ウルグアイが3発快勝でチャイナ杯優勝王手…決勝の相手はタイ代表

ウルグアイがチャイナカップ決勝へ
[3.22 国際親善試合 ウルグアイ3-0ウズベキスタン]

 ウルグアイ代表は22日、チャイナカップ準決勝でウズベキスタン代表と対戦し、3ー0で勝利。決勝進出を決めたウルグアイは25日にタイ代表と対戦する。

 ウルグアイは当初メンバー入りしていたFWエジソン・カバーニやFWルイス・スアレスが負傷のために離脱。前線にはFWガストン・ペレイロとFWクリスティアン・ストゥアニが配置された。中盤はMFマティアス・ベシーノやMFロドリゴ・ベンタンクール、MFナイタン・ナンデス、MFニコラス・ロデイロ。最終ラインにはDFディエゴ・ラクサール、DFディエゴ・ゴディン、DFホセ・ヒメネス、DFマルティン・カセレスといった主力級が並んだ。

 ウルグアイは前半5分、PA左からの折り返しをペレイロが左足ダイレクトで合わせてゴール。試合開始早々からペースを握っていく。同23分にはストゥアニが相手の最終ラインを突破してPA内に進入。相手DFと重なりながらも素早く右足でタッチし、相手GKの頭上を越えるループシュートで追加点を奪った。

 ウルグアイは後半37分、途中出場のFWホナタン・ロドリゲスがPA右から折り返し、再びストゥアニが相手DFと重なりながらもワンタッチでゴールへ。ボックス内で抜群の強さを発揮し、ダメ押しの3点目とした。

 試合はウルグアイが3-0で快勝。25日にはタイ代表との決勝戦に臨む。

「不本意でも何でもない」…起爆剤となった“ジョーカー”FW上田綺世

ハットトリックを達成したU-22日本代表FW上田綺世(法政大)
[3.22 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節 日本8-0マカオ]

 苦しむチームを救った――。格下のマカオ相手に0-0で前半を折り返したU-22日本代表。しかし、後半あたまからピッチに送り込まれたFW上田綺世(法政大)がハットトリックを演じるなど起爆剤となり、終わってみれば8-0の大勝で白星スタートを切った。

 チャンスらしいチャンスを作れなかった前半をベンチから見守っていた上田は、「相手も体を張ってきていた。けど、逆に僕としてはモチベーション高く入れた。(マカオとの)力の差はあったかもしれないけど、決め切れないという部分では力の見せどころだった」とゴールへの強い意欲を持ってピッチへと向かう。そして、横内昭展監督からも「守備をしっかりとやり、2トップの関係を作りながら結果を残すことをしてくれ」との指示を受けていた。

 後半からシステムを変更し、2トップを採用することで前線のターゲットが増えた。相棒のFW前田大然が中央にとどまらずに前後左右に動き回ることで相手の注意は分散され、次第にスペースが生まれてくる。そして後半6分にDF町田浩樹(鹿島)の得点で先制すると、同9分には右サイドを抜群のスピードで駆け抜けた前田の折り返しをゴール前の上田が蹴り込んでリードを広げた。

「1点目は大然くんが10割と言っていいくらいだし、2点目も本当にボールが良かっただけ」と仲間への感謝を示したが、自身2点目のプレーは強さとうまさ、そして得点への執念を示すものとなった。

 後半15分、中盤からMF三好康児が送った浮き球のパスにPA内で反応。「前を向こうと思ったけど、相手が絞ってきているのが分かったので、手前に落としながら体を倒して打つというのは、自分の選択肢の中に置いておいた」。その言葉どおり、胸トラップでボールを落ち着けると、後方の相手に体を預けて最後は倒れ込みながらも右足ボレーで合わせてネットを揺らした。

「いろいろな選択肢がある中で自分の中でゴールを導けたのは成長を感じるし、自信にもなる」

 さらに後半25分には三好のスルーパスをPA内で受けると、シュートフェイントで相手DFの態勢を崩し、「GKのタイミングを少しズラして打った」という技ありのゴールを奪ってハットトリックを達成。「もっとスパッと蹴れたら良かったかもしれないけど、入ったんで何でもいいです」とストライカーらしい言葉を残し、3得点という結果にも「仕事をしただけ」と浮かれることはなかった。

 昨年11月のドバイカップから3戦連続ゴール。2度のハットトリックを記録し、3試合7得点と量産中だが、「正直、僕からしたら数は関係ない。チームが勝つことがすべて。勝ち試合を増やしていくために、毎試合取ることが大事」とゴール数ではなく、どれだけチームに勝利をもたらすゴールを奪えるかにこだわる。森保体制発足後の同代表で13ゴールを奪い、最多得点者となっているものの、そのうちの8得点を途中出場で挙げており、ジョーカーの印象も強くなってきているが「不本意でも何でもない」と役割を全うしようとしている。

「正直、ここに呼ばれているということは認められていることでもあるし、途中から出ることも一つの役割。何でスタートじゃないんだとは思わないし、出場時間が短いから点が取れないというのでは、ここにいる必要はないと思う。それでも点が取れるのが僕の売りなので、ジョーカーという形で使ってもらえるなら、むしろ嬉しい」

 どんな場面であろうが、どんな状況であろうが、出場時間が短かろうが、自分の仕事は変わらない。チームに勝利をもたらすゴールを奪うだけだ。

(取材・文 折戸岳彦)
▼AFC U-23選手権2020予選特集ページ
★AFC U23選手権予選3試合をCSテレ朝チャンネルで生中継!!

「不本意でも何でもない」…起爆剤となった“ジョーカー”FW上田綺世

ハットトリックを達成したU-22日本代表FW上田綺世(法政大)
[3.22 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節 日本8-0マカオ]

 苦しむチームを救った――。格下のマカオ相手に0-0で前半を折り返したU-22日本代表。しかし、後半あたまからピッチに送り込まれたFW上田綺世(法政大)がハットトリックを演じるなど起爆剤となり、終わってみれば8-0の大勝で白星スタートを切った。

 チャンスらしいチャンスを作れなかった前半をベンチから見守っていた上田は、「相手も体を張ってきていた。けど、逆に僕としてはモチベーション高く入れた。(マカオとの)力の差はあったかもしれないけど、決め切れないという部分では力の見せどころだった」とゴールへの強い意欲を持ってピッチへと向かう。そして、横内昭展監督からも「守備をしっかりとやり、2トップの関係を作りながら結果を残すことをしてくれ」との指示を受けていた。

 2トップを採用することで前線のターゲットが増え、相棒のFW前田大然が中央にとどまらずに前後左右に動き回ることで相手の注意は分散され、次第にスペースが生まれてくる。そして後半6分にDF町田浩樹(鹿島)の得点で先制すると、同9分には右サイドを抜群のスピードで駆け抜けた前田の折り返しをゴール前の上田が蹴り込んでリードを広げた。

「1点目は大然くんが10割と言っていいくらいだし、2点目も本当にボールが良かっただけ」と仲間への感謝を示したが、自身2点目のプレーは強さとうまさ、そして得点への執念を示すものとなった。

 後半15分、中盤からMF三好康児が送った浮き球のパスにPA内で反応。「前を向こうと思ったけど、相手が絞ってきているのが分かったので、手前に落としながら体を倒して打つというのは、自分の選択肢の中に置いておいた」。その言葉どおり、胸トラップでボールを落ち着けると、後方の相手に体を預けて最後は倒れ込みながらも右足ボレーで合わせてネットを揺らした。

「あの中で、いろんな選択肢がある中で自分の中でゴールを導けたのは成長を感じるし、自信にもなる」

 さらに後半25分には三好のスルーパスをPA内で受けると、シュートフェイントで相手DFの態勢を崩すと、「GKのタイミングを少しズラして打った」という技ありのゴールを奪い、ハットトリックを達成。「もっとスパッと蹴れたら良かったかもしれないけど、入ったんで何でもいいです」とストライカーらしい言葉を残し、3得点という結果にも「仕事をしただけ」と浮かれることはなかった。

 昨年11月のドバイカップから3戦連続ゴール。2度のハットトリックを記録し、3試合7得点と量産中だが、「正直、僕からしたら数は関係ない。チームが勝つことがすべて。勝ち試合を増やしていくために、毎試合取ることが大事」とゴール数ではなく、どれだけチームに勝利をもたらすゴールを奪えるかにこだわる。森保体制発足後の同代表で13ゴールを奪い、最多得点者となっているものの、そのうちの8得点を途中出場で挙げており、ジョーカーの印象も強くなってきているが「不本意でも何でもない」と役割を全うしようとしている。

「正直、ここに呼ばれているということは認められていることでもあるし、途中から出ることも一つの役割。何でスタートじゃないんだとは思わないし、出場時間が短いから点が取れないというのでは、ここにいる必要はないと思う。それでも点が取れるのが僕の売りなので、ジョーカーという形で使ってもらえるなら、むしろ嬉しい」

 どんな場面であろうが、どんな状況であろうが、出場時間が短かろうが、自分の仕事は変わらない。チームに勝利をもたらすゴールを奪うだけだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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「それを求めてカタールに行った」中島翔哉が証明した“電撃移籍”の意味

守備の成長著しい日本代表MF中島翔哉(アルドゥハイル)
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 電撃移籍の意味を自らのパフォーマンスで証明してみせた。日本代表MF中島翔哉(アルドゥハイル)は攻守に好プレーを連発していたキリンチャレンジカップ・コロンビア戦の試合後、新天地での成長を前向きに語った。

 アジアカップ参加を負傷辞退した中島は2月上旬、1年半を過ごしたポルトガル・ポルティモネンセからカタール・アルドゥハイルに移籍。これからステップアップを遂げようとする若手選手が欧州トップリーグから中東に渡るのは異例のことで、世間からは疑念の声も向けられた。

 しかしそんな喧騒とは裏腹に、24歳は確かな成長を遂げていた。代表復帰初戦となったキリンチャレンジ杯・コロンビア戦、中島は昨年の親善試合同様に左サイドハーフで先発すると、対面のディフェンスを切り裂くプレーを連発。前半立ち上がりからほとんどのチャンスを自ら演出していた。

 もっとも、攻撃面の好パフォーマンスはこれまでも見せていたもの。この日、明らかに変わっていたのは守備での貢献度だ。優れたポジショニングで相手の縦パスをインターセプトし、ショートカウンターの起点として躍動する姿は、これまでの代表生活であまり見られないものだった。

 試合後、囲み取材で守備スキルの向上を問うと、中島はほおを緩めながら次のように答えた。

「カタールでは監督からずっと言われるので、あんまり言ったら怒られるかもしれないけど、それがすごく成長につながっている。これまでの代表戦の時よりは前のほうでボールを奪えたと思うし、そういうのを求めてカタールに行ったというのもある」。

 中島がアルドゥハイルで師事するのは、ポルトガル出身のルイ・ファリア監督。20年近くにわたってジョゼ・モウリーニョ監督とともに仕事を続け、数々のタイトルを獲得してきた名参謀だ。

 守備の献身性が増したというだけなら単なる意識の変化で説明できるが、この日の中島は巧みなポジショニングで相手のパスコースを消す場面が目立っていた。その成長の裏には、新天地での学びが生きている。

 とはいえ、まだ移籍して1か月あまり。「もっと取れるチャンスはあったと思うし、攻撃に出られるチャンスはあったはず。成長はできていると思うけど、もっとできたと思う」。自身のキャリアを切り開くため、そして日本代表をもう一段階上のレベルに引き上げるため、中島の挑戦は始まったばかりだ。

(取材・文 竹内達也)

「それを求めてカタールに行った」中島翔哉が証明した“電撃移籍”の意味

守備の成長著しい日本代表MF中島翔哉(アルドゥハイル)
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 電撃移籍の意味を自らのパフォーマンスで証明してみせた。日本代表MF中島翔哉(アルドゥハイル)は攻守に好プレーを連発していたキリンチャレンジカップ・コロンビア戦の試合後、新天地での成長を前向きに語った。

 アジアカップ参加を負傷辞退した中島は2月上旬、1年半を過ごしたポルトガル・ポルティモネンセからカタール・アルドゥハイルに移籍。これからステップアップを遂げようとする若手選手が欧州トップリーグから中東に渡るのは異例のことで、世間からは疑念の声も向けられた。

 しかしそんな喧騒とは裏腹に、24歳は確かな成長を遂げていた。代表復帰初戦となったキリンチャレンジ杯・コロンビア戦、中島は昨年の親善試合同様に左サイドハーフで先発すると、対面のディフェンスを切り裂くプレーを連発。前半立ち上がりからほとんどのチャンスを自ら演出していた。

 もっとも、攻撃面の好パフォーマンスはこれまでも見せていたもの。この日、明らかに変わっていたのは守備での貢献度だ。優れたポジショニングで相手の縦パスをインターセプトし、ショートカウンターの起点として躍動する姿は、これまでの代表生活であまり見られないものだった。

 試合後、囲み取材で守備スキルの向上を問うと、中島はほおを緩めながら次のように答えた。

「カタールでは監督からずっと言われるので、あんまり言ったら怒られるかもしれないけど、それがすごく成長につながっている。これまでの代表戦の時よりは前のほうでボールを奪えたと思うし、そういうのを求めてカタールに行ったというのもある」。

 中島がアルドゥハイルで師事するのは、ポルトガル出身のルイ・ファリア監督。20年近くにわたってジョゼ・モウリーニョ監督とともに仕事を続け、数々のタイトルを獲得してきた名参謀だ。

 守備の献身性が増したというだけなら単なる意識の変化で説明できるが、この日の中島は巧みなポジショニングで相手のパスコースを消す場面が目立っていた。その成長の裏には、新天地での学びが生きている。

 とはいえ、まだ移籍して1か月あまり。「もっと取れるチャンスはあったと思うし、攻撃に出られるチャンスはあったはず。成長はできていると思うけど、もっとできたと思う」。自身のキャリアを切り開くため、そして日本代表をもう一段階上のレベルに引き上げるため、中島の挑戦は始まったばかりだ。

(取材・文 竹内達也)

263日ぶり代表戦の香川、前半躍動の若き“三銃士”に「刺激受けた」

ロシアW杯以来の代表戦出場となったMF香川真司
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 263日ぶりに時計が動き出した。ロシアW杯以来の代表復帰となった日本代表MF香川真司(ベシクタシュ)は後半20分から途中出場。昨年7月2日のロシアW杯決勝トーナメント1回戦・ベルギー戦(●2-3)以来となる代表戦のピッチに立った。

