「勝手にだけど師弟関係」…値千金弾の浦和MF宇賀神、引退する平川への思い

浦和レッズMF宇賀神友弥
[12.9 天皇杯決勝 浦和1-0仙台 埼玉]

 誰よりも強い思いがあった。チームに天皇杯制覇、そして来季のACL出場権をもたらす一撃を沈めた浦和レッズMF宇賀神友弥は、一人の男との関係を感慨深げに振り返った。

 試合が動いたのは前半13分だった。ショートコーナーからMF長澤和輝が送ったクロスは弾かれたものの、こぼれ球に宇賀神が反応。「前日練習でも練習していたし、(オズワルド・)オリヴェイラ監督からも信頼を置いてもらい、あのポジションにいさせてもらっている」。指揮官の信頼に応えるように、右足ダイレクトで合わせたシュートは鮮やかな軌道を描いてゴールネットに突き刺さり、値千金の先制点が生まれた。

「仙台はゾーンで守ってくるので、セカンドボールがこぼれてくるという話をしていた。練習では自分がふかして入らない場面もあったけど、終わった後にも練習をしていたので、それが良い形で実を結んだのかなと思うし、決勝で自分にあんなスーパーゴールが出るのも、監督が持っているからかなと思う」

 自他ともに認めるスーパーゴールで試合の流れを引き寄せると、その後は仙台にリズムを作られる時間がありながらも、体を張った守備でしのぎ切って1-0の完封勝利。「内容が良くない中でも守備陣としては非常に踏ん張れた試合だったと思う」と充実感を漂わせた。

 今季限りで「勝手にだけど師弟関係」という先輩・MF平川忠亮が現役を引退。「ずっと同じポジションで、ライバル選手としてやってきて、やはりヒラさんが引退するのは自分にとっては感慨深いもの。最後はどうしても優勝してヒラさんを送り出したかった」。5日の準決勝鹿島戦での勝利後にも「埼スタで結果を残して、ヒラさんにカップを掲げさせてあげたい」と語っていたように、「その気持ちは人一倍強く持っていたと思う」と長年刺激を与え合い、ともにプレーしてきた平川への思いを明かす。

 その言葉どおり、最後に平川にカップを掲げさせる機会をもたらした男は、「ヒラさんへのそういう気持ちがゴールにつながったのかな」と笑みを浮かべると、ユニフォームを脱ぐ平川に自身がチームにタイトルをもたらす働きを見せたことで、「点を取って、勝ち切る姿を見せられた。宇賀神に自分の後を任せていい、浦和レッズの未来を自分たちに託しても良いと思えてもらえたと思う」と胸を張った。

(取材・文 折戸岳彦)
●第98回天皇杯特設ページ

シーズン序盤は苦難も…初タイトルの浦和DF岩波「諦めずやってきて良かった」

移籍1年目でタイトルを獲得した浦和レッズDF岩波拓也
[12.9 天皇杯決勝 浦和1-0仙台 埼玉]

 移籍1年目で自身初のタイトルに辿り着いた。今季ヴィッセル神戸から加入した浦和レッズDF岩波拓也は、シーズン序盤こそ出番を得られなかったが、リーグ後半戦からは右ストッパーのポジションを確保。シーズンの締めくくりに天皇杯制覇を成し遂げ、「諦めずにやってきて、力になれて良かった」と振り返った。

 自身初のタイトルマッチとなった天皇杯決勝、岩波は3バックの一角として立て続けに襲ってきたクロスを完全封鎖した。「スーパーゴールで勢いがついた」というMF宇賀神友弥の先制点を守り切り、2戦連続での1-0勝利で優勝に貢献。「相手の前線に勢いのある若い選手がいたけど、集中を切らさず全員で守り切れて良かった」と素直に喜んだ。

 中学時代から育った神戸を初めて離れ、今季からビッグクラブの浦和にやってきた24歳。「初めはあまり良いシーズンではなかった」と語ったように、序盤は壁にぶち当たっていた。出番はサブ組主体のルヴァン杯が中心で、リーグ戦にはなかなか出場できず。シーズン折り返しの第17節までの間、先発はわずか3試合にとどまっていた。

 だが、転機となったのはDF遠藤航の海外移籍だった。不在初戦となった7月28日の第18節広島戦で出番を掴むと、首位を独走していた相手に4-1で勝利。そこから信頼を掴むと、残りのシーズンは全試合にスタメン出場した。天皇杯でも安定した活躍を続け、ようやく新天地で爪痕を残すことに成功した。

 この日の勝利でAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、来季はアジアの強豪との戦いが待っている。「ACLに行けることで良いシーズンの締めくくりになった」と笑顔を見せた24歳にとって、自身初のアジアの舞台。「すごく楽しみです」と意気込みを口にしていた。

(取材・文 竹内達也)
●第98回天皇杯特設ページ

19歳橋岡大樹、昇格1年目でタイトル貢献「浦和レッズだからできた」

トップチーム昇格1年目でタイトルに貢献した浦和レッズDF橋岡大樹
[12.9 天皇杯決勝 浦和1-0仙台 埼玉]

 愛するクラブでタイトルを獲れた喜びは格別だった。トップチーム昇格1年目の浦和レッズDF橋岡大樹はシーズン途中に右ウイングバックのレギュラーを掴み、代表活動での離脱もあったがポジションは譲らず。天皇杯では準決勝、決勝にフル出場し、緊迫した完封勝利に大きく貢献した。

「一年目でタイトルを獲ることがどれだけ難しいかは分かっている。浦和レッズだからできたことだと思っているし、浦和レッズに入って、浦和レッズでプレーできていることを幸せに思っている」。12年ぶりの天皇杯を制した直後、アカデミー育ちの19歳は「浦和レッズで優勝できたことがうれしい」と素直な喜びを口にした。

 2種登録だった昨季はルヴァン杯でピッチに立っていたが、今季はユース時代の指揮官でもある大槻毅ヘッドコーチが暫定的に指揮を執った4月11日の第7節神戸戦(◯3-2)でリーグ戦デビュー。AFC U-19選手権の期間にチームを離れつつも、オズワルド・オリヴェイラ監督に代わってからもレギュラーを守り続け、高卒1年目で25試合の出場試合数を積み重ねた。

「最初のほうはガムシャラにやるだけで良かったけど、試合に出るたびに求められることが多くなるし、少し苦戦したこともあった」。シーズン中盤をそう振り返る橋岡だが、今ではルーキーとは思えない落ち着きぶりを披露。「その経験は自分を進化させていくために良い経験だった」と大きな手応えを得た1年間だった。

 今季最終戦はタイトルが懸かったビッグマッチ。ピッチを幅広く使ってくる相手の戦術を前に攻め込まれ続ける時間帯もあった。だが、動揺はなかった。「決勝なので難しい試合になるのは分かっていたし、想定内」。対面のMF中野嘉大は何度も切れ味あるドリブルを見せていたが、「右利きなので縦に行かせたほうが勝てると思った」と冷静に対処し、決定的なチャンスは作らせなかった。

 もっとも、全てのプレーに満足しているわけではない。この日の1対1対応でも「突き詰めるなら一本もクロスを上げさせず、一本も中に行かせないようにならないといけない」とさらに先を見据え、「まだ課題はあるので、少しずつ克服しながらストロングポイントを伸ばし、さらに成長した自分を見せたい」と自らに妥協は許さない。

 この日の勝利によって、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)への出場権を獲得。クラブにとっては戴冠を果たした前々回以来2年ぶりの大舞台だが、「決勝は寮で見ていた」という自身にとっては初めての大会となる。「アジアの強豪と試合ができて、他の選手から『楽しい』と聞いていたし、どれだけ出せるか楽しみ」。自らの活躍で導いたアジアの舞台で、さらなる飛躍へのチャンスを掴む。

(取材・文 竹内達也)
●第98回天皇杯特設ページ

「マイナスくらいのスタート」から立て直した桐光学園、選手権で全国制覇に挑戦

桐光学園高CB望月駿介主将が相手の突破を阻む
[12.9 高円宮杯プリンスリーグ関東第18節 三菱養和SCユース 1-1 桐光学園高 三菱養和会 巣鴨スポーツセンターG]

 必勝を期してプリンスリーグ関東最終節に臨んだ桐光学園高(神奈川)は前半開始直後に先制しながらも、追いつかれて引き分け。勝ち点で並ぶ8位・三菱養和SCユース(東京)を逆転することができず、関東勢2チーム以上がプレミアリーグプレーオフ(12月14、16日)を突破することがプリンスリーグ関東に残留する条件となってしまった。

 主将のCB望月駿介(3年)は「きょうは絶対に勝たないといけなくて、早い時間に先制出来たことは良かったけれど、守りに入ってしまったところがあった」と悔しがる。準優勝したインターハイ後に疲れもあって自分たちの守備ができず、連敗したことが9位の要因に。ただし、原点に立ち返り、チャレンジャー精神を持って守備から戦ってきたことが選手権予選突破、プリンスリーグ関東再開後の3戦無敗に繋がった。

 望月は「選手権(予選)前くらいはゼロ、マイナスくらいのスタートだったんですけれども、もう一回チーム全員で話して、自分たちは守備から入るチームだということを再確認しました。それが県予選では通用したので自信に繋がって今、少しずつ調子が戻ってきていると思うので、戦い方を忘れずにやれれば全国でも戦えると思います」と、全国大会でも自分たちのやるべきことを貫くことを誓った。

 この日も関東クラブユース選手権(U-18)大会でJクラブユース勢を連破して優勝している三菱養和から先制し、追いつかれた後もサイド攻撃やセットプレーから勝ち越しのチャンスを作り出した。そして、クリアすることが精一杯になり、セカンドボールが拾えない時間帯もあったが、GK北村公平(1年)や望月中心に粘り強く守って引き分け。鈴木勝大監督は守備面で踏ん張れるようになったことを評価した上で、「(クロスなどから)チャンスはあった。最後の呼吸を合わせたい。セットプレー一発で勝負を決める試合もある」と全国までにより攻撃の一本の質、タイミングを向上させる考えを明かした。

 選手権初戦の対戦相手は、湘南内定CB福島隼斗(3年)中心に攻守にタレント揃う強豪、大津高(熊本)。望月は「初戦からバッチバチになる。いずれ戦わないといけない相手だと思うので、本当にやるだけです」。目標の全国制覇を果たすためには激戦ブロックを勝ち抜かなければばらない。インターハイ準優勝は自信になったが、過去のこと。良い意味での自信と謙虚さを持ちながら目の前の一戦一戦を戦い続け、最後の1校になるまで勝ち続ける。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

選手もサポも“オズの魔法”に…槙野「この試合の重みを伝えてくれた」

天皇杯を掲げるオズワルド・オリヴェイラ監督
[12.9 天皇杯決勝 浦和1-0仙台 埼玉]

 アジアの舞台に戻るためにも負けられない一戦だった。昨年のACL王者である浦和レッズが2年ぶりのACL出場権を獲得。DF槙野智章は「リーグ戦で目標に掲げていたACL(出場権獲得)が叶わなかった。今年は監督も代行を含めて3人目。苦しみながらもシーズン終盤は目標も天皇杯を取ろうと定まった。監督も『天皇杯を取ってアジアの舞台に帰りたい』と言っていた。それが叶って本当に良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 埼玉スタジアムで行われた決勝には5万978人の観衆が詰めかけた。ホームの雰囲気をつくり出した浦和サポーターの存在に「12番目の選手が素晴らしかった」と感謝した槙野だが、サポーターから強力な後押しを引き出したのが、かつて鹿島でリーグ3連覇を成し遂げたオズワルド・オリヴェイラ監督だった。

 通常、試合2日前から非公開練習とする浦和だが、オリヴェイラ監督は準決勝前日に続いて決勝前日も練習を公開。サポーターに来場を呼びかけると、練習場に詰めかけた大勢のサポーターが旗を振り、歌声をあげた。「朝の6時から横断幕を掲げてくれて、歌を歌ってくれて、この試合の重みを伝えてくれた」と槙野。「ブラジルではよくやっていたと言っていた」という“オズの魔法”がチームの一体感を高め、決戦に向けて最高のモチベーションをつくり出した。

 来季のACLでは北京国安(中国)、全北現代(韓国)、元浦和MF細貝萌が加入するブリーラム・ユナイテッド(タイ)と同じグループGに入る。槙野は「僕らは17年のアジアチャンピオン。もう一回返り咲くためにもチャレンジャーの気持ちでやらないといけない」と、クラブとして2年ぶり3度目のアジア制覇に挑戦する決意を述べた。

(取材・文 西山紘平)

