三沢商は大型MF久保田2発も延長戦で敗れて青森4位。4強定着、より上へ「突き放す」力身につける

三沢商高は大型MF久保田悠人(右端)が2得点
[7.26 青森県高校夏季競技大会3位決定戦 三沢商高 2-5(延長)八戸学院光星高 青森山田高G]

 ベスト4で唯一の公立校、三沢商高は前半5分に182cmの大型MF久保田悠人(3年)が抜け出しから先制ゴール。伝統校・八戸学院光星高からリードを奪うと、1-1の32分にも久保田が相手DFと入れ替わる形で抜け出し、さらにGKをかわして2点目のゴールを奪う。

 10番の活躍で再びリードを奪った三沢商は、後半も力強いキープとDFを引きずるように前へ出るドリブルで存在感の久保田、技術力高いMF秋戸遊覇(3年)、俊足FW小笠原翼(3年)の前線3人が攻撃を牽引。「前の厚みを作りたい。あの3枚を活かすため」(船越義輝監督)採用している3-4-2-1システムは後方からの丁寧な組み立て、前線の個の能力を活かした攻撃でも機能していた。

 また、GK鶴ヶ崎友之丞主将(3年)や各選手が我慢強い守備を継続。だが、後半15分に左サイドの秋戸のラストパスに小笠原が反応したシーンや、32分に秋戸のスルーパスで小笠原が抜け出したシーンなど突き放すチャンスを作ったものの、3点目を奪うことができなかった。

 後半17分に追いつかれ、延長戦の3失点で敗戦。船越監督は敗れたことよりも、突き放せなかったこと、より質を高める必要性について指摘していた。「70分で仕留める力をつけていかなければならない。また突き放すところをやっていければ、4つ(ベスト4)を継続できる要素になる」。今大会は予選大会から勝ち上がり、ベスト4。継続してベスト4に食い込み、決勝へ進出できるチームを目指して、貪欲に質を突き詰めていく。

(取材・文 吉田太郎)
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「彼はスパーズの大切な家族」トッテナムがDFヤン・フェルトンヘンの退団を発表

トッテナムがDFヤン・フェルトンヘンの退団を発表
 トッテナムは公式サイトで27日、DFヤン・フェルトンヘンが契約満了に伴い退団したことを伝えた。

 1987年4月24日生まれの33歳は、2012年にアヤックスから加入し、8シーズンに渡りトッテナムでプレーした。クラブでは公式戦315試合に出場14ゴールを記録。2007年にデビューを果たしたベルギー代表では118キャップを記録し、2018年のFIFAワールドカップ3位に貢献した。

 クラブは長年チームを支えた男に対して「ヤンの貢献に感謝するとともに、今後の成功を祈っています。彼はスパーズの大切な家族の一員であり続けるだろう」と声明を発表。

 フェルトンヘンは自身のTwitter(@JanVertonghen)を更新し「クラブでの私の時間が終わりを迎える。 様々な理由で悲しい日です。ここで作った仲間、クラブの運営スタッフ、素晴らしい新スタジアムでのプレー、そしてもちろん、ファンの皆さんが恋しい」とコメント。

「長年のサポートに感謝しています。あなたたちは本当に素晴らしかった。信じられないような思い出がたくさんありましたが、これでお別れです」と感謝の言葉を綴った。

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「彼はスパーズの大切な家族」トッテナムがDFヤン・フェルトンヘンの退団を発表

トッテナムがDFヤン・フェルトンヘンの退団を発表
 トッテナムは公式サイトで27日、DFヤン・フェルトンヘンが契約満了に伴い退団したことを伝えた。

 1987年4月24日生まれの33歳は、2012年にアヤックスから加入し、8シーズンに渡りトッテナムでプレーした。クラブでは公式戦315試合に出場14ゴールを記録。2007年にデビューを果たしたベルギー代表では118キャップを記録し、2018年のFIFAワールドカップ3位に貢献した。

 クラブは長年チームを支えた男に対して「ヤンの貢献に感謝するとともに、今後の成功を祈っています。彼はスパーズの大切な家族の一員であり続けるだろう」と声明を発表。

 フェルトンヘンは自身のTwitter(@JanVertonghen)を更新し「クラブでの私の時間が終わりを迎える。 様々な理由で悲しい日です。ここで作った仲間、クラブの運営スタッフ、素晴らしい新スタジアムでのプレー、そしてもちろん、ファンの皆さんが恋しい」とコメント。

「長年のサポートに感謝しています。あなたたちは本当に素晴らしかった。信じられないような思い出がたくさんありましたが、これでお別れです」と感謝の言葉を綴った。

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福岡、チームスタッフ1名が新型コロナ陽性…選手、関係者51名の陰性確認

 アビスパ福岡は27日、チームスタッフ1名に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを発表。なお、急きょ、同日に選手、チーム関係者51名を対象にPCR検査を実施し、全員の陰性が確認されたことが併せて発表されている。

 当該スタッフは25日深夜に発熱、体調不良を感じ、7月26日にPCR検査を実施し陽性反応が確認され、現在は自宅にて療養中。直近2週間の行動履歴を確認した結果、練習以外は買い物等の最小限の行動にとどめており、感染経路は分かっていない。Jリーグが2週間に1回の頻度で実施しているPCR検査での陽性反応はなく、体調管理システムおよび練習前や試合日に行っている検温でも、目立った異常はなかったという。


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福岡、チームスタッフ1名が新型コロナ陽性…選手、関係者51名の陰性確認

 アビスパ福岡は27日、チームスタッフ1名に新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たことを発表。なお、急きょ、同日に選手、チーム関係者51名を対象にPCR検査を実施し、全員の陰性が確認されたことが併せて発表されている。

 当該スタッフは25日深夜に発熱、体調不良を感じ、7月26日にPCR検査を実施し陽性反応が確認され、現在は自宅にて療養中。直近2週間の行動履歴を確認した結果、練習以外は買い物等の最小限の行動にとどめており、感染経路は分かっていない。Jリーグが2週間に1回の頻度で実施しているPCR検査での陽性反応はなく、体調管理システムおよび練習前や試合日に行っている検温でも、目立った異常はなかったという。


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[関東]“開幕戦”筑波大、明治大に完敗も先発ルーキー2人が奮闘「これからどんどん良くなっていく」

先発デビューを飾ったMF山内翔(左)とGK高山汐生
[7.26 関東大学L1部第4節 明治大3-0筑波大 龍ケ崎フィールド]

 新型コロナウイルスの影響で参加が遅れていた筑波大が26日に行われた第4節より参戦。開幕連勝を続ける明治大との対戦になったが、0-3で完敗を喫し、黒星発進となった。

 予想通りの厳しい戦いになった。6月中には全体練習を行うことが出来たが、学校内で対外試合の許可が下りず7月5日の開幕戦の参戦には間に合わせることが出来なかった。筑波大と順天堂大以外の10チームが開幕3試合を消化する中で、練習試合も全くできない状況だったが、この日ようやく開幕戦を迎えていた。

