謎めくアパートオフィス

所在地:世田谷区池尻
59万4,000円(税込) / 130.59平米
東急田園都市線「池尻大橋」駅 徒歩5分

1階道路面に店舗区画が設けられた木造アパートです。

味のあるカラーリングや店舗内のつくりなどわりとチャーミングなのですが、それはそれとして、気になる謎がひとつ。



なんと、募集は店舗区画だけに留まらず、全空室のまま、想定外のアパート一棟セット貸し! 合わせて5室もある廃れた住居区 ... 続き>>>.
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守備力高めでいこう

所在地:横浜市保土ヶ谷区西谷町
13万円 / 87.5平米
相鉄線「西谷」駅 徒歩8分

駅から住宅街を少し歩くと、シュッと顔立ちの良い建物が現れます。



外壁はグレー、バルコニーには木板のアクセント。エントランスには駐車場(1台無料)があって、余ったスペースには自転車なども置けそうです。



1階は広めの玄関と水回りがあります。全体的にゆとりをもってつくられているので ... 続き>>>.
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不揃いなタイルたち

所在地:東京都新宿区荒木町
8万4,000円 / 16平米
都営新宿線「曙橋」駅 徒歩2分

曙橋の駅から歩くこと2分。



周囲のビルとは異なる雰囲気を発しているビルがあります。外観・共用部・室内、全部が本当に独特です。



その理由は、タイルや雑貨を輸入・販売しているオーナーが自ら改修を行っているからでした。



部屋は小振りですが、真っ白い空間にふんだんに使われている色鮮 ... 続き>>>.
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目白台ハウス

所在地:文京区関口
9万円 / 37.1平米
有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩6分

言わずと知れたヴィンテージマンション、目白台ハウス。



傾斜地に建つ建物のためエントランスが3階部分にあるため、こちらの区画はエントランスのある階に位置する、目の前に敷地の豊富な緑を望む部屋です。



とても閑静な住宅街なので騒音とは無縁。また右も左も緑VIEWという環境につき、人 ... 続き>>>.
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静けさを生かして

所在地:港区西麻布
20万円 / 42.19平米
日比谷線「広尾」駅 徒歩9分

事務所でも店舗でも、住居でもOKなスッキリワンルーム。(飲食店は不可)



マンションの1階ですが、外から直接部屋にアクセスができる導線や、人を招き入れやすいガラス張りの入口がポイントで、ショールームやギャラリー、各種教室としても使えそうな部屋です。



天井は抜かれて高さ約2.6m ... 続き>>>.
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スッキリスマートに – 天高3m –

所在地:目黒区本町
15万円 / 37.5平米
東急目黒線「武蔵小山」駅 徒歩4分

生活にすっとなじむ、スッキリとしたデザインが好印象。



そしてシンプルな中にも、お気に入りポイントが所々に散りばめられた物件です。



まずはなんといっても、約3mの天井高。リビングや寝室はそれ程広くないのですが、この天井高のおかげで解放感は十分です。



更にワンフロアに1部屋のみ ... 続き>>>.
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目に見えない品格

所在地:渋谷区猿楽町
25万円 / 89.11平米
東急東横線「代官山」駅 徒歩7分

レトロマンションの中でも、1950年代以前に建てられたものはあまり多くありません。今回ご紹介するのは、外観や中庭、共用部から特別な雰囲気を感じるマンション。そしてその最上階の物件です。



4、5階のメゾネットになっている物件は、南東の窓からは木々が植えられた緑いっぱいの中庭、北西 ... 続き>>>.
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天高自慢の改装戸建て

所在地:世田谷区若林
14万円 / 45.6平米
東急田園都市線「三軒茶屋」駅 徒歩15分

築36年の戸建をガッツリ改装しました。窓が多く、天井の高い空間と渋くまとめられた浴室が自慢です。



場所は淡島通りから100m程度離れた静かな住宅地。旗竿状の敷地に戸建が2つ並んでて、向かって右側が募集区画です。※ちなみに左側の戸建はオーナーが家族で住んでます。



室内、全面的に ... 続き>>>.
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12月の中古マンション価格、下落地域数が減少、東京カンテイ

(株)東京カンテイは1月29日、2017年12月度「中古マンション価格天気図」を発表した。「中古マンション価格天気図」は全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの(30m2未満の住戸、事務所・店舗は除外、リゾートマンションを除く)。

