[なでしこ]浦和Lは首位独走で次節にも6年ぶりV!!INACは日テレ下し3連勝で2位浮上:第15節

 プレナスなでしこリーグ1部の第15節が17日、18日に行われた。首位浦和レッズレディースはホームでマイナビベガルタ仙台レディースと対戦。前半2分、DF佐々木繭の得点で先制し、同22分にFW菅澤優衣香が追加点を挙げた。後半6分にマイナビのFW浜田遥にゴールを許したが、最後まで1点差を守り切り、2-1で勝利した。

 3位INAC神戸レオネッサはホームで2位日テレ・東京ヴェルディベレーザとの上位対戦に挑んだ。前半7分にFW岩渕真奈のゴールで先制すると、同31分にMF水野蕗奈、33分にFW高瀬愛実、42分にFW田中美南がそれぞれ得点。前半を4-0で折り返した。後半31分に日テレFW小林里歌子に1点を返されたが、その後失点を許さず、4-1で勝利。INACは3連勝で勝ち点を26に伸ばし、同25の日テレを抜いて2位に浮上した。

 4位セレッソ大阪堺レディースはホームにノジマステラ神奈川相模原を迎え、3-1で勝利した。前半38分、39分にMF林穂之香が連続ゴール。後半4分にFW浜野まいかが3点目を決め、ノジマの反撃をDF松原有沙の1点に食い止めた。C大阪堺は勝ち点25で3位日テレと並び、得失点差で4位となっている。

 前節の日テレ戦で9試合ぶりの黒星を喫した浦和Lだが、2試合ぶりの白星で勝ち点を「34」に伸ばし、残り4試合で2位INACとの勝ち点差は「8」、3位日テレ、4位C大阪堺との勝ち点差は「9」となった。浦和Lは次節11月1日の伊賀FC戦に勝ったうえで、3位日テレが引き分け以下に終わり、2位INAC対4位C大阪堺の直接対決が引き分けだった場合、3試合を残して浦和Lの6年ぶり4度目の優勝が決まる。

10月17日(土)
[浦和駒場]
浦和L 2-1 マイナビ
[浦]佐々木繭(2分)、菅澤優衣香(22分)
[マ]浜田遥(51分)

10月18日(日)
[愛媛球]
愛媛L 1-0 新潟L
[愛]山口千尋(83分)

[ヤンマーフィ]
C大阪堺 3-1 ノジマ
[C]林穂之香2(38分、39分)浜野まいか(49分)
[ノ]松原有沙(57分)

[ノエスタ]
I神戸 4-1 日テレ
[I]岩渕真奈(7分)、水野蕗奈(31分)、高瀬愛実(33分)、田中美南(42分)
[日]小林里歌子(76分)

[フクアリ]
ジェフL 2-1 伊賀FC
[ジ]オウンゴール(36分)、大滝麻未(79分)
[伊]道上彩花(12分)

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“新規”大宮&広島など11クラブでWEリーグ開幕へ! 異例の奇数編成も「試合のない週は理念に基づいた活動を」

WEリーグ初年度参入クラブが決定
 日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は15日、オンラインで記者会見を実施し、来年9月に開幕する初年度のリーグ戦に向け、参入する11クラブを発表した。

 選定クラブは、現行のなでしこリーグ1部・2部から日テレ・東京VベレーザやINAC神戸など9クラブと、新たに女子チームを持つ大宮アルディージャサンフレッチェ広島の2クラブ。大宮はなでしこリーグ2部所属のFC十文字VENTUSの選手を中心にチームを構成し、広島は新たにチーム編成をするという。

 会見に出席した大宮の森正志社長は「我々アルディージャは、Jリーグに参戦して22年になります。これまで男子のプロリーグを運営してきたわけでございますが、こういったサッカーチームの運営してきた実績を女子のプロリーグの中でも活かせるよう全力で活動してまいりたいと思ってます」と意気込んだ。

 広島の仙田信吾社長は「広島で女子サッカーを根付かせるために手弁当で奮闘してこられたアンジュヴィオレ広島様にも私たちが名乗りを上げたことは喜んでいただきました。私たちはイチからのスタートになりますが、懸命に走ってまいる所存でございます」と決意を示した。

 なお、異例の奇数クラブ制となったため、毎節1チームは試合が行われないこととなる。会見に出席した初代チェアの岡島喜久子氏は「リーグ理念への共感」や「クラブの熱意」をもとに審査を行ったといい、「11クラブ共に魅力のあるクラブであるということと、ホームクラブの広がりを重視した」と選定の経緯を説明。「試合のない週には休みではなく理念に基づいた活動を行っていただくということをクラブにお願いしたい」と展望を語った。

 日本初の女子プロサッカーリーグとなるWEリーグは、来年9月に開幕を迎える。

(取材・文 成田敏彬)

メニーナとセリアスを統合、ベレーザが発表

 日テレ・東京ヴェルディベレーザが15日、21シーズンより下部組織の日テレ・東京ヴェルディメニーナと日テレ・東京ヴェルディセリアスを統合すると発表した。メニーナの1チームに再編成する。

 これまでメニーナはユース、セリアスがジュニアユース年代を戦っていた。そのためメニーナには中学生が在籍しながらもU-15世代の大会にエントリーすることが出来なかった。

 統合によって、U-18世代とU-15世代の両方の大会にエントリーが可能となる。なお統合再編にともない、今後のセリアスのセレクションは実施しない。

「WEリーグ」初年度参入11クラブが決定!! 大宮、広島の新クラブも参加へ

新たに参入する11クラブ
 来年秋の開幕を控える日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」は15日、初年度から参入する11クラブを発表した。

 参入クラブはマイナビ仙台レディース、大宮アルディージャ、ちふれASエルフェン埼玉浦和レッズレディースジェフユナイテッド千葉レディース日テレ・東京ヴェルディベレーザノジマステラ神奈川相模原AC長野パルセイロ・レディースアルビレックス新潟レディースINAC神戸レオネッサ、サンフレッチェ広島。現行のなでしこリーグ1部・2部から9クラブが選ばれた他、Jリーグ加盟の大宮と広島が新たに立ち上げるクラブも参加することが決まった。

 参入クラブの選定は7月末までに入会申請していた17クラブの中から、リーグ理念への共感や財務基準の他、「意思決定者のうち少なくとも1名は女性にすること」「運営法人の役職員のうち50%以上を女性とすること」といった独自の条件に沿って審査が行われた。

 日本初の女子プロサッカーリーグとなるWEリーグは今年7月に発足。来年2〜7月にプレシーズン大会を開催し、来年9月に開幕を迎える。

[なでしこ]2位日テレが首位浦和Lを撃破!INACは3発快勝で3位浮上:第14節

日テレはMF長谷川唯のゴールなどで首位浦和Lを撃破
 プレナスなでしこリーグ1部の第14節が10日、11日に行われた。2位日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点22)はホームで首位浦和レッズレディース(勝ち点31)との首位対決に挑んだ。

 前半3分、MF長谷川唯の得点で先制した日テレは同16分に浦和LのMF猶本光に同点ゴールを許すも、前半28分、後半10分にFW宮澤ひなたが連続ゴール。3-1と突き放すと、後半20分に浦和LのDF高橋はなに1点を返されたが、その後は追加点を許さず、3-2で競り勝った。6連覇を目指す日テレは勝ち点を25に伸ばし、首位浦和Lとの勝ち点差が「6」に。なでしこリーグ1部は、未消化の第9節を含めて残り5節となっている。

 愛媛FCレディースはホームで3位セレッソ大阪堺レディースと対戦し、3-2の逆転勝利を収めた。前半28分、C大阪堺のMF北村菜々美に先制を許すも、後半5分にFW上野真実が同点ゴール。後半13分、C大阪堺のFW矢形海優に再び勝ち越しゴールを決められたが、わずか1分後にFW阿久根真奈のゴールで追いつき、後半35分にFW齋原みず稀が勝ち越しゴールを決めた。敗れたC大阪堺は順位を一つ下げ、4位に後退した。

 4位INAC神戸レオネッサはホームでマイナビベガルタ仙台レディースと対戦し、3-0で快勝した。FW田中美南の得点で前半を1-0で折り返したINACは後半16分にMF杉田妃和、同19分にMF高瀬愛実が追加点。INACは勝ち点を23に伸ばし、3位に順位を上げた。

 アルビレックス新潟レディースはホームにノジマステラ神奈川相模原を迎えた。後半8分にDF北川ひかるが先制点。この1点を最後まで守り切り、1-0で勝利した。

 ジェフユナイテッド千葉レディースは敵地で伊賀FCくノ一三重と対戦し、5-0で大勝した。前半16分、18分、後半27分にゴールを挙げたFW大滝麻未がハットトリックを達成。後半31分にMF岸川奈津希、同42分にはMF曽根七海が加点した。

10月10日(土)
[愛媛球]
愛媛L 3-2 C大阪堺
[愛]上野真実(50分)、阿久根真奈(59分)、齋原みず稀(80分)
[C]北村菜々美(28分)、矢形海優(58分)

10月11日(日)
[AGF]
日テレ 3-2 浦和L
[日]長谷川唯(3分)、宮澤ひなた2(28分、55分)
[浦]猶本光(16分)、高橋はな(65分)

[上野]
伊賀FC 0-5 ジェフL
[ジ]大滝麻未3(16分、18分、72分)、岸川奈津希(76分)、曽根七海(87分)

[十日町]
新潟L 1-0 ノジマ
[新]北川ひかる(53分)

[ノエスタ]
I神戸 3-0 マイナビ
[I]田中美南(9分)、杉田妃和(61分)、高瀬愛実(64分)

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[なでしこ]首位浦和Lは3発快勝で2試合ぶり白星!2位日テレと勝ち点9差:第13節

 プレナスなでしこリーグ1部の第13節が3日、4日に行われた。首位浦和レッズレディースはホームでアルビレックス新潟レディースと対戦。前半15分、37分にFW菅澤優衣香がゴールを挙げると、後半28分にFW安藤梢が追加点を決め、3-0で快勝した。浦和Lは前節のC大阪堺戦(△0-0)で連勝が6で止まったが、2試合ぶりの白星で8試合負けなし(7勝1分)の勝ち点31とし、首位を独走している。

 ノジマステラ神奈川相模原は2位日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦し、2-1で勝利した。前半14分、日テレのFW小林里歌子に先制点を許したが、同28分にFW川島はるな、後半17分にMF北方沙映がそれぞれ得点を挙げ、逆転勝利を収めた。日テレは6連覇に向け、痛い敗戦。直近4試合で1勝3敗と苦しんでおり、首位浦和Lとの勝ち点差は「9」に広がった。

 3位セレッソ大阪堺レディースはホームにアルビレックス新潟レディースを迎えた。前半7分にFW矢形海優、同41分にMF林穂之香がそれぞれ得点を挙げ、2-0で前半を折り返す。後半28分、新潟LのMF園田瑞貴に1点を返されたが、その後はゴールを許さず、2-1で勝利した。C大阪堺は2位日テレと勝ち点22で並んだが、得失点差で3位となっている。

 INAC神戸レオネッサ伊賀FCくノ一三重と対戦し、2-1で勝利した。前半1分に伊賀FCのMF乃一綾に先制点を許し、1点ビハインドで試合が進む。このまま試合終了かと思われた後半42分、FW田中美南のゴールで追いつくと、後半アディショナルタイムに相手のオウンゴールで逆転に成功。劇的な勝利を収めた。

 マイナビベガルタ仙台レディースは敵地で愛媛FCレディースと対戦。前半10分、32分にFW浜田遥が得点を挙げ、2-0で勝利した。

10月3日(土)
[ギオンス]
ノジマ 2-1 日テレ
[ノ]川島はるな(28分)、北方沙映(62分)
[日]小林里歌子(14分)

[浦和駒場]
浦和L 3-0 ジェフL
[浦]菅澤優衣香2(15分、37分)、安藤梢(73分)

10月4日(日)
[JG堺S1]
C大阪堺 2-1 新潟L
[C]矢形海優(7分)、林穂之香(41分)
[新]園田瑞貴(73分)

[愛媛球]
愛媛L 0-2 マイナビ
[マ]浜田遥2(10分、32分)

[ノエスタ]
I神戸 2-1 伊賀FC
[I]田中美南(87分)、オウンゴール(90+4分)
[伊]乃一綾(1分)

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[なでしこ]首位浦和Lは3発快勝で2試合ぶり白星!2位日テレと勝ち点9差:第13節

 プレナスなでしこリーグ1部の第13節が3日、4日に行われた。首位浦和レッズレディースはホームでジェフユナイテッド千葉レディースと対戦。前半15分、37分にFW菅澤優衣香がゴールを挙げると、後半28分にFW安藤梢が追加点を決め、3-0で快勝した。浦和Lは前節のC大阪堺戦(△0-0)で連勝が6で止まったが、2試合ぶりの白星で8試合負けなし(7勝1分)の勝ち点31とし、首位を独走している。

 ノジマステラ神奈川相模原は2位日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦し、2-1で勝利した。前半14分、日テレのFW小林里歌子に先制点を許したが、同28分にFW川島はるな、後半17分にMF北方沙映がそれぞれ得点を挙げ、逆転勝利を収めた。日テレは6連覇に向け、痛い敗戦。直近4試合で1勝3敗と苦しんでおり、首位浦和Lとの勝ち点差は「9」に広がった。

 3位セレッソ大阪堺レディースはホームにアルビレックス新潟レディースを迎えた。前半7分にFW矢形海優、同41分にMF林穂之香がそれぞれ得点を挙げ、2-0で前半を折り返す。後半28分、新潟LのMF園田瑞貴に1点を返されたが、その後はゴールを許さず、2-1で勝利した。C大阪堺は2位日テレと勝ち点22で並んだが、得失点差で3位となっている。

 INAC神戸レオネッサ伊賀FCくノ一三重と対戦し、2-1で勝利した。前半1分に伊賀FCのMF乃一綾に先制点を許し、1点ビハインドで試合が進む。このまま試合終了かと思われた後半42分、FW田中美南のゴールで追いつくと、後半アディショナルタイムに相手のオウンゴールで逆転に成功。劇的な勝利を収めた。

 マイナビベガルタ仙台レディースは敵地で愛媛FCレディースと対戦。前半10分、32分にFW浜田遥が得点を挙げ、2-0で勝利した。

10月3日(土)
[ギオンス]
ノジマ 2-1 日テレ
[ノ]川島はるな(28分)、北方沙映(62分)
[日]小林里歌子(14分)

[浦和駒場]
浦和L 3-0 ジェフL
[浦]菅澤優衣香2(15分、37分)、安藤梢(73分)

10月4日(日)
[JG堺S1]
C大阪堺 2-1 新潟L
[C]矢形海優(7分)、林穂之香(41分)
[新]園田瑞貴(73分)

[愛媛球]
愛媛L 0-2 マイナビ
[マ]浜田遥2(10分、32分)

[ノエスタ]
I神戸 2-1 伊賀FC
[I]田中美南(87分)、オウンゴール(90+4分)
[伊]乃一綾(1分)

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[なでしこ]C大阪堺が浦和Lの連勝止める価値あるドロー!日テレは3発快勝で首位追走:第12節

 プレナスなでしこリーグ1部の第12節が26日、27日に行われた。6連勝中の首位浦和レッズレディースは敵地で3位セレッソ大阪堺レディースと対戦。90分を通して両チームに得点は生まれず、0-0で引き分けた。連勝が6で止まった浦和Lは勝ち点を28とした。

 2位日テレ・東京ヴェルディベレーザはホームで伊賀FCくノ一三重と対戦し、3-0で快勝した。前半43分、FW小林里歌子の得点で先制。後半15分にMF長谷川唯、同30分にFW宮澤ひなたがダメ押し弾を決めた。日テレは勝ち点を22に積み上げ、首位の背中を追っている。
 
 アルビレックス新潟レディースはホームに愛媛FCレディースを迎えた。スコアレスで迎えた後半12分、FW長沢菜月のゴールで先制すると、同15分にMF園田瑞貴が追加点を挙げ、2-0で勝利した。

 ジェフユナイテッド千葉レディースはホームでINAC神戸レオネッサと対戦した。前半5分、INACのFW田中美南に先制点を許すも、前半28分と後半15分にMF成宮唯がゴールを決め、2-1の逆転勝利をおさめた。

 マイナビベガルタ仙台レディースはホームでノジマステラ神奈川相模原と対戦。前半28分のFW浜田遥の先制弾を守り切り、1-0で勝利した。

9月26日(土)
[JG堺S1]
C大阪堺 0-0 浦和L

[Kスポ]
マイナビ 1-0 ノジマ
[マ]浜田遥(28分)

[味フィ西]
日テレ 3-0 伊賀FC
[日]小林里歌子(43分)、長谷川唯(60分)、宮澤ひなた(75分)

9月27日(日)
[十日町]
新潟L 2-0 愛媛L
[新]長沢菜月(57分)、園田瑞貴(60分)

[フクアリ]
ジェフL 2-1 I神戸
[ジ]成宮唯2(28分、60分)
[I]田中美南(5分)

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[なでしこ]浦和Lが6連勝で首位独走!伊賀FCとC大阪堺は3発快勝:第11節

 プレナスなでしこリーグ1部の第11節が19日から3日間で行われた。5連勝中の首位浦和レッズレディースはホームでINAC神戸レオネッサと対戦。前半2分、FW菅澤優衣香のゴールで先制すると、同34分にも菅澤が得点を挙げた。前半39分にINACのMF杉田妃和に1点を返されたが、後半3分に菅澤がハットトリック達成となる追加点。後半15分にMF猶本光がダメ押しの4点目を決め、4-1で勝利した。浦和Lは6連勝で勝ち点を27に積み上げ、首位を独走している。

 ジェフユナイテッド千葉レディースは2位日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦。後半9分にMF成宮唯が先制点を決めると、これがそのまま決勝点となり、1-0で勝利した。敗れた日テレは2位をキープしつつも、首位・浦和Lとの勝ち点差は「8」に開いた。

 セレッソ大阪堺レディースは敵地でノジマステラ神奈川相模原と対戦。スコアレスで迎えた後半7分、FW北村菜々美のゴールで先制すると、同17分にFW浜野まい、同31分にMF林穂之香が追加点を挙げ、3-0で完勝した。

 伊賀FCくノ一三重愛媛FCレディースと対戦し、3-0で勝利した。前半34分、FW小川志保の得点で先制。後半29分にMF西川明花が追加点を挙げ、同35分に小川がダメ押し弾を決めた。

 マイナビベガルタ仙台レディースは敵地でアルビレックス新潟レディースと対戦。前半31分、FW白木星のゴールで先制したマイナビは最後までこの1点を守り切り、1-0で勝利した。

9月19日(土)
[ならでん]
伊賀FC 3-0 愛媛L
[伊]小川志保2(34分、80分)、西川明花(74分)

9月20日(日)
[ギオンス]
ノジマ 0-3 C大阪堺
[C]北村菜々美(52分)、浜野まいか(62分)、林穂之香(76分)

[新潟市陸]
新潟L 0-1 マイナビ
[マ]白木星(31分)

[味フィ西]
日テレ 0-1 ジェフL
[ジ]成宮唯(54分)

9月21日(月)
[浦和駒場]
浦和L 4-1 I神戸
[浦]菅澤優衣香3(2分、34分、48分)、猶本光(60分)
[I]杉田妃和(39分)

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[なでしこ]首位浦和Lがエース菅澤の劇的ゴールで5連勝!2位日テレはINACに敗れる:第10節

 プレナスなでしこリーグ1部の第10節が12日、13日に行われた。首位浦和レッズレディースはホームで伊賀FCくノ一三重と対戦した。前半41分、MF猶本光の得点で先制に成功。後半22分に伊賀FCのFW道上彩花に同点弾を許すも、試合終了間際の後半45分にエースFW菅澤優衣香が劇的ゴールを決め、2-1で勝利した。浦和Lは5連勝で首位をキープしている。

 INAC神戸レオネッサは2位日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦し、2-1で勝利した。前半5分、FW田中美南のゴールで先制。同19分にFW岩渕真奈が追加点を挙げた。前半24分に日テレFW小林里歌子に1点を返されたが、その後、両チームに得点は生まれず、INACが逃げ切った。

 アルビレックス新潟レディースは敵地でジェフユナイテッド千葉レディースと対戦した。前半12分、ジェフLのFW大澤春花に先制点を許すも、同18分にMF園田瑞貴が同点ゴール。後半15分にMF川村優理が勝ち越しゴールを決め、2-1の逆転勝利をおさめた。

 愛媛FCレディースはホームでノジマステラ神奈川相模原と対戦し、2-2で引き分けた。前半20分、ノジマのMF石田千尋に先制点を許すと、後半18分にもMF南野亜里沙に追加点を決められたが、後半19分にMF松本苑佳の得点で1点を返し、同44分にFW上野真実が同点ゴール。2-2のドローに持ち込んだ。

 セレッソ大阪堺レディースはホームにマイナビベガルタ仙台レディースを迎え、2-2で引き分けた。前半31分、FW矢形海優のゴールで先制したが、後半16分にマイナビの佐藤瑞夏が同点ゴール。C大阪堺は後半23分、MF林穂之香が勝ち越しゴールを決めるも、同35分にマイナビFW浜田遥にゴールを許し、2度のリードを守り切れなかった。

9月12日(土)
[味フィ西]
日テレ 1-2 I神戸
[日]小林里歌子(24分)
[I]田中美南(5分)、岩渕真奈(19分)

[浦和駒場]
浦和L 2-1 伊賀FC
[浦]猶本光(41分)、菅澤優衣香(90分)
[伊]道上彩花(67分)

[JG堺S1]
C大阪堺 2-2 マイナビ
[C]矢形海優(31分)、林穂之香(68分)
[マ]佐藤瑞夏(61分)、浜田遥(80分)

9月13日(日)
[愛媛球]
愛媛L 2-2 ノジマ
[愛]松本苑佳(64分)、上野真実(89分)
[ノ]石田千尋(20分)、南野亜里沙(63分)

[フクアリ]
ジェフL 1-2 新潟L
[ジ]大澤春花(12分)
[新]園田瑞貴(18分)、川村優理(60分)

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元なでしこFW永里優季が入団会見「昔からいつか男子のチームで…」夢叶え史上初の挑戦へ

会見に出席したFW永里優季(中央)、FW永里源気(右)、永里亜紗乃(左)
 神奈川県2部リーグのはやぶさイレブンに期限付き移籍で加入した元日本女子代表(なでしこジャパン)のFW永里優季が10日、入団会見を行った。女子選手が男子1種チームに加わるという日本サッカー界史上初の「歴史的なチャレンジ」(宇野陽代表)に向け、永里は「男性の中でどれだけできるかというのは正直未知数なところが大きいと感じているが、海外での経験や積み重ねたトレーニングを生かして、チームのためにベストを尽くしていきたい」と意気込みを語った。

 なでしこジャパンの一員として2011年女子W杯優勝に貢献した永里は01年から09年まで日テレ・ベレーザ(現日テレ・東京ヴェルディベレーザ)に在籍し、その後はドイツのポツダム、ボルフスブルク、フランクフルト、イングランドのチェルシーなどでプレー。17年からはアメリカのシカゴ・レッドスターズに所属している。今回の加入は期限付き移籍で、契約上は来春のリーグ戦開幕時にレッドスターズに復帰する形となっている。

