かっこ悪くなんかない、これが勝ち方…“福岡大のツボ”にハメたサッカーで明治大を撃破

まさにワンチャンス!後半21分にFW今田源紀が決勝点を決めた
[12.15 インカレ2回戦 明治大0-1福岡大 熊谷]

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の2回戦が15日に行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第2試合では、福岡大(九州1)が明治大(関東5)を1-0で下した。17日の準々決勝では大阪体育大(関西1)と対戦する。

 これが福大のサッカーだ。「残念ながらかっこいいサッカーではないし、上手いサッカーではないし、面白いサッカーではない。でもやっぱりこれがトーナメントの勝ち方」。乾真寛監督は、してやったりといった様子で胸を張った。

 予想通りの展開となった。序盤から明治大がボールを保持、それをラインを下げて守る福大が跳ね返し続ける。ただこれは福大が得意とする戦法。スカウティングで前線の選手がサイドに開きがちになるため、ゴール前が薄くなると分析。センターFWの村田航一(4年=日章学園高)を警戒しながら、しっかりとゴール前を固めた。

 そして最後は体を投げ出してでも止める。泥臭いサッカーを90分間やり続ける。試合前日、乾監督は、歴代インカレを勝ち上がってきたチームが何が良かったかをイレブンに教授。「洗脳した」と冗談交じりに話したが、「福大DNA」をしっかりと選手たちが体現した。

 さらに狙いは攻撃面でも的中する。「カウンターで差し返す」ことだけに集中していた福大。後半に入り圧力を強めてきた明大の攻撃は「怖かった」(乾監督)と振り返るが、そこを耐えたことで逆に自信が湧いてきていたという。

 そして後半14分に今季スーパーサブとして起用しているFW今田源紀(2年=九州国際大付高)を投入。すると同21分、狙い通りのカウンターがハマる。FW梅田魁人(3年=高川学園高)が右サイドを駆け上がったMF河原創(3年=大津高)に浮き球パス。河原はゴール前を見ると冷静にクロス。ゴール前に詰めていた今田がヘディングで流し込み、スコアを動かした。

 まさにワンチャンスを決めた形の今田は、「シュートは1本か、2本だけだったと思うけど、これが最初から狙っていたサッカー。別にこれがかっこ悪いと思っていないし、これを誇りと思って戦っている」と堂々と話した。

 長年、福岡大は“九州の雄”として君臨する。さらに今季は九州リーグで2位に勝ち点9差をつける圧勝劇だった。ただし全国大会になると、リーグ戦とは全く違う、割り切ったサッカーが出来ることも伝統的な強さとして身についている。

「ゴール前の粘りがハマってくると、全国大会だなと思う。俗に言う、“福大のツボにハマった”というやつです」と、にんまりとした乾監督。勝てば官軍。内容面では明治大が圧倒したという印象がこの試合を観たものにはあるかもしれないが、勝ったという事実は、福大のものであり続ける。

(取材・文 児玉幸洋)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

かっこ悪くなんかない、これが勝ち方…“福岡大のツボ”にハメたサッカーで明治大を撃破

まさにワンチャンス!後半21分にFW今田源紀が決勝点を決めた
[12.15 インカレ2回戦 明治大0-1福岡大 熊谷]

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の2回戦が15日に行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第2試合では、福岡大(九州1)が明治大(関東5)を1-0で下した。17日の準々決勝では大阪体育大(関西1)と対戦する。

 これが福大のサッカーだ。「残念ながらかっこいいサッカーではないし、上手いサッカーではないし、面白いサッカーではない。でもやっぱりこれがトーナメントの勝ち方」。乾真寛監督は、してやったりといった様子で胸を張った。

 予想通りの展開となった。序盤から明治大がボールを保持、それをラインを下げて守る福大が跳ね返し続ける。ただこれは福大が得意とする戦法。スカウティングで前線の選手がサイドに開きがちになるため、ゴール前が薄くなると分析。センターFWの村田航一(4年=日章学園高)を警戒しながら、しっかりとゴール前を固めた。

 そして最後は体を投げ出してでも止める。泥臭いサッカーを90分間やり続ける。試合前日、乾監督は、歴代インカレを勝ち上がってきたチームが何が良かったかをイレブンに教授。「洗脳した」と冗談交じりに話したが、「福大DNA」をしっかりと選手たちが体現した。

 さらに狙いは攻撃面でも的中する。「カウンターで差し返す」ことだけに集中していた福大。後半に入り圧力を強めてきた明大の攻撃は「怖かった」(乾監督)と振り返るが、そこを耐えたことで逆に自信が湧いてきていたという。

 そして後半14分に今季スーパーサブとして起用しているFW今田源紀(2年=九州国際大付高)を投入。すると同21分、狙い通りのカウンターがハマる。FW梅田魁人(3年=高川学園高)が右サイドを駆け上がったMF河原創(3年=大津高)に浮き球パス。河原はゴール前を見ると冷静にクロス。ゴール前に詰めていた今田がヘディングで流し込み、スコアを動かした。

 まさにワンチャンスを決めた形の今田は、「シュートは2本だけだったと思うけど、これが最初から狙っていたサッカー。別にこれがかっこ悪いと思っていないし、これを誇りと思って戦っている」と堂々と話した。

 長年、福岡大は“九州の雄”として君臨する。さらに今季は九州リーグで2位に勝ち点9差をつける圧勝劇だった。ただし全国大会になると、リーグ戦とは全く違う、割り切ったサッカーが出来ることも伝統的な強さとして身についている。

「ゴール前の粘りがハマってくると、全国大会だなと思う。俗に言う、“福大のツボにハマった”というやつです」と、にんまりとした乾監督。勝てば官軍。内容面では明治大が圧倒したという印象はこの試合を観たものにはあるかもしれないが、勝ったという事実は、福大のものであり続ける。

(取材・文 児玉幸洋)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

プロ内定5人擁した夏の王者明治大、福岡大を崩せず初戦で姿消す…「この敗戦を一生忘れない」

明治大はまさかの初戦敗退となった
[12.15 インカレ2回戦 明治大0-1福岡大 熊谷]

 Jリーグ内定5選手を擁するチームは、序盤から圧倒した。しかし攻めども攻めども、ゴールネットは揺れない。福岡大(九州1)と対戦した明治大(関東5)だったが、0-1で敗戦。9年ぶりのタイトル奪還の夢は初戦で潰えた。

 夏の王者が初戦で姿を消した。4年連続して決勝に進出している総理大臣杯では、2年ぶりに大会を制覇。勢いは後期リーグ開幕戦にもつなげ、首位の早稲田大を相手に6得点で圧倒するなど、強さを示した。

 しかし後期第3節以降は急失速。浮き沈みの激しいシーズンを送り、後期の明治と言われるほど伝統的に終盤での強さを発揮するが、今季はその強さも取り戻すことなく、5位でリーグの戦いを終えていた。

 J1の浦和レッズに入団する主将DF岩武克弥(4年=大分U-18)は試合終了のホイッスルが鳴るとその場にしゃがみ込んでしまった。涙も止まらない。試合については「何が足りなかったのかはこれから考えたい」。そう言って振り返るのがやっとの様子。「こういった勝負所で勝たせられるような選手になっていきたい。結果にこだわれる選手になりたい」。

 今季は10番としてプレーし、大宮アルディージャへの入団を決めているMF小野雅史(4年=大宮ユース)も「どのプレーが悪かったというのは、今日だけじゃ整理がつかない」と声を詰まらせる。「自分はこれからもサッカーが出来るけど、できないメンバーもいて、敗戦を僕自身が受け止めてやらないといけない。この敗戦を一生忘れないようにしたい」と必死に顔を上げた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

ジェズス2発!スターリングがダメ押し弾!エバートン撃破のシティが仕切り直しの勝利

2ゴールを挙げたガブリエル・ジェズス
[12.15 プレミアリーグ第17節 マンチェスター・C 3-1 エバートン]

 マンチェスター・シティは15日、プレミアリーグ第17節で本拠地エディハド・スタジアムにエバートンを迎え、3-1で勝った。

 前節チェルシーに0-2で敗れ、今季プレミア初黒星を喫したシティ。12日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第6節ホッフェンハイム戦(2-1)から4人を入れ替え、MFファビアン・デルフとDFカイル・ウォーカー、MFフェルナンジーニョ、MFリヤド・マフレズが先発に名を連ねた。

 試合はシティがボールの主導権を握るが、5バックのエバートン相手になかなか決定機を作れない。一方のエバートンは前半15分、PA左からDFリュカ・ディーニュがクロスを供給。ファーサイドに飛んだボールをフリーで走り込んだFWリシャルリソンが右足ボレーを放つが、枠を捉えきれなかった。

 徐々にシティがシュートまで持ち込む機会を増やしていくと、前半21分にPA左のMFイルカイ・ギュンドガンのクロスからDFマイケル・キーンがカットしたボールがゴール方向に飛ぶ。しかし、これはGKジョーダン・ピックフォードに弾き出されてしまう。それでも22分、相手のクリアボールを敵陣中央でギュンドガンが受けると、サネがスルーパス。中途半端に最終ラインを上げた相手の隙を突き、裏へ抜け出したジェズスがPA左から左足シュートを流し込んだ。

 先制したことでリズムを掴んだシティは、前半40分にPA内でギュンドガンがシュートを放つと、相手に当たったボールが中央へこぼれ、マフレズが左足ボレー。抑えの効いたシュートだったが、至近距離でGKピックフォードに阻まれる。42分には、マフレズのスルーパスからジェズスがゴールネットを揺らすがオフサイド。前半を1-0で終えた。

 シティは後半5分、右クロスのクリアボールをデルフがサネにつなぎ、PA左から左足でクロスを送ると、ジェズスが頭で合わせて2-0。後半の早い時間帯にリードを広げた。対するエバートンは12分に2枚替え。DFシェイマス・コールマンとMFベルナルドを下げ、FWアデモラ・ルックマンとFWセオ・ウォルコットを入れ、攻撃の枚数を増やした。

 すると、4バックに変更したエバートンは後半20分、相手の中途半端なクリアボールを左サイドで受けたディーニュがクロスを上げると、FWドミニク・カルバート・ルーウィンが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、1-2。エバートンが反撃の狼煙を上げた。

 しかし、そう簡単にはいかなかった。シティは後半21分、サネを下げてFWラヒーム・スターリングを投入。24分、GKエデルソンのスローイングからジェズスのリターンパスを受けたフェルナンジーニョがPA左からクロスを入れ、スターリングがヘディングシュートを決め、シティが3-1で再び2点差とした。

 エバートンはその後、リシャルリソン、ウォルコットがゴールに迫るが、得点を返すことができず。中盤から積極的にボールを奪いに行く姿勢をみせたが、シティの守りを突破できなかった。試合はシティが3-1で勝利。チェルシー戦に続く連敗は免れた。

●プレミアリーグ2018-19特集

悔しさ×2を晴らせ!! 関西学院大、東洋大との延長死闘を制す

激しく競り合う関西学院大MF中野克哉(右)と東洋大FW坂元達裕
[12.15 インカレ2回戦 関西学院大3-2(延長)東洋大 浦安]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は15日、2回戦が各地で行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第2試合は関西学院大(関西2)と東洋大(関東7)が対戦。2-2で前後半90分間を終えた試合は、延長前半15分にMF山本悠樹(3年=草津東高)がPKで決勝点を奪った関西学院大が3-2の勝利を収め、17日に行われる準々決勝で法政大(関東3)と対戦する。

 序盤にゴールに迫る場面を創出したのは東洋大だった。まずは前半12分、FW坂元達裕(4年=前橋育英高)、MF横山塁(1年=FC東京U-18)とつないだボールから最後はFW荒川勇気(3年=旭川実高)が狙うも、GK妻鹿寛史(4年=立正大学淞南高)に阻まれる。さらに同16分には相手のミスからボールを奪った荒川がPA内まで持ち込んでシュートを放つが、これも妻鹿にストップされてしまった。

 しかし、「風上をとって前半は押し込んで得点を狙いに行こうと話していた」(高橋宏次郎コーチ)という関西学院大が徐々にリズムを生み始める。前半33分にDF本山遥(1年=神戸U-18)のラストパスから放ったMF中野克哉(4年=京都橘高)のシュートはGK松本健太(3年=柏U-18)に防がれたものの、同43分に鮮やかな連係から先制点を奪取。左サイドから細かくパスをつないで中央に侵入すると、ゴール前でボールを受けた中野がFW藤原樹(4年=市立西宮高)とのワンツーから強烈な右足シュートを突き刺し、スコアを1-0とした。

 関西学院大が1点をリードしたまま前半を折り返すが、後半11分、東洋大がゴール前でFKを得ると、DF渡辺星夢(4年=前橋育英高)が豪快な左足シュートを直接叩き込んで試合を振り出しに戻す。さらに同31分には鋭いカウンターを発動させると、ボールを運んだ坂本のラストパスを受けたMF野本幸太(2年=市立船橋高)が左足で流し込み、東洋大が逆転に成功。しかし、同36分、DF高尾瑠(4年=名古屋U18)のパスからPA内に走り込んだ山本の柔らかな浮き球のパスをFW林部晃己(2年=C大阪U-18)がヘディングで叩き込み、関西学院大が同点に追い付いた。

 激しくスコアが動いた後半となったが、勝ち越しゴールは生まれずに2-2のまま90分の終了を告げるホイッスルが吹かれる。一進一退の攻防が続く中、延長前半15分、PA内で仕掛けた高尾がPA内で相手選手のファウルを誘うと、キッカーを務めた山本がきっちりと沈めて関西学園大が勝ち越しに成功。延長後半は東洋大の反撃に遭ったものの、同10分に放たれたMF梅津凌岳(1年=京都橘高)の枠を捉えた強烈なシュートを横っ飛びした妻鹿が弾き出すなど、同点ゴールを許さず。逃げ切った関西学院大が3-2の勝利を収めて準々決勝へと駒を進めた。

 昨年はインカレへの出場権を逃した。当然、悔しさがあった。さらに今年は総理大臣杯の出場権を逃し、悔しさは増した。古塚恵太郎監督と高橋コーチは口をそろえたように「去年のインカレに出られずに悔しい思いをし、夏の総理大臣杯に出られなかった悔しさもあった」という。そして、高橋コーチは「何としても今年はインカレに行くぞと気持ちを一つにして、夏から厳しいトレーニングを続けてきて、それが実を結んで今がある」と胸を張った。次戦は昨年準優勝の法政大と対戦。古塚監督は「強いチームだと分かっている。胸を借りるつもりでいかないといけないが、目標は日本一なので、最後まで行けるように頑張りたい」と一戦必勝を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

関西王者大阪体育大が苦しみながらも初戦突破…シュート22本も延長戦までもつれる

日本代表FW浅野の弟、MF浅野雄也がゴールパフォーマンスでジャガーに対抗?「平田(6)がやっていたから真似した」とのことだが…
[12.15 インカレ2回戦 大阪体育大2-0(延長)静岡産業大 熊谷]

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の2回戦が15日に行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第1試合では、大阪体育大(関西1)が静岡産業大(東海2)を延長戦の末に2-0で下した。17日の準々決勝では福岡大(九州1)と対戦する。

「シュートまでのいく形は悪くなかった。決めきらないと、こういう展開になりますね。ただ最後の浅野(雄也)の得点も含めて良さは出せたと思います」。疲れた表情の松尾元太監督だが、まずは初戦を突破したことに安堵した。

 試合の総シュート数は大体大の22本に対し、静産大は4本。数字が示す通り、チャンスの数では大体大が大きく上回った。風上に立った後半は一方的、特に右サイドから効果的に攻め込む。しかしフィニッシュの精度を欠き、なかなかシュートが枠を捉えない。後半20分にはDF木出雄斗(2年=星稜高)のクロスからFW林大地(3年=履正社高)が決定機を迎えるが、シュートを枠上に外してしまい、頭を抱えた。

 ただし静産大の我慢強い守備があったのも事実。特に主将DF諏訪部徹(4年=川崎F U-18)を中心としたDFラインが体を投げ出して、ゴールを死守する。90分間をスコアレスで耐え抜き、延長戦にもつれ込ませると、延長前半4分には静産大にとってのこの日最大のチャンス、MF藤池翼(4年=習志野高)がGKと1対1の場面を迎えるが、GK立川小太郎(4年=初芝橋本高)に止められてしまった。

 だが延長前半ラストプレーでついにスコアが動く。大体大は林がゴール前中央で仕掛けると、諏訪部と交錯。手塚優主審はPKスポットを指さす。これを林自らが沈め、先制点が決まる。さらにエンドが代わった延長後半14分、左サイドでMF西田恵(3年=関大北陽高)からのパスを受けたMF浅野雄也(4年=四日市四郷高/水戸内定)が縦に仕掛けて左足を振り抜く。これがゴールをしっかりと捉え、ダメ押し点になった。

 なかなか決まらなかったことで、浅野は「正直、焦った」という。しかし指揮官は「末吉(塁)をトップ下に入ったことで一気に流れが来た。サイドハーフ3枚は右も左もトップ下も出来る選手なので、試合中に流れを変えたり、タイプを変えたりできる。オプションが複数あるのが強みですね」と、イレブンを信じ続け、勝利への確信をもって試合を進めていたことを明かす。

 次戦の相手は福岡大に決まった。夏の総理大臣杯では2回戦で対戦し、延長戦で下した相手。しかし昨年度のインカレでは2回戦で敗れており、リベンジマッチと位置付けることも出来る相手だ。初戦から延長戦を戦ったことで、「かなり疲労もある。厳しい戦いになると思う」と中1日での試合に警戒感を持った指揮官だが、「守備の安定を持たせて、ピンチを作らないことが大事になる」と気合を入れ直していた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

ここまで長かった…ヘタフェ柴崎が3か月ぶり出場、積極プレーでV弾導く

4か月ぶりに先発したヘタフェMF柴崎岳
[12.15 リーガ・エスパニョーラ第16節 ヘタフェ1-0ソシエダ]

 リーガ・エスパニョーラは15日、第16節を各地で行い、MF柴崎岳所属のヘタフェソシエダに1-0で勝った。柴崎は8月19日に行われた開幕節のレアル・マドリー戦以来、約4か月ぶりの先発出場。前半3分に果敢な攻め上がりから先制点につながるシュートを放ち、チームの勝利に貢献した。

 加入2年目の柴崎は今季のリーグ戦15試合を終えた時点で、わずか2試合の出場。時間にして、わずか118分間の出番にとどまっていた。だが、この日は開幕節以来となる待望のスタメン入り。9月16日の第4節セビージャ戦以来、約3か月ぶりとなるリーグ戦のピッチで、左サイドハーフのポジションを担った。

 何としても結果を残したい背番号10は前半3分、さっそく結果を残した。敵陣中央でFWホルヘ・モリーナがボールを持つと、すかさず積極的なフリーランニングでゴール前へ一直線。スルーパスが相手に当たってこぼれたところでシュートを狙い、跳ね返りに反応したJ・モリーナがループシュートでネットを揺らした。

 もっとも、その後は中央に絞ってボールを受ける場面もあったが、なかなか攻撃に絡むことができず、チームの連動性も停滞。後半14分にMFフランシスコ・ポルティージョとの交代し、スタンドからは大きな拍手が送られながらピッチを退いた。ヘタフェは序盤のリードを最後まで守り切り、暫定5位に浮上した。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集
●海外組ガイド

[MOM586]順天堂大FW旗手怜央(3年)_「チームあっての代表」進化著しいエースが2発

ゴール後に吠えるFW旗手怜央(3年=静岡学園高)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 順天堂大2-1関西大 味フィ西]

 確実に進化を遂げながら、エースの仕事を果たした。2020年の川崎F加入が内定しているU-21日本代表FW旗手怜央(3年=静岡学園高)が2ゴール。順天堂大は開始直後にPKを与え、攻め込まれる時間帯が続いたが、ワンチャンスを仕留めた。

「流れがくるのはわかっていたので、その1本目をしっかり仕留めようと思っていた」。前半37分、DF長谷川光基(1年=FC東京U-18)のロングボールでDF三國スティビアエブス(2年=青森山田高)が左サイドを抜け出し、相手のミスを突いてエリア内を突破。ラストパスを待ち構えたフリーの旗手が左足で先制のゴールネットを揺らした。

 後半開始直後に1-1に追いつかれたが、相手の反撃ムードを止め、試合を決める勝ち越しゴールを陥れた。後半12分、スローインの流れからDF柳澤亘(4年=八千代松陰高)が右サイドを深い位置までえぐり、グラウンダーのクロス。三國がニアサイドでスルーし、フリーの旗手が右足で真ん中に蹴り込んだ。

「あのシーンは自分が『スルー』と言ったので決めるだけだった。エブスが打つより自分のほうが確実だと思った。エブスが相手を引きつけてくれたので」。この試合では中盤に落ちてシンプルにさばき、最後にゴール前に顔を出すプレーも目立った。

「大学だとマークされるのはわかっている。人を使ってもう一回中に入っていくシーンをやらないと結果を残せないと思っていた」。堀池巧監督の「味方を使うことを覚えないと代表クラスでは無理」という指導もあってか、周囲を使ったプレーも織り交ぜて相手の脅威となった。

 今年は夏のアジア大会など、U-21日本代表との行き来の中で充実のシーズンを送った。「試合がたくさんあれば成長につながる。チームあっての代表なので、代表でしっかりやってチームに恩返しをする気持ちでやっている」。代表の経験から還元する部分は多く、成長速度は加速している。

「シュートもオフの動きも守備も連携も…全部っすね。大学でできても代表でできないことがたくさんある。そのギャップはあると思うけど、常に高いレベルを意識していきたい」

 終盤はもう2度、決定的なチャンスを迎えたものの、惜しくもハット達成とはならなかった。「もっとこだわってやらないといけない」と自身は貪欲にゴールを求め、大会目標は「優勝」。中1日で関東王者・早稲田大との準々決勝へ。「感謝している」という4年生との最後の大会を、最高の形で締めくくる。

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(取材・文 佐藤亜希子)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

広島ユースはトップ昇格の大型レフティー・MF東俊希が右足クロスで先制アシスト

サンフレッチェ広島ユースからトップチーム昇格を決めているMF東俊希は先制点をアシスト
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 サンフレッチェ広島ユースからトップチーム昇格を決めているMF東俊希(3年)が貴重な先制点をもたらした。

