仔パンダにメロメロ♡

先月行って残念な結果(寒い&混み過ぎ)だったので、昨日はリベンジ。クラウド君と二人で上野動物園に行きました。

平日は良いですね、空いています。その上、昨日は季節外れの暖かさでした。ウインク

 

10時半頃に着いて、パンダの観覧整理券をもらいました。12時10~30分の回でした。係りの方から、少し早めに集合してくださいね、と言われました。

 

 

集合時間まで東園にいました。

 

 

 

 

真っ黒で分かりにくいけど、仰向けで寝ているゴリラです。↓

 

 

クラウド君は「夜の森」に3回も入って(3回とも急ぎ足で動物を全然見ていなかったけど)、頑張りました!

 

 

お昼を食べてから集合場所に行こうと思っていたら、そこで問題発生。クラウド君がなかなか食べ終わらないのです。

そこで私が、

「食べるのを手伝おうか?おにぎりを一つちょうだい。」

と言ったら、クラウド君に、

「ゴメンね、食べられると思うから。」

と丁重にお断りされました。

受け答えがしっかりできて感心だけど、集合時間がっ!焦るわ~~アセアセ

 

クラウド君はゆっくり味わって、残さず食べました。

 

 

12時10分をちょっと過ぎたくらいに集合場所に到着、大丈夫でした。

行列に並んで、待つことしばし。

 

ついに、仔パンダと母パンダー!

 

 

 

なにこれ、可愛い~ラブラブ

 

 

シャンシャン、こっち向いて~ラブラブ

 

 

親子で大興奮でした。

仔パンダが、こんなに可愛いとは!

 

可愛いのは知っていたけど、実物を見るとテレビで見るより数倍可愛かったです。やっぱり実物を見るのって違うわ・・・。

以前、橋本環奈さんを間近で見た時に、その美しさに衝撃を受けましたが、それと同じ感覚です。実物を見るのって大事ですね。

 

 

パンダおまけパンダ

上野動物園にクラウド・パンダ出現。 (食っちゃ寝)

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中古住宅の魅力は「手ごろな価格」「立地条件」、不安は「隠れた不具合の有無」「設備の老朽化」

住宅メーカー7社の合同運営サイト「イエノミカタ」と(株)オールアバウトは、過去3年以内に中古住宅の購入を検討した東名阪エリアの30歳以上の男女を対象に、中古住宅購入に関する意識調査を実施した。調査時期は2017年11月2日(木)~11月9日(木)。調査方法はインターネット。有効回答数は661。中古住宅のどういった点に魅力を感じましたか?では、「手ごろな価格である」(75.2%)が最も多く、ついで「立地条件がよい」(43.7%)が挙げられた。新築住宅と比較して価格面が一番のメリットとされているほか、立地条件の優れた物件が支持されているようだ。

中古住宅の購入を検討する際、不安に思った点や、それがネックになって購入を見送った点としては、「隠れた不具合の有無」、「設備の老朽化」(59.6%)がともに6割近くで最多となり、「リフォーム費用」(52.6%)を上回った。4位に「耐震性などの住宅性能」(45.1%)が挙げられることから、目に見えない部分に対する消費者の不安が浮き彫りになる結果となった。

中古住宅を購入するとき、基本情報に付随して開示されていると安心だと思う情報は、「過去のメンテンナンス・リフォーム履歴」(69.1%)が7割近くと最も多く、ついで「定期点検の結果」(64.6%)、「耐震性能の有無」(62.8%)、「新築時の設計図や設備」(55.4%)だった。「特にない」と回答した人はわずか2.7%。9割以上の方がメンテナンス履歴や性能面における何らかの情報開示を事前に求めているようだ。

また、中古住宅の購入を検討した際、どの建築会社によって建てられたのか考慮しましたか?では、「考慮した」(31.0%)、「どちらかというと考慮した」(35.4%)を合わせると、実に7割近くの人が中古住宅においても、元の建築会社がどこだったのかを選定条件にしていることがわかった。

ニュース情報元:「イエノミカタ」

不動産エンターテーメント サイト「物件ファン」に聞く 思わず驚いたユニーク物件5選

みなさん、「物件ファン」というサイトをご存じですか? 素敵な住まいだけでなく、変わった立地や間取りなどユニークな物件を紹介している、不動産エンターテーメントサイトです。今回はこの「物件ファン」さんに突撃! 日々たくさんの物件を見ているなかでも、特に驚いた物件や印象深かった物件を教えていただきました。
物件を愛でる 「物件ファン」誕生秘話

そもそもなぜ「物件ファン」は誕生したのでしょうか?

