[NB CHAMPIONSHIP U-13]印象的なプレー見せた横浜FCのダブルボランチ、高橋&笹(6枚)

MF高橋友矢は中盤で奮闘
 U-13世代の強豪32チームが優勝を争った「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」は22日に決勝戦を行い、川崎フロンターレU-13(神奈川)と横浜FCジュニアユース(神奈川)が対戦。川崎Fが1-1で突入したPK戦を5-4で制し、頂点に立った。
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019

[NB CHAMPIONSHIP U-13]横浜FCは庄司スルーパスからFW多田が先制点!(8枚)

後半10分、FW多田雄貴が先制ゴール
 U-13世代の強豪32チームが優勝を争った「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」は22日に決勝戦を行い、川崎フロンターレU-13(神奈川)と横浜FCジュニアユース(神奈川)が対戦。川崎Fが1-1で突入したPK戦を5-4で制し、頂点に立った。
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加藤弾丸FK、三戸2発、エース植中待望1号!! JFAアカデミー福島、連日の逆転導いた『48%』説

祝福されるJFAアカデミー福島U-18のMF三戸舜介(2年)
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会A組第2節 JFAアカデミー福島U-18 4-1 秋田U-18 前橋フA]

 日本クラブユース選手権(U-18)大会は22日、第2節が行われ、JFAアカデミー福島U-18(東海2)がブラウブリッツ秋田U-18(東北3)を4-1で破った。初出場の秋田はFW鐙彗隼(1年)のゴールで先制したが、そこからJFAアカデミーが4点を奪って逆転。いずれも一度はリードされながらの開幕2連勝で決勝トーナメントに大きく前進した。

 試合は早々に動いた。大会初戦を0-2で落とした秋田は前半11分、右サイドを駆け上がったDF原田拓真(3年)が高軌道のクロスを送ると、JFAアカデミー守備陣はこれに対応できず、1年生ストライカーの鐙がワンタッチシュート。これがゴールマウスに吸い込まれ、初出場2試合目で待望の大会初ゴールが決まった。

 しかし、開幕節の川崎F戦(○3-2)で前半2分に先制しながらも一時逆転され、そこから再逆転を果たしていたJFAアカデミーは冷静だった。「1-0で勝っている場合、勝ち点3を取れる確率は52%。それが2-0になれば90%に上がるからそこを目指そうという話をしていた。また、もし0-1になっても48%は勝ち点を取れる。そこでいつもどおりやらないといけないという話もしていた」(船越優蔵監督)。

 前日とは異なる教訓が生きたが、この言葉どおりにすぐさま同点ゴールがもたらされた。前半16分、MF高木一史(3年)のクサビがFW植中朝日(3年)に入ると、相手のファウルを誘ってゴール前左の位置でFKを獲得。キッカーは左利きのDF加藤聖(3年)。強烈なストレートボールで相手のディフレクションを導き、ボールはゴールネットに突き刺さった。

 さらに前半18分、JFAアカデミーは右サイドを攻め上がったDF加々美蓮(3年)のクロスが中央に送られると、植中の落としからスペースに潜り込んだMF三戸舜介(2年)がワンタッチで決めて瞬く間に逆転。秋田は同28分、1年生2人を下げてFW鈴木渓斗(3年)とFW柴田倭(3年)を送り込んだが、同34分のDF高橋聖和(3年)のヘッドはミートしなかった。

 ハーフタイムが明けてもJFAアカデミーのペースは続く。後半3分、MF向井ひな太(3年)のクロスは惜しくも通らなかったが、そこで得た加藤のCKからエースの植中が惜しいヘディングシュート。すると同12分、ハイプレッシャーで奪ったボールをMF橋田尚希(3年)のパスから三戸が決め、目標としていた2点リードを達成した。

 積極的に交代策を使った秋田は後半21分、MF岡部祐仁(3年)のクロスに柴田が飛び込むも、わずかに合わず。すると同31分、JFAアカデミーは選手交代で右サイドハーフに回った加藤のカットインパスから植中が決めてダメ押し。「ストライカーにとって大事。どんなゴールでもいい」(船越監督)という大会初ゴールで開幕2連勝を彩った。

 今大会に向けては「真剣勝負を7試合できるように頑張ろう」という意気込みで取り組んでいるというJFAアカデミー。そのためには「全ての試合に勝つこと、必然的に優勝」を目指す形となるが、ここまではパターン化された攻撃が順調に成果を出しており、盤石の結果とも言える。

 しかし、順位表に目を向ければ川崎F U-18、三菱養和SCユースが勝ち点3で追ってきており、最終節の養和戦に敗れれば敗退もあり得る状況。船越監督は「まだ何もない。最終戦までグループリーグは突破していないし、そこで養和とできるということの方が彼らにとっては成長になる」と引き締め、2日後の決戦に気持ちを向けていた。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

[NB CHAMPIONSHIP U-13]横浜FCジュニアユースが鹿島つくばジュニアユースを1-0で撃破!(16枚)

後半6分、横浜FCのMF伊藤晏理が決勝点
 U-13世代の強豪チームが優勝を争う「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」は22日午前に準決勝を行い、鹿島アントラーズつくばジュニアユース(茨城)と横浜FCジュニアユース(神奈川)との一戦は、交代出場MF伊藤晏理の決勝点によって横浜FCが1-0で勝った。
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ラムジー、ラビオ、デ・リフト…戦力充実もサッリは更なる補強を希望

ユベントスを率いるマウリツィオ・サッリ監督
 ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督は、さらなる補強に期待しているようだ。

 アヤックスからDFマタイス・デ・リフトを獲得し、MFアーロン・ラムジーやMFアドリアン・ラビオらの確保にも成功しているユベントス。新シーズンに向けての陣容は充実しているが、サッリ監督はさらなる補強を望んでいるようだ。

 21日のインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)2019でトッテナムに2-3で敗れた後、サッリ監督は以下のように語った。

「特定のポジションには選手が大勢いるが、少ないポジションもある。トリノには7人の負傷している選手がおり、5人が代表から戻っていない」

「現時点からトランスファーウィンドウの終わりまでに、このクラブは収入面(選手の放出)で何かをしなければならないと思う。だが、投資面(選手の獲得)でも何かをしなければいけないだろう」

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「ゴールはあの舞台」“激震”乗り越えた東京Vユース、恩師に見せた7発圧勝劇

7得点の圧勝劇を見せた東京ヴェルディユース
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会C組第2節 東京Vユース 7-0 鳥取U-18 前橋フC]

 日本クラブユース選手権(U-18)大会は22日、第2節が行われ、東京ヴェルディユース(関東3)がガイナーレ鳥取U-18(中国3)に7-0で大勝した。トップチームの永井秀樹監督が見守る中、無得点だった開幕節の鬱憤を晴らすゴールラッシュを披露。24日の次節・仙台ユース戦に勝てば自力での決勝トーナメント進出が決まる。

 今大会の開幕からわずか4日前、東京Vユースには激震が走っていた。2017年から指揮を執っていた永井監督がトップチームに引き抜かれ、大舞台を目前に体制変更が行われたのだ。S級ライセンスの交付直後とあり、既定路線であったことも推測されるが、選手たちにとっては急転直下の出来事だった。

「ミーティングで涙ながらに……という選手もいて、それを目の当たりにすればするほど、なんとかこの子たちにいいサポートをしなきゃと思いました」。急遽、今大会で代役を務めることになった元日テレ・ベレーザ指揮官の寺谷真弓監督は選手たちの動揺を素直に認める。

 なにせ現在の3年生は、永井前監督が初めて3年間かけて指導してきた選手たち。「やることを変えずにやろうというのがテーマ。スタッフの配置も大きく変えずにやるという選択をした」(寺谷監督)ため、積み上げてきたポゼッションスタイルに変化はないが、ピッチ上への影響は避けられない。

 そうして迎えた初戦は大分U-18に0-1で敗れた。指揮官が「思うような形が出てこなかった中でもチャンスはいくつかあったけど、単純にシュート数が少なかった」と振り返ったように、公式記録上のシュート数はわずか5本。「全部が決定機だった」とはいえ、課題は明白だった。

 第2節でも敗れればグループリーグ敗退の可能性もある。そこでチームは一つのミッションを共有していた。「最低でも前半7本、後半7本はシュートを打とう」(寺谷監督)。グループリーグは前後半35分ハーフで行われているため、5分に1本はシュートを狙おうという計算だ。

 そうした意識付けは『7ゴール』という結果となって表れた。試合は5-3-1-1で構える鳥取に対し、6トップ気味に前線に張り出す東京Vが一方的に押し込む構図。東京Vは序盤こそバウンドが安定しないピッチに苦しむ場面もあったが、まずは左サイドバックDF遠藤海斗(3年)の個人技がこじ開けた。

 前半19分、FW松橋優安(3年)のパスから遠藤が左サイドを駆け上がると、折り返しにMF天満恭平(3年)がワンタッチで合わせて先制。さらに同24分、最終ラインのDF馬場 晴也(3年)を起点とした崩しで再び左サイドを遠藤が破り、クロスは鳥取GK内田大貴(3年)に阻まれたが、こぼれ球をMF石浦大雅(3年)が冷静に流し込んだ。

 なおも東京Vは止まらない。相手が左サイドを警戒してくると見るや、今度は中央のスペースを有効に支配。前半30分、右サイドでタメを作ったMF阿野真拓(1年)のクロスに松橋が左足で合わせて3点目。同34分にはDF藤田譲瑠チマ(3年)のボール奪取から中央を崩し、石浦のパスから阿野が決めて前半に4点のリードを奪った。

 前線4枚がそろい踏みをしての4得点。加えて前半シュート数8本もミッションクリアだ。しかし、選手たちは派手に喜ぶ様子を見せなかった。「昨日の仙台が3-1だったので、最低限それより多く取ろうと目指していた」(寺谷監督)。最終節、順位を争う仙台との直接対決を見越し、得失点差を意識していたようだ。

 そのため、ハーフタイムが明けても勢いを止めるつもりはなかった。積極的な選手交代の影響でカウンターを受ける回数は増えたが、その裏を突いた後半22分、阿野のパスから松橋が2点目を決めて5点差。同28分には阿野も2点目を決めると、アディショナルタイムには途中出場FW松井陽斗(3年)が華麗なワンツーから流し込み、攻め続けた試合を締めた。

 この日はトップチームの練習がオフだったため、Jリーグ初陣を劇的な逆転勝利で飾ったばかりの永井前監督も観戦に訪れていた。試合前には「全国の人たちに自分たちのサッカーを発表しよう」と普段どおりの発破をかけ、試合後には選手一人一人に細かい指導も行うなど、なおも続いている師弟関係をうかがわせた。

 これもトップチームとアカデミーが進めていくべき連携の一環。そうした繋がりは選手たちが目指す“ゴール”への意識にも大きな影響を及ぼしているようだ。

「大会に向けては勝つことが大事だし、目標は優勝だけど、ゴールはトップの試合で活躍すること。今回、永井さんが監督になって、それをより明確に描けるようになったと思う」と寺谷監督は語る。

 実際、永井監督のJリーグ初陣ではMF藤本寛也、MF森田晃樹、MF山本理仁といった教え子たちが存在感を発揮。この日は同じ高校3年生世代の山本も観戦していたが、ユースの選手たちも後に続こうという気概にあふれている。

「保坂さん(保坂信之コーチ)が『お前たちも来週はあそこに出ろと言われたら出られるチャンスがあるし、そうなった時に100%のプレーができる準備をしないといけない。ゴールはあの舞台だ』と話していた。大会ではチームとしてまとまって勝つ。ただ、ゴールはトップチームで勝つことです」(寺谷監督)。

 最終節は引き分け以下で敗退が決定。しかし、これまで永井監督が掲げてきた『圧倒して圧勝』というコンセプトを貫き、トップチームに必要とされる選手を目指している以上、その状況に不安はない。「とにかく守備に回るんじゃなく、攻撃的にどんどん行きたい」(松橋)。自信を取り戻す圧勝劇を引っさげ、東京Vユースは堂々と2日後の決戦に挑む。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

「ゴールはあの舞台」“激震”乗り越えた東京Vユース、恩師に見せた7発圧勝劇

7得点の圧勝劇を見せた東京ヴェルディユース
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会C組第2節 東京Vユース 7-0 鳥取U-18 前橋フC]

 日本クラブユース選手権(U-18)大会は22日、第2節が行われ、東京ヴェルディユース(関東3)がガイナーレ鳥取U-18(中国3)に7-0で大勝した。トップチームの永井秀樹監督が見守る中、無得点だった開幕節の鬱憤を晴らすゴールラッシュを披露。24日の次節・仙台ユース戦に勝てば自力での決勝トーナメント進出が決まる。

 今大会の開幕からわずか4日前、東京Vユースには激震が走っていた。2017年から指揮を執っていた永井監督がトップチームに引き抜かれ、大舞台を目前に体制変更が行われたのだ。S級ライセンスの交付直後とあり、既定路線であったことも推測されるが、選手たちにとっては急転直下の出来事だった。

「ミーティングで涙ながらに……という選手もいて、それを目の当たりにすればするほど、なんとかこの子たちにいいサポートをしなきゃと思いました」。急遽、今大会で代役を務めることになった元日テレ・ベレーザ指揮官の寺谷真弓監督は選手たちの動揺を素直に認める。

 なにせ現在の3年生は、永井前監督が初めて3年間かけて指導してきた選手たち。「やることを変えずにやろうというのがテーマ。スタッフの配置も大きく変えずにやるという選択をした」(寺谷監督)ため、積み上げてきたポゼッションスタイルに変化はないが、ピッチ上への影響は避けられない。

 そうして迎えた初戦は大分U-18に0-1で敗れた。指揮官が「思うような形が出てこなかった中でもチャンスはいくつかあったけど、単純にシュート数が少なかった」と振り返ったように、公式記録上のシュート数はわずか5本。「全部が決定機だった」とはいえ、課題は明白だった。

 第2節でも敗れればグループリーグ敗退の可能性もある。そこでチームは一つのミッションを共有していた。「最低でも前半7本、後半7本はシュートを打とう」(寺谷監督)。グループリーグは前後半35分ハーフで行われているため、5分に1本はシュートを狙おうという計算だ。

