FC市川GUNNERSが短期集中サマーキャンプを開催

 一般社団法人市川市スポーツクラブは、夏休み期間中にFC市川GUNNERS(旧 アーセナルサッカースクール市川)のコーチによる、短期集中サッカーキャンプを開催する。

対象は幼稚園児から中学生までで、開催場所は北市川フットボールフィールド(住所:千葉県市川市柏井町4-294-5、TEL:047-712-0070)。クラブによると、認知、判断、実行をベースとして子供達に実戦で役に立つトレーニングを行うほかに、座学でコミュニケーション法や将来サッカー選手になるには?などを学べるキャンプになっているという。また、保護者が参加して、サッカーの進路や子育て、食事について学べるプログラムを初開催する予定。詳しい内容と申込先はFC市川GUNNERS HP(https://fcichikawagunners.jp/)まで

以下、クラブ発表の概要
●ジュニサカキャンプ
日時 : 8月16日(金)〜8月18日(日) 宿泊3日間
対象 : 小学3年生~6年生(男女) 定員30名
参加費: 29,000円(税別、宿泊費、夕、朝、昼食代を含む)
●GKキャンプ 日時 : 7月27日(土)~28日(日) 通い2日間
対象 : 小学4年生~中学3年生(男女) 定員10名
参加費: 15,000円(税別)
●キッズキャンプ
日時 : 7月27日(土)〜28日(日) 通い2日間
対象 : 幼稚園(男女) 定員35名
参加費: 8,000円(税別)
●チャイルドキャンプ
日時 : 8月1日(木)~3日(土) 宿泊3日間
対象 : 小学1年生~小学3年生(男女) 定員30名
参加費: 18,000円(税別、宿泊費、夕、朝食代を含む)
●ジュニアキャンプ
日時 : 8月1日(木)~3日(土) 宿泊3日間
対象 : 小学4年生~小学6年生(男女) 定員30名
参加費: 18,000円(税別、宿泊費、夕、朝、昼食代を含む)
●ストライカーキャンプ
日時 : 7月27日(土)〜28日(日) 通い2日間
対象 : 小学4年生~中学3年生(男女) 定員15名
参加費: 15,000円(税別)
●レディースキャンプ
日時 : 8月2日(金)~4日(日) 宿泊3日間
対象 : 小学4年生~中学3年生(女) 定員10名
参加費: 24,000円(税別、宿泊費、夕、朝、昼食代を含む)

イニエスタ独自のサッカー教室が30日開校へ…入会キャンペーン実施中

イニエスタ独自のサッカー教室が30日開校へ…入会キャンペーン実施中
 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(神戸)独自のサッカーアカデミー「Iniesta's Methodology(イニエスタ メソドロジー)」が今月30日よりJ-GREEN堺(大阪府堺市)と尼崎スポーツの森(兵庫県尼崎市)の2会場で本格開校する。

「イニエスタ メソドロジー」は、バルセロナやスペイン代表で数々のタイトルを獲得したイニエスタ独自のサッカースタイルやテクニック、ビジョンを次世代へ伝え、若手選手を育成するサッカーアカデミー。イニエスタが持つ世界トップレベルの技術の基礎となったトレーニングや方法論(メソドロジー)、価値観などを、イニエスタが信頼を寄せるスペイン人コーチのフアン・カルロス氏らが直接指導する。

 本格開校を目前に控え、早期入会キャンペーンも実施中だ。今月30日までに入会すると、入会金に含まれるユニフォームキットに加え、スクールオリジナルピステ(上下)もプレゼント。9月30日までに入会した人は入会月より3か月間、月会費が期間限定のスペシャルプライスで受講できるほか、兄弟割引も実施している。入会キャンペーンの詳細はこちらまで。

■名称
Iniesta's Methodology(イニエスタ メソドロジー)
■運営
楽天株式会社
■開校日
6月30日(日)
■公式サイト
https://iniestamethodology.jp/
■会場
J-GREEN堺(大阪府堺市)
尼崎スポーツの森(兵庫県尼崎市)
■指導
フアン・カルロス(ヘッドコーチ、元La Liga指導者養成プロジェクトインストラクター)
■対象
5歳~12歳(幼稚園年中から小学6年生)の男女計400名
■月会費
2万3000円(週1回コース)
3万6000円(週2回コース)
※体験会は1回3000円(1人1回まで)
■申し込み
入会申し込みはこちら
体験申し込みはこちら
■問い合わせ
お問い合わせはこちら