それによると12月は「晴」が13から14地域に増加、「雨」は10から12地域に増加。「曇」は7から6地域に減少。「小雨」は9から4地域に減少。「薄日」は8から11地域に増加。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数25から13地域に減少した。

【三大都市圏】
●首都圏
首都圏は、東京都が前月比0.2%上昇。神奈川県は0.1%上昇、千葉県は0.2%上昇、埼玉県は0.9%上昇。首都圏平均は0.2%下落した。
●近畿圏
近畿圏は、大阪府が1.8%上昇、兵庫県は0.4%上昇、京都府は3.3%上昇。中心府県は上昇傾向。郊外部は滋賀県が3.1%上昇、奈良県は1.2%上昇。近畿圏平均は1.7%上昇した。
●中部圏
中部圏は、愛知県が0.3%上昇、岐阜県は1.0%上昇、三重県は4.0%上昇、静岡県は1.3%上昇。中部圏平均は0.6%上昇した。

【地方圏】
●北海道
北海道は、前月比0.2%上昇し1,546万円、札幌市は0.1%上昇し1,605万円。事例が集中する中央区では0.4%、次いで事例の多い豊平区では2.7%、東区で1.7%、西区で0.5%それぞれ下落したものの、白石区で1.8%、南区で1.2%、北区で0.3%それぞれ上昇し、同市の価格下落にブレーキをかけた。
●宮城県
宮城県は、1.2%下落し1,994万円、仙台市は1.1%下落し2,034万円。事例数が市内で最も多い青葉区で0.8%下落、太白区で2.7%、若林区で1.3%、泉区で3.0%それぞれ下落したため同市の価格は下落した。
●福島県
福島県は、5.4%上昇し1,712万円。同県で最も事例が多い郡山市で5.6%、次いで事例の多い福島市で6.6%、会津若松市で3.1%それぞれ上昇し、同県の価格が上昇した。
●広島県
広島県は、1.4%上昇し1,978万円、広島市は1.4%上昇し2,082万円。広島市で最も事例の多い中区で3.2%上昇。次いで事例の多い西区では1.5%、南区では0.5%、佐伯区では3.0%それぞれ下落したものの、東区で3.7%、安佐南区で2.2%それぞれ上昇したため、同市の価格は上昇した。
●福岡県
福岡県は、1.7%上昇し1,868万円、福岡市も2.4%上昇して2,322万円。福岡市では事例が集中する中央区で1.9%上昇したほか、東区で3.8%、博多区で1.7%、南区で4.4%、西区で0.8%、城南区で1.4%、早良区で1.9%それぞれ上昇し、全ての行政区で価格が上昇した。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

女性のマンション購入者、約半数は39歳までに

(一社)女性のための快適住まいづくり研究会は、このたび、マンションを購入した女性(380人、うち未婚317人)を対象に、マンション購入にまつわる条件や自身のライフスタイルに関するアンケートを実施した。調査期間は2017年12月24日~2018年1月8日。調査方法はインターネット。それによると、初めてマンションを購入した年齢は、「40~44歳」が最も多く28.2%。次いで「35~39歳」が26.1%、「30~34歳」が16.8%。全体でみると約半数が39歳までにマンションを購入していることがわかった。

初めてマンションを購入したときの年収(税込)は、最も多いのが「500万円台」(22.9%)。「600万円台」(16.6%)、「400万円台」(16.1%)が続く。「300万円台」(12.4%)をこえた時に購入を考える女性が多くなることもわかった。

マンションを購入した理由(※複数回答)トップは、「家賃や更新料がもったいないと思った」(57.6%)。次いで「快適で安全に暮らせる家がほしかった」(44.2%)、「資産として残せるから」(37.1%)と続く。

また、初めて購入したマンションは2,500万円~3,999万円が約7数を占めた。間取りは1LDK、広さにして30~39m2のコンパクトマンション需要の高さがうかがえる。

ニュース情報元:(一社)女性のための快適住まいづくり研究会

月3万円で夢を追える環境を都内に!リバ邸DREAMの共犯者大募集!

