「想像を超える」静学に屈した徳島市立、チーム率いた主将MF阿部夏己の存在

ボランチのMF阿部夏己は主将として徳島市立を牽引した
[1.5 選手権準々決勝 徳島市立高 0-4 静岡学園高 駒沢]

 勝ちパターンに持ち込めず、快進撃はストップした。夏、冬ともにベスト8と躍進した徳島市立高(徳島)。インハイでは0-0からのPK戦を制して3連勝。今大会も再びその勝ちパターンで尚志を撃破すると、3回戦筑陽学園戦もCKからの決勝ゴールを守り、無失点で逃げ切った。

 徳島市立の歴史を塗り替える選手権8強入り。準々決勝も無失点の時間帯を長く続けたかったが、プラン通りに試合を運ぶことはできなかった。主将のMF阿部夏己は静岡学園の印象を聞かれ、「めちゃくちゃうまい。自分たちの想像を超えるスピード感、足元があった。奪えるシーンもあったんですが、そこから攻撃に移ることはできなかった」と完敗を受け止めた。

 愛媛U-15から愛媛U-18には昇格できず、親元を離れて徳島市立に入学した。「高校ではユースの選手にも負けないように取り組もうと決めていた」。挫折を乗り越え、覚悟を持って打ち込んできた高校サッカー。支えになったのは両親からもらった言葉だった。愛媛を離れる際、「後悔しないように、きてよかったと思える3年間にしなさい」と背中を押された。歴史を塗り替えたチームの主将として名を刻み、その“約束”を守った。

 球際で激しく戦い、ボールを奪えばパスを配給するボランチ2人はチームの生命線だった。コンビを組んだMF川人太陽(3年)は「夏己がおったからこそ成長できた。練習中ずーっと声をかけて、リーダーシップを執ってくれた」とライバルの存在に感謝した。

 替えが効かない選手であり、チームを支えた精神的支柱。河野博幸監督も絶大な信頼を置き、「中には挫けたり、諦めたりする人間もおる中で、本当に3年間頑張り切れたのは夏己以外はいない」と、誰よりもひたむきに努力を積み上げた主将をねぎらった。

(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2019

無得点も輝き放った昌平FW小見、来季は「最後の質」上げて日本一&得点王へ

昌平高FW小見洋太(2年)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

 技術集団を最前線で牽引した昌平高FW小見洋太(2年)だったが、今大会はノーゴールに終わった。「日本一と得点王を目指していたのに、1点も取れなかった。惜しいシュートは多く打てていたので、最後の質を上げれば必然的にそういう夢を実現できる」。大舞台で得た手応えと課題を胸に、次回大会で飛躍を遂げるつもりだ。

 積極的なフリーランで2列目に並ぶテクニシャンたちがプレーする空間をつくり、技術とパワーを活かしたポストプレーで攻撃を牽引。「周りがすごく上手いので、自分は上手さよりもディフェンスとかスペースを空けたりすることを意識してやっている」という背番号11が全国選手権の舞台で小さからぬインパクトを残した。

 準々決勝の青森山田戦でも0-3で迎えた後半9分、果敢なボール奪取からスルーパスを配給し、MF須藤直輝(2年)の追撃弾をアシスト。その後の攻勢の先陣を切った。「後半は圧倒していたと言っても過言ではないくらいだったので、前半40分間でピッチ内で変えられなくて悔しい」。後悔の言葉には“もっとやれた”という手応えがにじんだ。

「2回戦の興國とか、3回戦の久我山でも全然通用したので、山田でも通用するかなとは思っていた。思っていたとおり、自分のやりたいようには結構できたのであとは最後の質をもっと上げていきたい」。見る者を期待させたプレーと同様、個人のパフォーマンスには一定の自己評価を下していた。

 そんなストライカーは来季、最上級生へ。すでにプリンスリーグ関東への初昇格を決めており、より高いレベルで力を試せる日常が待っている。「初めてのプリンスリーグなので楽しみだし、普段から強い相手とできるのはプラスになる。そこで結果を残せばインターハイとか選手権でも上位を狙える」。8強超えへの挑戦がここから始まる。

(取材・文 竹内達也)
●【特設】高校選手権2019

「ほぼマツのゴール」の3点目アシスト! 鹿島内定MF松村優太「次は必ず自分がゴールを」

高速ドリブルで沸かせた静岡学園MF松村優太
[1.5 選手権準々決勝 徳島市立高 0-4 静岡学園高 駒沢]

 全国屈指のテクニカル軍団が選手権ベスト4入り。静岡学園高は毎試合で魅せ、ここまで4試合15得点無失点。4試合を終えたMF松村優太(3年、鹿島内定)は「マークが厳しい中でそれなりのプレーはできたと思いますが、まだゴールは取れていないし、まだ何も成し遂げていない。次は必ず自分がゴールを取って勝てるようにしたい」と表情を引き締めた。

 1回戦から厳しいマークに遭い、「自分がおとりになることを意識している」と周囲を生かす意識を強め、強度の高い守備でも貢献してきた。警戒される中でも、この日は持ち前の高速ドリブルで2人、3人をかわしてクロスを上げ切るなど、守備網を切り裂いて観客を沸かせ、チームの3点目をアシストした。

 2-0で迎えた前半39分、右サイドでパスを受けた松村は前を向き、ドリブルを開始。「相手と1対1の状況だったのでまずはシュートを考えたんですが、ドリブルを始めた時に相手が切ってきてるなと感じたので、縦にいって浮かせたボールを出せば誰かいるんじゃないかと思った」。快速を飛ばして縦に切れ込むと、鋭いクロスを配給し、FW岩本悠輝(3年)のゴールをお膳立て。「ほぼマツのゴール」と岩本も感謝する好アシストだった。

 ここまで無得点だが、静岡県予選準決勝の浜松開誠館戦(○2-0)ではチームを勝利に導く2ゴールを決め、決勝の富士市立戦(○6-1)でも先制点を奪っただけに、大舞台になるほど強さを発揮する自負もある。「次はしっかり取れるようにしたい。結構周りからも『テレビに映ったら強いね』と言われる(笑)。次は大きいスタジアムですし、また楽しんでやっていきたい」と一週間後の埼スタを心待ちにした。

(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2019

「意味がある」ベスト8、後輩に託す仙台育英DF小林虎太郎「来年、再来年に活かしてもらいたい」

仙台育英を牽引した小林虎太郎主将(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.5 高校選手権準々決勝 帝京長岡1-0仙台育英 等々力]

 開始1分を満たない時間帯での失点。残り時間は十分にあるかと思われたが、それでも仙台育英高(宮城)のゴールは遠かった。

 仙台育英にとって34回目の選手権を終え、城福敬監督は大会を通して「成長していった」と感じている。1回戦から1-1(PK3-0)、1-0、0-0(PK9-8)と接戦をものし、同校にとって30年ぶりの準々決勝へ。「一戦一戦重ねるごとにみんな進化していった」(小林主将)と選手自信も成長を実感しており、トーナメントを勝ち上がる定説である、初戦に勝利し勢いに乗れたことが大きかったようだ。「1回戦のあの緊張感の中で(GK佐藤)文太がPKを止めてくれていたので、チームが勢いに乗れたかもしれないです」。4試合で2失点。DF小林虎太郎(3年)主将は「粘り強い守備を貫き通せた」と守備面での手応えをつかんでいた。

 一方で、大会を通して課題も見出している。「今日の試合も最後運動量が落ちてしまった。個人としても、チームとしても言える」。卒業後は明治学院大学に進学する小林は「自分は大学でもやるので、もっと体力をつけないといけない」とレベルアップを誓う。さらに、「育英とは比べものにならないくらい上手かった」と帝京長岡戦での力不足も痛感し、「基本的なところを見直したい」と次のステージへ意欲を見せた。

 現在のチームは新人戦とインターハイはともに県準決勝で聖和学園に敗れており、選手権県予選では“3度目の正直”で聖和学園を下し優勝をつかんだ。「自分たちは弱い代と言われてきて、新人戦、インターハイと落として。それでもここまでこれたのは、1年生、2年生の底上げがあったので」。帝京長岡戦でも先発は1年生2人、2年生4人と3年生は半数にも満たなかった。「自分たち3年生のレベルの引き上げにもなった」とキャプテンは後輩たちに感謝する。

 2年連続で選手権2回戦で敗れており、当初の今大会の目標は「2回戦突破」。それが8強入りまで躍進を遂げ、「育英の成長にとっても、今回の選手権は意味があると思う」と貴重な経験を積んだ。1年次からメンバー入り、2年次にはレギュラーとして2試合で先発するなど、自身も早い段階で試合に絡んでいた小林は「来年、再来年に活かしてもらいたい」と後輩たちに未来を託した。

(取材・文 奥山典幸)
●【特設】高校選手権2019

“集大成のゴール”を青森山田から…昌平FW山内「悔しかった3年間」が報われた時

昌平高FW山内太陽(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

 昌平高は後半25分、奇跡の逆転劇を演じるべくFW山内太陽(3年)を投入した。第一線での競技生活は高校限りで辞める決意を固めており、敗れればこれがサッカー人生ラストマッチ。そんな青森山田高との準々決勝で、背番号18は1点差に詰め寄る美しいゴールを決めた。

「この3年間は悔しさのほうが大きかった。(昨年の福井)国体でも優勝はしたけどスタメンでは出られなかったし、この選手権も2、3回戦は勝っていたけど出番がなかった」。藤島崇之監督は1-3で迎えた後半25分、そんな不遇のストライカーに逆転の期待を託した。交代の相手は15分前に途中出場していた主将のMF大和海里(3年)。勝負の一手だった。

「出番がない中でも最高の準備はできていた。よし、来たなと思った」。自身の立場は恵まれていたわけではなかったが、不満はなかった。「試合に出たい思いはあったし、それを表に出してイライラしても何も生まれない。必要になる時がどこかで来ると思っていた」。彼が“必要になる時”とはすなわち、得点が必要な時だ。

 これまで高めてきたのは「シュートの技術」。昌平では高い部類である178cmという長身を活かしたパワーシュートは一つの持ち味だが、その武器に精度を加えてきた。そうした結果、公式戦でも得点が奪えるようになり「監督の評価も上がっているのは分かっていたし、得点感覚が研ぎ澄まされていた」。舞台は整っていた。

 すると後半35分、ついに報われる時が訪れた。攻守の切り替えからMF鎌田大夢(3年/福島内定)の浮き球スルーパスが前線に通ると、これに抜け出したのが山内。名手GK佐藤史騎(3年)がすかさず飛び出してきたが、うまくドリブルでかわし、コントロールシュートをゴール左隅めがけて放った。

「緊張よりも、とにかくこのチームでサッカーをしたいという思いが強かった」。そんな思いのこもったボールはファーのサイドネットへ。「これまではゴール前で焦って枠を外すこともあったけど、今日は集中力があったのか時間がゆっくり進む感覚になった。落ち着いてプレーができた」。真摯に積み上げてきた努力が実った瞬間だった。

 もっとも、試合はそのままタイムアップを迎えて2-3での敗戦が決定。その瞬間、山内の第一線でのサッカー人生が幕を閉じた。「英語を学んで世界で活躍するビジネスマンになりたい」。そんな17歳は高校卒業後に大学進学が決まっているものの、部活動ではなくサークルでサッカーに取り組む意向を固めている。

 すなわち、大舞台でのゴールは本格的な競技生活のラストゴールとなった。「嬉しいというより悔しいことのほうが多いサッカー人生だった。中学校は試合に出られていたけど結果が出なかったし、高校は勝てるチームに来たけど1〜2年生は応援で、それからはずっとベンチ。でもずっと準備は続けてきた。集大成のゴールが決められたのは、これからの人生につながる良いことなのかなと思う」。サッカーで学んだことは、今後の人生で活かしていくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
●【特設】高校選手権2019

仙台育英MF豊倉は前半19分にハードタックルで負傷交代…「試合後に謝ってくれた」

仙台育英は8強で大会を去る(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 帝京長岡1-0仙台育英 等々力]

 仙台育英高のMF豊倉博斗(2年)は前半19分に負傷交代した。

 勝ち上がってきた3試合すべてにフル出場してきた豊倉だが、前半13分に帝京長岡高のDF酒匂駿太(2年)のやや強めのタックルを足に受けてしまった。右足首を負傷。治療を試みたがピッチに戻ることは出来なかった。

 試合終了の瞬間はベンチで見届けた。悔しい気持ちはあったが、まずはここまで連れてきてくれた先輩たちへの感謝の気持ちが頭の中を巡ったという。

 さらに試合後には酒匂から謝罪の言葉も貰った。「直後はすごく怒りもあった」と素直な気持ちも明かした豊倉だが、「悪意があったわけではないので。お互い次に切り替えて、相手は次は山田ですけど、自分たちの想いも背負って戦ってほしいなと思います」とエールを送った。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

MF藤田「手応えがあります」。切り替えの速さ、奪い返しも光る静岡学園は4試合連続無失点

静岡学園高MF藤田悠介がインターセプト
[1.5 選手権準々決勝 徳島市立高 0-4 静岡学園高 駒沢]

 超攻撃的なイメージのある静岡学園高だが、今年は例年以上に守備意識の高いチームに仕上がっている。今大会は初戦から4試合連続で無失点。ボールを支配し、仕掛ける中で、その奪い返しの速さが彼らの攻撃回数や得点数を増やしている。

 1ボランチとして守備面での貢献度の高いMF藤田悠介(3年)は、「ここまで無失点でこれているので手応えがあります。練習から守備の意識というのは(川口修)監督からも言われているので、それが上手くいって今日の4得点にも繋がっていると思う」と胸を張る。

 その藤田が強調するのが前線やインサイドMFたちの献身的な守備。彼らの守から攻への切り替えの速さ、また最後の一歩まで全力でプレッシャーに行く姿勢によって、ボールが良い形で藤田の下へこぼれてきたり、味方のインターセプトに繋がっている。

 藤田は「(前線の選手たちの守備によって)楽ですね。上手いところにこぼれてくる」とコメント。この日はFW岩本悠輝(3年)とMF小山尚紀(3年)の奪い返しの速さから、また岩本の献身的なプレスから1、2点目に繋がるセットプレーを奪うことができた。3点目も中盤中央で3人がかりでボールを奪い返したところからのショートカウンターによってゴール。川口修監督は「出足のところと、できる限り相手のコートで奪い返しのところができていた」と頷いていた。

 守備意識が高まったのはインターハイ予選決勝で清水桜が丘高に2-3で惜敗したことがきっかけだという。また、MF松村優太(3年)は9月末のYASUフェスティバル決勝で昌平高の守備に苦戦し、自分たちの良いところを消されたこともポイントに挙げていた。

 自分たちの良さをより発揮するため、全国で勝つために取り組んできた守備面。紅白戦では、川口監督が都度ゲームを止めながら守備の確認をしていたという。昨年まではなかったというほどのこだわりを持って取り組んできた守備のポジショニングや切り替えの部分の成果。それが県予選、全国大会で発揮されている。

 前線からの守備を剥がされたとしても、「自分のところでしっかり止めることを意識している」という藤田や大黒柱のCB阿部健人主将(3年)、CB中谷颯辰(3年)が止めるだけ。静岡学園が準決勝でも好守からの多彩な攻撃で矢板中央高を上回る。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

痛恨クリアミスが“アシスト”に…昌平DF柳澤直成「コミュニケ―ションが取れずに…」

試合後が涙を流したDF柳澤直成(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

 痛恨のクリアミスになった。昌平高(埼玉)は1点を先行されて迎えた前半19分、エリア内でMF武田英寿を背負ったDF柳澤直成(3年)は、慌てたのかゴール方向へクリアしてしまう。これがゴール正面で待っていたMF後藤健太(3年)に渡り、手痛い追加点を決められた。

 柳澤はGKとのコミュニケーション不足が原因と振り返る。「体を入れたときに取りに来てほしかったんですけど、そこでコミュニケ―ションが取れずにクリアもあたり損ねて中に入っちゃった感じ。しっかりとコミュニケーションが取っていれば防げた失点だった」と唇を噛んだ。

 またコミュニケーションの部分は、試合開始直後から気にかけていたところだった。コートチェンジが行われたことで、前半は真正面から日差しを受けることになった。「最初のロングスローかなんかで日差しで見えなかったり、GKとコミュニケーションが取れなかったりしたので、気を付けようと思っていました」。

 落ち込んでしまいそうなところ。実際に試合中に切り替えることができない選手をこれまで何人も見てきた。しかし柳澤はそのことを引きずることはなかった。後半に向かうチームを先頭で引っ張るようにしてピッチに登場した。「ミスをしてしまった自分が先頭を切らないと切り替わらないと思った」。チームメイトも認める強心臓ぶりを如何なく発揮し、チームを逆に盛り立てた。

「来年のチームにはこの経験をした2年生が多く残る。このメンバーでここまで来れたならもっとやれると思います。1年生には篠田(大輝)もいる。来年、再来年と力強い試合をしてもらって、今回塗り替えた昌平の歴史をまたさらに塗り替えてほしいと思います」

