ブームの秘密はライブハウスにあり⁉ 若者に広がる「お茶割り」人気の真相を探る噺

提供:宝酒造株式会社

近年、特に若者の間で人気を集めている「焼酎のお茶割り」。なかでも、このブームを10年以上前から先取りしていた場所があります。それがライブハウスとその周辺。今回は渋谷のライブハウス「Spotify O-nest」やバンドマン、アイドルに、ユース音楽カルチャーとお茶割りの関係について話を伺いました。

お茶割りの人気

お茶割りは、全世代で市場が拡大中。2024年の販売規模は前年比で157.4%と大きく伸びました。その人気は小売店に限らず、居酒屋などのメニューでも同様。定番のレモンサワーやウイスキーハイボール以上に、お茶割りを提供する店が増えているデータもあり、近年の拡大が顕著です。

特に注目すべきは、20~30代といった若者にお茶割り好きが意外に多いということ。2023年に宝酒造が「宝焼酎のやわらかお茶割り」を対象に行った市場調査では、「飲用量・頻度が増えた・やや増えた」と答えた20代は70%以上。30代でも60%を超えるなど、若年層に支持を集めていることがわかっています。

そのうえで、さらなる調査を重ねてわかったのは、局地的に売れている店があるということ。一例が、東京都渋谷区の円山(まるやま)町や世田谷区の下北沢です。

その背景に何があるのかを調べて見えてきたのは、この一帯がライブハウスやクラブの密集地であるということです。渋谷の円山町には、「Spotify O-WEST」「Spotify nest」「渋谷7th FLOOR」があり、向かいの建物では「duo MUSIC EXCHANGE」「Spotify O-EAST」「Spotify Crest」が営業。

ほかにも周辺には「clubasia」と「WOMB」を筆頭に有名なクラブやライブハウスが点在しており、いわば円山町は音楽好きの聖地。そして、これらのカルチャースポットに足を運ぶ層が若者なのです。

こうした見立てから、ライブハウスやクラブに来店する若いお客さんがコンビニで「宝焼酎のやわらかお茶割り」を買うことが、局地的なデータに反映されているのでは?と推察。そこで、実際にライブハウス側ではどう感じているのか聞いてみました。

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ライブハウスとお茶割りの関係

伺ったのは、「Spotify O-nest」店長の森田大地さん。2025年4月に現職となり、その前は「同 Crest」で10年近くブッキング担当をしていました。率直に、ライブハウスでもお茶割りはよく飲まれているのでしょうか。であれば、その理由は?

「Spotify O-nest」店長の森田大地さん。

「箱(ライブハウスやクラブのこと)や出演者によってお客さんの層もガラッと変わるので一概には言えませんが、若いお客さんのお茶割りオーダー率は高いですね。ひとつには、炭酸が入っていなくてアルコール度数が比較的低いので、飲みやすいという理由があると思います」(森田さん)
 

森田さんの話で印象的だったのが、若いお客さんは他の世代に比べてビールをあまり飲まないということ。ビールなどの苦いお酒より、カシスオレンジやカルーアミルクといった甘いカクテル、またはお茶割りのようなやさしくすっきりしたチューハイが人気だと言います。


  「僕がドリンクを作ることもあるんですけど、普通にお茶割りの味が好きという人はもちろん、ドリンクを注文するなら(※)苦手なビールよりも、飲みやすくて甘くない選択肢としてお茶割りをオーダーする、という方も一定数いる印象です」(森田さん)

※基本的に日本のライブハウスやクラブでは、入場時に別途ドリンクチケットを購入するシステムが一般的。そのチケットを、会場内のバーカウンターでドリンクと交換する。

バーカウンターでお茶割りを作って提供する。

好みは出演者も同様。箱打ち(会場で行う打ち上げのこと)の際、お茶割りをピッチャーで提供したことが何度もあったと森田さんは回想します。
 

「特に、同世代の若手バンド同士の打ち上げだと多いですね。まだキャリアが浅い分、人脈作りって大切だと思うんです。となると酔いすぎは禁物じゃないですか。そこで最適なのが、アルコール度数が低めのお茶割りだと。あと、やっぱりバンドマンは男性のほうがまだまだ多い。となると、甘いカクテルよりも甘くないお茶割りのほうが好まれるという気もします」(森田さん)
 