 そうした意識付けは『7ゴール』という結果となって表れた。試合は5-3-1-1で構える鳥取に対し、6トップ気味に前線に張り出す東京Vが一方的に押し込む構図。東京Vは序盤こそバウンドが安定しないピッチに苦しむ場面もあったが、まずは左サイドバックDF遠藤海斗(3年)の個人技がこじ開けた。

 前半19分、FW松橋優安(3年)のパスから遠藤が左サイドを駆け上がると、折り返しにMF天満恭平(3年)がワンタッチで合わせて先制。さらに同24分、最終ラインのDF馬場 晴也(3年)を起点とした崩しで再び左サイドを遠藤が破り、クロスは鳥取GK内田大貴(3年)に阻まれたが、こぼれ球をMF石浦大雅(3年)が冷静に流し込んだ。

 なおも東京Vは止まらない。相手が左サイドを警戒してくると見るや、今度は中央のスペースを有効に支配。前半30分、右サイドでタメを作ったMF阿野真拓(1年)のクロスに松橋が左足で合わせて3点目。同34分にはDF藤田譲瑠チマ(3年)のボール奪取から中央を崩し、石浦のパスから阿野が決めて前半に4点のリードを奪った。

 前線4枚がそろい踏みをしての4得点。加えて前半シュート数8本もミッションクリアだ。しかし、選手たちは派手に喜ぶ様子を見せなかった。「昨日の仙台が3-1だったので、最低限それより多く取ろうと目指していた」(寺谷監督)。最終節、順位を争う仙台との直接対決を見越し、得失点差を意識していたようだ。

 そのため、ハーフタイムが明けても勢いを止めるつもりはなかった。積極的な選手交代の影響でカウンターを受ける回数は増えたが、その裏を突いた後半22分、阿野のパスから松橋が2点目を決めて5点差。同28分には阿野も2点目を決めると、アディショナルタイムには途中出場FW松井陽斗(3年)が華麗なワンツーから流し込み、攻め続けた試合を締めた。

 この日はトップチームの練習がオフだったため、Jリーグ初陣を劇的な逆転勝利で飾ったばかりの永井前監督も観戦に訪れていた。試合前には「全国の人たちに自分たちのサッカーを発表しよう」と普段どおりの発破をかけ、試合後には選手一人一人に細かい指導も行うなど、なおも続いている師弟関係をうかがわせた。

 これもトップチームとアカデミーが進めていくべき連携の一環。そうした繋がりは選手たちが目指す“ゴール”への意識にも大きな影響を及ぼしているようだ。

「大会に向けては勝つことが大事だし、目標は優勝だけど、ゴールはトップの試合で活躍すること。今回、永井さんが監督になって、それをより明確に描けるようになったと思う」と寺谷監督は語る。

 実際、永井監督のJリーグ初陣ではMF藤本寛也、MF森田晃樹、MF山本理仁といった教え子たちが存在感を発揮。この日は同じ高校3年生世代の山本も観戦していたが、ユースの選手たちも後に続こうという気概にあふれている。

「保坂さん(保坂信之コーチ)が『お前たちも来週はあそこに出ろと言われたら出られるチャンスがあるし、そうなった時に100%のプレーができる準備をしないといけない。ゴールはあの舞台だ』と話していた。大会ではチームとしてまとまって勝つ。ただ、ゴールはトップチームで勝つことです」(寺谷監督)。

 最終節は引き分け以下で敗退が決定。しかし、これまで永井監督が掲げてきた『圧倒して圧勝』というコンセプトを貫き、トップチームに必要とされる選手を目指している以上、その状況に不安はない。「とにかく守備に回るんじゃなく、攻撃的にどんどん行きたい」(松橋)。自信を取り戻す圧勝劇を引っさげ、東京Vユースは堂々と2日後の決戦に挑む。

(取材・文 竹内達也)
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2部移籍も「やりがいのあるポジションでできる」…デポルティボMF柴崎が入団会見

デポルティボに加入したMF柴崎岳
 スペイン2部のデポルティボに加入した日本代表MF柴崎岳が22日、入団会見を行った。クラブ公式HPが伝えている。

 デポルティボは今年1月の移籍市場でも柴崎に注目。獲得に迫っていたが、当時所属していたヘタフェの求める高額な移籍金などを理由に断念していた。しかし、ラブコールが実る形で、今月14日に完全移籍での加入が発表されていた。

 1部のヘタフェから2部のデポルティボへの移籍となったが、柴崎は「ボランチでこのクラブが考えてくれているということを聞いたので、2部でも自分がやりがいのあるポジションでできる」とボランチでプレーできること、さらに「このクラブが常に僕を欲しがってくれていた」とクラブの熱意を感じたことを移籍の理由として挙げた。

 昨季リーグ戦6位だったクラブは、1部昇格プレーオフの決勝まで進んだものの、マジョルカに敗れて昇格を逃した。「なるべく多くの試合に出て、昇格という目標を達成するだけ。日程的にも長く、フィジカル的にもきつくなるシーズンと予想するが、これまでと同じように努力をしっかり続け、チームに貢献したい」と新たな戦いがスタートする。

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【動画】バルセロナが都内で練習…世界最高峰のパス回し

【動画】バルセロナが都内で練習…世界最高峰のパス回し
 21日に来日したバルセロナが22日、都内で練習を行った。練習は冒頭15分間のみ公開され、今夏に鹿島から加入したMF安部裕葵は別メニュー調整だった。バルセロナは23日に埼玉スタジアムでチェルシーと対戦する。

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[MOM2917]仙台ユースDF佐々木勇輔(3年)_左サイドハーフ転向で武器のクロスが脅威に

ベガルタ仙台ユースの佐々木勇輔は左SHのポジションで躍動
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会C組第2節 仙台ユース 2-2 大分U-18 前橋フC]

 今シーズン開幕後、なかなかプリンスリーグ東北では先発出場できず苦しみ続けたベガルタ仙台ユースDF佐々木勇輔(3年)。そのような状況の中、壱岐友輔監督は「サイドバックもサイドハーフもできるとプレーの幅が広がる」と6月末のプリンスリーグ東北再開後から、佐々木を本職の左SBではなく、1列前の左SHで起用し始めた。

 すると、7月6日の学法石川高戦では左サイドからの精度の高いクロスボールを連発し、3得点全てをクロスでアシストする活躍を見せた。「サイドバックより高い位置で仕掛けられて、自分の特長であるクロスを生かせるのでやりやすい」と佐々木は確かな手応えを得ていた。

 今大会も左SHで出場し、初戦の鳥取U-18戦でも1アシスト。そして、この日の大分U-18戦も後半25分に「自分の特長はクロスなので、そのタイミングでカウンターになった時、自分が走って相手の背後を突きに行って、自分が何とかして追いつこうと思っていました。それがゴールにつながったのは良かったと思います」と放ったクロスがPA内での相手ハンドを誘発した。PKでの同点ゴールにつなげ、チームに大きく貢献。武器であるクロスは全国大会でも対戦相手の脅威となっている。

「次の相手は関東の強いチームですが、絶対勝ってノックアウトステージに行きたい」と意気込む。新たなポジションで輝きを放ち始めた佐々木は、今やチームのキーマンとなりつつある。
 
(取材・文 小林健志)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

「歴史を変えたい」4年前のベスト4越え狙う仙台ユースが2点差追いつき、大分U-18とドロー

後半25分、ベガルタ仙台ユースFW清水一雅が右足で同点PKを決める
[7.22 日本クラブユース選手権U-18大会C組第2節 仙台ユース 2-2 大分U-18 前橋フC]

 第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は22日、グループステージ第2節が行われ、第1節でガイナーレ鳥取U-18に3-1と快勝したベガルタ仙台ユースと、東京ヴェルディユースに1-0で勝利した大分トリニータU-18が対戦した。

 前半ペースを握ったのは大分。「選手がしっかりチャレンジできた」と山崎哲也監督が評価した通り、3-4-3のフォーメーションで両WBが高い位置を取り、ゴール前で分厚い攻めを見せた。

 前半10分、CKのチャンスを得ると、「今大会コーナーキックの調子が良かった」というMF工藤大雅(3年)のゴール正面へのキックに対し、「大雅から良いボールが上がってきたので合わせるだけ。良いコースに行って良かったです」と振り返ったFW小浜耀人(3年)が東京Vユース戦に続く、2試合連続のヘディングシュートを決めて先制。さらに30分、再三右サイドから良いクロスを上げていたMF西城響也(3年)のクロスに小浜が触れ、最後は「中で駆け引きして待っていたらクロスが来ました」という工藤がゴールに押し込み追加点。前半はほぼ一方的な展開で2点のリードを奪った。

 しかし、「2失点したからこそ、やるしかないだろう、とハーフタイムで全体の気持ちがまとまった」と壱岐友輔監督が語った通り、仙台の選手たちはこの状況で吹っ切れて、後半は積極的に前に出始めた。特にDF登録ながら7月のプリンスリーグ東北から左サイドハーフで起用されている佐々木勇輔(3年)が馬力のある縦突破からクロスボールを上げてチャンスをつくり出す。そうした中、後半11分大分U-18に思わぬミスが起きる。DF高崎弘輝(2年)がGK木戸雄登(3年)へとバックパスをするが、これがイレギュラーしてコースが変わり、自陣のゴールに入ってオウンゴールとなってしまう。

 これで勢いづいた仙台は一転して攻勢に転じる。大分陣内に入って決定機をつくり出す中、後半25分、佐々木のクロスがPA内で大分・工藤の手に当たってハンドの判定。PKを獲得した。「PKは決める自信があった」とPAにすぐにボールを持っていたFW清水一雅(3年)が落ち着いてPKをゴール左隅に決めて同点に追いついた。その後、大分も反撃に転じたが、仙台はU-18日本代表候補GK小畑裕馬(3年)を中心に最後まで集中して守り切り、2-2の引き分けに終わった。

 価値ある勝ち点1でC組首位を守った仙台の壱岐監督は「この戦いを前に勝ち点1以上は必ず取ろうと話し、全員が共有のイメージを持ってトライできた」と最低でも引き分けというゲームプラン達成を評価した。

 その上で「前半のセットプレーや1対1での軽い守備で2失点し、一瞬の隙を見せると失点してしまうということを体感したと思います」と前半の反省も忘れなかった。鳥取戦でハットトリックを達成し、この日も同点のPKを決めた清水は上州FC高崎出身。「(家族や知人など)みんな忙しい中、わざわざ見に来てくれて、感謝の気持ちを見せられたら、と思い、点を取れるように頑張りました」と地元で躍動する姿を見せる清水は「ここ3年、ノックアウトステージに進めていないので、自分たちが歴史を変えられたら」と、ベスト4となった2015年以来4年ぶりのグループステージ突破へ意欲を見せた。

 一方、勝ちきれなかった大分は「正直言えば勝ちたかった試合。点を取ったことで勢いを増した相手にビビって、前半できていたチャレンジができなくなったことがこういう結果につながりました」と山崎監督が悔やみ、「今日のゲームからしっかり学んで自分たちらしいサッカーができれば」と選手たちにこの日の悔しさを糧に第3節・鳥取戦へ向かわせようとしていた。工藤も「自分たちのサッカーができるように明後日に向けて練習していきたい」と幅と厚みのある攻撃を積極的に仕掛ける、自分たちのスタイルをもう一度取り戻そうと決意を新たにした。
   
(取材・文 小林健志)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

イニエスタが若武者たちにエール、久保&安部は「何より若い。色々吸収していくだろう」

MFアンドレス・イニエスタが久保&安部について言及
 22日、ラ・リーガの公式アイコンに就任したMFアンドレス・イニエスタが同リーグに挑戦する若武者にエールを送った。

 イニエスタは都内で行われたラ・リーガ公式アイコン就任会見に出席。質疑応答の時間では、ちょうど1年前の7月22日にJリーグデビューを果たしたことにも触れ、「新しいことを経験している。日本のファンは本当に熱心に応援してくれていて、皆さんのおかげで楽しめている」とサポーターに感謝を述べた。

 さらに、質問はレアル・マドリーに移籍したMF久保建英バルセロナに移籍したFW安部裕葵の話題に。「久保の印象」というメディアからの質問だったが、イニエスタは「2人、久保と安部ですよね」と口にし、「非常に能力がある。ポテンシャルの高いチームに挑むが、何よりも彼らは若い。色々なものを吸収して、もっと良くなっていくでしょう」と期待をかけた。

(取材・文 石川祐介)
●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集

“少年サッカーの町”復権へ…町田がジュニアチーム再結成を発表

町田が少年サッカーの町復権を目指す(写真はクラブ提供)
 FC町田ゼルビアが22日、20年度よりジュニアチームを設立すると発表した。

 少年サッカーの町の復権を目指すことになる。町田の起源は、1977年に設立された小学生の選抜チームの「FC町田」で、1981年の全国少年サッカーで初優勝。清水FCとしのぎを削るなど、伝説のクラブとして語り継がれてきた。

 クラブとしてはジュニアチームを再結成させることで、一貫したアカデミー組織の構築、そして世界で活躍する選手の育成を目指したい考えでいるという。

 20年度より立ち上げるため、初年度はU-10チームのみの活動となる。詳細は公式サイト(http://www.zelvia.co.jp/news/news-142332/)を参照。

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王者同士の一戦…湘南×アトレチコ・パラナエンセのTV放送が決定

昨季のルヴァン杯を制した湘南ベルマーレ
 日本サッカー協会(JFA)は22日、8月7日に行われる『JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ 王者決定戦』が『スカサカ!(CH800/580)』で放送されることが決定したと発表した。

 同大会はルヴァン杯王者である湘南ベルマーレとCONMEBOLスダメリカーナであるアトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)が対戦。湘南の本拠地であるShonan BMWスタジアムで開催され、キックオフは19時予定。

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@bookfun155 分野研究家

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グリエーズマン「心はバルサ」…移籍“泥沼化”もピシャリ

会見にグリエーズマンはラキティッチとともに出席した
 今夏、アトレティコ・マドリーからバルセロナに加わったFWアントワーヌ・グリエーズマンにとって、23日に行うRakuten CUPのチェルシー戦が初陣となる