「選手権の舞台で試合が出来る人は限られている。誰にでも出来るわけじゃない。卒業後は武蔵大学に進学するのですが、ここで得た貴重な経験を大学のチームでも還元出来ればいいなと思います」

(取材・文 児玉幸洋)
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小野伸二がインスタ開設!記念すべき初投稿は“黄金世代”の3ショット写真

小野伸二がインスタグラムのアカウント開設
 FC琉球に所属する元日本代表MF小野伸二(40)が4日、自身のブログ(https://lineblog.me/shinjiono/)を更新。インスタグラム(@shinjiono7)を始めたことを公表した。

 記念すべき初投稿には、同い年のFW高原直泰(40)、MF稲本潤一(40)との3ショット写真を2枚投稿。新年の挨拶とともに「最初の投稿は久しぶりに揃った3人で。今年も皆さんにとって良き一年になりますように」と綴り、ハッシュタグには「正月から3人揃うのは縁起が良いかな」「黄金世代」「男は40から笑」とつけた。

 磐田やボカ・ジュニアーズ、ハンブルガーSVなどでプレーした高原は現在、沖縄SVでCEO、監督、選手の3役を務めている。また、稲本は今月1日にSC相模原との契約更新が発表され、プロ24年目のシーズンに向けて「サポーターに一つでも多く勝利を届けれるよう頑張ります!」とコメントしていた。

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谷内田「アイツがいなければ崩れる」県予選から無失点・帝京長岡を統率するDF丸山の声

帝京長岡高DF丸山喬大(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 帝京長岡1-0仙台育英 等々力]

 最終ラインの中心を担うディフェンスリーダーが県予選からの全試合無失点を牽引している。帝京長岡高DF丸山喬大(3年)は「いい形で先制点を取れて、ピンチもチャンスもありながら苦しい時間もあったけど、後ろがゼロで守れたことが良かった」と振り返った。

 見た目は4バックのフォーメーションだが、実際の動き方は3バックのシステム。帝京長岡の変則布陣を統率しているのは中央に位置する丸山だ。これまでの本職はボランチで身長は168cm。決して恵まれた体格ではないが、主将のMF谷内田哲平(3年/京都内定)も「アイツがいなければ崩れる」と全幅の信頼を寄せている。

 統率力の秘訣は、観衆が大勢詰めかける中でも聞こえる大声だ。「GKコーチとトレーナーから自分が声をかけている時に勝てていることが多いと言われて、今大会は声が枯れるくらい出すことを意識している。またチームとして強い強いと言われているけど、勘違いしないように引き締める声も出している」。

 今大会の帝京長岡は県予選から8試合無失点。「春先のところで負け続けて失点が多いということで、練習後にディフェンスラインと猪越(GK猪越優惟)で話し合っていた。そういうのが今に活きている」。堅守の要因をそう語る背番号5は「攻撃が得意なだけに守備が緩くなることがある」という前線の手綱も握っているようだ。

 もっとも、現状のパフォーマンスに満足はしていない。「少し全体的にフワフワしていることが多く、猪越や相手のミスに助けられていることも多い。次は青森山田でそういうところは絶対に突いてくると思うので、これから調整でなくしっかりトレーニングして、また成長して帰ってきたい」。青森山田は3試合9得点の帝京長岡を上回る13得点。「その攻撃を抑えてこそ日本一だと思うので無失点で抑えたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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チームメイトも「信じて走る」静学のプレースキッカー井堀がCKとFKで2アシスト

セットプレーで2アシストを記録した静岡学園MF井堀二昭
[1.5 選手権準々決勝 徳島市立高 0-4 静岡学園高 駒沢]

 正確無比のセットプレーで徳島市立(徳島)の堅守を突き崩した。静岡学園高(静岡)は前半16分、MF井堀二昭(3年)の左CKにDF阿部健人(3年)が頭で合わせ、先制点。同20分には井堀の左FKをニアでFW岩本悠輝(3年)がそらし、ファーサイドにヘディングシュートを流し込んだ。

 立ち上がりの前半3分に獲得した左CKのチャンスでは井堀のファーサイドへのキックをDF田邉秀斗(2年)が頭で折り返したが、そのままゴールラインを越えていた。「最初はファーを狙って、それも狙いどおりだった。2本目は真ん中に蹴って、狙いどおり阿部が決めてくれた」。キッカーの井堀はそう胸を張る。

 前半20分のFKも「ゴールに向かって速いボールを蹴ろうと。(岩本が)うまく走り込んでくれて、ゴールにつながって良かった」と思い描いていたとおりの軌道だった。1回戦の岡山学芸館戦(○6-0)では鮮やかな直接FKを決めていた井堀が今度はCKとFKで2アシスト。ここまで無失点だった徳島市立から連続ゴールを奪った。

 全国高校総体を含めると、全国大会6試合中5試合で無失点を記録していた徳島市立。全国総体では3試合連続で0-0からのPK戦を制し、今大会も1回戦で尚志(福島)を0-0からPK戦で下していた。堅守を武器にするチームに対し、絶対に欲しかった先制点。井堀は「相手は引いてくるチーム。崩して取りたかったけど、セットプレーで取れば相手も前に出てくる」と、してやったりだった。

 埼玉スタジアムで行われる11日の準決勝・矢板中央戦までは約1週間空く。キャプテンの阿部も「井堀はキックの精度が高い。自分たちも信じて走っている」と絶対の信頼を寄せるプレースキッカーは「一回静岡に帰って、また調整していきたい。(準決勝では)多少緊張するかもしれないけど、普段どおりやれれば絶対に勝てる。気持ちの面をコントロールして臨みたい」と誓った。

(取材・文 西山紘平)
●【特設】高校選手権2019

徳島の外国人助っ人2選手が退団、通訳の野田氏らスタッフ3名も契約満了

 徳島ヴォルティスは5日、MFシシーニョ(33)、FWウリンボエフ(24)と2020シーズンの契約を結ばないことを発表した。

 2018年に岐阜から加入したシシーニョは今季リーグ戦1試合に出場。2019年に加入したウリンボエフは天皇杯2試合の出場にとどまった。

 クラブ公式サイトを通じて、それぞれコメントを発表。シシーニョは「2年間徳島ヴォルティスの選手としてプレー出来たことを嬉しく思います。これからは徳島ヴォルティスのサポーターになります。ファン・サポーターの皆さんには優しく接していただき、本当に感謝の気持ちしかありません。徳島での色々な経験は忘れられません。徳島ヴォルティスと一緒にJ1へ上がる夢を叶えられませんでしたが、いつかJ1へ行ってほしいです」と健闘を祈った。

 ウリンボエフは「徳島ヴォルティスに関わる全ての皆さま、シーズン最後まで常に熱い声援とサポートをいただき、ありがとうございました。個人としては、試合に出場し活躍することが出来なかったことが残念ではありましたが、このクラブの一員になれたこと、また徳島という綺麗な街で皆さまと過ごせたことは私の家族にとっても、素晴らしい経験となりました。この経験を生かし今後、私の活躍を皆さまにお届けできるよう、一層頑張ります。本当にありがとうございました」とコメントしている。

 また、徳島は菊池忍リハビリテーションフィットネスコーチと照井和将トレーナー、通訳の野田智裕氏との契約満了も併せて発表している。

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徳島の外国人助っ人2選手が退団、通訳の野田氏らスタッフ3名も契約満了

 徳島ヴォルティスは5日、MFシシーニョ(33)、FWウリンボエフ(24)と2020シーズンの契約を結ばないことを発表した。

 2018年に岐阜から加入したシシーニョは今季リーグ戦1試合に出場。2019年に加入したウリンボエフは天皇杯2試合の出場にとどまった。

 クラブ公式サイトを通じて、それぞれコメントを発表。シシーニョは「2年間徳島ヴォルティスの選手としてプレー出来たことを嬉しく思います。これからは徳島ヴォルティスのサポーターになります。ファン・サポーターの皆さんには優しく接していただき、本当に感謝の気持ちしかありません。徳島での色々な経験は忘れられません。徳島ヴォルティスと一緒にJ1へ上がる夢を叶えられませんでしたが、いつかJ1へ行ってほしいです」と健闘を祈った。

 ウリンボエフは「徳島ヴォルティスに関わる全ての皆さま、シーズン最後まで常に熱い声援とサポートをいただき、ありがとうございました。個人としては、試合に出場し活躍することが出来なかったことが残念ではありましたが、このクラブの一員になれたこと、また徳島という綺麗な街で皆さまと過ごせたことは私の家族にとっても、素晴らしい経験となりました。この経験を生かし今後、私の活躍を皆さまにお届けできるよう、一層頑張ります。本当にありがとうございました」とコメントしている。

 また、徳島は菊池忍リハビリテーションフィットネスコーチと照井和将トレーナー、通訳の野田智裕氏との契約満了も併せて発表している。

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超ロングワンツーゴール!青森山田10番MF武田英寿「自分らしくないゴール」

MF武田英寿
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

 結果的にものすごく大きな得点になった。前半終了間際のアディショナルタイム2分、青森山田高(青森)はMF武田英寿(3年/浦和内定)がセンターサークルの横あたりから左サイドにロングボールを展開。MF浦川流輝亜(3年)が受けて折り返すと、ゴール前に走り込んだ武田が頭に当てて3点目を流し込んだ。

 超ロングワンツーパスを受けての今大会3点目。試合後、多くの報道陣に囲まれた武田は、「ボランチもあまりついてこなかったので、走り込んだら上手くボールが来た」と振り返ると、「あれは自分らしくないゴールでしたが、気持ちで押し込みました」と充実の表情を浮かべた。

 武田にとってもリベンジを果たした試合になった。18年のインターハイで青森山田は昌平に2点のリードをひっくり返される大逆転負けを喫した。「やり辛かったなという印象」を持っていた武田だが、前回奪えなかった3点目をしっかりと奪うという“反省”を生かし、チームを勝利へと導いた。

 2000年、01年度大会を連覇した国見高以来の快挙まであと2つと迫った。「埼スタに帰ることができて良かったと思います」と落ち着いた様子ながらも、闘志を燃やした武田。「しっかりコンディションを整えて、次に臨みたい」と11日の準決勝に目線を向けた。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

プロ内定相手エースも認めた昌平2年生10番の上手さ…「山田相手に通用すると確認できた」

試合後、健闘をたたえ合う2人(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

 前半のシュート数ゼロがウソのように後半は持ち前のポゼッションサッカーが本領を発揮。昌平高(埼玉)が王者・青森山田を圧倒した。しかし前半で喫した3点のビハインドはあまりにも大きく、2-3で敗れた。

 2年生で10番を背負い、キャプテンマークを巻く。誰が見ても中心選手であることが明らかなMF須藤直輝(2年)が、さすがの存在感をみせた。

 前半からの積極的な仕掛けは相手に引っ掛かる場面も多かったが、そこは後半に向けてしっかりと修正。後半9分にはFW小見洋太(2年)のスルーパスからエリア内に入ると、しっかりとコースを突いたシュートを蹴り込んだ。

 しかし反撃も及ばず、チームは1点差で敗れた。須藤は「自分たちらしさが後半から出せたことは良かったけど、あれを前半から出せるようにならないといけない」と悔やむ。それでも「山田相手に通用するところもあると確認できた」と自信も芽生えたようだ。

 まだ2年生。来年度も注目選手の一人であることに間違いはない。相手主将で10番MF武田英寿(3年/浦和内定)とは試合後にすぐに握手をかわし、抱き合って健闘をたたえ合った。昨年の高校選抜でもチームメイトだった武田からは「お前上手いな」「来年頑張れよ」と声をかけてもらったという。

 大宮ジュニアユース時代も世代別代表に選ばれる選手だったが、高校選手権への憧れから昌平への進学を決めた。選手権にかける思いは人一倍だ。

「目指していたのは日本一なのでとても悔しい。でもベスト8まで来れたことは、昌平が強くなっているという証拠。また来年、この歴史を塗り替えられるように努力していきたいと思います」

(取材・文 児玉幸洋)
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川口監督「僕のイメージとしてはもっとできる」。静岡学園はより“静学スタイル”発揮して準決勝勝利へ

静岡学園高の左SB西谷大世はより“静学らしい”崩しをして得点することを誓う
[1.5 選手権準々決勝 徳島市立高 0-4 静岡学園高 駒沢]

 4-0で快勝し、今大会は4試合で計15得点無失点。好結果を残しながら勝ち上がってきている静岡学園高だが、川口修監督は満足していなかった。

「今日のゲームは技術的なミスが非常に多い。それを改善したい。結果は出ているけれど、イージーミスが多い」。

 静岡学園は井田勝通前監督の下、40年以上前からテクニックやアイディア、インテリジェンスを重視。ゆっくりとボールを動かしながら、局面を個とグループのテクニック、アイディアで切り崩す“静学スタイル”で技巧派系チームの先頭を走ってきた。

 井田前監督から川口監督に受け継がれた後も、伝統のスタイルは変わらない。日常のトレーニングはドリブル・リフティングからスタートし、ミニゲームや崩しからのシュート練習などで力を磨いてきている。川口監督が世界で活躍できる選手育成を公言する中で、コーチ陣が求めるレベルも向上。MF浅倉廉(3年)やMF小山尚紀(3年)、MF井堀二昭(3年)らその中で力をつけてきた選手たちが、全国舞台でもその武器を披露している。

 この日もショートパスを繋ぎながら相手を押し込み、狭いDF間へ縦パスを通してシュートへ持ち込んだり、相手をいなしてドリブルでゴールへ迫ったりするシーンはあった。だが、目立ったのはむしろ鹿島内定MF松村優太(3年)の圧倒的なスピードや前からの切り替え速い守備。セットプレーやサイド攻撃から得点を重ねたものの、テクニックとアイディアで崩したシーンは少なかった。

「PAでの驚くようなプレー」や「会場を沸かせるようなプレー」は、まだまだコーチ陣の納得するレベルには到達していない。指揮官は「本当に良いリズムがある時はもっとリズムが良いし、もっと仕掛ける。僕のイメージとしてはもっとできる。もっと学園らしくというイメージがある。技術とアイディアを見せられるともっといい」と期待した。

 この日は前半に3得点したことで、安全な試合運びに。特に後半はリスクを避ける形で大胆な仕掛けが少なかった。元々ボランチで技術面などを評価されて左SBへコンバートされた西谷大世(3年)は「プレスを掛けられた時に簡単に蹴ったりしてしまうところがあるので、そこをしっかりと崩して点を獲れるようにやっていきたいと思います」と力を込めた。

 準決勝で対戦する矢板中央高(栃木)は堅い守備を特長とするチーム。1年時のRookie Leagueで0-1のスコアで敗れている相手だ(全国進出プレーオフでの再戦は2-2で引き分け)。この日、西谷は矢板中央の印象について「関東のチームで一人ひとり強い。ハイボールも簡単には勝てないと思う」とコメント。だからこそ、「静学の足元で繋いだり、ドリブルを貫いて勝てるように」と“静学スタイル”で勝つ意気込みだ。この日、4得点目を演出した西谷やCB中谷颯辰(3年)ら後方からゲームメークできる選手がいることも静岡学園の強み。この日の快勝に満足することなく改善に取り組み、準決勝ではボールを正確に繋ぎ、アイディアのある崩しで矢板中央の堅守を破る。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

歴史を背負い、未来のために…帝京長岡FW晴山岬「優勝しないといけない」

帝京長岡高FW晴山岬(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 帝京長岡1-0仙台育英 等々力]

 3戦連発こそならなかったが、開始早々のアシストで新潟の歴史を切り開いた。帝京長岡高FW晴山岬(3年/町田内定)は「最後の大会でのベスト4はすごく嬉しい。ただここまで来たからには優勝しないといけないと思う」と力を込めた。

 帝京長岡にとってはMF小塚和季(現大分)らを擁した2012年度、晴山が2年次だった前回大会に続いて3回目となる準々決勝。新潟県勢にとっても、約30年間にわたってたびたび阻まれ続けてきた8強の壁だった。「ベスト8からが勝負」。大会前からそう位置付けていた一戦を、晴山やMF谷内田哲平(3年)ら黄金世代が見事に突破した。

「この試合にかける思いとして、1年間ここを目指してやってきた。ここに勝つことを目指してやってきた。1年間苦しいこともあったけど、やってきて良かったと思う」。1日50本以上というヘディング練習、屈強な守備陣に競り負けないための筋力トレーニング。前回大会からひと回り大きくなって帰ってきた18歳は一つ一つの努力を誇った。

 そんな晴山の成長を支えていたのは、自身の周囲にあった“歴史”だった。帝京長岡に大きな憧れを持ったのは12年度の8強世代がきっかけ。「小学校でベスト8を見てから長岡に行きたいと思った。自分の目標が憧れに変わる中で、先輩の思いも背負って戦っていた」。当時から事実上の育成組織にあたる長岡ジュニアユースに所属していたが、選手権への強い熱意が芽生えた。