 永里は加入に際して「試合や練習をしてみないとわからない部分もあると思うけど、昔からいつか男子のチームやリーグでプレーしてみたいという気持ちがあって、いかにそこに近づけるかを目標にしてきた。このリーグで自分がどれだけできるかという意味では、まったくできないイメージはなく、やってみてわかること、やってみてできることをシャープにイメージできている。自分自身のパフォーマンス、コンディションが年を重ねるごとに上がっているので、その段階でこのチャレンジができることを楽しみにしている」と自信を示した。

 なでしこジャパンの合宿などで男子チームとの対戦は経験しているが、男子チームに入るのは初めてのこと。「男性のチームメートに助けられて良さを出せるので、男性相手にも戦えるというイメージを持っている」とメリットも語った永里は「フィジカルでは劣ると思うので、ポジショニングや細かい駆け引きをして、激しいコンタクトを受けずにプレーする部分は海外で磨いたので通用すると思っている。やりながら(通用する部分を)見つけていけたら」と先を見据えた。

 永里にとってクラブが拠点を置く厚木市は地元だ。兄のFW永里源気も今季から同じチームに所属しており、妹の永里亜紗乃もフットゴルフの選手として在籍している。永里は故郷への復帰について「世界を渡り歩いていて、所属するチームごとに地元出身選手がいて、地元のためにプレーしているのを羨ましいと思っていた。地元にプレーする場があることは子供たちにとっても夢の舞台になると思うし、目指しやすい環境になると思う。厚木で20年間育って、厚木市に育てられたと思うし、30歳を過ぎてから地元に還元したい気持ちが強くなったので、タイミングよく皆さんのおかげで厚木市に貢献できる機会をいただけたことを感謝している」と熱く思いを語った。

 またトップアスリートとして「スポーツ選手の価値」を高める必要性にも気づいたという。きっかけの一つは昨年の女子W杯で最優秀選手と得点王をダブル受賞したアメリカ女子代表のMFミーガン・ラピノーの存在。ピッチ内でトップレベルでありつつ男女格差など社会的な発信も続ける彼女の姿を見ていて「サッカー選手としてサッカーを極めていきたいと言う思いでプレーしてきたが、自分も社会に目を向けていかないといけない、社会に価値を与えるアスリートにならないといけないと感じた」と刺激を受けたようだ。

 会見には兄の源気、妹の亜紗乃も登場。優季の申し出を受けて加入に協力したという源気は「ただ思いつきで言ってるだけなら協力しなかったと思うけど、10年以上前から究極の夢は男子のチームでプレーしたいと聞いていたので、兄として妹の夢を後押ししたいと思った。技術は通用すると思うけど、フィジカルの問題は起きてくるとは思う。ただいろんな人から、その中でも永里優季ならできちゃうんじゃないかという声を聞いた。僕もそっちのほう」と太鼓判を押した。

 亜紗乃も「小さい頃に将来の夢はJリーガーと書いていた。あなた女だよね?って思いつつも、Jリーガーになりたいのかって思っていたので、一歩踏み出せたんだねと思った。びっくりもしないし、良かったねというのが大きい」と心境を吐露。兄との2トップ実現には「2人で2トップはバランスよくない。ちょっと離れていたほうがいい。距離のあるポジションがいいと思う」と現役解説者の立場から辛口コメントも飛び出したが、これには優季も「あながち間違っていない」と笑顔で同調していた。

 加入のニュースはFIFA、UEFA、AFCのSNSでも広く取り上げられ、「こんなに注目されるとは思っていなかったのでびっくりしている」というほどの話題性に。それでも新型コロナウイルスの影響で延期されたリーグ戦が今月20日に控える中、「1部昇格がノルマ」(源気)というチーにおいては元なでしこFWといえども出場機会は保証されていない。

 源気は「チームの競争がある。これからチームメートに認められ、監督に認められてからの出場になる。それはそれで僕自身も楽しみですし、一緒にプレーできたらと楽しみ」とチーム内競争を歓迎し、優季も「通用しなかったらしなかったで道もできると思うし、チャレンジする環境が整ったことが喜ばしい」と謙虚に挑んでいく姿勢を示した。

[なでしこ]首位浦和LはFW菅澤のハットで4連勝!日テレは愛媛Lに5発快勝:第8節

 プレナスなでしこリーグ1部の第8節が5日、6日に行われた。首位浦和レッズレディースは敵地でノジマステラ神奈川相模原と対戦。前半2分、FW菅澤優衣香の得点で早い時間帯での先制に成功すると、同22分にも菅澤がゴールを決めた。前半33分、ノジマのMF平田ひかりに1点を返され、後半23分にはFW松田早和に同点ゴールを許したが、同39分、菅澤がこの日ハットトリックとなる3点目を決め、3-2で勝利。浦和Lは首位をキープしている。

 2位日テレ・東京ヴェルディベレーザは敵地で愛媛FCレディースと対戦し、5-1で勝利した。前半8分、FW小林里歌子が先制点を決めると、小林は同34分、44分にもゴールを挙げ、前半だけでハットトリックを記録。FW植木理子の得点もあり、日テレは4-0で前半を折り返した。後半31分、愛媛LのDF佐藤比香理に1点を返されるも、同36分、MF長谷川唯がダメ押しゴール。日テレは2位をキープし、勝ち点2差で首位浦和Lの背中を追っている。

 アルビレックス新潟レディースはホームにINAC神戸レオネッサを迎えた。スコアレスで迎えた後半1分、INACのDF水野蕗奈に先制点を許すも、同24分にFW児野楓香が同点ゴール。後半33分にも児野がゴールを決め、2-1で逆点勝利をおさめた。

 セレッソ大阪堺レディースはホームでジェフユナイテッド千葉レディースと対戦し、2-2で引き分けた。前半7分にジェフLのMF大澤春花に先制点を許すと、後半2分にもFW大滝麻未に追加点を決められたが、後半25分にFW浜野まいかの得点で1点を返し、同31分にFW矢形海優が同点ゴール。2-2のドローに持ち込んだ。

 伊賀FCくノ一三重は敵地でマイナビベガルタ仙台レディースと対戦。前半23分のMF杉田亜未の先制弾を守り切り、1-0で勝利した。

9月5日(土)
[ニンスタ]
愛媛L 1-5 日テレ
[愛]佐藤比香理(76分)
[日]小林里歌子3(8分、34分、44分)、植木理子(28分)、長谷川唯(81分)

9月6日(日)
[Kスポ]
マイナビ 0-1 伊賀FC
[伊]杉田亜未(23分)

[ギオンス]
ノジマ 2-3 浦和L
[ノ]平田ひかり(35分)、松田早和(68分)
[浦]菅澤優衣香3(2分、22分、83分)

[デンカS]
新潟L 2-1 I神戸
[新]児野楓香2(69分、78分)
[I]水野蕗奈(46分)

[ヤンマー]
C大阪堺 2-2 ジェフL
[C]浜野まいか(70分)、矢形海優(76分)
[ジ]大澤春花(7分)、大滝麻未(47分)

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[なでしこ]浦和Lは3連勝で首位キープ!INACは愛媛Lに5発快勝:第7節

 プレナスなでしこリーグ1部の第7節が29日、30日に行われた。首位浦和レッズレディースはホームでアルビレックス新潟レディースと対戦。前半43分、FW菅澤優衣香のゴールで先制すると、直後の前半アディショナルタイムにも菅澤が決めて前半を2-0で折り返す。後半18分に新潟LのMF滝川結女に1点を返されたが、最少失点に抑えた。2-1で勝利した浦和Lは3連勝で勝ち点を18に伸ばし、首位をキープしている。

 2位日テレ・東京ヴェルディベレーザはホームにマイナビベガルタ仙台レディースを迎えた。前半8分、MF小林里歌子のゴールで早い時間帯の先制に成功。前半を1-0で折り返した日テレは後半16分にMF木下桃香、37分にFW宮澤ひなた、40分にFW長谷川唯がそれぞれゴールを決めて3点を追加した。後半45分にマイナビMF佐藤瑞夏に1点を返されたが、4-1で勝利。日テレは勝ち点を16に積み上げて2位をキープした。

 INAC神戸レオネッサはホームで愛媛FCレディースと対戦し、5-0で快勝した。前半18分、FW田中美南の得点で先制。同42分にMF京川舞が追加点を決めて前半を折り返した。後半に入ってもINACの勢いは止まらず、田中が2点を追加し、ハットトリックを達成。MF中島依美もゴールを決めた。

 ノジマステラ神奈川相模原は敵地でジェフユナイテッド千葉レディースと対戦した。後半6分、ジェフLのFW大滝麻未に先制点を許したが、同16分にMF松原有沙が同点ゴール。後半24分にDF櫻本尚子が勝ち越しゴールを決め、2-1の逆転勝利をおさめた。

 伊賀FCくノ一三重はホームでセレッソ大阪堺レディースと対戦し、2-2で引き分けた。前半4分にMF杉田亜未のゴールで先制。同30分、36分に連続失点して逆転を許したが、後半43分、杉田がこの日2点目となる同点弾を決めた。

8月29日(土)
[三交鈴鹿]
伊賀FC 2-2 C大阪堺
[伊]杉田亜未2(4分、88分)
[C]浜野まいか(30分)、矢形海優(36分)

8月30日(日)
[ノエスタ]
I神戸 5-0 愛媛L
[I]田中美南3(18分、66分、83分)、京川舞(42分)、中島依美(74分)

[浦和駒場]
浦和L 2-1 新潟L
[浦]菅澤優衣香2(43分、45+2分)
[新]滝川結女(68分)

[味フィ西]
日テレ 4-1 マイナビ
[日]小林里歌子(8分)、木下桃香(61分)、宮澤ひなた(82分)、長谷川唯(85分)
[マ]佐藤瑞夏(90分)

[フクアリ]
ジェフL 1-2 ノジマ
[ジ]大滝麻未(51分)
[ノ]松原有沙(61分)、櫻本尚子(69分)

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なでしこジャパンDF清水梨沙が左鎖骨再骨折

清水梨沙の骨折が発表になった
[故障者情報]

 日テレ・東京ヴェルディベレーザは27日、日本女子代表(なでしこジャパン)のDF清水梨沙が検査の結果、左鎖骨再骨折と診断されたことを発表した。全治は8週間を予定。

 また同じく所属するDF土光真代が検査の結果、右膝の前十字靭帯損傷および半月板の損傷と診断されたことを発表。こちらは全治まで8か月を要するという。

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[なでしこ]浦和Lは連勝で首位キープ!日テレは前節に続く大勝で2位浮上:第6節

 プレナスなでしこリーグ1部の第6節が22日、23日に行われた。リーグ6連覇を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザはアウェーで伊賀FCくノ一三重と対戦。FW小林里歌子とMF長谷川唯のゴールで前半を2-0で折り返すと、後半1分に伊賀FCのMF杉田亜未に1点を返されたが、後半に4得点を挙げて6-1で勝利した。日テレは前節・C大阪堺戦(○10-1)の10得点に続くゴールラッシュで勝ち点を13に伸ばし、2位に浮上した。

 首位浦和レッズレディースは敵地でINAC神戸レオネッサと対戦した。後半29分のFW安藤梢の先制点を守り切り、1-0で勝利。浦和Lは2連勝で勝ち点を15に積み上げ、首位をキープしている。

 最下位マイナビベガルタ仙台レディースはホームでセレッソ大阪堺レディースと対戦。FW浜田遥のハットトリックを含む5得点で、5-1で勝利した。今季リーグ戦初勝利を挙げたマイナビは最下位を抜け出し、7位に浮上。一方のC大阪堺は2位から3位に後退した。

 ノジマステラ神奈川相模原愛媛FCレディースと対戦し、2-1で勝利した。0-0で迎えた後半5分にFW南野亜里沙の得点で先制したが、同35分に愛媛LのMF大矢歩が同点ゴール。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、南野がこの日2点目となる決勝ゴールを挙げた。

 アルビレックス新潟レディースはホームでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦。前半19分にFW児野楓香のゴールで先制すると、後半42分に相手のオウンゴールで突き放し、2-0で勝利した。

8月22日(土)
[三交鈴鹿]
伊賀FC 1-6 日テレ
[伊]杉田亜未(46分)
[日]小林里歌子2(29分、53分)、長谷川唯(41分)、宮澤ひなた(51分)、有吉佐織(61分)、植木理子(81分)

[ギオンス]
ノジマ 2-1 愛媛L
[ノ]南野亜里沙2(50分、90+1分)
[愛]大矢歩(80分)

[新発田陸]
新潟L 2-0 ジェフL
[新]児野楓香(19分)、オウンゴール(87分)

8月23日(日)
[セイホク]
マイナビ 5-1 C大阪堺
[マ]浜田遥3(12分、36分、47分)、池尻茉由(20分)、福田ゆい(86分)
[C]北村菜々美(79分)

[ノエスタ]
I神戸 0-1 浦和L
[浦]安藤梢(64分)

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なでしこチャレンジLの検査結果が判明…検体359件すべて陰性

 日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)は14日、チャレンジリーグ(3部相当)に所属する全12クラブの選手・チームスタッフを対象とした第1回公式検査の結果を発表した。

 検査法は唾液での検体採取によるPCR検査で、今月10、11日に実施。検査総数は359件で、すべて陰性だった。

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なでしこGKが練習場の現状に訴え「グラウンドが硬くなり、めちゃくちゃ痛いです」

E-1選手権では最優秀GKに選ばれた山下杏也加
 日テレ・東京ヴェルディベレーザに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)のGK山下杏也加が17日、なでしこリーグ公式サイトに掲載されているブログを通じて、練習場として使用しているヴェルディグラウンドの厳しい現状を紹介している。

 山下は「ゼッタイヨメ」と題したブログの記事(http://www.nadeshikoleague.jp/blog/beleza/2020/0817_1800.html)で練習場に言及。「夏のシーズンになると、よみうりランドの駐車場になります」と述べ、天然芝ピッチに遊園地の利用客が駐車している光景の画像を添付。「駐車場のラインで、ポジションが迷子になります」「そしてグラウンドが硬くなり、めちゃくちゃ痛いです」と訴えた。

 また冬には「イルミネーションの関係でグラウンドの半分のライトが消え、ガソリンで動く小さなライトに変わります。もちろん、ライトが届かない範囲はボールが黒く見えて、たまに消えます」という難しさも。こうした現状を踏まえて山下は「普段から天然芝で練習ができている事はとてもありがたいですが、ゴミが落ちていたり、車が停まっていると、芝を管理して下さる人の気持ちになると悲しくなります」と心境を明かしている。

 来年秋には日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグが開幕予定。山下は「私達は優勝という結果で、何かが変わると信じてこれからも頑張ります」と今季の優勝(6連覇)に向けて意気込みつつ、「来年、WEリーグという女子プロサッカーリーグが始まります。一つでも多くのクラブチームが、環境もプロフェッショナルなチームになる事を願います」と望んでいる。

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[なでしこ]日テレがC大阪堺に10発大勝!浦和Lは首位返り咲き:第5節

 プレナスなでしこリーグ1部の第5節が15日、16日に行われた。リーグ6連覇を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザは、唯一の開幕4連勝で首位に立つセレッソ大阪堺レディースとアウェーで対戦。前半2分にFW小林里歌子が先制点を決めると、7分にMF木下桃香、42分にDF土光真代がそれぞれゴールを挙げる。同43分にC大阪堺のMF北村菜々美に1点を返されるも、3-1で折り返した後半も日テレの勢いは止まらず、FW遠藤純の4ゴールを含めて後半だけで7得点。トータルで10-1とし、大勝した。

 前節の初黒星で3位に後退した浦和レッズレディースはアウェーで愛媛FCレディースと対戦。前半23分のMF水谷有希の先制弾が決勝点となり、1-0で勝利した。浦和LとC大阪堺が4勝1敗の勝ち点12で並び、得失点差で浦和Lが首位に返り咲いた。

 INAC神戸レオネッサは敵地でノジマステラ神奈川相模原と対戦。1点ビハインドで迎えた後半25分、MF仲田歩夢が同点ゴールを決め、1-1で引き分けた。INACは順位を一つ落として、3位となっている。

 アルビレックス新潟レディースはホームで伊賀FCくノ一三重と対戦した。前半33分に伊賀FCのFW道上彩花に先制を許したが、後半39分にFW児野楓香のゴールで追いつき、1-1のドローに持ち込んだ。

 最下位マイナビベガルタ仙台レディースはホームでジェフユナイテッド千葉レディースと対戦し、1-1のドロー。マイナビの今季初勝利は次節以降にお預けとなった。

8月15日(土)
[BMWス]
ノジマ 1-1 I神戸
[ノ]平田ひかり(61分)
[I]仲田歩夢(70分)

[ヤンマー]
C大阪堺 1-10 日テレ
[C]北村菜々美(43分)
[日]小林里歌子(2分、58分)、木下桃香(7分)、土光真代(42分)、長谷川唯(60分)、オウンゴール(67分)、遠藤純(73分、76分、81分、84分)

[新発田陸]
新潟L 1-1 伊賀FC
[新]児野楓香(84分)
[伊]道上彩花(33分)

[ニンスタ]
愛媛L 0-1 浦和L
[浦]水谷有希(23分)

8月16日(日)
[めぐみA]
マイナビ 1-1 ジェフL
[マ]安本紗和子(43分)
[ジ]成宮唯(62分)

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川澄奈穂美がINAC神戸に4年ぶり復帰! 米リーグから期限付き移籍「この困難な情勢の中…」

INAC神戸に復帰するFW川澄奈穂美(写真は2015年)
INAC神戸レオネッサは16日、日本女子代表(なでしこジャパン)FW川澄奈穂美(34)がアメリカのスカイ・ブルーFCから期限付き移籍で加入することを発表した。

 川澄は日本体育大から08年にINAC神戸に加入し、16年までの9シーズンで155試合出場60得点。11年から13年のなでしこリーグ3連覇に大きく貢献した。なでしこジャパンの主力としても11年ドイツ女子W杯優勝、12年ロンドン五輪銀メダル、15年カナダ女子W杯準優勝などに貢献している。

 16年以来、4シーズンぶりの古巣復帰となった川澄。移籍期間は20年末まで。クラブを通じて、以下のコメントを発表している。

「みなさん、こんにちは!川澄奈穂美です。このたび、Sky Blue FCからINAC神戸レオネッサへ期限付き移籍することになりました。この困難な情勢の中、受け入れてくれたINACにとても感謝しています。今年いっぱいの契約ですが、タイトル奪取に向けてチームのために全力でプレーします」

「まだまだ“今まで通り”とはいきませんが、スタジアムやリモートでファン・サポーターのみなさんと繋がり、共に戦っていきたいと思っていますので、熱いご声援よろしくお願いします!」

[なでしこ]C大阪堺が開幕4連勝で単独首位!伊賀FCは待望の今季初勝利:第4節

 プレナスなでしこリーグ1部の第4節が8日から3日間で行われた。開幕3連勝で首位の浦和レッズレディースはホームで同じく開幕3連勝のセレッソ大阪堺レディースと対戦。前半18分、C大阪堺のFW浜野まいかに先制点を許すと、最後まで得点を奪うことができず、0-1で敗れた。浦和Lは今季初黒星で3位に後退。勝利したC大阪堺は唯一の開幕4連勝となり、単独首位に立った。

 INAC神戸レオネッサも開幕3連勝中だったが、アウェーでマイナビベガルタ仙台レディースと対戦し、2-2の引き分け。3勝1分となり、2位につけている。

 日テレ・東京ヴェルディベレーザはホームでアルビレックス新潟レディースと対戦し、2-2で引き分けた。2点ビハインドの後半44分にMF遠藤純のゴールで1点を返すと、後半アディショナルタイム1分にFW小林里歌子が劇的同点弾を決めた。

 開幕3連敗中だった伊賀FCくノ一三重はホームにノジマステラ神奈川相模原を迎えた。前半25分、MF作間琴莉のゴールで先制。同37分にFW道上彩花が2点目、後半3分にMF森仁美が3点目を決め、試合を優位に進めた。試合終了間際にノジマに1点を返されたが、リードを守り切り、3-1で勝利。伊賀FCは待望の今季初勝利を挙げた。

 ジェフユナイテッド千葉レディースはホームで愛媛FCレディースと対戦。両者譲らず、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。

8月8日(土)
[三交鈴鹿]
伊賀FC 3-1 ノジマ
[伊]作間琴莉(25分)、道上彩花(37分)、森仁美(40分)
[ノ]鈴木綾華(90+3分)

8月9日(日)
[めぐみA]
マイナビ 2-2 I神戸
[マ]池尻茉由(60分)、浜田遥(89分)
[I]田中美南(24分)、岩渕真奈(59分)

[浦和駒場]
浦和L 0-1 C大阪堺
[C]浜野まいか(18分)

[味フィ西]
日テレ 2-2 新潟L
[日]遠藤純(89分)、小林里歌子(90+1分)
[新]イ・ヒョギョン(27分)、児野楓香(65分)

8月10日(月)
[オリプリ]
ジェフL 0-0 愛媛L

●なでしこリーグ2020特集ページ

[なでしこ]浦和L、INAC、C大阪堺が開幕3連勝!愛媛Lは1部初勝利:第3節

 プレナスなでしこリーグ1部の第3節が1日、2日に行われた。首位浦和レッズレディースはホームで日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦。開幕2連勝中のチーム同士の対戦は後半10分のDF高橋はなの先制弾が決勝点となり、浦和Lが1-0で勝利した。浦和Lは無傷の開幕3連勝で首位をキープしている。

 INAC神戸レオネッサジェフユナイテッド千葉レディースに2-0で勝利した。後半4分、FW岩渕真奈のゴールで先制すると、同16分にDF三宅史織が追加点。こちらも開幕3連勝で、INACは総得点の差で2位となっている。

 昇格組の愛媛FCレディースはホームに伊賀FCくノ一三重を迎えた。前半11分、伊賀FCのFW道上彩花に先制点を許したが、同27分にFW阿久根真奈が同点ゴールを決めると、後半41分、MF仲松叶実のゴールで逆転に成功。2-1で勝利した愛媛Lは1部初勝利を挙げた。

 その他、セレッソ大阪堺レディースアルビレックス新潟レディースに1-0の勝利で開幕3連勝。ノジマステラ神奈川相模原はFW南野亜里沙の2得点でマイナビベガルタ仙台レディースを2-1で下し、今季初勝利を飾った。

8月1日(土)
[ギオンス]
ノジマ 2-1 マイナビ
[ノ]南野亜里沙2(21分、51分)
[マ]隅田凜(81分)

[新潟市陸]
新潟L 0-1 C大阪堺
[C]矢形海優(58分)

8月2日(日)
[愛媛球]
愛媛L 2-1 伊賀FC
[愛]阿久根真奈(27分)、仲松叶実(86分)
[伊]道上彩花(11分)

[ノエスタ]
I神戸 2-0 ジェフL
[I]岩渕真奈(49分)、三宅史織(61分)

[浦和駒場]
浦和L 1-0 日テレ
[浦]高橋はな(55分)

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WEリーグ、17チームが初年度参入申請! コロナ直撃も“想定以上”「期待を感じている」

メディアブリーフィングを行った岡島喜久子チェア(オンライン会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)
 日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は1日、来年9月に開幕する初年度のリーグ戦に向け、17団体からの入会申請を受理したと発表した。入会申請は7月31日に締め切り。申請団体はチーム運営やクラブ人員体制などさまざまな基準に基づき審査され、10月に参加6〜10クラブが決まる。

 申請チーム名の公表は調整中で、全チームが同意した時点で公表予定。この日、メディアブリーフィングに出席した岡島喜久子チェアによると、なでしこリーグ加盟の12チームの他、5チームは新たに女子チームが立ち上げられる団体で、その中にはJリーグ加盟クラブが8チーム含まれているという。