●第98回天皇杯特設ページ

「ピッチに立つからには…」準決勝で負傷の3人が強行先発、“満身創痍”の浦和が粘り勝ち

準決勝で負傷交代しながら強行先発したFW武藤雄樹
[12.9 天皇杯決勝 浦和1-0仙台 埼玉]

 “満身創痍”の逆境も跳ね返した。浦和レッズは5日の準決勝・鹿島戦(○1-0)で負傷交代したFW武藤雄樹、FW興梠慎三、MF青木拓矢の3人が中3日でそろって強行先発。オズワルド・オリヴェイラ監督が「興梠、武藤、青木は制限された条件の中で戦ってくれた。制限されている中で高い水準のプレーと規律を見せてくれた」と話したように、状態が万全でない中、武藤は後半39分まで、興梠は後半アディショナルタイムまでプレーし、青木はフル出場した。

「ピッチに立つからにはしっかりプレーしようと思っていた」という武藤だが、「昨日の練習もできなかったし、この段階でも痛い」と、試合前日も別調整だった。痛みを押しての覚悟のプレー。「ドクターやトレーナーが僕のために力を尽くしてくれて、ピッチに立たせてくれたことに感謝している」と試合後は安堵の表情だった。

 前半13分にセットプレーの流れから先制したが、その後は仙台にボールを持たれる展開。90分間でシュート数は7本対16本と押し込まれたが、指揮官は「制限されている中でのプレーだったので、守備的な流れになるのは予想していた」と、想定内だった。「だからこそチームの規律を称えたい。指示をしっかり守ってくれた。それぞれが犠牲心を持って最後まで戦ってくれた」と選手をねぎらった。

 DF槙野智章も「ケガを抱えている選手とも話したけど、最後の1試合だし、立てないくらいになるまでやりたいというのは感じた。メディカル(スタッフ)も試合まで付きっ切りで治療していた。怖かったと思うけど、使命感もあったと思う」と、ケガを感じさせないプレーを見せたチームメイトを称えた。

 11年に流通経済大から仙台に入団し、15年から浦和でプレーする武藤にとっては古巣相手の決勝戦でもあった。「(仙台は)自分をプロにしてくれて、育ててくれた大事なクラブ。複雑な気持ちもあるけど、仙台とこういう舞台で素晴らしいゲームができたのは良かった」と感慨深げに話した。

(取材・文 西山紘平)

●第98回天皇杯特設ページ

[MOM2730]桐光学園GK北村公平(1年)_1年生GKがプリンス関東残留の可能性広げるビッグセーブ

桐光学園高に勝ち点1をもたらした1年生GK北村公平
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.9 高円宮杯プリンスリーグ関東第18節 三菱養和SCユース 1-1 桐光学園高 三菱養和会 巣鴨スポーツセンターG]

 本人は引き分けに終わったことについて全く満足していなかった。だが、勝ち点1差の10位・山梨学院高(山梨)が引き分け、順位を逆転される可能性があったことを考えると、9位・桐光学園高にとってはプリンスリーグ関東残留への可能性を広げる大きな勝ち点1獲得。それをもたらしたのは1年生GK北村公平だった。

 1-1で迎えた後半40分、桐光学園は寄せが甘くなったところを突かれて左サイドから中央へボールを動かされると、三菱養和SCユースMF冨久田和真(3年)に強烈な右足シュートを浴びてしまう。だが、右隅を捉えたこのシュートをGK北村が横っ飛びでファインセーブ。さらにその直後、右CKの流れから、左SB廣川虎太郎(3年)にゴール至近距離から打たれたシュートを再びビッグセーブで弾き出した。

 北村は後半開始直後にCKから失点し、勝ち切れなかったことを悔しがる。それでも2つのビッグセーブのシーンについては「ああいうギリギリの場面を止めてこそ良いGKと言われると思うので、きょうは自分の気持ちの方が一つ上だったのかなと思います」と微笑んだ。

 前半から終始安定していた印象だ。190cmと180cmの長身2トップ擁する三菱養和はゴール前の浮き球から枠へヘディングシュートも飛ばしてきていた。だが、登録172cmの北村は飛び出すところとシュートを処理するところを落ち着いて判断し、対応。CKからの失点の責任はゼロではないだろうが、それでも前半から枠内に飛んできていたシュートを好反応でセーブし続けてチームに貢献した。

 夏のインターハイ予選初戦から抜擢され、名門のゴールを守る。悔しい失点やミスをした試合もあったが、その度に乗り越えてきた。鈴木勝大監督はマジメな性格で着実に成長してきている部分を評価。そして、「前節も抜群に良かった」と勝ち点、勝利を引き寄せる活躍が続けていることを明かしていた。

 北村は「自分、まだ1年なんですけれども使ってもらっているのは責任を感じますし、自分がやらないといけないとは凄く感じています。インターハイを越えて、このプリンス再開した後とか自分のプレーを出そうと集中して、伸び伸びできるようになって、今のプレーができるようになっていると思います」と分析する。

 インターハイは日本一まであとわずかのところまで迫りながらも、決勝戦の後半アディショナルタイムの失点から逆転負け。その悔しさも、12月31日に初戦を戦う選手権へのエネルギーになっている。

「最後の最後、あそこで粘れなかった。気持ちの部分だったり、技術の部分だったり、そういうところは次選手権でリベンジするしかないので、『選手権でリベンジする』という気持ちです。(選手権は)自分がゼロで抑えれば、自ずとチームが負けることはないので、まず自分がゼロに抑えることに集中して、その中でチームを勝たせていければいいと思います」と意気込んだ。

 1年生GKは選手権までに少しでも成長すること。そして一戦一戦勝ち上がり、夏にできなかった「あと1勝」を今度こそ果たす。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

U-18Jリーグ選抜と高校サッカー選抜による「NEXT GENERATION MATCH」の概要発表

今季も「NEXT GENERATION MATCH」を実施
 Jリーグは9日、2019年2月16日に埼玉スタジアム2002で開催される富士ゼロックススーパーカップ2019で、U-18Jリーグ選抜と日本高校サッカー選抜による親善試合「NEXT GENERATION MATCH」を実施することを発表した。キックオフ時刻は10時20分を予定している。概要は以下の通り。

▼名称
FUJI XEROX SUPER CUP 2019
「NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜vs日本高校サッカー選抜」

▼開催日時
2019年2月16日(土)

▼キックオフ時刻
10:20キックオフ

▼会場
埼玉スタジアム2002

▼対戦カード
U-18Jリーグ選抜vs日本高校サッカー選抜※
※第97回全国高校サッカー選手権大会の優秀選手を中心に選抜された選手で構成するチーム

▼試合方式
調整中

▼チケットについて
観戦には「FUJI XEROX SUPER CUP 2019」 のチケットが必要

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●【特設】高校選手権2018

2019シーズンのゼロックス杯は川崎F対浦和!開催日、キックオフ時刻も決定

ゼロックス杯は川崎F対浦和
 Jリーグは9日、富士ゼロックススーパーカップ2019の対戦カード、スタジアム、キックオフ時刻を発表した。

 新シーズンの幕開けを告げる来季のゼロックス杯は、2019年2月16日に埼玉スタジアム2002で開催。J1リーグ王者の川崎フロンターレと天皇杯王者の浦和レッズが激突する。

(2019年2月16日)
[埼玉スタジアム2002]
川崎F 13:35 浦和
※日本テレビ系全国ネットにて生中継

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

[プリンスリーグ関東]矢板中央は無敗フィニッシュならず…プレミアPO進出の3チーム決定:最終節

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2018関東は9日、2018シーズンの最終節を行った。

 プレミアリーグプレーオフ出場権が3枠あるプリンス関東。すでに優勝が決まっている矢板中央高(栃木)は出場権を得ているが、残り2枠は最終節の結果次第となっていた。

 そんな中、勝ち点28で2位の大宮アルディージャユース(大宮)と、同26で3位の横浜F・マリノスユース(神奈川)が激突。前半31分のFW椿直起の決勝点により横浜FMユースが勝利し、2位でプレミアプレーオフ進出を決めた。

 勝ち点25で4位の前橋育英高(群馬)は矢板中央と対戦し、前半に3点を奪って4-0で完封勝ち。この結果、大宮ユースと前橋育英が勝ち点28で並んだが、得失点差により大宮ユースが3位でプレーオフ出場権を獲得した。なお、矢板中央は今季初黒星を喫し、無敗優勝を逃した。

 プレミアプレーオフは、16チームを4つのグループに分けてトーナメント戦を行い、計4チームの勝者に次年度プレミアリーグ参入の権利が与えられる。組み合わせ抽選会は10日に開催。1回戦は13日、2回戦は15日に広島で行われる。

【順位表】
1.矢板中央高(41)+14
2.横浜F・マリノスユース(29)+5
3.大宮アルディージャユース(28)+16
4.前橋育英高(28)+8
5.東京ヴェルディユース(23)+6
6.川崎フロンターレU-18(22)+1
7.桐生一高(22)-10
8.三菱養和SCユース(19)-5
9.桐光学園高(19)-17
10.山梨学院高(18)-18

【第18節】
(12月9日)
[(公財)三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド]
三菱養和SCユース 1-1 桐光学園
[三]渡辺大貴(48分)
[桐]敷野智大(3分)


[前橋育英高高崎グラウンド]
前橋育英 4-0 矢板中央
※得点者は分かり次第更新

[山梨学院和戸サッカー場]
山梨学院 2-2 桐生一
[山]宮崎純真(53分)、萱沼航汰(90分+5)
[桐]細渕海(5分)、楠大樹(90分)


[等々力第1サッカー場]
川崎F U-18 3-0 東京Vユース
[川]山田新(5分)、宮代大聖(30分)、鈴木大登(87分)

[ニッパツ三ツ沢球技場]
横浜FMユース 1-0 大宮ユース
[横]椿直起(31分)


●2018高円宮杯プリンスリーグ特集

分野研究家

自分のチームのプレースタイルに合わせて素材を選ぶことが大切。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
Posted in 未分類

大宮Yは3位でプレミアプレーオフへ…トップ昇格内定の主将FW吉永昇偉「負けたことで気が引き締まった」

FW吉永昇偉は「意味のある敗戦に」と振り返った
[12.9 プリンスリーグ関東第18節 横浜FMユース1-0大宮ユース ニッパツ]

 前節の大勝でプレミアリーグプレーオフ出場を決定的にしていた大宮アルディージャユースは、最終節で横浜F・マリノスユースに敗れたものの、3位で1年でのプレミアリーグ復帰に望みをつないだ。

 意識していた相手にやられた。大宮ユースの主将FW吉永昇偉(3年)にとって、この日の唯一の得点を決めたMF椿直起は、中学校時代からしのぎを削る仲。大宮ジュニアユース時代にサイドバックだった吉永は、横河武蔵野ユースの椿と何度もマッチアップしたのだという。

 ともにトップ昇格を決めている中で迎えた一戦。「(椿に)思うようにやらせないというのはみんなで統一してやっていた」というが、この日に関しては完敗を認めざるを得ない結果となった。「一発で仕留められてしまった。今日は直起のほうが差を見せたのかなと思います」。

 しかし今年1年を振り返ると、吉永の成長も負けてはいない。もともと右SB主戦場としていた選手だが、昨年度よりFWに転向。今夏のクラブユース選手権では得点王の活躍でチームを準優勝に導くと、プリンスリーグ関東では堂々18ゴールを決めた。

 プレミアリーグを戦った「全然点が取れなかった」と振り返る前年からの急成長。9月には大宮ユースからは7年連続となるトップ昇格を決めた。単純にシュートを打つことに意識を置くようになったことが状況を好転させていると振り返るが、自信になった1年でもあった。

「何としてもプレミアに昇格させたいというのは、みんな思っているところ。逆に今日負けたことで気が引き締まって、来週のトレーニングからやって行けるんじゃないかなと思う。昨年は今の3年生が半分ほど出させてもらっていた中で、チームを降格させてしまった。悔しい思いがある。自分は点を取って貢献出来ればなと思っています」

(取材・文 児玉幸洋)
●2018高円宮杯プリンスリーグ特集
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

激アツの攻防戦はドロー決着。8位死守の三菱養和、9位・桐光学園のプリンス関東残留はプレミアプレーオフの結果次第に

残留争いする8位・三菱養和SCユースと9位・桐光学園高との熱戦はドロー決着に
[12.9 高円宮杯プリンスリーグ関東第18節 三菱養和SCユース 1-1 桐光学園高 三菱養和会 巣鴨スポーツセンターG]

