レアル・マドリー、FWマリアーノから新型コロナ陽性反応

FWマリアーノ・ディアス
 レアル・マドリーは28日、FWマリアーノ・ディアスから新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。すでに健康な状態にあり、自宅隔離を行っているという。

 3シーズンぶりにリーガ・エスパニョーラ制覇を果たしたR・マドリーは現在、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に向けて再始動中。8月7日に未消化だった決勝トーナメント1回戦第2戦のマンチェスター・シティ戦を控える中、マリアーノの出場は難しくなった。

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クロップ監督からの優勝報告に“法王”ファーガソン氏「夜中の3時に起こされて…」

ユルゲン・クロップ監督(上段右から3人目)とアレックス・ファーガソン氏(下段中央)
 マンチェスター・ユナイテッドの一時代を築いたアレックス・ファーガソン元監督が、リーグ監督協会(LMA)の年間最優秀監督賞に輝いたリバプールのユルゲン・クロップ監督に向け、ユーモアあふれる祝辞を送ったようだ。イギリス『ミラー』が報じている。

 クロップ監督にとってファーガソン氏は監督キャリアを始めたばかりの頃に朝食をともにした間柄。近年は親密な関係を築いており、今回の優勝が決まった際にも電話連絡を入れていたようだ。その情報はファーガソン氏自身から語られた。

「ユルゲン、すばらしいよ。チャンピオンシップに16年いたリーズが昇格したこと、リバプールが30年ぶりにタイトルを勝ち取ったことは、見事というしかない。本当に報われたよ。彼らのチームパフォーマンスは傑出している。君の個性がクラブ全体に行き渡ったんだ。すばらしいパフォーマンスだったと思う」。

 そうねぎらった78歳はクロップ監督の電話について「夜中の3時に起こされて、リーグ優勝を報告されたことも許してあげよう(笑)」と笑顔で暴露。その上で「とにかく、君は充分それに値する。よくやった」と称えた。

 これに対して「このタイトルを手に入れたことを、心から嬉しく思っている」と述べたクロップ監督は次のように続けた。

「このトロフィーには、多くのリバプール関係者の名前が並んでいる。ビル・シャンクリー、ボブ・ペイズリー、ジョー・フェイガン、ケニー、そしてブレンダン・ロジャーズもそうだ。だけど中心となる人物はサー・アレックス・ファーガソンだ。リバプールの監督としては100%正しくないことはわかっているが、彼のことを尊敬している」。

 そんな素直な思いを語ったクロップ監督は偉大な人物とのエピソードを「彼は私が会った最初のイギリス人監督で、一緒に朝食を食べたんだ。彼がそのときのことを覚えているかはわからないけど、僕にとっては法王と面会するようなものだった」と紹介し、「そのときは、サー・アレックス・ファーガソンが手にしていたトロフィーを自分も手に入れることになるとはまったく思っていなかったよ」と感激した様子で話している。

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パリSGがネイマール弾でフランス国内杯制覇!! 優勝に歓喜も…ムバッペの負傷で不安残す(10枚)

パリSGがクープ・ドゥ・フランス(仏国内杯)を制覇
 パリSGは24日、クープ・ドゥ・フランス(仏国内杯)決勝でサンテティエンヌと対戦し、1-0で勝利した。

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中村敬斗が20歳バースデー! 共演懐かしむ久保建英「グーとパー同時に出してるわ俺」

MF久保建英とMF中村敬斗
 マジョルカのMF久保建英が28日、同日に20歳の誕生日を迎えたシントトロイデンMF中村敬斗をインスタグラムを通じて祝福した。2人は2017年のU-17ワールドカップで共演。添えた写真では同大会グループリーグ第2戦の“名場面”を振り返っている。

 久保はこの日、自身のインスタグラム(@takefusa.kubo)のストーリーズ機能で中村(@nakamura.keito)宛に「敬斗誕生日おめでとう」と投稿。背景にはU-17W杯グループリーグ第2戦フランス戦で、直接フリーキックのキッカーを争ってジャンケンをするシーンの写真を使った。

 右手は開き、左手を閉じている久保は「これFKジャンケン懐かしいなー。負けたくないからってグー(絵文字)とパー(絵文字)同時に出してるわ俺」と回顧。一方、中村はチョキを出している。ちなみにこのFKは結局、中村が蹴って壁にヒット。久保の“反則技”は認められなかったようだ。

 当時FC東京U-18所属だった久保は、この大会後にFC東京とプロ契約を締結。大会4ゴールの活躍を見せた中村もその後を追って17年12月、当時所属していた三菱養和FCユースで3年次を迎えることなくガンバ大阪と仮契約を結んだ。2人は19年夏、揃って日本を巣立ち、久保はスペイン、中村はオランダとベルギーで奮闘している。

●U-17W杯インド2017特集ページ

「FIFA MOBILE」が日本で配信へ…EAとネクソンがパートナー契約、8月7日からクローズドβテスト参加者を募集

「FIFA MOBILE」が日本で配信へ…EAとネクソンがパートナー契約、8月7日からクローズドβテスト参加者を募集
 オンラインゲーム配信事業を行う株式会社ネクソンは28日、エレクトロニック社とのパートナーシップを拡大し、日本における「EA SPORTS FIFA MOBILE」のパブリッシング契約を締結したことを発表した。

「FIFA MOBILE」は、ネクソンとEAによるFIFAシリーズ最新のコラボレーション。連結子会社であるネクソンコリアが韓国で6月に配信を開始した「FIFA MOBILE」は、Google Play及びApp Storeの人気ランキングで1位を獲得し、サービス開始から2か月以内で200万ダウンロードを突破している。また、同じくネクソンコリアが配信する人気オンラインゲーム「EA SPORTS FIFA ONLINE 4」は、2018年のリリース以降、韓国のスポーツゲームジャンルで人気ナンバーワンの座を維持している。

 ネクソンの事業本部長である朴燦(パク・チャン)氏は「FIFAシリーズは、世界中、何百万人ものサッカーファンに楽しまれる大人気ゲームシリーズです。新作『FIFA MOBILE』を国内のサッカーファンの皆さまにお届けできることを大変嬉しく思います」とコメント。「ネクソンは、これまで長年に渡り、FIFA シリーズの運用を手掛け、成功に導いてきました。この歴史や業界トップクラスの運用を日本でも踏襲し、充実したライブサービスを通じて、『FIFA MOBILE』の運用を行って参ります」と意気込みを伝えている。

 EAアジアスタジオ、ゼネラルマネージャーのジェイス・ヤン氏は「日本の皆さまに最高のサービスを提供するため、この度ネクソンとパートナーシップを拡大することを大変嬉しく思います」と語り、「カルチャライズされたリッチなサッカーゲーム体験をお届けする『FIFA MOBILE』を日本のプレイヤーに楽しんでいただけることを願っています」とコメントしている。

『FIFA MOBILE』は、EA SPORTSTM FIFAライセンスのもと、1万7千人以上の実在するサッカー選手、650クラブ、36リーグより構成されている。8月7日からは、日本でクローズドβテストの参加者を募集する。

・クローズドβテストの詳細はコチラ
https://mobile.nexon.co.jp/fifamobile/

「FIFA 21」のパッケージはムバッペ!「まさに夢がかなった瞬間」、新作は10月9日にリリース

「FIFA 21」のパッケージはムバッペ!「まさに夢がかなった瞬間」、新作は10月9日にリリース
 エレクトロニック・アーツ株式会社は27日、2020年10月9日発売予定のサッカーゲーム「FIFA 21」(プレイステーション4/Xbox one/PC)のカバースターにパリSGのFWキリアン・ムバッペを起用したことを発表した。