 7月に就任が決まった岡島チェアは「新型コロナの影響がどれくらい影響があるかと心配していたが、6〜10クラブ以上から申請があり、あらためて期待を感じております」と説明。当初は13チーム程度の申請を想定していたといい、想定以上の申請数となった。審査に向けては「あらゆる角度から検討を重ねて、あらゆる団体とコミュニケーションを取りながらスタートチームを決めたい」と決意を示した。

 WEリーグは日本初の女子プロサッカーリーグ。『Women Empowerment』をテーマに掲げ、6月3日にリーグ名称が発表され、7月1日から正式に発足した。10月に参入クラブが決定した後、来年2〜7月にプレシーズン大会を開催。来年9月に開幕を迎える予定となっている。

 参入基準には、地域名が含まれたチーム名(ネーミングライツは認可)、椅子席5000人以上のホームスタジアムといった要件の他、入会から3年以内に運営法人の役職員の50%以上を女性とすること、役員の少なくとも1人以上を女性とすることも定められている。岡島チェアは審査にあたり「クラブの熱意」や「理念にどれだけ賛同いただけるか」を重視すると述べた。

(取材・文 竹内達也)

[なでしこ]浦和Lは逆転勝利で首位キープ!日テレ、C大阪堺、INACも連勝:第2節

 プレナスなでしこリーグ1部の第2節が25日、26日に行われた。浦和レッズレディースは敵地でアルビレックス新潟レディースと対戦した。前半早々に2失点を喫したが、FW菅澤優衣香の2ゴールを含む3得点で3-2の逆転勝利。浦和Lは連勝で首位をキープしている。

 6連覇を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザマイナビベガルタ仙台レディースに2-0で勝利した。FW植木理子が2得点の活躍で、こちらも開幕2連勝。日テレは総得点の差で2位となっている。

 INAC神戸レオネッサは昇格組の愛媛FCレディースと対戦。後半28分のFW田中美南の先制弾が決勝点となり、1-0で勝利した。INACも2連勝。開幕2連敗の愛媛Lの1部初勝利は次節以降にお預けとなった。

 その他、セレッソ大阪堺レディース伊賀FCくノ一三重に2-1の勝利で開幕連勝。ノジマステラ神奈川相模原ジェフユナイテッド千葉レディースに1-3で敗れ、2連敗を喫した。

7月25日(土)
[新潟市陸]
新潟L 2-3 浦和L
[新]児野楓香(4分)、千野七海(11分)
[浦]菅澤優衣香2(28分、64分)、塩越柚歩(82分)

7月26日(日)
[ギオンス]
ノジマ 1-3 ジェフL
[ノ]南野亜里沙(43分)
[ジ]曽根七海(17分)、成宮唯2(18分、26分)

[松島フ1]
マイナビ 0-2 日テレ
[日]植木理子2(2分、77分)

[ヤンマー]
C大阪堺 2-1 伊賀FC
[C]井上陽菜(26分)、矢形海優(57分)
[伊]安齋結花(29分)

[ニンスタ]
愛媛L 0-1 I神戸
[I]田中美南(73分)

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[なでしこ]6連覇目指す日テレが白星発進!なでしこリーグが約4か月遅れで開幕:第1節

 2020シーズンのプレナスなでしこリーグが18日に開幕した。新型コロナウイルスの影響で約4か月遅れの開幕となった。

 6連覇を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザはホームでノジマステラ神奈川相模原と対戦。終了間際のDF土光真代の劇的ゴールで1-0で勝利した。

 昨季2位の浦和レッズレディースは敵地でジェフユナイテッド千葉レディースと対戦した。FW菅澤優衣香の2ゴールを含めた4得点で、4-2で勝利。首位に立っている。

 昇格組の愛媛FCレディースセレッソ大阪堺レディースは開幕戦で対戦。ホームのC大阪堺レディースは0-2で迎えた後半19分、FW矢形海優が反撃の狼煙となるゴールを挙げると、後半40分にMF林穂之香、後半アディショナルタイムにFW宝田沙織がそれぞれゴール。3-2で逆転勝利した。

 その他、INAC神戸レオネッサアルビレックス新潟レディースが白星発進を決めた。

7月18日(土)
[三交鈴鹿]
伊賀FC 0-1 I神戸
[I]田中美南(54分)

[オリプリ]
ジェフL 2-4 浦和L
[ジ]鴨川実歩(65分)、大澤春花(89分)
[浦]清家貴子(10分)、猶本光(19分)、菅澤優衣香2(37分、49分)

[JG堺S1]
C大阪堺 3-2 愛媛L
[C]矢形海優(64分)、林穂之香(85分)、宝田沙織(90+3分)
[愛]佐藤比香理(12分)、上野真実(61分)

7月19日(日)
[松島フ1]
マイナビ 0-1 新潟L
[新]園田瑞貴(80分)

[味フィ西]
日テレ 1-0 ノジマ
[日]土光真代(90+3分)

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なでしこリーグ、第1回公式PCR検査の結果を公表

 日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)は14日、なでしこリーグ1部・2部に所属する全20クラブの選手・チームスタッフを対象とした第1回公式検査の結果を発表した。検査総数726件のうち陽性確認は0件。724件の陰性が確定し、残り2件は検体不足や検査中で未確定となっている。

 岩上和道理事長は「今回の新型コロナウイルス感染症によってお亡くなりになられた方の御冥福をお祈りし、感染された全ての皆様にお見舞いを申し上げます。また、私たちの命を守り、くらしを支えるために、ご尽力されている、エッセンシャルワーカーの皆様にこの場をお借りして深く感謝いたします。

 当リーグが今シーズンの開幕に向けて実施したPCR検査の結果が出ました。しっかり感染防止と自己管理を続けていただいた選手・チーム関係者に感謝申し上げます。開幕から2節はリモートマッチ(無観客試合)での試合開催となりますが、今後もリーグとチームが協力・連携し、ガイドラインに沿った安全な試合運営に努めてまいります」とコメントしている。

米国在住WEリーグ岡島“チェア”が初会見、次々語ったビジョン「女子選手に老後資金の貯め方を…」

会見に出席した岡島喜久子初代チェア(オンライン会議アプリ『Zoom』のスクリーンショット)
 日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の岡島喜久子初代チェアが13日、日本サッカー協会(JFA)のオンライン会見に出席した。38年間にわたって金融機関で活躍してきたバックグラウンドを生かし、「長期的に成功させていくには、WEリーグの理念に協賛していただけるパートナー企業を探さないといけない」と自立的な経営に意欲を示した。

『Women Empowerment』をテーマとするWEリーグの発足に際しては今月1日、運営団体「一般社団法人日本女子プロサッカーリーグ」が設立。3日の社員総会で、岡島氏が初代代表理事に選任された。呼称は「チェア」に決定。男子Jリーグでは「チェアマン」と呼ばれる役職だが、「マン」が男性を示すため、英語圏で役職者に使われている「チェア」が採用された。

◆サッカー界とのつながり
 1958年生まれの岡島氏は東京都出身。中学2年時に男子サッカー部で競技を始め、その後日本初の女子クラブチーム「FCジンナン」でプレーを続けた。見るほうでも、高校時代は国民体育大会、全国高校選手権大会など1年間に180試合ほどの試合を観戦。1歳年上のJFA田嶋幸三会長が浦和南高で全国制覇を成し遂げた試合も現地で見ていたという。

 早稲田大に進学後はJFAでアルバイトをしながら、79年の日本女子サッカー連盟設立時には初代理事に就任。卒業後は「土曜日が休みだったのが一番大きい」という理由でケミカルバンク(現JPモルガン・チェース銀行)東京支店に就職しながら、日本女子サッカー連盟の第2代事務局長を務めるなど女子サッカーの礎を築いた。

 また選手としては日本女子代表の一員として高倉麻子現なでしこジャパン監督らととも国際大会にも出場。それでも徐々に「サッカーに向けていたエネルギーが仕事に向いてしまった」。91年に結婚を機にアメリカへ渡り、その後は国際証券(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)やメリルリンチなどの外資系金融機関で活躍した。

 WEリーグ発足にあたっては当初、「チェアになるとは思っていなかった」といい、「裏でパートナー企業を探すことだけをお手伝いしようと思っていた」と振り返る。それでも「競技面、事業基盤、社会面から適材だと考えた」とJFA佐々木則夫理事。今後もアメリカに拠点を持つ岡島氏も「ニューノーマルでオンライン会議が一般的になったことで、私でもできる」と就任を決断した。

◆経営面で高まる期待
 金融機関での豊富な経験を持つ岡島氏にとって、当面のミッションは協賛企業の募集だ。JFAから開幕準備に3億円、その後4年間で8億円という予算が組まれているが、持続的な運営のために自立した資金モデルを構築しなければならない。今後の見通しについて岡島氏は「前向きに検討していただいている企業もある。早めに発表できる形に持っていきたい」と述べた。

 また岡島氏は「アメリカの女子のチームがなかなか財政的にうまくいかなかったのは、男子のチームと離れていたことがある」と指摘。「日本はJリーグのチームが女子を持っているところもある。そういうところが(初代加盟チームとして)手を挙げて下さると思うので、Jリーグの手を借りながら成立させていきたい」と期待を語った。

 経営面ではチームだけでなく、選手個人のキャリアプランにも助言をしていく予定だという。岡島氏は「女子選手に老後資金の貯め方、お金の増やし方を一人一人に教えてあげたい。アマチュアとして働いていて給料をもらっていても将来のことを考える余裕はないと思う。若い時から長期で貯めることが大事なのでそのあたりをお伝えしていきたい」と意気込みを語った。

◆問われる観客動員は…
 プロリーグを運営していくにあたり、安定した観客動員は欠かせない要素だ。佐々木理事が6月上旬に明かした構想によれば、当面の間は平均5000人の来場を目指し、10年間で1万人に乗せたいという。果たして、どのような層がターゲットになるのか。

 岡島氏はまず「少女選手に会場に来てほしい」と願う。WEリーグが目指すのは「WEリーガーが夢の職業になる」という理想像。そのためには「少女のチームの試合が土日にあって忙しくてどうしても行けないと聞いている。なんとか都道府県協会とも連携しながらWEリーグの試合を午後遅くにしたりして少女選手に会場に来てほしい」と訴えかける。

 さらに月刊少年マガジンで連載中の女子サッカー漫画『さよなら私のクラマー』(新川直司)の名前を挙げ、「ファンや読者にも会場に来てほしい」と提案。WEリーグを通じて女性の異業種コミュニティをつくり、試合会場で交流するというビジョンも明かし、「会場に来れば楽しいことがあるという魅力を作っていかないといけない」と意気込んだ。

 また選手とファンとの交流も積極的に進めていく予定。「試合以外のところでもっと少女たちと交流する場をつくったり、一般の女性ともサッカーではないヨガなどをするような場をつくったり、交流ができるようにしたい」。そう語った岡島氏は「来てもらって、見てもらって、憧れの存在になってもらえたら」と希望を述べた。

 その他、リーグではクラブ役職員の50%を女性とするという規約(猶予期間3年間)も策定しており、女性の社会進出支援も目指す。「サッカー選手の引退後の受け皿にしたいという気持ちがある」とセカンドキャリアにも思いを向けた岡島氏は「日本人女性は奥ゆかしいというか自分の意見をなかなか言わない。選手はSNSで言ってもいいし、直接話をするのもいい。チームの待遇に文句があるなら言ってもいい。そういう教育をしたい。日本の女性が今までと違う活躍ができる、女性が頑張っているというメッセージを出していけたら」と熱く語った。

(取材・文 竹内達也)

呼称は「チェア」WEリーグ初代トップに岡島喜久子氏が就任! JFA通じて決意表明

呼称は「チェア」WEリーグ初代トップに岡島喜久子氏が就任! JFA通じて決意表明
 日本サッカー協会(JFA)は9日、来年9月に開幕を控える日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の代表理事に岡島喜久子氏が就任すると発表した。Jリーグでは「チェアマン」と呼ばれる役職だが、WEリーグでは「チェア」という呼称になることも決まった。

 JFAによると、1958年生まれの岡島氏は東京都出身。早稲田大卒業後、ケミカルバンク(現JPモルガン・チェース銀行)東京支店、国際証券(三菱UFJモルガン・スタンレー証券)、ファースト・ナショナル・バンク・オブ・メリーランド、リグズ・バンク、メリルリンチなどでキャリアを積んだ。

 サッカー分野では日本女子代表の選手としてプレーするかたわら、1979年の日本女子サッカー連盟設立時に初代理事を務め、84年には同事務局長に就任。海外転勤とともに競技生活を退いていたが、1996年のアトランタ五輪では日本女子代表チームのスカウティング業務を支えていたという。

 岡島チェアはJFAを通じて以下のコメントを発表している。

「WEリーグのチェアを拝命した岡島喜久子です。私は1972年から中学校の男子サッカー部で練習を始め、同じ年にFCジンナンという日本初の女子サッカークラブでプレーし、幸いなことに日本代表にも選ばれました。その後、日本女子サッカー連盟の理事、事務局長として関わらせていただいたわけですが、日本の女子サッカーの幕開けを経験した私が、初めてのプロ化という日本の女子サッカーの新たな一歩を共に踏み出せることを嬉しく思います。

 WEリーグのチェアとして、実現したいことが二つあります。まず、プロのWEリーガーの姿を、サッカーをしている女の子たちの憧れの存在にすること。アメリカでは、女子サッカーの試合にはユニフォームを着た少女プレーヤーがチームメートやコーチと観戦に来ていたり、お嬢さんがサッカー選手だとひと目で分かるファミリーがたくさんいます。サッカーをしている女の子たちをはじめ、さまざまな人々にプレーを見に来てもらうことを大切にしていきたいと考えています。

 そしてこのリーグのもう一つの役割は、リーグ名にも込められている『Women Empowerment』です。日本の女子プロスポーツが発展することは、女の子たちの夢の限界をなくす一つの象徴になると考えています。あらゆる業界で頑張っている女性たちが集う『場』としてコミュニティをつくりながら、サッカーを通じて日本中の女性が元気になるようなメッセージを発信していきたいと思います」

なでしこリーグの再開日程が発表…7月中はリモートマッチ

なでしこリーグの再開日程が発表…7月中はリモートマッチ
 新型コロナウイルスの影響で開催延期となっていたプレナスなでしこリーグの1部と2部の日程が発表になった。

 開幕は7月18日。同26日の第2節まではリモートマッチ(無観客)となり、8月1日の第3節以降は感染拡大状況を鑑みて判断する。

▽1部
第1節
7月18日(土)
伊賀FC 16:00 I神戸[三交鈴鹿]
ジェフL 17:00 浦和[オリプリ]
C大阪堺 18:00 愛媛L[JG堺S1]
7月19日(日)
日テレ 18:00 ノジマ[味フィ西]
マイナビ 17:00 新潟L[松島フ1]

第2節
7月25日(土)
新潟L 18:00 浦和[新潟市陸]
7月26日(日)
ノジマ 16:00 ジェフL[ギオンス]
C大阪堺 18:00 伊賀FC[ヤンマー]
マイナビ 17:00 日テレ[松島フ1]
愛媛L 19:00 I神戸[ニンスタ]

第3節
8月1日(土)
ノジマ 17:00 マイナビ[ギオンス]
新潟L 18:00 C大阪堺[新潟市陸]
8月2日(日)
I神戸 16:00 ジェフL[ノエスタ]
愛媛L 16:00 伊賀FC[愛媛球]
浦和 17:00 日テレ[浦和駒場]

第4節
8月8日(土)
伊賀FC 16:00 ノジマ[三交鈴鹿]
8月9日(日)
マイナビ 15:00 I神戸[めぐみA]
浦和 17:00 C大阪堺[浦和駒場]
日テレ 18:00 新潟L[味フィ西]
8月10日(月・祝)
ジェフL 18:00 愛媛L[オリプリ]

第5節
8月15日(土)
C大阪堺 17:30 日テレ[ヤンマー]
愛媛L 18:00 浦和[ニンスタ]
新潟L 未定 伊賀FC[未定]
8月16日(日)
マイナビ 15:30 ジェフL[めぐみA]
未定
ノジマ 未定 I神戸[未定]

第6節
8月22日(土)
ノジマ 16:00 愛媛L[ギオンス]
伊賀FC 16:00 日テレ[三交鈴鹿]
新潟L 18:00 ジェフL[新発田陸]
8月23日(日)
マイナビ 15:30 C大阪堺[セイホク]
I神戸 16:00 浦和[ノエスタ]

第7節
8月29日(土)
伊賀FC 16:00 C大阪堺[三交鈴鹿]
8月30日(日)
I神戸 16:00 愛媛L[ノエスタ]
浦和 17:00 新潟L[浦和駒場]
日テレ 18:00 マイナビ[味フィ西]
ジェフL 19:00 ノジマ[フクアリ]

第8節
9月5日(土)
愛媛L 15:30 日テレ[ニンスタ]
9月6日(日)
ノジマ 17:00 浦和[ギオンス]
新潟L 18:00 I神戸[デンカS]
C大阪堺 18:00 ジェフL[ヤンマー]
マイナビ 未定 伊賀FC[未定]

第9節
11月1日(日)
I神戸 13:00 C大阪堺[ノエスタ]
未定
マイナビ 未定 愛媛L[未定]
ジェフL 未定 日テレ[未定]
ノジマ 未定 新潟L[未定]
伊賀FC 未定 浦和[未定]

第10節
9月12日(土)
日テレ 17:00 I神戸[味フィ西]
C大阪堺 18:00 マイナビ[JG堺S1]
9月13日(日)
愛媛L 13:00 ノジマ[愛媛球]
ジェフL 16:00 新潟L[フクアリ]
未定
浦和 17:00 伊賀FC[浦和駒場]

第11節
9月19日(土)
伊賀FC 14:00 愛媛L[ならでん]
9月20日(日)
ノジマ 15:00 C大阪堺[ギオンス]
9月21日(月・祝)
新潟L 16:00 マイナビ[新発田陸]
未定
浦和 17:00 I神戸[浦和駒場]
日テレ 未定 ジェフL[未定]

第12節
9月26日(土)
マイナビ 13:00 ノジマ[Kスポ]
C大阪堺 13:00 浦和[JG堺S1]
日テレ 15:00 伊賀FC[味フィ西]

新潟L 12:00 愛媛L[十日町]
ジェフL 13:00 I神戸[フクアリ]

第13節
10月3日(土)
ノジマ 13:00 日テレ[ギオンス]
10月4日(日)
C大阪堺 13:00 新潟L[JG堺S1]
I神戸 13:00 伊賀FC[ノエスタ]
愛媛L 13:00 マイナビ[愛媛球]
未定
浦和 14:00 ジェフL[浦和駒場]

第14節
10月10日(土)
愛媛L 13:00 C大阪堺[愛媛球]
10月11日(日)
日テレ 13:00 浦和[AGF]
新潟L 13:00 ノジマ[十日町]
伊賀FC 13:00 ジェフL[上野]
I神戸 13:00 マイナビ[ノエスタ]

第15節
10月18日(日)
ジェフL 13:00 伊賀FC[フクアリ]
I神戸 13:00 日テレ[ノエスタ]
愛媛L 12:00 新潟L[愛媛球]
未定
浦和 14:00 マイナビ[浦和駒場]
C大阪堺 未定 ノジマ[未定]

第16節
11月7日(土)
I神戸 13:00 ノジマ[ノエスタ]
ジェフL 14:00 マイナビ[フクアリ]
日テレ 14:00 C大阪堺[多摩陸]
11月8日(日)
伊賀FC 13:00 新潟L[上野]
浦和 14:00 愛媛L[浦和駒場]

第17節
11月14日(土)
マイナビ 13:00 浦和[ユアスタ]
新潟L 13:00 日テレ[デンカS]
愛媛L 13:00 ジェフL[愛媛球]
ノジマ 未定 伊賀FC[ギオンス]
未定
C大阪堺 未定 I神戸[未定]

第18節
11月21日(土)
浦和 未定 ノジマ[浦和駒場]
日テレ 13:00 愛媛L[味フィ西]
伊賀FC 13:00 マイナビ[上野]
I神戸 13:00 新潟L[ノエスタ]
未定
ジェフL 未定 C大阪堺[未定]

WEリーグ発足に各界から祝福コメント…MF籾木「憧れに思ってもらえるような存在に」

WEリーグ発足に各界から祝福コメント…MF籾木「憧れに思ってもらえるような存在に」
 日本サッカー協会(JFA)は3日、2021年9月に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグ『WE LEAGUE(ウィー・リーグ)』の設立発表を行った。

 JFAには日テレ・東京ヴェルディベレーザからアメリカのOLレインに移籍が決まったMF籾木結花の他、東京女性活躍担当大臣の橋本聖子氏、スポーツ庁長官の鈴木大地氏、Jリーグの村井満チェアマン、JFA相談役の川淵三郎氏から応援のコメントが寄せられた。

・籾木結花
「現在、海外に遅れをとってしまっていますが、今回の WE LEAGUE立ち上げによってサッカーに専念できる環境が作られると言う事で日本女子サッカー界のリーグのレベルが上がる事が期待されるのではないかと思います。そして私達女子サッカー選手がプロ選手になる事で小さな女の子達にとって憧れに思ってもらえるような存在になりたいと思います」

・橋本聖子女性活躍担当大臣・内閣府特命担当大臣(男女共同参画担当)
「この度のWE LEAGUE発足、誠におめでとうございます。女子サッカーはなでしこJAPANのドイツでのワールドカップの優勝、そして、ロンドンオリンピックでは銀メダルを獲得されました。ロンドンオリンピックの大会は私副団長として会場におりまして、おおいに盛り上がった記念すべき大会だと今でも思い出に残っております。今回発足する WE LEAGUE は女子サッカー選手の高い技術と感動的なプレーだけではなくて、監督やスタッフ・コーチそういった方々の女性の活躍が期待されるという、まさに女性活躍にふさわしいリーグだという風に喜ばしく思っております。併せて、WE LEAGUEは男女共同参画、そして女性活躍の為、政府や関係機関、自治体・企業、そういった様々な機関と連携しながら社会的な大きな課題に取り組んでいくということも聞いておりまして大変嬉しくありがたく思っております。このWE LEAGUEの活動が女性の生涯を通じたキャリア形成や社会地位向上等に大きく寄与して下さる事を心から期待を申し上げてお祝いのメッセージとさせていただきます」

・鈴木大地スポーツ庁長官
「2011年FIFA女子ワールドカップにおけるなでしこ JAPAN の優勝は、東日本大震災で被災された多くの方々に大きな勇気と希望を与え復興を後押しすると共に、日本全体を元気にしてくれました。なでしこJAPANが再び世界一になる為には国内リーグの果たすべき役割は非常に大きいと考えます。日本初の女子プロサッカーリーグ設立は女子サッカーのさらなる普及・強化を進める上での基盤となると共に、女性スポーツ界全体にとっても歴史的な一歩になるのではないかと考えます。女子サッカーにおける新たなチャレンジが女性スポーツ界の活性化はもちろん女性活躍社会の実現への牽引役となって頂く事を期待しております」

・Jリーグ村井満チェアマン
「WE LEAGUE発足、誠におめでとうとございます。本格的な女性活躍社会を先陣をきってスタートされると言う事でその高い志、本当に心から敬服しています。日本においてJリーグとWE LEAGUEが車の両輪のようになって世界を目指していく。そんな姿が共に実現できたら素晴らしいなと思います。地域に根ざした両リーグが日本社会を牽引していく共に好きパートナーとして頑張っていきましょう。よろしくお願いいたします」

