
199万8円(税込) / 304.58平米
日比谷線「広尾」駅 徒歩7分
外苑西通り沿いに立つ、純白のファサードが美しい9階建てのマンション。その2階部分、オフィスや店舗用途で、天高が最大4.8mある大空間をご紹介します。
2階へは専用の入り口と階段があり、外から直接アクセスができるようになっています。
室内は広告代理店オフィスの造作が残っており ... 続き>>>.
圧倒的に不動産情報が多いですが。。。。
ケルヒャージャパン(株)は、年末に向けて「大掃除」に関するアンケート調査を全国の20~60代の男女500名を対象に行った。調査方法はWEBアンケート。調査時期は2017年10月27日(金)~10月30日(月)。今年大掃除をしますか?では、「必ずする」33%、「する予定」48%、「しない」19%で、81%の方(必ずする+する予定)が実施以降であることが判明した。大掃除を面倒だと感じますか?では「そう思う」51%、「どちらかというとそう思う」34%、「あまり思わない」11%、「全く思わない」4%で、面倒だと感じている方(そう思う+どちらかというとそう思う)が85%いることが分かった。
大掃除にかけられる時間についても「1日以内」と答える方が52%という結果。昨年の調査時よりも、かけられる時間が1日以内と答える割合は9ポイント増加しており、更に時短意識が高まっているようだ。
また、家中の掃除は面倒だと感じ、大掃除に何日もかけることはできない…という意見が多い反面、汚れが気になる箇所はいくつも挙げられた。その中でも最も多くの方が挙げたのが「レンジフード・換気扇」。4位には「ガスコンロ・IHクッキングヒーター」がランクインし、キッチンまわりの汚れが気になる方が多い傾向が見られた。他にも、「窓」や「窓のサッシ」が上位にランクインするなど、窓まわりの汚れも気になるポイントのようだ。
汚れが気になる場所については、「普段から清掃できていない」と答えた方が61%で、普段掃除できていない理由の多くを占めたのは「掃除に時間がかかる」と「汚れが簡単に落ちない」だった。
大掃除に関するエピソードとしては、「普段やらないところを掃除することで気分が良くなる。」(20代・男性)、「換気扇に手が届かず掃除が大変だった。31日の夕方になっても終わらず結局年越しまで持ち越してしまった。」(30代・女性)、「子供の頃に読んでいた漫画を見つけてしまい、結局読んでしまった。」(30代・女性)、「人が足りなくて夜中までやった。」(40代・女性)、などがあった。
ニュース情報元:ケルヒャージャパン(株)
とある3連休初日の夜10時、トイレが故障するという事態に見舞われた筆者。トイレタンクの上の蛇口(手洗い管)からの水が止まらなくなったのだ。設備会社にとりあえず水を止めてもらったが、さて、この後どうする? 修理か、新品購入か。解決までの約1カ月を報告する。
トイレの水が止まらない! 管理会社に助けを求めるが……
そろそろ寝ようかと、リビングのテレビを消したある夜のこと。トイレのほうからチョロチョロと音がすることに気がついた。見に行くと、トイレタンク上部の蛇口(手洗い管)から水が流れ続けている。
【画像1】水が止まらなくなったわが家のトイレ。便器本体とタンクはマンションが竣工した35年前のもの。温水洗浄便座は7年前に取り付けたものなので本体と便座のメーカーが違う(写真撮影/田方みき)
水を流すレバーを回してみると、抵抗感なくカランと空回りする。「ああ、またか」と思い、タンクのふたをはずして中をのぞいてみた。以前も何度か同じことがあったのだ。
【画像2】トイレタンクの仕組み(画像提供/DCMホーマック)
トイレタンクは、レバーを回すとタンクの排水口をふさいでいるゴムフロートが上がって便器に水が流れ、同時にタンク内と手洗い管に給水が始まる構造だ。ゴムフロートの鎖がどこかに引っかかって排水口が開いたままになると、いつまでも水が流れ続けることになる。以前にも同じことが何度かあり、そのたびに排水口が閉じるまで鎖をテキトーに動かして直していた。ところが、今回はなかなか排水口が閉じてくれない。早く水を止めないと、水道代が大変なことになる。もちろんトイレも使えない。
ふと思い出したのは管理会社に24時間サポートの窓口があること。電話をして状況を話すと、管理会社のサポートスタッフが「トイレの止水栓、または水道の元栓を閉めてタンクへの給水を止める応急処置」の方法を説明してくれた。この方法でとりあえず水を止めておけば、翌朝以降に修理業者を派遣してくれるとのことだった。
