[MOM2946]桐光学園FW神田洸樹(3年)_後半ラストプレーで決めた“奇跡のゴール”

後半アディショナルタイム、桐光学園高FW神田洸樹が右足で優勝ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.1 総体決勝 富山一高 0-1 桐光学園高 金武町フットボールセンター]
 
 令和元年度のインターハイ決勝は、“劇的過ぎる”一撃で幕を下ろした。0-0の後半アディショナルタイム8分、桐光学園高は左タッチライン際でのMF中村洸太(3年)のインターセプトを起点に、FW西川潤(3年)とFW庄司朗(2年)が身体を張ったことで中央のFW神田洸樹(3年)が前向きな体勢でボールを受ける。

 この瞬間、「なんかちょっと運もあるのかなと思った」と神田。シュートコースを塞ぎに来たDFを外しながら右にボールを運んだ背番号11は、そのまま右足を振り抜く。難しい体勢からの一撃だったが、ボールは弾丸ライナーでニアのゴールネットを破った。

「結構、(シュートの際に)腰をひねるのは得意な方なので、練習通りのゴールだったと思います」という神田がスタンドへ向かってダッシュをする最中に試合終了の笛。湧き上がる歓声の中、初の日本一を決めたスカイブルーのユニフォームが歓喜に舞った。

 名門・桐光学園の歴史に新たな1ページを刻んだ優勝ゴール。神田は「本当に2度と無いというくらい“奇跡のゴール”で。それが自分に巡ってきて、本当に運があるなと思いました」と頬を緩めた。

 鈴木勝大監督は「苦しい時間が続いていたので、延長も、PKも覚悟してコーチたちと話していたので、そういう意味でフィジカルが最後に落ちずに神田が決めたのは、チームの成長もそうですけれども、彼の成長も実感しています」と頷く。

 攻撃の中心選手の一人として期待された神田だが、今大会はここまで無得点。守備を重視するチームの中でディフェンス面の頑張りも見せていたが、攻撃面ではボールには絡むもののなかなかシュートチャンスと巡り合えなかった。

 だが、このシーンでは「(桐光学園は)今大会終了間際のゴールが多かったので、ちょっとそれも期待していた」。その期待通りに良い形でボールを引き寄せ、ラストプレーで劇的な優勝ゴールを叩き出した。

 憧れの存在であるMF乾貴士のような、DFを外しながら決めた一撃。「目指している選手に近づけているのは本当に嬉しいですし、この舞台で出せたというのは本当に嬉しいゴールです。(数少ない全国制覇へ導くゴールを決めた選手となったが、)そういう中の一人になれて良かったし、自分だけじゃなくて今まで支えてくれた人や仲間とかのお陰なので、分かち合いたいです」と感謝を口にした。

 トリッキーなドリブルなどを得意とするアタッカーが、チームのために走ることを続けながら決めたゴールは成長の証。今後も得点にこだわっていくこと、チームのために動き続けることを掲げる神田が“奇跡のゴール”をきっかけに、また上を目指す。

(取材・文 吉田太郎)
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J2・19位の福岡が公式声明「まずは10勝」「その次の目標設定へ」

福岡が声明を発表した
 アビスパ福岡は1日、クラブ公式サイト上で「後半戦を迎えて」と題し、声明を発表した。

 福岡は今季、イタリア人のファビオ・ペッキア氏を新監督として招聘し、「自分たちで主導権を握り、攻撃的にボールを持って試合をコントロールすること」を目指して臨んだが、チームは前半戦で一時最下位に沈むなど低迷。6月初旬にペッキア氏が辞任し、昨季からコーチを務めていた久藤清一氏を内部昇格で新指揮官に据えた。

 久藤監督の就任後、リーグ戦9試合での戦績は2勝5敗2分。通算勝ち点24で残留圏内の19位となっている。

 クラブは現在の状況について「監督、コーチングスタッフは、前節を振り返り、次節へ向けた分析と練習の質を試合ごとに高め、改善に向けて日々取り組んでいます」と説明。さらに強化部としての改善に向けた取り組みに加え、「後半戦を迎えて代表の川森をはじめ経営幹部による、選手、スタッフとの個人面談やミーティングを重ね、さらなる改善のスピードを加速させるため、新たにアビスパ福岡のチーム行動規範を策定し、チームとしての決まりごとの徹底や、より一層のコミュニケーションの活性化を図っています」としている。

 リーグ戦は残り17試合。クラブは「心ひとつに『感動と勝ちにこだわって』戦っていく決意です。一試合一試合に集中して勝利を目指すことはもちろん、ここから一節でも早くまずは10勝して勝ち点を積み上げることを目指して降格争いを脱し、その次の目標設定に向けて取り組んで参ります」と表明した。

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C・ロナウドの欠場問題、ついに韓国の警察が動く…

韓国で騒動となったFWクリスティアーノ・ロナウド
 韓国で行われた親善試合でユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドが契約を守らずに欠場した問題について、韓国のソウル警視庁が調査を始めたようだ。スペイン『アス』が報じている。

 ユベントスは7月26日、韓国のソウルで行われた親善試合でKリーグオールスターズと対戦。スタジアムにはC・ロナウドを目当てに6万5000人の観客が集まったが、ベンチスタートだったC・ロナウドは最後まで出場せず。試合を主催した『ザ・ファスタ』とユベントスは「C・ロナウドが45分間出場する」という契約を交わしていたことも明らかになり、失望したファンが『ザ・ファスタ』を相手に損害賠償を求める集団訴訟を起こす動きが出ている。

 そうした中、韓国の法律事務所『L.K.B&パートナーズ』の弁護士がC・ロナウドとユベントス、そして『ザ・ファスタ』に対し、詐欺と契約違反で訴状を提出。ソウル警視庁が現在、調査を行っているという。

 ユベントス側はC・ロナウド欠場の理由に関し、コンディションに問題があったためと説明している。また、仮に故意の契約違反だったとしても、C・ロナウドが取り調べで韓国を訪れなければならなくなる可能性は低いようだ。

 同紙によると、ソウル警視庁は国際刑事警察機構や外国政府に引き渡しを求めることは理論上、可能となっているが、1年以上の懲役刑に該当する犯罪にしか関与しないため、あり得そうもないことだと記している。ただ、同紙は「いずれにしてもC・ロナウドのイメージが韓国で非常に悪化してしまったのは間違いない」とレポートした。

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猛暑をしのぐ大型テントに水遊び広場も…浦和が名古屋戦で「レッズサマーフェスタ」開催

猛暑をしのぐ大型テントに水遊び広場も…浦和が名古屋戦で「レッズサマーフェスタ」開催
 浦和レッズは4日のJ1名古屋戦(19時、埼玉)で「レッズサマーフェスタ」を開催する。大人から子供まで楽しめるイベントが盛り沢山。猛暑の中でも快適な空間を提供するさまざまな施策を実施する。

 当日は「浦和レッズオリジナルデザインナップザック」が来場者全員(ビジターチームを応援する来場者を除く)にプレゼントされるほか、毎年恒例となった「ビールフェスタ」を開催する。さらに夏季限定の洋風レッズバー「レッドガーデン」が埼スタ南広場に新登場。大型テントが南広場に並び、埼スタ史上最大規模(33m×14m=462㎡)の「日陰」を提供する。


 埼スタ南広場には子供たちが水遊びを楽しめる「ぴちゃぴちゃ広場」が登場するだけでなく、昨夏やゴールデンウィークに大好評だった「生フルーツかき氷」も販売する。生のフルーツをまるごと凍らせて作るかき氷に特製のシロップをかけて食べる贅沢な一品で、「苺氷り」「みかん氷り」「沖縄パイナップル氷り」の3種類。浦和が試合に勝利すると、生ビールが100円引きになる夏季限定「勝利のアフタービール」も実施する。



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初Vの十文字MF三谷主将らがインハイ女子優秀選手に

女子優秀選手に十文字高から5人が選ばれた(写真協力=高校サッカー年鑑)
 全国高等学校体育連盟サッカー専門部女子技術委員会は1日の令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」女子サッカー競技決勝終了後、大会優秀選手を発表した。

 初優勝した十文字高(東京)からMF三谷和華奈(3年)やGK白尾朱寧ら5選手、準優勝の日ノ本学園高(兵庫)からも決勝を負傷欠場したFW古賀花野(3年)ら5選手が選出されている。

以下、優秀選手(名前は発表順)

FW原田和佳(鳴門渦潮高)
MF菊池まりあ(神村学園高)
FW野中花(聖和学園)
GK白尾朱寧(十文字高)
MF三谷和華奈(十文字高)
MF村田莉菜(十文字高)
FW藤野あおば(十文字高)
DF杉澤海星(十文字高)
FW加藤明星(柳ヶ浦高)
FW古賀花野(日ノ本学園高)
MF上田佳奈(日ノ本学園高)
GK小笠原梨紗(日ノ本学園高)
DF渡邊那奈(日ノ本学園高)
MF平井杏幸(日ノ本学園高) 
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神戸対G大阪戦で限定パッケージの焼ビーフンを先着1万人に無料配布

神戸対G大阪戦で限定パッケージの焼ビーフンを先着1万人に無料配布
 今季からヴィッセル神戸のユニフォーム・パンツスポンサーを務めるケンミン食品株式会社(兵庫県神戸市)は2日にノエビアスタジアム神戸で行われる神戸対G大阪戦で「ケンミン焼ビーフンDAY」を開催し、めん業界初となる神戸選手全員の写真が入ったパッケージの焼ビーフンを無料配布する。

 非売品のため手に入るのは「ケンミン焼ビーフンDAY」だけ。16時の開門時間よりホーム側ゲートで配布を開始する予定で、先着で合計1万個を無料配布する。パッケージの選手は2019年6月末時点の登録全選手だが、選手を選ぶことはできない。なお、アウェー側ゲートでは通常の焼ビーフンを無料配布する。

「ケンミン焼ビーフンDAY」ではそのほかにも、40名に公式ユニフォームパンツとソックスのセットをプレゼントするハーフタイム抽選会を実施。3月2日のホーム開幕戦以来、約5か月ぶりに焼ビーフン屋台もノエスタに復活する。鉄板で炒めた香ばしい焼ビーフンは1食500円(税込)。500円ごとの購入でオリジナルステッカー兼ハーフタイム抽選会抽選券がプレゼントされる。

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インハイ大会優秀選手36名発表!初V・桐光学園からFW西川ら最多6名選出!

FW西川潤(桐光学園高)ら36名が大会優秀選手に選出された。(写真協力=高校サッカー年鑑)
 全国高等学校体育連盟サッカー専門部技術委員会は1日、令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)決勝後に同大会の優秀選手36人を発表した。

 初優勝した桐光学園高(神奈川1)からはFW西川潤主将(3年、C大阪内定)やMF中村洸太(3年)、左WB佐々木ムライヨセフ(3年)ら最多6名が選出され、準優勝の富山一高(富山)からはキャプテンマークを巻いたMF高木俊希(3年)やMF牧野奏太(3年)ら5名が優秀選手リストに名を連ねた。

 また、FW染野唯月(尚志高3年、鹿島内定)や大会得点王のFW山内大空(尚志高3年)、MF佐藤陽太(京都橘高3年)らが選出されている。

大会優秀選手は以下のとおり

▽GK
鈴木康洋(尚志高)
北村公平(桐光学園高)
平山颯太(北越高)
中村青(京都橘高)
▽DF
藤原優大(青森山田高)
奈良坂巧(桐光学園高)
丸山以祐(富山一高)
橋本直旺(阪南大高)
田内悠貴(徳島市立高)
▽MF
古宿理久(青森山田高)
小池陸斗(尚志高)
渡邉綾平(前橋育英高)
岩根裕哉(桐光学園高)
中村洸太(桐光学園高)
加藤雅久(北越高)
高木俊希(富山一高)
牧野奏太(富山一高)
古長谷千博(清水桜が丘高)
佐藤陽太(京都橘高)
名願央希(初芝橋本高)
崎山友太(米子北高)
前田唯翔(西京高)
濱屋悠哉(神村学園高)
永吉飛翔(神村学園高)
▽FW
山内大空(尚志高)
染野唯月(尚志高)
佐々木ムライヨセフ(桐光学園高)
西川潤(桐光学園高)
庄内碧(北越高)
鈴木崚加(富山一高)
碓井聖生(富山一高)
梅村脩斗(京都橘高)
梅津倖風(京都橘高)
篠畑純也(阪南大高)
大谷澪紅(初芝橋本高)
菊地孔明(大分高)

(取材・文 吉田太郎)
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【動画】アディダス「エックス 19.1 FG」試し履きレビュー!

【動画】アディダス「エックス 19.1 FG」試し履きレビュー!
 サッカースパイクを紹介するゲキサカスパイク企画、通称「ゲキスパ」。スパイクマイスターKoheiが「エックス19.1」の試し履きレビューを敢行。エックス19.1の履き心地やフィット感は?前作のエックス18.1との違いは?ドリブルの感触は?事細かに解説!

