【動画】ウイイレに一番詳しいのは誰!?Mayageka、カクケン、ARATAがウイイレクイズに挑戦!!

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 プロゲーマーのMayageka(まやげか)とゲキサカFC1期生のカクケン、ARATAが『eFootball ウイニングイレブン2020』(ウイイレ2020)に関するクイズに挑戦します。

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【動画】ウイイレ2021最新情報をMayagekaが読み解く!!どのクラブエディションを選ぶべき!?

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 9月17日に発売される『eFootball ウイニングイレブン2021 SEASON UPDATE』(ウイイレ2021)。ウイイレ最新作となるウイイレ2021公式サイトに掲載された最新情報をプロゲーマーのMayageka(まやげか)がゲキサカFC1期生のカクケンとともに解説します。

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韓国紙が期待「ソン・フンミンが主役の可能性高い」

注目を集めるFWソン・フンミン
 トッテナムはアマゾンプライムなどで公開されているドキュメンタリー『All or Nothing』シリーズ最新作の対象になり、韓国代表FWソン・フンミンが主役級となるようだ。韓国『朝鮮日報』が伝えている。

 『All or Nothing』最新作では、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の更迭、ジョゼ・モウリーニョ監督の就任など、激動の2019-2020シーズンの波乱が描かれることになる。昨年からトッテナムのロッカールームや監督室、選手通路、トレーニング場などで撮影が行われている。新シリーズは年内に公開予定。英『ガーディアン』は「アマゾンのカメラはソン・フンミンが(韓国から)英国に戻った際、14日間の自主隔離生活にも撮影していた」としている。

『朝鮮日報』は「モウリーニョ体制でもチームの中心に君臨するソン・フンミンが主役になる可能性が高い」と報道。プレミアリーグでアジア人選手初となる10ゴール10アシストの“ダブル・ ダブル”を達成したソン・フンミンは今季、新型コロナウイルスの影響による中断期間を利用して3週間の基礎軍事訓練を終えるなど、ピッチ内外で注目を集めてきた。

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MF井出の芸術シュート!! 東京Vがホームで甲府に4得点を挙げて今季初勝利(12枚)

ヴァンフォーレ甲府をホームに迎えた東京V
 明治安田生命J2リーグは15日、第5節を行った。東京ヴェルディはホームでヴァンフォーレ甲府と対戦し、4-2で勝利した。

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優勝貢献のクルトワ「カタルーニャの人から何度も『黙れ』と…」

タイトル獲得に貢献したGKティボー・クルトワ
 レアル・マドリーは16日、リーガ・エスパニョーラ第37節でビジャレアルを2-1で下し、3シーズンぶり34回目の優勝を決めた。34試合でゴールマウスを守ったベルギー代表GKティボー・クルトワは18試合でクリーンシートを達成し、リーグ最少失点で2019-20シーズンのラ・リーガ制覇に大きく貢献した。

 新型コロナウイルスの影響で3月にリーガが中断。27試合を消化したその時点でレアルは勝ち点56で2位に位置し、バルセロナが同58で首位に立っていた。再開が不透明だった当時、クルトワは「バルセロナはリーガ王者にふさわしくない」「バルサよりも僕たちの方が優れていた。彼らをチャンピオンにするのは不公平だ」などと発言。バルサが拠点とするカタルーニャ州から反発を受けていた。

 すると、レアルは中断明けは無傷の10連勝を飾り、バルサを破ってタイトルを奪取した。スペイン『マルカ』によると、クルトワは自身の実力に疑問に抱いた人々を黙らせたことに誇りを持っているという。

「ラ・リーガが再開してから、慌ただしい2か月だったけど、10勝することができた。このチームならできるという自信があった」

「カタルーニャの人から何度も『黙れ』というメッセージを受け取っていたよ。このチームが、自分たちならできると証明してくれた」

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関東大学リーグ追加登録選手:第3節

昨年の清水桜が丘高の10番、専修大に進学したFW松永颯太(1年)が追加登録された
 18日と19日に行う関東大学サッカーリーグ第3節を前に、追加登録選手が発表になっている。

■1部
▽桐蔭横浜大
33 DF 西村俊祐(1年=桐蔭学園高)

▽立正大
33 MF 板橋幸大(2年=矢板中央高)
34 FW 冬至直人(2年=帝京長岡高)

▽筑波大
31 GK 三沼慶太(3年=水戸桜ノ牧高)
32 DF 増渕利樹(4年=栃木ユース)
33 MF 宮松竜士(2年=浜松西高)

▽専修大
36 MF 安野蓮(3年=広島観音高)
37 MF 澤頭元希(3年=大成高)
38 MF 増田慎太郎(3年=千葉敬愛高)
39 FW 松永颯太(1年=清水桜が丘高)
40 DF 東海林泰地(1年=清水桜が丘高)

▽慶應義塾大
35 DF 村上哲(3年=駒澤大高)

▽国士舘大
37 DF 前川智敬(3年=神戸U-18)
38 FW 鳴海慈(4年=保善高)

■2部
▽拓殖大
38 DF 小長谷勇樹(1年=市立船橋高)

▽産業能率大
31 MF 池内龍哉(3年=横浜創英高)
32 FW 岩崎駿(3年=湘南工科大附高)

▽日本大
34 FW 山田大樹(2年=佐野日大高)

▽立教大
40 GK 村田燿(2年=大宮ユース)

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欧州11年ぶりの“珍記録”? ラ・リーガで一日に退場者計10人

ラ・リーガで一日に10人の退場者が出た
 16日、リーガ・エスパニョーラ第37節の10試合が行われた。今節でレアル・マドリードがビジャレアルを2-1で下し、3季ぶり34回目の優勝を決定したが、今節は11年ぶりとなる珍記録が生まれたようだ。

『Opta』によると、この一日に行われた10試合で合計10枚のレッドカードが出された。欧州5大リーグで一日に10人の退場者が出たのは09年4月11日のセリエA以来、11年ぶりだという。

 久保建英が所属するマジョルカ対グラナダ戦では2人の退場者が出た。後半35分に後ろから相手を倒したDFアレクサンダル・セドラルが一発退場。数的不利の中で後半アディショナルタイムにもFWクチョ・エルナンデスが2度目の警告で退場となっていた。

 そのほか、今節はセルタFWノリート、レバンテDFホルヘ・ミラモン、オサスナFWエンリク・ガジェゴ、アスレティック・ビルバオGKウナイ・シモン、ベティスFWフアンミ、アラベスDFロドリゴ・エリー、ヘタフェDFアラン・ニョム、バレンシアDFハウメ・コスタが退場を命じられた。

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レアルが3季ぶりにリーグ制覇!!怒涛の10連勝、ベンゼマのドブレーテで優勝飾る(16枚)

R・マドリーが3シーズンぶりのリーグ優勝
 リーガ・エスパニョーラは16日、第37節を行った。ホームでビジャレアルと対戦したレアル・マドリーは2-1で勝利し、3シーズンぶりにリーグ優勝を果たした。

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ユベントスとサイゲームスがスポンサー契約再締結!背中部分のロゴが復活

ユベントスとサイゲームスがスポンサー契約再締結!背中部分のロゴが復活
 ゲーム事業を展開する株式会社サイゲームスは17日、セリエAの名門・ユベントスとスポンサー契約を締結したことを発表した。同社とユベントスは17年7月にスポンサー契約を締結。昨年途中で打ち切りとなっていたが、再度契約を結び直した。期間は22年6月末までの2年間となる。

 このスポンサー契約により、以前にも掲出されていたユニフォームの背中部分にサイゲームスのロゴが復活。本拠地であるアリアンツ・スタジアムの看板などにもサイゲームスのロゴが掲出される。

 同社の渡邊耕一代表取締役社長は「互いの価値観を共有し、たくさんのチャレンジを共にしてきたパートナーと、再びパートナーシップを結ぶことができたこと大変嬉しく思っています」とコメント。

 ユベントスのジョルジョ・リッチCRO(チーフレベニューオフィサー)は「今回のパートナーシップ締結は、両ブランドの“力強さ”や“エネルギー”を象徴するとともに、“再び歩き始める”、“ポジティブに未来を見つめる”という双方の強い意志を表しております」と喜びを語った。

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J追加登録完了…六反負傷の横浜FCはGK深宮祐徳を、清水はU-19代表候補MF成岡輝瑠を2種登録

