年末大掃除、念入りにやりたい主婦が例年より増加

DCMホールディングス(株)(東京都品川区)は、このたび「2018年度 年末大掃除についての調査」を実施した。調査時期は2018年9月末~10月中旬。全国の既婚女性を対象に行い、300人から回答を得た。これまでの年末大掃除についての実施状況では、「いつもよりちょっと気合いを入れて掃除をした」「家じゅう徹底的に掃除をした」と回答した人が合わせて51%。これに対し、今年の大掃除実施予定は、「いつもよりちょっと気合いを入れて掃除をするつもり」「家じゅう徹底的に掃除をしたい」と回答した人は合わせて72%となり、今年の年末大掃除は例年以上に念入りにやるつもりの人が多いようだ。

テレビやインターネットの裏ワザ実施状況について、お掃除の裏ワザを「試したことがある」と答えた人は61%と過半数を占めた。一方、「お掃除の裏ワザ」を実際に試してみて、イマイチだと思ったことはあるかという質問には36%の人が「はい」と回答している。

なんとかして落としたいと思うガンコな汚れに当てはまるもの(複数回答)は、「油汚れ」がトップで66%。「水アカやカルキ汚れ」54%、「蓄積汚れ(トイレや壁の黄ばみ、床の黒ずみなど)」45%、「カビ」44%が続く。

使ってみたい掃除グッズ(複数回答)としては、「普段から使用している使い慣れた市販のグッズ」42%に対し、「ちょっと価格が高くても汚れが格段に落ちるプロ仕様のグッズ」36%、「面倒な準備や調合いらず、強力な汚れもこれ一つで、といった業務用のグッズ」29%といった回答があり、プロ仕様や業務用グッズを使用してみたい人が多いようだ。

ニュース情報元:DCMホールディングス(株)

首都圏の中古戸建、成約価格は前年比5.0%下落

(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は11月12日、首都圏における2018年10月度・不動産流通市場の動向を公表した。それによると、10月の首都圏中古マンション成約件数は前年比マイナス0.2%の3,096件と、ほぼ横ばいながら3ヶ月ぶりに前年同月を下回った。成約m2単価は前年比プラス0.8%の50.57万円/m2、成約価格は同2.0%上昇の3,275万円、ともに2013年1月から70ヶ月連続で前年同月を上回った。専有面積は前年比プラス1.2%の64.76m2だった。

中古戸建においては、成約件数は前年比1.7%減少の1,067件。成約価格は前年比5.0%下落の2,951万円と、9月に続いて前年同月を下回った。土地面積は前年比マイナス2.7%の142.16m2、建物面積は前年比プラス0.2%の105.65m2だった。

ニュース情報元:東日本レインズ

仙台市「泉パークタウン」で社会課題解決型まちづくり

三菱地所(株)、パナソニック(株)、パナソニック ホームズ(株)、関電不動産開発(株)は、「泉パークタウン」(宮城県仙台市)に位置する第6住区東工区の住宅地開発における事業協定を締結した。三菱地所、パナソニック ホームズ、関電不動産開発の3社による共同開発方式を採用し、同事業に着手する。「泉パークタウン」は仙台市泉区で1974年にまちびらきをしたニュータウン。三菱地所グループが40年以上にわたり居住者や仙台市とともにまちづくりを進めている。

今回、三菱地所が行ってきたまちづくりに加え、パナソニックグループが保有するエネルギー・セキュリティ・モビリティ等の先進技術や、戸建住宅事業で培った住まいづくり、サスティナブル・スマートタウンのノウハウに加え、関電不動産開発のまちづくりノウハウを掛け合わせ、サスティナブル&スマートなくらしを具体化した社会課題解決型まちづくりを目指す。

開発面積は481,194m2(145,561坪)。一戸建用宅地を721区画開発する。工期は2018年11月28日~2021年12月下旬の予定。2022年のまちびらきに向け、様々な企業・団体との共同研究も積極的に展開し、幅広い視点から新しい技術・発想を取り入れていくという。

ニュース情報元:三菱地所(株)

