静岡学園の“理系”ジョーカーMF草柳が同点弾アシスト「大学でも両立できたら」

静岡学園高MF草柳祐介(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 絶対王者の守備に穴を開けたのは“文武両道”を体現するジョーカーだった。静岡学園高MF草柳祐介(3年)は卒業後、早稲田大創造理工学部に進学予定の理系プレーヤー。高校最後の一戦では後半スタート時から投入されると、FW加納大(2年)へのパスで同点ゴールを導いた。

「サッカーの大会とかで海外に行くことが多くて、海外の街並みがいいなと思い、建築をやりたいなと」。学問へのモチベーションも語る草柳は、静岡学園が誇る攻撃のスイッチ。中学時代にフットサルでも鍛えた技術を活かし、大会初ゴールを決めた1回戦・岡山学芸館戦を皮切りに準決勝までの3試合で後半途中から投入されてきた。

 決勝の青森山田戦では前半に2点を奪われ、劣勢を強いられた静岡学園。「今までの試合はうまく立ち上がりに入れたけど、ベンチから見ていてもいい雰囲気ではなかった。パスもあまり繋がらないので山田のペースに持ち込まれている感じがあった」。終了間際になんとか1点を返したものの、出番は普段より早いハーフタイムに訪れた。

「途中出場とか先発とか関係なく、出た時に自分のプレーをすることを心がけていた」。冷静に自らの立場と向き合っていた背番号19は「自分はパスが得意なので、静学の流れに持っていけるようにという指示」でフィールドイン。「1点取ってくれていたのでもう一回行けるぞという気持ちはみんなあった。ここから静学のサッカーをやろう」と前傾ムードで試合に臨んだ。

 すると後半16分、自らが起点となって試合を動かした。相手のマークを引き連れながら左サイドを駆け上がった草柳は「前まで運んで行って、後ろに返そうと思ったけど、相手の動きが見えた」とカットインを選択。相手DFを振り切って斜めのパスを加納の足元に通すと、相手を背負ったまま左足を振り切った背番号9が同点ゴールを決めた。

「ハル(加納)は結構、相手を背負える。自分がワンツーで(受けて)抜け出そうと思ったたけど、ハルがうまくターンしてゴールを決めてくれて良かった」。そう語った草柳に対し、加納もプレービジョンを共有していた様子。「ヤナギさんが中に入ってくるので使う手はあったけど、自分しかないと思った」と振り返った。

 このゴールでさらに勢いに乗った静岡学園は後半40分に勝ち越し、3-2で勝利。「圧倒されて、すごいなあと感じた」(草柳)という史上最多5万6025人の大観衆の前で日本一となった。殊勲の同点アシストを記録した草柳は「中学の時にチームで全国大会を見に来ることが多くて、絶対に3年後ここでやると決めて静岡にきた。それができてすごくうれしい」と感慨を語った。

「県大会ではノーゴールノーアシストで結果を出せなかった。この大舞台でゴールは取れなかったけど、アシストという結果を残せたのはすごく自分にとって自信になる」。最後の一戦を最高の形で終えた草柳は、建築士を目指しながら早稲田大ア式蹴球部に入部予定。新たな挑戦に「今まで勉強とサッカーを両立してこれたので、大学でもチャレンジ精神を持って両立できたらいい」と胸を躍らせている。

(取材・文 竹内達也)
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痛恨の逆転負けで連覇逸…青森山田MF武田英寿「サッカー人生で一番悔しい」

青森山田の主将、武田英寿は涙の準V(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

「これまでのサッカー人生で一番悔しい負け」。2-0からひっくり返されて優勝を逃したファイナルに、青森山田高(青森)のMF武田英寿(3年)は涙を流した。

 MF古宿理久(3年)のFKからDF藤原優大(2年)が頭で合わせ、最初のシュートで幸先よく先制。さらに、カウンターからFW田中翔太(3年)のスルーパスに抜け出した武田が、GK野知滉平(2年)に倒される。このPKを背番号10が自ら沈めて、リードは2点に広がった。青森山田が2-0でリード。今大会の全4試合と同じ展開だった。

 しかし、静岡学園戦は自分たちで敗因を招いてしまったと青森山田の主将は見ている。「2点入ってから、自分たちで守りに入ってしまって、前で守備をすることができずっていうのがあった。2点入って少し気がゆるんでしまった」。準々決勝・昌平戦は3点目を奪って3-2、準決勝・帝京長岡戦は1点差を守り切り2-1。ところが、決勝では今大会で初めて2-2に追いつかれた。「いつもと変わることなくやろうという話はした」。武田はピッチで確認し合ったが、流れを引き戻すことはできず敗戦を迎えた。

 2位に勝ち点9差をつけて優勝したプレミアリーグEASTでも、大宮アルディージャU18に2-0から2-2に追いつかれ、ジュビロ磐田U-18には2点リードをひっくり返されて2-3で敗れたことがあった。「『2-0からだぞ』っていうコーチングは全体で出してやっていたんですけど……」。警戒していたプレミアリーグチャンピオンシップ王者をもってしても、静岡学園の攻勢を止めることができなかった。

 2年次からレギュラーを務めていた武田にとっては、出場10戦目にして初めての選手権黒星となった。選手権で9勝1敗という驚異的な勝率を誇るが、その1敗はあまりに重かった。「自分たちがやらなきゃいけないことをやらなくなってしまった。自分たち次第で結果は変わったんじゃないか」。時に声を震わせて、主将は懸命に質問に答えた。

 宮城県仙台市出身の武田は、ベガルタ仙台ジュニアから青森山田中学へ。支えてくれた両親への感謝も語った。「青森山田に行きたいって言ったわがままを、快く受け入れて送り出してくれた。常に自分のコンディションだったりチームの状況を連絡して確認してくれて。苦しいときも支えてもらって、感謝しています」。

 卒業後は浦和レッズで37番を背負ってプレーする武田は、「ずっと勝ち続けられるように努力していきたいと思います」と、この敗戦を成長の糧にすることを誓っていた。

(取材・文 奥山典幸)
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「2点獲られたら3点獲る」。諦めずに攻めること、DFを『倒しに行く』ことを続けた静岡学園が“静学らしく”逆転V!

攻め続けて日本一を勝ち取った静岡学園高。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 攻め続けて勝ち取った日本一だ。静岡学園高は、前半33分までに2点のビハインド。テクニカルな選手たちがボールを保持しながら攻めることを特長とする静岡学園だが、この日は特に中盤の距離感が悪く、ボールを動かすことができていなかった。トップ下のMF浅倉廉(3年)が幾度か単騎で仕掛けてDF1人を剥がしていたが、サポートすべき選手が不在。川口修監督が「ボールを受けることを怖がってしまっていた」と指摘したように、青森山田高の強烈なプレッシャーから逃げるようなサッカーになってしまっていた。

 静岡学園が決勝で表現したかったのは二人、三人がかりで相手のDFを『倒す』ことだ。川口監督は11日の準決勝終了後、「(青森山田相手に)ドリブルで突っ込んでいくだけだと、必ず引っ掛けられるので。そこにもう一人、もう二人絡みながら相手のDFを『倒しに行く』。一人だけで突破しようとしても、(青森山田のDFは)突破できない。そこに二人、三人と同じ『倒しに行く』意志の強い選手が連動することで崩しに行けるのかなと思います」と語っていた。

 前半は浅倉が一人でこじ開けに行っていたが、極端な言い方をすれば他の選手が“倒しに行けていなかった”。距離感の悪さは前半を通して改善できないままだった。その中で、迎えた前半終了間際にFK後の混戦からCB中谷颯辰(3年)が決めて1点差。静岡学園は、ここで試合を落ち着かせることもできたはずだが、選択したのはよりボールを握ること、攻撃に人数をかけて相手のDFを『倒しに行く』ことだった。

 静岡学園はハーフタイムに守備能力の高いボランチ・藤田悠介(3年)を左サイドアタッカーのMF草柳祐介(3年)へスイッチ。左SHのMF小山尚紀(3年)をトップ下、トップ下の浅倉をボランチへ移す。藤田は相手のカウンター攻撃やセカンドボールの攻防で欠かせない存在だったが、コーチ陣はより攻めるためにテクニカルな選手を中盤に並べることを優先した。カウンターを受けることや失点のリスクは承知の上でボールを繋いでDFを倒しに行き、ゴールをこじ開け、タイトルへ。“静学らしく”攻め合いに出た。
 
 後半、浅倉と井堀が積極的にボールに絡み、球離れ速く動かすことで攻撃にリズムが出た。2対1でDFを剥がすシーンも。距離感の良い攻撃は素早い奪い返しも生み出し、静岡学園がボールを保持する時間が増えた。

 揺さぶりをかける中で、右の快足SH松村優太(3年/鹿島内定)が個でサイドをこじ開けるなど攻め続けた静岡学園は26分、左サイドでのポゼッションから草柳がドリブルで中央へ切れ込む。そして、パスを受けたFW加納大(2年)が反転からの左足シュートをゴール右隅に突き刺して同点に追いつく。

 その後は互いにセットプレーなどからゴールへ迫る展開。そして、次の1点を奪ったのは静岡学園だった。後半40分、井堀の左FKをファーサイドのCB中谷颯辰(3年)が頭で合わせて劇的な決勝点を奪う。青森山田が徹底してきたものが乱れ、静岡学園の得点に繋がったことも確か。それでも、「2点獲られたら3点獲る」(川口監督)の姿勢で攻め続けたことで引き寄せた静岡学園の逆転優勝だった。

 静岡学園は準決勝の矢板中央高戦で相手の堅守の前に苦戦。後半アディショナルタイムまで23本ものシュートを放ちながらも得点を奪うことができなかった。だが、最後の1分、最後の10秒まで諦めずに攻め続けて松村がPKを獲得。このPKを松村が決めて1-0で勝利している。

 この1点について、川口監督は選手たちを褒めたという。諦めることなく、最後まで攻め続けて奪った1点だったからだ。今大会、静岡学園は準決勝まで無失点で終えているが、これも攻め続けるという姿勢が生んだものだと指揮官は考えている。決勝のパフォーマンスについては満足していないようだが、それでも「攻撃の部分でチャンスは少なかったけれども、しっかり決めたのが勝因」。そして、「相手が(絶対王者の)青森山田さん。勝利の仕方も劇的だった。そして、自分(川口監督自身)は初体験だった。心の底から嬉しかったです」と喜んだ。

 名将・井田勝通前監督の下、選手権初出場で準優勝した76年度大会当時から脈々と受け継がれてきたテクニック重視のスタイルと「攻めて勝つ」姿勢。その積み重ねてきたものが全国決勝の舞台で発揮された。昨年度の前回大会はプレッシングスタイルのチームなど守備面で強みを持つチームが東京や千葉、静岡、大阪の予選を制し、全国大会でも上位に入るなどトレンドとなっていたが、今大会は静岡学園や帝京長岡高、昌平高とテクニカルな崩しに重きを置くチームの活躍が印象的な大会に。そして、静岡学園は決勝で鉄壁の守りを誇る王者・青森山田から3ゴールを奪って見せた。

 決勝点の中谷は「『今日勝ったら日本のサッカー観が変えられる』と(川口)監督も言っていた。そういう勝負で勝ち切れたことは静学、静岡、日本にとって非常にいい効果があるかなと思います」。過去には今回よりもテクニックを身に着けていながらも、カウンターやセットプレーに沈められた世代もある。それでもスタイルを変えず、この日も失点で動じることなく攻め続けた静岡学園が、“静学らしく”日本一を勝ち取った。

(取材・文 吉田太郎)
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母校・静岡学園が選手権V!! “先輩”旗手怜央「自分もまた頑張ろうと思える」

U-23日本代表MF旗手怜央(順大→川崎F)
 AFC U-23選手権に出場しているU-23日本代表は13日、バンコク市内でトレーニングを行った。前日に行われた第2節シリア戦を1-2で落とし、2連敗を喫してグループリーグ敗退が決まった日本。この日はシリア戦のスターティングメンバ―11人がホテルでの調整となり、疲労を考慮されたGK小島亨介(大分→新潟)は取材後にホテルへと戻り、残る11人は約1時間半のトレーンニングで汗を流した。

 この日、日本では高校選手権決勝が行われ、2連覇を狙う青森山田高と静岡学園高が対戦。前半33分までに青森山田に2点を先行された静岡学園だったが、前半アディショナルタイムに1点を返すと、後半16分に同点に追い付き、同40分には決勝ゴールが奪い、3-2の大逆転勝利で24年ぶりの頂点へとたどり着いた。

 静岡学園のOBであるMF旗手怜央(順大→川崎F)は「OBというほどの選手じゃないですけど」と苦笑しつつ、「でも、やっぱり自分が育った場所で、その中で全国大会で優勝してくれるのはすごく嬉しいことだし、後輩が頑張ってくれることで、自分もまた頑張ろうって思える」と大きな刺激を受けたようだ。

「おめでとうございますという感じですね。嬉しいです」

 グループリーグ敗退が決まったU-23日本代表だが、まだ試合は残っている。“後輩”から刺激を受けた“先輩”。15日の第3節カタール戦で意地を見せたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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無心のひと振りが追撃弾演出、静学の左SB西谷「いい形でこぼれてくれた」

静岡学園のDF西谷大世(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 無心のひと振りが貴重な追撃弾につながった。2点を追う静岡学園高(静岡)は前半アディショナルタイムにPA右手前の位置でFKを獲得。MF井堀二昭(3年)が右足で蹴り込むと、ファーサイドで競り合ったこぼれ球がDF西谷大世(3年)の前にこぼれてきた。

 左足のシュートはミートし切れなかったが、相手のクリアミスを誘い、DF中谷颯辰(3年)が右足でゴール左隅にねじ込んだ。「シュートを狙ったら、いい形でこぼれてくれた」。そう照れ笑いを浮かべた西谷は「点を取られても焦らず、みんなで静学のサッカーを貫こうと話していた。それがこういう結果につながった」と胸を張る。

 1点差に追い上げてハーフタイムを迎えると、選手たちはロッカールームで口々に「青森山田の選手にビビッてボールを受けれていない」と活発に意見を交わし、戦う姿勢や球際の部分で修正を図った。

「後半は前からガツガツ行って、1対1も強く行って、怖がらずにプレーすることを心がけた」。そう振り返る左サイドバックは後半の逆転劇で全国の頂点に立ち、「小さいころからあこがれていた舞台。優勝できてうれしい」と喜びを表現した。

 静岡学園にとって24年ぶり2回目の優勝は単独では悲願の初優勝。滋賀県出身で、卒業後は京都橘大に進学する西谷は「静学はこれまで単独優勝がなかった。それを初めて達成できてうれしい」と白い歯をこぼした。

(取材・文 西山紘平)

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祝・成人!『opta』が上位6名発表…新成人選手でJ1通算出場数が最も多いのは?

