[MOM2740]尚志FW染野唯月(2年)_後半45分、U-17代表FWが傷口残る頭で劇的V弾!

後半45分、尚志高FW染野唯月が決勝ヘッド
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.16 プレミアリーグプレーオフ2回戦 尚志高 2-1 横浜FMユース 広島スタ]
 
 頭頂部から右側頭部の間にできていた大きな傷口は、医療用ホチキスで処置されたままだった。尚志高のU-17日本代表FW染野唯月(2年)は後半45分、痛みの残る頭で劇的な決勝ヘッド。チームに8年ぶりとなるプレミアリーグ昇格をもたらした。

 染野は2日前の1回戦(JFAアカデミー福島U-18戦)で頭部を裂傷。救急搬送され、味方のPK戦勝利を病院で知った。「動画で見て、帰ってから(チームメートに)感謝の気持ちを伝えました」という染野。医師から出場のゴーサインが出たことで仲村浩二監督は本人に「やるかやらないか、オマエが決めろ」と決断を委ねたという。

 鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身の染野は、プレミアリーグに所属する鹿島アントラーズユース(18年プレミアリーグEAST優勝)と戦いたいという思いを強く持っていた。出場することを決断した染野は後半開始からピッチへ。出るからには競り合いを躊躇することは許されない。空中戦に全力で臨んで強さを発揮し、持ち味のパスでもチャンスメークした染野は改善してきた守備面でもチームに貢献。相手のミスを誘発して同点に追いついた後も存在感を発揮していたFWは、能力の高さを示す決勝ヘッドでチームを勝たせて見せた。

 MF加瀬直輝(3年)の左CKに対し、ニア寄りの位置へ走り込んだ染野は傷口に近い右頭部でヘディングシュート。精度良く飛んできたCKを「あのヘディングシュートも痛かった」と言いながらも圧巻の打点で捉えると、ボールはゴール右隅を破った。

 劇的な決勝点、そしてプレミアリーグ昇格。「来年やるのは自分たちですし、自分が決めてプレミアに上がりたかったので良かったです」と語った染野は、「プレミアでアントラーズとやりたいというのがあった。そこにようやくたどり着いた。(昇格できなかった鹿島ユースを)見返してやろうという気持ちもあります」と来季対決することになる鹿島ユース戦に思いを馳せていた。

 1年時から出場機会を掴んだ染野は今年U-17日本代表入り。それでも守備面などの課題があったが、仲村監督はよりチームのためにプレーできるようになってきたことを認める。そして、この日はチームを勝たせるゴール。日本代表FW大迫勇也のように前線で収めるプレー、そしてゴールを狙うFWは、自分が求めている場所で過ごすこととなった来年、厳しい戦いの中でさらに進化を遂げる。

(取材・文 吉田太郎)
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横浜FMユース破る番狂わせ!尚志が雨中の逆転勝利でプレミア昇格!!

尚志高が8年ぶりとなるプレミアリーグ昇格を決めた
[12.16 プレミアリーグプレーオフ2回戦 尚志高 2-1 横浜FMユース 広島スタ]
 
 尚志が雨中の逆転勝利でプレミア昇格! 高校年代最高峰のリーグ戦、プレミアリーグ昇格を懸けた高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 プレーオフ2回戦が16日に行われ、プリンスリーグ東北優勝の尚志高(福島)とプリンスリーグ関東2位の横浜F・マリノスユース(神奈川)が激突。後半45分にU-17日本代表FW染野唯月(2年)が決めた決勝ヘッドによって尚志が2-1で逆転勝ちし、11年以来となるプレミアリーグ昇格を果たした。

 仲村浩二監督は「マリノスが9割9分勝つと思っていたと思う」と語り、主将のMF大川健(3年)も「誰に聞いても尚志が負けると言う人が絶対に多かったと思います」と認める。尚志は主力の2CBが怪我で、GKは出場停止。エース染野は2日前の1回戦で頭部を負傷して救急車で救急搬送され、出場が危ぶまれていた。そして、対戦相手はJユースカップ優勝チームで公式戦11連勝中の横浜FM。不利な条件が揃っていた。

 だが、「勝って見返したい」(大川)という気持ちを持って戦った尚志が、後半勝負に出て逆転勝ち。試合終了の笛が鳴ると、サブ組の選手たちがピッチへ飛び出し、選手、スタッフが歓喜の抱擁を繰り返していた。

 尚志はゲームプランがハマった。試合開始時は普段の4-4-2システムでスタートさせ、すぐに4-3-3へシフト。「中盤ダブルだと抑えられない」(仲村監督)と考え、前半は3ボランチで臨む策だったが、最初の並びを変えることで相手に警戒心を植え付けようとした。

 試合が始まると守備に重心を置き、相手にボールを支配されても気にしなかった。コンパクトさを維持して横浜FMのコンビネーションや突破に対応。それでも、横浜FMは注目FW津久井匠海(1年)やMF椿直起(3年、トップチーム昇格)がサイドに穴を開けてきていたが、尚志は最後の局面で先にボールを触って得点を許さない。

 横浜FMの椿にチーム一の身体能力を誇る右SB高橋海大(3年)を当てて対応した尚志は、突破力と得点力を兼ね備えた相手のキープレーヤーに十分な仕事をさせなかった。だが、前半28分、横浜FMが先制点を奪う。津久井が強引に中央突破してシュート。これは尚志GK鈴木康洋(3年)が止めたが、こぼれ球を拾ったMF榊原彗悟(3年)が右足ループシュートでゴールネットを揺らした。

 先制された後も前に出てこない尚志に対し、横浜FMはボールを圧倒的に支配。だが、雨中ということもあってか、横浜FMがペースアップしなかったことは尚志にとって幸いだった。仲村監督の「時間が味方してくれるよ」という声がけの通り、最少得点差のまま時間を経過させた尚志は後半開始から染野、MF加瀬直輝(3年)、MF吉田泰授(3年)の攻撃カード3枚を同時投入。布陣を4-4-2に戻して勝負に出た。

 前半から打って変わって前に出る尚志は、高い位置でのボール奪取が増加。染野の高さを活かした攻撃やハイプレスで横浜FMにプレッシャーをかける。迎えた15分、横浜FMは自陣でのボール回しで右サイドからGKへ出したバックパスがズレてオウンゴールに。幸運な形で追いついた尚志はこの後、横浜FMとの攻め合いを演じる。

 尚志は前線で起点となった染野と鋭い飛び出しを見せるMF坂下健将(3年)のコンビからチャンス。対する横浜FMはなかなかギアが上がらなかったが、それでもスルーパスやサイド攻撃から決定機を作り出す。だが、GK鈴木の好守などで凌いだ尚志は38分に“切り札”FW伊藤綾汰(3年)を投入。加瀬や伊藤がドリブルからシュートに持ち込む尚志に流れが傾いていく。

 そして45分、尚志は伊藤のシュートで獲得した左CKを加瀬が右足で入れる。これをニアの染野が打点の高い跳躍から、傷口に近い右側頭部でヘディングシュート。これがゴール右隅を破った。「自分がイメージしていた通りのヘディングシュートだったので理想通りという形でした」という染野の劇的な決勝ヘッド。このリードを守った尚志が番狂わせを演じ切り、プレミア参入を決めた。

 尚志の仲村監督が言い続けてきた「福島にプレミアリーグを」が実現する。11年のプレミアリーグ初参戦時には現日本代表のMF中島翔哉(当時東京Vユース)らが福島でプレー。指揮官は福島の子どもたちが再びトップレベルに触れ合う機会ができたことを喜んだ。そして尚志はセカンドチームのプリンスリーグ東北、サードチームの福島県1部リーグ昇格が決定。より個人、チームの強化をすることもできる。

 負傷者、退場者が出て9人での戦いを強いられたJFAアカデミー福島U-18(東海2/静岡)戦、そして強敵・横浜FM戦を乗り越えてプレミア昇格。次の目標は選手権になる。高橋は「全国制覇、最後のロッカールームを笑って終わることが目標なので、この勝利は自信に繋がると思う」と語り、大川は「(プレーオフの組み合わせが決まった時は)厳しいトーナメントになると思ったけれど、日本一のマリノスとできるというのは本当にワクワクした気持ちもあったし、そこで本当に勝てたので自信になった。選手権で全国制覇するという目標を持ちながらやっていきたい」と力を込めた。

 プレミアリーグ初参戦時の時に課題となったのが選手層の薄さ。それを時間をかけて改善してきた尚志は、主力数人が不在の中でも結果を残した。この武器と自信を持って選手権で日本一に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)
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北九州がDF川上竜と契約更新「チームを引っ張って行きます」

 ギラヴァンツ北九州は16日、DF川上竜(24)と2019シーズンの契約を更新したことを発表した。

 今年、福島ユナイテッドFCから加入した川上は、J3リーグで30試合1得点を記録。クラブを通じて「今シーズン自分自身とても悔しい思いをしましたし、その悔しさはサポーターの皆さんも同じだと思います。一年間、苦しい状況でも最後まで一緒に闘い続けてくださった方々と勝って喜びたいという思いが強いです。誰よりも勝ちたいという気持ちを持って走り続け、チームを引っ張って行きます!」とコメントしている。

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早大ルーキー・田部井悠&杉田将宏は先発も結果残せず…先輩・岡田と相馬は優しく、厳しく見守る

MF田部井悠(左)とFW杉田将宏のルーキー2人が先発出場
[12.15 インカレ2回戦 早稲田大1-0北海道教育大学岩見沢校 味フィ西]

 関東王者・早稲田大はインカレ初戦で北海道教育大学岩見沢校と対戦。外池大亮監督は直前の試合内容で手応えを掴み、MF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース/名古屋内定)とFW岡田優希(4年=川崎F U-18/町田内定)をベンチスタートにし、MF田部井悠(1年=前橋育英高)とFW杉田将宏(1年=名古屋U18)のルーキー2人を先発に起用した。

 杉田は1年生の中でもいち早く、リーグ戦第2節から途中出場でデビュー。リーグ戦やアミノバイタル杯といった公式戦で6試合に出場し、3得点を記録した。一方、田部井はアミノバイタル杯の5位決定戦で先発出場。しかしその試合は主力組が温存されており、全員揃った中での先発起用はこのインカレ初戦が初めてとなった。

「監督からどんどん前に行って、自分の持ち味出してシュートを打ってこいと言われていた」と田部井が明かすように、前半は2人を中心に攻撃を展開。杉田は持ち味のスピードに乗った突進力で縦横無尽に走り回る。田部井は的確なポジショニングと巧みなタッチでボールをつなぎ、自らもシュートを放つ。また、CKのキッカーも務めあげた。

 しかし、ゴールは遠い。前半6分、田部井が中盤から右足シュートを放つが枠を捉えず、同24分には左足を振り抜くも相手GKの正面に入る。杉田も同26分にPA右でパスを受け、右足シュートを打つが、ゴール左外へとわずかに逸れていった。

 前半終了とともにルーキー2人は交代を告げられた。そして代わりに入ったのは相馬と岡田。4年生の2人は開始直後に抜群の連係からPKを獲得すると、岡田が冷静に決め、その得点が決勝点となった。

 晴れの舞台は悔しい思い出に。杉田は「直前の試合で手応えを掴んで、自分的にできると思っていたんですが、相手も変わるとうまくできなかった」と肩を落とす。田部井は「シュートは打ったけど、得点に結びつかないと意味がない。4年生の2人は1本のチャンスでそれを決めたので、1本に対する重み、結果にこだわる意識が単純に足りないんだと思いました」と自らの実力を痛感していた。

 主将を務める岡田は「おれが責任を取るから思い切って行ってこい」と試合前に伝えていたことを明かす。

「本人たち的には満足していないと思うんですけど、そういう場があってどんどんチャレンジしていくのは大事だと思う。それで足りない部分は僕らがカバーしていくので、まずそこに立つっていうのが彼らにとっては大きい」

 一方で、相馬は異なるコメント。「2人とも献身的で色んなところに顔を出して、足元の技術も高い」と評価しつつ、あえて厳しく課題を突き付ける。

「結果を出していくことが積み上げになると思うので、前半に出てしっかりと得点を取ったり、アシストを決めたりっていうことをしたらもっと成長できたかなと。試合を決めるところでもう少し能力を高めないとJリーグだったら戦えない。決定機で決められる選手になったらどんどん評価されて、来年定着できると思う」

 たった4年間の中で迎えるチャンスは少ない。だからこそ岡田はルーキーの挑戦を歓迎し、相馬はその少ない機会で結果を残すことを厳しく要求していた。田部井と杉田も、この1年間ともに歩んだ大先輩からそれを見て学んでいる。「出番をもらえるからには、結果で応えないとだめ。こだわっていきたい」(杉田)。「一年間通して悔しいことが多く、それが結びついて試合に出られた。でも、出たからには点を取らないと意味がない」(田部井)。戦いながら、脈々と早稲田の強さは受け継がれていく。

(取材・文 石川祐介)
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天皇杯4強の山形、中村駿ら6選手と契約更新