 自身は長岡Jrユース時代の中学2年生から、帝京長岡の一員としてプリンスリーグ北信越の公式戦に出場。「その経験値は(普通の)中学生にはないことだと思う。そうやって出させてもらったことで今の自分があると思っている。ありがたい環境だった」。そうした感謝も感じつつ「自分たちが歴史を変えないといけないという使命感」を育てていった。

 そうした歴史への思いは、未来にも及んでいる。自らが最初の8強世代に憧れる子どもだったように、いま晴山たちに憧れながら長岡でサッカーに取り組む子どもたちが大勢いる。「そういう子たちがいるのを一番に考えている。自分たちが目標であり、夢を与えられる選手にならないといけない」。自らのキャリアだけでなく、地域も背負って戦っている。

 だからこそ、この挑戦を最高の形で結実させたい意欲は強い。「準決勝のサッカー次第でここでやりたい人が増えるかもしれないし、自分たちのサッカーを出さないといけないと思う。山田に勝てば、山田に勝つとかあるんだってイメージが強くなるはず」。準決勝の相手は王者・青森山田。晴山岬は地域のため、未来のために勝ちにいく。

(取材・文 竹内達也)
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小学年代の仲間が高校選手権で激突!青森山田DF藤原優大は昌平DF西澤寧晟から日本一託される

健闘を称え合った青森山田DF藤原優大(左)と昌平DF西澤寧晟(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

 試合後、スタンドへの挨拶を終えた両イレブンがロッカールームへと戻ってくる。勝利した青森山田高(青森)のメンバーが先に引き上げると、DF藤原優大(2年)は一人ピッチへの出入口のところで戻ってくる昌平高(埼玉)メンバーの誰かを探しているようにピッチのほうを見つめていた。昌平の背番号2に近づくと、藤原は泣き崩れるDF西澤寧晟(3年)を支えて声を掛け合い、西澤から「絶対日本一になってくれ」という思いを託された。

 藤原と西澤は学年が1つ異なるが、小学生のときにリベロ津軽SCでプレーしていた。その後、2人は別の道に進む。藤原は青森山田中学から青森山田高校へ。西澤はリベロ津軽SC U-15から県外の昌平高校に進学。「青森山田に勝ちたかった」「サッカーが魅力的だった」という理由からだった。「1コ上だったんですけど、本当に仲良くて。サッカーをするのは久しぶりで、僕が5年生でテルが6年生のとき以来くらいですかね。連絡をとって『楽しもうぜ』という話をしていて。テル(西澤寧晟)がいたから楽しかった」と藤原は表情を明るくした。

 青森山田は昌平戦にあたって1トップのFW小見洋太(2年)を、「背後の抜け出しが上手で、何本も試合を見たんですけど、相当動き出しがいい」と警戒。「シュートを打たせない」ことを意識したという藤原は、2回戦で5本、3回戦では6本ものシュートを放っている小見に対し、前半は1本のシュートも打たせなかった。

 攻撃陣が爆発し、3-0で前半を折り返した青森山田は「後半の最初20分間を(失点)ゼロでいこう」と黒田剛監督に送り出されたが、後半9分に中央を突破されて失点。さらに、35分にはミスから2点目を献上したが、昨年12月のある試合での経験がチームに自信をもたらしていた。

「自分たちの最高のゲームだった」「基準になっている」と藤原が挙げるのが、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019 ファイナルでの名古屋グランパスU-18戦だ。この日と同じ3-2のスコアで勝利し、2度目のプレミアリーグチャンピオンシップ王者に輝いた。GK佐藤史騎(3年)も「名古屋より強いチームは、プレミアリーグ(EAST)でも見たことがないです」というほどの強敵で、「名古屋戦の勝利を自信に、今日の試合もがんばれました」(佐藤)とチームの糧になっている。

 昌平の1点目は小見が起点になったが、終わってみれば前後半通じて昌平の11番をシュート2本に抑えた。「自分の中では手応えをつかめた試合」と藤原。かつての仲間である西澤の果たせなかった日本一という夢へ突き進む。

(取材・文 奥山典幸)
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“堅守の矢板”復活の連続無失点! 主将CB長江「見返してやろうと」昨年度上回るベスト4

矢板中央高(栃木)の守備陣を率いる主将DF長江皓亮(3年)
[1.5 選手権準々決勝 矢板中央高 2-0 四日市中央工高 駒沢]

 大舞台で“堅守の矢板”を取り戻した。鵬学園戦(2-0)に続いて、2試合連続完封を達成した矢板中央高(栃木)。風上に立った前半に2得点を奪うと、強固な守備ブロックを構築し、四日市中央工の反撃をシャットアウト。最後まで隙を見せず、昨年度の8強を上回る4強進出を成し遂げた。

 矢板中央といえば伝統の堅守が持ち味だが、プリンスリーグ関東の失点は昨年度の22失点に対して、今年は44失点。県予選は全4試合で失点し、選手権1回戦、2回戦でも失点が続いた。しかし、ここにきて“堅守の矢板”復活を印象付ける2試合連続の無失点。守備陣を統率した主将のCB長江皓亮(3年)は「メンタルの変化も大きいと思うんですが、バックラインやGKが中心になって、コーチングが増えたのも大きかったと思います」と好調の要因を挙げた。

 チームの原動力となっているのは「見返してやろう」という反骨心だ。県3冠を達成したが、昨年度のチームが優勝したプリンスリーグ関東で一転、最下位に甘んじた。「周りの評価も低かったので『絶対に見返してやろうぜ』と話していました」(長江)。県予選ではできなかった理想の勝ち方を、全国の舞台で実現させた。

 “闘将”と呼ばれた昨年度のCB白井陽貴から主将を引き継いだ。白井からは準々決勝前に「後悔せずに楽しんでやれ」「埼スタは行くから絶対勝ってよ」とエールをもらった。この試合も最終ラインの中央から声を張り、フィジカルを生かした堅守を構築。長江は体を投げ出してシュートブロックに徹し、キャプテンシーを発揮。「最初は白井のように声を出すタイプではなかったですが、ここにきたらすごくいい。成長しますね」と高橋健二監督も目を細めた。

 県予選からギリギリの試合をモノにして勝ち上がり、チームは大会中にも成長を遂げている。比較されてきた昨年度を上回り、歴代最高に並ぶベスト4。「自分たちは日本一を目指している。次もしっかり勝ってファイナルまでいきたい」(長江)。“らしさ”を取り戻した矢板中央はまだ先にある目標に向かい、埼スタに乗り込む。

(取材・文 佐藤亜希子)
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痛恨パスミスも…青森山田MF古宿は崩れず「声で助け合うチームメートがいる」

青森山田高MF古宿理久(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

 3ゴールを奪った前半から一転、後半の青森山田高は厳しい戦いを強いられた。その発端となったのはボランチの一角を担うMF古宿理久(3年/横浜FC内定)の失点につながるパスミス。背番号6は「視野が狭くなってしまったのは今日の改善点」と準決勝に向けての課題を口にした。

 3-0で迎えた後半9分、右サイドでビルドアップを続けていた古宿のパスが昌平高FW小見洋太(2年)に奪われると、そこからMF須藤直輝(2年)のゴールを許した。これで勢いを増した昌平には35分にも追加点を献上。最後は粘り強く時間を使いながら守り抜いたが、1失点目は形勢が入れ替わるターニングポイントとなった。

「あの場面は自分のパスの弱さのミス。もっと速いボールをつければ良かった。あまり11番(小見)も見えていなかったので通ると思っていたけど、もっとボールを走らせたり、見えていれば逆を取って違う選手につけていたり、もうちょっと顔を上げて周りが見えていれば良かった」。試合後、古宿は自らのミスを仔細に振り返った。

 もっとも、その後のプレーで精神的に持ち崩した様子はなく、「逆に自分がやってやろうという思いが強くなった」という安定感も見せつけた。「勝つことだけをやっていたので、最初は気にしたけど、やっている中で改善はできた」。ミスを悔いても取り戻すことはできない。勝利という絶対的な目標のため、背番号6は自らの仕事をやり抜いた。

 そうした切り替えの背景には、チームメートの支えもあった。青森山田はそれぞれの失点直後、GKも含む11人全員が自陣中央に集まり円陣を形成。「切り替えられるような声かけだったり、次次!という感じで、失点したところには触れないで次に行こう!と」。内容をそのように明かした古宿は「困った時は声で助け合うチームメートがいる」と仲間の存在を誇った。

 これで昨季に続いて準決勝に進出。「個々の能力は去年より劣っている部分はあるけど、チーム力は自分たちの特長」という集団で連覇を狙う。準決勝までは中5日。「この雰囲気をなくさないようにしようとしている。体を休めながら心は準決勝モードに切り替えられるようにしたい」と心身ともに良い準備をし、初優勝を狙って挑んでくる帝京長岡戦に臨む。

(取材・文 竹内達也)
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Jリーグ移籍報道も…マンC司令塔、新天地はベッカム共同オーナーの米クラブか

ダビド・シルバの新天地はアメリカ?
 マンチェスター・シティに所属する元スペイン代表MFダビド・シルバ(33)の新天地にアメリカが浮上している。イタリア『トゥット・メルカート・ウェブ』が報じた。

 バレンシアの下部組織育ちのシルバは、エイバルとセルタへの期限付き移籍を経て、2010年6月にシティに加入。足もとの技術に優れ、視野の広さをいかしたゲームメイクなど、同クラブの司令塔としてここまで公式戦414試合で73ゴールを記録しており、4度のプレミアリーグ優勝を含む10個のタイトル獲得に貢献してきた。

 シルバは今季限りでの退団が決まっており、新天地としてJリーグも浮上している中、『トゥット・メルカート・ウェブ』はアメリカ行きの可能性を指摘。その移籍先候補に、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミを挙げている。

 報道によると、シルバは2020シーズンからアメリカMLSに新規参入するインテル・マイアミとすでに口頭合意に達している模様。正式入団に向けて、順調に交渉が進んでいるという。

 過去に故郷のクラブであるラス・パルマスでのプレーを希望していると報じられたシルバ。世界屈指の名手は来シーズンどこでプレーすることになるのだろうか。

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4戦連続無失点支える主将が先制ヘッド!!静岡学園DF阿部「一発決めたいと思っていた」

先制点を決めた静岡学園DF阿部健人がチームメイトとハイタッチ
[1.5 選手権準々決勝 徳島市立高 0-4 静岡学園高 駒沢]

 4試合連続完封勝利で23年ぶりの準決勝進出を決めた静岡学園高(静岡)の堅守を支えるキャプテンが先制点を叩き込み、攻守でチームを引っ張った。前半16分、MF井堀二昭(3年)の左CKにDF阿部健人主将(3年)が合わせる先制ヘッド。「5月ぐらいから点を取ってなくて、一発決めたいと思っていた」と今大会初ゴールを素直に喜んだ。

 今大会ここまで無失点で、全国高校総体を含めると全国大会6試合中5試合で無失点を記録していた徳島市立の堅守をセットプレーでこじ開けた。ここまで3戦11発の静岡学園は1回戦の岡山学芸館戦(○6-0)で井堀が直接FKを決めていたが、CKやFKにだれかが合わせて得点する形はなかった。前日練習では再三、セットプレーを確認。その成果がいきなり表れた。

 前半22分にも井堀の左FKからFW岩本悠輝(3年)がヘディングで追加点。「ずっと課題だった」(阿部)というセットプレーで2点を奪い、試合の主導権を握った。「去年の先輩方は背が高い選手も多かったけど、自分たちは大きくないので、(セットプレーを)突き詰めてやろうと、プリンスリーグ開幕当時から練習前に自分たちで集まってセットプレーの練習をしたり、映像を見て研究したりしてきた」。課題を克服するため、意識的に取り込んできたことで、選手権という大舞台で強力な“武器”へとなった。

 本職の守備でも徳島市立をわずかシュート2本に抑え、4試合連続の無失点。この日ハットトリックの岩本は前線からのハイプレスも光り、右サイドのMF松村優太(3年、鹿島内定)も献身的な守備でチームに貢献していた。阿部は「両ウイング(松村、MF小山尚紀)と岩本が前線から守備をしてくれて、前線には助けられている」とチームメイトへの感謝を口にしながら、「大舞台で無失点というのはチームとして誇れる部分」と胸を張った。

(取材・文 西山紘平)
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青森山田出身のバスケス・バイロン、チリ1部リーグへ移籍?いわきFCがオファー明かす

いわきFCに所属するFWバスケス・バイロン
 いわきFCに所属するFWバスケス・バイロン(19)がチリ1部リーグの複数クラブからオファーを受けているようだ。5日、クラブが発表している。

 日本育ちのバイロンはチリ国籍を有するサイドアタッカー。2018年度の全国高校サッカー選手権では青森山田高の一員として全国制覇を経験し、卒業後に加入した東北社会人サッカーリーグ1部のいわきFCでは、主力としてJFL昇格に大きく貢献した。

 クラブ発表によると、バイロンはプリメーラ・ディビシオン(チリ1部リーグ)の複数クラブからのオファーに対する諸手続きのため、今月6日よりチリへ渡航するという。

 バイロンは自身のツイッター(@endress_7_11_18)を通じて「自分の目標や夢の為に、自分で道を切り拓きます。僕を理解してくれたいわきFCに感謝します。チリに気を付けて行ってきます。日本の皆さん!引き続き僕の応援を宜しくお願いします」と綴っている。

 過去に「最終的にはヨーロッパでプレーして、チリ代表になりたい」と語っていたバイロン。夢への第一歩として、まずは母国リーグへの移籍実現を目指すようだ。

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いわきFCに所属するFWバスケス・バイロン
 いわきFCに所属するFWバスケス・バイロン(19)がチリ1部リーグの複数クラブからオファーを受けているようだ。5日、クラブが発表している。

 日本育ちのバイロンはチリ国籍を有するサイドアタッカー。2018年度の全国高校サッカー選手権では青森山田高の一員として全国制覇を経験し、卒業後に加入した東北社会人サッカーリーグ1部のいわきFCでは、主力としてJFL昇格に大きく貢献した。

 クラブ発表によると、バイロンはプリメーラ・ディビシオン(チリ1部リーグ)の複数クラブからのオファーに対する諸手続きのため、今月6日よりチリへ渡航するという。

 バイロンは自身のツイッター(@endress_7_11_18)を通じて「自分の目標や夢の為に、自分で道を切り拓きます。僕を理解してくれたいわきFCに感謝します。チリに気を付けて行ってきます。日本の皆さん!引き続き僕の応援を宜しくお願いします」と綴っている。

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[MOM3143]帝京長岡MF谷内田哲平(3年)_「追い込まれた」“14”が新潟の歴史を変えた

帝京長岡高MF谷内田哲平(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 帝京長岡1-0仙台育英 等々力]

 試合開始早々の“一発回答”だった。前半1分、帝京長岡高を新潟県勢初の全国ベスト4に導く決勝ゴールを決めたのは、3回戦・神戸弘陵高戦でハーフタイムに途中交代となっていたMF谷内田哲平(3年)。試合後には「追い込まれた状況だった。シンプルに結果を残すしかないと思っていたのでホッとしている」と心境を振り返った。

 帝京長岡の黄金世代をまとめる主将であり、伝統の『14』を背負う大黒柱。プレーヤーとしての評価も高く、巧みな技術と豊富なプレービジョンを武器に来季の京都サンガF.C.加入が決まっている有望株だ。ところが今大会では初戦・熊本国府高戦(○3-0)でハムストリングを痛めるなど「コンディションが上がらない」中での出場が続いていた。

 初戦と連戦で行われた3回戦では、前半40分間を終えたハーフタイムに途中交代。「(監督からは交代理由で)何かを言われてはいないけど、コンディション的にも良くなかったし、プレーも良くなかった。代えられた時は素直に受け止めていた」。無力感を覚えながらもベンチで戦況を見守った背番号14は「1日の休みで戻す」べく、中1日での準々決勝に向けて全てをかけてきた。

 帝京長岡にとっても8強戦は一つの目標だった。昨季は準々決勝で尚志高に敗れており、新潟県勢初の4強入りに向けては「ここが勝負」のステージ。だからこそ、故郷を背負って戦ってゴールを決めた谷内田は「毎試合ヒーローが変わる中、今日はたまたま自分が得点できたけど、チーム全員で勝てたので良かった」。自らの活躍よりも、まずはチームで成し遂げた偉業を誇った。

 その上で「最初に歴史を変えられた『14』になることができたのはうれしい」と笑み。14番は初めて8強を入りを果たしたMF小塚和季(現大分)も背負ってきたエースナンバーだが、先輩と同じ長岡ジュニアユースFCから育ったMFは「結果を残す番号だと思うので、今日みたいな結果を残したい」と新たな活躍へのモチベーションも語った。

 そうした悲願成就の一戦を経て、ここからは帝京長岡にとっても新潟県勢にとっても未知の領域となる。準決勝の相手は前回王者の青森山田高。「強いというイメージしかない。山田を倒してこそ日本一だと思っているので、いい相手だと思う」。黄金世代の大黒柱はこれまでどおり、チャレンジャー精神で向かっていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
●【特設】高校選手権2019

