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ビジネスモデル 研修/コンサル

今の事業の隅々まで見よう。

選択と集中という話がよくある。今の事業を絞り込んでもうかるのにリソースを集中しようということなんであろうが、これで成功しているところもあるが、失敗しているところも結構多い。確かにシナジー効果のない事業にリソースを分散して一つ一つが小さくなってうまくいかないのを防ごうということなんであるが、実際はそれほど単純な話ではないと思う。

小さな組織になれば、規模メリットは少ないが、その分スピードは速く誰もが情報共有しやすくなり全体に機動力は高まる。メリットは多い。小さい組織だから他の組織との連携を模索せざるを得なくなり、その分いいリソースとの連携が可能になり、小さいながらも成功する可能性は上がる。
最初、シナジー効果がないと思っている組織間も時代が変われば、様々な要素でシナジー効果を生むことも可能になってくる。シナジー効果を発見できるかどうかは、そこのビジネスモデルの問題だ。シナジー効果が発見できればそれは新たなビジネスチャンスをゼロから作るより早く達成できる。。。。。。

逆に考えてみる。
絞り込むことにも確かにいい部分は多い。絞り込んだ流域の中には、実はさらに細分化すると、手をつけている部分と手を付けていない部分があったりするものだ。その手を付けていない分野にまでリソースをかけることができるので、絞り込んだ分野に関しては、どの角度から見ても連携できる、双方ウインウインになることも可能性が高まる。

このように、どちらに振っても可能性はあるし、逆に弱点もそれなりに出てくる。しかし、共通要因はぶっきらぼうな表現かもしれないが「好奇心」といっていいだろう。好奇心があれば、そこから湧く旺盛な行動力があればうまくいく可能性はどちらのアプローチでもあるがなければむつかしいということだ。

長く研修一本やりで事業をやってきた会社がある。そこのメインテーマは営業力アップだ。この手のテーマの会社は、理論的なところから、ハンズオンで実践的なところまで山ほどあるだろう。しかし、最近ネットの力が浸透してきて、従来型の営業手法だけではカバーしきれなくなってきている。そのことは自社の営業研修メニューがすんなり営業開発できないところからもわかっていると思う。要は営業研修を売り物にしている会社自体が営業開発できないわけだ。

ならどうする?

先ほどの方法を考えると、大きく2種類に分かれるわけだ。営業研修以外の会社、例えばコーチングの会社や、組織マネジメントの会社、財務や総務などのバックオフィスの支援会社などと連携を組んでワンストップ性を持たせる方法である。営業研修だけでなく総合型の研修会社になれる可能性も出てくる。

次の方法は取引先の業界ごとに微妙に営業手法が違うのに対してアジャストしていく方法だ。業界特化型の営業研修が数業界できるようにしていくという考え方である。他には営業開発と、営業開発後の支援とか、不審営業先専門とか。。。。のように営業のステージ別に特化した研修メニューを開発することである。研修を営業研修の中でさらに深堀していくのである。分野ごとでは圧倒的な他社との違いを持つことによってオンリーワン性をつくるという考え方を持つということだ。

で、自分とこはどうするのか?といつも自問自答するのだが、できれば、横展開しながらさらに縦に深堀していこうと無理なことを考えているのであるんだな。。。。できることやらできないことやら。。。。

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ビジネスモデル

企業の明暗はどう分かれるのか

様々な会社と付き合うと非常に先が不明確で業績も同様なところと、何事も明るくて毎日がトライの連続という企業とに分かれる。前者は、当然会社の雰囲気も暗いあるいは停滞している。後者は、しょっちゅう何かが変化していて、ちょっと目を離すと組織も仕事の仕方も変化している。前者より後者のほうがいいのはわかりきっているが、その差はどうして生まれ、それはどうして変えることができるのだろうか。事業は何事も不確定要素が高い。

その中で収益を上げていくあるいはいい経験を積んでいくのであるが、まずはトップが何事も前向きにとらえられるかどうかにかかっている。トップがだれだれが悪いからどうだ!なんて言っているようなのは全く話にならないとして。何事も肯定できるかに尽きると思う。

例えば、自社の商品が売れないのもありなのである。それは単に消費者に受け入れられないからだけである。例えば、だったら消費者の声を聴けばいいのである。まずは素直に消費者の声をどこまで反映できるかやるだけなのである。それでも売れないのは、自社の反映の仕方が間違っているだけなのである。だったら反映方法を変えればいいだけだ。自分は自信があるからこれを販売するのだという気持ちがあってもそれは通じないだけなのだから、あっさり変えればいい。