MF橋岡大樹が新成人選手で最もJ1出場試合数が多い
 1月13日は成人の日。データサイト『opta』のツイッター(@OptaJiro)は13日、2020年に成人を迎えた選手でJ1リーグ最多出場を記録している選手を発表し、浦和レッズのMF橋岡大樹が第1位となった。

 橋岡のJ1通算出場試合数は43試合。育成組織出身の橋岡は2018シーズンからトップ昇格となり、初年度でJ1リーグ25試合に出場した。さらに19シーズンは負傷を抱えながらも18試合に出場。合計43試合という数字になった。

 東京五輪世代としてU-23日本代表にも名を連ねる橋岡は、昨年12月のE-1選手権で日本代表にも選出され、2試合に出場した。

以下、2020年新成人選手によるJ1通算出場試合数トップ6
1位:橋岡大樹(浦和/43試合)
2位:郷家友太(神戸/34試合)
3位:大迫敬介(広島/29試合)
4位:福田湧矢(G大阪/20試合)
5位:萩原拓也(浦和/12試合)
5位:滝裕太(清水/12試合)

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「自信を持って言えない」大会得点王…静岡学園FW岩本悠輝は後輩に優勝の思い託す

大会得点王の静岡学園高FW岩本悠輝(3年)(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 準決勝までの5試合で5ゴール。得点ランキングトップタイの静岡学園高FW岩本悠輝(3年)の名前は、スターティングメンバーの中になかった。岩本は決勝で1トップに入ったFW加納大(2年)に「頼んだぞ」と思いを託したーー。

 試合後、祝福の言葉をかけると「ありがとうございます!」と笑顔を見せた岩本だが、「嬉しいは嬉しいですけど、悔しい部分もあります」と正直な思いを吐露した。青森山田のセンターバックとの対戦を心待ちにしていたが叶わず、「一度はやってみたかったですね」と寂しげな笑顔を見せた。

 県予選決勝では1トップは加納が務めていた。「先発で出るか出ないかわからなかった」立場だったが、大会前に加納が故障を抱え岩本に出番がまわってきた。すると、1回戦、2回戦で連続ゴールを奪い、準々決勝ではハットトリックを完成。選手権で得点を積み重ねてきた。自身で一番印象に残っているゴールについては「1回戦です。あの試合で何もしなかったら2回戦以降で先発から外れていた可能性が高かった」。危機感を募らせながらも結果を出し続けた。

 前線でボールをおさめる能力を期待されて決勝の先発に起用された加納。DF藤原優大(2年)を背負いながらも反転して左足を振り抜き、試合を降り出しに戻すゴールを決めた。加納もまた決意を持って決勝に臨んでいた。「外から見ていて、(決勝まで)連れてきてもらった部分が大きかった。今日は先発起用させてもらって、感謝を返すためには結果しかないと覚悟を決めて試合に出た。形で実現できてよかった」(加納)。岩本も「すごかったですね」と後輩のゴールを手放しで称賛していた。

 静岡学園の24年ぶりの優勝で大会は幕を閉じ、得点王の称号は岩本と四日市中央工高MF森夢真(3年)が分け合う形となった。「めちゃめちゃ複雑です」。静岡学園の背番号12は素直に喜べなかった。「準決勝、決勝で(点を)取ってないので。そういうところで取れる選手じゃないと、自分は自信を持って“得点王”と言えない」。“優勝”、“得点王”、“大会優秀選手”……ストライカーとして最高の称号を手にしながらも、やりきれない気持ちは隠せなかった。

 卒業後は中京大でプロを目指す。「全国となるとセンターバックが大きいので、(自分も)体を大きくしておさめられるようにしたいです。裏への抜け出しだけだと通用しなくなる部分もあるので。引かれた相手だと自分は活きない。そういうところで活きるようなプレーをしていきたいです」。この舞台で得た課題は、次のステージで活かす。

(取材・文 奥山典幸)
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「思った以上に自分を出せた」「めっちゃ成長できた」、静岡学園の中盤で躍動した浅倉廉

優秀選手にも選出された静岡学園高MF浅倉廉(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 静岡学園高イレブンの中で最も小柄な168cmだが、MF浅倉廉(3年)は大きな存在感を放っていた。

 前半は青森山田に数的不利で囲まれる場面が何度も見られた。「最初はプレッシャーが思った以上に早くてミスもあったんですけど、そこはビビったらダメだなと思ってむずかしいことにチャレンジしてみました」。背番号8は高い位置をとって、ドリブル、パスで打開しようとしていたが、「自分が高い位置で受けよう、受けようとしすぎたのがあった」。指揮官からも距離感の悪さを指摘されていた。「もっとボランチに近づいて受けてあげて、ボールさわって自分がリズムをつくってと指示があったので、そこを改善できたのがよかったかなと思います」。

 90分を通して、静岡学園が使った交代枠はひとつのみ。 ハーフタイムにボランチのMF藤田悠介(3年)に代えてMF草柳祐介(3年)を投入した。草柳を左SHに入れて、 MF小山尚紀(3年)を中央にスライド。浅倉とMF井堀二昭(3年)がボランチにおさまった。「小山をトップ下に入れて、俺と井堀で組み立ててっていう意図がありました」。よりボールに絡んで静岡学園の攻撃を活性化させた。「しっかり後ろからつないで、つなぐことによって相手に隙が生まれて、そこから攻めるシーンが増えたと思う」。

 前半11分に今大会初失点を喫した静岡学園は、33分にも追加点を献上してしまう。「失点しても焦らず、蹴らずにやっていれば自分たちにもチャンスはくると思っていた。そういう意味では1試合通して自分たちのスタイルができていた」(浅倉)。パスをつなぐことで青森山田の体力を消耗させつつ、攻撃の糸口を探ると、前半アディショナルタイムに1点を返し、後半16分に同点、終了5分前には逆転弾を決めた。

 静岡学園と青森山田という組み合わせの決勝、前日のうちにチケットは完売した。来場者の5万6025人は選手権決勝戦観客数で過去最高記録を達成している。「上まで入っていると思わなくて、見た時は『最高だな』と思いました」。その大観衆の中での優勝は格別だった。

 決勝までの全試合で先発し、「思った以上に自分を出せた」という浅倉。「6試合だけだったんですけど、自分の中でめっちゃ成長できたなという感覚があります」と全国の舞台で得たものは大きかった。「ドリブルのところでチャレンジするという精神的な面だったり、中盤の選手なのでまわりを見ることの大事さも自分がミスをしてから学んだり。そういったところが成長できました」。卒業後は拓殖大学に活躍の場を移し、研鑽を積む。

(取材・文 奥山典幸)
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徹底マークも貫いた献身…静岡学園MF松村優太がタイトル手に鹿島へ「開幕からスタメンを」

静岡学園高MF松村優太(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 前評判どおりの突破力、鋭く精度の高いクロス、絶え間ないハードワーク、勝負どころで決め切る度胸——。さまざまな顔を見せた注目アタッカーの冬は最高の形で終わった。静岡学園高MF松村優太(3年)は「みんなで目指して来たところにたどり着けた。こういう形で終われて本当に良かった」と日本一の味を語った。

 大会前の時点では「やるからには自分の大会にするくらいの気持ちでいた」という。しかし、あらゆる試合で徹底マークを受けたことで「苦しんだこともあった」。それでも、準決勝の決勝ゴールで「チームを助けることができた」。最後は「自分だけでなし得たものではないので、チーム全体の大会だったと言える」と仲間と掴んだ日本一に笑顔で胸を張った。

 決勝までの6試合で残した結果は1ゴール2アシスト。合計19得点を挙げてきた静岡学園において、松村がゴールに直接絡んだ回数はそれほど多くはない。しかし、準決勝の拮抗戦を自身のドリブル突破と冷静なPKゴールで勝利に導いた活躍をはじめ、今大会で背番号10が見せてきたパフォーマンスは決して軽視できるものではなかった。

 ひとたび右サイドでボールを持てば、相手選手が2人、3人と次々に集まり、ファウル覚悟で止めにくる。そんなシーンはどの試合でも幾度となく見られた。大会中には川口修監督をはじめ、多くの味方選手から「マークを集めてくれるので他の選手が空く」という声が聞かれた。それは「自分が自分が…」というかつての課題を乗り越えた姿だった。

「自分が自分が……ってなってしまうとチームがうまくいかないので、できるだけ引きつけることを考えている。その中でスキがあれば自分でも行きたいという考えでプレーしていた」。準決勝で奪ったPKゴールも、3回戦と準々決勝でそれぞれ記録したアシストも、少ないチャンスの中でスキを突き、自身の武器である突破やクロスを披露したものだ。

 決勝の青森山田高戦では、周囲の選手がボールを奪われた際に50m5.8秒の快足を活かしてプレスバックする献身性も目立った。「マークが来ることは分かっていたし、それはこの大会を通してずっと。守備でも役割を果たせばチャンスが来ると思っていたし、まっとうできて良かった」。警戒を受けながらもさまざまな形でチームに貢献できるところを見せた。

 日本一が決まった直後には、いち早くスタンドで応援してくれた部員らのもとに向かい、歓喜を分かち合う姿もあった。「一緒に切磋琢磨してきてメンバーに入れなかった人もいるし、そんな悔しい思いをしてもここまで来て応援してくれる。一般生徒も、他の部活の人たちもいる。そういった人の思いもあって結果が出たので、感謝を伝えに行こうと思った」。仲間想いな一面も垣間見せた。

 そんな行動の裏にはどっぷりと浸かってきた“静学スタイル”への誇りもあった。「日本サッカー界に革命的だと思うし、異質なサッカーをしている。こういうチームが増えていけば面白いサッカーができる」。そんな名門校にもたらした24年ぶりの日本一であり、初の単独優勝。「自分たちが名前を残すことができて光栄なことだと思う」と感慨を語った。

 2020年はそんな濃密な3年間で積み重ねたさまざまな経験を胸に、Jリーグの常勝軍団鹿島アントラーズに加わる。「プロを目指す子供たちに憧れを持ってもらえるような選手になりたい」。大きな野望を語った18歳は「開幕からスタメンを狙う。去年は無冠だったので、自分がタイトルに貢献できれば」と2年連続の王座獲得を高らかに宣言した。

(取材・文 竹内達也)
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鳥取、外国人3選手が退団

 ガイナーレ鳥取は13日、DFアドリエル(22)とMFヴィートル・ガブリエル(22)の2選手との契約満了を、コインブラ・エスポルチ・クルベ(ブラジル)から期限付き移籍していたFWユリ(21)の移籍期間満了をそれぞれ発表した。

 アドリエルは2019シーズンのJ3リーグで17試合1得点を記録。ヴィートル・ガブリエルは16試合3得点、ユリは13試合2得点を挙げていた。

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@bookfun155 分野研究家

相変わらず流通業分からんとおかしなことかくよな。無人化できるとその分インストアマネジメントに時間が割けるので、新たな流通業態がうまれてくるのよ。だから巨大な自販機ができると書いている人は全く現実を理解してない。

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富山が新体制発表! 新加入FW武颯が背番号9! 法政大ルーキーコンビMF末木は16番、FW松澤は18番

 カターレ富山は13日、2020シーズンのトップチーム新体制を発表した。

 福島ユナイテッドFCから加入したFW武颯が背番号9を着用。期限付き移籍のGK岡大生は1番を、AC長野パルセイロから加入したDF松原優吉が2番を着ける。法政大から加入した2選手は、MF末木裕也が16番、FW松澤彰が18番になった。

 また、20シーズンのスローガンは「頂点 ~心ひとつに~」に決定。クラブ公式サイトによると、「富山県民の誇り・心のよりどころである、あの標高3000m級の立山連峰のように、監督・コーチ・選手、そしてフロントが力を合わせて、昨年以上に攻撃的なサッカーを展開して、必ず達成(登頂)したいと思います」と伝えている。

以下、2020年シーズンのトップチーム体制

■スタッフ
▽監督
安達亮

▽ヘッドコーチ
山根巌

▽フィジカルコーチ
新田涼

▽GKコーチ
平井直人

▽アシスタントコーチ
小田切道治

■選手
1 GK岡大生(←甲府)
2 DF松原優吉(←長野)
4 DF戸根一誓
5 DF今瀬淳也
6 MF碓井鉄平(←長崎)
7 MF佐々木陽次
8 FW高橋駿太
9 FW武颯(←福島)
10 MF花井聖
11 FW大谷駿斗
13 MF佐々木一輝
14 FW大野耀平(←京都)
15 MFルーカス・ダウベルマン
16 MF末木裕也(←法政大)
17 MF稲葉修土
18 FW松澤彰(←法政大)
19 DF柳下大樹
20 FW宮城天(←川崎F)
21 GK田中勘太(←びわこ成蹊スポーツ大)
22 MF椎名伸志
23 DF林堂眞(←愛媛)
26 MF馬渡隼暉
31 GK齋藤和希
32 MF戸高弘貴(←町田)
33 MF池高暢希(←浦和)
37 FW平松宗(←新潟)

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巻誠一郎が豪華顔ぶれで引退試合、「サッカーは素晴らしいもので、ボール一つでいろんな方々と繋がれます」

巻誠一郎氏が引退試合を行った
 元日本代表の巻誠一郎氏の引退試合が13日、ロアッソ熊本の本拠地であるえがお健康スタジアムで行われた。

 岡田武史氏や原博実氏が指揮を執り、巻フレンズチーム対元日本代表ドリームチームで試合は行われた。巻フレンズチームには深井正樹氏や羽生直剛氏、佐藤勇人氏といったメンバーが名を連ねる。一方、元日本代表ドリームチームには久保竜彦氏や石川直宏氏、楢崎正剛氏、小笠原満男氏、稲本潤一氏といった顔ぶれに加え、ナオト・インティライミもプレーをした。試合は元日本代表ドリームチームが8-7で勝利している。

 5得点で引退試合を飾った巻は試合後のセレモニーでスピーチを行った。

「今日は僕の引退試合に、1万人を超えるたくさんの方々に集まっていただきまして、本当にありがとうございます。そしてこの場にお集まりいただいた選手のみなさんも本当にありがとうございました」

「ピッチの中でプレーしていて、こんなにすごい選手のみなさんとプレーしていたんだな、と僕自身見入ってしまいました。この熊本という地で最後スパイクを脱げることを誇りに思いますし、熊本のみなさん、そして全国のサッカーを愛するみなさんに育てていただきました」

「これからはサッカーというフィルターを外して、社会に出ていきたいと思います。ただ僕自身、サッカーを通して巻誠一郎という人間を形成しました。ですので社会に出てもサッカーで培ってきたこと、多くのみなさんに支えられたことはこれからも心に留めて、新しいチャレンジをスタートしたいと思います」

「サッカーは素晴らしいもので、ボール一つでいろんな方々と繋がれます。サッカーボール一つで、言葉を交わさなくても心が通じあえます。これからはサッカーボールはないですけども、心の中でボールを蹴りながら、みなさんとコミュニケーションをとり、第二の人生を歩みたいと思います」

「この引退試合は僕自身でプロデュースして、みなさんに感謝の気持ちを伝えるための引退試合としてやりました。それを通して感じたのは、多くの方々に支えられ、そして多くの方々に助けてもらい今までプレーしてきたんだなということ。これからはみなさんを支えられるような、そんな社会人になりたいと思います」

「これからも巻誠一郎をよろしくお願いします」

[MOM3149]静岡学園DF中谷颯辰(3年)_絶対王者沈める2発!!“静学のマスチェラーノ”が王国復権導く

2ゴールを決めたDF中谷颯辰(3年)がMOM(写真協力=高校サッカー年鑑)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 56,025人の大観衆が見守る中、令和最初の選手権決勝でヒーローの座に躍り出た。静岡学園高(静岡)のDF中谷颯辰(3年)が絶対王者を沈める2発。今大会初ゴールで反撃の狼煙を上げると、劇的な決勝ヘッドを叩き込み、サッカー王国・静岡に24年ぶりとなる選手権タイトルをもたらした。

 青森山田に2点を先行されたが、ドラマティックな逆転劇を演じた。「失点しても自分たちはやれるという自信があった。チーム全体として焦っている選手はいなかった」。まずは前半アディショナルタイム2分。右後方からMF井堀二昭(3年)が蹴り込んだFKの流れから、エリア内で相手のクリアボールに反応。「ゴールを取る気で(中に)入った」という中谷は迷わず右足を振り抜き、ゴール左隅に強烈ボレーを突き刺した。

 選手権決勝で沈めた今大会初ゴール。静学らしさが蘇った後半は2-2に追いつくと、互いに次の一点を目指す中で迎えた同40分だった。再びFKのチャンスに井堀がゴール方向に蹴り入れると、ファーサイドの中谷がドンピシャヘッドで捉え、劇的な逆転ゴール。「はじめはニアに行こうとした。空いてるなと思って、体が自然とファーに動いた」というゴールへの嗅覚が導いた決勝ヘッドだった。

 努力の末に習得した武器を大一番で炸裂させた。高1の夏から意識的にヘディングの練習に取り組んできた。日頃からマークの外し方、インパクトのタイミングを意識し、今年度はセットプレーからのヘディングに自信を持って勝負してきた。川口修監督は「ムードメーカーで得点感覚がある。ヘディングが強く、技術が高い選手」とヒーローを評価した。

 静学のセンターバックらしく、ビルドアップでも持ち味を発揮した。最終ラインからドリブルで持ち上がり、相手を剥がして中盤ラインを突破するなど、攻撃参加でも観衆を沸かせた。逆転後は守備を固め、そのまま3-2で逃げ切りに成功。体を投げ出したブロックで窮地を救うなど、本職のディフェンスでも優れたパフォーマンスを示した。

