ひとりの少女が日常と非日常を交錯する、南会津のトリップムービー。[南会津ショートフィルム/福島県南会津郡]

南会津ショートフィルム/高橋健人木村カエラから南会津まで、独自の映像を創造する高橋健人の世界。

感性も手法も異なる4人の映像作家の作品を通じて、様々な角度から南会津の魅力をお伝えする「南会津ショートフィルム」。1作目として、ミュージックビデオや舞台映像演出、CMなど多方面で活躍する映像ディレクター、高橋健人氏による「escape/regain南会津」が公開されました。東京で暮らす女の子が着の身着のまま南会津へと逃避行し、自然や人の営みに触れてゆく中で明日への活力を取り戻すーーそんな小さな物語を、「雑然として騒々しい見慣れた東京」と「雄大な自然に囲まれた閑静で美しい南会津」という、相対するシーンを重ねながら表現しています。

「自分も含めて都会に暮らす人にとっては、南会津の雄大な景色だけを見ても非日常に感じられてしまうと思いました。でも実際は東武鉄道で3時間半、乗り換えなしでふらっと行けてしまうという事実があって。意外と近い南会津をどう表現したら身近に感じてもらえるだろう、そこを考えることから始まりました」。

そうして高橋氏が出したキーワードは「リアリティ」。非日常的な場所(=南会津)が身近にあるという「リアル」に気づいて欲しいと高橋氏が選んだのは、多くの人が身近に感じるであろう東京の景色からストーリーを始めるということでした。「見慣れた東京の日常があることで、非日常の南会津の風景も自然なものとして入ってくるのではないかと。理屈ではなく、感覚的に『身近さ』を感じられる作品になっていると思います」。

作品づくりにおいては、「予想と真逆のことを必ず盛り込む」ことを大切にしているという高橋氏。例えばミュージックビデオなら、激しい曲調にあえて止まった画をあてるなど、一見相反する要素を入れることで対象の魅力を強調させたり、盛り上げることができる、と語ります。今回の作品もまさにこういった表現方法が全編通して使われているのですが、さらに印象的なのは、全く異なる東京と南会津の風景に共通点を見出し、対比させていること。独自の視点で切り取られた風景の対比をテンポよく表現することで、視聴者はより強くその世界に引き込まれていきます。

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あるひとりの少女が旅をする南会津のショートムービー。この「観音沼森林公園」を始め、様々なスポットが映像の舞台になっている

南会津の風景の特徴は、連なる低山と雲との交錯。この街だからこそ形成できる自然の描写も、高橋監督のこだわったところ。

南会津ショートフィルム/高橋健人秘めたる自然と人の営みが示す、実直に生きる尊さ。

「南会津のメジャーなスポットももちろん素晴らしくどれも画になるのですが、それより心惹かれたのは、そこへ向かう道中で見た田んぼ道や、地元の人しか訪れないであろう奥まった場所にある神社など、ありのままに守られてきた風景でした」と語る高橋氏は、南会津の人々による、質素で、丁寧で、真面目な営みに心打たれ、それもまた南会津の魅力のひとつだと思えたそうです。作品にはこうして偶然出会った美しい風景たちが、随所にちりばめられています。

地域の人々が丁寧に管理し守ってきたものに触れていく中で、自身も丁寧に真面目に毎日を過ごそうと思えるような、「心がしゃんとする」気持ちを感じたという高橋氏。それは「癒し」とは少し異なる「回復する」感覚であり、作品には「escape/regain南会津」というタイトルが付けられました。物語の中でとりわけ印象的なのが、主人公が水中に飛び込むシーン。南会津の清らかな水が体を包み込み、流れに身をまかせるようなアクションに、回復していく気持ちの切り替えを表現したといいます。

「何気ない風景に感じる南会津の魅力を盛り込んだ作品になったのは、少しひねくれた自分らしい視点だと思っています。しかし南会津はどこを撮ってもいい景色で、『リアリティーのある身近な』というさじ加減がすごく難しかった。ものすごく贅沢な悩みでした」。

思考を超えた、感覚的な視点から見る南会津の風景は、心にどう映るのか。感性を解放した先にたどり着くのは、この物語のように清らかで、慈愛に満ちた世界かもしれません。


(supported by 東武鉄道

宮城県仙台市出身。 音楽と密接にリンクしたグルーヴ感のある映像表現を得意とし、 andropや木村カエラのミュージックビデオや、TVCM、ステージ演出、VJなど 幅広いジャンルでの演出を行い、2012年には「映像作家100人」に選出されている。

監督 高橋健人
編集 磯部今日平
編集協力 平澤里奈
撮影監督 武田浩明
撮影助手 土井陽
音楽 宮﨑雨水男
マネージャー 吉田彩乃

プロデューサー 植田 城維、北代 武士
制作 原田 大誠、川嶋紀貴、政岡 祐子
スチール nasatam
車両 佐藤 学
南会津コーディネーター 瀬田恒夫

出演 ウハラ

撮影協力
クライミング ホンダタツ、さいとうゆき、金田 英俊

大内宿
只浦 豊次、佐藤 顕、安倍ユミ子

標高1,200mの絶景の中に拓かれた、日本初の山岳リゾート。[Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN/長野県北安曇郡白馬村]

世界有数の絶景スポット・白馬の八方尾根の中でも最もダイナミックな景観を誇る北尾根高原に、snow peakが総合監修したグランピング施設が誕生。

スノーピーク フィールドスイート 白馬・北尾根高原北アルプスの絶景と大自然を独り占め!

夏のリゾートといえば高原! 暑さが増すにつれて山に惹かれる「山派」には、心浮き立つ季節の到来です。
そんな山を愛する人々垂涎(すいぜん)の、爽快なグランピング施設が白馬に誕生しました。
 
その名は『Snow Peak FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN(スノーピーク フィールドスイート 白馬・北尾根高原)』(以下『FIELD SUITE』)。
標高3000m超の北アルプスの頂上から、標高800mの山麓までを一望できる、日本初の「山岳リゾート」。標高差2000m以上にも及ぶ、白馬のダイナミックな絶景を独り占めできます。

アウトドアのトップブランド・snow peakのプロデュースによる至れり尽くせりのグランピング体験。

白馬の大自然を貸し切り感覚で満喫できる!夜の星空から明け方まで、何もかもが美しい。

スノーピーク フィールドスイート 白馬・北尾根高原全てのコンテンツがゴージャスな「特別」。

『FIELD SUITE』の自慢は3つの「日本初」。下記の「他にはない」特別で、訪れたゲストを魅了してくれます。
 
まずは何度強調しても足りない白馬の絶景。海外からの観光客も目を見張る、日本離れした眺望が楽しめます。
 
次に専任のコンシェルジュが常駐していること。
国内最高単価(1泊あたり7~11万円)のグランピング施設にふさわしく、最大16名(8室×2名)のゲストに対して、それを超える20名以上のスタッフがおもてなし。リゾートホテル並みのホスピタリティーで、準備がいっさい不要な極上のアウトドア・リゾートを演出してくれます。
 
最後は、料理の質も重んじるオーベルジュ・スタイルであること。
食事はテントルーム内で供しつつ、クロス敷きのテーブルにカトラリーやワイングラスを並べた、高級リゾート並みのコースディナーとなっています。イタリアの星つきレストランで約6年間修業したシェフのハイレベルな料理は、長野の豊かな食材と相まって、極上の充足感をもたらすでしょう。

大自然の中でラグジュアリーな晩餐を堪能(写真はディナーテーブルのセッティング)。

約50㎡の空間と、同じく約50㎡のデッキを備えた「テントルーム」の内部。写真はテストイベント時の撮影のため、オープン後は更にゆったりしたしつらえとなる。

全天候型で快適さを追求した「住箱スイート」。約100㎡のウッドデッキをリビングルームにすることができ、「フィールドスイートルーム」と呼ぶにふさわしい佇まい。

スノーピーク フィールドスイート 白馬・北尾根高原2タイプの客室で優雅な休日を過ごす。

『FIELD SUITE』の客室は、特別に開発された7室の「テントルーム」と、1室の「住箱スイート」で成り立っています。
 
グリーンシーズン(5月~11月)は、テントルームで白馬ならではの大自然とアウトドアを満喫。そしてスノーシーズン(12月~4月)は、日本屈指の建築家・隈 研吾氏の設計によるモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」をアレンジした「住箱スイート」で、静寂に満ちた白銀の世界に佇むことができます。
 
優れた断熱性能を備え、エアコンも完備したこの「住箱スイート」は、「ゲストに白馬の醍醐味であるパウダースノーを暖かく快適にお楽しみ頂きたい」というスタッフの心遣い。更にスキー場内に設置されているので、朝一番にバージンスノーを滑降することもできます。
 
人里離れた高山の懐(ふところ)は、日常を忘れられる異空間。夕方からは一般客も去り、物音ひとつしない静寂の世界が広がります。

刻々と暮れなずむ空から、満天の星、ご来光まで、ここに滞在しないと見られない絶景がたっぷり!

パーティスタイルのディナー。白馬の魅力を知り尽くしたスタッフや、他のゲストたちとの語らいも楽しめる。 

空が燃えているのような白馬のご来光。雄大な北アルプスを染めるモルゲンロートは、白馬が最も美しく輝く瞬間(鑑賞期間:4月下旬~11月上旬)。

「住箱スイート」は現在1室のみだが、将来的には8室まで増やす予定。

スノーピーク フィールドスイート 白馬・北尾根高原気の向くままに、フリーダムに。白馬の自然を遊び尽くす! 

