【動画】雨中のパス回し…日本代表がベネズエラ戦へ最終調整

【動画】雨中のパス回し…日本代表がベネズエラ戦へ最終調整
 日本代表が18日、試合会場のパナソニックスタジアム吹田で公式練習を行い、明日19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦に向けて最終調整した。雨の中、ボール回しなどでウォーミングアップ。全23選手でのトレーニングは冒頭部分のみ報道陣に公開された。

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チェルシーでの元同僚が暴露!「最も怠け者なのはエデン・アザール」

エデン・アザールは練習嫌い?
 レアル・マドリーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールは練習が嫌いだったようだ。元チームメイトのMFジョン・オビ・ミケルがアザールの素顔を明かした。英『スカイ・スポーツ』が報じている。

 2006年6月から2017年1月までチェルシーに在籍した元ナイジェリア代表MFは、2度のプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇に貢献。現在はトルコのトラブゾンシュポルでプレーしており、今季公式戦11試合に出場している。

 2012年6月からアザールとチームメイトだったミケルは、トルコ『beINスポーツ』のインタビューでアザールについて「彼はメッシほどではないかもしれないが、信じられないほどの才能を持っている。彼は足もとで何でもやりたいことができる」と能力を認めながらも、「僕が一緒にプレーした中で最も怠け者なのはエデン・アザールだ」と暴露した。

「彼は一生懸命トレーニングするのが好きではなかった。僕たちがトレーニングに励んでいる間、彼はただ立ってトレーニングが終わるのを待っていた。でも、日曜日になると、いつだってマン・オブ・ザ・マッチだった」

 アザールの素顔を明かしたミケル。一方で最も勤勉だった選手を尋ねられると、「フランク・ランパード」と、現チェルシー指揮官の名前を挙げた。

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【動画】#ウイイレコソ練 R1ボタンは離している?ビルドアップについて考える

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『eFootball ウイニングイレブン2020』(ウイイレ2020)がついに開幕!! ゲキサカFC第1期生のカクケン、ARATAはオンラインディビジョン(オンディビ)でレート1000を目指します。

 2人を指導するのはJeSU(一般社団法人日本eスポーツ連合)認定のプロプレイヤーで、ウイイレ世界一を決める「PES LEAGUE WORLD FINAL」で3年連続世界ベスト8のMayageka。「レート1000への道」の番外編「#ウイイレコソ練」では、師匠の教えを習得するため、実際のプレイ映像を2人で見返しながら正しい判断、テクニックを身に付けていきます。

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青森山田は優勝するために倒さなければならない相手。米子北DF田中主将「それが初戦だっただけ」

米子北高のDF田中秀磨主将は打倒・青森山田を誓った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
 優勝するために、前回王者を倒す――。2連覇を狙う青森山田高(青森)への最初の挑戦者に決まった米子北高(鳥取)のDF田中秀磨主将(3年)は、「打倒・山田」の決意を固めていた。

「本当に山田さんは素晴らしいチームだと思うんですけれども、自分たちも優勝を狙っている。やっぱり優勝狙っていたらどこかで倒さないといけないので、それが初戦だっただけ。山田は尊敬しているんですけれども、負けられない」

 プレミアリーグEASTで首位を走る相手が強いことはもちろん理解している。だが、自分たちの武器で勝負して、勝つだけだ。「しっかり無失点にしてという自信があります。相手は本当にプレミアでも凄い試合をしているので、自分たちが守る時間が多くなると思うんですけれども、自分たちは今年、守備力に自信があるチームなので、米子北の堅守速攻のサッカーをしたいと思います」と力を込めた。

 米子北は今年、プリンスリーグ中国で首位を独走中。なかなか得点できない試合でも守備陣が踏ん張って勝ち点を重ねてきた。青森山田はU-18日本代表MF武田英寿主将(3年、浦和内定)ら個の力もあるが、田中は「こっちにも代表がいるので」と大分内定のU-18日本代表CB高橋祐翔に期待。16強に終わったインターハイを負傷欠場した大型CBの力も加えて、より厚みのある守備をV候補相手に披露する。

 青森山田は県予選決勝(対八戸学院野辺地西高)で攻め続けながらも無得点。自分たちも80分間相手を集中を切らさずに守り切ることができれば可能性は広がる。初戦だからこそ準備する時間も十分。高橋に加え、注目の左SB岡田大和(3年)や下級生時から全国を経験してきた田中らが役割を果たし、速攻などから復調中のFW植田葉月(3年)やFW崎山友太(2年)、MF原田海(3年)が決めて「打倒・山田」をやり遂げる。

(取材・文 吉田太郎)
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選手権までの1か月半は「大変だろうな(笑)」…初出場・五條MF池田達哉が目指す“喜びの瞬間”

五條高(奈良)MF池田達哉(3年)(写真協力=高校サッカー年鑑)
 1年生の頃からピッチに立っていた。なかなか選手権の舞台まで辿り着かなかったが、最上級生となった今年度、五條高(奈良)MF池田達哉(3年)は憧れのピッチに立つ権利を手に入れた。

 自身は1年時から選手権予選を経験。その後もレギュラーポジションをつかんで3年間を過ごしてきたが、選手権の舞台には辿り着くことができずに悔しさを味わってきた。「先輩たちが頑張ってきた中でも届かなかった選手権だった。自分たちの代で絶対に頑張って取ろうという気持ちがあった」と、16日に一条高との奈良県予選決勝に臨んだ。

 4連覇を狙う相手に対し、前半12分に先制しながらも、後半に2点を奪われて逆転を許してしまう。しかし、同37分に同点に追い付くと、延長前半4分に池田が値千金の決勝ゴールを奪い、3-2の勝利を収めたチームは初の選手権出場を決めた。「僕自身も嬉しかったけど、皆が喜んでいる姿を見て、もっと嬉しい気持ちになれた」とキャプテンらしい表現で、喜びを表した。

「高校でサッカーをしている選手にとって、一番出たい大会だった。そこで全国に出られるのは、とても光栄に思っています」

 大会までは1か月半の時間がある。この期間は「楽しみだけど…」と答えると、「大変だろうな(笑)」と続けた。これまでの3年間、厳しい練習をこなしてきたが、選手権本大会へ向けた練習は初めて。「全国で勝つために、どんな練習をするのかと考えると大変な時期ですよね」と今まで以上に厳しい練習が待っていると予想。だが、それを体感できるのも選手権に出場できたからこそ。「しんどそうだけど、本当に楽しみ」と仲間とともにハードな練習を乗り越え、選手権へと立ち向かう。

 選手権初戦の相手は仙台育英(宮城)に決定した。「名門校なので、とてもワクワクしている。全国という場は緊張するけど、思い出だけにするのではなく、結果も残せるような大会にしたい」と、まずは全国での1勝を目指し、仲間の喜ぶ姿を見て歓喜を爆発させたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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「久保はいない?」ジョークまじえたベネズエラ指揮官、日本戦は「非常に重要」

ベネズエラ代表のラファエル・ドゥダメル監督
 ベネズエラ代表のラファエル・ドゥダメル監督は18日、キリンチャレンジカップ・日本代表戦(19日・パナスタ)に向けた公式会見に出席した。日本の報道陣から警戒すべき選手を問われて「久保(MF久保建英)はいないと理解しているが、それは合っているか? それなら状況はよりやりやすくなる」と冗談をまじえて語る場面もあった。

 昨年11月に大分で対戦(△1-1)して以来の来日となったベネズエラ代表。就任4年目のドゥダメル監督は「日本の大阪でFIFAの国際Aマッチデーを戦うことができてうれしく思っている。来年3月に始まる南米予選に向けた最後の親善試合なので、非常に重要な意味を持った試合になる。日本のようにレベルも高く、要求度が高いチームを相手に1年の締めくくりができてうれしい」と心境を語った。

 育成年代の監督も歴任してきたドゥダメル監督にとって、日本は2017年のU-20ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でも対戦した縁ある相手。「他国の代表と同じように多くのことを学ぼうと、常に注意深く情報を追っている。連携とれた組織的なプレーが素晴らしく、ダイナミックでインテンシティ高い試合をできるチーム。日本のホームで戦えることをうれしく思っている。勝利を収めるために全力で戦わなければならない」とリスペクトを語る。

 とはいえ、近年の実績はベネズエラが優勢だ。U-20W杯ではMF堂安律、DF冨安健洋、久保らを擁した東京五輪世代を延長戦の末に1-0で撃破。その後、並み居る強豪を倒して準優勝に輝いた。日本戦で決勝ゴールを決めたMFジャンヘル・エレーラをはじめ、GKウイルケル・ファリニェス、DFロナルド・エルナンデス、MFジェフェルソン・ソテルドらはA代表として来日メンバーにも入っている。

「あの大会で私たちが手にした準優勝のタイトルは非常に喜ばしいものだった。素晴らしい選手に恵まれ、彼らと強化を行い、たくさんの親善試合をしたという長年のプロセスの成果だった。エレーラ、ソテルド、フェリニェス、エルナンデスはA代表でも貢献してくれている。彼らはチーム内での競争を促す役割もしてくれている」。

 日本代表の森保一監督と同様、ベネズエラでも育成年代との兼任監督によって世代間融合が進んでいるベネズエラ。それでもドゥダメル監督は華々しい実績に満足せず、「ただそれはもう過去のこと。良い思い出として取っておいて、あの結果をもたらしてくれた素晴らしい選手たちと次の予選に進んでいきたい」と意欲を語った。

 そんなベネズエラの悲願は来年3月に始まる南米予選を制し、初のワールドカップ出場を決めること。「南米予選は非常に要求が高く、対戦国のタイプも異なる。ここまでさまざまな親善試合で準備をしてきたが、選手が経験値を詰み、より成熟し、南米予選に臨んでいこうとしている。これまでは正しい道を進んできた。願わくば初出場への切符を手にしたい」。ベネズエラにとって、日本戦はW杯予選前最後の親善試合。新戦力の融合を進める森保ジャパンの前に、本気の相手が立ちはだかる。

(取材・文 竹内達也)
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“ハイプレス集団”の挑戦…創部51年目の愛工大名電が選手権初出場!「全国でも真っ向勝負を」

意気込みを語る愛工大名電・鈴木郁人主将(写真協力=高校サッカー年鑑)
 創部51年目の愛工大名電高(愛知)サッカー部が選手権初出場を決めた。「日本一のハイプレス」を志向する愛工大名電は凄まじい運動量で畳み掛ける攻撃が圧巻。前線から連動してプレッシャーをかけてボールを奪い、縦に素早くゴールに迫るスタイルで難敵を打ち破り、愛知県を制した。

 16日に行われた決勝戦では新人戦王者・岡崎城西高と対戦した。宮口典久監督は「暴れてこい」と選手を送り出すと、前半だけで4ゴールと圧倒。そのまま4-2で逃げ切り、初の戴冠を成し遂げた。翌17日をオフにし、きょう18日が東京都内開催の組み合わせ抽選会。「(優勝してから)生徒たちに会っていないんですよ。今日、学校は大変なことになっていると思う」と笑った。

 同校史上初めて抽選会に出席した鈴木郁人主将は「愛工大明電らしいサッカーを全国大会でも見せたい」と宣言。昨夏に取り入れ、磨き上げてきたハイプレスを全国で披露し、名電サッカー部の名を轟かせる。

 12月31日の初戦は福岡県代表が相手となり、同県の決勝が行われる12月4日に出場校が決定する。宮口監督は「どこが相手でも全国大会の真剣勝負は面白い。あいつらもワクワクしてると思います」と開幕を待ち詫びた。走り負けない“ハイプレス集団”が令和最初の選手権にインパクトを残す。

(取材・文 佐藤亜希子)
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「マンUと契約して!」とファン懇願、ドルトムントの19歳サンチョの反応は…

「マンUと契約して欲しい」と懇願されたジェイドン・サンチョ
 ドルトムントに所属するイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(19)が、あるサポーターから「マンチェスター・ユナイテッドとサインして」と懇願されたという。英『サン』が伝えた。

 マンチェスター・シティの下部組織出身のサンチョは、2017年8月にドルトムントに加入。高いドリブルスキル、チャンスメイク力に優れ、10代にしてドイツの名門でレギュラーを獲得し、今季は公式戦16試合で4ゴール6アシストを記録している。

 世界で最も将来が期待されている選手の一人であるサンチョに対して、古巣の宿敵ユナイテッドやレアル・マドリーパリSGなどの関心が報じられる中、EURO2020予選を戦うイングランド代表に帯同しているサンチョは、ファンサービスでサポーターと2ショット写真を撮影。その後、別れ際に「ユナイテッドと契約してくれ」と頼まれたという。

 しかし、サンチョは特に何も答えず、笑顔で別れを告げたとのこと。ドルトムントは移籍金として1億ポンド(約141億1350万円)を要求するとみられているが、遅刻癖があるなど、ピッチ外での行動が問題視されている。

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「永遠の優勝候補」「無冠の帝王」と呼ばれて…今治東DF大谷一真、選手権初出場で「すべて出し切る」

今治東中等教育学校(愛媛)DF大谷一真(3年)(写真協力=高校サッカー年鑑)
 13年度、17年度の県予選決勝で敗れはしたが、その実力は評価されてきた。ようやく、手にした選手権へのチケット。今治東中等教育学校(愛媛)DF大谷一真(3年)は、「3年間磨き上げてきたパスサッカーを全国で見せたい」と初の大舞台を前に胸を高鳴らせている。

 2日に行われた愛媛県予選決勝で新田高と対戦。スコアレスのまま迎えた後半27分に生まれた得点を守り抜き、1-0の勝利を収めて選手権初出場をつかみ取った。「選手権に出れることで、もちろん嬉しかった。でも、全国に向けてやらないといけないと、すぐに切り替えた」と優勝の余韻を引きずることなく、選手権に向けてリスタートを切っている。

 いつしか、「永遠の優勝候補」「無冠の帝王」と呼ばれていたようだ。実際に昨年度の新人戦では優勝しながらも、総体予選では決勝で宇和島東に敗れ、選手権予選では2回戦で散った。そして、今年度の新人戦も制したが、総体予選では決勝で新田に屈した。

「県内では毎年のように優勝候補の一つと言われていたけど、なかなか勝てなかった。自分たちも『全国が懸かると勝てないな』と言われて、本当に悔しかった。そう言われるのが嫌だったので、絶対に何が何でも勝ってやると思っていた」

 そして、辿り着いた大舞台。初戦の相手は山形中央(山形)に決まった。「厳しい試合になると思う」と答えつつ、「初戦から緊張して固くなって負けたら、3年間やってきた意味がない。緊張するかもしれないけど、自分たちが3年間磨き上げてきたものをすべて出し切って、その上で結果を求めてやっていきたい」と完全燃焼を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)
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自他に厳しい基準求める柴崎岳「彼ら自身が力を発揮しないと…」

日本代表MF柴崎岳(デポルティボ)
 キリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(19日・パナスタ)に臨む日本代表メンバーでは、初招集4人を含む9選手がW杯予選から入れ替わった。DF吉田麻也(サウサンプトン)不在のためキャプテンを担うとみられるMF柴崎岳(デポルティボ)は、新戦力の現状を「彼らにとっては連係ありきではない」と表現した。

 14日にカタールW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)を終えた後、吉田やMF南野拓実(ザルツブルク)ら欧州組9選手は現地ビシュケクでチームを離脱。大阪合宿では国内組の9選手を加え、23人でトレーニングを行ってきた。加わったのは初めてA代表を経験する4選手、久々の復帰を果たした5選手と、いずれも森保ジャパンでの序列が高くない選手たちだ。

 そうした新顔に対し、ベネズエラ戦への帯同を選んだ柴崎はあえて厳しい基準を突きつける。「言葉で伝えられることもあるけど、そういった選手たちが自分で見て、感じて、日本代表選手としての力にしていくのは彼ら自身の問題」。まずは手を差し伸べるのではなく、連係に乏しい中でも能力を発揮することに期待した。

「彼らにとっては連係ありきではない。彼ら自身が力を発揮しないとどうにもならない。一日二日で連係ができあがることもない。誰しもが通る道だけど、試合に出た時にそういったチャンスをモノにできるかは選手個人の問題」。もっともそうして言うからには、代表常連の自らにはさらなる高い基準を設定している。

「どんな相手でも、どんな状況でも自分の力を常に発揮しないといけないと思っている。ホームでもアウェーでも関係なく、ピッチの上で存在感を発揮しないといけないし、存在感を出すためにプレーするわけじゃないけど、自分のプレーに集中できていればおのずとそういうことになる」。

「プレーの安定感も含めて、試合で普通のプレーをするのではなく、常にある程度突出したパフォーマンスをこの代表では見せないといけない。周りの影響もそうだし、立場的にもそう。これから起こり得るいろんな状況に対応するためにも、そうした精神的な準備を積み重ねていく」。

 森保一監督はキルギス戦の先発メンバーを中心に起用することを明言しており、柴崎の先発は濃厚。新顔の台頭にも期待が集まる中、「強度もあって、技術もあって、規律もあって、個人的にすごく良いチームだと感じている」(柴崎)という本気のベネズエラに対し、背番号7がどのようなパフォーマンスを見せられるかにも注目だ。

(取材・文 竹内達也)
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麻也も長友も酒井も不在の4バック…植田直通「必ず僕が引っ張る」

10キャップ10はDFの選手で最多のDF植田直通
 自らDFリーダーに名乗り出た。日本代表DF植田直通(セルクル・ブルージュ)は19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(パナスタ)に向け、「DFラインでは必ず僕が引っ張っていきたい」と力強く語った。

 14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)後に海外組9人が離脱。最終ラインではDF吉田麻也、DF酒井宏樹、DF長友佑都というレギュラー3人がチームを離れた。キルギス戦スタメンの4バックで唯一、チームに残った植田の自覚は十分。「真ん中に(柴崎)岳くんがいたりもするけど、自分が出ることがあれば、僕が引っ張っていきたい」と頼もしい。

 DF冨安健洋の負傷離脱後、10月15日のW杯アジア2次予選・タジキスタン戦(○3-0)、キルギス戦と2試合連続で吉田とセンターバックを組んできた。さかのぼれば6月のコパ・アメリカで3試合すべてにフル出場。東京五輪世代が主体のチームの中、冨安とのコンビで南米の強国3チームと対戦し、森保一監督の信頼を勝ち取った。

 代表戦に出場することの難しさと喜びはだれよりも分かっている。アギーレジャパン時代の15年1月にA代表に初招集されたが、代表デビューは17年12月12日のE-1選手権・中国戦(○2-1)。初招集から苦節3年、ポジションも当時は右サイドバックだった。

 それがコパ・アメリカ以降に行われた代表戦8試合のうち6試合に出場(うち先発5試合)。キャップ数も2ケタの「10」に乗った。「試合に出られることを幸せに感じる。今まで悔しい思いをしてきた。試合に出ていると、うれしい気持ちもあるけど、課題も出てくる。自分の成長につながることがうれしい」との言葉には実感がこもる。

 大阪合宿から初招集4人を含む国内組9人が新たに合流。「僕がこういうことを言うのも失礼だけど、まだ大人しい感じがある」と話す植田は「せっかくこの舞台に来たなら思い切りやってほしい。僕が言えることはあまりないけど、一つひとつの時間を無駄にしてほしくない。もっともっと積極的にやってくれれば」と高い要求も口にし、自らのプレーで模範を示していくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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どちらが上手くて、強い?再会した両主将が引き寄せ合い、昌平vs興國の注目対決が実現!

