松井大輔が「世界一過酷なリーグ」J2のリアルな実情と魅力を解説!! 『サッカー・J2論』が本日発売

松井大輔が「世界一過酷なリーグ」J2のリアルな実情と魅力を解説!! 『サッカー・J2論』が本日発売
 株式会社ワニブックスは本日10日、横浜FCのMF松井大輔が綴った著書、『サッカー・J2論』を発売した。

 松井は現在所属する横浜FC、以前に所属した京都、磐田を含め、約5シーズン半をJ2でプレーしている。「プロなのに練習グラウンドがない」「ユニフォーム交換は自腹」など、環境面で発展途上なところも多いJ2リーグの現状は、松井の目にどのように映っているのだろうか。試合間隔の短さと移動距離の長さから、“世界一過酷なリーグ”とも言われているJ2のリアルな実情と魅力を経験豊富な男が初めて語り尽くす。

「J2の知られざる実情や魅力、選手たちの頑張りを、サッカーファンの方々にもっと伝えたい。J2のフィールドで長く本気でプレーしていくなかで、そんな思いが募ってきた。成長著しい日本サッカーにおいて、J2はどのように貢献してきたのか。J2にしかない魅力は何なのか。現役選手としての立場から見えるJ2を余すことなく語っていきたい。本書を読み終えたとき、J2の観戦がより楽しくなり、サッカーそのものをもっと好きになっていることは、ここで保証する。」 ―「はじめに」より 


(構成)
第1章 J2の成り立ちと現在地
第2章 J1とJ2にみる格差社会
第3章 ここがヘンだよ 海外の2部
第4章 J2が育てた名選手たち
第5章 J2全チーム総評


見出し例
・予算規模はJ1の約3分の1
・年俸200万円以下の選手もいる
・ユニフォーム交換は自腹
・オフが1か月に4日未満の時もある
・ゲートボールをしている隣で練習することも……
・新卒選手があえてJ2を選ぶ時代に
・格差が顕著にあらわれる移動手段
・J2降格でホテルのグレードが下がる?
・ミドルシュートは打たせてもいい!?
・J2における外国人助っ人事情
・J2で勝てる戦術 J1で勝つ戦術
・ポジションごとに求められる役割が変わってきた
・J2とJ1のレフェリング基準の違い
・海外は野心家の集まり 狙うは個人昇格のみ!?
・海外はトイレでも筋トレを実践する
・バス移動で10時間 ポーランドはとにかく広い
・海外は契約社会 直談判は会長へ
・J2が育てた名選手たち
・J2全チーム総評 ・・・など


<書籍概要>
■書名:サッカー・J2論
■著者:松井大輔
■発行日:2019年12月10日
■価格:830円(税別)
■発行元:ワニブックス

急性白血病から復帰、新潟DF早川史哉の半生を綴った一冊

急性白血病から復帰、新潟DF早川史哉の半生を綴った一冊
 アルビレックス新潟のDF早川史哉が綴った初の著書、『そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常』が発売中だ。

 2016年、新潟でプロデビュー果たして間もない早川を襲った急性白血病。長い闘病生活、リハビリを経て、今月5日のJ2第35節鹿児島戦で、1287日振りに公式戦のピッチに復帰。以降、全4試合に先発フル出場を果たしている。

 本書は、早川が自身の生い立ちや選手としてのキャリア、病気の発覚後どのような想いで日常を過ごし、どのような壁にぶつかり、受け入れ、生きてきたのか。もがき、苦しみ、そして歩き出したひとりの人間の、ありのままの生き方が描かれている。

 なお、早川の意向により書籍印税の一部は、日本赤十字社、日本骨髄バンクへ寄付されることになっている。

「同じ新潟を故郷にもつ人間として、史哉のことをいつも誇りに感じている」(酒井高徳)

「僕には想像できる。いつかどこかで一緒のピッチに立つことを」(南野拓実)


目次
第1章 開幕戦
第2章 サッカーと共に
第3章 窓の中、窓の外
第4章 一進一退
第5章 そして歩き出す


<書籍概要>
■書名:そして歩き出す サッカーと白血病と僕の日常
■著者:早川史哉
■発行日:2019年10月26日
■価格:1500円(税別)
■発行元:徳間書店
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バドワイザーのプレミアリーグコラボ缶が発売!!