・川淵三郎相談役
「2021 年の女子プロサッカーリーグの開幕、誠におめでとうございます。今から30年前、ちょうど僕が協会の会長以下に J リーグの創設について話をしたところ時期尚早、前例がない、成功するわけがないと言われました。この話をはじめに僕に持ってきた時に、女子サッカーは成功するわけがない。前例が無いとは言わなかったけれどもほとんど難しいと言いました。しかしよく考えて見れば30年前先輩から同じような事を言われたな、ということを思い出して、そこで僕の言っている事が180度変わって、しっかり頑張れと。当時僕は後ろを振り向くな、そして泣き言を言うな、弱音を吐くな、愚痴をこぼすなということを自分の心に決めていました。みなさん、この女子プロサッカーリーグの成功の為に後ろを振り向くな、愚痴をこぼすな、弱音を吐くな。そしてそう言う気持ちを持って、成功に向かってみんなで力を合わせて邁進してください。成功を祈っています」

WEリーグ参入なら「役職員の50%は女性」義務化…真の“女性活躍”へ厳格基準

今井純子女子委員長
 日本サッカー協会(JFA)は3日、2021年9月に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグ『WE LEAGUE(ウィー・リーグ)』の設立発表を行った。初年度6〜10チームとなる参入クラブの選定基準では、クラブ運営法人の役職員の50%を女性(入会から3年以内に要達成)とし、役員にも最低一人は女性を登用するよう義務化。日本国内の男女格差の問題を踏まえ、女性の社会進出を促進するための制度設計に踏み切った。

 JFAの田嶋幸三会長は発表会見で「この女子リーグはさまざまな意味で日本の社会を変えていけないだろうか、サッカーのフィールドから社会を変えていけないだろうかと提案しようと考えている」と決意を表明。「女性の社会進出、ジェンダーイコーリティ(性の平等)」を重視するという文脈で、次のように制度の意図を語った。

「スポーツ競技団体でも会社でも女性の割合を決めて目指すことが言われているが、残念ながら到達していないのが現状。ただ、WEリーグではその基準を守らせる。女性自身が参画していく姿勢になる。ただ選手をやれればいいということではなく、自分が日本の女子サッカーを動かしていくということを考える選手を増やしていくことが、まさにサッカー界から発信していく女性の社会進出になる」。

 もっともすでにスタートしている参入クラブの仮申請手続きにおいて、参入を検討している団体からは「そんなに簡単じゃない」という厳しい声も上がっているという。それでも田嶋会長は「どこまで近づけるか。また逆に言えば守らないといけないということがハッキリする。それくらいの覚悟で新たなチームを選定していくことになる」と強い決意を示した。

 またJFAの今井純子女子委員長も「さまざまなところで女性活躍がうたわれているが、なかなか機能して実施されていない。私たちのリーグでは確実に実行していきたい」と宣言。「数を設定するという形だが、結果として『そのほうが自然だね』となっていくことが望み。最初のハードルとして基準を上げておき、それに合わせて取り組んでいく」と意気込みを示した。

 またWEリーグでは、男子のJリーグでは定められていない最低年俸制も採用される見込みが明かされた。近年、国際的な選手組合にあたる国際プロサッカー選手会(FIFPro)によっても女性選手の待遇が悪すぎると指摘されており、世界的な関心事となっている問題だ。

 設定される最低年俸の目安は大卒の初任給程度。今井委員長は「十分とは考えていないが、最低年俸を設定することに非常に大きな意味がある」とした上で、「年俸が男性と同じになるかどうかはいかにリーグの価値を高め、たくさんの人に見ていただいて、応援していただけるか。それが結果についてくる。価値を上げていきたい」と賃金平等に向けても意欲を示した。

(取材・文 竹内達也)

日本初・女子プロサッカーリーグの概要が決定!! 新名称は『WEリーグ』秋春制で21年9月開幕

新たなロゴマークの「ドット」はボール、日の丸、企業などとの連携を表す
 日本サッカー協会(JFA)は3日、2021年9月に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグの設立記者発表を行った。新たなリーグ名は『WE LEAGUE(ウィー・リーグ)』。開催時期は欧州のサッカースケジュールに合わせ、9月から翌年5月までの秋春制となる。

 新名称の『WEリーグ』は「Women Empowerment League」の意味。「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」といった理念や、新たに登場する「女子プロサッカー選手」という職業が確立されることで「わたしたち」(WE)みんなが主人公となるという思いが込められている。

 ①世界一の女子サッカーを②世界一アクティブな女性コミュニティへ③世界一のリーグ価値を—という3つのビジョンのもと、①日本の女性活躍社会を牽引する②日本に「女性プロスポーツ」を根付かせる③日本の女子サッカーの発展に貢献する④なでしこジャパンを再び世界一にする—という4つのミッションを掲げている。

 現行のなでしこリーグはアマチュアリーグとして存続。WEリーグがその上位に位置する。初年度は6〜10チームでスタートし、当面の間はアマチュアリーグとの降格を行わない。算入クラブは10月に参入クラブが決定。21年2〜7月にプレシーズン大会を行った後、同年9月に開幕を迎える予定となっている。

 JFAの田嶋幸三会長は新型コロナウイルス禍での設立について「大変な時に新しいリーグをスタートしていいのかといういろいろな議論があったが、いまこそ踏み切るべきだという結論を出した」と説明。今期の予算で新型コロナウイルス対策の7億円に次ぐ3億円を確保し、「選択と集中をしっかりしながら投資するものは投資する、我慢するものは我慢する。女子サッカーにはしっかり投資をしていこうということ」と方針を述べた。

 また田嶋会長は設立の意義として「なでしこジャパンを強くすることを第一に考えている。しかし、それだけではない。女性の社会進出やジェンダーイコーリティ(性の平等)も含めて常に考え、日本でもっともっとしっかりしていくことがなでしこジャパンを強くし、自立した選手を育成していくことにつながる」と力説。「この女子リーグを通じてさまざまな意味で日本の社会を変えていけないだろうか、サッカーのフィールドから社会を変えていけないだろうかということを提案したいと考えている」と決意を語った。

(取材・文 竹内達也)

なでしこリーグは7月18日開幕! 第2節まで無観客

なでしこリーグは7月18日開幕! 第2節まで無観客
 日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)は2日、今季の1部・2部リーグが7日18日に開幕すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開幕が大幅に延期となっていた。

 第2節までは無観客で開催し、第3節以降は感染拡大状況などを考慮して決定する。開催日、対戦カード、キックオフ時刻、スタジアムは決定次第、発表される。

 また3部リーグにあたるチャレンジリーグEAST・WESTともに8月22日に開幕。同リーグは当初の3回戦総当たり制から2回戦総当たり制への変更がすでに発表されている。

元なでしこ永里が人種差別の経験を明かす「許せないっていう感情は湧いてこなくて」

人種差別について言及したFW永里優季
 アメリカのシカゴ・レッドスターズに所属する元日本女子代表(なでしこジャパン)FW永里優季が2日に自身のツイッター(@Yuki_Ogimi)を更新し、過去に人種差別を受けた経験を明かした。

 アメリカでは現在、さまざまな場所でジョージ・フロイド氏の死に対する抗議デモが続いている。アフリカ系アメリカ人の同氏は先月25日、白人警察官に身柄を拘束された際に首を膝で押さえつけられたことが原因で亡くなっていた。

「ダウンタウンでは、破壊や暴動行為が続いてる。いろんな道、高速道路の出口も封鎖されてる。銃の音もたまに聞こえる。どうやって怯えずに生活できるだろうか?」

 現地の状況を説明した永里は、抗議デモの根底にある人種差別問題についても自身の経験を踏まえて語っている。

「日本人の私にとって肌の色で差別されることに対する感覚を全て理解することはできないと思ってる。でも、海外に住んでいることで差別を経験することはあったから、なんとなくはわかる。彼らに比べたら本当に所詮なんとなくなんだけど、一緒にBetter wayを見つけたいって強く思う」

 永里は「差別する方もされる方も私たちが知り得ない様々な事情があると思っています」とした上で「私の場合は差別された時に許せないっていう感情は湧いてこなくて。全ての国籍違う人が差別してくるわけではなかったから。そこに愛を感じられたら幸せを感じられる。だから、自分が関わる人には、そこに愛を置いて接したい」とつづった。

●海外組ガイド

元なでしこ永里が人種差別の経験を明かす「許せないっていう感情は湧いてこなくて」

人種差別について言及したFW永里優季
 アメリカのシカゴ・レッドスターズに所属する元日本女子代表(なでしこジャパン)FW永里優季が2日に自身のツイッター(@Yuki_Ogimi)を更新し、過去に人種差別を受けた経験を明かした。

 アメリカでは現在、さまざまな場所でジョージ・フロイド氏の死に対する抗議デモが続いている。アフリカ系アメリカ人の同氏は先月25日、白人警察官に身柄を拘束された際に首を膝で押さえつけられたことが原因で亡くなっていた。

「ダウンタウンでは、破壊や暴動行為が続いてる。いろんな道、高速道路の出口も封鎖されてる。銃の音もたまに聞こえる。どうやって怯えずに生活できるだろうか?」

 現地の状況を説明した永里は、抗議デモの根底にある人種差別問題についても自身の経験を踏まえて語っている。

「日本人の私にとって肌の色で差別されることに対する感覚を全て理解することはできないと思ってる。でも、海外に住んでいることで差別を経験することはあったから、なんとなくはわかる。彼らに比べたら本当に所詮なんとなくなんだけど、一緒にBetter wayを見つけたいって強く思う」

 永里は「差別する方もされる方も私たちが知り得ない様々な事情があると思っています」とした上で「私の場合は差別された時に許せないっていう感情は湧いてこなくて。全ての国籍違う人が差別してくるわけではなかったから。そこに愛を感じられたら幸せを感じられる。だから、自分が関わる人には、そこに愛を置いて接したい」とつづった。

●海外組ガイド

元名古屋監督の風間八宏氏、女子3部クラブのテクニカルアドバイザーに就任

元名古屋監督の風間八宏氏、女子3部クラブのテクニカルアドバイザーに就任
 日本女子チャレンジリーグ(3部相当)の静岡SSUアスレジーナは26日、元名古屋監督の風間八宏氏がテクニカルアドバイザーに就任すると発表した。クラブは公式サイトを通じて「クラブの目指すスペクタクルなサッカーへのアドバイスやサッカー大国ドイツでの経験をもとに、クラブ発展のために関わって頂けるとことになりました」と伝えている。

 風間氏も公式サイトでコメントを発表。「地元静岡でともにサッカーに励んできた旧友の三浦哲治代表の強い熱意に押され、同じく旧知の仲である本田美登里監督と選手たちの新たな挑戦を、少しでもサポートできればと思いました。少年・少女からプロ選手、指導者まで多くの方々とつながっていく中で改めて感じてきたサッカーの楽しさ、面白さ、可能性を、みなさんと共有していけたらと思います」と意気込みを述べている。

なでしこリーグ、全32クラブへの活動自粛要請を解除

 日本女子サッカーリーグは26日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されたのを受け、なでしこリーグ所属32クラブに対して行っていたチーム活動の自粛要請を解除したと発表した。

 リーグ側は当初、5月31日までの活動自粛を要請していたが、緊急事態宣言解除が早まったことで早期解除を決断した。同リーグでは6月28日までに行われる予定の1部・2部リーグ全試合延期を決定。なでしこリーグカップの中止も決めている。

なでしこ10番FW籾木結花が電撃渡米! 9年間お世話になった日テレ・ベレーザへ感謝の思いも

なでしこジャパン10番FW籾木結花が電撃移籍
 日テレ・東京ヴェルディベレーザは22日、FW籾木結花(24)がアメリカ女子サッカーリーグのOLレインに完全移籍することを発表した。

 日本女子代表(なでしこジャパン)やクラブで10番を背負うエースは、中学進学とともに日テレ・メニーナに入団。中学3年で日テレ・ベレーザでトップチームデビューを飾った。昨季はクラブの2シーズン連続3冠に貢献。なでしこジャパンとしても昨年フランスで行われた女子ワールドカップに出場した。

 クラブ公式サイトを通じ、籾木は「背中を押してくれた東京ヴェルディという大きなクラブのスタッフの方々に感謝を伝えたいと思います」とクラブへの思いを吐露。「このクラブでなければできない貴重な経験ばかりで、だからこそ私はサッカー選手としても、一人の人間としても成長することができたと思います」と感謝を伝えた。

 黄金期をともに支えるチームメートにも思いを伝える。「今回の移籍の件をみんなに伝える時は、色々な感情が混ざり合い、今までに経験したことのない気持ちになりました」と葛藤もあったというが、「みんなの反応を見ることに怖さがありましたが、私の決断を受け入れ、背中を押してくれたことが心から嬉しかったです。本当にありがとう」と気持ちを明かした。そしてサポーターに向けてもメッセージを送っている。

「ファン・サポーターの皆様には突然のご報告となり、申し訳ありません。今季はベレーザで戦うと心に決め、準備をしていた身でありながら、1試合も出場せずに渡米することを申し訳なく思っています」

「中学3年生で初めてベレーザのメンバーとして試合に出てから、どんな時も、勝つ喜びや勝てない苦しさを皆さんと共有してきました。皆様の温かい言葉の一つひとつがなければ今のベレーザも私もなかったと思います。皆様とともに戦えて本当に嬉しかったです。ありがとうございました」

「最後に、この世界的危機の中、私にオファーを下さったOL Reignにも感謝の気持ちを伝えたいと思います。OL Reignは素晴らしい選手が集まるクラブです。私が成長するために最高の環境があると信じています。その環境に感謝をするだけでなく、自分のプレーでOL Reignというクラブにも恩返しをできるように頑張りたいと思います」

「私にとって、今回の決断はとても大きな決断でした。このチャンスを自分の手で掴み、アメリカで多くのことを学び、身長は変わりませんが、ひと回りも二回りも大きくなって皆様にその姿を見せたいなと思います!」

「多くの方に支えられ、多くの人に応援してもらっていることを忘れず、そして感謝の気持ちを忘れず、頑張ってきます。本当にありがとうございました」

以下、プロフィール
●FW籾木結花
(もみき・ゆうか)
■生年月日
1996年4月9日(24歳)
■身長/体重
153cm/49kg
■出身地
アメリカ
■経歴
バディFC-日テレ・メニーナ-日テレ・ベレーザ
■2019シーズン出場歴
なでしこリーグ1部:17試合4得点
なでしこリーグカップ1部:4試合2得点
AFC女子クラブ選手権:2試合0得点
皇后杯:5試合0得点

なでしこ川澄がツイッター社に「私は何のレッテルを貼られたの?!!」

ツイッターに公式マークが付いたことを報告したFW川澄奈穂美
 アメリカのスカイ・ブルーFCに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)FW川澄奈穂美が8日、自身のツイッター(@NahoKawasumi_9)を更新し、アカウントに公式マークが付いたことを報告した。

 これまで公式マークがなかったという川澄。同日にツイッターで「名前の横に青のチェックマークついてる!!!昨日はなかったのに!!!なにこれ!!!誰がつけたの?!!どーやってつけたの?!!私は何のレッテルを貼られたの?!!Twitter社様ありがとうございますぅぅぅぅ!!!!!ぬおーーー!!!」と興奮した様子で喜びをつづっている。

 続けて「これが噂の公式マークなんですね これでみんな私を川澄奈穂美だと思ってくれるということか 本当はニセモノだということも知らずに…フフフ…」と冗談交じりにコメントしつつ、ハッシュタグで「#冗談です」「#本人です」「#チェックマーク外さないでください」「#ブラックリストに入れないでください」「#フォローありがとうございます」と付け加えていた。

なでしこリーグ、全32クラブに活動停止期間延長要請

 日本女子サッカーリーグは5日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の対象期間が延長されたのを受け、なでしこリーグ所属32クラブに対してチーム活動の休止期間延長を要請したと発表した。

 リーグ側は当初、5月6日までのチーム活動の休止を要請していたが、今回の期間延長で5月31日までとなった。同リーグではすでに、6月28日までに行われる予定だった1部・2部リーグ全試合を延期。なでしこリーグカップの中止も決めている。

アメリカ女子代表の訴え認められず…主力選手が次々抗議「決して諦めない」

今春の国際大会では抗議を示してユニフォームを裏返していたMFミーガン・ラピノー(写真右)ら
 アメリカ女子代表の選手が男子代表と賃金格差の是正を求めていた訴訟で、カリフォルニア州の連邦地裁は1日、損害賠償請求を退ける略式判決を出した。『CNN』などによると、選手団の代表者を務めるモリー・レビンソン氏は「決定にショックと失望があるが、平等な賃金を求めて努力をやめることはない」と述べ、上訴する意向を示している。

 2019年の女子ワールドカップでゴールデンボールと得点王の2冠に輝いたMFミーガン・ラピノーは公式ツイッター(@mPinoe)で「われわれは平等への闘いを決して諦めない」と投稿。エースストライカーのFWアレックス・モーガン(@alexmorgan13)は「この知らせに失望しているが、これがわれわれの平等を巡る戦いを妨げたりはしない」と述べた。

 訴訟は2019年3月、アメリカ女子代表の28選手がアメリカサッカー連盟に対し、同等の仕事を行っている男性代表と女性代表の選手に賃金格差があるとして、6600万ドル(約70億円)の損害賠償を求めていた。今回の判決では、女子代表が過去に男子代表と異なる賃金形態を求めたとして、同じ条件を遡及させることは認められないとされた。

 一方、同じように不平等が指摘されていた遠征などにおける労働条件、チャーター便、ホテルなどの宿泊施設、医療支援、トレーニング支援については今回の判決の対象外。次の裁判は6月16日に予定されている。

なでしこ鮫島が川澄の“年齢詐称”を指摘

DF鮫島彩(右)がFW川澄奈穂美にツッコミ
 INAC神戸レオネッサに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)DF鮫島彩が1日、自身のツイッター(@sharkaya)を更新し、FW川澄奈穂美(スカイ・ブルーFC/アメリカ)の“年齢詐称”を指摘した。

 鮫島は4月27日に「選手として"今だからこそ"できることを!」という想いから、ケアトレーナーとコラボしたオンライントークイベントを開催することを告知。参加者を募っていた中、28日に川澄(@NahoKawasumi_9)が「さめちゃんのオンライントークイベント 20代・女性・川澄奈穂美 応募しました」と表明していた。

 しかし実際は34歳だったことから、鮫島は「年齢詐称者は落選です‍️笑」とツッコミ。続けて「そんな私はナホナガトークの常連さん」と、川澄とFW永里優季(シカゴ・レッドスターズ/アメリカ)が行っているオンライントークイベントのファンであることを明かした。

 なお、鮫島は今月3日にも女子アスリートのオンライントークイベント『Women’s ATHLETE session』を開催。先着90名限定となり、参加費(1000円)は新型コロナウイルス緊急支援募金に全額寄付される。

国際プロ選手会、女子サッカー支援の姿勢強調…あえて“コロナ禍”に伝えた意味

2019年の女子W杯を制したアメリカ代表
 国際プロサッカー選手会(FIFPro)は29日、女子サッカーに関する調査『Raising Our Game』を公表し、労働基準や大会規定などさまざまなグローバル基準を構築するよう求めた。新型コロナウイルスの世界的流行でサッカー界が停滞を強いられている中、当初予定していた2月の公表を控えていたが、今回はあえて「パンデミックの最中に公開することを決めた」という。

 FIFProのヨナス・バエル・ホフマン事務局長は、この時期に公表した理由について「非常に不確かで、心配が絶えない時期にこのレポートを発表していることを理解している。しかし、われわれはサッカー選手に指針を示す責任、ならびに彼らの産業への責任を負っている」と説明した。

 その上で「われわれはこの新型コロナウイルスのパンデミック後に産業をリスタートするため、あらゆる利害関係者と協力体制を組んで、一致団結したやり方で関係づくりを行っている。なかでも多くの場合でわずかな報酬と補償しかない中、女子サッカーに多くの時間と情熱を注いできたプロ選手たちは再建プロセスの中心になる」と女子サッカー関係者への支援の必要性を強調した。

 調査では各国リーグ、クラブ、スポンサー、大会主催者からFIFAや地域連盟を通じて得たデータの他、18か国186人の各国代表選手にも独自の聞き取りを実施。世界中の女子リーグ、女子クラブではプロ意識に差があり、シーズンが短すぎることや財政上の問題が選手に転化されていることが「頻繁にある」ことが分かったという。

 調査対象者からはリソース不足の声が上がっており、78%は所属クラブが明確な成長戦略を持っていると認識していなかった。その背景には「クラブの透明性と選手のコミットメントに欠如がある」とのことだが、「最悪の場合、クラブに戦略がないことを意味している」との危機感もにじませた。

 一方、女子サッカーへの商業的な関心は高まっており、トップクラブの賃金は上昇傾向にあるとようだ。その流れを受けてFIFProは「長期的な成功を確実なものにするために、それを支える適切な構造と持続可能なリソースが必要だ」と指摘。女子部門のアマンダ・バンダーボルト氏は「現状の勢いを変革に変える手助けとなることを望む」と述べている。

FIFProが発表した主な提言は以下のとおり

・グローバルな労働基準の確立。プロ選手が適切な契約、補償、労働負担、トレーニング、試合環境、健康と安全基準、結社の自由、治療へのアクセスなどを保証すること。

・グローバルな国際トーナメント基準の確立。これによりクラブチーム、代表チームの両方において、トップレベルの国際大会に参加する選手が保護され、平等に良い状態でパフォーマンスを発揮できるようになる。

・世界中のサッカー選手がスポーツを進歩させるために公平な発言ができるような、一般的な産業基準と同様の団体交渉権。

・プロ選手が長く、持続可能なキャリアを楽しむことを可能とするため、グローバルなクラブチームと代表チームの競技形式とスケジュール。

なでしこリーグは6月28日まで開幕延期…リーグ杯は中止が決定

なでしこリーグカップは中止となった
 日本女子サッカーリーグは28日、新型コロナウイルスの感染予防と拡散防止のため、なでしこリーグ1部・2部の開幕を6月28日まで延期すると発表した。あわせて、8月下旬にかけて行われる予定だったなでしこリーグカップの全日程中止も決まった。

 なでしこリーグは当初、3月の開幕日から5月下旬までに第1〜9節を消化する予定だった。今回の決定により、これらがすべて延期となった形だ。翌第10節の開催予定日は8月29、30日。それまでの間に開幕を目指すとみられる。

 公式発表によると、7月以降の試合開催は新型コロナウイルスの状況やサッカー界の状況を踏まえ、あらためて協議するという。

 なお、下部リーグにあたるチャレンジリーグEAST・WESTは、当初の3回戦総当たり制から2回戦総当たり制に変更。5月2、3日に予定していた第5節までの中止が決まった。また6月中に行われる第12節までは延期。7月4日以降の開幕を目指すという。

日本女子サッカーリーグが全32チームに5月6日までの活動自粛要請

日本女子サッカーリーグが全32チームに5月6日までの活動自粛要請
 日本女子サッカーリーグは9日、政府から出された新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を受けて、5月2日より開催を予定していたプレナスなでしこリーグ1部2部、プレナスチャレンジリーグEAST/WESTの延期を決定した。今後の開催のめどはついておらず、決定し次第の発表となる。

 また所属する全32チームに対し、5月6日までのトレーニングを始めとしたチーム活動の自粛を要請。リーグ理事長の岩上和道氏は「一日も早く日常を取り戻し、皆さんに最高の試合、プレーを見せられるよう、今できることに取り組んで参ります」とコメントした。