【画像3】赤いマルで囲んだ部分が止水栓。ここをマイナスドライバーで右に回せば給水管からのタンクに流れ込む水を止められる。ところが、固く締まっていて(おそらくサビている)まったく動かなかった(写真撮影/田方みき)
よし、と止水栓を回そうとしてみるが、サビているのか固くてびくともしない。止水栓はあきらめて、玄関横のパイプシャフト(給排水管やガス管等を通す空間のこと)内の水道の元栓を閉めることにした。流れ続けていたトイレの水は無事に止まり、ほっと一息。
しかし、悠長に構えてはいられない。このままではキッチンも浴室も水は出ないのだ。時刻はこの時点ですでに午前0時近い。戦いは翌日に持ち越しだ。仕方なく、この夜はお風呂も入らずに寝るしかなかった。
水は止まるも再発の危機! 即時交換は20万!?翌朝、設備会社の人がやってきた。プロ仕様の工具で止水栓をあっさりと閉じる。故障の原因は、トイレタンク内の部品の破損。レバーとゴムフロートをつなぐ棒が折れていた。約35年前から使っているトイレなので、経年劣化だろうとのこと。
そこで、設備会社に、どんな対処方法があるかを聞いた。それをまとめたのが下の表だ。
【画像4】対処方法と費用(※筆者が施工を依頼した設備会社の場合)。それぞれの納期は、設備会社に在庫があれば即日。なければ取り寄せに約1週間。また、内装を変える場合はリフォーム会社とのプランニングの日数も必要となる
好みや予算によって、さまざまな方法があることがお分かりいただけるだろうか。
私が選んだのは「4」の一式まるごと交換。安上がりな「1」「2」は古い機種のため部品がなかったこともあるが、なにより、せっかくの機会なのでキレイな新品にしたかった。「5」は収納キャビネットや手洗いカウンターがあるといいなとは思うものの、設置費用などすべて含めて20万円以下という予算をオーバーしそうなので涙をのんで断念。
設備会社からは、「好きなメーカーの好きなトイレを選んでくれたら、設置可能かどうかを調べます。当社の場合、費用は設置や撤去費用も含めてメーカー希望小売価格の約7~8割。20万円の機種なら15~16万円程度と考えておいてください」と言われたので、まずは機種選びから始めることに。
【画像5】便器の交換が完了するまでの約1カ月間、バケツに水をくんで流す「手動水洗トイレ」の生活が続いた。忙しいときにはこれが面倒で、トイレに行くのを我慢したことも。体によくない(写真撮影/田方みき)
ここまで来たら妥協しない! 最新トイレ見学に、いざショールームへどうせ新しいトイレに交換するなら、自動で水が流れたり、掃除がラクだったりする好みの機種にしたい。住宅設備メーカーの最新カタログ3社分を取り寄せて熟読。「汚れの原因になる水あかがつきにくい」というトイレを候補に決めた。
さっそく、パナソニックのショールームに予約を入れた。トイレが壊れてからすでに1週間が経過していたが、ここまできたら実物を見たかったのと、設備会社が出してくれた費用が妥当か知りたかったからだ。
第一候補のトイレは、今年発売になった比較的新しい機種。本体に凹凸が少なく(ホコリがたまりにくく掃除がラクそう!)、便器内の汚れが残りにくいタイプ。価格も約15万円で、これなら予算内におさまりそうだ。
ショールームのスタッフに、交換費用を聞いてみる。すると、住宅設備メーカーと提携しているリフォーム会社に依頼すれば、内装リフォームや収納棚を付けるなどのリフォームにも対応でき、メーカー希望小売価格の範囲内に工事費もおさまることが多いとのこと。トイレの交換のみなら、先日家に来てくれた設備会社にお願いするのがコスト的にはよさそうだ。(※リフォーム会社によって対応が異なるため、依頼の際は確認が必要)
「やっと解決!」と思いきや、決めかけていた機種がマンションの2階以上では、水圧などの条件で設置に向かないことが判明。機種選びは振り出しに戻った。
収納キャビネットがセットになったトイレを発見。そしてリフォーム完了カタログを再度見直す。そこで見つけたのが収納キャビネットがセットになったトイレ。設備会社に見積もりを出してもらうと約20万円(税込)。予算をオーバーしそうだからとあきらめていた収納キャビネットが付けられる。よし、これに決めた!