【Kohei プロフィール】
日本初のスパイクマイスター。日本全国の部活プレイヤーがサッカースパイク選びの参考にする「Kohei's BLOG」の運営者。これまでに1000足以上のスパイクを着用し、その最新情報や機能性を独自の視点で紹介している。国内でも有数のスパイク目利き力を持ち、プレイヤーの生の足を見れば、その人にマッチするスパイクが何かを見抜くことができる。身長180cm、体重72kg。ポジションはFW、ときどきMF。中学、高校、大学とサッカー部に所属し、現在も社会人チームでプレー。

日本代表DF植田直通が入籍を報告「彼女の性格が一緒にいて心地いい」

日本代表DF植田直通が入籍を報告した
 セルクル・ブルージュに所属する日本代表DF植田直通(24)が1日に所属事務所を通じ、入籍したことを報告した。相手は一般女性のため、名前などの公表は控えるとしている。

 植田は「応援してくれてる皆様へ」と題し、次のようにコメントした。

「私事ではございますが、かねてよりお付き合いをしていた女性と入籍させて頂いたことを御報告させて頂きます。お相手は一般の方ですので、名前等の公表は控えさせて頂きます旨ご了承ください。彼女の、いつも明るく元気で前向きな性格が一緒にいて心地よく、これから一生涯をかけてずっと守って行きたいと思い結婚を決めました。これから二人で力を合わせて幸せな家庭を築いていけるように頑張っていきますので暖かく見守って頂ければ嬉しいです」

 植田は昨年7月に鹿島からセルクル・ブルージュ(ベルギー1部)に移籍し、今季は海外挑戦2シーズン目。「ベルギーでの2年目のシーズンも開幕し、より結果を求めて頑張っていきますので引き続き応援宜しくお願いします」と決意を新たにしている。

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DAZNが『THE MAKING OF』の配信発表! C・ロナウド、ネイマール、モウリーニョが印象に残る3試合を語る

DAZNが『THE MAKING OF』の配信を発表した
 スポーツ・チャンネル『DAZN(ダゾーン)』が今月9日よりDAZNオリジナルのコンテンツシリーズ『THE MAKING OF(ザ・メイキング・オブ)』を配信することを発表した。

『THE MAKING OF』は全9つのエピソードで構成され、DAZNグローバルアンバサダーを務めるFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)、FWネイマール(パリSG)、ジョゼ・モウリーニョ氏の3人が自身のキャリアの中で印象に残っている3つの試合について、当時の心境を語るインタビュー番組となっている。

 C・ロナウドは自身を有名にし、サッカー界のスーパースターへと押し上げた試合である2003年のスポルティング・リスボンvsマンチェスター・ユナイテッド、モウリーニョ氏はポルトを率いた2003-04シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦のユナイテッド戦、ネイマールは2011年のサントス時代にプスカシュ賞の受賞につながるゴールを決めたフラメンゴ戦など、それぞれ3試合ずつを回想。各エピソードには本人の独占インタビューや関係者の証言も含まれている。

 DAZNのChief Revenue Officerを務めるジェームズ・ラシュトン氏は「スポーツ業界では試合のライブ配信とライブ以外のコンテンツが共存しています。我々のオリジナル番組編成の戦略は、質の高いスポーツライブ映像の配信と視聴者が愛するスポーツやアスリートをより身近なものにするような象徴的なコンテンツを制作することです。こうして、重要なスポーツのモーメントに合わせてDAZNの認知やファンの満足度を高めていきます。今後もDAZNは新しいスポーツ視聴の在り方を提案していき、ファンの皆様にはDAZNが最高のスポーツ視聴体験をお届けしていくことを期待してほしいです」とコメントした。

『THE MAKING OF(ザ・メイキング・オブ)』配信スケジュール
【配信日】 8月9日(金)12:01~ 全9エピソード配信

■クリスティアーノ・ロナウド編
▽Episode1「The Audition~オーディション~」
C・ロナウドが脚光を浴びることとなった試合、スポルティング時代のマンチェスター・ユナイテッド戦について、誰も知らない物語を本人が語る。

▽Episode 2 「The Premonition~予感~」 
2016年、欧州CL準々決勝・第1戦ボルフスブルク戦を2点ビハインドで終えたレアル・マドリー。同点にできなければ敗退という絶望的な状況の中、C・ロナウドは奇跡の準決勝進出を信じていた。

▽Episode 3 「The Greek Tragedy~ギリシャ悲劇~」
2016年のEURO決勝、ポルトガルvsフランス戦。ポルトガルの勝利への期待はC・ロナウド一人に託されていた。開始早々、怪我をしたC・ロナウド。期待は打ち砕かれたかに思われたが、彼が決めた新たな役割はフェルナンド・サントス監督の補佐だった。

■モウリーニョ編 
▽Episode1 「The Beginning~始まり~」
2003年3月、オールド・トラッフォードで行われたモウリーニョ氏率いるポルトの欧州CLベスト16での試合。この試合はモウリーニョ氏が、後にサッカー界で最も成功した監督としてのキャリアを築く上で重要な一戦となった。

▽Episode 2 「The Family~家族~」
2010年、インテルの監督として迎えた欧州CL決勝のバイエルン戦。この一戦での勝利はインテルにとって、イタリア勢として初のセリエA、コッパ・イタリア、欧州CLを同一シーズンで制するという記録がかかっていた。

▽Episode 3 「The Magician~魔術師~」
2010年、モウリーニョ氏はジョゼップ・グアルディオラ率いるバルセロナを止めるという使命のもと、レアル・マドリーの監督に任命された。2012年4月、敵地バルセロナで迎えるクラシコで、最強のライバルからの勝利がリーガ・エスパニョーラのタイトル獲得の絶対条件であると誰もが分かっていた。

■ネイマール編
▽Episode1「The Joy~歓喜~」
ブラジルサッカーの楽しさが凝縮されたという意味で、2011年7月のサントスvsフラメンゴ以上の試合はない。サッカーの申し子、ロナウジーニョとネイマールのゴールやドラマ、天才的なプレー。この試合にはサッカーのすべてが詰まっている。

▽Episode 2 「The Promise~約束~」
2016-17 欧州CLベスト16・第2戦、バルセロナvsパリSG。4点のビハインドで第1戦を終えたバルセロナの準々決勝進出は絶望的に思われたが、1人の男は勝利を信じていた。

▽Episode 3 「The Dream~夢~」
欧州CLは、ヨーロッパのサッカーチームや選手にとって最大の試練だ。2017年11月、パリSGにとって勝利が絶対条件となるユルゲン・クロップ監督率いるリバプールとの一戦。ネイマールは勝利の為に特別な何かを思いつく必要があった。

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●フランス・リーグアン2019-20特集

レアル正守護神に相応しいのは?K・ナバス&クルトワの人気投票は大差で決着

正守護神の座を争うGKケイラー・ナバスとGKティボー・クルトワ
 スペイン『アス』がレアル・マドリーのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスとベルギー代表GKティボー・クルトワについて「どちらがレギュラーになるべきか」というアンケートを実施し、その結果を公表している。

 同メディアの調査によるとクルトワの12.46%に対し、K・ナバスが87.54%の支持を得て圧勝したようだ。

 2人の“正GK論争”はこの1年間続いている。K・ナバスはジネディーヌ・ジダン監督の第1次政権下で重用されていたが、同指揮官が2017-18シーズン限りで退任したこともあり、昨季は入れ替わりで加入したクルトワがリーグ戦27試合に出場。K・ナバスは10試合の出場に終わった。

 しかし、3月に復帰したジダン監督がシーズン開始から指揮を執る今季、風向きは変わりつつある。

 北米ツアー時のインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)では、クルトワが20日のバイエルン戦(1-3)と26日のアトレティコ・マドリー戦(3-7)、K・ナバスが23日のアーセナル戦(2-2、PK3-2)にスタメン出場。29日にクルトワの負傷離脱(左足首捻挫で全治2~3週間)が発表されると、30日のアウディカップ準決勝トッテナム戦(0-1)ではK・ナバスが1失点を喫しながらも好セーブを連発した。続く3位決定戦のフェネルバフチェ戦(5-3)でも先発出場している。

 ジダン監督はトッテナム戦後、クラブ公式サイトを通じて「私はスタメンが保証されている選手など1人もいないと思う。全員がしっかりと準備できていなけばならない。それは全員が完璧に分かっているよ」としつつ、「素晴らしいパフォーマンスだった」とK・ナバスを称賛した。

 多くのファンが望む通り、指揮官にアピールを続けるコスタリカ人GKがこのまま開幕スタメンの座を手にすることになるのだろうか。

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「東京五輪を控えた大切な時期に…」自宅洗面所で負傷の42歳FW、全治2か月も“舌好調”

FCフエンテ東久留米のFW林拓馬が負傷
 東京都2部リーグのFCフエンテ東久留米は7月30日、選手兼コーチを務めるFW林拓馬(42)が埼玉県所沢市内の病院で検査を行った結果、急性腰痛で全治2か月の見込みと診断されたことを発表した。7月9日の早朝に自宅洗面所で負傷したという。

 林はクラブ公式サイトを通じてコメントを発表。「サポーターの皆様、東京オリンピックを控えたこの大切な時期に、御心配をお掛けしまして申し訳ありません。現在、症状は良化しつつも、まだ左足に痺れが残っている状態です。リハビリを続けておりますが、左足の筋肉が落ちまくり、バンビのような脚になってしまいました。得意の左足から繰り出すファイヤーショットは、しばらくお見せできないかもしれません。また、この怪我を機にプレースタイルをスピード派から、安全運転派に変えていこうと思います。必ずピッチに戻りますので、首をキリンにして待っていてください」と語っている。

 FCフエンテ東久留米は現在、東京都2部リーグ3ブロックで勝ち点15の5位。次節は8月25日に行われ、東京SONICと対戦する予定となっている。

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ

ベティスのなでしこGK山根が2年ぶり古巣復帰「気を引き締めて戦っていきます」

なでしこGK山根恵里奈が千葉レディースに復帰
 ジェフユナイテッド千葉レディースは1日、ベティスに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)GK山根恵里奈(28)が加入することを発表した。

 山根は2012年から2017年7月まで千葉レディースに在籍し、同年10月にベティスへ移籍。スペイン女子1部リーグ通算32試合に出場した。また、なでしこジャパンとして国際Aマッチ通算26試合に出場している。

 2年ぶりの復帰に際し、クラブ公式サイトを通じて「『おかえり』と言ってくださった皆さんへ『ただいま』の精一杯の思いを、2年のプロ生活で学んだこととともに、ここからの自分のはたらきでお返しができるよう、また一からスタートラインに立ち、気を引き締めて戦っていきます」とコメントした。

以下、クラブ発表プロフィール

●GK山根恵里奈
(やまね・えりな)
■背番号
27
■生年月日
1990年12月20日(28歳)
■身長/体重
188cm/79kg
■出身地
広島県
■経歴
1995~2002年:宇品東少年サッカー部(広島県)
2003~2005年:広島大河GCレディース(広島県)
2006~2008年:JFAアカデミー福島(福島県)
2009~2011年:東京電力女子サッカー部マリーゼ
2012~2017年:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
2017~2019年:レアル・ベティス(スペイン)
■代表歴
2007年:U-19 日本女子代表 AFCU-19女子選手権中国2007 準優勝
2008年:U-20 FIFAU-20女子ワールドカップチリ2008 ベスト8
2010年:U-20 FIFAU-20女子ワールドカップドイツ2010
2012年:ロンドンオリンピックバックアップメンバー
2013年:東アジアカップ 3位
2014年:AFC女子アジアカップベトナム 優勝、仁川アジア大会 準優勝
2015年:FIFA女子ワールドカップカナダ 準優勝
2016年:リオデジャネイロオリンピックアジア予選 3位
2019年:She Believes Cup 3位
※日本女子代表(なでしこジャパン)国際Aマッチ26試合出場
■出場歴
なでしこリーグ:93試合
カップ戦:22試合
皇后杯:8試合
スペイン女子1部リーグ:32試合
スペイン女子カップ戦:2試合

●なでしこリーグ2019特集ページ

バルサBデビューの安部、トップ昇格のタイミングに言及…カタルーニャ語で笑いを取る場面も

バルサBデビューを果たしたFW安部裕葵
 今夏に鹿島アントラーズからバルセロナへ移籍した日本代表FW安部裕葵が7月31日、Bチームで新天地デビューを果たした。試合後のコメントをスペイン『スポルト』が動画で伝えている。

 安部は今月に行われたトップチームの日本ツアーに帯同したが、負傷の影響で出番なしに終わっていた。それでもバルセロナB(3部)合流後の7月31日、サンフェリウエン(4部)とのトレーニングマッチで待望の実戦デビュー。後半22分から背番号22を着けて途中出場し、3-0の勝利に貢献した。

 試合後、大勢の記者に囲まれた安部は「このチームの偉大さを感じる」と改めて注目度の高さを実感したようだ。最初にチームや環境面への適応について問われ、「食事はこの3日間でなんとなく分かって対応できています。それ以外の言葉に関しては時間が解決してくれますし、チームメイトもすごくフレンドリーで親切なので、すごく助かります」と語った。

 当面はBチーム所属となるが、もちろんトップチーム昇格が期待された上での契約となっている。どのくらいの期間をかけてトップ昇格したいか問われた安部は「期待されているのは感じています。スタッフからはそういう思いも聞いているので、時期を問わず早ければ早いほどいいですし、焦りながらも落ち着いた気持ちです」と心境を述べた。

 最後にスペイン語でのコメントをリクエストされると、「最近覚えたのだったら…ビスカ・エル・バルサ(バルサ万歳)」とカタルーニャ語で返答。周囲の笑いを誘った。

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元代表レジェンド&豪華芸能人が集結! 相模原がJ3第24節で前座試合を実施へ

相模原がドリームマッチの実施を発表
 SC相模原は1日、9月29日に相模原ギオンスタジアムで開催されるJ3第24節・北九州戦の前座試合として、『さがみはらドリームマッチ2019』を実施することを発表した。