元なでしこFWが鍛え抜かれた“上半身裸”肉体美を披露!Jリーガーも「まじかよ!」

元なでしこFWが鍛え抜かれた“上半身裸”肉体美を披露!Jリーガーも「まじかよ!」
 アメリカNWSLのシカゴ・レッドスターズに所属するFW永里優季がツイッター(@Yuki_Ogimi)を更新し、トレーニングの様子を公開。鍛え抜かれた上半身の肉体美を披露している。

 永里は新型コロナウイルスの影響でロックダウン生活が25日目に突入したことを報告。「25℃まで急に上がって蒸し暑くて室内サーキットトレーニングしんど過ぎたけど、今日も無事に生き延びた」「いろんなこと考え感じる日々。なんのこれしき!」と現状をつぶやいた。

 この投稿にファンも「肩甲骨って、こんなに動くの!??????」「羽が生えてるみたい」といった驚きの反応。川崎フロンターレのMF齋藤学も「まじかよ!」と返信している。

[なでしこ]4月26日までに開催予定のすべての試合が開催延期に

 日本女子サッカーリーグは25日、新型コロナウイルスの影響により、4月4日から4月26日に開催予定のすべての試合(リーグ1部第3節~第5節、リーグカップ予選グループ第1節、2部第3節~第5節、チャレンジリーグEAST/WEST第1節~第4節)について、開催延期を決定したことを発表した。なお、延期が決定した試合の代替開催日およびチケットの取り扱いは決定次第、発表される。

 プレナスなでしこリーグは今月21日に開幕する予定だったが、10日に第2節までのリーグ戦が中止・延期になることが発表されていた。

ナイキの新たな挑戦になでしこ戦士がサポート約束「女子サッカーを支えていると言っても過言じゃない」

ナイキの新たな挑戦になでしこ戦士がサポート約束「女子サッカーを支えていると言っても過言じゃない」
 未来の日本女子サッカー界を担う「ファントム」を探せ!女性アスリート支援に力を入れるナイキフットボールの新たな試みである「ファントムキャンプ」がセカンドステージに突入。1月に実施されたファーストステージにおいて選出された藤野あおば(十文字高1年)と愛川陽菜(神村学園高1年)の2人が、浦和レッズレディースの沖縄キャンプに特別参加した。


●愛川陽菜(神村学園高1年)
「普段の練習では感じることができないプレースピードだったり、フィジカル的なところが凄かったです。動きの部分で勉強になりました。まだ高校1年生なので、大人の人たちのプレーを盗んで、これからの高校サッカーに生かしていきたいです」

「(浦和レッズレディースは)キャプテンの柴田華絵さんが神村学園の卒業生。憧れていた先輩のところで機会を得られることで、目指していた人とこうやって出来ることがとても嬉しかった。縦関係の時に守備のことで後ろからアドバイスを貰ったり、指示してもらったのでやりやすかったです」


●藤野あおば(十文字高1年)
「次のプレーに向かうためのボールコントロールが前回のキャンプに参加する前よりは増えてきたと思います。前回来てくださった永里(優季)さんの動画をよく観させてもらっている。代表でも年上の人と試合をすることが多い。FWは対人とかが多いと思うので、毎回帰ってくるたびに体の課題が残るので、それは普段から意識しています」

「今日はプレースピードだったり、強度だったり、普段感じられないことを感じれました。監督にもボールを持った時にまずはゴールに向かうようにアドバイスを貰いました。自チームでも前を向かないFWは怖くないと言われていて、今回、自分が出来るものは挑戦して、結果として得られたものをチームに帰って練習していきたいです」


南萌華
「自分が高校1年生の時を思い出したんですけど、あんなに堂々とプレー出来なかった。最初は緊張していたのかなと思いましたけど、ゲーム形式になってからは話しながら頑張っていたのかなと思います」

「上手い選手とプレーできることは上手くなる近道。人のものを盗むのはタダですし、一番は同じポジションのプレーを見て勉強すること。真似できないプレーはあるけど、近くで見ているとこうやるんだとか、コツが分かったりする。自分も真似して出来ないことも多かったけど、積み重ねが大事かなと思います」

「ナイキさんにはスパイクとかはアンダーの時からサポートして頂いている。またこういうプロジェクトがあるように、女子サッカーをナイキさんが支えていると言っても過言じゃない。こういう企画には自分も出来る限り協力していきたいと思います」




菅澤優衣香
「なるべく高校生がボールを持った時はなるべく近くでプレーしようと思いました。緊張しているのかなというのはあったけど、技術はちゃんとしているし、全然差はなくプレー出来るのかなと感じました。ただもう少し積極性はオフのところでもあってもいいのかなと感じました。サッカーの時も感じたことがあるなら言ってもらっていい。今のうちから積極的にしゃべることが大事なのかなと思います」

「でも自分がそのときどうだったんだろうと考えると、たぶん同じだった。きっとなでしこリーグでやっている選手を相手にしたら喋れないと思います。自分も振り返ると、澤元選手ともっと自分から話しかければよかったなと思います。」

「若い時に目指しているレベルの選手とプレーすることはプラスになる。逆算して今何をしなければいけないかが見えてくるので。こういう機会を設けてもらうのは高校生からしたら嬉しいことだと思う。逆に自分たちも若い選手とやることで今の高校生の上手さを感じることが出来るので、魅力的な活動だなと感じています」




●森栄次監督
「2人の感想?非常にいい。こういう企画も面白いし、彼女たちが肌で感じるものがあると思う。続けていってほしいですよね。(藤野は)彼女は昔から知っていた。筋肉の付き方が他の選手と違っていて、男子の中に入ってもあのスピードは普通に出来ると思います。今日も当たっている選手が代表選手の南だった。こういうレベルなんだと肌で感じながら下のところがレベルアップしていく。裾のレベルアップに繋がれば、女子サッカー界ももっと活性化すると思います」

(取材・文 児玉幸洋)

女子高校生「ファントム プレイヤー」が浦和レッズレディースの沖縄キャンプに特別参加!

女子高校生「ファントム プレイヤー」が浦和レッズレディースの沖縄キャンプに参加!
 未来の日本女子サッカー界を担う「ファントム」を探せ!

 女性アスリート支援に力を入れるナイキによる新たな取り組み、女子高校生に焦点を当てた「ファントムキャンプ」がセカンドステージに突入。ユニフォームサプライヤーとしてナイキがサポートする浦和レッズレディースの沖縄キャンプに“ファントムプレイヤー”が特別参加した。

 「ファントム」とは決められた役割で動くのではなく、ゲームを掌握し、決定的な仕事をこなすプレーヤーのこと。これまでは男子高校生から逸材を発掘してきたが、今回、初めて女子高校生に焦点を当てて行われることになった。

 1月に都内で実施された「ファントムキャンプ」のファーストステージには、ナイキがスポンサードする第28回全日本高等学校女子サッカー選手権大会の優秀選手の中から選出された8人が参加。その中からゲストとして参加したなでしこジャパンの三浦成美と宮川麻都により、藤野あおば(十文字高1年)と愛川陽菜(神村学園高1年)の2人が「ファントム プレイヤー」として選出されていた。


 みぞれ交じりのあいにくの天気だった「ファントムキャンプ」のファーストステージとは一転、この日は沖縄らしい陽気な天気。やや緊張気味の2人も選手から優しく声をかけられ、ボトルの水を手渡されると、はにかむような笑顔を見せる。ナイキの新スパイクである『ファントム ビジョン 2』で足を包んだファントム プレイヤーの2人は、ウォーミングアップで身体と緊張をほぐしていった。



 ゲーム形式の練習では愛川が左MFを担当。チームメイトになった菅澤優衣香とのパス交換でゴールに迫る動きをみせるなど、高いレベルへの適応力があることを示す。一方の藤野はセンターFWの位置に入ると、序盤こそ固さもみえたが、森栄次監督から「打ってもいいんだよ」と声を掛けられると、積極的にゴールを目指すようになり、パス交換からゴールを決めるなど、こちらも必死のアピールを続けた。

 菅澤は愛川について「緊張しているのかなというのはあったけど、技術はちゃんとしているし、全然差はなくプレー出来ていたと感じました」と感心。藤野と対峙した南萌華も「シンプルに上手だなと思いました。体も強いし、ボールを奪われないところはすぐにレッズでも出来るんじゃないかな」と実力に太鼓判を押した。


 2人はファントムキャンプの日程を無事終了。「プレーの幅が広がった」と感謝する愛川は、「普段の練習では感じることができないプレースピードだったり、フィジカル的なところが凄かった。勉強になりました」。藤野も「いつもよりリアクションの方が多くて、いつもやらないことを経験できた。普段感じられないことを感じられたので良かったです」と充実の汗をぬぐった。


 高校1年生とは思えぬ完成度の高さに目を丸くした森監督も「こういう企画は面白いですよね」とイベントの重要性を強調。「彼女たちが肌で感じるものがあったと思う。女子サッカー界の裾のレベルアップに繋がれば」と更なる活性化を期待した。

 女子高校生にとっては夢のような体験となった今回のプロジェクト。ただ愛川が「これからの高校サッカーに生かしていきたい」、藤野が「結果として得られたものをチームに帰って練習したい」と話したように、経験をどう生かすかが重要になる。「ファントム プレイヤー」の真価はこれからにかかっている。

(取材・文 児玉幸洋)

なでしこリーグ開幕延期…3月中のリーグ戦中止が決定

なでしこリーグ開幕延期…3月中のリーグ戦中止が決定
 プレナスなでしこリーグは10日、今月21日に開幕するはずだったリーグ戦の延期を発表した。新型コロナウイルスの影響によるもので、3月29日の第2節までのリーグ戦が中止・延期となる。

 リーグは「今シーズンの開幕を楽しみにお待ちいただいておりましたファン・サポーターの皆様、事情をご賢察の上、ご理解いただきたくお願い申し上げます」とコメント。代替開催日およびチケットの取り扱いは決定し次第、発表になる。

「これからは母として」元なでしこDF岩清水梓が雛祭りに第一子出産

DF岩清水梓がママに
 日テレ・ベレーザは4日、DF岩清水梓に第一子となる長男が誕生したことを発表した。

 昨年10月14日に一般男性との入籍、妊娠を発表していた。岩清水はなでしこジャパンの守備の要に君臨し、11年には女子ワールドカップ優勝に大きく貢献。12年ロンドンオリンピック銀メダルや15年カナダワールドカップの準優勝を経験し、一時代を築いた主力の一人。クラブを通じて、以下のコメントを発表している。

「3月3日の雛祭りに、無事男の子を出産しました。母子ともに健康です。予想以上に長い陣痛に耐える中、隣で支えてくれた夫の存在にはとても感謝しています。そして私たちの元に産まれてきてくれた元気な子に、これからはたくさんの愛情を注いでさらに笑顔溢れる家庭を築いていきたいと思います。

 これからは母として分からないことだらけの毎日が待っていますが、周りの皆さまに見守りご支援いただきながら、家族全員で成長していきたいと思います。そんなあわただしい日々の中でも、少しずつ選手としての身体を取り戻し、ピッチに戻ってまた応援してもらえるようがんばります」

 岩清水は結婚発表の際、今後の現役生活について「来シーズンの現役復帰を目指します」と続行の意志を伝え、「男子選手にとっては当たり前の光景である我が子を抱えながらの選手入場、これが今のわたしの夢です」と述べていた。

現役引退の元なでしこFW大野忍、古巣のテクニカルコーチに就任

大野忍さんがINAC神戸のテクニカルコーチ就任
 INAC神戸レオネッサは1日、元なでしこジャパン(日本女子代表)FWの大野忍さん(36)がINAC東京(INAC神戸レオネッサ育成組織)のテクニカルコーチに就任することを発表した。

 大野さんは1999年に日テレ・ベレーザの下部組織からトップチーム昇格を果たし、2011年1月にINAC神戸に移籍。その後、2012年12月にリヨン、ASエルフェン埼玉を経て、2014年2月からアーセナルと海外でもプレーし、2015年1月にINAC神戸に復帰。2018年1月にはノジマステラ神奈川相模原へ移籍し、昨季限りで現役引退していた。

 また、なでしこジャパンとしても活躍した大野さんは、2011年にドイツで行われた女子ワールドカップで全試合に先発出場し、初優勝に大きく貢献。2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪、2015年女子W杯にも出場した。

 クラブ公式サイトを通じて「精一杯頑張りたいと思っていますし、将来、INAC神戸でプレーする選手を育てられるよう努力していきたいと思います。自分の経験や培ってきた技術など、言葉だけでなく、しっかり見せることで伝えていけるように努力して、自分自身が教える事に責任をもってやっていきたいです」と意気込みを語った。

なでしこ不動のボランチに成長…三浦成美独占インタビュー「いろいろ言われることはあるけど」

三浦成美
 2020年、いよいよ東京オリンピックイヤーに突入した。日本女子代表(なでしこジャパン)にはメダル獲得の大きな期待がかかることになる。そんななでしこジャパンで不動のボランチに君臨するのが三浦成美だ。昨年のワールドカップでは全4試合に出場。欠かすことのできない戦力となった成長著しい22歳を直撃した。(取材日1月15日)

―昨年終盤は日テレ・東京ヴェルディベレーザの試合になでしこジャパンの試合が重なる超過密日程を消化されました。お正月はしっかりと休まれましたか?
「はい、しっかり休めました。でも12月もそうでしたが、卒論が多く残っていて……。実は、まだ終わっていないんです(笑)。テストもありますし、過密日程でしたが、大学の方も結構ヤバかったので、本当に時間を有効に使ってという感じでした。お正月もそれで時間を取られてしまいました」

―そんな状況で11月末からアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のプレ大会、E-1選手権、皇后杯を戦われていたんですね。
「でも大変でしたけど、自分には意外と合っているなと思いました。何より試合がいっぱい出来たことがよかったです。最後の皇后杯の決勝の時はみんなボロボロだったけど、全員の力がまとまって、自分たちのサッカーをやって締めくくることが出来たことが一番気持ち良かったと思います」

―昨年はワールドカップなど様々な経験をされました。三浦選手個人としても大きな飛躍を遂げる1年になったのではないですか?
「私もいろんな経験をさせてもらった一年だったなと思います。ワールドカップは全てが初めての経験で、世界のレベルを痛感させてもらいました。あんなに悔しい経験をしたことが人生で初めてだったので、そこからまた自分を見つめ直すきっかけになりました」

―2016年にU-20ワールドカップも経験されていると思いますが、やはり違いましたか?
「全く違いました。相手の速さ、強さは親善試合で感じていたけど、それ以上にワールドカップという大会規模、サポーターの雰囲気が全然違っていました。いろんな方からメッセージを頂けて、勝手にパワーが出てくるという感覚も初めてでした」


―三浦選手が契約するナイキは、女子アスリート支援に力を入れています。今後の飛躍を目指すためにも心強いですね。
「女子を取り上げてくれて、価値が上がっていくということは素晴らしいことだと思います。私も普段の態度であったり、サポーターと関わるときの一言はこれからの女子サッカーに影響すると思っています。自分は親しみやすいと思って貰えるようなプレーヤーになりたいので、オフの間のイベントに参加させてもらえることはとても嬉しい。これからも自分らしく、いろんな人とかかわっていきたいです」

―ナイキはサッカーで言うと、女子の高校選手権をスポンサードしています。日テレ・メニーナ出身の三浦選手からみて、選手権はどのような大会に見えましたか?
「憧れはめちゃめちゃありました。同じ時期に(私たちが出場する)クラブユースと高校選手権があるんですけど、選手権はすごくテレビで取り上げられているのに、こっちは全くでしたから(笑)」

―やはりそうだったんですね(笑)。ただ今は注目され続ける立場。結果を残し続けないと厳しい意見も聞こえてきます。
「(なでしこジャパンについて) いろいろ言われることはあるけど、中でやっている選手は成長を感じています。お互いが共通理解を持って一個ずつ階段を上っている感覚もあるので、そこは気にせず、自分たちの目標を見ながらやれているなと思います。今年は東京オリンピックがある。そこはもちろん出て活躍するというのが一番の目標。そのためにもあと半年、自分のやるべきことを整理して、一個ずつ積み重ねていければいいなと思っています」

(取材・文 児玉幸洋)

日テレ・ベレーザ新キャプテンはDF清水梨紗に! なでしこジャパン不動のサイドバックがチームを牽引

DF清水梨紗が日テレ・ベレーザの新キャプテンに
 日テレ・東京ヴェルディベレーザは11日、2020シーズンのキャプテンがDF清水梨紗(23)に決定したことを発表した。

 なでしこジャパン不動のサイドバックとしても活躍する清水は、クラブ公式サイトで「歴史ある素晴らしいチームのキャプテンとして責任を持って頑張りたいと思います」とコメント。「今まで色々な方に沢山支えてもらってきたので、これからは少しでも自分がチームを支えられるように成長していきたいです。まだまだ未熟者ですが、自分らしく頑張っていきますので暖かく見守ってもらえると嬉しいです」と伝えている。

 副キャプテンにはMF中里優(25)、GK山下杏也加(24)、DF土光真代(23)の3選手が就任している。

日テレ・ベレーザ新キャプテンはDF清水梨紗に! なでしこジャパン不動のサイドバックがチームを牽引

DF清水梨紗が日テレ・ベレーザの新キャプテンに
 日テレ・東京ヴェルディベレーザは11日、2020シーズンのキャプテンがDF清水梨紗(23)に決定したことを発表した。

 なでしこジャパン不動のサイドバックとしても活躍する清水は、クラブ公式サイトで「歴史ある素晴らしいチームのキャプテンとして責任を持って頑張りたいと思います」とコメント。「今まで色々な方に沢山支えてもらってきたので、これからは少しでも自分がチームを支えられるように成長していきたいです。まだまだ未熟者ですが、自分らしく頑張っていきますので暖かく見守ってもらえると嬉しいです」と伝えている。

 副キャプテンにはMF中里優(25)、GK山下杏也加(24)、DF土光真代(23)の3選手が就任している。

「引退することになりました!」元なでしこFW大野忍が現役引退、今後は指導者へ

FW大野忍が現役引退
 なでしこリーグ1部のノジマステラ神奈川相模原を退団した元なでしこジャパン(日本女子代表)FW大野忍(36)が5日、昨季限りでの現役引退を発表した。

 大野は1999年に日テレ・ベレーザの下部組織からトップ昇格し、12シーズンに渡って在籍した。海外挑戦も果たし、フランスのリヨン、イングランドのアーセナルでプレー。INAC神戸レオネッサにも計5シーズン在籍し、18年からはノジマステラに在籍。昨季限りでの退団が発表されていた。

 国内リーグ歴代最多となる182得点を記録した大野。なでしこジャパンとしても活躍し、11年にドイツで行われた女子ワールドカップでは全試合に先発出場し、初優勝に貢献した。08年北京オリンピック、12年ロンドン五輪、15年女子ワールドカップにも出場した。

 大野は自身の公式ブログで「引退します!!!」と題したエントリーを更新。「この度、現役を引退することになりました!大野忍です。笑 って、おかしいですね!まー、でも最後も自分らしい明るくいきたいので…笑」と、自らの言葉で引退を報告した。

「指導者のB級ライセンスも取得できたのでまずは指導者として今後もサッカー界に貢献していくつもりです!国内リーグ182ゴールは私の誇りです!」と、今後は指導者の道に進むことを明かした大野。

「ここまで応援してくださったサポーター、ファンの皆様も本当に暖かく見守り続けていただきありがとうございました。これからもなでしこリーグで活躍する選手たちは皆様の応援があるからこそ頑張っていくと思います。今後も女子サッカーをよろしくお願いします!」と、感謝の言葉で締めくくっている。

なでしこリーグは3月21日開幕! リーグ杯は1部2部混合の20チームが参戦

2年連続で3冠王者の日テレ・ベレーザ
 日本女子サッカーリーグは4日、2020シーズンのなでしこリーグ日程を発表。1部リーグ戦の開幕は3月21日となる。また、なでしこリーグカップの第1節は4月11日に行われる。

 昨季は日テレ・東京ヴェルディベレーザが2年連続の3冠を達成。絶対王者は3月21日の開幕戦で愛媛FCレディースと対戦する。なでしこ1部リーグは全18節を行い、最終節は11月14日に全5試合同時の開催となる。

▽1部
日テレ・東京ヴェルディベレーザ(今季より名称変更)
マイナビベガルタ仙台レディース
浦和レッドダイヤモンズレディース
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
ノジマステラ神奈川相模原
アルビレックス新潟レディース
伊賀FCくノ一三重(今季より名称変更)
INAC神戸レオネッサ
セレッソ大阪堺レディース(昇格)
愛媛FCレディース(昇格)

 なでしこリーグカップは4月11日に開幕。今季は1部と2部の混合で行われ、20チームが4グループに分かれて総当たりの予選リーグで戦う。勝ち抜いた4チームが6月27日、28日に準決勝で対戦し、8月23日に決勝が行われる。

▽A組
マイナビベガルタ仙台レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
スフィーダ世田谷FC
ACC長野パルセイロ・レディース
ASハリマアルビオン

▽B組
浦和レッドダイヤモンズレディース
ノジマステラ神奈川相模原
日体大FIELDS横浜
ニッパツ横浜FCシーガルズ
大和シルフィード

▽C組
アルビレックス新潟レディース
INAC神戸レオネッサ
愛媛FCレディース
オルカ鴨川FC
バニーズ京都SC

▽D組
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
伊賀FCくノ一三重
セレッソ大阪堺レディース
ちふれASエルフェン埼玉
FC十文字VENTUS

「日本一の熱いサポーターと共に」MF猶本光が古巣浦和レディース復帰

MF猶本光が浦和レディース復帰
 浦和レッズレディースは24日、女子サッカー・ブンデスリーガ1部のフライブルクに所属するMF猶本光(25)が復帰することを発表した。

 猶本は2018年夏に自身初の海外挑戦として、フライブルクに完全移籍。2018-19シーズンはリーグ戦18試合、2019-20シーズンはここまで4試合に出場していた。

 浦和レディース復帰にあたり、クラブ公式サイトを通じて「再び浦和レッズレディースの一員として、日本一の熱いファン・サポーターのみなさまと共に闘えることをとてもうれしく思います。ドイツでは今までと違う世界を見て、肌で感じ、たくさんのことを学びました。この経験を糧とし、優勝を目指すチームの中でさらに成長し、勝利に貢献していきたいです。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF猶本光
(なおもと・ひかる)
■生年月日
1994年3月3日(25歳)
■出身地
福岡県
■身長/体重
158cm/55kg
■経歴
福岡J・アンクラス-浦和レディース-フライブルク(ドイツ)
■代表歴
U-17日本女子代表、U-19日本女子代表、U-20日本女子代表、日本女子代表
※国際Aマッチ 20試合出場

●なでしこリーグ2019特集ページ

なでしこ3冠王者が名称変更! 日テレ“東京ヴェルディ”ベレーザに

3冠王者の日テレ・ベレーザが名称変更
 なでしこリーグの日テレ・ベレーザは新シーズンから、日テレ・東京ヴェルディベレーザの名称で活動を行うことが決まった。東京ヴェルディが20日、公式ホームページなどで発表した。

 東京Vは創立50周年の昨季、世界的なマーケティングを視野に入れたリブランディングに着手。エンブレムのリニューアルも行った。同じグループに属する日テレ・ベレーザも今季から同じモチーフに変更し、チーム名に「東京ヴェルディ」の文字が加わる形となった。

