出場校チーム紹介:日章学園高(宮崎)

日章学園高は初の4強入り、その先へ勝ち上がることが目標
第98回全国高校サッカー選手権

日章学園高(宮崎)

日章学園高関連ニュース


日章学園高写真ニュース

▼全国大会日程
2回戦 vs.千葉県代表(11月30日決定)
■出場回数
3年連続15回目
■過去の最高成績
8強(10、13年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場15回
■監督
早稲田一男
■主将
DF阿部稜汰(3年)
■今季成績
[総体](全国2回戦敗退)
県決勝 2-1 宮崎日大高
全国2回戦 1-1(PK4-5)西京高(山口)
[リーグ戦]
プリンスリーグ九州4位(7勝4分5敗、第16節終了時)
[新人戦](県優勝)
県決勝 1-1(PK3-0)宮崎日大高

■予選成績
2回戦 5-0 日向高
3回戦 8-0 宮崎北高
準々決勝 4-0 宮崎一高
準決勝 3-0 延岡学園高
決勝 3-0 宮崎日大高
■都道府県予選決勝布陣図&決勝メモ
4-4-2]
   鈴木陽介 木脇蓮苑
齊藤元太         藤本優希
  中別府柊太 葭岡遥来
阿部稜汰          濱松凜
   古賀照也 後藤翔
      福山智仁

[決勝メモ]
 県新人戦、インターハイ予選に続いて今年3度目となる宮崎日大高との決勝戦。立ち上がりはFW川野寛登(3年)中心に宮崎日大が押し込んだが、日章学園は落ち着いてボールを動かしながら攻め返すと17分に先制点を奪う。左FKをCB古賀照也(2年)が頭で折り返し、最後はエースFW鈴木陽介(3年)が頭でゴールへ押し込んだ。日章学園はその後、再三の決定機を作りながら、相手GK原蓮也(2年)の好守の前に追加点が奪えない。それでも、古賀やCB後藤翔がピンチの芽を摘むなど同点ゴールを許さなかった日章学園は後半33分、MF倉田晃士朗(2年)とのパス交換から鈴木が右中間を突破。最後は右足で2点目を決めた。アディショナルタイムにも鈴木のラストパスからMF日吉悠真(2年)が決めて日章学園が3-0で勝利した。

MOM:FW鈴木陽介(3年)
「相手指揮官も認める決定力。エースストライカーが2得点1アシストの活躍で優勝へ導く」

■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
全中優勝世代加え、初の4強へ
 選手権、インターハイともに出場15回は宮崎県で最多。全国大会では未だに準々決勝の壁を突破することができていないが、予選終了直後にエースFW鈴木陽介(3年)が「早稲田先生をベスト4に自分たちの代で連れていく、という話をしながら練習に取り組んでいきたい」と語っていたように、今年こそ歴史を変えるつもりでいる。
 前線でボールの収まる鈴木やセンス抜群のFW木脇蓮苑(1年)を起点にボールを動かし、九州屈指の左SB阿部稜汰主将(3年)と右SB濱松凜(3年)を交えた攻撃で相手の守りを切り崩す。キープ力高いMF中別府柊太(3年)や冷静なゲームメーク光るMF葭岡遥来(1年)、予選決勝で活躍したMF倉田晃士朗(2年)ら配球役のレベルも高い。いずれも最後の局面で身体を張ることのできるCB古賀照也(2年)とCB後藤翔(3年)や安定感高いGK福山智仁(3年)含めて守備は粘り強く、日章学園中で全国中学校大会を経験した1年生も各ポジションで台頭中。インターハイは決定力不足と終盤の隙が初戦敗退を招いたが、改善してきた成果を示し、目標を達成する。


■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
県予選10発!エースストライカー
FW鈴木陽介(3年)
「エースFWは県予選で『目標だった』10得点を記録。ボールを収める部分や突破力、そして難しい体勢からでも打ち込むシュートでゴールをもたらす」

選手宣誓男は九州屈指のSB
DF阿部稜汰(3年)
「守備面での1対1の強さや攻撃参加からのクロスに注目の九州屈指のSB。開会式では選手宣誓の大役を務める。憧れはブラジル代表DFマルセロ」

鳥栖U-15時代に日本一経験。期待の2年生CB
DF古賀照也(2年)
「起点となるFWを潰す強さやヘディング、危機察知力、際の部分で強さを発揮する部分も魅力のCB。鳥栖U-15時代に日本一も経験」

■過去の全国大会成績
【18年度 第97回(2回戦敗退)】
1回戦 1-2 矢板中央高(栃木)
【17年度 第96回(3回戦敗退)】
1回戦 3-1 北陸高(福井)
2回戦 4-1 佐賀東高(佐賀)
3回戦 0-1 流通経済大柏高(千葉)
【15年度 第94回(2回戦敗退)】
2回戦 0-1 富山一高(富山)
【14年度 第93回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 新屋高
2回戦 1-1(PK4-5)國學院久我山高(東京A)
【13年度 第92回(8強)】
2回戦 2-1 桐生一高(群馬)
3回戦 0-0(PK7-6)東福岡高(福岡)
準々決勝 0-4 富山一高(富山)
【11年度 第90回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 鹿島学園高(茨城)
【10年度 第89回(8強)】
2回戦 2-0 宮城県工高(宮城)
3回戦 0-0(PK4-3)静岡学園高(静岡)
準々決勝 0-3 滝川二高(兵庫)
【09年度 第88回(3回戦敗退)】
2回戦 4-2 武相高(神奈川)
3回戦 0-1 ルーテル学院高(熊本)
【08年度 第87回(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 富岡高(福島)
2回戦 0-3 筑陽学園高(福岡)
【07年度 第86回(2回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK4-2)水戸短大附高(茨城)
2回戦 -1(PK5-6)北越高(新潟)
【02年度 第81回(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK4-5)前橋商高(群馬)
【00年度 第79回(3回戦敗退)】
2回戦 2-0 渋谷幕張高(千葉)
3回戦 0-6 国見高(長崎)
【99年度 第78回(1回戦敗退)】
1回戦 1-3 星稜高(石川)
【96年度 第75回(3回戦敗退)】
1回戦 2-1 修徳高(東京A)
2回戦 4-2 郡山商高(福島)
3回戦 1-5 鹿児島実高(鹿児島)

■登録メンバーリスト
-
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2019

「君たちに謝りたい」本田がカンボジア代表の選手たちへスピーチ

カンボジア代表を率いるMF本田圭佑
 カンボジア代表の実質的な監督を務めるMF本田圭佑(フィテッセ)が、19日に敵地で開催されたカタールW杯アジア2次予選の香港代表戦(●0-2)後、ロッカールームで選手たちにスピーチを行った。その一部を有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』が伝えている。

 初白星を目指し、同じ未勝利中だった4位香港のホームに乗り込んだ最下位カンボジア。後方でボールをつなぎながら相手の隙をうかがったが、深く引いた守備を崩せず、前半20分にカウンターから先制点を許した。後半33分にはキャプテンでセンターバックのビサルが2枚目のイエローカードで退場。同38分にも失点を喫したカンボジアは香港に0-2で敗れ、通算1分4敗となった。

 厳しい結果が続いているが、本田は今回のゲーム内容に一定の手応えを得ているようだ。試合後にオランダへ戻るため、スタジアムから空港へ向かわなければならなかったカンボジア指揮官は、ロッカールームで選手たちに次のように語った。

「率直な俺の意見を伝える。試合には負けた。だが、俺のフィーリングでは、俺たちのプレーは悪くなかったと感じている。たくさんチャンスを作れなかったが、ほとんどスペースがなかったため、崩すのは簡単ではなかった。彼らは深い位置でずっと引き、守備に専念していた」

「君たちに謝りたい。君たちにいい結果をもたらせなかった。君たちはベストを尽くした。いいプレーをした。少なくとも俺に、トレーニングで何に取り組んだかを試合で見せてくれた」

 初勝利には届かなかったものの、本田は試合に臨む選手たちの姿勢とその戦いぶりを評価。そして自戒を込め、結果につながらなかった自身の采配を謝罪した。

 次節は来年3月26日に開催され、カンボジアは敵地でバーレーンと対決する。

※有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)のコメントは許可を得た部分を使用しています。

●海外組ガイド
●カタールW杯アジア2次予選特集ページ

出場校チーム紹介:岡山学芸館高(岡山)

岡山学芸館高は初の8強入りを狙う
第98回全国高校サッカー選手権

岡山学芸館高(岡山)

岡山学芸館高関連ニュース


岡山学芸館高写真ニュース

▼全国大会日程
1回戦 vs.静岡学園高(静岡)

■出場回数
2年連続3回目
■過去の最高成績
3回戦敗退(18年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場4回
■監督
高原良明
■主将
MF大山宣明(3年)
■今季成績
[総体](県4強)
県準決勝 0-1 就実高
[リーグ戦]
プリンスリーグ中国2位(8勝4分3敗、※第15節終了時点)
[新人戦](県4強)
県準決勝 1-3 就実高

■予選成績
4回戦 3-0 東岡山工高
準々決勝 8-3 明誠学院高
準決勝 2-1 創志学園高
決勝 1-0 玉野光南高
■都道府県予選準決勝布陣図&決勝メモ
[3-6-1]
       浦山大雅
   宗川遼哉   須賀大貴
谷本薫平          大山宣明
    野町将矢 山田龍之介
  堀旺次朗     森井麻央     
       仲程長人
       國本希来
[決勝メモ]
 公立の強豪・玉野光南高との決勝戦。押し込まれた前半をDF森井麻央(3年)中心に無失点で乗り越えた岡山学芸館は後半、MF谷本壮太朗(3年)を中心とした攻撃でペースを握る。そして30分、DF仲程長人(3年)がダイレクトでで入れたロングボールに反応したFW岡田知也が、DF2人と競りながらボールをおさめると、左足シュートをゴール右隅に突き刺す。玉野光南の反撃を封じた岡山学芸館が1-0で勝利。2連覇を達成した。