かたくられんと申します。

ぼくは一昨年の暮れよりリバ邸のコンセプト「現代の駆け込み寺」に衝撃を受け、それ以来都内、都外に関わらずたくさんのリバ邸を立ち上げ運営をしてきました。

▼ リバ邸とは


全国各地で15棟以上、いまではアメリカのビバリーヒルズにまで進出しているシェアハウスです。

▼ リバ邸が掲げる理念


リバ邸は、解放集団Livertyから生まれた、「現代の駆け込み寺」をコンセプトに掲げて各地に展開しているシェアハウスです。

【「現代の駆け込み寺」というコンセプトについて】

世の中の枠組みや空気に苦しくなった人たちが集まる居場所であり、そこで各自が何かしら独自のアウトプットを追求する場所」という意味です。

アウトプットの内容は自由で、ジャンルも規模も収益の有無も問いません。本当に自分のやりたいことを見つけ、それをカタチにしていく場所です。

各地のリバ邸は「現代の駆け込み寺」というコンセプトは共通していますが、地域や住民の特色に沿って、リバ邸ごとに多様な雰囲気・環境・ルールを持っています。

 

▼ リバ邸DREAMをつくろうと思ったわけ

1. 若者の入居者の家賃を下げてより挑戦しやすい環境にしたいと思ったから。

以前に家入一真さんが「都内で3万円で住める家をつくりたい」とおっしゃっていて、その発言に共感して東京に家賃3万円台で住める環境を実現したいと思いました!

都心で家を借りると物件家賃が高額なので、どうしても家賃が高くなってしまいがちです。

なので今回は、ファンクラブで準住人さんやサポーターさんを募ってその人たちからの支援金をつかって、住人さんの家賃を下げようと思っております。リバ邸DREAMの住人が8人になった時点で継続した運営が可能になるので、その時点で支援金額を8人の住人さんの家賃に振り分けたいと思っています!

 

2. リバ邸を様々な価値観をもった若者が行き交い学び合うシェアハウスとして開放するため。

「様々な価値観こそがlivertyの本当の意味」

ここでリバ邸のクローズドなイメージを払拭します!
本来は無料の「場」としてリバ邸を提供したいのですが、家賃や光熱費、安全性なども考慮してサポーターさん限定で開放しようと思っております(使用時間は定める予定です)

限定使用にすることでより快適な「」として利用してもらいたいと思っています(コワーキングスペースや発信の場)

 

▼ かたくられんのこれまでのリバ邸との関わり

ぼく自身がもともと社会に馴染めず、転職を繰り返したり、起業して失敗していたときにリバ邸と出会いました。

もともとリバ邸を始めたキッカケは、自分の実家が半空き家状態になっていて、ここでリバ邸をはじめて自分と同じ価値観の人たちを集めてなにかしたいなと思ったからです。

場所が茨城だったので、なかなか人が集まらず苦戦していたのですが、昨年クラウドファンディングでシェアハウスと併設して居酒屋をつくったことにより一気に知名度も上がって住人も増えました。

下記が実際にクラウドファンディングに挑戦したときのリンクです。
居酒屋りばてぃ〜 クラウドファンディングページ

計119人もの方にご支援いただき達成できました!直接的な支援も含めると60万円以上の金額を集めることに成功しました。

お金もない、無名な若者の挑戦に、共感し支援をしてくれた人たちがいることに感動しました。あのとき支援してくれた方々のおかげでいまの僕があると断言できます。本当に感謝しています。
そのなかで、必ず実現して世の中に還元していきたいと本気で思いました。そして居酒屋を作ったことで住人に「食」と「住」を提供できるようになりました。

 

いまではシェアハウス住んでいる住人は毎月23000円で生きていけるようになりました。

これからも、関東を中心に複数のリバ邸やシェアハウスを展開して刺激的なコミュニティを拡大させて、自分やまわりの人たちがより生きやすい社会を目指して活動していきます!

 

▼ 資金の使い道

住人さんの家賃の還元・運営経費として活用させていただきます。

そして浮いたお金はすべてリバ邸の設営費用や、リバ邸住民の可能性につなげるイベント開催の費用に使わせていただきます。

▼ 最後に


ぼくは、リバ邸のおかげでこれまで色々な活動ができ、たくさんの繋がりができました。

これからもドンドンリバ邸を拡大していきたいと思っています。

そんな自分の想いの為に、人を応援できるような仕組みを作っていきます!!