清水はU-19日本代表候補MF成岡輝瑠を2種登録
 Jリーグは17日、登録選手の追加や抹消を行った。

 J1では各クラブが育成組織選手を2種登録に。GK六反勇治が負傷した横浜FCはGK深宮祐徳を2種登録。清水エスパルスはU-19日本代表候補MF成岡輝瑠を昨年に続いて登録した。セレッソ大阪は昨季J3で4試合に出場しているMF近藤蔵波を再び2種登録。大分トリニータはDF田中優也とFW屋敷優成を2種登録している。

 また、来季浦和レッズに加入が内定している流通経済大MF伊藤敦樹はすでに特別指定選手として認定されていたが、今回背番号が33に決定している。

▽J1追加選手
横浜FC
41 GK 深宮祐徳(2種)

清水エスパルス
40 MF 成岡輝瑠(2種)

セレッソ大阪
54 MF 近藤蔵波(2種)

大分トリニータ
39 DF 田中優也(2種)

50 FW 屋敷優成(2種)

▽J1抹消選手
鹿島アントラーズ
17 ブエノ

▽J1変更選手
浦和レッズ
無→33 伊藤敦樹

▽J3登録選手
セレッソ大阪U-23
54 MF 近藤蔵波(2種)

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Jリーグが選手登録の届出期間を追加、火曜までの変更も可能に

Jリーグが選手登録の届出期間を追加、火曜までの変更も可能に
 Jリーグは17日、16日の理事会でJリーグ選手登録の届出期間を追加することを発表した。

 この決定で、各登録期間(ウインドー)における最初の火曜日の11時までの変更届出が可能となった。第2登録期間は8月4日火曜日、第3登録期間は10月6日火曜日までとなる。

 Jリーグは追加の理由について、中断期間明けの過密日程により水曜日開催が増えたことに言及。「各登録期間の最初の火曜日にも選手登録を行うことにより、登録が承認された選手の出場機会をより多く確保し、試合を1試合でも多く実施することで大会を成立させるため」と伝えている。

 Jリーグの試合実施要項の第8条によると、毎週金曜日の午前11時までに届出のあった追加、抹消などの変更に対し、同日中にその承認の是非を決定。金曜日開催の場合は、木曜日の午前11時までの期限となっていた。

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元イタリア代表ピルロ氏が監督業スタートへ

アンドレア・ピルロ氏が監督業をスタートさせる
 元イタリア代表のアンドレア・ピルロ氏(41)が来季からユベントスU-23の監督を務めることがわかった。イタリアの移籍情報サイト『カルチョメルカート』が伝えている。

 イタリア屈指の司令塔として活躍をしたピルロ氏は2001年から11年までミランでプレーした後、11年から15年までユベントスに移籍。その後はMLSのニューヨーク・シティで2シーズンをプレーして現役引退を表明していた。

 ピルロ氏はファビオ・ペッキア監督の後任としてユベントスU-23の指揮官に来季から就くことに合意。2006年にドイツワールドカップ優勝を果たしたイタリア代表メンバーでは、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督やファビオ・カンナバーロ監督がすでに指揮官として名を馳せているが、“マエストロ”ピルロ氏のその手腕にも大きな期待が懸かっている。

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「ウイニングイレブン 2021」発売決定! 4つの要注目ポイントを紹介!25周年特別価格も?

「ウイニングイレブン 2021」発売決定! 4つの要注目ポイントを紹介!25周年特別価格も?
 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは17日、家庭用ゲーム『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』(以下、ウイニングイレブン 2021)を2020年9月17日にプレイステーション4向けに発売することを発表した。本日17日から予約を開始する。

『ウイニングイレブン 2021』では、前作『eFootball ウイニングイレブン 2020』で追求した面白さはそのままに、チームや選手を最新シーズンのデータにアップデート。「ウイニングイレブン」シリーズが今年で25周年を迎えることを記念した特別価格になっており、前作をプレーした方は20%OFFの価格で楽しむことができる。


 本日開設の『ウイニングイレブン 2021』公式サイトでは、予約特典や継続プレー特典情報を掲載。今作の魅力を伝えるトレーラーも公開されている。

 今作の注目ポイントは「ゲームプレー」「Master League」「Matchday」「Visual」の4つ。


「ゲームプレー」では、狭いスペースで巧みにボールを操る「フィネスドリブル」、選手の能力に応じて表現の幅と駆け引きが広がったトラップ、フリーの状態からの狙いすましたキックなど、選手の個性を生かした駆け引きが、熱い対戦を実現する。




「Master League」は、プレーヤーがクラブの監督となり、選手を獲得・成長させ、優勝を目指すシングルプレーヤーモード。プレシーズンのチーム作りから開幕、宿敵とのダービーマッチなど、クラブ内部で日々起きているさまざまな出来事を、臨場感たっぷりなデモシーンと共に体感できる。今作ではグアルディオラ、フランク・ランパード、ライアン・ギグスが新たに登場する。

「Matchday」は現実のサッカー界で行われるビッグマッチをテーマに、初心者から上級者までが一体となって楽しめるオンラインモード。お気に入りのクラブの勢力の一員として、実力に見合ったカテゴリーでの試合に臨み、勝利を目指す。勝利を重ねれば、勢力の代表者としてライバルクラブとの代表戦を戦う日が訪れる可能性もあるという。





「Visual」もより追求されており、全身3Dスキャンによりリアルな選手フォルムを実現。ファンの聖地であるスタジアムの外観やピッチの質感にもこだわり抜いており、ビジュアルを楽しむことができる。

 今作では、欧州最強のナショナルチームを決める大会「UEFA EURO 2020」との独占パートナーシップ契約を締結。『ウイニングイレブン 2021』では55の欧州の国々のライセンスを搭載。さらに、21年6月開催予定の「UEFA EURO 2020」の独占公式コンテンツの配信も予定している。

 また、今作はゲーム本編のみのスタンダードエディションに加えて、ゲーム本編とクラブアイテムがセットになった5クラブのクラブエディション(ダウンロード版のみ)も用意。クラブエディションは、クラブにゆかりのある選手が最高の輝きを放った瞬間を切り取った「アイコニックモーメントシリーズ」の選手1名と、スカッド(監督、選手)、デジタルユニフォーム等がセットになった特別なエディションとなっている。スタンダードエディションは3980円(税別)で、クラブエディションは4480円(税別)での特別価格になる。











 クラブエディションは5種類。FCバルセロナ(アイコニックモーメントはリオネル・メッシ)、FCバイエルン・ミュンヘン(オリヴァー・カーン)、ユヴェントス(クリスティアーノ・ロナウド)、マンチェスター・ユナイテッド(デイヴィッド・ベッカム)、アーセナル(デニス・ベルカンプ)。

『eFootballウイニングイレブン2021 SEASON UPDATE』公式サイト
https://www.konami.com/wepes/2021/

『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』トレーラー

https://www.youtube.com/watch?v=ppWj_7iiu04

『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』:ゴールと生きる(工藤壮人)

日本代表歴も持つストライカー、工藤壮人
東京のユースサッカーの魅力、注目ポイントや国内外サッカーのトピックなどを紹介するコラム、「SEVENDAYS FOOTBALLDAY」

 30歳の誕生日は、サッカーボールの魅力に取りつかれてから、初めてプレーするチームがない状況の中で迎えることになった。だが、その男はただ自分が磨き上げてきたゴールへの嗅覚だけを信じて、黙々とトレーニングに励んでいる。「もちろん結果が出なくて叩かれるのは当然だけど、ゴールを獲った時の喜びの方が勝っているからこそ、これだけ続けられているし、ある意味中毒ですよね。だから、本当にもう1回それを感じられるように、必死にもがいています」。ゴールと共に生きるストライカー。工藤壮人がたぎらせる情熱の炎が消える気配は、微塵もない。

 実に不器用な男である。取材があっても真摯には受け応えるものの、必要以上に美辞麗句を並べる訳ではない。こと自分の話題となれば、積極的にアピールすることもなく、ゆえに誤解されることも少なくないように思う。たとえば海外移籍を決断した経緯についても、多くを語らぬまま今に至っている。

