孫さんのお話

こんにちは、リバ邸渋谷のさくらです。

いきなりですが、孫泰蔵さんが事業立ち上げに苦戦している時、

兄である孫正義さんが

「お前は今俺に助けてほしいと思っているだろうが、俺は助けないぞ。起業はマリオと同じなんだ。最初は弱い主人公がステージをクリアしていくごとに強くなっていくのであって、そこをすっ飛ばして、弱いまま上のステージに行っても倒されるだけだ。」

と言った話があります。

今回、まさに私はそのことを痛感しました。

 

全員が顔見知りでなく、性別もばらばらのリバ邸。

そんなリバ邸で難なく暮らしていけるようになれば、最高のコミュニケーション能力が得られると思っていた時期もありました。

逆に言えば、レベルの高いシェアハウスなのだと思う。

【成長したい】【日々に変化が欲しい】と思っている方にはすごく刺激になるんではないでしょうか。

 

今後リバ邸で暮らす方々が、楽しく暮らしていけますように!

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現在絶賛募集中です!
興味ある方は気軽に連絡して、遊びに来てください♪
→livertysby@gmail.com
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空につながるアトリエ的空間

所在地:渋谷区恵比寿西
50万円 / 100.26平米
東急東横線「代官山」駅 徒歩1分

広く天井が抜かれた空間と、空まで手が届きそうな約49㎡の大きなルーフバルコニーのある物件。色々な使い方の可能性を感じて、とてもわくわくしました。グリーンを置いたバルコニーでぜいたくに"伸び"をしてみませんか。



代官山駅から徒歩1分、おしゃれな街並みを楽しむまでもなく到着してしま ... 続き>>>.
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さわやかが過ぎる部屋

所在地:世田谷区奥沢
12万5,000円 / 33.81平米
東急東横線・東急大井町線「自由が丘」駅 徒歩5分

なんとさわやかな!部屋に入るなり、心からそう感じまして。日の入り方、白を基調とした雰囲気、窓から見える青空。実に気持ちいい部屋だなと。



天井は抜かれて上がっています。角部屋で2方向から光が入ってきて、周りに高い建物がないので風通しもよく。



これだけ心地よいと、部屋にいる時間が ... 続き>>>.
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マグノリアと共に暮らす

所在地:東京都港区白金台
18万~23万5,000円 / 34.59~49.41平米
南北線・都営三田線「白金台」駅 徒歩4分

場所は白金の閑静な住宅街。古くから庭木として親しまれるマグノリアを、シンボルツリーにした新築集合住宅。



玄関前がテラスのようなスペースでつながり、各住戸の入り口の隣に大きな窓を設置しました。入居者どうしでコミュニケーションが生まれやすいよう設計されたのだとか。



内装は、ナチュ ... 続き>>>.
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紅葉坂を越えて【ワンルーム】

所在地:横浜市西区伊勢町
7万3,000円 / 23.2平米
京浜東北線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅 徒歩10分

桜木町駅から向かうと、途中に「紅葉坂」という素敵な坂があって、それを過ぎて少し行くと、キリっとした顔立ちのマンションが姿を現します。



竣工して7年経ちますが、専有部も共用部もキレイに保たれています。



室内は無垢のフローリングが敷かれ、壁は白、天井はコンクリート打ち放しになって ... 続き>>>.
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広〜いたまプラ一戸建

所在地:横浜市青葉区新石川
21万円 / 192.72平米
東急田園都市線「たまプラーザ」駅 徒歩12分

たまプラの駅前を抜けて少し歩いた住宅街に立つ、一戸建てのご紹介です。敷地は旗竿の形のため、アプローチが長く、その部分が駐車場になっています。その先に白い外壁と瓦屋根のコントラストが印象的な外観が見えてきます。



建物は木造2階建てで、地下室に約12畳の空間とボイラー室があります。 ... 続き>>>.
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かき氷とリノベーション

所在地:神奈川県川崎市鷺沼
8万5,000円 / 30.39平米
東急田園都市線「鷺沼」駅 徒歩11分

鷺沼駅から丘の地形を感じながら歩くこと11分。閑静な住宅街の、通りから少し奥まった場所に隠れるように建つレトロマンションが、予想外に面白いことになっていました。



足場板の床はいい感じに味が出てきていて、場所によっては割れたり暴れたりもしているのですが、フローリングというより木の ... 続き>>>.
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「民泊」を利用したきっかけ、「友人や知人に勧められて」49%