 人気シリーズの「FIFA」のカバーに起用されたムバッペは「FIFA のカバースターになることはまさに夢がかなった瞬間だよ」と喜びのコメントを発表。「僕が地元のボンディからクレールフォンテーヌ、そしてワールドカップに至ったような、これもまたとても大きなマイルストーンだね。子供のころからこのゲームを遊んできていたし、新世代のサッカーの代表として、また過去数多くの素晴らしい選手と同じ栄誉を共有できることをとても光栄に思うよ」と思いを語った。


 新作「FIFA 21」は10月9日にリリース。17000人以上の選手と700以上のチーム、90を超えるスタジアムと30以上のリーグを収録し、数々の進化点や新要素により、かつてないインタラクティブなゲームとなっている。

「キャリアモード」では試合、移籍、トレーニングの各要素がさらに奥深くなり、あらゆる瞬間を管理することで、チームを頂点に導くことができる。また、選手の成長状況を適切に管理できるシステムや、試合の結果をコントロールできる「インタラクティブマッチシム」などにより、ゲームプレー時のインタラクティブ性が飛躍的に向上している。


 さらに、インテリジェントなゲームプレーを提供するため、リアルさを追及したまったく新しい「ダイナミックアタッキングシステム」を装備。「アジャイルドリブル」はディフェンダーと対峙したときのプレーヤーの選択肢を増やし、「ポジショニングパーソナリティ」により、現実世界のサッカーに近い空間認識・時間認識が可能となった。「クリエイティブブラン」も、オフ・ザ・ボール時の選択肢を増やしている。「ナチュラルコリジョンシステム」は、新しいアニメーションシステムを利用して、ピッチ全体でよりスムーズにプレーヤーとの相互作用を作り上げている。


「VOLTA FOOTBALL」は、新しいゲームサイクルとインテリジェントなチームの動き、カスタマイズ可能なVOLTAアバターによるユニークなスタイルを表現。6大陸にまたがる20のピッチにより、さらにリアルでやりがいのある体験を提供している。また、伝説的なサッカー選手のカカや、世界的に有名なフリースタイラーのリサ・ジムーシュなど、ビッグネームをフィーチャーしたストーリー「THE DEBUT」を通じて、ストリートフットボールの世界を知ることができる。


「FIFA Ultimate Team」では、プレーヤーはピッチとスタンドそれぞれの外観をカスタマイズすることで、FUTクラブをさらにユニークなものにすることができる。

 パッケージ版には初回同梱特典(ダウンロードコンテンツ)がつき、①最大3個のレアゴールドパック(毎週1個×3週)、②カバー選手のレンタルアイテム(FUT5試合)、③FUTアンバサダー選手ピック(FUT3試合の選手アイテム3個から1個を選択)という内容になっている。

 また、限定版「ULTIMATE EDITION」は一足早く10月6日には発売。同梱特典(ダウンロードコンテンツ)は、①最大24個のレアゴールドパック(毎週2個×12週)、②カバー選手のレンタルアイテム(FUT5試合)、③キャリアモードの地元出身選手(ワールドクラスのポテンシャルを秘めた地元の若手選手)、④FUTアンバサダー選手ピック(FUT3試合の選手アイテム3個から1個を選択)、⑤スペシャルエディションのFUTユニフォームとスタジアムアイテムとなっている。

・「FIFA 21」公式トレーラー
https://youtu.be/tuLAn9adQpI

日韓W杯決勝の主審務めたコッリーナ氏「VARはまだ5歳だ」

ピエルルイジ・コッリーナ氏
 国際サッカー連盟(FIFA)で審判委員長を務めるピエルルイジ・コッリーナ氏がワールド・フットボール・サミットのオンライン会議に出席し、ビデオ・アシスタント・レフェリーの現状に言及した。「VARはまだ5歳だ。それはいま学んでいる少年であり、確実に進歩していくだろう」と明るい展望を語っている。

 コッリーナ氏は2002年の日韓ワールドカップで主審を務めた元世界トップの審判員。60歳になった現在はFIFAの審判委員長として後進の育成やルール改正の議論を牽引している。サミットではスポーツチャンネル『ESPN』の記者がVARに関する質問をコッリーナ氏にぶつけた。

 まずVARがもたらした効果について。コッリーナ氏は「主審が下した間違った判定をVARが修正した場合、最初の間違った判定を覚えている人々は誰もいないだろう。もちろんわれわれは主審と向き合い、主審が最初に下した判定に気を払うのが仕事だけど」と指摘した上で「間違った判定の試合はレフェリーのキャリアを殺すことができる」と不在時のデメリットを力説した。

 また「最終決定を使用するのは人間であり、最後には人間が存在する。ご存知のように人間は完璧ではない」と述べ、VARでも誤審を完全になくすことはできないことを説明。それでも「FIFAにできるのは教育プログラムで各協会をサポートし、VARの統一性を保ち、一貫した判定ができるように一貫した評価を行い、ピッチサイドモニターを使うよう求めることだ」と精度を高めていく意欲を語った。

 さらに現状はゴールラインテクノロジーのように自動判定を行うものではないが、オフサイドなどにおいては「ソフトフェアなどによってもたらされる最終決定により向かっていくだろう」と指摘。テクノロジーのさらなる拡張について「判定を受け入れやすくするのに役立つかもしれないため、いま取り組んでいるところだ。VARはまだ5歳だ。それはいま学んでいる少年であり、確実に進歩していくだろう」と展望を語った。

中村憲剛がフルメニュー消化「大きな前進」「怖さや不安と同じくらい…」

川崎フロンターレMF中村憲剛
 川崎フロンターレのMF中村憲剛公式ブログを更新し、8か月半ぶりに全体練習のフルメニューを消化したことを明かした。「怖さや不安と同じくらいの高揚感がそこにはありました」「終わった時の安堵感は自分の想像以上のものだった」と心境を伝えている。

 中村は昨年11月2日、昨季のJ1第30節広島戦の試合中に負傷。左膝前十字靭帯損傷、左膝外側半月板損傷による全治7か月の大怪我と診断され、同22日に手術を受けていた。

 中村はその後、ブログでリハビリの様子を逐一紹介。術後1週で階段の上り下り、術後4週でエアロバイク、術後8週でジョギング、術後12週でステップワークやボールトレーニング、術後14週でレッグカールなどのマシントレーニング、術後4か月で膝の曲げ伸ばし解禁、術後7か月でスパイク解禁、そして今月から部分合流と徐々にできることの範囲を広げ、コロナ禍を挟みながらも懸命な調整を続けてきた様子をうかがわせた。

 そしてこの日、中村は「フルメニュー消化」と題したブログを更新。「怖さや不安と同じくらいの高揚感がそこにはありました。自分が今どれくらいできるのか。左足は体は反応してくれるのか、今まで見えていたところは見えているのか、そこにパスは出せるのか」。そんな葛藤も明かしながら「怖さや不安、高揚感以上にその緊張感が自分の中にはありましたが、始まれば気にすることなくプレーしようとしている自分がいてホッとしました」と心境を伝えた。

 また「終わった時の安堵感は自分の想像以上のものだったのでおそらく緊張していたのだろうと思います」と率直な気持ちを吐露しつつ「自分にとっては大きな前進になりました」と手応えも。最後は「明日もみんなと練習できるのが楽しみです」と締めくくっている。

 全文は中村憲剛オフィシャルブログ(https://lineblog.me/nakamura_kengo/archives/8446504.html)で。

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富士大新入部員にJユース出身の精鋭が集結…C大阪U-18折口や浦和ユースMF千葉ら

GK折口輝樹(セレッソ大阪U-18)は富士大へ進学
 東北学生リーグ1部の富士大(岩手)が20年の入部選手を同大サッカー部ホームページに公開した。

 Jユース出身の精鋭が集結した。GK折口輝樹(セレッソ大阪U-18)は2018、19年にトップチームに2種登録された本格派。185cmの長身に、正確なビルドアップと鋭い反応に優れた守護神だ。MF千葉希(浦和レッズユース)は卓越した足元の技術を持ち、チャンスメイクに優れている。なお、両名は既に天皇杯岩手県予選に出場している。さらに180㎝DF中川朋哉(鹿島アントラーズユース)、地元ヴェルディSS岩手U-15出身のFW栗畑玲偉(東京ヴェルディユース)も加入した。