 しかし前半から相手の猛攻を受けると、42分にFW小柏剛(4年=大宮ユース/札幌内定)の左クロスに走り込んだFW佐藤凌我(4年=東福岡高)に先制点を決められる。さらに後半に入ってもすぐの3分にセットプレーからMF藤原悠汰(3年=広島皆実高)に追加点を決められると、終了間際には途中出場のDF岡庭愁人(3年=FC東京U-18)にダメを押された。

 昨年のチームには同日のJ1リーグで初ゴールを決めたFW三笘薫(川崎F)やMF高嶺朋樹(札幌)、DF山川哲史(神戸)といったJ1クラブに進んだハイレベルな個を軸にチームを構成。しかし今年は突出した個がない分、よりチーム力が試されることになっている。小井土正亮監督も「今年はまだ軸が出来ていない」と頭を抱えるポイントだ。

 ただそんな中で2人の注目ルーキーが開幕戦から出場。昨年のU-17ワールドカップに出場した実績を持つMF山内翔(1年=神戸U-18)と、同じく世代別代表歴を持つGK高山汐生(1年=湘南U-18)が先発した。中でも「去年、3冠を獲ったチームを相手に自分がどれだけ出来るのかというのは、前々日くらいからワクワクしていた」という高山は前半24分、同26分と立て続けに好セーブを披露するなど、落ち着いたプレーも見せていた。

 敗戦の中で見せたわずかな光。指揮官も「よく頑張ってくれた」と2人の奮闘を評価する。ただこの日の経験を生かすことが大事になってくる。「山内が言っていたのは『明治の速さに驚きました』と。基準が大学のトップレベルにまだないなと思った。でも彼らには期待していますし、これからどんどん良くなっていくんじゃないかなと思います」。

 そして下を向いてばかりもいられない。主将MF知久航介(4年=國學院久我山高)は、「ほかのチームが3試合やっているということに危機感を持って練習していたけど、明治はひとつもふたつもレベルが違った。でも逆に初戦が明治で、大学トップレベルを肌で感じることが出来た。いい教訓にするしかないなと思います」と顔をあげる。次節は1週間後、専修大との一戦で仕切り直す。

(取材・文 児玉幸洋)
●第94回関東大学L特集

[関東]“開幕戦”筑波大、明治大に完敗も先発ルーキー2人が奮闘「これからどんどん良くなっていく」

先発デビューを飾ったMF山内翔(左)とGK高山汐生
[7.26 関東大学L1部第4節 明治大3-0筑波大 龍ケ崎フィールド]

 新型コロナウイルスの影響で参加が遅れていた筑波大が26日に行われた第4節より参戦。開幕連勝を続ける明治大との対戦になったが、0-3で完敗を喫し、黒星発進となった。

 予想通りの厳しい戦いになった。6月中には全体練習を行うことが出来たが、学校内で対外試合の許可が下りず7月5日の開幕戦の参戦には間に合わせることが出来なかった。筑波大と順天堂大以外の10チームが開幕3試合を消化する中で、練習試合も全くできない状況だったが、この日ようやく開幕戦を迎えていた。

 しかし前半から相手の猛攻を受けると、42分にFW小柏剛(4年=大宮ユース/札幌内定)の左クロスに走り込んだFW佐藤凌我(4年=東福岡高)に先制点を決められる。さらに後半に入ってもすぐの3分にセットプレーからMF藤原悠汰(3年=広島皆実高)に追加点を決められると、終了間際には途中出場のDF岡庭愁人(3年=FC東京U-18)にダメを押された。

 昨年のチームには同日のJ1リーグで初ゴールを決めたFW三笘薫(川崎F)やMF高嶺朋樹(札幌)、DF山川哲史(神戸)といったJ1クラブに進んだハイレベルな個を軸にチームを構成。しかし今年は突出した個がない分、よりチーム力が試されることになっている。小井土正亮監督も「今年はまだ軸が出来ていない」と頭を抱えるポイントだ。

 ただそんな中で2人の注目ルーキーが開幕戦から出場。昨年のU-17ワールドカップに出場した実績を持つMF山内翔(1年=神戸U-18)と、同じく世代別代表歴を持つGK高山汐生(1年=湘南U-18)が先発した。中でも「去年、3冠を獲ったチームを相手に自分がどれだけ出来るのかというのは、前々日くらいからワクワクしていた」という高山は前半24分、同26分と立て続けに好セーブを披露するなど、落ち着いたプレーも見せていた。

 敗戦の中で見せたわずかな光。指揮官も「よく頑張ってくれた」と2人の奮闘を評価する。ただこの日の経験を生かすことが大事になってくる。「山内が言っていたのは『明治の速さに驚きました』と。基準が大学のトップレベルにまだないなと思った。でも彼らには期待していますし、これからどんどん良くなっていくんじゃないかなと思います」。

 そして下を向いてばかりもいられない。主将MF知久航介(4年=國學院久我山高)は、「ほかのチームが3試合やっているということに危機感を持って練習していたけど、明治はひとつもふたつもレベルが違った。でも逆に初戦が明治で、大学トップレベルを肌で感じることが出来た。いい教訓にするしかないなと思います」と顔をあげる。次節は1週間後、専修大との一戦で仕切り直す。

(取材・文 児玉幸洋)
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[関東]湘南内定の主将MF平松昇が怪我で出遅れも…立正大は“昨季超え”を目指す

ゲームキャプテンを務めるGK深谷圭佑
[7.26 関東大学L1部第4節 立正大0-0中央大 龍ケ崎フィールド]

 今季初の連勝を目指した立正大だが、中央大と0-0で引き分けた。ただ杉田守監督は「攻撃のいい形が作れずに終わってしまったが、貴重な勝ち点1だったと思う」と前向きに振り返った。

 卒業後の湘南ベルマーレへの入団が内定している主将MF平松昇(4年=清水ユース/湘南内定)がグロインペイン症候群の治療のために不在。開幕戦からGK深谷圭佑(4年=帝京長岡高)がキャプテンマークを巻いている。

 チームは大黒柱の不在による攻撃力の低下を避けられず、開幕2連敗。ただ前節の桐蔭横浜大戦では、MF坂井剛(3年=柏U-18)のPKを含む2ゴールの活躍で、ようやく今季初勝利を掴んでいた。

 そして迎えた中央大戦。攻撃面では課題も残したが、守備では今季初の無失点と収穫もみられた。これには深谷も「初勝利のあと次に無失点。負けないことはリーグ戦において非常に重要なことなのでポジティブに捉えたい」と手ごたえとして語る。

「初戦は緊張もあって動きが重かったけど、だんだん動けてきた。今は副キャプテンの僕がキャプテンとしての役割を担わないといけない。そこは大きな責任と自覚を持って取り組んでいるつもりです」

 昨季初の1部リーグに挑戦した立正大は、得点王を獲得したFW人見拓哉(琉球)らの活躍で、3位と大躍進。総理大臣杯と大学選手権(インカレ)の両方に出場するという充実のシーズンを送った。

 今年の目標はもちろん“昨年超え”。中でもいずれも準々決勝で敗れた全国大会で昨年の成績を超えたいという思いを部員全員で共有している。そして平松昇以外にも卒業後のプロを目指している選手がいて、深谷もその一人。すでに就職の内定を貰っている深谷だが、多くのJリーグスカウトが集結している関東リーグの戦いに“現役続行”への思いを強めている。