みなさんぜひ共犯者になってください!!!

https://camp-fire.jp/projects/view/60535

 

食事は「夫婦別々」!? 人気漫画家に聞く、パートナーとうまく暮らすコツ

結婚や同棲を機に、パートナーとひとつ屋根の下で甘い生活を送る……はずが、ささいなことでイライラしっぱなし。「こんなはずじゃなかった!」と嘆く人も多いのではないだろうか。そんな悩みに「夫婦だからこそ、赤の他人以上に気遣いが必要」と話すのが、『妻は他人 だから夫婦は面白い』(KADOKAWA)の著者・さわぐちけいすけさん。Twitterでフォロワー10万人を突破する人気漫画家だ。
SNS経由で人生相談も受けるさわぐちさんに、心穏やかにパートナーと暮らしていくための心構えについて伺った。

「自分のことを自分でできない人」と暮らせば疲れるのは当たり前

──さわぐちさんのご家庭では夫婦喧嘩が全くないとお伺いしました。二人暮らしとのことですが、普段はどういう生活をされているのでしょうか?

さわぐちけいすけさん(以下、さわぐち):特別なにかしているわけではないですが…人に話すと驚かれるのは、「食事は夫婦別々」という生活スタイルですね。

食事は別ですが時間帯は一緒になることが多いので、一人がつくって食べて、もう一人に「キッチン空いたよ~」と声をかける、みたいな感じです。時々「蕎麦、いっぱい茹でたから食べる?」とシェアしたり、月に1・2度ほど外食したりすることもあるんですが、二人で食卓を囲むのは月に1回か、多くても2回くらいだと思います。

このスタイルは、妻と暮らし始めた当初から続いています。たぶん、同棲や夫婦の悩みの6割以上は「妻(女性)ってこうするもの」「夫(男性)ってこうするもの」と決め付けず、こんな風にお互いのペースを尊重することで解消できるんじゃないかな。

【画像1】イラスト/さわぐちけいすけさん

【画像1】イラスト/さわぐちけいすけさん

──というと?

さわぐち:同棲して、「自分のことを自分でできない」というのはひとつのネックだと思うんですよ。

「効率化のために役割分担をする」というなら全然問題ないんですけど、家事を自分でできない、相手に任せるような人と暮らしたら、それは疲れるはずです。多少好きでなくなったとしても、それぞれ自分のやるべきことを自分でできるなら、そんなに苛立ったりしません。

うーん、確かに相手が好きで好きでたまらないときなら尽くせても、恋の熱が冷めたころパートナーが一切家事をせずぐうたらしていたら、イラっとしてしまうかも。ただ、仮に夫(妻)が料理や洗濯をしようとすると、「ウチの実家の味はこんなんじゃない!」とか「空のペットボトルをシンクの上に置いとかないでよ!」とこれまた喧嘩になる場合もあるのでは? と心配になる。

さわぐち:「夫と妻で家事のやり方が違う」というのも、構わないと思います。相手が間違っているわけじゃありませんから。

たとえば、夫が洗濯した服をしっかり畳んで入れなかったとしても、皺にはなるけれど、それで問題ないといえば問題ないですよね? あくまで、こちらが「こうしてもらえると嬉しい」というだけの話。結局、そのことが相手には分からないから、イライラする前にお願いするんです。

夫婦だからといって、「相手を理解している」わけではない

──ちなみにお二人は、これまでどんな部屋に住んでこられましたか?

さわぐち:二人とも部屋の広さにさほどこだわりがなかったので、妻が大学時代住んでいた月5万円のワンルームに、私も入った感じです。現在は月7万円、1DKの部屋を借りています。

【画像2】イラスト/さわぐちけいすけさん

【画像2】イラスト/さわぐちけいすけさん

──同棲を始めるとき、2人で「こういう風に暮らしていこう」と何か話し合ったりは?

さわぐち:住んでみないと分からないことのほうが多いと思うので、何か決めるなら実際に同棲してからにしようと考えていました。事実、一緒に住み始めてから気づいたことがいくつもあります。

たとえば、私は1日でも外出しないと具合が悪くなるほど出かけるのが好きなんですが、妻はずっと家にいたいタイプだと気づきました。ただ、妻からすると一日ずーっと一緒にいるのも疲れるらしく、むしろ「どんどん出かけて!」って言われますね(笑)。

ただ、そういう食い違いが出てきたとして、意見は伝えてもぶつかる必要はないと思っています。

──なるほど。ぶつからないために、お二人の間でルールを決めてらっしゃるんでしょうか?