 なお、呼称は現行通り「日テレ」あるいは「日テレ・ベレーザ」。なお、育成組織の日テレ・メニーナも日テレ・東京ヴェルディメニーナに、日テレ・メニーナ・セリアスも日テレ・東京ヴェルディセリアスにそれぞれ変更される。

 日テレ・ベレーザは昨季までの2シーズン、なでしこリーグ、なでしこリーグ杯、皇后杯の3冠を達成。なでしこジャパンにも多くの選手を輩出する絶対王者だが、選手たちは2020年の東京五輪に「東京ヴェルディ」の名前も背負って参戦する。

 同日、東京Vの新体制発表に臨んだ運営会社の羽生英之社長は「女子サッカーは来年からプロ化をすることが決まっている。2021年の秋から新しいプロリーグが始まる。ベレーザも新リーグに参加したい。今年はなでしこリーグ最後の年、来年が最初の年。ベレーザは5連覇をして王座に君臨しているが、今年と来年のタイトルを取ることはすごく大きな意味がある。この2年、リーグ戦のタイトルは絶対に取りたい」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)
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4年連続なでしこ得点王のFW田中美南、ベレーザからINAC神戸に電撃移籍

FW田中美南がINAC神戸に完全移籍
 INAC神戸レオネッサは18日、2020年シーズンの新戦力として、日テレ・ベレーザに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)のFW田中美南(25)が完全移籍で加入することを発表した。

 クラブ公式サイトを通じて田中は「今シーズンからお世話になります田中美南です。素晴らしい環境、街、新しい選手、スタッフの方々と共に戦えることを楽しみにしています。自分自身の成長と共にチームに貢献し、リーグ優勝をしましょう!応援よろしくお願いします!」とコメントしている。

 田中は昨季、プレナスなでしこリーグ1部で20ゴールを記録。4年連続で得点王に輝き、日テレのリーグ史上初となる5連覇に貢献した。また、前年に続いて2シーズン連続で最優秀選手賞を受賞している。国際Aマッチでは通算36試合に出場して16得点をマーク。昨夏の女子W杯で無念のメンバー落選となった国内屈指のストライカーが、新天地で東京五輪への出場を目指す。

以下、クラブ発表プロフィール

●FW田中美南
(たなか・みな)
■生年月日
1994年4月28日(25歳)
■出身地
タイ
■身長/体重
164cm/56kg
■経歴
川崎ウィングスFC-日テレ・メニーナ-日テレ・ベレーザ
■出場歴
リーグ通算:153試合98得点
■タイトル
プレナスなでしこリーグ1部優勝 5度
(2015年~2019年)
プレナスなでしこリーグカップ1部優勝 4度
(2012年、2016年、2018年、2019年)
皇后杯優勝 4度
(2014年、2017年~2019年)
プレナスなでしこリーグ 最優秀選手賞 2度
(2018年、2019年)
プレナスなでしこリーグ1部 得点王 4度
(2016年~2019年)
■主な代表経歴
国際Aマッチ通算:36試合16得点(2019年12月現在)
2010年:FIFA U-17 女子ワールドカップ トリニダード・トバゴ
2012年:FIFA U-20 女子ワールドカップ 日本

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ジェフ千葉レディースU-18が全日本U-18女子選手権を制す。FW大澤が8得点で得点王に

 JFA 第23回全日本U-18 女子サッカー選手権大会 JOC ジュニアオリンピックカップは7日にJ-GREEN堺 S1で決勝戦を行い、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東/千葉)が日テレ・メニーナ(関東/東京)に2-1で勝利。2大会ぶり2回目の優勝を飾った。

 試合は後半5分に千葉FW大澤春花が先制ゴール。日テレはFW山本柚月のゴールで同点に追いついたものの、千葉は22分にMF北村美羽が決勝点を決めた。

 千葉の大澤が8得点で得点王を獲得。千葉はフェアプレー賞も受賞している。

試合結果は以下の通り
[決勝]
ジェフL U-18 2-1 メニーナ
[ジ]大澤春花(50分)、北村美羽(67分)
[メ]山本柚月(62分)

[3位決定戦]
浦和LY 4-0 SolfioreFC
[浦]福田莉子(34分)、島田芽依2(37、70分)、西尾葉音(73分)

[準決勝]
ジェフL U-18 3-2 浦和LY
[ジ]大澤春花2(47、50分)、錦織美紀(54分)
[浦]島田芽依2(69、83分)

メニーナ 5-0 SolfioreFC
[メ]眞城美春(17分)、岩﨑心南(29分)、木村彩那2(55、67分)、山本柚月(82分)

[準々決勝]
ジェフL U-18 5-0 NGU名古屋スターチス
FCヴィトーリア 0-4 浦和LY
C大阪堺G 0-0(PK6-7)メニーナ
SolfioreFC 0-0(PK3-1)I神戸レ

[1回戦]
ジェフL U-18 17-0 熊本USCフローラ
愛媛L MIKAN 0-1 NGU名古屋スターチス
FCヴィトーリア 5-0 秋田L.F.C.
ヴィクサーレ沖縄 0-4 浦和LY
C大阪堺G 10-0 大分L
仙台LY 0-5 メニーナ
SolfioreFC 4-0 北海道LC
新潟L U-18 0-2 I神戸レ







19シーズンは途中から岐阜を指揮…北野誠氏がなでしこ1部クラブの監督に就任

北野誠氏がなでしこリーグに挑戦
 なでしこリーグ1部のノジマステラ神奈川相模原は4日、トップチームの監督に北野誠氏(52)が就任したことを発表した。

 北野氏はこれまでロアッソ熊本やカマタマーレ讃岐の監督を務め、2019シーズンでは6月からFC岐阜を指揮していた。クラブの公式サイトでは「この素晴らしいチームの監督に就任することを大変光栄に思います。常に美しく、常にアグレッシブに、最後まで戦うノジマステラらしいフットボールでタイトルを狙います」とコメントしている。

浦和レッズレディースV逸も復活ののろし…“急成長”高橋はな「もっと目に見える結果を」

浦和レッズレディースV逸も復活ののろし…“急成長”高橋はな「もっと目に見える結果を」
[12.29 皇后杯決勝 日テレ1-0浦和L NACK]

 22日の準決勝でINAC神戸レオネッサに逆転勝ちした流れを失いたくなかった浦和レッズレディースは、同試合の後半途中から採用した高橋はなのFW起用を選択。FW菅澤優衣香との2トップにして、主導権を掴もうとした。

 しかし前半7分に先制点を献上。森栄次監督も「思ったよりも早く失点してしまった」と悔やんだ展開。後半に入ると高橋をSBのポジションに下げて、“本来の姿”に戻した浦和だが、開始早々の失点は最後まで重くのしかかった。

 ただ今季は復活ののろしを上げるシーズンになった。今季より浦和は15年に日テレ・ベレーザを率いた森監督を招聘。パスサッカーを提唱する指揮官のもとで進化を目指した。

 すると、なでしこリーグ1部では終盤までベレーザと優勝争いを演じ、皇后杯ではI神戸を撃破。タイトルこそすべての場面でベレーザに阻まれたが、成長という意味では確実なものをみせた。

 森監督も「もっと時間がかかるかと思ったけど、みんなが思った以上にやってくれた」と目じりを下げる。そして「ベレーザも長いこと時間をかけて作り上げてきたからこそ今がある。もう少し時間がかかるかもしれないけど、コツコツとやっていきたい」と力を込める。

 今季の浦和の成長を象徴する選手が高橋はなだ。18シーズンよりトップ昇格している選手で、18年のU-20女子W杯でCBとして活躍したようにDF登録だが、フィジカルの強さを評価されてFWとしての新境地もみせている。

 今季は9月22日に行ったリーグ戦のベレーザ戦で2ゴール1アシストの活躍。FW抜擢に見事に応えてみせると、日本女子代表(なでしこジャパン)にも初招集された。

 急成長と遂げる19歳。このままの成長曲線を描けば、複数ポジションをこなせる長所があることからも、東京オリンピックでシンデレラガールになる可能性が十分にある。

「もっともっと目に見える結果が欲しいし、チームに貢献したい」と話す19歳は、「同い年でなでしこジャパンで活躍している選手もいるので、負けずに頑張りたいという思いはもちろんある。ポジションへのこだわりもない。どのポジションも必要と思ってもらえるようになりたい」と意欲的に語った。


●第41回皇后杯特設ページ

過密日程もクリア!絶対王者日テレ・ベレーザがまた進化「みんなボロボロだったけど…」

ベレーザが2年連続の3冠を達成
[12.29 皇后杯決勝 日テレ1-0浦和L NACK]

 日テレ・ベレーザが「取りに行った」3冠を成し遂げた。昨年度、リーグ、リーグ杯、皇后杯を制したことで、今季は3冠を取るということが現実的な目標になっていた。

 ただ今季の女子サッカー界はワールドカップイヤー。ベレーザは同大会に出場した日本女子代表(なでしこジャパン)に9人を派遣。同期間になでしこリーグ杯のグループリーグを戦わなければいけなかったことなど、下部組織の日テレ・メニーナの選手を起用して、試合を成立させることも少なくなかった。

 さらに皇后杯を前にしても、11月末に韓国で開催されたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のプレ大会に出場(2勝1分で優勝)。帰国後、皇后杯3回戦と準々決勝を戦ったあと、なでしこジャパンに招集された11人が韓国で開催されたE-1選手権に出場。そして帰国後に皇后杯準決勝、決勝を消化した。

 そんな中でもベレーザは全タイトルを明け渡すことがなかった。永田雅人監督は1年を通して誰かしらのメンバーが欠けることが多く、「週末の試合までにしっかりと積み上げて、戦術を高めつつということがほぼできなかった」と苦笑いで振り返るが、「代わりに出た選手が素晴らしいプレーを見せてくれた。問題が起きるというより、新たな面白さが芽生えることが多かった」とチーム力の勝利に胸を張る。

 選手も大きな手ごたえとして感じている。MF長谷川唯は「最後は過密すぎて、本当にみんなボロボロだったけど、その中でも勝てたことは自信になる」と充実を明かせば、FW小林里歌子も「誰が出てもベレーザのサッカーができた。チーム全体の力だったと思います」と笑顔で振り返った。

(取材・文 児玉幸洋)
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2季連続3冠の日テレ・ベレーザ、エース田中美南が“ゴラッソ”V弾「迷いなく打てた」

田中美南が決勝点を決めた
[12.29 皇后杯決勝 日テレ1-0浦和L NACK]

 2年連続の3冠は“ゴラッソ”で決まった。前半7分、右サイドでCKを獲得した日テレ・ベレーザはMF籾木結花(23)が素早くクロスを上げると、走り込んだFW田中美南(25)が右足ボレーで合わせる。クロスバーの下に一直線に向かったシュートは、勢いのままにゴールネットを揺らした。

 マークについていた選手とやや距離があったことから、「早いボールが来れば当てれるなと思った」という。「迷いなく打てたと思います」と会心の一撃を笑顔で振り返った。

 今季もベレーザのエースとして活躍を続けた田中は、4年連続なでしこリーグ得点王を獲得。2年連続でMVPにも選ばれた。しかし今夏の女子ワールドカップメンバーから外れるなど、なでしこジャパンではなかなか輝けずにいる。

 今秋よりなでしこジャパンに復帰している田中は先日のE-1選手権にも参加。「何をしないといけないのかが分かった」と収穫も多い大会になったと振り返る。

 もちろん、来年に迫った東京オリンピックに出場したい思いを持つ。「1年を切っているけど、後悔のないようにやっていきたい」。日の丸戦士として必ず輝く。2020年も日本女子サッカー界のエースとして走り続ける。

(取材・文 児玉幸洋)
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日テレ・ベレーザが皇后杯3連覇!2年連続タイトル独占“3冠”達成!!

ベレーザが皇后杯3連覇を達成
[12.29 皇后杯決勝 日テレ1-0浦和L NACK]

 皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会の決勝が29日にNACK5スタジアムで行われ、日テレ・ベレーザ浦和レッズレディースを1-0で下して3連覇を達成。なでしこリーグ、なでしこリーグ杯と全タイトルを制す3冠を2年連続で達成した。

 大会3連覇、そして2年連続となる3冠がかかるベレーザと、5年ぶりに決勝に勝ち上がってきた浦和Lの決戦。入場無料の一戦に1万12人の観衆が詰めかけた。

 先制点は前半7分に決まった。日テレは右サイドでCKを獲得。FW籾木結花が蹴り入れると、FW田中美南がダイレクトで合わせる。これがクロスバーを叩きながらも豪快にゴールネットを揺らした。

 その後も互いにチャンスを作り合う展開になる。日テレは前半11分、右サイドを持ち上がったDF清水梨紗が意表を突くシュートを放つが、右ポストを直撃。同35分には今度は浦和LのFW高橋はながニアに早いクロスを入れるが、これもそのままポストに当たった。

 後半に入るとまずは浦和Lがメンバー交代で動きをみせる。後半開始と同時にFW安藤梢を投入。同15分にはDF佐々木繭に代えて、MF水谷有希を送り込み、積極的に仕掛ける。

 一方の日テレも後半16分にFW植木理子を投入。一人目の交代カードを切ると、直後に植木がエリア内に侵入して放ったシュートは左ポストを直撃したが、1点リードでも崩れることなく、落ち着いたゲーム運びをみせていく。

 試合はこのまま日テレが逃げ切り、1-0で勝利。3年連続14回目の優勝を飾った。

●第41回皇后杯特設ページ

日テレ・ベレーザが延長戦制して3連覇王手!浦和レディースは5年ぶり決勝へ

浦和レディースが決勝進出
 皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会は22日、準決勝が行われ、日テレ・ベレーザ浦和レッズレディースの決勝進出が決まった。決勝は29日にNACK5スタジアム大宮で開催される。

 浦和レディースは前回準優勝のINAC神戸レオネッサと対戦。互いにEAFF E-1 サッカー選手権を戦ったなでしこジャパンのメンバーが得点を挙げる中、同大会でMVP受賞のDF南萌華が決勝点を挙げ、浦和レディースが3-2で逆転勝利。5年ぶりのファイナルに駒を進めた。

 もう1試合は2連覇中の日テレ・ベレーザと、なでしこリーグ2部のちふれASエルフェン埼玉が激突。前半29分にMF菅野奏音が先制点を挙げるも、加点できずにいると、後半36分に追いつかれて延長戦に投入する。そして、延長前半9分、途中出場のFW小林里歌子が決勝ゴールを決め、2-1で逃げ切った。

 なお、決勝は2014年大会と同じカードとなり、日テレ・ベレーザが優勝すれば3連覇。浦和レディースは初優勝を狙う。

【準決勝】
(12月22日)
[NACK5スタジアム大宮]
浦和レディース 3-2 INAC神戸
[浦]菅澤優衣香(9分)、清家貴子(61分)、南萌華(77分)
[I]中島依美(2分)、増矢理花(55分)


日テレ・ベレーザ 2-1(延長)エルフェン埼玉
[日]菅野奏音(29分)、小林里歌子(99分)
[エ]祐村ひかる(81分)


【決勝】
(12月29日)
[NACK5スタジアム大宮]
日テレ・ベレーザ 14:00 浦和レディース

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千葉レディース新監督に猿澤真治氏が就任

 ジェフユナイテッド千葉レディースは19日、猿澤真治氏(50)が新監督に就任することを発表した。2017年から今季までレノファ山口FCアカデミーダイレクターを務めていた猿澤氏は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

「この度、ジェフレディースの監督という素晴らしい仕事をいただき、大変感謝しております。伝統あるクラブの一員として誇りをもち、精一杯努力してゆく所存です。

 これまで先人の努力で積み上げられてきたジェフレディースの伝統を大切にしつつも、前を向いて選手、スタッフ一丸となって新しいことにチャレンジしてこうと考えています。来季の厳しい戦いに向けて全身全霊を尽くし、優勝争いができるようなチームに成長していけるように、これまでの経験を最大限に生かして取り組んでいきます。

 さらに、今後はなでしこジャパンに選ばれて活躍できる選手を育てていくことを目標にかかげた育成にも取り組みたいと考えています。選手にはこれまで以上の努力を求め、大きく成長していくことを期待します。
ジェフレディースはサポーターの皆さんの期待に応えるべく、常にベストを尽くして戦っていきます。これからも、サポーターの皆さんと一緒に戦いたいと思っていますので、ご声援をよろしくお願いいたします」

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●2020年Jリーグ移籍情報
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長野レディースの横山久美がアメリカ1部に完全移籍

横山久美がワシントン・スピリッツ(アメリカ1部)へ完全移籍
 AC長野パルセイロ・レディースに所属するFW横山久美(26)がワシントン・スピリッツ(アメリカ1部)へ完全移籍することが分かった。19日、長野レディースが発表した。

 2014年に岡山湯郷Belleから長野レディースに加入した横山は、2017年7月から1年間フランクフルトに期限付き移籍。今季はここまでなでしこリーグ1部で18試合5得点、リーグカップ2試合3得点、皇后杯2試合1得点を記録していた。

 クラブ公式サイトを通じて横山は「今シーズンをもってAC長野パルセイロ・レディースを退団することを決めました」とファンに報告。「今年は、この5年間で一番苦しかったシーズンでした。キャプテンとして、チームのエースとして、なでしこ2部へ降格という結果になってしまい、申し訳ない気持ちで一杯です」と不甲斐ない成績を謝罪した。

 そして最後に「毎試合、なかなか勝てていなくても足を運んでいただき、試合に負けても拍手で迎えてくれる多くのファン・サポーターの皆さん、そんな皆さんが私の誇りです。そして、5年間という長い間ご指導をいただいた本田監督、スタッフの皆さん、喜怒哀楽を共にしたチームメイトたち、本当にありがとうございました。“がんばれ! AC長野パルセイロ・レディース”」とエールを送った。

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長野レディースの横山久美がアメリカ1部に完全移籍

横山久美がワシントン・スピリッツ(アメリカ1部)へ完全移籍
 AC長野パルセイロ・レディースに所属するFW横山久美(26)がワシントン・スピリッツ(アメリカ1部)へ完全移籍することが分かった。19日、長野レディースが発表した。

 2014年に岡山湯郷Belleから長野レディースに加入した横山は、2017年7月から1年間フランクフルトに期限付き移籍。今季はここまでなでしこリーグ1部で18試合5得点、リーグカップ2試合3得点、皇后杯2試合1得点を記録していた。

 クラブ公式サイトを通じて横山は「今シーズンをもってAC長野パルセイロ・レディースを退団することを決めました」とファンに報告。「今年は、この5年間で一番苦しかったシーズンでした。キャプテンとして、チームのエースとして、なでしこ2部へ降格という結果になってしまい、申し訳ない気持ちで一杯です」と不甲斐ない成績を謝罪した。

 そして最後に「毎試合、なかなか勝てていなくても足を運んでいただき、試合に負けても拍手で迎えてくれる多くのファン・サポーターの皆さん、そんな皆さんが私の誇りです。そして、5年間という長い間ご指導をいただいた本田監督、スタッフの皆さん、喜怒哀楽を共にしたチームメイトたち、本当にありがとうございました。“がんばれ! AC長野パルセイロ・レディース”」とエールを送った。

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INAC神戸の鈴木俊監督、来季からちふれASエルフェン埼玉のGMに

 日本女子サッカーリーグに所属するちふれASエルフェン埼玉は9日、来季からゼネラルマネージャーに鈴木俊氏(45)が就任することを発表した。鈴木氏は今季までINAC神戸レオネッサの監督を務めている。

 鈴木氏はクラブ公式サイトを通じ、「ゼネラルマネージャーとしてオファーをいただいた際、とても驚いたのと同時に大変光栄なことと感じました」と振り返り、「女子サッカー界で培った経験を最大限に活かし、強いチームと華のあるクラブ作りに向けて、責任と誇りを持ち貢献したいと思っております」と意気込みを伝えている。

INAC神戸の鈴木俊監督、来季からちふれASエルフェン埼玉のGMに

 日本女子サッカーリーグに所属するちふれASエルフェン埼玉は9日、来季からゼネラルマネージャーに鈴木俊氏(45)が就任することを発表した。鈴木氏は今季までINAC神戸レオネッサの監督を務めている。

 鈴木氏はクラブ公式サイトを通じ、「ゼネラルマネージャーとしてオファーをいただいた際、とても驚いたのと同時に大変光栄なことと感じました」と振り返り、「女子サッカー界で培った経験を最大限に活かし、強いチームと華のあるクラブ作りに向けて、責任と誇りを持ち貢献したいと思っております」と意気込みを伝えている。

名将エンゲルスがINAC神戸の監督に就任!「Are You Ready? WE are Ready!」

ゲルト・エンゲルス氏がINAC神戸レオネッサの監督に就任
 INAC神戸レオネッサは9日、来季からゲルト・エンゲルス氏(62)が監督に就任することを発表した。

 エンゲルス監督はこれまでに横浜フリューゲルス(当時)やジェフユナイテッド千葉、京都パープルサンガ(当時)、浦和レッズ、モザンビーク代表監督なども歴任。横浜フリューゲルス時代の天皇杯制覇を始め、J1リーグやACL制覇なども成し遂げてきた。今シーズンは京都サンガF.C.でコーチを務めていた。

 エンゲルス監督はクラブ公式サイトで、「この素晴らしいチームの監督になることを非常に嬉しく思っています」とコメント。「チームがもっともっと強くなるために選手やクラブに関係する皆さんと一緒に頑張りたいと思います。それに向かって私は準備します!」と伝え、「Are You Ready? WE are Ready! INAC 2020 NEW CHALLENGE!」と意気込んでいる。

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名将エンゲルスがINAC神戸の監督に就任!「Are You Ready? WE are Ready!」

ゲルト・エンゲルス氏がINAC神戸レオネッサの監督に就任
 INAC神戸レオネッサは9日、来季からゲルト・エンゲルス氏(62)が監督に就任することを発表した。

 エンゲルス監督はこれまでに横浜フリューゲルス(当時)やジェフユナイテッド千葉、京都パープルサンガ(当時)、浦和レッズ、モザンビーク代表監督なども歴任。横浜フリューゲルス時代の天皇杯制覇を始め、J1リーグやACL制覇なども成し遂げてきた。今シーズンは京都サンガF.C.でコーチを務めていた。

 エンゲルス監督はクラブ公式サイトで、「この素晴らしいチームの監督になることを非常に嬉しく思っています」とコメント。「チームがもっともっと強くなるために選手やクラブに関係する皆さんと一緒に頑張りたいと思います。それに向かって私は準備します!」と伝え、「Are You Ready? WE are Ready! INAC 2020 NEW CHALLENGE!」と意気込んでいる。

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皇后杯ベスト4出揃う…3連覇狙う日テレ・ベレーザ、2部エルフェン埼玉などが準決勝へ

ダメ押しゴールを決めた日テレ・ベレーザの長谷川唯
 皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会は8日、準々決勝が行われ、ベスト4が出揃った。

 2連覇中の日テレ・ベレーザ日体大FIELDS横浜と対戦し、FW田中美南の2ゴールやMF長谷川唯のダメ押し弾などにより5-0で完封勝利。3年ぶり優勝を目指すINAC神戸レオネッサはDF三宅史織が決勝点を挙げ、ノジマステラ神奈川相模原相手に1-0で逃げ切った。

 ちふれASエルフェン埼玉オルカ鴨川FCによる“なでしこリーグ2部対決”は、延長戦の末にエルフェン埼玉が3-2で競り勝った。なでしこ1部2位の浦和レッズレディースは1点リードを守り抜き、マイナビベガルタ仙台レディースを1-0で下した。