 しかし先日、A・マドリーが違約金が足りていないとして公式サイトで「一方的に契約を解除した」と声明を出すなど、泥沼化の様相を呈している。

 これについて問われたグリエーズマンは「前のチームでクラブの顔になっていたので、そういうことだと思う。ただもう私はバルサの戦術に馴染むことを考えている。心はこちらにある」とピシャリ。

 さらに「アトレティコはいい結果が出ることを祈っている。今はバルサとしていい結果を出したいと考えている」と話していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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グリエーズマン「心はバルサ」…移籍“泥沼化”もピシャリ

会見にグリエーズマンはラキティッチとともに出席した
 今夏、アトレティコ・マドリーからバルセロナに加わったFWアントワーヌ・グリエーズマンにとって、23日に行うRakuten CUPのチェルシー戦が初陣となる

 しかし先日、A・マドリーが違約金が足りていないとして公式サイトで「一方的に契約を解除した」と声明を出すなど、泥沼化の様相を呈している。

 これについて問われたグリエーズマンは「前のチームでクラブの顔になっていたので、そういうことだと思う。ただもう私はバルサの戦術に馴染むことを考えている。心はこちらにある」とピシャリ。

 さらに「アトレティコはいい結果が出ることを祈っている。今はバルサとしていい結果を出したいと考えている」と話していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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バルサ安部は別メニュー調整…町田市陸上競技場でチェルシー戦前日練習

安部裕葵は完全別メニューで調整を行った
 バルセロナが23日に埼玉スタジアムで行うRakuten CUPのチェルシー戦に向けた前日練習を、町田市陸上競技場で行った。

 冒頭の15分間のみメディアに公開されたが、鹿島アントラーズから加入したばかりのFW安部裕葵は全体練習が始まってから約5分後に登場。しかしピッチ奥で一人、ボールを使わない完全別メニュー調整を行っていた。

 会見にはMFイバン・ラキティッチとFWアントワーヌ・グリエーズマンが出席。ラキティッチが「明日に向けてとても気持ちが高まっている。ファンがたくさん来ていると思うので、一緒に楽しみたい」と話せば、“バルサ初陣”となるグリエーズマンも「移籍した結果に満足している。早くプレーしたいという意欲に溢れている」と意気込みを語っていた。

 試合は明日23日に埼玉スタジアムで19時30分にキックオフ。WOWOWで生中継されるほか、Rakuten TVでも生配信される。

(取材・文 児玉幸洋)
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バルサ安部は別メニュー調整…町田市陸上競技場でチェルシー戦前日練習

安部裕葵は完全別メニューで調整を行った
 バルセロナが23日に埼玉スタジアムで行うRakuten CUPのチェルシー戦に向けた前日練習を、町田市陸上競技場で行った。

 冒頭の15分間のみメディアに公開されたが、鹿島アントラーズから加入したばかりのFW安部裕葵は全体練習が始まってから約5分後に登場。しかしピッチ奥で一人、ボールを使わない完全別メニュー調整を行っていた。

 会見にはMFイバン・ラキティッチとFWアントワーヌ・グリエーズマンが出席。ラキティッチが「明日に向けてとても気持ちが高まっている。ファンがたくさん来ていると思うので、一緒に楽しみたい」と話せば、“バルサ初陣”となるグリエーズマンも「移籍した結果に満足している。早くプレーしたいという意欲に溢れている」と意気込みを語っていた。

 試合は明日23日に埼玉スタジアムで19時30分にキックオフ。WOWOWで生中継されるほか、Rakuten TVでも生配信される。

(取材・文 児玉幸洋)
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安部は内気?ラキティッチが“心配”も「能力は十分にある」

ラキティッチが会見に臨んだ
 バルセロナのMFイバン・ラキティッチとFWアントワーヌ・グリエーズマンが22日、Rakuten CUPのチェルシー戦に向けた前日会見に出席した。

 バルセロナには今夏、鹿島アントラーズからFW安部裕葵が新加入。日本での注目度もさらに高まっているが、安部について問われたラキティッチは「まだ一緒に練習をしていないけど、バルサに移籍して来ると言うことは能力が十分にある選手だと考えている」と期待を寄せる。

 しかし「言葉の問題もあると思うが、少し内気なように思う」と“心配”な面を明かすも、「ただファミリーとして歓迎しているので、一緒に質の高いプレーをして楽しみたい」とサポートを約束した。

 今夏、バルセロナは安部の他に21歳MFフレンキー・デ・ヨングらを獲得。海外メディアからはラキティッチに対して移籍の可能性をぶつけていたが、「引き続きバルサでプレーしたい。いつも(移籍については)オープンではあるが、まだ契約が残っている。ほかのチームから興味を持たれているのは光栄なこと。今季は新加入の選手も入ったので、もっと強いチームになって最高のシーズンにしたい」とかわしていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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安部は内気?ラキティッチが“心配”も「能力は十分にある」

ラキティッチが会見に臨んだ
 バルセロナのMFイバン・ラキティッチとFWアントワーヌ・グリエーズマンが22日、Rakuten CUPのチェルシー戦に向けた前日会見に出席した。

 バルセロナには今夏、鹿島アントラーズからFW安部裕葵が新加入。日本での注目度もさらに高まっているが、安部について問われたラキティッチは「まだ一緒に練習をしていないけど、バルサに移籍して来ると言うことは能力が十分にある選手だと考えている」と期待を寄せる。

 しかし「言葉の問題もあると思うが、少し内気なように思う」と“心配”な面を明かすも、「ただファミリーとして歓迎しているので、一緒に質の高いプレーをして楽しみたい」とサポートを約束した。

 今夏、バルセロナは安部の他に21歳MFフレンキー・デ・ヨングらを獲得。海外メディアからはラキティッチに対して移籍の可能性をぶつけていたが、「引き続きバルサでプレーしたい。いつも(移籍については)オープンではあるが、まだ契約が残っている。ほかのチームから興味を持たれているのは光栄なこと。今季は新加入の選手も入ったので、もっと強いチームになって最高のシーズンにしたい」とかわしていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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ユース取材ライター陣が推薦するインターハイ注目の11傑vol.3

土屋氏が注目するDF佐藤イライジャ(大成高3年)
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『インターハイ注目の11傑』」

 ゲキサカでは、7月26日に開幕する令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)の注目選手を大特集。「インターハイ注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣にインターハイ注目の11選手を紹介してもらいます。第3回は(株)ジェイ・スポーツで『デイリーサッカーニュース Foot!』を担当する傍ら、東京都中心にユース年代のチーム、選手を取材、そしてゲキサカコラム『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』も連載中の土屋雅史氏による11名です。

土屋雅史氏:「沖縄の暑い夏を彩る可能性を秘めている選手について、ここでいろいろとご紹介できるのは嬉しい限り。最近必ず設けている選考基準は “1チーム1名”と“過去にご紹介したことのない選手”です。強豪が潰し合うブロックができたことで、例年以上にあっと驚く上位進出校が出てくる可能性も。ここに挙げさせてもらった11人はもちろん、1人でも多くの選手が南国の地で一生の思い出を作ってくれたらいいなあと思っています」

以下、土屋氏が注目する11名

GK北村公平(桐光学園高2年)
「悲願の全国制覇を狙う桐光学園の守護神は、決してサイズに恵まれている訳ではないものの、ハイボールも苦にしないジャンプ力と、至近距離からの反応速度の速さなど、GKとしてのパラメータが全体的に高く、確かな安定感が光っている。昨年は入学早々にポジションを掴み、全国総体でも決勝進出に貢献したが、その決勝では後半終了間際に同点弾を、延長で勝ち越し弾を奪われ、あと一歩で戴冠を逃す経験も。あるいは全国で最も日本一を渇望しているGKと言えるのではないだろうか。個人的には小柄ながら躍動感に溢れるプレーと、1年生からゴールマウスを託されている経緯も含め、第87回の高校選手権に出場していた先輩の峯達也(現・TOKYO CITY F.C.、桐光学園高GKコーチ)とその姿がダブって見えることも」

DF佐藤イライジャ(大成高3年)
「昨年度から大成の最終ラインに君臨してきた中、全国の懸かった都予選準決勝は警告累積で出場停止。応援席から声援を送り続け、勝利を得た試合後は涙を流すなど、ピッチ外で仲間の頼もしさを痛感したことで、よりメンタル面の成長が期待される。プレー面で目を惹くのは圧倒的な空中戦の強さだが、『最上級生になった責任もあるので、自分がチームを動かせるように考えています』と全体を統率する意欲も芽生えてきており、やはり2年時からセンターバックでコンビを組む金井渉との連携も、一層向上してきている。アメリカ人の父を持ち、端正な顔立ちに抜群のスタイルを誇りながら、『プレーで注目されるのが一番ですね』と照れるかわいさも」

DF伊藤夕真(日体大柏高3年)
「市立船橋高、流通経済大柏高という県内の絶対的な2強を相次いで撃破し、“千葉の蒼”の新たな歴史を切り開いた日体大柏を率いるキャプテンは、『球際やヘディングはレジスタで、足元はレイソルで教わったので、そのおかげで今があるんじゃないかなと思います』という言葉のように、小学校時代のレジスタFC、中学校時代の柏レイソルU-15を含め、個人としてはこれで小中高とすべての年代で全国を経験することになる“エリート”でもある。一番のストロングは高いフィジカルを生かした粘り強いディフェンスで、小学校から投げているロングスローもチームの大事な武器に。『全国に出るだけじゃなくて、千葉県の恥にならないように、しっかり結果を残して優勝してきます!』と力強く日本一を目指す。

DF山本献(國學院久我山高3年)
「真剣に全国制覇を掲げる國學院久我山の左サイドバックは、『最初は前線の選手が付ける番号なので、自分の中で恥ずかしいなと思っていました(笑)』と口にする11番。もともと中盤の選手ということもあり、好きな選手はトッテナムのエリクセンだと言うが、『彼のキックの精度とか両足を使える所も好きで、ボールの置き方はサイドバックでも参考になるかなと思っています』と話した通り、チャンスメイクにもゲームメイクにも顔を出す現代的なサイドバックの要素を十二分に満たしている。なお、名前の“ささぐ”は『自分のやりたいことに一生を“ささげて”欲しいという意味』とのこと。『自分の場合はそれがサッカーですね』と話す笑顔も爽やかなナイスガイです」

MF堤奏一郎(関西大一高3年)
「レアル・マドリーのアザールを参考にしているという関大一の10番は、言うまでもなくドリブル大好きっ子。『まずボールを持ったら自分で仕掛けることを意識していて、1対1だったら大阪で負けない自信があります』『僕の得意なシザースが決まれば、抜けない相手は今の所いないですね』と強気な言葉を発しながら、それが嫌味に聞こえない性格も持ち合わせている。中学時代にも千里丘FCで2度全国に出場するなど、豊富な経験値もチームに還元できる大事なポイント。『ここまで苦しい想いばっかりしてきたので、しっかり全国で自分のプレーを見せたいです』というエースのキレが、13年ぶりに全国を戦うチームの浮沈を握っている。

MF小池陸斗(尚志高3年)
「鹿島アントラーズ入団が内定している染野唯月に注目が集まる中、プレミアEASTに挑戦している尚志の中盤を取り仕切るのが、この7番を背負うレフティ。『セットプレーのキッカーも任されていますし、左足のキックには結構自信があります』と言い切る通り、チームが創出するチャンスにセットプレーでもインプレーでも、この男が関わる回数は非常に多い。リーグ開幕戦は絶好の位置でのFKがあったものの、『最初はカベの話とかして「どっち狙う?」とか言っていたんですけど、アイツが決める気満々だったので』譲ったFKを染野が直接ゴールに沈める一幕も。ただ、『僕も決める自信はありました』と付け加えるあたりのメンタルも頼もしい」

MF小川拓馬(松本国際高3年)
「チームを率いる勝沢勝監督も『ボールをどう動かして、攻撃するかを考えて実行していける選手』と評する、ボランチの位置で確実にボールを収めながら、様々な選手へ配球していくバランス感覚に秀でたプレーメーカー。中長距離のキック精度も正確で、昨年末の横山杯ではセットプレーから数多くのチャンスを演出。先日はU-17北信越選抜のトレーニングキャンプにも選出され、U-17日本代表との実戦を経験し、全国大会に向けてより高いレベルを体感してきている。5月の地区総体決勝で負けた後、『試合中に1番みんなに言える選手というのが決めた理由だそうです』と指揮官が教えてくれたように、選手同士の話し合いで小川が正式にキャプテンへ就任した経緯もあり、チームメイトからの信頼も厚い」

MF中村陽紀(阪南大高3年)
「『もともと細かったので、去年ずっと筋トレをやっとったらこんなになりました(笑)』という体格は、やや大げさに言えば去年の1.5倍ぐらいの逞しさ。正確なキック精度には定評があった中で、今では競り合いにも強さを発揮。『球際がもともと弱かったので、そこが自分の得意な所になったかなと思います』とプレーの幅を大きく広げている。とはいえ、やはり一番の特徴は豊富なキックの種類。『できるだけ受け手の足元に、低くてスピードを落とさない感じで蹴ろうとは思っています』と表現したパスは長短を高次元に蹴り分けられるレベルにあり、タレントの揃う阪南大高の攻撃を中盤で司る。ちなみに13番は中学1年から付けているラッキーナンバー」

MF倉俣健(前橋育英高3年)
「『高校サッカーをやってきて、たぶん一番いいシュートだったと思います』という一撃は、上州のタイガー軍団を全国に導いた県予選ファイナルでの決勝弾。後半終了間際に得意の左足を振り抜いて、貴重なゴールを奪ってみせた。自ら『スピードを生かしたドリブル突破が一番の武器なので、そこは絶対に誰にも負けたくない』と言い切るように、スピードと足技を組み合わせたドリブルは間違いなく全国レベル。山田耕介監督も『相手がわかっていても行けちゃうような雰囲気になりましたよね』と高評価を与えている。サッカー部の主力としては珍しく、特進コースで学んでおり、長い取材対応にも誠実に答え続ける人間性も素晴らしいが、キャプテンの渡邉綾平曰く『倉俣と山田涼太がチームでもぶっちぎりで騒がしい』そうです(笑)」