本年6月に「住宅宿泊事業法」、通称「民泊新法」が施行された。一般の民家に宿泊する「民泊」が、訪日客の増加などによって注目を集めている。そこで(株)エアトリ(東京都新宿区)は、10月11日~10月16日、10代~70代の男女838名を対象にインターネットで「民泊」に関する調査を行った。
それによると、「民泊」について利用したり聞いたりしたことがありますか?では、「使ったことがある」が20.4%、「使ったことはないが、どのようなものかよく知っている」45.7%、「名前を聞いたことがある」32.2%、「知らない」は僅か1.7%という結果だった。

利用経験者に「民泊」を何回利用したことがありますか?と聞いた項目では、「1回」が30.4%、「2回~4回」が50.3%、「5回~9回」が9.4%、「10回以上」が9.9%と、7割以上の人が複数回「民泊」を利用したことがあると回答している。また、利用した場所では「海外」が43.9%、「国内・海外の両方」が19.3%と、民泊利用経験者の内、6割以上が海外での利用経験があるようだ。

「民泊」を最初に利用したきっかけとして最も多かったのは「友人や知人に勧められて/誘われて」で、約半数の49%。「安く泊まれる宿泊施設を探して」が24%。「新聞やWEBなどのニュースで知って」22%、「身近に民泊の提供者がいたので」16%、「大人数で泊まれる施設を探して」14%が続く。

「民泊」を初めて利用した際に重視したポイントは、「価格」が75%と最も多く、次いで「立地」71%、「安全性」39%の順。また、今後の「民泊」に対する利用意向については、利用経験者の58%が「今後も利用しようと思う」と回答している。全体でも34%が今後「利用しようと思う」と回答し、「民泊」への高い興味が伺える。

「民泊」を利用してみた感想としては、『長期滞在の場合、キッチンやランドリーが使え便利』(40代/女性)、『大人数で利用する場合、利用料金を頭割りするのでかなり安くなる』(30代/女性)、『普段見る機会がない、その国の人が住む家を見ることが出来るのも楽しみの1つ』(30代/女性)などがあった。

ニュース情報元:(株)エアトリ

池袋に新たなランドマーク、「キュープラザ池袋」2019年7月開業

東急不動産(株)と佐々木興業(株)が東池袋一丁目で建設を進める商業施設の名称が「キュープラザ池袋」に決定した。開業は2019年7月を予定している。同施設は、JR山手線等「池袋」駅徒歩4分に誕生する地下2階・地上14階建の商業施設。東急不動産が展開する都市型商業施設ブランド「キュープラザ」のひとつで、2017年に開業した「キュープラザ二子玉川」に続く5番目の施設となる。

施設コンセプトは「ENTERTAINMENT PLAZA(エンターテイメントプラザ)」。様々な体験・体感をしながら、楽しい時間を過ごすことができる新しい商業空間を目指すという。

4階~14階には、佐々木興業グループが運営する12スクリーン・約2,500席からなる都内最大級のシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」が出店。高さ18.9m、幅25.8mのスクリーンを備えた「IMAX(R)レーザー/GTテクノロジー」シアターや、体感型アトラクションシアター「4DX(R)」をはじめ、従来のシネコンの基準を超える設備とサービスで未来基準のエンターテイメントを提供していく。

また、施設屋上にバッティングセンター、地下1階から3階の低層フロアにはバラエティ豊かな11店舗の出店も決定した。

池袋東口エリアでは、同施設だけでなく、豊島区庁舎・豊島公会堂跡地等の建替プロジェクト「Hareza(ハレザ)池袋」が2019年から2020年にかけて開業を予定しており、更なる賑わいの創出やエリア回遊性が期待されている。

ニュース情報元:東急不動産(株)

国土交通省、神戸・新港町の再開発事業を認定

国土交通省は10月23日、都市再生特別措置法の規定に基づき、民間都市再生事業計画「新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業」について認定した。同計画は、本年9月20日付けで住友不動産(株)、関電不動産開発(株)、(株)SMBC信託銀行、合同会社AQUART 神戸、合同会社AQUAR PARK 神戸、合同会社デカンショライオン、(株)フェリシモから申請があったもの。事業区域は兵庫県神戸市中央区新港町71他。事業面積は34,877.95m2。