初戦で実現した攻撃的チーム同士の戦い。昌平高FW大和海里主将(左)と興國高MF田路耀介主将が握手。(写真協力=高校サッカー年鑑)
 近年、全国舞台でも存在感を放っている新鋭・昌平高(埼玉)と注目の初出場校・興國高(大阪)が、選手権初戦(2回戦、20年1月2日)で激突。近年、Jリーガーを続けて輩出するなど個性的な選手が多く、攻撃的なスタイルが注目されている両校が初戦で対戦することが決まると、組み合わせ抽選会場は大いに沸いた。

 16、18年とインターハイで2度3位に入っている昌平は、激戦区・埼玉県予選の決勝で西武台高に4-0で快勝。安定感の高まった守備陣の支えを受け、日本高校選抜の10番MF須藤直輝(2年)や鋭い動き出しからゴールを連発するFW小見洋太(2年)、技巧派MF鎌田大夢(3年、兄は日本代表FW鎌田大地)、MF紫藤峻(3年)らがドリブルやコンビネーションからゴールを連発した。予選では出場機会の少なかったFW大和海里主将(3年)もJ1クラブが注目した逸材。前評判は非常に高い。

 一方の興國は、“浪速のボールハンター”MF田路耀介主将(3年)と高速右SB高安孝幸が金沢内定。加えて、2年生はエースFW樺山諒乃介、U-17日本代表FW杉浦力斗、今夏横浜FMに2か月間練習参加したGK田川知樹ら4、5人がプロ入りするのではないかと言われている注目世代だ。バルサスタイルのサッカーが注目される一方で勝負弱さがあったことも確か。だが、今回は全国屈指の激戦区・大阪府予選で接戦を勝ち抜く強さも示した。選手層は非常に厚く、選手権初出場ながら上位争いに加わる可能性十分の強豪校だ。

 両指揮官は注目対決への期待感や複雑な心境も。昌平の藤島崇之監督は「色々な部分を持ち合わせているのは相手の強み。ただ、僕らもしっかりと培ってきた部分は出しながらやりたい。今回の選手権予選でも成長しっかり遂げながらやれた部分もある。個にも焦点当てながらグループ、組織とチーム作りができればいい」と語った。

 一方の興國・内野智章監督は昨年見たという相手の印象について「近年見た中で一番良かったですね。テクニックとパスのバランスがドリブルしすぎひんし、パスしすぎひんし、僕らが目指しているサッカーをやっていますよね」と高評価。強敵との初陣となり、「ホンマに最悪ですわ」と苦笑していたが、野心あふれる2年生のタレントたちと人間性優れた3年生たちが一体となってまずは注目対決勝利を目指す。

 この組み合わせは両主将が引き寄せ合ってしまったのかもしれない。先に抽選を終えていた昌平の大和主将は組み合わせ決定後、興國の田路主将に対して「オレは引くと思ったよ」と話すと、田路も「(同じ)Aブロックに入ると思っていた」と返したという。2人は今年、同じタイミングで岡山に練習参加。その2人が昌平、興國という注目校の主将として全国高校選手権の組み合わせ抽選会で再会した。

 田路は「会った時からなんか当たる気はしていたんですけれども、まさか(本当に)当たるとは思っていなかったです」と最初の“予感”が的中してしまったことに苦笑い。どちらの個、チームが上手くて、強いのか注目される中での戦いになりそうな一戦へ、田路は「個の力ではどこにも負けない自信があります。一戦一戦しっかりと準備して、相手がどこであろうとしっかりと興國らしいサッカーをして勝ち上がりたいと思います」と言い切った。

 一方の大和は「そういうふうに注目してもらうことは自分たちにとってもモチベーションになりますし、その中で『なんだこの選手は?』と思ってもらえるようなプレーができれば自信になりますし、チームにとっても凄くプラスになる。(夏に強いと思われがちだが)今年しっかり冬で勝つことによって『昌平は良いチームだぞ』『強いチームだぞ』と見せたいなと思います」とより、上手くて強いチーム、個人になる意気込みを口にしていた。

 岡山の練習参加を経て、田路は金沢からのプロ入りを選択。大和はいくつかの誘いを断る決断をした。大和は「プロに行く決断をした彼と再び戦えることが楽しみですし、その中で自分が勝つことによって、自分がした選択が正しかったと思えるような一歩にしたいなと思います」と語り、田路は「プロに行くんでそれはプライドもありますし、負けたらいけないと思っているので、絶対に勝ちたいと思っています」。注目対決は両主将のプライドを懸けた戦いも。周囲の期待するスペクタクルな攻め合いを経て、勝者となったチームが勢いに乗ることは間違いない。

(取材・文 吉田太郎)
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中島翔哉はあくまで自然体「みんなで楽しんで勝てれば」

笑顔で練習するMF中島翔哉
 日本の10番は普段と変わらず自然体だ。日本代表MF中島翔哉(ポルト)は19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(パナスタ)を翌日に控え、「相手も強いので、楽しみです。しっかり準備して、全力で臨みたい」と静かに意気込んだ。

 14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)は国際Aマッチ8試合ぶりのベンチスタート。後半33分からピッチに入り、W杯予選では初の途中出場となった。それでも「相手との相性も見たりして、監督がだれを使うかは決める。展開的に出ないかなと思ったけど、使ってもらったので全力でプレーした」と冷静に受け止めている。

 キルギス戦後に海外組9人がチームを離脱。A代表初招集の4人を含む国内組9人が新たに大阪から合流した。2列目ではMF堂安律とMF久保建英がU-22日本代表に招集され、MF南野拓実、MF伊東純也、MF鎌田大地はキルギス戦を終えてチームを離れた。

 攻撃陣では中島、MF原口元気が中心的な存在になるが、「僕より経験を持っている選手はたくさんいる。Jリーグでいいプレーをしている選手もたくさんいるし、引っ張ろうという気持ちはない。みんなで楽しんでプレーして勝てればいい」と、自分自身のスタンスを変えるつもりもない。

 12月のE-1選手権は国内組で参戦する見通しで、海外組の選手にとってはベネズエラ戦が年内最終戦となる。「1試合1試合、どの試合も大事。できる限りベストのパフォーマンスを出すことを毎日考えている」と冷静に語った。

(取材・文 西山紘平)

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“兄の涙”で再認識した家族の支え…初の選手権に臨む大手前高松FW片上椋太

大手前高松高(香川)FW片上椋太(3年)(写真協力=高校サッカー年鑑)
 初の大舞台に臨む。全国初戦の対戦相手も決まった。大手前高松高(香川)FW片上椋太(3年)は、“夢舞台”に立つ瞬間を待ちわびている。

 9日に行われた香川県予選決勝。前半をスコアレスで折り返した後半12分に生まれた得点を守り抜き、1-0の勝利を収めた大手前高松は初の選手権出場を決めた。ようやくたどり着いた舞台。優勝が決まった瞬間、「嬉しいのはもちろん嬉しいけど、実感があまりなかった」ようだが、あれから数日が過ぎ「全国に向けての監督の話を聞き、やっと自分たちは全国に行くんだという意思を持って練習に取り組めている」と充実した日々を過ごしている。

 選手権初戦の相手は2年ぶり6度目の出場を果たした帝京大可児高(岐阜)。「今まで戦ってきたサッカーでは勝つ確率が低い相手になってくると思うので、1か月半のトレーニングで、もう少し自分たちが勝てる可能性を上げていきたい」と、限られた時間でのさらなる成長を誓う。

 中学生時代から高校選手権は憧れの舞台だった――。第94回全国高校サッカー選手権大会には高松南に在学していた兄が出場。「応援しに行った」と全国で戦う兄の姿を見て、大きな刺激を受けた。

 高校選手権を目指して大手前高松高に進学するが、1、2年時には香川県予選を突破することができず。全国出場経験のある兄からは「色々と言われた(笑)」ようだが、最上級生となってついに選手権へとたどり着いた。「本当かどうかは分からないけど」と前置きしつつ、弟が選手権出場を決めると、兄は「泣いてくれた」ようだ。その話を聞いて感じたのは、兄だけでなく、家族に支えられていたということだった。

「陰ながら応援してくれていたのかなと思うと、すごくありがたいですね。家族も、当たり前のことが負担になっていると思う。それを3年間やってくれたことに対し、家族に対して感謝しています」

 全国の猛者を相手に立ち向かうことになる。「新しいことはせずに、自分たちが1年間、そして、僕たち3年生は3年間積み上げてきたものを、選手権で出したい」と3年間の思いをぶつけるつもりだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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中島の“股抜き”にも衝撃…大卒1年目でA代表のDF荒木隼人「ここがゴールじゃない」

日本代表初招集のDF荒木隼人(広島)
 1年前は240人の部員を束ねる主将。4か月前は「まずはしっかりレギュラーを取る」と意気込む大卒ルーキー。それがいまや、日本代表の一員だ。A代表初招集のDF荒木隼人(広島)は「うまくいかない時もどうすればいいか、今日何をしないといけないのかを毎日考えて過ごした結果が今日ここにつながっている」と自身のキャリアを振り返った。

「非常に気持ちが高ぶるし、責任感が増してきた」。合宿3日目の18日、キリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦を翌日に控えた23歳は、率直に高揚感を表現した。1年前は関西大で部員240人を束ね、大学選手権に集中していた立場。「日本代表は目標にしてきたけど、この段階で入っていることは1年前は想像できなかった」のも無理はない。

 しかし、真摯に成長を求めてきたという自負はある。「非常に濃い一年だった。でも一日一日、やらないといけないこと、積み上げていくべきものをしっかりできていたからこそ、ここにつながっていると思う」。そう語った荒木は「ここがゴールじゃないので、また良い一日を積み重ねていきたい」と新たな道筋に胸を躍らせる。

 小〜中学校時代を生まれ育った大阪市門真市のG大阪アカデミーで過ごし、高校時代は広島ユースでプレーした後、関西大での4年間を経て、今季から広島に加入。転々としたキャリアからは苦労の跡も感じられるが、それらはすべて大きな力になっている。

「過去のことはすべて未来につながっている。今がうまくいっていなくても、しっかり取り組むことで必ず未来は良くなると、ユースや大学で実体験を通して感じてきた。うまくいかない時もどうすればいいか、今日何をしないといけないのかを毎日考えて過ごした結果が今日ここにつながっている」。

 プロ入り後もその努力は継続していた。出場機会を得つつあった6月30日のJ1第17節・鹿島戦、試合後に「この先のビジョンは?」と話を向けると、次のように語ってくれた。

「シーズンの終わりに向けて、自分の中でもっともっと高い目標を設定して、それに対して毎日取り組んで、反省と課題を見つけながらやっていくことが大事。そしてまずはこのチームでレギュラーを取ること。ここで結果を残していけば、その先に日本代表も見えてくると思う」。

 そうして半年足らず、そのビジョンは現実のものとなった。

 日本代表に入ってもなお、謙虚な姿勢を失うことはない。「まだ一つ一つのプレーの強度は高めないといけないと感じた。パススピードも丁寧で速いし、そこに合わせていけるように自分自身がもっともっとトレーニングからやっていかないといけない」。ゲーム形式の練習で対面したMF中島翔哉(ポルト)からの衝撃も受けた。

「昨日、中島選手と一瞬マッチアップするタイミングがあったけど、対応はできたと思ったのにうまく股を抜かれてシュートを打たれた。Jリーグだと対応できたかなと思うシーンでも、あえて股を開かせて素早く狙ってくるところはあるし、ステップももっとうまくならないといけないと感じた」。

 そうした一つ一つの段階を乗り越えて、A代表デビューが近づいている。「覚悟を持ってプレーすることが増えたと思う。プロ選手としてやっていく覚悟、日本代表としてやっていく覚悟、ここで生き残っていく覚悟が日に日に増してきた」。自らと向き合い続ける23歳は明日、積み重ねてきた“覚悟”を故郷大阪のピッチで見せつける。

(取材・文 竹内達也)
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母校・興國の全国出場も刺激に…A代表初招集の古橋亨梧「思い切りやりたい」

FW古橋亨梧は母校・興國へエールを送った
 母校の活躍も刺激になっている。日本代表に初招集されたMF古橋亨梧(神戸)は興國高(大阪)出身で、中央大を経て17年に岐阜に入団。プロ2年目の昨年8月に神戸へ完全移籍した。

 母校の興國は全国高校サッカー選手権の大阪府予選を制し、初の全国大会出場を決めた。阪南大高との決勝が行われた16日は奇しくも古橋のA代表合流日。「(試合を)見ることはできなかったけど、結果を見て2-0で勝っていてうれしかった」。近年はコンスタントにJリーガーを輩出しているが、全国の壁は厚かった。「なかなか優勝することができなかった。全国では思い切って自分たちのプレーをして優勝してほしい」とエールを送った。

 自分自身も新たな挑戦の真っ只中にいる。初めての代表合宿は「最初は緊張したけど、みんなうまいし、やっていて楽しい」と刺激の毎日だ。19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(パナスタ)はベンチスタートが濃厚だが、「サイドで出ることが多くなると思うけど、自分の持ち味をどんどん出していければ」と意気込む。

「(クラブと)ポジションは違えど、攻撃の選手は結果が求められる。そこは変わらないと思うので、ゴールに向かう姿勢を出していかないといけない」。狙うはデビュー戦ゴール。所属クラブではMFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャら世界的な選手と切磋琢磨する24歳は「ピッチに立てれば、何分かは分からないけど、楽しんでやって、チームが勝てるように思い切りやりたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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[九州]福岡大が鹿屋体育大との“優勝決定戦”制してリーグ3連覇!ラグビー日本代表の「Connect」を参考に

福岡大が鹿屋体育大との直接対決を制して3連覇を決めた
 九州大学サッカー1部は16日と17日に第21節を行い、福岡大の3年連続18回目となる優勝が決まった。

 前節で首位を逆転。九州大学サッカー界の雄が、今節の鹿屋体育大との直接対決で優勝を決めるという最高のシナリオを完結させた。

 前半をスコアレスで折り返した試合だったが、後半23分より途中投入されたスーパーサブのDF今田源紀(3年=九州国際大付高)が2ゴールの大活躍。守っても無失点で耐え抜き、“優勝決定戦”をしっかりと勝ち切った。

 福岡大の公式サイトによると、乾真寛監督は試合当日のミーティングでラグビー日本代表のスタンドオフ・田村優のドキュメンタリー映像を見せて、「Connect」、チームのつながりの重要性をイレブンに説いたという。

 試合でも選手たちの連動によって奪ったボールからゴールに繋がったとあって、「まるで欧州CLのリバプールの伝家の宝刀、『ゲーゲンプレスからの高速カウンター』を観ているような素晴らしいゴールだった」と満足げに振り返っている。

 なお、福岡大は九州第1代表としてインカレに出場する。インカレでは1回戦で北海道代表の北海道教育大岩見沢校と対戦。九州第2代表となった鹿屋体大は北信越第1代表の新潟医療福祉大と1回戦で対戦する。

 インカレ九州3枠目を争う戦いも直接対決となり、4位の日本文理大が3位の宮崎産業経営大に2-1で勝利。最終節を前に勝ち点45で両チームが並ぶことになった。

 同勝ち点の場合、九州大学リーグは当事者間の成績が優先されるため、今季2勝の日本文理大が上回る。最終節、日本文理大は宮崎産業経営大と同成績以上の成績を残せば、インカレ出場が決まる。ただし最終節は日本文理大は福岡大、宮崎産業経営大は鹿屋体育大との対戦になる。

バルサB安部裕葵が移籍後初ゴール!地元紙も“奇妙な試合”での一撃を報道

移籍後初ゴールを挙げた安部裕葵
 バルセロナBで奮闘するU-22日本代表MF安部裕葵が移籍後初ゴールを記録。地元紙『ムンドデポルティーボ』もこのシーンを紹介している。

 17日、スペイン2部Bリーグ(3部相当)第13節のコルネージャ戦にセンターフォワードで先発出場した安部は、持ち味のドリブル突破からシュートを放つだけでなく、体を張ったポストプレーで攻撃の起点となるなど、積極的なプレーが光った。

 すると、1点リードの前半20分に歓喜の瞬間が訪れる。自陣からのMFリキ・プッチのフィードが相手の最終ライン裏に出ると、抜け出したFWカルレス・ペレスが飛び出した相手GKに止められてしまうが、こぼれ球に安部が反応。左足ダイレクトでゴール右に流し込み、これが公式戦での加入後初ゴールとなった。

 しかし、その後チームは逆転を許し、後半アディショナルタイムのPKでなんとか追いつき、3-3で引き分け。安部にとって記念すべき日を勝利で飾ることはできなかった。

 同紙は「バルサBは素晴らしい最初の30分間だったが、奇妙な試合だった」と振り返ると、安部の得点シーンについては「リキからの素晴らしいパスを受けたカルレス・ペレスはドリブルでGKをかわそうと試み、ヒロキ・アベにチャンスを与えることになった。日本人アタッカーにとって今季初ゴールとなった」と伝えている。

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「僕ですね、と…」“令和初”選手宣誓は日章学園DF阿部稜汰主将

日章学園高(宮崎)DF阿部稜汰(3年)(写真協力=高校サッカー年鑑)
 決まった瞬間、驚きしかなかったようだ。第98回高校サッカー選手権大会の選手宣誓を務めることになったのは、日章学園高(宮崎)DF阿部稜汰(3年)に決まった。

 今大会の応援マネジャーを務める森七菜さんが「選手宣誓決め」の抽選を実施。森さんの手が抽選箱の中に入ると、阿部は思った。「正直、当ててほしくない(笑)」と。しかし、森さんが抽選箱から引き上げたのは「47」の番号札、日章学園の番号だった。「僕ですね、と…。頭が真っ白になった」と選手宣誓を務めることが決定した。

 決まった瞬間は「驚きしかなかった」ものの、時間が経つにつれて新たな気持ちが生まれてきた。「令和初ということで、皆の注目も集まる。任せられたからには、立派な選手宣誓をしたい」と力強く語った。

 今月4日に行われた宮崎県予選決勝では、1-0とリードして迎えた前半30分に負傷交代。その後、チームメイトが2点を加点し、宮崎日大に得点を許さなかったことで3-0の完封勝利を収め、3年連続15度目の選手権へとたどり着いた。大一番でチームの力になれなかったことで「悔しい部分もあったし、期待してくれた親に申し訳ない気持ちがあった」と喜びとともに、悔しさも味わった。だからこそ、全国の舞台では「チームを引っ張って、勝利に一番貢献できるようにしたい」と意気込みを示す。