 投入直前にPKで先制を許し、1点を追う展開での出場。「(自分が)入るタイミングでPKになったけど、これはいいチャンスだと。こういう状況で何を見せられるかと意気込んで入った」。香川は定位置のトップ下に入り、トップ下で先発していたMF南野拓実が1トップへ。中盤で積極的にボールに絡みながら長短のパスで攻撃を組み立てたが、なかなか決定機にはつながらず。自身がゴール前に飛び込む回数も少なかった。

「僕が入った時間は0-1で、相手も中を固めてきて、うちも動きの連動性がなくなってきていた」。劣勢の展開を跳ね返せず、そのまま0-1で敗戦。「結果、負けたことは悔しい」と、自身の復帰戦を勝利で飾れず、唇を噛んだ。

 収穫もあった。前半は左サイドのMF中島翔哉が起点となり、南野やMF堂安律が果敢にフィニッシュに絡んだ。最後の精度を欠いたが、何度もチャンスメイク。前半のうちに1点でも決めていれば、という試合展開だった。

 香川は「前半を見ていて、アグレッシブで速い攻撃がチームとしてできていた。個人としてもみんな自信を持ってプレーしていて、自分自身、前半の45分間を見ていて刺激を受けた」と、森保ジャパンが誇る若き2列目の“三銃士”のプレーに目を奪われた。

「前半はあと一歩のところまで行っていた。あとは決め切るだけ。みんなアグレッシブで、いいところがあるなと思っていた。新しい体制になって、アジアカップまで半年やっている。チームとしてのストロングが前半は出ていた」

 しかし、後半は修正してきたコロンビアに対し、防戦一方。「90分の流れの中でいい時間も悪い時間もある。そこをどう耐えるかが大事。コロンビアは前半悪くてもPKで1点取って勝った。ある意味、アウェーの戦い方。コロンビアが強かったということ」。流れを変えられなかった自戒も含め、香川の言葉には説得力がある。

 アジアカップ組と香川ら復帰組、さらには初招集組との融合がテーマとなっている今シリーズ。「みんながみんな短い時間で、初めての選手もいた。本当にこれからだと思う」と香川は前を向く。「チームとしての課題が出たし、チームとして修正しないといけない。個人よりチームに目を向けて、攻撃はゼロ(得点)で終わっているし、その課題を次につなげたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

263日ぶり代表戦の香川、前半躍動の若き“三銃士”に「刺激受けた」

ロシアW杯以来の代表戦出場となったMF香川真司
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 263日ぶりに時計が動き出した。ロシアW杯以来の代表復帰となった日本代表MF香川真司(ベシクタシュ)は後半20分から途中出場。昨年7月2日のロシアW杯決勝トーナメント1回戦・ベルギー戦(●2-3)以来となる代表戦のピッチに立った。

 投入直前にPKで先制を許し、1点を追う展開での出場。「(自分が)入るタイミングでPKになったけど、これはいいチャンスだと。こういう状況で何を見せられるかと意気込んで入った」。香川は定位置のトップ下に入り、トップ下で先発していたMF南野拓実が1トップへ。中盤で積極的にボールに絡みながら長短のパスで攻撃を組み立てたが、なかなか決定機にはつながらず。自身がゴール前に飛び込む回数も少なかった。

「僕が入った時間は0-1で、相手も中を固めてきて、うちも動きの連動性がなくなってきていた」。劣勢の展開を跳ね返せず、そのまま0-1で敗戦。「結果、負けたことは悔しい」と、自身の復帰戦を勝利で飾れず、唇を噛んだ。

 収穫もあった。前半は左サイドのMF中島翔哉が起点となり、南野やMF堂安律が果敢にフィニッシュに絡んだ。最後の精度を欠いたが、何度もチャンスメイク。前半のうちに1点でも決めていれば、という試合展開だった。

 香川は「前半を見ていて、アグレッシブで速い攻撃がチームとしてできていた。個人としてもみんな自信を持ってプレーしていて、自分自身、前半の45分間を見ていて刺激を受けた」と、森保ジャパンが誇る若き2列目の“三銃士”のプレーに目を奪われた。

「前半はあと一歩のところまで行っていた。あとは決め切るだけ。みんなアグレッシブで、いいところがあるなと思っていた。新しい体制になって、アジアカップまで半年やっている。チームとしてのストロングが前半は出ていた」

 しかし、後半は修正してきたコロンビアに対し、防戦一方。「90分の流れの中でいい時間も悪い時間もある。そこをどう耐えるかが大事。コロンビアは前半悪くてもPKで1点取って勝った。ある意味、アウェーの戦い方。コロンビアが強かったということ」。流れを変えられなかった自戒も含め、香川の言葉には説得力がある。

 アジアカップ組と香川ら復帰組、さらには初招集組との融合がテーマとなっている今シリーズ。「みんながみんな短い時間で、初めての選手もいた。本当にこれからだと思う」と香川は前を向く。「チームとしての課題が出たし、チームとして修正しないといけない。個人よりチームに目を向けて、攻撃はゼロ(得点)で終わっているし、その課題を次につなげたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

壁を破りたい堂安律「もう一つアイデアがあれば…」

MF堂安律は積極的にシュートも得点に結びつかず
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 前半に打った3本のシュートは可能性を感じさせるもの。しかし、わずかに精度が伴わなかったのが痛かった。2列目の右で先発した日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は「前半から惜しいシーンがあった。結果的に残念」と唇を噛んだ。

 決定力が足りなかったことと同様に、反省点として挙げたのは後半のビルドアップだ。日本が主導権を握った前半とは打って変わり、コロンビアが修正してきた後半は一気に相手ペースに持ち込まれた。それはFWドゥパン・サパタが投入されて相手が2トップに変更した後半12分から顕著になった。

 日本は縦パスを入れるコースを消され、ボールを持っては何度も最終ラインに戻すような展開。バックパスを受けたDF昌子源が苦し紛れにロングボールを蹴ったところを奪われ、そこから反撃を食らい、PKによる失点につながった。

「後半は自分たちがボールを持っていたときに、アジアカップのときに似た現象が起きた。あまり前で変化が起きず、後ろでダラダラ回している印象に見えてしまったと思う」

 後半20分にFW鈴木武蔵と交代してMF香川真司がピッチイン。新たな化学反応が起きそうな予感はあったが、その6分後の交代で堂安のプレーは終了した。「(香川)真司くんが入って変わりそうな雰囲気があったので、だからこそもう少しやりたかった」という残念さもあった。

 それでも打開策はすでに頭の中にある。「バイタルで受ける回数をもう少し増やさないといけない。縦パスを受ける回数を僕も増やしたい。もう一つアイデアがあればいいが……」。アジアカップから続くモヤモヤ感の正体はこれなのだろう。壁を打ち破るための挑戦は続く。

(取材・文 矢内由美子)

壁を破りたい堂安律「もう一つアイデアがあれば…」

MF堂安律は積極的にシュートも得点に結びつかず
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 前半に打った3本のシュートは可能性を感じさせるもの。しかし、わずかに精度が伴わなかったのが痛かった。2列目の右で先発した日本代表MF堂安律(フローニンゲン)は「前半から惜しいシーンがあった。結果的に残念」と唇を噛んだ。

 決定力が足りなかったことと同様に、反省点として挙げたのは後半のビルドアップだ。日本が主導権を握った前半とは打って変わり、コロンビアが修正してきた後半は一気に相手ペースに持ち込まれた。それはFWドゥパン・サパタが投入されて相手が2トップに変更した後半12分から顕著になった。

 日本は縦パスを入れるコースを消され、ボールを持っては何度も最終ラインに戻すような展開。バックパスを受けたDF昌子源が苦し紛れにロングボールを蹴ったところを奪われ、そこから反撃を食らい、PKによる失点につながった。

「後半は自分たちがボールを持っていたときに、アジアカップのときに似た現象が起きた。あまり前で変化が起きず、後ろでダラダラ回している印象に見えてしまったと思う」

 後半20分にFW鈴木武蔵と交代してMF香川真司がピッチイン。新たな化学反応が起きそうな予感はあったが、その6分後の交代で堂安のプレーは終了した。「(香川)真司くんが入って変わりそうな雰囲気があったので、だからこそもう少しやりたかった」という残念さもあった。

 それでも打開策はすでに頭の中にある。「バイタルで受ける回数をもう少し増やさないといけない。縦パスを受ける回数を僕も増やしたい。もう一つアイデアがあればいいが……」。アジアカップから続くモヤモヤ感の正体はこれなのだろう。壁を打ち破るための挑戦は続く。

(取材・文 矢内由美子)

「頑張っている姿を見せるのが恩返し」。守護神・伊藤隆介の活躍で近畿大が阪南大に1-0勝利

近畿大GK伊藤隆介は完封勝利に貢献した
[3.21 第24回大阪サッカー選手権大会・大学予選1回戦 近畿大 1-0 阪南大 阪南大G]

 第24回大阪サッカー選手権大会の大学予選1回戦が21日に行われ、近畿大阪南大が対戦。DF知念哲矢(新4年=長崎総合科学大附高)の先制点を守り切った近畿大が1-0で勝利した。

 近畿大が今季、掲げるテーマは一体感と変わること。攻守の切り替えを意識しながら、チームと選手が良い方向に変化していくための戦いを目指していく。阪南大に挑んだこの日の一戦でも昨年までからの変化が見られたが、立ち上がりから主導権を握ったのは阪南大だった。

 18人もの選手が怪我で戦列を離れたため、ベンチには4人しかいない状態で試合に挑んだ阪南大だったが、MF江口稜馬(新2年=野洲高)を中心に後方からボールを動かし、ゲームをコントロール。相手エリアではサイドを仕掛けると、前半2分にはMF林雄飛(新4年=野洲高)が左からクロスを入れたが、中央のFW森山裕大(新4年=大社高)とはわずかに合わない。32分にMF稗田圭吾(新3年=福岡U-18)の左クロスから訪れたチャンスも活かせず、須佐徹太郎監督は「決めるべき所で決めていれば違った結果になった」と振り返った。

 対する近畿大も時間の経過と共に「ボール回しや3人目の関わりを継続的に意識してきた」(MF川畑隼人、新4年=履正社高)成果が見え始めた。33分には、DF堀江亮介(新3年=近大附高)のクロスからMF川辺雄貴(新4年=大阪桐蔭高)がゴールを狙ったがGKがブロック。アディショナルタイムにも左CKから知念がゴールを狙ったが、相手DFに阻まれた。

 後半は一進一退の展開が続いたが、12分に左CKのこぼれ球を知念が押し込み、近畿大が先制に成功。以降は守備の集中を切らさず、1-0で近畿大が逃げ切った。「もっとボールを回して落ち着かないといけない場面があった。マイボールにしなきゃいけない所で簡単に獲られたり、慌ててクリアする場面も見られた」(松井清隆監督)が、練習から心がける3人目の動きによる崩しが随所で見られるなど今後に繋がるシーンも多かった。

 試合のマン・オブ・ザ・マッチとして松井監督が挙げたのは、今季から定位置を掴むGK伊藤隆介(新3年=広島ユース)だ。「公式戦は今シーズン初。チーム全体で勝って勢いに乗りたいと思っていた」と意気込んだ一戦で、最後尾からのコーチングで決定機を与えず。「元々は得意じゃなくて松井さんからも『練習しろ』と言われてきた」ハイボールでもミスなく対応した。

 昨年はGK池藤聖仁(現・松江シティFC)が守護神の座に君臨したため、満足に出場機会を得られなかったが、今年はGK陣の中では伊藤が最上級生。「親に大学に行かせてもらった上にサッカーもやらせてもらっているのに、まったく試合に出られていない。頑張っている姿を見せるのが恩返しだと思ったし、自分自身もレベルが高い場所で活躍したかった」と口にするが、「気持ちが空回りして上手くいかない時期があった」。しかし、練習試合から無失点に拘ったことと「冷静になって自分のプレーを分析しなさい」という指揮官からのアドバイスもあり、状態は上を向いている。この日の完封勝利は自信に繋がるだろう。

 元日本代表の守護神である松井監督も伊藤の出来について「危ない場面もあったけど最終ラインをよくオーガナイズしてくれた。サンフレッチェ出身やから、もっとできる。慣れてきたらもっと自信を持ってやれると思う」と高評価。伊藤は今季の目標である総理大臣杯とインカレ出場を果たすために今後もゴールに鍵をかけるつもりだ。

(取材・文 森田将義)

「頑張っている姿を見せるのが恩返し」。守護神・伊藤隆介の活躍で近畿大が阪南大に1-0勝利

近畿大GK伊藤隆介は完封勝利に貢献した
[3.21 第24回大阪サッカー選手権大会・大学予選1回戦 近畿大 1-0 阪南大 阪南大G]

 第24回大阪サッカー選手権大会の大学予選1回戦が21日に行われ、近畿大阪南大が対戦。DF知念哲矢(新4年=長崎総合科学大附高)の先制点を守り切った近畿大が1-0で勝利した。

 近畿大が今季、掲げるテーマは一体感と変わること。攻守の切り替えを意識しながら、チームと選手が良い方向に変化していくための戦いを目指していく。阪南大に挑んだこの日の一戦でも昨年までからの変化が見られたが、立ち上がりから主導権を握ったのは阪南大だった。

 18人もの選手が怪我で戦列を離れたため、ベンチには4人しかいない状態で試合に挑んだ阪南大だったが、MF江口稜馬(新2年=野洲高)を中心に後方からボールを動かし、ゲームをコントロール。相手エリアではサイドを仕掛けると、前半2分にはMF林雄飛(新4年=野洲高)が左からクロスを入れたが、中央のFW森山裕大(新4年=大社高)とはわずかに合わない。32分にMF稗田圭吾(新3年=福岡U-18)の左クロスから訪れたチャンスも活かせず、須佐徹太郎監督は「決めるべき所で決めていれば違った結果になった」と振り返った。

 対する近畿大も時間の経過と共に「ボール回しや3人目の関わりを継続的に意識してきた」(MF川畑隼人、新4年=履正社高)成果が見え始めた。33分には、DF堀江亮介(新3年=近大附高)のクロスからMF川辺雄貴(新4年=大阪桐蔭高)がゴールを狙ったがGKがブロック。アディショナルタイムにも左CKから知念がゴールを狙ったが、相手DFに阻まれた。

