新生・京都U-18は0-3からのスタート。ブレずに目標へのトライ続ける

新生・京都サンガF.C.U-18は完敗からのスタート。ブレずに目標のスタイルへのトライを続ける
[8.29 スーパープリンスリーグ関西第1節 履正社高 3-0 京都U-18 履正社茨木G]

 0-3というスコア、ミスが続いた試合内容。京都サンガF.C.U-18の新体制での船出は、完敗からのスタートとなった。

 今季は前嶋聰志監督がコーチから昇格。選手ではキャプテンとなったMF中野桂太(3年)らが引き続き主軸となる一方、初めてリーグ戦のピッチに立つ選手がスタメンの半数を占める布陣でキックオフを迎えた。

 開始直後から見えたのは、最終ラインからパスをつないでいくポゼッションだ。DF陣にGKや中盤の選手が絡んでボールを動かそうとするが、相手の果敢なプレッシングを真正面から受けてしまい、なかなか前進できない。自陣でボールを失う、もしくは敵陣へアバウトなキックをしてしまい攻撃陣に収まらない場面が続出。そこから、相手の鋭いカウンターを食らい続けてしまう。

 先制点を奪われた後、試合は雷により一時中断。約1時間のインターバルの間に問題点を整理して「ここから仕切り直しだ!」と士気も高めて再開したが、試合展開はなかなか変わらない。左サイドからMF中野瑠馬(3年)が何度かドリブルで敵陣深くまで侵入するが、チーム全体でシュートが1本も打てないまま前半終了。後半は少しずつボールが持てるようになって4本のシュートを放ったが、いずれもエリア外からのもの。決定的なチャンスは、最後まで作れなかった。

 試合後、中野桂は「最初から圧倒された。相手のプレッシャーは想定して準備してきたけれど…」と悔しさをのぞかせた後、問題点を指摘した。「前半は選手間の距離が遠かった。前半の(雷による)中断中に話したのも、お互いの距離感やボールを持った時のテンポを上げていこうという内容でした。後半は少しずつ攻めれるようになってきたけど、点を取るチャンスはほとんどなかった。自分たち(サイド)にボールが入った時も、仕事ができませんでした」。これについてはMF遠山悠希(2年)も「前からのプレッシャーに対する練習もしてきたけれど、いざ本番となるとプレスにびびってしまったところがあったと思う。前へつなげず、後ろ向きなプレーが続いてしまった」と話している。

 相手のプレッシングの圧力が想像以上だったこと。それに対応すべき守備陣に、リーグ戦デビューとなる選手が多かったことも影響した。ピッチ上で解決策が見つからない状況で技術を発揮させてもらえず、上手くいかないことでポジショニングにも狂いが生じていく。まさに悪循環だった。

 そんな中で今後へつながるものを探すとすれば、最後まで目標とするスタイルにトライし続けたことだろうか。前嶋監督が「2点差になった時点でやり方を変えるのは簡単だけど、活動再開からここまで彼らが頑張ってきたことを無にしたくなかった」と話したように、上手くいかない中でも、選手たちは下を向かずにプレーし続けた。

 どうすれば相手のプレスを回避できるのかを考えて、実行する。前半は相手の格好の餌食となってボールを何度も失った伊藤大和(1年)が、後半はプレッシャーを受けにくいポジションを見つけながらパスを展開できるシーンが増えていった。前嶋監督は「ボールを持つためには勇気や知識が必要になる。プレッシャーから逃げず、そうしたトライを続けられるかどうか。やり続けます」と敗戦を受け入れた上で、言葉に力を込めた。

 その思いは選手たちも同じだ。中野桂は「去年のクラブユース選手権で負けた名古屋U-18(準決勝・1-5で敗戦)は連戦の中でもしっかりボールを持てていて、だからこそ優勝できたと思う。自分たちはビルドアップができない中で走って走って戦ったけれど、それだけでは(大会を勝ち抜く体力が)もたない。それは全員が感じていたことです」と昨年の経験を説明する。遠山も「今日は自分たちの質が低かったからミスが増えたし、失点もしてしまった。細かいところから、基礎をもっと高めないといけない。ボールを動かして、相手も動かして、隙ができたところへ攻撃を仕掛けていきたい」と現状と向き合っている。

「まだ公式戦では、何もできないチームです。だけど…」(中野桂)
言葉が詰まったその先を、確かなものにしてみせる。そのための戦いは始まったばかりだ。

(取材・文 雨堤俊祐)
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[MOM3197]青森山田MF松木玖生(2年)_新エースが“狙って”ハット。上手い、強いではなく、“怖い選手”へ

青森山田高のU-17日本代表MF松木玖生は“狙って”3得点
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.30 スーパープリンスリーグ東北第1節 青森山田高 13-1 秋田U-18 青森山田高G] 

 プレミア王者の新10番が、“狙って”ハットトリックを達成した。青森山田高のU-17日本代表MF松木玖生(2年)は前半10分、PAへ抜け出したFW名須川真光(2年)をサポートする形から1点目。さらに14分、名須川のヘディングシュートのこぼれを頭で押し込んで2点目を奪う。そして、後半10分には右中間で自ら獲得したFKを左足で鮮やかに決めて3得点。「3点は目標にしていたんで、達成できて良かったですね」と微笑んだ。

 直接FKの際、ベンチの黒田剛監督はMF小原由敬(2年)に伝言して松木へメッセージ。松木は前日のFK練習で黒田監督のアドバイスを受けながら、フカさないように踏み込む足の位置、振り上げる角度も確認していたのだという。「それをもう一回思い出して蹴れ」。ニアとファーの両方へ蹴り分けるFKを準備していた松木は、ファーへの速いシュートを選択。練習通りの一撃を見事に決めて見せた。

 前半に2ゴールを奪っても満足しなかった。3点目を獲ると決意して後半に入り、ゴールを目指し続けてハットトリック。「山田の10番は点数取ってナンボと思っているので、ゴールには貪欲に行きたい」。この日、松木は目標通りに3ゴールを奪ったほか、左足のプレースキックで3アシストも記録した。

 昨年、高校1年生の松木は春から精力的に筋力強化、増量。一時期動きが重くなっていたが、秋に身体のキレを向上させ続けて選手権での大活躍に繋げた。2年目の秋に取り組んでいることは、最も“怖い選手”になることだ。

「一番は“怖い選手”というか、上手い選手でも、強い選手でもなく、『一番アイツがゴールにいて厄介だな』というところはいつも狙っています」

 2シャドーの一角としてプレーする松木だが、守備時は1ボランチMF宇野禅斗(2年)の近くでプレーするため、ゴールまで遠い位置にいる。そこから運動量を持って敵陣ゴール前に繰り返し入っていくところは、指揮官からも求められている部分だ。黒田監督は「もっとやれるかな。ゴール前にも入っていってほしい」。本人もその動きを表現してより“怖い選手”になっていく考えだ。

 指揮官は先輩・後輩関係なく、ミスを厳しく指摘できる松木のメンタリティーを高く評価する。「今どきああいう性格の高校生は珍しいから。それでいて素直だし、人の話を聞ける」。実力、キャプテンシー、聞き耳も持つ2年生レフティー。ピッチでも一際存在感を放っているが、黒田監督は「まだまだ、もう一皮二皮剥けてきた時は面白いんじゃないかな」と要求した。

 思い切りの良さが良いところでもあるが、より確実性にこだわるようなプレーも必要。その判断、精度を上げられれば、もっと輝くことができそうだ。ゴールを連発、アシストするだけでなく、献身的な攻守でもチームを勝たせる新エース。昨年、秋から冬にかけて大きく飛躍を遂げたレフティーの今秋の進化からも目が離せない。

(取材・文 吉田太郎)
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マルセイユ加入は大学時代の悲願? 長友「ワンチャンでオファー来るかもと…」

2007年のDF長友佑都(当時明治大)
 マルセイユ加入が決まった日本代表DF長友佑都が1日、自身の公式ツイッター(@YutoNagatomo5)を更新し、新天地との13年越しの縁を明かした。明治大時代の2007年3月に大学選抜のフランス遠征でマルセイユとトレーニングマッチを行い、自画自賛の「ゴラッソ」を決めていたようだ。

 長友は1日、マルセイユ公式ツイッター(@OM_Japanese)が投稿した動画を引用リツイートで紹介。そこには丸坊主姿の長友が大学選抜のブルーのユニフォームに身を包み、マルセイユのトレーニングセンターで豪快なミドルシュートを叩き込むシーンが収められている。

