俺の運河ビュー!

所在地:台東区浅草橋
11万2,320円(税込) / 49.27平米
都営浅草線「浅草橋」駅 徒歩2分

緑色に塗装された運河沿いのレトロビル。気持ちのいい眺めと、改装可能な空間を存分にいかして最高のオフィスやアトリエをつくりませんか?



改装に協力的な貸主ということから、設計、デザインなどクリエイティブな業種の方々が室内を改装して入居しているというこの建物。中にはドアを変えたりして ... 続き>>>.
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カラフルアパートメント

所在地:東京都大田区西馬込
6万円 / 13平米
都営浅草線「西馬込」駅 徒歩5分

建築家が自分の思想を自邸で表現するように、こちらの建物はオーナーさんが思い描いた色鮮やかな空間になっています。しかも自主施工によって。



1階にはオーナーさんの運営する輸入雑貨店、地下1階にはアイアンを加工する工場があります。海外のアパートメントにありそうなアイアンの門が、何かを ... 続き>>>.
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広々、デザイナーズワンルーム

所在地:川崎市宮前区鷺沼
8万9,000円 / 43.36平米
東急田園都市線「鷺沼」駅 徒歩13分

鷺沼駅から少し歩いた住宅街の一角に、ブルーと丸窓の外観が印象的な建物があります。



ご紹介の部屋は21畳の広々としたワンルーム。室内はコンクリートと木のバランスが良く整えられていて、スタイリッシュさと温かみのどちらも感じます。



2面採光になっていて、大きめの窓は南向きなので、明 ... 続き>>>.
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眺めよし!運河沿いオフィス

所在地:台東区柳橋
11万9,491円(税込) / 45.72平米
都営浅草線「浅草橋」駅 徒歩2分

うーん、やっぱり運河沿いって気持ちいい。屋形船や船宿など、昔ながらで風情な眺めを楽しむことができる物件です。



ご紹介するのは2階。両隣は建物でふさがれていて採光が取れない状態ですが、南側の窓際は日当たりがとてもいいです。



原状回復が前提になりますが室内の改装も可能。眺めだけで ... 続き>>>.
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愛着のレトロマンション – 1Kタイプ –

所在地:大田区山王
6万8,000円 / 20平米
京浜東北線「大森」駅 徒歩12分

重厚でノスタルジックで、どこか学校を思わせるような建物。ご紹介するのは3階の1Kです。



周囲には高い建物がなく、ちょっとした高台に立っている為、3階でも抜けのある眺望。遠くには、山王の住宅街。手前には敷地内の松と桜を見下ろせます。



室内はほんわか懐かしい雰囲気で、風通しも十分 ... 続き>>>.
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目黒川のほとりで

所在地:目黒区上目黒
16万5,000円 / 48.57平米
日比谷線・東急東横線「中目黒」駅 徒歩3分

ちょうど桜の時期にご紹介をすることになりました。駅徒歩3分、目黒川一列目。立地と眺めが自慢です。



エレベーターなしの4階部分。部屋に入ると窓の先に桜の木々。いやあポジション取りが素晴らしいです。ここで花見が出来たらどんなに贅沢か。



前回募集したのは約8年前でその時には室内から ... 続き>>>.
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車、家電、家具…増税されてもされなくても「いま買ってよいもの」は? 賢い住まいのマネー術(6)

森友学園問題で揺れる自民党政権ですが、いまのところ2019年10月には、消費税率が10%に引き上げられる予定です。2%の差は大きいので、大きな買い物はなるべく早くから準備して、安いうちに買っておきたいと思っている人もいるでしょう。
でも、ちょっと待って。8%に上がるときも起こった駆け込み消費ですが、増税後にセールになる品物もありましたよね。「早まった!」もしくは「買っておけばよかった」といった後悔をしないためにも、何をいつ買うべきなのか。もし増税がされなかった場合にも参考になる、基本的な考え方をご紹介します。

【連載】賢い住まいのマネー術
住まいに関する支出は、家庭の大きな割合を占めるもの。保活から住宅ローン控除まで、住まいに関する家計管理や節約術に定評のあるファイナンシャルプランナー(FP)の花輪陽子さんが解説します。家電や家具などは買っておくほうがよい?

