冨安健洋らボローニャの若手が伊で脚光「日本人選手は最も際立ち、もはや代えがきかない」

ボローニャDF冨安健洋
 日本代表DF冨安健洋ボローニャの若手選手について、イタリアのウェブメディア『Fanpage.it』が6日に特集を組んだ。

 シニシャ・ミハイロビッチ率いるボローニャでは、今季21歳の冨安ら若手が躍動。直近のインテル戦では、18歳のMFムサ・ジュワラらが活躍して2-1の逆転勝利を収め、注目を集めた。

 そんな中、イタリアメディアは「トミヤス、(ニコラス)ドミンゲス、(ムサ)バロウ…セリエAで魅了するボローニャの1998年生まれの選手たち」との見出しでボローニャの若手3人にスポットライトを当てた。

 特集では、「もはやボローニャは驚きではない。功績の大半は、1年半前から素晴らしい仕事を見せてきたシニシャ・ミハイロビッチと彼の“恐るべき選手たち”によるものだ」と紹介。ドミンゲスについては「宝石」、バロウについては「実力を再確認」と紹介した一方、「最も大きなサプライズは日本人選手のトミヤス。彼はもはや代えのきかない選手になった」と綴り、賛辞を贈った。

 続けて「発見だった。全員の中で際立っているのは、もちろんタケヒロ・トミヤスだ」と強調。「1998年生まれの日本人DFは、昨夏にレギュラーの座を獲得すると、二度とその座を手放さなかった。よく走り、試合の読みも優れている。攻撃面では素晴らしい積極性を見せた」と分析した。また「加入直後はミステリアスな雰囲気を漂わせていたが、現在はミハイロビッチのチームにおける主軸の1人になった」と振り返っている。

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臥薪嘗胆。前橋商GK長谷川翔は仲間を助け、キックで貢献して「1-6」のリベンジを

伝統校・前橋商高の守護神長谷川翔
 人を助けること、足元の技術を磨くことを考えてきた守護神。「1-6」の借りは必ず返す――。前橋商高(群馬)の長谷川翔(3年)はビルドアップを得意とするGKだ。「サッカーはボールを触ってナンボだなと」語る長谷川は、練習から積極的にボールにかかわって左右、中央へ正確にさばくなど、攻撃的なチームを後方から支えている。

 前橋市立大胡中時代からキックがストロングポイント。当時からビルドアップに参加されることを求められていたという長谷川は高校進学後も、スペースを探す目、そこへスパッとボールを通す技術を磨いてきた。

 ビルドアップの参考にしているのは、バルセロナのGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンだ。YouTubeでどこに止めて、どこにパスを出すのか想像しながらチェック。状況によってどのような蹴り方を使い分けているのかも参考にしてきた。

 ポジションを争う大型GK水村悠夢(3年)ほどのサイズはない。それだけに反応の速さや守備範囲の広さも重要になってくる。そのレベルも向上させながら、足元の技術を極めること。そして「絶対に俺が出てチームに貢献するんだ」という気持ちをピッチで表現する。

 長谷川には忘れられない試合がある。昨年度の選手権予選準々決勝・前橋育英高戦だ。“群馬クラシコ”とも言われる伝統の一戦で前橋商は怯まず攻めに出た結果、1-6で大敗。前橋商のゴールを守っていたのは長谷川だった。

「自分の部屋の壁にその時の写真を貼ってあって、それを見て悔しいなとか、泣きたいなという気持ち、先輩に申し訳ないなと言う気持ちを持っています。自分たちの代では絶対に勝ってやると思っていますね」。臥薪嘗胆。悔しい気持ちを忘れずに努力を続けて前橋育英に必ずリベンジする。

 将来は父・朋美さんと同じ消防士になることが目標だ。「昔から人を助けたいなと思っていたんですよ。海外とか行って貧困の人とかを助けたいと。消防も人を助けられる。お父さんを昔から見てきて、良く家のハンガーにかかっているんですよ、『前橋消防』って。格好良いです」。今、自分はチームを助けるポジション、GKを務めている。サッカー人生を懸けて臨む選手権では仲間を助け、キックでチームの勝利に貢献すること。そして、目標の全国切符を勝ち取って、次の夢に向かう。

(取材・文 吉田太郎)
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豪雨被災地・熊本で奮闘…元日本代表FW巻誠一郎氏「ご支援、宜しくお願い致します」

豪雨被災地・熊本で奮闘…元日本代表FW巻誠一郎氏「ご支援、宜しくお願い致します」
 元日本代表FWの巻誠一郎氏が7日、深刻な豪雨被害を受けている熊本の子どもたちを救うべく、支援金の募集をスタートした。巻氏の公式Twitter(@makiseiichiro36)では今月4日の被災以降、さまざまな情報が共有されており、被害の実態が垣間見える。

 2016年の熊本地震の際には選手の立場で支援活動に尽力していた巻氏は今月4日早朝、前日夜から続いていた熊本県南部の豪雨を受けて「昨日から雨凄いですが、熊本の皆さん大丈夫ですか?」と投稿。午後には「僕の住んでる地域はなんとか大丈夫そうですが、熊本の県南は凄い被害が続いています」と報告し、「先ずは正確な情報を把握して、出来る事を出来るだけ。皆さんの力が必要な時は宜しくお願いします!!」と冷静に協力を呼びかけていた。

 そして翌5日には本格的な活動を開始。まずは物資集積・物流拠点の設置に着手し、株式会社三松物流システム(熊本市南区城南町鰐瀬1808-7)を指定して「物資はここへお願いします」と告知した。その上で「発電機、飲料水、掃除用具(デッキブラシ、硬めのホウキ、角形スコップ、水道ホース、土のうぶくろ、作業用手袋、ゴミ袋)が入手出来ず困っているとの情報です」との現地情報を伝えている。

 さらに6日早朝には「熊本は昨夜から続く非常に強い雨...更なる被害拡大が心配です。先ずは命を守る行動を最優先に」と再び降り始めた豪雨に対する注意を喚起。また「物資支援の次のアクションとして、災害支援、子供達のスポーツ環境を取り戻す手助け、子ども達の笑顔づくりのための支援を考えております。皆様のお気持ちのご支援、宜しくお願い致します」とし、支援金の募集もスタートした。

