[プリンスリーグ四国]徳島ユース、2位・徳島市立に敗れて今季初黒星:第17節

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2019四国は30日、第17節を行った。最終節は12月7日に行われる。

 すでに優勝を決めている徳島ヴォルティスユース(徳島)は2位の徳島市立高(徳島)と対戦し、後半29分にFW石井嵩也(2年)に決勝点を許し、1-2で敗戦。今季初黒星を喫した。

 高校サッカー選手権に出場する大手前高松高(香川)は高松商高(香川)に1-0で勝利。今治東中等教育学校(愛媛)は後半の2失点で新田高(愛媛)に0-2で敗れた。

【第17節】
(11月30日)
[愛媛県総合運動公園球技場]
今治東 0-2 新田
[新]山田優人(75分)、福井健太(85分)

[春野総合運動公園球技場]
高知中央 4-1 高知西
[中]塩田真矢(6分)、小松仁(51分)、オニエ・オゴチュクウ・プロミス2(80分、89分)
[西]辻元智哉(62分)


[Pikaraスタジアム]
讃岐U-18 3-0 四学香川西
[讃]多田将彪(3分)、小山聖也(39分)、逢坂利都生(57分)

大手前高松 1-0 高松商
[大]片上椋太(41分)

[徳島スポーツビレッジ]
徳島市立 2-1 徳島ユース
[市]渡邊浩章(19分)、石井嵩也(74分)
[徳]平田俊佑(34分)


【第18節】
(12月7日)
[徳島市立高G]
四学香川西 11:00 徳島市立

[徳島スポーツビレッジ(天然B)]
大手前高松 11:00 徳島ユース
今治東 13:30 高知西

[徳島スポーツビレッジ(人工)]
高松商 11:00 高知中央
新田 13:30 讃岐U-18

※日程は3月発表、変更の可能性あり

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マンC、2度追いつかれてニューカッスルと痛恨ドロー…武藤は4戦連続ベンチ外

先制点を上げたラヒーム・スターリング
[11.30 プレミア第14節 ニューカッスル2-2マンチェスター・C]

 プレミアリーグは30日、第14節1日目を行った。マンチェスター・シティは敵地でFW武藤嘉紀の所属するニューカッスルと対戦し、2-2で引き分けた。武藤は4試合連続でベンチ外となっている。

 前節チェルシーに2-1で競り勝ち、連敗は免れたシティ。26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のシャフタール戦から5人を入れかえ、DFカイル・ウォーカーやDFジョン・ストーンズ、DFバンジャマン・メンディ、MFダビド・シルバ、MFリヤド・マフレズらを起用した。

 試合はシティがボールの主導権を握り、細かいパス交換、精度の高いロングパスを織り交ぜながら、ニューカッスルの守備を崩しにかかる。すると、前半22分だった。D・シルバがスターリングにくさびのパスを通し、ワンツーから強引にPA左に進入。D・シルバがヒールでつないだボールをPA中央からスターリングが右足で沈め、先制に成功した。

 だが、ニューカッスルがすぐさま追いつく。前半25分、PA左手前で鋭い縦パスを受けたDFイェトロ・ウィレムスがFWミゲル・アルミロンに預けて中央へ。アルミロンがPA左から折り返したボールをJ・ウィレムスが右足でゴール右隅に流し込み、スコアを1-1とした。

 同点で後半を迎えたシティは、シュートチャンスを増やしていくが決定機をいかせず苦しい時間が続く。23分、MFフェルナンジーニョの縦パスが起点となり、D・シルバのスルーパスからジェズスが決定的な左足シュート。GKマルティン・ドゥーブラフカが弾いたボールにMFケビン・デ・ブルイネが反応したが、左足シュートは相手DFにブロックされた。

 後半23分にもD・シルバにチャンスがあったが、決めきれなかったシティ。直後の24分にはMFリヤド・マフレズとD・シルバを下げ、MFベルナルド・シウバとMFフィル・フォーデンを投入すると、37分に勝ち越しゴールが生まれた。左サイドでフォーデンのパスを受けたメンディがクロスを供給。相手のクリアをペナルティーアーク手前で受けたデ・ブルイネが思い切りよく右足を振り抜き、強烈なシュートがクロスバー下側を叩いてゴールラインを越えた。

 シティは後半39分にジェズスを下げてMFロドリを投入。逃げ切りを図ったが、43分に同点に追いつかれてしまう。PA右脇でFKを獲得したニューカッスルはMFクリスティアン・アツがペナルティーアーク手前へグラウンダーのパスを送り、MFジョンジョ・シェルビーが右足ダイレクトシュート。左へ大きくカーブしたボールがゴール左隅に突き刺さり、再び追いついた。

 試合は2-2のままタイムアップ。シティは2度追いつかれて勝ち点1の獲得にとどまった。

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ついにV王手! 横浜FM一筋の喜田拓也「15年ですか、非常に長かったと思う。ただ…」

横浜F・マリノスMF喜田拓也
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 2位で追うFC東京の結果次第では今節で優勝が決まる可能性もあった横浜F・マリノスだったが、ハーフタイムに他会場の情報を共有することはなかったという。主将の一角を担うMF喜田拓也は「あまりチームとしてそういうことは考えていなくて、目の前の川崎Fに勝つことだけを考えてゲームに臨んだ」と振り返った。

 前節で首位に立った横浜FMと、2位FC東京の勝ち点差は試合前の時点で『1』。もし今節で横浜FMが勝ち、FC東京が敗れた場合、1試合を残して横浜FMの優勝が決まる状況だった。それでも1点リードで迎えたハーフタイム、チームの中に他会場の動向を気にする動きはなかったようだ。

 そうした“目の前の一戦”に対する向き合い方は今季、横浜FMが貫いてきた姿勢でもある。前半戦の第17節でFC東京との首位決戦に敗れた時も「最後に一番上にいれば問題ない」と語っていた喜田。前節の松本戦後にはその真意を「(途中の順位に)チームとして囚われてはいなかった」と説明していた。

 だからこそ、この日も視線が揺らぐことはなかった。2連覇王者の川崎Fを相手に4ゴールで完勝した一戦を振り返った喜田は「みんなの戦う姿勢は出ていたし、そこに向けた準備がピッチに出ていた。みんなの頑張りの賜物」と述べ、普段どおりにこの一戦でのパフォーマンスを称えた。

 そんな喜田の前には、6年前の因縁さえも大きなプレッシャーではなかった。2013年最終節、それまで長期にわたって首位を走っていた横浜FMは川崎Fに敗れ、広島に優勝を献上。スタンドで見つめていたルーキーイヤーの当時19歳は「あの時の光景や雰囲気、悔しさはもちろん自分の中にはずっとあった」と振り返るが、次のように言葉は続く。

「メンバーも変わっているのも事実。クラブの歩みもまた変わってきている。そういう中でのチームへの接し方、自分のあり方は固定されたものではない。日々考えるものでもある。今年は特に立場的にキャプテンというものを扇原選手、天野選手と任せてもらった。中心となってチームをどう導いていかないといけないかを考えて進んできた」。

 そこで語られたのはこのクラブで長年育ってきた者として、さらにはキャプテンを任された者の一人として、新たな横浜FMを導いていくという気概だった。なおかつそれは、自ら一人の力、キャプテンだけの力によって成し遂げられるわけではないという。

「僕ら3人、今は2人だけど、僕らが考えていることだったり示したいことは、みんなの協力する姿勢、一緒に作り上げていこうという姿勢があって初めてできる。当たり前かもしれないけど、それは一番難しいことでもある」。そうした言葉の裏には、ここまで“難しいこと”を続けてきたという自負がのぞく。

 そのうえで「みんなの姿勢の賜物だし、みんなが報われるべきだと思う。最後、勝って優勝を決められればみんなの日々の姿勢が間違っていなかったということになる。そういう舞台にみんなを立たせてあげたい」と力を込める。最終節、FC東京との首位決戦で4点差以上で敗れなければ、その舞台に立てるのだ。

「僕としては6年、クラブとしては15年ですか…。非常に長かったと思うし、そこのチャンスみたいなものもあまり多くない中で、今年そのチャンスを目の前に自分たちの力で作り出したというところでは、今日のゲームに対する姿勢を見てもらえれば分かると思うけど、みんなの懸ける気持ちは出ていたと思う」。

「ただ、まだ何も決まっていないので。優勝を勝ち取れないと何も意味はない。満足している人、喜んでいる人は誰もいない。最後自分たちは勝ちに行くだけなので、状況うんぬん、相手どうこうは全く関係ない。次のFC東京戦に勝つだけ。すごくシンプルなもの、そこに向けてみんなで頑張っていきたい」。

 小学生で横浜FMスクールの門を叩いてから20年弱、トップチームの仲間入りを果たしてから6年。クラブ一筋で育ってきた背番号8は1週間後、いつもどおりにホーム日産スタジアムのピッチに立ち、いつもどおりに全力で勝利を目指す。その先にこそ、15年ぶりのシャーレは待っている。

(取材・文 竹内達也)
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日本人対決の宮市vs原口が揃ってフル出場、ハノーファーが2部下位対決制す

宮市vs原口の日本人対決が実現した
[11.30 ブンデスリーガ2部第15節 ザンクト・パウリ0-1ハンブルガーSV]

 ブンデスリーガ2部は30日、第15節を行い、MF宮市亮が所属するザンクト・パウリはホームで日本代表MF原口元気が所属するハノーファーと対戦し、0-1で敗れた。宮市と原口は揃ってフル出場した。

 前半7分にMFリントン・マイナのゴールでハノーファーが先制に成功。後半からは右サイドハーフで先発した宮市が左に移り、ザンクト・パウリが反攻を強めたが、最後までゴールが遠かった。そのまま1-0で逃げ切ったハノーファーは6試合ぶりの勝利。ザンクト・パウリは公式戦8試合未勝利と低迷している。

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[プリンスリーグ関東]FC東京U-18、帝京とドローも優勝決定:第17節1日目

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2019関東は30日、第17節が行われ、FC東京U-18(東京)の優勝が決まった。

 勝ち点38で首位に立つFC東京U-18は帝京高(東京)と対戦。一時は逆転したが、後半45分にDF石井隼太(3年)に同点ゴールを許し、2-2で引き分けた。一方、勝ち点3差で追走する2位横浜F・マリノスユース(神奈川)は矢板中央高(栃木)と対戦し、4点ビハインドの終盤に2点を返したが2-4で敗戦。これにより、最終節を残してFC東京U-18の優勝が決まった。

【第17節】
(11月30日)
[矢板中央高東泉グラウンド]
矢板中央 4-2 横浜FMユース
[矢]左合修土2(18分、60分)、多田圭佑(46分)、柿崎貴翔(50分)
[横]井出真太郎(73分)、津久井匠海(89分)


[あずまサッカースタジアム]
桐生一 0-2 川崎F U-18
[川]宮城天(19分)、森璃太(41分)

[帝京大グループ千住総合グラウンド]
帝京 2-2 FC東京U-18
[帝]石川航大(51分)、石井隼太(90分)
[F]岡哲平(73分)、小林里駆(75分)


(12月1日)
[横浜FC・LEOCトレーニングセンター]
横浜FCユース 14:00 前橋育英

[(公財)三菱養和会 巣鴨スポーツセンターグラウンド]
三菱養和SCユース 16:00 東京Vユース

【第18節】
(12月8日)
[前橋育英高高崎グラウンド]
前橋育英 13:00 三菱養和SCユース

[日産フィールド小机]
横浜FMユース 13:00 横浜FCユース

[東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド]
FC東京U-18 13:00 矢板中央

[等々力陸上競技場]
川崎F U-18 13:00 帝京

[ヴェルディグラウンド]
東京Vユース 13:00 桐生一

※日程は3月発表、変更の可能性あり

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「やっぱりマリノスは強かった」「思った以上」川崎Fも唸る横浜FMの破壊力

ホーム最終節で敗れた川崎フロンターレ
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 川崎フロンターレはホーム最終節で痛恨の黒星を喫した。J1優勝に向かう横浜FMの勢いに飲まれ、前後半の立ち上がりに失点。マルコス・ジュニオール、仲川輝人、エリキ、マテウスの迫力ある攻撃に晒され、1-4の敗戦。鬼木達監督は「今日のマリノスの前線は自分たちが思った以上に速かった」と脱帽した。

 後半12分にはカバーに戻ったDF谷口彰悟がMFマルコス・ジュニオールのシュートをぎりぎりでクリアし、窮地を救う場面もあったが、終わってみれば4失点。谷口は「やっぱりマリノスは強かったという印象です。相手のストロングが出た試合をしてしまった」と悔しさをにじませた。

 相手の勢いに慣れて押し返す時間帯もあり、0-3で迎えた後半29分には左サイドを縦に仕掛けたMF長谷川竜也がDF松原健をかわして鋭いクロス。FWレアンドロ・ダミアンがジャンピングヘッドを沈め、1点を返した。しかし、反撃はこの1点にとどまり、4点目を決められた。

 破壊力ある攻撃に屈し、FW小林悠は「もちろん勝ちたかったし、チームとしても気持ちを入れてやったけど、マリノスは強かったと思います」と結果を受け止めた。札幌のホームに乗り込むJ1最終節に切り替え、「勝つしかない」とACL出場権確保を誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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清水内定の実力!市船エース鈴木唯人が決勝点「自分が決めて勝つしかない」

MF鈴木唯人が決勝点を決めた
[11.30 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏2-3市立船橋 柏の葉]

 試合を決めたのは背番号10だった。市立船橋高は2度のリードを追いつかれて迎えた後半17分、FW松谷昂輝(3年)のパスで裏に抜けたMF鈴木唯人(3年/清水内定)がシュート。一旦はGKに防がれるが、跳ね返りを落ち着いて蹴り込んだ。

 一進一退の展開も負ける気は全くしなかったという。今季序盤は不安定な戦いが続いた市船だが、秋以降は戦いが安定。特に9月22日のプレミアリーグ尚志高戦以降は連勝街道を歩んでおり、さらに10月5日の流通経済大柏戦に競り勝っていたことで、この日に向けた自信も深めていた。鈴木も「最近は試合をしていて負ける気がしない」という。

 それだけに自身も結果を残したうえで、全国大会への更なる自信を深めたいところだった。前半の自身の出来に不甲斐なさを感じていたという鈴木は、ハーフタイムに「この試合は自分が点を決めて勝つしかない。点を決めてチームを勝たせよう」と気合を入れ直したという。

 任務遂行の決勝点。「やってきたことを信じて、日々積み重ねていればボールは転がってくる。自分の中でも“来た”“今だ”と思って、無心で蹴りました。積み重ねって本当に大事なのかなと思いました」としみじみと話していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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[プリンスリーグ東海]JFA福島が優勝!静岡学園は逆転負けで連覇逃す:第17節

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2019東海の第17節が30日に行われ、JFAアカデミー福島U-18(静岡)の優勝が決まった。

 勝ち点40で首位のJFA福島は清水桜が丘高(静岡)と対戦し、長崎内定FW植中朝日(3年)の開始1分弾などで3-1で勝利した。勝ち点1差で2位の昨年王者・静岡学園高(静岡)は浜松開誠館高(静岡)と対戦。今月9日の選手権予選準決勝では2-0で勝ったが、1点リードの後半に2点を奪われ、1-2で逆転負けを喫した。

 この結果、最終節を残してJFA福島と静岡学園の勝ち点差が4に広がり、JFA福島の優勝が決定。プレミアリーグプレーオフ出場権も獲得した。なお、最終節は12月7日に行われる。

【第17節】
(11月30日)
[浜松開誠館総合G]
浜松開誠館 2-1 静岡学園
[浜]小林駆(64分)、藤田愛斗(87分)
[静]浅倉廉(22分)


[清水総合]
清水桜が丘 1-3 JFAアカデミー福島U-18
[清]安倍侑真(50分)
[J]植中朝日(1分)、三戸舜介(31分)、向井ひな太(72分)


[長良川球技メドウ]
帝京大可児 2-3 富士市立
[帝]松下人樹(51分)、大森涼(81分)
[富]西條蓮(42分)、勝亦健太(77分)、進藤克樹(90分)


[藤枝総合サッカー場]
藤枝明誠 3-6 中京大中京
[藤]八木海翔(22分)、笹ヶ瀬友都(33分)、(分)
[中]大西拓郎(9分)、村上悠(17分)、(分)、(分)、(分)


[藤枝東高G]
藤枝東 11-0 中京院中京
[藤]遠藤亮太3(3分、35分、48分)、山田怜於2(9分、59分)、小島涼平(18分)、鈴木登偉(45分+1)、坂本康汰(64分)、前原乙仁(73分)、稲葉楽(87分)、森田大翔(90分+3)

【第18節】
(12月7日)
[中京大豊田キャンパス]
中京大中京 13:00 藤枝東

[中京院中京G]
中京院中京 13:00 浜松開誠館

[富士市立高G]
富士市立 13:00 清水桜が丘

[未定]
JFAアカデミー福島U-18 13:00 静岡学園

[藤枝市民G]
藤枝明誠 13:00 帝京大可児

※日程は3月発表、変更の可能性あり

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マドリディスタをイラつかせるピケのフレーズ

DFジェラール・ピケの発言に物議
 バルセロナのDFジェラール・ピケによる昨季の発言が物議を醸しているようだ。スペイン『ABC』が「マドリディスタをイラつかせるピケのフレーズ」として、元スペイン代表DFの言葉を伝えている。

 同メディアが取り上げたのは、2月27日に行われた昨季コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第2戦のレアル・マドリー戦後の発言だ。ホームでの第1戦を1-1で終えていたバルセロナは、敵地で迎えた第2戦で3-0の快勝。ライバルを2戦合計4-1で退け、ファイナル進出を果たした。

 試合後の選手たちの様子は、バルセロナの独占映像を含むドキュメンタリー『マッチデー』に収録されており、その中でピケはチームメイトと勝利を祝う写真を撮っている際に「これは習慣だ。もはやここで勝つのは面白くない。3-0、4-0、5-0…」と言い放ったという。

 同メディアはドキュメンタリー『マッチデー』に関し、普段は隠されている選手の素顔を見られることから「ファンにとって素晴らしい」とする一方で、「場合によっては物議を醸すこともある」と指摘している。

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四中工OBの坂と森島がプロ初競演…当時主将の坂は「正直やりたくないですよ(苦笑)」

坂4番、森島14番。奇しくも6年前の選手権と同じ背番号だった
[11.30 J1第33節 湘南1-0広島 BMWス]

 三重県の名門・四日市中央工高で、全国高校サッカー選手権4強へと導いた2人が、J1のピッチで競演した。

 2013年度の第92回全国高校サッカー選手権。改修前最後の国立競技場を舞台にした準決勝第1試合では、四日市中央工高と富山一高が対戦、富山一高がPK方式の末に初の決勝進出を決め、そのまま優勝を攫った。そのとき四日市中央工高でキャプテンマークを巻いていたのが湘南ベルマーレのDF坂圭祐で、1年生ながらボランチの定位置をつかんでいたのがサンフレッチェ広島のMF森島司。ともに大会優秀選手に名を連ねる活躍を見せていた。