まず、すべての買い物に共通する基本的な考え方としては、「購入予定があって値崩れしにくい商品は『現在(税率8%)』のうちに買っておくとよい」ということです。必要のないものまで買ってしまえば支出は増えますし、値崩れする商品を先に買っても消費税の増税分より値段が下がってしまう可能性もあるからです。

家電に関しては、一般に値段が安定している白物家電(洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなど日常生活に使う家電)は「買い」で、値動きしやすい黒物家電(音楽機器やゲーム機など、趣味や娯楽用途の家電)は「待ち」です。白物家電は生活をする上で欠かせませんし、値段が大きく崩れることも少ないからです。

では、白物家電はそれぞれいつ買えばよいのでしょうか。新居やリフォーム後のお部屋ができたタイミングですべてを新しくしたいと思うかもしれませんが、市場の値段が安くなるのと、自分が欲しいタイミングがずれる場合もしばしば。場合によっては今まで使っていた家具・家電をひとまず新居に持って行き、落ち着いたら探し始めるというのも一つです。一度に買うのに比べると、予算面からも融通を利かせやすいでしょう。

冷蔵庫は秋に新商品が出る場合が多く、発売からしばらくした年末ごろから値段が下がり始めるのが一般的なパターンです。さらに、ひとつ古い型の商品をアウトレット店やインターネットで探せば、安価な金額で手に入れることができます。

家電の値段変動サイクルは商品によって異なり、エアコンの場合は年明けごろに新商品が投入されることが多いです。エアコンの需要が減る4~5月になると値段が安くなります。家電の価格の推移は「価格.com」などでも検索が可能です。自分が欲しい家電で検索し、人気商品の値動きを2~3点調べてみることをおすすめします。

例えば、そろそろ冷蔵庫の買い替えを考えている方なら、2018年の年末ごろにアウトレット店などに冷蔵庫を探しにいくというイメージです。エアコンの場合は2019年の4月ごろから探し始めるとよいでしょう。増税は2019年10月なので、まだ先のように感じますが、増税前でもお得なタイミングで購入したいとなると、意外にも早くから準備をしたほうがよいことが分かります。

大手量販店では、古い家電を処分し、新しい商品に買い替える人向けのキャンペーンを行う場合もあるので、そうしたキャンペーンを活用したり、配送のタイミングなども相談するとよいでしょう。原則、引き渡し日の税率になることが多いため、増税直前に駆け込む場合は要注意です。

家具に関しては、ブランド家具などで値崩れしにくい物は増税前に探し始めてもよいでしょう。ただし、催事場などで行われる家具セールや中古品を活用する方法もあるので、必ずしも駆け込み購入しなくてもよいと思います。

自動車は増税前に買うべき? その他、住まいまわりで検討したい物は?

また、購入のタイミングを考えておきたいのは自動車です。車を購入する際に適用される税率が決まるのは、「登録時」になっていますが、ナンバープレートの登録には時間がかかります。増税直前の2019年9月に選んでいるとギリギリになってしまうので、買う予定があるならゆとりのあるスケジュールを組むべきでしょう。

できれば早い時期から準備して、3月や9月などの決算期前にディーラーと交渉して有利な条件で購入したいものです。決算期の1カ月半前くらいから動き出し、複数の見積もりを取るとよいでしょう。2019年2月ごろから動き始めて、3月決算を狙って購入するのも手です。

増税されるとなれば、直前の2019年9月決算は、同じように駆け込み購入しようとする人が多くなることが予想されます。となるとあまり値下げされないことも考えられますね。もし出遅れたら、需要が低迷するであろう増税後に、オプションなどで値引き・サービスを受けられないか交渉してみるのもよいと思います。

その他、リフォームも値段が下がりにくいので、リフォームをする予定がある人は増税前に検討をしてもよいでしょう。「床暖房にリフォームしたい」など小さなリフォームも含めて検討してみてもよいかもしれません。

浄水器のカートリッジや空気清浄機のフィルターなど、既に本体を購入している商品の「交換品」は値引きしなくても売れるので、値崩れしにくい商品です。消費増税前に購入準備しておいてもよいでしょう。

値崩れしにくい物などは消費増税前、いますぐに購入してもよいのです。その反面、値崩れが予想される物は駆け込む必要はありません。慌てて買わないで、必要性に応じて吟味できる目を養いましょう。