 長友は「13年前、大学選抜の遠征で、マルセイユと練習試合をした時の映像。自分で言うのもなんやけど、ゴラッソやん。笑 ワンチャンでオファー来るかもと一瞬夢を抱いたのが懐かしい。そして13年越しのオファー。ただただ嬉しい」と心境を語っている。

 なお、長友はすでにチームに馴染んでいる様子。同僚となったDF酒井宏樹が自身のインスタグラム(@hiroki.sakai_19)のストーリーズ機能で長友がロッカールームに座っている動画を添えて「ほんとにいた(泣き笑いの絵文字)。もうみんなと話しているし笑」と投稿。長友は「Welcome Hiroki(ようこそ宏樹)」と冗談まじりに返答している。

 また同じフランスのストラスブールでプレーしている日本代表GK川島永嗣も長友の移籍を歓迎。公式インスタグラム(@eijikawashima01)のストーリーズ機能で「ゴリ兄弟フランスへようこそ」と伝えている。


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バルセロナMFラキティッチ、セビージャ加入が正式決定!! 7季ぶり復帰

MFイバン・ラキティッチがバルセロナを去る
 セビージャは1日、バルセロナMFイバン・ラキティッチの加入が決まったと発表した。契約期間は2024年夏までの4年間。かつて2011年1月から14年6月にかけてセビージャに所属しており、7シーズンぶりの復帰となった。

 クロアチア代表のラキティッチは14年夏、セビージャからバルセロナに完全移籍。加入初年度のUEFAチャンピオンズリーグでは決勝戦でゴールを決めるなど、欧州制覇に大きく貢献した。その後もラ・リーガ制覇の中心戦力となっていたものの、昨季は出場機会が激減。移籍の噂が絶えずあがっていた。

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MF食野亮太郎の新天地はポルトガル1部に決定! マンCから再び期限付き移籍

MF食野亮太郎の新天地はポルトガル1部に決定! マンCから再び期限付き移籍
 東京五輪世代のMF食野亮太郎(22)がポルトガル1部のリオ・アベに期限付き移籍することが決まった。エージェントの株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーションが1日、発表した。

 ガンバ大阪の育成組織で育った食野は2017年にトップチームに昇格。19年にはシーズン途中までにJ1リーグ12試合3得点、J3リーグで8試合8得点を記録すると、同年8月9日にマンチェスター・シティに完全移籍した。

 昨季はスコットランド・プレミアシップのハーツに期限付き移籍。19試合3得点を記録したが、昨年12月の指揮官交代以降は思うように出場機会をつかめずにいた。リーグ戦は新型コロナウイルスの影響を受けて今年5月18日に打ち切りが発表され、最下位のハーツは2部降格が決定。食野は6月1日に退団が発表されていた。

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旧友の活躍も刺激に。札幌内定FW中島大嘉は成長続け、「最後に選手権に出て国見町の人たちに恩返ししたい」

北海道コンサドーレ札幌加入内定のFW中島大嘉は今冬、国見高を全国で輝かせる
 プロ入りを決めた大型ストライカーが今年、国見高(長崎)を復活させる。FW中島大嘉(3年)は1日、北海道コンサドーレ札幌新加入会見に出席。今冬、高校生活最後の選手権を控える中島は、「国見町は国見高校サッカー部が活躍すれば元気になると思う。札幌で試合に出て活躍するのも一つだと思うんですけれども、最後に選手権に出て国見町の人たちに恩返ししたい」と力を込めた。

 国見出身の両親を持つ中島は、大阪の強豪・街クラブRIP ACE SCに所属していた中学3年時に誘いを受け、国見での挑戦を決意した。「もう一回、青と黄色のユニフォームを。最近(全国に)出れていないというのは知っていたので、自分が入って自分が連れて行ったら『格好良いな』と思ってそこが大きかった」。両親の元を離れ、長崎の祖父母の家から国見へ通学。両親を知る国見町の人々から気にかけてもらいながら、選手権出場・プロ入りへのスタートを切った。

 188cmの長身と50m走5秒台の快足。素材感十分のFWの闘志に火をつけたのは、中学時代の仲間たちの活躍だ。18年度全国高校選手権で流通経済大柏高(千葉)のGK松原颯汰が1年生守護神としてブレイク。ビッグセーブを見せるなど準決勝までの4試合を1失点で凌ぎ、決勝進出した。国見に入学した際、「3年連続で選手権出て、3年連続得点王になると思っていたんですけれども」という中島は、「1年の時に颯汰が決勝に出ているのを見て、『ちょっとヤバいな』と感じて」と振り返る。

 また、同じくRIP ACEから興國高(大阪)へ進学したFW樺山諒乃介(3年)が今年2月に横浜FM加入内定。「カバが色々話題になっていて、色々な人に聞いても、『カバ、ヤバいな』となっていて、意識しているところがあって、マリノス決まったりした時も自分は刺激をもらっていました。あと、自分は(G大阪でブレイク中のFW)唐山翔自も小学校の時から知っているので、評価されているのは悔しかったですし、自分のモチベーションになりました」。旧知の選手たちの活躍が彼の進化を後押しした。

 中島は木藤健太監督ら国見コーチ陣の熱心な指導を受ける中でプレーヤーとしても、人間としても成長。木藤監督は「3年生になってから、彼の意識が非常に変わってきました」と頷く。中島は今年3月にJ1クラブへ練習参加。そこでプロという目標がより現実的なものになった。そして、新型コロナウイルスの影響による活動自粛期間に自分について考え、不足していたことを改善。7月の練習試合では高さとスピードを存分に発揮して活躍し、札幌入りに繋げた。

 その中島は札幌でスケールアップし、チームに戻ってくることを考えている。この日、札幌の竹林京介強化部長は中島を特別強化指定選手として申請中であることを明言。学校と相談した上で可能であれば、札幌に帯同する模様だ。

 国見の木藤監督も「早い段階で札幌に行って、プロのスピードに慣れることが彼の成長のために一番良いのではないか」とコメント。そして、「学校との話し合いになってくるんですけれども、可能な限り札幌でプレーをさせたいと考えています」と加えた。
 
 札幌への合流が認められれば、中島にとっては現在意識しているオフ・ザ・ボールの動きをより向上させるなど、J1クラブでより自分のストロングポイントを活かす術を身につけるチャンス。一方で、国見から一時離れることになる。今年、国見はプリンスリーグ九州へ復帰。今月5日には20年限定のスーパープリンスリーグ九州開幕を控えている。そして、10年度以来遠ざかっている選手権出場が何よりも重要。史上最多(首都圏開催移行後)となる7度目の全国制覇を本気で目指している。

 一時離脱となれば、コミュニケーション面の不安が出てくるが、中島はそれを補って余りあるほどに成長して帰ってくることを誓う。「帰ってきた時に『オマエ、誰や』と言われるくらいのレベルになって帰ってきたいなと思っています。国見が上に行くために、自分が大きく成長して全国に行けたら、行ったことが良かったと思えると思うので、今はしっかりと責任感を持ってやろうと思います」と力を込めた。

 もちろん、国見でも成長できる面がある。木藤監督は「高校生で未熟なところがまだあると思いますので、(残り半年間、国見にいる期間は)プロでやっていくためのメンタル面というところではサポートができるのではないかと考えております」。プロになること、国見を復活させることを目指して大阪から長崎の名門へ進学。プロ入りの目標を叶えた大型ストライカーは、国見の青と黄色のユニフォームを選手権で輝かせるため、日々貪欲に成長を続ける。

(取材・文 吉田太郎)
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「3年以内に札幌でタイトル」「ヨーロッパへ」「バロンドール」。大志抱く国見の「大器」FW中島大嘉が札幌新加入会見

北海道コンサドーレ札幌へ加入する国見高FW中島大嘉(中央)。左は札幌の竹林京介強化部長、右は国見・木藤健太監督
 最終目標は「バロンドール」。同世代でライバル視しているのは「ホーランド」。そして、「3年以内には札幌でタイトルを取って、自分もヨーロッパにチャレンジできたらいい」。スケール大きな大型ストライカーは、その目標に本気で挑戦する――。

 1日、国見高(長崎)から北海道コンサドーレ札幌へ加入するFW中島大嘉(3年)の新加入記者会見が同校で行われた。地元・長崎のメディアに加え、オンラインで北海道や各地のメディアが参加した記者会見には中島のほか、札幌の竹林京介強化部長と国見の山口朋之校長、同校サッカー部の内田利広総監督、木藤健太監督が出席。会見で中島はまず「自分がここにいれるのは自分をサポートしてくれた人たちのお陰だと思うので、プレーでも、言葉でも(感謝の念を)伝えていければいいと思っています」と感謝を口にした。

