いつもと違う『東京下町さんぽ』へ。新しいカルチャーを育む、おしゃれなカフェに行ってみよう♪

東京の昭和を感じさせる古きよき情景を残しつつも、近代的でファッショナブルなお店などが増えている事で、ここ最近注目を集めているのが東京の”下町”エリア。今回は、そんな中でも下町の心地のいい古さの中に、異文化を感じる”谷根千・蔵前・浅草”エリアで見つけた、新しいカルチャーを育んでいるオシャレなカフェをご紹介します。
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森に浸るように

所在地:目黒区下目黒
30万円 / 73.75平米
東急目黒線「武蔵小山」駅 徒歩13分

「森の中にいるような」物件を今までいくつか紹介してきましたが、中でもその感覚を強く感じる物件を見つけました。武蔵小山駅から少し歩いたところにある「林試の森公園」という大きな都立公園に南が面し、その緑を大きな窓から取り込みます。



玄関を上がるとまず大きな土間空間。ここで好きな自転 ... 続き>>>.
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青山は心得たもの

所在地:港区南青山
22万2,400円(税込) / 45.32平米
銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道」駅 徒歩5分

青山にある大好きなマンション。ツボを得た立地でありながら、ありのままの気取らぬ姿勢に、いつ見てもキュンとくるものがあります。



それぞれの窓から住人の顔が見え隠れするような、親しみを感じられる外観は、波打つバルコニーがアクセント。この温度感は各部屋の玄関が並ぶ廊下にも共通し、歩を ... 続き>>>.
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2月の住宅着工戸数、8か月連続の減少

国土交通省は3月30日、平成30年2月の住宅着工動向を発表した。それによると2月の住宅着工戸数は69,071戸で、前年同月比で2.6%減、8か月連続の減少となった。
利用関係別にみると、持家は前年同月比6.1%減の20,013戸で先月の増加から再びの減少。貸家は前年同月比4.6%減の29,420戸で、9か月連続の減少。

分譲住宅は前年同月比3.4%増の19,023戸で3か月ぶりの増加。うち、分譲マンションは前年同月比9.3%増の8,267戸で3か月ぶりの増加、分譲一戸建住宅は前年同月比1.3%減の10,560戸で2か月連続の減少となった。

ニュース情報元:国土交通省

『モノのために家賃を払うな! 』の著者に聞く、片付けられないスパイラルから脱出する方法

モノが増えて部屋が手狭に感じるようになると、「もっと広い部屋に、もっと収納力のある家に引越したい」と考えるようになりますよね。でも、よくよく考えたら、モノのために家賃を払っているようなものだとは思いませんか? そこで『モノのために家賃を払うな!』の著者であるあらかわ菜美さんに、脳を活かして片付けられる回路をつくるコツをうかがいました。
モノを置くスペースに家賃を払うってバカバカしい!

なぜ人は広い家に住みたいと思うのでしょう? そう考えるのは、たくさんモノを持っているからかもしれません。しかし、本当の豊かさや暮らしのグレードを決めるのは、モノの多さや部屋数の多い家に住むことではなく、「いかにスペースをつくるか、そして落ち着いた空間で暮らせるか」だとあらかわ先生は話します。

――モノに家賃を払うのがバカバカしい! と感じるようになったきっかけはありますか?

「スペース」をはっきりと意識するようになったきっかけは、子どもたちが独立したことを機に駅の近くに引越したことですね。実際に駅からゼロ分のところに住んでみると、生活スタイルも変わってきました。あたらしい目標ができ、自宅でギターを教えたいと思うようになったんです。でも、教室として使うための部屋はありません。

見渡してみるとダイニングテーブルに椅子4つ、大きな茶だんすもありました。子どもが独立して夫婦2人だけの生活には、大きなテーブルは必要ありませんよね。そこで思い切ってそれまで使っていたモノを処分して、必要以上に大きな家具は小さなものに替えました。