バドワイザーのプレミアリーグコラボ缶が発売!!
 世界6大陸、約85か国で愛飲されている、プレミアムラガービールブランド「バドワイザー」が、今シーズンからイングランド・プレミアリーグと複数年でのスポンサー契約を結んだ。

 現在、プレミアリーグのトロフィーがデザインされたコラボ缶も発売中。6本缶の紙パッケージには、FWハリー・ケイン(トッテナム)やFWペドロ・ロドリゲス(チェルシー)らが施されている。

 キャンペーンとして、サッカーボールやバッグ、パーカー、Tシャツが当たるキャンペーンも実施中だ。

キャンペーン第1弾のコラボグッズ


 商品やキャンペーンの詳細は、こちら

平成の日本サッカー史、その知られざる舞台裏をJFA元会長が解き明かす

平成の日本サッカー史、その知られざる舞台裏をJFA元会長が解き明かす
 平成の日本サッカーを振り返り、知られざるストーリーを描いた『「平成日本サッカー」秘史 熱狂と歓喜はこうして生まれた』(小倉純二著)が講談社より発売中だ。

 かつては閑古鳥が鳴いていたサッカースタジアムを、プロ化、国際化で超満員にした立役者が語る「あの日、あの時」。平成とは、日本サッカーが奇跡の躍進を遂げた30年だった――。

 国際派サッカー人であり、日本サッカーのプロ化、国際化を牽引した日本サッカー協会元会長によるオーラルヒストリー。時代の変化に対応したプロ化(Jリーグ発足)、国際政治案件であるワールドカップの自国開催(2002日韓ワールドカップ共催)を成し遂げた舞台裏が今、解き明かされる。

▼目次
まえがき 平成とサッカー
第一章 平成の大事業 プロリーグを作る
第二章 平成前史「昭和サッカー」覚え書き
第三章 1993年 Jリーグ開幕とドーハの悲劇
第四章 1998年 仏W杯予選の舞台裏
第五章 2002年 日韓ワールドカップ開催
第六章 2011年 女子W杯ドイツ大会なでしこ優勝
第七章 社会インフラとしてのサッカー
第八章 黒いワールドカップ FIFAスキャンダル
第九章 平成サッカー人からの遺言状
あとがき
年表 日本サッカー平成時代の歩み

<書籍概要>
■書名:「平成日本サッカー」秘史 熱狂と歓喜はこうして生まれた
■著者:小倉純二
■発行日:2019年4月13日(土)
■判型:新書版・288ページ
■価格:920円(税別)
■発行元:講談社
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小倉純二(おぐら・じゅんじ)
1938年、東京都生まれ。62年、早稲田大学政治経済学部卒業、古河電工業入社。81年から6年間は同社ロンドン駐在員事務所長に就き、日本サッカー協会(JFA)の国際委員としても活躍。帰国後同社サッカー部部長を務めた。88年には日本サッカーリーグ(JSL)第2次活性化委員会委員長としてプロ化を推し進め、Jリーグ発足の礎を築く。その後、日本サッカー協会の国際委員会委員長、同専務理事、同第12代会長、アジアサッカー連盟(AFC)理事、国際サッカー連盟(FIFA)理事、東アジアサッカー連盟(EAFF)会長などを歴任。その間、2002年FIFAワールドカップ日本招致、11年FIFA女子ワールドカップドイツ大会優勝など、日本サッカーの国際化と活躍を牽引した。現在、日本サッカー協会最高顧問。

日本サッカーがいま最も向き合うべきテーマを言語化した岩政大樹著作が発売中

岩政大樹が難題に挑んだ一冊
 岩政大樹著『FOOTBALL INTELLIGENCE(フットボール・インテリジェンス) 相手を見てサッカーをする』が株式会社カンゼンより発売中だ。