■予選取材記者(編集部・吉田)チーム紹介
岡山で台頭中の新鋭、目標の8強へ
 98年創部、08年に元岡山DFの高原良明監督が就任し、12年インターハイで全国初出場。選手権予選は初優勝した16年度からの4年間で3回目となる頂点に立った。プリンスリーグ中国で上位に食い込むなど岡山県、中国地方で着々と強豪への階段を上って来ている。
 パス&ムーブ、自分たちからアクションするサッカースタイルが特長。選手権予選準決勝は後半の2ゴールで逆転勝ちし、決勝も決定力抜群のエースFW岡田知也(3年)の決勝点によって競り勝った。全国16強入りした昨年度から岡田や守備の柱であるDF森井麻央(3年)、10番MF山田龍之介(3年)、MF須賀大貴(2年)ら経験者を残し、今春には岡山U-18に所属していたMF谷本壮太朗(3年)とDF谷本薫平(3年)の“谷本ツインズ”が転籍。彼らがチームにプラスアルファをもたらしている。山田やMF大山宣明主将(3年)の突破力、谷本薫、DF堀旺次朗(3年)の左足などもアクセントに攻めて「全国大会ベスト8という最大の目標」(大山)に挑戦する。
■予選取材記者(編集部・吉田)注目選手
中国地方屈指の点取り屋
FW岡田知也(3年)
「県予選は怪我から復帰した準決勝で交代出場直後に決勝点。決勝でも個の力で決勝点をもぎ取った。選手権は昨年度も2得点。得点感覚抜群のエースだ」

チームの中心となる10番
MF山田龍之介(3年)
「10番はギャップを突くドリブルが印象的だが、自らボールを奪ってアシスト役にもフィニッシャーにもなることができる。『みんなの中心となるプレーヤーになりたい』」

注目兄弟の兄はゲームメーカー
MF谷本壮太朗(3年)
「今春に揃って岡山U-18から転籍してきた“谷本ツインズ”の兄。『自分で持ち運べるし、散らせる』(高原監督)というゲームメーカーだ」

■過去の全国大会成績
【18年度 第97回(3回戦敗退)】
1回戦 4-0 遠野高(岩手)
2回戦 1-0 仙台育英高(宮城)
3回戦 1-2 瀬戸内高(広島)
【16年度 第95回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 山梨学院高(山梨)

■登録メンバーリスト
-
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2019

強さの秘訣は練習後30分以内の「部飯」。京都橘に欠かせないマネージャーの仕事に密着

選手権V候補の一角、京都橘高を「部飯」でも支えるマネージャーたち
 苦しみながらも京都府予選決勝で洛北高に3-2で勝利し、2年ぶり8回目の選手権出場を達成。全国でも上位進出が期待されるのが京都橘高だ。今年のインターハイでもベスト4に入るなど、コンスタントに全国で結果を残せる背景には、選手が毎日の練習後30分以内に食べる“部飯”の存在がある。料理を作るのは、女子マネージャー。6人のうち2人がグラウンド担当で、残りが学校にある調理室で放課後に選手に振舞う料理を作るのが京都橘の伝統だ。

 取り組みが始まったのは、京都橘が選手権に初めて出場した08年度の第87回大会より前まで遡る。初めてマネージャーが入部した年に、「これまで飲み水やビブスの準備は自分たちでやってきた。マネージャーだからこそ出来る仕事は何だろう。選手のために役立つ仕事は何だろうか考えた」(米澤一成監督)結果、生まれた役割だ。



 狙いは育ち盛りの選手の身体を大きくするために、白米を食べることだ。初めは右も左も分からない状態からスタートしたため、レトルト食品やお味噌汁をおかずにご飯を食べる所から始まったが、今では管理栄養士のアドバイスなどを参考にしながら、栄養面まで気にしたメニューが振舞われる。

「練習後すぐに栄養を摂れるのは有難いし、味もとても美味しい」とMF佐藤陽太主将(3年)が話せば、GK松田龍之介(3年)も「冬の寒い時期に温かい料理が食べられるのが良い。お腹いっぱいになるので家に帰るまで買い食いせずに済む」と続けるように、選手の評判も上々。部飯の効果もあり入学後に身体が大きくなった選手も少なくない。

 買い出しを行うのは毎週火曜日だ。マネージャーが女性部長と共に近所のスーパーまで1週間分の食材を買いに出かける。70人以上の食材を一度に買い込むため、スーパーで周りの人に驚かれることも珍しくないという。食材を選ぶ基準は人参や玉ねぎなど調理しやすく、日持ちする物が中心で、選手がマネージャーに伝えるリクエストを参考にしながら、1週間の献立を決める。試合で活躍するためのエネルギーを摂取するため、週の後半はうどんやパスタ、ジャガイモなど炭水化物を増やすなど工夫をこらしている。白米は選手が1人1合を持参するため、1人あたり1回の食費は100円程で済み、保護者にとって金銭的な負担が少ないのもポイントだ。



 調理が始まるのは授業が終わる16時過ぎから。18時半には練習を終えた選手が戻ってくるため、毎日が時間との戦いだ。取材に訪れた際のメニューは八宝菜で、ニンジン、玉ねぎ、白菜、椎茸、ピーマンをカットし、7キロもの豚肉と手際よく炒めていく。グラウンド担当と調理担当をローテーションするとはいえ、毎日のように台所に立っていれば、調理の腕も上達していく。中には野菜を少しでも早くカットできるようにと自宅で包丁さばきを自主練するマネージャーもいるという。学校内でも彼女たちの活動は知られており、食堂のおばちゃんたちから「あんた凄いね!」と褒められるという。



 毎日、膨大な量の食事を作るのは決して楽な作業ではない。ただ、村上菜希羽マネージャーが「『美味しい』と言われると頑張って良かったなって思える。量が足りなくなると、おかわりしてくれたんだなって嬉しい気持ちになる」と口にする通り、選手の幸せな表情が彼女たちの力になる。森口こはるマネージャーも、「選手の後ろ姿を見て、前より体格が大きくなっていたら部飯のおかげかなって思えて嬉しい。美味しいと言ってもらえたら料理の疲れがとれる。毎日美味しいご飯を作ってくれるお母さんにより感謝するようになった」と笑顔を見せる。調理もチームへの貢献方法の一つであり、彼女たちも欠かせない戦力だ。

(取材・文 森田将義)
●【特設】高校選手権2019

本田圭佑も共感、海外組・元Jリーガーの「いままでのどんな外人CBより強かった」相手はまさかの…

MF本田圭佑も木暮のツイートに共感
 ソルティーロ・アンコールFC(カンボジア1部)のMF木暮郁哉が19日、自身のツイッター(@pokkii238)を更新し、「いままで戦ってきたどんな外人センターバックよりも強かった」という“相手”との遭遇を明かした。

 木暮は東京都出身で1989年生まれの30歳。2008年に新潟でプロ生活を始め、水戸と沼津への期限付き移籍を経て2015年に新潟シンガポールへ完全移籍した。その後、同国の他クラブを渡り歩き、今年からカンボジアでプレー。ソルティーロ・アンコールFCでは背番号10を着けている。

 10月末にカンボジアでのシーズンを終えた木暮は、ツイッターで日本へ帰国したことを報告。17日に「山手線酔っ払って変な人いっぱい」「カオス」「こえー」と都内での体験談を綴ると、19日には「満員電車えぐい。いままで戦ってきたどんな外人センターバックよりも強かった。これと毎日戦ってる人たちすごすぎ」と、驚きとともに伝えた。

 一説によると、満員電車で感じるストレスは戦場で戦う兵士が感じるものに匹敵するとも言われている。木暮のこのツイートには、カンボジア代表を指揮するMF本田圭佑(フィテッセ)を含め、1000件以上の『いいね』が寄せられた。

●海外組ガイド

サウサンプトンOBが吉田麻也を絶賛「静かなリーダー。人としても素晴らしい」

クラブOBがDF吉田麻也を絶賛
 サウサンプトンのOBクラウス・ルンデクバン氏が、DF吉田麻也を絶賛している。地元紙『デイリー・エコー』が伝えた。

 今季プレミアリーグで12試合を終え、わずか2勝と苦しむサウサンプトン。すでに8敗(2分)を喫しており、降格圏内の19位に低迷している。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の進退も騒がれるなど、周辺の雰囲気は悪い状態が続いている。

 しかしルンデクバン氏は、チームにクオリティが不足しているとは思っていないようだ。メンタル面での奮起を期待している。

「我々には、プレミアリーグに残留するために必要なポイントを稼ぐクオリティは十分にあると思う。だが、それは選手たちの野心とハートにかかっている。我々が残留できるのか、そうではないのか、それを決められるのは選手だけだ」

「我々にはもっと決意が必要なんだ。(第11節)マンチェスター・シティ戦のようにね(※敵地で70分まで1点をリード)。あのような努力と団結力、欲求、情熱が必要だ」

 今季のサウサンプトンは、レスター相手に屈辱的な9失点(第10節:0-9)を許すなど、守備に大きな不安を抱えている。失点数「29」はリーグワーストだ。これを受け、1月に守備陣の補強を行うという噂も伝えられている。

 それでもルンデクバン氏はチームには良いセンターバックがいると主張し、吉田を手放しで称賛している。

「センターバックは良い選手だと思う。そしてマヤは一貫したパフォーマンスを見せており、静かなリーダーだ。私のようにね。我々にはそれがもっと必要だ」

「私はまた、マヤに人としても感心している。常にベストを尽くし、サポーター、コミュニティ、サウサンプトンの人々への感謝を忘れない“クラブ・マン”だ」

 代表ウィーク明けの23日には、敵地でアーセナルと対戦するサウサンプトン。名門相手の一戦で、OBから賛辞を受ける31歳日本代表キャプテンはチームを勝利に導くことはできるのだろうか。

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『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:リフレイン(都立東久留米総合高・岩田蓮太)

都立東久留米総合高のCB岩田蓮太(中央)
東京のユースサッカーの魅力、注目ポイントや国内外サッカーのトピックなどを紹介するコラム、「SEVENDAYS FOOTBALLDAY」