中村駿ら6選手と契約更新
 モンテディオ山形は16日、6選手との契約更新を発表した。契約を更新した選手と今季出場記録は以下の通り。

●MF中村駿(24)
リーグ戦:38試合2得点
天皇杯:5試合

●DF松本怜大(28)
リーグ戦:25試合1得点
天皇杯:2試合

●GK櫛引政敏(25)
リーグ戦:24試合

●DF古部健太(33)
リーグ戦:8試合
天皇杯:3試合

●DF坂井達弥(28)
リーグ戦:5試合
天皇杯:3試合2得点

●DF田村友(26)
リーグ戦:3試合

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モウリーニョがサラーをローマに売却した理由を明かす

チェルシーでモハメド・サラーを指導したジョゼ・モウリーニョ監督
 マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、エジプト代表FWモハメド・サラー(26)をローマに売却した理由を明かした。英『デイリー・スター』が報じている。

 サラーは、2014年1月にバーゼルから移籍金1100万ポンド(約15億7000万円)でチェルシーに加入したが、フィオレンティーナとローマへ期限付き移籍し、スタンフォードブリッジでのプレミアリーグ出場はわずか13試合にとどまった。

 しかし、2016年8月にローマに完全移籍を果たすと、セリエAで31試合15得点を記録。そして、翌シーズンからユルゲン・クロップ監督が率いるリバプールに加わると、2014-15シーズン以来のプレミアで36試合32得点と大暴れ。得点王に輝くだけでなく、PFA年間最優秀選手賞も受賞した。

 かつてチェルシーでサラーを指導したモウリーニョ監督は当時を振り返り、「彼はスイスの小さいクラブからイングランドのビッグクラブ、プレミアリーグに直接やってきた。心理的に適応していなかった。変化が大きすぎたんだ」と指摘。21歳だったサラーがチェルシーで輝けなかった理由を説明した。

「彼はあらゆる面で信じられないほど成長を遂げた。フィジカル面で驚くべき向上をみせた。当時の彼は早くて“壊れやすい”少年だった。だが、今は早くて強い選手になった。今の彼ならどのチームでもプレーできる。チェルシーが将来を期待して獲得した選手とは全く違う。今は世界最高の選手の一人だ」

 ユナイテッドは16日に敵地アンフィールドでリバプールと戦う。

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町田、MF奥山ら3選手と契約更新

奥山政幸ら3選手と契約更新
 FC町田ゼルビアは16日、2019シーズンに向けてGK福井光輝とMF奥山政幸、DF藤井航大と契約更新で合意したことを発表した。

 今季J2リーグで福井は29試合、奥山は40試合、福井は25試合3得点を記録した。

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Jのレフェリングに皮肉も…苛立つトーレス「日本のルール本を買って勉強するよ」(8枚)

悲しげな表情を見せるFWフェルナンド・トーレス
 J1リーグは10日、第3節を行い、FC東京はホームでサガン鳥栖を2-0で下し、ホーム開幕戦を白星で飾った。

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●[J1]第3節2日目 スコア速報

決勝PK弾の広島ユースMF大堀「本当に嬉しいんですけど個人的には…」(8枚)

1-0の後半8分にPKで追加点を奪ったMF大堀亮之介(3年)
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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C大阪FW澤上が契約更新、4年目のシーズンへ

C大阪が澤上竜二と契約更新
 セレッソ大阪は16日、FW澤上竜二(25)と2019シーズンの契約更新に達したことを発表した。

 大阪体育大から2016年に加入した澤上は、今季J1リーグ2試合、J3リーグ3試合1得点を記録した。

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広島ユースが6年ぶり3回目の優勝!!4万6164チームの頂点に立つ(20枚)

広島ユースが2012年以来、6年ぶり3度目の優勝
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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高校年代“真の日本一”に輝いた広島ユース(20枚)

高校年代“真の日本一”に輝いた広島ユース
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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鉄壁守備を破る先制ヘッド!!大会MVPは広島ユースFW鮎川(8枚)

大会MVPに選出されたFW鮎川峻(2年)
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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東京から“越境”3年目…トップ昇格&日本一つかんだ広島ユース主将MF松本(8枚)

キャプテンとして日本一をつかみ取ったMF松本大弥(3年)
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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広島トップ昇格のレフティーMF東が右足で先制アシスト(4枚)

前半37分に鮎川の先制ゴールをアシストしたレフティーのMF東俊希(3年)
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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堅守崩され2失点…鹿島ユースは日本一にあと一歩届かず(24枚)

優勝を逃した鹿島ユース
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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トップ昇格の鹿島ユースDF佐々木「もうちょっと何かできた」(4枚)

来季トップチームに昇格するDF佐々木翔悟(3年)
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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途中出場の鹿島ユースFW杉山が意地の追撃弾(4枚)

0-2の後半19分に1点を返したFW杉山眞仁(2年)
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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「遠慮してたらすぐ終わっちゃう世界」鹿島トップチームで成長を誓うFW有馬(8枚)

来季のトップチーム昇格が決まっているFW有馬幸太郎(3年)
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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MIP受賞の鹿島ユースMF前田「勝ち切れず本当に悔しい」(8枚)

悔しさをにじませたMF前田泰良(3年)
 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018ファイナルが15日に埼玉スタジアムで行われ、プレミアリーグEAST王者の鹿島アントラーズユース(茨城)と同WEST王者のサンフレッチェ広島ユース(広島)が対戦し、2-1で勝利した広島が6年ぶり3回目の優勝を飾った。

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Jアジアチャレンジをタイで開催!広島と札幌、ハーフナー加入のバンコクも参戦

チャナティップとティーラシンがタイ遠征へ
 Jリーグは16日、『2019Jリーグ アジアチャレンジinタイ』を開催することを発表した。Jリーグからはサンフレッチェ広島北海道コンサドーレ札幌が参加する。

 本事業は、Jリーグアジア戦略の一環で2017シーズンから3年間に渡って提携しているリーグの国で開催。3年目となる2019シーズンは、2012年にリーグ間提携を締結したタイで開催する。

 Jリーグからは、タイ人選手が所属する広島(FWティーラシン)と札幌(MFチャナティップ)が参加。試合は来年1月に行われ、26日に広島がチョンブリFCと戦い、27日には札幌がFWハーフナー・マイクの期限付き移籍が決まったバンコク・ユナイテッドと対戦する。

 大会概要は以下の通り。

■大会名
2019 Jリーグ アジアチャレンジinタイ

■主催
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
タイリーグ

■協賛
ミズノ株式会社、タイ国政府観光庁、株式会社モルテン

■出場クラブ
北海道コンサドーレ札幌(J1リーグ4位)
サンフレッチェ広島(J1リーグ2位)
バンコク・ユナイテッドFC(タイリーグ1 2位)
チョンブリFC(タイリーグ1 9位)

■試合日程(試合時間は日本時間)
(1月26日)
チョンブリ 20:00 広島 [チョンブリ・スタジアム]

(1月27日)
バンコク・U 20:00 札幌 [SCGスタジアム]

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Jアジアチャレンジをタイで開催!広島と札幌、ハーフナー加入のバンコクも参戦

チャナティップとティーラシンがタイ遠征へ
 Jリーグは16日、『2019Jリーグ アジアチャレンジinタイ』を開催することを発表した。Jリーグからはサンフレッチェ広島北海道コンサドーレ札幌が参加する。

 本事業は、Jリーグアジア戦略の一環で2017シーズンから3年間に渡って提携しているリーグの国で開催。3年目となる2019シーズンは、2012年にリーグ間提携を締結したタイで開催する。

 Jリーグからは、タイ人選手が所属する広島(FWティーラシン)と札幌(MFチャナティップ)が参加。試合は来年1月に行われ、26日に広島がチョンブリFCと戦い、27日には札幌がFWハーフナー・マイクの期限付き移籍が決まったバンコク・ユナイテッドと対戦する。

 大会概要は以下の通り。

■大会名
2019 Jリーグ アジアチャレンジinタイ

■主催
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
タイリーグ

■協賛
ミズノ株式会社、タイ国政府観光庁、株式会社モルテン

■出場クラブ
北海道コンサドーレ札幌(J1リーグ4位)
サンフレッチェ広島(J1リーグ2位)
バンコク・ユナイテッドFC(タイリーグ1 2位)
チョンブリFC(タイリーグ1 9位)

■試合日程(試合時間は日本時間)
(1月26日)
チョンブリ 20:00 広島 [チョンブリ・スタジアム]

(1月27日)
バンコク・U 20:00 札幌 [SCGスタジアム]

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ハーフナーがタイへ…バンコク・ユナイテッドへの期限付き移籍が決定

今夏からレンタルで仙台に所属していたハーフナー・マイク
 ヴィッセル神戸は16日、FWハーフナー・マイク(31)がバンコク・ユナイテッド(タイ)へ期限付き移籍することを発表した。期間は来シーズン終了まで。

 2017年7月に神戸に加入し、6年ぶりにJリーグ復帰を果たしたハーフナーは、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキと同時期の入団となり、出場機会に恵まれなかった。今年7月には仙台に期限付き移籍。仙台でリーグ戦6試合1ゴールを記録した。

 クラブを通じてハーフナーは「ヴィッセル神戸のサポーターの皆さまの前でプレーできないのは残念ですが、タイでチャレンジさせて頂く事に決めました。この決断に関してはとても悩みましたが、今は新しい環境でプレーする事を楽しみにしています。この移籍の実現に動いてくれた両チームのスタッフに感謝しています。引き続き、応援をよろしくお願いします」と語っている。

 レンタル先のバンコク・ユナイテッドは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の予選2回戦から出場。本戦まで勝ち進めば、アジア王者・鹿島と対戦する可能性もある。なお、鹿島もプレーオフで勝たなければ本戦に出場することはできない。

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「必ずJ1復帰を成し遂げたい」大宮がMF三門雄大とMF奥抜侃志との契約更新

契約を更新した三門雄大とMF奥抜侃志
 大宮アルディージャは16日、MF三門雄大(31)とMF奥抜侃志(19)との契約を更新したことを発表した。

 今季、大宮に加入した三門は、J2リーグで42試合1ゴールを記録。クラブを通じて「今シーズンは皆さんの期待に応えることができず、非常に悔しい思いをしましたし、自分の力不足も実感しました。もう一度、自分自身を一から見つめ直し、鍛え直していきたいと思います。来シーズンこそは必ずJ1昇格を成し遂げ、皆さんと喜びを分かち合える年にしたいと思います。来シーズンも、一緒に戦いましょう!!」とコメントしている。

 ユース育ちの奥抜は、今季トップチームに昇格。ルーキーイヤーでリーグ戦7試合に出場した。クラブを通じて「今シーズンはたくさんの経験を積むことができましたが、自分にとってもチームにとっても悔いの残る一年になってしまいました。この経験を繰り返さないように、来シーズンはイチからではなくゼロから、挑戦者の気持ちで戦います。必ずJ1復帰を成し遂げたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!」と来季に向けて意気込みを語った。

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大津と大宮ユースが1年で復帰!尚志と愛媛U-18もプレミア復帰を果たす

 高校年代最高峰のリーグ戦への参入をかけた高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2018プレーオフは16日に2回戦を行い、大津高(九州2/熊本)と大宮アルディージャユース(関東3/埼玉)、尚志高(東北1/福島)、愛媛FC U-18(四国/愛媛)の来季プレミア昇格が決まった。

 Aブロックの大津はプリンスリーグ関東王者の矢板中央高(栃木)と対戦。全国高校サッカー選手権を控えるチーム同士の一戦は、大津が3-1で勝利をおさめ、1年でのプレミア復帰を決めた。

 Bブロックの大宮ユースは、プリンス関西を制した東海大仰星高(大阪)と対戦し、FW吉永昇偉の2ゴールなどにより3-1で勝利。大宮ユースも1年でプレミア復帰を果たした。

 Cブロックは尚志と横浜F・マリノスユース(関東2/神奈川)が激突。1回戦で7ゴール快勝の横浜FMユースが先制するも、尚志がオウンゴールで同点に追いつくと、終了間際の45分にU-17日本代表FW染野唯月が決勝点を挙げ、2-1で勝った。尚志はプレミア初年度(2011年)以来の復帰となった。

 Dブロックの愛媛ユースは新潟明訓高(北信越/新潟)と対戦。前半9分のFW岡田蒼生のゴールが決勝点となり、1-0で勝利した。愛媛ユースのプレミアは2012年以来となる。

【プレミアリーグプレーオフ2回戦】
12月16日(日)
[コカ・コーラウエスト広島スタジアム]
矢板中央高 1-3 大津高
[矢]飯島翼(56分)
[大]大竹悠聖(43分)、大崎舜2(54分、89分)


尚志高 2-1 横浜F・マリノスユース
[尚]オウンゴール(60分)、染野唯月(90分)
[横]榊原彗悟(29分)


[広島広域公園第一球技場]
東海大仰星高 1-3 大宮アルディージャユース
[東]前島匠(59分)
[大]吉永昇偉2(69分、77分)、林勇太朗(72分)


愛媛FC U-18 1-0 新潟明訓高
[愛]岡田蒼生(9分)

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●【特設】高校選手権2018

「デル・ピエロのよう」鹿島MF安部裕葵の鮮烈ゴールをイタリア紙が絶賛

“デル・ピエロゾーン”からシュートを決めたMF安部裕葵
 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が、クラブ・ワールドカップで豪快な一撃を決めた鹿島アントラーズのMF安部裕葵を、イタリアが誇るファンタジスタ、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏に例えて称えた。

