王者を苦しめたパスワーク…帝京長岡MF谷内田「みんながいたからできた」

帝京長岡高MF谷内田哲平主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 準決勝の試合後、帝京長岡高MF谷内田哲平主将(3年)の眼は赤く染まっていた。「自分だけじゃなく、本当にみんなが楽しみながらやれていた。このチームにいられてよかったなと思う」。絶対王者の青森山田高を相手に美しいパスワークを披露し、3万人近い観衆を大いに沸かせた技巧派集団は、惜しまれながら大会を去った。

 前半5分、MF田中克幸(3年)のヘッドはわずかに右へ。同6分、MF本田翔英(3年)の左足シュートは相手に当たって枠外。同10分、相手バックパスの乱れを突いたFW矢尾板岳斗(3年)のシュートは左外へ。22分、FW晴山岬(3年)の右足シュートも不発。同36分にも左サイドをえぐった本田のシュートがGKの股下で阻まれると、37分に訪れたDF酒匂駿太(2年)の決定機もヘディングシュートをが相手がクリア。前半だけで次々に決定機を作った帝京長岡だったが、スコアが動くことはなかった。

 一方、青森山田はしたたかだった。前半16分、クロス攻撃からワンチャンスを決め切ると、後半2分にもカウンター攻撃から加点。「攻撃しながらも失点をしないようにチーム全体でやっていた。前半の0-1は悪くなかったけど、後半の立ち上がりにやられたことで勝負が決まった」(谷内田)。同32分には田中のスペシャルなミドルシュートで1点を返したものの、その後も決定機を活かせないままタイムアップの笛が鳴り響いた。

 試合後、古沢徹監督は「あと3日、このメンバーでいたかった」と決勝目前での敗戦に肩を落とした。4歳から地元の長岡ジュニアユースで切磋琢磨してきた谷内田、晴山、矢尾板の3選手を中心に実力を高めてきた技巧派集団。誰もが本気で日本一になれると信じていただけに、途中交代で大会を終えた主将は「結果を出せなかったことは満足できない」と語気を強めた。

 それでも囲み取材中、チームメートへの思いを問われた谷内田は「自分が生かされるプレーヤーなので、岬とか田中とかがいなかったら自分のプレーは出せなかった。仲間に感謝したい」と言葉を紡ぎながら目を潤ませた。そして「みんながいたからこそああいうサッカーができたので誇りに思う」と積み上げてきた歴史に胸を張った。

 谷内田は今季から京都サンガF.C.に加入。「サッカー人生の全てを長岡で育ったので、緑の血を流しながらJリーグでもやれれば…」。そう語る18歳が楽しみにしているのはやはり、町田へ加入する晴山、愛媛に加入するDF吉田晴稀(3年)ら仲間との再会だ。「みんな応援してくれると思うので期待に応えたい。また他にもJリーグに行く人がいるので、一緒のピッチで戦いたいというのが一番の気持ちです」。愛する故郷を巣立っても、長岡が育てた縁は消えない。

(取材・文 竹内達也)
●【特設】高校選手権2019

王者を苦しめたパスワーク…帝京長岡MF谷内田「みんながいたからできた」

帝京長岡高MF谷内田哲平主将(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 準決勝の試合後、帝京長岡高MF谷内田哲平主将(3年)の眼は赤く染まっていた。「自分だけじゃなく、本当にみんなが楽しみながらやれていた。このチームにいられてよかったなと思う」。絶対王者の青森山田高を相手に美しいパスワークを披露し、3万人近い観衆を大いに沸かせた技巧派集団は、惜しまれながら大会を去った。

 前半5分、MF田中克幸(3年)のヘッドはわずかに右へ。同6分、MF本田翔英(3年)の左足シュートは相手に当たって枠外。同10分、相手バックパスの乱れを突いたFW矢尾板岳斗(3年)のシュートは左外へ。22分、FW晴山岬(3年)の右足シュートも不発。同36分にも左サイドをえぐった本田のシュートがGKの股下で阻まれると、37分に訪れたDF酒匂駿太(2年)の決定機もヘディングシュートをが相手がクリア。前半だけで次々に決定機を作った帝京長岡だったが、スコアが動くことはなかった。

 一方、青森山田はしたたかだった。前半16分、クロス攻撃からワンチャンスを決め切ると、後半2分にもカウンター攻撃から加点。「攻撃しながらも失点をしないようにチーム全体でやっていた。前半の0-1は悪くなかったけど、後半の立ち上がりにやられたことで勝負が決まった」(谷内田)。同32分には田中のスペシャルなミドルシュートで1点を返したものの、その後も決定機を活かせないままタイムアップの笛が鳴り響いた。

 試合後、古沢徹監督は「あと3日、このメンバーでいたかった」と決勝目前での敗戦に肩を落とした。4歳から地元の長岡ジュニアユースで切磋琢磨してきた谷内田、晴山、矢尾板の3選手を中心に実力を高めてきた技巧派集団。誰もが本気で日本一になれると信じていただけに、途中交代で大会を終えた主将は「結果を出せなかったことは満足できない」と語気を強めた。

 それでも囲み取材中、チームメートへの思いを問われた谷内田は「自分が生かされるプレーヤーなので、岬とか田中とかがいなかったら自分のプレーは出せなかった。仲間に感謝したい」と言葉を紡ぎながら目を潤ませた。そして「みんながいたからこそああいうサッカーができたので誇りに思う」と積み上げてきた歴史に胸を張った。

 谷内田は今季から京都サンガF.C.に加入。「サッカー人生の全てを長岡で育ったので、緑の血を流しながらJリーグでもやれれば…」。そう語る18歳が楽しみにしているのはやはり、町田へ加入する晴山、愛媛に加入するDF吉田晴稀(3年)ら仲間との再会だ。「みんな応援してくれると思うので期待に応えたい。また他にもJリーグに行く人がいるので、一緒のピッチで戦いたいというのが一番の気持ちです」。愛する故郷を巣立っても、長岡が育てた縁は消えない。

(取材・文 竹内達也)
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“飢えていた”9番の帰還…静岡学園FW加納大「決勝に向けていい材料」

静岡学園高FW加納大(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.11 選手権準決勝 静岡学園高 1-0 矢板中央高 埼玉]

 静岡学園高の背番号9を任されているFW加納大(2年)は今大会、開幕前に負った左膝の負傷で限られた出場時間となっている。それでも準決勝の矢板中央高戦では後半22分から投入され、一定時間のプレーで試運転を完了した模様。「点を取って自分という存在を売り出したい」。最後の一戦では、これまでの鬱憤を晴らすような活躍を見せるつもりだ。

 本来であれば、チームの最前線で走り回っているはずだった。加納は昨年11月16日に行われた静岡県予選決勝の富士市立高戦(○6-1)で、チームを全国に導く2ゴールを挙げたものの、全国大会を目指してトレーニングしている最中に左膝の炎症が悪化。すぐに本調子に戻すことは難しく、本大会を控えの立場で迎えている。

「県予選の決勝でうまく点を取れて、これから全国で活躍しようという中のアクシデントだった」。そうした中、チームは全国の代表校を次々と無失点で破り、23年ぶりの準決勝進出という快挙を達成。代役として入ったFW岩本悠輝(3年)も5ゴールを挙げる活躍を見せ、加納に頼ろうという場面はなかなか訪れなかった。

 準々決勝までの4試合、背番号9のプレータイムは3回戦終盤の19分間だけ。「外から見る時間が多くなってしまった。その中でもチームがうまくいっていて、大量得点しているのを外から見ていた。自分も早く試合に出て点を取りたいなって飢えているというか、ウズウズしていた」。全国のピッチへの渇望は日に日に高まっていた。

 仲間たちの快進撃に複雑な思いがあったことは隠さない。「チームが勝ち上がっていくのは自分にこれからチャンスがあるという意味ではうれしさもあったけど、自分が活躍してチームを勝たせていくイメージをずっとしていたし、ここで自分の名前を大きくできればと思っていたので悔しい気持ちもあった」。それでもまずは状態を整え、その先に待つ出番に準備を続けていた。

 そうして迎えた準決勝の矢板中央戦、極端に引いて守ってくる相手を崩せない展開が続いた後半22分、ついに背番号9が呼ばれた。すると直後の24分、まずはMF松村優太(3年)のアーリークロスにボレーで合わせる。44分にはMF浅倉廉(3年)の伸びたトラップに反応し、GKを強襲するシュートも放つ。いずれもゴールには繋がらなかったが、手応えの残る約30分間だったようだ。

「外の選手を使ったり、自分で打ったりとか、攻撃のバリエーションを増やせれば得点のチャンスも広がると思った。シュートも何本か打てたし、収めてサイドの選手に散らすプレーも何本かあったし、その点では良かった」。むろん「FWなので得点を決められなかったのは課題」という心残りもあったが、そこは次の試合で乗り越えていく構えだ。

「今日はプレータイムがあったので、点を取れれば一番良かったけど、試合に出て少しは感触を掴むことができた。そこは決勝に向けていい材料になる」。そのように自身を示した17歳はチームのため、そして自分のキャリアのために爆発を誓う。「中学時代から名前を聞いてきた青森山田と対戦するチャンスがやっと来た。点を取って自分という存在を売り出したいです」。

(取材・文 竹内達也)
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「優太と目が合って」静岡学園FW小山尚紀、一瞬の判断で“PK獲得”アシスト

静岡学園高MF小山尚紀(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 一瞬のフィーリングを合わせたコンビプレーで強固な矢板中央高ディフェンスに綻びをつくった。後半終了間際、PKを獲得したMF松村優太(3年)とのワンツーを成功させた静岡学園高MF小山尚紀(3年)は「優太と目が合って、出したそうやなと思った。少し寄って行ったら優太がいい感じで抜け出してくれたので、落とすだけだった」と振り返った。

 4-4-2で徹底的に守りを固めてくる矢板中央に対し、後半の時計の針が45分を過ぎても得点を奪えなかった静岡学園。「(あれだけ引いてくるのは)結構珍しい。それにプラス相手の身体能力が優れていたので難しい試合だった」。キックオフ時は左ウイング、後半途中からはトップ下で打開を試みた小山は素直に振り返る。

「中(の人数)がめちゃめちゃ多かったので、外からのクロスは難しいなと思った。外を使うにしても、僕が行くというよりは僕が中に入って、左右のスペースをサイドバックが使うみたいな発想で、中で密集を作ってそこで崩して行けたらという感じだった」。その狙いで決定機も少なくはなかったが、「惜しい感じはあったけど、シュートミスでチャンスを逃してしまった」という結果となった。

 それでも後半アディショナルタイム3分、小山と松村の即興が試合に動きをもたらした。右サイドでボールを持った松村の意図を察した小山は「中に入る選択肢もあったけど、相手が高さもあって人も多かったのでボールサイドで崩して行こうと思った」という形でループ気味のパスをレシーブ。そのまま松村に落とすと、突破を仕掛けた松村がエリア内で倒された。

 静岡学園はPKを得た選手がキッカーを務める慣例。「優太が蹴るので外したらしゃあないかなと思っていた」(小山)。そんな信頼に支えられた背番号10は落ち着いてゴールキーパーの逆を取り、ゴール右隅にシュートを沈めた。「めちゃくちゃうれしかった。ようやく点が入ったな……って」。背番号14も歓喜の渦に飛び込んだ。

 この勝利により、全国制覇まであと一つ。対戦する青森山田高には「球際が厳しくて、フィジカルレベルも高い中、一人一人がしっかりした技術がある印象」と敬意を払いながらも、「ロングボールで押し込まれることがあると思うけど、奪ったボールを大事にして、ドリブルとショートパスで崩していければ」と普段のスタイルを崩すつもりはない。

 滋賀県のセゾンFCから「このサッカーに魅了された」と静岡学園を選んだ小山にとって、全国の決勝戦は積み上げてきたものを証明するための舞台にもなる。「準決勝でもすごくお客さんも入っていたし、決勝でも緊張しないと思う。見に来てくれたお客さんを楽しませられるように静学らしいサッカーをしたい」。今大会で猛威を振るってきた自慢のドリブル突破で、絶対王者の守備網も破壊するつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
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1失点悔やむも、ビッグセーブの青森山田GK佐藤「90点くらいあげて良い」

青森山田高のGK佐藤史騎は好守でチームの勝利に大きく貢献。決勝では無失点、チームを勝たせることにこだわる。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

「あのシュートを止められてチームも少しは助かったかなと思います」。青森山田高のGK佐藤史騎(3年)が、そう振り返るのは後半20分のプレーだ。青森山田は一瞬の隙を突かれて帝京長岡高のエースFW晴山岬(3年)に中央を破られ、フリーでシュートを打たれてしまう。だが、佐藤がファーサイドへのシュートを左手ワンハンドでストップ。次の瞬間、背番号1は右手を握りしめながら吼え、チームメートのハイタッチに応えていた。

 晴山と対峙した瞬間、佐藤は黒田剛監督からアドバイスされていた通りに身体を動かしたのだという。「ああいう時、FWはファーへ打ちやすいと言われていたので止められた」。重心をややファーサイドに置いて構えたGKは瞬時に跳躍。この一撃が決まっていれば、勝敗の行方は分からなかっただろう。それほどのビッグセーブだった。

「ビッグセーブした時はやっぱり気持ち良いですね。(スタンドの)どよめく声も聞こえるし、仲間も駆け寄ってくれるので気持ち良いですね」。その佐藤は前半にも抜け出してきたMF本田翔英(3年)に対して不用意に飛び出さず、十分に我慢してからシュートを狭いニアへ“打たせて”ストップ。後半にはMF谷内田哲平(3年)の右足ミドルをゴールの外へはじき出した。

 状態の良さを感じさせるようなセーブを連発し、自身に「90点くらいあげて良い」の高得点をつけた佐藤が、唯一悔やんだのが後半32分にMF田中克幸(3年)に決められたゴールだ。中盤からPA深くまでドリブルで持ち込まれると、グラウンダーのシュートは腕の下を抜けてゴールへ。「自分でも取れたというのもあったので……。あの晴山岬選手のシュートが取れた分、あのシュートが取れない訳無いと思いますし、自分としてもボールが下を通ったので悔しい」と首を振った。

 これを止めていれば、自己採点も「100点」に近いものになったかもしれない。だが、それは決勝に取っておく。「(決勝は) 100点出さないといけないと思いますし、GKの存在が大きいと思います。GKは大事なポジションなので、勝たせられるGKになれたらなと思います」。決勝の対戦相手は、抜群の攻撃力を誇る静岡学園高。例え、信頼するDF陣が破られても、最後の砦として相手の前に立ちはだかり、シュートを止めて、チームを勝たせる。

(取材・文 吉田太郎)
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シュート24本目で許した唯一の失点…矢板中央の1年生GK藤井、土壇場PKに「冷静さを欠いた」

矢板中央の1年生GK{{藤井陽登}(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 静岡学園高 1-0 矢板中央高 埼玉]