 対戦カードは元日本代表レジェンドや豪華芸能人を擁する『J-DREAMS』と相模原高校生選抜。キックオフ時間は現時点で未定となっており、参加メンバーは下記のほか、随時発表予定としている。

▽J-DREAMSメンバー
楢崎正剛
巻誠一郎
澤登正朗
波戸康広
中西永輔
久保竜彦
岩本輝雄
岩政大樹
本田泰人

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C・ロナウド欠場騒動、韓国側怒り収まらず…「厚顔無恥」とユベントスに謝罪要求

ロナウド欠場の騒動の着地点は…
 韓国側の恨み節が続いている。

 7月26日に韓国・ソウルで行われた親善試合でユベントスは韓国Kリーグオールスターズと対戦。中でもFWクリスティアーノ・ロナウドの雄姿を見ようと、スタジアムには6万5000人もの観衆が詰めかけていたが、当のロナウドはベンチに座ったまま最後まで出場せず。さらにユベントスの選手の到着が遅れたことによるキックオフ時間の遅延なども発生し、ファンの失望と怒りを増幅させていた。

 韓国メディアによる韓国側の主張を総合すると、イベント主催者はユベントスと「ロナウドは45分間出場する」とする内容の契約を交わしていたという。しかし試合2日前に中国で行ったインテル戦にフル出場していたこともあり、C・ロナウドがコンディション不良を“後半10分ごろ”に訴えたと説明しているという。

 Kリーグはただちにユベントスに抗議文を発送した模様。『スポーツソウル』によると、ユベントスは「ロナウドの場合は中国で試合をしたあと筋肉の疲労が抜けきらず、メディカルの意見に基づいて、休養を義務付けた」としたという。

 また「ファンを無視する無責任な行動として受け入れざるを得ない」とする抗議には、「ユベントスは誰もKリーグや協会、アジアサッカー連盟に汚名を着せるつもりはなかった」。会場到着が遅れたことについても「ユベントスのバスに護衛がなく、渋滞に巻き込まれた。このようなことは全世界で一度もなかった」と返答したとしている。

 しかし韓国側にはこれは「謝罪せずに言い訳を並べた」と映っているようだ。同メディアは韓国プロサッカー連盟がこれらの説明を「厚顔無恥で大きな失望を禁じ得ない」「ユベントスの返信はあまりにも無責任で不誠実」「ユベントスの回答は結果的に嘘になる」などとし、ユベントスに謝罪を要求。法的措置に出る意思を明らかにする声明文を出したと報じている。

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神戸フェルマーレンや飯倉、G大阪パトリックのJ出場登録完了!2日初陣が可能に

DFトーマス・フェルマーレンのデビューはあるか
 Jリーグは1日、ヴィッセル神戸に新加入したDFトーマス・フェルマーレン(←バルセロナ)、GK飯倉大樹(←横浜FM)、DFジョアン・オマリ(←アルナスル)の3選手、ガンバ大阪に移籍したFWパトリック(←広島)の選手登録が完了したと発表した。背番号はベルメーレンが4、飯倉が18、オマリが44。パトリックは18をつける。

 2日に日本サッカー協会(JFA)への選手登録が完了すれば、同日の両チームの対戦より出場が可能となる。 

 また両チームから移籍する神戸はMF小林友希(→町田)、G大阪はDF米倉恒貴(→千葉)の登録を抹消している。

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“昨季町田躍進の象徴”平戸太貴が完全移籍で復帰!!「町田ゼルビアと共に」…背番号10

“昨季町田躍進の象徴”平戸太貴が完全移籍で復帰!!「町田ゼルビアと共に」…背番号10
 FC町田ゼルビアは1日、鹿島アントラーズからMF平戸太貴(22)が完全移籍で加入すると発表した。背番号は10番を予定。

 平戸が町田に帰ってくる。同選手は鹿島の下部組織から16年にトップ昇格。出場機会を求めて17年は町田に移籍すると、26試合に出場して3得点を記録した。18年も町田でプレーし、40試合8得点を決める中心選手として活躍。アシスト数でリーグ1位を記録するなど、クラブ最高順位の4位と躍進したチームの象徴となった。

 満を持して今季は鹿島に復帰したが、レギュラーを掴むことは出来ず。町田に完全移籍して、出直すことを決断した。

 クラブを通じ「FC町田ゼルビアと共に大きくなり、成長し、J1昇格という目標に向かって戦うという覚悟を持って加入を決めました。選手・スタッフ・サポーター、皆で一つになって戦っていきましょう!」とコメント。

 また鹿島を通じては「鹿島ジュニアの頃からずっとアントラーズと共に人生を歩み、1人の人間として、サッカー選手として大きく成長できましたし、心から感謝しています。僕自身、もっともっと成長して上を目指して頑張ります。今まで熱い応援、本当にありがとうございました!」と感謝を述べた。

 今季は18位と低迷する町田。後半戦の巻き返しへ、大きな戦力が加わった。

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後半ラストプレーで神田が劇的な優勝ゴール!桐光学園が初の日本一!

桐光学園高が初優勝(写真協力=高校サッカー年鑑)
[8.1 総体決勝 富山一高 0-1 桐光学園高 金武町フットボールセンター]
 
 令和最初のインターハイは桐光学園が制す! 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は1日、決勝戦を行った。初の決勝進出を果たした富山一高(富山)と前回大会準優勝の桐光学園高(神奈川1)が激突。後半アディショナルタイムにMF神田洸樹(3年)が決めた決勝点によって桐光学園が1-0で勝ち、初優勝を果たした。

 28回目の出場で初の準決勝、そして決勝進出を果たした富山一は5-3-2システム。GKが中村純四郎(3年)で、5バックは牧野奏太(3年)を中央に右ストッパーが吉藤廉(3年)で左が丸山以祐(3年)、右WBに中園享成(3年)、左WBには真田滉大(3年)が構えた。中盤は高木俊希(3年)が1ボランチに入り、2シャドーが準決勝で決勝ゴールの小森登生(3年)と広瀬翔一朗(3年)。そして2トップには碓井聖生(3年)と鈴木崚加(3年)が入った。

 一方、2度目の決勝進出で初優勝を目指す桐光学園は3-4-3システム。GKが北村公平(2年)で3バックは安久レオナルド高貴(3年)を中央に右が荒井ジュリアン海都(2年)で左が奈良坂巧(2年)。中盤は中村洸太(3年)と岩根裕哉(1年)のダブルボランチで右WBが前川壮太(2年)、左WBが佐々木ムライヨセフ(3年)。前線は2試合で3ゴールのU-20日本代表FW西川潤主将(3年、C大阪)を頂点に、右がラナイメアー祈安(3年)、左トップに神田洸樹(3年)が入った。

 富山一は立ち上がりからロングフィードを多用。そこへ鈴木と碓井が走り込み、相手の3バックを裏返そうとする。また、丸山のロングスローで押し込み、FKをニアでそらしてゴール前のシーンを作り出そうとした。

 対する桐光学園は西川を起点にラナイメアーと神田、中村らが絡む形でアタック。11分には西川がセンターサークル付近から超ロングシュートを放ち、16分にはパス交換から西川がフィニッシュに持ち込む。

 注目FW西川が幾度かDFのマークを強引に振り切って前進。だが、富山一は牧野らDF陣のカバーのほか、高木や小森が切り替え速く守備をするなど決定的なシーンを作らせない。桐光学園も奈良坂や安久が落ち着いた対応。互いに攻撃にリスクをかけず、手堅い前半となった。

 桐光学園は後半開始から荒井に代えて左SHに所新太郎(3年)を投入。4バックにスイッチする。桐光学園は所の仕掛けや中村や岩根がボールを引き出して前進しようとするが、富山一も真田のミドルシュートなどで対抗。鈴木や碓井が相手の4バックの間でボールを受けて桐光学園の守備バランスを崩していた。

 桐光学園は後半のクーリングブレイクのタイミングでラナイメアーに代えて大型FW庄司朗(2年)を投入する。その直後、富山一は右ロングスローの流れから小森が左へ持ち出して決定的な左足シュート。だが、桐光学園は飛び出したGK北村が身体全体でストップして得点を許さない。

 富山一は相手のミスを突いてクロスまで持ち込んだが、わずかに合わない。桐光学園も後半終了間際に神田の右クロスに西川が飛び込んだが、シュートはゴール左に外れた。互いに日本一への気持ちをぶつけ合った激闘。そのファイナルは後半アディショナルタイム突入から8分後の43分、桐光学園が劇的な決勝点を奪う。

 左サイドでインターセプトした中村を起点に西川、庄司が身体を張ってボールを繋ぐと、前を向いた神田が右に持ち出してから右足シュート。これがゴール右隅に突き刺さった。直後に試合終了の笛。桐光学園が悲願の初優勝を果たした。

(取材・文 吉田太郎)
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清水ルーキー西澤健太がA契約「初心を忘れず、ひたむきに」

西澤健太がA契約に
 清水エスパルスは1日、MF西澤健太がA契約に変更になったことを発表した。7月6日の神戸戦で条件を満たした。

 同選手は今季より筑波大から加入したルーキー。ここまでリーグ戦7試合に出場。6月22日の敵地での名古屋戦では劇的ゴールを決めて勝利に導くなど、印象深い活躍をみせている。

 クラブを通じ「僕のサッカー人生は、日々の積み重ねと、僕を支えてくださる多くの方々の存在で成り立っています。清水エスパルスの一員としてプレーできることの喜びをしっかりと噛み締め、初心を忘れず、ひたむきにサッカーを楽しみ、このクラブの希望になれるように日々精進してまいります。共に戦いましょう!」とコメントしている。

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柴崎岳が持論展開「辛口批判=悪だとしたら」

柴崎岳がツイッターで持論を展開
 スペイン2部のデポルティボに所属する日本代表MF柴崎岳がツイッター(@GakuShibasaki_)を更新し、持論を展開している。

 柴崎は「もし辛口批判=悪だとしたら」と書き始めると、「日本サッカー界にとって辛口批判多めのコメンテーターは必要悪になるね」「その人の本質か芝居か分からないけど、結果的に問題提起→思考の生まれ→改善に至る。ってとこまでいければよし」と考えを投稿。

 ただ「いなきゃいないで寂しいなぁ…」と胸中をのぞかせると、「そもそも俺にとっては批判=悪ではないんだけど」と結んだ。

 この投稿は反響を呼び、ファンからは「さすがキャプテン!」といった声。そして柴崎のツイッターは先月より開設されたということもあり、「岳さんのそういう意見とかツイッターで見れて嬉しいです」といった返信もみられる。

 コメンテーターの意見を巡っては、最近は選手がSNSなどで反論することが多くなっている。最近では高校野球で大船渡高の佐々木朗希投手の起用法を巡って、野球評論家の張本勲氏の発言に対して、大リーグカブスのダルビッシュ有投手が反論。サッカー界からもDF長友佑都がダルビッシュの意見に同調するつぶやきを行うなど、波紋を広げていた。

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コパ・アメリカ日本代表、東京Vの20歳MF渡辺皓太が結婚発表「どんなことがあってもふたりで」

渡辺皓太が入籍を発表した
 東京ヴェルディは1日、MF渡辺皓太(20)が7月20日に入籍したことを発表した。

 同選手は東京Vの下部組織出身で、17年にトップ昇格。昨季はキャリアハイのリーグ戦36試合に出場。今季も15試合に出場し、先日キャプテンに就任したことが発表になっていた。

 また今夏はコパ・アメリカに出場した日本代表に初選出。Aマッチデビューはならなかったが、3試合でベンチ入りした。来年開催される東京オリンピックでの活躍にも期待が集まっている。

 クラブを通じ「出会った時から、怪我をした時やどんな時も常に1番近くでサポートをしてくれました。何に対しても素直でまっすぐなところ、ひとりの人間として本当に尊敬していて、そんな彼女と一生一緒にいられたらお互い成長していけますし、素晴らしい家庭を築けると思い、結婚を決めました。これから責任を持ってどんなことがあってもふたりで乗り越えて頑張っていきます」とコメントした。

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日本開催?韓国北朝鮮共催も?女子W杯、32か国拡大案を全会一致で承認

日本開催?韓国北朝鮮共催も?女子W杯、32か国拡大案を全会一致で承認
 国際サッカー連盟(FIFA)は7月31日、2023年に開催する女子ワールドカップの出場国を8増となる32か国とする案が、評議会によって全会一致で承認されたことを発表した。

 女子ワールドカップの出場国は、1991年の第1回大会は12か国でスタート。1999年の第3回大会で16か国に増え、2015年大会から24か国に。今年開催されたフランス大会も24か国で実施された。

 2023年の開催地はまだ決まっていない。日本も立候補しているが、韓国と北朝鮮が共催案を持つなど、9協会が招致を目指している。決定は20年5月の予定。

相模原23歳ブラジル人DFが“一身上の都合による退団”「恩は忘れません」

 SC相模原は1日、ブラジル人DFルーカス(23)が一身上の都合による退団の申し入れがあったため、受理したことを発表した。

 同選手は今季より相模原に加入。しかしJ3リーグ戦での出場はなく、2試合にベンチ入りしたのみだった。

 クラブを通じ「クラブを離れることとなりましたが、関わってくださったクラブやサポーターの皆さんへの恩は忘れません。SC相模原の幸福を祈っています」とコメントした。

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[MOM625]明治大MF安部柊斗(4年)_FC東京で得た経験と自信