例えば、ネットの浸透が相当な勢いで進んでいる中で、自社はネットに乗り遅れているとしよう。ここ数年でまだなん十兆円もネットに移行するのであるから、ネットに取り組まなければならないのは事実だとしたら、苦手とかわからんでは済まないのである。だったら、まず会社のトップである人間がそれを理解し使えなければ話にならない。多分、今の商売はその昔トップが自ら何でもやって今の会社の規模になったと思うのである。だったら一番最初にネットのことを理解し使うのはそのトップの義務なのだ。それをちょっと規模が大きくなったので、誰かに任せるわでは、ぜったに本格的にネットの世界にいけない。単純ではないだろうか。

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ライフスタイル

クラウドファンディングはいろんな可能性がありそうだ。

様々なクラウドファンディングがスタートしているが、ほとんどのケースは購買型である。先に入金して予約して後でできあがたものをリターンしてもらうという方法だ。実際にクラウドファンディングの参加企業者と話をしてみると熱意や意思を持った方が多い。しかし、今までなかなか顧客をつかみきれなかったとか、資金調達がむつかしかったということで、ブレイクするし切れなかったわけだが、それをこのクラウドファンディングできっかけをつかめれるような機会になればいいと思う。
クラウドファンディング側としては、こういった方々に自分たちのフラットフォームの利用してもらうわけだが、それ以上に様々な支援をしないといけないようなケースがあるようだ。もう少しビジネスモデルを具体的に精査するとか、足りないリソースのカバーをするとか、様々な討論をしていくなかでより課題を解決していくようなことを並行していくなかでより良い方向になりそうな可能性がさらに広がるのではないかと思うんだが。。。。。

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ビジネスモデル

スモールビジネスモデルのメリット

アメーバビジネスという理論が広がっているが、その手法・考え方は非常に理にかなっている。稲盛氏が発案されたときは当然それほどネット文化がなかったと思うのだが。今のネット時代だからよりフィットした理論とつくづく思う。

スモールビジネスであるゆえのメリットは多数ある。まず何よりも
情報共有がしやすいことである。
上下の職位の差がない分だけ決定スピードが格段に速い。
全員がビジネスのマクロ・ミクロともに把握しやすい。
したがって成長レベルも範囲も格段に速く広い。
全員が他のだれがどういった考え方やノウハウや能力を持っているか把握しやすいのでチームワークがとりやすい。
チームのうちの一部が欠けても代理が効きやすい。
トップ自ら現場の問題点や改善策なども把握しやすいので集中突破などが比較的簡単にできる。
全員がマネジメントから現場までを経験あるいは見ているので組織を分けやすい。つまりアメーバ型に広げやすい。
少人数であるために無駄な業務システムを入れなくて済む。
などなどである。

しかし逆に大きな問題も発生しやすい。
小さい組織であるのにかかわらずトップが命令を出すだけの能力しかないとか、社長面とか先生面をすると一気に全体が死ぬ。他のメンバーがサラリーマン化するのである。
小さな組織にもかかわらず役割分担を固定しすぎると一気に業務の革新が止まる。
全員が伝染病のように移って「やれないモード」全開になるとなかなか回復が難しい。

まあまあ、良い面・悪い面いろいろあるが相対的には圧倒的に良い面のほうが多い。今の時代自分ところは社員はこんなけいて大きいんだなんて言っているようでは、その分だけ動きが遅くてだめですと言っているのと一緒であることになる。

大手の企業でこのスモールビジネス型を目指すのは簡単だ。とにかく多数のプロジェクトやタスクフォースにわけまくればいいのである。一人で複数の掛け持ち大いに結構。メインの業務すらもプロジェクトやタスクフォースに分けてしまうのである。そういったことを繰り返せば今までくすぶっていた人材がふきかえしその他の人間もスモールビジネスのスタイルに慣れるであろうから一石二鳥ということになる。

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ビジネスモデル

DVD業界のようになりますかね????

なかなかのビジネスモデルです。意外に気が付いてそうで気がついてなかった方法です。ファッション関係者としてはちょっとやきもきしそうなビジネスモデルですが。。。。

http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/299/299941/?fb_action_ids=10205834068233419&fb_action_types=og.likes

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ビジネスモデル

ビックデータで何が変わる。

ビックデータの恩恵を感じている人はまだ少ないと思うが、実際に活用されだすと何が変わるのかを考えたい。

いちばん変わるのはマーケティングだろうと思う。今までのマーケティングは、マーケティング経験の豊かな先生がいろいろな資料を見ながら、「よし今後の方向性はこれだ!」なんて言いながらキーワードを決めたり、それを提案するためのボードや提案書を作っていたのが現状だ。

これは今まで何がはやるかわからない。商品はまずマーケットに出してからだ。。。。なんて行く根拠のない考えが主流だったからだ。実際に何がヒットしたのか、その要因は何でそれはどういった要因と紐付できているのかをしっかりデータで分析したことがないからであろう。簡単に言うと統計分析スキルがなかったからである。ちょっとデータ持ってますとか、数字ありますぐらいでは、ほとんど信頼できるデータではないので実際には使い物にならない。しかし購買者は人であれば、その人たちは、ある日突然全員人種が変わる、考えが変わるということはないので、実際には細かく細かく要因を分け、その関連性を考えれば、関連性は発見できるはずである。統計ソフトを使ってもわかりませんでした。優位性が見えませんでしたというのは、それは分析手法が悪いだけで、なん百回もやり直せば優位性は出るのだということを信頼してやれば、必ず関連性が見つかるものなのである。

