
12万円 / 34.29平米
有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩5分
いわずと知れたヴィンテージ、目白台ハウス。
騒音とは無縁な緑豊かな環境にあります。大きな窓からは、一面の緑。新鮮な風が入り、とても気持ちがいいです。
カーペットと白い壁のシンプルな内装。玄関部分には新たにウォークインクローゼットが設置され、荷物が多い方にも気に入っていただける ... 続き>>>.
圧倒的に不動産情報が多いですが。。。。
リクルート住まいカンパニーでは、 関東圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に居住している20歳~49歳の7000人を対象に実施した「SUUMO住みたい街ランキング2019 関東版」を発表した。前回(2018年)には横浜がTOPの座を奪ったが、2019年はどうなったのだろうか?【今週の住活トピック】
「SUUMO住みたい街ランキング2019 関東版」を発表/リクルート住まいカンパニー住みたい街ランキング2019は、吉祥寺と恵比寿を抑えて横浜が1位を堅持
さて、2019年の住みたい街(駅)ランキングの結果は、2018年に衝撃のセンター(?)を射止めた横浜が2019年も堅持する形となった。TOP3は、1位の「横浜」に次いで、2位「恵比寿」、3位「吉祥寺」となり、前年と同じ順位だった。
住みたい街(駅)総合ランキングトップ10(関東全体/3つの限定回答)(出典:SUUMO)
ただし、4位以下は顔ぶれが変わっている。埼玉県の大宮、浦和の順位が上昇し、神奈川県の鎌倉もTOP10入りを果たした。おしゃれで便利な街のイメージがある品川や目黒は順位を落とした。
ランキング全体を見回しても、都心部の街が順位を下げる一方で、都区部周辺の人気エリアが順位を上げる傾向が見られる。
その背景には、都心部の地価や住宅価格が上昇して、一般ユーザーには身近な存在ではなくなってきていることがあるだろう。それなら、地元の近くで住みやすく便利な街のほうがよいと考えても不思議はない。では、順位を上げた街を取り上げて、詳しく見ていくことにしよう。
ランキング上昇の陰に、地元からの支持あり。便利で住みやすい街を選ぶ兆し急上昇した街をピックアップしてみると、東京都では「三鷹」(総合38位→16位、東京都16位→7位)、神奈川県では「相模大野」(総合59位→47位、神奈川県15位→9位)、埼玉県では「和光市」(総合42位→33位、埼玉県9位→5位)、千葉県では「千葉」(総合53位→28位、千葉県4位→1位)が大きく順位を上げた。
いずれも、住宅地として地元に人気の街だ。加えて、交通アクセスが良く、相模大野や千葉では駅ビルを中心に商業施設が開業するなど賑わいのある街となっている。
和光市は駅前の賑わいにはやや欠けるが、東京メトロ副都心線の開通や他の沿線との相互乗り入れで、始発に乗ってどこにでも行けるという点が魅力だ。もちろん、「和光市行き」を繰り返し耳にすることで知名度が上がった影響もあるかもしれない。
このように、必ずしも広範囲に知名度が高い街でなくても、地元に住む人の支持を集めることでランキングを押し上げる動きが見て取れる結果となった。
居住都県別の住みたい街(駅)ランキングTOP10(出典:SUUMO)
総合力で順位を上げた、つくばエクスプレス沿線とさいたま市中核都市このほかにも、ランキング上昇で注目したいエリアがある。そのひとつが『つくばエクスプレス沿線』だ。
「つくば」(総合51位→35位)、「流山おおたかの森」(総合46位→41位)、「研究学園」(総合56位→46位)、「守谷」(総合68位→51位)、「柏の葉キャンパス」(総合圏外→90位)と軒並み順位を上げている。新線開業後開発が進み、いずれの駅周辺も街が急速に形成されているからだろう。
もう一つの注目エリアが、『さいたま市』だ。その中核都市である「大宮」(総合9位→4位)、「浦和」(総合10位→8位)、「さいたま新都心」(総合29位→23位)がランキング上位に食い込んでいる。
東京オリンピックの会場にもなる「さいたまスーパーアリーナ」、集客力のある大型複合商業エリア「コクーンシティ」を擁し、居住や観光の利便性向上を目指しているさいたま市。大宮市役所の移転、ホテルの新設、大型病院の誘致、新築マンションの供給ラッシュなどの話題には事欠かない。文教都市浦和の魅力も相まって、住み心地を向上させる整備が進むさいたま市の中核都市は、これまでで最高位のランキングを獲得するに至った。
また、「上野東京ライン」開業で、高崎線、宇都宮線が上野で乗り換えずに東京に行けるようになったことも、さいたま市の中核都市がランキングを押し上げた要因になっていると考えられる。東京駅周辺の八重洲・丸の内・日本橋などの再開発でオフィスビルが急増し、働く人の巨大集積場となっている。通勤アクセスの起点が変われば、住みたい街選びにも影響するはずだ。
穴場だと思う街から住みたい街へ、アクセスが良く便利で住宅相場の割安な街に注目!住みたい街ランキングの中で、いつも注目している「穴場だと思う街ランキング」。1位「北千住」、2位「赤羽」、3位「和光市」、4位「大宮」までは、前回と同じ順位だった。
筆者が注目していた大規模な再開発が進む「海老名」は、神奈川県民のランキングでは3位に位置しているものの、知名度が周辺にまで広がっていないためか、総合ランキングでは26位→25位とほぼ横ばいだった。
穴場だと思う(交通利便性や生活利便性が高いのに家賃や物件価格が割安なイメージがある)駅ランキング(関東全体/3つの限定回答)(出典:SUUMO)
2019年のランキングを見た印象としては、「都心部の憧れの街に住みたい」というニーズが減退し、より現実的な「近くでアクセスのよい賑わいのある街に住みたい」というニーズが強まっていると感じる。これは全国的な傾向のようで、「東京一極集中から郊外中核駅集中が起こっている」(SUUMOジャーナル編集部)という。
「住みやすい」という感情は人それぞれで異なるものだが、今や「交通アクセスが良く、街に賑わいがある」ことが最低条件になってきているようだ。
トルコやリトアニア、ウズベキスタンなど、旅先でヒントを得たレシピを、書籍や雑誌、料理教室で提案する料理家、口尾麻美さん。訪れた国で少しずつ買い集めた色とりどりの雑貨が楽しげに並ぶキッチンで、朝ごはんについて伺いました。【連載】料理家のキッチンと朝ごはん
料理研究家やフードコーディネーターといった料理のプロは、どんなキッチンで、どんな朝ごはんをつくって食べているのでしょうか? かれらが朝ごはんをつくる様子を拝見しながら、おいしいレシピを生み出すプロならではのキッチン収納の秘密を、片づけのプロ、ライフオーガナイザーが探ります。旅する料理家、口尾さんに教わるトルコの朝の定番メニュー
東京都内のヴィンテージマンションにお住まいの口尾さん。17年前にフルリノベーションしたキッチンスタジオ兼ご自宅は、全面的に扉のないオープン収納が採用されています。
「料理しているときに扉を開け閉めするのって手間がかかりますよね。扉を汚さないよう、その都度、手を洗うのも大変。中に収納したものを覚えておくのも難しいですから、あえて扉を付けないことにしたんです」という口尾さん。
異国情緒あふれる小さなもの、かわいいもの、不思議なもの、カラフルなものが家中のあちこちにたくさん、けれども美しく、センスが溢れている口尾家(写真撮影/嶋崎征弘)
フルリノベーションする前とした後の間取り
今回、口尾さんに教えていただくのは、赤レンズ豆のスープ「メルジメッキ・チョルバス」と、卵料理の「メネメン」です。「メルジメッキ・チョルバスはトルコの伝統的なスープのひとつ、メネメンはトルコ風のスクランブルエッグ。どちらもトルコの朝ごはんの定番メニューで、日本でいう味噌汁と卵焼きのようなイメージです」
ほんのり甘い赤レンズ豆のスープ「メルジメッキ・チョルバス」用意するもの(3~4人分)
・赤レンズ豆 150g
・玉ねぎ 1/2個分
・サルチャ(トマトペースト。トルコの調味料) 大さじ1
・水 900ml~1L
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 小さじ1~2
【仕上げ用】
・バター 大さじ1
・プルビベル(赤唐辛子フレーク。トルコの調味料) 小さじ1
・ドライミント 小さじ1
・レモン くし形切り2~3かけ
「ほのかな甘みがあってクセのないトルコの赤レンズ豆は、火の通りがよいから水で戻す必要はありません。手軽に使えるうえ栄養価も高いので、トルコでは庶民の味方なんですよ」(写真撮影/嶋崎征弘)
サルチャやプルビベルは、輸入食品を扱うスーパーやカルディなどで見つけられるそうです。「サルチャはトマトケチャップ、プルビベルはカイエンペッパーで代用できます。でも、できたら一度は本物を使ってみてほしい。異国の味が楽しめますから」
そう話しながら口尾さんは、壁面に取り付けたマグネット式ナイフラックから包丁をぱっと取り出しました。キッチンカウンターに置いている小さなまな板を引き寄せ、玉ねぎをみじん切りに。
口尾家のキッチンはL型。シンク上の造作棚には、スパイスや豆などの食材が入ったガラスの保存瓶が並べられています。シンク下のオープン棚には食器や液体調味料などが収納されていました(写真撮影/嶋崎征弘)
L型キッチンの左手にぱっと移動してガスコンロに鍋をのせ、口尾さんはオリーブオイルの瓶を手にとりました。鍋にオリーブオイルを熱し、サルチャと玉ねぎを加えて炒めます。赤レンズ豆をさっと水で洗って鍋に入れ、全体を混ぜたら水を加え、蓋をして弱火で15分。その間に、メネメンをつくります!
トマトの酸味とチーズの塩気がクセになる卵料理「メネメン」用意するもの(2~3人分)
・卵 3個
・トマト 1個
・玉ねぎ 1/3個
・ししとう 2本
・フェタチーズ 50g
・塩 お好みで
・オリーブオイル 大さじ2
「牛挽肉を入れることも多いのですが、今回は軽めの朝食にするため省きました。その分、今回のレシピではフェタチーズを多めにしています。苦手なら、ししとうはなくても大丈夫ですよ」(写真撮影/嶋崎征弘)
メネメンをつくりはじめる際、L型キッチンからダイニングテーブルに作業スペースを移した口尾さん。「カセットコンロがあれば、家中どこででも料理できます。料理する場所をあちこち変えてみると、気分が変わって楽しいですよ」と話しながら、トマトは角切りに、玉ねぎはみじん切りに、ししとうは輪切りにカット。
最近は小さめのまな板が好きだという口尾さん。「以前は大きなまな板がブームだったのですが、今は小さめのまな板が使いやすいと感じます」。好みが変われば、調理道具もフレキシブルに変更(写真撮影/嶋崎征弘)
トルコのメネメンは、小さなアルミ鍋でつくるのが一般的だそうです。「ガスコンロにかけたときに不安定なら、五徳に網を乗せるといいですよ」と話しながら、口尾さんは四角い焼き網を取り出しました。決してものが少なくない口尾家ですが、必要なときに必要なものがひょいっ!と出てくるのはさすがです。
「小さなフライパンでもいいけれど、こんな小さな鍋でつくるとままごとみたいでかわいいでしょう? 週末の朝ごはんにしたら、キャンプみたいで楽しいですよ」(写真撮影/嶋崎征弘)
鍋にオリーブオイルを熱し、カットした玉ねぎを入れて炒めます。玉ねぎがしんなりしたら、ししとうとトマトも入れて炒めます。トマトに火が通ったら、溶いた卵、ほぐしたフェタチーズの順にアルミ鍋へ。
口尾さんは、ダイニングテーブル脇に置いたカトラリースタンドからさっとスプーンを取り出して混ぜていました。小さな鍋なら、大きなヘラやスパチュラよりスプーンのほうが混ぜやすそうです(写真撮影/嶋崎征弘)
軽くかき混ぜたら蓋をして火を止め、あとは余熱で火を通します。その間にメルジメッキ・チョルバスの仕上げです!
耐熱容器でつくるなら、鍋ごとトースターに入れてもOK。卵が半熟になるまで、様子を見ながら15分から20分くらい加熱すればよいそうです(写真撮影/嶋崎征弘)
スープの仕上げは、香りバターとレモン汁をお好みで煮込んでいた鍋の蓋を開けると、赤レンズ豆がホロリと煮くずれておいしそう。「豆や野菜の形が少し残ったままでもいいけれど、今回はハンディブレンダーでなめらかにします」
「メルジメッキ・チョルバスのつくり方は、家庭によってさまざまなんです。トルコの人はみなさん、自分にとっての“お袋の味”といえるメルジメッキ・チョルバスがあるようです」。そんなところも日本の味噌汁っぽい(写真撮影/嶋崎征弘)
最後に、仕上げ用の香りバターをつくります。フライパンを熱してバターを溶かし、プルビベルとドライミントを加え、香りが立ったら火を止めます。
溶かしたバターにスパイスとハーブを加えると、ぶくぶくっと泡立ちます。「ドライミントはなければ使わなくてもいいのですが、入れると一気にトルコの本場の味に近づきますよ」(写真撮影/嶋崎征弘)
煮込んだ赤レンズ豆の鍋に香りバターを入れたら、メルジメッキ・チョルバスの完成です!
香りバターは、鍋に直接入れて味を整えてから器に注いでもいいし、スープを器に注いだ後で各自お好みで入れてもいいそうです(写真撮影/嶋崎征弘)
「メルジメッキ・チョルバスもメネメンも、どんな食材や調味料を使うかで、味がかなり変わります。料理の途中でも何度か味見をしながら、好みの味に仕上げてくださいね」
「はじめての食材に挑戦するときは、レシピを参考しつつ、ご自身の味覚で確かめながら微調整するのが、おいしく仕上げる秘訣です」と口尾さん(写真撮影/嶋崎征弘)
日本にいながら旅する気分が味わえるのが、異国料理の醍醐味食卓には、ふっくらと火の通ったメネメンと、レモンを添えたメルジメッキ・チョルバス、トルコのごまパン「シミット」も並べて、「いただきまーす」
1日の食事のなかでも、特に朝ごはんを大事にするというトルコ人。カフェやレストランには必ずと言っていいほど「朝食」のメニューがあるそうです(写真撮影/嶋崎征弘)
「海外への旅行となると、なかなか気軽に行けません。けれども、異国のレシピを学んで料理するのは、それよりずっと手軽ですよね。本場の食材でつくった料理を食べれば、日本にいながら旅する気分が味わえます。新しい食材をいろいろ試してみると、楽しみが広がりますよ」
「シミットは食べる直前に軽くトーストすると、ごまの風味がこうばしくなって、よりおいしくいただけます。メネメンをのせたり、メルジメッキ・チョルバスにつけたりしながら食べるのがおすすめ」と口尾さん(写真撮影/嶋崎征弘)
口尾さんのお話のなかで、繰り返し登場した「楽しい」という言葉。ヨーロッパや北アフリカ、中東、アジアなど、世界各地を旅しながら集めた色とりどりの雑貨が楽しげにあふれるキッチンで、楽しげに料理をする口尾さんにぴったりの言葉なのが印象的でした。
次回は、口尾さん流の住まいのしつらえ方についてお聞きします!
