[ヤングサッカーフェスティバル]U-16代表歴持つ清水ユースFW川本がSB、WBで示す新たな可能性

静岡県ユース選抜の右WB川本梨誉は力強い守備も
[3.10 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-18の部 静岡県ユース選抜 1-0 日本高校選抜 草薙陸]

 中学時代は全国3冠、メニコンカップMVP、そしてU-16日本代表歴も持つストライカーが、新境地でも可能性を示している。静岡県ユース選抜の右WBを務めていたのは、昨年まで清水エスパルスユースの前線で奮闘してきた川本梨誉(2年)だった。

 対応の甘い部分があったことは確かだが、攻守で賢いプレーも。また球際では相手の前に強引に身体をねじ込んでボールを奪い取る力強さを発揮し、タイミングの良いインターセプトからチャンスに絡むシーンもあった。

 この日対戦した日本高校選抜はSBがウイングプレーヤーのように高い位置を取ってくることが特長。前半はスピードのある水野雄太(大津/3年)、後半はガツガツ前に出てくる豊島基矢(青森山田/3年)とタイプの違うSBとのマッチアップとなり、幾度か危ないシーンも作られたが、川本は経験の少ないワイドのポジションで粘り強い守備を続け、無失点勝利に貢献した。

 本人は「きょうは全然できなかったです。攻撃にもうちょっと関わりたかったです」と反省。静岡県ユース選抜の加藤慎一郎監督(清水ユース)は「(WBとしても)良いところを持っている。推進力が出てくる」と期待する。川本はその推進力を活かした攻撃参加からクロスを上げることを目指していただけに、納得していなかった。それでもパワフルな攻守、特に攻撃面での期待は大きい。

 川本は今年2月にトップチームの鹿児島キャンプに参加。そこでSBを経験してきた。その経験もあって、ユースチームでもFWとSBに挑戦中。ただし、SBを始めるに当たってもっと早く頭を切り替えるべきだったと反省している。当時はまだ強すぎたFWへのこだわり。今は2つのポジションができることをチャンスと捉えて、FW、SBそれぞれのポジションで何ができるか見せるつもりでいる。

「今は自分のことを買ってくれる人が多くて、色々なポジションをやらせてもらえるのは嬉しい。そこで自分が結果で応えられるといいんですけれども自分がFWならばFWで結果を残す、SBならばSBで結果を残すという部分で曖昧な部分があってそこで迷われてしまっていると感じている。SBだったらクロス上げるとか、何回上げるとか、FWだったら得点とかしていければいい」

 まずは絶対の目標であるトップ昇格を果たすこと。今年はその先も見据えて成長を目指す一年、またチーム、個人として結果を求める一年でもある。「自分は色々代表行かせてもらったり、海外に行かせてもらったり、色々と経験をさせてもらっているので、その中で結果ですね、結果で示していきたいと思っています」。新たな可能性を見せつつある川本がどのように花を開かせるのか注目だ。


(取材・文 吉田太郎)

[ヤングサッカーフェスティバル]最も会場沸かせた静学の快足FW松村、「この日の目標は達成できたけれど…」

静岡県ユース選抜のFW松村優太は高速ドリブルを連発
[3.10 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-18の部 静岡県ユース選抜 1-0 日本高校選抜 草薙陸]

 伝統の「静岡県ヤングサッカーフェスティバル」。今年も3試合が行われたが、最も会場を沸かせた選手は静岡県ユース選抜のFW松村優太(静岡学園高)だった。

 右FWとして先発した松村は、ボールを受けると高速ドリブルを連発。中央、サイドで1対1の勝負を制していたFWは時に2、3人を置き去りにしてPAにまでボールを運ぶシーンもあった。独力で日本高校選抜のDF陣を翻弄していた松村は、前半35分には右サイドで縦への動きから決定的なクロス。後半14分にも右サイドから一人で中央まで持ち込んで左足シュートを放っていた。

 そして、後半25分には、ゴール前のこぼれ球に反応して右足シュート。だが、GK正面を突いた一撃はセーブされてしまう。「相手がトップレベルというのは頭にありましたし、やってやろうという気持ちもあったので、その中でできたというのは自信になりましたし、自分のこの日の目標というのは達成できたと思うんですけれども……」。今年、全国大会で活躍したDFたち何度も突破した松村だが、納得はしていなかった。

 自分が決めてチームを楽にするチャンスはあった。それだけに、「あとは決定的な仕事というのをもっともっと増やしていけば、評価されていくんじゃないかと思います。一本一本の決定機を決めるのは大事だと思うので突き詰めていきたい。この4月からリーグ戦が始まる。まだまだ改善する時間があると思うので、そのシュートの精度はもっともっと突き詰めていかないといけないと思います」。

 この日の試合前、あるJスカウトは「争奪戦になるんじゃない?」と語っていたが、十分にインパクトあるプレー。自分の成長に貪欲なU-18日本代表アタッカーは自分の力を磨いて、チームを勝たせるFWになる。


(取材・文 吉田太郎)

[アンプティ東日本リーグ最終節]日本代表の大黒柱・エンヒッキが2試合連続ダブルハットトリックの活躍でFCアウボラーダが圧勝

【東日本アンプティサッカーリーグ 最終節】(10日、J-SOCIETY FOOTBALL PARK CHOFU)
FCアウボラーダ 10-0 (前半5-0)合同チーム(FC ONE TOP+TSA FC)

 アンプティサッカーの東日本リーグ最終節が行われ、 FCアウボラーダは日本代表のエース、エンヒッキ松茂良ジアスが開幕戦に続き、2試合連続で6ゴール奪う活躍で、AFCバンブルビー千葉に大勝。3連勝でリーグ戦を終えた。
 今回、アンプティサッカーの東日本リーグ創設にあたり、単に競技性を追求するだけではなく、既存の大会で出場機会に恵まれなかった選手の中で、特にビギナー、ユース、マスター、女性プレイヤーの出場機会を増やすことを目的とした。したがって、チームの順位はつけていない。かわりに創設の趣旨に基づいた賞を作り、表彰した。

得点者
[FCアウボラーダ]
エンヒッキ松茂良ジアス(前半2分、16、22分、後半7、17、18分)
秋葉海人(前半3、20分、後半19分)
石井賢(後半8分)

先発メンバー
[FCアウボラーダ]
GK18平賀智行
FP2 新井誠治
FP8 高橋良和
FP6 細谷通
FP9 秋葉海人
FP10エンヒッキ松茂良ジアス
FP11岩崎正幸
監督半澤真一

[合同チーム(FC ONE TOP+TSA FC)]
GK22菊池大志
FP89笹山哲
FP7 野口敦史
FP5 渡辺陽助
FP2 中澤正人
FP10渡辺一男
FP11松崎祐亮
監督原島進
【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号

≪表彰≫
ユースプレイヤー育成賞:FCアウボラーダ
マスタープレイヤー育成賞:ガネーシャ静岡AFC
サテライトプレイヤー育成賞:合同チーム
女性プレイヤー育成賞:該当なし
競技運営サポート賞:AFCバンブルビー千葉


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[アンプティ東日本リーグ最終節]ガネーシャ静岡の後藤が2試合連続5ゴールの活躍

【東日本アンプティサッカーリーグ 第3日】(10日、J-SOCIETY FOOTBALL PARK CHOFU)
ガネーシャ静岡AFC 8-2(前半5-1)AFCバンブルビー千葉

ガネーシャ静岡の後藤大輝が1-0の前半14分のゴールを皮切りに、2試合連続5ゴールの活躍。昨年10月のメキシコワールドカップにも出場した日本代表の43歳、若杉幸治も今季リーグ戦3戦目で初ゴールをあげた。一方、昨年のW杯で日本代表主将をつとめた古城暁博が所属するAFCバンブルビー千葉は1分2敗と勝利なしに終わった。古城は試合に出る体調が整わなかったため、リーグ戦3試合ともベンチに入らなかった。

得点者
[ガネーシャ静岡]
柴田眞佑(前半8分)
後藤大輝(前半14、19分、後半3分、11分、20分)
若杉幸治(前半17分)
上中進太郎(前半23分)

[AFCバンブルビー千葉]
松田倫和(前半20分、後半14分)

先発メンバー
[ガネーシャ静岡]
GK21望月佑樹
FP10後藤大輝
FP15若杉幸治
FP13松原芳郎
FP48柴田眞佑
FP33上中進太郎
FP34田村晃久
監督永谷龍司

先発メンバー
[AFCバンブルビー千葉]
GK55奈良優
FP11福田柚希
FP63前澤寛
FP15平伸也
FP31竹内翔
FP8 根本大悟
FP44松田倫和
監督 右馬ノ紀
【注】GKはゴールキーパー、FPはフィールドプレーヤー、番号は背番号


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[ヤングサッカーフェスティバル]静岡県選抜の10番FW三木が劇的決勝弾!プレミアでの目標は「得点王」

後半アディショナルタイム、静岡県ユース選抜の10番FW三木直土(右)が決勝点
[3.10 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-18の部 静岡県ユース選抜 1-0 日本高校選抜 草薙陸]

 静岡県ユース選抜の10番FW三木直土(磐田U-18)が、後半アディショナルタイムに劇的な決勝点を奪った。交代出場のFW山崎稜介(清水ユース)のシュートがポストを直撃。跳ね返りを1タッチでゴールへ押し込んだ。

 試合最終盤に訪れた絶好機。冷静に決めた三木だが、目の前にボールとゴールだけという状況での決勝点だっただけに「あれ、決めないとやっていけないです」と報道陣を笑わせていた。

 この日は前線に並んだ他のFW2人に決定機が訪れていた。その中で自分にはなかなか巡って来ていなかったチャンス。それでも、諦めず、準備を続けて最後の最後でチャンスを引き寄せた。

「自分がおとりになって、味方のシュートシーンがあったので、次に切り替えて準備していた。そして、自分のところにこぼれてきたので良かったです。なかなか自分のところにチャンスがなかったんですけれども、少ないチャンスで決められたのはこれからへ向けて収穫になったかなと思っています」と三木。自身のゴール、そして注目度の高い日本高校選抜に勝ったことを素直に喜んでいた。

 県選抜での活動から切り替えて、次はプレミアリーグでの活躍を目指す。昇格1年目だった昨年のプレミアリーグは「去年、2点しか獲れなかったのがショックだった。初めてのプレミアリーグでプレッシャー速くて結構衝撃だった」と振り返る。

 今年は3年生。自分の将来のためにも結果を残し、磐田U-18の勝利に貢献する意気込みだ。「今年は得点王を狙って、そうしたら世代別の代表やトップに昇格できたり、ちょっと前に2種登録されたのでルヴァンとかも出場できたら。トップに昇格できるように頑張っていきたいです」。この日、劇的な決勝点によって高校選抜を沈めたFWが目の前の試合で得点を決め続ける。


(取材・文 吉田太郎)

C大阪FWヤン・ドンヒョンが福岡に完全移籍「クラブの目標に向かって全力で頑張ります」

セレッソ大阪からアビスパ福岡に完全移籍するFWヤン・ドンヒョン(写真は昨季のもの)
 アビスパ福岡は11日、セレッソ大阪FWヤン・ドンヒョンの完全移籍加入を発表した。翌12日のトレーニングよりチームに合流する予定だと併せて発表されている。

 ヤン・ドンヒョンはクラブを通じて、「この度機会を与えてくださったアビスパ福岡に感謝いたします。アビスパ福岡と共に成長し、クラブの目標に向かって全力で頑張りますのでよろしくお願いいたします」とコメントしている。

 以下、プロフィール

●FWヤン・ドンヒョン
■生年月日
1986年3月28日
■身長/体重
186cm/80kg
■出身地
大韓民国
■経歴
蔚山現代FC-釜山アイパーク-牙山ムグンファFC-釜山アイパーク-蔚山現代FC-浦項スティーラーズ-C大阪

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[ヤングサッカーフェスティバル]最後まで勝ちにこだわり劇的白星!1、2年生で構成の静岡県選抜が日本高校選抜撃破!

