両クラブ古巣の三好、ルヴァン杯決勝を戦った川崎F&札幌を称賛…PK失敗の元同僚には「厳しく言っておきます」

MF三好康児が古巣を称賛
 アントワープのMF三好康児が27日に自身のツイッター(@KMiyoshi26)を更新し、26日に行われたルヴァンカップ決勝の北海道コンサドーレ札幌川崎フロンターレについて綴っている。

 ともに大会初制覇を目指すチーム同士の顔合わせとなったファイナル。三好にとっても特別な一戦だった。川崎Fの下部組織から2015年にトップ昇格し、昨季には札幌への期限付き移籍も経験。今季は横浜FMに期限付き移籍していたが、8月に契約を解除し、ベルギー1部クラブへの武者修行を決断した。

 古巣チーム同士の対決は激しいゴールの奪い合いとなり、3-3で突入したPK戦の末、川崎FがPK5-4で勝利。5度目の決勝で悲願の初優勝を成し遂げた。

 三好はツイッターで「1日経ってしまいましたが、川崎フロンターレに関わる全ての皆さん! ルヴァン杯優勝おめでとうございます」と祝福し、「朝から速報見ながらドキドキでした! でもなんか川崎らしい記憶に残る勝ち方だったな笑 俺も負けずに頑張るぞ!!」と心境を記している。

 また、敗れた札幌にも「本当にお疲れ様でした!」とねぎらいの言葉をかけ、「共に戦った皆んなが決勝の舞台たってる姿を見て勇気をもらいました! コンサは必ずタイトルを獲れる力のあるチームだし、これからもずっと応援しています」とエール。最後にPKを失敗した同学年のDF進藤亮佑については「厳しく言っておきます。笑」と冗談まじりに綴り、「負けてられない!!」と締めくくった。

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「人生1回あるか」大舞台で最後のPKキッカー失敗…札幌DF進藤「もっとコースに」

PKを失敗し、肩を落とすDF進藤亮佑
[10.26 ルヴァン杯決勝 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 悲願の初タイトルにはわずかに届かなかった。クラブ史上初めてルヴァン杯のファイナリストとなった北海道コンサドーレ札幌は延長3-3、PK4-5で競り負けた。DF進藤亮佑は「最後はPKで1点差。その差は1点以上に大きかった」と、敗戦を受け止めた。

 数的優位を生かせず、延長後半に3-3に追いつかれ、PK戦に突入した。「キッカーは自信がある選手が蹴れ、という感じだった。決勝という舞台でPKを蹴ることは人生1回あるかないかだと思うので、そこは強い気持ちで」。タイトルを懸けた痺れるPK戦。札幌U-18から昇格し、プロ5年目の23歳は6人目のキッカーを任された。

 5本ずつを終えてPK4-4でサドンデスに突入。「蹴る瞬間はプレッシャーがある中でも責任感を持って蹴ったつもりではありました」。後攻6人目、進藤が右足でゴール左下に蹴ったシュートはコースを完全に読まれ、GK新井章太がキャッチした。「もっといいコースに蹴らないといけなかった」と悔やまれるPK失敗。この瞬間、川崎Fの優勝と札幌の準優勝が決まった。

「勝てるかも、という瞬間は何度もあったと思います。チームとしてそういうところまではきている」。サッカーの魅力が詰まった、大会史に残る壮絶なファイナル。この大きな経験を「選手としても人間としても成長させてくれると思う」と前向きに捉えた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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PK失敗の川崎F車屋、歓喜に崩れ落ち涙…「チームメイトに助けられた」

相手のPKを見守るDF車屋紳太郎(左)
[10.26 ルヴァン杯決勝 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 大きな落胆が安堵に変わり、溢れ出る涙を抑えられなかった。延長3-3、PK5-4で川崎フロンターレがルヴァン杯を制覇した歓喜の瞬間。チームメイトがGK新井章太に駆け寄る中、DF車屋紳太郎は膝からピッチに崩れ落ちた。

 3-3で突入したPK戦は両チーム3人目まで成功。車屋は4本目のキッカーを任されたが、「思ったよりふかしてしまった」。左足で放ったシュートはクロスバーを叩き、痛恨のPK失敗。直後は落胆の色を隠せず、悲痛な面持ちで俯いていたが、主将のFW小林悠がすぐに寄り添い、GK新井章太は「大丈夫だ。オレが止めるから」と声を掛けた。

「チームメイトに助けられたし、本当に感謝しています。外した時に声をかけてくれた選手たちもいたし、その言葉というのはすごく励みになった。最後までチームメイトを信じていようと思いました」

 目まぐるしく戦況が変わった壮絶な決勝戦は、最後まで劇的だった。新井はその宣言通り、札幌5、6人目のPKを立て続けにストップし、悲願のルヴァン初戴冠。涙をこぼす背番号7に同僚、スタッフが次々と駆け寄った。総力戦でタイトルをつかみ取り、「本当に助けられました。ホッとしてます」とチームメイトに感謝した。

(取材・文 佐藤亜希子)
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谷口退場の窮地も「10人でしっかり」川崎F山村が延長同点アシスト

120分フル出場し、攻守に奮闘したDF山村和也
[10.26 ルヴァン杯決勝 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 起死回生の延長同点弾をアシストした。退場者が出た川崎フロンターレは数的不利の中、2-3で迎えた延長後半4分、左CKがファーサイドに流れると、DF山村和也がPA右から左足シュート。「枠に飛ばそうと、ふかさないように意識した。悠さんが触ってくれて嬉しかったです」。ゴール前のFW小林悠がプッシュし、3-3に追い付いた。

 川崎Fはプライムステージから今季のルヴァン杯に登場し、山村はセンターバックの位置で準々決勝、準決勝、決勝と全5試合に出場した。本職センターバックにDF奈良竜樹、DFジェジエウと負傷者が相次ぎ、山村はDF谷口彰悟とコンビを組んできた。

 しかし、替えのきかない守備の要が延長前半7分に退場。さらに、谷口のファウルで与えたFKで3点目も奪われた。窮地に追い込まれたが、慌てずに勝機を伺った。「一人減ると難しいこともありますが、チームはまた10人でしっかりやっていくところが見えていた」。DFリーダーが退いたあとも耐えしのぎ、10人で延長同点ゴールを奪った。

 3-3でPK戦に持ち込むと、2人目のキッカーを任された山村は右足でネットを揺らした。最後はPK5-4で勝利し、歴史に残る120分間の死闘を制した。2年前のルヴァン杯決勝は対戦相手として優勝を経験したが、「タイトルを獲るのは特別なこと。今年、川崎で獲れたことはすごくよかった」と感慨に浸った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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“7人目”だった川崎F田中碧の本音「ホッとしました」

PK戦を待つ川崎フロンターレMF田中碧
[10.26 ルヴァン杯決勝 札幌 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 両チームの6人目で決着がついたPK戦。勝利してルヴァン杯初制覇を果たした川崎フロンターレだったが、MF田中碧は気が気でなかったという。「頼むから来んなって思ってました。ホッとしました(笑)」。任されていたのは7人目のキッカー。直前で緊迫感あるサドンデスのPKを免れていたようだ。

 それでも初のカップ戦決勝とは思えないほど堂々のプレーを見せた。「あまりボールが足につかないというか、少しゆっくりプレーせざるを得ないところがあった。難しいなあというのはあらためて感じた」と序盤はシンプルな選択が目立ったが、徐々に前への意識も向上。中盤の幅広いエリアを120分間にわたって管理し切った。

 クラブにとっては5度目のカップ戦決勝で初めて辿り着いた頂点の座。「目の前の敵に勝って優勝する醍醐味というか、自力で優勝を掴み取るという意味では率直にすごくうれしかった。何度か負けるんじゃないかというのは頭をよぎったけど、結果として諦めずに戦った姿勢で勝てたのは、内容はいろいろあるけど自分の経験値として大きなもの」。川崎の未来を担う21歳が中心選手としてそこに立ち会った。

(取材・文 竹内達也)
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「弱小世代の一人として…」札幌MF菅大輝、大観衆を前に“有言実行”ゴラッソ!!

先制ゴールを挙げた北海道コンサドーレ札幌MF菅大輝(写真左)
[10.26 ルヴァン杯決勝 札幌 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 4万5000人を超える観衆を前に、有言実行のゴラッソを決めた。北海道コンサドーレ札幌MF菅大輝は前半10分、相手に当たって軌道が変わったクロスボールをエリア内左で迎え入れると、利き足とは反対の右足でボレーシュートを敢行。クロスバーに当たったボールがネットに吸い込まれ、試合を優位に導く先制点をもたらした。

 試合前日の公式練習を終えた25日午後、菅はやや神妙な表情を浮かべながら話していた。「もともと緊張はするタイプだけど、いつもの試合よりも10倍くらい緊張している」。あまりに素直すぎる発言に報道陣からは笑いも起きたが、かねてより「メンタルが課題」と話していたこともあり、それは本心だったのだろう。

 ただその一方、結果へのひときわ強いこだわりものぞかせていた。「今までのリーグ戦では結果が全然ついていないので、こういう大舞台で何かアシストでもゴールでも、結果を残すことで、いつもより印象が強くつくと思う。そこを狙いながらやっていきたい」。元FWによる事実上の“ゴール宣言”だった。

 その思いの陰には札幌というクラブへの感謝があった。「小4からこのチームでお世話になっている。恩返しというか、しっかり形としてタイトルを獲りたい」。そう意気込む菅が挙げたのは高校3年時にプリンスリーグ北海道に降格したエピソード。「弱小世代の一人として、そういう選手でもこの舞台でやれるんだぞというところを見せたい」と悲壮な意気込みも語った。

 またライバルへの強い思いもあった。前年の決勝ではU-22日本代表でポジションを争うDF杉岡大暉(湘南)が見事なミドルシュートで決勝点を挙げてMVPを獲得。「試合を見ていて、いつかスギちゃんのような『良いとこ取り』といったら良くないけど、そういうふうになれたらと思っていた。そういうチャンスがあったら狙っていきたい」。

 この日、まさに“そういうチャンス”は前半早々に訪れた。

 前半10分、DF車屋紳太郎の裏を取ったMF白井康介が低く鋭いクロスを送ると、ニアサイドでFW鈴木武蔵がつぶれ、DF谷口彰悟のクリアが流れてファーサイドへ。そこに走り込んだ菅は「とにかく枠に入れようと。あとは何も考えていなかった」と右足一閃。このボールがクロスバーを叩き、跳ね返ったボールがゴールラインを越えた。

 杉岡に続く値千金の先制弾は有言実行のスーパーゴール。「ああいうふうに1点を取れたりしたし、ファーストプレーが良い方向性に向いていたら調子が良くなる。今日は良かった」。それは自身の緊張をしっかり認識したことで、メンタルコントロールに成功した成果だった。

 もっとも、試合結果は前年の湘南のようにはいかなかった。「結果的に負けてしまったので、ああいう試合で勝ち切るところ」と次回への課題を語った21歳。夢に描いた大舞台で華々しいゴールを決めたいま、メンタル面への不安も、“弱小世代”のレッテルも必要ない。次は前回準V・札幌における堂々の主力として、人生初タイトルを獲りにいく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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「弱小世代の一人として…」札幌MF菅大輝、大観衆を前に“有言実行”ゴラッソ!!

先制ゴールを挙げた北海道コンサドーレ札幌MF菅大輝(写真左)
[10.26 ルヴァン杯決勝 札幌 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 4万5000人を超える観衆を前に、有言実行のゴラッソを決めた。北海道コンサドーレ札幌MF菅大輝は前半10分、相手に当たって軌道が変わったクロスボールをエリア内左で迎え入れると、利き足とは反対の右足でボレーシュートを敢行。クロスバーに当たったボールがネットに吸い込まれ、試合を優位に導く先制点をもたらした。

 試合前日の公式練習を終えた25日午後、菅はやや神妙な表情を浮かべながら話していた。「もともと緊張はするタイプだけど、いつもの試合よりも10倍くらい緊張している」。あまりに素直すぎる発言に報道陣からは笑いも起きたが、かねてより「メンタルが課題」と話していたこともあり、それは本心だったのだろう。

 ただその一方、結果へのひときわ強いこだわりものぞかせていた。「今までのリーグ戦では結果が全然ついていないので、こういう大舞台で何かアシストでもゴールでも、結果を残すことで、いつもより印象が強くつくと思う。そこを狙いながらやっていきたい」。元FWによる事実上の“ゴール宣言”だった。

 その思いの陰には札幌というクラブへの感謝があった。「小4からこのチームでお世話になっている。恩返しというか、しっかり形としてタイトルを獲りたい」。そう意気込む菅が挙げたのは高校2年時にプレミアリーグから降格し、3年時をプリンスリーグ北海道で過ごしたエピソード。「弱小世代の一人として、そういう選手でもこの舞台でやれるんだぞというところを見せたい」と悲壮な意気込みも語った。

 またライバルへの強い思いもあった。前年の決勝ではU-22日本代表でポジションを争うDF杉岡大暉(湘南)が見事なミドルシュートで決勝点を挙げてMVPを獲得。「試合を見ていて、いつかスギちゃんのような『良いとこ取り』といったら良くないけど、そういうふうになれたらと思っていた。そういうチャンスがあったら狙っていきたい」。

 この日、まさに“そういうチャンス”は前半早々に訪れた。

 前半10分、DF車屋紳太郎の裏を取ったMF白井康介が低く鋭いクロスを送ると、ニアサイドでFW鈴木武蔵がつぶれ、DF谷口彰悟のクリアが流れてファーサイドへ。そこに走り込んだ菅は「とにかく枠に入れようと。あとは何も考えていなかった」と右足一閃。このボールがクロスバーを叩き、跳ね返ったボールがゴールラインを越えた。

 杉岡に続く値千金の先制弾は有言実行のスーパーゴール。「ああいうふうに1点を取れたりしたし、ファーストプレーが良い方向性に向いていたら調子が良くなる。今日は良かった」。それは自身の緊張をしっかり認識したことで、メンタルコントロールに成功した成果だった。

 もっとも、試合結果は前年の湘南のようにはいかなかった。「結果的に負けてしまったので、ああいう試合で勝ち切るところ」と次回への課題を語った21歳。夢に描いた大舞台で華々しいゴールを決めたいま、メンタル面への不安も、“弱小世代”のレッテルも必要ない。次は前回準V・札幌における堂々の主力として、人生初タイトルを獲りにいく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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「何回負けたと思ったか」川崎F阿部、負のジンクス破った“初ゴール”

ゴールを挙げ、咆えるMF阿部浩之
[10.26 ルヴァン杯決勝 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 負のジンクスを打ち破った。MF阿部浩之が歴史を変える“初ゴール”だ。過去のルヴァンカップ決勝で4度敗れ、いずれも無得点だった川崎フロンターレ。前半10分に先制点を献上すると、攻撃を畳み掛けるも再三の決定機を逸し、嫌な流れが続いた。

「チームとしては絶対に点を取れると思っていた」。迎えた前半アディショナルタイム3分、ついに沈黙を破った。左CKからFWレアンドロ・ダミアンが頭で触ったボールがファーサイドに流れ、阿部が反応。PA内左角度のない位置から左足シュートでGKク・ソンユンの股下を抜いた。

「股は狙ってないですが、近かったので思いっきり打った」。5度目のルヴァン杯決勝で生まれた“初ゴール”。後半43分にはFW小林悠が逆転ゴールを挙げたが、90分で逃げ切れず。退場者が出た延長戦は3点目を奪われ、PK戦も先行されたが、劣勢を跳ね返して悲願を達成。「こんな試合ないでしょ、もう。何回負けたと思ったか」と冗談交じりに言い、笑った。

 G大阪時代の14年、前身のナビスコ杯優勝を経験した。同年の3冠、15年度の天皇杯と4つのタイトルを獲得し、17年に完全移籍で川崎Fに加入。するとキャリアハイの10ゴールを挙げてJ1優勝に貢献し、18年にリーグ連覇を達成。“シルバーコレクター”という不名誉な異名も過去のものとなった。

 そしてこの日、ルヴァン杯決勝の大舞台でゴールをこじ開け、カップ戦初優勝という新たな歴史をつくった。「みんなが諦めずに戦えたことが勝因かな。まだまだ課題はあるけど、点を取る部分、いい攻撃ができたのは良かった」。3年連続で歓喜をもたらした“タイトル請負人”が、またひとつ呪縛を打ち破った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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決定機逸した札幌FW鈴木武蔵「あれだけ熱いゲームができていただけに…」

無得点に終わった北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵
[10.26 ルヴァン杯決勝 札幌 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 ルヴァンカップ得点王にも笑顔はなかった。ここまで得点ランキングトップの7ゴールを挙げていた北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵だが、決勝戦では無得点。「率直に悔しいし、あれだけ熱いゲームができていただけに、最後の一本で勝てると信じていたし、喪失感がある」と振り返った。

 悔やまれたのは複数の決定機だった。1点リードの前半18分、MFチャナティップのスルーパスに抜け出したが、ゴール右斜め前からのシュートはサイドネット。さらに1-2で迎えた後半42分には、自身のポストプレーでつくったチャンスから再び決定機を迎えたが、トラップが流れてGKにキャッチされた。

「決めたかったし、自分の責任でもある。みんなが助けてくれてPK戦まで行って勝ちきれなかったのは悔しい」。3-3で迎えたPK戦、自身のキックは成功したものの、初の日本一を逃したチームのエースは敗戦の責任感をにじませた。

「試合の運び方、得点した直後、同点した直後、川崎は常に10人になっていても同じように戦えていたし、決勝の舞台でもJリーグ王者の余裕があった。10人になっても苦戦したし、そういうところが足りなかった」。試合全体をそう総括した日本代表FW。この経験を糧にし、今度は得点王とチームタイトルをどちらも追っていく構えだ。

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川崎F小林悠が涙…ファイナルで執念の2ゴール「決めるのは自分だと言い聞かせた」

ルヴァン杯決勝で2ゴールを挙げたFW小林悠が涙
[10.26 ルヴァン杯決勝 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 目に涙を浮かべ、カップ戦初タイトルの歓喜に浸った。川崎フロンターレのFW小林悠がファイナルの舞台でチームを頂点に導いた。「ヒーローになることしか考えていなかった」。後半28分に途中出場でピッチに入ると、4万8119人が埋めた決勝の舞台で劇的な2ゴールを挙げた。