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[SSP]安達一平(小学2年)_憧れは久保建英「いつか一緒にプレーしてみたい」

安達一平くんがMIPだ
次世代のヤングアスリートを育てる『SAMMY SOCCER PROJECT』は4月下旬、小学1〜4年生を対象とした『SAMMY FIELD PROGRAM 2019 in TOKYO』を開催した。『ゲキサカ』では午前・午後それぞれの部から、最も印象に残ったMIP(Most Impressive Player)を選出。後日、彼らの人となりに迫った。

●安達一平(小学2年生)

MIPのインタビューに答えた

 イベントではドリブル、パス、シュート、どれを取っても日々の練習の成果が見えてくるようなパフォーマンスを披露。木場克己氏が紹介する体幹トレーニングにも真摯に取り組み、鈴木啓太コーチの問いかけにも真っ先に大きな声で応えていた。1〜2年生が参加した午前の部では、そんな積極的な姿が目立った安達一平くんをMIPに選出した。

「久保くんが大好きなんです。去年、J3の試合には雨の中応援しに行ったりしていて、手を伸ばして握手してもらったのが思い出に残っているみたいで」(母・友子さん)。

 憧れの選手はFC東京のMF久保建英。イベントの当日も、久保が昨シーズンの後半戦に所属していた横浜F・マリノスのユニフォームに身を包んでいた。「前は補欠だったけど、努力してレギュラーになったところがすごいと思う」(一平くん)。目の付けどころからもリスペクトの深さを感じさせる。

ボールタッチは力強い

 一平くんは小学2年生ながら136.5cmの身長を持ち、同学年の中では頭一つ抜きん出た体格。出生時から4000gを超えていたという。さらに友子さんは「せっかくの身体を生かしてあげたいので、1日5食くらいは食べさせている」とサポート。学校でも「給食もたくさん食べている」といい、自慢の体躯は日頃の栄養補給の賜物でもあるようだ。

 サッカーを始めたのは2歳になる直前。地元・江東区有明の公園でストライダーに乗って走っていた時に、地元スクールのコーチから「やってみない?」と話しかけられたのがきっかけだった。友子さんは当時を「お箸を覚える前にボールを蹴っていたので、最初は左利きか右利きか分からないくらいでした」と懐かしそうに振り返る。

 そして現在は川崎フロンターレ、バルサアカデミー、ハビスケーロという3つのスクールを掛け持ちし、休日はTDFCというサッカーチームで試合に出るという大忙しの毎日を送っている。ただ、これも本人が望んだこと。お母さんとしては「主人も私も運動ができなかったので、ただ連れて行くだけなんです」と驚く気持ちもあるという。

「真面目だけが取り柄ですかね。一度リフティングを始めたら『帰ろうよ』って言ってもひたすらやり続けているタイプです。幼稚園の時から、一度楽しくなれば2000回も続けていたことがありました」(友子さん)。その上、スタミナをつけるためのランニングも欠かさず。だからこそ「栄養は絶対に欠かさないように」と気をつけているそうだ。

取材日は『チビリンピック』のかけっこ大会で一等賞に

 いったい、何が7歳の心をこれほどにかき立てるのか。やはりそれも『久保くん』の存在だという。「学年が下でもドリブルで勝ってたし、いまはフィジカルでも大人に負けないところがすごい。久保くんのようになりたいし、いつか一緒にプレーしてみたい」。一平くんのモチベーションは17歳のJリーガーへの純粋な憧れだ。

 10歳年上のスターに追いつくため、自主トレにも進んで取り組む。「ドリブルとシュートが一番大事。あとはスタミナがつくように、15分間でドリブルからのシュートをどれだけできるかを毎日やっています」。身体も大きければ、口調も明快。生年月日を聞いていなければ、小学校高学年だと言われても驚きはない。

 もっとも、そうしたパーソナリティーも努力の末に身につけたものだという。「前はサッカーで声が出せなかったけど、頑張って声を出す練習をしていた。チームに入って、声を出せるように鍛えたおかげで出せるようになった」と一平くん。お母さんも「学校では『お笑いクラブ』に入って盛り上げたりもしているみたいです」と目を細める。