 9日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2018関東最終節が各地で行われ、8位・三菱養和SCユース(東京)と9位・桐光学園高(神奈川)との一戦は1-1で引き分けた。両チームの順位は変わらず。三菱養和、桐光学園ともに来季のプリンスリーグ関東残留は、プリンスリーグ関東上位3チームが出場するプレミアリーグプレーオフ(12月14、16日)の結果に委ねられることになった。

 試合終了直後、両チームの選手に笑顔は見られなかった。この日、プレミアリーグEAST9位・FC東京U-18のプリンスリーグ関東降格が決まったため、プリンスリーグ関東は8位~10位までの3チームが都県リーグへの降格圏に。プレミアリーグプレーオフに出場する矢板中央高(栃木)、横浜FMユース(神奈川)、大宮ユース(埼玉)の3チームのうち、1チーム以上がプレミアリーグ昇格を決めれば、三菱養和のプリンスリーグ関東残留が決まり、2チーム以上が昇格を決めれば桐光学園も来季、プリンスリーグに残留することができる。

 三菱養和はこの日、勝ち点18で並ぶ桐光学園に追いついてのドロー。結果的に、三菱養和は勝っても順位は変わらなかったため、前向きな8位キープだった。プリンスリーグ残留は“他力”であるものの、3年生中心に意地の勝ち点1獲得。MF冨久田和真(3年)が「ここで負けて後輩たちがT(東京都1部リーグ)とかあってはならないと思っていた」と語っていたが、ラストゲームに懸ける3年生は後輩たちがプリンスリーグでプレーできる可能性を可能な限り残した。

 先制したのは、勝って三菱養和との順位を逆転したい桐光学園だった。前半3分、U-19日本代表ブラジル遠征メンバーに選出されたエースFW西川潤(2年)が前線で相手DFと身体を入れ替えてボールキープ。そして、左前方のスペースへボールを送ると、左MF佐々木ムライヨセフ(2年)がエンドライン際から左足で柔らかいクロスを上げる。GKを越えて中央へ到達したボールをFW敷野智大(3年)が頭で合わせて1-0とした。

 先制した桐光学園が畳み掛けようとする。自らシュートへ持ち込むだけでなく、周囲を活用したプレーでチャンスメークもする西川に佐々木やMF阿部龍聖(3年)が絡んでPA、コーナー付近までボールを運んだ。だが、ここでクロスの精度を欠いたり、シュートの判断がわずかに遅れたほか、ゴール前で冷静にカバーしながら守る三菱養和から2点目を奪うことができない。

 対して、三菱養和は後方から正確にボールを繋いで攻撃を組み立て、190cmFW栗原イブラヒムジュニア(2年)と180cmFW竹内駿斗(2年)の2本のターゲットを活用。余裕を持ってボールを収めていた栗原のポストプレーからサイドへ展開し、「きょうはいつも以上に点獲りたくて、点獲る気満々だった」という冨久田やMF宮本康生(3年)が仕掛ける。桐光学園はFKやCKを与えてしまうシーンが増加。MF今野息吹(2年)のロングスローも交えて攻める三菱養和は宮本のシュートなどで桐光学園の守りを脅かしていた。

 そして後半3分、三菱養和は前半から高精度のキックを見せていた左SB廣川虎太郎(3年)の右CKから中央のCB渡辺大貴(3年)がヘディングシュートを決めて同点。大声を出して盛り上げていたサブ組の下へ駆け寄った渡辺を中心に養和イレブンが喜びを爆発させた。

 プリンスリーグ関東残留をかけた一戦は非常にアツく、拮抗した展開に。ホームの三菱養和が攻め込むたびに会場は盛り上がったが、桐光学園も責任感強いプレーを続けるCB望月駿介主将(3年)やCB内田拓寿(3年)を中心に1対1、カバーリングの部分などで踏ん張って見せる。そしてカウンター、サイド攻撃からセットプレーを獲得。突き放すチャンスを作り出した。

 1-1のまま迎えた後半40分、三菱養和が決定機を作る。寄せの甘くなった相手の隙を突いてボールを動かすと、左サイドの廣川からパスを受けた冨久田が右足シュート。だが、ゴール右隅を突いた一撃は桐光学園GK北村公平(1年)がファインセーブで逃れる。三菱養和は直後の右CKをファーサイドで折り返し、廣川がゴール至近距離から左足を振り抜く。だが、これもGK北村がビッグセーブ。マジメで着実に成長してきているという1年生守護神の好守でピンチを逃れた桐光学園は、逆に阿部の突破から西川がチャンスを迎えるなど1点と勝利を目指した。そして、終了間際にもチャンスを作ったが、ゲーム主将のCB遠藤光(3年)を筆頭に全員でシュートコースを消し続けた三菱養和がゴールを死守。1-1で最終節を終えた。

 桐光学園は9位に終わったものの、選手権予選後の3試合を無敗。鈴木勝大監督は「踏ん張れるようになった」ことを認めていた。ここから切り替えて12月30日開幕の選手権全国大会に集中。屈指の好カードと目される大津高(熊本)との1回戦から全国制覇への挑戦をスタートする。

 一方、三菱養和の3年生にとってはこの試合がラストゲーム。今年は関東クラブユース選手権(U-18)大会で優勝した一方、プリンスリーグでは良いゲームをしながらも勝ち切れない試合が続いた。それでも、最後に意地を見せた3年生たち。増子亘彦監督は「いいゲームしているけれど勝てなくなったり、弱さは出ていたかなと思います。でも、そういうことを経験して最後は歯を食いしばって……、失敗してきましたけれども最後まとまってよくやったなという話はしました」と目を細めていた。

 冨久田は「今年の3年生は悪いところも良いところもあって、本当に100か0でメンタル的にも悪いところが出ることが多かった、でも、こうやって最後1点取られたけれども1点取り返して(良い部分の)養和らしさが出せて良かった」。やれることは最大限に表現した。関東勢のプレミアリーグ参入戦勝利を期待し、後輩たちとともに吉報を待つ。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

天皇杯王者・浦和のACL出場決定!GLで細貝加入のブリーラム・Uと激突

天皇杯王者・浦和のACL出場決定!GLで細貝加入のブリーラム・Uと激突
 9日、天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会決勝が行われ、浦和レッズが優勝した。この結果、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場が決まった。

 浦和は日本第2代表としてACLに出場。北京国安(中国)と全北現代(韓国)、そして元浦和MF細貝萌が加入するブリーラム・ユナイテッド(タイ)と同じグループGに入る。初戦は2019年3月6日にホームでブリーラム・Uと戦う。

第1節
3月6日(水)
浦和 vs ブリーラム・U
全北現代 vs 北京国安

第2節
3月13日(水)
ブリーラム・U vs 全北現代
北京国安 vs 浦和

第3節
4月9日(火)
ブリーラム・U vs 北京国安
浦和 vs 全北現代

第4節
4月24日(水)
北京国安 vs ブリーラム・U
全北現代 vs 浦和

第5節
5月7日(火)
ブリーラム・U vs 浦和
北京国安 vs 全北現代

第6節
5月21日(火)
浦和 vs 北京国安
全北現代 vs ブリーラム・U

●第98回天皇杯特設ページ
●ACL2019特設ページ

浦和vs仙台 試合記録

【天皇杯決勝】(埼玉)
浦和 1-0(前半1-0)仙台


<得点者>
[浦]宇賀神友弥(13分)

<警告>
[浦]長澤和輝(89分)
[仙]板倉滉(34分)、平岡康裕(89分)

観衆:50,978人
主審:山本雄大
副審:八木あかね、唐紙学志
浦和、12大会ぶり天皇杯制覇!! 仙台に完封勝利で来季ACL出場権獲得
「ピッチに立つからには…」準決勝で負傷の3人が強行先発、“満身創痍”の浦和が粘り勝ち
19歳橋岡大樹、昇格1年目でタイトル貢献「浦和レッズだからできた」
シーズン序盤は苦難も…初タイトルの浦和DF岩波「諦めずやってきて良かった」
「勝手にだけど師弟関係」…値千金弾の浦和MF宇賀神、引退する平川への思い
選手もサポも“オズの魔法”に…槙野「この試合の重みを伝えてくれた」
「走りはウサギのように速いが…」“伸び代しかない”ジャーメイン、指揮官の期待を来季の成長へ
実り多きルーキーイヤー…浦和MF柴戸海、「この先も忘れない」デビュー戦からの変化
「感謝しかない」仙台にタイトル届けられず…DF板倉滉「何としても取りたかった」
「見ていて気持ちいい」現代表GKも感嘆…西川周作が主要タイトル全制覇
「余計に責任を感じる」仙台GKシュミットは1失点に自責の念
またも頂点届かず…仙台一筋15年の梁勇基「この悔しさがバネになる」


<出場メンバー>
[浦和レッズ]
先発
GK 1 西川周作
DF 5 槙野智章
DF 22 阿部勇樹
DF 31 岩波拓也
MF 3 宇賀神友弥
MF 10 柏木陽介
(62分→MF 29 柴戸海)
MF 15 長澤和輝
MF 16 青木拓矢
MF 27 橋岡大樹
FW 9 武藤雄樹
(84分→FW 20 李忠成)
FW 30 興梠慎三
(90分+5→FW 21 ズラタン)
控え
GK 28 福島春樹
DF 26 荻原拓也
DF 46 森脇良太
FW 19 アンドリュー・ナバウト
監督
オズワルド・オリヴェイラ

[ベガルタ仙台]
先発
GK 1 シュミット・ダニエル
DF 6 板倉滉
DF 13 平岡康裕
DF 27 大岩一貴
MF 7 奥埜博亮
MF 23 中野嘉大
MF 29 古林将太
(67分→MF 40 関口訓充)
MF 34 椎橋慧也
(80分→MF 15 矢島慎也)
FW 11 石原直樹
FW 16 野津田岳人
FW 19 ジャーメイン良
(67分→FW 20 阿部拓馬)
控え
GK 21 関憲太郎
DF 2 永戸勝也
MF 10 梁勇基
MF 17 富田晋伍
監督
渡邉晋

浦和、12大会ぶり天皇杯制覇!! 仙台に完封勝利で来季ACL出場権獲得

12大会ぶりの天皇杯制覇を成し遂げた浦和レッズ
[12.9 天皇杯決勝 浦和1-0仙台 埼玉]

 天皇杯は9日に決勝を開催し、埼玉スタジアム2002で浦和レッズベガルタ仙台が対戦。前半13分にMF宇賀神友弥のゴールで先制した浦和が、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利。12大会ぶり3度目(前身の三菱重工時代を含めると7度目)の優勝を果たし、来季ACL出場権を獲得した。

 3大会ぶりの決勝進出を果たした浦和は5日の準決勝鹿島戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、DF阿部勇樹らを先発起用。一方、クラブ史上初の決勝進出を果たした仙台は準決勝山形戦(○3-2)から先発1人を入れ替え、MF奥埜博亮らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半11分にゴールを脅かしたのは浦和だった。DF岩波拓也の縦パスから右サイドに抜け出したMF長澤和輝がダイレクトで中央に送ると、飛び込んだFW興梠慎三がダイビングヘッドで合わせるがシュートはゴール右に外れた。だが同13分、ショートCKの流れから長澤が送ったクロスは相手にはね返されたものの、宇賀神が鮮やかな右足ダイレクトボレーをネットに突き刺して浦和が先制に成功した。

 1点のビハインドを背負った仙台は前半26分、右サイドのDF平岡康裕からボールを受けたMF野津田岳人がPA外から左足シュートを枠内に飛ばしたが、GK西川周作に弾き出されてしまった。

 1-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、同22分に仙台ベンチが動き、MF古林将太に代えてMF関口訓充、FWジャーメイン良に代えてFW阿部拓馬をピッチへと送り込む。同26分には前線まで駆け上がったDF平岡康裕のラストパスを阿部拓がダイレクトで狙うも、シュートは西川の守備範囲に飛んでしまう。さらに同27分にはMF椎橋慧也の浮き球のパスから抜け出した野津田がヘディングで合わせるが、ボールはゴール左に外れてしまった。

 その後も圧力をかける仙台は後半35分に椎橋に代えて、最後のカードとなるMF矢島慎也を投入するが、最後まで浦和ゴールをこじ開けることはできず。逃げ切った浦和が1-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
●第98回天皇杯特設ページ

[MOM2729]横浜FMユースMF椿直起(3年)_指揮官も感嘆、大一番で示したトップ昇格内定の実力

MF椿直起が決勝点を奪った
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.9 プリンスリーグ関東第18節 横浜FMユース1-0大宮ユース ニッパツ]