 まずは1-1で迎えた後半43分だった。スルーパスに抜け出した小林はGKとの1対1を冷静に制し、逆転ゴール。しかし、後半アディショナルタイムに失点し、2-2で延長戦へ。延長前半に退場者が出ると、FKを決められ、3-2と勝ち越された。それでも10人で食らい付き、延長後半4分、CKの流れから起死回生の同点ゴールを陥れた。

「途中出場でしたが、必ず自分が決めてフロンターレにタイトルをもたらす、と。純粋にそれだけを信じてプレーしていました」。PK戦は先行の1番手できっちりと決め、5-4で勝利。諦めずに何度も劣勢を跳ね返し、壮絶な試合を制した“原動力”を次のように語った。

「札幌の選手はわからないですが、やっぱり僕だったり、憲剛さんだったりが、タイトルへの気持ちは一番強いなと思っていました。タイトルが決まる試合でゴールを決めるのは自分だと言い聞かせながら、ずっとプレーしていました」。執念をゴールで示し、悲願を達成した。

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札幌DF福森が値千金1G1A! 古巣相手にMVP級活躍も「120分出られず不甲斐ない」

ガッツポーズを見せる北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗
[10.26 ルヴァン杯決勝 札幌 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 試合を締め切ることができていれば、文句なしのMVP筆頭候補だった。1ゴール1アシストで劇的な逆転劇を演出した北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗は「ポジティブに捉えれば、川崎F相手にここまで得点を取れたし、PK戦で負けたけど戦えるところを見せられた。全国放送で札幌が強いところを見せられて良かった」と気丈に振る舞った。

 2-2で迎えた延長後半9分、ゴール右斜め前からのFKで自慢の左足が炸裂した。「プロキャリアをスタートさせてもらった川崎フロンターレに対して、FKをこの大舞台に絶対に決めたいと思っていた」。前半3分に訪れたFKのチャンスは壁に阻まれたが、2度目のキックは完璧だった。

 狙ったのはGKが寄ったファーポスト脇。「自分が狙いたいところに山村選手とか高い選手がいて、ファーサイドに蹴ろうかなと思った時にポストの延長線上に立っていたのが(背が高くない)長谷川選手と大島選手だった。スピードの出たボールで越せば行けるかなと思った」。理想どおりのコースに打ち切り、延長戦での貴重な勝ち越しゴールを奪った。

「試合前のウォーミングアップからキックの調子が良かった」と語ったように、セットプレーはこの日も猛威を振るった。後半アディショナルタイムに決まったMF深井一希の同点ゴールも福森の右CKから。「絶対に決まってほしいという思いしかなかった」。そのキックをスカウティングどおりのコースに蹴ってみせた。

 しかし、試合結果は望んだものではなかった。「個人的には120分出られなかったところが不甲斐なかった」と振り返ったように、自身は足がつったこともあってリード時の延長前半終了時に途中交代。「相手も10人だったし、攻め切ってゴールを決めるのか、キープするのかがどっちつかずになってしまった」と敗因を述べた。

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悲願のルヴァン杯初優勝…川崎F中村憲剛「見たかった光景がやっと」

優勝カップを掲げるMF中村憲剛
[10.26 ルヴァン杯決勝 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 夢にまで見た光景が目の前に広がっていた。「やっと見たかった光景が見られた」。2003年の入団から川崎フロンターレ一筋。4回のルヴァンカップ準優勝のうち、3回を経験した。MF中村憲剛が表彰台へと上り、優勝カップを掲げる瞬間がついに訪れた。

「やっと見たかった光景が見られた。感無量ですね。みんなが見えましたし、勝ったことでしか味わえない景色だったと思います。ルヴァン杯の(階段を)上にのぼることは憧れていた。個人的にも4回目の挑戦だったし、最高ですね」

 チームは00年、07年、09年、17年と過去4度決勝に進出したが、いずれも準優勝。5度目の“挑戦”は決勝では稀とも言える劇的な死闘となった。延長前半にDF谷口彰悟の退場で10人になったが、延長後半にCKの流れからFW小林悠が起死回生の同点ゴール。3-3に追いつくと、PK戦の末に大会を制覇した。

 経験豊富な38歳のバンディエラも「退場者が出て延長を戦った経験はない」と苦笑したが、「(1人少ない状況で)ボールを大事にするところ、いつ行くかというところはいつも以上にみんな、神経を使っていた」。リーグ2連覇を達成し、2年ぶりに帰ってきたこの舞台で雪辱を果たした。「2年前だったら浮ついたところがあったと思う。慌てないでプレーできた」。ついに悲願を達成し、新たな歴史を刻んだ。

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3度の大怪我に打ち勝った札幌MF深井、窮地救った90+5分同点弾「常に諦めないのが僕のテーマ」

チームメートの祝福を受ける北海道コンサドーレ札幌MF深井一希(写真中央)
[10.26 ルヴァン杯決勝 札幌 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 後半アディショナルタイム5分、大会史上稀に見るドラマを演出したのは度重なる負傷から蘇った24歳だった。北海道コンサドーレ札幌MF深井一希は「試合に出られない人、怪我をしてしまった人が来ているのもわかっていた。決めてやるという気持ちだった」と劇的な同点弾を振り返った。

 深井にとって今回のルヴァン杯決勝は、札幌U-18時代の2012年末にJユースカップを制して以来、自身2度目の日本一がかかるビッグマッチ。しかし、ピッチ上で迎えた今回とは違い、7年前はベンチ外から仲間を応援する立場だった。理由は左膝の負傷。同年のトップチーム昇格を掴んだものの、満足にプレーできる状態ではなかった。

「プロに入ってから最初の5年間はほとんど怪我をしていた」と振り返るように、プロ入り後の約5年間でも左膝2回、右膝1回の手術を経験した。いずれも全治約8か月〜1年間はかかると言われる前十字靭帯断裂の大怪我。だからこそ、現状を「1試合1試合、サッカーができているだけでも幸せだと感じている」と語る。

 そんな深井の劇的な同点弾に札幌サポーターは大いに沸いた。1-2で迎えたラストプレーの右CK、DF福森晃斗が左足から蹴り出した鋭く曲がって落ちるボールに反応。「スカウティングであそこは狙い目だと言われていて、信じて走り込んだ」。強烈なヘディングシュートをゴール左隅に叩き込み、チームを敗戦の窮地から救った。

 また深井にとっては不屈の精神を表現する一撃でもあった。「怪我の時でも常に諦めないことが僕のテーマ」。起死回生の一発をそう位置付ける背番号8は「絶対に這い上がっていくという強い気持ちは常にあるし、それはサッカーに限らずいろんなところに生きてくる。あれも怪我で培った力だと思う」と自らの意地を確かな言葉で語った。

 このゴールで勢いを取り戻した札幌は延長前半7分、MFチャナティップの突破から得たFKを福森が直接沈め、勝ち越しに成功した。しかも、そのファウルで相手DF谷口彰悟が退場。クラブ史上初のタイトルはすぐそこにまで迫った。ところが、延長後半12分に再度失点を喫すると、PK戦では2人が失敗。自身2度目の日本一は目の前でこぼれ落ちた。

 試合後、大勢の報道陣の前に立った深井は敗戦と素直に向き合った。「1人多くて絶対に守り切らないといけないところで同点にされてしまい、ちょっとしたところが響くとあらためて感じたし、もったいなかった」。自身が決めながらも敗れたPK戦よりも、90分間、120分間で勝ち切れなかったことを悔やんだ。

 それでも、この敗戦を未来につなげていく構えだ。「この舞台に間違いなく来年も来たいなと思うし、今度は笑ってカップを掲げられるようにしたい。自分たちは若いので、また来年戻ってきたいと思います」。

(取材・文 竹内達也)
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「ラグビーの映像が頭に残っていた」PK2本止めたMVP新井が歓喜の“トライ”

ルヴァン杯MVPに輝いたGK新井章太が仲間をかわし、歓喜の“トライ”
[10.26 ルヴァン杯決勝 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 川崎フロンターレに待望のルヴァンカップ初優勝をもたらした。120分の死闘を制し、GK新井章太が大会MVPを受賞。PK2本を止め、ドラマティックなファイナルを勝利で飾った30歳の守護神は「3点を決められているので喜べない部分もありましたが、決められたら終わりという状況で止められた」と大仕事を果たした。

 後半43分に2-1と逆転に成功したが、後半アディショナルタイムに失点。延長前半にはDF谷口彰悟が退場となり数的不利を強いられた。それでも、延長後半には10人で3-3に追いつき、PK戦に突入。先行の川崎Fは4人目のDF車屋紳太郎が失敗してしまい、窮地に陥った。

 後攻札幌の5人目に決められたら終わりという状況だったが、DF石川直樹のシュートをセーブした。「冷静にコースに入ろうと思って止めました」。さらに、後攻6人目のDF進藤亮佑のコースを完璧に読み、落ち着いてキャッチ。48119人が埋めたファイナルの舞台でヒーローになった。

「みんなが来るのが分かったので、全員をかわして目立とうかなと一瞬で思った」。歓喜の瞬間を迎えた守護神はキャッチしたボールを持ったまま駆け寄ってきたチームメイトをラグビー風のステップでかわすと、最後はピッチに滑り込み、“トライ”で歓喜を示した。

「ボールを持って走っていたらラグビーの感じがして。最近ちょっと(ラグビーを)見すぎたので。そういう映像が頭に残っていたのであれをやりました」。“トライ”を披露した理由をそう明かしたMVPは「最高です」と優勝の味を噛み締めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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PKストップ後に5点を記録? 川崎FのGK新井、駆け寄る選手を振り切って会心トライ!

会心のトライを見せた川崎FのGK新井章太
[10.26 ルヴァン杯決勝 札幌 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 自らのPKストップで初優勝を導いた。川崎フロンターレは26日、ルヴァンカップ決勝で北海道コンサドーレ札幌と対戦し、3-3で突入したPK戦の末、PK5-4で勝利。大会初制覇の立役者となったのはGK新井章太だった。

 新井はリーグ戦で正守護神を務めるGKチョン・ソンリョンを抑え、決勝までの全5試合に先発フル出場。決勝は両チームともゴールを奪い合う激しいシーソーゲームとなったが、迎えたPK戦で30歳GKが主役に躍り出た。

 止めなければ負けが決まる札幌5人目DF石川直樹のシュートをセーブすると、先攻6人目のMF長谷川竜也が決めて迎えた後攻6人目のDF進藤亮佑のシュートを完璧に読み、見事にキャッチ。駆け寄る川崎Fの選手たちから逃げるようにボールを持って走り出し、ラグビーのトライのような形でピッチに滑り込んだ。

 試合後のインタビューで「相手の方が目に見えて緊張していたので、絶対プレッシャーをかけてやろうと思って最後まで待ちました」とPKシーンを振り返った新井。2013年から川崎Fでプレーする守護神は「僕はフロンターレに7年いますけど、それ以上に待ち望んでいるサポーターがいっぱいいたので、その人たちのために戦いました」と、自身に力を与えてくれたサポーターへの想いを語った。

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札幌vs川崎F 試合記録

【ルヴァン杯決勝】(埼玉)
札幌 3-3(PK4-5)川崎F


<得点者>
[札]菅大輝(10分)、深井一希(90分+5)、福森晃斗(99分)
[川]阿部浩之(45分+3)、小林悠2(88分、109分)

<退場>
[川]谷口彰悟(96分)

<警告>
[札]菅大輝(88分)
[川]家長昭博(115分)

観衆:48,119人
主審:荒木友輔
副審:山内宏志、平間亮
「何回負けたと思ったか」川崎F阿部、負のジンクス破った“初ゴール”
川崎F“5度目”の決勝で悲願達成…PK戦の末に札幌破りルヴァン杯初優勝!!
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<出場メンバー>
[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 25 ク・ソンユン
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
DF 5 福森晃斗
(106分→DF 2 石川直樹)
MF 19 白井康介
(73分→MF 7 ルーカス・フェルナンデス)
MF 27 荒野拓馬
MF 8 深井一希
MF 4 菅大輝
(117分→MF 23 中野嘉大)
MF 9 鈴木武蔵
MF 18 チャナティップ
FW 48 ジェイ
(58分→FW 11 アンデルソン・ロペス)
控え
GK 1 菅野孝憲
MF 26 早坂良太
FW 13 岩崎悠人
監督
ペトロヴィッチ

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 2 登里享平
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 25 田中碧
MF 10 大島僚太
(100分→DF 26 マギーニョ)
MF 28 脇坂泰斗
(64分→MF 14 中村憲剛)
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
(91分→MF 16 長谷川竜也)
FW 9 レアンドロ・ダミアン
(73分→FW 11 小林悠)
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 3 奈良竜樹
MF 22 下田北斗
監督
鬼木達

劇的延長のルヴァン杯決勝、VARで退場者! 川崎Fが10人に→札幌勝ち越し

退場処分が下された川崎フロンターレDF谷口彰悟
[10.26 ルヴァン杯決勝 札幌-川崎F 埼玉]

 ドラマティックな展開が続いているルヴァン杯決勝で、史上初めてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入した。2-2で迎えた延長前半4分、川崎フロンターレDF谷口彰悟にイエローカードが提示されたが、荒木友輔主審はピッチ脇モニターで確認した後、処分がレッドカードに変更された。

 延長前半4分、北海道コンサドーレ札幌MFチャナティップがハイボールを巧みなトラップで収めると、そのままゴール前にドリブルで突進。右脇からカバーリングに入った谷口が身体を入れようと試みたが、チャナティップの加速に負けてなぎ倒す形となった。

 ここで荒木主審はイエローカードを提示し、札幌のFKを指示。キッカーDF福森晃斗が位置につく中、VARの佐藤隆治が介入した。助言を受けた荒木主審はピッチ脇モニターで当該場面を確認。決定的な得点機会の阻止があったとして、同7分、谷口にはあらためてレッドカードが提示された。

 なお、札幌はこのFKを福森が直接決め、再び勝ち越しに成功。しかし延長後半5分、川崎FはセットプレーからDF山村和也の落としを途中出場FW小林悠がねじ込み、同点に追いついた。試合は3-3で進んでおり、劇的な試合の結末に注目が集まる。

(取材・文 竹内達也)
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川崎F“5度目”の決勝で悲願達成…PK戦の末に札幌破りルヴァン杯初優勝!!

川崎Fがルヴァン杯初優勝
[10.26 ルヴァン杯決勝 3-3(PK4-5) 川崎F 埼玉]

 ルヴァンカップは26日、埼玉スタジアム2002で決勝を行い、北海道コンサドーレ札幌川崎フロンターレが対戦した。1-1で迎えた後半43分にFW小林悠が逆転ゴールを挙げたが、後半アディショナルタイム5分にMF深井一希のゴールで札幌が3-3に追いつく。延長戦でも2ゴールが生まれ、3-3でPK戦に突入。川崎FがPK5-4で勝利し、ルヴァン杯初優勝。5度目の決勝で悲願を達成した。

 ともにルヴァン杯初優勝を目指す両者のファイナル。決勝に初出場した札幌は3-4-2-1の布陣。主将のMF宮澤裕樹が負傷で欠場し、MF荒野拓馬がボランチの一角に入った。負傷明けのFWジェイ、MFチャナティップも先発に名を連ねた。
 2年ぶり5度目のファイナル進出となった川崎Fは4-2-3-1の布陣で、負傷から復帰したMF大島僚太やDF登里享平が先発入り。トップ下はMF脇坂泰斗が担い、1トップにはFWレアンドロ・ダミアンが入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 4万8119人が見守った決勝戦は、立ち上がりに札幌が均衡を破った。前半10分、右サイドで仕掛けたMF白井康介が入れたクロスが右に流れ、こぼれ球にMF菅大輝が反応。PA左手前の位置で右足を振り抜くと、シュートはクロスバーとGK新井章太にあたり、ゴールマウスに吸い込まれた。

 札幌は下部組織で育った21歳のスーパーゴールで幸先良く先制に成功。川崎Fも押し返し、前半20分、MF阿部浩之がPA内左から折り返し、ファーサイドに入ったダミアンが右足で合わせたが、シュートは惜しくも右ポストを叩いた。

 川崎Fは攻撃を畳み掛け、前半44分にもビッグチャンスを迎える。PA内左に流れた家長が左足でクロスを配給。ファーサイドの脇坂がヘディングで叩いたが、シュートは右ポストを叩いた。波状攻撃から最後はこぼれ球に反応した阿部が左足で強烈なシュートを打ったが、これもゴール左に外れた。

 再三の決定機を逃した川崎Fだったが、前半アディショナルタイムについにゴールをこじ開けた。左CKをMF脇坂泰斗が右足で蹴り込むと、中央の競り合いでダミアンが触ったボールがファーサイドに流れ、阿部が反応。角度のない位置から左足シュートでGKク・ソンユンの股下を抜き、前半のうちに試合を振り出しに戻した。

 1-1で後半に突入すると、札幌は後半13分に最初の交代枠を使い、ジェイを下げてFWアンデルソン・ロペスを投入。川崎Fがボールを保持する時間が続き、脇坂が鋭い飛び出しから決定的なシュートを連発するが、惜しくも枠外。川崎Fベンチも後半19分に動き、脇坂を下げてMF中村憲剛をピッチに送り込んだ。

 後半28分、札幌は白井に代えてMFルーカス・フェルナンデス、川崎Fはダミアンに代えて小林を投入。後半39分には中村が蹴り入れた右CKの流れから、MF大島僚太が浮き球のパスを入れ、左サイドから阿部が折り返す。DF谷口彰悟がダイビングヘッドで合わせたが、GKの正面を突いた。

 1-1のまま終盤を迎えると、次の一点を奪ったのは川崎Fだった。後半43分、田中の縦パスを受けた大島がスルーパス。胸トラップでおさめた小林がGKとの1対1を制し、左足で逆転ゴール。しかし、90分を過ぎた終了間際にドラマが待っていた。

 後半アディショナルタイム5分、右CKのチャンスに福森が左足でクロスを入れると、大島に競り勝った深井がヘディングで叩き込み、起死回生の同点ゴール。土壇場で2-2に追いつき、延長戦に突入。すると、川崎Fは延長前半にアクシデントに見舞われた。