■料理研究家 口尾麻美さんのキッチン
先日、上野動物園に行きました。
息子は、
「いっぱい食べるぞー!・・・あ、違った。いっぱい見るぞー!」
と、明らかに、食べ物目当て。
とりあえず、シャンシャンの中華まんが美味しかったです♪
動物も見ましたよ。
子ども向けの施設で昆虫の絵本を読んだり、生きているアリの展示に釘づけになったり。
帰り際に、総合案内所で、うえのトラ大使(トラが大好きな、台東区の小学生15人)が作成した『すごろくで学びタイガー』(トラのすごろく)をもらいました。小学生らしい発想が満載の面白いすごろくです。
ネーミングもいいですね!
動物園を出て少し歩くと、地面に水で動物を描いているおじさんを見つけました。
息子は興味津々で見ていました。
おじさんに干支を聞かれたので答えたら、サラサラ―っと描いてくれました。すごいです
年間パスポートの期限が切れる前にもう一度行きたいけど、さて、どーでしょうか。息子は、飽きちゃっているかな。
(株)リクルート住まいカンパニーは、このたび「デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態調査」を行った。調査対象は1都3県(東京・千葉・埼玉・神奈川)または2府1県(京都・大阪・兵庫)に在住の20~69歳の男女。有効回答数は1,039。それによると、デュアルライフ実施率は全国で1.3%。最も実施率が高い都府県をみると、関東では「東京都」で1.6%、関西では「京都府」で1.8%だった。また、デュアルライフの意向率は全国で14.0%。最も意向率が高い都府県は、関東では「東京都」で15.8%、関西では「大阪府」で14.9%だった。
実施者の属性を年代別でみると「20代」27.9%、「30代」29.1%、「40代」16.5%、「50代」13.1%、「60代」13.3%。20~30代で5割を超えている。家族構成では「単身」が15.0%、「既婚子なし」24.6%、「既婚子あり」40.6%、「その他同居」19.8%。「既婚子あり」が4割と一番高い。世帯年収では年収800万未満が5割を超えている。
デュアルライフ実施の理由として最も多いのは、「別荘として活用するため」で約3割(31.0%)。次いで「趣味を満喫するため」27.5%、「自然を感じられる環境で過ごすため」27.4%が続いた。実施前後での生活満足度の変化をみると、「満足度が上がった」は32.1%、「やや満足度が上がった」は46.2%。合わせて8割弱(78.3%)が満足度が向上している。
ニュース情報元:(株)リクルート住まい
ソニー生命保険(株)は、全国の20歳~59歳の男女を対象に、4回目となる「47都道府県別 生活意識調査」を行った。調査は2018年11月10日~11月21日、インターネットで実施。4,700名(各都道府県100名)より回答を得た。それによると、“自分は倹約家だと思う”方が多い都道府県は、1位が「佐賀県」で62.0%。2位「新潟県」「愛知県」「大阪府」(同率60.0%)となった。一方、“自分は浪費家だと思う”方が多い都道府県は、1位が「島根県」で44.0%。2位「秋田県」(42.0%)、3位「奈良」(40.0%)と続く。
1ヶ月のおこづかい平均額が最も高いのは「神奈川県」で44,050円。2位は「三重県」の36,900円、3位「東京都」32,700円。「神奈川県」が唯一4万円を超えた。貯蓄の平均額トップは「東京都」で639.1万円。2位「三重県」533.4万円、3位「大阪府」532.7万円となり、主に大都市圏やその周辺の県で平均額が高い。
また、消費傾向として『食事』にお金をかけたいと思う人が最も多いのは「島根県」で41.0%。『健康』にお金をかけたいと思う人が最も多いのは「石川県」で32.0%。2位にはかつて長寿県として知られていた「沖縄県」(31.0%)がランクインした。『住宅』にお金をかけたいと思う人が最も多いのは、「秋田県」と「沖縄県」(同率18.0%)。3位に「栃木県」「滋賀県」「徳島県」(同率17.0%)が並んだ。
ニュース情報元:ソニー生命保険(株)
日本情報クリエイト(株)は、このたび「女性の一人暮らし」に関する意識調査を行った。調査は2019年2月14日(木)~2月15日(金)にインターネットで実施。全国20代~50代の女性1,306人から回答を得た。
それによると、物件を選ぶ際の決め手は「通勤・通学に便利」(34.8%)や「賃料」(32.2%)を重視するという回答が多かった。一人暮らしを始めるきっかけとしては、就職や転職を理由とした女性が過半数を占め、給与や勤務場所に合わせて部屋選びをする傾向がみてとれる。
ご近所トラブルに巻き込まれたことはありますか?では、「はい」が18.1%と、5人に1人近い割合でトラブルに巻き込まれた経験があるようだ。巻き込まれたトラブルは「騒音」が断トツのトップで66.9%。次いで「町内会・マンション組合問題」7.4%、「ゴミ出しのマナー」6.9%と続く。
近隣からの音で迷惑だと感じるのは「お酒を飲んで夜中まで騒いでいる声」27.5%、「足音」23.3%、「乱暴なドアの開閉音」16.4%など。近隣の騒音に頭を抱えている女性の割合は非常に高いようだ。
騒音に対してどのような対策を行いましたか?では、半数以上(54.4%)の方が「なにもしなかった」と回答。次いで、「大家さんや管理会社に連絡した」という回答があるものの、約3割(30.9%)と少なく、対策をしても効果がないと思い我慢している方が多いようだ。
ニュース情報元:日本情報クリエイト(株)
(株)電通はこのほど、「全国1万人意識調査」を実施した。本年10月に予定されている10%への消費増税に向けて、全国の20~69歳の男女計10,000人を対象に行ったもの。調査時期は2018年12月21日(金)~12月25日(火)。それによると、消費増税までの間に「事前に購入する/買い置きする」などの対策を何かしら検討している人は67.1%、「ほとんどしない/全くしない」は22.5%、「わからない」は10.4%だった。何かしらの駆け込み需要をしようと考えている人が7割近く存在し、8%への消費増税時よりも駆け込み需要意向は高い。住宅や車、家電耐久財などの高額商品に関する駆け込み需要意向は12.1%と、前回(15.8%)よりも3.7ポイント低下した。
消費増税をきっかけに購入・利用の見直しをしたいと思うものは、「有料のメルマガ」が70.8%、「ソーシャルゲームなどの課金」が65.9%、「遊園地やレジャー施設の年間パスポート」が64.6%と高い割合を示している。これから利用が増えそうなお店としては「スーパーマーケット」が38.3%、「100円ショップ」が29.7%、「ネットショッピング」が28.5%、「ドラッグストア」が27.2%で高い数値となっている。
また、今回の消費増税の経済対策として、中小の小売、宿泊・飲食サービス業でキャッシュレス決済をすると最大5%のポイントが還元される。今後、ポイント還元が受けられるお店でキャッシュレス決済をする機会が増えると思いますか?では、「可能な限りキャッシュレスにしたい」との回答が約半数の48.9%だった。
ニュース情報元:(株)電通
旭化成不動産レジデンス(株)と(一財)首都圏不燃建築公社は、参加組合員として参画する「中延二丁目旧同潤会地区防災街区整備事業」を2月末に竣工する。防災街区整備事業の竣工事例としては東京都内で6例目、最大規模となる。同事業は、東京都の「木密地域不燃化10年プロジェクト」における「不燃化特区53地区」の1つ。関東大震災後の復興として、旧同潤会が建設した木造戸建住宅の面影が残る歴史ある地区。災害時の消火・避難活動に支障をきたさないために早急な不燃化対策が必要とされていた。
同事業の一環として総戸数195戸(権利者住戸72戸)の分譲マンション「アトラス品川中延」を整備。敷地北側(中延小学校側)に「防災公園」と、共用部として約68帖の「集会所」を用意。住民のコミュニティスペースとしての利用だけでなく、災害時に様々な用途で利用できるようデザインしている。敷地南側には公開通路を設けるとともに、全体を緑で包み込み、周辺環境と調和した、防災性の高い拠点を整備した。
整備事業の特徴は、関係権利者が140名に及ぶ大規模なものであったこと。第一種住居地域のため、駅前再開発などと比べて容積率・高さなどの制約も厳しく、合意形成に長い期間を要することが予想されたが、地域住民の防災意識の高さや品川区による積極的な組合サポートにより、準備組合設立から5年という短期間で竣工に至る。
ニュース情報元:旭化成不動産レジデンス(株)
野村不動産(株)が特定業務代行者として参画する「東池袋四丁目2番街区地区第一種市街地再開発事業」における新築工事が、2月12日付けで着工した。 同事業は、2012年10月に準備組合設立、2017年3月に都市計画決定、2017年10月に再開発組合の設立認可を受けた。その後、2018年9月の権利変換計画認可を経てこのたび着工となった。
開発地は東京メトロ有楽町線「東池袋」駅徒歩1分、JR「池袋」駅より徒歩12分に位置する。木造住宅密集地域の解消を通じて防災性の向上を図り、道路整備と地域に開かれた地区広場を新設。「東池袋」駅出入口のバリアフリー化も図る。
また、地上36階・地下2階の複合施設を建設し、店舗・事務所、子育て支援施設、都市型住宅(総戸数248戸)等の整備を行う。竣工は2022年3月の予定。
ニュース情報元:野村不動産ホールディングス(株)
インスタグラムのフォロワーは約18万人(2019年2月25日時点)! 写真集を発売したり、イベントを開催したりと、たれ目とナイスボディ(?)で多くの人を魅了している“お太りさま”猫が、茶トラのぐっぴー・6歳。“ぐぴ主さん”である二人、さきともさんとともに東京郊外に暮らしているぐっぴー宅を訪問!