それをビックデータ解析で、今までのレベルとは全く違うスピードで解析をすれば、非常に高確率でヒット商品のグループがわかるのではないかと思う。ということは、そのグループに属する商品は今後高確率でヒットするということも予想できるのだ。まあ、ファッションだと企画やマーチャンダイザー的には全く理解できない方法であるかもしれないが、予測できるのである。それがビックデータ解析である。

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オムニチャンネルの誤解?

オムニチャンネルの中で必須でよく言われるのは、リアルとネットの情報の一元化といわれるが、本当に必要なことなのか、それはどこまで必要なのかをぜひ考えたい。なぜならそれはシステム屋の売り文句かもしれないからだ。実際にデータを統合してそれを活用できるのか? たとえば在庫の一元化というが、一元化すれば誰かが売ってくれるということで販売力が落ちないか? 顧客情報の一元化というが、買うほうはリアルとネットでは相当モチベーションも違うし、ネットでいいと思って買った商品にリアルでコーディネートを確認しながら買うのに購入履歴の一元化が本当にいるのだろうか? 相当怪しいといえないだろうか? ファッションでも顧客は今の手持ちの在庫に厳密にコーディネートを考えて買ってることはない。計画的でなくてある程度衝動買いしてくれるから売り上げがとれるのではないだろうか。

次によく言われるのがリアルの店舗でないと出来ないこと(ユーザーエクペリエンス)があるので、ネットの顧客をリアルに誘導するのだという話だが、その中で多いのがリアルなら新しい商品や今までの購入傾向と違う商品が目に触れる機会が増えるというがこれくらいのことならネットでもできる。来店ポイントをつけてリアル店舗に誘導しようという話もあるが、それもネットでも可能だ。コーディネートを販売するのがネットでは難しいのでというのも怪しい。確かに今のネットの売り上げは単品が多いのかもしれないが、それは顧客が買い方に慣れれば変わってくるものだからだ。確かにサイズものとか、素材感とかは店頭でないと感じ取れないというが、逆に知っている商品であれば店頭に行かなくてもいいということの証明にもなる。中にはひどい話で、顧客が集まりやすいショーウインドーに商品を投影してそこで購入ができる。。。なんてオムニチャンネルの事例で言っているところがあるが、そんことはスマホのほうがはるかに便利だし安全だ。

まあまあ取り留めなく書いたが、最近のオムニチャンネルのセミナーを聞きに行っても、ようわからん事例が多いことだけは確かだ。

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ビジネスモデル

そろそろ地殻変動

そろそろ地殻変動が起こっているところが出てきましたね。
今までたかをくくっていた鉄板の業界が足元が危なくなってきている気配が広がってきています。たとえば、コンビニとミニスーパー。出店場所はほとんど都心なら一緒で、しかも日販が2-3倍ほど違う。まあ、生鮮のロスとかあるでしょうが、これほど違うとコンビニもそろそろ危なくなっていましたね。

また、どこかのセミナーでここ数年でまだ何十兆かネットに消費がさらに移行するだろうという百貨店のトップの話がありましたが、それがどれほどの検証なのかわかりませんが、従来の既存の業界が一つは二つがリアルでの消費がネットに移行することは容易に予想される状態なんでしょう。今までの流通理論なんてほとんど役に立たない時代が来ています。

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エシカルを考える

エシカルは日本語では倫理である。

普通に聞くと環境系のイメージが強いが確かにその分野でも使われるが、元は倫理である。倫理というと最近はコンプライアンスなどやや管理的な話が多いが、実は倫理とは非常にクリエイティブなことではないかと思っている。
企業倫理というと、社会的責任がどうしたとか、コンプライアンスがどうしたという話が多いが、企業として成り立たせるには健全な発展と改善が必要である。健全に次期の新ビジネスを進めないことも実は倫理にかけているといえる。株主視点からもそうであろうし、エンドユーザーからもそうであろう。いつも革新的な新商品を発表している会社が急に保守的になり、改良商品しか出さなかったらそれは、エシカルでないというように考えることも可能だということだ。その企業は新商品を出し続けることがその企業のスタンスというという視点からの倫理観ということだ。まあちょっと極端な話ととらえられるかもしれないが、エシカルという言葉をよくよく考えていくと、様々な視点から様々な考え方があり、それについてしっかり向き合うということを警鐘している言葉なのかもしれない。