 そして、真剣な表情で掲げた将来像は、非常に大きなモノ。「自分は、『最終目標がバロンドールだ』と言っています。難しいのは分かっているんですけれども、サッカーをやるからにはそこを目指したいですし、一番近い目標では3年以内でヨーロッパに行くこと。そのためには1年目からしっかりとゴール、結果を残さないといけないと思う。3年以内には札幌でタイトルを取って、自分もヨーロッパにチャレンジできたらいい」とプロでの意気込みを口にした。

 中島は身長188cmのサイズと、50m走5秒台という快足などアスリート能力の高さを備えた「大器」。ストライドの大きなランニングフォームは躍動感溢れ、そのスピードと抜群の跳躍力を活かしてゴールを奪い取る。国見で全国出場の経験はないものの、昨年から徐々に注目度が向上。今年は新型コロナウイルスの影響で公式戦の中止が相次いでいたものの、複数のJクラブが関心を寄せる存在となった。

 札幌は今年7月に鳥取で開催された練習試合で中島のプレーをチェック。会見に出席した竹林強化部長は「スカウトの鈴木(智樹)が鳥取の練習試合を見た時に大嘉くんの能力に『一目惚れ』をして。私どもに報告があり、クラブの中で社長・GMと相談をした結果、すぐに(獲得を目指して)行こうということで、7月末に(オファーの)お話をさせて頂きました」と説明する。

 J1札幌のスカウトに『一目惚れ』させたという中島の能力。一般的にスカウトは幾度かプレーをチェックし、クラブに練習参加させて現場の意見も聞いたりするだろう。今回、コロナ禍にあるとは言え、札幌は「(複数のチェック、練習参加など)その必要がないくらい輝いていた、という報告を受けました」(竹林強化部長)とオファーを即決。他にも中島獲得を目指していたクラブがあったが、本人は「(施設見学へ行った際に)凄く良い環境が整っていると思ったのと、ここで自分がしっかり努力できれば間違いなく大きく成長できると思いました。このチームで努力していければ自分の目標とするところに近づけると思ったので、このチームを選ばせてもらいました」と札幌入りを決断した。

 また、「自分と同じようなタイプ」(中島)のFW鈴木武蔵(現ベールスホット・ビルレイク)が、札幌から日本代表選出、海外移籍とステップアップしていることも「分かりやすい判断材料」になったようだ。中島は名将・ペトロヴィッチ監督の下で自分を磨き、鈴木のように日本代表、世界へ羽ばたくつもりでいる。

 国見から直接Jクラブに加入するのは07年度まで在籍したFW白谷建人がC大阪入りして以来13年ぶり。国見の内田総監督は「子どもたちに夢を与えられるような選手になってもらいたいと思います」と期待する。今後については、札幌の竹林強化部長も特別強化指定の申請中であることを明言していたが、国見の復活Vを懸けて臨む選手権予選まで可能な限り札幌に帯同して成長を目指すプランだ。

 札幌、国見の大きな期待を背負ってプロ入りする中島は同世代のライバルについて問われ、「今言うと笑われるかもしれませんが、今の自分と同年代で活躍している選手と言ったら、ドルトムントの(アーリング・)ホーランドとかが凄いと思います。自分はそこをライバルと意識しているので、追い越してもっと上にいけるように頑張りたい」とコメント。もちろん、現在の力で結果が出るとは考えていない。プロの練習、日常の中で課題を改善し、自分の速さ、高さをより活かせる選手になること。そしてザルツブルク、ドルトムントでゴールを量産した20歳FWのように、衝撃的な活躍をしてのけて「中島大嘉」の名を国内、世界へと轟かせる。

(取材・文 吉田太郎)
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ルヴァン杯ニューヒーロー賞、GLの投票上位選手が判明! 決勝T進出クラブからは4人

ルヴァン杯ニューヒーロー賞、GLの投票上位選手が判明! 決勝T進出クラブからは4人
 Jリーグは1日、ルヴァンカップで活躍した若手選手に贈られるニューヒーロー賞の第1回途中結果発表を行った。プライムステージ進出クラブからはFW細谷真大(柏)、FW宮代大聖(川崎F)、DF成瀬竣平(名古屋)、DF瀬古歩夢(C大阪)の4選手が選ばれている。

 ニューヒーロー賞の対象は過去に受賞歴がなく、2020年12月31日時点で21歳以下の選手。各試合終了後に活躍が顕著だった選手に対して報道関係者が投票する。敗退チームからはMF田中渉(仙台)、MF荒木遼太郎(鹿島)、DF橋岡大樹(浦和)、DF石原広教(湘南)、MF相良竜之介(鳥栖/2種登録選手)、MF本田風智(鳥栖)がリストに入った。

 受賞者は準決勝の終了後に決定。プライムステージ(決勝T)は2日に開幕し、準々決勝を行う。

9月2日(水)
[1]札幌 19:00 横浜FM [札幌厚別]
[2]FC東京 19:00 名古屋 [味スタ]
[3]C大阪 19:00 柏 [ヤンマー]
[4]神戸 19:00 川崎F [ノエスタ]

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【動画】ありがとう内田篤人…デビューから5285日を振り返る

【動画】ありがとう内田篤人…デビューから5285日を振り返る
 鹿島アントラーズDF内田篤人がJ1第12節のガンバ大阪戦限りで現役を引退した。デビューから5285日、多くのサポーター、選手、スタッフに愛された32歳のプロサッカー人生を振り返る。

▼書籍『内田篤人 悲痛と希望の3144日』
https://amzn.to/2Hw5wYz

▼プロ通算
J1 148試合3得点
ブンデス 104試合1得点
欧州CL 29試合1得点
日本代表 74試合2得点

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自身の復帰日に大怪我…中村憲剛が柏DFに激励メッセージ「だから決して焦らずに」

自身の復帰日に大怪我…中村憲剛が柏DFに激励メッセージ「だから決して焦らずに」
 川崎フロンターレMF中村憲剛は1日、自身の公式ツイッター(@kengo19801031)を更新し、右膝の負傷で全治8〜9か月と診断された柏レイソルDF高橋祐治にお見舞いのメッセージを送った。

 高橋は8月29日、J1第13節鹿島戦の前半に相手FWとの接触を経て負傷。クラブは9月1日、右膝前十字靭帯断裂、右膝内側側副靭帯損傷、右膝外側半月板後節損傷の大怪我で、全治8〜9か月と診断されたと発表した。

 高橋が負傷した8月29日、中村は奇しくも左膝前十字靭帯損傷、左膝外側半月板損傷という類似症例から約10か月ぶりに復帰。後半32分の途中出場からさっそくゴールも決め、鮮烈なカムバックを遂げていた。

 中村は自身のツイッターで「高橋選手へ」とメッセージを掲載。「#頑張れ高橋祐治」のハッシュタグを添え、「今は落ち込んでるかもしれないけれど、周りにはサポートしてくれる人たちがたくさんいます。周りを信じて、頼って。絶対に戻って来ることができる。だから決して焦らずに。手術の成功を、そしてリハビリが順調に行くことを祈ってます」と激励した。


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大宮MF小野がプロA契約「より一層の覚悟と責任を持って」

MF小野雅史
 大宮アルディージャは1日、MF小野雅史とプロA契約を締結したと発表した。8月29日のJ2第15節長崎戦で規定の出場時間数を満たした。

 小野は昨季、明治大から大宮に加入。プロ1年目はJ2リーグ戦2試合の出場にとどまっていたが、今季はボランチの一角でレギュラーを担っている。クラブを通じて「より一層の覚悟と責任を持ってこれからも変わらずチームのために戦います。応援をよろしくお願いします」と意気込みを述べた。

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G大阪U-23がコーチ2人を追加登録! 本田&家長同期の與コーチ、元JFLの森本GKコーチ

 ガンバ大阪が1日、ガンバ大阪ユース所属の與貴行コーチと森本悠馬GKコーチを新たにガンバ大阪U-23の役員に登録した。Jリーグが同日、公式サイトで発表した。

 これに伴い、両コーチはJ3リーグ戦でコーチングスタッフとしてベンチ入りすることができる。與コーチは1986年生まれの34歳。自身もG大阪アカデミー出身で、MF本田圭佑、MF家長昭博らとジュニアユースの同期にあたり、守備的MFのレギュラーだった。森本GKコーチは82年生まれの38歳。JFL時代の琉球などでプレーした経験を持つ。

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イブラヒモビッチがミランと契約延長! クラブは38歳FWに新背番号を用意

ミランFWズラタン・イブラヒモビッチが契約延長
 ミランは8月31日、FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)との契約を2021年6月30日まで延長したことを発表した。また、背番号が昨季までの21から、前回のミラン在籍時に着けていた11に変更となったことも併せて報告している。