レイソルへの不信感なんて全然なかったです。2011年にリーグ優勝した後ぐらいから、改めて海外でプレーしたい気持ちがあったのと、ありがたいことに2012年、2013年と国内の全タイトルを獲らせてもらって、よりその想いが強まって。チームにも恵まれて、結果にも恵まれたからこそ、どんどん年齢を重ねていくと可能性も狭まっていくことを考えて、『早く挑戦したいな』という気持ちがあったんです」。

「その中で熱心に手を上げてくれたのがバンクーバーのチームで、僕としては絶対にヨーロッパという想いはなくて、逆に今までほとんどの人が行っていない場所というのもモチベーションになりましたし、『このチャンスを掴みたい』という純粋な気持ちだけで移籍を決めたのが本心ですね」。2015年は年末まで天皇杯を戦っていたことで、慌ただしく移籍するような格好になったため、ちゃんとした形で“仲間たち”に挨拶ができなかったことが心残りだったのは言うまでもない。

「確かに(吉田)達磨さんが辞めるタイミングでレイソルを離れたこともあって、いろいろなものが重なって誤解されるのも仕方ないと思いますけど、リーグ優勝したぐらいから自分の中での流れがあったので、自分の短いサッカー人生の中で、挑戦できる場所があるのであれば挑戦したいな、という気持ちでした。だから、チームメイト、監督、スタッフ、もちろんサポーターもそうですけど、あれだけの結果に恵まれたことには、本当に感謝しかないですね」。大きな感謝と確固たる覚悟を持って、未知なるカナダの地へと身を投じたのだ。

 小学校4年生から16年の時を過ごした“ホーム”を離れ、異国に飛び込む選択は多くのモノを工藤にもたらした。「新しいチームに行ってイチから人間関係を構築したり、サッカーのことも含めて相手に伝えるとか、逆に言葉の問題で伝わらないとか、そういうのも含めて、毎日に楽しさしかなかったですね」。今までは自分がどれだけ恵まれた環境を用意してもらってきたかも、外に出てみることで痛感したという。

 加入したバンクーバー・ホワイトキャップスは、いわゆる“多国籍軍”。監督はウェールズ人で、チームの中にも英語圏とスペイン語圏の選手が混在していた。「僕としてはチーム全体を見て、はじめは英語が全然わからないし、スペイン語圏の方がノリもかなりいいなと感じてそっちに入っていったら、『オマエ面白いじゃねえか』って感じになりました(笑) 当時のチームメイトは今でもたまに『元気してるか?』って連絡をくれたりするので、良い関係を築けたのかなと思いますね」。新鮮な体験に自分がブラッシュアップされていく。

 ただ、サッカー面では不運に見舞われる。ようやく念願のリーグ戦初ゴールを決めた4日後。味方のフィードを追いかけた際に、飛び出した相手GKと正面から激突すると、その場で昏倒。診断は顎の骨折とほお骨の亀裂骨折。一時は生命も危ぶまれるような状況だった工藤の意識が、はっきりと戻ったのは数日後のことだった。

「今まで1回もケガをしたことがなかったので、『ここで来るか』というもどかしさはありました。でも、自分自身も必死にやっていましたし、毎試合結果を残したい気持ちが強かったので、それがああいうケガに繋がってしまったのであれば、やむを得ないかなと思います」。タイミングの悪さは否めなかったが、結果としては1年の在籍でリーグ戦17試合に出場して2得点。チームに居場所を確立するまでには至らなかった。

 実力不足は自分が一番わかっている。「あまり『良かった』と言いすぎると、なんか言い訳じみている感じがするので」と彼らしく前置きしながら、それでもカナダでの1年間は実りの少なくない時期だったと振り返る。「個人的な経験値としては本当に行って良かったなと。かなり性格的にもオープンになりましたし、いろいろな所に飛び込んでいけるようになったので、そこは自分でも変わったかなとは思います」。人間的な幅を広げる意味で、大事な時間を過ごしたことは間違いない。

 帰国してからの3シーズンは、率直に言ってそれぞれの場所で掛けられてきた期待に応えられたとは、言い難い。以前から興味を示してくれていたこともあり、佐藤寿人の後任というプレッシャーを望んで受け入れたサンフレッチェ広島での2シーズンは、リーグ戦30試合出場で4得点。クラブ史上2人目の日本代表経験者として、ゴール量産が義務付けられていたレノファ山口では、リーグ戦27試合に出場して4得点。ストライカーとしては物足りない結果が、明確な数字として浮かび上がる。

「レイソルの時はフォワードのポジションを奪われないように毎試合必死にやり続けてきたからこそ、『何が良くて点が獲れているのか』なんて客観的に考えていなかったので、『あの時は何だったんだろう?』って考えてしまう苦しさは正直ありました」。特に広島での2年目は改めて自分のスタイルを見直す機会にもなったようだ。

「パトリックをどう生かすかがチームの中でのかなりのウエイトを占めていたのは理解していて、そのために2トップの相方は僕と渡(大生)で守備のタスクを必死に補っていた部分はあって。でも、『やっぱりフォワードとして、ゴールに向けての矢印がなくなってきたらヤバいよね』とは渡とも話していて、そのあたりは葛藤もありながら、かなり模索していたというか、何が正解なのかを凄く追い求めながらやっていた感じですね」。

 行きついた答えは至極シンプルなものだった。「自分の中のフォワードって、やっぱり『他に何も仕事をしなくても、1点取って帰ってくればいい』みたいな。僕はそれでずっと生きてきて、キタジさん(北嶋秀朗・現大宮アルディージャコーチ)にもそう言われて、実際に自分でも実感してきたけど、なんか『バランスとかも考えるようになっちゃったな』って。それじゃよくないのは自分でもわかってるんです。だけど、守備の所で貢献すれば称賛されることもあったし、自分自身も結果が出ていなかったからこそ、『そういう所で貢献しなきゃいけないな』ということも凄く感じていたし。でも、冷静にフォワードとして考えた時には、『それじゃいけないよな』って思ったんですよね」。

 それでも想いと結果は必ずしも直結する訳ではない。前述したように、広島でも山口でも存在感を誇示するような活躍は見せられず、2020年シーズンは新天地を探すことになったが、年が明けてもなかなか思うような吉報は舞いこまない。国内外問わず、広い視野で今後を模索していたところ、ある海外のクラブからようやくテスト参加のオファーが届いたと聞かされる。

「少し報道があったオーストリア2部のチームから、『テスト参加みたいな形で来てもらえないか』と言われたんです。基本的には1週間の練習参加でしたけど、コンディション的な所を最後の確認として一度見たいと。しかも、『ほぼ契約は決まるから』と言われたので、『やった!チーム決まるぜ』と思って、オーストリアに行きました」。

「自分が思っていた以上に体も動いて、手応えは凄くあったし、実際に結果としても2試合の練習試合で3点獲れたので、やれたという感覚はあったんですよね」。既にユニフォームを着た写真撮影も済ませており、オーストリアでの新生活に想いを馳せていたが、結果はまさかの不合格。「2試合目の練習試合が終わった後に、『今回の契約は見送る』と言われて、呆然としちゃって。『え?どういうこと?』って。今から考えれば笑い話なんですけど(笑)」。

 再びチーム探しの大海原に解き放たれた工藤は、オーストリアに同行してくれたドイツ在住の知人のアドバイスもあって、そのままヨーロッパに残る決断を下す。次に向かったのはドイツ4部のクラブ。4部とはいっても全員がプロ契約で、ブンデスリーガでプレーしていた選手もいるような環境の中、当初は3、4日を想定していた練習参加は、わずか1日で打ち切られる。「『もうちょっと爆発的なスピードのあるフォワードが欲しい』って言われて。『いやいや、それは違うでしょ』って」。

 チェコ2部のクラブも1週間の練習参加を許されたものの、契約には至らない。「チームがない選手はみんなそうだと思うんですけど、『これで決まらなかったら、たぶんサッカーやめるしかないよな』って想いが、自分の中でもずっと頭の中をぐるぐる回っていたというか。もちろん難しいのはわかっていたけど、『ここまでダメか』というのもあったし、心は折れますよね」。ポーランド2部のクラブでは、90分間頭上をボールが飛び交う練習試合でプレーし、結果を聞く前に不合格を悟る。「厳しい現実を突き付けられているなとは思いました」。所属クラブは決まらなかった。

