コパアメリカでは出番なし…“24人目”招集のDF菅大輝「成長を見せられれば」

2度目のA代表となったMF菅大輝(札幌)
 日本代表MF菅大輝(札幌)はDF室屋成(FC東京)の負傷により、追加招集でのE-1選手権参加となった。「そこはあまり気にせず、しっかりとチームのために自分が何ができるかを考えながら、タイトルを取るためにできることをしていきたい」。まずは立場を気にするのではなく、フラットな気持ちで出番争いに挑む構えだ。

 森保一監督は今月4日、E-1選手権に向けた22人のメンバーを発表。登録上限は23人のため一枠を残す形となったが、それはあくまでもJ1参入プレーオフ参加チームの動向を待つため。すでにJ1残留が確定していた札幌所属の菅は事実上の落選が決まっていた。

 しかし、直前に負傷した室屋の状態が思わしくなかったため、J1最終節が終わった7日、プレーオフ行きの可能性がなくなったDF橋岡大樹(浦和)と共に菅が追加招集。24番目に滑り込む形でコパ・アメリカ以来のA代表入りを果たした。

 初招集となったコパ・アメリカでは出番なし。U-22日本代表が半数を占めた今回も当初は選外だっただけに、菅は「招集を受けた時も求められていることはできていないと思っている」と現在の立場を受け入れている。

 それでも呼ばれたからには出場意欲を見せる。「チームでやっていることを出せればいつもどおりの自分が出せると思う。しっかりいい準備をしてやれれば」。今回のメンバーのうち、本職の左ウイングバックは菅のみ。初戦の中国戦はウインガーのMF遠藤渓太(横浜FM)がフル出場しており、負けてばかりはいられない。

 まず目指すのは札幌で見せているプレーだ。「シーズンを通して守備の意識が高くなったと思うし、終盤にかけては質もちょっとは上がったのかなと思うので、そういうものをアシストという結果に結びつけて成長を見せられれば」。14日の香港戦までの2日間、日々のトレーニングでアピールしていく。

(取材・文 竹内達也)
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MF相馬勇紀、6分間のA代表デビューも「中でやれたのが良かった」

A代表デビューを果たしたMF相馬勇紀(鹿島)
 日本代表MF相馬勇紀(鹿島)がE-1選手権初戦の中国戦で、後半39分にA代表デビューを果たした。「あまりそういうのは考えないタイプ」と感慨はそれほど大きくなかったというが、11日の練習後には「試合に関わって中でやれたのが良かった」と手応えを語った。

 投入直前には森保一監督の下に歩み寄って「攻撃で出ていくこと、守備では締めること」という指示を受けた相馬。攻撃を持ち味とする選手だが、任されたのは右ウイングバック。「対人には自信があるので抜かれないこと」という意識もしつつ、デビュー戦のピッチに向かった。

 出場時間が短かったうえ、投入後にチームが失点したため、守勢ムードで持ち味は発揮できず。それでも「ピッチ内で声がたくさん出ていた」と少ない準備期間での奮闘を前向きに捉え、「1失点した部分はチームとしてなくさないといけないと思うけど、勝てたことがよかった」と振り返った。

 次の試合は14日の香港戦。「中3日なのでコンディションにバラつきがある」と先発起用へアピールを続ける相馬は「僕の特長は攻撃の部分だと思うので、得点だったりアシストだったり結果を求めていくこと。そことチームのために戦うという二つを軸にしてやっていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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左WB遠藤渓太、A代表デビュー戦の心残り「パスコースは見えていたけど…」

日本代表MF遠藤渓太(横浜FM)
 A代表デビューは左ウイングバックのポジション。E-1選手権初戦の中国戦で「まずはしっかり守備のことを考えて試合に入った」という日本代表MF遠藤渓太(横浜FM)だったが、一つの心残りがあるという。

 それは左サイドからの攻撃の組み立てだ。試合から一夜明けた11日、遠藤は「自分自身、見えているパスコースはあったけど、そこを通すだけの度胸がなかった。ドリブルでも行けたけど行けなかった部分があった。もっとチャレンジできた」と振り返った。

 持ち味の上下動でクロスにつなげる場面は多く見せた。後半には、カウンターから惜しいカットインシュートも放った。しかし、中盤からの斜めのパスはDF佐々木翔(広島)に委ねるところが多く、そうした課題は自身でも認識していたようだ。

 もっとも「パスコースが見えなかったわけじゃなかったから、そこを使うプレー選択をしたかった」と解決策は明白。「デビュー戦で自分自身難しい部分もあったけど、そういう言い訳は通じない」と力強く語った背番号7は次の出番で挽回を期する。

(取材・文 竹内達也)
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左WB遠藤渓太、A代表デビュー戦の心残り「パスコースは見えていたけど…」

日本代表MF遠藤渓太(横浜FM)
 A代表デビューは左ウイングバックのポジション。E-1選手権初戦の中国戦で「まずはしっかり守備のことを考えて試合に入った」という日本代表MF遠藤渓太(横浜FM)だったが、一つの心残りがあるという。

 それは左サイドからの攻撃の組み立てだ。試合から一夜明けた11日、遠藤は「自分自身、見えているパスコースはあったけど、そこを通すだけの度胸がなかった。ドリブルでも行けたけど行けなかった部分があった。もっとチャレンジできた」と振り返った。

 持ち味の上下動でクロスにつなげる場面は多く見せた。後半には、カウンターから惜しいカットインシュートも放った。しかし、中盤からの斜めのパスはDF佐々木翔(広島)に委ねるところが多く、そうした課題は自身でも認識していたようだ。

 もっとも「パスコースが見えなかったわけじゃなかったから、そこを使うプレー選択をしたかった」と解決策は明白。「デビュー戦で自分自身難しい部分もあったけど、そういう言い訳は通じない」と力強く語った背番号7は次の出番で挽回を期する。

(取材・文 竹内達也)
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“ぶっつけ本番”ポスト役で存在感見せたFW上田綺世「即興でもやっていけるのが代表」

日本代表FW上田綺世(鹿島)
 日本代表FW上田綺世(鹿島)のような周囲に活かされるタイプのストライカーにとって、わずかな準備期間しかない短期決戦にはいっそうの困難が立ちはだかる。それでも「やるのが義務」という21歳は逃げ道をつくらず、結果を出すための取り組みに尽力している。

 今月8日に全メンバーが集合し、わずか2日間の準備期間で迎えたE-1初戦の中国戦(○2-1)。練習場の不具合でボールを使ったトレーニングが満足にできなかったこともあり、攻守の連係は試合中に修正するという「ぶっつけ本番」の状況を強いられた。

 それでもチームの1点目はDF佐々木翔の縦パスを上田がワンタッチで落とし、細かいスペースを打開したことで生まれたもの。さらに後半は上田のポストプレーに重点を置き、徐々に厚みのある攻撃も繰り出せるようになった。またそれにより、再びボールを受けた上田自身がドリブルで前にしかける場面も出てきた。

 ストライカータイプの上田にとって、周囲のお膳立てをするポストプレーヤーの役割は本分ではない。一夜明けた11日には「僕自身はやっぱり背後に抜けたり、クロスに合わせるのが自分の武器なので、そういうプレーをしているときは若干もどかしい部分もある」とも語った。しかし、そうした取り組みこそが、自らの生きる道を広げていくことも理解している。

「シャドーの選手を前に向かせる動きは逆に僕にもプラスなことで、シャドーを前を向かせれば僕自身も背後を取れるチャンスができる。そこは苦じゃないし、積極的にやるべきところ」。中国戦では得点こそならなかったが、「周りを生かすプレーも必要だし、僕が自分の特長を出すことで周りを活かすことにつながる」という整理もできている。

 そうした心がけに象徴されているように、短い準備期間を逃げ道にするつもりはない。「即興でも個の力でやっていけるメンバーが代表だと思うし、そこに言い訳を見つけずにその時その時の場面でアイデアを見つけて打開していくのが代表」。A代表としての矜恃を見せた上田は「お互いを生かし合えるコミュニケーションを作っていければ」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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“ぶっつけ本番”ポスト役で存在感見せたFW上田綺世「即興でもやっていけるのが代表」

日本代表FW上田綺世(鹿島)
 日本代表FW上田綺世(鹿島)のような周囲に活かされるタイプのストライカーにとって、わずかな準備期間しかない短期決戦にはいっそうの困難が立ちはだかる。それでも「やるのが義務」という21歳は逃げ道をつくらず、結果を出すための取り組みに尽力している。

 今月8日に全メンバーが集合し、わずか2日間の準備期間で迎えたE-1初戦の中国戦(○2-1)。練習場の不具合でボールを使ったトレーニングが満足にできなかったこともあり、攻守の連係は試合中に修正するという「ぶっつけ本番」の状況を強いられた。

 それでもチームの1点目はDF佐々木翔の縦パスを上田がワンタッチで落とし、細かいスペースを打開したことで生まれたもの。さらに後半は上田のポストプレーに重点を置き、徐々に厚みのある攻撃も繰り出せるようになった。またそれにより、再びボールを受けた上田自身がドリブルで前にしかける場面も出てきた。

 ストライカータイプの上田にとって、周囲のお膳立てをするポストプレーヤーの役割は本分ではない。一夜明けた11日には「僕自身はやっぱり背後に抜けたり、クロスに合わせるのが自分の武器なので、そういうプレーをしているときは若干もどかしい部分もある」とも語った。しかし、そうした取り組みこそが、自らの生きる道を広げていくことも理解している。

「シャドーの選手を前に向かせる動きは逆に僕にもプラスなことで、シャドーを前を向かせれば僕自身も背後を取れるチャンスができる。そこは苦じゃないし、積極的にやるべきところ」。中国戦では得点こそならなかったが、「周りを生かすプレーも必要だし、僕が自分の特長を出すことで周りを活かすことにつながる」という整理もできている。

 そうした心がけに象徴されているように、短い準備期間を逃げ道にするつもりはない。「即興でも個の力でやっていけるメンバーが代表だと思うし、そこに言い訳を見つけずにその時その時の場面でアイデアを見つけて打開していくのが代表」。A代表としての矜恃を見せた上田は「お互いを生かし合えるコミュニケーションを作っていければ」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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インカレか、A代表か—。“苦渋の決断”迫られたMF田中駿汰「自分から『行かせてください』と」

日本代表の一員としてE-1選手権に参加する道を選んだMF田中駿汰(大阪体育大)
 日本代表MF田中駿汰(大阪体育大)は今回のメンバーで唯一の現役大学生。E-1期間中には「4年間の集大成」という全日本大学選手権(インカレ)が行われているが、苦渋の選択を経てA代表にやってきた。「与えられた場所で頑張る」——。自らの決断が正しかったと証明するためにも、次の香港戦で出番をつかんでアピールしたい構えだ。

 今年5月に来季の札幌入りが内定し、同じタイミングで来年の東京五輪を目指すU-22日本代表に初選出。足早にトッププレーヤーへの階段を駆け上がる22歳だが、普段は大阪体育大でプレーする大学生だ。今季は2年連続での関西制覇に大きく貢献し、自身はリーグMVPも獲得。最後のインカレでは本気で全国制覇が狙える状況にある。

 しかし、そこでE-1選手権に臨むA代表から招集がかかった。「4年間の集大成としてインカレに向けてやってきたのでとても悩んだ。ただ、A代表ということなのでそんなに光栄なことはない。結果的には自分から『行かせてください』と言った」。インカレ合流は最短でもE-1閉幕翌日の準決勝から。まずは最後の冬を仲間に託す形となった。

 それでも失うものが大きいぶんだけ、心に留めた覚悟は大きくなった。「自分がしっかりこっちで頑張ることによって、みんなも刺激になってインカレで頑張ってもらえれば。自分は与えられた場所で頑張ることを意識してやっている」。A代表合流から4日間、並ならぬモチベーションで日々の活動に取り組んでいる。

 中3日の連戦が続く中、14日の香港戦は大幅にメンバーが入れ替わる見込み。練習でアピールができれば、出番も大いにあり得る。奇しくも香港戦の試合日は、大阪体育大のインカレ初戦の日。吉報を待って試合に臨む田中は「プレッシャーはあるけど、緊張はそんなにしていない。自分がやってきたことを出していければ」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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“何もできなかった”日韓戦以来の先発経て…MF井手口「責任を持ったプレーを」

練習前、森保一監督とマンツーマンで話すMF井手口陽介(G大阪)
 日本代表MF井手口陽介(G大阪)にとって、今回は2度目のE-1選手権。「このチームでは(年が)下のほうじゃないので、責任を持ったプレーをしないといけない」。1学年下からが対象となる東京五輪世代が半数以上を占める中、23歳は新たな使命を持って大会に臨んでいるようだ。

 2年前に行われた前回のE-1選手権では、最終戦で韓国に1-4の完敗。その試合で先発していた井手口は「何もできなかった」と振り返る。その後、監督交代や負傷の影響もあり、W杯の落選を経て代表から距離ができた。そうした迎えた10日の中国戦(○2-1)は、A代表での2年ぶりの先発だった。

 しかし、試合は不完全燃焼に終わった。「前半は全体的に受け身になってしまったところがあった」。そんな課題は徐々に修正されたものの、「中盤に数的優位ができると分かっていたので、もっと最初からコミュニケーションをとりながらボールを回せれば良かった」と連係面に悔いを残した。

 もっとも、森保一監督から指名されたというセットプレーのキッカーでは多くのチャンスを導き、チームメートのDF三浦弦太(G大阪)のゴールもアシストした。前日は練習場の光量が足りずにボールを使った準備ができていなかったが、「狙い目はあったので速いボールを蹴るだけ」という意識が実り、個人面でのアピールには成功した。

 ならば、あとは自身のプレーでチーム全体を引き上げていく構えだ。今後は中3日の準備期間があり、連係面の向上にも期待。井手口は「チームとしてももっとみんなの選手の良さを分かって、コミュニケーションが良くなってくると思う。相手どうこうより自分たちの良さをみんなで出し合いながらできれば」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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日本vs台湾 試合記録

【E-1選手権(女子)第1節】(釜山)
日本 9-0(前半5-0)台湾


<得点者>
[日]岩渕真奈2(7分、71分)、田中美南2(9分、38分)、小林里歌子(16分)、松原有沙(44分)、池尻茉由2(54分、90分+2)、清家貴子(66分)

なでしこジャパン、E-1選手権で台湾に9発大勝発進

<出場メンバー>
[日本]
先発
GK 1 池田咲紀子
DF 4 三宅史織
DF 5 南萌華
DF 13 清家貴子
DF 20 松原有沙
MF 3 栗島朱里
MF 7 中島依美
MF 19 遠藤純
(46分→MF 23 林穂之香)
FW 8 岩渕真奈
FW 11 小林里歌子
(62分→FW 9 上野真実)
FW 15 田中美南
(46分→FW 12 池尻茉由)
控え
GK 18 山下杏也加
GK 21 平尾知佳
DF 2 清水梨紗
DF 16 宮川麻都
DF 22 土光真代
MF 6 杉田妃和
MF 10 籾木結花
MF 14 長谷川唯
MF 17 三浦成美
監督
高倉麻子

[台湾]
先発
GK 1 ツァィ・ミンジャン
DF 5 リー・ペイ・ジュン
DF 20 リー・ワン・チェン
MF 2 シュウ・リー・ピン
(57分→FW 7 チェン・イェン・ピン)
MF 3 ジョウ・リー・シャン
MF 4 パオ・シン・シュアン
MF 6 パン・イェン・シン
MF 8 ワン・シェン・フエイ
(73分→FW 10 ツェン・シュー・オ)
MF 14 ラン・ユー・チー
FW 17 ティン・チー
(68分→FW 9 リー・ホシウ・チン)
FW 19 スー・ユー・シュアン
控え
GK 18 チェン・ズー・ユ
GK 23 チェン・シャオルン
DF 16 チャン・スー・シン
MF 11 リン・ヤ・フイ
MF 12 チャン・チ・ラン
MF 15 ニェン・チン・ユン
MF 22 チンチア・イン
FW 13 リン・シン・フイ
監督
越後和男

なでしこジャパン、E-1選手権で台湾に9発大勝発進

FW岩渕真奈とハイタッチするFW小林里歌子
[12.11 E-1選手権 日本女子9-0台湾女子 釜山]

 EAFF E-1サッカー選手権2019は11日、女子の第1節2日目を行い、日本女子代表(なでしこジャパン)は台湾女子代表に9-0で大勝した。

 4-4-2の日本はGK池田咲紀子、4バックは右からDF清家貴子、DF南萌華、DF三宅史織、MF遠藤純と並んだ。中盤はDF松原有沙とMF栗島朱里がダブルボランチを組み、右にMF中島依美、左にFW小林里歌子。FW岩渕真奈とFW田中美南が2トップを組んだ。右サイドバックの清家とボランチの栗島はこれが代表デビュー戦となった。

 序盤から一方的に攻め立てた。前半7分、岩渕が中央をドリブル突破。PA手前から右足を振り抜き、先制点を奪った。同9分には松原の縦パスから田中がゴール前に抜け出し、左足でシュート。連続ゴールで2-0とリードを広げた。

 さらに前半17分、三宅のロングフィードを岩渕がヒールで落とし、小林が右足で追加点。3-0と突き放し、その後も日本がゲームを支配し続けた。前半38分に田中のPKで4点目。同44分には小林の素早いリスタートから遠藤の折り返しを松原が押し込み、前半だけで5-0と大量リードを奪った。

 日本はハーフタイムに田中と遠藤を下げ、FW池尻茉由とMF林穂之香を投入。池尻は右サイドハーフ、代表デビューとなる林はボランチに入り、小林が2トップの一角、中島が左サイドハーフ、松原がセンターバック、三宅が左サイドバックにそれぞれポジションを移した。

 後半8分、投入されたばかりの池尻がドリブル突破でPKを獲得。これを自ら左足でゴール右に決め、自身の代表初ゴールで6-0とした。後半21分には中島の左FKに清家が頭で合わせ、デビュー戦で初ゴール。同26分には岩渕が右足ミドルで自身2点目を決め、8-0と突き放した。

 後半アディショナルタイム、中島のシュートをGKが弾いたこぼれ球を池尻が右足で押し込み、9-0。池尻の2得点目でダメを押した。4大会ぶりの優勝を目指すなでしこジャパンが怒涛のゴールラッシュで白星発進。第1節終了時点で首位に立った日本は14日の第2戦で中国、17日の最終戦で韓国と対戦する。

 高倉麻子監督は試合後のインタビューで「選手同士がいろんな工夫をしてゴールに向かえたかなと思う」と指摘。さまざまな選手を複数のポジションで起用しながらの9得点に「いろんな選手が点を取ったことは収穫。いろんなポジションでやれることを選手には求めている」と手応えを口にした。

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日本vs台湾 スタメン発表

[12.11 E-1選手権(女子)第1節](釜山)
※16:20開始
<出場メンバー>
[日本]
先発
GK 1 池田咲紀子
DF 4 三宅史織
DF 5 南萌華
DF 13 清家貴子
DF 20 松原有沙
MF 3 栗島朱里
MF 7 中島依美
MF 19 遠藤純
FW 8 岩渕真奈
FW 11 小林里歌子
FW 15 田中美南
控え
GK 18 山下杏也加
GK 21 平尾知佳
DF 2 清水梨紗
DF 16 宮川麻都
DF 22 土光真代
MF 6 杉田妃和
MF 10 籾木結花
MF 14 長谷川唯
MF 17 三浦成美
MF 23 林穂之香
FW 9 上野真実
FW 12 池尻茉由
監督
高倉麻子

[台湾]
先発
GK 1 ツァィ・ミンジャン
DF 5 リー・ペイ・ジュン
DF 20 リー・ワン・チェン
MF 2 シュウ・リー・ピン
MF 3 ジョウ・リー・シャン
MF 4 パオ・シン・シュアン
MF 6 パン・イェン・シン
MF 8 ワン・シェン・フエイ
MF 14 ラン・ユー・チー
FW 17 ティン・チー
FW 19 スー・ユー・シュアン
控え
GK 18 チェン・ズー・ユ
GK 23 チェン・シャオルン
DF 16 チャン・スー・シン
MF 11 リン・ヤ・フイ
MF 12 チャン・チ・ラン
MF 15 ニェン・チン・ユン
MF 22 チンチア・イン
FW 7 チェン・イェン・ピン
FW 9 リー・ホシウ・チン
FW 10 ツェン・シュー・オ
FW 13 リン・シン・フイ
監督
越後和男

●[E-1選手権(女子)]日本vs台湾 スコア速報

A代表初ゴールの鈴木武蔵にさらなる“欲”「ホッとした気持ちもあるけど…」

日本代表FW鈴木武蔵(札幌)
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 チーム全体での練習時間が少ない中、華麗な崩しで訪れたチャンスを無駄にせず、自慢のスピードで先制点を奪った。それでも日本代表FW鈴木武蔵(札幌)は「ホッとした気持ちもあるけど、まだまだ取らないと、もっともっとインパクトを残さないといけない」と力強く語った。