 決勝前には「面白いサッカーで色々な人を魅了しながら勝てればベスト」と話していたが、それを体現してつかんだ優勝。「前半は固かった部分があるんですが、後半自分たちのリズムを取り戻せた。観客の人たちも沸いてくれた。内容もあって、勝ち切れてよかった」。DFハビエル・マスチェラーノを目標とする選手権決勝のヒーローは卒業後、早稲田大に進学する。静学で磨いた技術とプライドを持って、次のステージに羽ばたく。

(取材・文 佐藤亜希子)
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“昨夏や高校時代に声をかけた選手”“スペイン2部のキング”町田・唐井GM太鼓判「J1を本気で狙う補強」

町田が20シーズンの新体制を発表した
 FC町田ゼルビアは13日、20シーズンの新体制を発表した。

 18年10月にサイバーエージェントの傘下に入ったことで、様々な改革が進められる町田。J1ライセンスの交付を受けた初めてのシーズンを戦うことになる。

 名称が『町田GIONスタジアム』になる本拠地は、現在バックスタンドを改修中。2021年の完全使用を予定しており、完成すれば1万5000人収容のJ1仕様のスタジアムとなる。

 また唐井直ゼネラルマネージャー(GM)は「一年をかけて天然芝2面、クラブハウスというJ1ライセンスを充足する施設の建設に取り掛かる。候補地も含めて議論が前向きに進んでいて、今年度中には完成させられるように今、全社を挙げて取り組んでいる」と、J1水準と語る「経営規模20億円クラブ」への歩みが着々と進んでいることを強調した。

 選手補強についても、「J1に行くんだという強い思いのある選手に集まってもらった」と説明。「J1を本気で狙うインパクトを持っていただけるかどうがポイントだった。キーワードは『ハンガー(飢え)』。既存の選手にもJ1に上がるんだという強い思いを持った選手に残ってもらったと思っている」と力説した。

以下、監督、新加入選手コメント
●ランコ・ポポヴィッチ監督
「9年前にも町田で監督として働いたが、今とは仕事をする上での条件は明らかに劣っていた。ただクラブ規模は小さいが、クラブ内は大きな愛に包まれていた。日本でいくつかのクラブで働いたが、ここが一番愛を感じたし、仕事に対しても集中できたクラブ。責任感をしっかりと持って、クラブの愛に応えていきたいと思います」


DF水本裕貴(←広島)
「自分の経験をチームに還元して、この一年が素晴らしいものとなるように頑張ります。自分の長所である守備の部分を見てもらいたい。サポーターには『ミズ』と呼んでもらえたら嬉しいです」

唐井GM「皆さまに紹介する必要がないほどの実績を持っている。我々がまだ味わったことのない経験をクラブに注入していただきたいと思います」


GK秋元陽太(←湘南)
「自分が生まれ育った町田でプレーさせていただくチャンスを頂けたことに感謝いたします。しっかり試合に出て恩返しできるように頑張ります。呼び名は『アキ』か『ヨウタ』でお願いします」

唐井GM「実績は申し分ない選手。町田出身でもありますので、喜んでいる町田の人たちもたくさんいる。生まれ育った街での活躍を期待しています」


MF吉尾海夏(←横浜FM)
「自分は地元が隣で、チームにはすごく親近感があった。このチームのJ1昇格に貢献できるように頑張ります。『カイナ』と呼んでください。ストロングポイントは左足のキックです」

唐井GM「マリノスのユース時代から注目していた選手。力は良く知っている選手なので、左利きでサイドから切れ込んでくるプレーを期待している。三島強化部長はボランチなどいろんな引き出しを期待しているようなので、ポポさんにどう引き出してもらうかを楽しみにしています」


MF高江麗央(←G大阪)
「町田のJ1昇格に貢献できるように日々努力していきます。『レオ』と呼んでもらえたらと思います。運動量や守備の部分でボールを奪うところを注目してもらえたらと思います」

唐井GM「技術が高いし、脚力もある選手。実は昨年夏にも声をかけていて、獲りたかった選手。ポポさんの下で活躍してくれることを期待しています」


DF小田逸稀(←鹿島)
「町田のJ1昇格に貢献できるように頑張るのでよろしくお願いします。サポーターの人たちには『イツキ』と呼んでもらえればうれしいです。攻守においての1対1の強さ、空中戦、戦う姿勢がストロングポイントです」

唐井GM「サイドのアタッカー、攻撃力のあるサイドバックを探していた。右も左もできる選手として期待しています」


FW晴山岬(←帝京長岡高)
「町田のJ1昇格に向けて、昇格に貢献できるように日々精進していきます。サポーターには『ミサキ』と呼んでもらえれば。得点感覚やゴール前での落ち着きが特長なので、ゴールに直結するトラップも見てほしいです」

唐井GM「彼との出会いは去年の夏。湘南とのトレーニングマッチで2点を取っちゃった。素晴らしい技術と落ち着きで翻ろうしていた。伸びしろを期待しているが、一年目から活躍してもらって全然いい」


GK廣末陸(←FC東京)
「町田のJ1昇格に向けて全身全霊で戦っていきたいと思います。『リク』と呼んでいただけたら嬉しいです。キーパーなんですけど、足元を武器にしています」

唐井GM「青森山田の3年生の時にリストアップしていた。陸くんの耳に入っていたかは分からないけど、その時は断られた選手。期待しています」


FWアレン・マソビッチ(←ヴォジュドヴァツ)
「ここの呼んでくださった監督やスタッフに感謝しています。目に見える結果で貢献したい。ゴールやアシストに期待してください。ストロングポイントは1対1の強さとスピード。『アレン』と呼んでください」

唐井GM「ポポさんと話を重ねる中でリストに上がってきた選手。25歳と働き盛り。主に2列目の左サイドの選手ですが、得点やアシストも出来る選手です」


FWステファン・スチェポビッチ(←ジャギエロニア・ビャウィストク)
「私の経験をチームメイトに伝えていきたい。皆さんの期待にゴールという結果で応えたい。最高の結果を得られるように頑張っていきます。ここでストロングポイントを発表するのは、対戦相手にバレるのでいいたくありません(笑)。今のはジョークで、DFラインの背後に飛び出すプレーが得意です。『ステファン』か『スチェポ』と呼んでほしいです」

唐井GM「彼のような実績のある選手を獲るのは難しいと思うけど、タイミングが合って獲得できた選手。ヒホン時代は“2部のキング”と呼ばれていた。今年は町田で王様になってほしい」

■選手新背番号
1 秋元陽太(←湘南)
2 奥山政幸
3 大谷尚輝
4 水本裕貴(←広島)
5 深津康太
6 李漢宰
7 アレン・マソビッチ(←ヴォジュドヴァツ)
9 ステファン・スチェポビッチ(←ジャギエロニア・ビャウィストク)
10 平戸太貴
13 岡田優希
14 吉尾海夏(←横浜FM)
15 井上裕大
17 下坂晃城
18 高江麗央(←G大阪)
19 土居柊太
20 ドリアン・バブンスキー
22 小田逸稀(←鹿島)
23 酒井隆介
25 佐野海舟
27 晴山岬(←帝京長岡高)
28 橋村龍ジョセフ
29 森村昂太
30 中島裕希
31 廣末陸(←FC東京)
42 福井光輝

(取材・文 児玉幸洋)
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「追いかける展開は楽しかった」静学の2年生SB田邉、全国初失点にも動じず

静岡学園の2年生サイドバック、DF田邉秀斗(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 本職はセンターバックの2年生DFが右サイドバックとして全国制覇に貢献した。静岡学園高(静岡)のDF田邉秀斗(2年)は「まだ(優勝の)実感はない」と苦笑いしながらも、「3年生が勝った瞬間、泣いていて、自分も泣いてしまった。1年間という短い時間だったけど、一緒にやれて良かった」と感慨深げに話した。

 20~30mの初速ではMF松村優太(3年、鹿島内定)にも負けないスピードを持ち、身体能力にも秀でたDFはメンタリティーの面でも2年生らしからぬ頼もしさがある。5試合連続の完封勝利で決勝まで勝ち上がってきたチームは前半11分にFKから先制を許し、同33分にはPKを決められた。今大会初失点から2点を追う展開となる中、田邉は「最初に失点して、追いかける展開は楽しかった」と、逆境にもプラス思考を崩さなかった。

 総体の県予選決勝では清水桜が丘に0-2から追いつきながら延長戦の末、2-3で敗れ、全国への切符を逃していた。「最後の最後でひっくり返せたのは、今年1年で力を付けたからなのかなと思う」。24年ぶり2回目の優勝、単独では悲願の初優勝。最終学年となる来年度は本職のセンターバックに戻ることが予想される次代のDFリーダーは、次なる目標に向かって、すぐにリスターを切る。

(取材・文 西山紘平)

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初先発の2年生エースが左足ズドン! 静岡学園FW加納大「一発やってやろうと」

静岡学園高FW加納大(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 遅れてきたエースの大仕事だった。静岡学園高FW加納大(2年)は準決勝までの全5試合、左膝負傷の影響により出場時間は合計わずか42分。それでも決勝の大舞台で初めて先発に抜擢されると、貴重な同点ゴールを突き刺した。「自分たちがやってきたことが間違いないと結果で表せた」。優勝決定直後にはその目には光るものが見えた。

 1-2で迎えた後半16分、それまでなかなか輝けていなかった背番号9がついに目覚めた。左サイドを攻め上がったMF草柳祐介(3年)と目が合うと、斜めのパスを左足でトラップ。「ヤナギさんが中に入ってくるので使う手はあったけど、自分しかないと思った」。そのまま相手を背負いながら前を向き、豪快な左足シュートでファーサイドネットに突き刺した。

「斜めの角度から打つことは自主練でもやっていた。日頃の練習がゴールにつながった」。そうした積み重ねの末に出た一撃は貴重な同点ゴール。「僕のゴールでチームがイケイケムードになったので一仕事できた」。勢いに乗ったチームは後半40分に勝ち越しゴールを挙げ、3-2で勝利。2点ビハインドをひっくり返し、24年ぶりの日本一に辿り着いた。

 普段は全体ミーティングで伝えられる先発メンバーだが、この日は川口修監督が加納だけを呼び出し伝えた。「目がギラギラしていて、俺を使ってくれというものが見えた」(川口監督)。そんな期待を背負いながらもゴールに絡めず、同点弾の直前には交代の準備が進行中。「交代されそうだったのは知らなかった」(加納)。ギリギリのところで果たした大仕事だった。

 今大会、加納は左膝に抱えていた炎症を落ち着かせるため、開幕節からベンチで試合を眺めることが続いていた。出場したのは3回戦・今治東戦の19分間と準決勝・矢板中央戦の23分間のみ。背番号9は「勝ち上がっていってうれしい気持ちはあったけど、外から見ていることが多くて悔しい気持ちだった」と率直な思いも明かす。

 しかし、そんな鬱憤も晴らすゴールとなった。「悔しい気持ちが大きくて、自分が出たら一発やってやろうという気持ちでずっと準備してきた。準備を怠らずにやってきた成果がこうやって結果で表れてうれしい」。また夢舞台での活躍は「自分の名前を売り出せるし、キャリアアップにつなげる」という野望を体現するものとなった。

 さらに加納は、先輩の思いも背負って戦っていた。これまで5試合に先発し、大会得点王の5ゴールを挙げてきたFW岩本悠輝(3年)はこの日、エースに押し出される形で先発落ち。高校生活のラストマッチをベンチで過ごした。それでも岩本は試合前、悔しさを秘めつつ加納に「頼んだぞ」と声をかけ、日本一の夢を託していた。

「ここまで連れてきてもらった。今日は自分が先発起用させてもらって、感謝を返すためには結果しかないと覚悟を決めて試合に出た。それを形で実現できてよかった」(加納)。岩本からは試合後に「よくやってくれた」と伝えられたといい、加納は「今まで2年間お世話になってきた先輩なので感動したし、2人でうれしかった」と笑顔で振り返った。

 そんな加納は来季、絶対的なエースとして全国の舞台に戻ってくるつもりだ。「こうやって自分の名前を売れたことで背負うものは増えてくるし、厳しいこともあると思う。そういうのを跳ね除けてこその静学だと思うので、自分が引っ張っていくつもりで全国に出て2連覇を目指す。そして自分は今大会で1点しか取っていなくて悔しい気持ちもあるので来年は得点王を目指したい」。力強い宣言とともに新シーズンへ向かう。

(取材・文 竹内達也)
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「One Soul 捲土雷鳥」松本が20シーズンのスローガンを発表

松本がスローガンを発表
 松本山雅FCは13日、2020シーズンのスローガンが「One Soul 捲土雷鳥」(ワンソウル けんどらいちょう)に決定したことを発表した。

 クラブ公式サイトによると、このスローガンは「捲土重来」の言葉から「クラブ・チームが一丸となり、さらにステップアップして前に進みたい」という意味を込めたものだという。「重来」をクラブの象徴でもあるライチョウとかけて「捲土雷鳥」としている。

「昨年のあの悔しい思いをバネにし、『捲土重来(けんどちょうらい)』を期して『ライチョウ』は厳しい戦いに挑んでいきます。ファン・サポーターのみなさまとの『One Soul』の絆を深め、もう一度J 1の舞台を目指して共に戦いましょう!」

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PK献上も下向かず、静学の2年生守護神・野知「もう一度この景色を」

静岡学園の2年生守護神、GK野知滉平(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 決して下を向くことはなかった。5試合連続無失点で決勝まで勝ち上がってきた静岡学園高(静岡)だが、決勝では前半11分にFKから先制を許し、今大会初失点。さらに同32分にはPA内に抜け出してきたMF武田英寿(3年)をGK野知滉平(2年)が倒してしまい、PKを献上した。

 これを武田に決められ、前半33分で0-2。2点ビハインドを負う中、静岡学園の2年生守護神は「自分の中でそういう(飛び出す)判断をして、自分でプレーした。取り返しはつかないし、どうしようもない。まずPKを止めるぞという気持ちでいたし、決められたけど、引きずることなく、切り替えてプレーできた」と、しっかりと顔を上げ、最後尾から声でチームを鼓舞し続けた。

 静岡県出身で、清水エスパルスジュニアユースから静岡学園に進学してきた野知は「サッカー王国復活と言われるのは、静岡の人間としてとてもうれしい」と会心の笑みを見せる。川口修監督からは「人生で一回あるかどうかの大勝負だ。すべてを懸けろ」とゲキを飛ばされていたという。その言葉どおり、24年ぶり2回目の優勝、悲願の単独優勝を飾ったが、野知ら下級生からすれば、これを「人生で一回」にするつもりはない。

「今回こういう結果を残して、来年は期待も高まってくると思うけど、その期待に応えられるように、この舞台を目指して頑張りたい」。この日のスタメンに2年生は野知のほか、DF田邉秀斗(2年)、FW加納大(2年)の3人。ベンチにも2人入っていた。

「全国に出るだけでなく、もう一度この景色を見たい。試合が終わったあと、2年生で集まって『また優勝しよう』と話した」。前回王者として臨む来年度。連覇を果たすことで、サッカー王国復活をより一層とどろかせるつもりだ。

(取材・文 西山紘平)

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清水、FW平墳迅とGK大久保択生との契約を更新

 清水エスパルスは13日、FW平墳迅(20)とGK大久保択生(30)との来季契約を更新したことを発表した。

 平墳は2019シーズンの公式戦で出場はなし。大久保はシーズン途中に鳥栖から加入。鳥栖ではJ1リーグ10試合に出場し、清水では11試合に出場している。

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琉球の大卒ルーキーMF小泉佳穂が契約更新

 FC琉球は13日、MF小泉佳穂(23)との2020シーズンの契約を更新したことを発表した。

 小泉は19シーズンに青山学院大から加入。J2リーグで12試合に出場していた。

 クラブ公式サイトでは「FC琉球に関わる全ての皆様に、感謝の気持ちをピッチで、結果で示せるよう全力で戦っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!」と伝えている。

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町田、三島俊孝氏が強化部長に就任…横浜FMなどで選手発掘を手掛けた敏腕