DIYもペットもOK! ぐっぴーもお気に入りのデザイナーズ賃貸物件
さきともさん撮影のぐっぴー(写真提供/さきともさん)
ぐっぴーとさきともさんが暮らすのは、個性的な間取りのデザイナーズ賃貸物件。キッチン・リビング・ベッドルームにふたつのロフト。ドアがなく天井が高いため、明るくて開放的だ。
部屋の間取り
「(この部屋は)すごく気に入っています。天井が高いから広く感じるんです。窓が南向きで大きくてキッチンが広めで……と、人が幸せを感じる間取りらしいです。そして、DIYもペットもOKなんですよね。あと、ロフトがあって床にものを置かなくてすむので、ぐっぴーが過ごすスペースが広いだろうなと思ったのも決め手でした」
撮影当日スタッフがきてもマイペースにうろうろしているように見えたぐっぴーだが「普段はもっと動かない。緊張していた」そう(写真撮影/片山貴博)
ぐっぴーが一日の大半を過ごすリビング。木の家具で統一された室内には、トイレや爪とぎなどの猫グッズも。南側の大きな窓から太陽の光が入り込んで、室内はとても明るい(写真撮影/片山貴博)
この部屋は、ぐっぴーもお気に入りの様子。廊下を走ったり、ソファやお気に入りの爪とぎ兼ベッドでくつろいだりと自由気ままにすごしている。
「仕事のときはペットカメラを通して様子を見ているのですが、いつもだいたいソファにいるんですよ。ちょっとずつ体勢を変えながらずっと寝ています(笑)。
ぐっぴーは、横の動きは結構激しいんですけど、縦にはあまり動かないんですよね(笑)。だから、ソファくらいはのぼれるけど、ロフトや棚にはのぼれない。普通、猫を飼っていると棚にはものを置けないと思うんですけど、ぐっぴーは棚にのぼれないからその心配もない。すごく一緒に暮らしやすいですね」
部屋のなかでもお気に入りの場所のひとつが、爪とぎ兼ベッド。絶妙なくぼみがぐっぴーの身体にぴったりフィット(写真撮影/片山貴博)
一番お気に入りのおもちゃは「ドギーマン じゃれ猫 チューチュー」。「ほかのおもちゃがあっても、これがあったら見向きもしない」のだとか。これを使って運動してダイエットも(写真撮影/片山貴博)
日中はあまり動かないというぐっぴーだが、最近は運動やごはんの量を調整してダイエット中なのだとか。
「もう6歳だし、8kgを超えてちょっとやばいなと思ってダイエットをはじめて。いまは7.6kgくらいまで減りました。猫の標準は3~4kgくらいなので、1匹で多頭飼いしているくらいの重さですね(笑)。でも、小さいころからすごく大きかったし、ごはんもそれほど食べるわけではないので、もともと大きくなる体質だったんでしょうね。身長があるので、そこまで肥満というわけではないらしいんです。毛が長めなのと、太っていたときのルーズスキンがあるから太って見えるのかな(笑)」
その出会いはまさに運命!?人のそばが大好きなぐっぴー。家にいるときはぐぴ主さんにべったり(写真提供/さきともさん)
体がとても大きいぐっぴーだが、出会ったときはポケットに入るくらいの大きさで、瀕死の状態だったのだそう。それは、思わず運命という言葉を使いたくなるような出会い。
「ぐっぴーと出会う半年くらい前、以前飼っていた猫の“茶っピー”が12歳11カ月で亡くなったんです。すごくつらくて、会社でずっと泣きながら仕事をしてたんですね。そうしていたら、偶然茶っピーと同じ茶トラの猫に出会った。空き地に一人、動けなくなっていたんですが、『あと1日遅かったら死んでたかも』とお医者さんが言うくらいギリギリの状態だったんです。あまりにもずっと泣いていたから、茶っピーが出会わせてくれたのかなと思います」
クッション、シール、ポストカード、タオルなどのぐっぴーグッズは、さきともさんたちがデザイン。イベントなどで販売しているそう(写真撮影/片山貴博)
テレビの前にはペットモニターが。日中ぐっぴーはほとんど動かないので、逆にモニターに映っていないと心配になるのだとか(写真撮影/片山貴博)
インスタグラムをはじめたきっかけは、茶っピーが亡くなった後に気付いたことがきっかけなのだとか。
「茶っピーの写真が全然なかったんです。当時はデジカメが今ほど普及していなくてインスタントカメラくらいしかなかったから、茶っピーが小さいときの写真も2~3枚しかなくて。亡くなった後に写真としての思い出が残っていないことをすごく後悔したんです。それで、ぐっぴーは小さいころからかなり写真を撮っていたんですよね。ぐっぴーの写真のアカウントをつくって成長記録にしたら時系列になるしキャプションもつけられるし、万が一携帯が壊れてもログインさえできれば見られるからいいなと思ったのがきっかけです」
(写真撮影/片山貴博)
国境を越えて人々を魅了するぐっぴーは、まさに“福猫”テレビ番組の企画でさきともさんが5時間かけてつくったというぐっぴー号。お気に入りで、1回出すとずっと入っているそう(写真撮影/片山貴博)
入るときはちょっとおしりが引っかかっちゃうのもかわいい(写真撮影/片山貴博)
さまざまな思いからできたインスタグラムのぐっぴーアカウント。まるで人間のような表情や仕草を捉えた写真たちは、日本のみならず海外でも人気だ。
「当時飾っていた書道のカレンダーとぐっぴーを並ばせて撮った写真をインスタグラムにアップしたら、中国の微博で『Japanese Cat!』みたいな感じですごくシェアされて(笑)。そこで一気にフォロワーが増えたんです。
ぐっぴーがいたから、普通に生活していたら出会わなかったような人たちにたくさん出会うことができました。保護猫のために活動している方やぐっぴーファンの方など、出会いの幅が広がりましたね。私たちも猫のためにできることを、と考えるようになりました。ぐっぴーがいなかったらグッズをつくることもなかったでしょうしね(笑)」
玄関も好きな場所のひとつ。よくごろごろしているそう(写真撮影/片山貴博)
履き古した靴の臭いが好きなんだそう。撮影時もスタッフの靴を一足ずつチェック(写真撮影/片山貴博)
さまざまな幸せを運んできてくれたぐっぴーは、さきともさんにとっての“福猫”だ。
「ぐっぴーがいるから家に帰るのが楽しくなりましたし、いなかったら今の幸せな暮らしがなかったかも。ぐっぴーはすごく空気を読むので、私たちが喧嘩をしても仲裁してくれるんですよね。二人の間にぺとんと寝たりして。本当に心の支えですね。
(猫との生活で)大切にしているのは、ぐっぴーの気持ちになって考えること。大きい音出さないとか、こうしたいんだろうなという気持ちを汲み取ってやってあげることです。少しでも幸せだと感じてほしいんです」
新しい世界や人との出会い、猫があたえてくれる安心感や多幸感。猫がいる生活は、多方面の“豊かさ”を与えてくれるのだ。
>Instagram
アカウント名 @gupitaro
さすがに2歳ごろの大変さは無くなったものの、息子(4歳)と一緒に買い物に行くのは、なかなか大変です。
なにより困るのが、一人で買い物するよりもお会計が高くつくこと。
私が今まで幾度となく根気強く言い聞かせてきた結果か、息子は「お菓子を買って。」とおねだりしません。
かわりに、食材をおねだりします。
私は、食材をおねだりされると、家族全員分の食事になるからと、ついつい、「ま、いいか~。」とカゴに入れてしまいます。
今日は、こんな食材(↓写真)を、
「これ美味しいから、買ってちょうだい。」
と、おねだりされました。
たくあん、こんにゃく、黒豆。
帰宅してから気づいたのですが、実は、この3つには共通点があるのです!
写真をよーくご覧ください。
それは―――――
3つとも、パッケージに「おいしい」という文字が書かれているのです!
どうりで、「美味しいから、買ってちょうだい。」と言っていたわけです・・・
京都市内在住、「コミュニティダンス・ファシリテーター」という肩書きで活動する千代その子さん(31)。とあるプロジェクトのために訪れ、街と街の人々にもすっかり惚れ込んだ兵庫県豊岡市の城崎温泉をもうひとつの拠点にするべく2018年に社団法人を設立。ダンスを通した地域貢献を実践しています。連載【デュアルライフ(二拠点生活)レポート】
これまで、豪華な別荘が持てる富裕層や、時間に余裕があるリタイヤ組が楽しむものだというイメージがあったデュアルライフ(二拠点生活)。最近は、空き家やシェアハウスなどのサービスをうまく活用することで、若い世代もデュアルライフを楽しみ始めているようです。SUUMOでは二つ目の拠点で見つけた暮らしや、新しい価値観を楽しむ人たちを「デュアラー(二拠点生活者)」と名付け、その暮らしをシリーズで紹介していきます。日本にもっともっと踊れる場が増えればいいのに
「物心ついたときには踊っていた」という千代さん。3歳でバレエをはじめてから今まで「息をすること」と同じくらい、日々の中で「踊ること」が当たり前にある人生を歩んできました。17歳でイギリスへバレエ留学。その後、イタリアのダンスカンパニーへの所属や、バレエ講師になるための再留学など、海外での経験が、千代さんの「踊ること」や「ダンサーとしての職業観」へ大きく影響を与えました。そして帰国後、フリーのダンサーやバレエ講師として活動していくなかで、
「どうすれば日本でダンサーが自立して生きていけるんだろう。ダンスが自然に在る世の中にもっとしたいけれど、その在り方ってなんだろう、という疑問に行きつき、大学院の政策学研究科に入りました」
千代さんが代表を務める一般社団法人ダンストーク(Danstork)が主催する「KINOSAKI OPEN DANCE CLASS」。住人も、旅行者も、大人も子どもも、ダンスの経験の有無も関係なく、誰でも普段着で気軽に参加でき、ダンスのもつ根源的な魅力や楽しさを体感できる(写真撮影/田中友里絵)
大学院では地域政策やまちづくりについて研究し、インターンシップをきっかけにNPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワークに所属。千代さんはそこで運命の職業「コミュニティダンス・ファシリテーター」に出合います。「コミュニティダンス」とは、ダンス経験の有無・年齢・性別・障がいにかかわらず、「誰もがダンスを創り、踊ることができる」という考えのもと、アーティストがかかわりながらダンスの力を地域社会のなかで活かしていく活動のこと。そしてそのためのワークショップ等の活動において、参加者一人一人の表現力や創造力を引き出し、全体を目的に向かって進行するのが「コミュニティダンス・ファシリテーター」。千代さんはその養成講座の日本初の開講に準備段階から携わり、また、自分自身も「コミュニティダンス・ファシリテーター」としての活動をスタートさせ、やってきたのが兵庫県豊岡市にある城崎温泉でした。
開湯から約1300年の歴史があり、かつては志賀直哉や島崎藤村など文豪に愛された城崎温泉。7つの外湯を巡って楽しむ「外湯めぐり発祥の地」で、旅行誌の人気温泉地ランキングでは常に上位!近年は外国人観光客が5年で約40倍に急増したことで注目を集めている(撮影/田中友里絵)
「ダンスってなんだろう?」の答えをくれた場所千代さんが兵庫県北部・豊岡市にある城崎温泉を初めて訪れたのは2012年。2年後に温泉街の中での開館を控えた、舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス施設としては日本最大級となる「城崎国際アートセンター」で行われるコミュニティダンスのプロジェクトのための視察でした。
「初めて来たのにどこか懐かしい雰囲気のする穏やかな街だなぁ、という印象でした」と千代さん。しかしそのときはまだ、自分がこの街とこんなに深くかかわることになるとは思っていなかったそう。しかし、そのプロジェクトの中心となるイタリア人アーティストの通訳兼コーディネーターを担当することになり、事前リサーチやアーティスト帯同のため、2014年・2015年にかけて京都から城崎温泉へ通う日々がはじまりました。
城崎国際アートンセンターは舞台芸術に特化したアーティスト・イン・レジデンスで、芸術監督は劇作家・演出家の平田オリザ氏が務める。年1回の公募により選ばれたアーティストは最長で3カ月の間滞在し、作品制作を行うことができる(撮影/田中友里絵)
「地元の人を巻き込まないと成立しないプロジェクトだったんですが、どの人が街の人でどの人が観光客か、最初は見分けすらつかなくて。地元の人はどこにいるんですかー!!って感じでした(笑)」
ほんの少しのとっかかりを掴んだら数珠つなぎのように人に人を紹介してもらい、地元の人を訪ねて街を歩きまわり、話を聞き、プロジェクトやダンスについて想いを伝え続ける日々。最初は「自分たちが踊る?」と、どこか警戒していた人たちの表情も、コミュニケーションを重ねるにしたがって次第に和らぎ、街を歩くと手を振ってくれたり、「その子ちゃんなにしとるん!?」と声をかけてくれたり、飲みに誘われることも。コツコツと、とにかく地道に関係性を深めていきました。
「実際の公演では、皆さんに舞台上で踊ってもらったんですが、公演前の1カ月はもう!ところどころ記憶がないほど、とにかく必死で。私のすべてを捧げたというか、作品をつくること・踊ること・踊る人・踊る場を考え続け……実は、こんなにダンスと真正面から向き合ったのは初めてだったのかもしれません。そして、踊りながらときどきふと思っていた”ダンスって何だろう”という疑問に、ひとつの答えが出た気がしたんです。そして私自身、踊ることが大好きだ!って」
千代さんがかかわったプロジェクトでは温泉街の旅館の若旦那たちも舞台に。今も滞在中の生活に必要なものを借りるなど、城崎温泉での活動をサポートしてくれている。「旅館・やまとやの若旦那の結城さんは親戚のお兄さんのような存在」(写真撮影/田中友里絵)
城崎国際アートセンターの近くにある喫茶店スコーピオ。お腹が空いたときはもちろん、一息つきたいときにもよく訪れる。マスターは、城崎に誰も知り合いのいなかった千代さんが最初に打ちとけ、さまざまな相談にのってくれた恩人(写真撮影/田中友里絵)
日本のどこにもないダンスの在り方を、ここ城崎温泉でプロジェクトが終わったあとも、しばらく城崎温泉のことが忘れられなかったという千代さん。せっかく築いた街の人との関係をどうにか続けられないか……それほどに、城崎温泉の人と街に魅了されていました。そんなとき、城崎の子どもたちのなかから 「ダンスを続けたい」という相談の連絡がきたのです。
「この街の子どもたちのダンスの環境を、私がかかわることでもしも変えることができるのであれば、なんだってしたい!そしてこの街なら、性別や世代、いろんな条件を越えてひとりひとりを大切にできて、ダンスを通したさまざまな繋がりをつくれるんじゃないか。踊る人も踊らない人もすべての人の身近にダンスがある。まさに現代のダンスの在り方が実践できるんじゃないかって思ったんです」
城崎温泉と京都を行き来しながら活動をするにあたり、家族の理解は得られたものの収入面や他の活動とのバランスなどクリアしなければならない問題も。
「私の気持ちだけで見切り発車のように事業をスタートしてしまったら、もし行き詰まったとき、純粋に“ダンス”が好き!って思ってくれた子どもたちからまたダンスを取り上げてしまうことになる。それだけは避けたくて、どうにかできる方法はないかを模索しました」
そんなとき、千代さんの考えに賛同した城崎国際アートセンターが場所を提供してくれることに!ほかにもさまざまな形で協力してくれる人が増え、2016年に「誰でも気らくにたのしめる、みんなのおどる場所」をコンセプトに掲げた「KINOSAKI OPEN DANCE CLASS」がスタートしました。3年目を迎えた今では、豊岡市だけでなく、周辺の市町からもクラスに参加する人たちも。このクラスの存在を聞きつけ、旅を兼ねてわざわざ関東方面から参加してくれた人もいたそう。そして昨年、この活動をさらに広げるべく、城崎温泉を所在地に置く一般社団法人ダンストーク(Danstork)を設立したのです。実際に、設立後は城崎温泉を軸にしながら活動エリアを広げ、出石町やお隣の養父市での「オープンダンスクラス」開催や、豊岡市内の高校でのダンスプログラムの実施など、千代さんはダンスの在る暮らしの愉しさや豊かさをより広く多くの人に届けています。