明大の好守の要であるMF安部柊斗
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.27 アミノバイタル杯決勝 明治大2-0立正大 味フィ西]

「ゴールに絡みたい」。今季、その思いを強くして大会に臨んだ王者・明大の司令塔が、終了間際に試合を決定づける2点目を叩き込んだ。

 豊富な運動量とボールの奪取力に優れたボランチとして定評のあるMF安部柊斗(4年=FC東京U-18/FC東京内定)。だが「チームを勝たせられるプレーといったら、まずは点をとること。自分にもそれが求められていると思う」と、“隙きあらばゴール”を狙っていた。「試合前から栗田大輔監督には、マイナスのパスがきたら(ゴール前に)入るようにとは言われていた」という。そしてそのマイナスのパスをFW小柏剛(3年=大宮ユース)がお膳立て。滑り込みながら放ったシュートが決まり、立正大の息の根を止めた。

「結果を出せてよかった」と安堵の表情を見せる安部だが、特別指定選手としてFC東京で得た経験と自信が、この日のプレーをブラッシュアップさせ、安部をゴールへと向かわせたのは間違いない。

「FC東京でプレーして、最初はシンプルにプレーの強度に違いを感じました。ただ次第に慣れていったし、ルヴァン杯のC大阪戦では自分の得意とするボール奪取の部分は出せました。FC東京での練習でも、ボールを奪い切るところまではできていたと思います」

 総理大臣杯では4年連続決勝進出の記録を持ち、常に“優勝候補”として名前を挙げられる王者・明大の中心選手としての誇りもある。最上学年となった今年は、特にその思いが強い。

「毎年毎年、4年生がそのプレーと背中で下級生を引っ張ってくれる。それが明大の強さであり、伝統。今年も自分たち4年生が引っ張っていかなければならないという責任感はある」と安部。もちろん、明大のベースである“まずはいい守備”の部分もおろそかにはしていない。

「栗田監督が守備のレベルを明確にしているというのもあるけれど、プロになった多くのOBたちは、“明大の守備の基準”を作ってから卒業していく。それを継承するのも明大の伝統」

 その伝統を継承する番が自分に回ってきた。この日の試合では、攻守両面を牽引するプレーで相手を圧倒。その背中で、後輩たちに“明大の強さ”を見せつけた。「自分が卒業したあと、下級生がまた明大のよさを伝統として継承していってくれれば」。そのためにも、まずは今週末から再開するリーグ戦を首位で折り返し、総理大臣杯での連覇を狙いたい。

(取材・文 飯嶋玲子)

●第93回関東大学L特集

[アミノ]明治大が立正大に圧勝、前人未到総理大臣杯5年連続決勝進出を目指す

明治大が4年ぶり3度目の優勝
[7.27 アミノバイタル杯決勝 明治大2-0立正大 味フィ西]

 27日に総理大臣杯予選を兼ねたアミノバイタルカップの決勝と3位決定戦が行われた。決勝は現在関東1部リーグ戦で首位を走る明治大と、今季1部リーグ初昇格ながらも2位につけるなど勢いのままに初の決勝進出を果たした立正大が対戦。だが昨年度総理大臣杯覇者の明大が、2-0で勝利し、4年ぶり3度目の優勝に輝いた。

 明大が王者の貫禄を見せつけた。

 試合は立ち上がりから明大が圧倒。「相手の5バックをいかに疲弊させるか」(明大・栗田大輔監督)に狙いを定め、FW佐藤亮(4年=FC東京U-18)とFW小柏剛(3年=大宮ユース)の2トップが何度となく立正大ゴールに襲いかかる。さらに「ボールを取られてもいいから仕掛けろ」と栗田監督に発破をかけられたMF須貝英大(3年=浜松開成館高)が左サイドで躍動。「相手のほうが個の技術で上回っているから、押し込まれる展開は覚悟していた」(杉田守監督)という立正大だったが「予想以上」の攻撃に、なかなかチャンスを作ることができない。だが立正大もGK三森哲太(4年=札幌U-18)のファインセーブなどでしのぎで明大に得点を許さず、前半はスコアレスで終了する。

 後半は一気に動いた。まずは立正大がハーフタイムにMF梅村豪(3年=清水ユース)と、FW見原慧(4年=上田西高)のふたりを同時に投入。「前半は足元の起点をことごとく潰されたので、藤森の裏に抜ける動きと梅村のボール奪取力に賭けた」(杉田監督)。だが立正大が反撃に移る前に、明大が立正大のゴールをこじ開ける。59分、CKの流れからGKの弾いたボールを、DF中村帆高(4年=日大藤沢高)が拾ってゴール前に送ると、これを小柏が右足で押し込む。ユニバーシアード代表の“金メダルコンビ”が、明大に先制点をもたらした。

 明大はさらに途中出場のMF森下龍矢(4年=磐田U-18)らが猛攻を仕掛けると、終了間際の89分にも、小柏が右サイドを突破。FW佐藤凌我(3年=東福岡高)がスルーしたマイナスのパスを、MF安部柊斗(4年=FC東京U-18/FC東京内定)が倒れ込みながら放ったシュートはクロスバーに当たり直下に落ちたが、ゴールが認められて2-0に。終始、試合を支配し続けた明大が、最後の最後にダメ押しの追加点で立正大を突き放し、完封勝利で関東王者の栄冠に輝いた。

 明大の栗田監督は、テスト期間中でチームとしてまとまった練習ができなかったことを明かし、「だからこそ、その中でチームとしていかに一体感を出せるかだと思った」とコメント。シュート数は22対5。“圧勝”といっていい試合内容となったが、その背景には天皇杯2回戦で川崎フロンターレと対戦した“経験”の積み重ねがあったという。昨年度J1王者に食い下がり、0-1の僅差で敗れた試合で感じたことが「いい方向に作用した。あの試合のイメージが、皆肌に染み込んでいる」と栗田監督。

 8月末から始まる総理大臣杯には、関東第1代表として、昨年度に続く連覇を目指す。栗田監督は「もし今年も決勝まで進めば、5年連続の決勝進出となる。まずはそこを狙いたい」と、前人未到の記録に向けて意気込んだ。

(取材・文 飯嶋玲子)

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バルサBで安部が実戦デビュー!日本ツアーは怪我で別メニューも現地で即出場

日本ツアーではデビューはならなかった安部だが、現地でデビューを飾った
 今夏、鹿島アントラーズからバルセロナに移籍したFW安部裕葵が、背番号22をつけて実戦デビューした。

 先日まで行っていた日本ツアーにトップチームの一員として帯同した安部だが、臀部の負傷によって完全別メニュー。デビューもお預けとなっていた。

 しかしスペインに入ってから主戦場となることが予想されるバルセロナBに合流すると、現地時間7月31日に行ったサンフェリウエンとの練習試合に後半22分から途中出場。3-0で勝利したチームの一員として約25分間プレーした。

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磐田DF石田、今季は山口に期限付き移籍「この状況で…」

昨季まで2シーズンは金沢でプレーした石田。再びJ2クラブにレンタル移籍する
 レノファ山口FCは1日、ジュビロ磐田からDF石田崚真(23)を期限付きで獲得したと発表した。期間は20年1月31日まで。磐田と対戦する公式戦には出場できない。

 石田は17年と18年に金沢に期限付き移籍。J2で66試合に出場する実績を作って、今季より磐田に復帰。しかしリーグ戦の出場が1試合にとどまるなど、結果を残せずにいた。

 クラブを通じ「少しでもチームの力になるために頑張ります。一緒に上を目指していきましょう」とあいさつした石田。磐田を通じては「この状況でサポーターの皆様に直接挨拶ができず移籍するのは、とても心苦しいですし複雑な気持ちですが、必ず成長してきます」とコメントしている。

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[総体]準決勝写真特集

(写真協力=高校サッカー年鑑)
令和元年度全国高校総体(インターハイ)
「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(沖縄)


【準決勝】
(7月31日)
[吉の浦公園ごさまる陸上競技場(ローン)]
富山一 1-0 尚志
初の準決勝に挑んだ尚志、ゴール遠く富山一に零封負け(24枚)
体を張って守ったDF瀬齊駿登&DF神林翼の尚志2年生コンビ(4枚)
尚志MF石塚崚太はキレのある動きでチャンス演出(4枚)
今大会最多5得点の尚志MF山内大空、後半に途中出場するも不発に(6枚)
“常勝軍団”入り内定の尚志FW染野唯月は無得点で大会を去る(12枚)
試合後に表彰式…3位入賞の尚志に銅メダル授与(4枚)
染野擁する尚志を粘守で完封! 富山一が初のファイナル進出(24枚)
相手の攻撃を阻み続けた富山一MF牧野奏太(4枚)
富山一の主将MF高木俊希は的確なコーチングでチーム統率(6枚)
左サイド破った富山一FW鈴木崚加が決勝点アシスト(4枚)
“兄譲り”の夏男…富山一MF小森登生が初の決勝導くV弾!!(12枚)



[黄金森公園陸上競技場(ローン)]
京都橘 0-1 桐光学園
全国準決勝で存在感放った京都橘MF佐藤主将(5枚)
京都橘の攻撃牽引した“梅・梅”コンビ、準決勝は不発に…(6枚)
京都橘の俊足レフティー、MF高木は敗戦の悔しさ糧に進化を(4枚)
強さ示した京都橘、選手権で日本一に再挑戦(19枚)
桐光学園の左WB佐々木ムライヨセフが股抜きドリで「相棒」の決勝点をアシスト(4枚)
堅守・桐光学園支える2年生コンビ、CB奈良坂&GK北村(6枚)
桐光学園のダブルボランチ、攻守の要・中村&1年生MF岩根(6枚)
C大阪内定の「スーパーエース」FW西川潤、桐光学園を決勝へ導く劇的V弾!(10枚)
堅守・桐光学園が1-0勝利。雪辱の舞台、決勝へ!(14枚)



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体を張って守ったDF瀬齊駿登&DF神林翼の尚志2年生コンビ(4枚)

ディフェンスで奮闘したDF瀬齊駿登(2年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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左SB月東決勝ヘッド!インハイ女子は十文字が初優勝!

十文字が初優勝。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[8.1 総体女子決勝 十文字高 1-0 日ノ本学園高 金武町フットボールセンター]

 十文字が初優勝!令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」女子サッカー競技(沖縄)は1日、決勝戦を行った。十文字高(東京)と前回準優勝校・日ノ本学園高(兵庫)が対戦。左SB月東優季乃(3年)の決勝点によって十文字が1-0で勝ち、初優勝を飾った。

 17年度選手権優勝校で初めてインターハイの決勝に臨んだ十文字は前半4分、右FKのこぼれ球をFW原田えな(3年)が強烈な左足シュート。最前線でボールを収める原田やスピードのあるU-16日本女子代FW藤野あおば(1年)、MF三谷和華奈(3年)を活用した攻撃を見せる。また、MF藤田美優(3年)が精度の高いプレースキックも交えてゴールを目指した。

 一方、過去7回のインターハイで全てベスト4以上、計5度の優勝を果たしている“夏の女王”日ノ本学園はボランチを務めるMF上田佳奈(3年)が存在感。序盤は、全体的にシンプルなボールを縦に入れていたが、徐々にFW山下寧(2年)へのグラウンダーの縦パスやコンビネーションによる崩しの回数を増やす。

 前半18分、十文字は敵陣でインターセプトした三谷が一気に前進。日ノ本学園MF上田がタックルで阻止したが、こぼれ球を原田が左足で狙う。25分にも藤野の左足ミドルがゴールを襲った。

 日ノ本学園は前半終盤にチャンスの数を増やす。26分、上田の絶妙な縦パスを起点に右サイドへ展開。FW栗田そら(2年)の右足クロスがGKの頭上を越えてファーサイドのポストを叩く。29分には相手のバックパスをMF平井杏幸(3年)がインターセプト。その突破は十文字GK白尾朱寧(3年)に阻まれたが、こぼれを拾った上田が角度の無い位置から右足を振り抜く。

 だが、十文字はカバーに入った右SB長若奈(2年)がゴールライン上でスーパークリア。得点を許さない。日ノ本学園も守備範囲の広いGK小笠原梨紗(3年)の好守などによって得点を許さず、前半を0-0で折り返した。

 十文字は後半10分、月東の縦パスを起点に藤野が右サイドへ展開。最後はフリーの三谷が右足を振り抜くが、ボールはクロスバーをヒットする。スピードのあるパスワークにチャレンジした十文字だが、日ノ本学園はファーストディフェンスの寄せが速く、思うようにボールを動かすことができない。逆にセカンドボールを拾う日ノ本学園がボールを握って攻める時間を増やすが、ここで粘った十文字が先制点を奪う。

 後半30分、十文字は敵陣右中間からのFKを藤田が右足で蹴り込む。これをファーサイドでフリーの月東が頭で左隅に決めて1-0。この1点を守った十文字が令和初のインターハイ女王に輝いた。

(取材・文 吉田太郎)
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相手の攻撃を阻み続けた富山一MF牧野奏太(4枚)

守備の中心を担ったMF牧野奏太(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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富山一の主将MF高木俊希は的確なコーチングでチーム統率(6枚)

キャプテンマークを巻いてプレーしたMF高木俊希(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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“兄譲り”の夏男…富山一MF小森登生が初の決勝導くV弾!!(12枚)

後半28分に決勝点を挙げたMF小森登生(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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左サイド破った富山一FW鈴木崚加が決勝点アシスト(4枚)