 初戦の相手は千葉県代表。予選が終了していないことで対戦相手は確定していないが、どこが相手でも自分たちがやることは変わらない。「勝てれば良い流れに乗れると思うので、初戦を全力で挑みたい」。

 キャプテンとしてチームをまとめるだけでなく、選手宣誓の大役も任される。選手権が開幕するまでの1か月半、これまで以上にタイトな日々が待っているかもしれないが、「選手権は夢の舞台。支えてくれた人たちに恩返しできるように、悔いのない大会にしたい」と最高の準備を進め、本番へと向かいたい。

(取材・文 折戸岳彦)
●【特設】高校選手権2019

セミプロ契約に雇用支援も…神奈川県1部の品川CC横浜が12月にセレクション実施へ

セミプロ契約に雇用支援も…神奈川県1部の品川CC横浜が12月にセレクション実施へ
 神奈川県社会人1部リーグの品川CC横浜が2020シーズンに向けた新加入選手のセレクションを12月8日に実施する。

 品川CC横浜は、品川を本拠地として2006年に発足した総合スポーツ・文化団体で、社会人チームは横浜を拠点に活動している。今季は7月に京都や大宮で活躍したMF渡邉大剛を獲得するなど元Jリーガーの補強にも成功。神奈川県社会人1部リーグで2位となり、関東社会人サッカー大会への出場権を獲得した。

 関東社会人大会では惜しくも準々決勝で敗退し、関東2部リーグへの昇格は逃したが、チームは着々と前進を続けている。サッカーもビジネスも「全力」をモットーに、スポンサー企業と連携し、雇用支援も強みとしている品川CC横浜。セレクション合格者に対しては、クラブから提示された仕事を行う「セミプロ契約」、あるいはサッカーを続けながら働ける企業をクラブが紹介する「就業支援」という2パターンの雇用支援も実施していく。

★セレクション概要
■日時
2019年12月8日(日)10:00~16:00(受付9:30~)
■会場
谷本公園人工芝球技場
(神奈川県横浜市青葉区下谷本町31-10)
■応募資格
①2020年4月1日時点で18歳以上であること
②登録がトップチーム・セカンドチームに関わらず加入意思があること
③品川CC横浜の理念をよく理解し、適した行動ができること
■内容
ゲーム形式
■参加費
5500円(ケガ保険加入の保険料を含む)
■持ち物
サッカーのゲームができる用具一式
■申込期限
2019年11月29日(金)
■申込方法
以下2点を期日までに完了させてください
申込フォームに必要事項の入力
②参加費の振込
(振込先:みずほ銀行 浜松町支店 普通3022251 株式会社品川カルチャークラブ)
■備考
その他、セレクションの詳細は公式サイトまで。

★雇用支援の概要
①セミプロ契約
品川CCと契約し、クラブから提示された仕事を日中行う
■契約形態
単年の業務委託契約
■報酬
ビジネス給:20万~25万
サッカー給:5万~10万
■ビジネス概要
大手メディア運営企業の商品の営業
■勤務地
東京駅周辺予定
②就業支援
サッカーを続けながら働ける企業をクラブが紹介します。
※23区内勤務で土日休みの企業

★セレクション概要ページ
shinagawa.cc/news/1560/

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平成最後も令和元年も! 選手権開幕カードは2年連続東京vs沖縄に決定

國學院久我山・明田洋幸主将と前原・平川龍主将が握手。(写真協力=高校サッカー年鑑)
 “令和元年”全国高校サッカー選手権の開幕カードは國學院久我山高(東京B)vs前原高(沖縄)に決定した。

 開幕戦は奇しくも、2大会連続で東京都代表が沖縄県代表と激突する。前回大会の開幕戦は駒澤大高(東京B)vs那覇西高(沖縄)。“平成最後”の選手権は1-1で突入したPK戦が11人目までもつれ込み、10-9で那覇西が勝利する劇的な幕開けとなった。

 沖縄勢として、目指すは2大会連続の初戦突破だ。「開幕戦はいい経験ができると思う。令和元年も勝ちたい」と意欲を燃やす前原・平川龍主将は「前原らしいサイド攻撃を生かして勝ちたい」とイメージを膨らませた。

 対する関東王者・國學院久我山は多彩な攻撃で圧倒し、開幕戦の勝者となるつもりだ。例年の通り大応援団がスタンドを埋めることが予想され、ホーム・東京開催の利もある。明田洋幸主将は「大勢の観客の前で最高のプレーができたら」と必勝を誓った。

 開幕戦は12月30日、駒沢陸上競技場で14時5分キックオフ。“令和最初の選手権”、開幕戦を制するのはどちらか。

(取材・文 佐藤亜希子)
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昨年は流経大柏、今年は尚志…徳島市立MF阿部夏己、「化け物」染野との対戦は「楽しみで仕方ない」

徳島市立高MF阿部夏己(右)と尚志高MF山内大空(写真協力=高校サッカー年鑑)
 “半端ない”ストライカーを擁する強豪校が初戦の相手となった。2年連続17度目の出場となった徳島市立高(徳島)を率いる河野博幸監督は「また、やってしまったな(笑)」と苦笑した。

 昨年度は初戦となった2回戦でシード校の流通経済大学と対戦。56分に先制して番狂わせを起こすかと思われたが、60分と71分に失点して1-2の逆転負けを喫し、大会から姿を消した。そして、今大会の初戦の相手は昨年度の選手権でベスト4まで進出した尚志高(福島)。鹿島内定の点取り屋・FW染野唯月を擁し、今大会は優勝候補の一角に挙げられる。

 2年連続シード校との初戦に、指揮官は「去年は流経だったので、またやってしまったなと(笑)。何でシード校を引くかなー」と笑う。要注意人物となる染野を「しなやかだし、うまいし、速い。すべてのレベルが高い」と評しつつ、「ウチが守備のところでゲームを崩さないようなプランを練れるか」と超高校級選手をストップして勝機を見出そうとしている。

「決まったのでやるしかない。逃げも隠れもできないので、やるしかない」

 一方、キャプテンマークを託されるMF阿部夏己(3年)は「楽しみで仕方ない」と満面の笑み。「化け物。こんなにすごいのかと思った」と前回大会の染野のプレーに衝撃を受けたが、同い年の選手には負けられない。「自分たちは守備力が売りのチーム。いかに自分たちが戦えるか。自分たちの力を全国に示したいと思っているので、特に守備の選手たちは喜んでくれたと思う」と強豪校との対戦を前向きに捉えている。

「今回、染野選手はものすごく注目されると思う。そういう選手に仕事をさせずにゼロに抑えたら、次は僕らが注目されると思う。尚志は彼だけを抑えれば勝てる相手ではないので、全員でハードワークして戦っていきたい」

 今夏のインターハイではベスト8に進出。しかし、1回戦から3回戦まで、0-0で突入したPK戦を制した勝ち上がりだったこともあり、「全然満足していない」と振り返る。夏からの成長を示す選手権。「ベスト8を越えようと皆で言ってきた。尚志さんという強豪校に勝てるように頑張りたい」。初戦で迎える大一番に向けて準備を進めていく。

(取材・文 折戸岳彦)
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「まじですごいっす」インハイ準V富山一と立正大淞南が初戦で潰し合う“死のブロック”

富山一・吉藤廉主将と立正大淞南・石橋克之主将が握手。(写真協力=高校サッカー年鑑)
 初戦から強豪校が潰し合う。12月31日、浦和駒場スタジアムで行われる1回戦は富山一高 (富山)と立正大淞南高(島根)が対戦する。

 その1回戦に勝利すると、来年1月2日の2回戦で群馬県代表 vs 神村学園高の勝者と激突。さらに3回戦は王者青森山田高(青森)vs米子北高(鳥取)の勝者と当たるという“死のブロック”だ。その先にも関東王者の國學院久我山高(東京B)、昌平高(埼玉)、金沢内定MF田路耀介とDF高安孝幸を擁する興國高(大阪)の勝者が待ち構えている。

 強豪校がひしめくAブロックに入り、今夏のインハイ準優勝校・富山一の吉藤廉主将は「まじですごいっす」と衝撃を受けつつ、「強いチームに勝って優勝したら本物」とブロック突破を誓う。「目標は日本一」と13年度以来となる大会制覇を掲げた。

 立正大淞南は松本山雅FC加入内定、屈指のゲームメーカーMF山田真夏斗(3年)を擁し、伝統の攻撃サッカーを繰り出す。石橋克之主将は「戦うなら後も先も関係ない。富山一高は堅い守備という印象。自分たちの攻撃でどう崩していくのかが楽しみ」と年末の初戦を心待ちにしていた。

(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2019

憧れは大久保嘉人。丸岡主将のエースFW田海寧生「埼スタにいくために」

丸岡の注目ストライカーFW田海寧生(3年)(写真協力=高校サッカー年鑑)
 第98回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が行われ、丸岡高(福井)の初戦の相手は長崎総合科学大附高(長崎)に決まった。主将でエースの10番FW田海寧生(3年)は「埼スタにいくために全員で準備したい」と表情を引き締めた。

 北信越プリンスリーグでは町田内定FW晴山岬(帝京長岡)に次ぐ得点ランキング2位の13得点を挙げて攻撃を牽引し、昇格初年度のチームを3位に導いた。「チームのために一年間やってきた。チームの評価が自分の評価」とエースの自覚をにじませる。

 4-2-3-1の最前線で体を張って起点となり、スピードに乗った裏抜けでゴールを奪うストライカー。FW大久保嘉人(磐田)の貪欲な姿勢に憧れ、「何人マークが来ても、相手を引きずってでも点を取る。ゴールに向かっていく姿勢を学びたい」と理想を掲げている。

 丸岡は2年連続の選手権出場。前回大会はベスト16と躍進を遂げた。田海は2年生だった昨年もゴールを挙げており、今年度は量産を狙う。「マークが来てもフィジカルで勝って、強引にシュートに持っていくプレーを出していきたい」。

 今夏の総体はU-17日本代表でC大阪内定FW西川潤(3年)を擁する桐光学園に敗れ、再び全国16強で敗退となった。Cブロックには前回大会得点王の鹿島内定FW染野唯月(3年)を擁する尚志高(福島)が君臨。夏の雪辱を誓うエースは「田海寧生という名前を売りたい」と気合十分だ。

(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2019

夏に続いて“死のブロック”も…青森山田MF武田主将「全試合圧倒していきたい」

青森山田高MF武田英寿主将(左)と米子北高DF田中秀磨主将が握手。(写真協力=高校サッカー年鑑)
 王者は夏に続いて“死のブロック”に入った。18日に第98回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が行われ、前回大会優勝校で第1シードの青森山田高(青森)は、初戦でプリンスリーグ中国首位・米子北高(鳥取)と対戦することが決定。続く3回戦ではインターハイ準優勝校の富山一高(富山)か大会屈指のゲームメーカー・MF山田真夏斗(3年、松本内定)擁する立正大淞南高(島根)、インターハイで強さを印象づけた神村学園高(鹿児島)、そして未定の群馬県代表(前橋育英高対健大高崎高の勝者)とどこが勝ち上がってきても強敵で、同じAブロックには関東王者の國學院久我山高(東京B)や昌平高(埼玉)、興國高(大阪)など前評判の高い高校が揃う。連覇を狙う王者は非常に難しいブロックに入った。

 前回大会優勝の青森山田が組み合わせ表の左端、「1番」に入ることは抽選前から決定済み。そこに引き寄せられるように強豪校が集まってきた。全く気を抜くことができないブロックを勝ち上がっても、その先に準決勝、決勝が控える。準決勝を前にメンタル面、体力面で疲弊することもありそうだが、王者は先を見るよりも一戦必勝の構え。黒田剛監督は「簡単な相手じゃないんでね。どこも」と語り、「目の前の試合だけ。一戦必勝で勝てるように」と目の前の試合に集中して勝ち上がって行く考えを口にした。

 青森山田にとっては、今夏に続く“死のブロック”だ。沖縄で開催されたインターハイはいきなり17年度選手権日本一の前橋育英高(群馬)とのビッグマッチ。この試合を2-0で制した青森山田は続く2回戦でもプレミアリーグWESTで上位争い中だった“公立の雄”大津高(熊本)を1-0で突破した。だが、大一番2試合を乗り越えて迎えた3回戦でパフォーマンスが落ち、実力派の“伏兵”北越高(新潟)にPK戦の末に敗れている。

 浦和内定のエースMF武田英寿主将(3年)は、「夏の暑さもあって、体力的な面で動かなかった部分がある」と振り返る。今回も夏同様に“死のブロック“に入り、2回戦からの4日間で3試合と厳しい日程。だが、夏とは気温、環境面も異なり、また徹底して磨いてきたハードワークする部分でライバルたちには負ける訳にはいけないという思いもある。武田は「自信を持ってやれると思います」。今回は激戦ブロックを必ず勝ち抜く。

 前回大会の優勝メンバーで、U-18日本代表として国際試合も経験している武田は「相手とか自分のチームメートは少し緊張があると思う。自分が一発で仕留められれば楽になるかと思うので、点を決めたいと思います」。武田も自認するように大舞台は得意。大会を代表するレフティーは強敵相手でもチームを勝たせるような活躍をする意気込みだ。

 チームは現在、高校年代最高峰のリーグ戦、プレミアリーグEASTで2位・柏U-18に勝ち点4をつけて首位。後期は失点が増えて未勝利だが、修正して迎えた選手権予選は無失点で優勝した。黒田監督が「もう一つ成長させないといけない」と語るように、ここから全国大会の決勝まで学び、成長し続けなければタイトルを獲ることはできない。それでも、マジメな選手が多く、横浜FC内定のMF古宿理久(3年)やU-17日本代表CB藤原優大(2年)、U-16日本代表MF松木玖生(1年)、GK佐藤史騎(3年)ら試合を決めることのできる選手たちがおり、“死のブロック”に入った他のライバルたちにとっても青森山田が最も嫌なチームであることは間違いないだろう。

 武田は決勝でライバルのFW染野唯月(3年、鹿島内定)擁する尚志高(福島)との再戦を期待。1年前の準決勝では3-3で突入したPK戦の末に勝利しているが、「今年は圧倒したい」と言い切った。そして、「全試合、圧倒していきたいと思います」。“死のブロック”を勝ち抜き、連覇を果たすことができれば、強さは“ホンモノ”。それも相手を圧倒するような戦いを見せて青森山田が、“令和初の選手権”で頂点に立つ。

(取材・文 吉田太郎)
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今年も既に10人がJクラブ内定!!Jリーグ49クラブでJAPANサッカーカレッジ卒業生165人が活躍中

今年も既に10人がJクラブ内定!!Jリーグ49クラブでJAPANサッカーカレッジ卒業生165人が活躍中
 日本全国から学生が集まる「JAPANサッカーカレッジ」では毎年、Jリーグやなでしこリーグ、JFLの各クラブに数多くの卒業生を輩出している。2019年度もすでに在校生10人がJリーグ7クラブからそれぞれ内定を得ている。

 2019年シーズンはJリーグの55クラブ中49クラブでJAPANサッカーカレッジの卒業生計165人がフロントスタッフやコーチ、マネージャー、ホペイロ、トレーナー、アナリスト、選手として所属。なでしこリーグには10クラブ16人の卒業生、JFLにも8クラブ13人の卒業生が在籍している。海外でものべ16か国30人のプロ契約選手を輩出。スタッフものべ12か国28人を海外に輩出している。


 日本で唯一のサッカー総合専門学校であるJAPANサッカーカレッジでは毎月、全国各地で学校説明会を開催している。卒業生は、Jクラブに限らず、サッカー関連の雑誌社、WEB関連会社、レフェリー、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のリプレイオペレーターなどでも活躍中。今後も即戦力となる人財を日本のサッカー界にとどまらず、海外クラブにも視野を広げて輩出していくことを目指している。

★JAPANサッカーカレッジの学校紹介および学校説明会の詳細はこちらから

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日本vsベネズエラ 試合前日の森保一監督会見要旨

日本代表の森保一監督
 キリンチャレンジカップでベネズエラ代表と対戦する日本代表森保一監督が18日、試合会場のパナソニックスタジアム吹田で前日の公式会見を行った。

 以下、試合前日の森保一監督会見要旨

森保一監督
「明日のキリンチャレンジ杯ベネズエラ戦、直近の試合がA代表のほうはカタールW杯に向けてのアジア予選を戦ってきたが、吹田では親善試合ということで、非常に南米でも力のある強い相手と戦えることをいうれしく思うし、日本代表の強化となる貴重な試合ができることを楽しみにしている。また試合では勝利を目指して、足を運んできてくださるサポーターの皆さん、メディアを通して応援してくださる方々に喜んでいただけるよう全力を尽くしたい」

―先発の考え方について聞きたい。キルギス戦で出場したチームの軸となる選手との融合を考えた配置にするのか、それともまったく出ていない選手を試すのか。また初招集の選手も先発の選択肢に入るのか。
「まずは基本的にはキルギス戦を戦った選手たちを軸に明日のメンバーを考えていきたい。皆さんもご存知のとおり、一緒に行った方はわかると思うが、長距離移動でかなり疲労が蓄積された中での戦いになる。昨日のトレーニングも全員で行ったし、今日のトレーニングも全員で行うことはできるが、選手のコンディションを見て明日のメンバー選考につなげたい」

―フォーメーションについてはどう考えているか。
「3バックも4バックも考えて選考させてもらった。明日は4バックのシステムもスタートでは使いながら、最後というか試合の途中でどうしていくかを考えたい。今日のトレーニングでまた練習内容を見て変わるかもしれないが、その時はお許しください」

―短期間で3つのチームを練習し、試合をやり、トレーニングを見切れない部分もあったが、それをどう捉えているか。
「もともと頭の回転は速くないので、いっぱいいっぱいなところはあるかもしれない。今回の3つの活動について、A代表が2試合、U-22が1試合だが、3つのチームが代表ウィークで活動すると捉えている。長距離移動などがあって練習にうまく関われない部分は特にU-22のほうではあったが、頭の中は選考からいろんなことを考えて、スタッフと話し合ってきているので整理できていると思っている。われわれは今年6月のトゥーロン、キリンチャレンジ杯、コパ・アメリカでもこういう形でA代表から東京五輪に向けてのU-22の活動を同時に行う中で、チームとしてどう動かしていくか、日本代表のラージグループとしてどう強化していくかということを考えながらやっているので、シミュレーションとして経験値があるかなと思う」

―キルギス戦では立ち位置の調整が難しい中、選手が考えながら調整することもできるが、3バックを練習しておけば変更で対応できたかもしれない。それを踏まえて、3バックをトライしたいという考えがあるか。
「試合中に相手をどう上回っていくかというところで、われわれが攻撃で上回っている時、相手に少し押し込まれた時はいろんな対応ができるようにしたい。システムで言えば4バック、3バックということで試合中に変化をつけて対応できるようにすることも考えていきたいが、システムだけにとらわれず、サイドのプレーヤーが中盤に下がったり、あるいは高い位置を取ったりして対応できる。選手たちは考えてやってくれることと、ベンチから状況を踏まえて選手たちの立ち位置を指示したりということなども考えてやっていきたい。時間があればたくさんフォーメーション練習もしたいが、なかなか時間のない中でどうやって対応力を持っていくかというところはやっていきたい。キルギス戦は立ち位置で変わっていったので、うまくやりくりできるよう、試合中に対応力を持ってやっていきたい」