 シュート23本を浴びながらも耐え続けていた。0-0のまま試合は後半アディショナルタイムに入り、PK戦突入かとだれもが思う中、静岡学園(静岡)がPKを獲得。静岡学園にとって24本目のシュートとなったMF松村優太(3年)のキックが決まり、矢板中央高(栃木)の敗退が決まった。

 GK藤井陽登(1年)は「PKになった瞬間、自分が止めるという思いはあった」と振り返る。しかし、「自分の感覚でできなかった。先に動いてしまって、冷静さを欠いたのかなと思う」と、右に動いたところを逆サイドへ流し込まれた。

 試合を通して攻め込まれる中、好セーブも光った1年生守護神だが、「試合が始まる前から緊張して、硬くなってしまい、自分のパフォーマンスをあまり発揮できなかった」と唇を噛む。「自分の強みであるキックも安定しなかったし、GKの一番の仕事はセービング。最後、PKで終わって、あっけないなというか、悔しい気持ちが真っ先に出た」とうなだれた。

 青森県十和田市出身の藤井は地元の十和田中から、木村大地GKコーチ(青森山田高出身)の誘いを受けて矢板中央に進学した。決勝で青森山田と対戦することは大会前から一つの大きなモチベーションとなっていたが、あと一歩のところでその目標は果たせなかった。

「青森山田は(決勝まで)勝ち進んで、自分たちは勝てなかった。そこに大きな差があると思うし、今から一からやり直して、来年はそのチャンスをつかめるようにしたい」。まだ1年生の藤井に対しては試合後に「GKの先輩2人から『来年、再来年もあるから下を向かず頑張れ』と声をかけられた」という。初の決勝進出、そして日本一という夢を託され、1年後さらにたくましくなって帰ってくるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)
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後半9分に初めて許したシュート…好守で無失点V王手の静岡学園GK野知「準備できていた」

チームメイトに指示を出す静岡学園GK野知滉平(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 静岡学園高 1-0 矢板中央高 埼玉]

 GKにとっても難しい試合展開だった。2トップを含めたフィールド選手全員が自陣に引いてブロックをつくる矢板中央(栃木)に対し、静岡学園高(静岡)は立ち上がりからほぼハーフコートゲームで攻め立てたが、1点が遠い。前半のシュート数は静岡学園の9本に対し、矢板中央は0本。しかし、スコアは0-0だった。

 前半、ほとんど守備機会のなかった静岡学園GK野知滉平(2年)は「試合を通して静岡学園が攻めていて、静岡学園のペースだった。攻めているからこそ、チームとして一発のカウンターでやられることだけはないようにしようと話していた」と振り返る。

 静岡学園にとって、そして野知にとっても初めてのピンチは後半9分に訪れた。矢板中央はハイボールから最後はMF宮野流斗(3年)が左足でミドルシュート。矢板中央のこの試合初めてのシュートはゴール右隅を捉えていたが、野知が鋭い反応で弾き出した。

「正面じゃなくてギリギリに飛んできたけど、止めることができた。集中を切らさず、準備できていたからだと思う」。ここで失点していれば、相手の思惑にハマるところだった。窮地を防いだ2年生守護神は「止められたことはうれしい」としながらも、「チームとして緩かったというか、少し甘くなったところで一発やられてしまった。失点はしなかったけど、あのあとみんなで集まって、僕も強めに言って、もう一度締め直した」としっかり反省し、その後のプレーに生かした。

 0-0のまま試合は終盤に入り、PK戦も覚悟していたという。「最後のほうは(PK戦を)考えていて、PK戦になったら自分が止めてやるぞと考えていた」。しかし、チームは後半アディショナルタイムの決勝点で劇的勝利。MF松村優太(3年)がPKを決めた瞬間は「何と言っていいか分からないけど、とにかくうれしかった」と最後尾で喜びを爆発させた。

 これで1回戦から5試合連続の完封勝利。首都圏開催となった76年度大会以降では77年度の帝京(東京)、86年度の東海大一(静岡)、99年度の市立船橋(千葉)以来、史上4校目の無失点優勝に王手をかけた。

「無失点優勝は僕とDFラインの目標でもある。決勝まで無失点を続けてこれたのはうれしいし、決勝も無失点で優勝したい」。13日の決勝では、連覇を目指す青森山田(青森)と対戦する。野知は「青森山田はプレミアリーグでも優勝しているし、高校年代で一番強いチームだと思っている。チャレンジャー精神で、絶対に倒してやる気持ちで臨みたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)
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最後の最後に痛恨PK献上…矢板中央MF靏見「松村くんのドリブルを一番警戒していた」

体を張ってブロックする矢板中央MF靏見拳士朗(3年)(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 静岡学園高 1-0 矢板中央高 埼玉]

 気迫の守備で90分間を無失点に抑えた矢板中央高(栃木)はラストプレーPK弾に沈んだ。ゴール前に分厚い壁をつくって静岡学園高の猛攻を跳ね返し、0-0のままPK戦突入かと思われた後半アディショナルタイム3分だった。MF靏見拳士朗(3年)がPA内に切れ込んだ鹿島内定MF松村優太(3年)を倒してしまい、痛恨のPK献上。

「カットインは想定していたんですが、そこで相手が少しボールを出した時に、自分の足に引っかかってしまった」と靏見。「松村くんのドリブルを一番警戒していた。こういう選手がプロに行くんだなと感じました」。シュート数は2対24。大観衆の前で伝統の堅守を表現したが、“サヨナラPK”に沈む残酷な幕切れとなった。

 埼玉県出身の靏見にとっては地元・埼玉スタジアムのピッチで迎えた準決勝だった。「埼スタは憧れの舞台で、プレーしている時に鳥肌も立った。最高の舞台でした」。2回戦の大手前高松戦(○2-1)で先制ゴールを挙げるなど攻守に躍動し、大会中にも成長を遂げた。

「憧れだった選手権でベスト4まで来ることができた。高校に入る前は選手権に出ることが夢でしたが、入ってからは日本一を獲ることが夢になった。金子コーチ、高橋先生が3年間熱心に指導してくれたおかげで成長できた。矢板に来てよかったです」

 ボランチを組んだMF在間太一(3年)とともに、東京国際大でサッカーを続ける。今大会で得た自信と悔しさを糧に、次のステージへ。「大学でも2人でボランチを組んで、次は大学の日本一を狙いたい」と雪辱を誓った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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帝京長岡の今大会最初と最後のゴール決めたMF田中克幸「プロになることで恩返しを」

ドリブル弾で一矢報いた帝京長岡MF田中克幸(3年)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 帝京長岡高の今大会初ゴール、そして、最後のゴールを沈めた。約30mのドリブル弾でネットを揺らしたU-17日本代表MF田中克幸(3年)は「あのゴールで勢いをつけて逆転したり、同点、PKにつなげられたらよかったですが、山田は強かったです」と敗戦を受け止めた。

 0-2で迎えた後半32分だった。センターサークル内からドリブルをスタートした田中は相手をかわしてするすると前進すると、エリア内でも2人を外してコースを作り、PA内左から左足を振り抜く。「パスの選択肢は相手に読まれていたので、うまく選択肢を変えることができた。自分の間合いから相手の動きをよく見て、最後に振り抜きました」。右隅に突き刺したコントロールショットで1点差に詰め寄ったが、反撃はここまでだった。

「去年ベスト8で悔しい思いをして、この一年間積み上げてきたものは出し切れたと思う。悔いは残っていないです。3年間の集大成がここでよかった」。初戦の熊本国府高戦(○3-0)で決めたスーパーミドル弾がチームの今大会初得点。そして、青森山田から奪ったドリブル弾がチームとしても今大会最後の得点となった。

 岡山県出身の田中は帝京長岡でプレーするため、親元を離れて新潟県に渡った。3年間の挑戦は幕を閉じたが、「来てよかったです。夢見た舞台に立つことができた。緑の血が通っているというか、帝京長岡で過ごした3年間はとても濃いものだった。この先、別々の道に行ってもつながっていると思う」と仲間の存在に感謝した。

 京都内定MF谷内田哲平(3年)、町田内定FW晴山岬(3年)、愛媛内定DF吉田晴稀(3年)らJ内定トリオに負けない実力を持つ田中はプロからの誘いを断り、明治大に進学する。「4年後、プロに入って哲平、吉田、岬に負けず、プロに行ったら自分が一番活躍できる選手になりたい」と先のステージを見据えるレフティーは「長岡でお世話になった人たちにはプロサッカー選手になることで恩返しできたら」と強い決意を語った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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決勝進出も悔しさ滲ませた青森山田MF後藤、2日後は「後悔のないようなプレーを」

青森山田高の俊足サイドアタッカー・MF後藤健太は決勝で思い切りの良いプレー、後悔のないようなプレーを誓った。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 2年連続の決勝進出を決めた青森山田高の中で、右の俊足サイドアタッカー・MF後藤健太(3年)はどちらかというと悔しさを滲ませていた。

 自身のパフォーマンスについては、「この大会を通して一番良くなかった。最初に交代をしてしまいましたし、攻撃的なポジションなのでどうしてもゴールに繋がるようなプレーをしたかった」と厳しい評価。先制点のシーンは彼が3人に囲まれながらもキープしたことが起点となって生まれたものだったが、本人は「まだ足りないです」と首を振っていた。

 今大会初戦(対米子北高)は先制アシストを含む1得点2アシストの活躍。昌平高との準々決勝では相手のクリアミスを逃さずに貴重な追加点をマークしている。スピードに乗ったドリブルで右の突破口となっている後藤だが、この日はボールに触る機会も少なく、持ち味を十分に出し切れなかった。

 だからこそ、決勝では「後悔のないようなプレーを90分間やりたい。決勝は今日以上に観客もいっぱい来ると思いますし、楽しまなかったらもったいないと思います」。自分たちのサッカーをすれば必ず優勝できると信じている。2日後の決勝では、大観衆の中で青森山田らしいプレー、自分らしいプレーをして必ず日本一を勝ち取る意気込みだ。

「スピードに乗ったような場面があれば、自分の武器とするドリブルを発揮できると思う。スピードに乗った仕掛け、クロスやシュートで終われるようなプレー、思い切ったプレーができれば良いと思います」と後藤。この背番号11は年末のプレミアリーグファイナルでは豪快な右足シュートをゴールに叩き込んでいる。すでにできているという得点のイメージ。満員の埼スタを楽しみ、そのゴールネットを再び揺らして高校ラストゲームを終える。

(取材・文 吉田太郎)
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大分でJ1二桁ゴール、浦和に帰らずJ1王者横浜FMに完全移籍…オナイウ阿道「チャレンジしたいという気持ちに」

大分でJ1二桁ゴール、浦和に帰らずJ1王者横浜FMに完全移籍…オナイウ阿道「チャレンジしたいという気持ちに」
 王者へ覚悟の移籍となる。横浜F・マリノスへ完全移籍で加わったFWオナイウ阿道(24)は「使われたところで100%の力を出せるように準備していきたい」と決意を新たにした。

 正智深谷高出身のオナイウは、14年に千葉に入団してプロ生活をスタート。17年に浦和に完全移籍を果たすも、試合出場に恵まれなかったことで、18年よりレンタル移籍を決意。ただ18年は山口で22得点、19年はJ1の大分に移籍すると、10得点を決めて同年11月には日本代表にも初選出された。

 そして浦和に復帰することなく、J1王者への完全移籍を決意。「オファーを貰えたことは一人の選手として嬉しいことですし、チャレンジしたいという気持ちになった」と入団の決め手を語った24歳。昨季得点ランクトップタイの2人らとのポジション争いについても「その選手たちにはできない自分の良さがある」と話すと、「競争にしっかりと勝って、試合で使ってもらった時に結果が残せるようにやっていきたい」と表情を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)
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“言ってみるもんだな”SNSおねだりでMVP仲川にGT-Rプレゼント!副社長“自虐”「久々にいいニュース」

星野朝子副社長はウイットに富んだ話術で会場を沸かせた
「NISSAN GT-R」をドドーンとプレゼント!11日に行われた横浜F・マリノスの新体制発表会において、昨年度のJリーグMVPと得点王を獲得したFW仲川輝人に日産自動車の『NISSAN GT-R』が贈呈された。

 発端は普段からGT-Rファンを公言する仲川が、昨年12月23日に自身のSNSに「こりゃまた凄い車に乗ってしまった」「ワンガンブルーがGT-Rのカッコよさをより引き立たせる」と投稿。「23得点に絡むことが出来たので、日産自動車さんどうかGT-Rを…ご検討お願いします」とおねだりした。

 このエースのつぶやきは大きな反響を呼び、ついには日産自動車の公式ツイッターも反応。「GT-Rのことは星野副社長に伝えました!」と粋な返信をすると、これもまた大きな反響を呼んでいた。

 そして新体制発表会の最終盤に仲川が登壇すると、ステージ後ろから「NISSAN GT-R」が登場。ツイッターで話題となった日産自動車の星野朝子副社長本人も姿を現し、仲川に花束とビッグキーを手渡した。

 また同副社長は「VTR」を「GT-R」と言い間違い、さらに世間を騒がす同社元会長のカルロス・ゴーン被告の話題を匂わせ、「久々にいいニュース」とウイットに富んだ話術で会場の笑いを誘った。

 思わぬプレゼントに仲川は「言ってみるものだなあ。夢のようです」と少年のような笑顔。「マリノスにもっと恩返しがしたい。(E-1選手権に参加しましたが)代表で結果を残すためにはまだまだ足りないと感じたので、成長あるのみです」と力に変えていた。


(取材・文 児玉幸洋)
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川崎Fが今季背番号を発表! ルーキーの三笘は18番、旗手は30番

川崎Fが背番号を発表
 川崎フロンターレは11日、2020年シーズンの選手背番号を発表した。

 DF奈良竜樹(→鹿島)が着けていた3番は空き番号となり、MF阿部浩之(→名古屋)の8番はプロ3年目のMF脇坂泰斗が引き継ぐ。また、ルーキーではMFイサカ・ゼイン(←桐蔭横浜大)が15番、MF三笘薫(←筑波大)が18番、DF神谷凱士(←東海学園大)が26番、FW旗手怜央(←順天堂大)が30番となった。

 川崎Fは昨季、2連覇中だったJ1リーグこそ4位だったが、ルヴァンカップで初優勝。今季は就任4年目の鬼木達監督の下、4年連続のタイトル獲得を目指すシーズンとなる。

以下、2020年シーズンの選手背番号

1 GK チョン・ソンリョン
2 DF 登里享平
4 DF ジェジエウ(←パラナ・クルーベ(ブラジル)/完全移籍)
5 DF 谷口彰悟
6 MF 守田英正
7 DF 車屋紳太郎
8 MF 脇坂泰斗
9 FW レアンドロ・ダミアン
10 MF 大島僚太
11 FW 小林悠
12 ※サポーター番号(ふろん太)
13 DF 山根視来(←湘南)
14 MF 中村憲剛
15 MF イサカ・ゼイン(←桐蔭横浜大)
16 MF 長谷川竜也
17 DF ジオゴ・マテウス(←コリチーバ(ブラジル)/期限付き移籍)
18 MF 三笘薫(←筑波大)
19 MF 齋藤学
20 FW 宮代大聖(←山口/期限付き移籍より復帰)
21 GK 馬渡洋樹(←愛媛/完全移籍)
22 MF 下田北斗
23 GK 藤嶋栄介(←山口/完全移籍)
24 GK 安藤駿介
25 MF 田中碧
26 DF 神谷凱士(←東海学園大)
27 GK 丹野研太(←C大阪)
28 MF 原田虹輝
30 FW 旗手怜央(←順天堂大)
34 MF 山村和也
41 MF 家長昭博