 前半29分、A代表6試合目での初ゴールが貴重な先制点となった。左サイドでDF佐々木翔の縦パスが前線に入り、FW上田綺世がトリッキーなヒールパス。ここで抜け出したMF森島司のクロスに対し、快足を飛ばした鈴木がマーカーを振り切ってダイレクトで流し込んだ。

 試合後のテレビインタビューで「抜け出したときに走り勝つ自信はあった。あとは合わせるだけだった」と冷静に振り返った鈴木。それでも得点意欲はさらに沸いたようで「試合中も次行きたいと思っていた。試合は続くのでまた準備してやっていきたい」と先を見据えていた。

「練習時間がなかったけどみんな森保さんのミーティングを一つ一つ聞いていたし、自分も札幌でやっていることを伝えることができた」。連係面にも手応えを感じつつ、次の香港戦までは中4日。2戦連発に向けて「今日も何本かいい連係ができたので、それをもっともっとやっていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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日本vs中国 試合後の森保一監督会見要旨

日本代表の森保一監督
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 日本代表は10日、EAFF E-1選手権初戦で中国代表と対戦し、2-1で勝利した。

以下、試合後の森保一監督会見要旨

森保一監督「初戦は強敵の中国との対戦で、相手も強いし、初戦ということで非常に難しい戦いだったが、まずは勝ち点3をつかみ取ることができて良かった。応援してくれる方々に勝利を届けられて良かった。準備から、Jリーグが終わって短い時間でほとんどトレーニングができない中、メンタル的にもフィジカル的にも短い時間の中、チームで機能するため一人一人がチームのためと考えてくれたことで勝利できたと思う」

―3バックの手応えは。停滞した時間もあったが、先制点の場面では良さが出たと思うが。
「まずはチームとして機能するという部分で、練習回数が少なく、昨日のシャドートレーニングと今日のミーティングで3バックをトライした中、選手たちは停滞する時間もあり、ミスも出たが、そこもミスがあって当たり前だということを捉えながら続けてプレーしてくれて、3バックでの連係と連動は時間を追うごとにチームとしてスムーズになった。得点の形はおっしゃられたように良さが出たと思っている」

―鈴木武蔵選手は点を取ったが、プレー全体ではチームの中で合っていない気がする。迷っている印象も受けるが、どういうプレーを期待しているか。
「まずはこれまでの代表活動で得点は奪っていなかったですが、今日は得点を取ることができて個人としてよくなったことと、プレーもスムーズになったと思う。攻撃の部分では得点を取ってもらうこと、相手の背後に出ていくことが彼の一番いいところだと思っている。今日はシャドーでプレーしてもらって、スペースがない中でアクセントになってくれた。ただよくなかった部分もあったと思うが、そこは改善してもらいながら、彼の良さであるゴールに向かうことをチームにもたらしてもらいたい。ディフェンスのところではセンターバックとサイドバックに対してボールを追いかけ、守備に貢献してくれたと思う」

―中国代表の監督についてどう思うか。
「彼は42歳だと思いますし、非常に若くして中国代表というチームを率いるということで、中国の指導者を引っ張っていく人物だと思う。もちろん、選手としての経歴も輝かしいものがあり、選手からの信頼もあり、中国サッカー界からの信頼も厚いのだと思う。彼がクラブチームで指揮をしている部分も情報として収集したが、今日の戦い方だけでなく、いろんな戦術を使いこなせる素晴らしい監督と思う。今日の戦いの中で私たちは勝ったからそう聞かれるのだと思うが、どちらが勝ってもおかしくなかったと思う。これからも刺激し合って、より成長させるようにと思っている」

―3バックではより戦術理解度が求められると思うが、森島司選手が輝いたのは普段やっているからという理由もあると思う。3バックにすると判断した理由は。
「3バックも4バックもできる選手を招集させてもらい、このE-1を戦いたいなと思った。これまでの代表活動の中で3バックも試してきたが、4バックのほうが活動の中では選択することが多かった。選手たちの中には3バックで戦っている選手も多いし、そういう経験値を生かしながらわれわれが戦うオプションとして、3バックをやっていくということで決めた。これから先、A代表として4バックと3バックの両方とも、状況に応じてできるようにしておこうというのがある」

―交代選手が2人にとどまった理由は。
「60分ごろから選手交代のことを考えていたが、結果的にはあの形になった。今回の試合をするにあたって、今日先発した選手たちもサッカーという部分では練習を1回もできずに試合をした中で、少しでも試合の中で修正しながらスムーズになっていくということを見ていきたいと思っていたし、選手もそういうトライをしてくれていた。スムーズに行き出したところで、また新たな選手を入れるという部分では、少し交代の部分では時間を遅らせても良いのかなと。3枚目を使おうとは思っていたが、最後に失点をしたところで、それまでやってきた連係連動を持ってそのまま最後までやらせるという判断をした」

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戦術練習できず“ぶっつけ本番”3バックも…森保監督「時間を追うごとにスムーズになった」

日本代表の森保一監督
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 ぶっつけ本番といっても過言ではない中、E-1選手権に臨む日本代表は東京五輪代表と同じ3バックのシステムにトライし、開幕白星という結果を手にした。森保一監督は「チームで機能するため、一人一人がチームのためと考えてくれたことで勝利できた」と振り返った。

 今月8日、前日にJ1リーグ最終節を終えたばかりの選手たちが韓国・釜山に集結。E-1選手権に臨むA代表が発足した。しかし、初日は多くの選手がリカバリーメニューをこなしたのみで、2日目は練習場の照明が暗すぎてボールを使ったトレーニングは満足にできず。戦術の浸透はシャドートレーニングとミーティングのみで行われたようだ。

 そうした中、森保監督はE-1選手権の初戦で3バックのシステムを採用。メンバーの過半数を占めるU-22世代は五輪代表チームで経験しており、年長選手も所属クラブでプレーしている選手が多いことから、指揮官は「経験値を生かしながらわれわれが戦うオプションとして、3バックをやっていくということで決めた」と理由を説明した。

 実際そうした目論見は当たり、中国戦での日本代表は初戦の緊張感か攻撃が停滞する場面こそあったが、システムへの適応に苦しんでいる様子は見られなかった。サイドを広く使って相手を崩すような場面もあり、先制点はまさにシステムの特長を活かした形。森保監督は「連係と連動は時間を追うごとにスムーズになった」と現状に手応えを語った。

 選手目線でのテストは交代起用が2人にとどまり不十分だったが、戦術面のテストは上々の結果。「A代表として4バックと3バックの両方とも、状況に応じてできるようにしておこうというのがある」。次の香港戦までは中3日。練習時間を昼間にするなどの対応も進んでいるためトレーニングは順調に進むと見られ、さらなる上積みに期待ができそうだ。

(取材・文 竹内達也)
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完封目前…長身ヘッドに屈したDF畠中「ああいうところがまだまだ」

DF畠中槙之輔(横浜FM)
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 完封勝利が目前となった後半45分、日本代表は前半から手を焼いた長身FWドン・シュエシェンにヘディングシュートを決められ、今大会初失点を喫した。守るべきエリアを破られたDF畠中槙之輔(横浜FM)は「あれは完全に僕ですね。ああいうところがまだまだ」と悔しそうに振り返った。

 所属先の横浜FMでも何度か脆さを見せていた背後へのクロス対応だった。「最後だけいいボールが来たけど、ああいうところでいいボールが来た時に初めてやらないといけないことがあるという場面。ナメていたり、油断していたわけではないけど反省しないといけない」と課題を突きつけられる形となった。

 この日、畠中が任されたの3バックの右ストッパー。所属クラブとは反対サイドに位置する形となったが、地上での対人守備では変わらぬ安定感を見せ、攻撃ではポスト直撃のシュートを放ったり、浮き球パスを前線まで一気に通したり、味方を一人飛ばすパスをサイドに展開したりと絶大な存在感だった。

 それでも「自分の感覚的にはもっとつなげたし、前に蹴ってしまってもったいないところがあった」と満足せず。「ある程度自分のところでリズムは作れたと思うけど、前へのパスは狙っていたので思ったよりそういうプレーが少なかった」。まだ初戦が終わったばかり、その向上心は次の試合につなげていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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A代表デビューの20歳DF橋岡、脚がつっても84分間プレー「伸ばせば大丈夫なので」

A代表デビューのDF橋岡大樹(浦和)
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 後半の早い時間帯、日本代表DF橋岡大樹(浦和)が足を押さえて動きを止める場面も見られたが、負荷の多いウイングバックのポジションで後半39分まで走り抜いた。「脚がつっても伸ばせば大丈夫なので」という自慢の脚力はA代表の舞台でも存在感を放った。

 東京五輪世代が半数以上を占めた今回の日本代表メンバーにおいても、1999年度以降に生まれたのはGK大迫敬介(広島)と橋岡だけ。そうした中、初招集の20歳が右ウイングバックのポジションでA代表デビューを果たした。

 持ち味はセンターバックで培った対人守備に加え、スポーツ一家で育てられた自慢の脚力。「良いところもあるのか、悪いところもあるのかは分からないけど、出し切るところ」。まさに出し切りすぎて脚がつった試合後であっても、そう誇れるほどの自負がある。

 後半途中、動きが悪くなった時間帯では「体力的には大丈夫だけど、脚がつってしまった。脚がつっても伸ばせば大丈夫だったので、ベンチから『大丈夫か』と言われて『大丈夫』と言った」という経緯だった様子。後半39分の交代では「次に備えられるように、大丈夫とはわかっていたけど替えた」と伝えられたといい、指揮官の信頼は確かだ。

 準備期間が少ない連戦大会において、ハードワークの能力は非常に大事。「もうちょっと余裕が出てくれば、ポジショニングが良くなって、走る距離が少なくても良いところに顔が出せるようになるので、もっとやっていければ」と連係面の向上も突き詰めつつ、まずは自慢の走力でチームに貢献していく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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短い準備期間で白星…ゲームメイク担ったMF橋本「良いバランスでやれた」

ボランチで奮闘した日本代表MF橋本拳人(FC東京)
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 最終盤の失点は課題として残ったが、短い準備期間の中でもボランチを中心としたゲームコントロールができたことは収穫だった。日本代表MF橋本拳人(FC東京)は「前半は戸惑いながらだったけど、だんだんコミュニケーションを取りながらやれた。やりたいことはできた」と手応えを語った。

 11月のベネズエラ戦で1-4の大敗を喫し、守備面の脆さが露呈された森保ジャパン。相手のクオリティーが高かったことも要因だが、カタールW杯アジア2次予選でもタジキスタン、キルギスを相手に決定的なピンチをつくられる場面が相次いでおり、組織面の整理は急務と言える状況にある。

 E-1選手権の初陣を控えた前日9日、ボランチで司令塔役を任される橋本は「ベネズエラ戦はなかなか試合中に修正できなかったので今回はしっかり修正しながらやっていきたい」と語っていた。そうして迎えた中国戦、序盤は3トップの中央に鎮座する188cmのFWドン・シュエシェンを起点とした攻撃に手を焼いたが、徐々にそうした場面は見られなくなっていった。

「相手の球際が激しく来たので、後手にならないように。またセカンドボールをマイボールにすること」。そうした配慮をしていたという背番号18は初めてコンビを組むMF井手口陽介とも積極的にコミュニケーションを取り、役割分担の練度も向上。「お互いを見ながらいいバランスでやれた」と前向きに振り返った。

 一方、攻撃面ではポジション取りがうまくいく場面、いかない場面がいずれも散見された。森保一監督から何度も「顔を出せ」と指示を受けていた橋本は「ボランチでもっと顔を出してボールを受けてというのは常に言われていること」と指摘。「もっともっと意識してやらないといけない」と前を向いた。

(取材・文 竹内達也)
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連係不足は“ホットライン”で解消! A代表初ゴールのDF三浦「いい形で出た」

2点目を決めた日本代表DF三浦弦太(G大阪)
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 A代表9試合目での初ゴールだった。後半25分、結果的にはチームを助ける2点目を決めた日本代表DF三浦弦太(G大阪)は「あまり初ゴールは意識していなかったけど嬉しい」と率直に振り返った。

 1-0のまま攻めあぐねる展開が続いた後半、G大阪のホットラインがゴールを導いた。この試合、セットプレーのキッカーを担っていたのはMF井手口陽介(G大阪)。右コーナーキックがゴール前に蹴り込まれると、絶妙なポジショニングを見せた三浦がヘディングで沈めた。

「ガンバでも蹴る時は軌道が分かっているし、ボールが本当によかった」。今季途中から再び同じチームでプレーするようになった後輩を称えた三浦。「入り方は昨日もトレーニングしていたので、すごくいい形で出た」と前日の練習を振り返った。

 日本代表は試合前日の9日、現地のクラブチームが使用している練習場でトレーニングを実施。午後6時に始まったため辺りはすでに暗かったが、照明が低い位置にあるうえに光量も不十分だったため、満足にボールを使うことはできなかった。

 それでも「セットプレーは確認だけで実際には練習はできなかったけど、言われていたとおり」と、ゴールは狙いどおりの形。ボールが慣れ親しんだ軌道だったこともあり、「セットプレーでルーズになることがある」という相手の弱点を突くことができたようだ。

 終了間際の失点には「チームとしてクロス対応は修正していかないといけない」と課題も残したが、結果的には三浦のゴールが決勝点。「セットプレーで得点することでチームを助けられることはあるので、さらに得点を狙っていければ」とさらなる量産を誓っていた。

(取材・文 竹内達也)
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みんなで採点!! E-1選手権初戦白星の森保ジャパン、最も評価が高かったのは…

最も評価が高かったのは…
[12.10 キリンチャレンジ杯 日本2-1中国 釜山]

 日本代表は10日、韓国・釜山九徳スタジアムでEAFF E-1選手権第1節を行い、中国代表に2-1で勝利した。

 iOS版およびAndroid版で配信中の『ゲキサカアプリ』では、ユーザーが出場選手を採点。キックオフから試合終了30分後まで受け付けられた採点の平均点が発表された。

 最も評価が高かったのは、先制点のアシストをしたMF森島司で『6.28』。2位は左サイドで持ち味を発揮したMF遠藤渓太で『6.08』、3位はCKから2点目を決めたDF三浦弦太で『5.98』となっている。その他、ユーザーによる採点平均は以下の通り。

先発
GK 1 中村航輔 5.83
DF 4 畠中槙之輔 5.84
DF 5 三浦弦太 5.98
DF 19 佐々木翔 4.84
DF 22 橋岡大樹 5.53
MF 7 遠藤渓太 6.08
MF 8 井手口陽介 5.77
MF 14 森島司 6.28
MF 18 橋本拳人 5.78
FW 9 鈴木武蔵 5.97
FW 13 上田綺世 5.81
控え
FW 11 田川亨介 5.33
MF 16 相馬勇紀 5.45

※最高点8.5、最低点3.5の0.5点刻みで出場者全員を採点した平均点

 iOS版およびAndroid版の「ゲキサカ」アプリは、以下のバナーよりインストールまたはアップデートできます。みんなで日本代表を採点しよう!


●日本vs中国 テキスト速報
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森島司はA代表デビューで先制点演出、「アシストとゴールは常に意識」

MF森島司(広島)が先制点をアシスト
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 日本代表は10日のEAFF E-1選手権初戦で中国代表に2-1で勝利。A代表デビューのMF森島司(広島)は2シャドーの一角として攻撃を牽引した。

 日本は前半29分に先制する。DF佐々木翔(広島)からの縦パスをFW上田綺世(鹿島)がヒールパス。反応した森島が一気にPA左に駆け上がり、FW鈴木武蔵(札幌)のダイレクトボレーをアシストした。

 森島は得点シーンについて「綺世からいい落としがきたので、武蔵くんがいいところにいてくれたし、いいボールが出せて良かった」と好連係に手応えを掴む。佐々木、上田からの連動も「3人目で抜け出すことができてよかった」と語った。

 初代表デビューで結果を残した22歳の若武者は「アシストとゴールは常に意識してきている。そういう結果にこだわってやっていきたい」と強調。「先のことは考えていないですけど、次の試合に向けて頑張りたいと思います」とすでに気持ちを切り替えていた。

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待望の初ゴールに安堵…鈴木武蔵「もっともっと点を」

代表初ゴールとなる先制点を決めたFW鈴木武蔵
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 待望の初ゴールが貴重な先制点となった。日本代表は前半29分、DF佐々木翔の縦パスをFW上田綺世が落としてMF森島司がPA内左に抜け出し、ゴール前にクロス。走り込んだFW鈴木武蔵(札幌)が左足で合わせた。

「抜け出したときに走り勝つ自信はあった。あとは合わせるだけだった」。1トップ2シャドーと両ウイングバックに東京五輪世代4選手が組み込まれる中、唯一の“オーバーエイジ”として2シャドーの一角に入った鈴木。国際Aマッチ6試合で待望のA代表初ゴールとなり、「取れてホッとしたし、もっともっと点を取れるようにやっていきたい」と力を込めた。

「自分だけでここまで来れたわけじゃない。北海道コンサドーレ札幌あっての自分だし、みんなにこのゴールをプレゼントしたい」。感謝の気持ちを忘れない25歳のストライカーは「今日もシュート数は全然足りないし、もっともっと自分の良さを出していきたい」と、さらなるゴール量産を誓った。

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選手労う森保監督「練習する時間もない中…」

日本代表を率いる森保一監督
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 日本代表は10日、E-1選手権の初戦で中国と対戦して2-1の勝利を収めて白星スタートを切った。チームを率いる森保一監督は、試合後のフラッシュインタビューで「選手たちが練習する時間もない中、Jリーグが終わってタフな戦いになった中、よくチームとして頑張ってくれた」と振り返った。

 選手招集の拘束力がない今大会。23選手の内、半数を超える12選手を東京五輪世代の選手が占めることもあり、U-22日本代表のベースとなっている3-4-2-1のシステムを採用した。前半29分にFW鈴木武蔵の得点で先制すると、後半25分にはCKからDF三浦弦太がヘディングで決めてリードを2点差に広げる。その後、追加点こそ生まれなかったものの、中国の反撃を1点に抑えて2-1の勝利を収めた。

 日本は14日に香港、18日に韓国と対戦。次戦に向けて、「一戦一戦、勝つために戦いたいと思うし、成長しながら戦いたいと思っている。応援して下さる方々に勝利を届けられるように最善の準備をしたい」と意気込みを示した。

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日本vs中国 試合記録

【E-1選手権第1節】(釜山)
日本 2-1(前半1-0)中国


<得点者>
[日]鈴木武蔵(29分)、三浦弦太(70分)
[中]ドン・シュエシェン(90分)

<警告>
[日]三浦弦太(23分)
[中]メイ・ファン(27分)、ジャン・ジーポン(31分)、ミン・ティアン(77分)

主審:イルギス・タンタシェフ
副審:ジャホンギル・サイドフ、ラウト・ナカリット
武蔵&三浦がA代表初ゴール! 森保J、中国に苦戦も初タイトルへ白星発進
森島司はA代表デビューで先制点演出、「アシストとゴールは常に意識」
連係不足は“ホットライン”で解消! A代表初ゴールのDF三浦「いい形で出た」
短い準備期間で白星…ゲームメイク担ったMF橋本「良いバランスでやれた」
みんなで採点!! E-1選手権初戦白星の森保ジャパン、最も評価が高かったのは…
A代表デビューの20歳DF橋岡、脚がつっても84分間プレー「伸ばせば大丈夫なので」
完封目前…長身ヘッドに屈したDF畠中「ああいうところがまだまだ」
戦術練習できず“ぶっつけ本番”3バックも…森保監督「時間を追うごとにスムーズになった」
日本vs中国 試合後の森保一監督会見要旨
A代表初ゴールの鈴木武蔵にさらなる“欲”「ホッとした気持ちもあるけど…」
“何もできなかった”日韓戦以来の先発経て…MF井手口「責任を持ったプレーを」
“ぶっつけ本番”ポスト役で存在感見せたFW上田綺世「即興でもやっていけるのが代表」
MF相馬勇紀、6分間のA代表デビューも「中でやれたのが良かった」


<出場メンバー>
[日本]
先発
GK 1 中村航輔
DF 4 畠中槙之輔
DF 5 三浦弦太
DF 19 佐々木翔
DF 22 橋岡大樹
(84分→MF 16 相馬勇紀)
MF 7 遠藤渓太
MF 8 井手口陽介
MF 14 森島司
MF 18 橋本拳人
FW 9 鈴木武蔵
(72分→FW 11 田川亨介)
FW 13 上田綺世
控え
GK 12 小島亨介
GK 23 大迫敬介
DF 2 菅大輝
DF 15 渡辺剛
DF 21 古賀太陽
MF 3 田中駿汰
MF 6 大島僚太
MF 10 仲川輝人
MF 17 田中碧
FW 20 小川航基
監督
森保一