その後、トイレとキャビネット一式の発注・納品に約1週間。マンションの管理組合にリフォーム内容と日程を申請し工事当日を迎えた。施工時間は、トイレ交換だけなら3時間程度で済んだのだが、キャビネットの幅を合わせるために現場での調整が必要だったため所要時間は約5時間だった。
トイレが故障してから交換完了まで、ちょうど1カ月かかった計算だ。
【画像6】新しくなったわが家のトイレ。キャビネットの高さが、以前のトイレタンクよりも低かったため、壁の汚れが一部露出してしまった(写真撮影/田方みき)
【画像7】汚れていた壁が露出してしまった部分は小物で隠した(写真撮影/田方みき)
毎日使う水まわり設備が故障すると、日常生活に大きな支障をきたす。すぐに修繕ができればいいが、急な交換となったときには、リフォームが完了するまで想像以上に不便だ。わが家の場合も、トイレを使うたびにバケツに水をくんで流すのが面倒だった。設備が古く、そろそろ使えなくなるかもと感じている場合は、壊れてから直すのではなく、計画的に交換するほうがストレスがなさそうだ。
わが国の空き家数はもうすぐ1000万戸に迫ろうとしている。7軒に1軒は空き家だ。しかし、日本では欧米に比べて、中古住宅の取引は低い水準にある(2013年国土交通省「中古住宅流通促進・活用に関する研究会」)。その理由は、親世代の家の間取りに理由があるという。埼玉県で、行政の立場から空き家問題に取り組むお二人にお話を聞いた。
時代を代表する4つのアニメ、その間取りから浮かび上がるのは……?親世代の生活や住宅スタイル、ひいては「間取り」がその子世代の暮らし方にはマッチしない!? そんな問題提起をしたのは、埼玉県鴻巣市 都市整備部副部長の高橋英樹さんと、埼玉県庁 都市整備部 建築安全課企画担当主幹の小松克枝さんだ。日本人の生活スタイルと住宅の間取りについて、人気アニメに登場する住宅、磯野家(サザエさん)とさくら家(ちびまる子ちゃん)、野原家(クレヨンしんちゃん)、天野家(妖怪ウォッチ)の4つを比較し、その変遷を分析している。
着目したキーワードは次の2つだ。
◎家族構成(多世代同居・核家族)いったいどういうことなのか。さっそく4つのアニメの間取りを見てみよう。
[1]サザエさん:磯野家の間取り
原作の4コマ漫画は、昭和20年代に新聞連載としてスタートしている。磯野家の家族構成等の設定は戦前のモノであったが、1969年(昭和44年)のアニメ化の際に時代設定等がいったん整理された。このため「昭和40年代」の設定と言える。
【画像1】サザエさん:磯野家の間取り(画像提供/高橋英樹さん)
[2]ちびまる子ちゃん:さくら家の間取り
作者の子ども時代の設定で、昭和40年代後半から50年代前半をベースにしている。
【画像2】ちびまる子ちゃん:さくら家の間取り(画像提供/高橋英樹さん)
[3]クレヨンしんちゃん:野原家の間取り(1階)
漫画の連載は1990年(平成2年)で、1992年(平成4年)にアニメ化されている。
【画像3】クレヨンしんちゃん:野原家の間取り(画像提供/高橋英樹さん)
[4]妖怪ウォッチ:天野ケータくんの家
2012年(平成24年)に漫画での連載がスタートし、2014年(平成26年)にテレビアニメがスタート。平成20年代を代表する大ヒットアニメ。
【画像4】妖怪ウォッチ:天野家の間取り(画像提供/高橋英樹さん)
ここまで、日本を代表する4つのテレビアニメから間取りの変遷を見てもらった。
高橋さんは「ここから読み取れるのは、核家族化の進展と生活スタイルの欧米化です」と分析する。
「平成に入ったころから祖父母世代用の部屋と来客用の空間がなくなりました。平成20年代になると和室も消え、1階空間のほぼ全てが家族のコミュニケーション空間になりました」(同)
確かに、筆者が最近目にする新築住宅の広告でも、システムキッチンや床暖房はすでに定番アイテムとなり、10年ほど前には目新しかった「リビングイン階段」や「メザニン(中2階)」なども一般的になった。和室はノスタルジー空間となり、来客用の空間は親子間を含む家族間のコミュニケーションのための空間に吸収されていった。