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ロングスローではなく、クロスで魅せた。青森山田の右SB内田は守備反省も、先制アシスト

青森山田高の右SB内田陽介は正確なクロスで先制点をアシスト。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 青森山田高の右SB内田陽介(2年)は「試合終わってから(ヘッドコーチの)正木さんに『めっちゃ抜かれたな』と言われました」と首を振る。帝京長岡高の技術力、連係の質の高さの前に距離をあと50cm寄せることができず、相手に自由を与えてしまったことを反省。「相手の攻撃に対してどう守備していくかまだまだ課題」と改善することを誓っていた。

 それでも、攻撃面の話題になると笑みも。前半16分には対峙した相手WBの中への絞りが甘いと見るや、斜めのスプリントとMF古宿理久(3年)のスルーパスでその背後を取ってクロスを上げ切る。これをFW田中翔太(3年)が頭でゴールへ沈めて先制点となった。

 走り込んでのクロス、その質ともに狙い通り。守備に重きを置く中で攻め上がりの回数はそれほど多くないが、スピードを活かした攻撃参加からのクロス、シュートは彼の特長だ。

「(走り込んでのクロスは黒田)監督にも言われていました。練習通りに合わせられたのは良かったです」という会心のクロスでアシスト。今大会、ロングスローで注目を集めてきたSBがこの日はもう一つの武器で勝利に貢献した。

 内田は「自分としては守備できなかったんですけれども、攻撃で活躍できたというのは一つ大きなことだと思います」と前向き。そして、決勝へ向けては「緊張感というのはあったりするけれど悪い緊張感ではなく、良い緊張感で入れば自分も良いプレーができると思う。調整して全力で臨みたい」と意気込んだ。

(取材・文 吉田太郎)
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絶品スルーパス!思うようにボールを触れない中、青森山田の司令塔・古宿が1本の精度でゴール演出

青森山田高MF古宿理久はそのパスセンスと精度で2ゴールを演出した。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 準決勝第1試合は両校の注目パサーが魅せた試合だった。ボールを保持した帝京長岡高のMF谷内田哲平(3年/京都内定)が相手の逆を取る動きや正確なパスで存在感を放っていたが、勝負を決めるようなパスを通したのは青森山田高の司令塔・MF古宿理久(3年/横浜FC内定)の方。相手に主導権を握られていた時間帯の中、パス一本で試合展開を変えた。

 前半16分、青森山田は右中間でボールを繋ぐと、古宿が相手のDF間を通す見事なスルーパス。距離感、精度ともにパーフェクトと言えるようなボールに走り込んだ右SB内田陽介(2年)がダイレクトでクロスを上げると、ファーサイドのFW田中翔太(3年)が頭で合わせて先制点となった。

 普段に比べて、古宿がボールに触れる時間が少なかったことは確か。だが、J1クラブへ加入するMFは1本に集中し、ゴールを演出した。「自分たちのチャンス1本で決められたのは良かった」と振り返る古宿は、後半2分にもMF武田英寿(3年)とのコンビネーションから右サイドを切れ込み、スピードのあるクロスでMF松木玖生(1年)の決勝点を演出。足元でボールを受ける動きが相手に狙われる中、スペースへ抜け出すことができる強みも発揮してゴールをもたらした。

 そして、古宿は「あんまりボールを受けられない中で1本のチャンスをものにしてやろうと思っていて、何本かサイドチェンジもあったんですけれども、スルーパスやクロス上げて点も入ったので良かったと思います。自分のパフォーマンスも結構上っている状態で守備の部分でも攻撃の部分でも貢献できて良かった」と微笑んだ。

 昌平高との準々決勝では3-0の後半に不用意なパスを相手にインターセプトされて、カウンターから失点。チームの流れを崩すミスをしてしまった。そのミスは自身への戒めに。「自分がミスをしたら(チームが)落ちるという責任感をもってプレーしている」という司令塔はこの日、守備面含めて納得のパフォーマンスで決勝進出に貢献した。「明日良い準備をして決勝に臨みたい」という古宿が、決勝でもその1本の精度でゴールに結びつける。

(取材・文 吉田太郎)
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再確認した“マリノス愛”…水沼宏太「やっぱりマリノスが好き」

再確認した“マリノス愛”…水沼宏太「やっぱりマリノスが好き」
 横浜F・マリノスに10年ぶりに復帰することになったMF水沼宏太が、想いを語った。

 アンジ・ポステコグルー監督のもと、話題性のあるサッカーを展開しながら、リーグ制覇という結果も残した古巣への帰還。11日に行われた新体制発表会に登壇した水沼は、ひと際大きな拍手と歓声を浴びた。

 父親の貴史さんも現役、そして監督として在籍したクラブ。宏太もジュニアユースから在籍し、2008年にトップ昇格してプロキャリアをスタートさせた。

 しかし2種登録時代も含め、マリノスに在籍した3年半でリーグ戦29試合に出場したものの、無得点。2010年途中から栃木へのレンタル移籍でチームを離れると、その後移籍した鳥栖では完全移籍を果たした。

 マリノスを離れて約10年。マリノスを離れたすべてのシーズンでゴールを記録するなど、結果を残し続けたことで、“水沼=マリノス”というイメージは薄れていった。

 水沼自身は「オファーが来ても行くかというつもりだった」と冗談を明かすが、マリノスを離れてからはそこまで意識することもなかったという。しかし、いざオファーが届いてみると、想いが蘇った。

「オファーが来たときはめちゃくちゃ嬉しかった。今までやってきたことが認められたのかなと思うし、連覇するために必要としてくれたことが嬉しかったです」

 迎えたチーム始動日。自身が所属した10年前とが練習場も変わり、選手もほとんど入れ替わっていることから、「新しいチームに来たなという感覚」。しかし真新しいユニフォームに袖を通すと、「やっぱりマリノスが好きなんだな」という気持ちが沸き上がってきたという。

「今まで外でやってきたプレーを認めてもらえたこともそうですし、昔マリノスで何も成し遂げられなかったという想いしかないので、今は違うぞというのをみせたいと思います」

 前回在籍時とは経験値が違う。J1出場数は200試合を超え、現所属選手のほとんどが知らないAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場経験も持つ。「連戦で厳しい戦いになりますけど、試合がたくさん出来ることは幸せなこと」。今年2月で30歳を迎えるベテラン選手として、今度こそマリノスの力になってみせる。

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「どんなFWでも抑えられる」青森山田DF藤原優大、エース晴山をゼロ封

青森山田高DF藤原優大(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 シュートミスに助けられる場面こそあったものの、得点王候補の相手エースFW晴山岬(3年)をノーゴールに抑え込んだ。安定した対人戦と判断力の優れた配球で存在感を放った青森山田高DF藤原優大(2年)は「キーマンになると思っていたけど、得点させなかったのはすごく良かった」と手応えを語った。

 前回大会は1年生ながら埼玉スタジアムのピッチを経験。準決勝、決勝のいずれも終盤での守備固めという時限起用だったが、優勝の歓喜をフィールド上で迎えるという栄誉に恵まれた。

「去年を経験した人があまりいない状況のなかで、自分はピッチに立たせてもらっていた。その経験は今年に入って何回も活きてきた。それを周りの人に伝えたり、去年の経験を活かしたりというのは絶対にやらないといけないと思っていた。経験させてもらったことを今年につなげないと、去年経験した意味がない」。

 そんな17歳は絶対王者の主力センターバックとして、一回り成長した姿で埼玉に帰ってきた。高い技術と巧みな体使いを誇る晴山に対応で後れを取る場面もあったが、すぐにプレッシャーをかけ直してゴールは割らせず。終盤には落ち着いたボール奪取から、周囲の動きをしっかり察知したロングボールでチームの陣地を回復していた。

「今日も素晴らしいFWとやれて楽しかった。その中で抑えたり、抜かれなかったりしたのは自信になっている。今日も晴山がキーマンになると思っていたけど、得点させなかったのはすごく良かった」。準決勝の一戦を前向きに振り返った背番号5は「次も強豪になるけど自信はあるし、どんなFWでも抑えられる自信はある」と力強く語った。

 ここまでは「周りからいい意味で期待されていて、決勝までは行けるって思われていた中、それでしっかり力を発揮できたのは収穫」というポジティブな結果を残してきた。しかし、決勝にたどり着いた以上は「ここまで来たら優勝するしかない」といい、ここで満足して終わるつもりはない。

「決勝ではあるけどそういうのは関係なく、自分たちが一年間積み上げてきたものはどのチームよりもあると思う。積み上げてきたものを全て発揮できれば絶対に負けない。相手の対策はもちろん、それをした上で自分たちのやるべきことをやれば絶対に勝てる」。落ち着いた姿勢を崩さない2年生CBは積み上げてきた自信を胸に、最後の一戦へ挑む。

(取材・文 竹内達也)
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シントトロイデンDF小池がC大阪に完全移籍…昨季は鹿島でリーグ戦14試合1得点

DF小池裕太がC大阪に完全移籍
 セレッソ大阪は11日、シントトロイデン(ベルギー)から鹿島アントラーズに期限付き移籍していたDF小池裕太(23)が完全移籍で加入することを発表した。

 新潟ユース出身の小池は流通経済大在学中の2018年8月、シントトロイデンでプロキャリアをスタート。しかし、同シーズンは出場機会を得られず。昨季は、特別指定選手として所属した経験のある鹿島に期限付き移籍。J1リーグ戦14試合に出場し、1得点を挙げた。

 C大阪のクラブ公式サイトを通じ、「完全移籍で加入することになりました小池裕太です。セレッソ大阪の勝利に貢献出来るよう頑張ります。必ずタイトルを獲りましょう。応援よろしくお願いします」と挨拶している。

以下、クラブ発表プロフィール

●DF小池裕太
(こいけ・ゆうた)
■生年月日
1996年11月6日(23歳)
■出身地
栃木県
■身長/体重
170cm/64kg
■経歴
新潟ユース-流通経済大-シントトロイデン(ベルギー)-鹿島-シントトロイデン(ベルギー)
■出場歴
J1リーグ: 14試合1得点
カップ戦:5試合
天皇杯:7試合
■代表歴
ユニバーシアード日本代表

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全国で8戦7発! 青森山田FW田中翔太「決勝も絶対に取りたい」

青森山田高FW田中翔太(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 自慢の勝負強さは埼スタのビッグマッチでも健在だった。青森山田高FW田中翔太(3年)は前半16分、右サイドを駆け上がったDF内田陽介(2年)のクロスに飛び込むと、身体をそらしながらのヘディングシュートで先制点を奪取。これで全国大会の一発勝負では8試合7ゴール。ストライカーにふさわしい働きを続け、チームを2年連続のファイナルに導いた。

「結果が出ているので、勝負強さはあるんじゃないかと自信を持ってやれている」。そう語る背番号9は今季、全国の一発勝負で華々しい活躍が続いている。夏のインターハイでは3試合すべてで得点し、高円宮杯プレミアリーグファイナルでもゴールを記録。さらに今大会でも初戦の2回戦、3回戦で連続得点を挙げるなど、圧倒的な得点力を誇ってきた。

 この日も序盤に一方的な劣勢を強いられていた中、武器としてきた勝負強さを発揮した。MF古宿理久(3年)からのスルーパスが神田に通ると、素早くマークを回避。内田からのクロスは想定より後方に入ったものの、「練習からズレたボールを合わせていたので、練習の成果が出た」というヘディングシュートをクロスバー下方に当て、見事にゴールラインを破った。

 得点直後にはアニメ『ドラゴンボール』シリーズに登場する『ギニュー特戦隊』のポーズをMF武田英寿(3年)、MF後藤健太(3年)ら4選手と披露し、埼玉スタジアムを沸かせた。「ドラゴンボールシリーズが選手権で流行ってるのかなと思って」とこれまでのパフォーマンスも参考にしたという田中。これまでは『かめはめ波』が主流だった中で「ちょっとズレたところを狙った」というユニークさも光った。

 田中のゴールが劣勢の青森山田に勇気を与え、追いすがる帝京長岡高を振り切って決勝に歩みを進めた。これで2年連続でのファイナル。もっとも、昨季はメンバー外だった田中にとっては初めての全国決勝だ。「この1年間、絶対にこの埼玉スタジアムで優勝したいと思ってやってきた」と2日後に控える夢舞台への思いは強い。

「先輩たちが優勝したのは嬉しかったけど、メンバーに入れないのは悔しい気持ちもあった」。そんな記憶を払拭するには、高校生活最後に試合に勝つしかない。勝負強さを誇る背番号9は静岡学園高との決勝に向けて、「自分も5万人のなかで点を決めたら鳥肌も立つだろうし、自分も決めたいなって思いがあった。決勝も絶対に取りたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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青森山田の“ギニュー特戦隊”パフォ舞台裏…ドラゴンボールは「読んだことない」

青森山田の“ギニュー特戦隊”パフォ
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 青森山田高がゴールセレブレーションで選手権を沸かせた。前半16分にFW田中翔太(3年)が技ありの先制ヘッドを沈めると、アニメ『ドラゴンボール』に登場する“ギニュー特戦隊”のパフォーマンスを披露。浦和レッズ内定のU-18日本代表MF武田英寿(3年)をセンターに5選手がそれぞれポーズを取り、歓喜を表した。

 5日の準々決勝・昌平戦(○3-2)でゴールを決めたMF浦川流輝亜(3年)とDF神田悠成(3年)が“かめはめ波”を披露したことから、その続編として前日に決まったというゴールセレブレーション。「あの中の5人の誰かが決めたらやろうと言っていた」と明かした田中は得点後、歓喜のあまりパフォーマンスを一瞬忘れてしまったが、「みんなに『ギニュー』『ギニュー』と言われて思い出しました。うまくできました。結構、綺麗にできた」と笑顔で振り返った。

 得点者だった田中は右の「バータ」役で、センターの「ギニュー」は10番で主将の武田。「最初はゴールを取った選手が真ん中とも考えたんですが、それは難しいかなということで、決めておきました」と舞台裏を明かした武田も「あまりそういうことをしないので、ゴールパフォーマンスは初めてだったかも」と笑顔をこぼした。

 武田、田中、浦川、MF後藤健太(3年)という攻撃の4人に左サイドバックの神田を加えた5人の合わせ技。後藤は「グルド」役を担ったが、「バスの中でちょっとYou Tubeを見たくらいなので、自分だけ再現率が低かった」と苦笑いだった。

 ドラゴンボール世代ではない2001年生まれの精鋭たちは「(ドラゴンボールは)読んだことないです」「あんまり知らない」「見たことがない」と口を揃えたものの、息のあったパフォーマンスで2万9747人の大観衆を沸かせた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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スペイン人指揮官を招聘の新潟、今季の背番号を発表