 3-6-1システムの左WBを務める大型MFは、ダイナミックな攻め上がりから正確なクロスを配球。前半16分にはコンビネーションから左サイドを縦に抜け出してクロスをMF桂陸人(3年)の頭にピタリと合わせた。

 そして、37分には中央でキープしたMF松本大弥(3年)からのパスを左サイド受けると、縦へ行くと見せかけて内側へ持ち込み、右足でクロス。これを「(東は)左足でも、右足でも良いボールを持っているので、信じて入っていきました」と信じて走り込んだFW鮎川峻(2年)が頭でゴールに突き刺した。

 貴重な先制点を演出した東は、相手とのサイドの攻防で奮闘。主導権争いで引かず、後半の押し込まれた時間帯でも献身的な守備を続けてボール奪取などに貢献した。2-1の試合終了間際には自陣ゴール前で競ったプレーで頭部を強打。ピッチに倒れ込み、そのまま試合終了の瞬間を迎えた。

 優勝写真には収まったものの、軽い脳震盪の疑いがあったこともあり、大事をとって取材対応は見送りに。その東について沢田謙太郎監督はトップチームや代表活動を経て東が「リーダーシップを出せるようになった」と認めていた。

 10月から11月にかけて行われたAFC U-19選手権では勝てばU-20ワールドカップ出場の決まる準々決勝で鮮烈な先制弾。今年、代表、クラブでも活躍した大型レフティーがトップチームでのレギュラー獲りに挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

[MOM585]早稲田大FW岡田優希(4年)_後半投入からPK決勝弾、「最後は日本一になって終わりたい」

早稲田大FW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 早稲田大1-0北海道教育大学岩見沢校 味フィ西]

 早稲田大をリーグ優勝に導き、関東大学リーグで得点王に輝いた主将・FW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)は、インカレ初戦でベンチスタートに。しかし後半開始から投入されると、4年間で培った実力を存分に見せつけた。

 後半5分、中盤でボールを収めた岡田は前線を見据える。「相手の裏が弱いとわかっていて、相馬と話していました」と語るように、北海道教育大学岩見沢校の守備陣の隙間を縫って縦パスを放つと、韋駄天・MF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース/名古屋内定)が最高速度で左サイドを突破。PA左でファウルを誘発し、PKを獲得した。

 早大のPKキッカーは事前に決まってはおらず、PKを獲得した選手が蹴ることが多いという。しかしファウルを受けた相馬は岡田にボールを渡した。「自分でもらったら『よし!』って思うんですけど、人からもらうPKは緊張するんだなって思いました」。リーグ戦とは異なり、負けたら終わりのトーナメント戦。特にインカレは今季最後の舞台になり、終わりは“チーム解散”を意味する。

 しかし岡田は気づく。「そういうのに向き合ってきた一年間だったなって」。昨季に1部昇格を決め、今季から外池大亮監督の新体制のもとで主将を務めた。一年間を戦い抜いてリーグ戦を制覇。想像し難い重責を背負いながら駆け抜けた岡田にとって、そのPKは乗り越えられる試練だった。

 冷静にボールを叩き込んだ岡田は「決めることができて、またひとつ変わったかな」と実感。その得点は決勝点となり、早大は1-0で準々決勝進出を決めた。

「ようやくインカレが始まったなって痛感する一試合でした。リーグ戦とは全然違う空気感。大臣杯は負けても次があるけどインカレは負けたら即解散。その一発勝負に、ビリビリするような試合が始まったなって思います」

 来季からFC町田ゼルビアに入団し、プロ生活をスタートする岡田だが、このチームでの戦いは今大会で終わる。「もう4年生となると、ぼく一人で戦っているわけではなくて。ベンチに入っていない4年生もたくさんいるし、そういう4年間が懸かった試合って思っているんです」。その時は近い。だからこそ、その思いがこみ上げる。

「最後は日本一になって終わりたい。それだけです」

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(取材・文 石川祐介)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

[MOM585]早稲田大FW岡田優希(4年)_後半投入からPK決勝弾、「最後は日本一になって終わりたい」

早稲田大FW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 早稲田大1-0北海道教育大学岩見沢校 味フィ西]

 早稲田大をリーグ優勝に導き、関東大学リーグで得点王に輝いた主将・FW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)は、インカレ初戦でベンチスタートに。しかし後半開始から投入されると、4年間で培った実力を存分に見せつけた。

 後半5分、中盤でボールを収めた岡田は前線を見据える。「相手の裏が弱いとわかっていて、相馬と話していました」と語るように、北海道教育大学岩見沢校の守備陣の隙間を縫って縦パスを放つと、韋駄天・MF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース/名古屋内定)が最高速度で左サイドを突破。PA左でファウルを誘発し、PKを獲得した。

 早大のPKキッカーは事前に決まってはおらず、PKを獲得した選手が蹴ることが多いという。しかしファウルを受けた相馬は岡田にボールを渡した。「自分でもらったら『よし!』って思うんですけど、人からもらうPKは緊張するんだなって思いました」。リーグ戦とは異なり、負けたら終わりのトーナメント戦。特にインカレは今季最後の舞台になり、終わりは“チーム解散”を意味する。

 しかし岡田は気づく。「そういうのに向き合ってきた一年間だったなって」。昨季に1部昇格を決め、今季から外池大亮監督の新体制のもとで主将を務めた。一年間を戦い抜いてリーグ戦を制覇。想像し難い重責を背負いながら駆け抜けた岡田にとって、そのPKは乗り越えられる試練だった。

 冷静にボールを叩き込んだ岡田は「決めることができて、またひとつ変わったかな」と実感。その得点は決勝点となり、早大は1-0で準々決勝進出を決めた。

「ようやくインカレが始まったなって痛感する一試合でした。リーグ戦とは全然違う空気感。大臣杯は負けても次があるけどインカレは負けたら即解散。その一発勝負に、ビリビリするような試合が始まったなって思います」

 来季からFC町田ゼルビアに入団し、プロ生活をスタートする岡田だが、このチームでの戦いは今大会で終わる。「もう4年生となると、ぼく一人で戦っているわけではなくて。ベンチに入っていない4年生もたくさんいるし、そういう4年間が懸かった試合って思っているんです」。その時は近い。だからこそ、その思いがこみ上げる。

「最後は日本一になって終わりたい。それだけです」

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(取材・文 石川祐介)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

東京から広島ユースで挑戦し、トップ昇格と日本一!MF松本大弥は旧友に負けない活躍目指す

サポーターへ向けて優勝カップを掲げるサンフレッチェ広島ユースMF松本大弥主将
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 東京の横河武蔵野FCジュニアユースから広島での挑戦をスタートして3年目。今年、サンフレッチェ広島ユースからトップチーム昇格を決めたMF松本大弥主将(3年)は、関東で“高校年代真の日本一”に輝いた。

 180cm、74kgの長身ボランチは後方でゲームを組み立てながら、チャンスと見るや前線へ駆け上がって崩しにかかわり、シュートも放つ。前半37分の先制点も、松本が前線でDFのマークをいなしながら左サイドへ展開したプレーが起点に。積極的にミドルシュートも放っていたMFは後半8分に右足シュートで相手DFのハンドを誘い、PKをもたらした。

 後半19分の失点後は「自分たち、結構失点したあとに雰囲気悪くなる時がある。締めようと思って」チームメートを集め、「身体張って粘れば大丈夫と声をかけた」。そして反撃する相手アタッカー陣と球際でバトルを繰り広げ、シュートコースを塞ぐなど2-1の勝利に大きく貢献した。

 松本は「(関東のファイナル開催で)自分の友だちとかも足を運びやすかったですし、優勝できて良かったですね」と笑顔。そして広島ユースで過ごした3年間については「走る部分だったり、(監督の)沢田さんのたくさん怒られて厳しかったですけれども、ここまで来れてよかった」と振り返った。

「GKまでカバーしろ」と求める沢田謙太郎監督の下、ハードワークや粘る部分で成長。これはトップチームで出番を勝ち取るための武器にする。横河武蔵野FCジュニアユース時代のチームメートであるMF椿直起は横浜FMユースからトップチーム昇格を果たし、前橋育英高FW室井彗佑らも活躍中。松本は椿について「アイツも調子よくて、来年すぐ出るんじゃないかなという気配があるので、自分も負けないように頑張りたい」と、プロ1年目から旧友たち以上に活躍することを誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

東京から広島ユースで挑戦し、トップ昇格と日本一!MF松本大弥は旧友に負けない活躍目指す

サポーターへ向けて優勝カップを掲げるサンフレッチェ広島ユースMF松本大弥主将
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 東京の横河武蔵野FCジュニアユースから広島での挑戦をスタートして3年目。今年、サンフレッチェ広島ユースからトップチーム昇格を決めたMF松本大弥主将(3年)は、関東で“高校年代真の日本一”に輝いた。

 180cm、74kgの長身ボランチは後方でゲームを組み立てながら、チャンスと見るや前線へ駆け上がって崩しにかかわり、シュートも放つ。前半37分の先制点も、松本が前線でDFのマークをいなしながら左サイドへ展開したプレーが起点に。積極的にミドルシュートも放っていたMFは後半8分に右足シュートで相手DFのハンドを誘い、PKをもたらした。

 後半19分の失点後は「自分たち、結構失点したあとに雰囲気悪くなる時がある。締めようと思って」チームメートを集め、「身体張って粘れば大丈夫と声をかけた」。そして反撃する相手アタッカー陣と球際でバトルを繰り広げ、シュートコースを塞ぐなど2-1の勝利に大きく貢献した。

 松本は「(関東のファイナル開催で)自分の友だちとかも足を運びやすかったですし、優勝できて良かったですね」と笑顔。そして広島ユースで過ごした3年間については「走る部分だったり、(監督の)沢田さんのたくさん怒られて厳しかったですけれども、ここまで来れてよかった」と振り返った。

「GKまでカバーしろ」と求める沢田謙太郎監督の下、ハードワークや粘る部分で成長。これはトップチームで出番を勝ち取るための武器にする。横河武蔵野FCジュニアユース時代のチームメートであるMF椿直起は横浜FMユースからトップチーム昇格を果たし、前橋育英高FW室井彗佑らも活躍中。松本は椿について「アイツも調子よくて、来年すぐ出るんじゃないかなという気配があるので、自分も負けないように頑張りたい」と、プロ1年目から旧友たち以上に活躍することを誓っていた。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

[MOM2739]広島ユースFW鮎川峻(2年)_大会MVP!堅守・鹿島のゴールを破る先制ヘッド

MVPに選出されたサンフレッチェ広島ユースFW鮎川峻
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 “高校年代真の日本一”を懸けたプレミアリーグファイナルのMVPには、サンフレッチェ広島ユースの2年生FW鮎川峻が選出された。

 鮎川は前半36分にMF東俊希(3年)が左サイドから上げた右足クロスに反応。ファーサイドから体重を乗せて放ったヘディングシュートがニア側のゴールを破り、1-0となった。

 U-17日本代表ストライカーが大一番で先制ゴール。左サイドでボールを持った東が切り返したことで鮎川は動き直さなければならなかったが、FW桂陸人(3年)と上手く入れ替わる形でファーサイドへ流れ、ヘディングシュートを突き刺した。

 鮎川は「(シャドーの)桂陸人と入れ替わることを練習から意識していました。そういう場面でお互い意思統一出来ていて、陸人が動いたのを見て自分もファーに流れたのでいい形だったと思います」と胸を張った。

 昨年の国体少年男子の部では大会最多の4ゴールを決めて広島県選抜の決勝進出に貢献。鋭くゴールへ向かう動きや単騎でもボールを収める部分にも注目のストライカーは今年、出遅れる形だった。だが、プレミアリーグ後期2試合目から先発に定着すると、終盤戦の米子北高戦と福岡U-18戦で2試合連続2ゴール。“高校年代真の日本一決定戦”でも貴重な先制ゴールを叩き出し、相手に押し込まれる時間帯でも前線でボールを良く収めて味方を押し上げさせた。

 MVPを獲得したFWは来季、最高学年としてトップ昇格を目指す1年となる。「今年、数少ない出ている選手なんで、自分が来年、チームを引っ張って今年よりももっといい結果が出せるようにしたい」と意気込んだ。来年はエースとして再びタイトルを獲得する。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

[MOM584]駒澤大MF中原輝(4年)_“内定先”の指揮官にアピール成功「自分が熊本を上げればいい」

駒澤大の4点目を沈めたMF中原輝(4年=ルーテル学院高)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]

 “内定先”への良いアピールとなった。駒澤大の攻撃の中心を担うMF中原輝(4年=ルーテル学院高)は来季から地元のロアッソ熊本に加入する予定。スタンドには渋谷洋樹監督が視察に訪れていた中、3ゴールに絡む大活躍でチームをベスト8進出に導いた。

 試合後、クールダウンのストレッチを終えた背番号10を待っていたのは来季の指揮官だった。「どうも初めまして。すごかったね」。そう言って握手を求めた渋谷監督に対し、照れくさそうに笑顔を浮かべた中原。その脇には大学3年時から注目していた筑城和人スカウトの姿もあった。

 熊本は来季からJ3リーグに降格。秋に加入を決めた中原だが、決断に至るまでには「結構悩んだ」という。だが、地元クラブの熱意が背中を押した。「筑城さんはずっと声をかけてくれていて、ずっと試合を見てくれていた。必要とされているところに行くのが大事だと考えた」と振り返る。

「試合に出ないと成長できない」との言葉どおり、カテゴリの低いクラブに進むことにはメリットもある。それは「地元だし先輩もいるので、負けているのは気持ち良くない」という身近なクラブであるならば、なおのこと。「1年で結果を残して、自分が熊本を(J2に)上げればいいだけ」と強気な姿勢でプロ生活を迎えようとしている。

 そのためにはまず、新天地で出場機会をつかむことが必要になる。大学生活最後の大会であるこのインカレは、いわば“レギュラー争いの予選”。未来の指揮官が見つめる中、大会初戦で「プロの生活は結果が求められるので、まずは結果を残すこと。そして、ファン・サポーターに愛される選手になる」ための第一歩を踏み出した。

 意気揚々と試合に入った22歳はスコアレスで迎えた前半30分、さっそく結果につながるプレーを披露した。自陣からのロングボールに抜け出すと、果敢なドリブルで右サイドをえぐってクロスを配給。これでFW安藤翼(4年=長崎総合科大附高)のゴールをアシストした。「良い時間帯に取れて良かった」。

 後半はチームが多くのチャンスを作る中、自らのシュートミスから3点目も生まれたが、これで満足せず。「外しすぎていたので決めなければならなかった」。後半38分、自身のヘディングシュートは阻まれたが、味方からのパスを受けると、「流し込むだけだった」と冷静に左足でネットを揺らした。

「それまでは自分のイメージとキックの感触が違っていた。でも、そういうところを決め切れないと上に行けない」。そんな反省の弁も飛び出したが、3得点に絡む活躍は立派なもの。また、この日の勝利によって大学サッカー生活が延び、さらなる“予選”のチャンスをつかんだ。

 次戦の準々決勝は同じく熊本内定のDF小笠原佳祐(4年=東福岡高)が在籍する筑波大戦。小笠原はチーム事情で最前線を務めており、互いに攻撃のキーマンとして対峙する。「選抜とかでも一緒にやってきたけどすごく良い選手。最後の大会で当たれるのは楽しみだし、だからこそ負けたくない」。Jリーグ内定者6人を揃えるタレント軍団を相手に、自身の存在価値を再び見せつける。

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(取材・文 竹内達也)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

[MOM584]駒澤大MF中原輝(4年)_“内定先”の指揮官にアピール成功「自分が熊本を上げればいい」

駒澤大の4点目を沈めたMF中原輝(4年=ルーテル学院高)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]

 “内定先”への良いアピールとなった。駒澤大の攻撃の中心を担うMF中原輝(4年=ルーテル学院高)は来季から地元のロアッソ熊本に加入する予定。スタンドには渋谷洋樹監督が視察に訪れていた中、3ゴールに絡む大活躍でチームをベスト8進出に導いた。

 試合後、クールダウンのストレッチを終えた背番号10を待っていたのは来季の指揮官だった。「どうも初めまして。すごかったね」。そう言って握手を求めた渋谷監督に対し、照れくさそうに笑顔を浮かべた中原。その脇には大学3年時から注目していた筑城和人スカウトの姿もあった。

 熊本は来季からJ3リーグに降格。秋に加入を決めた中原だが、決断に至るまでには「結構悩んだ」という。だが、地元クラブの熱意が背中を押した。「筑城さんはずっと声をかけてくれていて、ずっと試合を見てくれていた。必要とされているところに行くのが大事だと考えた」と振り返る。

「試合に出ないと成長できない」との言葉どおり、カテゴリの低いクラブに進むことにはメリットもある。それは「地元だし先輩もいるので、負けているのは気持ち良くない」という身近なクラブであるならば、なおのこと。「1年で結果を残して、自分が熊本を(J2に)上げればいいだけ」と強気な姿勢でプロ生活を迎えようとしている。

 そのためにはまず、新天地で出場機会をつかむことが必要になる。大学生活最後の大会であるこのインカレは、いわば“レギュラー争いの予選”。未来の指揮官が見つめる中、大会初戦で「プロの生活は結果が求められるので、まずは結果を残すこと。そして、ファン・サポーターに愛される選手になる」ための第一歩を踏み出した。

 意気揚々と試合に入った22歳はスコアレスで迎えた前半30分、さっそく結果につながるプレーを披露した。自陣からのロングボールに抜け出すと、果敢なドリブルで右サイドをえぐってクロスを配給。これでFW安藤翼(4年=長崎総合科大附高)のゴールをアシストした。「良い時間帯に取れて良かった」。

 後半はチームが多くのチャンスを作る中、自らのシュートミスから3点目も生まれたが、これで満足せず。「外しすぎていたので決めなければならなかった」。後半38分、自身のヘディングシュートは阻まれたが、味方からのパスを受けると、「流し込むだけだった」と冷静に左足でネットを揺らした。

「それまでは自分のイメージとキックの感触が違っていた。でも、そういうところを決め切れないと上に行けない」。そんな反省の弁も飛び出したが、3得点に絡む活躍は立派なもの。また、この日の勝利によって大学サッカー生活が延び、さらなる“予選”のチャンスをつかんだ。

 次戦の準々決勝は同じく熊本内定のDF小笠原佳祐(4年=東福岡高)が在籍する筑波大戦。小笠原はチーム事情で最前線を務めており、互いに攻撃のキーマンとして対峙する。「選抜とかでも一緒にやってきたけどすごく良い選手。最後の大会で当たれるのは楽しみだし、だからこそ負けたくない」。Jリーグ内定者6人を揃えるタレント軍団を相手に、自身の存在価値を再び見せつける。

★KIRINは大学サッカーで活躍するすべての選手を応援しています! KIRINインカレ応援企画として、ゲキサカMOMを獲得した選手全員に「キリン オリジナルピステ」&「キリンビバレッジ商品」をプレゼント。さらにKIRINゲキサカアワードMVPに選ばれた選手にはトロフィーとキリンビバレッジ商品をプレゼントします。詳細はこちらをチェック。

(取材・文 竹内達也)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

任務遂行の「絶対にキーになる」選手たち…昨季準V法政大、新潟医療福祉大に鮮やか逆転勝利

決勝点を奪った法政大MF森俊貴(3年=栃木ユース。11番)を仲間が祝福
[12.15 インカレ2回戦 新潟医療福祉大2-3法政大 浦安]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は15日、2回戦が各地で行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第1試合は新潟医療福祉大(北信越)と法政大(関東3)が対戦。前半19分に新潟医療福祉大が先制するが、後半12分に法政大が同点に追い付く。同13分に再び新潟医療福祉大がリードを奪ったものの、同32分と同40分にゴールを陥れた法政大が3-2の逆転勝利を収めた。2回戦を突破した法政大は17日に行われる準々決勝で関西学院大(関西2)と対戦する。

 激しい風が吹き荒れるグラウンドで風上に立った新潟医療福祉大が、序盤から主導権を握って試合を進める。前半16分にはMF上米良柊人(4年=湘南工科大附高)のパスからPA内に走り込んだDF池田友樹(4年=桐光学園高)がフィニッシュまで持ち込むも、DF前谷崇博(4年=G大阪ユース)のブロックに遭ってネットを揺らすには至らず。しかし同19分、上米良が自ら蹴り出したFKのこぼれ球に反応すると、鮮やかなループシュートでゴールを陥れ、攻勢を掛ける新潟医療福祉大が先制に成功した。

 1点のビハインドを背負った法政大は前半25分、MF紺野和也(3年=武南高)のスルーパスから最終ライン裏に抜け出したFW上田綺世(2年=鹿島学園高)が、相手選手に寄せられながらもコースをこじ開けてシュートを放つがポストを叩いてしまう。その後も同39分に上米良が蹴り出したCKがクロスバーを直撃するなど、新潟医療福祉大がゴールを脅かす場面を創出し、リズムをつかんだまま前半を終えた。

 しかし、前半終了間際の同45分に1枚目の交代カードとなるMF大西遼太郎(3年=磐田U-18)をピッチに送り込んでいた法政大ベンチに焦りはなかった。「準備してきたことが全部飛んでしまうような想定外の風だった」と苦笑した長山一也監督だが、「新潟医療さんには力のある選手が多く、(2回戦から登場する)ウチは初戦だったので失点するかもしれないというのはあったが、1失点で前半を終えられたのは大きかった」と失点は想定内と続けた。

 法政大が風上に立った後半は激しく試合が動く。まずは同12分、紺野が蹴り出したCKを前谷がヘディングで叩き込み、法政大が同点に追い付く。しかし、わずか1分後の同13分、MF霞恵介(4年=青森山田高)のパスから右サイドを駆け上がった池田の弾道の低い鋭いクロスに飛び込んだFW矢村健(3年=市立船橋高)が左足で押し込み、新潟医療福祉大が再びリードに成功。同20分には法政大が立て続けにゴールを脅かし、MF青柳燎汰(4年=前橋育英高)、FWディサロ燦シルヴァーノ(4年=三菱養和SCユース)がシュートを放つもGK宗像利公(1年=尚志高)らが体を張って得点を許さなかった。