高橋さんはその結果として、リビング空間が広がり、現在の住宅では家族のコミュニケーション、とりわけ「親と子がどうかかわるか」が、家の間取りにも影響しているのではないかと考えている。
”今どきの間取り”の中古住宅も増える?高橋さん自身、10年前に熊谷市の実家を受け継ぐ際に、すでに築40年ほどたっていた親の家を取り壊して新築した。
当時、妻と子ども1人(現在は2人)と暮らしていた高橋さんは
「ユニットバス、システムキッチン、床暖房、これら3つの要素が僕らの世代が家に求めるものだと思います。
設備が古いうえに、親が建てた家は“ちびまる子ちゃん”の家のような中廊下型で、自分の家族の暮らしには向かないと感じました。実家では、家族5人が6畳の居間で窮屈にテレビを見たり食事をしたりしていましたが、廊下をはさんだ二間続きの和室はほとんど使われていませんでした(笑)」
と打ち明ける。
一方、小松さんは「私は、10年ほど前、実家の近くに中古住宅を買ってリフォームして暮らしています」と言う。
「私の家族は夫と子ども2人ですが、1990年代後半に建てられた住宅で“クレヨンしんちゃん”の家のような、リビング・ダイニング&キッチンで家族団らんできるタイプだったことと、耐震性が高かったことが理由として大きいでしょう。
同規模の新築物件より安価なこともお得感がありました。私は仕事柄、スクラップ&ビルドではなく、躯体さえしっかりしていれば既存の建物を再活用したいという思いもありました。実は、高橋さんの言う住宅に求める3つの要素(ユニットバス、システムキッチン、床暖房)は無かったのですが、おいおいリフォームしていこうと思っていたので気になりませんでした。入居前に内装を、入居後に洗面・ユニットバス、外構と、数年ごとにじっくり、自分好みにリフォームして楽しんでいます」
そんな小松さんに対し高橋さんは
「抵抗感がなくリフォームを選択できる人って、まだあまり多くないのではないでしょうか。私の実家のように築40年以上の住宅の場合、リフォーム後の姿をイメージすることは難しい。みんながみんな建築の知識をもっているわけではありません。10年前の私もそれができませんでした。今から考えると少し残念な気もします」
と話す。
高橋さん、小松さんともに、埼玉県におけるこれからの住宅のあり方、そして空き家問題に行政の立場から対策に取り組んでいく立場にある。
小松さんは「自治体が目指す方向性や、住まい手の住宅の選び方はいまだ新築志向という現実と、空き家の数を抑えたいという目標とのギャップに戸惑うこともあります」と打ち明けてくれた。
埼玉県は、1970年から2010年までの40年間で、人口は約2倍に増加した。しかし、日本全体の少子高齢化は埼玉県でも例外ではなく、これから人口減少が始まると予想されている。
小松さんは「これからは、平成以降に建てられた、リビング・ダイニング&キッチンが一体となった今どきの家族にも通用する間取りの中古住宅が多くでてきます。今の生活スタイルに適したこうした中古住宅を購入する人も増えてくるでしょう」として
「中古住宅を次の利用者に受け継いでいくためには、その地域で活躍する建築士さんや不動産屋さんの役割が非常に大きいと感じています。多くの人が『買いたい、住みたい』と思えるすてきな住まい方を提案してもらいたい。そのことが、誰も住まない空き家を少なくすることにもつながります」と、その思いを語ってくれた。
●取材協力地球温暖化が世界的な問題になっている中、国土交通省と環境省は合同でCO2(二酸化炭素)を削減する省CO2賃貸住宅を増やすために補助金制度を設けて推進している。このようなエコな賃貸住宅は、地球にやさしいだけでなく、入居者の暮らしにもメリットがあるようだ。省CO2賃貸住宅を手がける積水ハウスと、建て主であるオーナーに話を聞いた。
CO2を削減するエコな賃貸住宅とは?