計画では、共同住宅や商業など、全6棟の建物を建設する予定。文化、商業、ビジネス、居住など様々な機能を複合的に導入していく。また、歩道の拡幅や広場、デッキの整備を行うことで、回遊性の向上を図るとともに、神戸港の雰囲気を満喫できる新たな景観スポットの創造を目指す。

事業施行期間は、2019年4月15日~2024年5月31日を予定している。

ニュース情報元:国土交通省

「鳥栖プレミアム・アウトレット」第4期増設、2019年秋開業

三菱地所・サイモン(株)は、「鳥栖プレミアム・アウトレット」(佐賀県鳥栖市)の第4期増設を決定した。増設エリアは本年11月に着工し、開業は2019年秋を目指す。「鳥栖プレミアム・アウトレット」は、同社の国内4か所目のプレミアム・アウトレットとして2004年3月に開業した施設。2007年12月、2011年7月の増設を経て、現在144店舗が出店する九州エリア最大級のアウトレットセンターとなる。佐賀県鳥栖市弥生が丘8-1、九州エリアにおける交通結節点である鳥栖インターチェンジから約3kmに位置している。

今回の増設では、約20店舗、店舗面積約3,600m2規模を拡大。施設の魅力を更に高めていく。

ニュース情報元:三菱地所・サイモン(株)

中古マンション価格、近畿圏は8ヵ月連続上昇

(株)東京カンテイは10月24日、2018年9月度「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70m2価格月別推移」を発表した。それによると9月の首都圏中古マンション価格は、前月比-0.1%の3,636万円と僅かに弱含んだ。都県別では、東京都は-0.2%の4,894万円、神奈川県は+0.1%の2,890万円、埼玉県は横ばいの2,295万円に留まった。一方、千葉県は市川市や船橋市などの主要エリアが牽引する形で、+0.7%の2,020万円と再び上昇した。

近畿圏平均は前月比+0.8%の2,223万円で8ヵ月連続の上昇。大阪府では+0.3%の2,418万円と小幅ながら3ヵ月連続のプラス。兵庫県も+1.4%の1,912万円と引き続き上昇した。中部圏平均は前月比+0.9%の1,838万円、愛知県は+1.6%の1,982万円と再び上昇した。

近畿圏や中部圏では季節要因による影響もあり価格上昇の上振れも見られたが、首都圏では東京都をはじめ限定的な動きに留まっている。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

AbamaTVのラップスタア誕生に出場したラッパーに作曲してもらいました。

リバ邸渋谷のげんげんです。

YouTubeでPv作って音楽やっている高校の友人と家に行き、
彼が作詞作曲で僕がサビだけ歌いました。

作り始めてサビめっちゃいけてるという話になり、
全部一曲作ろうという話になりました!

コンビ組んで何曲」か作りたいです。

そんな彼個人のYouTubeのチャンネルはこちら
USO Elizabeth G
そういえば、リバ邸もうすぐでます。
生意気でしたけど、さようなら。

中古リノベを選ぶ独身女性が増加中! リノベ女子の暮らしとは

東京をはじめ首都圏で、中古マンションをリノベーションする一人暮らしの女性が増えている。住まいに合わせて暮らすのではなく、住まいを自分らしく変えられるリノベーション。今回は、中古マンションを購入してリノベーションし、理想の暮らしをかなえた「中古リノベ」の実例とともに、選択する人が増えている背景やメリット・デメリットを紹介する。
賃貸・新築購入に並び「中古リノベ」も次の住まいの選択肢に

「実は中古マンションを買って、リノベーションしたんだ」という知り合いが周りにチラホラ現れ、「中古リノベ」が賃貸への引越しや新築マンションの購入と同じような感覚で、次の住まいを考える際に選択肢のひとつになってきていることを実感している人も多いだろう。
ある程度カスタマイズできる賃貸や新築も増えているが、なぜ中古物件を買ってリノベーションをする「中古リノベ」を選ぶ人、特に単身の女性が増えてきているのか。リノベーションのメリット・デメリットと照らし合わせながら、その理由を探っていこう。

「中古リノベ」は住まいに感性を反映できる点が大きなメリット

10年ほど前までは、住まいに手を加える場合、“リフォーム”と呼ぶことが多かったが、現在は“リノベーション”と呼ぶ場合がほとんどだ。両者の違いを一般社団法人 リノベーション協議会では、壊れたトイレの交換や破れた壁紙を張り替えるなどの“原状回復”がリフォームであるのに対し、使える箇所があれば残しつつ暮らしに合わせた家全体の改修をリノベーションと定義している。従来はパーツの組み合わせが中心の「修繕」という概念から、最近は空間全体をオーダーメイドする人が増え、その自由度も格段に大きくなっていると言える。

