最近の色々&作ったもの

お久し振りの更新です。

世の中では、隅田川でイルカが泳いでいたり、錦糸町のバーで事件があったり、貴乃花ガンバレ~~~!だったり。イルカは白髭橋の辺りで泳いでいたらしいですよ。もう東京湾に帰っちゃったかな。

クラウド君は上野公園で伊賀忍者を見たり、インフルエンザ予防接種2回目を受けたり、風邪をひいて熱を出したりしていました。熱は一晩で下がって、本人曰く「メチャクチャ元気」です。

 

さて、私はクラウド君の描く絵が大好きなので、額に入れて飾りたいと思いながらも、壁が固いので無理でした。

何かいい方法は無いかとずーっと考えて、やっと気付きました。ひらめき目

 

硬質カードケースに入れ、マスキングテープで縁取りして、両面テープなどで貼り付ければいいんじゃない?!

これ↓

IMG_20171127_172451848.jpg

 

 

 

画用紙をマスキングテープで縁取りしただけでも額縁っぽいです。

 

壁に貼り付けるのには、両面テープでも良いかと思ったけど、ブルタックを使いました。

 

 

なんで今まで気付かなかったんだろう…ってくらい、メチャクチャ簡単。

 

 

今日は、散歩中に落ち葉を拾ってきてパネル作りをしました。

クラウド君が色塗りと葉っぱの配置をしました。

実は、ボンドでつける前の葉っぱを私が「こうして置いて…」とお手本に置いて見せたのに、完全に無視されました。

これはこれで、リズミカルな構図と言えなくもないけど。うーんもやもや

 

そこで、このように飾りました。シンメトリーで、イイ感じかも♪

 

「黄色と青は反対の色だから、引き立て合ってきれいなんだよ。人も同じ。全然違う人同士が仲良く並んでいるのは、美しいんだよ。」

と話したら、

「そうだよー。爆  笑

と、かるーく答えられました。真面目な話をしているのに。(笑)

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店と、オフィスと、暮らしと。

所在地:港区白金
88万4,500円 / 202.39平米
南北線「白金高輪」駅 徒歩7分

店舗、事務所、住居。全ての用途をひとつのビルに集約できる、一棟ビルのご紹介。室内も改装次第では面白く使えそうな、ポテンシャルを秘めています。



もとはイタリアンの店が入っており、3階から上が倉庫のように使われていたビル。退去後に、地下1階〜2階は店舗、3階を事務所、4階を住居の想 ... 続き>>>.
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山手の空気感に包まれて

所在地:横浜市中区山手町
3,280万円 / 82.55平米
みなとみらい線「元町・中華街」駅 徒歩15分

地図で見ると東西に長い、山手町。その東側の奥にある、古き良きマンション。



駅からは徒歩15分ほど。雰囲気のある谷戸坂を上り、港の見える丘公園、インターナショナルスクールを過ぎて、さらに外国領事館を越え、もう少し歩きます。なので足腰に自身のある方か、移動は車が主、という方にしかオ ... 続き>>>.
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方眼のハコで[オフィス]

所在地:渋谷区渋谷
46万9,800円(税込) / 94.48平米
山手線「渋谷」駅 徒歩7分

渋谷駅から宮益坂を上がり、青山通りから少し入ったところに立つ、外観が印象的なビルの最上階です。渋谷のど真ん中で、フロア半分を借りて、ゆったりオフィスをつくりませんか。



外観のグリッドが目を引く白いビル。エントランスもデザインされており格好いいです。



室内はリフォーム済みできれ ... 続き>>>.
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方眼のハコで[飲食店可]

所在地:渋谷区渋谷
75万6,000円(税込) / 97.36平米
山手線「渋谷」駅 徒歩7分

渋谷駅から宮益坂を上がり、青山通りから少し入ったところに立つ、外観が印象的なビルの1階路面物件のご紹介。飲食店・物販・サービス店舗など、幅広くご相談できます。



外観はグリッドが印象的で、目を引きます。図面の右半分がこ物件で、トイレは共用です。



エントランスもデザインされており ... 続き>>>.
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広々ルーバル×リバービュー×リノベオフィス

所在地:中央区日本橋浜町
140万4,000円(税込) / 201.09平米
都営新宿線「浜町」駅 徒歩5分

「オフィスに欲しいもの」の上位に来そうなそうなものがいくつもある、魅惑のオフィスのご紹介です。



広々としたルーフバルコニー。しかも屋根付き。ルーバルからは隅田川の水面と抜けのある眺望。奥にスカイツリーも見えます。室内はシンプルで主張しすぎないデザインの内装にリノベーション済み。 ... 続き>>>.
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可能性を感じるリバーサイド店舗

所在地:中央区日本橋浜町
75万6,000円(税込) / 158.28平米
都営新宿線「浜町」駅 徒歩5分

ご紹介の物件は、隅田川に面したビルの1階の店舗区画。天高は約3.8mで、道路側には大きな開口があります。そんな開放的な店舗物件は、物販と飲食どちらも相談可能。残念ながら店舗から隅田川は見えませんが、川沿いということもあって、時間がゆったり流れている感じがします。