ストレッチに明るく取り組む

 一人っ子のため、競争相手の兄弟はいない。ただ、複数のスクールを掛け持ちすることで「いろんな年の友達と過ごす時間があって良いのかもしれません」と友子さん。一平くん自身も「自分だけで練習するより、みんなといれば試合もできる。それぞれのチームでみんながどんな選手なのかを覚えるのも楽しい」と充実した日々を過ごしているようだ。

「スポーツだけでなく、優しく、真面目な人になってほしい。元気で過ごしてくれれば…って、多くは期待してないんです。ただ、いまはサッカー選手になるって決めて努力しているので、目標を決めてやり切る力は持っていてほしいですね。プロになって久保くんに会えるくらいになってくれたら楽しみです」。

 そうした母の思いをはるか上を超えていくかのように、一平くんの言葉は力強い。「世界ナンバーワンのプレイヤーになりたい。バルセロナが好き。久保くんがいたチームだし、世界のトッププレーヤーが集まるチームだから」。現在の目標は川崎Fのアカデミーに入ること。「強いチームの中でもっと上手くなりたい」と高い意識を持ち続けている。

 昨年、久保との対面では「ずっと会いたかったのでうれしかった。サッカー選手として取材を受けている姿も格好よかった」と刺激を受けた。ただ、その先の未来にも想像は巡っていく。「もし一緒にサッカーができたらうれしいけど、対戦できれば負けないようにやりたい」。世界に目を向ける7歳は、すでに大きな夢に向かって走り始めている。

憧れの久保建英が立った日産スタジアム



★SAMMY FIELD PROGRAM 2019 in TOKYO オフィシャルサイトレポートはコチラ


提供/サミー

[SSP]甲斐想大(小学3年)_課題を乗り越えた“小さな努力家”「大島選手が好き」

甲斐想大くんがMIPだ
次世代のヤングアスリートを育てる『SAMMY SOCCER PROJECT』は4月下旬、小学1〜4年生を対象とした『SAMMY FIELD PROGRAM 2019 in TOKYO』を開催した。『ゲキサカ』では午前・午後それぞれの部から、最も印象に残ったMIP(Most Impressive Player)を選出。後日、彼らの人となりに迫った。

●甲斐想大(小学3年生)

MIPのインタビューに答えた

 イベントには一人での参加。顔見知りの選手はいなかったが、周囲にひときわ具体的な指示を出す姿が目立った。また「頭を使う」というテーマのメニューが続く中、ポジショニングや判断力もピカイチ。さらにアグレッシブな姿勢でボールへのアプローチも見せていた。そんな甲斐想大くんが3〜4年生が参加した午後の部のMIPだ。

「体格の大きい相手でもビビらないでやろう。そういう意識が出ていたのかもしれないです」(父・友哲さん)。

 イベントの前日、想大くんにはショックな出来事があったという。それは所属クラブで試合に出られなかったこと。年上の4年生チームに入れたものの、「体格が違う相手を怖がってしまったこともあって、試合に出すのは難しかった」ということで、3人の同級生が出場する姿を複雑な気分で見つめる形となったのだ。

 想大くんの身長は123cm。3月生まれということもあり、同級生に比べても低いほうだ。「足は速くないし、背は小さい。だからこそボールタッチを身につけたほうがいいと思って練習してきました」(友哲さん)。取り組んできたのは体幹の強さも身につくリフティング。今年からはカレンダーに目標を書き込み、月ごとに目標回数を増やしてきた。

中原平和公園で自主練習をしている

 だからこそ、技術には一定の自信を持ってきた。しかし、問題はその技術を発揮できるメンタリティーがあるかどうか。「大きい人からシュートが来るのはやっぱり怖い」(想大くん)。そういう思いもあったが、このイベントは挽回するチャンス。上級生の4年生もいる中で「とにかくビビらないように」という思いで臨んでいたという。

 想大くんがまず目立ったのは、色分けビブスでパス回しの順番を決め、周囲との連携を高めるトレーニング。『白→緑→青→オレンジ』の順でボールを動かしていく中、緑ビブスの想大くんはいち早く狙いを察知していた。さらに白ビブスを着た選手に近づいてボールを引き出しながら、受ける前から青ビブスの選手を視野に入れる姿が目を引いた。

