ひらがな書ける?お箸使える?

通園路略図を書くのが面倒で後回しにしていた書類関係が完了して、今日やっと、入園準備が終わりました!やったー!ルンルン

あと、体操着の名札縫い付けが残っているけど、そんなの一瞬で出来るはず、入園前日に後回し!

 

思い返せば、あれこれミシンで縫ったり、デザインして作ったり、あらゆる物に記名したり、お弁当箱を買うためにお店をハシゴしたりと、何だかもう、大変でした…

そうそう。布ラベルがプリンターで印刷できず、夫に盛大に八つ当たりした夜もあったっけ…(←鬼嫁)。

 

 

さて、最近のママ友達との熱い話題は、「ひらがな書ける?」です。

 

お友達のほとんど全員が字を読めます。もちろん、クラウド君も読めます。幼児雑誌の付録を使って自分で勝手に覚えました。

ところが、書くとなると、親が関与しないといけません。

 

クラウド君は、お父さんが「ひらがな練習帳」を買い与えていますが、まだそのレベルじゃなく、まずは、鉛筆を正しく握って、線を引く練習で迷路遊びを楽しんでいます。

もう字が書けるお友達もいますが、クラウド君は焦らずゆっくり行こうと思います。

 

 

 

あともう一つ熱い話題が、「お箸使える?」です。

 

クラウド君は普通のお箸がまだ使えません。補助箸を使っているので箸の持ち方はカンペキだけど、残念ながら、上手に動かせないのです。

まだ不器用だからかな?もう少し発達を待ちたいです。

それまで給食は…スプーンでしのいで。

 

 

 

カラーパレットおまけ鉛筆

クラウド画伯の傑作♪(親バカ)

タイトルは左から順に、「ライオンになったボク」「お母ちゃん」「サルになったお母ちゃん」。

お母ちゃんの顔の周りの線は、足です。実物よりも長~く描いてくれました(笑)

 

 

桜おまけのおまけ桜

先日、公園でお花見ピクニックをしました。

 

この後、父子二人で仲良くプール浮き輪

1月からお父さんがクラウド君の水泳レッスンをしてます。頑張って続けてほしいものです。

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まるでツリーハウス!?

所在地:渋谷区神宮前
21万6,000円(税込) / 23.14平米
副都心線「明治神宮前<原宿>」駅 徒歩6分

半世紀以上の築年数があるこちらの建物。敷地内に大きなヒマラヤ杉が植えられていて、まるでツリーハウスのような物件です。



今回は建物向かって2階右側の区画を募集します。



現在は物販店舗の内装。前に入居された方が自ら塗装したため、DIY感のあるかわいらしい空間になっています。



色 ... 続き>>>.
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お部屋がまるで公園に! グリーンも設計するリノベーションプランとは?

植物に囲まれた暮らしに憧れるけれど「都会のマンション住まいでは無理」と諦めていませんか? そんな固定観念を覆すべく発表されたのが、「GREEN DAYS(グリーンデイズ)」というリノベーションプランです。「植物と人間が心豊かな時間を過ごせる住空間」をコンセプトに、植物がそこに住む人とともに成長し、生きる環境づくりを目標にしているそう。

このサービスはリノベーション事業を行うグローバルベイス株式会社の「マイリノ事業部」と、青山フラワーマーケットの姉妹ブランドで空間デザイン事業を行う「parkERs by Aoyama Flower Market(パーカーズ バイ アオヤマフラワーマーケット)」が事業提携して展開。今年2月から提供が始まっています。

「GREEN DAYS」の空間を体験!