 後半は一進一退の展開が続いたが、12分に左CKのこぼれ球を知念が押し込み、近畿大が先制に成功。以降は守備の集中を切らさず、1-0で近畿大が逃げ切った。「もっとボールを回して落ち着かないといけない場面があった。マイボールにしなきゃいけない所で簡単に獲られたり、慌ててクリアする場面も見られた」(松井清隆監督)が、練習から心がける3人目の動きによる崩しが随所で見られるなど今後に繋がるシーンも多かった。

 試合のマン・オブ・ザ・マッチとして松井監督が挙げたのは、今季から定位置を掴むGK伊藤隆介(新3年=広島ユース)だ。「公式戦は今シーズン初。チーム全体で勝って勢いに乗りたいと思っていた」と意気込んだ一戦で、最後尾からのコーチングで決定機を与えず。「元々は得意じゃなくて松井さんからも『練習しろ』と言われてきた」ハイボールでもミスなく対応した。

 昨年はGK池藤聖仁(現・松江シティFC)が守護神の座に君臨したため、満足に出場機会を得られなかったが、今年はGK陣の中では伊藤が最上級生。「親に大学に行かせてもらった上にサッカーもやらせてもらっているのに、まったく試合に出られていない。頑張っている姿を見せるのが恩返しだと思ったし、自分自身もレベルが高い場所で活躍したかった」と口にするが、「気持ちが空回りして上手くいかない時期があった」。しかし、練習試合から無失点に拘ったことと「冷静になって自分のプレーを分析しなさい」という指揮官からのアドバイスもあり、状態は上を向いている。この日の完封勝利は自信に繋がるだろう。

 元日本代表の守護神である松井監督も伊藤の出来について「危ない場面もあったけど最終ラインをよくオーガナイズしてくれた。サンフレッチェ出身やから、もっとできる。慣れてきたらもっと自信を持ってやれると思う」と高評価。伊藤は今季の目標である総理大臣杯とインカレ出場を果たすために今後もゴールに鍵をかけるつもりだ。

(取材・文 森田将義)

鉄人・長友佑都も参考にしていた…「何回イチローって検索したやろ。。」

DF長友佑都がイチロー引退についてコメント
 ガラタサライDF長友佑都は22日、自身のツイッターを更新し、イチロー外野手(45)の現役引退について触れた。

 抜群の体幹と運動量を誇る長友にとってもイチローは偉大だった。22日、長友はツイッター(@YutoNagatomo5)で「イチロー選手の考え方やトレーニングなどを知りたくて、何回イチローって検索したやろ。。笑」とコメント。「偉大すぎました」と同じ時代を生きたトップアスリートに敬意を表した。

 21日に現役引退を発表したイチローにはサッカー界からも多くのコメントが寄せられた。ブンデスリーガのバイエルンも公式ツイッターアメリカ版(@FCBayernUS)で「私たちとは違う競技だが、イチローの素晴らしさは称えられるべきだ」と称賛している。

 長友は海外挑戦の先駆者であるイチローに対し、「夢をありがとうございました」と感謝を伝えている。

●海外組ガイド

みんなで採点‼ コロンビアにリベンジ許した森保J、最も評価が高かったのは…

最も評価が高かったのは…
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本 0-1 コロンビア](日産ス)

 日本代表は22日、キリンチャレンジ杯でコロンビア代表と対戦し、0-1で敗れた。

 iOS版およびAndroid版で配信中の『ゲキサカアプリ』では、ユーザーが出場選手を採点。キックオフから試合終了30分後まで受け付けられた採点の平均点が発表された。

 最も評価が高かったのは、背番号8をつけて好機を多く演出したMF中島翔哉で『6.68』。2位は積極的に右サイドを駆け上がったDF室屋成で『6.27』、3位はゲーム主将を務めたMF柴崎岳で『6.08』だった。

【先発】
GK 1 東口順昭 5.70
DF 4 佐々木翔 5.52
DF 3 昌子源 5.82
DF 5 室屋成 6.27
DF 16 冨安健洋 6.00
MF 6 山口蛍 5.43
MF 7 柴崎岳 6.08
MF 8 中島翔哉 6.68
MF 9 南野拓実 6.01
MF 21 堂安律 5.95
FW 13 鈴木武蔵 5.72
【途中出場】
MF 10 香川真司 5.85
MF 14 乾貴士 5.89
MF 25 小林祐希 5.68
FW 18 鎌田大地 5.60
DF 19 安西幸輝 5.49

※最高点8.5、最低点3.5の0.5点刻みで出場者全員を採点した平均点

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●日本vsコロンビア テキスト速報

香川ら5人投入に森保監督手応え「代わった選手たちがギアを上げてくれた」

敗戦も前向きに語った森保一監督
 日本代表は22日、キリンチャレンジカップでコロンビア代表に0-1で敗れた。前半のチャンスを生かせず、ハンド判定から後半19分にFWラダメル・ファルカオのPKで失点。森保一監督は続々と交代カードを切ったが、最後までゴールをこじ開けられなかった。

「結果的に負けてしまったので非常に残念。決め切ることはできなかったけどチャンスは作れた。そこを決め切れるように今後やっていければ」。昨年のロシア・ワールドカップではグループリーグ初戦で下したコロンビアにリベンジを許す結果となった。

 1月のアジアカップで主力を担ったMF柴崎岳、MF堂安律、MF南野拓実、DF冨安健洋らが軸となり、新たな顔ぶれが“融合”。2列目には森保ジャパン始動後初めてMF香川真司が途中出場で起用された。香川、MF乾貴士、MF小林祐希、FW鎌田大地、DF安西幸輝を続々とピッチに送り込んだが、ゴールは遠かった。

 森保監督は「今回のキリンチャレンジを戦う上で、いろんな選手を試す上で勝利をつかみ取れればと思っている。代わって入った選手たちがさらにギアを上げてくれて、試合を進めてくれたのはよかった」と前向きに話した。

DF高橋秀典がAチームデビュー戦でゴール!大阪体育大が天皇杯出場に一歩前進

大阪体育大DF高橋秀典はデビュー戦でゴールを決めた
[3.21 第24回大阪サッカー選手権大会・大学予選1回戦 大阪体育大 3-2 大阪産業大 阪南大G]

 第24回大阪サッカー選手権大会の大学予選1回戦が21日に行われ、大阪体育大大阪産業大が対戦。MF西田恵(新4年=関西大北陽高)の先制点を皮切りに3点を奪った大阪体育大が3-2で勝利し、天皇杯本選出場に一歩前進した。

 昨年の関西学生リーグ王者・大阪体育大が苦しみながらも、白星を勝ち取った。大体大はDF田中駿汰(新4年=履正社高)がJクラブの練習に参加中。主力候補の1年生も大会規定によりメンバーに登録できず苦しい台所事情だったが、前半4分にGK平田陸(新4年=前橋育英高)のフィードから素早く相手エリアに侵入すると西田が相手GKをかわして先制点をマークした。

 12分にも右CKをDF高橋秀典(新3年=青森山田高)が合わせて大阪産業大を引き離したが、ここからは「2点獲っても、3点目が獲れずに失点する流れは練習試合でも続いていた。今日も合宿で出た課題が露呈した」(松尾元太監督)。

 2点目を決めてからは大阪産業大に流れが傾き、17分にはクリアミスからMF河北祥太朗(新3年=福岡U-18)にゴールネットを揺らされた。前半終了間際に西田のパスから、FWアフラギ・マハディ(新4年=清明学院高)が決めてリードを再び2点差としたが、後半2分には大阪産業大のMF出津真哉(新2年=鹿島ユース)に直接FKを決められてしまう。

 失点後の大阪体育大は全日本大学選抜に選ばれるFW林大地(新4年=履正社高)を投入し、攻撃のギアを上げた。19分には、3列目からのスルーパスから林がゴール前を抜け出し、シュート。33分にはPA内でボールを受けた林が強引に前を向き放ったシュートがGKの隅を突いたが、懸命に戻ったDFにブロックされるなど果敢に4点目を狙いながら、ゴールが遠く、3-2でタイムアップ。松尾監督は「昨年、結果が良かったのはハードワークができて粘り強く守れたから。セットプレーから2失点しているようではリーグ戦で勝てない。攻撃も強いチームなら4、5点獲っている試合で物足りなさが残る。きついのが表情に出ているし、まだまだ戦う集団にはなれていない」と厳しい口調で試合を振り返った。

 内容面で見れば不満も残る試合だったが、収穫も少なくない。その一つが、この日がAチームデビューとなった高橋の奮闘だ。「Aチームの試合は始めてだけどミスを恐れていたら消極的になってしまうので、積極的に行こうと思っていた」と振り返るこの日はセットプレーから2点を奪われたが、最終ラインでチームのバランスをとるなど守備で貢献。攻撃でも前半12分に「あの形はしっかりと練習していた」CKからチーム2点目をマークした。

 攻守両面で存在感を発揮し、勝利に貢献した高橋だが、ここまでのサッカー人生は順調ではなかった。千葉県から青森山田高に入学したが、股関節の怪我に苦しんだため、ほとんど試合に出られなかった。最終学年でチームは日本一を経験したが、応援団としてスタンドで見守るしかできず、「悔しいと感じるまでの舞台に立てなかったので、途中から大学で活躍するための準備をしようと思っていた」。

 大学は教員免許の取得を考えていたため、黒田剛監督の母校である大阪体育大を選択した。1年目は再び股関節を痛めたが、「復帰してからピッチで活躍することを考えて身体造りやイメージトレーニングをしてきた」ことが奏功し、昨年の途中からBチームの一員としてIリーグでプレー。「能力的には高くないけど、真面目に頑張れる選手。ストロングポイントが明確にあるわけではない分、バランスよくプレーできる。高校で苦しい経験をしたのも活きている」。そう評価する松尾監督によって、今季からはAチームに引き上げられた。

 この日の試合は主力が不在だったため、試合出場が回ってきた形だ。今後は田中や1年生が合流してくるため、ポジションは安泰ではないが、与えられたチャンスを逃すわけにはいかない。「みんなは僕が試合に出ていると聞いて、驚くと思う。ただ、僕が怪我していなければ高校で活躍していたかもしれないというのをみんなに見せたかった」と意気込む通り、ピッチで活躍を続けることで自信の存在を見せつける。

(取材・文 森田将義)

韓国が終了間際の決勝弾でボリビア撃破! FWファン・ウィジョは途中出場でチャンス創出

G大阪のFWファン・ウィジョは後半途中から出場 ※写真は19年1月のもの
[3.22 国際親善試合 韓国1-0ボリビア]

 韓国代表は22日、蔚山文殊スタジアムでボリビア代表と対戦し、1ー0で勝利した。韓国は26日にコロンビアと、ボリビアは同日に日本と対戦する。

 韓国は4-1-3-2の布陣を敷く。Jリーガー組はGKキム・スンギュ(神戸)とMFナ・サンホ(FC東京)が先発。欧州組はMFソン・フンミン(トッテナム)、FWチ・ドンウォン(アウクスブルク)、MFクォン・チャンフン(ディジョン)らが前線に配置された。

 ボリビアは守備時に4-4-2のブロックで構えるが、韓国は巧みなパスワークで守備網を突破。しかし得点を挙げることはできず、前半は0-0で折り返す。

 後半18分にはFWファン・ウィジョ(G大阪)とMFイ・チョンヨン(ボーフム)が投入される。韓国はほとんどボールを支配し、同20分にはソン・フンミンがドリブルでPA左に進入。しかし相手守備陣の4枚ブロックでクロスを上げることができない。同24分にはファン・ウィジョがPAライン上から渾身の右足シュートを放つが、相手GKに阻まれた。

 ボリビアはフィールドプレーヤー全員がPA内に入るほどの守備重視へ。しかし韓国は後半41分に待望の先制点を挙げる。左サイドからクロスが上がり、ファーサイドのイ・チョンヨンが豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。

 試合はそのまま終了し、韓国が1-0で勝利。堅守を築いたボリビアを破り、26日の強豪コロンビアとの対戦に弾みをつけた。

森保J国内初黒星、堂安ら若き攻撃陣がゴールに迫るも…出来は「ゼロ点」

堂安は惜しいミドルを放ったが…
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 南米の強豪に敗れはしたものの、若き日本代表の攻撃陣は、前半から果敢にゴールに迫っていた。しかし結果は無得点の完封負け。MF堂安律は「自身の出来?(得点が)ゼロなので、ゼロ点です」と厳しい表情で話した。

 昨年のW杯後に発足した森保一監督率いる日本代表。今年1月のアジアカップ以外はすべて国内での試合となっているが、6試合目で初の黒星。アジアカップ決勝から数えるとAマッチ連敗となった。

 しかし親善試合ということもあり、森保監督が「いろんな選手を試す上で勝利をつかみ取りたい」と話したとおり、日本代表に復帰したMF香川真司やMF小林祐希、初代表となったMF鎌田大地らを途中出場させるなど、多くの選手を実戦で試した。

 香川とのプレーについて堂安は「もう少し一緒にプレーしたかったなというのが率直な感想」と話すと、「気持ちを切り替えてリフレッシュしてやりたい」と結果で魅せることを誓っていた。

 次戦は26日、キリンチャレンジカップでボリビアとノエビアスタジアム神戸で対戦する。

「非常に悔しい」途中出場の10番・香川真司、結果へこだわり示す

途中出場した香川真司
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 日本代表に復帰したMF香川真司が背番号10をつけ、ロシア・ワールドカップ(W杯)以来のピッチに立った。だが、コロンビア代表に0-1で敗れ、日本を勝利に導くことはできなかった。

 コロンビアとのロシアW杯グループリーグ初戦で先制PKを決め、2-1の勝利に貢献した香川。この試合では、失点直後の後半20分から途中出場したが、コロンビアの守備を最後まで崩すことができず、完封負けを喫した。

 試合終了後のインタビューで香川は「負けたので、非常に悔しいです」と敗戦を悔やむと、「この新しい体制になって初めて試合をしたので、結果が欲しかったです。今日出た課題があると思うので、次までに修正して勝ちたい」と語り、26日に行われるボリビア戦での勝利を誓った。

前半の好機生かせずPKに沈む…森保J、コロンビアに0-1敗戦

後半19分にPKで先制を許した
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本0-1コロンビア 日産ス]