画像提供/リノベーション協議会

画像提供/リノベーション協議会

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同協議会の樽宏彰さんによると、リノベーションをする人が増えてきた理由は「住宅ローンを組むことが可能になった」点が最も大きいという。20年くらい前までは、リノベーション費用を住宅ローンで一本化して組むことができず、現金で支払うか、別途金利の高いリフォームローン等で手当てするしかなかった。「リノベーション済み物件」が登場し、中古相場で「リノベーション」の価値が認知されるようになり、追いかけるようにここ10年で「中古物件+リノベーション」の一本で住宅ローンを組めるようになった。

「中古リノベ」を選ぶ人のなかでも単身の人は、「賃貸で保証人などで苦労しなくて済むように所有しておく『将来の住まいに対する備え』、新築ほど高価な資産は必要ないが自分らしい暮らしがしたい『経済合理性を求めつつ資産形成』の視点をもっている方が多いように思います」と樽さん。

特に女性には、インテリア好きや料理などの趣味をもつ人も多い傾向があり、実現したい暮らしをイメージすること、つまり感覚的な部分から、マンションの購入を検討しはじめるという。

賃貸とは違い、自分のものになること。未完成の新築物件とは違い、現状を確認して購入し自由に設計できること。そして何より、“新築にはない味わい”があることが、感覚的な部分からスタートしている彼女たちにとって、大きく響くのだろう。

リノベーションの認知度・関心度に関する調査「『住宅購入・建築検討者』調査(2016年度)」(リクルート住まいカンパニー※詳細は記事末にて) リノベーションの認知度は96.9%、関心度は52.1%で、2016年時点で2012年の約1.8倍に。世帯別では、男女ともにシングル層の認知度が高いことが分かる

「『住宅購入・建築検討者』調査(2016年度)」(リクルート住まいカンパニー※詳細は記事末にて)
リノベーションの認知度は96.9%、関心度は52.1%で、2016年時点で2012年の約1.8倍に。世帯別では、男女ともにシングル層の認知度が高いことが分かる

「中古リノベ」のデメリットを理解した資金計画が重要

ただし、「中古リノベ」にはメリットばかりでなくデメリットもあるので注意が必要だ。マンションの面積や築年数、耐震性などの条件によって、住宅ローン減税制度(ローンの一部に相当する金額が所得税や住民税から控除される制度)が使えない場合や、住宅ローンが組めるようになったとはいえ、物件価格+リノベ工事費のフルローンを組むことが難しい場合がある。

特に単身の場合は、一人で完済できるかを問われるため、無理のない資金計画が重要となる。中古マンションの購入に当たっては、年収や勤続年数などで借りられる金額に差が出るが、自己資金が必要な場合があり、早い段階で不動産会社経由でローンの相談をしておくといいだろう。一般的に「年収の5倍、年間の所得に対して25%のローンの支払い」の範囲に収めるのが理想的とされるので、参考にしよう。

“理想の暮らし”を形にした実例を紹介

身を置きたい空間のイメージがふくらみ、資金を用意できたら、準備万全! 「中古リノベ」を実現させるには、どんなステップを踏むのか。東京都豊島区の中古マンションを購入し、リノベーションを行ったKさん(40代・女性・独身)の実例を紹介しながら、その流れを追っていこう。

天井や配管がむき出しになった躯体現しの内装。それでも優しい質感の白い壁や木のフローリングに温もりを感じられ、Kさんが買い集めた古家具やアンティークの照明が良く合う(写真撮影/masa(PHOEBE))

天井や配管がむき出しになった躯体現しの内装。それでも優しい質感の白い壁や木のフローリングに温もりを感じられ、Kさんが買い集めた古家具やアンティークの照明が良く合う(写真撮影/masa(PHOEBE))

以前は家族所有のマンションで暮らしていたKさん。駐車場の隅で偶然出会った生まれたばかりの野良猫、現在は一緒に暮らす「わさび」(取材時3歳・メス)との出会いが「中古リノベ」への背中を押した。