これだけ贅沢な空間ゆえに、「何もしない贅沢」もお勧めですが、白馬・北尾根高原の大自然を満喫できるエクスペリエンス(体験)も見逃せません。
 
爽やかなブナ林を散策できる、片道約30分の『森のトレイル』(5月下旬~11月上旬)。白馬三山を眺めながら入れる『高原の露天温泉』。200種類を超える山野草が広大な原野にさざめく『ネイチャーフラワーパーク』など、白馬を満喫できる体験が目白押し!
懇切丁寧なコンシェルジュのサポートで、やはり準備不要の快適なアウトドア体験ができます。

身も心も解きほぐされる、客室デッキでの『高原マッサージ』。

オプションの『カヌーランチ』。期待以上の忘れられない休日が待つ。

常駐の専属シェフによる大満足のディナー。

スノーピーク フィールドスイート 白馬・北尾根高原降るような星空のもとで、ゴージャスなディナーとドリンクに酔う。

一日のフィナーレを飾るディナーは、常駐の専属シェフによる贅沢なコースメニューです。
 
長野県内の牧場から仕入れた牛肉や乳製品、寒暖差で甘さと旨味を蓄えた野菜やエディブルフラワーなど、高品質な地元産にこだわった料理と、やはり長野県産の希少なワインとのマリアージュが楽しめます。
 
更に朝食は、のんびりゆったり味わえるルームサービス・スタイル。白馬の絶景を望める客室内で、やはり手間ひま不要のグルメを堪能できます。加えて、チェックアウト後のアクティビティに持参できるランチボックスもサービス。滞在中のドリンクは全てインクルーシブ(宿泊料金に込み)で、ソフトドリンクからアルコールまで好きなだけ飲むことができます。

オールフリーのドリンクカウンター『カモシカラウンジ』には、信州特産の希少なワインや地ビールなどが盛りだくさん(14:00~16:30 / 7:00~10:00)。

ディナー後から22:00までオープンの『焚き火バー』では、こだわりのおつまみも提供。

雪上の『焚き火バー』。冬には冬の楽しみが待つ。

スノーピーク フィールドスイート 白馬・北尾根高原静寂漂う大人のリゾートと、あらゆる層へのホスピタリティを両立。

「グラマラス(魅惑的な)」+「キャンピング」を組み合わせた造語であり、ホテル並の快適なサービスを旨とする「グランピング」。その中でも『FIELD SUITE』は、ご紹介したとおりの数ランク上のサービスを味あわせてくれます。

白馬という唯一無二のフィールドを舞台に、手ぶらでホテル並みの快適なアウトドア体験を。そんな“オールインクルーシブ”な大人向けのスポットですが、今後はさらにサービスを充実させていくそうです。
 
「基本的にはお子様をお断りし、大人がゆったり過ごせる空間を提供してまいりますが、今後はテーマを設けてファミリーウィーク・スパイベント・ワインイベント・デジタルデトックスなど、お客様に合わせた付加価値を提供していきたいと考えております」とのこと。
 
オープン直後から進化を続ける、ラグジュアリーな新スポット。
ここにしかない「特別」を求めて、多くの人々が訪れそうです。

アフリカのサファリパークやカナダの国立公園内のグランピングにも負けないレベルを目指す(写真はシェフズテーブルによる朝食)。

全てを表現する大自然の中で、心も高みに導かれていく。

住所:長野県北安曇郡白馬村 白馬・北尾根高原内 MAP
電話:090-2524-4555
休日:なし
料金:7万円~(おひとり様あたり・1泊3食/ドリンク・送迎等オールインクルーシブ)
FIELD SUITE HAKUBA KITAONE KOGEN HP:fieldsuite-hakuba.com

日本食文化の一大潮流「アマゾンカカオ」。その仕掛け人のシェフが軽井沢にレストランを開くまで。[LA CASA DI Tetsuo Ota/長野県軽井沢町]

ラ カーサ ディ テツオ オオタOVERVIEW

2019年6月、軽井沢の別荘地にある1軒の瀟洒(しょうしゃ)な建物で、とあるレストランの開店準備が進められていました。完成したばかりの看板には『LA CASA DI Tetsuo Ota』の文字。この「太田哲雄」という名に聞き覚えのある方も多いことでしょう。アマゾン産の高品質なカカオ「アマゾンカカオ」を世に送り出し、レストランの現場から少し離れた現在も日本の外食シーンに多大な影響を及ぼし続ける人物です。

そんな太田氏が、満を持して作り上げたレストラン兼カカオラボこそ、この『LA CASA DI Tetsuo Ota』なのです。長野県白馬村で生まれ、自然に囲まれながら育った太田氏。海外の名だたる店で腕を磨き、料理人としてだけではない多彩な視点で食を見つめる太田氏が、新天地・軽井沢で刻む新たな一歩です。

一方で、「長野県人として、軽井沢だけにフォーカスしたくない」とも。長野県全域から食材を探し、更に自身のキャリアの中で出合った各国の食材も積極的に使用。もちろんアマゾンカカオも重要な食材として登場します。太田氏が標榜するのは食材の消費だけでなく、地域全体の食の底上げによる「地産地消の一歩先」。そんな言葉に込められた思いを紐解きます。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字発地342-100 MAP

電話:0267-41-0059

「情の時代」に直面している問題を「情」により打ち破ることを目指し、現代社会の課題に挑む。[あいちトリエンナーレ2019/愛知県名古屋市・豊田市]

国内外から92組以上のアーティストを迎え、現代美術に66組、映像プログラムに14組、そして舞台芸術に9組、更に音楽プログラムに3組が登場。ゴージャスなラインナップで人々を魅了する(2019年7月8日時点の発表)。

あいちトリエンナーレ2019今、この時代にこそ問いかけるべき課題を多様なアート群で表現。

現代アートと社会問題。それは切っても切り離せない関係にあります。なぜなら時代の課題をアーティストならではの視点で切り取り、そこに浮かび上がってきたイメージを具現化することこそが、現代アートの本質であり、また、目標でもあるからです。
 
そんな現代アートの本領発揮ともいえる芸術祭が、2019年の夏、愛知県で盛大に催されます。
それは『あいちトリエンナーレ2019』。
3年に1度行われる国内最大規模の国際芸術祭で、今回のテーマは「情の時代」。メイン会場の名古屋市に加え、毎回変わる開催都市に、世界有数の工業都市・豊田市を選定。インダストリアルな要素も加味し、美術館・文化施設・まちなか・商店街などを舞台に75日間の祭典を繰り広げます。
 
現代美術の展示はもちろん、映像プログラムや舞台芸術、そして今回初となる音楽プログラムも実施。更にゲストの鑑賞体験をより豊かにするために、ラーニングプログラムも充実させました。加えてアート・プレイグラウンド(各会場にテーマを設けて来場者の創造性や主体性に着目したプログラムを行う)も実施する他、これまでに、アーティストを県内の小学校へ派遣してのワークショップなども行われました。
 
年代・性別・立場を超えて、あらゆる人々がシームレスにアートを楽しめる場――そんな理想を実現するために、随所に革新的な試みがなされています。

【関連記事】あいちトリエンナーレ2019/アート界と芸術祭の在り方に一石を投じる、未来への変革を目指す。

会場のひとつ『愛知芸術文化センター』。愛知県美術館と愛知県芸術劇場などからなる、国内屈指の総合芸術文化施設。

様々なジャンルの「アート」を複合的に取り上げ、35歳以下の若手アーティストも積極的に登用。瑞々しい感性を多くの人々に知ってもらう場としている。
青木美紅 Aoki Miku《1996》 2019
Photo: Tetsuya Matsushita

多様な表現を横断する、最先端の芸術作品に出会える。
津田道子 Tsuda Michiko《あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。》 2016、「オープン・スペース 2016 メディア・コンシャス」NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、東京

毎回変わる芸術監督には、2019年はジャーナリストの津田大介氏が就任。ジャーナリストならではの視点で現代の諸問題に切り込む。

あいちトリエンナーレ2019テーマは「情の時代」。ジャーナリストの芸術監督が現代社会の病理に着目。

現在、世界は共通の悩みを抱えています。その源泉にあるのは、先行きが見えず、「我々はいわれなき危険に晒されているのではないか?」という曖昧模糊(あいまいもこ)とした不安です。「わからない」ことは人々に不安をもたらし、本来はグレーであるものにまで明確な答えや対立軸を求めるようになってしまいます。

そんな「情」報化社会ならではの病理は、反面、人本来の「情」である「なさけ」や「思いやり」によって解決できます。このような理想をテーマにかかげ、様々な対立軸の中庸(ちゅうよう)を探りながら「アート」本来の領域を取り戻していく――それが『あいちトリエンナーレ2019』のテーマに込められた思いだそうです。
 
「アート」の語源はラテン語の「アルス」や、ギリシア語の「テクネー」だといわれています。これらは「古典に基づいた教養や作法を駆使する技芸」一般を指すそうですが、このような先人たちの指針に倣い、我々現代人も「情」によって「情」を飼いならす「技」を身につけなければならないのではないか? それこそが本来の「アート」の目的ではないのか? といった啓発が、この国内最大規模の芸術祭には込められています。
 
舞台は国内屈指の「技」によって日本のモノづくりをリードする、都市であり、また地方でもある「あいち」。ここで繰り広げられる本物の「アート」の祭典は、きっとあなたの意識に変革をもたらすでしょう。

全世界で参加型プロジェクト《The Clothesline》を展開するモニカ・メイヤー、越後正志、サカナクションといった著名なアーティストから、新進気鋭の若手アーティストにいたるまで、国内外の意欲的なアーティストたちが厳正な選考を経て集結。
越後正志 Echigo Masashi《火のないところに煙は立たず》 2013
Photo: Keisuke Yunoki
Courtesy of the artist

本来の「アート」の再生や文化芸術の日常生活への浸透を目指しながらも、誰もが親しみやすく、楽しめるアプローチを実現。
アイシェ・エルクメン Ayşe Erkmen《On Water》 2017
Photo: Roman Mensing/Münster

綺羅星(きらぼし)のようなめくるめくアートが「あいち」を彩る。
和田唯奈(しんかぞく)《Empty and Poke》 2018
Photo: Hideto Nagatsuka

あいちトリエンナーレ2019理想は高くとも親しみやすく。町と日常を彩るエンターテイメント。

とはいえ、『あいちトリエンナーレ2019』は決して難解でも親しみにくいイベントでもありません。それは主催の愛知県が提唱する、『あいちトリエンナーレ』を「“ここ”で開催する意義」を紐解くとわかります。
 
その第一は、「世界の文化芸術の発展に貢献」するため。上質かつ国際的にも通用する作品群の展示を大前提としながら、「文化芸術の日常生活への浸透」を目指しています。更に地元の人々やアートに興味のない人々にもなじみやすく、アーティスト自らのガイド等によって、より作品の世界にディープに浸ることもできます。
 
加えて、「地域の魅力の向上」を目指し、「あいち」にもともと備わっている魅力を深く掘り下げるという使命も。そのため旅やイベント好きの人々もライトに楽しめる、気さくでポジティブな「お祭り」となっています。

アートと現代の課題を複合的に組み合わせながらも、エンターテイメントに満ちたイベントとなっている。
ジェームズ・ブライドル James Bridle
《ドローン・シャドー002》2012、イスタンブール(トルコ)

芸術祭は夕方に終わることが多いが、展示・舞台芸術ともに20時まで見られるように調整。朝から夜まで楽しめる「お祭り」としている。
高山 明 (Port B) Takayama Akira (Port B)
『ワーグナー・プロジェクト ―「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―』2017、KAAT神奈川芸術劇場、神奈川

あいちトリエンナーレ2019参加型のプログラムでより現代アートに親しむ!