 評価を受けるためには、チームとしての結果に貢献し続けてアピールしていく必要がある。幸い平松昇のリハビリも順調で、一時は前期の復帰が絶望的とみられていたが、復帰が早まる可能性もみせているという。「彼が入ることで、攻撃のバリエーションが増えるのは間違いない」と杉田監督。開幕2連敗と躓いた立正大だが、チーム全体のムードは上昇気配にある。

(取材・文 児玉幸洋)
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ありがとうシティ…バイエルン移籍のサネ「彼らとはCLで会いたい」

バイエルンFWリロイ・サネ
 マンチェスター・シティからバイエルンに完全移籍したドイツ代表FWリロイ・サネは、この決断が間違いではなかったと感じている。『ラプトリー』が伝えた。

 移籍金4900万ユーロ(約60億円)、そして10番のユニフォームをバイエルンに提示されたサネは、新型コロナウイルスの影響で延長したシーズン終了までプレーすることなく、マンチェスター・Cを離れることを決断。そのため、8月に再開するUEFAチャンピオンズリーグに出場することはできなくなった。

「チャンピオンズリーグに対して『ノー』というのは、僕にとって難しいことだった。誰にとっても夢のようなものだからね」。欧州CLに出場しないという難しい選択となったものの、「ここに来て落ち着き、新しい家を見つけて来シーズンに向けた準備をした方が、より意味があると思ったんだ」と後悔はないようだ。

「僕には新しい何かが必要だった。だから、最終的に移籍という決断をしたんだ。自分のことだけではなく、家族やその他のすべてを含めて考えた。そして、バイエルンに移籍するという決断に至った。彼ら(マンチェスター・C)にもチャンピオンズリーグ優勝の可能性があるけど、この決断には満足している。もし、彼らが優勝したら、彼らのために喜びたいと思う」」

 そして、4シーズン在籍したマンチェスター・Cに対し、感謝の言葉を残している。

「本当に良い時間を過ごせたし、最初から最後まで皆、親切だった。いくつかのタイトルを獲得することもできたよ。人としても選手としても成長できたし、あそこで学べたこと、出会ったすべての人に感謝している。彼らの幸運を祈るだけだ。彼らとはまたチャンピオンズリーグで会いたいね」

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[MOM3170]八戸学院光星DF小島裕介(3年)_セルヒオ・ラモスのように。魂持って攻守で奮闘

八戸学院光星高のCB小島裕介は連戦でも気迫のプレーを見せた
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.26 青森県高校夏季競技大会3位決定戦 三沢商高 2-5(延長)八戸学院光星高 青森山田高G]

 八戸学院光星高の畑中孝太監督は組み立ての部分に加え、「魂持って戦ってくれた」という理由でCB小島裕介(3年)をマン・オブ・ザ・マッチに指名した。

 下級生時から光星の最終ラインを支える小島は、「常に声を出すことを(青森山田)中学校からずっと意識していたので、そこは止めないで意識していました」。この日は2度リードを奪われる展開。だが、小島はスライディングタックルや身を挺してのブロックなど気迫の守備と声でチームを鼓舞し、正確なビルドアップや対角へのフィードで攻撃の起点となった。

 光星は乗ると勢いが止まらないチーム。前日の準決勝では敗れたものの、この日は2度追いつき、延長戦の3ゴールで逆転勝ちを収めた。小島は「昨日の準決勝の野西(八戸学院野辺地西高)戦で負けて、LINEでも『みんなで切り替えて頑張ろう』と声をかけて、入りは悪かったんですけれども、気持ちを切り替えて勝てて良かった」と微笑んだ。

 小島が目指しているプレーヤーはレアル・マドリーのCBセルヒオ・ラモスだ。「一人迫力が違う」というCBのような精神面、プレー面でもチームを牽引できるプレーヤーを目指している。選手権へ向けてチームを引き締め、目標へ向かって成長を続けていく。

 小島は青森山田中出身。この日は母校のグラウンドで気持ちのこもったプレーを見せた。やはり、青森山田との対戦は大きな目標。「ずっと(青森山田との対戦の前に)野西に準決勝で負け続けているので、もう1回ここからチームを作り直して、みんなで声かけながら野西倒して決勝で山田とやりたいです」。それを実現するために、“魂のDF”は精一杯努力を続ける。 

(取材・文 吉田太郎)
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CL出場権獲得のマンチェスター・U、マグワイア「来季も改善を続ける」

マンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイア
 マンチェスター・ユナイテッドのDFハリー・マグワイアは、チャンピオンズリーグ出場権獲得はスタートに過ぎないとしている。『スカイスポーツ』が伝えた。

 マンチェスター・Uは26日、プレミアリーグ最終節でトップ4を争うレスター・シティと直接対決。ブルーノ・フェルナンデスによるPK弾で先制すると、試合終了間際にFWジェシー・リンガードがダメ押しゴールを奪い、2-0で勝利を収めた。ユナイテッドは3位でシーズンを終え、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得している。

 マグワイアは「ここ数年は厳しい状況が続いていた」としつつ、チームの今季のパフォーマンスを評価した。

「シーズン開始時にはおそらく大多数の人々は僕らがトップ4に入るとは思っていなかっただろう。でも僕らは常に自分たちを信じていた。来季は改善し続けないとね」

 また、ユナイテッドの復調の理由については「何とも言えない」としつつ、「1月にブルーノが加入したことで大きな変化があった。今日も彼のおかげで勝てた」と話している。

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【動画】サイドアタッカー必見!!ムバッペやベイルのようなストライドでスピード強化【神トレ】

【動画】サイドアタッカー必見!!ムバッペやベイルのようなストライドでスピード強化【神トレ】
 プロアスリートも通うトレーニングジム「KITAERU CrossFit 虎ノ門」に勤務し、パーソナルトレーナーとして香川真司や冨安健洋も指導する神田泰裕氏が高校生年代に向けてサッカー専用トレーニングを考案。①可動性(柔軟性)②安定性③機能性④俊敏性(爆発力)――という4つのテーマに分けて、1週間ごとにそれぞれを強化していきます。

 4週で一巡したら再び①可動性(柔軟性)に戻って次のステップへ進み、バランスよくトレーニングすることでピッチ上のパフォーマンスを高める4サイクル理論は、サッカーで使われる動作をもとに考えられたサッカー専用メソッドです。サッカーをやっている高校生には絶対にやってほしい特別企画「神トレ」は毎週月曜19時に配信します。

【STEP4】①可動性(柔軟性)
00:58 ニートゥーエルボー
05:44 フロントランジローテーション
10:24 一緒にトレーニング

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《KITAERU CrossFit 虎ノ門》
東京都港区西新橋2-16-6
https://kitaeru.crossfittoranomon.com/
従来のフィットネスジムにはない効率的かつ効果的な運動として話題のクロスフィットジム。単に痩せるための運動、魅せるための筋トレではなく、日常生活をより快適なものにする『使える身体=ファンクショナルなカラダ』を身につけることを目的とし、忙しい毎日を送るビジネスマン、ビジネスウーマンに健康で豊かなフィットネス・ライフスタイルを提案する。