 日本サッカーがいま最も向き合うべきテーマである「相手を見てサッカーをする」の言語化に挑んだ書き下ろしの本作。「自分たちのサッカー」に「相手」を含めない風潮のある日本サッカー界が次のステージに進むためには、「相手を見てサッカーをする」ことを常識にしなければならない――。

 柴崎岳(ヘタフェ)が「大樹さんのおかげで僕はサッカーがうまくなった」と絶賛し、「岩政先生」の愛称で親しまれる元日本代表の頭脳派が、具体的な方法論を提示しながらサッカーの本質に鋭く迫る。

「自分たちのサッカー」深化論であり、すべてのサッカーファン・指導者必読の一冊だ。


目次
序章 「相手を見てサッカーをする」を日本の常識に
第一章 「相手」を見るための良いポジショニングとは?
第二章 システム上の急所を知る
第三章 駆け引きで優位に立つ
終章 フットボールインテリジェンスとは何か?


<書籍概要>
■書名:FOOTBALL INTELLIGENCE 相手を見てサッカーをする
■著者:岩政大樹
■発売日:2019年3月18日
■価格:1,600円(税別)
■発行元:カンゼン
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“80%の事実と20%の創作”W杯を舞台にした話題のサッカー小説が書籍化!!

“80%の事実と20%の創作”W杯を舞台にした話題のサッカー小説が書籍化!!
 舞台は2030年、ワールドカップに臨む日本代表は混乱のさなかにあった……。サッカージャーナリストの木崎伸也氏による初のフィクション小説『アイム・ブルー サッカー日本代表「もう一つの真実」』(講談社)が9月27日より発売中だ。

 イラストは人気サッカー漫画『GIANT KILLING』の作者であるツジトモ氏の描き下ろし。カンボジア代表の実質的な“監督”に就任した本田圭佑を長年取材し、自らもカンボジア代表のスタッフとなった木崎氏がこれまでの取材を通して見てきた“日本代表の真相”に迫るとともに、フィクションもまじえて書き上げた意欲作だ。

 作品内では2022年のワールドカップカタール大会でアジア予選敗退に終わるなど、低迷期を乗り越えた日本代表が2030年のワールドカップ本大会への出場権を勝ち取りながら、本大会前のベルギー遠征で監督と選手が衝突。さらに“守備をしない”ベテランFWと若手の間にも確執が生まれ、チームは崩壊の危機に直面する。本大会直前の選手ミーティング、メディアへの情報漏洩……。サッカーファンならだれもが目にしてきた“ワード”が多数登場する“80%の事実と20%の創作”という本作の一説を引用する。

〈監督は難しい選択を迫られた。その判断を下すうえで背中を後押ししたのが、「背番号4」をつけた攻撃の主軸を担う選手だった――。〉

木崎伸也(きざき・しんや)
サッカージャーナリスト。1975年、東京都生まれ。2002年夏にオランダへ移住。翌2003年から6年間、ドイツを拠点に欧州サッカーを取材。ベストセラーとなった『サッカーの見方は1日で変えられる』(東洋経済新報社)など著書多数。スポーツ誌「ナンバー」はじめ、各メディアに寄稿。

<書籍概要>
■書名:アイム・ブルー サッカー日本代表「もう一つの真実」
■著者:木崎伸也
■イラスト:ツジトモ
■制作協力:F
■発行日:2018年9月27日
■価格:1200円(税別)
■発行元:講談社
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弱気で人見知りがなぜマルセイユで…?酒井宏樹が活躍の秘訣を著書で明かす!

