2017年11月24日 fdj-today

■■東急不動産、竹中工務店神戸支店/共同で、JR芦屋駅(兵庫県)南地区第二種市街地再開発事業の事業協力者に選定(2017/11/22)
●JR芦屋駅直結 複合開発プロジェクト、事業協力の主な内容:「JR芦屋駅南地区まちづくり基本計画」の具体化に関する助言・提案、施設建築物の設計および施工に関する助言・提案、施設建築物の管理運営に関する助言・提案、提案の建物概要:【構造・規模】鉄筋コンクリート造地上11階地下1階、【用途】住宅(約50戸)、商業施設、公益施設、駐車場
http://www.tokyu-land.co.jp/news/7f900c74519954f8f92ec8187c8e8382_1.pdf

■■アパホテルズ&リゾーツ
/「アパホテル〈堺筋北浜駅前〉」を起工(2017/11/22)
●大阪府下第16弾ホテル、大阪市営地下鉄堺筋線・京阪電気鉄道「北浜駅」より徒歩2分、大阪市営地下鉄御堂筋線・京阪電気鉄道「淀屋橋駅」より徒歩5分と、ビジネスやレジャーに適した至便な立地、構造・規模:鉄骨造・地上10階建・全193室、平成30年冬の開業を予定
https://www.apa.co.jp/newsrelease/18363

■■ベイクルーズ/ACME Furnitureがインテリアを手掛けたホテル「HOTEL THE KNOT YOKOHAMA」、12月1日グランドオープン(2017/11/22)
●不動産の「いちご」が保有する「横浜国際ホテル」とコラボレーションし、ホテルのリニューアルに伴う、全客室147部屋のインテリアデザイン、製作を手掛けた
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000247.000011498.html
http://hotel-the-knot.jp/

■■ビームス/「トランジットジェネラルオフィス」×「ビームス」、アーティスト・イン・レジデンスによる住まう人だけのアートがあるサービスアパートメント「PORTAL Apartment & Art POINT」を実現(2017/11/22)
●渋谷駅徒歩5分の桜丘町に誕生、11階建のヴィンテージマンションをリノベーションし、オフィス、アパートメント、サービスアパートメント(家具付き)で構成、「PORTAL Apartment & Art POINT」は「働き」「遊び」「住む」という多様なワークスタイルを体現できる場所
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000012471.html
http://portalpoint.jp/sakuragaokacho/

■■アパマンショップホールディングス/グループ会社fabbit(株)、コワーキングスペース「fabbit京橋」を12月1日にグランドオープン(2017/11/22)
●「fabbit大手町」に続き、東京駅徒歩圏に2点目のfabbitが誕生、広さ200㎡で、コワーキングスペースはもちろん、会議、セミナー、撮影ロケ等としても利用可能
http://apamanshop-hd.co.jp/wp-content/uploads/2017/11/prnews1306_20171122kyo.pdf

■■日本土地建物/複合ビル「京橋エドグラン」開業1年で来館者数 延べ460万人超(2017/11/20)
●当初目標比:約115%、タウンマネジメントによる積極的な賑わいづくりが奏功、11月21日から開業1周年を記念したイベントを開催
https://www.nittochi.co.jp/news/uploads/b8725665477f57d6c8a8da506fdb6eda1412e34a.pdf
https://www.edogrand.tokyo/

■■MUJI HOUSE/12月2日、無印良品の家「新潟店」、「窓の家」モデルハウスオープン(2017/11/22)
●ネットワーク・パートナーである(株)丸山組が運営、甲信越エリアで初
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000001246.html
https://www.muji.net/ie/modelhouse/niigata/

■■野村不動産/オフィスビルブランド「PMO」に「パントリー(給湯室)セレクトプラン」を導入(2017/11/22)
●入居企業の働き方(ワークスタイル)の変化に柔軟に対応するオフィス空間を実現、PMO 京橋東に「パントリーセレクト」プラン導入
http://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2017112201361.pdf

■■大和ハウス工業/戸建住宅IoT化のコネクテッドホームブランド「Daiwa Connect(ダイワ コネクト」プロジェクトを開始(2017/11/22)
●「Google Home」を活用した「コネクテッドホーム」を提案、「Daiwa Connect」プロジェクトのポイント:コネクト環境の整備/お客さまが「用途ごとに好きなデバイスを組み合わせて使うことができる」環境の整備、ライフシーンコンサルティング/従来の住生活提案のノウハウとIoT・AIを活用した新たな「生活価値」の提供、リスクマネジメント/「住まう人と生活、情報を守る」対策の強化
http://www.daiwahouse.com/about/release/house/20171122095541.html