温暖化の原因となる温室効果ガスにはCO2やメタン、フロン類などさまざまあるが、なかでもCO2は石油をはじめとした化石燃料の使用が急増したことで増加し、温暖化への影響が最も大きいと言われている。
このCO2を削減する賃貸住宅、つまり省CO2賃貸住宅が、今回取り上げる「エコな賃貸住宅」だ。具体的には高性能な断熱材や高断熱の窓、電力消費の少ないエアコンや照明、高効率な給湯器などを備え、使用するエネルギーを抑えることで省CO2を実現する。
家電の省エネマークのように、省CO2住宅かどうかを第三者機関が評価する制度「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」があり、今回訪れた埼玉県の「グリーンガーデン稲荷山」も、省CO2住宅として認証された賃貸住宅だ。
【画像1】「グリーンガーデン稲荷山」のエントランスのドアには、省CO2住宅として認められた賃貸住宅を示すステッカーが貼られている(写真撮影/籠島康弘)
グリーンガーデン稲荷山が竣工したのは2017年1月。18戸ある約45m2の1LDKはすぐに満室になったという。自分の住む部屋が「地球にやさしい」ことは入居者にとって誇らしいことではあるが、それだけで入居を決めるとは思えない。入居者のメリットはどんなところにあるのだろう。
光熱費が抑えられ、一年中快適に過ごせるグリーンガーデン稲荷山の最寄駅は都心へのアクセスが良く、それゆえ競合する賃貸住宅も多い。しかし「入居希望者に省CO2であるメリットを伝えると、すぐに入居が決まります」と、グリーンガーデン稲荷山の管理を担当する積和不動産関東の佐野友洋さんは言う。
【画像2】「グリーンガーデン稲荷山」の一室。照明はLEDのダウンライト、エアコンや給湯器は省エネタイプを採用。また断熱窓や高断熱の壁や床が使用されている(写真提供/積水ハウス)
魅力としてまず、断熱性能を高めたことで光熱費を抑えられることが挙げられる。竣工して1年未満のため、平均の光熱費は算出できないそうだが「同規模の省CO2ではない一般的な賃貸住宅と比べると、抑えられていると思います」と、グリーンガーデン稲荷山を手がけた積水ハウス・永井秀人さんは言う。
実際、オーナーの横田さんは入居者の一人から「エアコンの効きがよくてビックリしました」と聞いたことがあるそうだ。断熱性や気密性が高いゆえ、約45m2の広さでもエアコン1台で、さほどフル回転しなくても快適な温度を保てるようだ。
また断熱性能が高いと、そもそもエアコンを使う頻度が減り、自然の風や太陽の恩恵を受ける時間が長くなる。断熱窓は冬なら日差しによる温かさを外に逃さず、逆に夏は日差しによる熱を遮る。風や太陽の気持ちよさを享受できるのも、省CO2賃貸住宅の入居者ならではないだろうか。
断熱性能が高いと結露も少なくなる。結露が少なければカビも生えにくいから、健康的に過ごすことができる。このように省CO2賃貸住宅は、光熱費の削減効果や健康的な暮らしを入居者にもたらしてくれるのだ。
なんとかできるうちに、温暖化対策に少しでも役立ちたい一方建てる側のオーナーからすれば、省CO2化は一般的な賃貸住宅よりも建築費用がかかる。それでもグリーンガーデン稲荷山のオーナー・横田豊三郎さんはなぜ建てることにしたのだろう。
【画像3】「グリーンガーデン稲荷山」の夜景。室内だけでなく外構など共用部の照明もLED照明だ。「地域に溶け込むよう、温かみのある明かりを選びました」とオーナーの横田さん(写真提供/積水ハウス)
「自分たちで食べる程度の田畑を持っているのですが、種をまく時期や収穫時期が昔とずれてきているなど、温暖化の影響を実感していました」と横田さん。「自然災害のニュースも最近は増えてきたと感じています。なんとかできるうちに、一人ひとりが考えたり行動したりすることが必要なのだと思います」(横田さん)
【画像4】緑あふれるエントランスは、横田さん夫婦が自ら「どんな在来の木を植えようか」と散歩をしながら調べ、植栽(写真撮影/籠島康弘)
現状、省CO2賃貸住宅の知名度は低いが、光熱費が削減できて一年中快適に暮らせると認知さえされれば、入居希望者はもっと増えるはずだ。そうなれば、省CO2賃貸住宅を建てるオーナーが増え、環境にも地域にもやさしい街が増えていくのではないだろうか。