また、世代や条件を問わないバリアフリーなプログラムによって、アートやアーティストたちと気軽に触れ合うことができます。例えばキュレーターらの解説を聞きながら楽しめる「ベビーカーツアー(要事前申込・抽選)」。愛知芸術文化センター・名古屋市美術館・豊田市美術館の各展示で申し込むことができ、生後18ヵ月までのお子様とともにアートを鑑賞できます。
 
次に紹介するのは、古着を材料として芸術監督やアート・プレイグラウンドの参加者たちのための「ユニフォーム」を作るイベント。更に「対話型アート鑑賞」ができるツアーや、アーティスト自身が作品の見所を紹介してくれる『アーティスト「と」みるツアー』などなど、鑑賞体験をより深められるプログラムが目白押しです。

日比野克彦《DNA RIVER》 2006 個展「HIBINO DNA AND-日比野克彦 応答せよ!!- 」岐阜県美術館、岐阜

今津 景 Imazu Kei《ロングタームメモリー》 2019、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」森美術館、東京
Courtesy of ANOMALY

バルテレミ・トグォ Barthélémy Toguo《Water Dance》 2015、WOMAD、チャールトン・パーク、マルムズベリー(英国)
© Courtesy Galerie Lelong, Paris & Bandjoun Station, Cameroon

あいちトリエンナーレ2019アート界特有の問題も改善。

更に『あいちトリエンナーレ2019』は、アート界がはらむ諸問題にも着目しています。いわゆる「ガラスの天井(能力や実績に関わらず、性別やマイノリティ等の本人に因(よ)らない要素によって、組織や業界内での評価や昇進が妨げられること)」のせいで男女比がいびつになっていた参加アーティストの内訳を、ほぼ半々にしました。加えてアーティストの制作費用を支援する体制をつくり、クラウドファンディング方式で一般からの支援も公募。著名なアーティストや中堅アーティストが中心だった従来の芸術祭とは、一線を画す芸術祭となっています。
 
こちらの続きでは、それらの変革を成し遂げた芸術監督の津田大介氏にインタビュー。よりディープに『あいちトリエンナーレ2019』が目指す境地に迫ります。

目に見えないもの、知らずのうちに目をそらしてしまっているものに意識を注ぐ。
鷲尾友公 Washio Tomoyuki《seven years one day》 2014、「粟津潔、マクリヒロゲル 1 美術が野を走る:粟津潔とパフォーマンス」金沢21世紀美術館、石川
Photo: Atsushi Nakamichi / Nacása & Partners
Courtesy of 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa

エキソニモ exonemo《Kiss, or Dual Monitors》 2017
「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」水戸芸術館現代美術ギャラリー、茨城
Photo: Niko

75日間の祭典の中であなたは何を見る?
袁廣鳴(ユェン・グァンミン)Yuan Goang-Ming《日常の演習》 2018、「明日の楽園-袁廣鳴個展」TKG+、台北(台湾)
Courtesy of the artist

開催期間: 2019年8月1日(木)~10月14日(月・祝) [75日間]
会場:愛知芸術文化センター
   名古屋市美術館
   名古屋市内のまちなか(四間道・円頓寺)
   豊田市(豊田市美術館及び豊田市駅周辺)
あいちトリエンナーレ2019 HP : http://aichitriennale.jp/
写真提供:あいちトリエンナーレ実行委員会

『CAFÉ JI MAMA』五十嵐氏を通してみる素顔の南会津。前編。[NEW GENERATION HOPPING MINAMI AIZU/福島県南会津郡]

2019年6月29日から6月30日の1泊2日限定で開催された南会津ツアーでの1コマ。

ニュージェネレーションホッピング南会津特急リバティに乗って、改札さえない小さな無人駅へ!

2018年から1年以上かけて南会津のリポートを行ってきたONESTORYが、今年4回に渡って四季それぞれの南会津の魅力を詰め込んだオリジナルツアーをプロデュース。その皮切りとなるツアーが6月最後の週末に開催されました。ナビゲーターを務めたのは、会津田島にある『CAFÉ JI MAMA』のマスター・五十嵐大輔氏。2010年より有志がボランティアで企画・運営を行う野外音楽フェス「大宴会in南会津」の中心人物でもあります。

ちなみに店名の「ジーママ」は沖縄の方言で「自由気まま」という意味。今回のツアーも「自由気まま」を軸に、ガイドブックにはない秘密のスポット、心尽くしの郷土料理や地酒、地元を盛り上げる面白い人達との触れあいが楽しめる趣向になっています。

五十嵐さんというフィルターを通した1泊2日の南会津の旅は、名所を点と点で辿る旅とは異なる表情を見せてくれました。その模様を前後編に分けてリポートします。まずは初日の様子をご覧ください。

【関連記事】NEW GENERATION HOPPING MINAMI AIZU/『CAFÉ JI MAMA』五十嵐氏を通してみる素顔の南会津。後編。

浅草を朝9時に出発し、特急リバティに揺られて3時間あまり。南会津にある完全無人の「会津山村道場」駅に到着。

ニュージェネレーションホッピング南会津動物が遊びに来る森の中で、じっくり煮込んだ無水カレーを。

奇跡的な梅雨の晴れ間、浅草から3時間余りで特急リバティが着いたのは無人駅「会津山村道場」。小さな駅には改札すらなく、「本当にこの駅でよかったの?」と少し心配に。そんな不安を一瞬で吹き飛ばしてくれた笑顔のスタッフに促され、用意されていたバスに乗り込みます。5分程で着いたのは緑が気持ちいいオートキャンプ場。柔らかな下草の上を歩き、ふと前を見ると紅白幕に「大宴会」の文字。その傍らには人懐っこい笑顔の人物が立っています。「ようこそ、いらっしゃいました。私が五十嵐です」。実はここ、ローカルならではの温かみが人気の野外音楽フェス「大宴会in南会津」の会場にもなっている場所で、開催時には1000人ほどの人が押し寄せるそう。

促されるままに草原を進むと、特設キッチンと大きな木製テーブル。火にかかった寸胴からは芳ばしい匂いが漂ってきます。「今日は地元で採れたサラダにオリジナルチキンカレーを召し上がって頂きます」。ほろほろと繊維がほどけるまで煮込まれたチキンと野菜の旨みが溶け合ったルーは堪らない美味しさ。「もしかしたら、カモシカが見られるかも?」とは五十嵐氏の奥様・史織氏。この辺りは動物が多く、兎やたぬき、鹿がやってくることもあるのだとか。珍客の登場を待ちつつ、配られた白いカップを手に取ります。ぽってりとした白磁のカップは少し青みがかっており手馴染みも抜群。これは、会津本郷焼の『工房 爽』のもの。丁寧にハンドドリップで淹れて頂いたコーヒーを飲んでいると、ホッと気が弛みます。午後からは、ほどけた心に何が飛び込んでくるのでしょうか?

着いた先は、音楽フェス「大宴会in南会津」の会場と同じ會津山村道場。紅白幕の前で参加者を出迎えてくれたのは、編み笠をかぶった五十嵐氏。

會津山村道場の入口には2010年から始まった「大宴会in南会津」のポスターが貼られている。名だたるアーティストに「あ、この人も来たんだ!」という声が方々から挙がった。

森のなかに設えられたランチ会場。愛らしいガーランドで飾り付けられた森のダイニング。机やキッチンの上には紫色のカラーや野草が活けられていた。

木製玩具のブランド「マストロ・ジェッペット」の動物があしらわれた名札。参加者はこの裏に名前を書き、互いの名前を呼び合った。

玉ねぎやトマトなど野菜から抽出した水分のみで2日間煮込んだ無水カレー。複雑な旨みながら胃に優しい味わい。

総勢11名がサラダやカレーに舌鼓を打った。「7月になれば、名産の南郷トマトが出てきますよ」と五十嵐氏。

コーヒーをサーブする史織氏。豆はコーヒーの栽培から製造、販売まで手掛ける茨城県の名店「サザ・コーヒー」のものを使用。

ニュージェネレーションホッピング南会津心地いい風を受けて、爽快サイクリング。

食後のアクティビティはサイクリング。初めての電動アシスト自転車はひと漕ぎでグンと距離が伸び、アップダウンの多い地形でも快適です。先陣を切って走るのは、生粋のサイクリスト・野田雅之氏。地元の方が考えたコースを走っていると、ただの情報が実感として立ちあがってくるのを感じます。例えば、「南会津の80パーセントは山林」という数字。自転車で走っていると、常に山が周囲を取り囲み、豊かな自然に包まれている感覚を覚えます。都内近郊に比べて稲がまだ赤ちゃんサイズなのも、東北の春は少し遅れてやってくること、ゆえに田植え時期が遅いことの証左。