「管理規定でペットが飼えないマンションだったのですが、そのまま見捨てることもできず、里親を探したり、友人に預けたりしていました。しかし、引き取り手が見つからず、安心して飼える環境が必要だと感じました」とKさん。また、蚤の市やアンティークショップなどを巡り、掘り出し物を探すのが好きなKさんは、「自分の暮らしの理想形があったのと、40代という年齢は、ローンを組むならそろそろリミットかなと思って」と、このタイミングでマンション購入に踏み切った理由を振り返る。

内覧した際に気になったという梁の出っ張りは、躯体現しで活かした。左側に写る対面式キッチンのカウンターは、この雰囲気に合う質感をもち、水に強いモールテックス仕上げに(写真撮影/masa(PHOEBE))

内覧した際に気になったという梁の出っ張りは、躯体現しで活かした。左側に写る対面式キッチンのカウンターは、この雰囲気に合う質感をもち、水に強いモールテックス仕上げに(写真撮影/masa(PHOEBE))

窓の外には視界を遮る物がなく、カーテンが不要なほど。カーテンレールは今や、植物をつるすために機能している(写真撮影/masa(PHOEBE))

窓の外には視界を遮る物がなく、カーテンが不要なほど。カーテンレールは今や、植物をつるすために機能している(写真撮影/masa(PHOEBE))

物件探しへと動き出し、当初は新築やリノベ済み物件を探した。しかし、イメージする暮らしと間取りが合わず、中古マンションを買って、自分好みに変えようと思うようになったという。条件はまずペット可であること。そして以前の住まいより広い50平米以上、通勤に便利な場所、駅徒歩数分以内であることなどを優先項目に挙げ、ピックアップした物件を不動産屋さんと約2カ月半、毎週2、3件、計10件ほど内覧した。

LDKには、わさびが運動できるようにキャットウォークを設けた。登りやすさはもちろん、年を取ってわさびが遊ばなくなったら棚として使えるようにも考慮されている(写真撮影/masa(PHOEBE))

LDKには、わさびが運動できるようにキャットウォークを設けた。登りやすさはもちろん、年を取ってわさびが遊ばなくなったら棚として使えるようにも考慮されている(写真撮影/masa(PHOEBE))

LDKにはキャットトンネルがあり、キャットトイレがある洗面脱衣室につながっている(写真撮影/masa(PHOEBE))

LDKにはキャットトンネルがあり、キャットトイレがある洗面脱衣室につながっている(写真撮影/masa(PHOEBE))

その際、「SUUMOジャーナルに掲載されていた『中古マンション見学のポイント』を参考に、部屋以外にもマンションのゴミ置き場、駐輪場が整理整頓されているかなど管理状態もチェックしました」とKさん。築年数がたっているが、管理体制がしっかりしていることもあって気持ち良く過ごせているという。

現在住む物件は、候補のなかで当初の条件に合う順位としては下位のほうだったというが、「当時現在のLDK部分を仕切っていたアコーディオンカーテンを開けたとき、視界が開けたのが気持ち良く、見晴らしが気に入って購入を決めました」

部屋が細かく分かれていた約71平米の2LDKを、ドアがなく緩やかに区切られた1LDKに変更。さらに玄関土間を広げ、オープンな収納にしたことで、よりのびやかな空間に生まれ変わった(画像提供/インテリックス空間設計)

部屋が細かく分かれていた約71平米の2LDKを、ドアがなく緩やかに区切られた1LDKに変更。さらに玄関土間を広げ、オープンな収納にしたことで、よりのびやかな空間に生まれ変わった(画像提供/インテリックス空間設計)

フィーリングが合う会社や担当者との出会いも重要

物件探しの段階からリノベーション会社に依頼すれば、物件探しからリノベーション工事まで、ワンンストップで行ってくれる。その場合は、どの壁が壊せて、どの部分が変えられないなど、アドバイスを受けながら物件を探すことができるので、効率が良いと言えるだろう。

しかしKさんの場合は自分で物件を探し購入したため、希望を実現できるリノベーション会社を別途探す必要があった。Kさんは雑誌などを見て気に入る事例ページをブックマークして、その数が多い3社ほどに連絡。好きなインテリアショップなどの話が合った会社に依頼することにした。

LDK入口のアンティークの扉。プランが決まる前にKさんが一目ぼれし購入したもので、補修して使用している。リノベーション会社によって、部材の持ち込みは不可の場合があり注意が必要(写真撮影/masa(PHOEBE))