■LINE公式アカウント(@KITAERU CARE)
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■Instagram公式アカウント(@KITAERU CARE)
https://www.instagram.com/kitaeru_care/
■noteアカウント
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《神田 泰裕(かんだ・やすひろ)》
◆プロフィール
利府高(宮城)で全国高校サッカー選手権に2年連続出場。卒業後は大学と専門学校のダブルスクールにて鍼灸師とアスレティックトレーナーの知識を学び、中学・高校・大学のフィジカルトレーナーとして指導。その後、Honda FCでフィジカルコーチを務め、2017年からはパーソナルトレーナー(株式会社KITAERU所属)として香川真司や冨安健洋を始めとする多くのアスリートのトレーニングやコンディショニング業務を行っている。

本日締め切り!! キングカズのオリジナルLINEスタンプ

横浜FCFW三浦知良
 Jリーグが6月30日から無料プレゼントしていた“キングカズ”のオリジナルLINEスタンプが本日7月27日で配布終了となる。

「イイね」や「おはよう」などの日常で使えるメッセージや、代名詞とも言える「カズダンス」の決めポーズの他に、女子中高生の間で使われている「ぴえん」や新型コロナウイルスの感染予防に使える「手洗った?」などの、メッセージ全16種類。

 このスタンプは、JリーグLINE公式アカウントを友だち追加することで、手に入れることができる。まだ、手に入れてない方はこの機会を逃すな。

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ペップが称賛「彼はそれに値する」 エデルソンが“初タイトル”

ゴールデングローブ賞を受賞したマンチェスター・シティGKエデルソン
 プレミアリーグは26日に全日程を終了。マンチェスター・シティは最終節でノリッジと対戦し、5-0で勝利した。その結果、GKエデルソンはリーグ最多となるクリーンシート(無失点試合)を達成。最も多くのクリーンシートを成し遂げたキーパーに贈られるゴールデングローブ賞を受賞した。

 最終節を前にエデルソンとバーンリーのGKニック・ポープは15回のクリーンシートで並んでいたが、今節無失点に抑えたエデルソンに対して、ポープは2失点。この結果、自身初となるゴールデングローブ賞を手にした。

 エデルソンは今季、リーグ戦全38試合のうち35試合に出場し、16試合でクリーンシートを達成した。昨季はブラジルの同胞のリバプールGKアリソンに1試合及ばず、ゴールデングローブ賞を逃していただけに、悲願の初受賞となった。マンチェスター・CのGKが同賞を受賞するのは、2014-15シーズンに在籍したGKジョー・ハート以来となる。

 マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は、クラブの公式サイトで「彼はそれに値すると思う」「キーパーとしての彼には信じられないほどの称賛の声が寄せられており、この賞を受賞できたことをとても嬉しく思っている」と守護神を称えた。

【ゴールデングローブ賞 2019-20】
▼1位:16回
エデルソン(マンチェスター・シティ)
▼2位:15回
ニック・ポープ(バーンリー)
▼3位:13回
アリソン・ベッカー(リバプール)
ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)
ディーン・ヘンダーソン(シェフィールド・ユナイテッド)
カスパー・シュマイケル(レスター・シティ)
ルイ・パトリシオ(ウォルバーハンプトン)

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わずかだが、確かに…4度ネット揺らすも無得点のサッスオーロ

サッスオーロは4度ネットを揺らしたが完封負け
 4度ネットは揺らした。しかし、サッスオーロが90分間で記録したゴール数はゼロだった。

 25日に行われたセリエA第36節でナポリのホームに乗り込んだサッスオーロは前半8分に先制を許したものの、その後は多くの好機を生み出していく。そして、ネットも揺らした。

 まずは前半32分、カプートのパスからPA内に走り込んだジュリチッチがゴールを奪ったと思われたが、これはオフサイドの判定でノーゴールに。さらに同37分には左サイドでパスを受けたトラオレのシュートのこぼれ球をジュリチッチが蹴り込むが、VARが介入した結果、これもオフサイドの判定。そして、後半4分、同16分にもネットを揺らし、そのたびにサッスオーロの選手たちは歓喜を爆発させるが、VARが介入してノーゴールとなった。

 サッスオーロの選手たちは判定が下されるたびに落胆。しかし、わずかではあるが、体は確かに前に出ており、VARによって正確な判定が下された。2-0の完封勝利を収めたナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は「4つのゴール取り消されたって? ただ、オフサイドはサッカーの一部だよ」と振り返っている。


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延長3発!ボールを大事に攻めた八戸学院光星が三沢商に撃ち勝ち、青森3位に

延長前半5分、八戸学院光星高の左SB鈴木駿斗(右)が勝ち越しヘッド
[7.26 青森県高校夏季競技大会3位決定戦 三沢商高 2-5(延長)八戸学院光星高 青森山田高G]

 青森県高校総体サッカー競技の代替大会、令和2年度青森県高校夏季サッカー競技大会の3位決定戦が26日に行われ、三沢商高と八戸学院光星高が激突。延長戦で3得点を奪った八戸学院光星が5-2で勝ち、3位に入った。

 先制したのは公立の三沢商だった。前半5分、ロングパスから10番MF久保田悠人(3年)が抜け出し、GKをかわしながら左足シュートをゴールへ流し込む。対する光星はMF佐々木泰志主将(3年)やCB小島裕介(3年)を配球役に、相手の3バックの外側のスペースを活用しながら反撃。そして15分、10番FW村上恋(3年)が右サイドへさばき、MF高橋佳愛(3年)がクロスを入れる。これをFW舘智希(3年)が頭で合わせて同点に追いついた。

 光星の男女サッカー部と八戸学院大女子サッカー部の監督を兼任する畑中孝太監督が「ちゃんとボールを大事にしながら、プレスを掻い潜るような。昔、光星高校はそうだった」と説明したように、光星はボールを大事に繋ぎながら、ピッチを広く使った攻撃で相手にプレッシャーをかける。

 だが、三沢商は相手の分厚い攻撃をDF陣の我慢強い守りで凌ぐと、いずれも個性のある182cmMF久保田とMF秋戸遊覇(3年)、FW小笠原翼(3年)の前線の3人がゴール前のシーンを作り出す。MF遠島晴斗(3年)のミドルシュートやWBの攻撃参加も交えて攻めた三沢商は32分、久保田がDFと入れ替わる形で抜け出し、GKをかわして勝ち越しの左足シュートを決めた。

 その後も三沢商は秋戸のアイディアあるパスや小笠原のスピード、久保田の力強いキープ・突破を活かした速攻で追加点を狙う。だが、光星は後半17分、佐々木の左クロスを胸トラップした村上が左足シュートを決めて再び同点。その後も村上が立て続けにシュートを放ち、逆転を目指す。

 三沢商は後半32分、秋戸のスルーパスで小笠原が抜け出すが、この日ファインセーブを続けていた光星GK田澤蓮天(3年)がストップ。試合は2-2のまま延長戦へ突入した。迎えた延長前半6分、光星は村上の左CKを左SB鈴木駿斗(3年)が頭で右隅へ沈めて逆転。さらに9分には交代出場MF赤坂泰樹(3年)の右クロスをMF長内大虎(2年)が頭で決めて突き放す。