 延長前半4分、個人技で中央を突破したチャナティップを谷口が後ろから倒して止める。一度はイエローカードが出されたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。同7分、決定機阻止として一発退場に変更された。谷口にレッドカードが提示され、残り時間を10人で戦うことになった。

 このプレーで札幌はPA右手前の位置でFKのチャンスを獲得。延長前半9分、キッカーの福森が左足で直接狙ったシュートはゴール左隅に突き刺さり、3-2と逆転に成功。しかし、数的不利を強いられる川崎Fも食らい付き、試合を振り出しに戻した。

 延長後半4分、中村が蹴り込んだ鋭い左CKがファーサイドに流れると、DF山村和也がPA右からシュート性のクロスを配給。ゴール前の小林が押し込み、3-3に追い付いた。迎えたPK戦はGK新井章太が2本をストップ。川崎FがPK5-4で死闘を制し、カップ戦初タイトルを獲得した。

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札幌vs川崎F スタメン発表

札幌vs川崎F スタメン発表
[10.26 ルヴァン杯決勝](埼玉)
※13:05開始
主審:荒木友輔
副審:山内宏志、平間亮
<出場メンバー>
[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 25 ク・ソンユン
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
DF 5 福森晃斗
MF 19 白井康介
MF 27 荒野拓馬
MF 8 深井一希
MF 4 菅大輝
MF 9 鈴木武蔵
MF 18 チャナティップ
FW 48 ジェイ
控え
GK 1 菅野孝憲
DF 2 石川直樹
MF 23 中野嘉大
MF 26 早坂良太
MF 7 ルーカス・フェルナンデス
FW 11 アンデルソン・ロペス
FW 13 岩崎悠人
監督
ペトロヴィッチ

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 2 登里享平
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 25 田中碧
MF 10 大島僚太
MF 28 脇坂泰斗
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
FW 9 レアンドロ・ダミアン
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 26 マギーニョ
DF 3 奈良竜樹
MF 14 中村憲剛
MF 16 長谷川竜也
MF 22 下田北斗
FW 11 小林悠
監督
鬼木達

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川崎Fに新たな歴史を…脇坂「100%をピッチに置いて来るだけ」

前日練習に臨んだMF脇坂泰斗
 ルヴァンカップ初タイトルをもたらす。川崎フロンターレは過去4度、今大会の決勝に挑んだが、いずれも準優勝。5度目のファイナルを翌日に控えた25日、チームは埼玉スタジアムの第2グラウンドで前日練習を消化し、MF脇坂泰斗は「雰囲気は味わえた。あとはやるだけ」と決戦を見据えた。

「フロンターレはトーナメントでタイトルを獲れていないので、そのために自分は100%をピッチに置いて来るだけ」。これまでに2000年、07年、09年、17年に決勝の舞台で苦杯を舐めてきたが、プロ2年目の若き司令塔が悲願のカップ戦初タイトルを呼び込む。

 川崎Fは決勝トーナメントからルヴァン杯に登場し、2年ぶりのファイナル進出を決めた。脇坂はトップ下で推進力を示し、3試合出場で2ゴールをマークする活躍ぶり。「総力戦でここまで来られた。攻撃的なプレーを出せば、チームの得点につながってくる」。持ち前の攻撃力を発揮し、ゴールに絡むプレーで貢献するつもりだ。

 26日の決勝は、攻撃的なサッカーを標榜する札幌との真っ向勝負が予想される。カップ戦決勝という大舞台は自身初だが、阪南大時代にはユニバーシアード決勝を経験。「ユニバーシアードは優勝したので、そのイメージは持っていきたい」。プレッシャーと高揚感を力に変え、新たな歴史を刻む。「ここで新しいフロンターレがつくれたらいいなと思います」。

(取材・文 佐藤亜希子)
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「連れてきてもらった」川崎F田中碧の覚悟…決勝でルヴァン杯初出場へ

「連れてきてもらった」川崎F田中碧の覚悟…決勝でルヴァン杯初出場へ
 26日のルヴァンカップ決勝の大舞台で、プロ3年目に大会初出場を迎える。川崎フロンターレはプライムステージからの登場となったが、MF田中碧はU-22日本代表に招集され、準々決勝、準決勝の4試合を欠場した。

 3年目の今季は徐々に定位置をつかむと、6月にU-22日本代表に初招集された。トゥーロン国際大会では大会ベストプレイヤー部門3位に輝くなど存分に能力を発揮。10月のブラジル遠征でも14日のU-22ブラジル代表戦で2ゴールを挙げる活躍を見せた。

 東京五輪世代の代表で頭角を示し、川崎Fの一員としても今季飛躍を遂げるボランチが、ファイナルで大会初出場へ。「なかなかそういう経験はできない。楽しみたいし、必ず優勝したい」と決戦を待ちわび、強い覚悟をにじませた。

「僕自身、準々決勝と準決勝はチームから離れていたので、チームのみんなに連れてきてもらった。だからこそ、ここで勝てなかったら自分の責任だという覚悟で挑みたいと思いますし、内容どうこうというよりかは勝たないと意味がない。必ず勝ちたい思います」

 札幌戦といえば、ホーム等々力で7-0の大勝を飾った昨年9月15日のJ1第26節は記念すべきゲームだ。この試合に途中出場し、Jデビューを飾った田中は後半アディショナルタイムに7点目をマーク。デビュー戦でプロ初ゴールを挙げた。「そのイメージはもちろんある」としたうえで、「去年とは全然違うだろうし、タレントもたくさんいるので簡単な試合にはならない」と気を引き締めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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主将欠く札幌、37歳FWジェイがリーダー「経験のない選手を引っ張りたい」

ルヴァン杯決勝の前日練習に臨んだFWジェイ
 クラブに新たな歴史を刻み、北の大地に吉報を届ける。北海道コンサドーレ札幌のルヴァンカップ決勝トーナメント進出、8強入りはJFL時代の97年以来、実に22年ぶり。初のファイナル進出を果たし、25日、雨の中で前日練習を消化した。

 クラブ史上初のルヴァン杯決勝を控え、負傷明けのFWジェイは「いつも通り」という言葉を繰り返した。経験豊富な37歳のベテランFWは「考えすぎるとプレッシャーを感じる。大きい試合には違いないが、そう考えるとミスが出る。いつも通り、落ち着いてプレーしてベストを尽くしたい」と平常心を強調した。

「こういうシチュエーションは何回もあったが、若い時は考えすぎてプレッシャーを感じすぎてしまうことがあった。今は経験を積んで、考え過ぎずに自分がベストを尽くして、普段通りにプレーすればうまくいく。どんな試合、どんな相手でも、自分のモチベーションは変わらない」

 大黒柱のMF宮澤裕樹主将は負傷のため欠場が見込まれ、大舞台のタイトル争いの経験がない選手、若手も多い。それでも、「チームの雰囲気はすごく良い」と強調したジェイは「経験のある立場なので、経験のない選手を引っ張りたい」とリーダーの自覚をのぞかせた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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来日初タイトル誓う札幌MFチャナティップ「集中力と我慢」

雨中のトレーニングに挑むMFチャナティップ
 クラブに新たな歴史を刻み、来日初タイトルを奪取する。ルヴァンカップ決勝を翌日に控えた25日、北海道コンサドーレ札幌は降雨の中、約1時間のトレーニングを消化。取材陣に応じたMFチャナティップは「歴史に名を刻みたい」と闘志を燃やした。

 2017年夏、ムアントン・ユナイテッドから札幌に期限付き移籍で加入し、初のタイ人Jリーガーとして存在感を示してきた。母国では大舞台を経験してきただけに、初のルヴァン杯ファイナルを前にも「プレッシャーは特にない」と言い切り、「勝利にこだわるプレーを見せたい」とタイトルを見据えた。

 10月4日のJ1第28節G大阪戦のスタメンに入ったが、ウォーミングアップ中に負傷し、タイ代表を辞退。トレーニングに復帰しているが、現在のコンディションを聞かれると、「分からない」と話すにとどめた。一方、前日練習に参加しなかった主将DF宮澤裕樹は欠場が見込まれ、「明日は出られない選手のためにもしっかり戦って、チームとして優勝したい」と気合十分に語った。

 チームはペドロヴィチ監督の下、攻撃サッカーを掲げ、躍進を遂げてきた。ファイナルで対戦するのは同じく攻撃的なスタイルでリーグ2連覇を達成した王者川崎F。「相手を上回るには2つポイントがある。集中力と我慢」と指摘したチャナティップは「フロンターレも試合の中では少なくてもミスが出る。そのミスからカウンターを狙う」と決戦のイメージを膨らませた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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決勝で4戦ノーゴールの川崎F、MF大島僚太は気にせず「知らなかった」

川崎フロンターレMF大島僚太
 川崎フロンターレにとって、ルヴァン杯の決勝は大きな鬼門だ。鹿島に0-2で敗れた2000年に始まり、C大阪に0-1で屈した17年まで4戦連続で完封負け。しかし、10番を任されているMF大島僚太は「(無得点とは)知らなかった。過去の試合は分からない」と述べ、重要視しない姿勢を示した。

 大島が唯一ピッチ上で経験した17年の記憶に関しても「どうしても前回の話をされるので気持ち的に不安は出てくるし、緊張も出てくるけど、どれだけポジティブに自信を持てるか。気持ちのコントロールをおのおのがすべき」ときっぱり。開始直後に失点を喫した教訓も残ったが、「試合の入りのことは結果論。最善のことをするしかない」と平常心を強調した。

 大島は今季、7月上旬のリーグ戦で負傷し、約3か月にわたって戦列を離れた。それでも復帰した今月10日のルヴァン杯準決勝鹿島戦ではさすがのパフォーマンスを見せ、決勝進出に貢献。「身体的には3か月分の負荷、ダメージがかかるが、連戦でもないので良い練習はできている」。帰ってきた背番号10がJリーグ王者に初のカップタイトルをもたらす。

(取材・文 竹内達也)
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2年前のルヴァン決勝から「成長」川崎Fは悲願達成へ、小林悠「自信を持って戦える」

主将の小林悠と福森晃斗が握手する
 2連覇中の王者として、2年ぶりにファイナルの舞台に帰ってきた。川崎フロンターレは2年ぶり5度目のルヴァンカップ決勝(26日・埼玉)に挑む。25日、チームは埼玉スタジアムで前日練習を行い、鬼木達監督、主将のFW小林悠が公式会見に出席した。

 2連覇を成し遂げた自信と経験を持って、カップ戦初タイトルを奪いにいく。川崎Fは過去4度ルヴァン杯準優勝と苦杯を舐めてきたが、鬼木達監督は「明日は悲願であるカップ戦のタイトルを全員で勝ち取りたい。明日も総力戦で戦っていきたい」と意気込んだ。

 攻撃的なスタイルを掲げる両チームが激突する。J屈指の攻撃力と恐れられる川崎Fも、決勝の過去4試合はいずれも無得点だった。クラブ史上初の決勝進出に導いた敵将に「ミシャさんという尊敬できる監督と戦える」と敬意を示した鬼木監督は「過去4回、得点をしていない。まずはそこを払拭したい。皆さんの期待に応えられるような攻撃的なサッカーをしたい」と強調し、真っ向勝負に挑む。

 2年前のルヴァン決勝でC大阪に敗れた川崎Fはその2か月後にJ1リーグを制し、初タイトルを奪取。17年、18年と2連覇を達成した。「また一つクラブとして成長していくには一発勝負に勝っていくこと。いろんな意味で歴史を少しずつ変えていきたい」と力説した鬼木監督。小林悠主将も「2年前は失点から立て直せなかった後悔がある。その時よりも確実にチームは成長している。今回こそ優勝してみんなで喜び合いたい」と雪辱を誓った。

「2年前、決勝で負けた後にリーグ戦で2連覇して、自信を持って戦えるようになった」。2年前との“変化”をそう指摘した小林は「試合の時間帯、状況に応じてチームみんなが今何をすればいいのかという意思疎通がはっきりしてきた。チームとしても個人としても、すごく成長している部分」と自信を漂わせ、“5度目の正直”を成し遂げる。

(取材・文 佐藤亜希子)
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カップ戦決勝は過去4戦全敗…川崎F中村憲剛「もう一つ上のステップに」

雨中の前日練習を行った川崎フロンターレMF中村憲剛
 リーグ2連覇で“シルバーコレクター”は返上したが、カップ戦決勝では過去4戦全敗。川崎フロンターレMF中村憲剛は26日のルヴァン杯決勝に向けて「勝つことで自分としても、チームメートも、クラブとしてもすごく自信をつけられる試合になる。みんなで勝ちに行く」と意気込みを語った。

 川崎Fの歴史において、カップ戦決勝の戦績は5戦5敗。ここ2シーズンはリーグを連覇してきた国内王者だが、短期決戦でのタイトルは未だかつてない。そのうち4敗を経験してきた2003年加入の中村も「カップ戦のタイトルを取ることが、クラブをもう一つ上のステップに上げるために大事」と位置づける。

 前回のルヴァン杯決勝は2年前、開始直後の失点によりC大阪に0-1で敗戦。「ルヴァン杯負けてリーグ初めて優勝したけど、カップ戦決勝で負けた悔しさがそこに生きた。優勝したことでタイトルへの欲がより増して連覇につながった」。タイトルの味を覚えて初めて迎えるカップ戦決勝、ここで再び歴史を変える構えだ。

 そこで心に刻むのは「結果が全て」というこだわり。「技術やシステム、戦術はあるけど、最後の局面でやるかやられないかがカップ戦ファイナルでは大事だと痛感してきた。そういうところで決めきるか、止めるかの勝負」。そう戦況を見据えた38歳は「よりシビアで一つのミスが命取りになるので、隙を見せないようにやっていく」と決意を語った。

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札幌FW鈴木武蔵、使命は「ゴールして優勝」得点後パフォは荒野に任せた

北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵とMF荒野拓馬
 今大会ここまで7ゴールは単独首位の成績。北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵は「もちろん得点ランキングトップで終わりたいという気持ちはある」と得点王に意欲を見せつつも、「決勝で点を取って優勝したい」とクラブ史上初のタイトルに意欲を示した。

 プロ入り7年目の昨季、鈴木はV・ファーレン長崎で自身初の2桁ゴールを決めてブレイクを果たすと、今季は悲願の初タイトルを狙う札幌で主力に定着。ここまでリーグ戦で9得点、ルヴァン杯で7得点という実績を残し、初めてA代表にも選出されるなど、充実のシーズンを送っている。

 だからこそ、この1年を形に残る結果で総括したい。「個人タイトルを今まで取れるチャンスがなかったので、ここでしっかり取りたい。個人の活躍がチームの優勝につながると思うし、ゴールして優勝というのが最高の形」。得点王、ルヴァン杯制覇の両タイトルを貪欲に狙う構えだ。

「みんな笑顔で良い準備ができている」との言葉どおり、決戦を控えたチームの雰囲気は良好。MF荒野拓馬からは「俺が点取ったらやるから」とDFセルヒオ・ラモス風ゴールパフォーマンスの提案を受けたといい「拓馬が点取ったらやる」とニヤリ。「コンサドーレに関わる皆さんとともにタイトルを取りたい」。ようやく円熟の時を迎えた25歳が北の大地に初タイトルをもたらす。

(取材・文 竹内達也)
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札幌vs川崎F ルヴァンカップ決勝前日会見要旨

ルヴァンカップ決勝の前日会見が行われた
 ルヴァンカップ決勝(26日・埼玉)を翌日に控えた25日、初制覇を目指す北海道コンサドーレ札幌川崎フロンターレの選手監督が公式会見に出席した。

 以下、ルヴァンカップ決勝前日の会見要旨

●ペトロヴィッチ監督:
「まずは札幌としてファイナルを戦うことを嬉しく思う。広島、ガンバとの厳しい戦いに打ち勝ち、ファイナルに残るだけの結果を選手たちは残してくれた。明日は難しいゲームになる。川崎Fは日本で最も強いチーム。川崎Fはやはり技術の優れたチームであり、こうした優勝を争う経験も積んできている。ただ我々のチームもベストを尽くす準備はできている。五分に渡り歩き、どちらに転ぶか分からない試合がしたい」

鬼木達監督:
「川崎としてはカップ戦のタイトルを獲ったことがないので、明日は悲願であるカップ戦のタイトルを全員で勝ち取りたい。名古屋や鹿島という強豪と戦ってきた中で、総力戦で勝ち上がってこられた。明日も総力戦で戦っていきたい。札幌という攻撃的なチーム、ミシャさんという尊敬できる監督と戦える。ただ、タイトルというものにはこだわって、自分たちを信じて戦いたい」

福森晃斗:
「まずはクラブとして史上初の決勝に進めたことを素直に嬉しく思っています。ですが、決勝で勝たなければ決勝に進出した意味がないと思っている。明日はしっかり勝ち切ってシャーレを掲げたいです」

小林悠:
「個人的に2年前に決勝を戦って、最初にアクシデントの失点があって、立て直せなかった後悔もある。その時より確実にチームは成長している。今回こそ優勝してみんなで喜び合いたい」

ーー改めてファイナルに臨む心境は?
ペトロヴィッチ監督:
「まずはカップのファイナルを戦えることを非常に嬉しく思っている。札幌がカップファイナルを戦える、それはこれまでの北海道札幌としての取り組みの成果の表れ。私が来てからもそうですが、それ以前に四方田コーチが培ったものも含め、札幌がこれまで積み重ねてきたものの成果だと私は思っている。グループステージ突破を決めた時に、突破したからにはやはりファイナルに駒を進めてカップを手にしようと選手に話しましたが、それが現実となった。そして、ファイナルに進んだからにはカップを手にしたいという強い気持ちでいる」

ーー埼玉スタジアムで戦う意味をどう感じているか?
ペトロヴィッチ監督:
「札幌に来る以前は広島で6シーズン、浦和でも約6シーズン仕事をしてきたが、この埼玉スタジアムで戦うことは特別な気持ちがある。埼スタではいい思い出もそうじゃない思い出もたくさんあるが、私自身はこの埼玉スタジアムで戦えることを非常に嬉しく思っているし、非常に感慨深いものがある」