●取材協力(株)リクルート住まいカンパニーが運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関する様々なテーマについてアンケート調査を実施し、調査結果を「SUUMOなんでもランキング」として紹介している。
女芸人の日本一を決める「THE W」。男性芸人に負けないくらい盛り上がっている、今年の女芸人界。そこで今回は、「一緒にルームシェアしたい女芸人」をテーマにアンケートを実施し、その結果をまとめた。
【調査概要】
●調査実施時期:2017年10月4日~2017年10月5日
●調査対象者:全国の20~59歳までの男性98名・女性140名
●調査方法:インターネット
●有効回答数:238
【調査結果】
Q.一緒にルームシェアをしたい女芸人は?(複数回答可)
1位:いとうあさこ 14.7%
2位:友近 13.9%
3位:イモトアヤコ 12.6%
3位:柳原可奈子 12.6%
3位:渡辺直美 12.6%
6位:光浦靖子(オアシズ)10.1%
7位:ブルゾンちえみ 8.4%
8位:近藤春菜(ハリセンボン)8.0%
9位:村上知子(森三中)7.6%
10位:大久保佳代子(オアシズ)6.7%
※上位10位まで表示
第1位は「いとうあさこ」(14.7%)。有名女子高出身という背景がありながらも、趣味がお酒を飲むことという、自虐ネタで人気の芸人。「一番気兼ねなく居られそう」「毎晩の晩酌が楽しそう」「育ちが良いから、一緒に暮らしても不愉快な気持ちにはならないと思う」など、人柄を高く評価するコメントが多数あった。
2位は「友近」(13.9%)。姐さんキャラを演じることも多い彼女には、「仕事も恋愛も相談にのってくれそう」「性格がさっぱりしていそう」「会話が楽しそう」など、毎日の会話に期待する声が。ズバッと物を言ってくれそうで、頼りになりそう。
3位は「イモトアヤコ」「柳原可奈子」「渡辺直美」(12.6%)の売れっ子3人が同率でランクイン。「イモトアヤコ」は「いろんな国の話が聞けそう」「数々の武勇伝を聞いてみたい」「登山について語り合いたい」など、人気番組での活躍のイメージが強いよう。
「柳原可奈子」はいつも笑顔の彼女らしく、「いつも明るく、楽しそう」「悩み事とかがあって落ち込んでいても明るい雰囲気にしてくれそう」といったコメントが多かった。「渡辺直美」には、パワフルでさっぱりした性格とファッションリーダーとしてのアドバイスに期待する人が多く、「直美ちゃんのパワフルな性格で、恋愛に悩んだとき相談相手となってほしい」「オシャレで服のアドバイスを聞けそう」などのコメントがあった。
今回は「芸人だから楽しい」というだけでなく、テレビからイメージされるその人のキャラクターが反映される結果となった。ランクインした人はどの人も、芸だけでなくその人柄が人気な人が多い。ルームシェアをしたい女芸人との生活を想像してみると、自分が求めるルームメイト像が浮かんでくるかもしれない。
【主なコメント】
●いとうあさこ:料理も上手だし、グチもきいてくれそう。(35歳・女性)
●いとうあさこ:一緒にいて楽しそう。性格良さそう。(26歳・女性)
●友近:面白そうだし、お母さんみたいに叱ってくれそう。(23歳・男性)
●イモトアヤコ:いろんな経験談を聞けそうで楽しそう。(23歳・女性)
●柳原可奈子:ガールズトークが楽しそう。(31歳・女性)
●渡辺直美:かわいい服装を提案してくれそう。(32歳・女性)
●光浦靖子(オアシズ):手芸を教えてくれそう。料理おいしそう。(26歳・女性)
●ブルゾンちえみ:ガツンと言ってくれそう。(42歳・男性)
●近藤春菜(ハリセンボン):親しみを感じる、他人のような気がしない。(50歳・女性)
●村上知子(森三中):一緒にパンづくりしてみたい。(50歳・女性)
●大久保佳代子(オアシズ):生活を邪魔しなさそう。(31歳・男性)
「SUUMOなんでもランキング」コーナー:住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表。