 FC町田ゼルビアは13日、三島俊孝氏(57)が強化部長に就任することを発表した。なお、前任の丸山竜平氏はスカウト部長としてトップチームをサポートしていくという。

 クラブ公式サイトによると、三島氏は横浜フリューゲルスと横浜F・マリノスで長年スカウト・強化担当者として有名選手の発掘や育成を手掛けてきた。

 2000年から08年までは横浜FMのスカウト担当となり、08年から20年まで横浜FMチーム統括本部に所属していた。

 同サイトでは三島氏のコメントも掲載している。

「FC町田ゼルビアは、昨年まで築き上げてきたチームの伝統、選手全員がひたむきにサッカーに取り組み、ハードワークする姿勢をベースに継承し、2020年シーズンはポポヴィッチ監督を新たに迎えてより攻撃的で魅力あるインテンシティの強いサッカーをお見せすることができると思います」

「そして、FC町田ゼルビアファミリー全員が期待しクラブの目標であるJ1昇格を達成することが、私に課せられたミッションであると共にチーム強化担当としてJ1で戦う為の基盤づくりの構築をやっていきたいと考えています」

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FKで2発演出の静岡学園MF井堀、優勝弾アシストに「ボールも完璧だった」

FKで2得点を演出した静岡学園のMF井堀二昭(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 セットプレーの借りはセットプレーで返した。前半11分にFKから先制を許した静岡学園高(静岡)は同33分にPKで2失点目。前回王者相手に2点を追う展開となる中、前半アディショナルタイムの追撃ゴールが後半の逆転劇につながった。

 前半アディショナルタイム2分、PA右手前からMF井堀二昭(3年)が右足でファーサイドに蹴り込むと、セカンドボールをDF西谷大世(3年)が左足でシュート。これが相手のクリアミスを誘い、DF中谷颯辰(3年)が右足でゴール左隅にねじ込んだ。

「前半に1点返せたのは良かった」と振り返る井堀は2-2と追いついたあとの後半40分、PA左からのFKのチャンスにファーサイドへピンポイントクロス。逆サイドから飛び込んだ中谷がこの日2点目となる決勝ヘッドを叩き込み、静学に24年ぶり2回目の栄冠をもたらした。

「自分のキックから中谷が決勝点を決めてくれて、ボールも完璧だった。触るだけのボールを蹴ることができた」。1回戦の岡山学芸館戦(○6-0)では鮮やかな直接FKを決め、、準々決勝の徳島市立戦(○4-0)ではCKとFKで2アシストを記録。みたび自分のキックで勝利を呼び込んだ井堀は「相手もセットプレーでトリックプレーをやってきたけど、こっちも何回かやって、その中で自分がFKを蹴って、決められたのは良かった」と胸を張った。

「キックの調子は良かった。日ごろから練習しているキックがゴールにつながって良かった」。岡山県出身で、卒業後は東海学園大に進学するプレースキッカーは「サッカー王国復活と言われるけど、自分たちの代で優勝できて、静学の歴史に名を連ねられたことはうれしい」と柔和な笑みを浮かべた。

(取材・文 西山紘平)

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2日後に渡米予定の静学主将が最高の“置き土産” DF阿部健人「向こうでMLSを目指す」

優勝旗を掲げる静岡学園のDF阿部健人主将(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 サッカー王国復活への足がかりとなる大きな一歩を記した。24年ぶり2回目の優勝、単独では悲願の初優勝を飾った静岡学園高(静岡)のDF阿部健人主将(3年)は「ずっと日本一を目指してきたけど、半年前までは県止まりのチームだった。(優勝の)実感はないけど、日にちが経てば出てくるのかな」とはにかんだ。

 DFリーダーとして最終ラインを束ね、キャプテンとしてチームを引っ張ってきた。「キャプテンを務めさせてもらって、責任感もあったけど、仲間にも恵まれた」。そうチームメイトに感謝すると、「個人的にはキャプテンの意識はなくて、サッカーを始めた当初から高校サッカー(選手権)に出て、活躍したいと思っていた。自分を信じてやってきて良かった」と感慨に浸った。

 名門・静岡学園のキャプテンの次なるステージはアメリカになる。9歳までアメリカで育った帰国子女は英語も使いこなすバイリンガル。「生まれもあっちなので、海外の環境が自分に合っているのかな」と、卒業後はアメリカの大学に留学する意思を固めている。2日後の15日には早くも渡米予定で、数週間滞在し、現地の大学のトライアウトを受ける予定になっている。

「(選手権決勝後の)15日に飛び立つ予定にしておいて良かった」と冗談交じりに笑った阿部だが、日本を離れる前に「チームのために(タイトルという結果を)残したかった」と、だれよりも強い決意で高校最後の大会に臨んでいた。有言実行の“置き土産”。「向こうでプロ、MLS(メジャーリーグサッカー)を目指して、同時に大学でも自分の知識の幅を広げていけたら」。新たな夢を胸に秘め、静学の優勝キャプテンは日本を発つ。

(取材・文 西山紘平)

●【特設】高校選手権2019

徳島、MF狩野健太と契約満了に…19シーズンはリーグ戦12試合出場

MF狩野健太が徳島と契約満了に ※写真は2018年のもの
 徳島ヴォルティスは13日、MF狩野健太(33)との2020シーズンの契約を更新しないことを発表した。

 狩野は18年から徳島に加入。19シーズンはJ2リーグで12試合に出場していた。クラブ公式サイトでは「徳島ヴォルティスのファン・サポーターの皆さんはとても温かく、街で会っても気さくに話かけてくれたり、アットホームな関係がとても心地良かったです」とコメントしている。

「短い間でしたが皆さんと一緒に戦えたことを誇りに思います。本当にありがとうございました!」

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フィッカ名古屋が新体制発表! 新加入MF阿部は11番、レンタル復帰FW相馬は27番

名古屋が新体制を発表
 名古屋グランパスは13日、2020シーズンのトップチーム新体制を発表した。また、スローガンは「All for NAGOYA ~進化~」としている。

 昨シーズンは風間八宏前監督の更迭からマッシモ・フィッカデンティ監督が就任。J1リーグを13位で終え、辛くも残留を手にしていた。川崎フロンターレから加入したMF阿部浩之は背番号11を着用する。

以下、2020年シーズンのトップチーム体制

■スタッフ
▽監督
マッシモ・フィッカデンティ

▽コーチ
ブルーノ・コンカ
和田一朗(新任)
竹谷昂祐(新任)

▽GKコーチ
河野和正

▽フィジカルコーチ
アルベルト(新任)
柳下幸太郎

■選手
1 GKランゲラック
2 MF米本拓司
3 DF丸山祐市
4 DF中谷進之介
5 DF千葉和彦
6 DF宮原和也
7 FWジョー
8 MFジョアン・シミッチ
9 MF長谷川アーリアジャスール
10 FWガブリエル・シャビエル
11 MF阿部浩之(←川崎F)
13 DF藤井陽也
14 MF秋山陽介
15 MF稲垣祥(←広島)
16 FWマテウス
17 FW山崎凌吾(←湘南)
18 GK渋谷飛翔
19 MF青木亮太
20 MF渡邉柊斗
21 GK武田洋平
22 GK三井大輝(←名古屋U-18)
23 DF吉田豊
24 MF石田凌太郎(←名古屋U-18)
25 FW前田直輝
26 DF成瀬竣平
27 FW相馬勇紀
28 DF吉田晃(←九州国際大付高)
31 DF金井貢史
36 DF太田宏介

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横浜FMが22歳FW和田昌士と契約満了「16年という長い間、ありがとうございました」

横浜FMがFW和田昌士との契約を更新せず ※写真は2018年のもの
 横浜F・マリノスは13日、ブラウブリッツ秋田に期限付き移籍をしていたFW和田昌士(22)との契約を更新しないことを発表した。

 横浜FMの育成組織出身の和田は2016年にトップ昇格している。17シーズンはレノファ山口FCに期限付き移籍をしてJ2リーグで17試合1得点を記録。18シーズンは横浜FMに復帰もリーグ戦出場はなく、カップ戦4試合と天皇杯で1試合出場。19シーズンは秋田にレンタル加入してJ3リーグで30試合4得点を挙げていた。

 横浜FMの公式サイトで、和田は「サッカーの全てを教わり、たくさんの期待を背負ってプロになったマリノスというクラブを、この度去ることになりました」とその思いを明かしている。

「生活の中心にマリノスがあって、サッカー以外にもたくさんの大切なものを僕に与えてくれました。もっと自分のプレーをピッチで見せたかったけれど、あまりにもその機会が少なすぎて残念でした」

「育成年代からトップまで、たくさんのコーチ、スタッフ、チームメイト、どんな時も応援してくれたサポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。また新しい場所で頑張ります。16年という長い間、ありがとうございました」

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第98回選手権決勝は観客数5万6025人で記録更新! さらに通算来場者数も大幅更新の33万6999人!

来場者記録を大幅に更新した高校選手権
(写真協力=高校サッカー年鑑)
 第98回全国高校サッカー選手権大会の決勝が13日に行われ、静岡学園高青森山田高を3-2で破り、24年ぶりの優勝を成し遂げた。この試合では来場者数5万6025人を記録し、第97回大会の5万4194人を越える最多記録(決勝戦が成人の日固定となった第81回大会以降)となった。また、今大会通算来場者数でも33万6999人を記録。決勝戦が成人の日に固定された第81回大会以降での第94回大会の31万3824人を大幅に越え、こちらも最多記録を更新している。

 高校サッカー事務局では、観客数増加に考えられる要因を発表。今大会が12月31日以降、各会場で好天に恵まれたこと、高円宮杯優勝で注目された青森山田が決勝まで勝ち抜き、一方で静岡学園や四日市中央工高などの“古豪”活躍でファンの関心を高めたこと、第97回大会以降から全会場で小学生以下先着100名の無料招待や一部試合でのエスコートキッズを実施、定着したことで親子連れの観戦が増加傾向となったことを挙げる。

 さらに、今大会から全試合のVOD配信や一部ライブ配信を公式HPなどで行ったことにより多くの試合を楽しめるようになったこと、積極的なSNS活用や新グッズの開発・販売でファン層拡大と来場者サービスに取り組んだことなども挙げている。

以下、成人の日固定となった第81回大会以降の来場者数一覧
【第81回】
来場者数:25万1392人
決勝:国見vs市立船橋(来場者数/5万1986人)
【第82回】
来場者数:24万7169人
決勝:筑陽学園vs国見(4万6754人)
【第83回】
来場者数:24万1528人
決勝:鹿児島実vs市立船橋(4万6037人)
【第84回】
来場者数:19万8386人
決勝:鹿児島実vs野洲(3万1782人)
【第85回】
来場者数:25万5828人
決勝:盛岡商vs作陽(3万5939人)
【第86回】
来場者数:27万1555人
決勝:藤枝東vs流通経済大柏(4万8884人)
【第87回】
来場者数:22万2579人
決勝:鹿児島城西vs広島皆実(4万102人)
【第88回】
来場者数:22万8457人
決勝:山梨学院vs青森山田(4万3635人)
【第89回】
来場者数:24万1711人
決勝:久御山vs滝川二(3万5687人)
【第90回】
来場者数:22万9043人
決勝:市立船橋vs四日市中央工(4万3884人)
【第91回】
来場者数:21万9557人
決勝:鵬翔vs京都橘(2万4937人)
【第92回】
来場者数:27万5512人
決勝:富山一vs星稜(4万8295人)
【第93回】
来場者数:29万4477人
決勝:前橋育英vs星稜(4万6316人)
【第94回】
来場者数:31万3824人
決勝:東福岡vs國學院久我山(5万4090人)
【第95回】
来場者数:28万1943人
決勝:青森山田vs前橋育英(4万1959人)
【第96回】
来場者数:24万4782人
決勝:流通経済大柏vs前橋育英(4万1337人)
【第97回】
来場者数:29万5251人
決勝:青森山田vs流通経済大柏(5万4194人)
【第98回】
来場者数:33万6999人
決勝:青森山田vs静岡学園(5万6025人)

●【特設】高校選手権2019

広瀬すずが静岡学園Vに歓喜!「叫びまくって喉痛めたな」5年前には応援マネージャーも

5年前には大会応援マネージャーも務めた広瀬すずさん
 女優の広瀬すずさん(21)が13日、自身のツイッター(@Suzu_Mg)を更新し、第98回全国高校サッカー選手権大会で優勝した静岡学園高に祝福のメッセージを送った。

 静岡県出身の広瀬さんは自身のツイッターで「静学ー!!!おめでとうー!!!」と投稿。「静岡!」とさらに続けると、「すんごい試合すぎて、叫びまくってたから、ちょっと喉痛めたな、これ。出場者の皆様お疲れ様でした〜」と選手たちをねぎらった。

 静岡学園は決勝で青森山田高と対戦。前半11分、33分と失点を許して0-2とリードを許すが、前半終了間際に1点を返す。さらに後半からは反撃を続け、後半16分、40分とゴール。3-2で試合終了となり、24年ぶりの優勝、そして初の単独優勝となった。

 広瀬さんは2014年度の第93回大会では応援マネージャーも務めている。

徳島、奴井名良真氏が来季からホームタウン推進部普及コーチに

 徳島ヴォルティスは13日、奴井名良真(ぬいな・りょうま)アシスタントマネージャー(27)が2019シーズン限りで退任したことを発表した。

 奴井名氏は14年から同職を務めていた。20シーズンはホームタウン推進部普及コーチに就任する

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磐田MF宮崎智彦に第二子となる次女誕生

 ジュビロ磐田は13日、MF宮崎智彦(33)に第二子となる次女が誕生していたことを発表した。

 宮崎には16年に長女が誕生している。

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“令和最初の選手権”大会優秀選手38人が決定!!24年ぶりVの静岡学園と準V・青森山田から各8人

静岡学園のMF松村優太と青森山田のMF武田英寿が競り合う(写真協力=高校サッカー年鑑)
 全国高体連サッカー部技術委員会は13日、第98回全国高校サッカー選手権決勝終了後に同大会の優秀選手38人を発表した。

 24年ぶり2度目の優勝を飾り、初の単独優勝を果たした静岡学園高(静岡)からMF松村優太(3年)ら最多タイの8人を選出。準優勝の青森山田高(青森)からもMF武田英寿(3年)ら同じく8人が選ばれた。

▼GK
佐藤史騎(青森山田高3年)
藤井陽登(矢板中央高1年)
猪越優惟(帝京長岡高3年)

▼DF
神田悠成(青森山田高3年)
藤原優大(青森山田高2年)
長江皓亮(矢板中央高3年)
大竹琉生(昌平高3年)
畑大雅(市立船橋高3年)
青木駿人(日大藤沢高3年)
吉田晴稀(帝京長岡高3年)
丸山喬大(帝京長岡高3年)
丸山以祐(富山一高3年)
阿部健人(静岡学園高3年)
田邉秀斗(静岡学園高2年)
高橋祐翔(米子北高3年)
阿部稜汰(日章学園高3年)

▼MF
古宿理久(青森山田高3年)
松木玖生(青森山田高1年)
武田英寿(青森山田高3年)
後藤健太(青森山田高3年)
柴圭汰(昌平高2年)
須藤直輝(昌平高2年)
田中克幸(帝京長岡高3年)
浅倉廉(静岡学園高3年)
松村優太(静岡学園高3年)
小山尚紀(静岡学園高3年)
井堀二昭(静岡学園高3年)
藤田悠介(静岡学園高3年)
森夢真(四日市中央工高3年)
佐藤陽太(京都橘高3年)
沖吉大夢(神戸弘陵高3年)
山田真夏斗(立正大淞南高3年)
濱屋悠哉(神村学園高3年)

▼FW
田中翔太(青森山田高3年)
小見洋太(昌平高2年)
晴山岬(帝京長岡高3年)
田海寧生(丸岡高3年)
岩本悠輝(静岡学園高3年)

●【特設】高校選手権2019

静岡学園の劇的優勝に川淵三郎氏も感嘆、「昨日の五輪代表戦のストレスを解消して貰った」

川淵三郎氏が高校サッカー決勝に言及
 Jリーグ初代チェアマンで日本トップリーグ連携機構会長の川淵三郎氏が13日、自身のツイッター(@jtl_President)を更新し、第98回全国高校サッカー選手権大会決勝について言及した。

 決勝では静岡学園高と青森山田高が対戦。青森山田が前半11分、33分と得点を挙げるも、その後は静岡学園が大反撃に出る。前半終了間際に1点を返すと後半16分、40分にゴールを重ね、3-2で大逆転勝利。24年ぶりの頂点に、そして初の単独優勝を成し遂げた。