部屋には2人用のテーブルと椅子、そして腰の高さくらいのチェストが1つ。そのなかに、食器も仕事で使う書類も全て収納するようにしました。すると、部屋がものすごく広く感じるんです。ちょうど目の高さのところはすべて抜けていて、遮るものが何もないので、奥行きがあります。リラックスできる快適な空間ができあがりました。

スペースはモノを置くための場所ではなく、落ち着いて暮らせる空間。そしてそこで過ごす目に見えない時間こそが私が家に求めるものであり、モノに縛られずに暮らせる真の豊かさだと思うのです。

“モノ”にいくら家賃を払っているか、試算してみよう

――ご著書の中で“空間は道具”という言葉が大変興味深かったのですが、どのようなお考えか教えてください。

モノを置くには空間が必要です。例えばコップ。コップに水が入れられるのは空間があるからで、いっぱいに満たされていてはそれ以上水を汲むことはできません。タンスだってそうです。モノをしまえるのはそこに空間があるからです。だから私は“空間は道具”であるという考え方を持っています。

それは、部屋も同じ。人が快適に暮らしていくには、ストレスなく動くことができ、ゆったりとくつろぐための空間が必要です。しかし、モノを置けば置くほど、空間は埋まってしまいます。

実際に下記の計算式を使って、今部屋にあるモノのためにどのくらいの家賃がかかっているかを見える化してみてください。何年もモノのために払い続けている金額を知ったら、愕然とするかもしれません。

(STEP1)1平米当たりの家賃を割り出す
[家賃(円)]÷[住まいの広さ(平米)]=[1平米当たりの家賃(円)]

(STEP2)[モノのあるスペース]が何平米あるか概算する

(STEP3)[モノのあるスペース(平米)]×[1平米当たりの家賃(円)]⇒[モノに支払っている家賃(円)]

使わないモノであふれた家から脱却するには?

――具体的にモノを減らしていくにはどのようなことを心がければよいでしょう?

私が普段心がけているのは、いかに空間をつくるかということです。ですから、どれだけの数のものを捨てたのか、ということはあまり重要ではありません。

スペースをつくるためには、大きなものから処分するのが効率的。でも、モノを減らさなければならないと考えると、なかなか思い切れず、手放せないという人もいらっしゃるでしょう。そうではなく、まずは“1/3のスペースを空ける”ことを心がけましょう。1/3の余裕があると、モノの出し入れがスムーズになりますし、新たなモノを置くスペースもできるので、毎日の動作が快適になります。そのための手段として、必然的に処分するモノが出てくると考えてみてください。

手放していいものかどうか迷う場合は、とりあえずひとまとめにして袋に入れて、スペースを空ければいいだけです。私も迷ったものは“迷い袋”にまとめていて、後でゆっくり考えて、いらないと思えば処分する。一つひとつをどうしようか考えていては、1/3のスペースはなかなかつくれるものではありません。

インタビュー中、空間の重要性について熱く語るあらかわ菜美先生(画像撮影/スパルタデザイン)

インタビュー中、空間の重要性について熱く語るあらかわ菜美先生(画像撮影/スパルタデザイン)

スッキリ暮らす生活を持続するには?

――せっかく空けた1/3のスペースも、日常生活を送りながら持続するのは難しいように感じます。これを維持するにはどうすればよいのでしょうか。

せっかく快適な空間をつくっても、気がつけばすぐモノで埋まってしまい、いつの間にかいっぱいになっているという経験を誰もがおもちでしょう。でも、私はそれでいいと思います。気がついたらまた1/3を空ければ良いのです。繰り返すうちに、スペースのあることの快適さ、いっぱいにしてしまうといかに使いにくいかに気づくでしょう。そうすると、モノを詰めることが嫌になってくるはずです。

例えば「子どもが小さいころ、このまな板でじゃがいもを切ってカレーをつくったな」といった愛着のあるモノたちにも、もう十分使ったなと思えるときがやってきます。「今までありがとう」という気持ちでお別れするのです。そうやってモノを処分してスペースができたときのスッキリ感は格別ですよ。