 22日に行われる準決勝では、日テレ・ベレーザとエルフェン埼玉、INAC神戸と浦和レディースがそれぞれ決勝進出をかけて戦う。

【準々決勝】
(12月8日)
[ユアテックスタジアム仙台]
エルフェン埼玉 3-2(延長)オルカ鴨川
[エ]薊理絵2(16分、94分)、荒川恵理子(30分)
[オ]山守杏奈(21分)、渡部那月(43分)


浦和レディース 1-0 仙台レディース
[浦]菅澤優衣香(40分)

[パロマ瑞穂スタジアム]
日テレ・ベレーザ 5-0 日体大FIELDS横浜
[日]菅野奏音(3分)、田中美南2(9分、22分)、小林里歌子(59分)、長谷川唯(90分)

INAC神戸 1-0 ノジマステラ神奈川相模原
[I]三宅史織(59分)

【準決勝】
(12月22日)
[NACK5スタジアム大宮]
浦和レディース 15:00 INAC神戸
日テレ・ベレーザ 18:00 エルフェン埼玉

【決勝】
(12月29日)
[NACK5スタジアム大宮]
未定 14:00 未定


●第41回皇后杯特設ページ

女子バロンドールはMFラピノー! W杯MVP&得点王、トランプとの舌戦も話題

アメリカ女子代表のミーガン・ラピノーはビデオメッセージを寄せた
 フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は2日、パリでバロンドールの授賞式を開催し、女子部門ではアメリカ女子代表のMFミーガン・ラピノー(34)が初受賞を果たした。同選手は今夏の女子W杯で6ゴールを挙げてアメリカを史上4度目の優勝に導き、最優秀選手と得点王をダブルで獲得していた。

 表彰式にビデオ参加したラピノーは「この賞を取れたことが信じられない」とコメント。その上でチームメート、コーチ、そしてアメリカサッカー協会に向けて、「ピッチ上だけでなく、ピッチ外での自分も一人の人として認めてくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えた。

 イギリス『ガーディアン』は、ピッチ外での優越性も含めての受賞だったと指摘する。ラピノーはW杯の大会前から女性の権利や賃金平等について積極的に発言し、大会期間中には同性愛に批判的なドナルド・トランプ大統領を痛烈に批判。「優勝してもクソみたいなホワイトハウス(大統領公邸)には行かない」という発言でも話題となった。

 なお、次点はリヨン女子の所属選手としてUEFA女子チャンピオンズリーグを制したイングランド女子代表DFルーシー・ブロンズ。3位はラピノーと同じアメリカ代表のエースを務めるFWアレックス・モーガンだった。

●女子ワールドカップ2019特集

“女子ACL”の初代女王は日テレ・ベレーザ! 田中美南のハットで大勝締め

日テレ・ベレーザが初代アジアクラブ女王に輝いた
 アジアクラブ女王を決める『女子クラブ選手権2019 FIFA/AFCパイロット版トーナメント』の最終節が30日に行われ、日テレ・ベレーザはメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に5-0で勝利した。この結果、2勝1分(勝ち点7)で優勝が確定。初代アジアクラブ女王に輝いた。

 同大会は、アジアサッカー連盟(AFC)がアジアにおける女子サッカーの推進を目的に、国際サッカー連盟(FIFA)と協働して開催。今回の招待チームは現状のランキングに基づいて決定され、日テレのほか、メルボルン・ビクトリー、江蘇蘇寧足球倶楽部(中国)、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国)が出場した。

 日テレは26日の第1節で江蘇蘇寧と1-1で引き分け、28日の第2節で仁川現代製鉄に2-0で勝利。迎えたメルボルン・ビクトリーとの最終節では、FW田中美南のハットトリックなどで5-0の大勝を収め、2勝1分(勝ち点7)の無敗で見事にアジアクラブの頂点に立った。2位は江蘇蘇寧(勝ち点5)、3位は仁川現代製鉄(勝ち点3)、4位はメルボルン・ビクトリー(勝ち点1)となっている。

 国際タイトルを手にした日テレは国内2冠と合わせ、今季3冠を達成。2年連続の国内3冠に向け、残るは皇后杯での戦いとなる。

●なでしこリーグ2019特集ページ

“女子ACL”の初代女王は日テレ・ベレーザ! 田中美南のハットで大勝締め

日テレ・ベレーザが初代アジアクラブ女王に輝いた
 アジアクラブ女王を決める『女子クラブ選手権2019 FIFA/AFCパイロット版トーナメント』の最終節が30日に行われ、日テレ・ベレーザはメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に5-0で勝利した。この結果、2勝1分(勝ち点7)で優勝が確定。初代アジアクラブ女王に輝いた。

 同大会は、アジアサッカー連盟(AFC)がアジアにおける女子サッカーの推進を目的に、国際サッカー連盟(FIFA)と協働して開催。今回の招待チームは現状のランキングに基づいて決定され、日テレのほか、メルボルン・ビクトリー、江蘇蘇寧足球倶楽部(中国)、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国)が出場した。

 日テレは26日の第1節で江蘇蘇寧と1-1で引き分け、28日の第2節で仁川現代製鉄に2-0で勝利。迎えたメルボルン・ビクトリーとの最終節では、FW田中美南のハットトリックなどで5-0の大勝を収め、2勝1分(勝ち点7)の無敗で見事にアジアクラブの頂点に立った。2位は江蘇蘇寧(勝ち点5)、3位は仁川現代製鉄(勝ち点3)、4位はメルボルン・ビクトリー(勝ち点1)となっている。

 国際タイトルを手にした日テレは国内2冠と合わせ、今季3冠を達成。2年連続の国内3冠に向け、残るは皇后杯での戦いとなる。

●なでしこリーグ2019特集ページ
●第41回皇后杯特設ページ

すでに帰国…INAC神戸が韓国代表イ・ミナの退団を発表「初めての経験」と悔しさ明かす

韓国女子代表MFイ・ミナがINAC神戸を退団
 INAC神戸レオネッサは30日、韓国女子代表MFイ・ミナ(28)がクラブと双方合意の上、退団することが決定したと発表した。すでに帰国し、来季に向けて韓国で治療とリハビリに専念しているという。

 イ・ミナは2018年にINAC神戸へ加入。初年度はリーグ戦13試合で5得点を挙げた。しかし、今季は負傷の影響もあり、4試合の出場のみ。9月には左大腿二頭筋損傷の治療に専念するため、一時帰国していた。韓国女子代表としては国際Aマッチ通算60試合に出場し、14得点を記録。今夏にフランスで開催された女子W杯にも参加していた。

 クラブ公式サイトを通じて「今シーズンは念願だったワールドカップフランス大会に出場することができましたが、初めて経験する長い負傷によってINAC神戸での試合に出場できず、チームに貢献が全然できませんでした」と悔しさを語り、「クラブの配慮もあり、韓国に帰国してリハビリに専念していますが、このたびクラブを退団することを決めました」と経緯を説明している。

 今後に向けて「一日も早くピッチで活躍できるよう、最善を尽くして頑張ります」としたイ・ミナは「約2年間のINAC神戸での機会を与えていただいた文会長をはじめ、クラブスタッフの方々、神戸でいつも私を配慮してくれたチームメート、何よりもいつも応援してくれたファンの皆さんに心から感謝します」と惜別の言葉を送った。

以下、クラブ発表プロフィール

●MFイ・ミナ
(LEE Mina)
■生年月日
1991年11月8日(28歳)
■身長/体重
158cm/50kg
■出身地
韓国
■経歴
永進専門大-現代製鉄レッドエンジェルズW.F.C-INAC神戸レオネッサ
■出場歴
なでしこリーグ:17試合5得点

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皇后杯準々決勝以降の合計5試合で生中継が決定

 日本サッカー協会(JFA)は25日、皇后杯の準々決勝以降で、合計5試合をNHK BS1が生中継すると発表した。

 生中継するのは12月8日にパロマ瑞穂スタジアムで行う準々決勝2試合、同22日にNACK5スタジアム大宮で行う準決勝2試合、そして同29日にNACK5スタジアム大宮で行う決勝。

 皇后杯は現在2回戦までを消化。11月30日と12月1日、同4日に3回戦が行われる。

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女子GKキャンプのメンバーが発表、中学生世代が選出

 日本サッカー協会(JFA)は12日、15日から17日にかけて静岡県で行われる女子GKキャンプのメンバーを発表した。メンバーは中学1年から中学3年までで構成されている。

以下、女子GKキャンプメンバー

澤田瑞希(熊本ユナイテッドSCフローラ)
山崎琳(浦和レッズレディースジュニアユース)
遠藤有紗(ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ)
宜野座令愛(ヴィクサーレ沖縄FCナビィータユース)
菊地優杏(いわてグルージャ盛岡ジュニアユース)
ウルフジェシカ結吏(日テレ・メニーナ)
宇保ひなの(casa okinawa ale)
池田涼花(FFCウェネス)
山内夏実(INAC多摩川レオネッサ)
遠藤花恋(アルビレックス新潟レディースU-15)
久本千紗(青崎サッカークラブ Hanako Clover's/JFAアカデミー今治)
西原紗矢(アンジュヴィオレBINGO)
上野理佐(FC LISOL)
松本メイ乃(FC Viparte)
石井玖実(INAC神戸U-15)
名和咲香(セレッソ大阪堺アカデミー)
清原純音(MOMOKO FC)
長井ほのか(FCヴィトーリア)
澁谷栞奈(ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ)
石田ひなは(NGUラブリッジ名古屋フリージア)
桧谷春花(RESC GIRLS U-15)
唐沢鈴緒(Alla vita sport群馬ヴァリエンテス)

[なでしこ]ベレーザ前人未到5連覇達成、田中美南はキャリアハイ20得点で4年連続得点王:第18節

日テレ・ベレーザが5連覇を達成
 プレナスなでしこリーグ1部は2日に今季最終節となる第18節を行った。前節の勝利で優勝を決定的にしていた日テレ・ベレーザは、ユアテックスタジアム仙台でマイナビベガルタ仙台レディースに4-0で快勝。FW小林里歌子がハットトリックを決める活躍で勝利に導いた。

 勝ち点1を積み上げるだけで優勝を決めることが出来た日テレだが、しっかりと勝ち点3を積み上げ、優勝に花を添えた。5連覇はこれまで過去2度記録していた自らの4連覇の記録を更新する新記録になった。

 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに2-0で勝利した浦和レッズレディースが2位。伊賀フットボールクラブくノ一が4位躍進の好成績を残した。

 残留争いでは最下位の日体大FIELDS横浜がMF 今井裕里奈の得点によって1-0で勝利。しかし9位のAC長野パルセイロ・レディースもノジマステラ神奈川相模原に2-1で競り勝ったため、勝ち点1差及ばず自動降格が決まった。長野Lは2部2位のセレッソ大阪堺レディースとの入れ替え戦に回る。

 1部得点王は日テレのFW田中美南がキャリアハイの20得点で4年連続の獲得。なお4日にはプレナスなでしこリーグ・プレナスチャレンジリーグ2019表彰式が開催される。イベントは14時開始予定、Youtubeなでしこリーグチャンネルで生配信される。

第18節
11月2日(土)
マイナビ 0-4 日テレ [ユアスタ]
[日]小林里歌子3(43分、60分、90分+2)、長谷川唯(89分)

F日体大 1-0 新潟L [ニッパツ]
[F]今井裕里奈(54分)

長野L 2-1 ノジマ [長野U]
[長]横山久美(22分)、鈴木陽(70分)
[ノ]中野真奈美(26分)

伊賀FC 3-3 I神戸 [上野]
[伊]下條彩(14分)、杉田亜未(25分)、森仁美(33分)
[I]京川舞3(10分、29分、39分)

ジェフL 0-2 浦和L [フクアリ]
[浦]長船加奈(51分)、菅澤優衣香(83分)

☆順位表☆
1.日テレ(42)+42
2.浦和L(39)+21
3.I神戸(31)+11
4.伊賀FC(27)+4
5.ジェフL(26)-1
6.新潟L(24)-2
7.ノジマ(19)-14
8.マイナビ(16)-14
9.長野L(15)-11
10.F日体大(14)-36

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[なでしこ]ベレーザの前人未到リーグ5連覇が決定的に…愛媛Lは2部優勝で1部昇格へ:第17節

 プレナスなでしこリーグ1部は26日と27日に第17節を行った。23日に行われた第11節の延期分で勝利し首位に返り咲いていた日テレ・ベレーザは、AC長野パルセイロ・レディースに4-1で快勝。5連勝で首位の座を守った。

 一方、2位に後退していた浦和レッズレディース伊賀フットボールクラブくノ一に0-1で敗戦。そのため勝ち点差は3に広がった。リーグ戦は残り1節。数字上は浦和Lにも優勝の可能性は残っているが、勝ち点で追いついた上で、得失点差19を逆転する必要があるため、日テレの前人未到となる5連覇は決定的となった。

 3位のINAC神戸レオネッサは4位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースに1-0で勝利。前半37分に決まったFW岩渕真奈の得点を守り抜いた。I神戸は3位が確定している。

 残留争いは3チームに絞られている。2部自動降格となる最下位は日体大FIELDS横浜だが、ノジマステラ神奈川相模原に1-0で勝利したことで、残留に望みをつないだ。8位はマイナビベガルタ仙台レディース、9位は長野Lだが、両チームは30日に行う延期分で直接対決を行ったあと、最終節を迎える。

 なお、プレナスなでしこリーグ2部は26日にリーグ戦の日程を終了。最終順位が確定し、優勝した愛媛FCレディースが1部自動昇格の権利を得た。最終決定は10月末の理事会にて行わる。2位にはセレッソ大阪堺レディースが入り、1部9位との入れ替え戦にまわる。

10月26日(土)
ノジマ 0-1 F日体大 [ギオンス]
[F]毛利美佑(10分)

新潟L 4-1 マイナビ [新発田陸]
[新]上尾野辺めぐみ3(26分、44分、60分)、園田瑞貴(56分)
[マ]奈良美沙季(68分)

10月27日(日)
I神戸 1-0 ジェフL [ノエスタ]
[I]岩渕真奈(37分)

浦和L 0-1 伊賀FC [浦和駒場]
[伊]乃一綾(72分)

日テレ 4-1 長野L [味フィ西]
[日]植木理子2(14分、55分)、籾木結花(19分)、小林里歌子(78分)
[長]滝川結女(89分)

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皇后杯の組み合わせ決定!11月2日に開幕、決勝は12月29日にNACKで開催

2連覇中の日テレ・ベレーザ
 日本サッカー協会(JFA)は16日、皇后杯JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会の組み合わせを発表した。同大会は11月2日に開幕。決勝は12月29日にNACK5スタジアム大宮で開催される。組み合わせは以下の通り。

【1回戦】
(11月2日)
[1]大和シルフィード 11:00 徳山大 [富山]
[4]早稲田大 14:00 吉備国際大Charme [富山]
[6]ラブリッジ名古屋 10:30 ノルディーア北海道 [藤枝陸]
[8]群馬FCホワイトスター 10:30 ハリマアルビオン [真岡陸]
[9]常盤木学園高 13:30 東洋大 [真岡陸]
[10]静産大磐田ボニータ 13:30 FC今治レディース [藤枝陸]
[14]関西地域代表 14:00 岡山湯郷 [福井テクノ]
[16]アンジュヴィオレ広島 11:00 関西地域代表 [福井テクノ]

(11月3日)
[2]帝京平成大 11:00 関西地域代表 [富山]
[3]日テレ・メニーナ 13:30 聖和学園高 [真岡陸]
[5]仙台大 10:30 北海道文教大明清高 [真岡陸]
[7]作陽高 11:00 新潟レディースU-18 [福井テクノ]
[11]関西地域代表 14:00 新潟医療福祉大 [福井テクノ]
[12]全保連琉球デイゴス 10:30 JFAアカデミー福島 [藤枝陸]
[13]東海第3代表 13:30 国見FCレディース [藤枝陸]
[15]バニーズ京都 14:00 山梨学院大 [富山]

【2回戦】
(11月23日)
日テレ・ベレーザ 10:30 [1]の勝者 [上野競]
長野レディース 13:30 [3]の勝者 [佐久]
新潟レディース 14:00 [5]の勝者 [新潟陸]
千葉レディース 11:00 [7]の勝者 [新潟陸]
浦和レディース 10:30 [9]の勝者 [佐久]
伊賀FCくノ一 13:30 [11]の勝者 [上野競]
INAC神戸 11:00 [13]の勝者 [三木陸]
C大阪堺レディース 14:00 [14]の勝者 [三木陸]

(11月24日)
横浜FCシーガルズ 11:00 [2]の勝者 [三木陸]
日体大FIELDS横浜 11:00 [4]の勝者 [新潟陸]
エルフェン埼玉 10:30 [6]の勝者 [上野競]
オルカ鴨川 14:00 [8]の勝者 [新潟陸]
スフィーダ世田谷 13:30 [10]の勝者 [上野競]
仙台レディース 10:30 [12]の勝者 [佐久]
ノジマステラ神奈川相模原 13:30 [15]の勝者 [佐久]
愛媛レディース 14:00 [16]の勝者 [三木陸]

【3回戦】
(11月30日、12月1、4日)

【準々決勝】
(12月8日)

【準決勝】
(12月22日)

【決勝】
(12月29日)
NACK5スタジアム大宮
未定 14:00 未定

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[なでしこ]台風19号で3試合が影響、首位浦和LはI神戸に逆転負け:第15節

 プレナスなでしこリーグの第15節が行われた。台風19号の影響で3試合が影響を受け、12日にギオンスタジアム相模原で開催予定だったノジマステラ神奈川相模原アルビレックス新潟レディースは代替日未定の延期。14日に長野Uスタジアムで開催を予定していたAC長野パルセイロ・レディースマイナビベガルタ仙台レディースは30日19時キックオフに変更となった。

 なお12日から14日に開催変更となっていたジェフユナイテッド市原・千葉レディース』対cの一戦は、後半44分に決まったDF畑中美友香のヘディング弾によって、伊賀が3試合ぶりの勝利を飾っている。

 首位の浦和レッズレディースはカシマスタジアムでINAC神戸レオネッサと対戦し、1-2で敗戦。前半16分にエースFW菅澤優衣香が頭で先制点を奪ったが、同24分にDF高瀬愛実、そして後半27分にFW京川舞にゴールを割られ、逆転負けを喫した。浦和Lの連勝は6でストップした。

 2位の日テレ・ベレーザは最下位の日体大FIELDS横浜に6-1で大勝。FW田中美南、小林里歌子、植木理子の3選手がそれぞれ2ゴールずつを奪って勝利に導いた。浦和Lの勝ち点差は1試合少ないながら勝ち点3差に縮まっている。

 第16節は19日と20日に行われる。

第15節
10月14日(月)
I神戸 2-1 浦和L [カシマ]
[I]高瀬愛実(24分)、京川舞(72分)
[浦]菅澤優衣香(16分)

F日体大 1-6 日テレ [ニッパツ]
[F]橋谷優里(56分)
[日]田中美南2(22分、82分)、小林里歌子2(24分、53分)、植木理子2(66分、75分)

ジェフL 0-1 伊賀FC [東総]
[伊]畑中美友香(89分)

ノジマ (中止) 新潟L [ギオンス]→代替日未定
長野L (中止) マイナビ [長野U]→30日19時キックオフに変更

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元なでしこDF岩清水梓が入籍&妊娠を発表! 「我が子を抱えながらの選手入場、これが今のわたしの夢」

DF岩清水梓が入籍と妊娠を発表
 日テレ・ベレーザは14日、DF岩清水梓(33)が入籍したことを発表した。また、岩清水は妊娠しているという。

 2006年の国際親善試合・ロシア戦で日本女子代表(なでしこジャパン)デビューを果たした岩清水。着実に強くなるなでしこジャパンの守備の要として君臨し、11年には女子ワールドカップ優勝に大きく貢献。その後も12年ロンドンオリンピック銀メダルや15年カナダワールドカップでも準優勝と、なでしこ活躍の土台として支え続けてきた。

 クラブ公式サイトでは、岩清水のコメントを掲載。「かねてよりお付き合いをしていた一般男性と入籍致しましたことをご報告させて頂きます。合わせまして妊娠のご報告もさせて頂きます」と伝えた。

 また、妊娠に伴いチームからは離脱となることに「シーズンを通して戦う一選手として怪我以外の離脱というご迷惑をおかけしていることについて申し訳なく思っております」と謝罪も。「しかし、ここまでチームメイト、スタッフ、関係者の皆様のご理解とともに温かく見守っていただき、安定期を迎えることができました」と伝えた。そして母になる心境を明かしている。

「このクラブハウスに通って20年。このクラブハウスで成人を迎え、母になれるとは考えてもいませんでした。ピッチを離れれば33歳女性。わたしも自分の両親のような家庭を持ち、自分の母のような親になりたい。そんなことを、ピッチを離れれば考えていました。そんなわたしのお腹の中で授かった新しい命。とても嬉しく思いました。今は日々少しずつ育つお腹の中の子供が元気に生まれてくることを祈るばかりです」

 今後の現役生活についても言及。「選手としては引退も一度は考えましたが、今は選手としての産休に入らせていただき、来シーズンの現役復帰を目指します」と続行の意志を伝え、「男子選手にとっては当たり前の光景である我が子を抱えながらの選手入場、これが今のわたしの夢です。そしていずれは我が子の手を引いて引退するという光景を思い浮かべながら今はゆったり過ごしたいと思います」と述べている。

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[なでしこ]首位浦和Lが6連勝、2位日テレも3発快勝で勝ち点差5をキープ:第14節

 プレナスなでしこリーグ1部は28日と29日に第14節を行った。

 首位の浦和レッズレディースはホームでノジマステラ神奈川相模原と対戦し、2-0で勝利し、6連勝を飾った。前半17分になでしこジャパンに追加招集されたFW清家貴子が右足で先制点を奪うと、後半29分には前節の日テレ撃破の立役者となったDF高橋はなが追加点を決めて突き放した。

 前節の天王山に敗れ、1試合少ない暫定ながら勝ち点差5の2位になっていた日テレ・ベレーザは、アルビレックス新潟レディースに3-1で勝利。前半からFW小林里佳子とFW田中美南のゴールでリードを奪うと、後半もDF宮川麻都のゴールで突き放した。

 3位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースは下位に苦しむマイナビベガルタ仙台レディースと2-2でドロー。AC長野パルセイロ・レディースを2-1で下したINAC神戸レオネッサが3位に再浮上した。最下位の日体大FIELDS横浜は引き分けながら連敗が5で止まっている。

 第15節は10月12日と14日に行われる。
 
9月28日(土)
伊賀FC 1-1 F日体大 [甲賀]
[伊]嶋田千秋(59分)
[F]下條彩(84分)

9月29日(日)
マイナビ 2-2 ジェフL [ユアスタ]
[マ]坂井優紀(48分)、井上綾香(87分)
[ジ]鴨川実歩(43分)、山崎円美(90分+2)

浦和L 2-0 ノジマ [浦和駒場]
[浦]清家貴子(17分)、高橋はな(74分)

日テレ 3-1 新潟L [味フィ西]
[日]小林里歌子(21分)、田中美南(35分)、宮川麻都(55分)
[新]上尾野辺めぐみ(43分)

長野L 1-2 I神戸 [長野U]
[長]三谷沙也加(3分)
[I]中島依美(35分)、杉田妃和(76分)

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[なでしこ]なでしこJ初招集19歳FW高橋はな2G1A!浦和Lが日テレとの大一番に競り勝つ:第13節

