[デフフットサルW杯]世界一を目指す日本は、主将の東海林の2ゴールなどでブラジルに快勝

勝利を決定づける5点目を決めた土屋祐輝(提供:日本ろう者サッカー協会)
【デフフットサルワールドカップ2019】(スイス・ヴィンタートゥール)
日本代表5-2(前半2-1)ブラジル代表

 難聴の人がプレーするデフフットサルのワールドカップ(W杯)が9日、スイスで開幕し、日本代表は予選リーグ初戦でブラジル代表と対戦。5-2で逆転勝利をおさめた。

 前半にブラジルにリードを許す苦しい展開だったが、直後に宗澤麟太郎が同点弾、松本弘の勝ち越しゴールで逆転に成功。前半を1点リードで折り返した。

 さらに後半も残り7分弱で主将の東海林直広がチームの4得点目を決め、ほぼ勝利を決定づけ、土屋祐輝がダメ押しのゴールをあげた。

 2月のアジア最終予選で準優勝してこの大会を迎えた日本代表は、この4年間、一貫して「世界一」を公言して取り組んできた。その世界一達成を後押しするようなニュースが大会直前に入ってきた。前回まで2大会連続W杯優勝のイランが大会直前に出場をとりやめた。理由についての公式アナウンスはないが、8月24日にはじまったイランとイスラエルの戦争により、イランの選手は国外に出られないからだという情報もある。

 日本代表はイランと2月のアジア選手権で予選グループと決勝で2回対戦し、いずれも0-4と完敗した。ただ、その悔しさをバネに「打倒・イラン=世界一」とターゲットに絞り、日本代表選手は日々の練習を取り組んできた。日本代表合宿でも実戦の相手を、2m近い選手がいるイランを想定して、大柄な選手がそろうチームを選ぶなど、強烈なライバル心を持ちながら練習を重ねてきた。この日2ゴールを決めた東海林直広主将も「聞いた時は心にぽっかり穴が開いたというか……。初めて戦えない悔しさを感じた」と複雑な胸中を明かしていた。
 
 ただこの日、初戦のブラジル戦でリードされる展開から追いつき、快勝したことで「イラン・ロス」によるモヤモヤは少しずつやわらいだはず。試合後、東海林主将はこう明かした。

「(ブラジル戦は)大事な試合になること、全員がわかっていましたし、全員で勝ち切る。それを出し切ることが出来ました」

 世界一へ確実に歩みを進めたい日本代表は本日10日、ポーランド戦に挑む。

得点者
[日本代表]
(前半)
宗澤麟太郎
松本弘

(後半)
東海林直広2点
土屋祐輝

先発メンバー
[日本代表]
GK12折橋正紀
FP3設楽武秀
FP7東海林直広
FP8吉野勇樹
FP9鎌塚剛史
監督川元剛

【男子日本代表スケジュール】
≪予選≫
11月09日 〇5-2ブラジル
11月10日18:00(10:00)ポーランド
11月11日18:00(10:00)ロシア

≪決勝ラウンド≫
11月13日 準々決勝ほか
11月14日 準決勝ほか
11月15日 順位決定戦(5位~12位)
11月16日 決勝、3位決定戦
※時間は日本時間、( )は現地時間。スケジュールは変更される場合あり

大会の公式HPはこちら

【W杯男子日本代表】
GK1千葉駿介(千葉・MARE PARADA)
GK12折橋正紀(埼玉・AVANOL/SORDO)
FP3設楽武秀(埼玉・スプリズ)
FP4土屋祐輝(千葉・MARE PARADA)
FP5船越弘幸(大阪・Gypsy futsal club)
FP6上井一輝(和歌山・LIGAR.F.C)
FP7東海林直広(埼玉・AVANSOL/さいたま)
FP8吉野勇樹(埼玉・AVANSOL/SORDO、REPLO TOKYO)
FP9鎌塚剛史(千葉・トルエーラ柏)
FP10松本弘(埼玉・AVANSOL/SORDO、REPLO TOKYO)
FP11野寺風吹(茨城・筑波大学蹴球部、VELDADEIRO/W.F.)
FP13宗澤麟太郎(埼玉・AVANSOL/SORDO)
FP14吉岡成哲(埼玉・AVANSOL/SORDO)
FP15仲井健人(埼玉・AVANSOL/SORDO、REPLO TOKYO)

≪スタッフ≫
監督:川元剛
コーチ:金尾直紀
ゴレイロ(GK)コーチ:定永久男
トレーナー:橋本賢太
メンタルトレーナー兼通訳:田中賢二
スタッフ:畑村聖子

最終メンバーの詳細はこちら

(取材・文 林健太郎)

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若手躍動のチェルシーが6連勝!! エイブラハム&プリシッチ弾で暫定2位に浮上

2点目を挙げたクリスティアン・プリシッチは3試合連続ゴール
[11.9 プレミア第11節 チェルシー2-0クリスタル・パレス]

 プレミアリーグ第11節が9日に行われ、チェルシーはホームでクリスタル・パレスと対戦。FWタミー・エイブラハムとFWクリスティアン・プリシッチのゴールにより2-0で6連勝を飾った。

 プレミア5連勝中のチェルシーは、5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のアヤックス戦(4-4)から3人を変更。DFマルコス・アロンソとDFセサル・アスピリクエタ、MFジョルジーニョに代えてDFエメルソン・パルミエリとDFリース・ジェームズ、そして先月6日の第8節サウサンプトン以降、離脱していたMFエンゴロ・カンテが先発で復帰した。

 試合は立ち上がりからチェルシーペース。MFメイソン・マウントが開始早々にシュートを放つと、前半12分にはハーフェーライン付近でセカンドボールを回収したMFウィリアンがパスを送り、好調FWクリスティアン・プリシッチが華麗なステップで相手をかわして左足を振り抜く。しかし、GKビセンテ・グアイタに間合いを詰められてブロックされた。

 押し込みながらも、パレスの守備網を崩し切ることができず、FKのチャンスを得てウィリアンやエメルソン、プリシッチと距離・場所によってキッカーを変えたが、枠内に飛ばすことができない。スコアレスで耐え凌ぐパレスは前半44分、DFジョエル・ウォードが左内転筋あたりを痛め、DFマーティン・ケリーとの交代を余儀なくされた。

 チェルシーは前半終了間際に決定機。カンテの縦パスから右に展開し、ジェームズがグラウンダーのクロスを入れる。これにFWタミー・エイブラハムが反応したが合わせられず、GKグアイタが弾いたボールをウィリアンが右足シュート。しかし、古巣対決のDFガリー・ケーヒルにブロックされ、直後に前半終了のホイッスルが鳴り響いた。

 前半にシュート11本(枠内2本)を放ち、パレスのシュートを0本に抑え込んだチェルシー。後半7分、左サイドのスローインからMFマテオ・コバチッチが中央へ切れ込み、ペナルティーアーク内へくさびのパスを送ると、ウィリアンが右足ダイレクトでPA左へ。これに反応したエイブラハムが冷静に右足シュートをねじ込み、先制点。22歳ストライカーが今季10点目とした。

 さらにチェルシーは、プリシッチやMFメイソン・マウントといった若手が果敢にシュートを打ち込むが、25分にピンチ。パレスは右サイドのFKから密集地の背後でフリーとなっていたDFジェームズ・トムキンスがヘディングシュートを放つ。しかし、ゴール左に外れてしまい、同点のチャンスを逃した。

 すると、チェルシーは後半34分、サイドチェンジから左サイドでボールを受けたプリシッチがドリブルで仕掛け、PA中央でパスを受けたFWミヒー・バチュアイが左足を振り抜く。相手DFに当たってこぼれたボールを勢いよくゴール前に走り込んでいたプリシッチが頭で押し込んで2-0。アメリカ代表FWの3試合連続ゴールでリードを広げた。

 試合はチェルシーが2-0のまま完封勝利。6連勝で勝ち点26とし、暫定で2位に浮上した。なお、次節は23日にマンチェスター・シティと敵地で戦う。

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若手躍動のチェルシーが6連勝!! エイブラハム&プリシッチ弾で暫定2位に浮上

2点目を挙げたクリスティアン・プリシッチは3試合連続ゴール
[11.9 プレミア第11節 チェルシー2-0クリスタル・パレス]

 プレミアリーグ第11節が9日に行われ、チェルシーはホームでクリスタル・パレスと対戦。FWタミー・エイブラハムとFWクリスティアン・プリシッチのゴールにより2-0で6連勝を飾った。

 プレミア5連勝中のチェルシーは、5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のアヤックス戦(4-4)から3人を変更。DFマルコス・アロンソとDFセサル・アスピリクエタ、MFジョルジーニョに代えてDFエメルソン・パルミエリとDFリース・ジェームズ、そして先月6日の第8節サウサンプトン以降、離脱していたMFエンゴロ・カンテが先発で復帰した。

 試合は立ち上がりからチェルシーペース。MFメイソン・マウントが開始早々にシュートを放つと、前半12分にはハーフェーライン付近でセカンドボールを回収したMFウィリアンがパスを送り、好調FWクリスティアン・プリシッチが華麗なステップで相手をかわして左足を振り抜く。しかし、GKビセンテ・グアイタに間合いを詰められてブロックされた。

 押し込みながらも、パレスの守備網を崩し切ることができず、FKのチャンスを得てウィリアンやエメルソン、プリシッチと距離・場所によってキッカーを変えたが、枠内に飛ばすことができない。スコアレスで耐え凌ぐパレスは前半44分、DFジョエル・ウォードが左内転筋あたりを痛め、DFマーティン・ケリーとの交代を余儀なくされた。

 チェルシーは前半終了間際に決定機。カンテの縦パスから右に展開し、ジェームズがグラウンダーのクロスを入れる。これにFWタミー・エイブラハムが反応したが合わせられず、GKグアイタが弾いたボールをウィリアンが右足シュート。しかし、古巣対決のDFガリー・ケーヒルにブロックされ、直後に前半終了のホイッスルが鳴り響いた。

 前半にシュート11本(枠内2本)を放ち、パレスのシュートを0本に抑え込んだチェルシー。後半7分、左サイドのスローインからMFマテオ・コバチッチが中央へ切れ込み、ペナルティーアーク内へくさびのパスを送ると、ウィリアンが右足ダイレクトでPA左へ。これに反応したエイブラハムが冷静に右足シュートをねじ込み、先制点。22歳ストライカーが今季10点目とした。

 さらにチェルシーは、プリシッチやMFメイソン・マウントといった若手が果敢にシュートを打ち込むが、25分にピンチ。パレスは右サイドのFKから密集地の背後でフリーとなっていたDFジェームズ・トムキンスがヘディングシュートを放つ。しかし、ゴール左に外れてしまい、同点のチャンスを逃した。

 すると、チェルシーは後半34分、サイドチェンジから左サイドでボールを受けたプリシッチがドリブルで仕掛け、PA中央でパスを受けたFWミヒー・バチュアイが左足を振り抜く。相手DFに当たってこぼれたボールを勢いよくゴール前に走り込んでいたプリシッチが頭で押し込んで2-0。アメリカ代表FWの3試合連続ゴールでリードを広げた。

 試合はチェルシーが2-0のまま完封勝利。6連勝で勝ち点26とし、暫定で2位に浮上した。なお、次節は23日にマンチェスター・シティと敵地で戦う。

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イニエスタが大敗後にサポーターへメッセージ

MFアンドレス・イニエスタが大敗後にツイート
[11.9 J1第31節 名古屋3-0神戸 豊田ス]

 J1第31節が9日に行われ、10位ヴィッセル神戸は敵地で14位名古屋グランパスと対戦し、0-3の大敗を喫した。2試合連続でスタメン出場したMFアンドレス・イニエスタが試合後に自身のツイッター(@andresiniesta8)を更新し、サポーターにメッセージを送っている。

 今季4度目となった名古屋との対決。これまでの戦績は1勝1分1敗となっており、対名古屋戦の勝ち越しと9月以来のリーグ戦2連勝を狙った神戸だったが、序盤から失点を重ねてしまった。

 前半12分、FW前田直輝に豪快なシュートを叩き込まれて先制ゴールを許し、同23分には前田の個人技からMF和泉竜司に追加点を献上。後半9分にも前田に決められて3点のビハインドを背負った。神戸は試合を通してポゼッションで大きく上回り、シュート数も相手の倍以上となる17本を記録したが、終わってみれば0-3の完封負け。頼みのイニエスタも得点に絡めず、後半30分に途中交代となった。

 イニエスタはツイッターで名古屋戦を振り返り、「私たちはこの結果を予期していなかった。うまくいかなかった」と反省。次節のホームC大阪戦は中断期間を挟み、23日に開催される。「私たちは次の試合まで2週間の準備期間があり、これはとても重要だ」と気を引き締めたイニエスタは「あなたたちのサポートには言葉が見つからない! さあ行こう、神戸」とファン・サポーターに共闘を呼びかけた。

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イニエスタが大敗後にサポーターへメッセージ

MFアンドレス・イニエスタが大敗後にツイート
[11.9 J1第31節 名古屋3-0神戸 豊田ス]

 J1第31節が9日に行われ、10位ヴィッセル神戸は敵地で14位名古屋グランパスと対戦し、0-3の大敗を喫した。2試合連続でスタメン出場したMFアンドレス・イニエスタが試合後に自身のツイッター(@andresiniesta8)を更新し、サポーターにメッセージを送っている。

 今季4度目となった名古屋との対決。これまでの戦績は1勝1分1敗となっており、対名古屋戦の勝ち越しと9月以来のリーグ戦2連勝を狙った神戸だったが、序盤から失点を重ねてしまった。

 前半12分、FW前田直輝に豪快なシュートを叩き込まれて先制ゴールを許し、同23分には前田の個人技からMF和泉竜司に追加点を献上。後半9分にも前田に決められて3点のビハインドを背負った。神戸は試合を通してポゼッションで大きく上回り、シュート数も相手の倍以上となる17本を記録したが、終わってみれば0-3の完封負け。頼みのイニエスタも得点に絡めず、後半30分に途中交代となった。

 イニエスタはツイッターで名古屋戦を振り返り、「私たちはこの結果を予期していなかった。うまくいかなかった」と反省。次節のホームC大阪戦は中断期間を挟み、23日に開催される。「私たちは次の試合まで2週間の準備期間があり、これはとても重要だ」と気を引き締めたイニエスタは「あなたたちのサポートには言葉が見つからない! さあ行こう、神戸」とファン・サポーターに共闘を呼びかけた。

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子安が決勝弾!日大明誠が日本航空との死闘制して初優勝:山梨

 9日、第98回全国高校サッカー選手権山梨県予選決勝が行われ、延長戦の末に日大明誠高が選手権初出場をつかみ取った。

 日大明誠が2年連続3回目の出場を目指す日本航空高との死闘を制した。スコアレスで迎えた延長後半4分、途中出場のFW子安魁(3年)が右足で先制ゴールを決め、これが決勝点となった。

 なお、全国大会の組み合わせ抽選会は今月18日に行われ、12月30日に開幕戦を迎える。

[決勝](11月9日)
日大明誠高 1-0(延長)日本航空高

[準決勝](11月2日)
韮崎高 2-3 日大明誠高
山梨学院高 0-1 日本航空高

[準々決勝](10月26日)
韮崎高 2-1 甲府商高
東海大甲府高 1-2 日大明誠高
山梨学院高 3-1 帝京三高
駿台甲府高 0-2 日本航空高

●【特設】高校選手権2019

子安が決勝弾!日大明誠が日本航空との死闘制して初優勝:山梨

 9日、第98回全国高校サッカー選手権山梨県予選決勝が行われ、延長戦の末に日大明誠高が選手権初出場をつかみ取った。

 日大明誠が2年連続3回目の出場を目指す日本航空高との死闘を制した。スコアレスで迎えた延長後半4分、途中出場のFW子安魁(3年)が右足で先制ゴールを決め、これが決勝点となった。

 なお、全国大会の組み合わせ抽選会は今月18日に行われ、12月30日に開幕戦を迎える。

[決勝](11月9日)
日大明誠高 1-0(延長)日本航空高

[準決勝](11月2日)
韮崎高 2-3 日大明誠高
山梨学院高 0-1 日本航空高

[準々決勝](10月26日)
韮崎高 2-1 甲府商高
東海大甲府高 1-2 日大明誠高
山梨学院高 3-1 帝京三高
駿台甲府高 0-2 日本航空高

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矢板中央が2年連続で夏冬連覇!PK戦の末に佐野日大高を退ける:栃木

 第98回全国高校サッカー選手権栃木県予選は9日、決勝を行い、矢板中央高が3年連続10回目の優勝を決めた。

 ともに選手権ベスト4を経験している強豪校同士の決勝戦。矢板中央は佐野日大高に先制を許しながらも、後半にDF長江皓亮(3年)のゴールで追いつくと、試合は延長戦でも決着がつかずPK戦に突入。後攻の矢板中央は、GK藤井陽登(1年)が2本止めてPK4-3で勝ち、2年連続で夏冬連覇を果たした。

 なお、全国大会の組み合わせ抽選会は今月18日に行われ、12月30日に開幕戦を迎える。

[決勝](11月9日)
矢板中央高 1-1(PK4-3)佐野日大高

[準決勝](11月4日)
矢板中央高 2-1 宇都宮短大附高
栃木高 0-2 佐野日大高

[準々決勝](11月2日)
矢板中央高 4-1 足利大附高
白鴎大足利高 0-2 宇都宮短大附高
國學院栃木高 0-3 栃木高
佐野日大高 2-0 真岡高

●【特設】高校選手権2019

矢板中央が2年連続で夏冬連覇!PK戦の末に佐野日大高を退ける:栃木

 第98回全国高校サッカー選手権栃木県予選は9日、決勝を行い、矢板中央高が3年連続10回目の優勝を決めた。

 ともに選手権ベスト4を経験している強豪校同士の決勝戦。矢板中央は佐野日大高に先制を許しながらも、後半にDF長江皓亮(3年)のゴールで追いつくと、試合は延長戦でも決着がつかずPK戦に突入。後攻の矢板中央は、GK藤井陽登(1年)が2本止めてPK4-3で勝ち、2年連続で夏冬連覇を果たした。

 なお、全国大会の組み合わせ抽選会は今月18日に行われ、12月30日に開幕戦を迎える。

[決勝](11月9日)
矢板中央高 1-1(PK4-3)佐野日大高

[準決勝](11月4日)
矢板中央高 2-1 宇都宮短大附高
栃木高 0-2 佐野日大高

[準々決勝](11月2日)
矢板中央高 4-1 足利大附高
白鴎大足利高 0-2 宇都宮短大附高
國學院栃木高 0-3 栃木高
佐野日大高 2-0 真岡高

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札幌の代表戦士が決意…武蔵「結果を残したい」進藤「戦力として活躍しないと」

札幌のFW鈴木武蔵は2ゴール
[11.9 J1第31節 横浜FM4-2札幌 ニッパツ]

 北海道コンサドーレ札幌日本代表2選手は、勝って代表に合流することはできなかったが、FW鈴木武蔵は2ゴールをマークし、DF進藤亮佑も守備で存在感を見せた。しかし、チームは2-4で敗れ、鈴木は「もう2点奪えなかったことが悔しい」と、シュート5本で2得点だったことに悔しさもにじませた。