場所は、中央区 ... 続き>>>.
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得難きリノベ済みリバービュー・オフィス

所在地:中央区日本橋浜町
145万8,000円(税込) / 315.58平米
都営新宿線「浜町」駅 徒歩5分

★賃料が下がりました!★ 



オフィスに入ってまず目に飛び込んでくるのは、隅田川の水面と抜けのある眺望。空も広く、爽やかです。加えて室内も天高3mで開放的。内装もシンプルにリノベーション済み。



そんな居心地よしのオフィスのご紹介です。



場所は、中央区日本橋浜町。最寄り駅は都営 ... 続き>>>.
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部屋を決める際「家賃重視派」は約7割、FJネクスト調べ

(株)FJネクスト(東京都新宿区)は、首都圏の独身ワンルーム単身入居者400人を対象に、防犯(セキュリティー)、防災など、“安心・安全”に対する意識をテーマにアンケートを実施した。調査期間は2017年10月13日~15日。調査方法はインターネット。
部屋を決める際に、家賃とセキュリティーのどちらを重視しますか?では、全体では「どちらかといえば家賃重視」が約半数の46.3%でトップ。「家賃重視」24.3%と合わせて“家賃重視派”は約7割(70.6%)を占めた。男女別では、男性は“家賃重視派”が約8割(79.5%)を占めているのに対し、女性は約6割(61.5%)と低く、男性よりも女性の方が“セキュリティー重視派”が多い傾向。

また、ひとり住まいの部屋に欠かせないセキュリティー設備のトップ3は、「モニター付きインターホン」(55.5%)、「ドアチェーン」(47.3%)、「オートロック」(46.5%)の順。4位は「ドアスコープ」で、“訪問者の顔”を確認できる設備が上位にランクインしている。

あなたは防犯グッズを持っていますか?では、全体では「持っていない」が86.0%を占め、所持率は低いことがわかった。持っているものとしては「防犯ブザー」(10.3%)や「笛」(3.5%)で、購入しやすいものでも所持率はわずかだった。男女別でも、男女共に「持っていない」は86.0%だった。

防災対策として行っていることは何ですか?では、「飲料水の備蓄」(34.0%)、「食料品の備蓄」(29.8%)が上位で、被災した時には“水”と“食べ物”が大事と考えている。避難時に必要な「非常用持ち出し袋の用意」は、大きな災害が発生するたびに重要性が指摘されるが、実行者は15.3%とわずか。また、「家具などの転倒防止」(9.3%)も低い数字だった。

ニュース情報元:(株)FJネクスト

もう一度建てるなら「3階建てにしたい」が増加、「2階建て」は減少、住環境研究所調べ

積水化学工業(株)住宅カンパニーの調査研究機関である(株)住環境研究所は、このほど「実現したい暮らしニーズ(もう一度建てるとしたらどんな住まいがいいのか)」調査を実施し、その結果を発表した。この調査は住まいの潜在ニーズ、特に2階建てと3階建てが混在する市場において、理想の住まいがどのようなものなのかを探ることを目的に行ったもの。

調査対象は2005~2017年に2階・3階建てを建築した20~69才の単身者を除く単世帯家族。調査エリアは全国(北海道・沖縄を除く)。調査方法はWebアンケート。調査時期は2017年8月。有効回答は1,200件(2階建て建築者:1,000件、3階建て建築者:200件)。

それによると、2階建て建築者も建設計画時には15.2%が3階建てを検討していたことがわかった。そこで、「もう一度建てるなら」と質問すると、「3階建てにしたい」が29.2%と約3割にまで増加。一方で、「2階建て」は検討時の81.8%から、願望は73.1%にまで減少した。3階建て居住者も3階建て願望は70.2%(検討時66.1%)にまで増加、2階建ては20.2%(同29.8%)に減少した。

2階建て建築者のうち、もう一度建てるなら「3階建てを検討」する割合を居住地別に見ると、東海32.3%(3階建て建築者:実績あり15.8%)、首都圏31.9%(同21.8%)、近畿圏22.1%(同20.1%)、その他地域29.3%(同8.0%)だった。近畿圏よりその他地域のほうが高いことから、3階建ては大都市圏だけでなく、全国的にニーズが高まっていることが分かる。

2階建て建築者と3階建て建築者の入居後満足度(+15~-15点の7段階の加重平均値)を比較すると、総合満足度は3階建て居住者7.4に対し、2階建て居住者は7.0で3階建て居住者の満足度が高い。満足度の差が大きいのは、「プライバシー確保」が2階建て居住者4.5に対し3階建て居住者5.7、「収納スペース」は3.9に対し5.0、「外まわりの計画」は3.9に対し5.5、「住まいからの眺め」3.7に対し5.2となっている。