 イブラヒモビッチは2010年8月に1度目のミラン加入。2シーズンで85試合に出場して56ゴールを挙げ、1回のセリエA優勝と1回のスーペルコッパ・イタリアーナ制覇をもたらした。

 その後、パリSG、マンチェスター・ユナイテッド、LAギャラクシーでのプレーを経て、今年1月に2019-20シーズン終了までの短期契約で古巣ミランに復帰。公式戦20試合で11ゴール5アシストを記録し、リーグ戦6位でのUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場に大きく貢献した。

 クラブ公式サイトによるとイブラヒモビッチは同日、トレーニング施設でチームメイトやステファノ・ピオリ監督と再会し、新シーズン最初のトレーニングに参加したという。

●セリエA2020-21特集

J3鹿児島vs岩手が台風9号の影響で中止…翌日に代替開催へ

鹿児島vs岩手が台風9号の影響で中止
 Jリーグは1日、明日2日の19時に白波スタジアムで開催予定だったJ3第13節・鹿児島ユナイテッドFCvsいわてグルージャ盛岡が台風9号の影響で中止となったことを発表した。同試合は翌3日の17時に代替開催される。

以下、試合日程

■中止となった試合
第13節
9月2日(水)
鹿児島 19:00 岩手 [白波スタ]

■代替開催となる試合
第13節
9月3日(木)
鹿児島 17:00 岩手 [白波スタ]

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鹿島戦で負傷した柏DF高橋祐治、全治約8~9か月と診断

柏DF高橋祐治が全治約8~9か月の大怪我
[故障者情報]

 柏レイソルは1日、DF高橋祐治が検査の結果、右膝前十字靭帯断裂、右膝内側側副靭帯損傷、右膝外側半月板後節損傷により、全治約8~9か月と診断されたことを発表した。

 昨季まで鳥栖でプレーした高橋は今季から柏に完全移籍し、ここまでJ1リーグ戦10試合、ルヴァン杯1試合に出場。8月29日のJ1第13節・鹿島戦で負傷していた。

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鹿島戦で負傷した柏DF高橋祐治、全治約8~9か月と診断

柏DF高橋祐治が全治約8~9か月の大怪我
[故障者情報]

 柏レイソルは1日、DF高橋祐治が検査の結果、右膝前十字靭帯断裂、右膝内側側副靭帯損傷、右膝外側半月板後節損傷により、全治約8~9か月と診断されたことを発表した。

 昨季まで鳥栖でプレーした高橋は今季から柏に完全移籍し、ここまでJ1リーグ戦10試合、ルヴァン杯1試合に出場。8月29日のJ1第13節・鹿島戦で負傷していた。

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バルサ、異例のリーガ“開幕戦”は久保建英ビジャレアルと

バルセロナの下部組織で育ったMF久保建英
 ラ・リーガは8月31日、2020-21シーズンの対戦カードを発表した。

 タイトル奪還を目指す昨季2位のバルセロナは第1節でエルチェと対戦。しかし、8月にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)に出場したことを他のチームとともに考慮され、第2節ビルバオも含めて延期となる。そのため今季リーガ初戦は、バルセロナ下部組織出身のMF久保建英が所属するビジャレアルとの第3節(9月27〜28日)となった。

 また、今季最初のクラシコは10月25日にカンプ・ノウで行われる7節。第2ラウンドは来年4月11日にサンティアゴ・ベルナベウで開催される30節となっている。

 最終節は5月23日にアウェーで予定されているMF乾貴士所属のエイバル戦。なお、昨季エスパニョールが最下位で降格したため、今季リーガでのダービーはない。クラブ公式サイトによると、これは1962-62シーズン、1989-90シーズンに続く3度目のことだという。

●ラ・リーガ2020-21特集

[スーパープリンスリーグ東北]青森山田は松木&安斎ハットで圧勝。山形ユースも初戦を制す:Aブロック第1節

プレミア王者の青森山田高は13-1で大勝発進
 高円宮杯 JFA U‐18 サッカースーパープリンスリーグ2020 東北Aブロックが8月30日に開幕。昨年のプレミアリーグ王者・青森山田高(青森)は13-1でブラウブリッツ秋田U-18(秋田)に快勝した。試合開始直後に相手オウンゴールで先制した青森山田は攻守両面で秋田U-18を圧倒。U-17日本代表MF松木玖生とMF安斎颯馬がともにハットトリックを達成したほか、浦和内定のU-18日本代表CB藤原優大主将もヘディングシュートを決めた。秋田U-18は後半39分にカウンターから1年生MF安藤功記がPKを獲得。自ら右足で決めて一矢報いている。

 昨年、プリンスリーグ東北2位のモンテディオ山形ユース(山形)は聖光学院高(福島)と対戦。MF情野依吹が自ら獲得したPKを決めるなど3-0で快勝した。ベガルタ仙台ユース(宮城)対遠野高(岩手)戦は遠野が前半に3点を先取。後半に仙台ユースが3点を奪い返す。試合は後半20分に雷雨中止が決定。後日、後半20分から再開する予定となっている。

【順位表】
1.青森山田(3)+12
2.山形ユース(3)+3
3.仙台ユース(0)0
3.遠野(0)0
5.聖光学院(0)-3
6.秋田U-18(0)-12

【第1節】
(8月30日)
[スポーツ山形21石鳥居グランド]
山形ユース 3-0 聖光学院
[山]情野依吹(31分)、飯野義介(55分)、須藤渉(72分)

[青森山田高G]
青森山田 13-1 秋田U-18
[青]オウンゴール(1分)、松木玖生3(10分、14分、55分)、名須川真光2(11分、79分)、小原由敬(35分)、安斎颯馬3(36分、40分、64分)、秋元琉星2(45+2分、73分)、藤原優大(49分)
[秋]安藤功記(84分)

[遠野運動公園多目的広場]
遠野 - 仙台ユース
※雷雨中止。後日、3-3の後半20分から再開予定

【第2節】
(9月5日)
[青森山田高G]
青森山田 11:00 聖光学院

[遠野運動公園多目的広場]
遠野 10:30 秋田U-18

(9月6日)
[スポーツ山形21石鳥居グランド]
山形ユース 10:30 仙台ユース
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[スーパープリンスリーグ東北]逆転勝ちの仙台育英、8発の聖和学園、青森山田セカンドが勝ち点3奪取:Bブロック第1節

仙台育英高(黄色)が尚志高に逆転勝ちした
 高円宮杯 JFA U‐18 サッカースーパープリンスリーグ2020 東北Bブロックは29日と30日に第1節を行った。

 昨年、プレミアリーグEASTに所属していた尚志高(福島)は仙台育英高(宮城)と激突。前半29分にFW黒田陸斗のスルーパスからMF菅野稜斗が先制ゴールを決めた。だが、仙台育英は直後にFW明石海月の左CKをMF島野怜が右足で合わせて同点。さらにFW佐藤遼のシュートのこぼれをFW吉田健太が押し込んで逆転に成功する。仙台育英は後半にも佐藤のスルーパスから吉田が決めて3-1。逆転勝ちした。

 昨年のプリンスリーグ東北で優勝した青森山田高セカンド(青森)は盛岡商高(岩手)と対戦。CB中村涼とCB宮野隼を中心に守る盛岡商ゴールをなかなかこじ開けられなかったが後半24分、MF本田真斗のシュートのこぼれをMF内間隼介が押し込んで先制する。さらにオウンゴールで加点した青森山田セカンドが2-0で白星スタートを切っている。

 また、“昇格組”対決となった聖和学園高(宮城)対帝京安積高(福島)戦は聖和学園が8-0で大勝した。聖和学園は2年生MF守屋湧磨がハットトリックの活躍。FW田代健伸と渥美颯也がそれぞれ2得点挙げるなどゴールラッシュを見せている。

【順位表】
1.聖和学園(3)+8
2.仙台育英(3)+2
3.青森山田セカンド(3)+2
4.尚志(0)-2
5.盛岡商(0)-2
6.帝京安積(0)-8

【第1節】
(8月29日)
[仙台育英多賀城キャンパス]
仙台育英 3-1 尚志
[仙]島野怜(34分)、吉田健太2(45分、64分)
[尚]菅野稜斗(29分)

(8月30日)
[帝京安積高IVY FIELD]
帝京安積 0-8 聖和学園
[聖]田代健伸2(13、46分)、守屋湧磨3(18、50、59分)、渥美颯也2(78、85分)、狩野遥人(82分)

[青森山田高G]
青森山田セカンド 2-0 盛岡商
[青]内間隼介(69分)、オウンゴール(87分)