 その後、坂は順天堂大を経て2018年に湘南へと入団。森島は四日市中央工高卒業後の2016年に広島へ。プロ入り後、対戦相手としてともにピッチに立つのは初、一緒のピッチでプレーするのも「公式戦では」(坂)6年前の高校選手権準決勝以来だ。

「正直やりたくないですよ(苦笑)。年上とやる分にはいいですけど、年下とやるのはやっぱ嫌ですね」と表情を崩したのは、先輩の坂。後輩の森島は「やっぱりいい選手だなと思いました」と先輩を立てていた。

 この日は湘南がホーム最終戦だったため、試合終了後に全選手とスタッフが参加してホーム最終戦セレモニーが開催された。そのため、森島と直接会話をする時間は長くはなかったそうだが、「LINEでしゃべっています」と仲の良さをうかがわせた。

 坂や森島の高校時代の恩師である樋口士郎氏は、昨年度をもって27年間続けた四日市中央工監督を勇退。伊室陽介新監督を迎えた今年度、三重県予選を見事勝ち抜いて歴代3位タイとなる34回目の選手権への切符を勝ち取った。「初戦を勝てば上手く流れに乗れので。初戦がすべてだと思います」。全国4強に導いた元主将は、後輩たちへエールを贈っていた。

(取材・文 奥山典幸)

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[プリンスリーグ中国]米子北のプレミアPO進出が決定!優勝の行方は最終節へ:第17節

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2019中国は30日、第17節が行われた。

 勝ち点35で首位に立つ米子北高(鳥取)は、同30で3位の立正大淞南高(島根)と対戦。2点ビハインドの後半にMF林莞太(2年)とMF後藤佑也(3年)のゴールで追いつき、2-2で引き分けた。

 2位(勝ち点34)の岡山学芸館高(岡山)は広島皆実高(広島)と対戦し、0-2の後半37分にMF法花將義(3年)が1点を返すと、後半アディショナルタイムにFW岡田知也(3年)が決勝弾を決め、3-2で逆転勝利した。

 この結果、最終節を前に首位米子北が勝ち点36、2位岡山学芸館が同34、3位立正大淞南が同31となり、米子北のプレミアリーグプレーオフ進出が決定。優勝の行方は12月7日に行われる最終節まで持ち越された。

【第17節】
(11月30日)
[どらドラパーク米子陸上競技場]
米子北 2-2 立正大淞南
[米]林莞太(60分)、後藤佑也(78分)
[立]矢野佑介(33分)、片淵竜鳳(35分)


[広島国際学院ATフィールド]
瀬戸内 1-3 就実
[瀬]田辺利樹(20分)
[就]湯淺怜夫(40分)、松井愛篤(43分)、野口悠吾(64分)


[高川学園高サッカー場]
高川学園 0-1 大社
[大]伊藤悠星(23分)

[ワードシステムフィールド]
作陽 0-0 岡山U-18

岡山学芸館 3-2 広島皆実
[岡]法花將義(82分)、堀旺次朗(84分)、岡田知也(90分+4)
[広]閑田隼人(74分)、岡本拓海(80分)


【第18節】
(12月7日)
[ZERO-BALANCEサッカーフィールドA(予定)]
瀬戸内 13:30 岡山学芸館

[就実高祇園グラウンド]
就実 13:30 大社

[広島皆実高サッカー場]
広島皆実 13:30 高川学園

[政田サッカー場]
岡山U-18 13:30 立正大淞南

[ワードシステムフィールド]
作陽 13:30 米子北

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“個人連覇”目前の横浜FM朴一圭、転機は前回FC東京戦「緊張してブルブルしながら…」

横浜F・マリノスGK朴一圭
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 昨季は前所属のFC琉球でJ3制覇を経験した横浜F・マリノスGK朴一圭は、チームをまたいでのリーグ連覇まであと一つのところまで来た。最終節のFC東京戦は首位で迎える直接対決。「自分としては願ったり叶ったりのシチュエーション」と前向きに臨んでいく構えだ。

「個人で考えると去年J3優勝させてもらって、今年はJ1でも試合に出させてもらって、いま優勝できる可能性が残っている。いろんな方に夢と希望を与えられる試合になると思う。縮こまって何かをやるより、自分らしいプレーをして、いろんな人に感動を与えられる試合をしながら、チームとして勝利を勝ち取って優勝したい」。

 朴自身そう振り返ったように、最終節は個人での“リーグ連覇”がかかった一戦。2012年に当時JFLの藤枝で社会人キャリアをスタートし、翌13年には地域リーグの関東1部・FC KOREAでプレーしていた29歳にとって、J1優勝チームの正GKという立場は夢のような肩書きだ。

 それでも優勝争いを繰り広げる現状において、過度は緊張感は一切ないという。その要因に挙げたのは6月29日に行われた第17節・FC東京戦での経験。チームは前半15分に先制したが、直後に自らのキャッチングと飛び出しのミスで次々に失点し、首位争いを2-4で落とした一戦だ。

「FC東京戦で2-4で負けた時に結構あがっちゃって、緊張してブルブルしながらサッカーしていたけど、その経験があったのでリラックスしてゲームに臨めたというか、すごく冷静にプレーができた。何をしないといけないのかを整理できたのが一番大きかった」。2連覇王者の川崎Fに挑んだこの日、FC東京戦のような気持ちの揺らぎはなかったという。

 前節で今季初めて首位に立ち、追われる立場で迎えた最終盤。独走状態だった昨季の経験もあってか、朴は「首位のほうが絶対に楽」と語る。「何かを変えるとか、プレッシャーとか、追われる立場とか、いろいろ書かれていたけど、自分たちが一日一日練習に取り組んで、次に来た試合に対して全力で勝ちを取りにくという作業を繰り返すだけ」と驚くほど冷静だ。

 そんな守護神に支えられたチームは川崎Fを4-1で粉砕し、王座交代を印象付けた。「自分は今季イチかなと思う。試合を重ねるごとに成熟していて、何をしないといけないかがはっきりしている。今日はすごく難しいビッグゲームの中でも発揮できたのがすごく大きな成長」。ならば、最終節もすべきことは変わらない。夢舞台のシーズンを送る守護神は「これを最終節も続けられれば自ずと結果はついてくる」と力強く語った。

(取材・文 竹内達也)
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負傷交代の横浜FMマルコス、指揮官は「問題ないと思う」と説明

今節も躍動したMFマルコス・ジュニオール
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 横浜F・マリノスのMFマルコス・ジュニオールが負傷交代となった。最終節への影響が懸念されるが、会見に出席したアンジェ・ポステコグルー監督は「詳細は聞いていないが、頭を打ったところでくらっとしたと聞いている。問題ないと思う」と説明した。

 後半10分、MF家長昭博のFKを頭で跳ね返したマルコスはその直後、ピッチに倒れこんだ。一時試合が中断されたが、プレーに復帰し、直後の後半12分に決定機。カウンターから左サイドの連携で崩し、MFマテウスが斜めにスルーパスを入れると、完全に裏を取ったマルコスがGKをかわす右足ループ。シュートは無人のゴールに向かったが、カバーに戻ったDF谷口彰悟にぎりぎりでクリアされた。

 この日も中盤のスペースを動き回って相手のマークを絞らせず、攻撃の起点となったマルコス。交代が告げられて悔しがる姿も見せたが、後半13分にピッチを退いた。「試合から外れたくなかった、続けたかったのが正直な気持ち。だけど冷静になってベンチに入ったら確かに少しぼーっとしたところがあった。冷静になればあのとき交代して正しかったと思う」。そうして状況を振り返ったマルコスは「大事なのはチームがいいプレーを続けて、チームとして勝利を手にしたこと」と力説した。

 一週間後は“優勝決定戦”。ホームに迎え撃つFC東京との直接対決に向けて、「今年の初めからやってきたサッカーを最終戦でしっかりピッチの上で表して、サポーターに喜んでもらえるいい結果を残したい」と意気込みを語った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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市船3年ぶり千葉県制覇!就任一年目「波多先生を全国に」

市立船橋が3年ぶり22回目の千葉県制覇
 就任一年目の波多秀吾監督を全国へ。想いを一つにして戦った市立船橋高が、3年ぶりとなる冬の全国大会出場を決めた。

 市船は2011年から監督を務めた朝岡隆蔵氏が昨季限りで退任。元Jリーガーの中澤聡太氏らと同期の同校OBである波多氏がコーチから昇格する形で監督に就任した。

 しかし今季序盤はプレミアリーグでもなかなか結果を残せず、インターハイ予選では準決勝敗退。7年ぶりに全国大会出場を逃す苦しいシーズンとなっていた。

 だが夏場以降に立て直しを図ると、9月22日のプレミアリーグ尚志戦からは連勝街道。そして選手権予選ではライバル校の流通経済大柏高に競り勝ち、3年ぶりの全国選手権出場を決めた。

 試合前のミーティングでは感極まる場面をみせたという。それを見たことでイレブンはさらに団結。主将MF町田雄亮(3年)は「波多先生も大変な年だったんだと思う。昨日の夜、選手しかいない場面で波多先生を全国に連れていきたいという思いを確認しあった。波多先生を全国に連れていけて良かった」と笑顔で話した。

 一方の波多監督はイレブンへの感謝を語る。「選手が粘り強く我慢強くやってくれた。最近プレミアではゼロ、もしくは1点で抑える試合が多かったが、2失点しても我慢強く、落ち着いていた。そこが成長したところかな」と目を細めると、「勝ちたいという思いがすごく原動力になっている」とメンタル面の改善が好調の要因と分析し、チーム力への手ごたえを語った。

 初の全国大会指揮となる選手権初戦は来年1月2日の2回戦、フクダ電子アリーナの第1試合で日章学園高(宮崎)と対戦する。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

残留争いの渦中も湘南FW山田直輝は「この状況ですがサッカーを楽しんで」

今夏に戻ってからは湘南の10番を背負う山田直輝
[11.30 J1第33節 湘南1-0広島 BMWス]
 
 気迫が伝わるプレーで立ち上がりからペースをつかんだ湘南ベルマーレは、立ち上がり9分に幸先よく先手を取る。敵陣でのMF鈴木冬一のFKの流れから、広島DFのクリアボールが小さくなったところをFW山田直輝がひろう。MF金子大毅とのワンツーでDFを置き去りにした山田は、ゴール前に鋭いクロスを入れた。

「トラップが足元に入って中を見る余裕はなかった」。背番号10が送った”誰かに当たれば入るようなボール”は、広島DF荒木隼人がクリアしようとした足に当たってオウンゴールとなった。

 後半は広島が押し込む形になり、湘南はシュート2本に抑え込まれる苦しい展開になったが、前半のうちは湘南のペースだった。サイドから崩して山田、MF齊藤未月、FW松田天馬がシュートまで持って行くも2点目は遠かった。「チャンスはあった。いい時間に1点、2点取らないと」と山田は課題も挙げつつ、「久しぶりにこのスタジアム(Shonan BMW スタジアム平塚)で勝つことができた」と、チームとしては11試合ぶり、ホームでは12試合ぶりの勝ち点3を喜んだ。

 2015年から3シーズン、期限付き移籍で湘南でプレーした山田は、昨季浦和へと復帰。しかし、今夏に期限付きで再び湘南へと戻ってきた。浦和時代にも残留争いを経験しているが、現在のチームはポジティブな雰囲気に包まれていると言い、「この状況ですがサッカーを楽しんで」と前を向いた。

 湘南は自ら勝利しつつ、他チームの結果を待った結果、16位以上が確定して自動降格は消滅。最終節で松本に勝利すれば自力で残留を決めることができるようになった。「みんなで笑えるように」。運命の一戦は、12月7日14時にキックオフを迎える。

(取材・文 奥山典幸)

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“そこにいる”に意味がある…ご褒美パス決めた横浜FM遠藤「チーム内で共有がある」

4点目を決めた横浜F・マリノスFW遠藤渓太
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 後半36分にピッチへ送り出されると、8分後にご褒美のようなパスが訪れた。横浜F・マリノスの4点目を決めたFW遠藤渓太は「99%エリキのゴール。あそこで誰でも3点目を取りに行くのが普通だと思うけど、冷静に横にパスをくれたことに感謝したいと思うし、僕はあそこにいただけ」とパスを出したFWエリキに感謝した。

 それでも“あそこにいる”ことに価値を置くのが現在の横浜FMだ。ピッチ内で緻密な位置取りが定められている中、しっかり走り込んでいた遠藤も「今年のゴールを振り返ってもらえればわかると思うけど、取るべくして点を取っている。エリキが2点目を決めたシーンもそうだけど、あそこにいれば点が取れるというチーム内での共有がある」と手応えを語った。

 自身のゴールで川崎フロンターレにとどめを刺し、ついに優勝まであと一つのところまで来た。「ここで勝てないチームがリーグ優勝できるとは思っていなかったし、自分たちのサッカーをした上で、まぐれではなかった。自信を持って最終戦に臨める」。中学時代からクラブ所属10年目、22歳の若武者が愛するマリノスにタイトルをもたらす。

(取材・文 竹内達也)
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2年連続全国準V流経柏、3年ぶり県予選敗退…退任の本田監督「また次、頑張ります」

試合前から笑顔だった本田監督
[11.30 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏2-3市立船橋 柏の葉]

「らしいですよね」。流通経済大柏高の本田裕一郎監督(72)は試合後、ポツリとつぶやいた。2年連続で全国大会準優勝。しかし今年は7年連続で県予選決勝を戦うライバル校の市立船橋高の前に屈し、3年ぶりとなる予選敗退となった。

 常に追う展開を強いられた。前半を1点ビハインドで折り返えした流経柏は、後半7分にMF大西悠介(3年)がこぼれ球を押し込んで同点。再び勝ち越されて迎えた同16分にはMF三好麟大(2年)が蹴り込んで試合を振り出しに戻した。

 しかし直後の後半17分に3度目の勝ち越しを許すと、終盤猛攻をみせたものの、結果を変えるゴールを奪うことは出来ず。本田監督は「勝たせてあげたかったけど、しょうがないね。何人かが不調だった」と悔しさを噛みしめた。

 2001年に流経柏の監督に就任後、全国選手権優勝など名門校に押し上げた本田監督だが、今年度限りで退任する予定となっている。よって流経柏を率いての最後の大会となっていた。

「らしいですよね」とは、最後を勝利で飾れなかった自身に対する言葉。ただ現在72歳の本田監督だが、来年度以降も監督業を続ける予定でいる。「次だね。次頑張りますよ」と自らを奮い立たせるかのように話した名将は、「まあまあ、また頑張ります」とにこやかに話して会場をあとにした。

(取材・文 児玉幸洋)
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激闘ライバル対決 “ノーサイド”流経柏主将八木滉史「日本一を獲ってくれれば」

試合後、全国への想いを託した
[11.30 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏2-3市立船橋 柏の葉]

 試合後、喜びを爆発させる市立船橋高のロッカー前に、流通経済大柏高の主将MF八木滉史(3年)がやってきた。千羽鶴を手渡すためだ。「俺らの分まで頑張って」。市船の主将MF町田雄亮(3年)もしっかりと想いを受け止めた。

 2年連続全国準優勝。今年こそはという周囲から寄せられる期待に、プレッシャーがないわけではなかった。そこに来て、本田裕一郎監督が今季限りで退任。「どうしても本田監督を最後に日本一にさせたかった」と唇を噛む。

 それでも力を出し尽くしたことで、結果に悔いはないという。「最後まで自分たちの諦めない姿勢だったり、自分たちらしさを貫けたので、最後まで行けたというのは一番良かった」と充実の表情で振り返ると、「市立船橋との対戦は全国大会の決勝みたいなもの。今度は応援する側に回るだけなので、日本一を獲ってくれれば」とエールを送っていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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U-17W杯の戦友の敗退を悲しむも…市船DF畑「自分たちはしっかりと結果を」

DF畑大雅(左から2人目)は全国大会への意気込みを語った
[11.30 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏2-3市立船橋 柏の葉]

 今月上旬までブラジルで開催されていたU-17ワールドカップに出場した選手がいる地域は選手権予選の日程をずらして対応していたが、千葉県は30日に決勝を消化。同大会に出場したU-17日本代表DF畑大雅(3年/湘南内定)擁する市立船橋高が、3年ぶり22回目の全国大会出場を決めた。

 一方で、同じくU-17ワールドカップを戦ったFW西川潤を擁する桐光学園高は、同日行われた神奈川県予選の決勝で日大藤沢高に敗れ、全国大会には届かなかった。

 知らせを聞いた畑は「潤が予選で負けるのは予想外」と驚くも、「出られない悔しいチームもあるんだとしっかりと受け止めて、自分たちはしっかりと結果を出していければ。また流経さんが2年連続敗れているのを見て、千葉県として悔しい思いがあった。今回は市船が代表として出るので、流経さんの想いも背負って、去年の流経さん以上の結果を目指してやっていければなと思います」と気を引き締めた。

 全国大会では、プロ内定選手としてより注目を集めることになる。「今日のゲームは満足できるゲームではなかった。クレバーにやろうとしていたけど、その中でミスが出てしまった」と反省した畑は、「クロスで得点に絡んでいくプレーを見てほしい。Jに内定するだけの力があるなと認めてもらえるようなプレーが出来ればいい」と活躍を誓った。

(取材・文 児玉幸洋)
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“偽SB”の絶妙スルーパス…苦境乗り越えた横浜FM松原「報われた思いもある」

追加点をアシストした横浜F・マリノスDF松原健(前列中央)
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 中盤顔負けの技ありスルーパスで貴重な追加点を導いた。後半4分、FWエリキのゴールをアシストした横浜F・マリノスDF松原健は「最初に受けた時はテル(FW仲川輝人)に出そうと思っていたけど、相手が全体的にテルに矢印が向いたので、落ち着いたところでエリキに出した」と絶妙な判断の裏側を振り返った。

 昨季からアンジェ・ポステコグルー監督が就任し、サイドバックが中盤に絞って組み立てる戦術を続けてきた横浜FM。2連覇王者の川崎Fに挑んだ大一番、勝負を決定づける追加点でそうした積み重ねの成果が出た。右SBの松原がピッチの中央まで入ってボールを受けると、相手最終ラインのギャップにスルーパス。これがエリキに通り、右足シュートでネットが揺れた。

「サイドバックがあの位置に入るのは(他のチームでは)なかなかない。ああいうふうに自分たちのサッカーが体現できて得点までつながったのは素晴らしいこと。自分としても自信になった」。守備的MFのような位置取りをすることから“偽SB”とも呼ばれる持ち場だが、そこから本職ボランチのようなスルーパスを繰り出した。