さわぐち:ルールは一切ないですね。代わりに、気になったとき「ごめん、今まで気づいていなかったんだけど、こうされるのはあまり好きじゃないかもしれない」とこまめに伝えるようにしています。

強いて言うなら、お互いの機嫌がいいときを選んで言っているかな。二人ともそう決めたわけではないんですけど、機嫌の悪いときは何を言っても嫌だと思うので。

それは、互いに「相手を理解していない」と知っているからできることです。どんなに努力しても、妻(夫)がどういう状態かを完全には分かってあげられない。だからこそ気を遣える。油断すると、「夫婦だから」と相手のことを全部知っているような気持ちになるじゃないですか。だから、常におもんぱかるよう自分に言い聞かせています。

……確かに、夫婦やカップルだと「妻(夫)のことは自分が一番よく分かってる」と高をくくって、ないがしろにしがちな気がする。ついつい夫に対して「夫婦の会話の時間? そんなものより仕事したいんだけど。分かるでしょ」と言わんばかりの態度をとってしまう筆者も、さわぐちさんの言葉に思わずドキッとしてしまった。

夫婦でも「見知らぬ他人と同棲する」くらいの気配りをしてもいい

──ズバリ、結婚生活や同棲中にイライラしないための最大の秘訣を一言でお願いします。

さわぐち:「相手に期待しないこと」です。

「期待しない」って「期待する」より難しくて、「自分が何に期待しているのか」を見つけないといけません。でも、帰宅したら家が荒れていない。それだけでもすごくないですか? 「期待しない」というのは、それくらいのレベルでもいいと思うんですよ。

また、たとえば、「パートナーが急にいなくなって、見知らぬ他人と今日から同棲しなきゃいけない」という状況を想像してみてください。そうしたら、初対面だし「あの人は明日何時に寝るんだろう?」とか考えますよね。パートナーに、それくらいの気の遣い方をしてもいいと思います。究極、シェアハウスのイメージに近いと言ってもいい。

──結婚や同棲となると、ついつい相手を特別視して期待しがちになりますが、その期待を手放すということでしょうか。

さわぐち:もし「夫婦の生活はこうあるべき!」という固定観念に苦しめられているのであれば、それくらい雑な考え方をしてみてもいいかもしれません。夫婦って、あくまで書面で契約しただけなので。

「私達のやり方はあくまで事例のひとつ。参考になる部分があればピックアップしてみてください」と語ったさわぐちさん。「一日三食作ってるんだから、一言くらい『おいしい』って言いなさいよ!」と般若のごとき形相で毎日夫に念を送っていた筆者にとって、目の覚めるような思いだった。

●取材協力
さわぐち けいすけ氏

羽田新ルート、住民説明会で聞いてみた 「都心上空を低空飛行、本当に大丈夫?」

2020年オリンピック開催に向けて、国際線の需要拡大のため羽田空港への着陸ルートが見直されようとしています。うちは空港近くじゃないから……と思っている人が多いかもしれませんが、実は新ルートでは、豊島区、練馬区、中野区、北区、板橋区……と都内の幅広い範囲の上空を飛行予定。そこで、飛行高度や騒音、落下物など気になる問題を探るべく、国土交通省が行っている「住民説明会」に潜入してみました。過去の経緯はこちら:都心上空を旅客機が飛ぶ!? 羽田空港の離着陸新ルート計画とは練馬区の住民説明会に潜入!どんな説明がされるの?

広大な敷地で開放的な練馬区光が丘公園。今回潜入したのは住民の憩いの場に隣接した「光が丘IMA光の広場」。商業施設内のオープンなホールです。休日とはいえ寒さが厳しいなか、説明会には多くの来場者が見受けられました。住民説明会は今回で第4回目(第4フェーズ)。これまで新飛行ルートが通る自治体で開催され、累計1万3000人超が参加している(国土交通省担当者)とのことです。

ちなみにこの羽田空港国際線の新ルートに関係するのは、埼玉県と東京都が中心です。埼⽟県内ではいずれも約1800mから900mと⽐較的⾼い⾼度を保つとのこと。ところが羽田空港に向かっていく東京都内に⼊ると、東側ルートでは、豊島区や練⾺区⽅⾯から新宿、表参道、⽩⾦⾼輪、品川と都⼼上空を南下し、それぞれの⾼度は、新宿駅が約915m、広尾駅が約600m、品川駅が約450mと空港に近づくほど低下します。