【第2節】
(9月5日)
[尚志高G]
尚志 11:00 聖和学園

[青森山田高G]
青森山田セカンド 13:30 仙台育英

(9月6日)
[帝京安積高IVY FIELD]
帝京安積 13:00 盛岡商
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初めてキャプテンマーク巻いた日は「絶対に忘れない」ミスも。青森山田の“最強”CB藤原優大は将来の糧に

浦和内定の青森山田高CB藤原優大主将はこの日の1失点を「絶対に忘れない」
[8.30 スーパープリンスリーグ東北第1節 青森山田高 13-1 秋田U-18 青森山田高G] 

“高体連最強”のCB藤原優大(3年、浦和内定)は、怒りの矛先を自らへ向けていた。「自分があそこで焦る必要はなかった」「ああいう一つのミスで失点してしまうと心残り」「キャプテンとしてまだまだ力不足」「スキルをつけないといけない」。13-0の状況で許した1失点。ミスしたこと、そして青森山田高(青森)全員の目標「無失点V」を実現できなかったことを心の底から悔しがっていた。

 後半39分、青森山田は敵陣CKからのカウンターを食らう。これを一番後方にいたDFが対応してボールを奪い取ったが、タッチが大きくなったところを秋田U-18MF安藤功記(1年)に奪い返されてしまう。

 藤原は敵陣ゴール前からのスプリントで自陣へ戻り、先行く相手MFに追いついた。このままシュートコースを切っていれば失点することはなかったかもしれないが、「仲間がミスして、あそこでカバーしてボールを取り切るまでがカバーリングだと思う。取り切って次のシーンに繋げるのがキャプテンだと思う」という藤原は、右前へ持ち出した相手へスライディングタックル。このタックルが安藤の足を引っ掛ける形となり、PKを与えてしまった。

 そこまではパーフェクトな内容。鉄壁の守備面だけでなく、対角のフィードを次々と通し、ヘディングシュートを決めるなど際立つプレーを見せていた。だが、このシーンでは焦ってボールを奪い返しに行き、失点に繋がるPK献上。藤原は昨年のプレミアリーグEAST・尚志高戦でも同じような形からタックルへ行ってPKを与えてしまっている。責任感の強さ、また「奪う」ことを意識しすぎた結果、最悪の結果に。だからこそ、「学習不足ですし、これから成長するために謙虚にやっていかないといけない」と引き締め直していた。

 黒田剛監督は1年時から選手権決勝のピッチを経験し、昨年から絶対的な選手となった藤原について、「右足・左足の精度もキック力も、スピードもあって、ヘディングも強いでしょう。コントロールも上手い。ウイークポイントが少ない、レベルの高い選手になった感じはするかな。今すぐプロでやれる感じがする」と賛辞を惜しまない。一方で昨年と同じミスを指摘。そして、「これからのサッカー人生で良い教訓になった」と糧にすることを求めていた。

 藤原自身も「自分がプロサッカー選手になった時に、ああいうプレーで対応し切ること。(この経験を)活かさないといけない。しっかりと学習して、切り替えるは切り替えるんですけれども、反省点として絶対に忘れないように次に向かっていきたい」と誓っていた。

 1つのプレーについてここまで悔しがるのは、本人が高みを目指しているからこそ。プロの世界に入れば、高校でできていたことができなくなると考えている。だからこそ、高校サッカーではミスなくやり切ること。簡単に切り替えることができない様子だったが、将来を嘱望されるDFは必ず成長のきっかけとする。

 新チームで主将を務めてきた藤原はこの日、初めてキャプテンマークを巻いてのプレー。その感想について、「初めてキャプテンマークを任せてもらったんですけれども、重みも感じますし、青森山田のキャプテンとして見られると思うので、責任はあるなと思っています。ヒデさん(武田英寿、現浦和)や歴代のキャプテンは責任を背負ってきた。みんながやっていなくても、自分はやらないといけない」と説明した。

 主将として臨むシーズンは、もちろん初めて経験するコロナ禍。公式戦が行われない状況で「自分のモチベーションを保つのでいっぱいいっぱいだった時があった。チームに働きかけることができない時もあった」と振り返る。それでも自分について来てくれる仲間たちと乗り越えてスーパープリンスリーグ開幕を迎えた。

 そこで青森山田イレブンは躍動して圧巻の13得点。一方で藤原にとって、初めてキャプテンマークを巻いた日は悔しさで「絶対に忘れない」一日となった。その悔しさを常に持ちながらより成長を遂げて、青森山田が無失点で勝ち続ける原動力に。“最強”CBはこのミスを絶対に繰り返さない。

(取材・文 吉田太郎)
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甲府がFW太田の入籍を発表「温かく見守って頂けたら幸いです」

甲府FW太田修介が入籍
 ヴァンフォーレ甲府は1日、FW太田修介(24)が一般女性と入籍したことを発表した。

 太田は甲府の下部組織で育ち、日本体育大を経由して2018年に加入。今季はここまでJ2リーグ戦11試合に出場し、3得点を記録している。

 クラブ公式サイトを通じ、「私事ではありますが、この度学生時代よりお付き合いしていた方と入籍したことをご報告させていただきます。どんな時でも私の味方となり支えてくれる妻の為にも、より一層頑張っていきたいと思います。温かく見守って頂けたら幸いです」とコメントした。

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スペインメディア「これ以上はない」久保建英、再びSNS上でバズる

華麗なプレーを披露したMF久保建英
 ビジャレアルMF久保建英のスーパープレーがSNS上を賑わせている。所属元であるレアル・マドリーの専門メディア『デフェンサ・セントラル』が「タケ・クボがビジャレアルで再び輝きを放ち、またしてもSNS上でバズった」として伝えた。

 クラブは8月31日、公式ツイッター(@VillarrealCF)でトレーニング中の動画を投稿。サイド攻撃の練習で左からのクロスにニアで反応した久保は、左足の華麗なヒールキックでゴール左に流し込んだ。ニア寄りにポジションを取っていたGKは意表を突かれ、一歩も動けないまま立ち尽くすしかなかった。

 同メディアは「タケ・クボはビジャレアルのトレーニングで輝きを放ち続けており、盛大にそれをこなしている。日本のクラックは素晴らしいゴラッソを決めた…かかとで!」と絶賛。「ビジャレアルのネットワークはクボが現れるたびに爆発している」とレポートしている。

 これまでのプレシーズンマッチ3試合でウナイ・エメリ新監督は久保に一度しかスタメンの機会を与えていないが、同メディアは「日本人はトレーニングでこれ以上の信用を与えることはできない。今日のセッションでは、彼は再び自分の姿を見せてくれた」と指揮官へのアピールを強調した。


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「彼がバルサを離れるのは…」メッシのいとこが語る退団希望の理由

バルセロナ退団を希望しているFWリオネル・メッシ
 FWリオネル・メッシがバルセロナ退団の意思を示したのは、もう幸せではないと感じているからのようだ。いとこで元サッカー選手のマキシミリアーノ・ビアンクッチ氏が気持ちを代弁している。

 スペイン『マルカ』は「バルセロナファンにとって、カンプ・ノウの外でリオネル・メッシを見るのはいまだに困難なことだが、彼の周囲ではかなりはっきりとそれを見ているのが実情だ。アルゼンチン人アタッカーがバルサでの時間を終えたのは、もう幸せではないからだ」と記し、アルゼンチンのラジオでビアンクッチ氏が語った内容を伝えた。

「彼がバルセロナを離れることはないと思っていた。しかし、レオは自分が幸せになれる場所を探さなければならない。もし彼が去ってしまうとしたら、それは彼が幸せではなく、新たな方向性を模索したいと思っているだ。それは彼の権利だ。彼が感じていることに耳を傾けなければならない」

 また、ビアンクッチ氏はメッシの新天地について「私は彼がいいプレーをするチームで見てみたい。全てのチームの中で、彼はマンチェスター・シティにうまくフィットすると思うよ」と見解を示し、「パリSGもそうだが、期待しよう…彼がどこへ行っても、幸せで平和があるようにと」と、何よりもメッシが気持ちよくプレーできるチームへの加入を願った。

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日本代表全カテゴリで初の対外試合!「ちっちゃいけど噛みつく」U-16候補が“年上”Jクラブユースと互角の熱戦

日本代表全カテゴリで初の対外試合!「ちっちゃいけど噛みつく」U-16候補が“年上”Jクラブユースと互角の熱戦
 U-16日本代表候補メンバーが8月22日、JFA夢フィールドでJクラブユースとトレーニングマッチ2試合を実施した。日本代表では全カテゴリを通じて再開後初の対外試合。鹿島アントラーズユースと2-2、柏レイソルU-18と1-1でそれぞれ引き分け、年長の相手に善戦する収穫の多い内容で合宿を終えた。

