リバ邸・ソサイチメンバー募集!!

突然ですが、

4月14日土曜日の午後、一緒にソサイチの大会出ませんか?

 

一般社団法人ソサイチ連盟のホームページによると、

ソサイチとは・・・

ソサイチは南米発祥の7人制サッカーです。
仲間を育むことを目的としたアマチュアプレイヤー向けサッカーで、ポルトガル語の
「社会・社交的・共同体」等を意味する「SOCIETY(ソサエティ)」が語源とされています。

本家ブラジルでの正式名称は「FOOTBALL 7 SOCIETY」といい、ブラジルをはじめとした
中南米諸国やスペインでは公式なリーグが開催されています。

それぞれの国に統括する組織が存在し、日本では一般社団法人日本ソサイチ連盟が日本の
代表団体として国際7人制サッカー連盟に登録されています。

コートサイズは45m~55m×25m~35m (ほぼフットサルコート3面分)、ゴールはジュニア
サイズ(5m×2.2m)を、ボールはソサイチ専用のローバウンド5号球を使用します。11人制に比べてメンバーが揃いやすい、交代自由だからいつも全力疾走ができる、
全員がボールに触れる機会が多い、オフサイドがないから解りやすい・・・と数々の利点が
ありながら、きちんとサッカーの醍醐味が味わえます。

 

チームメンバーは、リバ邸STARTUP渋谷のサッカー経験者を企画者として、

全国のリバ邸の住民の皆さんや、

リバ邸に住むかどうか迷っている方も募集しています!

ぜひ、一緒にボール蹴りましょう♪

 

今のところ以下のどれかに参加予定です。

【東京・MIFA新豊洲 ソサイチ(8人制)】F2-F3

【東京・フットボールパーク小平立川 ソサイチ(8人制)】F2-F3

【東京・フットボールパーク小平立川 ソサイチ(8人制)】F3-F4

 

以下のフォームから応募ください!!

国分寺 おとな暮らし

所在地:国分寺市泉町
17万8,000円 / 74.65平米
中央線・西武多摩湖線「国分寺」駅 徒歩8分

そろそろ家で過ごす時間を大切にできたら。そんなモードに入った大人たちにおすすめしたい、さりげなくすてきな部屋でした。



洗濯をかさねた肌馴染みのいいシャツみたいに、新品の気恥ずかしさが抜けた、ちょうどいいくったり感。そして、立派に育った敷地内の植栽に囲まれ、季節の移ろいを感じられ ... 続き>>>.
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秘密の青空

所在地:港区南青山
20万円 / 30.7平米
銀座線「外苑前」駅 徒歩4分

南青山の最上階ルーフバルコニー付き物件。ワンルームでぜいたくに生活や仕事を楽しみませんか!そんな“自分だけの秘密”にしたい物件のご紹介です。



上品な雰囲気が漂うヘリンボーン柄の床がインパクトありますが、床材は無垢ではなく、ツルッとした新建材です。内装はリフォームされてきれいです ... 続き>>>.
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2月のマンション賃料、首都圏は6ヵ月連続のプラス

(株)東京カンテイは3月15日、2018年2月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。これは、同社のデータベースに登録された分譲マンションの“月額募集賃料”を行政区単位に集計・算出し、m2単価に換算して表記したもの。集計対象はファミリータイプのみ(専有面積30m2未満の住戸、事務所・店舗用は除外)。

それによると、2018年2月の首都圏・分譲マンション賃料は、前月比+0.8%の2,763円/m2で6ヵ月連続のプラスとなった。都県別では、東京都が+1.1%の3,343円/m2と2017年10月以来の上昇傾向を維持。築浅事例が増加した神奈川県では+2.8%の2,196円/m2と大幅上昇、埼玉県は+0.4%の1,608円/m2で引き続きプラス。一方、千葉県は-0.6%の1,535円/m2と3ヵ月ぶりに下落、しかし直近1年間を通じて1,500円台で概ね安定推移している。

近畿圏は大阪エリアで事例が増加し、また兵庫エリアで事例が若返ったことから、前月比+2.7%の1,875円/m2と大きく上昇。大阪府の賃料水準自体は-0.1%の2,226円/m2と前月からさほど変化なし。一方、兵庫県では築古物件からの事例が減少したことで、平均築年数が25.0年→23.4年と1年以上も若返ったため、+3.9%の1,665円/m2と大幅上昇した。

中部圏は前月比+2.3%の1,778円/m2、愛知県は+2.3%の1,824円/m2。2017年下期以降は平均築年数の若返り傾向に伴って賃料水準は急激に高まってきている。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

2月の首都圏マンション市場、新規発売2,490戸・契約率65.0%

(株)不動産経済研究所は3月15日、2018年2月度・首都圏「マンション市場動向」を発表した。それによると、2月の新規発売戸数は2,490戸、対前年同月(2,310戸)比7.8%増、対前月(1,934戸)比28.7%増。地域別発売戸数は東京都区部1,104戸(全体比44.3%)、都下353戸(同14.2%)、神奈川県552戸(同22.2%)、埼玉県234戸(同9.4%)、千葉県247戸(同9.9%)。東京都のシェアは58.5%。