ーーカップ戦のタイトルを獲る意味は?
鬼木監督:
「今までの歴史を振り返ると、なかなか大事なところで勝ちきれないということがずっと続いていた。その中でもリーグは2年連続で(タイトルを)取ることができて、また一つクラブとして成長していくには一発勝負に勝っていくことで、一つ勝てればまた次につながっていくと思う。いろんな意味で歴史を少しずつ変えていきたいという思いがあります」

ーー川崎Fとの対戦、ファイナルを戦うことをどう考えているか?
福盛:
「自分のプロキャリアをスタートさせてもらったのが川崎フロンターレ。その川崎とこの大舞台でやれるということはすごくワクワクするし、楽しみ。今は北海道コンサドーレ札幌の一員なので、特にはそれを意識せずに勝ち切りたい」

ーーチームとして個人として、どう成長して明日の舞台に立つのか?
小林:
「2年前、決勝で負けた後にリーグ戦で2連覇して、自信を持って戦えるようになった。試合の時間帯、状況に応じてチームみんなが今何をすればいいのかという意思疎通がはっきりしてきた。チームとしても個人としても、すごく成長している部分なのかなと思います」

ーー宮澤選手が練習にいなかったが、現在の状態は?札幌はクラブユースが強く、トップにもユース出身の選手が多い。そこに外国籍の選手、日本代表の選手が加わって、地域に根ざしたクラブとしてカップファイナルに挑む価値をどう考えているか。
「宮澤選手は怪我で交代した。肉離れによる交代。明日のゲームに出場することは難しい。彼は選手としても主将としてもチームにとって重要な存在。残念ながら明日の試合には出場できない。
 2年前まで札幌はスタメンの平均年齢がJリーグで最も高いチームだった。昨年から今年にかけて若返りを図ってきた中で、今こうした成長を遂げている。我々が残した結果以上に、クラブとして非常に大きな前進だと私は思っている。今シーズンのレギュラーとして出場している選手でいえば、荒野、深井、菅、進藤、宮澤と北海道出身の選手たちが活躍している。他にも3〜4人ユースから育ってきた選手たちがいい成長を遂げている。それはいかに札幌がクラブとして選手を育成するという面においても、努力を積み重ねてきた成果だと思う」

ーー両監督にお聞きしたい。攻撃スタイルを掲げる両チームの対戦で点の取り合いになるかもしれない。小林選手は練習で痛めたが、現在のコンディションは?
鬼木監督:
「札幌という攻撃的なチームと対戦できる。実際には自分たちが決勝に進んで、過去4回得点をしていない。まずはそこを払拭したい。皆さんの期待に応えられるような攻撃的なサッカーをしたい。点を取られたくはないが、見ている人が素晴らしいサッカーだと思ってもらえるような試合にしたい」

ペトロヴィッチ監督:
「鬼木さんは非常に素晴らしい仕事をしている。川崎はリーグの中でも最も攻撃的なスタイルを持ったチーム。川崎は緩急に富んだ、テンポを変えられるサッカーをする。札幌は川崎ほどではないが、川崎の次くらいに相手にとって危険なサッカーはできていると思う。明日のゲームは観る方にとって面白いゲームになるんじゃないかと私自身は思う。なぜなら相手にとって非常に危険な攻撃ができる両チームのゲームだから。興味深い、面白いゲームになると私は見ています」

小林:
「練習は今週中全部出られているので問題ないです」

ーー2年前の決勝はタイトルがない状態だった。タイトルを取った上で臨む決勝前日の変化は?
小林:
「チームメイトは分からないが、個人的には平常心でいる。2年前はワクワクと緊張が大きかったんですが、今日に関しては日常と変わらない。試合前にいつものように準備をして、いつものように試合に臨めるんじゃないかな」

ーー若い選手が多く、タイトルを取ったことのある選手も少ない。そうしたチームがファイナルを戦う上で、選手に伝えてきたことは?
ペトロヴィッチ監督:
「ファイナルを戦うということで、自動的に選手たちのモチベーションは高い。ただ高すぎるモチベーション、強すぎる思いは時として間違った方向に向いてしまうものだ。今週の練習を通して伝えたことは、やはり普段通りに戦う。自分たちがこれまでやってきたことを信じて戦うと伝えた。よくありがちなのは緊張しすぎてしまったり、浮き足立ってチームとしてやってきたことを見失ってしまうこと。いかに選手たちが普段通りにできるかだと伝えてきた」

(取材・文 佐藤亜希子)
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札幌は主将&10番欠いて初ファイナルへ、ミシャ監督「怪我で出場できない」

前日会見に出席したミハイロ・ペトロヴィッチ監督
 ルヴァンカップ決勝の前日練習に臨んだ北海道コンサドーレ札幌だが、参加した18選手の中にMF宮澤裕樹主将の姿はなかった。北海道で生まれて北海道で育ち、クラブ在籍12年目の30歳。札幌は偉大な大黒柱を欠き、クラブ史上初のタイトルをかけて大一番に臨むことになりそうだ。

 宮澤は18日に行われたJ1第29節・C大阪戦で右太ももの肉離れを発症。前半24分に途中交代を強いられ、状態が懸念されていた。25日、前日会見に出席したミハイロ・ペトロヴィッチ監督は「選手としてもキャプテンとしても重要な存在だが、怪我によって出場できない」と欠場を明言した。

 それでも指揮官はキャプテンのぶんまで北海道の総力を結集し、ビッグマッチに挑む構えだ。「札幌がカップファイナルを戦えるのは北海道、札幌としての成果。私が来てからもそうだが、いま私の下で働いている四方田コーチが培ったものでもある。これまでの札幌が積み上げてきた成果だ」と述べ、ホームタウンへの思いを次のように語った。

「今季は荒野、深井、菅、進藤、宮澤と北海道出身の選手がレギュラーとして活躍している。またさらに3、4人ほどアカデミーで育った選手が良い成長を遂げている。札幌というクラブが選手育成で努力し、長年積み上げてきた成果だ。そういう中で北海道、札幌出身の選手を応援してくれている人がいるのもたしか。このポカール(カップ)を制し、北海道に持ち帰りたいという思いが強い」。

(取材・文 竹内達也)
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今夏海外移籍も…中村敬斗がルヴァン杯ニューヒーロー賞!!「狙っていましたが…」

ニューヒーロー賞に輝いたFW中村敬斗
 Jリーグは23日、2019年ルヴァンカップのニューヒーロー賞を発表し、今年7月までガンバ大阪に在籍したトゥエンテ所属のFW中村敬斗(19)に決定した。

 ニューヒーロー賞は21歳以下の選手を対象に、グループステージから準決勝までの各試合会場で、報道関係者の投票をもとにJリーグの選考委員会が決定する。中村はグループステージで4試合2得点、プレーオフステージで1試合1得点、合計5試合3得点をマークした。プライムステージ進出を後押しする活躍を見せると、U-20ワールドカップを経て、オランダ1部リーグに活躍の場を移した。

 ルヴァンカップの出場はプレーオフステージまでだったが、中村はプライムステージ出場選手の投票数を凌駕する多くのメディア投票を獲得。ニューヒーロー賞にふさわしい活躍、成長を遂げたことが評価され、今年度のニューヒーロー賞受賞となった。

 中村には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈呈される。受賞を受けて、以下のコメントを発表した。

「この度、伝統あるJリーグYBC ルヴァンカップのニューヒーロー賞を受賞でき、大変嬉しく思います。ニューヒーロー賞は狙っていましたが、海外移籍をしたので自分が受賞するとは思っていなかったです。それだけに、選出の知らせを聞いた時は嬉しさとともに驚きもありました。

 このような賞を受賞できたのは、ガンバ大阪のチームメイト、監督を始めスタッフの皆さま、ファン・サポーターの皆さまのおかげです。心から感謝します。本当にありがとうございました」

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ルヴァン杯決勝、ラジオ中継が決定

ルヴァン杯決勝、ラジオ中継が決定
 Jリーグは18日、10月26日に埼玉スタジアム2002で開催されるルヴァンカップ決勝において、ラジオ中継を行うことを発表した。

 北海道コンサドーレ札幌対川崎フロンターレの決勝は、10月26日の13時5分にキックオフ。ラジオ放送ではニッポン放送とHBC北海道放送が行う。なお、テレビ中継はフジテレビ系列で放送される。

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中村憲剛「必ず優勝を勝ち取りたい」川崎Fが2年ぶり5度目のファイナル進出

フル出場したMF中村憲剛
[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦 鹿島0-0川崎F カシマ]

 川崎フロンターレは第1戦のアドバンテージを生かし、2試合合計3-1で決勝進出を決めた。この日はアウェーで鹿島と0-0のドロー。試合後、フラッシュインタビューに応じたMF中村憲剛は「鹿島に勝って決勝に進出できる。アウェーでしたが、自分たちが攻撃な姿勢を貫いて最後まで戦えた」と胸を張った。

 2017年大会以来、2年ぶり5度目のファイナル進出。「フロンターレはルヴァン杯をまだ一回も獲ったことがない。僕自身もルヴァンでは苦杯を舐め続けているので」。ルヴァン決勝の舞台では過去4度涙を飲んでいるが、「チームに素晴らしい選手がいっぱいいるので、チーム一丸となって、必ず優勝を勝ち取りたい」と力を込めた。

 史上初のルヴァン杯決勝進出を決めた札幌と26日、埼玉スタジアムで激突する。「向こうも優勝への気持ちが強いと思う。メンタルの勝負だと思う。いいコンディション、いいメンタルで臨みたい」とタイトルを見据えた。

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鹿島vs川崎F 試合記録

【ルヴァン杯準決勝第2戦】(カシマ)
鹿島 0-0(前半0-0)川崎F

※2戦合計3-1で川崎Fが決勝進出

<警告>
[鹿]小池裕太(27分)、チョン・スンヒョン(45分+1)

観衆:19,127人
主審:東城穣
副審:聳城巧、武部陽介
川崎F、2戦合計3-1でルヴァン杯決勝へ! 鹿島はホームで不発、国内3冠潰える
中村憲剛「必ず優勝を勝ち取りたい」川崎Fが2年ぶり5度目のファイナル進出


<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 24 伊東幸敏
DF 27 ブエノ
DF 39 犬飼智也
(4分→DF 5 チョン・スンヒョン)
DF 26 小池裕太
MF 30 名古新太郎
(64分→MF 11 レアンドロ)
MF 6 永木亮太
MF 13 中村充孝
(46分→FW 15 伊藤翔)
MF 41 白崎凌兵
FW 8 土居聖真
FW 36 上田綺世
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 2 内田篤人
DF 37 小泉慶
MF 25 遠藤康
監督
大岩剛

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 2 登里享平
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 6 守田英正
MF 22 下田北斗
(57分→MF 10 大島僚太)
MF 14 中村憲剛
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
(52分→MF 16 長谷川竜也)
FW 11 小林悠
(90分+1→FW 9 レアンドロ・ダミアン)
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 26 マギーニョ
MF 28 脇坂泰斗
FW 20 知念慶
監督
鬼木達

ルヴァン杯の決勝カード決定!札幌と川崎Fが初優勝かけて26日に激突

ルヴァン杯の決勝カード決定
 ルヴァン杯は13日、準決勝第2戦が行われ、北海道コンサドーレ札幌川崎フロンターレの決勝進出が決まった。札幌は初、川崎Fは2017年以来2年ぶりの決勝進出で、ともに優勝すれば初となる。

 なお、試合は10月26日に埼玉スタジアム2002で開催。キックオフは午後1時5分でフジテレビ系列での全国生中継を予定している。

【準決勝】
[第1戦]
10月9日(水)
川崎F 3-1 鹿島 [等々力]
G大阪 2-1 札幌 [パナスタ]

[第2戦]
10月13日(日)
札幌 1-0 G大阪 [札幌ド]
※2戦合計2-2、アウェーゴール差で札幌が決勝進出

鹿島 0-0 川崎F [カシマ]
※2戦合計3-1で川崎Fが決勝進出

【決勝】
10月26日(土)
札幌 13:05 川崎F [埼玉]

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川崎F、2戦合計3-1でルヴァン杯決勝へ! 鹿島はホームで不発、国内3冠潰える

川崎Fがルヴァン杯ファイナル進出を決めた
[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦 鹿島0-0川崎F カシマ]

 ルヴァンカップは13日、準決勝第2戦を行い、川崎フロンターレは敵地で鹿島アントラーズと対戦し、0-0で引き分けた。第1戦のアドバンテージを生かした川崎Fは2試合合計3-1で上回り、2年ぶり5度目のファイナル進出が決定。26日に埼玉スタジアムで行われる決勝で札幌と激突する。

 第1戦に1-3で敗れた鹿島は第1戦から先発6人を入れ替え、MF名古新太郎やFW土居聖真がスタメン入り。FW上田綺世は継続して先発出場し、土居とツートップを組んだ。対する川崎Fは第1戦から先発4人を変更し、MF中村憲剛やFW小林悠が復帰した。[スタメン&布陣はコチラ]

 逆転ファイナル進出を目指す鹿島は開始早々にアクシデントに見舞われる。前半2分、DF犬飼智也が足を痛めたかピッチに座り込み、担架に乗ってピッチ外へ。後半4分にDFチョン・スンヒョンとの負傷交代を余儀なくされた。

 川崎Fがボールを保持する時間帯が続いたが、鹿島は前半22分、MF永木亮太が浮き球のクロスを配給。裏に抜け出した上田がダイビングヘッドでネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。

 0-0、2試合合計1-3で前半を折り返すと、鹿島は後半開始と同時に2枚目の交代枠を使い、MF中村充孝を下げてFW伊藤翔を投入。伊藤は上田とツートップを組み、大岩剛監督は中盤をダイヤモンド型に変更し、反撃を試みた。

 川崎Fも後半7分に阿部を下げてMF長谷川竜也、後半12分に下田を下げてMF大島僚太を投入すると、大島を起点に攻撃が活性化。後半17分、大島のクロスから長谷川が右足ボレー。後半19分にも大島の浮き球パスから小林が反転シュートを打ったが、枠を捉えられなかった。

 鹿島は1失点以下で2点差の勝利、あるいは3点差以上の勝利を目指すが、ゴールが遠い。後半19分には名古を下げてMFレアンドロを投入し、交代枠を使い切った。後半36分、レアンドロが切り返しから決定的な左足シュートを放ったが、GK新井章太が好セーブ。最後までゴールをこじ開けられず、0-0の引き分けに終わった鹿島。2年連続の準決勝敗退となり、国内3冠の夢は潰えた。

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鹿島vs川崎F スタメン発表

[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦](カシマ)
※19:00開始
主審:東城穣
副審:聳城巧、武部陽介
<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 24 伊東幸敏
DF 27 ブエノ
DF 39 犬飼智也
DF 26 小池裕太
MF 30 名古新太郎
MF 6 永木亮太
MF 13 中村充孝
MF 41 白崎凌兵
FW 8 土居聖真
FW 36 上田綺世
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 2 内田篤人
DF 37 小泉慶
DF 5 チョン・スンヒョン
MF 11 レアンドロ
MF 25 遠藤康
FW 15 伊藤翔
監督
大岩剛

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 2 登里享平
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 6 守田英正
MF 22 下田北斗
MF 14 中村憲剛
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
FW 11 小林悠
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 26 マギーニョ
MF 10 大島僚太
MF 16 長谷川竜也
MF 28 脇坂泰斗
FW 20 知念慶
FW 9 レアンドロ・ダミアン
監督
鬼木達

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初の決勝へと導いた札幌FW鈴木武蔵「コンサドーレの歴史を変えたい」

北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵(写真は6月14日のもの)
[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦 札幌1-0G大阪 札幌ド]

「思い切って打ってみよう」――。試合前からそう思っていたという北海道コンサドーレ札幌FW鈴木武蔵は、豪快なミドルシュートを叩き込んでチームを史上初のルヴァン杯決勝へと導いた。

 9日にG大阪のホームで行われた第1戦を1-2で落としていた札幌は、ホームの第2戦で1点が必要な状況で迎えた。前半をスコアレスで折り返し、後半も得点が動かずに試合が進む中、後半31分に鈴木が大仕事をやってのける。

 自陣センターサークル内でFWジェイからボールを受けると、迷うことなくドリブルを開始。PA手前までボールを運ぶと、右足を振り抜いた。勢い良く飛び出したボールはDF菅沼駿哉の股を抜くと、一直線にゴールネットに突き刺さって決勝点となるゴールが生まれた。

「前節は思い切りがなくシュートを振り切れなかった。思い切り打ってみようと思って試合に臨んだ結果、本当に良いコースに入って良かった」

 試合後のインタビューでそう振り返った鈴木は、クラブ史上初の決勝進出に「最高です。皆(サポーター)の頑張りがこの結果を導いたと思うので、決勝も皆さんとともに優勝してコンサドーレの歴史を変えたい」と、26日に行われる決勝戦に向けて意気込みを示した。

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札幌vsG大阪 試合記録

【ルヴァン杯準決勝第2戦】(札幌ド)
札幌 1-0(前半0-0)G大阪

※2戦合計2-2、アウェーゴール差で札幌が決勝進出

<得点者>
[札]鈴木武蔵(76分)

<警告>
[札]菅野孝憲(90分+2)

観衆:15,996人
主審:家本政明
副審:五十嵐泰之、塚越由貴
鈴木武蔵の弾丸ミドルで逆転突破!! AGで上回った札幌、クラブ史上初の決勝進出!!
初の決勝へと導いた札幌FW鈴木武蔵「コンサドーレの歴史を変えたい」


<出場メンバー>
[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 1 菅野孝憲
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
DF 5 福森晃斗
MF 19 白井康介
(57分→MF 7 ルーカス・フェルナンデス)
MF 8 深井一希
(85分→MF 30 金子拓郎)
MF 10 宮澤裕樹
MF 4 菅大輝
(89分→DF 2 石川直樹)
MF 9 鈴木武蔵
MF 27 荒野拓馬
FW 48 ジェイ
控え
GK 21 阿波加俊太
MF 23 中野嘉大
MF 26 早坂良太
FW 13 岩崎悠人
監督
ペトロヴィッチ

[ガンバ大阪]
先発
GK 1 東口順昭
DF 5 三浦弦太
DF 13 菅沼駿哉
DF 27 高尾瑠
MF 8 小野瀬康介
MF 10 倉田秋
MF 15 井手口陽介
MF 21 矢島慎也
(79分→MF 14 マルケル・スサエタ)
MF 34 福田湧矢
FW 9 アデミウソン
(85分→FW 39 渡邉千真)
FW 33 宇佐美貴史
(34分→FW 18 パトリック)
控え
GK 23 林瑞輝
DF 30 青山直晃
DF 4 藤春廣輝
MF 7 遠藤保仁
監督
宮本恒靖

鈴木武蔵の弾丸ミドルで逆転突破!! AGで上回った札幌、クラブ史上初の決勝進出!!