田んぼで虫を食むサギや鴨を眺めつつペダルを漕ぎ続けると、一帯が見渡せる小高い丘で、野田氏が自転車を止めました。「私はここから見る風景が大好きで。春は新緑、夏は緑と空の青さのコントラスト、一帯が金色に染まる実りの季節は最高です。ここらは有数の豪雪地帯ですが、一面が真っ白になる冬もいいものです」。四季の移り変わりを感じとれる自分だけの場所を持っている野田氏がうらやましくなった瞬間でした。その高台の奥に小さな神社があります。鳥居をくぐった瞬間、結界を越えて神の領域に足を踏み入れたような厳かな気持ちになりました。土地の方が祈りを捧げる場所だからでしょうか。敷地内には男杉、女杉と呼ばれる樹齢数百年のご神木があり、迫力ある佇まいに圧倒されます。

「まだ梅の実ほどの大きさでしょ」と言われて触ったりんごの可愛らしさ、「あそこだけ木がないでしょう? 実はわらび園なんですよ」と指さされてみた山肌のコントラスト。近景も遠景も、野田氏や五十嵐氏の言葉と一緒にメモリーに刻み込む事で、思い出の彩度がよりあがった気がします。

ヘルメットをかぶり、電動アシスト自転車を物色する参加者一同。簡単な説明で初心者でもすぐに乗れるようになった。

隊列をナビゲートするのはサイクリストの野田氏。自転車でこの地を訪れた際に人の温かさに惚れこみ、千葉の松戸から移住を決めた人物。

この辺りの田植えの時期は5月末から6月頭にかけてと少し遅い。伸び始めた稲が風になびくなかを駆け抜ける。

サイクリング後、地元の若者が営む農園の100パーセントりんごジュースが配られた。渇いた喉に優しい酸味と甘みが嬉しい。

ニュージェネレーションホッピング・南会津専用鎌を使って、アスパラの収穫体験。

自転車を降り、次に向かった先はビニールハウス。生い茂った葉はフワフワしていてフェンネルっぽいけれど、どこか違う。これは一体!? 実はここ、湯田浩史・久美夫妻が営むアスパラのビニールハウス。よく見ると、土からポコポコとアスパラが顔を出しています。「収穫シーズンが終わったアスパラの茎をそのまま伸ばしていくと、葉が出てこのような姿になります。しっかり世話をして根を張り巡らせておくと、来年の春にはそこから新しいアスパラが芽を出すんです。雪解け水が土を浄化するので春先のアスパラは最高に美味しいですよ」と湯田氏。

刃先がギザギザになったアスパラ専用の鎌(!)をお借りし、サクリと一振り。収穫したてのアスパラは、切り口からぽたぽたと水が滴り落ちる瑞々しさです。

湯田夫妻。収穫体験ができるよう、シーズン終わりの貴重なアスパラをたくさん残してくださっていた。

アスパラ専用というニッチな鎌を持ってパシャリ。「ここでしか撮れない記念写真を」、とばかりに皆シャッターを押しまくった。

両サイドに屹立するアスパラの森(!?)。太くて美味しそうな個体を探し、真剣モード。

気持ちいいほどまっすぐに伸びたアスパラたち。「収穫したては味が違いますよ」と湯田氏。

ニュージェネレーションホッピング南会津地酒に地ビール・・・地元尽くしの「ミニ大宴会」。

しばしのフリータイムのあと、夜のミニ大宴会へと向かいました。ミニなのに大とはこれいかに? 実は「大宴会in南会津」終了後にアーティストと地元の方が一緒にお酒を飲む打ち上げが楽しいと評判なので、それのミニ版を体験してもらおうというのがディナーの趣旨。会場となったのは『南会津マウンテンブルーイング/Taproom Beer Fridge』の裏庭です。オーナーの関根健裕氏はひとりで地ビール「アニービール」の醸造を行っており、この日はIPAとコーヒーを使ったフレーバーのクラフトビールが振る舞われました。降りしきる雨のなか、タープが張られた会場には次々に地元の方が集まってきます。大人数の乾杯で幕を開けたこの宴会、五十嵐氏や関根氏のお母様による郷土料理の差し入れや、『トポリーノ』の舟木久美子氏が手掛けるイタリアン前菜とビールの相乗効果で早々に打ち解けたムードになり、至る所で笑い声が響きました。

ビールをたっぷりいただいたところで、日本酒に移行しました。なんといっても南会津は全国有数の「酒どころ」。数多の酒蔵が切磋琢磨しあう環境にあり、そのひとつ「山の井」や「會津」を擁する『会津酒造』の専務・渡部裕高氏も参戦。県外には出回らないレア酒を注いでくださいました。クリアな飲み口でズンと胃の腑に届く旨みに思わずクーッという声にならない声が漏れます。場が温まったところで登場したのは先ほどのアスパラ。軽く塩をしただけなのに、味が凝縮したアスパラの美味しいこと! 

名物と旨い酒をしっかり腹に収めたところで、とっておきの場所に案内すると五十嵐氏。案内してもらわなければ気後れして入れなかったであろうスナックで二次会を楽しみ、夜は更けていったのでした。

【夏のツアーの詳細はこちら】「夏」のツアーは、写真家・小林紀晴氏と巡る、南会津写真紀行。地域の価値ある風景を撮る旅へ。


(supported by 東武鉄道

関根氏が醸造した「アニービール」で乾杯! ホップの鮮烈な香りが駆け抜けるIPAに「ビールは農作物なんだなぁ」としみじみ。

会津地方の祝いの席に欠かせない「こづゆ」を田島地方では「つゆじ」と呼ぶ。貝のお出汁が堪らないこの一品は五十嵐さんのお母様の差し入れ。

各家庭により味付けが異なる郷土料理の「ニシンの山椒漬け」も旨い。こちらは関根氏のお母様が差し入れて下さった。

参加者のアレックス氏は炭酸の立ち上り具合に興味津津。これはいいね!と、早々に一杯目を飲みほしてしまった。

会津酒造の渡部氏。参加者には南会津の名産・杉で作った枡が配られ、一同、香り高い器でクリアな酒を楽しんだ。

周囲を山に囲まれた南会津は寒暖差が激しく、豊富な雪解け水を持つ米どころでもある。旨い酒が生まれる条件が整っているのだ。

五十嵐氏の同級生・室井崇氏も登場。会場に活けられたカラーなどの花々は、花卉農家の室井氏が育てたもの。

出荷の際、長いアスパラは規格を揃えるため下部を切り落とすが、「採り立ては下の方ほど旨い」と湯田氏。そんな知恵を授かることができるのも、参加者と地元の方の距離が近いツアーならでは。

旨みを閉じ込めるためカットせずに焼いたアスパラをそのままガブリ。迸る瑞々しいエキスに方々から「うまい!」とため息が毀れた。

南会津では昔から味付けマトンがソウルフードとして根付いている。地元で評判のお店「目黒食肉店」で地元の味を満喫。

ビールの話になるととまらなくなる関根さん。いま、アメリカで評判の貴重なビールも冷蔵庫から出して下さった。

ほろ酔いの一行が辿りついた二次会会場は『アルフィー』という喫茶兼スナック。個人旅行で入るにはなかなか敷居が高い佇まいだ。

店内の壁には隙間なく貼られた古いポスターがびっしり。BGMはマスターが録りためた昔のラジオ番組。乾杯の発声はサイクリストの野田氏。

厚めのピザにタバスコをたっぷりかけて。酔っている時ほどジャンクな飯が旨い。なかにはクリームソーダを頼む参加者も。

住所:〒967-0004 福島県南会津郡 南会津町田島上町甲4004 MAP
電話:0241-62-8001
http://ji-mama.com/

【ギフトセット】藍染めとハンカチと藍染めプチ石けんセット

鮮やかな藍染めハンカチと小さな藍染め石けんのギフトセットです。お世話になったお礼のお品として、また就職や進学のお祝いのお品にも最適です。

藍染めハンカチと藍染めプチ石けんセットの商品画像

価格:2,310円(税込)

藍染めハンカチと藍染めプチ石けんセットトップ画像

◆ 鮮やかな藍染めハンカチと小さな藍染め石けんのセット

清潔感溢れる藍染めハンカチと小さな藍染め石けんのギフトセットです。
ご就職、昇進、お引っ越しなどのお祝いや、お世話になったお礼のお品として最適です。
ハンカチの種類は3種類よりいずれか1種類をお選び下さい。

藍染めハンカチ大柄チェックイメージ

藍染め石けん囲みイメージ

藍染めハンカチ群雲イメージ

<ハンカチ素材> 綿100%
<ハンカチサイズ> 約44cm×約44cm

<石けん全成分>
「グランブルー」:オリーブ油、水、パーム油、ヤシ油、水酸化Na、アイエキス、ホホバ種子油、香料(ラベンダー油)
※合成界面活性剤・合成保存料・合成着色料・合成香料・鉱物由来の成分は無添加です
※石鹸の青い色は、藍色工房特性のアイエキス由来の色で植物由来の色素です。


※この情報は実際のページと異なる場合がございますので、最新の情報は実際のページにてご確認ください。

料理人と魚屋、二人のプロフェッショナルの信頼関係が描き出した、常識を覆す全15品の魚料理。[DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS/青森県青森市]

青森の魚介の豊かさを表現した小ポーション多種のアミューズ。

ダイニングアウト青森浅虫コースの前に登場した10種の小さな魚料理。そこに秘められた思いとは。

2018年7月6日、7日、青森県浅虫温泉で開催された『DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS』は、大成功で幕を下ろしました。とりわけゲストを感動させたのは、魚介フレンチのスペシャリト・目黒浩太郎シェフが描き出した魚介料理の多様性。三方を海に囲まれた青森の豊かさを、コースのなかで見事に表現してみせたのです。