新規発売戸数に対する契約戸数は1,619戸で、月間契約率は65.0%。前月の65.2%に比べて0.2ポイントダウン、前年同月の68.4%に比べて3.4ポイントダウン。地域別契約率は都区部69.8%、都下62.9%、神奈川県65.4%、埼玉県51.3%、千葉県58.7%。

1戸当り平均価格、1m2当り単価は、6,128万円、88.9万円。2018年1月は5,293万円、78.7万円だったので、前月比総額では835万円(15.8%)のアップ、m2単価は10.2万円(13.0%)アップ。

地域別平均価格、1m2当り分譲単価は、東京都区部7,223万円、111.5万円。都下6,098万円、86.9万円。神奈川県5,556万円、75.6万円。埼玉県4,354万円、62.4万円。千葉県4,234万円、56.4万円。

即日完売は10戸(全体の0.4%)で、フラット35登録物件戸数は2,326戸(同93.4%)だった。

ニュース情報元:(株)不動産経済研究所

2月の近畿圏マンション市場、契約率83.9%・14カ月連続の70%超

(株)不動産経済研究所は3月15日、2018年2月度・近畿圏「マンション市場動向」を発表した。それによると、2月の新規発売戸数は1,818戸。対前年同月(1,394戸)比424戸、30.4%増、対前月(1,091戸)比727戸、66.6%増。地域別発売戸数は大阪市部716戸(全体比39.4%)、大阪府下525戸(同28.9%)、神戸市部188戸(同10.3%)、兵庫県下83戸(同4.6%)、京都市部136戸(同7.5%)、京都府下10戸(同0.6%)、奈良県45戸(同2.5%)、滋賀県115戸(同6.3%)、和歌山県での発売はなかった。

新規発売戸数に対する契約戸数は1,525戸、月間契約率は83.9%で14カ月連続の70%超、前月の78.1%に比べて5.8ポイントのアップ、前年同月の74.5%に比べて9.4ポイントのアップ。地域別契約率は大阪市部82.8%、大阪府下85.3%、神戸市部90.4%、兵庫県下62.7%、京都市部88.2%、京都府下90.0%、奈良県97.8%、滋賀県77.4%。

1戸当り平均価格、1m2当り単価は、3,655万円、60.5万円。前年同月比は戸当り価格は2カ月ぶりのダウン。m2単価は3カ月ぶりのダウン。2018年1月は4,017万円、68.0万円だったので、前月比総額では362万円(9.0%)のダウン、m2単価は7.5万円(11.0%)のダウン。

地域別平均価格、1m2当りの分譲単価は、大阪市部3,699万円、69.2万円。大阪府下4,052万円、56.0万円。神戸市部2,675万円、70.7万円。兵庫県下4,224万円、57.4万円。京都市部3,163万円、56.5万円。京都府下4,029万円、53.3万円。奈良県3,489万円、46.2万円。滋賀県3,374万円、44.9万円。

即日完売物件は157戸(全体の8.6%)、フラット35登録物件戸数は1,056戸(同58.1%)だった。

ニュース情報元:(株)不動産経済研究所

憧れの壁一面本棚を楽しむ ”おウチライブラリー”がある家(後編)テーマのある暮らし[1]

医療系の出版社にお勤めの加藤泰朗(かとう・やすあき)さん。仕事上、本を購入する機会が多いことに加えて、夫婦そろって無類の活字好き。そんな本好きが高じて、本とともに暮らす家を手にしました。大好きな本に囲まれたライフスタイル、その後編をお届けします。【連載】テーマのある暮らし
この連載では、ひとつのテーマで住まいをつくりあげた方たちにインタビュー。自分らしい空間をつくることになったきっかけやそのライフスタイル、日々豊かに過ごすためのヒントをお伺いします。

いよいよ「本とともに暮らす家」のメインとなる2階へ

活字が大好きな加藤さんは、本の編集に携わっています。以前は建築関係、現在は医療関係と専門書を読む機会が多く、どんどん本が増えているのだとか。その本のほとんどは、2階のリビング・ダイニングに収められています。

「後になって読み返すか? といったら、その頻度は低いかもしれません。どちらかというと捨てられないタイプなんです。それでも、1年に1回くらい本の整理をして処分しているのですが、これがなかなか追いつかない(笑)。そこで、家のリフォームに合わせて、本を収納できる棚も欲しい、と建築家に相談しました」

では早速、今回のメインとなる2階にお邪魔してみましょう。

家の中央に位置する階段は、吹抜けタイプ。階段の幅は90cmですが、手すりのみのシンプルなつくりで、圧迫感はありません。階段を上っていくと、正面に本棚が見えてきます(写真撮影/内海明啓)