 

さっそく展示会場である渋谷の2LDKマンションを訪れてみると、そこには部屋のなかに公園があるかのような、癒やしの空間が広がっていました。

キッチンまわりの水耕栽培では、ハーブを育てるのもおすすめ(画像提供/グローバルベイス株式会社)

キッチンまわりの水耕栽培では、ハーブを育てるのもおすすめ(画像提供/グローバルベイス株式会社)

インナーバルコニーの一角は、読書や考え事をするのにもぴったり(画像提供/グローバルベイス株式会社)

インナーバルコニーの一角は、読書や考え事をするのにもぴったり(画像提供/グローバルベイス株式会社)

「GREEN DAYS」のポイントはふたつあります。

ひとつめは、プランターや水耕栽培システムのみならず、キッチンやソファー、照明などもオリジナルでデザインされており、植物が映える住空間が演出されていること。

ふたつめに、植物の選び方や手入れなどを植物の専門家がしっかりとサポートしてくれることです。入居した後も初年度4回の無料フォローがついており、専門家がお家を訪問してアフターケア等についてアドバイスをくれるそう。

しかし植物選びが完璧でも、部屋全体に配置するとなると日当たりや水やりの加減なども気になるもの。これだけの量のグリーンがあると、逆に枯れてしまったら悲惨なことになるのではないかと不安になるのですが……。

グローバルベイス株式会社広報企画室の植田有紀(うえだ・ゆき)さんによれば、リノベーションの段階からグリーンを設計することが、そんな不安を解消するカギになるといいます。

グローバルベイス株式会社広報企画室 植田有紀さん(写真撮影/蜂谷智子)

グローバルベイス株式会社広報企画室 植田有紀さん(写真撮影/蜂谷智子)

「物件の日当たりと植物を置く位置なども考慮して、オリジナル家具を設計します。植物のある生活を前提にしたリノベーションを行っているからこそ、機能的な栽培ができるんですよ。例えば水やり回数が少なくて済むプランターは、保水性のある構造になっているので重量がありますが、その分床の強度を上げて対応しています。またキッチンまわりは水耕栽培ができるようになっていて、ハーブなどを育てることが可能。それもキッチンから直接水やりができるような構造になっています。植物に適した環境をつくることと、育てる手間を減らし、負担に感じないよう設計の段階から意識しています」(植田さん)

水やりは週一回 忙しい人でもグリーンに囲まれた生活が可能に

「GREEN DAYS」で使用する土はココヤシピートやコーヒーのカスを使用し、虫も含まれていません。これは環境に負荷をかけないエコで地球に優しい「parkERs soil(パーカーズソイル)」といって、地球環境に配慮した園芸資材を製造しているプロトリーフ社とパーカーズが共同開発したオリジナルの土だそうです。

「特殊な土とプランターによって、水やりは週に1度で問題ありません。またパーカーズは植物の専門家集団なので、育て方で迷ったときは的確なアドバイスをしてくれます。季節ごとの植え替えなどもご提案できますので、マンションでも季節を感じる暮らしを楽しんでいただけますよ」(植田さん)

なお同プランでフルリノベーションする場合に限って、リビングだけ、インナーバルコニーだけなど、一部分に特化した植栽設計も可能とのこと。また初年度4回が無料の植物専門家のアドバイスは、2年目以降も有料で申し込むことができます。
※費用はアドバイス内容に応じて変動

住まいの好みが細分化しており、住宅の資産としての価値だけでなく「そこでどんな暮らしができるのか」が重視される昨今。間取りや立地などの物件の魅力だけでなく、ライフスタイルも込みで提案するビジネスが増えそうです。

●取材協力
グローバルベイス

西荻ほのぼの平屋暮らし

所在地:杉並区西荻北
18万円 / 71平米
中央線「西荻窪」駅 徒歩5分

古き良き日本文化をほうふつとさせる平屋。憧れを抱く方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、交差点という大胆な立地にある平屋です。



窓が多く明るい印象の室内。雪見障子や、窓から眺められる庭の景色には独特の色気を感じます。



築年数は不明ですが、ところどころ手直しされてお ... 続き>>>.
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白いおもちゃ箱を開けると

所在地:世田谷区世田谷
14万円 / 43.86平米
世田谷線「上町」駅 徒歩7分

大人がつくった、遊び場のような一戸建て。スケルトンからフルリノベーションしたばかりの建物で、外観からも想像がつかず、また1階と2階の印象は、あまりにギャップがあるんです。そんな、ちょっと面白い物件。



まず外観は、ひと昔前によくあった集合戸建て。周りに似た白い外観の建物が立ち並び ... 続き>>>.
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一新ワンフロアでのびのび

