がピッチに転がっている」槙野が考える“仮想アジア杯”

キルギス戦へ調整するDF槙野智章
 20日のキルギス戦(豊田ス)で、10月12日のパナマ戦(○3-0)以来3試合ぶりに先発する機運が高まっている。日本代表DF槙野智章(浦和)は「やるべきことは(失点を)ゼロに抑えること。攻撃のところでは前線に対して攻撃の厚みを加えていければいい。あとは精神的な部分と、自分たちが主導権を握ったゲームコントロール」と、90分を通しての青写真を口にした。

 FIFAランキング90位というキルギスが相手だからこそ、気をつけなければならないことがある。アジアカップの初戦の相手であるトルクメニスタンはキルギスよりさらに低い128位だが、ランキングが当てにならないのはサッカー界の常。キルギス戦はアジアカップの良い予行演習にしなければならない。

「分析している中で相手の力を決めつけて試合に入ると、危険がピッチに転がっていると思う。一番危険なのは己の気の緩みやメンタリティー。そこはカツを入れていきたい」。槙野は細部に注意を払おうとしている。

 ロシアW杯ではチームが一つの目標に向かって硬い一枚岩になるうえで槙野が大きな役割を果たした。メンバーが大幅に入れ替わり、若い選手が台頭している今は、槙野が果たすべき役割がより大きくなっている。「危険に対してしっかりアンテナを張り、気持ちよくこの試合を終えたい」。さすがと言わせるパフォーマンスを見せるつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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「危険がピッチに転がっている」槙野が考える“仮想アジア杯”

キルギス戦へ調整するDF槙野智章
 20日のキルギス戦(豊田ス)で、10月12日のパナマ戦(○3-0)以来3試合ぶりに先発する機運が高まっている。日本代表DF槙野智章(浦和)は「やるべきことは(失点を)ゼロに抑えること。攻撃のところでは前線に対して攻撃の厚みを加えていければいい。あとは精神的な部分と、自分たちが主導権を握ったゲームコントロール」と、90分を通しての青写真を口にした。

 FIFAランキング90位というキルギスが相手だからこそ、気をつけなければならないことがある。アジアカップの初戦の相手であるトルクメニスタンはキルギスよりさらに低い128位だが、ランキングが当てにならないのはサッカー界の常。キルギス戦はアジアカップの良い予行演習にしなければならない。

「分析している中で相手の力を決めつけて試合に入ると、危険がピッチに転がっていると思う。一番危険なのは己の気の緩みやメンタリティー。そこはカツを入れていきたい」。槙野は細部に注意を払おうとしている。

 ロシアW杯ではチームが一つの目標に向かって硬い一枚岩になるうえで槙野が大きな役割を果たした。メンバーが大幅に入れ替わり、若い選手が台頭している今は、槙野が果たすべき役割がより大きくなっている。「危険に対してしっかりアンテナを張り、気持ちよくこの試合を終えたい」。さすがと言わせるパフォーマンスを見せるつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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「とにかくすごい」酒井宏樹に挑む室屋成、3試合ぶりに先発か

試合会場で調整するDF室屋成
 ライバルは強大だが、自分らしく挑戦する。日本代表の森保一監督は20日のキルギス戦(豊田ス)に向け、「大幅にメンバーを代えて臨みたいと思う」と明言。右サイドバックではDF室屋成(FC東京)に3試合ぶりの先発チャンスがめぐってきそうだ。

 森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)から2試合連続で先発した室屋だが、10月16日のウルグアイ戦(○4-3)、今月16日のベネズエラ戦(△1-1)はいずれも出番なし。右サイドバックでフル出場したのはロシアW杯組のDF酒井宏樹(マルセイユ)だった。

「対人も強いし、スピードもあって、ビッグクラブでプレーしている。とにかくすごい。迫力のあるサイドバックだと思う」。ベネズエラ戦では国際Aマッチ49試合目の出場で初ゴールも決めた酒井へのリスペクトを口にしながらも、「(自分とは)少しタイプが違うし、対人の仕方も違う」と力を込める。

 来年1月のアジアカップに向けたアピールの場ともなるが、「先のことは考えないタイプ。目の前の試合でどういうプレーができるかがすべて。最後は監督が選ぶ。自分は先のことはあまり考えない」と強調。年内最後の代表戦に向け、集中力を高めた。

(取材・文 西山紘平)

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「とにかくすごい」酒井宏樹に挑む室屋成、3試合ぶりに先発か

試合会場で調整するDF室屋成
 ライバルは強大だが、自分らしく挑戦する。日本代表の森保一監督は20日のキルギス戦(豊田ス)に向け、「大幅にメンバーを代えて臨みたいと思う」と明言。右サイドバックではDF室屋成(FC東京)に3試合ぶりの先発チャンスがめぐってきそうだ。

 森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)から2試合連続で先発した室屋だが、10月16日のウルグアイ戦(○4-3)、今月16日のベネズエラ戦(△1-1)はいずれも出番なし。右サイドバックでフル出場したのはロシアW杯組のDF酒井宏樹(マルセイユ)だった。

「対人も強いし、スピードもあって、ビッグクラブでプレーしている。とにかくすごい。迫力のあるサイドバックだと思う」。ベネズエラ戦では国際Aマッチ49試合目の出場で初ゴールも決めた酒井へのリスペクトを口にしながらも、「(自分とは)少しタイプが違うし、対人の仕方も違う」と力を込める。

 来年1月のアジアカップに向けたアピールの場ともなるが、「先のことは考えないタイプ。目の前の試合でどういうプレーができるかがすべて。最後は監督が選ぶ。自分は先のことはあまり考えない」と強調。年内最後の代表戦に向け、集中力を高めた。

(取材・文 西山紘平)

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“仮想アジア杯”のキルギス戦、東口が重視するのは「何ともないような振る舞い」

キルギス戦の展望を述べた日本代表GK東口順昭(G大阪)
 キリンチャレンジカップ・キルギス戦(20日・豊田ス)は”仮想アジアカップ”と目される一戦。FIFAランキング90位とのホームゲームということで、相手が引いて守ってくることも想定されるが、日本代表GK東口順昭はリスクマネジメントの重要性を語った。

「フォワードは大きくて速いし、カウンターとセットプレーは集中しないといけない。しっかり守り切るという場面は少ないだろうけど、しっかり守り切れないとアジア杯には似たようなチームが多いので、気をつけていきたい」。一度のミスが失点につながれば、思わぬ苦戦を強いられることが想定されるからだ。

 そういった相手との戦いでは精神的な優位性も大切になる。たとえばピンチを迎えた場面。「ゴールキーパーが慌てていたら『ピンチやったな』という印象を与えるし、何ともないような振る舞いをできればチームにとって理想」と自らのアクション一つ一つに心血を注ごうとしている。

 森保ジャパンのGKは攻撃の起点としての役割を求められるため、たとえ守備の時間が短かったとしても「90分通してゲームを読みながらやることが必要」と集中力は切らさない。ここまで好プレーを見せてきたGKシュミット・ダニエル、GK権田修一とのレギュラー争いを見据えて「出た時にアピールし続けるしかない」と与えられた機会を大事にしていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

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選手宣誓は「神ってる」男、瀬戸内MF佐々木達也主将に

選手宣誓することが決まった瀬戸内高MF佐々木達也主将(写真協力=高校サッカー年鑑)
 第97回全国高校サッカー選手権の選手宣誓は、「神ってる」男が務めることになった。全48校の組み合わせ決定後、今大会の応援マネージャーを務める清原果耶さんが「選手宣誓決め」の抽選を実施。抽選箱から「26」の番号札を引き上げ、組み合わせ番号「26」の瀬戸内高(広島)MF佐々木達也主将(3年)が開会式で選手宣誓を担当することになった。
 
 元日本代表FW城彰二氏のエールに加えて清原さんから「緊張すると思いますが、楽しみにしています」と激励された佐々木は苦笑い。「来そうだなと。(自分にならないことを)願っていたんですけれども。下向いていました」と本音を口にしていたが、これは初出場校「瀬戸内」が全国でその名を広めるチャンスだ。

 宣誓文には「感謝ですね。応援してくれる人が多いので」と「感謝」の言葉を入れる考え。そして、インターハイ予選優勝校として選手権広島県予選でも選手宣誓をしているMFは、2度目の選手宣誓を堂々とやり遂げる意気込みだ。

 今回、選手宣誓を引き寄せた佐々木は「持っている」MFでもある。2年前の国体少年男子の部に広島県選抜の一員として出場し、日本一(選抜大会移行後、広島県は初優勝)。佐々木は交代出場した準々決勝で0-2から追撃ゴールを決めると、試合終了間際に劇的な同点ゴールを決めて逆転勝ちへ導いた。試合後には「神ってます!」とコメント。同年に25年ぶりのリーグ優勝したプロ野球・広島東洋カープを象徴する言葉を彼は国体優勝を成し遂げた直後にも発して喜びを表現していた。

 昨年まで選手権広島県予選決勝で6度敗退してきた瀬戸内を悲願の選手権初出場に導いた彼の「神ってる」ぶりは健在だ。そして、この日決まった大役に本人も「神ってますね」と微笑。これから、初戦で対戦する都市大塩尻高(長野)戦へ向けた準備と選手宣誓の練習の両方を行っていく。

 2学年上の先輩MF安部裕葵はACL優勝を果たした鹿島でブレイク中。「いい刺激をもらっている。安倍くんには負けていられないので、全員でいい報告をできたらいい。(自分は)点を決めたい」という初出場校のキャプテンが、大役を務め上げて気持ちよく初戦を迎える。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

大分が柳ヶ浦とのライバル対決制す!2年ぶり全国に向けて「一つでも多く勝てるよう準備したい」(24枚)

全国切符を手にした大分
 第97回全国高校サッカー選手権大分県予選決勝は18日、大分銀行ドームで行われ、大分高が3-2で柳ヶ浦高に勝利し、2年ぶり10回目の全国大会を決めた。

●【特設】高校選手権2018
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分野研究家

時間内に決着しなければ延長戦を行なうことが出来る。延長戦ではタイムアウトはできない。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
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プリンス関東無敗、前育や桐光を寄せ付けない強さ…昨年度4強・矢板中央は今年こそ

矢板中央の主将DF白井陽貴(3年)。個人としても注目選手の一人だ
 初戦で日章学園高と対戦することが決まった矢板中央高のDF白井陽貴(3年)主将は、「とても強いチームだと思いますけど、気持ち的には相手がどこでも変わらないです」と静かに闘志を燃やした。

 今季はプリンスリーグ関東では18日現在、10勝5分で堂々首位を快走。今大会に出場する前橋育英高や桐光学園高、横浜F・マリノスユースや川崎フロンターレユースといったJユースの強豪下部組織を相手に無敗をキープしている。

 ボランチにMF稲見哲行(現明治大)やMF松井蓮之(現法政大)といったタレントを擁した昨年度は、選手権4強。全国で戦えるという大きな自信を得た。白井自身も「目標が大きくなった」。

 あとは怪我をしないことが大事になるという。白井は今大会予選の初戦前にも負傷。その後は試合に出続けたが、万全の状態で臨むことは出来なかった。裏を返せば、怪我さえしなければやれるという自信があるということ。目標はもちろん優勝。まずは栃木県勢としても2年連続で阻まれているベスト4の壁を越えることがノルマになる。
 
(取材・文 児玉幸洋)
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“当たり前”に挑む守田英正「W杯では勝つとヒーローになるけど…」

キルギス戦に向けて「日本の意地」を語った日本代表MF守田英正(川崎F)
 これまで日本代表が積み重ねてきた歴史を背負い、アジア勢との戦いに臨もうとしている。追加招集でA代表に戻ってきたMF守田英正(川崎F)は翌日に控えるキリンチャレンジカップ・キルギス戦(豊田ス)に向けて、「期待に応えられるように結果で示したい」と意気込みを述べた。

 たった1年前は日本一を争っていた大学生。だが、現在は日の丸を背負ってアジアの頂点を狙おうとしている。大卒ルーキーながら川崎Fのレギュラーに定着し、9月の日本代表メンバーに追加招集で初選出。10月シリーズは招集外だったが、今回は再び追加で呼び出され、初のアジア勢との戦いに出場することが見込まれる。

 キルギス戦は来年1月に控えるアジアカップ前の最後の公式戦。代表2試合目を狙う23歳にとって、アジア勢は絶対に負けられない相手だ。「W杯では勝ち進んでいくとヒーローになるけど、アジアには勝って当たり前と思われている。レベルは上がっているけど、日本としての意地もある」と世間の見方と冷静と向き合う。

「クラブと代表では気持ちは全然違うけど、相手が違う部分は特に感じていない」と語ったように、プレービジョンは普段と変わらない。「できることは限られているので、したたかにやる。守備ではカバーリング、スペースを消すこと。攻撃ではポジションで相手をつったり、判断を変えたりして、相手にストレスがかかるプレーをしたい」。Jリーグ王者で培ってきた1年間の経験をぶつけるだけだ。

(取材・文 竹内達也)

●アジアカップ2019特設ページ

「明日は一番経験ある選手になるかも」原口がキルギス戦で示したいこと

キルギス戦に向けて調整するMF原口元気
 20日のキルギス戦(豊田ス)に向けた前日会見で日本代表の森保一監督は「大幅にメンバーを代えて臨みたいと思う」と、16日のベネズエラ戦(△1-1)からスタメンを大きく変更することを明言した。左サイドハーフとして先発が濃厚なMF原口元気(ハノーファー)は「もしかしたら明日は(自分がスタメンで)一番経験のある選手になるかもしれない」と気を引き締めた。

 ロシアW杯で西野ジャパンの主力として獅子奮迅の働きを見せた矜恃と、悔しさを4年後に晴らす役割という自覚を持っている。ロシアW杯から5か月。森保ジャパンでは当時の主力の約半数が入れ替わり、2列目は若い選手の躍動が目立っているが、そんな中で原口が考えているのは、ロシア組と新鋭たちのつなぎ役となることだ。

 自身にとって初のW杯だったロシア大会では、W杯が3度目というベテラン勢がチームの主軸を担っていた。「本当に苦しいときも彼らは引っ張ってくれて、僕は気持ちよくやらせてもらった。あれこれ言う先輩もいなかった」。原口はそう振り返りながらも、「本当に良い選手は勝手に頑張れる。だからそういう(引っ張る)選手は本当はいらないんだけどね」と、高いプロ意識の一端を示した。

「もしかしたら明日は一番経験のある選手になるかもしれない。そうなったら“あいつが一番頑張っているから頑張ろう”となるように。そういう姿で引っ張っていきたい。一番頑張って一番走るくらいで、いつもどおりにやりたい」

 キルギスはFIFAランキング90位と明らかに格下だ。しかし、「対戦相手ではなく、自分たちが何をできるか。こういう相手だからこそ、問われるものがあると意識している」と原口は言う。引いてくることが予想される相手に対し、どんな形でゴールをこじ開けていくか。経験ある選手としてのプレーが注目される背番号8。「簡単ではないと思っているので、しっかりやります」と力強く言った。

(取材・文 矢内由美子)

●アジアカップ2019特設ページ

AFC年間MVP候補に選ばれた三竿、謙虚に同僚を推す「優磨が一番いい」

AFC年間最優秀選手候補に選ばれたMF三竿健斗
 謙虚にチームメイトを推挙した。アジアサッカー連盟(AFC)が発表した2018年のAFC年間最優秀選手候補にノミネートされた日本代表MF三竿健斗(鹿島)。20日のキリンチャレンジカップ・キルギス戦(豊田ス)を翌日に控える中、報道陣から自身の受賞の可能性について聞かれると、「ないですね。(鈴木)優磨じゃないですか? 俺は優磨が一番いい選手だと思う」と、同じく最終候補に選ばれたFW鈴木優磨(鹿島)を推した。

 AFC主催の大会で顕著な成績を残した選手が対象となるAFC年間表彰。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を初制覇した鹿島の三竿と鈴木、そしてDFアブドゥルカリム・ハサン(アルサッド)の3人が男子の最優秀選手候補に選出された。

 今月28日にオマーンで開催される授賞式で日本人選手2人のどちらかが最優秀選手に輝けば、2009年のMF遠藤保仁(G大阪)以来9年ぶりの快挙。それでも三竿は「僕がそこに選ばれるかどうかは正直、自信がない。選ばれたらラッキー」と、あくまで控えめだった。

 何よりも今は目の前に迫った試合に集中している。森保一監督は公式会見で「ベネズエラ戦からは大幅にメンバーを代えてキルギス戦に臨みたいと思う」と明言。16日のベネズエラ戦(△1-1)で出番のなかった三竿にも先発のチャンスがある。

 キルギスが17日に行った鹿島との練習試合など、すでに映像もチェック済み。「蹴るというよりはしっかりつないでくる。3-6-1のような形で、シャドーとウイングバックがポジションチェンジをしながらボールを引き出してくる」と、具体的な印象を口にした。

「カウンターを狙ってくると思うし、攻撃のときの後ろの準備をしっかりしたい。プレーを切るときは割り切って(プレーを)切っていいし、攻めているときも守備のことを考えながら、いつ失っても取り返せるような準備をしたい」。チャンスに飢える22歳のボランチはそう言ってプレーのイメージを膨らませた。

(取材・文 西山紘平)

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AFC年間MVP候補に選ばれた三竿、謙虚に同僚を推す「優磨が一番いい」

AFC年間最優秀選手候補に選ばれたMF三竿健斗
 謙虚にチームメイトを推挙した。アジアサッカー連盟(AFC)が発表した2018年のAFC年間最優秀選手候補にノミネートされた日本代表MF三竿健斗(鹿島)。20日のキリンチャレンジカップ・キルギス戦(豊田ス)を翌日に控える中、報道陣から自身の受賞の可能性について聞かれると、「ないですね。(鈴木)優磨じゃないですか? 俺は優磨が一番いい選手だと思う」と、同じく最終候補に選ばれたFW鈴木優磨(鹿島)を推した。

 AFC主催の大会で顕著な成績を残した選手が対象となるAFC年間表彰。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を初制覇した鹿島の三竿と鈴木、そしてDFアブドゥルカリム・ハサン(アルサッド)の3人が男子の最優秀選手候補に選出された。

 今月28日にオマーンで開催される授賞式で日本人選手2人のどちらかが最優秀選手に輝けば、2009年のMF遠藤保仁(G大阪)以来9年ぶりの快挙。それでも三竿は「僕がそこに選ばれるかどうかは正直、自信がない。選ばれたらラッキー」と、あくまで控えめだった。

 何よりも今は目の前に迫った試合に集中している。森保一監督は公式会見で「ベネズエラ戦からは大幅にメンバーを代えてキルギス戦に臨みたいと思う」と明言。16日のベネズエラ戦(△1-1)で出番のなかった三竿にも先発のチャンスがある。

 キルギスが17日に行った鹿島との練習試合など、すでに映像もチェック済み。「蹴るというよりはしっかりつないでくる。3-6-1のような形で、シャドーとウイングバックがポジションチェンジをしながらボールを引き出してくる」と、具体的な印象を口にした。

「カウンターを狙ってくると思うし、攻撃のときの後ろの準備をしっかりしたい。プレーを切るときは割り切って(プレーを)切っていいし、攻めているときも守備のことを考えながら、いつ失っても取り返せるような準備をしたい」。チャンスに飢える22歳のボランチはそう言ってプレーのイメージを膨らませた。

(取材・文 西山紘平)

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17年ぶり出場の浦和南、初戦は「めちゃくちゃ強かった」東福岡とのリベンジマッチ!