家の中央に位置する階段は、吹抜けタイプ。階段の幅は90cmですが、手すりのみのシンプルなつくりで、圧迫感はありません。階段を上っていくと、正面に本棚が見えてきます(写真撮影/内海明啓)

イメージは樽のタガ、開放的なリビングをぐるっと囲む本棚

2階は、すっきりとした1ルームのリビングダイニングキッチン。元々、増築したアパートの壁があった部屋ですが、当時の柱だけを残し、壁を抜いたことで開放感のある回遊型空間が生まれました。この空間をぐるっと囲むように、5段の棚が壁につくられています。

「イメージしたのは、ウイスキー工場やワイナリーにある樽のタガ。棚で囲むことで建物の強度も増すだろう、という思いもあって、可能な限り隙間なく設置してみました」と話すのは、このリフォームを担当した建築家の荒木さん。この棚が、本はもちろん、いろいろな用途に使える大容量の収納スペースとなるわけです。

「確かに、棚が欲しいということはお話ししました。でも、ここまで多くなるとは想像してなくて、最初はビックリしました(笑)」

「最初はジャンルごとに本の置き場所を決めていたのですけど、最近はつい空いているところに置いちゃって……」と妻の加藤さん。それでも、どこに何があるかを把握してるのはさすが! (写真撮影/内海明啓)

「最初はジャンルごとに本の置き場所を決めていたのですけど、最近はつい空いているところに置いちゃって……」と妻の加藤さん。それでも、どこに何があるかを把握してるのはさすが! (写真撮影/内海明啓)

キッチン、階段、吹抜けを部屋の中央に集め、その周囲を自由に行き来できるつくりになっています。それを囲むように、つくり付けの棚(青色で塗った部分)を設置

キッチン、階段、吹抜けを部屋の中央に集め、その周囲を自由に行き来できるつくりになっています。それを囲むように、つくり付けの棚(青色で塗った部分)を設置

また、階段の隣には「縦180cm×横90cm」の吹抜けがあり、1階と2階をひとつにさせる一体感も演出。それぞれ1階と2階で離れていても会話ができるくらい、音と風が流れる空間になっています。

2階から吹抜けを覗くと、真下に洗面台が見えます。洗面台の裏側は洗濯機置き場、その奥がバスルーム、反対側の廊下奥にはトイレ。どこにいても声をかけやすい間取りです(写真撮影/内海明啓)

2階から吹抜けを覗くと、真下に洗面台が見えます。洗面台の裏側は洗濯機置き場、その奥がバスルーム、反対側の廊下奥にはトイレ。どこにいても声をかけやすい間取りです(写真撮影/内海明啓)

「出会いは突然に」当時の技と現代の技がコラボ

「現場で天井を壊していたときに、いきなり現れたのがツガ材の梁。ずっと天井裏に隠れていた梁はきれいで、見た目も良かったので、”見せる梁“にしようと遊び心をプラス。場所によって天井の高さを変えたことで同じ部屋のなかでも動きができ、見た目にもメリハリがつきました」

天井を高くしたダイニングテーブル側の棚には、CDや可愛い小物類、加藤さんの趣味でもあるカメラ、フォトフレームなどが飾られています(写真撮影/内海明啓)

天井を高くしたダイニングテーブル側の棚には、CDや可愛い小物類、加藤さんの趣味でもあるカメラ、フォトフレームなどが飾られています(写真撮影/内海明啓)

柱も梁と同じく、ツガ材でできています。「リフォームは、実際にフタを開けてみないと状態が分からないことが多いんです。幸い柱はシロアリにやられることもなく、全て使えたのでほっとしました」

2階のスペースは基本的に1つの大きな部屋ですが、奥の引き戸を閉めることで、手前をダイニングキッチン、奥の書斎を個室としてそれぞれ使い分けられる柔軟性の高さも魅力的です。限られたスペースだからこそ、部屋のあちこちにさまざまな工夫が施されています。

キッチンは回遊性の高い、アイランドタイプになっています(写真撮影/内海明啓)

キッチンは回遊性の高い、アイランドタイプになっています(写真撮影/内海明啓)

「書斎横の引き戸は開けたり閉めたりできるので、ときには個室、ときにはオープンと、そのときどきで自由に使えるようにしてもらいました」(写真撮影/内海明啓)

「書斎横の引き戸は開けたり閉めたりできるので、ときには個室、ときにはオープンと、そのときどきで自由に使えるようにしてもらいました」(写真撮影/内海明啓)

窓の前にも棚!? 幅広いジャンルの本が並ぶ「おウチライブラリー」

よく見ると窓の前にも棚が。そして、2階の窓にはカーテンが一枚もありません。「1階と同じように、2階も今まで使っていたサッシをそのまま活用しています。曇りガラスというのもありますし、ここに長く住んでいるのでご近所さんはみんな顔見知り。だからなのか、あまり気にならないですよ。それよりも、窓の掃除に苦労しています(笑)」