所在地:世田谷区駒沢
20万円 / 68.85平米
東急田園都市線「駒沢大学」駅 徒歩10分

4階までぐるぐると階段を上って、たどり着いた先のドアを開けると、外観とはギャップがある、驚く程きれいにリフォームされた部屋が待っています。古い洞窟の中から宝石箱を見つけてしまったような感覚です。



ワンフロア独占の住居。南側には長いバルコニーがあって、日当たりと眺めがとても良いで ... 続き>>>.
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2月の新築一戸建て価格、首都圏は上昇傾向を維持

(株)東京カンテイは3月8日、2018年2月の「新築木造一戸建て住宅平均価格」月別推移を発表した。調査対象は敷地面積100m2~300m2。最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内。木造で土地・建物ともに所有権の物件。

それによると、2月の首都圏新築一戸建ての平均価格は、前月比+1.1%の3,814万円と3ヵ月連続上昇した。東京都は±0.0%で4,583万円と横ばい。神奈川県は+1.5%の4,178万円と連続上昇して4,000万円台を維持。千葉県は-4.3%の2,942万円と反転下落。埼玉県は+2.4%の3,314万円と2ヵ月連続上昇した。

近畿圏の平均価格は+3.4%の3,000万円と3ヵ月連続上昇。3,000万円台に乗ったのは9ヵ月ぶり。府県別では大阪府が+2.7%の3,206万円と反転上昇。兵庫県は+6.3%の3,185万円と4ヵ月連続上昇。京都府は+7.5%の3,143万円と大きく反転上昇した。

愛知県の平均価格は+0.5%の3,192万円と連続上昇。中部圏全体でも+0.4%の3,026万円と2ヵ月連続上昇。福岡県は-1.4%の2,895万円と3ヵ月ぶりに反転下落した。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

2月の小規模一戸建て価格、首都圏は続伸

(株)東京カンテイは3月8日、2018年2月の「新築小規模木造一戸建て住宅平均価格」月別推移を発表した。調査対象は敷地面積50m2以上~100m2未満。最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内。木造で土地・建物ともに所有権の物件。

それによると、2月の首都圏新築小規模一戸建ての平均価格は、前月比で+0.1%の4,419万円と続伸。東京都は+1.2%の5,157万円と反転上昇。神奈川県は+2.9%の4,097万円と2ヵ月連続上昇。千葉県は-5.9%の3,560万円と3ヵ月ぶりに反転下落。埼玉県も-6.3%の3,537万円と反転下落した。

近畿圏の平均価格は、前月比-1.7%の3,211万円で3ヵ月ぶりに反転下落。大阪府は+1.8%の3,067万円と3ヵ月連続上昇。兵庫県は-8.7%の3,724万円と4ヵ月ぶりに反転下落。京都府は-1.9%の3,033万円と2ヵ月連続下落。近畿圏では12月以降上昇傾向だったが、2月は反転下落傾向に変化した。

愛知県は前月比+1.2%の3,744万円と2ヵ月連続で上昇。中部圏全体でも+0.8%の3,709万円と2ヵ月連続の上昇となった。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

2月の中古一戸建て価格、東京都は4ヵ月連続下落

(株)東京カンテイは3月8日、2018年2月の「中古木造一戸建て住宅平均価格」月別推移を発表した。調査対象は敷地面積100m2~300m2。最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内かバス20分以内。木造で土地・建物ともに所有権の物件。

それによると、2月の首都圏中古一戸建ての平均価格は、前月比-0.6%の3,409万円と反転下落した。都県別では、東京都は-7.4%の5,208万円と4ヵ月連続下落。神奈川県は-2.7%の3,598万円と反転下落。千葉県は+7.6%の2,362万円と2ヵ月連続上昇。埼玉県は+0.2%の2,415万円と僅かながら3ヵ月連続で上昇した。

近畿圏の平均価格は、前月比-0.1%の2,463万円と反転下落したが概ね横ばい。大阪府は+5.4%の2,776万円と3ヵ月連続上昇。兵庫県は-3.5%の2,341万円と反転下落。京都府は-13.9%の3,252万円と大きく下落に転じた。

愛知県の平均価格は-1.3%の2,669万円と5ヵ月ぶりに反転下落。中部圏でも-0.9%の2,200万円と5ヵ月ぶりに下落。福岡県は前月比-12.7%の1,916万円と急上昇した前月の反動から大きく反転下落した。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

イタリア仕込みのお料理ママが選んだのは「ドイツ製キッチン」、納得の理由とその使い心地は?