 高体連からは、左足キックのパワーと精度に注目のSB安野天士(武南高)と全国高校選手権で市立船橋高(千葉)を無得点に封じたGK福山智仁(日章学園高)が加入。また、夏冬全国初陣でいずれも1勝を挙げた専修大北上高(岩手)からは精度の高いパスが持ち味のMF阿部柊斗、ボールキープが光るFW菅原新、同じく選手権出場の北海高(北海道)からは推進力溢れるDF藪中海皇と技巧派MF芝西大希が加わった。

 そして、名門・盛岡商高(岩手)の最終ラインの中心、CB金野泰治やインターハイ出場校・羽黒高(山形)の左SB門脇大、インターハイ秋田県予選2位の新屋高からチャンスメーカーのFW伊藤柊里とMF熊谷佳大、加えて187㎝の高身長GK田中平午(東北学院高)、選手権北海道予選でとわの森三愛高躍進の立て役者となったFW野田飛龍、公立の強豪・利府高(宮城)の10番MF大場匠人、宮城の名門・仙台育英高GK佐藤陽向も富士大へ進学している。

 その他、GK村上響生(八戸工大一高)、DF白和勇心(向上高)、MF高梨優成(仙台FCユース)、また地元・岩手の強豪校出身のDF三浦洸太とMF月舘海宇、MF加藤駿介(いずれも盛岡市立高)、MF東洸也(盛岡中央高)、GK和野琉(江南義塾盛岡高)、MF永岡昂雅(山形明正高)も入部選手リストに名を連ねている。

以下、富士大の入部選手
▼GK
折口輝樹(セレッソ大阪U-18)
福山智仁(日章学園高)
田中平午(東北学院高)
村上響生(八戸工大一高)
和野琉(江南義塾盛岡高)
佐藤陽向(仙台育英高)

▼DF
中川朋哉(鹿島アントラーズユース)
藪中海皇(北海高)
金野泰治(盛岡商高)
白和勇心(向上高)
門脇大(羽黒高)
三浦洸太(盛岡市立高)
安野天士(武南高)

▼MF
千葉希(浦和レッズユース)
芝西大希(北海高)
阿部柊斗(専修大北上高)
大場匠人(利府高)
高梨優成(仙台FCユース)
熊谷佳大(新屋高)
東洸也(盛岡中央高)
月舘海宇(盛岡市立高)
永岡昂雅(山形明正高)
菅原浩介(一関二高)
加藤駿介(盛岡市立高)

▼FW
栗畑玲偉(東京ヴェルディユース)
菅原新(専修大北上高)
伊藤柊里(新屋高)
野田飛龍(とわの森三愛高)

アクション続けて青森山田の攻撃を牽引。MF安斎颯馬は昨年の怪我乗り越えて躍動のシーズンに

MF安斎颯馬は運動量と技術を駆使して青森山田高の攻撃を牽引
[7.26 青森県高校夏季競技大会決勝 青森山田高 4-0 八戸学院野辺地西高 青森山田高G]

 この日、青森山田高の攻撃を牽引していたのは、最後の一年に懸ける背番号7だった。MF安斎颯馬(3年)は2シャドーの一角として先発フル出場。1-0の後半15分、相手CBの背後を突く動きでMF松木玖生(2年)のスルーパスを引き出すと、DFと競りながら強引に前に出てPKを獲得する。2点目のゴールを演出した安斎はさらに後半30分、左SBタビナス・ポール(3年)のクロスを合わせてダメ押しのゴールを奪った。

 2シャドーでコンビを組む松木との距離感を意識しながら攻撃を組み立て、アイディアのあるパス、プレースキックなどでチャンスを演出。同時に、スペースへの抜け出し、ゴール前へ飛び込む動きを繰り返していた。

「自分は普段から正木(昌宣)コーチにも(ゴール前へ)侵入して行くことを言われていますし、自分のアクションを攻撃に加えたいなと常に思っています」という安斎の運動量は、チームにとってプラスアルファに。前後半に決定的なシュートを外してしまい、本人は「もっと決めるべきところで決めないといけない」と反省していたが、それでも献身的な守備含めて存在感のある70分間だった。

 安斎は昨年6月のプレミアリーグEAST試合中に右腕を骨折。調子を上げていた8月には左第五中足骨を骨折してしまう。昨年のチームにとっても貴重な戦力だった安斎は選手権で4試合に途中出場したものの、思うような一年を過ごせた訳ではない。

 その悔しさも持ってスタートした今年。新型コロナウイルス感染拡大によって、公式戦が中止となり、また悔しい思いをしてきた。だが、「最高学年になったので、自分が引っ張っていくという思いでやっています」という安斎は、準備を重ねてこの県決勝ではタレント揃う青森山田の中でも目立つ動き。松木、安斎の2シャドーを「新たな武器」とする黒田剛監督の期待にも応えるようなプレーだった。

 勝負の一年はそのプレースタイルにも変化が見える。もちろん、ゴールに近いポジションにいることもあるが、「去年は守備とかで貢献する場面が多かったんですけれども、今年はより攻撃で結果を。攻撃、守備でも一番自分が走ってやらないといけない」という決意。それが守備だけでなく、攻撃面での活躍にも繋がっている。

 目標とする選手は“魔法使い”ことMFサンティ・カソルラ(ビジャレアル→アルサッド)だ。「(身長160cm台で)小さいんですけれども、本当大怪我して復帰した選手。自分も怪我がありました。カソルラ選手のように怪我を乗り越えて、小柄な選手ですけれども何でもできる選手になりたい」と宣言。今年の青森山田は浦和内定CB藤原優大主将(3年)とU-17日本代表の松木に注目が集まるが、実力派のMF安斎は怪我を乗り越えて彼らに負けない活躍を目指す。

 FC東京U-15深川出身。新型コロナウイルス感染拡大の影響で地元の友人たちは、2か月、3か月間もサッカーができなかったという話を聞いた。総体の代替大会が行われていない地域もある中、公式戦でプレーできたことに感謝。今後も感謝の気持ちを持って、日々成長していくだけだ。そして、チームの勝利を第一に、自分も結果にこだわり続けて上のステージへの道を切り開く。

(取材・文 吉田太郎)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2020

川崎F長谷川が全治4週間…負傷まで全試合先発で公式戦5ゴール

川崎フロンターレMF長谷川竜也
[故障者情報]

 川崎フロンターレは28日、MF長谷川竜也が左膝内側側副靭帯損傷で全治4週間程度と診断されたと発表した。長谷川は今月22日のJ1第6節仙台戦でドリブル中に負傷。前半45分に途中交代していた。

 長谷川は今季、2月17日に行われた公式戦初戦のルヴァン杯清水戦で2ゴールを挙げると、J1リーグ戦でも負傷日までの全試合に先発出場。3ゴールを挙げる活躍を見せていた。

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名古屋、選手寮の調理スタッフが新型コロナ陽性→38.5度発熱「濃厚接触者はおりません」

名古屋、選手寮の調理スタッフが新型コロナ陽性→38.5度発熱「濃厚接触者はおりません」
 名古屋グランパスは28日、前日27日にクラブ関係者100人を対象に実施したPCR検査の結果、選手寮の運営を業務委託している調理スタッフ1人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。クラブ内や選手寮のスタッフに濃厚接触者はいなかったという。

 名古屋では25日までに、2選手を含む関係者3人の感染が判明。濃厚接触者の特定が間に合わなかった26日のJ1第7節広島戦が中止となった。これを受けてクラブは27日、トップチーム関係者100人を対象に独自でPCR検査を行っていた。