積極的にボールへアプローチ

 練習中、記者が「どういうことを気をつけた?」と尋ねると「白の近くにいればボールがもらえると思った」と明確な返答があった。その後、鈴木啓太コーチから「ボールが来る前から次の色の選手を見ておけばダイレクトで出せるよね?」という問いかけ。すでに想大くんの中には、そうしたイメージもあったようだ。

 もっとも、そうしたパス回しやポジショニングは普段から積み上げてきた部分であり、この日の課題はあくまでも「ビビらないこと」。しかし、そうした姿勢もトレーニングの中で垣間見せていた。ミニゲームでは積極的にボールへアプローチし、相手が先にキープしてもアグレッシブな姿勢で対応。ボールを奪い切る場面も見られた。

「たくさんボールに触りたかったから」。終了後、ボールへの姿勢を褒められた想大くんはそう言って照れ笑いを浮かべていたが、お父さんは「ビビらない気持ちが良かったんでしょう」と目を細めた。前日の課題を踏まえて挑んだことで、このイベントを殻を破るきっかけとしたようだ。

リフティングの回数を記したカレンダーと、日々の課題を振り返るサッカーノート

 想大くんは現在、川崎フロンターレとTDFCのスクールでスキルを育む傍ら、地元・川崎市のFC中原で試合の経験も積んでいる。「ボールタッチとポジショニングを別々の場所で習ってます」(想大くん)。FC中原では学年キャプテンも務め、さまざまな仲間とプレーすることで、精神面での成長にもつながっていると友哲さんは話す。

「僕はサッカーをやっているようで、サッカーだけをやっているわけじゃないってことを大人になって理解したんです。応援してくれる人がいる中でパフォーマンスを発揮できれば、それは社会に出ても通用すると思います。小さいことでも頑張って続けていって、折れない強い子になってほしいですね」(友哲さん)。

 そんな甲斐親子のスローガンは「夢は大きく、目標は小さく」。友哲さんが高校時代の恩師から伝えられ、感銘を受けた言葉だという。「失敗をした時に次につなげられる子になってほしいですね。課題を克服したことがいい経験になるので」。壁にぶち当たった時、日々の小さな目標への挑戦が背中を押してくれるものだ。

 想大くんにとっての目標は川崎市のリフティング大会。小学6年生のお兄さんとも共に自主トレをこなし、日常生活でスキルを高めている。そして大きな将来の夢は日本代表。また川崎FのMF大島僚太のようなプレーヤーになることだ。「小さいけどテクニックがあるところが好き」。地元の偉大な選手を遠くに見据えつつ、7歳の想大少年は目の前の挑戦を続けていく。

お兄ちゃんと2人でボールを蹴る


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提供/サミー

集まれ、次世代の逸材たち! サミー流サッカー・プロジェクトは“親子で学ぶ”

鈴木啓太コーチとともに学んだ
 次世代のヤングアスリートを育てる『SAMMY SOCCER PROJECT』は4月21日、東京・有明のセガサミースポーツアリーナで『SAMMY FIELD PROGRAM 2019 in TOKYO』を開催した。プログラムは午前・午後に分けて行われ、大勢の小学生と家族たちが一堂に集結。今後のサッカーキャリアに役立つトレーニング法などをみっちりと学んだ。

 主催したのはサミー株式会社。パチンコやパチスロ機の開発、製造、販売を行うエンタテインメント企業だ。「感動体験を創造しよう、その足で。」2017年11月にスタートしたプロジェクトは日頃のトレーニングの成果を試したい子どもたちにとって貴重なトライの場となっている。

■イベントスタート

 この日は事前申し込みをした首都圏近郊の小学1〜4年生約200人が参加。“キックオフ”の時刻が近づくにつれて「緊張する」「どんな人が来るのかな……」という親子の会話も聞こえてくる中、思い思いのユニフォームに身を包んだ少年プレーヤーが施設屋上の人工芝フットサルコートに続々と集まってきた。