どこまでも続く家いえ

所在地:杉並区梅里
11万~13万円 / 42.52~53平米
丸ノ内線「新高円寺」駅 徒歩7分

淡いピンク色で薄い外観の建物の最上階8階。そこからの景色は、背の低い家の屋根がどこまでも続いていました。部屋に入って奥へ進むと、思わず足がすくむような浮遊感があります。



眺望が良いのに加え、この特徴的な間取りも欠点のようで意外と使いやすいんじゃないかと思うんです。



「田」の字 ... 続き>>>.
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「3万円の高級キャットハウス」「タイニーハウスでのシンプルで豊かな暮らし」【10月人気記事まとめ】

涼しくなったと思ったら、途端に冬の気配を感じる今日このごろ。さてSUUMOジャーナルで10月に公開した記事では、「タイニーハウスでの暮らし」や「段ボールハウスで小屋づくり」など、暮らしを楽しんでいる人の記事が人気でした。TOP10の記事を詳しくご紹介します。
10月の人気記事ランキングTOP10はこちら!

第1位:フランス製3万円の“高級キャットハウス”が日本で支持される理由
第2位:「渋谷駅」まで電車で30分以内・家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
第3位:アメリカ発の「小さな家」 タイニーハウスで実現する“シンプルで豊かな暮らし”
第4位:中古リノベを選ぶ独身女性が増加中! リノベ女子の暮らしとは
第5位:大人の段ボールハウス&家具をつくる!「部屋に小屋」を30分で
第6位:あなたの都道府県のマンション、平均年収の何倍で買える?
第7位:危険な埋め立て地、どう見分ける? 北海道地震でも液状化被害
第8位:共働き夫婦の理想の休日。ママは「一人で」パパは「家族と」自宅で過ごしたい…
第9位:リノベパーツを駆使した「toolbox」な暮らし その道のプロ、こだわりの住まい[1]
第10位:【シングル編】品川駅まで30分以内・中古マンション価格相場が安い駅ランキング
※対象記事:2018年10月1日~2018年10月31日までに公開された記事
※集計期間:2018年10月1日~2018年10月31日のPV数の多い順

第1位:フランス製3万円の“高級キャットハウス”が日本で支持される理由

(画像提供/株式会社モダニティ)

(画像提供/株式会社モダニティ)

通常、5000円~1万円程度のキャットハウスですが、3万~4万円という高級タイプも販売されるようになりました。猫にとって居心地がいいことはもちろん、インテリアとなじむ高いデザイン性が飼い主にも好評なようです。猫も人も快適に暮らすために、こんなぜいたくもありかもしれません。

第2位:「渋谷駅」まで電車で30分以内・家賃相場が安い駅ランキング 2018年版

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

人気エリア・渋谷駅まで30分以内の、ワンルーム・1K・1DKを対象にした家賃相場が安い駅ランキングを分析してみたところ、該当の26駅すべてで家賃が6万円台という驚きの結果に! ランキングに入った駅があるのは、いずれも閑静な住宅街。落ち着いた暮らしと繁華街までのアクセスの利便性が両立できる暮らしに興味をもったら、記事でランキングの詳細を確認してみてくださいね。

第3位:アメリカ発の「小さな家」 タイニーハウスで実現する“シンプルで豊かな暮らし”

(画像提供/YADOKARI株式会社)

(画像提供/YADOKARI株式会社)

ここ数年で注目を集めているタイニーハウス。タイニーハウスとは? 建てるにはどうしたらいいの? そんな疑問に対する解説や、実際にタイニーハウスに住んでいる方のお話しをご紹介します。住むきっかけ、メリット、デメリットを参考に、ご自身の暮らしを見つめ直してみるのもいいかもしれません。

第4位:中古リノベを選ぶ独身女性が増加中! リノベ女子の暮らしとは

(写真撮影/嶋崎征弘)

(写真撮影/嶋崎征弘)