 発表によると、調理スタッフは検査日の27日にも選手寮で勤務。マスクと手袋着用の上、選手寮内の食堂での盛り付けや食事の配膳、洗い物をしていたという。同日は体温36.7度だったが、陽性判定後の28日には38.5度の発熱が見られたという。

 名古屋は公式サイトで「業務委託先につきましては、これまで農林水産省対策本部が定めるガイドラインや一般社団法人日本フードサービス協会等が定めるガイドラインおよびクラブが定めた独自のガイドラインに沿って業務にあたっていただいておりました」と説明した上で「寮内に濃厚接触者はおりませんでしたが、感染が広がらないよう引き続き選手・スタッフの体調の変化等経過観察してまいりますす」と報告している。

 調理スタッフは、すでに感染が判明していたDF宮原和也とトップチームスタッフとは接点がなく、寮に居住しているMF渡邉柊斗とは濃厚接触に該当しないという。クラブはあわせて「今回の検査結果や行動履歴に基づく専門家のご意見では、宮原選手・渡邉選手・トップチームスタッフの間で感染が広がった可能性は低いということです」と見解を伝えている。

 なお、その他のトップチームの選手・スタッフは全員が陰性だった。

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元所属FWホニの契約問題…新潟がCASに控訴「最長で約1年半を要する見込み」

アルビレックス新潟時代のFWホニ(写真左)
 アルビレックス新潟は28日、2017年に所属していたFWホニ(25)との契約問題に関して、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴したと発表した。

 新潟の発表によると、同選手は契約期間中に一方的な契約解除を申し出た後、ブラジルに帰国してアトレチコ・パラナエンセと契約していた。

 新潟は昨年3月に「重大な契約違反」として国際サッカー連盟(FIFA)に提訴。FIFAはホニに4か月間の公式戦出場停止と移籍禁止、アトレチコ・パラナエンセに対して今後2回の移籍ウインドーにおける新規選手登録の禁止、同選手と同クラブに対して新潟への賠償金支払いを命じていた。

 新潟の控訴は7月24日付。「CASより裁定が下されるまでに、最長で約1年半を要する見込みとなっています」と伝えている。

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「ようやく帰ってこられた」開幕前に一時帰国していた仙台MFクエンカが再来日

MFイサック・クエンカが再来日
 ベガルタ仙台は28日、スペインに一時帰国していたMFイサック・クエンカが23日に再来日したことを発表した。

 過去にバルセロナなどでプレーしたスペイン人のクエンカは、昨年1月に鳥栖へ加入。J1リーグ戦29試合で6得点を記録し、今季から仙台に移籍した。しかし開幕前に右膝の半月板を痛め、2月5日にスペインへ一時帰国。同10日に手術を受けていた。

 クラブによると、クエンカは再来日後にチームスタッフと怪我の状態やコンディションについて確認。最終的に27日にチームドクターが右膝の半月板を診察し、術後の経過も良好だったという。また、クラブとして新型コロナウイルスの感染予防を目的に、同選手の毎日の検温と体調チェックを実施しているほか、手洗いやアルコール消毒などの徹底を指導。入国日の翌日から14日間は不要不急の外出を控えることになり、1日も早い練習復帰を目指してリハビリを行っていくとしている。

 クエンカはクラブ公式サイトを通じ、「ベガルタ仙台のファン、サポーターのみなさん、お久しぶりです。ようやく仙台に帰ってくることができてとてもうれしいです。まだ少し時間はかかりますが、1日でも早くピッチでプレーする姿をお見せできるよう、まずはリハビリに励み、コンディションを上げていきたいと思います。復帰後にはチームの勝利に貢献して、多くの喜びをお届けできるように全力を尽くします。引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします」とコメントした。

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C大阪U-23の村田監督が7月28日付で退任…新指揮官は丸山氏に決定

C大阪U-23が監督交代
 セレッソ大阪は28日、セレッソ大阪U-23村田一弘監督(51)が7月28日付で退任することを発表した。また、同日に新監督として丸山良明氏(45)が就任することも発表している。

 村田監督は過去にC大阪のヘッドコーチなどを歴任し、今季からC大阪U-23の指揮官に就任。今後はC大阪アカデミー副ダイレクターおよびC大阪U-18のヘッドコーチを務める。

 丸山氏は選手時代に横浜FM、山形、新潟、仙台、長野に所属し、タイでのプレーも経験。指導者転身後はC大阪U-18のヘッドコーチなどを担当していた。

以下、クラブ発表プロフィール

●村田一弘
(むらた・かずひろ)
■生年月日
1969年5月12日(51歳)
■出身地
大分県
■選手歴
国見高
中央大
三菱重工長崎
セレッソ大阪
大分トリニティ/大分トリニータ
■指導歴
大分トリニータU-18コーチ
大分トリニータサテライトコーチ
大分トリニータU-18監督
セレッソ大阪U-18ヘッドコーチ
セレッソ大阪コーチ
セレッソ大阪ヘッドコーチ
セレッソ大阪アカデミー副ダイレクター/U-18監督
セレッソ大阪アカデミー副ダイレクター/U-23コーチ
セレッソ大阪アカデミー副ダイレクター/U-23監督

●丸山良明
(まるやま・よしあき)
■生年月日
1974年10月12日(45歳)
■出身地
東京都
■選手歴
帝京高
早稲田大
横浜マリノス(現横浜F・マリノス)
モンテディオ山形
横浜F・マリノス
アルビレックス新潟
ベガルタ仙台
AC長野パルセイロ
チョンブリFC(タイ)
ポートFC(タイ)
■指導歴
バンコク・グラスFC(タイ)U-12監督/U-15アシスタントコーチ
バンコク・グラスFC(タイ)U-13監督/U-16アシスタントコーチ
ランシットFC(タイ)監督
セレッソ大阪U-18コーチ
セレッソ大阪コーチ
セレッソ大阪西U-15監督
セレッソ大阪U-18ヘッドコーチ

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リーガ公式「ボールを奪うことは不可能」久保建英がドリブルでトップ5入り! 2位に“スーパーGK”の名前も

MF久保建英がドリブル数でリーガ5位
 リーガ・エスパニョーラが27日に公式ツイッター(@LaLiga)を更新し、今季のドリブル数で上位にランクインした選手たちを紹介した。

 1位に輝いたのはバルセロナのFWリオネル・メッシ。2位以下を大きく引き離す283回のドリブル数を記録し、世界最高峰のプレーヤーとして貫禄を見せつけた。

 2位は180回を記録したセビージャMFルーカス・オカンポスだ。6日のリーガ・エスパニョーラ第34節エイバル戦(○1-0)では、終了間際に味方の負傷で急造GKを務め、スーパーセーブを見せて自ら挙げた1点を守ったことでも話題となった。

 続いてベティスMFナビル・フェキルが159回で3位に入り、4位は156回でエイバルMFファビアン・オレジャーナ。そして5位には今季マジョルカに期限付き移籍したMF久保建英がランクインした。リーガ挑戦1年目は35試合に出場し、4ゴール4アシストを記録。140回のドリブル数を記録し、チームが降格圏内19位と低迷した中で攻撃をけん引し続けた。

 また、6位は129回でオサスナDFペルビス・エストゥピニャン。リーガは「彼らからボールを奪うことは不可能だ」と、ランクインした選手たちを称賛している。


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延期となっていたACL、神戸と横浜FMはマレーシアで集中開催

ACLのG組とH組はマレーシアで開催
 日本サッカー協会(JFA)は28日、新型コロナウイルスの影響で延期となっていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の東地区において、10月17日から11月1日まで行われるグループG、グループHの試合をマレーシアでセントラル方式によって開催されることが決定したと発表した。