 川淵氏は「高校サッカーの素晴らしい試合を見せて貰ったお陰で昨日のオリンピック代表戦のストレスを解消して貰った」と昨夜のU-23日本代表対U-23シリア代表(●1-2)に触れる。「静岡学園の2点ビハインドからの逆転勝利。慌ててパスをしない一人一人のボールキープ力。見事としか表現できない。青森山田も死力を尽くして最後まで良く戦った。本当に感動の試合を有難う!!」と両校の選手たちを称賛した。

 また、準優勝となった青森山田については「表彰式の時、準優勝の青森山田の選手たちが気をつけの姿勢で静岡学園の選手たちを見守っていたのが印象的。何か胸を打たれた。有難う青森山田高校の選手たち!!」とねぎらっている。

青森山田vs静岡学園 試合記録

【全国高校選手権決勝】(埼玉スタジアム2002)
青森山田 2-3(前半2-1)静岡学園


<得点者>
[青]藤原優大(11分)、武田英寿(33分)
[静]中谷颯辰2(45分+2、85分)、加納大(61分)

観衆:56,025人
主審:笠原寛貴
副審:武部陽介、渡辺康太
王国復活!静岡学園が0-2からの大逆転で令和初の選手権制す!
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[選手権]決勝写真特集
『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:はじまりのおわり(青森山田高・佐藤史騎、古宿理久、浦川流輝亜)


<出場メンバー>
[青森山田高]
先発
GK 1 佐藤史騎
DF 2 内田陽介
(87分→DF 19 鈴木琉聖)
DF 3 神田悠成
DF 4 箱崎拓
DF 5 藤原優大
MF 6 古宿理久
MF 7 松木玖生
(89分→FW 14 金賢祐)
MF 8 浦川流輝亜
(71分→MF 13 得能草生)
MF 10 武田英寿
MF 11 後藤健太
(77分→MF 15 安斎颯馬)
FW 9 田中翔太
控え
GK 12 韮澤廉
DF 24 松本将吾
MF 16 那俄牲海
MF 18 タビナス・ポール
FW 17 古澤ナベル慈宇
監督
黒田剛

[静岡学園高]
先発
GK 17 野知滉平
DF 3 阿部健人
DF 4 田邉秀斗
DF 5 中谷颯辰
DF 15 西谷大世
MF 8 浅倉廉
MF 10 松村優太
MF 14 小山尚紀
MF 16 井堀二昭
MF 18 藤田悠介
(46分→MF 19 草柳祐介)
FW 9 加納大
控え
GK 1 北口太陽
DF 2 田中太晟
DF 22 岩野寛太
DF 28 関根大輝
MF 6 権平美樹
MF 7 藤井皓也
MF 11 渡辺怜歩
FW 12 岩本悠輝
監督
川口修

王国復活!静岡学園が0-2からの大逆転で令和初の選手権制す!

後半40分、静岡学園高CB中谷颯辰が決勝ヘッド。(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高 2-3 静岡学園高 埼玉]

 令和初の選手権王者は静岡学園――。第98回全国高校サッカー選手権大会決勝が13日に埼玉スタジアム2○○2で開催され、青森山田高(青森)と静岡学園高(静岡)が対戦。静岡学園が3-2で逆転勝ちし、24年ぶり2回目の優勝を飾った。

 前回大会優勝校で19年度のプレミアリーグ王者でもある青森山田は今大会、“死のブロック”と評された激戦区を勝ち上がった。00年度、01年度の国見高(長崎)以来、史上10度目(通算9校目)の選手権連覇を懸けた決勝戦。4-2-3-1システムのGKは佐藤史騎(3年)で4バックは右SB内田陽介(2年)、CB箱崎拓(3年)、U-17日本代表CB藤原優大(2年)、左SB神田悠成(3年)。中盤は横浜FC内定のMF古宿理久(3年)とU-16日本代表MF松木玖生(1年)のダブルボランチで右SH後藤健太(3年)、左SH浦川流輝亜(3年)、トップ下が浦和内定のU-18日本代表MF武田英寿主将(3年)。1トップは田中翔太(3年)が務めた。

 一方、静岡学園は今大会、5試合で16得点無失点と盤石の勝ち上がり。24年ぶりの優勝、同校にとって初の単独優勝へ前進してきた。4-2-3-1システムのGKは野知滉平(2年)で右SB田邉秀斗(2年)、CB阿部健人主将(3年)、CB中谷颯辰(3年)、左SB西谷大世(3年)。中盤は井堀二昭(3年)と藤田悠介(3年)のダブルボランチでトップ下が浅倉廉(3年)。右SHは鹿島内定のU-18日本代表MF松村優太(3年)、左SHは小山尚紀(3年)で1トップは今大会初先発の加納大(2年)が務めた。

 序盤は静岡学園がボールを握って試合を進めようとするが、青森山田が得意のセットプレーから先制点を奪う。前半11分、左中間でFKを獲得すると、古宿が右足でゴール方向へ向かうボールを蹴り込む。これに飛び込んだ藤原が頭でゴールへ流し込んだ。

 先制された静岡学園は後方から丁寧にボールを繋ぐ。18分に井堀がワンツーで局面を破り、加納が右足シュート。22分には中谷の攻撃参加から再び加納がシュートへ持ち込んだ。だが、前半は強固な守備ブロックを作って対応する青森山田の前にパスミスを連発。青森山田はセカンドボールを拾うと、前線の田中、武田が確実に収めて攻撃を展開する。

 主導権を握って押し込んだ青森山田は内田のロングスローや、25分頃の4連続CKなどで静岡学園にプレッシャーをかける。そして32分、田中が敵陣で相手DF阿部からインターセプト。そのまま前進すると、斜めのランニングでPAへ飛び出した武田へスルーパスを通す。そして、左中間で縦へ持ち込んだ武田がGKに倒されてPKを獲得。このPKを武田が左足で右隅に決めて2-0とした。

 2点ビハインドとなった静岡学園は、小柄な浅倉が青森山田DF陣に対して奮闘。また、中谷が積極的にボールに絡み、相手の中盤のラインを突破するなど反撃する。そして前半アディショナルタイム、井堀が右サイド後方からFKを入れると、最後は青森山田の小さなクリアに反応した中谷が、右足シュートをゴール左隅に突き刺して1点差とした。

 静岡学園は後半開始から藤田に代えてMF草柳祐介(3年)を左サイドに投入。自陣からボールを繋ぎながらジワリジワリと前進していく。そして、松村の突破から浅倉がシュートを狙うなど相手ゴールを脅かす。

 青森山田も武田が中盤でテクニックを発揮し、サイドチェンジなどから追加点を狙う。だが、次の1点を奪ったのは静岡学園の方だった。16分、左サイドでのポゼッションから草柳がカットイン。そしてDFを背負った加納へボールを預ける。すると、加納は反転から左足一閃。左中間から放たれた一撃はゴール右隅に突き刺さり、同点となった。

 青森山田は26分、浦川に代えてMF得能草生(3年)を、31分には後藤に代えてMF安斎颯馬(2年)をピッチへ送り出す。互いにセットプレーでゴール前のシーンを作るが、両守備陣が集中した守りで決定打を打たせない。

 そして、後半40分、静岡学園が逆転に成功する。セットプレーの流れから、左サイドで小山がFKを獲得。これを井堀が右足でゴール方向に入れると、ファーサイドの中谷が豪快ヘッドで勝ち越し弾をゴールに突き刺した。

 青森山田は内田に代えてDF鈴木琉聖(3年)、松木に代えてFW金賢祐(3年)を投入。鈴木のロングスローなどで反撃するが、静岡学園は野知や阿部、中谷、西谷、田邉らが執念の守りでゴールを許さない。56,025人の大観衆が見守る中で開催された激闘は静岡学園が3-2で勝利。低迷の続いていたサッカー王国・静岡に24年ぶりとなる選手権タイトルをもたらした。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

新潟、村松氏が通訳に就任「スペイン人スタッフが素晴らしい仕事を成し遂げられるために」

 アルビレックス新潟は13日、村松尚登氏(46)がトップチームの通訳に就任することを発表した。

 スペインサッカー協会上級指導者ライセンス Level 3の資格を有している村松氏は、2006年から08年までバルセロナオフィシャルスクールバルセロナ校のスクールコーチを務め、09年から13年までは同スクールの福岡校でコーディネーター兼コーチ・通訳を務めていた。

 さらに13年から17年までは水戸ホーリーホックのアカデミーコーチを、17年から19年まではジェフユナイテッド千葉のアカデミーコーチ兼通訳を歴任。19年はグランデアメージングアカデミー山梨のチーフコーディネーター兼コーチ・通訳を務めていた。

 クラブ公式サイトでは「アルベルト・プッチ・オルトネダ監督をはじめ、スペイン人スタッフが、ここ新潟で素晴らしい仕事を成し遂げられるために、彼らの言葉だけでなく情熱や言霊もうまく選手たちに伝えられるよう日々精進して参りますので、よろしくお願いいたします」と伝えている。

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得点王は5ゴールの2選手! 決勝ベンチの静岡学園FW岩本、プロの誘い待つ四中工MF森夢真

四日市中央工高MF森夢真と静岡学園高FW岩本悠輝(写真左から)
 第98回全国高校サッカー選手権は13日、決勝戦を行い、全日程が終了した。今大会5ゴールの静岡学園高FW岩本悠輝(3年)と四日市中央工高MF森夢真(3年)が得点王に輝いた。

 静岡学園の岩本は1回戦の岡山学芸館高戦(○6-0)で大会初ゴールを挙げると、2回戦の丸岡高戦(○2-0)でも連発。さらに準々決勝の徳島市立戦(○4-0)ではハットトリックの大活躍を果たした。決勝の青森山田高(○3-2)戦では負傷明けのエースFW加納大(2年)に出番を譲ったが、予選では控え選手だった立場から24年ぶりの全国制覇に大きく貢献した。

 四中工の森は1回戦の日大明誠戦(○3-1)で2得点を挙げると、2回戦の松本国際戦(○2-1)でも1得点。3回戦の日章学園高(○3-3、PK4-3)でも2ゴールを決め、3試合連続ゴールで5得点とした。大会中には「プロ1本に絞ってやってきた」とJクラブからのオファーを待つ姿勢を公言していたが、スカウトに勝負強さを印象付ける活躍を見せた。

 準優勝の青森山田高ではルーキーMF松木玖生(1年)と主将のFW武田英寿が最多の4得点。また優勝した静岡学園高FW小山尚紀、FC町田ゼルビア内定の帝京長岡高FW晴山岬(3年)も同じく4ゴールで並んだ。

得点ランキングは以下のとおり(3得点以上)

1位:5得点
岩本悠輝(静岡学園)
森夢真(四日市中央工)

3位:4得点
武田英寿(青森山田)
松木玖生(青森山田)
晴山岬(帝京長岡)
小山尚紀(静岡学園)

7位:3得点
田中翔太(青森山田)
左合修土(矢板中央)
多田圭佑(矢板中央)
山下貴之(國學院久我山)
山本航生(國學院久我山)
井堀二昭(静岡学園)
渡邉颯太(草津東)
沖吉大夢(神戸弘陵)

●【特設】高校選手権2019

@bookfun155 分野研究家

タイムキーパー: フットサルはアウトオブプレーになったとき、試合再開時まで止める。ピッチの外でストップウォッチを操作する。 #フットサル#サッカー#ユニフォーム#グラデーション#カスタマイズ#高品質#着心地#保障#ロンヨン

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次のステージで故郷に恩返しを…帝京長岡の愛媛内定DF吉田晴稀「A代表で3人集まれたら」

愛媛内定DF吉田晴稀(3年)(写真協力『高校サッカー年鑑』)
[1.11 選手権準決勝 青森山田高 2-1 帝京長岡高 埼玉]

 一年前は届かなかった埼玉スタジアムのピッチで技巧派軍団が最後の輝きを放った。帝京長岡高は美しいパスワークが織り成す攻撃サッカーで3万人近い観衆を沸かせ、惜しまれながら4強敗退。愛媛内定DF吉田晴稀(3年)は「全国大会の中でも、チームとして自分たちのサッカーが一番できた。楽しむことができた驚きもあります」と高校ラストマッチを振り返った。

 攻撃に特長のあるチームだが、守備陣も奮闘。無失点で勝ち上がり、青森山田戦が初失点となった。圧倒的に攻撃を畳み掛けるもチャンスを決め切れず、前半16分に先制点を献上してしまう展開。「失点した後もまだまだやれると思った」。大会初失点もチームは崩れることなく声を掛け合い、攻守に強度の高いパフォーマンスを続けた。

 昨年度は抜群のスピードを武器に右サイドバックのポジションで存在感を放ったが、最高学年はチーム事情からセンターバックを担った。対人守備で強さを発揮すれば、足元の技術を生かした精度の高いクロスを前線に配給。今大会も能力の高さを示し、存在感を放った。センターバックの経験を積み、「プレーの幅が広がるし、センターバックをやっていい経験になった。最後の一年間で成長できたと思う」と手応えをにじませた。

 吉田を含めたスタメンの半数以上は長岡JrユースFCの出身で、中学時代から帝京長岡のグラウンドでトレーニングを積んできた。仲間との集大成となる大会で新潟県勢の歴史を塗り替える4強入り。「中学3年から帝京長岡の公式戦に出ていた。いい経験もたくさんしたし、監督コーチに最後まで信頼して使ってもらえた。日本一という形で恩返ししたかった」。

 生まれ育った地元を離れ、愛媛でプロ生活をスタートする。京都加入MF谷内田哲平主将(3年)、町田加入FW晴山岬(3年)の3人は揃ってJ2のステージに進む。「個人としては負けたくない。次はライバルとしてお互いに競い合って、何年後かにA代表で3人集まれたら」。帝京長岡出身のプロ選手として、故郷・新潟、長岡への恩返しはまだまだ続く。


(取材・文 佐藤亜希子)
●【特設】高校選手権2019

群馬が20シーズン背番号を発表! 大宮から加入のFW大前元紀は背番号50に

FW大前元紀は背番号50に
 ザスパクサツ群馬は13日、2020シーズンのトップチーム背番号を発表した。

 大宮アルディージャから加入したFW大前元紀は背番号50に、同じくGK清水慶記は1番を着用。松本山雅FCから加入したMF岩上祐三は8番に、同じくMF宮阪政樹は35番となる。

 群馬は合わせて20シーズンのスローガン「上昇喜流」も発表。クラブ公式サイトでは、その意味について「J2に昇格した喜びの流れを2020シーズンに繋げ、 さらなる高峰を目指す」と伝えている。

以下、2020年シーズンのトップチーム背番号
■選手
1 GK清水慶記(←大宮)
2 DF舩津徹也
3 DF鈴木順也
4 DF岡村大八
6 MF飯野七聖
7 FW加藤潤也
8 MF岩上祐三(←松本)
9 FW岡田翔平
10 FW青木翔大
11 MF田中稔也
14 DF平尾壮(←町田)
15 MF金城ジャスティン俊樹
17 MF山中惇希(←浦和ユース)
18 FW進昂平(←YS横浜)
19 MF白石智之(←富山)
21 GK松原修平(←湘南)
23 DF磐瀬剛
24 DF光永祐也
25 DF小島雅也(←仙台)
32 DF渡辺広大
33 GK蔦颯
35 MF宮阪政樹(←松本)
37 GK外山佳大(←立命館大)
39 DF高瀬優孝(←熊本)
40 MF内田達也(←東京V)
41 MF中山雄登(←熊本)
46 DF川上優樹(←明治大)
50 FW大前元紀(←大宮)

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FC東京、新加入DFジョアン・オマリの背番号が決定

 FC東京は13日、ヴィッセル神戸から加入したレバノン代表DFジョアン・オマリ(31)の背番号が決定したことを発表した。

 ジョアン・オマリの背番号は「32」となり、ユニフォームネームは「OUMARI」となる。

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青森山田vs静岡学園 スタメン発表

[1.13 全国高校選手権決勝](埼玉スタジアム2002)
※14:05開始
主審:笠原寛貴
副審:武部陽介、渡辺康太
<出場メンバー>
[青森山田高]
先発
GK 1 佐藤史騎
DF 2 内田陽介
DF 3 神田悠成
DF 4 箱崎拓
DF 5 藤原優大
MF 6 古宿理久
MF 7 松木玖生
MF 8 浦川流輝亜
MF 10 武田英寿
MF 11 後藤健太
FW 9 田中翔太
控え
GK 12 韮澤廉
DF 19 鈴木琉聖
DF 24 松本将吾
MF 13 得能草生
MF 15 安斎颯馬
MF 16 那俄牲海
MF 18 タビナス・ポール
FW 14 金賢祐
FW 17 古澤ナベル慈宇
監督
黒田剛