本の紙焼け防止と日当たりの確保から、できるだけ窓の前には本を置かないように心がけているそうです(写真撮影/内海明啓)

本の紙焼け防止と日当たりの確保から、できるだけ窓の前には本を置かないように心がけているそうです(写真撮影/内海明啓)

ちなみに、棚の一番上は3匹の猫が使うキャットウォークとして空けているのだそう。
「自分の専用スペースと分かっているのでしょうか。本にいたずらすることもなく、いつも棚の上を走り回っています」

専門書から歴史もの、小説と、幅広いジャンルの本が並んでいる膨大なライブラリー。「“見せる収納”は掃除やメンテナンスが大変ですが、部屋をキレイに保つためのモチベーションにもなります」(写真撮影/内海明啓)

専門書から歴史もの、小説と、幅広いジャンルの本が並んでいる膨大なライブラリー。「“見せる収納”は掃除やメンテナンスが大変ですが、部屋をキレイに保つためのモチベーションにもなります」(写真撮影/内海明啓)

床材は柔らかいスギを使用。「傷がつきやすいですが、足への負担が少なく、断熱性もあって、床に寝転んでも痛くなりません。人にも猫にもやさしい材料です」(写真撮影/内海明啓)

床材は柔らかいスギを使用。「傷がつきやすいですが、足への負担が少なく、断熱性もあって、床に寝転んでも痛くなりません。人にも猫にもやさしい材料です」(写真撮影/内海明啓)

加藤さん夫妻が大切にしているのは本だけに限らず、家の持ち主だった祖父母への感謝、家族の歴史や記憶、当時の家を建てた職人さんへのリスペクト、そして愛らしい猫たち。「本を捨てられない」という言葉からも、「全てを大切にする心」がベースにあると感じました。ほっこりした温かさにあふれる住空間は、おふたりの人柄そのもので、やさしさのおすそ分けをいただきました。

●取材協力
・有限会社 荒木毅建築事務所

本好き夫婦が暮らす”おウチライブラリー”がある家(後編) テーマのある暮らし[1]

医療系の出版社にお勤めの加藤泰郎(かとう・やすあき)さん。仕事上、本を購入する機会が多いことに加えて、夫婦そろって無類の活字好き。そんな本好きが高じて、本とともに暮らす家を手にしました。大好きな本に囲まれたライフスタイル、その後編をお届けします。【連載】テーマのある暮らし
この連載では、ひとつのテーマで住まいをつくりあげた方たちにインタビュー。自分らしい空間をつくることになったきっかけやそのライフスタイル、日々豊かに過ごすためのヒントをお伺いします。

いよいよ「本とともに暮らす家」のメインとなる2階へ

活字が大好きな加藤さんは、本の編集に携わっています。以前は建築関係、現在は医療関係と専門書を読む機会が多く、どんどん本が増えているのだとか。その本のほとんどは、2階のリビング・ダイニングに収められています。

「後になって読み返すか? といったら、その頻度は低いかもしれません。どちらかというと捨てられないタイプなんです。それでも、1年に1回くらい本の整理をして処分しているのですが、これがなかなか追いつかない(笑)。そこで、家のリフォームに合わせて、本を収納できる棚も欲しい、と建築家に相談しました」

では早速、今回のメインとなる2階にお邪魔してみましょう。

家の中央に位置する階段は、吹抜けタイプ。階段の幅は90cmですが、手すりのみのシンプルなつくりで、圧迫感はありません。階段を上っていくと、正面に本棚が見えてきます(写真撮影/内海明啓)

家の中央に位置する階段は、吹抜けタイプ。階段の幅は90cmですが、手すりのみのシンプルなつくりで、圧迫感はありません。階段を上っていくと、正面に本棚が見えてきます(写真撮影/内海明啓)

イメージは樽のタガ、開放的なリビングをぐるっと囲む本棚

2階は、すっきりとした1ルームのリビングダイニングキッチン。元々、増築したアパートの壁があった部屋ですが、当時の柱だけを残し、壁を抜いたことで開放感のある回遊型空間が生まれました。この空間をぐるっと囲むように、5段の棚が壁につくられています。

「イメージしたのは、ウイスキー工場やワイナリーにある樽のタガ。棚で囲むことで建物の強度も増すだろう、という思いもあって、可能な限り隙間なく設置してみました」と話すのは、このリフォームを担当した建築家の荒木さん。この棚が、本はもちろん、いろいろな用途に使える大容量の収納スペースとなるわけです。

「確かに、棚が欲しいということはお話ししました。でも、ここまで多くなるとは想像してなくて、最初はビックリしました(笑)」

「最初はジャンルごとに本の置き場所を決めていたのですけど、最近はつい空いているところに置いちゃって……」と妻の加藤さん。それでも、どこに何があるかを把握してるのはさすが! (写真撮影/内海明啓)