 時間は後半のアディショナルタイム。ヘディングで先制ゴールを叩き込んだ直後に、タイムアップのホイッスルが駒沢の青空へ鳴り響く。その音色は歓声にかき消され、気付くと既に試合は終わっていた。劇的過ぎる幕切れに実感が湧いてこなかったが、整列に並んだあたりから少しずつ苦しかった日々が甦ってくる。「やめなくて本当に良かったです。続けて良かったです」。岩田蓮太の頭の中には、あの日に聞いた兄の言葉が何度もリフレインしていた。

 11月10日。東京で高校サッカーを志す者なら、誰もが憧れる聖地・西が丘サッカー場。都立東久留米総合高はセミファイナルの舞台で、2年ぶりの全国を目指す関東一高と対峙する。試合は関東一の攻勢を、東久留米総合が凌ぐ構図。とりわけ後者でセンターバックのコンビを組む、キャプテンの下田将太郎と岩田蓮太の奮闘が光る。0-0のスコアレスで迎えた延長後半4分。1つ前の試合でも決勝点をマークした松山翔哉が、素晴らしいドリブルからミドルをゴールネットへ突き刺すと、そのまま逃げ切りに成功。チームは決勝へと駒を進めた。

 試合後。加藤悠監督に「センターバックの2人は素晴らしいですね」と水を向けると、「本当ですか?」と少し嬉しそうな表情を浮かべ、こう言葉を重ねた。「岩田の方は我々サッカー部のスタッフからすれば『蓮太が出てるんだ』って涙が出るくらいで。1年生の頃から背は大きいけどヘディングはできない、パスは相手に渡しちゃう、そんな選手だったんです」。意外な事実に俄然興味が湧いた。185センチを超える長身に端正な顔立ちのセンターバックを、ミックスゾーンで捕まえる。

「もうゴールは凄かったですね。後ろから真正面で見ていたんですけど、本当に今までで一番嬉しい試合でした。翔哉はやってくれるなと思いました。絶対に決めてくれるヤツですね」。試合展開もあってか、少し興奮気味に話し始める。だが、自身について話題が及ぶと、「ギリギリ間に合ったかなという感じなんですけど…」と少し口調を変えながら、岩田は数か月前までの自分を思い出していく。

 そもそもは兄がキッカケだった。「僕は11期なんですけど、兄も7期のサッカー部で、3年の選手権予選では西が丘の準決勝で駒澤(大学高)に負けたんです。それをスタジアムで見ていて、絶対に久留総に入ろうと思いました」。当時中学2年生だった岩田には、西が丘の綺麗な芝生の上を走る兄の姿がたまらなく眩しく見えた。その1年後。兄の後を追うように東久留米総合高校の門を叩く。ところが、思い描いていた理想と現実は一向に交わる気配を見せない。

「試合に出られなかった時の自分はずっと覚えていて、T4リーグ(東京都4部)に所属していたBチームでも出場機会に恵まれなかったので、『どこかでこの気持ちを変えなきゃな』と思っていたんですけど…」。2年間はAチームの公式戦になかなか絡むことができず、そのままの立ち位置で岩田にとって高校生活最後の1年がスタートする。

 3月21日。T1リーグ(東京都1部)の開幕戦。岩田はスタメンに抜擢される。ようやく巡ってきたチャンス。相手は春先から都内最強との呼び声も高かった國學院久我山高ということもあって、否が応でも気合が入る。しかし、結果は4ゴールを奪われての大敗。「本当にガチガチで何もできなかった」自分が情けなかった。

 その後は再びベンチからピッチを見つめる時間が続く。「もう気持ち的にも弱くなっていって…」。チームは関東大会予選で並み居る強豪を相次いで下し、堂々のファイナリストに。関東大会本選にも出場したものの、自身はその躍進の蚊帳の外。総体予選でも試合に出場することは叶わなかった。このままでは、一番の目標にしていた西が丘にもきっと手が届かない。そう思ってしまった時、心は折れた。

「『コレ、選手権で試合に出れるか?』って思った時に、『ああ、コレはダメなんだな』と思って」。大学受験も念頭にあったため、夏での引退を決意する。とはいえ、やはり事あるごとに相談してきた兄には報告すべきだと思い、自らの想いを打ち明ける。「オレ、ここでやめようかと思う」。あるいは尊敬する“先輩”に背中を押してもらいたかったのかもしれない。

 兄は“後輩”の想いを汲んだ上で、「オマエが判断することだからいいんだけど」と口にした後、こう言葉を投げ掛けた。「みんなが練習に行っている姿を見たりしたら絶対後悔するよ」。改めて思い出した。自分がこの学校に入った理由を。改めて思い出した。自分がずっと心に持ち続けてきた夢を。このままでは終われない。頭の中で何かが弾ける。もう時間も限られている。岩田は自らの理由を、自らの夢を、再び形にするための未来へ歩み出した。

 7月。チャンスの神様が目の前に現れる。「もともとセンターバックだった選手がT1の試合で脳震盪を起こしちゃって、他のヤツが出たんですけど、その次の練習試合でソイツがまたケガしちゃって、自分が出ることになりました」。2人のセンターバックの相次ぐ負傷を受け、岩田に出番がやってくる。必死に相手へ食らい付き、ボールにも食らい付く。すると、何とヘディングでゴールを決めてしまったのだ。

 その翌週。久々に復帰したT1リーグの舞台。実践学園高戦は自らも「メッチャ良いパフォーマンスができたな」と感じるゲーム。結果的には0-1で敗れたものの、スタッフや周囲の信頼を勝ち獲ることに成功する。チャンスの神様の前髪を掴んで離さなかった岩田は、そこからの公式戦で常にスタメンリストへ名前を書き込まれていくことになる。

 11月10日。高校選手権東京都予選準決勝。兄も纏った空色のユニフォームに袖を通し、兄も駆け回った西が丘のピッチに、背番号4を付けて岩田は立っていた。「前半から本当に緊張が凄くて『硬かったかな』と思うんですけど、将太郎も横にいてくれて安心感があるので、もう100パーセントできたかなと思います」。センターバックを組む下田への信頼は厚い。

 その下田は“相棒”について「最初の方は正直組むと思っていなかったんですけど」と笑いながら、今の印象をこう語る。「夏ぐらいにまた一緒に組むようになって、蓮太も自信が付いてきたことで、かなり呼吸も合うようになってきて、安定してきたと思いますし、かなり成長している感じです。オレから言うのもアレですけど(笑)」。

 試合は押し込まれる時間の長い展開が続くが、空色の応援団がスタンドから声を嗄らす。「今年のチームは仲が良いというか、ノリが良くて、学校生活とかも楽しくて、そういうのが1つにまとまっている理由かなとは感じます」と下田。「ちょっとでも不安になったら、スタンドを見れば仲間たちがいてくれるので、もうやるしかないですよね」と岩田。苦しい時期を共有した仲間が、全力で勇気付けてくれる。彼らの代表としても、全力で戦わない訳にはいかない。懸命に、懸命に、相手の攻撃を凌いでいく。

 延長後半4分。松山翔哉が決勝ゴールを挙げて、東久留米総合は関東一を振り切り、8年ぶりの全国出場へ王手を懸ける。そして、冒頭の試合後。加藤監督の意外な言葉に驚かされつつ、ミックスゾーンで話を聞いた岩田からは、4年前の兄が散った舞台での勝利を手繰り寄せるだけの、チームと自分に対する確かな自信が窺えた。

「ギリギリ間に合ったかなという感じなんですけど、自信は付いてきました。自分が出るしかないというか、このチームを救う役割をしたいなっていつも思っています。加藤先生が信じて出してくれるので、それに応えていくだけだなって」「インターハイまでは『オレなんかがグラウンドに立っても』って思っていたんですけど、そこから『このままじゃ本当に試合に出れないな』と思って、変わりましたね。夏以降は本当に意識が変わったと思います」。最後に発した一言が頼もしい。「絶対に全国出ます!」。兄のために。仲間のために。何より生まれ変わることのできた自分のために。ファイナルのピッチが空色のユニフォームを待っている。

 11月17日。高校選手権東京都予選決勝。もちろん岩田はスタメンで駒沢陸上競技場の芝生へ解き放たれる。この日も東海大高輪台高に主導権を握られ、守備に回る時間が長かったが、下田とGKの酒井真も含めたトライアングルを中心に東久留米総合の堅陣は揺るがず、0-0のままで時計の針は進み、試合は最終盤へ突入する。

 時間は後半のアディショナルタイム。東久留米総合にコーナーキックが与えられる。「本当に今日は『何してるんだろう』ってぐらいプレーがひどくて、延長に行ったらもっと押し込まれるだろうと思っていたので、『ここは絶対に決めるしかない』と」岩田が前線へ上がっていく。おそらくは80分間でのラストチャンス。ただ、不思議と驚くくらい頭の中は冷静だった。足立真が蹴り込んだキックに、空色の4番が宙を舞う。

 ヘディングで先制ゴールを叩き込んだ直後に、タイムアップのホイッスルが駒沢の青空へ鳴り響く。その音色は歓声にかき消され、気付くと既に試合は終わっていた。「全然実感がなくて、『わー、入った!』って。そうしたら歓声がバーッて聞こえてきたので、試合が終わったホイッスルが聞こえなくて。しばらくしてから『ああ、終わってたんだ』と思いました」。劇的過ぎる幕切れに実感が湧いてこなかったが、整列に並んだあたりから少しずつ苦しかった日々が甦ってくる。「やめなくて本当に良かったです。続けて良かったです」。岩田の頭の中には、あの日に聞いた兄の言葉が何度もリフレインしていた。

 ミックスゾーンにヒーローがやってくる。「本当に兄の存在が大きくて、だからこそ自分の中で選手権は絶対に出て、今までサッカーをしてきた意義というか、そういう部分を見せたいなと思ってきたので、自分でもよく頑張ったなって思います」。そう話して小さく笑った岩田が、そっと教えてくれた。「兄は僕が全国を決めて、本当に悔しがっていましたね(笑) 悔しがってはいたんですけど、メッチャ応援してくれていました。あと、実は自分には弟がいるので、弟が超えられないくらい、ここから“壁”を高くしていきたいなと思います」。