 いまでこそ8試合連続フル出場の背番号27だが、今季は「我慢の時間が長かった」シーズンだった。DF広瀬陸斗とDF和田拓也が新たに加入したことでサイドバックがレギュラー争い最大の激戦区となり、昨季まで主力だった松原の出番は大幅に減少。序盤戦は第5〜8節に先発したのみで、その後は負傷離脱を機に出番が与えられなくなった。

 そこで自らを救ったのは、これまでのサッカー人生で培ってきた能力を信じることだった。「自分を信じて練習からアピールするしかないと思って心を入れ替えた。逆に今まではチャンスを与えてしまう側だったので、次は自分が掴むというという気持ちでやってきた」。18試合ぶりに先発した第26節・広島戦(○3-0)から主力に返り咲くと、そこから無敗のチームを牽引してきた。

 昨季から取り組んできた一日の長なのか、それとも苦汁をなめてきた跡なのか、先発復帰後は独特なポジショニングの練度も際立っている。「最初は戸惑いがあったけど1年やってきてなくなったし、上がったあとのカバーはボランチのキー坊(MF喜田拓也)たちがしてくれるので、心置きなく攻撃に参加できる」。そうした長所がこの日、アシストという結果に表れた。

「そこに対してはすごく嬉しいし、今季は我慢の時間が長かったのもあったので、そういう我慢の時間が(アシストという)結果に表れたのは僕自身、報われた思いもある。それよりもチームが勝てたということが心の救いだとも思う」。自身の手応えと、チームへの信頼。そうした気持ちのバランスはリーグ優勝が目の前に近づいても変わることはない。

「僕だけじゃなくて、チーム全体が同じ方向を向いているのでこういう結果になっている。選手だけじゃなく、スタッフやサポーターの方々も含め、同じ方向を向いている」。目指す先は一つ、15年ぶりのリーグ制覇だ。首位で迎える最終節を見据えた松原は「やることは変わらないし、得失点差どうこうは考えていない。勝ち点3しか僕らも目指していないし、サポーターの皆さんも同じだと思う。最終戦も必ず勝ちたい」と必勝を誓った。

(取材・文 竹内達也)
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[MOM3075]市立船橋MF森英希(3年)_小兵MFがヘディング弾など2ゴールの大暴れ

MF森英希(3年)が2ゴールを決める大活躍
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.30 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏-市立船橋 柏の葉]

 身長161cmの小兵MFが最高の輝きを放った。市立船橋高は前半12分、右サイドかMF鈴木唯人(3年/清水内定)が上げたクロスをMF森英希(3年)がゴール前で受けると、混戦を抜け出すようにして右足を振り抜く。

 前半24分には相手CKから混戦を押し込まれた場面があったがゴールライン上で防ぐビッグプレーでチームを救った森は、1-1と同点に追い付かれた直後の後半9分、右サイドからDF植松建斗(3年)が蹴ったFKを体を目いっぱい伸ばして頭で合わせる。

 セットプレーを頭で合わせての得点は高校に入って初で、1試合2ゴールも公式戦では記憶にないという初物ずくしの大暴れ。「市船に来たからには、選手権で全国に出たかった。自分らの代で必ず出ようと言っていた」。自身の世代の高校入学後では初となる冬の全国行きチケットを手繰り寄せた。

 世代屈指のドリブラーと名高い森だが、得点力に課題があったという。だからこそ、この日の2ゴールは何よりの自信になると話す。「カットインが自分の自信のあるプレー」と全国でお披露目する機会を心待ちにした背番号8は、「全国でも点が取りたい。得点王を狙うくらいの気持ちで頑張っていきたい」と力強く話した。

(取材・文 児玉幸洋)
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[プリンスリーグ関西]京都橘が興國との選手権出場校対決を制す:第17節

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2019関西は30日、第17節を行った。

 前節、優勝を決めた阪南大高(大阪)は金光大阪高(大阪)と対戦。常に追う展開だったが、2-2で引き分けに終わった。高校サッカー選手権に出場する京都橘高(京都)と興國高(大阪)の一戦は、MF中川樹(2年)の2ゴールなどにより京都橘が4-1で勝った。神戸弘陵高(兵庫)は近大附高(大阪)と打ち合いとなったが、MF沖吉大夢(3年)の決勝点により5-4で競り勝った。

 なお、2019シーズンの最終節は12月7日に行われる。

【第17節】
(11月30日)
[阪南大高見ノ里グラウンド]
阪南大高 2-2 金光大阪
[阪]松本楓悟(43分)、鈴木章斗(61分)
[金]半田勘太朗(38分)、佐野貴都(49分)


[J-GREEN堺 S6]
大阪桐蔭 1-0 三田学園
[大]道脇走瑠(16分)

京都橘 4-1 興國
[京]中川樹2(57分、71分)、湊麟太郎(65分)、{金沢一矢}}(90分+1)
[興]浜崎匠海(52分)


[J-GREEN堺 S7]
東海大仰星 2-1 近江
[東]高橋情(16分)、増澤岳流(63分)
[近]山中亮弥(52分)


近大附 4-5 神戸弘陵
[近]中島紳作(3分)、松山潤2(22分、32分)、金岡俊孝(64分)
[神]田中祉同(15分)、松野隼輝2(19分、75分)、小倉慶士(21分)、沖吉大夢(88分)


【第18節】
(12月7日)
[J-GREEN堺 S1]
東海大仰星 10:30 阪南大高

[J-GREEN堺 S2]
近大附 10:30 大阪桐蔭

[J-GREEN堺 S3]
興國 10:30 金光大阪

[J-GREEN堺 S4]
京都橘 10:30 三田学園

[J-GREEN堺 S5]
神戸弘陵 10:30 近江

※日程は3月発表、変更の可能性あり

●高円宮杯プリンスリーグ2019特集

“女子ACL”の初代女王は日テレ・ベレーザ! 田中美南のハットで大勝締め

日テレ・ベレーザが初代アジアクラブ女王に輝いた
 アジアクラブ女王を決める『女子クラブ選手権2019 FIFA/AFCパイロット版トーナメント』の最終節が30日に行われ、日テレ・ベレーザはメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に5-0で勝利した。この結果、2勝1分(勝ち点7)で優勝が確定。初代アジアクラブ女王に輝いた。

 同大会は、アジアサッカー連盟(AFC)がアジアにおける女子サッカーの推進を目的に、国際サッカー連盟(FIFA)と協働して開催。今回の招待チームは現状のランキングに基づいて決定され、日テレのほか、メルボルン・ビクトリー、江蘇蘇寧足球倶楽部(中国)、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国)が出場した。

 日テレは26日の第1節で江蘇蘇寧と1-1で引き分け、28日の第2節で仁川現代製鉄に2-0で勝利。迎えたメルボルン・ビクトリーとの最終節では、FW田中美南のハットトリックなどで5-0の大勝を収め、2勝1分(勝ち点7)の無敗で見事にアジアクラブの頂点に立った。2位は江蘇蘇寧(勝ち点5)、3位は仁川現代製鉄(勝ち点3)、4位はメルボルン・ビクトリー(勝ち点1)となっている。

 国際タイトルを手にした日テレは国内2冠と合わせ、今季3冠を達成。2年連続の国内3冠に向け、残るは皇后杯での戦いとなる。

●なでしこリーグ2019特集ページ
●第41回皇后杯特設ページ

“女子ACL”の初代女王は日テレ・ベレーザ! 田中美南のハットで大勝締め

日テレ・ベレーザが初代アジアクラブ女王に輝いた
 アジアクラブ女王を決める『女子クラブ選手権2019 FIFA/AFCパイロット版トーナメント』の最終節が30日に行われ、日テレ・ベレーザはメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に5-0で勝利した。この結果、2勝1分(勝ち点7)で優勝が確定。初代アジアクラブ女王に輝いた。

 同大会は、アジアサッカー連盟(AFC)がアジアにおける女子サッカーの推進を目的に、国際サッカー連盟(FIFA)と協働して開催。今回の招待チームは現状のランキングに基づいて決定され、日テレのほか、メルボルン・ビクトリー、江蘇蘇寧足球倶楽部(中国)、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国)が出場した。

 日テレは26日の第1節で江蘇蘇寧と1-1で引き分け、28日の第2節で仁川現代製鉄に2-0で勝利。迎えたメルボルン・ビクトリーとの最終節では、FW田中美南のハットトリックなどで5-0の大勝を収め、2勝1分(勝ち点7)の無敗で見事にアジアクラブの頂点に立った。2位は江蘇蘇寧(勝ち点5)、3位は仁川現代製鉄(勝ち点3)、4位はメルボルン・ビクトリー(勝ち点1)となっている。

 国際タイトルを手にした日テレは国内2冠と合わせ、今季3冠を達成。2年連続の国内3冠に向け、残るは皇后杯での戦いとなる。

●なでしこリーグ2019特集ページ

横浜FM先制点の起点となったティーラトン「ボスが言っていたこと」体現

先制ゴールを生んだMFマテウスとDFティーラトン
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 絶妙な縦パスで先制点を演出した。横浜F・マリノスは序盤から猛攻を掛けると、前半8分、タイ代表DFティーラトンが大外のMFマテウスに速い縦パスを配給。マテウスはタッチライン際を駆け上がると、DF守田英正をかわして鋭いクロスを入れ、FW仲川輝人の先制ゴールにつながった。

 マテウスのスピードを生かしたパスをつけ、勝利の流れをつくる先制点を演出。「自分の得意な出し方の一つでもある。マテウスのいい動きが見えたので、そこに出せばマテウスが拾って中につないでくれると思った」。今夏加入したブラジル人アタッカーとの関係に苦戦した時期もあったが、左サイドで極上の連携を披露した。

 このゴールで勝利への道筋をつくると、終わってみれば川崎Fを相手に4-1の快勝劇。「ボス(アンジェ・ポステコグルー監督)が言っていたことがある。『フロンターレは2連覇しているけど、今年は自分たちが強いということを示す日だ』と。力を示すことができてよかった」と会心の勝利を振り返った。

 6連勝で首位を守り、次節の“優勝決定戦”に臨む。最終節は2位FC東京との直接対決。4点差で敗れなければ優勝が決まる優位な条件だが、慢心はない。「油断せず日々の練習に励んで、ホームで綺麗に優勝を決めたい」と気合を入れ直した。

(取材・文 佐藤亜希子)
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横浜FM先制点の起点となったティーラトン「ボスが言っていたこと」体現

先制ゴールを生んだMFマテウスとDFティーラトン
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 絶妙な縦パスで先制点を演出した。横浜F・マリノスは序盤から猛攻を掛けると、前半8分、タイ代表DFティーラトンが大外のMFマテウスに速い縦パスを配給。マテウスはタッチライン際を駆け上がると、DF守田英正をかわして鋭いクロスを入れ、FW仲川輝人の先制ゴールにつながった。

 マテウスのスピードを生かしたパスをつけ、勝利の流れをつくる先制点を演出。「自分の得意な出し方の一つでもある。マテウスのいい動きが見えたので、そこに出せばマテウスが拾って中につないでくれると思った」。今夏加入したブラジル人アタッカーとの関係に苦戦した時期もあったが、左サイドで極上の連携を披露した。

 このゴールで勝利への道筋をつくると、終わってみれば川崎Fを相手に4-1の快勝劇。「ボス(アンジェ・ポステコグルー監督)が『フロンターレは2連覇しているけど、今年は自分たちが強いということを示す日だ』と言っていた。力を示すことができてよかった」と手応えを語った。

 6連勝で首位を守り、次節の“優勝決定戦”に臨む。最終節は2位FC東京との直接対決。4点差で敗れなければ優勝が決まる優位な条件だが、慢心はない。「油断せず日々の練習に励んで、ホームで綺麗に優勝を決めたい」と気合を入れ直した。

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11試合ぶり勝利で湘南に自力残留の目…就任4試合目の浮嶋敏監督「勝ち点3以上」

「しなくていいミスもあった」と反省の弁も
[11.30 J1第33節 湘南1-0広島 BMWス]

 崖っぷちからの大きな前進だ。前節終了時の湘南ベルマーレは、勝ち点32でJ1プレーオフ出場圏となる16位。ラスト2試合を残して、自動降格圏の17位松本とは2ポイント差、自動残留圏の15位清水とは4ポイント差という状況だった。パワハラ騒動に揺れるチームは前指揮官がチームを離れてからの10試合で勝ちなしと、前途は多難を極めていた。

 そして迎えたホーム最終戦、上位の広島に対して1-0の勝利をおさめた。Shonan BMW スタジアム平塚ではじつに12試合ぶりの勝利だった。U-18監督兼ベルマーレフットボールアカデミーダイレクターから抜擢された浮嶋敏監督新体制となって4試合目、Jリーグで初めて指揮を執る浮嶋監督は「勝ち点3以上の勝ち点3」と初勝利を喜んだ。

 立ち上がりから圧力をかけた湘南は、開始9分にオウンゴールで先制。しかし、前節・FC東京戦でも前半のうちに先制したが、後半アディショナルタイムに同点弾を許してしまっていた。「守りたい意識が強くて最後もたなかった」と指揮官。広島戦でも9分に先制する似たようなシチュエーションになったが、後半早い時間に前線のFW指宿洋史、FW山田直輝を下げて、FW野田隆之介、MF中川寛斗を投入する采配をふった。「前から追うことで(広島を)ゴールから遠ざけた」と浮嶋監督は狙いを明かした。

 来週12月7日の最終節では、今節でG大阪に敗れてJ2降格が決まっている松本と対戦する。他会場では、勝ち点36で並ぶ15位清水と14位鳥栖が激突。1ポイント差で追う湘南は、勝利すれば勝ち点は38まで延ばすことができるため、自力での残留の可能性が出てきた。「次の試合を落としたら、何の意味もない」(FW山田直輝)。苦しみ抜いたシーズン、湘南の底力が試される。

(取材・文 奥山典幸)

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11試合ぶり勝利で湘南に自力残留の目…就任4試合目の浮嶋敏監督「勝ち点3以上」

「しなくていいミスもあった」と反省の弁も
[11.30 J1第33節 湘南1-0広島 BMWス]

 崖っぷちからの大きな前進だ。前節終了時の湘南ベルマーレは、勝ち点32でJ1プレーオフ出場圏となる16位。ラスト2試合を残して、自動降格圏の17位松本とは2ポイント差、自動残留圏の15位清水とは4ポイント差という状況だった。パワハラ騒動に揺れるチームは前指揮官がチームを離れてからの10試合で勝ちなしと、前途は多難を極めていた。

 そして迎えたホーム最終戦、上位の広島に対して1-0の勝利をおさめた。Shonan BMW スタジアム平塚ではじつに12試合ぶりの勝利だった。U-18監督兼ベルマーレフットボールアカデミーダイレクターから抜擢された浮嶋敏監督新体制となって4試合目、Jリーグで初めて指揮を執る浮嶋監督は「勝ち点3以上の勝ち点3」と初勝利を喜んだ。

 立ち上がりから圧力をかけた湘南は、開始9分にオウンゴールで先制。しかし、前節・FC東京戦でも前半のうちに先制したが、後半アディショナルタイムに同点弾を許してしまっていた。「守りたい意識が強くて最後もたなかった」と指揮官。広島戦でも9分に先制する似たようなシチュエーションになったが、後半早い時間に前線のFW指宿洋史、FW山田直輝を下げて、FW野田隆之介、MF中川寛斗を投入する采配をふった。「前から追うことで(広島を)ゴールから遠ざけた」と浮嶋監督は狙いを明かした。

 来週12月7日の最終節では、今節でG大阪に敗れてJ2降格が決まっている松本と対戦する。他会場では、勝ち点36で並ぶ15位清水と14位鳥栖が激突。1ポイント差で追う湘南は、勝利すれば勝ち点は38まで延ばすことができるため、自力での残留の可能性が出てきた。「次の試合を落としたら、何の意味もない」(FW山田直輝)。苦しみ抜いたシーズン、湘南の底力が試される。

(取材・文 奥山典幸)

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[プレミアリーグWEST]王者・名古屋U-18がC大阪U-18撃破、広島ユースは逃げ切る:第17節1日目

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019WESTは30日、第17節の2試合が行われた。

 優勝が決まっている名古屋グランパスU-18(愛知)はセレッソ大阪U-18(大阪)と対戦し、U-17日本代表FW光田脩人(2年)らのゴールにより3-1で勝った。大津高(熊本)と対戦したサンフレッチェ広島ユース(広島)は、序盤のFW棚田颯(3年)の2ゴールなどで3-2で逃げ切った。

 なお、今節の残り3試合は明日1日に行われる。

【第17節】
(11月30日)
[吉田サッカー公園人工芝グラウンド]
広島ユース 3-2 大津
[広]棚田颯2(10分、13分)、鮎川峻(89分)
[大]濃野公人(44分)、半代将都(61分)


[トヨタスポーツセンター(天然芝)]
名古屋U-18 3-1 C大阪U-18
[名]光田脩人(23分)、甲田英將(42分)、田邉光平(75分)
[C]藤尾翔太(60分)


(12月1日)
[東福岡高グラウンド]
東福岡 11:00 福岡U-18

[愛フィールド梅津寺人工芝グラウンド]
愛媛U-18 13:00 神戸U-18

[京都サンガF.C.東城陽グラウンド]
京都U-18 14:00 G大阪ユース

【第15節】
(12月4日)
[いぶきの森球技場]
神戸U-18 18:00 C大阪U-18

【第18節】
(12月8日)
[OFA万博フットボールセンターグラウンド]
G大阪ユース 13:00 名古屋U-18

[いぶきの森球技場]
神戸U-18 13:00 東福岡

[大津町運動公園球技場]
大津 13:00 京都U-18

[福岡フットボールセンター人工芝A]
福岡U-18 13:00 広島ユース

[セレッソ大阪舞洲グラウンド]
C大阪U-18 13:00 愛媛U-18

※日程は3月発表、変更の可能性あり

●高円宮杯プレミアリーグ2019特集

必殺のブレ球炸裂…浦和MF山中「あそこまでフリーなら自信がある」

浦和レッズMF山中亮輔(写真は11月5日のもの)
[11.30 J1第33節 FC東京1-1浦和 味スタ]

 左足が火を噴いた。浦和レッズMF山中亮輔が放った強烈な無回転シュートが先制点を呼び込んだ。

 勝利すれば自力で残留を決める浦和だったが、逆転での優勝を狙うFC東京に序盤から押し込まれる時間帯が続く。左アウトサイドに入った山中も守備に回る時間が長くなり、同サイドを突破しようとする相手の対応に追われた。

 幾度となくフィニッシュまで持ち込まれようとも、決して得点は許さず。「我慢できたという表現が正しいか分からないけど、あそこを無失点で切り抜けられたのが大きかった」。すると、前半39分に浦和がワンチャンスをモノにして試合を動かす。

 MF柏木陽介がショートコーナーをMFエヴェルトンに預け、エヴェルトンは後方で待ち構える山中へ。「練習してきた形だった」とトラップしてボールを落ち着けると、「フリーになれると分かっていたし、時間があったので枠に蹴ることだけを意識してシュートした」と狙いすまして左足を振り抜く。無回転で飛び出したシュートは不規則に変化してGK林彰洋の逆を突き、林が辛うじて弾いたボールをMFマルティノスが左足で蹴り込んだ。