廣末陸に憧れ、飯田雅浩を尊敬する青森山田GK佐藤史騎「一戦一戦戦っていればタイトルはついてくる」

Jクラブから高体連に進んだ青森山田高GK佐藤史騎(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

「思いがけなかった」。青森山田高(青森)は昌平高(埼玉)との準々決勝の前半を3-0で折り返した。しかし、GK佐藤史騎(3年)は昨夏の記憶を忘れてはいなかった。「去年のインターハイで2点取った後に4点取られてしまったので、そういうことが起こるかもしれない」。2-0から2-4にひっくり返された昌平とのインターハイ2回戦と同じ轍を踏むわけにはいかなかった。

 そして、後半に入り昌平が9分に1点を返し、終了5分前には追加点を挙げられ、1点差まで詰め寄られてしまった。3-3でのPK戦。佐藤の頭にはスタンドから見ていた昨年度の準決勝・尚志戦の記憶がよぎった。FW染野唯月にハットトリックを許すも、青森山田がPK戦を制して決勝進出を決めた試合だ。「PK戦でも負ける気はしなかったんですけど、1点リードしていましたし、絶対に失点しないぞという気持ちでやっていました」。PK戦への心配は杞憂に終わり、青森山田の2年連続の準決勝進出が決まった。

 中学年代は横浜FCジュニアユースに所属していた佐藤は、高校年代では青森山田でプレーすることを決意する。きっかけは4年前の選手権3回戦、ニッパツ三ツ沢球技場で行われた青森山田対桐光学園だった。2-2で迎えたPK戦で、桐光学園のエースだったFW小川航基(水戸)のキックをストップしチームを勝利に導いたのが、当時2年生のGK廣末陸(FC東京→町田)だった。「ああいう選手になりたい」。中学2年生の佐藤は突き動かされた。そして、「このチームに入りたい。ここで選手権に出たい」という思いが大きくなり、青森山田の門を叩くことになった。

 今年度の青森山田の正GKを託される佐藤は、昨年度の選手権優勝キャプテンであり、守護神として優勝に大きく貢献した、1学年先輩のGK飯田雅浩(現国士舘大)からアドバイスを受けることもあるという。「調子が上がらないときに相談したんですけど、『自分の調子は気にせず、仲間と話して、いっぱい食べて、いっぱい寝ることが大事』だと言われて。そしたら、少しずつパフォーマンスが上がってきたので、やっぱり飯田選手は違うなと思いました」と尊敬の念を抱いている。

 連覇が懸かる青森山田は頂点まであと2勝のところまできた。最後に選手権連覇が達成されたのは2001年度で、徳永悠平、徳重健太、渡邊大剛、柴崎晃誠らを擁した国見(長崎)以来18年ぶりとなる。奇しくも現在の高校3年生が誕生したのが、2001年度だ。「そうなんですか」と少し驚いた表情を見せた佐藤は、「連覇をできるのは自分たちだけなんですけど、連覇はあまり意識せず、一戦一戦戦っていればタイトルはついてくると思うので、目の前の試合に全力を尽くしたいと思います」と、11日の準決勝・帝京長岡戦に標準を合わせる。

 廣末陸、飯田雅浩に続く選手権優勝GKに名を連ねることができるか……。廣末、飯田がそうしてきたように、青森山田3度目の優勝には守護神の活躍が欠かせない。

(取材・文 奥山典幸)
●【特設】高校選手権2019

四中工の17番背負った鳥取内定FW田口「悔いや後悔が残らないということはない」

四日市中央工FW田口裕也
[1.5 選手権準々決勝 矢板中央高 2-0 四日市中央工高 駒沢]

 伝統の17番を背負い、最後まで走り抜いた。ベスト8敗退に終わった四日市中央工高(三重)のFW田口裕也(3年、鳥取内定)は「悔いや後悔が残らないということはない。ああしておけばよかった、こうしておけばというのはあるけど、それも含めて自分の実力だし、チームの実力だと思う」と敗戦を受け止めた。

 1回戦の日大明誠戦(○3-1)、2回戦の松本国際戦(○2-1)と2試合連続ゴール。昨年1月の新チーム始動日に“Bチーム落ち”を宣告され、1週間ほど練習に参加できない時期もあった。それでも友人や家族らに支えられ、練習復帰。3月にAチーム復帰を果たすと、エースナンバーの17番を与えられた。

「今思えば、考え方も甘かったし、自覚の面でも試合に使ってもらうのが当たり前だと思っていた。幼かった」。昨年度の全国選手権でも初戦の秋田商戦に先発起用されながら、無得点のまま途中交代し、チームも1回戦敗退。精神面でも1年前とは見違えるほど成長した田口が最前線でチームを引っ張り、6大会ぶりの8強まで導いてきた。

 卒業後はJ3鳥取に入団する。「次の舞台はプロという自分の夢でもあるし、常に勝負の世界。切り替えてやっていきたい」。次のステージを見据える田口は「絶対にJ2に昇格する。自分がスタメンで出て、点を取って、昇格させたい。開幕スタメンを狙っていきたい」と強い決意で言った。

(取材・文 西山紘平)
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東京Vのルーキー、MF森田晃樹が契約更新…プロ1年目でリーグ戦24試合3得点を記録

森田晃樹と契約更新
 東京ヴェルディは5日、MF森田晃樹(19)との契約更新を発表した。

 下部組織育ちで2019年にトップチームに昇格した森田は、プロ1年目でリーグ戦24試合3得点を記録。天皇杯1試合にも出場した。

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清水キャプテンのMF竹内涼が契約更新

清水のキャプテンを務めた竹内涼
 清水エスパルスは5日、MF竹内涼(28)との契約更新を発表した。2012シーズンに北九州に期限付き移籍したものの、2009年から清水に在籍している竹内は、今季キャプテンを務め、リーグ戦30試合に出場した。

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[MOM3141]静岡学園FW岩本悠輝(3年)_謙虚に「自分はハルの代わり」も、3発で得点ランク首位タイ浮上!

前半終了間際、2点目を決めた静岡学園高FW岩本悠輝(右)がアシストのMF松村優太と“かめはめ波パフォーマンス”
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.5 選手権準々決勝 徳島市立高 0-4 静岡学園高 駒沢]

 本人は謙虚に「自分はハルの代わり」と繰り返す。だが、もはや“代役”の枠には収まらないような大活躍だ。静岡学園高はFW岩本悠輝(3年)がハットトリックを達成。これで今大会の得点数を5へ伸ばし、得点ランキング首位タイに浮上した。

 まずは前半16分、MF井堀二昭(3年)の左FKをニアでヘディングシュート。これがファーサイドのポストを叩いてゴールに吸い込まれる。「カズ(井堀)のボールが結構良くて、前の日から練習していて触ったら入ると思っていた」というゴールで波に乗ると、前半終了間際にはMF松村優太(3年)の右クロスを頭で叩いて2点目のゴールを奪った。

 そして、アシストの松村とともに“かめはめ波パフォーマンス”。岩本は、後半22分にも左SB西谷大世(3年)のクロスのこぼれ球から右足シュートを決めてハットトリックを達成した。「カズ(井堀)もナオキ(MF小山尚紀)も決めれて自分も決めたいなと思っていたので、決められて良かったです」。50m走6秒ジャストの俊足ストライカーは相手のマークを外す動きからゴールを連発。3得点という結果に加えて守備の貢献度も非常に高かった。

 チームの1点目、2点目はいずれも岩本の献身的な守備によって獲得したセットプレーから生まれたものだ。3点目も岩本を含めた数人でボールを奪い返してからのショートカウンターで岩本が決めたゴール。スピードを活かして相手DFとの距離を詰めてボールを引っ掛けるなど、岩本は攻守両面で存在感を発揮していた。

 岩本は「県予選はハル(加納大)が出ていて、自分はハルみたいに(前線でボールを)収めることができない。自分は走ることが結構得意なので、守備の部分で貢献できて良かった」。これまで、静岡学園のCFは高校入学前から注目されていたFW加納大(2年)で、選手権予選決勝でも2得点を奪うなど活躍をしている。

 だが、県予選後に加納が負傷。代わりにチャンスを得たのが岩本だった。岩本は「本当はハルが先発なので、ハルが怪我している分、自分がやらないといけないと思っている。自分も最後の大会なので、ここで活躍できたら良いと思っているので頑張っています」。加納もコンディションを上げてきているが、岩本は“自分が出続ける”という気持ちを表現するようなプレーを続けている。

 その岩本の気持ちは川口修監督にも伝わっていた。「それは物凄く感じますね。出るために自分が一発やるしかないと。自分で、人ができないくらい走って、自分が一発決めるしか無いと思って走っている。それが良い方向に出ている」と頷く。ここから準決勝までまた競争。岩本はここで満足するのではなく、準決勝の先発も全力で奪いに行く。

 大阪市ジュネッスFC時代に静岡学園から声がかかり、練習試合でその足元の上手さを見て、自分の課題を向上させることも目指して進学を決めた。技術面では他の“上手いヤツら”には敵わない。だが、「違い出すためには僕はオフの動き」と積み上げてきた武器や献身性で今、結果を残している。3得点したあとも謙虚に“代役”という言葉を発していたが、全国での得点王の可能性も十分。この日“主役”となった俊足FWがまだまだ全国舞台で走り回り、ゴールを奪う。 

(取材・文 吉田太郎)
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[MOM3142]青森山田MF浦川流輝亜(3年)_「名前のように輝け!」父の激励受けた“影の存在”が1G1A

青森山田高MF浦川流輝亜(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

「もっと輝け!」——。父親からの願いを胸に戦った背番号8が、全国準々決勝の大舞台で1ゴール1アシストという結果を残した。青森山田高MF浦川流輝亜(3年)は「なかなかプレミアリーグでも点が取れてなかったので、率直にうれしい」とほおを緩めた。

 まずは前半10分、右サイドを駆け上がったMF松木玖生(1年)のクロスに反応すると、右足シュートは相手GKに阻まれるも、跳ね返りを拾って左足で沈めた。「フリーだったので落ち着いてGKの動きを見て逆を取れたので良かった」。ゴール前でも周囲が見えている冷静さが光った。

 次は2-0で迎えた前半終了間際、今度はMF武田英寿(3年/浦和内定)のフィードを左サイドで受けると、自慢のクロスを蹴り込んだ。「毎日練習してきた。あそこに入れられたのも日頃の努力の成果」。後方から走り込んだ武田のヘッドを導き、勝利を手繰り寄せる3点目につなげた。

 前回王者の左サイドを担う浦川は、今大会ここまで2試合無得点に終わっていた。「自分の役割は点取ることよりもハードワーク。影の存在が自分であるべきだと思っていた」。そうしたキャラクターを自認しつつも、ノーゴールについて「周りからは言われていた」という。

 とりわけ父からは「お前、輝くって名前に入ってるんだから少しは輝け」というユニークな激励も受けていた。そのため、この日の1ゴール1アシストは「結果を残せていなかったので、そういうお父さんの思いもあったので今日は良かった」という親孝行にもつながる活躍となったようだ。

 昨季は2回戦・草津東戦でわずか5分間のみの出場。同学年の武田はスタメンを張っており「悔しい気持ちもあった」という。そのため「今年は自分でやってやろうという気持ちがある」という浦川は埼玉スタジアムで迎える準決勝に向けて「去年はピッチに立てなかったけど、今年は立てると思う。また結果を残せると思うし、優勝したい」といっそうの意気込みを見せる。

 目指すは“影の存在”としても評価を積み上げてきたプレミアリーグ王者としてのプレーだ。「(準決勝進出が決まって)ここからが難しくなってくると思うけど、自分たちがプレミアを取ったので、堂々と王者の風格を表していければ」。ようやくチームに得点をもたらした背番号8が埼玉の地でも輝きを放つ。

(取材・文 竹内達也)
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千葉、2選手との契約更新を発表

契約を更新したアラン・ピニェイロ
 ジェフユナイテッド千葉は5日、FWアラン・ピニェイロ(27)とDF鳥海晃司(24)との契約更新を発表した。

 今季加入したA・ピニェイロはリーグ戦26試合2得点を記録。クラブ公式サイトを通じて「ジェフで2年目のプレー、1年目より良い年になると確信していますし、とても意欲的な気持ちです。仲間と力を合わせ優勝できるよう頑張ります。よろしくお願いします」と意気込みを語った。

 鳥海は明治大を経て、2018年に千葉に加入。今季リーグ戦24試合に出場。クラブ公式サイトを通じて「2020シーズンもジェフの一員として闘えることを非常にうれしく感じています。J1昇格という目標に向けて、自分の持てる力を全て注ぎたいと思います。熱い応援をよろしくお願いします!」とコメントしている。

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鳥栖のプレーメーカー、MF原川力が契約更新

原川力が契約更新
 サガン鳥栖は5日、MF原川力(26)との契約更新を発表した。

 2017年1月に川崎Fから加入した原川は、今季リーグ戦31試合で4ゴールを記録。クラブ公式サイトを通じて「今年もサガン鳥栖でプレーできることを嬉しく思います。チームの勝利に貢献できるように努力をし続けていきます。またスタジアムで会いましょう!」とコメントしている。

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「僕にとって特別なクラブ」新潟シンガポールGK福留健吾が地元・鳥取に加入

 ガイナーレ鳥取は5日、GK福留健吾(32)がアルビレックス新潟シンガポールより完全移籍加入することを発表した。

 関西大を卒業後、ドイツで経験を積んだ福留は、2015年9月に水戸に加入。沼津を経て、今季は新潟シンガポールでプレーしていた。

 クラブ公式サイトを通じて「まず、前身のSC鳥取時代から憧れであった故郷のクラブの選手になれた事を誇りに思います。そして、多くの思い出の詰まったバードスタジアムでプレーする事を楽しみにしています。ガイナーレ鳥取は僕にとって特別なクラブです。リーグ優勝、そしてJ2昇格を何としてでも達成したいです。そのために、自分がこれまでの人生で培った全てを尽くして、熱いパフォーマンスを披露します!クラブのために、地域のために全力で戦います。一緒にガイナーレ鳥取と地域を盛り上げて、夢を実現させましょう!」とコメントしている。

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兄・浅野拓磨が見守る中…六男の四中工FW快斗は無念敗退、ドイツにサッカー留学へ

後半開始から出場し、最後までゴールを目指した四中工MF浅野快斗(3年)
[1.5 選手権準々決勝 矢板中央高 2-0 四日市中央工高 駒沢]

 四日市中央工高(三重)は前半の2発に沈んだ。日本代表FW浅野拓磨(パルチザン)の実弟・MF浅野快斗(3年)は後半開始から途中出場。両親と兄・拓磨、妹が見守る中、無念の8強敗退となった。

 兄・拓磨は四中工時代に11年度大会で準優勝し、6戦連発7得点で大会得点王に輝いた。「特別な場所。人を変えるし、その先の人生も変わる」というアドバイスを受けて臨んだ選手権。試合前には「いつも通り頑張れよ」と家族のグループラインにメッセージが届いた。

 浅野家六男の快斗もスピードを生かした背後への抜け出しが持ち味だが、ベタ引きする矢板中央に苦戦。後半20分には右クロスに頭で合わせ、ドリブルでも果敢に仕掛けたが、ゴールが遠かった。試合後はピッチで涙をこぼし、「結果を出せないで終わった。チームのみんなには申し訳ない」と悔しさをにじませた。

 卒業後はドイツにサッカー留学へ。就職するか悩んでいたが、家族に相談した末に「やる気があるなら応援する」と兄・拓磨がサポートしてくれることが決まった。「拓磨の人柄を尊敬します」。今後は現地でトライアウトを受け、道を切り拓く。「選手権を目指して四中工に入って、3年目でようやくこういう場に立てた。短かった」と振り返る高校3年間の経験を生かし、新たなステージにチャレンジする。

(取材・文 佐藤亜希子)
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名古屋が湘南FW山崎凌吾を完全移籍で獲得「2020年素晴らしい年にしましょう!」

名古屋が山崎凌吾を獲得
 名古屋グランパスは5日、湘南ベルマーレからFW山崎凌吾(27)が完全移籍で加入することを発表した。

 鳥栖、徳島を経て、2018年7月に湘南に加入した187cmの山崎は、今季リーグ戦31試合で5得点を記録。クラブ公式サイトを通じて「名古屋グランパスの一員になれることを大変嬉しく思います。熱気に満ち溢れるグランパスファミリーの皆様の前で戦えることを今からとても楽しみです。2020年素晴らしい年にしましょう!よろしくお願いします」と挨拶した。

 また、1年半在籍した湘南を通じては以下のようにコメントしている。

「この度、名古屋グランパスに移籍することになりました。2018年夏の加入にも関わらず、温かく迎えて下さった湘南ベルマーレに関わる全ての皆様に心から感謝しています。湘南ベルマーレに来て、いろいろな経験をさせていただきました。その中でもルヴァンカップ優勝という新たな歴史を作ったメンバーの一員になれたことは僕の誇りです。