巻氏が理事を務める「NPO法人ユアアクション」(http://your-action-kumamoto.jp)による支援金の振込み先は以下のとおり

NPO法人ユアアクション理事 巻誠一郎
銀行名:肥後銀行
支店名:小川支店
口座番号:普通1390460

データも示した久保建英のキレキレっぷり…“2つの指標”でメッシに続きリーガ2位

リーグ随一のキレキレっぷりを見せているマジョルカMF久保建英
 マジョルカのMF久保建英はリーガ・エスパニョーラの直近10試合で、ドリブル数とドリブル成功率がFWリオネル・メッシ(バルセロナ)に続いてリーグ2位となっているようだ。データサイト『オプタ』日本語版Twitter(@OptaJiro)が伝えている。

 オプタの投稿によると、久保のドリブル数は64回、成功率は48.4%。メッシの102回、54.9%には及ばなかったが、セビージャのFWルーカス・オカンポス(47回・34%)、レアル・マドリーのFWビニシウス・ジュニオール(44回、36.4%)、エイバルのMFファビアン・オレジャーナ(44回・38.6%)を大きく上回っている。

 この数字はリーグ戦中断前の第25節ベティス戦から前節アトレティコ・マドリー戦まで10試合のデータ。10試合連続で先発している久保はベティス戦で1ゴール1アシストを記録し、第27節のエイバル戦でも1ゴールを決めて中断期間に入ると、再開後はバルセロナ、R・マドリー、A・マドリーという名門チームを相手にも華々しい活躍を見せていた。

 R・マドリーから期限付き移籍中とあり、来季の去就も含めてスペイン中から注目を集めている19歳。現状では過密日程の中でも疲れを見せる気配はなく、残留争いの運命を占う残り4試合でもさらなるパフォーマンス発揮に期待がかかりそうだ。

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JFAの街クラブ救済事業、総額4億9667万円で第一次支援が完了…第二次に向け支援金募集中

日本サッカー協会
 日本サッカー協会(JFA)は7日、JFAサッカーファミリー支援事業の第一次支援に関する第9回特別審査委員会を開催し、新たに7件で1709万円の融資を決定した。第一次支援はこれが最終審査。融資件数は261件で総額4億9667万円に達した。

 JFAは5月上旬、新型コロナウイルスの影響で経済的な打撃を受けたサッカーファミリーを救うべく、独自の財政支援制度をスタートさせた。政府事業とは別に自己財源で直接融資・給付を行うという異例の枠組み。第一次支援では、全国の街クラブとスクールを対象に無利子・無担保の緊急融資を実施し、6月30日まで申請を募っていた。

 現在は第二次支援、第三次支援も検討しており、融資だけでなく給付支援も視野に調整している。JFAは持続可能な支援体制の構築に向け、支援金を募集中。支援金は特定公益増進法人に対する寄付金となり、税制上の優遇措置が適用される。口座番号は以下のとおり。

銀行名:みずほ銀行(001)
支店名:渋谷支店(210)
預金種目:普通預金
口座番号:3079244
名称:公益財団法人日本サッカー協会 新型コロナウィルス感染症対策支援金口

顔面腫らすも出場続けたG大阪MF小野裕二、左眼窩底骨折と診断

顔面を腫らしながらもピッチに立っていたガンバ大阪MF小野裕二
[故障者情報]

 ガンバ大阪は7日、MF小野裕二が4日のJ1第2節C大阪戦(●1-2)で負傷し、左眼窩底骨折と診断されたと発表した。全治期間は公表されていない。

 今季、鳥栖から完全移籍した小野はC大阪戦の後半24分から途中出場し、G大阪デビュー。同41分、ロングボールに競り合った際にDF片山瑛一の頭部と顔面が接触し、ベンチで治療を受けたが、顔を腫らしたまま最後までピッチに立ち続けていた。

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直近2年間“皆勤”もコロナ明け初戦で負傷…広島MF柏が全治4〜6週間

サンフレッチェ広島MF柏好文
[故障者情報]

 サンフレッチェ広島は7日、MF柏好文が4日のJ1第2節神戸戦(○3-0)で負傷し、右大腿二頭筋筋損傷で全治4〜6週間と診断されたと発表した。神戸戦ではプレーと無関係のところで痛めており、前半20分に途中交代していた。

 柏は直近2年間のリーグ戦でいずれも全34試合に出場し、昨季はキャリアハイの8ゴールを記録した絶対的主軸。主力となったプロ2年目以降はコンスタントに出場試合を積み上げるなど、負担の大きなポジションながらコンディションの安定感には定評があっただけに、コロナ明けの調整の難しさが浮き彫りとなった。

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「数億円規模の赤字見通し」磐田がクラファン実施へ、寄付“50万円”の返礼品は…

「数億円規模の赤字見通し」磐田がクラファン実施へ、寄付“50万円”の返礼品は…
 ジュビロ磐田は7日、新型コロナウイルスに伴う経済的打撃を踏まえ、チーム・クラブ運営費の補填を目的としたクラウドファンディングを実施すると発表した。

 今期決算では「数億円規模の赤字見通し」だといい、リターン(返礼品)には選手直筆サイン入りポストカード(3000円〜5万円)の他、「ホペイロ中島さんオリジナルデザイン限定Tシャツ」(1万円)、「あなたが12番として選手紹介に登場!」(15万円)、「ヤマハスタジアムで選手体験!」(50万円)などが用意されている。

 公式サイトでは「2020年3月期決算では、純損失が2億6千万円で11年ぶりに最終赤字となりました。ファン・サポーター、スポンサー、株主の皆様を始め、クラブを応援・支えてくださっているすべての皆様へ、深くお詫び申し上げます」と陳謝。「今期は新型コロナウィルスの影響により、入場料収入をはじめ収入全般が大幅に減収となり、数億円規模の赤字見通しという非常に厳しい状況に立っております」と厳しい財政事情を伝えている。

 目標金額は2000万円。特設サイトは9日正午にオープンし、8月31日まで寄付を募る。リターンなどの詳細は公式サイト(https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=7313)に記載されている。

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「数億円規模の赤字見通し」磐田がクラファン実施へ、寄付“50万円”の返礼品は…