新潟が今季の新体制を発表
 アルビレックス新潟は11日、2020年シーズンの新体制および選手背番号を発表した。

 新潟は昨季のJ2リーグ戦で10位。過去にバルセロナでスカウトやアカデミーコーチを務めたスペイン人のアルベルト・プッチ・オルトネダ新監督の下、3年ぶりのJ1復帰を目指す。

以下、2020年シーズンの新体制

■スタッフ
▽監督
アルベルト・プッチ・オルトネダ

▽コーチ
オスカル・エルナンデス

▽テクニカルコーチ
栗本悠人

▽フィジカルコーチ
エウ・ガヴィラン

▽GKコーチ
石末龍治

■選手
1 GK 大谷幸輝
2 DF 新井直人
4 DF 岡本將成
5 DF 舞行龍ジェームズ
6 MF 秋山裕紀
8 MF シルビーニョ
9 FW ファビオ(←オエスチFC/ブラジル)
10 MF 本間至恩
11 FW 渡邉新太
12 サポーター
13 FW フランシス
14 FW 田中達也
15 DF 渡邊泰基
16 MF ゴンサロ・ゴンザレス(←CAフベントゥ/ウルグアイ)
18 MF カウエ
19 MF ペドロ・マンジー(←チェンナイ・シティFC/インド)
20 MF 島田譲(←長崎/期限付き移籍)
21 GK 阿部航斗(←筑波大)
22 GK 小島亨介(←大分/期限付き移籍)
23 DF 柳育崇
24 MF ロメロ・フランク(←町田)
27 MF 大本祐槻(←長崎)
28 DF 早川史哉
29 MF 森俊介
31 DF 堀米悠斗
33 MF 高木善朗
39 FW 矢村健(←新潟医療福祉大)
41 GK 藤田和輝
50 DF 田上大地(←柏/期限付き移籍)

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[MOM3148]青森山田MF松木玖生(1年)_決勝弾にスーパークリア!1年前に思い描いていた姿を上回る大活躍

後半2分、青森山田高MF松木玖生が左足で決勝点。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 中学3年時に描いていた1年後の姿。スーパールーキーは、自分が思い描いていた以上の活躍で青森山田高を決勝戦へ導いた。

 U-16日本代表MF松木玖生(1年)は、埼スタファイナルを懸けた一戦で“2ゴール分”の仕事をしてのけた。1-0の前半37分、青森山田はサイドを打開され、決定的なクロスを入れられる。これはGK佐藤史騎(3年)が飛び出して弾いたが、混戦からゴールへ押し込まれそうになった。

 ボールは佐藤が反応できない左隅へ。だが、「ゴールに近づいたので、このままだと決められるなと思って」ゴールをカバーした松木が頭でクリアし、前半最大のピンチを逃れた。すると、松木は「ヨッシャ―!!!」と咆哮。1年生はビッグプレーでチームを救うと後半開始直後に自らゴールを決めて見せた。

 2分、青森山田は右サイドを抜け出したMF古宿理久(3年)が右足でクロス。DFに当たってファーサイドに流れたボールを背番号7が左足ダイレクトでゴールに押し込んだ。ゴールを決めると、両手で「Tポーズ」。友人の名前の頭文字を形どるゴールセレブレーションで貴重な一撃を喜んだ。

 今大会は初戦、3回戦で計3ゴール。一方で守備能力の高さ、運動量の多さを示している。この日も、自陣ゴール前でゴールを守ったかと思えば、敵陣ゴール前にも顔を出して決勝点を記録。ボックストゥボックスの動きは持ち味の部分だ。「シャドーのポジションはPAからPAの仕事が多いですし、守備でも少し貢献できたし、点数も決められたのでチームとしても良かったと思います」。加えて、ルーズボールに対して身体を投げ出してクリアするなど、身体を張ったプレーも連発。背中でチームを引っ張り、今大会4得点と目に見える活躍をしている。

 青森山田中に在籍していた1年前、先輩たちが日本一を勝ち取る姿を見て、1年後の自身の姿を思い描いていたという。青森山田高のレギュラーとして選手権で勝利に貢献するのはイメージ通り。ただし、「1、2点獲れれば良いかなと。自分がこれほど得点獲れるとは思っていなかったです」と“未来予想図”を超える活躍を驚いていた。

 この活躍のために中学時代から筋力トレーニングを実施。毎日茶碗3杯のご飯を食べるなど肉体強化に取り組んできた。この1年で5kg増量。夏頃は「筋トレしすぎて」身体が重くなり、思うように動けなかった時期もある。それでも、秋から冬にかけて身体にキレが出て、現在は強さと巧さの両方をピッチで表現している。

 日本一まであと1勝。1年前から思い描いてきた決勝は、「決勝で圧倒して勝つというのは思い描いていました」という。そして、自身の決勝でのプレーについては「これも想像なんですけれども、自分が3点くらい獲ってチームを勝たせてという感じですね。自分、主役で考えているんで(微笑)」。全国決勝で3得点はさすがに容易ではないが、その可能性も感じさせるような働きぶり。飛躍したスーパールーキーは、“主役”として初の選手権を終えるか。まずはチームのために走って、戦って、その上で自分が再び試合を決めるようなプレーをする。

(取材・文 吉田太郎)
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名古屋がMF米本&DF丸山との契約更新に合意

名古屋がMF米本拓司、DF丸山祐市と契約更新
 名古屋グランパスは11日、MF米本拓司(29)とDF丸山祐市(30)について、2020年シーズンの契約更新に合意したことを発表した。

 米本は昨季J1リーグ戦28試合、ルヴァン杯2試合に出場。クラブ公式サイトを通じ、「今年も大歓声の中でプレー出来ることを大変嬉しく思います。ファミリーと一緒に勝つことだけを考えて1日1日を大事にして過ごしていきたいと思います。タイトルを取るために一緒に闘いましょう!」とコメントしている。

 また、丸山も昨季はJ1リーグ戦28試合、ルヴァン杯2試合に出場。「2020シーズンも名古屋グランパスでプレーできることを、とても嬉しく、幸せに感じます」と喜びを語り、「責任と感謝の心を忘れず、エンブレムに恥じぬよう、全力を尽くします。ファミリーの皆さん、今年も赤く染まるスタジアムで引き続き最高のサポートよろしくお願いします!」と意気込んだ。

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大学サッカータイトル総なめ“最強明治”が祝勝会、4年生は9名がJリーグへ

明治大が祝勝会を実施した
 昨シーズンの大学サッカーのタイトルを総なめにした明治大が11日、祝勝会を行った。

 明治大は昨季、関東大学リーグ戦1部、総理大臣杯、全日本大学選手権(インカレ)の3大タイトルを獲得する3冠を達成。総理大臣杯予選のアミノバイタル杯、天皇杯東京都予選を含めると5冠の快挙となり、“最強”の名を欲しいままにした。

 祝勝会には同大関係者やOBのほか、大学サッカー関係者らが出席。あいさつした栗田大輔監督は「12月22日のインカレの決勝の日に、個人としてもチームとしても一番強くあろうというシーズン初めに立てた目標に対して、毎試合ブレずに戦った結果だと思っています」と喜びを報告した。

 16名がいた4年生は、うち9名がJリーグクラブ、1名がJFLクラブに進む黄金世代となった。所属先クラブですでに活動を始めている選手も多いが、一時帰京してこの日の会に出席した。主将FW佐藤亮(4年=北九州内定)は「このような素晴らしい会を開いていただきありがとうございます」とあいさつ。またOBの日本代表DF長友佑都からのビデオメッセージも流され、「これは偉業だと思います」と後輩たちの3冠達成を祝福した。

GK加藤大智(愛媛FC)
DF川上優樹(ザスパクサツ群馬)
DF小野寺健也(モンテディオ山形)
DF中村帆高(FC東京)
MF瀬古樹(横浜FC)
MF森下龍矢(サガン鳥栖)
MF安部柊斗(FC東京)
MF中村健人(鹿児島ユナイテッドFC)
FW佐藤亮(ギラヴァンツ北九州)
FW中川諒真(東京武蔵野シティFC)
(取材・文 児玉幸洋)

[MOM3147]静岡学園MF松村優太(3年)_「外したら負ける」ラストプレーの劇的PKで“有言実行”初ゴール

後半アディショナルタイム4分、静岡学園MF松村優太がPKを決める(写真協力=高校サッカー年鑑)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.11 選手権準決勝 静岡学園高 1-0 矢板中央高 埼玉]

 2万9747人の大観衆が固唾を呑んで見守る中、背番号10はゆっくりと助走に入った。0-0のまま迎えた後半アディショナルタイム4分につかんだPKのチャンス。静岡学園高(静岡)のMF松村優太(3年、鹿島内定)は右足で冷静にゴール右へ流し込んだ。

 直後に静岡学園の24年ぶり決勝進出を告げるホイッスル。劇的な“サヨナラPK”を決めた松村は「これを外したら負けるぞというぐらいの気持ちで臨んだ。落ち着いて決めることができた。自分の信じた方向に蹴るだけだった。GKは全然見ていない」と胸を張る。これが今大会初ゴール。大舞台で勝負を決める大仕事をやってのけるのがエースのエースたるゆえんだ。

 卒業後は鹿島入団が内定している50m走5秒8の高速ドリブラーは毎試合、厳しいマークに遭ってきた。それでも、松村に相手の警戒が集まることで周囲が空き、チームとしては準々決勝までの4試合で計15ゴール。ところが、この日対戦した矢板中央(栃木)は松村一人をマークするのではなく、2トップを含めたフィールド選手全員が自陣まで引いてゴール前に分厚い壁をつくってきた。

「相手のストロング(守備)が堅くて、攻めあぐねている時間もあった。それでも後半の最後は崩せている場面もあったし、90分以内で決めないと(PK戦で)やられるという気持ちで最後まで攻め続けた」。PK戦になれば精神面でも相手が優位に立ちかねない。「そうなると(PK戦になると)相手の思うつぼ」と、終盤は怒涛の攻撃に出た。

 後半44分、松村がPA内右からマイナスに折り返すもMF浅倉廉(3年)のトラップが流れ、FW加納大(2年)も押し込めなかった。後半アディショナルタイム2分にはDF田邉秀斗(2年)のクロス性のシュートが右ポストを直撃。それでも、PK戦突入かと思われた同3分にMF小山尚紀(3年)とのパス交換でPA内に切れ込んだ松村が相手に倒され、PKを獲得した。

「(PKは)取った人が蹴ることになっているし、(キッカーを)譲る気はなかった」。重圧のかかる場面で自らキッカーを務めた背番号10のひと振り。今大会はここまで無得点が続いていたが、「今日は(点を)取れる予感もしていた」という。

 静岡県予選でも当初は無得点が続いたが、準決勝の浜松開誠館戦(○2-0)でチームを勝利に導く2ゴールを決め、決勝の富士市立戦(○6-1)は開始18秒の先制点でゴールラッシュの口火を切った。全国大会の1回戦・岡山学芸館戦(○6-0)後には「県予選も最初は点を取ってなかったけど、準決勝、決勝で取った。そんなに焦りはない」とも話していた。

「ここまで点を取れていなかったけど、焦りなく、落ち着いて試合に臨めたことが良かった」。大舞台で発揮する勝負強さ。準々決勝の徳島市立戦(○4-0)後にも「次はしっかり取れるようにしたい。周りからも『テレビに映ったら強いね』と言われる。次は大きいスタジアムですし、また楽しんでやっていきたい」と自信を見せていたが、まさに有言実行の決勝点となった。

 13日の決勝では、24年ぶり2度目の優勝、単独では初優勝を懸けて青森山田(青森)と対戦する。「青森山田は攻守ともにレベルが高い。高体連では一番強いと思う」。相手の10番は浦和内定のMF武田英寿(3年)。“10番対決”も注目される中、松村は「あんまり会ったことはないけど、これからプロの世界でも勝負していく選手。ライバル意識は持っているし、チームが勝てるように、自分のプレーで結果につなげたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)
●【特設】高校選手権2019

鹿児島にレンタル中のGKアン・ジュンス、2年ぶりにC大阪へ復帰

 セレッソ大阪は11日、鹿児島ユナイテッドFCに期限付き移籍していたGKアン・ジュンス(21)が復帰することを発表した。

 韓国出身のアン・ジュンスは2016年7月にC大阪へ加入。2018年から鹿児島に期限付き移籍し、昨季はJ2リーグ戦36試合に出場した。

 C大阪復帰にあたり、クラブ公式サイト上で「あけましておめでとうございます。2年ぶりに復帰することになりました。チームの力になるように頑張ります。よろしくお願いします」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●GKアン・ジュンス
(Ahn JoonSoo)
■生年月日
(21歳)
■出身地
韓国
■身長/体重
188cm/78kg
■経歴
忠毅中-議政府FC U-18-C大阪
■出場歴
J2リーグ:36試合
J3リーグ:47試合

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広島にボタフォゴの21歳MFエゼキエウが完全移籍…メディカルチェック後に正式契約へ

広島に加入するMFエゼキエウ
 サンフレッチェ広島は11日、ボタフォゴ(ブラジル)に所属するMFエゼキエウ(21)が2020年シーズンより完全移籍で加入することに合意したと発表した。正式な契約完了は、メディカルチェック後の予定となっている。

 エゼキエウは加入にあたり、クラブ公式サイト上で「サンフレッチェ広島は歴史と伝統のある強豪クラブです。そのクラブの一員になれたことは夢のようです。早く日本とチームに馴染んで貢献したいです。ファン・サポーターの皆さん、共に戦い、再びJ1リーグで優勝しましょう。応援よろしくお願いします」とコメントした。

以下、クラブ発表プロフィール

●MFエゼキエウ
(Ezequiel)
■生年月日
1998年3月9日(21歳)
■出身地
ブラジル・リオデジャネイロ州
■身長/体重
167cm/64kg
■経歴
2017年:ボタフォゴ(ブラジル)…2試合1得点
2018年:ボタフォゴ(ブラジル)…22試合0得点
2019年:スポルチ・レシフェ(ブラジル)…30試合4得点/クルゼイロ(ブラジル)…14試合0得点

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札幌が今季の選手背番号などを発表

就任3年目を迎えるペトロヴィッチ監督
 北海道コンサドーレ札幌は11日、2020年シーズンの新体制を発表した。

 ペトロヴィッチ監督体制3年目のシーズンを迎える札幌。新加入選手の背番号は、MF金子拓郎(←日本大)が30番、MF高嶺朋樹(←筑波大)が31番、DF田中駿汰(←大阪体育大)が32番となっている。