3階建て願望(2階建て建築者)を実現したい暮らし別に見ると、1位が「水害に備えた暮らし」(50.1%)で、次いで「エレベーターのある暮らし」(47.2%)、「大型バルコニーのある暮らし」(43.3%)と続く。

ニュース情報元:(株)住環境研究所

まるでジブリの世界 「中庭アパルトメント」の美と機能【名物賃貸におじゃまします(1)】

日本のマンションはどうして似たようなデザイン、構造なんだろう。そう考えている人は案外多いのではないでしょうか。しかし、よく探してみれば日本にも、そんな先入観を吹き飛ばす個性的な集合住宅が見つかります。その一つが、中庭をデザインのカギにした集合住宅。今、静かな人気を集めています。【連載】名物賃貸におじゃまします
斬新なデザインや仕掛けをしている賃貸住宅=名物賃貸を毎月紹介する連載です。一見するだけでは分からない中庭の効果

東京・中央線の高円寺駅界隈(杉並区)は、商店街と静かな住宅地がほどよく混在する街。中央線沿線はもともと作家、漫画家、演劇関係者などが多く住むエリアと言われていますが、高円寺も例外ではなく、庶民的なにぎわいと文化の香りのする街です。

この街に中庭を特色とする集合住宅があると聞き、訪ねてみました。設計したのは、地元の建築家で、アトリエボーヌ(ATELIER BEAUNE/丸山保博建築研究所)を経営する丸山保博さん。丸山さんは「中庭アパルトメント」と名付けた中庭を配置した集合住宅をいくつも設計、2004年には、杉並「まち」デザイン賞を受賞しています。

代表的な作品の一つが、「カーサ・デ・アトリオ」。建物脇の通路を通って中へ進んでみましょう。

ありました! そう、これが中庭アパルトメント!

【画像1】「カーサ・デ・アトリオ」の中庭。上部からの光が明るく、開放感がある(写真撮影/織田孝一)

【画像1】「カーサ・デ・アトリオ」の中庭。上部からの光が明るく、開放感がある(写真撮影/織田孝一)

石畳の通路、その両側には植栽、そして全10部屋すべてがこの中庭に面しています。つまり住民が各部屋に出入りするときは、必ずこの中庭を通ることになります。

中庭の上部の屋根部分が円形に空けられ、光が十分に入るため、想像していたよりずっと明るく、開放的な感じです。円形の開口部、らせん階段、ゆるやかにカーブする通路など、曲線を用いたデザインがこの建物に優しい雰囲気を与えています。

基本的には南ヨーロッパの印象を受けますが、輸入してきたような違和感はまったくなく、とても自然。シンプルなデザイン、落ち着いた色彩、植栽、ディテールに取り入れた和のテイストなどがそう感じさせるのでしょう。

しかし丸山さんは、中庭は鑑賞のためのものだけではないと語ります。その機能として、次の3点を挙げます。

「まず、アプローチの機能。従来の日本の賃貸住宅は部屋を一列に並べ、入り口に沿って廊下が付くのが通常のパターンでした。この廊下は北側の場合が多く、暗いのが普通。この廊下を廃し、中庭から直接各部屋に入る方式にすれば、部屋は明るく、開放的になります。部屋を広くできますし、中庭はそれぞれの部屋の庭としても意識されるため、住民は気持ちの面でも広さを感じられます」(丸山さん)。中庭はまた、災害時の避難経路にもなります。

第2に、住民同士が中庭で自然に出会い、言葉を交わすといったコミュニティ機能。現代では、隣人がどんな人なのかまったく知らないほうがいいという人も多いでしょう。しかし、意外と人はゆるやかなつながりを求めることもあるもの。中庭はプライバシーを侵すほど近くなく、かといって完全な孤立にもならない、“ほどよい距離感”を、住む人々に与えてくれるようです。

また中庭という半公共スペースは、他者の目が適度にあるため防犯面でも役立ちます。「カーサ・デ・アトリオ」のオーナーである渡邊さんも、「ここは立地が三方を家に囲まれていたため、外側に部屋の出入りのための廊下や階段を付けるのは防犯上も良くないと思っていました」と振り返ります。

第3は主に、施主側に対するメリットです。「土地の形状にもよりますが、外廊下をつくらないことで建設費が下がります。また中庭が付加価値になり、賃料を高めに設定でき、利回りの点でも有利です」と丸山さんは話してくれました。

しかし、筆者は中庭アパルトメントの魅力は何より、中庭を核とした空間全体が、外界とはちょっと異なる雰囲気をもっていることだと思います。ある居住者は丸山さんに「(中に入ると)空気が変わりますね」と、感想をもらしたそうです。街の喧騒が入らず静かで、外部環境の変化の影響も受けにくい。そんなこともあって、日常生活の場であるのに、異世界に入るようなトキメキがあるのです。