 頼もしくなった主将が、大一番で試合を決めた。自力でプレミア参入戦進出を決めるには勝利が必要だった横浜F・マリノスユースは前半31分、MF岩澤桐人(3年)とのワンツーでエリア内に侵入した主将MF椿直起(3年/横浜F・マリノス内定)がDFを外して左足を一閃。自分でも「打った瞬間に入った」と好感触を得るほどの完璧なシュートをゴール右隅に突き刺した。

「前半はいまいち、(自分の)左サイドが機能していなかった。裏を警戒されていたので、足元で受けようと思った。ちょうどいい感じで足元に入った。ドリブルは自分の特長。相手を一枚はがせたのも大きかったですし、あとはGKがずれていたのも見えていた。でもドリブルで決まっていたかなと思います」

 今季は新チーム立ち上げとともにキャプテンに指名された。同世代は「みんながキャプテンになれるくらいのリーダーシップを持っている」という意識の高い集団だが、西谷冬樹監督は椿の精神的な成長を期待。当初は「自分はキャプテンキャラではない」という椿だが、監督の想いをくみ取って、任命されたことを理解した。

 責任感を持たせた効果は、プレー面でも好影響を与えた。これまで攻撃面、特にドリブルで存在感を示していた椿だが、守備の面が疎かになりがちだった。言葉で引っ張るタイプではないため、プレーで示すしかない。そう考えた椿は自らのプレースタイルを見直し、「チームのみんなを俺もやらなきゃと思わせるくらい、攻撃も守備も貢献しよう」と気持ちを入れ替えた。

 期待込みでキャプテンに指名したという指揮官も、ここまでの成長には目を見張る。「全体を意識しながら、行動を取れるようにさせようと思っていたが、彼の成長はいろんな意味で周囲を驚かせたと思う。凄いですね。あいつは。勝負所で決めるのは大したもんです。ただ彼にはもっと進化していってくれと言っている。まだまだ伸びしろはある。トップで10番をつけるような選手になってほしい」。

 責任感の強さは怪我の回復も早めた。椿は9月の練習中に右足内側靭帯を部分断裂。当初は全治3か月と診断された。しかしチームスタッフとの懸命のリハビリに励むと、10月13日のJユースカップ1回戦で復帰。チームの勢いを加速させた。 

「最近は自分たちでも『こんな強いチームだったっけ?』みたいな感じなんです。前期は苦しくて勝ち切れない試合が続いて悔しかったんですけど、その悔しさが今になって繋がっている。自分たちもビックリするくらいのチームになってきたと思います」

 チームは今月14日と16日に広島県で開催されるプレミアリーグプレーオフへの進出を決めた。組み合わせは10日に発表になるが、2連勝すれば、来季のプレミアリーグ昇格が決まる。「参入戦も自分が活躍して、恩返しがしたい」。プロ入り前の一仕事。ここ一年の進化を、感謝を、結果で見せつける。

(取材・文 児玉幸洋)
●2018高円宮杯プリンスリーグ特集
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

東京V出身のDF田中貴大、山口でJ復帰へ「一緒に盛り上げていきましょう!」

 レノファ山口FCは9日、ブリオベッカ浦安よりDF田中貴大(25)が加入することを発表した。

 東京Vユース出身の田中は、2012年にトップチームに昇格。翌2013年に期限付き移籍で町田でプレーし、2015年から浦安に所属していた。

 クラブを通じて「もう一度Jリーグの舞台に戻してくれたレノファ山口FCの為に良い日も悪い日も全力で雑草魂で頑張ります!そして楽しむことも忘れずに!一緒にレノファを盛り上げていきましょう!応援よろしくお願いします!」と挨拶している。

●DF田中貴大
(たなか たかひろ)
■身長/体重
170cm/63kg
■生年月日
1993年11月22日(25歳)
■出身地
東京都
■経歴
東京Vユース-東京V-町田-東京V-ブリオベッカ浦安
■通算出場記録
J2リーグ:10試合
JFL:55試合
関東1部:34試合3得点
天皇杯:1試合

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

Jユースカップ優勝で自信を深める横浜FMユース、直接対決で下した大宮ユースとともにプレミア参入戦へ

MF椿直起のゴールで横浜FMが自力でプレミア参入戦進出を決めた
[12.9 プリンスリーグ関東第18節 横浜FMユース1-0大宮ユース ニッパツ]

 プリンスリーグ関東の今季最終節となる第18節が9日に行われ、3位の横浜F・マリノスユースが2位の大宮アルディージャユースに1-0で勝利した。横浜FMユースは勝ち点を29に伸ばして2位に浮上。勝ち点28の大宮ユースは前橋育英高に同勝ち点とされたが、得失点差で大きく上回り、3位でプレミアリーグプレーオフ進出を決めた。

 1年でのプレミアリーグ復帰を目指す両チームが、まずは第一関門を突破した。ともに勝てば自力でのプレミアリーグプレーオフ進出を決めることができるチーム同士の直接対決。ただし大宮ユースは前節で“ライバル”となっている前橋育英高に4-0と大勝したことで、参入戦出場圏内となる3位以上をほぼ手中におさめていた。

 試合は絶対に勝ちが欲しい横浜FMユースが、序盤から攻勢を仕掛けた。前半12分のMF榊原彗悟(3年)のミドルや、同16分のFW津久井匠海(1年)の右クロスに合わせたMF土佐陸翼(3年)のヘッドが枠外に外れるなど、なかなかゴールネットを揺らすことは出来なかったが、主導権を握り続ける。

 そして前半31分、キャプテンがきっちりと役割を果たす。MF岩澤桐人(3年)からのリターンパスを受けた主将MF椿直起(3年/横浜F・マリノス内定)がドリブルでエリア内に侵入。勢いに乗ったままDFを外すと、左足を一閃。強烈シュートを右隅に突き刺し、先制点を奪った。

 後半に入ると大宮ユースも盛り返すが、高い集中力を保つ横浜FM守備陣が跳ね返し続ける。今季18得点を決める相手エースでトップ昇格を決めているFW吉永昇偉(3年)に、なかなか前を向かせない。

 逆に後半28分、カウンターから津久井が右サイドを持ち込み、土佐、椿と立て続けにシュートチャンスを迎える波状攻撃を生み出す。追加点こそ奪えなかったが、安定した試合運びで無失点で耐え抜き、絶対に必要だった勝ち点3をもぎ取った。

 横浜FMとしては引き分け以下に終われば前橋育英、敗れれば東京Vユースまでの結果を気にしなければいけない状況だった。しかし西谷冬樹監督は、選手たちに一切情報を伝えることなく、自分たちのサッカーに徹することに集中させた。「今日はみんな気合が入っていた。自分たちのサッカーをやろうと練習から取り組んでいる。指導者冥利に尽きる。今日も素晴らしかった」。

 今季序盤は勝ち負けを繰り返した横浜FMユースだが、先月行われたJユースカップを優勝。10月7日のプリンスリーグの三菱養和SCユース戦から公式戦10連勝で、プレミア参入戦に滑り込んだ。主将MF椿も「最近は自分たちでも『こんな強いチームだったっけ?』みたいに思う」と素直な感想を漏らすが、トーナメント戦の大一番を迎える前に負ける空気がないというのは何よりの強み。勢いは一番だ。

 ただ一週間後に迫った広島での2連戦に連勝しなければ、本当の歓喜の瞬間は訪れない。西谷監督も「プレミアリーグ昇格が大きな目標。調整というよりは個人としての質を上げて、チームとしての精度を上げていきたい」と力を込めると、「自分たちのサッカーが出来れば負けない」と自信を深める椿も同様に、「勝ちに行くだけ。一試合一試合、決勝戦のつもりで頑張りたい」と気合を入れ直した。

(取材・文 児玉幸洋)
●2018高円宮杯プリンスリーグ特集
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

G大阪戦で延長V弾、関学大1年FW山見が天皇杯を象徴する“ジャイキリゴール”に

関西学院大のFW山見大登(1年=大阪学院大高)
 日本サッカー協会は9日、第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会の『I DREAM Award』を埼玉スタジアムで発表し、関西学院大のFW山見大登(1年=大阪学院大高)が6月6日の2回戦・G大阪戦(○2-1)で延長前半2分に決めた決勝ゴールが選出された。

『I DREAM Award』は、一発勝負のカップ戦である天皇杯の醍醐味といえる「ジャイアントキリング」を起こし、大会を盛り上げた「天皇杯を象徴するゴール」を表彰するもの。この日、埼玉スタジアムで行われた決勝のハーフタイムに発表され、山見は「将来、自分がなりたいと思っているプロチームから得点できたことはうれしかった。まだ1年生なので、この先の大学サッカーでも活躍できるように頑張りたい」とメッセージを寄せた。

 関西学院大は今季の関西学生リーグで2位。今月12日に開幕する全日本大学サッカー選手権(インカレ)にも出場する。

●第98回天皇杯特設ページ

大阪体育大DF菊池流帆が山口加入「雑草魂を忘れず、『山口の気持ち君』として」

大阪体育大DF菊池流帆が来季加入
 レノファ山口FCは9日、大阪体育大DF菊池流帆が来季加入することを発表した。

 青森山田高出身の菊池はクラブを通じて「まずは、レノファ山口FCでプロサッカー選手としてこれからの人生を歩んでいけることに感謝しています。下手くそという部類である自分がプロになれたのは、踏まれても立ち上がる雑草魂があるからだと思います。その雑草魂を忘れずにレノファ山口FCの一員、そして『山口の気持ち君』として、勝利のため、幸福のために熱く闘い、結果という形で恩返しします。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

●DF菊池流帆
(きくち りゅうほ)
■身長/体重
188cm/80kg
■生年月日
1996年12月9日(22歳)
■出身地
岩手県
■経歴
青森山田高-大阪体育大

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

相模原の10番、MF菊岡が契約満了「様々な経験をして多くの方の支えを感じた3年間でした」

菊岡拓朗(33)が契約満了
 SC相模原は9日、MF菊岡拓朗(33)の契約満了を発表した。

 清水東高、法政大を経て水戸でプロデビューした菊岡は東京V、栃木、札幌と渡り歩き、2016年に相模原に加入。昨季から背番号10をつけ、今季19試合で1ゴールを記録していた。

 クラブを通じて菊岡は「なかなか思うような結果を出せず、悔しい気持ちもありますが、様々な経験をして多くの方の支えを感じた3年間でした。この経験を活かして、感謝の気持ちを忘れずに、前に進んでいきたいと思います。ありがとうございました」とコメントしている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

富山DF佐藤和樹が契約満了で退団「もっともっと力になりたかった」

 カターレ富山は9日、契約満了に伴い、DF佐藤和樹(25)との契約を更新しないことを発表した。

 名古屋U-18出身の佐藤は、2012年にトップチームに昇格し、水戸を経て、昨年9月に育成型期限付き移籍で富山に加入。12月に完全移籍を果たし、今季はJ3リーグ6試合に出場した。

 クラブを通じて佐藤は「今季でカターレ富山を去ることになりました。もっともっと力になりたかったのですがそれが叶わず悔しい気持ちでいっぱいです。短い時間でしたが応援してくれる皆様のおかげで、富山に来て本当に良かったと思っています。自分が思い描くサッカー人生になかなかならないのですが、それも楽しんで一日一日を大切にこれからも自分らしく頑張って行こうと思います!本当にありがとうございました!」とコメントしている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

鹿島FW鈴木優磨が負傷によりクラブW杯欠場へ…代わってMF田中稔也をメンバー登録

鈴木優磨は無念の欠場へ
[故障者情報]

 鹿島アントラーズは9日、FW鈴木優磨の負傷について発表した。

 鈴木は5日に行われた天皇杯準決勝・浦和戦で負傷。チームドクターによる検査結果、右ハムストリング筋損傷で治療期間は約2か月と診断された。

 これによりクラブ・ワールドカップの欠場が決定。国際サッカー連盟(FIFA)発表の登録メンバーからも外れ、代わりにMF田中稔也が追加登録されている。

 なお、鹿島は15日の準々決勝で北中米カリブ海代表グアダラハラ(メキシコ)と対戦。勝ち進めば19日の準決勝で欧州代表レアル・マドリー(スペイン)と対戦する。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●クラブW杯2018特集

[プレミアリーグEAST]浦和ユースと磐田U-18の残留決定:最終節

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018EASTは9日、2018シーズンの最終節を行った。

 すでに富山一高(富山)の降格が決まっているプレミアEAST。最終節を前に勝ち点19の浦和レッズユース(埼玉)とジュビロ磐田U-18(静岡)、同16のFC東京U-18(東京)の3チームによる残留争いに注目が集まっていた。