 15日、鹿島はクラブ・ワールドカップ初戦となる準々決勝で北中米カリブ海代表のグアダラハラ(メキシコ)と対戦。先制点を許したものの、後半4分にMF永木亮太のゴールで同点に追いつくと、24分にFWセルジーニョがPKを決めて逆転に成功する。さらに39分には、安部がPA左角から鮮やかに右足でゴールネットに突き刺し、ダメ押し。アディショナルタイムに1点を返されたが、3-2で勝利した。

『コリエレ・デッロ・スポルト』は、「クラブ・ワールドカップで安部がデル・ピエロとなった。今大会で素晴らしいゴールを決めた」と伝え、PA左45度の“デル・ピエロゾーン”からシュートを決めた19歳アタッカーを称えた。

 瀬戸内高から2017年に鹿島に加入した安部は、積極的なドリブル突破を武器に、今季J1リーグで22試合2得点を記録。Jリーグベストヤングプレーヤー賞に選出された。また、年代別代表にも招集されており、2020年の東京五輪での活躍も期待されている。

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横浜FC前嶋の育成型期限付き移籍期間延長…来季も富山でプレー

 横浜FCは16日、カターレ富山に育成型期限付き移籍しているMF前嶋洋太(21)の移籍期間を延長することを発表した。期間は2019年2月1日から2020年1月31日まで。

 クラブを通じて「カターレ富山に期限付き移籍を延長することになりました。皆さんのもとに、活躍の様子が届くよう頑張りますので応援よろしくお願いします」とコメントしている。

 ユース育ちの前嶋は、今季から富山に育成型期限付き移籍。J3リーグで29試合7得点を記録した。

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長野、FW津田知宏と契約更新「優勝するために全ての力を」

 AC長野パルセイロは16日、FW津田知宏(32)と来シーズンの契約を更新したことを発表した。

 名古屋、徳島、横浜FCを経て今シーズン加入した津田は、J3リーグで14試合6得点を記録。クラブを通じて「みなさんの期待に応えられるよう、ゴールに向かい、突き進むことを約束します。優勝するために自分の全ての力を発揮できるよう頑張ります」とコメントしている。

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「じゃあ、蹴らせてもらう」…法政大FW上田綺世の“礼儀”

法政大FW上田綺世(2年=鹿島学園高)
[12.15 インカレ2回戦 新潟医療福祉大2-3法政大 浦安]

 ホイッスルが吹かれる。主審が指したのはペナルティースポットだった。1-2とリードを許して迎えた後半32分、1点のビハインドを背負う法政大(関東3)にPKが与えられる。キッカーを務めたのはU-21日本代表FW上田綺世(2年=鹿島学園高)だった。

 PKを獲得したのは途中出場で左サイドハーフの位置に入っていたMF森俊貴(3年=栃木ユース)。左サイドから果敢な仕掛けでPA内に侵入すると、相手選手のファウルを誘った。「誰がPKを蹴るかは決まっていないので蹴っても良かった」という森だったが、上田がペナルティースポットに向かう。ここで、やり取りがあったことを上田が明かす。

「仮に僕がPKをもらっていたら、自信がなくても蹴りたいと思うし、自分が蹴るのは当たり前」。ストライカーであるならば、自ら得た得点機会を逃すことはしない。しかし、PKを獲得したのは森だ。キッカーが決まっていないため、「あくまでPKをもらった選手を尊重したい」と考える上田は「その選手の意思を聞いた」と森に確認したという。

 返ってきたのは「蹴ってくれ」という答えだった。

 キッカーを託した森はチームメイトへの信頼を語る。「蹴っても良かったけど、綺世のシュートの速さは知っているし、年代別代表でも大事な場面でPKを決めている。仮に綺世が外したとしても誰も文句を言わない」と――。実際に上田はU-21代表で結果を残していた。5月のトゥーロン国際大会ポルトガル戦、8月のアジア大会マレーシア戦ではプレッシャーの掛かる試合終盤のPKをきっちり沈め、チームに勝利をもたらしている。

「じゃあ、蹴らせてもらう」とペナルティースポットに向かった上田。重圧の掛かる場面だったが、右足から放たれたボールは仲間の信頼に応えるように見事にネットを揺らす。同点に追い付いて勢いに乗ったチームは、3-2の逆転勝利を収めて準々決勝進出を決めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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アーセナル、ラムジーの後任としてバルサ構想外MFを狙う?

アーセナルがデニス・スアレスの獲得に動く模様
 アーセナルが1月の移籍市場で、バルセロナのMFデニス・スアレス(24)の獲得に動くようだ。英『サン』が報じている。

 同紙によると、バルセロナは構想外となっているD・スアレスと彼の代理人に対し、1月の移籍市場での移籍を許可している模様。移籍金は1400万ポンド(約20億円)とみられている。

 アーセナルは、今季限りで契約満了のウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが1月に移籍する可能性があることから後任を探している。 そこで候補に挙がっているのが、ウナイ・エメリ監督がセビージャ時代に1シーズンだけ指導した経験があるD・スアレスだという。

 マンチェスター・シティ下部組織育ちのD・スアレスは、2013年8月にバルセロナに加入。2014年6月にセビージャにレンタル、2015年8月にはビジャレアルに完全移籍したが、2016年7月にバルセロナに復帰した。しかし、エルネスト・バルベルデ監督が就任した昨季は公式戦27試合3得点だったが、今季はここまで5試合2得点で、リーガ・エスパニョーラでの出場はわずか11分にとどまっている。

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前育時代とは違う…東洋大FW坂元達裕「出たいと思っても出られない」全国で味わった悔しさ

東洋大FW坂元達裕(4年=前橋育英高)
[12.15 インカレ2回戦 関西学院大3-2(延長)東洋大 浦安]

 試合終了のホイッスルが吹かれる。山形内定が発表されている東洋大(関東7)FW坂元達裕(4年=前橋育英高)の大学サッカーが終わりを告げる瞬間となった――。

 12日の1回戦・IPU・環太平洋大戦で前半26分に先制点を奪い2-1の勝利に貢献するなど、勢いに乗って2回戦・関西学院大戦に臨んだ。巧みなポジショニングでボールを呼び込み、鋭い突破で縦への推進力を生むだけでなく、的確な散らしでリズムを生もうと奮闘し、1-1で迎えた後半31分にはMF野本幸太(2年=市立船橋高)の勝ち越しゴールを演出した。

 存在感こそ示したものの、自身のシュートはゼロに終わり、チームも延長戦の末に2-3で敗れて大会から姿を消すことになった。「打ち合いになった厳しい試合だったけど、ああいうところで10番として、4年生として、自分が決め切れないといけないと思った」。ナンバー10を背負う最上級生は、苦しいチームを救う得点を挙げられなかったに唇を噛んだ。

「本当に優勝を目指せるチームだと思っていた。こんなところで終わるわけないというのが自分の中にあったので、こういう形で負けてしまい、まだ終わったという実感はない。後輩にはまだ次があるので、そこに向けてやってほしい」

 前橋育英高在籍時には14年度の高校選手権で準優勝を果たすなど、「高校時代は全国が近い位置にあった」と常連校の一つとして全国の舞台でプレーした。しかし、進学した東洋大では「出たいと思ってもなかなか出られない」と全国へとは簡単には辿り着けず、インカレは今大会が初出場となった。4年生となって「最後のインカレで全国出場できて、すごく緊張感のある良い試合ができた」ことは自身にとって大きな財産となっただろう。しかし、「優勝することが一番の目標だった。そこは本当に悔しかった」と味わった悔しさはプロの世界で晴らしていく。

(取材・文 折戸岳彦)

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長友は公式戦5試合連続フル出場も…ガラタサライは1か月勝ちなし

長友はフル出場だったが…
 日本代表DF長友佑都の所属するガラタサライは15日、敵地で首位のバシャクシェヒルと対戦し、1-1で引き分けた。ガラタサライは2戦連続ドロー。これで4戦勝ちなし(3分1敗)となった。

 前半18分に先制を許したガラタサライだったが、同30分にFWエレン・デルディヨクがPKを決めて同点。しかし逆転弾は生まれず、1-1でドロー。ガラタサライは欧州CLの戦いも含めると、6戦勝ちなし、1か月勝ちがない状況が続いている。

 長友はフル出場。これで肺気胸から復帰後は公式戦5試合連続フル出場となっている。

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「新潟魂は見せられた」…新潟医療福祉大DF池田友樹、敗れて悔いなし

新潟医療福祉大DF池田友樹(4年)
[12.15 インカレ2回戦 新潟医療福祉大2-3法政大 浦安]

 大会から姿を消すことになった。当然、悔しさはあるが、チームが歴史的な一歩を刻んだことに間違いはない。新潟医療福祉大(北信越)のゲームキャプテンを務めたDF池田友樹(4年)は「すべてを出し切れたので、そこは皆後悔はない」と清々しい表情を浮かべた。

 12日の1回戦・東海学園大戦で3-1の勝利を挙げたチームは全国の舞台で初白星。勢いに乗って迎えた2回戦の法政大でも、ピッチ上で躍動した。前半19分にMF上米良柊人(4年=湘南工科大附高)の鮮やかなループシュートで先制。後半12分に同点に追い付かれながれも、直後のプレーで池田が魅せた。MF霞恵介(4年=青森山田高)のパスから右サイドを駆け上がると、「初戦も良いクロスを上げられて先制点を奪えていたので、自信を持って上げられた」と低い弾道のピンポイントクロスを供給してFW矢村健(3年=市立船橋高)の勝ち越しゴールを演出した。

「良いボールが行ったと思ったので、最後に健がしっかり決めてくれたので良かった。でも、正直クロスを上げたときに入ったなと思ったくらい。ゾーンに入っているような感じだった」

 対戦相手の法政大の最前線には、北九州内定FWディサロ燦シルヴァーノ(4年=三菱養和SCユース)とU-21日本代表FW上田綺世(2年=鹿島学園高)の強力2トップが構えていたが、ひるむことはない。「僕たちは失うものはなかった。相手がプロ内定だろうが、年代別代表だろうが、しっかり球際で戦い、ハードワークすることだけは決めていた」。激しく体を寄せ、粘り強く球際の勝負に挑んで相手選手を簡単には自由にさせなかった。

 しかし、「法政さんの最後まで諦めない気持ちを上回れなかった」と後半32分と同40分に失点して試合には2-3の逆転負けを喫し、2回戦敗退が決まった。「正直悔しい」と唇を噛みつつも、すべてを出し切って昨季の準優勝チームを苦しめたことで「新潟魂というか、底力は見せられたと思う。後悔はない」と胸を張った。

「後輩が4年生の姿を見て、『ここで借りを返すんだ』という気持ちになっていると思う。そこは後輩たちがやってくれると思う。僕たちは足跡は残せたかなと思います」。全国での2勝目は、4年生が中心となったチームが刻んだ新たな一歩、そして敗れた姿を見た後輩たちへと託される。

(取材・文 折戸岳彦)

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オイペンが1-0で2戦ぶり白星! 豊川は好プレーで攻撃けん引

スタメン出場のFW豊川雄太は後半31分までプレー
[12.15 ベルギー・リーグ第19節 オイペン1-0ムスクロン]

 ベルギー・リーグ第19節が15日に行われ、FW豊川雄太の所属する12位オイペンはホームで14位ムスクロンと対戦し、1-0で勝利した。3試合連続でスタメン出場した豊川は後半31分までプレーしている。

 オイペンは前半24分、豊川の高い位置からのプレッシャーをきっかけにMFルイス・ガルシアがミドルシュートを放つが、わずかにゴール左外へ。同42分にはドリブルでPA内左に抜け出した豊川が折り返し、ゴール前のMFママドゥ・ファルが合わせる。しかしGKにセーブされ、前半はスコアレスで終えた。

 後半も攻勢をかけるオイペンは、後半13分に均衡を破る。PA左脇のFKからキッカーのルイス・ガルシアが速いクロスを送ると、ニアに飛び込んだDFモルテザ・プラリガンジが右足でゴール右に押し込む。豊川は1点リードの同31分にDFロッキー・ブシリと交代。オイペンはそのまま1-0で逃げ切り、2試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

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宮市亮がダイビングヘッドで今季2点目!「数か月前には考えることもできなかった」

宮市亮が今季2ゴール目
 ザンクト・パウリに所属するMF宮市亮が、今季2ゴール目を挙げた。

 15日、ホームでMF井手口陽介の所属するグロイター・フュルトと対戦。先発出場した宮市は、1-0で迎えた後半24分に左サイドからのクロスをダイビングヘッドで合わせ、追加点を奪った。その後43分にピッチを後にしたが、チームは2-0で完封勝利を飾った。なお、井手口はベンチ外だった。

 昨夏6月に右膝前十字靭帯を断裂し、長期離脱していた宮市は、今年4月28日にBチームの一員として昨年5月以来となる公式戦に出場。しかし、わずか13分で負傷交代し、再離脱を余儀なくされていた。その後、リハビリを経てBチームで調整を進めると、途中出場で復帰を果たした9月21日のインゴルシュタット戦で早速ゴールを記録し、徐々に出場機会を増やしていた。

 今季2点目を挙げた宮市は、クラブ公式サイトによると、「怪我の後、痛みを伴わず問題なくピッチに立てていることがとても嬉しいです。数か月前には考えることもできませんでした」と、喜びを露わにしている。

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鎌田ビッグチャンス生かせず…日本人3選手出場のシントトロイデン、最下位相手に完封負け