 2004年1月1日以降に生まれた選手で構成されるU-16日本代表は、来年のU-17ワールドカップを目指すチーム。森山佳郎監督のもと、11月開幕のアジア予選に向けて準備を進めている。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、合宿集合時にはSmartAmp法検査を全員が受けて陰性を確認。給水ボトルを共有しないことや、食事時の配慮など、さまざまな対策が取られている。

 合宿は19日にスタート。7月の前回合宿で行った紅白戦では守備面の課題が露呈したため、今回はゴール前の局面を中心にトレーニングを行った。4日目の練習試合の前には、対戦相手の鹿島ユース、柏U-18の選手たちもSmartAmp法検査を受検。結果次第では中止の可能性もあったが、無事に全員の陰性が確認されたことで開催に至った。試合はいずれも40分ハーフで行われた。

■1本目 U-16日本代表 2-2 鹿島ユース

・先発フォーメーション(U-16日本代表のみ記載)

    9内藤大和(甲府U-18)  10森夲空斗(広島ユース)

8山崎太新(横浜FCユース)         11高橋隆大(静岡学園高)

    5桒原陸人(G大阪ユース)  7大迫塁(神村学園高)

6石川晴大(清水ユース)          4池谷銀姿郎(横浜FCユース)
    2鈴木吏玖(JFA福島U18)   16行德瑛(静岡学園高)

           1松原快晟(讃岐U-18)

 立ち上がりから優勢を保ったのは鹿島ユース。4-4-2の布陣から2トップの一角が落ち、前後関係に構えるダブルボランチがU-16日本代表のライン間に顔を出し、次々にチャンスをつくった。それでもU-16日本代表は松原の果敢な飛び出しや、行德のアグレッシブなカバーリングが光り、相手のキックミスにも助けられながら、前半10分までの連続ピンチを防いだ。

 以降はU-16日本代表にも好機が訪れ、前半11分に高橋のドリブル突破でようやく敵陣に攻め込むと、14分には左サイドで山崎が3人のスライディングタックルを次々にかわし、惜しいクロスを供給。28分にも大迫の持ち上がりから高橋、山崎が立て続けにシュートを放った。総合すれば鹿島ユースの優位が続いた前半だったが、随所に良いプレーもあってスコアレスでハーフタイムを迎えた。

 U-16日本代表は後半開始時、松原に代わってGK藤沢芭琉(徳島市立高)、山崎に代わってMF阿部来誠(大宮U18)を左サイドハーフに投入。最終ラインの並びにも変更を加えて、池谷が左センターバック、鈴木が右サイドバックに移った。すると直後、鹿島ユースが右サイドからのクロス攻撃でヘディングシュートが決まって先制。U-16日本代表はポジションの乱れをすぐさま突かれた。

 それでも後半10分、U-16日本代表は左サイドを突破した石川のアーリークロスに内藤が合わせて同点。12分には大迫、内藤が相手をはがすと、右サイドでフリーになった高橋がGKをかわして決め、瞬く間に同点に追いついた。その後も鹿島の独特のビルドアップにうまく布陣を合わせたU-16日本代表が主導権を握っていた。

 ところが、ここから課題となったのは試合を通じての強度だった。徐々に時間を追うごとに両チームともに足が止まり、フィジカルで上回る鹿島ユースがゴール前まで到達する場面が増加。後半35分にはクロスに反応した森夲のヘッドがクロスバーに弾かれると、終了間際にパワープレーからのボレーシュートを突き刺され、2-2でタイムアップを迎えた。

■2本目 U-16日本代表 1-1 柏U-18

・先発フォーメーション(U-16日本代表のみ記載)

    9千葉大舞(C大阪U-15)  10南野遥海(G大阪ユース)

11北野颯太(C大阪U-18)         7橋本陸斗(東京V Jrユース)

    8梶浦勇輝(FC東京U-18)  6小幡季生(G大阪ユース)

2植田悠太(京都U-18)          5齋藤晴(JFA福島U18)
    4小澤晴樹(大宮U18)   3土肥幹太(FC東京U-18)

           1森脇真一(磐田U-18)

 2試合目は先発に千葉、橋本の中学生コンビを先発起用。ベンチにもGK齋藤朝陽(FC東京U-15深川)、MF後藤啓介(磐田U-18)が控えた。森山監督は「涼しいから夜のゲームにした。体力的なところ」と述べたが、年少チームが高円宮杯プレミアリーグ所属の柏U-18に対して堂々のパフォーマンスを見せた。

 立ち上がりこそ4-4-2の布陣から目まぐるしいポジションチェンジを繰り返す柏U-18に攻め込まれ、前回U-17W杯メンバーのMF田村蒼生のクロスからMFモハマド・ファルザン佐名に決められたが、巧みにスペースを突いた橋本や北野がうまくボールを引き出して攻撃を展開。南野の惜しいシュートをあった。

 前半15分すぎには付近で雷鳴が鳴り響き、約1時間にわたって試合が中断。チームはその間、選手が主導となってホワイトボードで柏の布陣を確認し、使いたいスペースを共有してピッチに戻った。再開後は千葉に代わって中学3年生で185cmの長身を誇る後藤を最前線に投入。すると23分、植田のアーリークロスに北野が反応し、相手のオウンゴールを誘って同点に追いついた。

 1-1で迎えた後半は森脇、橋本、齋藤晴に代わり、齋藤朝、前半途中で交代した千葉、DF稲垣篤志(浦和ユース)の3人を投入。南野は右サイドハーフに移った。その後も前回U-17W杯メンバーのGK佐々木雅士を苦しめる場面をつくるなど、U-16日本代表が互角以上の戦いを展開。25分すぎからは足が止まって一方的に攻め込まれる時間も続いたが、ディフェンス陣がゴール前で次々に身体を張り、森山監督のチームらしく泥臭いメンタリティーも発揮しながら最少失点で試合を締めた。

 試合後、オンライン取材に応じた森山監督は「前回はやっと集まれて、練習試合ができない状況で練習したが、今回は練習試合ができるというそれだけで進歩」と充実した表情。「付け焼き刃でトレーニングしたことが思ったより機能して、やられそうなシーンはあったけど、ゴール前の守備をしっかりやって5〜6点は防げた」と述べ、合宿中に行った守備練習がトレーニングマッチに表れたことに手応えを示した。

 また前回合宿の後にも強調していた「世界と戦う」という意識についても、「一生懸命戻って一生懸命守るというところで守備で疲弊した部分があったと思うけど、最後まで全力を出し切ったのので、出し切るメンタリティーはついてきたかな」と手応え。「代表に来たらこれくらいやらないといけないという基準になった」と今後も継続して発揮されることに期待した。

 9月下旬にはSBS杯の代替大会に出場予定。新型コロナの影響で海外チームを招集できないが、静岡ユース、清水ユース、磐田U-18といった年長の相手に挑む貴重な機会となる。森山監督が求めるのは「ちっちゃいけど噛みつくからな」という果敢なメンタリティー。指揮官は「牙を剥き出しにして、挑戦者の気持ちで向かっていって欲しい」と先を見据えた。

(取材・文 竹内達也)

地元紙がポルト中島翔哉に関して「ビッグニュースだ」

MF中島翔哉が練習復帰
 MF中島翔哉ポルトのトレーニングに復帰したようだ。クラブが8月31日、同日に行われた練習風景の写真を公式サイトで公開し、その中に中島の姿もあったとして大きな話題となっている。

 中島は昨年7月、アルドゥハイル(カタール1部)から移籍金1200万ユーロ(約15億円)の5年契約でポルトに加入した。2019-20シーズン開幕から公式戦28試合で1ゴール3アシストを記録していたが、新型コロナウイルスの影響による中断で状況は一変。家族の問題などから、再開したチーム練習への不参加が続き、中断明けから一度も出場することなくシーズンを終えた。

 去就が取り沙汰される中、チームの始動日となる8月24日のトレーニングも欠席。中島の状況についてクラブからの説明はなく、ポルトガル『オ・ジョゴ』は「日本人の事件は謎のまま」と報じていたが、ついに決着がついたようだ。

 ポルトガル『レコルド』は「今日(8月31日)の午後、ポルトが行ったトレーニングの主役は中島翔哉だった。5月以来、チームメイトとの練習に参加していなかった日本代表選手が、久しぶりにチームの仕事に復帰した」とレポート。同国『ア・ボラ』も「中島はポルトのワークセッションにおけるビッグニュースだった。パンデミックの影響でシーズンが中断した後、チームから離れていた日本代表選手は、セルジオ・コンセイソン(監督)の指示で仕事に復帰した」と伝えている。