 そんな中、浦和ユースと磐田U-18が対戦し、スコアレスドローに終わった。この結果、勝ち点を「20」に伸ばした両チームの残留が決定。FC東京U-18は柏レイソルU-18(千葉)に1-0で勝って意地をみせたが及ばなかった。
 
 一方、優勝が決まっている鹿島アントラーズユース(茨城)は、流通経済大柏高(千葉)に1-0で完封勝ち。15日にWEST王者サンフレッチェ広島ユース(広島)と戦うプレミアファイナル(埼玉スタジアム2002)に弾みをつけた。

【順位表】
1.鹿島アントラーズユース(42)+15
2.青森山田高(37)+33
3.清水エスパルスユース(31)+11
4.流通経済大柏高(28)0
5.柏レイソルU-18(21)+3
6.市立船橋高(21)-6
7.浦和レッズユース(20)-5
8.ジュビロ磐田U-18(20)-12
9.FC東京U-18(19)-10
10.富山一高(7)-29

【第18節】
(12月9日)
[IAIスタジアム日本平]
清水ユース 3-0 富山一
[清]東駿(31分)、佐野陸人(88分)、齊藤聖七(90分+1)

[三協フロンテア柏スタジアム]
柏U-18 0-1 FC東京U-18
[F]寺山翼(34分)

[県立カシマサッカースタジアム]
鹿島ユース 1-0 流経大柏
[鹿]屋木俊也(77分)

[竜洋スポーツ公園サッカー場]
磐田U-18 0-0 浦和ユース

[船橋市法典公園(グラスポ)球技場]
市立船橋 0-3 青森山田
[青]宍戸俊明(67分)、小松慧(88分)、藤原優大(90分)


●2018高円宮杯プレミアリーグEAST特集

JFL奈良が異例の新体制発表、欧州帰りの23歳をGM抜擢「2番目に好きなクラブを目指す」

中川政七社長、矢部次郎副社長、林舞輝GM、幅允孝クリエイティブディレクター(写真左から)
 日本フットボールリーグ(JFL)の奈良クラブは9日、東京都内で『新体制&ビジョン発表会』を行い、新たな経営体制の狙いや目標を説明した。社長には株式会社中川政七商店の中川政七会長(44)が新たに就任。競技部門を統括するゼネラルマネジャー(GM)には、欧州での指導者経験を持つ林舞輝氏(23)が抜擢された。

 ホームタウンの奈良県ではなく、東京・南青山のイベント会場で行われた発表会。地元サポーターはネット配信で映像を観るという異例の形式となっていたが、あえて首都圏へと手を広げた理由は、23歳GMが掲げる「2番目に好きなクラブを目指す」というスローガンに表れていた。

「奈良の皆さんに愛されるようなクラブを目指していくのは当然のこと。ただ、そこにいない人にも愛されているクラブはある。もしどこかのJクラブのファンだとしても、自分たちのクラブの試合がないときは、何となく結果が気になってしまうようなチームをつくりたい」(林GM)。

 地域に根ざすサッカークラブは多くの場合、地元のサポーターによって支えられる存在。だが、日本国内に欧州クラブを愛する人々がいるのと同様に、ホームタウン外のファンを引きつけることもできる。奈良の場合、魅力のフックとなるのは「ゲームモデル」という考え方に代表されるクラブの『体系』だ。

 ゲームモデルとは「分かりやすく言えば、試合の模型を作ること」(林GM)。ピッチ内の戦略、戦術を定めるのは監督だと思われがちだが、試合の模型、すなわち「クラブのビジョンがあって、ミッションがあって、その上でどういうサッカーをしたいか」というモデルは、クラブ自体が設計すべきものだという。

「サッカーは体系的なもので、ビジョン、ミッションの先に戦術がある」。ゲームモデルの重要性をそう語る林GMにとって、試合は「奈良クラブのビジョンを表現する場所」という位置付け。クラブはビジネス、教育、デザインなど多分野の活動でも同時に挑戦を広げていく構えだが、そんな体系的な取り組みがピッチ上での魅力向上につながると考える。

 この確信は自身の経験から培われたものだ。林GMは高校卒業後、単身イングランドに渡って大学でサッカーを学び、修了後はポルト大学院の指導者養成コースに在籍。コーチング理論を深め、地元クラブの育成組織を指導するかたわら、現マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が主催するスクールに日本人で初めて在籍した経験を持つ。

 そんな新進気鋭の指導者によると、欧州と日本のサッカー界の違いは体系の有無であり、「日本のクラブはビジョン、ミッションが足りない」。たとえば監督人事について。「監督が設計図を作って、チームの模型を作って、結果が出なかったらそれを潰して、また新しい監督がやってきて、設計図を作って…という形で積み上げがない」と課題を指摘する。

 一方、欧州では「すでに歴史のある家が建っていて、修繕したり、改善したりしつつ、そのために監督を呼んでくる。だからこそ積み上げがある」。奈良は来季から、昨季のJ3リーグを制した経験を持つ杉山弘一監督を招聘することが決定しているが、「こういうサッカーをやりたい。だから杉山さんお願いしますと言って来てもらった」と経緯を明かした。

 最初の仕事である監督選びを無事に終え、現在は来季に向けた選手編成に取り組む最中だが、役割はそこで終わらない。シーズン中にはスタジアム近隣のカフェで「将棋の感想戦のような」イベントを開催する予定。「どういう狙いがあったのか、なぜ起用したのか、どんな予想外なことが起きたのか、全部喋ります。ぜひ奈良に来てください」と呼びかけた。

「サッカーの結果に関する責任は自分がすべて負う」。23歳でのGM起用、それも国内での指導経験がない人物となれば、アマチュアサッカー界でも超異例の人事。しかし、欧州クラブのような歴史の礎を築くため、若さを言い訳にするつもりはない。クラブが掲げる成績面での目標は『5年以内でのJ2昇格』。23歳の前例なき挑戦が、古都・奈良の地で始まろうとしている。

(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

浦和vs仙台 スタメン発表

浦和vs仙台 スタメン発表
[12.9 天皇杯決勝](埼玉)
※18:00開始
主審:山本雄大
副審:八木あかね、唐紙学志
<出場メンバー>
[浦和レッズ]
先発
GK 1 西川周作
DF 5 槙野智章
DF 22 阿部勇樹
DF 31 岩波拓也
MF 3 宇賀神友弥
MF 10 柏木陽介
MF 15 長澤和輝
MF 16 青木拓矢
MF 27 橋岡大樹
FW 9 武藤雄樹
FW 30 興梠慎三
控え
GK 28 福島春樹
DF 26 荻原拓也
DF 46 森脇良太
MF 29 柴戸海
FW 19 アンドリュー・ナバウト
FW 20 李忠成
FW 21 ズラタン
監督
オズワルド・オリヴェイラ

[ベガルタ仙台]
先発
GK 1 シュミット・ダニエル
DF 6 板倉滉
DF 13 平岡康裕
DF 27 大岩一貴
MF 7 奥埜博亮
MF 23 中野嘉大
MF 29 古林将太
MF 34 椎橋慧也
FW 11 石原直樹
FW 16 野津田岳人
FW 19 ジャーメイン良
控え
GK 21 関憲太郎
DF 2 永戸勝也
MF 10 梁勇基
MF 15 矢島慎也
MF 17 富田晋伍
MF 40 関口訓充
FW 20 阿部拓馬
監督
渡邉晋

●[天皇杯]決勝 テキスト速報

[プレミアリーグWEST]直接対決制した広島ユースが2年ぶりV:最終節

  高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018WESTは9日、2018シーズンの最終節を行った。

 最終節を前に首位に浮上したサンフレッチェ広島ユース(広島)と2位京都サンガF.C.U-18(京都)が激突。勝てば優勝、引き分ければどちらも優勝を逃す可能性がある中、MF大堀亮之介がハットトリックを達成するなど6得点を奪った広島ユースが6-1で勝利。2016年以来、2年ぶりの優勝を果たした。

 上位2チームが引き分ければ優勝の可能性があった3位ガンバ大阪ユース(大阪)は、FW大谷優斗のハットトリックの活躍で阪南大高(大阪)を5-2で下し、2位でシーズンを終えた。

 なお、広島ユースが出場するプレミアリーグファイナルは15日に埼玉スタジアム2002で開催され、EAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と戦う。

【順位表】
1.サンフレッチェ広島ユース(37)+28
2.ガンバ大阪ユース(35)+19
3.名古屋グランパスU-18(34)+20
4.京都サンガF.C.U-18(33)0
5.東福岡高(31)+9
6.セレッソ大阪U-18(29)+6
7.ヴィッセル神戸U-18(21)-14
8.アビスパ福岡U-18(20)-10
9.阪南大高(14)-16
10.米子北高(3)-42

【第18節】
(12月9日)
[OFA万博フットボールセンター(グラウンドB)]
G大阪ユース 5-2 阪南大高
[G]足立翼(38分)、原田烈志(42分)、大谷優斗3(59分、72分、90分+2)
[阪]中川空(61分)、篠畑純也(90分+4)


[吉田サッカー公園]
広島ユース 6-1 京都U-18
[広]大堀亮之介3(17分、67分、90分+1)、土肥航大(52分)、山崎大地(70分)、桂陸人(88分)
[京]江川慶城(76分)


[福岡フットボールセンターAピッチ]
福岡U-18 2-3 東福岡
[福]小嶋和典(21分)、鷹巣直希(58分)
[東]西田翔央(56分)、中村駿介(85分)、青木俊輔(88分)


[セレッソ大阪舞洲グラウンド]
C大阪U-18 4-0 米子北
[C]藤尾翔太(16分)、奥村仁(65分)、石尾崚雅(85分)、佐川洸介(89分)

[トヨタスポーツセンター]
名古屋U-18 3-1 神戸U-18
[名]手嶋秀(29分)、兵藤健斗(62分)、倍井謙(90分+4)
[神]泉柊椰(76分)



●2018高円宮杯プレミアリーグWEST特集

メッシが5位!?バルサDFが不正を強調「バロンドールは噓だ」

ジョルディ・アルバはリオネル・メッシを世界一の選手であると強調
 バルセロナに所属するスペイン代表DFジョルディ・アルバ(29)が、バロンドールの不正を強調した。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 3日、仏誌『フランス・フットボール』が2018年のバロンドール受賞者を発表し、レアル・マドリークロアチア代表MFルカ・モドリッチ(33)を選出。これにより、過去10年間に渡って独占してきた、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の“2強時代”に終止符が打たれた。

 メッシは得票数5位で12年ぶりにトップ3から漏れた。この結果にエルネスト・バルベルデ監督が「バカげている」と発言。アルバも「バロンドールは噓偽りだ。クラブや報道によるキャンペーンがたくさんあるが、メッシが世界一であることは誰もが知っている。僕にとっても世界最高の選手だ」と語り、受賞を逃した同僚を称えた。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

プリンス全日程終了…プレミアプレーオフ進出16チームが決定!