調べたところ、ミュージシャンのなかにはお茶割りを熱愛するあまり、ステージにまで頻繁に持ち込むバンドマンも。その影響で、ファンがお茶割りをオーダーすることもあるはずだと森田さんは言います。


 「CMのタレントさん同様、”推し”の好みは共有したくなるのがファン心理かなと。ですので、ステージ上で推しが缶のお茶割りを飲んでいるから、自分もドリンクはお茶割りを注文しようという流れは大いにありえると思いますね」(森田さん)

Spotify O-nestのバースペース。

ここまではライブハウス内における話。では、「Spotify O-nest」周辺のコンビニで「宝焼酎のやわらかお茶割り」が飛ぶように売れている理由は?
 

「大きな転機はコロナ禍だったと思います。あれを機に、お店の営業や終電の時間が早まりましたよね。一方、特にこの周辺では終演後に仲間同士で語らいながら、缶のお酒を買って帰るお客さんの数が増えたと感じます。近年は物価高も見逃せませんから、ファン同士で公演を振り返る際、飲食店より安く語り合うツールとして、缶のお茶割りが重宝されているんじゃないでしょうか。実際に缶ビールより安いですし、飲みやすいですからね」

お茶割りはミュージシャンに最適なドリンク

では、演者であるミュージシャンの本音はどうなのでしょうか。次に話を聞いたのは、“宝焼酎のお茶割り”好きで有名な「ゲスバンド」。彼らはお茶割りを楽しむイベントを催すほか、実際にステージドリンクとしてはもちろん、リハーサルスタジオやプライベートでも「宝焼酎のやわらかお茶割り」や「宝焼酎の濃いお茶割り」を愛飲しています。

●ゲスバンド/2011年結成。橋本、高野、カネコ、マスダシン、井上による5人組ロックバンド。これまで2枚のアルバムと2枚のEPをリリース。2022年にカネコが加入して以降、他力本願で多くの出演イベントをソールドアウトさせている。2026年1月31日(土)にアルバムリリースイベント「MAKELOVEレコ発」が新宿Marbleにて開催される。
https://www.instagram.com/guess_band/

今回はメンバーを代表して、ボーカルの橋本さんとベースのカネコさんに聞きました。お茶割りとの出会いはそれぞれだと思いますが、よく飲むようになったきっかけや、お茶割り好きバンドを標榜するようになった背景は?
 

ボーカルの橋本さん(左)とベースのカネコさん(右)

「バンド間でよく飲むようになったのは、2015年ごろ。よく利用するスタジオやライブハウス近辺のコンビニで見かけたのがきっかけですね。みんなで集まるたびに飲むようになって、自然にゲスバンド=お茶割り”というイメージが付いてトレードマークにもなりました」(橋本さん)
 

ふたりとも、お茶割りの魅力として無炭酸や低アルコール(「宝焼酎のやわらかお茶割り」と「宝焼酎の濃いお茶割り」、ともにアルコール度数4%)といった飲みやすさを魅力に挙げますが、ほかにミュージシャン向けのメリットもあるといいます。

「刺激が少ないから、ノドにやさしく重くない。お腹が膨れないので、ステージ上でのパフォーマンスに影響が出ないんですよ。ゲップも出ませんし(笑)。だからスタジオでも飲んでますね(※)。コーヒーでは、そこまでテンションや想像力が上がらない。一方で、お茶割りは低アルコールなので酔いすぎず集中力も切れない。次の日にも残りにくいし、僕らにとっては最適なドリンクなんです」(カネコさん)

※リハーサルスタジオでの飲酒はロビーなら可、スタジオ内も可など、店鋪によってルールが異なる。全面不可のケースも少なくないが、その一方で、店内でお酒を販売しているスタジオもある。

橋本さんは、缶のデザインがステージ映えするとも語ります。派手すぎず、寒色すぎないライムグリーンの色は可愛らしくもあり、「宝焼酎のやわらかお茶割り」はちょうどいい立ち位置にあると力説します。

ステージ映えする缶のデザイン。

「このちょっとレトロな意匠がむしろクールだし、大衆酒場とか町中華の佇まいにもつながるような。音楽ジャンルでいうとシティポップみたいな感じなんですかね。同じ低アルコールの甘いジュース系の缶チューハイと比べても、玄人感が出るのがお茶割りだと思います。僕らは心底お茶割り好きですけど、甘いチューハイだと大人っぽくない、という理由でお茶割りを選ぶ若い人もいるんじゃないですかね」(橋本さん)

お茶割り好きなゲスバンドですが、お茶割りイベントを開催する理由は?