以下、2020年シーズンの新体制

■スタッフ
▽監督
ペトロヴィッチ

▽コーチ
四方田修平
ブルーノ・クアドロス
沖田優
杉浦大輔
長嶺寛明
竹内清弥

▽フィジカルコーチ
大塚俊介

▽GKコーチ
赤池保幸

▽フィジオセラピスト
セウソ

▽トレーナー
佐川和寛
内藤大貴

▽アスレティックトレーナー
岩佐誠一

▽通訳
鈴木ウリセス
通訳 ハリー・ビッソル
通訳 ティワーポン

▽マネージャー
李成樹

▽エキップ
相川裕太
佐藤蓮

■選手
1 GK 菅野孝憲(←京都/完全移籍)
2 DF 石川直樹
3 DF 進藤亮佑
4 FW 菅大輝
5 DF 福森晃斗
7 MF ルーカス・フェルナンデス(←フルミネンセ/完全移籍)
8 MF 深井一希
9 FW 鈴木武蔵
10 MF 宮澤裕樹
11 FW アンデルソン・ロペス
14 MF 駒井善成
15 DF 濱大耀
16 FW 藤村怜
17 MF 檀崎竜孔
18 MF チャナティップ
19 MF 白井康介
20 DF キム・ミンテ
21 GK 阿波加俊太
23 MF 中野嘉大
25 GK ク・ソンユン
26 MF 早坂良太
27 MF 荒野拓馬
30 MF 金子拓郎(←日本大)
31 MF 高嶺朋樹(←筑波大)
32 DF 田中駿汰(←大阪体育大)
48 FW ジェイ

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川崎F、ブラジル人DFジオゴ・マテウスをレンタルで獲得

 川崎フロンターレは11日、昨季コリチーバ(ブラジル)に所属していたDFジオゴ・マテウス(26)が期限付き移籍で加入することを発表した。移籍期間は2020年2月2日から2021年1月1日までとなっている。

 ブラジル人のジオゴ・マテウスは1993年生まれの26歳。母国ブラジルのクラブのほか、ポルトガルのポルトBやポルティモネンセでのプレー経験もある。

 クラブ公式サイトを通じ、「川崎フロンターレに加入することが出来て本当に嬉しく思います。クラブの目標を達成できるように、クラブに貢献出来るように日々のトレーニングから全力を尽くします。また、今回川崎フロンターレとの契約を結ぶにあたって、尽力してくれた関係者の皆様に感謝いたします。最後に、この場を借りて、私の両親と妻に、これまで支えてくれたことに感謝します」とコメントした。

以下、クラブ発表プロフィール

●DFジオゴ・マテウス
(DIOGO MATEUS)
■生年月日
1993年2月13日(26歳)
■出身地
ブラジル、サンパウロ州
■身長/体重
173cm/67kg
■経歴
インテルナシオナル(ブラジル)- ポルトB(ポルトガル)-ポルティモネンセ(ポルトガル)-ビトーリア(ブラジル)-ポンチ・プレッタ(ブラジル)-クリシューマ(ブラジル)-フェロビアリア(ブラジル)-CRB(ブラジル)-コリチーバ(ブラジル)

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C大阪が2選手と今季契約を結ばず…MF丸岡「愛を持って育てて頂いた」MF田中亜土夢「2年間とてもいい経験」

C大阪のMF丸岡満とMF田中亜土夢が契約満了
 セレッソ大阪は11日、MF丸岡満(24)、MF田中亜土夢(32)と契約満了に伴い、今季の契約を結ばないことを発表した。

 C大阪U-18出身の丸岡は2014年のトップ昇格と同時にドルトムントへ期限付き移籍し、2016年に復帰。2017年途中に長崎、2018年には山口へ期限付き移籍し、C大阪に復帰した昨季はU-23チームでJ3リーグ戦21試合に出場して2得点を記録した。

 クラブ公式サイトを通じて「セレッソ大阪を愛する皆さん、今シーズンでセレッソ大阪を離れる事になりました。本当にクラブには愛を持って育てて頂きました。このクラブを離れるのはとても寂しいですが、セレッソ大阪がこれから先、更に素晴らしいクラブになっていく事を心より願っています。またどこかで皆様とお会いできるのを楽しみにしています!ユースも含めて9年間本当にありがとうございました」と惜別の言葉を述べている。

 また、田中は新潟からヘルシンキ(フィンランド)でのプレーを経て2018年にC大阪へ加入。昨季はJ1リーグ戦21試合に出場し、2得点をマークした。

 退団にあたり、「セレッソ大阪での2年間はとてもいい経験をさせてもらいました。ファン、サポーターの皆さん、スポンサーの方々、フロントスタッフ、監督、コーチ、トレーナー、現場スタッフ、セレッソ大阪に関わる全ての皆さんに感謝しています。ありがとうございました!」とメッセージを送っている。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF丸岡満
(まるおか・みつる)
■生年月日
1996年1月6日(24歳)
■出身地
徳島県
■身長/体重
173cm/64kg
■経歴
川内中-C大阪U-18-ドルトムント(ドイツ)-C大阪-長崎-C大阪-山口-C大阪
■出場歴
J1リーグ:4試合
J2リーグ:20試合2得点
J3リーグ:50試合4得点
カップ戦:4試合
■代表歴
U-15日本代表
U-16日本代表
U-17日本代表
U-18日本代表

●MF田中亜土夢
(たなか・あとむ)
■生年月日
1987年10月4日(32歳)
■出身地
新潟県
■身長/体重
167cm/68kg
■経歴
木戸中-前橋育英高-新潟-ヘルシンキ(フィンランド)-C大阪
■出場歴
J1リーグ:227試合19得点
J3リーグ:3試合
カップ戦:41試合4得点
天皇杯:18試合5得点
ACL通算:3試合
■代表歴
U-18日本代表
U-19日本代表
U-20日本代表

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韓国代表FWソン・フンミン、南野リバプールの躍進に「嘘はつけない。苦痛だ」

トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミン
 トッテナムは11日、プレミアリーグ第22節で日本代表FW南野拓実が所属するリバプールと対戦する。この試合で出場停止から復帰する韓国代表FWソン・フンミンが、首位チームとの大一番を前に意気込みを語った。英『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 年が明けてもリバプールの快進撃が止まらない。年末年始の3連戦で3勝を収め、2位レスター・シティと勝ち点13差でプレミアリーグ首位を独走。5日のFA杯3回戦・エバートン戦(○1-0)では加入直後の南野が新天地デビューを果たすなど、主力を温存しながらも4回戦進出を決めた。リーグ戦では19勝1分と、いまだ負け知らずで、このまま無敗優勝する可能性も現実味を帯びてきた。

 ソン・フンミンは英『イブニング・スタンダード』のインタビューでリバプールに関し、「嘘をつくことはできない。他のチームがうまくやっているのを見るのは苦痛だ。しかし、リバプールのファンにとっては素晴らしいシーズンだろう」と本音を明かしている。

 それでも「彼らは自分たちの無敗記録を維持しようとするだろうが、私たちはそれを止めようと努力しなければならない」と、“最強”リバプールに土をつける覚悟を固めた。

 現在7位のトッテナムは、エースのFWハリー・ケインが左ハムストリングの負傷で手術を余儀なくされ、長期離脱が決定。ソン・フンミンは苦境のチームを救うことはできるだろうか。

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日産自動車太っ腹!19年JリーグMVP仲川輝人の“おねだり”にGT-Rをプレゼント!!

日産自動車太っ腹!19年JリーグMVP仲川輝人の“おねだり”にGT-Rをプレゼント!!
 11日に行われた横浜F・マリノスの新体制発表会で、19シーズンにJ1得点王とMVPを獲得したFW仲川輝人に日産自動車のスポーツカー『NISSAN GT-R』がプレゼントされた。

 仲川は昨年12月23日に自身のインスタグラムに「マリノスの企画で試乗させて頂いたNISSAN GT-R最高でした」と投稿。「23得点に絡むことが出来たので、日産自動車さんどうかGT-Rを…ご検討お願いします笑」とおねだりすると、日産自動車の公式アカウントも反応して話題を集めていた。

 日産自動車の星野朝子副社長が登壇して贈呈式が行われ、「優勝したというニュースが飛び込んできた瞬間に、“久々”にいいニュースで沸いた」とユーモアたっぷりに祝福。「今年も全社をあげて応援したい」とエールを送った。

 仲川も「今年もMVPを2年連続で取れるように頑張っていきたい」と笑顔を弾けさせた。

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J1王者横浜FMが20シーズン新体制&選手新背番号、新ユニフォームを発表!

横浜F・マリノスの新加入選手
 横浜F・マリノスは11日、20シーズンの新体制を発表した。

 選手の新背番号も発表になり、「今年はあまりサプライズはありませんが…」と笑わせた小倉勉スポーティングダイレクターは、「欠けている番号もいるので楽しみにシーズンを待ってもらえれば」と会場を和ませた。

 10年ぶりの復帰となるMF水沼宏太は18番、流通経済大から加入のGKオビ・パウエル・オビンナは31番。欠番は10番などになる。


 また20シーズンの新ユニフォームも発表。セカンドユニフォームは連覇した03、04年のユニフォームデザインからインスパイアした。胸元の星は4つになったほか、右肩に19シーズンのチャンピオンロゴが入る。

1 GK 朴一圭
2 DF 山本義道(←金沢)
5 DF ティーラトン
6 MF 扇原貴宏
7 FW 大津祐樹
8 MF 喜田拓也
9 FW マルコス・ジュニオール
11 MF 遠藤渓太
13 DF チアゴ・マルチンス
15 DF 伊藤槙人
16 DF 高野遼
17 FW エリキ
18 MF 水沼宏太(←C大阪)
20 FW 杉本竜士(←徳島)
21 GK 梶川祐嗣(←徳島)
23 FW 仲川輝人
24 DF 前貴之(←山口)
26 MF 渡辺皓太
27 DF 松原健
29 DF 池田航(←横浜FMユース)
30 FW エジガル・ジュニオ
31 GK オビ・パウエル・オビンナ(←流通経済大)
33 DF 和田拓也
34 GK 中林洋次
41 MF 仙頭啓矢(←京都)
44 DF 畠中槙之輔
45 FW オナイウ阿道(←大分)

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鹿島内定MF松村が劇的V弾!!静岡学園が後半AT4分の決勝PKで24年ぶり決勝進出

静岡学園が1-0で矢板中央を下した(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 静岡学園高 1-0 矢板中央高 埼玉]

 第98回全国高校サッカー選手権は11日、埼玉スタジアムで準決勝を行い、第2試合では静岡学園高(静岡)が矢板中央高(栃木)に1-0で競り勝った。静岡学園は鹿児島実(鹿児島)との両校優勝だった95年度大会以来、24年ぶり3回目の決勝進出。13日の決勝では24年ぶり2度目の優勝を懸け、大会連覇を目指す青森山田高(青森)と対戦する。

 試合は静かな立ち上がりを見せ、静岡学園がボールを保持しながらゆっくりと攻撃を組み立てた。前半3分、中盤でボールを奪ったMF松村優太(3年、鹿島内定)がそのままドリブルで運んで右足でミドルシュートを打ったが、枠外。矢板中央はしっかりと守備を固め、シンプルな速攻からチャンスをうかがった。

 ここまで全国大会4試合連続完封勝利で勝ち上がってきている静岡学園もDF阿部健人主将(3年)、DF中谷颯辰(3年)の両センターバックを中心に落ち着いて対応。膠着状態が続く中、静岡学園は前半22分、PA内で仕掛けたMF浅倉廉(3年)が個人技で2人をかわし、右足を振り抜く。しかし、ここはGK藤井陽登(1年)の好セーブに阻まれ、こぼれ球に反応したMF小山尚紀(3年)のシュートも藤井が弾き出した。

 2トップのFW西村碧海(3年)、FW多田圭佑(2年)を含め、フィールド選手全員が自陣深くまで下がって中央に分厚いブロックをつくる矢板中央。静岡学園は松村、小山の両サイドを起点に局面の打開を図るが、なかなかこじ開けられない。矢板中央は前半38分に選手交代を行い、左サイドハーフのMF左合修土(3年)に代えてMF宮野流斗(3年)を投入した。

 静岡学園はたびたびCKのチャンスを獲得。準々決勝の徳島市立戦(○4-0)でもセットプレーから2アシストを記録したMF井堀二昭(3年)の精度の高いキックからゴールを狙うが、前半42分、ショートコーナーから井堀の左クロスに合わせた阿部のヘディングシュートもゴール右に外れた。

 スコアレスで前半を折り返すと、矢板中央も徐々に前からプレッシャーをかけ始める。守備時も多田は前線に残り、カウンターに備えた。後半8分、西村に代えてFW久永武蔵(3年)を投入。直後の9分にはカウンターからこの試合初めてのチャンスをつくり、宮野が左足でミドルシュートを打ったが、GK野知滉平(2年)が好セーブを見せた。

 攻めあぐねる展開の続く静岡学園は後半22分に動く。1トップのFW岩本悠輝(3年)を下げ、負傷明けで今大会はベンチスタートの続くFW加納大(2年)をピッチに送り込んだ。同24分には松村のアーリークロスに加納が右足ボレーで合わせるが、GKの正面。後半29分からはMF藤田悠介(3年)に代わってMF草柳祐介(3年)が入った。

 草柳は左サイドに入り、井堀が中盤のアンカー、小山と浅倉がインサイドハーフの4-1-4-1にシステムを変更。後半33分にはDF西谷大世(3年)に代えてDF岩野寛太(3年)が右サイドバックに入り、DF田邉秀斗(2年)が右から左サイドバックにポジションを移した。

 1点を取り切りたい静岡学園は猛攻を見せるが、矢板中央のディフェンスも体を張って跳ね返す。後半44分には細かいパス交換から松村がPA内右に抜け出し、マイナスのクロス。しかし、浅倉のトラップが流れ、こぼれ球に詰めた加納も押し込めなかった。後半アディショナルタイムには田邊のクロス性のシュートが右ポストを直撃。このままPK戦突入かと思われた後半アディショナルタイム4分、PA内で松村が倒され、PKを獲得した。

 キッカーは松村。落ち着いてゴール右に決め、直後にタイムアップのホイッスルが鳴った。鹿島内定の背番号10が土壇場で今大会初ゴールを奪い、劇的勝利。静岡学園が24年ぶりの決勝進出を果たし、初の単独優勝を懸けて決勝では前回王者の青森山田と対戦する。

(取材・文 西山紘平)
●【特設】高校選手権2019

今季から川崎Fトップチーム昇格のFW宮城天、富山に期限付き移籍へ

川崎FのFW宮城天が富山に期限付き移籍
 カターレ富山は11日、川崎フロンターレのFW宮城天(18)が期限付き移籍で加入することを発表した。移籍期間は2020年2月1日から2021年1月31日まで。契約により、川崎Fと対戦する全ての公式戦に出場できない。

 宮城は川崎FのU-15、U-18チームで育ち、今季からトップチームに昇格。ルーキーイヤーは富山でプレーすることに決まった。

 富山のクラブ公式サイトを通じ、「このたび、川崎フロンターレからカターレ富山に期限付き移籍で加入する事になりました宮城天です。J2昇格に向けてチームの力になれるように精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします」と挨拶している。

以下、クラブ発表プロフィール

●FW宮城天
(みやぎ・てん)
■生年月日
2001年6月2日(18歳)
■出身地
神奈川県川崎市
■身長/体重
176cm/68kg
■経歴
川崎F U-15-川崎F U-18