LDK入口のアンティークの扉。プランが決まる前にKさんが一目ぼれし購入したもので、補修して使用している。リノベーション会社によって、部材の持ち込みは不可の場合があり注意が必要(写真撮影/masa(PHOEBE))

洗面台のレトロな鏡は、引越し祝いに友人からプレゼントしてもらったもの。こだわりがなかったという水まわりの機能はシンプルに。その分居室に予算を回し、費用面でメリハリをつけた(写真撮影/masa(PHOEBE))

洗面台のレトロな鏡は、引越し祝いに友人からプレゼントしてもらったもの。こだわりがなかったという水まわりの機能はシンプルに。その分居室に予算を回し、費用面でメリハリをつけた(写真撮影/masa(PHOEBE))

設計担当者とは、1カ月半で5回ほど打ち合わせを行い、3パターンほど提案があったという。「担当者とはひたすら意見交換し、一緒に1カ月半の間、ひたすら部屋のことを考えていました。自分の好みを突き詰める、いい時間だったと思います。大変な面もありましたが、その分、図面、そして部屋が完成したときは感動しました」

リノベーション会社の担当者のアドバイスに沿って近隣住民への挨拶を行い、購入契約後から工事を開始。入居はその4カ月後になった。

お気に入りだけに囲まれた自分仕様の住まい

現在の住まいでKさんは、休日にはインナーテラスで本を読んだり、ソファに腰掛けてDVDを観たりと、目的なしにゆっくり過ごしているそう。

寝室に設けたインナーテラスは、主に南向きで2面採光のため、日当たり・風通しともに良好。梁の出っ張りと床タイルでの切り替えが、寝室とインナーテラスとを視覚的に区切る(写真撮影/masa(PHOEBE))

寝室に設けたインナーテラスは、主に南向きで2面採光のため、日当たり・風通しともに良好。梁の出っ張りと床タイルでの切り替えが、寝室とインナーテラスとを視覚的に区切る(写真撮影/masa(PHOEBE))

模様の入ったすりガラスが味わい深い棚も、Kさんが以前の住まいから使っていた古家具のひとつ。以前は食器棚としての役割を果たしていたが、現在の住まいでは本棚に(写真撮影/masa(PHOEBE))

模様の入ったすりガラスが味わい深い棚も、Kさんが以前の住まいから使っていた古家具のひとつ。以前は食器棚としての役割を果たしていたが、現在の住まいでは本棚に(写真撮影/masa(PHOEBE))

「以前から気になってはいたものの、中古マンションを買ってさらにリノベーション工事と、ゼロからやるのは難しいと最初は思っていました。でもちょっとした理由から実際に動いてみて、振り返ると意外と思い通りに部屋全体を自分仕様にできたので、『中古リノベ』がブームとなっている理由が分かる気がします」

都心にもかかわらず、日当たり・風通しがよく開放的で心地よい空間。古くから建つため、恵まれた立地条件であることが多いのも中古マンションならではのメリットだ。わさびもこの部屋にお気に入りの場所をたくさん見つけ、のびのび暮らしている。

インナーテラスで日向ぼっこをするわさび。風通しを良くするために開けられたウィークインクローゼットの上やインナーテラスのカウンターなど、お気に入りの場所を教えてくれた(写真撮影/masa(PHOEBE))

インナーテラスで日向ぼっこをするわさび。風通しを良くするために開けられたウィークインクローゼットの上やインナーテラスのカウンターなど、お気に入りの場所を教えてくれた(写真撮影/masa(PHOEBE))

部屋が完成した後も少しずつ手を加えながら、自分らしい暮らしを満喫しているKさん。「家に居る時間が増えたのと、余計なものを買わなくなりました。本当に気に入ったものしかこの空間に置きたくないので」と、部屋全体を愛おしそうに眺める様子が印象に残った。

窓が多くドアが少ない開放的なKさんの住まい。好みの内装写真を通して建築士とイメージを共有。特に取り入れたかった室内窓にはこだわり、色とサイズを入念に確認して造作した(写真撮影/masa(PHOEBE))

窓が多くドアが少ない開放的なKさんの住まい。好みの内装写真を通して建築士とイメージを共有。特に取り入れたかった室内窓にはこだわり、色とサイズを入念に確認して造作した(写真撮影/masa(PHOEBE))

●取材協力
リノベーション協議会●実例の設計・施工
インテリックス空間設計●調査概要
「『住宅購入・建築検討者』調査(2016年度)」(リクルート住まいカンパニー)