 後半21分には1点のリードを許す法政大ベンチが動き、青柳に代えてMF森俊貴(3年=栃木ユース)を投入。すると同32分、PA内で仕掛けた森が相手選手のファウルを誘って獲得したPKを上田がきっちり沈めて試合を振り出しに戻す。勢い付いた法政大は同40分、ドリブルで運んだ大西のパスを受けた森が冷静に左足で蹴り込み、見事に逆転に成功。そのまま逃げ切って3-2の勝利を収めた。

 決勝点はともに途中出場となった大西、森のラインから生まれ、長山監督も「トーナメントの経験上、途中から出る選手が絶対にキーになると思っていた。ウチの選手は皆がしっかり準備ができている。コンディションを含めて組み合わせを代えながらやっていこうと思っていたが、途中出場の選手が効果的に点に絡み、良い仕事をしてくれた」と頬を緩めた。

 昨季はインカレ決勝まで辿り着きながらも、決勝で流経大に1-5で敗れて優勝を逃した。「去年、最後にこの大会で敗れて新しいシーズンが始まった。その悔しさは、この大会でしか晴らせない部分もあるので、そこはチーム全体で共通意識を持って準備してきた」と語った指揮官は、「まずは初戦をクリアできた。次戦以降も強敵が待っているので、気を抜かずにやっていきたい」と視線を上へと向けた。

(取材・文 折戸岳彦)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

任務遂行の「絶対にキーになる」選手たち…昨季準V法政大、新潟医療福祉大に鮮やか逆転勝利

決勝点を奪った法政大MF森俊貴(3年=栃木ユース。11番)を仲間が祝福
[12.15 インカレ2回戦 新潟医療福祉大2-3法政大 浦安]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は15日、2回戦が各地で行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第1試合は新潟医療福祉大(北信越)と法政大(関東3)が対戦。前半19分に新潟医療福祉大が先制するが、後半12分に法政大が同点に追い付く。同13分に再び新潟医療福祉大がリードを奪ったものの、同32分と同40分にゴールを陥れた法政大が3-2の逆転勝利を収めた。2回戦を突破した法政大は17日に行われる準々決勝で関西学院大(関西2)と対戦する。

 激しい風が吹き荒れるグラウンドで風上に立った新潟医療福祉大が、序盤から主導権を握って試合を進める。前半16分にはMF上米良柊人(4年=湘南工科大附高)のパスからPA内に走り込んだDF池田友樹(4年=桐光学園高)がフィニッシュまで持ち込むも、DF前谷崇博(4年=G大阪ユース)のブロックに遭ってネットを揺らすには至らず。しかし同19分、上米良が自ら蹴り出したFKのこぼれ球に反応すると、鮮やかなループシュートでゴールを陥れ、攻勢を掛ける新潟医療福祉大が先制に成功した。

 1点のビハインドを背負った法政大は前半25分、MF紺野和也(3年=武南高)のスルーパスから最終ライン裏に抜け出したFW上田綺世(2年=鹿島学園高)が、相手選手に寄せられながらもコースをこじ開けてシュートを放つがポストを叩いてしまう。その後も同39分に上米良が蹴り出したCKがクロスバーを直撃するなど、新潟医療福祉大がゴールを脅かす場面を創出し、リズムをつかんだまま前半を終えた。

 しかし、前半終了間際の同45分に1枚目の交代カードとなるMF大西遼太郎(3年=磐田U-18)をピッチに送り込んでいた法政大ベンチに焦りはなかった。「準備してきたことが全部飛んでしまうような想定外の風だった」と苦笑した長山一也監督だが、「新潟医療さんには力のある選手が多く、(2回戦から登場する)ウチは初戦だったので失点するかもしれないというのはあったが、1失点で前半を終えられたのは大きかった」と失点は想定内と続けた。

 法政大が風上に立った後半は激しく試合が動く。まずは同12分、紺野が蹴り出したCKを前谷がヘディングで叩き込み、法政大が同点に追い付く。しかし、わずか1分後の同13分、MF霞恵介(4年=青森山田高)のパスから右サイドを駆け上がった池田の弾道の低い鋭いクロスに飛び込んだFW矢村健(3年=市立船橋高)が左足で押し込み、新潟医療福祉大が再びリードに成功。同20分には法政大が立て続けにゴールを脅かし、MF青柳燎汰(4年=前橋育英高)、FWディサロ燦シルヴァーノ(4年=三菱養和SCユース)がシュートを放つもGK宗像利公(1年=尚志高)らが体を張って得点を許さなかった。

 後半21分には1点のリードを許す法政大ベンチが動き、青柳に代えてMF森俊貴(3年=栃木ユース)を投入。すると同32分、PA内で仕掛けた森が相手選手のファウルを誘って獲得したPKを上田がきっちり沈めて試合を振り出しに戻す。勢い付いた法政大は同40分、ドリブルで運んだ大西のパスを受けた森が冷静に左足で蹴り込み、見事に逆転に成功。そのまま逃げ切って3-2の勝利を収めた。

 決勝点はともに途中出場となった大西、森のラインから生まれ、長山監督も「トーナメントの経験上、途中から出る選手が絶対にキーになると思っていた。ウチの選手は皆がしっかり準備ができている。コンディションを含めて組み合わせを代えながらやっていこうと思っていたが、途中出場の選手が効果的に点に絡み、良い仕事をしてくれた」と頬を緩めた。

 昨季はインカレ決勝まで辿り着きながらも、決勝で流経大に1-5で敗れて優勝を逃した。「去年、最後にこの大会で敗れて新しいシーズンが始まった。その悔しさは、この大会でしか晴らせない部分もあるので、そこはチーム全体で共通意識を持って準備してきた」と語った指揮官は、「まずは初戦をクリアできた。次戦以降も強敵が待っているので、気を抜かずにやっていきたい」と視線を上へと向けた。

(取材・文 折戸岳彦)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

鹿島vsグアダラハラ スタメン発表

鹿島vsグアダラハラ スタメン発表
[12.15 クラブW杯準々決勝](アルアイン)
※22:00開始
<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 2 内田篤人
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
DF 35 チョン・スンヒョン
MF 4 レオ・シルバ
MF 6 永木亮太
MF 8 土居聖真
MF 11 レアンドロ
MF 25 遠藤康
FW 18 セルジーニョ
控え
GK 21 曽ヶ端準
GK 29 川俣慎一郎
DF 22 西大伍
DF 28 町田浩樹
DF 32 安西幸輝
DF 39 犬飼智也
MF 26 久保田和音
MF 30 安部裕葵
MF 36 田中稔也
MF 40 小笠原満男
FW 14 金森健志
FW 19 山口一真
監督
大岩剛

[グアダラハラ]
先発
GK 1 ラウール・グディーニョ
DF 2 ホセ・カルロス・ファン・ランキン
DF 4 ハイル・ペレイラ
DF 5 エドガルド・マリン
DF 16 ミゲル・ポンセ
MF 7 オルベリン・ピネダ
MF 10 エドゥアルド・ロペス
MF 11 イサーク・ブリスエラ
MF 25 マイケル・ペレス
FW 9 アラン・プリード
FW 14 アンヘル・サルディバル
控え
GK 34 ミゲル・ヒメネス
GK 35 アントニオ・トーレス
DF 3 カルロス・サルシド
DF 6 エドウィン・エルナンデス
DF 17 ヘスス・サンチェス
DF 28 ミゲル・バスルト
MF 13 ワルテル・サンドバル
MF 29 アレハンドロ・センデハス
MF 31 アラン・セルバンテス
MF 36 フェルナンド・ベルトラン
MF 37 セサル・フエルタ
FW 23 ホセ・ゴディネス
監督
ホセ・カルドーソ

●[クラブW杯]準々決勝 テキスト速報

鹿島、クラブW杯初戦に内田、昌子ら先発

鹿島、クラブW杯初戦に内田、昌子ら先発
 FIFAクラブワールドカップ2018は15日、UAEのアルアインで準々決勝を行い、アジア代表の鹿島アントラーズは北中米カリブ海代表のグアダラハラ(メキシコ)と対戦する。現地時間17時(日本時間22時)のキックオフに先立ってスターティングメンバーが発表された。

 初出場で準優勝した16年大会以来、2年ぶり2度目のクラブW杯出場となる鹿島。FW鈴木優磨、MF三竿健斗という主力がケガでメンバー外となる中、MFレオ・シルバ、MFレアンドロが先発に復帰し、5日の天皇杯決勝・浦和戦(●0-1)からはスタメン3人が変更となった。DF西大伍、MF安部裕葵がベンチスタートで、メンバー外の鈴木に代わって前線にはMF土居聖真が入りそうだ。

 この試合の勝者は19日の準決勝で欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)と対戦。鹿島が勝てば、2年前の決勝の再現となる。敗者は18日の5位決定戦に回る。

<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 2 内田篤人
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
DF 35 チョン・スンヒョン
MF 4 レオ・シルバ
MF 6 永木亮太
MF 8 土居聖真
MF 11 レアンドロ
MF 25 遠藤康
FW 18 セルジーニョ
控え
GK 21 曽ヶ端準
GK 29 川俣慎一郎
DF 22 西大伍
DF 28 町田浩樹
DF 32 安西幸輝
DF 39 犬飼智也
MF 26 久保田和音
MF 30 安部裕葵
MF 36 田中稔也
MF 40 小笠原満男
FW 14 金森健志
FW 19 山口一真
監督
大岩剛

●クラブW杯2018特集

鹿島、クラブW杯初戦に内田、昌子ら先発

鹿島、クラブW杯初戦に内田、昌子ら先発
 FIFAクラブワールドカップ2018は15日、UAEのアルアインで準々決勝を行い、アジア代表の鹿島アントラーズは北中米カリブ海代表のグアダラハラ(メキシコ)と対戦する。現地時間17時(日本時間22時)のキックオフに先立ってスターティングメンバーが発表された。

 初出場で準優勝した16年大会以来、2年ぶり2度目のクラブW杯出場となる鹿島。FW鈴木優磨、MF三竿健斗という主力がケガでメンバー外となる中、MFレオ・シルバ、MFレアンドロが先発に復帰し、5日の天皇杯決勝・浦和戦(●0-1)からはスタメン3人が変更となった。DF西大伍、MF安部裕葵がベンチスタートで、メンバー外の鈴木に代わって前線にはMF土居聖真が入りそうだ。

 この試合の勝者は19日の準決勝で欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)と対戦。鹿島が勝てば、2年前の決勝の再現となる。敗者は18日の5位決定戦に回る。

<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 2 内田篤人
DF 3 昌子源
DF 16 山本脩斗
DF 35 チョン・スンヒョン
MF 4 レオ・シルバ
MF 6 永木亮太
MF 8 土居聖真
MF 11 レアンドロ
MF 25 遠藤康
FW 18 セルジーニョ
控え
GK 21 曽ヶ端準
GK 29 川俣慎一郎
DF 22 西大伍
DF 28 町田浩樹
DF 32 安西幸輝
DF 39 犬飼智也
MF 26 久保田和音
MF 30 安部裕葵
MF 36 田中稔也
MF 40 小笠原満男
FW 14 金森健志
FW 19 山口一真
監督
大岩剛

●クラブW杯2018特集

「徹底してやる」ロングボール戦法で桃山学院大を圧倒…8年ぶり出場の駒澤大がベスト8!

FW高橋潤哉(3年=山形ユース)のゴールに沸く駒澤大の控え選手たち
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は15日、2回戦の8試合を各地で行った。柏の葉公園総合競技場での第2試合は桃山学院大(関西4)と駒澤大(関東4)が対戦。ハイプレスとロングボールで押し込んだ駒澤大が4-1で勝利し、筑波大(関東2)との準々決勝に進んだ。

 高い技術を持つ選手が並ぶ桃山学院大に対し、フィジカルに優位性を持つ駒澤大という好対照な一戦。立ち上がりから桃山学院大は自陣からテンポよくボールを動かすと、駒澤大は前線に素早くロングボールを蹴り込み、異なるスタイルのチーム同士ながら拮抗した展開を繰り広げていた。

 しかし、勝負を分けたのは先制点だった。前半30分、駒澤大はMF鈴木隆作(4年=駒澤大高)が自陣深くからロングフィードを送り、MF中原輝(4年=ルーテル学院高/熊本内定)が右サイドを突破。中央にえぐって低いクロスを配給すると、タイミングよく走り込んだFW安藤翼(4年=長崎総合科大附高)が右足で流し込んだ。

 桃山学院大の松本直也監督が「先に入れないとこうなってしまう」と振り返ったように、後半は風上に立った駒澤大がさらに勢いを増す。後半14分、MF坂本和雅(4年=聖和学園高)のクロスがDF釘貫真弘(4年=県立西宮高)のハンドを誘ってPKを獲得すると、これを主将のMF大塲淳矢(4年=藤枝東高)が決め、2点のリードを奪った。

 それでも駒澤大の勢いは衰えず。後半21分、坂本のクロスに反応した中原のシュートは相手に阻まれたが、跳ね返りを途中出場FW高橋潤哉(3年=山形ユース)が決めて3点目。その後はFW室町仁紀(4年=東京Vユース)がハイプレスで相手守備陣に圧力をかけると、桃山学院大はビルドアップを避けてシンプルなボールを放り込むようになった。

 駒澤大はDF星キョーワァン(3年=矢板中央高)、DF伊勢渉(4年=神戸国際大附高)の屈強なセンターバック陣が難なく相手の攻撃を処理すると、後半38分には相手の戦意を削ぐ4点目を奪う。左サイドを起点とした攻撃からFW矢崎一輝(2年=駒澤大高)がゴールに迫ると、そこからのパスに反応した中原が落ち着いて流し込んだ。

 4点ビハインドとなった桃山学院大は後半44分、敵陣で獲得したFKをFW佐藤碧(3年=大分高)がクイックでスタートし、ニアサイドに飛び込んだFW毎熊晟矢(3年=東福岡高)がヘッドで押し込んで1点を返す。だが、反撃はここまで。激戦の関東リーグで4位に入り、8年ぶりの出場を果たした駒澤大がベスト8進出を決めた。

 1回戦はシードだったため、駒澤大にとってはこれが初戦。大差での勝利に秋田浩一監督は「出来過ぎじゃないですか」と苦笑いを見せた。ただ、フィジカルを生かしたロングボールで相手に圧力をかけるというスタイルの結実はまさしく“駒澤らしさ”。「そういう能力のある選手はいるので、それなりの形にさえなれば……」と自負はある。

 準々決勝の相手は2年前のインカレを制した筑波大。関東リーグの後期最終節では1-0で勝利しており、良いイメージを持っての戦いとなる。「筑波のほうが誰が見ても能力は高いし、ボールの扱いはうまい」とリスペクトする気持ちもあるが、「われわれはやり方を徹底してやる」とプライドものぞく。自らのスタイルを貫徹することで、2009年以来10年ぶりとなる準決勝への道を開く。

(取材・文 竹内達也)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

「徹底してやる」ロングボール戦法で桃山学院大を圧倒…8年ぶり出場の駒澤大がベスト8!

FW高橋潤哉(3年=山形ユース)のゴールに沸く駒澤大の控え選手たち
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は15日、2回戦の8試合を各地で行った。柏の葉公園総合競技場での第2試合は桃山学院大(関西4)と駒澤大(関東4)が対戦。ハイプレスとロングボールで押し込んだ駒澤大が4-1で勝利し、筑波大(関東2)との準々決勝に進んだ。

 高い技術を持つ選手が並ぶ桃山学院大に対し、フィジカルに優位性を持つ駒澤大という好対照な一戦。立ち上がりから桃山学院大は自陣からテンポよくボールを動かすと、駒澤大は前線に素早くロングボールを蹴り込み、異なるスタイルのチーム同士ながら拮抗した展開を繰り広げていた。

 しかし、勝負を分けたのは先制点だった。前半30分、駒澤大はMF鈴木隆作(4年=駒澤大高)が自陣深くからロングフィードを送り、MF中原輝(4年=ルーテル学院高/熊本内定)が右サイドを突破。中央にえぐって低いクロスを配給すると、タイミングよく走り込んだFW安藤翼(4年=長崎総合科大附高)が右足で流し込んだ。

 桃山学院大の松本直也監督が「先に入れないとこうなってしまう」と振り返ったように、後半は風上に立った駒澤大がさらに勢いを増す。後半14分、MF坂本和雅(4年=聖和学園高)のクロスがDF釘貫真弘(4年=県立西宮高)のハンドを誘ってPKを獲得すると、これを主将のMF大塲淳矢(4年=藤枝東高)が決め、2点のリードを奪った。

 それでも駒澤大の勢いは衰えず。後半21分、坂本のクロスに反応した中原のシュートは相手に阻まれたが、跳ね返りを途中出場FW高橋潤哉(3年=山形ユース)が決めて3点目。その後はFW室町仁紀(4年=東京Vユース)がハイプレスで相手守備陣に圧力をかけると、桃山学院大はビルドアップを避けてシンプルなボールを放り込むようになった。

 駒澤大はDF星キョーワァン(3年=矢板中央高)、DF伊勢渉(4年=神戸国際大附高)の屈強なセンターバック陣が難なく相手の攻撃を処理すると、後半38分には相手の戦意を削ぐ4点目を奪う。左サイドを起点とした攻撃からFW矢崎一輝(2年=駒澤大高)がゴールに迫ると、そこからのパスに反応した中原が落ち着いて流し込んだ。

 4点ビハインドとなった桃山学院大は後半44分、敵陣で獲得したFKをFW佐藤碧(3年=大分高)がクイックでスタートし、ニアサイドに飛び込んだFW毎熊晟矢(3年=東福岡高)がヘッドで押し込んで1点を返す。だが、反撃はここまで。激戦の関東リーグで4位に入り、8年ぶりの出場を果たした駒澤大がベスト8進出を決めた。

 1回戦はシードだったため、駒澤大にとってはこれが初戦。大差での勝利に秋田浩一監督は「出来過ぎじゃないですか」と苦笑いを見せた。ただ、フィジカルを生かしたロングボールで相手に圧力をかけるというスタイルの結実はまさしく“駒澤らしさ”。「そういう能力のある選手はいるので、それなりの形にさえなれば……」と自負はある。

 準々決勝の相手は2年前のインカレを制した筑波大。関東リーグの後期最終節では1-0で勝利しており、良いイメージを持っての戦いとなる。「筑波のほうが誰が見ても能力は高いし、ボールの扱いはうまい」とリスペクトする気持ちもあるが、「われわれはやり方を徹底してやる」とプライドものぞく。自らのスタイルを貫徹することで、2009年以来10年ぶりとなる準決勝への道を開く。

(取材・文 竹内達也)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

後半投入の相馬&岡田が好連係からPK獲得! 早大が北海道教育大学岩見沢校を破り、準々決勝へ

MF相馬勇紀(名古屋内定/中央)とFW岡田優希(町田内定/右)が後半投入から結果を出した
[12.15 インカレ2回戦 早稲田大1-0北海道教育大学岩見沢校 味フィ西]

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)は15日に2回戦が行われた。味の素フィールド西が丘(東京)の第1試合では早稲田大(関東1)と北海道教育大学岩見沢校(北海道1)が対戦し、早大が1ー0で勝利。関東大学リーグ王者が準々決勝へと駒を進めた。

 今季1部に舞い戻った早大は、その勢いのまま3年ぶりの1部優勝も達成。総理大臣杯では初戦で敗れていたため、全国の舞台でリベンジを果たすべく、シード校として初戦に挑んだ。MF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース/名古屋内定)とFW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)はベンチスタート。ルーキーのFW杉田将宏(1年=名古屋U18)とMF田部井悠(1年=前橋育英高)が先発起用となった。

 2枚看板を外したことに外池大亮監督は「相馬、岡田のコンディションが悪かったわけではない」と理由を説明。「3年生以下で臨んだ試合の3-4-3で手応えを掴み、それをベースに本番の場でチャレンジしてみた」と明かす。実際、スタメンはU-21日本代表GK小島亨介(4年=名古屋U18/大分内定)以外で4年生は含まれておらず、指揮官は若い力での勝利を狙っていった。

 田部井と杉田は1トップ・FW武田太一(3年=G大阪ユース)の2シャドーに入る。前半10分に右CKのチャンスを得ると、田部井がキッカーを務め、ニアサイドにグラウンダーのパスを出す。走り込んだMF栗島健太(3年=流通経済大柏高)がそらし、最後はDF大桃海斗(3年=帝京長岡高)がシュートするも相手のブロックに遭った。

 一方、北海道教育大学岩見沢校もチャンスをつくっていく。FW佐賀俊之輔(4年=札幌清田高)がPA内から右足シュートを放つが、GK小島にキャッチされる。同20分にはMF中本峻平(3年=広島観音高)がPA右外からクロス。MF小笠原光研(4年=遠野高)が合わせるも枠の外にはずれた。

 早大は先発の1年生2人がゴールを狙う。前半24分、田部井の右CKは敵陣で混戦に。こぼれ球を田部井がPA手前から左足で振り抜くが、GK細川龍哉(4年=帯広北高)の正面に入る。同26分、杉田はFW藤沢和也(3年=早稲田実高)のパスを受け、PA右から右足シュート。しかし隅を狙った弾道はわずかにゴール左外へと逸れていった。

 北海道教育大学岩見沢校は前半36分、FW下田友也(2年=札幌U-18)が早大守備陣の間を抜くスルーパスを放つ。佐賀が素早く反応して最終ラインを突破すると、そのままPA左に進入。U-21日本代表GKとの1対1に持ち込むが、シュートは大きく枠をはずれた。

 拮抗した試合展開の中、早大は前半40分に田部井が左肩を負傷。一時ピッチを離れるアクシデントも直後にはピッチへと戻った。前半はそのまま0-0で終了し、ハーフタイムには両大学の控え選手がウォーミングアップを開始する。その中で早大の相馬と岡田は一足先に控室へと姿を消していき、ユニフォーム姿で再登場。後半開始とともに2人は投入され、ルーキー田部井と杉田の出番は前半で終わった。