また、建物に関しては素材の力も見逃せません。丸山さんは造形の魅力を最終的に伝えるのは素材だと考え、漆喰、石、土などの自然素材を駆使します(丸山さんは2008年、2009年と連続して、日本漆喰協会作品賞を受賞しています)。そのことで年月がたっても(むしろたつほどに)美しい建物を生み出しています。

【画像2】多くの場合、中庭から上階の部屋へはらせん階段などで入る。曲線や植栽のおかげで自然に抱かれて暮らす感覚もある(写真撮影/織田孝一)

【画像2】多くの場合、中庭から上階の部屋へはらせん階段などで入る。曲線や植栽のおかげで自然に抱かれて暮らす感覚もある(写真撮影/織田孝一)

ヨーロッパの「共同体を支える空間」に学ぶ

建築誌に取り上げられるなど、今は人気の中庭アパルトメントですが、最初はなかなか理解を得られませんでした。丸山さんが初めて中庭のある建築を提案したのは、やはり高円寺にある集合住宅「パラシオ・デ・ヒロ」ですが、当時、不動産会社の担当者からは、これではプライバシーが守れない、入居する人はいない、と反対されたそうです。

しかしオーナーの理解もあり、反対を押し切って建てた中庭付きの「パラシオ・デ・ヒロ」は、2000年に竣工するとすぐ満室に。以後、丸山さんの手法は評判を高めていきます。現在は、丸山さんの設計した集合住宅は高円寺エリアのほか、京都市北区、神奈川県逗子市などにも建てられ、いずれも人気物件となっています。

【画像3】初めて中庭を設けた「パラシオ・デ・ヒロ」。向かって左の通路を通って中庭に入る。外観も美しく、都市景観にも貢献している(写真撮影/織田孝一)

【画像3】初めて中庭を設けた「パラシオ・デ・ヒロ」。向かって左の通路を通って中庭に入る。外観も美しく、都市景観にも貢献している(写真撮影/織田孝一)

では、他に類を見ない丸山さんの発想はどこから生まれたのでしょうか。

丸山さんは高校生のとき、アンコールワットの本を見て建築に興味をもったそう。その後、日本大学理工学部建築学科に進み、卒業後は木村傳建築設計事務所に勤務します。しかし仕事のプレッシャーや人間関係に悩み、仕事ができなくなるような状態に。

「それを克服しようと哲学書を読むなど、試行錯誤しました。やがて、人間の感性や価値観の違いを理解するために、名建築と言われるものを片っ端から見ることを決意しました」

建築を巡る旅は、自分の建築事務所を持ってからも続き、海外へも足を運んだそう。そこで知ったのが、ヨーロッパの広場のある村や街であり、中庭のある建築でした。

「明治以降に日本に入ってきた西洋建築と言えば、駅や官庁など公共建築に多く見られるモニュメンタルなものを思い浮かべることが多いと思いますが、もう一つ、共同体から生まれ、その生活を支えてきた素朴な建築があります」

例えば、映画『ローマの休日』を観ると、グレゴリー・ペック演じる新聞記者が住む庶民的なアパートが出てきます。これがまさに中庭のある集合住宅で、あちらではごく普通に見られるものだそうです。

丸山さんが設計する集合住宅に影響を与えたのは、この共同体を支える建築でした。丸山さんの建築は、ヨーロッパ的な集合住宅を再現することによって、日本の共同体意識を再生しているという見方もできるでしょう。

【画像4】「中庭アパルトメント」という領域を切り開いた丸山保博さん。設計した逗子の集合住宅の模型を手に(写真撮影/織田孝一)

【画像4】「中庭アパルトメント」という領域を切り開いた丸山保博さん。設計した逗子の集合住宅の模型を手に(写真撮影/織田孝一)

生活そのものが楽しみになる空間

「カーサ・デ・アトリオ」のオーナーである渡邊さんは、「入居者さんが出入りに中庭を通る感じがとても良いと思いました。この中庭とデザインのおかげか、あまり空室になったことがありません」とのこと。

居住者の方々も、ここでの生活を楽しんでいるようです。「休日に中庭で歯を磨いている人がいたり、1階にお住まいの方が2階で中庭を眺めていたり……。特に女性の入居者さんには、『まるでジブリ(の作品に出てくる場所)みたいですよね』と言われたことがあります」(渡邊さん)。

確かにここは、『魔女の宅急便』を彷彿させる空間ですね。外界とはちょっと違う世界を感じ、それが日々の生活を楽しむことにもなっている。これが中庭のある建物のすばらしさなのかもしれません。

●取材協力
・アトリエボーヌ 丸山保博建築研究所
・「カーサ・デ・アトリオ」オーナー 渡邊さん

リノベや畑、餅つきも! 注目の若手大家さんが活躍する賃貸物件 マンション編

自分の住んでいる賃貸の大家さんの顔って知っていますか? 管理には別の会社が入っていることが多いので、なかなか大家さん本人と知り合う機会は少ないですよね。でも実は、全国各地に“思い”をもって大家業をやっている方々がいるのです。今回は若い世代の大家さんが中心になって管理する、すてきな賃貸マンションをご紹介します。
ユニークな賃貸物件をプロデュース 若者大家さんのニューウェーブ