静岡県ユースが日本高校選抜を撃破
[3.10 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-18の部 静岡県ユース選抜 1-0 日本高校選抜 草薙陸]

 静岡県ユース選抜が日本高校選抜撃破! 第34回静岡県ヤングサッカーフェスティバルが10日に行われ、U-18の部で静岡県ユース選抜と日本高校選抜が対戦。後半アディショナルタイムに10番FW三木直土(磐田U-18/2年)が決勝点を決め、静岡県ユース選抜が1-0で勝った。

 高校1、2年生で構成された静岡県ユース選抜が、年上、同年代の選手権のヒーローたちを破った。ヤングサッカーフェスティバルへ向けてわずかな準備期間しかなかったが、日本高校選抜の試合映像を分析。相手の戦い方にハマるように、また個々の選手たちの良さが出るように3-4-3システムを組んだ。その静岡県ユース選抜は、ウイングのように高い位置に張ってくる相手のSBに川本梨誉(清水ユース/2年)と鈴木瑞生(清水ユース/2年)の両WBが蓋をしながら、攻撃時には五十嵐海斗(清水ユース/2年)や清田奈央弥(磐田U-18/2年)を中心にポゼッションして押し返す。

 前半は右FW松村優太(静岡学園/2年)が圧倒的なスピードを発揮。スピードに乗ったドリブルで日本高校選抜の守りを切り裂き、幾度も会場を沸かせていた。日本高校選抜も左SB水野雄太(大津/3年)やMF鈴木唯人(市立船橋/2年)のスピードを活かした仕掛けや相手の逆を取る巧さを見せるMF秋山裕紀(前橋育英/3年)、MF武田英寿(青森山田/2年)を中心に攻め返す。

 だが、静岡県は鋭いタックルで相手ボールを奪い取っていた阿部健人(静岡学園/2年)と牧野光佑(磐田U-18/2年)の両ストッパーが日本高校選抜の攻撃に対抗し、裏に抜けたボールは「自分の持ち味はカバーとか1対1のところなのでそこは高校選抜にも負けたくないと思っていたし、上手くやれたんじゃないかと思います。(チームとしても) みんなミーティング通りにプレスかけるとか、少ない時間で集まった中で組織として守れたし、意思の疎通とかできていたんじゃないかと思います」という西島隆斗(清水ユース/2年)が的確なカバーリングを見せるなど隙を見せない。

 前半35分には川本のインターセプトから右サイドを縦に突いた松村のクロスをMF青島太一(清水ユース/2年)が決定的な右足シュート。さらに39分にショートカウンターから青島の放ったシュートが右ポストを叩く。公式記録上の前半のシュート数は4-0。GK杉本光希(磐田U-18)の安定した守りもあり、静岡県ユース選抜がより内容良く前半を終えた。

 日本高校選抜は後半開始から5人を入れ替えてテンポアップしてきたが、静岡県ユース選抜は加藤慎一郎監督(清水ユース)が「選手たちが相手を良く見てやってくれた」と頷いたように、冷静にボールを繋いで相手にリズムを与えない。そして、後半も松村が躍動。25分にはゴール前のこぼれ球に松村が反応したが、右足シュートは日本高校選抜の守護神・飯田雅浩(青森山田/3年)が止めてスコアは動かない。

 膠着した展開の中日本高校選抜は、MF岡井駿典(市立船橋/3年)がバランスを取りながら、より攻撃に比重を傾けていく。左サイドに張った豊島基矢(青森山田/3年)を再三活用。そのクロス、シュートなどから1点をもぎ取ろうとする。やや前掛かりになりながらも攻める日本高校選抜は36分、中盤で前を向いたFW 染野唯月(尚志/2年)が左サイドへ展開。豊島のクロスに染野が飛び込んだが、ボールは枠上へと外れてしまう。それでも緩めずに攻め続けた日本高校選抜だったが、静岡県ユース選抜も勝つことだけを考えていた。

 アディショナルタイム、静岡県ユース選抜は中盤でボールを奪うと、MF坂本康汰(藤枝東高/2年)が左サイドへ展開。これを受けたWB鈴木海音(磐田U-18/1年)がPAへラストパスを入れ、FW山崎稜介(清水ユース/2年)が走り込む。左ポストを叩いたシュートの跳ね返りを10番FW三木が1タッチでゴールへ押し込んだ。

 劇的な決勝ゴールに沸く静岡イレブン。加藤監督は「勝つこと」を諦めずに戦いきった選手たちについて「よくやってくれました。しっかりしていますね」と頬を緩めていた。そして西島は「諦めないで最後までできたので良かったです」と語り、年代別日本代表などと戦う予定のSBSカップ(8月)でも「静岡を背負うからにはどこにも負けたくない。サッカー王国と言われているので意識しながら、誇りを持ってやっていきたいと思っています」と誓っていた。注目されている日本高校選抜打倒を果たして自信をつけた静岡の選手たちが、今シーズン、それぞれの戦いの舞台で活躍する。


(取材・文 吉田太郎)
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ソラーリの解任報道が過熱も選手は擁護…ナチョ「最後まで戦う」ベンゼマ「続投を願っている」

レアル・マドリーを率いるサンティアゴ・ソラーリ監督
 10日に行われたリーガ・エスパニョーラ第27節でバリャドリードと対戦したレアル・マドリーは4-1の勝利を収めた。試合後にDFナチョ・フェルナンデスがクラブの現況について語ったことをスペイン『アス』が伝えている。

 2月27日のコパ・デル・レイ準決勝2回戦でバルセロナに0-3で敗れて同大会から姿を消すと、3月2日のリーガ・エスパニョーラ第26節で再び対戦したバルセロナに0-1の完封負け。さらに5日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦でアヤックスに1-4で敗れてCL4連覇の夢が途絶えるなど、公式戦3連敗を喫した。この結果を受けて、サンティアゴ・ソラーリ監督の解任報道が過熱している。

 しかし、ナチョは「うまくいっていないとき、監督との関係は難しいものがある」と答えつつも、「だけど僕らは最後まで彼と戦うよ。このクラブにいる限り、僕らは勝たなければならないし、皆このエンブレムのために戦いたいと思っているんだ」と続けた。そして、クラブ公式ウェブサイトによると、FWカリム・ベンゼマは指揮官の解任報道について、「それはクラブの問題だ」と話しながらも、「彼が続投することを願っている。僕たちは彼と一緒にいるよ」とソラーリを擁護している。

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元日本代表MF北澤氏が『本気』の熱血指導!米子北で講演&技術指導を実施

元日本代表MF北澤豪氏が米子北高を訪問し、熱血指導
 イベントの枠にとどまらない、『本気』の言葉の数々だった。3月7日、元日本代表MF北澤豪氏が、日本代表DF昌子源の母校である鳥取県米子市の米子北高を訪問。講演と技術指導を行い、若き選手たちに長年のプロ生活で培ったノウハウを伝授した。

 今回の訪問は、大塚製薬が企画し、サッカー、バレーボール、バスケットボールなどを通じて、全国各地の部活性を応援する『ポカリスエット エールキャラバン』の一環として実現したもの。まずサッカー部とバスケットボール部を対象にした約1時間の講演では、「好きなスポーツを、自分のためにやるのにも一番いい年代だけど、そろそろ大人への仲間入りをする頃。両親や一緒に頑張ってきた仲間など、誰かのためにも頑張ってみれば、もっと力を発揮できる」と、周囲の人々への感謝の大切さ、その思いが生み出す特別な力などについて熱弁をふるった。
 
 その後、サッカー部を対象とした約1時間半の技術指導では、シンプルなパス&コントロールに多くの時間を割き、「トラップのときにボールを動かすだけでなく、足元で止めてもプレーの選択肢が広がるぞ」「いろいろなところに視線を向けよう」などと指示を飛ばした。ゲーム形式の練習の際も「相手の足をよく見て」など、エネルギッシュなプレーで一時代を築いた現役時代を思わせる、熱量あふれる言葉で選手たちに声を掛けていた。

 北澤氏は今年1月の高校選手権で、米子北高の試合のテレビ中継の解説を担当。そこでのプレーや試合前後の態度に好印象を持っていたことから、今回の訪問も快諾したという。「とても清々しいチームだったので、選手たちに会いたいと思った。思っていた通りで、言ったことへの反応も早い。グラウンドへの入り方などの規律、礼儀正しさは、なくしてはいけないものだと思う」と語り、初めての訪問実現を喜んでいた。

 昨年、U-17日本代表に選出されたDF高橋祐翔(2年)は、「いつもはボールを止めるとき、足元に止めないことを意識していますが、足元に止めてから考えるという選択肢もあることを教えてもらった。それも一つのやり方として、持っておかなければいけないと感じたし、継続して意識していきたい」と振り返った。選手たちにとっては、トップレベルの経験者の声を直接聞くことができる、貴重な機会となったに違いない。

最も走ったチーム&選手は…J1第3節の走行距離発表

神奈川ダービーはドロー決着
 3月9日、10日に行われたJ1第3節における選手の走行距離などのトラッキングシステムによるデータが発表になった。

 第3節で最も走行距離が長かったチームは大分トリニータで122.569km、2位はサンフレッチェ広島で122.417km、3位はセレッソ大阪で119.411km。逆に最も短かったのは、浦和レッズで104.491kmだった。

 選手別の走行距離では、1位がサンフレッチェ広島のMF松本泰志で13.486km。2位はジュビロ磐田のMFムサエフで13.381km、3位は磐田のMF山田大記で13.065kmとなっている。

 また、スプリント回数(時速24km/h以上)を見ると、最も多かったチームは湘南ベルマーレで212回、2位はガンバ大阪で197回、3位は川崎フロンターレ大分トリニータで193回。選手別では、ヴィッセル神戸のFW古橋亨梧の40回が最も多く、2位はG大阪のDF藤春廣輝の38回、3位は神戸のDF初瀬亮の31回だった。

■以下、第3節の各チームの総走行距離
3月9日(土)
札幌(119.374km) 5-2 清水(115.892km)
松本(106.928km) 0-1 浦和(104.491km)
磐田(115.597km) 1-2 大分(122.569km)
G大阪(111.424km) 2-3 名古屋(112.815km)
鹿島(106.516km) 1-0 湘南(109.677km)
C大阪(119.411km) 0-1 広島(122.417km)
3月10日(日)
仙台(112.432km) 1-3 神戸(109.364km)
FC東京(110.155km) 2-0 鳥栖(108.897km)
横浜FM(115.585km) 2-2 川崎F(109.810km)

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3・19開幕のブラインドサッカーワールドグランプリで全20試合を動画配信

3・19開幕のブラインドサッカーワールドグランプリで全20試合を動画配信
 日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、19日~24日まで品川区立天王洲公園で開催される「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」の全20試合及び閉会式をYoutube Liveで動画配信することを発表した。

 配信チャンネルはJBFA 公式Youtube ページ「ブラインドサッカー-Blind Football」を使用。動画はパソコン、スマートフォン、タブレット端末などで無料で見ることができる。各試合のハイライト動画も試合後、時間差でアップされる。

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開幕3連敗の鳥栖、17歳新星を称賛するカレーラスは“3試合無得点”質問に…(8枚)

プレースキックで好機を作ったMF松岡大起
 J1リーグは10日、第3節を行い、サガン鳥栖FC東京に0-2で敗れた。

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●[J1]第3節2日目 スコア速報

順天堂大新入部員はFW桂、DF山崎、GK青木ら強豪チームのエース、主力級がズラリ

サンフレッチェ広島ユースで10番を背負ったFW桂陸人は順天堂大へ
 18年度インカレ4強の順天堂大が、19年の入部予定選手を発表した(協力=関東大学サッカー連盟、順天堂大)。

 強豪チームのエース級の選手や年代別日本代表歴を持つ選手たちが集まり、入部予定選手は例年以上に豪華な印象だ。高円宮杯プレミアリーグファイナル優勝のサンフレッチェ広島ユース(広島)で10番を背負った強力アタッカーFW桂陸人と17年U-17ワールドカップに出場したDF山崎大地、そしてU-19日本代表歴を持つ世代屈指のGK青木心(JFAアカデミー福島U-18)も順大へ進学する。

 また、日本クラブユース選手権(U-18)大会で優勝した清水エスパルスユース(静岡)の俊足CB栗田詩音と同準優勝・大宮アルディージャユース(埼玉)のゲームメーカー・MFが安島樹も加入。そして、FC東京U-18(東京)で主将を務めたMF寺山翼は昨年、J3で11試合に出場した経験の持ち主だ。

 高体連からも実力派がズラリ。選手権優勝校・青森山田高(青森)の日本高校選抜左SB豊島基矢とプリンスリーグ関東王者・矢板中央高(栃木)の日本高校選抜右SB後藤裕二はいずれも高い攻撃性能の持ち主だ。そして、“赤い彗星”こと東福岡高(福岡)のエースストライカー・FW大森真吾と静岡の名門・静岡学園高のエースストライカーでプリンスリーグ東海得点王のFW塩浜遼も強豪での成長、活躍を目指す。
 