花輪陽子phpto2花輪 陽子(ファイナンシャルプランナー)
CFP認定者、1級FP技能士。外資系投資銀行を経てFPに。「夫婦で貯める1億円!」「貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで」などの著書やテレビ出演、雑誌監修など多数。

増税されてもされなくても!「いま買うべき物、買わなくてもよい物」 賢い住まいのマネー術(6)

森友学園問題で揺れる自民党政権ですが、いまのところ2019年10月には、消費税率が10%に引き上げられる予定です。2%の差は大きいので、大きな買い物はなるべく早くから準備して、安いうちに買っておきたいと思っている人もいるでしょう。
でも、ちょっと待って。8%に上がるときも起こった駆け込み消費ですが、増税後にセールになる品物もありましたよね。「早まった!」もしくは「買っておけばよかった」といった後悔をしないためにも、何をいつ買うべきなのか。もし増税がされなかった場合にも参考になる、基本的な考え方をご紹介します。

【連載】賢い住まいのマネー術
住まいに関する支出は、家庭の大きな割合を占めるもの。保活から住宅ローン控除まで、住まいに関する家計管理や節約術に定評のあるファイナンシャルプランナー(FP)の花輪陽子さんが解説します。家電や家具などは買っておくほうがよい?

まず、すべての買い物に共通する基本的な考え方としては、「購入予定があって値崩れしにくい商品は『現在(税率8%)』のうちに買っておくとよい」ということです。必要のないものまで買ってしまえば支出は増えますし、値崩れする商品を先に買っても消費税の増税分より値段が下がってしまう可能性もあるからです。

家電に関しては、一般に値段が安定している白物家電(洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなど日常生活に使う家電)は「買い」で、値動きしやすい黒物家電(音楽機器やゲーム機など、趣味や娯楽用途の家電)は「待ち」です。白物家電は生活をする上で欠かせませんし、値段が大きく崩れることも少ないからです。

では、白物家電はそれぞれいつ買えばよいのでしょうか。新居やリフォーム後のお部屋ができたタイミングですべてを新しくしたいと思うかもしれませんが、市場の値段が安くなるのと、自分が欲しいタイミングがずれる場合もしばしば。場合によっては今まで使っていた家具・家電をひとまず新居に持って行き、落ち着いたら探し始めるというのも一つです。一度に買うのに比べると、予算面からも融通を利かせやすいでしょう。

冷蔵庫は秋に新商品が出る場合が多く、発売からしばらくした年末ごろから値段が下がり始めるのが一般的なパターンです。さらに、ひとつ古い型の商品をアウトレット店やインターネットで探せば、安価な金額で手に入れることができます。

家電の値段変動サイクルは商品によって異なり、エアコンの場合は年明けごろに新商品が投入されることが多いです。エアコンの需要が減る4~5月になると値段が安くなります。家電の価格の推移は「価格.com」などでも検索が可能です。自分が欲しい家電で検索し、人気商品の値動きを2~3点調べてみることをおすすめします。

例えば、そろそろ冷蔵庫の買い替えを考えている方なら、2018年の年末ごろにアウトレット店などに冷蔵庫を探しにいくというイメージです。エアコンの場合は2019年の4月ごろから探し始めるとよいでしょう。増税は2019年10月なので、まだ先のように感じますが、増税前でもお得なタイミングで購入したいとなると、意外にも早くから準備をしたほうがよいことが分かります。

大手量販店では、古い家電を処分し、新しい商品に買い替える人向けのキャンペーンを行う場合もあるので、そうしたキャンペーンを活用したり、配送のタイミングなども相談するとよいでしょう。原則、引き渡し日の税率になることが多いため、増税直前に駆け込む場合は要注意です。

家具に関しては、ブランド家具などで値崩れしにくい物は増税前に探し始めてもよいでしょう。ただし、催事場などで行われる家具セールや中古品を活用する方法もあるので、必ずしも駆け込み購入しなくてもよいと思います。

自動車は増税前に買うべき? その他、住まいまわりで検討したい物は?