 すると、早大の躍進を支えた2人が後半開始早々に真価を示す。後半5分、中盤の岡田の縦パスに相手守備陣は反応できずそのまま裏に流れていくと、左サイドの相馬が瞬時に反応。猛然と駆け上がりボールを収めながらPA左に入り込むと、フェイントから相手のファウルを誘発してPKを獲得する。キッカーは関東大学1部リーグ得点王に輝いた岡田。冷静にゴールを決め、早大が先制に成功した。

 北海道教育大学岩見沢校も終盤に最大のチャンスを創出する。後半35分、中本がPA右にパスを出し、走り込んだ下田がゴール至近距離からシュートを放つもクロスバーを直撃。PA左にこぼれたボールをDF見原一歩(4年=習志野高)が再び至近距離から打つが、力んでしまい大きくゴール上へはずれた。

 追加点は奪えなかったものの、早大が逃げ切って1-0で試合終了。善戦した北海道教育大学岩見沢校だが、PKでの1失点に泣くことになった。

 関東王者との戦いはPKでの1失点。接戦となった内容に、北海道教育大学岩見沢校の越山賢一監督は「結果的に残念だった。選手のポテンシャルでもうひとつ上に行けるかと思っていたが、それが叶わなかったのが残念」と唇を噛む。「相馬のワンドリブルで決まってしまった。うちは複数失点はしないし、5分5分の展開で良いゲームをしていたと思う。下田のシュートが入っていれば…」と天を仰いだ。

 一方、外池監督は「ゴールに対する姿勢で前半は怖さを出せなかった。だから相馬と岡田の投入が必然の交代になった」とハーフタイムの交代を説明する。しかし、前半の内容にネガティブな印象は持っておらず、不発に終わったルーキーと意地を見せた4年生の様子に「これも後々の良い流れになってくる」と手応えを掴んでいた。

 準々決勝に駒を進めた早大は、直後の試合で勝利した順天堂大に挑む。外池監督は「ここから準々決勝以降は力のある相手しかいない」と気持ちを切り替えており、「決勝の6日間、今年の活動を続けていきたい。今日の試合を通じてある程度方向性は見えたので、次の試合を良い状態で迎えられるように。それしか考えていません」と優勝までの道のりを見据えていた。

(取材・文 石川祐介)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

後半投入の相馬&岡田が好連係からPK獲得! 早大が北海道教育大学岩見沢校を破り、準々決勝へ

MF相馬勇紀(名古屋内定/中央)とFW岡田優希(町田内定/右)が後半投入から結果を出した
[12.15 インカレ2回戦 早稲田大1-0北海道教育大学岩見沢校 味フィ西]

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)は15日に2回戦が行われた。味の素フィールド西が丘(東京)の第1試合では早稲田大(関東1)と北海道教育大学岩見沢校(北海道1)が対戦し、早大が1ー0で勝利。関東大学リーグ王者が準々決勝へと駒を進めた。

 今季1部に舞い戻った早大は、その勢いのまま3年ぶりの1部優勝も達成。総理大臣杯では初戦で敗れていたため、全国の舞台でリベンジを果たすべく、シード校として初戦に挑んだ。MF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース/名古屋内定)とFW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)はベンチスタート。ルーキーのFW杉田将宏(1年=名古屋U18)とMF田部井悠(1年=前橋育英高)が先発起用となった。

 2枚看板を外したことに外池大亮監督は「相馬、岡田のコンディションが悪かったわけではない」と理由を説明。「3年生以下で臨んだ試合の3-4-3で手応えを掴み、それをベースに本番の場でチャレンジしてみた」と明かす。実際、スタメンはU-21日本代表GK小島亨介(4年=名古屋U18/大分内定)以外で4年生は含まれておらず、指揮官は若い力での勝利を狙っていった。

 田部井と杉田は1トップ・FW武田太一(3年=G大阪ユース)の2シャドーに入る。前半10分に右CKのチャンスを得ると、田部井がキッカーを務め、ニアサイドにグラウンダーのパスを出す。走り込んだMF栗島健太(3年=流通経済大柏高)がそらし、最後はDF大桃海斗(3年=帝京長岡高)がシュートするも相手のブロックに遭った。

 一方、北海道教育大学岩見沢校もチャンスをつくっていく。FW佐賀俊之輔(4年=札幌清田高)がPA内から右足シュートを放つが、GK小島にキャッチされる。同20分にはMF中本峻平(3年=広島観音高)がPA右外からクロス。MF小笠原光研(4年=遠野高)が合わせるも枠の外にはずれた。

 早大は先発の1年生2人がゴールを狙う。前半24分、田部井の右CKは敵陣で混戦に。こぼれ球を田部井がPA手前から左足で振り抜くが、GK細川龍哉(4年=帯広北高)の正面に入る。同26分、杉田はFW藤沢和也(3年=早稲田実高)のパスを受け、PA右から右足シュート。しかし隅を狙った弾道はわずかにゴール左外へと逸れていった。

 北海道教育大学岩見沢校は前半36分、FW下田友也(2年=札幌U-18)が早大守備陣の間を抜くスルーパスを放つ。佐賀が素早く反応して最終ラインを突破すると、そのままPA左に進入。U-21日本代表GKとの1対1に持ち込むが、シュートは大きく枠をはずれた。

 拮抗した試合展開の中、早大は前半40分に田部井が左肩を負傷。一時ピッチを離れるアクシデントも直後にはピッチへと戻った。前半はそのまま0-0で終了し、ハーフタイムには両大学の控え選手がウォーミングアップを開始する。その中で早大の相馬と岡田は一足先に控室へと姿を消していき、ユニフォーム姿で再登場。後半開始とともに2人は投入され、ルーキー田部井と杉田の出番は前半で終わった。

 すると、早大の躍進を支えた2人が後半開始早々に真価を示す。後半5分、中盤の岡田の縦パスに相手守備陣は反応できずそのまま裏に流れていくと、左サイドの相馬が瞬時に反応。猛然と駆け上がりボールを収めながらPA左に入り込むと、フェイントから相手のファウルを誘発してPKを獲得する。キッカーは関東大学1部リーグ得点王に輝いた岡田。冷静にゴールを決め、早大が先制に成功した。

 北海道教育大学岩見沢校も終盤に最大のチャンスを創出する。後半35分、中本がPA右にパスを出し、走り込んだ下田がゴール至近距離からシュートを放つもクロスバーを直撃。PA左にこぼれたボールをDF見原一歩(4年=習志野高)が再び至近距離から打つが、力んでしまい大きくゴール上へはずれた。

 追加点は奪えなかったものの、早大が逃げ切って1-0で試合終了。善戦した北海道教育大学岩見沢校だが、PKでの1失点に泣くことになった。

 関東王者との戦いはPKでの1失点。接戦となった内容に、北海道教育大学岩見沢校の越山賢一監督は「結果的に残念だった。選手のポテンシャルでもうひとつ上に行けるかと思っていたが、それが叶わなかったのが残念」と唇を噛む。「相馬のワンドリブルで決まってしまった。うちは複数失点はしないし、5分5分の展開で良いゲームをしていたと思う。下田のシュートが入っていれば…」と天を仰いだ。

 一方、外池監督は「ゴールに対する姿勢で前半は怖さを出せなかった。だから相馬と岡田の投入が必然の交代になった」とハーフタイムの交代を説明する。しかし、前半の内容にネガティブな印象は持っておらず、不発に終わったルーキーと意地を見せた4年生の様子に「これも後々の良い流れになってくる」と手応えを掴んでいた。

 準々決勝に駒を進めた早大は、直後の試合で勝利した順天堂大に挑む。外池監督は「ここから準々決勝以降は力のある相手しかいない」と気持ちを切り替えており、「決勝の6日間、今年の活動を続けていきたい。今日の試合を通じてある程度方向性は見えたので、次の試合を良い状態で迎えられるように。それしか考えていません」と優勝までの道のりを見据えていた。

(取材・文 石川祐介)
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旗手2ゴールの順天堂大、関西大に雪辱で準々決勝へ「早稲田に3敗はしたくない」

勝利した順天堂大の選手たちが“自撮り”
[12.15 インカレ2回戦 順天堂大2-1関西大 味フィ西]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会は15日、2回戦を行い、味の素フィールド西が丘で行われた第2試合では順天堂大(関東6)が関西大(関西2)に2-1で勝利した。2020年の川崎F加入が内定しているU-21日本代表FW旗手怜央(3年=静岡学園高)が2得点。順天堂大は17日の準々決勝で早稲田大(関東1)と対戦する。

 昨年のインカレ準々決勝でPK負けを喫した関西大との再戦は、順天堂大がリベンジに成功した。堀池巧監督が「立ち上がりは関大が相当集中して入ってきた。我々も集中したつもりだけど、勢いがあってなかなかいい展開ができなかった」と振り返った通り、序盤は関西大に攻め込まれる展開が続いた。

 開始早々に先制機が訪れ、前半4分、関西大はMF塩谷仁(4年=磐田U-18)がDF村松航太(3年=清水ユース)に倒され、PKを獲得。村松が自らキッカーを務め、右足で中央に蹴り込んだが、コースを読んだGK佐藤久弥(2年=東京Vユース)がファインセーブ。こぼれ球をFW加賀山泰毅(4年=JFAアカデミー福島)が狙ったが、これも順天堂大DF陣がゴールライン際で跳ね返した。

 関西大は絶好のチャンスを逸したが、その後も立て続けに相手ゴールを強襲し、MF牧野寛太(3年=履正社高)とのコンビネーションから加賀山が多彩な形でシュートを連発。しかし、再三のチャンスを逸すると、この時間帯を耐えしのいだ順天堂大がワンチャンスを仕留めた。

 前半37分、DF長谷川光基(1年=FC東京U-18)のロングボールでDF三國スティビアエブス(2年=青森山田高)が左サイドを突破。関西大守備のミスを突いて相手DFと入れ替わると、エリア内に進入してラストパスを供給。待ち構えたフリーの旗手が左足でゴールを陥れた。

 リードを許した関西大は反撃に出る。前半43分、FKからファーサイドの加賀山が強烈ヘッドで狙ったが、決定的なシュートはゴールライン付近で長谷川がスーパークリア。前半、順天堂大は何度も窮地をぎりぎりで跳ね返し、堀池監督も「そういうカバーリングのところ、粘り強さは普段から言っていることをよくやってくれた」と評価していた。

 1-0で前半を折り返すと、後半開始直後にスーパーゴールが飛び出した。後半1分、加賀山のパスを受けた牧野が前に出ていたGK佐藤の位置を見極め、狙い澄ましたロングループシュート。観客もどよめく技あり同点弾がネットを揺らし、ベンチに歓喜の輪が広がった。

 1-1に追いつかれた順天堂大だったが、エースが流れを渡さなかった。後半12分、右サイドのスローインから鹿島内定MF名古新太郎のパスを受けたDF柳澤亘(4年=八千代松陰高)がスピードに乗った突破で右サイドを駆け上がると、縦に仕掛けてエリア内に進入し、グラウンダーのクロス。三國がニアサイドでスルーすると、フリーの旗手が右足で真ん中に蹴り込み、勝ち越しに成功した。

 関西大は続々と交代カードを切り、終盤は広島内定の主将DF荒木隼人(4年=広島ユース)も前線に上がってパワープレーに出たが、反撃は実らず、試合終了のホイッスル。2-1で逃げ切った順天堂大は準々決勝に駒を進め、中1日で早稲田大と激突する。

 今季のリーグ戦は2度の対戦にいずれも1-2で敗戦。堀池監督が「早稲田に3敗はしたくないのが選手の気持ちだと思う。楽しみにしています」と対戦を歓迎すれば、旗手も「インカレまで早稲田に獲られたくない」と闘志を燃やす。インカレは3年連続準々決勝で敗退。関東王者を撃破し、今年こそベスト8の壁を破る。

(取材・文 佐藤亜希子)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

プレミア昇格懸けた最後の戦い…プレーオフ2回戦全試合をスカパーで生中継!

プレミア昇格を決めるのは…
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ2回戦が16日に開催される。

 13日に行われた1回戦を勝ち抜いた8チームが激突。関東王者・矢板中央高 と“公立の雄”大津高の高体連同士の一戦、東北王者・尚志高は公式戦11連勝と波の乗る横浜F・マリノスユースと、関西王者・東海大仰星高は“本命”サガン鳥栖U-18を振り切った大宮アルディージャユースと対戦する。スカパーでは2回戦全4試合を生中継する。 
 
【プレミアリーグプレーオフ2回戦】
12月16日(日)
[コカ・コーラウエスト広島スタジアム]
矢板中央高 11:00 大津高 ◆スカパーCS800/Ch.580
尚志高 13:30 横浜F・マリノスユース ◆スカパーCS801/Ch.581

[広島広域公園第一球技場]
東海大仰星高 11:00 大宮アルディージャユース ◆スカパーCS800/Ch.580
愛媛FC U-18 13:30 新潟明訓高 ◆スカパーBS243/Ch.584


●2018高円宮杯プレミアリーグ特集
★プレーオフ2回戦試合中継の詳細はこちら

プレミア昇格懸けた最後の戦い…プレーオフ2回戦全試合をスカパーで生中継!

プレミア昇格を決めるのは…
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ2回戦が16日に開催される。

 13日に行われた1回戦を勝ち抜いた8チームが激突。関東王者・矢板中央高 と“公立の雄”大津高の高体連同士の一戦、東北王者・尚志高は公式戦11連勝と波の乗る横浜F・マリノスユースと、関西王者・東海大仰星高は“本命”サガン鳥栖U-18を振り切った大宮アルディージャユースと対戦する。スカパーでは2回戦全4試合を生中継する。 
 
【プレミアリーグプレーオフ2回戦】
12月16日(日)
[コカ・コーラウエスト広島スタジアム]
矢板中央高 11:00 大津高 ◆スカパーCS800/Ch.580
尚志高 13:30 横浜F・マリノスユース ◆スカパーCS801/Ch.581

[広島広域公園第一球技場]
東海大仰星高 11:00 大宮アルディージャユース ◆スカパーCS800/Ch.580
愛媛FC U-18 13:30 新潟明訓高 ◆スカパーBS243/Ch.584


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「J3優勝という結果で恩返しを」DF徳武が沼津と契約更新

沼津DF徳武正之が契約更新
 アスルクラロ沼津は15日、DF徳武正之(27)と2019年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 徳武は常葉大から金沢を経て2016年に沼津へ完全移籍。今季はJ3リーグ戦32試合に出場し、2得点を記録した。

 来季に向けてクラブ公式サイトを通じ、「このクラブに関わるすべての人々に感謝し、J3優勝という結果で恩返しできるよう、日々全力で取り組んでいきます」と決意を述べている。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

[MOM583]筑波大MF三笘薫(3年)_目指すは“五輪基準”。キレキレ突破&ダメ押し弾も「10点中7点」

ダメ押しゴールに加え、“実質2アシスト”の筑波大MF三笘薫(3年=川崎U-18)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 筑波大4-1仙台大 柏の葉]

 次元の違うドリブル突破で次々に得点を導いたかと思えば、劣勢だった後半にはチームを救うダメ押しゴールもマーク。東京五輪での代表入りを狙う筑波大MF三笘薫(3年=川崎U-18)がインカレ初戦でさすがのパフォーマンスを披露した。小井土正亮監督も「今日は三笘さまさま」と脱帽の働きぶりだった。

 2020年の川崎F加入が内定している三笘は東京五輪世代。技術を生かしたドリブル突破に加え、中盤選手としては十分な上背を備えており、2年後の代表入りの期待を寄せられているアタッカーだ。だが、今夏のアジア大会を体調不良で不完全燃焼のまま終えると、11月のUAE遠征には招集されなかった。

「前回選ばれなかったことで、代表から遠ざかっていると思う。だからこそ、もっともっとやらないといけないという自覚はある」。そう語る三笘にとって、全日本大学選手権(インカレ)はチームとして優勝を狙う場であり、自身のアピールの場でもある。「(代表スタッフも)見ていると思う」とその意識は隠さない。

 そうして迎えたインカレ初戦の仙台大戦。チームはやや緊張した立ち上がりを迎えたが、背番号7はさっそく違いを見せつけた。まずは前半13分、左サイドで前を向き、相手の体勢を崩しながら縦へとドリブル突破。深くえぐり切って中央に折り返すと、相手DFに当たったボールがゴールに入った。

「今日は1対1が多かったので、積極的にしかけようと思って入った。自分が起点になってどんどん行こうと思った」。そんな意識が早い時間のうちに結実。さらに前半22分、1点目と同様の形から今度は味方に通すと、FW小笠原佳祐(4年=東福岡高)の泥くさいゴールを呼び込み、“実質2アシスト”と言える結果につなげた。

 また、風下で劣勢となった後半には貴重なダメ押しゴールを自らの左足で決めた。本人は「チームを助けたと思うけど、1点目も2点目も大事なゴール」と平然と語ったが、1点を返された後だったため効果は絶大。指揮官は「苦しい時にチームを救ってくれて、本当に『さまさま』でした」と認める大きな一発だった。

 とはいえ、この日のプレーは「10点中7点くらい」とあくまでも『及第点』といったところ。試合後には「後半は運動量が少なくなって、何もできなかった。チームにとってきつい時間帯もあったし、そこでセカンドボールを拾ったり、もっと前からのプレスをかけたりもやりたかった」と課題を語る。

 その意識はチームのためでもあり、自身のステップアップのためでもある。「そこは上のレベルなら最低限やらないといけないこと。もっとやらないと代表にも選ばれないし、基準を上げていかないといけない」。そんな21歳にとって、この大会は飛躍に向けた願ってもないチャンス。2年ぶりの頂点に向けて「自分の特長を出して勝利に貢献したい」と力強く意気込んだ。

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(取材・文 竹内達也)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

[MOM583]筑波大MF三笘薫(3年)_目指すは“五輪基準”。キレキレ突破&ダメ押し弾も「10点中7点」

ダメ押しゴールに加え、“実質2アシスト”の筑波大MF三笘薫(3年=川崎U-18)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 筑波大4-1仙台大 柏の葉]

 次元の違うドリブル突破で次々に得点を導いたかと思えば、劣勢だった後半にはチームを救うダメ押しゴールもマーク。東京五輪での代表入りを狙う筑波大MF三笘薫(3年=川崎U-18)がインカレ初戦でさすがのパフォーマンスを披露した。小井土正亮監督も「今日は三笘さまさま」と脱帽の働きぶりだった。

 2020年の川崎F加入が内定している三笘は東京五輪世代。技術を生かしたドリブル突破に加え、中盤選手としては十分な上背を備えており、2年後の代表入りの期待を寄せられているアタッカーだ。だが、今夏のアジア大会を体調不良で不完全燃焼のまま終えると、11月のUAE遠征には招集されなかった。

「前回選ばれなかったことで、代表から遠ざかっていると思う。だからこそ、もっともっとやらないといけないという自覚はある」。そう語る三笘にとって、全日本大学選手権(インカレ)はチームとして優勝を狙う場であり、自身のアピールの場でもある。「(代表スタッフも)見ていると思う」とその意識は隠さない。

 そうして迎えたインカレ初戦の仙台大戦。チームはやや緊張した立ち上がりを迎えたが、背番号7はさっそく違いを見せつけた。まずは前半13分、左サイドで前を向き、相手の体勢を崩しながら縦へとドリブル突破。深くえぐり切って中央に折り返すと、相手DFに当たったボールがゴールに入った。

「今日は1対1が多かったので、積極的にしかけようと思って入った。自分が起点になってどんどん行こうと思った」。そんな意識が早い時間のうちに結実。さらに前半22分、1点目と同様の形から今度は味方に通すと、FW小笠原佳祐(4年=東福岡高)の泥くさいゴールを呼び込み、“実質2アシスト”と言える結果につなげた。

 また、風下で劣勢となった後半には貴重なダメ押しゴールを自らの左足で決めた。本人は「チームを助けたと思うけど、1点目も2点目も大事なゴール」と平然と語ったが、1点を返された後だったため効果は絶大。指揮官は「苦しい時にチームを救ってくれて、本当に『さまさま』でした」と認める大きな一発だった。

 とはいえ、この日のプレーは「10点中7点くらい」とあくまでも『及第点』といったところ。試合後には「後半は運動量が少なくなって、何もできなかった。チームにとってきつい時間帯もあったし、そこでセカンドボールを拾ったり、もっと前からのプレスをかけたりもやりたかった」と課題を語る。

 その意識はチームのためでもあり、自身のステップアップのためでもある。「そこは上のレベルなら最低限やらないといけないこと。もっとやらないと代表にも選ばれないし、基準を上げていかないといけない」。そんな21歳にとって、この大会は飛躍に向けた願ってもないチャンス。2年ぶりの頂点に向けて「自分の特長を出して勝利に貢献したい」と力強く意気込んだ。

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(取材・文 竹内達也)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

沼津MF菅井が来季契約を更新「日々成長していきます」

沼津MF菅井拓也が契約更新
 アスルクラロ沼津は15日、MF菅井拓也(27)と2019年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 菅井は2017年にヴァンラーレ八戸から加入。在籍2年目の今季はJ3リーグ戦12試合に出場した。

 契約更新に際し、クラブ公式サイトを通じて「チームのために自分が今出来ることを精一杯取り組み、チームとともに日々成長していきます。アスルクラロ沼津に関わる全ての皆様とJ3優勝を成し遂げたいので来シーズンも熱いご声援をよろしくお願いします」とコメントしている。

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J内定6人の筑波大、東北王者破って8強入り!! 駒澤大とのリベンジマッチへ

3点目を決めたMF渡邊陽(2年=浦和ユース)を祝福する筑波大の選手たち
[12.15 インカレ2回戦 筑波大4-1仙台大 柏の葉]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は15日、2回戦の8試合を各地で行った。柏の葉公園総合競技場での第1試合は筑波大(関東2)と仙台大(東北)が対戦。前半に3点を奪った筑波大が4-1で振り切り、駒澤大(関東4)との準々決勝に進んだ。

 立ち上がりは互いに固さが見られたが、筑波大が先にスコアを動かした。前半13分、自陣での素早いボール回しから左サイドバックのDF加藤潤(3年=新潟明訓高)が縦に付け、MF三笘薫(3年=川崎U-18/2020年度に川崎F内定)がサイドを駆け上がる。深くえぐってクロスを送ると、ボールはDF石井幹人(4年=JFAアカデミー福島)に当たってネットを揺らし、オウンゴールで先制点が入った。