 自分にとって湘南ベルマーレはみんなで助け合い、ときにはぶつかり、困難なことも何度も乗り越えていくことができるチームでした。そんなチームだからこそ自分自身も監督、スタッフ、チームメイトと共に大きく成長することができたと感じています。

 そしてサポーターの皆様には、どんな時もいつも背中を押していただきました。最後まで走り抜くことができたのも、苦しい状況で残留できたこともサポーターの皆様の力が本当に大きかったです。感謝しています。
2020年から新たなチャレンジをすることに決めました。湘南ベルマーレを離れますが、これから先も自分らしく進んでいきます。1年半という短い間でしたがありがとうございました」

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「私が相手の監督でもつぶしに行く」四中工は3戦5発のMF森夢真が封じられ8強敗退

左足でシュートを狙う四日市中央工MF森夢真
[1.5 選手権準々決勝 矢板中央高 2-0 四日市中央工高 駒沢]

 ここまで3戦5発の背番号10が封じられた。四日市中央工高(三重)はMF森夢真主将(3年)が厳しいマークに遭い、沈黙。1回戦からの連続ゴールが止まり、チームの快進撃もベスト8でストップした。

 四中工の伊室陽介監督は「(森に対する厳しいマークは)当然。私が相手の監督でも彼をつぶしに行く」と指摘。そのうえで「森にマークが来たところで空いたスペースを使ったり、森自身も周りを使ったり、そういう工夫が足りなかった」と、チームとして矢板中央の堅守をこじ開けられなかったことを悔やんだ。

 前半12分、20分の失点で試合は難しくなった。後半は風上に立った四中工だが、矢板中央は人数をかけて守備を固め、スペースを与えない。森は「後半はほとんど相手がベタ引きで、やりづらさもあった。風上だったので遠くからでも打って、こぼれ球に詰めようと思っていたけど……」と、後半だけでシュート3本を打ったが、得点には結びつかなかった。

「相手のほうがセカンドボールへの反応も意識が高かった。最後、決め切るところも僕らよりまさっていた」。そう完敗を認めた森だが、大会を通じて四中工復活も印象付けた。1回戦から3回戦まで3試合連続ゴールで計5得点。「やっと輝けたというか、今までは全国に出ても何もできずに終わっていた。でも、チームとしてもっと上に行きたかった」と悔しさをかみ締めた。

(取材・文 西山紘平)
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FC東京、J3得点王・原大智&三田啓貴との契約を更新

J3得点王の原大智
 FC東京は5日、MF三田啓貴(29)とFW原大智(20)との契約更新を発表した。

 昨年7月に復帰した三田はJ1リーグ14試合で1得点を記録。ユース育ちの原はJ3リーグ30試合で19得点を挙げ、得点王に輝いた。

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FC東京、J3得点王・原大智&三田啓貴との契約を更新

J3得点王の原大智
 FC東京は5日、MF三田啓貴(29)とFW原大智(20)との契約更新を発表した。

 昨年7月に復帰した三田はJ1リーグ14試合で1得点を記録。ユース育ちの原はJ3リーグ30試合で19得点を挙げ、得点王に輝いた。

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[MOM3140]矢板中央FW多田圭佑(2年)_「スーパー2年生」がシュート2本で千金2発

2ゴールの活躍を見せた矢板中央FW多田圭佑
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.5 選手権準々決勝 矢板中央高 2-0 四日市中央工高 駒沢]

 チャンスを確実に生かした。前半、風上に立った矢板中央高(栃木)が効果的に得点を重ね、2点リードを奪ってからは持ち前のハードワークで四日市中央工(三重)の反撃をシャットアウト。FW多田圭佑(2年)の2ゴールが2大会ぶり3度目の4強へ導いた。

 前半12分、右サイドのMF柿崎貴翔(3年)が左足に持ち替えてゴール前にクロス。多田がオフサイドラインぎりぎりから飛び出し、ワントラップから右足で流し込んだ。

「すごくいいボールが来て、DFラインがボールウォッチャーになっていた。抜け出して決めるだけだった」。そうアシストに感謝した多田は1回戦の大分戦以来、3試合ぶり今大会2得点目。前半20分にはハイプレスから追加点を奪った。

 四中工の最終ラインでのビルドアップにプレッシャーをかけた多田がDF鐘ヶ江秀太(3年)からボールを奪取。そのままドリブルで持ち込み、GKとの1対1を制した。「DFラインのポゼッションのミスはずっと狙っていた。(相手の)トラップが大きくなったところを狙いどおりに取れた。芝が少しボコボコしていて、絶対にミスがあると思った」と胸を張る。

「裏への抜け出しとこぼれ球への反応」を自身の武器と話す多田について高橋健二監督は「抜けていったら思い切りがある選手で、パンチ力のあるシュートも持っている」と評する。夏の全国総体2回戦・丸岡戦ではPK戦で失敗し、チームが敗れる悔しさも味わった。この日はシュート2本で2ゴール。「プリンスリーグでもシュートを外す場面が多くて、ずっとシュート練習をやってきた。その成果が出た」(多田)と、大舞台で自身の成長を証明した。

 2年生FWの活躍に対し、先制点をアシストした柿崎は「スーパー2年生」と感謝の思いを口にする。「3年生ともっと長くやりたいし、次は埼玉スタジアムで試合ができる。絶対に自分が決めて、次も勝って、先輩方と優勝したい」と多田。過去2度の準決勝はいずれも敗戦。“三度目の正直”で初の決勝進出を成し遂げた先には悲願の日本一が見えてくる。

(取材・文 西山紘平)
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[MOM3140]矢板中央FW多田圭佑(2年)_「スーパー2年生」がシュート2本で千金2発

2ゴールの活躍を見せた矢板中央FW多田圭佑
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.5 選手権準々決勝 矢板中央高 2-0 四日市中央工高 駒沢]

 チャンスを確実に生かした。前半、風上に立った矢板中央高(栃木)が効果的に得点を重ね、2点リードを奪ってからは持ち前のハードワークで四日市中央工(三重)の反撃をシャットアウト。FW多田圭佑(2年)の2ゴールが2大会ぶり3度目の4強へ導いた。

 前半12分、右サイドのMF柿崎貴翔(3年)が左足に持ち替えてゴール前にクロス。多田がオフサイドラインぎりぎりから飛び出し、ワントラップから右足で流し込んだ。

「すごくいいボールが来て、DFラインがボールウォッチャーになっていた。抜け出して決めるだけだった」。そうアシストに感謝した多田は1回戦の大分戦以来、3試合ぶり今大会2得点目。前半20分にはハイプレスから追加点を奪った。

 四中工の最終ラインでのビルドアップにプレッシャーをかけた多田がDF鐘ヶ江秀太(3年)からボールを奪取。そのままドリブルで持ち込み、GKとの1対1を制した。「DFラインのポゼッションのミスはずっと狙っていた。(相手の)トラップが大きくなったところを狙いどおりに取れた。芝が少しボコボコしていて、絶対にミスがあると思った」と胸を張る。

「裏への抜け出しとこぼれ球への反応」を自身の武器と話す多田について高橋健二監督は「抜けていったら思い切りがある選手で、パンチ力のあるシュートも持っている」と評する。夏の全国総体2回戦・丸岡戦ではPK戦で失敗し、チームが敗れる悔しさも味わった。この日はシュート2本で2ゴール。「プリンスリーグでもシュートを外す場面が多くて、ずっとシュート練習をやってきた。その成果が出た」(多田)と、大舞台で自身の成長を証明した。

 2年生FWの活躍に対し、先制点をアシストした柿崎は「スーパー2年生」と感謝の思いを口にする。「3年生ともっと長くやりたいし、次は埼玉スタジアムで試合ができる。絶対に自分が決めて、次も勝って、先輩方と優勝したい」と多田。過去2度の準決勝はいずれも敗戦。“三度目の正直”で初の決勝進出を成し遂げた先には悲願の日本一が見えてくる。

(取材・文 西山紘平)
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京都がMFジュニーニョと契約更新、今季リーグ戦20試合2得点

ジュニーニョと契約更新
 京都サンガF.C.は5日、MFジュニーニョ(25)との契約更新を発表した。

 2018年7月に期限付き移籍で加入したジュニーニョは、今季から完全移籍に切り替わり、リーグ戦20試合で2得点を記録した。

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選手権4強決定!! 連覇狙う青森山田、静岡学園、帝京長岡、矢板中央が埼スタへ:準々決勝

浦和内定MF武田英寿(3年)のゴールが決勝点に
 第98回全国高校サッカー選手権は5日、準々決勝を行い、青森山田高(青森)と矢板中央高(栃木)、帝京長岡高(新潟)、静岡学園高(静岡)の準決勝進出が決定した。

 前回王者・青森山田は技巧派軍団・昌平高(埼玉)と対戦し、浦和内定MF武田英寿(3年)らのゴールにより3-2で逃げ切った。昌平はMF須藤直輝(2年)の追撃弾から怒涛の追い上げをみせたが、あと一歩及ばなかった。

 鳥取内定FW田口裕也(3年)を擁する四日市中央工高(三重)と対戦した矢板中央は、FW多田圭佑(2年)が2ゴールを挙げ、2-0で完封勝利。2大会ぶりのベスト4進出を果たした。

 Jリーグ内定者3人を擁し、2試合8得点と攻撃陣が好調の帝京長岡は、開始1分で京都内定MF谷内田哲平(3年)が先制ゴールを奪取。その後は追加点を奪えなかったが、1点を守り抜いて、新潟県勢として初の4強入りを決めた。

 静岡学園は徳島市立高(徳島)と対戦し、4-0で勝利。前半16分にDF阿部健人(3年)のゴールで先制すると、FW岩本悠輝(3年)がハットトリックを達成し、1996年度大会以来の準決勝に駒を進めた。

 なお、11日に埼玉スタジアム2002で行われる準決勝では、青森山田と帝京長岡、静岡学園と矢板中央が激突。試合時間はここまで80分(40分ハーフ)だったが、準決勝から90分(45分ハーフ)となる。

【準々決勝】
(1月5日)
[等々力陸上競技場]
青森山田 3-2 昌平
[青]浦川流輝亜(10分)、後藤健太(19分)、武田英寿(40分+2)
[昌]須藤直輝(49分)、山内太陽(75分)


帝京長岡 1-0 仙台育英
[帝]谷内田哲平(1分)

[駒沢陸上競技場]
矢板中央 2-0 四日市中央工
[矢]多田圭佑2(12分、20分)

徳島市立 0-4 静岡学園
[静]阿部健人(16分)、岩本悠輝3(22分、40分、70分)

【準決勝】
(1月11日)
[埼玉スタジアム2002]
青森山田 12:05 帝京長岡
静岡学園 14:20 矢板中央


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新潟の歴史を変えた!! 帝京長岡、開始1分の“J内定コンビ”弾で4強入り

新潟勢初の4強入りを果たした帝京長岡高
[1.5 高校選手権準々決勝 帝京長岡1-0仙台育英 等々力]

 第98回全国高校サッカー選手権大会は5日、準々決勝を行い、等々力競技場の第2試合では帝京長岡高(新潟)が仙台育英高(宮城)を1-0で破った。帝京長岡は新潟勢初の4強進出。11日の準決勝では連覇を目指す青森山田高(青森)と埼玉スタジアム2○○2で対戦する。

 圧倒的な技術の高さを活かして今大会2試合で8得点0失点という成績を残す帝京長岡に対し、堅守を武器に今大会3試合で2度のPK勝利を飾ってきた仙台育英が挑むという構図。日曜日の一戦に約1万5000人の観衆が詰めかけた中、帝京長岡が開始早々にスコアを動かした。

 前半1分、左サイドからのスローインを町田内定FW晴山岬(3年)がニアサイドで受けると、相手DFを背負いながらのターンでグラウンダークロスを供給。2列目右サイドからゴール前に飛び込んだ京都内定MF谷内田哲平(3年)がワンタッチで合わせ、ゴール右隅にコントロールシュートを流し込んだ。

 その後も帝京長岡が一方的に主導権を握り、晴山や谷内田が積極的にシュートを狙っていくが、精度を欠いて追加点とはならない。仙台育英は負傷したMF豊倉博斗(2年)に代わってMF明石海月(1年)が投入されるアクシデントもあったが、前半14分にはMF斉藤涼優(2年)のシュートがGK猪越優惟(3年)のビッグセーブに阻まれる決定機も見られた。

 そのまま拮抗した状態で迎えた後半、最初のチャンスも帝京長岡。3分、左に開いてパスを受けたFW矢尾板岳斗(3年)が右足ループシュートで狙ったが、わずかに右上へと外れた。仙台育英はサイドバックのロングスローを使って打開を狙うが、帝京長岡の愛媛内定DF吉田晴稀(3年)ら粘り強く守ってくるディフェンス陣をなかなか破れない。

 後半18分、仙台育英は明石の左足ミドルシュートが帝京長岡ゴールを襲うが、猪越が横っ飛びでセーブ。帝京長岡は19分、DF丸山喬大(3年)の果敢なボール奪取からMF田中克幸(3年)がドリブルで駆け上がるも相手守備陣に阻まれた。さらに21分、田中の右CKに丸山が頭で合わせたが、これもわずかに枠を外れた。

 後半27分、帝京長岡にビッグチャンス。自陣でボールをカットしたDF吉田勇介(3年)の縦パスをMF本田翔英(3年)が縦に流し、矢尾板が左サイドを駆け上がる。しかし、カットインから放ったシュートはGK佐藤文太(3年)がビッグセーブ。29分にも右サイドを崩した攻撃から波状攻撃を見せたが、フィニッシュの精度が足りなかった。

 それでも帝京長岡はこの日も堅守が光った。前線にFW山口蓮(3年)ら次々とフレッシュな選手を投入し、カウンター攻撃で圧力をかけてくる仙台育英の攻勢を最後まで許さず、3試合連続完封勝利。晴山、谷内田ら現3年生は前回大会の過去最高タイ8強にも大きく貢献した最強世代だが、集大成の一年で新潟県の歴史を変える4強入りを果たした。

(取材・文 竹内達也)
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徳島市立の堅守攻略!静岡学園が4発勝利で23年ぶりに準決勝進出!

前半16分、静岡学園高CB阿部健人が先制ヘッドを決めてガッツポーズ
[1.5 選手権準々決勝 徳島市立高 0-4 静岡学園高 駒沢]

 堅守攻略の静学4発4強入り! 第98回全国高校サッカー選手権は5日、準々決勝を行い、静岡学園高(静岡)がCB阿部健人主将(3年)の先制ヘッドとFW岩本悠輝(3年)の3得点によって4-0で徳島市立高(徳島)を破った。静岡学園は96年度大会以来23年ぶりとなる4強入り。1月11日の準決勝で矢板中央高(栃木)と戦う。

 2試合連続の無失点(インターハイを含めると全国大会6試合中5試合で無失点)で夏冬連続全国8強を果たした徳島市立と、今大会3試合を11得点無失点で勝ち上がってきたV候補・静岡学園との準々決勝。開始直後に徳島市立MF野口蓮太(3年)が右足シュートを打ち込んだが、その後は静岡学園がボールを支配する展開となった。

 静岡学園は伝統的に個々の技術力、インテリジェンスの高いチーム。加えて今年は、鹿島内定MF松村優太(3年)とMF小山尚紀(3年)という強力なドリブラーを擁し、攻撃から守備への切り替えの速さも特長としているチームだ。

 前半は敵陣に押し込んでボールを保持し続けながらも、守備に重きを置いて戦う徳島市立も簡単には穴を開けない。ミスパスをインターセプトして速攻に移ろうとしていた。だが、静岡学園は奪い返しが非常に速く、相手にカウンター攻撃を許さない。

 16分には左サイドで一度ボールを失いながらも小山と岩本の2人で奪い返してCKを獲得。この左CKをMF井堀二昭(3年)が右足で蹴り込むと、中央でタイミング良く跳躍した阿部が豪快に頭でゴールに叩き込んだ。

 静岡学園は21分にも敵陣左サイドで献身的にボールを追った岩本がFKを獲得。このFKを二堀が右足で蹴り込むと、岩本がニアで合わせる。このボールがファーサイドのポストを弾いてゴールに吸い込まれた。

 徳島市立はDF三倉頼真(2年)のロングスローなどからゴール前のシーンを作ろうとする。また、こぼれ球から間髪入れずにFW木村広也(3年)が右足シュートを放つなど追い風を活かしてミドルレンジからでも積極的にシュートを放っていた。

 だが、静岡学園は攻守で徳島市立を圧倒する。MF藤田悠介(3年)や二堀らがボールを奪い返すと、松村が個で2人、3人とかわしてクロスを上げきり、MF浅倉廉(3年)が絶妙なポジショニングでボールを受けてシュートに持ち込むなど攻め続ける。