 日本代表は22日、キリンチャレンジカップでコロンビア代表と対戦し、0-1で敗れた。前半のチャンスを生かせず、後半19分にPKで先制を許すと、最後まで1点が遠かった。昨年のロシアW杯ではグループリーグ初戦でコロンビアに勝った日本だが、ホームの親善試合でリベンジを許す結果となった。

 1月のアジアカップで主力を担ったMF柴崎岳、MF南野拓実、MF堂安律、DF冨安健洋が先発。ロシアW杯以来の代表復帰となったDF昌子源、MF山口蛍もスタメン入りした。GKは東口順昭で、4バックは右からDF室屋成、冨安、昌子、DF佐々木翔。中盤は柴崎と山口のダブルボランチで、2列目は右から堂安、南野、MF中島翔哉と並び、A代表初選出の鈴木が1トップで先発デビューした。柴崎がゲームキャプテンを務めた。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合開始早々の前半4分、コロンビアはMFハメス・ロドリゲスが左サイドに展開。FWルイス・ムリエルのクロスに逆サイドからFWセバスティアン・ビジャが飛び込んだが、右足のシュートはクロスバーを直撃した。

 いきなりヒヤリとさせられた日本だが、前半7分、柴崎の縦パスをPA内右で受けた堂安が素早く前を向き、右足でシュートを狙う。これはDFに阻まれたが、このプレーで右CKを獲得。中島がショートコーナーでつなぎ、堂安の右クロスに昌子が頭で合わせたが、クロスバーを越えた。

 日本は前半10分、東口からのロングキックを鈴木がおさめ、堂安に落とす。パスを受けた南野はドリブルで持ち込み、PA手前から左足を振り抜いたが、惜しくもGKの好セーブに阻まれた。前半17分、21分と立て続けに堂安がミドルシュート。果敢に攻め込む日本は中島が左サイドを起点にピッチの至るところでタメをつくり、攻撃の起点となった。

 前半24分、速攻から中島が右サイドのスペースに展開。堂安は背後をオーバーラップしてきた室屋にパスを通したが、室屋のクロスに飛び込んだ南野はわずかに届かない。同26分には中央をドリブルで運んだ中島が意表を突いた右足ミドルでゴールを狙ったが、ボールは落ち切らずにゴール上に外れた。

 カルロス・ケイロス監督の初陣となったコロンビアは個では強さを見せるも連係面ではコンビネーションが合わないシーンも目立つ。日本は前半37分、PA左手前から中島が逆サイドへクロス。鈴木が体を投げ出し、ヘディングシュートを狙うが、ジャストミートせず、ゴール右に外れた。

 スコアレスで折り返した後半3分、日本は敵陣で囲まれた中島がボールをロスト。佐々木がオーバーラップしていた左サイドのスペースにパスを通され、昌子がカバーに戻るもクリアし切れず、DFエリベルトン・パラシオスがゴール前に折り返した。FWラダメル・ファルカオは冨安に寄せられながらも右足でシュート。しかし、これはゴール右に外れ、日本は難を逃れた。

 後半立ち上がり、押し込まれる時間の続く日本。コロンビアは後半9分、ビジャのアーリークロスにファルカオが飛び込み、ゴールネットを揺らすが、ハンドの反則を取られた。コロンビアは同12分、ムリエルに代えて今季アタランタで17ゴールを量産しているFWドゥバン・サパタを投入。サパタとファルカオが2トップを組み、ハメス・ロドリゲスが右サイドに出る4-4-2にシステムを変更した。

 攻勢を強めるコロンビアは後半18分、サパタのシュートがPA内で冨安のハンドを誘い、PKを獲得。キッカーを務めたファルカオのシュートは東口に触られながらもゴールネットを揺らし、先制点を奪った。日本は直後の後半20分、鈴木に代えてロシアW杯以来の代表復帰となったMF香川真司を投入。香川はトップ下に入り、南野が1トップにポジションを上げた。

 しかし、なかなか劣勢の状況を跳ね返せない。後半21分、ムリエルに個人技で突破されてピンチを招くと、同22分にはハメス・ロドリゲスの左CKからサパタがシュート。ポストに当たった跳ね返りをムリエルが押し込んだが、オフサイドに救われた。日本は後半26分に2人を交代。堂安と山口を下げ、MF乾貴士とMF小林祐希を送り込んだ。

 日本は後半32分、小林の右CKに冨安が頭で合わせるが、GKがキャッチ。同34分には南野に代えてA代表デビューとなるFW鎌田大地を投入した。後半38分、中島が渾身の右足ミドルを放つもクロスバーを直撃。同44分、佐々木に代えてA代表デビューのDF安西幸輝を投入し、その後も懸命に同点ゴールを目指したが、後半の悪い流れを最後まで断ち切ることができず、そのまま0-1で敗れた。

(取材・文 西山紘平)

「それを求めてカタールに行った」中島翔哉が証明した“電撃移籍”の意味
263日ぶり代表戦の香川、前半躍動の若き“三銃士”に「刺激受けた」
「真司くんが入って…」トップ下先発の南野、香川と縦関係で1トップも
ゲーム主将務めた柴崎の危機感「捉え方によっては危険な状態」
先発デビューの鈴木武蔵に森保監督「相手に嫌がられる存在示した」
不運ハンドでPK献上も…1対1で強さ見せた冨安「お手上げ状態とは思わない」
壁を破りたい堂安律「もう一つアイデアがあれば…」
A代表初出場の鎌田、オフサイド連発も「良い動き出しはできた」
“因縁マッチ”制したコロンビア指揮官「日本と試合できてありがたかったのは…」
監督会見
選手採点

日本vsコロンビア 試合記録

【キリンチャレンジ杯】(日産ス)
日本 0-1(前半0-0)コロンビア


<得点者>
[コ]ラダメル・ファルカオ(64分)

<警告>
[日]柴崎岳(68分)

主審:ピーター・グリーン
副審:ネイサン・マクドナルド、ランス・グリーンシールズ
前半の好機生かせずPKに沈む…森保J、コロンビアに0-1敗戦
263日ぶり代表戦の香川、前半躍動の若き“三銃士”に「刺激受けた」
「それを求めてカタールに行った」中島翔哉が証明した“電撃移籍”の意味
壁を破りたい堂安律「もう一つアイデアがあれば…」
みんなで採点‼ コロンビアにリベンジ許した森保J、最も評価が高かったのは…
A代表初出場の鎌田、オフサイド連発も「良い動き出しはできた」
先発デビューの鈴木武蔵に森保監督「相手に嫌がられる存在示した」
“因縁マッチ”制したコロンビア指揮官「日本と試合できてありがたかったのは…」
不運ハンドでPK献上も…1対1で強さ見せた冨安「お手上げ状態とは思わない」
「真司くんが入って…」トップ下先発の南野、香川と縦関係で1トップも
日本vsコロンビア 試合後の森保一監督会見要旨
ゲーム主将務めた柴崎の危機感「捉え方によっては危険な状態」


<出場メンバー>
[日本]
先発
GK 1 東口順昭
DF 4 佐々木翔
(89分→DF 19 安西幸輝)
DF 3 昌子源
DF 5 室屋成
DF 16 冨安健洋
MF 6 山口蛍
(71分→MF 25 小林祐希)
MF 7 柴崎岳
MF 8 中島翔哉
MF 9 南野拓実
(79分→FW 18 鎌田大地)
MF 21 堂安律
(71分→MF 14 乾貴士)
FW 13 鈴木武蔵
(65分→MF 10 香川真司)
控え
GK 23 シュミット・ダニエル
GK 12 中村航輔
DF 22 西大伍
DF 2 三浦弦太
DF 20 畠中槙之輔
MF 11 宇佐美貴史
MF 15 橋本拳人
監督
森保一

[コロンビア]
先発
GK 12 カミロ・バルガス
DF 17 デイベル・マチャド
DF 13 ジェリー・ミナ
DF 2 エリベルトン・パラシオス
DF 23 ダビンソン・サンチェス
MF 5 ウィルマル・バリオス
MF 16 ヘフェルソン・レルマ
MF 10 ハメス・ロドリゲス
(87分→FW 7 アルフレド・モレロス)
FW 9 ラダメル・ファルカオ
(82分→MF 15 マテウス・ウリベ)
FW 19 ルイス・ムリエル
(79分→MF 14 ルイス・ディアス)
FW 21 セバスティアン・ビジャ
(57分→FW 11 ドゥバン・サパタ)
控え
GK 18 イバン・アルボレダ
GK 1 アルバロ・モンテロ
DF 6 クリスティアン・ボルハ
DF 22 ヘイソン・ムリジョ
DF 3 ウィリアム・テシージョ
MF 8 グスタボ・クエジャール
MF 4 ルイス・オレフエラ
FW 20 ジミ・チャラ
監督
カルロス・ケイロス

後半途中出場でハット!FW上田綺世が決定力で魅せた!「チームメイトに感謝」

後半途中出場でハット!FW上田綺世が決定力で魅せた!「チームメイトに感謝」
[3.22 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節 日本8-0マカオ]

 圧倒的に攻め込みながらも前半をスコアレスで折り返したU-22日本代表だったが、後半から出場したFW上田綺世(法政大)のハットトリックの活躍などで8得点を奪って快勝した。

 試合後、日本ベンチ前に整列して、一礼する場面がみられた。アマチュアサッカーではよく見られる光景だが、国際大会では珍しい。多くがアマチュア選手で構成されるマカオの、“格上”とみる日本への尊敬を感じさせる行動にみえた。

 前半はそんな日本に全力で立ち向かうマカオの選手たちの粘りに苦しんだが、崩すきっかけを作ったのは大学サッカー界のエースだった。後半開始から出場した上田は、1点を先行して迎えた後半9分にFW前田大然(松本)の右クロスを合わせて加点。

 後半15分にはMF三好康児(横浜FM)の浮き球を胸で受けて、倒れ込みながらシュート。さらに2点を加えて迎えた同25分にはエリア内でDFを外して、冷静にハットトリックとなるゴールを蹴り込んだ。

 見せつけた流石の決定力。ただ「流れを引き寄せられれば」と後半のピッチに向かったという上田は、「パスが良かった。それだけ。自分の特徴を理解してくれたチームメイトに感謝したい」と謙遜。「こうやって1試合1試合勝っていくことが大事。僕自身もこうやって全力を注ぎながら、勝利に貢献できればいい」と淡々と話した。

 次戦は24日で東ティモールと対戦する。

▼AFC U-23選手権2020予選特集ページ
★AFC U23選手権予選3試合をCSテレ朝チャンネルで生中継!!

新たな競争始まる…コロンビアと対戦する日本代表の採点受付中

ゲキサカアプリの採点画面
[3.22 キリンチャレンジ杯 日本-コロンビア](日産ス)

 iOS版およびAndroid版で配信されている『ゲキサカアプリ』では、現在試合中のキリンチャレンジカップ 日本代表vsコロンビア代表に出場した日本選手の採点を受付中。

 採点はキックオフから試合終了30分後まで受け付けており、時間内であれば何度も変更することができます。そして、試合終了30分後には、ゲキサカ読者の採点の平均が表示されます。新たなポジション争いを制するのは――。あなたのコロンビア戦日本代表メンバーの評価は?

 以下、日本代表のスターティングメンバー

先発
GK 1 東口順昭
DF 4 佐々木翔
DF 3 昌子源
DF 5 室屋成
DF 16 冨安健洋
MF 6 山口蛍
MF 7 柴崎岳(Cap)
MF 8 中島翔哉
MF 9 南野拓実
MF 21 堂安律
FW 13 鈴木武蔵
控え
GK 23 シュミット・ダニエル
GK 12 中村航輔
DF 22 西大伍
DF 2 三浦弦太
DF 19 安西幸輝
DF 20 畠中槙之輔
MF 14 乾貴士
MF 10 香川真司
MF 25 小林祐希
MF 11 宇佐美貴史
MF 15 橋本拳人
FW 18 鎌田大地

 iOS版およびAndroid版の「ゲキサカ」アプリは、以下のバナーよりインストールまたはアップデートできます。みんなで日本代表を採点しよう!


●日本vsコロンビア テキスト速報

日本vsコロンビア戦、日本代表スタメン11人の着用スパイクリスト

日本代表スタメン11人の着用スパイクリスト
 日本代表は22日、キリンチャレンジカップでコロンビア代表と対戦。日本代表のスターティングメンバー11人の着用スパイクを紹介する。

▼GK 1 東口順昭
プーマ『ワン19.1』

▼DF 4 佐々木翔
ナイキ『ティエンポレジェンド7』

▼DF 16 冨安健洋
ナイキ『ティエンポレジェンド7』

▼DF 3 昌子源
ナイキ『ティエンポレジェンド7』

▼DF 5 室屋成
ナイキ『ヴェイパー12エリート』

▼MF 6 山口蛍
ナイキ『ファントムビジョン』

▼MF 7 柴崎岳
アンブロ『アクセレイターU by G』

▼MF 8 中島翔哉
アディダス『ネメシス18.1』

▼MF 9 南野拓実
アディダス『ネメシス18+』

▼MF 21 堂安律
ナイキ『ヴェイパー12エリート』

▼FW 13 鈴木武蔵
ナイキ『ヴェイパー12エリート』

 スタメン11人の着用スパイクメーカー内訳はナイキ7人、アディダス2人、アンブロ1人、プーマ1人となった。

日本vsコロンビア スタメン発表

日本vsコロンビア スタメン発表
[3.22 キリンチャレンジ杯](日産ス)
※19:20開始
主審:ピーター・グリーン
副審:ネイサン・マクドナルド、ランス・グリーンシールズ
<出場メンバー>
[日本]
先発
GK 1 東口順昭
DF 4 佐々木翔
DF 3 昌子源
DF 5 室屋成
DF 16 冨安健洋
MF 6 山口蛍
MF 7 柴崎岳(Cap)
MF 8 中島翔哉
MF 9 南野拓実
MF 21 堂安律
FW 13 鈴木武蔵
控え
GK 23 シュミット・ダニエル
GK 12 中村航輔
DF 22 西大伍
DF 2 三浦弦太
DF 19 安西幸輝
DF 20 畠中槙之輔
MF 14 乾貴士
MF 10 香川真司
MF 25 小林祐希
MF 11 宇佐美貴史
MF 15 橋本拳人
FW 18 鎌田大地
監督
森保一