 この時期。人生で初めての“バイト”も経験している。ヨーロッパに滞在中、各クラブの練習参加にも付き添ってくれた上に、快く自宅に住まわせてくれた方が経営しているうどん屋で、接客に勤しんだ。「お世話になっている以上は自分も何かやらなきゃいけないし、朝一緒にお店に行って、開店準備して。『オレ何やってるんだろう?』とは思ったけど(笑)、暗く下を向いているよりは、こういう状況も何でも楽しんでやらないといけないと思ったし、その方には感謝しかないですね」。周囲の人の温かさへ報いるために、自分のなすべきことは十分に理解している。

 新型コロナウイルスの影響もあり、ヨーロッパでのクラブ探しを一時中断し、帰国した工藤は日体大柏高校サッカー部の練習に参加している。「そこも本当にご縁というか、高校時代の同期だった比嘉(厚平・現柏レイソルU-12コーチ)と御牧(考介・現柏レイソルU-15コーチ)ともいろいろ話していた中で、彼らのアドバイスもあってダメもとで監督の酒井直樹さんに『練習参加させてもらえませんか?』と連絡したら、僕が学校の卒業生でもあるし、サッカー部の総監督を知っていることもあって、了承してもらえたんですよね」。

 かつて通い慣れた道を自転車で走り抜け、高校生と一緒にグラウンドで汗を流す。最初は少しよそよそしかった彼らとも、日を追うごとに打ち解けつつある。「なるべく自分からも声を掛けたりしたら、少しずつ彼らも話してくれるようになって、僕が意識していることも話したりする中で、次の日に『工藤さんが言っていたことを意識してやりました』って言われたりとかして。プロってあまりそういう感覚はないので、『ああ、こういうの久しぶりだな』って」。

「だから、こういうことを経験できるのも良かったなと。彼らから学ぶことも多いし、凄くやりがいがあるというか、本来ならここにいてはいけないけれども、こうやって練習させてもらっている以上は、彼らにも良い影響を与えたいし、僕もここからチームが決まった後にもこの経験が生きるように、プラスに捉えたいなと思っています」。ボールを蹴ることの原点を高校生に教えてもらいながら、必死に前だけを見て日々を紡いでいる。

 家族の大切さも、こんな時期だからこそ痛感している。「1人だったら本当に孤独を感じて、『自分は何をすればいいんだろう』って考えもするだろうし。でも、やっぱり子供に父親がサッカー選手だったという記憶が残るぐらいの年齢までまだまだ続けたいし、できるとも自分でも思っているし、だからこそ、その一心で今はやっています。僕よりも奥さんの方が不安なはずですけど、僕の前だけでも強く振る舞ってくれている所もあると思いますし、本当に感謝しかないからこそ、早くチームを決めて、とりあえず少しでも気持ちを落ち着かせてあげたいですね」。見守り続けてくれる家族のために、自分のなすべきことは十分に理解している。

 実に不器用な男である。その印象を本人にそのままぶつけると、苦笑交じりに肯定する。「なんか『ここはドライに割り切って、こういう行動をすればいいのにな』っていう時でも、ちょっと割り切れずに考えちゃったりとか、そういうのがあったりするから、その部分は『もっとシンプルに考えてやればいいのにな』とかは、正直思ったりするかなあ」。ゴールという結果は、言葉を要さなくても、自らの存在価値を証明してきてくれた。今は再びその日々を取り戻そうと、自分自身と向き合っている。ゴールという結果で周囲に認めてもらえる日々を。

 これからの目標もはっきりしている。「とりあえず今は引退してどうこうというのも考えていないし、体も十分動くから、1年でも長く現役でやり続けることしか考えていないです。それに現役でやる以上は、傍から見れば難しいと思われるでしょうけど、ここからまた活躍して、日本代表に戻りたいとも思うので、本当にそこしか見えていないです」。追い込まれたことで、本質が見えた。結局自分が生きている意義は、そこに集約されている。

「改めて『自分はサッカーが好きなんだな』って。よく選手って『サッカーができる環境のありがたさや、ボールを蹴れる喜びを感じました』みたいに言うけど、『今の自分は誰よりもそれを感じるよ』って。やっぱりチームがあって、ボールを蹴れる状況があるというのは幸せなことだし、今までの自分には常にそういうものがあったことに感謝しなくてはいけないなとも感じます。だから、これからチームが決まったら、本当に今まで与えてもらっていた環境のありがたみをより感じるはずだし、ゴールを奪うことや試合に出ることへの貪欲さを今まで以上に感じるはずなので、それを前面にぶつけていきたいなと思いますね」。

 今までの自分にこだわりはない。周囲から見れば羨ましがられるような肩書きや栄光も、もう過去に置いてきた。何が周囲を幸せな気分で満たし、何が自分を幸せな気分で満たしてきたか、その答えはとっくに出ている。あの歓喜を。あの絶叫を。もう一度あのピッチで。今はただそれだけを願い、いつ終わるとも知れない自身との戦いを続けていく。

「もちろん結果が出なくて叩かれるのは当然だけど、ゴールを獲った時の喜びの方が勝っているからこそ、これだけ続けられているし、ある意味中毒ですよね。だから、本当にもう1回それを感じられるように、必死にもがいています」。ゴールと共に生きるストライカー。工藤壮人がたぎらせる情熱の炎が消える気配は、微塵もない。

■執筆者紹介:
土屋雅史
「(株)ジェイ・スポーツに勤務。群馬県立高崎高3年時にはインターハイで全国ベスト8に入り、大会優秀選手に選出。著書に「メッシはマラドーナを超えられるか」(亘崇詞氏との共著・中公新書ラクレ)。」

▼関連リンク
SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史

ライバル対決で存在感放った桐生一MF落合遥斗主将、兄も目指した選手権へ

桐生一高MF落合遥斗主将はライバル対決で攻守に存在感ある動き
[7.11 練習試合 前橋育英高 0-1 桐生一高 前橋育英高高崎G]

 前橋育英高とのライバル対決で存在感ある動きを見せた。桐生一高(群馬)のMF落合遥斗主将(3年)はシャドーの位置からDFライン近くまで下がって攻撃を組み立てたり、アタッキングサードでの崩しに係ったりするなど幅広い動き。後半にはFW寶船月斗(2年)へスルーパスを通し、強烈なミドルシュートを枠へ飛ばした。また、運動量多く、警戒していた相手のダブルボランチのプレーを制限。攻守両面で活躍し、勝利に大きく貢献した。

 この日はポジションにとらわれることなく、自由にプレー。落合は「(監督の)田野先生からも『自由にやって良いよ』と言われているので、かかわる回数は多かったかなと思います。ピッチが濡れていたので、パス出す方としてはやりやすい。あまり長いボールは入れないようにはしていたんですけれども、時に使いながらできたと思います」と振り返った。

 兄・FW落合太輝(現上武大)は桐生一OB。14年国体少年男子の部準々決勝、準決勝で2試合連続延長V弾を決めて、群馬県選抜を9年ぶりとなる全国決勝へ導いたストライカーだ。落合は昨年のプリンスリーグ関東でチームトップの8得点。兄同様の得点力について、「スピードとかは全然反対ですし、プレースタイルも全然違いますけれども、兄はシュート巧いのでそこは似ているのかなと思います」と微笑む。

 兄は高校3年時の選手権予選で準々決勝敗退するなど在学時に選手権出場はない。それだけに「兄ちゃんの時は、選手権結構早く負けていたので勝ちたいです」。今年はセンスが高いと評価される弟・MF落合琉弥(1年)も桐生一に入学。兄弟で打倒・前橋育英、選手権出場を目指す中、この日の白星は予選へ向けて良い弾みとなった。
 
 この日、桐生一のAチームは先発した2年生7人を含めて終始気持ちのこもった戦い。落合は「これを基準にしたい。このゲームの守備はまず良かったと思うので、攻撃でどのくらいクオリティ出せるか。(プリンスリーグ、選手権へ向けて)この夏は乗り越えて行きたいと思っています」と力を込めた。“ブルートルネード”桐生一の大黒柱は、攻守両面でチームを引っ張り、兄も目指した選手権切符を勝ち取る。
 
(取材・文 吉田太郎)
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“ひふみん”加藤一二三・九段、待望のタイトル獲得に歓喜「レアルファンなので超うれしい!」