浦和南の鹿又耕作主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 舞台は整った。17年ぶりに選手権への切符をつかんだ浦和南高(埼玉) 。埼玉県決勝の翌19日、主将のMF鹿又耕作は選手権の組み合わせ抽選会に臨んだ。選手権の開催地権を持つ埼玉は序盤に抽選をし、鹿又は「3」の枠を引き当てると、対戦校となる「4」には東福岡高(福岡)が入った。「リベンジできる気持ちはあります。正直なところは『マジか…』ですね」。そのときの気持ちを鹿又は吐露した。

 今夏のインターハイ。9年ぶりに出場権を得た浦和南は、松本国際との1回戦をPK方式で突破すると、続く2回戦では2015年度の王者・東福岡と対戦した。しかし、試合は0-3で敗戦、終わってみればシュートは0に封じ込められた。「めちゃくちゃ強かった」。先発フル出場した鹿又は、東福岡の実力を痛感した。「パススピードとか、判断スピードに差を感じました。個人がレベルアップしないと、組織もレベルアップしないので、個々のレベルアップを大事にしてきました」。夏に感じた悔しさをバネに、17年閉ざされていた選手権への扉を開いた。

 東福岡と対戦する1回戦の会場は、NACK5スタジアムに決まった。「NACKいいですね」と鹿又は表情を崩した。埼玉県の会場はほかに、浦和駒場スタジアム、埼玉スタジアム2○○2とあるが、「駒場と埼スタは芝が長くて。NACKは芝が短いのでやりやすいです」とその理由を明かした。

 抽選会の冒頭で挨拶をした田嶋幸三日本サッカー協会会長は、奇しくも浦和南のOB。3年次にはキャプテンとして選手権制覇に導いている。「選手権に出られたのは嬉しいですし、キャプテンという立場で叶えられたことは嬉しいです」と鹿又。浦和南のキャプテンは「初戦に命かけます」と1か月半後に控えた決戦へ意気込んだ。

(取材・文 奥山典幸)
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

自慢のミドルにも意欲…山中亮輔がA代表デビューへ「誇りを感じながら」

A代表デビューに期待が高まる日本代表DF山中亮輔(横浜FM)
 A代表デビューの準備はできている。念願の初選出を勝ち取った日本代表DF山中亮輔(横浜FM)は翌日に控えるキリンチャレンジカップ・キルギス戦(豊田ス)に向けて、「代表の雰囲気、誇りを感じながらプレーしたい」と意気込んだ。

 初めてA代表のユニフォームに身を包んで迎えた16日のベネズエラ戦は出番なし。だが、森保一監督はキルギス戦の前日会見で「大幅にメンバーを変える」と予告しており、背番号5が先発する可能性が高まっている。「自分は攻撃のところ。引いてくることも考えられるし、違いをつくっていきたい」と持ち味の攻撃力を発揮する構えだ。

 対戦相手のキルギスはFIFAランキング90位と格下だが、チームとして対戦相手の分析は欠かさない。「映像を見たけど、5-4-1のフォーメーションで来ると思う。ウイングバックが噛み合わないところがあるので、誰が行くかをハッキリさせたい」。5バック気味になる相手に対し、自身の持ち場で優位に立つことが肝要だ。

 相手が守備的に来る可能性については「ブロックの手前で動かすことが多くなれば、ミドルも狙っていきたい」とJリーグで猛威をふるっている左足シュートにも意欲。所属先の横浜FMでも相手を押し込む場面は慣れており、「相手が出てきたところでワンツーしたり、引き出しを持って臨みたい」と崩しのイメージはできている。

 この日は横浜FMの筆頭株主である日産自動車のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反で逮捕されるという報道があり、取材陣からはその件に関する質問も出たが、そもそも同会長を「知らないです」と苦笑い。チームメートからは応援のメールが届いているといい、「楽しみにしてくれているみたいなので、いいところを見せられれば」と笑顔で語った。

(取材・文 竹内達也)

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自慢のミドルにも意欲…山中亮輔がA代表デビューへ「誇りを感じながら」

A代表デビューに期待が高まる日本代表DF山中亮輔(横浜FM)
 A代表デビューの準備はできている。念願の初選出を勝ち取った日本代表DF山中亮輔(横浜FM)は翌日に控えるキリンチャレンジカップ・キルギス戦(豊田ス)に向けて、「代表の雰囲気、誇りを感じながらプレーしたい」と意気込んだ。

 初めてA代表のユニフォームに身を包んで迎えた16日のベネズエラ戦は出番なし。だが、森保一監督はキルギス戦の前日会見で「大幅にメンバーを変える」と予告しており、背番号5が先発する可能性が高まっている。「自分は攻撃のところ。引いてくることも考えられるし、違いをつくっていきたい」と持ち味の攻撃力を発揮する構えだ。

 対戦相手のキルギスはFIFAランキング90位と格下だが、チームとして対戦相手の分析は欠かさない。「映像を見たけど、5-4-1のフォーメーションで来ると思う。ウイングバックが噛み合わないところがあるので、誰が行くかをハッキリさせたい」。5バック気味になる相手に対し、自身の持ち場で優位に立つことが肝要だ。

 相手が守備的に来る可能性については「ブロックの手前で動かすことが多くなれば、ミドルも狙っていきたい」とJリーグで猛威をふるっている左足シュートにも意欲。所属先の横浜FMでも相手を押し込む場面は慣れており、「相手が出てきたところでワンツーしたり、引き出しを持って臨みたい」と崩しのイメージはできている。

 この日は横浜FMの筆頭株主である日産自動車のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反で逮捕されるという報道があり、取材陣からはその件に関する質問も出たが、そもそも同会長を「知らないです」と苦笑い。チームメートからは応援のメールが届いているといい、「楽しみにしてくれているみたいなので、いいところを見せられれば」と笑顔で語った。

(取材・文 竹内達也)

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2年連続で青森山田VS草津東が実現…10番檀崎「タレントで勝負するわけじゃない」

青森山田MF檀崎竜孔と草津東GK加藤直(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 2年連続で同カードが実現した。またも2回戦からの登場で来年1月2日に青森山田高(青森)と草津東(滋賀)が激突する。抽選後、2年連続10回目の出場となる草津東のキャプテンGK加藤直(3年)は「青森山田にリベンジできる機会を得られてうれしい」と力強く言い切った。

 まさかの再戦に「なかなかの抽選の確率で…」と苦笑した牛場哲郎監督も「加藤が言ってくれたようにリベンジですね」と気を引き締める。今年1月2日の選手権で青森山田に0-5で敗れたところから新チームはスタートした。

 昨年度はMF郷家友太(神戸)やFW中村駿太(山形)、今年度は札幌内定MF檀崎竜孔(3年)、福岡内定のU-19日本代表DF三國ケネディエブス(3年)らを擁する青森山田。注目選手との対戦にも「ある程度免疫はある」と牛場監督。「立ち上げから1年間の成長を試すことができる。思いきりぶつかっていきたい」と雪辱を誓った。

 対する青森山田は22年連続24回目の出場。10番を背負うキャプテン檀崎は「去年も対戦したけど、今年の草津東はまた違ったチームだと思う。ミーティングを重ねてまずは初戦を突破したい」と慢心はない。昨年度は長崎総合科学大附高(長崎)に敗れて3回戦で敗退し、「総科にリベンジしたい気持ちもある」という。「自分たちの代は個性が強いけどタレントで勝負するわけじゃない。一人ひとりがチームのために戦いたい」と組織としての強さも発揮し、2大会ぶりの頂点を目指す。

 プレミアEAST2位の青森山田は優勝争いの真っ只中。3節を残し、25日に対戦する鹿島ユースとの首位攻防戦に勝利すれば、勝ち点を1差に縮められる。黒田剛監督は「草津東はもちろんリベンジに燃えてくる」と警戒しながらも、「プレミアが終わってから選手権に向けて準備をしたい」とまずは目の前の試合に集中する。

(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

初出場大阪学院主将、目標は友達のいる流経柏と対戦「そこまで勝ち上がりたい」

大阪学院高の主将MF山田力也
 激戦区の大阪府を勝ち上がった大阪学院大高の初戦の相手は、明秀日立高(茨城)に決まった。

 学校としても始めての抽選会。主将MF山田力也(3年)も「こんなに盛り上がるとは思わなかった」と初々しく振り返った。

 対戦を誓い合った選手がいる。流通経済大柏高で6番をつけてプレーするMF中井颯人(3年)は伊丹FC Jrユースでプレーした仲。「全国で戦うと約束した」。勝ち上がれば3回戦で対戦は実現する。「そこまでは絶対に勝ち上がりたい」という目標を胸に、まずは12月31日の初戦に臨む。
 
(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2018
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初出場大阪学院主将、目標は友達のいる流経柏と対戦「そこまで勝ち上がりたい」

大阪学院高の主将MF山田力也
 激戦区の大阪府を勝ち上がった大阪学院高の初戦の相手は、明秀日立高(茨城)に決まった。

 学校としても始めての抽選会。主将MF山田力也(3年)も「こんなに盛り上がるとは思わなかった」と初々しく振り返った。

 対戦を誓い合った選手がいる。流通経済大柏高で6番をつけてプレーするMF中井颯人(3年)は伊丹FC Jrユースでプレーした仲。「全国で戦うと約束した」。勝ち上がれば3回戦で対戦は実現する。「そこまでは絶対に勝ち上がりたい」という目標を胸に、まずは12月31日の初戦に臨む。
 
(取材・文 児玉幸洋)
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中2の時に胸打たれた「スゲェ」チームの主将として選手権へ…流経大柏FW左部「絶対に日本一に」

流通経済大柏の左部開斗主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 昨日行われた、流通経済大柏高と市立船橋高による千葉県予選決勝戦。6年連続同カードとなったファイナルを制し、“激戦区千葉”を突破したのは流通経済大柏だった。選手権優勝1回、総体優勝2回を誇る強豪をもってしても、2年連続出場は初の快挙だ。

「大勢の人が応援してくれる中でやれるのは、緊張もしたんですけど楽しめました」。先発したFW左部開斗(3年)は、自身「初めて」という1万人以上の大観衆の中での決勝を振り返った。流通経済大柏が市立船橋を無失点で破ったのは、2010年度以来8年ぶり。「(準決勝が終わって)1週間かけてイチフナ戦に向けてやってきました。速いプレスを表現できたと思っています」。左部は会心の勝利に胸を張った。

 昨季総体で優勝を飾った流通経済大柏だが、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今夏の総体ではまさかの千葉県予選敗退。「全員が悔しい思いをして、そこで奮起して、チームとして何が必要で、何をやらなければいけないのか再確認しました」(左部)。チームに変化が起きようとしている頃、左部個人にもある変化があった。「インターハイ予選で(キャプテンの関川)郁万が怪我をして。長期離脱しているならチームにあまり関われないからということで、キャプテンが変わることになって。(本田裕一郎)監督からは『走れるやつ、元気があって声を出せるやつ』ということで候補になりました」。

 突然のキャプテン就任に、「生まれてこの方一度もやったことなくて」という驚きと同時に、重圧を感じたという。それは昨季のチームをまとめあげたMF宮本優太(流通経済大学)の背中を見てきたからだ。「優太くんは相当経験をつんでキャプテンという立場になって、自分は全国の舞台を経験せずにキャプテンをやっているので、プレッシャーはありました」。それでも流通経済大柏は、総体での悔しさを跳ね除け、選手権の舞台にたどりついた。

 過去5回の選手権出場でベスト4以上4回と驚異的な成績を残している流通経済大柏。左部にとって記憶に残っているというのは、小川諒也(FC東京)らを擁して4強入りした2014年度だ。当時中学2年生、東急SレイエスFCに所属していた左部は、関東リーグ参入戦に向かうバスの中で流通経済大柏と前橋育英の準決勝を見ていた。「当時、流経も(進学先の)候補になっていましたけど、明確には決まっていませんでした。試合を見て『スゲェなこのチーム』と思いました」。中学生の時の自分の胸を動かしたチームの一員として選手権に挑む左部は、「千葉県の代表として千葉県のチームの想いも背負っていますし、去年の借りを返さないといけない。絶対に日本一になりたいです」と選手権制覇を見据えた。

(取材・文 奥山典幸)
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クロアチア相手に千金逆転弾のケイン「イングランド代表であんな光景を見たことがなかった」

逆転勝利を導いたFWハリー・ケイン
[11.18 UNL第6節 イングランド2-1クロアチア]

 イングランド代表は18日、UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ4第6節でクロアチア代表と対戦し、2-1で逆転勝利を収めた。この結果、グループ2位から首位に浮上し、来年6月に行われるリーグAの準決勝進出が決定。逆転ゴールを挙げたキャプテンのFWハリー・ケインは、素晴らしい1年の締めくくりになったと喜びを示している。

 ホームに3位クロアチアを迎えたイングランド。後半11分にクロアチアのFWアンドレイ・クラマリッチに先制点を許したが、同32分にケインのPA内での粘りからMFジェシー・リンガードが決め、1-1と同点に追いつく。同39分にはFKからケインが逆転弾を奪い、2-1で劇的な白星を手にした。

 イングランドを準決勝に導く活躍を見せたケインは、この勝利がW杯後の再始動になったと英『スカイ・スポーツ』で話している。

「W杯が終わったあと、もちろん素晴らしい夏ではあったんだけど、もっとレベルアップしていきたいとみんなで話していた」

「いい形で今年を終えられた。気分はいいよ。次に僕らが会うのは3月だ。その試合も楽しみたい」

「0-1で負けていたときは動きが固かったけど、そこから落ち着いて自分たちの特徴を出せた。勝利にふさわしいパフォーマンスだったと思う」

 また、この試合ではウェンブリー・スタジアム中に「フットボールがホームに帰ってくる」の歌声が響き渡り続けていた。イングランド代表にとっての良い1年を締めくくるためのものだったという。

 ケインは「本当に素晴らしかったよ。個人的にはイングランド代表であんな光景を見たことがなかったから」と感激し、「みんなも今日の試合を楽しんでくれたんじゃないかなと思う。またここで、こういうセレブレーションを楽しみたいね。ファンもそう思ってくれていると嬉しい」と充実した様子で語った。

●UEFAネーションズリーグ18-19特集

「目標はありません」会場沸かせた岐阜工主将、「目標を持たずにという意味で…」

インタビューに答える岐阜工の森龍主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 組み合わせが決まり、48代表の代表者が壇上でそれぞれ意気込みを語った。「目標はありません」。岐阜工高(岐阜)の主将FW森龍(3年)の一言に会場が沸いた。

 真意を問うと単純なもの。「目標は持たずにという意味です」。会場の反応には苦笑いだったが、「先輩方はいっぱい出ているんですけど、僕らの代は出たことがない。一つずつ勝てるように頑張りたい」と謙虚に意気込む。

 初戦の相手は立正大淞南高(島根)に決定。「強豪校に当たってしまったなとは思いますけど、どこを引いたとしてもやるしかない。みんな頑張ってくれると思います」と仲間を信じる。

 岐阜工も過去に準優勝の実績を持つ伝統校。「伝統的に守備は教え込まれていて強いんですけど、今年はさらに一人ひとりの技術が例年よりもしっかりしている。個人の技術で打開できるチームだと思います」という自信を胸に、4年ぶりに選手権のピッチに立つ。
 
(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2018
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「目標はありません」会場沸かせた岐阜工主将、「目標を持たずにという意味で…」

インタビューに答える岐阜工の森龍主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 組み合わせが決まり、48代表の代表者が壇上でそれぞれ意気込みを語った。「目標はありません」。岐阜工高(岐阜)の主将FW森龍(3年)の一言に会場が沸いた。

 真意を問うと単純なもの。「目標は持たずにという意味です」。会場の反応には苦笑いだったが、「先輩方はいっぱい出ているんですけど、僕らの代は出たことがない。一つずつ勝てるように頑張りたい」と謙虚に意気込む。

 初戦の相手は立正大淞南高(島根)に決定。「強豪校に当たってしまったなとは思いますけど、どこを引いたとしてもやるしかない。みんな頑張ってくれると思います」と仲間を信じる。

 岐阜工も過去に準優勝の実績を持つ伝統校。「伝統的に守備は教え込まれていて強いんですけど、今年はさらに一人ひとりの技術が例年よりもしっかりしている。個人の技術で打開できるチームだと思います」という自信を胸に、4年ぶりに選手権のピッチに立つ。
 
(取材・文 児玉幸洋)
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大分GK修行が契約満了で退団「僕が大分でやれる事はもうありません」

 大分トリニータは19日、GK修行智仁(34)について契約満了に伴い来季の契約を更新しないことを発表した。

 2015年に加入した修行。今季、大分はJ2リーグ2位でJ1復帰を決めたが、34歳守護神の出場はなかった。クラブ公式サイトを通じて修行は、長文のメッセージを以下のように綴っている。

「大分のことが大好きです。ただ、選手として僕が大分でやれる事はもうありません。この4年間で僕のやれる事は全てやりきりました。今年で最後。その覚悟でこの1年を過ごしてきました。僕が大分でやりたかった事は、J1に昇格する事、少しでも若い選手の力になる事、そして大分の人を幸せにする事です。

 皆さんの応援のおかげでJ1に昇格する事ができました。ただ、僕の仕事はJ1に上がるまでであり、昇格したその時が大分とのお別れの時だとずっと思っていました。昇格しても大分でプレーすることはない。それでもみんなと昇格したい。そう思わせてくれるクラブでもありました。みんなの喜ぶ顔が見られて良かったです。

 そして、力のある若い選手が育つこのトリニータで何とか彼らの力になりたい。苦しい状況に置かれたとしても、自分のやるべき事をやり、そこから這い上がっていく、そういう姿を修行という人間を使って示したかったのです。何年か経ち、彼らが苦しみ悩んだ時にそっと背中を押す何かが彼らの中に残ってくれていれば僕にとってこれほど嬉しいことはありません。それが、僕が選手として大分にいる意味だったからです。

 そして、大分の人を幸せにする事。これは僕にとって最も大切なミッションでした。たくさんの大分の人とたくさんの思い出ができました。多くの人の顔を今も思い出しながらこのコメントを書いています。僕はすごく幸せでした。みなさんは幸せでしたか? 選手というのはいつか忘れ去られていくものです。たまに思い出される程度です。それでも構いません。その、僕を思い出すたまにの思い出話で、皆さんを少しでも幸せな気持ちにできたとしたら、僕の大分でのミッションは全て達成したことになります。