FW崎山友太(米子北高2年)
「諒一が第91回と第92回。誉斗が第94回と第95回。2人の兄は共に米子北で2度に渡って冬の全国を経験しながら、ゴールを奪うことができなかったが、崎山家3人目の刺客として1年生ながら昨年度の第97回大会にレギュラーで出場した友太は、初戦の国士舘高戦でチームを勝利に導く決勝ゴールをマーク。崎山家悲願の“選手権でのゴール”を堂々と達成してみせた。1年時の全国総体では右サイドバックを務めており、以降もフォワードを主戦場に置きながら複数ポジションをこなせるクレバーさと、思い切りの良さがチームにアクセントを加えている印象がある。なお、好きなアーティストはONE OK ROCK。中学時代にはライブにも行ったことがあり、『『The Beginning』や『Be the light』とかよく聞いてます』とも」

FW田中翔太(青森山田高3年)
「『技術面は全然ないので、泥臭さでやっていこうと決めている』と語った“不思議とそこにいる”系のストライカーは、ここまでプレミアEASTで5ゴールを挙げ、リーグ首位を快走する青森山田で武田英寿に続く得点数を記録。最近は途中出場が多くなっているものの、ピッチに立てば常にゴールの匂いを嗅ぎ付ける雰囲気を漂わせている。参考にしているのはバイエルンのレヴァンドフスキ。サイドでの仕掛けも多いチームの中で、クロスからの決定力を学んでいるという。昨年のスーパーサブだった小松慧(現・常葉大)との共通点を問われ、『あそこまで熱い男じゃないんですけど、小松さんみたいな姿勢はチームの助けになると思います』と気遣いのできる一面も(笑)」

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。Jリーグ中継担当プロディーサーを経て、『デイリーサッカーニュース Foot!』を担当。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。ゲキサカでコラム、『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』を連載中。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」

●【特設】高校総体2019

強豪校の練習施設に潜入取材。新クラブハウス完成の前橋育英練習場は“半端ない”施設

前橋育英高の新クラブハウス
 高校サッカーの強豪校はどのような環境でトレーニングしているのか。グラウンド、部室、サッカー部寮……。各校の協力によって、高校進学を控えた中学生たちにとっても貴重な情報を教えてもらってきたぞ。第24回は17年度選手権日本一、70人以上のJリーガーを輩出している名門・前橋育英高(群馬)のグラウンド、施設を紹介する。

■サッカー高崎グラウンド!







 前橋育英のサッカー高崎グラウンドは、サッカー専用の競技場。全面人工芝でナイター照明設備も完備している。今年は人工芝の張替えも予定。選手たちは授業後に前橋市の同校から高崎市のサッカーグラウンドまで自転車で移動する。

■サブグラウンドも充実




 サブグラウンドも全面人工芝。取材日は、男子と同じく強豪の女子サッカー部がトレーニングを行っていた。

■新クラブハウスが完成!







 今年5月、新クラブハウスが完成。「Jクラブ並みでは?」という声もある充実のクラブハウスだ。スタッフルームのグラウンド側は中からグラウンドが広く見渡せるようになっており、来客、関係者は室内からでも試合、トレーニングを見ることができる。スタッフルームの隣には公式戦用の放送室も。
 
■部室には男女部員全員の…




 空調付きの部室は男女170人もの部員全員にダイヤルロック付きのロッカー。トレーナーが常駐している医務室も広い!!

■アウェーチームにも優しい施設





 ロッカールームはホームチーム、アウェーチーム2チーム分の広さ。それぞれのチームが映像を確認できるようにプロジェクターも完備。屋内施設のロッカーは山田監督と林GMの2人がペンキでチームカラーの黄色と黒に塗り替えたという。

■OBたちの勇姿はここで。







 グラウンドから道一本を挟んだ位置にあるもう一つのクラブハウスは宿泊所も兼ねている。床に人工芝が敷かれた取材エリアにはOBたちのユニフォームや選手権優勝時の写真などが飾られている。選手たちは公式戦前日にDAZNでサッカーを見たり、ミーティングを行ったりする。

■目標は日本一。





 選手たちが気持ちよくサッカーに集中できるように考え、作られた施設。このグラウンド、施設で個、チームとして成長する前橋育英が今夏、インターハイで全国制覇に挑戦する。

(取材・文 吉田太郎)

誰が一番速い!? Jリーグ、「ファンが選ぶ俊足選手TOP10」を発表

左からFW伊東純也、FW永井謙佑、FW前田大然、FW仲川輝人、FW岡野雅行
 Jリーグは22日、Jリーグ公式You Tubeチャンネルにてアンケートを実施した「ファンが選ぶJリーグの俊足選手TOP10」を発表した。

 1位に輝いたのは21日にポルトガル1部のマリティモへの期限付き移籍が発表されたばかりのFW前田大然で、「バックパスを狙われたときが怖い」「見ればわかる」などのサポーターの声が紹介されている。

 2位には「『足が速い』を通り越して、早送りに見える」「スピードなら世界でも十分通用する」というFC東京FW永井謙佑。そして、3位には「ハマの新幹線。見ているだけでも気持ちいいドリブラー」「0.1秒でトップギアに入る感じが爽快感を覚える!」という横浜F・マリノスFW仲川輝人が選出されている。

 以下、ファンが選ぶ俊足選手TOP10

1位 FW前田大然(松本)
2位 FW永井謙佑(FC東京)
3位 FW仲川輝人(横浜FM)
4位 FW伊東純也(元甲府、柏、現ゲンク)
5位 FW岡野雅行(元浦和、神戸、鳥取)
6位 DF藤春廣輝(G大阪)
7位 FW鈴木武蔵(札幌)
8位 DFチアゴ・マルチンス(横浜FM)
9位 FWエメルソン(元札幌、川崎F、浦和)
10位 FW浅野拓磨(元広島、現ハノーファー)

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イニエスタがラ・リーガ公式アイコンに就任! ファンに募った“イニエスタを表す漢字”も発表

MFアンドレス・イニエスタがラ・リーガ公式アイコンに就任
 スペインプロリーグ機構(ラ・リーガ)は22日、都内で会見を行い、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタがラ・リーガ公式アイコンに就任したことを発表した。GKイケル・カシージャスに続き、2人目の就任となる。

 “リーガ・エスパニョーラ”とも呼ばれるスペイン最高峰のリーグで、大きく貢献して素晴らしい功績を残したイニエスタ。今回ラ・リーガの価値観を体現できる存在として、同リーグの公式アイコンに選出された。

 この「ラ・リーガアイコンプロジェクト」は今年3月から発足し、すでにカシージャスが1人目のアイコンとして就任し、イニエスタは2人目となった。同プロジェクトは、世界中のファンと繋がることができるソーシャルメディアやデジタルを最大限に活用し、ラ・リーガの魅力やブランドを世界中に発信することを目的としている。今日から「#イニエスタ」「#IniestaLaligaicons」とツイッター上でつぶやくと、イニエスタのアイコンも表示されるようになっている。

 35歳のスペイン人MFは公式アイコン就任に「できる限りのことは何でもやりたい」とコメント。「リーガの価値観を世界に発信していきたい。自分がプレーすることで世界に発信できるはず」と意気込んだ。

 さらに、会見では“日本のファンが選んだイニエスタ選手を表す漢字”も発表。ツイッター上で募集をかけたその漢字は、生書道パフォーマンスで「至宝」と明かされた。自らを体現した漢字に、イニエスタは「スペクタクルで芸術ですね。美しい漢字。素晴らしいし、とても嬉しい」と笑みをこぼした。

 会見では、バルセロナやインテルで活躍した盟友FWサミュエル・エトー、元サッカー日本代表の北澤豪氏や澤穂希さん、シンガーソングライターのナオト・インティライミが登場。イニエスタとのトークセッションも行われた。

 イニエスタは2002-03シーズンにバルセロナでデビューすると、9度のリーグ優勝を経験。またUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でも4度の制覇を成し遂げ、2012年のUEFA欧州最優秀選手賞を始め、数々の個人賞も獲得してきた。そのサッカー界のスーパースターは2018年夏に電撃来日。神戸に加入すると圧倒的なテクニックで活躍を続け、35歳となった今季もリーグ戦14試合に出場して3得点を挙げている。

(取材・文 石川祐介)
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横浜FM松原健に第一子が誕生「一家の大黒柱として」

横浜F・マリノスDF松原健
 横浜F・マリノスは22日、DF松原健に第一子となる男児が19日に誕生したと発表した。松原はクラブを通じて、「出産に立ち会う事ができ、僕には計り知れない痛みと闘ってくれた妻には感謝の気持ちでいっぱいです。そして、出産にあたって一時チームを離れていましたがその申し出を快く受けて下さった監督を始め、選手、スタッフの皆さんにもとても感謝しています。より一層サッカーに打ち込み、一家の大黒柱として頑張っていきたいと思いますし、リーグ優勝に向けてチーム一丸となって頑張っていきたいと思います!」とコメントしている。

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古豪ジェノア、カズ以来24年ぶりの日本人獲得へ意欲か…鎌田大地に関心と伊紙報道

ジェノアが関心を示すFW鎌田大地
 イタリアの古豪ジェノアが24年ぶりとなる日本人選手の獲得へ乗り出した。ジェノヴァの地元紙『イル・セーコロXIX』が22日、報じている。

 2018年冬にDF長友佑都がインテルを退団したことで、1年半にわたって日本人選手不在の状態が続いていたセリエAだったが、今夏、ボローニャが20歳のDF冨安健洋を獲得。2004年の中田英寿氏以来、15年ぶりの日本人選手の加入となった。

■トップ下補強候補第1位に鎌田

 そんな中、ジェノアも新たな動きを見せている。ジェノアは、1994-95シーズンにキング・カズことFW三浦知良が所属し、ジェノヴァダービーで得点を挙げたことでも知られるが、同クラブは24年ぶりとなる日本人選手の獲得に関心を示している。地元紙は「ターゲットはカマダ。トップ下に日本人選手の案。カズ・ミウラから24年が経ち、グリフォーネ(グリフォンの意でジェノアの愛称)にもう1人の日本人が浮上した」などと報道。昨シーズン、36試合出場16ゴールをマークしたシントトロイデンでの活躍を経て、フランクフルトに戻ったばかりのFW鎌田大地に狙いを定めていることを伝えた。「フランクフルトはヨーロッパリーグ予選での起用を見据えて、彼をチームに呼び戻したが、ジェノアは長らく彼の動向を追っており、今、攻勢に出た」と綴った。

 ジェノアは、シャルケに所属するMFアミーヌ・アリやコロンビアでプレーするMFケビン・アグデロにも熱視線を送るが、「ジェノアの優先順位のトップはカマダだ。ジェノアのユニフォームに袖を通す日本人選手が再び現れる可能性が次第に強まっている。ベルギーで復活した彼は、ブンデスリーガではなく、セリエAにやって来るかもしれない」と期待を寄せた。

 また記事では、日本人選手としてセリエAにおける「パイオニアの存在」だったカズについても、写真を掲載して紹介。「現在もプレーを続けるカズは、イタリアの冒険で幸運には恵まれなかったが、ダービーにおけるゴールは歴史に刻まれている」と振り返った。

 一方、鎌田自身はフランクフルト公式チャンネルのインタビューにおいて、「僕はクラブを出ることはまったく考えていません。ここで最善を尽くしたいと思います」と話すなど、フランクフルト残留の意思を示している。いずれにせよジェノアとの交渉の行方は注目されるところだ。

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GK川島永嗣、ストラスブール残留が決定…契約を2年延長で合意

ストラスブールに残留するGK川島永嗣
 ストラスブールは19日、日本代表GK川島永嗣との契約を2年延長したことで合意に達したと発表した。

 昨年8月29日にストラスブールへの加入が発表された川島。昨季はなかなか出場機会をつかめなかったものの、リーグ1最終節のナント戦で待望の先発フル出場を果たした。

 また、6月にブラジルで開催されたコパ・アメリカでは第2戦ウルグアイ戦、第3戦エクアドル戦でゴールマウスを託され、好パフォーマンスを披露していた。

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「タケは世界中で注目を集めた」「局地的な現象ではない」…スペイン紙がレアルデビューの久保を絶賛

レアル・マドリーMF久保建英
 レアル・マドリーでデビューを果たしたMF久保建英の影響は、日本やスペインにとどまらずに世界中に広まっており、スペイン『マルカ』は「“kubismo”(クボイズム)が誕生した」と伝えている。

 久保は20日、インターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)のバイエルン戦(●1-3)の後半開始から投入され、レアルの選手としてデビュー。持ち味のドリブルやラストパスで観衆を沸かせるなど、上々のデビューを飾った。

『マルカ』はデビューを飾った久保について、「ジネディーヌ・ジダン監督が久保を飛行機に乗せて連れてきたことは確かな根拠があった」「後半開始の最初のボールタッチで加速させ、彼が内気でないことを証明した」「Bチームでは窮屈で最善のステップではないと思う人は見当違いではなかった」と記すなど、18歳の日本人アタッカーを絶賛している。

「“kubismo”は国境を越えたムーブメントになりつつある。タケのデビューは日本時間の午前10時となったが、彼に注目するのはもはや局地的な現象ではない。タケのプレゼンテーションは世界中で注目を集めた」

 レアルは23日にアーセナル、26日にアトレティコ・マドリーと対戦。デビュー戦で確かな存在感を示した久保は、再びピッチに立ってインパクトを残せるだろうか。

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アフリカ選手権MVPのアルジェリア21歳MF「感謝したい」…同国会長は「失礼」と発言訂正も

最優秀選手に選出されたMFイスマエル・ベナセル
 アルジェリア代表は19日、アフリカネイションズカップ決勝でセネガル代表を1-0で下し、1990年以来15大会ぶり2度目の優勝を飾った。大会最優秀選手に選出されたMFイスマエル・ベナセル(21)のコメントをドイツ『ラプトリー』が伝えている。

 エンポリで10番を背負うベナセルは、2018-19シーズンのセリエAで38試合中37試合に出場。アフリカネイションズカップでも中盤の要として決勝までの全7試合に出場し、3ゴールを演出した。

 次世代の新星MFは「僕にとってはこれが2度目のアフリカネイションズカップだった。前回はプレーしていないけどね。神に感謝したい。みんな本当によくやった。これ以上を求めることはできない」と喜びを語っている。