“マドリディスタ”であることを明かした加藤一二三・九段
 レアル・マドリーは16日、リーガ・エスパニョーラ第37節でビジャレアルに2-1で勝利し、3季ぶり34回目の優勝を達成。世界中の“マドリディスタ”が歓喜に震えた。

 新型コロナウイルスの影響で中断していたリーガだが、再開後は怒涛の展開となった。R・マドリーは無傷の10連勝で、首位のバルセロナは6勝3分1敗で失速。R・マドリーが圧巻の優勝劇を演じてみせた。

 日本国内でも多くのファンがいるR・マドリー。SNSで多くの優勝お祝いコメントが寄せられる中、“ひふみん”こと加藤一二三・九段(80)も自身のツイッター(@hifumikato)で「ひふみんレアル・マドリードファンなので超うれしい!おめでとうございます」と喜びを語った。

 意外な“マドリディスタ”の登場に「加藤一二三先生の守備範囲の広さ」「ひふみんマドリディスタは今世紀最大のニュース」とSNSは騒然。加藤九段は以前からR・マドリーを応援していたことを明かし、東京で開催されたクラブワールドカップも予選と決勝を観戦していたことを語る。「自ら朝7時より吉祥寺チケットぴあの行列に並び、チケットを購入して、カテゴリー1の座席でスタジアム観戦するくらいにはサッカーファンです」とその熱量の高さを伝えている。

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再開初戦は気付きの多い試合に。前橋育英はサッカー、それ以外の部分も突き詰めて冬へ

名門・前橋育英高を率いるMF熊倉弘貴主将
[7.11 練習試合 前橋育英高 0-1 桐生一高 前橋育英高高崎G]

 久々の対外試合で気付かされることがあった。名門・前橋育英高(群馬)のAチームは対外試合再開初戦を0-1で終えた後、グループ、チームではなく個々での戦いになってしまったことについて、山田耕介監督から指摘された私生活の部分についてなど選手同士で再確認。今年は注目司令塔MF櫻井辰徳(3年)やCB大野篤生(3年)、FW中村草太(3年)、MF熊倉弘達(3年)、MF熊倉弘貴主将(3年)と昨年からの経験者を複数残し、強力な陣容だが、この日は25分×2本の短期決戦で力を十分に発揮することができなかった。

 熊倉弘貴は「(山田耕介監督から)『練習だけじゃなくて、学校の雰囲気とか、私生活の部分で抜けていた部分があるんじゃないか』と指摘されて、各選手で思い当たる部分も多分あったと思います。サッカーだけやっていれば良いという訳じゃないので、自分たちでサッカーの部分から、そしてピッチ外の部分も突き詰めていかないと大事な試合の時にボロが出ると思っています」。もちろん、フワッとした空気感があった訳ではないが、より突き詰めなければならないことを各選手が確認する試合となった。

 この日の1本目は宿敵・桐生一高の4-1-4-1システムにハマってしまう形に。熊倉弘達らが個で突破するシーンがあったものの、全体的に選手間の距離が開き、本来のトントントンと流れるようなパスワークが見られたシーンはわずかだった。今年は個での突破も、グループでの崩しもできる選手が多いが、それが1本目は個での突破ばかりに。局面、局面で数的優位を作ってくる桐生一に封じられ、カウンターから失点して0-1で折り返した。

 2本目は開始直後に左SB中島修斗(3年)のクロスから中村が決定的なヘッド。ボランチの櫻井が右サイドへ開くなど変化を加えながら攻めて主導権を握る時間を増やした。だが、チームが好転してきたところで試合終了。悔しい敗戦となった。

 短期決戦での敗戦だったが、熊倉弘貴は「25分の中で自分たちのやりたいことができなければ、それはダメなのかなと思っています」と言い訳をしなかった。その上で「気付ける部分が多かったので、それは良かったかなと。気付けた部分をまた練習でしっかりと落とし込んでいければ、またさらに強くなって行けるかなと思います」と強くなるための糧にすることを誓っていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で地元開催のインターハイが中止となり、大目標の一つが失われた。自分たちには選手権がある、と切り替えてトレーニングしていたが、それでも「ちょっと難しい部分がありました」と熊倉弘貴は言う。だが、紅白戦ではなく、4、5か月ぶりに対外試合ができたことは明るい材料。ここから試合勘を取り戻しながら、団結して目指すところへ向かっていく。

 選手権へ向けたチーム作りについて、熊倉弘貴は「まず前育のスタイルである攻守の切り替えの速さだったり、全員でハードワークしたり、そこを落とさずに自分たちのやりたい繋ぐサッカーだったり、そういう質を高くしていければ、今日みたいにプレッシャーが速くても剥がせたり、攻守の切り替えで相手よりも数的優位を作れたりするので、そこをもっと上げていかないといけない」と力を込めた。

 目標は選手権予選の7連覇、そして全国制覇。新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあるなど情勢はまだまだ楽観視できるものではないが、熊倉弘貴は「3年間最後なので、悔いのない3年間だったなと思えるようにしたいです」と語る。ブレずに努力し続けること。そして、悔いを残すことなく、高校3年間を終える。

(取材・文 吉田太郎)
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再開初戦は気付きの多い試合に。前橋育英はサッカー、それ以外の部分も突き詰めて冬へ

名門・前橋育英高を率いるMF熊倉弘貴主将
[7.11 練習試合 前橋育英高 0-1 桐生一高 前橋育英高高崎G]

 久々の対外試合で気付かされることがあった。名門・前橋育英高(群馬)のAチームは対外試合再開初戦を0-1で終えた後、グループ、チームではなく個々での戦いになってしまったことについて、山田耕介監督から指摘された私生活の部分についてなど選手同士で再確認。今年は注目司令塔MF櫻井辰徳(3年)やCB大野篤生(3年)、FW中村草太(3年)、MF熊倉弘達(3年)、MF熊倉弘貴主将(3年)と昨年からの経験者を複数残し、強力な陣容だが、この日は25分×2本の短期決戦で力を十分に発揮することができなかった。

 熊倉弘貴は「(山田耕介監督から)『練習だけじゃなくて、学校の雰囲気とか、私生活の部分で抜けていた部分があるんじゃないか』と指摘されて、各選手で思い当たる部分も多分あったと思います。サッカーだけやっていれば良いという訳じゃないので、自分たちでサッカーの部分から、そしてピッチ外の部分も突き詰めていかないと大事な試合の時にボロが出ると思っています」。もちろん、フワッとした空気感があった訳ではないが、より突き詰めなければならないことを各選手が確認する試合となった。

 この日の1本目は宿敵・桐生一高の4-1-4-1システムにハマってしまう形に。熊倉弘達らが個で突破するシーンがあったものの、全体的に選手間の距離が開き、本来のトントントンと流れるようなパスワークが見られたシーンはわずかだった。今年は個での突破も、グループでの崩しもできる選手が多いが、それが1本目は個での突破ばかりに。局面、局面で数的優位を作ってくる桐生一に封じられ、カウンターから失点して0-1で折り返した。

 2本目は開始直後に左SB中島修斗(3年)のクロスから中村が決定的なヘッド。ボランチの櫻井が右サイドへ開くなど変化を加えながら攻めて主導権を握る時間を増やした。だが、チームが好転してきたところで試合終了。悔しい敗戦となった。

 短期決戦での敗戦だったが、熊倉弘貴は「25分の中で自分たちのやりたいことができなければ、それはダメなのかなと思っています」と言い訳をしなかった。その上で「気付ける部分が多かったので、それは良かったかなと。気付けた部分をまた練習でしっかりと落とし込んでいければ、またさらに強くなって行けるかなと思います」と強くなるための糧にすることを誓っていた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で地元開催のインターハイが中止となり、大目標の一つが失われた。自分たちには選手権がある、と切り替えてトレーニングしていたが、それでも「ちょっと難しい部分がありました」と熊倉弘貴は言う。だが、紅白戦ではなく、4、5か月ぶりに対外試合ができたことは明るい材料。ここから試合勘を取り戻しながら、団結して目指すところへ向かっていく。

 選手権へ向けたチーム作りについて、熊倉弘貴は「まず前育のスタイルである攻守の切り替えの速さだったり、全員でハードワークしたり、そこを落とさずに自分たちのやりたい繋ぐサッカーだったり、そういう質を高くしていければ、今日みたいにプレッシャーが速くても剥がせたり、攻守の切り替えで相手よりも数的優位を作れたりするので、そこをもっと上げていかないといけない」と力を込めた。