 感謝しています。皆さんの応援が僕にとって最高の幸せでした。ありがとう!!」

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インターハイ4強で「優勝の景色が見えた」…22年ぶり東山、初戦は丸岡と

東山の倉貫直人主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 22年ぶりの出場ながら、夏のインターハイで4強に進出した注目校・東山高(京都)の初戦は、福井県代表の丸岡高に決まった。12月31日、ニッパツ三ツ沢球技場の第2試合で対戦する。

「目標は日本一です」。MF倉貫直人主将(3年)は力強く意気込んだ。

 今夏のインターハイでは準決勝で優勝した山梨学院高にPK戦で惜敗。しかしベスト4という結果は、中盤の核である倉貫を欠いての結果だった。

 倉貫は大会直前の練習試合で右膝を故障。無理をすれば大会期間中に復帰することも出来たが、福重良一監督の判断で出場することは見送られた。

 その判断も選手権を意識していたからのもの。「インターハイで成長しているなと、僕が入れば厚い組織になる」という確信めいた意識を胸に、高校最後の大会に向け調整してきた。

 ベルギー1部のシントトロイデンで活躍するMF鎌田大地の母校としても知られる。オフには練習に顔を出してくれることもあるといい、いろいろなアドバイスをくれるのだという。

 先輩にもいい報告を。「一戦一戦、謙虚に戦っていけば、優勝を十分に狙えると思う」。古都の古豪が正月の舞台を熱くする。

(取材・文 児玉幸洋)
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50年ぶり出場の関西学院は星稜と初戦、ビックリ!?「引いてこいと言われていた」対決実現

星稜の岩岸宗志(左)と関西学院の林幹太(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 50年ぶりの出場となる関西学院高(兵庫)の初戦は、星稜高(石川)に決まった。12月31日、県立柏の葉公園総合競技場の第2試合で対戦する。

 関学のDF林幹太(3年)主将のくじ引きの順番は47番目。残りくじは14番と46番で、青森山田か星稜のどちらかが相手だった。「星稜来い!」。願いは届き、星稜の相手となる46番を引き当てた。

 念願の対戦カードだった。関学の林主将と星稜のFW岩岸宗志(3年)主将は、小学校時代に関西トレセンで共にプレーした仲。中学に進んでからもヴィッセル神戸U-15でプレーした林と、ディアブロッサ高田FC U-15でプレーした岩岸は対戦経験があったという。

 さらに関西学院中学部出身の選手が星稜に在籍することから、「初戦で星稜を引いてこいと言われていた」。「まさか引けるとは」と苦笑いの林だったが、「まずは初戦突破を目標に頑張りたい」と闘志を燃やした。

(取材・文 児玉幸洋)
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50年ぶり出場の関西学院は星稜と初戦、ビックリ!?「引いてこいと言われていた」対決実現

星稜の岩岸宗志(左)と関西学院の林幹太(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 50年ぶりの出場となる関西学院高(兵庫)の初戦は、星稜高(石川)に決まった。12月31日、県立柏の葉公園総合競技場の第2試合で対戦する。

 関学のDF林幹太(3年)主将のくじ引きの順番は47番目。残りくじは14番と46番で、青森山田か星稜のどちらかが相手だった。「星稜来い!」。願いは届き、星稜の相手となる46番を引き当てた。

 念願の対戦カードだった。関学の林主将と星稜のFW岩岸宗志(3年)主将は、小学校時代に関西トレセンで共にプレーした仲。中学に進んでからもヴィッセル神戸U-15でプレーした林と、ディアブロッサ高田FC U-15でプレーした岩岸は対戦経験があったという。

 さらに関西学院中学部出身の選手が星稜に在籍することから、「初戦で星稜を引いてこいと言われていた」。「まさか引けるとは」と苦笑いの林だったが、「まずは初戦突破を目標に頑張りたい」と闘志を燃やした。

(取材・文 児玉幸洋)
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C大阪の尹晶煥監督が今季限りで退任…昨季2冠も今季は主要タイトルなし

尹晶煥監督が今季限りで退任
 セレッソ大阪は19日、尹晶煥監督(45)と今季の契約満了後、来季の契約を更新しないことで合意したと発表した。今季の公式戦終了までは同監督が引き続き指揮を執り、後任については決まり次第、発表するとしている。

 尹晶煥監督は鳥栖で現役を引退後、同クラブのコーチを経て2011年に指揮官へと昇格。2014年8月に退任した後は蔚山現代を率い、2017年にC大阪の監督に就任した。

 初年度にルヴァン杯と天皇杯を制して2冠を達成したほか、リーグ戦でも3位と躍進し、Jリーグアウォーズで優秀監督賞を受賞。しかし、今季は主要タイトル獲得の可能性が消滅し、リーグ戦も前節終了時点で8位と低迷していた。

 なお、尹晶煥監督のコメントは最終戦終了後に改めて発表するという。

以下、クラブ発表プロフィール

●尹晶煥
(ユン・ジョンファン)
■生年月日
1973年2月16日(45歳)
■出身地
韓国
■選手歴
富川SK-C大阪-城南一和天馬-全北現代モータース-鳥栖
■指導歴
鳥栖テクニカルアドバイザー-鳥栖コーチ-鳥栖ヘッドコーチ-鳥栖監督-蔚山現代監督-C大阪監督

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●2019年Jリーグ移籍情報

C大阪の尹晶煥監督が今季限りで退任…昨季2冠も今季は主要タイトルなし

尹晶煥監督が今季限りで退任
 セレッソ大阪は19日、尹晶煥監督(45)と今季の契約満了後、来季の契約を更新しないことで合意したと発表した。今季の公式戦終了までは同監督が引き続き指揮を執り、後任については決まり次第、発表するとしている。

 尹晶煥監督は鳥栖で現役を引退後、同クラブのコーチを経て2011年に指揮官へと昇格。2014年8月に退任した後は蔚山現代を率い、2017年にC大阪の監督に就任した。

 初年度にルヴァン杯と天皇杯を制して2冠を達成したほか、リーグ戦でも3位と躍進し、Jリーグアウォーズで優秀監督賞を受賞。しかし、今季は主要タイトル獲得の可能性が消滅し、リーグ戦も前節終了時点で8位と低迷していた。

 なお、尹晶煥監督のコメントは最終戦終了後に改めて発表するという。

以下、クラブ発表プロフィール

●尹晶煥
(ユン・ジョンファン)
■生年月日
1973年2月16日(45歳)
■出身地
韓国
■選手歴
富川SK-C大阪-城南一和天馬-全北現代モータース-鳥栖
■指導歴
鳥栖テクニカルアドバイザー-鳥栖コーチ-鳥栖ヘッドコーチ-鳥栖監督-蔚山現代監督-C大阪監督

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9年ぶり快挙なるか…AFC年間最優秀選手に鹿島2選手がノミネート!! ユース部門にはU-16西川潤も

FW鈴木優磨、MF三竿健斗、FW西川潤(写真左から)
 アジアサッカー連盟(AFC)は19日、2018年の年間表彰ノミネート者を発表した。最優秀選手の候補にはAFCチャンピオンズリーグを制した鹿島アントラーズのMF三竿健斗とFW鈴木優磨が選出。ユース部門の候補にはAFC U-16選手権制覇に貢献したU-16日本代表FW西川潤(桐光学園高)が入った。

 AFC年間表彰は今月28日にオマーンで開催。それに先立って、男子、女子、フットサル、ユース女子、ユース男子、女子指導者、男子指導者の各部門でノミネートが発表された。AFC主催の大会で顕著な成績を残した選手が対象で、アジア外国籍の選手は対象外となっている。

 男子の部で候補に選ばれたのは三竿、鈴木とDFアブドゥルカリム・ハサン(アル・サッド)。日本人選手2人が最優秀選手に輝けば、2009年のMF遠藤保仁(G大阪)以来9年ぶりの快挙となる。過去には2002年にMF小野伸二(フェイエノールト・現札幌)、1997年と98年にMF中田英寿(平塚、ペルージャ)らが選ばれた。

 男子指導者の部は鹿島の大岩剛監督が候補となっており、昨季の同賞を受賞した浦和の堀孝史監督に続いて2年連続のノミネート。ユースの部にはエースストライカーとしてAFC U-16選手権を制し、決勝戦のゴールで大会MVPに輝いた西川が入った。フットサルの部では逸見勝利ラファエル(ベンフィカ)が候補に挙がっている。

 女子の部はアジア大会を制したなでしこジャパン(日本女子代表)のMF熊谷紗希(リヨン)がノミネート。ユース女子の部はU-20女子ワールドカップを制したU-20女子日本代表の3人が占め、MF長野風花(仁川現代)、DF南萌花(浦和レディース)、MF宝田さおり(C大阪堺レディース)が選ばれた。

 また女子指導者の部では、アジア大会制覇に導いたなでしこジャパンの高倉麻子監督に加えて、コーチとしてU-20女子日本代表を支えた岡本三代コーチが候補となっている。発表は28日の年間表彰式で行われる。

ノミネート者は以下のとおり(AFC発表順)

▽男子
MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)
FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
DFアブドゥルカリム・ハサン(アル・サッド、カタール)

▽女子
FWサマンサ・カー(オーストラリア女子代表)
MFワン・シュア(中国女子代表)
MF熊谷紗希(日本女子代表、リヨン)

▽フットサル
逸見勝利ラファエル(日本代表)
アリ・アスガル・ハサンダデフ(イラン代表)
マフディ・ハビド(イラン代表)

▽女子ユース
MF長野風花(U-20日本女子代表、仁川現代)
DF南萌花(U-20日本女子代表、浦和レディース)
MF宝田沙織(U-20日本女子代表、C大阪堺レディース)

▽ユース男子
FW西川潤(U-16日本代表、桐光学園高)
FWチョン・セジン(U-19韓国代表)
MFトゥルキ・アル・アマル(U-19サウジアラビア代表)

▽女子指導者
高倉麻子監督(日本女子代表)
岡本三代コーチ(U-20日本女子代表)
ヌエングルタイ・スラトンビアン(タイ代表)

▽男子指導者
バシム・ハムダン監督(イラク代表)
大岩剛監督(鹿島アントラーズ)
ラフシャン・ハイダロフ監督(ウズベキスタン代表)

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●【特設】高校選手権2018
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京都、吉田GKコーチが退任「J1復帰を心から願っています」

 京都サンガF.C.は19日、吉田宗弘トップチームGKコーチが2018シーズンをもって退任することを発表した。

 昨年から京都のGKコーチを務めていた吉田氏は「2年間という短い間でしたが、どんな時でもサポートして頂いたファン・サポーター、スポンサー、京都サンガF.C.に関わる全ての皆さまに感謝しています。ありがとうございました。目標を達成出来ず、本当に責任を感じています。これからはクラブを離れますが、京都サンガF.C.がJ1に復帰するという目標を達成することを心から願っています。2年間、本当にありがとうございました」とコメントしている。

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京都、吉田GKコーチが退任「J1復帰を心から願っています」

 京都サンガF.C.は19日、吉田宗弘トップチームGKコーチが2018シーズンをもって退任することを発表した。

 昨年から京都のGKコーチを務めていた吉田氏は「2年間という短い間でしたが、どんな時でもサポートして頂いたファン・サポーター、スポンサー、京都サンガF.C.に関わる全ての皆さまに感謝しています。ありがとうございました。目標を達成出来ず、本当に責任を感じています。これからはクラブを離れますが、京都サンガF.C.がJ1に復帰するという目標を達成することを心から願っています。2年間、本当にありがとうございました」とコメントしている。

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ベンゲル氏が監督業の将来に危機感「20年後はロボットが指揮しているかも」

アーセン・ベンゲル氏が監督業の将来に危機感
 アーセン・ベンゲル氏はサッカー界に与えるSNSの影響力に危機感を覚えているようだ。英『ミラー』が伝えている。

 22年間にわたって務めたアーセナルの指揮官を昨季限りで退任し、フリーの状態が続いているベンゲル氏。新天地が注目される中、『beINスポーツ』で将来の監督業について語っている。

「これまで何度も言っているように、次の会長はSNSの結果で後半の交代選手を決めることになるだろう」

「どんどんそういう話が現実味を帯びてきている。個人的には受け入れがたいことだ。私はオールドスクールの人間だからね。とはいえ、世界がそういう方向に進んでいるのは間違いない」

「SNSが持っている力を想像してみてほしい。さらに悪いことに、それはマジョリティの意見ですらないんだ。マイノリティの持つ力がかつてないほど高まっている。これは民主主義が抱えている問題と似たものだが、マイノリティの独裁が始まろうとしているんだよ」

「私はこれまで自分の目で判断してきた。だが20年後は、ロボットが監督になっているかもしれない」

 長らくサッカー界を見つめてきた69歳の名称は、将来的に指揮官の仕事は消滅に追い込まれる可能性があると危惧した。

●プレミアリーグ2018-19特集

日本vsキルギス 試合前日の森保一監督会見要旨

キルギス戦に向けて公式会見に臨む森保一監督
 日本代表は19日、試合会場の豊田スタジアムで公式練習を行い、20日のキリンチャレンジカップ・キルギス戦に向けて最終調整した。練習前には森保一監督が公式会見に出席した。

以下、森保一監督会見要旨

森保一監督
―明日のメンバーはベネズエラ戦からどれぐらい代える考えか。
「ベネズエラ戦からは大幅にメンバーを代えてキルギス戦に臨みたいと思う。より多くの選手を起用したい、プレーを見たいということで変更したい。ただ、最終的にどれだけ代えるかは今日の練習を見て決めたい」

―アジアでの戦い方は別だと話していたが、明日は戦術的にどういう変化をもたらす考えか。
「ロシアW杯をスタッフとして経験して、これまでの自分の経験の中でアジアの戦いは別々に考えなければいけないと思っている。選手と話しても、選手の中にもそういう意識はある。ただし、相手がより我々に合わせてくる、我々に対する対策がされるということで臨まないといけないが、我々がやろうとすること、これまで9月のキリンチャレンジカップから積み上げてきたものをまずは明日のキルギス戦、アジア勢との戦いの中でもトライしていきたいと思っている。アジア以外の世界の相手とアジアでの戦いは違うと想定しながらも、我々が目指すものはしっかり出していきたい」

―攻撃でもう1セットぐらい選手層をアップさせたいと話していたが、形は同じで選手を入れ替えるのか、2トップや2シャドーなど別の形も模索しているのか。
「先日の質問に対する私の受け答えだが、攻撃の質問をされたので攻撃でもう1セットと話したが、チームとしてもやはり2チーム分、それ以上の選手層を持って戦えるようにしたいと思っている。攻撃の部分でも、9月のキリンチャレンジカップからより長い時間、一緒にプレーしている選手たちがいるが、その選手たちがだれとでもコンビを合わせられるように、連係連動できるように、より多くの選手に絡んできてもらえるようにしたいと思っている。攻撃のシステム的な形としてはこれから考えていきたいが、まずはより多くの選手がだれとでも連係連動できるように、一人でも多くの選手に絡んでもらえるように、選手層を厚くしていきたい」

―今年最後の試合で、アジアカップ前最後の試合にもなるが。
「アジアカップに向けて日本代表としては最後のキリンチャレンジカップの試合となる。準備という部分でも国際親善試合は最後になるが、まずはチーム力をしっかり上げていけるように戦術の浸透を図っていき、我々がレベルアップすることを明日の試合でも考えて臨みたい。そうすることによってアジアカップでもより良い戦いができると思うので、まずは明日の試合に集中して、次につながる試合をしたいと思っている」

―キルギス戦はアジアカップで対戦するトルクメニスタンを想定しての試合になるか。
「アジアカップを見据えてということでマッチメイクしてもらった戦いになる。相手のことを分析して、相手を知ったうえで戦わないといけないが、今我々に何ができるのか、どういうところを上げないといけないのか、戦術浸透の部分をしっかりやったうえで明日の試合に臨みたい。中央アジアのチームについては、球際のところが激しく厳しく、そこから試合のペースを握っていく、個の技術がしっかりしているという印象がある。明日のキルギスに関しては堅い守備ができるチームで、堅い守備から素早い攻撃を仕掛けてくる印象を持っている」

―若い選手の活躍が目立つが、経験ある選手に期待していることは。
「9月からの日本代表の活動において若い選手に話題性がより多くあるということはあると思うが、チーム全体として全員がいいトライをする、成長したいという気持ち、日本代表を強くしたいという気持ちを持って臨んでくれていると思う。若い選手が躍動できているのは経験のあるベテランの選手たちが経験の浅い若い選手たちに思い切りプレーをさせてあげる環境づくりをしているからこそで、チームとしてそのバランスは非常によく、これまでは日本代表チームとしての活動ができているのかなと思っている」

―アジアカップの選手選考で今まで呼んだことのない選手を呼ぶ可能性はあるのか。
「それはもちろん可能性としてはあり得ると思っている」

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

「だれとでも連係連動できるように」森保J、年内最終戦で新たな組み合わせをテストへ

公式会見に出席する森保一監督
 日本代表は19日、試合会場の豊田スタジアムで公式練習を行い、20日のキリンチャレンジカップ・キルギス戦に向けて最終調整した。練習前には森保一監督が公式会見に出席。年内最終戦であり、アジアカップに向けた前哨戦となる一戦に向け、「ベネズエラ戦からは大幅にメンバーを代えてキルギス戦に臨みたいと思う」と、16日のベネズエラ戦(△1-1)からスタメンを大きく変更する考えを明らかにした。

 森保ジャパンの攻撃陣はFW大迫勇也の1トップを軸に2列目もMF中島翔哉、MF南野拓実、MF堂安律の若手トリオが定着しつつあるが、指揮官はベネズエラ戦後の記者会見で「チームとしてもう1セットくらい、選手層の幅とチーム力をアップさせて、より多くの選手が絡んでこれるようにやっていかないといけない」と指摘。来年1月のアジアカップに向け、チームの底上げを図る意向を示していた。

 ベネズエラ戦で右膝を打撲したDF冨安健洋はこの日もグラウンドに姿を見せず、別調整。森保監督が「なかなか彼に代わる選手がいないという現状はあると思う」と認める大迫のほか、キャプテンのDF吉田麻也ら主軸は残しつつ、キルギス戦では新たな組み合わせをテストする可能性もありそうだ。

「より長い時間、一緒にプレーしている選手たちがいるが、その選手たちがだれとでもコンビを合わせられるように、連係連動できるように、より多くの選手に絡んできてもらえるようにしたい」。チームとしてコンビネーションのパターンを増やしたい指揮官は「システム的な形としてはこれから考えていきたいが、まずはより多くの選手がだれとでも連係連動できるように、一人でも多くの選手が絡めるように、選手層を厚くしていきたい」と、4-2-3-1のシステムの中で攻撃のバリエーションを増やしていくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