 ジャーナリストに「個人的にも壁を乗り越えたのではないでしょうか」と問われると、「もちろんそうだ。個人的にも本当に本当に嬉しいよ。だけどチームメイトに感謝したいし、そのことは忘れてはならない」と強調した。

 また、アルジェリアサッカー連盟(EFA)のケアリディーン・ゼッチ会長は「アルジェリアの人々は行動する必要がある時は、常に行動に移すものだ。この勝利は、まさに選手たちの歴史的な快挙だ。この勝利は、アルジェリアをより良い時代へと導く大きな政治運動――失礼、大衆運動――にも突き動かされたと思う」と話している。

SQUARE LOGO T-SHIRTS

シルクスクリーンプリントを前面に施したシンプルながらインパクトのあるデザイン。 素材:コットン 100% サイズ:S,M,L,XL,XXL カラー:WHITE,BLACK,PURPLE
着丈裄丈身幅
S: 71cm 41cm 46cm
M: 74cm 45cm 51cm
L: 76cm 49cm 56cm
XL: 79cm 53cm 61cm

 (約/cm)

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[MOM2916]山形ユースMF田中嵐(3年)_チームで一番のテクニシャンが同点ゴール

モンテディオ山形ユースの10番、MF田中嵐が同点ゴールを決めた
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.21 日本クラブユース選手権U-18大会F組第1節 清水ユース 1-1 山形ユース 前橋フB]

「ウチで一番のテクニシャンです」

 モンテディオ山形ユース・今井雅隆監督がそう紹介する自慢の10番、MF田中嵐(3年)が大事な初戦で結果を残した。

 実のところ「こっちに入ってから、ちょっと調子が良くなかった」(今井監督)という状態だったと言うが、ボールを持てば変化をつける確かな技巧を見せつつ、いきなり0-1のビハインドとなる展開の中で値千金の先制ゴールをも流し込んでみせた。

「ずっと守る時間が長かったけれど、みんなで守って、みんなで攻めるというところを出せた試合だったと思う」(田中)

 開始7分で失点する流れだったが、「早い時間帯だったので仕切り直してやればいいと思った」と変な焦りはなかった。そして、その10分後の17分、田中にビッグチャンスが訪れる。「流し込んだだけです」と謙虚に語ったが、そこに入っていたからこそ生まれたゴール。絶妙なアシストをしたFW庄司夢ノ介からのパスについては「いつもはあまり来ないんですが、今日は来ると思っていた」と笑って振り返った。ただ、満足感はないと言う。

「得点はすごくうれしかったですが、もう1点決めてやろうと思っていたので」(田中)

 涼しく語った山形の10番は「去年はケガでこの大会に来られなかったので、思いがある。(2年前に4強入りした)先輩たちを越したい」と意気込んだ。

(取材・文 川端暁彦)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

「あの時より上に行きたい」2年前の4強超え狙う山形ユースが前年王者・清水ユースとドロー

清水エスパルスユース対モンテディオ山形ユースは1-1で引き分けた
[7.21 日本クラブユース選手権U-18大会F組第1節 清水ユース 1-1 山形ユース 前橋フB]

 21日、第43回日本クラブユース選手権(U-18)大会が開幕し、前年度優勝の清水エスパルスユースモンテディオ山形ユースが初戦で激突した。「勝たなければいけないチームと、チャレンジしていく立場のチームの対戦」(山形・今井雅隆監督)は開始早々に清水が先制するも、すぐさま山形が追い付き、1-1のドロー決着となった。

「立ち上がり、3年生は大丈夫だったが、2年生が緊張してしまっていた」という山形の隙を清水は見逃さなかった。開始7分、ロングカウンターの流れで相手を崩すと、最後はFW山崎稜介(3年)のクロスからニアサイドでMF青島太一(3年)が合わせて先制点を奪い取った。ただ、このまま試合は終わらなかった。

「すごく良い形で点を取れたが、そこから攻め急いでしまったし、イージーなミスが出過ぎた」(清水・平岡宏章監督)

 一方、失点した山形サイドに気落ちするムードはなかった。DF半田陸(3年)は「時間帯が早かったし、清水が強いのは分かっていたので。誰一人として下を向かずに戦えた」と胸を張る。

 そして、すぐさま同点ゴールが生まれたのも大きかった。FW庄司夢ノ介(3年)がペナルティエリア内でキープして時間を作ると、最後は「来ると信じていた」とポジションを取っていたMF田中嵐(3年)のところへパスが通り、これを冷静にフィニッシュ。これが見事に決まって試合は振り出しに戻った。

 以降の時間帯は「プレミアのチームを絶対倒してやると思っていた」(田中)と士気高く戦う山形に対し、清水がなかなか攻め切れない構図で推移。後半に入ると、逆にカウンターから何度も決定機を作ったが、MF田中慶延(3年)の開始早々のビッグチャンスから、アディショナルタイムのショートCKまで4度の決定機がありながらゴールは奪えず、ドロー決着となった。

 前年度王者にドローという結果になったが、半田は「誰も満足した顔はしていなかった」と言う。それも当然、チームが目指すのは2年前の4強越えだから。当時を知る半田は「あの経験をこのメンバーでしたいし、あの時より上に行きたい」とあらためて意気込みを語った。

 一方、清水の平岡監督は「こういう試合になることは予想していた。向こうの気迫に負けていた部分がある」と分析。その上で「何より『量』が足りないので、そこを選手たちに要求していきたい」と次戦以降への巻き返しを誓った。

(取材・文 川端暁彦)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

[NB CHAMPIONSHIP U-13_MOM] 後半終了1分前に決めた一撃!川崎F U-13MF児玉が「思い通り」の同点ゴール

後半24分、川崎フロンターレU-13MF児玉昌太郎(9番)が同点ゴール
[中学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.22 NB CHAMPIONSHIP U-13決勝 川崎F U-13 1-1(PK5-4)横浜FCジュニアユース 時之栖G]

 川崎フロンターレU-13のMF児玉昌太郎がゴールでチームを救った。川崎Fは「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」決勝戦で後半立ち上がりに先制されて0-1に。同点ゴールを奪えないまま、25分ハーフの戦いは残り時間がわずかになっていた。

 それでも24分、児玉がスーパーゴールを決める。MF知久陽輝からのパスを左中間で受けた児玉は「後ろから味方が(DFを引き付ける形で)回ってくれていたので、自分の思い通りに崩してやってみようという気持ちでやった」と縦に持ち込んでから左足を振り抜く。

 利き足と逆側の左足で撃ち抜かれた一撃は、弾丸ライナーとなって逆サイドのゴールネットに突き刺さった。すぐさまチームメートと抱擁をした背番号9は「(今大会は)今まで1得点しかできていなくて、個人的にも悔しい気持ちがあったので、最後に決めてやろうという気持ちでした。決まった瞬間はとても嬉しかったです」と笑顔。この劇的ゴールで甦った川崎F U-13はPK戦を制し、参加32チームの頂点に立った。

 児玉は「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」を通じ、DF間で受けた際のボールタッチなどで成長。ベルギー代表FWエデン・アザールが憧れというMFは、「将来的には決勝のゴールのような、決めて欲しい時にしっかり決めきれる選手、自分の得意な1対1を極めてドリブルの上手い選手になりたいです」と力を込めた。この日決めたゴールを飛躍に繋げるためにも、これから努力を続ける。

(取材・文 吉田太郎)
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019

バイエルンに完敗のレアル…スペイン紙が“無気力選手”を名指しで批判

バイエルンに1-3で完敗したレアル・マドリー
 レアル・マドリーは20日、インターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)でバイエルンと対戦し、1-3で敗れた。スペイン『アス』は1失点目のシーンを動画で取り上げ、“無気力なプレー”を見せた選手を「受け入れがたい」と批判している。

 問題のシーンは0-0で迎えた前半15分。バイエルンが左サイドを崩し、PA内左に抜け出したDFダビド・アラバの折り返しから、最後はフリーのMFコランタン・トリッソが先制ゴールを決めた。その後、3失点目を喫したレアルはFWロドリゴ・ゴエスの直接FKによる1ゴールにとどまり、1-3の完敗を喫している。

 先制点を献上した場面で、PA内に走り込む前のトリッソの近くにいたのはMFイスコだったが、ゴール前に向かった同選手を追いかけることはせず、ボールの行方を見ながらゆっくりと歩いていた。

 スペイン『アス』は1失点目について「守備の大惨事」「全てが間違っている」と指摘。トリッソを見送ったイスコに対しては「彼の“無気力”は受け入れがたい」と厳しくレポートした。

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●インターナショナルチャンピオンズカップ2019特集

川崎F U-13のFW香取武が「NB CHAMPIONSHIP U-13」大会MVPに!

川崎フロンターレU-13FW香取武が「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」の大会MVPに選出された
[7.22 NB CHAMPIONSHIP U-13決勝 川崎F U-13 1-1(PK5-4)横浜FCジュニアユース 時之栖G]

 初優勝した川崎フロンターレU-13のFW香取武が、「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」の大会MVPに選出された。

 表彰式でチームメートから讃えられた香取は、「得点がチームとしても求められる環境だったので、チームとしてのバランスを考えて自分から積極的にゴールに向かっていく意識は出せました」とコメント。そして、3日間でチームから求められた「ターニングポイント」にできた部分について「ゴールに対する意識や、クロスに対する入り方やタイミングの合わせ方は、凄く今大会を通して伸びてきたなと実感しました」と胸を張った。

 香取はスピードを活かしてDFを剥がし、ゴール前で決定力を発揮するプレーヤー。今大会は、準決勝で2得点を叩き出し、大会MVPにも選出されるなど自信を深める大会になったようだ。決勝では得点こそできなかったものの、DFの先手を取る形で動き出し、クロスに飛び込んでいた姿が印象的だった。

 川崎F U-13の選手は努力する力のある選手が多いという。中でも、石川邦明コーチから「努力家。成長が凄く見える3日間だった」と認められていた香取は、今後へ向けて「久保建英選手とかが活躍しているので、そういうところを目指していきたい」と誓う。

 プレーの参考にしている選手は、フランス代表FWキリアン・ムバッペやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。彼らのようにドリブルでチャンスメークすることも、決めることもできる選手になって将来、Jリーグや世界で活躍する。

(取材・文 吉田太郎)
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019

NB CHAMPIONSHIP U-13から代表、世界へ。3日間を「ターニングポイント」にした川崎F U-13が初優勝!

優勝を喜ぶ川崎フロンターレU-13イレブン
[7.22 NB CHAMPIONSHIP U-13決勝 川崎F U-13 1-1(PK5-4)横浜FCジュニアユース 時之栖G]

 3日間を「ターニングポイント」にした川崎フロンターレU-13が初優勝! U-13世代の強豪32チームが優勝を争った「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」は22日に決勝戦を行い、川崎フロンターレU-13(神奈川)と横浜FCジュニアユース(神奈川)が対戦。後半終了1分前にMF児玉昌太郎のゴールで追いついた川崎FがPK戦を5-4で制し、頂点に立った。なお、川崎FのFW香取武が大会MVPに輝いている。

 今月19日に発表されたU-15日本代表候補合宿メンバーには「newbalance CHAMPIONSHIP U-13」経験者13名が選出されたという。年代別日本代表、そして世界へと繋がる「newbalance CHAMPIONSHIP U-13」の今年の大会は、川崎Fが制した。

 準決勝終了から約1時間後に行われた決勝戦。立ち上がりは、準決勝から先発5人を入れ替えて決勝に臨んだ川崎Fを横浜FCがプッシュする。開始30秒、MF高橋友矢からのパスを左サイドで受けたMF伊藤晏理が仕掛けてポスト直撃の右足シュート。横浜FCはその後もMF笹歩睦が伊藤とのコンビネーションからクロスを上げたり、パンチ力のある左足を持つSB村雲誠琉が左足を振り抜くなど、ゴール前のシーンを作ってCKを獲得する。

 川崎FもFW坂本錠を起点とした攻撃やMF齊名優太の展開からクロスにまで持ち込む。前半終盤はなかなか前線までボールを運ぶことができずに押し込まれたが、我慢強く凌いで前半を終えた。

 川崎Fは後半開始から大量7人をチェンジ。9分には左SB荒井颯太がDF2人の間を突破して出したラストパスにFW香取武が飛び込む。だが、直後に横浜FCが先制点を奪う。10分、横浜FCは右中間で相手CBのパスをインターセプトしたMF庄司啓太郎が一気に前進。そして、スルーパスで抜け出したFW多田雄貴がGKをかわしながら右足シュートをねじ込んだ。

 横浜FCの出足の速いチェックに苦戦した川崎Fだったが、ボールを繋ぎ、相手の守りのズレを作り出してラストパスを狙う。横浜FCは、その背後を突く形でビッグチャンス。だが、川崎FはGK石山アレックスが多田との1対1をストップするなど食い下がる。

 25分ハーフの戦いは終盤戦へ。横浜FCが優勝に近づいたが、試合終了1分前の後半24分に川崎Fが同点に追いついた。川崎Fは中盤でルーズボールを拾ったMF知久陽輝が左中間の児玉へ展開する。サポートした味方の動きを活用した児玉が、縦へ持ち出してから左足を一閃。「1対1とか結構自信があったので最後は自分がやり切ろうと思ってやり切りました」という児玉のファインショットが逆サイドのゴールネットを破り、1-1となった。

 劇的なゴールに沸いた川崎Fは1-1のまま突入したPK戦で1人目のMF矢越幹都からCB田所莉旺、CB土屋櫂大、荒井と4人連続成功。対する先攻・横浜FCは3人目のシュートがポストを叩いてしまう。最後は川崎Fの5人目・MF八田秀斗がクロスバーの下側を叩きながらも右足シュートを決めて決着。川崎Fが“神奈川ダービー”を制して初優勝を飾った。

 川崎Fの指揮を執った石川邦明コーチは「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」へ向けて、選手たちに「この大会、3日間をターニングポイントにしよう」とメッセージ。U-13関東リーグでは、公式戦の緊張やサッカー理解度がまだまだ不足していた部分などもあって、結果が出ていなかった。だが、この3日間を通して、選手たちは石川コーチも「逞しくなった」と認める成長。普段から指揮官が求めているピッチ外の部分や人間性の部分で成長、そして劣勢でも諦めない姿勢がタイトルを引き寄せた。