 前半22分には、またも三笘が左サイドをドリブルで切り裂き、折り返しにFW小笠原佳祐(4年=東福岡高/熊本内定)が反応。一度はGK金子優希(4年=鹿島学園高)に阻まれたが、跳ね返りを押し込んだ。さらに同25分、セットプレー崩れからMF池谷祐輔(1年=川崎F U-18)がクロスを送ると、セカンドを拾ったMF渡邊陽(2年=浦和ユース)が豪快なボレーシュートを突き刺し、早くも3点リードとした。

 対する仙台大は風下という地勢条件もあり、MF松尾佑介(3年=浦和ユース)が単独でのカウンターをしかけるくらいで精一杯。敗色濃厚となった前半30分、早くも最初の交代カードを使ってフォーメーションを3-3-2-2から4-4-2に変更したが、吉井秀邦監督も「もっと早く修正して、1点で止められていれば……」と悔やみきれない大差がついてしまった。

 もっとも、後半は風上に立った仙台大が必死で盛り返す。FW本吉佑多(3年=仙台ユース)へのシンプルなロングボールも使いつつ、1.5列目からFW齋藤雄大(4年=桐生第一高)が果敢な飛び出しを披露。15分には、セットプレーのクイックリスタートからMF嵯峨理久(2年=青森山田高)が突破し、本吉がつないで松尾が狙ったが、強烈なシュートはGK阿部航斗(3年=新潟U-18)が防ぎ切った。

 それでも後半23分、仙台大は右サイドを駆け上がった齋藤のクロスに嵯峨が反応し、スライディングシュートはミートしなかったが、力なく転がったボールがゴールマウスに吸い込まれて1点を返す。その後は仙台大が一方的な猛攻をしかける時間帯。途中出場のFW人見大地(2年=前橋育英高)もゴールに迫り、立て続けにビッグチャンスをつくった。

 しかし、この状況を一変させたのは筑波大のエースだった。MF長澤皓祐(4年=FC東京U-18)からのパスを途中出場MF高嶺朋樹(3年=札幌U-18)が前に送ると、PA左に走り込んだのは三笘。冷静な左足シュートでゴールに流し込み、リードを再び3点とした。その後はDF山川哲史(3年=神戸U-18)、DF鈴木大誠(4年=星稜高/徳島内定)を中心とした守備陣が仙台大の攻撃を跳ね返し続け、タイムアップを迎えた。

 思わぬ苦戦を強いられる時間帯もあったが、1回戦シードの筑波大が堂々の戦いぶりで初戦を突破。小井土正亮監督は「攻撃でベースをつくるチームなので、もっと相手の嫌なところを突けるような判断をしてほしい」と注文もつけたが、最終ラインとMF鈴木徳真(4年=前橋育英高/徳島内定)が自在に絡む素早いビルドアップは熟練の域だ。

 プロ内定者6人という豊富なタレントを揃え、「各ポジションで3人が争うような状況」と指揮官が頭を悩ませる選手層も自慢。この日はMF会津雄生(4年=柏U-18/岐阜内定)、MF西澤健太(4年=清水ユース/清水内定)がベンチに控え、連戦への余力も見せる。準々決勝は後期リーグ最終節で敗れた駒澤大が相手。「ここでリベンジしたい」(小井土監督)と並ならぬモチベーションで臨む。

(取材・文 竹内達也)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

関東覇者・早稲田大が準々決勝へ! 大臣杯優勝の明治大は福岡大に敗れる:2回戦結果

早稲田大が1-0で勝利
 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の2回戦が15日に行われた。関東大学リーグの覇者・早稲田大(関東1)は北海道教育大学岩見沢校(北海道1)を1-0で破り、初戦を白星で飾った。

 早大はMF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース)とFW岡田優希(4年=川崎F U-18)の主軸を先発から外し、MF田部井悠(1年=前橋育英高)とFW杉田将宏(1年=名古屋U18)の1年生コンビを抜擢。しかし前半を0-0で折り返すと、相馬と岡田を投入する。

 すると後半6分、中盤から岡田が縦パスを送って相馬が反応。相馬はPA左で倒されてPKを獲得し、岡田が冷静に決め切った。以後スコアは動かず、早大が1-0で白星を手にした。

 総理大臣杯王者の明治大(関東5)と福岡大(九州1)の対戦は接戦に。すると福岡大が後半22分に先制に成功。明大は追いかけるも1点が遠く、そのまま福岡大が1-0で勝利。プロ内定者5名を擁する夏の王者は初戦で姿を消した。

 関西学生リーグを制した大阪体育大(関西1)と静岡産業大(東海2)の対戦は90分間で決着つかず、延長戦に突入する。大体大は延長前半終了間際に関西リーグMVPのFW林大地(3年=履正社高)が先制点を挙げ、さらに延長後半14分にはMF浅野雄也(4年=四日市四郷高/水戸内定)が追加点。大体大が2-0で120分間の激戦を制した。

 準々決勝は中1日を挟み、17日に開催される。

【2回戦】
(12月15日)
[味の素フィールド西が丘]
早稲田大 1-0 北海道教育大学岩見沢校
[早]岡田優希(51分)

順天堂大 2-1 関西大
[順]旗手怜央2(37分、57分)
[関]牧野寛太(46分)


[柏の葉公園総合競技場]
仙台大 1-4 筑波大
[仙]嵯峨理久(58分)
[筑]オウンゴール(13分)、小笠原佳祐(22分)、渡邊陽(25分)、三笘薫(75分)


駒澤大 4-1 桃山学院大
[駒]安藤翼(30分)、大塲淳矢(60分)、高橋潤哉(66分)、中原輝(83分)
[桃]毎熊晟矢(89分)


[浦安市運動公園陸上競技場]
新潟医療福祉大 2-3 法政大
[新]上米良柊人(19分)、矢村健(58分)
[法]前谷崇博(57分)、上田綺世(77分)、森俊貴(85分)


関西学院大 3-2(延長) 東洋大
[関]中野克哉(43分)、林部晃己(81分)、山本悠樹(105分)
[東]渡辺星夢(56分)、野本幸太(76分)


[熊谷スポーツ文化公園陸上競技場]
大阪体育大 2-0(延長) 静岡産業大
[大]林大地(105分+1)、浅野雄也(119分)


福岡大 1-0 明治大
[福]今田源紀(66分)

【準々決勝】
(12月17日)
[味の素フィールド西が丘]
早稲田大 13:00 順天堂大

[柏の葉公園総合競技場]
駒澤大 13:00 筑波大

[浦安市運動公園陸上競技場]
関西学院大 13:00 法政大

[熊谷スポーツ文化公園陸上競技場]
大阪体育大 13:00 福岡大

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

[MOM2738]尚志MF吉田泰授(3年)_死力を尽くした一戦でみせた“練習の成果”

先制点を挙げた吉田泰授
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 尚志高 1-1(PK4-3)JFAアカデミー福島 広島一球]

「MOMなんて今日は決められないでしょう」と笑ったのは尚志高の仲村浩二監督である。全員がファイトして死力を尽くしたゲームであることは間違いなく、チームをまとめたMF大川健(3年)も、交代出場でのPKセーブを見せたGK鈴木康洋(2年)も、闘志も見せたFW染野唯月(2年)も素晴らしかったのだが、ただ「やはりあそこを決めたことは大きかった」というMF吉田泰授(3年)を推した。

 もっとも、試合全体を通した出来としては本人も「今日は調子が悪かった」と率直に振り返ったとおり。「自分だけ試合に入れてなかった。もっとウォーミングアップからちゃんとやらないといけなかった」と言うように、立ち上がりからフィットしなかった。ただ、悪いときこそ普段から徹底しているものが出るというものだ。

 前半38分の得点場面は右サイドのスローインから始まる攻撃だった。逆サイドにいた吉田が意識していたのはクロスボールに詰めていくこと。「ウチが得意としている形」と仲村監督が胸を張るように、クロスからのフィニッシュは練習を重ねてきた形でもある。

 右サイドをMF加瀬直輝(3年)が抜けてきた状況で、「相手もいたので、浮き球で合わせるのは難しいと思った」という判断から「マイナスのボールを受けられる位置に」入り込んだオフ・ザ・ボールのプレーはまさに重ねてきた練習の賜物。一枚がニアで潰れる中で流れてきたボールを落ち着いてゴールへ流し込んだ。

 交代となった後にまさかの同点劇が生まれる苦しい試合となったが、「フィールドが8人になってしまって、マジでヤバいなという状況だったけれど、ベンチにいたみんなでとにかく声を出した。本当にみんなが頑張ってくれた」という言葉どおり、PK戦の末に勝利を掴み取った。

 福島県出身の吉田は中学時代、「尚志を倒してやる」という志を胸に秘めて練習に励んでいたと笑って振り返るが、まさかの尚志から獲得のオファーを受けることとなり進学を決断。厳しい練習を乗り越えてポジションを掴み、大一番で大仕事を達成してみせた。「尚志に来て良かった」と笑った男は、次の2回戦、そして選手権での活躍も誓っている。

(取材・文 川端暁彦)
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“芸能一家”鹿児島MF田上が来季の契約を更新

 鹿児島ユナイテッドFCは15日、MF田上裕(32)と2019年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 田上は『たぬき』の芸名で活動する女優・田上美佐子さんの息子で、兄に音楽プロデューサーの田上陽一氏、俳優の田上晃吉氏がいる。今季はJ3リーグ戦1試合、天皇杯1試合に出場した。

 来季のJ2での戦いを見据え、クラブ公式サイト上で「鹿児島にとって新たな舞台で、難しく、厳しい、大きなチャレンジの1年になるかと思います。しかし鹿児島を愛する人達が立ち上がり、今以上に力を合わせて一つ一つ気持ちを乗せて戦えば必ず結果はついてくると僕は感じています。みんなで鹿児島の底力を全国に見せましょう」とコメントしている。

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大ピンチで団結力強めた尚志、JFAアカデミー福島に「経験がないような勝利」で2回戦へ

9人で戦い抜いた尚志
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 尚志高 1-1(PK4-3)JFAアカデミー福島 広島一球]

 高校年代最高峰のリーグ戦への参入をかけた高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフは14日に1回戦を実施した。尚志高(東北1/福島)とJFAアカデミー福島(東海2/静岡)の一戦は、前半に先制ゴールを奪った尚志がペースを握る試合となったが、JFAアカデミー福島が後半アディショナルタイムに同点ゴール。白熱の攻防の末、PK戦を制した尚志が勝ち残りを果たした。

 現在は静岡を拠点に活動を続けているJFAアカデミー福島だが、チーム名が示すとおり東日本大震災以前は福島県で活動していた。そのチームが高円宮杯プレミアリーグ復帰を懸けた試合で高校サッカーの福島王者・尚志と激突することとなった。

 立ち上がりはやや慎重に試合へ入った尚志に対し、JFAアカデミー福島がMF瀬畠義成(3年)らを中心とした得意のポゼッションプレーから押し込む時間帯を多く作る展開となる。ただ、「ウチの精神的支柱」と仲村浩二監督が信頼を置くDF馬目裕也(3年)を中心に尚志がしっかり対応。前半は相手のシュートをわずか2本に抑え込んでみせた。

 攻撃でも尚志は抜け目なさを見せ付けた。「マリーシアでしたね」と仲村監督が微笑みながら振り返ったのは、前半38分の得点場面。ラインアウトからJFAアカデミー福島側がマイボールを主張する中、U-17日本代表FW染野唯月(2年)がクイックリスタートでスローイン。あっさりと裏を取ったMF加瀬直輝(3年)が右サイドを破って折り返すと、FW二瓶由嵩(3年)が前で潰れ、後ろに入っていたMF吉田泰授(3年)がフィニッシュ。見事な形で先制点を奪い取った。

 だが後半に入ると、尚志をアクシデントが襲う。まずは後半5分、守備の要である馬目が負傷交代を余儀なくされ、ゲームプランが大きく狂うこととなった。何とか1点を返そうとするJFAアカデミー福島は、SBの菊地健太(3年)らも果敢に攻撃へ加わって攻勢を強め、尚志は確実に劣勢となっていった。

 それでも水際で踏ん張りを見せていた尚志だが、後半45分、ついに決壊。絶妙なタイミングで裏抜けをしてきたFW植中朝日(2年)をGK森本涼太(3年)がPAのすぐ外で倒してしまい、一発退場。このFKのピンチはしのいだものの、その直後にエースの染野が相手のキックを頭部に受けて負傷し、ピッチの外へ。9人になってしまった状況で、FKの流れから最後は植中に押し込まれ、土壇場で同点ゴールを許してしまった。

 延長戦突入後、染野はいったんピッチに戻ったが、すぐにプレー続行不能と判明して退くことに。交代枠は使い切っていたため、尚志は9人で延長戦を戦うことになった。「9人でやった経験はまったくなかった」(MF大川健、3年)という状態だったが、中で人数不足に陥らないように、外へ出される形はある程度あきらめる守備を徹底。もともと逃げ切り策として「とにかく走れる選手」(仲村監督)であるFW河村匠(3年)をピッチに入れていたこともあり、運動量と集中力で人数不足をカバーしながら、JFAアカデミー福島に対抗した。

「逆に一体感が出た」と仲村監督が振り返ったように、大ピンチで団結力を強めた尚志イレブンは結局、最後まで決壊せず。年代別日本代表経験者をズラリとそろえた相手に対し、11対9の数的不利ながらも最後まで耐え抜き、PK戦へと持ち込んだ。このPK戦では交代出場のGK鈴木康洋(2年)が1本をセーブするなど奮闘。PK4-3で尚志が2回戦へと駒を進めることとなった。

「魂ですね。魂を見せてくれました」。そう言って破顔した仲村監督は「ちょっと経験がないような勝利でした。本当によく戦ってくれました」と、大ピンチを乗り切った選手たちへ賛辞を惜しまなかった。

(取材・文 川端暁彦)
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「常に上を目指し、戦い続けます!」水戸DF伊藤槙人が契約更新

水戸DF伊藤槙人が契約更新
 水戸ホーリーホックは15日、DF伊藤槙人(26)と来季の契約を更新したことを発表した。

 伊藤は2015年に千葉でプロキャリアをスタートさせ、2016年に水戸へ完全移籍。2017年7月に藤枝へ期限付き移籍し、水戸に復帰した今季はJ2リーグ戦35試合で1得点を記録した。

 来季に向けてクラブ公式サイトを通じ、「今年1年チームとしても、個人としても満足いく結果ではありませんでした。常に上を目指し、戦い続けます!」とコメントしている。

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豪リーグで絶好調の本田、アジア杯に臨む日本代表をどう見る?「あの時の僕らに近い」

MF本田圭佑が日本代表に言及
[12.14 Aリーグ第8節 ブリスベン・ロアー2-4メルボルン・ビクトリー]

 メルボルン・ビクトリーに所属するMF本田圭佑がオーストラリア・Aリーグ第8節のブリスベン・ロアー戦を振り返り、アジアカップを控える日本代表についても言及している。

 メルボルン・ビクトリーは14日、敵地でブリスベン・ロアーと対戦。前半13分に本田のインターセプトを起点に先制ゴールを奪ったが、同27分に本田が与えたPKから同点弾を献上した。それでも直後に2-1と勝ち越すと、同40分には相手のハンドで得たPKを本田が決めて3-1。その後、1点を取り合って4-2で終了し、6連勝を飾った。

 本田は有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)で配信されている試合後インタビューで、PK献上と自身の得点シーンを振り返っている。

「逆に、あれ(得点シーン)も多分PKじゃないと思うんですけど、まあ今度はこっちにPKが与えられて。絶対に決めなきゃいけないというプレッシャーを感じながら臨みました。でもキーパーが動くのが早かったからね。僕のことを分析不足やったんじゃないですかね」

 メルボルン・ビクトリーは暫定で首位に立ち、22日に行われる次節はアウェーでメルボルン・シティーとのダービーを迎える。本田にとっては、自身のデビュー戦で1-2の敗戦を喫した相手とのリベンジマッチだ。

「盛り上がると思いますよ。スタジアムも小さい方のスタジアムなんで、満員になるんじゃないですか。ビッグマッチは僕に任せてください。死んでも勝つくらいの気持ちでやらんとね」

 饒舌に語った本田は最後に、来年1月にUAEで開幕するアジアカップに臨む日本代表について言及した。

「前回、(ベスト8で敗退した2015年の)オーストラリア大会で僕らは負けているでしょ。失うものはないと思う。そういう意味で僕らの(優勝した)2011年のカタール大会の感覚に近いんかなと思います」

 国際Aマッチ98試合の出場を誇るレフティーは、王座奪還を目指して挑んだ2011年カタール大会を引き合いに出し、チャレンジャーとしての強みを強調した。

※有料メルマガのコメントは許可を得た部分を使用しています。

●海外組ガイド
●アジアカップ2019特設ページ

今季J2・15位の岡山、DF後藤圭太&ルーキーMF松本と契約更新

 ファジアーノ岡山は15日、DF後藤圭太(32)、MF松本健太郎(22)と2019年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 岡山は今季のJ2リーグ戦で15位。後藤はリーグ戦18試合で2得点を記録し、大卒ルーキーの松本は公式戦の出場がなかった。

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「歌って踊る準備は出来ていますか?」大分FW伊佐が契約更新

大分FW伊佐耕平が契約更新
 大分トリニータは15日、FW伊佐耕平(27)と2019年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 伊佐は大阪体育大から2014年に加入。プロ5年目の今季はJ2リーグ戦34試合で4得点を挙げ、大分の2位でのJ1自動昇格に貢献した。

 クラブ公式サイトを通じて「来シーズンもスタジアムで応援をお願いします。オーレーイサコーヘー! ラララーラーゲットゴール! 歌って踊る準備は出来ていますか?1年間元気だして、笑って行きましょう!」とコメントしている。

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相模原が名古屋の20歳MF梶山を完全移籍で獲得…今季は育成型期限付き移籍でプレー

 SC相模原は15日、名古屋グランパスから育成型期限付き移籍していたMF梶山幹太(20)が移籍期間満了に伴い、2019年シーズンより完全移籍で加入することが決定したと発表した。

 名古屋U-18出身の梶山は2017年にトップ昇格。名古屋ではリーグ戦の出場がなく、今年9月に育成型期限付き移籍した相模原ではJ3リーグ戦11試合に出場した。

 相模原のクラブ公式サイトを通じ、「チームを勝たせる選手、愛される選手になるために強い覚悟と信念を持って闘います」と誓っている。

 また、名古屋に対しては「アカデミーから5年間名古屋グランパスという素晴らしいクラブでプレー出来たことは僕にとって本当に良い経験となりました」と感謝の言葉を送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF梶山幹太
(かじやま・かんた)
■生年月日
1998年4月24日(20歳)
■身長/体重
167cm/63kg
■出身地
新潟県
■経歴
FC五十嵐Jrユース-名古屋U-18-名古屋-相模原-名古屋
■出場歴
カップ戦:2試合
J3リーグ:11試合
天皇杯:1試合

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日本人4年ぶりのJ2得点王、大宮FW大前が契約更新!「とにかくJ1に戻るため全力で」

大宮FW大前元紀が契約更新
 大宮アルディージャは15日、FW大前元紀(29)の契約更新が決まったことを発表した。

 大前は昨季に清水から加入。J2に降格した今季は開幕から好調を維持し、24ゴールで日本人選手として4年ぶりのJ2得点王に輝いた。しかし、リーグ戦5位で出場したJ1参入プレーオフ1回戦はノーゴールに終わり、チームも6位の東京Vに0-1で敗戦。1年でのJ1復帰は叶わなかった。

 大宮のエースはクラブ公式サイトを通じて「一年でJ1に戻るという目標を立てていた中で、それを達成できなかったことは申し訳ないですし、自分の責任だと感じています」と謝罪しつつ、来季に向けて「とにかくJ1に戻るために、大宮アルディージャでプレーすることに喜びと誇りを持ち、全力で頑張ります」と意気込みを語っている。

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広島ユースが鹿島ユース撃破!“高校年代真の日本一”に!!

