データ分析に関する補助業務に限定して価格を抑えた人材派遣サービス─メンバース | IT Leaders

メンバーズ(本社:東京都中央区)のデータ領域専門組織であるメンバーズデータアドベンチャーカンパニーは2024年6月27日、データ分析特化型人材派遣サービス「メンバーズデータアドベンチャースタッフ」を発表した。提供サービスをデータ分析に関する補助業務に限定することで、既存のサービスよりも価格を抑えた。…

NTTデータグループ、計算途上のデータを暗号化して守るサーバー仮想化基盤を開発 | IT Leaders

NTTデータグループは2024年6月27日、計算途上のデータを暗号化する機構を備えた仮想サーバーの実現方式を確立したと発表した。(1)メインメモリー上のデータを暗号化してCPU内部で復号するTrusted Execution Environment(TEE)、(2)仮想サーバーの起動ディスクの暗号化、(3)仮想サーバーの構成検証・改竄検知、という3つの機能を組み合わせた。今後、NTTデータのクラウドサービス「OpenCanvas」などにおいて、2025年度中のサービス提供を目指す。…

オラクル、ベクトルDB/LLMによるRAGの構築を容易にする「HeatWave GenAI」を提供 | IT Leaders

米オラクル(Oracle)は2024年6月26日(米国現地時間)、インメモリー型分散データベース「HeatWave」に生成AI機能「HeatWave GenAI」を追加したと発表した。RAG(検索拡張生成)システムに必要なベクトルデータベースの作成や運用を、簡単なステップだけで行えるようになったとしている。さらに、大規模言語モデル(LLM)もデータベース内に自前で搭載し、LLMの選択肢を増やした。対話型生成AIのUIとなるチャットアプリケーションなども用意した。…

さくらインターネット、コンテナの実行に特化した生成AI向けクラウドサービス「高火力 DOK」 | IT Leaders

さくらインターネットは2024年6月27日、生成AI向けクラウドサービス「高火力」の第2弾として、Dockerコンテナ実行環境「高火力 DOK(ドック)」を提供開始した。既存の第1弾サービス「高火力 PHY」はベアメタル(物理)サーバーをOS(Ubuntu Server)込みで利用するサービスだったが、第2弾はコンテナを実行する使い方に特化したサービスである。あらかじめコンテナイメージを用意しておけば、これを配備して実行可能である。…

「TRAIN TV」開局1カ月で山手線利用者の約5割が認知

首都圏JR主要10路線とゆりかもめの車両サイネージを対象とする新たな番組配信プラットフォーム「TRAIN TV」の開局1カ月時点での認知度などについて、運営元のジェイアール東日本企画が調査した。…

顧客体験の強化に動く企業からの需要で、国内CX製品・サービス市場が堅調に拡大─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2024年6月26日、国内の顧客エクスペリエンス(CX)関連ソフトウェア/CRMアプリケーション市場の予測を発表した。2023年の市場規模(売上額ベース)は前年比9.5%増の7079億9800万円だった。2023年~2028年のCAGR(年間平均成長率)は8.0%で推移し、2028年には1兆386億9500万円に達すると予測している。…

Osaka Metro、基幹システムをクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」に移行 | IT Leaders

大阪市高速電気軌道(Osaka Metro、本社:大阪市西区)は、経営改革を支えるシステム基盤の刷新に取り組んでいる。SAPジャパンのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を採用し、同ERPを中核とするシステム構築パッケージ「RISE with SAP」を活用して構築、2024年4月より稼働している。SAPジャパンが同年6月26日に発表した。…

SGEは「AI Overview」へ SEO対策はどうなる?

Googleは2024年5月15日に「AI Overview」を正式なサービスとして公開しました。そのサービスの概要や旧「SGE(Search Generative Experience)」との機能の違い、今後重要視されるSEO対策の基本について、わかりやすく解説します。…

NTT-AT、チケット管理システムとServiceNowの間でチケットを連携させるサービス | IT Leaders

NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2024年6月26日、リアルタイムチケット連携サービス「XTicketing for ServiceNow 連携サービス」を発表した。RedmineやJira、Zendesk、FreshdeskなどのチケットシステムとServiceNowのチケットを相互に連携させるサービスである。サプライチェーンを構成する複数の企業間で情報を共有しやすくなる。…

ELYZA、700億パラメータの日本語LLM「Llama-3-ELYZA-JP-70B」を開発、ベンチマークでGPT-4などを上回る | IT Leaders

ELYZA(イライザ、本社:東京都文京区)は2024年6月26日、同社が米Meta Platformsの「Llama 3」をベースに開発した最新の大規模言語モデル(LLM)として、700億パラメータの「Llama-3-ELYZA-JP-70B」と、80億パラメータの「Llama-3-ELYZA-JP-8B」の性能ベンチマーク結果を公開した。70Bモデルは「GPT-4」や「Claude 3 Sonnet」などを上回る性能を実現したとしている。…