 光星は延長後半10分にも左CKのこぼれ球を赤坂が左足で決めて5-2。計28本のシュートで撃ち合いを制した3位となった光星の畑中監督は今後へ向けて「勝ち負けにとらわれず、しっかりと(光星らしい)サッカーを植え付けていかないといけない」と語る。また小島は「今年からパスサッカーを意識していたので、チームでもっとコンパクトにして自分たちのリズムで回せたらいい。まだまだミスが多いので、それを選手権ではなくせるようにみんなで準備していきたいと思っています」と誓った。光星学院高時代に選手権に6度出場している伝統校は、自分たちのベースを高め、今大会準決勝で敗れた八戸学院野辺地西高や絶対王者・青森山田高に選手権予選でチャレンジする。

(取材・文 吉田太郎)
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メッシの契約延長に会長自信「バルサで引退したいと何度も」

FWリオネル・メッシはバルサで引退?
 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの再契約に自信をのぞかせた。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 2021年6月でバルセロナとの契約が切れるメッシは、キケ・セティエン監督との確執、クラブとの意見対立などが報じられ、移籍説が浮上していた。

 バルトメウ会長は『ムンド・デポルティーボ』のインタビューに応じ、「メッシはバルセロで現役を引退したいと何度も話している。彼が再契約することに疑いの余地はない」と断言。「私はキャプテンたちと良い関係を築いている」と、契約延長に自信を示した。

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[なでしこ]浦和Lは逆転勝利で首位キープ!日テレ、C大阪堺、INACも連勝:第2節

 プレナスなでしこリーグ1部の第2節が25日、26日に行われた。浦和レッズレディースは敵地でアルビレックス新潟レディースと対戦した。前半早々に2失点を喫したが、FW菅澤優衣香の2ゴールを含む3得点で3-2の逆転勝利。浦和Lは連勝で首位をキープしている。

 6連覇を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザマイナビベガルタ仙台レディースに2-0で勝利した。FW植木理子が2得点の活躍で、こちらも開幕2連勝。日テレは総得点の差で2位となっている。

 INAC神戸レオネッサは昇格組の愛媛FCレディースと対戦。後半28分のFW田中美南の先制弾が決勝点となり、1-0で勝利した。INACも2連勝。開幕2連敗の愛媛Lの1部初勝利は次節以降にお預けとなった。

 その他、セレッソ大阪堺レディース伊賀FCくノ一三重に2-1の勝利で開幕連勝。ノジマステラ神奈川相模原ジェフユナイテッド千葉レディースに1-3で敗れ、2連敗を喫した。

7月25日(土)
[新潟市陸]
新潟L 2-3 浦和L
[新]児野楓香(4分)、千野七海(11分)
[浦]菅澤優衣香2(28分、64分)、塩越柚歩(82分)

7月26日(日)
[ギオンス]
ノジマ 1-3 ジェフL
[ノ]南野亜里沙(43分)
[ジ]曽根七海(17分)、成宮唯2(18分、26分)

[松島フ1]
マイナビ 0-2 日テレ
[日]植木理子2(2分、77分)

[ヤンマー]
C大阪堺 2-1 伊賀FC
[C]井上陽菜(26分)、矢形海優(57分)
[伊]安齋結花(29分)

[ニンスタ]
愛媛L 0-1 I神戸
[I]田中美南(73分)

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CL出場権逃すも…レスター指揮官「全員ワクワクしているよ」

レスターのブレンダン・ロジャーズ監督
 レスター・シティはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を逃した。

 26日、プレミアリーグ最終節でマンチェスター・ユナイテッドに0-2で敗れ、惜しくもリーグ5位に終わった。チームは3年ぶりにUEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)に出場する。

 ブレンダン・ロジャーズ監督は次のように語った。

「もちろん、(ヨーロッパの舞台でプレーできることに)私たち全員ワクワクしているよ。プレミアリーグではレスター・シティの歴史上、3番目に高い順位で終えることができた。これでヨーロッパで戦えるし、そのことを私自身とても楽しみにしている」

「このチームにとって次のステップだ。思っていた以上に早くここまで来たが、選手たちはとてもすばらしいシーズンを過ごした」

 1月の時点ではユナイテッドに勝ち点差14をつけていたが、中断明けに失速。それでも指揮官は「彼らの努力や精神を非難することはできない。来年は向上心を持って質を高めていきたい。この経験は私たちにとって大いに役立つはずだ」と前を向いた。

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打倒・青森山田の挑戦続ける八戸学院野辺地西、アウェーで体感した宿敵との戦いを今後の糧に

八戸学院野辺地西高は厳しいチェックで青森山田高に対抗
[7.26 青森県高校夏季競技大会決勝 青森山田高 4-0 八戸学院野辺地西高 青森山田高G]

 スコアは0-4。八戸学院野辺地西高の三上晃監督は試合後、素直に敗戦と青森山田高の強さを認めていた。「ヘディングでも主導権を取れないし、セカンドでも主導権を取れないし、技術でも……。昨年よりも強いですよ」。だが、青森山田のトップチームとアウェーで真剣勝負ができたことを今後へのプラスアルファにする。

 序盤から青森山田は縦に速い攻撃とセットプレーで野辺地西ゴールをこじ開けに来ていた。これに対し、「昨年、(100分間を)0-0でやれた手応えのある中で子どもたちは入った」(三上監督)という野辺地西は、昨年度の選手権予選決勝で青森山田を無得点に封じているGK鈴木奏汰主将(3年)が好守。また、ゴール前での身体を張った守備や鋭いプレッシングなどで立ち上がりの失点を回避したように映った。

 だが9分、相手のクロスを警戒するあまり、俊足SBタビナス・ポール(3年)に対する寄せが甘くなった隙を突かれて失点。それでも、以降はCB堀田玲穏(3年)とCB風穴真苑(3年)の両DFを中心にチャレンジ&カバーを徹底し、PAでの粘り強い対応もあって1点差のまま食い下がる。

 選手権優勝世代の青森山田と1-2の接戦を演じた一昨年度選手権予選決勝や、0-0でPK戦まで持ち込んだ昨年度選手権予選決勝同様に、野辺地西は守り一辺倒ではなく攻めにも出ていた。鈴木がロングキックを敵陣深い位置へと蹴り込み、セカンドボールの攻防でも健闘。2年生MF佐々木琉矢がキープ力を発揮したほか、仕掛けのパス交換にトライし、ロングスローやセットプレーでゴール前のシーンを作り出した。

 青森山田は敵陣ゴール前でミスが出るなど思い通りに行かない部分も。一方の野辺地西は0-1で前半を折り返し、後半半ばまで再び接戦を演じていた。だが、後半15分、スルーパスで背後を突かれると、CBが対応しながらも前に出られてPKを献上。その後点差を広げられたが、結果的にこの2点目の失点が痛かった。

 PKのシーンは、他チームの選手が相手であれば止められていたかもしれない。だが、青森山田の選手はそこで強引に一歩前に出て、シュートまで持ち込もうとしてくる。三上監督はそのPKを責めるのではなく、「やって初めて分かることができる。(青森山田は)他のチーム、選手よりも一枚上だということが感じられれば」と経験値として活かす考えを口にしていた。