以下、順天堂大の入部予定選手
▼GK
青木心(JFAアカデミー福島U-18)
▼DF
後藤裕二(矢板中央高)
山崎大地(サンフレッチェ広島ユース)
豊島基矢(青森山田高)
栗田詩音(清水エスパルスユース)
▼MF
寺山翼(FC東京U-18)
安島樹(大宮アルディージャユース)
▼FW
桂陸人(サンフレッチェ広島ユース)
塩浜遼(静岡学園高)
大森真吾(東福岡高)

※関東大学サッカー連盟の協力により、同オフィシャルサイト(http://www.jufa-kanto.jp/)で発表されたリストを随時掲載致します。なお、大学によっては一般入学等によって新入部員が増える可能性があります。また諸事情により、公表されない大学もあります。

何、この軌道!? 名手デ・ヘアもお手上げ…ジャカの「不思議な動きを見せた」シュートが炸裂

アーセナルMFグラニト・ジャカ
 10日に行われたプレミアリーグ第30節でアーセナルマンチェスター・ユナイテッドが激突。前半12分にMFグラニト・ジャカが叩き込んだミドルシュートに、敵将のオーレ・グンナー・スールシャール監督も脱帽するしかなかった。

 右サイドのFWアレクサンドル・ラカゼットから中央でパスを受けたジャカはPA外から左足を一閃。勢いよく飛び出したボールは一直線にゴールに向かうと思うと思われたが、急激に左に向かってカーブしていきゴールマウスに収まった。シュートに備えていたデ・ヘアは急激な変化に対応し切れず、「お手上げだ」というジェスチャーを繰り返した。

 マンチェスター・Uのクラブ公式ウェブサイトによると、スールシャール監督は「ボールが不思議な動きを見せた。映像で見てみると、ダビドから見て左に向かってくると思われた矢先に軌道が変わっている。良いシュートだったし、ボールが動いたよ」と振り返っている。

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“02ジャパン”主将DF半田陸、高校2年生で山形とプロ契約締結「愛される、応援される選手に」

山形とプロ契約を結んだ半田陸
 モンテディオ山形は11日、モンテディオ山形ユースに所属するDF半田陸(17)とプロ契約を締結したと発表した。ただし今季は2種登録選手としてトップチームの練習に参加する。背番号は31。

 半田は山形県上山市出身の17歳。山形ジュニアユース村山、山形ユースとキャリアを進む、現在、山形城北高に通う高校2年生。世代別代表“02ジャパン”では主将を務めるSBで、昨季もトップチームに2種登録されていた。

 クラブを通じ「自分は山形人らしい粘り強さや最後まで諦めずに戦う選手です。その特徴を出し、ピッチの中でチームのため山形のために闘います。サポーターのみなさんに愛される、そして応援される選手になれるよう頑張っていきます」と意気込みを語った。

以下、プロフィール

■生年月日
2002年1月1日(17歳)
■身長/体重
176cm/63kg
■利き足


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アーセナル乱入者逮捕を歓迎、そして怒り…監督は選手への「尊敬」求める

アーセナル乱入者逮捕を歓迎、そして怒り…監督は選手への「尊敬」求める
 アーセナルは10日にあったマンチェスター・ユナイテッド戦で乱入したサポーターが逮捕された。

 問題の場面は同試合の2点目、FWピエール・エメリク・オーバメヤンが後半23分にPKを決めた直後にサポーターが乱入。ユナイテッドのDFクリス・スモーリングを押したあと、アーセナルの喜びの輪に加わろうとした。

 『BBC』によると、アーセナルのスポークスマンは、「我々はピッチに乱入してクリス・スモーリングに近づいた個人の行動を非難します。クリスとマンチェスター・ユナイテッドに謝罪します。逮捕されたことは喜ばしいことで、我々は警視庁の捜査に協力します」とコメントした。

 またアーセナルのウナイ・エメリ監督は「望んでいないこと」と一喝すると、改めて選手への「尊敬」を示すことをファンに求めたという。

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“長谷川流”浸透するFC東京が強い!開幕ダッシュ支える久保は絶妙アシスト(8枚)

J1初のフル出場を果たしたMF久保建英が絶妙アシスト
 J1リーグは10日、第3節を行い、FC東京はホームでサガン鳥栖を2-0で下し、ホーム開幕戦を白星で飾った。

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“10年後に通用する選手を育てること”をテーマとした取り組み。「2019 umbroユースチャレンジ」で指導者もサポート

UEFAプロライセンスを保有する濱吉正則氏が参加チームの指導者たちにアドバイス
 3月9日から2日間に渡って、高校年代のフェスティバル「2019 umbroユースチャレンジ」が行われた。西日本の注目17チームがJ-GREEN堺に集まった今大会は、総当たり戦と各ブロックを勝ち上がったチームが対戦するミックス形式で大会を実施。各コートで白熱したゲームが繰り広げられると同時に、ピッチ外で今大会ならではの取り組みである「umbroアカデミー」も実施された。

「umbroアカデミー」とは、“10年後に通用する選手を育てること”をテーマに行う取り組みだ。昨年は講師にUEFAプロライセンスを保有し、SVホルン(オーストリア)の監督も務めた濱吉正則氏(現・九州産業大監督)を迎えて、計6回の講義を実施。今回は、大会初日に各試合をスカウティングし、その日の夜にフィードバックと「ヨーロッパの育成・指導との違いから考える、日本サッカーの現在と未来」についての講義を行った。

 大会について、濱吉氏は「ガンバ大阪ユースを筆頭に高校年代のトップクラスが来ている大会なので、非常に高いレベルのチームが来ていたし、個々で見ても光る物を感じる選手がいた」とコメント。中でも印象に残ったチームが東海学園高で、「ビルドアップの時に縦パスを入れたり、ボールを受ける際にターンをしたり、選手も指導者もチャレンジしていた。リスクを恐れず崩したり、意図的な攻撃を徹底してやろうとしている所が好印象だった」。大きなCBにビルドアップをさせたり、サイドの選手に積極的な仕掛けを求め、プロで通用する選手を育てる意図を感じたというG大阪ユースや、全敗で終わったものの最終ラインからのビルドアップを徹底した高知中央高の名前も挙がった。

 講義で濱吉氏が伝えたのは、チームで共通認識を持つことの重要性だ。この10年、日本は個の育成が叫ばれたが、オン・ザ・ボールの部分しか教えないチームやボールを持ったらドリブルしかしないチームなど、組織的な戦いが不足しているチームも増えてきた。組織と個の育成は相反する物だと考える人も多いが、それぞれを別で考えるのではなく、チーム全体で共通理解を高めることで、それぞれが持っている能力を出しやすい環境を作るのが理想だ。そのためには、1日に行うトレーニングが全て繋がっていなければいけないという。

 また、様々な指導にまつわる情報を摘まみ食いする問題についても指摘した。スペインやドイツなどワールドカップを制した国のスタイルだけでなく、その時々の日本代表監督が志向するスタイルが流行してきたが、「近代サッカーには、チームとしての共通理解とプレースピードという普遍的な部分がある。そこにトレンドが加わっているだけ」(濱吉氏)。そうした理解ができれば新たなトレンドが来ても、アレンジを加えるだけで指導者は対応できる。また、10年先にどんなスタイルが流行り、どういった選手が求められるかも予測しやすくなるという。

 講義を受けて、すぐにチームと選手は変わらないが、共通理解とプレーモデルの言語化する重要性を口にする指導者がいた。大会2日目には視察を行う濱吉氏の下を訪れ、意見を求める指導者の姿も見られた通り、選手だけでなく、指導者にとっても価値のある大会であったのは間違いない。

(取材・文 森田将義)

30日パナスタ開催G大阪対神戸のチケット完売

G大阪対神戸は30日に行う
 ガンバ大阪は11日、今月30日にパナソニックスタジアム吹田で行うJ1第5節のヴィッセル神戸戦のチケットが全席種完売したと発表した。当日券の販売及びアップグレードなどのサービスもない。

 キックオフは17時。

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G大阪18歳GK谷、車線変更で接触事故

G大阪のGK谷晃生
 ガンバ大阪は11日、GK谷晃生(18)が運転する車で接触事故を起こしたと発表した。

 事故は同日11時ごろ、谷が大阪市内を運転中に前方の車を避けるために車線変更をしようとした際に、隣車線を走っていた車と接触してしまったのだという。ただし双方に怪我はなく、事故後の対応も速やかにされた。

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[MOM2814]阪南大高FW篠畑純也(2年)_抜け出し得意のエース候補がG大阪ユースから2発!

阪南大高のエース候補、FW篠畑純也は2得点をマーク
[3.10 2019umbroユースチャレンジ G大阪ユース 4-5 阪南大高 J-GREEN堺]

 50m走のタイムが速い選手ではないが、短距離には自信がある。自らの特徴を活かすため、川崎フロンターレのFW小林悠を参考に磨きをかけた裏への抜け出しは魅力十分。関西の実力校、阪南大高で輝きを放っているのが、FW篠畑純也(2年)だ。

 この日は昨年、プレミアリーグで2度の大敗を許したG大阪ユースとのリベンジマッチとなったが、前日に修学旅行先のシンガポールから帰国したばかりとあり、万全の体調ではなかった。午前に行われた三田学園高戦では、3年生全員が出場を回避。グラウンドの周りを走り、コンディションを整えたが、「前半は身体があまり動かなかった」。それでも、「ゴールを奪いたかったのでボールを持ったら、ゴールに向かおうと思っていた」と積極的にゴールに向かうと、前半24分には左サイドで相手のミスを奪って強引に中央に切り込み、強烈なシュートをニアに叩き込んだ。

 2点ビハインドで迎えた後半5分には、左サイドからのリターンパスをゴール前で受けるとGKの動きを冷静に見て、2点目をマーク。「ボールをおさめる場面で失う機会が多かった」と反省を口にしたが、FW清水健生(2年)と交代するまで速さを活かした飛び出しは相手の脅威となっていた。

 昨年は、ベンチからの“切り札”として、プレミアリーグWESTの14試合に出場し、2得点をマーク。「途中からだと試合に入りづらいから、あまり得意じゃない」と口にするが、「チームがしんどい時間が多かったので、味方がボールを持った時にしっかり裏に抜け出して、チャンスを作ろうと思っていた」と持ち味を活かしたプレーで攻撃を活性化させていた。

 エースとして期待される今年は、スタメンで出場する機会が間違いなく増える。そのため、苦手な前線からの守備を意識し、シーズン開幕に向けた準備をしているという。昨年のエースで主将のFW和田育とプレーを共にできたのも彼にとってプラスで、「チームがしんどい時に、周りに声をかけて味方を引っ張っていく姿が参考になった」。

 目標は、「PA内でボールを持ったら、相手にとって怖い選手になる」こと。この日の活躍ぶりは、目標に近づける可能性を十分に見せつけた。「プレミアリーグに1年で戻りたい。そのために、チームで一番点を獲りたい」と意気込む点取り屋が爆発する可能性は十分にあるだろう。

(取材・文 森田将義)

[2019umbroユースチャレンジ]プレミア在籍時から「戦い方をガラリと変えたい」。阪南大高がG大阪ユースに5-4で打ち勝つ!