城崎国際アートセンターの田口館長(真ん中)と、職員でありダンストークのメンバーでもある橋本さん(左)。ふたりとも、千代さんの活動を応援してくれるよき相談相手 (写真撮影/田中友里絵)
城崎温泉では、町内に外湯(そとゆ)と呼ばれる公衆浴場が7つ点在している。地元の人は100円で利用できることもあって社交場のひとつになっており、大切なコミュニケーションの場に。「レッスン後に参加者と一緒になることも。いきなり裸のお付き合いです(笑)」 (写真撮影/田中友里絵)
家族と暮らす京都を拠点にしながら、月に1週間ほど(長いときで3週間滞在することも!)城崎温泉に滞在する暮らしは千代さんにとってどんな影響を与えているのかを聞いてみました。
「家族と暮らす京都は、生活面でサポートし合うことができるので、何かを学んだり吸収したりする環境が整っているインプットの場。そして城崎は、京都で得たものを使いながら集中してダンスと向き合う実践の場、という感じでしょうか。行き来することで、人や場ともいい意味での距離感を保つことができています。城崎にいたら京都に帰りたいなぁ、って思うこともあるし、京都にいるときは城崎に早く行きたい!って思いますしね(笑)」
千代さんの理想は、城崎や但馬を「すべての人のまわりに“ダンス”が当たり前のように在る」、そんな場所にすることだそう。そして、他の地域から注目され人が来る場所になれば、人と人との関わりのなかにまたダンスが生まれ、みんなにとってダンスが在って当たり前のことになっていく。それが地域社会をより豊かなものにできるダンスの力である、と千代さんは信じているからです。「私にとって、夢をかなえられる場所が城崎温泉なのかもしれません。踊っても踊らなくてもダンスは必ず、日々を豊かにしてくれます。大好きな城崎や但馬の人たちに、これからもそのことを伝え続け、場をつくり続けていきたい」と千代さん。
人が日常のなかで暮らしと仕事とのバランスをとるように、千代さんは日常の中で京都と城崎温泉をバランスよく行き来し、夢に向かって進んでいます。
(写真撮影/田中友里絵)
●取材協力京都市内在住、「コミュニティダンス・ファシリテーター」という肩書きで活動する千代その子さん(31)。とあるプロジェクトのために訪れ、街と街の人々にもすっかり惚れ込んだ兵庫県豊岡市の城崎温泉をもうひとつの拠点にするべく2018年に社団法人を設立。ダンスを通した地域貢献を実践しています。連載【デュアルライフ(二拠点生活)レポート】
これまで、豪華な別荘が持てる富裕層や、時間に余裕があるリタイヤ組が楽しむものだというイメージがあったデュアルライフ(二拠点生活)。最近は、空き家やシェアハウスなどのサービスをうまく活用することで、若い世代もデュアルライフを楽しみ始めているようです。SUUMOでは二つ目の拠点で見つけた暮らしや、新しい価値観を楽しむ人たちを「デュアラー(二拠点生活者)」と名付け、その暮らしをシリーズで紹介していきます。日本にもっともっと踊れる場が増えればいいのに
「物心ついたときには踊っていた」という千代さん。3歳でバレエをはじめてから今まで「息をすること」と同じくらい、日々の中で「踊ること」が当たり前にある人生を歩んできました。17歳でイギリスへバレエ留学。その後、イタリアのダンスカンパニーへの所属や、バレエ講師になるための再留学など、海外での経験が、千代さんの「踊ること」や「ダンサーとしての職業観」へ大きく影響を与えました。そして帰国後、フリーのダンサーやバレエ講師として活動していくなかで、
「どうすれば日本でダンサーが自立して生きていけるんだろう。ダンスが自然に在る世の中にもっとしたいけれど、その在り方ってなんだろう、という疑問に行きつき、大学院の政策学研究科に入りました」
千代さんが代表を務める一般社団法人ダンストーク(Danstork)が主催する「KINOSAKI OPEN DANCE CLASS」。住人も、旅行者も、大人も子どもも、ダンスの経験の有無も関係なく、誰でも普段着で気軽に参加でき、ダンスのもつ根源的な魅力や楽しさを体感できる(写真撮影/田中友里絵)
大学院では地域政策やまちづくりについて研究し、インターンシップをきっかけにNPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワークに所属。千代さんはそこで運命の職業「コミュニティダンス・ファシリテーター」に出合います。「コミュニティダンス」とは、ダンス経験の有無・年齢・性別・障がいにかかわらず、「誰もがダンスを創り、踊ることができる」という考えのもと、アーティストがかかわりながらダンスの力を地域社会のなかで活かしていく活動のこと。そしてそのためのワークショップ等の活動において、参加者一人一人の表現力や創造力を引き出し、全体を目的に向かって進行するのが「コミュニティダンス・ファシリテーター」。千代さんはその養成講座の日本初の開講に準備段階から携わり、また、自分自身も「コミュニティダンス・ファシリテーター」としての活動をスタートさせ、やってきたのが兵庫県豊岡市にある城崎温泉でした。
開湯から約1300年の歴史があり、かつては志賀直哉や島崎藤村など文豪に愛された城崎温泉。7つの外湯を巡って楽しむ「外湯めぐり発祥の地」で、旅行誌の人気温泉地ランキングでは常に上位!近年は外国人観光客が5年で約40倍に急増したことで注目を集めている(撮影/田中友里絵)
「ダンスってなんだろう?」の答えをくれた場所千代さんが兵庫県北部・豊岡市にある城崎温泉を初めて訪れたのは2012年。2年後に温泉街の中での開館を控えた、舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス施設としては日本最大級となる「城崎国際アートセンター」で行われるコミュニティダンスのプロジェクトのための視察でした。
「初めて来たのにどこか懐かしい雰囲気のする穏やかな街だなぁ、という印象でした」と千代さん。しかしそのときはまだ、自分がこの街とこんなに深くかかわることになるとは思っていなかったそう。しかし、そのプロジェクトの中心となるイタリア人アーティストの通訳兼コーディネーターを担当することになり、事前リサーチやアーティスト帯同のため、2014年・2015年にかけて京都から城崎温泉へ通う日々がはじまりました。
城崎国際アートンセンターは舞台芸術に特化したアーティスト・イン・レジデンスで、芸術監督は劇作家・演出家の平田オリザ氏が務める。年1回の公募により選ばれたアーティストは最長で3カ月の間滞在し、作品制作を行うことができる(撮影/田中友里絵)
「地元の人を巻き込まないと成立しないプロジェクトだったんですが、どの人が街の人でどの人が観光客か、最初は見分けすらつかなくて。地元の人はどこにいるんですかー!!って感じでした(笑)」
ほんの少しのとっかかりを掴んだら数珠つなぎのように人に人を紹介してもらい、地元の人を訪ねて街を歩きまわり、話を聞き、プロジェクトやダンスについて想いを伝え続ける日々。最初は「自分たちが踊る?」と、どこか警戒していた人たちの表情も、コミュニケーションを重ねるにしたがって次第に和らぎ、街を歩くと手を振ってくれたり、「その子ちゃんなにしとるん!?」と声をかけてくれたり、飲みに誘われることも。コツコツと、とにかく地道に関係性を深めていきました。
「実際の公演では、皆さんに舞台上で踊ってもらったんですが、公演前の1カ月はもう!ところどころ記憶がないほど、とにかく必死で。私のすべてを捧げたというか、作品をつくること・踊ること・踊る人・踊る場を考え続け……実は、こんなにダンスと真正面から向き合ったのは初めてだったのかもしれません。そして、踊りながらときどきふと思っていた”ダンスって何だろう”という疑問に、ひとつの答えが出た気がしたんです。そして私自身、踊ることが大好きだ!って」
千代さんがかかわったプロジェクトでは温泉街の旅館の若旦那たちも舞台に。今も滞在中の生活に必要なものを借りるなど、城崎温泉での活動をサポートしてくれている。「旅館・やまとやの若旦那の結城さんは親戚のお兄さんのような存在」(写真撮影/田中友里絵)
城崎国際アートセンターの近くにある喫茶店スコーピオ。お腹が空いたときはもちろん、一息つきたいときにもよく訪れる。マスターは、城崎に誰も知り合いのいなかった千代さんが最初に打ちとけ、さまざまな相談にのってくれた恩人(写真撮影/田中友里絵)
日本のどこにもないダンスの在り方を、ここ城崎温泉でプロジェクトが終わったあとも、しばらく城崎温泉のことが忘れられなかったという千代さん。せっかく築いた街の人との関係をどうにか続けられないか……それほどに、城崎温泉の人と街に魅了されていました。そんなとき、城崎の子どもたちのなかから 「ダンスを続けたい」という相談の連絡がきたのです。
「この街の子どもたちのダンスの環境を、私がかかわることでもしも変えることができるのであれば、なんだってしたい!そしてこの街なら、性別や世代、いろんな条件を越えてひとりひとりを大切にできて、ダンスを通したさまざまな繋がりをつくれるんじゃないか。踊る人も踊らない人もすべての人の身近にダンスがある。まさに現代のダンスの在り方が実践できるんじゃないかって思ったんです」
城崎温泉と京都を行き来しながら活動をするにあたり、家族の理解は得られたものの収入面や他の活動とのバランスなどクリアしなければならない問題も。
「私の気持ちだけで見切り発車のように事業をスタートしてしまったら、もし行き詰まったとき、純粋に“ダンス”が好き!って思ってくれた子どもたちからまたダンスを取り上げてしまうことになる。それだけは避けたくて、どうにかできる方法はないかを模索しました」
そんなとき、千代さんの考えに賛同した城崎国際アートセンターが場所を提供してくれることに!ほかにもさまざまな形で協力してくれる人が増え、2016年に「誰でも気らくにたのしめる、みんなのおどる場所」をコンセプトに掲げた「KINOSAKI OPEN DANCE CLASS」がスタートしました。3年目を迎えた今では、豊岡市だけでなく、周辺の市町からもクラスに参加する人たちも。このクラスの存在を聞きつけ、旅を兼ねてわざわざ関東方面から参加してくれた人もいたそう。そして昨年、この活動をさらに広げるべく、城崎温泉を所在地に置く一般社団法人ダンストーク(Danstork)を設立したのです。実際に、設立後は城崎温泉を軸にしながら活動エリアを広げ、出石町やお隣の養父市での「オープンダンスクラス」開催や、豊岡市内の高校でのダンスプログラムの実施など、千代さんはダンスの在る暮らしの愉しさや豊かさをより広く多くの人に届けています。
城崎国際アートセンターの田口館長(真ん中)と、職員でありダンストークのメンバーでもある橋本さん(左)。ふたりとも、千代さんの活動を応援してくれるよき相談相手 (写真撮影/田中友里絵)
城崎温泉では、町内に外湯(そとゆ)と呼ばれる公衆浴場が7つ点在している。地元の人は100円で利用できることもあって社交場のひとつになっており、大切なコミュニケーションの場に。「レッスン後に参加者と一緒になることも。いきなり裸のお付き合いです(笑)」 (写真撮影/田中友里絵)
家族と暮らす京都を拠点にしながら、月に1週間ほど(長いときで3週間滞在することも!)城崎温泉に滞在する暮らしは千代さんにとってどんな影響を与えているのかを聞いてみました。
「家族と暮らす京都は、生活面でサポートし合うことができるので、何かを学んだり吸収したりする環境が整っているインプットの場。そして城崎は、京都で得たものを使いながら集中してダンスと向き合う実践の場、という感じでしょうか。行き来することで、人や場ともいい意味での距離感を保つことができています。城崎にいたら京都に帰りたいなぁ、って思うこともあるし、京都にいるときは城崎に早く行きたい!って思いますしね(笑)」
千代さんの理想は、城崎や但馬を「すべての人のまわりに“ダンス”が当たり前のように在る」、そんな場所にすることだそう。そして、他の地域から注目され人が来る場所になれば、人と人との関わりのなかにまたダンスが生まれ、みんなにとってダンスが在って当たり前のことになっていく。それが地域社会をより豊かなものにできるダンスの力である、と千代さんは信じているからです。「私にとって、夢をかなえられる場所が城崎温泉なのかもしれません。踊っても踊らなくてもダンスは必ず、日々を豊かにしてくれます。大好きな城崎や但馬の人たちに、これからもそのことを伝え続け、場をつくり続けていきたい」と千代さん。
人が日常のなかで暮らしと仕事とのバランスをとるように、千代さんは日常の中で京都と城崎温泉をバランスよく行き来し、夢に向かって進んでいます。
(写真撮影/田中友里絵)
●取材協力ママ支援事業を行う(一社)仙台ママナビ(宮城県仙台市)は、異なる2つの新築分譲マンションのモデルルームが1度に内覧できるイベント「笑顔で暮らしたいママのフェスタ in 長町」を、2月25日(月)、仙台市で開催する。今回見学できるのは「パークタワーあすと長町」(JR「長町」駅徒歩2分、地上28階・総戸数468戸)と「プレシスあすと長町 エクレール」(JR「長町」駅徒歩4分、地上15階・総戸数139戸)のモデルルーム。通常なら1物件に長時間かけて回るモデルルームの内覧が、1度に複数、1回約30分(団体ツアー形式)、接客もなく気軽に見学できるイベントとして注目されている。
イベントには、三井不動産レジデンシャル、伊藤忠都市開発、一建設といった大手デベロッパー3社も協力。現在、仙台市青葉区内では都心部に新築分譲マンションの供給が集中している。そのような中、副都心である「あすと長町」エリア内の新築分譲マンションを連携し、改めて同エリア内のマーケットを活性化する取り組みとして企画された。また、平日の有閑モデルルームを活用し、ママと素敵な住まいとの出会いの場を提供していく。
当日は「子育てに適した街の条件とは?(仮)」「プロ直伝!子育てママの家選びメソッド」など、子育てに関するセミナーやお役立ちミニ講座を随時開催。片づけのポイントなどが学べるブースもある。
会場は「あすと長町デンタルクリニック2階」(JR「長町」駅より徒歩2分)。入退場は自由で参加費無料。10時から14時を予定している。
ニュース情報元:(一社)仙台ママナビ
(株)ジャパンネット銀行(東京都新宿区)はこのたび、ミレニアル世代とその親世代を対象に「住まいと暮らし」に関する意識・実態調査を行った。調査は2019年1月24日~1月28日にインターネットで実施。ミレニアル世代(18~25歳)の有職者男女300名、親世代(18~25歳の子どもを持つ40~59歳)の有職者男女300名より回答を得た。
居住環境を決めるうえで重視することは、「買い物に便利な立地であること」(ミレニアル世代:79%、親世代:80%)、「最寄りの駅やバス停から近いこと」(ミレニアル世代:65%、親世代:68%)のツートップは世代問わず共通していた。しかし、ミレニアル世代では「飲食店が多いこと」を挙げた人が32%と約3人に1人にのぼったが、親世代で同じ回答をした人はわずか7%。また、「都市の中心部であること」と回答したミレニアル世代は33%である一方、親世代では17%にとどまるなど、価値観の違いがみられる項目も見受けられた。