 ポルトガル・リーグは9月20日に開幕。昨季王者のポルトはホームにブラガを迎える予定となっている。

●海外組ガイド
●ポルトガル・リーグ2019-20特集

開幕戦でいきなり日本人対決!! ラ・リーガが今季の対戦カード発表

開幕戦で日本人対決が実現
 ラ・リーガは8月31日、2020-21シーズンの対戦カードを公式サイトで発表した。

 開幕戦は9月12日〜13日の週末に行われ、昨季王者のレアル・マドリーはホームでヘタフェと対戦。FWリオネル・メッシの去就問題に揺れる2位バルセロナエルチェをホームに迎える。また、MF久保建英の所属するビジャレアルはFW岡崎慎司が在籍する昇格組ウエスカと激突。MF乾貴士所属のエイバルセルタとのホーム戦に臨む。

 シーズンの最初のクラシコは10月25日の週末に行われる第7節で、舞台はカンプ・ノウとなる。第2ラウンドは、来年4月11日の週末にサンティアゴ・ベルナベウでの開催が予定される第30節。レアルとアトレティコ・マドリーのダービーは第13節と第26節に組まれている。

 最終節となる第38節は5月23日に開催。なお、開幕戦のレアルvsヘタフェ、バルセロナvsエルチェ、アトレティコvsセビージャはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)やUEFAヨーロッパリーグ(EL)への出場を考慮し、延期されることになった。

●ラ・リーガ2020-21特集

「何言っていいと思ってない?」G大阪OBが批判浴びるDF藤春に言及

G大阪OBの武井氏がDF藤春廣輝を擁護
 元ガンバ大阪武井択也氏が8月30日に自身のツイッター(@takuyaaan0125)を更新し、批判を受けるDF藤春廣輝について言及した。

 藤春は8月29日にホームで行われたJ1第13節・FC東京戦(●1-3)でスタメン出場。1-2の後半36分、左CKの流れから左サイドのFW小野裕二につなごうとしたが、FC東京FWレアンドロにカットされ、カウンターからFWアダイウトンに決定的な3点目を許した。

 武井氏はツイッターで「子供のとき今のハルへの批判見てたらDF・GKしたくないわー。プロだから批判されて当たり前?って人いるけど、プロだからをかませば何言っていいと思ってない?プロである前に人間なんだからミスするわ!頼むからハルのこと潰さないでよ」と一部の心ない声に胸を痛め、「下向くなハル!」と後輩を励ましている。

 この場面ではG大阪のフィールドプレーヤー最後方の藤春がボールを持った時点で、左右の斜め前方に2人の味方選手がいた。目の前にはFC東京の選手が4人。そのうちの1人に距離を詰められながら左の小野へのパスを選択した藤春だったが、レアンドロに読まれていた。

 続くツイートで武井氏は「こぼれ球の位置から放り込むと真っ直ぐ跳ね返り、FC東京の4人に拾われてカウンターなる可能性高い。あの場面サイドからいれるのがセオリーだけどパス戻ってくる、そのあともプレスはまってて出しどころない。本人もだけど受け手にも修正あるかな」と指摘。「分析してみると批判してる人もミスしてるね」と主張している。

 また、自分ならどうしたかをユーザーから問われると「あの瞬間は出すところないですよね。持っててもプレスかけられてたし、小野くんも狙われていた。その向こうにいる貴史にも相手の右サイドの選手はスライドして狙っていた。バックパスかラインを切るくらい強めに蹴っとばしていましたね。あの状況はめちゃくちゃ圧がすごくて怖かったのは間違いない」と、点を取りに行く中での難しい判断だったことを強調した。

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一度は陰性も…D・シルバが新型コロナ陽性

今季からソシエダに移籍したMFダビド・シルバ
 ソシエダは8月31日、元スペイン代表MFダビド・シルバが新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったことを発表した。症状はなく、すでに隔離を行っていると説明している。

 8月17日にマンチェスター・シティからの加入が発表されたD・シルバ。最初の検査は28日にグラン・カナリア島のラス・パルマスで実施され、結果は陰性だった。その後、30日の夜にソシエダのホームタウンであるサン・セバスティアンに到着。翌31日、プロトコルに従って2回目の検査を行ったところ、陽性反応が出たという。

 D・シルバはサン・セバスティアン到着後、まだ練習場に行ったり新しいチームメイトに挨拶したりする機会はなかったとのこと。すでに隔離措置が取られており、症状はないようだ。クラブは管轄の保健当局に報告したと発表している。

●ラ・リーガ2020-21特集

一度は陰性も…D・シルバが新型コロナ陽性

今季からソシエダに移籍したMFダビド・シルバ
 ソシエダは8月31日、元スペイン代表MFダビド・シルバが新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったことを発表した。症状はなく、すでに隔離を行っていると説明している。

 8月17日にマンチェスター・シティからの加入が発表されたD・シルバ。最初の検査は28日にグラン・カナリア島のラス・パルマスで実施され、結果は陰性だった。その後、30日の夜にソシエダのホームタウンであるサン・セバスティアンに到着。翌31日、プロトコルに従って2回目の検査を行ったところ、陽性反応が出たという。

 D・シルバはサン・セバスティアン到着後、まだ練習場に行ったり新しいチームメイトに挨拶したりする機会はなかったとのこと。すでに隔離措置が取られており、症状はないようだ。クラブは管轄の保健当局に報告したと発表している。

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[9月1日 今日のバースデー]

Japan
MF渡邊一仁(愛媛、1986)*ボディーコンタクトとボール奪取能力の高いMF。
FWエスクデロ競飛王(栃木、1988)*ドリブル突破を武器とするスペイン出身の日本人アタッカー。
FW金園英学(甲府、1988)*高い身体能力と足もとの技術を兼ね備えたFW。
FW瀬沼優司(横浜FC、1990)*力強いプレーとボールを呼び込む動きに優れたFW。
FW赤崎秀平(仙台、1991)*ゴール前での冷静さ、判断力、技術の高さを併せ持つストライカー。
MF和田幹大(YS横浜、1996)*新潟医療福祉大出身。YS横浜セカンドからトップ昇格を果たした。
MF中村健人(鹿児島、1997)*東福岡で選手権優勝、明治大でインカレ優勝を経験。キック精度が高いMF。
DF国本玲央(山口、2001)*暁星国際高出身。186㎝の大型DF。

World
FWダニエル・スターリッジ(トラブゾンシュポル、1989、イングランド)*裏への抜け出し、シュート技術に優れる元イングランド代表のストライカー。
GKセルヒオ・リコ(パリSG、1993、スペイン)*スペイン代表GKも経験。2015-16シーズンのEL優勝に貢献した。
FWムニル・エル・ハダディ(セビージャ、1995、スペイン)*バルセロナのカンテラ育ち。運動量豊富で守備でもチームに貢献できるFW。

Former
FWドゥドゥ・ゲオルゲスク(元ディナモ・ブカレストほか、1950、ルーマニア)*欧州ゴールデンシューに2度輝いたストライカー。
FWルート・フリット(元ミランほか、1962、オランダ)*ミランを2度の世界一へ導いたオランダトリオの一人。最前線からリベロまで全てのポジションをこなした。1987年欧州最優秀選手。
FWハカン・シュキュル(元ガラタサライほか、1971、トルコ)*トルコ代表最多得点記録を持ち、2002年のW杯日韓大会3位決定戦では歴代最速の11秒でゴールを決めた。
MF福西崇史(元磐田ほか、1976)*14年間の現役生活で日本代表通算64試合出場のボランチ。現在は解説者などとして活躍している。

Others
小澤征爾(指揮者、1935)
新垣隆(作曲家、1970)
土田晃之(芸人、1972)
渡部陽一(戦場カメラマン、1972)
山本寛(アニメ監督、1974)
土屋礼央(RAG FAIR:ミュージシャン、1976)
平岡祐太(俳優、1984)
宮下遥(バレー、1994)
桃田賢斗(バドミントン、1994)

歴代の日本代表レジェンドが中学3年生と対決! 相模原がドリームマッチ開催を発表

相模原が『さがみはらドリームマッチ2020』 の開催を発表
 SC相模原は8月31日、相模原ギオンスタジアムで10月25日に行われるJ3第23節・熊本戦での『さがみはらドリームマッチ2020』 の開催が決定したことを発表した。