 田所は表彰式で「(悪天候、タイトなスケジュールの中で)みんなで一つになることができた」と胸を張り、香取は「ビルドアップの時にFWとかがしっかりと顔を出して中盤の選手もサポートをしてきてサイドに散らすという僕たちのサッカーが伸びて、チームとして成長できたと思います」と頷いた。

 石川コーチは「全国レベルの相手に対して自分たちの技術はどうだったのか。今後の成長に活かして欲しい」と期待。「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」を自分たちの変わるきっかけとした川崎F U-13は、貪欲に技術、人間性を磨いて将来の活躍に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019

徳島のアベルヘッドコーチが家庭の事情で契約解除…スペイン3部クラブ“移籍”へ

 徳島ヴォルティスは22日、ヘッドコーチのアベル氏(44)と双方合意の上で、契約を解除することが決定したと発表した。また、ヒムナスティック・タラゴナ(スペイン3部)のコーチに就任することも併せて報告している。

 アベル氏は過去にスペイン2部や3部のクラブでコーチを担当。2018年1月から同8月までMF井手口陽介(現グロイター・フュルト/ドイツ2部)が所属したクルトゥラル・レオネサでも、2016年から2018年まで指導を行っていた。

 退団に際してクラブ公式サイトを通じ、「家庭の事情でスペインに帰国することになりました。シーズン途中での帰国となってしまい非常に残念です。選手、監督、コーチングスタッフ、クラブ関係者の皆様、サポーター、ヴォルティスファミリーの皆様、日本で関わった全ての方々に感謝を申し上げます。徳島ヴォルティスの益々のご発展をお祈り申し上げます。WE ARE VORTIS !!」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●アベル
(ABEL Mourelo Lopez)
■生年月日
1974年10月19日(44歳)
■出身地
スペイン
■主な資格
UEFA PRO Coaching License/スペインサッカー協会
■主な経歴
2014年~2016年:CF バダローナ(スペイン3部) テクニカルアシスタントコーチ
2016年~2018年:クルトゥラル・レオネサ(スペイン2部) テクニカルアシスタントコーチ
2018年:CFレウス・デポルティウ(スペイン2部) 分析担当コーチ

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「あまり好きではない」久保建英が日本メディアに物申す

レアルでデビューを果たしたMF久保建英
 レアル・マドリーでデビューを果たしたMF久保建英が日本のメディアに向けて“注文”を行った。スペイン『マルカ』が「久保『注目されるのはあまり好きではない』」と題した記事で伝えている。

 久保は20日、インターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)のバイエルン戦(1-3)の後半開始から投入され、レアルの選手として初出場。持ち味のドリブルやラストパスで観衆を沸かせるなど、上々のデビューを飾った。

 国内外のメディアから熱い視線を浴びる中、同紙は試合後のインタビューでの振る舞いに着目している。「彼はまだ18歳だが、マスコミの前で成熟した様子で話している。真面目な顔つき。短い答え。それでいてためらうことがなく、ベテランのようだ」とレポート。そして久保のコメントを次のように伝えた。

「いつでも負けるのは嫌いですが、レアル・マドリーでデビューしたことを非常に嬉しく思います。僕が考えているのは、常にできる限りチームを助けることです」

 デビュー戦を振り返った久保は続けて「僕の国で起きていることは知っています。人々はちょっと…僕にとても多くの関心を向けていて、それはあまり好きではありません。僕はピッチの中のことを考えています」と、加熱報道について冷静な対応を呼びかけた。

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@bookfun155 分野研究家

サブスクリプション拡大というけど間違うと消費者が損をしたりして。。。昔のなんか有料でメルマガとかゲームやる時に、自分がどれを契約してたのか忘れてずっと払ってるというのがあったな。そんことを企業側は当然考慮してるやろうな。

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海外紙「強すぎる」伊東純也スタメンのゲンク、圧勝で国内スーパー杯制覇

スタメン出場したFW伊東純也(写真は昨季)
[7.20 ベルギー・スーパー杯 ゲンク3-0メヘレン]

 ベルギー・スーパーカップが20日に開催され、FW伊東純也の所属する昨季リーグ王者のゲンクは昨季カップ戦王者のメヘレンと対戦し、3-0で勝利を飾った。伊東は右サイドで先発出場し、2点リードの後半31分までプレー。リーグ開幕戦は26日に行われ、ゲンクはホームでコルトライクと対戦する。

 今季最初のタイトルを懸けて臨んだゲンク。前半14分にMFマヌエル・ベンソンの直接FKがGKに弾かれると、こぼれ球をDFセバスティアン・デワーストが右足で押し込み、先制に成功する。後半15分には右サイドのFKからMFブライアン・ハイネンがクロスを送り、再びデワーストがヘディングでネットを揺らした。

 2-0の後半31分に伊東は途中交代。同38分にはFWダンテ・バンゼイルが長距離のドリブルから右足で蹴り込み、ゲンクが3-0でメヘレンを撃破した。クラブにとっては史上2度目のスーパーカップ制覇。オランダ『AD』は昨季リーグ王者の圧勝劇に「ゲンクが強すぎる」と報じた。

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京都の大型19歳DFが母国の広州恒大にレンタル復帰「苦しみを耐えながら努力していましたが…」

 京都サンガF.C.は22日、広州恒大(中国)から期限付き移籍していたDF呉少聰(19)の契約について、両者合意のもと解除することを発表した。

 192cmの長身を誇る呉少聰は2018年に清水でプロ生活を始め、同年7月に京都へ期限付き移籍。今年2月には広州恒大へ完全移籍し、同年3月から京都に期限付き移籍していたが、日本での2シーズンで公式戦の出場はなかった。

 クラブ公式サイトを通じ、「このたび中国に戻ることになりました。長くもなく短くもない間、ずっとケガの苦しみを耐えながら復帰に向かって努力していましたが、結局チームに貢献できず、また、サポーターの皆さんの期待にも応えることができず、残念な気持ちでいっぱいです。日本で得た経験をいかし、中国で頑張ります。いつか皆さんと再会できることを心から期待していますし、これからもサンガのことを大切に想っています。今まで本当にありがとうございました」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF呉少聰
(ウ・ショウツォン)
■生年月日
2000年3月20日(19歳)
■身長/体重
192cm/74kg
■出身地
中国
■経歴
北京八喜SC-北京控股-清水-京都-清水-広州恒大
■Jリーグ出場歴
なし

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欧州王者リバプールはセビージャに惜敗、親善試合で一触即発のレッドも

リバプールはセビージャに惜敗
 リバプールは22日、アメリカの野球場フェンウェイパークでセビージャと親善試合を行い、1-2で敗れた。

 昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制覇したリバプールは、この試合がアメリカでの親善試合4試合目。GKはアリソン・ベッカーの不参加など主力級を欠くため、ミドルズブラからフリーになったGKアンディ・ロナーガンが先発で起用された。

 4-3-3の布陣で、DFトレント・アレクサンダー・アーノルド、DFナサニエル・フィリップス、DFフィルヒル・ファン・ダイク、DFアンドリュー・ロバートソンを最終ラインに並べ、中盤はMFアレックス・オクスレード・チェンバレン、MFジョーダン・ヘンダーソン、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム。前線にはMFハリー・ウィルソン、FWディボック・オリギ、MFベン・ウッドバーンが並んだ。

 セビージャは前半37分、右サイドからのクロスがファン・ダイクに当たり、PA内にこぼれたところをFWマヌエル・アグードの右足一閃で先制点を奪う。しかしリバプールも同44分、右CKからPA内で交錯してこぼれたボールを、ファーサイドのオリギが押し込み、同点に追いついた。

 1-1で前半を折り返すと、リバプールは後半から11人すべてを、セビージャも9人を交代させる。少しずつ両者ともにヒートアップしていくと、後半31分にアクシデント。セビージャのDFジョリス・ニャニョンがドリブルを仕掛けたリバプールDFヤセル・ラローチの背後から強烈な蹴りを浴びせ、一発退場となった。負傷したラローチはそのまま交代している。

 1人退場で数的不利となったセビージャだが、MFアレハンドロ・ポゾがカウンターから勝ち越し弾を挙げ、2-1で勝利。リバプールは20日のドルトムント戦(●2-3)に続く連敗を喫した。

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[NB CHAMPIONSHIP U-13]FW香取2発!川崎F U-13が“クラシコ”制して決勝へ!

前半19分、川崎フロンターレU-13FW香取武(11番)が先制ゴール
[7.22 NB CHAMPIONSHIP U-13準決勝 川崎F U-13 2-0 FC東京U-15むさし 時之栖G]

 U-13世代の強豪チームが優勝を争う「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」は22日午前に準決勝を行い、川崎フロンターレU-13(神奈川)とFC東京U-15むさし(東京)との一戦は、FW香取武の2得点によって2-0で川崎Fが勝利。川崎Fは同日の決勝で横浜FCジュニアユース(神奈川)と戦う。

 U-13世代の“多摩川クラシコ”は川崎Fが制した。前半、MF矢越幹都やMF八田秀斗が多くボールに絡みながらポゼッションする川崎Fに対し、FC東京は個でフィニッシュまで持ち込む力を持つFW川村陸空を中心としたカウンターで対抗する。

 川崎Fは前半3分、センターライン付近でボール奪取した八田のスルーパスからMF児玉昌太郎が左足シュートを放ったが、FC東京はGK松田聖也がファインセーブで阻止する。FC東京も10分、16分と川村が単独突破からシュート。だが、10分の一撃は川崎FのGK太田陽彩に弾かれ、16分のシュートはポストを叩いてしまう。

 ライバル対決は、19分に川崎Fがスコアを動かした。川崎Fは右サイドから攻めると、DFの中途半端なクリアをFW香取がシュート。これはミスキックになったものの、八田が頭で折り返したボールを香取がスライディングシュートでゴールを破った。

 後半は川崎Fがボールを支配。児玉のドリブル突破から香取が決定的なシュートを打ち込むなど、序盤からFC東京守備陣にプレッシャーをかける。そして7分、PA外側でセカンドボールを拾った矢越が右サイドへ展開。駆け上がった右SB加治佐海がPA脇からダイレクトでクロスを入れる。最後は、瞬間的にDF前へと飛び込んだ香取のヘディングシュートがクロスバー下側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。

 川崎Fはその後も交代出場MF知久陽輝がクロスバー直撃のミドルシュートを放つなど攻め続けて2-0で勝利。ライバルを退け、初優勝に王手をかけた。


【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019

夏の大学日本一を決める総理大臣杯、出場24校が決定! 対戦トーナメント表は27日に確定

前回大会は明治大が頂点に
 第43回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの出場校が決定した。大会は8月29日に開幕し、決勝戦は9月7日に行われる。

 総理大臣杯の関東予選となるアミノバイタルカップが20、21日に行われ、7位8位決定戦で関東2部の拓殖大が同1部の中央大を1-0で下して7位入賞。大臣杯最後の枠に滑り込んだ。

 27日に開催される決勝、3位決定戦で正式な代表枠が決定するものの、これで関東の7枠は確定。明治大駒澤大筑波大立正大法政大順天堂大、そして拓大が関東代表となった。

 関東代表の確定により、大臣杯の出場24校が決定。北海道2枠、東北1枠、関東7枠、東海3枠、北信越1枠、関西4枠、中国1枠、四国2枠、九州3枠で争われる。トーナメントの詳細決定は27日のアミノバイタルカップ決勝、3位決定戦後となる。

以下、出場24校
【北海道】
第1代表:北海道教育大学岩見沢校
第2代表:北海学園大

【東北】
仙台大

【関東】
明治大
駒澤大
筑波大
立正大
法政大
順天堂大
拓殖大
※代表枠は27日に決定

【東海】
第1代表:静岡産業大
第2代表:東海学園大
第3代表:中京大

【北信越】
新潟医療福祉大

【関西】
第1代表:びわこ成蹊スポーツ大
第2代表:関西大
第3代表:大阪経済大
第4代表:大阪体育大

【中国】
IPU・環太平洋大

【四国】
第1代表:高知大
第2代表:四国学院大

【九州】
第1代表:福岡大
第2代表:鹿屋体育大
第3代表:日本文理大

[NB CHAMPIONSHIP U-13]交代出場MF伊藤が決勝点!横浜FCジュニアユースが決勝進出!