都内に土地を購入し家を建てた40代のHさんは、イタリアに留学経験のある子育て中のママ。注文建築で特にこだわったのは、キッチンのプランニング。イタリア本場でお料理を学んだとあって、数あるイタリア・ブランドのどこのキッチンが入っているのかな? と思いきや……。 新居にはドイツ製のキッチンが美しく収まっていた。その選択のワケを、興味津々で伺ってみた。
仕事も趣味もイタリアを満喫、モダンデザインのベースを学ぶ

都心の駅近なのに閑静な住宅街、希少な立地に3階建ての家を新築されたHさん。その3階、リビングとは完全に独立させた大きなキッチンがこの家の主役。

壁付けでキッチン~トールキャビネットを回して全長12m。中央にシンク付きのアイランドカウンターを備えた11畳の独立したキッチン・ダイニング(写真撮影/片山貴博)

壁付けでキッチン~トールキャビネットを回して全長12m。中央にシンク付きのアイランドカウンターを備えた11畳の独立したキッチン・ダイニング(写真撮影/片山貴博)

Hさんは2人の小学生のお子様がいる専業主婦、「結婚する前はインテリアの会社にも勤めていたので、家のイメージはある程度できていて、コンクリート打ち放しのモダンデザインにしたいと思っていました」とのこと。しかし、”戸建ては庭のある木造”と考えていた夫と意見が正反対⁉︎

「建築会社は信頼できる大手でなければダメだと言う夫に従って、打ち放しコンクリートを諦めました。その代わり、内装やキッチンは私の好きに選ばせてもらいました」

キッチン選びは、国内外メーカーのショールームを見て回ったそう。

「イタリアで暮らしているときにも、ショールームやミラノサローネ国際見本市でキッチンを見ていて大好きなブランドもあるのですが、イタリアのデザインはカッコいいけど適当な気がするんです(笑)。メンテナンスのことも考えて、輸入キッチンでも日本法人がしっかりしているブランドを選びました」

なるほど、イタリアを熟知している人の選択だ。

その御眼鏡(おめがね)にかなったのが、ドイツのポーゲンポール社のキッチン。
「扉材は鏡面仕上げのテカテカしたのが嫌だったの。マットなグレーにしたかったのですが、ポーゲンポールで思い通りのものが見つかりました」

柔らかいグレーなので、壁一面大きなキャビネットに囲まれているが圧迫感なく、家電の黒やお花の色が生きる。クォーツストーン製のカウンター、「このブラウンも私の好きな色」。広いアイランドで朝のお弁当づくりも手際良く(写真撮影/片山貴博)

柔らかいグレーなので、壁一面大きなキャビネットに囲まれているが圧迫感なく、家電の黒やお花の色が生きる。クォーツストーン製のカウンター、「このブラウンも私の好きな色」。広いアイランドで朝のお弁当づくりも手際良く(写真撮影/片山貴博)

ポーゲンポール(Poggenpohl)社は1892年創業のドイツを代表する老舗キッチンブランド。日本では約40年前から代理店により輸入販売されているが、2010年に日本法人も設立。「会社の信用性にうるさい夫も、了解してくれました」とHさん。

イタリアでお料理を学んだHさんは、カウンター高を95cmに要望。
「私の身長では高すぎると、他のキッチンメーカーからは否定されました(笑)。でも私には楽な高さだし、お料理を手伝ってくれる子どもたちも、すぐに背が伸びて私よりは高くなるでしょうから」

モダンデザインが好みのHさんは「シンプルでシャープなハンドル金具も気に入りました」(写真撮影/片山貴博)

モダンデザインが好みのHさんは「シンプルでシャープなハンドル金具も気に入りました」(写真撮影/片山貴博)