 何度も諦めかけた。何度も歩みを止めかけた。それでも、諦められなかった。歩みを止められなかった。いつか兄に追い付こうと、いつか兄を超えようと、自分自身の中で必死に気持ちを奮い立たせてきたから。「数か月前から今の状況は想像できなかったです。でも、本当に気持ち次第でどうにでもなるなって感じられたし、自分でもよくやっているなって思いますよね。兄に感謝したいです」。

かつての自分はあの日に置いてきた。この学校に入った理由を、ずっと心に持ち続けてきた夢を、さらに大きな形にするための未来が、きっと岩田の視界の先にはどこまでも果てしなく広がっている。

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」

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「サッカーでは珍しい怪我」D・コスタが手術で約3か月の離脱へ

FWジエゴ・コスタが頸椎椎間板ヘルニアで手術へ
 アトレティコ・マドリーのFWジエゴ・コスタが頸椎椎間板ヘルニアにより、21日に手術を受けることになったようだ。離脱期間は推定3か月。スペイン『アス』が伝えている。

 D・コスタは過去数日間、首に違和感を抱えてプレーしており、14日にクラブから頸椎の椎間板ヘルニアと診断されたことが発表されていた。同紙によると、D・コスタはリリース後に母国ブラジルを訪れ、「頸椎ヘルニアというサッカー選手としては珍しい怪我の治療方法に関するセカンドオピニオンを求めた」という。そして信頼できる専門家に相談した結果、そのほとんどが手術を勧めたとのことだ。

 同紙はスペインの国営放送局『TVE』の情報を引用する形で、D・コスタが21日にマドリードで手術を受けると報道。離脱期間は約3か月の見込みとレポートしている。

 D・コスタは昨年1月にチェルシーからアトレティコに復帰。今季はここまで公式戦15試合に出場し、2ゴールを記録していた。

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プーマ新フューチャー登場!NETFIT&アッパーが大幅アップデート!

プーマ新フューチャー登場!NETFIT&アッパーが大幅アップデート!
 プーマから11月20日に発表された「FUTURE(フューチャー)5.1 NETFIT FG/AG」。新モデルはアッパーを大きくリニューアル。5代目フューチャーは、進化版NETFITに変更することでより自由なカスタマイズが可能になり、グリップ力向上のための「グリップコントロールPRO」もキッキングエリアとコントロールエリアに搭載。アジリティ重視の部活生に最適な一1足になった。

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☑アジリティ重視のプレーヤーにオススメ

☑NETFITが大きく進化

新しいNETFITはニットを立体的に隆起させて形成し、アッパーと一体化させたため、今作のフューチャーは1層からなるアッパーへと進化した。この隆起されたトンネル状のNETFITは通す位置が自由なだけでなく、通し方によって引っ張る強度を変えることも可能になり、 フィッティングのカスタマイズに加え、サイドサポートの強度も カスタマイズすることが可能になった。

☑ボールグリップ力の向上

ニットのアッパーを支える新素材「Grip Control Pro(グリップコントロールプロ)」はキッキングエリアとコンロールエリアに配置。非常に薄いマイクロファイバーで形成されているため、 柔らかく軽量で、そして強いグリップを生む。ニットの柔らかさを維持しながら、グリップ力を向上させ、さらに形状安定をもたらす軽量の新素材になっている。

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[MOM653]立正大DF半田尚之(3年)_全国出場への完封勝利は“あのとき”のフクアリで

立正大MF半田尚之(3年)
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 関東大学サッカー1部第21節 立正大1-0中央大 フクアリ]

 1部初挑戦にして全日本大学選手権(インカレ)の初出場も掴んでみせた立正大。勢いに乗った攻撃力もさることながら、堅守が奏功して3試合連続の完封を達成した。MF半田尚之(3年=市立船橋高)は本職のボランチではなく、3バックのセンターとして躍動を見せている。

 立正大は前半10分、FW人見拓哉(4年=矢板中央高)の得点ランク単独トップとなる今季16点目で先制に成功。その後は反撃を狙いながら、中央大の攻撃に耐える時間が続いていく。細かいパスは通されるものの、半田を中心とした守備はほとんど崩されず。両サイドハーフも下がり、5バックとなった守備陣から中大も決定機をつくれないまま試合は終了。立正大が完封勝利を達成した。

 立正大はすでに前日の他会場の結果でインカレ出場圏内が確定しており、「モチベーション的には難しかった」(半田)。しかしインカレ出場を気持ちよく祝うため、そして全国でさらなる高みを目指すために「しっかり気持ちをつくって臨めたのでいつも通り立正大のサッカーができた」と1年で培った実力と自信を発揮した。

 10月の4試合は泥沼の4連敗。守備の要である主将・DF中塩大貴(4年=浦和ユース/甲府内定)が調子を落として出場機会を減らす中、半田がその位置に入ることになる。「いつチャンスが来てもいいように日々の練習はやっていた」(半田)と第19節・駒澤大戦(○5-0)で5試合ぶりの完封を達成。さらに第20節・流通経済大戦(○1-0)、そして今節も1-0と3試合連続で無失点を継続させた。

 杉田守監督も「日頃の練習からとにかくしっかり準備をしていて、スタメンで出ても途中から出ても安定したプレーをやってくれていた」と半田の努力を認識。「そういう意味ではキャプテンの代わりに(3バックの)真ん中をやれたのも、本人としてはしっかり準備ができていたのではないかな」と評価していた。

 出身高校は名門・市立船橋高。同期には杉岡大暉(湘南)、原輝綺(鳥栖)、高宇洋(山口)、金子大毅(湘南)と東京五輪世代としてJリーグで活躍する面々が揃う。「構想外も構想外でしたよ」と振り返るように、本職であるボランチのポジションは奪うことができなかった。

 半田の最終学年である2016年度の高校選手権で、市船は1回戦・京都橘戦(○1-0)、2回戦・前橋育英戦(●0-0/PK3-5)と名勝負を繰り広げた。2試合の会場は奇しくもこの日行われたフクダ電子アリーナ。当時は応援する立場だった半田は「感慨深いですよね」としみじみとスタンドを見返した。

 1部リーグに所属する大学に進学できなかった半田は、2部昇格を果たした立正大に進学する。チームの勢いは留まらずに半田の2年時に1部初昇格を達成。1部初挑戦の3年時では、アミノバイタル杯準優勝を果たし、総理大臣杯でも準々決勝まで進んだ。そして年間を通した戦いであるリーグ戦で3位まで到達し、シーズン最後の大舞台であるインカレへの挑戦権も掴んでみせた。

 大舞台への挑戦について「嬉しいですね。特別感があるし、楽しみです」とまだ実感なさげに語る。「チームとしては優勝を目指したい。でも個人としては今季明治大と3回やって全部負けているので、明治とやって勝つというのはひとつ目標ですね」。今度は主力として登り詰めた冬の全国大会で、着実に成長してきた証を見せていく。

(取材・文 石川祐介)
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就任からわずか2か月半…マラドーナが“今年2度目”の監督退任

ディエゴ・マラドーナ氏が監督を辞任した
 元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が、アルゼンチン1部リーグのヒムナシアの監督を辞任したことが分かった。『スカイスポーツ』が伝えている。

 今季終了までの契約だったが、マラドーナ氏を招聘したペレグリノ会長の退任に伴い、マラドーナ氏もチームを離れた。“今年2度目”の退任となった。

 昨年9月にメキシコ2部ドラドスで指揮を執ったが、今年6月に健康上の理由で退任。今年9月に母国で監督に復帰していた。

モウリーニョがトッテナム新監督に電撃就任!!「素晴らしい戦術家」とレヴィ会長

ジョゼ・モウリーニョ氏がトッテナムの新監督に就任
 トッテナムは20日、ジョゼ・モウリーニョ氏が新監督に就任したことを発表した。

 トッテナムは今季、12試合を終えてわずか3勝と苦しみ、19日に成績不振を理由にマウリシオ・ポチェッティーノ監督が解任となった。その後任にモウリーニョ氏が電撃就任。2022-23シーズンまでの契約を締結した。

 クラブ公式サイトを通じて、モウリーニョ新監督は「素晴らしい歴史と情熱的なサポーターを持つクラブに加わることを楽しみにしている。チームとアカデミー、両方の質に興奮している。選手たちと仕事することに惹かれた」と意気込みを語った。

 ダニエル・レヴィ会長は「サッカー界で最も成功した監督の一人。豊富な経験を持ち、チームに刺激を与える素晴らしい戦術家だ。指導したすべてのクラブで栄誉を得ている。彼はロッカールームにエネルギーと信念をもたらすと信じている」とコメントを発表した。

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岡山GKイ・キョンテが右肩鎖関節脱臼…全治は未定

[故障者情報]

 ファジアーノ岡山は20日、GKイ・キョンテが右肩鎖関節脱臼と診断されたことを発表した。

 17日のトレーニングマッチで負傷。これから手術を行うため、全治は未定。

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5位徳島に痛手…FW岸本が左膝蓋骨骨折で長期離脱

[故障者情報]

 徳島ヴォルティスは20日、10日の横浜FC戦で負傷したFW岸本武流の状況を発表した。

 左膝蓋骨骨折で15日に手術を行い、全治約3~4か月と診断された。チームは最終節を残して現在5位。今季36試合4得点という主軸の長期離脱が確定した中、プレーオフ出場を目指す。

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産業能率大MF新井泰貴、来季鳥取加入が内定! 湘南の下部組織出身

MF新井泰貴(4年=湘南ユース)
 ガイナーレ鳥取は20日、産業能率大に所属するMF新井泰貴(4年=湘南ユース)の来季加入が内定したことを発表した。

 神奈川県出身の新井はジュニアユース、ユースと湘南ベルマーレの下部組織で育ち、産業能率大に進学。クラブを通じて、以下のコメントを発表した。

「この度、ガイナーレ鳥取に加入することになりました新井泰貴です。幼い頃からの夢であったプロサッカー選手になれることをとても嬉しく思います。これまで支えていただいた指導者の方々、チームメイト、家族や友人など多くの方々への感謝の気持ちを常に忘れずに結果で恩返ししていきたいと思います。ガイナーレ鳥取に少しでも早く貢献できるよう、ひたむきに日々努力していきますので、応援よろしくお願いいたします」