阪南大高DF小西宏登は決勝点を決めた
[3.10 2019umbroユースチャレンジ G大阪ユース 4-5 阪南大高 J-GREEN堺]

 西日本を中心に高校年代の注目チームが集まった「2019 umbroユースチャレンジ」の2日目が10日にJ-GREENで行われた。ガンバ大阪ユース阪南大高との一戦は、5-4で阪南大高が勝利した。

 全勝同士の対戦とあり、試合は最後まで目が離せない激しい打ち合いとなった。前半に主導権を握ったのは、DF奥田勇斗(2年)が「昨年は残念な結果に終わったので、今年こそは優勝できるようにチーム一丸となって頑張りたい」と意気込むG大阪ユース。同日に行われたJ3の試合に主力5人が帯同したが、敵将である濱田豪監督に「やっぱりG大阪の子たちは上手い」と言わしめる程の技術で、阪南大高ゴールに迫る。

 最終ラインからの丁寧なビルドアップで攻撃のリズムをを作ると、相手エリアではMF中村仁郎(中学3年)を起点にピッチの幅を使った崩しを披露。前半21分にはDF大野榛里(1年)が前に出てインターセプトに成功。素早く前線に入れたボールをMF川崎修平(2年)が決めて、G大阪が先制した。

 対する阪南大高は2年生が前日に修学旅行から帰ってきたばかりとあり、「身体がめっちゃ重かった」(DF高木践、2年)。それでも、ボールを繋ぐ相手に対して受け身になることなく、前からのプレスを徹底。高い位置で奪いきれなくても、MF柳武輝(1年)とMF河上愛斗(1年)のダブルボランチが2度追い、3度追いしてG大阪に食らいついた。アグレッシブな守備でチームに勢いを与えると、24分には左サイドでボールを奪ったFW篠畑純也(2年)が同点弾マークしたが、前半終了間際に2失点目を許し、前半を終えた。

 阪南大高は1点ビハインドで迎えた後半も開始すぐに3失点目を許したが、後半5分の篠畑の2点目を皮切りに10分間で2点を追加し、逆転に成功。高木は「途中から出場した選手がしっかり縦を突破して、仕事してくれたおかげ」と振り返った。16分にはFW大谷優斗(2年)に同点弾を許したが、直後に左CKのこぼれ球をDF小西宏登(1年)が叩き込み、再び勝ち越しに成功。終盤は高木を中心に身体を粘り強い守りで失点を回避し、5-4で阪南大高が勝利した。

 過去2年の阪南大高はプレミアリーグに所属。格上と張り合いためにブロックを固めた守備からのカウンター攻撃を整備したが、プリンスリーグ関西に降格した今年は、自分たちが主導権を握る試合が増えるため、同じ戦いをするわけにはいかない。濱田監督は「昨年、一昨年とは戦い方をガラリと変えたい。2年間のようなスタイルを阪南だと思われるのは嫌なので、アグレッシブに行く所を見せたい」と口にする。内容面で見れば、まだまだ課題もあるが、G大阪が相手でも憶することなくボールを奪いに行き、5点を奪えたことは今後のチームにとって、プラスになるはずだ。

(取材・文 森田将義)

[2019umbroユースチャレンジ]三田学園vs一条は1-1ドロー、両校にとって収穫得る大会に

三田学園高(エンジ)と一条高(白)との戦いは1-1ドローに
[3.10 2019umbroユースチャレンジ 三田学園高 1-1一条高 J-GREEN堺]

 西日本を中心に高校年代の注目チームが集まった「2019 umbroユースチャレンジ」の2日目が10日にJ-GREEN堺で行われた。今年、初めてプリンスリーグ関西に挑む三田学園高(兵庫)と3年連続で選手権に出場中の一条高(奈良)による一戦は、両者譲らず1-1の引き分けとなった。

 前半2分に、MF畑中蒼生(2年)のカットから、MF廣畑晴揮(2年)がシュートを放つなど幸先の良いスタートを切った三田学園だったが、以降はDF大谷泰雅(1年)を中心に粘り強い守りを見せた一条に苦しみ、フィニッシュまで持ち込めず。福原幸明監督は「いつもの悪い流れ。ただボールを回しているだけで満足し、最後シュートが入らなくても頑張っている気分になっていた」と前半を振り返った。

 対する一条は、「決めきる所を決めきったり、守り切る所で守り切ったりができていない。一つひとつのプレーに甘さが出ている」(DF要隆太、2年)ため、新チームが発足してから一勝もできずにいた。今大会でも初日は2試合連続で大敗を喫したが、この日の午前には高知中央高(高知)に快勝し、今季初勝利を達成。勢いのまま、2勝目を目指したかったが、向かい風に苦しみ、守備の時間が続いた。それでも、5分には左に開いたMF山田跳馬(2年)が低いクロス。反対サイドのMF山田将也(2年)の放ったシュートがゴール左隅を破ったが、オフサイドとなりゴールは認められなかった。

 スコアレスで迎えた後半からは、高い位置からの守備を徹底した一条が勢いづいた。ボールを奪ってから、MF梅景俊輔(1年)とMF樋口翔大(1年)のダブルボランチに左のMF岩本涼太(2年)が絡みながら好機を演出。澤井匡生監督は「ボールを大事にしていこうというのが、新チームを立ち上げてから徹底してきたこと。怖がることなく思い切った結果、ゴール前に迫る回数が増えたと思う」と振り返る。

 後半17分にはDF篠原槙(1年)の右クロスから山田シュートを放つなどチャンスを作りながらも決めきれずにいると、「選手が『点を獲りに行かなアカン』と思った」(福原監督)三田学園が反撃を開始。ボールに関わる人数を増やしたことで攻撃の迫力が高まり、24分にはDF三家秀馬(1年)のクロスをMF福岡南樹(2年)が頭で合わせて均衡を破った。

 先制点を許した一条だが、慌てる様子は見られない。ボール回しからサイド攻撃を狙い、29分に梅景が右CKを直接決めてタイムアップ。「試験明けでコンディションが落ちていたので、元に戻したかった。慌てて戻そうとして、怪我したり、落ち込んでもダメ。2日間で上手く戻せたし、プリンスに向けて課題も見つかった」(福原監督)、「僕らは県リーグ。プリンスで戦う三田さんと良いゲームができたのは僕らにとってプラスになる」(澤井監督)と話したように、「2019umbroユースチャレンジ」は両チームにとって収穫を得た大会となった。

(取材・文 森田将義)

韓国代表が“神童”18歳MFイ・カンインを初招集!Jリーガーは6人

韓国代表に初招集されたイ・カンイン
 大韓サッカー協会(KFA)は韓国代表メンバーを発表した。22日にボリビア代表、26日にコロンビア代表と国際親善試合を戦う。

 なお日本代表は22日にコロンビア(日産ス)、26日にボリビア(ノエスタ)と対戦する。

 メンバーには韓国期待の若手選手、バレンシアでプレーするMFイ・カンインを初招集。バレンシアのユース出身で、2013年にはバルセロナやレアル・マドリーなどビッククラブが獲得に関心を示す中、バレンシアとプロ契約を締結。今季はリーグ戦2試合、コパ・デル・レイ4試合、そしてヨーロッパリーグ1試合の公式戦7試合に出場している。

 韓国サッカー界の神童と評される選手で、MF久保建英(FC東京)とともにアジア注目の若手選手として取り上げられることが多く、海外メディアもこれまで比較する記事を多く掲載してきた。

 先月19日に18歳になったばかりで、『スポーツソウル』によると、18歳20日でのA代表招集は、韓国史上7番目の若さ。22日のボリビア戦に出場すれば、韓国では歴代3番目の年少出場になるという。

 またJリーガーは6人が招集されている。ヴィッセル神戸のGKキム・スンギュはクラブを通じ「韓国代表に選出されて嬉しく思いますし光栄なことです。代表に行って帰ってきたら、更にいい状態の姿をファン・サポーターの皆様にお見せしたいです」とコメント。

 FC東京のMFナ・サンホは「代表に選出していただき、とてもうれしく光栄に思います。代表チームでも東京の誇りを胸に頑張ってきたいと思います」と意気込みを語った。

▼GK
キム・スンギュ(神戸)
チョ・ヒョヌ(大邱FC)
ク・ソンユン(札幌)

▼DF
金英權(G大阪)
キム・ミンジェ(北京国安)
チョン・スンヒョン(鹿島)
クォン・ギョンウォン(天津権健)
パク・ジス(広州恒大)
ホン・チョル(水原三星)
キム・ジンス(全北現代)
チェ・チョルスン(全北現代)
キム・ムンファン(釜山アイパーク)

▼MF
チョン・ウヨン(アルサッド)
チュ・セジョン(牙山ムグンファ)
ファン・インボム(バンクーバー・ホワイトキャップス)
イ・ジンヒョン(浦項スティーラーズ)
キム・ジョンミン(リーフェリング)
ペク・スンホ(ジローナ)
イ・ジェソン(ホルシュタイン・キール)
イ・スンウ(ベローナ)
ソン・フンミン(トッテナム)
クォン・チャンフン(ディジョン)
イ・チョンヨン(ボーフム)
イ・カンイン(バレンシア)
ナ・サンホ(FC東京)

▼FW
チ・ドンウォン(アウクスブルク)
ファン・ウィジョ(G大阪)

[MOM2813]三田学園MF福岡南樹(2年)_「最後点を決められる選手に」の要求に応えて先制ヘッド

三田学園高MF福岡南樹は先制ゴールを決めた
[3.10 2019umbroユースチャレンジ 三田学園高 1-1一条高 J-GREEN堺]

 前日に指摘された課題を克服する見事な先制点だった。この日、左ウイングに入った三田学園高MF福岡南樹(2年)だが、タイプで言えばストライカーではなく、チャンスメーカー。自身も「後ろから組み立てて、決定的なパスとドリブルで仕掛けていく選手」と分析する。

 だが、飛びぬけたタレントがおらず、組織的な攻撃を志向する今年はチャンスメークに留まるだけではいけない。前日にはシュートへの積極性が足りなかったため、福原幸明監督から「最後はシュートで終わろう。点を獲れ!」と喝を入れられていたという。

 大会最後の試合となった一条高戦の前半も、そうした彼の長所と短所が見えた内容だった。ボール回しに関与するが、ゴール前に出ていく動きが少なかったため、相手の脅威になれず、「ボールを回そうと皆で言っていたけど、相手もボールを回してくるチームで前からガンガン来る。1タッチ、2タッチで崩せればよかったけど、一人ひとりでボールを待つ場面が多かった」(福岡)。 

 しかし、迎えた後半からは、チーム全体で監督が指摘されたシンプルなプレーを意識したことで状況は好転する。FW東慧(2年)を頂点とした3トップも味方との関わりを増やしながらゴールに直結する動きを増やすと、後半24分には左を上がったDF横垣内健介(2年)から、前方の福岡にパスが入った。

 福岡が素早く中央のMF岩上直生(2年)にボールを預けると右に流して、DF三家秀馬(1年)がゴール前にクロス。ラストは「三家はクロスが上手いので、ボールを持った時にここしかないと思って、DFの裏に飛び込んだ」福岡が頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。

 大会初日はガンバ大阪ユースに0-7で完敗。2日目も昨季までプレミアリーグWESTに在籍した阪南大高に0-3で敗れたが、「自分たちも目指しているのは蹴るサッカーではなく、繋ぐサッカー。2チームから見習う所は多かった」と収穫を口にする。

「監督から、最後点を決められる選手になれと言われてきた。前半も何回かチャンスを外していたので、後半は絶対に決めようと思っていた。勝つためには点がいるので、これからは点を決める選手になりたい」。そう意気込むように、得点への意欲が高まったことも、彼にとっての大きな転機になるはずだ。今年、初参戦するプリンスリーグ関西で奮闘にするためには彼の活躍が欠かせない。組み立てとフィニッシュで福岡がより存在感を放つことができれば、三田学園に明るい未来が待っている。

(取材・文 森田将義)

“天空の城”攻略した黄金の右足…山形MF三鬼がキック向上の秘訣を語る

右足のキックで2ゴールに絡んだ山形MF三鬼海
[3.10 J2第3節 町田0-3山形 町田]

 右足のキックが冴えに冴えている。モンテディオ山形は開幕から第3節まで5得点を記録。そのうち4ゴールに絡んでいるのが加入2年目MF三鬼海だ。磨きがかかる自分の武器について、「自信」をキーワードに挙げている。

 山道を登った先にあることから“天空の城”とも呼ばれる町田市立陸上競技場。2011年のプロ入りから2016年途中まで町田に所属した三鬼は、かつての本拠地で開幕3試合連続のスタメン出場を果たした。

 開始早々に得意のFKからいきなりFW大槻周平の決定機を演出すると、前半20分に「手前で触られなければ事故も起きる」と右サイドから低いクロス。最後は相手がクリアし損ねたボールをMF山田拓巳が蹴り込み、先制点に絡んだ。

 2点リードの後半38分には左CKから右足でニアに蹴り込み、相手に当たってファーに流れたボールをFWジェフェルソン・バイアーノが頭でプッシュ。「チームでも絶対あそこは(ファーに)入っていくというのがあった」。アシストはつかなかったが、右足の正確なキックで2連勝を呼び込んだ。

 前節に今季初白星を導いたのも、背番号4の右足だった。三鬼はアウェーの横浜FC戦(2-0)の前半に左サイドのFKからFW阪野豊史のラッキーな先制ヘッドを演出。後半には右サイドのFKからピンポイントクロスを送り、阪野の追加点となるヘディング弾をアシストした。ここまで山形の総得点5のうち、4つに関与している。

 2017年の熊本時代までは1シーズンで1アシストが最高だったが、山形に加入した昨季は自己最多の5アシストを記録。三鬼の右足は今季もチームに欠かせない武器の1つとなっている。その自慢のキックについて問われると、「特に誰かを真似して意識したりとかはないです。自分で勝手にああなりました(笑)」と冗談を交え、自己流で身につけたスキルだと話した。