[コロンビア]
先発
GK 12 カミロ・バルガス
DF 17 デイベル・マチャド
DF 13 ジェリー・ミナ
DF 2 エリベルトン・パラシオス
DF 23 ダビンソン・サンチェス
MF 5 ウィルマル・バリオス
MF 16 ヘフェルソン・レルマ
MF 10 ハメス・ロドリゲス
FW 9 ラダメル・ファルカオ(Cap)
FW 19 ルイス・ムリエル
FW 21 セバスティアン・ビジャ
控え
GK 18 イバン・アルボレダ
GK 1 アルバロ・モンテロ
DF 6 クリスティアン・ボルハ
DF 22 ヘイソン・ムリジョ
DF 3 ウィリアム・テシージョ
MF 8 グスタボ・クエジャール
MF 14 ルイス・ディアス
MF 15 マテウス・ウリベ
MF 4 ルイス・オレフエラ
FW 7 アルフレド・モレロス
FW 11 ドゥバン・サパタ
FW 20 ジミ・チャラ
監督
カルロス・ケイロス

●日本vsコロンビア テキスト速報

後半一気の8得点!! FW上田綺世ハットのU-22代表、前半苦戦も大勝スタート

U-22日本代表は苦しみながらも白星スタート
[3.22 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節 日本8-0マカオ]

 U-22日本代表は22日、ミャンマー・ヤンゴンで開催されているAFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節でマカオと対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半6分にDF町田浩樹(鹿島)のゴールで日本が先制すると、その後7点を加点して8-0の完封勝利。白星スタートを切った日本は24日の第2戦で東ティモールと対戦する。

 日本は3-4-2-1のシステムを採用。GKに小島亨介(大分)、最終ラインは右からDF大南拓磨(磐田)、DF板倉滉(フローニンゲン)、町田、ボランチにMF齊藤未月(湘南)、MF松本泰志(広島)、右アウトサイドにMF藤谷壮(神戸)、左にMF遠藤渓太(横浜FM)を配置し、シャドーにMF三好康児(横浜FM)、MF岩崎悠人(札幌)、1トップにFW前田大然(松本)を並べた。

 序盤からボールを保持しして試合を進める日本は前半10分、齊藤のスルーパスからPA内に侵入した三好が右足で狙うも、シュートは枠上に外れてしまう。同20分には松本のパスを受けた遠藤のクロスに岩崎が飛び込むが、腹部あたりに当たったボールはクロスバーを叩いて得点を奪うには至らない。

 前日同時刻にスタジアム脇の練習場で行われたピッチ上では40度を超えたように、猛暑の中で行われる試合は前半30分には給水タイムが設けられた。その後も押し込んで試合を進める日本は同38分、遠藤が放ったシュートが相手GKに弾かれ、こぼれ球に反応した前田がシュートを狙うも再び相手GKに阻まれてしまう。同アディショナルタイムには藤谷のクロスからファーサイドでフリーの遠藤がダイレクトボレーを放つが、これも枠を捉え切れなかった。

 格下マカオ相手に苦戦して0-0のまま後半を迎えると、齊藤に代えてFW上田綺世(法政大)をピッチへと送り込む。すると同6分、三好が蹴り出したCKを町田がヘディングで叩き込み、ついに日本が試合を動かす。さらに同9分には右サイドを快足を飛ばして駆け上がった前田のグラウンダーのクロスを上田が蹴り込み、一気にリードを2点差に広げる。同11分にも上田にチャンスが巡ってくるが、三好のパスをPA内で受けて右足から放ったシュートは左ポストに阻まれてしまった。

 しかし後半15分、三好のフィードをPA内で受けた上田が胸トラップからの右足ボレーで沈めて3点目を奪い、同22分にはCKの流れから板倉が落としたボールを遠藤が左足シュートでゴールを陥れて4点目。同24分にはPA内にドリブルで侵入した前田が5点目、同25分には三好のパスに反応した上田がハットトリックとなるチーム6点目、同27分には三好が右サイドから送ったグラウンダーのクロスを前田が押し込んで7点目を奪取した。

 後半33分には日本ベンチが動き、松本と三好に代えてMF中山雄太(ズウォレ)とMF久保建英(FC東京)を同時投入。後半アディショナルタイムには久保のCKから板倉がネットを揺らし、8-0で大勝した。

(取材・文 折戸岳彦)
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アザールのジダン愛がすごい…「本当に尊敬」「僕のアイドル」「彼がいたからサッカーを始めた」

MFエデン・アザールが語るジダン愛
 チェルシーのMFエデン・アザールが再びレアル・マドリーを賛美する言葉を発した。今回はラジオ『RTBF』で、とりわけジネディーヌ・ジダン監督を強く意識したコメントになっている。21日、スペイン『アス』が伝えた。

 ジダン監督とベルギー代表のロベルト・マルティネス監督のどちらが好きかを尋ねられたアザール。「選手としては、比較の対象にならないよ。僕はジダンを本当に尊敬しているし、彼は僕のアイドルだから」とその強い思いを語る。

「彼がいたからサッカーを始めたんだ。だけど僕らはマルティネスとともに多くの試合で勝利してきたし、これからも彼とともに戦い続けるよ」

 アザールは以前からレアルへの移籍が囁かれている。『VTMニュース』ではその去就についても触れ、「2~5か月後のことは考えていない。自分がどうなるかはわからないよ。いずれわかるさ」と濁し、他クラブからのオファーは否定した。

 しかし愛するジダンは11日、レアルの指揮官に10か月ぶりの再就任を果たした。アザールの心中は穏やかではないだろう。

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A代表初選出の鈴木武蔵が先発デビューへ、柴崎岳がゲーム主将

コロンビア戦に臨む日本代表
 日本代表は22日、キリンチャレンジカップでコロンビア代表と対戦する。午後7時20分のキックオフに先立ってスターティングメンバーが発表され、A代表初選出のFW鈴木武蔵らが名を連ねた。ゲームキャプテンはMF柴崎岳が務める。

 1月のアジアカップで主力を担った柴崎、MF南野拓実、MF堂安律、DF冨安健洋が先発。ロシアW杯以来の代表復帰となったDF昌子源、MF山口蛍もスタメン入りした。

 GKは東口順昭で、4バックは右からDF室屋成、冨安、昌子、DF佐々木翔と並ぶ。中盤は柴崎と山口のダブルボランチで、2列目は右から堂安、南野、MF中島翔哉。鈴木が1トップに入る。

 最新のFIFAランキングでは日本の27位に対し、コロンビアは12位。過去の対戦成績は日本の1勝1分2敗で、直近では昨年6月19日のロシアW杯グループリーグ初戦で対戦し、日本が2-1で勝っている。

<出場メンバー>
[日本代表]
先発
GK 1 東口順昭
DF 4 佐々木翔
DF 3 昌子源
DF 5 室屋成
DF 16 冨安健洋
MF 6 山口蛍
MF 7 柴崎岳(Cap)
MF 8 中島翔哉
MF 9 南野拓実
MF 21 堂安律
FW 13 鈴木武蔵
控え
GK 23 シュミット・ダニエル
GK 12 中村航輔
DF 22 西大伍
DF 2 三浦弦太
DF 19 安西幸輝
DF 20 畠中槙之輔
MF 14 乾貴士
MF 10 香川真司
MF 25 小林祐希
MF 11 宇佐美貴史
MF 15 橋本拳人
FW 18 鎌田大地
監督
森保一

G大阪FW呉屋大翔が長崎にレンタル、「移籍することがベストの選択だと決断」

FW呉屋大翔が長崎にレンタル移籍
 ガンバ大阪は22日、FW呉屋大翔(25)がV・ファーレン長崎に期限付き移籍することを発表した。期間は2020年1月31日まで。また契約により、呉屋は今季のG大阪と対戦するすべての公式戦に出場できない。

 呉屋は昨季まで期限付き移籍していた徳島からG大阪に今季復帰していた。クラブ公式サイトでは、「まずこのタイミングでの移籍を許してくださったクラブに感謝しています」と語り、胸中を明かしている。

「そして今年僕のユニフォームを買ってくれたファン、サポーターの方たちには期待に応えることが出来ず本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「しかし僕が1人のサッカー選手として考えたときに移籍することがベストの選択だと思いこの決断をしました。少しでも僕の活躍が皆さんの耳に届くように頑張ってきます!」

以下、プロフィール
●FW呉屋大翔
(ごや・ひろと)
■生年月日
1994年1月2日(25歳)
■身長/体重
177cm/68kg
■出身地
兵庫県川西市
■経歴
神戸Jrユース-流通経済大柏高-関西学院大-G大阪-徳島-G大阪

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長野パルセイロ・レディースFW中村恵実が負傷のため、U-19女子代表候補キャンプ不参加に

 日本サッカー協会(JFA)は22日、25日にトレーニングキャンプを行うU-19日本女子代表候補からAC長野パルセイロ・レディースFW中村恵実が離脱したことを発表した。

 中村の離脱理由は負傷によるもの。代わりにジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18のMF大熊環が追加招集されている。

 U-19日本女子代表候補は25日から3日間、福島県でトレーニングキャンプを行う。

ユベントス、不整脈手術を行ったMFケディラの経過を報告

復帰が近いMFサミ・ケディラ(左)
 ユベントスは21日、心房性不整脈の手術を受けていたMFサミ・ケディラが復帰間近になっていることを伝えた。

 ケディラは2月20日に自身のツイッター(@SamiKhedira)で心房性不整脈の手術を受けたことを公表。インターベンション治療により患部の除去が完了したことを伝えていた。同日にはユベントスも、ケディラが全治約1か月の診断を受けたことを発表していた。

 クラブ公式サイトは21日、「心臓のテストをクリアし通常の負荷の高いスポーツ活動を再開できることになりました」と発表。最初の報告通りに約1か月の離脱から復帰することになった。

 4月10日にはUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦・アヤックス戦が控えているユベントス。攻守の要が復帰することで戦力増となった。

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横浜FM緊急補強の和田&中川が登録完了…中断明けに出場へ

横浜FMに電撃移籍したDF和田拓也
 Jリーグは22日、登録選手の追加・抹消を発表した。横浜F・マリノスが緊急補強したDF和田拓也、MF中川風希が追加された。SC相模原に加入したMF水野晃樹は24日の讃岐戦から出場可能となる。

▽J1追加選手
【FC東京】
46 MF紺野和也
無 DF大森理生(2種)
無 DF岡哲平(2種)
無 GK彼島優(2種)
無 MF角昂志郎(2種)

【横浜F・マリノス】
19 MF中川風希
33 DF和田拓也

▽J1抹消選手
【サンフレッチェ広島】
33 和田拓也

▽J2抹消選手
【FC琉球】
7 中川風希

▽J3追加選手
【ヴァンラーレ八戸】 
28 FW佐保昂兵衛

【SC相模原】 
29 MF水野晃樹

【FC東京U-23】 
トップチーム同様

 また、監督交代に踏み切ったジェフユナイテッド千葉は契約解除となったフアン・エスナイデルらが登録抹消。コーチを務めていた江尻篤彦氏が監督登録に変更され、堀孝史氏がヘッドコーチとして登録された。

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MF齊藤未月、DF町田浩樹が初出場…東京五輪一次予選初戦マカオ戦スタメン発表

AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)に臨むU-22日本代表
 U-22日本代表は22日、ミャンマー・ヤンゴンで開催されるAFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節マカオ戦を迎える。現地時間15時(日本時間17時半)のキックオフに先立ち、スターティングメンバーが発表された。

 キャプテンマークはMF三好康児(横浜FM)に託され、FW前田大然(松本)、MF岩崎悠人(札幌)、DF板倉滉(フローニンゲン)らがスタメンに名を連ね、MF齊藤未月(湘南)、DF町田浩樹(鹿島)は同代表初出場となる。

 グループIに入る日本は24日に東ティモール、26日にミャンマーと対戦。各組1位、各組2位の上位4チームに与えられる本大会(東京五輪最終予選。来年1月にタイで開催)の出場権獲得を目指す。

<出場メンバー>
[U-22日本代表]
1 GK小島亨介(大分)
4 DF板倉滉(フローニンゲン)
19 DF大南拓磨(磐田)
21 DF町田浩樹(鹿島)
2 MF藤谷壮(神戸)
10 MF三好康児(横浜FM)
11 MF遠藤渓太(横浜FM)
13 MF岩崎悠人(札幌)
16 MF齊藤未月(湘南)
17 MF松本泰志(広島)
7 FW前田大然(松本)
控え
12 GKオビ・パウエル・オビンナ(流経大)
23 GK波多野豪(FC東京)
14 DF原輝綺(鳥栖)
20 DF橋岡大樹(浦和)
22 DF立田悠悟(清水)
3 MF中山雄太(ズウォレ)
5 MF杉岡大暉(湘南)
6 MF長沼洋一(愛媛)
8 MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)
15 MF久保建英(FC東京)
9 FW上田綺世(法政大)
18 FW田川亨介(FC東京)
監督代行
横内昭展

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MF齊藤未月、DF町田浩樹が初出場…東京五輪一次予選初戦マカオ戦スタメン発表

AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)に臨むU-22日本代表
 U-22日本代表は22日、ミャンマー・ヤンゴンで開催されるAFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節マカオ戦を迎える。現地時間15時(日本時間17時半)のキックオフに先立ち、スターティングメンバーが発表された。

 キャプテンマークはMF三好康児(横浜FM)に託され、FW前田大然(松本)、MF岩崎悠人(札幌)、DF板倉滉(フローニンゲン)らがスタメンに名を連ね、MF齊藤未月(湘南)、DF町田浩樹(鹿島)は同代表初出場となる。

 グループIに入る日本は24日に東ティモール、26日にミャンマーと対戦。各組1位、各組2位の上位4チームに与えられる本大会(東京五輪最終予選。来年1月にタイで開催)の出場権獲得を目指す。

<出場メンバー>
[U-22日本代表]
1 GK小島亨介(大分)
4 DF板倉滉(フローニンゲン)
19 DF大南拓磨(磐田)
21 DF町田浩樹(鹿島)
2 MF藤谷壮(神戸)
10 MF三好康児(横浜FM)
11 MF遠藤渓太(横浜FM)
13 MF岩崎悠人(札幌)
16 MF齊藤未月(湘南)
17 MF松本泰志(広島)
7 FW前田大然(松本)
控え
12 GKオビ・パウエル・オビンナ(流経大)
23 GK波多野豪(FC東京)
14 DF原輝綺(鳥栖)
20 DF橋岡大樹(浦和)
22 DF立田悠悟(清水)
3 MF中山雄太(ズウォレ)
5 MF杉岡大暉(湘南)
6 MF長沼洋一(愛媛)
8 MF伊藤達哉(ハンブルガーSV)
15 MF久保建英(FC東京)
9 FW上田綺世(法政大)
18 FW田川亨介(FC東京)
監督代行
横内昭展