 全国出場権のかかっていなかった今大会、指揮官は「山田とやるところが一番の目標でしたし、どのくらいできるか体験できた。アウェーでできたのは収穫です。子どもたちも足りないところが見えたと思う」。昨年の好勝負を見て、野辺地西へ進学した中学生も多いという。日々の選手間競争やリーグ戦で大きく成長してくる宿敵に負けないような成長スピードで進化することができるか。20年間にも渡って県内公式戦で勝ち続けている青森山田の対抗勢力1番手、野辺地西がこの日学んだことも力に冬へ向かう。

(取材・文 吉田太郎)
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打倒・青森山田の挑戦続ける八戸学院野辺地西、アウェーで体感した宿敵との戦いを今後の糧に

八戸学院野辺地西高は厳しいチェックで青森山田高に対抗
[7.26 青森県高校夏季競技大会決勝 青森山田高 4-0 八戸学院野辺地西高 青森山田高G]

 スコアは0-4。八戸学院野辺地西高の三上晃監督は試合後、素直に敗戦と青森山田高の強さを認めていた。「ヘディングでも主導権を取れないし、セカンドでも主導権を取れないし、技術でも……。昨年よりも強いですよ」。だが、青森山田のトップチームとアウェーで真剣勝負ができたことを今後へのプラスアルファにする。

 序盤から青森山田は縦に速い攻撃とセットプレーで野辺地西ゴールをこじ開けに来ていた。これに対し、「昨年、(100分間を)0-0でやれた手応えのある中で子どもたちは入った」(三上監督)という野辺地西は、昨年度の選手権予選決勝で青森山田を無得点に封じているGK鈴木奏汰主将(3年)が好守。また、ゴール前での身体を張った守備や鋭いプレッシングなどで立ち上がりの失点を回避したように映った。

 だが9分、相手のクロスを警戒するあまり、俊足SBタビナス・ポール(3年)に対する寄せが甘くなった隙を突かれて失点。それでも、以降はCB堀田玲穏(3年)とCB風穴真苑(3年)の両DFを中心にチャレンジ&カバーを徹底し、PAでの粘り強い対応もあって1点差のまま食い下がる。

 選手権優勝世代の青森山田と1-2の接戦を演じた一昨年度選手権予選決勝や、0-0でPK戦まで持ち込んだ昨年度選手権予選決勝同様に、野辺地西は守り一辺倒ではなく攻めにも出ていた。鈴木がロングキックを敵陣深い位置へと蹴り込み、セカンドボールの攻防でも健闘。2年生MF佐々木琉矢がキープ力を発揮したほか、仕掛けのパス交換にトライし、ロングスローやセットプレーでゴール前のシーンを作り出した。

 青森山田は敵陣ゴール前でミスが出るなど思い通りに行かない部分も。一方の野辺地西は0-1で前半を折り返し、後半半ばまで再び接戦を演じていた。だが、後半15分、スルーパスで背後を突かれると、CBが対応しながらも前に出られてPKを献上。その後点差を広げられたが、結果的にこの2点目の失点が痛かった。

 PKのシーンは、他チームの選手が相手であれば止められていたかもしれない。だが、青森山田の選手はそこで強引に一歩前に出て、シュートまで持ち込もうとしてくる。三上監督はそのPKを責めるのではなく、「やって初めて分かることができる。(青森山田は)他のチーム、選手よりも一枚上だということが感じられれば」と経験値として活かす考えを口にしていた。

 全国出場権のかかっていなかった今大会、指揮官は「山田とやるところが一番の目標でしたし、どのくらいできるか体験できた。アウェーでできたのは収穫です。子どもたちも足りないところが見えたと思う」。昨年の好勝負を見て、野辺地西へ進学した中学生も多いという。日々の選手間競争やリーグ戦で大きく成長してくる宿敵に負けないような成長スピードで進化することができるか。20年間にも渡って県内公式戦で勝ち続けている青森山田の対抗勢力1番手、野辺地西がこの日学んだことも力に冬へ向かう。

(取材・文 吉田太郎)
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新潟がSNSの誹謗中傷に警告「法的措置も視野に入れながら」

新潟がSNSの誹謗中傷に警告「法的措置も視野に入れながら」
 アルビレックス新潟は27日、SNSにおける誹謗中傷を伴う投稿について公式声明を発表した。

 新潟は公式サイトに声明文を掲載。「ここ最近、SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にて、弊クラブおよび所属選手に対する誹謗中傷を伴う投稿が確認されております」とした上で、「今後、そのような誹謗中傷を伴う投稿があった場合には、弊クラブとしては法的措置も視野に入れながら厳正に対処していく方針です。SNS等の利用に当たっては、他者への誹謗中傷とならないよう、最大限のご注意をお払い下さい」と立場を示している。

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 アルビレックス新潟は27日、SNSにおける誹謗中傷を伴う投稿について公式声明を発表した。

 新潟は公式サイトに声明文を掲載。「ここ最近、SNS (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にて、弊クラブおよび所属選手に対する誹謗中傷を伴う投稿が確認されております」とした上で、「今後、そのような誹謗中傷を伴う投稿があった場合には、弊クラブとしては法的措置も視野に入れながら厳正に対処していく方針です。SNS等の利用に当たっては、他者への誹謗中傷とならないよう、最大限のご注意をお払い下さい」と立場を示している。

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ついにベールを脱いだノルウェー代表FW…CL&EL経験もある湘南タリクが先制バイシクル!(8枚)

加入後初得点を挙げたFWタリク
 J1第7節が26日に行われ、川崎フロンターレはホームで湘南ベルマーレに3-1で勝利した。

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CL出場権獲得のマンUスールシャール監督「批判が強くしてくれる」

笑顔を見せるオーレ・グンナー・スールシャール監督
 マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は3位を死守し、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の出場権を獲得した喜びを語っている。『スカイスポーツ』が伝えた。

 26日、ユナイテッドはプレミアリーグ最終節レスター・シティ戦に臨み、後半26分にMFブルーノ・フェルナンデスのPKで先制すると、後半アディショナルタイムに追加点を奪って2-0の完封勝利。プレミア無敗記録「14」は2017年4月以来の最長記録となった。

 B・フェルナンデスが加入した今年1月にはレスターに勝ち点14差をつけられていたが、怒涛の猛追を見せ3位フィニッシュ。批判をはねのけ、自らのやり方を貫いたスールシャールはシーズン序盤の(低い)予想を見て奮起したのかと聞かれ、こう答えている。

「私はいつもそうやってきた。批判されても、それが自分のやっていることをより強くしてくれる。だからあまり褒めすぎないでほしいね。それで満足してしまうから。そうやって私はやってきたんだ」

「私は自分のやっていること、やってきたことを信じている。それぞれマネジメントについては異なる考え方を持っているが、私は私のやり方を貫くだけだ。それが自分にできる唯一の方法だからね。選手たちはそれを信頼してくれた。この仕事をしている以上、言うまでもなく『自分はこの職にふさわしくない』と言うつもりはない。自分のやっていることを信じてやるだけだ」