「僕らが好きっていうのが大前提。そのうえで、安定したクオリティーで提供できるし低コストという点があります。これがビールだとサーバーがないと恰好つかないし、レモンサワーはレモンが必要だったり、温度で炭酸のガス圧が変わったりするじゃないですか。その点、お茶割りは手軽でかつスピーディーですからね。あとやっぱり、お客さんにとっても飲みやすいし、苦手な人がほかのお酒より少ないかなと。でも、なにより“僕らのお茶割りを分かち合いたいという想い”ですね」(カネコさん)

パフォーマンス中でも「宝焼酎のやわらかお茶割り」が片手に。

ゲスバンドに影響を受けてお茶割り好きになったバンドやライブハウスがあるか聞いてみると、東北でムーブメントが広がった例があると言います。そのバンド名は「勃発」。2025年11月に解散を発表しましたが、仙台発のパンクバンドとして精力的に活動していました。

「僕らの『バンドマンはとにかくお茶割りを飲んだほうがいい』という極論を真に受け仙台に広めた功労者です。結果、彼らのホームである『仙台FLYING SON』では『宝焼酎のやわらかお茶割り』がバカ売れし、そのまま継続的に仕入れるようになったそうですよ」(橋本さん)

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お茶割りはアイドルの味方!?

ライブハウスに出演するお茶割り好きは、もちろん男性だけとは限りません。そこでもう1組、お茶割り好きを公言するアイドルユニットの「グデイ」にインタビューしました。

グデイ/2020年結成。室井ゆうとミ米ミ(みーまいみ)による2人組アイドル。“超自由音楽ユニット”と称し、これまで2枚のアルバムと5枚のEPをリリース。バンドサウンドやポップソング、正統派アイドルなど、ジャンルの枠にとらわれない幅広さも好評で、楽曲の主な制作やプロデュースはロックバンドcinema staffの三島想平が担当
https://gdayofficial.wixsite.com/gday

話を聞いたのは、グデイの活動に加え、アイドルグループ「ねおち」のプロデュースも手掛ける室井ゆうさん。室井さんがお茶割り沼にハマったきっかけは?
 

自分でお茶割りを作るほどのお茶割りファンの室井さん。

「コロナ禍がいちばん大きいかな。もともとお酒をたくさん飲むタイプではないんですけど、飲むこと自体は好きなんです。で、お酒は甘くないほうが好きというのと、そのままでも料理にもスイーツにも合うという点で、お茶割りをよく嗜んでいました。

でも、当時は飲食店が閉まっていたじゃないですか。時間もあるということで、試しに家で紙パックの宝焼酎を緑茶で割って飲んでみたんです。そしたら、自分で作ったのでもおいしい!って感動して、ますます宝焼酎のお茶割りファンになりました」(室井さん)

そしてコロナ明け後、室井さんはライブなどがある際に「宝焼酎のやわらかお茶割り」を指名買いするように。SNSにアップする機会も増え、ファンを中心に認知が広がり、いまでは差し入れでもらったり、お茶割り好きの共演者同士で盛り上がったりすることもあるそうです。また、お茶割りのメリットはほかにもあるとか。

「糖質ゼロっていうのが大きいです。アイドルもバンドマンもステージで表現する職業ですから、体形管理は大切。その点、糖質ゼロのお茶割りは、飲みたいときの強い味方なんです。アイドルに限らず、“糖質ゼロだからお茶割りが好き”という女の子も多いですよ」(室井さん)
 

加えて、お酒にそこまで強くない室井さんは、お茶割りをゆっくり嗜むタイプ。この点でも、お茶割りならではの魅力を語ってくれました。

「例えば、ビールやウイスキーハイボールなどは時間が経つと炭酸が抜けちゃうし、温度もぬるくなっておいしくなくなっちゃいますよね。でもお茶割りは無炭酸だし、ぬるくなってもそれはそれでおいしいじゃないですか。だから私みたいなゆっくり飲む人には、お茶割りがいいなって思うんです」(室井さん)

ライブ前後にお客さんがコンビニで缶のお酒を買う場合、氷を使わずそのまま飲むことがほとんど。となると、徐々にぬるくなりますから、温度変化においしさが左右されにくい「宝焼酎のやわらかお茶割り」を選ぶ。そんな背景も、「宝焼酎のやわらかお茶割り」が好まれる理由なのかもしれませんね。

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お茶割りの人気には理由がある!