 ただ、ブラッシュアップしていく過程で力になったものがあるのは実感している。「自信かもしれないです。蹴らせてもらっている中で、いいボールを蹴れている感覚もありますし、中で決めてくれることによって、アシストという形で自信になっていると思います」。黄金の右足は成功体験を積み重ねることで、今後もさらに輝きを増していく。

(取材・文 阿部哲也)
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「自分にもっとプレッシャーをかけないと」町田MF端山豪はホロ苦い地元デビュー

後半21分に途中出場した町田MF端山豪
[3.10 J2第3節 町田0-3山形 町田]

 悔しい本拠地デビューとなった。FC町田ゼルビアは2点ビハインドの後半21分に1枚目の交代カードを切り、新加入のMF端山豪を投入。しかし、相馬直樹監督が「分かりやすい完敗のゲーム」と認める0-3の敗戦を喫し、端山も「残念に思います」と肩を落とした。

 端山は東京都町田市出身。東京Vユースで10番を背負い、慶應義塾大時代にはユニバーシアード日本代表にも選出された。大学在学中に東京Vや新潟で特別指定選手としてプレーし、2016年から新潟でプロ生活をスタート。だが、ここまで思うような結果を残せず、昨季途中の栃木への期限付き移籍を経て、今季は地元の町田に完全移籍した。

 ホームで迎えた東京Vとの開幕戦(1-0)は出番がなく、前節のアウェー柏戦(0-1)で残り10分から途中出場して新天地デビュー。今節はチームが2失点目を喫した直後の後半21分にピッチへ送られ、ホーム初出場を果たした。

 外から試合を見ていてボールロストが気になったという端山は「少しタメを作る時間がチーム内でどこかに欲しかった」とボールを収め、右サイドで攻撃のリズムを作ろうと試みる。積極的なドリブルも見せ、後半34分には左足で強烈なミドルシュートも放ったが、最後まで得点には絡めず。終盤にもゴールを献上したチームは0-3で敗れ、2連敗を喫した。

「ホームでサポーターの皆さんの前でプレーするのは目標だったので、それが叶ったことに対しては嬉しい気持ちもあるんですけど、やっぱり勝つ姿を見に来てもらっているので、今日は本当に結果が伴わないゲームになってしまって残念に思います。自分自身も悔しですし、次に向けて修正と切り替えが必要かなと思います」

 開幕から3試合目だが、個人として結果を出せていないことにもどかしさも感じている。「使ってもらったことに対しては監督だったりスタッフに感謝したいと思いますし、これに結果で応えることを自分自身にもっとプレッシャーをかけてやっていかないといけないと思います」。勝負のプロ4年目。期待を受けて加入した25歳MFは、自身の殻を破るために闘う決意をさらに強めた。

(取材・文 阿部哲也)
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久保裕也が絶妙縦パスで同点ゴールの起点も…ニュルンベルクは悪夢の19試合未勝利

同点弾の起点となったFW久保裕也
[3.10 ブンデスリーガ第25節 ホッフェンハイム1-2ニュルンベルク]

 ブンデスリーガ第25節が10日に開催され、FW久保裕也所属のニュルンベルクホッフェンハイムに1-2で敗れた。久保は4試合連続で先発し、後半31分までプレーした。

 試合が動いたのは前半24分だった。ハンドの判定でPKを獲得したホッフェンハイムは、MFアンドレイ・クラマリッチがタイミングを外して右足で沈め、先制に成功。左サイドで先発した久保はドリブル突破からチャンスに絡んだが、前半のうちにゴールは生まれなかった。

 1点ビハインドで後半に突入すると、同点ゴールの起点となった。久保が絶妙な縦パスを通すと、左サイドを駆け上がったDFティム・ライボルトがゴールライン際から折り返し、ニアサイドでFWミカエル・イシャクが落とすと、待ち構えたMFハンノ・ベーレンスが左足で突き刺した。

 後半30分にも久保は右クロスに反応してヒールシュート。直後に足をおさえ、後半31分に交代でベンチに下がると、後半33分に決勝点を献上。1-2で競り負けたニュルンベルクはボリス・ショマース新監督体制でも3連敗を喫し、リーグ戦19試合未勝利となった。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2018-19特集

[ヤングサッカーフェスティバル]国体、選手権経験者のU-16静岡県選抜MF熊取谷、課題を改善して全国での勝利を

静岡県選抜のゲームキャプテンを務めたMF熊取谷一星
[3.10 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-16の部 U-16静岡県選抜 1-0 U-16東京都選抜 草薙陸]

 今年は全国でリベンジする。U-16静岡県選抜のキャプテンマークを巻いたMF熊取谷一星(浜松開誠館高)は昨年の国体経験者。PK戦の末に敗れた石川県との初戦もフル出場していた。03年の早生まれで2年連続国体に出場するチャンスのある熊取谷は今年、リーダーとして戦う自覚がある。

「自分がもっと伝えることをやらないといけない。去年を経験しているのでそこの部分を伝えないといけない」。この日は左サイドで運動量多くプレーし、スルーパスなどでチャンスメーク。何より、チームとして粘り強く戦い、勝ったことを喜んでいた。

 今年は全国で借りを返す。昨年の選手権予選では浜松開誠館高の初優勝に貢献。静岡の最優秀新人に選出された。だが、全国大会では再び初戦敗退。2度の全国大会を経験し、「自分の技術とかドリブルはある程度通用するかなと思った」というが、もっと身体を大きくすること、また決定力を磨かなければならないと感じたという。

 今年は「1年生から試合に出て色々な経験ができた。その経験を今年活かしたい」という思いがある。課題を改善し、国体、そしてチームでも全国で勝つことを目指す。


(取材・文 吉田太郎)

開幕2戦フル出場も…横浜FM高野遼、右膝前十字靱帯損傷で全治8か月

DF高野遼が全治8か月の大怪我
[故障者情報]

 横浜F・マリノスは11日、DF高野遼(24)が8日の練習中に負傷したことを発表した。右膝前十字靱帯損傷で全治8か月になるという。

 ヴァンフォーレ甲府にレンタル移籍していた高野は今季から横浜FMに復帰。J1リーグ2月23日の第1節、3月2日の第2節はともにフル出場していた。

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[ヤングサッカーフェスティバル]U-16静岡県選抜MF大氏が交代出場から2分で決勝点!

後半14分、U-16静岡県選抜はMF大氏凛洲が決勝ゴール
[3.10 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-16の部 U-16静岡県選抜 1-0 U-16東京都選抜 草薙陸]

 U-16静岡県選抜は、交代出場のMF大氏凛洲(JFAアカデミー福島U-15)が決勝点を叩き出した。0-0の後半12分に投入された大氏はその2分後、FW千葉寛太(清水ジュニアユース)のスルーパスで抜け出して決勝ゴール。右から一度中に入る動きを見せ、そこから外側に回る形でマークを外す。そしてパスを引き出すと、最後はGKとの1対1から冷静に右足でゴール。静岡に白星をもたらした。

 出場時間は20分強。短い出場時間の中で、とにかく走り回ること、仕掛けることを意識していたという。「後半から出て、自分、仕掛けるタイプでチームを救えるように、どんどん仕掛けて行こうと思っていたので、良かったです」。仕掛ける姿勢が貴重なゴールに繋がった。

 大氏は兵庫県出身。泉FCジュニアから先輩も進んだJFAアカデミー福島に挑戦。「他のチームよりも環境良くて、自分の行きたい時間に練習に行ける。コントロールとかパスとかは小学生の時に比べて全然比べ物にならないくらい上手くなったし、運動量も。走れるようになった」と成長を実感している。

 エリートプログラムU-14メンバーにも選出され、国体静岡県選抜候補に。ここからさらに成長して大舞台での活躍を目指す。


(取材・文 吉田太郎)

[ヤングサッカーフェスティバル]U-16静岡県選抜MF大氏が交代出場から2分で決勝点!

後半14分、U-16静岡県選抜はMF大氏凛洲が決勝ゴール
[3.10 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-16の部 U-16静岡県選抜 1-0 U-16東京都選抜 草薙陸]

 U-16静岡県選抜は、交代出場のMF大氏凛洲(JFAアカデミー福島U-15)が決勝点を叩き出した。0-0の後半12分に投入された大氏はその2分後、FW千葉寛太(清水ジュニアユース)のスルーパスで抜け出して決勝ゴール。右から一度中に入る動きを見せ、そこから外側に回る形でマークを外す。そしてパスを引き出すと、最後はGKとの1対1から冷静に右足でゴール。静岡に白星をもたらした。

 出場時間は20分強。短い出場時間の中で、とにかく走り回ること、仕掛けることを意識していたという。「後半から出て、自分、仕掛けるタイプでチームを救えるように、どんどん仕掛けて行こうと思っていたので、良かったです」。仕掛ける姿勢が貴重なゴールに繋がった。

 大氏は兵庫県出身。泉FCジュニアから先輩も進んだJFAアカデミー福島に挑戦。「他のチームよりも環境良くて、自分の行きたい時間に練習に行ける。コントロールとかパスとかは小学生の時に比べて全然比べ物にならないくらい上手くなったし、運動量も。走れるようになった」と成長を実感している。

 エリートプログラムU-14メンバーにも選出され、国体静岡県選抜候補に。ここからさらに成長して大舞台での活躍を目指す。


(取材・文 吉田太郎)

今度は“じゃんけんパフォ”のバロテッリ、デビューから4戦連続ホーム弾で新記録も

最初にグーを出すFWマリオ・バロテッリ
[3.10 リーグアン第28節 マルセイユ1-0ニース]

 マルセイユは10日にリーグアン第28節でニースと対戦。FWマリオ・バロテッリの決勝弾で勝利した。

 今冬に加入したバロテッリは1月25日のリーグアン第22節・リール戦(●1-2)で途中出場によりマルセイユデビューすると、試合終了間際にデビュー弾を決めた。その後もホーム戦で得点を挙げ続け、今節で4試合連続となった。

 データサイト『opta』のツイッター(@OptaJean)によると、過去45シーズンで、デビューからホーム戦4試合連続で得点を挙げたのはバロテッリが初めてになるという。

 バロテッリは前節のゴール後に自分のスマートフォンで自撮りを行い、すぐさまインスタグラムに投稿して話題となった。今節の得点直後では、MFフロリアン・トバンとともにピッチに座り込むと、2人でじゃんけんを行うパフォーマンスをみせている。

 かつては“悪童”といわれたバロテッリだが、SNS上のマルセイユサポーターには受け入れられている様子。加入後7試合出場5得点という結果、そしてゴールパフォーマンスですっかり人気者になっているようだ。

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「クリスティアーノはマドリードにはいない」、ベンゼマは“今のレアル”とともに前を向く

2得点を挙げたFWカリム・ベンゼマ
[3.10 リーガ・エスパニョーラ第27節 バリャドリー 1-4 R・マドリー]

 レアル・マドリーが公式戦4試合ぶりに白星。FWカリム・ベンゼマは2得点を挙げ、4-1の勝利に大きく貢献した。

 2月27日のコパ・デル・レイ準決勝・バルセロナ戦では0-3で完敗。さらに、3月2日のリーガ第26節でもバルセロナに0-1で敗れ、5日のUEFAチャンピオンズリーグ得決勝トーナメント1回戦第2戦ではアヤックスに1-4で敗戦。第1戦を2-1で勝利したものの、大逆転負けで屈辱が続いてしまった。

 しかし、今節では価値のある1勝を手にしたレアル。ベンゼマはクラブ公式サイトで、「僕たちは重要な試合に勝利することができたので、最後までこれを続けていくつもりだ」と語る。「残り11試合に勝ち、サッカーを楽しまなければいけない。サッカーとはそういうものだし、勝つ時もあればそうでない時もある」と連敗のショックから立ち直っているようだ。

 連敗により言及されたのが昨夏にクラブを去ったFWクリスティアーノ・ロナウドだ。ベンゼマは「みんなが考えていることを考えることができる」とC・ロナウドの話にも触れ、「クリスティアーノはマドリードにはいない。僕たちは自分たちのこと、そして勝つためにお互いに助け合うことを考える必要がある。それがサッカーだよ」と現状を認識しつつ、前を向いている。

 さらに指揮官交代も囁かれている中、その話題については「ソラーリが続投することを願っているけど、それはクラブの問題だ。僕たちは彼と一緒にいる」とコメント。ジョゼ・モウリーニョ監督就任には「僕には今監督がいるし、それはクラブの問題だよ」と一蹴した。

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絶不調レアルが価値ある“1勝”、「この勝利はプロ意識、スピリッツ、反撃を象徴する」

サンティアゴ・ソラーリ監督が選手たちを称賛
[3.10 リーガ・エスパニョーラ第27節 バリャドリー 1-4 R・マドリー]