「つや消しのヘアライン加工は、マットな扉材との相性がいいでしょ。指紋や汚れも付きにくいし大正解」

ハンドルを引き出すと、さり気なく

ハンドルを引き出すと、さり気なく”poggenpohl”のロゴが現れる(写真撮影/片山貴博)

キッチン設備にもドイツの人気ブランドが並ぶ

シンプルなモダンデザインのキッチンには、よく見るとすてきな設備機器が搭載されている! コンロと換気扇は、ガゲナウ(GAGGENAU)社製。ドイツで1683年創業の歴史をもつ、人気ブランドだ。

換気扇のデザインを優先して選ばれたそう。クリーニングのサインが出たら、フィルターは簡単に取り外して食洗機で洗える(写真撮影/片山貴博)

換気扇のデザインを優先して選ばれたそう。クリーニングのサインが出たら、フィルターは簡単に取り外して食洗機で洗える(写真撮影/片山貴博)

コンロはIHクッキングヒーター、「4口にしたのですが、もう少し大きいものにしたほうが良かったかな……」とHさん。

IHコンロの手前にあるのは、電気の遠赤外線バーベキューグリル(写真撮影/片山貴博)

IHコンロの手前にあるのは、電気の遠赤外線バーベキューグリル(写真撮影/片山貴博)

バーベキューグリルは下に遠赤外線効果のある溶岩石が敷き詰められていて、炭火焼きのようにふっくらと焼き上がる。「お肉や野菜を焼くとおいしいですよ」

「グリルにカバーが付いているのが、ガゲナウ社の良いところです」(写真撮影/片山貴博)

「グリルにカバーが付いているのが、ガゲナウ社の良いところです」(写真撮影/片山貴博)

換気扇のフィルターをそのまま洗える、大型の食洗機もガゲナウ社(写真撮影/片山貴博)

換気扇のフィルターをそのまま洗える、大型の食洗機もガゲナウ社(写真撮影/片山貴博)

そして、壁付けのキャビネットにはドイツを代表するブランド、ミーレ(Miele)社のオーブンレンジがビルトイン。「オートメニューでピザを焼いたりもします」と話してくれた。

タテヨコのラインが美しく収まっている。キッチン全体のデザインにこだわる人が選ぶミーレの機器(写真撮影/片山貴博)

タテヨコのラインが美しく収まっている。キッチン全体のデザインにこだわる人が選ぶミーレの機器(写真撮影/片山貴博)

ドイツブランドがそろったキッチン。ブランドが違っても、根底に流れる質実剛健なドイツデザイン思想が共通であるからか、喧嘩すること無く整然と調和していた。

リビングとキッチン、独立させたレイアウトにある工夫

H邸のキッチンは2階のインナーバルコニーに面していて、都心でも十分な採光を考えられた設計。

大きく空が広がるバルコニーでは天体観測も楽しめる。「夏は大きなプールを広げて、子どもたちが大喜びです」(写真撮影/片山貴博)

大きく空が広がるバルコニーでは天体観測も楽しめる。「夏は大きなプールを広げて、子どもたちが大喜びです」(写真撮影/片山貴博)

そのバルコニーに沿って、キッチンと廊下でつながっているのがリビングルーム(写真の手前側)。

廊下の奥がキッチン、天井までの扉が開いた状態(写真撮影/片山貴博)

廊下の奥がキッチン、天井までの扉が開いた状態(写真撮影/片山貴博)

キッチンの扉を閉めた状態、階段から上がって来た手前がリビングルーム(写真撮影/片山貴博)

キッチンの扉を閉めた状態、階段から上がって来た手前がリビングルーム(写真撮影/片山貴博)

「LDKがオープンになっているプランは、キッチンの油やにおいが部屋に充満するので全く考えませんでした」

リビングとキッチンを廊下&バルコニーで距離をもたせ、個々の役割を明確にしている。そして、リビング側の大引き戸を閉めると、階段・廊下とも完全に独立した一室のリビングルームになる。

ウォールナットのフローリング床と合わせた特注の大引き戸(写真撮影/片山貴博)

ウォールナットのフローリング床と合わせた特注の大引き戸(写真撮影/片山貴博)