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 ジュビロ磐田は7日、新型コロナウイルスに伴う経済的打撃を踏まえ、チーム・クラブ運営費の補填を目的としたクラウドファンディングを実施すると発表した。

 今期決算では「数億円規模の赤字見通し」だといい、リターン(返礼品)には選手直筆サイン入りポストカード(3000円〜5万円)の他、「ホペイロ中島さんオリジナルデザイン限定Tシャツ」(1万円)、「あなたが12番として選手紹介に登場!」(15万円)、「ヤマハスタジアムで選手体験!」(50万円)などが用意されている。

 公式サイトでは「2020年3月期決算では、純損失が2億6千万円で11年ぶりに最終赤字となりました。ファン・サポーター、スポンサー、株主の皆様を始め、クラブを応援・支えてくださっているすべての皆様へ、深くお詫び申し上げます」と陳謝。「今期は新型コロナウィルスの影響により、入場料収入をはじめ収入全般が大幅に減収となり、数億円規模の赤字見通しという非常に厳しい状況に立っております」と厳しい財政事情を伝えている。

 目標金額は2000万円。特設サイトは9日正午にオープンし、8月31日まで寄付を募る。リターンなどの詳細は公式サイト(https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=7313)に記載されている。

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久保建英が旧友のプレゼントに感謝「グラシアス、ウーゴ!」

横浜F・マリノスで共にプレーしたMF久保建英とFWウーゴ・ヴィエイラ
 マジョルカのMF久保建英が6日、自身の公式インスタグラム(@takefusa.kubo)のストーリーズを更新し、元同僚からのプレゼントに感謝した。

 久保は「Gracias Hugo!!(ありがとう、ウーゴ!!)」と記し、Tシャツ姿の自身の画像を投稿した。リプライの宛先はポルトガルのジル・ビセンテに所属するFWウーゴ・ヴィエイラのアカウント(@hugovieira10)。久保にとっては2018年後半戦に横浜F・マリノスで共にプレーしていた元同僚だ。

 久保が着ているTシャツの左胸には「H」を横に倒した文字に「V」を重ねたロゴマーク。ウーゴ・ヴィエイラの姓名の頭文字だ。

 ウーゴ・ヴィエイラは現在、サッカー選手として第一線でプレーするかたわらファッションブランドを経営中。Facebookページ「Hugo Vieira Fashion」を通じてTシャツやフーディーを販売している。

 J1リーグでは通算59試合23ゴールを記録し、退団時には「一度トリコロールの仲間になった私は永遠にトリコロールの一員です!」とのコメントも残していたウーゴ・ヴィエイラ。同じ“トリコロールの仲間”にお洒落なプレゼントを贈っていたようだ。

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久保建英が“トリコロールの仲間”に感謝「グラシアス、ウーゴ!」

横浜F・マリノスで共にプレーしたMF久保建英とFWウーゴ・ヴィエイラ
 マジョルカのMF久保建英が6日、自身の公式インスタグラム(@takefusa.kubo)のストーリーズを更新し、元同僚からのプレゼントに感謝した。

 久保は「Gracias Hugo!!(ありがとう、ウーゴ!!)」と記し、Tシャツ姿の自身の画像を投稿した。リプライの宛先はポルトガルのジル・ビセンテに所属するFWウーゴ・ヴィエイラのアカウント(@hugovieira10)。久保にとっては2018年後半戦に横浜F・マリノスで共にプレーしていた元同僚だ。

 久保が着ているTシャツの左胸には「H」を横に倒した文字に「V」を重ねたロゴマーク。ウーゴ・ヴィエイラの姓名の頭文字だ。

 ウーゴ・ヴィエイラは現在、サッカー選手として第一線でプレーするかたわらファッションブランドを経営中。Facebookページ「Hugo Vieira Fashion」を通じてTシャツやフーディーを販売している。

 J1リーグでは通算59試合23ゴールを記録し、退団時には「一度トリコロールの仲間になった私は永遠にトリコロールの一員です!」とのコメントも残していたウーゴ・ヴィエイラ。同じ“トリコロールの仲間”にお洒落なプレゼントを贈っていたようだ。

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審判員の“PCR検査不受検”問題、村井チェアマンが公表遅れを陳謝「私の失念でした」

村井満チェアマン(会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)
 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は7日、第7回実行委員会を行った。終了後、村井満チェアマンがオンラインブリーフィングに出席し、当初予定していた審判員へのPCR検査を実施していなかったことを会見の場で初めて明かした。各審判員はJ1リーグが再開した今月4日以降、割り当てられた試合会場で順次、検体採取を行っているという。

 村井チェアマンは「審判員は大半が職業をお持ちの方で、一か所に集まることが事実上難しく、検査を機動的に運用していくことが難しかった」と理由を説明。「7月4日からできる範囲で検査を乗せていく」と今後の見通しを語った。

 すでに開催された6月27日・28日、7月4日・5日のリーグ戦をはじめ、全審判員の検査結果が判明するまでの間は、陰性判定を受けていない審判員がピッチに立つ。一方で村井チェアマンは「レフェリーも検温と行動管理を徹底しており、選手ほどは身体接触が起こらない」と述べ、感染リスクが高くないことを強調した。

 とはいえJリーグは当初、6月12日付のガイドラインで「審判員も統一検査の対象とする」と記しており、初回検査の実施時・結果発表時にも、審判員が対象から外れたことを公表していなかった。また今月1日に朝日新聞の報道でこの問題が発覚して以降も、報道陣に対して個別に説明したのみで公式発表を行っていなかった。

 審判員の検査不実施がただちに感染リスクを招くものではないとしても、どうしてこのような不透明な流れとなったのか。村井チェアマンは「私の失念でした」と自身の責任を語った上で、次のように経緯を明かした。

 村井チェアマンが問題を認識したのは、初回検査開始日の6月19日。藤村昇司特命部長から報告を受けた。リーグ側はそれまでの間、本職を持つ審判員が特定の場所に集まることが難しい場合、一人ひとりの自宅などに検査キットをデリバリーして検体を採取する方法なども検討していたが、再開日までに間に合わせることが難しかったという。