住まいを決めるうえで重視することについては、「住宅の性能がよいこと」(ミレニアル世代:69%、親世代:66%)はいずれの世代でも最多。その他の項目では、「住宅の内装が好みである(または自分で選べる)こと」を選んだ人の割合はミレニアル世代が約6割(56%)であるのに対して親世代は47%。「気軽に住み替えができること」の割合はミレニアル世代が約6人に1人(16%)で親世代が5%と、それぞれ10ポイント前後の差がみられた。
また、パートナーとは結婚する前に同居をしましたか(または同居したいと思いますか)?では、ミレニアル世代では「結婚する前に同居した(または同居したいと思う)」が57%で多数派に対し、親世代では「結婚する前に同居しなかった(または同居したいと思わない)」が79%と多数派。パートナーと暮らしはじめるタイミングについては、世代間で大きなギャップがあるようだ。
さらに、ミレニアル世代においては「結婚前後問わず同居はしない、またはパートナーはいらない」と答えた人も約3割(28%)。パートナー自体を不要とする人も含め、パートナーとの同居を望まないミレニアル世代は少なくないようだ。
持ち家や賃貸などにとらわれない、新しい暮らし方に興味はありますか?では、ミレニアル世代の約6割(57%)が「ある」と回答。親世代で同じ回答をした割合は37%だった。
ニュース情報元:(株)ジャパンネット銀行
マイボイスコム(株)(東京都千代田区)はこのたび、12回目となる「くらしと節約」に関する調査を行った。調査は2019年1月1日~5日、インターネットで実施。10,542件の回答を得た。それによると、2018年の生活について満足できた人(非常に満足できた(4.7%)+まあ満足できた(48.5%))は全体の53.2%と約半数。満足できた人の比率は、女性の方が男性よりやや高く、女性10~30代、60~70代では6割強、男性40~50代では4割強。
また、昨年1年間経費を節約した人(かなり節約した(7.6%)+まあ節約した(44.9%))は52.5%。経費を節約した理由としては、「将来の生活に備えて」が節約をした人の4割弱、「収入が少ない・減った」「出費がかさむことがあった・支出が多かった」が各2割。
今年節約を心がけようと思っている項目では、「食料品(調理に使う食材など)」「外食」「公共料金(水道・ガス・電気など)」「菓子・デザート類」が各20%台で上位にあがっている。「公共料金(水道・ガス・電気など)」は2012年調査をピークに減少傾向。
直近2~3ヶ月の消費意識(複数回答)については、「節約はしつつ、ちょっとした贅沢も楽しむ」「必要なもの以外はなるべく買わないよう、我慢する」が各4割弱だった。
ニュース情報元:マイボイスコム(株)
(株)不動産経済研究所は2月20日、2018年度「全国マンション市場動向」を発表した。全国における2018年のマンション発売戸数は8万256戸、2017年の7万7,363戸に比べて2,893戸(3.7%)の増加となった。対前年比で増加となるのは2年連続で8万戸台となるのは2014年以来。地域別に発売戸数をみると、首都圏は3万7,132戸(全国比46.3%)、近畿圏2万958戸(同26.1%)、東海・中京圏5,115戸(同6.4%)、北海道1,205戸(同1.5%)、東北地区1,773戸(同2.2%)、関東地区1,403戸(同1.7%)、北陸・山陰地区450戸(同0.6%)、中国地区2,667戸(同3.3%)、四国地区887戸(同1.1%)、九州地区8,666戸(同10.8%)。首都圏のシェアは3年連続で50%を下回った。
2018年のマンション平均分譲価格は、全国平均で4,759万円。2017年の平均価格(4,739万円)に比べて20万円、0.4%のアップ。m2単価は全国平均で71.3万円となり、2017年の69.6万円に比べて、1.7万円、2.4%アップした。平均価格が対前年比でアップしたのは2年連続、m2単価が対前年比でアップとなったのは6年連続となる。
事業主別の発売戸数をみると、トップは5年連続で住友不動産となり7,377戸。プレサンスコーポレーション5,267戸、野村不動産5,224戸、三菱地所レジデンス3,614戸、三井不動産レジデンシャル3,198戸、あなぶき興産2,450戸などが続く。
2019年における発売見込みは全国で約8.0万戸。2018年に比べ約0.02万戸、0.3%減の見込み。
ニュース情報元:(株)不動産経済研究所
(株)不動産経済研究所は2月19日、2019年1月度・首都圏「マンション市場動向」を発表した。それによると、1月の新規発売戸数は1,900戸、対前年同月(1,934戸)比1.8%減、対前月(7,462戸)比74.5%減となった。 地域別発売戸数をみると、東京都区部は606戸(全体比31.9%、前年同月比36.5%減)、都下161戸(同8.5%、30.6%減)、神奈川県311戸(同16.4%、3.3%増)、埼玉県584戸(同30.7%、134.5%増)、千葉県238戸(同12.5%、20.2%増)。東京都のシェアは40.4%だった。
新規発売戸数に対する契約戸数は1,283戸で、月間契約率は67.5%。前月の49.4%に比べて18.1ポイントアップ、前年同月の65.2%に比べて2.3ポイントアップしている。1戸当り平均価格、1m2当り単価は、5,653万円、81.3万円。2018年12月は5,896万円、86.2万円だったので、前月比総額では243万円(4.1%)のダウン、m2単価は4.9万円(5.7%)ダウン。
地域別平均価格、1m2当り分譲単価は、東京都区部が7,577万円、119.8万円。都下4,823万円、67.9万円。神奈川県5,084万円、71.4万円。埼玉県5,013万円、68.3万円。千葉県3,634万円、49.7万円。
即日完売は13戸(全体の0.7%)で、【フラット35】登録物件戸数は1,756戸(同92.4%)だった。
ニュース情報元:(株)不動産経済研究所
(株)東京カンテイは2月21日、2019年1月度「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70m2価格月別推移」を発表した。
それによると、1月の首都圏中古マンション価格は前月比-0.5%の3,710万円と小幅に下落。都県別では、東京都は概ね横ばいの4,942万円。神奈川県は同-1.0%の2,903万円、埼玉県は同-1.0%の2,291万円、ともに3ヵ月ぶりの下落となった。前月に直近の最高値を更新した千葉県でも同-0.2%の2,039万円と弱含んだ。
近畿圏は主要エリアが揃って横ばい~弱含みとなった影響から、同-0.3%の2,261万円と下落に転じた。大阪府は横ばいの2,467万円となり、連続上昇も6ヵ月間でストップ。兵庫県では、同-0.7%の1,931万円と3ヵ月ぶりに価格水準を下げた。
中部圏は同+1.5%の1,931万円、愛知県は同+2.1%の2,098万円と上昇している。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
(株)不動産経済研究所は2月19日、2019年1月度・近畿圏「マンション市場動向」を発表した。それによると、1月の新規発売戸数は1,044戸、対前年同月(1,091戸)比4.3%減、対前月(2,760戸)比62.2%減となった。地域別発売戸数は、大阪市部が543戸(全体比52.0%、前年同月比2.8%増)、大阪府下221戸(同21.2%、12.6%減)、神戸市部76戸(同7.3%、50.0%減)、兵庫県下95戸(同9.1%、前年と同値)、京都市部78戸(同7.5%、116.7%増)、京都府下9戸(同0.9%、10.0%減)、滋賀県19戸(同1.8%、533.3%増)、和歌山県3戸(同0.3%、66.7%減)、奈良県での発売はなかった。
新規発売戸数に対する契約戸数は733戸で、月間契約率は70.2%。前月の72.1%に比べて1.9ポイントダウン、前年同月の78.1%に比べて7.9ポイントダウンとなったが、8カ月連続の70%超で好調は維持している。
1戸当り平均価格、1m2当り単価は、3,756万円、63.8万円。前年同月比は戸当り価格は2カ月ぶりのダウン、m2単価は2カ月連続のダウン。2018年12月は4,167万円、65.5万円だったので、前月比総額では411万円(9.9%)のダウン、m2単価は1.7万円(2.6%)ダウンした。
地域別平均価格、1m2当りの分譲単価をみると、大阪市部は3,513万円、75.1万円。大阪府下3,913万円、52.2万円。神戸市部5,047万円、64.4万円。兵庫県下4,255万円、55.1万円。京都市部3,255万円、65.1万円。京都府下3,243万円、45.0万円。滋賀県3,530万円、47.3万円。和歌山県3,670万円、42.5万円。
即日完売物件は2戸(全体の0.2%)で、【フラット35】登録物件戸数は624戸(同59.8%)だった。
ニュース情報元:(株)不動産経済研究所
理想の間取りをはちゃめちゃ自由に妄想するシリーズ、ついに最終回となりました! 1回目は「付き合って3カ月の恋人たちが住む家編」、2回目は「結婚直前の二人が購入するお部屋編」でしたが、3回目のお題は「4人家族で住みたいお家編」!
編集部いわく、「子どもができた後に買いたくなる家の間取りを妄想してください!」とのこと……。
子どもと住みたい家……。
子どもと住みたい家、ねぇ……。
うーん……。そんなこと言われて、「秘密の部屋が欲しい!」と思わない人がどこにいるのでしょうか……?(突飛な論説ですが、お許しください)。
秘密の部屋と言ってもね、別に扉が隠し扉になっているとか、そこへ入ると時空が歪むとか、はたまた賢者の石が隠されているとかそういうことではありません。要するに屋根裏部屋的なサムシングが欲しいんですよ。
家族はいつも一緒! オールウェイズトゥギャザー! ……といっても、やっぱりアローンになりたい日もありますよね。お母ちゃんだって、母である前に妻である前に、一人の女やねんな(涙ほろり)……な日もあるわけです多分。そんな日のための、秘密の部屋ですよ。
階段を上ったところにポツンとある秘密の部屋は、普段は「書斎」兼「シアタールーム」にするんです!
うぉぉおお! 最高な家になりそうな予感がする!
最終回は「子どもと住みたいお家編」
秘密の部屋については無限に語れてしまいそうなのですが、その気持ちをぐっとこらえて。まずは、住んでいる4人家族は一体どんな家族なのか、ディテールを思い描きましょうか。その先にしか理想の間取りは待っていない! 行くぜ!
~以下、無駄オブ無駄な文章となりますので読み飛ばしていただいても構いません~
きっと夫は、フリーのデザイナー。結婚するまでは雇われデザイナーをしていて、ベンチャー企業で夜中まで働いていたんだけど、結婚を機に「家族と過ごす時間以上に大事なものなんてないから」とか言って、一念発起でフリーランスへ転身。ちなみにメガネをかけていて、黒縁メガネ歴10年だったのに最近べっ甲柄に変えたんですよね。え? 妄想が細かすぎる? 知らないんですか? 神は細部に宿るっていう言葉を。ガンガン行くのでついてきてくださいね……。
そして、子どもは二人。どちらも女の子。とにかくよく喋る。喋る。喋る。最近なんて、「あたし、おとなになったら、オーラのあるおんなのひとになりたいの……」とか言い出しちゃって、なんだいこのオマセな子は! かわいすぎるじゃないの! って心の中でいつも悶えるような生活をしているわけです。
夫婦は本当に仲が良くて、3年付き合って結婚したのだけれど、子どもを産んでからというもの生活が一変。子ども部屋もない家で暮らしていたから、四六時中子どもと一緒。うん、まあ、子どもはかわいいですよ。すごくかわいいです。天使です。でも、でもね。夫と恋人時代みたいに過ごす時間ももっと欲しいな、あぁ望みすぎかな、あたしってばいつからこんな欲張りに……やだわばかばか。って子どもたちの桃のような頬を撫でながらほのかに悲しくなったときに、夫が言うわけです。
「家、買おうか」って。
「え? 家? 買うの?」
「うん。家族が住むのに適した家」
「……? 今だって十分じゃ……?」
「……“十分”かな? 僕はもっと君と一緒に過ごしたいって思ってるけど……」
はい、これ爆きゅん。いや、爆きゅんどころの騒ぎじゃない。これはきゅんのテロ。きゅん殺人事件。
それで二人で理想の家を考えるところから始まって、出来上がったのがこの家だってことです。
~以上~
よし、見えた。完全にこの家が見えてきた。むしろ暮らしているような気になってきた。
理想の間取りはこれそんな家族が住むなら、こんな条件を設けたい!
・安心安全な、ほぼワンフロア設計
・はちゃめちゃ広いリビング
・はちゃめちゃ広いウッドデッキ
・憧れていたアイランドキッチン
・秘密の部屋(書斎 兼 シアタールーム)
・夫婦の寝室は子ども部屋と離れている
・子ども部屋は思春期でも安心の設計
・リビングを通らないと子ども部屋に行けない
・トイレは二カ所
・収納がたっぷりある
・窓が多い
・海が見える!
あれ? フリーランスデザイナーの夫の仕事部屋は? と思ったかもしれませんが、夫は「みんなの姿を見るとつい一緒に遊びたくなっちゃうかわいいひと」なので、家のすぐ近くにオフィスを借りているのです(細かい妄想はまだ続く)。
そしてできた間取りがこちら!
(イラスト/岩間淳美)
はい、スペシャルドラスティックワンダフルルームオブザイヤー受賞おめでとうございます!!!!!
細かいポイントを見ていきましょう!
はちゃめちゃ広いリビング(イラスト/岩間淳美)
まず、家族で暮らしたい家の絶対的・マストオブマストは、とっても広いリビング……! 絵ではやや小さく見えるかもしれませんが、これはだいたい18畳くらいあります。広い!
子どもたちが「きゃーっ」ってはしゃいでコケても、どこにもぶつからないくらい家具をゆったり配置して。可能であれば、大型犬だって飼いたい。ゴールデンレトリバーがのっしのっしと歩いて、その横で子どもたちが疲れて眠って。それを眺めながらアイランドキッチンで料理をする。……ん? 極楽浄土かな……?
ちなみにこれまでの理想の間取りと同じく、窓はたっぷりつくっておきました。寒さに備えるべく、床暖房も完備。ちなみに天井は吹抜け箇所あり。開放感へのこだわりは誰にも負けない、開放王に俺はなるっっ!!
はちゃめちゃ広いウッドデッキ(イラスト/岩間淳美)
そしてリビングからつながっているテラスは、ウッドデッキに。開放王たるもの、夏は窓を開け放って、開放パラダイスにしなければ。そこでバーベキューをしてもいいな。簡易キャンプごっこもいい。広いウッドデッキで縄跳びの練習をする子どものビデオを撮る生活でもいい!!
夜、子どもが寝たら、夫婦でウッドデッキに出て、あたたかなコーヒーを飲みながら語り合ったりするのもいいかもしれない。良すぎて苦しい。
最高すぎる秘密の部屋(イラスト/岩間淳美)
そしてお待ちかねの、秘密の部屋。ここは本をたくさん置く、書斎にしたい。一人で本をよみふけったり、時にはお客さんを泊めたりと、用途はいろいろ。
夜ご飯後に秘密の部屋へと上がり、スクリーンで映画NIGHTをするのもいいですね。
「パパァ、きょうは、ぴーたーぱんがいい」
「いやだ、パパは今日こそトランスフォーマーを見たい」
と、ワーワー喧嘩している子どもみたいな夫を、うふふと笑って見つめる時間は超絶プライスレス……。秘密の部屋、最高すぎる。なにがなんでも手に入れたい。
ちなみに6畳ほどのその部屋へは、玄関横の階段から上がることができます。その心は、例えば家族に知られたくないほど落ち込んでいるとき、こっそり上へあがってこっそり泣くこともできるから……と。われながら最高の配慮では?