 日本勢ではグループGにヴィッセル神戸、グループHに横浜F・マリノスが入っており、ともに10月23日に再開初戦を迎える。

 また、両グループの上位2チームによるラウンド16も、11月4日にマレーシアで実施。決勝トーナメント以降は全て一発勝負となり、準々決勝は11月25日、準決勝は同28日に中立地で、決勝は12月5日に西地区で行われる。

 なお、FC東京が入ったグループFの開催地は未定。再開初戦は10月22日の予定となっている。

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元ブラジル代表の28歳オスカルが中国代表に? ブラジルを捨てることもいとわないと発言

元ブラジル代表MFオスカルが中国代表に?
 上海上港の元ブラジル代表MFオスカルが中国代表でのプレーに前向きな姿勢を示している。国際サッカー連盟(FIFA)がルールを変更した場合、ブラジルのパスポートを捨てて中国でプレーすることもいとわないと語ったことを中国『チャイナネット』が伝えた。

 現在28歳のオスカルは2017年1月、チェルシーからアジア史上最高の6000万ユーロ(約74億円)で上海上港に完全移籍。これまでクラブ通算124試合に出場し、39ゴール66アシストを記録している。ブラジル代表では2011年9月に国際Aマッチ初出場。代表48キャップ目を刻んだ2015年11月が最後のプレーとなっている。

 オスカルは2014年ブラジルW杯を含む公式大会に出場しているため、FIFAの現行ルールでは代表チームを切り替えることはできない。しかし、FIFAが国籍変更に関する規則を変えた場合、中国代表でのプレーを検討するかどうかを国営放送局『CGTN』に質問されたところ、次のように答えたという。

「中国では誰もが僕のプレーの良さを理解している。もし最終的に中国代表が良いMFを必要としていて、規則も変わってくれれば、僕は力になれると思うよ」

 中国は近年、カタールW杯出場を目指して外国人選手の帰化を推し進めている。1人目は広州恒大のブラジル人FWエウケソンで、すでに国際Aマッチ4試合に出場して3ゴールを記録。その後、少なくとも2人のブラジル人選手が新たに帰化したと同メディアは伝えている。

●ACL2020特設ページ

青森山田を背負って立つ存在へ。新10番の2年生MF松木玖生は攻撃も、守備も

名門・青森山田高の新10番、2年生MF松木玖生
[7.26 青森県高校夏季競技大会決勝 青森山田高 4-0 八戸学院野辺地西高 青森山田高G]

 プレミアリーグ王者・青森山田高の新10番は2年生レフティー、MF松木玖生が担っている。昨年度の全国高校選手権は1年生ながら準決勝の決勝点を含む4得点を記録し、今年2月にはU-17日本代表の中心選手として「JENESYS2019 青少年サッカー交流大会」(鹿児島)優勝。新型コロナウイルス感染拡大によって公式戦の中止が続いたが、松木はようやく迎えた「10番」での初公式大会で存在感を放ち、優勝を勝ち取った。

 この日は開始2分にロングスローから決定的なヘッド。さらに混戦から押し込もうとしたが、八戸学院野辺地西高守備陣も相手エースのシュートに対して執念のブロックを見せる。それでも、再びこぼれ球に反応した松木はオーバーヘッドシュート。先制点とはならなかったが、いきなり会場中の視線を集めた。

 その後は、八戸学院野辺地西が青森山田の新10番を要警戒。常に1人、2人が寄せてきて松木は簡単に前を向かせてもらえない。その中でも「最後のマイナス(のパス)だったり、(ゴール前で)良いところに居続けるという点は常に狙っています」という松木は再三PAへスプリントしてゴールを目指していた。だが、わずかにタイミングが合わなかったり、相手の身体を投げ出してのシュートブロックに遭うなど期待された得点を奪うことができない。

 選手権の活躍によって、彼の決定力がクローズアップされることは確か。だが、松木は攻撃でも、守備でもチームを勝たせることができるプレーヤーだ。球際での強度ある動きでマイボールに変え、サイドへ相手を追い込んでタックルを決めるシーンも。そして、攻撃面でも2得点を演出した。

 1-0の後半15分、松木は中盤中央から左足でCBの背後へ絶妙な浮き球スルーパス。これに反応したMF安斎颯馬(3年)がPKを獲得する。そして、CB藤原優大主将(3年)が決めて待望の2点目。松木は後半30分にも、左サイドでの連係から丁寧にスペースへのパスを通す。これで抜け出した左SBタビナス・ポール(3年)がクロスを上げ、安斎が1タッチで決めた。

 過去5年の青森山田の10番はMF神谷優太(現柏)、MF高橋壱晟(現千葉)、MF郷家友太(現神戸)、MF檀崎竜孔(現札幌)、MF武田英寿(現浦和)。彼らは何よりインパクトのあるゴールでチームに勝利をもたらしてきたが、松木は攻撃でも、守備でも存在感を放つ10番を思い描いている。

「山田の10番は点を決めるというイメージが強いんですけれども、自分なりの10番をしっかりと身につけようと思っていて、守備して、なおかつ攻撃でも飛び込めるみたいな、そういう10番を作っていきたい」

 近年の青森山田の10番は、いずれも高体連を代表する選手としてJリーガーに。その番号を2年生で背負うことに重圧はないのだろうか(※09年のMF柴崎岳、11年のMF椎名政志が2年生で10番)。だが、松木は責任感を持って10番を担う覚悟だ。また、「自分、観客が入るほど楽しめる感じなので」という2年生は周囲からの注目をむしろ楽しんでいる。

 松木が青森山田の一員としてプレーした公式大会は選手権以来。成長を確認する場がなかった。それでも、「2年目でプロから声をかけてもらえるように」「同じ年代だったら中野伸哉(鳥栖U-18)がU-19(日本代表)の候補に選ばれているので、そういうところでは負けたくない」と高い目標と意識を持つMFは、一喜一憂せずに自分に成長を求めてきた。

 黒田剛監督は松木が「チームの精神的柱になっている」と認め、さらなる成長を期待して10番に。藤原とともに「山田を背負って立つ」選手に成長してきていることは間違いない。松木はその期待に攻守で応える意欲。「得点もそうですし、守備のボール奪取とか存在感のところで他とは違いを出したいと思っています。自分は(埼玉スタジアムでの選手権決勝で勝つという)その気持ちでは絶対に誰にも負けていないと思うので、優勝する気持ちでやっています」。謙虚さと強い向上心を持つ2年生は、現状を「まだまだ」と分析。各選手意識の高い青森山田の中でも人一倍の努力を続け、攻撃でも、守備でも目立って、チームを勝たせる10番になる。

(取材・文 吉田太郎)
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●【特設】高校選手権2020

久保建英のレンタル候補セビージャ、10番MFがクラスター発生のナイトクラブでパーティー

再び騒動を起こしたMFエベル・バネガ
 セビージャのアルゼンチン人MFエベル・バネガが新型コロナウイルスを巡り、再び騒動を起こしてしまった。スペイン『カデナ・セール』が伝えている。

 同メディアによると、バネガはオフを利用し、バレンシアのナイトクラブでパーティーを行っていた。ところが後日、そのナイトクラブで少なくとも12人のスタッフに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが判明。クラスター発生により、ナイトクラブは閉鎖された。

 さらにバネガの妻がインスタグラムに投稿した動画の中で同選手はマスクを着けず、ソーシャルディスタンスも無視していたことから、物議を醸しているという。

 新型コロナウイルスに関する騒動はこれが初めてではない。バネガはシーズンが中断していた5月下旬、まだ同じ場所で10人以上と会うことが許可されていなかったにもかかわらず、チームメイトを含む数人の友人たちとバーベキューを行い、衛生プロトコルに違反していた。

 セビージャの10番を背負うバネガは今季リーガ・エスパニョーラで33試合に出場し、3ゴール7アシストを記録。8月6日にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦のローマ戦を控えていた。また、セビージャはレアル・マドリーに所属するMF久保建英のレンタル候補の1つとしても注目されている。

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ロシア王者ゼニトがリバプールDFロブレンを獲得! 移籍金は約15億円

DFデヤン・ロブレン(左)がゼニトに移籍
 ロシア・プレミアリーグ王者のゼニトは27日、リバプールに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロブレン(31)の完全移籍について合意に達したことを発表した。

 ロブレンは2014年夏にサウサンプトンからリバプールに完全移籍。6シーズンでクラブ通算185試合に出場し、8ゴールを記録した。昨季はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)優勝、今季はプレミアリーグ制覇を経験。また、クロアチア代表では2018年ロシアW杯の準優勝に貢献するなど、国際Aマッチ通算57試合で3得点を挙げている。

 クラブ公式サイトによると、契約期間は3年間。イギリス『BBC』は移籍金1090万ポンド((約15億円)と報じている。

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セビージャ有力も…レアルが久保建英を手放したくない理由は?