「前半、マリノスに勢いがあって、それに自分たちが飲まれた試合だった。いつもよりハイテンポな試合になって、自分たちが少し慌ててしまった」。鈴木が振り返ったとおり、ハイラインで前線からプレッシャーをかけてくる横浜FMに対し、ビルドアップがスムーズにいかず、縦パスは何度もオフサイドの網にかかった。

 前半2分の1失点目はバックパスを受けたGKのトラップが大きくなったところを奪われたもの。ペトロヴィッチ監督は「立ち上がりにミスから失点を重ねると、落ち着いてビルドアップするのは難しい。ミスしたくない恐怖心が芽生えるし、前半はオフサイドにかかるシーンも多く、狙いを出せなかった」と指摘した。

 それでも1-3で折り返した後半は修正し、反撃に出た。後半11分にはMFマテウスのシュートを進藤がゴールライン上でクリアするなど守備でも体を張った。後半25分にPKで4失点目を喫したが、同29分にはMFチャナティップの浮き球のパスをMF荒野拓馬が折り返し、鈴木がゴール。「2点目は練習どおりの形」(鈴木)だったからこそ、進藤も「前半、もっと我慢できていれば……」と悔やんだ。

 とはいえ、引きずっている時間もない。9月以来の代表復帰を果たした鈴木は14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦に向けて明日10日に日本を出発。A代表初招集の進藤は16日から大阪で合流し、19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦に備える。

 鈴木が「3月に初めて(代表に)呼ばれてからまだゴールがないので結果を残したい」と意気込めば、進藤は「一回だけでなく、継続して呼ばれるようにならないといけない。戦力として活躍しないと定着できない」と高い意識で初めての代表合宿に臨むつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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明暗分けたスーパーブロック…川崎F車屋「読みやすかった」

川崎フロンターレDF車屋紳太郎
[11.9 J1第31節 鹿島0-2川崎F カシマ]

 川崎フロンターレは0-0で迎えた後半6分、鹿島の猛攻からMFセルジーニョに決定的なシュートを放たれ、大事な先制点を与えたと思われた。しかし、そこで立ちはだかったのはDF車屋紳太郎。的確なカバーリングで身体を張り、強烈なシュートを見事にブロックした。

「コースがけっこう限定されていたので読みやすかったというか、来ると思っていた」。当該場面をそう振り返った車屋だが、カバーに入った献身性については「監督からもそういうところはすごく厳しく言われるので」と苦笑い気味に語る。とはいえ、このプレーがなければ流れが鹿島に向いたであろうビッグプレーだった。

「我慢の時間がすごく続くと思っていたし、相手もそれが得意なチームなので我慢比べの試合になったけど、ルヴァン杯で鹿島と当たって勝ったのがみんな自信になったし、どこかでチャンスが来ると思っていた。それを信じてやった」。

 長年にわたって勝負強さを持ち味としていた鹿島相手の勝利。対面には欧州トップレベルも経験してきたDF内田篤人が君臨したが、「ニアゾーンが取りたいんだろうなと思ったので、僕が逆に出過ぎずというか、僕が出たスペースを突きたがるのはわかっていたので、むやみに食いつきすぎずにプレーした」と冷静な対応も光った。

 この勝利により、川崎Fはリーグ3連覇の望みをかすかに残した。「いまは良い状況で来ていると思うし、優勝に向けては厳しい状況が続いているけど、絶対に100%でプレーするのは変えちゃいけない」。そう語った車屋は3週間後の次節・横浜FM戦(2位)に向けて「ホーム最終戦だし、良い相手なのでサポーターも楽しみにしてくれていると思うので、良い準備をして勝ちたい」と上位相手の連勝を誓った。

(取材・文 竹内達也)●[J1]第31節2日目 スコア速報

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マーク外して豪快ヘッド!! 川崎F山村和也「分析でもセットプレーはチャンスだと…」

先制ゴールを決めた川崎フロンターレDF山村和也
[11.9 J1第31節 鹿島0-2川崎F カシマ]

 ゾーンディフェンス崩しのフリーランから豪快なヘディングシュート。MF家長昭博の右サイドのフリーキックから先制ゴールを決めた川崎フロンターレDF山村和也は「分析でもセットプレーはチャンスだということで、それを生かすことができてよかった」と振り返った。

 マークに付いていたMFレオ・シルバを振り切り、ややファーサイド寄りに構えたDF内田篤人の頭上からズドン。186cmの上背を活かし、反応した時にはほとんどフリーの状況だった。「ある程度入って行くところは決まっていたけど、ボールが良かった」。そんな冷静な言葉どおり、控えめなゴールパフォーマンスでチームメートの祝福を受けた。

 前半44分には、守備のセットプレーの流れからヘディングクリアを試みたが、かすかに当たったボールがあわやオウンゴールという場面も。「ちょっと触っていいものか分からなかったけど、ギリギリ触れてポストに当たる結果になったのでよかった」。後半の攻撃場面ではしっかりとしたミートで敵陣ゴールに決めてみせた。

 劣勢の時間帯が続いたが、勝負所の2ゴールで勝利。古巣鹿島の御株を奪うような勝利にも「なかなかリズムを取れない中で勝てたのは良かったけど、内容もともなって勝つのが一番良いので修正しないといけない」と手応えは少ない。

 ただ、自身のゴールで勝ち得た白星によって3連覇への望みが繋がったのも事実だ。今季から王者に加わった背番号34は「勝っていくしか結果が出ないので、そこはシンプルに勝ちに行けるように頑張りたい」と残り2戦に意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)●[J1]第31節2日目 スコア速報

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「破壊力が半端ない」リーグ1位の60ゴール…横浜FMの攻撃力に敵将脱帽、守護神も唸る

横浜FMのFWエリキ(右)が2ゴール。MFマルコス・ジュニオール(左)は得点ランクトップの15ゴール目を決めた
[11.9 J1第31節 横浜FM4-2札幌 ニッパツ]

 敵将が脱帽すれば、守護神も唸る。横浜F・マリノスは前半2分、4分とFWエリキが電光石火の連続ゴール。今夏に加入したセンターフォワードが決定力を見せつけ、加入後9試合で5ゴールとすると、2-1の前半23分には右ウイングのFW仲川輝人が今季通算13得点目を決め、後半25分にMFマルコス・ジュニオールのPKでダメを押した。

 トップ下のマルコス・ジュニオールはこれで得点ランキング単独トップに立つ通算15ゴール目。左ウイングのMFマテウスに得点は生まれなかったが、両チーム最多の7本のシュートを打った。この日、チームとして21本のシュートを放ち、そのうち17本を攻撃の4人で打った(マテウス7本、エリキ5本、仲川3本、マルコス2本)。

 札幌のペトロヴィッチ監督も「マリノスは前の4枚が個の能力が高い。1対1の攻撃力が高いので、そこを止めるのは難しい」と指摘したが、31試合を終えてリーグトップの60得点を量産している攻撃力は守護神のGK朴一圭が「前の破壊力は半端ない」と絶対の信頼を寄せるほどだ。

 しかもそんな攻撃陣が守備時には前線から献身的にプレッシャーをかける。後半39分に交代したマルコスは「足が疲れて、つってしまった」と説明したが、「自分のポジションではボールを配給するだけでなく、走らなければならないし、走量は多くなる。自分のプレースタイルとしては普通のこと」とハードワークをいとわない。

 エリキは仲川のピンポイントクロスに頭で合わせた2点目について「テル(仲川)は素晴らしい選手で、スキルも高い。クロスというよりも丁寧なパスという感じだった。ラストパスが素晴らしかった」とアシストに感謝した。チームの一体感も感じさせたゴールラッシュ。自力優勝の可能性も復活し、自慢の攻撃サッカーでラスト3試合も駆け抜ける。

(取材・文 西山紘平)

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「日本一のハイプレス」掲げる愛工大名電が初V王手!! 80+5分被弾も中京大中京とのPK死闘制す:愛知

愛工大名電が死闘を制した
[11.9 高校選手権愛知県予選準決勝 中京大中京1-1 PK5-6 愛工大名電 パロ瑞穂]

 第98回全国高校サッカー選手権愛知県予選は9日、パロマ瑞穂スタジアムで準決勝を行い、第1試合は中京大中京高愛工大名電高が対戦した。愛工大名電が1点リードを守ったが、中京大中京が80+5分のラストプレーで劇的同点ゴール。延長戦でも決着がつかず、1-1のままPK戦に突入すると、愛工大名電がPK6-5で死闘を制した。14年ぶりの決勝進出を決め、16日は初の県制覇を懸けて岡崎城西高と対戦する。

「日本一のハイプレス」を志向する愛工大名電が、常連校を打ち破った。宮口典久監督は昨年7月の神奈川遠征を契機にこの戦術を取り入れ、選手たちの能力を伸ばしてきた。今年度は新人戦、総体も4強入り。「彼らが持っているものを考えた。今の代は素直で走れる」。1年以上に渡って入念にプレスを仕込み、走り負けないハードワークを鍛えあげた。

 前線から連動してプレッシャーをかけてボールを奪い、縦に素早くゴールに迫る愛工大名電は前半シュート数10本と圧倒した。コンパクトな4-1-3-2の陣形で立て続けにショートカウンターを炸裂させると、先制点はカウンターから生まれた。

 前半34分、自陣からMF冨田拓未(3年)がロングボールを入れ、ハーフウェーライン付近で巧みにおさめたFW平井碧(3年)が前を向く。ドリブルで持ち上がると、「左のコースが空いているのが見えた」(平井)と、PA右手前の位置で右足を一閃。豪快なミドルをゴール左隅に突き刺した。

 怒涛のハイプレスとそれを支える運動量は驚異的だったが、後半はパワーが落ちていく。“一の矢”として存在感を放ったFW森重裕太郎(3年)らが足をつり、ラスト20分は耐える時間帯が続いた。中京大中京は交代策を使い、布陣を4-4-2から3-5-2に変更して反攻を強める。1点ビハインドのままアディショナルタイムに突入したが、最後に劇的な展開が待っていた。

 80+5分のラストプレー。左サイドのスローインの流れから、競り合いで右に抜けたボールにFW竹中択(2年)が反応。竹中はシュート性のクロスを入れ、PA内左のFW北野祐己(3年)がダイレクトでシュート。これは至近距離でGK安原哲平(2年)に阻まれたが、跳ね返りを自ら頭で押し込み、土壇場で1-1に追いついた。

 迎えた延長戦でも決着はつかず、PK戦に突入。先行・中京大中京1人目のキックは、フェイントに動じなかったGK安原が冷静に横っ飛びでストップ。優位に立った愛工大名電だったが、コースを読み切ったGK苗川聖羽(3年)に5人目が止められ、サドンデスへ。中京大中京6人目のキックがクロスバーを叩くと、DF堀朝陽(3年)がきっちりと決め、PK6-5で勝負が決した。

  県2部リーグ所属の愛工大名電がプリンスリーグ東海所属の“格上”を撃破。「自分たちの力を出せば、愛知県のチームにはどこにも負けないと思っていた」(平井)と、チームはこのスタイルに自信をにじませる。宮口監督は「彼らがこの舞台に萎縮しなかった。やってきたことをそのまま表現できた」と勝因を挙げた。総体では平成14年度に全国の舞台に立ったが、選手権となれば初の偉業。“ハイプレス集団”が悲願の選手権初出場に王手をかけた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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[MOM3043]富士市立FW進藤克樹(3年)_“フジイチらしく”ドリブルで打開して決勝アシスト

前半39分、富士市立高FW進藤克樹が右サイドを突破して決勝点をアシスト
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 選手権静岡県予選準決勝 富士市立高 1-0 常葉大橘高 エコパ]

「“フジイチ”(富士市立)の持ち味のドリブルから点を獲れたというのは、色々な静岡の人にも知らせることができたかなと思います」。

 「ドリブル軍団」富士市立高がドリブルから決勝ゴール。そのドリブルで1点をもたらしたFW進藤克樹(3年)は、富士市立の「ドリブル力」を大舞台で実証できたことを喜んでいた。

 0-0の前半39分、進藤は右サイドでボールを受けると、トラップの際に相手DFの軸を逆側に傾けてから縦突破。「一枚目はタイミングで外しました」という進藤はカバーに入ったDFをさらに振り切る形でエンドライン際まで切れ込み、クロスでMF望月太陽(3年)の決勝点を演出した。

 杉山秀幸監督も「ほとんど進藤のゴール」と認めるアシスト。この日、進藤はアシストシーン以外でも2度、3度と縦突破から決定機を演出している。進藤を含めて富士市立の各選手はFC Fujiジュニアユース時代から磨かれてきたドリブルで仕掛けることにチャンレンジしていたが、最も相手をかわしていたのが背番号11。本人も「自分のドリブルは全然行けるな」と実感し、自信を深めていた。

 進藤は6月の静岡県高校選抜選考会で第4中足骨を骨折。約2か月の離脱を強いられた。「若干焦った感じはあったけど、コツコツ練習してドリブルの感覚を戻そうとしてきました」というFWは、自分のドリブルを取り戻し、ピッチで活躍を見せている。

 決勝の対戦相手は8月のプリンスリーグ東海で2得点を決めている静岡学園高。進藤は怪我からの復帰戦だったこの試合で後半途中から出場し、反撃の中心となった。「全国行って自分たちの、富士市立のサッカーをできればと思います」というFWが、全国初出場を懸けた決勝でもドリブルで相手の守りを攻略し、富士市立にゴールと白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
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[MOM3042]帝京MF中瀬拓夢(3年)_兄が届かなかった全国へ…決勝での雪辱戦は悲願の舞台

背番号13のMF中瀬拓夢(3年)が勝利に大きく貢献
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 選手権予選準決勝 堀越1-2帝京 味フィ西]

 先制点を決め、PKを獲得して追加点にも絡んだ。帝京高の右サイドで推進力を見せた背番号13のMF中瀬拓夢(3年)は、決勝進出に大きく貢献した。

 試合後は「前半に点が取れて、良い流れに乗れたと思います。ゴールは良いクロスが上がって来たので、決めるだけでした。ヘディングシュートは全然決めていないし、右に外れたかと思ったけど、良いコースに飛んだので良かったです」と安堵の表情を浮かべた。

 少しゴールまで距離のあるヘディングだったが、しっかりと押して飛ばしたボールがネットを揺らした。前半30分過ぎには、右サイドで突破を仕掛けてPKを獲得。味方のシュートがGKに防がれて得点にはならなかったが、大きなチャンスをもたらした。

 試合は相手の堀越高がボールを支配し、帝京が素早くサイドを突く展開。中瀬は対峙する相手をかわすというよりは、退(ど)かすようなパワフルなドリブルで前進を図った。堀越はマークについている選手がひきずられるため、カバーの選手の位置も自ずと低くなり、押し込まれた。

 後半、堀越が同点に追いついた5分後、帝京は左から攻撃を展開し、中央でMF深澤大輝(3年)がパスを受けてドリブル。互いに「目が合った」と振り返ったアイコンタクトから、中瀬が中央前方に走り込む。深澤がサイドへ体を開いた状態から縦に鋭いパスを送り、中瀬が狭いスペースで相手と交錯しながらボールを残すと、同時に走り込んでいたFW山本乾太(3年)がゴールへ流し込んで決勝点を奪った。

 帝京を率いる日々威監督は、まだ決勝戦が控えていることもあってか「先週のプリンスリーグ関東、三菱養和SCユース戦とは別人。あの試合では、右が機能しなかった。それなのに、今日は1点目を決めたし、PKも取ったし、2点目も絡んだ。あれが継続できないのが高校生の怖いところ」。調子の波という課題があることに言及し、手放しでは褒めなかったが、馬力のある中瀬のドリブルは、着実に相手を弱らせる効力を発揮し、勝利につながるものだった。

 全国の舞台まであと一歩。相手はインターハイで全国大会に出場している技巧派集団の國學院久我山高だ。今季、東京では関東大会予選も優勝しており、最も評判の高いチームと言える。しかし、中瀬にとっては、対戦を願っていた因縁の相手だ。4年前の決勝戦、帝京が國學院久我山にPK戦で敗れた試合に、兄の大夢が2年生で出場していた。東京の代表権を得た國學院久我山は、全国大会で準優勝。ほんのわずか届かなかった悔しさが大きく膨らんだことは想像に難くない。

 中瀬は「兄が負けた試合は、スタンドで見ていて悔しかった。自分はずっと久我山とやりたくて、兄に憧れて同じ高校に入った。決勝は絶対に勝ちたい。勝って、全国に行きたいです。びびらず、いつも通りのプレーができれば良い」と全国切符をかけた頂上決戦にかける決意を語った。持ち味のスピードとパワーで守備の壁を叩き割り、全国大会へ――。自身の夢と兄の雪辱をかけて、因縁の相手を打ち破りに行く。

(取材・文 平野貴也)
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要所で強さ発揮した帝京が決勝進出!粘る堀越を突き放して全国王手:東京A

FW山本乾太(3年)が決勝点
[11.9 選手権予選準決勝 堀越1-2帝京 味フィ西]

 カナリア軍団が全国の舞台へ王手をかけた。第98回全国高校サッカー選手権の東京都大会は9日、味の素フィールド西が丘でAブロック準決勝を行い、第2試合は、帝京高が2-1で堀越高を振り切って決勝進出を決めた。16日の決勝戦は國學院久我山高と対戦する。

 3バックの外側にウイングバックを置き、ピッチを広く使ってポゼッションからチャンスを狙う堀越に対し、帝京は中央を締める守備で対抗。サイドでプレスをかけると、素早いアタックにつなげて押し返した。

 帝京は前半7分、相手ゴール前で左MF高橋岳(3年)がロングボールを競ると、こぼれ球を拾ったMF小島匠瑛(3年)のバックパスからMF深澤大輝(3年)がミドルシュート。さらに20分、左サイドで抜け出たFW山本乾太(3年)がクロスを送り、ゴール中央に入り込んだ右MF中瀬拓夢(3年)が頭で合わせ、ゆっくりとファーサイドへ飛んだボールがネットを揺らし、先制点となった。

 アシストした山本は「相手と入れ替わる得意のプレーがうまくいった。クロスは調整でかなりやってきた」と狙いを明かした。前半31分には、逆パターンでチャンス。中瀬が右サイドを押し込み、バックパスを受けた深澤のクロスを山本がシュートを放ち、ゴールを脅かした。
 それでも、堀越は我慢強くパスを回して、じりじりと試合のペースを引き寄せた。前半33分、FW片山信歩(3年)のポストプレーからトップ下の日野翔太(3年)がミドルシュートを飛ばして反撃。帝京は33分に右サイドで突破を図った中瀬が倒されてPKを獲得したが、小島のシュートは堀越GK榎本将之(3年)が左に跳んでファインセーブ。窮地をしのいだ堀越が徐々に勢いに乗っていった。