決勝弾をアシストしたFW鈴木崚加(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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染野擁する尚志を粘守で完封! 富山一が初のファイナル進出(24枚)

富山一高は後半28分にMF小森登生(3年)が決め、1-0で尚志高を破った
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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札幌MF中村桐耶がJFLクラブへ育成型期限付き移籍

中村が育成型期限付き移籍
 北海道コンサドーレ札幌は1日、MF中村桐耶(19)がHonda FC(JFL)へ育成型期限付き移籍することを発表した。期間は本日から2020年1月31日まで。

 2019年にトップチームに昇格した中村。クラブ公式サイトを通じて「このタイミングでチームを離れてしまうのは、とても悔しいですが、経験を積んで一回りも二回りも成長して帰ってきます。引き続きご声援の方よろしくお願いします」とコメントした。

●DF中村桐耶
(なかむら とうや)
■生年月日
2000年7月23日
■身長/体重
186㎝/78kg
■出身地
勇払郡むかわ町
■経歴
札幌U-12-ASC北海道U-15-札幌U-18
■通算出場記録
カップ戦:6試合
天皇杯:1試合1得点
■代表歴
2018年:U-18日本代表

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尚志MF石塚崚太はキレのある動きでチャンス演出(4枚)

鋭い動き出しを見せたMF石塚崚太(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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初の準決勝に挑んだ尚志、ゴール遠く富山一に零封負け(24枚)

0-1の完封負けとなった尚志高
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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試合後に表彰式…3位入賞の尚志に銅メダル授与(4枚)

試合後に表彰式が行われた
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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“常勝軍団”入り内定の尚志FW染野唯月は無得点で大会を去る(12枚)

不発に終わったU-18日本代表FW染野唯月(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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今大会最多5得点の尚志MF山内大空、後半に途中出場するも不発に(6枚)

無得点に終わったMF山内大空(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の準決勝が7月31日に行われ、富山一高(富山)は尚志高(福島)に1-0で勝利した。
(写真協力=高校サッカー年鑑)

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久保建英、スペイン紙が“絶賛の嵐”「期待値をはるかに超える活躍」「プラス材料の1つ」

久保建英に“絶賛の嵐”
 レアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英が“マドリディスタ”を興奮させ続けている。スペイン『マルカ』は、低調なチームの中で久保の存在は「プラス材料の1つ」であると伝えている。

 トップチームの北米ツアーに帯同した久保は、カスティージャ(Bチーム)に合流することなく、ドイツで行われたアウディカップにも帯同。7月30日のトッテナムとの準決勝では、出場わずか10分ながらシュート3本を放つなど存在感を示し、スペインメディアなどから高評価を得ていた。

 そのため、31日の3位決定戦フェネルバフチェ戦では移籍後初スタメンも予想されていたが、引き続きベンチスタート。それでも後半28分にピッチに入ると、トップ下の位置で正確なパスで攻撃のリズムを作るだけでなく、前線からの積極的な守備で相手のパスも誘発するなど印象的なプレーをみせ、43分にはドリブルから右足で鋭いシュートも放った。

 同紙は「久保が投入されたのは後半28分だったが、彼はワクワクするパフォーマンスを維持している。プレシーズンのレアル・マドリーについて、高く評価するファンはほとんどいないが、久保は期待値をはるかに超える活躍を見せ、プラス材料の1つとなっている」と称え、久保はファンの心を掴んだようだ。

「与えられたチャンスを利用し、巧妙なフットワークや、鋭いパスを狙うシーンもあった。彼自身はゴールにつながらなかったが、GKにセーブを強制させるようなシュートもあったし、経験豊富なチームメイトたちに何回かチャンスを生み出した」

 ジネディーヌ・ジダン監督は「カスティージャでプレーしながら、トップチームのトレーニングに参加させる」方針。久保に対して慎重な姿勢をみせているが、ファンとしては一刻も早く、“日本の至宝”がトップチームでより輝く姿を見たいと思っているようだ。

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久保建英が連日ファンを魅了、スペイン紙「彼は3部よりも…」

久保建英への期待は上昇中
 レアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英が、スペイン『マルカ』のユーザー投票で1位に立っている。

 7月31日、レアルはアウディカップ3位決定戦でフェネルバフチェ(トルコ)と対戦。先制点を許しながらも、FWカリム・ベンゼマがハットトリックを達成するなどゴールラッシュで5-3の打ち合いを制した。これでレアルは今夏のプレシーズンマッチ5戦目にして、ようやく初勝利を掴んだ。

 ベンチスタートとなった久保は、後半28分から途中出場。「実質的にトップ下が自由な4-4-1-1」のトップ下に入り、正確なパスで攻撃のリズムを作るだけでなく、前線からの積極的な守備で相手のミスパスも誘発した。後半43分には敵陣中央でパスを受けると、そのままドリブルで運んで右足で鋭いシュート。これは相手GKに止められたが、この日も短い時間で印象的なプレーをみせた。

 同紙がユーザー投票を実施。日本時間8月1日午前9時の時点で久保がハットトリックを達成したFWカリム・ベンゼマ、1得点を記録したFWマリアーノ・ディアスらを抑えて1位に立っている。同紙の寸評では「久保は15分程度しか出場しなかったが、また良い時間を過ごした。彼はセグンダB(3部)よりもプリメーラ(1部)の選手だ」と評価している。

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トッテナムがPK戦を制してアウディ杯優勝!バイエルンは2点差追いつくも勝てず

トッテナムが初優勝
[7.31 アウディ杯決勝 トッテナム2-2(PK6-5)バイエルン]

 アウディカップ決勝が7月31日に行われ、トッテナムが2-2のPK戦の末にバイエルンをPK6-5で下し、優勝を果たした。

 30日に行われた準決勝でFWハリー・ケインの決勝点によりレアル・マドリーに勝利したトッテナムは、先発7人を変更。MFデレ・アリやMFルーカスらを起用した。フェネルバフチェに6-1で大勝したバイエルンは、GKマヌエル・ノイアーとDFニクラス・ズーレを除く9人を入れ替え、若手中心のメンバー構成となった。

 先手を取ったのはトッテナムだった。前半19分、左サイドを突破したFWジョルジュ・ケビン・エンクドゥのグラウンダーのクロスをMFエリク・ラメラが滑り込みながら合わせて1-0。後半14分には、PA右からケインが折り返したボールをMFクリスティアン・エリクセンが右足でゴール左隅に沈め、2-0とリードを広げた。

 反撃に出るバイエルンは後半16分、自陣からの縦パスをFWアルフォンソ・デイビスがワンタッチで最終ラインの裏へ送り、抜け出したFWヤン・フィーテ・アープが右足シュートを決めて1-2。すぐに1点を返すと、36分にはA・デイビスがペナルティーアーク手前から右足ミドルシュートを叩き込み、同点に追いついた。

 試合は2-2のままPK戦に突入。両守護神が1本ずつ止めて迎えた7人目、先攻のトッテナムDFジャフェット・タンガンガが成功すると、バイエルンDFイェロメ・ボアテングのシュートをGKパウロ・ガッサニーガがセーブ。PK6-5でトッテナムが同大会初優勝を果たした。

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衝撃の事実判明…ベイル、トッテナム戦の最中にゴルフ!? ジダン監督「練習していたことを願うよ」

ガレス・ベイルが試合中にゴルフ?
 驚きの事実が判明した。スペイン『マルカ』によれば、レアル・マドリートッテナムとのアウディカップ準決勝に0-1で敗れたとき、招集外のウェールズ代表FWガレス・ベイルは試合を全く見ず、ゴルフを楽しんでいたという。

 7月30日、レアルはトッテナムと対戦。DFマルセロのパスミスからFWハリー・ケインに決勝点を許し、0-1で敗戦。プレシーズンマッチ4試合で1分3敗となっていた。

 ジネディーヌ・ジダン監督はベイルの招集外について「コンディション不良」と説明していたが、トッテナム戦の最中、ベイルがいた場所は、家でもクラブハウスでもなく、なんとゴルフ場だったという。

 同紙によると、大のゴルフ好きで知られるベイルは、ちょうど試合が終了した午後8時の時点で14番ホールにいた模様。つまり、古巣トッテナム戦を全く見ていなかったことになる。

 31日に行われた3位決定戦でフェネルバフチェを5-3で下し、今夏のプレシーズンマッチで初勝利を飾ったレアル。ジダン監督は試合終了後の会見で「彼がやったことを私は知らない。私は自分の選手たちと一緒にここにいるので、そのことについてコメントするつもりはない」と突き放した。

「我々はチームのことを考えているし、彼がマドリードで練習していたことを願うよ。私は誰かがやっていることを何も妨げるつもりはない。各々が自分の責任を負っているし、マドリードで様子を見るつもりだ。私は個人の人生に介入するつもりはない。彼は向こうに練習するために残っているし、練習をしていたと思う。これ以上私は答えるつもりはないよ」

 ジダン監督の構想外となり、今夏の退団が噂されるベイルは、移籍先として有力と見られた江蘇蘇寧(中国)との交渉が破談となったことを受けて激高。ドイツ遠征を拒否したとも報じられている。

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南野拓実がチェルシー相手に2ゴール!! 5失点敗戦も出場15分で結果残す

チェルシーから2ゴールを奪った南野拓実
 ザルツブルクに所属する日本代表FW南野拓実チェルシー相手に2ゴールを記録した。

 7月31日、ザルツブルクはフレンドリーマッチでチェルシーと対戦。先手を取ったのはチェルシーだった。前半20分、自陣からの浮き球パスを受けたFWクリスティアン・プリシッチがPA中央から右足シュートを決め、先制のゴールネットを揺らした。

 さらにチェルシーは前半22分、プリシッチがPA内で倒されてPKを獲得。これをMFロス・バークリーが冷静にゴール左下に沈め、2-0とする。28分には、カウンターから自陣のバークリーが相手の背後へロングパス。抜け出したプリシッチがGKとの1対1を制してリードを広げた。

 3点ビハインドのザルツブルクは後半開始から11人全員を交代。MF奥川雅也もピッチに入った。5分、左CKからFWズラトコ・ユヌゾビッチがクロスを送り、DFジェローム・オングエネがヘディングシュートを決め、1点を返した。

 チェルシーは後半12分、ハーフェーライン付近でボールを奪い、バークリーとFWタミー・エイブラハムとのパス交換で攻め上がり、PA左角あたりからバークリーを入れる。これをゴール前に走り込んだFWペドロ・ロドリゲスがジャンプしながら左足アウトで合わせ、観衆の度肝を抜いた。

 南野は後半30分に奥川と代わってピッチへ。39分にユヌゾビッチがPA内で倒されてPKを獲得すると、南野が右足で豪快にゴールネットに突き刺し、2-4する。43分には守備陣がクリアできず、FWミヒー・バチュアイに追加点を許したが、アディショナルタイム2分にPA内にこぼれたボールに南野が反応して右足シュート。GKケパ・アリサバラガが防いだボールが南野に当たってゴールに吸い込まれた。

 試合は5-3でチェルシーが勝利。ザルツブルクはすでにシーズンが始まっている中での試合となったが、強豪相手に南野の2ゴールを含む3得点を奪って善戦した。

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「わかっているのかな…」エース移籍のブレーメン、サヒンが大迫勇也への期待語る

サヒンが期待を寄せる大迫勇也
 ブレーメンに所属する元トルコ代表MFヌリ・サヒン(30)が日本代表FW大迫勇也(29)への信頼を語った。ドイツ『キッカー』が伝えている。

 2018年夏に大迫とともにブレーメンに加入したサヒン。ブレーメンの攻撃の中心を担う30歳MFは、新シーズンに向けて「とても順調に準備期間を過ごしている」と語り、怪我なく新シーズンを迎えられそうだ。

 今夏ブレーメンの問題は、フェネルバフチェに移籍してしまった昨季チーム得点王の元ドイツ代表FWマックス・クルーゼ(31)の穴埋めだ。サヒンは「彼はとても高いクオリティを持っていた。僕たちは昨シーズン、マックスを頻繁に探していた。だけど、彼はいなくなった。素直に受け入れなければいけない」とショックを隠せないようだ。

 ブレーメンはハノーファーからFWニクラス・フュルクルク(26)を獲得したものの、サヒンは大迫に期待している。「プレッシャーをかけるわけじゃないけど、大迫は素晴らしいフットボール選手だ。彼は自分がどれほど優秀な選手かわかっているのかな。いま、彼は僕たちにとって重要な選手であることを自覚していると思うよ」と、今季の活躍に期待を寄せた。

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久保建英の気になる今後…ジダン監督が新たなプラン明かす

久保建英の気になる今後について
 レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、日本代表MF久保建英の今後について口を開いた。クラブ公式サイトが伝えている。

 7月31日、レアルはアウディカップ3位決定戦でフェネルバフチェ(トルコ)と対戦。先制点を許しながらも、FWカリム・ベンゼマがハットトリックを達成するなどゴールラッシュで5-3の打ち合いを制した。これでレアルは今夏のプレシーズンマッチ5戦目にして、ようやく初勝利を掴んだ。

 ベンチスタートとなった久保は、後半28分から途中出場。「実質的にトップ下が自由な4-4-1-1」のトップ下に入り、正確なパスで攻撃のリズムを作った。後半43分には敵陣中央でパスを受けると、そのままドリブルで突破を図って右足で鋭いシュート。これは相手GKに止められたが、この日も短い時間で印象的なプレーをみせた。