子ども部屋と離れた夫婦の部屋(イラスト/岩間淳美)
そして子ども部屋とは随分離れた場所にあるのが、夫婦の部屋。
子どもを持ったことがないのであくまで想像にすぎないのですが、ずっと「お母さん」「お父さん」でいるのって大変なんじゃないかな? とも思うわけです。子どもが寝た後は、ゆっくり夫婦で過ごす時間が欲しい。
子どもについて話したり、仕事の話をしたり、最近あったことを話したり。少しだけ気を抜ける時間が、この夫婦部屋によってつくれたらいいな……。
「ねえ」
「なに?」
「しあわせだね」
「うん」
って微笑みあって、髪をゆっくり撫でてもらえる時間もつくれる! そう、この間取りならね。
ちなみに子ども部屋は、高校生になったとき、妹にカレシとの会話を聞かれずに済むようにクローゼットを間に挟んでみました。まあクローゼット挟んでいても、少しは聞こえちゃうんですけどね(経験者は語る)。
たくさんあるクローゼット(イラスト/岩間淳美)
あまり物は持ちたくないのですが、それでも子どもが2人もいれば、やっぱり物は増えるわけで。クローゼットはたくさんあるほうがいいということで、山ほど配置してみました。助かる。
海が見えるそしてできれば、ここが「逗子」であって欲しい。海まで歩いて10分圏内に住むのが夢。それでやっぱりゴールデンレトリバーを飼って、おおらかに散歩をさせたい。
散歩に行く夫犬の散歩当番は、夫。オフィスから帰ってきた足音を聞くなり、犬が起き上がって尻尾をブンブンと振りだすんですよ。あ、犬の名前は多分「ロビン」ですね。子犬の顔を見た瞬間に、家族全員が「ロビン顔だな」って思ったからだと思います。
毎日散歩に行くのは大変なはずなのに、夫は一度も文句を言わずに行ってくれる。その後ろ姿に、時には頼もしささえ感じてしまうんですよ。
それでたまに、「私も行く!」って鍵を持って追いかけようとすると、子どもたちも慌てて「私も!」「私も!」って言ってさ。ただの散歩なのに4人でぞろぞろでかけて、さながらお出かけDAYですよ。
海沿いで犬と散歩そのまま家族4人で海辺まで行って、ロビンとボール遊びをして。ロビンが遊びまくったあと、舌を出してヘッヘッって笑うもんだから、「ロビン、幸せ?」って聞いてみたら、ぺろりと鼻をなめて舌を引っ込めて、キョトンとした顔をするわけ。なにを言ってるんだろう? ぼくはなにを聞かれているんだろう? って顔してさ。かわいい。かわいすぎる。
笑っている子どもそんなロビンを見て、きゃははって子どもたちが笑い始めて、一度笑い出すとおさまらないみたいで、きゃっきゃっきゃっと笑って。それを見ている夫まで、あははっあははっと、笑い始めちゃって。
波の音がざざーとして、ロビンの足跡がついた浜辺が視界に入って、西日が彼らの顔を照らして、まつげの影が少し落ちていて。
思わずポエマーになるそれで思わず
「あぁ瞬きが、シャッターになればいいのにな……」とか思っちゃうんだよね。
絶対思っちゃう。ポエマー爆誕。
爆誕ついでに家に帰ったら、日記にこう書いちゃう。
「彼らを包む光。祝福の波音。笑い声は弾け、あぶくとなって海へと溶け出す。海の向こうの異国のものよ、受け取ってくれ。波に溶かしたとある家族の愛の形をーー」。
最後に……。記事を書いているうちに、なぜか安っぽポエマーとして進化を遂げてしまった……。これ以上は危険なので、このあたりで終わりにしましょう。
それにしてもリアルに想像しすぎて、自分のカメラロールに海辺ではしゃぐ子どもとロビンの写真と、目を細める夫の写真が入っているのではないかという気持ちになっていたけど、わたしには子どももいないし、ロビンもいないし、べっ甲メガネの夫もいないんだった。ていうか、「ロビン顔」ってなんだ……?
妄想なのか記憶なのかが曖昧になってしまいそうなので、ここで自分が「秘密の部屋なしの普通の家」に住んでいることを思い出して終わりにします。海もない。つらい。
これにて全3話のお話は終わりです。楽しんでもらえましたか?
みなさんが素敵すぎるおうちで、素敵な暮らしをしていることを願っています……!
古い木材を使ったりエイジング加工が施されたりした木材を使ったリノベーションやインテリア・家具が人気になるなど、古材や古木(※)という素材に注目が集まっている。単純にかっこいいというのはもちろん理由のひとつだが、それらは空き家問題や環境問題などさまざまな社会問題の解決の糸口にもなっているのだという。住む人にも、集う人にも、環境にもやさしい古木という素材の魅力について、2人の古材・古木のプロフェッショナルである、山翠舎の山上浩明氏とリクレイムドワークスの岩西剛氏に話を聞いた。その魅力はもちろん、過去から未来へとつながる古木の可能性に満ちた対談となった。
山翠舎の東京支社ショールームにて。(左)山翠舎 代表取締役社長・山上浩明氏。創業80年以上という老舗の木工所(建具屋)で、現在では古木を使った店舗デザイン・設計・施工や古民家の移築・再生事業までを手掛ける。 (右)リクレイムドワークス ディレクター・岩西剛氏。アメリカ西海岸から輸入した古木を使った家具の販売や住宅リフォーム、店舗・オフィスのプランニングを行う(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
歴史やストーリーが密に詰まった「古木」長野県大町市にある山翠舎の倉庫兼工場。800坪/7階建相当の巨大な倉庫内には3500本もの古木が。写真で古民家40軒分なのだとか(画像提供/山翠舎)
岩西剛(以下、岩西):「古木(こぼく)・古材(こざい)・古材(ふるざい)、どう呼べばいいんですか?」ってよく聞かれるんですよね。
山上浩明(以下、山上):今度から「古木(こぼく)」って言いませんか? 「古材」だと、鉄など木以外のいろいろな材料も含まれてしまいますよね。古いものを敬遠する人もいるけれど、例えば「法隆寺にあった木」とか「善光寺のご神木の一部」とかいうストーリーがあるとありがたい感覚になる。そういうストーリー性のあるものを、私は「古木」と定義したいんです。
山翠舎の施工事例
岩西:「古木」という言葉は、まさしく僕が感じていた違和感を正しく言い当ててくれています。アメリカでは「リクレイムド(reclaimed:再生利用する)」という資源に対して使う言葉があるので、古木に「リサイクル(recycle)」という言葉は使わないんです。そこにはリスペクトがあるんですよね。だから山上さんが「古木(こぼく)」という言葉のもつ意味にこだわっているのが素晴らしいと思うんです。アメリカには「リサイクル・ウッド」と「リクレイムド・ウッド」は違うというカテゴリがあるのに、日本はいまだに「廃材」「古材」。そこによってかかる手間やコストも全然違うのに、「古材」という言葉で一緒くたにされてお客様が分からなくなっている状態がある。
岩西さんがアメリカ・ポートランドに行った際に訪問した古材屋・Salvage Worksのオフィス(写真提供/リクレイムドワークス)
リクレイムドワークスでは、主にアメリカ西海岸から古木を輸入し、家具を制作している(写真提供/リクレイムドワークス)
岩西:古材には歴史があって、それが木にインストールされているはずなのに、そこを蹴飛ばして全部「古材」と言ってしまっている。ただ、それはこちら側がちゃんとプレゼンしていないのがいけないんですよね。
山上:そうですね。山翠舎では古木を使った店舗づくりをしているんですけど、オーダーする人が「古木」か「古材」かにこだわっていることって少ないんですよね。古木は高価なものですし、予算の関係という現実もあるかもしれませんが、私たちの発信力も足りないという現実もあるんだと思います。
古木が生み出す、人のつながり岩西:リクレイムドワークスのお客様はアメリカ好き、特に西海岸のテイストが好きな人が多いんです。その雰囲気を醸し出すには、現地の木が必要になってくるんです。古民家もそうだと思うんですけど、やはり木がもっているパワーってすごいんですよね。西海岸のスタイルを使いたかったら西海岸の木を使うのがいいし、日本のスタイルだったら日本の古木を使ったほうがいい。デザインだけでは醸し出すことができないんです。木の力によって雰囲気が大きく変わってくるんですよ。
リクレイムドワークスの家具を愛用しているTさん宅。「古木を使用した家具は独特な落ち着きがあり、見る角度や光の当たり具合でさまざまに表情が変わりとても素敵だなと感じました。家具が来てから、家の中が暖かく落ち着いた雰囲気になり、心地よい空間になりました」(Tさん)(画像提供/リクレイムドワークス)
山上:古木のパワーを極力活かすために、私たちは施工時には鉄の釘は使わず、古民家の梁や柱が年月を経て変化した形をもそのまま活かして手作業で組み立てます。
私は、古い木が人を呼ぶものになってほしいと思っているんです。例えば、あるお店でスタッフが来店されたお客様に「机の木は近くの小学校の廊下で使われていたものを利用しているんですよ」と言ったとする。もしかしたら、お客様はその小学校出身の人かもしれないですよね。すると、お客様との距離が縮まるじゃないですか。そういうストーリー性のあるものが建材に内包されていると、人が集まる可能性があるというときめきがある。
廃墟と化していたビルを古木を使ってリノベーションしたら、全室埋まるほどの反響を呼んだとか。写真は古木を贅沢に使用したレストラン(写真提供/山翠舎)
このようなケースもありました。
長野県で蕎麦屋「とみくら食堂」を経営していたおばあさまが、店舗でもあり、自身も住んでいた築89年の古民家に住む人がいなくなってしまったので、解体することにしたんです。ただ、先祖から引き継いできた大切な家なので、何とかしてもらえないかと相談を受けて。そこで弊社で熱海にある「竹林庵みずの」という旅館を引き合わせて、旅館側が解体費用込みでこの古民家の材を購入してくれて、移築したんです。移築後、息子さんがその旅館に行ったときに、柱に自分が子どものころの成長を刻んだ背比べの跡を見つけてすごく喜んでいて。経済的なうれしさだけではなく、精神的なうれしさもあるんだなあと、改めて感じた事例でした。これは空き家問題の新しい解決方法だと思うんです。
ただ単純にエイジングされていてかっこいいというだけではではなく、古木にはそのような意味合いがあるということをしっかりと伝えていきたいですね。
長野県飯山市の富倉集落に建っていた蕎麦屋「とみくら食堂」(写真提供/山翠舎)
「竹林庵みずの」館内(写真提供/山翠舎)
移築された蕎麦屋「とみくら食堂」で、幼き息子さんが背比べをした跡も旅館に残っている(写真提供/山翠舎)
「古木」は、社会問題の解決の糸口になる山上:現在、日本に空き家は約820万戸あるとされていて、その中で約21万戸が古民家。2033年までに2100万戸くらいまでに空き家が増えるという計算でいくと、古民家も54万戸くらいまで増えると言われています。私が古木を扱おうと思ったとき、使われていない古民家はたくさんあるので、単純に古民家で使われていない材をそのまま利用するのが一番いい気がしたんですよね。
木を伐採しないので環境にやさしいし、古民家をレスキューするという空き家問題の解決にもなる。次に事業者も利益が出る。そして、利用者も心地よく過ごすことができる。古木は、全方位的に社会問題や環境問題を解決する素材だと思うんです。
山翠舎の倉庫内にある古木には、解体した家があった場所などのラベルがつけられている(写真提供/山翠舎)
岩西:アメリカでは、よくセレブリティが古木を使うんですよね。例えば、ミュージシャンのジャック・ジョンソンの事務所でダグラス・ファー(ベイマツ)の古木を使っています。エコな商材はアメリカでは「グリーンマテリアル」と呼ばれていて、環境問題に自分が加担しているというのがひとつのステータスになる。FacebookやPatagoniaなどの企業も古木を使っているのはそこには理念があるから。ある世界的なアメリカの企業では、使っている古木すべてに、古木メーカーの名前が入るんですよ。
山上:なんと……!