「スタッフや選手たちが偉業を達成してくれた。彼らは信じられないぐらいすばらしい。試合の前に全員と話をした。たとえ今日何が起きても、すばらしいシーズンを過ごしてきたことを誇りに思っていると伝えたよ。私たちはいま、自分たちの文化を築いている。彼らの努力にはとても満足しているし、誇りに思っている。準決勝で2度も負けているから、この試合に勝てたことはメンタル面でも大きな意味を持っている」

 また、指揮官はB・フェルナンデスの貢献度が高かったと認め、「彼の影響力は非常に大きかった」と称賛した。

「大きな影響力を持っているし、ゴール数でも貢献してくれた。だけど同時に、彼の熱意やメンタリティもチームの助けになっている。今日のブルーノは疲れていたかもしれないが、これまで多くの試合でプレーしていたから当然のことだ。彼は情熱をもってプレーする。あちこちで少し苦痛の声を上げる場面もあったし、ときには彼をピッチから出さなければならないこともあったかもしれないが、彼は立ち上がり、落ち着いてPKを決めてくれた」

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“学校”設立の本田圭佑が熱弁「サッカーだけに集中しろという人は多いけど、むしろ逆」

熱弁をふるう本田圭佑(オンライン会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)
 ボタフォゴのMF本田圭佑が代表を務めるNowDo株式会社が、中高生を対象とした学校を設立する。26日には自身のYouTubeチャンネルで詳細を発表。対象は中高生とし、講義には1ドル(約110円)で参加できるとするなど、大胆な構想を明かした。

 一夜明けて本田は報道関係者を集めたWeb会議アプリ『zoom』を使ったオンライン囲み取材に対応。そこで本田は「今まではサッカーがメインで、すでに夢が決まっているような子供たちに対してのサービスを展開してきたが、今回は関係ない。夢を追っているわけじゃない子供たちのために立ち上げました」と“学校”設立の意図を説明した。

 しかし“学校”とはいうものの、教育法上認められた正規のものではない。ただ本田も「文科省にもアプローチはしていない」と話すも、「僕自身がやりたいことはいろんな教育機関のサポートが必要。公立私立も含めてコラボしたい」と希望を語る。更に「まだ絵に描いた餅ではあるんですけど、出来るだけ早くブラジルやカンボジアでもサービスを始められたらと思う」と次なる構想を明かした。

 現役選手を続けながらのビジネス展開。二足のわらじに批判的な声があることも分かっている。そのうえで本田は「僕自身は現役をやっている、やってきて人としての影響力をどう使うかが試されていると思っている。サッカーだけに集中しろという人は多いですけど、むしろ逆。人がやれないことを乗り越えてきた過程がどのアスリートにもある。それを自分の言葉で伝えることはむしろやらないといけない義務だと思っている」と熱弁をふるう。

「一番の難しいことが自分から学ぼうとする向上心のある子にはこのサービスはささると思う。一方でそうじゃない子供たちの方が明らかに多い。ダイエットによく例えるけど、本当に痩せないといけないと言われている人って、ダイエット食品に興味がない。実際、あまり必要じゃない人の方がお金をかける。教育も全く同じことが言えると思う。子供たちは遊びの視点から学べていることが多い。そこにチャンスがあると思っている。例えば友達とチャットをするとか。そういう子供たちには遊ぼうというアプローチをしたいと考えている」

 過去の常識にとらわれない。「自分の欲をコントロールするトレーニングをすることが学校教育の最大の目的だと思っている」。異次元の行動力を持つ本田の前例のない挑戦が始まる。

(取材・文 児玉幸洋)
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青森山田CB秋元琉星は浦和内定DFから学びながら、「俺もいるぞ」の気持ちを持って無失点追求

青森山田高の182cmCB秋元琉星が高さを活かして相手の攻撃を弾き返す
[7.26 青森県高校夏季競技大会決勝 青森山田高 4-0 八戸学院野辺地西高 青森山田高G]

「後ろとしては一番良い結果だと思う。それを選手権でも継続できたらなと思います」。青森山田高の182cmCB秋元琉星(3年)は、無失点優勝という結果が達成できたことを素直に喜んでいた。

 秋元は青森山田中で全国中学校大会優勝を経験しているCB。ヘディングと、身体を張ってゴールを守る部分を強みとするDFは青森山田高進学後、1年生チームや国体青森県選抜の守備の柱を担うなど、経験を重ねて3年目でトップチームのCBを任されている。

 この日は試合前の緊張、重圧を上手く力に変えてプレー。八戸学院野辺地西高はロングボール、セットプレーを増やしてきていたが、「絶対に“事故らせない”という思いを持ってやってました」という秋元は味方とともに跳ね返し、シュートを1本も打たせることなく、完封勝利を果たした。

 秋元の隣でプレーしているのは青森山田中時代からのチームメート、CB藤原優大主将(3年)だ。昨年から最終ラインの柱を担い、浦和内定を勝ち取っている藤原から学ぶところは多いという。「ヘディングが一番良いけれど、カバーリングなど守備において大切な部分を全て持っている。見習っていけたらなと思っています」。CBとしての経験は長いが、謙虚に学ぶ姿勢を持っている。

「優大に助けられる部分もあるんですけれども、それだけではダメ。何でも良いのでチームに貢献できたら良い」と秋元。同時に「『俺もいるぞ』という感覚でやっていかないとダメだと思うので、優大よりも結果を出せるようにしたい」と話すように、藤原に頼ってばかりいるつもりはない。青森山田にとって重要なポジションであるCBとして、相棒やチームメートをしっかりとカバーしながら、常に失点ゼロを目指していく。

 本人はこれから強みであるヘディングを100%跳ね返せるようにする考え。武器や課題の部分をより高めて公式戦に臨む。「毎試合ゼロを目標にしていきたい。選手権でも無失点優勝、県大会でも無失点優勝がDFにとって一番嬉しい結果なので、そこを追求していきたいです」。青森山田は16年度と18年度に選手権制覇を成し遂げているが、失点数は16年度が2で、18年度は5。全国大会での無失点優勝を本気で目指す秋元は、それを実現するために個人、チームとして努力を続ける。 

(取材・文 吉田太郎)
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新潟DF渡邊泰基が金沢にレンタル移籍「申し訳なさと悔しさを強く感じています」

新潟DF渡邊泰基が金沢にレンタル移籍
ツエーゲン金沢は27日、アルビレックス新潟からDF渡邊泰基が期限付き移籍で加入したことを発表した。期限付き移籍期間は7月27日から2021年1月31日まで。新潟と対戦する公式戦に出場できない。

 新潟県出身の渡邊は、アルビレックス新潟の下部組織から前橋育英高に進学し、17年度の全国高校選手権では不動の左サイドバックとして初優勝に貢献した。18年に新潟に帰還するとルーキーイヤーは21試合、昨季は16試合に出場したが、今季は出番がなかった。

 新潟を通じて、「新潟で2年半プレーして、たくさん成長させていただきました。シーズン途中でチームを離れることや、チームに貢献できていないことに、申し訳なさと悔しさを強く感じています。これまで以上に自分に厳しく、そして練習に全力で取り組み、スタメンを勝ち取って活躍する姿を皆さんに見てもらいたいです。これからも応援をよろしくお願いします」とコメント。