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清水、DFファン・ソッコ&FW鄭大世と契約更新

清水のDFファン・ソッコとFW鄭大世が契約更新
 清水エスパルスは11日、DFファン・ソッコ(30)、FW鄭大世(35)との契約を更新したことを発表した。

 ファン・ソッコは昨季、J1リーグ戦26試合、ルヴァン杯1試合、天皇杯4試合に出場。鄭大世はJ1リーグ戦13試合で2得点を記録し、ルヴァン杯は5試合、天皇杯は2試合に出場した。

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「山梨は私の第二の故郷」甲府DFエデル・リマが契約満了

甲府DFエデル・リマが契約満了
 ヴァンフォーレ甲府は11日、DFエデル・リマ(33)について、2019年シーズンをもって契約満了とすることを決定したと発表した。

 ブラジル人のエデル・リマは2017年から甲府でプレー。昨季はJ2リーグ戦37試合で1得点を挙げ、J1参入プレーオフ1回戦にも出場した。

 クラブ公式サイトを通じ、「3年間ありがとうございました。 2020シーズンはチームの力になれず、同時に申し訳なくおもっています。考えるな!感じろ!そして賢く!これは私のポリシーです。今後のサッカー人生でも自分らしく頑張っていきます!『山梨は私の第二の故郷』改めて、ありがとう!!」と感謝のメッセージを送っている。

以下、クラブ発表プロフィール

●DFエデル・リマ
■生年月日
1986年2月5日(33歳)
■出身地
ブラジル
■身長/体重
187cm/73kg
■経歴
ノロエスチ-ビラ・ノバ-サントス-オエステ-天津泰達(中国)-北京控股(中国)-ブラガンチーノ-アメリカ・ミネイロ-甲府
■出場歴
J1リーグ:31試合1得点
J2リーグ:72試合2得点
カップ戦:3試合
天皇杯:1試合

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清水GK新井が契約更新…昨季は金沢にレンタル「プレーで示したい」

 清水エスパルスは11日、ツエーゲン金沢に期限付き移籍していたGK新井栄聡(24)との契約を更新し、今季から復帰することが決定したと発表した。

 新井は流通経済大時代に特別指定選手として清水に所属し、2018年から正式加入。昨季は金沢に期限付き移籍したが、公式戦の出場はなかった。

 清水復帰に際してクラブ公式サイトを通じ、「エスパルスに復帰することになりました。昨シーズンは期限付き移籍でエスパルスを離れて感じたものを、プレーで示したいと思います。そして全力でエスパルスの勝利に貢献できるよう頑張りたいと思います」と述べている。

以下、クラブ発表プロフィール

●GK新井栄聡
(あらい・よしあき)
■生年月日
(24歳)
■出身地
埼玉県
■身長/体重
187cm/84kg
■経歴
坂戸ディプロマッツFC-西武台高-流通経済大-清水-金沢
■出場歴
なし

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栃木が新体制を発表…レジェンドが着けた8番はルーキーMF明本、エスクデロは新天地での背番号に「感謝しかない」

栃木が新体制を発表した
 栃木SCは11日、2020年シーズンの新体制および選手背番号が決定したことを発表した。

 昨季限りで現役を引退したクラブレジェンドの廣瀬浩二氏が着けていた8番は、大卒ルーキーのMF明本考浩(←国士舘大)に決定。GK塩田仁史(←大宮)は22番、FW矢野貴章(←新潟)は29番となっている。

 また、新天地で9番に決まったFWエスクデロ競飛王(←京都)は同日に自身のツイッター(@chacarita151)を更新。背番号9への思い入れを語り、「日本で9番を背負って戦えるのは本当に光栄な事、栃木SCに感謝しかありません。必ず良いシーズンに出来ると確信しています」と意気込んだ。

 栃木は昨季のJ2リーグ戦で20位。今季は田坂和昭監督体制2年目のシーズンとなる。

以下、2020年シーズンの新体制

■スタッフ
▽監督
田坂和昭

▽ヘッドコーチ
菅原大介

▽コーチ
兼村憲周

▽GKコーチ
吉本哲朗

■選手
1 GK 川田修平
2 DF 伊藤竜司
4 DF 高杉亮太(←長崎)
5 MF 岩間雄大
6 DF 瀬川和樹
7 DF 菅和範
8 MF 明本考浩(←国士舘大)
9 FW エスクデロ競飛王(←京都)
11 MF 平岡翼
12 栃木サポーター
13 MF 禹相皓(←愛媛)
14 MF 西谷優希
15 DF 溝渕雄志(←千葉/期限付き移籍)
16 FW 榊翔太
17 MF 山本廉(←アルテリーヴォ和歌山/期限付き移籍より復帰)
18 MF 森俊貴(←法政大)
19 FW 大島康樹
20 FW 韓勇太(←松本/期限付き移籍)
21 MF 大崎淳矢
22 GK 塩田仁史(←大宮)
24 MF 和田達也
25 MF 佐藤祥(←群馬)
28 DF 温井駿斗
29 FW 矢野貴章(←新潟)
30 DF 田代雅也
31 GK 大野哲煥(←千葉/期限付き移籍)
32 MF 荒井秀賀
33 DF 黒崎隼人
34 FW 有馬幸太郎(←鹿島/期限付き移籍)

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清水20歳MF西村がレンタル先の岡山から復帰&契約更新「悔しい思いがありますが…」

 清水エスパルスは11日、ファジアーノ岡山に期限付き移籍していたMF西村恭史(20)との契約を更新し、今季から復帰することを発表した。

 興國高出身の西村は2018年に清水へ入団。昨年7月に岡山へ育成型期限付き移籍したが、公式戦の出場はなかった。

 清水復帰にあたり、クラブ公式サイトを通じて「岡山ではあまり試合に絡めず悔しい思いがありますが、とてもいい経験ができたと思っています。その経験を生かしてエスパルスで全力を尽くしたいと思います。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF西村恭史
(にしむら・やすふみ)
■生年月日
1999年11月4日(20歳)
■出身地
大阪府
■身長/体重
185cm/73kg
■経歴
長野FC-興國高-清水-岡山
■出場歴
カップ戦:4試合

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CSKAモスクワの23歳FW西村、日本代表GK権田&安西が所属するポルティモネンセにレンタル

FW西村拓真がポルティモネンセにレンタル
 CSKAモスクワ(ロシア1部)は10日、FW西村拓真(23)がポルティモネンセ(ポルトガル1部)に期限付き移籍することを発表した。クラブ公式サイトによると移籍期間は今季終了までとなっている。

 西村は2018年8月に仙台からCSKAモスクワへ移籍。同年9月に国内リーグで新天地デビューを飾ると、10月にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)初出場を果たした。今季はここまでリーグ戦で5試合、UEFAヨーロッパリーグ(EL)で1試合に出場し、カップ戦では2試合の出場で2得点を挙げていた。

 ポルティモネンセには日本代表のGK権田修一とDF安西幸輝が在籍。リーグ戦では15試合を消化して降格圏内の17位に位置している。

●海外組ガイド
●ポルトガル・リーグ2019-20特集

王者の鉄壁の守りが帝京長岡の猛攻阻む!青森山田が国見以来の連覇へあと1勝!

前半16分、青森山田高FW田中翔太(3年)が先制ゴール。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 王者・青森山田が決勝進出! 第98回全国高校サッカー選手権は11日、埼玉スタジアム2○○2で準決勝を行い、第1試合では前回王者の青森山田高(青森)と初の決勝進出を狙う帝京長岡高(新潟)が対戦。青森山田が2-1で勝ち、13日の決勝戦(埼玉)へ進出した。

 青森山田は、今大会準々決勝までの最近5年間の選手権戦績が18勝2敗。近年の選手権でどこよりも結果を残してきている王者は、米子北高(鳥取)、富山一高(富山)、昌平高(埼玉)と続いた激戦ブロックを勝ち抜き、00、01年度の国見高(長崎)以来となる選手権連覇へ前進してきた。

 一方の帝京長岡は、3度目の挑戦で初めて準々決勝を突破して新潟県勢初のベスト4進出を果たした。MF谷内田哲平主将(3年/京都内定)、U-18日本代表FW晴山岬(3年/町田内定)、DF吉田晴稀(3年/愛媛内定)というJ内定3選手、またU-17日本代表MF田中克幸(3年)、U-17日本代表候補FW矢尾板岳斗(3年)擁する“最強世代”。その挑戦者が序盤から王者に牙を剥く。

 5分にMF本田翔英(3年)の左クロスをファーサイドの田中頭で合わせると、6分には右サイドを突破した矢尾板のクロスを本田が左足で狙う。そして、10分にも前線からプレスに行った矢尾板が相手GKのキックをチャージ。王者相手に堂々の立ち上がりを見せた。

 青森山田は相手のシュートがわずかにゴールを外れていたことに助けられていたが、相手に最後まで身体を寄せて簡単に枠へシュートを打たせなかったことも確か。その青森山田が16分に先制点を奪う。

 右サイドでMF後藤健太(3年)がDF3人に囲まれながらもキープ。そこからボールを繋ぐと、MF古宿理久(3年/横浜FC内定)がDFの間へ絶妙な強さ、精度のスルーパスを通す。これに走り込んだ右SB内田陽介(2年)がクロスを上げ切ると、ファーサイドのFW田中翔太(3年)が難しい体勢からのヘディングシュート。これがクロスバーの下方を叩いてゴールラインを越えた。

 先制された帝京長岡だが、ボールを保持。本田や晴山の縦への鋭い動きをアクセントに攻めてクロスの本数も増やす。だが、青森山田はクロスへの対応が的確。落ち着いたセービングを見せるGK佐藤史騎(3年)を含めて、崩されかけてもゴール前で隙を見せない。

 帝京長岡は37分、相手の逆を取る動き、好パスで存在感放っていた谷内田がDF2人を置き去りにして決定的なクロスを入れ、混戦から右WB酒匂駿太(2年)が頭で押し込もうとする。だが、青森山田はゴールライン上でカバーしたMF松木玖生(1年)がスーパークリア。あわやのシーンを作り続けた帝京長岡だが、青森山田の堅守をこじ開けることができない。

 すると、青森山田がしたたかに2点目のゴールを奪う。後半2分、ロングボールを右サイドで収めると、古宿がU-18日本代表MF武田英寿(3年/浦和内定)とのワンツーで抜け出してグラウンダークロス。帝京長岡DFが触ってファーへ流れたボールを松木が頭で押し込んだ。

 青森山田の守りは鉄壁だった。U-17日本代表CB藤原優大(2年)とプレミアリーグファイナルMVPのCB箱崎拓(3年)を中心に声を掛け合い、ゴール前に入ってくるボールは両者をはじめとしたDF陣が必ず相手よりも先にボールに触れるなど、決定打を打たせない。また後半は出足が良くなり、相手の2トップに前を向かせるシーンも減少。PAへの侵入も許さなかった。

 帝京長岡は後半15分に谷内田の右足ミドルが枠を捉え、20分にも晴山がDF間でのボールコントロールから決定的な左足シュート。だが、青森山田はいずれもGK佐藤のファインセーブで追撃を許さない。

 そして、右SB内田陽介(2年)のロングスローや武田のボールキープなどから追加点を狙う。だが、大会屈指の攻撃力を誇る帝京長岡はこのままでは終わらない。後半32分、中盤中央から切り返しを交えながらドリブルした田中がPAで2人をかわして左足シュート。これが右隅に決まり、1点差となった。

 帝京長岡は反撃を加速させようとするが、青森山田は執念の守り。アディショナルタイムに晴山が放った左足シュートも枠右へ外れてしまう。そのまま2-1で試合終了。平成最後の優勝校・青森山田が、令和最初の選手権日本一に王手を懸けた。

(取材・文 吉田太郎)
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「幸せな時間を過ごしたい」清水FWドウグラスが神戸に完全移籍

清水FWドウグラスが神戸へ
 ヴィッセル神戸は11日、清水エスパルスのFWドウグラス(32)が完全移籍で加入することを発表した。

 ブラジル人のドウグラスは2018年7月から清水でプレー。同シーズンはJ1リーグ戦15試合で11得点を挙げた。昨季は開幕前に不整脈の症状が見られ、治療のためブラジルへ一時帰国。それでも開幕後の3月に復帰すると、J1リーグ戦30試合に出場し、得点ランキング3位タイの14ゴールを記録した。J1通算では91試合で46得点をマークしている。

 神戸加入にあたり、クラブ公式サイト上で「ヴィッセル神戸のみなさん初めまして。ヴィッセル神戸の一員になれて嬉しく思いますし、神戸で幸せな時間を過ごしたいです。これからサポーターの皆さんとたくさんの嬉しい瞬間を作りたいと思います。チームの目標が達成出来るように頑張りますので、応援よろしくお願いします。一緒に戦いましょう」と挨拶した。

 また、清水のクラブ公式サイトを通じては「1年半、清水エスパルスでプレーする機会を与えてくれたクラブ関係者に、本当に感謝しています。そしてサポーターの皆さん、素晴らしい応援をいただき、心から感謝しています。素晴らしい瞬間がたくさんありましたが、これからは違う道に進んで、新しいチャレンジをしたいと思います。これまでの1年半、心からありがとうございました」と感謝の思いを伝えている。

以下、クラブ発表プロフィール

●FWドウグラス
(DOUGLAS)
■生年月日
1987年12月30日(32歳)
■出身地
ブラジル
■身長/体重
184cm/80kg
■経歴
モト・クラブ-マドゥレイラ-フィゲレンセ-徳島-京都-徳島-広島-徳島-アルアイン(UAE)-アランヤスポル(トルコ)-清水
■出場歴
J1リーグ:91試合46得点
J2リーグ:109試合29得点
カップ戦:7試合3得点
天皇杯:11試合4得点
ACL:16試合5得点
■個人タイトル
Jリーグベストイレブン(2015)

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山田が10番“復帰”、小川航基は9番! 磐田がトップチーム新体制を発表

再び磐田の10番を託されたMF山田大記
 ジュビロ磐田は11日、2020年シーズンのトップチーム体制を発表した。

 昨年8月に就任したスペイン人のフェルナンド・フベロ監督の下、1年でのJ1復帰を目指す磐田。昨季途中に横浜FCへ移籍したMF中村俊輔の背番号10は、MF山田大記が引き継ぐことに決まった。同選手はドイツ挑戦前の2011年から2014年にも磐田の10番を着けている。

 また、FW小川航基(←水戸/期限付き移籍より復帰)が9番に決定。新加入選手ではDFフォルリン(←レアル・オビエド/スペイン)が6番、MF大森晃太郎(←FC東京)が8番、FWルリーニャ(←パフォスFC/キプロス)が20番となった。