[中国]
先発
GK 1 リウ・ディエンズオ
DF 2 リー・アン
(70分→DF 22 ユー・ダーバオ)
DF 3 メイ・ファン
DF 11 ジャン・ジーポン
DF 15 ミン・ティアン
MF 7 フォン・ジン
(59分→MF 16 カオ・ユンディン)
MF 10 チャン・シージエ
MF 17 ジン・ジンダオ
MF 21 ワン・シャンユアン
(67分→MF 20 リー・ハン)
FW 8 タン・ロン
FW 9 ドン・シュエシェン
控え
GK 14 ゾウ・デーハイ
GK 23 ドン・ヘンギ
DF 12 ジー・シャン
DF 4 ワン・シェンチャオ
DF 5 ヤン・ファン
MF 13 ミラメチャン・ムゼッペル
MF 19 ウェイ・シーハオ
MF 6 カイ・フイカン
FW 18 ワン・ジーミン
監督
リー・ティエ

武蔵&三浦がA代表初ゴール! 森保J、中国に苦戦も初タイトルへ白星発進

A代表初ゴールを決めたFW鈴木武蔵(札幌)
[12.10 E-1選手権 日本2-1中国 釜山九徳]

 日本代表は10日、EAFF E-1選手権初戦で中国代表と対戦し、2-1で勝利した。FW鈴木武蔵(札幌)とDF三浦弦太(G大阪)が揃ってA代表初ゴール。A代表で参戦した18年1月のアジア杯、U-21代表で参戦した同年8月のアジア大会をいずれも準優勝で終えた森保ジャパンが悲願の初タイトルへスタートを切った。

 海外組を招集する拘束力がないため、国内組のみで挑む東アジアのタイトルマッチ。森保一監督は東京五輪世代の12選手をA代表メンバーに組み込み、初陣ではU-22日本代表と同じ3-4-2-1の布陣を採用した。

 GK中村航輔(柏)がゴールを守り、3バックは左からDF佐々木翔(広島)、三浦、DF畠中槙之輔(横浜FM)の3枚。ダブルボランチはMF橋本拳人(FC東京)とMF井手口陽介(G大阪)が組み、ウイングバックは左がMF遠藤渓太(横浜FM)、右がDF橋岡大樹(浦和)の初招集コンビ。2シャドーは鈴木、A代表デビューのMF森島司(広島)が務め、1トップにはFW上田綺世(鹿島)が入った。

 序盤は中国の力強いロングボール攻撃に苦しめられた日本。右サイドに流れる188cmのFWドン・シュエシェンに迫力を見せられ、佐々木が後手の対応を強いられる場面も遭った。それでも粘り強い守備でピンチをしのぎ切ると、前半15分には上田のポストプレーから森島が左に展開し、遠藤が惜しいクロスを配給した。

 前半17分には最初の決定機。遠藤が左サイド深くで得たFKを井手口がゴール前に蹴り込むと、ハイジャンプを見せた三浦がヘディングシュートを試みる。これはミートしなかったが、後ろから飛び込んできた畠中がダイレクトで右足一閃。強烈なシュートは右ポストに弾かれるも、形勢を優位に持ち込んだ。

 その後は両チームにイエローカードが出される肉弾戦が続いたが、前半29分に試合が動いた。左サイドに開いた佐々木が縦パスを入れ、上田がトリッキーなヒールパスで森島に渡すと、そのまま駆け上がった森島がグラウンダーでのアーリークロスを配給。マーカーを振り切った鈴木がダイレクトで突き刺した。

 鈴木はこれがA代表6試合目で初ゴール。前半31分、中国はDFジャン・ジーポンが橋岡の顔面にハイキックを直撃させるアクシデントがあったが、主審はイエローカードにとどめる。45分、中国はジャン・ジーポンのクロスに合わせたドン・シュエシェンのヘッドは枠を外れ、日本の1点リードでハーフタイムを迎えた。

 後半は日本ペースで入り、両ウイングバックの突破で見せ場をつくる。しかし、橋岡のドリブルが大きく流れ、遠藤の左足クロスが大きく外れてゴールラインを越えると、徐々に中国の攻撃が迫力を増す。8分、三浦がクリアしたボールを拾ったDFミン・ティアンのシュートはクロスバーに当たり、命拾いとなった。

 後半22分、右サイドにポジションを移していた森島の崩しから上田がペナルティエリア内を抜け出し、後方からDFメイ・ファンに倒されたが、ファウルを告げるホイッスルは鳴らされず。それでも25分、井手口の右CKに合わせた三浦のヘディングシュートがネットを揺らし、G大阪ホットラインで日本が2点のリードを確保した。

 なお、三浦は出場9試合でのA代表初ゴール。後半26分、森保監督は鈴木に代わってA代表デビュー戦のFW田川亨介を起用すると、直後に遠藤のスルーパスが田川に入るもシュートには至らない。32分、遠藤に危険なタックルを食らわせたミン・ティアンにイエローカードが出された。

 日本は後半34分、左から突破した遠藤のカットインシュートは惜しくも枠外。37分、セットプレーから作られたピンチは相手のシュートが枠を外れ、幸運な形で難を逃れた。40分には橋岡を下げてMF相馬勇紀(鹿島)を投入。そして45分、右からのクロスをドン・シュエシェンに決められた1点を返されたが、最後はなんとか試合を締め切った。

 選手たちは先週末まで所属クラブでのリーグ戦に集中しており、8日に今大会が行われる韓国・釜山に集合した後、わずか3日間という準備期間で臨んだ一戦。そんな難所を白星でくぐり抜けた森保ジャパンがザックジャパンの2013年以来、3大会ぶり2度目の東アジアタイトルへスタートを切った。日本は14日に香港、18日に韓国と対戦する。

(取材・文 竹内達也)
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連係不足は“ホットライン”で解消! A代表初ゴールのDF三浦「いい形で出た」
A代表初ゴールの鈴木武蔵にさらなる“欲”「ホッとした気持ちもあるけど…」
完封目前…長身ヘッドに屈したDF畠中「ああいうところがまだまだ」
A代表デビューの20歳DF橋岡、脚がつっても84分間プレー「伸ばせば大丈夫なので」
短い準備期間で白星…ゲームメイク担ったMF橋本「良いバランスでやれた」
戦術練習できず“ぶっつけ本番”3バックも…森保監督「時間を追うごとにスムーズになった」
監督会見
選手採点

E-1選手権初戦…中国と戦う日本代表の採点受付中

ゲキサカアプリの採点画面
[12.10 E-1選手権第1節 日本-中国 釜山]

 日本代表は10日、韓国・釜山九徳スタジアムでEAFF E-1選手権第1節を行い、中国代表と対戦。iOS版およびAndroid版で配信されている『ゲキサカアプリ』では、この試合に出場している日本選手の採点を受付中だ。

 採点はキックオフから試合終了30分後まで受け付けており、時間内であれば何度も変更することができる。そして、試合終了30分後には、ゲキサカ読者の採点の平均が表示される。

 国内組で構成された森保ジャパン。あなたは日本代表メンバーをどう評価する?日本代表のスターティングメンバーは以下の通り。

先発
GK 1 中村航輔
DF 4 畠中槙之輔
DF 5 三浦弦太
DF 19 佐々木翔(Cap)
DF 22 橋岡大樹
MF 7 遠藤渓太
MF 8 井手口陽介
MF 14 森島司
MF 18 橋本拳人
FW 9 鈴木武蔵
FW 13 上田綺世
控え
GK 12 小島亨介
GK 23 大迫敬介
DF 2 菅大輝
DF 15 渡辺剛
DF 21 古賀太陽
MF 3 田中駿汰
MF 6 大島僚太
MF 10 仲川輝人
MF 16 相馬勇紀
MF 17 田中碧
FW 11 田川亨介
FW 20 小川航基

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●日本vs中国 テキスト速報
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日本vs中国 スタメン発表

日本vs中国 スタメン発表
[12.10 E-1選手権第1節](釜山)
※19:30開始
主審:イルギス・タンタシェフ
副審:ジャホンギル・サイドフ、ラウト・ナカリット
<出場メンバー>
[日本]
先発
GK 1 中村航輔
DF 4 畠中槙之輔
DF 5 三浦弦太
DF 19 佐々木翔(Cap)
DF 22 橋岡大樹
MF 7 遠藤渓太
MF 8 井手口陽介
MF 14 森島司
MF 18 橋本拳人
FW 9 鈴木武蔵
FW 13 上田綺世
控え
GK 12 小島亨介
GK 23 大迫敬介
DF 2 菅大輝
DF 15 渡辺剛
DF 21 古賀太陽
MF 3 田中駿汰
MF 6 大島僚太
MF 10 仲川輝人
MF 16 相馬勇紀
MF 17 田中碧
FW 11 田川亨介
FW 20 小川航基
監督
森保一

[中国]
先発
GK 1 リウ・ディエンズオ
DF 2 リー・アン
DF 3 メイ・ファン(Cap)
DF 11 ジャン・ジーポン
DF 15 ミン・ティアン
MF 7 フォン・ジン
MF 10 チャン・シージエ
MF 17 ジン・ジンダオ
MF 21 ワン・シャンユアン
FW 8 タン・ロン
FW 9 ドン・シュエシェン
控え
GK 14 ゾウ・デーハイ
GK 23 ドン・ヘンギ
DF 12 ジー・シャン
DF 22 ユー・ダーバオ
DF 4 ワン・シェンチャオ
DF 5 ヤン・ファン
MF 13 ミラメチャン・ムゼッペル
MF 16 カオ・ユンディン
MF 19 ウェイ・シーハオ
MF 20 リー・ハン
MF 6 カイ・フイカン
FW 18 ワン・ジーミン
監督
リー・ティエ

●日本vs中国 テキスト速報

遠藤&橋岡ら初招集3人が先発デビューへ! 森保J、E-1初陣で3バック採用か

日本代表がE-1選手権初戦に臨む
 日本代表は10日、韓国・釜山九徳スタジアムで行われるEAFF E-1選手権第1戦で中国代表と対戦する。3大会ぶりの王座奪還に向けて大事な一戦。午後7時30分のキックオフを前にスターティングメンバーが発表され、MF橋岡大樹(浦和)、MF遠藤渓太(横浜FM)、MF森島司(広島)の初招集3選手が抜擢された。

 選手招集の拘束力がない今大会に向け、国内組23選手で臨んでいる森保ジャパン。半数を超える12選手を東京五輪世代の若い選手が占めた中、そのうち4人が先発に入るなど、これまでのA代表とは異なる顔ぶれが並んだ。

 布陣は五輪代表で採用している3バックか。GK中村航輔(柏)がゴールを守り、最終ラインはDF佐々木翔(広島)、DF畠中槙之輔(横浜FM)、DF三浦弦太(G大阪)の3枚。ボランチはMF井手口陽介(G大阪)とMF橋本拳人(FC東京)が組み、ウイングバックは左に遠藤、右に橋岡。2シャドーはFW鈴木武蔵(札幌)、森島が務め、1トップにはFW上田綺世(鹿島)が入るとみられる。

 対戦相手の中国は今大会に向けて国内組の主力を招集せず、事実上のB代表チーム。過去の対戦成績は日本の12勝7分7敗だが、2000年以降は一度も敗れたことがない(5勝5分)。直近の対戦は2017年12月のE-1選手権で、ホームの日本が2-1で勝利している。

<出場メンバー>
[日本代表]
先発
GK 1 中村航輔
DF 4 畠中槙之輔
DF 5 三浦弦太
DF 19 佐々木翔(Cap)
DF 22 橋岡大樹
MF 7 遠藤渓太
MF 8 井手口陽介
MF 14 森島司
MF 18 橋本拳人
FW 9 鈴木武蔵
FW 13 上田綺世
控え
GK 12 小島亨介
GK 23 大迫敬介
DF 2 菅大輝
DF 15 渡辺剛
DF 21 古賀太陽
MF 3 田中駿汰
MF 6 大島僚太
MF 10 仲川輝人
MF 16 相馬勇紀
MF 17 田中碧
FW 11 田川亨介
FW 20 小川航基
監督
森保一

(取材・文 竹内達也)
●EAFF E-1選手権2019特集ページ

FW若月らU-17W杯戦士も選出…U-18日本代表候補に大量36名招集

福島合宿を行うU-18日本代表(写真はSBS杯U-18ベルギー戦のスターティングメンバ―)
 日本サッカー協会(JFA)は10日、16日から19日まで福島県内でトレーニングキャンプを行うU-18日本代表候補を発表した。36名が招集され、10月から11月にかけてブラジルで開催されたU-17W杯で決勝トーナメント進出に貢献したU-17W杯戦士も11名選出されている。

【スタッフ】
団長 内山篤
監督 影山雅永
コーチ 冨樫剛一
アシスタントコーチ 廣山望
アシスタントコーチ 蒲原晶昭
GKコーチ 高橋範夫
アシスタントGKコーチ 高桑大二朗
コンディショニングコーチ 中馬健太郎

【選手】
▼GK
藤田和輝(新潟)
小畑裕馬(仙台ユース)
山田大樹(鹿島ユース)
佐々木雅士(柏U-18)
東ジョン(名古屋U-18)

▼DF
成瀬竣平(名古屋)
田平起也(神戸弘陵高)
西尾隆矢(C大阪U-18)
三原秀真(愛媛U-18)
木村誠二(FC東京U-18)
林田魁斗(C大阪U-18)
加藤聖(JFAアカデミー福島U18)
バングーナガンデ佳史扶(FC東京U-18)
半田陸(山形ユース)
畑大雅(市立船橋高)
鈴木海音(磐田U-18)
中野伸哉(鳥栖U-18)

▼MF
土肥航大(広島ユース)
松村優太(静岡学園高)
川崎颯太(京都U-18)
小田裕太郎(神戸U-18)
松本凪生(C大阪U-18)
鮎川峻(広島ユース)
榊原杏太(名古屋U-18)
石浦大雅(東京Vユース)
山本理仁(東京V)
藤田譲瑠チマ(東京Vユース)
田村蒼生(柏U-18)
成岡輝瑠(清水ユース)
三戸舜介(JFAアカデミー福島U18)

▼FW
大森真吾(順大)
藤尾翔太(C大阪U-18)
晴山岬(帝京長岡高)
櫻川ソロモン(千葉U-18)
若月大和(桐生一高)
唐山翔自(G大阪ユース)

「ここで何が得られるか」初A代表の田中碧、川崎Fコンビ共演にも期待

A代表初招集のMF田中碧(川崎F)
 東京五輪世代期待のボランチMF田中碧(川崎F)が、ようやく日本代表に上り詰めた。それでも強豪クラブで主力を担う21歳は決して浮き足立つことなく、落ち着いた心持ちで初めてのA代表活動に取り組んでいるようだ。

「アピールしなくちゃいけないけど、自分の中でここだけ良いプレーをしても自分のサッカー人生には意味がないと思う。良いプレーをしようが、悪いプレーをしようが、これからのきっかけをつかむことができればいい」。

 釜山合宿2日目の9日、田中が語ったのは気負いとは無縁の言葉だった。「チームとしても結果を残したいし、個人としても結果を残したい」とは述べつつも、「一番大事なものを見失わず、自分がここで何を得られるかを毎試合、強い相手に試しながらやっていきたい」。自然体で目の前の一戦を見つめていた。

 今夏はA代表として参戦したコパ・アメリカではなく、トゥーロン国際大会のU-22代表に帯同。それでも10月にU-22代表で参戦した親善試合では、一足先にブラジルを経験していたチームメートを差し置き、ブラジル相手に豪快なミドルシュート2本を叩き込むという華々しい活躍を見せた。

 その後、11月のキリンチャレンジ杯・コロンビア戦は負傷辞退の憂き目に遭ったものの、12月のE-1選手権メンバーにしっかり選出。時には同年代の選手に後れを取るような時期はあったものの、所属先ではJリーグベストヤングプレーヤー賞に選ばれるほどの活躍を続け、代表選手としての道も切り開いてきた。

「自分のプレーが評価されて呼ばれたと思うので、まずは自分のプレーを出すこと」。初めてのA代表に向け、そんなテーマ設定を行った田中。代表でも「自分はボランチなのでチームが勝つために攻守でどうチームを動かすかが大事。ボールを触ってもそうだし、触らなくても流れを良くしないといけない」と所属クラブと同様の働きにフォーカスする。

 今回は川崎Fでコンビを組むMF大島僚太も選出され、揃ってアピールできれば共演の可能性も。「出られる選手は限られているので、自分が出られるように練習から頑張らないといけない」とまずは自らの出場機会に目を向けつつ、「違うチームでまたやれるのはすごくうれしい」と期待を見せていた。

(取材・文 竹内達也)
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“A代表選手”としての危機感語ったFW鈴木武蔵「一皮剥けないと厳しい」

日本代表FW鈴木武蔵(札幌)
 日本代表FW鈴木武蔵(札幌)は今大会、メンバー登録リストにMFとして記載されている。しかし、FW登録の3枠を東京五輪世代の選手が占めるメンバー編成において、前線唯一の“オーバーエイジ”として、そしてA代表選手としての意地を見せたいところだ。

 E-1選手権に臨む森保ジャパンは、FW小川航基、FW上田綺世、FW田川亨介の3選手をFWとして登録している。普段のA代表であればいずれかの選手が1トップを担うところだが、今回は五輪代表と同じ3バックにもトライする見込み。シャドーを含めた3枠のポジション争いが展開されそうだ。

 そこで期待が集まるのは鈴木だ。札幌では3バックシステムのシャドーを任され、4バックのA代表では1トップ起用がメイン。「どっちでも対応できる」と自覚する順応性に加え、前線選手では唯一の年長世代であり、なおかつA代表常連ということもあり、そうした肩書きにふさわしい働きが求められる。

「この3試合でしっかり自分の良さを出して、個人のアピールもそうだし、チームでしっかり3試合に勝つことが大事」。そう意気込みを示した鈴木は「一番示せるのは結果。それを突き詰めてやっていきたい」と結果にこだわる。すなわち、勝利やゴールといった目に見える活躍を狙っていくつもりだ。

 11月のキリンチャレンジ杯ベネズエラ戦(●1-4)では前半を無得点で終え、ハーフタイムに途中交代。その悔しさを「個人レベルをもっと上げないといけないと痛感した」と率直に振り返る。その上でこれからは、日々の練習で連係を構築できるクラブチームだけでなく、即興性も求められる代表チームでも変わらぬ存在感を発揮できる選手を目指す。

「あらためてミシャサッカー(ペトロヴィッチ監督のサッカー)の中で生かされている自分なんだなと思った。そこは一皮剥けないと選手として厳しい」。危機感をにじませた25歳は「ミシャのサッカーで点を取れることもすごく大事だけど、自分個人で点を取れるところをシーズンでも代表でも示していかないといけない」と力強く語った。

(取材・文 竹内達也)
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J年間MVP&得点王の10番仲川輝人、A代表デビューへ「結果と数字を」

A代表デビューが近づく日本代表MF仲川輝人(横浜FM)
 Jリーグ最優秀選手と得点王の肩書を引っ提げ、日本代表MF仲川輝人(横浜FM)がA代表デビューへ意気込んだ。今季のJ1リーグ戦で15ゴール9アシストを記録したアタッカーは「良い結果を残して代表にも呼ばれたと思うので、日本代表として結果と数字を残さないといけない」と力強く宣言した。

 前日8日の『Jリーグアウォーズ』で年間MVPと得点王のダブル受賞が決まり、A代表初招集に続いて世間に名を知らしめた仲川。今回は初めてのA代表活動となるが、期待の大きさを感じさせる10番を背負って韓国・釜山のピッチに立つ。

 合流して2日間、国を背負う選手たちの一員として「代表のプライドを持っていかないといけないという責任感が増した」と使命感を自覚。その上で「自分の良さを出すようにするのと、他の人の良さを引き出すコミュニケーションを取りたい」と自身が一体感の中心を担っていく構えだ。

 所属先の横浜FMでは右ウイングを担当。森保ジャパンでは3バックの場合は右シャドー、4バックの場合は右サイドハーフを任される可能性が高い。立ち位置と動き方のパターンが細かく指定されている所属クラブとは対照的に、日本代表では選手の個性に委ねられているが、その中でも結果を出す覚悟を持ってやってきた。

「システムややり方も違ってくるかもしれないけど、それでも短い期間の中で代表のコンセプトを落とし込んで理解して試合で表現しないといけない。それが代表選手であるべきこと。チームどうこうというより、チームに合ったこと、やらないといけないことをやった上で結果を出すということをやっていきたい」。

 A代表にたどり着いたきっかけと同様、A代表で求めるものも「結果」だ。「ハードワークに関しては代表でもマリノスでも求められているので、まずそこのハードワークをやっていきながら、自分の特長、特色を出していければ」。チームが変わってもやるべきことは同じ。横浜で羽ばたいた27歳は献身的に走り回り、勝利に導くゴールを決める。

(取材・文 竹内達也)
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集合3日でE-1初陣へ…“立場”変わったDF畠中「リーダーシップを取っていければ」

合宿2日目のトレーニングを行った森保ジャパン
 日本代表は9日、EAFF E-1選手権初戦の中国戦が行われる韓国・釜山市内で、試合前日のトレーニングを行った。合流から3日目で迎える初陣に向け、初顔合わせも多い中での急ピッチ調整。23選手全員が約1時間半にわたって汗を流した。

 森保ジャパンは8日、大会の全日程が開催される釜山での合宿をスタート。前日7日にはJ1リーグの最終節が行われていたため、大半の選手は疲労から回復するリカバリーメニューを消化するにとどまった。