何もないところから本当に必要なものは何なのか、生活を見直すことは自分のクセを見直すようなもの。きちんと向き合うことで、モノのために自分を苦しませたくないという気持ち、ひいては自分を愛する気持ちにも通じると考えています。

1/3の空間は幸せを呼ぶ(写真/PIXTA)

1/3の空間は幸せを呼ぶ(写真/PIXTA)

なかなか捨てられない、片付けてもすぐに元に戻ってしまう……何だか耳の痛い話です。しかし、あらかわ先生の「いかに捨てるかではなく、どれだけスペースを空けるか」という考え方は、モノではなく空間に目を向けるというもの。この方法であれば続けられそうな気がしますね。

家とは本来のびのびと体を伸ばして、一番自分らしくいられる場所であるべきです。具体的にモノがどのくらいのスペースを占有しているのかを計算して見える化したうえで、自分にとって心地よい空間を実現したいと思いました。

152771_sub03●取材協力
あらかわ菜美(時間デザイナー)
時間=命であるという考えの基、1999年に『時間簿』を考案。
多くの女性たちやビジネスパーソンの支持を得て全国的な話題になり、『モノのために家賃を払うな!』(WAVE出版)ほか、生活空間や時間の効率化を意識した著書は多数。
自宅でライアー&ギターやヒーリング音楽を教えながら、自身でもモノがあふれない空間づくりを実践中。

住まいのトラブル調査【購入編】購入物件で一番多いトラブルは「近隣トラブル」!

住まいのトラブル調査シリーズ。賃貸編に続き、購入編です。賃貸住宅とトラブル内容は異なるのか、トラブルにあったことのない人はどんな回避法を行ったのかなどを紹介します。また、物件探しや契約時、内覧までの期間に経験した具体的なトラブル内容を大公開。賃貸編との違いもチェックしてみてくださいね。
購入物件では「近隣トラブル」がトップ

前回の賃貸編では、「物件の欠陥や設備の故障などのトラブル」(67.7%)がトップ、次いで近隣トラブル(61.0%)が多い結果だったトラブル内容。購入物件の場合には、どのような結果となるのでしょうか。

結果は、「近隣トラブル」(14.8%)が1位、「物件の欠陥や設備の故障などのトラブル」(10.7%)が続きました。購入物件の場合、町内会への参加やゴミ出しなど、周囲のご近所さんと付き合いややりとりが多くなります。そのため、賃貸物件では2位だった近隣トラブルが購入物件ではトップなのかもしれません。また、物件の欠陥、設備の故障に関しては、購入物件は事前によく確認してから契約に至ることが多いので、賃貸物件よりも数が少ないのでしょう。
その他、購入物件ならではのリフォームやリノベーションでのトラブルも6.2%ありました。

トラブルのなかでは近隣トラブルが1位だが、各項目「経験したことがない」と回答した人が8割を超えた(出典/SUUMOジャーナル編集部)

トラブルのなかでは近隣トラブルが1位だが、各項目「経験したことがない」と回答した人が8割を超えた(出典/SUUMOジャーナル編集部)

一方、「トラブルを経験したことがない」と回答した人に、トラブル回避のために気を付けていたことを聞いてみると、以下のようなコメントが挙げられました。

【購入前に気を付けたこと】
・購入前に、マンションに住んでいる人がどのような人なのかなど情報収集を行った(55歳・男性)
・住宅関係の知人にいろいろアドバイスをもらった。防犯対策にも気をつけたい(49歳・男性)
・トラブルについて、ネットで調べた(45歳・男性)
・口頭でやり取りしない、必ず文書で残す(50歳・女性)
・信頼できる会社、信頼できる担当者と交渉した(47歳・女性)
・購入するときに、その土地柄、雰囲気などを不動産会社に聞き、理解した上で購入を決めた(44歳・女性)