後半6分、横浜FCジュニアユースMF伊藤晏理が右足で決勝点
[7.22 NB CHAMPIONSHIP U-13準決勝 鹿島つくばジュニアユース 0-1 横浜FCジュニアユース 時之栖G]

 全国から集まったU-13世代の強豪チームが優勝を争う「newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019」は22日午前に準決勝を行い、鹿島アントラーズつくばジュニアユース(茨城)と横浜FCジュニアユース(神奈川)との一戦は、交代出場MF伊藤晏理の決勝点によって横浜FCが1-0で勝った。横浜FCは同日の決勝で川崎フロンターレU-13と戦う。

 前半は互いに後方から攻撃を作り合う展開。鹿島は攻守に渡って存在感を放つMF芝碧斗やMF元木逢良を中心に短いパスを繋ぎ、そこからDFライン背後を狙う。また守備面でも右SB小菅晴輝のカバーリングなど要所を締めて相手にシュートを打たせなかった。

 一方の横浜FCは視野広くプレーするMF笹歩睦やMF高橋友矢がサイドへボールを展開。15分過ぎからは良い形でボールを奪う回数を増やし、MF波多野匠のドリブルやFW多田雄貴の抜け出しなどからゴールへ迫った。

 後半立ち上がりも横浜FCが押し込む。そして6分、敵陣右サイドでボールを奪うと、前を向いたMF岡村琉生を追い越す形で小漉康太がオーバーラップ。最後は小漉のグラウンダーのラストパスを逆サイドから飛び込んだ伊藤が1タッチで決めて先制した。

 
 鹿島も前線でボールを収めるFW伊丹俊元とFW徳田誉を起点に反撃。14分には芝のスルーパスから徳田の放った左足シュートがクロスバーをヒットする。だが、その後は出足良く、またタイトな守備を見せる横浜FCのDF陣が相手FWを押し出し、PAへの侵入を許さない。鹿島のミドルレンジからのシュートをGK漆原琉生が確実にキャッチするなど、終盤を全員で乗り越えた横浜FCが1-0で勝利。決勝進出を決めた。

(取材・文 吉田太郎)
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-13/2019

[東海学生トーナメント]激闘制した静産大が頂点に! 準V東園大、3位中京大とともに総理大臣杯へ

優勝を決めた静岡産業大
 第66回東海学生サッカートーナメントの決勝、3位決定戦が20日に行われた。静岡産業大東海学園大の決勝戦は、静産大が4-3で優勝を掴んだ。また中京大と名古屋産業大の3位決定戦は、中京大が2-0で勝利。8月29日に開幕する総理大臣杯には、静産大、東園大、中京大が出場する。

 静産大は前半8分、10分にFW栗田マーク(4年=東京実高)が2得点を挙げ、早々にリードする。しかし東園大も前半43分、FW神門滉人(4年=アミーゴス鹿児島U-18)に1点を返すと、後半開始早々にFW神谷椋士(4年=東海学園高)が同点弾を決め、2-2と試合を振り出しに戻した。

 その後は両者ともに1点を加えて試合は3-3で90分間を経過。すると後半アディショナルタイム3分過ぎ、静産大はMF東山達稀(2年=静岡学園高)がこぼれ球を左足で仕留め、ゴールネットを揺らす。劇的な決勝弾となり、静産大が4-3で優勝に輝いた。

 3位決定戦は中京大が圧倒。前半22分にDF岸田悠佑(2年=G大阪ユース)が先制点を挙げると、後半41分にはMF久保藤次郎(2年=帝京大可児高)が勝負を決める追加点。試合記録上では名産大に後半シュートを打たせることなく、2-0で快勝となった。

 東海学生リーグから総理大臣杯に出場できる枠は3つ。東海第1代表は10年ぶりの出場となる静産大、第2代表は4年連続出場の東園大、第3代表は5年連続となった中京大にそれぞれ決まった。

結果は以下のとおり
【決勝】
東海学園大 3-4 静岡産業大
[東]神門滉人(43分)、神谷椋士(46分)、岩永陸弥(83分)
[静]栗田マーク2(8分、10分)、中川大暉(58分)、東山達稀(90分+3)


【3位決定戦】
名古屋産業大 0-2 中京大
[中]岸田悠佑(22分)、久保藤次郎(86分)

●第58回東海学生1部L特集

「だからリバプールもCL決勝に行けた」手応え語る徳島のオランダ人DFヨルディ・バイス

徳島DFヨルディ・バイスがセットプレーの重要性を語った
[7.21 J2第23節 町田0-3徳島 町田]

 センターバックながら今季ゴール数をチーム2位タイの『4』に伸ばした。前半アディショナルタイム5分にFKの流れから追加点を奪った徳島ヴォルティスのオランダ人DFヨルディ・バイス。2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制したリバプールを例に挙げ、セットプレーの重要性を説いている。

 ヨルディ・バイスは1-0の前半アディショナルタイム5分、左サイドのMF野村直輝からのFKをファーのMF岩尾憲がGK福井光輝に寄せられながら頭で折り返すと、そのボールをガラ空きのゴールにヘディングで押し込んだ。

「ファーサイドにボールが行って(岩尾)憲がヘディングした時に一瞬、ボールがゴールに向かっているか悩んだんですけど、確信が持てなかった。ゴールに向かったのが分かっていたら、あの時にボールに触らずに憲にゴールを与えるつもりだったんですけど、分からなかったので、あの場面では自分が点を取りました」

 迷いがあったことを明かしつつも、後半に向けて貴重な2点目となったのは間違いない。自身も「チームにとって意味のある得点ができて本当に良かったです」と喜んでいる。そして「毎週、異なったパターンの練習をしている」セットプレーがゴールにつながったことも大きかったようだ。

「やっぱりチャンピオンズリーグに出るチームはセットプレーで得点をしている。セットプレーはゲームを変えたり決定づけるものになるので、今後もセットプレーでしっかり点を取っていきたいです。本当にリバプールのようなチームがそういう風に試合を変えている。なので、この間のチャンピオンズリーグも決勝に行けたと思うし、(自分たちも)しっかり続けていきたいです」

 決勝でトッテナムを2-0で下して14年ぶり6度目の優勝を飾ったリバプールは、セットプレーを武器の1つにしていた。“アンフィールドの奇跡”と呼ばれたバルセロナとの準決勝第2戦(4-0、2戦合計4-3)で、大逆転劇をもたらす決勝点が右CKからの見事なクイックリスタートだったことは記憶に新しい。

 今節はそのセットプレーを味方につけた徳島だが、前節の柏戦(1-2)では最終盤まで1点をリードしながらCKからの2失点で逆転負けを喫していた。守備面で苦い記憶があった中、町田戦ではヨルディ・バイスを中心に相手の攻撃をシャットアウト。「今日は本当にセットプレーも含めてディフェンスがすごく良かった」と手応えを語っている。

 上位争いに食らいつく7月初勝利。「この数週間、チームが1つになっていて、同じ方向を向いていると感じている。今後もこういう試合をしっかりと続けていけば、もっと今日の試合が意味のあるものになってくると思います」。見据える先にあるのは6年ぶりのJ1昇格だ。

(取材・文 阿部哲也)
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クラブユース選手権U-18が開幕!! FC東京、広島、横浜FMなど白星スタート:GL第1節全結果

白星スタートの横浜F・マリノスユース
 第43回日本クラブユース選手権(U-18)大会は21日、群馬県内で開幕した。各地区予選を勝ち抜いたJユース、街クラブの32チームが激突。2年ぶりの優勝を狙うFC東京U-18、昨季高校王者のサンフレッチェ広島ユース、関東予選を制した横浜F・マリノスユースなどが開幕戦を白星で飾った。

 グループリーグ第1節の結果は以下のとおり

▼A組
[前橋総合]
三菱養和SCユース 2-0 ブラウブリッツ秋田U-18
[三]樋口陸(51分)、栗原イブラヒムジュニア(64分)

JFAアカデミー福島U-18 3-2 川崎フロンターレU-18
[J]橋田尚希(2分)、廣岡睦樹(59分)、三戸舜介(67分)
[川]山内日向汰(30分)、宮城天(33分)

▼B組
[前橋フA]
サンフレッチェ広島ユース 2-1 ヴィッセル神戸U-18
[サ]細谷航平2(20分、38分)
[ヴ]佐々木貴哉(61分)

大宮アルディージャU18 0-1 名古屋グランパスU-18
[名]倍井謙(62分)

▼C組
[伊勢崎]
東京ヴェルディユース 0-1 大分トリニータU-18
[大]小浜耀人(51分)

ベガルタ仙台ユース 3-1 ガイナーレ鳥取U-18
[ベ]清水一雅3(7分、19分、50分)
[ガ]オウンゴール(11分)

▼D組
ガンバ大阪ユース 2-4 アビスパ福岡U-18
[ガ]村上景司(41分)、大谷優斗(53分)
[ア]石井稜真2(2分、38分)、吉村銀河(24分)、軸丸大翔(65分)

鹿島アントラーズユース 3-0 ツエーゲン金沢U-18
[鹿]生井澤呼範(7分)、栗俣翔一(40分)、藤井エリキ(67分)

▼E組
[前橋フD]
横浜FCユース 3-2 ファジアーノ岡山U-18
[横]中川敦瑛(14分)、奥村周太(42分)
[フ]金田飛鳥(46分)、藤井大翔(52分)

京都サンガF.C.U-18 1-2 FC東京U-18
[京]中野瑠馬(59分)
[F]小林里駆(20分)、森田慎吾(62分)

▼F組
[前橋フB]
清水エスパルスユース 1-1 モンテディオ山形ユース
[清]青島太一(7分)
[モ]田中嵐(17分)

浦和レッズユース 0-0 松本山雅FC U-18

▼G組
[NTT図南]
V・ファーレン長崎U-18 0-0 北海道コンサドーレ札幌U-18

セレッソ大阪U-18 3-0 柏レイソルU-18
[セ]松本凪生(4分)、吉田有志(46分)、奥村仁(58分)

▼H組
[宮城総合]
横浜F・マリノスユース 3-1 愛媛FC U-18
[横]井出真太郎(15分)、松田詠太郎(38分)、植田啓太(54分)
[愛]柳下将野(70分+1)

サガン鳥栖U-18 2-0 水戸ホーリーホックユース
[サ]兒玉澪王斗(9分)、本田風智(32分)
(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

サッリ体制ユーベの初陣は黒星も…「重要なのは試合をこなしていくこと」

新生ユーベの先発メンバーは昨季と大きく変わらず
 インターナショナルチャンピオンズカップが21日に行われ、ユベントストッテナムに2-3で敗れた。

 ユベントスは5年間指揮を務めたマッシミリアーノ・アッレグリ監督が退任し、マウリツィオ・サッリ監督が就任。新体制の初陣では先発メンバーは昨季から大きく変えなかったものの、0-1で折り返した後半からはチェルシーから復帰したFWゴンサロ・イグアインが投入され、さっそく復帰弾を決めた。

 さらに後半15分にはFWクリスティアーノ・ロナウドが今季初弾となる逆転ゴール。その3分後にはDFレオナルド・ボヌッチに代えて期待の新加入DFマタイス・デ・リフトが投入された。

 その後トッテナムに追いつかれ、終了間際にはまさかの失点を食らい、結果は2-3で敗戦。シンガポールで行われた新体制の初陣は黒星となった。クラブ公式サイトでは、指揮官やメンバーが試合を振り返っている。

 サッリ監督は「フィジカルの準備状態に違いがあり、難しい試合だった」と苦戦の要因を明かす。「前半の私たちはポジションが十分に高くなく、物事を難しくしてしまった。後半はプレスが良くなって、ナイーブな場面もあったが良いプレーがあった」と後半からの改善に目を向けた。

 一方、MFアドリアン・ラビオも試合を語る。パリSGを退団後に今夏からユベントスに加入した24歳は後半開始から精度高いパスワークで存在感を発揮。終了間際には不用意なボールロストから失点を招いてしまったが、才能の片鱗は見せていた。自身の内容について「フィジカル面を改善する必要があるけど、最初の試合でいい感触でプレーできた。チームメートとの関係もポジショニングもすごく良かったと思う」と語っている。

 FWフェデリコ・ベルナルデスキは敗戦よりも試合勘の取り戻しを強調。「重要なのは試合をこなしていくことで、まだ100%じゃないのは普通だよ。重要なのは継続していくこと、監督の要求に応えること、そしていい試合ができたことだ。結果は残念だったね」と述べていた。

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サポ大集合、負けても前向き…初出場の水戸ユース「全国にインパクトを」

敗れた水戸ホーリーホックユース
[7.21 日本クラブユース選手権U-18大会H組第1節 鳥栖U-18 2-0 水戸ユース 宮城総合]

 全国大会初陣に0-2で敗れた水戸ホーリーホックユースだが、選手たちの反応はおおむね前向きだった。地元で好プレーを見せたDF平田海斗(3年)は「ポジティブに捉えている。格上のチームとやったら成長に繋がるし、もし勝てれば全国にインパクトを与えられたと思う」と笑顔。果敢な心持ちで戦い続ける構えだ。

 クラブを取り巻くポジティブなムードは会場の雰囲気からもたしかに伝わってきた。初めて全国大会に臨むチームを応援しようと、夕方にはJ2リーグ戦が控えているにもかかわらず、同じ北関東の群馬に20人を超えるサポーターが来場。さらにジュニアユース全学年も訪れる気合の入りっぷりで、ピッチの選手たちをホーム並の声援で後押しした。

「サポーターも初めてということもあるし、日頃からもきてくれるので、初戦の意気込みは選手だけじゃなく、みんな同じ気持ちで戦ってくれたかなと思います」と感謝を語ったのは樹森大介監督。初出場とはいえど、激戦の関東予選を勝ち抜いてきた手応えを次のようにのぞかせた。

「初出場というと難しい環境、立場で臨むことが多いと思うけど、僕らは関東の強豪チームを相手にしてきた。なので臆することなく戦えるような準備は整っている。また会場も関東で茨城から近いので、そこまで異空間という環境でやっていたわけじゃないので、“初出場あるある”のようなことはそこまで感じずに選手たちがやってくれた」。

 そんな言葉どおり、選手たちもこれまで積み重ねてきたスタイルをピッチ上で表現した。「自分たちのプレースタイルはリスクを負っても全員でするサッカー」(平田)。そうしたこだわりは時にはミスも生むが、「ミスはしょうがない」と受け止め、「後の切り替えができていれば」と迷いはなさそうだ。

 また群馬県藤岡市出身の平田にとっては地元の雰囲気も助けとなった。小中学校時代の指導者と「『全国大会で群馬に帰ってこい』って約束していた」といい、「3年目で叶えられて良かった」と笑顔。見にきてくれたコーチの前で「勝てれば良かったけど、あと2試合で勝ちたい」と下を向くつもりはない。

 なにせ、まだ初陣が終わったばかり。グループリーグだけでもあと2試合を残しているのだ。次の相手は関東大会で敗れた横浜FMユース。「どこにいい選手がいて、どういう戦い方で、自分たちのどこが通用するというのは選手自身も理解している。鳥栖戦より思い切ってやれると思う」(樹森監督)。10番の言葉どおり、“全国にインパクトを与える”準備はできている。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

愛媛U-18から代表入り、DF三原秀真が目指すもの「見られる目も変わる」

愛媛FC U-18のDF三原秀真(3年)
[7.21 日本クラブユース選手権U-18大会H組第1節 横浜FMユース3-1愛媛U-18 宮城総合]

 愛媛FC U-18のDF三原秀真(3年)は今年6月、U-18日本代表に初招集された。「一回代表に入ったら少しは名が広がるし、見られる目も変わると思うので、それなりのプレーをしないといけない」。夏のクラブユース選手権では注目されることを承知で、全国から集まる強豪に立ち向かおうとしている。

 左ウイングバックでプレーした三原は開幕節のこの日、横浜FMユースの快速アタッカーFW松田詠太郎(3年)とマッチアップ。鋭い読みと粘り強い対応で単純なドリブル突破を許さず、攻撃に転じては果敢なインナーラップから1トップ2シャドーの決定機を演出するなど、さすが代表選手というプレーを披露した。