賃貸の部屋を借りるということは、マンションというコミュニティの一員になることでもあります。そして大家さんこそ、その建物の持ち主であり、住人たちのつながりの中心にいる存在なのです。管理会社に委託するか、自身で管理するかは大家さんによって違いますが、住人が心地よく暮らせるように、日々メンテナンスに気を配ってくれています。

一般的にはそんな“縁の下の力持ち”的な存在の大家さんですが、近ごろは住環境を整える以上のユニークな活動を行い、新しいセンスで大家業を営む人が増えています。そんな“大家さんのニューウェーブ”として、今回は千葉の「あかぎハイツ」、そして神奈川の「パークハイム渋谷」の大家さんを取材しました。

千葉県の稔台にある、レトロかわいいマンションの大家さん一家

千葉県松戸市にある「あかぎハイツ」の大家さんは、一家で大家業を営まれています。物件は新京成電鉄みのり台駅から徒歩5分。築43年、茶色と白のツートンカラーがレトロかわいいマンションです。その外観に似合うように整えられたエントランスの植栽など、端々にセンスの良さを感じさせます。

社長の博信さんは先代が「あかぎハイツ」を建てたときから、このマンションに住んでいます。3代目にあたる千鶴さん芳博さんは、ここで生まれ育っているのだそう。現在は、お父さんが社長業と修理やお掃除、お姉さんは事務、弟さんがリノベーション、お嫁さんは広報と、役割分担しながら、一家全員住み込みで管理をしています。

【画像1】昔は1階でお父さんの博信さんがスーパーを経営していたそう。今はおしゃれな本屋さんや、アンティークショップ、レトロなスナックがテナントとして入っています(写真撮影/蜂谷智子)

【画像1】昔は1階でお父さんの博信さんがスーパーを経営していたそう。今はおしゃれな本屋さんや、アンティークショップ、レトロなスナックがテナントとして入っています(写真撮影/蜂谷智子)

【画像2】左からお姉さんの千鶴さん、お父さんの博信さん、弟の芳博さん、お嫁さんの真樹子さん。一家で大家業を営んでいます(写真撮影/蜂谷智子)

【画像2】左からお姉さんの千鶴さん、お父さんの博信さん、弟の芳博さん、お嫁さんの真樹子さん。一家で大家業を営んでいます(写真撮影/蜂谷智子)

大家の息子が勝手に始めた⁉︎ セルフリノベーションが、物件の魅力に

なかでも長男の芳博さんはDIYの達人で、自らリノベーションした部屋が評判を呼んでいます。

「以前から空室を自分でリノベーションしてみたいと思っていたのですが、施工の経験がありませんでした。そこでまずは始めてみようと、オーナーである父には内緒で、自室のリノベーションをしてしまったのです。やってみたらうまくできて、空室だったほかの部屋もリノベーションすることにしました」(芳博さん)

お父さんの博信さんは、初めは自室を勝手にセルフリノベーションしたことに対して「何ということをしてくれたんだ!」と、怒り心頭だったそう。ところが芳博さんがリノベーションを手がけた空き部屋に、すぐに入居者が決まったことで考えを改めたといいます。

しかも芳博さんがリノベーションした部屋は、入居者の満足度が高いのも特徴。「大家さん自らリノベーションしてくれた部屋が、自分好みでうれしい!」(30代・夫婦)「住み手の意見をとり入れながら手直ししてくれるので、心地よく暮らせる」(40代・女性)など、評判は上々です。

「大家が自分でリノベーションすれば、入居者のニーズに柔軟に対応できますし、費用も抑えられます。それは賃料にも反映されるので、手ごろな価格で心地よく住めるようになり、賃貸で入居する人にもプラスだと分かったのです。結果的にフリーランスのデザイナーやアーティストなど、今までにない層の人が入居してくれるようになりました」(博信さん)

【画像3】芳博さんが最初にリノベーションした自室。カフェのような内装がすてき。デザインのアドバイスは妻の真樹子さん(写真撮影/蜂谷智子)

【画像3】芳博さんが最初にリノベーションした自室。カフェのような内装がすてき。デザインのアドバイスは妻の真樹子さん(写真撮影/蜂谷智子)

リノベのネクストステップは、ほっこりとした地域コミュニティづくり

リノベーションした部屋がいくつかの媒体で取り上げられるようになり、有名な賃貸物件になった「あかぎハイツ」。ところがすでに芳博さんは「リノベーションでアピールするフェーズは終わった」と考えているそう。これから大家さん一家が取り組んでいきたいのは、住人が長く住みたくなるような“つながりづくり”だと言います。

「毎年マーケットや花火見物、そして餅つきなどをやっています。またエントランスに季節感を出すようなアレンジも、工夫しています。基本は日々を大切にして、たまに自分たちが好きなことを、無理のない範囲でイベントにする。それを住人の方や地域の方が楽しんでくれたらよいですね」(赤城家のみなさん)