自力でプレーオフ進出をつかみ取った横浜F・マリノスユース
 9日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2018の全地域日程が終了。この結果、プレミアリーグプレーオフに進出する16チームが決定した。組み合わせ抽選会は10日に行われる。

 1年でのプレミア復帰を目指す大宮アルディージャユース(埼玉)と横浜F・マリノスユース(神奈川)、大津高(熊本)。“オリジナル20”の尚志高(福島)と静岡学園高(静岡)、愛媛FC U-18(愛媛)、立正大淞南高(島根)。無敗優勝を決めたサガン鳥栖U-18(佐賀)などがプレーオフへの出場資格を獲得した。

 プレミアプレーオフは、16チームを4つのグループに分けてトーナメント戦を行い、計4チームの勝者に次年度プレミアリーグ参入の権利が与えられる。1回戦は14日、2回戦は16日に広島で行われる。

▼北海道
旭川実高(北海道)

▼東北
尚志高(福島)
ベガルタ仙台ユース(宮城)

▼関東
矢板中央高(栃木)
横浜F・マリノスユース(神奈川)
大宮アルディージャユース(埼玉)

▼北信越
新潟明訓高(新潟)

▼東海
静岡学園高(静岡)
JFAアカデミー福島U-18(静岡)

▼関西
東海大仰星高(大阪)
金光大阪高(大阪)

▼中国
作陽高(岡山)
立正大淞南高(島根)

▼四国
愛媛FC U-18(愛媛)

▼九州
サガン鳥栖U-18(佐賀)
大津高(熊本)

●2018高円宮杯プリンスリーグ特集
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

分野研究家

初回ロット枚数がいくつからOKなのかも確認。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
Posted in 未分類

南野拓実は得点王候補!AFCがアジア杯注目ストライカー10人を選出

AFCも南野拓実に注目
 アジアサッカー連盟(AFC)が来年1月に開催されるアジアカップに向け、注目のストライカー10人を公式サイトで紹介した。日本代表からはザルツブルクのFW南野拓実が選出されている。

 2015年にA代表デビューを果たした南野は、ロシア・ワールドカップ後の森保一体制で3年ぶりに復帰すると、5試合で4ゴールを記録。日本の新エースに名乗りを上げた。

 AFC公式サイトは、元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が南野を今大会得点王に予想していると伝え、「注目に値する」選手であると紹介している。

 南野のほか、AFCはガンバ大阪で活躍する韓国代表FWファン・ウィジョ、サンフレッチェ広島のタイ代表FWティーラシンらの名前を挙げている。

 以下、AFCがピックアップしたアジア杯注目のストライカー

アーメド・カリル(UAE)
ファン・ウィジョ(韓国)
マーティン・ボイル(豪州)
ハマズ・アル・ダルドゥール(ヨルダン)
フィル・ヤングハズバンド(フィリピン)
サルダル・アズムン(イラン)
オマル・アル・スマ(シリア)
南野拓実(日本)
ティーラシン(タイ)
アルムーズ・アリ(カタール)

●アジアカップ2019特設ページ

JFL奈良、昨季J3制覇・杉山弘一氏が監督に! 23歳GM「知識も知恵も持っている人」

奈良クラブに就任した杉山弘一監督
 日本フットボールリーグ(JFL)所属の奈良クラブは9日、東京都内で『新体制&ビジョン発表会』を行い、新たな運営体制について説明した。ブラウブリッツ秋田でJ3リーグを制した経験を持つ杉山弘一氏(47)の監督就任が発表された。

 JFL所属5年目の奈良は今季終了後から大幅な組織改革に着手。社長には株式会社中川政七商店の中川政七会長が新たに就任し、競技部門を統括するゼネラルマネジャー(GM)には欧州での指導者経験を持つ23歳の林舞輝氏を抜擢している。

 林GMは発表会の場で、杉山監督の招聘理由を説明。「われわれの作るゲームモデルに合った人。ドイツとイングランドでグアルディオラ監督の追いかけをしていたくらいで、海外サッカーもJリーグも詳しく、サッカーに対する知識も知恵も持っている」と述べた。

 杉山新監督は2010年、アルビレックス新潟シンガポールで監督キャリアをスタート。4年間務めた後はタイの強豪クラブを渡り歩き、17年に秋田の監督に就任した。就任初年度でJ3リーグ制覇を成し遂げ、今季途中に退任した。奈良は今季まで薩川了洋監督が指揮していた。

(取材・文 竹内達也)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

鹿児島GKアン・ジュンス、U-23選手権の韓国代表トレーニング合宿メンバーに選出

 鹿児島ユナイテッドFCは9日、GKアン・ジュンスがAFC U-23チャンピオンシップ韓国代表のトレーニングキャンプメンバーに選出されたことを発表した。期間は10日から16日の予定。

 アン・ジュンスは今季リーグ戦29試合に出場し、J2昇格に大きく貢献した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ

W杯組み合わせ決定のなでしこ、高倉監督「私たちはチャレンジャー」

抽選会に出席した高倉麻子監督
 8日、国際サッカー連盟(FIFA)がフランス女子ワールドカップの組み合わせ抽選会を開催。最新FIFAランキング8位のなでしこジャパン(日本女子代表)は同4位イングランド、同20位スコットランド、同36位アルゼンチンと同じグループに入った。

 抽選会に出席した高倉麻子監督は、日本サッカー協会(JFA)によると「どのグループに入ってどのチームと対戦することになっても難しい試合になることは間違いありません。ワールドカップで再びトロフィーを掲げるという大きな目標はありますが、そこにたどり着くために一つ一つの試合を全力で戦い、その中で成長していきたいと思っています。私たちはチャレンジャーです。対戦国の分析もしますが、まずはなでしこジャパンのサッカーを追求していきたいと思います」と意気込みを語った。

 同大会は、来年6月7日に開幕。24か国が6つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各グループ上位2チームと3位の成績上位4チームの計16チームが決勝トーナメントへと進む。なでしこは10日に初戦でアルゼンチンと対戦。14日にスコットランド、19日にイングランドとグループリーグを戦う。

シティの無敗ストップも…チェルシー指揮官「この差を埋めるのは不可能」

ジョゼップ・グアルディオラ監督を称えるマウリツィオ・サッリ監督
 チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、マンチェスター・シティの無敗を止めたが、「1シーズンでこの差を埋めるのは不可能だろう」と話した。クラブ公式サイトが伝えている。

 8日、シティをホームに迎えたチェルシーは、前半45分にMFエンゴロ・カンテが先制点を挙げると、後半33分に左CKからDFダビド・ルイスがヘディングシュートを決め、2-0で勝利。開幕から無敗(13勝2分)だったシティに今季初黒星をつけた。

「もちろん勝利は嬉しい。今のシティ相手というのも大きい。個人的にもペップ(ジョゼップ・グアルディオラ)とは相性が良くなかっただけにハッピーだよ。今日のようなモチベーション、姿勢を他の試合でも見せたいね。そうでないと今日の勝利も無意味になってしまう」

 これでチェルシーはシティと勝ち点7差に縮めた。だが、指揮官は「1シーズンでこの差を埋めるのは不可能だろう。1試合だけならまだしも、10か月に渡る戦いでは難しい。向こうは欧州でも随一のチーム。今日こそ我々が勝ったが、開始25分を守りきれたという幸運もあったからね。グアルディオラのチームは本当に倒すのが難しいんだ。それでも先を行くのは向こうだし、自分たちはハードワークを貫くだけ。やれることはやるよ」と最後まで戦い抜くことを誓った。

●プレミアリーグ2018-19特集

4年ぶり復帰も…群馬FW平繁が契約満了「今は虚しさと悔いしかありません」

 ザスパクサツ群馬は9日、契約満了に伴いFW平繁龍一(30)と来季の契約を更新しないことを発表した。

 平繁は今季4年ぶりに群馬に復帰したが、リーグ戦の出場は4試合にとどまった。

 クラブを通じて「J2昇格の力になれず申し訳ありませんでした。一度ザスパを離れた僕を再び温かく迎えてくれたファン、サポーターの皆様にはとても感謝していますし、皆様の期待に応えられず今は虚しさと悔いしかありません。これからの事は自分に何ができるのか、家族のために何ができるのかを少し考えて、改めて皆様に御報告できたらと思います。1年間、ありがとうございました」とコメントした。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

長友アシスト決めるも…ガラタサライは最下位相手に2点リード守れず

長友アシスト決めるも…ガラタサライは最下位相手に2点リード守れず
[12.8 トルコ1部第15節 ガラタサライ2-2リゼスポル]

 トルコ・スーパーリーグの第15節が行われ、日本代表DF長友佑都の所属するガラタサライはホームでリゼスポルと対戦し、2-2で引き分けた。長友はフル出場だった。

 前半40分にMFガリー・ロドリゲスのゴールによって先制したガラタサライは後半13分、左サイドを突破した長友がFWエレン・デルディヨクのゴールをアシスト。2点を先行する。

 しかし後半22分に失点すると、同35分にはFWブライアン・サムディオに同点弾を決められてしまう。最下位相手にまさかのドロー。連敗はとまったものの、3試合ぶりの勝利とはならなかった。

 長友は肺気胸から復活後、3戦連続のフル出場。アシストを記録し完全復調をアピールしている。

●海外組ガイド

メッシが精密FK2発、得点ランク首位タイに!! バルセロナがダービー完勝

直接FKから2ゴールを奪ったバルセロナFWリオネル・メッシ
[12.8 リーガ・エスパニョーラ第15節 エスパニョール0-4バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは8日、第15節を各地で行い、バルセロナは敵地でエスパニョールと対戦した。前半から着実に加点して4-0で勝利し、リーグ首位をキープ。FWリオネル・メッシが精密な直接FKで2ゴールを決め、今季11ゴールでジローナFWクリスティアン・ストゥアーニに並び、得点ランキングトップタイに立った。

 共にバルセロナをホームタウンとするクラブ同士のダービーマッチ。バルセロナは前半17分、エースの自慢の左足でゴールをこじ開けた。ゴール正面右寄り約25mからのFKを獲得し、キッカーを務めたのはメッシ。ゴール右上隅にボールを蹴り込むと、素早い反応を見せた相手GKの手をすり抜けネットを揺らした。

 さらにメッシは前半26分、PA際で相手に囲まれながらボールをキープし、PA内左にキラーパス。これをFWウスマン・デンベレが落ち着いて決め、追加点を奪った。同45分にはデンベレのスルーパスからFWルイス・スアレスが角度のないところから流し込んで、前半のうちに3点のリードを奪った。

 ゴールラッシュの仕上げはやはりメッシ。後半20分、今度はゴール正面やや左寄り25mでFKを得ると、ゴール左上隅へのキックを選択し、壁の外から巻き込んでネットを揺らした。エスパニョールは同28分、セットプレーでネットを揺らしたがオフサイド。バルセロナはFWムニル・エル・ハダディ、MFデニス・スアレスら出場機会の多くない選手も投入し、試合を締めた。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

相模原がFWジョン・ガブリエルと契約更新、J3得点ランク2位の17得点記録

ジョン・ガブリエルと契約更新
 SC相模原は9日、FWジョン・ガブリエル(22)との契約更新を発表した。

 ガブリエルは昨季、相模原に加入。移籍初年度はJ3リーグで21試合7得点だったが、今季は31試合に出場し、J3得点ランキング2位の17得点を記録した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

J1復帰ならず…東京Vロティーナ監督が退任、公式HPに長文メッセージ掲載

ロティーナ監督が退任
 東京ヴェルディは9日、ロティーナ監督(61)の退任を発表した。併せてイバン・パランココーチも退任する。

 これまでリーガ・エスパニョーラのセルタやビジャレアルなどを指揮したロティーナ監督は、2016年11月から東京Vの監督に就任。昨季は5位、今季は6位で2年連続プレーオフに出場したが、惜しくも2008年以来のJ1復帰とはならなかった。ロティーナ監督は、クラブ公式サイトを通じて以下のように感謝のコメントを述べている。

「この2年間を振り返り、ヴェルディサポーターの皆さんに伝えたいこととして頭に浮かぶのは、『ありがとう』という言葉です。なぜなら、後ろを向いて我々が共に歩んできた道のりを振り返ると、深い感謝の気持ちが溢れ出してくるからです。この偉大なファミリーを形成するすべての方々に感謝の意を示したいです。

 社長、強化部の皆さん、ありがとうございました。我々を信頼してくれて、成功のために常に我々の近くから協力してくれました。

 私のテクニカル・メディカルスタッフチームの皆さん、ありがとうございました。この忘れることのできない2シーズンの間、素晴らしい仕事で私を支えてくれて、私をより良い監督にしてくれました。

 全てのクラブ職員、スタッフの皆さん、ありがとうございました。この挑戦のために大きな努力をしてくれて、素晴らしいプロジェクトの一部となってくれました。

 そして選手の皆さん、ありがとうございました。我々スタッフの要求に対して、『忠誠』、『信頼』の模範を示し続けてくれました。謙虚で、献身的であり続けてくれました。全てが私の中で良い思い出であり続けます。

 そして、特にファン、サポーターの皆さんに、私より、そして私の家族より大きな感謝を伝えたいです。とても、とても、とてもありがとうございました。2年前に私が日本に到着した時、どんな未来が待ち受けているのか想像できませんでした。知らない国で異なるサッカーと出会いましたが、今は大好きになりました。

 ファン、サポーターの方々の温かい歓迎のおかげで、ここを自分の国のように感じることができました。皆さんがこの2年間を素晴らしいものにしてくれました。良い時期も、難しい時期も我々を励ましてくれました。我々と共に喜んでくれました。そして物事がうまくいかない時や、期待通りにならない時は、我々が立ち上がるように支えてくれました。皆さんの応援歌は、どこに行こうとも私の中で響き続けます。私はあなた方に一生分の無償の借りを持つことになりました。特にあの『ロティーナ、ロティーナ』の歌を歌ってもらえるようになってからは。

 全ての方々に感謝を示したいです。これは、『さよなら』ではなく『またね』です。私は遠くには行きません。どこにいても偉大な東京ヴェルディファミリーと繋がり続けることを約束します。私の魂の一部はあなた方と共にあります」