弱気で人見知りがなぜマルセイユで…?酒井宏樹が活躍の秘訣を著書で明かす!
 UEFAヨーロッパリーグ準優勝を果たしたフランスの名門・マルセイユ。そこでレギュラーをはり、ロシアW杯に向けた最終メンバーにも名を連ねる酒井宏樹初の著書『リセットする力「自然と心が強くなる」考え方46』が本日発売となった。

 柏レイソルでのJ1制覇時にベストイレブンと新人王を獲得。その後、ドイツへ移籍、ロンドン五輪出場、ブラジルW杯メンバー入りと順風満帆なサッカー人生を歩む酒井だが、自身のことを「自信がない」「メンタルが弱い」と分析する。

 日本代表、そしてフランスでも評価を高めるサイドバックは、いかにして選手として、人間として成長していったのか。その方法を解き明かす一冊だ。

<内容紹介>
第1章 心を強くする
◇「不安は妄想」と割り切る
◇「嫌われない勇気」があってもいい ほか

第2章 不安を遠ざけ自信を深める
◇無理に自分を変える必要はない
◇ミスをした仲間も自分も否定しない ほか

第3章 切り替える
◇「うまくいかない」前提で考えてみる
◇「いじり」は相手の思いやり ほか

第4章 勝負に強くなる
◇「実力不足」と「準備不足」の違いを見極める
◇運を味方につける ほか

第5章 僕が僕であるために
◇マイペースを大事にする
◇自分のルーツである柏への恩返しが僕の原動力 ほか


<書籍概要>
■発売日: 2018年5月25日
■発行元:KADOKAWA
■定価:本体1300円+税  
■ページ数:224ページ
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ロシアW杯をマニアックに楽しめる一冊

ロシアW杯をマニアックに楽しめる一冊
 サッカーの表も裏も知り尽くした解説者と記者が縦横無尽に語り尽くす対談集『サッカー教養講座』が発売中だ。

「ロシアW杯の展望」「日本代表の命運は、バイエルンが握る!?」「監督交代、どうなる日本代表」「ナイジェリア・ユースの躍進を支えた食事力」「AIとサッカー」……。

 日本代表監督交代を受け、緊急対談も掲載! 本書を読めば、W杯観戦がより楽しくなる!

<著者紹介>
山本昌邦(やまもと・まさくに)
ヤマハ発動機サッカー部でDFとして活躍。98年トルシエ・ジャパンのコーチに就任。02年アテネ五輪日本代表監督に就任。04年ジュビロ磐田監督。現在、NHKサッカー解説者のほか、サッカーのノウハウを活かし、ビジネスマン向け講演活動を行う。
武智幸徳(たけち・ゆきのり)
日本経済新聞社運動部編集委員。84年の入社以来、一貫してサッカーを担当、W杯、五輪、アジア大会なども取材する。ボクシング、大相撲、プロ野球なども担当。

<内容紹介>
第1章 ロシア大会を制するのはどこだ
第2章 そして、日本代表は勝てるのか
第3章 強豪国の流儀
第4章 どうすれば日本は頂点に立てるのか
第5章 未来のサッカー


<書籍概要>
■発売日: 2018年4月28日
■発行元:日本経済新聞出版社
■定価:本体850円+税  
■ページ数:264ページ
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「考えるから速く走れる」…浅野拓磨の書籍が発売!

「考えるから速く走れる」…浅野拓磨の書籍が発売!
 シュツットガルトに所属する、浅野拓磨初の書籍『考えるから速く走れる ジャガーのようなスピードで』が明日発売となる。

「誰よりも深く考えなければ、誰よりも速く走ることはできない」。日本を代表するスピードスターは、試合中にいったいどんな景色を見ているのか? 海外でいまどんな悩みに直面しているのか? そして、日本代表への強烈な思いとは?