サンフレッチェ広島ユースが頂点に立った
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 広島ユースが“高校年代真の日本一”に! 15日、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST優勝の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST優勝のサンフレッチェ広島ユース(広島)が激突。FW鮎川峻(2年)とMF大堀亮之介(3年)のゴールによって広島が2-1で勝ち、6年ぶり3回目の優勝を果たした。

 プレミアリーグEASTを13勝3分2敗で制した鹿島とWESTを11勝4分3敗で終え、最終節に優勝を決めた広島。“高校年代真の日本一”の座を懸けた一戦を鹿島は4-4-2システム、広島は3-6-1システムでそれぞれスタートした。

 鹿島はGKがAFC U-16選手権優勝メンバーの山田大樹(2年)、4バックは右SB結城将貴(3年)、CB増崎大虎(3年)、CB佐藤隆曉(3年)、左SB佐々木翔悟(3年、トップチーム昇格)。中盤は小沼樹輝(3年)と生井澤呼範(2年)のダブルボランチで右MFが熊田柊人(3年)、左MFが主将の前田泰良(3年)、そして有馬幸太郎(3年、トップチーム昇格)と赤塚ミカエル(3年)が2トップを組んだ。

 一方の広島はGKが佐藤海斗(3年)で3バックは中谷超太(3年)を中央に右が17年U-17ワールドカップメンバーの山崎大地(3年)で、左が鈴直樹(3年)。中盤は主将の松本大弥(3年、トップチーム昇格)と土肥航大(2年)がダブルボランチを組み、右WBが渡部快斗(3年)で左WBがAFC U-19選手権日本代表の東俊希(3年、トップチーム昇格)。そして桂陸人(3年)と大堀が2シャドーに入り、1トップは鮎川が務めた。

 前半はともに慎重な戦いに。鹿島は赤塚と有馬の2トップにボールを入れ、前田の仕掛けやクロスなども合わせてゴール前のシーンを作ろうとする。一方、広島は両ワイドへボールを運び、そこからのクロス、連係で先制点を狙った。

 16分には広島が左サイドからコンビネーションで仕掛け、東が左足クロス。鹿島GK山田のファインセーブに阻まれたものの、桂のヘディングシュートがゴールを捉える。一方の鹿島も前田が31分、ドリブルで持ち込み、左足を振り抜いた。

 互いにリーグ最少失点を誇る両チームは、スペースへのボールを的確に処理し、相手のシュートコースを塞ぐなど守りが堅く、なかなか均衡は破れなかった。それでも前半33分、広島がスコアを動かす。中央の松本が粘って左サイドへ展開。東がキックフェイントから切り返して右足でクロスを入れると、ファ―サイドの鮎川が狭いニア側へヘディングシュートを突き刺した。

 その後も松本のミドルなどで畳み掛けようとする広島は後半6分、右CKのこぼれ球を繋ぎ、最後は松本が右足シュート。これが鹿島DFのハンドを誘い、PKを獲得した。広島はキッカーの大堀がフェイントでGKを先に跳躍させてから、空いた左隅に右足シュート。これをしっかりと決め、2-0とした。

 2点ビハインドとなった鹿島は12分、熊田と生井澤に代えてMF柳町魁耀(1年)とFW杉山眞仁(2年)を投入。敵陣でのセットプレーを増やして反撃する鹿島は18分、小沼が左サイドから入れたFKをファーサイドの杉山が左足ダイレクトで合わせて1点差とした。
 
 互いに次の1点を狙い合う。特に鹿島は有馬の仕掛けや結城のカットインシュートなどで同点を目指す。だが、広島は3バックと両WB、そして残る中盤の4人が的確にスペースを消して鹿島の攻撃に対応。そして試合終盤の41分、鹿島は柳町に代えてDF沖田空(1年)、広島は鮎川に代えてDF大越寛人(3年)をそれぞれピッチへ送り出す。

 鹿島はさらに45分、有馬に代えてDF小針宏太郎(2年)を投入。広島も大堀をMF細谷航平(2年)へ交代した。アディショナルタイム、鹿島はFKやロングスローからゴールを目指し、杉山がヘディングシュートを放つシーンもあった。だが、GK佐藤中心に守る広島ゴールを破ることはできず。2年前のファイナル(当時チャンピオンシップ)で青森山田高に敗れていた広島が、今回は埼玉スタジアムで歓喜に舞った。

(取材・文 吉田太郎)
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群馬がプロ4年目DF川岸との契約満了を発表「この経験を次にしっかり活かせる人生にしたい」

群馬DF川岸祐輔が契約満了
 ザスパクサツ群馬は15日、DF川岸祐輔(26)と契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。

 川岸は駒澤大から2015年に加入。今季はJ3リーグ戦1試合の出場にとどまっていた。チームが1年でのJ2復帰を逃したこともあり、クラブ公式サイトを通じて「まず今シーズンJ2昇格という目標を達成出来ず申し訳ありませんでした。いつも力になりたいと思ってはいましたが自分の実力不足で何一つ力になれなかったことをお詫びします」と謝罪している。

 また、「自分の愛する地元群馬唯一のプロサッカークラブで4年間プレー出来たことは本当に幸せでした。こうした貴重な経験が出来たのは今まで自分に関わってくださった全ての方のお陰です。この経験を次にしっかり活かせる人生にしたいと思います」と感謝を述べ、今後については「自分自身としっかり向き合い家族と話し合い決断し、改めて報告させていただければと思っています」とした。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF川岸祐輔
(かわぎし・ゆうすけ)
■生年月日
1992年5月26日(26歳)
■身長/体重
187cm/81kg
■出身地
群馬県前橋市
■経歴
前橋エコークラブ-前橋育英高-駒澤大-群馬
■出場歴
J2リーグ:33試合
J3リーグ:1試合
天皇杯:5試合

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長野が2選手と契約更新…GK小澤「今季の悔しさを来季へ」MF國領「練習から必死に」

 AC長野パルセイロは15日、GK小澤章人(26)、MF國領一平(25)の2選手と来季の契約を更新したことを発表した。

 小澤は今季、J3リーグ戦12試合、天皇杯2試合に出場。来季に向けてクラブ公式サイトを通じ、「今シーズンの悔しさを、来シーズンにぶつけたいと思います。そしてみんなで長野を盛り上げましょう!」とコメントしている。

 また、J3リーグ戦10試合、天皇杯2試合に出場した國領は「チームに貢献できるように、練習から必死にボールを追いかけたいと思います」と意気込みを語った。

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分野研究家

代表的なものはラグラン袖とセットイン。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
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富山が盛岡MF白石を完全移籍で獲得「富山をJ2に戻す。強い気持ちを持って闘います!」

 カターレ富山は15日、グルージャ盛岡のMF白石智之(25)が2019年シーズンより完全移籍で加入することを発表した。

 法政大出身の白石は2016年に当時JFLの沼津に入団し、同年のJ3昇格に貢献。今季から盛岡に加入し、J3リーグ戦26試合で3得点を記録した。

 富山のクラブ公式サイトを通じて「カターレ富山をJ2に戻す。強い気持ちを持って闘います!」と意気込みを語り、盛岡に対しては「1年間どんな時も支えて下さったファン、サポーターの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と述べている。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF白石智之
(しらいし・ともゆき)
■生年月日
1993年6月10日(25歳)
■身長/体重
174cm/63kg
■出身地
群馬県
■経歴
前橋FC-前橋育英高-法政大-沼津-盛岡
■出場歴
J3リーグ:46試合7得点
天皇杯:4試合
JFL:17試合

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金沢、今季33試合出場のGK白井と契約更新

金沢GK白井裕人が契約更新
 ツエーゲン金沢は15日、GK白井裕人(30)が2019年シーズンも同クラブでプレーすることが決定したと発表した。

 2017年シーズンから金沢でプレーする白井は、今季J2リーグ戦33試合に出場。クラブ公式サイトを通じて「2019年もツエーゲンの選手として闘わせていただけることになりました。金沢の街がサッカーで盛り上がれるよう頑張ります。2019年もたくさんの応援よろしくお願いします!」とコメントしている。

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「身の引き締まる思い」ロシアW杯の日本代表GKコーチ浜野氏が浦和へ

浦和のGKコーチに就任した浜野征哉氏(右から2番目)
 浦和レッズは15日、浜野征哉氏(46)がトップチームのGKコーチに就任することを発表した。

 浜野氏は現役時代に磐田や新潟、本田技研工業フットボールクラブでプレー。引退後の2000年から本田技研のGKコーチを務め、2002年からFC東京のトップチームや下部組織を指導した。その後、2011年から出向していた日本サッカー協会(JFA)で各世代の日本代表GKコーチなどを担当。今夏のロシア・ワールドカップでは日本代表のGKコーチを務めていた。

 クラブ公式サイトを通じて「浦和レッズという日本・アジアを代表するチームに関わる機会を与えていただき、大変嬉しく思います。またクラブの歴史、実績に対し、身の引き締まる思いがいたします。数多くのファン・サポーター、パートナー企業、関係者のみなさまに、クラブを通じて多くの夢、希望、感動を与えられるよう努力いたします。そして日本を代表するGKだけではなく、世界に通じるGKを育成、強化することにも全力を尽くします。温かいご声援、よろしくお願いいたします」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●浜野征哉
(はまの・ゆきや)
■生年月日
1972年9月28日(46歳)
■指導歴
2000年~2001年:本田技研 GKコーチ
2002年~2012年:FC東京
2002年~2010年:トップチーム GKコーチ
2011年~2012年:U-15深川・U-15むさし GKコーチ
2011年~:日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ(2012年までは出向)
2011年:JFA関東トレセンコーチ GK担当
2012年~2013年:U-19/20日本代表 GKコーチ
2013年~2014年:U-18/19日本代表 GKコーチ
2014年~:JFAインストラクター
2014年~2015年:Jリーグ・アンダー22選抜 GKコーチ
2014年~:日本代表 GKコーチ/アシスタントGKコーチ
2014年~:U-17/18/19日本代表 GKコーチ
2018年:ロシア・ワールドカップ 日本代表 GKコーチ
■選手歴
1991年~1996年:ヤマハ発動機、ジュビロ磐田
1996年~1998年:アルビレオ新潟、アルビレックス新潟
1999年:本田技研工業フットボールクラブ

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横浜FMユースの注目1年生FW津久井、「ストライカーとして成長」するために抜き切って決める力磨く

横浜F・マリノスユースの注目ルーキー、FW津久井匠海は存在感を放った
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 旭川実高 0-7 横浜FMユース 呉市総合スポーツセンター陸上競技場]
 
 横浜F・マリノスユースの注目ルーキー、FW津久井匠海(1年)が来季活躍する舞台を引き寄せることを誓った。「あと1試合勝てば自分も高いレベルでできるし、マリノスユースとしても高いレベルに行ける。次の試合は勝つことを一番に考えて、それで自分が得点も決められればいいんですけれども、あと先輩たち最後の試合なので絶対に勝ちたいと思います」。プレミアリーグプレーオフ1回戦は1ゴール。2年ぶりのプレミアリーグ昇格を懸けた2回戦でも必ずゴールを決め、勝利に貢献する意気込みだ。

 FWで先発出場したこの日は、前半から積極的な仕掛け。相手のDFラインを突破し、ゴールに迫った。そして、後半18分にはCKの折り返しから落ち着いてゴール。だが、技術と鋭さも兼ね備えたFWは何度も局面を打開をしながら、最後のところでDFに引っかかるなど、本人にとっては不満の内容だったようだ。

「ドリブルでは抜けていたんですけれども、決定的な場面で抜ききれなかったりしたのでそこは改善したいと思っています。そこを抜けるようにならないとストライカーとして成長できない。抜き切るようにしたい」と力を込めた。

 世代屈指のアタッカーとして注目を集めるが、強豪・横浜FMユースで出番を得るためには足りないものが多かった。当初は出番も限られていたが、「(コーチ陣や先輩たちが)視野の広さや周りを使うとか、裏取るとか、当たり前のところも教えてくれたので一つ一つレベルアップしていると思います」というFWは、課題を改善。そして、出番を得た現在はピッチでその力を思い切り発揮している。

 2列目の選手としても注目されるが、現在はFWで進化している。西谷冬樹監督も津久井に対して「毎試合毎試合発見がある。使えば使うほど伸びてくる」と期待。「先発になるとよりチャンスも増えてきますし、自分で決めてやろうという気持ちが強くなっています」と語る津久井は抜き切って決める力を磨いて、より上のレベルに到達する。

 16日のプレミアリーグプレーオフ2回戦は今年最後の戦い。「優しくてめっちゃいい先輩です」という3年生たちのためにも、津久井はゴールを決めてプレミアリーグ昇格を喜ぶ。

(取材・文 吉田太郎)
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讃岐の190cm中島大貴が秋田に完全移籍「チームの明確な目標のために」

讃岐DF中島大貴が秋田に完全移籍
 ブラウブリッツ秋田は15日、カマタマーレ讃岐からDF中島大貴(23)が完全移籍で加入することが決定したと発表した。

 中島は2017年に福岡大から讃岐に加入。今季はJ2リーグ戦19試合で1得点を記録し、天皇杯では1試合に出場した。

 秋田のクラブ公式サイトを通じ、「チームの明確な目標でもあるJ2昇格のため、自分の持っている力の全てを出し、必ずチームに貢献します!」と意気込みを語っている。

 また、秋田に向けては「2年間という時間でしたが、このチームでプロサッカー選手としてのキャリアをスタート出来たこと、どんな状況でも熱い声援を送って下さったサポーターの皆さんの下でプレーできたことを、僕は誇りに思います」と感謝を語った。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF中島大貴
(なかしま・たいき)
■生年月日
1995年1月17日(23歳)
■身長/体重
190cm/76kg
■出身地
佐賀県
■経歴
横浜FMJrユース追浜-福岡U-15-筑陽学園高-福岡大-讃岐
■出場歴
J2リーグ:36試合1得点

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水戸の34歳DF細川が契約更新…在籍8シーズン目の来季へ「頑張るぞー!おー!」

水戸DF細川淳矢が契約更新
 水戸ホーリーホックは15日、DF細川淳矢(34)について来季の契約を更新したことを発表した。

 細川は仙台大から2007年に仙台へ入団。2011年シーズン限りで契約満了となり、2012年9月に水戸へ加入した。今季はJ2リーグ戦40試合に出場している。

 在籍8シーズン目となる来季に向け、クラブ公式サイトを通じて「水戸ホーリーホックに携わっている皆様、みんな合わせてチームです!このクラブを大きく逞しく素晴らしいクラブにする為に皆様と一緒に闘って行きたいです!とは言うものの、僕らの試合結果が非常に大切だと思うので、1番僕らが頑張ります!来シーズンも一緒に戦って下さい!頑張るぞー!おー!」とコメントした。

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横浜FMユースはMF椿直起が2発!あと1勝してトップチームへ

前半36分、横浜F・マリノスユースMF椿直起が、左足でゴール
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 旭川実高 0-7 横浜FMユース 呉市総合スポーツセンター陸上競技場]
 
 トップチーム昇格のMF椿直起(3年)が、横浜F・マリノスユースの一員として臨む最後の大会でも結果を残している。

 椿は前半10分、右SB木村卓斗(3年)の右クロスをファーサイドから頭で合わせて先制ゴール。さらに2-0の前半36分には鋭い抜け出しからPAまでボールを持ち込むと、切り返しでDFを外してから左足で2点目のゴールを決めた。

「個人的にドリブルとか見せ場は少なかったんですけれども、大事な先制点だったり、3点目だったりを決められることができた。いいボールが上がって来ましたし、チームのみんなのおかげだと思っている」と仲間たちに感謝した。

 高校進学時に横河武蔵野FCジュニアユースから横浜FMユースに加入。1年時からサイドで抜群の突破力を披露するなど注目度を高め、U-17日本代表に選出された。だが、2年時は出場機会を伸ばせずに悔しいシーズンに。それでもこの秋、最高学年、またトップチームに昇格する選手としての自覚と責任感を持ってプレーする椿は、優勝したJユースカップやプレミアリーグ昇格を懸けた戦いで目に見える結果を残し続けている。

「自分に(DFが)2、3枚来る試合がほとんどですし、その中でも自分は存在感を出して行かないといけないですし、個人だけじゃなくてチームのために守備も頑張らないといけない。キャプテンでもありますし、(自覚や責任感は)今年、芽生えてきていると思います」

 注目ドリブラーは横浜FMでの3年間を振り返り、「1年の頃から出してもらって2年の頃はなかなか出られなくて、悔しい思いをしました。3年は夏のクラブユース取れなくて悔しくて……、でもJユースで優勝して最後いいまとまりでできていると思う」と語った。悔しい思いも経験しながら成長してきたドリブラーが、ユースラストゲームで自分自身も結果にこだわり、必ず勝利して、プレミアリーグ昇格を後輩たちへの置き土産にする。


(取材・文 吉田太郎)
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鳥取が今季加入の3選手と契約更新

 ガイナーレ鳥取は15日、MF星野有亮(26)、MF小林智光(23)、MF魚里直哉(23)の3選手について、2019年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 金沢から今季加入した星野は、今季J3リーグ戦27試合、天皇杯2試合に出場。山梨学院大から今季加入の小林はJ3リーグ戦27試合で3得点、天皇杯2試合で1得点を記録した。

 また、関西学院大から今季C大阪に加入した魚里は、8月に鳥取へ完全移籍。鳥取加入後、J3リーグ戦13試合に出場した。

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鳥取が今季加入の3選手と契約更新

 ガイナーレ鳥取は15日、MF星野有亮(26)、MF小林智光(23)、MF魚里直哉(23)の3選手について、2019年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 金沢から今季加入した星野は、今季J3リーグ戦27試合、天皇杯2試合に出場。山梨学院大から今季加入の小林はJ3リーグ戦27試合で3得点、天皇杯2試合で1得点を記録した。

 また、関西学院大から今季C大阪に加入した魚里は、8月に鳥取へ完全移籍。鳥取加入後、J3リーグ戦13試合に出場した。

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金沢DF作田が契約更新「クラブの成長と発展のために努力していく」

金沢DF作田裕次が契約更新
 ツエーゲン金沢は15日、DF作田裕次(31)が2019年シーズンも同クラブでプレーすることが決定したと発表した。

 筑波大出身の作田は過去に水戸、大分、山形でプレーし、金沢には2014年から在籍。今季はJ2リーグ戦26試合に出場し、1得点を記録した。

 クラブ公式サイトを通じて「来シーズンも金沢でプレーできることを嬉しく思います!今年なかなか勝てなかったホームでたくさん勝てるように、またクラブの成長と発展のために努力していきます!!」とコメントしている。

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「20年過ごした熊本を離れるのは寂しいですが…」熊本の20歳MF米原がJ1昇格・松本に完全移籍

熊本MF米原秀亮が松本に完全移籍
 松本山雅FCは15日、ロアッソ熊本のMF米原秀亮(20)が完全移籍で加入することが決まったと発表した。

 熊本県出身の米原は、熊本ユースから2017年にトップチームへと昇格。今季はJ2リーグ戦27試合、天皇杯1試合に出場していた。

 松本のクラブ公式サイトを通じ、「素晴らしい監督、チームメイトとプレーできる最高の機会をいただき、とても楽しみです。松本はアルウィンという最高のスタジアム、サポーターがいるチームだと思います。だからこそチームに貢献できるように、とにかくチャレンジしていきたいと思います」と決意を語っている。

 また、地元クラブを離れるにあたり、熊本のクラブ公式サイト上では「チームとして来シーズン、1年でJ2へ復帰するという目標を掲げてる中、松本山雅FCからオファーをいただき、より高いレベルでの競争を求め、チャレンジすることが自分にとって必要だと感じ、移籍することを決断しました」と経緯を説明。「20年間過ごし、育った熊本を離れるのは寂しいですが、自分の活躍が熊本まで届くように頑張ります。そしてこれからもロアッソ熊本の活躍を期待しています」と激励の言葉を送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF米原秀亮
(よねはら・しゅうすけ)
■生年月日
1998年4月20日(20歳)
■身長/体重
184cm/72kg
■出身地
熊本県宇城市
■経歴
熊本Jrユース-熊本ユース-熊本
■出場歴
J2リーグ:30試合
天皇杯:5試合

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石崎くんの顔面ブロックを約束!? 熊本DF青木剛が南葛SCに完全移籍

熊本MF青木剛が南葛SCに加入
 南葛SC(東京都1部)は15日、ロアッソ熊本の元日本代表DF青木剛(36)が完全移籍で加入することを発表した。

 青木は2001年に前橋育英高から鹿島に入団し、15シーズン半にわたってプレー。2016年7月に鳥栖へ完全移籍すると、2017年の最終節・札幌戦でJ1リーグ戦通算400試合出場を達成した。同シーズンで鳥栖を退団し、今季から熊本へ完全移籍。J2リーグ戦26試合に出場していた。

 南葛SCは漫画『キャプテン翼』の作者である高橋陽一氏が後援会会長を務め、現在は東京都社会人サッカーリーグ1部に所属。今季は同リーグ優勝を果たしている。

 クラブ公式サイトを通じて青木は「来シーズンより南葛SCでプレーさせていただくことが決まりました。関わってくださる方々のお役に立ちたい、南葛SCが上を目指すための力になりたい、という強い思いがあります」と挨拶。また、「『キャプテン翼』の石崎くんの顔面ブロックを見習って、チームのために体を張りたいです!サッカーをプレーできる喜びを持ち続け、誠実さと感謝を忘れずに取り組みます」と抱負を語っている。

 一方、熊本に対しては「ロアッソ熊本では1年間でしたが、プレーさせてもらえた事に感謝します。熊本のこれからの復興、発展を心から祈っています」と感謝のメッセージを送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF青木剛
(あおき・たけし)
■生年月日
1982年9月28日(36歳)
■身長/体重
183cm/75kg
■出身地
群馬県
■経歴
前橋Jrユース-前橋育英高-鹿島-鳥栖
■代表歴
2000年、2001年:U-19、U-20日本代表
2002年、2004年:U-22、U-23日本代表
2008年、2009年:日本代表
■出場歴
J1リーグ:400試合8得点
J2リーグ:26試合
カップ戦:78試合
天皇杯:48試合3得点
ACL:31試合3得点

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YS横浜の高田コーチが契約満了「5年間とても幸せで充実した時間でした」

 Y.S.C.C.横浜は14日、高田昌明コーチ(45)と契約期間満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。

 高田氏は2014年にYS横浜のコーチに就任。今季まで5シーズン在籍していた。

 クラブ公式サイトを通じて「この5年間多くの選手と出会い、共に戦い、喜びや悔しさを分かち合えた日々はとても幸せで充実した時間でした。選手達には心より感謝しています。年々成長している選手、チームを近くで見れなくなるのは残念ですが、今後の活躍、飛躍を願っています」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●高田昌明
(たかだ・まさあき)
■生年月日
1973年7月26日(45歳)
■出身地
千葉県
■選手歴】
市⽴船橋⾼校
1992〜1996年:横浜F
1997年:神⼾
1998年:東京フリエ
1999〜2001年:横浜FC(JFL/J2)
2002〜2005年:ソニー仙台 FC(JFL)
2006年:静岡FC(東海1部)
■指導歴
2006年:静岡FC 監督(選⼿兼任)
2007年:NECトーキン(東北1部) ヘッドコーチ
2008〜2009年:静岡FC ヘッドコーチ
2009〜2013年:Vivace FC(静岡) 育成年代コーチ、HAWAII 808SC テクニカルアドバイザー
2014年〜:YS横浜 コーチ

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J3初優勝の琉球を電撃退任の金鍾成監督、同時J2昇格の鹿児島に電撃就任!!