「最初は『Roomhub(ルームハブ)』という物件情報サイトをつくっていました。物件を所有している大家さんが直接サイトに賃貸情報を掲載できるサイトで、大家さんからのダイレクトな情報発信のお手伝いができればと考えていました。しかし、『もともとお付き合いのある大手不動産業者がいるから』という方も多く、最初はうまく大家さんとユーザー(読者)にリーチできなかったんです。

そこで方向性を変え、自分たちでメディアをつくって情報を発信していくことに。自分がいいなと思う物件を探してきて、記事を書く。これが『物件ファン』のスタートです。2016年2月から始めて、ちょうど2年になります」(「物件ファン」の中の人。以下同)

ユーザーには、引越しに向けて物件情報を探している人以外にも、「物件を見るのが好き」「変わった物件に興味がある」という人も少なからずいるとのこと。こうした人たちの間でFacebookやTwitterなどを通じて認知度が高まり、2018年の1月には月間270万ページビューを超えるサイトへと成長しました。

中の人が選ぶ、「これは驚き!」な物件5選

物件ファンさんによると、公開する記事は月に150本ほどで、およそ3000件の情報が掲載されているそう。今回は、そのなかでも「驚いた」「面白い」と感じた物件をセレクトしてもらいました。

1、「マンションの部屋の中に中庭がありました。」

【画像1】物件紹介ページのトップ部分が、すでにインパクト大!(画像提供/物件ファン)

【画像1】物件紹介ページのトップ部分が、すでにインパクト大!(画像提供/物件ファン)

物件の中に「中庭」があるという驚きの物件。こうしたユニークな物件に数多く出会えるのが、物件ファンの大きな特徴です。

【画像2】写真左:同物件の間取図。DKと和室の間には確かに「中庭」が(画像提供/物件ファン)写真右:中庭には砂利と飛び石が敷かれ、なんとも風流な雰囲気(画像提供/物件ファン)

【画像2】写真左:同物件の間取図。DKと和室の間には確かに「中庭」が(画像提供/物件ファン)写真右:中庭には砂利と飛び石が敷かれ、なんとも風流な雰囲気(画像提供/物件ファン)

2、「出た! はしごで上る本棚」

続いては、本好きなら一度は夢見るのでは? と思われるような物件です。

【画像3】壁一面が本棚に覆われた物件。本好きにはたまらない!(画像提供/物件ファン)

【画像3】壁一面が本棚に覆われた物件。本好きにはたまらない!(画像提供/物件ファン)

【画像4】吹抜けの天井まで届く本棚は、まさにファンタジーの世界に出てくる「図書館」のよう(画像提供/物件ファン)

【画像4】吹抜けの天井まで届く本棚は、まさにファンタジーの世界に出てくる「図書館」のよう(画像提供/物件ファン)

はしごを使えば天井近くに並べた本も簡単に手に取れ、また両側の壁をつなぐキャットウォークで行き来もラクラク。好きな本に囲まれた暮らしが実現しそう。

3、「垂涎! あの先斗町(ぽんとちょう)の京町家にため息の連続。」

舞妓さんに出会えるチャンスもあることで人気の京都・先斗町エリアの物件も。

【画像5】舞妓さんたちが行き交う京都の風情たっぷりの先斗町にある物件(画像提供/物件ファン)

【画像5】舞妓さんたちが行き交う京都の風情たっぷりの先斗町にある物件(画像提供/物件ファン)

【画像6】玄関も年月の経過を感じさせる街並みに合った仕立て(画像提供/物件ファン)

【画像6】玄関も年月の経過を感じさせる街並みに合った仕立て(画像提供/物件ファン)