実は本番に先立ち食材視察のため訪れた青森で、目黒シェフは陸奥湾の魚介をみてつぶやいていました。「これほど豊かな魚介、当たり前のコースではとても表現しきれません」と。その言葉通り、本番で披露されたコースは、それぞれ異なる魚介を主役に据えた、15種類にも及ぶ料理。とりわけレセプションで供された2種のアペリティフ、そして常識を覆す8品ものアミューズは、一口サイズの小さな料理で魚介の個性を明確に伝える技と工夫が光りました。そこで今回はその10種の小さな料理の詳細と、そこに込めた目黒シェフの思いを紐解いてみましょう。

【関連記事】DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS 

魚介フレンチに特化した目黒シェフが、青森のバラエティ豊かな魚介に挑んだ。

ダイニングアウト青森浅虫レセプション会場で待っていた青森を象徴する2つの魚介。

青森空港に降り立ったゲストが最初に向かったレセプション会場は、青森県立美術館でした。そこにはウェルカムドリンクとともに、2種のアペリティフが準備されていました。

1つ目はバフンウニ。「ちょうど旬を迎えたバフンウニの素晴らしい旨味をダイレクトに伝えたかった」という料理は、バフンウニと乾燥させた卵黄を、米糠のチップスに乗せたフィンガーフード。卵黄の濃厚な味わいが、同じく濃厚なウニの風味と重層的に響き合います。

続く2つ目は「青森といえばやはりこれ」と、マグロの赤身を主役にしました。合わせるのはビーツ。同じ色調の素材を合わせながら複雑な味わいを描き出すのは、目黒シェフが得意とする手法です。旨味ととともに爽やかさも併せ持つ夏のマグロに、ビーツの土のニュアンスが別の表情を加えます。

どちらも“わかりやすい”魚介を使いつつ、未知の表情やアクセントを演出する料理。目黒シェフの技と、魚介への深い理解が窺えるスタートです。

軽く摘めるフィンガーフードに魚介の魅力を凝縮した。

ウニと卵黄。濃厚というキーワドをで同方向に向く特徴を合わせて相乗効果を狙う。

マグロとビーツは、異なる特徴同士をぶつけることで味の広がりを演出。

ダイニングアウト青森浅虫さまざまな要素が絡み実現した、常識破りの8品のアミューズ。

会場へ移動していよいよ晩餐の開始。ここでも意表をつく展開が待っていました。先述の8品におよぶアミューズでの幕開けです。そもそもフレンチのアミューズは、コースの前のおもてなしとして、1~2品が登場するのが一般的。それを計8品。それ自体をひとつのコースのように、緩急をつけ、素材感を出し、それでいて満腹になってしまわないようにテンポよく提供する。青森の魚介、シェフの技と知見、地元スタッフのサービスなど、さまざまな要素がかみ合って実現したものでした。もちろん、その内容も圧巻です。

たとえば一品目のホヤ。「どれも甲乙つけがたい魚介ですが、しいて言うならもっとも印象に残った食材」と目黒シェフを惹きつけた陸奥湾のホヤ。それは透明感ある味わいと力強い磯の香りを併せ持ち、目黒シェフをして「いままでのホヤのイメージが覆りました」といわせる逸品。シェフはここにリンゴ酢とハチミツ、スパイスの淡いソースを合わせ、そのクリアな持ち味を際立てました。

続くホタテは、青森の郷土料理である貝焼き味噌を目黒シェフの解釈で再構築し、軽いスナックに仕立てました。訪れた地元ゲストは「ホタテそのものよりもホタテの風味が濃い」と笑いました。青森ならではの食材・フジツボは、甲殻類のような風味を活かしベシャメルソース仕立てのエッグタルトに。フジツボが食べられることさえ知らなかった多くのゲストにとって、驚きの一品となったことでしょう。

アミューズはまだまだ続きます。甘みの濃いムラサキウニは、じっくりと炒めた新タマネギと合わせて甘みの相乗効果を狙います。ナマコの卵巣を重ねて干した珍味バチコは、油で揚げて香りを引き出すべく、なんとチュロスになりました。旬のカワハギはラベンダーのアイスパウダーを添えて、脂の乗ったアイナメはソーセージに、ワタリガニはビスクに。

次々と届く料理を口にするごとに、ゲストは陸奥湾の豊かさを感じます。シェフはあえて陸奥湾の豊かさを説明することはありません。ただ次々と登場する料理、それぞれの魚介の個性、心に響くおいしさを感じるにつけ、ゲストは目の前の海の豊かさを自然と思うのです。料理が、言葉よりも雄弁に真実を語った瞬間でした。

眼前に広がる陸奥湾。その海の恵みをテーブルの上に再現した。

ホヤ。水、リンゴ酢、ハチミツの淡いソースが、その味わいを引き立てた。

郷土料理に着想を得たホタテのチップス。地元への理解と敬意がゲストを感動させた。

フジツボのエッグタルト。フジツボと卵黄のモルネーソースをパイ生地とともに。

ムラサキウニと新タマネギを、丸ズッキーニに詰めた一品。

珍味のバチコを、意表を突くチュロス仕立てで。バチコの風味がふわりと立ち上がる。

肝と和えたカワハギのクリーミーさを、ラベンダーのアイスパウダーで強調した。

脂の乗った旬のアイナメをソーセージに。魚のソーセージは代官山『Abysse』でも定番。

ワタリガニと香味野菜のビスクを、かたやきせんべいとともに味わう趣向。

ダイニングアウト青森浅虫魚介料理を影で支えた、ひとりのプロフェッショナルの存在。

役となる魚介の魅力と個性を見抜き、それを引き立てる素材と調理法を確実に見つけ出す。それにより、スプーンで一口ほどのサイズでありながら、はっきりと素材の存在感が立つ料理となる。その圧倒されるほどの品々、もちろん目黒シェフの実力を改めて思わずにはいられません。しかし、これらの料理の影には、ひとりの力強い助っ人の存在もありました。
「今回の一番の驚きは、15種の魚介がひとつとして欠けずに揃ったこと」目黒シェフは今回の成功をそう振り返りました。それは同時に、すべての魚介の仕入れを一手に担当した『塩谷魚店』店主・塩谷孝氏への感謝の言葉でもあったのです。

塩谷氏は陸奥湾の魚介を知り尽くした魚のプロフェッショナルであると同時に、北日本神経〆師会会長として、料理に合わせたオーダーメイドの魚を提供する人物。視察のタイミングから繰り返し行動を共にし信頼関係を築いた目黒シェフと塩谷氏は、料理のイメージを共有し、あのアペリティフとアミューズを実現しました。すべての魚介を「どの浜のどんな漁師が、どんな思いで獲ったか」まで伝える塩谷氏。そんな熱意がシェフに伝わり、それぞれの魚介がいっそう輝いたのかもしれません。

『DINING OUT』当日、料理を堪能した塩谷氏はしみじみと話しました。「驚きもあるし、おいしいというのもある。でも一番は“うれしい”って気持ちですかね。目黒さんが青森の食材や伝統に敬意をもってくれているのが伝わりますから。漁師のみんなもきっと喜ぶと思います」

魚のプロフェッショナルと、魚料理のプロフェッショナル。二人の思いが合致し、陸奥湾の豊かさを描ききった料理。2品のアペリティフと8品のアミューズの裏には、そんな二人の友情にも似たストーリーが隠されていました。

青森の魚介を知り尽くす『塩谷魚店』の塩谷孝氏(写真左)。強面だが、青森の発展を願う心優しい人物。目黒シェフは自身の店でも塩谷氏の魚の使用をはじめた。

終演後の目黒シェフと塩谷氏。互いを認め合う二人の会話は途切れることなく続いた。

料理人と魚屋、二人のプロフェッショナルの信頼関係が描き出した、常識を覆す全15品の魚料理。[DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS/青森県青森市]

青森の魚介の豊かさを表現した小ポーション多種のアミューズ。

ダイニングアウト青森浅虫コースの前に登場した10種の小さな魚料理。そこに秘められた思いとは。

2018年7月6日、7日、青森県浅虫温泉で開催された『DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS』は、大成功で幕を下ろしました。とりわけゲストを感動させたのは、魚介フレンチのスペシャリト・目黒浩太郎シェフが描き出した魚介料理の多様性。三方を海に囲まれた青森の豊かさを、コースのなかで見事に表現してみせたのです。

実は本番に先立ち食材視察のため訪れた青森で、目黒シェフは陸奥湾の魚介をみてつぶやいていました。「これほど豊かな魚介、当たり前のコースではとても表現しきれません」と。その言葉通り、本番で披露されたコースは、それぞれ異なる魚介を主役に据えた、15種類にも及ぶ料理。とりわけレセプションで供された2種のアペリティフ、そして常識を覆す8品ものアミューズは、一口サイズの小さな料理で魚介の個性を明確に伝える技と工夫が光りました。そこで今回はその10種の小さな料理の詳細と、そこに込めた目黒シェフの思いを紐解いてみましょう。

【関連記事】DINING OUT AOMORI-ASAMUSHI with LEXUS 

魚介フレンチに特化した目黒シェフが、青森のバラエティ豊かな魚介に挑んだ。

ダイニングアウト青森浅虫レセプション会場で待っていた青森を象徴する2つの魚介。

青森空港に降り立ったゲストが最初に向かったレセプション会場は、青森県立美術館でした。そこにはウェルカムドリンクとともに、2種のアペリティフが準備されていました。

1つ目はバフンウニ。「ちょうど旬を迎えたバフンウニの素晴らしい旨味をダイレクトに伝えたかった」という料理は、バフンウニと乾燥させた卵黄を、米糠のチップスに乗せたフィンガーフード。卵黄の濃厚な味わいが、同じく濃厚なウニの風味と重層的に響き合います。

続く2つ目は「青森といえばやはりこれ」と、マグロの赤身を主役にしました。合わせるのはビーツ。同じ色調の素材を合わせながら複雑な味わいを描き出すのは、目黒シェフが得意とする手法です。旨味ととともに爽やかさも併せ持つ夏のマグロに、ビーツの土のニュアンスが別の表情を加えます。