 合宿2日目の9日はランニングやボール回しが報道陣に公開された後、非公開で戦術練習も行った模様。それでも試合前日のため負荷をかける練習はできず、全員が国内組かつ約半数が東京五輪世代という初めてのメンバー構成の中、わずかな準備期間で初戦に臨む形となる。

 今年3月の初招集以来、すでにA代表の常連となったDF畠中槙之輔は「まだ2日しか経っていないのでまだまだ足りない」と連係不足を素直に認める。しかし、初招集選手が居並ぶこのチームにおいて、畠中は「上に立たないといけない立場」。前日から「いろんな人とコミュニケーションを取っている」と関係構築に取り組んでい流ようだ。

 森保一監督からも「(A代表経験のある)自分たちが五輪世代に吸収されてるのではなく、引き上げていくこと」を期待されている様子。「誰かがリーダーシップを取るというより、たくさんいればいるほどいい」という今季の横浜FMでの成功体験も胸に、中国戦に向けて「試合になった時にしっかりとリーダーシップを取っていければ」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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成長と結果の両立へ…森保監督は“日韓戦”にも言及「いつも激しい厳しい試合になる」

出席した森保一監督
 日本代表森保一監督が9日、韓国・釜山で行われるEAFF E-1選手権の公式会見に出席した。東京五輪世代を積極的に組み込み、国内組23人で臨む国際大会。指揮官は「選手の成長、チームの成長につなげられるように一戦一戦大切に戦い、タイトルを目指して戦っていきたい」と意気込みを示した。

 2年に一度のE-1選手権は、東アジアの国別代表が集まる国際大会。直近2大会はいずれも韓国代表が頂点に立っており、日本は3大会ぶり2度目の優勝を目指す。森保ジャパンは10日の中国戦で開幕を迎え、14日に香港、18日に韓国と対戦する。

 大会期間はFIFAが定める国際Aマッチデーではないため、欧州組を招集する拘束力はなく、国内組で臨むのが恒例となっている。そこで森保監督は今季JリーグMVPのMF仲川輝人(横浜FM)ら10選手を初めてA代表に招集。また約半数にあたる12人が来年の東京五輪出場の資格を持つU-22世代となった。

 そうしたメンバー構成の中、森保監督はこれまでどおりに「成長」と「結果」の両立を目指していく姿勢だ。「選手たちがチャレンジ精神を持って試合に臨むこと、それぞれが持つ特長をチームに還元しながら組織的に戦えるかどうかがポイント」。若いメンバーが多いからこそ、将来への目線はより重要なものとなる。

 そこで立ちはだかるのは、最終節での対戦を控えている韓国代表だろう。現地記者から日韓戦への意気込みを聞かれた指揮官は「韓国もそうだが、あと中国、香港と素晴らしい監督のもと、良い選手が揃っていて、それぞれのチームが全て強敵だと思う」と述べつつ、次のように語った。

「韓国とは選手時代、監督としても対戦した。いつも激しい厳しい試合になっている印象を持っている。今回のE-1選手権の韓国戦も非常に厳しい試合になると思うが、勝つためにファイトしてしのぎを削りながら、お互いの国のサッカーの成長につながるような試合になれば」。

 もっとも、見据えるべきは次の一戦。今大会は試合前日の会見がないため日韓戦にも話が及んだが、指揮官は「3チームと凌ぎを削って戦い、お互いアジアのレベルアップができれば」と意気込む。まずは最初の2試合で勝利という結果を残し、2連覇王者との真剣勝負につなげていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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E-1選手権に臨むなでしこ高倉監督「初戦が非常に重要」相手は日本人指揮官

公式会見に出席したチャイニーズ・タイペイの越後和男監督(左から2人目)、なでしこジャパンの高倉麻子監督(同3人目)ら
 日本女子代表の高倉麻子監督が9日、韓国・釜山で行われるEAFF E-1選手権の公式会見に出席した。なでしこジャパンにとっては2020年夏の東京五輪に向けた最後の公式国際大会。指揮官は「東アジアの良きライバルと素晴らしい試合ができるように全力で戦う」と意気込みを示した。

 なでしこジャパンは今夏のフランス女子W杯に出場したが、決勝トーナメント1回戦で敗退。10月と11月の親善試合は完封での連勝を果たしたものの、来年の大舞台に向けて真剣勝負のクオリティーが問われる形となる。

「韓国の釜山という素晴らしい、美しい街にくることができて嬉しい」。隣国での公式大会への喜びを口にした高倉監督は「素晴らしい東アジアのライバルチームとこの地で戦えることを嬉しく思うし、誇りに思う。五輪予選はないので、真剣勝負はこの大会になるので全力で勝ちにいきたい」と必勝を誓った。

 なでしこジャパンは11日にチャイニーズ・タイペイ戦、14日に中国戦、17日に韓国戦を控えており、中2日での試合が続く厳しいスケジュール。指揮官は「日程が非常に詰まっているので、選手のコンディションを見ながら3試合を戦いたい。初戦が非常に重要な試合になる。トレーニングでは積み上げてきたことを選手に落としたり、呼び起こしたりしつつ、全体的にまとまった中で戦っていきたい」と意気込みを示した。

 また、今大会のテーマは「勝ち切るチームになるためにもゲームの中でも状況の中でも変化をさせられること」。それぞれレベルの違うチームとの戦いが続く中、選手たちには「3試合では試合中に起こりうる変化、起こっている状況を感じて、チームをよくしていくことにトライしてもらいたい」と要望した。

 なお、初戦で対戦するチャイニーズ・タイペイを指揮するのはかつてJリーグの市原、仙台でもプレーし、なでしこリーグ・仙台での監督経験を持つ越後和男氏。「五輪予選につながる大会にしたい」と目標を定めた指揮官は母国との対戦への意気込みを問われ、「それを聞かれると思っていた。いまみたいに先を読んでゲームをしていきたい」とジョークで笑いを誘っていた。

(取材・文 竹内達也)
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FC東京DF室屋がE-1選手権に臨む日本代表を辞退…2選手を追加招集へ

FC東京DF室屋成が日本代表を辞退
 日本サッカー協会(JFA)は7日、『EAFF E-1サッカー選手権2019』に臨む日本代表において、FC東京のDF室屋成が怪我のため参加を辞退することを発表した。代わって北海道コンサドーレ札幌のDF菅大輝を招集。また、浦和レッズのDF橋岡大樹も追加招集される。

 E-1選手権は韓国・釜山で12月10日に開幕。日本は10日に中国、14日に香港、18日に韓国と対戦する。

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チュニジア遠征のU-16日本代表メンバー発表! 191cmの日大藤沢FW鈴木輪太朗イブラヒームが選出

FW鈴木輪太朗イブラヒーム(日大藤沢高2年)
 日本サッカー協会(JFA)は6日、チュニジア遠征に臨むU-16日本代表メンバー20名を発表した。

 U-16日本代表は13日に日本を発つと、17日と21日には国際親善試合でU-16チュニジア代表と2度の対戦を行う。20名のメンバーは19名がクラブユースからの選出。1名のみ日大藤沢高のFW鈴木輪太朗イブラヒーム(2年)が選ばれている。

以下、メンバー
▽スタッフ
監督:山橋貴史
コーチ:濱崎芳己
GKコーチ:川口能活

▽GK
12 木村凌也(横浜FMユース)
1 高橋一平(神戸U-18)

▽DF
15 小澤希海(C大阪U-18)
2 諏訪間幸成(横浜FMユース)
13 森田翔(FC東京U-18)
3 工藤孝太(浦和ユース)
4 松田隼風(JFAアカデミー福島U18)
5 石塚心(横浜FMユース)

▽MF
6 東廉(清水ユース)
7 豊田晃大(名古屋U-18)
8 棚田遼(広島ユース)
11 中村仁郎(G大阪ユース)
16 佐藤陽成(札幌U-18)
14 甲田英將(名古屋U-18)
17 遠山悠希(京都U-18)
19 藤原健介(磐田U-18)

▽FW
18 鈴木輪太朗イブラヒーム(日大藤沢高)
20 山根顕星(福岡U-18)
10 千葉寛汰(清水ユース)
9 勝島新之助(京都U-18)

メキシコ撃破のU-15日本代表、強豪スペインには逆転負け

 スペイン遠征中のU-15日本代表は4日、「SPORTCHAIN CUP ALBIR U16」でU-15スペイン代表と対戦(40分×2本)。先制に成功したが、2-4で逆転負けした。

 日本サッカー協会(JFA)によると、15分にカウンターからFW伊藤猛志(磐田U-15)が先制ゴールを奪取。22分に追いつかれたが、61分に再びカウンターから伊藤がGKとの1対1を制し、勝ち越しゴールを挙げた。しかし、そこから3失点を喫し、逆転負けを喫した。

●スペイン戦出場メンバー
GK:上林真斗
DF:藤田崇弘('57→池谷銀姿郎)、植田悠太、竹内諒太郎、石川晴大
MF:坂井駿也、大迫塁、北野颯太('70→山崎太新)、田中侍賢('57→楢原慶輝)
FW:鈴木大翔('73→南野遥海)、伊藤猛志

 また、2日のU-15メキシコ代表戦には3-0で快勝。8分にDF池谷銀姿郎(横浜FCジュニアユース)、36分にMF楢原慶輝(鳥栖U-15)がゴール。2-0で折り返した57分にはFW鈴木大翔(G大阪ジュニアユース)がとどめを刺し、3-0で快勝した。

●メキシコ戦出場メンバー
GK:松原快晟
DF:池谷銀姿郎、東廉太、植田悠太(HT→石川晴大)、宮﨑奏琉
MF:坂井駿也(HT→大迫塁)、楢原慶輝('67→田中侍賢)、山崎太新、梶浦勇輝
FW:南野遥海('67→伊藤猛志)、内藤大和(HT→鈴木大翔)

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日本代表メンバー発表 森保一監督会見要旨

日本代表の森保一監督
 日本代表森保一監督は4日、JFAハウスで記者会見を行い、12月のEAFF E-1選手権に向けた日本代表メンバーを発表した。

 以下、会見要旨(無記名は森保監督の回答)

●関塚隆技術委員長
「E-1選手権のメンバー発表ということで、皆さんもご存じのとおり、大会はIMD(国際マッチデー)の中での大会ではないので拘束力はない。そういう意味で国内選手中心の編成となった。ただ、近隣諸国とのプライドを賭けた公式戦。日本サッカー界を含めてしっかりした戦いをすることが大事だと思う。チームとしても、個人としても責任と誇りを持って一戦一戦を戦っていきたい。この大会を通じて選手、チームとしてより成長して、代表選手の選手層が厚くなる、森保監督が使いたいと思うような選手が一人でも出てくることに期待したい」

●森保一監督
「このE-1選手権は東アジアの国々との対戦ということで、日本代表の活動はどの国と戦っても国の威信をかけて戦う厳しい戦いが待っているが、東アジアの諸国が国の威信をかけて挑んでくる。われわれが対戦国以上に日本のために戦って勝つということ、日本のサッカーを背負って、応援して下さる方の思いを背負って、勝利にこだわって戦うことを実践していきたい。実践していく中で、選手たちが厳しい戦いをもって貴重な経験を成長につなげていってほしいと思う。今回のメンバー編成の中で、U-22の日本代表しか経験していない選手も多く含まれているが、まずはこの経験をもってさらに成長してほしい。経験のある選手にはこれからの代表を背負っていくという戦力であることを、この大会で自分のプレーで示してもらいながら、若い選手に背中で成長への働きかけをして経験を伝えてもらえれば。結果にこだわりつつ、この大会でも選手層を厚くする、選手もチームも成長することを考えつつ戦っていければと思う」

―11月のベネズエラ戦は国内組中心で厳しい結果になった。主力とサブ組の差がある。国内組を強化する大会でどういう成長を見せてほしいと思うか。
「日本代表の強化として、まずは国内組も海外組も含めて、アジアでより確実に勝つ力をつけるということ、世界との戦いの中で、より勝っていく力をつけていくためには、国内組と海外組とを問わず、すべての選手のレベルアップが必要だと思う。11月のキリンチャレンジ杯でベネズエラと対戦した中、われわれにとって思っていなかったというか、われわれが描いていなかった結果で、応援して下さる方々にとっても喜べる結果ではなかったと承知している。足りなかったものの悔しさを今後の成長につなげていくことが大切だと考えている。E-1選手権でも厳しい戦いが待っていると思う。国内組だけで戦う大会なので、まずは今回の大会に参加するすべての選手がレベルアップすること。国内のJリーグや大学の選手も含まれているが、それが日本サッカーのレベルアップにつながる。今回の大会を経験した選手たちの刺激が波及していって、日本全体のレベルアップにつながればうれしい」

―3バックでも4バックでも原理は変わらないと言っていたが、直近のA代表の試合を見ていてもチームの原理原則や統一が見えてこない。たとえばベネズエラの1失点目。ソテルドからロンドンに合わせられて失点したが、ゾーンとマンツーマンのミックスでどう守れば良かったと考えるか。
「おっしゃるとおり、ゾーンだけとかマンツーマンだけで局面対応しようとは思っていない。2つのことが必要だと思うし、バランス良くできればと思っている。まさに今の場面(1失点目)は原理原則が詰まっているところで、最後は高さや強さというところ、そこで相手に上回られて失点というのはあった。ただ、得点されたのはそのシーンだが、原因は他のところにあったと思うし、それまでの展開の中でボール保持者にファーストディフェンダーがプレッシャーかけられずに、相手に自由にプレーされた。クロスを上げられるシーンはもっと相手に近付き、相手のプレーを限定させていなければいけなかったシーンだった。最後の局面だけでなく、その前のクロスを上げられるシーン、あるいはもっと前で止められることはできた。ただこの場合では、クロスを上げられるシーンで相手に寄せられていれば、バックパスをさせる、後ろを向かせる守備ができていれば得点は生まれなかったと思う。ハーフタイムにも伝えたが、局面で相手に間合いを詰めること、ボールにアタックすることは必要だった。原理原則が見えてこないのはチームの戦術どうこうではないとそのシーンでは言えるかなと。ボール保持者に自由にやらせると、世界の強豪は技術を発揮してきて、我々にとってピンチな局面を作られてしまうことが言える。ボールに近くなればなるほど、ボール保持者にプレッシャーをかけることが、のちのちのディフェンスの助けになるということは、これからも厳しい目を持ってトレーニングから働きかけたいと思う」

―U-22世代の選手が多いが、兼任監督のメリットとして五輪世代をA代表のスタンダードで鍛え上げることがあると思うが、五輪世代を引き上げた狙いは。
「全体的にも言えることだが、U-22の五輪世代の選手たちだけの底上げではなく、他に五輪世代でない選手も伸びしろがある。まだまだ日本の戦力としてレベルアップできると考えている。全体的にこのE-1選手権で厳しい戦いのピッチで戦うことで経験値を上げて、個のレベルアップをしてもらうことが日本の層の厚さにつながっていく。のちのちのさらに厳しい戦いで力を持った選手がたくさんいることで、日本代表としての選択肢を持った戦い、力を持った戦いができるかなと考えている。U-22の選手がたくさんいるが、彼らは東京五輪経由カタールだったり、その後の日本代表の戦力となる可能性を持っている選手だと思うので、ここで経験値を上げてもらいたい。それがのちのちの成果につながってくる。あとは競争の世界では当たり前のことだが、こういう大会で力を発揮できなければ、この競争を生き残ってはいけないということも踏まえて経験してもらえれば、日本のために、選手のために、選手の所属チームのためになると思っている」

―DFが少なくMFが多いが、その意図は。
「戦いの中で3バックも4バックもできるようにとシミュレーションしている。DFが少ないということにおいては、皆さんに見ていただくポジション別の部分では、DFだけ中盤だけ、ボランチだけ、FWだけと捉えられると思うが、一つのポジションだけでなく複数のポジションを、ディフェンスと中盤、中盤とサイド、ディフェンスとサイドだったり、FWにいるけどシャドーや攻撃的中盤もできるという選手もそろっているので、そこはいろいろと短い時間だが可能性を探りながら準備したい。日本の良さは選手が賢く器用にできるところ、中盤の選手で攻守ともに絡める選手が多いのは特長だが、そこを生かしながらいろんなオプションを試していければなと思う」

―仲川選手を選んだ理由、10番を託した理由は。またメンバーは22人だが、リーグ戦の結果が確定してから23人目を追加招集するのか。
●森保監督
「仲川は得点という結果、チームでの存在感という部分でも代表にふさわしい活躍をしているということで選ばせてもらった。11月も初代表の選手をJリーグから選ばせてもらったが、仲川も同様にこれから先の日本代表の戦力になり得る可能性も持っていると思う。一度代表の活動を経験してもらいながら代表のコンセプトを理解してもらうこと。チームで活躍するのはもちろんだけど、チームで活躍した先には代表へのプレーがあること、誇りを持って戦える場があることを知ってもらえればと思っている」

●関塚委員長
「(追加招集について)J1リーグ最終節の終了時点でしっかりと23人で戦いに臨みたいと思っている」

―11月のキリンチャレンジ杯で初招集した4選手が選ばれなかった理由は。また初招集10人のうち、U-22組が大半を占めた一方で仲川が入った。そういった新しい選手の組み込み方の意図は。
「11月のキリンチャレンジ杯から今回招集していない選手だが、まず一回の活動でも代表が何をしているかを考えてもらうには十分だったと思っている。今回の代表に来てもらうだけの実力はもちろんあると思うが、彼らにはこれから先の残された天皇杯、来年に向けて存在感を発揮してもらいながら、チームで結果を出すことと、代表の戦力としてのアピールを続けてもらえれば。

 また11月の選考もそうだが、一つだけの理由ではないので、いろんなことを考えて選考している。まずは日本代表の強化になること、日本代表全体のレベルアップをすること、日本サッカーのレベルアップを少しでもできるということを考えている。今後の厳しい戦いの中で、戦力となり得る選手が数多くいることがより強いチームにつながるし、結果にもつながるし、選択肢もできる。誰か一人が欠けてチームがガタガタになってしまったというのではなく、選手がいろんなことで抜けることは本人としても痛いし、チームも痛いけど、誰が抜けても戦力が落ちないようにという形でやっていく」

(取材・文 竹内達也)
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U-22日本代表メンバー発表 森保一監督会見要旨

U-22日本代表を率いる森保一監督
 A代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督は5日、都内で会見し、28日のキリンチャレンジカップ・ジャマイカ戦(コモスタ)に臨むU-22日本代表メンバーを発表した。

以下、会見要旨

森保一監督
11月に広島であったU-22コロンビア戦で、東京五輪に向かうチームが初めて国内で親善試合を行った。そこでの結果は、我々も勝利を目指している中、悔しい結果に終わったし、我々を支援、応援して下さる方々にも勝利を届けられずに非常に残念で申し訳ない思いになった。この12月の長崎で行われるU-22ジャマイカ代表との試合は、11月に得られなかった勝利という結果をお届けできるように、そして戦う内容としても、チームとして今後につながる内容であり、応援して下さる方々に喜んで頂けるように、ベストを尽くして戦っていきたい。11月からメンバーも大きく変わるところもあるが、来年の東京五輪本大会を見据えて、この年代の選手たちの底上げ、レベルアップを図りながら、良いチームにしていきたいと思っている。

――初招集となった小久保玲央ブライアン、東俊希、一美和成に期待すること。
「我々は常にスカウティング活動を、A代表、そして東京五輪世代の選手たちの活動をスタッフで手分けをしてしている。その中で、来年の東京五輪に向けて、そして今後の日本代表でも活躍できる選手ということで、スカウティングしてきた中、今回招集の条件がある中で、いろんなことを含めて招集させてもらった。それぞれ特長はあると思うので、チームのコンセプトを理解してもらいつつ、自分の持っている特長を思い切り発揮できるようにしてほしい。なんとなくお客さんで活動期間が終わるのではなく、どんどん自分が思っていることをアピールして、ぶつけてもらいながら、プレーもアグレッシブに思い切ってやってもらえればと思う」

――メンバーが19名と少なめだが、ここから追加招集があるのか。また来年1月のAFC U-23選手権と今回のメンバーは分けるのか。
関塚技術委員長「人数は少なくなっている。Jリーグの方が継続中なので、終了あるいは、その後の時間はまだあるので、そこまででしっかり参加、招集できる選手で23名を決めたい。現在での決定のメンバーをここで発表させてもらっている。タイに関しては後日発表という形を取りたいと思っている」

――来年1月のAFC U-23選手権では、今回E-1で呼んだU-22の選手と長崎のメンバーをミックスするイメージなのか。
関塚「考え方としては、シーズンも日本のチームは終了になっているし、しっかりと休養、休息の期間も考慮しながら、トータル的に1月のメンバーは、現場、森保監督が招集したい選手をできるだけ、我々も招集させて発表に至りたいと思っている」