来季も期限付き移籍するとみられるMF久保建英
 レアル・マドリーはMF久保建英が期限付き移籍するクラブに対し、買い取りオプションは認めない方針のようだ。スペイン『エル・エスパニョール』が「久保には選択肢がある。彼の移籍を求めるリーガと海外の狂気」と題した記事で「久保の(レンタル)費用は300万ユーロ(約3億7100万円)から400万ユーロ(約4億9500万円)の間で、買い取りオプションはない」と伝えている。

 久保は昨年夏にFC東京からレアルに完全移籍し、プレシーズンを経てマジョルカに期限付き移籍。チームは19位で2部降格となったが、リーガ・エスパニョーラ挑戦1年目で35試合に出場し、4ゴール4アシストの活躍を見せた。19歳MFはレアルの外国人枠の事情により、来季も他クラブへのレンタルが濃厚。国外ではパリSG、ドルトムント、アヤックス、国内ではセビージャ、ベティス、グラナダ、ソシエダ、ビジャレアルなどが興味を示し、今夏の移籍市場で注目選手の1人となっている。

 その中で現在、久保の新たなレンタル先として有力候補に挙がっているのがセビージャだ。過去にレアルを率いたフレン・ロペテギ監督は若手の起用に積極的で、クラブとしても久保が指揮官のシステムにフィットすると期待を寄せているという。また、セビージャは今季リーガを4位でフィニッシュ。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を獲得していることも、久保の欧州カップ戦でのプレーを希望するレアルの条件と合致する。

 ただし、交渉は一筋縄ではいかないようだ。同紙は「問題なのは、セビージャが(おそらく2年間の)ローン契約に買い取りオプションを含めたいと考えている一方で、それはホワイトクラブ(レアル)がいかなる場合でも望んでいないことである」と指摘。「マドリーは、将来トップチームで居場所を作ることができ、スター選手の1人になれると考える原石のコントロールを失いたくはない」と説明し、「さらに彼は母国で“銀河系”とみなされ、今季のマジョルカは日本で最もフォローされたスペインのチームだった。そういった点で、久保についてはメディアの要素も考慮する必要がある」とプレー面以外の理由も挙げた。

 マジョルカは先日、クラブ公式ツイッター(@RCD_Mallorca)で、6月のリーガ・エスパニョーラにおけるクラブ公式YouTubeの再生回数ランキングを発表。1位バルセロナ(1099万984回)、2位レアル(418万2249回)に続き、3位に入ったのがマジョルカ(247万1246回)だった。そのほかツイッター、フェイスブック、インスタグラムでも同様に良い結果を残し、久保が大きな影響を及ぼしていたとみられている。

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リバプール退団のララナ、新天地はブライトンに決定

MFアダム・ララナがブライトンに加入
 ブライトンは27日、リバプールを退団したイングランド代表MFアダム・ララナ(32)が加入することをクラブ公式サイトで発表した。契約期間は3年間。背番号は14に決まった。

 ララナは2014年夏にサウサンプトンからリバプールに移籍し、クラブ通算178試合で22ゴールを記録。昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇や今季のプレミアリーグ優勝に貢献し、2019-20シーズンをもって契約満了となっていた。

 ブライトンは今季プレミアリーグを15位で終え、2017-18シーズンの昇格から3年連続で残留。グレアム・ポッター監督はクラブ公式サイトを通じて「アダムのクオリティーに疑いの余地はない。彼はクラブと代表の両方で最高レベルのプレーを見せ、素晴らしいことを成し遂げてきた。技術的なクオリティーだけでなく、豊富な経験も持っている」と加入を喜び、「彼と一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしているよ」と共闘を心待ちにした。

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スペイン紙「久保建英がOKを出した」19歳MFが選ぶ新天地は…

MF久保建英がセビージャにレンタル移籍か
 レアル・マドリーのMF久保建英が来季のレンタル先としてセビージャを希望しているようだ。ジネディーヌ・ジダン監督も同様の意見を持っており、セビージャ移籍に近づく可能性があるとスペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

 今季はマジョルカに期限付き移籍し、リーガ・エスパニョーラ35試合の出場で4ゴール4アシストを記録した久保。レアルに戻る前のステップとして、来季も他クラブにレンタル移籍することが濃厚となっている。スペイン国内外の複数クラブがレンタル先の候補に挙がる中、ここ数日で一気に有力候補として浮上したのがセビージャだった。

 同クラブは今季リーガを4位で終え、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を獲得している。レアルは久保が欧州カップ戦でプレーすることを望んでおり、スペインのラジオ局『オンダ・セロ』によると、久保本人とジダン監督はこのオプションに好印象を持っているという。

 また、『ムンド・デポルティボ』はレアルの専門メディア『デフェンサ・セントラル』の報道を引用し、「久保は来季チャンピオンズリーグの出場もあり、魅力的なチームであるセビージャでキャリアを積むことにOKを出したようだ。ジダンも同じく、ビジャレアル、ベティス、ソシエダ、スペイン国外のアヤックスやパリSGなど、テーブルの上に乗っている他の可能性よりも、このオプションを好むだろう」とレポート。「レアル・マドリーに所属する若き日本人選手は、チャンピオンズリーグ出場のために(フレン・)ロペテギのチームを選んだ。両クラブは交渉をすることになるだろう」と伝えた。

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パリSG、危険タックルで負傷したムバッペの診断結果を発表

危険なタックルを受けて負傷したFWキリアン・ムバッペ
 パリSGは27日、フランス代表FWキリアン・ムバッペが検査の結果、捻挫した右足首に外靭帯損傷が確認されたと発表した。クラブ公式サイトによると、全治は約3週間と推定されている。

 ムバッペは24日に行われたクープ・ドゥ・フランス(フランス国内杯)決勝のサンテティエンヌ戦(○1-0)で右足を負傷した。前半26分にDFロイク・ペランの危険なタックルを受け、相手は一発退場。試合後の優勝セレモニーには松葉づえをついて参加していた。

 今回の発表により、31日のクープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスリーグ杯)決勝リヨン戦だけでなく、8月12日に開催されるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝アタランタ戦の出場も厳しい状況となっている。

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代表チームの48歳ドクターが新型コロナで死去…ウクライナサッカー連盟が発表

ウクライナ代表ドクターが死去
 ウクライナサッカー連盟(FFU)は25日、ウクライナ代表のドクターを務めるアントン・フダエフ氏(48)が新型コロナウイルスで死去したことを発表した。イギリス『デイリー・メール』など複数メディアが報じている。

 フダエフ氏は地元クラブのメタリスト・ハルキウで20年以上のキャリアを積み、2016年から代表チームで働いていた。FFUは公式サイトで「ウクライナサッカー連盟のアンドリー・パベルカ会長、代表チームのアンドリー・シェフチェンコ監督、そしてウクライナのサッカーファミリー全体を代表して、彼の家族に深い哀悼の意を表します」と声明を発表している。

 同紙によると、ウクライナでは新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以来、6万5000人以上の感染者と1600人を超える死者が報告されているという。