どちらも“わかりやすい”魚介を使いつつ、未知の表情やアクセントを演出する料理。目黒シェフの技と、魚介への深い理解が窺えるスタートです。

軽く摘めるフィンガーフードに魚介の魅力を凝縮した。

ウニと卵黄。濃厚というキーワドをで同方向に向く特徴を合わせて相乗効果を狙う。

マグロとビーツは、異なる特徴同士をぶつけることで味の広がりを演出。

ダイニングアウト青森浅虫さまざまな要素が絡み実現した、常識破りの8品のアミューズ。

会場へ移動していよいよ晩餐の開始。ここでも意表をつく展開が待っていました。先述の8品におよぶアミューズでの幕開けです。そもそもフレンチのアミューズは、コースの前のおもてなしとして、1~2品が登場するのが一般的。それを計8品。それ自体をひとつのコースのように、緩急をつけ、素材感を出し、それでいて満腹になってしまわないようにテンポよく提供する。青森の魚介、シェフの技と知見、地元スタッフのサービスなど、さまざまな要素がかみ合って実現したものでした。もちろん、その内容も圧巻です。

たとえば一品目のホヤ。「どれも甲乙つけがたい魚介ですが、しいて言うならもっとも印象に残った食材」と目黒シェフを惹きつけた陸奥湾のホヤ。それは透明感ある味わいと力強い磯の香りを併せ持ち、目黒シェフをして「いままでのホヤのイメージが覆りました」といわせる逸品。シェフはここにリンゴ酢とハチミツ、スパイスの淡いソースを合わせ、そのクリアな持ち味を際立てました。

続くホタテは、青森の郷土料理である貝焼き味噌を目黒シェフの解釈で再構築し、軽いスナックに仕立てました。訪れた地元ゲストは「ホタテそのものよりもホタテの風味が濃い」と笑いました。青森ならではの食材・フジツボは、甲殻類のような風味を活かしベシャメルソース仕立てのエッグタルトに。フジツボが食べられることさえ知らなかった多くのゲストにとって、驚きの一品となったことでしょう。

アミューズはまだまだ続きます。甘みの濃いムラサキウニは、じっくりと炒めた新タマネギと合わせて甘みの相乗効果を狙います。ナマコの卵巣を重ねて干した珍味バチコは、油で揚げて香りを引き出すべく、なんとチュロスになりました。旬のカワハギはラベンダーのアイスパウダーを添えて、脂の乗ったアイナメはソーセージに、ワタリガニはビスクに。

次々と届く料理を口にするごとに、ゲストは陸奥湾の豊かさを感じます。シェフはあえて陸奥湾の豊かさを説明することはありません。ただ次々と登場する料理、それぞれの魚介の個性、心に響くおいしさを感じるにつけ、ゲストは目の前の海の豊かさを自然と思うのです。料理が、言葉よりも雄弁に真実を語った瞬間でした。

眼前に広がる陸奥湾。その海の恵みをテーブルの上に再現した。

ホヤ。水、リンゴ酢、ハチミツの淡いソースが、その味わいを引き立てた。

郷土料理に着想を得たホタテのチップス。地元への理解と敬意がゲストを感動させた。

フジツボのエッグタルト。フジツボと卵黄のモルネーソースをパイ生地とともに。

ムラサキウニと新タマネギを、丸ズッキーニに詰めた一品。

珍味のバチコを、意表を突くチュロス仕立てで。バチコの風味がふわりと立ち上がる。

肝と和えたカワハギのクリーミーさを、ラベンダーのアイスパウダーで強調した。

脂の乗った旬のアイナメをソーセージに。魚のソーセージは代官山『Abysse』でも定番。

ワタリガニと香味野菜のビスクを、かたやきせんべいとともに味わう趣向。

ダイニングアウト青森浅虫魚介料理を影で支えた、ひとりのプロフェッショナルの存在。

役となる魚介の魅力と個性を見抜き、それを引き立てる素材と調理法を確実に見つけ出す。それにより、スプーンで一口ほどのサイズでありながら、はっきりと素材の存在感が立つ料理となる。その圧倒されるほどの品々、もちろん目黒シェフの実力を改めて思わずにはいられません。しかし、これらの料理の影には、ひとりの力強い助っ人の存在もありました。
「今回の一番の驚きは、15種の魚介がひとつとして欠けずに揃ったこと」目黒シェフは今回の成功をそう振り返りました。それは同時に、すべての魚介の仕入れを一手に担当した『塩谷魚店』店主・塩谷孝氏への感謝の言葉でもあったのです。

塩谷氏は陸奥湾の魚介を知り尽くした魚のプロフェッショナルであると同時に、北日本神経〆師会会長として、料理に合わせたオーダーメイドの魚を提供する人物。視察のタイミングから繰り返し行動を共にし信頼関係を築いた目黒シェフと塩谷氏は、料理のイメージを共有し、あのアペリティフとアミューズを実現しました。すべての魚介を「どの浜のどんな漁師が、どんな思いで獲ったか」まで伝える塩谷氏。そんな熱意がシェフに伝わり、それぞれの魚介がいっそう輝いたのかもしれません。

『DINING OUT』当日、料理を堪能した塩谷氏はしみじみと話しました。「驚きもあるし、おいしいというのもある。でも一番は“うれしい”って気持ちですかね。目黒さんが青森の食材や伝統に敬意をもってくれているのが伝わりますから。漁師のみんなもきっと喜ぶと思います」

魚のプロフェッショナルと、魚料理のプロフェッショナル。二人の思いが合致し、陸奥湾の豊かさを描ききった料理。2品のアペリティフと8品のアミューズの裏には、そんな二人の友情にも似たストーリーが隠されていました。

青森の魚介を知り尽くす『塩谷魚店』の塩谷孝氏(写真左)。強面だが、青森の発展を願う心優しい人物。目黒シェフは自身の店でも塩谷氏の魚の使用をはじめた。

終演後の目黒シェフと塩谷氏。互いを認め合う二人の会話は途切れることなく続いた。

「五感」と「出会い」のミュージアム。[大分県立美術館/大分県大分市]

夜の闇に浮かぶ大分県立美術館。切子細工や寄木細工を連想させる木材のスクリーンが印象的だ。©Hiroyuki Hirai

大分県立美術館開かれた空間が内包する大分から芸術を発信する次世代の文化基地。

大分県立美術館は、2015年に開館した新しい美術館です。大分には、芸術の発信地として長らく愛されてきた県立芸術会館がありました。しかし、開館から40年近くが経って老朽化が目立つように。そこで、いわばバトンを引き継ぐかたちで、大分県立美術館が新たに建設される運びになりました。

設計は坂 茂(ばん・しげる)が手掛け、話題になりました。大分県出身の世界的建築家である磯崎 新(いそざき・あらた)に師事し、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した気鋭の建築家です。坂は、閉じられた空間になりがちな美術館をもっと多くの人に楽しんでもらいたいと考え、設計に反映しました。そのコンセプトと設計は高く評価され、2015年度JIA日本建築大賞を受賞しています。

1階アトリウム。ガラスを多用し、特に道路側のファサードは開閉可能とし、オープンな外観を実現。道路を挟んで向かいにはiichiko総合文化センターもあり、ともに大分の新しい文化・芸術の発信地を担う。©Hiroyuki Hirai

ミュージアムショップやカフェは、展示室に入場せずとも誰もが日常的に利用できるつくりになっている。©Hiroyuki Hirai

ファサードのスクリーンと同じく、大分県産の木材を使った天井が印象的な3階ホワイエ。幾何学的な模様は別府名産の竹細工のようでもある。©Hiroyuki Hirai

大分県立美術館日本画の巨匠・髙山辰雄をはじめとする約5000点の至宝。

コレクションは、旧県立芸術会館が37年間かけて収集してきた作品や資料を引き継いだものです。その数は約5000点にのぼります。
大分は、江戸時代以降、数多くの美術家を輩出している土地でもあります。南画(文人画)の田能村竹田(たのむら・ちくでん)、日本画の福田平八郎や髙山辰雄、抽象画の宇治山哲平、彫刻の朝倉文夫、そして竹工芸で初の人間国宝になった生野祥雲齋(しょうの・しょううんさい)といった偉大な芸術家が、ここ大分の地から世界に名をとどろかせています。作品はコレクション展をはじめ、国内外の企画展でも紹介され続けています。

さまざまな「出会い」をテーマにした展覧会や事業を通して、大分県民のみならず、日本中、世界中の人々が五感で楽しみ、新たな発見や刺激をもたらす美術館を目指しています。

洋画のコレクション展示室。©Hiroyuki Hirai

エントランス。OPAMのネーミング、シンボルマークデザイン等のデザイン監修は、「コミュニケーションデザイン研究所」の平野敬子、工藤青石が手がけた。©Hiroyuki Hirai

住所: 大分県大分市寿町2-1 MAP
電話: 097-533-4500
開館時間: 10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休館日: 原則無休(館内点検等による臨時休館を除く)
観覧料: コレクション展 一般 300(250)円 大学生・高校生 200(150)円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
※県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください。
※障がい者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※企画展は別料金
写真提供:大分県立美術館、写真AC
大分県立美術館(OPAM) HP:http://www.opam.jp/

和蔵 再入荷しました!

 

こんにちは!

皆様いかがお過ごしでしょうか??

こちらは梅雨時期ということもあり、晴れの国と呼ばれる岡山ですが連日雨が続いています。

 

さてさて本題に戻ります・・・

ようやく倉敷デニムストリート オリジナルブランドの和蔵が再入荷しました!!

実はこちらの商品、スタッフが考えて作ったブランドなんです!

白壁をイメージしたステッチが入っているのが特徴です。

 

内側にもこだわっております!

 

シルエットはスリムタイプとレギュラータイプがあり、

スリムは足首に向かって徐々に細くなっていくのでテーパードに近いシルエットでジャケットなどキレイめスタイルに合います。

レギュラーは王道のストレートでカジュアルスタイルに抜群に合います!

 

ちなみに私はレギュラーをあえて短めにカット+ロールアップで足首を出して穿いております!