アジア杯で“サプライズ招集”は?森保監督「可能性としてはあり得る」

記者会見する森保一監督
 森保ジャパンでまだ招集歴のない選手にも可能性は残されているようだ。日本代表森保一監督はアジアカップ前最後の強化試合となる20日のキリンチャレンジカップ・キルギス戦(豊田ス)に向け、「チーム力をしっかり上げていけるように戦術の浸透を図っていきたい。我々がレベルアップすることを考えて明日の試合にも臨む」と、あくまでこれまでと同じスタンスで戦う考えを示し、「そうすることによってアジアカップでもより良い戦いができると思うので、まずは明日の試合に集中して、次につながる試合をしたい」と意気込んだ。

 アジアカップのメンバー選考前最後の試合となるが、記者会見では「今まで呼んだことのない選手でも海外組など実績のある選手を呼ぶ可能性はあるのか」という質問に「それはもちろん可能性としてはあり得ると思っている」と回答。ロシアW杯メンバーで森保ジャパンに招集されていない選手としてはDF昌子源(鹿島)、MF香川真司(ドルトムント)、MF乾貴士(ベティス)、MF宇佐美貴史(デュッセルドルフ)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)らがいるが、彼らをアジアカップで招集する可能性を否定はしなかった。

 16日のベネズエラ戦(△1-1)後の記者会見では武藤やFW久保裕也(ニュルンベルク)を招集しない理由を聞かれ、「もちろん彼らは招集のリストには入っているし、選択肢にも入っている」としたうえで、「ケガであったり、チームの中で彼らが置かれている立ち位置とかも考えて、タイミングがズレたり、そういうところだと思う」と、その理由を説明していた。「招集に関しては、まだまだいろいろな選択肢があると思っている」。アジアカップで“サプライズ招集”はあるのか。まずは現代表メンバーがキルギス戦でどれだけアピールできるかに懸かっている。

(取材・文 西山紘平)

●アジアカップ2019特設ページ

[東海]インカレ出場3枠…東園大、静産大、常葉大が全国切符を獲得!最下位・名城大は意地の2連勝:第21節

 第57回東海学生リーグは17、18日に第21節を行った。2位・静岡産業大と3位・常葉大がそれぞれ勝利し、全日本大学選手権(インカレ)出場権を獲得した。

 2位の静産大は5位の四日市大と対戦し、FW山本榛真(2年=飛龍高)の2得点を含む4得点を奪い、4-2で勝利。3位の常葉大は首位・東海学園大に3-0で勝利。MF犬塚諒(3年=開志学園高)が2得点、終盤にはMF平野琢馬(1年=清水桜が丘高)がダメ押しの3点目を決め、首位相手に快勝した。

 すでに優勝を決定させてインカレ出場権も手にしている東園大を除き、東海地区の枠は残り2校となっていたが、今節に静産大と常葉大がそれぞれ勝利したために3位以上が確定。静産大は3年連続13回目の、常葉大は2年連続11回目のインカレ出場となる。

 4位・中京大は9位・名古屋商科大と対戦し、4-3で打ち合いを制した。AC長野パルセイロ加入内定が発表されたFW大城佑斗(4年=中京大中京高)が前半14分に得点し、今季7点目としている。

 6位・愛知学院大は8位・岐阜経済大と対戦。FW水野龍一(3年=愛知産業大三河高)が2得点を挙げるも、点差を埋めることができず、2-3で連敗となった。7位の愛知学泉大は10位の名古屋経済大に2分間で2失点を食らい、0-2で敗戦している。

 11位の静岡大と最下位の名城大は、1-1で迎えた試合終了間際にMF川田晧也(2年=袋井高)が決勝弾を決めて2-1で勝利。後期全敗だった名城大が前節に続いて2連勝とした。





●第57回東海学生1部L特集

組み合わせ決まった選手権、スタジアムおよびキックオフ時刻も決定

(写真協力『高校サッカー年鑑』)
 19日、第97回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が行われ、開催スタジアムおよびキックオフ時刻も決まった。12月30日に駒沢陸上競技場で開幕戦を実施。午後2時5分キックオフで駒澤大高(東京)と那覇西高(沖縄)が対戦する。

【1回戦】
(2018年12月30日)
[駒沢陸上競技場]
駒澤大高 14:05 那覇西高

(2018年12月31日)
[味の素フィールド西が丘]
遠野高 12:05 岡山学芸館高

[駒沢陸上競技場]
国士舘高 12:05 米子北高
仙台育英高 14:10 一条高

[NACK5スタジアム大宮]
浦和南高 12:05 東福岡高
尚志高 14:10 神村学園高

[浦和駒場スタジアム]
帝京長岡高 12:05 高知西高
旭川実高 14:10 和歌山北高

[ニッパツ三ツ沢球技場]
桐光学園高 12:05 大津高
丸岡高 14:10 東山高

[等々力陸上競技場]
東邦高 12:05 大分高
岐阜工高 14:10 立正大淞南高

[県立柏の葉公園総合競技場]
明秀日立高 12:05 大阪学院大高
星稜高 14:10 関西学院高

[フクダ電子アリーナ]
秋田商高 12:05 四日市中央工高
富山一高 14:10 西京高

【2回戦】
(2019年1月2日)
[味の素フィールド西が丘]
[1]都市大塩尻高 12:05 瀬戸内高
[2](遠野高vs岡山学芸館高)の勝者 14:10 (仙台育英高vs一条高)の勝者

[駒沢陸上競技場]
[3]日本航空高 12:05 四国学院大香川西高
[4](国士舘高vs米子北高)の勝者 14:10 (丸岡高vs東山高)の勝者

[NACK5スタジアム大宮]
[5]浜松開誠館高 12:05 長崎総合科学大附高
[6](帝京長岡高vs高知西高)の勝者 14:10 (旭川実高vs和歌山北高)の勝者

[浦和駒場スタジアム]
[7](浦和南高vs東福岡高)の勝者 12:05 (尚志高vs神村学園高)の勝者
[8]前橋育英高 14:10 宇和島東高

[ニッパツ三ツ沢球技場]
[9]日章学園高 12:05 矢板中央高
[10]青森山田高 14:10 草津東高

[等々力陸上競技場]
[11](駒澤大高vs那覇西高)の勝者 12:05 (岐阜工高vs立正大淞南高)の勝者
[12](桐光学園高vs大津高)の勝者 14:10 (東邦高vs大分高)の勝者

[県立柏の葉公園総合競技場]
[13](明秀日立高vs大阪学院大高)の勝者 12:05 (星稜高vs関西学院高)の勝者
[14](富山一高vs西京高)の勝者 14:10 (秋田商高vs四日市中央工高)の勝者

[フクダ電子アリーナ]
[15]徳島市立高 12:05 流通経済大柏高
[16]羽黒高 14:10 龍谷高

【3回戦】
(2019年1月3日)
[駒沢陸上競技場]
[1]の勝者 12:05 [2]の勝者
[4]の勝者 14:10 [3]の勝者

[浦和駒場スタジアム]
[8]の勝者 12:05 [7]の勝者
[6]の勝者 14:10 [5]の勝者

[等々力陸上競技場]
[11]の勝者 12:05 [9]の勝者
[10]の勝者 14:10 [12]の勝者

[フクダ電子アリーナ]
[13]の勝者 12:05 [15]の勝者
[16]の勝者 14:10 [14]の勝者

【準々決勝】
(2019年1月5日)
[等々力陸上競技場]
未定 12:05 未定
未定 14:10 未定

[フクダ電子アリーナ]
未定 12:05 未定
未定 14:10 未定

【準決勝】
(2019年1月12日)
[埼玉スタジアム]
未定 12:05 未定
未定 14:20 未定

【決勝】
(2019年1月14日)
[埼玉スタジアム]
未定 14:05 未定

●【特設】高校選手権2018
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「代表はいつ落ちるか分からない」…“未来”を見据えるMF神谷優太

U-21日本代表MF神谷優太(愛媛)
 いつもとは違う景色。所属する愛媛では「ウイングやシャドーをやっている」中、U-21日本代表MF神谷優太は17日のクウェート戦でボランチの位置に入ると、積極的なプレーを披露した。

 試合開始直後にファーストシュートを放つなど、フィニッシュへの意識の高さを示した神谷は、その後も「ゲーム状況、時間帯をすごく考えた」と長短織り交ぜたパスで攻撃にリズムを生み出す。視野広く蹴り出されたサイドチェンジをピンポイントで届けるなど、「調子が良かった」ものの、「ちょっとヒザを痛めている」影響も考慮されて後半25分にピッチを後にした。だが、本人の中には良い感触が残ったようだ。

「いつもと視野が違う中、久々にボランチをやらせてもらったけど、相手どうこうというよりも自分の中で良いイメージでやれた。継続する難しさはあるけど、あれくらいのパフォーマンスをベースにできたら良いと思う」

 今回のUAE遠征では追加招集されたように、現時点ではU-21代表の絶対的な立場にいるわけではない。だが、本人は“現在”ではなく“未来”を見据える。「今、選ばれていても、最後に選ばれなかったら意味がない」と語ったように、「最後」と表現する東京五輪本大会でメンバー入りを果たすことが重要だと考えている。

 昨年5月に韓国で行われたU-20W杯に臨む当時のU-20日本代表にはコンスタントに招集されていたものの、所属クラブの湘南(当時)でなかなか出場機会をつかめていないことも影響して、最終的なメンバー入りを逃した。

「自分は経験しているけど、代表は本当にいつ落ちるか分からない」

 そう実感しているからこそ、たとえ追加招集でも対応できるように「いつでも準備しておくのが大事」だと感じているし、出場した試合でアピールする重要性を理解している。残された試合は20日のUAE戦のみ。ピッチに立つ機会が与えられれば、自身の存在を猛アピールする覚悟だ。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ

[MOM2725]大分MF山口卓己(3年)_ピッチ全体を俯瞰する主将。大分の誇る静かなるゲームメーカー

頼れる主将MF山口卓己
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権大分県予選決勝 大分高3-2柳ヶ浦高 大銀ド]

 ピッチ全体をカバーする運動量、時には攻撃的にチャンスを作り出し、そして体を張った守りでチームを鼓舞する大分高の頼れる主将MF山口卓己(3年)。164cm、54kgと小柄ながら、抜群のセンスで大分の攻撃的なパスサッカーの起点となる。

 吸い付くようなトラップ、機を見て攻め上がるスピード豊かなドリブル。そんな卓越した技術もさることながら、試合の流れを冷静に読み、的確な判断で流れをコントロールする巧者ぶりは、この決勝でも十分に発揮された。

 試合開始当初は高めのポジションで攻撃的にプレーしながらも、1点リードの展開の中で柳ヶ浦高の圧力が高まってくるとポジションを守備的にチェンジし、下がり目の位置で攻撃の芽をことごとく摘んでいった。「柳ヶ浦とはもう何度も戦っているので、相手の攻撃面でのプレッシャーにどう対応するかは常に考えていた」と主将は淡々と語る。

 チームの点取り屋で山口とのホットラインを形成するFW工藤元太(3年)は「あいつ(山口)は何をやらせても巧い。卓からのパスで僕らFWがどんどん得点したい」とその信頼も絶大だ。「彼のプレーには特に注文はありません。全てのプレーが精度が高く、チームの絶対的存在」と小野正和監督も全幅の信頼を寄せる。

 長崎の大村市出身で中学から大分にやってきた。高校1年からレギュラーを勝ち取り、2年前の全国大会へも出場したが、2回戦で滝川二高(兵庫)に大敗を喫した。「あの時は3年生に連れて行ってもらっただけ。先輩に助けられ自由にプレーしていたが、今度は僕がしっかりとチームをまとめていきたい」と主将としての責任感を十分に認識している。

 全国切符を手に入れた後に見るのは、晴れの全国の舞台で躍動するチームの姿。その中心にいるのは間違いなく山口だ。「監督を始め、チーム全体が一つになれたこその勝利。この勢いを全国につなげて上位進出を目指したい」と意気込む。

 不完全燃焼に終わった2年前の雪辱を果たすため、大分の中心選手としての矜持を持って大舞台へと臨む。

(取材・文 安倍令文)
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[MOM2725]大分MF山口卓己(3年)_ピッチ全体を俯瞰する主将。大分の誇る静かなるゲームメーカー

頼れる主将MF山口卓己
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権大分県予選決勝 大分高3-2柳ヶ浦高 大銀ド]

 ピッチ全体をカバーする運動量、時には攻撃的にチャンスを作り出し、そして体を張った守りでチームを鼓舞する大分高の頼れる主将MF山口卓己(3年)。164cm、54kgと小柄ながら、抜群のセンスで大分の攻撃的なパスサッカーの起点となる。

 吸い付くようなトラップ、機を見て攻め上がるスピード豊かなドリブル。そんな卓越した技術もさることながら、試合の流れを冷静に読み、的確な判断で流れをコントロールする巧者ぶりは、この決勝でも十分に発揮された。

 試合開始当初は高めのポジションで攻撃的にプレーしながらも、1点リードの展開の中で柳ヶ浦高の圧力が高まってくるとポジションを守備的にチェンジし、下がり目の位置で攻撃の芽をことごとく摘んでいった。「柳ヶ浦とはもう何度も戦っているので、相手の攻撃面でのプレッシャーにどう対応するかは常に考えていた」と主将は淡々と語る。

 チームの点取り屋で山口とのホットラインを形成するFW工藤元太(3年)は「あいつ(山口)は何をやらせても巧い。卓からのパスで僕らFWがどんどん得点したい」とその信頼も絶大だ。「彼のプレーには特に注文はありません。全てのプレーが精度が高く、チームの絶対的存在」と小野正和監督も全幅の信頼を寄せる。

 長崎の大村市出身で中学から大分にやってきた。高校1年からレギュラーを勝ち取り、2年前の全国大会へも出場したが、2回戦で滝川二高(兵庫)に大敗を喫した。「あの時は3年生に連れて行ってもらっただけ。先輩に助けられ自由にプレーしていたが、今度は僕がしっかりとチームをまとめていきたい」と主将としての責任感を十分に認識している。

 全国切符を手に入れた後に見るのは、晴れの全国の舞台で躍動するチームの姿。その中心にいるのは間違いなく山口だ。「監督を始め、チーム全体が一つになれたこその勝利。この勢いを全国につなげて上位進出を目指したい」と意気込む。

 不完全燃焼に終わった2年前の雪辱を果たすため、大分の中心選手としての矜持を持って大舞台へと臨む。

(取材・文 安倍令文)
●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

ライバル対決制す!強敵・柳ヶ浦を撃破した大分が2年ぶりの全国切符を掴み取る:大分

大分高が全国へ
[11.18 選手権大分県予選決勝 大分高3-2柳ヶ浦高 大銀ド]

 第97回全国高校サッカー選手権大分県予選決勝は18日、大分銀行ドームで行われ、大分高が3-2で柳ヶ浦高に勝利し、2年ぶり10回目の全国大会を決めた。

 大会前から優勝候補の下馬評が高かった両校。大分は2年ぶり、柳ヶ浦は13年ぶりの決勝進出を果たした。実力の拮抗した両校の戦いは立ち上がりから激しいものとなった。

 フィジカルの強さが光るFW芝崎翼(2年)、今大会10得点とゴールを量産中のMFキム・チョンニョン(3年)といった、前線にタレントをそろえた柳ヶ浦の圧力に対し、大分は県下ナンバーワンの呼び声高いMF山口卓己(3年)を中心とした得意のパスワークで相手の攻めを分散しつつ、サイドからの展開で柳ヶ浦ゴールに迫った。

 最初のチャンスを迎えたのは柳ヶ浦。前半8分、右サイドでボールをカットしたDF諸富博哉(3年)がファーへクロス。フリーとなったキムがゴールを狙うも枠を外れる。そしてその直後に試合は動いた。

 前半9分、大分はFW谷川海翔(3年)からのワンタッチパスを受けたFW菊地孔明(2年)がサイドを突破し中央にパスを送る。FW工藤元太(3年)が競ったこぼれ球を、MF永松恭聖(2年)が落ち着いて決めて先制。大分がゲームの主導権を握った。

 波に乗る大分はサイド攻撃の手を緩めず、DF荻本翔(3年)の積極的なオーバーラップから再三のチャンスを迎えるが、柳ヶ浦もDF上田一成(3年)を中心とした決死の守りで追加点を許さない。

 守備で粘りを見せていた柳ヶ浦が大きなチャンスを迎えたのは前半37分だった。GK大塚宗一郎(2年)のゴールキックを、FWジン・ソル(3年)が競り合ってこぼれたボールを芝崎が拾い、スピードに乗ったドリブルで前進。思い切りよく振り抜いたシュートが大分GK野仲龍斗(3年)の右手をかすめゴールに吸い込まれた。前半終了間際の貴重な同点弾に会場のボルテージは一気に高まった。

 同点に追いついた柳ヶ浦の勢いは後半に入っても衰えず、後半早々に左サイドを突破したキムのクロスに、逆サイドで反応したMF大村幹太(2年)が左足で狙うがゴールならず。後半4分には、右サイドで起点となった芝崎のクロスにキムが強烈なシュートを放つが、大分GK野中のビッグセーブでチャンスを逃した。

 この大分守備陣の踏ん張りに攻撃陣が応える。後半8分、DF佐藤芳紀(2年)のロングフィードに谷川が反応。前線で粘って起点を作り、そのこぼれ球を「迷うことなく蹴った」という菊地が思い切りよく蹴り込み、大分が1点をリードした。

 反撃に出たい柳ヶ浦に対して、やや守備的なポジショニングを取った大分の山口、MF重見柾斗(2年)らが要所で相手ボールをカットしてピンチの芽を摘んでいく。そして後半36分、大分は谷川のポストプレーから、左サイドでボールを受けた途中出場のMF三代賢司(3年)がタメを作り、走りこんできた荻本にパス。荻本はワンフェイクの切り返しからニアサイドへ強烈なシュートを放ち、全国をたぐり寄せる貴重な追加点を奪った。

 2点のビハインドに苦しくなった柳ヶ浦。終了間際、個人技で抜け出したキムが自身大会11点目となるゴールを奪って意地を見せたが、その直後に終了のホイッスルが鳴り試合終了。3-2で大分が全国大会出場を決めた。

 就任2年目で2年ぶりの選手権出場を決めた小野正和監督は、感涙にむせびながら「最後の失点の部分を取り上げてもまだまだ修正しなければ全国へは通用しない。一つでも多く勝てるよう準備をしたい」とその先の舞台への思いを語った。

 主将の山口を中心に、経験豊富な3年生と、奔放なプレーを見せる才能豊かな2年生が融合した今年の大分。前回出場時は、2回戦で滝川二高(兵庫)に0-6の大敗。不完全燃焼だった2年前のリベンジを果たすべく、パスサッカーに磨きをかけた大分が全国で旋風を巻き起こす。

(取材・文 安倍令文)
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[関西]大体大が優勝決定、インカレ出場4校は関学大&関大と残り1枠に…立命館大の連勝で残留争い決着:後期第10節

大阪体育大が優勝を決めた
第96回関西学生サッカーリーグ1部


 第96回関西サッカーリーグ1部の後期第10節が17、18日に行われた。首位・大体大は勝利したために5年ぶりの優勝が決定。3位・関西大も4位以上を確定させ、全日本大学選手権(インカレ)出場権を獲得している。