【購入後に気を付けたこと】
・近所付き合いは、こまめにする(54歳・男性)
・日ごろから顔を合わせたら挨拶をしておく(46歳・男性)
・夜はテレビの音を小さめにしたり、子どもに騒がないように言い聞かせていた(37歳・男性)
・事前にご近所に挨拶回りをした(58歳・女性)
・多少のことは我慢する。生活音などに気を付ける(54歳・女性)
・近所の人に不快な思いをさせないように騒音やペットの臭いなど 気を付けている(47歳・女性)

物件探し、契約時、内覧でのトラブルは「納期遅れ」「施工ミス」など

どんなシチュエーションにおいてもトラブルは起こり得ますが、物件探しや契約時、建設中、内覧のトラブルは、事前に知っておけば防ぐこともできそう。具体的にどんなトラブルがあったのかチェックしてみましょう。

【物件探しのとき】
・近隣建物やその付近で、違法建築で建築中のものがあった(54歳・男性・新築マンション)
・希望の物件を紹介してくれなかった(49歳・男性・中古マンション)
・マンション購入を決めて、手続き中に売り切れたということが何度かあった(34歳・女性・中古マンション)

【ローン契約、物件契約時】
・ローン仮審査の時仲介業者が報告を怠ったため延期になった(40歳・男性・中古マンション)
・地下埋設物処理(57歳・男性・中古一戸建て)
・10年以上働いていると思っていたが、ローンを組む段階で実際は10年以内だったので、予定していたローンの審査が通らなかった(49歳・女性・新築マンション)

【建設中】
・隣地の所有者にある権利を主張された(49歳・男性・新築マンション)
・工程の遅れで、子どもの進学に影響があった(48歳・男性・中古一戸建て)
・境界の塀をつくるのに、合意が得られなかった(58歳・女性・中古一戸建て)

【内覧のとき】
・カウンターキッチンにひびが入っていた(58歳・男性・新築マンション)
・排水が漏れた(52歳・男性・新築一戸建て)
・造り付けの棚がゆがんでいた(37歳・女性・新築マンション)

購入物件では、物件探しから始まり、契約、建設、内覧まで、実際に住むまでにいくつもの工程があるため、トラブルが起こる確率も賃貸物件よりも高くなる可能性があります。しかし、実際に起こったトラブルを事前に知っておくことで避けられるトラブルも多いはず。これから物件購入を検討されている方は、今回のトラブル事例を参考にして、面倒なトラブルに巻き込まれることがないよう、快適な新生活のスタートに役立ててくださいね。

●調査概要
・[住まいのトラブル調査 購入編]より
・調査期間:2018年3月12日~13日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:全国の購入物件(一戸建てまたはマンション)にお住まいの20歳~59歳の方
・有効回答数:男女600名(新築一戸建て150名、中古一戸建て150名、新築マンション150名、中古マンション150名)

この時期の体力つけるには、この時期焼肉がが一番!

定期更新です!!

季節の変わり目で、喉がやばい、ゆーせいこと、もげです!

この前、24回目の誕生日を迎え、知り合いにたくさんお祝いしてもらいました!

その時の一枚です!!

制作で疲れた時は、焼肉に限りますね!!

この時期なかなか、相変わらずの昼夜逆転の生活が続いてます!

来月あたりから、海外の出張もぼちぼち入ってくるので体調崩さないようにま

崖っぷちレトロビル!