また、購入のタイミングを考えておきたいのは自動車です。車を購入する際に適用される税率が決まるのは、「登録時」になっていますが、ナンバープレートの登録には時間がかかります。増税直前の2019年9月に選んでいるとギリギリになってしまうので、買う予定があるならゆとりのあるスケジュールを組むべきでしょう。

できれば早い時期から準備して、3月や9月などの決算期前にディーラーと交渉して有利な条件で購入したいものです。決算期の1カ月半前くらいから動き出し、複数の見積もりを取るとよいでしょう。2019年2月ごろから動き始めて、3月決算を狙って購入するのも手です。

増税されるとなれば、直前の2019年9月決算は、同じように駆け込み購入しようとする人が多くなることが予想されます。となるとあまり値下げされないことも考えられますね。もし出遅れたら、需要が低迷するであろう増税後に、オプションなどで値引き・サービスを受けられないか交渉してみるのもよいと思います。

その他、リフォームも値段が下がりにくいので、リフォームをする予定がある人は増税前に検討をしてもよいでしょう。「床暖房にリフォームしたい」など小さなリフォームも含めて検討してみてもよいかもしれません。

浄水器のカートリッジや空気清浄機のフィルターなど、既に本体を購入している商品の「交換品」は値引きしなくても売れるので、値崩れしにくい商品です。消費増税前に購入準備しておいてもよいでしょう。

値崩れしにくい物などは消費増税前、いますぐに購入してもよいのです。その反面、値崩れが予想される物は駆け込む必要はありません。慌てて買わないで、必要性に応じて吟味できる目を養いましょう。

花輪陽子phpto2花輪 陽子(ファイナンシャルプランナー)
CFP認定者、1級FP技能士。外資系投資銀行を経てFPに。「夫婦で貯める1億円!」「貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで」などの著書やテレビ出演、雑誌監修など多数。

キラキラでは落ち着かない、プライベートスペースはクラシカルに(後編) テーマのある暮らし[2]

築25年の邸宅で、ポーセラーツ・ポーセレンペイント、着物の着付けレッスンのサロン「ラ・フィユ鎌倉」を開いている赤見かおり子さん。パーティションを使わず、インテリアのテーマを変えることで、サロンスペースとプライベートスペースを分ける手腕が光っています。後編では、1年半前にリフォームを終えたプライベートスペースをご紹介します。【連載】テーマのある暮らし
この連載では、ひとつのテーマで住まいをつくりあげた方たちにインタビュー。自分らしい空間をつくることになったきっかけやそのライフスタイル、日々豊かに過ごすためのヒントをお伺いします。家族のお客さまをもてなすクラシカルなメインダイニング

玄関から見て一番手前の部屋は、医師である夫のお客さまなどをもてなすメインダイニング。来客には年配男性も多いため、サロンのようなキラキラとしたインテリアでは落ち着かないのではないかと思い、クラシカルな雰囲気に仕上げたのだそう。
自分の希望よりも訪れる方の居心地を大切にする姿勢に、かおり子さんのお人柄が滲み出ています。

壁にかけられたノイシュヴァンシュタイン城の絵は、かおり子さんのお父様が描かれたもの。部屋のインテリアに合わせて、かおり子さんが絵の具の色まで指定したのだそうです(写真撮影/内海明啓)

壁にかけられたノイシュヴァンシュタイン城の絵は、かおり子さんのお父様が描かれたもの。部屋のインテリアに合わせて、かおり子さんが絵の具の色まで指定したのだそうです(写真撮影/内海明啓)

30年以上前から使っているキャビネットは、国産家具メーカー「カリモク」で購入したもの。引越し好き、リフォーム好きを自称するかおり子さんですが、何でも新しく買うわけではなく、愛着のあるものは何10年でも使い続けているそうです。

お気に入りの作品は、キャビネットにディスプレイしながら収納。フリーハンドで絵を描く作品はポーセレンペイント、転写紙を切って貼る作品はポーセラーツと呼ばれます。ポーセレンペイントの方が難易度は高いのだそう(写真撮影/内海明啓)

お気に入りの作品は、キャビネットにディスプレイしながら収納。フリーハンドで絵を描く作品はポーセレンペイント、転写紙を切って貼る作品はポーセラーツと呼ばれます。ポーセレンペイントの方が難易度は高いのだそう(写真撮影/内海明啓)

メインダイニングのテーブルセッティングは、自作の食器を中心にクラシカルな雰囲気でまとめています。
「私にとって“上質なもの”とは、愛情を注げるもの、お金では買えないもの。食器だって、デパートに行けば何百万円もするようなものが並んでいますが、私は愛情を込めて自分でつくった食器でおもてなしをしたいんです」とかおり子さん。