 サッカーの観方が変わり、サッカー日本代表のリアルが伝わり、「ジャガー浅野」のイメージが一変するーー。

<内容紹介>
内田篤人からのLINEメッセージ
佐藤寿人さんは世界一の「エゴイスト」
冬の選手権決勝で知った「勝つ」の意味
高校二年の夏から「サンフレッチェ目線」
“ほぼ毎試合”という勢いで泣いていた
次の段階に進むための「背番号10」
森保さんの言葉で決めたアーセナル行き
貧乏でも、浅野家はいつもポジティブだった
過信が招いた“右肩下がり”の成長曲線
「運も実力」ではなく「運こそ実力」
ほか


<書籍概要>
■発売日: 2018年5月11日
■発行元:KADOKAWA
■定価:本体1400円+税  
■ページ数:206ページ
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C・ロナウドの半生を綴った“完全決定本”が発売!!

C・ロナウドの人生を一緒に旅してみよう
 世界最高のフットボーラーのひとり、FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)の半生を描いた書籍『クリスティアーノ・ロナウド 生きる神話、知られざる素顔』が発売中だ。

 本書は15年以上かけて、本人、家族、関係者に取材を続けてきた著者・竹澤哲が綴った「ロナウドの完全決定本」! 欧州CL準決勝、そしてキャリアの集大成として挑むロシアW杯を前に、クリロナを深く知ることができる一冊となっている。

<筆者紹介>
竹澤哲
上智大学外国語学科卒業後、1985年から8年間、ポルトガル、スペインに滞在。帰国後、通訳、翻訳の仕事を経てスポーツ・ジャーナリストに。南米、欧州サッカーをテーマに多数寄稿。著書に『フォルツァ!アレックス』(文春ネスコ)、『ジンガ:ブラジリアンフットボールの魅力』(プチグラパブリッシング)、『クリスティアーノ・ロナウド』(文藝春秋)、翻訳に『監督の条件』(日本スポーツ出版)、『エビータの真実』(中央公論新社)、『ネイマール父の教え、僕の生きかた』(徳間書店)がある。

<内容紹介>
第1章 誕生前夜
第2章 神話誕生の舞台
第3章 旅立ちのリスボン
第4章 運命の背番号
第5章 約束の地マドリード
第6章 好敵手との戦い
第7章 最後のピースを求めて


<書籍概要>
■発売日: 2018年4月12日
■発行元:徳間書店 
■定価:本体1600円+税  
■ページ数:368ページ
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「どうやったらマラドーナに勝てるか」監督・風間八宏の原点

「どうやったらマラドーナに勝てるか」監督・風間八宏の原点
 J1に復帰早々、選手個々の確かな技術力を武器に開幕4試合を2勝1分1敗と、まずまずのスタートを切った名古屋グランパス。チームを率いる風間八宏監督の“もう一つの顔”が、自身が監修するサッカースクール「トラウムトレーニング」の活動である。トラウムとはドイツ語で「夢」。風間監督は「夢のトレーニングではなく、サッカーを通して自らに期待し、自分で夢を生み出すトレーニングを意味する」と語る。

 与えられるものではなく、ヒントを得て自分で創り出していくもの。川崎フロンターレを強豪に仕立て上げ、グランパスでも改革を進める日本サッカー界きっての理論派かつ個性派の指揮官に、サッカーに取り組む少年少女たちが「うまくなるために、何をすればよいか」を尋ねた――。

―Jリーグ史上2番目の若さで開幕戦先発して以来、フル出場を続けている17歳のDF菅原由勢、ルヴァン杯のプレーでチャンスをつかんだ17歳の成瀬竣平ほか、名古屋のアカデミーから選手が次々育っていますね。
風間 十分戦力になっています。キャンプにアカデミーの選手を5人連れて行ってトップチームの選手とも一体となって練習をやってきましたし、普段もアカデミーの選手はよく練習にまじっています。そういう仕組みを作った成果は出ていると思います。10代だろうと30代だろうと、普段から自分でよく考えて練習を続けていれば、サッカーはいくらでも上手くなると思います。

―「観ている人にもグランパスのサッカーを楽しんでもらいたい」というのが風間監督の考えですが、サッカーを上手くなりたいと思う人は、グランパスはじめJリーグの試合のどこを見て、何を学べばいいのでしょうか?
風間 自分が注目する選手、好きな選手を1試合通して見てみると面白いと思います。ずっと見ていると、その選手は何が成功して、何が失敗したのか、ボールがないときどう動いたか、いろいろなことが分かると思うんです。そうすることで、横にいるこの選手にいつもパス出すんだなとか、周りも見えてくる。まず「一人をしっかり見る」ことは大切だと思います。