北海道コンサドーレ札幌が初のルヴァン杯決勝進出
[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦 札幌1-0G大阪 札幌ド]

 ルヴァンカップ準決勝の第2戦が13日に行われ、札幌ドームでは北海道コンサドーレ札幌ガンバ大阪が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半31分にFW鈴木武蔵のゴールが生まれた札幌が1-0の完封勝利。2試合合計2-2ながらもアウェーゴールで上回って準決勝を突破した札幌は、26日に埼玉スタジアムで行われる決勝で、鹿島対川崎Fの勝者と対戦する。

 4日のJ1第28節(G大阪が5-0で勝利)、そして9日のルヴァン杯準決勝第1戦(G大阪がホームで2-1の勝利)から続く“3連戦”の最終戦。クラブ史上初のルヴァン杯決勝進出を狙う札幌は第1戦から先発1人を入れ替え、FWジェイらを先発起用。一方、3年ぶりの決勝進出を目指すG大阪は先発の入れ替えはなく、第1戦と同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。

 勝ち上がるにはゴールが必要な札幌は前半18分、ハーフウェーライン付近でボールを受けたMF荒野拓馬が自ら持ち込んでPA外から右足シュートを放つが、GK東口順昭の守備範囲に飛んでしまう。さらに同30分にはDF福森晃斗が直接FKでゴールを脅かしたものの、壁を抜けたボールはポストを叩いてネットを揺らすには至らなかった。

 すると前半34分にG大阪をアクシデントが襲い、負傷したFW宇佐美貴史がプレー続行不可能と判断されてFWパトリックとの交代を余儀なくされた。同36分にはG大阪がゴールを脅かすが、MF倉田秋とのパス交換でPA内まで侵入したFWアデミウソンのシュートは枠上に外れてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると、同3分にMF菅大輝のパスをFW鈴木武蔵がPA内でフリーで受けようとするが、ファーストタッチが大きくなってしまい、距離を詰めた東口にクリアされてしまう。すると同12分に札幌ベンチが動き、MF白井康介に代えてMFルーカス・フェルナンデスをピッチへと送り込まれる。

 後半14分にはMF井手口陽介のスルーパスから右サイドを駆け上がったアデミウソンがPA内まで持ち込んで右足シュートを放つが、好反応を見せたGK菅野孝憲に阻まれてしまう。さらに同19分には井手口がミドルレンジから狙うも、枠を捉えたシュートは菅野に弾き出されてしまった。

 すると後半31分に札幌が先制に成功する。センターサークル内でジェイからパスを受けた鈴木がドリブルを開始。PA手前まで運んで右足を振り抜くと、勢いよく飛び出したボールはDF菅沼駿哉の股を抜き、一直線にゴールネットに突き刺さってスコアを1-0とした。2試合合計2-2とした札幌は、アウェーゴールで上回る状況となった。

 2試合合計で逆転を許したG大阪は後半34分にMF矢島慎也に代えてMFマルケル・スサエタ、同40分にアデミウソンに代えてFW渡邉千真を投入して状況を変えようと試みるが、最後まで札幌ゴールをこじ開けられず。1-0の完封勝利を収めた札幌がクラブ史上初の決勝進出を決めた。

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台風の影響でVAR取り止め…ルヴァン杯準決勝・鹿島vs川崎Fは追加副審を採用

鹿島vs川崎Fでビデオ・アシスタント・レフェリーは使えず
 Jリーグは13日、本日開催予定のルヴァン杯準決勝第2戦、鹿島アントラーズ川崎フロンターレにおいてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を取り止め、追加副審を採用することを発表した。

 今回の発表によれば、通常通りの開催および放送に向けて最大限準備を進めてきたが、台風19号の影響でJリーグ公式映像制作の機材・スタッフの準備が困難となり、当初予定より少ないカメラ台数での映像制作となったとのこと。そのため、VARの実施が難しくなったようだ。

 なお、試合は県立カシマサッカースタジアムで午後7時キックオフを予定。今月9日に行われた第1戦では、ホームの川崎Fが3-1で先勝していた。

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札幌vsG大阪 スタメン発表

[10.13 ルヴァン杯準決勝第2戦](札幌ド)
※13:00開始
主審:家本政明
副審:五十嵐泰之、塚越由貴
<出場メンバー>
[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 1 菅野孝憲
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
DF 5 福森晃斗
MF 19 白井康介
MF 8 深井一希
MF 10 宮澤裕樹
MF 4 菅大輝
MF 9 鈴木武蔵
MF 27 荒野拓馬
FW 48 ジェイ
控え
GK 21 阿波加俊太
DF 2 石川直樹
MF 23 中野嘉大
MF 26 早坂良太
MF 30 金子拓郎
MF 7 ルーカス・フェルナンデス
FW 13 岩崎悠人
監督
ペトロヴィッチ

[ガンバ大阪]
先発
GK 1 東口順昭
DF 5 三浦弦太
DF 13 菅沼駿哉
DF 27 高尾瑠
MF 8 小野瀬康介
MF 10 倉田秋
MF 15 井手口陽介
MF 21 矢島慎也
MF 34 福田湧矢
FW 9 アデミウソン
FW 33 宇佐美貴史
控え
GK 23 林瑞輝
DF 30 青山直晃
DF 4 藤春廣輝
MF 14 マルケル・スサエタ
MF 7 遠藤保仁
FW 18 パトリック
FW 39 渡邉千真
監督
宮本恒靖

●[ルヴァン杯]準決勝第2戦 スコア速報

13日のルヴァン杯準決勝・鹿島vs川崎Fの開始時刻が変更に…最終的な開催可否は13日AMに発表

 Jリーグは11日、13日に開催されるルヴァンカップ準決勝第2戦、鹿島アントラーズ対川崎フロンターレの開始時刻を変更したことを発表した。また、現時点では開催予定となっているが、最終的な開催可否は13日の午前中に発表される。

 ルヴァン杯第2戦・鹿島vs川崎Fは13日15時に開催予定だったが、19時に変更となっている。

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内田篤人「引きずらないよ」鹿島が3か月ぶり敗戦…アウェーゴールで先制も

チームを牽引するDF内田篤人
[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦 川崎F3-1鹿島 等々力]

 鹿島アントラーズは貴重なアウェーゴールを奪ったが、痛恨の逆転負けを喫した。ついにリーグ首位に浮上したJ1第28節C大阪戦(1-0)から中2日。3冠を目指す鹿島は8人変更とターンオーバーを図ると、序盤の攻勢を生かし、前半10分に均衡を破った。

 自陣のボール奪取からMFレアンドロがドリブルで持ち上がり、PA右からクロスを配給。ファーサイドに走り込んだMF白崎凌兵がダイビングヘッドでネットを揺らし、先制ゴール。しかし、前半のうちに追いつかれると、その後は守勢に回る時間が長く続いた。

 先発出場したDF内田篤人は前半2分にファーストシュートを放つなど攻守に貢献し、後半36分にベンチに下がった。すると、チームはその1分後に逆転ゴールを許し、後半40分にも失点。終盤に崩れ、1-3で逆転負けを喫した。大岩剛監督は「最後の2失点は反省すべき2失点」と悔やみつつ、「ホームに帰って、失点せずに勝ち切ることにフォーカスして準備を進めたい」と前を向いた。

 鹿島が公式戦で敗れたのは、8月3日のJ1第21節湘南戦(2-3)以来、約3か月ぶり。1-3という厳しいスコアで第1戦を終えたが、内田は「厳しいとは思いますけど、2-0なら十分あるし。もし俺らが先に点を取ったら分からない」と切り替えを強調した。

「鹿島は負け慣れてないけど、切り替えは下手ではないと思うよ。若い選手が多い分、練習をしっかりできれば。こういうひとつの負けがズルズルとJリーグまで響くのか、ルヴァンでこの次に勝って上に行けるのかは知らないけど、引きずらない。変な話、勝っても引きずらないよ」。ホームの第2戦まで中3日。「いい準備をするだけ」と逆転ファイナル進出を見据えた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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「そろそろという気持ちがあった」川崎F守田英正、プロ2年目の待望初ゴール

MF守田英正がプロ初ゴールをマークした
[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦 川崎F3-1鹿島 等々力]

 川崎フロンターレMF守田英正がプロ初ゴールを挙げた。昨季、流通経済大から川崎Fに加入。早い時期から定位置をつかんで連覇に貢献し、日本代表にも招集されるなど充実のルーキーイヤーを過ごしたが、ここまで無得点だった。プロ2年目に生まれた待望のゴールに「ホッとしています」と安堵の表情を見せた。

 チーム事情もあり、直近は右サイドバックの位置で出場が続いていたが、この日はボランチの一角で先発。久しぶりの持ち場とあって失点に絡むミスもあったが、「時間を重ねて感覚をつかんでいった」。立ち上がりに攻め込まれ、前半10分、アウェーゴールを献上。苦しい展開から、自らのゴールで試合を振り出しに戻した。

「僕のゴールを前半のうちに決められたことがチームを勢いづかせたかなと思う」。前半27分、右サイドのDF馬渡和彰がクロスを入れると、DF内田篤人がクリアしたボールに守田が反応。ペナルティーアーク内から落下点に入って左足を振り抜き、グラウンダーのシュートをゴール右隅に突き刺した。

 貴重な同点弾は記念すべきプロ初ゴールとなり、「『そろそろ決めないとな』という気持ちがここ最近はありました」と明かした守田。チームは終盤2点を加え、3-1で逆転勝利。2年ぶりのファイナル進出へ前進し、「逆転でホームで勝てたことは次につながる」と手応えをにじませた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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復帰戦で輝き放つ川崎F大島僚太「がむしゃらに」キラーパスで逆転弾演出

途中出場で逆転ゴールを演出したMF大島僚太
[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦 川崎F3-1鹿島 等々力]

 途中出場で流れをガラリと変えた。負傷から復帰した川崎フロンターレMF大島僚太がラスト15分で輝きを放った。「がむしゃらに、残された時間で結果を出すことだけを考えた」。後半34分にピッチに送り込まれると、本拠地のサポーターから大きな声援が送られた。

「入る時の雰囲気がすごくよかったですし、相手からしたらそれは嫌だったのかなと思いました」。1-1のまま追加点が奪えない状況が続いていたが、投入から3分後に逆転弾を演出した。「阿部ちゃんが動いていたのが見えた」と、守備網の間を通すキラーパスが炸裂。斜め方向への鋭いスルーパスをMF阿部浩之につけ、MF脇坂泰斗のゴールにつながった。

 8月10日のJ1第22節名古屋戦でスタメンに入ったが、試合直前の負傷で急きょ欠場。「気をつけた部分もありますけど、どこかで吹っ切れないといけない部分もある。うまく自分の中で消化しながらやりました」。公式戦の出場は7月7日の第18節鳥栖戦以来、約3か月ぶりとなった。

 大島の投入で引き寄せた鮮やかな逆転劇。後半40分にもCKの流れから阿部のゴールが生まれ、チームは3-1で先勝。アドバンテージを得て、13日に鹿島のホームに乗り込む。「2戦を通して、自分たちがやるべきことを整理して勝ちに行きたい」と“後半戦”の90分を見据えた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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川崎Fvs鹿島 試合記録

【ルヴァン杯準決勝第1戦】(等々力)
川崎F 3-1(前半1-1)鹿島


<得点者>
[川]守田英正(27分)、脇坂泰斗(82分)、阿部浩之(85分)
[鹿]白崎凌兵(10分)

<警告>
[川]馬渡和彰(9分)、長谷川竜也(16分)
[鹿]レアンドロ(44分)

観衆:18,412人
主審:西村雄一
副審:越智新次、唐紙学志
復帰の10番大島僚太投入から逆転! 川崎Fが3発先勝、鹿島は先制守れず
復帰戦で輝き放つ川崎F大島僚太「がむしゃらに」キラーパスで逆転弾演出
「そろそろという気持ちがあった」川崎F守田英正、プロ2年目の待望初ゴール
内田篤人「引きずらないよ」鹿島が3か月ぶり敗戦…アウェーゴールで先制も


<出場メンバー>
[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 17 馬渡和彰
(37分→MF 34 山村和也)
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
DF 2 登里享平
MF 6 守田英正
MF 22 下田北斗
(79分→MF 10 大島僚太)
MF 28 脇坂泰斗
MF 41 家長昭博
MF 16 長谷川竜也
(76分→MF 8 阿部浩之)
FW 9 レアンドロ・ダミアン
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
MF 14 中村憲剛
FW 11 小林悠
FW 20 知念慶
監督
鬼木達

[鹿島アントラーズ]
先発
GK 21 曽ヶ端準
DF 2 内田篤人
(81分→MF 30 名古新太郎)
DF 5 チョン・スンヒョン
DF 39 犬飼智也
DF 26 小池裕太
MF 37 小泉慶
MF 6 永木亮太
MF 11 レアンドロ
MF 41 白崎凌兵
FW 25 遠藤康
(86分→MF 8 土居聖真)
FW 36 上田綺世
(73分→FW 15 伊藤翔)
控え
GK 1 クォン・スンテ
DF 24 伊東幸敏
DF 27 ブエノ
MF 13 中村充孝
監督
大岩剛

復帰の10番大島僚太投入から逆転! 川崎Fが3発先勝、鹿島は先制守れず

MF守田英正がプロ初ゴールを挙げた
[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦 川崎F3-1鹿島 等々力]

 ルヴァン杯は9日、準決勝第1戦を行い、等々力陸上競技場では川崎フロンターレ鹿島アントラーズが対戦し、川崎Fが3-1で先勝した。13日は鹿島のホームで第2戦を行う。

 ホームの川崎Fは6日のJ1第28節湘南戦(5-0)から先発4人を入れ替え、右サイドバックにDF馬渡和彰が入り、MF守田英正がボランチを担う。トップ下にはMF脇坂泰斗、FWレアンドロ・ダミアンが1トップに入った。
 対する鹿島は6日のC大阪戦(1-0)に勝利し、ついにリーグ首位に浮上。そのC大阪戦から8人変更と大幅ターンオーバーを図り、GK曽ヶ端準やDF内田篤人、FW上田綺世がスタメン入り。負傷者が出ているボランチにはMF永木亮太とMF小泉慶が入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりは鹿島がペースを握った。前半2分、右サイドの内田が浮き球パスを入れ、相手を背負ったFW遠藤康がヒールで落とす。これをMFレアンドロがつなぎ、内田が右足ダイレクトシュート。前半5分にはMF永木亮太の左CKに上田が飛び込んだが、いずれも枠を外れた。

 迎えた前半10分、鹿島が試合を動かした。自陣でボールを奪取すると、レアンドロがドリブルで持ち上がり、PA右からクロスを配給。ファーサイドで飛び込んだMF白崎凌兵がダイビングヘッドでネットを揺らし、敵地で先制ゴールを奪った。

 川崎Fは中央を固める鹿島のブロックに苦戦しつつ、徐々にボールを握り、攻勢を強める。22分、波状攻撃から右サイドの馬渡がクロスを入れると、内田がクリアしたボールに守田が反応。左足ダイレクトで合わせ、プロ初ゴールを挙げた。1-1に追いつくと、前半31分にはMF長谷川竜也の左クロスをダミアンがオーバーヘッドで狙ったが、GK曽ヶ端準の正面を突いた。

 川崎Fはアクシデントに見舞われ、馬渡が負傷交代となり、DF山村和也を投入。山村はセンターバックに入り、車屋が左サイドバック、登里が右サイドバックに移った。42分にも左サイド深い位置から車屋が鋭いクロスを入れ、DF犬飼智也のマークを外したダミアンがヘッドで合わせたが、決定的なシュートは再び曽ヶ端の好セーブに阻まれた。

 1-1で後半に突入すると、川崎Fは後半7分、守田のロングパスを受けたダミアンが巧みなタッチでDFチョン・スンヒョンをかわし、左足ボレーで狙ったが、惜しくもゴール右へ。鹿島は後半10分、カウンターからレアンドロがドリブルで運び、斜めにスルーパス。走り込んだ上田が体勢を崩しながら合わせたが、枠を外した。

 川崎Fがボールを保持する時間帯が続くが、なかなか相手の堅守を崩せない。鹿島は後半28分、上田を下げてFW伊藤翔を投入。川崎Fは後半34分、MF下田北斗に代え、負傷明けのMF大島僚太を送り込んだ。すると後半37分、大島が斜めに鋭いスルーパスを入れ、MF阿部浩之がつなぎ、脇坂が右足シュートを押し込んだ。

 川崎Fが2-1と逆転に成功すると、後半40分、セットプレーの流れからダメ押しゴールを奪う。脇坂の右CKからファーサイドの山村がシュート。これは曽ヶ端が右手一本で防いだが、こぼれ球を阿部が押し込んだ。大島投入から一気に流れを引き寄せ、3-1で逆転勝利をおさめた川崎F。アドバンテージを得て、13日の第2戦は鹿島のホームに乗り込む。

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G大阪vs札幌 試合記録

【ルヴァン杯準決勝第1戦】(パナスタ)
G大阪 2-1(前半0-0)札幌


<得点者>
[G]宇佐美貴史(74分)、倉田秋(90分+5)
[札]キム・ミンテ(87分)

<警告>
[札]白井康介(73分)