夫の選んだDENON社オーディオセットが、システム収納できれいに収まったリビングルーム。

60インチの大型テレビの前に、120インチのスクリーンが下りて来ると大迫力のシアタールームになる(写真撮影/片山貴博)

60インチの大型テレビの前に、120インチのスクリーンが下りて来ると大迫力のシアタールームになる(写真撮影/片山貴博)

「キッチンが私の部屋」だから、好きなものに囲まれていたい

「夫には書斎、子どもにも個室がありますが、1日の大半を過ごす私の部屋はキッチンなのです」

お料理だけでなく、お子様の宿題や事務仕事など。キッチンで過ごす時間が一番長いのがママの日常(写真撮影/片山貴博)

お料理だけでなく、お子様の宿題や事務仕事など。キッチンで過ごす時間が一番長いのがママの日常(写真撮影/片山貴博)

2.1mのトールキャビネットが4連で収納も豊富だが、「2連は子どもの書類やら一杯で、収納は足りないくらい!」

トールキャビネット内は、引き出しとシェルフで使い分け(写真撮影/片山貴博)

トールキャビネット内は、引き出しとシェルフで使い分け(写真撮影/片山貴博)

Hさんにとってはマルチな空間になっているキッチンですが、家族にとってはやはり食事の場。

「食事はできるだけ家族そろって食べるようにしています。テレビは無し! お話ししながら、しっかり食べることを大切にしています」

食事時にテレビを見ないのは、Hさんの育った習慣とのこと。そんなHさんが大切にしている習慣が、もう一つ……。

キッチンの窓辺に飾られた花。「母がいつも花を欠かさない人だったので、私も自然とそうなりました。そして、娘もお花屋さんが好きですね」(写真撮影/片山貴博)

キッチンの窓辺に飾られた花。「母がいつも花を欠かさない人だったので、私も自然とそうなりました。そして、娘もお花屋さんが好きですね」(写真撮影/片山貴博)

キッチンを調理の場としてだけでは無く、お子様とのコミュニケーションやご自身の時間を過ごす場にしているHさん。自分の部屋としてキッチンを心地よくするために、好きなカラーや素材を大切に選ぶことの意味を教えてくれた。

●取材協力
・ポーゲンポール東京(poggenpohl)

「時短」で子育てをサポート コンパクトシティがかなえる育児環境とは【育住近接(3)】

共働きの夫婦が増えた今、子育てと仕事の両立の難しさに直面している人は多いだろう。野村不動産は、そんな子育て世帯向けにマンションを建設、昨年の3月から入居が始まった。その物件「プラウドシティ大田六郷」は、どのように育児をサポートするのだろうか。入居者の声を交えながら紹介したい。育住近接
近年、保育園や学童保育施設などをマンションや団地内に設置する「育住近接」というトレンドが生まれています。「育住近接」を実現させた物件や団体の取り組み事例を紹介する企画です。子育てに必要な施設がそろう「コンパクトシティ」

政府が取り組む「少子化対策」と「女性活躍」。産休、育休を取得しやすくする企業が増えてきたが、保育園不足による「待機児童」問題など、子育て環境はまだまだ整ってはいないのが現状だろう。そんななか供給されたのが、野村不動産が手がける「プラウドシティ大田六郷」。一体どんな特徴があるのだろうか。

物件は、京急本線・雑色駅から徒歩約10分の場所に位置する。多摩川緑地にほど近く、品川や川崎方面にも通勤が便利な場所で、昔から町工場が多いエリアだ。

【画像1】スカイデッキからは多摩川が望め、自然環境もよい(画像提供/野村不動産)

【画像1】スカイデッキからは多摩川が望め、自然環境もよい(画像提供/野村不動産)

マンションの敷地内には、保育施設、学童、医療、ショップなどの子育て世帯にうれしい施設を内包している。また、大型コインランドリーやカーシェア、宅配レンタカーなど、便利な設備は実に豊富だ。

物件の周辺は、徒歩7分圏内に幼稚園、小学校、中学校、児童館がそろい、家の近くで子どもが成長することができる。公園や自然、病院もあるのも魅力的で、「コンパクトシティ」という呼び名にふさわしい場所であることがうかがえる。