―4バックで臨むと言ったが、日本代表では4バックでやっている時間が長いが、4バックを選択する基準は何か。
「4バックや3バックでわれわれのやっていることが全部伝わるとは思っていないし、4バックであろうが3バックであろうが、攻撃のコンセプト、守備のコンセプト、その局面の戦い方は伝わるように今日のトレーニングが最後になるが時間を有効に使って伝えたい。チームとして戦術的な練習ができたのは昨日と今日の2回だが、ミーティングでもわれわれがどう戦っていくかはシステムを伝えるのではなく、局面でどうするかを選手たちに伝えている」。

―キルギス戦に出ていない選手たちにはどういったプレーを期待しているか。
「選手たちにはスペシャルな特長があるし、強みに思っている選手たちの集まりなので、まずは自分の良いところを思い切り発揮してもらえればと思う。もちろんそこはチームのコンセプトの中で自分の持ち味を発揮してほしい」

―FIFAランキングの近いベネズエラの監督も兼任監督だが、相手監督への思うところはあるか。
「ベネズエラの監督はA代表と五輪に向けての監督を兼任されているのは以前から情報として持っていた。ベネズエラの戦い方を見ても、監督が持っている戦い方、やろうとしている戦い方を選手たちに細かく伝えているという印象を持っている。それぞれ個の強さ、うまさがある選手たちだが、そこに規律を持ってチームとしてスキのない戦い方ができるチームだと思う。FIFAランキングでは近いところがあるが、南米の中でも力を発揮している強豪だと思うので、われわれがよりレベルアップできるように、強くなれるようにベネズエラに対する戦いに臨みたいと思っている」

(取材・文 竹内達也)
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日本vsベネズエラ 試合前日の森保一監督会見要旨

日本代表の森保一監督
 キリンチャレンジカップでベネズエラ代表と対戦する日本代表森保一監督が18日、試合会場のパナソニックスタジアム吹田で前日の公式会見を行った。

 以下、試合前日の森保一監督会見要旨

森保一監督
「明日のキリンチャレンジ杯ベネズエラ戦、直近の試合がA代表のほうはカタールW杯に向けてのアジア予選を戦ってきたが、吹田では親善試合ということで、非常に南米でも力のある強い相手と戦えることをいうれしく思うし、日本代表の強化となる貴重な試合ができることを楽しみにしている。また試合では勝利を目指して、足を運んできてくださるサポーターの皆さん、メディアを通して応援してくださる方々に喜んでいただけるよう全力を尽くしたい」

―先発の考え方について聞きたい。キルギス戦で出場したチームの軸となる選手との融合を考えた配置にするのか、それともまったく出ていない選手を試すのか。また初招集の選手も先発の選択肢に入るのか。
「まずは基本的にはキルギス戦を戦った選手たちを軸に明日のメンバーを考えていきたい。皆さんもご存知のとおり、一緒に行った方はわかると思うが、長距離移動でかなり疲労が蓄積された中での戦いになる。昨日のトレーニングも全員で行ったし、今日のトレーニングも全員で行うことはできるが、選手のコンディションを見て明日のメンバー選考につなげたい」

―フォーメーションについてはどう考えているか。
「3バックも4バックも考えて選考させてもらった。明日は4バックのシステムもスタートでは使いながら、最後というか試合の途中でどうしていくかを考えたい。今日のトレーニングでまた練習内容を見て変わるかもしれないが、その時はお許しください」

―短期間で3つのチームを練習し、試合をやり、トレーニングを見切れない部分もあったが、それをどう捉えているか。
「もともと頭の回転は速くないので、いっぱいいっぱいなところはあるかもしれない。今回の3つの活動について、A代表が2試合、U-22が1試合だが、3つのチームが代表ウィークで活動すると捉えている。長距離移動などがあって練習にうまく関われない部分は特にU-22のほうではあったが、頭の中は選考からいろんなことを考えて、スタッフと話し合ってきているので整理できていると思っている。われわれは今年6月のトゥーロン、キリンチャレンジ杯、コパ・アメリカでもこういう形でA代表から東京五輪に向けてのU-22の活動を同時に行う中で、チームとしてどう動かしていくか、日本代表のラージグループとしてどう強化していくかということを考えながらやっているので、シミュレーションとして経験値があるかなと思う」

―キルギス戦では立ち位置の調整が難しい中、選手が考えながら調整することもできるが、3バックを練習しておけば変更で対応できたかもしれない。それを踏まえて、3バックをトライしたいという考えがあるか。
「試合中に相手をどう上回っていくかというところで、われわれが攻撃で上回っている時、相手に少し押し込まれた時はいろんな対応ができるようにしたい。システムで言えば4バック、3バックということで試合中に変化をつけて対応できるようにすることも考えていきたいが、システムだけにとらわれず、サイドのプレーヤーが中盤に下がったり、あるいは高い位置を取ったりして対応できる。選手たちは考えてやってくれることと、ベンチから状況を踏まえて選手たちの立ち位置を指示したりということなども考えてやっていきたい。時間があればたくさんフォーメーション練習もしたいが、なかなか時間のない中でどうやって対応力を持っていくかというところはやっていきたい。キルギス戦は立ち位置で変わっていったので、うまくやりくりできるよう、試合中に対応力を持ってやっていきたい」

―4バックで臨むと言ったが、日本代表では4バックでやっている時間が長いが、4バックを選択する基準は何か。
「4バックや3バックでわれわれのやっていることが全部伝わるとは思っていないし、4バックであろうが3バックであろうが、攻撃のコンセプト、守備のコンセプト、その局面の戦い方は伝わるように今日のトレーニングが最後になるが時間を有効に使って伝えたい。チームとして戦術的な練習ができたのは昨日と今日の2回だが、ミーティングでもわれわれがどう戦っていくかはシステムを伝えるのではなく、局面でどうするかを選手たちに伝えている」。

―キルギス戦に出ていない選手たちにはどういったプレーを期待しているか。
「選手たちにはスペシャルな特長があるし、強みに思っている選手たちの集まりなので、まずは自分の良いところを思い切り発揮してもらえればと思う。もちろんそこはチームのコンセプトの中で自分の持ち味を発揮してほしい」

―FIFAランキングの近いベネズエラの監督も兼任監督だが、相手監督への思うところはあるか。
「ベネズエラの監督はA代表と五輪に向けての監督を兼任されているのは以前から情報として持っていた。ベネズエラの戦い方を見ても、監督が持っている戦い方、やろうとしている戦い方を選手たちに細かく伝えているという印象を持っている。それぞれ個の強さ、うまさがある選手たちだが、そこに規律を持ってチームとしてスキのない戦い方ができるチームだと思う。FIFAランキングでは近いところがあるが、南米の中でも力を発揮している強豪だと思うので、われわれがよりレベルアップできるように、強くなれるようにベネズエラに対する戦いに臨みたいと思っている」

(取材・文 竹内達也)
●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

“令和最初の選手権”、スタジアムおよびキックオフ時刻も決定!

(写真協力=高校サッカー年鑑)
 18日、第98回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が行われ、スタジアムおよびキックオフ時刻も決定した。

 開幕戦は12月30日に駒沢陸上競技場で行われ、國學院久我山高(東京B)と前原高(沖縄)が対戦。キックオフは14時5分を予定している。決勝は2020年1月13日に埼玉スタジアム2002で行われ、こちらもキックオフは14時5分となっている。

 マッチスケジュールは以下の通り。

【1回戦】
(12月30日)
[駒沢陸上競技場]
國學院久我山高 14:05 前原高

(12月31日)
[味の素フィールド西が丘]
東久留米総合高 12:05 草津東高

[駒沢陸上競技場]
静岡学園高 12:05 岡山学芸館高
丸岡高 14:10 長崎総合科学大附高

[NACK5スタジアム大宮]
愛工大名電高 12:05 福岡県代表
専修大北上高 14:10 龍谷高

[浦和駒場スタジアム]
群馬県代表 12:05 神村学園高
富山一高 14:10 立正大淞南高

[ニッパツ三ツ沢球技場]
明秀日立高 12:05 高知高
秋田商高 14:10 神戸弘陵高

[等々力陸上競技場]
仙台育英高 12:05 五條高
北海高 14:10 高川学園高

[ゼットエーオリプリスタジアム]
矢板中央高 12:05 大分高
帝京大可児高 14:10 大手前高松高

[フクダ電子アリーナ]
日大明誠高 12:05 四日市中央工高
松本国際高 14:10 和歌山工高

【2回戦】
(1月2日)
[味の素フィールド西が丘]
[1](東久留米総合高vs草津東高)の勝者 12:05 (愛工大名電高vs福岡県代表)の勝者
[2]山形中央高 14:10 今治東中等教育学校

[駒沢陸上競技場]
[3](丸岡高vs長崎総合科学大附高)の勝者 12:05 (静岡学園高vs岡山学芸館高)の勝者
[4]尚志高 14:10 徳島市立高

[NACK5スタジアム大宮]
[5]青森山田高 12:05 米子北高
[6](専修大北上高vs龍谷高)の勝者 14:10 (國學院久我山高vs前原高)の勝者

[浦和駒場スタジアム]
[7]昌平高 12:05 興國高
[8](富山一高vs立正大淞南高)の勝者 14:10 (群馬県代表vs神村学園高)の勝者

[ニッパツ三ツ沢球技場]
[9](秋田商高vs神戸弘陵高)の勝者 12:05 (明秀日立高vs高知高)の勝者
[10]新潟県代表 14:10 熊本国府高

[等々力陸上競技場]
[11]神奈川県代表 12:05 広島皆実高
[12](仙台育英高vs五條高)の勝者 14:10 (北海高vs高川学園高)の勝者

[ゼットエーオリプリスタジアム]
[13]鵬学園高 12:05 京都橘高
[14](矢板中央高vs大分高)の勝者 14:10 (帝京大可児高vs大手前高松高)の勝者

[フクダ電子アリーナ]
[15]日章学園高 12:05 千葉県代表
[16](松本国際高vs和歌山工高)の勝者 14:10 (日大明誠高vs四日市中央工高)の勝者

【3回戦】
(1月3日)
[駒沢陸上競技場]
[3]の勝者 12:05 [2]の勝者
[4]の勝者 14:10 [1]の勝者

[浦和駒場スタジアム]
[6]の勝者 12:05 [7]の勝者
[5]の勝者 14:10 [8]の勝者

[等々力陸上競技場]
[10]の勝者 12:05 [9]の勝者
[12]の勝者 14:10 [11]の勝者

[フクダ電子アリーナ]
[16]の勝者 12:05 [15]の勝者
[13]の勝者 14:10 [14]の勝者

【準々決勝】
(1月5日)
[駒沢陸上競技場]
未定 12:05 未定
未定 14:10 未定

[等々力陸上競技場]
未定 12:05 未定
未定 14:10 未定

【準決勝】
(1月11日)
[埼玉スタジアム2002]
未定 12:05 未定
未定 14:20 未定

【決勝】
(1月13日)
[埼玉スタジアム2002]
未定 14:05 未定

●【特設】高校選手権2019

ベネズエラ戦は“常連組”起用へ…森保監督は3バックも示唆「試合途中でどうしていくか」

起用方針を語った日本代表の森保一監督
 日本代表森保一監督が18日、キリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(19日・パナスタ)に向けた公式会見に出席し、「基本的にはキルギス戦を戦った選手たちを軸に明日のメンバーを考えていきたい」と起用方針を明かした。また、システムはこれまでどおり4バックを採用する一方、試合途中での変更も示唆した。

 日本代表は14日に敵地でカタールW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)を終え、16日から大阪合宿をスタートした。DF吉田麻也、MF南野拓実ら主力9選手はキルギスでチームを離脱しており、ベネズエラ戦に向けて国内組9選手が追加。強化のための貴重な機会ということで、どのようなメンバー構成で臨むかに注目が集まる。

 そうした中、森保監督はキルギス戦の先発メンバーを中心に起用する方向性を示した。キルギス戦の先発メンバーではGK権田修一(ポルティモネンセ)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)、MF柴崎岳(デポルティボ)、MF原口元気(ハノーファー)、FW永井謙佑(FC東京)が国内合宿にも帯同。彼らは続けての起用が濃厚となった。

 その一方で「長距離移動で疲労が蓄積された中での戦いになるので、選手のコンディションを見てメンバー選考につなげたい」と疲労を考慮する可能性も指摘。その場合、これまでのW杯予選に出場したMF山口蛍(神戸)、MF橋本拳人(FC東京)、MF中島翔哉(ポルト)、MF浅野拓磨(パルチザン)、FW鈴木武蔵(札幌)らに出番がありそうだ。

 また吉田が抜けたセンターバック、DF酒井宏樹とDF長友佑都が抜けた両サイドバックでは、これまでのW杯予選で出番を得てきた選手がいない。そのため、CBではDF畠中槙之輔(横浜FM)、SBではDF室屋成(FC東京)、DF佐々木翔(広島)といったキルギス戦帯同メンバーにも待望の出番が訪れる見込みだ。

 システムはこれまでA代表が採用してきた4バックで臨む。それでも「明日は4バックのシステムもスタートでは使いながら、試合の途中でどうしていくかを考えたい」と森保監督。「4バックであろうが3バックであろうが、攻撃と守備のコンセプト、局面の戦い方を時間を有効に使って伝えたい」とフォーメーションにこだわらない姿勢も強調したが、今年6月の親善試合以来となる3バックを採用する可能性が出てきた。

 会見で語られた内容を総合すると、初招集組は試合途中からの起用が濃厚。「選手たちにはスペシャルな特長があるし、強みに思っている選手たちの集まりなので、まずは自分の良いところを思い切り発揮してもらえればと思う。チームのコンセプトの中で自分の持ち味を発揮してほしい」(森保監督)。限られた時間の中で好パフォーマンスを発揮できるかどうかが、次回以降のA代表、また国内組中心で臨むとみられるE-1選手権(12月・韓国)に向けての鍵になりそうだ。

(取材・文 竹内達也)
●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

巻誠一郎が来年1月に引退試合を実施!「最後に本物を熊本の子供たちに見てほしい!」

昨季限りで現役引退した巻誠一郎氏
 ロアッソ熊本は18日、昨シーズン限りで現役を引退した巻誠一郎氏(39)の引退試合を2020年1月13日にえがお健康スタジアムで開催することを発表した。

 ジェフユナイテッド千葉でプロキャリアをスタートさせた巻は、そこでイビチャ・オシムと出会い、日本代表にまで登り詰める。2006年のドイツワールドカップのメンバーに選ばれ、その後はアムカル・ペルミ(ロシア)、深セン紅テン(中国)を経て、11年に東京ヴェルディに加入。14年からはロアッソ熊本に移籍していた。

 巻は熊本の公式サイトを通じ、引退試合開催の旨を伝えている。

「サッカーを通じて関わった方々は今の私にとって最高の財産となっています。サッカー選手として、これまで勝つこと、ファンに楽しんでもらうことだけを考えて来た自分でした。ただ、熊本震災の時から、サッカーはサッカーだけで終わるものではないと、その時、サッカーのもつ本当の価値に気付かされたように思います」

「最後に本物を熊本の子供たちに見てほしい!その背中を熊本の子供たちにもう一度見せたい!!だから僕の引退試合は熊本でやりたい!!僕のこの引退試合は、応援購入サービスにもチャレンジしたいと思っています」

「このプロジェクトでは、1人でも多くの熊本の子ども達を会場に招待したいと思っています。沢山の子ども達に夢に向かってボールを蹴ってほしい!!サッカーをしていない子ども達にも夢を追うことの先に、輝くステージが必ず待っていることを伝えたいと思っています。僕のこれまでのサッカー人生、辛い時も苦しい時も楽しい時も数え切れない方々に支えていただきました。そして、この引退試合を僕のサッカー人生の通過点として、またこれからの僕の人生、これまで支えてくださった方々の思いを胸に、2020年1月13日最後、皆さんの前でスパイクを脱ぐことができたら幸せです」

以下、詳細が掲載されている熊本の公式サイト
http://roasso-k.com/news/news_view.htm?id=5360

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町田の本拠地略称は「Gスタ」に決定

町田の本拠地略称は「Gスタ」に決定
 FC町田ゼルビアの本拠地である町田市立陸上競技場の日本語略称が、来季より「Gスタ」になることが決まった。

 町田市立陸上競技場の命名権は総合物流企業の株式会社ギオンが取得。同社はすでにSC相模原の本拠地である相模原麻溝公園競技場の命名権を保持しており、相模原ギオンスタジアムの愛称で使用。区別するために、愛称は「町田GIONスタジアム」とすることを発表していた。

 期間は2020年1月からの7年間となる。

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U-17W杯最優秀選手はブラジルFWベロンに! 得点王はオランダFWハンセン

ブラジルのFWガブリエル・ベロンが最優秀選手に
 U-17ワールドカップの決勝が17日に行われ、U-17ブラジル代表がU-17メキシコ代表を2-1で破り、4度目の優勝を飾った。国際サッカー連盟(FIFA)は大会終了後、受賞者を発表している。

 優勝国は2003年以来の8大会ぶり4度目となったホスト国・ブラジルに。準優勝はメキシコ、そして3位はフランス、4位はオランダとなった。最優秀選手賞であるゴールデンボールには決勝トーナメントで3ゴール2アシストを記録したブラジルFWガブリエル・ベロン(パルメイラス)が受賞。シルバーボールにはフランスのMFアディル・アウシシュ(パリSG)が、ブロンズボールはメキシコMFエウヘニオ・ピッツート(パチューカU-17)がそれぞれ受賞している。

 公式サイトを通じ、ベロンは「何よりも優勝したことが嬉しい。ゴールデンボールはケーキの上のチェリーです。チームに捧げます。みんなはこの大会で全力を尽くし、念願のエンディングを手にすることができたのです」と謙虚に喜びを語った。

 得点王であるゴールデンブーツには、日本も対戦したオランダからMFソンチェ・ハンセン(アヤックスU-19)が受賞。決勝トーナメント1回戦ではハットトリックを達成するなど、合計6得点を挙げた。FIFA公式サイトを通じ、ハンセンは「得点王に興味はないです。個人で成功したいわけではない。欲しいトロフィーはワールドカップのみです」と強気の発言をしている。

 最優秀GKであるゴールデングローブにはブラジルの188cmGKマテウス・ドネリ(コリンチャンスU17)が受賞。「実際に2つのトロフィー(優勝と最優秀GK)を手に入れてしまったなんて信じられないです。今は天国にいるようです」と喜びを率直に伝えた。

●U-17ワールドカップ2019特集ページ

岡田武史オーナーFC今治のJ3入会が正式決定!理事会全会一致で承認

握手をかわす矢野将文社長(左)と村井満チェアマン
 Jリーグは18日に行った理事会において、FC今治のJ3入会を全会一致で承認した。

 元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治は、今季の日本フットボールリーグ(JFL)でJ3入会条件である4位以内を確定。J3昇格のための承認を理事会で得るのみとなっていた。Jクラブはこれで39都道府県56クラブとなる。