手描きの食器はアンティークとの相性が良いので、燭台はフランス、カトラリーはイギリスのアンティークをセレクト。アンティークをうまく使ったクラシカルなテーブルセッティングもかおり子さんの得意とするところです(写真撮影/内海明啓)

手描きの食器はアンティークとの相性が良いので、燭台はフランス、カトラリーはイギリスのアンティークをセレクト。アンティークをうまく使ったクラシカルなテーブルセッティングもかおり子さんの得意とするところです(写真撮影/内海明啓)

生活感を徹底的に排した驚きのキッチン

キッチンまわりは、モダンな雰囲気でまとめられています。ここに足を踏み入れた誰もが口にするのは、「生活感がない!」というひと言。どこをどう見ても、調味料ひとつ置いてありません。
「よく、本当に料理してるの?と聞かれるんですよ」そう言って笑いながら開けてくれたシンク下の扉の奥には、使い込んだフライパンがいくつも並んでいました。

キッチンにある「ウエストハウスギャラリー」の椅子には、「キファソ」の生地が張られています。今回のリフォームの際にオーダーしたとのこと、モダンな雰囲気にぴったりです(写真撮影/内海明啓)

キッチンにある「ウエストハウスギャラリー」の椅子には、「キファソ」の生地が張られています。今回のリフォームの際にオーダーしたとのこと、モダンな雰囲気にぴったりです(写真撮影/内海明啓)

連日、全国から通う生徒さんのレッスンをこなす多忙なかおり子さんにとって、家の中を美しく保つのはさぞ大変だろうと思いましたが「“出したら戻す”ということを徹底しているだけなんです。そうすると、そもそも散らからないので、キープするだけでいいんですよ」とのこと。
すべてのモノの収納場所を決めておくことが、この状態をキープするカギなのだそう。

キッチンの隣には、白いグランドピアノがディスプレイされています。ここはもともと中庭でしたが、7年前にこのピアノを置くために増築したのだそう。

音大時代にピアノを学んだかおり子さん。白とライトグレー2台のグランドピアノが2階の防音室にあったのですが、防音室を着物部屋にリフォームしたためライトグレーの1台は処分。こちらをディスプレイ用として、1階に下ろしました。

スモーキーなピンク色が甘すぎずスタイリッシュな雰囲気を醸し出すカーテンは、今回のリフォームの際に壁の色と合わせて選んだもの。パーティションのエレガントなラインは、リビングの螺旋階段とリンクしています(写真撮影/内海明啓)

スモーキーなピンク色が甘すぎずスタイリッシュな雰囲気を醸し出すカーテンは、今回のリフォームの際に壁の色と合わせて選んだもの。パーティションのエレガントなラインは、リビングの螺旋階段とリンクしています(写真撮影/内海明啓)

リビングルームは、エレガントな螺旋階段がアクセント

一番奥に位置しているのは、家族がくつろぐリビングルーム。南東に面している上に2面採光なので、いつも光があふれています。今回のリフォームでは、壁のクロスを無地からダマスク柄に変えるなど、少し思い切ったそう。

多忙を極める夫、成人している2人の娘さん……と、すれ違いがちな生活になりそうですが、実は「みんな、ここでくつろぐことが大好き」なのだそう。常に感謝の言葉を忘れず、細やかな気づかいを欠かさないかおり子さんが、ご家族を包み込んでいる様子が伝わってきます。

存在感のある白いソファは、10年以上使っているもの。「白だから汚れやすいけれど、うちは家族みんなが掃除好き。夫も娘たちも、休みの日には一生懸命拭いてくれるんですよ」とかおり子さん(写真撮影/内海明啓)

存在感のある白いソファは、10年以上使っているもの。「白だから汚れやすいけれど、うちは家族みんなが掃除好き。夫も娘たちも、休みの日には一生懸命拭いてくれるんですよ」とかおり子さん(写真撮影/内海明啓)

このリビングで誰もが目を奪われるのは、螺旋階段です。新築当初、手すりのラインは縦の直線のみで、色も白でした。今回のリフォームで、装飾が付いたデコラティブなラインのパーツを溶接し、ブラックに塗装しなおしたことで、見事にリビングのアクセントになっています。