今回、ライブハウスにバンドマンにアイドルと、若者の音楽シーンを取り巻く関係者に話を聞いてわかったことがいくつもありました。

ステージドリンクに最適: 優しい味わいで飲みやすく、ステージドリンクにも適している。

・若者やお酒の初心者向き: お酒のエントリー層である若者にとって親しみやすい。

・酔いすぎない: 適度にテンションを上げつつも酔いすぎず、翌日に残りにくい。

・コミュニケーションツールとして優秀: 場を盛り上げつつ、語り合いながらゆっくり飲むようなシーンにもマッチする。

・「ちょうどいい」デザイン: レトロなパッケージが、若者にはむしろポップで魅力的に感じられる。 こうした魅力から、ミュージシャンとファンとの共感アイテムともなり、ライブハウスの聖地である渋谷の円山町や下北沢周辺で大人気になっているーー。そう分析することができました。
 

宝焼酎のやわらかお茶割り」と「宝焼酎の濃いお茶割り」のほか、室井さんのように家でも簡単においしく作れるお茶割り。お茶の種類によってもその味はガラッと変わり、多彩な楽しみ方ができます。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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記事に登場した商品の紹介はこちら▼
宝焼酎のやわらかお茶割り
https://www.takarashuzo.co.jp/products/soft_alcohol/ochawari/

宝焼酎の濃いお茶割り 
https://www.takarashuzo.co.jp/products/soft_alcohol/ochawari/

<取材協力>
Spotify O-nest
住所:東京都渋谷区円山町2-3 O-WESTビル 6F
https://shibuya-o.com/nest/
 
撮影/我妻慶一

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【実飲比較】全世代にウケた「茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉」と「茉莉花〈緑茶割・JR〉」の違いはココ!

「ジャスミン焼酎〈茉莉花〉」に合うように、異なる特徴の茶葉をブレンドした緑茶を使用し、モダンなお茶割りとして誕生した「茉莉花〈緑茶割・JR〉」。フードアナリスト・中山秀明さんが、「茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉」と飲み比べ、その味わいとペアリングについて紹介します。

茉莉花〈緑茶割・JR〉
アルコール成分:4%
原材料:焼酎甲類乙類混和(国内製造)、緑茶/ビタミンC

「ジャスミン焼酎〈茉莉花〉」に合うように、3種の異なる特徴の茶葉をブレンドし抽出した緑茶に加え、玉露焼酎を使用。緑茶の味わいをしっかりと感じながらも、やわらかい口当たりとやさしい余韻を楽しめる。

茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉と飲み比べ

「『茉莉花〈緑茶割・JR〉』は割り材となっている緑茶がいい仕事をしている印象。渋みはキレを生みつつ、でもまろみがあるからコクも豊かで、滋味深くも爽やかな味わいとなっています。一方で、ベースとなっているジャスミン焼酎の甘さは控えめに。アルコール度数4%とライトボディでもあるので、その結果、モダンな茶割りとなってます。

一方の『茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉』も4%ですがこちらは、ジャスミン茶ならではの華やかさがジャスミン焼酎と調和して、さらなるリゾート多幸感を創出。オリエンタルな甘さがあって、こちらのほうが当然アジア系やスパイス料理に合います。

『茉莉花〈緑茶割・JR〉』もイメージそのまんまですが、和食とのペアリングに適しているのは、明らかにこっち。渋みがあるので、ピザやフライドチキンといった洋物の濃厚フードにも合うかもしれません」(中山氏)

青:茉莉花〈緑茶割・JR〉
黄:茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉

茉莉花〈緑茶割・JR〉
茶の濃さ:2.5 キレ:3 アルコール感:1.5 渋み:2 香り:2

茉莉花〈ジャスミン茶割・JJ〉
茶の濃さ:2.5 キレ:2.5 アルコール感:1.5 渋み:1 香り:3.5

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ニッポンのお茶割りを日本茶好き欧米人はどう評価する?こだわり尽くした“至高のお茶割り”をつくってみた