「あそこまでフリーだったら自信がある。でも、マルちゃん(マルティノス)がよく詰めてくれた」

 後半24分に追い付かれて1-1で試合を終えたが、勝ち点1を上積みさせたチームは残留をほぼ確定させた。「残留に向けて非常に大きな勝ち点1だったと思う。そこだけは評価できるけど、勝ち点1を3にできるようにしたい」と勝ち切れなかったことに唇を噛みつつ、残留に向けて大きく前進したことに納得の表情を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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[プレミアリーグEAST]2位・柏U-18が敗戦…青森山田の3年ぶり優勝決定:第17節2日目

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2019EASTは30日、青森山田高(青森)の優勝が決定した。

 残り2試合で首位青森山田と2位柏レイソルU-18(千葉)との勝ち点差は『6』。優勝には勝利が絶対条件の柏U-18は浦和レッズユース(埼玉)と対戦し、後半34分にMF與那覇航和(3年)に決勝点を決められ、0-1で敗れた。この結果、青森山田の2016年以来の優勝が決まった。

 なお、EAST王者の青森山田は、12月15日に埼玉スタジアムでWEST王者・名古屋グランパスU-18(愛知)と高校年代“真の日本一”をかけて戦う。

【第17節】
(10月5日)
[流通経済大柏高グラウンド]
流経大柏 1-2 市立船橋
[流]森山一斗(40分)
[市]鈴木唯人2(14分、19分)


(11月30日)
[浦和駒場スタジアム]
浦和ユース 1-0 柏U-18
[浦]與那覇航和(79分)

(12月1日)
[埼玉スタジアム2002第3グラウンド]
大宮U18 11:00 尚志

[茨城県立カシマサッカースタジアム]
鹿島ユース 11:00 青森山田

[IAIスタジアム日本平]
清水ユース 13:00 磐田U-18

【第18節】
(12月8日)
[三協フロンテア柏スタジアム]
柏U-18 13:00 流経大柏

[清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)]
清水ユース 13:00 大宮U18

[竜洋スポーツ公園サッカー場]
磐田U-18 13:00 鹿島ユース

[船橋市法典公園(グラスポ)球技場]
市立船橋 13:00 青森山田

[郡山市営西部サッカー場]
尚志 13:00 浦和ユース

※日程は3月発表、変更の可能性あり

●高円宮杯プレミアリーグ2019特集

ハットトリックよりチーム優先! 2G1Aの横浜FMエリキ「ファミリーを作れれば強くなる」

2ゴール1アシストの横浜F・マリノスFWエリキ
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 持ち味を発揮した2ゴールを引っさげ迎えた後半44分、来日初のハットトリックも頭をかすめる決定機が訪れたが、横浜F・マリノスFWエリキの決断はFW遠藤渓太へのプレゼントパスだった。「確率が高いほうを選んだ」というその判断は、優勝に王手をかけた横浜FMの一体感を象徴するものとなった。

 終わってみれば2ゴール1アシスト。優勝争いに向けて負けられない戦いが続く中、2連覇王者の川崎フロンターレを華麗に散らすパフォーマンスを見せた。後半4分にはDF松原健のスルーパスに抜け出し、同24分にはFW仲川輝人のクロスに反応。いずれも動き出しのセンスとスピードという武器を、ふんだんに活かした2ゴールだった。

「1点目、健からのパスで心掛けたのは、相手のCBは強さがあって良いCBだし、僕の特長はスピードなので、コンタクトをしたくなかった。ちょっと離れて、開いてから裏に抜け出そうと。良いタイミングでパスが来たので、トラップして良いシュートを決められて良かった」

「2点目はテル(仲川)からのボールで、あの形は練習からずっとやってきていたパターンだった。テルが持った瞬間にニアに全力でアタックしようと思っていたら、テルからのタイミングよくクロスが来たので、そこで合わせることができた。あとは喜ぶだけだった」。今夏ブラジルから来日した25歳は饒舌に2得点を振り返った。

 それでも、なおも鮮烈な印象を与えたのは1アシストのほうだった。後半44分、相手DFから自ら奪ったボールをドリブルで持ち上がると、併走した遠藤と相手GKと2対1の状況を創出。そのままシュートを打っていればハットトリックも見える場面だったが、「確率が高い」と遠藤へのパスを選んだ。

 無人のゴールにシュートを決めた遠藤は次のように振り返る。「あそこで誰でも3点目を取りに行くのが普通だと思うけど、冷静に横にパスをくれたことに感謝したいと思うし、僕はあそこにいただけですね」。直近11試合連続スタメンが続くポジション争いのライバルに対し、素直な感謝の言葉を語った。

 エリキにとってもそうした献身性や、チームメートとの良好な連係が大きな手応えになっているという。

「総合力があるので、チームとして戦っているからこそ結果が出ている。今日の2点も自然な流れで決めることができた。僕が来日してからまずはチームに順応しようと考えて、コミュニケーションのところもあるけど、通訳と協力しながら日本人とコミュニケーションを取ってきた」。

「また日本人だけでなく、タイ人もいるし、セルビア人もいる。いろんな人種があるなかですごく良いファミリーを作ることができている。ファミリーを作れればチームが強くなる。そういったところでいまのような結果が出ていると思う」。

 そんな充実した半年間の末、タイトルに向けてあと一つのところまで来た。シーズン中盤にエースFWエジガル・ジュニオが長期離脱を迎え、連係を高めながら代役をこなしてきた25歳にとっても、横浜FMにとっての15年ぶり悲願実現が大きなモチベーションとなっている。

 優勝争いの現状を「ずっとブラジル国内でサッカーをしていて、初めて海外での挑戦だった。そこで1年目に優勝争いができて、あと一歩で優勝というところに来ている」と感慨深く語るエリキは「まだ終わったわけじゃないので、今までも集中してきたが、ホームでより集中力を上げて最後の試合に勝ちたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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抜擢に応えて自身初のJ1勝利、GK富居大樹「1-0は湘南らしい」

プロ入り後は群馬、山形、湘南でプレー
[11.30 J1第33節 湘南1-0広島 BMWス]

「何が何でも勝ちたかった」。そう言うと、GK富居大樹はホーム・Shonan BMW スタジアム平塚での試合後のインタビューで声をつまらせた。

 湘南ベルマーレの守護神の座を長らく努めてきたのは、GK秋元陽太だった。2014年に愛媛から湘南に加入した秋元は、FC東京へと移籍していた2016年を除く4シーズンの全試合で先発、2015年5月14日の柏戦のみハーフタイムで交代となったが、それ以外は絶対的守護神として君臨していた。

 今シーズンも第30節までは秋元がフル出場。しかし、浮嶋敏新監督となってから2試合目にあたる第31節のC大阪戦で起用されたのは、2018年に湘南加入後、リーグ戦では出番がなかった富居だった。

 サンフレッチェ広島戦では3試合連続で先発。勝たなければ後がなくなるビッグマッチで、FWレアンドロ・ペレイラの決定的なシュートを右手だけではじき出すなど、好守を見せた。「やってきたことを表現できたことが勝ちにつながった」「体をはれていた」と会心の勝利を振り返った富居は、自身にとって初となるJ1での白星を「自分にとっても特別な勝ち」と胸を張り、自信を深めていた。

 富居の起用と重なるように、試合内容が向上し守備は安定。現在、リーグワースト2位の62失点をしている湘南だが、直近3試合ではわずか2失点と結果を残している。「1-0は湘南らしい」。土壇場でらしさを取り戻した湘南は、最終節の松本戦(サンアル)に勝利すれば自力でJ1残留を勝ち取ることができる。

(取材・文 奥山典幸)

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[プリンスリーグ九州]大分U-18がプレミアPO進出!鳥栖U-18のMF本田が得点王&アシスト王に:最終節

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2019九州は30日、2019シーズンの最終節が行われた。

 すでにサガン鳥栖U-18(佐賀)の優勝が決まっているプリンス九州のプレミアリーグプレーオフ出場枠は『2』。勝ち点33で2位の大分トリニータU-18(大分)と、同32で3位の九州国際大付高(福岡)が残り1枠を争った。

 勝てば2位が確定する大分U-18は鳥栖U-18と激突。連覇を果たした王者から得点を奪えず、0-3で敗れた。対する九州国際大付はV・ファーレン長崎U-18(長崎)と対戦し、後半アディショナルタイムにDF吉田晃(3年)が劇的ゴールを挙げ、1-1で引き分けた。

 この結果、大分U-18と九州国際大付が勝ち点33で並んだが、得失点差で大分U-18が上回り、2位をキープ。プレーオフ進出が決まった。

 なお、得点王は16得点を挙げた鳥栖U-18のMF本田風智(3年)。アシスト王も本田で15アシストを記録した。

 以下、最終順位と最終節の結果

【順位表】
1.鳥栖U-18(49)+47
2.大分U-18(33)+12
3.九州国際大付(33)+4
4.日章学園(28)+2
5.神村学園(25)-9
6.熊本U-18(24)0
7.長崎U-18(22)-10
8.筑陽学園(14)-12
9.長崎総科大附(12)-15
10.創成館(10)-19

【第18節】
(11月30日)
[大津町運動公園多目的AB]
創成館 1-2 神村学園
[創]一ノ瀬唯斗(44分)
[神]濱屋悠哉(29分)、野邊滉生(74分)


[大津町運動公園多目的CD]
長崎U-18 1-1 九州国際大付
[長]斎藤遼太(19分)
[九]吉田晃(90分+2)


[大津町運動公園球技場]
熊本U-18 0-1 日章学園
[日]鈴木陽介(65分)

[大津町運動公園競技場]
大分U-18 0-3 鳥栖U-18
[鳥]秀島悠太(26分)、兒玉澪王斗(70分)、西村洸大(82分)

[熊本県総合運動公園補助競技場]
筑陽学園 1-1 長崎総科大附
[筑]岩崎巧(81分)
[長]近江光(70分)


※日程は3月発表、変更の可能性あり

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“優勝決定戦”は手痛い出場停止も…横浜FM扇原「信頼して任せられる仲間」

最終節は累積警告で出場停止となるMF扇原貴宏
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 首位に立っても横浜F・マリノスは強かった。前節で松本に1-0で勝利し、今シーズン初めて首位に浮上。最終盤の優勝争いは重圧が増す状況が、MF扇原貴宏は「(プレッシャーは)なかったですね、正直」と明かし、「今は自分たちに自信を持っている」と積み上げてきたチーム力に自信をにじませた。

「FC東京が勝っていようが負けていようが、自分たちが勝ち続ければ優勝という状況は変わっていないので。1位に立ったという感覚もなかったし、あと2試合勝つことだけにみんなフォーカスしてこの試合に臨めたと思います」

 この日も攻守をつなぐパスを配給し、守っては球際激しく、プレスバックも怠らなかった。ただし、前半24分にイエローカードを提示され、累積警告によって最終節は出場停止となった。チームに優勝決定を託す扇原は「僕が出られなくても信頼して任せられる仲間。自分もチームのためにやれることをやって、しっかりとホームで勝って決めたい」と熱を込めて言った。

 15年ぶりの優勝に向けて、最高の舞台が整った。最終節は2位FC東京に4点差以上で負けなければ、ホーム日産スタジアムで優勝を決められる優位な状況。「優勝にふさわしいチームだということを次の試合でも証明して、勝って決めたい」と力を込めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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2トップ失ったFC東京救う一撃…「迷惑かけてきた」FW田川亨介、大一番で移籍後初ゴール

同点ゴールを奪ったFC東京FW田川亨介(27)
[11.30 J1第33節 FC東京1-1浦和 味スタ]

 緊急投入となった。他会場の結果によって、敗れれば優勝の可能性が消滅していた一戦。プレッシャーがかかる状況でピッチに送り込まれたのはFC東京FW田川亨介だった。

 序盤から攻勢を掛けたチームだったが、前半33分にアクシデントが襲う。MF山中亮輔と接触したFWディエゴ・オリヴェイラが負傷。一度はピッチに戻ったものの、同39分に浦和に先制点を奪われると、同42分にプレー続行不可能と判断された。代わりにピッチへと向かったのが田川だった。

「監督からは『いつもどおり行け』と、その一言だけを言われた。前から守備をしていくという展開で、自分的にも気持ちが乗っていったので試合には入りやすかった」

 後半12分にはFW永井謙佑が負傷交代して先発した2トップを失ったが、この危機を救ったのが田川だった。後半24分、MF三田啓貴が蹴り出したCKの流れからPA内のFWナ・サンホがシュート。ボールはGK西川周作に弾かれたものの、こぼれ球に田川が反応する。「何も考えていなかった。押し込むという気持ちしかなかった」と左足ボレーで合わせたシュートは見事にネットを揺らし、値千金の同点ゴールが生まれた。

 この1点がなければ、今節で横浜FMが優勝を決めていた可能性がある。絶対に負けられない状況で生まれた、FC東京移籍後リーグ戦初ゴール。長谷川健太監督も「田川が今シーズン初ゴールをこういう試合で決めてくれた。まだまだ伸びしろある選手が気持ちを出して、永井とディエゴの気持ちを引き継いで戦ってくれて、何とか最終節まで持ち込めた」と振り返った。

 しかし、厳しい状況に追い込まれたのは間違いない。負傷した永井、D・オリヴェイラの「詳細は休み明けになってみないと分からない」状況で、逆転優勝のためには最終節の横浜FM戦で4点差以上の勝利が必要となった。「今まで本当に迷惑をかけてきた」という20歳のアタッカーは最終節でもピッチに立てば、チームを優勝へと導くゴールをどん欲に狙っていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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神戸FW郷家友太、15戦ぶり先発で今季初ゴール「いろいろ思う部分もあった」

今季初ゴールを決めたFW郷家友太
[11.30 J1第33節 鹿島1-3神戸 カシマ]

 この一戦に思いをぶつけた。ヴィッセル神戸FW郷家友太は1-0の前半29分、PA内左の深い位置まで切れ込んだFW藤本憲明からのマイナスのパスを冷静に右足でシュート。貴重な追加点が待望の今季初ゴールとなった。

「高校の先輩のノリくん(藤本)からいいボールが来た。出してくれるのを信じて走った結果、こういう結果につながった。みんなに感謝したい」。青森山田高の先輩でもある藤本のアシストから決めた今季初ゴール。7月6日の清水戦以来、15試合ぶりの先発で結果を残した。

「正直、いろいろ思う部分もあったし、たまっていたものがこの半年あった。練習でスタメンで出るのが分かって、結果で示していこうと数日前から思っていた」。郷家、藤本を含め、前節からスタメン7人を入れ替える中、アウェーで鹿島を下した。

 リーグ戦は残り1試合だが、その後は天皇杯もある。12月21日の準決勝で清水に勝てば、来年元日の決勝では鹿島か長崎と対戦する。「メンバーが入れ替わってもこうやってできるぞというのをいろんな人に見てもらえた。みんなが戻ってきて、また競争が始まる。競争に勝った人が試合に出て、もし天皇杯決勝で(鹿島と)当たったら、今日よりも大きいヴィッセルを見せられると思う」と力強い。

 天皇杯制覇で来季ACLへ。郷家、藤本らこれまで出場機会の少なかった選手が結果を残しての勝利にMF酒井高徳も「チャンスをもらった選手が全員、120%のパフォーマンスを出してくれた。チームの底上げとして大事だし、ただの1勝ではなく、ヴィッセルとして成長できた試合」と手応えを口にした。

(取材・文 西山紘平)

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首位タイ15点目も喜ばなかった横浜FM仲川「攻めまくって、点取って、勝てばいい」

喜びを爆発させる周囲を制する横浜F・マリノスFW仲川輝人(写真左)
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 負傷欠場の1試合を挟んで、終盤の6連勝を牽引する出場5試合連続ゴール。横浜F・マリノスFW仲川輝人が止まらない。前節・松本戦に続いて開始早々のゴールで先制点を奪うと、チームは合計4得点のゴールラッシュを披露。首位で最終節・FC東京との“優勝決定戦”を迎える形となった。

 前半8分、偶然のゴールは必然の形から生まれた。左サイドを切り裂いたFWマテウスがグラウンダーでのクロスボールを送り込むと、相手のクリアボールが仲川に直撃。「お腹のあたり」に当たったボールがそのままゴールマウスに吸い込まれた。

「マテ(マテウス)が一人で突破してくれたので、逆サイドの自分があそこにいるのは決まりごと。あそこにいないといけないのはわかっていた。偶然、たまたまボールが当たって点が取れたけど、あそこにいることの大切さ、チームとしてやってきたことが報われたと思う」。

 リーグ唯一の60得点を達成してきた横浜FMにおいて、最大の武器であるサイド攻撃が炸裂した一撃。仲川にとっては3試合連続のゴールであり、チームメートのMFマルコス・ジュニオールと並んでリーグトップタイの15点目に乗せる大きな得点となった。

 それでもゴールパフォーマンスは控えめだった。「古巣相手というか、高校まで所属していたので、いろんな思いもあって喜びは抑えた」。今季はM・ジュニオールとのユニークなアクションでスタンドを沸かせてきた背番号23だが、スクール生から川崎F U-18まで育成年代を過ごした古巣に感謝を示した。

 仲川のゴールを皮切りに勢いを強めた横浜FMにとって、前半早い時間にゴールを奪うのが最近の勝ちパターン。「最初の15分間は高いインテンシティーでハードワークして自分たちのリズムに持っていく。そこで点を取れば、良いリズムでその後の時間もできる。ここ数試合はそれができていることで勝ちにつながっている」と狙いどおりの流れだ。

 前半のピンチを難なく防ぐと、後半は仲川のアシストもあってFWエリキが2ゴール。そこから1点を返されたものの、最後はFW遠藤渓太のダメ押しゴールも生まれた。「重圧はないですね。楽しんでやれているので。チームみんなが自信を持ってサッカーを表現できていると思う」。首位に立った直後の一戦を完勝で彩った。

 最終節の次節は2位のFC東京と直接対決。4点差で敗れなければ優勝が決まるという圧倒的優位な状況だが、「いや、そんなの別に思っていない。勝てばいい。4点差とか関係なく、勝って日産でファン・サポーターと喜び合いたい。それだけ」と力強く言い切る。

「うちの監督はそういうの嫌いなので、攻めに攻め倒して行くと思いますよ。自分たちもそういうスタイルというか、そういう志向になっている。攻めまくって、点取って、勝てばいい」。この日の活躍により、今季ここまで15ゴール9アシスト。年間MVP、得点王、アシスト王すべてが視野に入る27歳は“優勝決定戦”でも攻撃姿勢を貫く。

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移籍後初先発の神戸FW藤本憲明、鮮烈1G1Aもアクシデントで交代

移籍後初先発で1ゴール1アシストの神戸FW藤本憲明
[11.30 J1第33節 鹿島1-3神戸 カシマ]