所在地:中央区新川
29万9,808~34万9,920円(税込) / 114.71~133.88平米
東西線「茅場町」駅 徒歩9分

崖のような土台の縁ギリギリに立っているレトロビル。すぐ脇には隅田川が流れ、建物内部から見える景色の素晴らしさから、川沿いを楽しみたいというオーナーの思いが伝わってくるような物件です。



赤いタイルのエントランス、城のようなフォルムが美しいこちらのビル。今回募集する区画は1、2、4 ... 続き>>>.
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「優しく・おいしく・楽しく」がモットー、“本気キッチン”がある家(後編) テーマのある暮らし[3]

2児の母であり、栄養士・フードコーディネーターとして活躍している落合貴子さん。これまで多くの料理家のアシスタントを務めた経験から、さまざまなキッチンを見つめてきました。後編では、プロならでの視点が随所に散りばめられたこだわりを紹介します。【連載】テーマのある暮らし
この連載では、ひとつのテーマで住まいをつくりあげた方たちにインタビュー。自分らしい空間をつくることになったきっかけやそのライフスタイル、日々豊かに過ごすためのヒントをお伺いします。あえて“見せる収納”にした理由とは……?

フライパンやなべを収納している棚は、かつてリビングだった場所。柱と柱の間には大きな窓がありました。

「最初は、この窓を壁でふさいでしまうのもありかな、と思ったんです。でも、『すりガラスだから気にならないよ』とパパ友の建築士にアドバイスしてもらって、窓に棚をつけてもらいました。明かりも入りますし、へんな出っ張りもないのできれいに見えます」

「私は、“捨てられないタイプ”なので持ち物が多いんです。このリフォームをしたとき、あれ? 私ってこんなのも持ってたんだ、という懐かしいモノもたくさん出てきて……(笑)。だから、全部出していつも見える場所に置かないとダメなんです」という落合さん。

「初めて料理教室に来た人も、後片付けのときに何をどこにしまうか、ひと目で分かります。生徒の皆さんが戸惑わないことも、メリットのひとつです」(写真撮影/内海明啓)

「初めて料理教室に来た人も、後片付けのときに何をどこにしまうか、ひと目で分かります。生徒の皆さんが戸惑わないことも、メリットのひとつです」(写真撮影/内海明啓)

注目したいのは、窓の下部分をはじめ、シンク下もあえてオープンにしている点。これには、どんな秘密があるのでしょうか?

「実は、下にもぐると棚でふさがっている窓を開けることができます。肉を焼いたり、スモーク料理をして換気が追い付かないときに便利ですね。扉で隠してすっきり見えるシステムキッチンも良いのですが、オープンにすることで、汚れに気付いたときにすぐに掃除できるというメリットもありますね」

「私のように持ち物が多い人や忘れっぽい人は、“隠さない収納“でひと目で分かりやすくしておくことも対策のひとつです」(写真撮影/内海明啓)

「私のように持ち物が多い人や忘れっぽい人は、“隠さない収納“でひと目で分かりやすくしておくことも対策のひとつです」(写真撮影/内海明啓)

落合さん絶賛! トレイ付きワゴン。「美容室でロッドなどを入れているこのワゴンが欲しくて、買っちゃいました。お値段はしますけど、頑丈でとても使いやすいのでお気に入り」(写真撮影/内海明啓)

落合さん絶賛! トレイ付きワゴン。「美容室でロッドなどを入れているこのワゴンが欲しくて、買っちゃいました。お値段はしますけど、頑丈でとても使いやすいのでお気に入り」(写真撮影/内海明啓)

5口のガスコンロを備えながら必要なスペースもしっかり確保

料理は、火加減が命です。ガスコンロは家庭用のなかで最も火力の強いタイプを含めて、全部で5口備えています。

「最初は、3口のコンロを2セット置く予定でした。でも、そうすると調理台のスペースが狭くなって困るので、3口コンロに一人暮らし用のマンションに使われる2口タイプのコンロをプラス。プラスした2口コンロは、縦に並んでいるのでそんなに場所を取りません。それでも足りないときは、卓上のIHコンロの出番です」

コンロまわりも掃除しやすいステンレス仕様で統一。汚れが気になったらすぐ拭けるよう、専用のクリーナーも見える場所でスタンバイしています(写真撮影/内海明啓)