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これからのマネジメントにネット専門担当がいる

今までの経営者層を見ていると、ほとんどのところが営業系・財務系・マーケティング系・商品企画系などの経験者で占めているところが多い。今までの営業スタイルを考えれば妥当な選択なんだろう。
しかし、最近のネットの活用状況をみれば、経営者層で対応できるノウハウや経験を持っているところは少なく、相当な割合でネット関連はわかる若い層に判断を委ねているというような返答を聞くことになる。イーコマースを積極的に行っている企業でも担当は非常に少数で、成果が出なければ肩身がせまいというところもある。これじゃ次世代の流れに乗らないことは確定したことも同じである。

中小であれ、大手であれ、ネット関連の戦略で判断できる人は少ない。いやほとんどいない。なのに現実現場はネットの活用が前提になりつつあるのである。これが社内から経験を積んで実績を上げて役職を経験していくというような組織では限度があるということだ。

最近の若い人を見ていると、スマホを使ってP2Pでオークションをやているとか、テレビの代わりにユーチューブを見ているというのが普通になりつつある。友達同士の連絡は当然電話でもメールでもなくSNSである。こういう時代の中で、殆どの経営者層は先に上げたスマホのオークションとかSNSでさえも自分でやってないしその進化度を知りもしない。自分で情報発信を毎日している人もほとんどいないのではないかと思う。それでは今後のビジネスの動向の半分も判断できないとおもう。なのにトップダウンだと言いながら結構ピントのずれた指示を出しながら、現場のスタッフは「違うよな!!!」なんて思いながら仕事をするようなことになる。ましてやスマホオークション世代の若い人に至っては、そういった会社に早々に見切りをつけるようなことにもつながるだろう。

現在の経営層は、こういったことに対して、自分はついていけないのでわかる人に任せていると逃げている。それでは満足な経営はできない。まずは、自分ですべてをとことん体験してみることである。自分はスマホも不十分にしか使えないから無理というのならやはり経営から半分足をあらったほうがいい。フェイスブックなどで意見を述べたり、グループ内のでコミュニティに参加できないのであれば、当然社内のコミュニティにも十分参加できていないのだと思うべきである。コミュニティに参加できない主催できない人間が経営をすること自体無理があることぐらいわかるだろう。経営するのであれば、その手の専門家を経営のアドバイザーとして複数いつもそばに置く必要がある。

こんな時代が今来ている。

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Eコマースの変遷のスピード

リアルの流通の場合は、個店時代→チェーン化時代&大型店時代→都心回帰小型店時代→リアル店起点のオムニチャンネル時代→やっぱりショールーム化。。。と変わりつつあるがその期間は何十年もかかっている。

しかし、eコマースの変遷はもっと劇的に早い。創世記→楽天などのモール時代→自主店舗時代→スマホ対応時代同時にSNS対応時代→ウエアラブル時代と同時にオムニチャンネルネット主導権時代、特に後半はここ数年の話である。こういった状況の中でこれに対応していく店舗側は限られ、それ以上のベンチャー系が増えると思われる。そのベンチャー系の大半はリアルの販売を経験していない方々であろう。同様にその周辺企業やコンサルなんかもついていけているところと全くダメなところが出てくると思う。

今までリアル店舗で大きな実績を持っているところそれが強みのも弱味にもなるだろう。ベンチャーはビックヒットを生む可能性もあるだろうが、露と消えるところも多いだろう。構造的ガラガラポンの時代が来たということである。

キーワードは小さく機敏でどんどん取り込んでいく力のあることだ。

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今どきのコンサルタント

ネットで誰でも相当な内容の情報を引き出す事が可能になったこの時代に、コンサルタントはその生業を相当変化させなければならない時期になってきている。

ネットのが誰でも使える事によって、何が変わったのかをまず考えたい。

wikiレベルの話は数分で探せる。

企業の個別情報や、同業競合の情報も数分で探せる。

海外情報も少し英語が出来れば行かなくても情報は山ほど探せる。

理論も誰がどういう解釈で使っているのかも検索すれば出てくる。

トラブルの対応方法も相当部分探せる。

業務のシステム化当面ではソリューション等の導入による改善手法も簡単に探せる。。。。。。

スピードとバラエティは今までの時代と格段に変わった。

などなどこの手の事を書き出したら数百種類でてくるだろう。

知識がありますとか、過去にいろいろ経験しているのでその経験を生かせますなんてコトの位置づけが大きく落ちたのである。誰でもセミプロ並みの知識をもつ事は可能なんだから。

ならどうするべきなのか!