「最初はジャンルごとに本の置き場所を決めていたのですけど、最近はつい空いているところに置いちゃって……」と妻の加藤さん。それでも、どこに何があるかを把握してるのはさすが! (写真撮影/内海明啓)

キッチン、階段、吹抜けを部屋の中央に集め、その周囲を自由に行き来できるつくりになっています。それを囲むように、つくり付けの棚(青色で塗った部分)を設置

キッチン、階段、吹抜けを部屋の中央に集め、その周囲を自由に行き来できるつくりになっています。それを囲むように、つくり付けの棚(青色で塗った部分)を設置

また、階段の隣には「縦180cm×横90cm」の吹抜けがあり、1階と2階をひとつにさせる一体感も演出。それぞれ1階と2階で離れていても会話ができるくらい、音と風が流れる空間になっています。

2階から吹抜けを覗くと、真下に洗面台が見えます。洗面台の裏側は洗濯機置き場、その奥がバスルーム、反対側の廊下奥にはトイレ。どこにいても声をかけやすい間取りです(写真撮影/内海明啓)

2階から吹抜けを覗くと、真下に洗面台が見えます。洗面台の裏側は洗濯機置き場、その奥がバスルーム、反対側の廊下奥にはトイレ。どこにいても声をかけやすい間取りです(写真撮影/内海明啓)

「出会いは突然に」当時の技と現代の技がコラボ

「現場で天井を壊していたときに、いきなり現れたのがツガ材の梁。ずっと天井裏に隠れていた梁はきれいで、見た目も良かったので、”見せる梁“にしようと遊び心をプラス。場所によって天井の高さを変えたことで同じ部屋のなかでも動きができ、見た目にもメリハリがつきました」

天井を高くしたダイニングテーブル側の棚には、CDや可愛い小物類、加藤さんの趣味でもあるカメラ、フォトフレームなどが飾られています(写真撮影/内海明啓)

天井を高くしたダイニングテーブル側の棚には、CDや可愛い小物類、加藤さんの趣味でもあるカメラ、フォトフレームなどが飾られています(写真撮影/内海明啓)

柱も梁と同じく、ツガ材でできています。「リフォームは、実際にフタを開けてみないと状態が分からないことが多いんです。幸い柱はシロアリにやられることもなく、全て使えたのでほっとしました」

2階のスペースは基本的に1つの大きな部屋ですが、奥の引き戸を閉めることで、手前をダイニングキッチン、奥の書斎を個室としてそれぞれ使い分けられる柔軟性の高さも魅力的です。限られたスペースだからこそ、部屋のあちこちにさまざまな工夫が施されています。

キッチンは回遊性の高い、アイランドタイプになっています(写真撮影/内海明啓)

キッチンは回遊性の高い、アイランドタイプになっています(写真撮影/内海明啓)

「書斎横の引き戸は開けたり閉めたりできるので、ときには個室、ときにはオープンと、そのときどきで自由に使えるようにしてもらいました」(写真撮影/内海明啓)

「書斎横の引き戸は開けたり閉めたりできるので、ときには個室、ときにはオープンと、そのときどきで自由に使えるようにしてもらいました」(写真撮影/内海明啓)

窓の前にも棚!? 幅広いジャンルの本が並ぶ「おウチライブラリー」

よく見ると窓の前にも棚が。そして、2階の窓にはカーテンが一枚もありません。「1階と同じように、2階も今まで使っていたサッシをそのまま活用しています。曇りガラスというのもありますし、ここに長く住んでいるのでご近所さんはみんな顔見知り。だからなのか、あまり気にならないですよ。それよりも、窓の掃除に苦労しています(笑)」

本の紙焼け防止と日当たりの確保から、できるだけ窓の前には本を置かないように心がけているそうです(写真撮影/内海明啓)

本の紙焼け防止と日当たりの確保から、できるだけ窓の前には本を置かないように心がけているそうです(写真撮影/内海明啓)

ちなみに、棚の一番上は3匹の猫が使うキャットウォークとして空けているのだそう。
「自分の専用スペースと分かっているのでしょうか。本にいたずらすることもなく、いつも棚の上を走り回っています」

専門書から歴史もの、小説と、幅広いジャンルの本が並んでいる膨大なライブラリー。「“見せる収納”は掃除やメンテナンスが大変ですが、部屋をキレイに保つためのモチベーションにもなります」(写真撮影/内海明啓)

専門書から歴史もの、小説と、幅広いジャンルの本が並んでいる膨大なライブラリー。「“見せる収納”は掃除やメンテナンスが大変ですが、部屋をキレイに保つためのモチベーションにもなります」(写真撮影/内海明啓)

床材は柔らかいスギを使用。「傷がつきやすいですが、足への負担が少なく、断熱性もあって、床に寝転んでも痛くなりません。人にも猫にもやさしい材料です」(写真撮影/内海明啓)