「もとは個人宅だったのか、お茶屋などの店舗だったのかは定かではありませんが、1階の吹抜けにはちょっとした中庭がしつらえてあり、情緒がありますね」

【画像7】写真左:同物件の間取図。さまざまな広さの客間がいくつもある(画像提供/物件ファン)写真右:1階の中庭。つくばい(手を洗ったりするための手水鉢)のような設備もあり、もしかして水も流せる……?(画像提供/物件ファン)

【画像7】写真左:同物件の間取図。さまざまな広さの客間がいくつもある(画像提供/物件ファン)写真右:1階の中庭。つくばい(手を洗ったりするための手水鉢)のような設備もあり、もしかして水も流せる……?(画像提供/物件ファン)

「ちなみに、この物件の販売価格は5億8500万円(2018年2月現在)だそうです。とても買えるお値段ではありませんが、間取りや建物の内部設備がやっぱり面白い。物件ファンは単に『買う・借りるためだけの情報サイト』ではないので、こうした物件も取り上げています。もちろん、買える! という方にはおすすめの物件ですよ(笑)」

4、「団地の新しい住まい方? 二部屋どちらもわたしの家!」

「古いのが逆にいい」と再評価され、団地のリノベーション物件も増えつつある近年。団地物件の多くが40~50平米であるという「狭さ」を解消する手段として、2部屋をつなげた「ニコイチ」物件も登場しているのだとか。

【画像8】団地の部屋とは思えないような、広々とした空間が広がる(画像提供/物件ファン)

【画像8】団地の部屋とは思えないような、広々とした空間が広がる(画像提供/物件ファン)

【画像9】「ニコイチ」物件の間取図。玄関は2つとも使うことができるが、一度外に出る必要がある。専有面積は単純に2倍になるので、団地でありながら“広い家”も実現!? (画像提供/物件ファン)

【画像9】「ニコイチ」物件の間取図。玄関は2つとも使うことができるが、一度外に出る必要がある。専有面積は単純に2倍になるので、団地でありながら“広い家”も実現!? (画像提供/物件ファン)

「これは、団地の隣り合う2部屋をつなげた大胆なリノベーション。玄関は2つあるけど部屋の中から行き来することはできず、一度玄関を出て向かいの玄関へ入るか、バルコニーから入ることになるんです。動線はちょっと変だけど、なんだかワクワクしますよね(笑)」

キッチンやお風呂などの生活スペースは1つになっており、その分のスペースが広がっています。リビングやダイニング、寝室といった機能を好きな部屋に割り振ったり、仕事場とプライベート空間というように時間帯で使い分けたりと、自由に使えそうです。

【画像10】写真左:間取図左下にあたるダイニング。リノベーションされているので、いかにも「団地」といった古さは感じられない(画像提供/物件ファン)写真右:間取図右下にあたるインナーテラス。仕事場や遊び場など、使い方も自由(画像提供/物件ファン)

【画像10】写真左:間取図左下にあたるダイニング。リノベーションされているので、いかにも「団地」といった古さは感じられない(画像提供/物件ファン)写真右:間取図右下にあたるインナーテラス。仕事場や遊び場など、使い方も自由(画像提供/物件ファン)

5、「このロフトはリビングのように甘い。」

最後に紹介いただいたのは、一人暮らしの人に人気のロフト付き物件。

【画像11】メゾネットタイプの物件で、階段を上がるとLDKスペース。そこからさらに腰程度の高さの段差があり、空間をゆるやかに区切る(画像提供/物件ファン)

【画像11】メゾネットタイプの物件で、階段を上がるとLDKスペース。そこからさらに腰程度の高さの段差があり、空間をゆるやかに区切る(画像提供/物件ファン)

おしゃれなカップルがまったりと休日を過ごしていそうなこのお部屋。単純なロフト付き物件ではなく、高低差によって3つのフロアに分かれているそう。

【画像12】写真左:物件の間取図。下の階にバス・トイレなどの生活スペースがある(画像提供/物件ファン) 写真右:ロフトへ上がってみた写真。LDKとは同じ空間だが視線が重ならず、誰かが同じ部屋の中にいても、ちょうどいい距離感を感じながら過ごせる(画像提供/物件ファン)