 理事会後に行われた会見で矢野将文社長は「多くの皆さんの支えがあってこの日を迎えられたことを嬉しく思います。皆さんと一緒にJリーグの一員として頑張っていきたい」と喜びを語った。

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鳥取、MF可児とMF林誠道が負傷

[故障者情報]

 ガイナーレ鳥取は18日、MF可児壮隆(27)とMF林誠道(23)が負傷したことを発表した。

 クラブ公式サイトによると、可児は11日の練習試合で負傷し、診断の結果、左第五中足骨骨折と判明。復帰見込みは術後3か月になるという。林は8日の練習中に負傷。左足関節靭帯損傷で復帰まで4週間になる。

 鳥取は第31節終了時点で6位。24日の第32節では敵地で沼津と対戦する。

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“令和最初の選手権”組み合わせ決定!前回王者・青森山田は米子北と初戦!Aブロックは”死のブロック”に

今年のファイナルのカードは?(写真協力=高校サッカー年鑑)
 青森山田の入ったAブロックが”死のブロック”に! 18日、都内で第98回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が行われた。U-17ワールドカップ、AFC U-19選手権予選の日本代表候補選手が所属する高校が予選に参加している群馬県、千葉県、神奈川県、新潟県、福岡県は決勝がまだ実施されていないため、代表校は未決定。その中、前回大会優勝校でMF武田英寿主将(3年、浦和内定)とMF古宿理久(3年、横浜FC内定)らを擁する青森山田高(青森)は、初戦となる2回戦で大分内定CB高橋祐翔(3年)擁する米子北高(鳥取)と対戦することが決まった。

 青森山田の入ったAブロックには今夏のインターハイ準優勝校の富山一高(富山)や関東王者の國學院久我山高(東京B)、前評判の高い昌平高(埼玉)、いずれも金沢内定のMF田路耀介とDF高安孝幸を擁する注目の初出場校・興國高(大阪)、MF山田真夏斗(3年、松本内定)に注目の立正大淞南高(島根)、神村学園高(鹿児島)なども入った。特に昌平対興國、富山一対立正大淞南高は注目カード。神村学園は群馬県代表と、そして國學院久我山は12月30日の開幕戦(駒沢陸上競技場)で前原高(沖縄)と対戦することになった。

 前回大会4強で同大会得点王のFW染野唯月(3年、鹿島内定)を擁する尚志高(福島)は徳島市立高(徳島)と対戦。またインターハイ4強の京都橘高(京都)は鵬学園高(石川)と戦う。今大会は他にも複数のJ内定選手が出場予定。MF松村優太(3年)が牽引する静岡学園高(静岡)は岡山学芸館高(岡山)、CB田平起也(3年、C大阪内定)擁する神戸弘陵高(兵庫)は秋田商高(秋田)と戦うことになった。

 未定の代表校は12月4日の福岡県予選決勝で全て出揃う予定。大会は12月30日に開会式と開幕戦が開催され、決勝は来年1月13日に埼玉スタジアム2○○2で行われる。

1、2回戦の組み合わせは以下の通り
【1回戦】(12月30日)
國學院久我山高 vs 前原高

(12月31日)
富山一高 vs 立正大淞南高
群馬県代表 vs 神村学園高
専修大北上高 vs 龍谷高
秋田商高 vs 神戸弘陵高
明秀日立高 vs 高知高
仙台育英高 vs 五條高
北海高 vs 高川学園高
東久留米総合高 vs 草津東高
愛工大名電高 vs 福岡県代表
丸岡高 vs 長崎総合科学大附高
静岡学園高 vs 岡山学芸館高
矢板中央高 vs 大分高
帝京大可児高 vs 大手前高松高
松本国際高 vs 和歌山工高
日大明誠高 vs 四日市中央工高

【2回戦】(20年1月2日)
青森山田高 vs 米子北高
(富山一高 vs 立正大淞南高の勝者)vs(群馬県代表 vs 神村学園高の勝者)
(専修大北上高 vs 龍谷高の勝者)vs(國學院久我山高 vs 前原高の勝者)
昌平高 vs 興國高
新潟県代表 vs 熊本国府高
(秋田商高 vs 神戸弘陵高の勝者)vs(明秀日立高 vs 高知高の勝者)
(仙台育英高 vs 五條高の勝者)vs(北海高 vs 高川学園高の勝者)
神奈川県代表 vs 広島皆実高
尚志高 vs 徳島市立高
(東久留米総合高 vs 草津東高の勝者)vs(愛工大名電高 vs 福岡県代表の勝者)
(丸岡高 vs 長崎総合科学大附高の勝者)vs(静岡学園高 vs 岡山学芸館高の勝者)
山形中央高 vs 今治東中等教育学校
鵬学園高 vs 京都橘高
(矢板中央高 vs 大分高の勝者)vs(帝京大可児高 vs 大手前高松高の勝者)
(松本国際高 vs 和歌山工高の勝者)vs(日大明誠高 vs 四日市中央工高の勝者)
日章学園高 vs 千葉県代表
 
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

“令和最初の選手権”組み合わせ決定!前回王者・青森山田は米子北と初戦!Aブロックは”死のブロック”に

今年のファイナルのカードは?(写真協力=高校サッカー年鑑)
 青森山田の入ったAブロックが”死のブロック”に! 18日、都内で第98回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が行われた。U-17ワールドカップ、AFC U-19選手権予選の日本代表候補選手が所属する高校が予選に参加している群馬県、千葉県、神奈川県、新潟県、福岡県は決勝がまだ実施されていないため、代表校は未決定。その中、前回大会優勝校でMF武田英寿主将(3年、浦和内定)とMF古宿理久(3年、横浜FC内定)らを擁する青森山田高(青森)は、初戦となる2回戦で大分内定CB高橋祐翔(3年)擁する米子北高(鳥取)と対戦することが決まった。

 青森山田の入ったAブロックには今夏のインターハイ準優勝校の富山一高(富山)や関東王者の國學院久我山高(東京B)、前評判の高い昌平高(埼玉)、いずれも金沢内定のMF田路耀介とDF高安孝幸を擁する注目の初出場校・興國高(大阪)、MF山田真夏斗(3年、松本内定)に注目の立正大淞南高(島根)、神村学園高(鹿児島)なども入った。特に昌平対興國、富山一対立正大淞南高は注目カード。神村学園は群馬県代表と、そして國學院久我山は12月30日の開幕戦(駒沢陸上競技場)で前原高(沖縄)と対戦することになった。

 前回大会4強で同大会得点王のFW染野唯月(3年、鹿島内定)を擁する尚志高(福島)は徳島市立高(徳島)と対戦。またインターハイ4強の京都橘高(京都)は鵬学園高(石川)と戦う。今大会は他にも複数のJ内定選手が出場予定。MF松村優太(3年)が牽引する静岡学園高(静岡)は岡山学芸館高(岡山)、CB田平起也(3年、C大阪内定)擁する神戸弘陵高(兵庫)は秋田商高(秋田)と戦うことになった。

 未定の代表校は12月4日の福岡県予選決勝で全て出揃う予定。大会は12月30日に開会式と開幕戦が開催され、決勝は来年1月13日に埼玉スタジアム2○○2で行われる。

1、2回戦の組み合わせは以下の通り
【1回戦】(12月30日)
國學院久我山高 vs 前原高

(12月31日)
富山一高 vs 立正大淞南高
群馬県代表 vs 神村学園高
専修大北上高 vs 龍谷高
秋田商高 vs 神戸弘陵高
明秀日立高 vs 高知高
仙台育英高 vs 五條高
北海高 vs 高川学園高
東久留米総合高 vs 草津東高
愛工大名電高 vs 福岡県代表
丸岡高 vs 長崎総合科学大附高
静岡学園高 vs 岡山学芸館高
矢板中央高 vs 大分高
帝京大可児高 vs 大手前高松高
松本国際高 vs 和歌山工高
日大明誠高 vs 四日市中央工高

【2回戦】(20年1月2日)
青森山田高 vs 米子北高
(富山一高 vs 立正大淞南高の勝者)vs(群馬県代表 vs 神村学園高の勝者)
(専修大北上高 vs 龍谷高の勝者)vs(國學院久我山高 vs 前原高の勝者)
昌平高 vs 興國高
新潟県代表 vs 熊本国府高
(秋田商高 vs 神戸弘陵高の勝者)vs(明秀日立高 vs 高知高の勝者)
(仙台育英高 vs 五條高の勝者)vs(北海高 vs 高川学園高の勝者)
神奈川県代表 vs 広島皆実高
尚志高 vs 徳島市立高
(東久留米総合高 vs 草津東高の勝者)vs(愛工大名電高 vs 福岡県代表の勝者)
(丸岡高 vs 長崎総合科学大附高の勝者)vs(静岡学園高 vs 岡山学芸館高の勝者)
山形中央高 vs 今治東中等教育学校
鵬学園高 vs 京都橘高
(矢板中央高 vs 大分高の勝者)vs(帝京大可児高 vs 大手前高松高の勝者)
(松本国際高 vs 和歌山工高の勝者)vs(日大明誠高 vs 四日市中央工高の勝者)
日章学園高 vs 千葉県代表
 
(取材・文 吉田太郎)
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J最年少ハット記録保持、U-17日本代表のG大阪ユースFW唐山翔自が来季飛び級トップ昇格へ

U-17ワールドカップにも出場したFW唐山翔自
 ガンバ大阪は18日、ガンバ大阪ユースに所属するFW唐山翔自(17)が来季からトップチームに加入することを発表した。現在高校2年生の唐山は飛び級昇格となる。

 クラブ公式サイトでは唐山の特徴を「ゴール前での動きと決定力の高さ」と紹介。さらに唐山のコメントを掲載しており、「自分の夢であったプロサッカー選手になることができて、とても嬉しく思います。ガンバには5歳からお世話になっているので、少しでも早く感謝の気持ちをピッチで表現できるよう頑張っていきます!」と意気込みを伝えている。

 地元大阪府出身の唐山はG大阪ジュニアユースからG大阪ユースに進み、今年7月に2種登録を行った。G大阪U-23では7月28日のJ3第18節・長野戦(1-2)でデビューを飾り、さっそく初得点を記録。8月4日の第19節・八戸戦(2-2)では初の先発入りとなると、2ゴールを挙げていた。さらに9月1日の第21節・福島戦(6-0)ではハットトリックを達成。16歳345日でのハットトリックはJリーグ最年少記録となっている。

 唐山はU-17日本代表として10月のU-17ワールドカップにも参加している。グループリーグ第1節・オランダ戦(3-0)では途中出場し、アメリカとの第2戦(0-0)、セネガルとの第3戦(1-0)で先発出場。決勝トーナメント1回戦・メキシコ戦(0-2)では途中出場していた。

●FW唐山翔自
(とおやま・しょうじ)
■生年月日
2002年9月21日(17歳)
■身長/体重
178cm/65kg
■出身地
大阪府豊中市
■利き足

■血液型
A型
■経歴
G大阪ジュニア-G大阪ジュニアユース-G大阪ユース

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@bookfun155 分野研究家

自陣の第2ペナルティマークより前方でのファウルの場合は、相手は第2ペナルティマークからフリーキックを行なう事ができる。これを「第2PK」と呼ぶ。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン

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ブラインドサッカー日本代表のエース川村のシュートを止めまくった「素人守護神」の正体

GK松井康は試合後、アブディンモハメド(左)と健闘を称える
[11.17 ブラインドサッカー東日本リーグ第6節 パペレシアル品川 0-0 Avanzareつくば](東京・福生市営福生野球場)

 ブラインドサッカー東日本リーグで今季初参戦のパペレシアル品川がAvanzareつくばと対戦し、0-0の引き分けに終わった。品川に在籍する日本代表のエース川村怜、佐々木ロベルト泉は昨年までAvanzareつくばに在籍しており、この両チームの対戦はいわば「因縁の決戦」。勝敗の行方を決めたのは、ブラインドサッカーのGKになってまだ2年目の“素人守護神”だった。AvanzareつくばのGK松井康が後半、川村の決定的なシュートを2本阻止し、ゴールを許さなかった。

「私は普段、実は日本代表の理学療法士として彼らをみているので、シュートする姿をよく見ています。この角度ならこう打ってくる、とか予測がついたのがよかった」 

松井はおもに視覚障がい者が通う筑波技術大の教員。弱視の人がプレーする「ロービジョンフットサル」の顧問を4~5年つとめ、その間もチーム状況によってはGKをつとめた。ブラインドサッカーは昨年からはじめたばかりで、GKが不足した場合に松井に声がかかった。いわば素人同然でも、川村がゴール右上を狙ったシュートを、松井は勘を働かせて左へ鋭く跳んではじいた。止められた瞬間、男子の日本代表チームでマネージャーをつとめ、パペレシアル品川のガイドをつとめる神山明子が、「(松井)先生が凄すぎた」と声をあげ、川村を激励する場面もあった。さらにもう1本の川村の決定的なシュートも松井はまたも左に跳んで阻止した。

 試合後、すぐに理学療法士の顔に戻った松井が明かす。

「日本代表ではまずは負傷者を出さないこと。負傷者が出たとしてもできる限り、早く戦列に速く復帰させること、いかに早く復帰させるかをいつも考えています」


 この日、佐々木ロベルト泉はフル出場したが、10月6日に行われたアジア選手権3位決定戦・タイ戦で負傷して倒れた。大会後に母国・ブラジルに帰って武者修行することがあらかじめ決まっていて、遂行できるか微妙だったが、松井らの尽力もあり、無事ブラジルに行くことができ、ブラジル選手権で4試合出たという。選手が何事もなくピッチに立つ陰に、松井のように陰で尽力するメディカルスタッフの存在がある。

「今日はAvanzareとしても2人(川村と佐々木)が抜けて弱くなったとは思われたくなかったですし、2人が中心となって作ったチーム(品川)に対していい試合をしたい、という気持ちがいいモチベーションになりました」

 Avanzareつくばは品川に引き分けたことで、12月1日の3位決定戦には進めなくなった。それでも勝手知ったる仲間同士の意地のぶつかり合いに、すっかり日が落ちた福生の野球場に暖かい風が流れた。

アジア選手権から帰国後の日本代表。後列右から2人目が松井理学療法士


(取材協力 日本ブラインドサッカー協会)

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U-16日本女子代表候補から2選手が不参加、1選手が追加招集に

 日本サッカー協会(JFA)は18日、18日からトレーニングキャンプを行うU-16日本女子代表候補メンバーから、GK前田真唯(浦和レッズレディースユース)が体調不良で、MF松窪真心(JFAアカデミー福島)が怪我で不参加となることを発表した。DF竹重杏歌理(日ノ本学園高)が追加招集されている。

 U-16日本女子代表候補は18日から岡山県内でトレーニングキャンプを実施。ベトナム女子代表や岡山湯郷Belleと親善試合も行う予定となっている。

[MOM3068]和歌山工FW武山遼太郎(3年)_原動力は起用に応えたい気持ち。“攻撃の要”が決勝点を呼び込む

和歌山工の攻撃の核となるFW武山遼太郎
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 選手権予選決勝 和歌山南陵0-1和歌山工 紀三井寺]

 第98回全国高校サッカー選手権和歌山大会では、和歌山工高が30年ぶり4回目の優勝を果たした。決勝戦ではゴールこそなかったものの、FW武山遼太郎(3年)の放ったシュートが決勝点に結びついた。

 武山は準決勝で2ゴールを挙げ、決勝進出に大きく貢献。特に準決勝で先制点となった、ドリブルでペナルティエリア近くまで持ち込んでから放ったミドルシュートは、とても美しかった。

 大宅光監督が「攻撃の核になってくれる選手」と評価する武山は、和歌山工が中盤で数的優位を生み出すときにも、タイミングよく、何度もパスコースに顔を出すことができる運動量も備えている。

 武山は身長が171cm。目立って小柄なわけではないが、大きい方でもない。「1年生の頃から試合に出させてもらっていたのに、上級生に当たり負けすることが多かった」ことから、競り負けないような体をつくるために筋トレを始めた。それ以降、3年生になった今でも、サッカー部の練習後に筋トレをずっと続けている。

 去年の選手権予選では、準決勝で初芝橋本高に0-3で敗戦。「試合に出してもらっていたのに、何もできずに悔しい思いをした。その悔しい気持ちをこの1年間持ったまま、ずっと練習してきた」という。武山の努力のもとにあるのは「試合に出してもらっている」ことに応えたいという気持ち。「出してもらっている」のに期待に応えられなかった悔しさを糧に、努力を重ねてきた。

「これまでの3年間、大宅監督の指導のもとで、ただ蹴るだけじゃなく、繋ぐことを意識したサッカーをしてきた。全国大会でも、丁寧にサッカーがしたい」と語った武山。他の3年生と同じく、武山もすでに就職することが決まっている。武山のサッカー人生で最後の大舞台となる選手権で、これまで重ねてきた努力をしっかりと発揮したい。

(取材・文 前田カオリ)
●【特設】高校選手権2019

途中交代から即帰宅騒動…C・ロナウドがユーベ指揮官との不仲説に言及

FWクリスティアーノ・ロナウドとマウリツィオ・サッリ監督の関係性に問題はないようだ
 ポルトガル代表は17日にEURO2020予選のグループB最終節に臨み、ルクセンブルク代表に2-0で勝利。予選通過を確定させた。代表通算99得点目を挙げたFWクリスティアーノ・ロナウドは試合後、ユベントスでの指揮官との不仲説を一蹴した。17日、スペイン『アス』が伝えている。

 代表では好調を維持するC・ロナウドだが、クラブでは不調と囁かれている。10日の第12節・ミラン戦では後半10分に途中交代。ベンチに座ることなくそのままスタジアムを後にしたことで、マウリツィオ・サッリ監督との不仲説が広まってしまった。しかし、サッリ監督は試合後にC・ロナウドが怪我を抱えていたことや体調を考慮したことによる途中交代だったことを明かし、不仲を否定している。

 C・ロナウドは代表戦後、クラブでの出来事について「ここ3週間、僕のプレー時間は減っているけど、君たちメディアがあらゆる作り話をしていることは問題視していない」と一蹴。「僕は常にユベントスを助けようと努力している」とクラブへの愛を強調しつつ、「控えに入ることを喜ぶ選手はいない。だけど僕のプレーにキレがないせいだということも理解している」と自身の出来に不満を抱いているようだ。

「EURO2020の出場権が確実に手に入らないかもしれないことを考慮し、僕はチームのために自分を捧げた。ありがたいことに、僕はキャリアを通してこれまで比較的怪我が少なかった。完全にコンディションが良くないときも、チームを助けようとこれまで頑張ってきたけど、大きなケガはしなかったんだ」