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

モウリーニョ、5戦ぶり白星貢献のマタを称賛「彼はクラブを優先する男だ」

ラッシュフォードに抱き付くフアン・マタ
 マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がフルハム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

 8日、フルハムをホームに迎えたユナイテッドは、前半13分にDFアシュリー・ヤングのゴールで先制すると、28分にMFフアン・マタ、42分にFWロメル・ルカクが追加点。後半はPKで1点を返されたが、FWマーカス・ラッシュフォードがダメを押し、4-1で快勝した。

 5試合ぶりの白星を飾ったユナイテッド。モウリーニョ監督は「結果、パフォーマンス、闘志、ファン、選手、全てに(満足)だ。アーセナル戦の疲れ、もしくは前半のプレーでの疲労がプレス、トランジションの減少の理由だろう。前半ほど後半が良くなかった理由は考えられる。それでも、良い結果だ。重要な結果だ」と勝利を喜んだ。

 また、モウリーニョ監督はマタについて言及。この試合では1ゴール1アシストを記録したが、今季プレミアリーグでの先発は7試合にとどまっている。

「クオリティと彼の脳はいつだってそこにある。誠実な人間で、クラブを優先する男だ。彼は出場すればチームのためにプレーする。出場しなくても、クラブのために戦ってくれる。我々全員が尊敬する一人で、フアンはフアンだ。それが彼を形容するのに最高の表現だよ」と称えた。

●プレミアリーグ2018-19特集

鎌田がメキシコ代表GKオチョア攻略で今季10点目! シントトロイデンはリード守れずドロー

MF鎌田大地が今季リーグ戦10得点目
[12.8 ベルギー・リーグ第18節 シントトロイデン1-1スタンダール・リエージュ]

 ベルギー・リーグ第18節が8日に行われ、DF冨安健洋、DF遠藤航、MF鎌田大地、MF関根貴大、DF小池裕太の所属する5位シントトロイデンは、ホームで7位スタンダール・リエージュと対戦し、1-1で引き分けた。9試合連続スタメンの鎌田はフル出場し、前半アディショナルタイム1分に今季10得点目となる先制ゴールを記録。冨安は開幕18試合連続で先発フル出場し、2戦ぶりベンチスタートの遠藤は出番なしに終わった。また、関根と小池はメンバー外となっている。

 前節まで出場11試合で9得点を挙げていた鎌田。前半アディショナルタイム1分に左サイドのDFポル・ガルシアからフリーでパスを受けると、DFの間を割ってPA内に進入する。そのままメキシコ代表GKギジェルモ・オチョアもかわし、左足で流し込んだ。

 鎌田はリーグ戦10得点目をマークし、キャリア初の二桁得点を達成。シントトロイデンはその後も攻勢を仕掛けたが、追加点は奪えず。すると後半14分、スルーパスから裏へ抜け出したFWママドゥ・オビ・ウラレに同点弾を献上。1-1でタイムアップを迎え、連勝は4で止まった。

●海外組ガイド
●ベルギー・リーグ2018-19特集

大宮、新監督は高木琢也氏に決定!「私が掲げる第一の目標は…」

高木琢也氏が大宮の指揮官に
 大宮アルディージャは9日、高木琢也氏(51)が新監督に就任することを発表した。

 1年でのJ1復帰を目指した大宮は、最終節に勝利して7位から5位に順位を上げたが、J1参入プレーオフ1回戦でアドバンテージを生かせず、6位の東京Vに敗戦。石井正忠監督の退任が発表された。

 長崎県出身の高木氏は、V・ファーレン長崎創立年の2005シーズン(当時九州リーグ)に技術アドバイザーとして指導。2013シーズンからは長崎の指揮官として、同年にJ2リーグ6位、2017シーズンには2位でJ1昇格に導いた。6年目の今シーズンはJ1で指揮を執ったが、思うように白星を積み重ねることができず、1年での降格が決定。今季限りで退任していた。

 クラブ公式サイトを通じて「来シーズンより大宮アルディージャの監督に就任することになりました。よろしくお願いします。私が掲げる第一の目標は、J1昇格です。選手一人ひとりがアグレッシブな戦いができるよう、これまでのJクラブ監督の経験を注ぎ込みます。そして、大宮アルディージャに関わる全ての人たちと共に、目標に向かって尽力します。皆さん、応援よろしくお願いします」とコメントしている。

●高木琢也
(たかぎ たくや)
■生年月日
1967年11月12日(51歳)
■出身地
長崎県
■選手歴
国見高-大阪商業大-フジタ-マツダ/広島-V川崎-札幌
※92年~97年:日本代表(国際Aマッチ 44試合/27得点)
■指導歴
日本大コーチ(03~04)-長崎 技術アドバイザー(05)-横浜FCコーチ(06.1~06.3)-横浜FC監督(06.3~07.8)-東京Vコーチ(08)-東京V監督(09.1~09.10)-熊本監督(10~12)-長崎監督(13~18)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

女子W杯の組み合わせ決定!なでしこはイングランド、スコットランド、アルゼンチンと同組に

ドロワーを務めた元なでしこジャパンMF宮間あや
 国際サッカー連盟は8日、フランス女子ワールドカップの組み合わせ抽選会を開催。最新FIFAランキング8位の日本は同4位イングランド、同20位スコットランド、同36位アルゼンチンと同じグループに入った。

 同大会は、来年6月7日に開幕。24か国が6つのグループに分かれて総当たり戦を行い、各グループ上位2チームと3位の成績上位4チームの計16チームが決勝トーナメントへと進む。決勝はパルク・オリンピック・リヨンで7月7日に行われる。

▼グループA
フランス、韓国、ノルウェー、ナイジェリア

▼グループB
ドイツ、中国、スペイン、南アフリカ

▼グループC
オーストラリア、イタリア、ブラジル、ジャマイカ

▼グループD
イングランド、スコットランド、アルゼンチン、日本

▼グループE
カナダ、カメルーン、ニュージーランド、オランダ

▼グループF
アメリカ、タイ、チリ、スウェーデン

無敗シティを止めたのはチェルシー!カンテ&D・ルイス弾で完封勝利

2点目を決めたダビド・ルイス
[12.8 プレミアリーグ第16節 チェルシー2-0マンチェスター・C]

 プレミアリーグは8日、第16節を行った。スタンフォードブリッジではチェルシーマンチェスター・シティが激突。チェルシーが2-0で勝利をおさめ、シティの無敗をストップした。

 5日の前節ウォルバーハンプトン戦で今季2敗目を喫したチェルシー。13日にヨーロッパリーグ(EL)を控えているものの、すでにグループリーグ首位突破が決まっているため、スタメンを4人変更し、MFジョルジーニョやDFダビド・ルイスらが先発した。また、3トップは中央にMFエデン・アザール、左にMFウィリアン、右にFWペドロ・ロドリゲスが並んだ。

 一方のシティは13勝2分とリバプールとともに開幕から無敗を継続中。こちらもミッドウィークにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)が控えているが、先発を2人入れ替え、DFアイメリック・ラポルトとMFラヒーム・スターリングのほか、MFベルナルド・シウバやMFファビアン・デルフ、MFリヤド・マフレズらを起用した。

 試合はシティがボールの主導権を握り、果敢にゴールに迫るが、チェルシーも集中した守備で対応。最後のところで体を張り、決定機を作らせなかった。すると、前半終了間際にスコアが動いた。チェルシーは45分、PA左からアザールが中央へ折り返し、ゴール前に駆け上がったMFエンゴロ・カンテが右足でゴールネットに突き刺し、均衡を破った。

 後半もシティの攻撃を耐える展開となったチェルシーだが、後半33分に左CKからアザールがゴール前に蹴り込むと、ニアに入ったD・ルイスがヘディングシュート。ふわっと弧を描いたシュートが右サイドネットに吸い込まれ、チェルシーが2-0とリードを広げた。

 最終的にチェルシーはポゼッション率38.7%にとどまったが、効率よく点を積み重ね、2-0で完封勝利。シティの無敗を止め、ウォルバーハンプトン戦の敗戦を最高の形で払拭した。

●プレミアリーグ2018-19特集

分野研究家

パソコンでデザインを作ることができるため、一般の人でもデザインを設定することが可能。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
Posted in 未分類

[12月9日 今日のバースデー]

Japan
FW難波宏明(岐阜、1982)*力強いドリブルとシュートが持ち味のFW。2018年限りでの現役引退が決まった。
MF高木善朗(新潟、1992)*父は元プロ野球選手で、兄はC大阪の俊幸、弟は山口の大輔。素早いステップワークを武器としたドリブルを武器とする。
DF岡野洵(大分、1997)*恵まれた体格からくり出す空中戦の強さが武器。千葉から大分に期限付き移籍中。
GK草野真人(愛媛、2001)*愛媛U-18所属の2種登録選手。大阪府出身。

World
MFクワドゥオ・アサモア(インテル、1988、ガーナ)*身体能力を生かした守備、パワフルな攻撃も魅力。

Former
DFビセンテ・リザラズ(元バイエルンほか、1969、フランス)*元フランス代表DF。運動神経に長けており、柔術などの大会でも優勝した経験を持つ。

Others
綾小路きみまろ(漫談家、1950)
落合博満(野球、1953)
雅子さま(皇族、1963)
福永祐一(騎手、1976)
ISSA(DA PUMP:ミュージシャン、1978)
上村愛子(モーグル、1979)
小出祐介(Base Ball Bear:ミュージシャン、1984)

長谷部が失点に絡みフランクフルトは2連敗…好調ストップ?今季初の零封負け

ヘルタが勝利した
[12.8 ブンデスリーガ第14節 ヘルタ・ベルリン1-0フランクフルト]

 ブンデスリーガ第14節2日目が8日に行われ、MF長谷部誠が所属するフランクフルトは敵地でヘルタ・ベルリンと対戦し、0-1で敗れた。長谷部は3バックの中央で先発し、11試合連続フル出場を果たした。

 前半10分、フランクフルトは細かいパスワークから攻め込み、最後はFWセバスチャン・アレがPA内右角度のない位置からシュートを放ったが、左ポストを突く。ヘルタもチャンスを作り、前半27分にはMFマルコ・グルイッチが決定的なシュートを放ったが、GKが阻んだ。

 先手を取ったのはヘルタだった。前半40分、DFマーヴィン・プラッテンハルトが左CKを蹴り込むと、ゴール前のグルイッチがマークについていた長谷部を背後から抑えてヘディングシュートを叩き込んだ。

 0-1で折り返した後半7分、フランクフルトは左クロスに反応したFWルカ・ヨヴィッチが左足ボレーで叩いたが、これはGKのファインセーブに阻まれた。ラインをコントロールする長谷部は要所で的確なカバーリングを見せれば、楔のパスをインターセプト。的確な対応で守備を統率すると、後半25分にはドリブルで縦に運んでスルーパスを通す場面もあった。

 後半43分にはFWルカ・ヨヴィッチがエリア内で倒され、フランクフルトがPKを獲得するかと思われたが、VARは取られず。判定にも泣き、そのまま0-1で敗戦。前節までは公式戦11試合無敗と好調を守ったが、今季2度目の連敗。リーグ戦の無得点は今季初となった。

●ブンデスリーガ2018-19特集
●海外組ガイド

磐田FW川又はベンチで残留決定見守る「代わりに航基が決めてくれた。最高です」

残留に安堵するFW川又堅碁
[12.8 J1参入プレーオフ決定戦 磐田2-0東京V ヤマハ]

 ジュビロ磐田のJ1残留決定をベンチから見守った。FW川又堅碁は一週間前のJ1最終節川崎F戦(●1-2)で負傷明けで先発復帰。残留を決めるための強行出場だったが、チームはラスト30秒で逆転を許し、13位から16位に転落。「先週も無理して出たから、長引いている」。右足が思わしくない状態でJ1参入プレーオフ決定戦を迎え、仲間に残留決定を託した。

 来月にはアジアカップを控える中、現在の足の状態を聞かれ、「いけるっちゃいけるよ」と言葉を選ぶように話すと、「試合に出るとそれ以上に危ない怪我をする可能性もあるから難しい。でも、大丈夫」と不敵に笑った。状況によっては再び無理を押して出場する覚悟だったが、磐田は力の差を示して東京Vを凌駕。出番が訪れない展開に、「よかったよ」と表情を緩めた。

 自身に代わって1トップを務めた21歳FW小川航基が抜擢に応えた。最前線で体を張り、スピードを生かした飛び出しからPKを獲得すると、J1残留を決める先制弾。「代わりに航基がしっかり決めてくれたから。最高です」と、東京五輪世代エース候補の活躍を喜んだ。