 移籍後初先発で1ゴール1アシストと躍動した。先発7人を入れ替えたヴィッセル神戸は今年8月に大分から完全移籍で加入したFW藤本憲明も移籍後初スタメン。3トップの中央に入ると、前半14分にいきなり結果を残した。

 DF大崎玲央がPA手前から縦パスを入れると、MF安井拓也のトラップはゴール前に流れてしまったが、こぼれ球をDF犬飼智也とDF町田浩樹が“お見合い”。これに藤本がいち早く反応し、GKとの1対1から冷静に右足でゴール左に流し込んだ。

 これが移籍後初ゴールとなり、大分時代を含めて今季9ゴール目。さらに前半29分、MF山口蛍のヒールパスを受けてPA内左に進入すると、深い位置までえぐってマイナスに折り返し、青森山田高の後輩でもあるFW郷家友太の今季初ゴールをアシストした。鮮烈な1ゴール1アシストだったが、後半38分にアクシデント。浮き球の競り合いで犬飼と交錯し、頭部を強打してピッチに倒れ込んだ。

 そのまま担架で運び出され、DF西大伍と交代した藤本は脳震盪の疑いで試合後、病院に搬送された。ロッカールームから自力で歩いて救急車に乗り込んだものの、トルステン・フィンク監督も「素晴らしいパフォーマンスだった。ゴールにも絡んで、ボールをおさめる能力も見せた。最後にケガをしてしまって残念な終わり方だった」と心配そうだった。

(取材・文 西山紘平)

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“ダブルエンジン”負傷交代のFC東京…長谷川監督「一週間で戻ってこれるか」

突破を図るFC東京FW永井謙佑
[11.30 J1第33節 FC東京1-1浦和 味スタ]

 背番号9が前半42分、そして背番号11が後半12分にピッチを去った。FC東京は前線の軸となるFWディエゴ・オリヴェイラとFW永井謙佑を負傷で失うこととなった。

 序盤から猛攻を仕掛けた。チームをけん引したのは2トップを形成するD・オリヴェイラと永井。猛然とプレスを掛けて浦和の選手から自由を奪い取り、攻撃に移れば、素早い攻守の切り替えで一気にゴールに迫った。前半5分に永井の折り返しからD・オリヴェイラ、同6分に右サイドでボールを受けたD・オリヴェイラ、同8分にスルーパスから抜け出した永井、同16分にはカウンターから永井と、幾度となく2トップがフィニッシュまで持ち込んだ。

 しかし、先制点だけが生まれない。すると前半33分、MF山中亮輔と接触したD・オリヴェイラが右ヒザを負傷。治療を受けて一度はピッチに戻ったものの、同42分にプレー続行不可能と判断されてベンチへと下がった。さらに後半10分にはDF鈴木大輔と接触した永井が右肩を脱臼してピッチを後にした。

「(2人が交代して)迫力は若干落ちたと思うが、変わった選手も気持ちを出して頑張ってくれた」(長谷川健太監督)。交代出場したFW田川亨介が同点ゴールを奪って1-1に持ち込み、逆転優勝への望みをつないだ。しかし、指揮官が「(永井とD・オリヴェイラは)東京のダブルエンジン。彼らがここまで攻撃をけん引して、守備のスイッチを入れて戦ってきた」と語ったように、最終節の横浜FM戦で永井&D・オリヴェイラを欠くことになれば大きな痛手だろう。

「ディエゴに関しては、詳細は休み明けになってみないと分からない。永井に関しては癖になっている肩の脱臼なので、一週間で戻ってこれるか。初めてならば難しい状況だと思うが、外れ具合によると思う」(長谷川監督)

 逆転優勝のためには、横浜FMに4点差以上をつけて勝利しなければならない。「4点差で勝たなければ逆転できない状況。1パーセント、もっと少ないかもしれないが、可能性がある限り選手たちと一緒に最後の一試合戦っていきたい」(長谷川監督)。果たして、背番号9と背番号11は最終節、ピッチに戻ってこれるだろうか。

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DAZN配信トラブル「原因は究明中」と広報が説明、後半から復旧

DAZNに配信トラブル
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 30日、スポーツ・チャンネル『DAZN(ダゾーン)』に配信トラブルが起きた。等々力陸上競技場で行われた川崎F-横浜FM戦後、取材陣に対応したDAZN広報の松岡けい氏は「原因は究明中」「全速力でイギリスサイドと弊社のテクニカルサイドで究明しています」と説明した。

 J1第33節が14時から各地で一斉開催されたが、DAZNで試合開始から視聴できないトラブルが起きた。DAZN側は緊急対応として『DAZN ダゾーン ヘルプ』のツイッター(@DAZN_JP_Help)に無料でも視聴可能なURLを記載し(映像はJゾーンプラスと同じもの)、後半から順次復旧した。

 来週は横浜FMvsFC東京の優勝決定戦を控えているが、「中継をきちんと皆様にお届けすることを最優先としたい」(松岡氏)。後日、文書または会見で説明が行われるという。

(取材・文 佐藤亜希子)
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酒井高徳と内田篤人が7年ぶりの“直接対決”「久しぶりでワクワクしていた」

試合後、サポーターの前で整列するMF酒井高徳
[11.30 J1第33節 鹿島1-3神戸 カシマ]

 元日本代表サイドバック対決が7年ぶりに、Jリーグでは実に10年ぶりに実現した。ヴィッセル神戸MF酒井高徳鹿島アントラーズDF内田篤人。「ドイツで一緒だっただけでなく、代表でもW杯を一緒に戦った選手」(内田)という2人だったが、公式戦で対決するのは意外にも数えるしかなかった。

 10年夏に鹿島からシャルケに加入した内田と、12年1月に新潟からシュツットガルトに加入した酒井。内田は昨年1月に古巣に復帰し、酒井は今夏に神戸へ移籍した。6年間、同時期にドイツでプレーしていたことになるが、ブンデスリーガでの直接対決で2人がそろって出場したのは12年12月8日のシャルケ対シュツットガルト戦だけだった。

 ところが、この試合で酒井はMFルイス・ホルトビーに対する危険なスライディングタックルで後半22分に一発退場。また、内田、酒井ともに右サイドバックでの先発だったこともあり、マッチアップはしなかった。「試合前から楽しみにしていた。シュツットガルト時代以来だし、そのときは退場していたので、久しぶりにやれるのでワクワクしていた」と酒井は明かす。

 Jリーグでの対決となると、09年10月4日の鹿島対新潟戦以来、約10年ぶりだった。当時は酒井が途中出場だったうえ、「まだ面識もなかったので……」。この日は内田が右サイドバック、酒井が3-4-3の左ウイングバックで先発し、立ち上がりから激しくマッチアップした。

 前半12分にはタッチライン際の攻防で両者が激しく交錯した。ピッチに倒れ込んだ酒井は試合後も右足首をアイシングしていたが、「あんなの普通だから」とどこ吹く風。「(内田が)膝の状態が万全でない中、ガツガツ来る感じは僕がJリーグに求めている感じだったし、“これこれ”って感じだった」と純粋に楽しんだ。31歳の内田と28歳の酒井。内田は「僕より若い選手だし、改めて素晴らしい選手だなと思った」と可愛がってきた“弟分”を素直に称えていた。

(取材・文 西山紘平)

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すでに帰国…INAC神戸が韓国代表イ・ミナの退団を発表「初めての経験」と悔しさ明かす

韓国女子代表MFイ・ミナがINAC神戸を退団
 INAC神戸レオネッサは30日、韓国女子代表MFイ・ミナ(28)がクラブと双方合意の上、退団することが決定したと発表した。すでに帰国し、来季に向けて韓国で治療とリハビリに専念しているという。

 イ・ミナは2018年にINAC神戸へ加入。初年度はリーグ戦13試合で5得点を挙げた。しかし、今季は負傷の影響もあり、4試合の出場のみ。9月には左大腿二頭筋損傷の治療に専念するため、一時帰国していた。韓国女子代表としては国際Aマッチ通算60試合に出場し、14得点を記録。今夏にフランスで開催された女子W杯にも参加していた。

 クラブ公式サイトを通じて「今シーズンは念願だったワールドカップフランス大会に出場することができましたが、初めて経験する長い負傷によってINAC神戸での試合に出場できず、チームに貢献が全然できませんでした」と悔しさを語り、「クラブの配慮もあり、韓国に帰国してリハビリに専念していますが、このたびクラブを退団することを決めました」と経緯を説明している。

 今後に向けて「一日も早くピッチで活躍できるよう、最善を尽くして頑張ります」としたイ・ミナは「約2年間のINAC神戸での機会を与えていただいた文会長をはじめ、クラブスタッフの方々、神戸でいつも私を配慮してくれたチームメート、何よりもいつも応援してくれたファンの皆さんに心から感謝します」と惜別の言葉を送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●MFイ・ミナ
(LEE Mina)
■生年月日
1991年11月8日(28歳)
■身長/体重
158cm/50kg
■出身地
韓国
■経歴
永進専門大-現代製鉄レッドエンジェルズW.F.C-INAC神戸レオネッサ
■出場歴
なでしこリーグ:17試合5得点

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V逸鹿島…ブーイングに内田篤人が謝罪「無冠では終われない」

ホーム最終戦セレモニーで挨拶に立つDF内田篤人
[11.30 J1第33節 鹿島1-3神戸 カシマ]

 サポーターからブーイングも飛び交う中、キャプテンとして謝罪した。ホーム2連敗で最終節を残して優勝の可能性が消滅した鹿島アントラーズ。試合後のホーム最終戦セレモニーではキャプテンのDF内田篤人が挨拶に立った。

「今日を含めて今季、自分たちの力のなさ、不甲斐なさを痛感しました。試合前から応援してくださったサポーターの皆さん、申し訳ございません」。そう頭を下げたうえで、ACL出場圏内となる3位確保を懸けた12月7日の最終節・名古屋戦(豊田ス)、さらには12月21日の天皇杯準決勝・長崎戦(カシマ)に向け、「あと1試合、それから天皇杯2試合。自分たちのリベンジの場がある。必ず元旦、新国立でいい結果を残せるように準備します」と誓った。

 サポーターからのブーイングについては「優勝しないといけないチーム。2位、3位で拍手を送られるチームじゃない。それは選手も分かっているし、ブーイングがあって当然」と受け止め、「強いチームは、厳しいサポーターの目があって、若い選手もそうだし、僕も含めてまだまだ成長できる面がある」と納得している。

 そのうえで「無冠では終われない」と力説。全タイトル獲得を目指して戦ったシーズン。これでACL、ルヴァン杯に続いてリーグ戦のタイトルも逃した。それでもまだ天皇杯がある。「全部のタイトルが取れたのは3冠した2000年だけ。これまでも1つ2つは逃してきているし、切り替えは下手ではない」と努めて前を向く。「あと1試合やって、天皇杯がある。しっかり準備したい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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FC今治の23歳MF中野が東京Vにレンタル復帰「ヴェルディを初めて離れて強く感じたことがあります。それは…」

 東京ヴェルディは30日、FC今治に期限付き移籍していたMF中野雅臣(23)が復帰することを発表した。

 東京Vユース出身の中野は2種登録を経て2015年にトップチームへ昇格し、2017年7月からFC今治に期限付き移籍。今季はJFLで13試合に出場していた。

 FC今治での日々を振り返り、クラブ公式サイト上で「今治では素晴らしい環境と、監督スタッフ、チームメイト、サポーター、地域の人々に出会い、自分と向き合いながら2年半プレーしました」と語っている。

 そして東京V復帰にあたり、「今回初めてヴェルディを離れて強く感じたことがあります。それは、ヴェルディがどれだけ偉大なクラブであるか、そしてヴェルディでプレーできることがどれだけ幸せなことか、です。ヴェルディにいた時からその気持ちを大切にしていましたが、離れてそれをより強く感じました。成長した姿、活躍する姿をサポーターの皆さんに届けられるように、より一層の感謝と覚悟もってプレーしていきます」と決意を述べた。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF中野雅臣
(なかの・まさおみ)
■生年月日
1996年4月9日(23歳)
■身長/体重
181cm/68kg
■出身地
埼玉県
■経歴
東京VJrユース-東京Vユース-東京V-FC今治
■Jリーグ出場歴
J2リーグ:24試合
■代表歴
2013年:U-17日本代表/U-17W杯

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「クラブには感謝の気持ちでいっぱい」町田の大卒6年目MF戸高、来季契約を更新しないことが決定

 FC町田ゼルビアは30日、MF戸高弘貴(28)に関し、2020年シーズンの契約を更新しないことが決定したと発表した。

 戸高は静岡学園高から立命館大を経て、2014年に町田へ入団。プロ6年目の今季はJ2リーグ戦28試合に出場し、2得点を記録した。

 クラブ公式サイトを通じてファン・サポーターに対し、「町田での6年間では、本当に色々な経験をすることができました。その中で出会ったチームメートやスタッフ、そしていつも支えてくださったファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。そして怪我で約2年半の間プレーできずにいたにも関わらずチャンスを与えてくれたクラブには感謝の気持ちでいっぱいです。このクラブでプロサッカー選手としてのキャリアを始めることができて本当に良かったです。ありがとうございました」と感謝を語ってる。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF戸高弘貴
(とだか・ひろき)
■生年月日
1991年11月18日(28歳)
■身長/体重
161cm/62kg
■出身地
大分県佐伯市
■経歴
大分U-15-静岡学園高-立命館大-町田
■Jリーグ出場歴
J2リーグ:63試合10得点
J3リーグ:27試合5得点

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八戸が2選手の退団を発表

 ヴァンラーレ八戸は29日、MF日高慶太、MF差波優人が今季をもって契約を満了することを発表した。

 日高は今季、J3リーグ戦10試合に出場。今年8月に加入した差波はJ3リーグ戦12試合1得点。

 日高はクラブを通じて、「八戸での素晴らしい出会いや貴重な経験を今後のチャレンジに繋げていきます!短い時間でしたが、たくさんのご声援本当にありがとうございました。
ヴァンラーレ八戸の益々の発展を願っています!」とコメントを発表した。

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町田がDF藤井と来季の契約更新せず「残念で悔しいですが…」

町田DF藤井航大が契約満了
 FC町田ゼルビアは30日、DF藤井航大(28)について、2020年シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 藤井は讃岐から2017年に移籍。加入3年目の今季はJ2リーグ戦22試合に出場し、1得点を記録した。

 クラブ公式サイトを通じ、「大きく変わろうとしているFC町田ゼルビアの力になれないのは残念であり、悔しいですが、このチームに来れて本当に良かったです。ありがとうございました」と感謝のメッセージを送っている。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF藤井航大
(ふじい・こうだい)
■生年月日
1991年1月13日(28歳)
■身長/体重
186cm/80kg
■出身地
富山県富山市
■経歴
みなみFCJrユース-鹿島ユース-東京学芸大-讃岐-町田
■出場歴
J2リーグ:173試合8得点
天皇杯:8試合

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J2降格の磐田、小野社長がブーイング浴びながら謝罪…主将DF大井は涙ながらに1年での復帰誓う

涙ながらに1年でのJ1復帰を誓った大井健太郎
 ジュビロ磐田は30日、J1第33節で名古屋グランパスをホームに迎え、2-1で勝利した。これにより最下位を脱出したが、16位の湘南ベルマーレが勝利したため、最終節を前にJ2降格が決まった。

 磐田は今季、2014年9月から指揮を執っていた名波浩氏が成績不振の責任を取って退任。後任にヘッドコーチを務めていた鈴木秀人氏が就任したが、8月15日に退任し、暫定監督として小林稔氏が指揮を執ったのち、フェルナンド・フベロ監督のもと残留を目指していた。

 しかし、チームは最終節を前に降格が決定。来季は2015年以来のJ2で戦うことになる。ホーム最終戦のセレモニーで小野勝代表取締役社長は、「今日もみなさんの応援のおかげで勝ち点3を上げることができました。しかし、湘南が広島に勝ったことにより、我々はJ2降格が決定してしまいました。クラブを代表して大変申し訳ございません」と謝罪した。

 しかし「我々は必ず来年J1に戻ってまいります」と高らかに宣言すると「そのためにみなさん、大変だと思いますが、後ろから我々を押していただきたくよろしくお願い致します。今年は本当にみなさんにも大変苦しい思いをさせたのと同時に、ここにいるチームのスタッフ、選手たちも心の中に難しいものを抱えながら戦ってまいりました。彼らは最後まで一生懸命走り切りました。彼らには温かい拍手で称えてやってほしいと思います。本当に今年は申し訳ございませんでした。来年間違いなく戻ってまいります。応援お願い致します」と、サポーターに引き続き応援をお願いした。

 小野社長に対してはブーイングを浴びせた磐田サポーターだったが、キャプテンのDF大井健太郎に対しては温かい拍手。その思いに応えるように大井も謝罪しつつ「社長がおっしゃったように来年必ずJ1に戻ってまいります。足りないところは個人としても、チームとしても多かったと思います。だからこそ、こういう結果になってしまったことをしっかり受け止め、クラブのためにしっかり行動し、必ずJ1に戻ってこれるように1年間頑張ってきますので、熱い応援をお願いします」と涙ながらに語った。

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仙台が10季連続で残留決定! MF道渕&FW長沢の2得点で大分撃破

ベガルタ仙台が残留決定
[11.30 J1第33節 仙台2-0大分 ユアスタ]

 J1リーグ第33節が30日に行われ、ユアテックスタジアム仙台では11位のベガルタ仙台と7位の大分トリニータが対戦。仙台が2-0で勝利し、ホーム最終戦で残留を決定させた。

 11勝5分16敗で11位の仙台は、引き分け以上でJ1残留が決まることに。一方、6年ぶりに復帰したJ1で躍進を続ける大分は、12勝11分9敗で7位。さらなる浮上を狙うべく敵地に臨んだ。

 序盤から敵陣に迫る仙台が先制に成功。前半26分、右CKのキッカー・DF永戸勝也はサインプレーでPA手前にパスを送ると、MF道渕諒平がダイレクトで右足ボレーを放ち、ボールは相手DFに当たりながらゴールに突き刺さった。

 大分はボール保持70%以上で試合を支配するもなかなかゴールを割れない。日本代表FWオナイウ阿道のクロスからFW三平和司が頭で合わせるも、わずかにゴールから逸れた。逆に、仙台が後半16分に反撃。中盤から一気にカウンターを仕掛けると、右サイドのDF蜂須賀孝治がアーリークロスをPA内に送る。FW長沢駿が素早く詰め、ワンタッチでゴールに流し込んだ。

 仙台は後半20分にも右CKから長沢が頭でゴールを狙う。しかし特別指定選手の関西大DF羽田健人が頭で防ぎ、追加点を許さなかった。試合はそのまま終了し、仙台が2-0で勝利。10シーズン連続となるJ1残留を決定させた。

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大宮DF渡部に第一子長女が誕生「夫婦ともに全てが初めての経験」