【画像12】写真左:物件の間取図。下の階にバス・トイレなどの生活スペースがある(画像提供/物件ファン)
写真右:ロフトへ上がってみた写真。LDKとは同じ空間だが視線が重ならず、誰かが同じ部屋の中にいても、ちょうどいい距離感を感じながら過ごせる(画像提供/物件ファン)

「個性的ではあるけど、『いったい誰が住むの!?』というほどの奇抜な物件ではない。最近は、そういった物件を取り上げることも増えています。実際に『物件ファンで一目ぼれして、その物件がある街に引越した』という声を聞くことも多くなりました」

「住む」「買う」だけでなく、もっと広い視点で不動産を楽しんでほしい

多くのユニークな物件を取り上げている「物件ファン」。今後はどのような物件が増えてくると考えているのでしょうか。

「これからの時代は、空き家問題などにも象徴されるように、部屋が余る時代がくると予想されます。だから、住む人がより楽しく物件を選べるような、立地や広さといった要素からより自由になった物件や間取りが増えたら楽しいですね。

それから、いわゆるLDKにとらわれない物件も増えるのではないでしょうか。店舗だったところや倉庫、公民館など、もともと住宅として使われていなかったものが住宅として貸し出されたりもしています。そういった意味でも、これからも面白い物件は増えていくと思いますよ」

ライフスタイルが多様化していることから、住み方もより自由に、多様化していく……。さまざまな物件を通じて、そんな時代の流れも見えてきますね。

「物件ファンでは、立地・築年数・駅徒歩何分というカテゴリー分けをしていません。それは、物件を柔軟な目で見てほしいから。新宿エリアの物件を探している人が、たまたま福岡県の物件を見る。そんな出会いがあってもいいなと思っています。もちろん、求めている情報ではないかもしれませんが、『福岡県なら同じ予算でもっと広い家に住めるのか』『2DKを探しているけどロフト付きの1DKもいいかも』というふうに、住宅探しに新しい視点をもってもらえたら、と思っています」

「物件ファン」の中の人が物件を紹介するときに心がけているのは、物件への愛をつづること、そして、ストーリーを感じさせることだといいます。「自分ならこう住みたい」「こんな人が住んでいそう!」と妄想をかき立てるようなストーリーを考えると、読者の方も一緒になって想像してくれるのだとか。

それは、物件ファンが住宅情報サイトとしてだけでなく、物件を通じて大家さん、不動産業者、そして読者がコミュニケーションをとることができるメディアだからかもしれません。物件ファンさんのお話からは、引越しの検討時しか利用されず、情報に埋もれてしまうことも多い「物件」への愛を感じることができました。

●取材協力
・物件ファン

住みたい部屋に収納がない……!  それでも快適に暮らす方法はある?

駅近でエリアもよく、部屋の広さもバッチリ! なのに、「収納がないから……」という理由で物件を諦めたことはありませんか? クローゼットや押入れがなくても心地よく過ごせる、お部屋づくりの方法はあるのでしょうか。整理収納アドバイザーのkomugiさんにお話を伺いました。
14m2で収納なし! 快適に暮らす工夫とは?

以前、komugiさんは都内で14m2のワンルーム、収納なしの物件に住んでいたそう。現在はクローゼットのある物件に住んでいますが、それでも18m2で広いとは言えません。

【画像1】今回お話を伺ったkomugiさん。自身の経験を活かし、整理収納アドバイザー1級の資格を取得(写真撮影/浅野智恵美)

【画像1】今回お話を伺ったkomugiさん。自身の経験を活かし、整理収納アドバイザー1級の資格を取得(写真撮影/浅野智恵美)

【画像2】14m2のときのkomugiさん宅の間取図(画像提供/komugiさん)

【画像2】14m2のときのkomugiさん宅の間取図(画像提供/komugiさん)

収納がないことの最大のデメリットは、服や物の置き場がない、特に目に付かないところにしまっておきたいモノを隠すところがない、ということでしょう。
それでもkomugiさんは「収納なし物件ならではの魅力もある」と話します。