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琉球MF富所に第2子誕生「頑張ってくれた妻、二人の息子のためにも」

MF富所悠に第2子誕生
 FC琉球は20日、MF富所悠に第2子が誕生していたことを発表した。

 クラブを通じて、「先日第二子となる男の子が産まれました。頑張ってくれた妻、二人の息子のためにも素晴らしいプレーができるように頑張ります!」とコメントを発表した。

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@bookfun155 分野研究家

ピッチの外縁: 境界をラインでマークし、長い方をタッチライン、短い方をゴールラインとする。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン

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2度の手術乗り越え…鹿島学園SB遠藤支えた約束「カシマの決勝で会おう」:茨城

今大会は直接FK弾で魅せた鹿島学園SB遠藤拳太
[11.17 高校選手権茨城県予選決勝 鹿島学園0-1明秀日立 カシマ]

 選手権にかける思いは人一倍強かった。鹿島学園高の攻撃的右サイドバック遠藤拳太(3年)は2度の手術を乗り越え、今大会で輝きを放った。

 1年生の時に左膝蓋骨を骨折する大怪我をした。術後も痛みが引かず、病院を変えてもう一度手術を行った。満足にプレーできない期間は長かったが、3年生になってからは状態も戻り、全国を目指してサッカーに打ち込んできた。

 昨夏まではFWの選手。トップチームに上がってからはサイドバックが持ち場となった。技術とパワーを持ち合わせる右足キックで長短や高低を自在に蹴り分け、今大会は3試合連続で直接FK弾を沈める活躍を見せた。決勝もFKのチャンスに狙ったが、ゴールは遠かった。

 試合後は泣き崩れ、表彰式の間も堪えられずにユニフォームで涙をぬぐった。そんな遠藤に寄り添ったのが明秀日立のMF関口颯乃(3年)。2人は小学校時代のトレセンで同じチームでプレーし、このカシマスタジアムの舞台に立っていた。

「中学校は3年間同じクラスで、ずっと一緒にいた」という盟友。学校では仲が良かったが、遠藤が中体連、関口が鹿島ジュニアユースと、違うチームでプレーした。高校も名門のライバル校へ。中学の卒業式では「カシマの決勝で会おう」と誓い合い、卒業アルバムにもそう書いた。支えになっていた約束。最後は「今までありがとう」と感謝の気持ちを伝えあった。
 
(取材・文 佐藤亜希子)
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ポチェッティーノ解任のトッテナム、レビー会長が声明「ずっと私たちの歴史に残る」

トッテナム監督を解任されたマウリシオ・ポチェッティーノ氏とダニエル・レビー会長
 トッテナムのダニエル・レビー会長が、解任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督のこれまでの貢献を称えた。英『ミラー』が伝えている。

 19日、トッテナムはポチェッティーノ監督を解任し、同監督は今シーズンの不振の責任を負うかたちでチームを離れることになった。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝戦から、わずか5か月後に解任となった。

 ポチェッティーノ監督の就任以降、プレミアリーグで常に上位をキープしてきたトッテナムだが、今季は低迷。12試合を終えてリーグ戦はわずか3勝と苦しんでいる。そのため、レビー会長はポチェッティーノ監督の解任を決断した。次のように声明を発表している。

「この変更は本当に行いたくなかった。首脳陣として簡単に下した決定ではないし、決断を急いだわけでもない。残念ながら、昨シーズンの終わりから今シーズンのはじめにかけて、チームの成績はとても落ち込んでいた」

「難しい決断を下すのは首脳陣の責任だ。マウリシオや彼のコーチングスタッフと経験してきたこれまでの思い出を考えると、この決断はとても重いものだった。だが私たちはクラブにとって何が最も良いかを考え、このような決断に至った」

「マウリシオと彼のコーチングスタッフは、これからもずっと私たちの歴史に残るだろう。新しいスタジアムを建設している間、彼がどのように直面する困難に対処したか、そして彼が私たちにもたらしてくれた温かい気持ちと前向きさに対し、私はこれ以上ないほどの称賛の念を抱いている」

「彼と彼のコーチングスタッフに対しては、貢献してくれたすべてのことに感謝したいと思っている。彼らはいつだってここで歓迎されるだろう」

「私たちは才能のあるチームだ。エンジンをかけ直し、サポーターたちにポジティブなシーズンを届けられるように頑張らなければならない」

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新潟DF舞行龍ジェームズに第二子誕生「サッカーで活躍している姿を見せたい」

舞行龍ジェームズに第二子誕生
 アルビレックス新潟は20日、DF舞行龍ジェームズ(31)に第二子(男の子)が誕生したことを発表した。誕生日は11月19日、体重は3160gだという。

 クラブを通じて舞行龍ジェームズは「奥さんに感謝です。奥さんの強さ、優しさ、すべて一瞬で見ることができて、本当に最高の母、妻であることを改めて感じました。また家族が増えてすごく嬉しいです。息子2人と奥さんのためにも、自分がサッカーで活躍している姿を見せたいです。これからも頑張っていきたいと思います」とコメントしている。

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「これは褒め言葉だよ」クロップ監督の“最も嫌いなスタジアム”は?

ユルゲン・クロップ監督の苦手なスタジアム?
 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、個人的にセビージャの本拠地ラモン・サンチェス・ピスフアンが苦手だという。スペイン『アス』が報じた。

 同紙によれば、クロップ監督はこれまでマインツやドルトムント、リバプールで指揮を執ってきたが、セビージャの本拠地では一度も勝ったことがないという。直近では、2017-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグで対戦しているが、セビージャとのアウェー戦は3点リードから後半アディショナルタイムに追いつかれて3-3で引き分けている。

 クロップ監督は『FIFA.com』のインタビューで「プレーするのに最適なスタジアムかどうかはわからないが、私が最も嫌いなスタジアムは、セビージャのスタジアムだ。なぜなら、あの雰囲気があるからね。これは褒め言葉だよ」と語っている。

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バーディ、カンテ加入前に驚きの要求「フランス人と契約しないで!」

ジェイミー・バーディが驚きの要求
 レスター・シティに所属する元イングランド代表FWジェイミー・バーディ(32)が、当時の補強責任者であるスティーブ・ウォルシュ氏に驚きの要求をしていたことが明らかになった。

 英『デイリー・メール』によると、バーディはウォルシュ氏に対して「これ以上、フランス人と契約しないで欲しい」と訴えたという。バーディは同期入団のフランス人ウインガー、MFアントニー・クノッカール(28)と相性が悪かったようだ。

 2012年夏、当時チャンピオンシップ(2部相当)に所属していたレスターにバーディとクノッカールが加入し、ともに主力として2013-14シーズンのリーグ優勝、プレミアリーグ昇格に大きく貢献した。しかし、翌シーズンはMFリヤド・マフレズの加入もあってクノッカールの出場機会が減少し、シーズン終了後に退団した。

 英『アスレチック』のインタビューに応じたウォルシュ氏は「アントニーは我々にとって良いサインだった。当時のレスターにとって、アントニーと契約することは画期的だったと思う」と称えた一方で、「ただ、アントニーからボールがいつ入ってくるかわからなかったので、他の選手はイライラしていた。彼はクロスを入れる前に3、4回中央を確認していた」とクノッカールの弱点を明かした。

 それもあって「ジェイミーはうんざりしていた」ようだが、レスターはクノッカールと入れ替えるように、カーンからフランス代表MFエンゴロ・カンテを獲得。カンテは豊富な運動量、抜群のボール奪取力でチームの攻守を支え、バーディやFW岡崎慎司らと共にチームを“奇跡の優勝”に導いた。

 ウォルシュ氏は「ジェイミーと最近会って、このことを思い出した。カンテ獲得について聞いてみると、彼は『大丈夫、大丈夫』と言っていた」と後日談を明かした。カンテの活躍により、バーディのフランス人への苦手意識は解消されたのかもしれない。

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「ユーベを象徴する選手」32歳ボヌッチが2024年まで契約延長

2024年まで契約延長したレオナルド・ボヌッチ
 ユベントスは19日、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(32)との契約を2024年まで延長したことを発表した。

 インテル下部組織育ちのボヌッチは、ジョノアやバーリなどを経て、2010年7月にユベントスに加入。2017-18シーズンはミランでプレーしたものの、昨年8月に復帰すると、今シーズンはここまで公式戦16試合すべてにフル出場している。

 クラブ公式サイトは「ボヌッチはユベントスにとって重要な瞬間を象徴する選手であり続けてきました。ゴール後の力強いセレブレーション、ペナルティエリア内での的確なタックル、ゴールライン上でのクリア、そして40メートルのロングフィード。レオナルドの黒と白のDNAは、今後も変わることはありません」と綴り、契約延長を喜んだ。

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EURO2020予選終了、本大会出場を決めた20か国の顔ぶれは?