 首位・大体大は5位・びわこ成蹊スポーツ大と対戦し、得点ランクトップのFW林大地(3年=履正社高)が決勝点を挙げて勝利。直前の試合で2位の関西学院大も4位の桃山学院大に勝利していたが、大体大が勝利して勝ち点4差がキープされたため、1試合を残して優勝が決まった。

 3位の関大は6位の阪南大と対戦し、3-0で勝利。FW大久保優(3年=東山高)が前半38分に先制点を挙げると、後半20分にはFW加賀山泰毅(4年=JFAアカデミー福島)が、同45分にはMF塩谷仁(4年=磐田U-18)がそれぞれ追加点を決めた。

 2試合ぶりに勝利した関大は4位以上が確定。昨年度はインカレベスト4まで勝ち残った関西の雄が、3年連続24回目の出場を決めている。現在インカレ出場権を手にしているのは大体大、関学大、関大の3校。残り1校は4位・桃山大(勝ち点38)、5位・びわこ大(勝ち点37)に絞られている。

 8位・立命館大は7位・京都産業大と対戦。FW築山隼(3年=久御山高)のハットトリックを含む4得点を奪い、4-2で逃げ切った。勝ち点20で9位の大阪学院大が11位の同志社大に1-3で敗れたため、ともに勝ち点26の立命館大と京産大が残留を確定させている。

 10位・近畿大は最下位の甲南大と対戦。1ー1で迎えた前半終了間際にMF丸岡悟(3年=C大阪U-18)がヘディングシュートを決め、2-1で勝利を収めた。

 1試合を残して残留争いも決着。9位・大院大(勝ち点20)と10位・近大(勝ち点19)は最終順位の変動の可能性は残すものの、12月2日に行われる2部Aリーグ3、4位との入れ替え戦に臨むことが決定した。11位・同志社大と最下位・甲南大は順位が確定しており、2部Aリーグへ自動降格となる。





●第96回関西学生リーグ特集

[関西]大体大が優勝決定、インカレ出場4校は関学大&関大と残り1枠に…立命館大の連勝で残留争い決着:後期第10節

大阪体育大が優勝を決めた
第96回関西学生サッカーリーグ1部


 第96回関西サッカーリーグ1部の後期第10節が17、18日に行われた。首位・大体大は勝利したために5年ぶりの優勝が決定。3位・関西大も4位以上を確定させ、全日本大学選手権(インカレ)出場権を獲得している。

 首位・大体大は5位・びわこ成蹊スポーツ大と対戦し、得点ランクトップのFW林大地(3年=履正社高)が決勝点を挙げて勝利。直前の試合で2位の関西学院大も4位の桃山学院大に勝利していたが、大体大が勝利して勝ち点4差がキープされたため、1試合を残して優勝が決まった。

 3位の関大は6位の阪南大と対戦し、3-0で勝利。FW大久保優(3年=東山高)が前半38分に先制点を挙げると、後半20分にはFW加賀山泰毅(4年=JFAアカデミー福島)が、同45分にはMF塩谷仁(4年=磐田U-18)がそれぞれ追加点を決めた。

 2試合ぶりに勝利した関大は4位以上が確定。昨年度はインカレベスト4まで勝ち残った関西の雄が、3年連続24回目の出場を決めている。現在インカレ出場権を手にしているのは大体大、関学大、関大の3校。残り1校は4位・桃山大(勝ち点38)、5位・びわこ大(勝ち点37)に絞られている。

 8位・立命館大は7位・京都産業大と対戦。FW築山隼(3年=久御山高)のハットトリックを含む4得点を奪い、4-2で逃げ切った。勝ち点20で9位の大阪学院大が11位の同志社大に1-3で敗れたため、ともに勝ち点26の立命館大と京産大が残留を確定させている。

 10位・近畿大は最下位の甲南大と対戦。1ー1で迎えた前半終了間際にMF丸岡悟(3年=C大阪U-18)がヘディングシュートを決め、2-1で勝利を収めた。

 1試合を残して残留争いも決着。9位・大院大(勝ち点20)と10位・近大(勝ち点19)は最終順位の変動の可能性は残すものの、12月2日に行われる2部Aリーグ3、4位との入れ替え戦に臨むことが決定した。11位・同志社大と最下位・甲南大は順位が確定しており、2部Aリーグへ自動降格となる。





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長崎をJ1に導いた高木監督が勇退…クラブは「これまでの功績、功労に感謝」

高木琢也監督が退任
 V・ファーレン長崎は19日、契約満了に伴い、今シーズン限りで高木琢也監督が退任することを発表した。

 長崎県出身の高木監督は、長崎創立年の2005シーズン(当時九州リーグ)に技術アドバイザーとして指導。2013シーズンからは長崎の指揮官として、同年にJ2リーグ6位、2017シーズンには2位でJ1昇格に導いた。6年目の今シーズンはJ1リーグで指揮を執ったが、思うように白星を積み重ねることができず、2試合を残して降格が決まった。

 クラブは「このたび契約満了に伴い、勇退となりました。V・ファーレン長崎は、高木琢也監督のこれまでの功績、功労に心より感謝申し上げます」とコメントしている。

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“平成最後の選手権”1回戦で桐光学園と大津が激突!前回王者・前橋育英は宇和島東と初戦!

今年の選手権で輝くのはどのチームか?(写真協力=高校サッカー年鑑)
 第97回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が19日、都内で行われた。

 前回大会優勝校でU-18日本代表FW榎本樹(松本内定)、MF秋山裕紀(新潟内定)らを残す前橋育英高(群馬)は、宇和島東高(愛媛)と対戦(2回戦)。同準優勝校で鹿島内定CB関川郁万擁する流通経済大柏高(千葉)は徳島市立高(徳島)と対戦(2回戦)することが決まった。

 1回戦最注目カードは、AFC U-16選手権MVPのU-16日本代表FW西川潤擁するインターハイ準優勝校・桐光学園高(神奈川)とCB福島隼斗主将(湘南内定)中心に前評判の高い大津高(熊本)との一戦。一昨年度の優勝校でU-19日本代表CB三國ケネディエブス(福岡内定)と札幌内定MF檀崎竜孔主将ら擁する青森山田高(青森)は、草津東高(滋賀)と2回戦で対戦。15年度2冠の東福岡高(福岡)は17年ぶり出場の浦和南高(埼玉)と1回戦を戦う。

 前回3位の矢板中央高(栃木)は、インターハイベスト8の日章学園高(宮崎)と初戦で対戦。インターハイ3位の東山高(京都)は1回戦で丸岡高(福井)と戦う。そのほか、静岡の初出場校・浜松開誠館高対前回ベスト8で注目MF鈴木冬一(湘南内定)擁する長崎総合科学大附高(長崎)、尚志高(福島)対神村学園高(鹿児島)などの好カードが組まれている。

 なお、12月30日の開会式後に行われる開幕試合(駒沢)は、駒澤大高(東京B)対那覇西高(沖縄)に決定。選手宣誓は瀬戸内高MF佐々木達也主将が行う。決勝は19年1月14日に埼玉スタジアムで開催される。

1、2回戦の組み合わせは以下の通り
【1回戦】(12月30日)
駒澤大高 vs 那覇西高

(12月31日)
浦和南高 vs東福岡高
尚志高 vs 神村学園高
帝京長岡高 vs 高知西高
旭川実高 vs 和歌山北高
桐光学園高 vs 大津高
東邦高 vs 大分高
岐阜工高 vs 立正大淞南高
遠野高vs 岡山学芸館高
仙台育英高 vs 一条高
国士舘高 vs 米子北高
丸岡高 vs 東山高
富山一高 vs 西京高
秋田商高 vs 四日市中央工高
明秀日立高 vs 大阪学院大高
星稜高vs 関西学院高

【2回戦】(19年1月2日)
前橋育英高 vs宇和島東高
(浦和南高 vs東福岡高の勝者) vs (尚志高 vs 神村学園高の勝者)
(帝京長岡高 vs 高知西高の勝者) vs (旭川実高 vs 和歌山北高の勝者)
浜松開誠館高 vs 長崎総合科学大附高
青森山田高 vs 草津東高
(桐光学園高 vs 大津高の勝者) vs (東邦高 vs 大分高の勝者)
(駒澤大高 vs 那覇西高の勝者) vs (岐阜工高 vs 立正大淞南高の勝者)
日章学園高 vs 矢板中央高
都市大塩尻高 vs 瀬戸内高
(遠野高vs 岡山学芸館高の勝者) vs (仙台育英高 vs 一条高の勝者)
(国士舘高 vs 米子北高の勝者) vs (丸岡高 vs 東山高の勝者)
日本航空高 vs 四国学院大香川西高
羽黒高 vs 龍谷高
(富山一高 vs 西京高の勝者) vs (秋田商高 vs 四日市中央工高の勝者)
(明秀日立高 vs 大阪学院大高の勝者) vs (星稜高vs 関西学院高の勝者)
徳島市立高vs 流通経済大柏高

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「すべては自分の力不足」福岡、井原監督の退任を正式発表

井原正巳監督の退任を発表
 アビスパ福岡は19日、井原正巳監督が2018シーズンをもって退任することを発表した。

 井原監督は2015年から4シーズンにわたって指揮。就任初年度にJ1昇格を成し遂げ、昨年と今年も上位争いを繰り広げるなど、高い指導力で福岡を上位に引き上げた。しかし、今季は最終節でJ1参入プレーオフ進出を逃していた。

 クラブ公式サイトによると、J2リーグ優勝の目標を果たせなかった責任を理由に、井原監督から退任の申し入れがあったという。これを受けて協議した結果、井原監督の意思を尊重し、現契約期間の満了となる今シーズンでの退任となった。井原監督はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「ファン・サポーターの皆様、スポンサー、株主の皆様、関係者の皆様、アビスパに関わる全ての皆様、あたたかいご支援、力強いご声援をいただき、本当にありがとうございました。今シーズンをもって退任させて頂くことになりました。

 皆様からたくさんの力をいただいたにも関わらず、今シーズンの目標であったJ2優勝、J1昇格を果たせず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手は本当に頑張ってくれましたが、すべては自分の力不足だと思っています。 この場をお借りしてお詫び申し上げます。

 2015年から今シーズンまでの約4年間、素晴らしい選手たち、スタッフに囲まれ、素晴らしい環境の中で仕事をさせてもらいました。アビスパ福岡で監督としてのキャリアをスタートさせていただいたこと、これまでのクラブの歴史の中で一番長く指揮をとらせていただいたことはわたしにとっての誇りです。そしてアビスパを通じて多くの方々と出会えたことに心から感謝しています。

 アビスパ福岡での経験をもとに、さらに指導者として成長し、いつの日かまたこの大好きな福岡の地で、皆さんに恩返しできればと思っています。4年間本当にありがとうございました。これからのアビスパ福岡のさらなる発展を心より願っております」

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[MOM2724]和歌山北DF松本修造(3年)_個性派集団をまとめた主将。指揮官への信頼と感謝を胸に全国へ

和歌山北高の主将DF松本修造
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権和歌山県予選決勝 初芝橋本高2-2(PK1-4)和歌山北高 紀三井寺]

 和歌山北高の中村大吾監督が「チームの精神的な支柱」だと評価する主将のDF松本修造(3年)は、明朗快活なキャラクター。試合後のインタビューではマイクを通し、スタンドに向かって「これまで支えてくれて、みんなほんまにありがとう!」と明るく大きな声で感謝の気持ちを伝えた。

 今年、主将としてチームをまとめる役割を担ったときに考えたのは、「個性の強いメンバーが多かったので、個性を潰してまとめるというよりは、みんなが最大限に自分らしさを出せる明るいチームにしたい」ということ。

「中村先生が『本当に強いチームは、片付けを下級生に押し付けたりせず、みんなでやるもんだぞ』と教えてくれた」こともあり、これまでは自然な流れで下級生がやっていたグラウンドの片付けなどを3年生もすすんで取り組むようにした。すると「後輩たちも『僕らがやります』って声をかけてくれたりして」、みんなで支え合う、明るく楽しいチームになった。

 けれど、個性はバラバラのまま。それでも1つにまとまることができたのは、「みんなが同じ想いを持っているから」だという。

 昨年、Bチーム以下を指導していた先生が他校に赴任。それに伴い、すべてのチームを中村監督が見ることになった。「みんなを見てくれている中村先生は、本当に大変だと思う。でも、そのおかげでAチーム以外の選手たちも監督との接点が増え、監督の考えへの理解も深まった」という。だからこそ、「みんな中村先生を信じてがんばろうという気持ちを強く持っている」チームとして、1つになることができた。

「相手1人に対して2人が動くという意識も、最初は少し難しく感じた。けれど、僕らが試合で自然にそれができるようになるまで、中村先生は根気強く何度も細かく指導してくれた。チームとしては少しメンタルの弱い部分もあったが、中村先生は試合前に『自分たちは強い』と繰り返し勇気付けて送り出してくれていたので、逆転されたあとも焦ることなく戦えた」

 指揮官への信頼と感謝の気持ちは、「全国の舞台で北高のサッカーを披露し、勝利する」ことで表したい。

(取材・文 前田カオリ)
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勝利への執念がぶつかり合った好ゲーム!PK戦を制した和歌山北が2年ぶりの全国へ:和歌山

和歌山北が激闘を制した
[11.18 選手権和歌山県予選決勝 初芝橋本高2-2(PK1-4)和歌山北高 紀三井寺]

 18日、紀三井寺公園陸上競技場で第97回全国高校サッカー選手権和歌山大会の決勝が行われた。2連覇を狙う初芝橋本高と、2年ぶりの優勝を目指す和歌山北高が対戦。両チームともに決勝までの3試合で合計14得点を挙げ、無失点のまま勝ち上がってきた。互いに勝利への執念と球際の強さ、攻守の切り替えの速さを見せ合ったゲームは、2-2でPK戦に突入。2本セーブした和歌山北がPK4-1で11回目の選手権出場を勝ち取った。

 和歌山北は、中村大吾監督が「相手選手1人に対して、2人でいく状態を常に作る」よう積み重ねてきた戦い方を前半から披露。初芝橋本の縦に入ってくる速さに対し、1人の選手が抑えに行くだけでなく、2人目の選手がカバーリングや挟み込みに行ったり、パスコースを消すポジションを取らせたりして連動性でカバーした。さらに「2人目の動きに合わせて他の選手もバランスをとるよう、試合中に何度も声をかけ」、守備のバランスを崩すことなく、前半は初芝橋本に1本のシュートも撃たせなかった。

 また、和歌山北は初芝橋本が素早くセカンドボールを拾いにくることに対しても、そのボールの移動中に中盤の選手たちをセカンドが拾える位置に移動させ、自分たちが回収。合言葉の1つにしていた「0秒切り替え」でスピーディーにアタッキングサードまでボールを繋ぎ、前半32分にFW楠見歩希(3年)がこぼれ球から先制点を奪った。

 しかし、後半に入って和歌山北のリズムが崩れた。ハーフタイム中に「ファイトする姿勢が見られない」と、阪中義博監督に喝を入れられた初芝橋本が立ち上がりから執念深くボールを奪いにいった。すると5分、ボール奪取からFW岡村修哉(3年)が左サイドを突破し、FW小川諒悟(3年)がゴールを奪い、初芝橋本が1-1と同点に追いついた。

 後半24分には初芝橋本の1人が退場になっていたが、「攻守ともに10名になったことを感じさせず、前にどんどん攻めてくる。ゴールを奪われた後は相手の勢いが増していたので、受け身になってしまった部分はあったと思う。“2対1の状況を作る”というところへ戻るのに時間がかかった」(和歌山北・中村監督)。80分間で勝負がつかず、1-1のまま10分ハーフの延長戦にもつれ込んだ。

 延長戦に入り、和歌山北は「攻撃的な選手を一気に3人投入し、得点を狙いにいった」(中村監督)ものの、先にゴールを奪ったのは「前にきたところを狙って、岡村を中心に速攻を仕掛ける」(阪中監督)算段だった初芝橋本。延長前半アディショナルタイム2分、今大会でこれまで出場がなかったMF名願央希(2年)がゴールを挙げ、逆転に成功した。

 しかし延長後半10分、初芝橋本の「このまま1点を守りきれば、という気持ちがよぎったのだと思う。ディフェンスラインがズルズルと下がってしまった」(阪中監督)状態からスペースが生まれ、和歌山北FW桂梨恩(3年)が勝利への執念を感じさせる強いシュートを決めた。試合は再び同点となり、PK戦で決着をつけることとなった。

 PK戦では「自信があった」という191cmの和歌山北GK得津颯志(3年)が、1本目と2本目をセーブ。「試合では役に立てなかったので、ここは必ずチームに貢献したい」という想いをプレーで見事に示して見せた。得津の活躍により和歌山北がPK4-1で勝利し、全国行きを決めた。

 試合後、「スタンドで応援してくれていた部員も含め、いろんな人たちの想いが勝利に繋がった」と感謝の気持ちを表した和歌山北の中村監督。最後まで諦めずに戦った選手たちについても、「元から技術の低い選手ではなかったが、夏を過ぎてからは動きのぎこちなさもなくなり、チームのかたちができた。1年を通じてよく成長してくれたと思う」と、その健闘を讃えた。

 和歌山北は、去年の6月にサッカー部専用の人工芝グラウンドが完成している。「ナイター設備もあって、サッカー部だけでずっと全面を使用できる。常にベストな環境で練習することができたことが、彼らの成長に大きな影響を及ぼしたと思う。いろんなプラスの要因があって今回の結果に繋がった」と振り返った。

 接戦を制して全国への出場権を得た和歌山北だが、この決勝を経て課題も見つかった。「2失点し、守備の連携はまだまだ改善しなければならないと感じた。攻撃面でもラストパスとシュートの角度や動き出しはさらに良いかたちが作れるのではないか」と考えている。「しっかりと準備をし、和歌山県代表として全国の舞台でも自分たちが積み重ねてきたサッカーをしっかり披露したい」と指揮官は力強く意気込んだ。

(取材・文 前田カオリ)
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ユーベ、来夏フリーのラムジー獲得へ本腰?年俸15億円を準備か

ビッグクラブが動向を注視するアーロン・ラムジー
 ユベントスアーセナルウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(27)に対して、年俸1040万ポンド(約15億円)を準備しているようだ。英『サン』が報じている。

 今シーズン限りで契約が満了するラムジーは、契約延長のオファーを拒否し、アーセナル側もこれ以上オファーを提示しないと伝えられており、1月の移籍市場か、来夏のフリー移籍が濃厚となっている状況だ。

 ラムジーに対してリバプールチェルシーミランインテルバイエルンといったビッグクラブが獲得に興味を示している模様。英『インデペンデント』は先日、バイエルンが争奪戦の勝利を確信していると伝えている。

