インバウンドで好調な業界も出ていて、周りでも景気のいい話が結構飛んでいるが、その中ででもやっぱりダメという業界もある。まあ、ひとえにマーケティング不足になる変化スピードの遅さが原因なんだと思う。ものつくりでは当たり前なんだろが、コンサルやサービス系でもIT系でも一筋に頑張っているところがある。一筋でやっているところは一言で生き残りに長けたところだけがうまくいくのではと思う。マーケットが縮小して行っているところが多いが、そういったところが特にそうだ。全体は小さくなっていく中で、なんとか生き残ったところだけが、他から見れば頑張っているある意味では職人的と言えるのだ。しかし、そこにいる若い人たちは悲惨だ。先はそれほどないなかで一番可能性のある時期を過ごしてしまうからである。人間経験しないままで過ごすことが非常に残念だ。特に日本にいてそこそこ生活できていてそこそこそれで満足してしまう人は、特に勿体無いと思う。他の業界を見れば、他の国を見れば、山ほどある可能性、山ほどある新たな道、山ほどある発見。。。。。できれば早いうちに、いや我々のような60を過ぎている人でも、トライして欲しいものだと思う。この前シリコンバレーに行ってきた。別にどういう仕事で行けたわけでもないんだが、そこで聞いた情報はどれもこれも斬新でむちゃくちゃおもしろい内容だった。こういうのがちょっと16時間ほど離れたところにあって、ちょっと滞在しただけなのに見つけられたということは、もっといればもっと見つけられる。。。。。これを知らないでそのままというのは、まことにもったいない。日本人はベンチャー力に欠ける人種だと散々海外からもベンチャー系の人からも言われているのが痛感したのである。まあこの絶好調の世の中で、いやーうちは全然よというのであれば、今までのしがらみを全部捨てて他の業界に他の世界に行くことを勧める。それがどんな年であろうとも環境であろうとも、同じ後悔だったらトライして後悔したいものだと思う。
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