 そして、39分、静岡学園は自陣でボールを奪い返し、右サイドへ展開。松村が縦に切れ込んでからクロスを上げると、ファーサイドの岩本が頭で決めて3-0とした。

 後半、徳島市立はボランチのMF川人太陽(3年)を前線へ上げて1点を返そうとする。右WB平佑斗(3年)のクロスや三倉のロングスローから反撃するが、後半も静岡学園ペース。最前線で献身的に走り続ける岩本を筆頭にハードワークを続け、随所でテクニックを発揮して見せる。

 静岡学園は後半30分にも、左クロスのこぼれ球を拾った岩本が右足シュートを右隅に決めてハットトリック達成した。守備でもほほ隙を見せずに4-0で勝った静岡学園が、静岡県勢では07年度大会の藤枝東高以来12年ぶりとなるベスト4進出。静岡復権、同校にとって悲願の単独日本一へ前進した。

(取材・文 吉田太郎)
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仙台、ブラジル人FWとの契約満了を発表

ジオゴ・アコスタが退団
 ベガルタ仙台は5日、FWジオゴ・アコスタ(29)との契約満了を発表した。今季加入したジオゴはリーグ戦1試合、天皇杯1試合に出場した。

 クラブ公式サイトを通じて「ベガルタ仙台ファミリーの一員として、みなさんと共に戦えたことをとてもうれしく思います。2020シーズンがすばらしいシーズンになるよう、応援しています。熱いご声援ありがとうございました」とコメントしている。

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仙台、ブラジル人FWとの契約満了を発表

ジオゴ・アコスタが退団
 ベガルタ仙台は5日、FWジオゴ・アコスタ(29)との契約満了を発表した。今季加入したジオゴはリーグ戦1試合、天皇杯1試合に出場した。

 クラブ公式サイトを通じて「ベガルタ仙台ファミリーの一員として、みなさんと共に戦えたことをとてもうれしく思います。2020シーズンがすばらしいシーズンになるよう、応援しています。熱いご声援ありがとうございました」とコメントしている。

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松本で経験積んだ千葉DF溝渕、新シーズンは栃木へ「最後まで貪欲に闘います」

溝渕雄志は栃木へ
 栃木SCは5日、ジェフユナイテッド千葉DF溝渕雄志(25)が期限付き移籍で加入することを発表した。

 今季、松本山雅FCに期限付き移籍し、ルヴァン杯3試合の出場にとどまった溝渕。クラブ公式サイトを通じて「栃木SCの勝利に貢献するべく、最後まで貪欲に闘います。熱い応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 また、千葉を通じては「リリースの通り、栃木SCに期限付き移籍をすることとなりました。更に力をつけ、皆さんに恩返しが出来る様に、覚悟をもって全力で取り組んできます。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

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松本で経験積んだ千葉DF溝渕、新シーズンは栃木へ「最後まで貪欲に闘います」

溝渕雄志は栃木へ
 栃木SCは5日、ジェフユナイテッド千葉DF溝渕雄志(25)が期限付き移籍で加入することを発表した。

 今季、松本山雅FCに期限付き移籍し、ルヴァン杯3試合の出場にとどまった溝渕。クラブ公式サイトを通じて「栃木SCの勝利に貢献するべく、最後まで貪欲に闘います。熱い応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 また、千葉を通じては「リリースの通り、栃木SCに期限付き移籍をすることとなりました。更に力をつけ、皆さんに恩返しが出来る様に、覚悟をもって全力で取り組んできます。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

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「ジュビロに必要な選手になる為に…」磐田DF新里亮がG大阪へ期限付き移籍

新里亮がG大阪へ期限付き移籍
 ガンバ大阪は5日、ジュビロ磐田からDF新里亮(29)が期限付き移籍で加入することを発表した。期間は2021年1月31日まで。

 水戸、甲府を経て2018年に磐田に加入した新里は、今季リーグ戦20試合に出場。クラブ公式サイトを通じて「ガンバ大阪でタイトルをとる為に全力でプレーします。よろしくお願いします!スタジアムでサポーターの皆様に会えることを楽しみにしています!」とコメントした。

 また、磐田を通じては「昨シーズン、苦しい戦いが続く中でも背中を押し続けてくれたサポーターの皆様には、感謝しかありません。ジュビロに必要な選手になる為に、新しい環境でチャレンジしてきます。ありがとうございました」と成長を誓った。

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「ジュビロに必要な選手になる為に…」磐田DF新里亮がG大阪へ期限付き移籍

新里亮がG大阪へ期限付き移籍
 ガンバ大阪は5日、ジュビロ磐田からDF新里亮(29)が期限付き移籍で加入することを発表した。期間は2021年1月31日まで。

 水戸、甲府を経て2018年に磐田に加入した新里は、今季リーグ戦20試合に出場。クラブ公式サイトを通じて「ガンバ大阪でタイトルをとる為に全力でプレーします。よろしくお願いします!スタジアムでサポーターの皆様に会えることを楽しみにしています!」とコメントした。

 また、磐田を通じては「昨シーズン、苦しい戦いが続く中でも背中を押し続けてくれたサポーターの皆様には、感謝しかありません。ジュビロに必要な選手になる為に、新しい環境でチャレンジしてきます。ありがとうございました」と成長を誓った。

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磐田がFC東京MF大森を獲得!「J1復帰のために全力で」

大森晃太郎が磐田へ
 ジュビロ磐田は5日、FC東京からMF大森晃太郎(27)が完全移籍で加入することを発表した。

 G大阪下部組織育ちの大森は、神戸を経て2018年にFC東京に加入。今季はリーグ戦25試合1得点を記録した。クラブ公式サイトを通じて「1年でのJ1復帰のために全力で戦います。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 また、FC東京を通じては「在籍した2年間のうちに、タイトルを獲得することができず、すごく悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。これから先、東京と対戦することを楽しみにしています。2年間、本当にありがとうございました」と別れの挨拶をしている。

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磐田がFC東京MF大森を獲得!「J1復帰のために全力で」

大森晃太郎が磐田へ
 ジュビロ磐田は5日、FC東京からMF大森晃太郎(27)が完全移籍で加入することを発表した。

 G大阪下部組織育ちの大森は、神戸を経て2018年にFC東京に加入。今季はリーグ戦25試合1得点を記録した。クラブ公式サイトを通じて「1年でのJ1復帰のために全力で戦います。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 また、FC東京を通じては「在籍した2年間のうちに、タイトルを獲得することができず、すごく悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。これから先、東京と対戦することを楽しみにしています。2年間、本当にありがとうございました」と別れの挨拶をしている。

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「今年こそ1番上の頂きを…」名古屋、DF中谷進之介との契約更新を発表

契約を更新した中谷進之介
 名古屋グランパスは5日、DF中谷進之介(23)との契約更新を発表した。

 2018年6月に柏から完全移籍で加入した中谷は、今季リーグ戦34試合に出場し、1ゴールを記録。クラブ公式サイトを通じて「ファミリーの皆さん明けましておめでとうございます。今年こそ1番上の頂きを。去年経験した不甲斐なさをバネに、自分の全てをぶつけます。今シーズン最後、グランパスに関わる全員で笑って終われるよう闘って、闘って、闘い抜きます。今年も熱い応援よろしくお願いします」とコメントしている。

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広島MFハイネル、レンタル期間延長で残留へ「タイトルを獲りましょう!!」

レンタル期間延長したMFハイネル
 サンフレッチェ広島は5日、トンベンセ(ブラジル)より期限付き移籍しているMFハイネル(29)について、期限付き移籍期間を延長することを発表した。期間は2021年1月1日まで。

 昨年加入したハイネルはリーグ戦24試合2得点を記録。クラブ公式サイトを通じて「契約を更新できたこと、とても嬉しく思います。監督、そしてクラブ関係者の皆さまの信頼に感謝します。クラブと広島が本当に好きです。ファン・サポーターの皆さま、来年も共に戦い、サンフレッチェ広島のためにタイトルを獲りましょう!!」とコメントした。

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広島MFハイネル、レンタル期間延長で残留へ「タイトルを獲りましょう!!」

レンタル期間延長したMFハイネル
 サンフレッチェ広島は5日、トンベンセ(ブラジル)より期限付き移籍しているMFハイネル(29)について、期限付き移籍期間を延長することを発表した。期間は2021年1月1日まで。

 昨年加入したハイネルはリーグ戦24試合2得点を記録。クラブ公式サイトを通じて「契約を更新できたこと、とても嬉しく思います。監督、そしてクラブ関係者の皆さまの信頼に感謝します。クラブと広島が本当に好きです。ファン・サポーターの皆さま、来年も共に戦い、サンフレッチェ広島のためにタイトルを獲りましょう!!」とコメントした。

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2年生FW多田が2発!!矢板中央が四中工破り2大会ぶり3回目の4強入り

先制点を決めたFW多田圭佑(2年)がガッツポーズ
[1.5 選手権準々決勝 矢板中央高 2-0 四日市中央工高 駒沢]

 第98回全国高校サッカー選手権は5日、準々決勝を行い、駒沢陸上競技場の第1試合では矢板中央高(栃木)が四日市中央工高(三重)に2-0で勝利した。矢板中央は2大会ぶり3回目の4強入り。同校初の決勝進出を目指し、11日の準決勝では静岡学園(静岡)と対戦する。

 矢板中央はこれまでの3試合と同じスターティングメンバー。四日市中央工はDF青木晴暉(2年)が累積警告で出場停止のため、本職はボランチのMF角田瞬(3年)がセンターバックで先発した。今大会初先発となったMF本合真也(3年)がボランチに入り、1、2回戦に先発していたFW井上駿(3年)が2試合ぶりに先発した。

 前半は風上に立った矢板中央が序盤から攻勢に出た。前半5分、MF柿崎貴翔(3年)の右クロスにFW西村碧海(3年)が頭で合わせるが、GK有留奎斗(3年)の好セーブに阻まれる。四日市中央工は前半9分、ここまで3戦5発のMF森夢真主将(3年)が直接FKを狙うが、壁に当ててしまった。

 矢板中央は前半12分、PA右手前から柿崎が左足でクロス。オフサイドラインぎりぎりで受けたFW多田圭佑(2年)が落ち着いて右足で流し込んだ。多田は1回戦の大分戦以来、3試合ぶり今大会2得点目。幸先よく先制すると、前半20分には四中工のビルドアップにプレッシャーをかけた多田がDF鐘ヶ江秀太(3年)からボールを奪い、そのままドリブルで持ち込んでGKとの1対1を制した。

 球際の勝負でも四中工を上回る矢板中央がサイドからシンプルにクロスを上げてゴールに迫る。前半27分には左クロスから柿崎が左足ダイレクトボレー。これはクロスバーを直撃したが、守備でも人数をかけてしっかりとブロックを形成し、四中工にリズムを与えなかった。

 2点ビハインドで前半を折り返した四日市中央工は後半開始から井上を下げて日本代表FW浅野拓磨の弟でもあるMF浅野快斗(3年)を投入した。今度は風上を生かして反撃に出るが、矢板中央の粘り強いディフェンスに跳ね返される。後半11分、本合に代えてDF大道太晟(3年)を投入。大道はセンターバックに入り、角田が本職のボランチに戻った。同16分にはMF宮木優一(2年)に代わってMF匂坂俊介(2年)が投入された。

 四日市中央工は後半20分、MF和田彩起(3年)の右クロスに浅野が頭で合わせるが、オフサイドの判定。同27分には浅野がミドルシュートを打ったが、クロスバーを越えた。安定感のあるディフェンスでゴールを許さない矢板中央はカウンターから3点目を狙う。後半36分には多田のスルーパスから柿崎が抜け出したが、左足のシュートはわずかにゴール右へ。ダメ押しとはならなかったが、2試合連続の完封勝利で準決勝進出を決めた。

(取材・文 西山紘平)
●【特設】高校選手権2019

連覇へ前進!青森山田が前半3発で逃げ切り成功!!昌平後半追い上げるも届かず

青森山田が前半に奪った3得点で逃げ切った(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.5 高校選手権準々決勝 青森山田3-2昌平 等々力]

 第98回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が5日に行われ、等々力競技場の第1試合では、王者・青森山田高(青森)が昌平高(埼玉)との注目対決を3-2で制し、また一歩連覇へと前進した。

 両チームは一昨年のインターハイ2回戦でも対戦。その時は前半14分までに青森山田が2点をリードしながらも、その後の4得点で昌平が大逆転勝利を飾っている。互いにJリーグ内定選手を抱えるチーム同士の決戦を見届けようと、等々力競技場には多くの観衆が詰めかけた。

 試合前から青森山田が“先手”を奪った。コイントスで青森山田の主将MF武田英寿(3年/浦和内定)はコートチェンジを選択。前半は直射日光を避ける作戦に出た。

 前半も青森山田が完全に主導権を握った。前半8分にカウンターから武田が抜け出した場面はDF柳澤直成(3年)が何とか対応したが、同10分、MF松木玖生(1年)の右クロスからMF浦川流輝亜(3年)がシュート。一旦はGK牧之瀬皓太(3年)の好セーブに遭うが、跳ね返りを浦川が左足で押し込み、先制点を奪う。

 さらに青森山田は前半19分、武田との競り合いから柳澤がクリアを試みると、これがMF後藤健太(3年)へのパスになってしまう。後藤が難なく蹴り込んでリードを広げると、前半終了間際には浦川の左クロスに走り込んだ武田が頭で流し込み、18年インハイの対戦では奪えなかった3点目を奪った。

 ただ前半ほとんどいい所のなかった昌平も後半9分、MF古宿理久(3年/横浜FC内定)のパスミスを奪ったFW小見洋太(2年)がドリブルで持ち込んでスルーパス。ゴール前に抜け出したMF須藤直輝(2年)がしっかりと決めきり、反撃の1点が生まれる。直後には主将MF大和海里(3年)を今大会初出場させる。須藤をトップ下にして攻撃に厚みを持たせていく。

 しかし青森山田は慌てない。後半18分にFW田中翔太(3年)の右クロスから武田がGKと1対1。これをかわして迎えたシュートチャンスはDF柳田亘輝(3年)にブロックされたが、攻守の切り替えをしっかりと意識しながら、昌平に反撃の機会を与えない。

 昌平は後半25分に後半11分から出場させていた大和を下げてFW山内太陽(3年)を投入。最初から15分間の限定的な出場を予定していたと思われる。主将の“想い”を注入した昌平は後半35分、MF鎌田大夢(3年/福島内定)のロングパスでGKと1対1を作った山内が右に流れながらも気持ちで流し込み、1点差に迫る。

 後半38分から昌平は鎌田に代えて、3回戦で試合終了間際に決勝点を奪ったMF篠田大輝(1年)を投入。奇跡の同点弾を目指す。しかし試合はこのまま3-2で青森山田が逃げ切りに成功。11日に埼玉スタジアムで行う準決勝では、このあと行われる帝京長岡高(新潟)対仙台育英高(宮城)の勝者と対戦する。

(取材・文 児玉幸洋)
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「苦渋の決断でしたが…」“西谷ツインズ”の弟・西谷和希が徳島に完全移籍

西谷和希が徳島へ完全移籍
 徳島ヴォルティスは5日、栃木SCよりMF西谷和希(26)が完全移籍で加入することを発表した。メディカルチェック後に正式契約となる。

 双子の兄であるMF西谷優希とともに栃木でプレーしていた西谷は、今季リーグ戦37試合で5ゴールを記録。クラブ公式サイトを通じて「素晴らしいクラブの一員になれることをすごく嬉しく思います。多くの勝利に貢献できるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします!」と挨拶。古巣・栃木を通じては以下のようにコメントしている。

「栃木SCを愛する全ての皆様、4年間お世話になりました!皆さんから受けた愛情はこれから忘れることは絶対にないですし、栃木SCは本当に家族のような、自分の家のような場所でした!だから栃木を離れるのは凄く寂しいです。 正直ずっと栃木でサッカーをしたいと思っている自分と、まだまだ下手くそなので移籍して成長したいと思う自分がいて毎年葛藤していました。苦渋の決断でしたが、今回移籍することに決めました。

 でも僕の中には栃木の血が流れているので、例え栃木から離れたとしても栃木愛が消えることはないです!同時に、栃木SCが大好きな気持ちも変わらないです!これからも大好きな栃木SCの活躍を心より願っていますし、僕も負けないくらい成長できるように頑張ります!この4年間、本当にありがとうございました!」

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鹿児島FW薗田卓馬が契約更新&入籍

 鹿児島ユナイテッドFCは5日、FW薗田卓馬(26)との契約更新を発表した。

 今季レンタルから完全移籍に切り替わった薗田は、リーグ戦11試合に出場。クラブ公式サイトを通じて「今年も地元の鹿児島ユナイテッドFCでプレーすることになりました。昨年、悔しい思いをしたので、自分自身も初心に戻って感謝の気持ちを忘れずJ2昇格に貢献します!!サポーターの皆様の応援が不可欠なので、共に闘ってください!熱い応援よろしくお願いします!」とファンに呼びかけた。

 また、鹿児島は薗田が入籍したことを併せて発表。「私事でありますが、この度入籍致しました。2人で支え合って、笑いが絶えない楽しい家庭を築きたいと思います。今まで以上に自覚と責任を持って、サッカーに取り組んでいきます!これからも応援よろしくお願いします」とコメントしている。