野村不動産の高橋和也(たかはし・かずや ※「高」は正式には「はしごだか」)さんによると、このマンションの開発の背景には「時短を図り、子育て世帯をサポートしたい」という思いがあったという。というのも、働きながら子育てをする際に問題になるのは、「とにかく時間が足りない」ということだからだ。遠くの保育園に連れて行ってからの出勤、遠くの保育園に寄ってからの帰宅。あるいは日々の買い物をするためのスーパーが遠いこと……。

そうしたことが原因で発生する時間のロスを解決するのが、マンション内に設置された施設と街の利便性だと考えたそう。

この記事の作成にあたって行った居住者アンケートで寄せられた、「すべての生活動線が1つにつながっている」(Hさん)という意見に、このマンションの特徴「時短」が集約されているように感じられる。

「昨年3月より入居を開始したばかり。入居者には子育て世代が多く、6歳未満の未就学児のいる家庭が多いですね」と高橋さん。購入者層も20代~30代と比較的若い。また、共働き世帯が多く、「通勤しやすいので選んだ」という声が多く見受けられた。同じように多かった意見が「子どもが生まれ、子育てをしやすい環境を求めていました」(Kさん)といった声。

つくり手の思いは、たしかに入居者に届いているようだ。

キッズラウンジで育つのは、子どもだけでなく、大人たちのコミュニティ【画像2】敷地内にはひろびろとした場所があり、外遊びもできる(画像提供/野村不動産株式会社)

【画像2】敷地内にはひろびろとした場所があり、外遊びもできる(画像提供/野村不動産株式会社)

これまで生活の利便性について述べてきたが、敷地内の共用施設にも注目したい。

子ども向けの共用施設として、よく利用されているのが「キッズラウンジ」。キッズラウンジは、絵本や遊具が豊富にそろった子ども向けの遊び場で、世界の優れたあそび道具を販売する玩具メーカー、ボーネルンドがプロデュース。その存在感はラウンジというよりもむしろ屋内型の公園のようだ。雨が降っても家の外に出て遊ぶことができるのは大きな魅力といえるだろう。

【画像3】カラフルで色彩豊かなキッズラウンジ(画像提供/野村不動産株式会社)

【画像3】カラフルで色彩豊かなキッズラウンジ(画像提供/野村不動産株式会社)

高橋さんによれば、だいたいいつも6~7組の親子が遊んでいる姿を目にするという。アンケートでも「キッズラウンジや中庭など、マンション敷地内で遊ぶスペースがあることはよいと思う」(Tさん)など、キッズラウンジに好感をもつ声が目立った。一人っ子だとしても、同じマンション内に同世代の子どもがいることで、「きょうだい感覚」を得ることができるかもしれない。

また、キッズラウンジには父親の姿も見かけるそう。「父親がスムーズに入り込める感じで、休日の育児が楽しくなりました」(Iさん)や、「子育て世帯が多くいて、話がしやすい」(Hさん)といった声があがった。こういう交流の積み重ねが、マンションコミュニティを形成していくのだろう。

施設内の子育て施設 利用状況はいかほど?

敷地内にある学童施設「ポピンズアフタースクール西六郷」は、放課後や長期休暇に小学生を預けることができる。小学校入学後、保護者が勤務から帰宅する夜間の時間に起こる「小一の壁」問題に対応することが目的のようだ。未就学児童が多いこともあり、まだマンション住人の利用は少ないそうだが、機能を発揮する日も遠くないだろう。

また、開設準備中の医療施設も、子どもたちの「かかりつけ医」として活躍しそう。そして、4月にはいよいよ認可保育園が開園予定。マンションを購入したからといって優先的に入れるわけではないのだが、実際に入居者の多くが入園を希望している。

どの施設もまだまだマンション入居者の利用は少ないが、今後の発展に期待したい。

コンパクトシティに建てられた「プラウドシティ大田六郷」。共働き夫婦が、育児と子育てを両立するための環境が十分に整っていることが分かった。入居が始まったばかりだが、今後「育住近接」のお手本となってくれそうだ。

●取材協力
・プラウドシティ大田六郷(野村不動産株式会社)