 

 

白ステッチが珍しく、白は清潔感がるのでとてもオススメです。

セルヴィッチ生地を使用しているのでロールアップして赤耳を見せて穿くのもオシャレです!

 

 

サイズは

スリム 28.30.32.34.36.38 インチ

レギュラー 28.30.32.34.36.38.40.42 インチ

お値段は \21,000(税込)です。

 

ネット販売もなく、倉敷デニムストリートに来ないと買えない限定品です。

お土産にもとっても人気なので、美観地区へ来た際にはぜひお立ち寄りください!

試着だけでも大歓迎です!

 

体調を崩しやすい時期ですのでこまめに水分補給するなど暑さ対策してくださいね!

ソリマチアキラが体験する「食べるシャンパン。 」マリアージュを通じて感じとる「継承」の役割。[NEW PAIRING OF CHAMPAGNE・FARO/東京都中央区]

『FARO』の設えに合わせたかのような爽やかな装いのソリマチアキラ氏とシェフパティシエの加藤峰子さん。 

ファロ×ソリマチアキラデザートで「食べるシャンパン。」味わいの可能性を確かめる試み。

1734年の創業以来、フランス国内はもとより、世界中で愛され続けているシャンパーニュ・テタンジェ。経営するファミリーの名を社名にかかげる、大手では希少な家族経営のシャンパーニュメゾン。約288haの畑を所有し、自社で栽培を手がけているのも大きな特徴です。

「コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン」は、テタンジェ社の至宝ともいえるトップキュヴェ。使用するぶどうは、厳選した区画で栽培されるシャルドネ種100%。フレッシュで洗練された果実味、熟した果実の香り。口当たりは滑らかで、生き生きとした躍動感があり、グレープフルーツとスパイスのニュアンスを感じる洗練された味わいです。

世界中のレストランで広く親しまれていることが示すように、料理と合わせると更に味わいが広がります。言わば「食べるシャンパン。」重層的な味わい、厚みを持ち、幅広い料理に寄り沿う「コント・ド・シャンパーニュ」ですが、デザートとのペアリングは成立するのでしょうか。銀座『FARO』のシェフパティシエ・加藤峰子さんに、このシャンパーニュとともに楽しみたいひと皿を提案してもらいました。2018年10月、イノベーティブイタリアンとして生まれ変わった『FARO』は、毎日、日本各地から取り寄せる約150種の食材を駆使し、オリジナリティあふれる食体験を発信。イタリア在住歴が長く、元編集者という異色のキャリアを持つ加藤さんのクリエイティビティ溢れるデザートも話題を呼んでいます。

テイスターとしてご登場頂くのは、イラストレーターのソリマチアキラ氏。日常的に飲むワインは、白ワインかシャンパーニュ。中でもブラン・ド・ブランが好きと、ワインとの付き合い方にも独自のスタイルをお持ちです。
原料から製法、味わいまで洗練された上質なシャンパーニュだからこそ完成するマリアージュ。「美味しい」を超えた表現の可能性についておふたりに話をうかがいました。

【関連記事】テタンジェ/食べるシャンパン。それは、ひとりでは完結しないシャンパーニュ。

「山に降る幸せのミルク」。牛乳の風味が生きた軽いスポンジ、ホイップバターを使った牛乳のアイスクリームに、葛粉で作る牛乳チップス、カプチーノの泡をドライにしたメレンゲを添えて。艶やかな黒のプレートに白一色の世界が鮮烈に浮かび上がる。

葛切りの製法を応用してつ作る牛乳チップス。

寒天と葛粉で固めた優しい味わいのパンナコッタ。

加藤さんのデザートは、まさに皿の上のアート。ビジュアルも心を惹きつける。

「生産者のアンバサダーでありたい」と話す加藤さん。味づくりはまず、食材ありき。全国を隈なく歩き、生産者を訪ねる旅を続けている。

リッチなシャンパーニュと、ピュアなミルク。相反するようにも思える両者を、加藤さんは「大地と命」という共通点で結びつけた。

ファロ×ソリマチアキラ最上区画のブドウ由来の自然な「甘み」の豊かさを、味づくりの鍵に。

学生時代からをイタリアで過ごし、卒業後は現地のファッション誌のエディターに。デザインやアート、ものづくりへの関心をより深めるため食の道を選んだという加藤さん。クリエイティビティ、メッセージ性を多分に盛り込んだデザートは、「ひと皿のアート」といった趣で、ガストロノミー界でも注目を集めています。「ヨーロッパで育ったのに、ワインに疎くて」と話す加藤さんですが、大学時代は仲間が集まればシャンパーニュで、今もレストランで食事をする際のワインはほぼシャンパーニュ一択とのこと。
「シャルドネ100%のプレステージ・シャンパーニュと聞いて、最初にイメージしたのは日本ミツバチの蜂蜜やレモンの花、ブリオッシュなどでした。それらで構成すれば、蜜っぽい甘さや爽やかな香り、トースト香などがマリアージュするはず、と思ったのです」と加藤さんは話します。

ところが実際に「コント・ド・シャンパーニュ」をテイスティングして、考えが180度変わったといいます。白一色で構成された「山に降る幸せのミルク」は、「皿の上の絵画」といった印象。
「躍動感溢れる酸味、乳酸発酵に由来する味の複雑さ。“生きたワイン”というワードが頭に浮かびました。ただ繊細に作ったデザートでは、この力強さ、生命力に負けてしまう。あらゆる素材を吟味してたどりついたのが牛乳でした」と加藤さん。

使用したのは岩手県岩泉町で放牧飼育を基本とした「山地酪農」を実践する『なかほら牧場』の牛乳。

「自然交配、自然分娩、母乳哺育。牛が食べるのは草のみ、しかも飼料として栽培した牧草ではなく、野シバや木の葉で育ちます。志高き生産者が見据えているのは、100年、いやもっと先の世代の酪農。牛乳は、雑味なく味わいです」と加藤さんは話します。

カプチーノの泡をドライにしたメレンゲ、牛乳でつくったチップス、アイスクリーム、スポンジ。様々なテクスチャー、温度、甘み、香りの余韻の中から、牛乳という食材に宿る「命」が浮かび上がるようです。

ソリマチ氏。ファッションにも造詣が深く、この日のシアサッカーのスーツは「batak」のビスポーク。

シャンパーニュにも一家言あり。普段から「ブラン・ド・ブラン」派。

「ブラン・ド・ブランに対して抱くイメージを新たにする味わい」と、コント・ド・シャンパーニュについて語る。

まずは美しい盛りつけをじっくりと堪能し、確かめるように「食べるシャンパン。」を体験。

牛乳瓶を手にソリマチ氏のテイスティングの様子を見つめる加藤さん。感動を与えてくれる食材が、クリエイションの原動力になっている。

『なかほら牧場』の牛乳。乳脂肪分が高いことで知られるジャージー種(交雑種含む)を通年昼夜完全放牧で飼育。ノンホモ・低温殺菌で臭みなくさらっとした味わいに仕上げる。

牛乳のバリエーション、白一色の皿に鮮烈なグリーンのアクセント。奈良の山奥で、自然農法で栽培されたミントで作るソースは、色合い同様、風味もビビッド。

ファロ×ソリマチアキラ生命力のある味わいに潜む「優しさ」が相乗効果を生み出す。

格式高いレストランで味わうシャンパーニュもいいけれど、自宅で蒸し暑い日などにラフに楽しむことが多いというソリマチ氏。とりわけ、すっきりした中に華やかさのあるブラン・ド・ブランが大好きだといいます。が、「コント・ド・シャンパーニュ」を飲んだ時にまず感じたのは「優しさ」とのこと。
「上品で、複雑でありながら何ものも突出しない“円”のような味わい。口当たり、喉越し、全てが穏やかで、上質なシルクのような印象を受けました」とソリマチ氏は語ります。

紳士的でダンディなソリマチ氏らしさがにじむコメントです。
加藤さんによる「山に降る幸せのミルク」がテーブルへ運ばれて来ると、一瞬ハッと息を呑んだ表情を見せたソリマチ氏。しばしその盛りつけの美しさに見入り、ひと口、ふた口と静かに味わいます。

「非常に優しい味です。牛乳の甘みがピュアに感じられ、それがシャンパーニュとぴったり。事前に単体で飲んだ時は“穏やかさ”が印象に残りましたが、このデザートと合わせると、優しさの中から生き生きとした果実の生命力が姿を現したように感じます。まさに“引き立て合う”という表現がぴったり。力強いミントのソースは、牧草のイメージそのものですね」とソリマチ氏はコメントします。

ソリマチ氏のコメントに、嬉しそうな表情を見せる加藤さん。

「単なる“美味しい”を超えた感動を味わった」と、満足気なソリマチ氏。

「食べるシャンパン。」を通じ、大切なものを共有したふたり。ジャンルを超え、創作に込める想いを語り合う。

ファロ×ソリマチアキラ遥かな時を想う仕事で大切な何かを「継承」する。

「食べ終えて頭に浮かんだのは、生まれたての、裸のままの赤ん坊のイメージです。真っ新で、柔らかく、優しく、尊い。そこにミントが加わることで、自然と命を感じる一皿に。草原に誕生した新しい命のイメージです」とソリマチ氏。

ソリマチ氏の感想を聞いて「私が一番感じて頂きたいと思っていたこと。そのまま言葉にして頂けてとても嬉しいです。作り手にとって、最高のコメントです」と、加藤さんは話します。

「『なかほら牧場』は通年昼夜完全放牧で、栽培した牧草さえ使用せず、太陽と雨、土の中の微生物が育てる野シバで牛を育てていらっしゃる。牛の命の根源を大地と捉えていらっしゃるんですよね。そうすることで、100年先を見据えたサステイナブルな食と社会のあり方を考えておられる。健やかな大地は時代を超えて継承されるべきもの。土を想うことは、未来を想うことなんですよね」と加藤さん。

静かに頷きながら、加藤さんの話に聞き入っていたソリマチ氏も「シャンパーニュを造るブドウも、何万年と堆積された土壌が育む。共通するところがありますね」と、話します。自分が受けた感動を、自分の仕事、表現を通じて、多くの人と分かち合う。加藤さんの職人としての姿勢にも心を打たれたようです。