(ポルトガル代表で99ゴールを決めたことについて)「100ゴールは時間の問題だ。僕の記録は破られるためにあるし、僕も自分の記録を破っていきたいと思う」

●EURO2020予選特集

“サッカーと本気で向き合える時間”は残りわずか…和歌山工が1点守り抜いて平成元年以来の選手権へ:和歌山

30年ぶりの優勝を果たした和歌山工高
[11.17 選手権予選決勝 和歌山南陵0-1和歌山工 紀三井寺]

 17日、第98回全国高校サッカー選手権大会の和歌山県決勝が紀三井寺陸上競技場で行われた。初優勝を狙う和歌山南陵高と30年ぶり4回目の優勝を目指す和歌山工高の一戦は、前半39分のゴールが決勝点となり、和歌山工が全国行きを決めた。

 今年のインターハイで全国8強に名を連ねた初芝橋本高は、選手権予選2戦目となる準々決勝で近大和歌山高を相手にPK戦までもつれ込み、涙の敗退。そして、その近大和歌山を準決勝で3-2と下したのが、和歌山南陵(前身は和歌山国際海洋高、国際開洋二高。2011年に休校としたのち、2016年に和歌山南陵として再開校)だった。

 インターハイ予選決勝で初芝橋本と優勝を争った和歌山北高も、初戦となる3回戦で和歌山工とのPK戦で敗退。インターハイ予選の結果からシード権さえ持っていなかった和歌山工は、その後、準々決勝でも田辺高にPK戦で競り勝ち、準決勝では近大新宮高を4-0の完勝で退けてきた。

 11月9日から12日に行われた、ねんりんピック紀の国わかやま2019の兼ね合いで、準々決勝から準決勝までは12日を挟み、準決勝と決勝は中1日で行われた。難しいスケジュールの中で勝ち上がってきた両校の対戦は、和歌山南陵が中央寄りにポジショニングして前線のFW江川公亮(3年)やFW川邊海人(3年)にボールを集れば、和歌山工は広く開いた位置を取ってサイドや中盤にスペースを生み出し、突破を図った。

 準決勝での疲労と決勝の舞台への緊張から、お互いに中盤でボールを奪うものの、うまく繋ぐことができない展開がしばらく続いたが、両チームとも時間の経過とともに少しずつ本来の姿を取り戻し始める。長く続いた沈黙を破ったのは、和歌山工だった。前半終了が近づいた39分、FW武山遼太郎(3年)の放ったシュートは相手DFに弾き返されたものの、そのこぼれ球にMF神森渚生(2年)がしっかりと右足を合わせ、ゴールを決めた。

 ハーフタイムに「DFラインが低くなってしまっていたので、もう一度高い位置をとって攻撃を仕掛けよう」と、羽畑公貴監督から檄を飛ばされた和歌山南陵は、後半立ち上がりからチャンスを作る。後半から出場したFW土居豊典(2年)が放った2本のシュートは、惜しくも枠外。26分には、土居が相手DFを抜いてゴール前へ突破するシーンもあったが、和歌山工GK山田尚輝(2年)が飛び出してセーブした。

 一方、和歌山工は「相手が得点を狙って前に来ることで、逆に後ろが空いてくる。相手が中央寄りであることから後ろのサイドは特に空いてくると思ったので、そこを突こうと考えていた」(大宅光監督)。サイドからゴール前中央にボールを運ぼうとするも、和歌山南陵の守備に阻まれ、シュートまで至らない。

 一進一退となった後半は、互いにスコアレス。和歌山工が前半にとった1点を守りきった結果となり、平成元年以来30年ぶりとなる、令和元年の全国大会出場を掴みとった。

 シュート本数は、和歌山工が2本だったのに対し、和歌山南陵が9本と上回っていた。和歌山南陵の羽畑監督は「決定機で決めきることができなければ、優勝をつかめないと痛感した。先制され、焦りも出てしまった。成長していかなければいけない課題を得たので、一から出直し、また決勝戦に戻ってきたい」と悔しさをにじませた。

 和歌山工では、多くの生徒が進学ではなく就職する進路をとる。サッカー部員もしかりで、今年の3年生の中でスポーツ推薦の大学進学が決まっている選手は1名のみ。他の選手たちは卒業後に就職する予定で、和歌山に工場を持つ花王や日本製鉄、地元企業などにすでに内定している。

 和歌山工の選手たちにとっては、“このチームでサッカーができる時間”が残り少ないのではなく、“サッカーと本気で向き合える時間”が残りわずかなのだ。そのような背景があって、キャプテンFW田中彪(3年)は、全国大会で1つでも多く勝てるようにしたいという意気込みを「少しでも長く、あっち(試合が行われる首都圏)にいたい」と表現した。

 試合終了のホイッスルが鳴ったあと、手で目元を覆う姿を見せた大宅監督。指揮官自身、初めての全国大会になるが、「選手たちも全国大会に出るのが初めてという選手がほとんど」だという。「経験したことがないことを経験し、一生懸命やる中で学べることもある。他の出場校と違って今後のサッカー人生に繋がっていくわけではないが、選手権を良い人生経験とし、立派な社会人になってもらいたい」と、選手たちへの思いを語った。

 就職する選手たちにとっては、サッカーに本気で取り組めるのはこの選手権が最後となる。残された大舞台は、「みんなで楽しみに行く」(大宅監督)。今後の人生の糧となるような戦いを期待したい。

(取材・文 前田カオリ)
●【特設】高校選手権2019

【プレゼント】元日本代表・福西崇史もオススメ!「ボディトリマー」が1名様に当たる!

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★関連動画 「現役時代にこれがあったら絶対使ってました」元日本代表・福西崇史がボディトリマーを使ってみた

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 応募期間は11月30日(土)23時59分まで。詳細は下記をご参照ください。皆さまのご応募をお待ちしております。

■応募期間
2019年11月18日(月)~11月30日(土)23:59
■参加方法
応募期間内にゲキサカの公式Twitter @gekisaka をフォローし、こちらの「該当ツイート」をリツイート(RT)してください。

■当選発表
当選者様にゲキサカよりTwitterのDMにて、ご連絡させていただきます。

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「めざすは5試合で30ゴール」決して夢物語ではないブラサカ女子日本代表・菊島の脅威の決定力

菊島宙の迫力あるシュートシーン
[11.17 ブラインドサッカー東日本リーグ第6節 埼玉T.Wings 7-0 ファンタス千葉SSC 松戸ウォーリアーズ](東京・福生市営福生野球場)

 ブラインドサッカー東日本リーグが行われ、埼玉T.Wingsがファンタス千葉SSC 松戸ウォーリアーズに7-0で快勝した。女子日本代表のFP菊島宙が6点中5点をあげる大活躍。今季はすでに4試合で24得点を奪い、得点王をほぼ手中にするなど、成長曲線はとどまるところを知らない。菊島が明かす。

「それでも今日は思ったようなプレーができなかった。体幹のトレーニングで簡単に倒れなくなりましたし、体の入れ方がよくなったとも言われます」

 週に1度、所沢市内のジム、「トータルフィットネスクラブわらわら」で体幹のトレーニングを続けている。「地味なトレーニングはそれほど好きではない」と菊島は言うが、続けてきたことで男子の当たりにも耐えられるようになってきた。この日は日本代表として10月のアジア選手権(タイ)でも活躍した佐々木康裕が執拗に体を当ててきたが、バランスを大きく崩すことはなく、むしろ先に体を入れて支配する場面も。相手が捨て身で倒そうとしてきても、以前は倒れていた場面で今は菊島が倒れずにボールをそのままキープできるため、相手DFの数が減り、おのずとシュートチャンスが増えている。菊島の父で監督の充さんは、娘に対しこんなゲキを飛ばしていた。

「常に目標は上へ、上へ、ですから。アクサブレイブカップでは6試合で29点だったので、このリーグ戦は5試合で30点ぐらい目指したら?とは言いました。いいペースで来てますね」

 12月1日、文京区小石川公園で行われる最終節で、埼玉T.Wingsはリーグ戦優勝をかけてfree bird mejirodai と戦う。7月のアクサブレイブカップ決勝の再現だ。優勝の行方もさることながら、6点取れば到達する「親子の約束」が守られるかも注目だ。

菊島宙(中央)は男子選手に交じるとこんなに小さい


(取材・文 林健太郎)

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「アイツしかできないゴール」。尚志の“半端ない”FW染野が左足ループで決勝点

後半2分、尚志高の鹿島内定FW染野唯月が左足ループシュートで決勝点
[11.17 選手権福島県予選決勝 尚志高 1-0 聖光学院高 西部サッカー場]
 
「あれは自分的にも嬉しかったです」

 昨年度の全国高校選手権得点王、今年のプレミアリーグEAST得点ランク首位、「常勝軍団」鹿島加入内定、U-18日本代表、日本高校選抜、「“半端ない”ストライカー」、「ポスト大迫勇也」…この1年で数々の肩書きや代名詞が加わった尚志高FW染野唯月(3年)が、選手権福島県予選決勝で自身も喜ぶ圧巻ゴールを決めた。

 後半開始直後の2分、右SB坂従颯蒔(3年)のロングクロスがゴールエリア方向に上がると、染野はバックステップを踏んで自分のシュートエリアを確保。予測通りにこぼれて来たボールを左足でコントロールすると、すぐさま左足でループシュートを放つ。

 ゴールエリアから飛び出していたGK、ゴール右隅をカバーしたDFの位置などを一瞬で把握して放った芸術的な一撃が、そのままゴールネットを揺らす。バルセロナ五輪予選日本代表の名手・仲村浩二監督も「あれは上手いな。本当は思い切り打ちたいところ、一瞬の判断で切り替えて、余裕持ってインサイドで、ループで、パスみたいに。アイツしかできないゴールだなと思います」と絶賛していた。

 染野は「一瞬の判断が良い悪いという分かれ目になるので、そういうところは代表に行って成長しているところですし、きょうのあのシュートも普段の自分だったら強く打っているかもしれないですけれども、あの一瞬で浮かせれば入るかもしれないと考えられたのは成長できているからなのかなと思います」と会心の表情を浮かべていた。

 この日は前半8分にこぼれ球からコントロールショット。24分にはPAでの連続切り返しでDFを抜き去ってクロスバー直撃の左足シュートを放った。だが、全体的に前半はマークの厳しい自分がシュートを狙うよりも、味方にシュートさせようという意識。それでも前半を0-0で折り返したことによって、「やっぱり自分で行こうと」決意した直後に鮮やかに決めて見せた。

 その後も決定的なチャンスがありながらシュートがわずかに枠を外れるなど、目標の決勝3発を達成することはできなかった。だが、AFC U-19選手権予選が開催されたベトナムから帰国直後で、コンディション面が良くない中でも決めるのはさすが。幾度もそのようなシーンを見てきた仲村監督は「言いたくないですけれども、持っていますね」と笑い、本人も「(やっぱり)持っていますね」と微笑んでいた。
 
 周囲は02、03年度大会の平山相太氏(当時国見高FW)以来となる2年連続の選手権得点王を期待する。それに対して、染野は「選手権の全国はレベルの上がった大会になる。一つひとつが価値のある点になっていくと思う。チームが全国制覇するために、プラスアルファで点を獲ることも大事。得点王を狙いつつ、一戦一戦戦いながら全国制覇できれば良いかなと思います」と全国制覇と得点王の2冠獲得を目標に掲げた。

 注目度はここ数年で見てもトップレベル。例えチームが勝ったとしても、結果が出なかった際には「不発」と言われる可能性もある。だが、染野は「動揺せず、そこはプロに行っても同じだと思うので、自分が自分の一番良い状態というのが分かっているので、コツコツ自分の中で頑張っていって、何か一つアシストでもいいし、自分が得点獲りたいですけれども自分ができることを精一杯できれば良い。頑張ればいつかボールは来ると思うので、10回動き出して1回くれば良いやという感じなので、その一回に懸けていきたい」と語った。

 飛躍の大会となった前回大会も1回戦、2回戦は無得点。それでも、コツコツと自分がやるべき動きを続けた結果、3回戦、準々決勝で決勝点を決め、準決勝・青森山田高戦でハットトリックを達成した。なかなか結果が出なくてもイライラしたり、不貞腐れたりせずにチャンスを待ち続けて1本を決める。

 日常から先のステージを意識してシュートを磨いてきた。チームメートの実力派GK鈴木康洋(3年)は、練習での染野のシュートについて、「弾道だったり、スピード、コース……触れないところに打ってくるので止められないです」と違いを認める。

 染野は「隅を狙ってシュートを打てるようにしておかないと世界で戦った時に通用しない。(この日の決勝点のように)ああいうところで自分がどういうところにシュート打てばよいのか考えながらやれば、プロでも本当に通用するのかなと思います」。6本、7本とシュートを放って無得点に終わったAFC U-19選手権予選から、さらにレベルアップすることの必要性も感じてきた“半端ない”FW。「夢」と語る全国制覇、そして2年連続得点王を獲得するためにより自分を磨き、ライバルたちから何度でもゴールを決める。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

U-17W杯はブラジルホスト国V!後半39分からの逆転でメキシコ下す

ブラジルがホスト国V
 U-17ワールドカップの決勝が17日に行われ、U-17ブラジル代表がU-17メキシコ代表を2-1で下し、ホスト国優勝を飾った。ブラジルの優勝は2003年以来8大会ぶり4回目となった。

 土壇場でブラジルが試合をひっくり返した。後半21分に先制を許したブラジルだが、同39分にPKを獲得。これをFWカイオ・ジョルジが決めて同点とすると、同アディショナルタイム3分、右クロスに対して走り込んだ途中出場のFWラザロがゴールネットを揺らし、試合をひっくり返した。

 ブラジルはグループリーグから無敗の7連勝で頂点に。メキシコはグループリーグは1勝1分1敗と苦戦したが、決勝トーナメント初戦で日本を破って勢いに乗り、準優勝という成績を残した。

「一泡吹かせるくらいの力があった」聖光学院、宿敵・尚志との1点差に涙

聖光学院高は宿敵・尚志高に敗れて準優勝に
[11.17 選手権福島県予選決勝 尚志高 1-0 聖光学院高 西部サッカー場]
 
 インターハイベスト4の尚志高相手に接戦に持ち込んだ。山田喜行監督が「一泡吹かせるくらいの力があったと思います」と評する聖光学院高は、相手の強力攻撃陣を1点に抑え、自分たちもビッグチャンスを作った。それでも、スコアは0-1。12年度以来となる全国出場を目指した聖光学院は準優勝に終わった。

 主将の右SB小幡俊介(3年)は「自分たちの長所である守備は80分間通してやり切れたと思うけれど、やっぱり尚志は最後まで集中切らさずに声を出していたので、それが1点の差になったと思います」と悔しがる。

 今年のプリンスリーグ東北は8位残留。優勝した青森山田高セカンドや2位の山形ユースを無得点に封じて黒星をつけている。山田監督が「この(尚志戦)ためのスパーリングだった」という戦いで磨いた堅守で、尚志にも対抗。押し込まれ、局面を崩されかけるシーンは多かったものの、チャレンジ&カバーを徹底してボールを奪い切っていた。

 また、GK佐々木悠斗(3年)の勇気ある飛び出しも合わせて前半は無失点。だが、小幡は後半立ち上がりの失点を残念がっていた。クロスのこぼれ球が相手のエースFW染野唯月(3年、鹿島内定)の前に転がり、それをループシュートで決められてしまった。「そこは自分たちの甘さ。相手のエースがいいところにいたので、そこは違いだった」(小幡)。

 警戒していた染野に決められる形で失点。エースFW前川龍之助(3年)やFW杉崎凪流(3年)を中心としたカウンターや小幡のプレースキックなどから反撃したが、尚志の集中した守りを破ることができなかった。

 無念の準優勝。それでも、小幡は「ピッチの中で全て出しきったので悔いはないです」と前を向く。そして、チームメートに対しては「最初は個性が強くてまとめるのが大変だったんですけれども、最後はチームになって、自分も結構仲間に助けられた部分があったので良いチームだったと思います」と感謝していた。

 福島を突破して全国大会に出場するためにはプレミアリーグ勢の尚志を倒さなければならない。山田監督は「これを乗り越えていかないと。強くなっていかないといけない」。指揮官が指摘したのは競争力向上の必要性。この日、前線で武器を発揮していた前川や杉崎のような選手が他にも台頭してくるようなチームになっていかなければ、プロ注目の選手が下級生にもいる尚志に対抗、勝利することはできない。

 先発11人を占めた3年生が卒業し、来年は新しいチームで挑戦することになる。プリンスリーグの厳しい戦いの中で個人、チームをレベルアップさせること。小幡は後輩たちへ向けて「良いチームづくりを目指しててっぺんを獲って欲しいと思います。出ている11人だけじゃ絶対に勝てないので、メンバー外の人も含めて一体感だったり、良いチームづくりをしていけば絶対にてっぺんは獲れる」とエールを送った。この日、先輩たちの奮闘、涙を見た1、2年生たちは大きな壁を乗り越えるために、ライバル以上の意識高い日常を送って、必ず勝つ。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

埼スタでのリベンジに燃える尚志GK鈴木、強風の中で安定したプレー見せ、ビッグセーブも

尚志高GK鈴木康洋は強風の中で安定したプレー
[11.17 選手権福島県予選決勝 尚志高 1-0 聖光学院高 西部サッカー場]
 
 この日は強風の中での難しいゲーム。風でボールが押し戻されて対応のミスをしてしまう選手もいた。その中で尚志高GK鈴木康洋(3年)は、頼もしいプレー。元々ハイボールを得意とするGKはキャッチすべきところ、セーフティーに処理すべきところの判断良く、こぼれ球への反応も非常に速かった。そして、前半終了間際には相手FWとの1対1でビッグセーブ。仲村浩二監督も鈴木中心にバタつかずに守ったチームを評価していた。

 前日は試合終了間際に失点。その悔しさをぶつける80分間、1-0での勝利だった。鈴木は「今大会絶対に無失点で終わろうと思っていて、昨日失点してしまって悔しかったので、今日は絶対に無失点で勝とうと思っていました。クロスボールとかハイボールとか風があって難しいかなと思ったんですけれども、自分なりに出れたし、良い対応ができたと思うので良かった」と微笑んだ。

 埼玉スタジアム2○○2でリベンジを誓う一人だ。鈴木は前回大会、“PK戦要員”として大会に臨み、神村学園高との1回戦は後半終了間際から出場。PK戦で1本を止めて勝利に貢献した。だが、再びPK戦となった準決勝・青森山田高戦では相手GK飯田雅浩が止めた一方で、鈴木は止めることができず。埼玉で涙をのんだ。

 だからこそ、「準決勝で悔しい思いをしたので、もう一回埼スタに立って、今度は全部、(先発として)最初から立ってチームを勝たせれるようにしたいですね。(目標は) 全国制覇です。PKになっても絶対に勝ちます」という思いがある。福島県予選はその目標へ向けた第一関門。決勝は自らの活躍で全国への道を切り開いた。

 普段の練習では鹿島内定FW染野唯月(3年)やインターハイ得点王のFW山内大空主将(3年)、プレミアリーグでも強敵のシュートを受ける中で磨かれてきたシュートセーブが特長。チームを勝たせるセーブのできる守護神は安定感も徐々に高まってきており、全国での活躍が期待される。全国でチームを初の頂点へ導き、「高校選抜入ります」という個人の目標も達成する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