以下、2020年シーズンのトップチーム体制

■スタッフ
▽監督
フェルナンド・フベロ

▽コーチ
ダニエル・ルビオル
西野泰正

▽GKコーチ
大神友明

▽フィジカルコーチ
フアン・ヌニェス

▽アシスタントコーチ
松下幸平

▽分析担当テクニカルスタッフ
桑原徹

▽チーフアスレティックトレーナー
佐々木達也

▽PT
阿部貴弘

▽アスレティックトレーナー
大津賀祐介
照井和将

▽チーフマネージャー
喜屋武雄一

▽マネージャー
後藤健二
谷川聡哉

▽通訳
赤阪弘昭
野田智裕
濱邉健太
ガブリエル

■選手
1 GK 八田直樹
2 MF 今野泰幸
3 DF 大井健太郎
5 DF 櫻内渚
6 DF フォルリン(←レアル・オビエド/スペイン)
7 MF 上原力也
8 MF 大森晃太郎(←FC東京)
9 FW 小川航基(←水戸/期限付き移籍より復帰)
10 MF 山田大記
11 FW ルキアン
13 MF 宮崎智彦
14 MF 松本昌也
15 MF 伊藤洋輝(←名古屋/期限付き移籍より復帰 )
16 FW 中野誠也(←岡山/期限付き移籍より復帰)
18 MF ムサエフ
19 FW 三木直土(←磐田U-18)
20 FW ルリーニャ(←パフォスFC/キプロス)
21 GK 杉本大地(←横浜FM)
22 DF 中川創(←柏)
23 MF 山本康裕
24 DF 小川大貴
26 MF 藤川虎太朗
27 FW 吉長真優(←成立学園高)
28 DF 石田崚真(←山口/期限付き移籍より復帰)
29 DF 舩木翔(←C大阪/期限付き移籍)
30 MF 清田奈央弥(←磐田U-18)
31 GK 志村滉
33 DF 藤田義明
34 MF 針谷岳晃
36 GK 三浦龍輝
40 MF エベシリオ
44 DF 大武峻(←新潟)

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いばらきサッカーフェスティバルの開催概要が決定…前座試合で筑波大vs流通経済大

昨年のいばらきサッカーフェスティバル
 水戸ホーリーホック鹿島アントラーズによる『いばらきサッカーフェスティバル2020』の開催が決定したことが11日に両クラブから発表された。

 同試合は2月1日の14時から、水戸のホームであるケーズデンキスタジアム水戸で実施。また、同日11時から前座試合として、筑波大流通経済大が対戦する。試合中継は現時点で未定。チケットは今月20日よりファンクラブ会員の先行販売を行うとしている。

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松本が今季新体制を発表! 空席だった10番はMFセルジーニョに

松本が新体制を発表した
 松本山雅FCは11日、2020年シーズンのトップチームのスタッフ体制、選手背番号が決定したことを発表した。

 昨季まで空席となっていた背番号10は、8番を着けていたMFセルジーニョに決定。新加入組ではGK圍謙太朗(←C大阪)が1番、FW高木彰人(←G大阪/期限付き移籍)が18番、MF鈴木雄斗(←川崎F/期限付き移籍)が27番を着ける。また、ルーキーのDF三ッ田啓希(←中央大)は28番、MF村越凱光(←飯塚高)は29番、MF山田真夏斗(←立正大淞南高)は30番となった。

以下、2020年シーズンの新体制

■スタッフ
▽監督
布啓一郎

▽コーチ
村主博正
羽田憲司

▽GKコーチ
中川雄二

▽フィジカルコーチ
古邊考功

▽テクニカルコーチ
涌井秀人

▽ドクター
百瀬能成

▽チーフトレーナー
小嶋久義

▽トレーナー
井上浩司
千葉千里
大輪真充

▽ポルトガル語通訳
フェリペ
堤海音

▽韓国語通訳
ペク・ミンジュン

▽主務
白木誠

▽副務
平林和昌
丸山雄大

■選手
1 GK 圍謙太朗(←C大阪)
2 DF 浦田延尚
3 DF 田中隼磨
6 MF 藤田息吹
7 FW イズマ
8 MF 杉本太郎
10 MF セルジーニョ
11 FW 阪野豊史
14 MF 中美慶哉
15 DF 森下怜哉(←C大阪/期限付き移籍)
16 GK 村山智彦
17 MF 塚川孝輝(←岐阜/期限付き移籍より復帰)
18 FW 高木彰人(←G大阪/期限付き移籍)
19 MF 山本龍平(←山形)
22 MF 米原秀亮
23 GK 田中謙吾
24 MF 吉田将也(←群馬)
25 FW 榎本樹(←群馬/期限付き移籍より復帰)
26 MF 山本真希(←千葉/完全移籍)
27 MF 鈴木雄斗(←川崎F/期限付き移籍)
28 DF 三ッ田啓希(←中央大)
29 MF 村越凱光(←飯塚高)
30 MF 山田真夏斗(←立正大淞南高)
31 DF 橋内優也
33 DF 大野佑哉
36 DF 乾大知(←横浜FC)
39 DF 高木利弥
42 DF 高橋諒
44 DF 服部康平

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今年も恒例のタイミングで発表…52歳キングカズが横浜FCと契約更新!

横浜FCがFW三浦知良と契約更新
 横浜FCに所属するFW三浦知良(52)の2020年シーズンの契約更新が決まった。背番号11にかけ、今年も1月11日11時11分にクラブから発表されている。

 三浦は昨季のJ2リーグ戦で3試合に出場。プロ35年目のシーズンは、自身13年ぶりのJ1の舞台となる。

 契約更新にあたり、クラブ公式サイトを通じて「2020シーズンも横浜FCと契約更新をすることができました。チームのJ1定着という目標に向けて、日々努力を重ねる中でも、サッカーを楽しむ気持ちと感謝の気持ちを忘れずに、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメントした。

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千葉の18歳FW櫻川ソロモン、スペイン1部U-19チームに練習参加へ

今季トップ昇格した千葉FW櫻川ソロモン
 ジェフユナイテッド千葉は10日、FW櫻川ソロモン(18)がセルタ(スペイン1部)のU-19チームの練習に参加することを発表した。期間は2020年1月14日から3月15日まで。終了日は前後する可能性もあるという。

 190cmの長身を誇る櫻川は今季、ジェフユナイテッド千葉U-18からトップチームへ昇格。2018年にU-18日本代表、昨年にU-20日本代表へ選出された経験がある。

 クラブ公式サイトを通じて「今回セルタ・デ・ビーゴという歴史のあるクラブに練習参加させてもらうことになり、とても嬉しく思います。また帰ってきた時にジェフで活躍できるよう成長するので応援よろしくお願いします」とコメントした。

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岡山が今季の選手背番号を発表

岡山が今季背番号を発表
 ファジアーノ岡山は11日、2020年シーズンの選手背番号およびコーチングスタッフが決定したことを発表した。

 新加入選手では、MF白井永地(←水戸)が7番、GKポープ・ウィリアム(←川崎F/期限付き移籍)が22番、FW清水慎太郎(←大宮)が44番、FW上門知樹(←琉球)が19番、DF徳元悠平(←琉球)が41番に決定。ルーキーのFW野口竜彦(←中央大)は25番、FW山田恭也(←岡山U-18)は35番に決まった。

以下、2020年シーズンの新体制

■スタッフ
▽監督
有馬賢二

▽コーチ
梁圭史
眞中幹夫
若宮直道

▽フィジカルコーチ
矢野由治

▽GKコーチ
吉田宗弘

▽アシスタントコーチ
徐基容

▽通訳・強化担当
平安山良太

▽チーフトレーナー
冨崎裕一

▽トレーナー
高橋良輔
永田祐介

▽チームマネージャー
島田篤希
新関亮平
繁田寬斗

■選手
1 GK 椎名一馬
2 DF 廣木雄磨
3 DF 後藤圭太
4 DF 濱田水輝
5 DF 増田繁人
6 DF 喜山康平
7 MF 白井永地(←水戸)
8 DF 田中裕介
9 FW イ・ヨンジェ
10 FW レオ・ミネイロ
11 FW 三村真
13 GK 金山隼樹
14 MF 上田康太
15 FW 山本大貴(←松本/完全移籍)
17 MF 関戸健二
18 FW 齊藤和樹
19 FW 上門知樹(←琉球)
20 DF チェ・ジョンウォン
21 DF 椋原健太
22 GK ポープ・ウィリアム(←川崎F/期限付き移籍)
23 FW 松木駿之介
24 FW 赤嶺真吾
25 FW 野口竜彦(←中央大)
28 FW ハディ・ファイヤッド
29 MF ユ・ヨンヒョン
30 FW 武田拓真
31 DF 下口稚葉
32 FW 福元友哉
33 DF 阿部海大
34 MF デューク・カルロス
35 FW 山田恭也(←岡山U-18)
39 DF 増谷幸祐(←琉球/完全移籍)
40 GK イ・キョンテ
41 DF 徳元悠平(←琉球)
44 FW 清水慎太郎(←大宮)

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八戸が松本の20歳GKゴ・ドンミンをレンタルで獲得

 ヴァンラーレ八戸は11日、松本山雅FCのGKゴ・ドンミン(20)が期限付き移籍で加入することを発表した。移籍期間は2020年2月1日から2021年1月31日まで。契約により、松本と対戦する全ての公式戦に出場できない。

 ゴ・ドンミンは2017年に松本へ加入。これまで公式戦の出場はなかった。

 八戸のクラブ公式サイト上で「昨年天皇杯で対戦したときに、遠方から応援に来ていた熱いサポーターの皆さんと一緒に戦えることがとても楽しみです。クラブのチカラになれるように、全力を尽くします」と抱負を語っている。

以下、クラブ発表プロフィール

●GKゴ・ドンミン
(GOH Dong Min)
■生年月日
1999年1月12日(20歳)
■出身地
韓国
■身長/体重
190cm/78kg
■経歴
大倫高-松本
■出場歴
なし

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名古屋エドゥアルド・ネット、チーム合流が遅延へ…合流日は現段階で未定

名古屋MFエドゥアルド・ネットのチーム合流が遅延へ
 名古屋グランパスは11日、MFエドゥアルド・ネット(31)が契約交渉中のため、チームへの合流が遅れることを発表した。合流日は現段階で未定。決まり次第、発表するとしている。

 エドゥアルド・ネットは2018年6月に川崎Fから完全移籍。昨季はJ1リーグ戦16試合に出場していた。

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名古屋シャビエルが契約更新に合意「最高なシーズンになるように」

名古屋FWガブリエル・シャビエルが契約更新
 名古屋グランパスは11日、FWガブリエル・シャビエル(26)と2020年シーズンの契約更新に合意したことを発表した。

 シャビエルは加入3年目の昨季、J1リーグ戦32試合で3得点を記録したほか、ルヴァン杯3試合に出場。今季に向けてクラブ公式サイトを通じ、「2020年も名古屋グランパスでプレーすることを嬉しく、そして光栄に思います。チームメイトと共に今シーズンは高いレベルで闘い続けてトップを目指します。最高なシーズンになるように頑張ります。グランパスファミリーの皆さま、今年もよろしくお願いします!」とコメントした。

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「選手のひたむきさに魅せられたのはフロンターレと同じ」アンプティサッカー協会 武田理事長が見る夢

大会後、選手たちの前で挨拶する武田信平理事長
 2017、18年シーズンにJ1リーグを連覇し、常勝軍団への階段をのぼる川崎フロンターレが11日、新体制発表会見を行う。かつて2000年~2015年に同クラブの社長をつとめた武田信平氏は今、アンプティサッカー協会のトップとして新たな夢の実現にむけて、ひた走っている。

■アンプティサッカーの魅力は見ないと分からない■

 Jリーグクラブの経営トップが日本障がい者サッカー連盟(7団体)に参画するケースが増えてきた。特定非営利活動法人日本アンプティサッカー協会の武田信平理事長もその一人である。社長、会長を歴任した川崎フロンターレからの役職を退き、現職に就任したのは2016年4月。病気や事故で腕や脚を失った選手たちが熱闘を繰り広げる姿を見て、武田理事長は当初「クラッチを使ってこんなプレーが出来るのか」と驚いたという。

「川崎フロンターレのクラブの社長をしていた時もそうでしたが、私は選手に魅せられているのかも知れないですね。Jリーグでも、お客さんは一生懸命やる姿に感動するんですよ。チームのベースには、最初に” ひたむきさ”がなければならない。その上での戦術だと思うんですよね。試合は勝つこともあれば負けることもある。当然ファンは勝つことを望んでいます。でも負けた時にも温かい拍手で称えてくれる試合じゃないといけない。一生懸命にやった、負けたけど次も頑張ろうじゃないか。そこでファンと選手の一体感はできるんですよね。アンプティサッカーの魅力はご覧いただければ分かります。逆に見てもらわないと分からないかもしれない」

 理事長就任後は資金力不足に直面してきただけに、川崎フロンターレ時代の協賛企業を皮 切りに、トップセールスの日々を過ごす。スマートフォンにアンプティサッカーの映像を入れ、それを紹介しながら頭を下げる。「2000部も刷れれば良いほう」という全日本選手権のプログラムへの広告営業である。大半の協賛企業は企業の武田理事長の情熱と理念に共鳴し、コストパフォーマンス度外視で協賛している。地道な営業の成果もあり、協賛企業の数は増え、収入は向上している。それでも常勤職員を雇える資金レベルには達していない。

 一般社団法人日本障がい者サッカー連盟に所属するのは、日本ブラインドサッカー協会、日本ろう者サッカー協会、日本CPサッカー協会、日本ソーシャルフットボール協会、日本知的障がい者サッカー連盟、日本電動車椅子サッカー協会、そして日本アンプティサッカー協会の7組織。このうち「ブラインドサッカー協会以外は、みんな資金面での課題を抱えている」と指摘する。

「職員も雇えない中で、みんなボランティアで運営しています。そんな中でスポンサーを獲得していくというのは本当に大変なことです。私のように仕事から外れてしまった人間は、昼間でも営業活動できる時間がありますが、そうでない人は昼間動けないわけですから」

 運営面での課題は山積したままだ。

2010年、サッカーW杯日本代表発表会見。左から川島永嗣鄭大世、武田社長(当時)、中村憲剛稲本潤一(写真:アフロ)

■成功の原点は” 不退転の決意”■
 昨年12月に70歳の古希を迎えたアンプティサッカー協会理事長がトップセールスを地道に続ける情熱の源泉は、フロンターレの社長時代に見出せる。

 クラブの代表取締役社長に就任したのは2000年12月。今でこそ、Jリーグ屈指の人気クラブだが、社長に就任したのはわずか1年でJ2へと降格した直後。実質的には社長初年度だった2001年には、同じ川崎市をホームタウンにしていたヴェルディ川崎が東京都へのホームタウンを決めており、地元の目線は冷たかった。2000年シーズンに7384人(J1リーグ)だったホーム等々力競技場の平均観客動員数は、J2初年度の翌2001年シーズンに3784人とおよそ半分にまで一気に落ち込んだ。
 武田氏は川崎フロンターレの前身である富士通サッカー部時代に選手、マネージャー、JSL(日本サッカーリーグ=Jリーグの前身)などを務めてきた文字通りの「富士通の人間」。それにも関わらず、クラブ社長として自ら発案し、率先して推進したのが「クラブの脱富士通化」「ホームタウンに根差したクラブ作り」だったのだ。