「あかぎハイツ」は大家さん家族が醸し出すハーモニーが、そのまま物件の魅力となっています。まるで大きなサザエさんの家のようで、エントランスに入った瞬間にホッとしそうなマンションです。

【画像4】お父さんの博信さんがお餅好きなこともあって、毎年開かれる餅つき大会。「人はおいしい食べ物があればつながれる」と博信さん。1階でスーパーを経営していたときからのポリシーかもしれません(画像提供/赤城真樹子さん)

【画像4】お父さんの博信さんがお餅好きなこともあって、毎年開かれる餅つき大会。「人はおいしい食べ物があればつながれる」と博信さん。1階でスーパーを経営していたときからのポリシーかもしれません(画像提供/赤城真樹子さん)

【画像5】1階にテナントに入っている、smokebooksは清澄白河にもお店があるおしゃれな本屋さん(画像提供/赤城真樹子さん)

【画像5】1階にテナントに入っている、smokebooksは清澄白河にもお店があるおしゃれな本屋さん(画像提供/赤城真樹子さん)

きっかけは東日本大震災――脱サラで2代目大家さんになった兄弟

神奈川県相模大野駅から徒歩2分の「パークハイム渋谷」は、児童公園の脇にあります。築23年、駅近の近代的なマンションといった風情です。ここに、ユニークな兄弟大家さんが住んでいます。それが渋谷洋平さん・純平さん兄弟。お父さんの仕事を継いで大家さんになる前は、ふたりとも会社勤めをしていました。

「大きな転機は東日本大震災です。当時は印刷会社の会社員だったのですが、震災当日に家に帰れなかったのです。家族が不安なときに一緒にいてあげられないことに疑問を感じて、働き方を変えようと思いました。そこで家業の大家を継ぐことに心を決めたのです。賃貸物件を暮らしのより良い舞台とするために開催されている『大家の学校』の存在を知り、その主催者の青木純さんに出会ったことから、“大家業”に新鮮な可能性を感じたことも理由のひとつです。このマンションを起点に新しい暮らし方や働き方を提案してみたいと思いました」(洋平さん)

大家業を継ぐにあたって、洋平さんは弟の純平さんを誘いました。飲食業界で働き、かねてから自然と共存する暮らしや地域活動に興味があった純平さんは、心強いパートナーになると考えたのです。こうして兄弟大家さんが誕生しました。

【画像6】商業施設が充実した相模大野駅から徒歩2分。隣に児童公園がある、立地に恵まれたマンションです(写真撮影/蜂谷智子)

【画像6】商業施設が充実した相模大野駅から徒歩2分。隣に児童公園がある、立地に恵まれたマンションです(写真撮影/蜂谷智子)

【画像7】左から渋谷純平さん(弟)渋谷洋平さん(兄)。4歳違いの兄弟で協力して大家業を営んでいます(写真撮影/蜂谷智子)

【画像7】左から渋谷純平さん(弟)渋谷洋平さん(兄)。4歳違いの兄弟で協力して大家業を営んでいます(写真撮影/蜂谷智子)

“顔が見える大家さん”がいることが、住人の安心感に

兄弟それぞれに家庭を持ち、自分たちが管理する「パークハイム渋谷」に住んでいます。大家業を継ぐなら、そこに住んだほうがよいとアドバイスしたのは、お父さんの三吉(さんきち)さん。洋平さん純平さん兄弟の所属する有限会社ミフミの社長です。

「掃除をするときなど、住人の方に出会ったらなるべく顔を見て挨拶するようにしています。また日ごろのメンテナンスの活動とは別に、リノベーションのワークショップを行うなど、新しい試みもしています」(純平さん)

リノベーションのワークショップは床貼りをテーマに、「大家さんと一緒につくろう。住まいを楽しむはじめの一歩」と銘打って、「パークハイム渋谷」の空室で行われました。住人だけでなく一般からも参加者を募り、ワークショップは盛況。でも洋平さんいわく、当初はふたりとも「大家として顔が知られることが、批判やクレームにつながるのではないか」という怖さもあったそう。

しかし、兄弟の心配は杞憂(きゆう)でした。住人のコメントを聞くと、「インターホンの調子が悪いとき、速やかに対応してくださいました」(19歳・女性)「近からず、遠からず笑顔で接してくださる大家さんです」(70代・女性)「同じマンションに大家さんが住んでいるので、食べ物のおすそ分けをするなど、交流があります。大規模マンションと違って、大家さんの顔が見えるのがうれしいです」(60代・男性)など、大家さんとつながりがあることが、安心感になっているのです。

【画像8】KUMIKI PROJECT株式会社とコラボレーションして行ったワークショップの風景(画像提供/渋谷純平さん)

【画像8】KUMIKI PROJECT株式会社とコラボレーションして行ったワークショップの風景(画像提供/渋谷純平さん)