 レアル・マドリーは10日のリーガ・エスパニョーラ第27節でバリャドリーの4-1で勝利。コパ・デル・レイとUEFAチャンピオンズリーグ敗退という絶不調のレアルにとって、価値ある白星となった。

 クラブ公式サイトでは、サンティアゴ・ソラーリ監督の会見の様子を伝えている。「全員、選手たちにとって難しい1週間になった」と公式戦3連敗を振り返り、「最初の20~25分はその影響があり、苦しい展開になった」と試合内容を語る。しかし、前半34分にDFラファエル・バランがゴールを決め、それを口火として大量4得点を奪った。

「この時間帯で我々は苦しみ耐える術を知り、その後選手たちが立ち直りを見せた。厄介な試合で選手たちは発奮し、キャラクターを示した。このグループは素晴らしいキャラクターを持ち合わせた偉大な選手、人物の集まり」

「この勝利は不利な状況を前にしてのプロ意識、スピリッツ、反撃を象徴するもの。選手たちは挙げていた目標を達成するため持ち得る限りの粘り強さと責任感を発揮してくれた」

「我々には多くの離脱選手がいて、この勝利は誇りを満たしてくれる。なぜならこのチームは偉大なプロフェッショナルたちがいるグループだから」

 また敗戦の責任を取らされる可能性が高いソラーリ監督は自身の去就についても触れ、「そういった点について私はどうすることもできない。私は次の日、次の練習のために働く。それが我々の従事する仕事」と語っている。

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CL逆転突破を狙うユーベ、指揮官は「最後の25分に優れたプレーを」「準備はできている」

CL逆転突破を狙うマッシミリアーノ・アッレグリ監督
 ユベントスは8日にセリエA第27節でウディネーゼに勝利。大量4得点を挙げ、12日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦に向け、大きく弾みをつけた。

 クラブ公式サイトでは、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリのコメントを掲載。4-1で勝利したウディネーゼ戦を「この試合に向けてうまく準備ができた」と振り返る。「今日は常にゴールを目指していたし、ボールを持った選手がいいプレーを選択していた」と選手たちをねぎらった。

 この試合では19歳のFWモイーズ・キーンがドッピエッタ(1試合2得点)を記録。指揮官は「よくやっていたね。まだ動きとボールコントロールを改善する必要があるが、若いし伸びしろがある」と若手の台頭に目を細めた。

 12日にはアトレティコ・マドリーとの欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦が控えている。敵地での第1戦は0-2で完敗。今季はFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得し、悲願の欧州制覇を狙っているユベントスだったが、背水の陣で戦いに挑むことになる。

「難しい試合になるし、次のラウンドに進むためには知性が必要とされる」

「相手はタイトで中盤にスペースがなく、いつもセカンドボールを追うことになるので、最後の25分に優れたプレーをしないといけない。自信はあるし、準備はできている」

 アッレグリ監督はアトレティコ戦での布陣についても触れ、「デ・シリオは間に合わないだろう。カンセロはプレーする。あとはスピナッツォーラかカセレスになる。3バック?それも可能性だ」と語る。勝利には一瞬の隙も見せられない。「120分の試合になるかもしれないので、試合をうまく読む必要がある」とありとあらゆる試合展開を想定し、勝利を目指している。

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CL逆転突破を狙うユーベ、指揮官は「最後の25分に優れたプレーを」「準備はできている」

CL逆転突破を狙うマッシミリアーノ・アッレグリ監督
 ユベントスは8日にセリエA第27節でウディネーゼに勝利。大量4得点を挙げ、12日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第2戦に向け、大きく弾みをつけた。

 クラブ公式サイトでは、指揮官マッシミリアーノ・アッレグリのコメントを掲載。4-1で勝利したウディネーゼ戦を「この試合に向けてうまく準備ができた」と振り返る。「今日は常にゴールを目指していたし、ボールを持った選手がいいプレーを選択していた」と選手たちをねぎらった。

 この試合では19歳のFWモイーズ・キーンがドッピエッタ(1試合2得点)を記録。指揮官は「よくやっていたね。まだ動きとボールコントロールを改善する必要があるが、若いし伸びしろがある」と若手の台頭に目を細めた。

 12日にはアトレティコ・マドリーとの欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦が控えている。敵地での第1戦は0-2で完敗。今季はFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得し、悲願の欧州制覇を狙っているユベントスだったが、背水の陣で戦いに挑むことになる。

「難しい試合になるし、次のラウンドに進むためには知性が必要とされる」

「相手はタイトで中盤にスペースがなく、いつもセカンドボールを追うことになるので、最後の25分に優れたプレーをしないといけない。自信はあるし、準備はできている」

 アッレグリ監督はアトレティコ戦での布陣についても触れ、「デ・シリオは間に合わないだろう。カンセロはプレーする。あとはスピナッツォーラかカセレスになる。3バック?それも可能性だ」と語る。勝利には一瞬の隙も見せられない。「120分の試合になるかもしれないので、試合をうまく読む必要がある」とありとあらゆる試合展開を想定し、勝利を目指している。

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佳境を迎えるベルギー・リーグ…伊東純也がリーグ初先発、森岡亮太は5試合連続スタメンで勝利貢献

5試合連続スタメンのMF森岡亮太
 ベルギー・リーグ第29節が10日、各地で同時間に一斉開催された。

 FW伊東純也の所属する首位ゲンクは、ホームで最下位ロケレンと対戦。伊東は加入後リーグ戦初スタメンを飾った。試合は伊東が後半21分に交代したあとの同32分に動く。相手のクリアボールを拾ったDFジョアキム・マーレが左足で強烈なシュートを叩き込み、ゲンクが1-0の勝利を収めている。

 FW豊川雄太所属の12位オイペンは、2位クラブ・ブルージュを本拠地に迎えた。豊川は3点ビハインドの後半1分に投入されたが、得点には絡めず。さらに4ゴール目を許したオイペンは0-4の大敗を喫し、3連敗を含む7戦未勝利(1分6敗)となった。なお、首位ゲンクと2位クラブ・ブルージュの勝ち点差が残り1試合で6のまま変わらず、ゲンクがレギュラーシーズンの首位を決めている。

 また、MF森岡亮太の所属する9位シャルルロワは敵地で3位アントワープと対決。前半24分に先制を許したが、前半31分にFWビクター・オシムヘンのPKで追いつくと、後半32分にMFマッシモ・ブルーノが勝ち越しゴールを決め、2-1で勝利した。5試合連続スタメンの森岡は、チームが退場者を出した直後の同44分に交代で退いている。

 そのほか、DF植田直通所属の13位セルクル・ブルージュはホームで4位スタンダール・リエージュに1-2で敗北。ベンチスタートの植田は出番がなく、4試合連続で欠場した。また、6人の日本人選手が所属する5位シントトロイデンは敵地で10位ムスクロンと1-1のドロー。2試合勝ちなし(1分1敗)となり、プレーオフ1(チャンピオンシッププレーオフ)圏外の7位に後退した。

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佳境を迎えるベルギー・リーグ…伊東純也がリーグ初先発、森岡亮太は5試合連続スタメンで勝利貢献

5試合連続スタメンのMF森岡亮太
 ベルギー・リーグ第29節が10日、各地で同時間に一斉開催された。

 FW伊東純也の所属する首位ゲンクは、ホームで最下位ロケレンと対戦。伊東は加入後リーグ戦初スタメンを飾った。試合は伊東が後半21分に交代したあとの同32分に動く。相手のクリアボールを拾ったDFジョアキム・マーレが左足で強烈なシュートを叩き込み、ゲンクが1-0の勝利を収めている。

 FW豊川雄太所属の12位オイペンは、2位クラブ・ブルージュを本拠地に迎えた。豊川は3点ビハインドの後半1分に投入されたが、得点には絡めず。さらに4ゴール目を許したオイペンは0-4の大敗を喫し、3連敗を含む7戦未勝利(1分6敗)となった。なお、首位ゲンクと2位クラブ・ブルージュの勝ち点差が残り1試合で6のまま変わらず、ゲンクがレギュラーシーズンの首位を決めている。

 また、MF森岡亮太の所属する9位シャルルロワは敵地で3位アントワープと対決。前半24分に先制を許したが、前半31分にFWビクター・オシムヘンのPKで追いつくと、後半32分にMFマッシモ・ブルーノが勝ち越しゴールを決め、2-1で勝利した。5試合連続スタメンの森岡は、チームが退場者を出した直後の同44分に交代で退いている。

 そのほか、DF植田直通所属の13位セルクル・ブルージュはホームで4位スタンダール・リエージュに1-2で敗北。ベンチスタートの植田は出番がなく、4試合連続で欠場した。また、6人の日本人選手が所属する5位シントトロイデンは敵地で10位ムスクロンと1-1のドロー。2試合勝ちなし(1分1敗)となり、プレーオフ1(チャンピオンシッププレーオフ)圏外の7位に後退した。

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報われないトーレス、苛立ち募らせ“報復”…審判に皮肉も「日本サッカーは違うものなのか」

FWフェルナンド・トーレスは悲しげな表情
[3.10 J1第3節 FC東京2-0鳥栖 味スタ]

 フラストレーションが募っていた。ピッチ上で審判への苛立ちを見せたサガン鳥栖FWフェルナンド・トーレスは試合後、「サッカーは日本では違うものなのかなと感じる。ちょっと、日本のルール本を買って勉強するつもりだよ」と冗談交じりに皮肉を言った。

 後半16分にMF高橋秀人が2枚目の警告で退場。最初の交代でMFイサック・クエンカが投入された直後にプランは崩れた。迎えた後半22分、センターライン付近でボールを持ったトーレスは後ろからMF高萩洋次郎に足を掛けて倒されると、立ち上がってすぐに高萩にタックルを見舞い、突き飛ばした。この報復行為にはイエローカードが出され、トーレスは審判に抗議した。

「もちろん審判という存在はミスを犯すし、人間は全員ミスをする。もっと、僕がルールというものを理解したほうが良いのかなと思っている」

 このシーン以前にもトーレスが審判に抗議する姿は見られたが、苛立ちの原因はほかにもあるかもしれない。チームは開幕3試合で無得点。味方にチャンスを演出しても得点源の自身にはいい形でパスが入らず、相手CBのマークにも苦しみ、シュート数は1本だった。

 チームは数的不利の中、スコアレスで耐えたが、終了間際に2失点。開幕3連敗を喫した。最下位からの苦しいスタートとなっているが、「チームは本当によくやっていたし、よく戦った。1人少ない状態でも自分たちの姿勢は見せられたと思う」とトーレス。ルイス・カレーラス監督は「この道を続けていけば勝ち点は入るので待っていてほしい」と説いた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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東日本大震災から8年…本田圭佑「恐ろしい光景は忘れてない」「また行きます」

MF本田圭佑が東日本大震災への思いを語る
 メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は11日、自身のツイッター(@kskgroup2017)を更新。2011年3月11日に発生した東日本大震災について、思いを語った。

 震災から8年が経過した11日。本田は自身のツイッターで「まだまだ避難者が数多くいて、多くの場所が復興の道半ばだと聞いてます」と現状を伝える。被災地を訪問したときを思い出し、「石巻を訪問したときの恐ろしい光景は忘れてないです」と語った。最後には「また行きます」と残している。

 本田の所属するメルボルンは12日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で同組の広島と対戦。本田は試合に備え、現在日本に帰国している。

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鎌田が今季12点目も他の決定機生かせず…冨安が失点に絡んだシントトロイデン、9人の相手に痛恨ドロー

今季12得点目を挙げたMF鎌田大地
[3.10 ベルギー・リーグ第29節 ムスクロン1-1シントトロイデン]

 ベルギー・リーグ第29節が10日に行われ、5位シントトロイデンは敵地で10位ムスクロンと対戦し、1-1で引き分けた。20試合連続スタメンのMF鎌田大地は前半15分に先制ゴールを記録。5試合ぶりとなる今季12得点目を挙げ、90分間プレーした。また、DF冨安健洋は5試合連続で先発フル出場。ベンチ入りしたMF関根貴大とFW木下康介は出番なしとなった。

 シントトロイデンは前半15分に先制。PA内右で仕掛けたFWジョルダン・ボタカが右足でシュート性のクロスを送り、ファーに抜けたボールを鎌田が左足で流し込む。鎌田にとっては3日の第24節オイペン戦(4-1)以来、5試合ぶりのゴールとなった。

 前半23分にはMFアレクシス・デ・サールのスルーパスから鎌田がフリーで抜け出し、PA手前中央でGKとの1対1から右足でシュートを放つ。しかし左手で触られ、ボールはゴール右に外れた。