提供:宝酒造株式会社

誰でも手軽においしくつくれるお茶割りは、コスパの高さから、近年は若者に至るまで幅広い年齢層に人気。このお茶割りにフォーカスした当企画の第1回第2回では、「焼酎」の面から魅力について語ってきました。この第3回で取り上げるのはお茶割りのもう一方の主役である「お茶」。

 

お茶割りは茶葉のグレードによって違いが出るのか? お茶割りに適した茶葉とはどんなものか? ……解説していただくのは、18歳の時に故郷スウェーデンで日本茶に魅せられ、日本茶インストラクターの資格を取得し日本茶を世界に広めるまでに至った、ブレケル・オスカルさん。今回も「極上〈宝焼酎〉」を使い、とっておきの茶葉を用いた“至高のお茶割り”をつくっていただきました。

 

 

宝酒造
極上〈宝焼酎〉

ポイント
・ピュアなアルコールに、大麦やトウモロコシを原料とした貯蔵熟成酒をブレンド。
・すっきりした飲みやすさと芳醇な香味を両立しており、お茶をはじめあらゆる割材と好相性。
・アルコール度数25度、220ml〜4Lまでの13アイテムをラインナップ。(写真は600ml)

日本茶インストラクター/ブレケル・オスカル
1985年スウェーデン生まれ。18歳時に地元の紅茶専門店で日本茶に魅了され、その後ルンド大学日本語学科を経て岐阜大学に留学。卒業後は日本企業で働きながら2014年に「日本茶インストラクター」の資格に合格。静岡農林技術研究所茶業研究センターで研修後、外国人初の手揉み茶の教師補の資格を取得。2016年世界緑茶協会「O-CHAパイオニア賞CHAllenge賞」受賞。現在は国内外で日本茶を紹介するPR活動に邁進する。著書に『おいしさ再発見!魅惑の日本茶』(NHK出版)など。

 

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お茶割りは理に適った素晴らしいお酒

「お茶割りはもちろん、お酒全般を楽しみますよ」と微笑むブレケルさん。焼酎や日本酒などの和酒にも詳しく、その知見からお茶割りの魅力をこう語ります。

 

「日本の緑茶は不発酵茶で香りや甘みがフレッシュですが、とてもデリケートです。お酒とブレンドすると本来の風味が損なわれやすいのですが、焼酎はクリアな酒質なので、その心配がありません。つまり、お茶割りは理に適った、素晴らしいお酒なんです」(ブレケル・オスカルさん、以下同)

↑日本茶の視点からお茶割りの魅力を語るブレケル・オスカルさん

 

とくにすっきりした甲類焼酎がお茶に合うとブレケルさん。そのなかでも「極上〈宝焼酎〉」は、お茶の甘みやうまみと調和するコクがあり、お茶とはベストな組み合わせなのだそう。

 

「甲類焼酎の魅力は、お茶の香りを邪魔しないこと。『極上〈宝焼酎〉』は、すっきりしていながらも絶妙なうまみや甘やかな香りがあり、贅沢な味わいをもつからこそ、お茶割りをよりおいしくするのでしょう」

 

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香りに個性があるお茶がお茶割りに合う

日本茶を愛してやまないブレケルさんが、日本茶の魅力を世界中の人々にもっと楽しんでもらうために立ち上げたのが「Senchaism(センチャイズム)」。単一の品種を単一の茶園で栽培と製造、仕上げられたシングルオリジンの日本茶を中心としてブランドを展開しています。そんな、ブレケルさんに、お茶割りに合うお茶とは、どんな味や香りなのかを尋ねました。

 

「基本的に、日本の緑茶ならどれでも合います。ただ、いろいろな茶葉を試してみたところ、香りに個性があるお茶でつくると、よりその魅力が引き立つと実感しました」

 

今回、ブレケルさんが用意してくれたのは静岡県で栽培されている「香駿(こうしゅん)」という茶葉。

↑「LOVE AT FIRST SIP 香駿」

 

「香駿は豊かな香りが特徴の品種です。お茶本来のうまみと渋味のバランスが良いうえ、ハーブやフラワーのニュアンス、フレッシュな森林の面影、さらにシナモンを思わせる甘やかさも。それぞれの個性は繊細ながらも、焼酎のお茶割りであればその魅力がしっかり感じられます」