大宮DF渡部大輔に第一子長女が誕生
 大宮アルディージャは30日、DF渡部大輔(30)に第一子となる長女が誕生したことを発表した。

 大宮ユース出身の渡部は2008年にトップチームへ昇格し、今季はJ2リーグ戦10試合で2得点をマークしている。

 長女誕生に際してクラブ公式サイトを通じ、「夫婦ともに全てが初めての経験で、戸惑うこともたくさんありましたが、それ以上に無事に生まれてきてくれる日をすごく楽しみにしていました。妊娠中につらい時期があったにもかかわらず、ここまで頑張ってくれた妻には本当に感謝しています。ありがとう。大切な家族が増え、これからは3人で幸せになれるよう頑張っていきたいと思います」とコメントした。

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岡山の長身DF増田が元女子アナと入籍

岡山DF増田繁人が入籍を発表
 ファジアーノ岡山は30日、DF増田繁人(27)が29日に元KSB瀬戸内海放送アナウンサーの信長ゆかりさんと入籍したことを発表した。

 190cmの長身を誇る増田は2011年に新潟でプロ生活を始め、群馬、大分、町田への期限付き移籍などを経て昨季に岡山へ完全移籍。今季はJ2リーグ戦8試合に出場し、1得点を記録した。

 クラブ公式サイトを通じて「このたび、元KSB瀬戸内海放送アナウンサーの信長ゆかりさんと入籍いたしました。家族を背負う責任感をもって、より一層努力していきます。これからもよろしくお願いいたします」とコメントしている。

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最終節、3点差●でもV決定…横浜FM指揮官「変わりなく自分たちのサッカーを」

アンジェ・ポステコグルー監督
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 2連覇王者の川崎フロンターレを4得点で粉砕し、横浜F・マリノスが15年ぶりのリーグ制覇に王手をかけた。アンジェ・ポステコグルー監督は試合後、「素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれた」と選手たちを称えた。

 前半8分にFW仲川輝人が先制ゴールを挙げると、後半には今夏加入のFWエリキが2得点。その後は1点を返されたものの、最後はFW遠藤渓太がとどめの一撃を沈めるなど、終始盤石の戦いぶりで王座交代を印象付ける勝利となった。

「川崎Fは簡単なチームではないし、アウェーで4点が決まったのは素晴らしいパフォーマンスをしたから。もっと決めるチャンスがあった中でも結果を残せてよかった」。就任2年目の指揮官は選手たちの戦いぶりを誇った。

 前節で今季初めて首位に立ち、15年ぶりの優勝は目の前。最終節ではFC東京との直接対決を控えるが、4点差以上で負けなければ優勝決定という圧倒的優位な状況となった。それでも攻撃スタイルを植えつけてきた指揮官は「特に変わりなく自分たちのサッカーをする」とロースコアゲームに持ち込むつもりはない。

「FC東京は弱いチームではない。簡単な相手じゃないし、ホームでも自分たちのサッカーをすることだ。自分たちはただただエンターテイメントなサッカーをしているわけではなく、結果で成功をもたらすプレーを繰り広げていくれている。次の試合でもそうしたい」。

 そう語気を強めたポステコグルー監督は「まだ何も決まっていない」ときっぱり。この日、試合途中に頭部を打って負傷交代したMFマルコス・ジュニオールは「詳細は聞いていないが、頭を打ったところでくらっとしたと聞いている。問題ないと思う」といい、これまで貫いてきた攻撃的なスタイルで頂点を取りに行く構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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札幌MF鈴木武蔵がキャリアハイ今季13点目でダメ押し! 敗れた鳥栖、残留決定は最終節に持ち越し

ダメ押し点を挙げた札幌MF鈴木武蔵
[11.30 J1第33節 鳥栖0-2札幌 駅スタ]

 J1第33節が30日に行われ、8位北海道コンサドーレ札幌は敵地で14位サガン鳥栖に2-0で勝利した。3試合ぶりの白星を挙げ、連敗を2でストップ。敗れた鳥栖は今節にJ1残留を決めることはできなかった。

 勝てば自力で残留を確定させられる状況で今節を迎えた鳥栖。しかし、先手を取ったのはアウェーの札幌だった。前半4分、左サイドのMF菅大輝が左足で速いクロスを送ると、PA内中央のFWジェイがDFにマークされながらも頭でゴール左に押し込み、今季9得点目を記録した。

 ビハインドで折り返した鳥栖は同点ゴールを目指して攻撃を仕掛けたが、次の1点も札幌に生まれる。後半アディショナルタイム4分、ドリブルで右サイドを抜け出したMFルーカス・フェルナンデスが低いクロスを供給。GK高丘陽平に弾かれるも、こぼれ球をMF鈴木武蔵が左足で蹴り込んだ。鈴木はキャリアハイを更新する今季13ゴール目を挙げた。

 0-2で敗戦を喫した鳥栖は他会場の結果により自動降格こそなくなったが、J1参入プレーオフに回る16位の湘南との勝ち点差が4から1に縮まり、残留決定は最終節に持ち越し。最終節は12月7日に開催され、14位鳥栖はアウェーで15位清水、8位札幌はホームで4位川崎Fと対決する。

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C大阪vs清水 試合記録

【J1第33節】(ヤンマー)
C大阪 2-1(前半0-1)清水


<得点者>
[C]水沼宏太(75分)、柿谷曜一朗(79分)
[清]エウシーニョ(18分)

観衆:21,562人
主審:福島孝一郎
副審:今岡洋二、西村幹也
「康太をベンチに入れて勝とう」C大阪、柿谷V弾で逆転勝利!清水は残留確定ならず

<出場メンバー>
[セレッソ大阪]
先発
GK 21 キム・ジンヒョン
DF 2 松田陸
DF 14 丸橋祐介
DF 15 瀬古歩夢
DF 22 マテイ・ヨニッチ
MF 5 藤田直之
MF 7 水沼宏太
MF 11 ソウザ
MF 25 奥埜博亮
(56分→FW 18 鈴木孝司)
FW 8 柿谷曜一朗
(90分+2→DF 16 片山瑛一)
FW 10 清武弘嗣
(77分→MF 32 田中亜土夢)
控え
GK 1 圍謙太朗
DF 29 舩木翔
DF 4 藤本康太
FW 19 澤上竜二
監督
ロティーナ

[清水エスパルス]
先発
GK 39 大久保択生
DF 18 エウシーニョ
DF 3 ファン・ソッコ
DF 26 二見宏志
DF 25 松原后
MF 22 ヘナト・アウグスト
(60分→MF 7 六平光成)
MF 6 竹内涼
MF 30 金子翔太
MF 16 西澤健太
(81分→FW 11 ジュニオール・ドゥトラ)
FW 17 河井陽介
(84分→MF 14 楠神順平)
FW 49 ドウグラス
控え
GK 1 西部洋平
DF 2 立田悠悟
DF 27 飯田貴敬
FW 46 川本梨誉
監督
篠田善之

「康太をベンチに入れて勝とう」C大阪、柿谷V弾で逆転勝利!清水は残留確定ならず

決勝点を挙げた柿谷曜一朗
[11.30 J1第33節 C大阪2-1清水 ヤンマー]

 J1リーグ第33節が30日に行われ、ヤンマースタジアム長居ではセレッソ大阪清水エスパルスが対戦。清水が先制したものの、FW柿谷曜一朗の決勝点によりC大阪が2-1で逆転勝利した。

 残留圏内ギリギリの15位につける清水は、勝てば最終節を残して残留が決まる状況。前半18分、MF西澤健太の左CKからニアのDF松原后がフリックすると、DFファン・ソッコが触ったボールをDFエウシーニョが反転しながら右足を振り抜き、先制ゴールを突き刺した。エウシーニョはうれしい30歳バースデーゴールとなった。

 反撃に出るC大阪は、MF清武弘嗣が精度の高いパスで攻撃を組み立て、FW柿谷曜一朗が前線で動き回り、清水の守備を崩そうとする。しかし、MF奥埜博亮のシュートがわずかに枠を外れるなど、前半のうちに追いつくことができず、1点ビハインドでハーフタイムに入った。

 リードして後半に入った清水は、14分にFW鈴木孝司との競り合いで体勢を崩したMFヘナト・アウグストが左肘を負傷。MF六平光成との交代を余儀なくされる。

 まずは追いつきたいC大阪は、後半29分のMF水沼宏太のヘディングシュートはGK大久保択生の手を弾いてクロスバーを叩いたが、これで得たCKから同点に追いつく。PA手前で右CKからのクリアボールを受けた水沼が迷わず右足を一閃。相手に当たってコースが変わり、GK大久保も弾き出せず、同点のゴールネットを揺らした。

 さらにC大阪は後半32分に清武を下げてMF田中亜斗夢を投入すると、この交代策が奏功する。34分、左CKからPA左脇でグラウンダーのパス受けた田中が右足でシュートを放つ。ニアでFWドウグラスにブロックされたボールに柿谷が反応。体を投げ出して右足で流し込み、2-1と逆転に成功した。

 試合はそのまま2-1でタイムアップを迎え、C大阪がホーム最終戦を白星で飾った。決勝点の柿谷はフラッシュインタビューで「1年間ホームで点を取れていなかったのは申し訳ない。何より、小さいころからお世話になっていた藤本選手の引退の日にゴールすることをだけを考えていた。チーム全員で康太をベンチに入れて全員で勝とうと強い気持ちを持って臨んだ一戦。勝てて本当にうれしいです」と喜んだ。

 なお、清水は今節での残留確定とはならず、プレーオフ出場圏の16位湘南と勝ち点1差で最終節を迎える。

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富山vsF東23 試合記録

【J3第33節】(長野U)
富山 2-0(前半1-0)F東23


<得点者>
[富]柳下大樹(44分)、碓井鉄平(70分)

<警告>
[富]平松宗(67分)、佐々木一輝(89分)

観衆:1,136人
主審:堀格郎
副審:竹長泰彦、長峯滉希

<出場メンバー>
[カターレ富山]
先発
GK 1 榎本哲也
DF 2 脇本晃成
DF 5 今瀬淳也
DF 19 柳下大樹
MF 6 碓井鉄平
MF 14 白石智之
(89分→MF 13 佐々木一輝)
MF 20 花井聖
MF 22 椎名伸志
(77分→MF 7 佐々木陽次)
MF 24 前嶋洋太
FW 11 才藤龍治
(61分→FW 8 高橋駿太)
FW 37 平松宗
控え
GK 21 太田岳志
MF 15 ルーカス・ダウベルマン
MF 17 稲葉修土
MF 25 伊藤優汰
監督
安達亮

[FC東京U-23]
先発
GK 41 野澤大志ブランドン
DF 54 角昂志郎
DF 43 木村誠二
DF 5 丹羽大輝
DF 42 バングーナガンデ佳史扶
MF 44 品田愛斗
MF 38 常盤亨太
MF 46 紺野和也
MF 19 宮崎幾笑
(82分→FW 52 久保征一郎)
FW 24 原大智
FW 31 ナッタウット
(46分→MF 50 安田虎士朗)
控え
GK 51 飯塚欣士
DF 49 森田翔
監督
長澤徹

鳥栖vs札幌 試合記録

【J1第33節】(駅スタ)
鳥栖 0-2(前半0-1)札幌


<得点者>
[札]ジェイ(4分)、鈴木武蔵(90分+4)

<警告>
[札]鈴木武蔵(63分)、チャナティップ(69分)

観衆:17,512人
主審:岡部拓人
副審:間島宗一、田中利幸
札幌MF鈴木武蔵がキャリアハイ今季13点目でダメ押し! 敗れた鳥栖、残留決定は最終節に持ち越し

<出場メンバー>
[サガン鳥栖]
先発
GK 18 高丘陽平
DF 13 小林祐三
(46分→MF 25 安庸佑)
DF 3 高橋祐治
DF 36 高橋秀人
MF 40 小野裕二
MF 41 松岡大起
MF 4 原川力
MF 2 三丸拡
FW 44 金崎夢生
(65分→FW 19 趙東建)
FW 11 豊田陽平
FW 7 イサック・クエンカ
(90分+1→FW 39 金森健志)
控え
GK 21 金珉浩
DF 35 藤田優人
DF 5 金井貢史
MF 6 福田晃斗
監督
金明輝

[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 25 ク・ソンユン
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
DF 5 福森晃斗
MF 7 ルーカス・フェルナンデス
MF 10 宮澤裕樹
MF 8 深井一希
MF 4 菅大輝
(85分→MF 23 中野嘉大)
MF 9 鈴木武蔵
MF 18 チャナティップ
(71分→MF 27 荒野拓馬)
FW 48 ジェイ
(59分→FW 11 アンデルソン・ロペス)
控え
GK 1 菅野孝憲
MF 19 白井康介
MF 26 早坂良太
FW 13 岩崎悠人
監督
ペトロヴィッチ

G大阪vs松本 試合記録

【J1第33節】(パナスタ)
G大阪 4-1(前半3-0)松本


<得点者>
[G]小野瀬康介(11分)、井手口陽介2(30分、45分)、アデミウソン(58分)
[松]水本裕貴(90分)

<警告>
[G]小野瀬康介(58分)、菅沼駿哉(89分)
[松]杉本太郎(72分)

観衆:25,635人
主審:上田益也
副審:川崎秋仁、鈴木規志
松本、1年でのJ2降格が決定…G大阪は井手口の復帰弾2発など大勝で6月以来の2連勝

<出場メンバー>
[ガンバ大阪]
先発
GK 1 東口順昭
DF 4 藤春廣輝
DF 5 三浦弦太
DF 13 菅沼駿哉
DF 19 金英權
MF 7 遠藤保仁
MF 8 小野瀬康介
(79分→MF 34 福田湧矢)
MF 15 井手口陽介
(54分→MF 10 倉田秋)
MF 21 矢島慎也
FW 9 アデミウソン
(64分→FW 39 渡邉千真)
FW 33 宇佐美貴史
控え
GK 23 林瑞輝
DF 27 高尾瑠
MF 14 マルケル・スサエタ
FW 18 パトリック
監督
宮本恒靖

[松本山雅FC]
先発
GK 1 守田達弥
DF 31 橋内優也
DF 4 飯田真輝
DF 41 水本裕貴
MF 3 田中隼磨
MF 47 岩上祐三
(79分→MF 32 安東輝)
MF 6 藤田息吹
(72分→MF 14 パウリーニョ)
MF 20 杉本太郎
MF 42 高橋諒
FW 25 町田也真人
(79分→FW 45 イズマ)
FW 11 永井龍
控え
GK 16 村山智彦
DF 39 高木利弥
DF 5 今井智基
FW 50 阪野豊史
監督
反町康治

磐田vs名古屋 試合記録

【J1第33節】(ヤマハ)
磐田 2-1(前半1-1)名古屋


<得点者>
[磐]松本昌也(22分)、大久保嘉人(71分)
[名]長谷川アーリアジャスール(39分)

<警告>
[磐]エベシリオ(90分)
[名]ガブリエル・シャビエル(84分)

観衆:14,963人
主審:高山啓義
副審:堀越雅弘、浜本祐介
磐田は勝利も無念…最下位脱出も16位・湘南勝利で2015年以来のJ2降格へ
J2降格の磐田、小野社長がブーイング浴びながら謝罪…主将DF大井は涙ながらに1年での復帰誓う


<出場メンバー>
[ジュビロ磐田]
先発
GK 1 八田直樹
DF 24 小川大貴
DF 25 大南拓磨
DF 33 藤田義明
MF 13 宮崎智彦
MF 14 松本昌也
MF 15 アダイウトン
(90分+3→MF 7 田口泰士)
MF 23 山本康裕
(71分→MF 40 エベシリオ)
MF 26 藤川虎太朗
(62分→FW 22 大久保嘉人)
MF 30 上原力也
FW 39 ルキアン
控え
GK 36 三浦龍輝
DF 37 ファビオ
MF 27 荒木大吾
FW 20 川又堅碁
監督
フェルナンド・フベロ

[名古屋グランパス]
先発
GK 1 ランゲラック
DF 6 宮原和也
DF 20 中谷進之介
DF 17 丸山祐市
DF 36 太田宏介
MF 25 前田直輝
MF 2 米本拓司
MF 21 エドゥアルド・ネット
(64分→FW 32 赤崎秀平)
MF 9 長谷川アーリアジャスール
FW 7 ジョー
FW 10 ガブリエル・シャビエル
(90分+2→MF 37 深堀隼平)
控え
GK 16 武田洋平
DF 33 成瀬竣平
DF 34 藤井陽也
DF 5 千葉和彦
MF 38 山田康太
監督
マッシモ・フィッカデンティ

鹿島vs神戸 試合記録

【J1第33節】(カシマ)
鹿島 1-3(前半1-2)神戸


<得点者>
[鹿]土居聖真(40分)
[神]藤本憲明(14分)、郷家友太(29分)、小川慶治朗(88分)

<警告>
[鹿]犬飼智也(86分)

観衆:34,312人
主審:村上伸次
副審:山際将史、赤阪修
鹿島、ホーム連敗でV逸終戦…先発7人入れ替えの神戸に敗れる
V逸鹿島…ブーイングに内田篤人が謝罪「無冠では終われない」
酒井高徳と内田篤人が7年ぶりの“直接対決”「久しぶりでワクワクしていた」
移籍後初先発の神戸FW藤本憲明、鮮烈1G1Aもアクシデントで交代
神戸FW郷家友太、15戦ぶり先発で今季初ゴール「いろいろ思う部分もあった」


<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 2 内田篤人
(63分→MF 11 レアンドロ)
DF 5 チョン・スンヒョン
DF 39 犬飼智也
DF 28 町田浩樹
MF 6 永木亮太
MF 4 レオ・シルバ
MF 18 セルジーニョ
MF 30 名古新太郎
(74分→MF 41 白崎凌兵)
FW 8 土居聖真
FW 15 伊藤翔
(63分→FW 36 上田綺世)
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 24 伊東幸敏
MF 25 遠藤康
MF 47 相馬勇紀
監督
大岩剛

[ヴィッセル神戸]
先発
GK 1 前川黛也
DF 13 小川慶治朗
DF 3 渡部博文
DF 44 ジョアン・オマリ
DF 24 酒井高徳
MF 25 大崎玲央
MF 5 山口蛍
MF 35 安井拓也
(69分→MF 6 セルジ・サンペール)
FW 10 ルーカス・ポドルスキ
FW 9 藤本憲明
(86分→DF 22 西大伍)
FW 27 郷家友太
(69分→FW 16 古橋亨梧)
控え
GK 28 吉丸絢梓
DF 32 橋本和
MF 20 増山朝陽
FW 21 田中順也
監督
トルステン・フィンク

川崎Fvs横浜FM 試合記録

【J1第33節】(等々力)
川崎F 1-4(前半0-1)横浜FM


<得点者>
[川]レアンドロ・ダミアン(74分)
[横]仲川輝人(8分)、エリキ2(49分、69分)、遠藤渓太(89分)