 すると前半33分、ムスクロンのMFマヌエル・ベンソンが左サイドで冨安を相手に縦への突破を図り、PA内左で体をぶつけられて一瞬バランスを崩しながらも左足でクロス。フリーで待っていたFWタイウォ・アウォニイが右足で押し込み、試合を振り出しに戻した。

 後半23分には鎌田に決定機。GKケニー・ステッペからのロングキックに反応して再び裏へ抜け出し、PA手前中央から右足でシュートを放つ。だが、ここもGKの好セーブに遭い、跳ね返りに合わせたヘディングもゴールラインぎりぎりでDFにクリアされた。

 さらに後半27分にムスクロンのMFニコラ・グラン、同34分にはMFフランク・ボヤがいずれも2度目の警告で退場し、数的優位に立つ。シントトロイデンは9人の相手を最後まで攻め立てたが、2点目は生まれず。勝ち点1の獲得にとどまり、2試合勝ちなし(1分1敗)でプレーオフ1(チャンピオンシッププレーオフ)圏外の7位に後退した。

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決勝弾バロテッリが今度はじゃんけんパフォ!? 左SB酒井宏もフル出場、マルセイユは3位と勝ち点3差に

座ってじゃんけんを行うFWマリオ・バロテッリ
[3.10 リーグアン第28節 マルセイユ1-0ニース]

 フランス・リーグアンは10日に第28節を行った。日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユはホームでニースと対戦し、1-0で勝利。FWマリオ・バロテッリが古巣相手に決勝弾を決めた。酒井は左サイドバックで起用され、フル出場している。

 酒井がアジアカップから帰還してからマルセイユは調子を上げ始め、5試合無敗(4勝1分)で一気に4位まで浮上。今冬加入のバロテッリがチームに順応したことも飛躍の大きな一因となっている。この試合でもバロテッリは先発出場。酒井は前節と同じく4バックの左SBを務めた。

 前半を0-0で折り返すと、マルセイユは後半17分に先制。酒井のパスを受けたMFルーカス・オカンポスが左サイドからクロスを上げ、バロテッリがヘディングシュートを叩き込んだ。“背番号9”は加入後5得点目。前節はスマートフォンで自撮りを行うゴールパフォーマンスを見せたが、今節はピッチに座り込み、満面の笑みでMFフロリアン・トバンとじゃんけんを行った。

 マルセイユは1点を守り切り、1-0で試合終了。3位リヨンが引き分けたため、4位マルセイユは勝ち点差を3に縮めた。次節は17日、首位パリSGとのダービー“ル・クラスィク”となる。

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停電乗り越えたレアルが逆転勝ち…バリャドリーはPK失敗&VARによる連続オフサイド響く

2得点を挙げたFWカリム・ベンゼマ(写真中央)
[3.10 リーガ・エスパニョーラ第27節 バリャドリー1-4R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは10日、第27節を各地で行い、3位のレアル・マドリーバリャドリーに4-1で勝った。試合前には敵地のスタジアム内が停電し、暗闇でのウォーミングアップを強いられたが勝ち点3を獲得。首位バルセロナとの勝ち点差を11のままとした。

 2月27日のコパ・デル・レイ準決勝第2戦に敗れた後、3月5日の欧州CL決勝トーナメント1回戦第2戦にも敗れ、立て続けに全てのカップ戦から姿を消したR・マドリー。残るはリーグ戦だけだが、前節バルセロナとの“エル・クラシコ”敗北で首位との勝ち点差は『11』となっており、今シーズンの無冠がほぼ決定的となっている。

 そんな中で迎えた敵地での一戦、立ち上がりはホームチームが一方的に押し込んだ。バリャドリーは前半12分、ロングボールに抜け出したMFオスカル・プラノがエリア内でDFアルバロ・オドリオソラに倒されてPKを獲得。しかし同13分、MFルベン・アルカラスがこのキックを大きく外し、先制の絶好のチャンスを逃した。

 それでもバリャドリーは直後の前半13分、右サイドを駆け上がったMFケコのクロスをMFセルジ・グアルディオラがワンタッチで流し込む。ところが、ここでも物言いがついた。アルカラスからのスルーパスを受けていたケコがオフサイドポジションにいたとして、ビデオ・アシスタント・レフェリーが介入。同15分にゴールが取り消された。

 だが、なおもバリャドリーは攻め続ける。前半19分、左からのクロスを再びグアルディオラがヘディングで叩き込んだが、またしてもVARの介入でオフサイド。それでも同29分、ケコのクロスをグアルディオラが落とすと、最後はMFアヌアルがワンタッチシュート。4度目の決定機でようやく先制点を奪った。

 一方的に攻められ続けるR・マドリーはようやく目が覚めたか、ここから攻勢をスタート。すると前半34分、MFトニ・クロースの右CKをMFカゼミーロが競ると、浮き球に反応したDFナチョ・フェルナンデスがGKジョルディ・マシップのパンチミスを誘発。跳ね返りをDFラファエル・バランが決め、同点に追いついた。

 勢いに乗りたいR・マドリーは後半6分、前半にPKを与えていたオドリオソラが今後はエリア内でプラノに倒され、PKを獲得。これをFWカリム・ベンゼマが落ち着いて決め、逆転に成功した。さらに同14分、クロースの左CKからベンゼマがヘッドで流し込み、リードを2点に広げた。

 セーフティーリードを得たR・マドリーは後半35分、相手FKを妨害したカゼミーロが2枚目のイエローカードを受けて退場。1人少ない状態で戦うことになったが、同41分にはドリブルでエリア内に侵入したMFルカ・モドリッチがダメ押しゴールを決めた。最終盤には移籍の噂が絶えないDFマルセロを投入し、4-1で試合を締めた。

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負傷明け強行途中出場の香川真司が「最後まで諦めなかった」劇的AT決勝弾!!

香川真司が後半ATに劇的決勝弾を決めた
[3.10 トルコ1部第25節 ベシクタシュ3-2コンタスポル]

 香川真司ベシクタシュを3試合ぶりの勝利に導く大仕事をやってのけた。鼠径部の負傷によって前節、移籍後初めてベンチ外となっていた香川だが、1節でメンバーに復帰。そこで後半アディショナルタイム3分に劇的な決勝弾を蹴り込んでみせた。

 ベンチスタートとなった香川は2-1とリードした後半30分から登場。だが出場すると同時にチームは一瞬のスキを突かれて、FWモリケ・フォファナにループシュートを決められて、同点弾を浴びてしまう。

 ホームで負けられないベシクタシュ。香川もファーストプレーでシュートを放つなど、積極的にゴールを目指す。すると後半アディショナルタイム3分だった。DFアドリアーノが高い位置でボールをカットすると、前を向いた香川の足元にこぼれる。左サイドからドリブルを開始しエリア内に侵入。中を見て縦に仕掛けると、左足を振り抜いて、ゴール右隅に蹴り込んでみせた。

 歓喜に沸くホームスタジアム。トルコメディアも「香川真司が帰ってきた!」(ファナティック)「香川真司が救った!」(Sporx)と興奮気味に試合結果を速報。また『Sporx』によると、香川は試合後、「先週怪我をしてしまって完全な準備が出来ていなかったけど、試合に出るからにはゴールを狙いたかったし、最後まで諦めなかった。勝ち点3をあげることができてとても嬉しい」と喜びを語っている。

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[3月11日 今日のバースデー]

Japan
MF志村謄(町田、1993)*モンテネグロ、セルビアでのプレー経験を持つボランチ。19年に期限付き移籍で加入した。
MF深井一希(札幌、1995)*危機察知能力に優れ、守りから攻撃への切り替えも早いMF。中盤で相手の攻撃の芽を摘む。
MF平野佑一(水戸、1996)*国士舘大から18年に加入したボランチ。力強く、堅実なプレーが魅力。
GK古賀貴大(長崎、1999)*大分県の九州スポーツカレッジ出身の大型GK。

World
DFファビオ・コエントロン(リオ・アベ、1988、ポルトガル)*正確なクロス、ダイナミックなドリブル、オーバーラップと攻撃的なSB。
MFアレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ、1991、イタリア)*高いサッカーセンスを持つMFでキックの精度も高い。

Former
FWディディエ・ドログバ(チェルシーほか、1978、コートジボワール)*世界屈指のストライカー。高い身体能力を持ち、空中戦と突破力で強さを誇った。


Others
大隈重信(政治家、1838)
梅宮辰夫(タレント、1938)
オスマン・サンコン(タレント、1949)
クリスチャン・ラッセン(画家、1956)
佐藤順一(アニメ演出家、1960)
倉敷保雄(アナウンサー、1961)
三木谷浩史(経営者、1965)
大沢たかお(俳優、1968)
土屋アンナ(歌手、1984)
白鵬(相撲、1985)
篠田麻里子(元AKB48:アイドル、1986)
菊池涼介(野球、1990)
東山奈央(声優、1992)

レアルにまさかの災難…敵地スタジアムが停電、真っ暗闇でウォーミングアップ

停電したエスタディオ・ホセ・ソリージャ
 リーガ・エスパニョーラ第27節のバリャドリーレアル・マドリー戦の試合前、会場のエスタディオ・ホセ・ソリージャで停電が発生し、両チームの選手たちは暗闇の中でのウォーミングアップを強いられたようだ。スペイン紙『アス』が報じている。

 バリャドリー対R・マドリー戦は現地時間8時45分(日本時間午前4時45分)にキックオフ予定。ところが午後7時45分ごろ、ピッチのナイター照明やロッカールーム、プレスルームなど施設内の全電源が落ち、スタジアム周辺が暗闇に包まれた。

 その後、自家発電機を通じて電力を供給しようとしたが、スタジアム内をまかなうことはできず。観客は真っ暗なスタジアムの中で試合開始を待つことになり、選手たちも視界が不明瞭な中でウォーミングアップを進めた。

 試合開始15分前にようやく電力が復旧。ピッチ内の明るさは通常の8〜9割程度で、キックオフ時刻の繰り下げも議論されたようだが、試合はほぼ定刻どおりにスタートした。

 なお、バリャドリーの本拠地エスタディオ・ホセ・ソリージャでは昨年8月、バルセロナとのリーガ・エスパニョーラ第2節でも問題が露呈。至るところの芝生がめくれ上がるなどし、リーグ側から処分と指導が行われていた。

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大雪の影響でシュールな“急停止”…原口、異例の幻ゴールも2試合連続アシスト

大雪の中で力強く戦う原口元気
[3.10 ブンデスリーガ第25節 ハノーファー2-3レバークーゼン]

 ブンデスリーガは10日、第25節を行い、日本代表MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーレバークーゼンに2-3で敗れた。原口は左ウイングの位置で先発し、5試合連続フル出場。大雪の影響でまさかの“幻ゴール”もあったが、2試合連続でアシストを記録した。浅野はベンチ外だった。

 ピッチに雪が積もる中、先手を取ったのはレバークーゼンだった。前半13分、スルーパスに抜け出したFWレオン・ベイリーがPA内左ゴールライン際からマイナスに戻し、FWユリアン・ブラントがシュート。これはGKミヒャエル・エッサーが阻んだが、こぼれ球をMFケヴィン・フォラントが押し込んだ。28分にもフォラントが左足ループでGKの頭上を抜き、2-0とした。

 この日、4-3-3の左ウイングに入った原口は前半33分に決定機を迎えた。滑りやすいピッチで臆せず加速し、ゴールキック1本で最終ラインの裏へ。バウンドしたボールを左足でおさめると、飛び出したGKをかわし、右足に持ち替えてグラウンダーのシュート。ボールは無人のゴールに向かったが、積もった雪の影響で“急停止”。ゴールライン手前でピタリと止まってしまった。

 一時はこの大雪のために試合が中断し、除雪をして試合が再開。2点ビハインドで迎えた後半6分には原口が左サイドから狙い澄ましたクロスを供給。ファーサイドのFWジョナタスが力強いヘッドで叩き込み、1-2に追い上げる。原口は2試合連続でアシストを記録した。

 後半28分には左FKからFWヘンドリック・ヴァイダンツが放ったヘディングシュートが相手に当たり、オウンゴール。2-2に追いついたハノーファーだったが、意地の追い上げも実らず、後半42分に決勝点を献上。2-3で敗れたハノーファーは今季2度目の4連敗を喫した。

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アーセナルが白熱の一戦を制して4位浮上!マンUはスールシャール体制リーグ初黒星

アーセナルがマンチェスター・ユナイテッドを撃破
[3.10 プレミアリーグ第30節 アーセナル2-0マンチェスター・U]