 開会式の進行役は内山愛さん。明るい声で子どもたちに挨拶をして緊張をほぐした。

 続いて注目の講師陣紹介。ヘッドコーチを務めるのは浦和レッズの一時代を支えた鈴木啓太氏だ。「ボールを蹴るの楽しいよね? 相手を抜いてゴール決めるの楽しいよね? 今日はそんな楽しい思いを見せてください!」。元日本代表の熱い言葉に子どもたちの眼差しはいっそう熱を帯びた。


 ここで体幹トレーニングの専門家として知られる木場克己氏も登場。久保建英(FC東京)、中井卓大(R・マドリー)、石井久継(湘南ベルマーレ)——。次々に名前が挙がった若武者はいずれも木場氏が主催する『KOBAトレ』の受講生。子どもたちはウォーミングアップがわりに彼らが日頃から取り組むメニューを体験し、身体を温めていた。


 ここで強調されたのは「頭をぶらさない身体づくり」。木場氏によると、体幹を強化することで上体が安定し、怪我の予防やスキルの向上に役立つのだという。子どもたちは今回、ボールを両手で掲げて膝をへそに近づける『片脚上げ』に挑戦。ゆらゆらと揺れてしまう姿も見られるなど、日常の練習で改善するきっかけを得たようだ。


 そうして身体と心の準備を終えると、いよいよコート内でのトレーニングがスタート。鈴木コーチが子どもたちに声をかけながら、練習メニューを親切に説明していった。ところが、どこかおかしい。午前の部は小学1〜2年生を対象としていたが、子どもたちはサッカーボールを蹴るのではなく、抱いて走っていたのだ。



■午前の部(小学1〜2年生)

「みんな、ラグビーって知ってる?」

 トレーニングの冒頭で鈴木コーチが明るい言葉で問いかけると、子どもたちは元気よく「知ってる!」の返事。その直後、ボールを抱えた数人の子どもたちが勢いよく走り出し、また別の子どもたちが鬼ごっこのように追いかけるというメニューが始まった。立ちふさがる守備陣をダッシュで切り裂く、なるほどラグビー競技のようなトレーニングだ。

「捕まえられないようにするにはどうしたらいい?」

 鈴木コーチはときおり子どもたちにそんな問いも投げかける。鬼ごっこ気分で楽しむ子どもたちは返事も快調。「誰もいないところに走ればいい!」「相手をだます!」「一気に走っていく!」。これには鈴木コーチも「そうだねー!いいねー!」と手応えを得た様子。まさに狙いどおりの反応だったようだ。


 続いて、鈴木コーチが一言。

「いまは手で持って走っていたけど、サッカーではどこを使うの?」。

 もちろん子どもたちからは「足!」の声。すると鈴木コーチは子どもたちに指示を出し、ドリブル練習をスタート。いよいよサッカーのスタートだ。さっきまでラグビー風のメニューを意識していたことにより、コース取りも自然にできるようになり、「相手に捕まえられないためのドリブル」を学んでいった。


 こうした工夫に彩られた練習を通じて、子どもたちは明るくサッカーと向き合い、初めてできた仲間たちとの関係も深めていった様子。その後は4チームに分かれたミニゲームで勝負の楽しさも体験した。我先にとゴールを狙う者、味方に声をかけながらカバーをする者、小学校低学年とはいえみんな立派なサッカー選手だ。


 なおこの日は『ゲキサカ』がMIP(Most Impressive Player)を選定する役目を務めたが、午前の部では地元・有明から参加した安達一平くん(2年生)を選ばせていただいた。プログラムの冒頭から真剣に取り組む姿が目を引き、声を出す場面での存在感も抜群。ミニゲームで豪快なドリブルシュートを見せるなど、日頃の練習の成果も感じさせた。


 そのほかの子どもたちにも話を聞いた。

●市原叶唯くん(2年生)
好きな選手:本田圭佑
「楽しかった。本田選手のように格好いい選手になりたい。体が強いし、最後まで頑張ってシュートを決めるところがすごい」

●大川耀平くん(2年生)
好きな選手:金崎夢生
「パスがいっぱい来たので楽しかった。シュートをいっぱい決める金崎選手のように、格好いい選手になりたい」

●土井裕也くん(2年生)
好きな選手:クリスティアーノ・ロナウド
「体幹トレーニングとシュートを打つのが楽しかった。ドリブルでいっぱいかわせる選手になりたい」

■午後の部(3〜4年生)