 ところが村井チェアマンはその後、6月22日の実行委員会後と同23日の理事会後にオンラインブリーフィングを行っていたが、審判員のPCR検査には触れていなかった。このことについては「会見の場で皆様に修正をすべきだった。完全に失念していた。大事なことをお伝えすることができず、申し訳なく思っていた」と公表が遅れたことを陳謝した。

 また村井チェアマンは今日までの間、自身が会見で話した内容を精査し、23日のブリーフィングでも「審判員に検査をする」という旨の発言があったことを確認したという。「完全に社内で共有されていたにもかかわらず、上の空で聞いていたことが原因」と自身の責任に言及し、Jリーグ内部からも訂正がなかったことについて「役員相互の牽制が働き切っていなかった」と振り返った。

 なお、Jリーグが一般向けに公表しているガイドラインの最新版(6月26日付)では、審判員のPCR検査に関する記述は削除されている。もっともJリーグの説明によると、これはクラブ向けに記した詳細な手続きを省略した『一部抜粋版』を作成する過程で生じたもので「意図したものではない」という。

 したがって、今後も審判員がPCR検査の対象外となるわけではなく、7月4日からの検査は当初の予定どおりのプロトコルで行われている。またそこで陽性判定が出た場合、試合の割り当てから外れることになる。Jリーグは今後、ガイドラインの変更が行われた場合には随時、公式発表を行う方針としている。

(取材・文 竹内達也)
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ロリスと殴り合い寸前も…ソン・フンミン「特別な状況ではない」

ロリスと口論になったFWソン・フンミン
 トッテナムのFWソン・フンミンがキャプテンGKウーゴ・ロリスと口論になった場面について「特別な状況ではなかった」と言及した。韓国『朝鮮日報』が同選手のコメントを伝えている。

 トッテナムは6日のプレミアリーグ第33節でエバートンと対決。相手のオウンゴールで1-0の勝利を収めた一戦で、前半終了直後にトラブルが起きていた。選手たちがドレッシングルームへ向かう中、ロリスが激怒しながらソン・フンミンに詰め寄ると、韓国代表FWも何かを言い返して口論に発展。同紙が「殴り合い寸前まで行くように見えた」とレポートするように一触即発の状態だったが、すぐにチームメイトが仲裁に入り、2人を引き離した。

 ロリスが怒ったのは、ハーフタイム直前にエバートンのFWリシャルリソンに危険なシュートを打たれた場面で、ソン・フンミンが守備で手を抜いていたことが原因とみられる。

 ソン・フンミンは試合後のインタビューで「口論があったのは事実だ」と認めつつも「すぐに和解した。ピッチ外でも親しい間柄だ。情熱を持っていることで、そのようなことが起きた」と説明。「僕は負けることが嫌いで、チームも負けることを嫌っている」と付け加え「誤解されるような状況ではなかった」と強調している。

 実際、後半開始前に2人はハグをし、試合後には互いに勝利を喜び合っていた。ロリスもイギリス『スカイ・スポーツ』を通じて「試合後の僕らの間にはまったく問題がないことを見ただろう」と、解決済みであることを語っている。

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神戸移籍を決めたイニエスタが“欠かせなかった”条件の1つ…Jリーグへの驚きも明かす

神戸に所属するMFアンドレス・イニエスタ
 古巣バルセロナとの対戦は考えられない――。ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、2018年に日本行きを決めた際の条件の1つを語っている。スペイン『カデナ・セール』が伝えた。

 イニエスタはイタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が掲載したインタビューの中で「(日本に行く前に)求めていた条件の1つは、バルセロナと対戦する必要がないことだった。ヨーロッパの他のチームでプレーしても意味がない。僕はバルセロナにすべてを与えたと理解して去ったんだ。違う国の異なるサッカーを見てみたかったし、選手として学び続け、成長し続けたいと思っていた」と打ち明けている。

 自らの意思で異国の地でのプレーを選び、神戸加入2年目の昨季にはクラブ史上初タイトルとなる天皇杯優勝に貢献した。今季も再開初戦のJ1第2節・広島戦(●0-3)を含め、公式戦全5試合にキャプテンマークを着けて先発出場。神戸に欠かせない存在として中盤に君臨している。

 36歳MFは「(将来は)監督になってみようと思う」とキャリアの終わりが近づいていることも意識しているが、「でも、まだやることがある。気分が良くて幸せだし、プレーを続けていきたい。この日本のリーグはとても競争力があり、僕を驚かせてくれた」と現役続行に意欲を示した。

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まさかの本格コンバートもある? 先制点→急造GKでスーパーセーブのオカンポス「いつもGKになりたかった」

決勝点を挙げ、GKとしても活躍したMFルーカス・オカンポス
 チームを救うスーパーセーブには伏線があったようだ。自身の先制点を急造GKとして守り抜いたセビージャMFルーカス・オカンポスが「僕はいつもGKになることを好んでいた」と、日頃のトレーニングで同ポジションを経験していたことを明かしている。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

 セビージャは6日、リーガ・エスパニョーラ第34節でMF乾貴士の所属するエイバルとホームで対決。後半11分に右サイドのMFヘスス・ナバスのクロスにオカンポスが右足で合わせて先制したが、後半アディショナルタイムにGKトマーシュ・バツリークが負傷退場するアクシデントに見舞われてしまう。すでに5枚の交代枠を使い切っていたセビージャは、フィールド選手のオカンポスを急きょGKに据えた。

 チームは試合再開直後にゴール前の混戦でピンチを迎えたが、攻め上がっていたエイバルGKマルコ・ドミトロビッチの至近距離からのシュートをオカンポスが見事にストップ。そのまま1-0でタイムアップの瞬間を迎えた。

 スペイン『マルカ』が「今季最もクレイジーなプレーが見られた」と報じるなど、この一戦は大きな反響を呼んだ。

 オカンポスは試合後「僕はいつもGKになることを好んでいた。トレーニング中のミニゲームで、みんなが好きなポジションに行くときにね。でも、試合でGKをするとは考えていなかったよ」と明かしている。

 試合再開前にはGKコーチからアドバイスを受けていたようだ。「『間違えないように。君は枠の中にとどまるんだ』と言われた。そして、それを試してみたんだ」。指示を守って持ち場を離れず、飛んできたシュートを的確に弾いた。