リノベーションのメリットは、住まいを自分らしく変えることで、理想の暮らしがかなうこと。「中古リノベ」を実現させるにはどんなステップを踏めばいいのでしょうか。中古マンションを購入しリノベーションを行った実例で、流れと、理想の暮らしを手に入れた女性の充実ライフをご覧ください。

第5位:大人の段ボールハウス&家具をつくる!「部屋に小屋」を30分で

(画像提供/段ペディア)

(画像提供/段ペディア)

低価格でどこでも手軽に入手可能、それでいて軽くて丈夫な段ボール。最近では家具や遊具や防災用品、そしてアートとしても注目されているとか。そんな段ボールで個室をつくってみました。所要時間はわずか30分! そして材料も段ボールとテープ、接着剤のみ。部屋の中の小屋、「秘密基地」つくりにチャレンジしてみませんか?

家選びに役に立つ記事や、お手本にしたい暮らしについての記事がランクイン

第6位:あなたの都道府県のマンション、平均年収の何倍で買える?

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

“マンションの買いやすさ”を検証するために東京カンテイが出しているのが、都道府県別に算出した、マンション価格の平均年収倍率の調査結果。エリアによって年収倍率は異なるため、あなたが今住んでいる、住みたいと思っている都道府県のマンションはどうなのか、チェックしてみましょう。

第7位:危険な埋め立て地、どう見分ける? 北海道地震でも液状化被害

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

現在の日本では、地盤の強さ・弱さには関係なく、市街地が形成され建物が建っています。今でこそ建物を建てる前には地盤調査を行い、必要があれば地盤改良を行うことが事実上義務付けられていますが、以前は地盤調査すら行われなかったということも。地形の調べ方や、液状化の懸念がある場所に住む場合の注意点など、事前に知っておきたい知識がてんこ盛りです。

第8位:共働き夫婦の理想の休日。ママは「一人で」パパは「家族と」自宅で過ごしたい…

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

住環境研究所が、共働きで子育て中の25~39歳の男女に「休日の理想の過ごし方」について調査したところ、パパとママの回答に違いが! 最近はパパの家事参加も増えたとはいえ、やはりママの家事負担は大きく、それが調査結果に表れているようです。

第9位:リノベパーツを駆使した「toolbox」な暮らし その道のプロ、こだわりの住まい[1]

(写真撮影/嶋崎征弘)

(写真撮影/嶋崎征弘)

何かの道を追求し、私たちに提案してくれる「プロ」。そんなプロならではの住まいの工夫やこだわりを伺う連載です。第1回は、内装建材や家具、住宅設備やパーツを扱うオンラインストアスタッフのリノベーションマンション。設備やパーツを扱うプロである彼女が、好みのパーツを詰め込んだというマンションは果たしてどんな仕上がりになったのでしょうか? 家づくりの進め方やコツについての情報も満載です。

第10位:【シングル編】品川駅まで30分以内・中古マンション価格相場が安い駅ランキング

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

再開発が進められ、これから街の価値が高まることが予想される品川駅。そんな品川駅まで30分以内にあるシングル用の中古マンション相場を調査しました。今回の調査で該当した駅は13駅。30分以内といいつつ、一番近いのはお隣の五反田駅(12位)で、所要時間なんと5分。ほか、山手線の駅がいくつもランクインしています。その他の駅や価格相場は記事でチェックしてくださいね。

10月は「渋谷まで30分以内・品川まで30分以内の相場が安い駅ランキング」と、2本のランキング記事がランクインしたほか、「中古リノベ女子」「プロのこだわりの家」など、自分にとって心地いい家で暮らしを楽しんでいる人の記事がランクインしました。すてきだなと思うところがあったら、ご自身の生活に取り入れてみると、日々の生活がより豊かなものになるかもしれませんよ。

「人間は自然の一部」。八ヶ岳で体験型教育を推進する古川和女史のデュアルライフ あの人のお宅拝見[11]

私が知り合ったころの古川和(カズ)さんは、主婦から起業して体験型科学教育『リアルサイエンス』を、科学者の秋山仁氏らと子ども向けに行っていました。最近は「大人向けに、企業のチームビルディングなんかもやってるのよ!」と、相変わらずアクティブな姉御の行動力に驚くばかり。東京とのデュアルライフを楽しむ、八ヶ岳麓のお宅へ伺って話を聞くことにしました。連載【あの人のお宅拝見】
「月刊 HOUSING」編集⻑など長年住宅業界にかかわってきたジャーナリストのVivien藤井が、暮らしを楽しむ達人のお住まいを訪問。住生活にまつわるお話を伺いながら、住まいを、そして人生を豊かにするヒントを探ります。「アメリカで衝動買いした家具を置くために建てたような家」!?