 そんな中、ラムジー獲得に向けてユベントスの具体的なオファー内容が明らかになった。同紙によると、ユベントスは年俸1040万ポンドを用意しており、4年契約を締結したい考えのようだ。

 2008年6月にアーセナルに加入したラムジーは公式戦343試合59ゴールを記録しているが、9月以降プレミアリーグでのスタメンはなく、出場機会が限定されている。

●セリエA2018-19特集
●プレミアリーグ2018-19特集

[デフサッカー全日本選手権]3位決定戦は終始攻め続けた西日本が北海道から6点を奪い、快勝

西日本(青)は守っていても終始、北海道(赤)にプレッシャーをかけ続けて攻撃に転じた
【第15回全国ろう者サッカー選手権大会】(18日、浦安総合球技場)
西日本選抜 6-0(前半2-0)北海道選抜

得点者
[西日本選抜]
中島大介 (前半32分)
堀井聡太(前半44分)
杉本大地(後半2分)
坂根大貴(後半14分)
宮澤侑平(後半21分)
杉本楓 (後半33分)

出場メンバー
[西日本選抜]
前半
GK1白滝淳
DF2藤村厚史
DF5坂根大貴
DF14藤田尚樹
DF15西野弘二
MF6宮澤侑平
MF7中島大介(→後半19分DF16池田裕城)
MF10堀井聡太
FW8小山龍馬(→後半0分MF4杉本楓)
FW9山森裕介
FW13松本知樹(→後半0分MF11杉本大地)
監督岡田寿

[北海道選抜]
GK40上田勇輝
DF24山口雅人
DF8 高橋亮輔(→後半15分岩倉壮寿)
DF31今井光司
MF15大西諒
MF4 後藤拓輝(→前半42分高橋裕樹)
MF69那須川怜
MF57古島健太
MF55小坂竜大
FW3 中川裕幸
FW39菅原広太
監督高橋裕樹
【注】番号は背番号


●障がい者サッカー特集ページ

[デフ全日本選手権]女子決勝は西日本が東日本から4得点を奪い、3連覇を阻止

【第7回 全国ろう者サッカー選手権大会 女子決勝】(17日、江戸川臨海球技場)
西日本選抜4-1(前半1-0)東日本選抜

得点者
[西日本選抜]
寺井名美 (前半5分)
宮城実来(後半2分)
辻悠佳(後半5分)
永田瞳(後半17分)

[東日本選抜]
久住呂文華(後半14分)

出場メンバー
[西日本選抜]
前半
GK7辻悠佳
FP22大谷遥佳
FP11酒井藍莉
FP14中井香那
FP15原田明奈
FP9寺井名美
FP8宮城実来
FP16山崎優子
監督大久保麻里

[東日本選抜]
GK1奈良佳織
FP2田中惠
FP4大縄泉美
FP5大島怜
FP6柳沢あき
FP7岩渕亜依
FP8久住呂文華
FP9仲宗根祥子
監督川畑菜奈
【注】番号は背番号。8人制で20分ハーフ。


●障がい者サッカー特集ページ

新潟L、今季限りで山崎真監督が退任「1年という短い間でしたが…」

 アルビレックス新潟レディースは19日、今シーズンをもって山崎真監督が退任することを発表した。

 モンテディオ山形やサンフレッチェ広島、名古屋グランパスの下部組織でコーチや監督を務めた経験を持つ山崎監督は、今シーズンから新潟レディースを率いていた。

 クラブを通じて「1年という短い間でしたが、共に戦ってくれた選手・スタッフおよびサポーターをはじめ支えていただいた方々に深く感謝いたします。 毎日毎日選手を見てきた監督の立場で、来シーズン以降、アルビレックス新潟レディースは必ず強くなると確信しています。日々成長していく彼女たちの姿が、自分にとってかけがえのない喜びでした。 今後もアルビレックス新潟の強化・発展を新潟とは違う場所で心から願っております。本当にありがとうございました」と挨拶している。

 なお、新潟レディースはなでしこリーグ1部で8勝3分7敗の5位という成績だった。

●なでしこリーグ2018特設ページ
●第40回皇后杯特設ページ

[MOM573]産業能率大FW吉田伊吹(3年)_関東2部へ導く決勝弾

FW吉田伊吹が関東リーグに導く決勝点を決めた
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 昇格決定戦 明治学院大0-2産業能率大 埼玉スタジアム第3グラウンド]

 戦前の予想では東京都リーグを圧勝、夏の総理大臣杯にも出場した明治学院大が優位とする見方が強かった。しかし試合が始まると産業能率大が序盤から圧倒し続ける。そして前半32分、CKから作った混戦をFW吉田伊吹(3年=仙台ユース)が蹴り込み、スコアを動かした。

 試合後は思わず声を詰まらせた。「今までチャンスを逃していて、それでもみんなで一緒に頑張ってきて、上手くいかないこともいっぱいあったんですけど、チーム一丸となって、乗り越えることが出来て、本当に良かったと思います」。

 昨年は一学年下にFW小松蓮がいた。しかしその小松は今年3月にユース時代までを過ごした松本への入団を決めたため、チームを離れることになった。昨年はベンチを温めることも多かった吉田だが、今季はレギュラーとして活躍。もともと得点を取るタイプのFWではないというが、小湊隆延監督の「積極的になれ」というアドバイスもあり、今季はチーム得点王を争うほどまでになった。

「蓮がいてよかった」。昨年の悔しい思いも、今では「糧になっている」と感じている。観客席にいた学生からは「あの9番すごくない?」といった声が聞かれた。まだまだ課題は多いと自己分析する吉田だが、確実な成長を遂げているのは確かだ。

(取材・文 児玉幸洋)

バルサの問題児デンベレ、練習遅刻の理由は“TVゲーム”か

ウスマン・デンベレの遅刻理由が明らかに
 バルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレ(21)の遅刻理由が明らかになった。スペイン『アス』が報じている。

 11日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節ベティス戦で招集されなかったデンベレ。エルネスト・バルベルデ監督は招集外の理由について明言は避けたが、8日のトレーニングに遅刻したことが原因だったようだ。

 8日、練習場に姿がなかったデンベレにクラブスタッフが連絡を取ったが、なかなか電話に出なかった。練習開始の15分前にようやく電話に出たデンベレは腹痛を訴え、医療スタッフが自宅まで駆けつける事態に発展。結局、体調に問題はなかった。

 同紙によると、原因はテレビゲームだという。デンベレは前日の夜に友人たちと夜遅くまでテレビゲームに没頭。目覚まし時計をセットするのを忘れて寝てしまった。これにより、寝坊してしまい、練習に間に合わなくなったことで仮病を使ったようだ。

 優れた才能を持ち、将来を期待されているデンベレだが、フランス代表のディディエ・デシャン監督が「彼はもう少し自身の行いに注意しなければならない」と指摘するように、最近ではその実力よりも、遅刻癖や素行の悪さの方が目立っている。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

[MOM572]日本大MF金子拓郎(3年)_延長後半AT3分、ラストプレーの同点FK

MF金子拓郎が後半アディショナルタイム3分に劇的FKを蹴り込んだ
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 昇格決定戦 日本大2-2(PK5-4)山梨学院大 埼玉スタジアム第3グラウンド]

 日中は季節が逆戻りしたかのような暖かさだった。しかし時刻は午後5時に近づき、陽が落ちたことで肌寒さを感じるようになっていた。

 延長戦にもつれ込んだ一戦。ただ延長前半2分に山梨学院大が勝ち越しゴール。関東2部への1年での返り咲きを目指す日本大は窮地に立たされていた。

 だがそれでも誰一人として諦めている選手はいなかった。すると延長後半アディショナルタイム、MF金子拓郎(3年=前橋育英高)が果敢なドリブル突破からエリア手前、ゴール右の位置でFKを獲得する。

 それまで幾度となくチャンスを外していた金子は、「責任を感じていた」という。ボールは金子自らがセット。自分だけの世界に集中すると、左足で壁の外側を巻くようにして蹴り込む。「ストーンを通った瞬間に決まったと分かった」。ボールはゴール左隅のネットを揺らした。

 1年で関東リーグに戻すという強い決意をもって臨んだ今季だったが、後期リーグ初戦の学習院大戦で右足第五中足骨を骨折。全治2か月と診断され、後期リーグの欠場を余儀なくされた。

 ただそこからは関東2部への昇格を決める関東大学サッカー大会で復帰を目指すことだけに集中した。そして11月4日の同大会グループリーグ第2戦の産業能率大戦で復帰。グループ1位通過に貢献すると、決定戦の最後の最後にチームを救う劇的弾を蹴り込んだ。

「怪我をした時に決定戦に照準を合わせるしかないなと思った。リーグ戦はみんなに任せて、自分は決定戦で仕事をしようと思った。参入戦もグループリーグで点が取れていなかった。今日負けたら1年間の意味がなくなってしまうので、最後に取れて良かったです」

 金子は今年2月に関東B・北信越選抜でプレーした注目選手。将来はもちろん、Jリーガーになることを視野に入れている。最終学年となる来季を関東リーグで戦えるのか、東京都リーグで戦うのかではアピール度も違ってくる。「やれる自信はある」。注目レフティーが勝負の一年に向かう。

(取材・文 児玉幸洋)

10位フィニッシュの水戸、条件満たせずJ2クラブライセンスに変更

水戸ホーリーホックは来季J2クラブライセンスに
 水戸ホーリーホックは19日、クラブ公式サイト上で声明を発表し、2019シーズンのクラブライセンスがJ2クラブライセンスへ変更となったことを報告した。

 解除条件付きでJ1クラブライセンスが交付されていた水戸。今季J2リーグで10位に終わり、J1昇格のための順位要件を充足できず、スタジアムの短期改修工事を行わないことが確定したことにより、来シーズンのクラブライセンスはJ1クラブライセンスからJ2クラブライセンスに変更された。

 水戸の沼田邦郎代表取締役は「水戸ホーリーホックはJ1昇格に向けて、これからも全力で戦ってまいります。皆様のご期待に添えるようより一層の努力をしてまいりますので、引き続きご支援・ご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます」と述べている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

王者の壁に阻まれた桐生一MF田中は選手権出場果たせず。プロで「育英の選手たちよりも上の位置に」

後半、桐生一高の仙台内定MF田中渉が左足シュート
[11.18 選手権群馬県予選決勝 前橋育英高 2-1 桐生一高 正田スタ]

「選手権に出場するため、育英倒すためにこの学校に来たので、それを果たせなかったのは悔しいです。この悔しさを残りプリンス3節、プロの舞台で晴らしていきたい」。桐生一高の10番、仙台内定MF田中渉(3年)は俯いたままだった表彰式から気持ちを切り替え、ミックスゾーンでは顔を上げて言葉を発していた。打倒・前橋育英の思いはこの後も持ち続けて、プロでは彼らよりも上へ行くという目標を持って再スタートを切る。

 宿敵・前橋育英高との決勝戦。桐生一は5バックでスタートし、攻撃時はDF中野就斗主将(3年)が中盤、前線へ上がって攻撃に厚みを加える。前半はポゼッションを前橋育英に狙われ、速攻などからシュートシーンを作られた。だが、0-0の後半6分に田中の右CKをFW小澤謙登(3年)が頭で折り返し、最後は中野が先制ゴール。14分にPKで同点に追いつかれたが、その後、よりチャンスを作っていたのは桐生一の方だった。

 サイドの局面に顔を出す田中のスルーパスから小澤が抜け出すなど、コンビネーションによる崩しを連発。主力DF細渕海(3年)が大学受験で不在の中、後半はセカンドボールの攻防で上回って攻撃回数を増やした。そして、後半27分に投入されたU-17日本代表FW若月大和(2年)が相手の守りを切り裂いて見せる。チームの指揮を執った中村裕幸コーチも評価した後半の内容。だが、昨年同様、終了間際に失点し、「1年前と同じよう」(中村コーチ)という悔しい敗戦となった。

 中村コーチは、MF梅林幹(3年)のサポートを受けながら攻撃の中心としてプレーした田中について「きょうはようやってくれたと思います。(相手の厳しいチェックの中で)次のジャッジや1枚剥がさないといけない中でよくやってくれた」と労をねぎらっていた。

 来季からJリーガーとなるレフティーは自信を持ってプレーしている姿が印象的だった。DFが1人寄せて来ているくらいでは動じずにボールをキープし、前進。特に後半は前橋育英の名将・山田耕介監督も「格好いいですね」と語る身のこなし、ボールタッチ、パスでシュートシーンに絡み続けていた。

 だが、敗戦に「(前橋育英の)ロングスローとか対応できたけれども守備の甘さがあったし、攻撃は決めきるとか……個人だったらもう一個運んでシュートとか、パスだけではなくシュートやドリブルをできるようにならないといけない」と課題を口にしていた。

 プリンスリーグ関東でチームは3試合を残して現在5位。3位と勝ち点2差でプレミアリーグ参入戦に進出できる可能性がある。この日の悔しさをぶつけて次の目標を達成すること。そして、Jリーグへ進む田中はプロ入り後の目標について「1年目から試合に出ること。そのためにもっと全部において強化しなければいけない。そこらへんの努力がまだまだ足りない。もっと努力して、将来、育英の選手たちよりも上の位置に行きたいと思っています」と誓った。仙台サポーターに「ボールを持っている時の相手の逆を取るプレーや、スルーパスは見て欲しいです」というレフティーは、努力と“育英超えへの挑戦”を続ける。
 
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

レアル新指揮官はジダンに似ている?「アプローチの仕方は近いものがある」

R・マドリーと正式契約したサンティアゴ・ソラーリ新監督
 レバンテのFWボルハ・マジョラルはレアル・マドリーのサンティアゴ・ソラーリ新監督について、ジネディーヌ・ジダン元監督と似ていると明かしている。18日、スペイン『アス』が伝えている。

 レアルは10月29日、成績不振のためにフレン・ロペテギ前監督を解任。Bチームを指揮していたソラーリ氏を暫定監督として昇格させていた。その後、ソラーリ暫定監督は公式戦4連勝を達成。クラブは新指揮官として改めて正式契約を結んでいた。

 レアルの下部組織で育ったマジョラルは、当時チームを指導していたソラーリ新監督の印象について、「カスティージャ(Bチーム)でプレーしていた時、ソラーリはとても良い監督でした」と振り返る。「彼のアプローチはとても近く、ジダンに非常に似ています」とクラブのレジェンドを引き合いに出している。

「彼はグループをうまくマネージメントします。それはレアルでは常に必要とされるものです。ジダンに似ていて、ソラーリも今の環境を熟知しているクラブの人間。選手たちもその点は気づいているでしょう」

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

出場校チーム紹介:四国学院大香川西(香川)

4年ぶりとなる全国出場を決めた四国学院大香川西高
第97回全国高校サッカー選手権

四国学院大香川西高(香川)

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四国学院大香川西高写真ニュース

▼全国大会日程
2回戦 1-1(PK5-6)日本航空高(山梨)
[得点]宮本大輝
■出場回数
4年ぶり11回目
■過去の最高成績
3回戦進出(08、09年度)
■その他、過去の主な全国大会成績

■監督
大浦恭敬
■主将
MF吉田源太郎(3年)
■今季成績
[総体](県準優勝)
県決勝 2-3 高松商高
[リーグ戦]
プリンスリーグ四国8位(4勝4分10敗)
[新人戦](県4強)
県準決勝 0-2 大手前高松高
■予選成績
2回戦 6-1 英明高
3回戦 1-0 丸亀高
準々決勝 5-0 琴平高
準決勝 1-0 坂出商高
決勝 2-0 大手前高松高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-4-2]

    宮谷蓮地 堀恵大
吉田源太郎        宮本大輝
   熊野敬二郎 久保洋介
嶺楽音          小川竜弥
    佐藤敬太 白石圭吾
       森井颯
[決勝メモ] 
 初優勝を目指した大手前高松高との決勝は前半6分、四国学院大香川西が左MF吉田源太郎主将(3年)の突破で左CKを獲得する。このCKをMF久保洋介(1年)が右足で蹴り込むと、相手オウンゴールを誘って香川西が先制。前線からの守備で相手を押し下げる香川西に対し、大手前高松はロングボール、ロングスローなどで反撃。FW片上椋太(2年)のスピードも活かして同点を目指すが、香川西はCB佐藤敬太(1年) CB白石圭吾(3年)を中心に凌ぐと後半23分に左サイドから切れ込んだMF吉田源太郎(3年)が鮮やかな右足コントロールシュートを決めて2-0。4年ぶりの優勝を果たした。

MOM:MF吉田源太郎(3年)
「ダイナミックな突破で相手を苦しめ、鮮やかなコントロールショットで2点目のゴール」

■予選取材記者(編集部・児玉)チーム紹介
香川の名門、4年ぶりの選手権

 今年度、新人戦は準決勝で大手前高松高に、総体予選では決勝で高松商高に敗れるなど、あと一歩のところで県内タイトルを逃していた。しかし最後の大会となる選手権ではプリンスリーグ四国の戦いでも勝てていなかった大手前高松を2-0で撃破。06年度から14年度まで香川9連覇を達成し、09年度大会初戦で前橋育英高(群馬)、08年度大会初戦で市立船橋高(千葉)といずれもインターハイ王者を破っている伝統校が、見事に4年ぶりの全国行きのチケットを手にした。
 スタメンには多くの1年生が並ぶ。DF佐藤敬太やMF熊野敬二郎、MF久保洋介がセンターラインを形成する。ただし、個の能力で秀でるのはやはり3年生。特にプロ注目の逸材であるMF吉田源太郎(3年)は左サイドからの力強い突破力が武器。チャンスメイク能力の光るFW堀恵大(3年)とのコンビで作り出す決定機をFW宮谷蓮地(3年)がどれだけ決めきれるかが勝敗のカギとなる。
 県外からの越境入学選手が多いのも特徴。大阪出身の吉田も「全国に出たいという意識」をもって、香川へとやってきた。そんなサッカー少年たちだが、県予選でメンバー入りした3年生のうち、卒業後にサッカーを続けるのは吉田、堀、宮谷の3人だけだという。選手権の舞台で、思いをぶつける。
■県予選取材記者(編集部・児玉)注目選手
プロ注目のサイドアタッカー
DF吉田源太郎(3年)
「力強いドリブル突破から正確なキックを繰り出す。決定力もあり、全国の舞台でのブレイクが期待される」

気持ちの強さが武器
MF宮谷蓮地(3年)
「今季のプリンスリーグ四国では6得点(11月18日現在)。決定力を高めて、選手権の舞台で勝負したい」

チャンスメイクは任せろ!
FW堀恵大(3年)
「左が吉田なら右は堀。テクニカルなドリブル突破でチャンスを演出する」

■過去の全国大会成績
【14年度 第93回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 岐阜工高(岐阜)
【13年度 第92回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK1-3)帝京三高(山梨)
【12年度 第91回(2回戦敗退)】
1回戦 3-2 創造学園高(長野)
2回戦 1-4 長崎総合科学大附高(長崎)
【11年度 第90回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK3-4)聖和学園高(宮城)
【10年度 第89回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 西武台高
【09年度 第88回(3回戦敗退)】
2回戦 3-2 前橋育英高(群馬)
3回戦 0-2 山梨学院高(山梨)
【08年度 第87回(3回戦敗退)】
2回戦 2-1 市立船橋高(千葉)
3回戦 0-1 前橋育英高(群馬)
【07年度 第86回(1回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK4-5)藤枝東高(静岡)
【06年度 第85回(2回戦敗退)】
2回戦 0-3 青森山田高(青森)
【94年度 第73回(2回戦敗退)】
1回戦 1-0 遠野高(岩手)
2回戦 0-1 多々良学園高(山口)