―昔、風間少年もそうだった?
風間 今のようにテレビでサッカーがバンバンと流れる時代ではなかったですけど、ワールドカップでは西ドイツの(パウル・)ブライトナーに絞って、眺めたこともありますよ。そして生で見たいと思えたのが、あの(ディエゴ・)マラドーナです。

―1979年8月、日本で開催されたワールドユース選手権に風間さんもマラドーナも出場しています。マラドーナとの出会いは「衝撃だった」と後に語っています。
風間 大会が始まる前までマラドーナがどんな選手かなんて知りませんでした。アルゼンチン代表との試合はなかったんですけど、初めて見てもうビックリ。日本が負けてからも、僕はマラドーナばかり見ていました。

―マラドーナから何を学んだのでしょうか。
風間 学んだというよりは自分を知ることでしょうね。小柄な体型ですけどマラドーナは何をやらせても凄かった。ボールは取られないし、逆にボールを取っちゃう。パワーもあるし、ドリブルもうまい。彼がボールを持つだけで、相手は何もできなくなっていましたから。マラドーナを見たら、すぐに帰りたくなる。「早く帰って練習しよう」と思って。

―ワールドユース選手権におけるマラドーナのプレーで特に印象に残った試合、印象に残ったシーンを教えてください。
風間 確か、アルジェリア代表との試合だったと思います。ドリブルで上がっていって、シュートと見せかけてかかとで味方にパスを出してアシストする場面がありました。トップスピードでこの一連の動作をやり切ってしまう。マラドーナはボールを手で扱うのと同じように、足で操っていました。自分で見たものを実際にやってみようと思っても、それがなかなかできない。じゃあどうやったらマラドーナに勝てるんだろう、と考えるようになっていくんです。

―あのマラドーナに勝つために。
風間 そうです。サッカーはボールを持ったほうが強い。ならば、マラドーナにボールを奪われなければいいんだと。ずっと自分が、自分のチームがボールを持つ時間を長くすればするほど、マラドーナにやられる確率も低くなります。そのためにはどんな技術を身につけておかなければならないのか。そういう発想に立って、技術を上げるために自分に向き合っていく。だから僕の経験で言えば、戦術とかグラウンド上の“パズル”を見ていたわけではなく、見たい選手の技能を見ていました。個人を見ていくことで周りも見えてきますから、好きな選手をしっかり見るという要素は大切だと僕は思います。

―風間監督は「止める」「蹴る」という基本の重要性をよく口にされていますが、基本的な技術は、どうすれば上達するんですか。
風間 これは2月に出した『伝わる技術』(講談社現代新書)という本に詳しく書いていますが、結局は「自分の足と話をできる」かどうかです。例えば試合で一番使うインサイドキックですが、プロの選手でも正確で強いボールを蹴れる選手はなかなかいません。基本的なポイントが分かっていない選手は意外と多いです。足を強く振るのではなく、ボールの芯を強く捉えることを意識した方が質のいいボールが蹴れます。私の場合は一番固いかかとのインサイド側でボールを捉えます。最初はプロの選手たちにも、自分でやって見せて「お前らも自分のポイントを見つけろ」とだけ伝えました。

―「自分で見つける」のが大切なんですね。
風間 結局、基本技術は自分で考えて練習するしかありません。私も小さい頃から体は決して大きくなかったので、どうすれば他の子たちに負けないか、効率良くボールが蹴れるか、疲れないか、いつも考えながら、小学生の頃は毎日練習後に2時間くらいずっと一人で壁に向かってボールを蹴っていました。トラップについては、子供たちに教えるときに私はよく「音がしないように止めてみな」と言います。こう言うと、子供たちはゲーム感覚でボールを止める練習を始めます。音を小さくするためには、トラップのときボールと足が触れる面積を減らしていく、つまり点でボールを止めるようにしていけばいいのです。点で止めるように練習すると、足が届く範囲が広がるし、ボールがどこにあってもその点でボールにさわれば止められるようになっていく。これを続けていれば間違いなく上手くなります。