■■スターツコーポレーション/アメリカのテキサス州・ダラスに現地法人「スターツダラス」を設立、11月17日より営業を開始(2017/11/22)
●北部人気エリアのプレイノ市とアレン市に保有する戸建ての管理とともに、日本の国際事業本部と連携を図りながら仲介(賃貸・売買)、投資用物件の購入サポートにも注力、スターツの海外ネットワークが22ヵ国35都市に拡大
https://www.starts.co.jp/docs/pdf_w/ps6174.pdf

■■ハウスコム/「不動産テックを活用した部屋探しの新しいカタチとは?」をテーマにした大学生ビジネスコンテストを開催(2017/11/22)
●11月15日に開催された予選会では、エントリーしたインターカレッジによる5チームが現役大学生の等身大の感性と未来への洞察に満ちたプレゼンテーションを繰り広げた、決勝に進む2チームは:お部屋探しの未来像は11月26日に渋谷で決まる!
http://contents.xj-storage.jp/xcontents/32750/3ffc17ec/4859/4079/ae33/7531f948c116/20171122101635431s.pdf

■■リクルート住まいカンパニー/「スーモカウンター」愛知県、広島県、福岡県の3拠点で新店オープン(2017/11/22)
●住宅購入について学べる・相談できる無料サービス「スーモカウンター」3拠点オープン:プライムツリー赤池店(愛知県日進市)、アルパーク広島店(広島県広島市)、博多マルイ店(福岡県福岡市)
https://www.recruit-sumai.co.jp/press/2017/11/3.html

■■アパマンショップホールディングス/グループ会社fabbit(株)、九州大学にて「共創問題解決授業」を実施(2017/11/20)
●学生とアクティブシニアの共創による課題解決を支援、名称:「学生×シニア共創モデル
in FUKUOKA」、)期間:11月27日から12月25日・毎週月曜日、)参加者:九州大学芸術工学部(院生・学部生)・シニア、内容:「九州大学芸術工学部工業設計学科と大学院芸術工学府の授業として実施」「「学生」と「シニア」が企業や社会が抱える課題を、本プロジェクトを通じて発見から解決案まで導出」
http://apamanshop-hd.co.jp/wp-content/uploads/2017/11/prnews1305_20171120kyu-1.pdf

■■日本リテールファンド投資法人
/「Gビル御堂筋02」の信託受益権取得を決定(2017/11/21)
●取得予定価格150億円
http://www.jrf-reit.com/upd3/irpr_news/pdf/ir5845A13E7CD279287.pdf



お城のワーキングスペース付き! シェアハウスで始める田舎暮らし入門

地方へのIターンを検討している人にとって、その街が自分に合っているのか、どんな住まいを構えるべきか、仕事は見つけられるのかなど、不安要素はたくさんあります。思い切って引越したものの、「こんなはずじゃなかった!」とならないために用意された、移住希望者を対象とした田舎暮らし入門用シェアハウス(お城のワークスペース付き!)を見学してきました。
鳥取県大山町にある、移住希望者向けの田舎暮らし入門シェアハウス

本格的な移住の前に、田舎暮らしの生活体験ができるのは、海と山に恵まれた鳥取県大山町(だいせんちょう)にある「のまど間」というシェアハウス。1984年に建てられ、空き家になっていた民家を利用したそうです。中は7つの住居スペースと、お風呂やキッチンなどの共有スペースが用意されており、体一つで田舎暮らしを始めることができます。

【画像1】この地域に多い瓦屋根の立派な民家を利用したシェアハウス「のまど間」(写真撮影/玉置豊)

【画像1】この地域に多い瓦屋根の立派な民家を利用したシェアハウス「のまど間」(写真撮影/玉置豊)

【画像2】移住希望者向けの土間があるシェアハウスということで、「ノマド」+「土間」=「のまど間」(写真撮影/玉置豊)

【画像2】移住希望者向けの土間があるシェアハウスということで、「ノマド」+「土間」=「のまど間」(写真撮影/玉置豊)

このシェアハウスを管理するのは、兵庫県から「地域おこし協力隊」という制度を利用して移住してきた薮田佳奈さん。ご自身の移住経験から、本格的な引越しの前に、お試しで気軽に住める場所の必要性を痛感したそうです。