「モノが仕舞われずに外に出ていると、いつも目に付くので自分の好みも分かるようになりますし、部屋に置くモノ自体も厳選されます。見せる収納が好きな方にもオススメです。また、やはり収納が必要だと思えば『自分の好きな位置に必要な大きさでつくることができる』というのは意外と大きなメリットなんです」(komugiさん)

その言葉どおり、収納のない部屋に暮らしていたときにKomugiさんが収納とインテリアの両方の視点から活用していたのが「有孔ボード」でした。有孔ボードとは、等間隔で穴が開けられた板で、ホームセンターなどで購入できます。好きな位置に収納をつくることも出来ますし、フックなどでお気に入りのものを吊るせば見せる収納も楽しめます。

【画像3】収納はもちろん、好きなインテリアを飾ることもできる。狭いお部屋にとって壁は貴重なスペース(画像提供/komugiさん)

【画像3】収納はもちろん、好きなインテリアを飾ることもできる。狭いお部屋にとって壁は貴重なスペース(画像提供/komugiさん)

狭くても、自分好みの空間はつくれる!

自由に使えるスペースがなかなか確保できない広さのお部屋でも、何とか快適に暮らせる空間をつくりたいもの。そのポイントは「イメージに合わないモノ、ミスマッチなモノは取り除くこと」とkomugiさんは言います。そうすることで、お気に入りのインテリアも引き立つそうです。

「どんな部屋にしたいのか、イメージが漠然としている人は、まずインターネットなどで『この部屋いいな』と思う画像を探し、ストックしてみてください。自分の好みの傾向やテイストが把握できます。
テイストが決まったら、家具など買い替えが簡単にできないものは、色を変えるだけでも全体のお部屋の雰囲気に馴染ませることができたりします。リメイクシートやマスキングテープをうまく活用するのがオススメです」(komugiさん)

【画像4】現在のkomugiさんのご自宅。扉の印象を変えるために、クローゼットに白いマスキングテープを貼ってある(画像提供/komugiさん)

【画像4】現在のkomugiさんのご自宅。扉の印象を変えるために、クローゼットに白いマスキングテープを貼ってある(画像提供/komugiさん)

また、キッチンが狭いとよくある「冷蔵庫や食器を置く場所がなく、部屋に置かざるを得ない」というケース。そんなときはエリアを決めてあげるといいそう。

「このエリアには冷蔵庫やお皿などキッチン関連のモノを置く、クローゼットの近くにはベッドを置く……といったように、目的別に分けてあげるとスッキリします」

「もしスペースに余裕があれば、細身の収納棚で区切ってもいいですね。背面のないものだと圧迫感も少ないですよ。また、部屋の中に太陽の光が入ると広く見えるので、ベッド周りを区切りたければ、薄い布を活用して天井から吊るすなどもオススメです」(komugiさん)

ひと工夫と毎日の習慣で「ため込まない」お部屋に!

収納のない狭い部屋で快適に暮らすには「モノをため込まない」ことがキーワード。モノに対して思い入れが強い方は、捨てられずにためる傾向にあるのだそう。

「モノを手放すのは罪悪感を覚えやすいものですが、『またどこかで使えるかも』『〇〇すれば使えるかも』と無理矢理シチュエーションを考えてしまうようなら、本当に必要かどうか、モノとの今後の付き合い方を考えてみてください」(komugiさん)

そこでkomugiさんが実践する、モノをためないコツを伝授していただきました。

●ポイント1:あえて目に付く場所に置く
まだスペースがあるし……と、ついモノをためてしまう方は、モノを「目に付く場所」に置くのがポイント。

「時間をおいて、自分が使っているかを都度確認します。また、あえて邪魔だと思う場所に置いてみるのも効果的です。使っていないモノをいちいち避けて通ることになるので、自分にとって必要なモノかどうかを考えるキッカケになります」(komugiさん)

●ポイント2:引き出しの中は常に8割をキープ
引き出しや収納グッズの中はパンパンにモノを入れておくのではなく、あらかじめ余裕を残した状態にしておくと良いのだそう。

「2割の空スペースを『一時置き場』にすれば、そこだけの管理で済みます。疲れているときなどはその一時置き場に仕舞っておいて、後で自分のペースで片付けるのです。
買い物をして帰って来たばかりのタイミングで、それをどこに片付けるかということまで考えて動くのは億劫だったりします。ある程度モノの位置が決まっていると、考えなくても自然と体が動いて片付けが終わりますよ」(komugiさん)