もう一つ設定される⻄側ルートは、練⾺区⽅⾯から中野、渋⾕、代官⼭、⽬⿊、五反⽥、⼤井町を南下。渋⾕、恵比寿駅近辺が約610m、五反田駅近辺が約455m、そして最も低くなるとされている⼤井町では約300mになります。これは東京タワーより低い⾼度です。

説明会は、こうした高度やそれに伴う騒音、飛行機の見え方、さらに落下物への対策など、関係する自治体の住民が気になる情報を中心にパネルが展示され、適時国土交通省の職員が参加者に対して説明を行ったり、質問に答えるという形式でした。また職員によると、説明会を開始した当初は自治体が所有する施設の会議室などで行っていたのですが、現在は、誰しもが参加して質問がしやすいよう、商業施設のホールや駅前広場などオープンな場所でも積極的に行うようにしているとのことです。

騒音がイメージできる体感ブースもあり、実際に体験してみましたが、個人的な感想としては、音に関しては最も音量が大きい場所でもそこまで気になる音量ではありませんでした。ただ、大井町周辺の高度約300mと同等の高度を飛行する映像は、かなりの圧迫感を感じました。

【画像1】会場には騒音を体感できるブースも。高度や騒音レベルなどを、今回のルートに近い大阪の環境を収録し、映像と音から体感できる。羽田空港内にも常設されているとのこと(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

【画像1】会場には騒音を体感できるブースも。高度や騒音レベルなどを、今回のルートに近い大阪の環境を収録し、映像と音から体感できる。羽田空港内にも常設されているとのこと(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

【画像2】飛行経路やよく寄せられる疑問への回答を、パネルで分かりやすく展示。国土交通省の職員が案内したり、デスクで質問に答えている。商業施設内で誰でも入れるため気軽に訪れやすい印象(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

【画像2】飛行経路やよく寄せられる疑問への回答を、パネルで分かりやすく展示。国土交通省の職員が案内したり、デスクで質問に答えている。商業施設内で誰でも入れるため気軽に訪れやすい印象(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

「騒音、事故…」説明会参加者の住民に、不安に思うことを聞いてみた

実際に説明会に訪れていた参加者の何人かにお話を伺ってみました。最も不安に思うことはやはり「騒音」「事故、落下物への対策」でした。

「気になるのはやっぱり音。車輪を出したときと出さないときの騒音は違うと聞いたことがあり、住んでいる場所ではどういう状況で飛行するのかを聞きにきました」(60代 男性/練馬区在住)

「大阪の方で航空機からパネルが落下したニュースを見たのでちょっと心配で。落ちて来たら防ぎようがないのでやっぱり少し不安です。対策はしっかりすると言われてもいまいちピンと来なくて……」(50代 女性/練馬区在住女性)
こうした不安の声が多く聞かれました。

その一方で、
「国際線が増えて、訪日外国人が増えれば、インバウンドで経済が良くなるメリットがあるし、そうしたポジティブな説明も聞けました」(40代 男性/板橋区在住)
「成田空港より羽田空港の方が都心からのアクセスがいいので、旅行好きの人にはいいかもしれませんね」(40代 男性/豊島区在住)
という声も。

パネルや職員の説明では「ここ10年墜落事故は起きていない」、「落下物に関しても、羽田空港周辺はゼロです」と安全性の説明が多く聞かれました。

【画像3】商業施設内のオープンな説明会会場のため、多くの通行人が足を止めてパネル展示などを眺めていた(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

【画像3】商業施設内のオープンな説明会会場のため、多くの通行人が足を止めてパネル展示などを眺めていた(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

危険度、騒音レベル、不動産価値etc. 住民説明会で直撃してみた

とはいえ安全性、騒音問題、さらには不動産価値下落などの不安要素もあることから、会場で説明中の国土交通省の鈴木さんに直撃してみました。「参加者の皆さまの多くが関心をもっているのも、まさにご指摘の点についてですね。確かに落下物事故は過去10年間(平成19年度~平成28年度)の発生件数は、成田空港周辺で19(部品13件、氷塊6件)ありましたが、羽田空港周辺では0件となっています。ただ2017年9月に、成田空港に到着した航空機からパネル(重さ約3kg)が脱落した事案や、関西空港発の航空機から重さ約4.3kgの胴体のパネルが脱落し、大阪市内を走行中の車両に衝突した事案等が発生したこともあり、さらなる落下物対策に取り組んでいます。3月末をめどに世界でも類をみない落下物対策への新たな基準案を策定する予定です」