 目標は選手権予選の7連覇、そして全国制覇。新型コロナウイルスの感染が再び拡大傾向にあるなど情勢はまだまだ楽観視できるものではないが、熊倉弘貴は「3年間最後なので、悔いのない3年間だったなと思えるようにしたいです」と語る。ブレずに努力し続けること。そして、悔いを残すことなく、高校3年間を終える。

(取材・文 吉田太郎)
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「こんな終わりとは。このままではいけない」メッシは絶望…バルサ無冠に危機感吐露

リーグ優勝を逃したFWリオネル・メッシは落胆
[7.17 リーガ・エスパニョーラ第37節 バルセロナ1-2オサスナ]

 バルセロナはリーグ3連覇達成ならず。16日にリーガ・エスパニョーラ第37節を行い、オサスナに1-2で敗戦。レアル・マドリーから首位を奪うためには勝利が必須だったが、勝ち点3を得られずに優勝の可能性が消滅。ライバルの優勝を許す形となった。FWリオネル・メッシは試合後のインタビューで落胆の様子を見せた。『マルカ』が伝えている。

 新型コロナウイルスの影響による中断期間が明け、形勢が逆転した。レアルは無傷の10連勝で優勝を成し遂げた一方、バルセロナは6勝3分1敗。中断前は首位だった連覇王者はその貫禄を失っていた。メッシは11位オサスナに敗れた後、「こんな終わり方とは思っていなかったが、今シーズンを象徴しているとも思う」と重い口を開いた。

「我々は弱かった。彼らは激しいインテンシティーで勝利したんだ。あまりに多くの勝ち点を失いすぎた。チームはとても不規則なものになっていた」

「レアルは自分たちの戦い方をした。中断明けから無敗だ。私たちはこぼしてはいけない勝ち点を取れなかった。自分たちを責めないといけないし、批判を受け入れなければいけない。私たちはバルセロナだ。すべての試合に勝つ義務があった」

 メッシはチームを優勝に導けなかったことを悔やむ。リーグ優勝を果たせなったバルセロナはいまだ無冠。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は勝ち残っており、決勝トーナメント1回戦第1戦でナポリと1-1ドロー。8月8日に第2戦を控えているが、メッシは危機感を募らせる。

「私がこのようなプレーを続けていたら、欧州CLで勝つことは難しい。このままではナポリに負けるだろう。リーガでできなかったのだから明白だ。少し落ち着いて、欧州CLまで考えないといけない。今季は無冠だ。変化しなければいけない。自分自身を見つめ直さなければ。ライバルが良かったから負けたとは思っていないよ」

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「こんな終わりとは。このままではいけない」メッシは絶望…バルサ無冠に危機感吐露

リーグ優勝を逃したFWリオネル・メッシは落胆
[7.17 リーガ・エスパニョーラ第37節 バルセロナ1-2オサスナ]

 バルセロナはリーグ3連覇達成ならず。16日にリーガ・エスパニョーラ第37節を行い、オサスナに1-2で敗戦。レアル・マドリーから首位を奪うためには勝利が必須だったが、勝ち点3を得られずに優勝の可能性が消滅。ライバルの優勝を許す形となった。FWリオネル・メッシは試合後のインタビューで落胆の様子を見せた。『マルカ』が伝えている。

 新型コロナウイルスの影響による中断期間が明け、形勢が逆転した。レアルは無傷の10連勝で優勝を成し遂げた一方、バルセロナは6勝3分1敗。中断前は首位だった連覇王者はその貫禄を失っていた。メッシは11位オサスナに敗れた後、「こんな終わり方とは思っていなかったが、今シーズンを象徴しているとも思う」と重い口を開いた。

「我々は弱かった。彼らは激しいインテンシティーで勝利したんだ。あまりに多くの勝ち点を失いすぎた。チームはとても不規則なものになっていた」

「レアルは自分たちの戦い方をした。中断明けから無敗だ。私たちはこぼしてはいけない勝ち点を取れなかった。自分たちを責めないといけないし、批判を受け入れなければいけない。私たちはバルセロナだ。すべての試合に勝つ義務があった」

 メッシはチームを優勝に導けなかったことを悔やむ。リーグ優勝を果たせなったバルセロナはいまだ無冠。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は勝ち残っており、決勝トーナメント1回戦第1戦でナポリと1-1ドロー。8月8日に第2戦を控えているが、メッシは危機感を募らせる。

「私がこのようなプレーを続けていたら、欧州CLで勝つことは難しい。このままではナポリに負けるだろう。リーガでできなかったのだから明白だ。少し落ち着いて、欧州CLまで考えないといけない。今季は無冠だ。変化しなければいけない。自分自身を見つめ直さなければ。ライバルが良かったから負けたとは思っていないよ」

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ジダン監督がリーガ優勝に感動「CLよりも嬉しい。なぜなら…」

喜びを口にしたジネディーヌ・ジダン監督
[7.16 リーガ・エスパニョーラ第37節 R・マドリー2-1ビジャレアル]

 レアル・マドリーは16日、リーガ・エスパニョーラ第37節でビジャレアルに2-1で勝利し、3季ぶり34回目の優勝を決めた。ジネディーヌ・ジダン監督は頂点に到達した喜びを語っている。スペイン『マルカ』が伝えた。

 新型コロナウイルス感染拡大による中断期間が明けてからは怒涛の10連勝となった。2連覇中のバルセロナを寄せつけることなく、一気に首位に躍り出ると、そのまま走り切った。ジダン監督は選手たちを称賛しつつ、「言葉がない」とその喜びを口にした。

「戦ったのは彼らだ。私は役割に徹し、彼らは自分たちを信じた。とても幸せそうな選手たちを見て私もすごく幸せだよ」

 蓋を開ければ今季はレアルの圧勝に。勝ち点86で優勝を決め、2位バルセロナとの勝ち点差は「7」に広げた。指揮官は「私たちが最も多くのポイントを獲得した。だから、私たちが最高となった。私にとって、プロとして最高の一日になったよ」と語る。「UEFAチャンピオンズリーグもあるが、それよりも嬉しい。なぜならラ・リーガは故郷だからね」とそのタイトルの重みを説いた。

 新型コロナウイルスの影響により、無観客試合での優勝に。ジダン監督は「誰にとっても奇妙な状況。マドリード・シベレスの人々と一緒に祝いたかったが、それは不可能だ。しかし彼らも自宅で満足していると思う。私たちは彼らのために優勝を成し遂げたんだ」と遠方からエールを送ったサポーターに感謝の念を送った。

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無念の2部降格…久保建英にスペインメディア「日本人は奇跡を起こせなかった」

MF久保建英はマジョルカを残留に導けず
[7.16 リーガ・エスパニョーラ第37節 マジョルカ1-2グラナダ]

 MF久保建英が所属するマジョルカの1年での2部降格が決まった。

 前節終了時点で残留圏内と勝ち点4差だったチームは、16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節でグラナダとホームで対戦。負ければ最終節を前に降格が確定する状況の中、前半20分にカウンターからFWクチョ・エルナンデスが先制点を挙げる。しかし、前半アディショナルタイム1分と後半24分の失点で逆転を許すと、終盤には退場者を出して1-2のままタイムアップの笛を聞いた。

 久保は右サイドで先発フル出場。立ち上がりから積極的にシュートを放ち、得意のドリブルやチャンスの起点となるパスも見せたが、得点には絡めず。6月のリーガ再開から個人として好パフォーマンスを続けていたものの、最後は悔しい結果に終わった。

 他会場では16位セルタ(勝ち点36)もレバンテに2-3で敗れ、17位に後退。19位マジョルカ(勝ち点32)はセルタに直接対決の結果で上回っているため、仮に今節が引き分けでも3ポイント差で最終節に望みをつなぐことができたが、1試合を残して終戦となった。

 地元メディア『フットボール・マジョルカ』はマッチレポートで久保について「チームを背負っていたが、日本人は奇跡を起こせず、同点に導くこともできなかった」と言及。試合に関しては「今季のチームを完全に要約している」と振り返った。

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マンUは公式戦19戦無敗! ラッシュフォード&マルシャルの2戦連続弾でクリスタル・パレス撃破