先発フル出場したMF鎌田大地
[12.15 ベルギー・リーグ第19節 ロケレン2-0シントトロイデン]

 ベルギー・リーグ第19節が15日に行われ、5位シントトロイデンは、敵地で最下位ロケレンと対戦し、0-2で敗れた。DF冨安健洋は開幕19試合連続、MF鎌田大地は10試合連続でスタメン出場し、ともに90分間プレー。2戦連続ベンチスタートのDF遠藤航は後半開始から途中出場した。また、MF関根貴大とDF小池裕太はメンバー外となっている。

 最下位のロケレンは前半33分、カウンターからゴール前のこぼれ球をFWマルコ・ミリッチが押し込み、ホームで先制に成功した。

 追いかけるシントトロイデンはハーフタイム明けから遠藤を投入。後半1分に鎌田のパスを受けたMFロマン・ベズスがポスト直撃のシュートを放つなど、徐々にリズムをつかむ。同35分には後方からのロングボールをPA内右の遠藤が中央へ落とし、フリーの鎌田が右足で合わせるも、GKに止められた。

 するとロケレンは後半39分、味方のスルーパスで裏へ抜け出したFWメディ・テルキがGKとの1対1を制し、追加点を奪取。シントトロイデンは0-2の完封負けを喫し、6試合ぶりの黒星で2戦勝ちなし(1分1敗)となった。

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[MOM590]福岡大FW今田源紀(2年)_“お祭り男”が2戦連発、驚異の嗅覚&ポリバレント

今田の千金ヘッドで福岡大が勝利した
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 明治大0-1福岡大 熊谷]

 これぞスーパーサブの役割だ。スコアレスの後半14分に投入されたFW今田源紀(2年=九州国際大付高)は、6分後の同21分、カウンターでゴール前に駆けあがる。MF河原創(3年=大津高)の右クロスを頭で合わせて、値千金の決勝点を決めた。

 春先までAチームにいなかった今田だが、5月にギラヴァンツ北九州と対戦した天皇杯福岡県予選の決勝で怪我人が複数出たことでチャンスが巡ってきた。そしてそこでしっかりとアピールしたことで、以降はAチームに定着した。

 究極のポリバレント性能が大きな武器になっている。登録はFWだが「ポジションはない」と説明するほどで、起用法も様々。リードしているときはアンカーで投入されたかと思えば、得点が欲しい場面ではFWで出場。SBで起用されることもあり、ベンチに置いておくには一番助かる選手になっている。

 そして今田には、一番の武器である「嗅覚」が備わっている。特に大舞台でそれを発揮することが多く、今年1年はここ一番のトーナメント戦では結果を出し続けてきたという自負もある。そして得点の9割がヘディングで奪ったもの。まさにこの日のゴールに集約されていた。

 今大会ではやったことのない右サイドハーフでの出場を余儀なくされているが、2試合連続ゴールという離れ業で、しっかりと結果を残してみせた。自身を「お祭り男」と表現する20歳。今季奪ったゴールのすべてが途中出場で奪ったものという福岡大(九州1)の切り札が、覇権奪還のカギを握る。

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(取材・文 児玉幸洋)

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熊本退団のDF園田、新天地はFC今治に決定

園田拓也の移籍先がFC今治(JFL)に決定
 ロアッソ熊本は16日、今シーズン限りで契約満了となったDF園田拓也(34)の移籍先が、FC今治(JFL)に決定したことを発表した。

 今治のクラブ公式サイトを通じて「FC今治という魅力溢れるチームの一員になれることを、とても嬉しく思います。来年は必ずJ3昇格を、そしてさらに上へ昇っていく夢を共に叶えましょう!ベテランと言われる年ですが、まだまだチームと共に成長していきたいです。応援よろしくお願いします!」とコメントしている。

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静産大は3年連続2回戦の壁…主将DFが痛恨PK献上「結果以上の差を感じた」

静岡産業大は延長戦の末に大阪体育大に敗れた
[12.15 インカレ2回戦 大阪体育大2-0(延長)静岡産業大 熊谷]

 我慢強く守っていたが、最後に力尽きた。静岡産業大(東海2)は、またも2回戦の壁に阻まれた。

 痛恨のPK献上となった。それまで相手のシュートを体に当てて、幾度も味方を救って来たDF諏訪部徹(4年=川崎F U-18)だったが、延長前半15分、FW林大地(3年=履正社高)をエリア内で倒してしまう。「自分の対応が悪かった」と悔いた主将。「足を出さずに落ち着いて対応できていれば。体をぶつければよかったなと後悔しています」と声を震わせながら話した。

 昨年、一昨年は東海リーグを連覇。今季も2位でインカレの舞台に進んでいた。しかし一昨年は日本体育大、そして昨年は法政大といずれも後に準優勝したチームに2回戦で敗れ、大会を去っていた。

 今季は関西王者を相手に延長戦まで持ち込んだが、感じたには力の差。「壁はまだまだあった。結果以上の差をやっていて感じました」。卒業後もサッカーを続ける予定だという諏訪部は、「技術の高い人はいる。全国に毎年出られるようなチームを作って行ってほしいし、次こそはベス8に進んでほしい」と後輩たちに母校の未来を託していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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磐田、来季タイアップアーティストが“今日好きダンス”で話題の足立佳奈に決定

磐田、来季タイアップアーティストが“今日好きダンス”で話題の足立佳奈に決定
 ジュビロ磐田は16日、2019年シーズンタイアップアーティストが女性シンガーソングライターの足立佳奈に決定したことを発表した。

 岐阜県海津市出身のシンガーソングライターの足立は、2014年にLINE×SONY MUSICオーディションで12万5094人の中からグランプリを獲得。LINEバイトのヒロインやフジテレビ『新しい波24』のMCを務めるなど、多方面で活躍している。

 また、高校生による恋愛リアリティショー「今日、好きになりました。」(AbemaTV)の主題歌に、足立の「私今あなたに恋しています」が使われると、短編動画共有アプリケーション『TikTok』で、この曲に合わせて踊る「今日好きダンス」が話題となった。

 来シーズンタイアップアーティスト決定を受けて足立は「選手、そしてサポーターの皆さんと一緒に精一杯歌で応援させて頂きますのでよろしくお願い致します」とコメント。シーズンソングについては現在制作中で、今後ホームゲーム時のスタジアムLIVE等を予定しているという。

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240人束ねた関西大主将DF荒木「サンフレッチェ広島に戻りたい」“4年越し”の任務は世代交代

スタンドに挨拶し、涙を浮かべる関西大の主将DF荒木隼人(4年=広島ユース)
[12.15 インカレ2回戦 順天堂大2-1関西大 味フィ西]

 関西大は相手エースの2発に沈んだ。DF荒木隼人(4年=広島ユース)は今年、主将として部員240人のチームを束ねた。「チームをまとめられたのかと言われると…自分の力不足で日本一に届かなかったのかなと思います」。試合後は泣き崩れる仲間を支え、スタンドの応援団に丁寧に感謝の言葉を伝えた。

 両チーム最長185cmの高さを生かして制空権を握り、DF三國スティビアエブス(2年=青森山田高)にも競り勝った。鋭い読みのインターセプトでカウンターを潰し、守備陣を統率。1点が欲しかった終盤は前線に上がってパワープレーを担ったが、奏功せず。U-21日本代表FW旗手怜央(3年=静岡学園高)の2ゴールに屈し、「去年も対戦して警戒したけど、いいストライカーだなと改めて感じました」と負けを受け止めた。 

 今振り返ると、大学4年間は「あっという間」だったという。広島ユースからトップ昇格を果たせず、2015年に関西大に進学。「どうしてもプロになりたかった」という夢が遠く感じた日も、焦った時期もあったが、プロ入りを諦めることはなかった。

「高卒でプロになれないと決まった時に、サンフレッチェ広島に戻りたいというのが一番の選択肢にあった。その上で関西大学を選んだし、最終的に戻ることが決まったことはすごく良かったです」

 この日、広島ユースの後輩がプレミアリーグファイナルを制した。実績誇るユースの歴史において、荒木がキャプテンを務めた2014年度は成績が振るわず、自らもトップ昇格を逃した。そうした高校3年時の挫折をバネに、大学では打点の高いヘディングに磨きをかけ、対人守備の強度を上げた。広島ユースで教わった体のケアも続け、毎日1時間以上をかけて入念にストレッチを行い、怪我なく4年間を過ごした。

 関西大からG大阪に加入した先駆者の前田雅文監督からは「自分が武器だと思っていたことはプロに入るとみんなができる」と、経験を伝えられた。“大学経由”のプロ入りを見守った元Jリーガーの指揮官は「実力がなかったことを受け入れて、人の話を聞いて、吸収し続けて成長していった」と荒木の人間性を評価しながら、プロ基準へのレベルアップに期待を寄せた。

 広島ではセンターバック最長となる高さを生かして堅守を築き、セットプレーで攻守の起点になるイメージを膨らませている。定位置を争うDF水本裕貴、DF千葉和彦らはA代表経験もあるベテランだが、揃って33歳。「自分たちが世代交代できるようにもっと頑張っていきたい」とミッションを掲げ、サンフレッチェの未来を担う。

(取材・文 佐藤亜希子)

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藤枝、24歳FW遠藤との契約満了を発表

 藤枝MYFCは16日、FW遠藤純輝(24)と来シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 これまで岐阜、町田でプレーした遠藤は、今季から藤枝に加入。今季J3リーグで22試合4得点を記録した。

 クラブを通じて「ここで得た経験は、必ず次へ活かします。まだまだ成長できる、活躍できると改めて感じました。一年という短い間ではありましたが、ありがとうございました」とコメントした。

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DF深井祐希は鋭い読み&反応で存在感、北海道教育大学岩見沢校の守備が早大を苦しめる

DF深井祐希が守備を牽引
[12.15 インカレ2回戦 早稲田大1-0北海道教育大学岩見沢校 味フィ西]

 北海道教育大学岩見沢校の健闘が目立った試合となった。強豪揃いの関東大学リーグで優勝した早稲田大に0-1で敗戦。しかしその1失点はPKによるもの。安定した守備の中心には、主将・DF深井祐希(4年=北海道大谷室蘭高)の姿があった。

 2学年上の兄は北海道コンサドーレ札幌のMF深井一希。幼少の頃から兄とボールを蹴り、サッカーはいつ始めたか覚えていないという。以前はボランチやサイドバックを務めていたが、高校3年生でセンターバックにコンバートし、その場所で自身の主戦場を見出した。167㎝と小柄ながら、この試合でも最終ラインで躍動。鋭い読みと反応で早大の縦パスをカットし、巧みに体を使って相手を抑え、ピンチを未然に防いでいった。

 越山賢一監督は「兄の影響でサッカーもよく知っており、理解力が高い」と主将を評する。北海道のチームは遠方のために他地域の情報が得られにくい。しかし、深井がゲームの中で相手を分析して周囲と共有。それを全員で行い、チームの結束力を高めていた。「誰かが良い情報を仕入れたらみんなで共有。だから、全体的に崩れることがない」(越山監督)。この試合でも前半は全体で守備のリズムをつくり、シュートを打たれる場面はあれど、大きく崩される場面はなかった。

 公式記録のシュート数を見ると、早大が前後半3本ずつに対して、北海道教育大学岩見沢校は前半3本、後半は5本。戦力差の中で接戦を演じてみせた。深井は「このメンバーでやるのは3年目なので集大成。一年ずつできることは増えていったので、今年はもう臆することなくできた」と語る。だからこそ「勝てたとは言えないですけど、チャンスはいっぱいあったので悔しい」と肩を落とす。「早大も初戦でつけ入る隙はあった。守備全体の手応えはあったんですけど、あそこで取れるかどうかっていうのは関東との差だったのかなと思います」。

 試合後のチームには笑顔もこぼれ、互いに感謝を語り、4年生は最後の挨拶をした。卒業後は企業に就職する者、教育の場を目指す者もいる中で、深井はサッカーを続ける意思をみせている。

(取材・文 石川祐介)
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4強進出の鹿島、レアル戦のパブリックビューイングを実施

準決勝でレアル・マドリーと戦う鹿島アントラーズ
 鹿島アントラーズは16日、19日に行われるクラブ・ワールドカップ準決勝レアル・マドリー戦のパブリックビューイングを、鹿嶋市のカシマスポーツセンターで実施することを発表した。

 鹿島は15日に行われた準々決勝で北中米カリブ海代表のグアダラハラ(メキシコ)と対戦。1点ビハインドで迎えた後半に3ゴールを奪い、3-2で逆転勝利をおさめた。準決勝では、2年前の決勝で延長戦の末、惜敗した大会2連覇中の王者レアルと戦う。

 なお、試合は日本時間20日、午前1時半のキックオフを予定。パブリックビューイングの詳しい詳細はコチラ

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ジルとモラタに不満?チェルシー、1月にイングランド代表FW獲りへ

チェルシーが注目するカラム・ウィルソン
 チェルシーが1月の移籍市場で、ボーンマスに所属するFWカラム・ウィルソン(26)獲得に動くようだ。英『デイリー・エクスプレス』が報じている。

 チェルシーは今季、フランス代表FWオリビエ・ジル(32)が公式戦18試合5ゴール、スペイン代表FWアルバロ・モラタ(26)が21試合7ゴールを記録しているが、マウリツィオ・サッリ監督は2人の活躍に満足しておらず、今月8日のマンチェスター・シティ戦では3トップの中央にMFエデン・アザールを起用していた。