また騒音に関しては、「防音対策では現状で対象となる施設はない想定ですが、一定基準以上の騒音が発生する場所の施設、建物に対して防音工事の助成があります。また、空港の国際線着陸料について、航空機の重量と騒音の要素を組み合わせた料金体系に見直し、航空会社に対して低騒音機の使用を促進し、現行経路を含めた経路での全体の音の低減を図ります」といいます。

さらに都心の一部の住民から不安の声が上がっているのが「不動産価値」の下落。騒音や事故のリスクからマンションなど住宅の価値が下がるのではという懸念だ。実際に住宅専門家でも意見の分かれるところで、下がるという人もいれば、影響は飛んでみないと分からないという声も。国土交通省では「一般的な不動産の価値は騒音などの環境面、立地などによる地域要因に、人口の増減や需給バランス、音に関していえば個人差もあります。複合的な要因があるので、飛行経路と不動産価値の変動に直接的な因果関係を表すのは難しいと考えています」とのこと。

打開策のひとつとして、実際の運用前に試験飛行ができるかという質問をしたところ、「現在の羽田空港には着陸⽤の誘導装置がないことや、空港の運⽤を⼀時⽌めなければならないことなどから現状では対応は難しい」らしく、試験飛行の実現は望み薄だそう。

その上で鈴木さんは「私たちとしては、今後も住民の皆さまに説明会を含めて情報を積極的に発信し、ご不安やご懸念を解消していきたいと考えています」と話してくれました。

【画像4】お話を伺った国土交通省航空局航空ネットワーク部の鈴木さん(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

【画像4】お話を伺った国土交通省航空局航空ネットワーク部の鈴木さん(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

【画像5】会場となった光が丘IMA周辺。この青空の下で安心して暮らしたい。そう思えるほど澄み切った青空だった(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

【画像5】会場となった光が丘IMA周辺。この青空の下で安心して暮らしたい。そう思えるほど澄み切った青空だった(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

羽田空港国際線の新飛行ルートについては、2020年までに運用を開始したいということです。ただ今回の光が丘周辺で、新ルートについて知っているか道行く家族連れや公園利用者に訪ねたところ、知らないと答える人のほうが多く、まだまだ認知度が低いのが現状のよう。国土交通省や関係自治体のホームページでは、住民説明会の今後の日程や開催場所などが分かるので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。

●取材協力
・国土交通省航空局

それってリフォーム詐欺かも…? 悪徳業者の手口と対抗策

心躍るリフォーム。その一方で昨今は、悪徳会社による「リフォーム詐欺」も世の中を騒がせています。 詐欺に巻き込まれないまでも、業者の見極め方やいざというときの解決策を知りたいところ。欠陥住宅問題やトラブル解決に取り組む「NPO法人 建築Gメンの会」理事長の大川さんにポイントを伺いました。
耐震、床下、屋根など次々と契約を迫る。こんな事例があるので注意!

詐欺事例のなかでは、「次々詐欺」といわれる手口が非常に多いという大川さん。いくつかの事例を紹介します。

<ケース1>点検しますという訪問で床下を見て「湿気がすごい」などと言って不安をあおり、本来ならば必要のない工事の契約を勧めてくる。その契約がとれると、次は屋根、外壁、小屋裏を見て、同じ手口で次々と工事の契約を勧めてくる。検査の結果、通常の2~3倍の工事費を支払ってしまった(建設業法による建設業登録不要な500万円未満の工事となるよう、複数回に分けて契約させる手口)

<ケース2>「近所を回っているのですが、床下のシロアリ検査を無料でしますよ」と訪問。「さらに屋根の瓦が傾いているのが気になります」などといって、このままだと雨漏りするので屋根全体を工事したほうがいいと言われ、つい流れで即日契約。

また、工事自体は行っているので一見正当性があるように見えるが、不合理な工事やずさんな工事をされてしまうこともあるという。なかには感情に訴えてくる手法もあるとのことです。

<ケース3>外壁の補修が必要という名目で訪問。塗装も行ったがその後の第三者検査の結果、塗装の質が悪かったり、養生の仕方が雑で、塗料があちこちに飛散。また鍵穴が塗料で埋まっていたり、ドアまで塗装されて開かなくなったり。加えて床下の換気効率を上げなくては腐るといわれたものの、調湿材を敷きこむ工事をされ、逆にその調湿材が湿気をため込んでしまい換気効率がダウン。結局別業者に依頼することに。