観衆:8,138人
主審:木村博之
副審:八木あかね、熊谷幸剛
倉田AT劇的V弾でG大阪先勝!!札幌もアウェーゴール奪う

<出場メンバー>
[ガンバ大阪]
先発
GK 1 東口順昭
DF 5 三浦弦太
DF 13 菅沼駿哉
DF 27 高尾瑠
MF 8 小野瀬康介
MF 10 倉田秋
MF 15 井手口陽介
MF 21 矢島慎也
MF 34 福田湧矢
(83分→DF 4 藤春廣輝)
FW 9 アデミウソン
(76分→FW 18 パトリック)
FW 33 宇佐美貴史
(86分→MF 14 マルケル・スサエタ)
控え
GK 23 林瑞輝
DF 30 青山直晃
MF 7 遠藤保仁
FW 39 渡邉千真
監督
宮本恒靖

[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 1 菅野孝憲
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
DF 5 福森晃斗
MF 19 白井康介
MF 8 深井一希
(86分→FW 48 ジェイ)
MF 10 宮澤裕樹
MF 4 菅大輝
MF 11 アンデルソン・ロペス
(90分→MF 23 中野嘉大)
MF 27 荒野拓馬
FW 9 鈴木武蔵
控え
GK 21 阿波加俊太
DF 2 石川直樹
MF 26 早坂良太
MF 30 金子拓郎
FW 13 岩崎悠人
監督
ペトロヴィッチ

倉田AT劇的V弾でG大阪先勝!!札幌もアウェーゴール奪う

劇的弾を決めた倉田秋
[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦 G大阪2-1札幌 パナスタ]

 ルヴァンカップ準決勝の第1戦が9日に行われ、パナソニックスタジアム吹田ではガンバ大阪北海道コンサドーレ札幌に2-1で勝利した。札幌ドームで行う第2戦は13日13時にキックオフする。

 両チームは先週末4日のリーグ戦でも対戦。続けてルヴァン杯準決勝でも激突するため、3連戦になっている。

 3連戦の初戦を5-0で大勝したG大阪は、この試合でも勢いよく入る。しかし開始1分、前半34分と裏に抜けてGKと1対1の状況を迎えるが、いずれの左足シュートも枠を捉えない。同31分に見せたMF福田湧矢の強烈シュートもGK菅野孝憲に防がれた。
 
 一方、5失点した試合から中4日の札幌もしっかりと立ち直りをみせる。ただスコアレスで折り返した後半開始直後にFWアンデルソン・ロペスのロングパスからMF菅大輝が絶妙なトラップを見せてシュート。しかしGK東口順昭の好セーブに遭うと、こぼれ球を処理したFW鈴木武蔵も枠内に蹴ることが出来なかった。

 ただスコアは思わぬ形で動くことになる。G大阪は29分、MF小野瀬康介が右からクロスを入れると、DFに当たってファーに流れる。これを福田が拾って仕掛けると、ボールは対応したMF白井康介に当たる。これで得たPKをFW宇佐美貴史が決めて、先制点を奪うことに成功した。

 しかしこの日の札幌はここで諦めなかった。後半42分、左サイドでFKを獲得すると、DF福森晃斗のキックをMF宮澤裕樹がニアでそらす。そしてファーに詰めていたDFキム・ミンテが押し込んで、貴重なアウェーゴールとなる同点弾を奪った。直後には鈴木武蔵が右足で強烈なシュートを放ったが、枠に飛んだシュートは東口のビッグセーブに阻まれた。

 だがこの試合はこのままでは終わらなかった。アディショナルタイムも表示の4分台に突入していたが、浮き球のクリアが中途半端になったところを見逃さなかったMF倉田秋がボレーを蹴り込み、劇的な勝利を手繰り寄せた。

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G大阪vs札幌 スタメン発表

[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦](パナスタ)
※19:00開始
主審:木村博之
副審:八木あかね、熊谷幸剛
<出場メンバー>
[ガンバ大阪]
先発
GK 1 東口順昭
DF 5 三浦弦太
DF 13 菅沼駿哉
DF 27 高尾瑠
MF 8 小野瀬康介
MF 10 倉田秋
MF 15 井手口陽介
MF 21 矢島慎也
MF 34 福田湧矢
FW 9 アデミウソン
FW 33 宇佐美貴史
控え
GK 23 林瑞輝
DF 30 青山直晃
DF 4 藤春廣輝
MF 14 マルケル・スサエタ
MF 7 遠藤保仁
FW 18 パトリック
FW 39 渡邉千真
監督
宮本恒靖

[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 1 菅野孝憲
DF 3 進藤亮佑
DF 20 キム・ミンテ
DF 5 福森晃斗
MF 19 白井康介
MF 8 深井一希
MF 10 宮澤裕樹
MF 4 菅大輝
MF 11 アンデルソン・ロペス
MF 27 荒野拓馬
FW 9 鈴木武蔵
控え
GK 21 阿波加俊太
DF 2 石川直樹
MF 23 中野嘉大
MF 26 早坂良太
MF 30 金子拓郎
FW 13 岩崎悠人
FW 48 ジェイ
監督
ペトロヴィッチ

●[ルヴァン杯]準決勝第1戦 スコア速報

川崎Fvs鹿島 スタメン発表

川崎Fvs鹿島 スタメン発表
[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦](等々力)
※19:00開始
主審:西村雄一
副審:越智新次、唐紙学志
<出場メンバー>
[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 17 馬渡和彰
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
DF 2 登里享平
MF 6 守田英正
MF 22 下田北斗
MF 28 脇坂泰斗
MF 41 家長昭博
MF 16 長谷川竜也
FW 9 レアンドロ・ダミアン
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
MF 10 大島僚太
MF 14 中村憲剛
MF 34 山村和也
MF 8 阿部浩之
FW 11 小林悠
FW 20 知念慶
監督
鬼木達

[鹿島アントラーズ]
先発
GK 21 曽ヶ端準
DF 2 内田篤人
DF 5 チョン・スンヒョン
DF 39 犬飼智也
DF 26 小池裕太
MF 37 小泉慶
MF 6 永木亮太
MF 11 レアンドロ
MF 41 白崎凌兵
FW 25 遠藤康
FW 36 上田綺世
控え
GK 1 クォン・スンテ
DF 24 伊東幸敏
DF 27 ブエノ
MF 13 中村充孝
MF 30 名古新太郎
MF 8 土居聖真
FW 15 伊藤翔
監督
大岩剛

●[ルヴァン杯]準決勝第1戦 スコア速報

10.26ルヴァン杯決勝、山崎育三郎さんが国歌独唱を担当

山崎育三郎さん
 Jリーグは1日、今月26日に埼玉スタジアム2002で行われるルヴァンカップ決勝で、ミュージカル俳優の山崎育三郎さんが試合前の国歌独唱を担当すると発表した。

 東京都出身の山崎さんは2007年、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウス役で俳優デビュー。数々の映画・ドラマや舞台に出演する他、ラジオ番組のパーソナリティ、ミュージシャンとしても活躍している。

 ルヴァン杯はすでに準々決勝までを消化しており、今月9、13日の準決勝では川崎フロンターレ対鹿島アントラーズ、ガンバ大阪対北海道コンサドーレ札幌が対戦。ホームアンドアウェーで勝利したチームが決勝に進出する。

 ルヴァン杯決勝の試合前に行われる国歌独唱はこれまで『水曜日のカンパネラ』コムアイさん、オペラ歌手の吉田珠代さん、『AAA』浦田直也さんらが担当していた。

●ルヴァン杯2019特設ページ

槙野がルヴァン杯審判員への言動により出場停止処分、「場を和ますような形で言ったことが…」

DF槙野智章が出場停止処分に
 Jリーグは20日、ルヴァン杯準々決勝第2戦での浦和レッズDF槙野智章の言動に対し、1試合の出場停止処分を下したことを発表した。対象試合は9月25日に行われる天皇杯4回戦・Honda FC戦となる。

 Jリーグ公式サイトでは処分理由について、9月8日に開催されたルヴァン杯準々決勝第2戦・鹿島アントラーズ戦での審判員に対する侮辱的言動を挙げている。一部報道では、槙野が新たに導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の運用に言及していたことが伝えられていた。

 規律委員会では槙野にヒアリングを行うなどの事実確認をし、日本サッカー協会の「競技および競技会における懲罰基準」に照らした結果、「審判員に対する侮辱又は公然の名誉毀損行為」に相当すると判断された。ただし、本来ならば2試合出場停止処分となるものの、ヒアリング内容から情状酌量の余地があることから1試合の出場停止処分となっている。

 浦和の公式サイトでは、槙野のコメントを掲載している。

「このたびは審判員の方をはじめ、チームやファン・サポーターのみなさんにご心配とご迷惑をおかけし、申しわけありません。親しい記者のみなさんとの間での会話という認識で、審判員の方への侮辱の意図はなく、場を和ますような形で言ったことが、結果的に記事になってしまいましたが、必要ない発言だったと反省しております。今後はこうしたことがないように気をつけていきます。次の天皇杯には出場できませんが、チームの力になれるよう全力を尽くします」

●ルヴァン杯2019特設ページ

ルヴァン杯準決勝第1戦、第2戦のTV放送が決定

ルヴァン杯準決勝第1戦、第2戦のTV放送が決定
 Jリーグは20日、ルヴァン杯準決勝のテレビ放送が決定したことを発表した。準決勝第1戦は10月9日に、第2戦は13日に行われる。

準決勝第1戦、第2戦のテレビ放送は以下のとおり

【準決勝第1戦】
10月9日(水)
川崎F 19:00 鹿島 [等々力]:フジテレビONE/スカサカ
G大阪 19:00 札幌 [パナスタ]:フジテレビNEXT/スカチャン1
【準決勝第2戦】
10月13日(日)
札幌 13:00 G大阪 [札幌ド]:スカチャン1/北海道文化放送
鹿島 15:00 川崎F [カシマ]:フジテレビONE

●ルヴァン杯2019特設ページ

ルヴァン杯準決勝第2戦・札幌対G大阪の試合会場が変更に

ルヴァン杯準決勝第2戦・札幌対G大阪の試合会場が変更に
 10月13日に開催されるルヴァン杯準決勝第2戦・北海道コンサドーレ札幌ガンバ大阪の試合会場が変更となった。両クラブがリリースしている。

 ルヴァン杯準決勝は第1戦を10月9日に、第2戦を同月13日に開催。札幌対G大阪の第2戦はもともと札幌厚別公園競技場で行われる予定となっていたが、札幌ドームで開催されることになった。

●ルヴァン杯2019特設ページ

名古屋・風間監督「期待が持てる試合だった」…久々出場ルーキー榎本ら若手に光

名古屋の風間八宏監督
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋2-2(合計2-4)川崎F パロ瑞穂]

 名古屋グランパスの準々決勝での敗退が決まった。4日の敵地での第1戦は0-2の敗戦。第2戦も常に先手を奪われる展開で、逆転での8年ぶりとなる4強をつかみ取ることは出来なかった。

 ただ風間八宏監督は、川崎Fを相手にリードされても追いつく粘りをみせたイレブンの健闘を称える。「立ち上がりはリズムが悪かったが持ち直した。全体として攻める時間が長かった」と評価すると、「上手く戦えるようになったと期待が持てる試合だった」と前向きに話した。

 前向きになれるのは、若手選手が結果を残したこともあるようだ。この日は21歳以下の選手を一人先発させないといけないというレギュレーションのために、左SBで18歳ルーキーの成瀬竣平を抜擢。そして6月19日のルヴァン杯仙台戦(パロ瑞穂)以来の出場となったMF榎本大輝を後半37分から投入。すると榎本は同44分にFWジョーの同点弾をアシストしてみせた。

 さらに榎本は再三にわたる仕掛けで会場のボルテージを高めていた。「久々だったから、あいつ何してたんだろうというのもあったんじゃないですか」と謙遜した榎本だが、「とりあえずアシストできたことは良かった。自分のレベルが低いのも分かっているし、プロの世界は甘くないと感じている。いつまた試合に出られるか分からないという中で難しいですが、まだまだこれからです」と気合を入れ直していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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筑波大MF三笘薫が川崎Fデビュー「もっと成長しないといけないと感じた」

筑波大MF三笘薫が川崎Fデビュー「もっと成長しないといけないと感じた」
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋2-2(合計2-4)川崎F パロ瑞穂]

 川崎フロンターレへの入団が内定し、特別指定選手として参加しているMF三笘薫(筑波大)が公式戦デビューを飾った。今月4日に行ったホームでの名古屋との第1戦ではベンチ入りしたものの、出番なし。だが敵地で行った第2戦の後半41分にMF阿部浩之との交代でピッチを踏んだ。

 しかしチームは三笘の出場から3分後の後半44分に同点弾を献上。第1戦のアドバンテージを生かして勝ち上がりこそ決めたが、三笘も「引き分けに持ち込まれたのは僕が出場してからだった。もっと出来ることがあったのかなと思います」と振り返る、ほろ苦いデビュー戦になってしまった。

 筑波大が総理大臣杯の2回戦で敗れたことで日程的にクラブへの参加が可能となり、巡ってきたチャンスだった。一足早く感じることが出来たプロの舞台。「来年からプロでやっていくということで、もっともっと成長しないといけないと感じた」と成長への糧にしていくつもりだ。

 今後は来週末から始まる関東大学リーグ戦を戦うために筑波大に戻ることになるという。ただ「人数が足りなければ呼ばれるチャンスはあると思うので、しっかりと準備していきたい」と意識も十分に持ってプレーしていきたいとも話す。

「フロンターレの選手がこれだけレベルの高いプレーをしている中で、遅れているというのは自覚している。大学4年生の段階でこういうプレーヤーになると思っていたところとも遅れているので、もっともっと上げて行かないといけないと思います」

(取材・文 児玉幸洋)
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今後は喜びをためらう!?小林悠のゴールは2度幻…VARの“餌食”に

今後は喜びをためらう!?小林悠のゴールは2度幻…VARの“餌食”に
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋2-2(合計2-4)川崎F パロ瑞穂]

 ルヴァンカップのプライムステージより本格導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がこの試合でも効果を発揮した。

 前半11分、川崎FがMF阿部浩之のスルーパスにFW小林悠が反応。ゴールネットを揺らすと、一旦はゴール判定がされた。

 しかし松尾一主審は耳に指をあててVARに確認。得点から15秒ほど前のプレーで、小林悠がオフサイド。この時のプレーがVARによってオフサイドと指摘されたとみられ、確認後にゴールが取り消された。

 これによりゴールを取り消された小林は「その時点で止めてほしいですけどね」と首をかしげる。ただ小林本人はゴール直前の阿部からのパスを受けた場面も怪しかったと感じていたようで、「上がんなかったから喜んじゃいました。落ち込むというより恥ずかしい。次からは喜ぶのをためらったほうがいいかな」と苦笑いを浮かべながら振り返った。

 そして前半39分にも自陣からのロングパスでセンターライン付近から抜け出した小林がエリア内まで侵入。ゴールネットを揺らしたが、かなり長い距離を走らされていた。これについても「長い距離を走らされてオフサイドを取られたらきついですよね」とチクリ。「ルール上しょうがないですけど、慣れていかないとなと思います」と無理やり納得させていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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ルヴァン杯4強出揃う…準決勝はG大阪vs札幌、川崎Fvs鹿島

ルヴァン杯は佳境に…
 ルヴァン杯は8日、準々決勝第2戦が行われ、ベスト4が出揃った。なお、準決勝は第1戦が10月9日、第2戦が同13日に行われる。

 ホームでの第1戦を3-2で制した北海道コンサドーレ札幌は、アウェーでサンフレッチェ広島と1-1で引き分けたものの、2戦合計スコア4-3でクラブ史上初のベスト4入り。川崎フロンターレ名古屋グランパスと2-2で引き分けたものの、第1戦のアドバンテージをいかし、2戦合計4-2で2年ぶり準決勝進出を決めた。

 ホームでFC東京に1-0で先勝したガンバ大阪は、アウェーでの第2戦を1-2で落としたが、アウェーゴール差で2大会ぶりの準々決勝突破。アウェーでの第1戦を3-2で制した鹿島アントラーズは、ホームで浦和レッズと2-2で引き分けたが、2戦合計スコア5-4で逃げ切り、2年連続となる準決勝進出を果たした。

 来月開催の準決勝はG大阪対札幌、川崎F対鹿島に決定。決勝は10月26日に埼玉スタジアムで行われる。

 以下、準々決勝第2戦の結果と今後の日程

【準々決勝】
[第2戦]
9月8日(日)
FC東京 2-1 G大阪 [NACK]
※2戦合計2-2、アウェーゴール差でG大阪が勝利

名古屋 2-2 川崎F [パロ瑞穂]
※2戦合計4-2で川崎Fが勝利

鹿島 2-2 浦和 [カシマ]
※2戦合計5-4で鹿島が勝利

広島 1-1 札幌 [Eスタ]
※2戦合計4-3で札幌が勝利

【準決勝】
[第1戦]
10月9日(水)
川崎F 19:00 鹿島 [等々力]
G大阪 19:00 札幌 [パナスタ]

[第2戦]
10月13日(日)
札幌 13:00 G大阪 [札幌厚別]
鹿島 15:00 川崎F [カシマ]

【決勝】
10月26日(土)
未定 13:05 未定 [埼玉]


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広島vs札幌 試合記録

【ルヴァン杯準々決勝第2戦】(Eスタ)
広島 1-1(前半0-1)札幌

※2戦合計4-3で札幌が準決勝進出

<得点者>
[広]渡大生(49分)
[札]アンデルソン・ロペス(9分)

<警告>
[広]ハイネル(55分)
[札]アンデルソン・ロペス(47分)

観衆:5,607人
主審:福島孝一郎
副審:相樂亨、熊谷幸剛

<出場メンバー>
[サンフレッチェ広島]
先発
GK 1 林卓人
DF 2 野上結貴
DF 13 井林章
DF 19 佐々木翔
MF 3 エミル・サロモンソン
(46分→MF 44 ハイネル)
MF 30 柴崎晃誠
(76分→MF 7 野津田岳人)
MF 15 稲垣祥
(46分→MF 6 青山敏弘)
MF 18 柏好文
MF 40 川辺駿
MF 24 東俊希
FW 16 渡大生
控え
GK 21 廣永遼太郎
MF 25 松本大弥
MF 27 清水航平
MF 5 吉野恭平
監督
城福浩