[静岡学園高]
先発
GK 17 野知滉平
DF 3 阿部健人
DF 4 田邉秀斗
DF 5 中谷颯辰
DF 15 西谷大世
MF 8 浅倉廉
MF 10 松村優太
MF 14 小山尚紀
MF 16 井堀二昭
MF 18 藤田悠介
FW 9 加納大
控え
GK 1 北口太陽
DF 2 田中太晟
DF 22 岩野寛太
DF 28 関根大輝
MF 6 権平美樹
MF 7 藤井皓也
MF 11 渡辺怜歩
MF 19 草柳祐介
FW 12 岩本悠輝
監督
川口修

●[選手権]決勝 スコア速報

新生スーペルコパ、無冠レアルが“下剋上”優勝! 一発レッドで危機救ったバルベルデがMVPに

スーペルコパを制したレアル・マドリー
[1.12 スーペルコパ決勝 R・マドリー0-0(PK4-1)A・マドリー]

 スーペルコパ・デ・エスパーニャは12日、決勝戦を行い、アトレティコ・マドリーを破ったレアル・マドリーが2シーズンぶり11回目の優勝を飾った。スコアレスで迎えた延長戦にはカウンターから大ピンチもあったが、MFフェデリコ・バルベルデが退場覚悟のスライディングで阻止。10人で迎えたPK戦を4-1で制した。

 大会史上初の下剋上優勝だった。今大会は昨季まで、リーガ・エスパニョーラ王者とコパ・デル・レイ覇者がシーズン開始前に対戦していた。しかし、今回から3年間は国外のサウジアラビアで4チームが参戦するレギュレーションに変更。リーガ王者のバルセロナ、カップ覇者のバレンシアに加え、リーガ2位のA・マドリー、リーガ3位のR・マドリー(カップ2位のバルセロナが重複するため)が参加権を得ていた。

 準決勝ではR・マドリーがバレンシアを3-1で下し、A・マドリーがバルセロナを3-2で撃破。本来であればタイトルで争うはずだった両コンペティションの優勝チームが、いずれも敗退するという波乱があった。そうして迎えた決勝戦では、昨季シーズン成績で格上だったA・マドリーに昨季無冠のR・マドリーが勝利。異例の下剋上が完成した。

 試合は拮抗した展開となった。前半は互いの守備陣が対人戦で奮闘し、ほとんど決定機はなし。後半5分、R・マドリーはFWルカ・ヨビッチが切り返しから左足で狙うも枠外。同21分、ヨビッチのクロスが相手に当たった浮いたボールにバルベルデが詰めたが、ヘディングはミートしなかった。A・マドリーは同35分、DFキーラン・トリッピアーの浮き球スルーパスにFWアルバロ・モラタが抜け出すも、シュートはGKティボー・クルトワが防いだ。

 延長戦は一転、オープンな展開。A・マドリーはMFビトーロ、R・マドリーはMFルカ・モドリッチとFWマリアーノ・ディアスが決定機を迎えるも、両守備陣が攻守を見せた。後半10分にはA・マドリーに千載一遇の決定機。スルーパスに反応したモラタがクルトワとの1対1を迎えようとしたが、R・マドリーのバルベルデが後方からのスライディングタックルで転倒させ、一発レッドカードと引き換えに大ピンチを防いだ。

 10人で迎えたPK戦、R・マドリーはDFダニエル・カルバハル、FWロドリゴ・ゴエス、モドリッチ、DFセルヒオ・ラモスが全員成功。一方、A・マドリーは1人目MFサウールのキックが左ポストに弾かれると、2人目MFトーマス・パルテイのキックもクルトワに阻まれ、敗戦となった。最優秀選手には終盤の大ピンチからチームを救ったバルベルデが選出された。

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青森山田の連覇か、静岡学園の24年ぶりVか。選手権決勝スタメン発表!

(写真協力=高校サッカー年鑑)
[1.13 選手権決勝 青森山田高-静岡学園高 埼玉]

 連覇か、24年ぶりVか―。第98回全国高校サッカー選手権大会は13日、埼玉スタジアム2○○2で青森山田高(青森)対静岡学園高(静岡)の決勝戦を行う。

 16年度、18年度日本一の青森山田は勝てば、00、01年度大会の国見高(長崎)以来、史上10度目(9校目)となる2連覇達成。静岡学園が勝てば95年度に鹿児島実高(鹿児島)と両校優勝して以来、2度目の全国制覇となる。

 先発メンバーが発表され、青森山田は浦和内定MF武田英寿(3年)や横浜FC内定MF 古宿理久(3年)、今大会4得点のスーパールーキー・MF松木玖生(1年)らが先発。静岡学園は鹿島内定のMF松村優太(3年)や今大会初先発となるFW加納大(2年)らが先発に名を連ねている。
 
 キックオフは14時5分。全国約4000校のサッカー部の頂点、令和初の日本一に輝くのは果たして?

JFA発表の決勝メンバーは以下の通り

[青森山田高]
▼先発
1 GK 佐藤史騎(3年)
2 DF 内田陽介(2年)
3 DF 神田悠成(3年)
4 DF 箱崎拓(3年)
5 DF 藤原優大(2年)
6 MF 古宿理久(3年)
7 MF 松木玖生(1年)
8 MF 浦川流輝亜(3年)
10 MF 武田英寿(3年)
11 MF 後藤健太(3年)
9 FW 田中翔太(3年)
▼控え
12 GK 韮澤廉(2年)
19 DF 鈴木琉聖(3年)
24 DF 松本将吾(3年)
13 MF 得能草生(3年)
15 MF 安斎颯馬(2年)
16 MF 那俄牲海(3年)
18 MF タビナス・ポール(2年)
14 FW 金賢祐(3年)
17 FW 古澤ナベル慈宇(2年)
▼監督
黒田剛

[静岡学園高]
▼先発
17 GK 野知滉平(2年)
3 DF 阿部健人(3年)
4 DF 田邉秀斗(2年)
5 DF 中谷颯辰(3年)
15 DF 西谷大世(3年)
8 MF 浅倉廉(3年)
10 MF 松村優太(3年)
14 MF 小山尚紀(3年)
16 MF 井堀二昭(3年)
18 MF 藤田悠介(3年)
9 FW 加納大(2年)
▼控え
1 GK 北口太陽(3年)
2 DF 田中太晟(3年)
22 DF 岩野寛太(3年)
28 DF 関根大輝(2年)
6 MF 権平美樹(3年)
7 MF 藤井皓也(3年)
11 MF 渡辺怜歩(2年)
19 MF 草柳祐介(3年)
12 FW 岩本悠輝(3年)
▼監督
川口修

(取材・文 吉田太郎)
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松本DF下川陽太が金沢にレンタル…昨季は愛媛に期限付き移籍

DF下川陽太が金沢へ ※写真は2018年のもの
 ツエーゲン金沢は13日、松本山雅FCのDF下川陽太(24)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。下川は2019シーズンに愛媛FCに期限付き移籍していた。

 愛媛に所属していた下川は19シーズンのJ2で37試合3得点を記録していた。金沢の公式サイトで「このクラブの為に自分の全てを捧げます。そして一年間最後まで走り続けます。よろしくお願いします」とコメントしている。

 松本の公式サイトでは「このクラブの力になれるよう、チームは違いますが選手として成長してきます」と伝えた。

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日本高校選抜の予備選考会実施。蒲原監督「日本サッカー界のために貢献できる選手が一人でも出れば」

日本高校選抜の予備選考会実施。蒲原監督「日本サッカー界のために貢献できる選手が一人でも出れば」
 日本高校選抜の予備選考会が12日、都内で開催された。第98回全国高校サッカー選手権3回戦までに敗退したチームと、都道府県予選で敗退したチームから選出された選手たちが、大学生と選考試合を実施。予備選考会を突破した選手に、選手権で準々決勝以上に進出したチームの選手などを加えて実施される選考合宿、強化合宿を経て、最終的に18人が海外遠征に参加する。

 例年同様、今回の予備選考会メンバーも未公表。中にはJクラブ入りを決めている選手や年代別日本代表選出歴を持つ実力者たちの姿もあった。相手は関東大学リーグ1部のAチーム。1本目から強烈なプレッシャーを受ける中で力を発揮した選手もいたが、視野が狭くなって慌ててしまう選手もいた。

 今年の日本高校選抜の指揮を執る蒲原晶昭監督(佐賀東高)は「中盤の選手がもっとボールのないところで、良いポジションで視野を前向きにとってもらわないと(欧州遠征で戦う外国人選手相手に)何もできない。その点は修正を加えていきたい。相手が困ってないですから。相手がパワーで来れないようにしていきたい」と語った。

 蒲原監督は佐賀東を2度のインターハイベスト4などに導いている指揮官だ。佐賀東は小柄な選手や、特別な身体能力持たない選手たちがポジショニングや技術力を身に着けて全国の強豪と対抗。蒲原監督は選考を勝ち抜く上で必要な要素について、「テクニックは絶対に必要だと思っています。ああいう(大学生の)プレッシャーを楽しめるくらいに前に進んで行ける子とか。(加えて)世界で戦わないといけないとなると、最低限のフィジカルも必要になってくると思います」と求めていた。世界と戦える技術とフィジカル、そして強いメンタルの持ち主が最終メンバーに入って行くことになりそうだ。

 日本高校選抜は、4月に実施される欧州遠征、デュッセルドルフ国際ユース大会での2年ぶりの優勝が大目標となる。また今年は、欧州遠征前に年代別日本代表と練習試合を実施するプランもあるようだ。蒲原監督は「良い経験になって、この後の日本サッカー界のために貢献できる選手が一人でも出ればそれで成功かと思います」と期待。選手権のヒーローの中から、最終的に誰が日本高校選抜に入るのか、そして欧州、その先のステージでどのような活躍をするのか、注目だ。

(取材・文 吉田太郎)
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秋田、山形退団のDF加賀健一を完全移籍で獲得

DF加賀健一が秋田へ
 ブラウブリッツ秋田は13日、モンテディオ山形のDF加賀健一(36)を完全移籍で獲得したことを発表した。加賀は山形との契約を満了している。

 苦しんでいた負傷から復帰した加賀は2019シーズンのJ2で13試合に出場していた。山形の公式サイトでは「J1昇格を達成することが出来ずに申し訳ありませんでした。モンテディオ山形のサポーターの皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!今年こそJ1に昇格できる事を心より願っています」とコメントしている。

 また、秋田の公式サイトでは「秋田でプレーするチャンスを与えてくれた岩瀬社長を初め、クラブの方々には本当に感謝しています。このクラブを必ずJ2に導けるように、自分なりに一生懸命頑張りたいと思います。クラブ、選手、サポーター、スポンサーの皆様、そして秋田県民の皆様が一体となって必ずJ2に昇格しましょう!」と伝えている。

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相模原、梶山&ジオヴァンニと契約更新

 SC相模原は13日、MF梶山幹太(21)とMFジオヴァンニ(26)の2選手との契約を更新したことが発表した。

 梶山は2019シーズンのJ3リーグで30試合1得点を記録。ジオヴァンニは15試合2得点を挙げていた。

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[J内定高校生の声_21]“赤い彗星”の10番から鹿島の柱へ。MF荒木遼太郎は同世代のライバルに「負けたくない」

鹿島アントラーズへ加入した東福岡高MF{{荒木遼太郎}
 ゲキサカでは2020年にプロ入りする高校生選手たちをインタビュー。第21回は鹿島アントラーズ加入の東福岡高MF荒木遼太郎(3年)だ。

 九州の名門・東福岡で下級生時から先発の座を掴んでいたMFは、年代別日本代表としても活躍。18年のAFC U-16選手権でアジア制覇も経験している。視野の広さと高精度のキック、局面で違いを生み出すテクニック、得点力などに注目。“赤い彗星”こと東福岡の10番から“常勝軍団”鹿島の柱、そして世界を見据える荒木が、高校3年間ついてやプロ入り後の意気込みなどを語った。

―鹿島入りの感想について教えて下さい。
「来年からよりレベルの高いところでプレーできるということで、本当に楽しみで仕方ないです」

―鹿島入りを目指して叶えた。
「小さい頃からの憧れのチームだったので、決まった時は嬉しかったです」

―オファーを受けた時の心境。
「あのスタジアムでプレーできることは本当に嬉しくて、『やってやるぞ』という気持ちになりました」

―鹿島入りの決め手は?
「鹿島アントラーズは常勝軍団というところで常に上位のチームだし、自分は小さい頃から赤という色も好きなので、そこも決め手の一つとなって、鹿島アントラーズに決めました」

―イメージの湧いている部分。
「あの大きなスタジアムでどれだけ貢献できるか、難しいところもあると思うんですけれども、サポーターの皆様の前でどれだけ良いプレーができるか楽しみです」

―評価された部分。
「自分はキックが持ち味なので、パス一本や状況判断によって、流れを変えるところやチームの攻撃の組み立てのところを評価されたと思います」

―鹿島のイメージ。
「常に王者としての振る舞いというか、堂々としている感じが強いなと思います」

―憧れはどこから?
「選手一人一人の高いプレーの質や、自分の好きなサッカーをやっている。そういうところに憧れました」

―影響を受けた選手。
「この前までいた選手だと柴崎岳選手。最近は三竿(健斗)選手だったり中盤の選手が自分の好きな選手です」

―特に柴崎選手への憧れが強い。
「試合の中ではやっぱりピッチの中で欠かせない選手。守備の面でも、攻撃の面でも柴崎選手がいるか、いないかでゲームの流れも変わってくる。柴崎選手は本当に憧れています」

―九州を離れる不安はない?
「中学から高校に上がる時も地元(熊本)から少し離れたんですけれども、今回は遠く離れますけれど不安はないですし、逆に楽しみです」

―サッカーに集中できる環境。
「本当に自分はサッカーが大好きなので、鹿島アントラーズの環境というのはサッカーだけに集中できる環境なので、自分に合っているかなと思います」

―現在の覚悟。
「プレッシャーも少しあるんですけれども、自分としては楽しみで仕方ないという感じがしています」

―東福岡での3年間を振り返ると?
「自分はこのチームで3年生の時はキャプテンをやらせて頂いて、本当にみんなを引っ張っていくことの難しさだったり、まとめることの難しさだったり、そういった部分で大きく成長できたと思う。この高体連で学んだことを来年から鹿島で活かしていけたら良い」

―300人の競争を勝ち抜き、10番、主将に。
「サッカー面だけじゃなくて、生活面でも自分は本当に成長できた3年間になったと思う。自分を大きく成長させてくれたと思います」

―人間的にも変わった。
「(地元に)帰った時とか周りの人達からは、『本当に変わったね』とかたまに言われたりしていました」

―どういうところが?
「1年生の頃とか結構“やんちゃ”だったんですけれども、3年生になって大分落ち着くようになったので」

―キャプテンをやって学んだことは?
「チームがあまり良い状況じゃない時に、どれだけみんなを良い方向に持っていけるか、そこが一番難しかったですね。そういったところを学べたと思います」

―キャプテンをやって良かった。
「他の高校に比べて人数も多いですし、そういう面では難しさもあったので、東福岡でやれたのは本当に良かったと思います」

―ヒガシの10番の誇り。
「今までの先輩でも一番上で言ったら本山(雅志)選手だったり、最近で言ったら福田湧矢君だったり、そういう偉大な選手が10番をつけてプロで活躍しているので、これから自分も福田湧矢君たちのように活躍できれば良いかなと思います」

―同級生たちの存在について。
「染野唯月(尚志高)とか西川潤(桐光学園高)とか本当に先にプロ入りを決めて、潤とか試合にも出ていて大きな刺激を受けました」

―負けたくなかった。
「負けたくないという気持ちがありました。潤とかワールドカップで活躍している。来年は同じプロとして自分もやっていくので、来年からまた活躍して負けないように頑張っていきたい」