FW高橋はなの大活躍によって浦和Lが天王山を制した
 プレナスなでしこリーグ1部は22日からの2日間で第13節を行った。

 首位決戦はなでしこジャパンに初招集された19歳FWの活躍によって、首位の浦和レッズレディースが勝利した。

 味の素フィールド西が丘で1試合未消化ながら勝ち点3差で2位の日テレ・ベレーザと対戦。前半38分にFW高橋はなが左足でゴールネットを揺らして先制すると、後半15分になでしこジャパンに復帰したFW田中美南に同点弾を浴びるが、同26分に高橋のアシストからDF長嶋玲奈が勝ち越し点を奪う。

 さらに後半32分には高橋がこの日2点目を頭で決めて突き放すと、日テレの反撃を後半アディショナルタイムの1点にしのいだ。2チームの勝ち点差は6に広がった。

 3位のINAC神戸レオネッサノジマステラ神奈川相模原に0-1で敗戦。アルビレックス新潟レディースと引き分けたジェフユナイテッド市原・千葉レディースにかわされて4位に後退した。

 9位のマイナビベガルタ仙台レディース伊賀フットボールクラブくノ一と1-1で引き分けて、3試合ぶりに勝ち点を獲得。しかし8位のAC長野パルセイロ・レディースが最下位の日体大FIELDS横浜に3-0で快勝したため、残留圏との差は3に広がった。

 第14節は28日と29日に行う。

9月22日(日)
マイナビ 1-1 伊賀FC [ユアスタ]
[マ]北原佳奈(88分)
[伊]松久保明梨(39分)

F日体大 0-3 長野L [三ツ沢陸]
[長]横山久美(58分)、鈴木陽2(74分、84分)

I神戸 0-1 ノジマ [帯広森陸]
[ノ]南野亜里沙(53分)

日テレ 2-3 浦和L [味フィ西]
[日]田中美南(60分)、三浦成美(90分+1)
[浦]高橋はな2(38分、77分)、長嶋玲奈(71分)

9月23日(月)
新潟L 1-1 ジェフL [新潟市陸]
[新]千野七海(20分)
[ジ]大滝麻未(69分)

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[なでしこ]浦和Lは2戦連続菅澤&佐々木弾で首位キープ、日テレは田中美南が4発大爆発:第12節

 プレナスなでしこリーグの第12節が14日から16日の3日間で行われた。首位の浦和レッズレディースマイナビベガルタ仙台レディースに2-0で勝利。前半24分にDF佐々木繭の2試合連続となるゴールで先制すると、同2分にはFW菅澤優衣香が4試合連続となるゴールを決めて突き放した。

 前節は台風のために試合が中止となったために2位に後退していた日テレ・ベレーザは、ノジマステラ神奈川相模原に5-0で大勝。FW田中美南が4得点の大爆発。1試合少ない状態で、首位と勝ち点3差をキープしている。

 なお台風15号の影響で延期となっている第11節の日テレ対ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの一戦は、10月23日にフクダ電子アリーナで行われる。

 INAC神戸レオネッサはFW岩渕真奈の2ゴールなどでアルビレックス新潟レディースに5-2で勝利。順位を3位に上げた。ジェフLも日体大FIELDS横浜に2-1で競り勝って、I神戸と同勝ち点21の4位に浮上している。

 第13節は22日と23日に行われる。

9月14日(土)
長野L 0-1 伊賀FC [長野U]
[伊]森仁美(78分)

9月15日(日)
I神戸 5-2 新潟L [ノエスタ]
[I]岩渕真奈2(23分、44分)、増矢理花(67分)、京川舞(87分)、島袋奈美恵(90分+3)
[新]石淵萌実(84分)、山谷瑠香(89分)

浦和L 2-0 マイナビ [浦和駒場]
[浦]佐々木繭(24分)、菅澤優衣香(47分)

9月16日(月)
ノジマ 0-5 日テレ [ギオンス]
[日]田中美南4(23分、56分、63分、90分+3)、遠藤純(90分+4)

ジェフL 2-1 F日体大 [オリプリ]
[ジ]成宮唯(72分)、大滝麻未(80分)
[F]茨木美都葉(7分)

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なでしこリーグ、台風15号で中止した1試合の代替日を発表…千葉L対日テレは10月23日に

 台風15号の影響で中止になっていたプレナスなでしこリーグ第11節・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース対日テレ・ベレーザの試合が10月23日19時にフクダ電子アリーナで行われることが決定した。

 今月8日に千葉県習志野市の第一カッターフィールドで開催する予定だったジェフLと日テレの試合は、関東地方を襲った台風15号の影響で中止となっていた。中止となった8日分のチケットすべて10月23日の代替試合で使用可能に。それ以外での試合の振り替えは行っていないという。

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[なでしこ]首位日テレは台風の影響で試合延期…浦和Lが首位に浮上:第11節

 プレナスなでしこリーグの第11節が7日と8日に行われた。関東地方を襲った台風15号の影響で、千葉県習志野市の第一カッターフィールドで開催予定だったジェフユナイテッド市原・千葉レディース対日テレ・ベレーザの試合が中止となっている。

 日テレに勝ち点で並ぶ2位につけていた浦和レッズレディースは敵地でAC長野パルセイロ・レディースに2-1で競り勝った。1-1で折り返した後半10分に決まったDF佐々木繭の得点が決勝点になった。この結果、3連勝で勝ち点を24とした浦和Lが首位に立った。

 3位のアルビレックス新潟レディースは伊賀フットボールクラブくノ一と1-1で引き分け。1点ビハインドの後半45分にFW石淵萌実が得点して何とか追いついた。前節敗れたことで順位を落としていたINAC神戸レオネッサは、日体大FIELDS横浜に4-1で快勝。試合のなかったジェフをかわして、4位に浮上した。

 中止となった試合の代替日や観戦チケットの取り扱いについては、決定し次第発表になる。第12節は14日、15日、16日に行われる。

▽第11節
9月7日(土)
マイナビ 1-2 ノジマ [Kスポ]
[マ]浜田遥(51分)
[ノ]南野亜里沙(74分)、佐々木美和(81分)

伊賀FC 1-1 新潟L [ならでん]
[伊]道上彩花(60分)
[新]石淵萌実(90分)

長野L 1-2 浦和L [長野U]
[長]小泉玲奈(39分)
[浦]菅澤優衣香(9分)、佐々木繭(55分)

9月8日(日)
F日体大 1-4 I神戸 [保土ヶ谷]
[F]今井裕里奈(54分)
[I]中島依美(13分)、岩渕真奈(18分)、増矢理花(57分)、杉田妃和(76分)

ジェフL 未定 日テレ [未定]

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なでしこリーグのジェフLが台風接近による試合中止を発表

 ジェフユナイテッド千葉レディースは7日、明日8日に開催を予定していた2019プレナスなでしこリーグ1部第11節の日テレ・ベレーザ戦について、台風15号が関東地方に接近する影響により、開催中止となったことを発表した。代替日や中止試合の観戦チケットの扱いに関しては決定次第、発表するとしている。

以下、対象試合

2019プレナスなでしこリーグ第11節
9月8日(日)
ジェフL 17:00 日テレ [第一カッターフィールド]

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[なでしこ]リーグ戦再開!上位が星を伸ばす中でI神戸が最下位に苦杯:第10節

 5月19日より中断していたプレナスなでしこリーグ1部が再開した。中断期間中はなでしこリーグカップが開催されており、日テレ・ベレーザが2年連続8回目となる優勝を飾っている。 

 リーグ戦は8月31日と9月1日に折り返しとなる第10節を開催。首位の日テレは伊賀フットボールクラブくノ一を相手に3-0で快勝。前半36分にDF土光真代がヘディングで押し込んで先制点を決めると、終了間際にはFW田中美南が連続ゴールを決めて突き放した。

 勝ち点差なしの2位につける浦和レッズレディースは、日体大FIELDS横浜に6-0で圧勝。エースFW菅澤優衣香がハットトリックを決める活躍。得失点差は詰まったが、上位2チームはともに勝ち点を21に伸ばして、順位をキープした。なお、田中と菅澤は今季11得点で得点ランキングトップタイで並んでいる。

 3位だったINAC神戸レオネッサは、最下位のマイナビベガルタ仙台レディースに1-2でまさかの敗戦。1-1の後半44分に途中出場のMFジョーダン・マラダに右足で勝ち越し点を決められた。F日体大が敗れたために、マイナビは最下位を脱出した。

 代わって3位にはAC長野パルセイロ・レディースを1-0で下したアルビレックス新潟レディースが浮上。ノジマステラ神奈川相模原を2-1で下したジェフユナイテッド市原・千葉レディースも新潟と同勝ち点の4位で続いている。

 第11節は7日と8日に行われる。

8月31日(土)
I神戸 1-2 マイナビ [いわスタ]
[I]増矢理花(45分+2)
[マ]白木星(42分)、ジョーダン・マラダ(89分)

浦和L 6-0 F日体大 [浦和駒場]
[浦]柴田華絵(12分)、菅澤優衣香3(17分、47分、63分)、清家貴子(85分)、柳澤紗希(86分)

ノジマ 1-2 ジェフL [ギオンス]
[ノ]平田ひかり(14分)
[ジ]曽根七海(7分)、成宮唯(64分)

日テレ 3-0 伊賀FC [味フィ西]
[日]土光真代(36分)、田中美南2(84分、90分+1)

9月1日(日)
新潟L 1-0 長野L [新発田陸]
[新]上尾野辺めぐみ(66分)

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女子部門も“史上初”受賞! イングランドDFがUEFA年間最優秀選手に

女子部門の最優秀選手に輝いたDFルーシー・ブロンズ
 欧州サッカー連盟(UEFA)は29日、2018-19シーズンの年間最優秀選手を発表し、女子部門はイングランド女子代表DFルーシー・ブロンズ(リヨン)が選ばれた。男子部門のDFフィルヒル・ファン・ダイクとともにディフェンダー史上初の受賞となった。

 リヨンでは昨季、フランスリーグ、フランスカップ、UEFA女子チャンピオンズリーグの三大タイトルを全て制覇。イングランド女子代表としては女子ワールドカップで4強入りを果たし、個人でもシルバーボール賞を受賞していた。

 同賞はスポーツジャーナリストの投票によって決定されるが、次点2人はノルウェー女子代表FWアダ・ヘーゲルベルク、フランス女子代表MFアマンディーヌ・アンリとなっており、いずれもリヨン所属の選手だった。

 L・ブロンズは「リヨンでよく知る2人の素晴らしい選手、2人の素晴らしい女性をさしおいて受賞できたことを嬉しく思いつつ、それでいて謙虚な気持ち。イングランドチームのライオネスに感謝します。素晴らしい夏(女子W杯)を経験できて、彼女たちがいなかったらこの賞をもらえなかっただろうから」と喜びを語っている。

●女子ワールドカップ2019特集

女子部門も“史上初”受賞! イングランドDFがUEFA年間最優秀選手に

女子部門の最優秀選手に輝いたDFルーシー・ブロンズ
 欧州サッカー連盟(UEFA)は29日、2018-19シーズンの年間最優秀選手を発表し、女子部門はイングランド女子代表DFルーシー・ブロンズ(リヨン)が選ばれた。男子部門のDFフィルヒル・ファン・ダイクとともにディフェンダー史上初の受賞となった。

 リヨンでは昨季、フランスリーグ、フランスカップ、UEFA女子チャンピオンズリーグの三大タイトルを全て制覇。イングランド女子代表としては女子ワールドカップで4強入りを果たし、個人でもシルバーボール賞を受賞していた。

 同賞はスポーツジャーナリストの投票によって決定されるが、次点2人はノルウェー女子代表FWアダ・ヘーゲルベルク、フランス女子代表MFアマンディーヌ・アンリとなっており、いずれもリヨン所属の選手だった。

 L・ブロンズは「リヨンでよく知る2人の素晴らしい選手、2人の素晴らしい女性をさしおいて受賞できたことを嬉しく思いつつ、それでいて謙虚な気持ち。イングランドチームのライオネスに感謝します。素晴らしい夏(女子W杯)を経験できて、彼女たちがいなかったらこの賞をもらえなかっただろうから」と喜びを語っている。

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[なでしこ杯]日テレが2年連続8回目の優勝、I神戸を延長戦で下す

日テレ・ベレーザが優勝を飾った
 なでしこリーグカップ1部の決勝が3日に行われ、日テレ・ベレーザが2年連続8回目の優勝を飾った。

 2年連続で同じ組み合わせとなった決勝。INAC神戸レオネッサが前半43分にMF中島依美の右足弾で先制に成功したが、日テレも後半5分にDF有吉佐織が同点弾。延長戦にもつれ込むと、延長後半5分にFW小林里歌子のパスからFW田中美南が勝ち越し弾。終了間際にも田中がダメ押し点を蹴り込んで3-1として優勝を決めた。

 2部ではセレッソ大阪堺レディースがちふれASエルフェン埼玉を2-1で逆転で下し、2年ぶり2回目の優勝を飾っている。

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ベティスのなでしこGK山根が2年ぶり古巣復帰「気を引き締めて戦っていきます」

なでしこGK山根恵里奈が千葉レディースに復帰
 ジェフユナイテッド千葉レディースは1日、ベティスに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)GK山根恵里奈(28)が加入することを発表した。

 山根は2012年から2017年7月まで千葉レディースに在籍し、同年10月にベティスへ移籍。スペイン女子1部リーグ通算32試合に出場した。また、なでしこジャパンとして国際Aマッチ通算26試合に出場している。

 2年ぶりの復帰に際し、クラブ公式サイトを通じて「『おかえり』と言ってくださった皆さんへ『ただいま』の精一杯の思いを、2年のプロ生活で学んだこととともに、ここからの自分のはたらきでお返しができるよう、また一からスタートラインに立ち、気を引き締めて戦っていきます」とコメントした。

以下、クラブ発表プロフィール

●GK山根恵里奈
(やまね・えりな)
■背番号
27
■生年月日
1990年12月20日(28歳)
■身長/体重
188cm/79kg
■出身地
広島県
■経歴
1995~2002年:宇品東少年サッカー部(広島県)
2003~2005年:広島大河GCレディース(広島県)
2006~2008年:JFAアカデミー福島(福島県)
2009~2011年:東京電力女子サッカー部マリーゼ
2012~2017年:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
2017~2019年:レアル・ベティス(スペイン)
■代表歴
2007年:U-19 日本女子代表 AFCU-19女子選手権中国2007 準優勝
2008年:U-20 FIFAU-20女子ワールドカップチリ2008 ベスト8
2010年:U-20 FIFAU-20女子ワールドカップドイツ2010
2012年:ロンドンオリンピックバックアップメンバー
2013年:東アジアカップ 3位
2014年:AFC女子アジアカップベトナム 優勝、仁川アジア大会 準優勝
2015年:FIFA女子ワールドカップカナダ 準優勝
2016年:リオデジャネイロオリンピックアジア予選 3位
2019年:She Believes Cup 3位
※日本女子代表(なでしこジャパン)国際Aマッチ26試合出場
■出場歴
なでしこリーグ:93試合
カップ戦:22試合
皇后杯:8試合
スペイン女子1部リーグ:32試合
スペイン女子カップ戦:2試合

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[なでしこ杯]決勝は2年連続同カード!I神戸、日テレがともに逆転勝利で決勝へ

 なでしこリーグカップの準決勝が27日と28日に行われ、INAC神戸レオネッサ日テレ・ベレーザが決勝に進出した。両チームの決勝での対戦は2年連続となる。

 ともに逆転勝ちで2年連続の舞台へと勝ち上がった。ノジマステラ神奈川相模原と対戦したI神戸は、開始4分にMF中野真奈美に先制点を決められてしまう。しかし後半に入って9分にFW京川舞が同点弾を記録すると、同22分にはMF増矢理花が頭で逆転弾を決めた。

 浦和レッズレディースと対戦した日テレは、前半28分までに2失点。苦しいゲーム展開となるが、前半アディショナルタイムにMF長谷川唯のアシストからFW籾木結花が得点して、前半のうちに1点を返す。

 前半終了間際の得点で息を吹き返した日テレは、後半に入ると猛攻を仕掛ける。そして4分にFW宮澤ひなたが右足弾、同22分にFW田中美南が逆転弾を蹴り込んで、試合をひっくり返すことに成功した。浦和は同6分にGK松本真未子が退場となってしまったことがゲームプランを狂わせた。

 決勝は8月3日に味の素フィールド西が丘で18時30分キックオフ。日テレが勝てば2年連続6回目、I神戸が勝てば6年ぶり2回目の優勝となる。

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[なでしこ杯]決勝は2年連続同カード!I神戸、日テレがともに逆転勝利で決勝へ

 なでしこリーグカップの準決勝が27日と28日に行われ、INAC神戸レオネッサ日テレ・ベレーザが決勝に進出した。両チームの決勝での対戦は2年連続となる。

 ともに逆転勝ちで2年連続の舞台へと勝ち上がった。ノジマステラ神奈川相模原と対戦したI神戸は、開始4分にMF中野真奈美に先制点を決められてしまう。しかし後半に入って9分にFW京川舞が同点弾を記録すると、同22分にはMF増矢理花が頭で逆転弾を決めた。

 浦和レッズレディースと対戦した日テレは、前半28分までに2失点。苦しいゲーム展開となるが、前半アディショナルタイムにMF長谷川唯のアシストからFW籾木結花が得点して、前半のうちに1点を返す。

 前半終了間際の得点で息を吹き返した日テレは、後半に入ると猛攻を仕掛ける。そして4分にFW宮澤ひなたが右足弾、同22分にFW田中美南が逆転弾を蹴り込んで、試合をひっくり返すことに成功した。浦和は同6分にGK松本真未子が退場となってしまったことがゲームプランを狂わせた。

 決勝は8月3日に味の素フィールド西が丘で18時30分キックオフ。日テレが勝てば2年連続6回目、I神戸が勝てば6年ぶり2回目の優勝となる。

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[なでしこ杯]決勝T進出4チームが決定!準決勝は7月27日と28日、決勝は8月3日

 プレナスなでしこリーグカップ1部は15日に予選リーグを終了した。決勝トーナメントにはA組から1位の日テレ・ベレーザ、2位のノジマステラ神奈川相模原。B組から1位のINAC神戸レオネッサ、2位の浦和レッズレディースが進出する。

 準決勝の組み合わせは、互いの組の1位と2位の対戦となる。日テレ対浦和Lは7月28日にAGFフィールドで16時30分開始。ノジマ対I神戸は同27日に大和なでしこスタジアムで16時にキックオフする。

 勝ち上がったチームによる決勝は8月3日に味の素フィールド西が丘で行う。

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元なでしこ田中陽子がノジマ退団&海外挑戦を発表「世界中で愛される選手になるため」

MF田中陽子が海外移籍を発表
 ノジマステラ神奈川相模原は26日、元日本女子代表(なでしこジャパン)のMF田中陽子(25)が今月30日をもって退団し、海外移籍することを発表した。

 ノジマステラの選手としてのラストマッチは、29日に行われるなでしこリーグカップ1部第8節の日テレ・ベレーザ戦。移籍先については現在手続き中となっており、確定次第発表するという。

 JFAアカデミー福島出身の田中は2012年にINAC神戸レオネッサへ入団し、2015年に当時2部だったノジマステラに移籍。2016年に2部優勝および1部昇格に貢献し、今季はここまでリーグ戦7試合に出場していた。

 クラブ公式サイトを通じて「ステラに来てから4年半が経ちました。4年半前にチームに迎え入れてくれ、入替戦や2部優勝、皇后杯準優勝など様々なことを経験し、成長させてもらいました」と感謝を述べている。

 退団理由については「昔からの目標であった『世界中の人に愛される選手になる』ことと、海外でプロ選手として成長したい・勝負したいという気持ちが強くあった」と説明し、「ステラでサッカー選手としても人間としても成長させてもらった姿で、次のステージでまた目標に向って頑張りたいと思います」と誓った。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF田中陽子
(たなか・ようこ)
■生年月日
1993年7月30日(25歳)
■出身地
山口県
■経歴
JFAアカデミー福島-INAC神戸レオネッサ-ノジマステラ神奈川相模原

●なでしこリーグ2019特集ページ

宮間あやさんは16年で現役引退扱い…なでしこジャパンには「代表の誇りを持って」とエール

宮間あやさんと中澤佑二氏がイベントに出席した
 元日本女子代表(なでしこジャパン)の宮間あやさんの扱いが、16年限りで現役引退となっていることが分かった。

 なでしこジャパンの中心選手として長年活躍していた宮間さんだが、16年11月に所属した岡山湯郷Belleを電撃退団。突然、表舞台から姿を消していた。

 そんな宮間さんが5日、東京都港区のフランス大使館で行われたFIFA女子ワールドカップフランス2019公式記念コイン記者発表会に、元日本代表の中澤佑二氏とともに出席。宮間さんは記者との質疑に応じることもなく、自ら近況に触れることはなかったが、会見では「2016年度のシーズンを最後に現役を引退」と記された資料が配られた。

 ただし7日に開幕する女子ワールドカップに出場するなでしこジャパンについては、「日本代表の誇りを持って戦ってもらえれば」と期待を語った。中澤氏も「どのような戦いで優勝するかが見どころ。個人的には長谷川(唯)選手が世界を相手にどこまでやれるか期待したい」と話していた。

会見で配られた資料

(取材・文 児玉幸洋)
●女子ワールドカップ2019特集

バニーズ京都、広島大FW齋原みず稀が特別指定選手に

 日本サッカー協会(JFA)は29日、広島大のFW齋原みず稀を『2019年JFA・なでしこリーグ特別指定選手』として承認したことを発表した。受入先はバニーズ京都SCとなる。

 クラブ公式サイトを通じて齋原は「今年も引き続きバニーズ京都SCの一員になれることを大変嬉しく思います。少しでも京都の力になれるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメントしている。

●なでしこリーグ2019特集ページ

[なでしこ]日テレと浦和Lのデッドヒート続く!早くもシーズン折り返し、再開は8月31日:第9節

劇的決勝弾を決めた清家貴子
 プレナスなでしこリーグは18日と19日にシーズンの折り返しとなる第9節を行った。首位の日テレ・ベレーザAC長野パルセイロ・レディースと0-0でドロー。勝ち点1を積み上げるにとどまった。

 日テレとデッドヒートを繰り広げる浦和レッズレディース伊賀フットボールクラブくノ一に2-1で逆転勝ち。後半アディショナルタイム3分に決まったDF清家貴子の右足弾が劇的な決勝点になった。

 この結果、勝ち点18で日テレと浦和Lが並ぶことに。しかし得失点差で日テレが首位をキープした。

 ノジマステラ神奈川相模原日体大FIELDS横浜に4-2で快勝して2連勝。順位を6位に上げた。マイナビベガルタ仙台レディースアルビレックス新潟レディースと引き分けて連敗を止めたが、最下位のままとなっている。

 なでしこリーグは今節で折り返し。中断期間に入り、第10節は8月31日より行われる。来週からは中断していたなでしこリーグ杯が再開される。 

F日体大 2-4 ノジマ [ニッパツ]
[F]児野楓香2(32分、74分)
[ノ]櫻本尚子2(1分、39分)、中野真奈美(37分)、南野亜里沙(48分)

ジェフL 0-0 I神戸 [フクアリ]

マイナビ 1-1 新潟L [あいづ]
[マ]隅田凜(88分)
[新]上尾野辺めぐみ(40分)

長野L 0-0 日テレ [長野U]

伊賀FC 1-2 浦和L [上野]
[伊]道上彩花(10分)
[浦]菅澤優衣香(60分)、清家貴子(90分+3)

●なでしこリーグ2018特設ページ