[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 1 菅野孝憲
DF 20 キム・ミンテ
DF 10 宮澤裕樹
DF 5 福森晃斗
MF 19 白井康介
MF 27 荒野拓馬
MF 8 深井一希
(75分→MF 30 金子拓郎)
MF 23 中野嘉大
MF 11 アンデルソン・ロペス
(90分+2→FW 13 岩崎悠人)
MF 7 ルーカス・フェルナンデス
(46分→MF 26 早坂良太)
FW 48 ジェイ
控え
GK 21 阿波加俊太
DF 15 濱大耀
MF 17 檀崎竜孔
FW 16 藤村怜
監督
ペトロヴィッチ

A・ロペスが古巣沈める一発!札幌が広島を退けクラブ史上初のベスト4進出

A・ロペスが古巣沈める一発!札幌が広島を退けクラブ史上初のベスト4進出
[9.8 ルヴァン杯準々決勝 広島1-1札幌 Eスタ]

 ルヴァン杯は8日、準々決勝第2戦が行われた。エディオンスタジアム広島ではサンフレッチェ広島北海道コンサドーレ札幌が対戦。1-1で引き分けに終わったが、2戦合計スコア4-3で札幌がクラブ史上初の4強入りを決めた。なお、準決勝ではガンバ大阪と対戦。10月9日の第1戦はアウェー、同13日の第2戦はホームで開催される。

 4日の第1戦を2-3で落としたものの、アウェーゴールを2つ奪い、突破に望みをつないだ広島は、先発4人を変更。退場となったDF荒木隼人、MF青山敏弘、MFハイネル、FWレアンドロ・ペレイラに代え、DF井林章とMFエミル・サロモンソン、MF柴崎晃誠、FW 渡大生を起用した。

 ホームでの第1戦を制した札幌はアドバンテージを持って第2戦へ。先発を2人入れ替え、DF進藤亮佑とMF岩崎悠人に代えて、DF宮澤裕樹とFWジェイを起用。クラブ史上初のベスト4入りを目指す。

 突破へ勝利が絶対条件の広島は、前半8分に高い位置でボールを奪い、PA右から渡がマイナスに折り返したボールをMF川辺駿が右足シュート。これが枠を外れると、直後に札幌に先制点が生まれる。

 前半9分、FWアンデルソン・ロペスが敵陣中央から持ち運び、相手2人のマークを振り払い、PA右手前で反転して左足を振り抜く。低い弾道シュートがゴール左隅に吸い込まれ、札幌が先制点。A・ロペスの2試合連続ゴールで2戦合計スコアを4-2とした。

 アウェーゴールを許し、厳しい状況となった広島。前半34分、敵陣中央で縦パスを受けた川辺がワンタッチで後方へ流し、渡が抜け出してGK菅野孝憲と1対1に。絶好のチャンスだったが、右足シュートは無情にもゴール右に外れ、前半は無得点に終わった。

 広島は後半開始から2枚替え。サロモンソンとMF稲垣祥を下げ、青山とハイネルを投入。札幌はMFルーカス・フェルナンデスに代えてMF早坂良太を送り込んだ。後がない広島が後半立ち上がりから攻勢を強めると、4分に1点を返す。左CKからMF東俊希がクロスを入れ、GK菅野が触ってこぼれたボールに渡が頭で押し込み、1-1とした。

 2戦合計スコア3-4とした広島は、後半31分に3枚目の交代カードで柴崎がを下げ、MF野津田岳人を入れる。38分、川辺の絶妙なスルーパスでMF柏好文が完全に抜け出し、PA左から中央へラストパスを送る。これを後方から走り込んだ青山が右足インサイドで狙うが、相手のブロックに阻まれ、チャンスを逃した。

 試合は1-1のままタイムアップ。広島の猛攻を耐え凌いだ札幌が2戦合計スコア4-3で逃げ切り、クラブ史上初のベスト4入りを決めた。一方の広島は、準優勝した2014年大会以来5年ぶりの準決勝進出とはならなかった。

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第1戦のアドバンテージ生かした鹿島、浦和とドローも2戦合計5-4で4強へ

点の取り合いの末、鹿島が4強入りを決めた
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 鹿島2-2浦和 カシマ]

 ルヴァン杯は8日、準々決勝第2戦を行い、鹿島アントラーズはホームで浦和レッズと対戦し、2-2で引き分けた。2度のビハインドを許したが、そのたびに追いついた鹿島。2-2の引き分けで2試合合計5-4とし、2年連続となる準決勝進出を決めた。

 敵地での第1戦に3-2で先勝した鹿島は第1戦から先発4人を変更。DFチョン・スンヒョン、MF永木亮太、MF名古新太郎、FW土居聖真がベンチスタートとなり、DF犬飼智也、MF三竿健斗、MFセルジーニョ、MF遠藤康が先発した。
 浦和は第1戦から先発5人を変更した。DF鈴木大輔、MF阿部勇樹、MF柴戸海、FWファブリシオがベンチスタートとなり、MF宇賀神友弥はメンバー外。代わってDF岩波拓也、MF長澤和輝、MF青木拓矢、MFエヴェルトン、FW興梠慎三が先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 準決勝進出のためには最低でも2点が必要な浦和が立ち上がりから果敢に攻め込んだ。前半6分、青木からの浮き球のパスにMF武藤雄樹が反応。PA内左から左足でシュートを打ったが、DFブエノのブロックに阻まれた。同8分には興梠の左クロスに武藤が頭で合わせるが、GKクォン・スンテにキャッチされた。

 序盤からチャンスをつくる浦和に先制点が生まれたのは前半28分。青木からのスルーパスはわずかに伸びたが、興梠が追いついてPA内右からクロスを入れると、エヴェルトンが三竿と競り合いながら右足を伸ばし、ゴールネットを揺らした。

 2試合合計3-3の同点に追いついた浦和だが、アウェーゴールの差でまだ鹿島が優位。追加点を狙って攻勢を続け、前半38分にはエヴェルトンが鋭い右足ミドルを放つが、クォン・スンテが横っ飛びで弾き出した。鹿島は前半41分、カウンターから遠藤のスルーパスにMF白崎凌兵が左サイドを抜け出し、ワンタッチでクロス。ゴール前にFW伊藤翔が走り込んだが、至近距離からのシュートはGK西川周作のビッグセーブに阻まれた。

 1点リードで折り返した後半立ち上がりも浦和のペースで進む。後半1分、長澤のパスから興梠がPA内左に抜け出すもシュートはブエノがスライディングタックルでブロック。この接触プレーで足を痛めた興梠は一度はプレーに戻ったが、同5分、ファブリシオとの交代を余儀なくされた。

 後半3分には武藤の左CKに合わせたDFマウリシオのヘディングシュートが右ポストを直撃。浦和はなかなか“逆転ゴール”を奪えない。一方、同点に追いついて2試合合計スコアで4-3と突き放したい鹿島も後半12分、セルジーニョの左クロスを白崎が落とし、MFレオ・シルバが右足で狙う決定機を迎えたが、シュートはゴールライン上でマウリシオにクリアされた。

 鹿島は後半14分、遠藤に代えて土居、浦和は同17分にFW汰木康也に代えてMF荻原拓也をピッチに送り込む。お互いに選手を入れ替え、次の1点を目指すと、後半21分、鹿島がセットプレーから同点に追いついた。右サイドからDF小池裕太がFKを蹴り込み、ニアの土居がフリック。ゴール前にこぼれたボールを犬飼が右足でゴール左隅に流し込んだ。

 1-1の同点で2試合合計4-3と突き放した鹿島。アウェーゴールの関係で、たとえもう1失点しても勝ち上がりが決まるという優位な状況に立った。一方、再びあと2点が必要になった浦和は後半28分、エヴェルトンに代えてFW杉本健勇を投入。攻撃の枚数を増やしてゴールを目指すと、同32分、荻原の左クロスに逆サイドから飛び込んだMF関根貴大がヘディングシュートを叩き込んだ。

 2-1と勝ち越し、2戦合計4-4とした浦和。依然、アウェーゴールの差で鹿島優位の状況は変わらないが、再びあと1点取れば“逆転”という展開まで持ち込んだ。しかし、前がかりになったところを逆に鹿島がカウンターで突いた。後半42分、土居のスルーパスからセルジーニョが抜け出し、折り返しを伊藤が左足でGKの股間を抜く同点ゴール。2-2の引き分けに持ち込んだ鹿島が2試合合計5-4とし、2年連続のベスト4進出を決めた。

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黄金ホットライン再び開通!! G大阪FWパトリック「懐かしいボールだった」

アウェーゴールを挙げたFWパトリック
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 FC東京2-1G大阪 NACK]

 今夏、古巣に帰ってきた黄金コンビのホットラインが再び開通した。ガンバ大阪FWパトリックが貴重なアウェーゴール。後半31分、PA右角付近からFW宇佐美貴史が絶妙なクロスを配給。「以前、彼とプレーしていた頃が懐かしいようなボールだった」。ファーサイドのパトリックはDF室屋成を外してヘディングシュートを沈め、サポーターと歓喜に浸った。

「PA内に入ったらクロスが欲しいとみんなに言っていた。宇佐美が(交代で)ピッチに入ってからはいいボールを入れてくれた」。G大阪は第1戦のアドバンテージがあったが、J1首位のFC東京に攻め込まれて2失点。悪い流れの中、そのまま無得点で終われば逆転突破を許す状況だったが、起死回生の“決勝ゴール”を陥れた。

「チームはゲームを通して間違いなく成長している。今日も失点してから追いかける形になっても、ああいうゲームをモノにできた」。試合は1-2で敗れ、2試合合計2-2とスコアは並んだが、このアウェーゴール差でG大阪が上回り、“180分”の激闘を制した。

 台風15号接近の影響により、キックオフ時刻が前倒しとなった一戦。時折大粒の雨が降り、気温29.6度、湿度67%という蒸し暑さの中だったが、「暑さは自分にとってプラス」と言い切る。「相手DFも後半落ちてくる時間がある。僕の運動量さえ落ちなければチャンスにつながる。チームとしてチャンスが増えたのも後半だった」。

 黄金コンビが席巻した2014シーズン、G大阪はルヴァン杯を含む国内三冠を達成した。タイトルを見据えるパトリックは「さっきのロッカールームでも、自分たちはこの大会でタイトルを獲るに値するチームだと選手たちに伝えた。何回もみんなに言っている。日々の練習を積んで本当に現実にできるように頑張っていきたい」と力を込めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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鹿島vs浦和 試合記録

【ルヴァン杯準々決勝第2戦】(カシマ)
鹿島 2-2(前半0-1)浦和

2戦合計5-4で鹿島が準決勝進出

<得点者>
[鹿]犬飼智也(66分)、伊藤翔(87分)
[浦]エヴェルトン(28分)、関根貴大(77分)

<警告>
[鹿]小泉慶(68分)、チョン・スンヒョン(90分+3)、伊藤翔(90分+7)

観衆:14,887人
主審:佐藤隆治
副審:山内宏志、五十嵐泰之

<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 37 小泉慶
(90分+1→DF 5 チョン・スンヒョン)
DF 27 ブエノ
DF 39 犬飼智也
DF 26 小池裕太
(80分→MF 6 永木亮太)
MF 20 三竿健斗
MF 4 レオ・シルバ
MF 18 セルジーニョ
MF 41 白崎凌兵
FW 25 遠藤康
(59分→FW 8 土居聖真)
FW 15 伊藤翔
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 2 内田篤人
MF 30 名古新太郎
FW 19 山口一真
監督
大岩剛

[浦和レッズ]
先発
GK 1 西川周作
DF 2 マウリシオ
DF 31 岩波拓也
DF 5 槙野智章
MF 7 長澤和輝
MF 16 青木拓矢
MF 8 エヴェルトン
(73分→FW 14 杉本健勇)
MF 41 関根貴大
FW 9 武藤雄樹
FW 30 興梠慎三
(50分→FW 12 ファブリシオ)
FW 24 汰木康也
(62分→MF 26 荻原拓也)
控え
GK 25 福島春樹
DF 4 鈴木大輔
MF 22 阿部勇樹
MF 29 柴戸海
監督
大槻毅

鹿島vs浦和 試合記録

【ルヴァン杯準々決勝第2戦】(カシマ)
鹿島 2-2(前半0-1)浦和

※2戦合計5-4で鹿島が準決勝進出

<得点者>
[鹿]犬飼智也(66分)、伊藤翔(87分)
[浦]エヴェルトン(28分)、関根貴大(77分)

<警告>
[鹿]小泉慶(68分)、チョン・スンヒョン(90分+3)、伊藤翔(90分+7)

観衆:14,887人
主審:佐藤隆治
副審:山内宏志、五十嵐泰之
第1戦のアドバンテージ生かした鹿島、浦和とドローも2戦合計5-4で4強へ

<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 37 小泉慶
(90分+1→DF 5 チョン・スンヒョン)
DF 27 ブエノ
DF 39 犬飼智也
DF 26 小池裕太
(80分→MF 6 永木亮太)
MF 20 三竿健斗
MF 4 レオ・シルバ
MF 18 セルジーニョ
MF 41 白崎凌兵
FW 25 遠藤康
(59分→FW 8 土居聖真)
FW 15 伊藤翔
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 2 内田篤人
MF 30 名古新太郎
FW 19 山口一真
監督
大岩剛

[浦和レッズ]
先発
GK 1 西川周作
DF 2 マウリシオ
DF 31 岩波拓也
DF 5 槙野智章
MF 7 長澤和輝
MF 16 青木拓矢
MF 8 エヴェルトン
(73分→FW 14 杉本健勇)
MF 41 関根貴大
FW 9 武藤雄樹
FW 30 興梠慎三
(50分→FW 12 ファブリシオ)
FW 24 汰木康也
(62分→MF 26 荻原拓也)
控え
GK 25 福島春樹
DF 4 鈴木大輔
MF 22 阿部勇樹
MF 29 柴戸海
監督
大槻毅

一気に形勢逆転、G大阪FW宇佐美が“決勝アシスト”「パトの動きは大体分かる」

アウェーゴールをアシストしたFW宇佐美貴史
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 FC東京2-1G大阪 NACK]

 ガンバ大阪がアウェーゴール差で上回り、2大会ぶりの4強進出を決めた。FW宇佐美貴史は後半13分から出場し、“決勝ゴール”を演出。 宮本恒靖監督は「勝負どころで質の高いラストパスやシュートを期待しての起用だった。今日もパト(パトリック)やアデ(アデミウソン)とのコンビネーションで良いものが見られた」と評価した。

 第1戦はホームで1-0勝利。アドバンテージを持って第2戦に挑んだが、後半22分までに2失点を喫し、一時は2試合合計1-2で敗退が決まる状況に陥った。しかし、2014シーズンに国内三冠をもたらしたFW2人のホットラインで一気に形勢を逆転した。

 0-2、2試合合計1-2で迎えた後半31分、右サイドでDF高尾瑠のパスを受けた宇佐美がPA右角からふわりと浮かせたクロスを配給。「パトの空間に落とすイメージで蹴りました」。その狙い通り、ファーサイドのFWパトリックがDF室屋成のマークを外して頭で合わせると、GK林彰洋が触ったボールは右ポストを叩いてゴールマウスに吸い込まれた。

「パトの動き方、どこにどういう感じでいくかは大体分かっているつもり。パトにアシストできて良かったです」。貴重なアウェーゴールをアシストし、4強進出に貢献。「1点取れば向こうは3点が必要だった。2試合を含めた戦い方で上回れて良かった」と接戦を振り返った。

(取材・文 佐藤亜希子)
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名古屋vs川崎F 試合記録

【ルヴァン杯準々決勝第2戦】(パロ瑞穂)
名古屋 2-2(前半0-0)川崎F

2戦合計4-2で川崎Fが準決勝進出

<得点者>
[名]長谷川アーリアジャスール(73分)、ジョー(89分)
[川]下田北斗(53分)、レアンドロ・ダミアン(81分)

<警告>
[名]エドゥアルド・ネット(41分)

観衆:11,587人
主審:松尾一
副審:田尻智計、権田智久
名古屋とドローも川崎Fが2年ぶり4強へ!小林悠弾VAR取り消しはオフサイドディレイか

<出場メンバー>
[名古屋グランパス]
先発
GK 16 武田洋平
DF 6 宮原和也
DF 20 中谷進之介
DF 17 丸山祐市
DF 33 成瀬竣平
(57分→MF 9 長谷川アーリアジャスール)
MF 25 前田直輝
(69分→DF 36 太田宏介)
MF 21 エドゥアルド・ネット
(82分→MF 28 榎本大輝)
MF 8 ジョアン・シミッチ
MF 29 和泉竜司
FW 10 ガブリエル・シャビエル
FW 7 ジョー
控え
GK 18 渋谷飛翔
DF 34 藤井陽也
DF 5 千葉和彦
MF 26 杉森考起
監督
風間八宏

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 17 馬渡和彰
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 6 守田英正
MF 22 下田北斗
MF 28 脇坂泰斗
(65分→MF 16 長谷川竜也)
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
(86分→MF 32 三笘薫)
FW 11 小林悠
(74分→FW 9 レアンドロ・ダミアン)
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 26 マギーニョ
MF 14 中村憲剛
FW 20 知念慶
監督
鬼木達

名古屋vs川崎F 試合記録

【ルヴァン杯準々決勝第2戦】(パロ瑞穂)
名古屋 2-2(前半0-0)川崎F

※2戦合計4-2で川崎Fが準決勝進出

<得点者>
[名]長谷川アーリアジャスール(73分)、ジョー(89分)
[川]下田北斗(53分)、レアンドロ・ダミアン(81分)

<警告>
[名]エドゥアルド・ネット(41分)

観衆:11,587人
主審:松尾一
副審:田尻智計、権田智久
名古屋とドローも川崎Fが2年ぶり4強へ!小林悠弾VAR取り消しはオフサイドディレイか
今後は喜びをためらう!?小林悠のゴールは2度幻…VARの“餌食”に
筑波大MF三笘薫が川崎Fデビュー「もっと成長しないといけないと感じた」
名古屋・風間監督「期待が持てる試合だった」…久々出場ルーキー榎本ら若手に光