和(カズ)さんの本宅は東京で、八ヶ岳の麓・大泉町に別荘を建てられたのは約20年前。子ども2人の子育て時代から山登りが好きで、野外活動教育の仲間もいるこの辺りが気に入っていたそうです。
今回も東京で午前中の仕事を終えてから車を走らせ、15時過ぎにこの取材。日常的に行ったり来たりとデュアルライフ(二地域居住)を楽しむアクティブな61歳は、私の憧れです。

クリームイエローに赤のトリムが映える大屋根の外観。取材日は曇りで冴えなかったので、青空の写真を送ってもらいました!(写真撮影/古川和さん)

クリームイエローに赤のトリムが映える大屋根の外観。取材日は曇りで冴えなかったので、青空の写真を送ってもらいました!(写真撮影/古川和さん)

八ヶ岳の家はフィンランドメーカー『ホンカ・ジャパン』のログハウス。山小屋のような丸太組みのログと違って、角型ログで、モダンな雰囲気。断熱性は北欧仕様なので秋冬は冷え込む八ヶ岳でも問題なし。

大きな家の小さな玄関、個性的なデザインは童話の世界のよう(写真撮影/片山貴博)

大きな家の小さな玄関、個性的なデザインは童話の世界のよう(写真撮影/片山貴博)

玄関を入った先に広がる、吹抜けの大空間リビングでお話を伺うことにしました。

ログの構造壁にタイルの床、赤い薪ストーブのある吹抜けのリビング(写真撮影/片山貴博)

ログの構造壁にタイルの床、赤い薪ストーブのある吹抜けのリビング(写真撮影/片山貴博)

私の隣にはアインシュタインの人形が鎮座。アメリカの友人からプレゼントされたそう(写真撮影/片山貴博)

私の隣にはアインシュタインの人形が鎮座。アメリカの友人からプレゼントされたそう(写真撮影/片山貴博)

「やっぱりログだから、内装の木肌が柔らかいし香りも良いのよね。20年たったけど」

お子様も独立され、ますます活動的な和さん。私はテニスでもご一緒し、パワフルなプレーに圧倒されています!(写真撮影/片山貴博)

お子様も独立され、ますます活動的な和さん。私はテニスでもご一緒し、パワフルなプレーに圧倒されています!(写真撮影/片山貴博)

20年前と言えば2人のお子様もまだ10代のころ、40歳そこそこで別荘を持つ余裕に驚き……。
「そういうことでも無いのよ!子どもにも良い場所とは思っていたけれど。実はアメリカの友達が家を売るときに、家具を処分するって言うから『私が買う!』って言っちゃって(笑)。しばらく、置く場所もなくアメリカの倉庫で保管してて、やっとここに置ける家が建てられたの」

イエローがアクセントカラー。壁には絵画より、窓の景色

旦那さまの赴任地だった米国バークレーの友人から買った、お気に入りの家具が10点以上。
「特にこのイタリア製テーブルのデザインが斬新で気に入ったの。このイエローが、インテリアのテーマカラーになりました」

イタリアンモダンのテーブルに合わせたイエローの椅子、右奥にはイエローの冷蔵庫をあえてキッチンの外、斜めに置いてフォーカルポイントに(写真撮影/片山貴博)

イタリアンモダンのテーブルに合わせたイエローの椅子、右奥にはイエローの冷蔵庫をあえてキッチンの外、斜めに置いてフォーカルポイントに(写真撮影/片山貴博)