床材は柔らかいスギを使用。「傷がつきやすいですが、足への負担が少なく、断熱性もあって、床に寝転んでも痛くなりません。人にも猫にもやさしい材料です」(写真撮影/内海明啓)

加藤さん夫妻が大切にしているのは本だけに限らず、家の持ち主だった祖父母への感謝、家族の歴史や記憶、当時の家を建てた職人さんへのリスペクト、そして愛らしい猫たち。「本を捨てられない」という言葉からも、「全てを大切にする心」がベースにあると感じました。ほっこりした温かさにあふれる住空間は、おふたりの人柄そのもので、やさしさのおすそ分けをいただきました。

●取材協力
・有限会社 荒木毅建築事務所

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト 、仕掛け人に聞く”これからの住まい方”

UR賃貸住宅のなかでも人気の無印良品とのコラボ物件「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」。昨年12月から新プラン「ギャラリーとアトリエのある暮らし」を含む13プランの入居申込受付が始まりました。スタートから丸5年がたった今、改めて同プロジェクトについて、その仕掛け人であり設計担当者の豊田輝人(とよだ・てるひと)さんにお話を聞きました。
団地を”現代のライフスタイル”につくり変える

今回お話を聞いたのは、株式会社MUJI HOUSE所属の一級建築士・豊田さん。MUJI HOUSEでは無印良品の住宅商品「無印良品の家」として住居デザインやリノベーションプランニングを行っています。

「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」は、UR賃貸住宅が所有する団地物件を無印良品が現代のライフスタイルに合う住居へとつくり変えるコラボレーションプロジェクト。平成24年にスタートし、現在は41団地45プラン、全国の物件数は600戸以上を数えます。

写真左:Plan01「LDKをゆるやかに仕切って広々と使う。」は、自由度の高い空間設計。写真右:リノベーション前から残されている柱がアクセントに。「団地」のもつ味わいを残すのが、同プロジェクトの特徴だ(画像提供/MUJI HOUSE)※現在は募集終了

写真左:Plan01「LDKをゆるやかに仕切って広々と使う。」は、自由度の高い空間設計。写真右:リノベーション前から残されている柱がアクセントに。「団地」のもつ味わいを残すのが、同プロジェクトの特徴だ(画像提供/MUJI HOUSE)※現在は募集終了

団地のもつ素朴な魅力はそのままに、住む人が使い方を自由に考えられる空間づくりが人気を集めてきた同プロジェクト。スタートから5年という節目を迎えて、豊田さんは「私たちの考える暮らしの“核”になる部分はある程度支持いただけるようになってきた。そこからさらに、“暮らしを彩る”設計にもチャレンジしたい」といいます。

新たにめざす「暮らしを彩る」を体現するプランも登場

プロジェクトの始動から5年が経ち、団地リノベーションのノウハウはある程度確立できたと語る豊田さんに、2017年12月から全国9団地で募集が始まった新プランについてうかがいました。
※プランの募集状況については、取材時点と状況が変わっている場合があります

【ギャラリーとアトリエのある暮らし。(Plan40)】
こちらはPlan40「ギャラリーとアトリエのある暮らし。」。今回発表された新プランの1つです。

玄関が物件の中心、左右にそれぞれリビングと寝室がある横長の間取り(画像提供/MUJI HOUSE)

玄関が物件の中心、左右にそれぞれリビングと寝室がある横長の間取り(画像提供/MUJI HOUSE)

「廊下が長く、どうしても退屈になりがちな空間をギャラリースペースのように活用できるプラン。壁にくぼみをつくってお気に入りの本やポストカード、お子さんが描いた絵などを飾れるようにして、見た目にもにぎやかな空間になりました」(豊田さん、以下同)

写真左:殺風景な壁を彩ってくれるお気に入りのアート。「壁」というデメリットが物件の魅力に変わった。写真右:主寝室の奥にあるアトリエスペース。趣味や勉強など、一人で落ち着いて過ごせるスペースも確保できる(画像提供/MUJI HOUSE)

写真左:殺風景な壁を彩ってくれるお気に入りのアート。「壁」というデメリットが物件の魅力に変わった。写真右:主寝室の奥にあるアトリエスペース。趣味や勉強など、一人で落ち着いて過ごせるスペースも確保できる(画像提供/MUJI HOUSE)

【空間のつながりを感じるメゾネット。(Plan42)】

集合住宅でありながら「2階がある」という暮らしをかなえるのが「メゾネット」。実は団地にもこのメゾネットタイプの物件があるのだとか。

何でこうなった……? と思わせる、不思議なメゾネットの間取り(画像提供/MUJI HOUSE)※現在は募集終了

何でこうなった……? と思わせる、不思議なメゾネットの間取り(画像提供/MUJI HOUSE)※現在は募集終了

「南側からの光を取り込むために壁を減らしました。階段スペースも壁に囲まれていましたが、全て撤去。スケルトン階段にして、北側の玄関まで光が届くようになりました」

玄関側からの景色。おしゃれに生まれ変わった階段は、この家のシンボルになりそう!(画像提供/MUJI HOUSE)