<出場メンバー>
[名古屋グランパス]
先発
GK 16 武田洋平
DF 6 宮原和也
DF 20 中谷進之介
DF 17 丸山祐市
DF 33 成瀬竣平
(57分→MF 9 長谷川アーリアジャスール)
MF 25 前田直輝
(69分→DF 36 太田宏介)
MF 21 エドゥアルド・ネット
(82分→MF 28 榎本大輝)
MF 8 ジョアン・シミッチ
MF 29 和泉竜司
FW 10 ガブリエル・シャビエル
FW 7 ジョー
控え
GK 18 渋谷飛翔
DF 34 藤井陽也
DF 5 千葉和彦
MF 26 杉森考起
監督
風間八宏

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 17 馬渡和彰
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 6 守田英正
MF 22 下田北斗
MF 28 脇坂泰斗
(65分→MF 16 長谷川竜也)
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
(86分→MF 32 三笘薫)
FW 11 小林悠
(74分→FW 9 レアンドロ・ダミアン)
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 26 マギーニョ
MF 14 中村憲剛
FW 20 知念慶
監督
鬼木達

名古屋とドローも川崎Fが2年ぶり4強へ!小林悠弾VAR取り消しはオフサイドディレイか

小林のゴールはVARで取り消された
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋2-2川崎F パロ瑞穂]

 ルヴァン杯の準々決勝第2戦で、川崎フロンターレが敵地で名古屋グランパスと2-2で引き分けた。しかし2戦合計スコアを4-2とした川崎Fが2年ぶりとなる4強への勝ち上がりを決めた。。 

 今大会のプライムステージより本格導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がこの試合でも発動した。川崎Fは前半11分、MF阿部浩之のスルーパスで抜け出したFW小林悠が右足でゴールネットを揺らす。

 しかしここでVARの介入があると、15秒ほど前のプレーでオフサイドディレイが適用されていたようで、得点直前のプレーはオンサイドだったが、ゴール取り消しとなった。

 ただアウェーの川崎Fはその後もチャンスを作り続ける。だが前半32分にMF下田北斗のパスからDF車屋紳太郎がシュートを放つがポストを直撃。オフサイドも取られると、同39分には小林が再びゴールネットを揺らすが、これもオフサイド判定となった。

 同点に追いつくためには2点、逆転するためには3点が最低でも必要なはずの名古屋だが、なかなか攻め手が見つからない。後半6分にようやくCKからゴール中央にMFエドゥアルド・ネットがフリーで飛び込んで決定機を迎えるが、上手くミートすることができずにボールは枠を大きく外れた。

 すると直後の後半8分、MF脇坂泰斗の横パスを受けた下田がエリア手前のゴール中央から左足を一閃。縦回転のかかった鮮やかなロングシュートがゴール右隅に突き刺さり、川崎Fに勝ち上がりを決定づけるアウェーゴールの先制点が決まる。

 しかしMF長谷川アーリアジャスールやDF太田宏介を投入して何とか流れを変えようとした名古屋は後半28分、浮き球をダイレクトで合わせたMFジョアン・シミッチのミドルのこぼれ球をアーリアが頭で押し込んで、ようやく1点を返す。
  
 だが次の得点は川崎Fに。後半36分、右サイドのコーナースポット付近でFKを獲得すると、下田のクロスから途中出場のFWレアンドロ・ダミアンが豪快なヘディングを叩き込み、再びリードも奪う。

 名古屋は後半44分、MF榎本大輝の浮き球パスからFWジョーが左足で豪快に決めて、この試合では同点に追いつく。しかし第1戦のビハインドは大きく、逆転することは出来なかった。

 川崎Fは準決勝で鹿島対浦和の勝者と対戦。ホームで行う第1戦は10月9日、第2戦は同13日に行う。

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名古屋とドローも川崎Fが2年ぶり4強へ!小林悠弾VAR取り消しはオフサイドディレイか

小林のゴールはVARで取り消された
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 名古屋2-2川崎F パロ瑞穂]

 ルヴァン杯の準々決勝第2戦で、川崎フロンターレが敵地で名古屋グランパスと2-2で引き分けた。しかし2戦合計スコアを4-2とした川崎Fが2年ぶりとなる4強への勝ち上がりを決めた。。 

 今大会のプライムステージより本格導入されているビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)がこの試合でも発動した。川崎Fは前半11分、MF阿部浩之のスルーパスで抜け出したFW小林悠が右足でゴールネットを揺らす。

 しかしここでVARの介入があると、15秒ほど前のプレーでオフサイドディレイが適用されていたようで、得点直前のプレーはオンサイドだったが、ゴール取り消しとなった。

 ただアウェーの川崎Fはその後もチャンスを作り続ける。だが前半32分にMF下田北斗のパスからDF車屋紳太郎がシュートを放つがポストを直撃。オフサイドも取られると、同39分には小林が再びゴールネットを揺らすが、これもオフサイド判定となった。

 同点に追いつくためには2点、逆転するためには3点が最低でも必要なはずの名古屋だが、なかなか攻め手が見つからない。後半6分にようやくCKからゴール中央にMFエドゥアルド・ネットがフリーで飛び込んで決定機を迎えるが、上手くミートすることができずにボールは枠を大きく外れた。

 すると直後の後半8分、MF脇坂泰斗の横パスを受けた下田がエリア手前のゴール中央から左足を一閃。縦回転のかかった鮮やかなロングシュートがゴール右隅に突き刺さり、川崎Fに勝ち上がりを決定づけるアウェーゴールの先制点が決まる。

 しかしMF長谷川アーリアジャスールやDF太田宏介を投入して何とか流れを変えようとした名古屋は後半28分、浮き球をダイレクトで合わせたMFジョアン・シミッチのミドルのこぼれ球をアーリアが頭で押し込んで、ようやく1点を返す。
  
 だが次の得点は川崎Fに。後半36分、右サイドのコーナースポット付近でFKを獲得すると、下田のクロスから途中出場のFWレアンドロ・ダミアンが豪快なヘディングを叩き込み、再びリードも奪う。

 名古屋は後半44分、MF榎本大輝の浮き球パスからFWジョーが左足で豪快に決めて、この試合では同点に追いつく。しかし第1戦のビハインドは大きく、逆転することは出来なかった。

 川崎Fは準決勝で鹿島対浦和の勝者と対戦。ホームで行う第1戦は10月9日、第2戦は同13日に行う。

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FC東京vsG大阪 試合記録

【ルヴァン杯準々決勝第2戦】(NACK)
FC東京 2-1(前半1-0)G大阪

※2戦合計2-2、アウェーゴール差でG大阪が準決勝進出

<得点者>
[F]ディエゴ・オリヴェイラ(20分)、田川亨介(67分)
[G]パトリック(76分)

<警告>
[G]鈴木雄斗(85分)

観衆:8,177人
主審:今村義朗
副審:野村修、塚越由貴
宇佐美→パト弾で決めた! G大阪がアウェーゴール差で4強!! FC東京は田川弾で一時逆転も
一気に形勢逆転、G大阪FW宇佐美が“決勝アシスト”「パトの動きは大体分かる」
黄金ホットライン再び開通!! G大阪FWパトリック「懐かしいボールだった」
復活の田川亨介「モヤモヤ吹っ切れた」待望のFC東京トップ初ゴール


<出場メンバー>
[FC東京]
先発
GK 33 林彰洋
DF 2 室屋成
DF 32 渡辺剛
DF 3 森重真人
DF 42 バングーナガンデ佳史扶
MF 39 大森晃太郎
MF 45 アルトゥール・シルバ
(78分→MF 7 三田啓貴)
MF 8 高萩洋次郎
MF 10 東慶悟
FW 9 ディエゴ・オリヴェイラ
(72分→FW 23 矢島輝一)
FW 16 ジャエル
(58分→FW 27 田川亨介)
控え
GK 1 児玉剛
DF 47 岡哲平
DF 5 丹羽大輝
MF 28 内田宅哉
監督
長谷川健太

[ガンバ大阪]
先発
GK 1 東口順昭
DF 5 三浦弦太
DF 13 菅沼駿哉
(81分→DF 30 青山直晃)
DF 27 高尾瑠
MF 7 遠藤保仁
MF 8 小野瀬康介
MF 10 倉田秋
(72分→FW 9 アデミウソン)
MF 15 井手口陽介
MF 17 鈴木雄斗
MF 29 高江麗央
(58分→FW 33 宇佐美貴史)
FW 18 パトリック
控え
GK 23 林瑞輝
MF 11 ダビド・コンチャ
MF 21 矢島慎也
FW 39 渡邉千真
監督
宮本恒靖

宇佐美→パト弾で決めた! G大阪がアウェーゴール差で4強!! FC東京は田川弾で一時逆転も

G大阪がアウェーゴール差で上回り、4強進出
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦 FC東京2-1G大阪 NACK]

 ルヴァン杯は8日、準々決勝第2戦を行い、NACK5スタジアム大宮ではFC東京ガンバ大阪が対戦した。第1戦はG大阪がホームで1-0勝利。第2戦はFC東京に1-2で敗れ、2試合合計2-2としたが、FWパトリックのアウェーゴール差で上回ったG大阪が2大会ぶりに準決勝進出を決めた。

 FC東京は第1戦から1人を変更し、FWディエゴ・オリヴェイラが先発に入った。対するG大阪は第1節と同じ11人がスターティングイレブンに並び、継続して4-2-3-1を採用した。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりはG大阪の時間帯が続き、連続FKなどでゴールを脅かしたが、この時間帯に耐えたFC東京がワンチャンスを仕留めた。前半20分、MFアルトゥール・シルバの浮き球パスで左サイドをディエゴが抜け出すと、DF菅沼駿哉からボールを奪い返してエリア内に侵入。GKとの1対1を制し、PA内左角度のない位置から右足シュートを突き刺した。

 FC東京も本拠地でゴールを奪い、2試合合計1-1に追いついた。その後はFC東京が攻め立て、前半26分には17歳のDFバングーナガンデ佳史扶がボール奪取から鋭いドリブルでMF小野瀬康介を抜き去り、左サイドを突破。PA内左で切り返してDF三浦弦太をかわし、右足シュートを打ったが、これはGK東口順昭がセーブした。

 さらに、FC東京はディエゴがFWジャエルとワンツーの形で突破するなど、鋭いカウンターから立て続けに決定機を作る。前半アディショナルタイム4分にはジャエルのFKからアルトゥール・シルバが強烈ヘッドで狙ったが、惜しくもゴール右に外れた。

 後半13分、互いに最初の交代カードを切り、G大阪は高江を下げてFW宇佐美貴史を投入。FC東京はジャエルを下げてFW田川亨介をピッチに送り込んだ。すると、後半23分、MF高萩洋次郎のロングフィードをディエゴが落とすと、抜け出した田川が左足シュートをゴール右下隅に突き刺した。

 FC東京は2-0、2試合合計2-1と逆転に成功。しかし試合はそのまま終わらなかった。G大阪は後半31分、宇佐美がPA右角からふわりと浮かせたクロスを配給。ファーサイドのパトリックがDF室屋成のマークを外してヘッドで押し込み、1点を返した。2試合合計2-2もG大阪がアウェーゴール差で上回り、準決勝に進出した。

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広島vs札幌 スタメン発表

[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦](Eスタ)
※19:00開始
主審:福島孝一郎
副審:相樂亨、熊谷幸剛
<出場メンバー>
[サンフレッチェ広島]
先発
GK 1 林卓人
DF 2 野上結貴
DF 13 井林章
DF 19 佐々木翔
MF 3 エミル・サロモンソン
MF 30 柴崎晃誠
MF 15 稲垣祥
MF 18 柏好文
MF 40 川辺駿
MF 24 東俊希
FW 16 渡大生
控え
GK 21 廣永遼太郎
MF 25 松本大弥
MF 27 清水航平
MF 44 ハイネル
MF 5 吉野恭平
MF 6 青山敏弘
MF 7 野津田岳人
監督
城福浩

[北海道コンサドーレ札幌]
先発
GK 1 菅野孝憲
DF 20 キム・ミンテ
DF 10 宮澤裕樹
DF 5 福森晃斗
MF 19 白井康介
MF 27 荒野拓馬
MF 8 深井一希
MF 23 中野嘉大
MF 11 アンデルソン・ロペス
MF 7 ルーカス・フェルナンデス
FW 48 ジェイ
控え
GK 21 阿波加俊太
DF 15 濱大耀
MF 17 檀崎竜孔
MF 26 早坂良太
MF 30 金子拓郎
FW 13 岩崎悠人
FW 16 藤村怜
監督
ペトロヴィッチ

●[ルヴァン杯]準々決勝第2戦 スコア速報

鹿島vs浦和 スタメン発表

鹿島vs浦和 スタメン発表
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦](カシマ)
※18:30開始
主審:佐藤隆治
副審:山内宏志、五十嵐泰之
<出場メンバー>
[鹿島アントラーズ]
先発
GK 1 クォン・スンテ
DF 37 小泉慶
DF 27 ブエノ
DF 39 犬飼智也
DF 26 小池裕太
MF 20 三竿健斗
MF 4 レオ・シルバ
MF 18 セルジーニョ
MF 41 白崎凌兵
FW 25 遠藤康
FW 15 伊藤翔
控え
GK 21 曽ヶ端準
DF 2 内田篤人
DF 5 チョン・スンヒョン
MF 30 名古新太郎
MF 6 永木亮太
FW 19 山口一真
FW 8 土居聖真
監督
大岩剛

[浦和レッズ]
先発
GK 1 西川周作
DF 2 マウリシオ
DF 31 岩波拓也
DF 5 槙野智章
MF 7 長澤和輝
MF 16 青木拓矢
MF 8 エヴェルトン
MF 41 関根貴大
FW 9 武藤雄樹
FW 30 興梠慎三
FW 24 汰木康也
控え
GK 25 福島春樹
DF 4 鈴木大輔
MF 22 阿部勇樹
MF 26 荻原拓也
MF 29 柴戸海
FW 12 ファブリシオ
FW 14 杉本健勇
監督
大槻毅

●[ルヴァン杯]準々決勝第2戦 スコア速報

名古屋vs川崎F スタメン発表

名古屋vs川崎F スタメン発表
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦](パロ瑞穂)
※18:00開始
主審:松尾一
副審:田尻智計、権田智久
<出場メンバー>
[名古屋グランパス]
先発
GK 16 武田洋平
DF 6 宮原和也
DF 20 中谷進之介
DF 17 丸山祐市
DF 33 成瀬竣平
MF 25 前田直輝
MF 21 エドゥアルド・ネット
MF 8 ジョアン・シミッチ
MF 29 和泉竜司
FW 10 ガブリエル・シャビエル
FW 7 ジョー
控え
GK 18 渋谷飛翔
DF 34 藤井陽也
DF 36 太田宏介
DF 5 千葉和彦
MF 26 杉森考起
MF 28 榎本大輝
MF 9 長谷川アーリアジャスール
監督
風間八宏

[川崎フロンターレ]
先発
GK 21 新井章太
DF 17 馬渡和彰
DF 34 山村和也
DF 5 谷口彰悟
DF 7 車屋紳太郎
MF 6 守田英正
MF 22 下田北斗
MF 28 脇坂泰斗
MF 41 家長昭博
MF 8 阿部浩之
FW 11 小林悠
控え
GK 1 チョン・ソンリョン
DF 26 マギーニョ
MF 14 中村憲剛
MF 16 長谷川竜也
MF 32 三笘薫
FW 20 知念慶
FW 9 レアンドロ・ダミアン
監督
鬼木達

●[ルヴァン杯]準々決勝第2戦 スコア速報

FC東京vsG大阪 スタメン発表

FC東京vsG大阪 スタメン発表
[9.8 ルヴァン杯準々決勝第2戦](NACK)
※16:30開始
主審:今村義朗
副審:野村修、塚越由貴
<出場メンバー>
[FC東京]
先発
GK 33 林彰洋
DF 2 室屋成
DF 32 渡辺剛
DF 3 森重真人
DF 42 バングーナガンデ佳史扶
MF 39 大森晃太郎
MF 45 アルトゥール・シルバ
MF 8 高萩洋次郎
MF 10 東慶悟
FW 9 ディエゴ・オリヴェイラ
FW 16 ジャエル
控え
GK 1 児玉剛
DF 47 岡哲平
DF 5 丹羽大輝
MF 28 内田宅哉
MF 7 三田啓貴
FW 23 矢島輝一
FW 27 田川亨介
監督
長谷川健太

[ガンバ大阪]
先発
GK 1 東口順昭
DF 5 三浦弦太
DF 13 菅沼駿哉
DF 27 高尾瑠
MF 7 遠藤保仁
MF 8 小野瀬康介
MF 10 倉田秋
MF 15 井手口陽介
MF 17 鈴木雄斗
MF 29 高江麗央
FW 18 パトリック
控え
GK 23 林瑞輝
DF 30 青山直晃
MF 11 ダビド・コンチャ
MF 21 矢島慎也
FW 33 宇佐美貴史
FW 39 渡邉千真
FW 9 アデミウソン
監督
宮本恒靖

●[ルヴァン杯]準々決勝第2戦 スコア速報

8日開催ルヴァン杯名古屋vs川崎Fのキックオフ時間が早まる可能性…台風15号の影響、正式発表は7日午後

準々決勝第1戦は川崎Fが先勝
 名古屋グランパスは6日、8日にパロマ瑞穂スタジアムで行われるルヴァン杯準々決勝第2戦・川崎フロンターレ戦について、キックオフ時間を1時間程度早める可能性があることを発表した。現在日本列島には台風15号が近づいており、その影響によるもの。

 台風15号は6日の時点で南鳥島近海を北西に進んでおり、7日には暴風域を伴って小笠原近海に、さらに8日には強い勢力に発達して八丈島に近づくと予想されている。8日には関東や東海の沿岸、紀伊半島の一部が暴風域に入り、強い雨や風が降る可能性が高いとみられる。

 ルヴァン杯準々決勝第2戦は、FC東京対G大阪と名古屋対川崎Fが18時キックオフ。鹿島対浦和が18時半、広島対札幌が19時キックオフとなっている。

 名古屋は公式サイトにて、現状開催を予定しているものの、台風15号の今後の進路次第で18時キックオフを1時間程度早める可能性があることを伝えている。時間の変更有無については7日の午後に公式サイト及び名古屋の公式ツイッターで発表する予定。

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