 同紙によると、指揮官は1月の移籍市場でストライカーの獲得を望んでいるとのこと。その中でウィルソンに注目しており、移籍金3000万ポンド(約43億8000万円)を準備しているようだ。

 コベントリー・シティの下部組織育ちのウィルソンは、2014年7月にボーンマスに加入。ここまで公式戦133試合52ゴールを記録している。今季もプレミアリーグで16試合8ゴールをマークしており、先月イングランド代表に初招集。アメリカとのデビュー戦でいきなり初ゴールも決めた。

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香川ベンチ外のドルトムント、6連勝で前半戦首位!大迫途中出場のブレーメンを下す

今季無敗のドルトムントが6連勝
[12.15 ブンデスリーガ第15節 ドルトムント2-1ブレーメン]

 ブンデスリーガ第15節2日目が15日に行われ、FW大迫勇也が所属するブレーメンは敵地でFW香川真司所属のドルトムントと対戦し、1-2で敗れた。香川はベンチ外。大迫はベンチスタートとなり、後半28分から出場した。

 ドルトムントは前半19分、右FKからのトリックプレーでDFラファエル・ゲレイロが左足で鋭いクロスを入れると、オフサイドぎりぎりで飛び込んだFWパコ・アルカセルが頭で押し込み、先制に成功した。前半27分にはボール奪取からショートカウンター。MFジェイドン・サンチョが右サイドからマイナスに折り返すと、MFマルコ・ロイスが右足ダイレクトでゴール左下隅に流し込んだ。

 2点ビハインドとなったブレーメンも反撃に出る。前半35分、DFルドウィグ・アウグスティンソンのパスを受けたFWマックス・クルーゼがPA手前の位置で右足を振り抜き、豪快ボレー。後半28分には大迫を投入したが、チャンスに絡めず、不発に終わった。2-1で勝利したドルトムントは6連勝で首位を独走。勝ち点を「39」に伸ばし、前半戦を首位で折り返した。

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C・ロナウドがユーベ史上5000ゴール目の得点者に! “トリノダービー”をPK弾で制す

FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスの5000ゴール目を記録
[12.15 セリエA第16節 トリノ0-1ユベントス]

 セリエAは15日に第16節を行い、ユベントスは敵地でトリノと対戦。FWクリスティアーノ・ロナウドがPKを決め、ユベントスが ”トリノダービー”を1-0で制した。

 トリノの街を2分する両クラブの誇りを懸けた戦いは、激戦の一途。0-0で前半を折り返すと、後半25分に試合が動く。ユベントスはFWマリオ・マンジュキッチが相手GKへのバックパスに反応。全力疾走でいち早くボールに触れ、相手GKのファウルを誘発し、PKを獲得する。

 キッカーはC・ロナウド。百戦錬磨の男はダービーマッチの見せどころでも冷静さを失わず、ゴール右に流し込んだ。試合はそのまま1-0で終了。ユベントスは今季無敗(15勝1分)を継続した。

 また、データサイト『opta』のツイッター(@OptaPaolo)は、C・ロナウドの決勝点がユベントスのセリエAでの5000ゴール目となったことを伝えている。今季クラブに新たな風をもたらした男が、その名をクラブの歴史にも刻んでみせた。

●セリエA2018-19特集

マンU、スモーリングと2022年まで契約延長

契約を延長したクリス・スモーリング
 マンチェスター・ユナイテッドは15日、イングランド代表DFクリス・スモーリング(29)と2022年6月まで契約を更新したことを発表した。

 フルハムから2010年1月にユナイテッドで加入したスモーリングは、ここまで公式戦307試合18得点を記録。今季も18試合1得点と、センターバック陣の中で最もジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を得ている。

 契約を更新したスモーリングは「このクラブで9シーズン目となる。ユナイテッドと共に前進し続けられることを嬉しく思う。マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることは本当に名誉なことだ」と喜びを述べている。

●プレミアリーグ2018-19特集

広島ユースMF大堀はタイトルもたらす決勝PKも「まだまだだと感じました」

後半8分、決勝点となるPKを決めたサンフレッチェ広島ユースMF大堀亮之介
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 サンフレッチェ広島ユースを“高校年代真の日本一”へ導く決勝PKを決めたMF大堀亮之介(3年)だが、試合後は複雑な表情を見せていた。

「優勝出来たのは本当に嬉しいんですけれども、個人的には自分の形であるドリブルからのシュートを全然出せなくて……。まだまだだと感じました」

 プレミアリーグWESTでは優勝の懸かった最終節でハットトリックを達成するなどリーグ3位の14得点をマーク。仕掛けからのシュートを発揮したかったが、この日は低い位置で攻撃を組み立てる時間帯が多く、得意のドリブルを発揮する機会やシュートへ持ち込む機会が少なかった。

 後半8分に相手ハンドで得たPKは「決める自信があった」。GKが動くのを見てから空いた左の方向に右足シュートを蹴り込んだ。このゴールが決勝点となったが、PKによる1点だけでは満足することができない。

「こういうタイトルのかかった試合とかで、いつでも自分の形で点獲れたり、勝負強い選手になりたいと思います」。昨年の国体少年男子の部ではチームのエースとして決勝進出に貢献。だが、怪我を抱えての決勝は個でチャンスを作り出しながらも決めきれず、準優勝に終わっている。今回はファイナルで勝利したものの、個人としてはまだまだ成長が必要。理想とするアタッカー像を目指して努力を続ける。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

リバプールの無敗ストップへ…マンU率いるモウリーニョ「過去のことは何も関係ない」

会見に出席したジョゼ・モウリーニョ監督
 マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、16日に敵地アンフィールドで行われるリバプール戦に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 今季ここまで7勝5分4敗と不安定な戦いが続くユナイテッド。対するリバプールは13勝3分と開幕から無敗をキープしており、失点も16試合でわずか『6』となっている。

 モウリーニョ監督は「とにかく挑戦すること、そしてその私の欲望や自信についてきてくれるチームで戦うということだ。彼らが好調であることはわかっているが、我々にも高いクオリティとポテンシャルがある。日曜の試合には勝利をかけて戦う選手たちで挑む」と力強く語っている。

 ユナイテッドはアンフィールドで戦ったプレミアリーグのリバプール戦で過去7回のうち1度しか負けておらず、モウリーニョ体制では2戦ともクリーンシートを達成。しかも、モウリーニョ就任後はホーム、アウェー合わせてリバプールに負けていない。

「昨シーズンは2試合とも良い結果を収めることができた。ホームでは彼らを破り、アウェーでも負けていない。しかし、それは過去の話だ」と一蹴。「過去に起きたことは、日曜の対戦とは何の関係もない。それが我々にとって有利になるわけでもない。私はただ、次の試合に集中するだけだ。大切なのは次の試合なのだ」と意気込んだ。

●プレミアリーグ2018-19特集

「もうちょっとチームに何かできたんじゃないか」。鹿島ユースDF佐々木は悔しさと同期の思い持ってトップチームへ

鹿島アントラーズユースDF佐々木翔悟はトップチームに力を与えられる選手に
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 FW有馬幸太郎(3年)とともに鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格するDF佐々木翔悟(3年)は、敗戦の悔しさ、同期の選手たちの思いも持ってプロ入りする。

 4-4-2システムの左SBとして先発した佐々木は、相手のサイド攻撃をケアしながら、攻めどころを見極めてオーバーラップ。敵陣深く切れ込み、得意の左足クロスへ持ち込んだ。反撃した後半、182cmの大型SBは懐の深いボールキープからボールをゴール前に入れるシーンも。だが、白星を引き寄せることはできなかった。

 ユースチームでの公式戦はこれが最後。プレミアリーグEASTで首位を独走する中、順位を気にすることなく「どの試合も勝つ」と集中して戦ってきた。なかなかまとまらなかったという3年生の代も、最後はまとまりを持って戦うことができたと感じている。

 だが、ファイナルは敗戦。佐々木は、トップチームに昇格する自分がリーグ戦含めてもっとできたことがあったはずと分析する。「全員上がりたかったと思うんですけれども、その中で自分たち2人が上がるので、プレミアリーグでももっと自分たちが引っ張っていったりしないといけないと思っていた。自分、全然チームに力を与えられていないので、もうちょっとチームに何かできたんじゃないかと思っている」

 もっと、できなかったか。この悔しさと同期の選手たちの思いを持ってプロの世界に入っていく。「守備面も、攻撃面でももっと高い意識を持ってやっていきたいです」という大型SBはプロでチームにより力を与えられる選手になって、同期や支えてくれた人々に恩返しする。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

シュート2本の力負け…下級生主体の桃山学院大は再挑戦へ「継承して戻ってきたい」

MF佐藤碧(3年=大分高)とFW毎熊晟矢(3年=東福岡高)
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]

 桃山学院大はシュートわずか2本で敗戦。松本直也監督は「駒澤さんの戦い方は分かっていたが、力負けだった」と率直に総括した。この日の先発は11人中8人が下級生。来季の再挑戦に向けて「今年は4年生を中心にまとまって良いチームになった。この悔しさを持っている選手が多く残るので、しっかり継承して戻ってきたい」と述べた。

 風上だった前半に得点を奪えず、アバウトに蹴った相手ロングボールから先制点を献上すると、後半は立て続けに3失点。試合終了間際にFW佐藤碧(3年=大分高)のクイックFKからFW毎熊晟矢(3年=東福岡高)がヘッドで決めたが、関東の強豪を相手に1-4の完敗を喫した。

 高い技術で攻撃を牽引した佐藤は「4回生とプレーする最後の機会なので勝ちたかった」と唇を噛んだ。その悔しさには自身の理由もあった。この日、相手ゴール前に立ちはだかったのはDF星キョーワァン(3年=矢板中央高)。2015年度の全国高校選手権でも敗れた相手だった。

 当時もパス回しで相手のプレッシングをいなし切れず、ロングボール主体の相手にセットプレーなどで力負けした形。「あの時と全く同じような感じになってしまった。本当に悔しい」と肩を落とす。来季に向けては「相手が蹴ってくるのに対しても、下でボールを動かす自信を持たないといけない」と語った。

 この日、チーム唯一の得点を決めた毎熊は「相手が縦に蹴ってくるのはスカウティングで分かっていたし、みんなで意思疎通をしていた。失点しないように心がけてやっていたが、分かっていたのに対応し切れず甘さが出たと思う」と振り返った。

 来季は毎熊、佐藤に加え、関西大学リーグで活躍したが負傷離脱中のMF若山修平(2年=静岡学園大)が攻撃の中心を担う見込み。「3人目の動きをそれぞれが意識している」という武器を全国で通用するものとするため、「流動的な関係性をもっと高めていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

長いトンネル抜けた…駒澤大FW安藤翼が1年半ぶり弾「悔しい気持ち大きかった」

1年半ぶりのゴールを決めた駒澤大MF安藤翼(4年=長崎総合科学大附高)
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]

 最終学年となった万能アタッカーが最後の大舞台で長いトンネルを抜けた。駒澤大MF安藤翼(4年=長崎総合科学大附高)はインカレ初戦の前半30分、MF中原輝(4年=ルーテル学院高)の折り返しを右足で流し込んで先制点をマーク。公式戦でゴールを決めるのは2017年6月の関東大学リーグ以来、1年半ぶりのことだった。

「ここまで点が取れない、試合に出られない日々が続いていたので、先制点でチームが勢いづいたし、まずは1点取れて良かった」。今季のリーグ戦出場はわずか10試合。ベンチ入りのメンバーを外れることも少なくなく、夏の総理大臣杯では出場機会を得られず、「悔しい気持ちは大きかった」と素直に振り返る。

 入学当初から課題となっていたのは「守備の部分」だ。小嶺忠敏監督の下で過ごした長崎総合科学大附高時代はチームの攻撃を一手に担い、前線でタメを作ることが守備面での貢献につながる役割だったが、駒澤大のスタイルでは前線のハードワークが不可欠。秋田浩一監督の信頼を得ることがなかなかできていなかった。

「まだ怒られるけど、自分の中で解釈してどうやったら良くなるかを考えてきた」。ようやく生きる道を見いだしつつある22歳は献身性を身につけた上で、「自分は攻撃でしか輝けない。監督から求められているのはボールをおさめて、ゴール前でしかけるところ。それをもっと増やしていく」と意気込み、最後の大舞台に臨んだ。

 そんな苦労を知るチームメートは安藤の得点後、吹っ切れたような表情で手荒い祝福。安藤自身も「そろそろ決めろよって言われていたので」とはにかんだ。準々決勝の相手は前々回王者の筑波大。「筑波は本当にうまいけど、自分がボールを収めて、サイドに散らしてやっていけば負ける相手はない。チーム一丸となって戦いたい」と決意を述べた。

(取材・文 竹内達也)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

長いトンネル抜けた…駒澤大FW安藤翼が1年半ぶり弾「悔しい気持ち大きかった」

1年半ぶりのゴールを決めた駒澤大MF安藤翼(4年=長崎総合科学大附高)
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]