 これまでジダン監督は久保の能力を評価しながらも、今後については特に明言はしてこなかった。この日も「カンテラから我々と一緒に来ている選手がたくさんいるし、久保はチームと契約したばかりだ。将来、このチームにとって重要な存在になるだろうが、戻った時に彼と話すつもりだよ」と言及。その上で、今回は新たなプランも明かした。

「彼をカスティージャでプレーさせて、そして我々と一緒にトレーニングすることはいいものになるだろう。我々はどう当てはめるかを様子見るつもりだ。彼はロドリゴやビニシウス・ジュニオールのようにとても若いし、ゆっくりと進む必要がある」

 ジダン監督としては慎重な姿勢は崩していないが、久保は新シーズン、カスティージャでプレーをしながら、トップチームのトレーニングにも参加することになる模様。現在レアルは怪我人を多く抱えており、トップチームでチャンスを得る可能性もあるのかもしれない。

 なお、レアルは8月7日にザルツブルク、11日にローマとテストマッチを行い、18日にセルタとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦を迎える。

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決勝に集結した『8+5』 名古屋U-18、3年生全員で迎えたクラセン初制覇

GK三井大輝(上列左)、DF武井隆之介(同中央)、MF松山竜也(同右)、MF村上千歩(下列左)、DF舌古圭佑(同右)
[7.31 日本クラブユース選手権U-18大会決勝 鳥栖U-18 1-3 名古屋U-18 味フィ西]

 準決勝の京都U-18戦に勝利した後、名古屋グランパスU-18のDF牛澤健(3年)はチームの一体感を勝因に挙げた。「この大会に来られていない3年生が多いので、残っている人たちのぶんまで意識を高く持ってやってきた。思いが強いから勝てた」。そうして迎えた決勝戦では、3年生13人全員で歓喜の瞬間を迎えた。

 多くの名選手を輩出してきた名古屋U-18だが、日本クラブユース選手権での決勝進出は史上初の偉業。もっとも最高学年の選手たちにとっては、クラブの歴史と同等かそれ以上に重要な意味合いがあった。決勝ではこれまで苦楽を共にしてきた3年生全員がようやく会場に揃うことになっていたからだ。

 GK三井大輝、DF舌古圭佑、MF村上千歩、DF武井隆之介、MF松山竜也——。5人はいずれも3年生。それぞれ負傷によって今大会の登録メンバーに入ることができず、チームが夏の大舞台で快進撃を続ける最中、地元でリハビリやトレーニングを続けていた選手たちだ。

 U-18日本代表の三井を筆頭に、最上級生の離脱による戦力ダウンは計り知れない。一方、彼らは11日間7試合の過酷なカップ戦をくぐり抜ける結束の象徴となっていた。クラブが過去3度も屈していた準決勝、先発選手たちは集合写真で5人のユニフォームを着用。鬼門に向けて士気を高め、決勝進出の機運をたぐり寄せていた。

 そんな思いは5人にも届いていた。「名古屋にいるメンバーも速報で結果を気にしていて、みんなも『ここにいるメンバーだけじゃない』と思って戦ってくれていた」(武井)。「シンプルにうれしい。出ている選手がやってくれて、リハビリ頑張ろうと思えたし、ピッチに立ちたいとあらためて思えた」(松山)。

 また代役出場の選手たちがことごとく結果を出した。準決勝で得点王争いに食い込む大会4ゴール目を挙げたFW武内翠寿(2年)は村上とレギュラー争いを繰り広げていたストライカー。“先輩”は「この大会の前から活躍していて、実は開幕の時から危機感を感じていた。彼は僕にないものを持っている」と太鼓判を押す。

 さらに度重なるビッグセーブで躍進に貢献したGK東ジョン(2年)も三井の負傷により台頭してきた選手だった。「怪我の状況的にはすぐに復帰できそうにないけど、彼の様子を見て燃えてきているし、もっとやらないといけないという思い」と、こちらも“先輩”の刺激となっているようだ。

 そんな5人は決勝戦で初めてチームに合流。自身のユニフォームを着て西が丘のゴール裏で応援し、ピッチに立った8人と同じ空間で歓喜の瞬間を迎えた。また表彰式の後には主催者の厚意でフィールドにも降り立ち、全員で優勝カップを掲げて喜びを爆発させていた。

「こういう形でしか携われなかったけど、みんなに感謝したい。負ける気はしなかったし、勝ってくれると信じていた。このチームはみんな元気よくて、ハードワークができるチーム。やってくれると思っていた」(舌古)。ピッチで戦った8人と外から見守った5人、3年生全員でたどり着いたクラブユースの頂点だった。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

U-20女子W杯制覇に導いた池田太監督もノミネート、FIFA女子最優秀監督賞の候補発表

U-20女子W杯制覇に導いた池田太監督
 国際サッカー連盟は31日、『ザ・ベスト・FIFAフットボールアワード2019』の女性チームの最優秀監督賞候補を発表。U-20日本女子代表の池田太監督もノミネートされている。

 池田監督が率いたU-20日本女子代表は、昨年8月にフランスで開催されたU-20ワールドカップに出場。2位でグループリーグを突破したものの、決勝トーナメントでドイツ、イングランドを下し、グループリーグで敗れたスペインを決勝で3-1で破り、初優勝を果たした。

 そのほか、今年の女子ワールドカップで連覇を成し遂げたアメリカ女子代表のジル・エリス監督、リヨンを史上初のチャンピオンズリーグ4連覇に導いたレイナール・ペドロス監督らが候補に名を連ねた。そのほかの最優秀監督候補者は以下の通り。

ミレナ・ベルトリーニ(イタリア代表)
ジル・エリス(アメリカ代表)
ペーター・ゲルハルドソン(スウェーデン代表)
池田太(U-20日本代表)
アントニア・イス(U-17スペイン代表)
ジョー・モンテムロ(アーセナル)
フィル・ネビル(イングランド代表)
レイナール・ペドロス(リヨン)
ポール・ライリー(ノース・カロライナ・カレッジ)
サリナ・ビーグマン(オランダ代表)

堅守・桐光学園が1-0勝利。雪辱の舞台、決勝へ!(14枚)

MF神田洸樹(3年)は後半アディショナルタイムの決勝点の起点に
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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C大阪内定の「スーパーエース」FW西川潤、桐光学園を決勝へ導く劇的V弾!(10枚)

後半アディショナルタイム、FW西川潤(3年)が決勝点!
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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桐光学園のダブルボランチ、攻守の要・中村&1年生MF岩根(6枚)

桐光学園の中盤の要、MF中村洸太(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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[8月1日 今日のバースデー]

Japan
GKユ・ヒョン(栃木、1984、韓国)*元韓国代表GK。Kリーグ優勝に導いた経験を持つ。
MF前寛之(水戸、1995)*札幌アカデミー出身。テクニックがあり、体や精神面での強さもあるボランチ。
DF会津雄生(岐阜、1996)*柏U-18、筑波大出身のサイドバック。高校時代はウインガーを務めていた攻撃力が魅力。

World
MFバスティアン・シュバインシュタイガー(シカゴ・ファイアー、1984、ドイツ)*当たりに強く、運動量も豊富。安定感のあるプレーが持ち味。
FWイアゴ・アスパス(セルタ、1987、スペイン)*戦術遂行能力が高いストライカー。ロシアW杯では決勝トーナメント進出を決めるトリッキーなゴールを決めた。
MFネマニャ・マティッチ(マンチェスター・U、1988、セルビア)*足もとの技術も兼ね備える長身ボランチ。左足から繰り出す縦パスも魅力。
FWマリアーノ・ディアス(R・マドリー、1993、ドミニカ共和国)*C・ロナウドの跡を継いで7番を背負うストライカー。

Former
FWヌワンコ・カヌ(元アーセナルほか、1976、ナイジェリア)*長身で長い足を生かした独特なリズムの攻撃が持ち味。

Others
米倉涼子(女優、1975)
冨永愛(ファッションモデル、1982)
黒川智花(女優、1989)
ティファニー(歌手:少女時代、1989)
木村拓也(アナウンサー、1990)
和田彩花(アンジュルム:アイドル、1994)

堅守・桐光学園支える2年生コンビ、CB奈良坂&GK北村(6枚)

声でチームを支えるCB奈良坂巧(2年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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桐光学園の左WB佐々木ムライヨセフが股抜きドリで「相棒」の決勝点をアシスト(4枚)

後半アディショナルタイムに左WB佐々木ムライヨセフ(3年)が決勝点をアシスト
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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強さ示した京都橘、選手権で日本一に再挑戦(19枚)

京都橘は無念の準優勝
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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京都橘の俊足レフティー、MF高木は敗戦の悔しさ糧に進化を(4枚)

京都橘の俊足レフティー、左WB高木大輝(3年)
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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京都橘の攻撃牽引した“梅・梅”コンビ、準決勝は不発に…(6枚)

京都橘の攻撃牽引した“梅・梅”コンビ、FW梅村脩斗(3年)は3回戦でハットトリック
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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全国準決勝で存在感放った京都橘MF佐藤主将(5枚)

MF佐藤陽太主将(3年)は非常に存在感のある動き
 令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)は31日、準決勝を行い、京都橘高(京都)と桐光学園高(神奈川1)との一戦は桐光学園が1-0で勝った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
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全国準決勝で存在感放った京都橘MF佐藤主将(5枚)

MF佐藤陽太主将(3年)は非常に存在感のある動き
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名古屋U-18が制したクラブユース選手権、MVPなど各賞も決定!! 接戦の得点ランキングは…

得点王のMF倍井謙、MVPのDF牛澤健、MIPのMF本田風智(写真左から)
 日本クラブユース選手権(U-18)大会は31日、全日程を終了し、名古屋グランパスU-18の初優勝で幕を閉じた。

 大会MVPは名古屋U-18のDF牛澤健(3年)、MIPはサガン鳥栖U-18のMF本田風智(3年)が受賞。フェアプレー賞には3位の京都サンガF.C.U-18が選ばれた。

 得点王は通算6ゴールを記録した名古屋U-18のMF倍井謙(3年)が単独受賞。決勝での2ゴールにより、5ゴールで2位のFW石井稜真(アビスパ福岡U-18)を逆転した。

【得点ランキング】
▼1位:6得点
倍井謙(名古屋U-18)
▼2位:5得点
石井稜真(福岡U-18)
▼3位:4得点
清水一雅(仙台ユース)
井出真太郎(横浜FMユース)
松橋優安(東京Vユース)
山内日向汰(川崎F U-18)
武内翠寿(名古屋U-18)
中野桂太(京都U-18)
兒玉澪王斗(鳥栖U-18)
小浜耀人(大分U-18)※
▼10位:3得点
田中嵐(山形ユース)
小林里駆(FC東京U-18)
宮城天(川崎F U-18)
三戸舜介(JFAアカデミー福島U-18)
大谷優斗(G大阪ユース)
中野瑠馬(京都U-18)
金田飛鳥(岡山U-18)
▼18位:2得点
ブラウンノア賢信(横浜FMユース)
栗原イブラヒムジュニア(三菱養和SCユース)
阿野真拓(東京Vユース)
中川敦瑛(横浜FCユース)
瀬良俊太(大宮U18)
藤井エリキ(鹿島ユース)
細谷真大(柏U-18)
千葉寛汰(清水ユース)
新玉瑛琉(名古屋U-18)
長尾優斗(G大阪ユース)
川崎颯太(京都U-18)
藤尾翔太(C大阪U-18)
細谷航平(広島ユース)
上岡陸(愛媛U-18)
本田風智(鳥栖U-18)
相良竜之介(鳥栖U-18)
田中禅(鳥栖U-18)
軸丸大翔(福岡U-18)
※公式記録確認中

●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

[MOM2945]名古屋U-18MF倍井謙(3年)_決勝でも2ゴール!「評価されていない」をバネに単独得点王

1点目を決め、古賀聡監督の元へ向かった名古屋グランパスU-18のMF倍井謙
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.31 日本クラブユース選手権U-18大会決勝 鳥栖U-18 1-3 名古屋U-18 味フィ西]

 第43回目を数えた日本クラブユース選手権(U-18)大会、栄えある得点王に輝いたのは名古屋グランパスU-18のMF倍井謙(3年)だった。11日間7試合で積み重ねた6点のうち、5点は決勝トーナメントに入って記録したもの。頂点を争う強敵相手に次々とゴールを陥れ、まさに“夏の主役”にふさわしい活躍を見せた。

 29日に行われた準決勝・京都U-18戦の2ゴールにより、得点ランキング首位とわずか1点差で迎えた最終決戦。「昨日の夜から2点を取って単独得点王になろうとイメージしていたし、前半から仕掛けていこうと思っていた」という倍井がまたしても大きな輝きを放った。

 まずは前半2分、右サイドを攻め上がったMF石谷光基(2年)からパスを受け、準決勝でも猛威を振るったカットインから力強く沈めた。「ネイマール選手、{{アザール}|エデン・アザール}選手のプレーをよく見ている」。昨季までのボランチから転身するにあたり、理想としてきた選手を彷彿とさせる切れ味が勝負を分けた。

 さらにもう1点を加えて迎えた前半32分。今度は落ち着いたポジション取りでクロスを呼び込み、名手GK板橋洋青(3年)の逆を突いて流し込んだ。「僕の力だけで取れたわけじゃない。サイドバックの選手が出してくれて、決められたのが本当に良かった」。そう謙虚に喜んだが、相手を意気消沈させるには十分な価値を持った。