岩西:木は人間と同じ生命というところで伝わってくるものがあるんですよね。以前、ある企業のミーティングルームに木や人工素材などさまざまな素材の天板を使ったテーブルをたくさん納めたんです。そして1年ぶりに行ってみたら、自然に古木のテーブルに人が集まっていたんですよ。色などほかの要因もあるかもしれませんが、古木には人が惹きつけられるというひとつの説得材料になりますよね。
山上:日本でも古木をグリーンマテリアルにしたいですよね。ただ、いまの日本は、海外のセレブリティのように環境問題に関心があることをアピールするような状況にはない。ただ単に、世界観・空気感という外見的なものがいいという人にとっては、すべて古材は一緒なんですよね。
古木を使ったポートランドの飲食店(写真提供/リクレイムドワークス)
岩西:やはり見た目で使っている人が多い。その性質を使う側が分かっていればいいんですけどね。
山上:知らないんですよね。だから、いずれ認定資格のようなものをやろうとも考えています。こういう古い木を扱うためには勉強が必要だと思うんですよ。
岩西:僕も各所にマテリアルのアドバイザーは必要だと思っていて。床の雰囲気を出すためには針葉樹なのか広葉樹なのかとか、なかなか分からないですよね。そのなかでも特異な古木というアイテムにはアドバイザーが必要だと思います。そうでないと、活きた使い方ができない。耐久性の問題もありますし、一番よく見える使い方もありますしね。
山上:先ほどのグリーンマテリアルという考え方には、はやく日本も追いつかなければならないですね。木材をリードしてきた国としていいところはたくさんある。昔は普通だった使い方を今することで、生活がさらに豊かになるというか。自宅に居心地のいい空間があると自分たちがハッピーになりますし、お店で使われていればお客様もハッピーになる。かっこいいという表面的な部分だけではない使い方をしてもらえればいいなと思います。
※「古木/こぼく/koboku」は山翠舎の登録商標です
●取材協力“マイホームあるある”に、「家を買ったら、転勤の辞令が下りる」というものがある。万一そうなったら、マイホームはどうするのだろう? 東急住宅リースが転勤経験のある男女に調査したところ、転勤時に住まなくなった持ち家の対処方法として、約4割が第三者に「貸した」と回答した。実は、転勤で自宅を貸すときに、注意したいことがいろいろあるのだが、それは……。【今週の住活トピック】
「ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査」を発表/東急住宅リース望ましいのは「家族一緒に引っ越し」だが、現実は「単身赴任」
ビジネスパーソンであれば、転勤を経験することもあるだろう。
この調査結果によると、転勤の際に「家族も一緒に引っ越しする」のが望ましいと考える人が多数派(転勤経験のある既婚男性で66.8%)だった。
それにもかかわらず、現実では「単身赴任」が多い(転勤経験のある既婚男性で67.2%)という結果だ。子どもがいるほうが少しだけ「家族一緒」が多いものの、圧倒的に「単身赴任」ということに変わりはない。
直近の転勤経験では家族も一緒に引越しをしたか、単身赴任だったか(出典:東急住宅リース「ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査」より抜粋転載)
家族一緒に引っ越したときの持ち家、約4割が第三者に賃貸次に、持ち家で転勤を経験した人の調査結果を見ていこう。「家族一緒」に転勤先に引っ越した場合、持ち家の対処に困ることになる。
これについては、「賃貸物件として第三者に貸した」が 37.1%で最も高くなり、「空き家の状態で保有した」(27.6%)、「売却した」(22.4%)、「親戚など身内に貸した」(10.3%)という結果になった。
転勤の際、持ち家についてどう対処したか(出典:東急住宅リース「ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査」)
こうした場合の選択肢は、「貸す」か「売る」か「そのまま保有する」かになる。いずれを選ぶかは、転勤の期間や元の職場に戻る可能性、持ち家の売却想定価格とローン残高のバランス、代わりに住む親戚や知人の有無など、諸条件によって変わるだろう。
そのまま保有する場合は、放置しておくと急速に家が劣化する。誰かに使ってもらって人の出入りがある状態にするか、管理を委託するなどして、持ち家のコンディションを維持することが大切だ。
住宅ローン減税は?ローンの返済は? 貸すときの注意点さて、マイホームを買うときに、住宅ローンを利用する人が大半だ。加えて、年末のローン残高の1%が10年間控除される「住宅ローン減税」の適用を受けている人も多いだろう。
そもそも住宅ローンが低金利であるのも、減税が適用されるのも、マイホームだからこそだ。居住するための家なので、優遇しようというわけだ。
「単身赴任」の場合、住宅ローンを借りた人がその家に住まなくなった場合でも、家族が引き続き住んでいれば、住宅ローンの返済や減税はそのままとなる。
ところが、「家族一緒」に引っ越して持ち家を貸す場合は、居住する家ではなく、賃貸事業を行う家になる。住宅ローンがそのまま利用できない場合もあるので、借りている金融機関に相談したほうがよいだろう。
住宅ローン減税も、家族が居住しなくなった年からは適用が受けられなくなる。ただし、再び持ち家に住むようになったら、居住していない期間を除いて残りの控除期間があれば、その年からは適用が受けられるようになる。
また、貸す場合の収支は、「住宅ローンの返済額=賃料」ならトントンというわけではない。不動産会社への委託料や固定資産税などの納税が生じるので、その支出についても考慮しておく必要がある。
勤務先が転勤の多い会社であれば、持ち家の対処法などについてもサポートが受けられる場合があるだろう。また、こうした場合のノウハウのある不動産会社に、売却額や賃料の査定をしてもらったり、収支計算をしてもらったり、手続きに関する情報を得たりということで、選択肢の判断材料を求めることもできるだろう。
いずれにしても、しっかり情報を集めて、冷静に判断できるようにしたいものだ。
今日の東京は二十四節気の雨水(うすい)らしく、曇りのち雨です。春ですね。
昨日は、早咲きの桜が咲いているのを見つけました。
うちでは水栽培のヒヤシンスが開花して良い匂いです。
小さい綺麗なカゲロウが飛んできました。
気温が上がったり下がったりで体調を崩しがちです。インフルもまだ危険ですね。春だ、春だ♪と浮かれ気味ですが、もう少し、気を引き締めていこうと思います!
さて、先日、NHKの番組で、チコちゃんが「2月はどうして28日しかないの?」と言っていました。
夫がテレビを見ながら「それは・・・・・・」と答えたので、力いっぱい、
「ボーっと生きてんじゃねーよー!!」
と言ったら、なんと、まさかの正解。
見事に肩透かしを食らいました。。。
番組をこれから見る人がいると思うので詳しく書きませんが、日本でも古くから、睦月、如月、弥生、という風に、各月に名前がついています。これも、一年をどこからスタートしても大丈夫な感じですよね。すごく納得しました。
ダイキン工業(株)はこのたび、「住宅内の非居室空間と寒さに関する実態調査」を行った。調査は2018年12月4日(火)~5日(水)、一戸建てに住む首都圏在住の女性200名を対象にインターネットで行ったもの。
それによると、冬場に住宅内で寒さを感じる空間・場所トップは「洗面室・脱衣室」で約7割(71.0%)。次いで「廊下」(70.0%)、「玄関」(67.5%)、「トイレ」(59.5%)が続く。これら上位はいずれも非居室空間で、住宅内でも約6~7割の女性が「寒さ」を感じているようだ。また、「寝室」でも約3人に1人(33.0%)が寒さを感じており、非居室空間だけでなく、寝室のような居室空間においても「低温」の状態にいる女性が多いことが分かった。
空間・場所別の暖房器具の使用率をみると、「キッチン」は58.2%、「洗面室・脱衣室」は31.6%。また、「廊下」(5.3%)、「トイレ」(6.3%)、「玄関」(2.5%)などではほとんど暖房器具が使われていなかった。「キッチン」における暖房器具使用率が高くなっているのは、LDK空間でのエアコン使用が含まれていることが影響しているものと考えられる。
非居室空間で暖房器具を使っていない理由トップは「その空間・場所に暖房器具が設置されていないから」で45.9%。「寒くても我慢できるから」(37.8%)、「必要性を感じていないから」(35.7%)が続いた。非居室空間で寒さを感じている人が6~7割存在しているにもかかわらず、暖房器具は設置せず、我慢できると考えてしまう人が4~5割存在するようだ。
また、いずれかの非居室空間で「暖房器具を使っている」と答えた方に、非居室空間で使っている暖房器具に対する満足度を聞いたところ、約3割(33.1%)が「満足していない」(「全く満足していない」(6.2%)+「あまり満足していない」(26.9%))と回答。不満足の理由としては「すぐに暖かくならない」(37.2%)、「スペースをとって邪魔」(32.6%)、「暖房の効果が弱い」(30.2%)といった声が上位に上がっている。
ニュース情報元:ダイキン工業(株)
(株)ジャストシステムはこのほど、全国の17歳から69歳の男女1,100名を対象に「人工知能(AI)&ロボット月次定点調査」の結果を発表した。この調査は2017年6月から毎月1回実施しているもの。今回の調査では、AIの発達による「暮らしの利便性向上」について、「期待している」という回答は60.7%、「どちらともいえない」は23.3%、「期待していない」は12.9%だった。「期待している」人の割合を年代別に見ると、10代は61.0%、20代は64.0%、30代59.0%、40代57.0%、50代63.0%、60代60.0%で、いずれの世代でも6割前後の人が期待しているようだ。
時短や省エネにもつながる「AI家電」については、「ぜひ購入したい」が10.1%、「興味があり、購入を検討したい」は26.8%で、合計すると36.9%の人が購入に前向きであることがわかった。「興味はあるが、購入したいとは思わない」は25.0%、「興味がない」は21.6%、すでに「所有している」は4.5%だった。
また、AIが自分の仕事や生活にもたらす将来的な可能性について、「2017年と比べて期待が高まった」と答えた人は62.8%だった。理由は、「テレビ番組や書籍などで、AIの進歩に驚いたから」が最も多く41.1%、次いで「テレビ番組や書籍などで、AIに対する理解が深まったから」35.7%、「店頭でAI関連商品・サービスに触れる機会が増え、進歩に驚いたから」34.2%だった。
ニュース情報元:(株)ジャストシステム
東京都は2月15日、都市再開発法第50条の2第1項の規定に基づき、神宮前六丁目地区第一種市街地再開発事業の施行を認可した。再開発事業により、表参道と明治通り沿道の賑わいを結び、周辺の街並みと調和した商業拠点を形成する。また、老朽建築物の更新とともに、防災備蓄倉庫や自家発電施設を整備し、地域の防災性を向上させる。
施行者は神六再開発(株)(渋谷区神宮前)。施行地区は渋谷区神宮前六丁目地内の約0.3ヘクタール。地上10階・地下3階、高さ約49.5mの施設を建設する。総事業費は約180億円。工事着手は2020年度、建物竣工は2022年度の予定。
ニュース情報元:東京都
国土交通省はこのたび、平成30年第4四半期(H30.10.1~H31.1.1)の地価LOOKレポートを発表した。地価LOOKレポートは、主要都市の高度利用地等を対象に、四半期毎の地価動向を調査し先行的な地価動向を明らかにするもの。調査対象は全国100地区で、東京圏43地区、大阪圏25地区、名古屋圏9地区、地方中心都市等23地区。そのうち住宅系地区は32地区、商業系地区は68地区。
それによると、平成30年第4四半期の地価動向は、上昇が97地区(前回96)、横ばいが3地区(同4)、下落が0地区(同0)となり、上昇地区数の割合は4期連続して9割を上回った。
上昇している97地区のうち、0-3%の上昇が70地区(前回81)、3-6%の上昇が27地区(同15)(「駅前通」(札幌市)、「錦町」「中央1丁目」(以上 仙台市)、「千葉駅前」(千葉市)、「歌舞伎町」「渋谷」(以上 東京都)、「横浜駅西口」(横浜市)、「太閤口」「伏見」「久屋大通駅周辺」「金山」(以上 名古屋市)、「京都駅周辺」「河原町」「烏丸」(以上 京都市)、「西梅田」「茶屋町」「中之島西」「北浜」「心斎橋」「なんば」「新大阪」「福島」「江坂」(以上 大阪府)、「三宮駅前」(神戸市)、「博多駅周辺」(福岡市)、「下通周辺」(熊本市)、「県庁前」(那覇市))。
圏域別でみると、三大都市圏(77地区)のうち、東京圏(43)では上昇が41地区(前回41)、横ばいが2地区(同2)。上昇幅を拡大した地区は1地区、上昇幅を縮小した地区は1地区だった。大阪圏(25)では、平成30年度1四半期から4期連続ですべての地区で上昇。上昇幅を拡大した地区は9地区だった。名古屋圏(9)では、平成25年第2四半期から23期連続ですべての地区で上昇。上昇幅を拡大した地区は1地区だった。
用途別でみると、住宅系地区(32)では、上昇が31地区(前回31)、横ばいが1地区(同1)。上昇幅を拡大した地区は1地区だった。商業系地区(68)では、上昇が66地区(同65)、横ばいが2地区(同3)。上昇幅を拡大した地区は12地区、横ばいから上昇に転じた地区は1地区、上昇幅を縮小した地区は1地区だった。
ニュース情報元:国土交通省
「どんな人にも、自由なくつろぎ」というコンセプトのもと、2018年1月、東京都墨田区にオープンした「喫茶ランドリー」。老若男女が思い思いにくつろぎ、家事をし、自主的にイベントを開き、皆が思い思いに楽しんでいる……そんな新たな“公的空間”が注目を集めています。どんな思いでつくられたのか、オープンから1年、どんな変化があったのか、店主の田中元子さんに話をうかがいました。
どんな人にも自由なくつろぎを。通常のランドリーカフェとは一線を画す
手袋の梱包作業場として使われた築55年の空間をリノベーションし、喫茶室、ランドリースペース、運営会社の事務所を兼ねる店舗に(写真/阿野太一)
0歳から80代まで、街のさまざまな人たちが訪れるという喫茶ランドリー。この街で生まれ育ったご近所さん、近くのマンションに暮らすママ友さんたちとキッズ、デート中の若いカップル、PCを開いて仕事をするビジネスパーソンなど、その客層はこの街の縮図そのものだそう。
レトロな雰囲気の喫茶スペースに加え、洗濯機・乾燥機、ミシンやアイロン、裁縫箱が置かれた「まちの家事室」のある店内。「喫茶」と「ランドリー」という分かりやすいストレートなネーミングから、最初店名を聞いたときは、近年各地に登場している「ランドリーカフェ」(コインランドリーにおしゃれなカフェを併設した店舗)なのだろうと思いましたが、「喫茶ランドリー」はそれとは一線を画したお店です。
「喫茶ランドリーは『自由』がコンセプト。スペースごとに、あるいはお店全体をレンタルスペースとしてお貸しするほか、お茶を飲みながら、何かやりたいことがあればどうぞ自由に使ってくださいとお話ししています」と店主の田中元子さん。
約100平米の店内はおおまかに4つのスペースに分かれます。ここは店内の一角を占める「まちの家事室」。洗濯やミシンがけなどの合間に、ご近所さん同士で“井戸端会議”が始まることも(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
階段数段分床面が低くなった「モグラ席」。篭り感があって落ち着けると人気の空間です(写真/阿野太一)
「大テーブル席」は、実はここの企画・運営も行うグランドレベルのオープンな事務所。お客様にも開放しています。写真に映っているのは、田中さんのビジネスパートナー、大西正紀さん(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
「フロア席」には、かつていろんな喫茶店で使われていた椅子とテーブルが(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