「私も約30年、職業として様々な絵を描いていますが、やはり自分自身が美しいもの、格好良いと憧れるものを見た時の感動、心の躍動を、自分の絵を通じて伝えたいなと考えます。感動を受けるものは、その時々において様々。若い頃は1950年代の欧米の雑誌に掲載される1コマ漫画に憧れましたし、浮世絵にハマった時期もある。そうした感動の末に生まれる私の作品もまた、その時代のエッセンスを、文化を、何らかの形でこれからの人に伝えていくきっかけになるものであってほしいと。コント・ド・シャンパーニュと加藤さんのデザートのマリアージュを体験して、その想いを新たにしました」とソリマチ氏はコメントしてくれました。​​​​​​

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1966年東京生まれ。1991年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。雑誌の挿絵や書籍の装丁、アパレルメーカー等の広告など幅広い分野で活躍する。長身でスタイリッシュ、ファッションにも造詣が深く、ファッションに関するインタビューや対談等でのメディア出演も多い。

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【ギフトセット】藍染め石けんと藍染めプチ石けんセット

鮮やかな藍染めハンカチと小さな藍染め石けんのギフトセットです。お世話になったお礼のお品として、また就職や進学のお祝いのお品にも最適です。

藍染めハンカチと藍染めプチ石けんセットの商品画像

価格:2,268円(税込)

藍染めハンカチと藍染めプチ石けんセットトップ画像

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清潔感溢れる藍染めハンカチと小さな藍染め石けんのギフトセットです。
ご就職、昇進、お引っ越しなどのお祝いや、お世話になったお礼のお品として最適です。
ハンカチの種類は3種類よりいずれか1種類をお選び下さい。

藍染めハンカチ大柄チェックイメージ

藍染め石けん囲みイメージ

藍染めハンカチ群雲イメージ

<ハンカチ素材> 綿100%
<ハンカチサイズ> 約44cm×約44cm

<石けん全成分>
「グランブルー」:オリーブ油、水、パーム油、ヤシ油、水酸化Na、アイエキス、ホホバ種子油、香料(ラベンダー油)
※合成界面活性剤・合成保存料・合成着色料・合成香料・鉱物由来の成分は無添加です
※石鹸の青い色は、藍色工房特性のアイエキス由来の色で植物由来の色素です。


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【ギフトセット】藍染め石けんとタオルのセット(大)

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価格:9,720円(税込)

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藍染めタオルギフトセット(小)商品詳細

<タオル素材> 綿100%
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「いちまつ」:オリーブ油、水、ヤシ油、水酸化Na、パーム油、カカオ脂、ホホバ種子油、香料(ラベンダー油、シダーウッド油、パチョリ油、パルマローザ油)、アイエキス
「ふたえ」:オリーブ油、水、ヤシ油、水酸化Na、パーム油、ツバキ油、ホホバ種子油、シア脂、香料(ラベンダー油、パチョリ油、リツェアクベバ油)、アイエキス
「紙ふぶき」:ツバキ油、水、パーム油、ヤシ油、水酸化Na、オリーブ油、ホホバ種子油、シア脂、香料(ラベンダー油、シダーウッド油、パチョリ油)、アイエキス
「もののふ」:オリーブ油、水、ヤシ油、パーム油、水酸化Na、ヒマシ油、シア脂、ホホバ種子油、香料(レモン油、ラベンダー油、フランキンセンス油、ペパーミント油)、アイエキス


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通常価格:5,060円(税込)
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歌川豊春が誘う大分ならではの江戸浮世絵展。[The Ukiyo-e 歌川派―豊春から国芳、広重まで/大分県大分市]

歌川豊国「市川八百蔵」(島根県立美術館所蔵)。前期展示。

浮世絵 歌川派豊後国(大分)ゆかりの浮世絵師・歌川豊春を知る展覧会。

2015年にオープンした「大分県立美術館」は、大分県出身の世界的建築家・磯崎 新(いそざきあらた)に師事した、同じく世界で活躍する気鋭の建築家・坂 茂(ばんしげる)の設計で話題になりました。その美術館で今年9月20日から10月27日までの約1ヵ月間、浮世絵の企画展が開催されます。浮世絵界の一大勢力である歌川派にフォーカスした展覧会です。
 
歌川派の開祖・歌川豊春は謎の多い人物で、出生地も3つの説があります。しかし近年、新しい資料が提示されたことで、豊後国臼杵説が有力視されつつあります。その流れの中での展覧会となります。

歌川豊春「観梅図」(大分県立美術館所蔵)。臼杵藩ゆかりの作品で、豊春の代表作と称される傑作。全期間展示。

浮世絵 歌川派浮世絵を俯瞰して江戸の町人文化に思いを致す。

浮世絵は江戸時代の日本画の一ジャンルです。「浮世」とは現代風、好色といった意味があり、浮世絵はその時代の暮らしや風俗などを描いたものです。浮世絵には肉筆画と木版画があります。一点物である肉筆画からはじまって、木版画の出現でより多くの人が楽しめるようになったのです。
 
江戸時代は、日本史上はじめて町人が文化の担い手になった時代です。絵師が描く世俗の暮らしを切り取った絵、人物画、風景画などは庶民に愛され、次々と名絵師が誕生していきました。
 
豊春は、奥村政信らがはじめた西洋透視図法を取り入れた浮世絵の風景画を進化させ、名を馳せました。その後一点物の肉筆美人画や大画面屏風などの大作に取り組み、歌川派をけん引するとともに、浮世絵の黄金期に実力を知らしめました。

歌川豊春「浮絵 紅毛フランカイノ湊万里鐘響図」(太田記念美術館所蔵)。ヴェネチア風景の銅板画を参照してつくられた浮絵。前期展示。

浮世絵 歌川派総勢12名の浮世絵師によるのべ約140点の多彩な展示。

今回の展示では、歌川豊春の肉筆美人画を筆頭に、優れた弟子として歌川派の発展を支えた豊国と豊広、さらに幕末の浮世絵界できらめく才能を発揮した国貞、国芳、広重と、歌川派作品を系統的に紹介していきます。
 
同時代のライバル的存在だった葛飾北斎や喜多川歌麿の作品も展示され、題材は美人画、役者絵、武者絵、風景画など多岐にわたり、浮世絵を俯瞰できる内容になっています。
 
展覧会は前期と後期に分かれており、作品の入れ替えも。どちらもそれぞれの絵師の特徴がわかるように作品が選ばれる予定です。ぜひ見ておきたい豊春の肉筆美人画や、のぞきメガネで見る浮絵、さらに国芳の武者絵、広重の東海道や江戸名所の風景版画は会期を通して楽しめます。

歌川広重「名所江戸百景 真崎辺より水神の森内川関屋の里を見る図」(山口県立萩美術館・浦上記念館所蔵)。前期展示。

歌川広重「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」(島根県立美術館所蔵)。前期展示。

浮世絵 歌川派当地ならではの切り口で謎に包まれた絵師をひもとく試み。

近年、豊春の豊後国臼杵出身説の有力な裏付けとされているのは、臼杵藩の御用絵師・土師(はじ)権十郎と豊春が同一人物ではないかという仮説です。臼杵藩主稲葉家の公式記録『御会所日記』に書かれた代々絵師だった土師家の動向や、『宝暦以来小侍部分明細記』で権十郎が家を出て江戸に行ったと推測される記述などが、その根拠とされています。
 
今回の展覧会では、臼杵の史料や臼杵藩に伝わった豊春の絵画資料などから、豊春のバックグラウンドの検証を試みるという、当地ならではの企画も予定されています。
 
会期中は、講演会やワークショップ、ギャラリートークも開催される予定で、浮世絵や歌川派を多角的に知ることができるようになっています。

歌川国芳「讃岐院眷属をして為朝をすくふ図」(山口県立萩美術館・浦上記念館所蔵)。前期展示。

浮世絵 歌川派豊春と大分の魅力を味わう秋に。

大分は、湯布院や別府などの有名温泉地をはじめ、のんびりした空気に身を浸せる魅力に満ちた観光地です。豊春の出生地と推測される臼杵は、海に面した歴史ある城下町で、落ち着いた大人のための観光地としても楽しめます。
 
大分県立美術館は近年、大分の文化創造・発信でなにかと話題の注目スポットになっています。近くのJR大分駅は2015年に商業施設やホテル、シネコンなどが入る駅ビルが完成し、大規模に再開発され、街の風景は一新。伝統と新しさを感じながらの街歩きもまた、楽しいものです。
 
この秋は、当地ならではの浮世絵展を目玉に、大分観光を楽しむ旅はいかがでしょうか。

開催期間: 2019年9月20日(金)~10月27日(日)
[前期]9月20日~10月6日  [後期]10月8日~10月27日
開館時間:9:00~19:00 ※初日の一般入場は10:00から
※ラグビーワールドカップ期間中(9/20~11/2)は9:00開館
※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
開催場所:大分県立美術館 3F展示室B
アクセス: JR大分駅府内中央口(北口)から徒歩15分、大分ICから車で10分
休展日:2019年10月7日(月) ※展示替え
観覧料: 一般800(600)円、大学生・高校生500(300)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金
※障がい者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください
大分県立美術館 HP: http://www.opam.jp/exhibitions/detail/503
写真提供:大分県立美術館、写真AC

住所: 大分県大分市寿町2-1 MAP
電話: 097-533-4500
開館時間: 10:00~19:00 ※金曜日・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休館日: 原則無休(館内点検等による臨時休館を除く)
観覧料: コレクション展 一般 300(250)円 大学生・高校生 200(150)円
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下は無料
※高校生は土曜日に観覧する場合は無料
※県内の小学・中学・高校生(これらに準ずる者を含む)とその引率者が教育課程に基づく教育活動として観覧する場合は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください。
※障がい者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※企画展は別料金
写真提供:大分県立美術館、写真AC