金鍾成氏がJ2昇格の鹿児島の指揮官に就任
 鹿児島ユナイテッドFCは15日、金鍾成氏(54)が新監督に就任することを発表した。

 金氏は今季、FC琉球をJ3初優勝とJ2初昇格に導いたが、クラブは12日に来季の契約を更新しないことを発表。また、同じく2位でJ2初昇格を決めた鹿児島も、5日に三浦泰年監督(53)の退任を発表していた。

 指揮官就任にあたって金氏は「J2リーグという未知のステージを鹿児島のみなさんと共に感じ、共に戦い、共に進んでいきましょう」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●金鍾成
(KIM Jong Song)
■生年月日
1964年4月23日(54歳)
■出身地
東京都
■経歴
東京朝鮮第二初中級学校-東京朝鮮中高級学校-朝鮮大-在日朝鮮蹴球団-磐田-札幌
■指導歴
2015年:琉球 アカデミーダイレクター兼ジュニアユース監督
2016年~2018年:琉球 トップチーム監督

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オコチャ氏以来の快挙! サラーが2年連続でアフリカ年間最優秀選手賞を受賞

FWモハメド・サラーが2年連続でアフリカ年間MVP
 英『BBC』は14日、2018年のアフリカ年間最優秀サッカー選手賞を発表し、リバプールエジプト代表FWモハメド・サラーが2年連続2度目の受賞を果たした。2年連続の受賞は、元ナイジェリア代表のオーガスティン・オコチャ氏(2003、2004年)以来となる。

 同賞は英『BBC』のラジオリスナーの投票により、年間で最も優れたアフリカのサッカー選手に贈られる。2018年の最終候補にはサラーを含め、ユベントスモロッコ代表DFメフディ・ベナティア、ナポリセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、リバプールのセネガル代表FWサディオ・マネ、アトレティコ・マドリーのガーナ代表DFトーマス・パルテイの5名が選出されていた。

 サラーは昨季、リバプールで公式戦52試合に出場し、44得点を記録。プレミアリーグでシーズン最多記録を更新する32ゴールを決めたほか、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)では決勝で負傷交代したものの、大会2位タイの10ゴールでリバプールの躍進に貢献した。また、今夏のロシア・ワールドカップでもエジプト代表としてグループリーグ2試合に出場し、2得点を挙げている。

 昨年に続く選出となったサラーは「再び受賞することができて最高の気分だ。幸せだし、また来年も獲得したいね」と、歴代最多3度目の受賞に意欲を示した。

●プレミアリーグ2018-19特集

[MOM2737]新潟明訓DF落合毅人(3年)_圧巻の高さ。“チーム1の得点源”が攻守両面で輝く

DF落合毅人(3年)は空中戦で強さを発揮
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 新潟明訓高 2-0 金光大阪高 広島補助]

 今年の新潟明訓高は大型選手が多数在籍。攻守両面で競り合いの強さが特徴だが、中でもDF落合毅人(3年)の高さは圧巻だ。

 初のプレミアリーグ参入を目指して挑んだこの日、試合序盤から金光大阪高(関西2/大阪)のロングボール攻勢に手を焼いたが、「自分たちのチームは、全国でも高さはある方なので、ロングボールは対処できる」と5枚のDF陣でしっかりと対処。個人としても「相手より先に飛んで絶対に負けないというのを意識した」との言葉通り、競り合いでことごとく相手ボールを跳ね返した。

 前半31分には、MF陶山聡太(2年)が奪ったPKのキッカーとして田中健二監督に指名されると、動じることなくゴールネットを揺らし、チーム2点目をマーク。攻守でしっかりと力を発揮し、チームを勝利に導いた。

 入学1年目からCBとして出場機会を掴んできたが、最終学年を迎えた今年はシュートセンスを買われ、FWとCBの兼任が続いた。PKを含め7得点という成績は、プリンスリーグ北信越で9位タイの成績だ。

 チーム1の得点源だったが、「FWで点を獲るのも好きだけど、自分がより目立つのはCB。このチームはセットプレーの機会も多いので、後ろをやっていても攻撃の機会は多いので、後ろでやった方が良いかなと思っていた」。田中監督も「今までやったことがないポジションだから90分持たない。この子にバテられるとチームのパワーがだいぶ減っちゃうので、それはリスクだなと思った」こともあり、選手権予選前にはCBに固定された。

 本職での起用に燃えた落合だったが、選手権予選の準決勝では自らのゴールで先制しながらも2点を許し、1-2で敗退。「このチームはゼロで抑えて勝ってきていたので、2点を獲られた時点で難しかった。そこからも失点が続いていたので、今大会はゼロで抑えようという気持ちが強くなっている」。

 この日は2回戦へと進めたこと以上に、勝利の方程式通り無失点で試合を終えたことに価値がある。初のプレミア参入に向けて状態は万全。「自分たちは選手権に行けないので、後輩たちに残せる最後の機会。最後勝って、全員が笑顔で(新潟に)帰れるようにしたい」と話すように、あとはもう1勝するだけだ。

(取材・文 森田将義)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集
●【特設】高校選手権2018

[MOM2736]横浜FMユースGK吉嵜勝哉(3年)_点差広がる中でも、自身の“集中維持術”活用して無失点

横浜F・マリノスユースGK吉嵜勝哉は完封勝利に大きく貢献
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 旭川実高 0-7 横浜FMユース 呉市総合スポーツセンター陸上競技場]

 7-0。この日の横浜F・マリノスユースには先制ヘッドを決めたMF椿直起(3年)をはじめ、ヒーローが多数いた。西谷冬樹監督もそれを認めた上で、90分間集中した守りを見せていたGK吉嵜勝哉(3年)を高く評価。プレーオフ進出への大一番だったプリンスリーグ関東最終節(対大宮ユース)を含め、「1試合の中で必ずある」相手の決定機を封じてきているという守護神を称賛していた。

 この日のシュート数は20対7。味方が攻め続け、点差を広げる中で集中力を保つことは容易ではない。だが、吉嵜は5-0の後半10分に至近距離からのヘディングシュートを足で完璧にストップ。また、終盤には判断の良い飛び出しで相手の抜け出しを阻止していた。意地で1点を奪い取ろうとしていた旭川実高をシャットアウト。やや相手に押し込まれた立ち上がりや、パワフルなセットプレーにも落ち着いて対処するGKの存在感は大きかった。

「自分たちが力を示している時に後ろもゼロ失点でというところを目標にしている。自分たちの攻撃を見ながら、守備にもしっかり指示をして試合をしていました」と吉嵜。指揮官からの評価を伝え聞くと、素直に喜んでいた。

 後方から味方を動かす声や1対1の強さに加え、「今やっているサッカーはGKから始まるプレースタイル」と自負する横浜FMのサッカーを足元でも支えている。180cm、82kgのがっちりとした体格含めてチームに安心感を与えているGKだ。

 その守護神は試合中、全く声を絶やさない。味方へのコーチング、鼓舞するような声はもちろんなのだが、気になったこともあった。ボールが遠い位置にある際など、コーナー付近のカメラマンにギリギリ聞こえるような声で「アイツうめーな」や「ナイスボール」……。相手のプレーを讃えるような“独り言”をつぶやき続けていた。

 その“独り言”について尋ねると、「あれは、自分の集中力が切れないように独り言を言っています。昔からやっていますね」と微笑。その“独り言”が自分の集中力を切らさずにプレーに“かかわり続ける”力、またチームの守備を支える力になっているようだ。

 高校3年生の吉嵜にとって横浜ユースでの公式戦はあと1試合。「今まで通りに自分たちの攻撃は上手いので、後ろも集中して臨みたいですね。最後勝ってみんなで笑顔で終わりたいと思います」と笑顔で横浜ユースから“卒業”することを誓った。

(取材・文 吉田太郎)
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熊本、讃岐と契約満了の豊島氏がGKコーチ就任

 ロアッソ熊本は14日、豊島幸一氏(40)が来季よりトップチームのGKコーチに就任することが決定したと発表した。

 豊島氏は過去に琉球や北九州のGKコーチを歴任し、昨季に讃岐のGKコーチに就任。先月23日に今季限りでの契約満了が発表されていた。

 熊本のクラブ公式サイトを通じて「ロアッソ熊本で、仕事が出来る事を誇りに思います。チームの目標を達成出来るように全力で監督、選手をサポートしていきたいと思います」と抱負を述べている。

以下、クラブ発表プロフィール

●豊島幸一
(とよしま・こういち)
■生年月日
1978年9月12日(40歳)
■出身地
香川県
■経歴
一宮中学-高松南高-福岡大
■指導歴】
2002年:福岡舞鶴高サッカー部 GKコーチ
2003年~2008年:佐賀東高サッカー部 GKコーチ
2009年~2010年:鳥栖 育成部 GKコーチ
2011年~2012年:FC琉球 GKコーチ
2013年~2016年:北九州 GKコーチ
2017年~2018年:讃岐 GKコーチ

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●2019年Jリーグ移籍情報

[MOM2735]大宮ユースFW高田颯也(2年)_負けられない“一番の武器”。快速を活かして勝利導く2ゴール

FW高田颯也(2年)は快足を活かし、2ゴール
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 鳥栖U-18 0-3 大宮ユース 広島補助]

「自分の一番の武器。そこで負けるわけにはいかない」と胸を張るスピードを活かしたドリブルで2ゴール。1年でのプレミアリーグ返り咲きを狙う大宮アルディージャユースの勝利に大きく貢献したのが、FW高田颯也(2年)だ。

 先週のプリンスリーグ関東の最終節は腰の負傷のため、大事をとって欠場。この日は、「先週はチームに迷惑をかけたので、今日は自分が助けになれればと思っていた。3年生とやれる最後の大会なので、まずはチームが勝つことを意識した」ものの、試合序盤はうまく試合に入れず落ち込んでいた。それでも、先輩たちから励まされ、気持ちのスイッチを再び入れると、前半23分には左サイドの突破から左CKを奪った。

 以降も、思い切りの良い突破で相手DFに脅威を与えると、前半終了間際のアディショナルタイム1分に高い位置でボールを奪ったチームメイトのパスにスペースで反応。素早くドリブルでゴール前に持ち込むと、GKとの1対1を冷静に決めた。

「1対1だったので自分が決めるしかないという所でしっかり決めきれたのは大きい」と胸を撫で下ろした一撃で2点差にすると、後半10分にも同じく相手エリア左をドリブルで突破。「ひとつ前のプレーでパスを出したら、味方に合わなくて、監督から『自分で行け』と言われた。今度はパスするつもりはなくて、自分で最後まで行ききろうと思った」。その言葉通り、しっかりフィニッシュまで持ち込み、歓喜を呼び込んだ。

 昨年は交代の切り札として重宝されたが、2年目を迎えた今季は左MFに定着。先月からは持ち場を前線に移し、プレーの幅を広げている。「出ていない3年生もいるので、自分がその人たちの分までやらなきゃいけない」と奮闘を続けることで、泥臭いプレーが出来るようになってきた。

 丹野友輔監督が「相手の背中を狙う中で、そのスペースを抜ければ“行ける”という手応えがあった。彼は前向きになればボールをゴールに近づけられる選手」と評価する武器は代表のスタッフにも買われ、8月と10月にはU-17日本代表にも選出されるなど、その存在感は日に日に高まっている。

 中学時代は埼玉の街クラブ『坂戸ディプロマッツ』に所属。高校に上がる際は浦和ユースと大宮ユースからオファーを受けた。「迷っていたけど、コーチ陣からの熱意が強かった」ことと小学校時代に所属した江南南サッカー少年団の先輩であるMF黒川淳史(現・水戸)が所属していたことが決め手となり、オレンジのユニフォームに袖を通すことになった。

「ずば抜けて違うプレーをしていたので、自分もこうなりたいと思った」。黒川先輩に近づくためには、更なるアピールが欠かせない。今年最後の公式戦となる2回戦の東海大仰星(関西1/大阪)戦でも、ドリブルで勝利を呼び込む。

(取材・文 森田将義)
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[MOM2734]愛媛U-18_MF渡邊創太(3年)_トップ内定ボランチが守備で圧倒的存在感

愛媛U-18キャプテンMF渡邊創太はトップチーム昇格内定の貫禄を見せ、球際勝負で強さを発揮した
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 愛媛U-18 1-0 作陽高 コカ広島ス]

 MF岩井柊弥と共に、トップチーム昇格が内定している愛媛FC U-18のキャプテンMF渡邊創太。この日はやや守勢に回る時間帯が長かったが、自慢の球際での守備能力の高さをいかんなく発揮。体を張った守備でチームを引き締め、無失点勝利に大きく貢献した。

「作陽はスカウティング通りではなく、もう少し縦に速いイメージを持っていたのですが、中盤でボールを持てる選手が多くて手こずりました」と事前のイメージ通りでは無かったようだが、「どんな状況にも適応し、ハードワークすることができました」と予想外の相手の出方にも動じずにプレーすることができたという。

 押し込まれている時間帯は「チーム全員で声を掛け合いながらボール奪取することができました」と、自らも率先して声かけし、守備の集中を切らさなかった。

 自らの強みである球際の強さでは「高校年代では絶対負けません」と強気だ。「僕は来年トップチームでプレーします。そこにつながるようにと今から考えています。開幕からスタメンで出場することを狙っているのですが、一つ一つの試合が成長につながっていると思います」。来季J2リーグ開幕戦で先発出場することから逆算して、高校年代の試合経験を全て自分の糧にしようとしている。

 その高校年代の公式戦も16日の新潟明訓高戦が最後となる。「あと一つなので、チーム全員の気力・体力を合わせて戦いたい」と意気込む。プレミアリーグ昇格を置き土産にトップ昇格すべく、全力を尽くす。
 
(取材・文 小林健志)
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[MOM2734]愛媛U-18_MF渡邊創太(3年)_トップ内定ボランチが守備で圧倒的存在感

愛媛U-18キャプテンMF渡邊創太はトップチーム昇格内定の貫禄を見せ、球際勝負で強さを発揮した
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 愛媛U-18 1-0 作陽高 コカ広島ス]

 MF岩井柊弥と共に、トップチーム昇格が内定している愛媛FC U-18のキャプテンMF渡邊創太。この日はやや守勢に回る時間帯が長かったが、自慢の球際での守備能力の高さをいかんなく発揮。体を張った守備でチームを引き締め、無失点勝利に大きく貢献した。

「作陽はスカウティング通りではなく、もう少し縦に速いイメージを持っていたのですが、中盤でボールを持てる選手が多くて手こずりました」と事前のイメージ通りでは無かったようだが、「どんな状況にも適応し、ハードワークすることができました」と予想外の相手の出方にも動じずにプレーすることができたという。

 押し込まれている時間帯は「チーム全員で声を掛け合いながらボール奪取することができました」と、自らも率先して声かけし、守備の集中を切らさなかった。

 自らの強みである球際の強さでは「高校年代では絶対負けません」と強気だ。「僕は来年トップチームでプレーします。そこにつながるようにと今から考えています。開幕からスタメンで出場することを狙っているのですが、一つ一つの試合が成長につながっていると思います」。来季J2リーグ開幕戦で先発出場することから逆算して、高校年代の試合経験を全て自分の糧にしようとしている。

 その高校年代の公式戦も16日の新潟明訓高戦が最後となる。「あと一つなので、チーム全員の気力・体力を合わせて戦いたい」と意気込む。プレミアリーグ昇格を置き土産にトップ昇格すべく、全力を尽くす。
 
(取材・文 小林健志)
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これぞ“愛媛らしさ”!粘り強くPKでのリード守り切り愛媛U-18が作陽下す

PKを決めた愛媛U-18のFW柳下将野。この1点が決勝点となった
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 愛媛U-18 1-0 作陽高 コカ広島ス]

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ1回戦は14日、コカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアムにて2試合が行われ、第2試合は第1試合がPK戦となった影響で40分遅れてキックオフ。プリンスリーグ四国優勝の愛媛FC U-18(愛媛)とプリンスリーグ中国優勝の作陽高(岡山)が対戦し、PKでのリードを守りきった愛媛U-18が1-0で勝利し、2回戦進出を果たした。

 前半から主導権を握っていたのは作陽だった。MF中坂友哉(3年)やFW松原大芽(3年)、MF西山拓実(3年)らが再三愛媛ゴールを襲う。一方の愛媛U-18はトップ昇格内定のキャプテンMF渡邊創太(3年)とMF岩井柊弥(3年)を中心に、中盤の守備が堅く、とりわけ渡邊は球際の強さが光り、相手の決定機をことごとくつぶした。攻撃ではFW柳下将野(2年)がしたたかにカウンター攻撃を狙い、1回決定機を作ったがゴールとはならず、前半は0-0で折り返した。

 愛媛U-18の池田祐樹監督は「スカウティング通り、作陽はワイドの部分でスペースが空くので、そこを徹底的に突こうとハーフタイムに攻撃に比重をかけるように言いましたが、そこでボランチのバランスが崩れた」と振り返った通り、後半立ち上がりは作陽ペース。何度も作陽にPA内に進入されたが、愛媛U-18は渡邊を中心に守備陣の集中が切れなかった。

「ボランチのところを修正してからはこちらのペースになりました」と池田監督が語ったように、後半20分過ぎから徐々に愛媛U-18が決定機をつくり出す。そして30分、左サイドをFW岡田蒼生(2年)がドリブル突破。作陽キャプテンDF羽田一平(3年)と1対1となったが、羽田が岡田をPA内で倒し、愛媛U-18にPKが与えられた。PKキッカーの柳下は「僕が取ったPKではありませんが、仕事は決めるだけだったので」と落ち着いてPKを決めて先制に成功した。

 前半から押し込みながらも得点できなかった作陽は反撃したいところだったが、終盤はむしろ先制して勢いに乗った愛媛U-18ペースだった。「終盤は前に蹴らせないように、前線からの守備を頑張りました」(柳下)。そして1-0で愛媛U-18がしっかり勝ちきった。

 後半は攻守の狙いがはまり「もう2点くらい取れていれば楽になりました。今日は少し慌てたので60点くらいかな…」と今日の出来を評価する愛媛U-18の池田監督。しかし2回戦・新潟明訓高戦に向けては「愛媛らしい粘り強くハードワークできるサッカーができればやれると思います」と力強く語る。「トップの監督となった川井健太監督からチームを引き継ぎ、ボールの価値を高めるサッカーを続けています」。J2の舞台で粘り強く戦う川井イズムを引き継ぎ「愛媛らしさ」にこだわって、2012年以来のプレミア復帰を狙う。

 一方の作陽の酒井貴政監督は「自分たちのやりたいことがある中、それを相手によって変えたり、自分たちの形を出したり、とゲームトータルのプランははまっていた」としながらも「最後の局面でボールを枠に持っていけませんでした。そこまでの過程でもう少し工夫が必要でした」とあと一歩で愛媛U-18守備陣を崩しきれなかったことを悔やんだ。「最後の局面のところ、メンタルの課題が露呈しましたので、反省として次につなげたいです」と今後への課題を口にした。
   
(取材・文 小林健志)
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これぞ“愛媛らしさ”!粘り強くPKでのリード守り切り愛媛U-18が作陽下す

PKを決めた愛媛U-18のFW柳下将野。この1点が決勝点となった
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 愛媛U-18 1-0 作陽高 コカ広島ス]

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ1回戦は14日、コカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアムにて2試合が行われ、第2試合は第1試合がPK戦となった影響で40分遅れてキックオフ。プリンスリーグ四国優勝の愛媛FC U-18(愛媛)とプリンスリーグ中国優勝の作陽高(岡山)が対戦し、PKでのリードを守りきった愛媛U-18が1-0で勝利し、2回戦進出を果たした。

 前半から主導権を握っていたのは作陽だった。MF中坂友哉(3年)やFW松原大芽(3年)、MF西山拓実(3年)らが再三愛媛ゴールを襲う。一方の愛媛U-18はトップ昇格内定のキャプテンMF渡邊創太(3年)とMF岩井柊弥(3年)を中心に、中盤の守備が堅く、とりわけ渡邊は球際の強さが光り、相手の決定機をことごとくつぶした。攻撃ではFW柳下将野(2年)がしたたかにカウンター攻撃を狙い、1回決定機を作ったがゴールとはならず、前半は0-0で折り返した。

 愛媛U-18の池田祐樹監督は「スカウティング通り、作陽はワイドの部分でスペースが空くので、そこを徹底的に突こうとハーフタイムに攻撃に比重をかけるように言いましたが、そこでボランチのバランスが崩れた」と振り返った通り、後半立ち上がりは作陽ペース。何度も作陽にPA内に進入されたが、愛媛U-18は渡邊を中心に守備陣の集中が切れなかった。

「ボランチのところを修正してからはこちらのペースになりました」と池田監督が語ったように、後半20分過ぎから徐々に愛媛U-18が決定機をつくり出す。そして30分、左サイドをFW岡田蒼生(2年)がドリブル突破。作陽キャプテンDF羽田一平(3年)と1対1となったが、羽田が岡田をPA内で倒し、愛媛U-18にPKが与えられた。PKキッカーの柳下は「僕が取ったPKではありませんが、仕事は決めるだけだったので」と落ち着いてPKを決めて先制に成功した。

 前半から押し込みながらも得点できなかった作陽は反撃したいところだったが、終盤はむしろ先制して勢いに乗った愛媛U-18ペースだった。「終盤は前に蹴らせないように、前線からの守備を頑張りました」(柳下)。そして1-0で愛媛U-18がしっかり勝ちきった。

 後半は攻守の狙いがはまり「もう2点くらい取れていれば楽になりました。今日は少し慌てたので60点くらいかな…」と今日の出来を評価する愛媛U-18の池田監督。しかし2回戦・新潟明訓高戦に向けては「愛媛らしい粘り強くハードワークできるサッカーができればやれると思います」と力強く語る。「トップの監督となった川井健太監督からチームを引き継ぎ、ボールの価値を高めるサッカーを続けています」。J2の舞台で粘り強く戦う川井イズムを引き継ぎ「愛媛らしさ」にこだわって、2012年以来のプレミア復帰を狙う。

 一方の作陽の酒井貴政監督は「自分たちのやりたいことがある中、それを相手によって変えたり、自分たちの形を出したり、とゲームトータルのプランははまっていた」としながらも「最後の局面でボールを枠に持っていけませんでした。そこまでの過程でもう少し工夫が必要でした」とあと一歩で愛媛U-18守備陣を崩しきれなかったことを悔やんだ。「最後の局面のところ、メンタルの課題が露呈しましたので、反省として次につなげたいです」と今後への課題を口にした。
   
(取材・文 小林健志)
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京都GKコーチに富永氏が就任…今季まで岡山を指導

 京都サンガF.C.は14日、富永康博氏(38)が2019年シーズンよりトップチームのGKコーチに就任することが決定したと発表した。

 現役時代に名古屋、鳥栖、横浜FM、札幌などでプレーした富永氏は、引退後の2009年から2014年まで大阪学院大のGKコーチを歴任。2015年に岡山のGKコーチに就任し、先月24日に今季限りでの退任が発表されていた。

 京都のGKコーチ就任にあたり、クラブ公式サイトを通じて「監督、スタッフ、選手、フロントの皆さんと共に、J1昇格のために全力を尽くします」と決意を語っている。

以下、クラブ発表プロフィール

●富永康博
(とみなが・やすひろ)
■生年月日
1980年5月22日(38歳)
■出身地
福岡県
■選手歴
東福岡高-名古屋-デンソー(現FC刈谷)-名古屋-鳥栖-横浜FM-札幌
■指導歴
2009~2014年:大阪学院大 GKコーチ
2015~2018年:岡山 トップチームGKコーチ
■資格
日本サッカー協会公認B級コーチ、日本サッカー協会GK B級コーチ

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京都GKコーチに富永氏が就任…今季まで岡山を指導

 京都サンガF.C.は14日、富永康博氏(38)が2019年シーズンよりトップチームのGKコーチに就任することが決定したと発表した。

 現役時代に名古屋、鳥栖、横浜FM、札幌などでプレーした富永氏は、引退後の2009年から2014年まで大阪学院大のGKコーチを歴任。2015年に岡山のGKコーチに就任し、先月24日に今季限りでの退任が発表されていた。

 京都のGKコーチ就任にあたり、クラブ公式サイトを通じて「監督、スタッフ、選手、フロントの皆さんと共に、J1昇格のために全力を尽くします」と決意を語っている。

以下、クラブ発表プロフィール

●富永康博
(とみなが・やすひろ)
■生年月日
1980年5月22日(38歳)
■出身地
福岡県
■選手歴
東福岡高-名古屋-デンソー(現FC刈谷)-名古屋-鳥栖-横浜FM-札幌
■指導歴
2009~2014年:大阪学院大 GKコーチ
2015~2018年:岡山 トップチームGKコーチ
■資格
日本サッカー協会公認B級コーチ、日本サッカー協会GK B級コーチ

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破竹の公式戦11連勝!横浜FMユースが7-0大勝でプレミア昇格王手!