本大会出場を決めた20か国の顔ぶれは?
 EURO2020予選は19日、第10節3日目が行われ、20か国の本大会出場が決定した。

 12か国で分散開催されるEURO2020は、予選各グループ首位と2位の計20チーム、UEFAネーションズリーグの結果に基づいて行われるプレーオフを勝ち抜いた4チームを加えた計24チームが出場。組み合わせ抽選会は今月30日に行われる。

 予選突破を決めたのは、前回大会王者のポルトガル代表、準優勝のドイツ代表、ベスト4のドイツ代表ウェールズ代表など強豪国が順当に本大会へ。ここまで初出場はフィンランド代表のみとなっている。本大会出場を決めた20か国は以下の通り。

▼グループA
イングランドチェコ

▼グループB
ウクライナ、ポルトガル

▼グループC
ドイツオランダ

▼グループD
スイスデンマーク

▼グループE
クロアチアウェールズ

▼グループF
スペインスウェーデン

▼グループG
ポーランドオーストリア

▼グループH
フランストルコ

▼グループI
ベルギーロシア

▼グループJ
イタリアフィンランド


●EURO2020予選特集

ラムジーが2発!直接対決を制したウェールズ、2大会連続のEURO出場決定

2ゴールを記録したアーロン・ラムジー
[11.19 EURO予選 ウェールズ2-0ハンガリー]

 EURO2020予選は19日、第10節3日目が行われた。E組のウェールズ代表はホームでハンガリー代表と対戦し、2-0で勝利。2大会連続2回目の本大会出場を決めた。

 すでにクロアチア代表の首位突破が決まっているE組は、2位ハンガリー(勝ち点12)と3位ウェールズ(同11)が直接対決。試合が動いたのは前半15分だった。右サイドからFWガレス・ベイルがクロスを上げると、PA中央に走り込んでいたMFアーロン・ラムジーが頭で合わせ、ウェールズが先制に成功した。

 さらにウェールズは後半2分、左サイド深くでFKを獲得し、キッカーのDFベン・デイビスが左足でクロスを供給。FWキーファー・ムーアが体を投げ出してつなぎ、PA左でフリーでボールを受けたラムジーが落ち着いて右足シュートを沈め、2-0と突き放した。

 試合はそのままタイムアップを迎え、ウェールズが完封勝利。スタジアムは歓喜に包まれた。

●EURO2020予選特集

昨季CL準優勝も…14位低迷トッテナム、ポチェッティーノ監督の解任を発表

マウリシオ・ポチェッティーノ監督を解任
 トッテナムは19日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督(47)の解任を発表した。

 2014年5月にトッテナムの監督に就任したポチェッティーノ監督は、FWハリー・ケインやMFデレ・アリなど若手を積極的に起用し、ワールドクラスへと育成。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準優勝を果たすなど、欧州ビッグクラブと互角に戦えるところまでチームを成長させた。

 ポチェッティーノ監督の就任以降、プレミアリーグで常に上位をキープしてきたトッテナムだが、今季は低迷。白星スタートしたものの、12試合を終えて3勝5分4敗で14位となっていた。また、欧州CLでは、グループリーグ突破の可能性は残されているが、バイエルン相手にホームで7失点の屈辱的敗戦を喫していた。

 なお、後任については未定となっており、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドなどを指揮したジョゼ・モウリーニョ氏、ライプツィヒを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督などが候補に挙がっている。

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“歴史的惨敗”を仔細に振り返ったMF柴崎岳「全責任は僕にある」

日本代表MF柴崎岳(デポルティボ)
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 日本代表MF柴崎岳(デポルティボ)は前半の4失点が響いて敗れたキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦の試合後、ピッチ内で起きた事象を仔細に振り返った。その上で「うまくいかなかったという現実を受け止めて、3月にはまた代表戦があるのでそれまでにチームとして成長したい」と先を見据えた。

 FIFAランキング26位のベネズエラをホームに迎えた一戦。相手は来年3月の南米予選前ラストゲームということで本気のメンバー構成で乗り込んできた一方、日本はDF吉田麻也(サウサンプトン)やFW南野拓実(ザルツブルク)ら主力陣を帯同させず、新戦力の発掘に力点を置いて試合に臨んだ。

 そうした中、前半8分にサイドを個人技で破られ、クロス攻撃から先制点を献上した日本。そこからはカウンターで好機をつくる場面もあったが、同30分から立て続けに失点を喫して一気に0-4というスコアとなった。前半4失点は1954年以来、なんと65年ぶりの記録的な惨劇だ。

 この日、吉田不在のため代わりにキャプテンマークを巻いてピッチに立った柴崎はこの連続失点を次のように振り返った。

「基本的に全てのゴールがクロスからの対応だったので、まずはクロスというところにフォーカスすると、人にもつけていない状態だったし、簡単に高精度のボールを上げられる距離感を作られてしまったのはある。あとは奪われ方の部分。あそこまで持って行かれる奪われ方、また奪われたとしてもリアクションが一歩二歩遅くて後手を踏み、そこでゴール前に持って行かれてクロスの対応になった。守備の距離感が全体的に遠かった」。

 とはいえ、同じようにサイドを崩される形で奪われた4失点。試合が決まってしまうまでに修正はできなかったのか。

「1失点目の後からクロスを上げる選手に対してあまりにも距離が開いていて、クロスボールを上げられているという指摘はお互いにあった。指摘や声かけはしていたが、無意識のうちにズルズルと下がって守備をしてしまう部分があった。いくら意識していても、無意識は見えないところからやってくる。より強く思わないといけないというか、それをするのは個人のところ。チームがいくら声かけしても、やるのは個人なのでそこに少し差があった」。

 そうして0-4で迎えたハーフタイム、森保一監督は「1点ずつしか取れないが、1点でも追いつくことを考えて、最後まで戦おう」と選手たちを鼓舞したという。そして選手間でも「声を荒げたりしてもしょうがないし、まずは冷静になぜこうなっているかを話し合って修正しようということで、建設的な話し合いをして後半に臨むことができた」(柴崎)。

 その結果、後半は相手のペースが落ちたこともあり、試合の形勢を引き戻した日本。さらにMF山口蛍(神戸)のゴールで1点を返すことにも成功した。「後半のほうがアグレッシブに行けていたという見方をしている」と振り返った柴崎は「クロスを上げる選手のプレッシャーにも行けていたし、横にプレーさせたり、バックパスさせる守備ができていた」と手応えも語った。

 すると、やはりこの一戦の課題は前半の試合運びということになる。もっとも、それはこの試合に限った話ではない。アジア杯決勝のカタール戦(●1-3)でも前半の連続失点が敗戦につながり、直近のカタールW杯アジア2次予選のタジキスタン戦(○3-0)、キルギス戦(○2-0)でも序盤に立て続けにピンチを招くなど、森保ジャパンにおいては継続的に見られる課題だ。

 それらの試合で共通していた点の一つとしては、相手がアンカーを置くシステムを採用してきたのに対し、日本の前線からのプレスがうまくハマらなくなった瞬間、各選手の裏のスペースを突かれて崩されているという流れが挙げられる。そうした時の対処法は各選手でも共有しているというが、難しい現状もあると柴崎は語る。

「各々こうなったらこうしようという共有はできているけど、僕たちが前からボールを取りたくても相手が上回ることももちろんある。そういったときは中盤でのブロックを取りながらむやみに行かず、距離感をコンパクトにしながらということもある。もちろんそれは試合展開によるし、0-2とか0-3になってしまうと心理状態も個々人で違うこともある。そこを統一するのは簡単なことではない」。

「まず個人として言えるのは、そういうところの共有は試合前を含めてしっかりできていた。それでも予想外というか、相手がビルドアップのうまさが成熟している部分もあったということ。ただそういうところで取り切れない時に、僕のところでもうちょっと前線の選手をうまく動かせる指示ができれば良かった」。

 この日はキャプテンとしてピッチに立った柴崎。また森保ジャパンにおけるボランチは攻守の要になるポジションだということもあり、ピッチ内の修正においては自身が周りをオーガナイズするべきだという責任も受け止めた。

「(ピッチ内の修正に対する)全責任は僕にあると思う。他に責任があるとも思わないし、振り返って試合を見てみないとわかり得ないこともあるので細かいことは言えないが、そこの責任というか、うまくできていなかったというのはある。試合後にもそういったことを永嗣さん(GK川島永嗣)とも話した。そこは真摯に受け止めたい」。

 ハーフタイムと試合後には、日本代表戦では異例のブーイングが監督、選手たちに向けられた。「当然ですよね。サポーターの皆さんもこういった試合を見に来ているわけじゃないし、当然の反応だと思う。言い訳をせずに真摯に受け止めるべき現状だと思う」。敗責を背負い、現実と向き合う背番号7は今後に向けてチーム全体の巻き返しを期する。

「いつも出ている選手との比較をすると、ボールへのプレッシャーのかけ方、距離感とかが、いつもより一歩二歩遠いという印象はあったので、まだまだ代表での試合がこなせていない選手にとっては改善すべきものかなと思う。それができた時に大きな力になっていくと思う」。

 厳しい言い方をしつつも、今後に向けた期待を語った柴崎。「試合に絡めていない選手からすると刺激になる一戦だったと思う。こういったベネズエラのようないいチームと、トップのリーグでやっている選手もいるし、そういう選手のプレーは見ていてもわからないので、肌で感じて、実際にやってみてというところが大きかったと思う。それは成長するための材料になる」。この敗戦を未来への糧とみるか、森保ジャパンの限界とみるかは今後の戦いに委ねられる。

(取材・文 竹内達也)
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日本vsベネズエラ 試合後の森保一監督会見要旨

日本代表の森保一監督
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 日本代表は19日、パナソニックスタジアム吹田で行われたキリンチャレンジカップでベネズエラ代表と対戦し、1-4で敗れた。

以下、試合後の森保一監督会見要旨

森保一監督
「ホームのパナソニックスタジアム吹田で戦う中、スタジアムに3万3399人のサポーターが駆けつけてくれて、メディアの皆さんを通してたくさんの方々が我々日本代表を応援してくださったと思うが、応援してくださった方々に勝利を届けられず、非常に残念に思う。選手はスタートから勝ちたいという思いを持って試合に臨んでくれたと思うが、攻撃ではビルドアップの部分、シュートまでつなげる部分でパスの連係連動やクオリティーの部分が少し足りず、相手に付け込まれた。ディフェンスの部分ではボール保持者に対して少し間合いが遠く、うまくプレッシャーをかけられずに失点を重ねていったところは反省しないといけないし、今日の敗因かなと思う。しかしながら後半は、選手たちが前半の結果を受けて心が折れてしまい、集中力が切れる展開になるかもしれない中、もう一度顔を上げて、自分を奮い立たせてくれて、得点を奪う、アグレッシブに戦う、最後まで粘り強く戦うところを示してくれたのは、やらなければいけない選手の責任を果たしてくれたと思う。結果の責任については、準備の段階での私の選手、チームに対する働きかけだと思うので反省しないといけない」