■登録メンバーリスト
1 GK 森井颯(1年)
2 DF 水本大貴(2年)
3 DF 佐藤敬太(1年)
4 DF 白石圭吾(3年)
5 DF 小川竜弥(1年)
6 MF 久保洋介(1年)
7 MF 熊野敬二郎(1年)
8 MF 吉田源太郎(3年)
9 MF 宮本大輝(1年)
10 MF 宮谷蓮地(3年)
11 FW 堀恵大(3年)
12 DF 齋藤新(3年)
13 DF 篠生祐次郎(3年)
14 FW 東川続(1年)
15 DF 大寺優次郎(3年)
16 MF 市橋楓(1年)
17 GK 岩井舜(2年)
18 MF 小原光稀(3年)
19 MF 佐藤新(2年)
20 MF 竹中芽生(3年)
21 FW 村上俊輔(3年)
22 FW 町田大河(2年)
23 DF 弥園祥太(1年)
24 FW 狩山侑輝(3年)
25 GK 白田斗希琉(3年)
26 DF 嶺楽音(2年)
27 DF 田中敦也(3年)
28 DF 柏民瑞揮(3年)
29 MF 市原浩輔(1年)
30 FW 伊藤朔矢(1年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2018

イタリア代表の次戦は若手主体に…指揮官は「異なる切り口で改革を」

ロベルト・マンチーニ監督は次戦の若手起用を明言している
 イタリア代表は20日の親善試合でアメリカ代表と対戦する。指揮官ロベルト・マンチーニはその試合で若手を起用すると明かしている。18日、『フットボール・イタリア』が伝えた。

 イタリアは17日のUEFAネーションズリーグでポルトガル代表と対戦し、0-0でドロー。1勝2分1敗でグループ3の2位となったイタリアは準決勝進出を果たすことはできなかった。

 就任後初の公式大会を終え、指揮官は先を見据えて新たな若手発掘に取り組むようだ。アメリカ戦では「別の切り口から代表を改革していきたい」と語った指揮官は「若手のプレーを見ていく」と明言。同メディアは次代のレジスタとして期待されている18歳MFサンドロ・トナリの先発起用が濃厚と予想している。

 マンチーニ監督は「願わくば多くの若手にチャンスを与えられるように。そうすれば、私たちの先の世代では明るい未来が来ることになるはずだ」と長期的な視野でイタリア復活を狙っていくようだ。

「14」の責任。前橋育英の新潟内定MF秋山はプレー、「目に見えない部分でも」チーム引っ張り再び頂点へ

前橋育英高のエースナンバー「14」を背負うMF秋山裕紀
[11.18 選手権群馬県予選決勝 前橋育英高 2-1 桐生一高 正田スタ]

 昨年の14番のように自分が頂点へ導く――。前橋育英高のエースナンバー「14」を背負うMF秋山裕紀(3年、新潟内定)はこの日、チームがロングフィードを多用する中で「守備のところに重点置いていました」とディフェンス面を重視。桐生一高の仙台内定MF田中渉(3年)に対して鋭いアプローチで距離を詰めるなど守備意識高くプレーしていた。

 前半は相手の左足をケアして決定的な仕事を許さず。後半はサイドに流れてプレーする田中に好パスを通されていたが、それでもDF陣と連係を取りながら守って2-1で勝利。群馬5連覇と選手権出場を達成した。

「(田中は)相手の攻撃の起点だったので、あそこを潰せばと。群馬県で小学生の頃からずっと戦えてきていたので、チームとしての戦いもあったと思うんですけれども、個人としての戦いでもあったと思うので、チームも勝ててそれプラスアルファ個人でも勝てたという意味では良かったかなと思います」とホッとした表情を見せていた。

 昨年は14番を背負ったMF田部井涼主将(現法政大)が負傷欠場した準々決勝と準決勝で先発出場。ボランチの位置から前線に絡んで決定的な仕事をすることができる特性を発揮し、当時はまだ不得意だった守備面でも健闘した。

 全国で一つ結果を残して日本一に貢献。同時に、ピッチ内外でチームを引っ張り、復帰した決勝戦でも活躍した田部井涼から学んだことがある。「チームを常に鼓舞したりとか、チーム状況を見ながら常にプレーしなければいけないというのは、去年の田部井涼さんから学んだ部分。(今回の選手権は)プレーで引っ張っていく部分はもちろんなんですけれども、声とか目に見えない部分でもチームを引っ張っていけたらなと思っています」と意気込んだ。

 今年はなかなかそれが表に出て来なかったが、コーチ陣やチームメートから求められながら徐々に変化。この日はボランチでパートナーを組むMF鏑木瑞生(3年)が大学受験のために欠場している中、「(チームを鼓舞する鏑木が不在で)どうなるかなと思っていたんですけれども、試合中とか人一倍声を出していたので成長したなと感じました」(右SB若月輝主将、3年)とリーダーとしての責任感のある行動でチームを優勝へと導いた。全国でも「14」に恥じないプレー、振る舞いで今度は中心選手として日本一に輝く。
 
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

終了間際に村重が直接FK弾!西京が5年ぶりV:山口

 第97回全国高校サッカー選手権山口県予選は18日、決勝を行い、高川学園高に1-0で勝った西京高が5年ぶり3回目の選手権出場を決めた。

 均衡を破ったのは、渡邉修身監督が「間違いなくチームの柱」と語るMF村重尋也だった。後半38分、左サイド深くでFKを獲得した西京。角度はあまりなかったが、キッカーの村重が右足を振り抜くと、ニアに吸い込まれ、これが決勝点となった。

 なお、全国大会の組み合わせ抽選会は19日に行われる。

[決勝](11月18日)
高川学園高 0-1 西京高

[準決勝](11月11日)
高川学園高 1-0(延長)聖光高
西京高 5-2 豊浦高

[準々決勝](11月10日)
高川学園高 5-0 山口高
山口中央高 0-2 聖光高
西京高 1-0 宇部高
徳山高 0-0(PK3-5)豊浦高

●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

明秀日立が連覇!津村V弾で3回目の選手権へ:茨城

 第97回全国高校サッカー選手権茨城県予選は18日、決勝を行い、明秀日立高が2連覇を達成した。

 明秀日立は覇権奪回を狙う鹿島学園高と対戦。なかなかスコアは動かなかったが、後半33分にスローインの流れからFW津村夢人がヘディングシュートを決め、このリードを守り抜いて1-0で勝った。

 2年連続3回目の選手権に臨む明秀日立。運命の組み合わせ抽選会は19日に行われる。

[決勝](11月18日)
明秀日立高 1-0 鹿島学園高

[準決勝](11月11日)
明秀日立高 1-1(PK4-1)水戸啓明高
古河一高 1-2 鹿島学園高

[準々決勝](11月4日)
明秀日立高 4-0 水戸商高
常磐大高 0-4 水戸啓明高
水戸桜ノ牧高 0-3 古河一高
鹿島高 1-2 鹿島学園高

●【特設】高校選手権2018
★「第97回全国高校サッカー」全48代表校が決まる地区大会決勝を一挙放送!

「山雅も背負って戦っている」前橋育英FW榎本、来季加入する松本のJ2優勝翌日に選手権出場決める

前橋育英高の松本内定FW榎本樹がDF2人を相手にボールキープ
[11.18 選手権群馬県予選決勝 前橋育英高 2-1 桐生一高 正田スタ]

 決勝前日の17日に来季加入する松本山雅FCがJ2優勝とJ1昇格を決めた。「BSが映らなくてテレビでは見れなかったんですけれども、ずっとツイッターで見ていて優勝決まって嬉しかったです」。松本から勇気を得て戦った前橋育英高のU-18日本代表FW榎本樹(3年)が、群馬5連覇と全国出場権獲得に貢献した。

 この日、前橋育英は後方からロングフィードを多用。前線の榎本の高さとFW室井彗佑(3年)の抜け出しを活用した攻撃を展開した。競り合いに強く、キープ力も高い榎本の存在は相手の驚異に。後半にはクロスからヘディングシュートを打ち込むシーンもあった。

 ただし、本人はその1本を決めきれなかったこと、また桐生一高のDF中野就斗主将(3年)とのマッチアップを制すことができなかったことを悔しがる。「決定的な仕事をするのが仕事だと思っているので全国ではしっかりと決めきれるようにしたい。(対峙した中野は)めちゃくちゃ強くて厄介だったんですけれども、きょうはあっちの勝ちだった。シュートも少なかったですし、それ以外でも負けていた。全国までに改善しなければ(全国トップクラスのDFには)勝てない」と引き締め直していた。

 昨年はインターハイで得点王を獲得し、選手権では決勝戦の後半終了間際に「優勝ゴール」。特に選手権は「いい思いしか無いので、そういう面ではいいイメージしかない」という大会だ。あの決勝点によってJリーグクラブから注目されるようになり、自身の将来を変えてくれたと感じている。その選手権の舞台で松本サポーターからもより期待されるプレーをして、再びチームの優勝に貢献するつもりだ。

 選手権へ向けて「(出場が決まり)すごく嬉しいですし、個人的にもすごく燃えているので、選手権では優勝を狙いたいです」と語った榎本は、「山雅のサポーターに応援されることもすごく増えましたし、山雅も背負って戦っているので下手な試合はできないというのがあります。(松本のサポーターには)ゴールの感覚だったり、際どいところで点を決められるところに注目して欲しい」と語った。この日は前線からの守備で相手のパスコースを限定。攻撃に移ると、上手く周囲の選手を活用するプレーを見せていたが、全国では試合を決める仕事をして松本サポーターも喜ばせる。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

[デフサッカー全日本選手権]男子は東日本が4連覇。女子は西日本が東日本の3連覇を阻止

優勝した東日本選抜の選手たち
【第15回 全国ろう者サッカー選手権大会決勝】(18日、浦安総合球技場)
東日本 3-1(前半1-1)九州

得点者
[東日本選抜]
大石直彦(前半31分)
原口凌輔(後半5分)
林 滉大(後半32分)

[九州選抜]
水田楓(前半27分)

出場メンバー
[東日本選抜]
GK1 千葉駿介
DF2 添田祐仁(→後半8分DF小林袖輝)
DF4 渡部賢人
DF6 石井功太郎
DF14原口凌輔
MF8 桐生聖明
MF9 綿貫俊基
MF13中島正行
MF16石山祐貴(→前半34分DF岡田拓也)
FW7 林滉大
FW15大石直彦(→後半39分MF永井拓也)
監督千田芳宏

[九州]
GK1 松元卓巳
DF2 江島由高
DF17竹内裕樹
DF13山木力羅(→前半32分MF野間三夫)
MF6 奥元伶哉
MF14湯野流世
MF15桶口智弘
MF16穐田真一
MF10渡邊亮平
FW9 水田楓(→後半9分MF寺岡智宏)
FW11青木和樹
監督宮原慎也

【注】番号は背番号

≪最終順位≫
▼男子
優勝  東日本選抜
準優勝 九州選抜
3位  西日本選抜
4位  北海道選抜

≪最優秀選手賞≫
林滉大(東日本選抜)

≪優秀選手賞≫
原口凌輔(東日本選抜)
松元卓巳(九州選抜)
堀井聡太(西日本選抜)
大西諒(北海道選抜)

▼女子
≪最終順位≫
優勝  西日本選抜
準優勝 東日本選抜

≪最優秀選手賞≫
宮城実来(西日本選抜)

≪優秀選手賞≫
酒井藍莉(西日本選抜)
岩渕亜依(東日本選抜)


●障がい者サッカー特集ページ

先発大幅変更のスペイン、メンデスの代表デビュー弾でボスニア・ヘルツェゴビナに辛勝

代表デビュー弾を決めたMFブライス・メンデス
[11.18 国際親善試合 スペイン1-0ボスニア・ヘルツェゴビナ]

 国際親善試合が18日に行われ、スペイン代表はボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦し、1-0で勝利した。

 16日のUEFAネーションズリーグ・クロアチア戦では2-3で敗れたスペイン。MFダニ・セバジョスとMFイスコ以外の先発メンバー9人を変更し、4-3-3の布陣を敷いた。前線にはMFスソ、FWアルバロ・モラタ、イスコを配置している。

 前半を拮抗状態で終えると、スペインは後半14分にスソに代えてMFブライス・メンデスを投入。すると同33分、イスコが左足シュートを放って相手GKがはじいたところを、メンデスがノーマークのメンデスが押し込んで先制に成功する。試合はスペインが逃げ切り、1-0で試合終了。21歳のメンデスは代表デビュー戦を自らの初ゴールで飾った。

[MOM2723]前橋育英FW室井彗佑(3年)_名将「神様に見えました」と絶賛!逆転の2発!

後半アディショナルタイム、前橋育英高FW室井彗佑が決勝ゴール
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.18 選手権群馬県予選決勝 前橋育英高 2-1 桐生一高 正田スタ]

「室井様様ですね。神様に見えました」。前橋育英高の山田耕介監督は、後半アディショナルタイムにこの日2点目となる決勝点を決めたFW室井彗佑(3年)を最高級の言葉で称賛していた。数々の名選手を育成し、全国タイトルも獲得している名将が「凄いアジリティ。(数値も)びっくりするくらい」と説明する室井が大一番で躍動。ストライカーとして結果を残し、チームを全国へ導いた。

 決勝点のシーンはゴールへの執念が見て取れた。右サイドのSB若月輝主将(3年)からPAでパスを受けた室井だが、一度ボールを失ってしまう。だが、“切り替えゼロ秒”での守備からスライディングでボールを奪い返す。すぐさま前を向いた室井が右足シュートを放つと、ボールはゴールネットに突き刺さった。

「最後身体張らないと、と思って、スライディングでボールを奪って、あとは気持ちで押し込みました。周りがあんまり見えていなかったんですけれども、シュートを自分が打つとずっと思っていたので、入って良かったです」と室井。インターハイ予選決勝でも貴重な先制点を奪っているFWが、再び決勝戦で千金弾を決めた。

 この日はそのスピードとアジリティを活かした抜け出しと仕掛けを繰り返した。前半はコンビネーションからシュートを打ち込み、MF渡邉綾平(2年)の好パスからGKと1対1になりかけるシーンも。チームは後半6分に先制されて苦しい展開となったが、室井は14分にCB山原康太郎(3年)からのフィードを引き出してPKを獲得する。これを右足で決めて同点。そして決勝点も決めてチームを勝たせた。

 1年時から登録メンバー入りしてきたFWにとって勝負の3年目。山田監督も認める武器を持つFWは相手にとって怖い選手に変貌している印象だ。「1年の頃も、2年の頃も自分メンバーには一応入っていたんですけれども、今年は懸ける思いが違って、自分が点決めて勝ちたいという気持ちが強くなって、決められて良かったです」。チームメートのFW榎本樹(3年)が昨年のインターハイで得点王を獲得し、選手権決勝で優勝ゴール。今年は松本内定を決める中で自分も負けじと成長を続けてきた。

「去年とかは樹が出ていてすごく悔しかったんですけれども、今年は一緒に出て一緒に戦っているので一緒に頑張っていきたい」と語った室井には選手権全国大会での目標がある。一つは日本一。そして、もう一つは全国得点王だ。「去年、(先輩で現法政大FWの飯島)陸さんが獲ったので、今年は自分が絶対に得点王を獲りたいと思っています。今日は最後まで諦めなかったですし、FWは点を決めることが仕事。決勝点だけじゃなくて、チームが苦しい時に獲れるのがストライカーだと思いますし、全国でもしっかりと結果を残していきたいと思っています」と誓った。今年の選手権では自分がストライカーとしての仕事をすること。そして個人、チームとしてタイトルを獲得して高校サッカーを終える。 

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

イタリア7部クラブ所属の19歳が逝去…伊メディアは自殺と報道

イタリア7部クラブ所属のファビアーノ・コルッチが19歳で生涯を閉じた
 イタリア7部リーグのASマルティーナは所属選手であるファビアーノ・コルッチが亡くなったことを発表した。18日、イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』は自殺と伝えている。

 19歳のコルッチは主将のミーティングに来ず、異変に気付いた弟が自宅のガレージでコルッチを発見したという。クラブ公式サイトでは声明を発表し、「マネージャーやスタッフ、チームメートなどは動揺を隠せません。親愛なるファビアーノ・コルッチの哀悼の意を表します」とコメントしている。

 夭逝の青年について、「明るく誠実だった。献身的で有能な選手でもあった。だからこそ、あまりにも唐突な死の報せに全員が驚き、苦しんでいる」とその印象を語り、クラブ全体が悲しみに包まれている様子を伝えている。

 『コリエレ・デロ・スポルト』によると、18日に予定されていたマルティーナの試合は延期になったという。

イタリア7部クラブ所属の19歳が逝去…伊メディアは自殺と報道

イタリア7部クラブ所属のファビアーノ・コルッチが19歳で生涯を閉じた
 イタリア7部リーグのASマルティーナは所属選手であるファビアーノ・コルッチが亡くなったことを発表した。18日、イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』は自殺と伝えている。

 19歳のコルッチは主将のミーティングに来ず、異変に気付いた弟が自宅のガレージでコルッチを発見したという。クラブ公式サイトでは声明を発表し、「マネージャーやスタッフ、チームメートなどは動揺を隠せません。親愛なるファビアーノ・コルッチの哀悼の意を表します」とコメントしている。

 夭逝の青年について、「明るく誠実だった。献身的で有能な選手でもあった。だからこそ、あまりにも唐突な死の報せに全員が驚き、苦しんでいる」とその印象を語り、クラブ全体が悲しみに包まれている様子を伝えている。

 『コリエレ・デロ・スポルト』によると、18日に予定されていたマルティーナの試合は延期になったという。

桐生一との激闘制す!王者の重圧乗り越えた前橋育英が全国までの「時間」得る

“上州の虎”前橋育英高が全国連覇に挑戦する
[11.18 選手権群馬県予選決勝 前橋育英高 2-1 桐生一高 正田スタ]

 前年王者・前橋育英が全国へ! 第97回全国高校サッカー選手権群馬県予選決勝が18日に行われ、昨年度日本一の前橋育英高が後半アディショナルタイムにFW室井彗佑(3年)が決めた決勝点によって桐生一高に2-1で逆転勝ち。5年連続22回目の全国大会出場を決めた。全国大会の組み合わせ抽選会は19日に行われる。