 前半に3点を奪った名古屋は後半に1点を与えたものの、最後まで攻撃姿勢を保ったままタイムアップの笛を迎えた。準々決勝で1点、準決勝で2点、決勝で2点を奪った倍井は大会の単独得点王を獲得。MVPこそチームキャプテンのDF牛澤健(3年)に譲ったが、史上初のクラブユース選手権制覇は背番号7の活躍なしに得られなかった。

 だが、そんな立役者の進路はいまだに決まっていない。

「トップはあまり今は考えていなかったですけど、声が掛かればうれしいなとは思います」。周囲から向けられる期待の声とは裏腹に、トップチーム昇格の望みを控えめに語った倍井。練習参加も数多くこなしてきた身、強烈な外国籍選手も擁するビッグクラブの攻撃陣を担うことの厳しさは痛いほど分かっている。

 そもそも、そうした環境を原動力に成長してきたのが倍井だ。昨季までの「パスの選択が多かった」というスタイルから「よりゴールに直結するプレーを」という変貌も、すべては「あまり評価されていない」という苦悩があったからこそ。その答えを模索していった結果が今大会の大活躍を導いたのだ。

 だからこそ、トップチームの高い壁を基準にしながらこれからも努力を重ねていくだけだ。「今後もこうやって得点を取ったりすることを続けていくしかないと思います。それをクラブの関係者などに見てもらって、認めてもらえれば」。この夏、覚醒の時を迎えた18歳だが、その進化を止めるつもりはない。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

久保建英は途中出場、ベンゼマがハット達成!レアルが乱打戦制してプレシーズン初勝利

ハットトリックを達成したカリム・ベンゼマ
[7.31 アウディ杯3位決定戦 R・マドリー5-3フェネルバフチェ]

 レアル・マドリーは31日、アウディカップ3位決定戦でフェネルバフチェ(トルコ)と対戦し、5-3で勝利した。ベンチスタートの日本代表MF久保建英は、後半28分にピッチに入り、トップ下でプレーした。

 30日に行われたトッテナムとのアウディカップ準決勝で0-1で敗れたレアル。その試合から先発5人を入れ替え、DFセルヒオ・ラモスとDFダニエル・カルバハル、MFルカ・モドリッチ、FWロドリゴ・ゴエス、FWルーカス・バスケスに代えて、DFナチョ・フェルナンデスとDFアルバロ・オドリオソラ、MFフェデリコ・バルベルデ、MFイスコ、FWビニシウス・ジュニオールを起用した。

 レアルはここまでプレシーズンマッチを4試合行い、インターナショナルチャンピオンズカップでバイエルン(1-3)、アーセナル(2-2/PK3-2)、アトレティコ・マドリー(3-7)、そして30日にトッテナムに0-1で敗れ、プレシーズンで苦戦が続いている。

 スペイン『アス』はこの試合を「レアルにとって、悪い流れを回復するのに理想的な対戦相手だろう」と楽観視していたが、最初にスコアを動かしたのはフェネルバフチェだった。前半6分、左サイドでFWマックス・クルーゼのパスを受けたMFガリー・ロドリゲスが中央へカットイン。後方からプレスを受けるも倒れずにPA左手前から右足を振り抜くと、ゴール右隅に吸い込まれてフェネルバフチェが先手を取った。

 積極的にシュートを放つフェネルバフチェに対し、なかなかPA内までボールを持ち込めなかったレアルだが、前半12分に相手のミスから同点に追いつく。右サイドからFWビニシウス・ジュニオールがグラウンダーのクロスを供給。クリアに入ったDFディエゴ・レジェスが空振り、FWカリム・ベンゼマが落ち着いて右足シュートを決めた。

 これで攻勢を強めたレアルは後半27分、PA右角あたりでビニシウスがファウルを受けてFKを獲得。キッカーのMFトニ・クロースが右足で高精度のクロスを入れると、ベンゼマがヘディングシュートを叩き込み、2-1と逆転に成功した。

 しかし、前半34分にフェネルバフチェが同点に追いつく。右サイドからFWベダト・ムリチが左サイドのスペースへ大きく展開し、フリーで受けたMFナビル・ディラルがPA左から右足シュート。これがブロックに入ったDFアルバロ・オドリオソラに当たってゴール右隅に吸い込まれ、2-2で前半を終えた。

 レアルは後半開始から3枚替え。GKナバスとアザール、バランを下げ、GKアンドリー・ルニンとFWルーカス・バスケス、DFアドリアン・デ・ラ・フエンテを送り込んだ。すると、8分だった。イスコが右サイドに展開し、バスケスがピンポイントクロス。これをベンゼマが頭で合わせ、ハットトリックを達成した。

 だが、またもフェネルバフチェが粘り強く同点ゴールを奪う。後半14分、左サイドからMFアルペル・ポトゥクが中央にパスを送り、ペナルティーアーク手前からMFオザン・トゥファンが右足を一閃。鮮やかなミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、3-3とした。

 レアルは後半16分に4人を入れ替え、DFマルセロとオドリオソラ、ビニシウス、ベンゼマに代えてDFダニエル・カルバハルとDFミゲル・グティエレス、FWマリアーノ・ディアス、FWロドリゴ・ゴエスを投入。すると直後の17分、敵陣中央でバルベルデがパスカットし、マリアーノがPA手前から左足シュートを放つ。これはGKに止められたが、ナチョが押し込んで4-3と再び勝ち越した。

 後半28分、レアルは3人を代えてモドリッチとMFハイメ・セオアネ、そして久保がピッチへ。トップ下に入った久保は、前線から果敢にプレスをかけ、相手のミスを誘うなど奮闘。攻撃では積極的にパスコースに顔を出し、攻撃のリズムを作った。すると、34分にマリアーノがPA右に出したパスをバスケスが滑り込みながらシュート。GKが弾いたボールをマリアーノが右足で押し込み、5-3とリードを広げた。

 レアルは後半43分、敵陣中央でバスケスからパスを受けた久保は、左サイドにロドリゴがフリーで待っていたがそのままドリブルで運んでペナルティーアーク内から右足シュート。これは惜しくもGKに止められ、移籍後初ゴールとはならず。試合はこのまま5-3でタイムアップを迎え、レアルがプレシーズンで初勝利をおさめた。

 なお、今後レアルは8月7日にザルツブルク、11日にローマとテストマッチを行い、18日にセルタとのリーガ・エスパニョーラ開幕戦を迎える。

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山口加入の19歳FW宮代大聖、川崎Fを離れて目指す進化「一番前でどう駆け引きするか」

今夏、山口にレンタル移籍したFW宮代大聖
[7.31 J2第25節 横浜FC4-1山口 ニッパツ]

 今夏、レノファ山口FCに加入した19歳FW宮代大聖が先制点をアシストした。前半7分、クリアボールを拾って左サイドを持ち上がると、鋭くカットイン。2人を引きつけて相手の股下を抜く横パスを通し、MF吉濱遼平の先制ゴールをお膳立てした。

「ああいう形でボールを持てたら自分の良さを出せるのでよかったですが、欲を言えば自分が点を取りたいというのが一番にある。そこはブレずにいきたい」

 川崎フロンターレのアカデミーで育った宮代は17歳、高校3年生だった2018年4月にクラブ史上最年少でプロ契約を締結した。年代別代表で結果を残してきた世代屈指のストライカー。U-17ワールドカップで2ゴールを挙げると、今年5月のU-20W杯でも19歳の誕生日にメキシコ戦で2ゴールを記録した。

 川崎Fでは出場機会を得られないまま、今夏、山口に期限付き移籍。7月20日のJ2第23節新潟戦(2-2)で待望のJデビューを飾ると、3試合連続で1トップを務め、フル出場を続けている。しかし、チームは白星から離れており、山口戦も1-4で逆転負け。「結果が出ていないので悔しい」と唇を噛んだ。

 フロンターレの独特なパスサッカーに鍛えられてきたが、当然山口のスタイルと要求は異なる。だからこそ、新天地ではFWとしての幅を広げようとしているという。

「フロンターレだったらボールにずっと関わって、簡単に叩いてテンポを出す。山口ではFWの最後の駆け引きだったり、クロスへの入り方だったり、一瞬の背後の取り方だったり。前線の一番前のラインでどう駆け引きするかという部分は、このチームに来て成長させてもらっていると思います」

 この日はアシストを記録したが、シュートは0本、無得点に終わった。同じく日の丸を背負ってU-20W杯を戦った対戦相手の横浜FC斉藤光毅は途中出場でゴールを記録。「今日は負けてしまったけど、同年代の選手と対戦するのは燃える。いつもより、やってやろうという気持ちになる」と語った宮代。まずはプロ初ゴールを目指しつつ、試合に出場し続けることで、大きな進化を遂げていく。

(取材・文 佐藤亜希子)
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新たな一歩を踏み出したFW上田綺世、「緊張というか興奮に近かった」Jデビュー

Jデビューを飾った鹿島アントラーズFW上田綺世
[7.31 J1第16節延期分 浦和1-1鹿島 埼玉]

 新たな一歩を踏み出した。26日に法政大サッカー部を退部して鹿島アントラーズへの加入が発表されたFW上田綺世は、5日後にJリーグデビューを飾ることとなった。

 デビュー戦で与えられた時間はわずかだった。試合終盤、1-0とリードした場面で投入される予定だったが、ピッチに送り込まれる前に浦和に同点に追い付かれ、1-1となって迎えた後半44分にMF土居聖真に代わってピッチへと向かった。

 3万7000人以上が詰め掛けた埼玉スタジアムが舞台。交代を告げられた瞬間は「素直に嬉しかった」という。そして、「この雰囲気の中でできるのは貴重な経験。大学と比べたらスタジアムも観客の数も違う。そこで自分が活躍したい欲があった」と、5分と表示されたアディショナルタイムを含めた6分間の中で貪欲に自身を表現しようとした。

「緊張というか興奮に近かった。でも、ピッチに立ったら吹っ切れた」

 試合終盤にはMF遠藤康へのパスでシュートチャンスを生み出したが、勝ち越しゴールを導くことはできず。1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、「時間は短かったけど、点を決めて勝ちたかったし、結果を残したかった思いがある」と唇を噛んだ。

 コパ・アメリカでA代表に初選出された新進気鋭の20歳ストライカーの新たな物語は始まったばかり。今後はチームメイトから「信頼を得ていくことが大事」と語ったように、次回与えられるチャンスで結果をモノにするためにも、「どんどん自分の色を出しながら」仲間との連係向上を図り、日々成長を遂げていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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CL王者リバプールから最多3選手…FIFA最優秀選手賞候補にC・ロナウドやメッシら

FIFA最優秀選手候補を発表
 国際サッカー連盟は31日、『ザ・ベスト・FIFAフットボールアワード2019』の年間最優秀選手候補10名を発表した。最終受賞者は9月23日にミラノ(イタリア)で行われるセレモニーで発表される。

 昨季はレアル・マドリークロアチア代表MFルカ・モドリッチが選出された同賞。昨季UEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たしたリバプールから最多3名が選ばれ、オランダ代表DFフィルヒル・ファン・ダイク、エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネがノミネートされた。

 そのほか、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、昨季アヤックスの欧州CLベスト4躍進に貢献したオランダ代表のDFマタイス・デ・リフト、MF{{フレンキー・デ・ヨング}も選出されている。

 以下、最優秀選手候補10名

クリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)
フレンキー・デ・ヨング(アヤックス→バルセロナ)
マタイス・デ・リフト(アヤックス→ユベントス)
エデン・アザール(チェルシー→R・マドリー)
ハリー・ケイン(トッテナム)
サディオ・マネ(リバプール)
キリアン・ムバッペ(パリSG)
リオネル・メッシ(バルセロナ)
モハメド・サラー(リバプール)
フィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)

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ただいま、埼玉スタジアム…浦和MF関根「帰ってきたなという感じ」

浦和レッズMF関根貴大
[7.31 J1第16節延期分 浦和1-1鹿島 埼玉]

 2年ぶりに浦和レッズに復帰。前節磐田戦で復帰戦を戦っていたMF関根貴大が、埼玉スタジアムに戻ってきた。

 14年に浦和の下部組織からトップチームに昇格した関根は、同年の第4節清水戦でJデビュー。その後もコンスタントに出場機会を得ると主軸へと成長を遂げ、得意のドリブルを武器にしたプレーでファン・サポーターを熱狂させてきた。17年シーズン途中にドイツ2部のインゴルシュタットへと旅立ち、18-19シーズンはベルギーのシントトロイデンでプレーすると、今年の6月28日に2年ぶりに浦和への復帰が発表された。

 すると復帰直後の磐田戦で先発起用され、いきなりアシストを記録するなどチームの3-1の勝利に貢献。続いて先発起用された鹿島戦でもスピードに乗ったキレ味鋭いドリブルでサイドから好機を生み出した。前半は左アウトサイドで、後半は「サイドが代わって見える景色も違った」と右アウトサイドでプレーしたが、「右でも左でもチャンスが作れたことは自分の中でもポジティブに考えている」と十分な手応えを得たようだ。

 ホームスタジアムとなる埼玉スタジアムのプレーは17年8月5日のJ1第20節大宮戦以来。「(復帰戦となった前節の)エコパ(スタジアム)よりも緊張した。埼スタの雰囲気は特別なものだし、『帰ってきたな』という感じもすごいあった」と、2年ぶりに“ホーム”に戻ってきたことを実感したようだ。

 2試合連続で先発出場を果たし、手応えも得た。だが、「まだまだやらないといけない」と表情を引き締めると、「今日みたいな試合で結果を残せる選手になりたいと改めて感じたし、タイトルを取るために自分の力をチームに還元したい」と力強く決意を表した。