―だんだん自分の足と話ができるようになるということ?
風間 「止める」「蹴る」を正確にやろうと意識していると、自分の基準が徐々に厳しくなっていきます。例えば止めたあとの自分のボールの置き場所の10センチの「ズレ」に気づくようになります。なぜ今日はダメなのか、感覚的には、自分の足と話し合うようになります。こうやって技術的に自分と向き合っている選手は必ず上手くなれるのです。

―見て、考える。そして自分と向き合う作業が成長を呼び込んでいく、と。
風間 僕はよく言いますが、なぜ足でボールをつかめないんだろうっていう発想から、手と同じように足でも扱いたいと思って技術を追求してきました。そうなると「これがキックです」「これがトラップです」と教えられてそのとおりにやれたとしても、もっとうまくしたいと思うようになります。指導者に「いいぞ」と言われて満足してしまったら、そこで止まってしまいます。もっと上手くしたいと望むことで、ちょっとでも自分を伸ばせることができます。

―あくまで自分がどう望むか、ですね。
風間 小さいころ、指導者に右を抜いてゴール左に決めなさいと言われたら、逆に左を抜いてゴール右に決めようとするタイプでした。ゴールという答えが同じであれば、式は自分のやり方でやればいいんだ、と。その意味でも是非、サッカーの試合を見て、自分が上手くなるヒントにしてもらえばいいなと思います。特にグランパスの選手はどんどん変化を続けていますから、見続けていると楽しいと思います。

(聞き手 二宮寿朗)

風間八宏 名古屋グランパス監督。1961年清水市生まれ。清水市立商業高校3年時にワールドユース代表、筑波大学時代に日本代表。大学卒業後ドイツで5年間プロ生活を送る。帰国後サンフレッチェ広島でJリーグ日本人第一号ゴールを決め、主将としてステージ優勝に貢献。1997年桐蔭横浜大学監督を皮切りに、筑波大学、川崎フロンターレで指揮を取り現在に至る。著書に『伝わる技術』(講談社現代新書)などがある。

なでしこジャパン指揮官の頭の中がわかる書籍が発売!!

なでしこジャパン指揮官の頭の中がわかる書籍が発売!!
 来月からはじまる、2019女子W杯予選を兼ねたアジア杯を戦う、高倉麻子日本女子代表監督の著書、『個を生かし和を奏でる 世界一に挑む45の流儀』が発売中だ。

 U-17女子W杯で日本を世界一に輝き、日本サッカー史上初の女性代表監督としてなでしこジャパンを率いる高倉麻子監督が、これまでに指導者として培ってきた「個性を生かして組織を躍動させる」育成術を45の流儀としてまとめた1冊。指導者はもちろん、組織のリーダーにも役立つ哲学がつまっている。

<筆者紹介>
高倉麻子(たかくら・あさこ)
1968年4月19日、東京都生まれ。サッカー日本女子代表監督。15歳で日本代表に選出され、2度のワールドカップとアトランタオリンピックに出場。国際Aマッチ79試合出場30得点。2004年に現役を引退後、FIFAのテクニカル・スタディ・グループやインストラクターとして、大会の分析や指導者の育成に従事。2013年、U-16日本女子代表監督に就任。2014年、U-17女子ワールドカップ優勝、U-20女子ワールドカップ3位と育成年代で実績をあげ、2016年4月から“なでしこジャパン"を指揮する。

<内容紹介>
第1章 突き抜けた個の育て方
第2章 躍動する組織のつくり方
第3章 ブレないリーダーの在り方
第4章 世界のライバルとの戦い方
第5章 結果を呼び込む心の整え方


<書籍概要>
■発売日: 2018年3月13日
■発行元:徳間書店 
■定価:本体1200円+税  
■判型:四六判、216ページ
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●女子アジア杯2018特設ページ

輝いた欧州CL、失意のW杯、38歳での決断…『中村俊輔 サッカー覚書』が絶賛発売中!!