コンロまわりも掃除しやすいステンレス仕様で統一。汚れが気になったらすぐ拭けるよう、専用のクリーナーも見える場所でスタンバイしています(写真撮影/内海明啓)

レンジフードは業務用を使用。大きいので掃除の大変さはあるものの、家庭用に比べて外す部品が少なくシンプルなつくりで、何といってもパワフル(写真撮影/内海明啓)

レンジフードは業務用を使用。大きいので掃除の大変さはあるものの、家庭用に比べて外す部品が少なくシンプルなつくりで、何といってもパワフル(写真撮影/内海明啓)

欧米のキッチンでよく見かける憧れのダブルシンク

そのほかにも、二人並んでも余裕で使えるダブルシンクをはじめ、家電製品の置き場所や選び方にも落合さんらしさがいっぱい。効率面、利便性、費用対効果など、さまざまな視点で考えられています。

ボリュームの多い仕事のときは、なべやフライパンを洗うことと野菜洗いが同時進行することも。洗いものの強い味方になってくれるダブルシンク(写真撮影/内海明啓)

ボリュームの多い仕事のときは、なべやフライパンを洗うことと野菜洗いが同時進行することも。洗いものの強い味方になってくれるダブルシンク(写真撮影/内海明啓)

奥行と幅のある収納スペースに電子レンジや炊飯器、電気ポットをセットイン。使用時にトレイを引けば、湯気で収納家具を傷めることはありません(写真撮影/内海明啓)

奥行と幅のある収納スペースに電子レンジや炊飯器、電気ポットをセットイン。使用時にトレイを引けば、湯気で収納家具を傷めることはありません(写真撮影/内海明啓)

リフォーム前、1台しか置けなかった冷蔵庫は2台に。修理やメンテナンスの費用も考えて、業務用ではなく家庭用冷蔵庫を使用しています(写真撮影/内海明啓)

リフォーム前、1台しか置けなかった冷蔵庫は2台に。修理やメンテナンスの費用も考えて、業務用ではなく家庭用冷蔵庫を使用しています(写真撮影/内海明啓)

料理や用途に応じて調理グッズも使い分け

落合さんが提供しているレシピは、「優しく・おいしく・楽しく」がモットー。それはキッチンだけでなく、使っている調理グッズにもあらわれています。

スパイスを挽くグッズも、ピリッとしたスパイシーさや粒感が欲しいときにはオリーブの木でできたすりこぎを使用するとか。香りを重視したいときは細かく挽ける陶器のすりこぎを使うなど、用途に応じて使い分けているそうです。

ずっしりした重みのある天然オリーブの木でつくられたすりこぎ(左)と、益子焼展で一目惚れして買った青森在住の作家による陶器のすりこぎ(右)(写真撮影/内海明啓)

ずっしりした重みのある天然オリーブの木でつくられたすりこぎ(左)と、益子焼展で一目惚れして買った青森在住の作家による陶器のすりこぎ(右)(写真撮影/内海明啓)

“本気キッチン”で生み出された、落合さん考案のレシピ集(写真撮影/内海明啓)

“本気キッチン”で生み出された、落合さん考案のレシピ集(写真撮影/内海明啓)

明るくて気さくな落合さん。翌日に大きな仕事を控えていたにもかかわらず、快く取材を受けてくださいました。落合さんのこだわりのひとつ「素材本来がもっている風合いや味」は、ステンレスや床板に限らず、ひとつひとつの食材に対しても同じ想いなのでしょう。時間や手間を惜しまず、丁寧に素材の良さを引き出す落合さんの料理マジックを、教えていただきたくなりました。

●取材協力
・落合貴子さん
自然食品メーカーにてカウンセリングなどの実務経験を経て、フードコーディネーターに転身。多数の料理家アシスタントを務め、料理家として独立。現在2児の母親であり、テレビや雑誌などで「優しく・おいしく・楽しく」を心がけたレシピを提案している。
・一級建築士事務所 木暮建築設計室