ネットで探しても出てこない情報をもっている。

ネットで探した結果以上の情報をもっている。範囲も深みも含めての話。

ネットで探しても出てくる情報の中で複数の情報を組み合わせながら、他のユーザーでは考えられないような視点と組み合わせで提案できたり実践できたりする。

ネットよりも早い情報をもっている。

分析力がすごい。数値データとかテキストデータであるのなら統計ソフトやデータマイニングソフトぐらいはコンサルタントの初心者でも必要。

物事の本質をつきながら、現実的な詳細な手法までも提示できる。

ネット視点の手法とリアル視点の手法と双方に自由に行き来できるような手法が提案実行できる。

コンサルタント先は今後もそれなりに検索や事例を集めてくるであろう。同時に人によって結果の捉え方が違い、それ個々に応じて裏付け意見ぐらいはネットで探してくると思う。それに対して相互の関係付けを見せる事が出来、さらに細分化されているニーズやウオンツに明確に答えながらも、他社がまねできないような複雑な手法なども織り込まれたようなコンサルが相当なハイスピードで出来るかどうかであろう。

同時に今やっているコンサルティングの選択と集中(ここでの選択と集中は、しぼる事で深くやるという意味ではなく、選択を広げて深くやるという事であるコトに注意)をする事になり、いつでもそのバックボーンを誰でも見れるように、サイトやSNSを使ってオープン化しておく必要がある。

バックボーンの一番簡単なのは、ウエブの更新とブログやSNSでの情報発信である。ブロガー(コンサルタントではない)なら毎日1−2本ぐらいのブログは書くだろう。TwitterやFacebookを頻繁に使う人なら長い短いは別として1日5−6本のコンテンツぐらい流すだろう。これは一般のレベルの話である。ならコンサルタントならどれくらいいるかって? 

知っている所では、いろいろあわせて週に長短あわせて1000から1500ぐらいの情報を流している(あまり情報発信と言えない内容も多いと思うので、あえて流しているということで)らしい。これくらい出しているとクライアントの方々もあきれるレベルという事なんである。皆さんはどうだろうか??? 情報発信のない少ない事だけでもこれからのコンサルタントの致命傷だと思った方がいい。

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自己革新できない理由をごまかすな。

最近ネットを使って営業支援をやるケースが多い。この手の仕事は効果が出るまで結構時間がかるものであるが、大体の取引先はそういった自体を理解しないでいる。ネットの特性を十分理解していないことはしかかたがないのであるが。その中でも最近の多い傾向について考えたい。

よくあるケースで最も多いのは、数ヶ月やっていく中で少しづつ効果が出てくるのが通常であるが、それでも売上としてなかなか出てこないこともああるわけで、それを外部の我々の仕事の仕方が悪いからだと言われるケースが多い。ネットは所詮、サイトに送客をしてくるだけの話で、そこから先は、商品的な要因いよるケースが多い。

どういった商品・サービスを提供できるのかその内容が顧客にとって意味があるのか、わかりやすいのか。。。。などの事があって、売上が上がっていくのであるが、そこら辺の見直しは全くしないで、外部に売れない原因を求めるというのは本末転倒も甚だしい。商品の革新はこの時代だからこそさらに細分化され、変化のスピードも早く、その対応方法も複雑/煩雑になったり変化しているわけである。そこらへんのコンサルティングをしっかり聞いてもらう事で、ネット時代に対応できるビジネス体制になってくる。

特にネットをやっていて怖いのは、送客すればするほど、その取引先の商品力のなさが早く露見してくる事である。特に間口の狭い商品/サービスを扱っている所は、様々な方がネットでくる事によって、今まで自社の商品にあってなかった層が一部だったのが、相当数になってくるという事もある。これをチャンスと捉まえて、自己革新をするべきなのだと思う。いままでリアルでそれほど競合にあわなかった商品/サービスだと思ってたのが、ネットで検索する事によって、競合商品が実は小さいながらもあちこちになったのがいままで見えていなかっただけという事なんだと思う。そういう意味では唯一の商品/サービスと自負しているところが、実はそれほどでもなかったということが多い。我々の周りにも自信を持ってうちのやり方は業界で相当上だ!と行っているところでもそれぐらいのレベルならネットで探せばぽつぽつ出てくるよという事もある。特にすごいのが、個人でオタクのように追求してきたところはなかなか侮れないものをもっている所も多い。

ネットの時代になって今までとは違うレベルの自己革新を要求されるようになったのである。我々の仕事はSNSでコミュニティを作ったり検索効果をアップする支援だが、それは表向きの話で、ネット時代にリードできる自己革新能力をつけてもらう事がメイン業務だと理解している。

 

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ウエラブルの登場で、今までのオムニチャンネルの根本が変わる可能性がある。

ウエラブルの登場で、今までのオムニチャンネルの根本が変わる可能性がある。

 

流通で最近言われているオムニチャンネルのだのショールーミングなどの考えはスマートフォンベースの発想が多い。この数年は使えるだろうが、ウエラブルの浸透具合では根本から変わってくるだろうということである。

 

リアル店舗は、すぐに必要な商品は店舗ひもづけの今よく行われているオムニチャンネルの様々な手法でもある程度通じるだろう。それも今後相当様変わりしてくるだろうが。

 