[7月28日 今日のバースデー]

Japan
DF鎌田次郎(柏、1985)*鋭い読みとカバーリング能力に優れ、空中戦でも強さを発揮するDF。
MF柏好文(広島、1987)*積極果敢なドリブルでの仕掛け、無尽蔵のスタミナが武器のMF。
MF岩上祐三(群馬、1989)*キックの精度が高く、運動量が豊富でフィジカルの強さも際立つMF。
DF和田拓也(横浜FM、1990)*恵まれた身体能力、ドリブルでの駆け引きが持ち味のDF。
DF奥山政幸(町田、1993)*的確なポジション取りと危機察知力で相手の攻撃を防ぐDF。
MF秋山大地(C大阪、1994)*南野拓実と共にトップ昇格したC大阪アカデミー出身のMF。安定感のある守備力とミドルの精度が武器。
DF西岡大志(愛媛、1994)*福岡大出身。粘り強い守備を武器とする。
DFヘナン(山口、1996、ブラジル)*18年序盤に加入したDF。パルメイラスでプレーした経験を持つ。
MF佐々木渉(讃岐、1996)*高い技術と広い視野を武器とする攻撃的MF。FC東京アカデミー出身。
GK大迫敬介(広島、1999)*安定感があり、キャッチングの技術も高いGK。18年にトップチーム昇格を果たした。
MF東俊希(広島、2000)*縦への突破力とサイズを兼ね備えるサイドプレーヤー。
MF成岡輝瑠(清水、2001)*清水ユース所属の2種登録選手。清水ユースでは1年次から出番を掴んだ。

World
FWペドロ・ロドリゲス(チェルシー、1987、スペイン)*抜群の運動量を誇る、スペイン屈指のウィングストライカー。
FWハリー・ケイン(トッテナム、1993、イングランド)*強烈なミドルも持ち合わせる万能型のストライカー。ロシアW杯で得点王に輝いた。
MF中村敬斗(シントトロイデン、2000)*高校卒業を待たずにプロ契約を果たし、海外移籍を果たした。

Former
MFファン・アルベルト・スキアフィーノ(元ミランほか、1925、ウルグアイ)*ウルグアイに1950年W杯優勝をもたらした天才パサー。
FWセルジオ越後(元コリンチャンスほか、1945、ブラジル)*18歳でブラジルの名門・コリンチャンスとプロ契約した日系二世のウイング。藤和不動産(現湘南)ではゲームメーカーとして活躍。
DFミゲル・アンヘル・ナダル(元バルセロナほか、1966、スペイン)*W杯出場3回の元スペイン代表CB。バルセロナの黄金期を支えた。
MFマイケル・キャリック(マンチェスター・U、1981、イングランド)*視野が広く、守備力の高さも備えたセントラルMF。マンチェスター・Uを長年支えた。

Others
高橋陽一(漫画家、1960)
スガシカオ(ミュージシャン、1966)
畑山隆則(ボクシング、1975)
徳重聡(俳優、1978)
矢井田瞳(シンガーソングライター、1978)
亀井義行(野球、1982)
池澤あやか(タレント、1991)
谷まりあ(タレント、1995)

「FIFA 20 サマーカップシリーズ アジア」は28日から開催…波乱の一年を戦ったつぁくと&アグが大会の抱負語る

Blue United eFCのつぁくと(左)とアグ
 サッカーゲーム『FIFA 20』では、公式大会グローバルシリーズの大会が新型コロナウイルスの影響により軒並み中止に。一年間の集大成である「FIFA eワールドカップ」も開催中止が決定している。しかしその代替として、7月17日から「サマーカップシリーズ」がスタート。完全オンラインによる大会は世界6地域ごとに分けられ、それぞれ王者を決定する。アジア地域は28日から30日まで開催され、出場8名のうち日本からは4名が選出。Blue United eFCのつぁくと(Xbox)とアグ(PS4)が、世界ランキングのXbox部門、PS4部門で国内1位の成績を収めて出場権を手にした。

「eワールドカップ 2019」のプレーオフや「eクラブワールドカップ 2018」を始め、国際大会の出場経験が豊富なつぁくとと、 プロ加入初年度のアグ。新型コロナウイルスにより大きな影響を受けてしまい、両者ともに波乱のシーズンとなった。ゲキサカでは2選手にオンラインでのインタビューを敢行。2月にイタリア・ミラノで行われた「eクラブワールドカップ」への出場、春先の「eJリーグ」での活躍、そして新型コロナウイルスの影響を振り返り、「サマーカップシリーズ」の意気込みや、新設されたサッカーe日本代表への思いにも迫った。

Blue United eFCのアグ(左)とつぁくと

名コンビ誕生

――シーズン終盤になりました。今季はいかがでしたか。
つぁくと
「今シーズンの目標だったので、2月にチームとしてeクラブワールドカップに出場できたことがよかったです。ふがいない結果に終わってしまったことがかなり悔しい部分ではありますけど」

――グループステージ敗退でしたね…ふがいない部分とは具体的にどういうところでしたか。
つぁくと
「普段だったら決め切れるシュートとかパスの選択が、イタリアの現地に行ったときにできなくなってしまった。そういうメンタルの部分が出てしまったのかなって思います」

――海外遠征の難しさでしょうか。
つぁくと
「そのあたりは慣れてきたんですが、チームとして、アグが世界大会初出場ということで、僕がなんとかしなきゃっていう思いが強く出てしまった。それが裏目になったのかなと思います。そこはいい経験でした。対戦相手との差は感じなかったですが、小さなミスがあったのでやはり最後はメンタル勝負なんだなと改めて思いました」

――その後、ルーマニアで行われる「FUTチャンピオンズカップ ステージ5 ブカレスト」への出場も決めました。
つぁくと
「eクラブワールドカップ後にアグと長い時間をかけて練習をしました。お互いのプレーを見直して、それががっつりハマってルーマニア大会の予選は優勝できました。コロナの感染が拡大するまではいい流れが来ていましたね」

――アグさんは今季がプロ初年度でした。
アグ
「去年5月のシーズン終わりに加入して、今季は初めてのシーズンでした。一年目から目標にしていたことがあって、そのひとつが世界大会に出場するということ。それはミラノでのeクラブワールドカップ出場で達成できました。グループステージ敗退なのですごく悔しかったですけど、デビュー初戦がFCバーゼルのニコラス選手というPS4のNo.1プレーヤーで。ビッグマウスになってしまうんですけど、実力差はそんなにないな、と思いました」

――勝敗を分けたところは何だったんでしょうか。
アグ
「細かいメンタルの部分だったり、大会慣れ、場慣れといった部分が大きいと思います。もし今後、日本人でも大会経験を積んでいったら、ベスト8、ベスト4、もしくは優勝する選手も出てくるとは思いました」

――アグさんも「FUTチャンピオンズカップ ステージ5 ブカレスト」への出場を決めていました。
アグ
「アジアは1枠しかなくて、その1枠をかけてやっと出られる大会。お互い切磋琢磨して、Xbox部門とPS4部門をチームの2人で占めることができました。でも、すごくよかったって思った矢先の新型コロナによる中止だったので…。海外でのオフラインでの個人戦は経験がなかったので、来シーズンに入る前には出ておきたかったですね」

――それでも初年度ですごい活躍だと思います。
アグ
「目標にしていた世界大会出場もできましたし、世界ランキング(PS4部門)も国内1位で終わることもできました。個人的には一年目にしてはやれたほうだと思います。来シーズン以降もこれを継続したいので、プレッシャーではありますね」

――アグさんは物怖じしなさそうですね。
アグ
「緊張はしているんですよ笑。でも、やるしかないじゃないですか。やるからには楽しみたいタイプですね。決まった以上はベストを尽くして、かつ楽しみながらやりたいタイプです。個人的にFIFAはメンタルゲームだと思っているので。メンタルで負けたら絶対にだめだと思っているので、そういう性格っていうよりは、そう思い込むようにしていますね」