 プレッシャーを乗り越え、前橋育英が全国に戻ってきた。選手権覇者として注目を集め続けてきた1年間。インターハイ初戦敗退など悔しい経験もしてきた前橋育英だが、必ず選手権に出場しなければならないという思いを持ってきた。苦しみながらもそれを成し遂げた選手たち。主将の右SB若月輝(3年)は「出ないのに優勝旗を持っていく。それだけは避けたかった。見えないプレッシャーが本当に大きかった。まずは一つクリアです」と語り、山田耕介監督は彼らを「選手たちは相当プレッシャーを感じていたと思います。そのプレッシャーに負けずに頑張った。逞しくなったと思います」と讃えていた。

 今年、新人戦決勝や10月のプリンスリーグ関東で前橋育英に勝利している桐生一は、5バックで重心を後ろに置きながら、攻撃時はリベロのDF中野就斗主将(3年)が前線に上がる変則システムで戦った。序盤は非常にピリピリした空気の中での攻防戦。後方からボールを繋いで攻撃を組み立てる桐生一は、仙台内定MF田中渉(3年)が余裕のあるボールキープから左足でサイドへ展開し、前橋育英は松本内定FW榎本樹(3年)の頭やスペースへ抜け出す室井へボールを入れて相手にプレッシャーをかける。

 15分頃から徐々に前橋育英のペースになった。新潟内定MF秋山裕紀(3年)が相手のキーマン・田中へ鋭いアプローチを見せるなど、前橋育英は寄せの速さで桐生一のポゼッションを封鎖して速攻。右の近藤友喜(3年)と左の森隼平(3年)の両SHがサイドの攻防戦で主導権を握っていたこともあり、その突破やコンビネーションによる崩しからシュートチャンスを作り出していた。
 
 前橋育英が攻守に渡ってその力を発揮し始めていたが、桐生一も負けていない。守備範囲広く、相手との接触を怖れずに身体を張るGK杉浦駿介(3年)中心に集中した守りを見せる。そして、37分にはFW小澤謙登(3年)がDFの股間を通すドリブルから右足シュートを打ち込んで応援席を沸かせていた。

 前半を我慢強く0-0で折り返した桐生一が、この日最初のCKでスコアを動かす。6分、田中の右CKをファーサイドの小澤が折り返すと、相手DFの前に飛び込んだ中野が右足で先制ゴール。ベンチへ向けて走った中野中心に青の輪ができた。

 だが、前橋育英は14分、この日好フィードを続けていたCB山原康太郎(3年)が右サイド後方から斜めのボールをPAへ蹴り込む。前半から「(桐生一が)嫌がっていた」(山田監督)という背後を狙う攻撃。これにタイミング良く反応した室井がPKを獲得し、自ら右足シュートを左隅に決めて同点に追いついた。

 後半、桐生一は高い位置でボールに絡む田中のスルーパスなどからサイドを攻略。18分には左サイドを抜け出した小澤がゴール方向へ切れ込み、ラストパスからFW小池泰誠(3年)が決定的な右足シュートを放つ。その後も田中と小澤のコンビでチャンスを作り出す桐生一は27分にU-17日本代表MF若月大和(2年)を投入。相手DFの前に鋭く潜り込む若月が突破、シュートで前橋育英ゴールを脅かした。

 だが、前橋育英はゴール前での集中力が高く、簡単には決定打を打たせない。逆にSB若月のクロスを榎本が頭で合わせたほか、アジリティー高い室井の仕掛けなどから勝ち越し点を狙う。

 熱戦に決着をつけるゴールは後半アディショナルタイムに生まれた。前橋育英はショートパスを繋ぐと、右サイドで交代出場MF長澤壮竜(3年)からのパスを受けた若月が右足でPAへボールを入れる。これを受けた室井は一度失いながらもスライディングでボールを奪い返して反転。そして右足シュートをゴール左へ蹴り込んだ。

 この日2点目、劇的な勝ち越しゴールを決めた室井は大歓声の中、スタンドへダッシュ。勝利に大きく近づいた前橋育英イレブンがスタンド前、ピッチ内で喜びを爆発する。桐生一もすぐに反撃するが、残された時間が短すぎた。昨年と同じく終了間際の得点によって前橋育英が2-1で勝利。群馬5連覇を達成した前橋育英が全国大会までの「時間」を得た。

 秋山は「時間が大切というチームのスローガン。時間が自分たちにとって大事でした。(高橋)尚紀、(岡本)悠作、(石井)陽向が怪我してしまって選手権前は痛かったんですけれども、(全国大会までの)時間を作ることができたので、また競争して、全国ではまたレベルアップした育英を見せられたらなと思っています」と語った。

 主力3人が復帰するまでの「時間」、競争をする「時間」を得た前橋育英。一時先発から外れた「時間」に考え、成長するきっかけを得ている若月は「単純に試合を外から見て感じることもあると思いますし、彼らが入ってきて競争が増して活性化すると思うので、そこはチームとしてさらにレベルアップするチャンスかなと思います」と期待した。

 室井は「去年日本一取ったんですけれども去年は去年なんで、自分たちの代で日本一取れるように頑張りたいです」。プレッシャーを乗り越え、仲間たちと「高校サッカーができる時間を伸ばす」(若月)という目標をクリアした前橋育英。新たな競争から這い上がってくる選手を含めて進化し、全国連覇に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

桐生一との激闘制す!王者の重圧乗り越えた前橋育英が全国までの「時間」得る

“上州の虎”前橋育英高が全国連覇に挑戦する
[11.18 選手権群馬県予選決勝 前橋育英高 2-1 桐生一高 正田スタ]

 前年王者・前橋育英が全国へ! 第97回全国高校サッカー選手権群馬県予選決勝が18日に行われ、昨年度日本一の前橋育英高が後半アディショナルタイムにFW室井彗佑(3年)が決めた決勝点によって桐生一高に2-1で逆転勝ち。5年連続22回目の全国大会出場を決めた。全国大会の組み合わせ抽選会は19日に行われる。

 プレッシャーを乗り越え、前橋育英が全国に戻ってきた。選手権覇者として注目を集め続けてきた1年間。インターハイ初戦敗退など悔しい経験もしてきた前橋育英だが、必ず選手権に出場しなければならないという思いを持ってきた。苦しみながらもそれを成し遂げた選手たち。主将の右SB若月輝(3年)は「出ないのに優勝旗を持っていく。それだけは避けたかった。見えないプレッシャーが本当に大きかった。まずは一つクリアです」と語り、山田耕介監督は彼らを「選手たちは相当プレッシャーを感じていたと思います。そのプレッシャーに負けずに頑張った。逞しくなったと思います」と讃えていた。

 今年、新人戦決勝や10月のプリンスリーグ関東で前橋育英に勝利している桐生一は、5バックで重心を後ろに置きながら、攻撃時はリベロのDF中野就斗主将(3年)が前線に上がる変則システムで戦った。序盤は非常にピリピリした空気の中での攻防戦。後方からボールを繋いで攻撃を組み立てる桐生一は、仙台内定MF田中渉(3年)が余裕のあるボールキープから左足でサイドへ展開し、前橋育英は松本内定FW榎本樹(3年)の頭やスペースへ抜け出す室井へボールを入れて相手にプレッシャーをかける。

 15分頃から徐々に前橋育英のペースになった。新潟内定MF秋山裕紀(3年)が相手のキーマン・田中へ鋭いアプローチを見せるなど、前橋育英は寄せの速さで桐生一のポゼッションを封鎖して速攻。右の近藤友喜(3年)と左の森隼平(3年)の両SHがサイドの攻防戦で主導権を握っていたこともあり、その突破やコンビネーションによる崩しからシュートチャンスを作り出していた。
 
 前橋育英が攻守に渡ってその力を発揮し始めていたが、桐生一も負けていない。守備範囲広く、相手との接触を怖れずに身体を張るGK杉浦駿介(3年)中心に集中した守りを見せる。そして、37分にはFW小澤謙登(3年)がDFの股間を通すドリブルから右足シュートを打ち込んで応援席を沸かせていた。

 前半を我慢強く0-0で折り返した桐生一が、この日最初のCKでスコアを動かす。6分、田中の右CKをファーサイドの小澤が折り返すと、相手DFの前に飛び込んだ中野が右足で先制ゴール。ベンチへ向けて走った中野中心に青の輪ができた。

 だが、前橋育英は14分、この日好フィードを続けていたCB山原康太郎(3年)が右サイド後方から斜めのボールをPAへ蹴り込む。前半から「(桐生一が)嫌がっていた」(山田監督)という背後を狙う攻撃。これにタイミング良く反応した室井がPKを獲得し、自ら右足シュートを左隅に決めて同点に追いついた。

 後半、桐生一は高い位置でボールに絡む田中のスルーパスなどからサイドを攻略。18分には左サイドを抜け出した小澤がゴール方向へ切れ込み、ラストパスからFW小池泰誠(3年)が決定的な右足シュートを放つ。その後も田中と小澤のコンビでチャンスを作り出す桐生一は27分にU-17日本代表MF若月大和(2年)を投入。相手DFの前に鋭く潜り込む若月が突破、シュートで前橋育英ゴールを脅かした。

 だが、前橋育英はゴール前での集中力が高く、簡単には決定打を打たせない。逆にSB若月のクロスを榎本が頭で合わせたほか、アジリティー高い室井の仕掛けなどから勝ち越し点を狙う。

 熱戦に決着をつけるゴールは後半アディショナルタイムに生まれた。前橋育英はショートパスを繋ぐと、右サイドで交代出場MF長澤壮竜(3年)からのパスを受けた若月が右足でPAへボールを入れる。これを受けた室井は一度失いながらもスライディングでボールを奪い返して反転。そして右足シュートをゴール左へ蹴り込んだ。

 この日2点目、劇的な勝ち越しゴールを決めた室井は大歓声の中、スタンドへダッシュ。勝利に大きく近づいた前橋育英イレブンがスタンド前、ピッチ内で喜びを爆発する。桐生一もすぐに反撃するが、残された時間が短すぎた。昨年と同じく終了間際の得点によって前橋育英が2-1で勝利。群馬5連覇を達成した前橋育英が全国大会までの「時間」を得た。

 秋山は「時間が大切というチームのスローガン。時間が自分たちにとって大事でした。(高橋)尚紀、(岡本)悠作、(石井)陽向が怪我してしまって選手権前は痛かったんですけれども、(全国大会までの)時間を作ることができたので、また競争して、全国ではまたレベルアップした育英を見せられたらなと思っています」と語った。

 主力3人が復帰するまでの「時間」、競争をする「時間」を得た前橋育英。一時先発から外れた「時間」に考え、成長するきっかけを得ている若月は「単純に試合を外から見て感じることもあると思いますし、彼らが入ってきて競争が増して活性化すると思うので、そこはチームとしてさらにレベルアップするチャンスかなと思います」と期待した。

 室井は「去年日本一取ったんですけれども去年は去年なんで、自分たちの代で日本一取れるように頑張りたいです」。プレッシャーを乗り越え、仲間たちと「高校サッカーができる時間を伸ばす」(若月)という目標をクリアした前橋育英。新たな競争から這い上がってくる選手を含めて進化し、全国連覇に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

スイスがベルギーを圧倒!2点ビハインドから大量5得点で大逆転のUNL準決勝進出

スイスがベルギーに大逆転勝利
[11.18 UNL第6節 スイス5-2ベルギー]

 UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ2第6節が18日に行われ、2位スイス代表は首位ベルギー代表に5ー2で勝利した。この勝利でスイスがグループ首位に浮上。来年6月に行われるリーグA準決勝への進出を決めた。

 序盤はベルギーがペースを掴み、前半17分にFWトラガン・アザールが相手のミスから先制点を決めると、同26分にもT・アザールはPAライン上から右足を振り抜いて追加点を挙げる。T・アザールとMFエデン・アザールの兄弟コンビの個人技にスイスは翻弄されるが、同31分にはDFケビン・ムバブがPKを獲得し、DFリカルド・ロドリゲスがPKを決めて1点を返す。

 するとスイスが勢いを取り戻して猛反撃。1-2で迎えた前半31分、R・ロドリゲスのロングフィードをPA右のMFシェルダン・シャキリが頭で折り返し、ファーサイドのFWハリス・セフェロビッチが左足で押し込んで同点に追いつく。同44分にはカウンターから右サイドのMFエジミウソン・フェルナンデスがPA内にグラウンダーのクロス。セフェロビッチが右足ダイレクトで逆転弾を叩き込んだ。

 3-2で前半を折り返したスイスの勢いは衰えず。後半16分、右CKのこぼれ球をシャキリが右サイドで拾って再びクロス。インスイングのボールをDFニコ・エルベディが頭で流し込み、4-2とリードを広げる。同39分には右サイドで相手DFに囲まれたシャキリがヒールキックでムバベにパス。ノーマークのムバベのクロスからセフェロビッチがヘディングシュートでゴールを決め、ハットトリックとなるダメ押しの5点目を決めた。

 スイスは2点ビハインドから5得点を奪い、5-2で逆転勝利した。勝ち点9で首位のベルギーに並び、得失点差で上回ったために首位に浮上。直接対決を制したスイスがリーグAの準決勝進出を決めた。

●UEFAネーションズリーグ18-19特集

ケイン逆転弾でイングランドがUNL準決勝進出!W杯準優勝のクロアチアはリーグB降格決定

イングランドがクロアチアに逆転勝利
[11.18 UNL第6節 イングランド2-1クロアチア]

 UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ4第6節が18日に行われ、2位イングランド代表はホームで3位クロアチア代表に2-1の勝利を収めた。勝ち点7のイングランドは1差でスペインを上回り、首位に浮上。来年6月に行われるリーグAの準決勝進出を決めた。

 序盤から互いに攻撃を仕掛け合う展開の中、イングランドは前半11分にMFラヒーム・スターリングがPA右から右足シュートを放つが、GKロブレ・カリニッチの好セーブに阻まれる。直後には右CKをDFジョン・ストーンズが頭で合わせ、ファーサイドに流れたところをFWハリー・ケインが右足で押し込もうとするが、ミートせずにゴール枠外にはずれた。

 イングランドは前半16分にもスターリングのチャンスをカリニッチに阻まれ、こぼれ球をケインが2度にわたりシュートするが、それぞれ相手DFとカリニッチのセーブに遭う。前半は互いにゴールを割れず、0-0で折り返した。

 すると後半に先制したのはクロアチア。後半11分、PA内でFWアンドレイ・クラマリッチがボールをキープし、相手DFのタイミングをはずしながら右足シュートを決めた。しかしイングランドも反撃する。同32分、ケインがPA左で相手DFやGKに囲まれながらもつまさきでボールにタッチ。ゴール前に流れたところをMFジェシー・リンガードが押し込んだ。

 同点に追いついたイングランドは後半39分に逆転に成功する。左サイドからのFKがゴール前に入り込むと、ケインがスライディングでかろうじてボールに触れる。ゴール右隅に流し込んで、イングランドが試合をひっくり返した。

 試合はそのまま2-1でイングランドが勝利。2勝1敗でグループ4の首位に浮上し、リーグAの準決勝進出を果たした。一方、ロシアW杯準優勝のクロアチアは1分2敗でグループ最下位が決定。リーグBへの降格が決まった。

●UEFAネーションズリーグ18-19特集

無念のドクターストップ…GK山口瑠伊「自分の選択は間違っていなかった」

U-21日本代表GK山口瑠伊(エストレマドゥーラ/スペイン)
 ようやくつかんだ先発出場の機会だった。燃えないわけがない。17日のドバイカップ第2戦クウェート戦でゴールマウスを託されたU-21日本代表GK山口瑠伊(エストレマドゥーラ/スペイン)だったが、前半終了間際のアクシデントで後半のピッチに立つ機会を奪われてしまった。

 山口がU-21代表として、最後にピッチに立ったのは今年5月に行われたトゥーロン国際大会第2戦のポルトガル戦(○3-2)。しかし、その試合の後半30分、完全に抜け出した相手選手の突破をPA外に飛び出して手で止めてしまい一発退場。そして、今年8月のアジア大会では招集外となって悔しさを味わった。クウェート戦は、ポルトガル戦以来の先発出場となり、「ピッチ上で見せてやるという気持ちがあった」と闘志を燃やして試合へと向かった。

 日本が主導権を握って試合を進めたこともあり、山口の守備機会は多くはなかったものの、相手に得点を許さないまま試合を進める。しかし、2-0とリードした前半終盤にアクシデントに見舞われてしまう。相手のセットプレーに対して飛び出すと、「相手の頭が来たと思ったらヒジがバーンと入った」と接触。右目の上を切ってしまい、「血がすごい出ていた」と振り返る。

 前半は終了を迎えてハーフタイムへ。本人は「自分的には全然行けた」とピッチに立ち続けることを望んだが、「ドクターからストップがかかってしまった」ことで、GK谷晃生(G大阪)との交代を余儀なくされた。

 試合翌日、「10針くらい縫いました」という右目の上は腫れていたが、練習場に姿を現してトレーニングをこなした。無念の途中交代を「悔しいと言えば悔しいけど仕方ない」と語りつつ、「前半2-0で勝っていて、あのセットプレーでやられると試合の流れも変わる場面だった。飛び出して相手と接触してしまいましたが、自分の選択は間違っていなかった」と無失点でピッチを去ったことで、自身を納得させていた。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ

デビュー戦は突然に…GK谷晃生「こういうシチュエーションは初めて」

U-21日本代表GK谷晃生(G大阪)
 ベンチから戦況を見守っていた。しかし、前半終了間際にアクシデントが発生。すると、U-21日本代表GK谷晃生(G大阪)は後半開始からピッチへと送り込まれた。

 U-19代表世代の谷だが、森保一監督が率いる東京五輪世代には、初陣となった昨年12月のM-150杯(タイ)のメンバーに招集されていた。同大会で出場機会は訪れず、その後はU-21代表からは遠ざかっていたものの、今回のUAE遠征で久しぶりにメンバーに名を連ねた。

 17日の第2戦クウェート戦はベンチスタートとなったものの、前半終了間際にGK山口瑠伊(エストレマドゥーラ)が負傷すると、プレー続行不可能と判断されて、後半から急きょ谷にゴールマウスが託されることに。自身の前に陣取る3バックの中央にはキャプテンのDF中山雄太(柏)が構え、右にDF橋岡大樹(浦和)、左にDF小林友希(神戸U-18)とU-19代表でともに汗を流す仲間が入っていたこともあり、「雄太くんは非常に良いコミュニケーションをとってくれたし、大輝と友希とはやり慣れているということもあり、自分としてもいつもどおりにできたと思う」と平常心で試合に臨んだ。

 日本がペースをつかんで試合を進めたこともあり、谷に多くのプレー機会は訪れなかったものの、ゴールを許すことなく5-0の快勝に貢献。「こういうシチュエーションで出るのは正直初めてだったけど、GKはそういうことで出場することが他のポジションに比べると多いと思うので、常に準備はしていたので普段と変わらずにできたと思う」と新たな一歩を振り返った。

(取材・文 折戸岳彦)
▼ドバイカップU-23特集ページ