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スペイン完封の立役者・ブラサカ日本代表・田中の誓い「イングランドには今年も勝つ」

田中は股間を狙われてもゴールは守った
2020年の東京五輪にむけた「プレ・パラリンピック」と位置づけられる「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」で21日に強豪・スペイン代表を撃破したブラインドサッカー日本代表は23日の準決勝に備え、22日を休養にあてた。世界ランク4位の強豪を完封した立役者、田中章仁は「イングランドには昨年も勝っているので今年も勝ちたい」と力強く語った。

グループリーグ3試合で3得点の川村に注目が集まりがちだが、スペインを完封した守備も勝利の原動力。それはピンチになりそうなスペースを消す、田中の頭脳プレーによるものだ。

「(完封は)GKを含めて5人で守らないと世界の強豪には勝てないので、チーム力の勝利です。(最終ラインの)ロベ(佐々木ロベルト泉)は相手のボールを奪いにいくときに1対1の勝負で強さを発揮するので、そこは信じて任せながら、その先にピンチになりそうなところ、空きそうなスペースを予め予測して、必要なところを埋めていく意識でプレーしました」

 ピンチになってから対応するのではなく、ピンチの状態を極力作らないようにした。最後尾から選手たちに指示を送ったGK佐藤大介が解説する。

「相手選手がボールをもったらフェンス際に追いやり、中央に入れさせない守備ができました。(後半だけで決定的なシュートを4本浴びた)コロンビア戦は大変でしたが、(スペイン戦は)1本セーブがあったくらい。それぐらいピッチの選手が(スペインの)選手にプレシャーをかけにいってくれました。1人が抜かれても2人目、3人目が行く。攻撃を仕掛けてきたスペインが最後ぐちゃぐちゃになっていた」

 日本代表は一番背が高い選手でも172cmの佐々木ロベルト泉。田中は161cmしかない。対するスペインは189cmのイヴァン・ロペスを筆頭に4人が180cm以上。体格面のハンデを田中がどうして埋められるのか。高田敏志監督が明かす。

「彼は『サッカーは頭だ』という僕の考えを体現してくれる選手です。ブラインドサッカーという競技は全力で走ることはない。前半20分あれば、ボール触るのはトータルでも1分ぐらいです。あとは(ボールを持っていないときの)ポジショニングをどうするか、のほうが大切。100mを速く走れるトップアスリートは必要なくて、さぼらずに何度もポジションを取り直すことのほうが大事なので、予測認知、理解力が高い選手の方がいい働きができるんです」

 23日に対戦するイングランド代表は昨年先発した5人のうち4人が今回も主力だ。リベンジへの思いが強いからこそ、田中はきっちり「返り討ち」したいと考えている。

「(スペイン戦後は)めちゃくちゃ喜んだけど、僕たちはまだ何も成し遂げていない。準決勝、決勝と勝たないと大会に勝ったことにはなりませんから」

 ブラサカ日本代表の“心臓”が、残り2戦、チームの勝利のために汗をかき続ける。

ワールドグランプリ 日本代表メンバー
ワールドグランプリ日程 / ルール

(取材・文 林健太郎)

●障がい者サッカー特集ページ

スペイン完封の立役者・ブラサカ日本代表・田中の誓い「イングランドには今年も勝つ」

田中は股間を狙われてもゴールは守った
2020年の東京五輪にむけた「プレ・パラリンピック」と位置づけられる「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」で21日に強豪・スペイン代表を撃破したブラインドサッカー日本代表は23日の準決勝に備え、22日を休養にあてた。世界ランク4位の強豪を完封した立役者、田中章仁は「イングランドには昨年も勝っているので今年も勝ちたい」と力強く語った。

グループリーグ3試合で3得点の川村に注目が集まりがちだが、スペインを完封した守備も勝利の原動力。それはピンチになりそうなスペースを消す、田中の頭脳プレーによるものだ。

「(完封は)GKを含めて5人で守らないと世界の強豪には勝てないので、チーム力の勝利です。(最終ラインの)ロベ(佐々木ロベルト泉)は相手のボールを奪いにいくときに1対1の勝負で強さを発揮するので、そこは信じて任せながら、その先にピンチになりそうなところ、空きそうなスペースを予め予測して、必要なところを埋めていく意識でプレーしました」

 ピンチになってから対応するのではなく、ピンチの状態を極力作らないようにした。最後尾から選手たちに指示を送ったGK佐藤大介が解説する。

「相手選手がボールをもったらフェンス際に追いやり、中央に入れさせない守備ができました。(後半だけで決定的なシュートを4本浴びた)コロンビア戦は大変でしたが、(スペイン戦は)1本セーブがあったくらい。それぐらいピッチの選手が(スペインの)選手にプレシャーをかけにいってくれました。1人が抜かれても2人目、3人目が行く。攻撃を仕掛けてきたスペインが最後ぐちゃぐちゃになっていた」

 日本代表は一番背が高い選手でも172cmの佐々木ロベルト泉。田中は161cmしかない。対するスペインは189cmのイヴァン・ロペスを筆頭に4人が180cm以上。体格面のハンデを田中がどうして埋められるのか。高田敏志監督が明かす。

「彼は『サッカーは頭だ』という僕の考えを体現してくれる選手です。ブラインドサッカーという競技は全力で走ることはない。前半20分あれば、ボール触るのはトータルでも1分ぐらいです。あとは(ボールを持っていないときの)ポジショニングをどうするか、のほうが大切。100mを速く走れるトップアスリートは必要なくて、さぼらずに何度もポジションを取り直すことのほうが大事なので、予測認知、理解力が高い選手の方がいい働きができるんです」

 23日に対戦するイングランド代表は昨年先発した5人のうち4人が今回も主力だ。リベンジへの思いが強いからこそ、田中はきっちり「返り討ち」したいと考えている。

「(スペイン戦後は)めちゃくちゃ喜んだけど、僕たちはまだ何も成し遂げていない。準決勝、決勝と勝たないと大会に勝ったことにはなりませんから」

 ブラサカ日本代表の“心臓”が、残り2戦、チームの勝利のために汗をかき続ける。

ワールドグランプリ 日本代表メンバー
ワールドグランプリ日程 / ルール

(取材・文 林健太郎)

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札幌アカデミー育ちの筑波大MF高嶺朋樹が加入内定「思い入れのある素晴らしいクラブで…」

2020年の札幌加入が内定したMF高嶺朋樹(4年=札幌U-18)
 北海道コンサドーレ札幌は22日、筑波大所属MF高嶺朋樹(21)と仮契約を結び、2020年シーズンからの新加入が内定したことを発表した。

 高嶺は札幌のアカデミーに9年間所属し、筑波大を経て“古巣帰還”が決定した。2019年全日本大学選抜。クラブは「ボランチからの展開力と、精度の高い多彩なキック。1対1での守備が強く、ボール奪取能力が高い」とプレーの特長を説明。クラブを通じて、コメントを発表している。

「北海道コンサドーレ札幌という、歴史があり、私自身、下部組織に9年間所属し成長させて頂いた思い入れのある素晴らしいクラブでプロサッカー選手としてのキャリアを歩めることを嬉しく思います。これまで応援、支援を頂いた家族をはじめ、指導者の方々、友人、関わってくださった全ての人に感謝しています。

 この感謝を胸にプロサッカー選手として夢や希望を与えられるようピッチ内外で日々精進していきます。1日でも早く北海道コンサドーレ札幌の力になり、『北海道とともに世界へ』を体現できる選手になれるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。最後になりますが、筑波大学蹴球部の方も応援していただけると幸いです」

●MF高嶺朋樹
(たかみね・ともき)
■生年月日
1997年12月29日(21歳)
■身長/体重
177cm/74kg
■経歴
札幌U-12 – 札幌U-15 – 札幌U-18 – 筑波大

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札幌アカデミー育ちの筑波大MF高嶺朋樹が加入内定「思い入れのある素晴らしいクラブで…」

2020年の札幌加入が内定したMF高嶺朋樹(4年=札幌U-18)
 北海道コンサドーレ札幌は22日、筑波大所属MF高嶺朋樹(21)と仮契約を結び、2020年シーズンからの新加入が内定したことを発表した。

 高嶺は札幌のアカデミーに9年間所属し、筑波大を経て“古巣帰還”が決定した。2019年全日本大学選抜。クラブは「ボランチからの展開力と、精度の高い多彩なキック。1対1での守備が強く、ボール奪取能力が高い」とプレーの特長を説明。クラブを通じて、コメントを発表している。

「北海道コンサドーレ札幌という、歴史があり、私自身、下部組織に9年間所属し成長させて頂いた思い入れのある素晴らしいクラブでプロサッカー選手としてのキャリアを歩めることを嬉しく思います。これまで応援、支援を頂いた家族をはじめ、指導者の方々、友人、関わってくださった全ての人に感謝しています。

 この感謝を胸にプロサッカー選手として夢や希望を与えられるようピッチ内外で日々精進していきます。1日でも早く北海道コンサドーレ札幌の力になり、『北海道とともに世界へ』を体現できる選手になれるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。最後になりますが、筑波大学蹴球部の方も応援していただけると幸いです」

●MF高嶺朋樹
(たかみね・ともき)
■生年月日
1997年12月29日(21歳)
■身長/体重
177cm/74kg
■経歴
北海道コンサドーレ札幌U-12 – 北海道コンサドーレ札幌U-15 – 北海道コンサドーレ札幌U-18 – 筑波大

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岡山MFデューク・カルロス、腰椎椎間関節障害で全治4〜6週間

負傷したMFデューク・カルロス(写真は川崎F U-18時代)
[故障者情報]

 ファジアーノ岡山は22日、MFデューク・カルロスが腰椎椎間関節障害のため、全治4~6週間と診断されたことを発表した。

 デューク・カルロスは昨季、川崎F U-18から岡山に加入。ここまでリーグ戦の出場はなく、昨季は天皇杯でプロデビューを果たした。

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帰ってきたメッシがベネゼエラ戦出場へ!指揮官が起用を明言「期待している」

ベネゼエラ戦に向けて調整するリオネル・メッシ
 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)の代表復帰戦が22日に行われるベネゼエラとの親善試合になる見込みだと、英『フォー・フォー・トゥー』が伝えている。

 ベスト16敗退となった昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で本来の輝きを放つことができなかったメッシは代表活動を一時的に休止することを表明していたが、約8か月ぶりに代表復帰を果たした。リオネル・スカローニ監督は21日、記者会見でメッシの起用を明言した。

「メッシが戻ってくるのはうれしいね。チームに同行してもらい、彼がベストを保てるように努力するつもりだ。メッシの復帰がチーム力の強化につながることを期待している」。出場すればメッシにとって代表129試合目となり、来週のモロッコ戦にも帯同すると見られている。

 一方で、代表チームディレクターのルイス・メノッティ氏は『ラジオ・ゴル』に対して次のように語るなど、これまで不出場の可能性を示唆してきた。

「メッシをプレーさせるのは怖い。彼はチャンピオンズ・リーグと代表チームを抱えて、精神的に疲れてしまっているように見える。とても疲れが溜まっているんだ。彼にはあまりにも多くの義務があり、精神的負担があり、責任がある」

 メッシは今シーズン、37試合出場で39ゴールを決めている。このうち直近3試合で6得点を挙げるなど、好調を維持して代表に合流。W杯の“屈辱”からリセットしたメッシは代表復帰戦でどんなプレーを見せるのか。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2019特集

2020年FC東京内定の法政大MF紺野和也、特別指定選手として登録

FC東京加入が内定している法政大MF紺野和也
 FC東京は22日、2020シーズン新加入が内定している日本大MF紺野和也(21)が『2019年JFA・Jリーグ特別指定選手』として、日本サッカー協会(JFA)に承認されたことを発表した。

 背番号は「46」に決定している。クラブを通じて、「今シーズンから少しでも多く試合に出場し、東京の勝利に貢献できるよう全力で頑張ります。応援よろしくお願いいたします」とコメントを発表した。

●MF紺野和也
(こんの・かずや)
■生年月日
1997年7月11日(21歳)
■身長/体重
161cm/58kg
■出身地
埼玉県
■経歴:
柏の葉FC-吉川ホワイトシャーク-C.A.ALEGRE-武南高-法政大

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2020年FC東京内定の法政大MF紺野和也、特別指定選手として登録

FC東京加入が内定している法政大MF紺野和也
 FC東京は22日、2020シーズン新加入が内定している日本大MF紺野和也(21)が『2019年JFA・Jリーグ特別指定選手』として、日本サッカー協会(JFA)に承認されたことを発表した。

 背番号は「46」に決定している。クラブを通じて、「今シーズンから少しでも多く試合に出場し、東京の勝利に貢献できるよう全力で頑張ります。応援よろしくお願いいたします」とコメントを発表した。

●MF紺野和也
(こんの・かずや)
■生年月日
1997年7月11日(21歳)
■身長/体重
161cm/58kg
■出身地
埼玉県
■経歴:
柏の葉FC-吉川ホワイトシャーク-C.A.ALEGRE-武南高-法政大

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ワールドグランプリで初の決勝進出に挑むブラサカ日本代表・川村からのお願い「最高のニッポンコールをください」

サポーターにむかって挨拶する(左から)高田敏志監督、川村怜、黒田智成
2020年の東京五輪にむけた「プレ・パラリンピック」と位置づけられる「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」は21日、グループリーグの3試合目が行われ、A組の日本代表は世界ランク4位のスペイン代表を1-0で下した。対スペイン戦勝利は2007年8月以来、約12年ぶり。23日の準決勝の相手は、昨年のこの大会で勝っているイングランド代表に決まった。
 
 A組1位通過を手繰り寄せたのはやはり川村怜だった。前日20日のコロンビア戦で2ゴールをあげ、スペインのマークも厳しくなったため、前半から川村は十分な間合いを与えてもらえなかったが、ほんのわずかなスキを逃さなかった。後半9分、自陣の右サイドから駆け上がり、得意のターンで中央に切り込むと相手の2人のマーカーを置きざりにする。追いすがった189cmのイヴァ・ロペスに引っ張られ、バランスを崩しながらも左足を振り切った。尻もちをつき、ゴールとは反対方向にを体を向けられてしまっても、ボールは鋭くネットを揺らした。