「頭を使うよ!」

 年代が上がった午後の部では、鈴木コーチの口からたびたびそんな言葉が飛び出した。楽しむことに主眼が置かれていた午前の部とは異なり、練習メニューもそうした意図が感じられるもの。子どもたちもアイデアを出し合い、声を出し合いながら工夫に応えていた。

 最初のメニューは子どもたちがリレー形式に整列し、遠くに設置したマーカーを一人一回だけ並べ替え、同じ色のマーカーを同列に揃えていくというもの。


 順番を待っている間、そして走ってマーカーに向かっている間に頭を巡らせ、いざ自分の番になれば適切な判断を下すことが求められるという点でサッカーらしいメニューだ。


 続いては数人ずつのチームに分かれて、それぞれ4色のビブスで色分けされ、コート内で『白→緑→青→オレンジ』の順番でパスを回していくというトレーニングが始まった。


「誰からパスが来るの?」「「白!」」

「そのあと誰にパスを出すの?」「「青!」」

 鈴木コーチの問いかけに対し、元気よく応える子どもたち。徐々にメニューの意図を汲み取れるようになり、しっかりと頭を使いながらトレーニングに取り組んだ。


 また、徐々にルールに秘められた意図の種明かしも進んでいった。

「ボールが来る前から次の色の選手を見ておけばダイレクトで出せるよね? みんなのレベルだと難しいって思うかもしれないけど、しっかり頭を使うよ! 頭が大変だよ! でもそれがサッカー!」

 パスが来てから出す先を考えるのでは遅い——。鈴木コーチはそういったサッカーの原則をメニューの工夫によって伝えていたのだ。


 続いてのメニューはワンプレーごとにチームの人数が異なるという変則的なミニゲームを行ったが、「右が空いてるよ!」「もっと周りを見て!」といった声が自発的に出るなど、着実に鈴木コーチの「頭を使おう」という狙いが浸透している様子だった。


 なお、午後の部のMIP選手は川崎市から参加した甲斐想大くん(3年生)に決まった。冒頭の体幹トレーニングで行った『片脚立ち』では上体がブレず、ビブスで色分けされたパス回しではいち早くメニューの意図を理解。ミニゲームでは素早くポジショニングして積極的にボールに絡み、周りにも具体的な声掛けを行う姿も目立っていた。


 またそのほか、存在感を見せていた子どもたちにも話を聞いた。

●滝澤俐久くん(4年生)
好きな選手:リオネル・メッシ
「練習メニューが多くて楽しかった。初めての体幹トレーニングは初めて知ったのでやってみようと思った。右と左のどっちも蹴ることができて、点を取れるような選手になりたい」

●杉崎菜穂さん(3年生)
好きな選手:長友佑都
「ボールを取るところが楽しかった。普段はサイドのポジションなので、長友選手がパスをしたり、ドリブルしていくところが好き。これからはもっとゴールにつなげるところを頑張りたい」

■SSP講習会

 クリニックの裏では、子どもたちに付き添って参加した保護者に向けた講習会も行われた。講師は冒頭で体幹トレーニングを担当した木場氏。「怪我をさせない身体づくり」「頭をぶらさない身体づくり」というモットーの下、久保建英や中井卓大のトレーニングを紹介しつつ、未来のサッカー選手を育てる秘訣が伝授された。


 ここでも強調されたのは「片脚立ちがすごく大事になる」ということだ。「『片脚立ち』は普通の床だったらお爺ちゃんでも子どもでもできないといけないけど、サッカー選手は不安定なクッションの上でもできるようになったほうが良いですね」。体幹が強化されることにより、相手に寄せられて姿勢が乱れても倒れずに済むからだ。

 講習会では質疑応答の時間も設けられ、保護者からは次々に質問が投げかけられた。

保護者「体幹トレーニングはいつくらいからしたほうが良いですか?」

木場氏「だいたい小学4年生くらいからスタートさせます。それは理解できる力がついてくるからです。それまでの間は遊ばせながら足をへその高さまで引き上げたりなど、楽しみながらやらせたほうが良いと思います」