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鳥栖GK金珉浩が契約更新「とても嬉しく思います」

 サガン鳥栖は5日、GK金珉浩(19)との契約更新を発表した。今季加入も公式戦の出場はなかった。

 クラブ公式サイトを通じて「今年もサガン鳥栖でプレーできる事をとても嬉しく思っています。今年もたくさんの熱い応援をよろしくお願いします」とコメントしている。

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千葉、FW古川大悟のレンタル期間延長を発表…昨年8月からJFLクラブでプレー

古川が期間延長
 ジェフユナイテッド千葉は5日、ヴィアティン三重へ期限付き移籍しているFW古川大悟(20)が期間延長により2020シーズンもヴィアティン三重でプレーすることを発表した。期間は2021年1月31日まで。

 昨年8月に移籍し、今季JFLで13試合3得点を記録した古川はクラブ公式サイトを通じて「自分が成長するためにこの道を選びました。皆さんにたくましくなった姿をお見せできるように、頑張ってきます。これからも応援よろしくお願いします!三重や他の会場でお会いすることを楽しみにしています!」とコメントしている。

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10人のバルセロナが中国人FWに屈す…2020年初戦で痛恨ドロー、レアルと同勝ち点に

同点ゴールを決めたエスパニョールFWウー・レイ
[1.4 リーガ・エスパニョーラ第19節 エスパニョール2-2バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは4日、第19節を各地で行い、バルセロナエスパニョールと2-2で引き分けた。勝利が目前となっていた後半43分、中国人FWウー・レイに同点ゴールを献上。得失点差で首位を死守したものの、2位のR・マドリーと勝ち点で並んだ。

 先に試合を動かしたのはホームのエスパニョールだった。前半23分、右サイドで獲得したFKをMFマルク・ロカがインスイングのボールを放り込むと、ニアサイドでDFダビド・ロペスがフリック気味のヘディングシュート。これがファーサイドネットを揺らし、貴重な先制点が入った。

 バルセロナは前半41分、右サイドを駆け上がったDFセルジ・ロベルトのクロスにFWリオネル・メッシが頭で飛び込むもボールはGKの正面。43分、ドリブルで3人を振り切って切り込んだFWルイス・スアレスが右足アウトサイドキックで狙ったが、シュートは右ポストを叩いた。

 なかなかゴールを奪えないバルセロナだったが後半5分、DFジョルディ・アルバのグラウンダーのクロスにニアでスアレスが合わせて同点。さらに14分、またもJ・アルバが中に入れると、相手に当たったボールをスアレスが収め、アウトサイドでのクロスにMFアルトゥーロ・ビダルが頭で突き刺して、勝ち越しに成功した。

 バルセロナは後半20分、メッシの30mドリブル突破からスルーパスがスアレスに入ったが、シュートはGKディエゴ・ロペスがビッグセーブ。30分には相手の突破を手で止めたMFフレンキー・デ・ヨングに2枚目のイエローカードが提示され、残り15分余りを10人で戦うこととなった。

 するとその後はエスパニョールのペース。後半35分、M・ロカのクロスに合わせたウー・レイのヘッドはGKネトにキャッチされたが、43分に試合が動いた。FWマティアス・バルガスのスルーパスが裏に通ると、PA内右に抜けたウー・レイが果敢なシュート。これがゴール左隅に突き刺さり、中国人FWの今季2点目がバルセロナ相手の勝ち点奪取につながった。

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
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甲府、DF小柳達司ら3選手と契約更新

小柳達司らと契約更新
 ヴァンフォーレ甲府は5日、DF小柳達司(29)とFW太田修介(23)、FW金園英学(31)との契約更新を発表した。今季リーグ戦で小柳は29試合1得点、太田は1試合、金園は13試合6得点を記録。クラブ公式サイトを通じて、以下のようにコメントしている。

▼小柳達司
「昨シーズンの悔しい思いを忘れることなく、日々の練習に取り組み、J1昇格という目標に向かって努力することを約束します!今年も一緒に闘ってください!よろしくお願いします!」

▼太田修介
「2020年シーズンも甲府でプレーさせていただくことになりました。これまでの2シーズンの結果からみたら何を言っているんだと思われるかもしれませんが、僕がヴァンフォーレ甲府を引っ張っていくんだという覚悟と信念を持って闘い抜きたいと思います。共にヴァンフォーレ甲府を、そして山梨県を盛り上げていきましょう。応援よろしくお願いします」

▼金園英学
「小椋祥平という偉大なフットボーラーから、このチームを任されました。2020シーズンも闘志を全面に押し出し、勝利に対して貪欲に、そして、ひたむきにゴールを狙い続けていきたいと思います。相変わらず不器用な男ですが応援して頂ければ嬉しいです。よろしくお願いします」

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『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:喜怒哀楽(國學院久我山高・保野友裕)

國學院久我山高DF保野友裕
東京のユースサッカーの魅力、注目ポイントや国内外サッカーのトピックなどを紹介するコラム、「SEVENDAYS FOOTBALLDAY」

 悔しくないはずがない。でも、自分にできることはやり切った感覚もある。何よりも苦楽を共にした仲間たちと、最後まで戦えたという喜びも思っていた以上に芽生えていた。「本当に良いチームに恵まれて、良いチームメイトに恵まれて、感謝しかないですね。他の選手がいなければ、自分はここに来られなかったと思っているので、“ひとの力”を感じました。『自分の力では何1つできないな』ということを知ることができたので、それだけでも良いモノを得られたなと思います」。保野友裕は、ようやくやり切ったのだ。

 ミックスゾーンに現れた保野は泣いていた。1月2日。選手権2回戦。専修大北上高とのPK戦までもつれ込んだ激闘を制し、國學院久我山高が次のラウンドへの進出を勝ち獲った直後。前半の40分間だけで交替を命じられた保野は、泣いていた。「開幕戦で散々なプレーをして、今日は引き締めていったんですけど、完全にチームの足を引っ張る形になって、本当にもう何も学んでないなというのが、自分の中での一番の情けない所ですね。『しょせんこんなもんなのかな』って自分にがっかりしています…」。その“ベクトル”は自分の方ばかりを向いていた。

 2019年。久我山でのラストイヤー。春先からチームは手応えを掴んでいたが、船橋招待で全国の強豪と対等以上に渡り合えたことで、自信は確信に変わる。掲げた目標は“日本一”。果てしない夢を追い掛けるシーズンが幕を開けた頃、初めて会話を交わした保野のある言葉が印象に残っている。

「まだシーズンが始まったばかりで、相手もまだお互いの良さとか穴なのかとかもわかっていない状況なので、今は自分たちのサッカーができていますけど、相手が対策してきたりとか、自分たちが相手の良さを消せなかったりすることもありますし、そういう時にちゃんと自分たちのやることを信じて、やっていきたいなと思います」。

 話せる男なのは間違いない。良く言えば俯瞰的な考えの持ち主。言い方を変えればややスカし気味。聞けば全国模試でもトップクラスの成績を残すこともあるそうだ。率直に言って「変わったヤツだなあ」という印象を抱いたことをハッキリと記憶している。

 夏までの保野は圧巻の一言。都内では無双状態の空中戦に加え、丁寧なパスワークやドリブルを駆使したスタイルに、両ウイングを生かすような対角を狙うフィードが絶妙なアクセントを加えていく。チームも関東大会予選、関東大会、リーグ戦と連戦連勝を続けると、順当に勝ち上がった総体予選も準決勝で駒澤大高を延長戦で振り切って、夏の全国出場権を獲得。これで公式戦は14戦14勝。向かうところ敵なしと言っていい状態だった。

「たぶん相手はコーナーキックがチャンスだと思っていたはずだけど、自分は絶対的に競り合いに自信があったので、『掛かってこい』ぐらいに思っていました」「久我山にいて言うのもなんですけど、僕はビルドアップより守備を得意とするタイプなので、押し込まれた時の方が逆に楽しいんですよ」。全国切符を掴んだ嬉しさからか、実に饒舌。15分ぐらいは話していただろうか。変わったヤツではあるものの、かわいいヤツでもあるなと、少し認識が変化する。

 翌日の決勝。もう少しだけアイツに話を聞きたいと思って会場を訪れたが、その希望は叶わなかった。前半28分。攻撃時のコーナーキックで競り合った保野は、相手との接触で昏倒。起き上がることができない。トレーナーの素早い対応で最低限の処置が施され、30分近い中断を経て、グラウンドまで入ってきた救急車で搬送される。後日無事を聞いて安心したが、そのこともあって余計に気になる存在になったのかもしれない。

 沖縄の夏空の下で保野は怒っていた。7月26日。インターハイ1回戦。頂点だけを見据えて全国に乗り込んできた久我山は、先制しながらも逆転を許す展開で神村学園に2-3と敗れ、初戦敗退を余儀なくされる。言い訳のできない力負け。大きな自信を抱いていただけに、チームのショックは計り知れず、選手たちは目も当てられないほどに落ち込んでいた。

「最悪ですね。戦う所が全然ダメでしたし、出ている11人が終始責任感のないプレーをしていたので、完全にそれが敗因ですね。技術に関しても相手の方が上だったと思います」「『どうにかなるだろ』とか『いや、大丈夫でしょ』という気持ちが心のどこかにあるのが試合をやっていてもわかったし、それはたぶん外から見ていても絶対わかると思うので、35分もやり切れないチームに勝つ資格はないですよ」。

 あるいは薄々気付いていた部分を、この負けで突き付けられたのかもしれない。ただ、保野の出来が抜群だったかと言えば、そこまで際立っていたようにも見えなかった。落ち込むチームメイトと、苛立ちを隠さない保野。灼熱の太陽に照らされた沖縄のあの日。その温度差は妙に気になった。

 冬の全国に出場するためには、ラストチャンスとなる選手権予選。準決勝の成立学園戦で保野は輝きを放つ。ジュビロ磐田への入団が内定している吉長真優相手に一歩も退かず、「直樹が行ったら自分がしっかりカバー、自分が行ったら直樹がカバー、という良い関係ができていた」と評する加納直樹との絶妙な連携で相手のチャンスの芽を潰し続ける。終盤は押し込まれながらも、きっちり無失点に抑え切り、堂々の決勝進出。試合後には饒舌なセンターバックの姿があった。

「選手権に出るために高校サッカーに来たようなものですから、久我山に来て3年間で1回も全国に出られないのは悔しいですし、これがラストチャンスなので、すべてを懸けて、次の試合も頑張りたいです」。しかし、事はスムーズに運ばない。帝京高と激突した決勝戦。保野は総体予選同様に、前半途中で足首を負傷して退場してしまう。試合は4-2で勝利し、チームとして選手権では4年ぶりの全国出場を決めたものの、結果的にこの負傷が保野を最後まで苦しめることになる。

 ミックスゾーンに現れた保野は苛立っていた。12月30日。選手権開幕戦。駒沢陸上競技場。チームが8-0と大勝を収めたにもかかわらず、彼のパフォーマンスは最悪に近かった。得意のフィードは精度を失い、前半には危険なエリアでのボールロストで決定的なピンチを招く。「8-0でオレだけこんなテンションですよ。もう本当に試合中にマジでやめたくなりましたよ。なんか、マジでいつもやれることが何1つやれないですよ」。妙なテンションでまくし立てる。その“ベクトル”は自分の方ばかりを向いていた。

「悔しいですね。もうちょっとマシなことはできるかなと思ったんですけどね。完全に足を引っ張っちゃった感じだったので」。自分のことばかりが口を衝くが、ようやく「今日はなんか自分の内側に向ける矢印が多かったので、次はもうちょっといろいろな所に目を向けたいですね。もうちょっとリラックスしてやれれば、確実にパフォーマンスは上がると思うので、次はベターなプレーは出したいです」という所に話が落ち着く。

 負傷が長引き、実際に練習に復帰したのは数日前。選手権予選の決勝以来となる実戦という考慮すべき部分はあるとはいえ、このままではチームにとってもプラスにならない。「監督にはハーフタイムに『ハイパフォーマンスを示した時のオマエとはかけ離れている』と言われて、自分を信頼して出してくれているのに、このままだったら本当に恩を仇で返す形でしかないので、気持ちを引き締めてやりたいと思います」。ようやく前を向く。それでも、少し足を引きずりながら通路の向こう側へ消えていく後ろ姿に、覇気はなかった。

 ミックスゾーンに現れた保野は泣いていた。1月2日。選手権2回戦。NACK5スタジアム大宮。専大北上高とのPK戦にまでもつれ込んだ激闘を制し、國學院久我山高が次のラウンドへの進出を勝ち獲った直後。前半の40分間だけで交替を命じられた保野は、泣いていた。「開幕戦で散々なプレーをして、今日は引き締めていったんですけど、完全にチームの足を引っ張る形になって、本当にもう何も学んでないなというのが、自分の中での一番の情けない所ですね。『しょせんこんなもんなのかな』って自分にがっかりしています…」。その“ベクトル”は自分の方ばかりを向いていた。

 普段は温厚な清水恭孝監督も、珍しく語気を強めてこう明かす。「今日の保野はケガというより、パフォーマンスが気に入らなかったので下げました」。後半に入ると、加納が2枚目のイエローカードで退場し、センターバックは福井寿俊河原大輔と本職ではない2人に託される。彼らの懸命なディフェンスもあって、10人の久我山は何とか無失点で耐えしのぎ、最後はPK戦を制したが、その勝利の瞬間のピッチに保野の姿はなかった。

「ここに来て『これかよ』っていう。自分は監督に1年間信頼してもらってきたのに、凄く裏切ってしまっていて、申し訳ない気持ちでいっぱいですね」「正直足も限界に来ていて、もう『走っていても走り方がわからない』みたいな感じなんですよ。こんがらがっているというか、邪念があるんですよね。メンタルは強いと思っていたんですけど、弱いです」。ネガティブな言葉ばかりが溢れ出る。

 普通であれば、次のゲームに起用されることは難しいようなパフォーマンスだった。だが、1年間パートナーを組んできた加納は出場停止でピッチに立てない。もはや保野がメンタルを立て直し、普段の自身を取り戻す以外に術はない。「今から上手くならないので、気持ちと体のケアをしながら整理します。さっきも三栖コーチから言われましたけど、次も自分がダメだったら一生後悔すると思うので、後悔しないような準備をして、明日に挑みます」。最後にほんの少しだけ、前を向く。ほんの少しだけ。

 ピッチに立った保野は鬼神のような執念を放っていた。1月3日。選手権3回戦。立ち上がりから昌平高に押し込まれ続けるものの、この日のパートナーである福井と共にあらゆる局面で体を投げ出し、相手のシュートをゴールへ届かせない。空中戦も大半で勝利。ビルドアップでも丁寧に繋ぐ。「彼は昨日1日苦しかったと思います。それでも今日は自分を鼓舞してやってくれましたね」と清水監督。ようやく本来の保野が、この全国の舞台で戻ってきた。

 キーマンは2人いる。1人は1年生ながらこの選手権を戦うメンバーに入っている小松譲治。2回戦の試合後。保野は2つ下の後輩に率直な意見を求めた。「『別に何を言っても怒らないから、思ったことをちゃんと言ってくれ』って」。小松は直球を2つ上の先輩の心に投げ込む。「『らしくないですよ。いつもはもっとガアガア言いながら、ハードにやる選手じゃないですか。スカしてますよ』って言われました(笑)」。

グサリと刺さった。「譲治の言葉で、自分の中で吹っ切れなかったものがパンと1個弾けて、『よくよく考えたらオレは上手い選手じゃないな』って。『上手いのなんか前にいっぱいいるから、もうオレは足を必死に伸ばしてでも、ゴールを守ればいいんだ』って思えたんです。アイツ、1年生なのに凄いですよね(笑)」。

 もう1人は高校のクラスメートだった。「ウチの野球部のエースピッチャーが同じクラスで、夏の甲子園に出たんですけど、最後にボロ負けしたんですよ。ソイツに『オマエ、ツラかった?』ってLINEしたら、『本当にツラかった。後悔しかしていない。だから、オマエは後悔だけはしないようにしろよ』って返ってきて、正直昨日のプレーで負けていたら本当に後悔しかなかったので、先に高校生活の部活が終わったヤツがそうやって言っているんだから、本当に『気持ちの準備だけはちゃんとしよう』と決めました」。ここに来て自分を支えてくれたのは、やはり周囲の仲間だった。

 0-0で迎えた後半も、ポストやクロスバーに助けられながら、必死に相手の強力オフェンス陣へ食らい付く。時折足を気にするような素振りを見せるも、すぐに戦闘態勢を取り直す保野。「完全に調子が戻った訳ではないですけど、それでも昨日よりは監督の期待に応えられたのかなと思いますね」。明らかに吹っ切れたようなプレーを続けてみせる。ところが、最後の最後でサッカーの神様は残酷な結末を用意していた。40+2分。途中出場だった相手の1年生が左足を振り抜くと、ボールはクロスバーを叩きながらゴールネットへ吸い込まれる。直後に聞こえたタイムアップの笛。あと1分。懸命に耐え続けた久我山の祈りは、届かなかった。