ほかには、アメリカンBIGサイズのベッドが2階の寝室にありました。窓もベッドに合わせたデザインです。

私もここに泊めていただきましたが、おばさんでもお姫様気分(写真撮影/片山貴博)

私もここに泊めていただきましたが、おばさんでもお姫様気分(写真撮影/片山貴博)

「絵画も好きだけど、この家は壁に絵を掛けていないの。窓にカーテンをせず、窓枠を額縁にした外の景色が絵の代わり」
朝から夜、春夏秋冬。刻々と変化する景色を眺め、過ごす豊かさがここにはあるようです。

和さんが撮った、窓からの富士山や紅葉。一時として同じ景色は無い、自然の醍醐味(だいごみ)(写真撮影/古川和さん)

和さんが撮った、窓からの富士山や紅葉。一時として同じ景色は無い、自然の醍醐味(だいごみ)(写真撮影/古川和さん)

八ヶ岳界隈に住まう、クラフト&アクティブな人々も魅力

子育て主婦だった和さんは、35歳のときにNPO法人『Teaching Kids to Love the Earth』を立ち上げ、体験型学習を実践してこられました。
「アメリカ在住のころはヨセミテへキャンプに行ったり、東京では多摩川で網を投げて魚を獲ったり。子どもと遊ぶのも本格的、自然の中で育つと人への優しさが備わるものよ」
人間も自然の一部だと理解できるようになると、子どもも大人も物の見方が変わるということです。

赤い薪ストーブがリビングのアイコン。床暖房もあるが、薪を焚くと朝までホンワカと暖かい(写真撮影/片山貴博)

赤い薪ストーブがリビングのアイコン。床暖房もあるが、薪を焚くと朝までホンワカと暖かい(写真撮影/片山貴博)

「八ヶ岳界隈はすてきなお店や、面白い人が多くてね。とてもすてきなご夫婦が営まれているインテリアのお店があるの!」と、和さんお気に入りの北欧ヴィンテージ家具ショップが『SKOGEN』。
そのワークショップに参加してつくったペーパーコード編みの椅子が、暖炉の前に2脚(旦那さまと1脚ずつ作製)。

「薪をくべるときに座るとちょうどいい高さなの」。トレーを置くと、サイドテーブルとしても使える優れもの!(写真撮影/片山貴博)

「薪をくべるときに座るとちょうどいい高さなの」。トレーを置くと、サイドテーブルとしても使える優れもの!(写真撮影/片山貴博)

インテリアや手づくりが大好きな和さん。この家を建てるときも、自分で建材・設備を選びにショールームへかなり足を運んだそう。

2階のトイレには、和さんが探して来たパステル色のタイルが貼られていた(写真撮影/片山貴博)

2階のトイレには、和さんが探して来たパステル色のタイルが貼られていた(写真撮影/片山貴博)

「ほかにも東京から移住されたご夫婦で、きれいな畑をやっているお友達がいてね。今日も来る前に寄ったら、いろいろと採れたての野菜を下さったの」

早速、頂いた野菜をダイニングテーブルで並べ始め……(写真撮影/片山貴博)

早速、頂いた野菜をダイニングテーブルで並べ始め……(写真撮影/片山貴博)

八ヶ岳らしいグリーン・アレンジメント完成! 器は人気のプリンセス社(オランダ)ホットプレート(写真撮影/片山貴博)

八ヶ岳らしいグリーン・アレンジメント完成! 器は人気のプリンセス社(オランダ)ホットプレート(写真撮影/片山貴博)

ダイニングルームには、大人数が座れる大きなテーブル。「ここで企業研修をすることもあるの。自炊もチームビルディングの一環」

10人くらいはゆったり座れるテーブル。ここからも、外の緑が目に入る開放的なダイニング(写真撮影/片山貴博)

10人くらいはゆったり座れるテーブル。ここからも、外の緑が目に入る開放的なダイニング(写真撮影/片山貴博)

そしてダイニングの奥には、コンサバトリー(サンルーム)もあります。

「ここは朝、気持ちいいのよー」。朝日が入る、東側にあるコンサバトリー(写真撮影/片山貴博)