 「いやあ、本当にうれしいです。ここにいる皆さんの声援の力を感じました。引き分けでも決勝トーナメントに進めましたが、勝つために戦いました。スペインはさすが強豪で僕らがやろうとしてきたことにすぐに対応してきた。泥臭いけど最後、打ち切れたことがこれまでの成果だと思います」

 スタンドには家族がいた。学生時代の仲間もいた。この試合のチケットは前売り完売。1289人が来場し、スタンドは全席埋まった。それでもチケットのキャンセル待ちの人が出るほど盛り上がった。

「得点という形でみなさんにゴールの瞬間をお見せできたことがよかった。ゴール後の大歓声があるからこそ、もっとゴールをとりたいという気持ちになりますね」

 川村は以前、こんなことを話したことがある。

「目が見えなくてもこれだけやれば人間の可能性が広がるんだ、ということを示したい。見えている人たちのサッカーにも、いい影響を与えられるような存在になりたいんです」

 人の得る情報の8割は視覚に由来するといわれる。その視覚が失われた分、不自由な思いはたくさんしてきている。それは川村をはじめ、ブラインドサッカー日本代表の選手たちも例外ではない。たとえば、トイレに行くときも川村たちは見えている人の肩を借りないとたどり着けない。ただ、普段から聴覚や脳をフル回転させる習慣があるため、健常者より感覚が研ぎ澄まされている。だから仲間の声、監督やガイドの指示、ボールに入っている鈴の音だけで自分の位置、相手選手の位置、ボールの位置を察知してサッカーを成立させることができる。川村がいう「見えている人たちのサッカー」と単純に比較することはできないが、人間の可能性を示しているこの競技もサッカー同様、一人でも多くの人に見てもらいたいと願っている。

スタンドはファンで埋め尽くされた

 国内開催で注目が集まる中、川村など選手たちの可能性を引き出して12年ぶりのスペイン撃破を成し遂げた高田敏志監督も試合後、珍しく声を上ずらせた。

「勝ちにこだわって、選手がやってくれた。本当に選手を誇りに思う。前日、コロンビア戦が夜に終わり、スペイン戦までの準備期間が24時間ない中、スタッフが徹夜でスカウティングしてくれました。それでも日本がやることにスペインがそのたびに対応、対応してきて、それでもチャンスを作るためにこちらがあえて引いて、意図的にスペインに出て来させて、そのタイミングで(DFラインの)裏に出て勝った。今までそれを日本は逆にずっとやられてきた立場ですから本当に気持ちいい。普通の気持ちよさではないですね」

 得点をとって勝つ、という大きなテーマはあるが、そのためのプロセスは無数にある。それは相手が存在するからだ。だから試合前に用意していたプランも、試合中に軌道修正を求められる。だからこそ選手たちには「攻めるときも守りのポジショニングを考え、守るときも攻めのポジショニングを考える」ことを求め続け、試合の中での対応力を磨き上げてきた。

 スペイン戦でも、1-0でリードし、試合終了まで残り7分ほどで迎えたタイムアウトで、高田監督は集まってきた選手たちをフェンス際に一列に並べた。高田監督がボードを使ってポジショニングに関して指示する内容を、スタッフが選手の背中に指でなぞって示した。タイムアウトで使える時間はわずか1分。それでも勝つ確率を1%でも高めるために、ポジショニングにこだわった。

 今日22日はサッカーの日本代表のコロンビア戦が行われるが、翌23日にはブラインドサッカー日本代表がイングランド代表に挑む。ブラサカの魅力をより多くの人に知ってもらうには、勝ち続けることが一番の近道だ。川村はこう訴えた。

「23日の準決勝、必ず勝ちます。そこにむけて強い日本代表をお見せ出来るように一生懸命努力したい。みなさん、最高のニッポンコールを僕たちにください」

ワールドグランプリ 日本代表メンバー
ワールドグランプリ日程 / ルール

(取材・文 林健太郎)

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ワールドグランプリで初の決勝進出に挑むブラサカ日本代表・川村からのお願い「最高のニッポンコールをください」

サポーターにむかって挨拶する(左から)高田敏志監督、川村怜、黒田智成
2020年の東京五輪にむけた「プレ・パラリンピック」と位置づけられる「IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2019」は21日、グループリーグの3試合目が行われ、A組の日本代表は世界ランク4位のスペイン代表を1-0で下した。対スペイン戦勝利は2007年8月以来、約12年ぶり。23日の準決勝の相手は、昨年のこの大会で勝っているイングランド代表に決まった。
 
 A組1位通過を手繰り寄せたのはやはり川村怜だった。前日20日のコロンビア戦で2ゴールをあげ、スペインのマークも厳しくなったため、前半から川村は十分な間合いを与えてもらえなかったが、ほんのわずかなスキを逃さなかった。後半9分、自陣の右サイドから駆け上がり、得意のターンで中央に切り込むと相手の2人のマーカーを置きざりにする。追いすがった189cmのイヴァ・ロペスに引っ張られ、バランスを崩しながらも左足を振り切った。尻もちをつき、ゴールとは反対方向にを体を向けられてしまっても、ボールは鋭くネットを揺らした。

 「いやあ、本当にうれしいです。ここにいる皆さんの声援の力を感じました。引き分けでも決勝トーナメントに進めましたが、勝つために戦いました。スペインはさすが強豪で僕らがやろうとしてきたことにすぐに対応してきた。泥臭いけど最後、打ち切れたことがこれまでの成果だと思います」

 スタンドには家族がいた。学生時代の仲間もいた。この試合のチケットは前売り完売。1289人が来場し、スタンドは全席埋まった。それでもチケットのキャンセル待ちの人が出るほど盛り上がった。

「得点という形でみなさんにゴールの瞬間をお見せできたことがよかった。ゴール後の大歓声があるからこそ、もっとゴールをとりたいという気持ちになりますね」

 川村は以前、こんなことを話したことがある。

「目が見えなくてもこれだけやれば人間の可能性が広がるんだ、ということを示したい。見えている人たちのサッカーにも、いい影響を与えられるような存在になりたいんです」

 人の得る情報の8割は視覚に由来するといわれる。その視覚が失われた分、不自由な思いはたくさんしてきている。それは川村をはじめ、ブラインドサッカー日本代表の選手たちも例外ではない。たとえば、トイレに行くときも川村たちは見えている人の肩を借りないとたどり着けない。ただ、普段から聴覚や脳をフル回転させる習慣があるため、健常者より感覚が研ぎ澄まされている。だから仲間の声、監督やガイドの指示、ボールに入っている鈴の音だけで自分の位置、相手選手の位置、ボールの位置を察知してサッカーを成立させることができる。川村がいう「見えている人たちのサッカー」と単純に比較することはできないが、人間の可能性を示しているこの競技もサッカー同様、一人でも多くの人に見てもらいたいと願っている。

スタンドはファンで埋め尽くされた

 国内開催で注目が集まる中、川村など選手たちの可能性を引き出して12年ぶりのスペイン撃破を成し遂げた高田敏志監督も試合後、珍しく声を上ずらせた。

「勝ちにこだわって、選手がやってくれた。本当に選手を誇りに思う。前日、コロンビア戦が夜に終わり、スペイン戦までの準備期間が24時間ない中、スタッフが徹夜でスカウティングしてくれました。それでも日本がやることにスペインがそのたびに対応、対応してきて、それでもチャンスを作るためにこちらがあえて引いて、意図的にスペインに出て来させて、そのタイミングで(DFラインの)裏に出て勝った。今までそれを日本は逆にずっとやられてきた立場ですから本当に気持ちいい。普通の気持ちよさではないですね」

 得点をとって勝つ、という大きなテーマはあるが、そのためのプロセスは無数にある。
それは相手が存在するからだ。だから試合前に用意していたプランも、試合中に軌道修正を求められる。だからこそ選手たちには「攻めるときも守りのポジショニングを考え、守るときも攻めのポジショニングを考える」ことを求め続け、試合の中での対応力を磨き上げてきた。

 スペイン戦でも、1-0でリードし、試合終了まで残り7分ほどで迎えたタイムアウトで、高田監督は集まってきた選手たちをフェンス際に一列に並べた。高田監督がボードを使ってポジショニングに関して指示する内容を、スタッフが選手の背中に指でなぞって示した。タイムアウトで使える時間はわずか1分。それでも勝つ確率を1%でも高めるために、ポジショニングにこだわった。

 今日22日はサッカーの日本代表のコロンビア戦が行われるが、翌23日にはブラインドサッカー日本代表がイングランド代表に挑む。ブラサカの魅力をより多くの人に知ってもらうには、勝ち続けることが一番の近道だ。川村はこう訴えた。

「23日の準決勝、必ず勝ちます。そこにむけて強い日本代表をお見せ出来るように一生懸命努力したい。みなさん、最高のニッポンコールを僕たちにください」

ワールドグランプリ 日本代表メンバー
ワールドグランプリ日程 / ルール

(取材・文 林健太郎)

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イチロー引退にサッカー界も…バイエルン公式が異例のメッセージ発表

現役引退を発表したイチロー
 シアトル・マリナーズに所属するイチロー外野手(45)が現役引退を表明し、世界的に大きな反響が広がっている。ブンデスリーガの強豪バイエルンは公式ツイッターアメリカ版(@FCBayernUS)にて、野球界に偉大な功績を残したイチローを労うメッセージを送った。

「私たちとは違う競技だが、イチローの素晴らしさは称えられるべきだ。素晴らしいキャリア、お疲れ様でした。次の章でも幸運を祈ります」。投稿にはバッターボックスに立つイチローの写真を掲載し、ハッシュタグで「#ThanksIchiro」と敬意を示している。

 21日、東京ドームで行われたオークランド・アスレチックス戦のあと、マリナーズの公式ツイッターで引退を発表し、自らも記者会見を行った。10年連続200本安打、日米通算4367安打など、走攻守に渡って数々の金字塔を打ち立てたイチロー。オリックスからマリナーズに移籍し、メジャーで19年目のシーズンを迎えていたが、28年間の現役生活に終止符を打った。

横浜FMが緊急補強!広島DF和田拓也を期限付き移籍で獲得

和田拓也が横浜FMへ
 横浜F・マリノスは22日、サンフレッチェ広島に所属するDF和田拓也(28)が期限付き移籍で加入することを発表した。期間は2020年1月31日まで。

 東京V下部組織育ちの和田は、2009年にトップチームに昇格。ベガルタ仙台、大宮アルディージャを経て、2018シーズンに広島に加わり、昨シーズンはJ1で33試合に出場した。しかし、今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2試合の出場にとどまっていた。

 横浜FMは今月11日にDF高野遼が右膝前十字靱帯を損傷したことを発表。全治8か月になるという。これを受け、サイドバックの選手層に不安を抱え、緊急補強を決断したものとみられる。

 和田はクラブ公式サイトを通じて「歴史と伝統あるクラブに加入することができ、とても楽しみにしています。自分の経験を活かしてチームに貢献できるよう頑張りますので、これから応援よろしくお願いします」とコメントしている。

 なお、広島との公式戦に出場することはできない。

●DF和田拓也
(わだ たくや)
■生年月日
1990年7月28日(28歳)
■出身
神奈川県
■身長/体重/血液型
170cm/63kg/B型
■経歴
東京V Jrユース-東京Vユース-東京V-仙台-大宮-広島
■通算出場記録
J1リーグ:112試合2得点
J2リーグ:108試合2得点
カップ戦:9試合
天皇杯:10試合
ACL:6試合

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ネイマール不在のブラジル、背番号10は“ミランの新星”に決定

MFルーカス・パケタ(ミラン)がブラジルの10番に
 今月の国際親善試合でブラジル代表の背番号10は、ミランに所属するMFルーカス・パケタ(21)がつけることが決まった。21日、ブラジルサッカー連盟が発表した。

 今年1月にフラメンゴからミランに移籍したパケタは、パリSGやバルセロナ、レアル・マドリーなどビッグクラブが獲得を狙っていたブラジル期待の21歳。足もとの技術に優れ、ブラジル人らしい遊び心のある技を駆使するテクニシャンで、守備面の貢献や戦術的柔軟性も高く、すでに公式戦13試合で1ゴール1アシストを記録している。

 国際親善試合で23日にパナマ、26日にチェコと戦うブラジルは、これまで背番号10をつけてきたエース、FWネイマール(パリSG)が怪我により招集が見送られ、その背番号を誰がつけるか注目されていた。

▼GK
1 アリソン・ベッカー(リバプール)
22 ウェベルトン(パルメイラス)
23 エデルソン(マンチェスター・C)

▼DF
2 チアゴ・シウバ(パリSG)
3 ミランダ(インテル)
4 マルキーニョス(パリSG)
6 アレックス・テレス(ポルト)
12 アレックス・サンドロ(ユベントス)
13 ダニーロ(マンチェスター・C)
14 ファグネル(コリンチャンス)
16 エデル・ミリトン(ポルト)

▼MF
5 カゼミーロ(R・マドリー)
8 アルトゥール(バルセロナ)
10 ルーカス・パケタ(ミラン)
11 コウチーニョ(バルセロナ)
15 ファビーニョ(リバプール)
17 フェリペ・アンデルソン(ウエスト・ハム)
18 アラン(ナポリ)

▼FW
7 ダビド・ネレス(アヤックス)
9 ガブリエル・ジェズス(マンチェスター・C)
19 エベルトン(グレミオ)
20 ロベルト・フィルミーノ(リバプール)
21 リシャルリソン(エバートン)

●コパ・アメリカ(南米選手権)2019特集

Jリーガーコンビで決勝点!タイ、カンナバーロ初陣の中国を撃破

{チャナティップ}}が決勝点
 北海道コンサドーレ札幌に所属するタイ代表MFチャナティップが決勝点を挙げ、母国を決勝進出に導いた。

 21日、タイはチャイナカップ準決勝でファビオ・カンナバーロ体制初陣の中国代表と対戦。チャナティップのほか、DFティーラトン(横浜FM)とMFティティパン(大分)のJリーガー3人が先発に名を連ねた。

 決勝点が生まれたのは前半33分。MFアディサク・クライソーンのスルーパスに抜け出したティティパンがPA右からマイナスへ折り返し、ゴール前に走り込んだチャナティップが右足で流し込んだ。