<警告>
[川]家長昭博(90分+5)
[横]扇原貴宏(24分)

観衆:23,893人
主審:西村雄一
副審:中野卓、権田智久
横浜FMが15年ぶりV王手!! 6連勝で最終節“優勝決定戦”へ、3点差負けでもV決定
川崎Fvs横浜FM戦で西村主審が負傷交代…マリノス2点リードで15年ぶりV王手!!
最終節、3点差●でもV決定…横浜FM指揮官「変わりなく自分たちのサッカーを」
“優勝決定戦”は手痛い出場停止も…横浜FM扇原「信頼して任せられる仲間」
首位タイ15点目も喜ばなかった横浜FM仲川「攻めまくって、点取って、勝てばいい」
ハットトリックよりチーム優先! 2G1Aの横浜FMエリキ「ファミリーを作れれば強くなる」
横浜FM先制点の起点となったティーラトン「ボスが言っていたこと」体現
“偽SB”の絶妙スルーパス…苦境乗り越えた横浜FM松原「報われた思いもある」
“そこにいる”に意味がある…ご褒美パス決めた横浜FM遠藤「チーム内で共有がある」
負傷交代の横浜FMマルコス、指揮官は「問題ないと思う」と説明
「やっぱりマリノスは強かった」「思った以上」川崎Fも唸る横浜FMの破壊力
“個人連覇”目前の横浜FM朴一圭、転機は前回FC東京戦「緊張してブルブルしながら…」
ついにV王手! 横浜FM一筋の喜田拓也「15年ですか、非常に長かったと思う。ただ…」


<出場メンバー>
[川崎フロンターレ]
先発
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 6 守田英正
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 25 田中碧
MF 10 大島僚太
MF 28 脇坂泰斗
(54分→MF 16 長谷川竜也)
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
(61分→FW 9 レアンドロ・ダミアン)
FW 11 小林悠
(79分→FW 20 知念慶)
控え
GK 24 安藤駿介
DF 2 登里享平
DF 4 ジェジエウ
MF 22 下田北斗
監督
鬼木達

[横浜F・マリノス]
先発
GK 1 朴一圭
DF 27 松原健
DF 13 チアゴ・マルチンス
DF 44 畠中槙之輔
DF 5 ティーラトン
MF 6 扇原貴宏
MF 8 喜田拓也
MF 9 マルコス・ジュニオール
(58分→MF 7 大津祐樹)
(71分→MF 26 渡辺皓太)
FW 23 仲川輝人
FW 17 エリキ
FW 28 マテウス
(81分→FW 11 遠藤渓太)
控え
GK 34 中林洋次
DF 15 伊藤槙人
DF 16 高野遼
DF 18 広瀬陸斗
監督
アンジェ・ポステコグルー

FC東京vs浦和 試合記録

【J1第33節】(味スタ)
FC東京 1-1(前半0-1)浦和


<得点者>
[F]田川亨介(68分)
[浦]マルティノス(39分)

<警告>
[F]高萩洋次郎(45分+2)、室屋成(68分)
[浦]山中亮輔(23分)、興梠慎三(68分)

観衆:40,202人
主審:家本政明
副審:岡野宇広、森川浩次
FC東京、逆転優勝へ望みつなぐドロー…浦和は残留を決め切れず
“ダブルエンジン”負傷交代のFC東京…長谷川監督「一週間で戻ってこれるか」
2トップ失ったFC東京救う一撃…「迷惑かけてきた」FW田川亨介、大一番で移籍後初ゴール
必殺のブレ球炸裂…浦和MF山中「あそこまでフリーなら自信がある」


<出場メンバー>
[FC東京]
先発
GK 33 林彰洋
DF 2 室屋成
DF 32 渡辺剛
DF 3 森重真人
DF 25 小川諒也
MF 7 三田啓貴
(77分→MF 21 ユ・インス)
MF 8 高萩洋次郎
MF 18 橋本拳人
MF 10 東慶悟
FW 9 ディエゴ・オリヴェイラ
(42分→FW 27 田川亨介)
FW 11 永井謙佑
(57分→FW 17 ナ・サンホ)
控え
GK 1 児玉剛
DF 29 岡崎慎
MF 39 大森晃太郎
MF 45 アルトゥール・シルバ
監督
長谷川健太

[浦和レッズ]
先発
GK 1 西川周作
DF 31 岩波拓也
DF 4 鈴木大輔
DF 5 槙野智章
MF 46 森脇良太
(74分→MF 27 橋岡大樹)
MF 10 柏木陽介
(79分→FW 7 長澤和輝)
MF 16 青木拓矢
MF 8 エヴェルトン
MF 6 山中亮輔
(76分→MF 41 関根貴大)
FW 30 興梠慎三
FW 11 マルティノス
控え
GK 25 福島春樹
DF 2 マウリシオ
MF 22 阿部勇樹
FW 14 杉本健勇
監督
大槻毅

湘南vs広島 試合記録

【J1第33節】(BMWス)
湘南 1-0(前半1-0)広島


<得点者>
[湘]オウンゴール(9分)

<警告>
[湘]鈴木冬一(61分)、齊藤未月(78分)

観衆:12,235人
主審:松尾一
副審:和角敏之、数原武志
ホーム最終戦で涙の勝利…11試合ぶり勝ち点3で湘南が自動降格を回避
抜擢に応えて自身初のJ1勝利、GK富居大樹「1-0は湘南らしい」
11試合ぶり勝利で湘南に自力残留の目…就任4試合目の浮嶋敏監督「勝ち点3以上」
残留争いの渦中も湘南FW山田直輝は「この状況ですがサッカーを楽しんで」


<出場メンバー>
[湘南ベルマーレ]
先発
GK 21 富居大樹
DF 6 岡本拓也
DF 4 坂圭祐
DF 13 山根視来
MF 50 古林将太
(77分→DF 8 大野和成)
MF 16 齊藤未月
MF 19 金子大毅
MF 28 鈴木冬一
FW 18 松田天馬
FW 9 指宿洋史
(69分→FW 15 野田隆之介)
FW 10 山田直輝
(54分→MF 14 中川寛斗)
控え
GK 1 秋元陽太
DF 23 小野田将人
MF 7 梅崎司
FW 20 クリスラン
監督
浮嶋敏

[サンフレッチェ広島]
先発
GK 38 大迫敬介
DF 2 野上結貴
DF 23 荒木隼人
DF 19 佐々木翔
MF 44 ハイネル
MF 6 青山敏弘
(77分→MF 30 柴崎晃誠)
MF 15 稲垣祥
(46分→FW 20 ドウグラス・ヴィエイラ)
MF 18 柏好文
MF 40 川辺駿
MF 14 森島司
(84分→MF 24 東俊希)
FW 39 レアンドロ・ペレイラ
控え
GK 1 林卓人
MF 27 清水航平
MF 5 吉野恭平
FW 16 渡大生
監督
城福浩

仙台vs大分 試合記録

【J1第33節】(ユアスタ)
仙台 2-0(前半1-0)大分


<得点者>
[仙]道渕諒平(26分)、長沢駿(61分)

<警告>
[大]小林成豪(77分)

観衆:13,894人
主審:井上知大
副審:木川田博信、熊谷幸剛
仙台が10季連続で残留決定! MF道渕&FW長沢の2得点で大分撃破

<出場メンバー>
[ベガルタ仙台]
先発
GK 24 ヤクブ・スウォビィク
DF 4 蜂須賀孝治
DF 23 シマオ・マテ
DF 13 平岡康裕
DF 2 永戸勝也
MF 17 富田晋伍
MF 5 椎橋慧也
MF 18 道渕諒平
MF 7 関口訓充
(88分→MF 10 梁勇基)
FW 11 石原直樹
(90分→DF 27 大岩一貴)
FW 38 長沢駿
控え
GK 21 関憲太郎
MF 15 吉尾海夏
MF 6 兵藤慎剛
FW 20 阿部拓馬
FW 9 ハモン・ロペス
監督
渡邉晋

[大分トリニータ]
先発
GK 1 高木駿
DF 5 鈴木義宜
DF 29 岩田智輝
DF 49 羽田健人
(83分→MF 37 嶋田慎太郎)
MF 7 松本怜
MF 40 長谷川雄志
MF 44 ティティパン
(65分→MF 25 小林成豪)
MF 50 田中達也
(72分→MF 19 星雄次)
FW 14 小塚和季
FW 27 三平和司
FW 45 オナイウ阿道
控え
GK 22 ムン・キョンゴン
DF 16 岡野洵
MF 20 小手川宏基
MF 4 島川俊郎
監督
片野坂知宏

松本、1年でのJ2降格が決定…G大阪は井手口の復帰弾2発など大勝で6月以来の2連勝

松本のJ2降格が決定
[11.30 J1第33節 G大阪4-1松本 パナスタ]

 J1第33節が30日に開催され、自動降格圏内の17位松本山雅FCは敵地で9位ガンバ大阪に1-4で敗れた。J1参入プレーオフに回る16位に位置する湘南が他会場で勝利を収めたため、両者のポイント差が残り1試合で2から5に広がり、松本の1年でのJ2降格が決定。一方、ホーム最終戦を制したG大阪は6月以来の2連勝を飾った。

 自動降格決定の可能性がある中で今節を迎えた松本に対し、G大阪は序盤から攻勢に出る。前半11分、右CKの流れからPA右角付近のMF小野瀬康介が右足で強烈なシュートを叩き込み、先制点を奪った。

 前半30分にはDF藤春廣輝が左サイドからクロスを供給。MF矢島慎也のヘディングシュートは左ポストに当たるが、跳ね返りをMF井手口陽介が左足で流し込む。今年8月にG大阪へ復帰した井手口は、これが今季初ゴールとなった。

 続けて前半45分、PA内右に切れ込んだFWアデミウソンが中央へパスを出すと、井手口が右足で蹴り込み、3-0とする。前半はG大阪がそのまま折り返した。

 G大阪は後半も攻撃の手を緩めない。後半13分、PA内右に持ち込んだ矢島が右足でクロスを送り、フリーでファーに飛び込んだアデミウソンが右足のアウトでプッシュ。自身Jリーグ初の二桁にリーチとなる今季9ゴール目を挙げ、リードを4点に広げた。

 松本は後半45分にDF水本裕貴が1点を返したが、1-4でタイムアップ。他会場の結果により、J2自動降格が確定した。

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FC東京、逆転優勝へ望みつなぐドロー…浦和は残留を決め切れず

FC東京、逆転優勝へ望みつなぐドロー…浦和は残留を決め切れず
[11.30 J1第33節 FC東京1-1浦和 味スタ]

 J1は30日に第33節を開催し、味の素スタジアムではFC東京浦和レッズが対戦。前半39分にMFマルティノスの得点で浦和が先制するが、後半23分にFW田川亨介が同点ゴールを奪い、1-1の引き分けに終わった。

 首位の横浜FMを勝ち点1差で追う2位のFC東京は23日のJ1第32節湘南戦(△1-1)から先発2人を入れ替え、MF三田啓貴、DF渡辺剛らを先発起用。一方、勝利すれば自力で残留を決める浦和は24日のACL決勝第2戦アルヒラル戦(●0-2)から先発4人を入れ替え、マルティノス、MF山中亮輔、MF柏木陽介、MF森脇良太らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 FC東京にとって、ホームでの浦和戦は鬼門。04年以降、カップ戦を含めて14戦未勝利(5分9敗)と勝利から見放されているが、序盤からホームチームがゴールを脅かす。前半5分、右サイドを突破したFW永井謙佑の折り返しの流れからFWディエゴ・オリヴェイラが至近距離から放ったシュートはGK西川周作にストップされてしまうが、その後もFC東京が猛攻を仕掛ける。

 前半6分には右サイドでボールを受けたD・オリヴェイラ、同8分にはスルーパスから抜け出した永井が狙うも、西川、DF鈴木大輔と浦和守備陣に阻まれてしまう。さらに同16分にはカウンターを発動させ、三田の浮き球のパスか永井が抜け出すも、シュートをジャストミートさせることができずにボールは西川の手中に収まった。

 幾度となく訪れる好機をFC東京がモノにできずにいると、前半39分に浦和が先制に成功する。CKの流れから山中がミドルレンジから狙った強烈な無回転シュートはGK林彰洋に弾かれたものの、こぼれ球にいち早く反応したマルティノスが左足で蹴り込んでスコアを1-0とした。すると同42分にFC東京ベンチが動き、前半途中に負傷していたD・オリヴェイラがベンチへと下がり、FW田川亨介がピッチへと送り込まれた。

 1-0と浦和がリードしたまま後半を迎えると、後半13分にFC東京をアクシデントが襲い、負傷した永井がプレー続行不可能と判断され、FWナ・サンホとの交代を余儀なくされた。逆転優勝の可能性を最終節に残すためにも、まずは同点に追い付きたいFC東京だが、なかなか好機を創出できず。後半20分には右サイドからDF室屋成のクロスにMF橋本拳人が飛び込むも、シュートをジャストミートさせられなかった。

 しかし後半24分、ついにFC東京が同点に追い付く。三田が蹴り出したCKの流れからナ・サンホが放ったシュートは西川に阻まれるが、こぼれ球に反応した田川が左足ボレーで沈め、スコアは1-1となった。試合を降り出しに戻された浦和は同29分に森脇に代えてMF橋岡大樹、同31分に山中に代えてMF関根貴大投入する。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙ったもののスコアは動かず。1-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれ、勝ち点1を分け合った。FC東京は最終節に逆転優勝の望みをつなぎ、浦和は残留に大きく前進した。

(取材・文 折戸岳彦)
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磐田は勝利も無念…最下位脱出も16位・湘南勝利で2015年以来のJ2降格へ

磐田、2015年以来の降格決定
[11.30 J1第33節 磐田2-1名古屋 ヤマハ]

 J1リーグ第33節が30日に行われ、ヤマハスタジアムでは最下位ジュビロ磐田と12位名古屋グランパスが対戦。磐田が2-1で勝ったが、他会場の結果から17位以下が確定し、最終節を残して2015年以来のJ2降格が決まった。

 崖っぷちの磐田は、16位湘南と勝ち点4差のため、残留には勝利が必須。そんな中、前半22分に右CKからMF山本康裕が右足でクロスを供給すると、MF松本昌也がヘディングシュートを叩き込み、幸先よく先制に成功する。その後も押し気味に試合を進め、セカンドボールの回収など球際でもファイトしていたが、追加点を奪えずにいると、セットプレーから同点に追いつかれてしまう。

 勝って残留を決めたい名古屋は前半39分、FWガブリエル・シャビエルの左CKからDF丸山祐市がヘディングシュート。GK八田直樹が弾いたボールをMF長谷川アーリアジャスールが押し込み、1-1と同点に追いついた。

 互いにアグレッシブなプレーを披露。磐田は前半8分、左サイドからMFアダイウトンが相手2人の間を抜けてカットインし、PA内から右足を振り抜く。得意の形だったが、GKランゲラックのファインセーブに阻まれる。直後の9分には、左サイドからのクロスをフリーとなっていたDF大南拓磨がヘディングシュート。しかし、惜しくも左ポストを叩き、勝ち越しゴールとはならなかった。

 なおも攻め込む磐田。後半16分、アダイウトンのワンタッチパスで最終ラインの裏へ抜け出したMF藤川虎太朗が左足シュート。決定機だったが、GKランゲラックの顔面ブロックに阻まれる。これで得た右CKから最後はフリーのDF藤田義明がヘッドで狙うが、惜しくも枠を捉えきれなかった。それでも17分にFW大久保嘉人を送り込むと、待望の追加点が生まれる。

 磐田は後半26分、大久保のくさびのパスを受けたFWルキアンがPA右へ展開。DF小川大貴が中央へ折り返すと、ニアで松本が触ったボールを大久保が押し込んだ。名古屋の選手は、大久保にオフサイドがあったと抗議するも、判定は覆らなかった。なお、大久保は今季リーグ戦初ゴールとなった。

 磐田はこのリードを守り抜き2-1で勝利。最下位を脱出したが、プレーオフ出場圏内16位の湘南が広島に勝ったため、最終節を前に勝ち点4差に。これにより、自動降格圏内の17位以下が決まり、J2降格が決まった。

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ホーム最終戦で涙の勝利…11試合ぶり勝ち点3で湘南が自動降格を回避

長いトンネルを抜けての勝利に涙を流すサポーターも
[11.30 J1第33節 湘南1-0広島 BMWス]

 J1ラスト2節、Shonan BMW スタジアム平塚では、16位湘南ベルマーレと6位サンフレッチェ広島が対戦。オウンゴールで先制した湘南がそのまま逃げ切り、11試合ぶりの勝利をつかんだ。

 前節のFC東京戦(△1-1)で連敗を止めて7試合ぶりの勝ち点を獲得した湘南。FC東京戦からは1選手を入れ替え、1トップには2試合ぶりの先発となるFW指宿洋史を起用した。

 3試合勝ちなし(2分1敗)の広島は、前節・鹿島戦(△0-0)と同じイレブンでスタート。湘南と同じく3-4-2-1の布陣で臨んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 勝って残留圏である15位以上のチームの結果を待ちたい湘南が、勢いをもってホーム最終戦に入る。開始6分にはFW山田直輝がペナルティーエリア内で鋭い切り替えし。マイナスのボールをMF齊藤未月が狙ったが、広島GK大迫敬介がおさえた。

 前半9分、敵陣でのFKの流れから山田がMF金子大毅とのワンツーで左サイドを突破すると、ゴールライン際から速いクロスをゴール前に入れる。懸命に戻ったDF荒木隼人に当たったボールは広島ゴールに入り、オウンゴールで湘南が先制する。

 湘南の勢いはおとろえず、右サイドからも攻め入り、MF古林将太、FW松田天馬がシュートを狙うも枠を捉えることができない。28分にも指宿がDFを背負いながらもボールをおさめ、グラウンダーのパスを入れると、飛び込んだ山田がダイレクトで合わせたが、ゴール右へと逸れてしまう。

 広島も終盤にビッグチャンス。自陣でボールをまわしていたところで、DF佐々木翔の縦パスをスイッチに一気にゴール前へ。ペナルリティエリア外でこぼれ球をひろったMF青山敏弘が、ペナルリティエリア内のMF柏好文とのワンツーでボックスへ進入したが、齊藤がカバーに入ってシュートまで持ち込ませなかった。

 1点ビハインドで前半を折り返した広島は、ハーフタイムに選手交代。ボランチのMF稲垣祥に代わってFWドウグラス・ヴィエイラをシャドーへ。MF川辺駿をボランチに下げた。3分、FWレアンドロ・ペレイラが左45度の位置からシュートを狙うも、GK富居大樹が右手1本で防いでゴールを許さない。