 後半7分、堀越はボランチの坂本琉維(3年)が右に展開すると、MF堀田五月馬(2年)のクロスのこぼれ球に坂本が詰めてボレーシュート。抑えの効いた力強い弾道でゴールを捉え、同点に追いついた。しかし、勢い付いたところで隙が生まれた。堀越の佐藤実監督は「あの後、停滞させて最後の時間帯で勝負したかった」と話したが、ピンチをしのいで同点ゴールを奪ったチームは、自然と前がかりになった。

 すると後半13分、帝京が左から中央へ入れたボールを深澤が右サイドを向きながら中央前方へ縦パス。右から走り込んだ中瀬が相手と競り合い、こぼれ球を拾った山本がゴールへ押し込み、2-1と再びリードを奪った。

 山本は「拓夢も走って来て、どっちが行くかという感じだったけど、どっちかが決めれば良いと思った。こぼれて来たので、流し込むだけだった。前半は(深澤)大輝がロングシュートを狙って、相手が警戒して来て自分たちのところ(中盤の前方のスペース)が空き始めていたので、後半はそこを突こうと話していた」と手応えを語った。

 堀越は、最後までよくパスをつないで機能的なサッカーを見せたが、主将の坂本が「もっと縦パスを入れたかったけど、締められていて、外回しになったところでプレスを受けた。パスを回させられている感じだった」と悔しがったように、ゴール前でのチャンスが作れないまま時間が過ぎた。帝京は終盤、フィジカルを生かしてコーナー付近で時間を使い、2-1で勝負を押し切った。

 昨年は決勝で涙をのんだ。かつて日本一を経験した母校の帝京を率いる日々威監督は「PKを決めておけば落ち着いて出来たと思うが、そんなに甘くない。奪った後の精度はもっと追究しないとダメだけど、堀越さんがボランチのターンから攻撃を仕掛けようとするところを、何度も戻させて(ボール奪取を高い位置で)狙えたことは評価できる。10年、選手権(の全国大会)には出ていないし、そのうち(監督になってからの)5年間は僕の責任。死に物狂いで準備したい」と就任後初となる全国進出を誓った。

(取材・文 平野貴也)
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柏MFヒシャルジソン、初ゴールの裏に指揮官の示唆あり

早い時間の先制点で柏は楽になった
[11.9 J2第40節 柏3-0鹿児島 三協F柏]

 今季、ブラジルのチームから完全移籍で柏レイソルへと加入したMFヒシャルジソンは、ボランチとしてはチーム最多の33試合に出場している。中盤で相手からボールを奪うことに長けていて、鹿児島ユナイテッドFC戦でもボールを奪取する活躍を見せていた。

 前半7分、ハイボールをFWオルンガが競ってこぼれたボールを、ヒシャルジソンは右サイドのFWクリスティアーノにスルーパス。クリスティアーノのクロスに対し、鹿児島DFのクリアが小さくなったところを、ゴール前に上がっていたヒシャルジソンがダイレクトでボレーシュートを突き刺した。28歳のMFにとって、柏移籍後初のゴールとなった。

「私の守備的な特徴をわかったうえで、前線での絡みを見据えて、今日の試合ではそういう役割を与えてくれた」。得点の裏には、ネルシーニョ監督からの指示があったことを明かす。

 さらに指揮官は、フランスW杯でファイナリストになった元ブラジル代表のボランチになぞらえたという。「セザール・サンパイオがネルシーニョ監督の元でプレーしていたときに、前線の飛び込みをアドバイスしたら、得点につながる、得点を挙げるということができるようになった」。かつて柏、横浜フリューゲルス、サンフレッチェ広島でプレーした名手のように、柏の背番号35は躍動した。

(取材・文 奥山典幸)

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「『見たか』という感じです」。富士市立MF望月が“シュート下手”のレッテル剥がす決勝点!

富士市立高MF望月太陽は決勝点を決めた
[11.9 選手権静岡県予選準決勝 富士市立高 1-0 常葉大橘高 エコパ]

 “黒子役”のMFが主役級の活躍だ。富士市立高は0-0の前半39分、FW進藤克樹(3年)の右クロスをMF望月太陽(3年)が頭で合わせて先制点。杉山秀幸監督もチームメートも「決める選手じゃ……」という望月のゴールが決勝点となった。

 望月は「最高ですね。シュート下手で『いつもオマエが打つな、打つな』と言われるんですけれども、『見たか』という感じです」と会心の笑み。チームの課題として最後の局面の人数が足りないと感じていたという望月は、そこにパワーをかけるために中盤の底の位置からゴールエリアへ走り込み、千金弾を決めた。

 アシストした進藤も「なかなか決める選手じゃない。大舞台で『さすがだな』と思っています」と讃えた一撃。望月は献身的にセカンドボールを回収することや、落ち着いてドリブル、パスをすることでチームににリズムをもたらす“黒子役”のような存在だ。この日は決勝点に加えて、特長とする部分でもチームにプラスアルファをもたらし、勝利に貢献した。

 2,903人の観衆が集まったエコパでのプレーについて、「全校も応援に来てくれて、デカいピッチの中でみんなの注目を浴びる中でプレーできたのは最高でした」と語ったMFは、決勝へ向けて「ヘディングだけじゃなくて、ミドルもズバッと決めたい」。この日、会心のゴールを決めた望月が決勝でも自分の役割を全うしながら、虎視眈々とゴールを狙う。

(取材・文 吉田太郎)
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[MOM3041]國學院久我山FW戸坂隼人(3年)_「プロに行ける可能性がある」右の翼が躍動!好機量産で勝利の立役者に

FW戸坂隼人(3年)が攻撃をけん引
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 選手権予選準決勝 國學院久我山1-0成立学園 味フィ西]

 仕掛けて良し、抜け出して良し。相手の最終ラインを手玉に取るようなアタックで、好機を量産した。國學院久我山高は、10番のFW戸坂隼人(3年)が攻撃をけん引した。

 今季は3トップの中央に陣取るFW山本航生(3年)の得点力が光っているが、戸坂のチャンスメーク力は、見逃せない。成立学園高を破った準決勝でも、戸坂の仕掛けは目を引いた。

 前半5分にワンツーで右サイドを崩して好機を演出。「あの場面は(パス交換をした大窟)陽平と近くでプレーしようと話していたから。あまり(右DFの山本)献を攻撃参加させると、相手の10番(磐田に加入内定の吉長真優)のところのカウンターも怖い。できるだけ、2人で崩せるところは2人で崩そう、ワンツーで裏へ行こうと狙っていた」という突破でチームに勢いを与えた。

 チャンスを多く作りながら、なかなか点が入らない試合展開だったが、焦りはなかったという。むしろ、初めて立った西が丘サッカー場のピッチの雰囲気を楽しんでいたという。タッチラインのすぐそばにスタンドがあり、両チームに送られる声援が大きな音で聞こえてくる。

 その感触を思い出すと、笑みがこぼれ、戸坂は「自分のところで、どれだけ起点を作れるかと考えていた。ちょっと、この舞台を個人的には楽しめた。ほかとは、全然違う。昨日もすごく緊張してしまった。でも、いろいろな仕掛けができたと思います」と笑った。

 自身が迎えたシュートチャンスは、前半32分にあった。アンカーの福井が右に展開したボールを、最初はインサイドハーフのMF大窟陽平(2年)が受けようとしたが、ボールは右サイドまで流れて戸坂の足下に届いた。得意のドリブルで中央へ切り込んで左足でシュート。相手GKが弾いたところに味方が詰めてオフサイドになったが、得点を予感させるシーンを作り出した。

 それでも、戸坂は「前半は、少し緊張してプレーが硬かった。自分のファーストチャンスが、中に入っていって左足のシュートだったんですけど、ボールを置く位置が詰まったし、天然芝のグラウンドなので(インサイドで蹴って)ダフったシュートは滑らない。思い切ってファーに強いボールを打てば、もっと良い動きができたはず」と前半の出来には満足しておらず、反省点を挙げて改善のイメージを膨らませていた。

 しかし、勝利の立役者は、間違いなく戸坂だった。前半36分には、味方が得たPKを決めて先制。「ちょっと緊張したけど、決められて良かった」と苦笑いで振り返ったが、貴重な得点を挙げた。後半も始まってすぐに右サイドをドリブルで切り裂き、鋭角から鋭いシュートを飛ばすなど、その後も試合終了間際にお役御免でベンチに退くまで、攻撃をけん引した。

 清水恭孝監督も「大学を経由すると思いますけど、プロに行ける可能性がある選手。ゲームの中で揉まれるタイプ。周りがもっと上手くなれば、勝手に上手くなる。上に行くメンタルがあるかどうか。それがあれば、上を目指せる選手」と高く評価する攻撃の要だ。

 全国切符を勝ち取るまであと1勝。戸坂は「自分の代で10番を付けさせてもらっている。決勝でも得点に絡んで勝利に貢献したい」と覚悟を示した。決勝の舞台でも見逃せない選手だ。

(取材・文 平野貴也)
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猛攻の國學院久我山、PKの1点に留まるもJ内定者擁する成立学園を破って決勝へ:東京A

國學院久我山高が決勝進出
[11.9 選手権予選準決勝 國學院久我山1-0成立学園 味フィ西]

 やはり、強い。流れるようなパスワークからタイミングの良い仕掛けで山のようにチャンスを築き上げた。第98回全国高校サッカー選手権の東京都大会は、9日に味の素フィールド西が丘でAブロック準決勝を行い、第1試合は、國學院久我山高成立学園高を1-0で破り、決勝進出を決めた。16日の決勝戦では、帝京高と対戦する。

 公式記録に残ったシュート数は16対5。関東大会予選やインターハイ予選で東京を制している國學院久我山は、やはり地力がある。試合開始5分、FW戸坂隼人(3年)がワンツーで右サイドを突破し、クロスからMF田中琢人(2年)がシュートを放った最初のチャンスを皮切りに、次々に好機を生み出した。前半14分に左からFW山下貴之(3年)がミドルシュート。17分には、FW山本航生(3年)が右サイドを突破して山下のシュートへとつなげた。

 前半20分にはラッキーな決定機もあった。GK村上健(2年)のロングキックを相手2人が見合った後、ヘディングで後方へ下げたが、前に出てきた相手GKとボールが行き違いになり、山本航が抜け出しに成功。しかし、シュートは枠を捉えられなかった。

 一方、成立学園もビルドアップから押し上げるパスワークと、来季の磐田加入が内定しているFW吉長真優(3年)へのくさびのパスを使って反撃。前半23分、MF戸田岳滉(2年)が右から入れた浮き球のパスをMF宇津木優人(3年)が空中で競り、こぼれ球を拾った吉長がミドルシュートを狙った。好機が多くなく、集中してマークされる中でも、吉長はポストプレーや抜け出しからシュートまで持ち込める力を発揮し、存在感を漂わせた。

 しかし、國學院久我山はアンカーの福井寿俊(3年)が「10番(吉長)が前で収めるプレーが上手いので、攻めていても一発のカウンターがあるし、後ろから出てくる選手も速いので、とにかく早くプレスバックしようと思っていた」と話したとおり、センターバックの跳ね返しと、中盤の素早いケアでピンチを最小限に抑えることに成功した。

 ペースを握った國學院久我山は、なかなか点を奪えなかったが、焦れずに攻め続けた。前半32分、福井が右に振り、戸坂が抜け出して切り返しからシュート。こぼれ球に山本航が反応してオフサイドになったが、惜しいシーンだった。そして34分、中盤で福井が相手の間を通して縦につなぎ、田中がターンで前を向いてスルーパス。左から抜け出した山下が切り返しで相手のファウルを誘ってPKを獲得。これを戸坂がきっちりと決めて先制に成功した。

 後半も國學院久我山が優位に進めたが、この日はゴールが遠かった。成立学園は最少失点に留めながら反撃の機会をうかがった。22分、前線で吉長がボールを奪い返して鋭いシュート。このプレーで得た左CKのこぼれ球をDF横田文洋(3年)が狙ったが、枠を外れた。

 逆に後半28分には國學院久我山が途中出場のFW小松譲治(1年)が左に展開し、山本が強烈なシュートを放つと、小松がこぼれ球に反応したが、成立学園のGK大野来生(3年)が身体を挺して防いだ。終盤まで國學院久我山が押す展開だったが、得点は1点止まり。成立学園はどうにか押し返そうとしたが、得点を奪うには至らず、試合は1-0で決着した。

 國學院久我山は、夏のインターハイで全国大会に出場したが1回戦負け。福井は「あの悔しさを忘れたことはない」と話した。全国トップクラスの実力があることは間違いないが、一発勝負のトーナメントで勝ち続けなければ、多くの人に見てもらうことはできない。

 上手さに勝負強さを加えることをテーマに取り組んできた清水恭孝監督は「前期(関東大会やインターハイ予選で)、かなりうまく行っていたけど、この大会に関しては、そんなのは関係ない。(すごく強くても)選手権だけ取れないチームがあるし、この選手権だけは必ず勝ち上がって来るというチームもある。選手には、その難しさを常に伝えてきた。大舞台でも力を発揮してくれると思います」と気を引き締めた。全国出場まであと一歩。持ち前の攻撃力で勝ち取るのみだ。

(取材・文 平野貴也)
●【特設】高校選手権2019

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[MOM3040]大手前高松MF滝平昂也(3年)_繋いで判断する攻撃のアクセント。40m超のロングスローで泥臭く決勝アシスト

MF滝平昂也(3年)の武器は、全国でもトップクラスの飛距離が出るロングスロー
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 選手権予選決勝 香川西0-1大手前高松 ピカスタ]

 ポゼッションで相手を押し込みながら判断よく相手を崩す“華麗なサッカー”が大手前高松高のモットーだが、今年は泥臭くゴールを奪える“飛び道具”も兼ね備えている。それは全国でもトップクラスの飛距離である40m以上を投げるMF滝平昂也(3年)のロングスローだ。

 昨年は初めての決勝に緊張したため、思い通りのプレーができなかったが、今年は「この1年間プリンスリーグなどでつけてきた自信があった。1対1や最後まで走り切る部分を貫き通せた」。スタートのポジションはトップ下だが、与えられた役割はフリーマン。チームのために必要なポジションに走り込むのが滝平のミッションだ。

 序盤は四国学院大香川西高が見せたプレスに苦しんだ守備陣を助けるべく、後方に下がってビルドアップの手助けをした。不安定だったボール回しが落ち着いてからは持ち味の一つであるドリブルを仕掛ける場面も増加。川上暢之監督は、「前半途中から滝平がドリブルを仕掛け始めた辺りから気持ちが落ち着いた」と振り返る。

 貢献はピッチ内だけに留まらない。前半から、高い位置でスローインの機会を得ると強肩を活かして、鋭いロングスローをゴール前に展開。相手DFの脅威となるだけでなく、「タッチラインにボールを切ってしまうとロングスローがあるので、相手はGKへのバックパスを多くして出来るだけ外に出さないようにしていた」(川上監督)と相手の攻撃の制限にもなっていた。

 ただ、前半は相手がタッチラインに逃げる機会が少なく、ロングスローを投げる機会が限られていたため、後半からは意識的に相手にタッチラインを割らせるプレッシングを徹底した。

 すると、後半12分には左サイド高い位置でスローインのチャンスを獲得。「この1週間、セットプレーで点が入るだろうなと思いながら練習してきた」と振り返る滝平は勢いよくロングスローを放り込むと、相手DFに当たってゴールネットに吸い込まれた。「みんながロングスローに対してがめつく行ってくれたから生まれたゴール。練習は裏切らないなと思いました」。

 1点を奪ってからは3列目からのドリブルで相手を引き付けながら、タイミングよく味方にパスを出し、攻撃を牽引。1-0での勝利に大きく貢献した滝平は「昨年からずっと『昨年のことを思い出せ』と言われ続けてやってきた。やっとこの舞台で焦らず、相手を見て判断しながら動けた。自分たちが成し遂げられなかったことを成し遂げられたので、今までになかった嬉しさだった」と喜びを口にした。

 初の全国でもチームが躍動できるかはピッチ内外での貢献度が高い滝平にかかっている、と言っても過言ではない。「香川県でもこれだけできるんだというのを見せつけながら、繋ぎながら相手を見て判断する大手前のサッカーを見せつけたい」と意気込みを口にした。

(取材・文 森田将義)
●【特設】高校選手権2019

静岡の高校サッカー史変えた!「ドリブル軍団」富士市立が東部勢初の決勝進出!

前半39分、富士市立高MF望月太陽が先制ヘッド
[11.9 選手権静岡県予選準決勝 富士市立高 1-0 常葉大橘高 エコパ]

 富士市立が静岡の高校サッカー史を変える勝利――。第98回全国高校サッカー選手権静岡県予選準決勝が9日に行われ。富士市立高常葉大橘高に1-0で勝利。初の決勝進出を決めた富士市立は、16日の決勝で静岡学園高と戦う。

 中部の静岡学園や中東部の清水勢、中西部の藤枝勢が優位に立ってきた静岡県で、東部勢の高校の決勝進出はこれが史上初。「今こそ遊びがものをいう」のキャッチフレーズを掲げる富士市立が、“やって楽しい”“見て楽しい”のサッカーで歴史を塗り替えた。

 序盤から富士市立がボールを握って攻める展開。同じ富士市立高グラウンドで活動するFC Fujiジュニアユース時代から、徹底してドリブルを磨いてきた選手が先発のほとんどを占める富士市立は、FW勝亦健太(3年)とFW進藤克樹(3年)をはじめ、どこからでもドリブルで仕掛けられる強みを発揮する。

 だが、単発になるシーンも多く、10分を過ぎるとサポート意識高くボールを繋ぐ常葉橘が押し返す。そして左利きの司令塔・MF高橋馨希(3年)のアイディアのあるパスやMF濱邊巧(3年)の抜け出しなどからゴール前のシーンを作り出した。

 だが、富士市立は杉山秀幸監督が「1試合目(1回戦)も、2試合目(準々決勝)も前半0-0で我慢して攻めるというのが今回のウチの一番のテーマだったので、焦れずによく我慢できたなと思います」と振り返ったように、前に出てきた相手の攻撃を凌ぎながら、自分たちの攻撃時間を増やすことに成功する。

 連動した動きが増えて迎えた35分には、MF望月太陽(3年)の右アーリークロスをMF座本柊音(2年)がヘディングシュート。そして39分、自陣からDFラインも参加してポゼッションした富士市立は、右サイドでのパス交換から進藤が相手の逆を取る形でドリブル突破する。そして、ゴールエリアへのクロスに望月が頭から飛び込み、スコアを動かした。

 常葉橘は相手の背後を狙って反撃するが、試合の中で3-4-3から4-1-4-1へシステムを変更した富士市立は、俊足の右SB後藤駿介(3年)が相手FW小野田龍剛(3年)らの抜け出しを阻止。また、対人守備で抜群の強さを発揮するCB杉山朋哉(3年)と国体日本一メンバーのCB勝又大翔(2年)がゴール前への侵入を許さない。

 逆に富士市立は個の技術力の高さを活かしてボールを保持し、ショートパス、ドリブルでの崩しにチャレンジする。そして、進藤の突破やFKから追加点のチャンス。対する常葉橘もMF難波空良(2年)の左クロスなどでゴールへ迫る。