(取材・文 折戸岳彦)
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横浜FCは右サイド攻略…イバが1年ぶりハット達成「いいボールをくれた」

ハットトリックを達成したFWイバ
[7.31 J2第25節 横浜FC4-1山口 ニッパツ]

 横浜FCは4-1で勝利し、6連勝で6位に浮上した。ハットトリックを達成したFWイバは取材陣に対応し、「flying(飛んでいるような気持ちです)」と喜びを語った。今季はマルチゴールが3度あったが、3得点を奪ったのは昨年8月11日の熊本戦(○5-1)以来、約1年ぶりとなった。

 前半7分に先制を許したものの、そこからイバが連続でゴールを陥れた。まずは前半15分、相手DFをかわしてキープしたMFレアンドロ・ドミンゲスがつなぎ、MF渡邊一仁がスルーパス。走り込んだMF中山克広が深い位置から折り返すと、ファーサイドのイバが強烈ヘッドで叩き込んだ。

「タイミング的には相手と五分五分だったので、勢いを持って入ったことでああいう素晴らしいゴールが生まれたと思います」

 前半34分には相手が一時的に10人でプレーしている間、そのスペースを使い、中山が右後方から絶妙なアーリークロスを入れ、飛び込んだイバが逆転ヘッド。後半25分にもカウンターからスルーパスで抜け出したDF北爪健吾が右サイド深い位置から折り返し、走り込んだイバが左足で押し込んだ。

 右サイドを攻略し、ハットトリックを達成。得点ランキング2位タイの14得点目をマークした。「もちろん左サイドにもいい選手が揃っていますが、今日は右サイドの克広や健吾が活躍して、いいボールを配給してくれた」とチームメイトに感謝した。

(取材・文 佐藤亜希子)
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「攻守一体」ここに結実。名古屋U-18、クラブユース選手権初制覇! 鳥栖準Vも史上初

名古屋グランパスU-18が日本クラブユース選手権初制覇
[7.31 日本クラブユース選手権U-18大会決勝 鳥栖U-18 1-3 名古屋U-18 味フィ西]

 日本クラブユース選手権(U-18)大会は31日、味の素フィールド西が丘で決勝戦を行い、名古屋グランパスU-18(東海3)が悲願の初優勝を果たした。同じく初の決勝進出となったサガン鳥栖U-18(九州2)に3-1で勝利。2011年のJユースカップ制覇以来、8年ぶり2度目のビッグタイトルを手にした。

 名古屋U-18のチームコンセプトを問うと、監督と選手が口を揃えるのは「攻守一体のサッカー」。すなわち「90分間ずっと相手を押し込んで、もし失ってもボールをすぐに奪い返すために前からプレッシャーをかけ続ける」(古賀聡監督)というスタイルだ。

 グループリーグでは初戦、2戦目では1点しか奪えなかったが、それ以降は複数得点。大会が進むごとに「一試合一試合課題を克服して、修正して、成長してここまで来た」(古賀監督)という選手たちが、夏の集大成となる一戦でコンセプトどおりのパフォーマンスを見せた。

 前半2分、早速スコアを動かした。右サイドで前を向いたMF豊田晃大(1年)が縦にボールを送ると、ドリブルで切れ込んだMF石谷光基(2年)が相手と競り合いながら反対サイドに展開。これを受けたMF倍井謙(3年)がカットインからニアポスト際に叩き込んだ。

 対する鳥栖は前半9分、変化をつけたコーナーキックがDF大畑歩夢(3年)に通るも、フリーで放った左足シュートが不発。その後は名古屋のハイプレッシャーに圧倒されるばかりで、なかなか思うようにボールを前に進めることができない。すると14分、自陣でのミスから追加点を許してしまう。

 DF永田倖大(2年)からGK板橋洋青(3年)へのバックパスが短くなり、これを拾ったのは名古屋MF榊原杏太(3年)。飛び出した板橋の裏を突くループシュートがネットに吸い込まれ、名古屋が2点リードを奪った。さらに前半15分、名古屋は単独突破を見せたFW武内翠寿(3年)の惜しいシュートもあった。

 劣勢を打破できない鳥栖はここで交代の準備。ところが名古屋は前半32分、自陣で前を向いた榊原がドリブルで中央を駆け上がると、ボールは左サイドのDF新玉瑛琉(3年)に渡り、U-17日本代表DF中野伸哉(3年)との1対1を制して中央に優しいパス。フリーで待ち構えていた倍井が落ち着いて流し込んだ。

 準決勝の京都U-18戦でも2ゴールを決めていた倍井はこれで2試合連続の2得点。試合前の時点では、大会得点ランキングトップに立つ福岡U-18のFW石井稜真(2年)を1点差で追う形となっていたが、「得点王を狙って入った」という決勝の舞台で一気に単独トップに立った。

 鳥栖はここでようやく交代カードを切ることができ、MF西田結平(3年)に代わってMF西村洸大(2年)を投入。その後は185cmの長身FW田中禅(2年)にボールを集め、サイド攻撃からMF盧泰曄(3年)のボレー、永田のヘッドでゴールを襲ったが、GK東ジョン(2年)の好セーブに阻まれるなど無得点で前半を終えた。

 鳥栖にとっては失点を重ね、攻撃も繋がらない悪夢のような40分間。田中智宗監督は「何もできない前半」を受け、「ピッチの中でもっとやろうよ、自分たちの力を出し切ろうよ」と精神的な部分で鼓舞したという。さらにハーフタイム明け、相良を下げて準決勝で決勝弾を決めたFW秀島悠太(3年)を投入した。

 すると鳥栖は後半7分、DF松井直人(3年)の浮き球パスをMF本田風智(3年)が中盤で収めると、華麗なターンから右サイドのFW兒玉澪王斗(2年)に展開し、クロスに合わせたのは田中。これは枠を外れたものの、10分に秀島のクロスに対してニアに飛び込んだ田中が頭で合わせ、ようやく追撃の1点を奪った。

 その後は一方的に鳥栖ペースが続いた。後半13分、本田の右足シュートは右のゴールポストに当たったが、直後の14分にもセットプレーを起点に右サイドを攻め上がった盧のクロスに兒玉が頭で合わせる決定機。ところが、ここは東がビッグセーブを見せ、守護神に救われた名古屋が再び主導権を握っていった。

 名古屋は後半19分、カウンター気味に抜け出した倍井の右足シュートが板橋を強襲。25分にも武内の突破から決定機を迎えたが、永田がゴールライン上でスーパークリアを見せた。しかし、この時間帯は板橋が大活躍。28分、34分に武内が決定的なシュートを放ったが、神がかり的な反応で立ちはだかった。

 守護神の奮闘になんとか応えたい鳥栖だが、アグレッシブに対応するDF牛澤健(3年)、DF鷲見星河(2年)の両センターバックに攻撃を絡め取られ、なかなか攻めに出られない。対する名古屋は前に出る意識を失わず、DF石田凌太郎(3年)が何度も右サイドを駆け上がってさすがの迫力を披露した。

 名古屋は終了間際、DF岡崎流也(3年)とDF雨宮陸(3年)を立て続けに投入し、ベンチからチームを支えた最上級生がピッチへ。スタンドからは負傷離脱中のGK三井大輝(3年)、DF舌古圭佑(3年)、FW村上千歩(3年)、DF武井隆之介(3年)、MF松山竜也(3年)も見守る中、タイムアップの笛を迎えた。

 大会を通じてゲームキャプテンを担い、感極まった表情でガッツポーズを見せたMF田邉光平(3年)は「10年間グランパスにいて、一度も頂点を両親に捧げることができていなかった。今日ここで頂点を捧げることがうれしい」と喜びの表情。高い個人技術と献身性を併せ持つタレント集団が全国クラブユースの王座に辿り着いた。

(取材・文 竹内達也)
●第43回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

中村俊輔「喜びを感じながら」横浜FCデビュー! 終盤直接FKのチャンスも

直接FKを狙ったMF中村俊輔
[7.31 J2第25節 横浜FC4-1山口 ニッパツ]

 今夏、横浜FCに加入したMF中村俊輔がJ2デビューを果たした。後半15分に途中交代でピッチに入ると、サポーターは大歓声。4-1の勝利に貢献し、「一番は勝てたのが良かったかな」と安堵の表情で話した。

「足首の負傷があって、今年のオフは厳しい感じもあったけど、いろんな人の支えがあって、回復してきて。またこうやって試合に出られて、ボールが蹴れて、その喜びを感じながらできたのは良かった」

 磐田で3年目を迎えた今季は負傷も続き、リーグ戦の出場は2試合にとどまった。7月11日に横浜FCへの完全移籍が発表され、山口戦で初のベンチ入り。途中出場でボランチの一角に入り、新天地デビューを飾った。

「ボランチで長いことやっていたわけじゃないし、前にいい選手がいるので彼らをどう生かすか。そういう良さを出していけば。ボランチは(チームに)いっぱいいるので、自分が出たら前の選手がいい動きができるようなプレーをしたい」

 3月17日のJ1第4節鳥栖戦以来、4か月半ぶりとなる公式戦復帰。中盤で守備に走り、スライディングで相手を止める場面もあった。まだ連携が合わない場面もあったが、「あとは戦い方とか(選手の)特徴をつかんでいって、もう少し体が動けるようになれば」と向上を見据えた。

 終了間際には絶好のチャンスも訪れた。後半アディショナルタイムにPA左手前の位置でFKを獲得。キッカーを務めた中村は左足で直接狙ったが、シュートは壁に当たってしまい、追加点とはならなかった。試合後、このシーンを聞かれると、「そんな場面ありました? なかったと思います」と冗談を飛ばし、取材陣の笑いを誘った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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@bookfun155 分野研究家

なんかめちゃ良さそう。アンドロイドの素をどんどんカスタマイズした方がいいのできそうな。素はオープンソースやしね。中国メーカーはやるな

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久保建英は…レアルがフェネルバフチェ戦の先発メンバーを発表

久保建英はベンチスタート
 レアル・マドリーは31日にアウディカップ3位決定戦でフェネルバフチェ(トルコ)と対戦する。キックオフに先駆けてスターティングメンバーが発表され、日本代表FW久保建英はベンチスタートとなった。

 30日に行われたトッテナムとのアウディカップ準決勝で0-1で敗れたレアル。その試合から先発5人を入れ替え、DFセルヒオ・ラモスとDFダニエル・カルバハル、MFルカ・モドリッチ、FWロドリゴ・ゴエス、FWルーカス・バスケスに代えて、DFナチョ・フェルナンデスとDFアルバロ・オドリオソラ、MFフェデリコ・バルベルデ、MFイスコ、FWビニシウス・ジュニオールを起用した。

 トッテナム戦で後半35分から途中出場した久保は、わずか10分間でシュート3本を放つなど存在感を示し、スペイン『アス』は「この小さな機会をうまく利用した。3本のシュートを放ち、最後の局面で電流を与えた」と高評価。フェネルバフチェ戦で「多くのプレー時間が与えられるだろう」と先発も予想されていたが、移籍後初先発はお預けとなった。

▼GK
ケイラー・ナバス

▼DF
ラファエル・バラン
ナチョ・フェルナンデス
マルセロ
アルバロ・オドリオソラ

▼MF
トニ・クロース
フェデリコ・バルベルデ
イスコ

▼FW
カリム・ベンゼマ
ビニシウス・ジュニオール
エデン・アザール


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「あいつが早く取ってくれないと」33歳バースデー弾の浦和FW興梠が気になるのは…

浦和レッズFW興梠慎三
[7.31 J1第16節延期分 浦和1-1鹿島 埼玉]

 自身にとって特別な日だった。そして、特別な日に行われた試合できっちりゴールネットを揺らした。浦和レッズFW興梠慎三は「点を取れたことは良かった」と素直に喜びを表した。

 0-1と1点のビハインドを背負って迎えた後半43分、点取り屋が大仕事をやってのける。左サイドからDF山中亮輔が鋭いクロスを送ると、ファーサイドの興梠が反応。「一瞬ボールが前にいたディフェンスにちょっと被って見えなかった」という状況となったが、「冷静に決められた」とヘディングで合わせてゴールを陥れて値千金の同点ゴールを記録した。

 1986年7月31日生まれの興梠。この日は33歳の誕生日だったこともあり、「自分が点を決めて勝ってヒーローインタビューというのを想像していたけど、ちょっと違う形になった」と笑って答えながらも、試合開始早々の決定機を外していたこともあり、「今日に関しては前半に多くの決定機がありながらも、それを決め切れなかったのはすごく残念だった」と反省を口にしている。

 勝利には届かなかったが、3連勝中と好調の鹿島相手に追い付いてドローに持ち込んだという結果、そして「鹿島相手にこういう内容で戦えたし、最近はすごく良くなってきている」という内容にも手応えを感じており、「チームとしてはプラスに捉えていいと思う」と視線を上へと向けた。

 興梠自身はここ6試合4得点、今季リーグ戦8得点を記録しているようにコンスタントにゴールを奪っている。しかし、チームで複数得点を記録しているのは興梠の他に2得点のMF長澤和輝とDF森脇良太しかいないこともあり、「他の選手にも点を取らせたいというのはある」と答えると、「武藤は今はゼロなので。やっぱりあいつが早く点を取ってくれないとチームも乗ってこない」と前線でコンビを組むFW武藤雄樹のゴールを待ち望んでいるようだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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