ポピュラープライス以上の価格帯の商品は、今のオムニチャンネルなんかで使われている手法はほとんど通じないと考えた方がいい。だいたいあらゆるチャンネルで顧客動向をつかみ販売していく方法だと言ったところで、買う方は、世界中(ちょっと大げさね)から同じ商品あるいはよく似た要素をもつ商品を検索できるので、いくら一社で色々在庫などの共有化などをしたところでほとんど(あまり)意味をなさないと思う。

 

今までの手法はどうも自分でネットを十分駆使したことがないようなコンサルや企画屋が考えたようなレベルなんではないだろうか?と思う。結構笑える事例なんかをセミナーとうでしゃべってるのも見受けられるのをみていると。。。。

 

ウエラブルのキーは、当面SNSだろう。

 

検索一位のところはあまり関係ないが、ウエラブルの音声検索もまあまあつかえるがまたまだ人間が考えて動くレベルをサポートする力はない。そうすると、ポケットからだして画面をオンにしてから使うスマートフォンなんかはすでにめんどくさがられているので、目の前に来るあるいは手首に来るプッシュ情報は大きな影響を持つと考えられる。だから、当面の大テーマはどれくらい多チャンネルでSNSを使いこなせれるかになる。それもクーポンとかではない。小さくても口コミを引っ張れる情報発信型ユーザーの口コミ内容をどこまでふやせれるかなんである。今までのは自分個人が判断して買い物をしていたのが、相当多数のクチコミが購買判断基準に大きく影響を与えている。現に旅行の予約なんかでのホテルの選択時には皆さん口コミを読むのではないだろうか。半分ぐらいは?かも知れないが。レストランのもそうだろう! ウエアラブルの浸透によっては、まあ、相当買い上げ率が落ちるところも多数出てくるだろう。今までの販促や運営手法が通じないからである。

 

音声検索が普通になってくると、今までの検索対策のキーワードの使い方が変わってくる。キーボードではキーワードをポンポンと1−3個使って検索するというのが普通であったと思う。だからビックキーワードに販促費をかける必然もあった。しかし、音声検索になると人間はいろんな事をしゃべりだすのである。「この辺でおそばでおいしい所ない?しずかなところがいいな!」「アキバで泊まるんだけど、ちょっと広めの見晴らしのいい新しい所のホテルない?」まあ、こんな具合であろう。

 

つまり、キーワードのばらつきが出てきて、今までロングテールの端の方のキーワードなんてあんまし効果ないよなんて言うのが、脚光を浴びてくる事になるのだと思う。つまり商品やサービスの提供者側は、様々な可能性で探しにくる音声検索に対応した従来よりも多数のキーワードを使って特色を出すコンテンツ作りが必須になってくるのだろう。これは、商品やサービスを提供している当事者が、自分たちで日々工夫しながら、SNSとサイトの運用をマルチ手法でやっていくという事になる。外部に丸投げなんて企業はだめなのだ。小さい所であれば、それは社員に任せているよではなく、トップから現場まで同様にその手のリテラシーをもつ事が必須になってくるのだと思う。

 

こういう運営が出来るような企業体制にもっていくには、外部の支援を使いながら変えていくわけであるが、その支援者、コンサルタントであったり、セミナーに行ったり、ハンズオンでやってくれる所であったり、システム屋であったり。。。いろんな所が必要になるが、その選択方法を間違うと確実にミスリードになり追うがリスクが相当高まっているのだと思う。例えば、オムニチャンネルも新旧でてくるだろうと言っているわけであるが、それが実務におとしめるだけの事が出来るコンサルタントなのか、最近トレンドだからしゃべっているだけのコンサルタントなのか見極めなければならない。

 

新しいトレンドにのりながら新たなビジネスモデルを指向したいというニーズ/ウオンツの中でコンサルを見極めるポイントはこうだ。

 

最新トレンドのハード/システム環境にくわしくて、コンサルタント自身も十分使いこなせているのか? オムニチャンネルに特化した方向では、リアルの商売の仕組み運営ノウハウと、Eコマースの運営ノウハウや、SNSが実際にマルチで使いこなせているのか、コミュニティと言われるものを創りだしているのか? さらにその使いこなしていく中で、例えばネットを駆使してそのコンサルの会社は営業開発やコンサルティングが出来ているのか? である。「最近はこんなんです。。。」といいながら、タブレットやウエアラブルやクロームブックぐらいは元々ネット系が出身ではありませんというコンサルでもミーティング時にもってきて事例を見せるぐらいは当たり前だと思う。


コンサルも人間であるからいくら頭で理解できても実際に使っていなければ、最近の事情についてはほとんど理解できないぐらい多岐にわたり進化が激しい。特にパソコンからスマートフォン、スマートフォンからウエアラブル等々相当環境も運用もノウハウも変わる中で、昔の経験と勘では全く使いにものにならないほどコンサルの業界も変わってきている。その変化に十分対応できている所と話をする事は、自社の進路を誤らない保険でもあるのだと思う。。。。。なんて思う日々である。