 勝利のヒーローは「(試合は)確かに最も奇妙なものだったが、最も特別でもある。(CL圏内の確保へ)アドバンテージを得るためには重要な勝ち点だ。接戦で苦しい時もあったけど、勝ったことに満足している」と喜んだ。

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プレミアリーグ第33節で最高視聴数を更新した試合が誕生

サウサンプトン対シティが最高視聴数を更新
 5日に開催されたプレミアリーグ第33節サウサンプトンマンチェスター・シティ(1-0)が、テレビにおける最高視聴数を更新したことが分かった。イギリス『ミラー』が伝えている。

 同紙によると、6月27日に『BBC』で放送されたFA杯準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド対ノリッジ(1-2)がピーク時に視聴数640万人という高い数値を叩き出し、シーズン再開以降の最高値を記録した。

 この試合に続き、『BBC』で無料放送だったサウサンプトンとシティの一戦もピーク時で570万人が視聴。プレミアリーグのテレビ放送時における最高記録を更新したとのことだ。

『BBC』のサッカー部門のリード・エグゼクティブであるスティーブ・ラッジ氏は「BBCがプレミアリーグを放送することは視聴者にとって素晴らしいことだ。BBCがプレミアリーグやFA杯のドラマを放送し続ける中で、この魅力的な試合を多くの視聴者に無料放送で届けられたことを嬉しく思っている」とコメントしている。

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プレミアリーグ第33節で最高視聴数を更新した試合が誕生

サウサンプトン対シティが最高視聴数を更新
 5日に開催されたプレミアリーグ第33節サウサンプトンマンチェスター・シティ(1-0)が、テレビにおける最高視聴数を更新したことが分かった。イギリス『ミラー』が伝えている。

 同紙によると、6月27日に『BBC』で放送されたFA杯準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド対ノリッジ(1-2)がピーク時に視聴数640万人という高い数値を叩き出し、シーズン再開以降の最高値を記録した。

 この試合に続き、『BBC』で無料放送だったサウサンプトンとシティの一戦もピーク時で570万人が視聴。プレミアリーグのテレビ放送時における最高記録を更新したとのことだ。

『BBC』のサッカー部門のリード・エグゼクティブであるスティーブ・ラッジ氏は「BBCがプレミアリーグを放送することは視聴者にとって素晴らしいことだ。BBCがプレミアリーグやFA杯のドラマを放送し続ける中で、この魅力的な試合を多くの視聴者に無料放送で届けられたことを嬉しく思っている」とコメントしている。

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「イライラした」ロリスがソン・フンミンに激怒した理由を語る…モウリーニョは2人の“ケンカ”に「美しい」

ソン・フンミンに激怒したGKウーゴ・ロリス
 トッテナムのキャプテンGKウーゴ・ロリスがFWソン・フンミンに激怒した理由を語った。イギリス『ミラー』が報じている。

 トッテナムは6日、プレミアリーグ第33節でエバートンと対戦し、相手のオウンゴールで1-0の勝利を収めた。トラブルが起きたのは前半が終了した直後だ。選手たちがドレッシングルームへ引き上げる中、ロリスが激昂しながらソン・フンミンに詰め寄り、2人は口論に発展。チームメイトが慌てて止めに入る事態となった。

 同紙によると、ハーフタイム直前にエバートンのFWリシャルリソンに危険なシュートを許した場面で、ソン・フンミンが守備を怠ったことが原因のようだ。

 ロリスはインタビューで「ハーフタイムの直前に相手にチャンスを与えてしまったのは、しっかりプレスをかけなかったからだと思う。それにイライラさせられたけど、それがサッカーだ」と言及。後半の開始時と試合終了時には2人が抱き合っている姿が確認されており、トッテナム主将は「試合後の僕らの間にはまったく問題がないことを見ただろう」と付け加えた。

 また、プレミアリーグ通算200勝を達成したジョゼ・モウリーニョ監督は「ソンは素晴らしいやつだ。みんなソンのことが好きだ。だけどキャプテンとしては、もっとチームに貢献してほしいと頼まなければならなかったんだ」と説明している。

 以前、選手たちに対して互いに厳しく要求し合うよう求めていた指揮官は、2人の口論を「美しいこと」と表現しつつ「それはチームが成長するために必要なことだ。そして個人として、より大きな人間性を得るためにもね。そういう反応が出ることに驚きはない」と語った。

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乾出場の試合で「今季リーガで最もクレイジーなプレー」が生まれる

自ら決めて自ら守ったMFルーカス・オカンポス
 嘘のようなことが現実に起きた。セビージャは6日、リーガ・エスパニョーラ第34節でMF乾貴士の所属するエイバルをホームに迎え、1-0で完封勝利。先制点を挙げたMFルーカス・オカンポスが終盤にGKを務め、自らピンチを防ぐ見事な“二刀流"をやってのけた。スペイン『マルカ』は「今季最もクレイジーなプレー」として同試合に注目している。

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位につけるセビージャは後半11分に先制した。右サイドで乾のマークをはがしたMFヘスス・ナバスが左足でクロスを送り、ファーのオカンポスが反応。右足のアウトでゴール右に決め、1-0とした。

 そのまま終盤を迎えると、セビージャは後半アディショナルタイム6分に決定機を許す。エイバルFWキケ・ガルシアのシュートは右ポストに当たって難を逃れたが、同選手と接触したGKトマーシュ・バツリークが負傷退場。チームはすでに5枚の交代枠を使っており、オカンポスが急きょGKを務めることになった。

 試合は5分以上の中断を経て、後半アディショナルタイム11分にエイバルの右サイドからのスローインで再開。GKマルコ・ドミトロビッチもゴール前に上げて最後のチャンスに賭けるエイバルは、混戦から再び同点のチャンスを迎える。しかし、ドミトロビッチが左足で押し込もうとしたボールはオカンポスが好反応を見せてストップ。直後のピンチでもチームメイトたちが体を張ってゴールを許さず、クリアした後に終了のホイッスルが鳴った。

 試合で唯一の得点を記録した選手が急造GKを担い、ラストプレーで相手GKの決定的なシュートを止めて完封勝利を導く。なかなかお目にかかれない展開に同紙は「今季最もクレイジーなプレーが見られた」と記し、「オカンポスは何でもする。彼は得点し、チームを救った」とセビージャMFを称賛。クラブ公式ツイッター(@SevillaFC)も同選手の写真を投稿し、「彼はどこの惑星から来た?」と異次元のパフォーマンスを称えた。