ユナイテッドが2発勝利
[7.16 プレミアリーグ第36節 クリスタル・パレス0-2マンチェスター・U]

 プレミアリーグは16日に第36節を行い、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でクリスタル・パレスと対戦。FWマーカス・ラッシュフォードとFWアントニー・マルシャルが前節に続いて得点を挙げ、2-0で勝利している。

 前節は試合終了間際に失点を食らい、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の3位浮上を逃したユナイテッド。チェルシーとレスター・シティの三つ巴となった熾烈な欧州CL出場権争いはシーズン終盤戦へと突入した。

 ユナイテッドは負けられない戦いに主力を投入。チームトップスコアラーで前節もラッシュフォードやマルシャル、MFポール・ポグバやMFブルーノ・フェルナンデス、そして今季大ブレイクのFWメイソン・グリーンウッドが先発起用された。

 45分間で均衡は崩れなかったが、前半アディショナルタイムに突入するとユナイテッドがゴールを決める。B・フェルナンデスとマルシャルが細かいパス交換を行い、PA内のラッシュフォードがパスを受ける。冷静に相手選手を見極めながら進み、ゴール右隅に流し込んだ。

 追いつきたいクリスタル・パレスは後半9分にゴールネットを揺らす。再三の攻撃からFWウィルフレッド・ザハがPA左に入り込み、グラウンダーのクロス。ファーサイドに詰めたFWジョルダン・アイェウがワンタッチでゴールに流し込んだ。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、アイェウはオフサイドラインをわずかに越えており、クリスタル・パレスは無念のノーゴールとなった。

 ユナイテッドは後半18分、MFスコット・マクトミネイとグリーンウッドを下げ、MFネマニャ・マティッチとMFジェシー・リンガードを投入。同29分にはラッシュフォードのドリブル突破の折り返しから、B・フェルナンデスがPA中央でシュートを放つも、ゴール左ポストに直撃する。

 すると、ユナイテッドは後半33分に待望の追加点。再びラッシュフォードがドリブルで相手選手をかわし、左サイドのB・フェルナンデスにパス。PA手前のラッシュフォードがリターンでパスを受け、ダイレクトでPA内に通すと、最後はマルシャルが右足シュートをゴールに突き刺した。

 直後には、ゴール時にマルシャルと交錯したクリスタル・パレスDFパトリック・ファン・アーンホルトが負傷し、途中交代に。そのため、後半アディショナルタイムは11分も取られたが、試合はそのまま終了。ユナイテッドが2-0で勝利し、公式戦19試合無敗(14勝5分)を継続させた。

 プレミアリーグは残り2試合。欧州CL出場権を争う3位、4位争いは現在、3位がチェルシー(勝ち点63/得失点差+15)、4位がレスター(勝ち点62/得失点差+31)、5位がユナイテッド(勝ち点62/得失点差+28)となっている。

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R・マドリー、3季ぶり34回目のリーグ制覇!! コロナ中断明け無傷の10連勝で決める

胴上げされるジネディーヌ・ジダン監督
[7.16 リーガ・エスパニョーラ第37節 R・マドリー2-1ビジャレアル]

 リーガ・エスパニョーラは16日、第37節を各地で行い、ビジャレアルを2-1で破ったレアル・マドリーが3季ぶり34回目の優勝を飾った。新型コロナウイルスによる中断明けは無傷の10連勝。未曾有の事態に惑わされないラストスパートを見せ、首位争いを繰り広げていた2連覇中のバルセロナを余裕で振り切った。

 守備陣の活躍が目立ったシーズンだった。現状の失点数は昨季の46から23に半減。主将のDFセルヒオ・ラモスはFWカリム・ベンゼマの21得点に続き、チーム2位の10得点を記録した。また攻撃面では、バルセロナより5人も多い合計21人がゴールを記録。21歳のMFフェデリコ・バルベルデ、20歳のFWビニシウス・ジュニオール、19歳のFWロドリゴ・ゴエスら若い選手も躍動し、誰が出ても力の落ちないパフォーマンスで頂点にたどり着いた。

 R・マドリーはこの日も、中断明けに使用しているカスティージャの本拠地エスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノを使用。引き分け以上でEL出場権が決まるビジャレアルを迎え撃った。1トップにはエースのベンゼマを引き続き使い、試合によって使い分けている両ウイングにはFWエデン・アザールとロドリゴを起用した。

 立ち上がりからDFダニエル・カルバハル、MFルカ・モドリッチのシュートで相手を押し込んだR・マドリー。すると前半29分、大きな先制点が入った。相手のビルドアップをMFカゼミーロのタックルで阻むと、前を向いたモドリッチがペナルティエリア内にスルーパス。これに反応したベンゼマがGKの股を抜くシュートでネットに突き刺した。

 R・マドリーは後半9分、モドリッチのアウトサイドスルーパスに抜け出したカルバハルが切れ味鋭いターンから左足でシュートを狙ったが、相手GKが好セーブ。なおも勢いを強めたが、22分にはペナルティエリア内に侵入してきたDFシャビ・キンティージャの膝がGKティボー・クルトワの顔面に当たり、ひやっとするアクシデントもあった。

 それでもクルトワはピッチに立ち続けると、R・マドリーは後半28分、自陣でボールを奪取したS・ラモスがそのまま敵陣ペナルティエリア内まで攻め上がり、ドリブルからビニシウスにパスを出した時点で倒されてPKを獲得。キッカーはS・ラモス。決まれば優勝を大きく手繰り寄せるビッグチャンスだが、ここで思わぬトリックプレーを披露した。

 短い助走からボールに近づいたS・ラモスは足裏でボールをタッチすると、後方から走り込んできたベンゼマが意表を突いたシュートでネットに突き刺した。ところが主審はここでホイッスル。ベンゼマがキック前にエリア内に侵入していたとして蹴り直しを命じた。2度目のキックはベンゼマが担当。これを成功させ、紆余曲折の末にリードを2点に広げた。

 ビジャレアルは後半38分、右サイドからのクロスに反応したMFビセンテ・イボラのヘッドで1点を返したが、終盤のビッグチャンスはクルトワの連続ビッグセーブに遭って追加点はならず。R・マドリーはその後、MFマルコ・アセンシオのゴールがVARの介入で取り消されるも、試合をそのまま締めた。勝てば優勝の決まる一戦でしっかり勝ち切ったR・マドリーが3年ぶりにリーグ王者の座を奪還した。

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退場者も出した久保建英マジョルカ、1試合残して降格決定…グラナダ相手に先制も痛恨の逆転負け

13試合連続でスタメン出場したMF久保建英
[7.16 リーガ・エスパニョーラ第37節 マジョルカ1-2グラナダ]

 リーガ・エスパニョーラ第37節が16日に各地で行われた。MF久保建英の所属する19位マジョルカはホームで10位グラナダと対戦し、1-2で逆転負け。最終節を残して2部降格が確定した。久保は13試合連続でスタメン出場。右サイドに入って90分間プレーしたが、得点に絡むことはできなかった。

 前節終了時点で残留圏内の16位セルタ(勝ち点36)、17位アラベス(勝ち点36)とは4ポイント差だったマジョルカ(勝ち点32)。負ければ他会場の結果に関係なく、2部降格が決まる状況で今節を迎えた。

 マジョルカは勝って残留に希望をつなげるため、積極的な入りを見せる。前半14分、久保がMFアレハンドロ・ポソからパスを受け、PA内右から左足で低いシュート。これはGKルイ・シルバにストップされるが、チームは同20分に先制した。

 カウンターから自陣のMFダニ・ロドリゲスが左サイドの大きなスペースにパスを出し、受けたFWクチョ・エルナンデスがドリブルでPA内左へ。対峙したDFホセ・マルティネスを左足の深い切り返しで振り切り、右足で巻いたシュートをゴール右隅に突き刺した。

 前半29分には右CKのセカンドボールを拾った久保がPA手前中央から左足で低い弾道のシュート。しかし、GKルイ・シルバの守備範囲に飛び、追加点は奪えない。チームは同39分に自陣でのボールロストから攻め込まれ、アレハンドロ・ポソが処理し損なったボールがゴールに向かうも、ポストに助けられる。