 今回、J-DERAMSと対戦するのは“中学3年生チーム”の相模原市選抜U-15。クラブは「今年は色々な出来事があり、悲しいこと辛いこと、サッカーができない状況もありました。中学最後の年、3年生のみなさんとサッカーを通して最高の思い出を作りたいと思っています」と説明している。また、当日はホームタウン(相模原市、座間市、綾瀬市、愛川町)の中学3年生の招待も行うという。

以下、現時点でのJ-DREAMSメンバー

名波浩(元日本代表、ジュビロ磐田他)
中澤佑二(元日本代表、横浜F・マリノス他)
久保竜彦(元日本代表、サンフレッチェ広島他)
巻誠一郎(元日本代表、ジェフユナイテッド千葉他)
中西永輔(元日本代表、ジェフユナイテッド市原他)
都築龍太(元日本代表、浦和レッズ他)
波戸康広(元日本代表、横浜F・マリノス他)

※メンバーは随時発表予定
※スケジュールにより出場選手が変更となる場合あり

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磐城、湯本など17校が福島3回戦へ

 第99回全国高校サッカー選手権福島県大会1次大会が22日から29日まで行われた。安積高、湯本高磐城高、二本松工高、相馬高、小高産業技術高、福島西高、清陵情報高、会津工高、東日大昌平高、郡山北工高、磐城桜が丘高、白河旭高、本宮高、福島成蹊高、葵高、相馬東高の17校が2次大会(3回戦)進出を決めた。

 大会6連覇中の尚志高聖光学院高帝京安積高学法石川高など11校を加えた28校で2次大会は争われる。


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創部2年目の福大若葉など24校が福岡1次予選突破!

 第99回全国高校サッカー選手権福岡県予選は20日から30日まで第1次予選を行い、24校が新たに第2次予選進出を決めた。

 創部2年目の注目校、福大若葉高が初の1次予選突破を決めたほか、全国出場歴を持つ伝習館高や福岡大大濠高豊国学園高などが2次予選進出。一方で県1部リーグ勢の八幡高は誠修高に、また武蔵台高は三潴高にそれぞれ敗れている。

 1次予選を免除されている新人戦優勝校・九州国際大付高と同準優勝校・飯塚高、連覇を狙う筑陽学園高、2年ぶりの奪冠を目指す東福岡高、伝統校・東海大福岡高、希望が丘高、筑紫台高、高稜高を加えた32校が、10月17日から2次予選を戦う。

【福岡】
[1次予選決勝]※勝者が2次予選へ
修猷館高 1-2 八幡工高
北筑高 0-0(PK7-6)福岡高
北九州高 2-0 稲築志耕館高
嘉穂東高 4-1 九州産高
折尾愛真高 1-2 近大福岡高
福岡講倫館高 3-1 南筑高
伝習館高 2-1 八幡南高
福岡大大濠高 5-0 八女工高
春日高 1-0 八女高
星琳高 5-0 福岡常葉高
筑紫高 5-0 須恵高
新宮高 2-1 育徳館高
誠修高 3-1 八幡高
三潴高 1-0 武蔵台高
小倉東高 5-0 福岡西陵高
八女学院高 2-3 常磐高
福翔高 3-0 福島高
福大若葉高 3-2 筑前高
中間高 0-2 直方高
小郡高 0-3 福岡魁誠高
筑紫丘高 6-0 博多高
豊国学園高 2-1 福岡一高
柏陵高 2-1 青豊高
九産大九州高 1-0 博多工高
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16校が青森県1次予選突破。伝統校・五戸は青森工に敗れる

 第99回全国高校サッカー選手権青森県予選は24日から30日まで1次予選を行った。青森北高、黒石高・黒石商高、東奥義塾高、青森工高、三沢高、弘前高、弘前実高、田名部高、八戸工高、弘前南高、八戸工大一高、五所川原工高、青森西高、青森高、八戸北高、八戸西高の16校が2次予選進出。選手権出場14回の伝統校、五戸高は青森工にPK戦で敗れ、1次予選敗退となった。

 昨年度選手権全国2位の青森山田高と同青森県予選準優勝の八戸学院野辺地西高、八戸高、三本木農高、三沢商高、十和田工高、八戸学院光星高、青森南高は1次予選免除。2次予選は10月17日に1回戦を行い、決勝戦は11月8日にカクヒロアスレチックスタジアムで開催される。


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長友佑都、マルセイユへの加入が正式決定「侍魂で戦います!」…酒井宏樹と同僚に

マルセイユへの加入が決定したDF長友佑都
 マルセイユは31日、日本代表DF長友佑都の加入を発表した。背番号は25となる。マルセイユにはDF酒井宏樹が所属しており、日本代表の左右SBがチームメイトになることになった。

 長友は2018年1月にインテルからガラタサライに加入。期限付き移籍だったが、翌年の夏に完全移籍に。ガラタサライでは公式戦65試合に出場し、3ゴール7アシストを記録。昨季終盤には登録メンバーから外れ、契約が満了した7月にチームを退団し、フリーエージェントの状態で新天地を探していた。

 長友は自身のツイッター(@YutoNagatomo5)を更新し、「フランスのマルセイユに加入することになりました! このような素晴らしいクラブに来れて心から嬉しいです! これから厳しい戦いが始まりますが、この決断を正解にできるように頑張ります! そして日本代表の酒井宏樹と同僚です! 侍魂で戦います!」と意気込みを語っている。

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●フランス・リーグアン2020-21特集

目標は9年ぶりの選手権。盛岡商の注目MF欠畑魁星、後輩たちに全国の雰囲気を「味あわせてあげたい」

盛岡商高の注目10番、10番MF欠畑魁星
[8.30 スーパープリンスリーグ東北第1節 青森山田高セカンド 2-0 盛岡商高 青森山田高G] 

 選手権優勝歴を持つ名門・盛岡商高(岩手)はチームを背中で牽引するFW村上絢太主将(3年)をはじめ、10番MF欠畑魁星(3年)とMF伊藤就大(3年)のダブルボランチ、CB中村涼(3年)、右SB高山佑斗(3年)、MF佐藤航(2年)と昨年度の選手権予選決勝で先発していた6選手がスーパープリンスリーグ東北開幕節で先発出場。昨年のプリンスリーグ東北優勝チームの青森山田高セカンド(青森)のパワーに屈することなく、球際、運動量の部分などで食い下がった。

 1年時から先発を務める欠畑は「今日は中途半端なことをすると青森山田は強いし、持って行かれてしまうので、自分たち中盤はセカンドとか球際のところに集中してプレーしていました」と振り返る。伊藤や欠畑がセカンドボールを回収し、攻撃面でも素早く繋いでクロスまで持ち込んでいたが、精度を欠いてしまう。強雨の難しいコンディションの中でも勝負どころで質の高い青森山田セカンドに競り負ける結果となった。

 盛岡商は、仙台などで活躍した中田洋介監督就任3年目。就任直後の18年インターハイで1勝したものの、選手権は11年度大会を最後に全国から遠ざかっている。昨年度の岩手県予選決勝は開始直後に主力選手が負傷退場するアクシデントもあって惜敗。だが、その経験者を多く残す今年は、指揮官も「初めて入学からずっと見ている代。面白いチーム」と期待を寄せている。

 そのチームの柱が、欠畑だ。ミドルレンジからの絶妙な配球やスルーパスでチャンスを演出する注目ゲームメーカー。入学当初よりも10kg近く増量し、現在はよりキレを増すために肉体改造している最中だ。「(特別な技術がある訳ではないので)自分が目立つというよりは周りを活かしたプレーをしていきたい」と語る欠畑だが、憧れのMF大島僚太(川崎F)のように1本のパスで試合を決める力も持っている。

 この日は正確にボールを収めてパスを散らしていたが、本人は強豪のスピード感を体感したことで、よりレベルアップする必要性を感じていた。「止まっているボール、プレースキックで自分より上手い人は全国に腐るほどいるので、その中で動いているボールとかターンしてすぐに蹴るとか、そういうところの精度を上げていかないと。きょうは青森山田のセカンドが相手だったんですけれども、もっと練習しなきゃいけない」と引き締めていた。

 中田監督はキーマンの背中を押す。「ウチのチームは“欠畑が戦術”というくらい。このくらいのプレッシャーだとやれちゃうくらいの力はあると思っています」。新型コロナウイルスの影響で今年は強敵との試合を十分にこなすことができていない。加えて、この日は強雨で悪コンディションだったことも確かだが、実力を評価されているMFは、どんな試合でも自分の特長を発揮し続けていくことができるか。後輩たちに「(全国の雰囲気を)味あわせてあげたい」と意気込む欠畑が、昨年の悔しさを知る仲間たちとともにチームを引っ張り、今年こそ選手権切符を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)
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