 さらに、MF森島司の左CKでDF野上結貴がニアで後ろにそらし、ファーサイドで頭ひとつ抜けた荒木が合わせたが、シュートはクロスバーを越えてしまった。

 敵陣までなかなか運べない展開を強いられていた湘南だが、9分にMF中川寛斗、24分にFW野田隆之介と前線の選手を入れ替えると、マイボールの時間を少し増やすことができたが、終盤には荒木も最前線に上げた広島のパワープレーを前に、守りの時間が続いた。それでも5分のアディショナルタイムをしのぐと、1-0で湘南リードのままタイムアップ。

 8月11日の第22節・磐田戦(○3-2)以来となる勝利を挙げた湘南の勝ち点は35に。17位磐田との勝ち点差は4となり、16位以上が確定。J1プレーオフ圏内脱出をかけた12月7日の最終節は、今節に降格が決まった松本のホームに乗り込む。

(取材・文 奥山典幸)

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鹿島、ホーム連敗でV逸終戦…先発7人入れ替えの神戸に敗れる

神戸FW藤本憲明が移籍後初ゴールとなる先制点を決める
[11.30 J1第33節 鹿島1-3神戸 カシマ]

 3位鹿島アントラーズはホーム最終節でヴィッセル神戸と対戦し、1-3で敗れた。優勝の望みをつなぐには勝利が最低条件だったが、ホーム2連敗で3試合勝ちなし(1分2敗)となり、V逸が決定。3年ぶりの王座奪還はならなかった。

 鹿島は前節の広島戦(△0-0)から先発2人を変更した。DFブエノが出場停止で、MF白崎凌兵もベンチスタートとなり、代わってDF犬飼智也が5試合ぶりに先発復帰。左サイドハーフではMF名古新太郎が4試合ぶりに先発した。
 神戸は前節・C大阪戦(○1-0)から先発7人を入れ替えた。GK飯倉大樹、DF藤谷壮、DFダンクレー、MFアンドレス・イニエスタ、FWダビド・ビジャがメンバー外となり、MFセルジ・サンペール、FW古橋亨梧もベンチスタート。代わってGK前川黛也、DF小川慶治朗、DF渡部博文、DFジョアン・オマリ、MF安井拓也、FW藤本憲明、FW郷家友太が先発した。今年8月に大分から完全移籍で加入した藤本は移籍後初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 残り2節で首位横浜FMと勝ち点4差と、逆転優勝に向けて崖っ縁に立たされている鹿島。まずは自分たちが勝つことでしか可能性はつながらないが、大幅にメンバーを入れ替えてきた神戸にリードを許す苦しい展開となった。

 前半14分、神戸はPA手前からDF大崎玲央が縦パスを入れると、安井のトラップはゴール前に流れたが、このこぼれ球を犬飼とDF町田浩樹がまさかの“お見合い”。いち早く反応した藤本が抜け出し、右足でゴール左に流し込んだ。

 相手のミスを突く形で生まれた移籍後初ゴール。さらに前半29分、MF山口蛍のヒールパスを受けた藤本がPA内左の深い位置まで切れ込み、マイナスのパスを郷家が右足で流し込んだ。郷家は待望の今季初ゴール。神戸が2-0とリードを広げた。

 鹿島も前半40分、右後方からMF永木亮太が入れたFKのこぼれ球をFW土居聖真が拾い、華麗なボールコントロールから左足ミドルをゴール右隅にねじ込んだ。1点を返し、リズムを取り戻すと、1-2で折り返した後半も鹿島が反撃に出た。

 後半5分、ドリブルで仕掛けた名古がPA内に進入するが、右足のシュートは相手DFがブロック。同11分には町田のアーリークロスにFW伊藤翔が飛び込んだが、ダイビングヘッドは合わせ切れなかった。鹿島は後半18分に2枚替え。DF内田篤人と伊藤を下げ、MFレアンドロとFW上田綺世を投入した。

 永木が右サイドバック、土居がボランチに下がって上田とMFセルジーニョが2トップを組み、レアンドロは右サイドハーフの位置に入った。一方の神戸も後半24分に2人を同時交代。郷家と安井が下がり、古橋とサンペールが投入された。

 鹿島は後半29分、最後の交代枠で名古に代えて白崎を投入。同30分には右クロスからレアンドロが豪快なオーバーヘッドキックを見せるが、枠を捉えられなかった。神戸は後半43分、カウンターからFWルーカス・ポドルスキのスルーパスに走り込んだ小川が右足で押し込み、ダメ押しゴール。3-1で2連勝を飾った。

 一方の鹿島は優勝の可能性が最終節を残して消滅。12月7日の最終節・名古屋戦(豊田ス)はACL出場圏内の3位確保を懸けた一戦となる。なお、天皇杯も勝ち残っており、12月21日の準決勝ではJ2長崎と対戦する。

(取材・文 西山紘平)

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横浜FMが15年ぶりV王手!! 6連勝で最終節“優勝決定戦”へ、3点差負けでもV決定

横浜FMが優勝に王手
[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 J1リーグは30日、第33節を各地で一斉開催し、横浜F・マリノス川崎フロンターレを4-1で破った。2004年以来15年ぶりのリーグ制覇に王手。最終戦34節は勝ち点3差で追う2位FC東京との直接対決で、4点差以上で敗れなければ横浜FMの優勝が決まるという圧倒的優位な状況となった。

 5連勝中の横浜FMは前節の松本戦(○1-0)と同じスターティングメンバー。3連覇の可能性が消滅した川崎Fは日程変更の影響で11月9日の鹿島戦(○2-0)以来3週間ぶりの公式戦を迎え、GK新井章太に代わってGKチョン・ソンリョンが先発入りした。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は優勝争いのプレッシャーを感じさせない横浜FMが主導権を握った。前半6分、MF喜田拓也の縦パスにFWエリキが抜け出すと、折り返しは相手DFにクリアされるも、こぼれ球を再び拾ったエリキがMFマルコス・ジュニオールにパス。シュートは惜しくも外れたが、早々に決定機を導いた。

 すると前半8分、横浜FMがスコアを動かした。DFティーラトンのスルーパスにFWマテウスが抜け出すと、対面のDF守田英正をかわして低く鋭いクロスを供給。川崎FはDF車屋紳太郎がクリアを試みたが、触れたボールが仲川に当たり、そのままゴールマウスに吸い込まれた。

 3試合連続ゴールの仲川はM・ジュニオールに並んでリーグトップタイの今季15点目。その後は川崎Fがやや持ち直し、前半19分にはセットプレーを起点とした攻撃から、車屋の浮き球パスに反応したDF山村和也がボレーシュートを叩き込んだが、惜しくもオフサイドに終わった。

 横浜FMは喜田のミドルシュートが枠を外れ、M・ジュニオールのプレゼントパスを受けた仲川のシュートがチョン・ソンリョンに阻まれたのに対し、川崎FはFW小林悠のヘディングシュートが惜しくも枠を外れ、MF脇坂泰斗の飛び出しが不発に終わるなど、互いに決定機を活かせず、そのまま横浜FMの1点リードで前半を終えた。

 ハーフタイムには前半で負傷していた西村雄一主審が第4審の清水勇人氏に交代するアクシデントが発生。それでも横浜FMが後半4分、試合を決める2点目を決めた。中央に絞ってきたDF松原健が川崎Fのサイドバックとセンターバックの間をすり抜けるスルーパスを入れると、抜け出したエリキが右足シュートを沈めた。

 さらに後半24分、横浜FMは仲川が右サイドを突破すると、深くえぐってからの折り返しにエリキがワンタッチで合わせ、3点目を奪取。川崎Fは29分、左サイドを突破したMF長谷川竜也のクロスをFWレアンドロ・ダミアンが頭で合わせて1点を返すも、反撃はここまで。最後は44分に途中出場FW遠藤渓太がカウンターから4点目を沈め、2連覇王者を破った横浜FMが15年ぶりのリーグ制覇をほぼ手中に収めた。

(取材・文 竹内達也)
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Jリーグが『DAZN』の配信トラブルを謝罪

Jリーグが『DAZN』の配信トラブルを謝罪
 Jリーグは30日、スポーツ・チャンネル『DAZN(ダゾーン)』による配信トラブルについて、「ご不便ご迷惑をおかけし申し訳ございません」と謝罪している。

 J1第33節が同日14時から各地で一斉開催されたが、『DAZN』で試合開始から視聴できないトラブルが続いた。

 Jリーグはこれを受け、公式サイト上で「皆さまには大変ご迷惑をお掛けし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。また、「原因を究明しており、復旧に努めておりますが、復旧の目処が現在見通しがついていないため、以下サイトで試聴頂けます」と、『DAZN ダゾーン ヘルプ』のツイッター(@DAZN_JP_Help)でも案内された視聴可能なURLを記載した。

 なお、15時過ぎから順次復旧し、現在はJ1全試合が視聴可能となっている。

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神奈川代表は日大藤沢!西川の桐光学園は全国届かず!

後半9分、日大藤沢高はMF浅野葵(右)が決勝ゴール
[11.30 選手権神奈川県予選決勝 桐光学園高 0-1日大藤沢高 ニッパ球]

 第98回全国高校サッカー選手権神奈川県予選決勝が30日に行われ、インターハイ優勝校の桐光学園高日大藤沢高が対戦。1-0で日大藤沢が勝ち、5年ぶり5回目の全国大会出場を決めた。日大藤沢は全国大会2回戦から登場。広島皆実高(広島)と初戦を戦う。

 ともに堅い試合運びとなった前半、桐光学園は注目のU-20日本代表FW西川潤(3年、C大阪内定)の左足ミドルやヘディングシュートで相手ゴールに迫る。一方の日大藤沢は前半終了間際にMF斉藤夏(2年)が抜け出したが、桐光学園はGK北村公平(2年)がストップした。

 日大藤沢は集中力の高い守備。GK濱中英太郎(3年)のファインセーブもあって0-0を続けた。そして迎えた後半9分、日大藤沢はMF植村洋斗(3年)が左サイドを突破。折り返しをMF浅野葵(3年)が右足ダイレクトでゴールへ押し込んだ。

 桐光学園はMF神田洸樹(3年)のラストパスから西川が右足シュートを放つシーンもあったが、なかなか攻撃のギアを上げることができない。落ち着いてボールを繋ぐ日大藤沢から良い形でボールを奪うこともできなかった。終盤はセットプレーなどからゴールに迫ったが、日大藤沢が守り切って1-0で勝利。日大藤沢がインターハイ王者を倒して全国切符を勝ち取った。

(取材・文 吉田太郎)
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川崎Fvs横浜FM戦で西村主審が負傷交代…マリノス2点リードで15年ぶりV王手!!

横浜F・マリノスが2点リード
[11.30 J1第33節 川崎F-横浜FM 等々力]

 優勝争い中の横浜F・マリノス川崎フロンターレのホームに乗り込んだJ1第33節でアクシデントが起きた。

 西村雄一氏が主審を務めたが、ハーフタイムに負傷交代する異例の事態が起きた。西村氏は横浜FMが最終節で優勝を逃した13年の川崎Fvs横浜FM戦でも等々力陸上競技場で主審を務めていた。後半開始からは第4の審判員だった清水勇人氏が主審を引き継いでいる。

 試合は横浜FMが前半8分に幸先良く先制に成功した。DFティーラトンの縦パスから左サイドのタッチライン際をドリブルで駆け上がったFWマテウスがDF守田英正を振り切ってクロスを入れ、MF仲川輝人が押し込んだ。

 仲川は3試合連続ゴールで今季15点目。1-0で迎えた後半4分にはFWエリキがGKとの1対1を制し、2-0に突き放した。他会場ではFC東京が0-1と浦和にリードを許しており、このまま終われば横浜FMの15年ぶりの優勝が決まる。

(取材・文 佐藤亜希子)
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讃岐の元代表FW我那覇が退団、クラブに提言も「1番大切なサポーターの方々の声に耳を傾けて」

讃岐FW我那覇和樹が契約満了で退団
 カマタマーレ讃岐は30日、契約満了に伴い、元日本代表FW我那覇和樹(39)と来季の契約を更新しないことを発表した。

 1999年のプロ入りから川崎F、神戸、琉球と渡り歩き、2014年に讃岐へ加入した我那覇。今季はここまでJ3リーグ戦12試合で4得点を挙げ、天皇杯では1試合に出場していた。

 今季限りでの退団に際し、クラブ公式サイトを通じて「チームのJ2初年度に加入させていただき再びJの舞台でプレーする機会を与えてくださった当時の監督である北野さん、これまで指導してくださった上村さん、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、チームメイトに心より感謝申し上げます」と語っている。

 また、「J2に復帰せずチームを離れるのが心残りです。本当に申し訳ありません。今後は選手の為に早急な練習環境の改善、フロント体制の構築、1番大切な存在であるサポーターの方々の声に耳を傾け1年でも早いJ2昇格を期待しています」とクラブに提言も。自身の今後については「大好きなサッカーともっと向き合い納得するまでしたい。このままでは終われないので現役を続けたいと考えています」と現役続行を表明した。

以下、クラブ発表プロフィール

●FW我那覇和樹
(がなは・かずき)
■生年月日
1980年9月26日(39歳)
■身長/体重
181cm/76kg
■出身地
沖縄県
■経歴
小禄中-宜野湾高-川崎F-神戸-琉球-讃岐
■Jリーグ出場歴
J1リーグ:128試合29得点
J2リーグ:242試合52得点
J3リーグ:12試合4得点
カップ戦:30試合9得点
※2019年11月30日現在

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讃岐の元代表FW我那覇が退団、クラブに提言も「1番大切なサポーターの方々の声に耳を傾けて」

讃岐FW我那覇和樹が契約満了で退団
 カマタマーレ讃岐は30日、契約満了に伴い、元日本代表FW我那覇和樹(39)と来季の契約を更新しないことを発表した。

 1999年のプロ入りから川崎F、神戸、琉球と渡り歩き、2014年に讃岐へ加入した我那覇。今季はここまでJ3リーグ戦12試合で4得点を挙げ、天皇杯では1試合に出場していた。

 今季限りでの退団に際し、クラブ公式サイトを通じて「チームのJ2初年度に加入させていただき再びJの舞台でプレーする機会を与えてくださった当時の監督である北野さん、これまで指導してくださった上村さん、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、チームメイトに心より感謝申し上げます」と語っている。

 また、「J2に復帰せずチームを離れるのが心残りです。本当に申し訳ありません。今後は選手の為に早急な練習環境の改善、フロント体制の構築、1番大切な存在であるサポーターの方々の声に耳を傾け1年でも早いJ2昇格を期待しています」とクラブに提言も。自身の今後については「大好きなサッカーともっと向き合い納得するまでしたい。このままでは終われないので現役を続けたいと考えています」と現役続行を表明した。

以下、クラブ発表プロフィール

●FW我那覇和樹
(がなは・かずき)
■生年月日
1980年9月26日(39歳)
■身長/体重
181cm/76kg
■出身地
沖縄県
■経歴
小禄中-宜野湾高-川崎F-神戸-琉球-讃岐
■Jリーグ出場歴
J1リーグ:128試合29得点
J2リーグ:242試合52得点
J3リーグ:12試合4得点
カップ戦:30試合9得点
※2019年11月30日現在

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市立船橋が壮絶な打ち合い制して3年ぶり全国へ!2年連続全国準V流経柏に競り勝つ:千葉

市立船橋が流通経済大柏に競り勝った
[11.30 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏2-3市立船橋 柏の葉]

 第98回全国高校サッカー選手権千葉県予選決勝が30日に柏の葉公園総合競技場で行われ、市立船橋高流通経済大柏高を3-2で下し、3年ぶり22回目となる全国大会出場を決めた。初戦は1月2日の2回戦、フクダ電子アリーナの第1試合で日章学園高と対戦する。

 市船対流経柏の決勝は今年で7年連続。高校サッカー界の両雄が今年も全国行きをかけて火花を散らした。

 先制点が決まったのは前半13分、市船は右サイドからMF鈴木唯人(3年/清水内定)がクロスを入れると、MF森英希(3年)が粘ってシュートまで持ち込む。右足で押し込んだシュートはGKの脇を抜いた。

 ボールを保持しチャンスを作りながらもなかなか決めきれなかった流経柏も後半8分、FW羽坂豪(3年)のヘディングシュートから生まれたこぼれ球をMF大西悠介(3年)が押し込んで同点に追いつく。

 しかし市船も直後の後9分にセットプレーから森がこの日2点目を決めてすぐさま勝ち越しに成功。だが同16分、流経柏は右サイドを崩して決定機を作ると、MF三好麟大(2年)が蹴り込んで、再び試合を振り出しに戻す。

 シーソーゲームが落ち着くことはない。直後の後半17分、今度は市船が鈴木がゴール前に持ち込んでシュート。跳ね返りを再び鈴木が押し込んで三度勝ち越しに成功した。

 試合はこのまま3-2で市船が逃げ切りに成功。全国選手権は3年ぶりの出場となる市船だが、波多秀吾監督は就任初年度で全国行きを掴んだ。一方の2年連続して全国準優勝だった流経柏は、今季は県予選で敗退。今季限りで退任予定の本田裕一郎監督を全国に連れて行くことは出来なかった。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

J1一斉開催で配信トラブルのDAZN、視聴可能なURLを公開

DAZNが視聴可能なURLを公開
 J1第33節が30日の14時から各地で一斉開催されている。スポーツ・チャンネル『DAZN(ダゾーン)』は同日、『DAZN ダゾーン ヘルプ』のツイッター(@DAZN_JP_Help)を更新し、「11/30 14:00 現在J1、J2の試合においてご視聴いただけない状況となっております」と報告。続けて視聴可能なURLを公開した。

 今回のトラブルを受け、「早急な復旧に努めておりますので、今暫くお待ち頂けますようお願いいたします」「ご不便おかけし申し訳ございません」と謝罪している。

『DAZN』が公開した視聴可能なURLは以下の通り

▽仙台vs大分
https://www.daznplayer.com/player/vegalta_sendai_v_oita_trinita_5dde4a00532d6.html

▽鹿島vs神戸
https://www.daznplayer.com/player/kashima_antlers_v_vissel_kobe_5dde4a005354e.html

▽東京vs浦和
https://www.daznplayer.com/player/tokyo_v_urawa_reds_5dde4a00537b6.html

▽川崎Fvs横浜FM
https://www.daznplayer.com/player/kawasaki_frontale_v_yokohama_f.marinos_5dde4a0053a7e.html

▽湘南vs広島
https://www.daznplayer.com/player/shonan_bellmare_v_sanfrecce_hiroshima_5dde4a0053d60.html

▽磐田vs名古屋
https://www.daznplayer.com/player/jubilo_iwata_v_nagoya_grampus_5dde4a0054273.html

▽G大阪vs松本
https://www.daznplayer.com/player/gamba_osaka_v_matsumoto_yamaga_5dde4a00547e0.html

▽C大阪vs清水
https://www.daznplayer.com/player/cerezo_osaka_v_shimizu_s-pulse_5dde4a0054ad0.html

▽鳥栖vs札幌
https://www.daznplayer.com/player/sagan_tosu_v_consadole_sapporo_5dde4a0054da3.html


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