 その流れの二次攻撃からマジョルカのGKマノロ・レイナとDFアントニオ・ライージョ、グラナダのMFヤンヘル・エレーラが空中戦で交錯して倒れると、治療に時間がかかったことでアディショナルタイムは6分の表示。マジョルカは45分を回った直後にグラナダのDFビクトル・ディアスに豪快なミドルシュートを叩き込まれ、1-1の同点に追いつかれてしまう。さらにピンチが続いたものの、逆転ゴールは許さずにハーフタイムを迎えた。

 勝ち越したいマジョルカは後半3分に決定機を作り出す。久保からダニ・ロドリゲスを経由し、右サイドのアレハンドロ・ポソへ。グラウンダーの速い折り返しにFWアンテ・ブディミルが左足で合わせるが、GKルイ・シルバの好セーブに遭う。

 後半15分にはゴール正面のいい位置でFKを獲得。セットされたボールの前に久保とMFサルバ・セビージャが立ち、右利きのサルバ・セビージャがシュートを放つが、惜しくもクロスバーを直撃する。続けて同20分、PA手前右でボールを貰った久保がボックス内に持ち込み、左足で鋭いシュートを打つ。しかし、枠の左に外れた。

 マジョルカはチャンスを生かせずにいると、後半24分に痛恨の逆転ゴールを献上。グラナダの右CKの流れからMFアンヘル・モントロにシュートを許し、頭でわずかに触ったFWカルロス・フェルナンデスにネットを揺らされた。

 反撃を図る中、後半35分に途中出場DFアレクサンダル・セドラルが後ろから相手を倒して一発退場。終了間際には交代で下がっていたクチョ・エルナンデスも2度目の警告で退場となる。マジョルカの3失点目はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の結果、相手のオフサイドで取り消しとなったが、1-2で試合終了。1年での2部降格が決定した。

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バルセロナは3連覇ならず…10人オサスナに敗れて終戦

バルセロナは3連覇ならず
[7.17 リーガ・エスパニョーラ第37節 バルセロナ1-2オサスナ]

 リーガ・エスパニョーラは17日、第37節を各地で行い、2位のバルセロナオサスナに1-2で敗れた。逆転優勝のためには勝利が必要だったが、中位相手に勝ち点を得られず3連覇の可能性が消滅。同時刻の一戦で勝利したレアル・マドリーとの勝ち点差は7に広がり、永遠のライバルに3季ぶり34回目のリーグ優勝を許した。

 再開後は無傷の10連勝を果たしたR・マドリーに対し、バルセロナは6勝3分1敗。首位で中断期間を迎えた王者だったが、1試合を残して優勝の可能性が消滅した。終盤戦では今季途中に就任した指導陣と選手の不和が報じられるなど、ピッチ外でのトラブルも発生。この日も控え選手が退屈そうにピッチを眺める姿が見られ、団結力の欠如は明らかだった。

 バルセロナはこの日、すでに欧州カップ戦争いとも残留争いとも無関係のオサスナを本拠地カンプ・ノウに迎えた。負傷明けでコンディションの上がらないFWルイス・スアレスはベンチに回し、レガネスからシーズン途中に獲得したFWマーティン・ブライスワイトを先発起用。FWリオネル・メッシ、17歳のFWアンス・ファティと3トップを組ませた。

 バルセロナは前半15分、さっそく失点した。オサスナは左サイドに開いたFWアドリアン・ロペスが縦にスルーパスを送ると、後方から駆け上がったDFペルビス・エストゥピニャンがマイナス方向へのクロスを配球。DFジェラール・ピケらバルセロナ守備陣はクリアできず、FWホセ・アルナイスがワンタッチでゴール左隅に流し込んだ。

 引き分け以下で優勝の可能性がなくなるバルセロナにとっては苦しい展開。前半22分、ゴール右斜め前からのFKをメッシが直接狙ったが、ボールはクロスバーに当たって枠を外れた。39分にはメッシが連続ワンツーで敵陣を切り裂き、MFリキ・プッチからのリターンを受けるも左足シュートは左に外れ、前半を1点ビハインドのまま終えた。

 早めに追いついておきたいバルセロナは後半8分、メッシが強引な単独突破からシュートを放ったがGKの正面。14分にはブライスワイトに代えてスアレスを投入した。すると17分、ゴール左斜め前でFKを獲得し、キッカーは再びメッシ。今度はゴール左上にコントロールシュートを突き刺し、同点に追いついた。

 オサスナは後半32分、入ったばかりのFWエンリク・ガジェゴがDFクレマン・ラングレにひじ打ちをしたとして、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入の末に一発退場。それでもアディショナルタイム4分、カウンターからFWロベルト・トーレスが決めて勝ち越しに成功した。試合はそのままタイムアップ。10人の相手に敗れたバルセロナがR・マドリーの独走優勝を許した。

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[7月17日 今日のバースデー]

Japan
GK岡西宏祐(甲府、1990)*至近距離から放たれるボールに対してもしっかりと反応できるレスポンスの高さが魅力。
GK佐川亮介(YS横浜、1993)*埼玉栄高、拓殖大を経て2016年に加入したGK。
FW武颯(富山、1995)*横浜FMアカデミー、早稲田大出身のストライカー。17年に関東大学2部得点王に輝いた。
MF中山克広(横浜FC、1996)*麻布大附属、専修大出身のMF。小中学時代に所属していた古巣にプロの舞台で帰ってきた。
FW福元友哉(岡山、1999)*市立船橋高出身の長身ストライカー。裏抜けとポストプレー、クロスへの反応など総合的な能力を持つ。

World
DFバンジャマン・メンディ(マンチェスター・C、1994、フランス)*身体能力の高さを誇るDF。お調子者として知られ、SNSの更新頻度とクオリティーに注目。
DFビクトル・リンデロフ(マンチェスター・U、1994、スウェーデン)*屈強なフィジカル、鋭い読みを兼ね備えるDF。

Former
DFカルロス・アウベルト(元サントスほか、1944、ブラジル)*70年W杯優勝時のブラジル代表主将。攻撃的SB。
DFヤープ・スタム(元アヤックスほか、1972、オランダ)*90年代後半から2000年代前半にかけてオランダ代表を支えたCB。オランダ史上最高のDFと呼ばれた。
FWクラウディオ・ロペス(元ラツィオほか、1974、アルゼンチン)*抜群のスピード、正確な左足シュートを持ち味とするFW。
MFマルコス・セナ(元ビジャレアルほか、1976、スペイン)*EURO2008で活躍した精度の高いパスを繰り出すMF。FK、CKも得意。15年6月に現役引退した。

Others
アンゲラ・メルケル(政治家、1954、ドイツ)
大竹しのぶ(女優、1957)
清宮克幸(ラグビー、1967)
北村一輝(俳優、1969)
古坂大魔王(芸人、1973)
トシ(タカアンドトシ:芸人、1976)
羽根田卓也(カヌー、1987)
浅田舞(タレント、1988)
藤岡貴裕(野球、1989)
梅本まどか(元SKE48:アイドル、1992)
北野日奈子(乃木坂46:アイドル、1996)

乾が決勝弾となる今季2得点目!! エイバルを2連勝に導く

MF乾貴士が今季2得点目を挙げた
[7.16 リーガ・エスパニョーラ第37節 エイバル3-1バリャドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第37節が16日に開催され、MF乾貴士の所属する15位エイバルはホームで14位バリャドリーと対戦し、3-1で勝利を収めた。乾は2試合連続でスタメン出場し、1-1の前半28分に決勝ゴールとなる今季2得点目をマーク。後半20分までプレーし、チームの2連勝に貢献している。

 すでに残留を決めているエイバルは前半21分に先制した。左CKからキッカーのMFペドロ・レオンが右足でクロスを供給。DFペドロ・ビガスがヘディングで合わせ、右ポストを叩いたボールがネットを揺らす。同28分にはバリャドリーMFフェデ・サン・エメテリオからGKホセ・アントニオ・カロへのバックパスがずれると、乾が素早く反応。ボールを拾って無人のゴールに決め、追加点を奪った。

 乾は昨年12月20日の第18節グラナダ戦(○3-0)以来、19試合ぶりとなる今季2点目を記録。2-1の後半20分にFWシャルレスとの交代で退いた。エイバルは同26分に1点を返されたが、同アディショナルタイム2分にMFパブロ・デ・ブラシスがPKを沈め、ダメ押し弾を奪取。3-1でバリャドリーを振り切り、6月以来の連勝を飾った。

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