 最終学年となった万能アタッカーが最後の大舞台で長いトンネルを抜けた。駒澤大MF安藤翼(4年=長崎総合科学大附高)はインカレ初戦の前半30分、MF中原輝(4年=ルーテル学院高)の折り返しを右足で流し込んで先制点をマーク。公式戦でゴールを決めるのは2017年6月の関東大学リーグ以来、1年半ぶりのことだった。

「ここまで点が取れない、試合に出られない日々が続いていたので、先制点でチームが勢いづいたし、まずは1点取れて良かった」。今季のリーグ戦出場はわずか10試合。ベンチ入りのメンバーを外れることも少なくなく、夏の総理大臣杯では出場機会を得られず、「悔しい気持ちは大きかった」と素直に振り返る。

 入学当初から課題となっていたのは「守備の部分」だ。小嶺忠敏監督の下で過ごした長崎総合科学大附高時代はチームの攻撃を一手に担い、前線でタメを作ることが守備面での貢献につながる役割だったが、駒澤大のスタイルでは前線のハードワークが不可欠。秋田浩一監督の信頼を得ることがなかなかできていなかった。

「まだ怒られるけど、自分の中で解釈してどうやったら良くなるかを考えてきた」。ようやく生きる道を見いだしつつある22歳は献身性を身につけた上で、「自分は攻撃でしか輝けない。監督から求められているのはボールをおさめて、ゴール前でしかけるところ。それをもっと増やしていく」と意気込み、最後の大舞台に臨んだ。

 そんな苦労を知るチームメートは安藤の得点後、吹っ切れたような表情で手荒い祝福。安藤自身も「そろそろ決めろよって言われていたので」とはにかんだ。準々決勝の相手は前々回王者の筑波大。「筑波は本当にうまいけど、自分がボールを収めて、サイドに散らしてやっていけば負ける相手はない。チーム一丸となって戦いたい」と決意を述べた。

(取材・文 竹内達也)
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鹿島トップ昇格のFW有馬「遠慮していたらすぐに終わっちゃう世界」で挑戦続け、チャンス掴む

前線でボールを収める鹿島アントラーズユースFW有馬幸太郎
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 来季、鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格する181cmFW有馬幸太郎(3年)は、前線での守備とボールキープ、推進力のある動きで奮闘。空いたWBの背後のスペースへ深く切れ込み、クロスを上げるシーンもあった。

 だが、得点と勝利に結びつけることができず。「しっかり守備をやりながら、奪ったボールを前線でキープしてみんなを押し上げて分厚い攻撃をしたかった。WBの背後が空くのは分かっていたので、そこ取って何とかクロスと考えていたんですけれども上手く行かなかった」と悔しがっていた。

 より、成長しなければならないことを再確認したファイナルでもあった。「ゴール前のシーンが2、3回あったんですけれども、きょうは全部(DFに)ぶつけてしまった。そこの精度や最後の冷静さはつけていかないといけない」と力不足と感じたことを今後への反省材料にする。

 大型FWは鹿島ジュニアユースから鹿島ユースを経て、アジア王者・鹿島からプロ入り。アントラーズで学んできた有馬は、生半可な気持ちでは生き残っていけない世界に入ることを理解している。

「上の人に遠慮していたらすぐに終わっちゃう世界なので、競争の中でも自分をどんどんアピールしていきたいです。バイタルのところで仕掛けるところなどやっていきたい。(鹿島のアカデミー出身は)鈴木優磨選手とか特に凄く活躍していて、自分も活躍している選手と近いポジションでやるので絶対に負けたくないです」。遠慮すること無く先輩たちに食らいつき、チャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

鹿島トップ昇格のFW有馬「遠慮していたらすぐに終わっちゃう世界」で挑戦続け、チャンス掴む

前線でボールを収める鹿島アントラーズユースFW有馬幸太郎
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 来季、鹿島アントラーズユースからトップチームに昇格する181cmFW有馬幸太郎(3年)は、前線での守備とボールキープ、推進力のある動きで奮闘。空いたWBの背後のスペースへ深く切れ込み、クロスを上げるシーンもあった。

 だが、得点と勝利に結びつけることができず。「しっかり守備をやりながら、奪ったボールを前線でキープしてみんなを押し上げて分厚い攻撃をしたかった。WBの背後が空くのは分かっていたので、そこ取って何とかクロスと考えていたんですけれども上手く行かなかった」と悔しがっていた。

 より、成長しなければならないことを再確認したファイナルでもあった。「ゴール前のシーンが2、3回あったんですけれども、きょうは全部(DFに)ぶつけてしまった。そこの精度や最後の冷静さはつけていかないといけない」と力不足と感じたことを今後への反省材料にする。

 大型FWは鹿島ジュニアユースから鹿島ユースを経て、アジア王者・鹿島からプロ入り。アントラーズで学んできた有馬は、生半可な気持ちでは生き残っていけない世界に入ることを理解している。

「上の人に遠慮していたらすぐに終わっちゃう世界なので、競争の中でも自分をどんどんアピールしていきたいです。バイタルのところで仕掛けるところなどやっていきたい。(鹿島のアカデミー出身は)鈴木優磨選手とか特に凄く活躍していて、自分も活躍している選手と近いポジションでやるので絶対に負けたくないです」。遠慮すること無く先輩たちに食らいつき、チャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)
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仙台大が誇る屈強ストライカー、本吉佑多が決意のラストイヤーへ「もっと面白い選手になれる」

ラスト1年に気合を入れた仙台大FW本吉佑多(3年=仙台ユース)
[12.15 インカレ2回戦 筑波大4-1仙台大 柏の葉]

 規格外の点取り屋が大学ラストイヤーに気合を入れ直した。仙台大FW本吉佑多(3年=仙台ユース)は屈強なフィジカルを持つストライカー。インカレ2回戦の筑波大戦では強力な相手CBに当たり負けしない強さを見せたが、肝心の結果は無得点のまま途中交代。「不完全燃焼。もっとやりたかった」と悔しさを隠せなかった。

「関東の相手になると身体が強い相手が多いので面白いですよね」。持ち味は引き締まった183cmの身体から繰り出される対人戦。「東北だとなかなか負けることもないけど、関東に来ると対等に戦える相手がたくさんいるのでうれしい」と相手が強いほど燃えるタイプだ。

 この日の対戦相手となった筑波大はDF鈴木大誠(4年=星稜高)、DF山川哲史(3年=神戸U-18)という大学屈指の2人がCBコンビを組む。それでも、夏の総理大臣杯、そしてインカレ1回戦と全国3連発中だった本吉は「少なくとも上は負けない」と空中戦には絶対の自信を持って臨んでいた。

 ところが、この日は敵陣の深い位置でプレーできる機会、すなわち自らの空中戦が生きる場面がほとんどなかった。「もっと自分自身ができることはあったけど、チームとしてなかなか生かされなかったと思う」。時折キラリと光る競り合いは見せていたものの、脅威を与えるには至らず、後半18分にピッチを退いた。

 大学生活は残り1年、目先のミッションは2つある。「もし、自分のようなタイプが相手に競り勝てなかったらチームを失速させてしまう。だから、自分に足りない部分を頑張って補っていくか、もっと圧勝できるような勢いを持つしかない」。一時はCBへのコンバート経験も糧にして辿り着いた結論だ。

 なかでも、アカデミー時代に在籍していた仙台への練習参加では「細かい技術を補う」ことの重要性を認識した。同じくフィジカルを武器とする大卒ルーキーのFWジャーメイン良を見て、「大学の時よりすごく上手くなっている。それなら自分はそれ以上にやらないとダメ」と感じたという。

 その一方で、現在の持ち味も高めていく姿勢は失っていない。「今よりもっと圧倒的に勝つことができれば、もっと面白い選手になれるんじゃないかと思う。自分はどこに行っても勝てる強みはあると思うので、まずはそこを磨いていって、プロの目につくようになりたい」と目指す先は明確だ。

 一歳上のFW西村拓真は仙台から海外移籍を果たし、「近くにそういった存在がいて刺激は大きいけど、やっぱりそれが悔しい」とライバル意識は隠さず。それどころか「自分はもっとやれると思っている」と大きな野心を持つ。「もっとやれれば自信になるだろうし、それをピッチで身体で表現したい」。ポテンシャルは人並み以上。あとは最後の1年間で爆発させるだけだ。

(取材・文 竹内達也)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

仙台大が誇る屈強ストライカー、本吉佑多が決意のラストイヤーへ「もっと面白い選手になれる」

ラスト1年に気合を入れた仙台大FW本吉佑多(3年=仙台ユース)
[12.15 インカレ2回戦 筑波大4-1仙台大 柏の葉]

 規格外の点取り屋が大学ラストイヤーに気合を入れ直した。仙台大FW本吉佑多(3年=仙台ユース)は屈強なフィジカルを持つストライカー。インカレ2回戦の筑波大戦では強力な相手CBに当たり負けしない強さを見せたが、肝心の結果は無得点のまま途中交代。「不完全燃焼。もっとやりたかった」と悔しさを隠せなかった。

「関東の相手になると身体が強い相手が多いので面白いですよね」。持ち味は引き締まった183cmの身体から繰り出される対人戦。「東北だとなかなか負けることもないけど、関東に来ると対等に戦える相手がたくさんいるのでうれしい」と相手が強いほど燃えるタイプだ。

 この日の対戦相手となった筑波大はDF鈴木大誠(4年=星稜高)、DF山川哲史(3年=神戸U-18)という大学屈指の2人がCBコンビを組む。それでも、夏の総理大臣杯、そしてインカレ1回戦と全国3連発中だった本吉は「少なくとも上は負けない」と空中戦には絶対の自信を持って臨んでいた。

 ところが、この日は敵陣の深い位置でプレーできる機会、すなわち自らの空中戦が生きる場面がほとんどなかった。「もっと自分自身ができることはあったけど、チームとしてなかなか生かされなかったと思う」。時折キラリと光る競り合いは見せていたものの、脅威を与えるには至らず、後半18分にピッチを退いた。

 大学生活は残り1年、目先のミッションは2つある。「もし、自分のようなタイプが相手に競り勝てなかったらチームを失速させてしまう。だから、自分に足りない部分を頑張って補っていくか、もっと圧勝できるような勢いを持つしかない」。一時はCBへのコンバート経験も糧にして辿り着いた結論だ。

 なかでも、アカデミー時代に在籍していた仙台への練習参加では「細かい技術を補う」ことの重要性を認識した。同じくフィジカルを武器とする大卒ルーキーのFWジャーメイン良を見て、「大学の時よりすごく上手くなっている。それなら自分はそれ以上にやらないとダメ」と感じたという。

 その一方で、現在の持ち味も高めていく姿勢は失っていない。「今よりもっと圧倒的に勝つことができれば、もっと面白い選手になれるんじゃないかと思う。自分はどこに行っても勝てる強みはあると思うので、まずはそこを磨いていって、プロの目につくようになりたい」と目指す先は明確だ。

 一歳上のFW西村拓真は仙台から海外移籍を果たし、「近くにそういった存在がいて刺激は大きいけど、やっぱりそれが悔しい」とライバル意識は隠さず。それどころか「自分はもっとやれると思っている」と大きな野心を持つ。「もっとやれれば自信になるだろうし、それをピッチで身体で表現したい」。ポテンシャルは人並み以上。あとは最後の1年間で爆発させるだけだ。

(取材・文 竹内達也)
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突きつけられた“結果”の差…浦和ユース出身、仙台大10番MF松尾「武器をもっと磨く」

屈強な相手守備陣と渡り合う仙台大MF松尾佑介(3年=浦和ユース)
[12.15 インカレ2回戦 筑波大4-1仙台大 柏の葉]

 前半18分、仙台大MF松尾佑介(3年=浦和ユース)はハーフコートをドリブルで縦断し、PA内まで一気に攻め入る。しかし、味方へのクロスは通らず。「世界の一流選手は結果を求められる。まだそういう存在に届くとは思っていないけど、自分の武器をもっと磨いていきたい」。残されて1年で縮めるべくは“結果”との距離だ。

「ずっと赤いチームでやってきた」と振り返るように、浦和レッズアカデミー出身の21歳。高校時代の恩師はトップチームの暫定監督も務めた大槻毅氏(現浦和ヘッドコーチ)だ。「いまでも忘れられないんですけど、会って間もない時にいきなり言われたんです。『お前の良さが全く分からない』って」。

 当時は現在のようなスピード&テクニック系ではなく、異なるスタイルだったという松尾。高校2年生の時に身体が成長して速くなり、そこから「世界が変わって、自信がついた」。ただ、浦和ユースでは黒子役としての働きが主。「背番号を11から12に変えられたこともあった」と悔しい思い出は尽きない。

 ただ、「大槻さんが要所要所で厳しく接してくれていたのが今に生きている」と懐かしそうに語る。仙台大に来て最も成長したのは「守備の部分、球際やハードワーク」。それは浦和ユース時代に求められていたものであり、「チームカラーが似ているので、あとはチャンスをモノにできればというところ」と積み上げるべき課題が明白だったという。

 そんな心掛けを胸に大学生活をスタートさせ、2年目の昨季は東北大学リーグの得点王を獲得した。“結果”を出せる選手に生まれ変わり、今季からは背番号10を任された。「自分が点を取ったり、攻撃にたくさん絡めれば勝てる。大学トップクラスの選手になれば勝てる」。そんな自負も出てきていた。