 運営法人名は「富士通川崎スポーツマネジメント」から「株式会社川崎フロンターレ」へと変更した。「富士通から来た人なのに、富士通を外すとはねえ、と驚かれましたよ」と武田氏は言う。「サポーターからは今でも言われるのですが、当時FUJITSUという名前がエンブレムに入っていたのですが、それも外しましたからね」

 当初は「どうせあなたたちもヴェルディと同じだろう(川崎を出ていくのだろう)」「川崎市のクラブと言っても富士通のチームだろう」と見ていた人たちも、経営陣が第三者の資本受け入れ、サポーター持株会の導入などの経営改革。何よりクラブ幹部、職員スタッフの「地域密着への本気度」を見て、少しずつクラブへの見方と姿勢を変えていった。

 現在のJリーグ屈指の人気クラブ、川崎フロンターレの原点は間違いなくこのJ2時代にあった。チームは戦う集団へと変貌を遂げつつあった。フロントも負けてはいない。広報部は積極的にメディアに取材企画を売り込み、事業部は面白い企画をどんどん練りだしていく。そして、社長の武田氏は日々隈なくホームタウンを練り歩き、クラブの名前とビジョンをPRしていく。

「トップの私が自ら地域を回らずして、地域密着なんてありえないと思っていました。社長に就任した時から、もう富士通には戻らないと決めていましたから」

 経営トップが不退転の決意で挑んだ改革は年を追うごとに形になっていく。平均観客動員数は2002年以降右肩上がりの曲線を描いた。記録的強さでJ2優勝、J1昇格を決めた2004年の動員数は9148人。翌J1復帰初年度の2005年、動員数は前のJ1時代のほぼ倍となる13658人にまでふくらんだ。さらに2018年のJ1連覇を挟み、昨年2019年まで5年連続で20,000人を超えている。シルバーコレクターだったチームは、J1リーグタイトルを勝ち取るようになり、このままいけば常勝軍団へと変貌するかもしれない。クラブトップの不退転の決意と類まれな現場への情熱が、不可能とも思えたミッションを達成させたのだ。

 現在、アンプティサッカーの日本における競技人口はおよそ100人程度。とはいえ、Jクラブ社長時代、あれだけの覚悟を持っていた人物だからこそ、まだ日本では黎明期にあるアンプティサッカーを大きく変えてくれるのではないか。そんな期待が高まる。

武田理事長は普段は物静かだが、アンプティサッカーを語り出したら止まらない

■2020年の目標は海外チームの招致■
「将来的にはアンプティサッカーがパラリンピックの種目になってほしいと考えています」と武田理事長は言う。「その実現のためには世界的なスポーツでなければならない。その点、アジアはまだまだですね。大陸別の大会はアジアにはありません。アジアアンプティサッカー連盟もまだ存在しない。そういう課題を他の国と連携しながらクリアしていなければならないと思います」

 そのための第一歩として、2020年には国際大会を日本で開催する予定だ。もちろん、開催するための資金調達面での課題は残る。だが、全日本選手権の開催地である川崎市が「かわさきパラムーブメント」を立ち上げ、TOKYO 2020以降もパラリンピック競技への支援を推進しようという動きを見せるなど、武田理事長の夢を後押しするバックグラウンドは出来つつある。

「壁があるといえば、全てが壁になります。支援者を一人ずつ増やして、地道にやっていくしかない。不慮の事故や先天的な病気といった事情で手や足を失った方たちが、このスポーツと出会って元気になり、新たな生きがいを見出してくれています。それが何より嬉しいし、もっとこのスポーツを普及させたいと思っています」

(取材・文 鈴木英寿)

●アンプティ/障がい者サッカー特集ページ
●日本障がい者サッカー連盟(JIFF)のページはこちら

相模原のDF梅井、MF水野晃樹が契約更新

 SC相模原は11日、DF梅井大輝(30)、MF水野晃樹(34)と2020年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 2017年に加入した梅井は昨季のJ3リーグ戦21試合に出場。また、昨季加入の水野は同シーズンにJ3リーグ戦10試合に出場した。

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大宮の新10番はレンタル復帰のMF黒川! 一桁背番号で複数の欠番も

大宮が今季の選手背番号を発表
 大宮アルディージャは10日、2020年シーズンのチーム体制が決定したことを発表した。

 就任2年目となる高木琢也監督の下、4年ぶりのJ1昇格を目指す大宮。昨季までFW大前元紀(→群馬)が背負った10番は、MF黒川淳史(←水戸/期限付き移籍より復帰)が着ける。一方、DF菊地光将(→山口)の2番、MF茨田陽生(→湘南)の8番は現時点で空席。また、DF山越康平が42番に変更したことで、4番も欠番となっている。

 そのほか、MF菊地俊介(←湘南)は9番、FW戸島章(←横浜FC/期限付き移籍)は27番に決定。FWネルミン・ハスキッチ(←FKラドニチュキ・ニシュ/セルビア)は17番、GKフィリップ・クリャイッチ(←パルチザン・ベオグラード/セルビア)は40番、ルーキーのFW高田颯也(←大宮U-18)は37番、DF西村慧祐(←専修大)は24番に決まった。

以下、2020年シーズンのチーム体制

■スタッフ
▽監督
高木琢也

▽コーチ
大塚真司
北嶋秀朗

▽GKコーチ
松本拓也

▽フィジカルコーチ
大塚慶輔

▽分析担当コーチ
西村泰彦

▽チーフマネージャー
三上剛史

▽サブマネージャー
後藤雄一

▽キットマネージャー
袴田陽介

▽通訳
黒須功太
木村大樹

▽チーフトレーナー
和田哲治

▽フィジオセラピスト
宮間幸久

▽トレーナー
小川裕孝
室井純也

▽チーフドクター
岩澤大輔

▽ドクター
池田浩夫
林将也

■選手
1 GK 笠原昂史
3 DF 河本裕之
5 MF 石川俊輝
6 DF 河面旺成
7 MF 三門雄大
9 MF 菊地俊介(←湘南)
10 MF 黒川淳史(←水戸/期限付き移籍より復帰)
11 MF 奥抜侃志
13 DF 渡部大輔
14 MF 近藤貴司(←愛媛)
15 MF 大山啓輔
17 FW ネルミン・ハスキッチ(←FKラドニチュキ・ニシュ/セルビア)
18 MF イッペイ・シノヅカ
20 MF 酒井宣福
21 GK 加藤有輝
22 MF 翁長聖(←長崎)
24 DF 西村慧祐(←専修大)
26 MF 小島幹敏
27 FW 戸島章(←横浜FC/期限付き移籍)
28 FW 富山貴光
30 FW 藤沼拓夢(←秋田/期限付き移籍より復帰)
36 FW 吉永昇偉
37 FW 高田颯也(←大宮U-18)
39 MF 嶋田慎太郎(←大分/期限付き移籍より復帰)
40 GK フィリップ・クリャイッチ(←パルチザン・ベオグラード/セルビア)
41 MF 小野雅史
42 DF 山越康平
50 DF 畑尾大翔

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沼津、MF普光院&GK朴との契約を更新

 アスルクラロ沼津は10日、MF普光院誠(26)、GK朴昇利(26)と2020年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 普光院は昨季のJ3リーグ戦で29試合に出場。クラブ公式サイトを通じて「1人でも多くの人が、『またスタジアムに見に来たい!』子供たちには、『あの人たちみたいなサッカー選手になりたい!』そんな風に、見ている人の気持ちを動かすような試合をしていきたいです」とコメントしている。

 また、昨季リーグ戦1試合に出場した朴は「サポーターの皆様に笑顔を届けられるように日々努力して頑張ります!最後に優勝して笑顔で終わりましょう!」と意気込んだ。

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横浜FM朴一圭が契約更新…昨季GKとしてチーム最多出場

横浜FMがGK朴一圭と契約更新
 横浜F・マリノスは10日、GK朴一圭(29)と2020年シーズンの契約を更新したことを発表した。

 朴は2016年に藤枝から琉球へ完全移籍し、2018年のJ3優勝とJ2昇格に貢献。翌2019年から横浜FMに活躍の場を移すと、J1リーグ戦でGKとしてチーム最多の25試合に出場し、15年ぶりのJ1優勝の立役者の1人となった。

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[1月11日 今日のバースデー]

Japan
DF廣井友信(金沢、1985)*長身を生かした空中戦、対人プレーで強さを発揮するDF。
MF杉浦恭平(金沢、1989)*運動量豊富なアタッカーで複数の攻撃的ポジションをこなせるMF。
GK中山開帆(北九州、1993)*近畿大出身のGK。身体能力に優れ、空中戦の強さが持ち味。


World
FWジェイミー・バーディ(レスター・シティ、1987、イングランド)*遅咲き苦労人。快速をいかしてカウンターを完結させる。レスター優勝の立役者。
DFダニエル・カルバハル(R・マドリー、1992、スペイン)*高い守備能力でボールを奪い、積極的なオーバーラップで攻撃に絡むサイドバック。
MFリロイ・サネ(マンチェスター・C、1996、ドイツ)*左サイドを駆け上がる快速ウイング。ペップ・スタイルの異端にして武器。

Former
MFブライアン・ロブソン(元マンチェスター・Uほか、1957、イングランド)*元イングランド代表でキャプテンとして活躍した。
DFイェンス・ノボトニー(元レバークーゼンほか、1974、ドイツ)*世界屈指のリベロともいわれた元ドイツ代表。現役時代は怪我に泣かされた。
FWエミール・ヘスキー(元リバプールほか、1978、イングランド)*元イングランド代表。恵まれた体躯を活かしたポストプレーと献身的な姿勢が魅力。

Others
深津絵里(女優、1973)
松岡昌宏(TOKIO:ミュージシャン、1977)
浜口京子(レスリング、1978)
ミルコ・デムーロ(騎手、1979)
清木場俊介(歌手、1980)
中嶋一貴(レーシングドライバー、1985)

※Jリーガーは2019シーズンの所属クラブ

ジェフ千葉レディースU-18が全日本U-18女子選手権を制す。FW大澤が8得点で得点王に

 JFA 第23回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップは7日にJ-GREEN堺 S1で決勝戦を行い、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東/千葉)が日テレ・メニーナ(関東/東京)に2-1で勝利。2大会ぶり2回目の優勝を飾った。

 試合は後半5分に千葉FW大澤春花が先制ゴール。日テレはFW山本柚月のゴールで同点に追いついたものの、千葉は22分にMF北村美羽が決勝点を決めた。

 千葉の大澤が8得点で得点王を獲得。千葉はフェアプレー賞も受賞している。

試合結果は以下の通り
[決勝]
ジェフL U-18 2-1 メニーナ
[ジ]大澤春花(50分)、北村美羽(67分)
[メ]山本柚月(62分)

[3位決定戦]
浦和LY 4-0 SolfioreFC
[浦]福田莉子(34分)、島田芽依2(37、70分)、西尾葉音(73分)

[準決勝]
ジェフL U-18 3-2 浦和LY
[ジ]大澤春花2(47、50分)、錦織美紀(54分)
[浦]島田芽依2(69、83分)

メニーナ 5-0 SolfioreFC
[メ]眞城美春(17分)、岩﨑心南(29分)、木村彩那2(55、67分)、山本柚月(82分)

[準々決勝]
ジェフL U-18 5-0 NGU名古屋スターチス
FCヴィトーリア 0-4 浦和LY
C大阪堺G 0-0(PK6-7)メニーナ
SolfioreFC 0-0(PK3-1)I神戸レ

[1回戦]
ジェフL U-18 17-0 熊本USCフローラ
愛媛L MIKAN 0-1 NGU名古屋スターチス
FCヴィトーリア 5-0 秋田L.F.C.
ヴィクサーレ沖縄 0-4 浦和LY
C大阪堺G 10-0 大分L
仙台LY 0-5 メニーナ
SolfioreFC 4-0 北海道LC
新潟L U-18 0-2 I神戸レ







女子選手権は藤枝順心と神村学園が決勝進出

 第28回全日本高校女子サッカー選手権大会は7日に準決勝を行い、藤枝順心高(東海2/静岡)と神村学園高(九州1/鹿児島)が決勝(12日、ノエスタ)へ進出した。

 準決勝で修徳高(関東2/東京)と対戦した藤枝順心は前半28分、FW小原蘭菜のクロスをFW池口響子が頭で合わせて先制。後半開始直後にオウンゴールで同点に追いつかれたものの、後半45分にDF角田菜々子が決勝点を決めて2-1で競り勝った。

 神村学園は初めて準決勝へ進出した大阪学芸高(関西3/大阪)と対戦。DF小原愛生の好守などでによって0-0で試合を進めた神村学園は後半30分、交代出場のFW近藤千寛が決勝点を決めて1-0で勝利した。

 藤枝順心は2大会ぶり、神村学園は4大会ぶりの決勝進出。決勝で藤枝順心が勝てば4回目、神村学園が勝てば3回目の女子選手権優勝となる。

準決勝までの試合結果は以下の通り

[準決勝]
藤枝順心高 2-1 修徳高
[藤]池口響子(28分)、角田菜々子(90分)
[修]オウンゴール(48分)

神村学園高 1-0 大阪学芸高
[神]近藤千寛(75分)

[準々決勝]
日ノ本学園高 0-0(PK3-4)藤枝順心高

東海大福岡高 0-2 修徳高
[修]片山由菜(62分)、三尾梨々子(79分)

神村学園高 3-1 大商学園高
[神]菊池まりあ(26分)、桂亜依(32分)、近藤千寛(80分+1)
[大]大住六花(5分)

鳴門渦潮高 0-2 大阪学芸高
[大]永田晶子(40分)、前原日向子(43分)

[2回戦]
日ノ本学園高 0-0(PK4-3)十文字高
藤枝順心高 3-0 星槎国際高湘南
東海大福岡高 0-0(PK5-3)開志学園JSC高
神戸弘陵高 0-4 修徳高
神村学園高 1-0 帝京長岡高
大商学園高 6-0 北海道大谷室蘭高
福井工大附福井高 0-1 鳴門渦潮高
鎮西学院高 0-0(PK2-4)大阪学芸高

[1回戦]
前橋育英高 0-1 日ノ本学園高
十文字高 3-0 作陽高
宇都宮文星女子高 0-5 藤枝順心高
星槎国際高湘南 4-0 四国学院大香川西高
日本航空高 0-3 東海大福岡高
開志学園JSC高 4-4(PK6-5)秀岳館高
聖和学園高 0-0(PK4-5)神戸弘陵高
AICJ高 0-1 修徳高
神村学園高 4-1 北海道文教大明清高
帝京長岡高 4-1 広島文教大附高
専修大北上高 0-2 大商学園高
北海道大谷室蘭高 1-1(PK5-4)聖カピタニオ女子高
福井工大附福井高 6-1 京都精華学園高
健大高崎高 0-6 鳴門渦潮高
常葉大橘高 1-1(PK5-6)鎮西学院高
大阪学芸高 3-0 常盤木学園高


●【特設】高校選手権2019