都会と郊外の良さをミックスした、相模大野らしい暮らしを提案

渋谷さん兄弟は今、新しい暮らし方を提案するための、新たなプロジェクトを計画しています。それが、畑の活用。「パークハイム渋谷」の近くにある実家所有の畑を、地域の人やマンションの住人との交流の場にしようとしているのです。

取材時には、相模女子大学で教鞭(きょうべん)を取る依田真美(よだ まみ)さんや、ポートランドで農と食のガイドをしている篠原杏子(しのはら きょうこ)さんも視察に来ていました。依田さんによれば、渋谷さんの畑のような“都会のなかの田舎”的な場所には、日常に豊かさを生み出す可能性があるとのこと。指導をする学生たちとこの畑を耕し「手を使ってつくる」経験をシェアすることを、考えているそうです。

「僕たちは都会の要素もありながら、豊かな自然が残っている相模大野が大好きなのです。依田先生にもご協力いただきながら、この畑を利用して地域の良さを残す活動をしたいと考えています。それが地域一帯の価値につながり、ひいてはマンションの価値にもつながっていけばうれしいですね」(純平さん)

渋谷さんたちの新しい活動に関しては、まずは地域の大学などと連携して行う予定。住人には活動をお知らせしつつ、気が向いたときに参加してもらうスタンスです。程よい距離を保ちながら心地よい暮らしを提案していくのが、渋谷兄弟のスタイルのようです。

【画像9】渋谷さんの実家所有の畑にて、渋谷さん一家と、相模女子大学准教授の依田真美さん(右から2人目)、農と食のガイドである篠原杏子さん(左から1人目)(写真撮影/蜂谷智子)

【画像9】渋谷さんの実家所有の畑にて、渋谷さん一家と、相模女子大学准教授の依田真美さん(右から2人目)、農と食のガイドである篠原杏子さん(左から1人目)(写真撮影/蜂谷智子)

【画像10】なんと実家ではヤギも飼っている。雑草を食べてくれるヤギのイチロウは大人しい性格(写真撮影/蜂谷智子)

【画像10】なんと実家ではヤギも飼っている。雑草を食べてくれるヤギのイチロウは大人しい性格(写真撮影/蜂谷智子)

今回紹介した物件は、どちらも大家さんが同じマンションに居住していました。だからこそ、自分自身の暮らしをつくることの延長線上で、さまざまなアイデアが湧いてくるのでしょう。

個性的な大家さんと同じ屋根の下に住まう物件なら、マンションに帰ったときに大家族の一員のような感覚になれそうです。これから賃貸で部屋を探すときは、部屋のスペックだけでなく大家さんの個性にも、注目してみてはどうでしょうか。もしかしたら、新しいライフスタイルを得られるような、楽しい賃貸物件に出合えるかもしれません。

●取材協力
・あかぎハイツ
・パークハイム渋谷

部屋の間取りや家具にも変化が起こる!? 専門家に聞いた“テレワーク”の可能性

情報通信技術(ICT)を活用し、場所や時間を有効活用できる柔軟な働き方「テレワーク」への関心が高まっています。2020年の東京オリンピック開会式の日にちなみ、今年7月24日には在宅勤務やモバイルワークなどの「テレワーク」を推奨する「テレワーク・デイ」が実施され、全国の922の企業や自治体がテレワークに取り組みました。なぜ今改めてテレワークが注目されているのか、今回はテレワークの専門家として、講演や講義も数多く行う株式会社テレワークマネジメント代表取締役の田澤由利さんにお話を伺いました。
もはや“特例”ではない! テレワークが広がる理由とは……

経済産業省や総務省、厚生労働省、国土交通省、内閣官房、内閣府が主体となり、今年から始まった「テレワーク・デイ」。IT・情報通信業だけでなく、サービス、製造などさまざまな企業や団体が参加しました。労働力人口の減少でどの企業も慢性的な人手不足に悩むなか、在宅でも仕事ができるテレワークへの関心が高まっているようです。

「今後さらに高齢化が加速し、親の介護で出社が難しくなる人もますます増えていくでしょう。テレワークというと、育児中のママやパパのための制度と考える人もいるかと思いますが、“期間限定”である育児に対して介護はいつまで続くか分かりません。誰にとってもひとごとではないと思います。
また、育児や介護に関係なく、テレワークによって出社にかかる時間のロスがなくなれば、できた時間を有効に活用することもできます。昨今終身雇用制度が揺らぐなか、個人のスキルアップのために勉強したり、副業をしたりするための時間を確保したいと考える人にとってもメリットは大きいのではないでしょうか。テレワークは何か特別な事情がある人のためのものではなく、みんなが自分の働き方を考える上で大切な制度なのではないかと思います」(田澤さん、以下同)