「田舎暮らしはイメージと違うところも多く、実際に住んでみないと分からないことだらけです。例えばこの大山町のなかでも、集落によって雰囲気や習慣が違ったり、生活の利便性が違ったりすることもあります。逆に住んでみることで不安が払しょくされたり、条件の良い住まいを地元の方から紹介してもらえたりすることも。

また、住んでみた結果、ここじゃなかったと確認できることも大切です。いきなり腹をくくって移住というよりも、移住する前にまずは滞在していただき、『本当にこの町に住みたい!』と思った上で住まい探しができるような場所が必要だと実感しました。

そこで、地域おこし協力隊の仲間や町役場、町の大工さん、地域の人たちなど、いろんな方にご協力いただき、『のまど間』を立ち上げました。そして地域おこし協力隊の任期を終えた今も、ここの運営をさせてもらっています。『のまど間』は地域と移住希望者を結ぶ交流の場でもあり、地元の人がふらっと来ることも多いので、たとえ知り合いがいなくてもつながりがすぐにできますよ!」

【画像3】「のまど間」を管理する薮田佳奈さん(写真撮影/玉置豊)

【画像3】「のまど間」を管理する薮田佳奈さん(写真撮影/玉置豊)

【画像4】キッチンには近所の方から差し入れされた野菜がたくさんありました(写真撮影/玉置豊)

【画像4】キッチンには近所の方から差し入れされた野菜がたくさんありました(写真撮影/玉置豊)

冷蔵庫や洗濯機など、生活に必要な家電も用意されているシェアハウスなら、例えば今住んでいる住居をそのままにしておき、身一つで気軽に大山町へ来ることも可能です。そしてこの町が気に入ったら本格的に家探しをすればいいので、「こんなはずじゃなかった……」という失敗は少なくなりそうですね。

【画像5】家賃は2万円~3.5万円+共益費1.5万円でインターネットや駐車場も利用可能(写真撮影/玉置豊)

【画像5】家賃は2万円~3.5万円+共益費1.5万円でインターネットや駐車場も利用可能(写真撮影/玉置豊)

まるでお城のような共用ワーキングスペースも完備!

「のまど間」の魅力はこれだけではありません。なんと住居のすぐ隣に、まるでお城のような共用ワーキングスペースが完備されていて、住人は無料で使うことができるのです。ここにパソコンを持参すれば、快適な環境で集中して仕事をすることができるため、家だと遊んでしまって仕事ができないという人にはうれしいですね。Wi-Fi環境がととのっているほか、オプションとなりますが印刷機やプロジェクター、コーヒーマシンなども利用できます。2階にはミーティングルームもあるので、地域の人たちを巻き込んだ大規模プロジェクトもスムーズに進められそうです。

【画像6】だいせん城とも呼ばれているワーキングスペース(写真撮影/玉置豊)

【画像6】だいせん城とも呼ばれているワーキングスペース(写真撮影/玉置豊)

【画像7】「のまど間」の住人なら無料で利用可能(写真撮影/玉置豊)

【画像7】「のまど間」の住人なら無料で利用可能(写真撮影/玉置豊)

【画像8】天守閣にあるミーティングルーム(写真撮影/玉置豊)

【画像8】天守閣にあるミーティングルーム(写真撮影/玉置豊)

この建物は、「のまど間」にかつて住んでいたお城好きの大工さんが、自分の城として趣味で建てたもの。2005年に建設された築浅のお城です。内装などはオフィスとして利用しやすいようにリフォームされており、遊び心たっぷりで刺激を受けまくります。

このワーキングスペースは住人以外も1回800円(初回は500円)で利用可能となっており、「のまど間」を経て大山に移り住んだ人が、集中して仕事をしたいときにくることもあるとか。私もここでちょっと原稿を書いてみたのですが、お城のパワーなのかいつも以上にはかどった気がします。

【画像9】ここで仕事をしていれば、天下が獲れるかもしれません(写真撮影/玉置豊)

【画像9】ここで仕事をしていれば、天下が獲れるかもしれません(写真撮影/玉置豊)

【画像10】地下には隠れ家のような多目的ルームも。スクリーンが常設されているのでイベントやプレゼンなどの利用に便利(写真撮影/玉置豊)

【画像10】地下には隠れ家のような多目的ルームも。スクリーンが常設されているのでイベントやプレゼンなどの利用に便利(写真撮影/玉置豊)

大自然に囲まれた大山町にある、お城みたいなワーキングスペース付きのシェアハウス。どこか田舎への移住を考えている方で、ちょっと変わった生活をしてみたいという人には、まさにうってつけの場所なのではないでしょうか。

●取材協力
・のまど間