――呼べる呼べないは別として、1月のAFC U-23選手権で欧州組のメンバー、11月に呼んだ板倉、堂安、久保といった選手は呼びたいか。希望を聞かせてほしい。
「国内外の選手問わず、すべての選手を招集の対象として招集させて頂ければと思っているが、現実的にはヨーロッパでプレーしている選手たちの招集は難しく、簡単ではない。協会の関係者、スタッフが、招集に向けては努力して頂いているし、東京五輪に向けても、良い招集の返事をもらえるようにできればと思っている。こういう記者会見でも申し上げているが、そのときの条件の中でベストの活動をすることが、我々の最終的な成果につながると思っている。今回もE-1選手権、キリンチャレンジカップ、20年にタイで行われるU-23選手権のところで、メンバーが変わった中での戦いになるが、日本には、その世代で、多くの力を持った選手、これから伸びていくだろうという選手がたくさんいるので、幅広く選手たちに経験してもらいながら、最終的にその選手たちがプロの世界で生きていく力を持って、日本のサッカーを盛り上げていってくれること、そういう選手たちが、日本代表の力となって、これから先の良い戦い、結果につながるようになっていけばと考えながら、そのときのベストでこれからもやっていきたいと思う」

――東京五輪は欧州のクラブの理解を得やすいと思うが、そこの進捗状況は? 板倉もそうだが、久保はマジョルカと交渉するよりもレアル・マドリーと交渉することになるのか。
関塚「東京五輪に向けて、経過報告はできない。最後のところで我々がイエスと言ってもらえるような、判断をしてもらえるように、継続して努力していきたい。名前が挙がった選手以外も、そういう選手が1月の移籍、6月の移籍でも出てくると思う。そこを待っているだけではなく、しっかりと観点を絞りながら、本大会まで続けて、粘り強くというか、最後のところで現場が欲しい選手を呼んでこれるようにやっていきたい。これだけ海外のプレーヤーが増えたことも想定以上のこともあるが、我々もできなかったではなく、厚く行っていきたいと思う。夏場の大会、中2日で6試合戦うのであれば、国内の選手の方が慣れている。力と気候的な条件、しかも18人で戦う、非常に難しい戦いだと思っている。日本がホームでやるという、優位に戦えるような戦力をそろえたい。これ以上のことはクラブには他の国の選手もいるので、日本だけOKというのはないと思うので、コメントは控えさせてもらいたい」

――広島での試合後に選手と意識の共有をしたようだが、今回の活動で、どういう心構えてやってほしいか。
「東京五輪に臨む、U-22の代表チーム、年代の選手たちが、東京五輪へ向けて、プレーしたいと思ってくれていると理解しているし、これまでの活動の中でも、東京五輪で我々は金メダルを目指して活動を進めていくということを選手たちに話して、共有してきた中で、改めて試合後に選手たちに問いかけて共有させてもらった。ただ、選手たちは東京五輪での金メダルを取る目標に向かって歩みを進めていくこと、成長してもらうということは、一つ目標に持ってもらいたいが、より高いところを目指して、日々の活動につなげていってもらいたいと選手たちに話した。まずは東京五輪で、目標を達成しようと思ったとき、U-22世代の選手たちがどれだけA代表に絡んでいき、A代表で戦えるだけの力を持った選手たちが東京五輪に臨むことが、成果に、目標達成につながることだと思うので、そういうことを選手に望みたいし、選手はどんどん突き抜けていって、将来日本代表で活躍してもらって、所属クラブでも結果も出す、存在感としても、その選手がいなければというように成長したもらいたい。良い選手になってもらうことが、日本代表の評価と日本サッカーのレベルアップになっていくと思うので、常に高いところを目指してもらえるように、今の自分に満足するのではなく、常に高いところを目指してもらえるように働きかけをしていきたい」

――新しいコーチの栗原克志さんは森保監督と新潟で一緒に仕事をしていたと思うが、人選の理由。
関塚「人選に関しては五輪、フル代表は現場の意向を反映、そこに努力していきたいと思っているし、彼自身も幅広い経験を積んできている。イングランドに留学したり、アルビレックス新潟のシンガポール、新潟で森保監督のコーチ時代に一緒に仕事をしているし、トレセン活動の方に2年間仕事を一緒にやっている。今、我々が狙いとしているジャパンズウェイと言いますか、育成日本、幅広い日本人の特長を生かしたサッカー。これだけではいけなくて、森保監督は、個ではがせる選手、個人の成長を期待しながらフル代表までやってもらっている。森山監督から影山監督を含めて、狙いを持った選手の育成を共有しながら、やっていく人材だと思い、ナショナルコーチのスタッフとして加わってもらうことになった」

――東京五輪まで1年を切っているが、U-22代表にオーバーエイジを呼ぶ機会はあるのか。
「五輪世代の活動の中で、選手たちにはオーバーエイジを含めて、五輪でプレーすることの競争だと伝えている。使う使わないのところで話をさせて頂くと、五輪世代の選手が力をつけてオーバーエイジの実力と経験はいらないということを判断した場合は、五輪世代で出場することも選択肢として考えていきたい。6月のコパ・アメリカに参加したときに経験の浅い選手と、日本代表の常連として戦ってきた選手たちをミックスして大会に参加したが、あの時点ではオーバーエイジとなり得る経験のある選手たちの存在は非常に大きく、その選手たちから若い選手がどう影響を受けて成長していくのかを楽しみにしつつ、経験のある選手たちの存在というものも、一度の経験で確認させてもらった。今後のオーバーエイジの招集については、できれば毎回の活動でしたいが、それはレギュレーション上できることではないので、できるタイミングがあれば考えていきたい」

――オーバーエイジで五輪を目指している本田圭佑選手がオランダで先月からプレーしているが、どう目に移ったか。
「プレーのコメントは控えされて頂く。出場している試合はすべてチェックしている。東京五輪を目指してプレーしてくれている選手であれば、すべての選手が選考の対象だと考えている」

(取材・文 折戸岳彦)
▼AFC U-23選手権タイ2020(東京五輪最終予選)特集ページ

“歴史的惨敗”の教訓は…森保監督「これからも厳しい目を持って働きかけたい」

ベネズエラに1-4で敗れた日本代表
 日本代表森保一監督は4日、EAFF E-1選手権に向けたメンバー発表会見に出席し、11月のキリンチャレンジ杯・ベネズエラ戦(●1-4)を振り返った。「思っていなかった結果というか、われわれが描いていなかった結果」とした上で、歴史的惨敗の発端となった1失点目の分析も行った。

 日本代表は11月19日、パナソニックスタジアム吹田でベネズエラ代表と対戦した。序盤から次々に失点を重ねた森保ジャパンは前半だけで4ゴールを献上。日本代表公式記録集によると、前半の4失点は1923年5月24日の極東選手権大会・中華民国戦、1954年5月1日のアジア競技大会・インドネシア戦に続き65年ぶり3度目の惨事となった。

 メンバー発表会見の場では、MFジェフェルソン・ソテルドのクロスにFWサロモン・ロンドンが合わせた1点目がフォーカスされた。日本から見ると、中盤の守備ブロックが相手の侵入を止めきれず、DF室屋成(FC東京)がクロッサーのソテルドに寄せられないまま、DF佐々木翔(広島)が空中戦でロンドンに競り負けるという流れだった。

 森保監督は「最後は高さや強さというところ、そこで相手に上回られて失点というのはあった」と最終局面の問題を指摘しつつ、「得点されたのはそのシーンだが、原因は他のところにあったと思う」と述べた。とりわけ問題視したのは、右サイドバックの室屋によるソテルドに対する守備対応だ。

「ボール保持者にファーストディフェンダーがプレッシャーかけられずに、相手に自由にプレーされた」。そう指摘した指揮官は「相手に寄せることができていれば。バックパスをさせる、後ろを向かせる守備ができていれば得点は生まれなかった」と述べ、「相手に間合いを詰めること、ボールにアタックすることが必要だった」と振り返った。

 その上で「ボール保持者に自由にやらせると、世界の強豪は技術を発揮してきて、我々にとってピンチな局面を作られてしまう。ボールに近くなればなるほどボール保持者にプレッシャーをかけることが、のちのちのディフェンスの助けになるということは、これからも厳しい目を持ってトレーニングから働きかけたい」と今後に向けた教訓も語った。

 国内組だけで臨むE-1選手権の期間中には、そうした個々の対応レベルも上げていく構えだ。森保監督は「厳しい戦いの中で経験値を上げて、個のレベルアップをしてもらうことが日本の層の厚さにつながっていく」としつつ、「競争の世界では当たり前のことだが、こういう大会で力を発揮できなければこの競争を生き残ってはいけないということも踏まえて経験してもらえれば」と激しい競争を求めた。

(取材・文 竹内達也)
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森保監督、東京五輪目指す本田圭佑も「選考の対象」

フィテッセMF本田圭佑
 以前から、「東京五輪でプレーすることを望んでいる」と公言してきたフィテッセMF本田圭佑。東京五輪世代のU-22日本代表を率いる森保一監督は「選考の対象」と考えている。

 約半年間フリーの状況だった本田だが、11月6日にオランダのフィテッセへの加入が発表された。すると、同月24日のエールディビジ第14節スパルタ戦で、メルボルン・ビクトリー在籍時の5月22日に行われたACL第6節広島戦以来、半年ぶりの公式戦出場を果たした。

 スパルタ戦はトップ下の位置に入って後半36分までプレー。そして、続く第15節ヘーレンフェーン戦ではボランチとして先発フル出場を果たした。

「プレーのコメントは控えさせて頂く」と答えた森保監督だが、「出場している試合はすべてチェックしている」と続ける。そして、「東京五輪を目指してプレーしてくれている選手であれば、すべての選手が選考の対象だと考えている」と明かしている。

(取材・文 折戸岳彦)
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“お客さん”で終わるな…森保監督、U-22代表初招集3選手に「思い切りやってほしい」

左からFW一美和成(京都)、MF東俊希(広島)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)
 東京五輪まで1年を切った状況で、初めてU-22日本代表に招集された。今回の長崎合宿は5日間と短い活動期間となるが、森保一監督は初招集となる3選手に「アグレッシブに思い切りやってほしい」と期待を寄せた。

 今回のメンバーには、10日から18日まで韓国で開催されるE-1選手権に招集されたU-22世代の選手は選出されず。また、FW前田大然(マリティモ)やMF安部裕葵(バルセロナ)、DF中山雄太(ズウォレ)ら5選手を除く海外組も招集はされなかった。

 そんな中、初招集となったのがFW一美和成(京都)、MF東俊希(広島)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)の3選手だ。「我々は常にスタッフで手分けをして、スカウティングをしている。来年の東京五輪に向けて、そして今後の日本代表でも活躍できる選手ということ。今回は招集の条件がある中で、いろいろなことを含めて招集させてもらった」と話した指揮官は、「チームのコンセプトを理解してもらいつつ、自分の持っている特長を思い切り発揮できるようにしてほしい」と3選手に求めた。

「なんとなくお客さんで活動期間が終わるのではなく、どんどん自分が思っていることをアピールしてほしい」

 来年1月にタイで開催されるAFC U-23選手権(東京五輪最終予選)に続けて選出されるためにも、“初舞台”で猛アピールを成功させたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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初招集で10番! 横浜FM仲川輝人に森保監督「代表にふさわしい活躍をしている」

日本代表に初招集された横浜F・マリノスFW仲川輝人
 東京五輪を目指すU-22世代が次々とA代表に引き上げられる中、横浜F・マリノスFW仲川輝人が“オーバーエイジ”で唯一の日本代表初選出を果たした。リーグ優勝を目前に控える名門クラブの27歳に対し、森保一監督は「得点という結果と、チームでの存在感という部分で代表にふさわしい活躍をしている」と理由を語った。

 1992年生まれの仲川は今季、J1第33節終了時点で15ゴール9アシストを記録。得点はリーグトップタイ、アシストはリーグ2位の数字だ。シーズン当初から安定した成績を残し続けており、これまでにも代表待望論は何度も上がってきたが、国内組で構成されるE-1選手権でようやく初招集に至った。

 今回は10人が初めてのA代表選出となったが、そのうち9人は森保監督が兼任するU-22日本代表の経験者。仲川は唯一の年長世代となった。4日の発表会見で選出理由を問われた森保監督は「11月の活動でも初招集の選手をJリーグから選ばせていただいた」と前置きした上で「仲川も同様にこれから代表の戦力になり得る選手」と期待を寄せた。

 E-1選手権の背番号は10番に決定。初招集ではアギーレジャパン初陣となった2014年9月のMF森岡亮太以来の栄誉だ。「一度代表の活動を経験してもらいつつ、代表のコンセプトを理解してもらう。チームで活躍することはもちろんだが、その先に代表でのプレーがあるんだと。誇りを持って戦える場があるんだと知ってもらえれば」(森保監督)。クラブでは『日産(23)』の誇りを背負う27歳が日本のエースナンバーでE-1選手権に挑む。

(取材・文 竹内達也)
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PO出場チームに配慮? 2つの森保J、J1閉幕後に追加招集へ

日本代表の森保一監督
 日本代表森保一監督は4日、EAFF E-1選手権に向けた日本代表メンバー22人を発表した。大会の招集上限は23人。関塚隆技術委員長は「(7日に)J1最終戦があるので、終了時点で23人で戦いに臨みたいと思っている」と追加招集が行われることを示唆した。

 東アジアのA代表が集まるE-1選手権は12月10日に開幕し、同18日までに3試合を行うスケジュール。J1リーグの最終節は7日に行われるため日程の重複はないが、その結果次第で14日に予定されているJ1参入プレーオフ決定戦の出場チームが決まる。

 一発勝負で行われるJ1参入プレーオフはもし敗れれば、来季のJ2リーグ降格が決まるという重要な一戦。第33節を終えた時点で12位の名古屋、13位の浦和、14位の鳥栖、15位の清水、16位の湘南に可能性が残されている。これらのクラブに配慮してか、所属選手たちは現段階で一人も招集されていない。

 また21日に天皇杯準決勝を控えている清水、鹿島、神戸、長崎からも出場資格のないFW上田綺世(鹿島)を除いて招集されず、ここにも配慮があったとみられる。したがって、追加招集の選手は現時点でプレーオフ出場の可能性が残されており、なおかつJ1最終節の結果で出場を免れた清水以外のチームから選出されると推測される。

 今回のメンバー表を見ると、ポジションはGK3人、DF6人、MF10人、FW3人という振り分け。最近の活動ではそれぞれ3人、7人(8人)、10人(9人)、3人という構成が通例となっており、DFの選手が不足している。

 また、今回のメンバーは東京五輪世代を中心に組み込んでいるため、追加されるのは過去のU-22日本代表活動で選出実績を持つ選手が有力。その条件に当てはまるDF橋岡大樹(浦和)、DF原輝綺(鳥栖)、DF杉岡大暉(湘南)らにチャンスがありそうだ。

 その枠組みは同日に発表されたU-22日本代表メンバーも同様。現状ではGK3人、DF5人、MF9人、FW2人の合計19人が選出されており、12月28日のキリンチャレンジ杯ジャマイカ戦までに4人の追加が行われる見込みだ。関塚技術委員長は「Jリーグが継続中なので終了してから、参加招集できる選手で23人を決めたい」と意向を述べた。

(取材・文 竹内達也)
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海外組は安部裕葵ら5人招集! U-22日本代表メンバーコメント一覧※随時更新

海外組は安部裕葵(バルセロナ)ら5人
 4日、28日にトランスコスモススタジアム長崎で行われるキリンチャレンジカップのジャマイカ戦に臨むU-22日本代表メンバーが発表された。海外組は安部裕葵(バルセロナ)ら5人を招集。Jクラブが各選手のコメントを掲載している。

※発表され次第、随時更新

▽DF
岩田智輝(大分)
「U-22日本代表に広島合宿に続き、選ばれたことをうれしく思います。前回よりも良いプレーをして、勝利に貢献出来るよう頑張ってきます。試合が九州で行われるので、大きなご声援をお願いいたします」

岡崎慎(FC東京)
「東京での出場機会が少ないなかで、選出していただき大変嬉しく思います。持てる力を出しきり、チームに貢献したいです」

▽MF
長沼洋一(愛媛)
「U-22日本代表に選出させて頂き大変嬉しく思います。広島に続き国内2回目の活動になります。内容と結果にこだわり、今までの活動で積み上げてきたものを、日本の皆様に見せられればと思います。また個人としては、東京オリンピックまで数少ない活動なので、1日1日を大事にして、自分をしっかりアピールしたいと思います。応援よろしくお願い致します」

松本泰志(広島)
「U-22日本代表に選出されて嬉しく思います。久しぶりの代表となりますので、自分の持てる力を出してアピールできるように頑張ります。応援をよろしくお願いいたします」

東俊希(広島)
「U-22日本代表に選ばれて、光栄に思います。この年代別代表は初選出となりますが、個人としてしっかりアピールし、今後につなげていきたいと思います。応援をよろしくお願いいたします」

▽FW
一美和成(京都)
「U-22日本代表に選出していただき、素直に嬉しいです。自分の特徴であるポストプレーやシュートなどで結果を出してアピールできるよう、全力で頑張ってきます」

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海外組は安部裕葵ら5人招集! U-22日本代表メンバーコメント一覧

海外組は安部裕葵(バルセロナ)ら5人
 4日、28日にトランスコスモススタジアム長崎で行われるキリンチャレンジカップのジャマイカ戦に臨むU-22日本代表メンバーが発表された。海外組は安部裕葵(バルセロナ)ら5人を招集。Jクラブが各選手のコメントを掲載している。

※発表され次第、随時更新

▽DF
岩田智輝(大分)
「U-22日本代表に広島合宿に続き、選ばれたことをうれしく思います。前回よりも良いプレーをして、勝利に貢献出来るよう頑張ってきます。試合が九州で行われるので、大きなご声援をお願いいたします」

岡崎慎(FC東京)
「東京での出場機会が少ないなかで、選出していただき大変嬉しく思います。持てる力を出しきり、チームに貢献したいです」

▽MF
長沼洋一(愛媛)
「U-22日本代表に選出させて頂き大変嬉しく思います。広島に続き国内2回目の活動になります。内容と結果にこだわり、今までの活動で積み上げてきたものを、日本の皆様に見せられればと思います。また個人としては、東京オリンピックまで数少ない活動なので、1日1日を大事にして、自分をしっかりアピールしたいと思います。応援よろしくお願い致します」

岩崎悠人(札幌)
「いつも応援、ありがとうございます。今回、代表活動に参加させてもらえることに感謝しています。このようにチャンスをもらいましたので、今年1年、個人的に苦しんだ分、その思いをぶつけるつもりで精いっぱい頑張ります。そして来年につなげられるようにしたいと思います」

菅大輝(札幌)
「今回も日本代表に選出され嬉しく思います。東京オリンピックが近づき、代表チーム内での競争はより激しくなると思いますが、しっかりと勝ち抜けるように頑張ります。自分がレベルアップすることで、自分にとってもチームにとってもプラスになると思います。応援よろしくお願いします」

松本泰志(広島)
「U-22日本代表に選出されて嬉しく思います。久しぶりの代表となりますので、自分の持てる力を出してアピールできるように頑張ります。応援をよろしくお願いいたします」

東俊希(広島)
「U-22日本代表に選ばれて、光栄に思います。この年代別代表は初選出となりますが、個人としてしっかりアピールし、今後につなげていきたいと思います。応援をよろしくお願いいたします」

▽FW
一美和成(京都)
「U-22日本代表に選出していただき、素直に嬉しいです。自分の特徴であるポストプレーやシュートなどで結果を出してアピールできるよう、全力で頑張ってきます」

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仲川ら初招集! E-1選手権・日本代表メンバーコメント一覧

初招集となったMF仲川輝人(横浜FM)
 4日、12月中旬に韓国・釜山で行われるEAFF E-1選手権に向けた日本代表メンバーが発表された。MF仲川輝人(横浜FM)を始め、10人が初招集となった。

 Jクラブが各選手のコメントを掲載している。

※発表され次第、随時更新
▽GK
中村航輔(柏)
「日本代表に選ばれたことを大変光栄に思います。チームに貢献して、国際大会で良い結果を残せるように頑張ります」

大迫敬介(広島)
「日本代表に選ばれて嬉しく思います。リーグ戦はあと1試合残っているので、最後に勝ち切って日本代表につなげていきたいと思います。また、大会では自分のパフォーマンスをしっかり出して、良い結果で終えられるように頑張ります。応援をよろしくお願いいたします」

小島亨介(大分)
「日本代表に選出していただき、大変嬉しく思います。攻守にわたり、果敢にチャレンジをすることを意識して臨みたいと思います。またチームとしては、内容と 結果にこだわって戦います。応援をよろしくお願いします」

▽DF
古賀太陽(柏/初招集)
「今回選出して頂いた事をとても嬉しく思います。また、責任感を持って日本代表の名に恥じないプレーをできるよう頑張ります」

佐々木翔(広島)
「日本代表に選出されて嬉しく思います。自分の持てる力を発揮してタイトルを獲れるように頑張ります。応援をよろしくお願いいたします」

室屋成(FC東京)
「日本代表に選出していただき大変嬉しく思います。自分らしくいつも通りプレーできればと思います。応援よろしくお願いします」

三浦弦太(G大阪)
「試合に出場してアピールすることはもちろん、優勝という結果を残したいと思います」

渡辺剛(FC東京/初招集)
「小さい頃から夢だった日本代表に選出していただき大変嬉しいです。今回の選出は日々の東京での取り組みが認められてのことだと思います。今回の経験を活かし、さらに成長していきたいです」