 プレミアリーグは10日、第30節を行い、エミレーツ・スタジアムではアーセナルマンチェスター・ユナイテッドが対戦。MFグラニト・ジャカとFWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールによりアーセナルが2-0で勝った。

 7日のヨーロッパリーグ(EL)でレンヌに1-3で敗れたアーセナル。3-4-1-2のシステムでGKベルント・レノ、最終ラインは右からソクラティス・パパスタソプロス、ローラン・コシールニー、ナチョ・モンレアルと並んだ。中盤は右にエインズリー・メイトランド・ナイルズ、左にセアド・コラシナツ、中央にはアーロン・ラムジーとジャカが入り、メスト・エジルがトップ下、アレクサンドル・ラカゼットとオーバメヤンが2トップを務める。

 一方、6日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でパリSG相手に逆転突破を果たしたユナイテッドは、4-4-2を採用。守護神ダビド・デ・ヘアの前に右からアシュリー・ヤング、クリス・スモーリング、ビクトル・リンデレフ、ルーク・ショーと並んだ。ボランチにフレッジと負傷明けのネマニャ・マティッチ、右MFにディオゴ・ダロット、左MFにポール・ポグバが入り、2トップにはマーカス・ラッシュフォードとロメル・ルカクが起用された。

 勝ち点58で4位ユナイテッドと、同57で5位アーセナルとのトップ4争い。入りが良かったのはアーセナルだが、前半9分にショーの左クロスからルカクがクロスバー直撃のシュートを放つなど、ユナイテッドも応戦。だが、先制したのは、ホームチームだった。ラカゼットのパスを敵陣中央で受けたジャカが左足を一閃。ブレ球ショットが名手デ・ヘアの逆を突き、ゴール左に吸い込まれた。

 1点ビハインドのユナイテッドが反撃。前半19分、左サイドからポグバがペナルティーアーク手前へパスを送ると、フレッジが左足ダイレクトシュート。低い弾道のボールが際どいところに飛んだが、惜しくも右ポストをかすめた。ユナイテッドはアーセナルの気持ちの入ったプレー、前からのプレスに苦しみ、前半のうちに追いつくことはできなかった。

 後半5分、ユナイテッドに決定機。ラッシュフォードが相手のギャップを突いてPA中央へスルーパスを送り、ルカクが左足シュート。しかし、GKレノのファインセーブに阻まれてしまう。14分には、ゴール正面やや左でFKを獲得。助走からフレッジ、ポグバが囮となり、ラッシュフォードが右足シュートを放つが、わずかに枠を外れた。

 すると、アーセナルは後半23分、ラカゼットが強気にPA右へ仕掛けると、後方からフレッジに倒されてPKを獲得。キッカーのオーバメヤンがど真ん中に蹴り込み、2-0とリードを広げた。厳しい状況となったユナイテッドは後半26分、ダロットに代えて負傷明けのFWアントニー・マルシャル、35分にはマティッチに代えて17歳のFWメイソン・グリーンウッドを送り込んだ。

 対するアーセナルは、交代でフレッシュな選手を入れ、前線からのプレスを強化。中盤の両サイドが下がって守るなど、ユナイテッドの攻撃を耐え凌いだ。試合は2-0でアーセナルが完封勝利。勝ち点60でユナイテッドを抜いて4位に浮上した。一方、ユナイテッドはジョゼ・モウリーニョ前監督の最後の試合となった12月16日のリバプール戦以来、約3か月ぶりの敗戦。オーレ・グンナー・スールシャール監督体制ではリーグ戦初黒星となった。

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南野はフル出場…ザルツブルク、ホームでスコアレスドロー

ザルツブルクFW南野拓実
[3.10 オーストリア・ブンデスリーガ第21節 ザルツブルク0-0シュトルム・グラーツ]

 オーストリア・ブンデスリーガ第21節が10日に行われ、日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルクがシュトルム・グラーツをホームに迎えた。

 ザルツブルクがボールを支配して試合を進めたものの、前半をスコアレスで折り返すと、後半もスコアを動かずことができずに0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

 2試合ぶりにスターティングメンバ―に名を連ねた南野は、5試合ぶりのフル出場を果たしている。


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“屈辱的な敗戦”は免れる…チェルシー、土壇場のアザール弾で引き分けに持ち込む

エデン・アザールがチームを救った
[3.10 プレミアリーグ第30節 チェルシー0-1ウォルバーハンプトン]

 チェルシーは10日、プレミアリーグ第30節を本拠地スタンフォードブリッジで行い、ウォルバーハンプトンと1-1で引き分けた。

 7日にヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦第1戦のディナモ・キエフ戦(3-0)をホームで行ったチェルシー。14日に第2戦を控える中、先発を6人変更し、DFアントニオ・リュディガーとDFエメルソン・パルミエリ、DFセサル・アスピリクエタ、MFエンゴロ・カンテ、FWゴンサロ・イグアイン、FWエデン・アザールが起用された。

 前半のボール保持率はチェルシーが77.4%と圧倒。守備でもウォルバーハンプトンにシュートを許さず、0本に抑えた。しかし、前半のシュートは5本にとどまり、枠内に飛んだのはわずか1本だった。

 なかなか決定機を作り出せないチェルシーは後半11分に失点。ウォルバーハンプトンが自陣深くからカウンターを仕掛け、MFディオゴ・ジョッタとFWラウール・ヒメネスのコンビでゴール前まで運ぶと、PA中央でヒメネスが右足シュート。カバーに戻ったアスピリクエタに当たってゴールに吸い込まれた。

 直後にチェルシーはMFマテオ・コバチッチに代えてMFルベン・ロフタス・チークを投入。さらに16分にFWペドロ・ロドリゲスをFWカラム・ハドソン・オドイ、27分にはMFジョルジーニョをMFウィリアンに代え、交代カードを使い切った。

 その後も最後のところで精度を欠いたチェルシー。敗戦濃厚と思われたが、後半アディショナルタイムにエースがチームを救う。左ショートコーナーの流れから中央にカットインしたアザールが右足一閃。ゴール前の密集地を抜けてゴール右隅に吸い込まれ、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 試合はそのまま1-1でタイムアップ。ウォルバーハンプトンのシュート1本に抑えたものの、引き分けに持ち込んだチェルシーはシーズンダブルを免れた。

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攻めて良し!守って良し! 昌子源が先制起点&完封貢献、トゥールーズは7戦ぶり白星

欧州で実戦経験を積むDF昌子源
[3.10 リーグアン第28節 トゥールーズ1-0ギャンガン]

 フランス・リーグアンは10日に第28節を行った。DF昌子源が所属するトゥールーズはホームでギャンガンと対戦し、1ー0で勝利した。4バックの一角として先発した昌子は公式戦10試合連続でフル出場している。

 前節・リヨン戦では1-5で完敗を喫したトゥールーズ。リーグ戦6試合未勝利(3敗3分)が続く中で、最下位ギャンガンに挑んだ。

 トゥールーズは前半21分に先制。昌子が中盤で縦パスを放ち、受けたFWマックス・グラデルがPA内にクロスを送る。PA内のFWヤヤ・サノゴが胸で落とし、MFマヌ・ガルシアとワンツー。足下に収めたサノゴが冷静に右足シュートを沈めた。

 昌子は精度の高いキックで後方から攻撃の起点に。前半30分にもロングフィードを放つと、相手DFのヘディングを拾ったサノゴがシュートも、相手DFに当たってゴール左外にはずれた。

 前半終了間際にはギャンガンのMFマルクス・レギス・ココが危険なタックルで一発退場となり、トゥールーズは数的優位となって1-0で前半を折り返した。

 トゥールーズは後半26分、MFイブラヒム・サンガレが右サイドにパスを送り、MFマシュー・ドセビィがクロス。ノーマークのMFイッサイガ・シラが流し込んだが、直前のドセビィがオフサイドラインを越えており、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって得点は取り消された。

 昌子は後半39分、左サイドのクロスを身を挺してブロックし、同点のピンチを防ぐ。虎の子の1点を守ったトゥールーズがリーグ戦7試合ぶりに勝利。昌子は攻守に大きく貢献した。

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バズーカせんのかーい!!山形の新加入FWジェフェルソン・バイアーノ、“昨季の話題パフォ”封印のワケ

山形FWジェフェルソン・バイアーノが加入後初ゴール
[3.10 J2第3節 町田0-3山形 町田]

 肩透かしを食らったサポーターもいたかもしれない。モンテディオ山形の新加入FWジェフェルソン・バイアーノは後半38分にヘディングでダメ押し弾を奪うと、コーナーフラッグに向かって突進。昨季に話題を集め、同時に物議も醸した“バズーカ・パフォーマンス”かと思いきや、右足の飛び蹴りパフォーマンスだった。

 J・バイアーノは昨季、サンタリタ(ブラジル)から水戸へ期限付き移籍し、ホームで迎えた開幕戦の山形戦(3-0)で新天地デビュー。開始直後に先制点を挙げ、後半にPKで自身2点目を決めると、コーナーフラッグを抜いてバズーカを撃つようなパフォーマンスを見せた。

 水戸サポーターのみならず、山形サポーターにも大きなインパクトを与えたJ・バイアーノだったが、第18節のアウェー栃木戦(2-1)でも同パフォーマンスを披露すると、主審はイエローカードを提示。試合後に「今まで同じパフォーマンスをしてイエローはなかったのに、今回はなぜイエローが出たのか。レフェリーの人たちにハッキリしてほしい」と困惑していた。

 そして今季はバズーカの“初餌食“となった山形に期限付き移籍。前節の横浜FC戦(2-0)で途中投入されて新天地デビューを果たすと、今節も後半28分にピッチへ送られた。迎えた同38分、左CKからMF三鬼海が右足で送ったクロスがニアの相手に当たってコースが変わり、ファーのJ・バイアーノが反応。マークを弾き飛ばして頭で叩き込み、出場2試合目で加入後初ゴールを記録した。

 だが、今回はお馴染みのゴールセレブレーションは封印し、右足でコーナーフラッグをジャンプキック。試合後、「あれは僕のナンバー2のパフォーマンスですね。ナンバー1はバズーカということで」と明かすと、「アウェーでコーナーフラッグを取るとイエローカードをもらう可能性があるので、アウェーの時はあのパフォーマンスをしたいと思います」と説明した。

 ただし、バズーカ解禁のチャンスはすぐにやってくる。次節は大宮とのホーム開幕戦。J・バイアーノは本拠地デビュー戦に向け、「次の試合もチャンスが来たらゴールを決めて、バズーカをサポーターに見せたいと思います」と宣言した。

(取材・文 阿部哲也)
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太田宏介押しのけて開幕から先発、先制OG誘発した小川諒也「自分のゴールです」

オウンゴールを誘発したDF小川諒也
[3.10 J1第3節 FC東京2-0鳥栖 味スタ]

 定位置をつかんだ22歳が貴重な先制点を呼び込んだ。スコアレスで迎えた試合終盤、FC東京DF小川諒也の左足シュートがオウンゴールを誘発。取材エリアでは笑顔を見せ、「自分のゴールです」と胸を張った。

 後半43分、MF東慶悟からの右クロスにゴール前でFWディエゴ・オリヴェイラ、FWジャエルが続けて競り合い、こぼれ球に反応。加速してエリア内に走り込んだ小川が左足を振り抜くと、相手DFがクリアを試みたボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 長谷川健太監督の信頼を勝ち取り、左サイドバックに君臨していたDF太田宏介を押しのける形で開幕スタメンをつかんだ。3試合連続のフル出場。得点にも絡み、チームの開幕ダッシュに貢献しているが、自らは危機感を抱いている。

「サイドバックなのでもっと守備が安定しないと。攻撃の部分でも目に見える結果を出し続けられれば、このまま試合に出られると思う。チーム内の競争もあるのでもっともっと進化していきたい」

 前節の湘南戦(3-2)でも左足が炸裂した。「2本ともイメージした通りのボールを蹴ることができた」と、精密フィードで2ゴールを演出。今シーズンは守備を安定させることに加え、「攻撃の部分でクロスからのアシストだったり、目に見える結果が欲しい」とテーマを掲げてきた。

「オウンゴールだったけどあそこに詰めていたこと、(足を)振り切ったことに意味があると思う」。終了間際の苦しい時間帯も長谷川監督の求めるハードワークを体現した結果、生まれた先制点。「チーム全体がいい流れだったので、その時間帯に点を取れたのは評価できるかな」。チームは開幕から3試合無敗(2勝1分)と好発進を切り、自身も好調の波に乗りつつある。

(取材・文 佐藤亜希子)
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