住まいから家の間取りまで!? テレワークで変わるのは働き方だけではない

また、テレワークが多くの人に浸透すれば “働き方”だけではなく、“住まい”にも大きな変化をもたらす可能性があるといいます。

「これまでの家探しは、通勤の利便性が重要な条件の一つでしたが、毎日会社に通う必要がなくなれば、住む場所の選択肢も広がります。『地方に住む』という発想も出てくると、都心に集中している人口も分散し、地方創生や待機児童解消にもつながります。パートナーの転勤によってどちらかが仕事を辞めざるを得ない状況になったり、単身赴任で家族がバラバラになったり……という状況も変わってくるかもしれません」

さらに、細かいところでは「部屋の間取り」や「家具の選び方」などにも影響があるのでは、と田澤さん。

「例えば、家族がいると自分だけの書斎を持つことはなかなか難しいと思いますが、テレワークが普及すれば狭くても仕事部屋として簡易的な書斎を家に設ける人が増えてくるかもしれません。また、リビングで作業する人に向けて、リビングに置いても違和感のないオフィスチェアなど、新しい家具が生まれる可能性だってある。椅子一つから住む場所まで、テレワークによってさまざまな変化が起きることが考えられます」

ICT技術の活用によって、テレワークならではの課題も解決

自身も20年近くテレワークをしてきたという田澤さん。代表を務める株式会社テレワークマネジメントでは、社員がオンラインチャットやテレビ会議などのICTツールを活用し、自分のライフスタイルに合わせたテレワークを実践しています。

【画像1】東京のオフィスにあるテレビ会議で、北海道のオフィスや奈良のテレワークセンターの様子を確認する田澤さん(左) (撮影/周東淑子)

【画像1】東京のオフィスにあるテレビ会議で、北海道のオフィスや奈良のテレワークセンターの様子を確認する田澤さん(左) (撮影/周東淑子)

今回のテレワーク・デイ参加者からは「職場とのコミュニケーションが難しい」「自宅での業務効率が落ちた」などの声も一部寄せられましたが、これらの課題に対して同社ではICTツールを活用し、解決を図っているそうです。

【画像2】色が付いた〇は“着席中”の社員を表し、実際は別の場所にいても、すぐにチャットや音声で連絡がとれる(テレワークマネジメント提供)

【画像2】色が付いた〇は“着席中”の社員を表し、実際は別の場所にいても、すぐにチャットや音声で連絡がとれる(テレワークマネジメント提供)

「例えば、うちでは職場でのコミュニケーションを円滑にするため、ウェブ上に“バーチャルなオフィス”を設けています。これで在宅勤務している人、各地のオフィスで働いている人の状況が一目で分かる。出勤している人をクリックすればチャットや音声で話しかけられるので、実際の職場にいるのと変わらず、コミュニケーションを取ることができます」

【画像3】タイムカードは「出勤/退勤」ではなく、「着席/退席」で管理。着席中はPCの作業画面が記録されるため「『着席』を押すと気持ちがピシッとします」との声も(テレワークマネジメント提供)

【画像3】タイムカードは「出勤/退勤」ではなく、「着席/退席」で管理。着席中はPCの作業画面が記録されるため「『着席』を押すと気持ちがピシッとします」との声も(テレワークマネジメント提供)

また、勤務状況はタイムカードで管理。席について作業を始める際に『着席』ボタン、仕事を中断するときや終業時に『退席』ボタンを押すことで、実質労働時間が分かるといいます。ちなみに、『着席』中は、PCの画面のキャプチャがランダムに記録されるため、作業の内容を把握することもできるといいます。

「われわれは『働いた時間はきちんと計りましょう』というスタンスで、所定労働時間はしっかり働いてもらうことを目標としています。『出社/退社』ではなく、『出席/退席』にすれば、少しお昼寝をしたいときや、子どものお迎えがあるときは『退席』を押すことで時間を管理できる。もし定時になって時間が足りなければ『子どもが寝てから1時間やります』ということも可能です。きちんと時間を管理すれば、みんな時間を意識した働き方ができるようになり、生産性も上がります」

今後ICTツールがさらに進化することにより、導入があまり進んでいない業界などにもテレワークが普及する可能性は十分にある、と田澤さん。

「人材不足は全ての業界に通じる問題ですので、企業には『今できない』ではなくて、『将来できるようにしよう』というビジョンが求められていくのだと思います」

働く人の暮らし方や生き方だけではなく、企業の人材不足や効率化などの課題を解決することにもなりうるテレワーク。東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年には、テレワークによって住まいや職場の様相はがらりと変わっているのかもしれません。

●取材協力
テレワークマネジメント

目線高く、遠くまで

所在地:杉並区高円寺南
11万円 / 45.9平米
丸ノ内線「東高円寺」駅 徒歩1分

最上階で目線高く。遠く新宿のビル群まで見渡せる眺望がスカッとして、気持ちまで上ってしまう、駅近なレトロ物件です。



リビングからの眺望は、むしろちょっと怖いくらい。東向きの部屋ですが、最上階なので夕方まで明るく暮らせます。



また壁一面の大きな収納は、好みのものをしまう・飾るスペ ... 続き>>>.
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