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地元紙「センセーショナル」「文句なしでリーダー」マジョルカの命運を託される久保建英、残留or降格を“大きく左右する”プレーとは

好パフォーマンスを維持するMF久保建英
 MF久保建英への依存度を高めるマジョルカの現状を地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』がレポートしている。

 チームが降格圏内の18位に低迷する中、ここまでリーグ戦31試合に出場して3ゴール5アシストを記録している久保。特に再開後の活躍は目覚ましく、直近の第34節アトレティコ・マドリー戦(●0-3)では右サイドからのドリブルで何度も相手を慌てさせた。

 同紙は「マジョルカが久保に救いを求める」と題した記事で「朱色のチーム(マジョルカ)は残留の可能性を加速させるため、コロナウイルスによる中断後の日本人選手のセンセーショナルなプレーを頼りにしている。そのスピードとドリブルの能力により、チームの重要な攻撃は彼のスパイクを経由している」と絶賛。「久保建英は文句なしでマジョルカのリーダーとなった」と認め、最近のチームに見られる良い変化も指摘している。

「レアル・マドリーからレンタル中の将来を嘱望されている日本人選手は、毎試合多くの目が自分に向けられることを知りながら、試合でチームを先導する役割をスムーズに引き受けた」

「ビセンテ・モレノ(監督)のシステムの中で、久保の重要性はシーズンを通して飛躍的に高まっている。19歳にもかかわらず、順位表のプレッシャーを感じることなく、常に試合の主役になろうとしてきた」

「最近ではサルバ・セビージャが独占してきたセットプレーにおいても、彼の重要性が高まっている」

「もう1つ久保を際立たせたのは、アレハンドロ・ポソとともに右サイドでの(戦術)理解度が高いことだ。両者はサイドで素晴らしいコンビネーションを見せている。セビージャ出身選手(ポソ)のスピードと相まって日本人選手のクオリティーも高まり、危険なプレーのほとんどが彼らのサイドから生まれている」

 一方で同紙は、久保の最後の局面での判断にはまだ改善の余地があると言及し「残り4試合のリーガで久保の働きは大いに必要とされるだろう。(マジョルカが)1部に残留できる可能性は、彼の適切な判断に大きく左右されることになる」と期待を込めて記事を締めくくった。

 マジョルカは第34節終了時点で残留圏内の17位エイバルと勝ち点6差の18位。次節は9日に行われ、ホームで12位レバンテと対決する。

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好パフォーマンスを維持するMF久保建英
 MF久保建英への依存度を高めるマジョルカの現状を地元紙『ディアリオ・デ・マジョルカ』がレポートしている。

 チームが降格圏内の18位に低迷する中、ここまでリーグ戦31試合に出場して3ゴール5アシストを記録している久保。特に再開後の活躍は目覚ましく、直近の第34節アトレティコ・マドリー戦(●0-3)では右サイドからのドリブルで何度も相手を慌てさせた。

 同紙は「マジョルカが久保に救いを求める」と題した記事で「朱色のチーム(マジョルカ)は残留の可能性を加速させるため、コロナウイルスによる中断後の日本人選手のセンセーショナルなプレーを頼りにしている。そのスピードとドリブルの能力により、チームの重要な攻撃は彼のスパイクを経由している」と絶賛。「久保建英は文句なしでマジョルカのリーダーとなった」と認め、最近のチームに見られる良い変化も指摘している。

「レアル・マドリーからレンタル中の将来を嘱望されている日本人選手は、毎試合多くの目が自分に向けられることを知りながら、試合でチームを先導する役割をスムーズに引き受けた」

「ビセンテ・モレノ(監督)のシステムの中で、久保の重要性はシーズンを通して飛躍的に高まっている。19歳にもかかわらず、順位表のプレッシャーを感じることなく、常に試合の主役になろうとしてきた」

「最近ではサルバ・セビージャが独占してきたセットプレーにおいても、彼の重要性が高まっている」

「もう1つ久保を際立たせたのは、アレハンドロ・ポソとともに右サイドでの(戦術)理解度が高いことだ。両者はサイドで素晴らしいコンビネーションを見せている。セビージャ出身選手(ポソ)のスピードと相まって日本人選手のクオリティーも高まり、危険なプレーのほとんどが彼らのサイドから生まれている」

 一方で同紙は、久保の最後の局面での判断にはまだ改善の余地があると言及し「残り4試合のリーガで久保の働きは大いに必要とされるだろう。(マジョルカが)1部に残留できる可能性は、彼の適切な判断に大きく左右されることになる」と期待を込めて記事を締めくくった。

 マジョルカは第34節終了時点で残留圏内の17位エイバルと勝ち点6差の18位。次節は9日に行われ、ホームで12位レバンテと対決する。

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対戦相手「超絶素敵」「あれで4部えぐい…」本田圭佑の新クラブ、東京都4部One Tokyoが2部チームに勝利!

今年1月に新クラブを立ち上げたMF本田圭佑
 ボタフォゴMF本田圭佑が立ち上げたサッカークラブのOne Tokyo(東京都社会人サッカーリーグ4部)が5日、TOKYO CITY F.C.(同2部)と練習試合(40分×2本、20分×1本)を行い、合計スコア2-1で勝利した。両クラブの公式ツイッターが伝えている。

 One Tokyoは本田が“リアルサカつく"をテーマに、今年1月に設立を発表。GMに作家の乙武洋匡氏、監督にタレントの武井壮氏が就任し、トライアウトなどで選手を募集していた。

 練習試合の対戦相手は上位カテゴリーのチームだったが、1本目にFW茂木一輝が先制ゴールを奪う。MF宮吉悠太に同点弾を許して1-1で1本目を終えると、2本目は0-0。迎えた3本目にMF薄井伸之が決め、合計2-1で勝利を飾った。

 相手のTOKYO CITY F.C.を運営する株式会社PLAYNEWの小泉翔取締役は同日、自身のツイッター(@ShoKoizumi)を更新。「(One Tokyoは)みな若くてキレがあり、なにより常に前向きな超絶素敵なチームでした。主力が複数不在だったもののうちは反省が非常に多く、開幕までにより仕上げなければと痛感。ONE TOKYOあれで4部えぐい…」と感想をつづった。