 ところが、3年目のインカレでも“結果”との距離を突きつけられた。「大学トップ」の例に挙げたのは、この日の対戦相手の筑波大MF三笘薫(3年=川崎F U-18)。同い年の選手に目の前で3得点に絡む活躍を見せられた。「自分がやってきたことの力が及ばず、こういう形になってチームに申し訳ない」。自身はチャンスに絡みはしたが、得点に関われぬまま敗れた責任を背負った。

 今季の全公式戦が終わり、残された大学生活はあと1年。「上を目指すのが好きなので、同学年には絶対に負けたくない」という目標のためにも、さらに“結果”が問われる1年になる。「1対1で勝負するのが自分の武器だし、ドリブルでここまでやってきた。その武器を活かせるようにもっと磨いていきたい」。やるべきことに迷いはない。

(取材・文 竹内達也)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

突きつけられた“結果”の差…浦和ユース出身、仙台大10番MF松尾「武器をもっと磨く」

屈強な相手守備陣と渡り合う仙台大MF松尾佑介(3年=浦和ユース)
[12.15 インカレ2回戦 筑波大4-1仙台大 柏の葉]

 前半18分、仙台大MF松尾佑介(3年=浦和ユース)はハーフコートをドリブルで縦断し、PA内まで一気に攻め入る。しかし、味方へのクロスは通らず。「世界の一流選手は結果を求められる。まだそういう存在に届くとは思っていないけど、自分の武器をもっと磨いていきたい」。残されて1年で縮めるべくは“結果”との距離だ。

「ずっと赤いチームでやってきた」と振り返るように、浦和レッズアカデミー出身の21歳。高校時代の恩師はトップチームの暫定監督も務めた大槻毅氏(現浦和ヘッドコーチ)だ。「いまでも忘れられないんですけど、会って間もない時にいきなり言われたんです。『お前の良さが全く分からない』って」。

 当時は現在のようなスピード&テクニック系ではなく、異なるスタイルだったという松尾。高校2年生の時に身体が成長して速くなり、そこから「世界が変わって、自信がついた」。ただ、浦和ユースでは黒子役としての働きが主。「背番号を11から12に変えられたこともあった」と悔しい思い出は尽きない。

 ただ、「大槻さんが要所要所で厳しく接してくれていたのが今に生きている」と懐かしそうに語る。仙台大に来て最も成長したのは「守備の部分、球際やハードワーク」。それは浦和ユース時代に求められていたものであり、「チームカラーが似ているので、あとはチャンスをモノにできればというところ」と積み上げるべき課題が明白だったという。

 そんな心掛けを胸に大学生活をスタートさせ、2年目の昨季は東北大学リーグの得点王を獲得した。“結果”を出せる選手に生まれ変わり、今季からは背番号10を任された。「自分が点を取ったり、攻撃にたくさん絡めれば勝てる。大学トップクラスの選手になれば勝てる」。そんな自負も出てきていた。

 ところが、3年目のインカレでも“結果”との距離を突きつけられた。「大学トップ」の例に挙げたのは、この日の対戦相手の筑波大MF三笘薫(3年=川崎F U-18)。同い年の選手に目の前で3得点に絡む活躍を見せられた。「自分がやってきたことの力が及ばず、こういう形になってチームに申し訳ない」。自身はチャンスに絡みはしたが、得点に関われぬまま敗れた責任を背負った。

 今季の全公式戦が終わり、残された大学生活はあと1年。「上を目指すのが好きなので、同学年には絶対に負けたくない」という目標のためにも、さらに“結果”が問われる1年になる。「1対1で勝負するのが自分の武器だし、ドリブルでここまでやってきた。その武器を活かせるようにもっと磨いていきたい」。やるべきことに迷いはない。

(取材・文 竹内達也)
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成長と足りなかった部分を感じて次のステージへ。MIPの鹿島ユースMF前田「このような思いをしないように努力を」

鹿島アントラーズユースの3年生は成長と課題を胸に次のステージへ
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 大会MIPに選出されたMF前田泰良主将(3年)は視線を前にしたまま、「勝ち切れなかったのは本当に悔しい。堅い守備からカウンターや泥臭く1点取ることをやってきた。最初2失点してしまったのは本当に大きくて、一年間積み重ねてきたものが出なかったのは残念」と語った。

 プレミアリーグEAST18試合を12失点の堅守を軸に制した鹿島アントラーズユースだが、後半3分までに2点を先行される展開に。熊谷浩二監督は「少し受けてしまったというのが正直なところ。行こうとしている選手と受けている選手とベクトルが合わなかったと思う」と振り返る。後半はそのベクトルを合わせて広島ユースを押し込み、1点を奪い返したものの、2点目を獲ることができず、無念の敗戦となった。

 特に後半は勝者を脅かすようなサッカーをしていた。左右からゴール前にボールを入れ、セカンドボールに反応して連続攻撃。相手のカウンターを浴びても決定打を打たせず、勝利への望みを繋ぎ続けた。前田や右SB結城将貴(3年)中心に勝利への執念を感じさせるプレーを見せた。だが、敗戦。選手たちは、1年間取り組んできたことを90分間出し切れなかったことを悔やんでいた。

 前田は後輩たちに対し、「普段の取り組みというのがこういう大事な場面で出たりする。自分たちは最後の詰めが甘かったのも、もっとやっていればという後悔もありますし、後輩たちには同じような思いをして欲しくないので普段の練習、ピッチ外のところから一生懸命サッカーと向き合ってやっていけば最後いい結果に繋がると伝えていきたいです」と語り、自分たち以上に貪欲な日常を送ることを期待していた。

 プレミアリーグEASTで3年ぶりの優勝を果たした3年生たち。残留を目標にスタートしたチームが成長を遂げて日本一まであと一歩のところまで迫った。熊谷監督は彼らに向けて「ここまで来た成長した部分と足りなかった部分を感じ、次のステップへ歩んで行って欲しい」とエール。そして、前田は「スタッフ、仲間含めて自分の誇りですし、ここまで来れたのも仲間や親、サポーター含めて色々な人が支えてくれての結果だと思うので、感謝の気持ちを忘れずに、次のステップでこのような思いをしないように努力を積み重ねていければいいと思います」と誓った。ファイナルの悔しい経験を忘れずに、それぞれが次のステージでこの日からの成長を示す。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

成長と足りなかった部分を感じて次のステージへ。MIPの鹿島ユースMF前田「このような思いをしないように努力を」

鹿島アントラーズユースの3年生は成長と課題を胸に次のステージへ
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 大会MIPに選出されたMF前田泰良主将(3年)は視線を前にしたまま、「勝ち切れなかったのは本当に悔しい。堅い守備からカウンターや泥臭く1点取ることをやってきた。最初2失点してしまったのは本当に大きくて、一年間積み重ねてきたものが出なかったのは残念」と語った。

 プレミアリーグEAST18試合を12失点の堅守を軸に制した鹿島アントラーズユースだが、後半3分までに2点を先行される展開に。熊谷浩二監督は「少し受けてしまったというのが正直なところ。行こうとしている選手と受けている選手とベクトルが合わなかったと思う」と振り返る。後半はそのベクトルを合わせて広島ユースを押し込み、1点を奪い返したものの、2点目を獲ることができず、無念の敗戦となった。

 特に後半は勝者を脅かすようなサッカーをしていた。左右からゴール前にボールを入れ、セカンドボールに反応して連続攻撃。相手のカウンターを浴びても決定打を打たせず、勝利への望みを繋ぎ続けた。前田や右SB結城将貴(3年)中心に勝利への執念を感じさせるプレーを見せた。だが、敗戦。選手たちは、1年間取り組んできたことを90分間出し切れなかったことを悔やんでいた。

 前田は後輩たちに対し、「普段の取り組みというのがこういう大事な場面で出たりする。自分たちは最後の詰めが甘かったのも、もっとやっていればという後悔もありますし、後輩たちには同じような思いをして欲しくないので普段の練習、ピッチ外のところから一生懸命サッカーと向き合ってやっていけば最後いい結果に繋がると伝えていきたいです」と語り、自分たち以上に貪欲な日常を送ることを期待していた。

 プレミアリーグEASTで3年ぶりの優勝を果たした3年生たち。残留を目標にスタートしたチームが成長を遂げて日本一まであと一歩のところまで迫った。熊谷監督は彼らに向けて「ここまで来た成長した部分と足りなかった部分を感じ、次のステップへ歩んで行って欲しい」とエール。そして、前田は「スタッフ、仲間含めて自分の誇りですし、ここまで来れたのも仲間や親、サポーター含めて色々な人が支えてくれての結果だと思うので、感謝の気持ちを忘れずに、次のステップでこのような思いをしないように努力を積み重ねていければいいと思います」と誓った。ファイナルの悔しい経験を忘れずに、それぞれが次のステージでこの日からの成長を示す。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

[12月16日 今日のバースデー]

Japan
DF菊地光将(大宮、1985)*長身で跳躍力もあり、空中戦でも強さを発揮。ポジショニングや読みも鋭いDF。
DF村松大輔(北九州、1989)*出足の鋭いインターセプトとカバーリング、対人でも強さを発揮するDF。
MF長澤和輝(浦和、1991)*精巧なボールテクニックと高度な戦術眼を持つMF。17年にはA代表にも選出された。
DF福森晃斗(札幌、1992)*高精度の左足で攻撃の起点になれるDF。セットプレーのキッカーとしてもハイレベル。
GK山田元気(山口、1994)*シュートやクロスに対する反応が速く、ハイボールの処理に優れた大型GK。

World
DFマッツ・フンメルス(バイエルン、1988、ドイツ)*高精度のロングフィードが持ち味。CBが本職だが、ボランチもこなせるドイツ代表DF。
DFセルヒオ・レギロン(R・マドリー、1996、スペイン)*負傷者が続出するチームで出場機会を得ているサイドバック。

Former
FWフランチェスコ・グラツィアーニ(元トリノほか、1952、イタリア)*82年W杯イタリア優勝時のメンバーの一人。
MFデニス・ワイズ(元チェルシーほか、1966、イングランド)*チェルシーではキャプテンとしてチームを支えた。

Others
ガダルカナル・タカ(タレント、1956)
細川茂樹(俳優、1971)
辺見えみり(タレント、1976)
長谷川穂積(ボクシング、1980)
橘慶太(w-inds.:ミュージシャン、1985)
柄本佑(俳優、1986)
桐谷美玲(女優、1989)

CLのリベンジは鹿島で…レアルとみたび対戦の内田篤人「感慨深い」

右サイドバックでフル出場したDF内田篤人
[12.15 クラブW杯準々決勝 鹿島3-2グアダラハラ アルアイン]

 個人としてもチームとしても修正力を見せた。攻守にいいところなく、1点ビハインドで折り返した前半。鹿島アントラーズDF内田篤人は「前半、俺も全然良くなくて、ボールが足におさまらなかった。後半、しっかりやらなきゃなと思っていた」と振り返る。

 左サイドを個人に突破され、先制を許した前半3分のシーン。DF昌子源、DF山本脩斗の2人がかわされ、数的不利に陥ったゴール前で対応することになった内田はクロスに対して「もともとのマークを外してニアに行った。人に行くか、ニアに行くかと思ったけど……。うまいね、ああいう駆け引きは」とニアに飛び込んだが、ボールは頭上を越え、背後でフリーになった相手選手にヘディングシュートを決められた。

「強いな、いいチームだなと思った」。グアダラハラの勢いに押された前半はよく1失点で済んだと言えるような内容だった。それでもGKクォン・スンテが好セーブを見せ、クロスバーに救われる場面もあり、0-1でハーフタイムを迎えると、「1点取れば変わるな」と冷静だった。「2点目を取られたらやばい。ボールに行くというより、ブロックをつくったほうが守りやすいなと思った」と立て直し、相手の運動量が落ちたこともあって後半に一挙3点を奪って逆転した。

 苦しみながらも初戦を突破し、19日の準決勝では欧州代表のレアル・マドリー(スペイン)と対戦する。2年前の決勝では延長戦の末、惜敗。当時、内田はいなかったが、シャルケ時代の13-14シーズン、14-15シーズンと2年連続でUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝トーナメント1回戦でレアルと対戦している。

 内田が負傷離脱中だった13-14シーズンは第1戦が1-6、第2戦が1-3という完敗。翌14-15シーズンもホームでの第1戦を0-2で落とすと、アウェーでの第2戦は4-3で勝ったものの、2試合合計4-5であと一歩及ばなかった。内田は第1戦にフル出場。第2戦は後半36分からの途中出場だった。

「追い詰めたけど、勝てなかった。やっぱり勝てないなと思った。(10-11シーズンの欧州CL準決勝で敗れた)マンチェスター・ユナイテッドもそう。その2チームには勝てねえなと思った」。そう振り返る内田は「そのリベンジのチャンスというのは正直、期待していなかった」と率直に言う。「スペインに行くか、チャンピオンズリーグに出るかしかない」と思っていたレアルとの再戦。それが鹿島復帰1年目にクラブW杯で実現した。「チャンスをみんなでつかんだ。ここまで来れたのは感慨深い」。ポーカーフェイスの奥で闘志に火を付けた。

(取材・文 西山紘平)

●クラブW杯2018特集

「自分に『つるな、つるな』と…」同点アシストの土居が決死のPK奪取

2点を演出したMF土居聖真(右)と決勝点のMF安部裕葵
[12.15 クラブW杯準々決勝 鹿島3-2グアダラハラ アルアイン]