赤見邸は建物が2つに分かれているため、リビングの2階に上がるにはこの螺旋階段が不可欠なのだそう。2階はかおり子さんの“着物部屋”になっているため、かおり子さんは一日に何度もこの螺旋階段を往復するそうです(写真撮影/内海明啓)

赤見邸は建物が2つに分かれているため、リビングの2階に上がるにはこの螺旋階段が不可欠なのだそう。2階はかおり子さんの“着物部屋”になっているため、かおり子さんは一日に何度もこの螺旋階段を往復するそうです(写真撮影/内海明啓)

白をベースにしながら年代を感じさせる家具を配したエレガントなスタイルは、レイチェル・アシュウェルが提唱した“シャビ−シック(味がありながらも優雅なさま)”を彷彿とさせますが、かおり子さんの好みは少し違う様子。
「シャビーだと言われることもあるのですが、個人的にはもっとキラキラしたものや、透明感のあるものを取り入れるスタイルが好きですね」

リフォームもショッピングも、感性と出会いを大切に

25年の間に数え切れないほどのリフォームを繰り返した赤見邸ですが、インテリアデザイナーに相談したのは、なんと直近のリフォームがはじめて。
それまでは、クロスやカーテンなどの素材選びから、工務店とのやりとりまで、すべてかおり子さんが1人で手がけてきたのだそうです。

「こんな素材見たことないよ、なんて言われながらも、こうしたい、ああしたいって伝えて。業者泣かせですよね(笑)。工務店の方とは、いまでは信頼関係で結ばれていますよ」

壁と天井の境目の廻り縁も、すべてかおり子さんが自分で選んだもの。1本ではなく数本重ねて、よりエレガントに見えるように工夫するなど、工務店と話し合いながらリフォームを進めたそうです(写真撮影/内海明啓)

壁と天井の境目の廻り縁も、すべてかおり子さんが自分で選んだもの。1本ではなく数本重ねて、よりエレガントに見えるように工夫するなど、工務店と話し合いながらリフォームを進めたそうです(写真撮影/内海明啓)

完成度の高いインテリアを手がけるかおり子さんですが、インテリアデザインやテーブルコーディネートの専門的な勉強をしたことはないのだそう。
「自分の住まいですから、自分の好きなようにやっていきたいと思うんです。だから、参考にするインテリア雑誌や、ブランドショップなどもとくに決めていません。なにかを選ぶときには、出会いと感性を大切にしています」

ティーポットはカナダで、トレイはニュージーランドで購入した銀器。贔屓のブランドを決め込まず、旅先で出会ったものを思い出と一緒に持ち帰るのが、かおり子さんらしいショッピング(写真撮影/内海明啓)

ティーポットはカナダで、トレイはニュージーランドで購入した銀器。贔屓のブランドを決め込まず、旅先で出会ったものを思い出と一緒に持ち帰るのが、かおり子さんらしいショッピング(写真撮影/内海明啓)

サロンの生徒さんやプライベートでのお客さま、そしてご家族ひとりひとりのためにインテリアに手をかけるかおり子さん。お話を伺えば伺うほど、その温かな人柄に引き込まれます。
「私にとって“家”は幸せの象徴。生徒さんのためでもあり、自分の趣味でもあるリフォームはまだまだ続けていきます。ゴールはないんですよ(笑)」と語る笑顔からは、幸せなオーラがあふれていました。

●取材協力
・赤見かおり子さん
Instagram (kaoriko_no_salon)
きもの着付けアーティスト、ポーセレンアーティスト。大人のためのお稽古サロン「ラ・フィユ鎌倉」主宰。サロンでは-10歳に見せるきもの着付けレッスン、ポーセラーツ・ポーセレンペイントレッスンを開催中。

スタイリッシュな「無印良品の家」モデルハウスが名古屋に登場! 「木の家」「窓の家」を体験しよう

無駄なくシンプルだけれど機能的な品質、スタイリッシュで長く使っても飽きないデザイン性で、根強いファンをもつ「無印良品」。食品や文房具といった小物から、家電に家具まで、私たちの生活のあらゆる場面におなじみの存在ですよね。そんな無印良品が、2004年から販売している「無印良品の家」シリーズ。この度名古屋に、「木の家」「窓の家」を実際に見て体験できるモデルハウスが3月15日にオープンしたそうです。
国内の「無印良品の家」モデルハウスのなかでも最大規模だというこの名古屋の施設の特徴を、運営会社の株式会社MUJI HOUSEにお答えいただきました。また、シリーズ全3タイプの魅力も、改めてご紹介します。画像提供/株式会社MUJI HOUSE