 しかし、チームは1-3で敗戦。「前半の途中から自分たちのサッカーが出来始めて、決定機も何回か作れたけど、そこで決めきれなかった。前半に追いついて逆転することが可能だったけど、できなかったのが負けた原因だし、後半も立ち上がりに失点してしまって、自分たちで崩れたのが敗因」と肩を落とした。

 7年ぶりに参戦中のプレミアリーグWESTでは第10節を終えて1勝9敗と苦戦中。「なかなか勝てなくて苦しい中、この大会を転機としていいゲームをすれば、プレミアでもいい結果が残せると思う。ここでどれだけいい試合をするかが、これからのリーグの戦いにも大きく影響する」と先を見据える。

 だからこそ、まずは勝利だけを求める。「どれだけ自分たちのサッカーが出来なくても、耐えて耐えてワンチャンスをものにして勝って進んでいくほうが、どれだけ自分たちのサッカーをして負けるよりも良い。まずはトーナメントに進むほうが大事」。そう語った背番号5は「内容よりも結果が欲しい」と言い切った。

 また、自らにも一段階上のハードルを課している。6月のU-18ポルトガル戦では「最初はあのレベルについていけず、失点は自分が剥がされたシーン」と振り返りつつ、「試合を通して慣れてきた部分もあった」と手応え。「日本とやるのとは違って、あのレベルでやれないといけない」という目標に向け、まずは夏の大舞台で結果にこだわる構えだ。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

[7月22日 今日のバースデー]

Japan
FWレアンドロ・ダミアン(川崎F、1989、ブラジル)*ロンドン五輪得点王。屈強なフィジカルと繊細なボールタッチでゴールを奪う。
MF新井純平(長野、1989)*テクニックに優れ、ビルドアップが持ち味のMF。
DF佐藤祥(群馬、1993)*ボール奪取能力、空中戦の強さが持ち味のDF。
MF芝本蓮(G大阪、1999)*正確なキックが魅力でクレバーなMF。昨季からトップチームに昇格した。
MF村田透馬(岐阜、2000)*興國高出身のアタッカー。特別指定選手だった高校時代にJデビューを果たした。

World
FW田代有三(元鹿島ほか、1982)*抜群の空中戦の強さを誇った元日本代表ストライカー。
MFフェデリコ・バルベルデ(R・マドリー、1999、ウルグアイ)*力強い対人プレーと的確なポジショニング、精度の高い縦パスを武器とするボランチ。

Former
DFネルシーニョ(元サンパウロほか、1950、ブラジル)*09年7月から柏の監督を務め、10年にJ2優勝。11年にはJ1初優勝を達成した。
FWエミリオ・ブトラゲーニョ(元R・マドリーほか、1963、スペイン)*スペイン代表通算26ゴールのストライカー。レアルにリーグ5連覇をもたらす。
FWディルク・カイト(元リバプールほか、1980、オランダ)*スタミナ抜群の元オランダ代表アタッカー。結果だけでなく、献身的なプレーでチームを支えた。

Others
原辰徳(野球、1958)
内村光良(ウッチャンナンチャン:芸人、1964)
薬師寺保栄(プロボクサー、1968)
岩崎夏海(作家、1968)
伊藤利尋(アナウンサー、1972)
長谷川京子(女優、1978)
上野由岐子(ソフトボール、1982)
吉高由里子(女優、1988)
コムアイ(水曜日のカンパネラ:ミュージシャン、1992)

プレミア1勝9敗の愛媛U-18、この夏を飛躍の契機に…DF谷岡主将「勝ちを掴みたい」

愛媛FC U-18のDF谷岡昌主将(3年)
[7.21 日本クラブユース選手権U-18大会H組第1節 横浜FMユース3-1愛媛U-18 宮城総合]

 2012年以来の高円宮杯プレミアリーグWEST復帰を果たした今季、愛媛FC U-18は第10節を終えて1分9敗と大きく苦しんでいる。しかし、クラブユース選手権ではリーグ戦の結果は関係ない。主将のDF谷岡昌(3年)は「クラブユースはクラブユースで切り替えて、勝ちというものを掴みたい」と意気込み、群馬の地にやってきた。

 リーグ戦10試合で重ねた勝ち点はわずか『3』。昨季のプレーオフを制し、悲願の最高峰リーグに返り咲いた愛媛だが、その道のりはなかなか平坦ではない。「勝ちが全然なく、引き分けもなく負けている」(谷岡)。そう振り返るしかないくらい、苦しい闘いぶりが続いているのが現状だ。

 しかし、クラブユース選手権開幕節の横浜F・マリノスユース戦を見る限り、実力が圧倒的に劣っている様子は感じられない。GKを巧みに使ったビルドアップは関東王者にも通用し、リズムを握れた時間帯には決定機を連発。谷岡は「関東1位のマリノスさんに通用した部分はあったので、多少は自信を持って良い」と前向きに語った。

 そうした戦術の熟成ぶりは、愛媛ユース出身でクラブOBの青野大介監督と、2年後輩にあたるトップチームの川井健太監督が協力し、一貫したプレーコンセプトを構築してきた成果だ。「個の能力差と言ってしまえば指導者の仕事はない」(青野監督)という心構えで、選手たちの成長を促しているという。

 だからこそ敗れても選手たちがやるべきことは明確。「まずは1対1とか、自分がどれだけできるかを試したい。逆にビルドアップはどことやってもできる自信がある。今日も長いボールを使って、ミスはあったけど自分の出せるものを出せたと思う」と語った主将は「崩れてしまう時間が長かった」と反省点を指摘し、この敗戦を次に活かしていく構えだ。

 また谷岡にとってこの夏は、プロ入りという夢を掴むための舞台でもある。同期のDF三原秀真(3年)がU-18日本代表に招集され、「負けていられないなという気持ちはある」。自身も持ち味のビルドアップと粘り強い空中戦を活かし、「代表にはなれなくても将来プロで生き残る選手になりたいので、そこを目指して頑張る」と意欲を燃やしている。

 グループリーグは残り2試合。得がたい経験をさらに重ねていくためには、次のステージに進む必要がある。「1年目だけどプレミアにいるというプライドを持ち、まずはグループリーグを突破してトーナメントに上がるという気持ちは全員が持っている」(谷岡)。愛媛の夏はまだ始まったばかりだ。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

創成館は2年連続長崎準V、選手権で全国初出場狙う(15枚)

創成館は悲願の全国まであと一歩
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)長崎県予選準決勝が6月6日に行われ、県新人戦優勝の鎮西学院高とプリンスリーグ九州に所属する創成館高が激突。創成館が2-0で勝った。創成館は決勝で敗れて準優勝に終わっている。(
●【特設】高校総体2019

そこのけそこのけ小西が打つ! 昨季に堂安律も驚愕の徳島21歳レフティーモンスター「自分の良さが出た」

ダメ押し弾を奪った徳島MF小西雄大
[7.21 J2第23節 町田0-3徳島 町田]

 コースが開けば距離は関係ない。徳島ヴォルティスのMF小西雄大は2-0で迎えた後半15分、ドリブルから左足のスーパーシュートでダメ押し弾を奪取。相手をノックダウンさせる一発に「自分の良さをうまく出せた」と胸を張った。

 169cmと小柄ながらキック力はチーム屈指。どんなエリアでも躊躇せずに打てるシュートレンジの広さが強みとなっている。入団2年目の昨季に記録したプロ初ゴールは、左足のアクロバティックなボレー。得点後にG大阪の下部組織で同期だった日本代表MF堂安律(フローニンゲン)が、自身のツイッター(@doan_ritsu)で「えぐいやん。笑」と綴ったことでも話題となった。さらに今季の第1号ゴールも中距離から決めた左足のパワーショット。今回の試合でのゴラッソは2点リードの後半15分だった。

 左サイドでのテンポの良いパスワークからセンターサークル右脇でフリーの小西にボールが渡ると、21歳MFはドリブルで相手ディフェンスの後退を誘いながらPA手前中央まで運び、早いタイミングで左足を振り抜く。凄まじい弾道のシュートでゴール左上を射抜き、自身の今季2点目で勝利を決定づけた。

「(清武)功暉くんが前でいい動き出しをしてくれて、ディフェンスがついていってくれたので、そこで自分のシュートコースが開いた。最初からシュートというよりは周りを見ながら、シュートコースを開けてくれたので自分で打つ選択をしました」

 先の2点がセットプレー絡みだった徳島としても、流れの中からの理想的な崩しだったといえる。「すごく練習のような展開。コンセプト通り片方に集めてというのがうまくできた」。スーパーゴールという形で最高の仕上げを実現した小西は「思い切り打つのが自分の良さ。そこがあのシーンでうまく出せた」と喜んだ。

(取材・文 阿部哲也)
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●[J2]第23節2日目 スコア速報

創成館の中盤で印象残した2年生MF新川&10番MF石橋:長崎(6枚)

2年生ボランチMF新川翔太は正確なサイドチェンジを見せた
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)長崎県予選準決勝が6月6日に行われ、県新人戦優勝の鎮西学院高とプリンスリーグ九州に所属する創成館高が激突。創成館が2-0で勝った。創成館は決勝で敗れて準優勝に終わっている。(
●【特設】高校総体2019

2年連続長崎決勝進出、創成館の守り支えたDF櫻田&GK橋口(6枚)

3バックの中心として奮闘したDF櫻田颯人(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)長崎県予選準決勝が6月6日に行われ、県新人戦優勝の鎮西学院高とプリンスリーグ九州に所属する創成館高が激突。創成館が2-0で勝った。創成館は決勝で敗れて準優勝に終わっている。(
●【特設】高校総体2019

創成館は決勝出場停止のFW田中主将が意地の2発!:長崎(7枚)

1-0の後半6分、FW田中瑛修主将(3年)が自ら獲得したPKを決めて2-0
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)長崎県予選準決勝が6月6日に行われ、県新人戦優勝の鎮西学院高とプリンスリーグ九州に所属する創成館高が激突。創成館が2-0で勝った。創成館は決勝で敗れて準優勝に終わっている。(
●【特設】高校総体2019

独特の攻撃スタイルで長崎2冠に挑戦した鎮西学院(18枚)

2冠を目指した鎮西学院
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)長崎県予選準決勝が6月6日に行われ、県新人戦優勝の鎮西学院高とプリンスリーグ九州に所属する創成館高が激突。創成館が2-0で勝った。創成館は決勝で敗れて準優勝に終わっている。(
●【特設】高校総体2019

プレーエリア広く走り回った鎮西学院CB松田(4枚)

CB松田大誠(3年)はプレーエリア広く走り回った
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)長崎県予選準決勝が6月6日に行われ、県新人戦優勝の鎮西学院高とプリンスリーグ九州に所属する創成館高が激突。創成館が2-0で勝った。創成館は決勝で敗れて準優勝に終わっている。(
●【特設】高校総体2019

長崎屈指の技巧派、鎮西学院MF柴原(4枚)

MF柴崎隆真(3年)は長崎屈指の技巧派
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)長崎県予選準決勝が6月6日に行われ、県新人戦優勝の鎮西学院高とプリンスリーグ九州に所属する創成館高が激突。創成館が2-0で勝った。創成館は決勝で敗れて準優勝に終わっている。(
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[MOM2915]鳥栖U-18 MF西田結平(3年)_“松岡不在”は問題なし「追いつけ追い越せの気持ちで」

最終ラインに顔を出すサガン鳥栖U-18MF西田結平(3年)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.21 日本クラブユース選手権U-18大会H組第1節 鳥栖U-18 2-0 水戸ユース 宮城総合]

 サガン鳥栖U-18MF西田結平(3年)は昨季、チームが史上初の全国8強入りを達成する中、群馬の地を訪れることができなかった。しかし、最高学年となった今季はボランチの主力に君臨。開幕節ではセットプレーからMF本田風智(3年)の追加点をアシストしただけでなく、絶え間ない動き直しでボールを引き出し、初舞台に燃える相手をいなし続けた。

 鳥栖U-18は今季、2年次の昨季から主力を担ってきたMF松岡大起(3年)がトップチームのレギュラーに定着したため不在。主将を務める予定だった中盤の要を欠いたことで、大きな戦力低下が懸念されていた。それでも、現状はプリンスリーグ九州で9勝1分の独走状態を保っており、目立った問題は起きていない。

 穴を埋めるのが松岡の同級生にあたる西田だ。「自分は去年、全国大会のチームに入っていなかったけど、結果や動画を見て刺激を受けた。『絶対負けないぞ』という気持ちでやっていた。今季は彼がトップチームに上がってプロとして戦う姿をテレビで見ている。負けないように、追いつけ追い越せの気持ちでやっている」とライバル意識は隠さない。

 主な役割はアグレッシブなボールアプローチが光る最終ラインとフィジカルを持ち味とする選手たちが居並ぶ前線との橋渡し。「前は10番の本田選手たちに任せつつ、自分はそれまでの過程で、どれだけフリーの状態、前向きの状態でボールを当てられるかを考えている」と心持ちを明かす。

 プロの舞台でもまれている松岡に比べれば「彼のほうがフィジカルで長けているし、相手に勝つ部分は大きい」という。しかし、「自分は予測が長けているので、予測でフィジカルをカバーしたり、準備の段階で良いポジションを取れる」と自己分析。「逆をとったりするのが得意なので、そこから前にボールを当てる」とビジョンは明確だ。

 出身は大分県のブルーウィングFC。中学3年次に鳥栖U-18と練習試合をした際、現在トップチームを指揮する金明輝監督に誘われ、練習参加の機会を得た。「当時は左サイドハーフで、ユース相手でもドリブルで抜いたりするのが長所だった。攻撃面で取ってもらったと思っている」と振り返る。

 しかし、現在の目標は松岡もたびたび憧れを口にしてきたMFエンゴロ・カンテ(チェルシー)のような守れる選手。「走れて、潰せて、前にも推進力がある」というプレミア屈指のMFを「彼も小さくてフィジカルだけの選手じゃないので、予測や初速でやっている」と参考にしているようだ。

 主将を務める本田は「『誰かがいなくなったから弱くなったね』とか周りから思われたくない」と語っていたが、その思いは西田も同じ。昨季、松岡がクラブの歴史を切り開いたように「この大会でチームとして結果を残すこと。その上で自分がチームのためにどう貢献できるかを考えてプレーして、その結果がトップチームにつながれば」とチームを飛躍に導くプレーを目指す。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会