輝いた欧州CL、失意のW杯、38歳での決断…『中村俊輔 サッカー覚書』が絶賛発売中!!
 日本代表史上、最も長く『10番』を背負った中村俊輔が二宮寿朗氏と共にサッカー論を記した『中村俊輔 サッカー覚書』が9日、発売された。

 経験、挫折、決断、そして発見――。極上のFKを引っさげて欧州CLで結果を残し、W杯では失意も経験、Jリーグ史上最年長MVPを経て、38歳にして新天地に踏み出した稀代のレフティーが「サッカー人生」の『覚書』を明かす。

<内容紹介>
【プロローグ】経験に無駄なものなど一つもない
◇Chapter I 海外で学んだこと◇
◇Chapter II 日本代表で学んだこと◇
◇Chapter III 「フリーキックとトップ下」論◇
◇Chapter IV Jリーグで学んだこと◇
【エピローグ】40歳の発見 まだまだ新しい自分に出会える


<書籍概要>
■発売日:2018年2月9日
■発行元:文藝春秋
■定価:本体1500円+税
■判型:四六判、272ページ
購入はこちらから

部員ゼロの女子高サッカーチームを日本一へ導いた軌跡が書籍化!!

部員ゼロの女子高サッカーチームを日本一へ導いた軌跡が書籍化!!
 いまから20年前、部員ゼロからはじまった女子高サッカーチームが日本一に輝いた――。なでしこジャパンの横山久美(フランクフルト)らを排出した十文字高を率いる、石山隆之監督の著書、『強く、しなやかな女性を育てる 学園型地域総合スポーツクラブ十文字女子サッカーの挑戦』が発売中だ。

 同好会からスタートした十文字高サッカー部が、2017年1月の全国女子高校サッカー選手権で日本一に輝くまでの20年間の笑いあり涙ありのストーリーと、著者が培ってきた育成や教育メソッド、仕組みづくりをわかりやすく織り交ぜた内容になっている。なでしこファン、サッカーファンのみならず、女性が働く職場の教育者、ビジネスパーソンにも有益な一冊となるはずだ。

<筆者紹介>
石山隆之(いしやま・たかゆき)
1965年、東京都生まれ。都立小岩高等学校から日本体育大学に進学後、体育会サッカー部に入部するも挫折。その後、日本体育大学学友会ライフセービング部の第1期生となり、ライフセービング世界大会【レスキュー88】の日本代表選手に選出される。
卒業後は教員として私立高校、都立高校を経て、私立十文字中学高等学校に。現在は十文字学園女子大学准教授。1996年に十文字中学高等学校で同好会を発足させ、2017年1月の全日本高等学校女子サッカー選手権大会で十文字高校を初優勝に導く。2017年現在、21年間で延べ約30名の女子サッカー日本代表選手や代表候補選手(カテゴリー別含む)を輩出。2008年早稲田大学大学院でトップスポーツビジネスを学び、2012年5月に一般社団法人十文字スポーツクラブの設立にかかわり、女性の活躍を理念にした学園型地域総合スポーツクラブの発展に携わる。2017年一般財団法人ジャパンコーチズアソシエーションが開催する「第4回ジャパンコーチズアワード」優秀コーチ賞を受賞。趣味はロングボード。

<内容紹介>
第1章 強化論~部員ゼロから日本一に~
第2章 地域論~十文字スポーツクラブができるまで~
第3章 教育論~社会で活躍する女性を育てる~
第4章 未来論~カレッジスポーツの可能性~


<書籍概要>
■発売日: 2018年1月16日
■発行元:徳間書店 
■定価:本体1400円+税  
■判型:四六判、240ページ
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