「ここは朝、気持ちいいのよー」。朝日が入る、東側にあるコンサバトリー(写真撮影/片山貴博)

食器も好きな和さんコレクションで、朝食風にセットしてもらった(写真撮影/片山貴博)

食器も好きな和さんコレクションで、朝食風にセットしてもらった(写真撮影/片山貴博)

和さん自身がそうであるように、八ヶ岳界隈にはアクティブに何かをするために住まう人が多いよう。そんな活力のあるコミュニティーが、この避暑地ならではだなぁ……と感じました。

老若男女、グローバルな出会いの場になればという想い

海外の子どもたちが環境体験学習を行うのに、ここを拠点にすることもあるようで、こんな色紙を発見。

このお宅のデッキにあふれる子どもたち。つづられた感謝の言葉が並ぶ(写真撮影/片山貴博)

このお宅のデッキにあふれる子どもたち。つづられた感謝の言葉が並ぶ(写真撮影/片山貴博)

色紙の写真は、このデッキ。ハンモックも気持ち良さそう(写真撮影/片山貴博)

色紙の写真は、このデッキ。ハンモックも気持ち良さそう(写真撮影/片山貴博)

「外国人をお招きすることもあるので、一応和室もね」、2階の和室には野点(のだて)の茶道具も収められています。

琉球畳に和紙のランプでモダンな和室。洋風窓も意外と調和(写真撮影/片山貴博)

琉球畳に和紙のランプでモダンな和室。洋風窓も意外と調和(写真撮影/片山貴博)

今回敷地内に、以前来たときには無かった物体や小屋が増築されていました(!?)。

高さ3mの壁、これを道具無しにチームで協力して全員登り切るという課題用

高さ3mの壁、これを道具無しにチームで協力して全員登り切るという課題用

シーソー、複数人が乗ってバランスを取るもの(写真撮影/片山貴博)

シーソー、複数人が乗ってバランスを取るもの(写真撮影/片山貴博)

「これも体験学習のひとつ。大人も子どもも自然のなかで身も心も鎧を脱ぎ捨てて、ひとりではできないことを助け合いながら達成する。人それぞれ得意不得意があって当然、お互いの理解が深まっていくのがチームビルディング」
子どもたちも、そんな体験から“多様性”を肌で実感することになるのだそう。

「今日は曇っていて残念ね」と空を眺めながら、「今度はここでテニス合宿するから、いらっしゃいよ!」と誘ってくれた(写真撮影/片山貴博)

「今日は曇っていて残念ね」と空を眺めながら、「今度はここでテニス合宿するから、いらっしゃいよ!」と誘ってくれた(写真撮影/片山貴博)

八ヶ岳のお住まいも拡張するなか、「今度は東京の家を建て替える計画をしたいの! いつか娘が子育てするのなら二世帯住宅にしたいと思って。子どもも大人も一緒に勉強できるような書斎をつくりたい、天井まで書棚があってハシゴに登って本を取るような……」と、目を輝かせる和さん。その夢は、いくつになっても尽きることが無さそうです。

古川 和
八ヶ岳エナジェティック倶楽部代表
1957年大阪府生まれ。東京都在住、結婚・子育てを経て1992年子どもの環境教育、科学教育の会Teaching Kids to Love the Earthを起業。2000年一橋大学大学院國際企業戦略研究科(非常勤講師)。後に、アクションラーニング研究所を立ち上げ、企業のチームビルディング研修を実施。カリフォルニア大学バークレー校の体験型の科学教育の手法を日本に普及し、NPO法人体験型科学教育研修所を立ち上げ2016年まで活動。2017年より株式会社EHRのエグゼクティブコンサルタント。(文部科学省政策評価有識者会議メンバー、東京学芸大学監事(非常勤)など)。
趣味はテニス、俳句、茶道、美術鑑賞と幅広く、多彩な人脈を持つ。座右の銘:格物致知
株式会社EHR
北欧家具「SKOGEN」