 最後の力を振り絞った。FW鈴木優磨を負傷で欠く鹿島アントラーズはMF土居聖真が2トップの一角で先発。「(ボールの)取りどころもなくて、きつい前半だった。久々に試合が空いてみんな硬かったし、前線の選手も動きが少なかった」。前半はグアダラハラ(メキシコ)の勢いに押され、チームとしていいところなく1点ビハインドで折り返したが、後半立ち上がりの同点ゴールでアジア王者が息を吹き返した。

 GKクォン・スンテからのロングフィードをFWセルジーニョがおさめ、左サイドのスペースに展開。スルーパスに反応した土居がドリブルで縦に仕掛け、グラウンダーの折り返しをファーサイドに走り込んだMF永木亮太が右足で押し込んだ。

 永木の駆け上がりは「ドリブルする前から見えていて、最初からそこに出そうと思っていた」という。「シュートのふりをして中に出せた。一つ外したところで(クロスを相手に)当てないようにというのを考えていた」。狙いどおりのアシストで試合を振り出しに戻すと、勝ち越しのPKも獲得した。

 後半23分、DF内田篤人から縦パスを受け、PA内で切り返したところで後方からMFマイケル・ペレスに倒された。「ボールをもらったとき、一発で前を向けたのが大きかった。感覚的に切り返したら引っかかったので良かった」。このプレーの前には足を伸ばす仕草も見せていた。「自分に『つるな、つるな』と言っていた」。気迫のPK奪取でチームは逆転。土居は後半35分にベンチへ下がったが、2得点を演出した背番号8がプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

(取材・文 西山紘平)

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「僕はそういうチームが得意」決勝点の安部裕葵、後半投入で逆転劇呼び込む

後半からの出場で決勝点を決めたMF安部裕葵
[12.15 クラブW杯準々決勝 鹿島3-2グアダラハラ アルアイン]

 リズムを変えた。劣勢の展開の中、0-1で折り返した鹿島アントラーズは後半開始からMFレアンドロに代えてMF安部裕葵を投入。今季のJリーグでベストヤングプレーヤー賞を受賞した19歳が左サイドでアクセントとなり、一気に流れを引き寄せた。

 ベンチから見ていた前半はグアダラハラ(メキシコ)の出足の鋭さや球際の強さに対し、「前半のプレー強度には驚いた」としながらも「あれが90分続くとは思っていなかった」と冷静だった。「0-1だったら全然いけるなと思っていた」。その言葉どおり、後半4分にMF永木亮太の同点ゴールで追いつき、同24分にはFWセルジーニョのPKで逆転。後半35分からDF安西幸輝がピッチに入り、2トップの一角にポジションを移すと、その4分後だった。

 左サイドに開いてボールを受けた安部が縦の安西に預け、中に走り込む。リターンパスを受け、PA内に切れ込むと、「トラップしたときに打てるなと思って打った。あんなきれいなゴールはプロに入って初めてかも」と、PA左角の位置から鮮やかに右足でファーサイドに流し込んだ。

 3-1と突き放す貴重な追加点。後半アディショナルタイムに1点を返されたことで結果的に決勝点にもなった。途中出場で貴重な働きを見せた安部のプレーについてDF内田篤人は「(相手のディフェンスが)突っ込んできてくれるほうが彼のプレースタイル、ドリブルは生きる気がする。Jリーグは突っ込んでこないから抜きにくい。逆(を取る)とか、スピードでキュンキュン行くスタイルはより効く」と指摘する。

 安部自身、「Jリーグだと組織的に守ってくるから、一人はがしても2枚目が来る。海外のチームは個人の能力で守ってくる。ACLもそうだし、代表で海外のチームと対戦しても分かっていたけど、僕はそういうチームが得意」と胸を張った。

 19日の準決勝ではレアル・マドリー(スペイン)と対戦する。鹿島が延長戦の末、惜敗した2年前の決勝は「高校の寮でみんなで見ていた」と、当時はまだ瀬戸内高の3年生だった。あれから2年。プロ2年目の19歳は「我慢する時間が長くなると思うけど、我慢するのは日本で一番得意なチーム。しっかり我慢して、勝利に向かっていければ」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)

●クラブW杯2018特集

広島時代の再戦…4強入りのアルアイン塩谷司、リーベル戦へ「リベンジの機会をもらった」

フル出場で4強入りに貢献したDF塩谷司
[12.15 クラブW杯準々決勝 エスペランス0-3アルアイン アルアイン]

 FIFAクラブワールドカップ2018は15日、UAEのアルアインで準々決勝を行い、開催国代表のアルアイン(UAE)がアフリカ代表のエスペランス(チュニジア)に3-0で快勝した。初出場で4強入りを決めたアルアインは18日の準決勝で南米代表のリバープレート(アルゼンチン)と対戦する。

 12日の開幕戦でチーム・ウェリントン(ニュージーランド)を相手に0-3から3点を返して同点に追いつき、PK戦の末、初戦を突破したアルアイン。左サイドバックで2試合連続フル出場したDF塩谷司は「初戦が難しい試合になったので、その分、勢いが出た。120分やった試合のあとだったけど、チーム全員がいい入りをして、いい試合をした」と充実した表情を見せた。

 立ち上がりの前半2分に右CKから先制。「セットプレーで早い時間に点を取ると、チームとして楽になるし、早い時間に2点取れたのが大きかった」。前半16分には自陣で塩谷が激しいチャージでボールを奪い、カウンターから追加点につなげた。「ファウルかと思った」という球際の当たりだったが、「ああいうところは強く行かないといけない。そこは意識してやっている。(UAEリーグでは)アタッカーは外国人選手ばかり。そこでバリバリやり合っているのは楽しみの一つ」と胸を張る。

 昨年6月に広島からアルアインに移籍し、約1年半。「いろんな意味で精神的にも肉体的にもタフになれた」と、異文化の土地でたくましさを増した。「外国人としてプレーしているから、サポーターからのプレッシャーもあるし、チームからのプレッシャーもある。その中で自分にできる最高のパフォーマンスを見せないといけない」。1回戦では0-3の前半45分に反撃の狼煙をあげる追撃弾。この日も要所要所で体を張り、4強入りに貢献した。

 広島時代の12年、15年にもクラブW杯に出場している塩谷。12年は5位だったが、15年は4強入りし、準決勝でリバープレートと対戦した。「そのときは0-1で負けているけど、多少手応えもあった。リベンジの機会をもらったので、向こうは初戦で入りが難しいと思うし、今日みたいな入りができれば」と意気込む。

 もう1試合の準決勝は鹿島対レアル・マドリーとなり、決勝あるいは3位決定戦でいずれかと対戦する。もちろん、望むのは鹿島との決勝戦。「鹿島と試合をするチャンスがあるかもしれないし、楽しみだけど、次はとんでもなく強い相手。まず次の試合に勝てるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

●クラブW杯2018特集

2年前との違いを実感する昌子、レアルとのリベンジマッチへ「次は勝ちたい」

最終ラインで体を張るDF昌子源
[12.15 クラブW杯準々決勝 鹿島3-2グアダラハラ アルアイン]

 2年前とは明らかに異なる感覚があった。開催国代表としてクラブW杯に初出場した16年大会。アジア勢で初の決勝進出を果たし、決勝ではレアル・マドリー(スペイン)と延長戦にもつれ込む激闘を演じた鹿島アントラーズだが、2度目の出場となった今大会の初戦でDF昌子源が感じたのは自分たちが「スカウティングされている」ということだった。

「分析されているというのはめっちゃ感じた。相手の監督がうちの選手を全員フルネームで言えるというのも聞いたし、俺と(山本)脩斗くんの関係とか、レオ(・シルバ)と(永木)亮太の関係とか、すごい研究されていた。レオと亮太が動くのも分かっていて、2人がいないスペースにどんどん入ってきて、セカンドボールもほとんど拾われた」

 ハーフタイムに選手同士で声をかけ合い、見事な修正から逆転勝利につなげたが、レアルとの再戦もさらに厳しい試合になるだろう。「2年前、多少本気にさせたことをどれぐらい覚えているか分からないけど」。昌子はそう言いながらも「ピリッと入ってくるんじゃないか」と指摘する。前回、冷や汗をかかされたからこそ、油断はないはずだ。

 ただ、前回とは異なる気持ちで試合を迎えるのは鹿島の選手も同じだ。2年前の決勝に先発していた昌子もMF土居聖真も当時は「決勝に行っちゃったよ。レアルだよ」という感情を抱いたと率直に認める。しかし、今回は違う。昌子は「『あ、レアルか』と。次は勝ちたいと思うし、決勝じゃなくて準決勝で当たるというのもあるかもしれないけど、2年前とはちょっと違う感情がある」と、気後れすることなく、堂々とリベンジを誓った。

(取材・文 西山紘平)

●クラブW杯2018特集

R・マドリー、3連続完封でクラブW杯へ! 中3日で鹿島と再戦

先制点を決めたレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマ
[12.15 リーガ・エスパニョーラ第16節 R・マドリー1-0ラージョ]

 リーガ・エスパニョーラは15日、第16節を各地で行い、今節が終わればクラブW杯に参戦するレアル・マドリーがホームでラージョと対戦した。前半に決まったFWカリム・ベンゼマのゴールが決勝点となり、1-0で勝利。欧州CLでの敗戦から立ち直ったR・マドリーは19日、クラブW杯準決勝で鹿島アントラーズと戦う。

 サンティアゴ・ソラーリ監督が指揮を執るようになって10試合目となった今月12日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第6節・CSKAモスクワ戦。R・マドリーは前半から失点を重ね、0-3という思わぬ大差で敗れた。悪い流れを断ち切るべく、クラブW杯前最終戦に挑んだ。

 試合が動いたのは前半13分、自陣左サイドでボールを受けたベンゼマが長いサイドチェンジを送り、これを受けたFWルーカス・バスケスが右サイドを突破。敵陣でカットインからスルーパスを送ると、猛ダッシュでPA内右に駆け上がってきたベンゼマが抜け出し、落ち着いてネットを揺らした。

 ラージョは前半15分、セットプレーからビッグチャンスを迎えるも、精度を欠いて生かせず。R・マドリーは同16分、ベンゼマ、MFトニ・クロースがつないでMFマルコ・アセンシオがフリーで抜け出したが、GKストール・ディミゥリエフスキの股下を狙ったシュートは阻まれた。

 R・マドリーは後半20分、右ハーフスペースで前を向いたT・クロースがアーリークロスを配給し、DFセルヒオ・ラモスが豪快なヘディングでゴールに叩き込んだが、わずかにラインを出ていたとしてオフサイドの判定。ラージョは終了間際にも決定機をつくったが、S・ラモスが決死のブロックを見せた。このままタイムアップを迎え、R・マドリーがリーグ3試合連続での完封勝利を果たした。

●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

エスペランスvsアルアイン 試合記録

【クラブW杯準々決勝】(アルアイン)
エスペランス 0-3(前半0-2)アルアイン


<得点者>
[ア]モハメド・アフメド(2分)、フセイン・エル・シャハト(16分)、バンダル・アル・アフバビ(60分)

<警告>
[エ]ユセフ・ベライリ(69分)

広島時代の再戦…4強入りのアルアイン塩谷司、リーベル戦へ「リベンジの機会をもらった」

<出場メンバー>
[エスペランス]
先発
GK 1 モエズ・ベン・シェリフィア
DF 5 シャムセディン・ダウアディ
DF 22 サメー・デルバリ
MF 12 ハリル・シェマム
(70分→DF 2 アリ・マシャニ)
MF 15 フセニ・クリバリ
MF 20 アイメン・ベン・モハメド
MF 25 ガイレネ・シャーラリ
(46分→MF 28 ムハンマド・メスキニ)
MF 30 フランク・コム
(64分→MF 7 アデム・リャイビ)
FW 8 アニス・バドリ
FW 11 ユセフ・ベライリ
FW 29 タハ・ヤシン・ヘニシ
控え
GK 19 ラミ・ジリディ
GK 23 アリ・ジェマル
DF 3 アイメン・マフムード
DF 24 イヘブ・ムバルキ
DF 26 ホシン・ルバイ
MF 13 アリ・ベン・ロムダーネ
MF 18 サード・ブグイル
FW 9 ビレル・メジュリ
FW 14 ハイテム・ジュイニ
監督
モワンヌ・シャーバニ

[アルアイン]
先発
GK 17 ハーリド・イーサ
DF 5 イスマイル・アハマド
DF 14 モハメド・ファイズ
DF 23 モハメド・アフメド
MF 3 トンゴ・ドゥンビア
(85分→MF 88 ヤフヤ・ナディル)
MF 7 カイオ
MF 11 バンダル・アル・アフバビ
(80分→FW 9 マルクス・ベリ)
MF 13 アハメド・バルマン
MF 33 塩谷司
MF 43 ラヤン・ヤスラム
(67分→MF 6 アミール・アブドゥラフマン)
MF 74 フセイン・エル・シャハト
控え
GK 1 モハメド・ブサンダ
GK 12 ハマド・アル・マンスーリ
DF 19 モハナド・サレム
DF 44 サイード・ジュマ
MF 28 スレイマン・ナーセル
MF 30 モハメド・ハルファン
FW 99 ジャマル・マロウフ
監督
ゾラン・マミッチ