 保野は苛立っても、泣いてもいなかった。「内容的に言ったら、相手の方が上だったから、まあ受け入れている所はありますね。いつ点を取られてもおかしくなかった中で、加納もいなくて、守備の選手たちは全員がよく集中していたのかなと思います」。ごくごく冷静に試合を振り返る。そこにはここまでの2試合が終わった後に漂わせていた、自分にばかり向いている“ベクトル”は、もうなかった。

 本来の姿を取り戻せたキッカケは前述した通りだが、それでもあの状況からよくメンタルを立て直したと思う。そのことを素直に伝えると、笑顔でこう言葉が返ってくる。「そうですよね。たぶん前だったらダメでした。そういう意味では3年間でいろいろな選手と関わって、スタッフと関わって、監督と関わってという中で、もちろんサッカーもですけど、そういった人としての気持ちの、メンタル的な所も育ててもらえたのかなと本当に感謝しています」。

 実は保野にはこれから受験が控えている。「ちょっと1回切り替えないといけないんですけど。センター試験が18日にありますから。今回は合宿だったので教材は持ってきていたんですよ。でも、昨日はやらなかったです。『サッカーをやり切らないと、受験も受からない』と思って。ここからやらなきゃですよね(笑)」。

 悔しくないはずがない。でも、自分にできることはやり切った感覚もある。何よりも苦楽を共にした仲間たちと、最後まで戦えたという喜びも思っていた以上に芽生えていた。「本当に良いチームに恵まれて、良いチームメイトに恵まれて、感謝しかないですね。他の選手がいなければ、自分はここに来られなかったと思っているので、“ひとの力”を感じました。『自分の力では何1つできないな』ということを知ることができたので、それだけでも良いモノを得られたなと思います」。

 沖縄の夏空も、駒沢の雨も、ナクスタの芝生も、鮮明に思い浮かべることができるが、最後の最後は、怒っても、苛立っても、泣いてもいない、穏やかな男の表情がそこにはあった。いろいろな時間を経てきた今だからこそわかる。保野友裕は、ようやくやり切ったのだ。

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」

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東京VがMF小池純輝と契約更新!今季チーム最多の16得点記録

小池純輝が契約更新
 東京ヴェルディは5日、MF小池純輝(32)と2020シーズンの契約を更新したことを発表した。

 昨年、6年ぶりに東京Vに復帰した小池は、リーグ戦40試合に出場し、チーム最多の16ゴールを記録した。

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鹿児島MF平川怜がFC東京にレンタル復帰「非常に意味のある時間でした」

平川怜がFC東京へ復帰
 FC東京は5日、鹿児島ユナイテッドFCへ育成型期限付き移籍していたMF平川怜(19)が、期間満了に伴い、復帰することを発表した。

 FC東京下部組織出身の平川は、昨年7月に鹿児島に育成型期限付き移籍。リーグ戦7試合に出場した。クラブ公式サイトを通じて、平川は「東京に関わる全てのみなさん。2020シーズン、東京に復帰することになりました。鹿児島ユナイテッドFCでの半年間は自分にとって非常に意味のある時間でした。この経験を活かして、味スタのピッチで躍動したいと思います!」とコメントしている。

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FC東京に期限付き移籍していたDFオ・ジェソクがG大阪復帰!「責任感を感じます」

オ・ジェソクがG大阪復帰
 ガンバ大阪は5日、FC東京へ期限付き移籍していたDFオ・ジェソク(30)が2020シーズンより復帰することを発表した。

 昨年7月からFC東京でプレーしていたオ・ジェソクは、リーグ戦12試合に出場。優勝争いを演じるチームの最終ラインを支えた。クラブ公式サイトを通じて「ガンバ大阪に復帰することになり、嬉しく思います。そして責任感を感じます。期限付き移籍をしていた半年間の経験を元に、今年必ずタイトル獲得をするために頑張ります」と意気込んでいる。

 また、FC東京を通じては「半年ではありましたが、自分としてはサッカーだけではなく、人間としても多くのことを学ぶことができた時間でした。東京は良い雰囲気で、高い集中力と献身性を持っているチームです。そんな選手たちの姿勢を見て、刺激を受けました。また、この2年で大きくチームが変わり、長谷川監督への尊敬がより深まりました。今ここで、もう一度感謝の気持ちを伝えたいと思います。またどこかで出会っても東京のファン・サポーター、選手、スタッフのみなさんには笑顔で挨拶したいです!本当にありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。

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魔術師イニエスタが選ぶ“最高のMFベスト3”…1位は「子どものころから憧れていた選手」

アンドレス・イニエスタが語る最高のMFは…
 今季限りで現役を引退したDF那須大亮(38)のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=KwbZHc4eI7c)に、ヴィッセル神戸でチームメイトだった元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)が登場。『イニエスタが認めるスゴいMFベスト3』について語った。

 バルセロナ一筋でプレーしてきたイニエスタは2018年5月に神戸に加入。ここまでJ1リーグ通算37試合で9得点を挙げており、今季はJリーグベストイレブンにも選出された。さらに1日に行われた天皇杯決勝ではチームの中心として攻撃に絡み、神戸にクラブ史上初タイトルをもたらした。

 今回の企画でイニエスタは、元チームメイトのシャビ・エルナンデス氏を3位に選出。現在、アルサッドの指揮官を務めるシャビ氏は、イニエスタらと共にバルセロナだけでなく、スペイン代表にも多くのタイトルをもたらした。シャビについて「自分の中で模範としているMF」と語ったイニエスタは「ゲームをコントロール出来るし、質の高い丁度いい所にパスを出す判断能力もあり、チームを統率できるリーダーシップもある」と選んだ理由を説明した。

 2位にはMFセルヒオ・ブスケツの名前を挙げ、「シャビと同様、彼とも長年チームメイトとしてバルセロナと代表で一緒にやってきた。彼はアンカーのポジションで大事な役割を果たし、ゲームの展開を読む能力というのはすごく長けているし、パスもうまい。総合的にバルセロナのシステムを成立させるために彼の働きは本当に重要だと思う」と、バルセロナの“ティキ・タカ”(パスサッカー)に欠かせない選手だと語った。

 そして、世界屈指の魔術師が1位に選出したのは、元デンマーク代表で神戸でもプレーしたミカエル・ラウドルップ氏だ。「子どものころから憧れていた選手」と語るイニエスタは「プレイスタイルの美しさとか、MFとしての攻撃の仕方とか、子どものころから模範として彼の真似をしてきた。自分にとってすごいMF。彼はMFだけど、1対1の上手さ、ワンツーでの抜け出し、スピードもあった」と語り、自身の原点であると明かした。

 最後に那須は、現在マンチェスター・シティの指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ監督についても尋ね、イニエスタは「彼もここに入れてもいいくらいの選手。子どものころ、最も憧れていて模範にしていたのはこの2人(ラウドルップとグアルディオラ)」と回答。「選手としてはゲーム展開を読む能力がずば抜けて高くて、チームが何を必要としているかしっかりと察知して、それに合わせて自分が必要なプレーができるアンカーの選手」と語った。

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「おそらく最悪…」武藤嘉紀、2試合連続スタメンも無念の負傷交代

負傷交代を余儀なくされた武藤嘉紀
 ニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀(27)が負傷。スティーブ・ブルース監督は「間違いなく最悪」と語り、重傷の可能性を示唆した。英『シールズ・ガゼット』が伝えている。

 4日、ニューカッスルはFAカップ(国内杯)3回戦でロッチデール(3部相当)と対戦。公式戦2試合連続スタメンとなった武藤だが、後半8分に負傷交代を余儀なくされた。

 チームは前半17分に先制したものの、追加点を挙げられずにいると、後半34分に痛恨の同点ゴールを決められ、1-1でドロー。後日の再試合が決まった。

 試合終了後、ニューカッスル指揮官は武藤の負傷状況ついて「武藤は股関節を痛めた。彼が抱いた痛みはおそらく最悪だ」と語っている。

 今季、FWサロモン・ロンドンらの移籍もあって前線を補強したニューカッスル。その中で武藤は、8月28日のカラバオカップ(リーグ杯)レスター・シティ戦で今季初ゴールを記録したものの、プレミアリーグでは7試合の出場にとどまり、出場機会を得られていなかった。

 それでも、過密日程の影響で今月1日のレスター・シティ戦でフル出場。ロッチデール戦でもスターティングメンバーに名を連ねたが、アピールチャンスのこの一戦で怪我を負ってしまった。今冬の移籍報道も噂されていただけに、今後の影響が心配される。

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マンUやニューカッスルなどが3回戦再試合、アストン・ビラとブライトンがジャイキリ許す

マンチェスター・ユナイテッドはウォルバーハンプトンとドロー
 FAカップ(国内杯)は4日、3回戦1日目が行われた。

 前回王者マンチェスター・シティレスター・シティ、DF吉田麻也の所属するサウサンプトンなどプレミアリーグ勢が順当に勝利。一方、アストン・ビラブライトンがジャイアントキリングを許し、3回戦敗退となった。

 また、マンチェスター・ユナイテッドウォルバーハンプトンとスコアレスドロー。FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルロッチデール(3部)に追いつかれ、再試合となっている。

 なお、吉田はフル出場。武藤は後半8分まで出場している。

■3回戦
(1月4日)
ロッチデール(3部) 1-1 ニューカッスル
ブリストル(2部) 1-1 シュルーズベリー(3部)
ミルウォール(2部) 3-0 ニューポート・カウンティ(4部)
ロザラム(3部) 2-3 ハル・シティ(2部)
バーンリー 4-2 ピーターバラ(3部)
バーミンガム(2部) 2-1 ブラックバーン(2部)
フルハム(2部) 2-1 アストン・ビラ
カーディフ(2部) 2-2 カーライル(4部)
オックスフォード(3部) 4-1 ハートリプール(5部)
サウサンプトン 2-0 ハダースフィールド(2部)
ブライトン 0-1 シェフィールド・ウェンズデイ(2部)
レディング(2部) 2-2 ブラックプール(3部)
ワトフォード 3-3 トレンメア(3部)
プレストン(2部) 2-4 ノリッジ
ブレントフォード(2部) 1-0 ストーク・シティ(2部)
レスター・シティ 2-0 ウィガン(2部)
ウォルバーハンプトン 0-0 マンチェスター・U
ボーンマス 4-0 ルートン・タウン(2部)
マンチェスター・C 4-1 ポート・ベイル(4部)
フリートウッド(3部) 1-2 ポーツマス(3部)

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乾貴士は2019→20年で連発ならず途中交代…エイバル、バレンシアに好機連発も敗戦

途中交代となったエイバルMF乾貴士
[1.4 リーガ・エスパニョーラ第19節 バレンシア1-0エイバル]

 リーガ・エスパニョーラは4日、第19節を各地で行い、MF乾貴士所属のエイバルバレンシアに0-1で敗れた。乾は前半に決定機を次々に迎えられたが、ゴールにはつなげられず途中交代。年跨ぎでの2戦連発はならなかった。

 2019年最終戦となった第18節グラナダ戦(○3-0)で今季初ゴールを記録した乾は2020年の初陣にも左サイドハーフで先発出場。すると前半10分、さっそく見せ場をつくった。左サイドでDFホセ・アンヘルがボールを奪うと、これを受けた乾は左斜め45度の得意な位置からシュート。しかし、右隅を狙ったボールはわずかに枠を外れた。

 さらに前半14分、今度は左サイドでボールを受けた乾は仕掛ける選択肢を見せつつ、相手の最終ライン裏に浮き球のパスを配給。飛び出したFWペドロ・レオンがうまく収められなかったが、次々にチャンスをつくった。

 ところがそこからはバレンシアが主導権を握り、前半23分にはMFマキシ・ゴメスの折り返しにFWロドリゴが詰めるもわずかに合わず。それでも27分、右サイドを駆け上がったDFダニエル・ワスのクロスにM・ゴメスが頭で合わせ、強烈なヘディングシュートで先制点を奪った。

 エイバルは前半38分、P・レオンが強引なミドルシュートでゴールに迫ったが、GKジャウメ・ドメネクのビッグセーブに遭って得点ならず。後半6分にはセットプレーの流れからDFペドロ・ビガスがヘディングで狙ったが、シュートは惜しくもクロスバーを叩いた。

 後半26分、乾はMFパブロ・デ・ブラシスに代わって途中交代。その後もエイバルが決定機を量産し、DFアルバロ・テヘロのクロスに合わせたシャルレスのヘッド、MFエドゥ・エスポジトの横パスを受けたP・レオンのミドルが見られたが、いずれもドメネクのスーパーセーブに阻まれ、最後まで追いつくことはできなかった。

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[1月5日 今日のバースデー]

Japan
FW原一樹(熊本、1985)*スピードを生かした裏への飛び出し、鋭いドリブルからのシュートを得意とするFW。退団が決定済み。
MF中村太一(八戸、1993)*社会人キャリアを15年に青森でスタートし、18年にJFL八戸に県内移籍したアタッカー。攻撃の中心を担う。
FW吉平翼(藤枝、1998)*小柄だが、泥臭く献身的なプレーが持ち味のFW。大分から武者修行中だが契約満了が決定。
MF窪田稜(金沢、2001)*成立学園高出身のサイドアタッカー。スピードが魅力で、高卒1年目から出番を掴んだ。

World
FWニコラ・カリニッチ(ローマ、1988、クロアチア)*ロシアW杯合宿から追放された過去を持つ長身FW。その後、チームは準優勝。
MFカルレス・アレニャ(バルセロナ、1998、スペイン)*カンテラ出身の小さなMF。高い技術とポジショニングセンスを兼ね備える。

Former
MFビニー・ジョーンズ(元チェルシーほか、1965、ウェールズ)*引退後俳優に転進した元ウェールズ代表。
MFセバスティアン・ダイスラー(元バイエルンほか、1980、ドイツ)*柔らかいボールタッチや創造性の高いパスセンスが持ち味。27歳の若さで現役引退した元ドイツ代表MF。

Others
宮崎駿(映画監督、1941)
元ちとせ(歌手、1979)
塚田真希(柔道、1982)
青木宣親(野球、1982)
長澤奈央(女優、1984)
小池徹平(俳優、1986)
国山ハセン(アナウンサー、1991)
谷真理佳(SKE48:アイドル、1996)
飯豊まりえ(モデル、1998)

※Jリーガーは2019シーズンの所属クラブ

クロースFK起点に2得点&仕上げにモドリッチ! レアル、2020年初陣制してサウジ遠征へ

レアル・マドリーMFルカ・モドリッチ
[1.4 リーガ・エスパニョーラ第19節 ヘタフェ0-3R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは4日、第19節を各地で行い、レアル・マドリーヘタフェを3-0で破った。2020年の初戦を白星で飾り、サウジアラビアで行われるスーペル・コパに弾みをつけた。

 試合は立ち上がりからホームのヘタフェが優勢。前半24分にはロングボールのこぼれ球からMFマウロ・アランバリがボレーで狙い、GKティボー・クルトワのビッグセーブがなければ先制という場面をつくった。

 ところが前半34分、R・マドリーがワンチャンスで試合を動かした。右サイドで獲得しrたFKをMFトニ・クロースが蹴り込むと、相手のクリアボールが左サイドへ流れ、DFフェラン・メンディが右足でクロスを配給。これをDFラファエル・バランと競ってパンチングを試みたGKダビド・ソリアが後逸し、オウンゴールとなった。

 前半42分にはロングフィードに抜け出したFWカリム・ベンゼマが相手を背負って右足シュートを放ったが、今度はD・ソリアがしっかりセーブ。ヘタフェは44分、DFレアンドロ・カブレラのロングスローからチャンスを導くと、45+2分にはMFファイサル・ファジルのFKにL・カブレラが頭で合わせたが、またもクルトワのスーパーセーブに阻まれた。

 すると後半8分、再びR・マドリーがスコアを動かした。再び右サイドで得たFKをクロースがゴール前に蹴り込むと、今度はバランのヘディングシュートが炸裂。オフサイドの可能性があるとしてビデオ・アシスタント・レフェリーが介入し、1分間以上にわたって試合が中断したが、最終的にゴールが認められた。

 さらに後半アディショナルタイム6分、R・マドリーはFWガレス・ベイルのサイド展開からカウンターを始めると、左サイドを突破したMFフェデリコ・バルベルデのラストパスをMFルカ・モドリッチが決めて3点目。試合はそのまま終了し、R・マドリーが首位争いの立場をキープした。

 R・マドリーはここからスーペル・コパ参戦のため、サウジアラビアへの遠征がスタート。同大会は例年、シーズン開始前にリーグ覇者と国王杯覇者が対戦していたが、今季からは年始に4チームで実施し、それも中東サウジアラビアでの開催となった。R・マドリーは8日にバレンシアとの準決勝、勝てば12日にバルセロナ対A・マドリーの勝者との決勝を控える。

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