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SNSの時代だ。

SNSを制するものが。。。

ネットの話になるとだいたいサイトがどうしたこうしたの話が多いが、サイト自体は待受である。いくら力を入れようが、来てくれなければ意味はない。そういった意味では、検索順位が大事だ。でもその検索順位も含めて、これからもっとも大事なのは、SNSだ。

SNSで顧客開発を行い、SNSで顧客とのコミュニティを図る。これが最優先で、サイトなんかFacebookページでも十分である。

このSNSを活用するには条件がおおい。まずはトップが十分活用できるかである。事業としてやるんだから部署の人間がやるからいいよ!という話も出てきそうだが、そんな時代ではない。トップもそうでない人たちもSNSで顧客にもそうでない方々にもコミュニティが創れる維持できることなのである。

ウエラブルなんかを使っていると、検索サイトは検索結果は一つずつしか出てこない。SNSのコメントも一つずつしか出ない。しかもSNSのコメントはプッシュでくる。検索はこちらからOK GOOGLE!としゃべらないと出てこないのである。この操作の手間だけ考えてもSNSが優位であることはわかるだろう。SNSの時代であるのだ。

SNSが不得意な人は?  それはなにがなんでもなれるしかないのである。

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どの世界も技術革新だ。

  • 形体展示 – 剥製標本写真などで生物を見せる展示。
  • 生体展示 – 生きた個体の展示。
  • 分類展示分類学的展示) – 同じ種類の生物をひとまとめにして、見比べることが出来るようにした展示。
  • 地理学展示地理学的展示) – 同じ地域に生息する生物をひとまとめにして、見比べることが出来るようにした展示。
  • 無柵放養式展示(ハーゲンベック方式・パノラマ展示) – 堀(モート)を使用したモート式展示など、従来の檻や柵などの遮蔽物を使用した展示ではなく、生物を直接観賞出来るようにした展示。
  • 単一展示 – 同一の種類の生物だけを、同じ施設内で展示すること。
  • 混合展示 – 複数の種類の生物を、同じ施設内で展示すること。
  • 形態展示 – 生物の身体的特徴を見せるだけの、生物がただ生きているだけの展示。
  • 生態展示 – ランドスケープ・イマージョンなどを使用し、その生物が野生で生息してる環境を再現し、環境エンリッチメントなどを考慮した展示。
  • 行動展示行動学的展示) -その動物の特技や特長などの能力を、自然に誘発させて観賞者に見せるように工夫した展示。
wikiからの引用です。
ざっとこれ見ただけで動物園の展示の手法だとはなかなか思えないんであるが、こういった業態でも手法の革新は行われているということなんだね。旭川動物園が一時期盛り返したのは行動展示という手法だったんですね。。なるほど。流通的に言うとVMDと部門別管理の手法の組み合わせということでしょうか。勉強になりました。
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これからのコンサルタントは?

これからのコンサルタントは?

コンサルタントもいろいろなタイプがあるのでそれはそれでいいのだが、少なくても様々な分野でリアルとネットの癒合が起こっている中で徐々にいろんな方向性は見えてきていると思う。

バラバラと考えてみた。

今までのリアル中心のコンサルタントでは、ネットに弱い事もおおく全く一面しかコンサルは出来ないだろう。今までのネットやシステム系のコンサルタントは、リアルがわからなくて全く話にならんだろう。大枠の概念からコンサルをやっている人は、現実的なところでリアルとネットが出てくると全くだめだろう。人材教育がメインでコミュニケーションや基本動作などを教えている人はその分野ではいいかもしれないが、ネット上のコミュニケーションや基本動作はわからないだろう。さらに、日本人比率が減ってきたらもっとだめだろう。SEO対策をやっていたコンサルは、いろいろGoogleなどが検索方針を変えてきたので、いままでの手法はほとんど役に立たないだろう。サイト構築のコンサルをやってきた人は最近は無料のも多いので金にならないだろう。営業コンサルをやってきた人は、ネットを使った営業開発や継続営業は難しいだろう。販売コンサルをやってきた人はEコマースは難しいだろう。Eコマースのコンサルをやってきた人は、今、人がいろいろなチャネルで、いろいろなモチベーションで買ってきているのでトータル的には全く無理かもしれない。さらに、Eコマースのコンサルをやっていた人はスマホに変わってなかなかピンと来ないだろう。さらにウエアラブルになったら全くついていけないかもしれない。大手のコンサルをやってきた人は最近の個人ベンチャーの台頭に付いていけないだろう。今までマス商品のコンサルをやって来た人は、このロングテールのオタクの時代についていけないかもしれない。今までのビジネスモデルのコンサルは、どんどん新たに出てくる今までとは起点の違ったビジネスモデルについていけないかもしれない。販促系のコンサルの人は自分でSNSを使ってメディアでも自分で出来る時代にはこれまたついていけないかもしれない。。。。。。