埼スタでのリベンジに燃える尚志GK鈴木、強風の中で安定したプレー見せ、ビッグセーブも

尚志高GK鈴木康洋は強風の中で安定したプレー
[11.17 選手権福島県予選決勝 尚志高 1-0 聖光学院高 西部サッカー場]
 
 この日は強風の中での難しいゲーム。風でボールが押し戻されて対応のミスをしてしまう選手もいた。その中で尚志高GK鈴木康洋(3年)は、頼もしいプレー。元々ハイボールを得意とするGKはキャッチすべきところ、セーフティーに処理すべきところの判断良く、こぼれ球への反応も非常に速かった。そして、前半終了間際には相手FWとの1対1でビッグセーブ。仲村浩二監督も鈴木中心にバタつかずに守ったチームを評価していた。

 前日は試合終了間際に失点。その悔しさをぶつける80分間、1-0での勝利だった。鈴木は「今大会絶対に無失点で終わろうと思っていて、昨日失点してしまって悔しかったので、今日は絶対に無失点で勝とうと思っていました。クロスボールとかハイボールとか風があって難しいかなと思ったんですけれども、自分なりに出れたし、良い対応ができたと思うので良かった」と微笑んだ。

 埼玉スタジアム2○○2でリベンジを誓う一人だ。鈴木は前回大会、“PK戦要員”として大会に臨み、神村学園高との1回戦は後半終了間際から出場。PK戦で1本を止めて勝利に貢献した。だが、再びPK戦となった準決勝・青森山田高戦では相手GK飯田雅浩が止めた一方で、鈴木は止めることができず。埼玉で涙をのんだ。

 だからこそ、「準決勝で悔しい思いをしたので、もう一回埼スタに立って、今度は全部、(先発として)最初から立ってチームを勝たせれるようにしたいですね。(目標は) 全国制覇です。PKになっても絶対に勝ちます」という思いがある。福島県予選はその目標へ向けた第一関門。決勝は自らの活躍で全国への道を切り開いた。

 普段の練習では鹿島内定FW染野唯月(3年)やインターハイ得点王のFW山内大空主将(3年)、プレミアリーグでも強敵のシュートを受ける中で磨かれてきたシュートセーブが特長。チームを勝たせるセーブのできる守護神は安定感も徐々に高まってきており、全国での活躍が期待される。全国でチームを初の頂点へ導き、「高校選抜入ります」という個人の目標も達成する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

プレミアEAST得点ランク2位FW奥田陽琉ら早稲田大合格

FW奥田陽琉は早稲田大に進学する
 早稲田大はこのほど、アスリート選抜入試の合格者を発表した。サッカー男子では高校年代最高峰のプレミアリーグEASTで現在得点ランキング2位の10得点を決めている柏レイソルU-18のFW奥田陽琉横浜FCユースのU-18日本代表MF小倉陽太日大藤沢高のMF植村洋斗の3選手が合格している。

 早大は昨年、3年ぶり27回目となる関東リーグ1部を優勝。今季は残留争いに巻き込まれているが、16日に明治大に1-0で勝利したことで降格圏との勝ち点差は3。23日の最終節(専修大戦)は引き分け以上で自力での残留を決めることになる。

 なお、サッカー女子では日テレ・メニーナに所属するDF後藤若菜が合格している。

●第93回関東大学L特集

@bookfun155 分野研究家

ピッチの表面: 滑らかかつ平坦なものとされている。天然芝、人工芝は国際大会では認められていない。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン

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柳ヶ浦、総体予選に続き大分高に延長戦で屈す…クロスバー直撃ヘッド菊口「すべては自分の甘さ」

柳ヶ浦は昨年に続き決勝で敗れた
[11.17 高校選手権大分県予選決勝 大分4-0(延長)柳ヶ浦 昭和電ド]

 大分高とは昨年に続く2年連続の決勝。今夏のインターハイ予選でも延長戦の末に敗れていた相手だったが、柳ヶ浦高はまたも全国にあと一歩届かなかった。

 ボールは無情にもクロスバーを叩いた。前半17分、立て続けにCKを得ていた場面でDF菊口和希(3年)がヘディングで合わせる。セットプレーを警戒していた相手の守備を上回る打点の高さで合わせたシュートだったが、GK塩治晴士(1年)の好守に遭うと、クロスバーに当たった跳ね返りも押し込むことが出来なかった。

 菊口は涙ながらに声を絞り出す。「やっぱり前半のチャンスを自分が決めきれていれば…。決めきれないのが自分の弱さです。もう少し強く打てたらGKの手をかすめてでも入っていたと思う。1失点目も自分の絞りが遅くなった。すべては自分の甘さ。大学でもサッカーを続けるので、そこを徹底して追及して、成長していきたい」。

 主将で10番をつけるFW芝崎翼(3年)も「自分が情けない」と責任を背負いこんだ。相手の厳しいマークに対して結果を残すことでリーダーシップを発揮してきたが、この日は後半18分に足をつらせたことで1人目の交代でピッチをあとにした。「最後もあんな感じになってしまって、本当に自分が情けない」。残した悔しさは大学でもサッカーを続けるという未来で晴らす。

(取材・文 児玉幸洋)
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@bookfun155 分野研究家

ここら辺のおわらいは、リアルの分析だけしかできないこと。そんな消費者は単純ではない。ECが導入される前の考え方だ。 店舗の購買行動分析、データセクションが世界展開:日本経済新聞

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[MOM3067]尚志FW山内大空(3年)_見る人の心打つ主将の献身

献身的な姿勢で尚志高を牽引したFW山内大空主将
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 選手権福島県予選決勝 尚志高 1-0 聖光学院高 西部サッカー場]

「僕的にはMVPは山内だなって思います」。福島6連覇を達せしした尚志高の仲村浩二監督が、マン・オブ・ザ・マッチに推したのはFW山内大空主将(3年)だった。

「山内がとにかく走ってくれたから。あれは心打たれるプレーヤーだったなと。流れが悪い時に必ずボールをキープしてくれたり、相手陣地でヘディングに勝ってくれたり……」。試合後に山内は地元の少年少女に囲まれ、サイン、写真撮影のリクエストを受け続けていたが、それほど見る人の印象に残るプレー。個性派集団を背中で引っ張る主将が大一番でチームを勝利へ導いた。

「苦しい時とか、踏ん張り時という時に自分が一番声を出そうと思っているので、その部分(チームのために走る、戦う部分)で負けたくないというところがあった」と山内。この日の尚志は、決勝の重圧のためか普段よりも重心が後ろに重く、守備意識の高い戦いになっていた。

 その中で、彼のスプリント、ハードワークが攻撃回数を増やしていたのは間違いない。相手のクリアを身体に当ててマイボールにしたり、フリーランニングでフリーの選手を作り出したり、切り替えの速い守備でも貢献。2得点を挙げた準決勝のような目に見える結果こそなかったが、2連戦の決勝で彼の変わらぬ運動量はチームにとって非常に大きかった。

 この献身的なプレー、リーダーシップはピッチで戦った相手にもインパクトを残していた。聖光学院高の右SB小幡健介主将(3年)は「10番(山内)は自分も同じキャプテンなんですけれども、オーラが違うなと思いましたね。(まさに)チームを背中で引っ張るみたいな。全国出ている尚志のキャプテンは違うなと思いました」。対戦相手だけでなく、スタンドで見ていた福島の小中学生にも「もっとやれることがある」と気づかせるような山内のプレーだった。

 山内はインターハイで5得点を挙げて得点王。だが、勲章を得てもその姿勢は変わらない。「トレーニングも全て一生懸命にやる」と仲村監督。その指揮官は今年のチームについて、練習試合では結果が出なくても本番で強いことを口にしていた。そのチームに「ここぞ」のスイッチを入れているのも山内。力はあるが波もある3年生、そして1、2年生を率先してまとめてきたリーダーは全国でも自分の役割を貫く意気込みだ。

「自分のやることが明確なので。チームを引っ張ることと大事な時に1点を取るということ。目標は去年できなかった全国制覇。ベスト4で終わってしまったので、その部分を自分たちの代でしっかり果たせるように頑張っていきたい」。隣で鹿島内定FW染野唯月(3年)が圧倒的な存在感、決定力を見せつける中、チームに欠かせない山内の献身とリーダーシップ。埼玉スタジアム2○○2で目標を達成するまで、尚志のために走り続ける。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

[MOM3066]大分FW大神颯汰(3年)_“病み上がり”2試合連続2ゴール

大神颯汰が延長前半3分に決勝点を決めた
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 高校選手権大分県予選決勝 大分4-0(延長)柳ヶ浦 昭和電ド]

「流れを変える自信はある。延長戦になったら出ると分かっていたので、そのことだけに集中して、ずっと待っていました」

 延長前半3分、大分高は延長に入ると同時に投入されていたFW大神颯汰(3年)がMF瀬藤聖人(3年)のスルーパスに反応。GKと1対1を迎えると、ループシュートで鮮やかに制し、先制点を決めた。

 さらに大神は延長後半6分にも鮮やかなパスワークからフィニッシュを担当。準決勝に続く2ゴールで、全国行きを確定させた。

 大神は10月中旬の練習で右足靭帯を負傷。当初は今大会決勝の出場も困難と考えられていた。しかし懸命のリハビリの甲斐あって、9日の準決勝で復帰。途中出場で2ゴールを決めて勝利に貢献していた。

 小野正和監督は大神の投入がポイントのひとつになると考えていたという。指揮官の期待通りの活躍をみせた背番号15は、「抜け出しの練習は他人よりも積んで、磨き上げてきたので、自信はありました。この決勝で形に表れて良かったです」と満面の笑みを浮かべた。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

[MOM652]順天堂大MF旗手怜央(4年)_圧巻決勝弾、そしてボランチ起用で見せた新たな可能性

順天堂大MF旗手怜央(4年)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 関東大学サッカー1部第21節 順天堂大1-0流通経済大 フクアリ]

 東京五輪代表候補の順天堂大MF旗手怜央(4年=静岡学園高/川崎F内定)はこの日ボランチ起用で躍動。そして0-0で迎えた後半13分、自らの右足ミドルで勝利を手繰り寄せた。

 今節は対戦相手の流通経済大にとって敗れれば降格が決まってしまう大一番に。しかし旗手は「自分たちもインカレ(全日本大学選手権)が懸かっているし、そういった点でも自分たちのプレーをするっていうのが大事だったので。そこまで相手のプレッシャーがかかっている感じでもなかった」と平常心で試合に臨んだ。

 順位は低迷する流経大だが攻撃力は十分。順大は「失点しないことを大事に」したプレーを心掛け、試合に臨んでいく。旗手もボランチの位置でバランスを取りながら、攻守に動いていった。両者決定機を迎えることはなく、前半は0-0で折り返していく。

 すると後半13分、旗手が均衡を破る。DF栗田詩音(1年=清水ユース)のパスを受けた旗手は圧巻の冷静さ。PA手前で右足を一閃し、ゴールに突き刺した。この得点がそのまま決勝点となり、順大は連敗ストップとなる3試合ぶりの白星に。熾烈極まるインカレ出場権争いで、価値ある勝ち点3を積み上げた。

 旗手は得点シーンについて「選択肢がたくさんある中でミドルは自分が持っているもの。思い切って狙えたのが良かった」と振り返る。瞬時に自信のある右足シュートを選択し、それが今季5点目となるゴールとなった。

 ゴールで勝利に貢献した旗手だが、大学入学から得点ランク上位に名を連ねたストライカーとしての姿は今日はなく、中盤で躍動。攻守において常に首を振り続け、ピンチとチャンスを察知していく。味方がボールを奪われそうになるとリカバーの位置に素早く動き、逆に味方がボールを奪う瞬間にはパスを受けられる位置へと動いていた。

 その位置は中盤だけではなく、味方の配置を見ながら前線から最後方へとゆっくりと細かく移動。パスを受けたら瞬時に前線を見据え、ダイレクトパスでチャンスをつくる場面も何度も見られた。

 攻守の切り替えに大きく影響する中盤は位置取りも重要。「FWでもそうですけど、特にボランチは真ん中で失えば一気にカウンターを食らう。しっかりと状況を見て、相手も見つつスペースを見るのが大事だと思うので、それが自然とできていたので良かったんじゃないかなと思います」。この試合では、前線で疾走するストライカーではなく、ゲームメークに徹するボランチとしての姿があった。

 10月のU-22日本代表ブラジル遠征ではメンバーに選出されるも、出発直前の負傷が響いて悔しい思いも。「仕方ないっていうのもあるし、怪我しているのも自分の実力の無さ」と唇を噛んだ。この日にはU-22日本代表のキリンチャレンジ杯が行われており、そのメンバーからは外れることに。しかし、旗手は力強く東京五輪への思いを語る。

「現段階でベストメンバーって監督も言っていたと思うんですけど、今の段階なので。まだ(東京五輪まで)半年あるし、来年から川崎Fに入るのが決まっている中で自分自身すごくワクワクしているし、成長できるって感じている。そこの振れ幅に関してはどれくらい行くかわからないので、川崎Fに行ったときに最初からスタメンを狙えるようにしっかりやっていきたい。プロのスタートに立つのもあと1、2か月しかないので、その1、2か月でまだまだ成長できると思うので、もっともっと頑張りたいです」

 最終節では筑波大と対戦。ともに東京五輪代表を狙い、また来季からチームメートとなるMF三笘薫(4年=川崎F U-18/川崎F内定)と相まみえる。「まあそんなに気にせず」と口にしつつも「ただ、キーマンであることには間違いない」と語る。再びボランチ起用となった場合には、三笘とマッチアップすることに。「めちゃくちゃ楽しみですね。一番楽しみな試合じゃないですかね。自分の実力を試す場でもある」と眼を光らせていた。

(取材・文 石川祐介)
●第93回関東大学L特集

「シンちゃんと一緒に…」脳腫瘍でサッカー選手としての未来を突然奪われた仲間とともに大分高が県内3冠で全国へ:大分

「シンちゃん」を囲んで記念撮影
[11.17 高校選手権大分県予選決勝 大分4-0(延長)柳ヶ浦 昭和電ド]

 第98回全国高校サッカー選手権大会の大分県予選決勝が17日に昭和電工ドームで行われ、大分高柳ヶ浦高を延長戦の末に4-0で下し、2年連続11回目の全国大会出場を決めた。組み合わせ抽選会は18日に都内で実施される。

 2年連続で同じ決勝の組み合わせ、今夏のインターハイ予選決勝でも対戦した“ライバル対決”は、前半から緊張感のある試合になった。そして今夏の対戦同様、80分間では決着がつかず、勝敗の行方は延長戦にもつれ込んだ。

 ただ大分高の小野正和監督が「選手層の厚さで勝ち切れた」と振り返ったように、延長戦に入ると交代で入った選手がいきなり結果で応える。延長前半3分、MF瀬藤聖人(3年)の出したスルーパスに延長に入って投入されていたFW大神颯汰(3年)が反応。ワンタッチでGKと1対1を作ると、ループシュートを決めて先制に成功する。

 勢いづいた大分はその後、延長前半7分に瀬藤、延長後半4分に途中出場のMF森山悠太(3年)、同6分に再び大神が決めて突き放す。試合後半にエースFW芝崎翼(3年)が足をつって交代したことで攻め手を失った柳ヶ浦とは対照的に、多彩な攻撃パターンで畳みかけた。

「今回の選手権はシンちゃんのためというのが一番強かった」

 大分イレブンは「シンちゃんのために」と団結していた。シンちゃんとは3年生部員の大竹志之介(おおたけ・しんのすけ)。大分中時代から一緒にサッカーを続けてきた仲間だ。だが大竹は今、車椅子なしには生活できない状態になっている。


 大竹は大分中時代はボランチとして活躍。中3時には富山県で開催された全国中学生サッカー大会にも出場。青森山田中との対戦では試合出場も果たした。ただその夏、大竹を異変が襲った。体調不良を訴えたことで病院で検査を受けると、脳に腫瘍があることが分かった。

 チームメイトへの報告は親伝手だったというが、同年冬には手術は避けられないほどにまで悪化。突然奪われた未来。中学時代から10番を背負ってエースだったFW菊地孔明(3年)は「『嘘だろ』みたいな感じ。本当に信じられなかった」と当時を回想する。

 ただ仲間はそのまま「シンちゃん」と一緒に戦い続けることを決めた。大竹を受け入れたサッカー部は、“51番”のユニフォームを用意。試合前の写真撮影では、中学時代に同じくボランチでプレーしていたMF重見柾斗(3年)が51番のユニフォームを着て写真に収まることが日課となった。


 さらに重見は今季より、中学時代に大竹が背負っていた「本当のシンちゃんの番号」である背番号6をつけてプレー。この日も試合前に無料通話アプリLINEを通じてメッセージを貰っていたと明かした重見は、「自分がシンの分まで戦わないといけないと思った」と力に変えていたという。

「シンちゃんのために」を合言葉に戦った今季の大分高は、県内3冠を達成。今季の“大分県絶対王者”として全国大会に進む。「自分たちはサッカーが出来るだけで感謝しなければいけない。3冠はあいつへの恩返し。一緒に全国に行ける?それが一番嬉しいです」(菊地)。

 夏のインターハイでは3回戦で惜しくもPK戦負けを喫したが、全国でやれるという手ごたえも得たという。目標は大分高の歴代最高成績である4強超え。イレブンは「まずは初戦突破」と足元を見据えながら、正月の快進撃に備える。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

Jリーガー多数輩出の名門・流経大が2部降格…序盤8連敗から波に乗れず、中野監督「負の連鎖が長すぎた」

流通経済大は2部降格に
[11.17 関東大学サッカー1部第21節 順天堂大1-0流通経済大 フクアリ]

 流通経済大は2005年から始まった現行12チーム体制で同校初となる2部降格が決定した。

 今シーズンは第2節から泥沼の8連敗。崩れたバランスは長い期間をかけて修正されていき、第16節から4連勝と勢いに乗ったものの、第20節・立正大戦(●0-1)で痛恨の敗戦。そして16日に東洋大が勝利したことで暫定最下位となった流経大は、敗れたら自動降格決定という背水の陣で、今節の順天堂大戦に挑んだ。

 前半は拮抗状態が続くも、流経大は攻撃の形をつくって順大のゴールに迫る。前半27分、左サイドのFW満田誠(2年=広島ユース)がカットインから右足シュートを放つが、ボールはわずかに流れてゴール右外へと逸れていく。同39分には右CKのチャンスからMF佐々木旭(2年=埼玉平成高)、MF安居海渡(2年=浦和学院高)が波状攻撃を仕掛けるも、相手のブロックに阻まれた。

 前半を0-0で折り返すと、順大は後半開始からFW桂陸人(1年=広島ユース)に代えてMF鈴木啓太郎(4年=帝京高)を投入。ボランチ起用のFW旗手怜央(4年=静岡学園高/川崎F内定)を中心に少しずつペースを掴んでいくと、後半13分にはその旗手が鮮やかな右足ミドルをゴールに突き刺し、均衡を破ってみせた。