保護者「うちの子は膝が内側に入っているんですが、どうしたら良いですか?」

木場氏「それは脇腹とお尻が弱い証拠ですね。厚めのクッションの上で『片脚立ち』をやってみてブレるようであれば、頭の上にお手玉のようなものを置いて落ちないように、ブレないように意識づけてみるのも良いと思います」

保護者「体幹トレーニングは一日にどれくらいしたほうがいいですか?」

木場氏「普段はどれくらいしていますか?毎日?少し多いですね。週に3回、1日あたり15分以内で良いと思います。子どもはだいたい15分以内で大丈夫。そこからもし意識が高くなってきた時、もっとできるようになりたいと自発的に思った時に、自分でステップアップしていけばいいんです」


 実際に悩みごととして考えられている身体的特徴への対応策から、日頃のトレーニングへの助言に至るまで、木場氏からは次々に金言が与えられた。多くの保護者はメモを取りながら真剣に耳を傾け、これからの子どもたちのサポートにつなげていく姿勢だ。

 講習会に出席した稲泉真人さんは長男の伶唯くん(3年生)、里音くん(1年生)との参加。「長男の姿勢が悪いと思っていたので改善策が聞けて良かった」と手応えを語っていただいた。伶唯くんは午前の部の合間に木場氏の指導を受けていたが「下を向いてボールをもらって取られることが多いので、姿勢を良くしたいと思っていた。知ることができてよかった」と喜んでいた。

■閉会式

 そうした濃密なイベントもいよいよ終わりの時。午前、午後にそれぞれ行われた閉会式では、講師の2人から200人の子どもたちに熱いメッセージが送られていた。

 鈴木コーチは「もっとうまくなるためのアイデアをなくさないで下さい。そしてみんなよりサッカーを知っている僕たち、そして監督・コーチの話をよく聞いて下さい」とゆっくりと呼びかけた後、次のように続けた。


「みんな、靴を自分で買っている人、洗濯をしている人、料理を作っている人、どれくらいいるかな? いたらすごいなって思います。でも、そうやってみんながサッカーできるのは周りの人たちの力のおかげです。保護者の方々、先生やコーチ、そうした人たちにありがとうの気持ちを持ってプレーして下さい。それが周りの人たちの喜びにもなります」。

 続いて木場氏は「今日はみなさんにサッカーがうまくなるため、怪我をしないためのトレーニングを伝えました。これから日本代表になるため、海外に行けるような選手になるため、教えたことを続けていってください」とアドバイスを送った。

 最後は参加者全員での写真撮影を実施。子どもたちが手に持っていたのは「キミの夢はなんだ。」というスローガンが記された横断幕だ。世界のトップレベルを体験してきた元日本代表選手、憧れの選手にマンツーマン指導を続けるプロトレーナーの2人に後押しされ、少年たちの夢物語がここから始まろうとしている。





提供/サミー

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日本で活動する海外系サッカークラブによる「J:COM U-12 INTERNATIONAL CLUB CUP 2018」が千葉県で開催へ

 日本で活動する海外系サッカークラブ7チームが優勝を争う「J:COM U-12 INTERNATIONAL CLUB CUP 2018」が26日と27日に千葉県市川市の北市川フットボールフィールドで開催される。大会にはアーセナル サッカースクール市川、リバプールFC サッカースクール、ACミラン サッカースクール千葉佐倉校、セビージャFCサッカーアカデミー福島、RCDエスパニョールアカデミー、ボカ・ジュニアーズ サッカースクールの7チームが参加。総当たりのリーグ戦で優勝を争う。

以下、大会概要
■名称:
J:COM U-12 INTERNATIONAL CLUB CUP 2018
■主催:
北市川スポーツクラブ
■主管:
アーセナルサッカースクール市川
■協賛:
J:COM
■日時:
12月26日(水)〜27日(木)
■会場:
北市川フットボールフィールド(千葉県市川市柏井町4-294-5)
■大会方式:
U-12による8人制サッカー大会、7チームによる総当たり(各チーム6試合)、20分ハーフ
■出場チーム:
アーセナル サッカースクール市川
リバプールFC サッカースクール
ACミラン サッカースクール千葉佐倉校
セビージャFCサッカーアカデミー福島
RCDエスパニョールアカデミー
ボカ・ジュニアーズ サッカースクール
サントスFC サッカーアカデミージャパン
■大会HP
http://www.arsenalsoccerschool-ichikawa.com/jp/home/jcom-cup-2018/