 

実際に「香駿」を淹れてもらいましたが、その芳醇な香りがすぐに部屋中に広がりました。

 

ちなみに味わいや香りのほかにも、産地に注目して選ぶのも良いとのこと。例えば、焼酎の名産地である九州産の茶葉と合わせるのもオススメだとか。

 

「『極上〈宝焼酎〉には宮崎県の黒壁蔵の樽貯蔵熟成酒が3%含まれています。それなら宮崎県産の茶葉と組み合わせるのも面白いのではないでしょうか。また、全国で栽培されている品種『やぶきた』も、焼酎の産地とのテロワールを意識すると、新たな味わいを発見できるかもしれません」

 

 

至高のお茶割りのつくり方

それではブレケルさんに、「極上〈宝焼酎〉と「LOVE AT FIRST SIP 香駿」を使った“至高のお茶割り”をつくっていただきましょう。

 

1.グラスに氷と焼酎を入れる

「まずは、氷をたっぷり入れたグラスに『極上〈宝焼酎〉』を注いで混ぜておきます。ブレンドの割合は、焼酎1に対してお茶が4。ベースのアルコール度数が25%なら、割ると5%となります」(ブレケルさん)

 

2.茶葉を多めに、濃く淹れる

「通常、約200mlのお湯に対して茶葉は約6gのところ、お茶割りは焼酎や氷で薄まるので約8gを使いましょう。20~30%多めが目安です」

 

3.急須に茶葉を入れお湯を注ぐ

「沸かしたお湯を湯冷しに注ぎ、1分程度待つと適温になります。温度の目安は70~80℃。熱すぎると苦渋味が強く出ますので、要注意です。お湯を注いだら、煎茶の香味がバランスよく出るまで1分。深蒸し茶なら30~40秒待ちます」

 

 

4.お茶をグラスに注ぐ

「1分たったらグラスにお茶を注ぎ、マドラーで混ぜ合わせます」(ブレケルさん)

 

5.完成

 

 

それでは、完成した“至高のお茶割り”のお味はいかかでしょう?

 

「『極上〈宝焼酎〉』はまろやかな口当たりや甘やかな香味があるので、お茶の良さを引き出してくれますね。香駿の華やかさや爽快感とも見事に調和し、実においしいお茶割りです! お茶と焼酎が混ざることで、芳しい香りが広がるんですよ。このお茶割りを飲むと『え? お茶ってこんな世界もあったんだ!』と驚かされると思います」

 

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お茶割りの魅力は飲み方の多様性にアリ!

さらに、季節に合わせてホットや、水出し緑茶でもお茶割りを楽しんでほしいとブレケルさん。

 

「ホットの場合は湯飲み茶椀や耐熱グラスに『極上〈宝焼酎〉』を注ぎ、淹れたてのお茶と1対4で割るだけ。水出し緑茶は、750mlの冷水に対して15gの茶葉を使い、約6時間冷蔵庫に保管しながら抽出してください」

 

温度や淹れる時間などの違いで多様な楽しみ方ができるのも、お茶とお茶割りならでは。さらにブレケルさんは、「お茶は二煎目、三煎目と煎を重ねるごとの変化が楽しめる点も見逃さないように」とにっこり。

 

「一煎目は甘味とうまみが中心ですが、実は二煎目のほうが香りが際立つんです。淹れ方は、二煎目、三煎目と徐々に温度を上げながら、5~10秒程度の短時間で抽出すると、一煎目とは違った風味が楽しめます」(ブレケルさん)

 

極上〈宝焼酎〉」はペットボトル緑茶でも手軽に楽しめますが、こだわりの茶葉を使えば格別の味わいに。自分だけの“至高のお茶割り”を見つけてみてください。

 

 

取材・文/中山秀明 写真/湯浅立志(Y2)

お茶割りに「極上〈宝焼酎〉」が合う理由を宝酒造の開発担当者に直撃!