 米『ESPN』によると、タイはボール保持率40%、中国のシュートを17本(枠内6本)も浴びたが最後まで得点を許さず、1-0で完封勝利。25日に行われる決勝では、22日に行われるウルグアイ対ウズベキスタンの勝者と対戦する。

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Jリーガーコンビで決勝点!タイ、カンナバーロ初陣の中国を撃破

{チャナティップ}}が決勝点
 北海道コンサドーレ札幌に所属するタイ代表MFチャナティップが決勝点を挙げ、母国を決勝進出に導いた。

 21日、タイはチャイナカップ準決勝でファビオ・カンナバーロ体制初陣の中国代表と対戦。チャナティップのほか、DFティーラトン(横浜FM)とMFティティパン(大分)のJリーガー3人が先発に名を連ねた。

 決勝点が生まれたのは前半33分。MFアディサク・クライソーンのスルーパスに抜け出したティティパンがPA右からマイナスへ折り返し、ゴール前に走り込んだチャナティップが右足で流し込んだ。

 米『ESPN』によると、タイはボール保持率40%、中国のシュートを17本(枠内6本)も浴びたが最後まで得点を許さず、1-0で完封勝利。25日に行われる決勝では、22日に行われるウルグアイ対ウズベキスタンの勝者と対戦する。

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EURO2020予選が開幕!クロアチアやベルギー、ポーランドなどが白星発進

ポーランドも白星発進
 21日、EURO2020予選が開幕した。

 2020年6月に欧州12か国で分散開催されるEURO2020。予選は、55か国が10グループに分かれてホーム&アウェー方式の総当たり戦を行い、各グループ上位2か国が本大会出場権を得る。残り4枠は、UEFAネーションズリーグのプレーオフにより決まる。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)で準優勝のクロアチア代表はアゼルバイジャン代表に苦戦しながらも2-1で辛くも勝利。ベルギー代表ロシア代表に同点に追いつかれながらも3-1で競り勝った。そのほか、オランダ代表ポーランド代表、スロバキア代表などが初戦を制した。

▼3月21日(木)
[C組]
オランダ 4-0 ベラルーシ
北アイルランド 2-0 エストニア
[E組]
クロアチア 2-1 アゼルバイジャン
スロバキア 2-0 ハンガリー
[G組]
オーストリア 0-1 ポーランド
イスラエル 1-1 スロベニア
マケドニア 3-1 ラトビア
[I組]
カザフスタン 3-0 スコットランド
キプロス 5-0 サンマリノ
ベルギー 3-1 ロシア

▼3月22日(金)
[A組]
ブルガリア 28:45 モンテネグロ
イングランド 28:45 チェコ
[B組]
ルクセンブルク 28:45 リトアニア
ポルトガル 28:45 ウクライナ
[H組]
モルドバ 28:45 フランス
アンドラ 28:45 アイスランド
アルバニア 28:45 トルコ

●EURO2020予選特集

W杯準優勝クロアチアが大苦戦…格下アゼルバイジャンに先制許すも逆転勝利

クロアチア代表が逆転勝利
[3.21 EURO予選 クロアチア2-1アゼルバイジャン]

 ロシア・ワールドカップ(W杯)準優勝のクロアチア代表は21日、EURO2020予選の第1節でアゼルバイジャン代表と対戦し、2-1で逆転勝利した。

 最新FIFAランキング3位のクロアチアはMFルカ・モドリッチやMFイバン・ラキティッチ、FWイバン・ペリシッチらが先発したが、108位アゼルバイジャンに苦戦を強いられた。

 前半19分、自陣でボールを失うと、前線でパスを受けたFWラミル・シェイダエフにドリブル突破から右足シュートを決められ、アゼルバイジャンに先制点を許してしまう。

 それでもクロアチアは前半44分、モドリッチの左CKからニアのペリシッチが頭でそらし、DFドゥイェ・チャレタ・ツァルがヘディングシュート。これはGKに止められたが、こぼれ球に反応したDFボルナ・バリシッチが左足で押し込み、試合を振り出しに戻した。

 後半34分には、敵陣で相手のクリアをブロックしたボールが左サイドに流れ、FWアンドレイ・クラマリッチが受けると、PA左から鋭い切り返しで1人をかわして右足一閃。コントロールされたシュートがゴール右隅に決まり、2-1で辛くも勝利を手にした。

●EURO2020予選特集

デパイが2G2Aと大暴れ!オランダがベラルーシに快勝で好スタート

メンフィス・デバイが大暴れ
[3.21 EURO予選 オランダ4-0ベラルーシ]

 オランダ代表は21日、EURO2020予選の第1節でベラルーシ代表をホームに迎え、4-0で快勝。2大会ぶり本大会出場へ向け、白星スタートを切った。

 最新FIFAランキング14位のオランダは、同78位ベラルーシと激突。試合は開始50秒ほどで動いた。DFイゴール・シトフの不用意なバックパスに反応したFWメンフィス・デバイがGKアンドレイ・ゴルブノフをかわして右足で流し込み、オランダが幸先よく先制した。

 さらにオランダは前半21分、右サイドからDFデンゼル・ダンフリースが上げたクロスをデパイがヒールでつなぎ、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが右足インサイドで丁寧にシュート。前半を2-0で折り返した。

 勢いが止まらないオランダは後半9分、エリア内でワイナルドゥムが倒されてPKを獲得。これをデパイがゴール左に突き刺して3-0とした。

 後半41分には、ショートコーナーの流れからデパイが右足シュート。GKが弾いたボールから放った2度目のシュートは枠を外れていたが、DFフィルヒル・ファン・ダイクが頭で押し込み、4-0で快勝した。

 オランダは24日にホームでドイツと対戦。ベラルーシは敵地で北アイルランドと戦う。

●EURO2020予選特集

守護神がミスも…アザール2発のベルギー、ロシア下して白星発進

エデン・アザールが2ゴール
[3.21 EURO予選 ベルギー3-1ロシア]

 21日、EURO2020予選が開幕。I組のベルギー代表はホームでロシア代表と対戦し、FWエデン・アザールの2ゴールの活躍により3-1で白星スタートを切った。

 最新FIFAランキング1位のベルギーは、母国開催のワールドカップで8強のロシア(50位)と激突。FWエデン・アザールとFWトルガン・アザール、FWミヒー・バチュアイ、FWドリース・メルテンスらを先発に起用し、初戦に臨んだ。

 互いに立ち上がりからアグレッシブにボールを追いかけ、なかなかゴール前までボールを運ぶことができない。それでも前半14分に試合は動いた。カウンターを仕掛けたベルギーは、左サイドのE・アザールが中央へ折り返すと、PA右手前のMFティモシー・カスターニュが落としたボールをMFユーリ・ティーレマンスが右足シュート。ベルギーが幸先よく先制した。

 しかし、ベルギーはミスからすぐ追いつかれてしまう。前半16分、DFヤン・フェルトンヘンのバックパスを受けたGKティボー・クルトワがFWアルテム・ジューバのプレスにより体勢を崩してボールロスト。MFデニス・チェリシェフに無人のゴールに流し込まれ、試合は振り出しに戻った。

 攻勢を強めるベルギーは前半38分、カウンターからティーレマンスがボールを運び、最後はバチュアイが右足シュート。決定的なシーンだったが、DFゲオルギ・ジキヤにライン上でクリアされてしまう。それでも44分、E・アザールがエリア内でMFユーリ・ジルコフに倒されてPKを獲得。これをE・アザール自らゴール右隅に沈め、2-1で前半を終えた。

 後半はなかなか追加点を奪えなかったベルギー。それでも終了間際の43分、ティーレマンスのパスをPA右で受けたメルテンスが中央に折り返し、バチュアイが足もとに収める。相手DFのマークもあってシュートは打てなかったが、こぼれ球をE・アザールが左足でねじ込んで3-1。45分にはロシアのMFアレクサンドル・ゴロビンが2枚目のイエローカードで退場となり、ベルギーが逃げ切った。

 なお、24日にベルギーはキプロス、ロシアはカザフスタンとそれぞれアウェーで対戦する。

●EURO2020予選特集

UEFA、“股間パフォ”のC・ロナウドに罰金処分…出場停止は回避

クリスティアーノ・ロナウドに対して罰金処分
 欧州サッカー連盟(UEFA)は、ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対して、2万ユーロ(約252万円)の罰金処分を科すことを決めた。英『BBC』が伝えている。

 C・ロナウドは12日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦アトレティコ・マドリー戦でハットトリックを達成。ユベントスをベスト8進出に導いた。だが、第1戦で敵将ディエゴ・シメオネ監督がみせた“股間パフォーマンス”を行い、物議を醸していた。

 このパフォーマンスに関して不適切なジェスチャーの可能性があるとして、UEFAが調査を開始。C・ロナウドに処分を科すことを決めた。その処分内容は、シメオネ監督に科したものと同等の2万ユーロ(約252万円)の罰金処分となった。

 なお、心配された出場停止処分は回避した模様。これにより、C・ロナウドは4月10日にアウェーで行われる準々決勝第1戦アヤックス戦への出場も可能となった。

●セリエA2018-19特集
●チャンピオンズリーグ(CL)18-19特集
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ラッシュフォードがイングランド代表離脱…チェコ戦で18歳FWを先発起用か

マーカス・ラッシュフォードが離脱へ
 マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWマーカス・ラッシュフォード(21)がイングランド代表を離脱することが決まった。英『スカイ・スポーツ』によると、足首の負傷が原因だという。

 ラッシュフォードは、前半だけで3人の負傷交代を強いられた先月24日のプレミアリーグ第27節リバプール戦以降、足首に問題を抱えたままプレーを続けていた。その状況で代表に招集されたが、医療スタッフにプレーは難しいと判断され、ユナイテッドに戻ることになった。

 今シーズン、すべての試合で起用してきたラッシュフォードの離脱を受け、ガレス・サウスゲート監督はFWジェイドン・サンチョ(18)かFWカラム・ハドソン・オドイ(18)を先発で起用する可能性があるという。サンチョは今季公式戦35試合で9ゴール13アシスト、初招集のハドソン・オドイは17試合で5ゴール2アシストを記録している。

 指揮官は「2日前からマーカスが厳しいことは分かっていた。他の選手にとっては、大きなチャンスだ。ジェイドンは多くの対戦経験を持っている。カラムも適応しているので、どちらかを先発で起用することに躊躇はない。彼らは準備できている。我々にとって問題はない」と、若手2人への信頼を語った。

 なお、イングランドはEURO2020予選で22日にホームでチェコ、25日にアウェーでモンテネグロと戦う。

●EURO2020予選特集

[3月22日 今日のバースデー]

Japan
DF松橋優(甲府、1985)*スピードが自慢のサイドバック。強引なドリブル突破を武器とする。
MF江口直生(秋田、1992)*パス、シュートともに高いセンスを誇るMF。FKも精度が高い。
DF坂本修佑(沼津、1993)*奈良クラブから加入したDF。初芝橋本高時代には選手権出場経験を持つ。
MF宮原和也(名古屋、1996)*足もとの技術が優れ、守備能力も高いSB。さまざまなポジションでプレーできる。

World
MFアルトゥーロ・ビダル(バイエルン、1987、チリ)*豊富な運動量で激しい守備を得意とし、攻守で高い能力を発揮するチリ代表MF。

Former
GK前川和也(元広島ほか、1968)*体格をいかしたセービングが持ち味だった元日本代表GK。息子の黛也が17年から神戸に加入した。

Others
大橋巨泉(タレント、1934)
有働由美子(アナウンサー、1969)
馬場裕之(ロバート:芸人、1979)

[3月22日 今日のバースデー]

Japan
DF松橋優(甲府、1985)*スピードが自慢のサイドバック。強引なドリブル突破を武器とする。
MF江口直生(秋田、1992)*パス、シュートともに高いセンスを誇るMF。FKも精度が高い。
DF坂本修佑(沼津、1993)*奈良クラブから加入したDF。初芝橋本高時代には選手権出場経験を持つ。
MF宮原和也(名古屋、1996)*足もとの技術が優れ、守備能力も高いSB。さまざまなポジションでプレーできる。

World
MFアルトゥーロ・ビダル(バイエルン、1987、チリ)*豊富な運動量で激しい守備を得意とし、攻守で高い能力を発揮するチリ代表MF。

Former
GK前川和也(元広島ほか、1968)*体格をいかしたセービングが持ち味だった元日本代表GK。息子の黛也が17年から神戸に加入した。

Others
大橋巨泉(タレント、1934)
有働由美子(アナウンサー、1969)
馬場裕之(ロバート:芸人、1979)

大事なのは焦れないこと…GK小島亨介「相手の土俵に引きずり込まれない」

U-22日本代表GK小島亨介
 新たな刺激を受けている。今季、早稲田大から大分トリニータに加入したGK小島亨介はプロサッカー選手となって、初めて日の丸を背負った戦いに挑もうとしている。

 J1リーグ戦での出場経験こそないものの全試合ベンチ入りを果たしており、ルヴァン杯では2試合に出場。「お客さん、クラブに関わる人の多さはプロになってすごく感じるようになり、責任感もより増した。大学時代の最後は自分が試合に出させてもらっていたが、プロになって一番下からのスタート」という小島は、大学時代よりも「日々の環境のレベルが高い」というプロの世界で自身を磨いている。

 大分では「プロの壁を越えるのは簡単ではない」と下からの突き上げを狙っているものの、U-22日本代表でのこれまでの実績は一つ頭が抜けている印象だ。第1GKとして多くの大会を戦ってきており、「自分の力を出し切ることもそうだけど、チームの連係を深めていかなければいけない。そこは自分としても責任感がある」とチームをより高みへと導こうとしている。

 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)第1節マカオ戦を翌日に控えた前日練習では、先発スタートが予想されるチームのメンバーに入っており、ゴールマウスを託されることになりそうだ。

「今までの予選を踏まえれば引いてくる相手もいた。その中でどうやって崩し、どうやって点を取っていくのかというところで、焦れないことがすごく大事。相手の土俵に引きずり込まれないように、90分を通して自分たちのサッカーができるように主導権を握ってやりたい」

 格下とも言える相手となるが、決して気を抜かない。次戦以降に弾みをつけるためにも、「自分たちのサッカー」で勝利だけを目指す。

(取材・文 折戸岳彦)
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