画像提供/株式会社MUJI HOUSE

こちらが、名古屋にオープンするモデルハウス。写真左が「木の家」、右が「窓の家」になります。

「『木の家』と『窓の家』を併設している拠点は複数ありますが、モデルハウスの一部を事務スペースとして使用しています。今回の名古屋店では、事務所棟を別に設けることにより、モデルハウスのすべてを見ていただくことができます」と、株式会社MUJI HOUSEのご担当者が教えてくれました。

つまり、実際に「木の家」・「窓の家」を建てて住むときの生活イメージを、全て体験できるということですね。また、「モデルハウスの敷地内に通路を設けており、道路と建設用地を再現しています」とのコメントも。家の中だけではなく、周辺環境もイメージしやすくするためだとか。

では改めて、「木の家」「窓の家」「縦の家」それぞれの特徴を見ていきましょう。

●木の家

画像提供/株式会社MUJI HOUSE

画像提供/株式会社MUJI HOUSE

画像提供/株式会社MUJI HOUSE

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木の家の魅力は、何といっても吹抜けがある開放的な一室空間。「住まい手が思うままに住まいを『編集』する」。そんな自由な発想を形にした木造住宅なのだとか。「無印良品の家」の第一弾としてデビューしたのがこの「木の家」でもあります。
大きな開口部と深い庇がある、箱のようなすっきりとした外観。太陽光と通風を最大限に活用する、環境負荷の少ない合理的な考えで設計されています。例えば南向きの庇は、季節によって異なる日射を調整し、夏は直射日光を遮り、冬は温かな陽光を室内の奥まで導きます。

実際に「木の家」を施工して既にお住まいの方が、「夏、室内が暑くならないことにびっくりしました」「冬は室内が暖かいので、うっかり半袖のまま外に出てしまうことがありました(笑)」と語っているそうです。
ぜひ名古屋店のモデルハウスでも、その空気感を体験したいですね。

●窓の家

画像提供/株式会社MUJI HOUSE

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画像提供/株式会社MUJI HOUSE

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通風や採光の機能だけでなく、風景を切り取るフレームとしての窓のあり方に着目したという「窓の家」。壁に頼らず、柱と梁で支えるSE構法でつくられているので、窓が欲しい場所に、壁を切り取るように窓を開けることが可能になったのだそう。つまり窓枠や桟に邪魔されることなく、窓から見える風景を一枚の絵画のように楽しむことができるのです。海の前に「窓の家」を建てた方は、「海を眺めるメインの窓には、カーテンを取り付けていません」と話しているそう。海の景色がインテリアになる家なんて素敵ですね。
「窓の家」の外観は、家の原形とも言える三角屋根と、軒が出ず、すっきりと洗練された白い壁。名古屋店ではこの家の全貌を見ることができます。

●縦の家(※名古屋店には設置なし)

画像提供/株式会社MUJI HOUSE

画像提供/株式会社MUJI HOUSE

画像提供/株式会社MUJI HOUSE

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今回オープンしたの名古屋店にモデルハウスの設置はありませんが、せっかくなので「縦の家」の魅力もご紹介いたします。
「縦の家」は、6つの部屋を組み合わせて、空間を縦に広げた家。スキップフロアによりスペースを縦・斜めに使い、3階建てという概念に縛られない、縦横無尽に広がる空間を造りだせる家なのだとか。
日射取得の厳しい都市部でも最低限のエアコン使用で快適に過ごせる性能をもっているそうなので、まさに都市の暮らしにうってつけ。そうかと思うと、外壁には天然杉板張りが採用されていて、都市型住宅の概念を一新する温かみも感じさせます。

株式会社MUJI HOUSEによると、今回の名古屋のモデルハウス以降も、新モデルハウスのオープン予定が複数あるそうです。2018年7月には「鹿児島店(木の家)」、「つくば店(窓の家)」。同10月には「湘南店(木の家)」「姫路店(木の家)」のオープンを予定しているそう。「無印良品の家」の購入を検討されている方は要注目です。