玄関側からの景色。おしゃれに生まれ変わった階段は、この家のシンボルになりそう!(画像提供/MUJI HOUSE)

写真左:リビングから玄関方向へ。空間を柱や床材で緩やかに区切り、スペースを分けている。写真右:上階のワークスペース。半透明ふすまで豊かな光が差し込む(画像提供/MUJI HOUSE)

写真左:リビングから玄関方向へ。空間を柱や床材で緩やかに区切り、スペースを分けている。写真右:上階のワークスペース。半透明ふすまで豊かな光が差し込む(画像提供/MUJI HOUSE)

【内装の素材にもこだわりを】

壁の撤去などのリノベーションだけでなく、内装に使用する素材もよりよいものへと変更されています。

「例えば畳のスペース。畳はフローリングと比べて遮音性が高く、集合住宅にオススメなんです。ただ、普通の畳だと『和室』的な使い方しかできません。擦れや重さにも強い『麻畳』を独自に開発し、脚つきのソファやベッドなどフローリング向けの家具が置けるようにしました。
Plan40などで使用している半透明ふすま(和室とアトリエスペースの仕切りに使用)も、MUJI×URのプロジェクトで開発された商品です。私たちが大切にしたい『光』を遮ることなく、住む人のプライバシーを守ったり、空間を区切ったりという機能をもたせることができました」

こうしたリノベーションを施すことで、募集時の反応も格段にアップ。
「特にメゾネットタイプは専有面積が大きい分家賃が高めで、コスパ重視の団地検討者からは敬遠されることも多かったのですが、リノベーション後は入居希望者数も増えました。もちろん私たちも壁を取り払ったり、新しい商品を入れたりと『こうすれば絶対によくなる!』と確信をもって設計をしていますが、そうした反響があると改めて『よかった』と安心しますね(笑)」

写真左:3月に募集開始予定の「Re+026 明るいLDKの中心に対面キッチン。」。光をいっぱいにとり入れるLDKスペースが、生活の中心になりそう。写真右:同プランの間取り。仕切りをできるだけ取り払い、開放的な空間に(画像提供/MUJI HOUSE)

写真左:3月に募集開始予定の「Re+026 明るいLDKの中心に対面キッチン。」。光をいっぱいにとり入れるLDKスペースが、生活の中心になりそう。写真右:同プランの間取り。仕切りをできるだけ取り払い、開放的な空間に(画像提供/MUJI HOUSE)

既存のモノを生かし、住みついでいく 暮らしの本質を見つめ続けたい

階段がない、なんとなく古い感じがする、などのイメージから敬遠されることも多い団地を、どのようにリノベーションをされているのでしょうか。

「MUJI×URでは『古さを生かす』リノベーションを行っています。例えば団地の部屋によく見られるのが、空間の真ん中に鎮座する古い『柱』や『欄間(らんま)』。邪魔になるからと撤去してしまうプランニングも多く見られますが、今の20代や30代にとっては新鮮で、ヴィンテージ品のような味わいも魅力的なんですよ。現場でも、職人さんに『あまり新築みたいにしないでください』とよくお願いしているんです(笑)」

「そして、私たちが重視しているのは、常に商品の核=本質を見極めること。住まいの『本質』とは何か? 私たちは、それを『日当たりや風通し、緑や公園などの住環境のよさ』だと考えています。設備の新しさや素材の高級さは実は二次的な要素で、住む人が“心地よく暮らせる”ことが住まいの最も重要な部分。団地には、そうした豊かな住環境がそろっています。それを最大限に生かし、住む人が豊かな心で暮らせるような住宅にしていきたいですね」

プロジェクトとしての今後の目標や、住宅づくりの未来についても聞いてみました。

「新築物件には根強い人気がありますし、団地のリノベーションはまだまだ過渡期。一つひとつの物件に向き合って、MUJI×URの物件数をもっと増やし、住む人が家族の人数やライフスタイルに合わせて自由に選び、住み替えられるくらいのバリエーションを用意したい。あるものを大切につくりなおして、住みついでいく。これが、未来の住宅のスタンダードになると信じています」

団地がもっている魅力を残し、そして新たに引き出す、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト。単に新しくつくり変えてしまうのではなく、古さや味わいを生かし、「住みつぐ」という考えを大切にされていることが分かりました。

プロジェクトはこれからも継続され、新たな物件も募集が始まっています。住まい選びの選択肢に「団地」を加えてみてはいかがでしょうか。

●取材協力
・無印良品の家(株式会社MUJI HOUSE)

お墓の近くの物件って、実際どうなの?