 金沢を通じて、「ツエーゲン金沢の勝利、そして今季に掲げている目標達成のため、自分自身ができることを100パーセント発揮して貢献したいと思います。全力で頑張りますので、ご声援をよろしくお願いします!」と意気込みを語った。

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名古屋戦中止から一夜明け、専門家からJリーグに“3つの助言”

Jリーグへの提言を伝えた連絡会議メンバーの愛知医科大・三鴨廣繁教授(オンライン会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)
 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)と日本野球機構(NPB)がつくる『新型コロナウイルス対策連絡会議』は27日、第12回会議をオンラインで開いた。26日のサンフレッチェ広島名古屋グランパス戦が中止となったのを受け、専門家からは濃厚接触者の特定が間に合わない場合の手続きをガイドラインなどに盛り込むよう助言があった。

 Jリーグは26日、J1第7節の広島対名古屋戦で再開後初となる試合中止を決定。名古屋で2選手を含む3人から新型コロナウイルスの陽性者が確認され、保健所による濃厚接触者の特定が試合開始に間に合いそうになかったため、クラブと協議をして決断した。(※同日夜には、チーム内に濃厚接触者がいなかったことが発表された)

 リーグとクラブの協議では、連絡会議メンバーの三鴨廣繁愛知医科大教授も助言を行った。三鴨教授は27日、連絡会議後のオンラインブリーフィングに出席。名古屋の感染対策について「シャワー、入浴時、トレーニングルームなど極めて真摯に一生懸命に取り組んでいる。私自身も絶賛している」と指摘した上で「今回の事例をぜひ参考にして、Jリーグ、プロ野球が日本のスポーツ文化を守るために一歩前進できれば」と述べ、両団体に向けて三つの提言を行ったことを明かした。

 一つめは保健所による濃厚接触者のリストアップが試合開始までに間に合わない場合の手続きに関してだ。名古屋では25日午後10時ごろに新たに2人の陽性者が判明し、26日午前から保健所による濃厚接触者の調査がスタート。しかし、同日夜の広島戦キックオフまでに特定に至らない見込みが立ったため、「確実に安全というわけでない状態で試合を行う可能性がある」(村井チェアマン)として異例の中止決定に至っていた。

 未曾有の過密日程が組まれている今季、こうした状況は今後も発生しうる。三鴨教授は「行政のリストアップが間に合わない場合のことを記載されてはどうか」と述べ、あらかじめガイドラインなどに明記しておくよう助言。これに対して村井チェアマンは「試合開催直前に影響が出た場合、濃厚判定が難しい場合、どのように考えるかはあらかじめ整理していたほうがいい」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。

 二つめは選手や関係者における移動中の食事だ。三鴨教授によると、名古屋でDF宮原和也の感染が判明した後、移動中の新幹線で隣に座っていた選手が弁当を食べていたため、名古屋市から「濃厚接触もあり得る」という見解が示されたという。最終的には保健所の調査によって「濃厚接触にはあたらない」という結論が出されたが、行政判断と向き合うことになるリスクはありそうだ。

 これを受けて三鴨教授は「移動の際に新幹線やバスの中の食事を可能な限り避けていただくことが選手、チーム、リーグを守るために重要なのではないか」と提言。村井チェアマンは「移動中に弁当を食べるということはマスクを外すということなので、濃厚接触の入り口に立っていることを認識した」と述べた。

 三つめはJリーグが2週間に1回のペースで行っている公式PCR検査に加え、各クラブが独自で行う検査の手続きについてだ。名古屋は27日と29日に100人規模の独自検査を行うと発表したが、三鴨教授は「チームを守る、選手を守る、スポーツの文化を守る」という点で重要だと指摘する。その上で「自主的なPCR検査の方向性が示されているわけではないので、検討に入っていただければ」と述べ、リーグ側にもガイドラインの検討を求めた。

 村井チェアマンは26日の時点で、感染者が判明したチームは公式検査のインターバルを2週間から1週間に短縮するアイデアを示すなど、すでにガイドラインの再検討に乗り出していた。この日は抗体検査や抗原検査の導入にも言及し、「どのようなインターバルで行うかという話と、どのような検査手法で行うか、どのようなデータを見るか、さまざまな組み合わせもある」と説明。「さまざまな技術革新やコストも大事な要素だし、検査にかかる時間も重要。必要に応じて改善していきたい」と前向きに語った。

(取材・文 竹内達也)
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青森山田の186cmSBタビナス・ポール。「自分がやる」の意志を持って仕掛け、先制ゴール!

前半9分、青森山田高の大型左SBタビナス・ポールが先制ゴール
[7.26 青森県高校夏季競技大会決勝 青森山田高 4-0 八戸学院野辺地西高 青森山田高G]

「自分がやる」の意志を持って仕掛けた186cmの大型SBが、先制点を叩き出した。前半9分、青森山田高は左サイドからスピードに乗ったドリブルでボールを運んだSBタビナス・ポールが、PAへ侵入。ラストパスを警戒した相手DFが自分に寄せてきていないことを確認したタビナスは、そのままゴール方向へドリブルを続けて右足を振り抜く。GKの脇を抜けたシュートは逆サイドのゴールネットへ決まり、先制点となった。

「自分、優先順位としては並行やマイナス(のパス)だったんですけれども、顔を上げた時にDFがいなかったので、『自分で打って終わろう』と思って、そうしたら入りました」。タビナスは元々アタッカー。時間とスペースがある状況で難なくゴールを陥れた。

 圧倒的なスピードに加え、足元も柔らかい。昨年も出番を得ていたが、どこか遠慮や消極的な部分が見られて力を十分に発揮することはできなかった。それでも、3年生となり、責任感が変化。「一人一人が『自分がやる』という意志をもたないと機能しないチームなので、いつボールが来ても準備はできています」。その「自分がやる」という強い意志がゴールをもたらした。

 この日は縦に速い展開となり、攻撃にかかわる回数はそこまで多くはなかったが、DFの間を割って入って前進したシーンがあったほか、後半30分には左サイドでの連係で抜け出して左足クロス。これをMF安斎颯馬(3年)へ合わせてアシストも記録した。

 昨秋からSBへの取り組みを始め、新チームになってから本格的にSBとしてプレーするようになった。まだヘディングや左足キック、SBとしての動きも成長段階だが、186cmの高さやスピードはやはり魅力。本人は自分のスプリント力や高さを活かし、また課題を改善してG大阪所属の兄、DFタビナス・ジェファーソンように上のステージでプレー、活躍することを目指している。

 そのためには、まず浦和内定CB藤原優大主将(3年)らタレント揃う青森山田で中心選手となること。「バックの人たちを盛り上げて優大ではなく、自分が中心という勢いでやっていく。このチームに中心になれればどこに行っても中心になれる。苦しい時に自分が攻撃、守備の打開策になれれば良い。(今年の目標は)選手権優勝もそうですし、プロ行きたいので。このままじゃダメなので、何でもできるSBになりたいです」。対外試合の回数が増えてきた中、「自分がやる」の意識を持ち続けてチームの勝利に貢献していくこと。そして、これからの半年で個人、チームの目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)
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