●ポイント3:買いだめに注意
「切れてしまったらイヤだからストックしておきたい」、「特売で安いから」……つい食品や日用品は買いだめしたくなるもの。ところが、余計なストックが増えれば、当然、部屋の中にそれを置けるスペースが必要になります。

「収納にとって一番の敵は『不安』と『お得感』による買い物です。自分の生活に合わせて必要最小限の買い物をするために、自分が何を持っていて、どれくらい使うのかを把握したうえで買い物に出かけてください」(komugiさん)

●ポイント4:モノではなく「自分」を基準に考える
意識していないと「これ買ってきたけど、どこに片付けよう?」「どうやって使おう?」と、モノに振り回されがちになるとkomugiさんは言います。

「自分にとって今これが本当に必要か、ブレない軸を持つとモノは増えづらくなると思います。買う前に、置く場所や飾る場所があるか考える。ビジョンを持つことが大事です」(komugiさん)

●ポイント5:外出から戻ったらバッグの中身を全部取り出す
Komugiさんは外出から帰った際、一度荷物を全て取り出し、不要なモノがないかチェックするそうです。

「例えばレシート1枚でも、外から帰ってくると何かしら増えていると思うんです。それが積み重なって荷物が増えていきます。同じバッグを次の日に使う場合も、一度中身を全部取り出して入れ直すことを習慣にしてみてください」(komugiさん)

●ポイント6:使っていないモノを可視化する
「例えばバッグなら、収納がないときは壁に掛けて、まんべんなく全てのバッグを使いやすいようにします。動いてないバッグは使ってないと一目で分かります。
この方法は、本などにも応用可能です。本棚から取った本は一番右に戻す、と決めて片づけると使用頻度の低いモノは左端にたまっていきます。時間のあるときに左端のものから処分すればいいのです」

もちろん、モノに対する価値観は人それぞれ。使っていなくても、取っておきたいモノもあります。

「大切なモノは無理に捨てる必要はありません。もし厳選できるようなら、その中でも特に大切なモノだけを残し、ほかは写真に収めるなどして手放す、というのも方法の一つです」(komugiさん)

「本当に必要な収納グッズ」を見極める!

クローゼットがないから「収納グッズを買って何とかしよう!」と考えがちですが、そこには落とし穴があります。「収納グッズを買うということは、その分モノが増えるということ」だとkomugiさんは指摘します。

「収納グッズを先に買ってしまう方も多いですが、順番が逆です。まず持っているものを把握し、何を収納するのかを考える。収納グッズを買う前に、置く場所や仕舞うモノのサイズを必ず採寸し、どんなサイズの収納が必要なのかをきちんと把握しましょう」

また、収納に関しては値段が多少高くても「使いやすさ」を重視することがポイント。komugiさんは、めぼしい収納グッズが見当たらなければ、段ボールで一時的な代用品をつくってしまうそうです。

「少し見栄えは悪いですが、自分に必要な収納の大きさや、置く場所のイメージがしやすくなります。私の場合、大きな引き出しなどの収納は大抵段ボールで試作品をつくり、ちょうどいいものが見つかるまではそれで代用します」

例えば、飼い猫のエサなどの収納にはまとめ買い用に商品が入っていた箱をそのまま活用しているそうです。「引き出しの中は自分しか見ませんから。あまり気張りすぎず、見えないところは適度に手を抜くのも、普段から散らからない部屋をつくるポイントです」(komugiさん)

【画像5】箱を活用した収納なら、躊躇なく捨てられるというメリットも(画像提供/komugiさん)

【画像5】箱を活用した収納なら、躊躇なく捨てられるというメリットも(画像提供/komugiさん)

工夫次第では、収納なし物件でも自分らしく快適に暮らせそうですね。もし、気に入った物件に収納が見当たらなくても、諦める前に一度、今回ご紹介したような方法を活用して住んでみることを検討してみてはいかがでしょうか。

●取材協力
整理収納アドバイザー komugiさん