提供:宝酒造株式会社

無炭酸で心地よく飲める、食事に合うなどの理由で近年、若年層にも人気のお茶割り。なかでも緑茶割りはその大定番といっていいでしょう。宝酒造では「極上〈宝焼酎〉」こそが、この緑茶割り(以降「お茶割り」)にぴったりな焼酎であると自負しているそう。……これは、詳しく聞いてみなければ! と開発担当者を直撃取材してみることに。「極上〈宝焼酎〉」の製造上のこだわりや含まれる成分まで!? お茶割りにぴったりな理由について探っていきます。


宝酒造
極上〈宝焼酎〉

ポイント
・ピュアなアルコールに、大麦やトウモロコシを原料とした貯蔵熟成酒をブレンド。
・すっきりした飲みやすさと芳醇な香味を両立しており、お茶をはじめあらゆる割材と好相性。
・アルコール度数25度、220ml〜4Lまでの13アイテムをラインナップ。(写真は600ml)

 

おいしさのもととなるのは極限にまで磨いたピュアなアルコール

話を聞いたのは、宝酒造 商品第一部長の高橋悠典さん(※「高」は、はしごだか)。同社で長く焼酎の新商品開発を担当し、巨大な樽貯蔵庫などを有する「黒壁蔵」で焼酎の製造現場にも携わってきたお酒のスペシャリストです。

↑高橋悠典部長。「宝焼酎」商品全般の開発責任者であり、ブランド育成やマーケティングなどを担当

 

お茶割りに合う理由を聞く前に、まずは「極上〈宝焼酎〉」の原料と製造工程を把握しましょう。高橋さんに解説いただきました。

 

「味わいの土台となるのは、ピュアなアルコールです。主原料のサトウキビ糖蜜を、国内最大規模の連続式蒸留機で何度も蒸留を繰り返すことで不純物を取り除き、最終的に純度99.99%以上(※)に蒸留していきます」(高橋さん)

※エタノール以外の有機物割合が0.01%以下

 

■「宝焼酎」の製造工程

 

そして、「極上〈宝焼酎〉」のおいしさの要であるとともに、「宝焼酎」の全ブランドに欠かせない存在が、宮崎県・高鍋町の「黒壁蔵」に眠る多彩な樽貯蔵熟成酒。

 

「樽貯蔵熟成酒とひとことで言っても、味の“表情”は千差万別なんです。つくり方も樽の種類や貯蔵年月なども異なり、当社では約85種類につくり分けるとともに約2万樽を管理しています。これらを、定められた狙いとする味わいに沿ってピュアなアルコールとブレンドし、製品をつくりあげていくんです」(高橋さん)

↑黒壁蔵(宮崎県・高鍋町)に貯蔵されている樽貯蔵熟成酒

 

このように味づくりの要となるのは樽貯蔵熟成酒。ただしそれは、ベースのアルコールがきわめてクリアであってこそだと高橋さんは言います。

 

「例えるなら、真っ白なキャンバスに1滴の絵の具を垂らすイメージとでも言いましょうか。キャンバスとなるアルコールが“きれい”だからこそ、樽貯蔵熟成酒による狙ったおいしさや、個性的かつ飲みやすい味わいが生み出せる。この哲学が、代々受け継がれる『宝焼酎』のものづくりの根幹なんです」(高橋さん)

 

 

味わいは85種類の「樽貯蔵熟成酒」のブレンド次第

さきほどうかがったように、樽貯蔵熟成酒の数は85種類にも上ります。いったいどのように選び、ブレンドしていくのでしょうか?

↑樽貯蔵熟成酒には、樽の素材や貯蔵年数などによって85もの種類がある

 

「樽貯蔵熟成酒も蒸留酒ですが、大麦やとうもろこしなど原材料、発酵や蒸留方法、樽の材質やサイズ、貯蔵する年数によって香味に違いがあり、組み合わせによってバリエーションも広がります。そのなかから、例えば華やかなアロマが豊かであったり、樽のニュアンスが強かったり、余韻のどっしりした後味が香り高かったり。それぞれの特性を熟知した技術者がブレンドし、銘柄ごとに求めるおいしさをつくっているんです」(高橋さん)

 

樽は宮崎の雄大な自然のなかで呼吸をし、お酒の味を変化させていきます。“生き物”のように、どれひとつとして同じ味にはなりません。一方で「宝焼酎」は銘柄ごとの個性こそあれ、一つの銘柄の味は不変。安定して同じ味わいをつくり続けることも、黒壁蔵のブレンド担当者の仕事です。

 

「“酒は生き物である”ととらえて慈しみながら、1滴レベルで微調整。こうした匠の技術によって、発売当初から変わらないおいしさをお届けできているのだと思います」(高橋さん)

 

では、数あるラインナップのなかで今回の主役、「極上〈宝焼酎〉」の味わいにはどんな個性があるのでしょうか?