 チームの結束はさらに高まっていた。名波浩監督は試合当日、メンバー外の選手たちが朝8時半から自主的に練習していたことを明かし、「このチームが負けるわけがないと確信した」と力を込めた。川又も「全員やってたんじゃない? そういうのが今日の結果につながった。チームのまとまりは来年につながるんじゃないかな」と確かな一体感を感じ取っていた。

 ヤマハスタジアムを1万4588人が埋め、サポーターの声援がサックスブルーを後押しした。「めっちゃ見てたけど、サポーターも今日は絶対に負けられないっていうのが伝わった。俺らも来季は勝って欲しいって思われるようなプレーを毎試合できるようにしたい」。苦しいシーズンを最後は安堵の笑顔で終え、まずは万全な状態を取り戻し、新たなシーズンを迎える。

(取材・文 佐藤亜希子)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2018J1参入プレーオフ特設ページ

11番が値千金バイシクル弾!アーセナルがハダースフィールドに競り勝って14戦無敗

ルーカス・トレイラが決勝点
[12.8 プレミアリーグ第16節 アーセナル1-0ハダースフィールド]

 プレミアリーグは8日、第16節を行った。アーセナルはホームでハダースフィールドと対戦し、1-0で勝利した。

 13日にヨーロッパリーグ(EL)グループリーグ最終節カラバフ戦を控えているが、すでに首位通過が決まっているアーセナル。5日のマンチェスター・ユナイテッド戦から3人を入れ替え、DFステファン・リヒトシュタイナーとMFグラニト・ジャカ、FWアレクサンドル・ラカゼットを起用した。

 アーセナルは前半30分、MFマテオ・グエンドゥジが中央に折り返すと、フリーのラカゼットが右足を振り抜くが大きくふかしてしまう。42分には、GKベルント・レノのゴールキックからFWピエール・エメリク・オーバメヤンが頭でそらし、相手のバックパスに反応したラカゼットがGKヨナス・レッスルをかわして無人のゴールに流し込んだが、オフサイドの判定。前半をスコアレスで終えた。

 前半は両チーム合わせて7枚のイエローカードが出る荒れた展開となった。アーセナルは後半開始からラカゼットとリヒトシュタイナーを下げ、FWアレックス・イウォビとMFヘンリク・ムヒタリアンを投入。27分、ジャカの右CKからファーサイドに流れたボールをオーバメヤンが頭で合わせたが、惜しくも枠を外した。

 後半29分にアーセナルにアクシデント発生。DFシュコドラン・ムスタフィが右腿裏あたりを痛め、DFナチョ・モンレアルとの交代を余儀なくされた。

 交代カードを使い切ったアーセナルだが、後半39分にグエンドゥジがゴール前に浮き球パスを供給すると、PA右でキープしたオーバメヤンが中央にふわっとしたボールを送り、MFルーカス・トレイラが右足バイシクルシュート。第14節トッテナム戦で移籍後初ゴールを決めた11番が先制のゴールネットを揺らした。

 試合はこのまま1-0でタイムアップ。アーセナルがリーグ戦14試合負けなし(10勝4分)とした。

●プレミアリーグ2018-19特集

低調マンUが5戦ぶり白星!ヤングの鮮やか先制弾など4発快勝

アシュリー・ヤングの先制点から4ゴールを奪ったマンチェスター・ユナイテッド
[12.8 プレミアリーグ第16節 マンチェスター・U 4-1 フルハム]

 プレミアリーグは8日、第16節を行った。マンチェスター・ユナイテッドはホームでフルハムと対戦し、4-1で勝利した。

 12日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ最終節バレンシア戦を控えるユナイテッド。5日のアーセナル戦から4人を変更し、DFフィル・ジョーンズとDFアシュリー・ヤング、MFフアン・マタ、FWロメル・ルカクを起用した。

 マンチェスター・シティ戦の敗戦後、3試合連続引き分けで5試合白星から遠ざかっているユナイテッドとしては、最下位のフルハム相手に勝利をおさめたいところ。前半13分、MFネマニャ・マティッチのパスを受けたFWマーカス・ラッシュフォードが左へ展開。ヤングがPA左へ仕掛け、DFデニス・オドイを股を抜いて右足一閃。これが右サイドネットに突き刺さり、幸先よく先制に成功した。

 さらにユナイテッドは前半28分、下がって左サイドでパスを受けたルカクがPA左へスルーパスを送り、ラッシュフォードが中央に折り返すと、ゴール前に走り込んだマタが左足で流し込み、2-0。42分には、左ショートコーナーの流れからMFジェシー・リンガードがPA左へスルーパスを入れ、マタの折り返しをルカクが左足で合わせ、3-0とリードを広げた。

 後半もMFアンデル・エレーラが惜しいシュートを放つなど、ユナイテッドペースで試合は進んだ。だが、追加点を奪えないでいると、21分にエレーラがPA内でFWアブバカル・カマラを倒してしまい、PKを献上。これをカマラに決められ、1点を返された。

 ここからフルハムの反撃が始まるかと思われたが、後半23分にMFアンドレ・ザンボ・アンギッサが2枚目のイエローカードを受けて退場。すると、数的優位のユナイテッドは37分、ラッシュフォードがPA左角あたりから右足を一閃。ニアに蹴り込んだシュートはGKの手を弾いてゴールネットを揺らし、4-1で5戦ぶりの白星を飾った。

●プレミアリーグ2018-19特集

レワンドフスキ2発&リベリ弾!! バイエルン、ニュルンベルクに快勝…久保は出場なし

バイエルンがニュルンベルクから完封勝利を収めた
[12.8 ブンデスリーガ第14節 バイエルン3-0ニュルンベルク]

 ブンデスリーガ第14節2日目が8日に開催され、FW久保裕也が所属するニュルンベルクバイエルンのホームに乗り込み、0-3の完封負けを喫した。3試合ぶりに先発を外れた久保は、ベンチ入りしたものの出場はなかった。

 前半9分に試合を動かしたのはホームのバイエルンだった。DFジョシュア・キミッヒが蹴り出したCKをFWロベルト・レワンドフスキがヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを0-1とする。さらに同27分にはMFレオン・ゴレツカがPA外から放ったシュートがクロスバーを叩いてはね返ったボールをレワンドフスキが押し込み、バイエルンがリードを2点差に広げた。

 0-2とバイエルンがリードしたまま後半を迎えると同11分、GKファビアン・ブレドロウのキックミスを拾ったFWセルジュ・グナブリーがMFトーマス・ミュラーとのワンツーでPA内に侵入。右足から放ったシュートはブレドロウに阻まれたものの、こぼれ球をMFフランク・リベリが蹴り込んでバイエルンのリードは3点差に広がった。

 その後もニュルンベルクには得点が生まれず、バイエルンに0-3の完封負けを喫した。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2018-19特集

止まらぬドルトムント…“ルールダービー”制して開幕からの無敗は14に

“ルールダービー”を制したドルトムント
[12.8 ブンデスリーガ第14節 シャルケ1-2ドルトムント]

 ブンデスリーガ第14節2日目が8日に開催され、MF香川真司が所属するドルトムントシャルケとの“ルールダービー”に臨み、2-1の勝利を収めて開幕からの無敗を「14」に伸ばした。

 前半7分に早々とスコアを動かしたのはアウェーのドルトムントだった。左サイドで得たFKをMFマルコ・ロイスが蹴り出すと、飛び込んだMFトマス・デラネイが豪快なダイビングヘッドでネットを揺らして先制に成功。さらに同18分にはドリブルで運んだロイスのパスを受けたFWパコ・アルカセルがPA外から強烈なシュートを放つが、ゴール右に外れて追加点とはいかなかった。

 1点のビハインドを背負ったホームのシャルケは前半28分にゴールを脅かす。DFバスティアン・オチプカが蹴り出したCKに反応したDFマティヤ・ナスタシッチが競り勝つと、こぼれ球に反応したFWグイード・ブルクシュタラーが至近距離からシュートを放つも、好反応を見せたGKロマン・ビュルキに阻まれてしまった。

 1-0とドルトムントがリードしたまま後半を迎えると、同15分にMFアミネ・ハリトがPA内でロイスのファウルを誘ってシャルケがPKを獲得。このPKをMFダニエル・カリジウリがきっちりと沈めて試合を振り出しに戻した。

 しかし、後半29分にドルトムントが勝ち越しに成功する。左サイドでボールを受けたFWジェイドン・サンチョが相手をかわしながら、DFラファエル・ゲレイロに預けると自らは前線へと駆け上がる。ゲレイロのリターンパスを受けてPA内に侵入すると、落ち着いて右足のシュートを流し込んでスコアを2-1とした。

 その後、後半40分のゲレイロのシュートがポストを叩くなどドルトムントに追加点こそ生まれなかったものの、シャルケの反撃を許さずに逃げ切って2-1の勝利を収めた。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2018-19特集

ナポリ“トライアングル”の一角が402日ぶり復帰!圧倒的攻撃力で大量4発勝利、CL大一番に弾み

ナポリが大量4発で快勝
[12.8 セリエA第15節 ナポリ4-0フロジノーネ]

 セリエAは8日に第15節を行い、2位ナポリはホームで19位フロジノーネと対戦し、4-0で勝利した。

 3日の前節・アタランタ戦(2-1)で勝利を収めたナポリは、来週のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に備えて主力を温存し、先発メンバーを7人変更。FWホセ・カジェホンやFWドリース・メルテンスがベンチスタートとなった。

 4-4-2の布陣を敷き、U-21イタリア代表GKアレックス・メレトが公式戦デビュー。中盤にはMFマレク・ハムシクとMFアランを配置し、前線には186㎝のFWアルカディウシュ・ミリクと163㎝のFWロレンツォ・インシーニェという身長差23㎝の2トップが並ぶ。また、昨季までトライアングル型のパスワークをする上で重用され、靭帯損傷で長期離脱していた左SBファウジ・グラムが402日ぶりに先発復帰を果たした。

 効果的なパス攻撃で相手を翻弄するナポリは前半7分に先制。左CKからの混戦でインシーニェがPA左にパスを出すと、MFピオトル・ジエリンスキが左足シュートをゴール右隅に決めた。そのままボール保持を続け、同40分にはFWアダム・ウナスが強烈な左足ロングを放つと、鋭い弾道は相手DFの背中に当たりながらゴール左に突き刺さる。相手にチャンスをつくらせず、前半を2-0で折り返した。

 ナポリは後半23分、右CKをミリクがニアサイドから頭で合わせて3点目。同39分にはPA左のグラムからのクロスを、再びミリクがワンタッチで合わせてダメ押しの4点目にした。圧巻の攻撃力をみせたナポリが4-0で快勝。欧州CLのグループリーグ突破を懸けた11日の最終節・リバプール戦に向け、弾みとなる勝利になった。

●セリエA2018-19特集

超絶スルーパスでPK呼び込んだ山田大記、J1残留に安堵「降格することになっても…」

超絶スルーパスでPK弾を呼び込んだMF山田大記
[12.8 J1参入プレーオフ決定戦 磐田2-0東京V ヤマハ]

 ダメージを伴う一週間前の敗戦から切り替え、ジュビロ磐田はJ1残留を確定した。4日連続の非公開練習でチームは一丸となり、精神的にも立て直した。攻守に際立ったMF山田大記は「とにかくホッとした」と安堵の表情を見せた。

「ある意味、降格することになっても悔いのないサッカーをしたいという思いで試合に入った」。アドバンテージのある磐田は90分を引き分けで終えても残留を決められたが、序盤から攻守にアグレッシブに戦い、主導権を握ってゴールに襲いかかった。

 迎えた前半40分だった。縦パスをFW大久保嘉人が落とし、山田が絶妙なスルーパスを供給。背後に抜け出したFW小川航基がGK上福元直人に倒され、PKを獲得。これを小川航がきっちりと沈め、貴重な先制点となった。息のあった連携に、小川からは「気が合うんすかね」と声をかけられたと言い、「(小川とは)仲良くないんで…冗談ですよ」と笑った。

 決戦の舞台ヤマハスタジアムを1万4588人のサポーターが埋め尽くした。「選手も人間なので恐怖や不安を抱くなかで、前向きにさせてくれるのはサポーター」。大きな声援に残留を後押しされ、「スタジアムに着いてサポーターの姿を見て、絶対に勝つぞという気持ちで試合に入れた」と感謝を述べた。

(取材・文 佐藤亜希子)

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2018J1参入プレーオフ特設ページ