という事は、これからコンサルは、新たなMarketを開拓する必要が出てくるのである。

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IoK インターネットオブノウハウ

最近どこを見てもIoTだらけなんで、うちも真似して考えて見ました。どのようなシチュエーションでも最近はスマホやタブレットが外せないんだけど、それは昔のモバイルパソコンを重いぞ!ひーひーいいながら持っていた時代と比べると、圧倒的に使う時間とタイミンと目的が変わった。昔はメールを見るサイトを見るだけだったんだが、今は同時にあちこちのサイトや複数のデータベースからノウハウやコンテンツを引っ張ってきて、また新たなノウハウを作るということが普通になってきている。タブレット一枚じゃ足りないので、サブ画面でスマホを使う。さらにそれでも足りないのでもう一つぐらいスマホを持ってくる。。。。。デュアル画面のタブレットあれば売れるだろうな。。。

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海外の業態を見に行く

流通の世界は非常に変化が激しい。日本でもどんどん新業態が登場し、都心業態対郊外業態や、大規模業態対小規模業態、通常価格帯対ディスカウント業態、リアル店舗対Eコマース。。。。など様々な領域を超えての戦いがある。コンサルタントや講師業で流通に携わるのであれば、当然このような中で新業態や没落業態や標準業態を見に行く事は当たり前だろうし、見に行った中でどこがその業態たるのかを確実に確認してくる事ぐらいは必須事項だと思う。さらに視野を広げるのであれば、日本のほとんどの業態のベースがアメリカからのが多いので、その本家本元を見に行く事も必要であろう。同様にヨーロッパが業態のベースのもあるのでヨーロッパも必要かもしれない。さらに最近人口が急増している東南アジアの業態を見に行く事も必須になってきたと思う。アジア発信の業態はどう変化しているのか、欧米や日本の業態はアジアではどのように対応しているのかである。もちろん皆さんそれほど暇なわけじゃないだろうし、経費も結構かかるのでせめて欧米年1-2回、東南アジアの各国を年数カ国(2-4カ国ぐらい)まわる事ぐらいしないと最近の動きに関しては「井の中の蛙」という事になる。

 

最近海外マーケティングのおすすめは、アメリカはハワイですまし、ヨーロッパはロンドンですますことである。ハワイは最近ターゲットもホールフーズもTJマックスなども複数店舗出店したことで簡単にバスやトロリーで数日間で全部見てまわる事が可能になった。ロンドンはヨーロッパ勢はほとんど出店しているのでそこもバスで関単に見て回る事も可能である。Googleマップ様々である。

一方東南アジアは進み方にピンキリがあるので、せめてシンガポールかクアラルンプールのどちらか、ベトナムかタイかのどちらかを見に行ってればおおよその雰囲気はわかる。特に東南アジアは欧米のベースが時間をかけて育成された日本の業態とは違って、一気に欧米の業態がそのままはいってきたのと地元の独自の発展を遂げた業態がガチンコ勝負していて、さらに都心に相当な人口が集中している事もあるので、地下から10階ぐらいまである商業施設が、大型店から個人店まで、さらに高級品からディスカウンターまで同じ商業施設内に網羅されているというアジア独自の商業施設業態として進化している。これは日本でも欧米でもなかなか見られない業態なのだが、これがまさしくアジア人向けの商業施設のあるべき姿と言えるものであろうという事を実感できる。

 

まあつべこべ言わず行く事が大事だという締めくくりになるな。

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ミーティングの効率効果はどう考えるか

ミーティングの効率効果はどう考えるか

ミーティングはどこの企業もいろいろな手法を講じているようだ。中にはどのようなミーティングでも25分と決めているところもあれば、議事録の形式を決めそれにそってのみ行うというところもある。進め方をフォーマット化するということである。中にはミーティングは結論を出さないようにしてとことんフリーディスカッション的にしているところもある。さらにはファシリテーターがマップやチャートを使って進行支援しているところもある。どの手法ともに長所短所がある。
時間設定やフォーマットを決めているところは時間的な効率はいいかもしれないが、その内容的に不十分あるいは決まりきったものしか出てこないケースも多い。取り逃がした意見も続発するであろう。とことんディスカッションするところは、そのミーティング時に結論が不明確であったりしてミーティング後の情報共有の仕方を丁寧にしないと前に進まないであろう。チャートやマップを使って進行しているところは、そのマップを書く人材のレベルの応じてということになるであろう。
このような点はどこでも点在しているだろうと思う。ミーティングもそのときの環境やテーマの内容とそのミーティング後の進め方によって、手法をいろいろ使い分けることが必須であると思う。要はテキパキ進めないとだめなときもあれば、とことんディスカッションするときもいる訳だし、マップで明快化することも必要だったりする訳である。そのミーティングの中で議論の詰まり方によっては途中からミーティングの手法をかえることも必要になってくるだろう。
ミーティングとはそういうものなんだと思う。

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