 

「宝焼酎ブランドにおいては、スタンダードな『宝焼酎』のプレミアム版。その特徴は、ほんのり甘い香りと、まろやかな口当たりをより豊かに感じられる味わいです。また、樽貯蔵熟成酒を3%ブレンドしていることも大事なポイントです」(高橋さん)

 

■宝焼酎味わいマトリクス

 

なお、樽貯蔵熟成酒のブレンド比率については、割合が高ければ高いほどおいしくなるというわけではないのだとか。各銘柄しか持ちえない味があり、飲む人の好み、飲み方、食との組み合わせなどによってそれぞれベストなおいしさが楽しめる……この多様性も「宝焼酎」ブランドの魅力といえるでしょう。そのなかでもお茶割りにオススメなのが、「極上〈宝焼酎〉」だというのです。

 

 

科学的にも証明されている!?
「極上〈宝焼酎〉」がお茶割りに合う決定的理由

ここからが本題。「極上〈宝焼酎〉」がお茶に合う理由とは? 味わいでいえば、ピュアですっきりした口当たり、そして余韻のコクや芳醇さが理由だと高橋さん。

 

「すっきりしているので、お茶の香りや渋味を邪魔しない。それでいてふくよかな余韻は、お茶のまろやかさや甘みと非常に好相性。それぞれが調和するため、おいしいお茶割りになるのです」(高橋さん)

 

この調和に関してまたしても活躍するのが、樽貯蔵熟成酒。樽で貯蔵することでオーク材からポリフェノールが溶出し、お茶に含まれるポリフェノールと相まって、味わいをひきたてているとか。さらに、香りの面でも樽貯蔵熟成酒の有用な成分が影響しているようです。

 

■お茶と極上〈宝焼酎〉の共通する成分

 

「香り成分はダマセノンやバニリン、フルフラール。これらがお茶の香りと引き立て合うことで相乗効果が生まれ、よりおいしく感じさせてくれるのです。また、ポリフェノールが加わることで、後味のコクに繋がっていると考えています」(高橋さん)

 

極上〈宝焼酎〉」はお茶と同じ成分を含んでいるからこそ、お茶割りにマッチする。それが真相のようです。

 

 

開発者がおすすめするお茶割りのつくり方は?

極上〈宝焼酎〉」によるお茶割りのおいしさを知り尽くしている高橋さんが実際に飲む際は、どのようなつくり方で楽しんでいるのでしょう? コツとともに教えていただきました。

 

1.グラスを冷やす

「まず、氷をグラスの中に目安はグラスの半分程度。グラスが冷えたところで『極上〈宝焼酎〉』を入れて氷と混ぜます」

 

2.「極上〈宝焼酎〉」を注ぎ、氷と混ぜながら冷やす

「グラスが冷えたら『極上〈宝焼酎〉』を注ぎ、氷と混ぜながら焼酎の温度も下げます」

 

3.よく冷えたお茶を注ぐ

「おすすめの割合は、焼酎1に対してお茶は5。アルコール度数25度の焼酎の場合、出来上がりの度数は4~5%ほどとなり、焼酎とお茶両方の味わいをバランスよく感じられます」

↑高橋さんがオススメする割合は、1:5

 

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もちろん、焼酎の割合を高くしたりお茶を多くしたりするのは自由。好みに応じて味の濃淡やバランスを調整できるのも、手づくりしたお茶割りの魅力です。

 

「お茶はペットボトルでかまいません。個人的には、抹茶入りのほうがよりすっきりした味で好きですね。また、色が鮮やかに出るのも抹茶入りタイプの魅力です。温かいお茶割りもオススメですが、その場合は急須で淹れたお茶のほうがまろやかでコク深くなりやすいと思います」(高橋さん)

 

お茶には緑茶以外にもウーロン茶やほうじ茶など様々。緑茶やジャスミン茶はとくによく合うそうですが、どんなお茶でも合うのがまた、『極上〈宝焼酎〉』がもつ懐の広さでしょう。ぜひお試しあれ!

 

取材・文/中山秀明 写真/湯浅立志(Y2)