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セビージャMFオカンポスが信じられない“二刀流”! 乾スタメンのエイバルは後半AT11分の好機生かせず完封負け

勝利の立役者となったMFルーカス・オカンポス
[7.6 リーガ・エスパニョーラ第34節 セビージャ1-0エイバル]

 リーガ・エスパニョーラ第34節4日目が6日に行われ、MF乾貴士の所属する17位エイバルは4位セビージャに0-1で敗れた。乾は2試合ぶりにスタメン復帰し、後半32分までプレー。チームは2連敗を喫した。

 2列目の左サイドで起用された乾は前半28分、左サイドからドリブルで切れ込み、PA内左で左足のシュートに持ち込むが、DFにブロックされる。このプレーで獲得した左CKの流れから右サイドでパスを受けると、今度はFWムニル・エル・ハダディを股抜きでかわし、PA内右に進入。しかし、MFフェルナンドと対峙した際にボールタッチが大きくなり、ゴールラインを割ってしまった。

 その後、ピンチをしのいでいたエイバルだったが、後半11分に失点を喫する。タッチライン際で乾とマッチアップしたセビージャMFヘスス・ナバスが中央へ持ち出し、PA右角付近から左足でクロス。ファーに飛び込んだMFルーカス・オカンポスが右足アウトで合わせ、ゴール右に決めた。

 乾は後半32分に途中交代。エイバルは終盤にFWキケ・ガルシアが決定機を迎えるも、左足のボレーシュートは右ポストに嫌われる。このプレーでセビージャGKトマーシュ・バツリークがガルシアと接触し、治療の末に負傷退場。すでに交代枠を使い切っていたため、先制点を決めたオカンポスが急きょGKを務めた。

 エイバルはGKマルコ・ドミトロビッチも攻め上がって同点ゴールを目指すと、後半アディショナルタイム11分に右サイドのロングスローから混戦となり、そのドミトロビッチが左足でシュート。しかし、これをオカンポスが見事にセーブする。セビージャは直後にもシュートを浴びたが、辛うじてボールを蹴り出し、1-0で逃げ切った。

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サラゴサ3連敗で自動昇格圏浮上ならず…香川真司は出番なし

[7.6 スペイン2部第38節 サラゴサ2-4ラージョ]

 スペイン2部リーグは6日、第38節を行い、MF香川真司所属のサラゴサラージョに2-4で敗れた。今節は勝ち点で並ぶ2位のウエスカが敗れたため、引き分け以上で自動昇格圏内に戻るチャンスだったが、3連敗で3位のまま変わらず。左太ももを痛めている香川はベンチ入りしたが出番がなかった。

 先にスコアを動かしたのはホームのサラゴサ。前半5分、左サイドで獲得したFKをMFイニゴ・エグアラスが中央に蹴り込むと、低い体勢で飛び込んだDFカルロス・ニエトがフリック。ボールはややマイナス方向に流れたが、DFピチュ・アティエンザが振り向きざまのボレーシュートで強烈に叩き込んだ。

 ところがその後はラージョが主導権を握った。すると前半アディショナルタイム2分、左サイドを駆け上がったMFアルバロ・ガルシアのクロスをアティエンザがクリアするも、ボールが高く浮き上がると、バウンド際に反応したMFフアン・ビジャールが右足一閃。豪快なシュートをゴールマウス天井に突き刺し、土壇場で同点に追いつかれた。

 ラージョは後半6分、ペナルティエリア内で浮き球のパスを受けたFWホルヘ・デ・フルートスがクロスを上げると見せかけ深くまでえぐると、マイナス方向への折り返しにビジャールが合わせて2点目。さらに9分、アティエンザのパスミスを見逃さなかったMFアルバロ・ガルシアもゴールを奪い、瞬く間に2点のリードを得た。

 このままではサラゴサは後半16分、MFラウール・グティのスルーパスに抜け出したFWハビエル・プアードが相手DFを振り切ってペナルティエリアに侵入し、ループシュートを流し込んで1点を返す。それでも反撃は続かず、終了間際にはさらに1点を奪われたサラゴサは3連敗となった。

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大迫ブレーメンが劇的ブンデス1部残留!! アウェーゴール差で40年ぶり降格回避

奇跡の残留に成功したブレーメン。現役を引退するFWクラウディオ・ピサーロを胴上げ
[7.6 ブンデスリーガ昇降格プレーオフ第2戦 ハイデンハイム2-2ブレーメン]

 ブンデスリーガ昇降格プレーオフ第2戦が6日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属する1部ブレーメンは2部ハイデンハイムと2-2で引き分けた。2試合合計2-2、アウェーゴール差で上回ったブレーメンは40年ぶりの2部降格を回避し、1部残留に成功。大迫はトップ下の位置で先発し、後半23分までプレーした。

 最終節の快勝で17位に浮上し、プレーオフ出場権をつかんだブレーメン。プレーオフ第1戦はブンデス2部を3位で終えたハイデンハイムと0-0で引き分けると、アウェーの第2戦は幸先良く先制に成功。前半3分、大迫のパスを受けたMFマキシミリアン・エッゲシュタインが推進力を示し、MFミロト・ラシカ、FWジョシュ・サージェントとつないで突破を試みたところでオウンゴールを誘発し、貴重なアウェーゴールを奪った。

 トップ下の位置で先発した大迫は後半5分、エッゲシュタインのパスを受けてゴール前で決定機を迎えたが、左足シュートは相手DFのブロックに阻まれる。大迫は後半23分に途中交代。ブレーメンのリードで試合は終盤に向かったが、後半40分に失点。ハイデンハイムは縦に仕掛けたMFトビアス・モールの左足弾丸シュートがクロスバーを叩くと、こぼれ球に詰めたFWティム・クラインディーンストが冷静に押し込んだ。

 1-1に追いつかれたが、アウェーゴール差でブレーメンの優位は変わらない。迎えた後半アディショナルタイム4分、浮き球のボールで抜け出したMFフィン・バルテルスが右サイドを持ち上がってエリア内に侵入。GKを引きつけて折り返すと、走り込んだDFルドウィグ・アウグスティンソンが無人のゴールに押し込み、貴重な2点目を奪取。終了間際にはPKで1点を返されたが、2試合合計2-2、アウェーゴール差で上回ったブレーメンは1979-80シーズン以来の降格危機を回避。自力残留消滅から勝負強さを発揮し、ドラマティックに1部残留を決めた。