 常葉橘は後半26分の選手交代で高橋を右SHに上げて反撃を加速。富士市立からなかなかボールを奪い切れないまま時間が経過したが、試合終了間際の40分、右サイドから切れ込んだ高橋が左足を振り抜く。DFに当たったボールがゴール方向へ飛んだが、富士市立の大型GK船山蒼太(3年)が手で弾いてクロスバーをヒット。最後の最後に危ないシーンがあったものの、後半も杉山監督が「気持ちよくシュートシーンまで行けていた」というように、自分たちの強みを表現していた富士市立が1-0で準決勝を突破した。

 富士市立は旧・吉原商高時代を含めて創部30年目。2010年には、杉山監督を中心に「サッカーを通して人が集まって自分たちも楽しんでという文化をつくりたい」という思いの下でFC Fujiジュニアユースを立ち上げ、そこで楽しくサッカーをするためのベースとなる技術を磨いてきた。

 富士市立もFC Fujiの選手たちの加入などによって、年々技術レベルが向上。それは静岡県内の伝統校、強豪校と戦う武器になっている。今では、他地域から進学してくる選手も増加。今年、初参戦したプリンスリーグ東海では、これまでにないレベルのリーグ戦で経験を重ね、見つかった課題を改善してきた。まだまだ粗さはあるものの、今大会では特色のあるサッカーで旋風を巻き起こしている。

 新興チームではあるが、進藤は「ドリブルでは負けたくない」。そのこだわりのドリブル、テクニックを武器に、静岡県内だけでなく、全国も驚かすことができるか。DF杉山は「自分たちはドリブルやショートパスがメインのチーム。お客さんを楽しませるサッカーでここまで来れたというのがとても嬉しいことなので、決勝も市立らしいサッカーをして勝ちたい」と誓い、杉山監督は「来週また一つ越えないといけないと思うけれど、いい準備して来週もワクワクした気持ちでここ(決勝開催地のエコパ)に来れれば良い」と語った。初優勝を懸けた対戦相手は「元祖・技巧派軍団」の静岡学園。静岡東部の期待も背負って戦う富士市立がテクニックで勝負を挑み、壁を破る。

(取材・文 吉田太郎)
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日本代表2選手の決定機を連続セーブ!!横浜FMのGK朴一圭「体が自然と動いた」

横浜FMのGK朴一圭
[11.9 J1第31節 横浜FM4-2札幌 ニッパツ]

 相手に流れが傾きかねない局面でのスーパーセーブ2連発だった。3-1で前半を折り返した横浜F・マリノスは後半立ち上がりの3分にFKのピンチを迎える。札幌のキッカーはDF福森晃斗。高精度のクロスにDF進藤亮佑が頭で合わせたが、GK朴一圭が鋭い反応で弾くと、こぼれ球に反応したFW鈴木武蔵の右足シュートも至近距離で防いだ。

 日本代表にも選出された2人の連続シュートをいずれもビッグセーブ。「セットプレーからいいボールが入ってくるのはスカウティングから分かっていた。1失点目もいいボールで、一度は反応できたのにセカンドボールに反応できなくてやられてしまった」。2-0の前半8分、福森の右CKに合わせたFWジェイのヘディングシュートは防いだ朴だったが、こぼれ球に詰めた鈴木に押し込まれ、失点していた。

 しかし、後半立ち上がりの場面では「体が先に動いてくれて、セカンドボールへのアクションも練習でやっているように対応できた」。後半立ち上がりに圧力をかけてきた札幌の勢いを止め、チームは後半25分にPKでダメ押しの4点目。「チームに勢いを与えるセーブができた。体が自然と動いて、自分でもいいセーブだったと思う」と笑みをこぼした。

 昨季まで当時J3の琉球でプレーし、J3優勝とJ2昇格に貢献した守護神は今季、一気に2つカテゴリーを上げて再び優勝争いを繰り広げている。「去年もJ3で優勝して、今年も優勝争いができている。めったに味わえない機会だと思うけど、気負うことなく、楽しめている」。4連勝で2位に浮上し、自力優勝も復活。いよいよ残り3節となる中、「まずは次の試合。2週間空くし、アウェーで厳しい試合が待っている。先のことは考えず、次の試合に向けていい準備をしたい」と地に足を付け、次節23日の松本戦(サンアル)を見据えた。

(取材・文 西山紘平)

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本田が“世を忍ぶ仮の姿”でスタンド観戦した結果…(4枚)

練習参加を経て6日にフィテッセ加入が決定したばかりのMF本田圭佑
 フィテッセ加入が決まったMF本田圭佑が8日、ホームで行われたエールディビジ第13節フローニンゲン戦(●1-2)をスタンド観戦した。

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4連勝で自力Vも復活の横浜FM、自陣から独走弾の仲川輝人「日程くんがすごい」

GKをかわしてゴールを決めるFW仲川輝人
[11.9 J1第31節 横浜FM4-2札幌 ニッパツ]

 俊足を飛ばして50m近い距離を独走した。2-1で迎えた前半23分、横浜F・マリノスはカウンターからFWマテウスがドリブルで持ち上がり、自陣のセンターサークル内でつぶされたところでFW仲川輝人が素早くこぼれ球に反応。ボールをかっさらってドリブルに入ると、スピードに乗ってそのまま相手の高い最終ラインをするすると抜け出した。

「どっちのボールになるかというフィフティーフィフティーぐらいのボールだった。自分が先に触れたことで(左サイドに開いていた)エリキにパスする選択肢もあったけど、相手がパスを読んでコースを切ってきたので、自分でドリブルしようと決めて、そこからはイメージどおりだった」

 相手ペナルティーエリアに入ったところで前に出てきたGKク・ソンユンもかわして右足で無人のゴールにシュート。圧巻のドリブルシュートで3-1と突き放し、勝利を大きく手繰り寄せた。ゴール後はMFマルコス・ジュニオールと向かい合って、2人でお馴染みの「かめはめ波」。前半4分のFWエリキの追加点も正確な右クロスで演出した仲川は1ゴール1アシストの活躍でチームを今季初の4連勝に導いた。

 これで今季通算13ゴール目。自己最多記録をさらに更新し、チームメイトのマルコス・ジュニオールの今季15ゴールに2点差の得点ランキング3位タイに付けている。とはいえ、「個人のタイトルよりチームの勝利が欲しい。チームとしてタイトルが欲しい」という信念は揺るがない。4連勝で8戦負けなし(7勝1分)としたチームは2位に浮上。鹿島が敗れたことで、首位に立ったFC東京を勝ち点1差で追っている。

 そのFC東京とは12月7日の最終節でホームでの直接対決を残している。つまり残り3試合全勝なら自力で優勝が決まるという展開になった。俄然、最終節の注目も高まる中、「(Jリーグの試合日程を自動作成するシステムの通称として知られる)“日程くん”がすごいんじゃないですか」と報道陣を笑わせた仲川はまずは目の前の一戦に集中している。

「優勝を目指しつつ、一戦一戦勝っていくしかない。自分たちは追いかける立場。目の前の試合で内容も圧倒して勝ち切ることをやっていけば、いい景色が見えるんじゃないかと思う」。そう言い切った27歳は「勢い、流れは自分たちにあると思っている」とも言う。就任2年目のアンジェ・ポステコグルー監督の下、磨き上げてきた攻撃的サッカー。「ボスのサッカーをチーム全員が信じてやれていることが勝てている要因だと思う。1年目は苦しい時期もあったけど、2年目になってチーム全体で共通理解ができてきた。試合に勝てばチームの自信にもなるし、内容も結果も付いてくると、選手一人ひとりが成長する。それが今につながっていると思う」と力強かった。

(取材・文 西山紘平)

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鹿島DFチョン・スンヒョンが韓国代表に追加招集…レバノン&ブラジルと対戦

鹿島DFチョン・スンヒョンが韓国代表に追加招集
 鹿島アントラーズは9日、カタールW杯アジア2次予選に臨む韓国代表メンバーにDFチョン・スンヒョンが追加招集されたことを発表した。

 現在グループH首位に立つ韓国は、14日の第5節でレバノンとアウェーで対戦。また、19日にはUAEでブラジルと国際親善試合を行う予定となっている。

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強化開始から10年目…大手前高松、難敵・香川西を退けて悲願の選手権初出場へ:香川

大手前高松高が悲願の選手権初出場へ
[11.9 選手権予選決勝 香川西0-1大手前高松 ピカスタ]

 第98回全国高校サッカー選手権香川県予選決勝が9日に行われ、四国学院大香川西高大手前高松高が対戦。後半12分に生まれた先制点を守り切った大手前高松が1-0で勝利し、初の選手権出場を手にした。

 強化開始から今年で10年目を迎えた注目校・大手前高松が新たな歴史の1ページを開いた。序盤は全国行きがかかった大一番とあり、互いにリスクを回避した慎重な入りとなった。

 香川西はボールを持ったら、サイドへの長いパスを展開。MF宮本大輝(2年)とMF箱崎達也(2年)が思い切りの良い仕掛けを披露し、CKを奪った。同時に前線からのプレスも行い、前半25分にはFW山内拓海(3年)のチェイシングからGKのミスを誘い、CKを獲得。ゴール前に上がったボールを山内が頭で合わせたが、シュートは枠を捉えられない。

 対する大手前高松は、「前から奪いに来た相手をDFラインでパスを繋いでくぐり抜けようと思っていたが、歯車が狂って普段通りに行かなかった」(川上暢之監督)。相手のプレスに苦しみ、ロングボールを蹴らされる場面もあったが、前半途中からは「選手が普段やってきことを発揮した先に結果があると思っていた。上手く行かなかったけど、前半は気持ちが整理できれば良いと考えていた」(川上監督)と、焦れずに後方でパスを繋ぎ、試合を落ち着かせた。

 後半は開始と共にMF滝平昂也(3年)のパスからFW正木浩輔(2年)がCKを奪ったことで、大手前高松が勢いに乗った。11分には、カウンターから正木、MF滝平と繋いで右サイドを攻略。最後はFW片上椋太(3年)のクロスからCKを奪った。このチャンスは相手DF跳ね返されたが、続く12分には滝平が左サイドから入れたロングスローが相手のオウンゴールを誘発し、大手前高松が均衡を崩した。

 先制してからは、シンプルに前に運び相手エリアでの時間を増やそうとしたが、後半19分にCKからDF佐藤敬太(2年)にクロスバー直撃弾を許すなど、同点を狙った香川西の勢いに飲まれた。

 だが、「これまで香川西に負けてきたのは失点してきたから。総体も先制しながら逆転されたので、集中を切らさず練習してきたクロス対応を最後まで頑張ろうと思っていた」と振り返るDF糸瀬英哲(3年)を中心とした大手前高松の守備は、最後まで崩れることはなかった。

 終了間際には、ゴール前での混戦を詰めた香川西FW町田大河(3年)にゴールネットを揺らされたが、オフサイドの判定となりノーゴール。糸瀬が「危ない場面もあったけど、今日はついていた」と笑みを浮かべたように、運も味方にした大手前高松が1-0で逃げ切った。

 悲願の選手権初出場を掴んだ大手前高松の歴史は、川上監督がサッカー部監督に就任した2008年から始まった。初年度に在籍した部員はわずか6名だったため、体育の授業でサッカー経験者をかき集めて何とか選手権予選に挑んだが、初戦で高松中央高に0-17で敗れた。

 翌年から強化指定クラブになってからは強化が進み、2016年からはプリンスリーグ四国にも定着した。昨年は初めて選手権予選の決勝に進出。今年もインターハイ予選の決勝まで進んだが、共に香川西に敗れ、涙を飲んだ。

 あと一歩のところで全国を逃がしてきたが、積み重ねた経験は無駄ではない。糸瀬は「新人戦を含めて3大会連続で香川西に決勝で負けたけど、決勝の雰囲気を知れたので今回は落ち着いてプレーできた」と話す。

 試合後に片上が「県で優勝はできたけど、僕たちはまだまだチャレンジャー」と口にした通り、新たなステージである全国大会では新米の立場だ。まずは香川県勢が近年果たせていない初戦突破を目標に一戦必勝を目指す。

(取材・文 森田将義)
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「J1に戻りたい」柏FWクリスティアーノ、負傷明けで全得点に絡む

14得点16アシストの活躍で牽引するクリスティアーノ
[11.9 J2第40節 柏3-0鹿児島 三協F柏]

 柏レイソルのエースが復帰早々、全得点を演出する活躍を見せた。

 先制点の場面では、MFヒシャルジソンからのスルーパスを右サイドで受けると、FWオルンガへクロス。オルンガへ届く前にDFにクリアされてしまったが、こぼれ球をヒシャルジソンが叩き込んだ。

 残りのゴールは、クリスティアーノがキッカーを務めたCKから生まれる。2点目はDFに当たるも逆サイドでFW江坂任が押し込み、3点目はニアに飛び込んだFWオルンガがピタリと合わせた。

 第37節・千葉戦(○3-0)の途中で負傷交代となったクリスティアーノは、欠場となったその後の2試合で苦しんでいた。「私のキャリアの中で、一番重症なケガだった」。今季、出場停止を除く全試合で先発しているブラジル人ストライカーは、柏で5シーズン目のプレーとなるが、出場停止以外でリーグ戦を欠場したのは初のことだった。「(第38節・福岡戦は)柏のホームゲームで欠場することになって、直接対決の大宮戦に一生懸命リハビリに励んだんですが、なかなか上手くいかなくて試合に出ることができなかった」。まだ100%ではないというが、勝利することでJ1昇格に手がかかる大事な一戦で大きな仕事をやってのけた。

 J2降格が決まった昨シーズン、代理人から去就を問われたクリスティアーノは「(柏でプレーを)続けたい」と答えたという。「(柏が)ふさわしいJ1に戻りたい」。この日の勝利によって、明日の試合で横浜FCが引き分け以下に終われば1年でのJ1復帰が決定する。

 残り2試合、2位に暫定勝ち点差6をつける柏は、自力で優勝を決めることもできる。「J2にはなるけど1年間やってきたことが報われる」。柏でのタイトルを熱望する男は、優勝を見据えていた。

(取材・文 奥山典幸)

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●[J2]第40節1日目 スコア速報
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鹿島DF内田篤人は2失点に絡むも「身体がだいぶ動けてきてはいる」

鹿島アントラーズDF内田篤人
[11.9 J1第31節 鹿島0-2川崎F カシマ]

 多くの決定機をつくった鹿島アントラーズだったが、セットプレーとカウンターに屈して0-2で敗戦。2試合ぶりの先発出場で73分間プレーしたDF内田篤人は「チャンスはなくはなかった。監督がロッカーでも言っていたけど、決める時に決めないと……ってやつだと思う」と試合を振り返った。

 9月28日の第27節・札幌戦以降、リーグ戦2試合に1試合ペースでの先発出場が3試合続いている内田。「身体がだいぶ動けてきてはいる」とコンディションは徐々に上がっているといい、この日も「悪くはなかった。見えているところは見えている」と前向きな言葉も紡いだが、その3試合で2分1敗と勝ちがないのも現実だ。

 この日も2失点に絡み、後半28分に途中交代。1失点目のセットプレーは自らの上からヘディングシュートを叩き込まれ、「レオが最初マークついていたんじゃなかったかな」としながら「そこを見ながらマークしないといけない」と反省の弁。2失点目は「ケアしていた」というMF長谷川竜也の突破についていけなかった。

 もっとも、チームでは主将という立場。自身だけでなく試合運びの課題も指摘する。「全体的には決めるべき時に決めないと」と序盤から何度も訪れた決定機を振り返り、守備では1失点目の後に「内容が悪ければ『やられたな』となるけど、内容が良かっただけにガクっとなった」と追加点を奪われるに至ったムードの低下を悔やんだ。

 この敗戦で首位から陥落し、勝ち点3と離された鹿島。とはいえ、試合後の雰囲気は悪くなかったという。「剛さん(大岩剛監督)は話をしていたけど、残り三つ勝てば絶対に上にいける。それは冗談じゃないよ、信じていいよと話していた」。そう明かした内田は「最後にどこにいるか。今日も内容は良かったし、ああもう終わったなという勝ち点差でもない」と前を向き、残り3試合で頂点を狙う。

(取材・文 竹内達也)●[J1]第31節2日目 スコア速報

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メンバー発表後にFIFAから『NO』の通達…鹿島DF町田浩樹、U-22日本代表不参加へ

DF町田浩樹の招集が見送られた
 日本サッカー協会(JFA)は9日、エディオンスタジアム広島で17日に開催されるキリンチャレンジカップ・コロンビア戦に臨むU-22日本代表において、鹿島アントラーズDF町田浩樹の招集を見送ることを発表した。

 今回の招集メンバーは5日に発表されていたが、町田は10月14日にアウェーで行われたU-22ブラジル代表との国際親善試合で退場処分を受けており、国際サッカー連盟(FIFA)から今月7日、同カテゴリーの代表戦における次の国際親善試合に出場できないとの認識が通達されたという。なお、町田に代わる招集選手は決まり次第、発表するとしている。

▼AFC U-23選手権タイ2020(東京五輪最終予選)特集ページ

元スペイン代表GKカシージャスがVARに新提案

GKイケル・カシージャスがVARについて新提案
 ポルトの元スペイン代表GKイケル・カシージャスがSNS上でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)について提案を行っている。スペイン『アス』が報じた。

 9日に自身のツイッター(@IkerCasillas)を更新したカシージャスは、試合をより公平なものにするため、元選手がVARレフェリーの仕事を補助してはどうかと提言している。

「VARには、映像を分析するレフェリーに加えて、元サッカー選手も(その場に)いることを提案する。ゲーム中に起こり得るプレーに応じて意見を述べるのは良いことだ」

 このカシージャスのアイディアには数時間で1万件を超える『いいね』が寄せられ、ある程度の支持を得た一方、「全ての試合で元サッカー選手を用意するのは難しい」といった意見もあったようだ。ただ、ほとんどのユーザーは、現在のシステムとピッチ上の選手たちの関係性に課題があることは同意しているという。

●ポルトガル・リーグ2019-20特集

[MOM3039]立正大淞南GK豊田純平(3年)_“炎の守護神”に憧れサッカーの道へ…勝負の分かれ目となるファインセーブでチーム救う

立正大淞南GK豊田純平(3年)が勝負の分かれ目のファインセーブ
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.9 高校選手権予選決勝 大社0-4立正大淞南 松江]

 素晴らしい内容で完封勝利を収めた立正大淞南高だが、大きなピンチはあった。先制した直後の前半20分、大社は右からのセンタリングを中央でフリーとなっていたMF伊藤悠星(3年)がヘッドで狙う。だが、立正大淞南GK豊田純平(3年)が、ゴール左を突いたシュートをゴールライン上でセーブ。追い付かれていれば試合の流れは大社に傾いていた可能性もあり、勝負の分かれ目となったファインセーブだった。

 伊藤がヘディングシュートを放ったのはゴールエリアのライン上。GKから見れば守備範囲内で、豊田は「センタリングが上がってきたとき、取りに出なかったのは判断ミス」と振り返る。ただ「その後は良いポジションを取れていたので、ギリギリに見えたかもしれませんが、自分としては意外に冷静だった」と語った通り、すぐに次のプレーを準備して、チームを救うセーブを見せた。