もうすぐ春のお彼岸。「お墓」「墓地」「霊園」……これらの言葉に、どのようなイメージをおもちですか? 「特になんとも思わない」「供養のための大切な場所」と思う人がいる一方、「ちょっと怖いな」というイメージをおもちの方もいるようです。物件探しの際にお墓近くの物件を紹介されたら、あなたはどうしますか? 今回は、墓地の近くに住むことについてお伝えします。
お墓は怖くない? 火の玉とか出ない!?

ある時、「お墓近くの物件は怖そう」と都市部に育った筆者が言うと、友人に不思議そうな顔をされました。筆者の家のお墓は、少し郊外の霊園の一角にあり、非日常を感じる場所です。一方、友人の家のお墓は隣接するお寺の中にあるものだから、日常の風景に過ぎないとのこと。

「火の玉とか出るんじゃないの?」と筆者が聞くと「最近は火葬だから出ないよ」と笑われ、一蹴されてしまいました(火の玉は、土葬された遺体の中にあるリンが化学反応を起こすことで発生するといわれています)。でも墓地近くに住むって、実際のところはどんな感じなのでしょう……。そこで、不動産のプロにお話を伺うため「アパマンショップ自由が丘店」を訪問しました。

墓地近くの物件について教えてくださったのは、アパマンショップ自由が丘店を運営する株式会社アップルグループのアップル東京株式会社 執行役員の片岡潤(かたおか・じゅん)さん。実は片岡さん自身がお寺や神社に囲まれた下町の地域で育ったという、不動産のプロでありながら、墓地近くで暮らすことに慣れている「プロ」でもありました。

風通しよく、日当たり良好な物件も

「自由が丘近辺、それから目黒や西大井にかけては歴史的な経緯からお寺が多く、墓地も多い地域ですが、それほど家賃を下げなくても借りる方が多いですね。お寺や墓地が近いというよりも、物件の内容、スペックのほうを重視される方がほとんどです」(片岡さん)

意外にも墓地の近くの物件を気にする方は少ないということで、気にしていた自分が少し恥ずかしいような……。店舗で物件の内容(広さや設備など)を確認して気に入ったのであれば、墓地のことはさておいて、実際に現地に行って内見する方がほとんどとのこと。

「お墓や、墓地のあるお寺のそばにある物件は、日当たりや風通しなどがよい場合が多いです。ですから、迷っていても、見に行って『ここに決めよう』という方もいらっしゃいます。まわりが静かですから、そういった意味では住みやすいと思いますよ。お墓の場合は近いといっても、塀や道で隔てられているのでそれなりの距離が保たれています」(片岡さん)

卒塔婆のクローズアップ(画像/PIXTA)

卒塔婆のクローズアップ(画像/PIXTA)

墓地が近いことをもし大家さんがマイナスに感じている場合、家賃や敷金・礼金を割安に設定することがあります。これは借り手としてはうれしいポイントです。これらお金の面に加え、設備などを充実させて部屋のスペックを高くすることで好条件にし、借り手に「この物件がいいな」と思わせる工夫をしている物件もあるそうです。

実は静かで住みやすい?

「日当たりがよくて静かな墓地近くの物件は、気に入って住み続ける方が多くいらっしゃいます」(片岡さん)。入居者は単身者や家族など、エリアによってさまざま。ただ片岡さんいわく、デメリットは、どうしても周辺の夜道が暗めになってしまうこと。そのため、女性よりも男性の入居者の方が多いのだとか。

前述の筆者の友人は、「お盆にはお参りの人たちがたくさんやってくる」と言っていました。そのあたりはどうなのでしょうか。

「お盆やお彼岸には確かにたくさんの方がお越しになりますが、うるさすぎるという苦情を受けたことはないですね。その時期がそういうものでしかたないという認識もありますし、そもそも単身者の方は、自分も帰省などで留守にしていることが多いためでしょう」(片岡さん)

鐘楼(画像/PIXTA)

鐘楼(画像/PIXTA)

音で言えば、お寺なら朝晩鐘の音がします。筆者も以前住んでいた物件で、朝晩お寺の鐘の音が聞こえてくるところがありました。定刻に鳴る音は規則正しい生活を促しますし、風情があってそれはそれでよいかもしれませんね。

「個人的には、ここ10数年くらいの間に、お墓を気にしない人がさらに増えたように感じています。駐車場があって1日中音が絶えず、夜中も皓皓(こうこう)と明るいコンビニなどや、救急病院の近く、あるいは大通り沿いや線路沿いよりも、墓地の近くのほうが、個人的には住みやすいと感じます」(片岡さん)

お墓をどのようなものとしてとらえているかには個人差がありますが、「なんだか怖そうだなー」と敬遠していた筆者も、お話を聞いて「なるほど!」と思わせられました。

日当たりがよく、静かで、スペックや家賃に恵まれていることもある墓地近くの物件。これから家探しをする方は、ぜひ候補に入れて考えてみてください。南無。