東京海上日動システムズ、設計書からソースコードを生成する実証実験、生産性が平均で約40%向上 | IT Leaders

東京海上グループのITシステムを開発する東京海上日動システムズ(本社:東京都多摩市)は2024年6月26日、設計書をもとに生成AIにプログラムコードを生成させる実証実験において、生産性が平均して約40%、最大で約90%向上したと発表した。今後は、コードを自動生成したアプリケーションの本稼働や、コード自動生成の横展開も検討する。さらに、プログラミング工程だけでなく、システム開発工程全体に生成AIの適用を拡大する。…

オープンストリーム、ソースコードのレビューを実践的に学ぶ研修コースを提供 | IT Leaders

オープンストリームは2024年6月24日、ソフトウェア開発者向け教育プログラム「D-College コードレビュー研修」を発表した。コードレビュー(査読)の方法、レビュー時に意識する必要のあるソフトウェア品質などについて学ぶ。Javaのコードを使って実際にレビューを行い、回答提示と補足解説で知識の定着を促進する。料金(税別)は1人4万円(最小開催人数は4人)。…

クラウドセキュリティの需要拡大から、国内CNAPP市場の成長が続く─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2024年6月25日、国内のCNAPP(クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム)市場における規模の推移と予測を発表した。2022年度の売上金額は前年度比21.8%増の175億8000万円だった。2023年度は同15.5%増の203億円を予測している。同市場のCAGR(2022~2027年度)は7.9%で、2027年度には257億円に達する見通しという。…

「エンジニアが単純作業で疲弊しない環境整備を」─成功事例に学ぶシステム開発領域の自動化 | IT Leaders

環境の変化に対応してビジネスを発展させていくために、素早く質の高いシステム開発を実現する──このことは多くの企業によって急務の課題となっている。2024年4月18日開催のIT Leaders Tech Strategy LIVE「[ハイパーオートメーション]実現への道筋 “自動化の連なり”が導く業務改革と新しい働き方」(主催:インプレス IT Leaders)に、フュージョンブリッジテクノロジーズCEOで元オーケー 執行役員 IT本部 本部長の田中覚氏が登壇。これまでのシステム開発経験から、自動化を…

丸紅ITソリューションズ、メールアドレスなしでBoxを使うツール「Platform Door for Box」 | IT Leaders

丸紅ITソリューションズは2024年6月24日、クラウドストレージ活用支援サービス「Platform Door for Box」を発表した。個人のメールアドレスを持っていない従業員でも、WebブラウザとPlatform Door for Boxを介してクラウドストレージ「Box」にアクセスしてファイルの操作が可能である。Officeファイルをオンラインで編集する機能も提供する。…

Okta、IDaaSの新製品「Identity Threat Protection」、認証後も継続して端末の安全性を検証 | IT Leaders

クラウド型のID管理基盤(IDaaS)を提供しているOkta Japanは2024年6月25日、IDaaSの新製品「Identity Threat Protection with Okta AI」(ITP)を発表した。特徴は、IDaaSの認証後も、継続して認証の妥当性を検証し続けること。リスクが高まった場合、ログイン先サーバーから強制的にログアウトさせるといった機能も持つ。2024年4月にアーリーアクセス版リリース済みであり、2024年後半に一般提供を開始する。…

パナソニック コネクト、生成AI導入1年で労働時間を18.6万時間削減、製品設計の品質管理にも活用 | IT Leaders

パナソニック コネクト(本社:東京都中央区)は2024年6月25日、社内システムとしてAIアシスタントを稼働させてから1年強が経過したことを受け、直近1年間(2023年6月~2024年5月)の導入効果を発表した。対話型生成AIに依頼するタスク1回あたり平均約20分、1年で全社員18.6万時間の労働時間を削減した。…

富士通ゼネラル、「Spendia」で経費精算システムをクラウドに移行 | IT Leaders

富士通ゼネラルは、メインフレーム稼働の基幹システムをSAPジャパンのクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」に移行した。伴って、メインフレーム上の経費精算システムをTISの経費精算クラウドサービス「Spendia」に移行。いずれも2023年10月に移行が完了した。TISが2024年6月24日に発表した。…

シスコがCoE組織を東京に開設 Cisco Talosの日本部門を立ち上げ

シスコはセキュリティ強化を目指し、「シスコ サイバーセキュリティ センター オブ エクセレンス(CoE)」を東京に開設する。同センターは3つの領域に注力するとしており、その中にはCisco Talosの日本部門の立ち上げも含まれるという。…

ツムラ、SAP S/4HANA Cloudを導入、“漢方バリューチェーンのDX”に向けて業務を標準化 | IT Leaders

医療用漢方製剤メーカーのツムラ(本社:東京都港区)は、クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」を導入し、運用を開始した。“漢方バリューチェーンのDX”に向けて、グループ全体で業務の標準化/自動化を進めることで業務効率化を図ることを目指す。導入にあたっては、JSOLの協力の下、S/4HANA Cloudを中核とするシステム構築パッケージ「RISE with SAP」を採用した。SAPジャパンが2024年6月24日に発表した。…

サムスンがテストを進めるLLM活用のAIヘルスコーチ

さまざまな報道や関係者のインタビューによると、サムスンは大規模言語モデル(LLM)をベースとするAIヘルスコーチをテストしている可能性があるという。本記事では、それらの報道やインタビューを紹介しながら、同社の取り組みについて詳しく解説する。…