 京都府出身で、父・充浩さんは東山高男子バレーボール部の監督、母・薫さんは京都精華学園高女子バスケットボール部のコーチ。それぞれ競技経験もあるが、両親の方針もあり、どちらのスポーツも勧められなかった豊田は、そもそも「球技が嫌いだった」ため、幼少期はスポーツとは無縁だった。

 転機は小学校3年生のときだった。父と一緒に西京極陸上競技場まで観戦に行ったJリーグの京都対磐田戦で、当時磐田のGK川口能活の躍動感あふれるプレーに目を奪われ、「感覚的にあんなふうになりたいと思って」すぐにサッカーを始めた。GKを希望しながらも、小学生時代はやらせてもらえなかったが、中学時代にGKとなり、卒業後に立正大淞南に進んだ。

 174cmとGKとしては小柄だが、まさに川口を思わせる跳躍力やスピードを駆使したダイナミックなプレーで、2年生の途中から正GKに。この日は「守備陣が1試合を通じて体を張って守ってくれた中で、自分の役割を果たせた」と語った通り、前述のピンチ以外にも多くの好プレーを見せ、サッカーを始めるきっかけとなった『炎の守護神』のような活躍でチームを勝利に導いた。

 昨年の選手権でチームは2勝を挙げたものの、ベスト16で矢板中央高(栃木)に0-1で敗戦。敗退につながった前半2分の失点は、今でも「夢に出てくる」というほど強烈な記憶として残っている。「あの1点を守るために、この1年間やってきました。目標である全国制覇を達成するために、全国でも自分が止めたい」。3年時に清水商高(静岡)で選手権優勝に貢献した川口のように、自分もチームを日本一に導いてみせる。

(取材・文 石倉利英)
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「夏以降ワンランクアップした」立正大淞南、“ライバル対決”制して4連覇達成:島根

立正大淞南が4連覇で全国へ
[11.9 高校選手権予選決勝 大社0-4立正大淞南 松江]

 第98回全国高校サッカー選手権島根県予選決勝が9日に行われ、立正大淞南高大社高を4-0で下し、4年連続18回目の出場を決めた。

 2017年の全国総体予選以降、選手権予選と合わせて6大会連続となるライバル対決は、見事なゴールラッシュを見せた立正大淞南が快勝。今年の新人戦と全国総体予選を制し、県内3冠を狙った大社を攻守に圧倒し、全国大会への切符をもぎ取った。

 立ち上がりからハイプレッシャーによるボール奪取を繰り返す立正大淞南に対し、大社は奪ったボールを的確につなげず、なかなか攻撃のリズムを作れない。そうするうちに前半18分過ぎ、立正大淞南はJ1松本山雅FCへの加入が内定しているMF山田真夏斗(3年)が、大社の守備網を破るスルーパス。これを最終ラインの背後で受けたMF伴木翔(3年)が飛び出してきた大社GK飯塚統麻(2年)に倒されてPKを獲得する。これを山田真が確実に決め、均衡を破った(得点時間は19分)。

 大社も再開直後の前半20分、ビッグチャンスを得る。DF小川翔大(2年)の右からのセンタリングをゴール前中央でフリーになっていたMF伊藤悠星(3年)がヘッド。しかし、立正大淞南GK豊田純平(3年)がゴールラインぎりぎりで弾き出し、同点ゴールを許さない。

 ピンチを逃れた立正大淞南は攻撃の手を強めると、前半35分に追加点を奪う。右サイドからのFKを山田真がファーサイドへ送ると、DF大迫武早志(3年)がヘッドで合わせる。このシュートはクロスバーに当たったものの、大きく上にはね返ったボールが落ちてくるところをDF松村巧(2年)がヘッドで押し込んだ。

 前半のうちに選手を1人代えていた大社は、後半開始からさらに2人を投入し、局面の打開を図る。後半4分には、交代で入ったFW高月昂希(1年)が中央でこぼれ球を拾ってミドルシュートで狙うなど、攻撃の勢いをつかみそうな兆しはあった。2月の新人戦決勝は立正大淞南が前半で2-0としたが、後半に大社が2得点を挙げ、PK戦の末に勝利をつかんでいる。立正大淞南は後半16分にFW片淵竜鳳(3年)、FW楠空冴(3年)の連続シュートが大社守備陣に阻まれ、勝利に大きく近づく3点目を奪えない。

 しかし、なおも攻め続けた立正大淞南は後半18分、右サイドを破った片淵のセンタリングを、ファーサイドで伴木が蹴り込んで3点目を奪う。さらに33分には、混戦での1対3の状況でボールを奪い切った片淵が、そのままエリア内右サイドまでドリブルで運び、逆サイドに蹴り込んで4点目。ゴールラッシュを締めくくった。

 大社は「相手に勢いを持って(ボールを奪いに)来られたのに対し、しっかりつなげなかった」と後長直樹監督が振り返ったように、狙いとするポゼッションプレーを出せず、一つひとつのプレーが後手に回って失点を重ねた。

 プリンスリーグ中国に昇格した今年度は、より厳しい相手との競り合いの中でチーム力を伸ばし、全国総体は12年ぶりの出場を果たしたものの、4年ぶりの選手権出場はならず。今後は1、2年生も多く出場したこの試合の悔しさを晴らすべく、残り3試合で降格圏内の9位にいるプリンス中国での残留を目指すことになる。

 勝った立正大淞南は、南健司監督が「夏以降、技術も戦術もフィジカルも、何もかもワンランクアップしたことが大きかった」と語った通り、全国総体出場を逃した後のチーム力の底上げを最高の形で表現。期待に応える活躍を見せた山田真については「ここ一番で力を出せるのが持ち味で、だからこそプロ選手になれた。力を証明してくれたと思う」と称賛した。

 南監督は全国大会について「今日は応援席にいた選手でも、(メンバーに入って)やれる選手ばかり。また競争して、チーム力をワンランクアップさせたい」と、さらなる成長への決意を新たに。Jクラブ内定選手として全国の舞台でも注目を集めそうな山田真は「日本一を取ります」と力強く語った。

(取材・文 石倉利英)
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首位陥落も、カシマに響いた大声援…内田篤人「サポーターも分かっているのかな」

スタジアム入りする鹿島アントラーズDF内田篤人
[11.9 J1第31節 鹿島0-2川崎F カシマ]

 ホームでの敗戦により首位から3位に転落した鹿島アントラーズだったが、カシマに集まったサポーターは大声援で選手たちを見送った。大ブーイングが飛んだ前回の川崎F戦(△1-1)後とは対照的な光景。2試合ぶりに先発したDF内田篤人は「残り3つの大事さは、選手もだけどサポーターも分かっているのかな」としみじみ語った。

 開幕節で昇格組の大分にホームで敗れ、スタートダッシュに失敗した今季の鹿島。第2節の川崎F戦では敵地で1-1のドローゲームを演じたものの、一部のサポーターからは大ブーイングが向けられた。「納得がいかなかった」という内田は客席に詰め寄り、そこから口論に発展。2戦勝ちなしという結果だけでなく、後味の悪い一戦となった。

「平日に応援に来てくれる、Jリーグを見てくれる、サッカーを見てくれる、それは本当にありがたい。ただ、アウェー(で相手)のサポーターが見ている中で、自分たちのサポーターにブーイングをされるというのは『鹿島うまくいっていないんだな』と思われても仕方ない。そこは隠してでも次に向かわないといけない。選手だけではなくサポーターも」。内田は前回の試合後、そう理由を明かしていた。

 そこから復調した鹿島はこの日、リーグ2度目の川崎F戦を首位の立場で迎えた。しかし、ホームで多くの決定機を作り出したが、セットプレーとカウンターで2失点。0-2で敗れ、一気に3位に転落した。それでもサポーターの態度は前回と違った。選手がピッチを後にするまで、普段は試合中に使うコールも織り交ぜながら「まだ終わっていない」というメッセージを送り続けた。

「試合前からここに入ってくる雰囲気作ってくれたし、残り3つという大事さは選手もだけどサポーターもわかっているのかな」。スタンドからの思いをそのように慮った内田はJ1第29節の松本戦後に起きた、練習場での出来事を明かした。松本戦ではMF土居聖真がサポーターと口論に発展したが、対話により雪解けに至ったエピソードだった。

「聖真がどういう話をしたかは知らないけど、俺は『監督も今まで代わって来て、選手も替わって、今年は会社も変わった。でも変わらないものはサポーターなんだよ』という話をした。ずっとサポーターは変わらないもの。『もちろん負けたら言い合うみたいなのもアリだし、こうやって応援してくれるのもアリ。そういう反応というのは、いつも見てますよ』とね」。

 あの日の対話がどれほどサポーターに影響を与え、この日の大声援に影響したかは完全には定かではない。ただ、前回の川崎F戦の後に「もういっこレベルの高い話かもしれないけど、そういう関係性を築いていきたい。笑いながら話せる代表者がいてくれてもいい」という願いを口にしていた内田にとって、望んでいた対話だったのであろう。

 だからこそ「最後にどこにいるかが大事」という残り3試合を見据え、内田は力強く語る。「残りの試合頑張ろうぜって意味を込めて声援を送ってくれたと思うので、それをムダにしないように。そこが大事」。首位のFC東京とは勝ち点3差。「上といくつ?みっつ? 残り3試合でしょ、あるでしょ全然」。頼れる主将に導かれし常勝軍団はまだ、何も失ってはいない。

(取材・文 竹内達也)●[J1]第31節2日目 スコア速報

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C大阪vs湘南 試合記録

【J1第31節】(ヤンマー)
C大阪 1-0(前半0-0)湘南


<得点者>
[C]奥埜博亮(50分)

<警告>
[湘]鈴木冬一(26分)、大野和成(32分)、古林将太(90分)

観衆:14,225人
主審:中村太
副審:西橋勲、竹田和雄
湘南は泥沼6連敗…C大阪、奥埜V弾&キム・ジンヒョン好セーブ連発で上位に食らいつく

<出場メンバー>
[セレッソ大阪]
先発
GK 21 キム・ジンヒョン
DF 2 松田陸
DF 3 木本恭生
DF 14 丸橋祐介
DF 22 マテイ・ヨニッチ
MF 5 藤田直之
MF 7 水沼宏太
(77分→MF 32 田中亜土夢)
MF 11 ソウザ
MF 25 奥埜博亮
FW 8 柿谷曜一朗
(87分→DF 16 片山瑛一)
FW 18 鈴木孝司
(75分→FW 13 高木俊幸)
控え
GK 1 圍謙太朗
DF 15 瀬古歩夢
DF 29 舩木翔
MF 38 西本雅崇
監督
ロティーナ

[湘南ベルマーレ]
先発
GK 21 富居大樹
DF 6 岡本拓也
DF 4 坂圭祐
DF 8 大野和成
MF 50 古林将太
MF 16 齊藤未月
(62分→MF 7 梅崎司)
MF 19 金子大毅
MF 28 鈴木冬一
(79分→MF 2 菊地俊介)
FW 18 松田天馬
FW 9 指宿洋史
(52分→FW 11 山崎凌吾)
FW 10 山田直輝
控え
GK 1 秋元陽太
DF 13 山根視来
DF 3 フレイレ
MF 14 中川寛斗
監督
浮嶋敏

湘南は泥沼6連敗…C大阪、奥埜V弾&キム・ジンヒョン好セーブ連発で上位に食らいつく

C大阪が1点差を逃げ切った
[11.9 J1第31節 C大阪1-0湘南 ヤンマー]

 J1リーグは9日、第31節が行われた。ヤンマースタジアム長居では6位セレッソ大阪と16位湘南ベルマーレが対戦。C大阪がMF奥埜博亮の1点を守り抜き、5位に浮上した。

 上位に食らいつきたいC大阪は、2日の松本戦(1-1)から1人を変更。その試合で途中出場で復帰を果たしたDF丸橋祐介が先発で起用された。5連敗で8試合未勝利(2分6敗)の湘南は、G大阪戦(0-3)から5人を変更。GK富居大樹とMF古林将太、MF齊藤未月、MF鈴木冬一、FW山田直輝を起用し、約3か月ぶりの勝利を目指した。

 浮嶋敏監督が就任して3戦目となる湘南は前半2分、左サイドの敵陣中央から鈴木がクロスを供給し、相手DFの頭を越えたボールをFW指宿洋史が受け、左足で狙うもGKキム・ジンヒョンがキャッチ。10分には、PA右からのマイナスの折り返しをDF大野和成が右足シュート。立ち上がりの猛攻も得点にはつながらなかった。

 徐々に攻撃の勢いが増していくC大阪。前半17分、PA手前からMFソウザが右足ミドルシュートを放ち、最終ラインの裏にこぼれたボールにFW柿谷曜一朗が反応するが、右足シュートはわずかに枠を外れる。湘南は20分、敵陣中央の左でFKを獲得し、FW松田天馬がゴール前に蹴り込むと、指宿が打点の高いヘッドで合わせる。しかし、GKキム・ジンヒョンの好セーブに阻まれ、前半はスコアレスに終わった。

 均衡は後半早々に破れる。C大阪は5分、PA手前で左右に揺さぶり、左サイドの丸橋が縦に仕掛けてクロスを供給。MF奥埜博亮がヘディングシュートを右サイドネットに突き刺し、先制に成功した。

 湘南は後半7分に指宿を下げ、FW山崎凌吾を投入。交代カードを使い、流れを変えようとする。14分、左サイドから鈴木がクロスを供給し、松田がタイミング飛び込んでヘディングシュートを放つ。しかし、GKキム・ジンヒョンのファインセーブに防がれ、チャンスを生かせず。17分には齊藤に代えてMF梅崎司を送り込んだ。

 攻勢を強める湘南は後半38分、右サイドから古林がアーリークロスを送り込み、PA左へ流れたボールを梅崎が受けて冷静に右足を振り抜く。ゴール右隅上を狙ったシュートはGKキム・ジンヒョンに弾き出され、直後の右CKからも梅崎が右足シュートを放ったが、枠を捉えきれなかった。

 試合はC大阪が1-0で逃げ切って勝利。敗れた湘南は、6連敗で9試合未勝利(2分7敗)となり、17位松本が明日10日に行われる鳥栖戦で引き分け以上に終われば、降格圏の17位に転落する。

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柏vs鹿児島 試合記録

【J2第40節】(三協F柏)
柏 3-0(前半2-0)鹿児島


<得点者>
[柏]ヒシャルジソン(7分)、江坂任(20分)、オルンガ(63分)

<警告>
[柏]三原雅俊(36分)

観衆:10,729人
主審:大坪博和
副審:熊谷幸剛、佐藤貴之
J1昇格に向けて大きな前進!柏がホームで3発快勝
「J1に戻りたい」柏FWクリスティアーノ、負傷明けで全得点に絡む
柏MFヒシャルジソン、初ゴールの裏に指揮官の示唆あり


<出場メンバー>
[柏レイソル]
先発
GK 23 中村航輔
DF 32 川口尚紀
DF 50 山下達也
DF 2 鎌田次郎
DF 4 古賀太陽
(80分→MF 38 菊池大介)
MF 27 三原雅俊
(84分→MF 17 手塚康平)
MF 35 ヒシャルジソン
MF 9 クリスティアーノ
(76分→FW 22 マテウス・サヴィオ)
MF 18 瀬川祐輔
FW 26 オルンガ
FW 10 江坂任
控え
GK 16 滝本晴彦
DF 20 上島拓巳
DF 25 田中陸
FW 11 山崎亮平
監督
ネルシーニョ

[鹿児島ユナイテッドFC]
先発
GK 13 アン・ジュンス
DF 20 酒本憲幸
(78分→DF 15 藤澤典隆)
DF 23 水本勝成
DF 19 堤俊輔
DF 24 砂森和也
MF 38 中原秀人
MF 39 ニウド
MF 30 萱沼優聖
(46分→MF 11 五領淳樹)
MF 16 枝本雄一郎
MF 32 牛之濱拓
FW 28 韓勇太
(55分→FW 49 ルカオ)
控え
GK 31 大西勝俉
DF 5 平出涼
MF 21 八反田康平
MF 33 田上裕
監督
金鍾成

J1昇格に向けて大きな前進!柏がホームで3発快勝

MFヒシャルジソンの初ゴールで柏が先制
[11.9 J2第40節 柏3-0鹿児島 三協F柏]

 首位柏レイソルと20位鹿児島ユナイテッドFCによる一戦は、柏が3-0で勝利。早ければ明日にも柏のJ1昇格が決まる。

 ホームの柏は、DF染谷悠太が出場停止に。DF鎌田次郎を5試合ぶりに先発に復帰させると、MFクリスティアーノ、MF三原雅俊、DF川口尚紀を前節・大宮戦(●1-2)のスタメンから代えて起用した。

 5戦負けなし(1勝4分)と調子を上げている鹿児島。出場停止明けのMF萱沼優聖がスタメンに戻ったほかは、前節・岡山戦(△0-0)と同じ10人で臨んだ。
[スタメン&布陣はコチラ]

 柏と鹿児島、両者にとって勝ち点3が大きな意味を持つ一戦。どちらも他チームの結果次第となるが、前者はJ1昇格の可能性、後者はJ2残留の可能性を今節で得ることができる。

 先手を取ったのは、リーグ最多得点タイ(66得点)の攻撃力を誇る柏だった。前半7分、MFヒシャルジソンが右サイドのクリスティアーノに展開、クリスティアーノのクロスはDFにクリアされてしまったが、つめていたヒシャルジソンがダイレクトでボレーシュート。これがゴールネットを揺らした。

 つないでくる鹿児島に対し、柏は素早い寄せで鹿児島のミスを誘いボール支配率を高めていく。すると20分、柏は右CKを得ると、クリスティアーノのボールは鹿児島DFが触るもそのままファーサイドでFW江坂任が頭で押し込む。2-0。柏がリードを広げる。

 前半アディショナルタイムには鹿児島も決定機をつかむ。スローインから萱沼がDF酒本憲幸のリターンをもらうと、中央へクロス。MF牛之濱拓がトラップから放ったシュートは枠をとらえたが、日本代表GK中村航輔のセーブにあってしまう。

 鹿児島は後半開始と同時に、前回対戦時に得点を奪っているMF五領淳樹を投入、続けてFWルカオも送り込んだ。

 しかし、続く得点も柏に生まれる。18分、クリスティアーノ左CKをFWオルンガがヘディングで合わせ、3点目を奪った。

 ゴール前に人数をかける鹿児島は、中央をパスで崩すと、最後はMF中原秀人が左足で狙う。しかし、ここもGK中村が立ちはだかり、ゴールを許さない。

 柏は交代枠を使い切り、鹿児島に得点を許さない展開で試合終了の笛を迎えた。

 明日行われる徳島対横浜FCで、横浜FCが引き分け以下に終われば柏の2位以内が確定、自動昇格が決定する。

(取材・文 奥山典幸)

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FC東京が首位返り咲き!! 最下位・磐田撃破でアウェー8連戦を3連勝で締めくくる

FC東京が首位返り咲き!
[11.9 J1第31節 磐田 0-1 FC東京 ヤマハ]

