今年も残すところわずかですね。
忘備録の記事です。
BPのホームページに、特別養子縁組の裁判記録の開示請求を勧める記載がありました。裁判記録は30年間保管で、養親が開示請求出来る期限は5年間です。我が家は、会から事情を聞き、実母さんからお手紙をいただき、さらに、息子をお世話していた方々の側からもお手紙をいただいたので、事情はよく把握しています。(と、思っています)
だから、もともと裁判記録の開示請求をするつもりは無かったのですが、ホームページにこう書いてあるのを読んで、↓
「親ならばそのくらいの事情はしっかり受け止め知り更に寛大で暖かい親となり子供を守り抜く覚悟でなければ養子縁組など辞めた方がいいと思います。」(赤字部分はホームページより抜粋)
改めて深く考え、そして悩みました。
今のままでは、私たちは、事情をしっかり受け止めていない、更に寛大で暖かい親になれないんじゃなかろうか…。覚悟が足りないんじゃないだろうか…。 だけど、せっかく教えてもらったのに、そこまでして何が知りたいっていうの…。まるで信用していないみたいじゃないか…。
まさに悩みの無限ループ! 出口はどこーーー。
けれど、悩んでいたのは私だけで、夫は、「当初の予定通り、開示請求はしない。」というスタンスでした。もし開示請求をするなら、その理由は、裁判所の調査官がきっちり仕事をしたかどうかのチェックをするため。それ以外の理由は無い。
何度か夫婦で話して、当初の予定通り裁判記録の開示請求をしないことにしました。
真実告知は絶対に必要なので、少しずつ進めています。
私は、真実告知=出自を知る権利と、二つを同一視していましたが、ちょっとそれは違うのかもしれません...。その辺を、詳しい方から教わりたいです。