畠中槙之輔(横浜FM)
「先日のキリンチャレンジカップに続き選出していただき大変光栄です。マリノスでのプレーがこのような代表選出に繋がっていると思うので、まずは目の前のリーグ戦に集中し良い形で合流出来ればと思います。応援よろしくお願いします」

▽MF
森島司(広島/初招集)
「日本代表に初選出していただき、大変光栄に思います。今回選ばれたのもクラブチームで試合に出させてもらっているからこそだと思っています。選出されたからには、自分の力を最大限出して勝利に貢献できるように頑張ります。応援をよろしくお願いいたします」

橋本拳人(FC東京)
「選出していただき大変嬉しく思います。個人としても成長できる場所なので、優勝をめざして戦ってきます」

鈴木武蔵(札幌)
「10日間で3試合出来るので楽しみです。日本代表に選ばれたということは光栄なことですので、そこでしっかり戦っていきたいと思います。個人としては目に見える結果を求めていきたいと思います。いつも通り札幌でやっている姿を出していけば、おのずと結果が出るかなと思います。E-1選手権は厳しい戦いになると思いますが、自分の良さを出すので、皆さんもぜひテレビの前でも応援してほしいです」

井手口陽介(G大阪)
「今回も代表に選出していただき嬉しく思います。チームの力になれるように全力で頑張ります」

仲川輝人(横浜FM/初招集)
「このたび日本代表に選出していただき大変嬉しく思います。マリノスの代表として 恥じないようなプレーをしたいと思います。そして、日本のプライドを持って、一戦一戦やっていきたいと思います」

遠藤渓太(横浜FM/初招集)
「この度、東アジア選手権の代表に選ばれたことを嬉しく思います。結果を求めて後悔のないように自分らしくプレーしてきたいと思います。今まで僕に携わってくれたすべての人に活躍している姿を見せられるように、精一杯頑張ってきます」

▽FW
田川亨介(FC東京/初招集)
「初めて日本代表に選出していただき嬉しいです。強い気持ちで、貪欲に得点を狙い、アピールしてきます。応援よろしくお願いします」

小川航基(水戸/初招集)
「積極的にチャレンジして結果を残せるように、強い気持ちを持って頑張りたいと思います」

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DF中山雄太、MF安部裕葵らを招集…ジャマイカ戦に臨むU-22日本代表発表

11月の広島合宿で集合写真に収まるU-22日本代表
 日本サッカー協会(JFA)は4日、28日にトランスコスモススタジアム長崎で行われるキリンチャレンジカップのジャマイカ戦に臨むU-22日本代表メンバーを発表した。

 同代表チームは24日から長崎県内で合宿をスタート。コロンビア戦に続き、東京五輪世代として国内2試合目の強化試合となるジャマイカ戦は28日19時20分キックオフ予定。

以下、U-22日本代表メンバー

■選手
▽GK
山口瑠伊(エストレマドゥーラ)
谷晃生(G大阪)
小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)

▽DF
中山雄太(ズウォレ)
岩田智輝(大分)
大南拓磨(磐田)
岡崎慎(FC東京)
瀬古歩夢(C大阪)

▽MF
長沼洋一(愛媛)
三笘薫(筑波大)
旗手怜央(順大)
高宇洋(山口)
岩崎悠人(札幌)
松本泰志(広島)
菅大輝(札幌)
安部裕葵(バルセロナ)
東俊希(広島)

▽FW
前田大然(マリティモ)
一美和成(京都)

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中山、安部ら海外組5選手を招集…ジャマイカ戦に臨むU-22日本代表発表

11月の広島合宿で集合写真に収まるU-22日本代表
 日本サッカー協会(JFA)は4日、28日にトランスコスモススタジアム長崎で行われるキリンチャレンジカップのジャマイカ戦に臨むU-22日本代表メンバーを発表した。

 FW前田大然(マリティモ)、MF安部裕葵(バルセロナ)、DF中山雄太(ズウォレ)、GK山口瑠伊(エストレマドゥーラ)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)と海外組5選手を招集。また、FW一美和成(京都)、MF東俊希(広島)、小久保の3選手が同代表に初招集されている。

 同代表チームは24日から長崎県内で合宿をスタート。コロンビア戦に続き、東京五輪世代として国内2試合目の強化試合となるジャマイカ戦は28日19時20分キックオフ予定。

以下、U-22日本代表メンバー

■スタッフ
▽監督
森保一
▽コーチ
横内昭展
栗原克志
▽GKコーチ
下田崇
▽フィジカルコーチ
松本良一

■選手
▽GK
山口瑠伊(エストレマドゥーラ)
谷晃生(G大阪)
小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)

▽DF
中山雄太(ズウォレ)
岩田智輝(大分)
大南拓磨(磐田)
岡崎慎(FC東京)
瀬古歩夢(C大阪)

▽MF
長沼洋一(愛媛)
三笘薫(筑波大)
旗手怜央(順大)
高宇洋(山口)
岩崎悠人(札幌)
松本泰志(広島)
菅大輝(札幌)
安部裕葵(バルセロナ)
東俊希(広島)

▽FW
前田大然(マリティモ)
一美和成(京都)

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仲川、田中碧、小川航ら10選手がA代表初招集! 森保J、東京五輪世代も組み込みE-1選手権へ

横浜FMのFW仲川輝人が初招集
 日本代表森保一監督は4日、JFAハウスで記者会見を行い、今月中旬に韓国・釜山で行われるEAFF E-1選手権に向けた日本代表メンバーを発表した。今季のJリーグで大活躍を見せているMF仲川輝人(横浜FM)を始め、東京五輪世代のMF遠藤渓太(横浜FM)、MF田中碧(川崎F)、FW小川航基(水戸)ら10人がA代表初招集を果たした。

 コパ・アメリカ組のGK小島亨介(大分)、GK大迫敬介(広島)、FW上田綺世(鹿島)が復帰。11月のキリンチャレンジ杯で初招集されたMF古橋亨梧(神戸)ら4選手はいずれも選ばれなかった。初招集選手は仲川を除く9選手がいずれも東京五輪世代となった。

 東アジアの国別代表チームが参戦するE-1選手権は12月10日に開幕。森保ジャパンは10日に中国代表、14日に香港代表、18日に韓国代表と対戦する。この期間は国際サッカー連盟(FIFA)の定める国際Aマッチウィークではないため、招集における拘束力はない。したがってシーズン中の欧州組は招集できず、国内組中心で臨むことになる。

以下、日本代表メンバー

■スタッフ
▽監督
森保一
▽コーチ
斉藤俊秀
▽GKコーチ
下田崇
▽フィジカルコーチ
松本良一

■選手
▽GK
1 中村航輔(柏)
12 小島亨介(大分)
23 大迫敬介(広島)

▽DF
19 佐々木翔(広島)
2 室屋成(FC東京)
5 三浦弦太(G大阪)
4 畠中槙之輔(横浜FM)
15 ★渡辺剛(FC東京)
21 ★古賀太陽(柏)

▽MF
10 ★仲川輝人(横浜FM)
6 大島僚太(川崎F)
18 橋本拳人(FC東京)
9 鈴木武蔵(札幌)
8 井手口陽介(G大阪)
16 ★相馬勇紀(鹿島)
14 ★森島司(広島)
3 ★田中駿汰(大阪体育大)
7 ★遠藤渓太(横浜FM)
17 ★田中碧(川崎F)

▽FW
20 ★小川航基(水戸)
13 上田綺世(鹿島)
11 ★田川亨介(FC東京)

★は初招集

※DF橋岡大樹(浦和)を追加招集(12/7)
※室屋がケガのため不参加となり、DF菅大輝(札幌)を追加招集(12/7)

▼過去のメンバーリスト
19/11/6W杯アジア2次予選、キリンチャレンジ杯メンバー

(取材・文 竹内達也)
●EAFF E-1選手権2019特集ページ

なでしこDF熊谷がアジア年間MVP!! 高倉監督も最優秀監督に

アジア年間MVPに輝いたDF熊谷紗希
 アジアサッカー連盟(AFC)は2日、香港で年間表彰式を開催し、リヨンの日本女子代表(なでしこジャパン)DF熊谷紗希が年間最優秀選手、日テレ・ベレーザのMF遠藤純が年間最優秀ユース選手、なでしこを率いる高倉麻子監督が年間最優秀監督、名古屋オーシャンズの吉川智貴がフットサルの年間最優秀選手に輝いた。

 最優秀選手にノミネートされていた浦和レッズのDF槙野智章は受賞を逃し、アルサッドのカタール代表MFアクラム・アフィフが年間最優秀選手に。また、最終候補に残っていたバルセロナBのMF安部裕葵(年間最優秀ユース選手)、浦和の大槻毅監督と鹿島アントラーズの大岩剛監督(ともに年間最優秀監督)、名古屋オーシャンズの関口優志(フットサルの年間最優秀選手)は受賞を逃している。

 主な受賞者は以下のとおり

▽年間最優秀選手(男子)
MFアクラム・アフィフ(アル・サッド、カタール)

▽年間最優秀選手(女子)
DF熊谷紗希(リヨン、日本女子代表)

▽年間最優秀選手(フットサル)
吉川智貴(名古屋オーシャンズ)

▽年間最優秀ユース選手(男子)
MFイ・カンイン(バレンシア)

▽年間最優秀ユース選手(女子)
MF遠藤純(日テレ・ベレーザ)

▽年間最優秀監督(男子)
チョン・ジョンヨン(U-20韓国代表)

▽年間最優秀監督(女子)
高倉麻子監督(日本女子代表)

▽年間国際最優秀選手
ソン・フンミン(トッテナム)

ビーチサッカー日本代表、ロシアに惜敗…逆転負けで銅メダル逃す

日本は4位フィニッシュ
 FIFAビーチサッカーワールドカップ3位決定戦が2日に行われ、ビーチサッカー日本代表はロシア代表と対戦し、4-5で敗れた。

 決勝進出を逃した日本は、第1ピリオド4分にFP赤熊卓弥のゴールで先制したが、その後に2失点を喫して逆転を許してしまう。それでも8分に赤熊がこの日2点目を決めると、12分にはFP茂怜羅オズが勝ち越しゴールを挙げて3-2。1点リードして第1ピリオドを終える。

 第2ピリオドは1点ずつを奪い合ったが、勝負の第3ピリオドで日本は追加点を挙げられず、ロシアに2ゴールを許して4-5で惜敗。2005年大会と並ぶ4位で大会を終えた。

 なお、決勝は日本を破って決勝に進んだポルトガル代表がイタリア代表を6-4で下し、2015年以来3度目の優勝を果たした。

ビーチサッカー日本代表、PK戦の末に準決勝敗退…ラモス監督「決勝を経験させてやりたかった」

ビーチサッカー日本代表は3位決定戦へ
 FIFAビーチサッカーワールドカップ準決勝が11月30日に行われ、ビーチサッカー日本代表は3-3のPK戦の末にPK1-2でポルトガル代表に敗れた。3位決定戦は1日に行われ、ロシア代表と対戦する。

 9大会ぶり2度目のベスト4入りを決めた日本は、第1ピリオドに先制を許したが、FP茂怜羅オズのゴールで同点に追いつく。すると、第2ピリオドの開始早々にFP山内悠誠が左足で冷静に押し込み、2-1と逆転する。しかし、第3ピリオドに2失点を喫して後がない状況に。それでも残り47秒でFP赤熊卓弥が同点ゴールを叩き込み、延長戦に持ち込んだ。

 延長戦では決着がつかず、3-3のままPK戦に突入。1番手の茂怜羅オズがゴール右上に外してしまうと、3番手のチーム最年長のFP田畑輝樹も枠を捉え切れず、PK1-2で敗戦が決まった。

 日本サッカー協会(JFA)によると、ラモス瑠偉監督は「悔しい。悔しいけど選手たちは堂々と戦った。彼ら『砂浜の侍』たちに決勝を経験させてやりたかった。オズがPKを外した。PKというのは試合で一番活躍した人、頑張った人が外す。ジーコ(元ブラジル代表)やバッジオ(元イタリア代表)がそうだった。気持ちを切り替え、3位決定戦でロシアに勝つ。そして胸を張って日本に帰りたい」と気持ちを切り替えた。

“ナラさん”がサプライズ登場!遅れて“ボンバー”も! DF田中マルクス闘莉王が現役引退(8枚)

都内で引退会見を行ったDF田中マルクス闘莉王
 京都サンガF.C.の元日本代表DF田中マルクス闘莉王が1日、都内のホテルで記者会見を行い、今季限りでの現役引退を発表した。

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南アW杯戦士DF闘莉王が引退会見、J最終戦は負傷交代「最後まで自分らしいな」

現役引退を発表した元日本代表DF田中マルクス闘莉王
 京都サンガF.C.のDF田中マルクス闘莉王が1日、東京都内のホテルで記者会見を開き、現役生活からの引退を発表した。2010年の南アフリカW杯に主力CBとして出場し、日本代表として43試合6得点を記録。Jリーグでは浦和や名古屋で数々のタイトルを獲得した規格外のDFが19年間のプロ生活に幕を閉じた。

 冒頭の挨拶で闘莉王は「あっという間の19年間のプロ生活を引退します。たくさんの人たち、ファン、サポーターに、こんなしょうもない人間をね、支えていただき、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。本当にありがとうございます」と時折声を詰まらせながら感謝を語った。

 ブラジル出身の闘莉王は1998年、留学生として渋谷幕張高に単身来日。2001年に広島でプロ生活をスタートさせ、水戸時代の03年に日本国籍を取得すると、その後は浦和、名古屋、京都で主軸を担った。U-23日本代表としては04年のアテネ五輪に出場し、06年からはA代表に選出。10年の南アフリカW杯では史上最高タイのベスト16に導いた。

 Jリーグや日本代表での実績だけでなく、闘志を前面に出すキャラクターや、最終ラインから最前線まで攻め上がっていく規格外のプレースタイルでも人気を博した。浦和時代の08年にはチーム得点王の11ゴールを挙げるなど、DF登録では最多のJリーグ通算104ゴールを記録。得点力を買われ、前線で起用されることもあった。

 現役最終戦となったのは今年11月24日のJ2最終節・柏レイソル戦。プレーオフ圏内入りを目指したチームが1-13という記録的なスコアで敗れる中、闘莉王自身は前半途中の接触プレーで顔面に裂傷を負い、1-4で迎えたハーフタイムに無念の途中交代となった。

「まさかの最終戦で救急車に乗るとは思わなかった(笑)」。苦笑い気味に心境を振り返った闘莉王は「最後の最後まで自分らしいなと思った。この頭だけで何針縫っただろうと。数え切れない針がある中で、最後の最後は綺麗な顔で出てこようと思ったけど、神様は自分らしい姿でやってこいと。そういう選手だったと思います」と最後の勇姿を誇った。

(取材・文 竹内達也)
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引退決断DF闘莉王、いまでも悔やむ南アW杯「外すなら自分でも…」

引退決断DF闘莉王、いまでも悔やむ南アW杯「外すなら自分でも…」
 現役引退を決断した元日本代表DF田中マルクス闘莉王にとって、19年間のプロ生活で最も印象的な記憶は2010年の南アフリカW杯のパラグアイ戦だった。「駒ちゃんがPKを外した瞬間がすごく印象に残っていて……」。1日、引退会見に出席した闘莉王は日本サッカー界の歴史的出来事について、時折ハンカチを顔に当てながら振り返った。

 日本代表は2010年6月29日、南アフリカW杯決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦し、0-0で迎えたPK戦の末に3-5で敗れた。後攻日本の4人目キッカーを担ったDF駒野友一(FC今治)のキックがクロスバーに当たった後、相手の5人目が成功。そこで試合が終わったため、5人目に登場するはずだった闘莉王の出番はなかった。

「次のキッカーが自分だったということもあって、自分のところまで回ってきたらどうだったんだろうなと。それも神様の自分に対する嫌がらせかなと。外すんだったら自分でも良かったんじゃないか。あそこで蹴れなかったことをどれだけの夜を眠れずに過ごしたか……」。

 闘莉王が語ったのは駒野が外した悔しさではなく、自身が蹴っていたらどうなっていたか。「あんなに『こんなボールを蹴りたい』『こんなキックをしたい』と思うことは今までなかったなと。岡田監督に『お前蹴るぞ』と言って頂き、すぐに『ハイ』って言ってしまった自分はどうかしていたなと。その結末も見られずに終わったのが印象的だった」と今も心に残る悔恨を吐露した。

 そんな闘莉王は未来の日本代表への思いも口にした。「自慢に聞こえてくるかもしれないが、いまだにベスト16の壁を一番近くで越えそうだったのが2010年の代表だった」と述べ、「もっともっと子供たちが日本代表になりたい、このチームを応援したい、やっぱり楽しいなと思ってもらえるように。また代表だけでなく、Jリーグもそうやって盛り上げてほしい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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「アベックで金メダルを」E-1選手権なでしこジャパンは熊谷不在、高倉監督はニューリーダー台頭期待

E-1選手権に臨むなでしこジャパンメンバーが発表になった
 日本女子代表(なでしこジャパン)の高倉麻子監督は29日、E-1選手権に向けた代表メンバー23人を発表した。開催地韓国でプレーするFW池尻茉由(水原WFC)が代表復帰を果たしている。

 東京オリンピック予選がないなでしこジャパンにとって、今大会はオリンピック前最後の公式戦になる。ただしAマッチウイークに開催されるわけではないため、欧州組の招集は困難で、主将DF熊谷紗希(リヨン)は招集外となっている。

 経験豊富なリーダーを欠く戦いを強いられるが、高倉監督は「すべての選手にリーダーシップを見せてほしい。オンオフを含めて、何かを発信する選手が出てきてほしい」とニューリーダーの台頭を期待した。

 またE-1選手権は男子チームと同日程での開催となる。同い年である男子代表を率いる森保一監督とは普段からコミュニケーションをとっていると話した高倉監督は「ぜひアベックで金メダルを」と力を込めた。

 E-1選手権でなでしこジャパンは12月11日に初戦を迎え、チャイニーズ・タイペイと対戦(16時20分キックオフ)。第2戦は同14日で中国戦(15時30分キックオフ)、第3戦は同17日に韓国と対戦(19時キックオフ)する。試合の模様はいずれもフジテレビ系で生中継される。

▽GK
1 池田咲紀子(浦和レッズレディース)
18 山下杏也加(日テレ・ベレーザ)
21 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)

▽DF
20 松原有沙(ノジマステラ神奈川相模原)
4 三宅史織(INAC神戸レオネッサ)
22 土光真代(日テレ・ベレーザ)
2 清水梨紗(日テレ・ベレーザ)
13 清家貴子(浦和レッズレディース)
16 宮川麻都(日テレ・ベレーザ)
5 南萌華(浦和レッズレディース)

▽MF
7 中島依美(INAC神戸レオネッサ)
3 栗島朱里(浦和レッズレディース)
10 籾木結花(日テレ・ベレーザ)
14 長谷川唯(日テレ・ベレーザ)
6 杉田妃和(INAC神戸レオネッサ)
17 三浦成美(日テレ・ベレーザ)
19 遠藤純(日テレ・ベレーザ)

▽FW
9 菅澤優衣香(浦和レッズレディース)
8 岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)
15 田中美南(日テレ・ベレーザ)
12 池尻茉由(水原WFC/韓国)
11 小林里歌子(日テレ・ベレーザ)
23 植木理子(日テレ・ベレーザ)

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「日本がトップに立った」AFCが最新FIFAランクを“アジア視点”で紹介

アジア予選4連勝中の日本代表
 アジアサッカー連盟(AFC)は28日、同日に国際サッカー連盟(FIFA)から最新FIFAランキングが発表されたのを受けて、「日本がトップに立ち、ミャンマーも急成長した」とアジア視点での情勢を伝えている。

 昨年9月から首位のベルギーをはじめ、2位のフランス、3位のブラジル、4位のイングランド、5位のウルグアイに変動がなかった今回のFIFAランキング。それでもW杯予選を開催中のアジアでは大きな動きがあり、日本が2014年11月以来5年ぶりにトップに立った。

 カタールW杯アジア2次予選で4連勝中の日本は前回と同じ28位だったものの、予選で2勝2敗の3位で敗退危機のイランが27位から33位に転落。6ランクの下落は2次予選参加国において、2勝1分1敗の中国(69位→75位)と並んでワースト2位の下げ幅となっている。

 アジアで最もランキングが落ちたのは130位から138位に8ランク落ちたチャイニーズ・タイペイで、2次予選参加国では99位から106位に7ランク落ちたパレスチナ。一方、2次予選で日本と同組のミャンマーは147位から136位に11ランク上がり、最大のジャンプアップを遂げている。

 またAFCは9ランクアップのクウェート(156位→147位)、4ランクアップのマレーシア(158位→154位)などこれから躍進を目指していく国々にも着目。アジアでは3位に韓国(43位→41位)、4位にオーストラリア(44位→42位)、5位にカタール(57位→55位)が立っていることなども伝えている。