 J1リーグ第31節が9日に行われ、ヤマハスタジアムでは最下位ジュビロ磐田と2位FC東京が対戦。FWディエゴ・オリヴェイラの1点を守り抜いてFC東京が1-0で逃げ切り、9月29日の第27節・松本戦以来、約1か月半ぶりに首位に返り咲いた。

 J1残留へ厳しい状況の磐田は、前節の“静岡ダービー”を制した先発11人を起用。今季初の2連勝を目指す。首位・鹿島と勝ち点59で並ぶFC東京は、2日の大分戦(2-0)と同じ11人を起用し、アウェー8連戦のラストマッチに臨んだ。

 互いに是が非でも勝利が欲しい一戦。FC東京は前半15分、自陣からカウンターを仕掛け、FW永井謙佑がドリブルで運んで左へ送る。PA左からMF東慶悟が折り返したボールを永井が反転右足シュートを放つが、DF藤田義明のブロックに阻まれ、先制点とはならなかった。

 前半24分にはFC東京にアクシデント発生。U-22日本代表に招集されているDF渡辺剛がFWルキアンのスライディングタックルを受けて左足首あたりを痛めてしまう。一度はピッチに戻ったが、プレー続行不可能となり、DF岡崎慎との交代を余儀なくされた。

 球際でのバトルが激しく、両選手がピッチに倒れ込むシーンが散見される展開。FC東京は前半30分、右サイドからDF室屋成がグラウンダーのクロスを入れ、FWディエゴ・オリヴェイラが右足を振り抜くがGK八田直樹が好セーブ。前半終盤は磐田が立て続けにチャンスを創出した。

 前半42分、PA右手前でMFアダイウトンの縦パスを受けたルキアンがMF高萩洋次郎を背負いながら、うまく体を使って反転して右足シュート。ゴール右隅を捉えたが、GK林彰洋に阻まれる。さらに44分、左サイドでパスを受けたアダイウトンがクロスを供給し、ルキアンが競ってこぼれたボールにMF松本昌也が反応。体を倒しながら右足ボレーシュートを放ったが、これもGK林のファインセーブに阻まれ、前半はスコアレスに終わった。

 試合は後半立ち上がりに動いた。6分、右サイドから斜めにPA右へ走り込んだ室屋にMF橋本拳人のパスが通り、切り返した際にMF藤川虎太朗に倒されてPKを獲得。キッカーのD・オリヴェイラは独特なステップでGK八田の逆手を突いてゴール左隅に流し込み、均衡を破った。

 磐田は後半13分、藤川に代えてFW大久保嘉人を投入する。16分、左サイドからアダイウトンがクロスを送り、ファーサイドに流れたボールを大久保が右足で狙う。しかし、ゴールライン上で岡崎に止められてしまう。27分には、センターサークル内からDF大井健太郎が前線へロングパスを入れ、これに反応した大久保がPA左から左足シュートを放つが、クロスバーを叩いた。

 押し込まれる時間が続いたFC東京は、後半34分にD・オリヴェイラがピッチに座り込んで交代を要求。代わってFW田川亨介が投入される。直後の36分、ハーフェーライン付近で永井がMFムサエフからボールを奪い、一気にドリブルで駆け上がる。最後はPA内でこぼれたボールを田川が右足で狙うが、ゴール右に外れてしまい、追加点のチャンスを逃した。

 磐田は終盤、大井を前線へ上げてパワープレーに出たが、FC東京が虎の子の1点を守り抜いて1-0で勝利。他会場の首位・鹿島が川崎Fに敗れたため、3連勝のFC東京が首位に返り咲いた。

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磐田vsFC東京 試合記録

【J1第31節】(ヤマハ)
磐田 0-1(前半0-0)FC東京


<得点者>
[F]ディエゴ・オリヴェイラ(53分)

<警告>
[磐]藤田義明(31分)、アダイウトン(82分)、荒木大吾(83分)、上原力也(87分)

観衆:13,328人
主審:山本雄大
副審:西尾英朗、大川直也
FC東京が首位返り咲き!! 最下位・磐田撃破でアウェー8連戦を3連勝で締めくくる

<出場メンバー>
[ジュビロ磐田]
先発
GK 1 八田直樹
DF 3 大井健太郎
DF 24 小川大貴
DF 33 藤田義明
MF 13 宮崎智彦
MF 14 松本昌也
(66分→MF 27 荒木大吾)
MF 15 アダイウトン
MF 23 山本康裕
(72分→MF 8 ムサエフ)
MF 26 藤川虎太朗
(58分→FW 22 大久保嘉人)
MF 30 上原力也
FW 39 ルキアン
控え
GK 21 カミンスキー
DF 25 大南拓磨
MF 34 針谷岳晃
FW 32 中山仁斗
監督
フェルナンド・フベロ

[FC東京]
先発
GK 33 林彰洋
DF 2 室屋成
DF 32 渡辺剛
(29分→DF 29 岡崎慎)
DF 3 森重真人
DF 14 オ・ジェソク
MF 7 三田啓貴
(73分→MF 39 大森晃太郎)
MF 8 高萩洋次郎
MF 18 橋本拳人
MF 10 東慶悟
FW 9 ディエゴ・オリヴェイラ
(80分→FW 27 田川亨介)
FW 11 永井謙佑
控え
GK 1 児玉剛
MF 21 ユ・インス
MF 45 アルトゥール・シルバ
FW 17 ナ・サンホ
監督
長谷川健太

名古屋vs神戸 試合記録

【J1第31節】(豊田ス)
名古屋 3-0(前半2-0)神戸


<得点者>
[名]前田直輝2(12分、54分)、和泉竜司(23分)

<警告>
[名]長谷川アーリアジャスール(49分)、ジョアン・シミッチ(81分)

観衆:37,194人
主審:家本政明
副審:大塚晴弘、林可人
キレキレ前田直輝が2ゴール含む全3点に絡んだ名古屋、神戸に完勝で9戦ぶり白星!
イニエスタが大敗後にサポーターへメッセージ


<出場メンバー>
[名古屋グランパス]
先発
GK 1 ランゲラック
DF 6 宮原和也
DF 20 中谷進之介
DF 17 丸山祐市
DF 36 太田宏介
MF 2 米本拓司
MF 21 エドゥアルド・ネット
(68分→FW 10 ガブリエル・シャビエル)
MF 29 和泉竜司
FW 7 ジョー
FW 25 前田直輝
(63分→MF 8 ジョアン・シミッチ)
FW 9 長谷川アーリアジャスール
(90分+2→FW 32 赤崎秀平)
控え
GK 16 武田洋平
DF 33 成瀬竣平
DF 5 千葉和彦
MF 15 伊藤洋輝
監督
マッシモ・フィッカデンティ

[ヴィッセル神戸]
先発
GK 18 飯倉大樹
DF 33 ダンクレー
DF 25 大崎玲央
DF 44 ジョアン・オマリ
MF 34 藤谷壮
MF 5 山口蛍
MF 8 アンドレス・イニエスタ
(75分→MF 6 セルジ・サンペール)
MF 24 酒井高徳
FW 13 小川慶治朗
(66分→FW 21 田中順也)
FW 7 ダビド・ビジャ
(84分→FW 9 藤本憲明)
FW 16 古橋亨梧
控え
GK 1 前川黛也
DF 3 渡部博文
MF 27 郷家友太
MF 35 安井拓也
監督
トルステン・フィンク

キレキレ前田直輝が2ゴール含む全3点に絡んだ名古屋、神戸に完勝で9戦ぶり白星!

全3得点に絡んだ名古屋FW前田直輝
[11.9 J1第31節 名古屋3-0神戸 豊田ス]

 J1第31節が9日に行われ、14位名古屋グランパスはホームで10位ヴィッセル神戸を3-0で退けた。前半12分にFW前田直輝、同23分にMF和泉竜司が決めると、後半9分に再び前田がゴール。連敗を2で止め、9試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

 今季すでに3度対戦し、1勝1分1敗の五分だった両チーム。4度目の対決は序盤から一方的な展開となった。

 前半12分、左CKからファーに流れたボールをFW長谷川アーリアジャスールが残し、PA右外で受けた前田がMF酒井高徳と対峙。フェイントで揺さぶりながらエリア内に進入し、抜き切る前に左足でシュートを放つと、強烈な弾道でゴール左上に突き刺さった。

 前田は4試合ぶりに得点を挙げ、チームトップの今季8ゴール目。さらに前田は前半23分、ドリブルでPA内右に持ち込み、DFジョアン・オマリを縦に振り切って右足で折り返す。ゴール前に滑り込んだ和泉が左足で合わせ、MF藤谷壮に当たったボールがラインを割って転がり込む。記録は和泉のゴールとなり、今季6得点目で2-0とリードを広げた。

 神戸はボール支配率で大きく上回るも、効果的な攻撃にはつながらない。反撃を図る中、後半3分にMFアンドレス・イニエスタのパスから日本代表に初選出されたFW古橋亨梧がPA内左で右足を振り抜く。だが、シュートは惜しくもゴール右外にそれた。

 すると後半9分に名古屋がダメ押しの3点目を奪う。PA後方右でルーズボールを拾った前田が縦に仕掛けると、酒井のスライディングを受けてボールが流れるも、FWジョーが右足のヒールでリターン。前田はPA内右の角度のない位置から右足でGK飯倉大樹の股を抜くシュートを放ち、カバーに入ったDFダンクレーがクリアし切れずにネットが揺れた。

 今季の得点数を9に伸ばした前田だったが、右足を痛めて後半18分にMFジョアン・シミッチとの交代を余儀なくされる。それでも名古屋は相手の反撃を抑え、3-0で完封勝利。神戸は9月以来の連勝を逃し、2試合ぶりの黒星を喫した。

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自慢の攻撃力が爆発!!今季初4連勝の横浜FMが8戦無敗で2位浮上

横浜FMが4発快勝で2位に浮上した
[11.9 J1第31節 横浜FM4-2札幌 ニッパツ]

 首位を勝ち点1差で追う3位横浜F・マリノスはホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、4-2で快勝した。今季初の4連勝で8試合負けなし(7勝1分)。この日、首位鹿島が敗れたため、首位に浮上したFC東京と勝ち点1差の2位に順位を上げた。

 横浜FMは前節の鳥栖戦(○2-1)から先発1人を変更。U-22日本代表FW遠藤渓太に代わってFW仲川輝人が2試合ぶりに先発した。札幌も前節の名古屋戦(○3-0)から先発1人を入れ替え、FWアンデルソン・ロペスに代えてFWジェイを3試合ぶりに先発起用した。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合は立ち上がりから激しく動いた。前半2分、札幌はDFキム・ミンテからのバックパスをPA外で受けたGKク・ソンユンのトラップが大きくなり、前線からプレッシャーをかけていたFWエリキがボールを奪取。そのままドリブルで持ち込み、右足で無人のゴールに先制点を流し込んだ。

 さらに2分後の前半4分、横浜FMは右サイドの高い位置で受けた仲川が一度はボールを失いながらも粘って奪い返し、その右クロスをエリキがヘディングで流し込んだ。開始4分で2-0とリードを奪った横浜FMだが、札幌も前半8分、DF福森晃斗の右CKからジェイがヘディングシュート。GKが弾いたところをFW鈴木武蔵が右足で蹴り込み、1点を返した。

 両チームともに最終ラインを高く設定。それでも札幌の攻撃陣を何度もオフサイドの網にかけ、追加点を許さない横浜FMは逆に攻撃陣が広大なスペースをうまく生かして札幌ゴールに迫る。前半23分にはハーフウェーライン付近のルーズボールを拾った仲川がそのまま相手の高い最終ラインの背後に飛び出し、ドリブルで独走。前に出ていたGKもかわして無人のゴールに流し込んだ。

 3-1と突き放した横浜FMはその後もチャンスをつくる。前半39分、DFチアゴ・マルチンスのロングフィードをフリーで受けた仲川が左サイドに開いたエリキに展開。折り返しをゴール前でフリーのFWマテウスが受けたが、右足のシュートは枠を捉え切れず、ゴール右に外れた。同41分にはPA内左からマテウスが左足を振り抜くが、クロスバーを直撃。4点目を奪い切れず、試合は3-1で後半に折り返した。

 札幌は後半開始からジェイに代えてアンデルソン・ロペスを投入。後半3分、福森の右FKからDF進藤亮佑が打点の高いヘディングシュート。しかし、これはGK朴一圭のファインセーブに阻まれ、こぼれ球に詰めた鈴木の右足シュートも至近距離で朴一圭が防いだ。

 守護神がビッグプレーを見せた横浜FMは攻撃の手を緩めない。後半11分、チアゴ・マルチンスの攻撃参加から仲川の右クロスが逆サイドに抜け、マテウスが左足でシュート。しかし、これはゴールライン上で進藤にクリアされ、同12分のマテウスのシュートも進藤が体を張ったブロックで防いだ。

 札幌は後半15分、キム・ミンテに代えてMF宮澤裕樹を投入し、そのまま3バックの中央に入る。横浜FMは同17分、仲川に代えて遠藤を投入した。両チームのベンチが動く中、次の1点を決めたのは横浜FM。後半23分、遠藤のスルーパスに反応したMFマルコス・ジュニオールがPA内で福森に倒され、PKを獲得すると、これをマルコス・ジュニオールが自ら決めて、4-1と勝利を決定づけた。

 札幌も後半29分、MFチャナティップの浮き球のパスをPA内右に走り込んだMF荒野拓馬がダイレクトで折り返し、フリーの鈴木が右足で押し込んだ。2-4と追い上げる札幌に対し、横浜FMは決して守りに入らない。最後まで互いに攻め合うオープンな試合展開が続き、白熱の90分間は横浜FMの攻撃力が爆発し、今季初の4連勝を飾った。

(取材・文 西山紘平)

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横浜FMvs札幌 試合記録

【J1第31節】(ニッパツ)
横浜FM 4-2(前半3-1)札幌


<得点者>
[横]エリキ2(2分、4分)、仲川輝人(23分)、マルコス・ジュニオール(70分)
[札]鈴木武蔵2(8分、74分)

<警告>
[横]畠中槙之輔(90分+4)
[札]ルーカス・フェルナンデス(45分)、菅大輝(66分)

観衆:13,617人
主審:佐藤隆治
副審:唐紙学志、川崎秋仁
自慢の攻撃力が爆発!!今季初4連勝の横浜FMが8戦無敗で2位浮上
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<出場メンバー>
[横浜F・マリノス]
先発
GK 1 朴一圭
DF 27 松原健
DF 13 チアゴ・マルチンス
DF 44 畠中槙之輔
DF 5 ティーラトン
MF 6 扇原貴宏
MF 8 喜田拓也
MF 9 マルコス・ジュニオール
(84分→MF 7 大津祐樹)
FW 23 仲川輝人
(62分→FW 11 遠藤渓太)
FW 17 エリキ
FW 28 マテウス
控え
GK 31 杉本大地
DF 15 伊藤槙人
DF 16 高野遼
DF 18 広瀬陸斗
FW 20 李忠成
監督
アンジェ・ポステコグルー

[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 25 ク・ソンユン
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
(61分→MF 10 宮澤裕樹)
DF 5 福森晃斗
MF 7 ルーカス・フェルナンデス
MF 27 荒野拓馬
MF 8 深井一希
MF 4 菅大輝
MF 9 鈴木武蔵
MF 18 チャナティップ
(74分→MF 23 中野嘉大)
FW 48 ジェイ
(46分→FW 11 アンデルソン・ロペス)
控え
GK 1 菅野孝憲
DF 2 石川直樹
MF 19 白井康介
MF 26 早坂良太
監督
ペトロヴィッチ

鹿島vs川崎F 試合記録

【J1第31節】(カシマ)
鹿島 0-2(前半0-0)川崎F


<得点者>
[川]山村和也(62分)、長谷川竜也(71分)

<警告>
[鹿]ブエノ(63分)、チョン・スンヒョン(83分)
[川]守田英正(42分)、谷口彰悟(69分)、家長昭博(77分)

観衆:23,195人
主審:飯田淳平
副審:三原純、浜本祐介
山村ヘッドに長谷川も!! 川崎Fが3連覇の可能性残す白星、敗れた鹿島は一気に3位転落
首位陥落も、カシマに響いた大声援…内田篤人「サポーターも分かっているのかな」
鹿島DF内田篤人は2失点に絡むも「身体がだいぶ動けてきてはいる」
マーク外して豪快ヘッド!! 川崎F山村和也「分析でもセットプレーはチャンスだと…」
明暗分けたスーパーブロック…川崎F車屋「読みやすかった」


<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 2 内田篤人
(73分→MF 47 相馬勇紀)
DF 27 ブエノ
DF 5 チョン・スンヒョン
DF 28 町田浩樹
MF 6 永木亮太
MF 4 レオ・シルバ
MF 18 セルジーニョ
MF 41 白崎凌兵
(83分→MF 25 遠藤康)
FW 8 土居聖真
FW 15 伊藤翔
(70分→FW 36 上田綺世)
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 26 小池裕太
MF 13 中村充孝
MF 30 名古新太郎
監督
大岩剛

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 6 守田英正
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 25 田中碧
MF 10 大島僚太
MF 28 脇坂泰斗
(56分→MF 16 長谷川竜也)
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
(90分+3→DF 2 登里享平)
FW 11 小林悠
(81分→FW 20 知念慶)
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 3 奈良竜樹
MF 22 下田北斗
FW 9 レアンドロ・ダミアン
監督
鬼木達

F東23vs秋田 試合記録

【J3第30節】(夢の島)
F東23 2-3(前半1-0)秋田


<得点者>
[F]原大智(9分)、常盤亨太(90分)
[秋]林容平2(50分、57分)、中村亮太(56分)

<警告>
[秋]藤山智史(25分)

観衆:1,484人
主審:大原謙哉
副審:池田一洋、佐々木慎哉

<出場メンバー>
[FC東京U-23]
先発
GK 13 波多野豪
DF 49 森田翔
(58分→MF 50 金誠敏)
DF 53 大森理生
DF 47 岡哲平
DF 43 湯本創也
MF 36 安部柊斗
MF 44 品田愛斗
MF 24 原大智
MF 28 内田宅哉
FW 16 ジャエル
(72分→MF 42 常盤亨太)
FW 31 ナッタウット
(58分→MF 38 小林里駆)
控え
GK 51 高橋優仁
FW 52 久保征一郎
監督
長澤徹

[ブラウブリッツ秋田]
先発
GK 21 松本拓也
DF 5 千田海人
DF 24 山田尚幸
DF 17 韓浩康
MF 22 沖野将基
MF 6 藤山智史
(72分→MF 26 垣根拓也)
MF 15 江口直生
MF 20 青島拓馬
FW 13 林容平
(76分→FW 25 北原大奨)
FW 9 中村亮太
FW 7 前山恭平
(84分→MF 31 田中雄大)
控え
GK 1 渡辺泰広
DF 2 尾本敬
MF 4 渡部大樹
FW 14 堀研太
監督
間瀬秀一

新潟vs岐阜 試合記録

【J2第40節】(デンカS)
新潟 2-0(前半1-0)岐阜


<得点者>
[新]本間至恩(7分)、渡邉新太(64分)

<警告>
[新]早川史哉(88分)
[岐]甲斐健太郎(45分)