―これから彼らを逆転する。
「潤とか、唯月とか同じチームで負けたくないですし、『自分が先に出て活躍してやる』というくらいの気持ちでやりたいと思います」

―東福岡の同級生たちの存在について。
「マル(丸山海大)とかタカシ(國府田駿)とか自分が困った時に本当にチームを助けてくれたり、自分をサポートしてくれたりしてくれたし、駿は自分が悪い時にアイツが良いプレーをして引っ張ってくれていた」

―家族の存在について。
「今年はあまり活躍できていない時とかあったんですけれども、あまり会えないですけれども、LINEとかでいっぱい連絡してきてくれていたので、助けになっています」

―どのような言葉をかけられていた?
「『常に前を向いて頑張るだけ。サッカーに集中して頑張れ』という言葉に助けられています」

―コーチ陣からかけられた言葉で印象的なもの。
「(総監督の)志波(芳則)先生には『常にチームにために戦え』と言われているし、チームのために走って、チームのために戦ってというところが本当に大事になる。そういった部分を忘れずに来年から戦っていきたい」

―普段サッカー以外ではどう過ごしている?
「田尻将太や野村佳楠と一緒にご飯食べに行ったり、博多駅の辺りをぶらぶらして遊んだりしています」

―趣味は?
「元々自分、野球が好きで。サッカーが一番好きなんですけれども、野球の試合を見に行くことがありました。(福岡)ソフトバンク(ホークス)の試合とか」

―どのくらいの頻度で?
「夏休みの期間に2回くらい」

―なぜ野球を?
「お父さんが野球好きでソフトバンクホークス好きだったので、その影響で自分も野球が好きになって見るようになりました」

―他の趣味は?
「趣味かどうか分からないですけれども、ゲームのウイニングイレブンにハマっていて、みんなとやっています」

―強い?
「そうですね。結構負けないですね。たまに負けたりすると勝つまでやったりします」

―好きな音楽は?
「自分はベリーグッドマンさんの『ライオン』の歌を試合前に聞いています」

―この歌を聞き出したきっかけ。
「2次予選(AFC U-16選手権)の時にみんなで歌ったりしていて、それで好きになって試合前とかで聞くようになりました」

―優勝後のロッカールームで歌っていたのも有名。
「最初、中野桂太(京都U-18)が言い出したんですけれども。あまり歌を知らなくて、でもそれから調べて聞くようになりました」

―自分の性格を分析すると?
「自分の性格は結構大人しい感じがしています」

―キャプテンになって変わった部分もある。
「3年生になってキャプテンになって、モノを言って伝えるんじゃなくて見せて伝えるようになった」

―改めて選手権を振り返ると?
「自分たちは結構、(福岡)県では負けていなかったので、あの試合に臨むみんなの気持ちは強かったですし、その中で自分たちが100%の力をみんな出せていなかったので、そこで出せる力を持っていなかったというのが自分たちの敗戦の結果になったと思います」

―インハイに出られず特別な気持ちを持って選手権に臨んでいた。
「選手権に懸ける思いは本当に強かったですし、その中で自分は途中で入ってきて、何も結果を出せずに終わってしまったのは本当に悔しい選手権でした」

―この負けはこれからのサッカー人生の糧に。
「試合が終わって志波先生の話で『試合が終わったら次に切り替えて前を向いて行くだけ』という話があったので、自分は来年からプロサッカー選手としてやっていく上で落ち込んでいる場合でもなく、来年良いスタートが切れるように、切り替えてやっていくだけと捉えて前向きに頑張って行こうと思います」

―仲間たちの思いに応える。
「この選手権で良い成績が残せなかったからこそ、、来年自分が活躍して、みんなに良い報告などができればと思っています」

―プロ1年目の目標について教えて下さい。
「1年目から少しでも試合に多く絡んで、自分は代表などにも絡んで行けたらと思っています」

―将来の目標は?
「自分がボランチで試合に出てゲームを作って、リーグ優勝、天皇杯でも優勝してチームを日本一にできるような選手になれれば良いと思っています」

―その先も見据えている。
「自分は海外でサッカーをしたいと思っているので、鹿島で活躍して海外に行って、海外でも活躍できるような選手になりたいです」

―サポーターに見て欲しいところは?
「自分の持ち味であるキックの部分を一番見て欲しいです。ゲームメークの部分でも自分の力を一番出せると思うので見て欲しいです」

―鹿島サポーターへ向けてメッセージを。
「東福岡高校から鹿島アントラーズに入ります荒木遼太郎です。ファンやサポーターの皆様と日本一を目指して頑張りますので、応援よろしくお願い致します!」

(取材・文 吉田太郎)
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楢崎正剛が名古屋アカデミーGKコーチに就任! 佐々木理氏はアカデミーダイレクターに

楢崎正剛氏がアカデミーダイレクター補佐兼アカデミーGKコーチに
 名古屋グランパスは13日、クラブスペシャルフェローの楢崎正剛氏(43)がアカデミーダイレクター補佐兼アカデミーGKコーチに就任することを発表した。なお、現在のクラブスペシャルフェローの職は兼務となる。

 楢崎は2018シーズン限りで現役を引退。19年2月からはクラブスペシャルフェローに就任していた。

 併せて、アカデミーチーフGKコーチの佐々木理氏がアカデミーダイレクターに就任することも発表された。こちらもアカデミーチーフGKコーチは兼任となる。山口素弘前アカデミーダイレクターは執行役員フットボール総括として、引き続きトップチームおよびアカデミー兼務に携わるという。

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讃岐が20シーズン背番号を発表! 背番号9は静産大FW栗田マークアジェイ、関学大MF岩本は15番着用

静岡産業大から加入するFW栗田マークアジェイは背番号9に
 カマタマーレ讃岐は13日、2020シーズンのトップチーム背番号を発表した。

 讃岐には大卒が7選手加入。静岡産業大FW栗田マークアジェイは背番号9を着用し、関西学院大MF岩本和希は15番を背負う。東海学園大FW神谷椋士は21番となった。

以下、2020年シーズンのトップチーム体制
■選手
1 清水健太
2 西野貴治
3 松本直也(←東海学園大)
4 薩川淳貴(←関東学院大)
5 小松拓幹(←立命館大)
7 永田亮太
8 渡辺悠雅
9 栗田マークアジェイ(←静岡産業大)
10 高木和正
11 森川裕基
13 重松健太郎
14 佐々木渉
15 岩本和希(←関西学院大)
16 服部一輝
17 池谷友喜
18 中村亮
19 川崎一輝(←大阪経済大)
20 下川太陽(←C大阪U-18)
21 神谷椋士(←東海学園大)
22 杉山弾斗(←富山)
23 柳田健太
24 浅沼優瑠(←栃木)
25 澤田健太
26 ブラウンノア賢信(←横浜FMユース)
27 林友哉
30 竹内彬
31 武下智哉

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プレミア&選手権2冠王手青森山田、16年度2冠主将・住永翔がエール「別格だと思われるように」

プレミア&選手権2冠王手青森山田、16年度2冠主将・住永翔がエール「別格だと思われるように」
 13日に行われる第98回全国高校サッカー選手権大会の決勝で静岡学園高と対戦する青森山田高は、01年度の国見高以来18年ぶりの連覇、そして高校年代最高峰リーグであるプレミアリーグとの2冠を目指すことになる。

 偉業に挑む後輩たちに16年度に選手権初優勝時の主将MF住永翔(明治大)がエールを送った。

 16年度の青森山田は、MF高橋壱晟(千葉)やGK廣末陸(町田)といった卒業後にプロ入りするタレントを擁して悲願の選手権初優勝。同時にプレミアリーグでも初優勝を飾っており、勢いを持って選手権に入ったという意味では、今年度と重なることも多い。

「高校サッカーと言えば青森山田という風にだんだんなってきている」とうなずいた住永は、「今年のチームも組織力がある」と分析。「特に守備の部分。先制点を取ったあとの試合の進め方、ゴール前での体の張り方など、日々の鍛錬で突き詰めているものは僕たちの時と変わらない。黒田監督の教えが後輩たちにしっかりと染み込んでいるなと感じました」と納得の表情をみせた。

「2冠した代のキャプテンとして、後輩にも同じ経験をしてほしい。優勝しないと見える景色が全然違う。今後の選手生活にも影響してくる。まずは選手権を思う存分楽しんでほしいと思うけど、その中でも結果。どれだけいいサッカーをしてもそこで勝たないと意味がないと思うので、結果で証明して、青森山田は別格だなと思われるようになってほしいです」

 選手権、特に埼玉スタジアムでの試合は高校生にとって特別。住永も「幸せを感じながらプレーしてほしい」と話す。「テレビも全国中継になることで見られている意識がすごく働くけど、格好をつけたりとかじゃなくて、今までやってきた高校3年間、山田中から来た人は6年間やってきたことを前面に出してほしい。これまで支えてくれた人たちに感謝の気持ちを忘れずに、優勝という形で恩返ししてほしいと思います」と期待を寄せた。

 決勝のキックオフは14時5分。

(取材・文 児玉幸洋)
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ネイマールが“ほぼ”ハットトリックの大活躍も…パリSGはモナコとの激戦でドロー

FWネイマールが大活躍
[1.13 リーグアン第20節 パリSG 3-3 モナコ]

 フランス・リーグアンは13日に第20節を行った。パリSGはホームでモナコと対戦し、3-3のドロー。FWネイマールが2得点とオウンゴールを誘発する活躍をみせた。

 パリSGはネイマール、FWキリアン・ムバッペ、FWマウロ・イカルディ、MFアンヘル・ディ・マリアの強力攻撃陣を形成する。前半3分、MFマルコ・ベッラッティがPA左に浮き球パスを送ると、ネイマールが反応。胸トラップから左足シュートを放ち、早々に先制する。

 モナコも反撃。前半7分、MFジェルソン・マルティンスが豪快に同点弾を決めると、同13分にはFWウィサム・ベン・イェデルがPA中央に入り込んで逆転ゴール。しかしパリSGも24分、ネイマールがPA左からのシュートでオウンゴールを誘発し、2-2と同点に追いついてみせる。40分にはムバッペがPA内でファウルを受け、PKを獲得。ネイマールがPKを沈めて再び逆転に成功した。

 パリSGは前半を3-2で折り返すが、後半25分にモナコFWイスラム・スリマニにゴールを決められて再び3-3の同点に。試合はそのまま終了し、激戦は痛み分けとなった。

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マンC、圧巻の快勝劇!アグエロ3発などでアストン・ビラ下し2位浮上

ハットトリックを達成したセルヒオ・アグエロ
[1.12 プレミア第22節 アストン・ビラ1-6マンチェスター・C]

 マンチェスター・シティは12日、プレミアリーグ第22節でアストン・ビラと対戦し、FWセルヒオ・アグエロのハットトリックなどで6-1で快勝。2位に浮上した。

 終わってみれば圧巻の勝利だった。ポゼッション率は70.6%、シュート本数はアストン・ビラの3倍にあたる22本、パス数やタッチ数でも倍以上の数字を残し、2連覇中の王者として意地をみせた。

 シティは前半18分、敵陣中央の右サイドでアグエロからパスを受けたMFリヤド・マフレズがドリブルで突破。PA右から左足シュートをニアに流し込み、先制に成功する。さらに24分、縦パスを受けたアグエロがPA左深くまで進入し、ラインギリギリのところでマイナスへ折り返すと、前を向いてクリアしようとしたMFダニー・ドリンクウォーターにMFダビド・シルバがプレスをかけ、セカンドボールをマフレズが左足ダイレクトで押し込んだ。

 リードを2点に広げたシティは前半28分、MFケビン・デ・ブルイネからパスを受けたアグエロがPA右手前から右足を一閃。豪快な一発を突き刺すと、アディショナルタイム1分には右サイドを駆け上がったデ・ブルイネが精度の高いクロスを供給。ファーサイドに走り込んだFWガブリエル・ジェズスが左足で合わせ、4-0で前半を終えた。

 容赦ないシティは後半12分、自陣深くからパスをつないでMFダビド・シルバのスルーパスを受けたアグエロがPA左から中央に運んで冷静にゴール右隅に流し込んで5-0。36分には、右サイドの高い位置でパスカットしたマフレズが前につなぎ、アグエロがPA右から右足シュートをねじ込み、ハットトリックを達成した。

 英『BBC』によると、12回目のハットトリックを記録したアグエロは、プレミアリーグ史上最高の外国人得点者となったという。

 シティはその後、後半45分にMFイルカイ・ギュンドガンがPA中央でMFトレゼゲを倒してしまい、PKを献上。MFアンワル・エル・ガジに1点を返されたものの、6-1で快勝をおさめ、リーグ戦3連勝で2位に順位を上げている。

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相模原FWジョン・ガブリエルが契約満了に「サガミスタの皆さんに感謝します」

 SC相模原は13日、FWジョン・ガブリエル(23)との来季契約を更新しないことを発表した。

 ジョン・ガブリエルは2017シーズンから相模原に加入。19シーズンは夏から関東1部リーグの栃木シティFCに期限付き移籍していた。

 クラブ公式サイトを通じ、「私の人生において本当に大切な3年間でした。喜びもあり悲しみもあり多くを学びました。そして私をあたたかく迎え入れてくださったサガミスタの皆さんに感謝します。これからも私達はファミリーのままだし、皆さんはずっと私の心の中に居ます。チームを離れることは残念ですが、これからも自分自身の全力を尽くして行きます! お世話になりました。ありがとうございました」と伝えている。

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C・ロナウドが公式戦7試合連続ゴール! ユーベがローマを下し、首位に返り咲き

FWクリスティアーノ・ロナウドが公式戦7試合連続ゴール
[1.12 セリエA第19節 ローマ1-2ユベントス]

 セリエAは12日に第19節を行った。ユベントスは敵地でローマと対戦し、2-1で勝利。FWクリスティアーノ・ロナウドが決勝点を挙げ、公式戦7試合連続ゴールとしている。

 前日に首位インテルがアタランタと1-1で引き分けたため、ユベントスは勝利を収めれば首位返り咲きに成功する大一番。前半3分にはFWパウロ・ディバラが中盤左からFKを蹴り上げると、PA右のファーサイドにいたDFメリフ・デミラルが加入後初ゴールを決め、ユベントスが先制に成功する。

 さらにユベントスは前半9分にディバラがPA内で倒されてPKを獲得。C・ロナウドが冷静にゴール右に決め切り、12月1日のセリエA第14節から公式戦7試合で連続ゴールを決めたことになった。

 勢いに乗りたいユベントスだが、前半19分にデミラルが負傷によりDFマタイス・デ・リフトと交代。一方、ローマもMFニコロ・ザニオーロが怪我でFWジェンギズ・ウンデルと交代した。

 ローマは前半を0-2で折り返すも、後半から反撃開始。後半20分にはMFアレッサンドロ・フロレンツィからの右サイドからのアーリークロスを、FWエディン・ジェコがPA左でトラップする。相手DFをかわしながら右足シュートを放つも、ゴール左ポストに直撃してしまう。しかし直後のプレーでユベントスDFアレックス・サンドロのハンドがVARの介入によって認められ、ローマはPKを獲得。MFディエゴ・ペロッティが冷静に決め切り、1-2と点差を縮めた。

 ユベントスはディバラに代えてFWゴンサロ・イグアイン、MFアーロン・ラムジーに代えてDFダニーロを投入。ローマは追いかけるが、そのまま試合終了となった。ユベントスが2-1で試合を制し、勝ち点3を獲得。インテルとの順位をひっくり返し、首位に返り咲いた。

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フル出場冨安は攻撃の起点となるも…ボローニャはトリノに1点及ばず4戦ぶり黒星

DF冨安健洋は右サイドバックでフル出場
[1.12 セリエA第19節 トリノ1-0ボローニャ]

 セリエAは12日に第19節を行った。DF冨安健洋が所属するボローニャは敵地でトリノと対戦し、0-1で敗れた。冨安は右サイドバックでフル出場している。

 ボローニャは前半7分、右CKに冨安がゴール前で飛び込むが合わせられず。PA手前にこぼれたところをMFイェルディ・シャウテンが右足シュートで狙うが、GKサルバトーレ・シリグによって阻まれた。

 最初に先制したのはトリノ。前半11分、FWアンドレア・ベロッティが右サイドからのパスを受け、そのままPA右に入り込む。中央に折り返したところをMFアレックス・ベレンゲルが左足で合わせ、ゴールに流し込んだ。同39分にはFWシモーネ・ベルディが右サイドからカットインして左足シュートもゴール左ポストを直撃。トリノ攻勢のまま前半を1-0で折り返した。