アーセナルSSが元日本代表GKコーチのリカルド・ロペス氏によるスペシャルキャンプなど開催へ

 一般社団法人市川市スポーツクラブが、夏休み期間中にアーセナルサッカースクールのコーチによる、短期集中サッカーキャンプを開催することを発表した。

 マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した元スペイン代表GKリカルド・ロペス氏(元日本代表GKコーチ、現アーセナルSS市川テクニカル・ディレクター)による スペシャルキャンプやGKキャンプなどを実施予定。千葉県市川市の北市川フットボールフィールドで開催される同サッカーキャンプでは、アーセナル公式メソッドに基づき、アーセナルらしい、クリエイティブで素早いパス交 換を主とするポゼッションサッカーを学ぶことができるという。

クラブ発表の概要は以下の通り

●リカルド・ロペスTDスペシャルキャンプ
■日時:
7月31日(火)〜8月2日(木)) 宿泊3日間
■対象:
小学3年生~6年生(男女)
■定員:
25名
■参加費:
24,000円(税別、宿泊費、夕、朝、昼食代を含む)

●リカルド・ロペスTD GKキャンプ
■日時:
8月4日(土)~5日(日) 通い2日間
■対象:
小学4年生~中学3年生(男女) 
■定員:
10名
■参加費:
18,000円(税別)

●キッズキャンプ
■日時:
8月4日(土)〜5日(日) 通い2日間
■対象:
幼稚園(男女) 
■定員:
35名
■参加費:
8,000円(税別)

●チャイルドキャンプ
■日時:
7月31日(火)~8月2日(木) 宿泊3日間
■対象:
小学1年生~小学3年生(男女)
■定員:
20名
■参加費:
12,000円(税別、宿泊費、夕、朝食代を含む)

●ジュニアキャンプ
■日時:
8月7日(火)~9日(木) 宿泊3日間
■対象:
小学4年生~小学6年生(男女) 
■定員:
25名
■参加費:
18,000円(税別、宿泊費、夕、朝、昼食代を含む)

●ストライカーキャンプ
■日時:
8月4日(土)〜5日(日) 通い2日間
■対象:
小学4年生~中学3年生(男女) 
■定員:
10名
■参加費:
15,000円(税別)

●レディースキャンプ
■日時:
8月2日(木)~3日(金) 宿泊2日間
■対象:
小学4年生~中学3年生(女) 
■定員:
20名
■参加費:
14,000円(税別、宿泊費、夕、朝、昼食代を含む)

◆開催場所:北市川フットボールフィールド
千葉県市川市柏井町4-294-5  
TEL:047-712-0070

◆より詳しい内容&申し込み先:
アーセナルサッカースクールHP            http://www.arsenalsoccerschool-ichikawa.com/

世界への挑戦権懸けた「プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ2018」開催へ

 14都県で行われたU-11年代の年間リーグ「プレミアリーグU-11」の代表16チームが優勝を争う「プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ2018」が3⽉10⽇と11⽇の2⽇間、千葉県市川市の北市川フットボールフィールドで開催される。

 大会初日の10日は出場16チームを4チームずつの4グループに分けてリーグ戦(1次ラウンド)を実施。各グループ上位2チームがノックアウト方式の決勝トーナメント(11日)へ進出(下位2チームは下位トーナメントに進出)する。

 優勝チームはバルセロナ(スペイン)を始め、強豪クラブの下部組織を招き開かれる「U-12 ジュニアサッカー ワールドチャレンジ 2018」の本⼤会出場権を獲得する。

出場チームは以下のとおり
会津サントスFC(福島)、Rafaga C.F.(群馬)、古河JSC(茨城)、大宮アルディージャ(埼玉1)、1FC 川越水上公園(埼玉2)、柏レイソル U-12(千葉)、バディSC世田谷 (東京)、FCパーシモン(神奈川)、エクセルシオール FC (静岡)、松本山雅FC(長野)、 レドンドFC(山梨)、clubF3(新潟)、ツエーゲン金沢(石川)、ヴァリエンテ富山Jr(富山)、キックスFC(長崎)、アーセナルSS市川(開催地)