観衆:12,583人
主審:山岡良介
副審:和角敏之、松井健太郎
新潟がホーム4連勝! 敗れた岐阜は降格圏21位以下が決定

<出場メンバー>
[アルビレックス新潟]
先発
GK 1 大谷幸輝
DF 28 早川史哉
DF 5 舞行龍ジェームズ
DF 4 大武峻
DF 31 堀米悠斗
MF 6 戸嶋祥郎
MF 25 秋山裕紀
MF 11 渡邉新太
(90分+1→FW 19 矢野貴章)
MF 8 シルビーニョ
(87分→FW 39 矢村健)
MF 20 本間至恩
(81分→MF 13 フランシス)
FW 9 レオナルド
控え
GK 30 田口潤人
DF 32 新井直人
MF 17 カウエ
MF 18 渡邊凌磨
監督
吉永一明

[FC岐阜]
先発
GK 25 ビクトル
DF 17 藤谷匠
(88分→MF 22 柳澤亘)
DF 50 當間建文
DF 3 竹田忠嗣
DF 4 甲斐健太郎
MF 2 阿部正紀
MF 5 川西翔太
MF 38 塚川孝輝
(61分→FW 7 村田透馬)
MF 8 フレデリック
FW 39 馬場賢治
FW 11 前田遼一
(65分→FW 29 ジュニオール・バホス)
控え
GK 21 原田祐輔
DF 34 北谷史孝
MF 30 中島賢星
FW 10 ライアン・デ・フリース
監督
北野誠

山村ヘッドに長谷川も!! 川崎Fが3連覇の可能性残す白星、敗れた鹿島は一気に3位転落

先制弾を決めたDF山村和也を祝福するFW小林悠
[11.9 J1第31節 鹿島0-2川崎F カシマ]

 J1リーグは9日、第31節を各地で行い、首位を走っていた鹿島アントラーズが4位の川崎フロンターレに0-2で敗れた。鹿島が多くの決定機をつくる時間帯もあったが、川崎Fはセットプレーとカウンターで2得点。鹿島は首位から陥落したのに対し、川崎Fはリーグ3連覇にわずかな望みをつないだ。

 ホームの鹿島は1日の前節・浦和戦(○1-0)から先発2人を変更。浦和戦で決勝点を挙げたFWセルジーニョが先発に復帰し、DF内田篤人が右サイドバックに入った。対する川崎Fは5日に前倒しで行われた第32節・浦和戦から3人を入れ替え、MF阿部浩之、MF大島僚太、FW小林悠が入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 負ければ3連覇の可能性が潰える川崎Fが序盤の主導権を握った。MF田中碧、MF大島僚太のダブルボランチが前後関係になってボールを動かし、左サイドの阿部にMF家長昭博も絡む形で攻撃を展開。しかし、鹿島もしっかりと川崎Fの布陣に合わせて対応し、危険なシーンは作られない。

 すると徐々に鹿島が押し込むシーンが増え、前半37分にはDF谷口彰悟と大島の連携ミスを突いたFW伊藤翔が左足で狙ったが、わずかに枠外。さらに44分、セットプレーの流れからMFレオ・シルバがクロスを上げ、DF山村和也のクリアが右ポストを叩いたが、GK新井章太がキャッチして前半を0-0で終えた。

 後半最初のビッグチャンスも鹿島。6分、MF白崎凌兵のスルーパスにFW土居聖真が抜け出し、華麗なターンで谷口をかわしてセルジーニョにパスするも、GKの逆を突いたシュートはDF車屋紳太郎にブロックされた。また11分、右サイドを駆け上がったレオ・シルバのクロスに永木が反応するも、シュートは大きく枠を越えた。

 先に動いたのは川崎Fベンチ。後半11分、MF脇坂泰斗に代わってMF長谷川竜也を入れた。それでも攻勢を続ける鹿島は何度も新井を追い込むパスやクロスを供給する。ところが17分、川崎Fは右サイドで獲得したFKを家長がゴール前に蹴り出すと、フリーで反応した山村が高い打点のヘッドで決め、先制に成功した。

 勢いを強める川崎Fは後半20分、車屋の折り返しに家長がフリーで合わせたが、左足シュートは大きく枠外。鹿島は25分、伊藤に代わってFW上田綺世を投入した。すると26分、川崎FはDF守田英正のサイドチェンジに反応したFW小林悠のシュートは左ポストに当たったが、跳ね返りに飛び込んだ長谷川が決め、リードを2点に広げた。

 その後は鹿島が決定機を迎える場面もあったが最後まで決めることができず、試合は2-0のままタイムアップ。2試合を残す川崎Fは勝ち点57とし、首位と5ポイント差でリーグ3連覇の可能性を死守した。一方、首位を走っていた鹿島は2位のFC東京、3位の横浜FMが揃って勝利したため、一気に3位へ転落した。

(取材・文 竹内達也)●[J1]第31節2日目 スコア速報

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新潟がホーム4連勝! 敗れた岐阜は降格圏21位以下が決定

新潟がホームで2-0の勝利
[11.9 J2第40節 新潟2-0岐阜 デンカS]

 J2第40節が9日に開催され、11位アルビレックス新潟はホームで22位FC岐阜に2-0で勝利した。敗れた岐阜は3連敗。残り2試合で20位鹿児島との勝ち点差が7となり、自動降格圏内の21位以下が確定した。

 前節に昇格の可能性が消滅した新潟と、負ければ21位以下が決定する岐阜の一戦。先にスコアを動かしたのは新潟だった。前半7分、MF渡邉新太がPA右角付近から右足でクロスを供給。ファーのDF堀米悠斗が左足で折り返し、最後はMF本間至恩が右足で押し込んだ。

 本間の4試合ぶりとなる今季3点目で先制した新潟は、その後も次々と相手ゴールに襲いかかる。あとがない岐阜は鋭い出足のボール奪取からカウンターでチャンスを作ると、前半31分にこぼれ球に反応したMF川西翔太が左足を振り抜く。しかし、シュートは惜しくもゴール右に外れた。

 後半の立ち上がりも新潟に攻め込まれる展開の中、GKビクトルの好セーブで耐える岐阜。ペースを握る時間帯もあったが、同点ゴールを奪えずにいると、後半19分に追加点を許してしまった。

 ロングボールのこぼれ球を拾った新潟FWレオナルドが仕掛け、流れたボールにPA内中央の渡邉が反応。巧みなターンから右足を振ると、DF當間建文に当たったシュートがゴール右上隅に決まる。渡邉の今季4点目で2-0とし、そのまま逃げ切った新潟がホーム4連勝を飾った。

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岩手vsG大23 試合記録

【J3第30節】(いわスタ)
岩手 3-3(前半1-1)G大23


<得点者>
[岩]大垣勇樹(31分)、太田賢吾(52分)、谷口海斗(82分)
[G]川崎修平(33分)、村上景司(58分)、塚元大(88分)

<警告>
[岩]太田賢吾(28分)、福田友也(44分)、石井圭太(84分)

観衆:1,139人
主審:植松健太朗
副審:竹長泰彦、原田雅士

<出場メンバー>
[いわてグルージャ盛岡]
先発
GK 1 土井康平
DF 23 太田賢吾
DF 3 福田友也
DF 22 深井脩平
DF 8 菅本岳
MF 5 石井圭太
MF 17 廣田隆治
MF 13 梅内和磨
MF 14 嫁阪翔太
(90分+1→FW 18 宮市剛)
MF 28 大垣勇樹
FW 9 菊池将太
(53分→FW 10 谷口海斗)
控え
GK 21 射庭康太朗
DF 24 鈴木達也
MF 25 清水敦貴
MF 6 櫛田一斗
FW 16 平川元樹
監督
菊池利三

[ガンバ大阪U-23]
先発
GK 31 田尻健
DF 43 大串昇平
DF 36 松田陸
DF 38 當麻颯
DF 35 山口竜弥
MF 26 奥野耕平
(86分→DF 42 大野榛里)
MF 32 芝本蓮
MF 48 中村仁郎
(57分→DF 44 村上景司)
MF 47 川崎修平
FW 37 白井陽斗
(74分→MF 45 伊勢航)
FW 49 塚元大
控え
GK 46 王新宇
監督
森下仁志

圧倒的存在感…この男の正体は? 蘭メディア「控えめに言って目立ちすぎ」

フィテッセ対フローニンゲンを観戦したMF本田圭佑
 フィテッセのホームゲームをスタンド観戦したMF本田圭佑の姿が現地で大きな話題となっているようだ。オランダ『SPORTNIEUWS.NL』など複数メディアが伝えている。

 フィテッセは8日、エールディビジ第13節でDF板倉滉が所属するフローニンゲンと対戦し、1-2で敗れた。練習参加を経て6日に加入が決定したばかりの本田はベンチ外となり、スタンドで観戦。その姿が大きな注目を集めることになった。

 本田は写真の通りフードを深くかぶり、眼鏡とマスクを着用。正体を隠してフィテッセの戦いを見守っていたが、すでに試合中からその姿が話題になっていたという。

 同メディアは「笑! ホンダが奇妙な変装でスタンドに座っている」とし、SNS上の反応を紹介。記事では「控えめに言っても彼は目立っている」と指摘している。変装してもその存在感は隠し切れなかったようだ。

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広島MF稲垣が本日入籍「笑顔の絶えない家庭を築きたい」

広島MF稲垣祥が入籍
 サンフレッチェ広島は9日、MF稲垣祥(27)が同日に入籍したことを発表した。相手は一般女性のため、氏名・年齢などの公表は差し控えるとしている。

 稲垣は日本体育大から甲府を経て、2017年に広島へ完全移籍。今季はここまでJ1リーグ戦21試合に出場し、チーム3位の4得点を記録している。

 入籍発表に際し、クラブ公式サイトを通じて「この度、入籍することになりました。相手への感謝の気持ちを忘れず、僕たちらしく笑顔の絶えない家庭を築きたいと思います。今シーズン残り3試合、共に頑張りましょう!」とコメントした。

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C大阪vs湘南 スタメン発表

[11.9 J1第31節](ヤンマー)
※15:00開始
主審:中村太
副審:西橋勲、竹田和雄
<出場メンバー>
[セレッソ大阪]
先発
GK 21 キム・ジンヒョン
DF 2 松田陸
DF 3 木本恭生
DF 14 丸橋祐介
DF 22 マテイ・ヨニッチ
MF 5 藤田直之
MF 7 水沼宏太
MF 11 ソウザ
MF 25 奥埜博亮
FW 8 柿谷曜一朗
FW 18 鈴木孝司
控え
GK 1 圍謙太朗
DF 15 瀬古歩夢
DF 16 片山瑛一
DF 29 舩木翔
MF 32 田中亜土夢
MF 38 西本雅崇
FW 13 高木俊幸
監督
ロティーナ

[湘南ベルマーレ]
先発
GK 21 富居大樹
DF 6 岡本拓也
DF 4 坂圭祐
DF 8 大野和成
MF 50 古林将太
MF 16 齊藤未月
MF 19 金子大毅
MF 28 鈴木冬一
FW 18 松田天馬
FW 9 指宿洋史
FW 10 山田直輝
控え
GK 1 秋元陽太
DF 13 山根視来
DF 3 フレイレ
MF 14 中川寛斗
MF 2 菊地俊介
MF 7 梅崎司
FW 11 山崎凌吾
監督
浮嶋敏

●[J1]第31節2日目 スコア速報

札幌のルーキー檀崎竜孔、手術が無事完了

[故障者情報]

 北海道コンサドーレ札幌は9日、MF檀崎竜孔が8日に札幌市内の病院で右足関節三角骨摘出術の手術を行い、無事に完了したことを発表した。また、クラブは10月31日のトレーニングで負傷したDF濱大耀が左ハムストリング肉離れと診断されたことも発表している。

 檀崎は青森山田高から今季加入し、開幕からここまでJ1リーグ戦2試合、ルヴァン杯8試合、天皇杯1試合に出場。4月10日のルヴァン杯第3節・湘南戦でプロ初得点を記録していた。トップ昇格からプロ3年目となる濱はリーグ戦の出場経験こそないが、今季はルヴァン杯4試合、天皇杯1試合に出場している。

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柏vs鹿児島 スタメン発表

柏vs鹿児島 スタメン発表
[11.9 J2第40節](三協F柏)
※15:00開始
主審:大坪博和
副審:熊谷幸剛、佐藤貴之
<出場メンバー>
[柏レイソル]
先発
GK 23 中村航輔
DF 32 川口尚紀
DF 50 山下達也
DF 2 鎌田次郎
DF 4 古賀太陽
MF 27 三原雅俊
MF 35 ヒシャルジソン
MF 9 クリスティアーノ
MF 18 瀬川祐輔
FW 26 オルンガ
FW 10 江坂任
控え
GK 16 滝本晴彦
DF 20 上島拓巳
DF 25 田中陸
MF 17 手塚康平
MF 38 菊池大介
FW 11 山崎亮平
FW 22 マテウス・サヴィオ
監督
ネルシーニョ

[鹿児島ユナイテッドFC]
先発
GK 13 アン・ジュンス
DF 20 酒本憲幸
DF 23 水本勝成
DF 19 堤俊輔
DF 24 砂森和也
MF 38 中原秀人
MF 39 ニウド
MF 30 萱沼優聖
MF 16 枝本雄一郎
MF 32 牛之濱拓
FW 28 韓勇太
控え
GK 31 大西勝俉
DF 15 藤澤典隆
DF 5 平出涼
MF 11 五領淳樹
MF 21 八反田康平
MF 33 田上裕
FW 49 ルカオ
監督
金鍾成

●[J2]第40節1日目 スコア速報

東京V李栄直が北朝鮮代表選出で一時離脱「とても悔しいですが、ここでしか得られない経験もある」

東京VのDF李栄直が北朝鮮代表に選出
 東京ヴェルディは9日、DF李栄直がカタールW杯アジア2次予選に臨む北朝鮮代表メンバーに選出されたことを発表した。

 J2リーグ戦は代表ウイーク中も行われ、東京Vは10日の第40節で千葉とアウェーで対戦。続く16日の第41節・徳島戦は、ラグビーW杯で使用不可となっていた味の素スタジアムで久々に開催されることになっていた。

 李栄直はクラブ公式サイトを通じ、「今回も代表に選出していただき光栄に思います。久しぶりのホームゲームに参加できない事はとても悔しいですが、ここでしか得られない経験もありますので、その経験をクラブに還元できるように全力で闘って来ますので、応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

 現在グループHで2位につける北朝鮮は14日にトルクメニスタン、19日にレバノンといずれもアウェーで対戦。李栄直は21日に帰国する予定となっている。

●カタールW杯アジア2次予選特集ページ
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板倉は開幕からフル出場継続…フローニンゲン、本田加入フィテッセに勝利

勝利に貢献したフローニンゲンDF板倉滉
[11.8 エールディビジ第13節 フィテッセ1-2フローニンゲン]

 オランダ・エールディビジは8日、第13節を開催し、6日にMF本田圭佑の加入が発表されたフィテッセとDF板倉滉が所属するフローニンゲンが対戦し、フローニンゲンが2-1の勝利を収めた。開幕からフル出場を続ける板倉は、この日もフル出場を果たし、加入したばかりの本田はベンチ外だった。

 試合は前半13分にFWジョエル・アソロの得点で先制したフローニンゲンが、同31分に再びアソロがネットを揺らしてリードを2点差に広げる。後半はフローニンゲンに得点こそ生まれなかったものの、フィテッセの反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収めた。

 2連勝を飾ったフローニンゲンは、ここ5試合無敗(4勝1分)と好調をキープ。一方のフィテッセは3連敗を喫している。

●海外組ガイド
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新潟vs岐阜 スタメン発表

[11.9 J2第40節](デンカS)
※14:00開始
主審:山岡良介
副審:和角敏之、松井健太郎
<出場メンバー>
[アルビレックス新潟]
先発
GK 1 大谷幸輝
DF 28 早川史哉
DF 5 舞行龍ジェームズ
DF 4 大武峻
DF 31 堀米悠斗
MF 6 戸嶋祥郎
MF 25 秋山裕紀
MF 11 渡邉新太
MF 8 シルビーニョ
MF 20 本間至恩
FW 9 レオナルド
控え
GK 30 田口潤人
DF 32 新井直人
MF 13 フランシス
MF 17 カウエ
MF 18 渡邊凌磨
FW 19 矢野貴章
FW 39 矢村健
監督
吉永一明

[FC岐阜]
先発
GK 25 ビクトル
DF 17 藤谷匠
DF 50 當間建文
DF 3 竹田忠嗣
DF 4 甲斐健太郎
MF 2 阿部正紀
MF 5 川西翔太
MF 38 塚川孝輝
MF 8 フレデリック
FW 39 馬場賢治
FW 11 前田遼一
控え
GK 21 原田祐輔
DF 34 北谷史孝
MF 22 柳澤亘
MF 30 中島賢星
FW 10 ライアン・デ・フリース
FW 29 ジュニオール・バホス
FW 7 村田透馬
監督
北野誠

●[J2]第40節1日目 スコア速報

F東23vs秋田 スタメン発表

[11.9 J3第30節](夢の島)
※14:00開始
主審:大原謙哉
副審:池田一洋、佐々木慎哉
<出場メンバー>
[FC東京U-23]
先発
GK 13 波多野豪
DF 49 森田翔
DF 53 大森理生
DF 47 岡哲平
DF 43 湯本創也
MF 36 安部柊斗
MF 44 品田愛斗
MF 24 原大智
MF 28 内田宅哉
FW 16 ジャエル
FW 31 ナッタウット
控え
GK 51 高橋優仁
MF 38 小林里駆
MF 42 常盤亨太
MF 50 金誠敏
FW 52 久保征一郎
監督
長澤徹

[ブラウブリッツ秋田]
先発
GK 21 松本拓也
DF 5 千田海人
DF 24 山田尚幸
DF 17 韓浩康
MF 22 沖野将基
MF 6 藤山智史
MF 15 江口直生
MF 20 青島拓馬
FW 13 林容平
FW 9 中村亮太
FW 7 前山恭平
控え
GK 1 渡辺泰広
DF 2 尾本敬
MF 26 垣根拓也
MF 31 田中雄大
MF 4 渡部大樹
FW 14 堀研太
FW 25 北原大奨
監督
間瀬秀一

●[J3]第30節1日目 スコア速報

CL週間MVPはレアルの18歳FWロドリゴ! 投票でソン・フンミンらを上回る

18歳FWロドリゴ・ゴエスがCL週間MVP
 欧州サッカー連盟(UEFA)は8日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のプレーヤー・オブ・ザ・ウィーク(週間最優秀選手)を発表し、レアル・マドリーの18歳FWロドリゴ・ゴエスが受賞を果たした。

 ロドリゴは6日にホームで行われたグループA第4節のガラタサライ戦に先発出場。開始早々の前半4分と同7分に連続ゴールを挙げると、終了間際にもネットを揺らし、ハットトリックを達成した。レアルのクラブ公式サイトによると、欧州CLではラウル・ゴンサレス氏に次ぐ史上2番目の若さでのハットトリックだという。また、ロドリゴは前半45分にDF長友佑都のパスをカットし、FWカリム・ベンゼマの得点も演出。3ゴール1アシストの活躍で6-0の大勝に貢献していた。