 後半はボローニャがゴールを狙う。FWロドリゴ・パラシオやMFアンドレア・ポーリが敵陣に進入するが、得点にはならず。後半43分には冨安が起点となり、MFニコラス・ドミンゲスのパスからパラシオが決定機を得るも、やはりゴールネットを揺らすことはできなかった。

 トリノのシュート4本に対して、ボローニャは10本を放つも得点は生まれず。ボローニャは0-1で敗れ、4試合ぶりの黒星に。2020年初白星を飾ることはできなかった。

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2連敗で史上初のGL敗退…森保監督、自分自身に「もっと力をつけなければいけない」

U-23日本代表を率いる森保一監督
[1.12 AFC U-23選手権GL第2節 U-23日本代表 1-2 U-23シリア代表]

 あまりにも早い敗退決定となった。開幕から、わずか2試合。ともに1-2の敗戦を喫したU-23日本代表は、グループリーグ1試合を残しながら、決勝トーナメント進出の可能性を断たれることとなった。

 シリア戦後、森保一監督も「望んでいない残念な結果になった」と悔しさを滲ませる。当然だろう。目標は優勝。東京五輪出場権獲得となる上位3チームに入るのは最低条件とも言えた。しかし、あまりにもあっけなく終戦を迎えた。

 そして、「1試合目の反省を生かして2試合目」との意識はしていたが、2試合ともに試合終了間際に決勝点を献上する、同じような展開で敗戦。「相手を仕留めるチャンスを作りながら、形が違うが試合終了間際に失点してしまうという部分は勝負の肝と、若い選手が、この2試合を通して学んでほしい」。わずかな期間で立て直すことはできなかった。

 何よりも真剣勝負、そしてチームを成長させる場を失ったことは痛手だろう。東京五輪が約半年後に迫る中、活動期間は限られている。貴重な場を失い、指揮官も「今大会で6試合し、メンバー選考に入るであろう選手たちがアジアの厳しい経験を持つことでできれば一番良かった。その中で3試合しかできないのは残念」と苦渋の表情を見せながらも、この厳しい経験も「痛すぎる思いを持ち、選手たちの成長につなげてもらえれば」と続けている。

「この結果を受け、私が選手選考から大会への準備をしてきた中で、選手、スタッフの努力を結果に結び付けられなかったのは、もっと力をつけなければいけないという私の責任」

 すでに敗退は決まった。残るカタール戦。チームは少しでも成長した姿を見せることはできるのだろうか。

(取材・文 折戸岳彦)
▼AFC U-23選手権タイ2020(東京五輪最終予選)特集ページ

[1月13日 今日のバースデー]

Japan
FWフェルナンジーニョ(鳥取、1981、ブラジル)*小柄な身体からテクニックを生かしたプレーを繰り出すファンタジスタ。
DF丹羽竜平(相模原、1986)*当たりの強さを生かした積極的な守備が持ち味のDF。
FW三平和司(大分、1988)*運動量が豊富で、泥臭いプレーでゴールに迫るFW。愉快なキャラクターも魅力。
DF藤井航大(町田、1991)*鹿島ユース出身。体を張って相手の攻撃を粘り強く跳ね返し、セットプレーでは得点も決めるDF。
FWヴァウメルソン(東京V、1994、ブラジル)*爆発的なスピードを持つアタッカー。19年途中に加入した。

Others
SAM(TRF:ミュージシャン、1962)
CHARA(ミュージシャン、1968)
三浦りさ子(タレント、1968)
野間省伸(経営者、1969)
真矢(LUNASEA:ミュージシャン、1970)
大島美幸(森三中:芸人、1980)
ク・ハラ(KARA:アイドル、1991)
中山優馬(俳優、1994)
稲村亜美(グラビアアイドル、1996)
畑岡奈紗(ゴルフ、1999)

※Jリーガーは2019シーズンの所属クラブ

[1月13日 今日のバースデー]

Japan
FWフェルナンジーニョ(鳥取、1981、ブラジル)*小柄な身体からテクニックを生かしたプレーを繰り出すファンタジスタ。
DF丹羽竜平(相模原、1986)*当たりの強さを生かした積極的な守備が持ち味のDF。
FW三平和司(大分、1988)*運動量が豊富で、泥臭いプレーでゴールに迫るFW。愉快なキャラクターも魅力。
DF藤井航大(町田、1991)*鹿島ユース出身。体を張って相手の攻撃を粘り強く跳ね返し、セットプレーでは得点も決めるDF。
FWヴァウメルソン(東京V、1994、ブラジル)*爆発的なスピードを持つアタッカー。19年途中に加入した。

Others
SAM(TRF:ミュージシャン、1962)
CHARA(ミュージシャン、1968)
三浦りさ子(タレント、1968)
野間省伸(経営者、1969)
真矢(LUNASEA:ミュージシャン、1970)
大島美幸(森三中:芸人、1980)
ク・ハラ(KARA:アイドル、1991)
中山優馬(俳優、1994)
稲村亜美(グラビアアイドル、1996)
畑岡奈紗(ゴルフ、1999)

※Jリーガーは2019シーズンの所属クラブ

負けて感じた「気持ちの差」…DF渡辺剛「相手との違いは大きかった」

負傷交代するU-23日本代表DF渡辺剛(FC東京)
[1.12 AFC U-23選手権GL第2節 U-23日本代表 1-2 U-23シリア代表]

 今大会チームキャプテンを任された。しかし、結果がついてこなかった。U-23日本代表DF渡辺剛(FC東京)は「間違いなく、自分の力が足りなかったというのを感じた」と声を落とした。

 シリア戦では前半9分にPKで先制点を献上したものの、その後は主導権を握って試合を進める。前半31分にはMF相馬勇紀(鹿島→名古屋)の一撃で追い付き、圧力を強めるかと思われた。しかし、勝ち越しゴールはなかなか生まれず。後半33分には渡辺をアクシデントが襲い、「地面に持っていかれて、左足首をねんざした感じ」という負傷。プレー続行不可能と判断され、DF立田悠悟(清水)との交代を余儀なくされた。

 勝ち越しゴールを奪えなかったチームは、後半44分にカウンターから決勝点を献上。1-2の敗戦を喫し、2連敗でグループリーグ敗退が決定した。

 最後、自身はピッチには立っていなかった。しかし、初戦サウジアラビア戦の後半43分にPKで決勝点を奪われていたこともあり、「試合の入りや終わりの部分、そこは絶対に集中して入ろうとした」と警鐘を鳴らしていた。しかし、同じような幕切れに、「1戦目の反省を生かせなかったのは自分の責任でもある」とキャプテンマークを巻く男としての責任も感じた。

 今大会は東京五輪最終予選を兼ねているが、開催国の日本はすでに出場権を獲得している。森保一監督、選手たちは「生き残りが懸かっているので、モチベーションの心配はない」と語り、渡辺自身も「相手と、気持ちの部分での差は絶対になくしたいと思って入った」と試合に臨んでいた。しかし、実際に試合を経験して感じたのは、「気持ちの差」だった。

「試合をやり、負けて感じるのは、正直、相手との違いは大きかったし、どこかに気持ちの差が生まれていると感じた。相手の方が強い気持ちが出ていて、それは自分も含めて全員が感じたと思う」

(取材・文 折戸岳彦)
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「これが現実」…決定機逃したFW上田綺世「今の僕、今日の僕の最善があれだった」

U-22日本代表FW上田綺世(鹿島)
[1.12 AFC U-23選手権GL第2節 U-23日本代表 1-2 U-23シリア代表]

 千載一遇のチャンスだったのかもしれない。しかし、U-23日本代表FW上田綺世(鹿島)が放ったシュートが、ネットを揺らすことはなかった――。

 この日はスターティングメンバ―に名を連ね、1トップの位置でスタート。相手最終ラインと駆け引きを行い、隙あらば抜け出す動きを見せたが、たとえ後方から配球があってもパスが合わずにチャンスへと結び付けられない。「目が合うようになってきたし、積極的にボールを供給しようとしてくれている」。味方が自身の動きを生かそうとしてくれている。その思いに応えられなかったのは、自分の責任だと感じている。

「どんなボールでもシュートまで持っていくとか、マイボールにして、よりチームに良い流れを持っていくことができればもっと良かった」

 また、この試合では両アウトサイドのMF橋岡大樹(浦和)とMF相馬勇紀の突破から、幾度となくクロスが供給されてきた。特に1-1で迎えた後半38分には右サイドを突破した橋岡のクロスから、上田にこの日一番とも言える決定機が訪れる。しかし、左足ダイレクトで合わせたシュートはゴール左へと外れ、ネットを揺らすには至らなかった。

「ディフェンスが触るか触らないかというところもあったけど、もうちょっと自分の中で準備を早くしたり、もっと信じて走っていれば頭で行ったりとか、いろんな選択肢はあった。ただ、今の僕、今日の僕の最善があれだった。相手のスコアを上回らないといけないゲーム状況の中で、それができなかったのは僕の責任だと思う」

 後半44分にカウンターから決勝点を献上したチームは、2連敗でグループリーグ敗退が決定。「非常に不甲斐ない。金メダルを目標に掲げているチームなら、ここは勝てなければ厳しい」と悔しさを滲ませつつ、「でも、これが現実。金メダルを取るには何が必要かを各々が考えてやっていく必要がある」と必死に前を向こうとしていた。

(取材・文 折戸岳彦)
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「そこにすごく責任を感じている」…GK大迫敬介、好セーブ見せるも2試合連続2失点に悔しさ

U-23日本代表GK大迫敬介(広島)
[1.12 AFC U-23選手権GL第2節 U-23日本代表 1-2 U-23シリア代表]

 2試合ともに好セーブでゴールを守る場面があった。守護神がいなければ、もっと多くの失点をしていたかもしれない。しかし、2試合連続の2失点。2連敗でのグループリーグ敗退に、U-23日本代表GK大迫敬介(広島)が納得することは決してなかった。

 第1戦のサウジアラビア戦では好セーブを連発した。シリア戦でも開始直後の危機をしのいだ。この試合も乗っていけるかと思われたが、直後のCKの流れでDF町田浩樹(鹿島)がファウルを犯してPKを献上。PKを沈められて先制を許してしまう。一時はMF相馬勇紀(鹿島→名古屋)の一撃で同点に追い付きながらも、後半44分にカウンターからFWダニに独走を許すと決勝点となるゴールを奪わわれてしまった。

 2試合を通して好セーブは確実にあった。本人も「良い感覚があるところはあった」という感触を得る場面もあったが、「ただ、それが結果に結び付いていない」と厳しい表情を見せる。

「結果に結び付けていない現実があるので、僕はそこにすごく責任を感じている。こういった勝てる内容を落としてしまうというのは、GKとしては本当に悔しい。最後のシーンもそうだけど、ああいった少ないピンチを止めて、自チームに結果を持ってきてこその本当のGKだと思うので、そういった意味ではまだまだだと思う」

 2連敗でのグループリーグ敗退。史上初の屈辱を味わうこととなったが、この経験を無駄にしてはならない。今大会で感じたのは「結果がすべて」だということ。「自分たちがどれだけ押してても、点を取れずに点を取られて負ければ負け。いくら自分が止めても1本決められて負ければ、それは負け。内容も大事かもしれないけど、結果というのが大事だと、今回はすごく感じました」。厳しい経験を成長の糧にすることができるだろうか。

(取材・文 折戸岳彦)
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失点関与のDF町田浩樹、2連敗でのGL敗退に「自分たちが弱かった。それだけ」

U-23日本代表DF町田浩樹(鹿島)
[1.12 AFC U-23選手権GL第2節 U-23日本代表 1-2 U-23シリア代表]

 試合開始早々、PKを与えるファウルを犯してしまった。そして、試合終了間際の後半44分にはカウンターを防ぎ切れなかった。試合後、取材に応じたU-23日本代表DF町田浩樹(鹿島)は唇を噛み締めていた。

 前半6分、シリアが蹴り出したCK。DFアルナウトに体を前に入れられてダイビングヘッドの態勢に入られると、伸ばした左足が相手の顔面を蹴ってしまい、VARが介入した結果、PKを献上してしまう。「あそこで足を出してしまった事実があるので、それに尽きる」。PKをFWバラカトに沈められて先制を許してしまった。

 その後は攻勢を掛けて前半31分にはMF相馬勇紀(鹿島→名古屋)のゴールで追い付く。しかし、勝ち越せないまま時間が過ぎると、後半44分にカウンターから危機を招く。敵陣からFWダリに独力で突破を許すと、対応していたDF岡崎慎(FC東京→清水)が振り切られる。必死に自陣へと戻っていた町田はダリとの距離を詰めるのではなく、中央を駆け上がってくる相手選手をケア。しかし、そのままPA内まで持ち込んだダリにネットを揺らされ、万事休した。

 カウンターの対応について、「結果、入れられてしまった…。自分が行った方が良かったかもしれないし、それより前につぶし切ることも大事だったかもしれない」と反省。2試合連続での試合終了間際の決勝点献上に、「同じような時間帯にやられている。前節の反省を生かし切れなかった」と悔しさを滲ませた。

 2連敗でのグループリーグ敗退。同大会史上初の屈辱を味わうこととなった若き侍は、「自分たちが弱かった。ただ単にそれだけだったと思う」と声を振り絞った。

(取材・文 折戸岳彦)
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@bookfun155 分野研究家

出版業界や印刷業界の構造不況でよく言われるけど、構造不況じゃなくて消滅するか全く形を変えるかというところが、ネットが浸透してからわかってたことなんだけど。。なかなか手はないのかな?!?!

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屈辱2連敗敗退に悔恨のイレブン「恥ずかしい」「情けない」「熱量が相手のほうが上だった」

膝に手をつくDF岡崎慎の手前で歓喜に浸るシリアの選手
[1.12 AFC U-23選手権GL第2節 U-23日本代表 1-2 U-23シリア代表]

 2連敗で屈辱のグループリーグ敗退が決まったU-23日本代表の選手たちは試合後のフラッシュインタビューで一様に厳しい言葉を口にした。MF齊藤未月(湘南)が「悔しいというより恥ずかしい気持ちでいっぱい。日本を代表していながら情けない」と言葉を絞り出せば、MF松本泰志(広島)も「チームとしても個人としても情けない」と声をそろえる。2試合連続でキャプテンマークを巻いて先発したDF渡辺剛(FC東京)は「2試合、ゲームキャプテンをやらせてもらって、負けたのは情けない」と自らを責めた。

 ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入もあり、前半9分にPKで先制を許すと、同30分にMF相馬勇紀(鹿島→名古屋)のゴールで同点に追い付いたが、後半43分に決勝点を献上。終盤の失点で敗れた初戦のサウジアラビア戦(●1-2)に続く2連敗でグループリーグ敗退が決定し、同大会で初めて決勝トーナメント進出を逃した。

 渡辺は「サウジアラビア戦で学んだことを生かせた試合だったけど、最終的に負けたら何の意味もない」と指摘。「世界もそうだけど、アジアの戦いも厳しい。戦う姿勢を出さないと勝てない」。タイムアップのホイッスルが鳴ると、崩れ落ちて歓喜の涙を流すシリアの選手もいた。松本は「(シリアは)死に物狂いで来ていた。熱量が相手のほうが上だった」と認め、「個人としてもチームとしても、勝ちに対する気持ちと実力が伴わなかった」とうなだれた。

 東京五輪アジア最終予選を兼ねた大会。開催国の日本はすでに出場権を獲得しており、大会に対するモチベーションが異なるのは事実だが、それも言い訳にはならない。齊藤は「幸いにというか、オリンピック出場は決まっている。(本大会まで)そんなに長い時間はない。見ている人も『大丈夫なのか』と思っていると思うけど、やるしかない。観ている人の心を震わせるプレーをしないといけないし、切り替えてやるしかない」と力を込めた。

 15日のグループリーグ最終戦・カタール戦は意地とプライドを懸けた一戦となる。この日、中盤の守備で存在感を見せた齊藤は「いくらボールを取ってもゴールを取らなきゃ勝てないスポーツ」と悔しさをにじませ、カタール戦に向けて「何としても勝たないといけないし、勝つだけ」と悲壮な決意を口にした。

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