前半23分、横浜F・マリノスユースCB鈴木駿之助(左)が決めて2-0
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 旭川実高 0-7 横浜FMユース 呉市総合スポーツセンター陸上競技場]

 公式戦11連勝の横浜FMユースがプレミア昇格王手! 14日、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ1回戦が広島県内各地で行われ、横浜F・マリノスユース(関東2/神奈川)が旭川実高(北海道)に7-0で快勝。2年ぶりとなるプレミアリーグ昇格へあと1勝とした横浜FMは、16日の2回戦(昇格決定戦)で尚志高(東北1/福島)と戦う。

 横浜FMは10月から行われたJユースカップで6試合を勝ち抜き、ユースチーム日本一に。また、プリンスリーグ関東でも後がなくなった第15節から4連勝し、逆転でプレーオフ進出を決めている。トップチームへ昇格するU-18日本代表MF椿直起主将(3年)が「本当にいい雰囲気でやれていますし、本当に自分たちの形というか、スタイルができてきた。連勝が自信に繋がっていると思います」と説明する横浜FMが、この日も強さを見せつけた。

 旭川実はプリンスリーグ北海道で札幌U-18などを退けてプレーオフ進出を果たした好チーム。立ち上がりから横浜FMに圧力をかけ、セカンドボールの攻防戦で上回ってきていた。

 だが、横浜FMは積み上げてきた「攻め倒す」スタイルで北海道王者を凌駕する。10番・榊原彗悟(3年)の決定的なシュートなどで相手に圧力をかけると10分、横浜FMは右サイドを縦に切り込んだSB木村卓斗(3年)のクロスをファーサイドの椿が頭で合わせて先制。横浜FMはその後、ボールを支配してゲームをコントロールし、サイドプレーヤーや注目ルーキー、FW津久井匠海(1年)の仕掛けなどで相手を敵陣に釘付けにする。

 そして23分、MF土佐陸翼(3年)の右CKをファーサイドでMF岩澤桐人(3年)が折り返し、最後はCB鈴木駿之助(3年)が左足でゴールへ押し込んだ。37分には椿がスルーパスで抜け出し、切り返しから左足でこの日2点目のゴールを奪う。さらに後半6分には、積極的な攻め上がりを見せていた左SB日隈雄作(2年)のラストパスをMF松田詠太郎(2年)が左足ダイレクトでゴールに沈めて4-0。そして、10分にも土佐のスルーパスで抜け出した松田がGKをかわし、右足でチーム5点目を決めた。

 旭川実は切り替え速く攻撃に持ち込み、スペースを狙うもミスが増えてしまう。また、FW谷口明典(3年)のロングスローなどからゴール前のシーンを作っていたが、それも相手DFに跳ね返されていた。

 後半開始から投入されたFW金野修那(3年)や谷口、MF河合悠人(3年)がチャレンジする姿勢を見せるが、MF山内陸(3年)の左足FKからCB江嶋直樹(3年)が放った決定的なヘッドを横浜FMのGK吉嵜勝哉(3年)に足で止められるなど、得点に結びつけることができない。

 一方、各選手が貪欲にゴールを目指し続ける横浜FMは、18分にも右CKを岩澤が折り返し、最後は津久井が決めて6点目。24分には交代出場のFWブラウンノア賢信(2年)がPKを決めると、吉嵜やCB五十嵐大悟(3年)、岩澤を中心に無失点を維持して7-0で大勝した。

 横浜FMは今年、「(質の部分とコンパクトさを極めて)相手コートでゲームを支配しよう。スピーディーな攻撃サッカーをしよう」(西谷冬樹監督)と掲げてスタートした。だが、ボールを奪う守備含めて「要求の高いサッカー」(西谷監督)を十分に実践しきれず、また良い内容でも結果が伴わない試合の連続。プリンスリーグ関東の開幕6試合でわずか1勝、日本クラブユース選手権はグループステージ敗退に終わっていた。

 それでも、各選手がチームプレーの意識を高め、個人、チームとして成長してきた現在の横浜FMは強力。指揮官が「ブレずに自分たちのスタイルでやってきて、噛み合ってきてここまで来ている。(加えて)勝負どころが分かってきた」と頷くように、内容、結果を伴いながら勝ち続けている。

 怪我や大学受験の準備などで先発メンバーが入れ替わっているが、連勝を継続してプレミアリーグ復帰まであと1勝。横浜FMの3年生たちにとって“ラストゲーム”でもある尚志戦へ向けて、椿は「後輩のためにも勝ちたいですし、自分らの代が強いということを示すためにも最後の試合は圧倒して勝ちたいです」と意気込んだ。横浜FMは12連勝でシーズンを締めくくる。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集
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破竹の公式戦11連勝!横浜FMユースが7-0大勝でプレミア昇格王手!

前半23分、横浜F・マリノスユースCB鈴木駿之助(左)が決めて2-0
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 旭川実高 0-7 横浜FMユース 呉市総合スポーツセンター陸上競技場]

 公式戦11連勝の横浜FMユースがプレミア昇格王手! 14日、高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフ1回戦が広島県内各地で行われ、横浜F・マリノスユース(関東2/神奈川)が旭川実高(北海道)に7-0で快勝。2年ぶりとなるプレミアリーグ昇格へあと1勝とした横浜FMは、16日の2回戦(昇格決定戦)で尚志高(東北1/福島)と戦う。

 横浜FMは10月から行われたJユースカップで6試合を勝ち抜き、ユースチーム日本一に。また、プリンスリーグ関東でも後がなくなった第15節から4連勝し、逆転でプレーオフ進出を決めている。トップチームへ昇格するU-18日本代表MF椿直起主将(3年)が「本当にいい雰囲気でやれていますし、本当に自分たちの形というか、スタイルができてきた。連勝が自信に繋がっていると思います」と説明する横浜FMが、この日も強さを見せつけた。

 旭川実はプリンスリーグ北海道で札幌U-18などを退けてプレーオフ進出を果たした好チーム。立ち上がりから横浜FMに圧力をかけ、セカンドボールの攻防戦で上回ってきていた。

 だが、横浜FMは積み上げてきた「攻め倒す」スタイルで北海道王者を凌駕する。10番・榊原彗悟(3年)の決定的なシュートなどで相手に圧力をかけると10分、横浜FMは右サイドを縦に切り込んだSB木村卓斗(3年)のクロスをファーサイドの椿が頭で合わせて先制。横浜FMはその後、ボールを支配してゲームをコントロールし、サイドプレーヤーや注目ルーキー、FW津久井匠海(1年)の仕掛けなどで相手を敵陣に釘付けにする。

 そして23分、MF土佐陸翼(3年)の右CKをファーサイドでMF岩澤桐人(3年)が折り返し、最後はCB鈴木駿之助(3年)が左足でゴールへ押し込んだ。37分には椿がスルーパスで抜け出し、切り返しから左足でこの日2点目のゴールを奪う。さらに後半6分には、積極的な攻め上がりを見せていた左SB日隈雄作(2年)のラストパスをMF松田詠太郎(2年)が左足ダイレクトでゴールに沈めて4-0。そして、10分にも土佐のスルーパスで抜け出した松田がGKをかわし、右足でチーム5点目を決めた。

 旭川実は切り替え速く攻撃に持ち込み、スペースを狙うもミスが増えてしまう。また、FW谷口明典(3年)のロングスローなどからゴール前のシーンを作っていたが、それも相手DFに跳ね返されていた。

 後半開始から投入されたFW金野修那(3年)や谷口、MF河合悠人(3年)がチャレンジする姿勢を見せるが、MF山内陸(3年)の左足FKからCB江嶋直樹(3年)が放った決定的なヘッドを横浜FMのGK吉嵜勝哉(3年)に足で止められるなど、得点に結びつけることができない。

 一方、各選手が貪欲にゴールを目指し続ける横浜FMは、18分にも右CKを岩澤が折り返し、最後は津久井が決めて6点目。24分には交代出場のFWブラウンノア賢信(2年)がPKを決めると、吉嵜やCB五十嵐大悟(3年)、岩澤を中心に無失点を維持して7-0で大勝した。

 横浜FMは今年、「(質の部分とコンパクトさを極めて)相手コートでゲームを支配しよう。スピーディーな攻撃サッカーをしよう」(西谷冬樹監督)と掲げてスタートした。だが、ボールを奪う守備含めて「要求の高いサッカー」(西谷監督)を十分に実践しきれず、また良い内容でも結果が伴わない試合の連続。プリンスリーグ関東の開幕6試合でわずか1勝、日本クラブユース選手権はグループステージ敗退に終わっていた。

 それでも、各選手がチームプレーの意識を高め、個人、チームとして成長してきた現在の横浜FMは強力。指揮官が「ブレずに自分たちのスタイルでやってきて、噛み合ってきてここまで来ている。(加えて)勝負どころが分かってきた」と頷くように、内容、結果を伴いながら勝ち続けている。

 怪我や大学受験の準備などで先発メンバーが入れ替わっているが、連勝を継続してプレミアリーグ復帰まであと1勝。横浜FMの3年生たちにとって“ラストゲーム”でもある尚志戦へ向けて、椿は「後輩のためにも勝ちたいですし、自分らの代が強いということを示すためにも最後の試合は圧倒して勝ちたいです」と意気込んだ。横浜FMは12連勝でシーズンを締めくくる。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集
●【特設】高校選手権2018

千葉DF増嶋竜也の実弟・増嶋真也氏が熊本コーチに就任

 ロアッソ熊本は14日、トップチームコーチに増嶋真也氏(28)が就任することが決定したと発表した。

 増嶋氏は千葉に所属するDF増嶋竜也の実弟。2012年から2017年まで市立船橋高サッカー部のコーチ、2017年から今年7月まで藤枝のヘッドコーチを務めていた。

 クラブ公式サイトを通じて「ロアッソ熊本の一員として迎え入れていただけることを光栄に、そして嬉しく思います。1年で必ずJ2に復帰できるようチームの為に全力を尽くしたいと思います。真面目に謙虚に直向きに渋谷監督をサポートしていきたいと思います」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●増嶋真也
(ますしま・しんや)
■生年月日
1990年2月19日(28歳)
■出身地
千葉県
■指導歴
2012年~2017年:市立船橋高サッカー部 コーチ
2017年~2018年7月:藤枝 ヘッドコーチ

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2018シーズンJリーグ特集ページ
●2019年Jリーグ移籍情報

千葉DF増嶋竜也の実弟・増嶋真也氏が熊本コーチに就任

 ロアッソ熊本は14日、トップチームコーチに増嶋真也氏(28)が就任することが決定したと発表した。

 増嶋氏は千葉に所属するDF増嶋竜也の実弟。2012年から2017年まで市立船橋高サッカー部のコーチ、2017年から今年7月まで藤枝のヘッドコーチを務めていた。

 クラブ公式サイトを通じて「ロアッソ熊本の一員として迎え入れていただけることを光栄に、そして嬉しく思います。1年で必ずJ2に復帰できるようチームの為に全力を尽くしたいと思います。真面目に謙虚に直向きに渋谷監督をサポートしていきたいと思います」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●増嶋真也
(ますしま・しんや)
■生年月日
1990年2月19日(28歳)
■出身地
千葉県
■指導歴
2012年~2017年:市立船橋高サッカー部 コーチ
2017年~2018年7月:藤枝 ヘッドコーチ

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分野研究家

他のプレーヤーが触れるまで、キッカーはボールに触る事ができない。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン
Posted in 未分類

分野研究家

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中島が好クロスで2戦連続アシスト! ポルティモネンセは快勝で2戦ぶり白星

MF中島翔哉がダメ押し弾をアシスト
[12.14 ポルトガル・リーグ第13節 ポルティモネンセ3-1ビトーリア・セトゥバル]

 ポルトガル・リーグ第13節が14日に行われ、MF中島翔哉の所属する11位ポルティモネンセはホームで8位ビトーリア・セトゥバルと対戦し、3-1で勝利した。中島は5試合連続で先発フル出場。後半13分に3点目を演出し、2試合連続アシストを記録した。

 ポルティモネンセは前半10分、右CKからFWジャクソン・マルティネスがヘディングシュートを放つと、GKに弾かれたボールをDFジャジソン・モライスが頭で押し込んで先制に成功。さらに同42分、カウンターからJ・マルティネスが右足で流し込み、2-0で前半を折り返した。

 後半13分には、PA左外でボールを受けた中島がDFを抜き切る前に右足で速く正確なクロスを供給。中央のJ・マルティネスが豪快にヘッドで叩き込み、3-0とする。同15分にビトーリア・セトゥバルのCKからMFミケル・アグに追撃弾を許すも、3-1でタイムアップ。ポルティモネンセは2試合ぶりの白星を手にした。

●海外組ガイド
●ポルトガル・リーグ2018-19特集

[MOM2733]矢板中央DF白井陽貴(3年)_堅守・矢板中央の柱、完封勝利もたらす

矢板中央高CB白井陽貴主将
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 矢板中央高 1-0立正大淞南高 広島一球]

「今日はディフェンスでしょう。やっぱり白井の存在は大きいと思います」

 矢板中央高・高橋健二監督は、1-0で立正大淞南高の猛追から何とか逃げ切った試合を振り返り、ディフェンスリーダーの貢献を称えた。

「彼がいなかったらウチは崩壊します。去年から守備のリーダーとしてやってもらっていますし、いるのといないのではまるで違う」(高橋監督)

 実際、CB白井陽貴主将(3年)を欠いたプリンスリーグ関東最終節・前橋育英高戦は0-4と大敗。無敗優勝を逃す結果になってしまっていた。だが、彼がいれば、矢板中央は本来の堅守を発揮する。

 この試合でも相手の攻勢を激しく受けることになった時間帯にあっても落ち着いた対応を継続。持ち味であるヘディングの強さだけでなく、カバーリング能力も向上しており、何よりボールへの集中力が高い。ゴール前のギリギリの攻防で、常に存在感を発揮し続けた。

 CBでコンビを組む2年生DF長江皓亮が「本当に自分の憧れの人。すごく頼りになる」と全幅の信頼を置くようにチームメイトからの信望も厚い。「個性派が多い」と誰に聞いても同じ答えが返ってくる今年のチームだが、白井というリーダーがしっかりまとめることで、たとえ耐える時間の続く試合展開になっても強さを出せるチームになっている。

 矢板中央にとって決して好内容の試合ではなかったが、白井を中心に守り勝てるという強みを見せるゲームでもあった。

(取材・文 川端暁彦)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集
●【特設】高校選手権2018

関東王者の矢板中央が難敵撃破!「栃木のサッカーを発展させていくため」あと1勝してプレミアリーグへ

前半35分、矢板中央高MF伊藤恵亮が先制ゴール
[12.14 プレミアリーグプレーオフ1回戦 矢板中央高 1-0立正大淞南高 広島一球]

 高校年代最高峰のリーグ戦への参入をかけた高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフは14日に1回戦を実施した。矢板中央高(関東1/栃木)と立正大淞南高(中国2/島根)の一戦は、前半に先制ゴールを奪った矢板中央が1-0で逃げ切った。16日の2回戦では、大津高(九州2/熊本)と対戦する。

「立ち上がりはこちらのペースにできた」とDF白井陽貴(3年)が振り返ったとおり、序盤から優勢に立ったのは矢板中央だった。前線へのロングボールも交えながら着実に相手を押し込み、セカンドボールを回収しての二次攻撃からペースを握っていく。立正大淞南もDF山田祐樹(3年)を中心に粘り強く耐えていたが、35分に矢板中央の武器であるDF後藤裕斗(3年)のロングスローが相手の堅陣を破る。「こぼれてくるのをいつも狙っている」というMF伊藤恵亮(3年)が抜け目なく押し込み、ついに均衡を破った。

 ここまでは矢板中央ペースの試合だったが、徐々に流れが反転。ハーフタイムを機にして攻守の主導権は入れ替わることとなった。立正大淞南は後半から二人を入れ替えて攻勢を強めたのに対し、矢板中央はやや気持ちが守りに入ってしまったのか、「もっと積極的にFWへ入れ続けてよかったのに、入れられなくなってしまった」(高橋健二監督)。

 逆に立正大淞南は持ち前のアグレッシブに縦へ縦へと運ぶ攻めから着実に矢板中央を押し込める。「相手の狙いは前に人数をかけて、入れて拾ってドリブル勝負。その作戦は分かっていたのに対応し切れなかった」と白井が振り返ったように、主導権を握られ続けた。「まったくこぼれ球を拾えない。矢板中央のサッカーができず、だらしない試合をしてしまった」と高橋監督も酷評する内容になった。

 ただ、そうした展開の中で別の強みも見える試合だった。「ゼロで抑えきったことは収穫」と指揮官が振り返ったように白井と2年生DF長江皓亮が組むCBコンビを軸に最後のところは決壊せず。後半41分にFKのこぼれ球から大ピンチを招くようなシーンもあったが、何とか最後まで切り抜け、1-0での辛勝となった。

 プリンスリーグ関東を圧倒的な強さで制した矢板中央だが、「やっぱり甘くないということを選手たちも肌で感じて分かってくれたと思う。立正大淞南さんのようなチームは簡単にやらせてくれないです」と高橋監督。次は「本当に力強いチーム」と評する大津が相手となる。「選手権のことは考えない。まずは明後日の試合に全力を尽くしたい。栃木のサッカーを発展させていくために、プレミアリーグに上がりたい」(高橋監督)と意気込む。

(取材・文 川端暁彦)
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[12月15日 今日のバースデー]

Japan
FWズラタン(浦和、1983、スロベニア)*動き出しの質が高く、味方のために献身的な動きもできるFW。18年限りでの退団が決まっている。
MF柏木陽介(浦和、1987)*視野が広く、一本のパスで局面を打開できる攻撃的MF。運動量も豊富な走れるファンタジスタ。
DF岡村和哉(讃岐、1987)*C大阪U-18出身。ボールを操る技術、体の強さが持ち味のセンターバック。

World
DFマルティン・シュクルテル(フェネルバフチェ、1984、スロバキア)*長身と圧倒的なフィジカルが武器のDF。
GKケイラー・ナバス(R・マドリー、1986、コスタリカ)*シュートへの鋭い反応と敏捷性が持ち味のGK。
MFスティーブン・エンゾンジ(ローマ、1989、フランス)*ビルドアップ能力に長けた長身のバランサー。視野の広さも魅力。
MFジェシー・リンガード(マンチェスター・U、1992、イングランド)*ハードワークを厭わないMF。パス能力、決定力もある。
MFオレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・C、1996、ウクライナ)*高い技術と戦術理解力を生かして出番を掴んだウクライナ代表MF。

Others
谷川俊太郎(詩人、1931)
松尾スズキ(演出家、1962)
高橋克典(俳優、1964)
鍋谷友理枝(バレーボール、1993)
桐生祥秀(陸上、1995)

[12月15日 今日のバースデー]

Japan
FWズラタン(浦和、1983、スロベニア)*動き出しの質が高く、味方のために献身的な動きもできるFW。18年限りでの退団が決まっている。
MF柏木陽介(浦和、1987)*視野が広く、一本のパスで局面を打開できる攻撃的MF。運動量も豊富な走れるファンタジスタ。
DF岡村和哉(讃岐、1987)*C大阪U-18出身。ボールを操る技術、体の強さが持ち味のセンターバック。

World
DFマルティン・シュクルテル(フェネルバフチェ、1984、スロバキア)*長身と圧倒的なフィジカルが武器のDF。
GKケイラー・ナバス(R・マドリー、1986、コスタリカ)*シュートへの鋭い反応と敏捷性が持ち味のGK。
MFスティーブン・エンゾンジ(ローマ、1989、フランス)*ビルドアップ能力に長けた長身のバランサー。視野の広さも魅力。
MFジェシー・リンガード(マンチェスター・U、1992、イングランド)*ハードワークを厭わないMF。パス能力、決定力もある。
MFオレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・C、1996、ウクライナ)*高い技術と戦術理解力を生かして出番を掴んだウクライナ代表MF。

Others
谷川俊太郎(詩人、1931)
松尾スズキ(演出家、1962)
高橋克典(俳優、1964)
鍋谷友理枝(バレーボール、1993)
桐生祥秀(陸上、1995)