上位20チームは以下のとおり

28.(28)日本
33.(27)イラン
41.(39)韓国
42.(44)オーストラリア
55.(57)カタール
67.(69)サウジアラビア
70.(74)イラク
71.(67)UAE
75.(81)中国
79.(83)シリア
81.(84)オマーン
85.(85)ウズベキスタン
89.(91)レバノン
94.(97)ベトナム
96.(94)キルギス
97.(98)ヨルダン
100.(101)バーレーン
106.(99)パレスチナ
108.(106)インド
113.(109)タイ
……………
121.(116)タジキスタン
136.(147)ミャンマー
190.(186)モンゴル
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E-1選手権に臨む森保J、U-22代表と合わせて12月4日にメンバー発表へ

日本代表を率いる森保一監督
 日本サッカー協会(JFA)は28日、韓国の釜山で12月10日から18日にかけて開催される『EAFF E-1サッカー選手権2019』に臨む日本代表のメンバー記者発表を、12月4日に行うことを発表した。

 森保一監督率いる日本はE-1選手権で12月10日に中国、14日に香港、18日に韓国と戦う。

 また、A代表のメンバー発表当日には、12月28日にトランスコスモススタジアム長崎で開催するキリンチャレンジカップのU-22ジャマイカ代表戦に臨むU-22日本代表のメンバー記者発表も行われる。

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最新FIFAランク発表:28位キープの日本がアジア最上位に浮上! 首位ベルギーなどトップ5は変動なし

アジア最上位となった日本代表
 国際サッカー連盟(FIFA)は28日、最新のFIFAランキングを発表した。日本代表は前回と同じ28位だったが、イランが33位に後退したことでアジア最上位に浮上。アジアのトップに立つのは2014年11月以来、約5年ぶりとなる。

 日本は今月14日のW杯アジア2次予選でキルギスに2-0で勝利した一方、同19日のキリンチャレンジ杯でベネズエラに1-4と大敗を喫した。それでも順位は前回から変わらず、28位をキープ。イランが27位から33位に転落したため、アジア最上位となっている。

 また、上位陣では昨年9月から首位を維持するベルギーをはじめ、2位のフランス、3位のブラジル、4位のイングランド、5位のウルグアイまで変動はなかった。

順位は以下の通り※()は前回順位

1.(1)ベルギー
2.(2)フランス
3.(3)ブラジル
4.(4)イングランド
5.(5)ウルグアイ
6.(7)クロアチア
7.(6)ポルトガル
8.(8)スペイン
9.(9)アルゼンチン
10.(10)コロンビア
11.(11)メキシコ
12.(13)スイス
13.(15)イタリア
14.(12)オランダ
15.(16)ドイツ
16.(14)デンマーク
17.(17)チリ
17.(18)スウェーデン
19.(21)ポーランド
20.(20)セネガル
21.(19)ペルー
22.(23)アメリカ
22.(24)ウェールズ
24.(22)ウクライナ
25.(26)ベネズエラ
26.(25)オーストリア
27.(29)チュニジア
28.(28)日本
29.(32)トルコ
29.(33)セルビア
……………
33.(27)イラン
41.(39)韓国
42.(44)オーストラリア
55.(57)カタール
96.(94)キルギス
121.(116)タジキスタン
136.(147)ミャンマー
190.(186)モンゴル

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フランス遠征実施のU-17日本女子代表メンバー発表

 日本サッカー協会(JFA)は25日、フランス遠征を実施するU-17日本女子代表メンバーを発表した。同代表は11月30日に出発。現地でU-17フランス女子代表と国際親善試合、サンテティエンヌ、リヨンとトレーニングマッチの合計3試合を行う。

▽GK
1 野田明日香(十文字高)
21 石田心菜(大阪学芸高)
18 竹下奏彩(大商学園高)

▽DF
5 杉澤海星(十文字高)
3 児玉耀(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
15 百濃実結香(セレッソ大阪堺ガールズ)
2 築地育(常葉橘高)
6 松本奈己(セレッソ大阪堺ガールズ)

▽MF
7 伊藤めぐみ(JFAアカデミー福島)
14 渡部麗(JFAアカデミー福島)
16 山崎愛海(INAC神戸レオンチーナ)
4 松久栞南(十文字高)
8 高和芹夏(セレッソ大阪堺ガールズ)
13 中山未咲(ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ)
20 山田瑞穂(日ノ本学園高)
10 村田莉菜(十文字高)
17 渕上野乃佳(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)

▽FW
11 岩井蘭(JFAアカデミー福島)
9 島田芽依(浦和レッズレディースユース)
12 大西若菜(浦和レッズレディースユース)
19 栗田そら(日ノ本学園高)

スペイン遠征に向かうU-15日本代表メンバーが発表! 神村学園中MF大迫塁など20名が選出

神村学園中MF大迫塁など20名が選出
 日本サッカー協会(JFA)は22日、スペイン遠征に参加するU-15日本代表メンバーを発表した。

 U-15日本代表は29日から遠征に出発する。「SPORTCHAIN CUP ALBIR U16」に参加し、2日にU-15メキシコ代表と、3日にU-15スペイン代表、4日にU-15イングランド代表と対戦。8日にはU-15ロシア代表と試合を行う。

 メンバーには夏に行われた第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」サッカー競技少年男子の部で活躍したMF大迫塁(神村学園中)やGK松原快晟(讃岐U-15)などが選ばれている。

以下、U-15日本代表メンバー
▼スタッフ
監督:森山佳郎
コーチ:廣山望
コーチ:星原隆昭
GKコーチ:高桑大二朗
コンディショニングコーチ:小粥智浩

▼メンバー
・GK
1 松原快晟(讃岐U-15)
12 上林真斗( FCラヴィーダ)

・DF
13 藤田崇弘(C大阪U-15)
6 植田悠太(京都サンガF.C.U-15)
2 東廉太(高川学園中)
3 池谷銀姿郎(横浜FCジュニアユース)
4 竹内諒太郎(FC.フェルボール愛知)
18 石川晴大(清水ジュニアユース)

・MF
5 梶浦勇輝(FC東京U-18)
10 山崎太新(横浜FCユース)
16 楢原慶輝(鳥栖U-15)
17 坂井駿也(ソレッソ熊本)
20 田中侍賢(清水ジュニアユース)
19 宮崎奏琉(FC東京U-15むさし)
8 北野颯太(C大阪U-15)
7 大迫塁(神村学園中)

・FW
11 鈴木大翔(G大阪ジュニアユース)
9 南野遥海(G大阪ジュニアユース)
14 内藤大和(甲府U-15)
15 伊藤猛志(磐田U-15)

“歴史的惨敗”を仔細に振り返ったMF柴崎岳「全責任は僕にある」

日本代表MF柴崎岳(デポルティボ)
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 日本代表MF柴崎岳(デポルティボ)は前半の4失点が響いて敗れたキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦の試合後、ピッチ内で起きた事象を仔細に振り返った。その上で「うまくいかなかったという現実を受け止めて、3月にはまた代表戦があるのでそれまでにチームとして成長したい」と先を見据えた。

 FIFAランキング26位のベネズエラをホームに迎えた一戦。相手は来年3月の南米予選前ラストゲームということで本気のメンバー構成で乗り込んできた一方、日本はDF吉田麻也(サウサンプトン)やFW南野拓実(ザルツブルク)ら主力陣を帯同させず、新戦力の発掘に力点を置いて試合に臨んだ。

 そうした中、前半8分にサイドを個人技で破られ、クロス攻撃から先制点を献上した日本。そこからはカウンターで好機をつくる場面もあったが、同30分から立て続けに失点を喫して一気に0-4というスコアとなった。前半4失点は1954年以来、なんと65年ぶりの記録的な惨劇だ。

 この日、吉田不在のため代わりにキャプテンマークを巻いてピッチに立った柴崎はこの連続失点を次のように振り返った。

「基本的に全てのゴールがクロスからの対応だったので、まずはクロスというところにフォーカスすると、人にもつけていない状態だったし、簡単に高精度のボールを上げられる距離感を作られてしまったのはある。あとは奪われ方の部分。あそこまで持って行かれる奪われ方、また奪われたとしてもリアクションが一歩二歩遅くて後手を踏み、そこでゴール前に持って行かれてクロスの対応になった。守備の距離感が全体的に遠かった」。

 とはいえ、同じようにサイドを崩される形で奪われた4失点。試合が決まってしまうまでに修正はできなかったのか。

「1失点目の後からクロスを上げる選手に対してあまりにも距離が開いていて、クロスボールを上げられているという指摘はお互いにあった。指摘や声かけはしていたが、無意識のうちにズルズルと下がって守備をしてしまう部分があった。いくら意識していても、無意識は見えないところからやってくる。より強く思わないといけないというか、それをするのは個人のところ。チームがいくら声かけしても、やるのは個人なのでそこに少し差があった」。

 そうして0-4で迎えたハーフタイム、森保一監督は「1点ずつしか取れないが、1点でも追いつくことを考えて、最後まで戦おう」と選手たちを鼓舞したという。そして選手間でも「声を荒げたりしてもしょうがないし、まずは冷静になぜこうなっているかを話し合って修正しようということで、建設的な話し合いをして後半に臨むことができた」(柴崎)。

 その結果、後半は相手のペースが落ちたこともあり、試合の形勢を引き戻した日本。さらにMF山口蛍(神戸)のゴールで1点を返すことにも成功した。「後半のほうがアグレッシブに行けていたという見方をしている」と振り返った柴崎は「クロスを上げる選手のプレッシャーにも行けていたし、横にプレーさせたり、バックパスさせる守備ができていた」と手応えも語った。

 すると、やはりこの一戦の課題は前半の試合運びということになる。もっとも、それはこの試合に限った話ではない。アジア杯決勝のカタール戦(●1-3)でも前半の連続失点が敗戦につながり、直近のカタールW杯アジア2次予選のタジキスタン戦(○3-0)、キルギス戦(○2-0)でも序盤に立て続けにピンチを招くなど、森保ジャパンにおいては継続的に見られる課題だ。

 それらの試合で共通していた点の一つとしては、相手がアンカーを置くシステムを採用してきたのに対し、日本の前線からのプレスがうまくハマらなくなった瞬間、各選手の裏のスペースを突かれて崩されているという流れが挙げられる。そうした時の対処法は各選手でも共有しているというが、難しい現状もあると柴崎は語る。

「各々こうなったらこうしようという共有はできているけど、僕たちが前からボールを取りたくても相手が上回ることももちろんある。そういったときは中盤でのブロックを取りながらむやみに行かず、距離感をコンパクトにしながらということもある。もちろんそれは試合展開によるし、0-2とか0-3になってしまうと心理状態も個々人で違うこともある。そこを統一するのは簡単なことではない」。

「まず個人として言えるのは、そういうところの共有は試合前を含めてしっかりできていた。それでも予想外というか、相手がビルドアップのうまさが成熟している部分もあったということ。ただそういうところで取り切れない時に、僕のところでもうちょっと前線の選手をうまく動かせる指示ができれば良かった」。

 この日はキャプテンとしてピッチに立った柴崎。また森保ジャパンにおけるボランチは攻守の要になるポジションだということもあり、ピッチ内の修正においては自身が周りをオーガナイズするべきだという責任も受け止めた。

「(ピッチ内の修正に対する)全責任は僕にあると思う。他に責任があるとも思わないし、振り返って試合を見てみないとわかり得ないこともあるので細かいことは言えないが、そこの責任というか、うまくできていなかったというのはある。試合後にもそういったことを永嗣さん(GK川島永嗣)とも話した。そこは真摯に受け止めたい」。

 ハーフタイムと試合後には、日本代表戦では異例のブーイングが監督、選手たちに向けられた。「当然ですよね。サポーターの皆さんもこういった試合を見に来ているわけじゃないし、当然の反応だと思う。言い訳をせずに真摯に受け止めるべき現状だと思う」。敗責を背負い、現実と向き合う背番号7は今後に向けてチーム全体の巻き返しを期する。

「いつも出ている選手との比較をすると、ボールへのプレッシャーのかけ方、距離感とかが、いつもより一歩二歩遠いという印象はあったので、まだまだ代表での試合がこなせていない選手にとっては改善すべきものかなと思う。それができた時に大きな力になっていくと思う」。

 厳しい言い方をしつつも、今後に向けた期待を語った柴崎。「試合に絡めていない選手からすると刺激になる一戦だったと思う。こういったベネズエラのようないいチームと、トップのリーグでやっている選手もいるし、そういう選手のプレーは見ていてもわからないので、肌で感じて、実際にやってみてというところが大きかったと思う。それは成長するための材料になる」。この敗戦を未来への糧とみるか、森保ジャパンの限界とみるかは今後の戦いに委ねられる。

(取材・文 竹内達也)
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日本vsベネズエラ 試合後の森保一監督会見要旨

日本代表の森保一監督
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 日本代表は19日、パナソニックスタジアム吹田で行われたキリンチャレンジカップでベネズエラ代表と対戦し、1-4で敗れた。

以下、試合後の森保一監督会見要旨

森保一監督
「ホームのパナソニックスタジアム吹田で戦う中、スタジアムに3万3399人のサポーターが駆けつけてくれて、メディアの皆さんを通してたくさんの方々が我々日本代表を応援してくださったと思うが、応援してくださった方々に勝利を届けられず、非常に残念に思う。選手はスタートから勝ちたいという思いを持って試合に臨んでくれたと思うが、攻撃ではビルドアップの部分、シュートまでつなげる部分でパスの連係連動やクオリティーの部分が少し足りず、相手に付け込まれた。ディフェンスの部分ではボール保持者に対して少し間合いが遠く、うまくプレッシャーをかけられずに失点を重ねていったところは反省しないといけないし、今日の敗因かなと思う。しかしながら後半は、選手たちが前半の結果を受けて心が折れてしまい、集中力が切れる展開になるかもしれない中、もう一度顔を上げて、自分を奮い立たせてくれて、得点を奪う、アグレッシブに戦う、最後まで粘り強く戦うところを示してくれたのは、やらなければいけない選手の責任を果たしてくれたと思う。結果の責任については、準備の段階での私の選手、チームに対する働きかけだと思うので反省しないといけない」

―U-22日本代表のコロンビア戦もそうだが、取りに行っても取り切れない課題がある。
「代表で活動するときに、国際大会、世界の舞台で勝っていくためのインテンシティー、プレーのクオリティーというものをもっと選手に働きかけていきつつ、選手が肌で感じられるような経験をしてもらえるようにしていきたい。代表の経験を持ち帰ってもらって、自チームでさらに上げないといけないところをトライしてほしい」

―中島は頭で考えているイメージと実際のプレーに開きがあって悩んでいる印象がある。
「今の彼が置かれている現状を考えると、試合に常時出ているという状況ではないので、自分の持っているイメージと動きというものにギャップがあるのかどうかは分からないが、試合でのコンディションというところでは、これまでと違ったところはあるのかなと思う。しかしながら、今日のゲームでもチャンスの部分ではクオリティーを発揮してくれて、決めることはできなかったが、最後のシュートチャンスに絡む良さは継続してくれているのではないかと思う」

―古橋は持ち味を出していたように見えたが、評価は。
「特徴を発揮できていたと感じて質問していただいたと思うが、彼の持っている攻撃の特徴、攻守にわたってハードワークできるところは後半、出してもらえたと思う。最後、決め切るチャンスもあったところで、そこを決め切る部分はチームの中で上げていってもらえればと思う。非常に思い切ってプレーしてくれて、自分の特徴を後半の45分で発揮してくれたと思う」

―働きかけの部分で反省というのは。
「うまく結果につながらなかったのは、監督として準備の部分で何か問題があったのではないのかなと考えて話をさせてもらった。トレーニングの内容で言うと、相手のプレッシャーがきつい中で攻撃の形を作るという部分で、連係連動のトレーニングをしたが、もっとクオリティーを求めてプレッシャーの中でプレーすること、試合に近い、あるいは試合よりも難しい形でトレーニングすることが必要なのかなと思っている」

―実質、3チームを編成し、3試合戦ったが、達成できた成果はあるか。
「達成できた成果としては、3分の1は達成できて、3分の2は達成できなかったと思う。1勝2敗という結果を受けて、すべて勝つつもりで準備してメンバーを編成して臨んだが、勝利につながったのは1試合で、2連敗したという結果がすべてだと思う。U-22日本代表のコロンビア戦については、アンダー世代だが、FIFAランキング10位の世界の強豪と相手のコンディションが良い中、相手のメンバーも良い中で戦えた。今回のベネズエラも直近の試合がなくなってコンディションが非常に良い中で今日の試合ができた。世界の強豪に勝っていくために、我々が超えないといけない壁、追いつかないといけない相手の力を感じながら試合ができた。負けて良しはないが、敗戦の中にも成長できるものを得られたと思う。こういう強いチームをキリンチャレンジカップで呼んでもらって、強化の試合をさせていただけるのは非常にありがたいことだと思っている」

―この結果を受け、長期的なプランに影響はあるか。
「長期的なプランに影響があることは基本的にはないかなと思っている。活動を通して多くの選手を見ていく中、今後どの選手がこのグループの中に残っていくのかというところはあるのかなと。それは活動してみないと分からないこと。いいこともそうでないことも含めて、いろんなことが見えて、活動としてはプランに影響はないと思う」

―ハーフタイムに選手にはどんな働きかけをしたのか。
「前半の結果については、もう時間を巻き戻すことはできないので変えることはできないが、まず我々がやらなければならないこと、選手にやってほしいことは勝利を目指して戦うことで、勝利という結果を見ている人に届けることにはこだわらないといけない。そこに約束されたことはないが、選手たちに言ったのは、後半もう一度顔を上げて最後まで戦う姿勢を見せること。そして1点ずつしか取れないが、1点でも追いつくことを考えて、最後まで戦おうということは言った。勝っていても負けていても、選手たちに求めている責任は自分の力を100%出して、最後まであきらめずに戦うこと。チームとして糸の切れた凧のようにバラバラになっていくのではなく、最後までチームとして戦い続けることは選手の責任として考えてもらいたいと思っている中で、選手はそういうパフォーマンスを後半は見せてくれたと思う。前半の結果を受けて、相手のテンションも変わってくるが、こちらのギアが上がらない状態であれば、後半はもっと差を広げられていたと思う。負けてしまうと説得力はないが、応援してくださる方々、ここにいる皆さんも普段、楽して生活している人はいないと思う。近年、日本全国で自然災害等々で自分の生活を失ったり、苦しんでいたり、心に傷を負っている人が多い中で、試合の中で最後までタフに粘り強く戦うことを日本代表としてメッセージとして送ろうと話しているし、今日の後半については、心が折れて足を止めるのはなく、歩みを続け、走り続けることをしてくれたことに関しては選手の責任を評価したいと思う」

―選手交代は予定どおりだったか。
「選択肢を持ってやっていた中で、時間帯についてはだいたい考えたものに近かったと思う。交代枠が6人あったので、全部使って試合をするプランでいたが、最後に1枚余らせたというところはプランどおりではなかった」

(取材・文 西山紘平)

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途中出場で一矢報いた山口蛍「得点に関して思うところはないけど…」

後半24分に一矢報いたMF山口蛍
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 後半20分からの途中出場で一矢報いるゴールを挙げた。ホームで前半のうちに0-4とされる屈辱的な展開。ピッチに立った4分後にFW永井謙佑の横パスを日本代表MF山口蛍(神戸)はPA外から右足ダイレクトシュート。ボールは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

「永井くんが中を見た時点でボールを要求していたので、ふかさないことだけを考えた。相手に当たったのはラッキーだった」。0-4を1-4としただけと考えれば、山口のゴールは焼け石に水に過ぎない。だが、1点を取るのと無得点で終わるのとではやはり印象が違う。そういう意味で貴重なゴールだった。

 修正能力でもさすがの実力を示した。前半をベンチから見て、「後ろが重たい」と感じていたといい、永井とは早い段階で「入ったら前から行こう」と話していたそうだ。戦況を見て修正する力、遂行する力。いずれも経験豊富で確かな実績を持つ山口ならではの能力だ。

「得点に関してはあまり思うことはない」と淡々としていたが、「0-4と負けていたので前から行くのは当然。そこを一番に考えた」と胸を張った。

「(前半は)距離が遠かった」「見ていてボランチが下がりすぎて受けていたので、僕が入ったときは下がらず、後ろはセンターバックに任せた」「これぐらいの相手になると、もっと寄せないとやられてしまう。もっと最後のところで体を投げ出して、クロスを止めないと」。気になる箇所が次々と出てくる。豊富な経験を持つ山口がまた存在感を示しつつある。

(取材・文 矢内由美子)

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10〜11月無得点、守備の“教訓”も語った中島翔哉「見てくれた人たちに申し訳ない」

日本代表MF中島翔哉(ポルト)
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 チーム最多のシュート5本を記録したが、いずれも決め切ることはできなかった。日本代表MF中島翔哉(ポルト)は4失点での惨敗を「見てくれた人たちに申し訳ないし、自分としてもチームとしても悔しい結果」と振り返った。