 候補としてドルトムントのDFアシュラフ・ハキミ、パリSGのGKケイラー・ナバス、トッテナムのFWソン・フンミンがノミネートされていたが、ロドリゴがユーザー投票で最も多くの支持を得たようだ。

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名古屋vs神戸 スタメン発表

[11.9 J1第31節](豊田ス)
※14:00開始
主審:家本政明
副審:大塚晴弘、林可人
<出場メンバー>
[名古屋グランパス]
先発
GK 1 ランゲラック
DF 6 宮原和也
DF 20 中谷進之介
DF 17 丸山祐市
DF 36 太田宏介
MF 2 米本拓司
MF 21 エドゥアルド・ネット
MF 29 和泉竜司
FW 7 ジョー
FW 25 前田直輝
FW 9 長谷川アーリアジャスール
控え
GK 16 武田洋平
DF 33 成瀬竣平
DF 5 千葉和彦
MF 15 伊藤洋輝
MF 8 ジョアン・シミッチ
FW 10 ガブリエル・シャビエル
FW 32 赤崎秀平
監督
マッシモ・フィッカデンティ

[ヴィッセル神戸]
先発
GK 18 飯倉大樹
DF 33 ダンクレー
DF 25 大崎玲央
DF 44 ジョアン・オマリ
MF 34 藤谷壮
MF 5 山口蛍
MF 8 アンドレス・イニエスタ
MF 24 酒井高徳
FW 13 小川慶治朗
FW 7 ダビド・ビジャ
FW 16 古橋亨梧
控え
GK 1 前川黛也
DF 3 渡部博文
MF 27 郷家友太
MF 35 安井拓也
MF 6 セルジ・サンペール
FW 21 田中順也
FW 9 藤本憲明
監督
トルステン・フィンク

●[J1]第31節2日目 スコア速報

岩手vsG大23 スタメン発表

[11.9 J3第30節](いわスタ)
※13:00開始
主審:植松健太朗
副審:竹長泰彦、原田雅士
<出場メンバー>
[いわてグルージャ盛岡]
先発
GK 1 土井康平
DF 23 太田賢吾
DF 3 福田友也
DF 22 深井脩平
DF 8 菅本岳
MF 5 石井圭太
MF 17 廣田隆治
MF 13 梅内和磨
MF 14 嫁阪翔太
MF 28 大垣勇樹
FW 9 菊池将太
控え
GK 21 射庭康太朗
DF 24 鈴木達也
MF 25 清水敦貴
MF 6 櫛田一斗
FW 10 谷口海斗
FW 16 平川元樹
FW 18 宮市剛
監督
菊池利三

[ガンバ大阪U-23]
先発
GK 31 田尻健
DF 43 大串昇平
DF 36 松田陸
DF 38 當麻颯
DF 35 山口竜弥
MF 26 奥野耕平
MF 32 芝本蓮
MF 48 中村仁郎
MF 47 川崎修平
FW 37 白井陽斗
FW 49 塚元大
控え
GK 46 王新宇
DF 42 大野榛里
DF 44 村上景司
MF 45 伊勢航
監督
森下仁志

●[J3]第30節1日目 スコア速報

磐田vsFC東京 スタメン発表

[11.9 J1第31節](ヤマハ)
※14:00開始
主審:山本雄大
副審:西尾英朗、大川直也
<出場メンバー>
[ジュビロ磐田]
先発
GK 1 八田直樹
DF 3 大井健太郎
DF 24 小川大貴
DF 33 藤田義明
MF 13 宮崎智彦
MF 14 松本昌也
MF 15 アダイウトン
MF 23 山本康裕
MF 26 藤川虎太朗
MF 30 上原力也
FW 39 ルキアン
控え
GK 21 カミンスキー
DF 25 大南拓磨
MF 27 荒木大吾
MF 34 針谷岳晃
MF 8 ムサエフ
FW 22 大久保嘉人
FW 32 中山仁斗
監督
フェルナンド・フベロ

[FC東京]
先発
GK 33 林彰洋
DF 2 室屋成
DF 32 渡辺剛
DF 3 森重真人
DF 14 オ・ジェソク
MF 7 三田啓貴
MF 8 高萩洋次郎
MF 18 橋本拳人
MF 10 東慶悟
FW 9 ディエゴ・オリヴェイラ
FW 11 永井謙佑
控え
GK 1 児玉剛
DF 29 岡崎慎
MF 21 ユ・インス
MF 39 大森晃太郎
MF 45 アルトゥール・シルバ
FW 17 ナ・サンホ
FW 27 田川亨介
監督
長谷川健太

●[J1]第31節2日目 スコア速報

横浜FMvs札幌 スタメン発表

横浜FMvs札幌 スタメン発表
[11.9 J1第31節](ニッパツ)
※14:00開始
主審:佐藤隆治
副審:唐紙学志、川崎秋仁
<出場メンバー>
[横浜F・マリノス]
先発
GK 1 朴一圭
DF 27 松原健
DF 13 チアゴ・マルチンス
DF 44 畠中槙之輔
DF 5 ティーラトン
MF 6 扇原貴宏
MF 8 喜田拓也
MF 9 マルコス・ジュニオール
FW 23 仲川輝人
FW 17 エリキ
FW 28 マテウス
控え
GK 31 杉本大地
DF 15 伊藤槙人
DF 16 高野遼
DF 18 広瀬陸斗
MF 7 大津祐樹
FW 11 遠藤渓太
FW 20 李忠成
監督
アンジェ・ポステコグルー

[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 25 ク・ソンユン
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
DF 5 福森晃斗
MF 7 ルーカス・フェルナンデス
MF 27 荒野拓馬
MF 8 深井一希
MF 4 菅大輝
MF 9 鈴木武蔵
MF 18 チャナティップ
FW 48 ジェイ
控え
GK 1 菅野孝憲
DF 2 石川直樹
MF 10 宮澤裕樹
MF 19 白井康介
MF 23 中野嘉大
MF 26 早坂良太
FW 11 アンデルソン・ロペス
監督
ペトロヴィッチ

●[J1]第31節2日目 スコア速報

鹿島vs川崎F スタメン発表

鹿島vs川崎F スタメン発表
[11.9 J1第31節](カシマ)
※14:00開始
主審:飯田淳平
副審:三原純、浜本祐介
<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 2 内田篤人
DF 27 ブエノ
DF 5 チョン・スンヒョン
DF 28 町田浩樹
MF 6 永木亮太
MF 4 レオ・シルバ
MF 18 セルジーニョ
MF 41 白崎凌兵
FW 8 土居聖真
FW 15 伊藤翔
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 26 小池裕太
MF 13 中村充孝
MF 25 遠藤康
MF 30 名古新太郎
MF 47 相馬勇紀
FW 36 上田綺世
監督
大岩剛

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 6 守田英正
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 25 田中碧
MF 10 大島僚太
MF 28 脇坂泰斗
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
FW 11 小林悠
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 2 登里享平
DF 3 奈良竜樹
MF 16 長谷川竜也
MF 22 下田北斗
FW 20 知念慶
FW 9 レアンドロ・ダミアン
監督
鬼木達

●[J1]第31節2日目 スコア速報

34歳C・ロナウドが若さを保つ秘訣…元同僚ファーディナンド「彼の家を歩き回ったら部屋に約10人いた」

自己管理を怠らないFWクリスティアーノ・ロナウド
 元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏がユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの逸話を明かしている。スペイン『マルカ』が報じた。

 ファーディナンド氏はマンチェスター・ユナイテッド時代に若手だったC・ロナウドとともにプレー。当時、C・ロナウドの隣人だったという同氏は、家を訪れた際のエピソードを語っている。

「彼の家を歩き回ったら、部屋に約10人の人がいるのを見た。『この人たちは誰だ? 何が起こっているんだ?』と言ったよ」

 驚くファーディナンド氏に対し、C・ロナウドは「これは僕の料理人、これは僕のフィジカルコーチ、これは僕のドクター、そしてこれは僕の個人トレーナーだ」と、パフォーマンスレベルを維持するために自身を取り囲んでいるスタッフだと説明したという。

 ファーディナンド氏は「彼は自分の体と心を最高レベルで機能させるため、適切な装備をそろえようと多額の投資をしていた」と当時を振り返り、「若い選手たちにアドバイスするとしたら、もし資金があるなら同じような方法で自分自身に投資すべきだろう」と話している。

 そして現在も欧州のトップシーンで活躍し続ける元チームメイトに対し、「彼は34歳で、10年間(バロンドールを5回ずつ受賞したメッシと)世界最高選手2人のうちの1人だったことに加え、まだ(キャリアの)ピークにある」と称賛の言葉を送った。

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現役引退の元日本代表DF坪井、サッカーを離れて意外な転身へ

今季限りで現役を引退するDF坪井慶介
 今季限りでの現役引退を発表したレノファ山口FCのDF坪井慶介(40)が8日の練習後、現在の心境や今後のプランなどを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 坪井は四日市中央工高、福岡大を経て2002年に浦和へ入団。ルーキーイヤーからJ1リーグ戦30試合に出場するなど主力として活躍し、同年に新人賞を受賞した。その後、2015年に湘南、昨季に山口へと移籍。今季はここまでJ2リーグ戦4試合に出場している。日本代表では2003年のデビューから通算40試合に出場。ジーコジャパン時代に最終ラインを支え、2006年のドイツW杯にも出場した。

 坪井は引退を表明した現在の心境を問われ、「簡単な決意ではなかったので寂しい気持ちもありますが、残りの試合をやりきろうという気持ちで今はやっています」とコメント。引退を決断したきっかけを「ひとつやふたつの理由ではないので全てを挙げるのは難しいのですが、ひとつ挙げるとすれば、プレーの反応やスピードやキレが自分の許容範囲を超えたり、許せないと思う回数が増えてきたりしたのが決断する大きな理由です」と説明した。

 また、山口で印象に残っているシーンとして「1年目の最初の試合」を挙げ、「初めて山口の選手として維新のスタジアムで戦った試合は、決意を込めて山口に来たので自分の中でも嬉しいものがありました」と回顧している。そして「非常に暖かい印象を受けました」という山口サポーターに対し、「チームが苦しい時も変わらない声援をずっと送り続けてくれました。2年間という短い時間でしたがこの暖かさは強く感じました」と感謝を伝えた。

 今後のキャリアについては「サッカーの現場から離れて、メディア関係の仕事に進んでいこうと思っています」と“転身”を明かし、「自分はこれまでサッカーばかりやってきたので、どのようにできるかは未知の部分があるので、具体的にどのようにするというのは申し上げられないのですが、ゼロからのスタートでなんでもやっていきたいという思いはあります」と語っている。

 18年間のプロ生活を終えるまで残り3試合。公式戦454試合に出場してきたベテランは「急に何かをする必要はない」とし、「ここにはプロの選手として来ているので、3試合すべてに出場する想いを持って毎日の練習に取り組んでいきたいと思っています」と誓った。

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[AFC U-19選手権予選]U-18日本代表は中村→大森の“ホットライン”から連発!FW晴山4得点など9-0大勝

U-18日本代表はFW大森真吾(順天堂大)の連続ゴールを皮切りに9得点
[11.8 AFC U-19選手権予選 U-18日本代表 9-0 U-18モンゴル代表 ベトナム]

 01年生まれ以降の選手たちで構成されたU-18日本代表が8日、AFC U-19選手権2020予選(ベトナム)第2節でU-18モンゴル代表と対戦。FW晴山岬(帝京長岡高)が4得点、FW大森真吾(順天堂大)も3得点を決めるなど9-0で大勝した。2戦2勝の日本は10日の最終節で、グループJの1位突破を懸けて同じく2戦2勝のU-18ベトナム代表と対戦する。

 日本は10-0で大勝したU-18グアム代表戦から先発11人をチェンジ。4-4-2システムのGKは山田大樹(鹿島ユース)で4バックは右SB中村拓海(FC東京)、CB木村誠二(FC東京U-18)、CB山崎大地(順天堂大)、左SBバングーナガンデ佳史扶(FC東京U-18)。中盤はゲーム主将のMF柴田壮介(湘南)とMF川崎颯太(京都U-18)のダブルボランチで右MF石浦大雅(東京Vユース)、左MF川本梨誉(清水ユース)。2トップは晴山と大森がコンビを組んだ。

 日本は立ち上がりからモンゴルを押し込む。4分に中村が右足ミドルを飛ばすと7分に先制点。山崎のサイドチェンジから中村がDFと入れ替わる形で右サイドを突破する。そして、GKとDFの間に入れたラストパスを大森が右足ダイレクトでゴールに沈めた。日本は12分にも右サイドでキープした石浦の外側を中村がスプリント。そして、中村のグラウンダーのラストパスをニアの大森が再び合わせて2-0とした。

 昨年、東福岡高でともにプレーしていた中村と大森との“東福岡ホットライン”で2得点。その後も圧倒的にボールを支配した日本は、サイドからのコンビネーションによる崩しやバングーナガンデの縦突破からゴール前のシーンを作り出し、晴山や柴田が決定機を迎える。また、川崎、川本のミドルシュートなども交えて追加点を狙った。

 自陣に人数をかけて守るモンゴルの前に前半はなかなか得点数を伸ばすことができなかった。だが、アディショナルタイム、右サイドでDFとの競り合いを制した石浦のラストパスを晴山が決めて3-0。後半開始からは川本に代えてDF林田魁斗(C大阪U-18)を投入し、木村、林田、山崎の3バックへスイッチした。

 日本は4分に大森、石浦と繋いで最後は中村が右足で4点目。14分にはバングーナガンデに代えてDF加藤聖(JFAアカデミー福島U18)を投入する。右サイドからチャンスを増やす日本は20分、石浦の右クロスのこぼれ球を加藤がもぎ取り、右足で5点目を決めた。
 
 27分には石浦をMF武田英寿(青森山田高)へチェンジ。28分には柴田のスルーパスから晴山がGKをかわして6点目を決める。日本は29分にも柴田のスルーパスに反応した晴山がPKを獲得。自ら右足で決めて7-0とした。

 高い位置でボールを奪い返す日本はGK山田の守るゴールに相手をほとんど近づけない。そして、42分には武田の落としから晴山が右足ループシュートでこの日4点目。44分には武田のスルーパスから大森が決めてゴールラッシュを締めた。2連勝の日本は計19得点で無失点。得失点差でベトナムを大きくリードする日本は、最終節で引き分けても1位突破が決まる。


●【特設】AFC U-19選手権2020予選特集ページ

トゥールーズ指揮官「良くないニュース」復帰目前の昌子が再び負傷

DF昌子源が再び負傷
 トゥールーズのDF昌子源が負傷を再発させたようだ。アントワーヌ・コンブアレ監督が8日の記者会見で明かしたことをフランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が伝えている。

 開幕前に左太ももを負傷した昌子は、9月25日のリーグアン第7節アンジェ戦でスタメンとして今季初出場。しかし、同試合で右足首を痛め、再離脱を余儀なくされた。そこから復帰を目指していたが、トレーニング中に再び怪我を負ってしまったようだ。

 コンブアレ監督は記者会見で「彼にとって良くないニュースだ。彼は戻ってくるはずだったが、足首を捻って腫れてしまった。再び検査を行う」と言及している。

 同誌によると、トゥールーズは昌子のほか、DFバフォデ・ディアキテ、DFアグスティン・ロヘル、MFカリドゥ・シディベなど守備陣を中心に負傷者が相次いでいるという。

 チームは第12節を終えて残留圏内ぎりぎりの18位。次節は10日に行われ、敵地でモンペリエと対戦する。

●海外組ガイド
●フランス・リーグアン2019-20特集
●酒井、昌子の試合も!!“初月無料”DAZNでライブ配信中

宮市が2試合連続フル出場、ザンクト・パウリは公式戦6試合未勝利

ドリブル突破を試みるMF宮市亮
 ブンデスリーガ2部は2日、第13節1日目を行い、MF宮市亮が所属するザンクト・パウリはホームでボーフムと対戦し、1-1で引き分けた。宮市は2試合連続でフル出場を果たした。

 ホームのザンクト・パウリは前半5分に失点したが、10分にMFバルデマル・ソボタのゴールで同点に追いついた。互いに次の1点を目指したが、1-1の引き分けに終わった。右サイドハーフで先発した宮市はフル出場。チームは2試合連続のドローで公式戦6試合未勝利となった。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2019-20特集

[11月9日 今日のバースデー]

Japan
GK野澤洋輔(新潟、1979)*正確なセービングとリーダーシップが持ち味の守護神。新潟Sの黄金時代を築いた。
MF酒井宣福(大宮、1992)*ハンブルガーSV所属の酒井高徳の実弟。身体能力に優れ、ポストプレーが得意。
DF高尾瑠(G大阪、1996)*関西学院大出身のDF。高い技術にサイズも兼ね備え、1年目から出番を得ている。
DF小島雅也(金沢、1997)*16年に仙台ユースからトップ昇格。かつてはU-19代表にも名を連ねた。豊富な運動量と冷静なプレーが持ち味。

Former
DFルイス・フェリペ・スコラーリ(元ジュベントゥージほか、1948、ブラジル)*磐田で指揮を執った経験もある、元ブラジル代表監督。現在はパルメイラスの監督を務めている。
DFアンドレアス・ブレーメ(元インテルほか、1960、ドイツ)*元ドイツ代表の頭脳明晰なSB。
FWアレッサンドロ・デル・ピエロ(元ユベントスほか、1974、イタリア)*華麗なボール捌きやスルーパスが持ち味のファンタジスタ。左45度からのシュートを得意とし、このエリアは「デル・ピエロ・ゾーン」と呼ばれている。

Others
速水健朗(編集者、1973)
加瀬亮(俳優、1974)
えなりかずき(俳優、1984)

[11月9日 今日のバースデー]

Japan
GK野澤洋輔(新潟、1979)*正確なセービングとリーダーシップが持ち味の守護神。新潟Sの黄金時代を築いた。
MF酒井宣福(大宮、1992)*ハンブルガーSV所属の酒井高徳の実弟。身体能力に優れ、ポストプレーが得意。
DF高尾瑠(G大阪、1996)*関西学院大出身のDF。高い技術にサイズも兼ね備え、1年目から出番を得ている。
DF小島雅也(金沢、1997)*16年に仙台ユースからトップ昇格。かつてはU-19代表にも名を連ねた。豊富な運動量と冷静なプレーが持ち味。

Former
DFルイス・フェリペ・スコラーリ(元ジュベントゥージほか、1948、ブラジル)*磐田で指揮を執った経験もある、元ブラジル代表監督。現在はパルメイラスの監督を務めている。
DFアンドレアス・ブレーメ(元インテルほか、1960、ドイツ)*元ドイツ代表の頭脳明晰なSB。
FWアレッサンドロ・デル・ピエロ(元ユベントスほか、1974、イタリア)*華麗なボール捌きやスルーパスが持ち味のファンタジスタ。左45度からのシュートを得意とし、このエリアは「デル・ピエロ・ゾーン」と呼ばれている。

Others
速水健朗(編集者、1973)
加瀬亮(俳優、1974)
えなりかずき(俳優、1984)