 追い込まれた流経大だが、シュートは打てどもGKに収まってしまう。にじり寄る“降格”の二文字を跳ね返すことができず、そのまま0-1で試合終了。流経大の選手たちはその場に崩れることもなく、しかし呆然とショックを受けながら整列に動いた。

 1部リーグでは3度の優勝に輝き、夏の総理大臣杯でも3度の頂点に。全日本大学選手権(インカレ)も2度制覇してきた強豪・流経大。卒業したJリーガーは数知れず、日本代表MF守田英正(川崎F/2017卒)やDF山村和也(川崎F/11卒)、FW船山貴之(千葉/09卒)、GK林彰洋(FC東京/09卒)、FW武藤雄樹(浦和/10卒)というように、さまざまなポジションで一線級に活躍する選手たちを輩出してきた。

 就任から22年目。数多の教え子を育て上げ、実績を積み上げてきた中野雄二監督は「しょうがないですね。そういうシーズンだったなと思うしかない」と語る。4連勝の後に迎えた前節の立正大戦での敗戦を挙げ、「今日の試合がどうこうというよりも立正大戦がすべてだったのかなと思います」と今シーズンを振り返った。

「Jリーグもそうなんでしょうけど、ちょっとした歯車が合わないので、負けだしたときに思った以上に負けが多くなったかなと。負の連鎖が長すぎた」

 少し緊張感から解放されたかのように見せる指揮官は「皆さんが思うほど深刻ではなくて。ちょっとほっとしています」と一息。「ずっと大学サッカーの中で新しい取り組みをして突っ走ってきたから、流経は勝たなければいけないんだとか、色んなことをリードしていかないといけないんだとか、そういう責務は感じているんですけど、そういう神経状態でこの先ずっと生きていくとしたらかなり大変かなって。なんかもうさっぱりしてよかったかなという気もしなくはないです」。

 今季の途中からテクニカルエリアには出てこず、今節も終始ベンチに座り続けていた。その理由を語りながら、指揮官の話は今後の去就についても及んでいった。

「もう中野としての監督の仕事は、自分で言うのも変ですけど結果も出してきたし、僕がテクニカルエリアに一度も出なかったのは、いつか現場を若手のコーチ陣に代えていかないと、と考えれば。サイクルとしては現場は入れ替えていくべきだと考えがあるので、ちょうどそういう気持ちで今シーズンは一歩引いたところで、黙って見ようという思いになった」

「5年先、10年先を見据えたら、いいタイミングだから。新しい流経のサッカー部をつくるきっかけだと思う。マネージメント全体はやりますけど、現場に関して言えば、若い人たちの発想でいいんじゃないかな」

 会場には母校を案じた船山や守田、山村の姿も。中野監督は「心配して来てくれた」と目を細めつつ、「流経のサッカー部も1000人以上のOBを出している。足を運んでくれたのも有難い」と感謝を述べた。

 退任の可能性についてはまだ正式発表ではないものの、「半年間指示しなかったからですから、そういう思いでずっと座っていたので」と意志は強い。「22シーズン目になるのかな。ちょうど過渡期っていうのもあったと思う。時代の流れとともにチームは変化していくべきで、その中心に僕がいなくてはいけない理由はない」。2部降格。それは大学サッカー界屈指の名門にとって、大きな転換点となりそうだ。

中野雄二監督(最奥)


(取材・文 石川祐介)
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[ブラサカ東日本第6節]パペレシアル品川はAvanzareつくばの堅守を崩せずドローも、3位決定戦へ

川村怜(左)のシュートは相手GK松井康の攻守に阻まれた
【ブラインドサッカー東日本リーグ2019 第6節】(17日、福生市営福生野球場)
パペレシアル品川 0-0 Avanzareつくば
 
 両チーム攻守に激しい攻防が繰り広げられたが、ドローに終わった。昨年までAvanzareつくばに所属したパペレシアル品川の日本代表、川村怜と佐々木ロベルト泉は積極果敢にシュートを打ったが、AvanzareつくばはGK松井康が好セーブを連発し、ゴールを許さなかった。それでも無敗のパペレシアル品川は12月1日、3位決定戦でたまハッサーズと対戦する。

得点者
なし

先発メンバー
[パペレシアル品川]
GK1下村信行
FP3松尾雄大
FP5 川村怜
FP7 佐々木ロベルト泉
FP9寺西一
ガイド神山明子
監督小島雄登

[Avanzareつくば]
GK16 松井康
FP5増田周平
FP7山川聖立
FP9 アブディンモハメド
FP10 森田翼
ガイド鈴木翠
監督村上隆浩
【注】番号は背番号。選手は前半の先発メンバー

(取材・文 林健太郎)

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C・ロナウド弾など前回王者ポルトガルが最終節で本戦出場を決める:EURO2020予選

C・ロナウド弾でポルトガルが勝利した
 EURO2020予選は17日より最終節となる第10節に突入。グループA、B、そしてHの戦いが終了した。

 グループAは前節でイングランド代表とチェコ代表がそれぞれ本戦出場を決めていたが、最終戦はイングランドがコソボ代表に4-0で快勝。勝ち点を21に伸ばして首位通過を確定させた。チェコはブルガリア代表に0-1で敗れたため、同15で2位となった。

 グループBでは前回王者のポルトガル代表が、FWクリスティアーノ・ロナウドの得点などでルクセンブルク代表に2-0で勝利。勝ち点を17に伸ばして予選通過を確定した。C・ロナウドは代表通算99得点目。ただしアンドリー・シェフチェンコ監督率いるウクライナ代表が1位通過となっている。

 グループHはすでに本戦出場を決めているフランス代表とトルコ代表がいずれも白星締め。勝ち点25のフランスが首位、同23のトルコが2位通過を決めた。

 18日はグループD、F、Jの最終節を実施。F組とJ組の上位2チームは確定しているが、D組はデンマーク、スイス、アイルランドの3チームが出場権を争っている。最終節はデンマークとアイルランドが直接対決。スイスはジブラルタルと対戦する。

11月17日(日)
[A組]
ブルガリア 1-0 チェコ
コソボ 0-4 イングランド

1.☆イングランド(21)+31
2.☆チェコ(15)+2
3.コソボ(11)-3
4.ブルガリア(6)-11
5.モンテネグロ(3)-19


[B組]
ルクセンブルク 0-2 ポルトガル
セルビア 2-2 ウクライナ

1.☆ウクライナ(20)+13
2.☆ポルトガル(17)+16
3.セルビア(14)0
4.ルクセンブルク(4)-9
5.リトアニア(1)-20


[H組]
アルバニア 0-2 フランス
モルドバ 1-2 アイスランド
アンドラ 0-2 トルコ

1.☆フランス(25)+19
2.☆トルコ(23)+15
3.アイスランド(19)+3
4.アルバニア(13)+2
5.アンドラ(4)-17
6.モルドバ(3)-22

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[ブラサカ東日本第6節]free bird mejirodaiが16歳の日本代表、園部の2試合連続弾で突き放し、1位決定戦へ

軽快な動きを見せた園部(右)
【ブラインドサッカー東日本リーグ2019 第6節】(17日、福生市営福生野球場)

free bird mejirodai 5-0(前半3-0、後半2-0)乃木坂ナイツ

今季無敗のfree bird mejirodaiが快勝した。前半11分、鳥居健人が先制ゴールを決め、さらに19分、後半1分とゴールを重ねてハットトリックを達成。12月8日のモロッコ戦の日本代表にも選ばれている16歳の園部優月が前半13分、後半13分とゴールを決めた。2試合連続ゴールとなった園部は「もっとチャンスはあったので決めたかった」とどん欲だった。

 free bird mejirodaiは12月1日、リーグ戦1位をかけて埼玉T。Wingsと対戦する。

得点者
[free bird mejirodai]
鳥居健人(前半11分、前半19分、後半1分)
園部優月(前半13分、後半13分)

先発メンバー
[free bird mejirodai]
GK20泉健也
FP4菊池陵馬
FP5永盛楓人
FP7園部優月
FP11鳥居健人
ガイド高橋めぐみ
監督山本夏幹

[乃木坂ナイツ]
GK41中村秀行
FP3葭原滋男
FP8國宗陽介
FP21鈴木涼
FP30藤井彬
ガイド 櫻井悠乃
監督田中 茂樹
【注】番号は背番号。選手は前半の先発メンバー

(取材・文 林健太郎)

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[ブラサカ東日本第6節]たまハッサーズが日本代表・田中の決勝ゴールで3位決定戦へ

決勝ゴールを決めた田中(左)
【ブラインドサッカー東日本リーグ2019 第6節】(17日、福生市営福生野球場)
たまハッサーズ 1-0(後半1-0)Derrotó Saber茨城

 たまハッサーズの田中が土壇場で意地を見せた。この日はたまハッサーズの日本代表、黒田智成が負傷で欠場した影響もあり、なかなか得点できず。残り1分、日本代表の田中が混戦を抜け出し、右足で決めた。昨年もこの会場で残り2分で決めた田中は「ここ数年、ここでは終了直前にゴールが入るんです。本当はもっと早めに点をとりたかったですけどね」と言いながらも笑顔。12月1日、3位決定戦でパペレシアル品川と対戦する。

得点者
[たまハッサーズ]
田中章仁(後半19分)

先発メンバー
[たまハッサーズ]
GK1菅谷竜太
FP7田中章仁
FP15日向賢
FP79布施達佳
ガイド大石智子
監督黒田有貴

[Derrotó Saber茨城]
GK1猪瀬洋平
FP4伊藤申泰
FP5篠田寛人
FP8松本雄太
FP9須田良平
ガイド郷本淳一
監督石井智博

(取材・文 林健太郎)

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[MOM3065]明秀日立FW根本琳生(1年)_「まだ荒削り」途中出場&途中交代の大器がV弾

勝ちロコを踊るFW根本琳生(1年)(18番)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 高校選手権茨城県予選決勝 鹿島学園0-1明秀日立 カシマ]

 途中出場&途中交代の1年生FWが大仕事をやってのけた。明秀日立高は交代策で投入された1年生が息の合った連携でゴールを陥れ、萬場努監督の描いたプランをピッチで完遂。FW根本琳生(1年)が拮抗した1点ゲームをモノにする決勝点を挙げた。

 後半37分、浮き球パスを受けたFW海老原拓弥(2年)が頭で前線に送ると、同じく途中出場のDF長谷川皓哉(1年)がスルーで“演出”。後方からダイナミックに走り込んだ根本は左足を振り抜き、ゴール左下隅に突き刺した。複数人がイメージを共有させた「狙い通り」の形から、カシマスタジアムを沸かせた殊勲弾。根本には「GKが右に飛ぼうとしていた」とゴール前で冷静に判断して持ち替える落ち着きもあった。

 この日、63分にピッチに入った根本は80+2分にベンチに下がった。夏の終わりに左膝の外側靱帯を痛め、負傷明けの状態。試合を締める時間帯にピッチを後にし、出場時間は約20分と限られたが、スーパーサブの仕事を全うしてみせた。

「中2の県のトレセンで一緒にやっていた」という長谷川との連携から準決勝はアシスト、決勝ではゴールと、今大会中にも大きな進化を遂げている。「昨日の夜から、今日(ここに)来るときも、点を取るイメージトレーニングしていた」というピッチ外の姿勢も報われる形となった。

 大一番で萬場監督に起用されたのは当然、期待の表れ。「能力が高い分、まだ荒削り。それが研ぎ澄まされてくるといい」(萬場監督)という未完の大器が、選手権の舞台に立つ。さらなる成長を誓う根本は「3年生の思いを背負ってゴールを決めたい」と野心を燃やしている。

(取材・文 佐藤亜希子)
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[ブラサカ東日本第6節]埼玉T.Wingsが女子日本代表、菊島宙の5発などで圧勝し、1位決定戦へ

菊島は男子日本代表、佐々木康裕(右)と競り合っても負けない
【ブラインドサッカー東日本リーグ2019 第6節】(17日、福生市営福生野球場)

埼玉T.Wings 7-0(前半4-0、後半3-0)ファンタス千葉SSC 松戸ウォーリアーズ

 女子日本代表の菊島宙の5ゴール、さらに男子日本代表の加藤健人の2ゴールも加わり圧勝した。菊島は4試合で24得点をあげており、得点王をほぼ確実なものにした。12月1日、リーグ戦1位をかけてfree bird mejirodaiと対戦する。

得点者
[埼玉T.Wings]
菊島宙(前半3分、前半6分、後半13分、後半16分、後半20分)
加藤健人(前半4分、前半16分)

先発メンバー
[埼玉T.Wings]
GK2岩崎直
FP7志水聡
FP9菊島宙
FP10加藤健人
FP18 駒崎広幸
ガイド加藤裕美
監督菊島充

[ファンタス千葉SSC 松戸ウォーリアーズ]
GK18竹中健太
FP4田口侑磨
FP10佐々木康裕
FP14瀧澤大作
FP23渡邉彰文
ガイド田口智洋
監督矢田あゆみ
【注】番号は背番号。選手は前半の先発メンバー

(取材・文 林健太郎)

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【動画】柴崎岳ら海外組4人にJ2優勝の中村航輔も合流!!日本代表が全23選手で初練習

【動画】柴崎岳ら海外組4人にJ2優勝の中村航輔も合流!!日本代表が全23選手で初練習
 日本代表が17日、大阪合宿2日目の練習を行った。この日の練習からFW永井謙佑、MF原口元気、MF柴崎岳、DF植田直通、GK中村航輔の5人が合流。全23選手がそろっての初練習は冒頭部分のみ報道陣に公開された。
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●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

[11月18日 今日のバースデー]

Japan
DF市村篤司(讃岐、1984)*豊富な運動量と積極的な攻め上がりが持ち味のDF。
MF末吉隼也(相模原、1987)*精度の高い長短のキックが持ち味のボランチ。
MF戸高弘貴(町田、1991)*切れ味鋭いドリブルを武器に関西大学選抜の経験も持つMF。
FW杉本健勇(浦和、1992)*C大阪U-18出身。長身ながらスピードがあり、足もとの技術も高いFW。
DFウォン・ドゥジェ(福岡、1997、韓国)*17年に福岡へ加入。長身の潰し屋として中盤起用もこなす。
FWウェリング・ピアス(C大阪、1998、オーストラリア)*18年途中にメルボルン・ビクトリーから加わった長身アタッカー。

World
MFマーク・オルブライトン(レスター・シティ、1989、イングランド)*奇跡のプレミア制覇に貢献した一人。サイドを豪快に突破し、力強いクロスを供給するMF。

Former
GKピーター・シュマイケル(元マンチェスター・Uほか、1963、デンマーク)*元デンマーク代表。90年代で世界最高のGKの一人。息子はレスター・シティで守護神を務める。

Others
森進一(歌手、1947)
渡辺満里奈(タレント、1970)
東尾理子(ゴルフ、1975)
岡田准一(V6:歌手、1980)
茅原実里(声優、1980)
千葉涼平(w-inds.:ミュージシャン、1984)
斎藤祥太(俳優、1985)
斎藤慶太(俳優、1985)
三宅宏実(ウエイトリフティング、1985)

バルセロナB安部裕葵、公式戦10試合目で初ゴール!! CF起用に応える

待望の公式戦初ゴールを挙げたFW安部裕葵(写真は10月27日)
[11.17 スペイン2部B バルセロナB 3-3 コルネージャ]

 バルセロナB所属のFW安部裕葵が17日、スペイン2部Bリーグ(3部相当)第13節のコルネージャ戦に先発出場し、公式戦初ゴールを記録した。13日に練習試合でトップチームデビューを飾った直後の一戦。チームは3-3で引き分けた。

 トップチームと同じく4-3-3のシステムを採用しているバルセロナBにおいて、シーズン序盤は左サイドで起用されていた安部だったが、過去2試合はセンターフォワードでの起用。持ち前の打開力よりも周囲との連携や得点力が問われるポジションにおいて、公式戦出場10試合目で結果を出した。

 1-0で迎えた前半20分、自陣からのフィードが相手の最終ライン裏に出ると、抜け出したFWカルレス・ペレスのシュートは相手GKに阻まれたが、そこに安部が反応。こぼれ球をいち早く拾って左足ダイレクトでゴール右に流し込み、これが公式戦での加入後初ゴールとなった。

 なお前半早々に2-0とリードしたバルセロナBだったが、その後は守備の乱れが出てしまうなど大苦戦。前半34分と43分に失点を喫すると、安部は後半31分に途中交代となった。チームは後半41分に勝ち越しを許したが、アディショナルタイムにPKが決まって追いつき、試合を3-3で終えた。

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アピールポイントは得点力。A代表初招集の札幌DF進藤「空気だけ吸って帰るつもりはない」

日本代表DF進藤亮佑(札幌)
 初招集という立場も、遠慮するつもりはない。日本代表DF進藤亮佑(札幌)は17日の練習後、「なんとなく空気だけ吸って帰るつもりは全くない。しっかり戦力になるためにはコミュニケーションを取らないといけないし、自分は特にディフェンスラインなので引っ張っていく姿勢を見せないといけない」と力強く意気込んだ。

 CBを主戦場とする23歳のアピールポイントは、直近2年間でJ1通算10ゴールの得点力。「得点のチャンスを狙いたい」と闘志を燃やす異色のDFがA代表まで上り詰めた。点を取る秘訣を問われて「めちゃくちゃあるけど、真似されたくないので……」とかわしつつも、「良いFWと対戦できているので、盗みながらアイデアを出している」と明かす。

 合宿初日のストレッチでは最年長のレジェンドGK川島永嗣(ストラスブール)の隣を確保し、ハリルジャパン組の同世代MF井手口陽介(G大阪)とも「見た目は結構いかついけど、可愛らしい性格です」と紹介する関係性を築くなど、代表チームへのフィット感は上々。初招集ながらも積極的にコミュニケーションを取る姿が目を引く。

 報道陣に「遠慮せずにできている?」と問われて「さすがにやっぱり……」と苦笑いを見せたように、当初は緊張感があった様子だ。ただ、それでも食い込んで行けるのは一つの強み。「遠慮しないように自分に言い聞かせて、最初より最後のほうが今日も声を出せた。お客さんじゃなく、自分が試合に出るという気持ちでいる」ときっぱり語る。

 そうしたA代表への思いの裏には、五輪への心残りもあった。1996年生まれの進藤にとって、93〜96年生まれが対象のリオ五輪は「出るのが一番難しい世代」。リオ五輪からA代表へと次々に羽ばたく選手に対して「少しずつ追いつけてきていると思うけど、海外でやっている選手にはどんどん置いていかれている危機感もある」と複雑な思いを述べた。

 それでもここでスタートラインに立った。「23歳という歳は世界的に見たら全然若くないと個人的に思っているし、普段は堂安選手と久保選手がいるけど、今回は自分が最年少なので下からアグレッシブな姿勢を出して、危機感を植え付けられるくらいのプレーを今回の合宿でしていかないといけない」。まずは2日後のベネズエラ戦でピッチに立ち、代表定着の足がかりとするつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
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