 スタートポジションは森保ジャパンでの定位置である左サイドハーフだったが、試合途中からはトップ下にチェンジ。「ポジションはそんなに。立ち位置は変わるけど、言われたところで全力でやるだけ」。普段どおりの心持ちでプレーし続け、ボールを触れば多くのチャンスに絡んだ。

 ただし、守備ではチーム全体のプレスがハマらなかったこともあり、サイドのフィルター役になれず。結果的に自陣深くまで戻らされるシーンが相次ぎ、攻撃面での威力も減衰する形となった。

「戻るときに戻るというのは自分も考えているし、監督からも(言われている)。何回も戻るのはしたくないけど、戻るときは戻る。コパアメリカでは戻らないで失点したので教訓にしながらやっている」。そうした献身性に手応えはあるだけに、全体のオーガナイズが悔やまれた。

 多くの主力メンバーがW杯予選のみの招集となった中、親善試合までフル稼働。「毎回呼んでもらってすごくありがたいし、最後にこういう試合になって悔しいけど、たくさんいろんなことを感じてプレーできている。次への糧にできるように頑張っていきたい」と代表への思いを語る。

 所属先のポルトでは出場機会が少なく、森保一監督は「試合でのコンディションというところでは、これまでと違ったところはあるのかなと思う」と苦慮。それでも「最後のシュートチャンスに絡む良さは継続してくれている」と信頼は変わらない。

 14日のキルギス戦でスタメン落ちを経験した背番号10は、10月と11月のシリーズで無得点。A代表での絶対的な立場を築くためにも、求められるのはポルトでのレギュラー争いに勝つことだ。

(取材・文 竹内達也)
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チームを引っ張れなかったと悔やむ原口「怖がっているところがあった」

2試合連続で先発したMF原口元気
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 試合の入りからチーム全体が蛇ににらまれたカエルのように気後れし、積極的な一歩を出せなかった。14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)に続いて先発した日本代表MF原口元気(ハノーファー)は「経験の少ない選手が多かった中で、(ベネズエラが)自分たちの想像を超えていくような強さやスピードがあり、後手に回るところがあってやられた」と表情を曇らせた。

 先発陣で数少ないロシアW杯経験者としてとりわけ反省が口を突いたのは前半に関してだ。「怖がっているところがあったが、取りに行かないとボールは取れない。だれかが一人下がるとはがされる」と課題を挙げる。

 ハーフタイムの切り替えで後半は修正を見せることができたが、1-4のスコアでは申し開きはできない。原口自身、デュエルの部分で気を吐く場面はあったが、決定機をつくることはできなかった。

「日本代表はこういう試合をしてはいけない。ホームでみっともない試合をしてしまい、申し訳ない。なんとか挽回しようとしたけど、できずに責任を感じる。下を向いている選手も多かった中で引っ張りたかったけど、自分にも力が足りない。もっとプレーで引っ張れたら良いけど、それもできなかった」と唇を噛みしめた。

 サポーターに屈辱を与えてしまった試合。だが、それでも前を向かなければ次が始まらない。「こういうときは何を話してもだれにも届かないし、説得力がないけど、良い経験にしないといけない。僕を含めて数少ないチャンスになる。チャンスを無駄にしないようにしないと」。強い口調で言った。

(取材・文 矢内由美子)

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守備陣崩壊の4失点もFW鈴木武蔵「FWが感じて修正できないと…」

日本代表FW鈴木武蔵(札幌)
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 最終ラインの対応ミスでズタズタに破られ、前半のうちに4失点を喫した日本代表。失点シーンに関わった選手に責任が向くのは避けられないが、最前線でプレッシングが空回っていたFW鈴木武蔵(札幌)はもう一つの問題点を指摘した。

「後ろが行けないでそこが重くなっていて、結局ボランチとサイドバックが引っ張られる形になって、僕と浅野(FW浅野拓磨)がGKとCBとアンカーと2対4の状況になって、そうなると大外が広くなって、そこで全部行けなくなって、後手になってはがされていた。失点シーンも後手後手になっていた」。

 4-3-3で構えるベネズエラに、4-4-2の布陣で試合に入った日本代表。中盤3枚が精力的に顔を出して組み立てる相手に対し、ラインを保ったままの守備では徐々に機能しなくなっていった。そこからサイドで1対1を作られ、失点に至るという場面の連続。局面の質の違いは戦前から想定できていただけに、全体のオーガナイズも拙かった。

「そこはFWが感じて試合中に修正できないといけない。1失点した時点でハマっていないのは分かっていたので。それを自分自身が言えないとダメだし、失点したということは事故じゃない限り問題があるということ。1失点以内に変えられるかが大事。1失点以内なら雰囲気を変えられるし、修正力がなかった」。

 チームが敗勢濃厚になった煽りを受け、自身もボレーシュートなどを決め切れないまま前半45分間での途中交代となった鈴木。チーム全体の問題を自らにも突きつけ、周囲への影響力を上げていくことを誓った。

(取材・文 竹内達也)
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約2年ぶり先発もチームは大敗…浅野拓磨「悔しさを成長につなげるしか」

約2年ぶりの先発となったFW浅野拓磨
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 2トップの一角として先発し、後半は1トップを務めた。日本代表MF浅野拓磨(パルチザン)は森保ジャパン初先発。ハリルジャパン時代の17年11月14日のベルギー戦(●0-1)以来、約2年ぶりの代表戦スタメンだった。

 しかし、立ち上がりからベネズエラの圧力に押され、失点を重ねた。前半は1.5列目の位置でFW鈴木武蔵と縦関係を組んだ浅野だが、0-4で折り返したハーフタイムに鈴木がベンチに下がってからは1トップを任された。後半19分には右足でミドルシュートを打ったが、ゴール右へ。直後の同20分にベンチへ下がった。

「チャンスがなかったわけではないので、そのクオリティーは上げないといけない。今日の敗戦が戻ることはない。未来を変えていくしかないし、そのために全力でやりたい」。前半だけで0-4。1-4の屈辱的な敗戦となった。

 それでも「これまでもこのままじゃダメだという試合はいくつもあった。W杯を目指す過程で良くなかった1試合。これがこのタイミングだったことをポジティブに捉えるしかない」と自分に言い聞かせるように話すと、「4点取られた結果はどうすることもできないぐらい悔しいけど、その悔しさを自分の成長につなげるしかない」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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CBでフル出場の畠中槙之輔、大量4失点は「自分たちに責任がある」

フル出場したDF畠中槙之輔
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 試合の途中で“相棒”を変えながら、ベネズエラの強力な攻撃陣に対抗した。日本代表DF畠中槙之輔(横浜FM)は6月9日のエルサルバドル戦(○2-0)以来、約5か月ぶりの代表戦。DF植田直通とのコンビで先発したが、前半だけで4失点する展開に「自分たちが守らないといけない中で失点してしまっているのは自分たちに責任がある」とセンターバックとして自らを責めた。

「取ったボールをしっかり運んで自分たちのボールにすることもそうだし、前からプレッシャーをかけるにしても、しっかり連動しないと簡単にはがされてしまうというのは今日実感した。連動性に関しても、もっとしゃべってやらないといけない」

 6月5日のトリニダード・トバゴ戦(△0-0)、同9日のエルサルバドル戦は3バックで臨んだため、畠中が4バックで先発するのは代表デビュー戦だった3月26日のボリビア戦(○1-0)以来、2試合目だった。当時はDF三浦弦太とのコンビ。この日も植田が左太腿打撲でハーフタイムに交代し、後半は三浦とセンターバックを形成した。

「(植田と三浦は)タイプが似ているようで違う部分もある。そこは出ている人同士で話して、コミュニケーションを取れば問題ないのかなと思う」。南米の強豪と対峙した90分間。大敗の経験も今後の糧にしていくしかない。

(取材・文 西山紘平)

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なすすべなく前半4失点…GK川島「自分を含めてもっと突き上げていかないと」

日本代表GK川島永嗣(ストラスブール)
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 日本代表にとって65年ぶり3回目となる前半4失点——。局面で競り負け続けるDF陣を前に、GK川島永嗣(ストラスブール)はなすすべもなかった。無失点で終えた後半を振り返った守護神は「もう少し後半は良くできていたのに、前半のうちに修正できていれば」と悔やんだ。

 両サイドをクロスとワンツーでことごとく崩され、相手のシュートの時点ではおおむねノーチャンス。これまで幾度となくビッグセーブで日本を救ってきた36歳だが、この日の4失点はいずれも責められない場面の連続だった。

「攻撃でも守備でも人に行っているようで相手に自由にスペースを使われていた。後半は話し合ってハーフタイムに修正できた部分はあったけど、チームとして誰が出ても修正できないといけない」(川島)。失点のたびにチームを鼓舞し続けた守護神は自らにも責任を向けた。

「南米選手権で南米相手にどう戦うかというをやっていて、イメージは持っている中でも自分自身がそれを伝え切れなかった部分もある。自分のように経験ある選手が伝えていかなきゃいけないと思うし、そういうところでもチームを引っ張っていかないといけない」。

 現状で唯一の収穫と言えるのは、普段出番が少ない選手がピッチに立ったこと。「(試合を)経験しないと前に進めない。今のチームを強くしていくためには、自分を含めて今日出た選手がもっと(主力組を)突き上げていかないといけない」。ここでも自らに矢印を向けた背番号1。この悔しい経験を次の出場機会につなげていく。

(取材・文 竹内達也)
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崩壊守備を立て直した三浦弦太「パッションを出せた」

最終ラインで声を出すDF三浦弦太
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 先発のDF植田直通(セルクル・ブルージュ)が左太腿を痛めるアクシデントもあり、後半開始からセンターバックに入った日本代表DF三浦弦太(G大阪)が、前半4失点と崩壊した守備を引き締め、生き生きとしたプレーを見せた。

 代表招集も出場も今年3月26日のボリビア戦(○1-0)以来、約8か月ぶり。大きなジェスチャーで最終ラインを押し上げ、声で味方を動かしてはパスコースをつくらせるなど、ビルドアップにも積極的に関わった。

「戦術的な部分では、前からプレスに行ったり、良い距離感でボールを回せるようにコンパクトにすることや、前からプレッシャーに行ったときにチームとしてボールを奪える距離感をつくれるように意識した。(センターバックは)途中から入っていくポジションではないけど、その中で最低限やれた」

 森保ジャパンの初陣となった昨年9月11日のコスタリカ戦で先発に指名され、3-0のクリーンシートに貢献し、上々のスタートを切った。しかし、他選手と競い合う期間を経ていくうちに、少しずつ立ち位置が後退していった。今年1月のアジアカップでは1試合の出場のみ。3月のボリビア戦を最後に代表から遠ざかり、所属のG大阪でもシーズン前半は下位に低迷した。

 それでも今回、勝手知ったるパナソニックスタジアム吹田で好パフォーマンスを出せたことは良いアピールになったはずだ。「ガンバでもこういう試合展開になることが今年はある。パッション的なことは出せたかなと思う」と、ホームグラウンドで存在感を見せたことに笑顔を浮かべた。

「ベネズエラはめちゃめちゃ強かった。良い相手と対戦したり、代表チームで刺激をもらうことは自分に必要で、またやっていかなきゃいけないこと。常にここで戦えるように、チームの中でもより一層高いものを出していかなければならないと思う」。久々の代表戦を終え、敗戦の中に光明を見い出していた。

(取材・文 矢内由美子)

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攻守にチグハグ4失点…橋本拳人「前半は本当に不甲斐ない」

ボランチで先発したMF橋本拳人
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 海外組の多くが不在というメンバー編成以前に個々の選手が戦えていなかった。前半だけで4失点という試合展開に日本代表MF橋本拳人(FC東京)は「前半は本当に不甲斐ないゲームだった。何とか流れを変えたかったけど、ズルズルいってしまって、難しい前半だった」と唇を噛んだ。

「球際の戦いだったり、基本的なところで相手に上回られた。寄せのところだったり、そういった細かいところをもっともっと突き詰めてやるべきだと思った」。14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)後に海外組9人が離脱。スタメンに限ってもDF吉田麻也、DF長友佑都、DF酒井宏樹、MF遠藤航、MF南野拓実、MF伊東純也の6人がチームを離れた。

 橋本は遠藤に代わってMF柴崎岳とダブルボランチを組んだが、急造チームの中でチーム全体の連係は攻守ともにチグハグだった。「攻撃も守備もちょっとバランスが良くなかったかなと思う。人と人の距離感というか、しっかり立ち位置を取れば、もっと簡単にはがせる場面も多かった」とビルドアップ面での問題を指摘した。

「だれの責任というより、全員がもっともっと立ち向かっていく必要があったし、もっともっと気持ちを見せるべきだった。ああやって連続失点して下を向いてしまったというのは反省点」。橋本は自戒を込めて言った。

(取材・文 西山紘平)

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森保監督も上々評価…0-4から代表デビューの古橋亨梧「持ち味は出せた」

日本代表MF古橋亨梧(神戸)
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 0-4という絶望的な形勢でのA代表デビューだったが、後半の45分間で紛れもない爪痕を残した。日本代表MF古橋亨梧(神戸)は「すごくいい意味でプレッシャーもあったし、これだけ平日なのに満員で来てくれた。その中でプレーできたのは幸せで、いい経験になった。これからこの経験を活かせればいい」と前向きに語った。

 爆発的な加速力と、それを攻守に活かすためのポジショニングセンス。得点に直接絡むことはできなかったが、「持ち味は出せた」(古橋)という言葉にふさわしいプレーを見せた。緊張の初陣を「パスが通らなかったものもあったけどゴール前でボールを引き出すことはできた。また守備でも後ろの選手と声を掛け合いながら守れた」と振り返った。

 それでもJ1リーグの舞台で9ゴール8アシストを記録しているアタッカーに、心残りはある。「チャンスを引き出せた中で相手に防がれてしまったので、決め切らないといけない」。後半33分、MF中島翔哉のスルーパスに抜け出すもシュートは打てず。43分に左からのクロスをそらしたが、FW永井謙佑(FC東京)のシュートは導けなかった。

 後半43分の場面は「(クロスを上げた)中島選手はしかけてクロスかシュートで終わると思ったし、自分は身体が小さいのでタイミングを見て相手の前に入れる。イメージではファーに行って、GKが弾いたところを永井さんが決められると思った。良い形で前に反らせたのでもう少し」とビジョンはばっちり。連係面の向上はこれからだ。

「ここで出てくるかというところで足が出てきたし、いい経験になった」(古橋)。大きな一歩を踏み出した背番号9には森保一監督も「非常に思い切ってプレーしてくれて、自分の特長を後半の45分で発揮してくれたと思う」と賞賛。「決め切る部分はチームの中で上げていってもらえれば」と課題も指摘されたが、そこはA代表2試合目で見せていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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植田直通は左太腿打撲で交代…交代枠残した森保監督「プランどおりではなかった」

DF植田直通は前半で負傷交代した
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 日本代表DF植田直通(セルクル・ブルージュ)が左太腿の打撲で負傷交代した。試合後は病院で検査を受けるため、取材エリアにも姿を見せなかった。

 14日のW杯アジア2次予選・キルギス戦(○2-0)後に海外組9人が離脱。最終ラインではDF吉田麻也、DF酒井宏樹、DF長友佑都というレギュラー3人がチームを離れ、キルギス戦スタメンの4バックで唯一、チームに残った。

「DFラインでは必ず僕が引っ張っていきたい」と意気込み、DF室屋成、DF畠中槙之輔、DF佐々木翔と4バックを形成した植田だったが、前半8分に先制を許すと、同30分には自身のパスミスもあり、2失点目。さらに同33分、38分と失点を重ね、前半だけで悪夢の4失点を喫した。

 0-4で折り返したハーフタイムに森保一監督は2人を交代。植田とFW鈴木武蔵を下げ、DF三浦弦太とMF古橋亨梧を投入した。試合後の会見で指揮官は「(交代の)時間帯についてはだいたい考えていたものに近かった」と説明。ハーフタイムの選手交代はプランどおりでも、前半で4失点という試合展開や選手の負傷というアクシデントは想定外だっただろう。

 その影響か、6枚の交代枠のうち1枚を残したままタイムアップ。「(交代枠を)全部使って試合をするプランでいたが、最後に1枚余らせたというところはプランどおりではなかった」と話した。

(取材・文 西山紘平)

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前半4失点の悪夢に森保監督「チームへの働きかけを反省」

日本代表の森保一監督
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 守備が崩壊した。前半だけで屈辱的な4失点。日本代表森保一監督は「攻撃ではパスの連係連動やクオリティーが少し足りず、相手に付け込まれた。ディフェンスの部分では相手のボール保持者との間合いが少し遠く、うまくプレッシャーをかけられずに失点を重ねていったところは反省しないといけないし、今日の敗因かなと思う」と振り返った。

 前半だけで4失点するのは65年ぶり3度目の悪夢。後半24分に途中出場のMF山口蛍が意地の1点を返し、「前半の結果を受けて心が折れてしまい、集中力が切れる展開になるかもしれない中、もう一度顔を上げてくれて、自分を奮い立たせてくれた。最後まで粘り強く戦うという選手の責任を果たしてくれた」と選手たちをねぎらった。

 そのうえで「結果の責任については、準備の段階から私の選手に対する、チームに対する働きかけだと思うので反省しないといけない」と指摘。「うまく結果につながらなかったのは、監督として準備の部分で何か問題があったのかなと考えている。トレーニングの内容で言うと、相手のプレッシャーがきつい中で攻撃の形を作るという部分で連係連動のトレーニングをしたが、プレッシャーの中でもっとクオリティーを求め、試合に近い、あるいは試合よりも難しい形でトレーニングすることが必要なのかなと思う」と話した。

(取材・文 西山紘平)

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みんなで採点!! 歴史的敗戦の森保ジャパン、最も評価が高かったのは…

前半4失点の屈辱的な敗戦を喫した日本代表
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 日本代表は19日、パナソニックスタジアム吹田でキリンチャレンジカップを行い、ベネズエラ代表に1-4で敗れた。

 iOS版およびAndroid版で配信中の『ゲキサカアプリ』では、ユーザーが出場選手を採点。キックオフから試合終了30分後まで受け付けられた採点の平均点が発表された。

 その中で最も評価が高かったのは、ミドルシュートで1点を返したMF山口蛍で『6.12』。2位は途中出場でA代表デビューを果たしたMF古橋亨梧で『5.82』、3位はFW永井謙佑で『5.71』となっている。その他、ユーザーによる採点平均は以下の通り。

先発
GK川島永嗣  4.48
DF佐々木翔  4.12
DF室屋成   5.01
DF植田直通  4.23
DF畠中槙之輔 4.54
MF原口元気  5.22
MF柴崎岳   5.42
MF橋本拳人  5.08
MF中島翔哉  5.52
MF浅野拓磨  4.96
FW鈴木武蔵  4.69
控え
DF三浦弦太  5.59
MF山口蛍   6.12
MF古橋亨梧  5.82
MF井手口陽介 5.20
FW永井謙佑  5.71

※最高点8.5、最低点3.5の0.5点刻みで出場者全員を採点した平均点

 iOS版およびAndroid版の「ゲキサカ」アプリは、以下のバナーよりインストールまたはアップデートできます。みんなで日本代表を採点しよう!


●日本vsベネズエラ テキスト速報
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日本を4発粉砕のベネズエラ指揮官「選手が完璧な試合をしてくれた」

ベネズエラ代表のラファエル・ドゥダメル監督
[11.19 キリンチャレンジ杯 日本1-4ベネズエラ パナスタ]

 前半だけで試合を決めた。日本代表を4-1で破ったベネズエラ代表のラファエル・ドゥダメル監督は試合後、記者会見に出席。「今日のベネズエラは素晴らしいチームワークを試合の中で見せた。選手はこの試合がどれだけ重要な試合か、日本という手強い相手と戦える貴重な機会ということを理解して戦ってくれた」と選手たちを手放しで称え、来年3月に始まるW杯南米予選に向けても「このあと重要な公式戦が控えている。彼らが完璧な試合をしてくれた」と手応えを深めた様子だった。

 前半で4ゴールを奪う試合展開。日本の組織力を警戒していた指揮官は「(日本の)組織的なプレーを高い位置からのプレスでなるべく遮るような戦いを試みた。高い位置からのプレスは効果的だったと思う。日本からボールを奪い、自分たちの普段のやり方で得点を奪う。前半で4点を奪い、前半だけで試合の流れは決定的になった」と胸を張った。

 会見では「どこに日本の弱点があると分析していたか」という質問も出たが、「日本の弱点についてコメントする立場ではないと思う」と指摘。「(日本は)クオリティーの高いチーム。我々のプレーで日本代表にダメージを与えるような戦いができたと思うが、日本代表の弱点を見つけるのは難しいということは申し上げておきたい」と、あくまでリスペクトの姿勢を崩さなかった。

 4-0で折り返した後半は日本の反撃を受け、後半24分に1点を返された。「4-1になったのは日本の戦い方が良かったからであり、私たちが不必要なリスクを冒したから。もちろん最初の45分間で4-0になったことで集中力は多少落ちるし、私たちが得点を決める必要性がそれほど大きくなくなったというのはあるが、後半ももっと狡猾に試合を進めることができたのではないかと思う」と満足せずに語った。

(取材・文 西山紘平)

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