<ケース4>複数人で業者が訪問。屋根や外壁などのリフォームを提案し、その場で大まかな見積もりを提示。「高すぎる」と断ったところ、その場で一人が「上の者を説得します」と電話。その間、別の人間が家主に家の思い出などを聞き、いい人をアピール。その後電話をしていた業者が「金額をこれだけ抑えられました!説得できましたよ」と努力をアピール。まあそれならと契約書にサインしてしまい、必要のない工事や相場より高い工事を行う。

【画像1】ひび割れや塗装はげなど外から見て分かるような家は、悪徳業者に口実をつくられやすく狙われやすい(写真/PIXTA)

【画像1】ひび割れや塗装はげなど外から見て分かるような家は、悪徳業者に口実をつくられやすく狙われやすい(写真/PIXTA)

あやしい業者かどうかを見極めるには

もしも悪徳リフォーム業者が接触を図ってきたら……。どんな業者があやしいのか、見極めのポイントを教えてもらいました。

<1>いきなり訪問してくるリフォーム業者
突然訪問が多い。まったく心当たりのない業者の訪問には、話に乗らず、できるだけ家に入れないことが肝心。

<2>その日のうちに見積もり、契約を迫ってくる
悪徳業者は工事の既成事実をつくるために即日契約、次の日に工事開始と急いでくる。話を聞いて建物を見せてしまっても、契約までには検討期間を設けるのが防衛手段に。

<3>その場で「耐震診断を行う」「見積もりを出す」などと言い出したら疑うべし!
もちろんリフォーム業者によるが、本来はその場ですぐにできるものではないので、できる、出すと言ったら悪徳業者の確率が高い。

アポなし訪問の業者の全てが悪徳とは言い切れないが、やはり「いきなり訪問販売をしてくる業者」には注意をしたほうがよさそうです。

また悪徳リフォーム業者に引っかかりやすい人の特徴として大川さんは次のように話します。
「高齢者のみの世帯(特に独居高齢者)がターゲットになることが多いですね。こうした方々は築年数の古い家に住んでいて、自分で自由に使えるお金を持っていることが多い。オレオレ詐欺などもそうですが、やはり高齢者を狙ってくる率が高いです。また子ども世帯が遠方に住んでいて疎遠だと、相談もしにくく、子どもが訪れたところ、詐欺工事がすでに行われていたというケースも多いです。独居が長かったりすると人情にもほだされやすいですね。防衛するためには、家族はもちろん、普段から隣近所とコミュニケーションをとり、誰かに相談できる体制をつくっておくことが大切だと思います」

だまされた!と思ったら、どこに相談すればよい?

「公的な相談機関が第一歩だと思います。例えば公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター、消費生活センターですね。こうした機関は無料相談を受け付けていたり、検査を行える建築士や消費者被害に詳しい弁護士をあっせんしてくれるなどの対応をしてくれます」(大川さん)

またいざ訴訟となる場合、法的な観点から直接弁護士に相談するのも手。クーリングオフ制度も使えるので、適用される内容や期限なども聞いておきたいところです。さらに建築目線で工事が適当かどうかを素人が判断するのは難しいので、信頼できそうなリフォーム業者に相談するのもひとつの手段です。さらに建築Gメンの会のような、専門家の視点で検査や技術的な側面から工事を評価できる建築士も相談に乗ってくれます。

「とにかくあやしい、だまされたかも、と思ったらなるべく早く相談するのが大切です。前述したとおり、悪徳業者は契約から工事までが早いです。工事の既成事実をつくられたり、工事完了して逃げられたりしたら厄介になります」

【画像2】NPO法人建築Gメンの会理事長・棲建築事務所代表取締役 大川照夫さん(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

【画像2】NPO法人建築Gメンの会理事長・棲建築事務所代表取締役 大川照夫さん(写真撮影/山口俊介(BREEZE))

誰しも思い入れのある住まい。長く快適に暮らすためのリフォームはとても大切。そこに付け込んでくるような悪徳な業者に引っかかって悲しい思いをしないためにも、ぜひ今回上げたポイントを参考に、被害にあわないよう心掛けたいところです。特に高齢者をターゲットにすることが多いということで、自分だけでなく親のことも考えて、注意しておくことが必要になるのではないでしょうか。

●取材協力
・一級建築士/NPO法人建築Gメンの会理事長/棲(すみか)建築事務所代表取締役 大川照夫さん