―U-22日本代表のコロンビア戦もそうだが、取りに行っても取り切れない課題がある。
「代表で活動するときに、国際大会、世界の舞台で勝っていくためのインテンシティー、プレーのクオリティーというものをもっと選手に働きかけていきつつ、選手が肌で感じられるような経験をしてもらえるようにしていきたい。代表の経験を持ち帰ってもらって、自チームでさらに上げないといけないところをトライしてほしい」

―中島は頭で考えているイメージと実際のプレーに開きがあって悩んでいる印象がある。
「今の彼が置かれている現状を考えると、試合に常時出ているという状況ではないので、自分の持っているイメージと動きというものにギャップがあるのかどうかは分からないが、試合でのコンディションというところでは、これまでと違ったところはあるのかなと思う。しかしながら、今日のゲームでもチャンスの部分ではクオリティーを発揮してくれて、決めることはできなかったが、最後のシュートチャンスに絡む良さは継続してくれているのではないかと思う」

―古橋は持ち味を出していたように見えたが、評価は。
「特徴を発揮できていたと感じて質問していただいたと思うが、彼の持っている攻撃の特徴、攻守にわたってハードワークできるところは後半、出してもらえたと思う。最後、決め切るチャンスもあったところで、そこを決め切る部分はチームの中で上げていってもらえればと思う。非常に思い切ってプレーしてくれて、自分の特徴を後半の45分で発揮してくれたと思う」

―働きかけの部分で反省というのは。
「うまく結果につながらなかったのは、監督として準備の部分で何か問題があったのではないのかなと考えて話をさせてもらった。トレーニングの内容で言うと、相手のプレッシャーがきつい中で攻撃の形を作るという部分で、連係連動のトレーニングをしたが、もっとクオリティーを求めてプレッシャーの中でプレーすること、試合に近い、あるいは試合よりも難しい形でトレーニングすることが必要なのかなと思っている」

―実質、3チームを編成し、3試合戦ったが、達成できた成果はあるか。
「達成できた成果としては、3分の1は達成できて、3分の2は達成できなかったと思う。1勝2敗という結果を受けて、すべて勝つつもりで準備してメンバーを編成して臨んだが、勝利につながったのは1試合で、2連敗したという結果がすべてだと思う。U-22日本代表のコロンビア戦については、アンダー世代だが、FIFAランキング10位の世界の強豪と相手のコンディションが良い中、相手のメンバーも良い中で戦えた。今回のベネズエラも直近の試合がなくなってコンディションが非常に良い中で今日の試合ができた。世界の強豪に勝っていくために、我々が超えないといけない壁、追いつかないといけない相手の力を感じながら試合ができた。負けて良しはないが、敗戦の中にも成長できるものを得られたと思う。こういう強いチームをキリンチャレンジカップで呼んでもらって、強化の試合をさせていただけるのは非常にありがたいことだと思っている」

―この結果を受け、長期的なプランに影響はあるか。
「長期的なプランに影響があることは基本的にはないかなと思っている。活動を通して多くの選手を見ていく中、今後どの選手がこのグループの中に残っていくのかというところはあるのかなと。それは活動してみないと分からないこと。いいこともそうでないことも含めて、いろんなことが見えて、活動としてはプランに影響はないと思う」

―ハーフタイムに選手にはどんな働きかけをしたのか。
「前半の結果については、もう時間を巻き戻すことはできないので変えることはできないが、まず我々がやらなければならないこと、選手にやってほしいことは勝利を目指して戦うことで、勝利という結果を見ている人に届けることにはこだわらないといけない。そこに約束されたことはないが、選手たちに言ったのは、後半もう一度顔を上げて最後まで戦う姿勢を見せること。そして1点ずつしか取れないが、1点でも追いつくことを考えて、最後まで戦おうということは言った。勝っていても負けていても、選手たちに求めている責任は自分の力を100%出して、最後まであきらめずに戦うこと。チームとして糸の切れた凧のようにバラバラになっていくのではなく、最後までチームとして戦い続けることは選手の責任として考えてもらいたいと思っている中で、選手はそういうパフォーマンスを後半は見せてくれたと思う。前半の結果を受けて、相手のテンションも変わってくるが、こちらのギアが上がらない状態であれば、後半はもっと差を広げられていたと思う。負けてしまうと説得力はないが、応援してくださる方々、ここにいる皆さんも普段、楽して生活している人はいないと思う。近年、日本全国で自然災害等々で自分の生活を失ったり、苦しんでいたり、心に傷を負っている人が多い中で、試合の中で最後までタフに粘り強く戦うことを日本代表としてメッセージとして送ろうと話しているし、今日の後半については、心が折れて足を止めるのはなく、歩みを続け、走り続けることをしてくれたことに関しては選手の責任を評価したいと思う」

―選手交代は予定どおりだったか。
「選択肢を持ってやっていた中で、時間帯についてはだいたい考えたものに近かったと思う。交代枠が6人あったので、全部使って試合をするプランでいたが、最後に1枚余らせたというところはプランどおりではなかった」

(取材・文 西山紘平)

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途中出場で一矢報いた山口蛍「得点に関して思うところはないけど…」

後半24分に一矢報いたMF山口蛍
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 後半20分からの途中出場で一矢報いるゴールを挙げた。ホームで前半のうちに0-4とされる屈辱的な展開。ピッチに立った4分後にFW永井謙佑の横パスを日本代表MF山口蛍(神戸)はPA外から右足ダイレクトシュート。ボールは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

「永井くんが中を見た時点でボールを要求していたので、ふかさないことだけを考えた。相手に当たったのはラッキーだった」。0-4を1-4としただけと考えれば、山口のゴールは焼け石に水に過ぎない。だが、1点を取るのと無得点で終わるのとではやはり印象が違う。そういう意味で貴重なゴールだった。

 修正能力でもさすがの実力を示した。前半をベンチから見て、「後ろが重たい」と感じていたといい、永井とは早い段階で「入ったら前から行こう」と話していたそうだ。戦況を見て修正する力、遂行する力。いずれも経験豊富で確かな実績を持つ山口ならではの能力だ。

「得点に関してはあまり思うことはない」と淡々としていたが、「0-4と負けていたので前から行くのは当然。そこを一番に考えた」と胸を張った。

「(前半は)距離が遠かった」「見ていてボランチが下がりすぎて受けていたので、僕が入ったときは下がらず、後ろはセンターバックに任せた」「これぐらいの相手になると、もっと寄せないとやられてしまう。もっと最後のところで体を投げ出して、クロスを止めないと」。気になる箇所が次々と出てくる。豊富な経験を持つ山口がまた存在感を示しつつある。

(取材・文 矢内由美子)

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10〜11月無得点、守備の“教訓”も語った中島翔哉「見てくれた人たちに申し訳ない」

日本代表MF中島翔哉(ポルト)
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 チーム最多のシュート5本を記録したが、いずれも決め切ることはできなかった。日本代表MF中島翔哉(ポルト)は4失点での惨敗を「見てくれた人たちに申し訳ないし、自分としてもチームとしても悔しい結果」と振り返った。

 スタートポジションは森保ジャパンでの定位置である左サイドハーフだったが、試合途中からはトップ下にチェンジ。「ポジションはそんなに。立ち位置は変わるけど、言われたところで全力でやるだけ」。普段どおりの心持ちでプレーし続け、ボールを触れば多くのチャンスに絡んだ。

 ただし、守備ではチーム全体のプレスがハマらなかったこともあり、サイドのフィルター役になれず。結果的に自陣深くまで戻らされるシーンが相次ぎ、攻撃面での威力も減衰する形となった。

「戻るときに戻るというのは自分も考えているし、監督からも(言われている)。何回も戻るのはしたくないけど、戻るときは戻る。コパアメリカでは戻らないで失点したので教訓にしながらやっている」。そうした献身性に手応えはあるだけに、全体のオーガナイズが悔やまれた。

 多くの主力メンバーがW杯予選のみの招集となった中、親善試合までフル稼働。「毎回呼んでもらってすごくありがたいし、最後にこういう試合になって悔しいけど、たくさんいろんなことを感じてプレーできている。次への糧にできるように頑張っていきたい」と代表への思いを語る。

 所属先のポルトでは出場機会が少なく、森保一監督は「試合でのコンディションというところでは、これまでと違ったところはあるのかなと思う」と苦慮。それでも「最後のシュートチャンスに絡む良さは継続してくれている」と信頼は変わらない。

 14日のキルギス戦でスタメン落ちを経験した背番号10は、10月と11月のシリーズで無得点。A代表での絶対的な立場を築くためにも、求められるのはポルトでのレギュラー争いに勝つことだ。

(取材・文 竹内達也)
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ブラジルが圧倒! 韓国は親善試合で3発被弾の完敗に

ブラジルが圧倒的な強さを見せつけた
[11.19 国際親善試合 ブラジル3-0韓国]

 19日、ブラジル代表韓国代表がムハンマド・ビン・ザーイド・スタジアム(UAE)で国際親善試合を行い、ブラジルが3ー0で勝利した。

 ブラジルは4-2-3-1の布陣で、右サイドにFWガブリエル・ジェズス。トップ下にMFルーカス・パケタ、左サイドにMFコウチーニョを起用。1トップにFWリシャルリソンを配置した。

 韓国も4-2-3-1の布陣で、Jリーガーはガンバ大阪のCB金英權が先発起用。また現ボルドーでG大阪にも所属していたFWファン・ウィジョが1トップを務め、左サイドにトッテナムMFソン・フンミン、右サイドにザルツブルクMFファン・ヒチャン、トップ下にはMFイ・ジェソンを配置した。

 ブラジルは前半9分に先制。コウチーニョが巧みなステップから左サイドにパスを通し、左SBのレナン・ロディがクロスを上げる。PA中央に走り込んだパケタがダイビングヘッドでゴールに押し込んだ。ブラジルは同36分にPA手前でFKを獲得。キッカー・コウチーニョは右足を振り抜くと、ゴール左隅に流し込んで追加点を奪った。