――具体的に、どういう考え方なんでしょうか。
アグ
「色々考えるんですけど、考えていたことってほとんどうまくできなくて。試合の流れもありますし、考えるより合わせていくっていう感じですね。2点ビハインドになった場合は、何分で交代して、この戦術でいく、とか。もしもの場合、最悪のパターンは考えていますね」

――想定外というと、どのようなことがありますか。
アグ
「予選は回線上のラグでびっくりするくらい重いときもあって。でも重い重いって言ったところで強くはなれません。プロとしてやっている以上、その中で勝たないといけない。いかに打破するかってなるときに、メンタルを強く保つ。蹴るボタンを押してたのに動作が起きなくて失点するとか、自分ではどうしようもない場面もあります。そこで環境のせいにするんじゃなくて、メンタルを強く保っていられるか、っていうゲームだと思うようにしています」

つぁくと
「eクラブワールドカップ後はその部分をずっとお互いに意識していました」

アグ
「特に、つぁくと選手はああ無理だ…って笑。だから環境のせいにすると絶対に強くなれないって励まして。っていいながら自分もあったけど」

つぁくと
「ルーマニア大会の予選中もお互いにLINEで報告し合って、意識しながら。そこががっつりハマって2人とも優勝できたのかなって」

アグ
「彼が先に突破を決めたことで、自分のメンタルにも火がつきました。それも大きかったな。メンタルってやっぱり大事だなと思いました。ミラノ後から右肩上がりというか、チームとしてお互いが右肩上がりになっていたので、そこはすごくよかったですね」

――しかし、4月開催の「FUTチャンピオンズカップ ステージ5 ブカレスト」は新型コロナウイルスの影響で中止に。
つぁくと
「この大会は出たかったですね」

アグ
「劇的な予選で、突破の仕方もよかったんです。でも環境のせいにしたら何も始まらないので。悔しいですけどこれも試練かなって。来シーズン以降につなげていけたらと思っています」

――お二人はいいコンビのように見えます。
つぁくと
「個人的にはいい相談相手であり、ライバルでもあります。ルーマニア大会の予選もそうですけど、本気でぶつかり合える相手がいてくれたことは、かなり大きかったと思います」

2月にはeクラブワールドカップに出場した

Jリーグとの関わり

――新型コロナウイルスの影響で生活に変化はありましたか?
つぁくと
「生活自体は変化はなかったです。でも、本来あったであろうeJリーグなど、オフラインのイベントがなくなったことはeスポーツにおいても大きいことですね。もちろんルーマニア大会もそうですし、オフラインでがちがちにぶつかり合える大会がなくなったのはモチベーション低下とか、eスポーツが盛り上がっているところだったので残念なところでしたね。リモートのイベントが増えてきているので、そこでどう盛り上げられるのかと模索しているところです」

――つぁくとさんは3月の「金eJリーグ」でセレッソ大阪代表として優勝しました。
つぁくと
「ああいう大会で勝てていなかったので、素直に嬉しかったです。ルーマニア大会の予選からいい流れが来ていて、結果が出たっていうのは、コロナ後の活動の中でも印象的な部分ですね」

――C大阪サポーターからの反応はありましたか。
つぁくと
「普段はFIFAファンからの応援が多いんですけど、Jリーグクラブを背負って戦ったので、サポーターの方たちが応援してくれて、SNSで反応してくれていて、つながりはかなり感じることができました」

――4月の「eJリーグ オンラインチャレンジカップ」ではアグさんが松本山雅FCの代表に。
アグ
「山雅さんとはそのときが初めてで、初日から想像以上にファンの方から応援いただいたり、反響が大きくて。2日目以降にはeスポーツ選手史上初となるチャントも頂いたり。松本山雅に関わる多方面の方たちから声援を頂きました。有難かったですね。あそこまで応援されることはないので。Jリーグのサポーターの方々って温かいなって。サポーターっていうもののありがたみを感じつつ、チャントを聞きながらがんばりましたね」

――自粛中、サッカー選手でFIFAをプレーしている方が多いことを知りました。
つぁくと
「ウォルバーハンプトンのディオゴ・ジョッタ選手は、プレミアリーグの選手だけが出られるFIFAの大会で優勝していて。ウィークエンドリーグでも30連勝する選手で、どれくらいの実力なんだろうと。対戦してみたいっていったら彼ですね」

アグ
「普段からやっているウィークエンドリーグでも意外と当たるんですよ。横浜F・マリノスのエリキ選手とか、清水エスパルスのヘナト・アウグスト選手も。国内で一番上手いのは彼なんじゃないかと…相当やり込んでいるなって思いましたね」

国際大会の出場経験も豊富なつぁくと

「日本代表」という新たな目標

――4月に日本サッカー協会がサッカーe日本代表を選出。PS4部門ではWeb Nasriさん(鹿島アントラーズ)が、Xbox部門ではfantomさん(SCARZ)が、そしてアグさんはリザーブで選ばれました。
アグ
「大会があったら、2人が出られなくなったときの補欠の枠です。予定していたeネーションズカップが中止になって、いまはeスポーツの認知度を上げる活動に尽力しています」

――選出されたことはどうでしたか。
アグ
「憧れていたので本当に嬉しかったです。実感はなかったんですけど、代表として活動していくにつれてだんだん自覚もついてきましたし、もっと認知度を上げていきたいですね。憧れだった日本代表なので、選ばれている以上は色々やっていけたらいいな、と」

――本来であれば代表決定戦がある中で、新型コロナウイルスの影響で選出方法が変更され、2月末時点でのランキング上位者が選ばれました。つぁくとさんは今回は選ばれず。
つぁくと
「ぶっちゃけて言うとめちゃくちゃ悔しいですけど、結果は結果なので。しょうがないんですけど、でもやっぱり羨ましいですね。eクラブワールドカップで結果を残せなかったのもありますし、仕方ないと受け止めています。悔しいですけどあまり気にはしていないです。次は絶対に代表になりたいですね」

アグ
「次はリザーブではなくて、本メンバーに選ばれるようにしたいですね。いつ今回のような状況になるかわからないので、開幕からちゃんと結果を残していかないといけない。来シーズンからは初っ端から飛ばしていきたいです」

アグは初の国際大会出場を経験

シーズン最後のカップ戦へ

――28日から「サマーカップシリーズ」が始まります。
アグ
「グローバルシリーズという一年間を通して行われる大会が中止になって、その中止になった時点での各地域での上位者がオンライン上でカップ戦を戦います。アジアからは世界ランキングでPS4、Xboxそれぞれの上位4名ずつ。グループリーグを行って上位2名が決勝トーナメントへ進出し、アジア王者を決めていきます」

――優勝賞金も高額だとか。
アグ
「賞金総額が3万ドル(約320万円)で、優勝が1万ドル(約100万円)ですね」

――日本人はつぁくとさんとアグさん、Web Nasriさん、fantomさんが出られますね。
つぁくと
「あとはインドネシアとシンガポールの選手です。日本人4人は削り合う形ではありますけど、アジアの頂点に立てるように、お互い切磋琢磨するいいライバルですね」

――大会にかける意気込みを聞かせてください。
つぁくと
「新型コロナウイルスの影響で大会が軒並み中止になり、ちょっと残念なシーズンの終わり方ではありましたが、僕らしいサッカーを皆さんにお見せできればと思います」

アグ
「残念な気持ちを今回のサマーカップにぶつけつつ、今シーズンで有終の美を飾るためにも、優勝したいです」

「サマーカップシリーズ」は28日17時半からスタート。下記の公式Twitchチャンネルでは生配信も行われる。

・大会公式サイトはコチラ

・EA SPORTS FIFA 公式Twitchチャンネル
https://www.twitch.tv/easportsfifa

(取材・文 石川祐介)