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[7月7日 今日のバースデー]

Japan
FW馬場賢治(鹿児島、1985)*技術を生かしたドリブル突破や鋭いシュートを得意とするFW。アウトサイドキックは必見。
DF渡部博文(神戸、1987)*専修大出身。恵まれた体格を生かした力強い守備が持ち味のCB。
DFマウロ(新潟、1989、アルゼンチン)*テネリフェからやってきたDF。当初は半年契約だったが、コロナの影響でさらに延長した。
MF三沢直人(鳥取、1995)*西武台高、専修大出身のMF。180cmのサイズを生かした総合力が強み。
FW音泉翔眞(YS横浜、1996)*関東一高、東京国際大を経て、地域リーグでプレーしていたアタッカー。
DF羽田健人(大分、1997)*関西大出身のセンターバック。高い身体能力を活かした対人戦が持ち味。

Former
MFユルゲン・グラボウスキー(フランクフルトほか、1944、ドイツ)*ドイツ代表として3回のW杯に出場している右ウイング。
MF菊原志郎(元読売クラブほか、1969)*16歳6ヵ月25日(当時最年少記録)で日本リーグデビュー。元日本代表。
MFアルベルト・アクィラーニ(元ローマなど、1984、イタリア)*ローマ育ちのMF。非凡な攻撃センスと万能性を持ち合わせた。
FWムサ・ディアビ(レバークーゼン、1999、フランス)*切れ味鋭いドリブルを武器とするウインガー。世代別代表でも高い実績を持つ。

Others
研ナオコ(タレント、1953)
横山剣(クレイジーケンバンド:ミュージシャン、1960)
堤真一(俳優、1964)
Misia(シンガー・ソングライター、1978)
石本沙織(アナウンサー、1980)
滝沢沙織(女優、1981)
原田夏希(女優、1984)
吉田夕梨花(カーリング、1993)
生田衣梨奈(モーニング娘。:アイドル、1997)
土生瑞穂(欅坂46:アイドル、1997)
川村文乃(アンジュルム:アイドル、1999)
早田ひな(卓球、2000)

C大阪FW都倉、突出したデータ記録するも「最年長のおじさんが1番…」

チーム1位の最高速度を記録したFW都倉賢
 セレッソ大阪のFW都倉賢が6日に自身のツイッター(@tokurasaurus)を更新し、“大阪ダービー"で記録したあるデータを紹介した。

 都倉は昨年5月11日のJ1第11節・横浜FM戦で負傷。右膝前十字靭帯損傷および右膝外側半月板損傷で全治8か月と診断された。そこから長期のリハビリを経て、今年2月16日のルヴァン杯・松本戦でラスト5分からの途中出場で公式戦復帰。そして今月4日、再開初戦となったJ1第2節・G大阪戦で今季初スタメンを果たし、2-1の勝利に貢献した。

 紹介したのは同試合でC大阪の選手たちが記録したスプリントの最高速度だ。都倉は32.1km/hを記録し、チームトップだった。そのほか上位陣は、31.0km/hのDF丸橋祐介とFW豊川雄太が2位タイ、30.5km/hのDFマテイ・ヨニッチが4位、30.3km/hのDF木本恭生が5位となっている。

 復帰後リーグ戦初出場とは思えない数値を叩き出した34歳の都倉だが、ツイッターで「最年長のおじさんが1番はしゃいでたみたい…」と自虐的に語った。

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「自分が10番で申し訳なかった」昨年からの変化。俊足FW坂本治樹はエースとして前橋商を白星へ導く

前橋商高のエースFW坂本治樹は昨年の悔しさも今年ぶつける
 今年こそ、10番に相応しい活躍を見せる。群馬の伝統校、前橋商高のFW坂本治樹(3年)は下級生時から10番を背負う俊足ストライカーだ。1年時から将来のエース候補として期待されてきたFWは、不甲斐なかった昨年の分も活躍するという決意で最終学年を迎えている。

 県新人戦では桐生一高との大一番でチームを勢いづける先制ゴール。高崎経済大附高との決勝でも、延長前半に鮮やかな崩しからフィニッシャーとしての力を示す先制ゴールを叩き出した。

 勝負強さを印象づけている坂本だが、昨年に関しては「申し訳なかったという気持ちですよね。自分が10番で」と首を振る。「積極性が足りませんでした。自分、先輩に何か言われたら、『ハイ、ハイ、分かりました』と。自分から言えないタイプだったので『やれよ』とか言えれば良かった。気持ちが足りなかった」。自分で仕掛けてシュートまで行けるようなところでも、パスを選択。チャンスメークをしていた一方、ボールを失って味方に責められないようにする自分がいた。

 昨年は大会序盤で得点することができても、大事な試合で結果を出せなかった。だが、今年は3年生として、10番として、自分が仲間の気持ちを高められるようにプレーしなければならないと考えている。県新人戦の桐生一戦ではチームメートが強気のプレーを見せる中で、自分も強気の姿勢で臨んだことが結果に繋がった。

 ゴール前の局面を一瞬で打開するスピードがストロングポイント。ボールタッチも柔らかい。DFを引きつけて味方を活かす巧さと個で決め切る力も備えたFWだ。FW出身の笠原恵太監督からは、自分で行くべきところと周囲を活用することを使い分けながら「オマエが決めるんだ」と言われている。

 まだ勝負どころで躊躇してしまっている部分もあるが、「課題が多くて嬉しい」と坂本。本気になり切れていなかった昨年から、責任ある立場となり、エースの自覚とともに変化していることは間違いない。周囲を冷静に見る力や勝負強さを少しずつ発揮しているFWは悩みながら成長して、真のエースになる。

 今年のノルマは「全試合1点は絶対に決めるというのがあります」。運動量豊富で毎試合守備でも貢献しているが、エースが求めるのは結果だ。昨年の悔しさをぶつけ、毎試合得点して伝統校・前商に白星をもたらす。

(取材・文 吉田太郎)
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