 韓国も前半42分に反撃。PA手前からMFチョン・ウヨンがFKを蹴ると、相手ブロックに当たりながらゴールへ。GKアリソン・ベッカーにはじかれたところをファン・ウィジョが詰めるも、コウチーニョに体を入れられてブロックされた。

 ブラジルは前半を2-0で折り返すと、後半15分にさらに点差を広げる。韓国陣内でパスを回すと、最後は左サイドのロディがグラウンダーのクロスを上げる。鋭い弾道は誰にも触れられず、PA外まで流れていくと、走り込んだDFダニーロが右足を一閃し、相手GKのセーブを吹き飛ばしながらゴールに突き刺した。

 韓国は後半20分にファン・ヒチャンに代えてFC東京のMFナ・サンホを投入。得点を奪いたいものの、試合はそのまま終了。ブラジルは実力差を見せつけ、3-0で快勝した。

チームを引っ張れなかったと悔やむ原口「怖がっているところがあった」

2試合連続で先発したMF原口元気
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 試合の入りからチーム全体が蛇ににらまれたカエルのように気後れし、積極的な一歩を出せなかった。14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)に続いて先発した日本代表MF原口元気(ハノーファー)は「経験の少ない選手が多かった中で、(ベネズエラが)自分たちの想像を超えていくような強さやスピードがあり、後手に回るところがあってやられた」と表情を曇らせた。

 先発陣で数少ないロシアW杯経験者としてとりわけ反省が口を突いたのは前半に関してだ。「怖がっているところがあったが、取りに行かないとボールは取れない。だれかが一人下がるとはがされる」と課題を挙げる。

 ハーフタイムの切り替えで後半は修正を見せることができたが、1-4のスコアでは申し開きはできない。原口自身、デュエルの部分で気を吐く場面はあったが、決定機をつくることはできなかった。

「日本代表はこういう試合をしてはいけない。ホームでみっともない試合をしてしまい、申し訳ない。なんとか挽回しようとしたけど、できずに責任を感じる。下を向いている選手も多かった中で引っ張りたかったけど、自分にも力が足りない。もっとプレーで引っ張れたら良いけど、それもできなかった」と唇を噛みしめた。

 サポーターに屈辱を与えてしまった試合。だが、それでも前を向かなければ次が始まらない。「こういうときは何を話してもだれにも届かないし、説得力がないけど、良い経験にしないといけない。僕を含めて数少ないチャンスになる。チャンスを無駄にしないようにしないと」。強い口調で言った。

(取材・文 矢内由美子)

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守備陣崩壊の4失点もFW鈴木武蔵「FWが感じて修正できないと…」

日本代表FW鈴木武蔵(札幌)
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 最終ラインの対応ミスでズタズタに破られ、前半のうちに4失点を喫した日本代表。失点シーンに関わった選手に責任が向くのは避けられないが、最前線でプレッシングが空回っていたFW鈴木武蔵(札幌)はもう一つの問題点を指摘した。

「後ろが行けないでそこが重くなっていて、結局ボランチとサイドバックが引っ張られる形になって、僕と浅野(FW浅野拓磨)がGKとCBとアンカーと2対4の状況になって、そうなると大外が広くなって、そこで全部行けなくなって、後手になってはがされていた。失点シーンも後手後手になっていた」。

 4-3-3で構えるベネズエラに、4-4-2の布陣で試合に入った日本代表。中盤3枚が精力的に顔を出して組み立てる相手に対し、ラインを保ったままの守備では徐々に機能しなくなっていった。そこからサイドで1対1を作られ、失点に至るという場面の連続。局面の質の違いは戦前から想定できていただけに、全体のオーガナイズも拙かった。

「そこはFWが感じて試合中に修正できないといけない。1失点した時点でハマっていないのは分かっていたので。それを自分自身が言えないとダメだし、失点したということは事故じゃない限り問題があるということ。1失点以内に変えられるかが大事。1失点以内なら雰囲気を変えられるし、修正力がなかった」。

 チームが敗勢濃厚になった煽りを受け、自身もボレーシュートなどを決め切れないまま前半45分間での途中交代となった鈴木。チーム全体の問題を自らにも突きつけ、周囲への影響力を上げていくことを誓った。

(取材・文 竹内達也)
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約2年ぶり先発もチームは大敗…浅野拓磨「悔しさを成長につなげるしか」

約2年ぶりの先発となったFW浅野拓磨
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 2トップの一角として先発し、後半は1トップを務めた。日本代表MF浅野拓磨(パルチザン)は森保ジャパン初先発。ハリルジャパン時代の17年11月14日のベルギー戦(●0-1)以来、約2年ぶりの代表戦スタメンだった。

 しかし、立ち上がりからベネズエラの圧力に押され、失点を重ねた。前半は1.5列目の位置でFW鈴木武蔵と縦関係を組んだ浅野だが、0-4で折り返したハーフタイムに鈴木がベンチに下がってからは1トップを任された。後半19分には右足でミドルシュートを打ったが、ゴール右へ。直後の同20分にベンチへ下がった。

「チャンスがなかったわけではないので、そのクオリティーは上げないといけない。今日の敗戦が戻ることはない。未来を変えていくしかないし、そのために全力でやりたい」。前半だけで0-4。1-4の屈辱的な敗戦となった。

 それでも「これまでもこのままじゃダメだという試合はいくつもあった。W杯を目指す過程で良くなかった1試合。これがこのタイミングだったことをポジティブに捉えるしかない」と自分に言い聞かせるように話すと、「4点取られた結果はどうすることもできないぐらい悔しいけど、その悔しさを自分の成長につなげるしかない」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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初心者がやりがちなリフティングと改善法

こんにちは。
みなさん楽しみながらサッカーライフをお送りでしょうか。
練習に行き詰っている人も、絶好調の人も一度ロンヨンの記事を読んで気分を変えてみてください。

今日は初心者必見のリフティングについての内容です。
実は初心者がやりがちなリフティングというのがあって、それをちょっと改善してあげるだけで劇的に上達するんです。
リフティングがうまくできていないのに難しい技にチャレンジしようとしている人も多くみられます。
でもそれは間違ったやり方で、先にリフティングを習得しておかなければその後の上達もありません。
今日は初心者のみなさまでもリフティングがきれいにできるようになる方法を伝授します。
リフティングがきれいにできるようになるとフリースタイルのになったときの回数の伸び方が全然違ってきます。
ということで難しい技をいつかやってみたいという初心者こそこの記事を最後まで読んでいってください。

 改善方法①つま先をあげない

それではさっそく内容の方に入っていきたいと思います。
一つ目は足をピンと伸ばし切ってペンギンみたいにリフティングをしないようにすることです。
こういう人はつま先が上がってしまう傾向にあります。
これは何がダメかというとボールが自分側に来てしまうので技もできないし回数も伸びなくなるんです。

リフティング①

一度自分の足がどういう向きになっているのか見てみてください。
しっかり足が地面と平行になっていなければアウトです。

改善方法②膝でもち上げない

続いての改善方法です。
先ほど地面と足を平行にしてくださいねと言いましたが、これができていても膝でもち上げるようなリフティングをしたら台無しです。
リフティング②

このリフティングをやっている人は実はめちゃくちゃ多いです。
というのもサッカーのコーチでこういう風にリフティングしろ!と教える人も少なくないからなんです。
確かにこの膝を持ち上げるリフティングだと回数は続きます。
ただ難しい技に挑んだり回し技をするとなったときにこのリフティングだと厳しいかなと思います。
自分のリフティングを確認してみてください。

改善方法③足首を固定する

最後の改善方法です。
最後は足首に注目します。
ボールをあげるとき足首がペラペラで全然力が入っていない人が多いです。
足首に力が入っていないとボールが上に上がってこないので足首にしっかり力を入れましょう。
難しい技をするときにこの足首の力はポイントになってきますので早いうちから修正しましょうね。

綺麗なリフティングをするためには?

初心者がやりがちなリフティングについて紹介しました。
ここからはどうやったら綺麗なリフティングができるのかということを解説していきます。
まず綺麗なリフティングってどんなものなのかを知っておきましょう。
綺麗なリフティングはまず最初に膝が上がって前に出ます。
その膝を伸ばしてボールが当たるときにつま先がグイっと上がる感じです。
上げて→伸ばして→足首をクイっとする。
この3つの動作を覚えましょう。
これがスムーズにできるとボールが真上に綺麗に上がります。
はじめからこの3つを連動させてやるのは難しいので足首をくいっとするところから練習していきます。
それが一番楽です。
とにかく膝は意識しないでいいので、ボールが当たる瞬間に足首をくいっとやるところを意識してください。
ポイントとしてはボールが足に当たる少し前くらいから足首に力を入れておいて、足首にあたる瞬間はしっかりくいっと上げることです。
この動きができるようになったら膝と連携させましょう。
膝と連携させるときにノーバウンドでやると難しいと思うのではじめはワンバウンドをいれてあげてください。
ボールが落ちる前から膝を前に出しちゃって、つま先を使って拾い上げてください。

今回の記事で紹介したリフティングはすべてつま先で当てるリフティングです。
つま先の中指あたりにボールを当ててくださいね。

動作の習得ができたらどんどん練習していきましょう。
練習の方法は先ほどからやっていたように、ワンバウンドでやること。
特に初心者の癖が残っている人は絶対にノーバウンドでやらないようにしてください。
だんだんワンバウンドに慣れてきたら、ワンバウンドの間にやるリフティングの回数を増やします。
このときボールに回転がかからず、真上に上がるようになってきたらばっちりです。
最後はノーバウンドで自然とできるように。
ここまで練習してみてください。

初心者でも上達する

本日は初心者でもきれいなリフティングができるようになるためのポイントを紹介しました。
改善方法をまず知ったうえで、少しずつ練習していきましょう。
やっぱりリフティングは基本中の基本でこれができていない到底難しい技には挑戦することができません。
ただ綺麗なリフティングができていれば、難易度が高い技にうつったときもスムーズにできたり回数もこなせたりします。
基本が大事だということを頭において、しっかり練習してみてください。