小さな「やりたい」が実現できる場所をつくりたい「喫茶ランドリーが立地するのは、かつて倉庫や町工場が立ち並んでいた街です。近年は徐々にマンションに建て替わり、人口は増えているはずなのに人通りが少ない。森下駅から徒歩5分、両国駅からも8分と利便性は悪くなく、都心へ出かけやすい立地ですが、都心などへ出かけない日は家の中で過ごしている時間が長いのでしょうね。それは、近所にふらっと立ち寄れる場所がないからだと思いました。
このお店をつくる際にモデルにしたのは、コペンハーゲンで街巡りをした際に出会ったランドリーカフェ。当時、日本でそういう施設は聞いたことがなかったのですが、そのお店では若い夫婦が洗濯しながら赤ちゃんをあやしていたり、おじさんがぼうっと過ごしていたり、子どもがおもちゃで遊んでいたり、さまざまな客層がそれぞれ好きに過ごす、日常生活が垣間見られる場所でした。この街にはそんなお店のように気取らない場所が必要だと考えたのです」
コペンハーゲンのランドリーカフェ(写真提供/喫茶ランドリー)
「喫茶ランドリーという名前にしたのは便宜上で、ここを喫茶店としてのみ、ランドリーとしてのみ、受動的に消費するだけの場にはしたくありませんでした。ここでは誰もが自由に何かをする場にしたかったんです。
私は2015年から趣味で『パーソナル屋台』を引き、公園でコーヒーを無料で配るという活動をし、自分もパーソナル屋台で何かを振る舞いたいという人を応援しているのですが、その経験から分かったのは『人は意外といろんなことをやりたがっている』ということ。それは大規模なことではなく、日常のほんの小さなことだったりします。
でも、都会では遠慮しながら暮らしている方がとても多いんじゃないでしょうか。みんなふと『これがしたい』と心に浮かぶのに、人目や常識を気にしてしまって気持ちにフタをしてしまう。だから喫茶ランドリーを、心のフタを開けて『やりたい』が実現できる場にしようと思ったんです」
「お客様は、家事をしたり、読書室や工房として使ったり、自主的にイベントを開催したりしています。なかには、『ここで編み物してもいい?』っていうお客様や、カバンづくりが趣味で『家だと音がお隣に響くから、バッグの鋲打ちをここでさせて』という方もいらっしゃいます。普通のお店では人目が気になったり、家でも音が響くからと考えてなかなかできないことです。でもここなら『自由に過ごして』と言っているワケで、皆さん本当に自由ですよ(笑)」
人通りの少ない街にできた、多様な人々が訪れる“私設公民館”道行く人に店内の雰囲気が伝わるように全面をガラスにした開放感ある店構えにし、内外の境界を低くしました(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
オープン当初2、3週間ほどは全く来店者がなく、田中さんは、毎日店先で「よかったら見ていって」とコーヒーを振る舞い、「自由に使ってくださいね」と語りかけ続けたといいます。ある日、地元の主婦の方たちがコーヒーを片手に家事室で談笑を始めたかと思うと、ご近所さんが通りかかるたびに「あら、久しぶり!」と呼び込んで、“井戸端会議”状態になったそう。人通りが少なかったエリアがこうして徐々に再生し、今では“私設公民館”と呼べるような、人々の交流の場となりました。
リノベーションのビフォー(右写真)アフター。寂しかった街の一角に明かりが点りました(写真提供/喫茶ランドリー(左)、写真撮影/SUUMOジャーナル編集部(右))
とにかく受け入れる。使い方はお客様次第その結果、さまざまな出来事が生まれました。
「大家族の忘年会に使いたい」と総勢20人でモグラ席と周辺席を貸し切った3世代5家族。旧友との再会にと焼肉パーティーを敢行した若者グループ。事務所スペースの「大テーブル席でパン生地づくりを」と集まった女性9人のご近所さんグループ。パン生地はすぐ近くの自宅で焼き、できたてのパンを他の来店者にもお裾分けして新たな交流も生まれたそうです。
「大テーブル席」は基本的に事務スペースだが、ある日「ここを大勢で囲んでパン生地づくりをしたい」と驚きの申し出が(写真提供/喫茶ランドリー)
「まちの家事室」でも、子どもの幼稚園バッグづくりやアイロン掛けをするママさんグループが登場し、そこから発生した「ミシンウィーク」(ミシンが得意な人たちが1週間交代で開くワークショップ)を定期開催するようになり、「つくったものをいろんな人たちに見せて交流できるのが楽しい」と手芸を楽しむ年配の女性達も増えました。家事のための場所をつくると、作業をする人同士のコミュニケーションが生まれやすいのだと気付かされます。
オープンした翌月に、「まちの家事室」を貸し切って、お客様によって主催された「ミシンウィーク」。ミシンに興味のあるプロ級の方から初心者まで、さまざまな街の人たちが参加した(写真提供/喫茶ランドリー)
さらに、毎週フロア席を貸し切って、支店とネット中継しながら業務の勉強会を行う場として活用する会社も現れました。「自由に使える施設公民館」の使われ方は、まさにお客様次第。そうした使い方をされるとは、当初思っていなかったそうです。
ほかにも、ここで婚姻届を記入したカップルが2組、届けた後にここで休憩していったカップルが1組。家出してきたご近所さんを受け入れたこともあったそうです。そうした人生の大切な時期に立ち寄ろうと思える求心力や懐の深さが、この喫茶ランドリーにはあるのでしょう。
「オープン以来1年で、200以上のイベントが開催されました。もともと小さなコミュニティはしていたけど、すべて建物の中にあったのだと思います。こうしたスペースがあることで、わくわくする時間がもてたり、人目に触れることで人とのつながりが深まっていくのだと思います」
なぜ「喫茶ランドリー」でそのイベントを?という葛藤も喫茶ランドリーは基本的に周辺の住人の方々を想定した場なのですが、自由に使えるレンタルスペースであることもあって、さまざまな想定外のイベント話が舞い込むようにもなりました。
「一番驚いたのは、洗剤メーカーが主催するイベント」と田中さん。「洗濯機に扮したバーチャルユーチューバーと総勢60人のファンが洗濯のコツについて直接会話するという不思議な展開のプロモーションでした。でも最初は、なぜ喫茶ランドリーでそのイベントを?って思いましたね。ここが選ばれたのは洗濯機があるからという理由だけで、喫茶ランドリーの良さを分かってくれたワケじゃないのではと何だか腑に落ちない心の葛藤もありました。
でも大勢の参加者の方々の念願がかなったと喜んでいる様子を見て、この場を選んでもらってよかったなと思いました。きっかけは何であれ、ここで過ごしていただいた方々に良い思いを感じていただいて、こうした自由な場があることの良さを分かってもらえたらとてもありがたいですね」
「人気アイドルのプロモーション撮影の場としてお貸しした際も、なぜウチで?と思ったりしましたが、そのアイドルのファンの方々が訪れてくれるようになり、喫茶ランドリーの良さを感じてくれて、リピーターになる方もいらっしゃって、うれしいです。受け入れること、判断を任せることの大切さを学びました」
お店のキッチンカウンター(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
オープンから1年。店内は当初よりも彩りが増しています。
「知らないうちに花が飾られている、贈られた果物で新しいスイーツがいつの間にかメニューに加わっているということもあります(笑)。『まちの家事室』の入り口を飾る三角フラッグもスタッフがつけてくれたもの。ほかの仕事でしばらく来ないでいると店の雰囲気が変わっていて、それも何だかうれしいことです。良いことが蓄積されていって、それが見て取れるわけですから」と田中さん。
「最初は私とパートナーの2人だけで運営し、メニューもコーヒー、紅茶と『ツナメルトトースト』だけでした。今、無水カレーやシチュー、オープンサンド、ケーキなどはすべてスタッフが自主的にメニュー開発してくれたもので、すべて手づくりです」
手づくりの米粉のホワイトシチュー750円(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
「スタッフは現在4人ですが、みんなもともとこの店のお客様。募集していないのに働きたいと申し出があってお願いしました。人を雇うことは初めてで戸惑いもありましたが、のびのび働いてもらえているのがうれしいですね。専業主婦の彼女たちには、プロ店員のように接客しなくていい、背伸びせず自分らしく働いてほしいと話していますが、みんなコミュニケーション能力が高いので、お客様との交流は安心してまかせられます。
喫茶ランドリーでさまざまなお客様と出会い、いろいろな話をするようになって、街の出来事をたくさん発見できました。ここがなかったら、この瞬間、この街のどこかの部屋の中で喜んでいる人や悲しんでいる人がいることにも気が付かなかったと思います。予想外のことも起こりますが、そうした経験がいちばんの財産ですね」
店内で販売されているハンドメイド作品。常連さんとの会話で「そんなものつくられているのですか!」となると、翌日から無料の委託販売がはじまるそう(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
LPレコードは、ご近所のコンビニ店長さんのコレクションを販売中(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
大テーブルには、ここでプリザーブドフラワー教室を主催した常連さんが自分の作品を飾っています。ミニチュアハウスは別のお客様の作品で、「飾って」と差し入れされたもの(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
1階が楽しくなれば、街も楽しくなる喫茶ランドリーの誕生は、田中さんが代表を務める街づくりコンサルティング会社「株式会社グランドレベル」が、この建物の活用を依頼されたことがきっかけでした。
「グランドレベルの理念は『1階づくりはまちづくり』というものです。建物の1階(グランドレベル)を街に開いたつくりにすれば、1階だから誰もが気軽に立ち寄れて、人の流れが生まれ、街が変わる。日本では1階のもつポテンシャルがないがしろにされていると感じています。1階はプライベート空間とパブリック空間のつなぎ目。1階が面白くなければ街は面白くなりません」
その理念が活かされた喫茶ランドリーは、多様な人が訪れる街に開かれた寛容な場をつくった点が高く評価され、2018年10月にグッドデザイン賞のグッドフォーカス賞[地域社会デザイン]を、同年12月にはリノベーション・オブ・ザ・イヤー2018・無差別級部門最優秀賞を受賞しました。
白い「縁結びリース」は「1周年記念に」とお客様が発案したもの。来店者がメーッセージを書き込んだハギレを結びつけてつくられています(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
そうした評価を受け、第2、第3の出店話も進んでいるそうです。
「出店といっても私たちが直営するのではなく、お店を始めたいという人にコンセプトを共有し、コンサルティング協力をしています。喫茶ランドリーの店名をそのまま使ってもらっても良いですが、地域の特性に合う店舗にしないと人の集まる場所になりません。
喫茶ランドリーはなんとなく出来上がった店舗に見えるかもしれませんが、ハードやソフト、コミュニケーションのデザインを、繊細にコントロールしています。マグカップ一つにしても、おしゃれなものではなく、実家にあるカップのように親しみもあって毎日見ても飽きないものを選ぶなど、格好良すぎに決めないで、多くの人にちょうどいい『ちょっと素敵』で仕立てています。最初から100%つくり込むのではなく、スタッフやお客様の意向も受け止められる器づくりも大切です。そうした点をきちんとお伝えしたいですね。
喫茶ランドリーは、ワクワクを共有できたり、コミュニティのつながりが豊かになったり、さらには自分という存在が社会から受け入れられていると実感できる場所。こうした、街に開かれた自由な場、私的公民館的なスペースがどんどん増えれば、とてもうれしいです」
田中さんのお話をうかがい、ふらっと立ち寄れて自然体で過ごせる居心地の良い場所が自宅近くにある。そこでは人と人が自然とつながることもできる。それはなんと幸せなことなのだろうと感じました。
看板も、道ゆく人に「寄っていきませんか」と語りかけているよう(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
●取材協力田中元子さん
株式会社グランドレベル代表取締役。喫茶ランドリー店主。1975年茨城県生まれ。独学で建築を学び、2004年大西正紀氏と共にクリエイティブユニットmosakiを共同設立。建築やデザインなどの専門分野と一般の人々とをつなぐことをモットーに、建築コミュニケーター・ライターとして、主にメディアやプロジェクトづくりを行う。2010年よりワークショップ「けんちく体操」に参加。同活動で2013年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞。2015年よりパーソナル屋台の活動を開始。2016年、株式会社グランドレベルを設立。主な著書に『マイパブリックとグランドレベル―今日からはじめるまちづくり』
バレンタインデー当日、夫は虚礼廃止のため?会社からチョコを持ち帰ってきませんでした。ざんねん。
夫が息子へ質問しました。←私が質問させた。
「バレンタインデーとは、何をする日でしょうか?」
「偉い人が、おやつをもらう日!」
当たらずといえども遠からず
家ではこんな風に、質問にポンポン答える息子ですが、幼稚園では黙りこくってしまうことがあるというのを、担任の先生から教わりました。
意外なことだったので、びっくりしました。
ネットで検索すると、子どもが黙りこむ原因は色々ありました!
息子の場合はどれだろう???
緊張し過ぎるのか。
間違えたことを笑われるとプライドが許さないのか。
母親(私)がかわりに答えることが多いせいなのか。
「分かる時はすぐに答えます。分からない時は黙っていないで、わかりません、と答えます。」
と話しましたが・・・
まぁ、言われてもすぐに改善しないと思うので、気長に付き合っていきます。
担任の先生は、「これから○○君(息子)との関わりを深めていきたいと思います。」とおっしゃって下さいますが・・・
まぁ、もうじき進級ですから~~~
さて、前置きが長くなりましたが、タイトルの「ライバルが強すぎる」。
これのことです。↓
煮干しの袋の裏に、なんと!!!
さりげなく、「2月14日は煮干しの日」アピールがっ!!!
2月14日はバレンタインデーだけじゃなかった!!!
ライバルが強すぎて、完全に、陰に隠れている、日が当たらない、脚光を浴びていない。そんな気がしてなりません。
もしかして、これって、私が知らなかっただけで、けっこう広く知られていたりして?
埼玉県を中心に空き家活用型シェアハウス事業を展開する一般社団法人ふくろうの会(所在地:東京都中央区、代表:小関 智宏)シェアハウス事業部(事業部長:中川 峻一)は、
若手起業家と共同運営するシェアハウスの第二弾として、【EAST TOKYO CREATIVE】をテーマに、東京の東部から様々なクリエイティブを応援する古民家活用シェアハウス「リバ邸下町」を2019年3月、東京都葛飾区にオープンします。
本件に伴い、本日2019年2月15日、「リバ邸下町」の入居希望者の募集を開始しました。
詳しくは、下記プレスリリースをご確認下さい。
https://www.value-press.com/pressrelease/214434
(株)マクロミル(東京都港区)は、このたび「災害や防災に関する定点調査(第5回)」の結果を発表した。この調査は2017年2月より年2回実施しているもの。今回は全国20~69歳の男女1,000名を対象に、2019年1月29日(火)~1月30日(水)に実施した。それによると、最も恐れられている災害は「地震」で96%。過去の調査と同様に、ほぼ全員が選択している。2位は「豪雨、洪水」で66%と続く。居住エリア別でみると、「豪雨、洪水」のスコアは中国・四国・九州エリアでは74%にのぼった。西日本豪雨をきっかけに、特に被害が大きかったエリアでの「豪雨、洪水」への恐怖心が上昇していることがわかる。
大災害に対する“備え”の状況としては、最多が「避難場所や避難所の確認」で48%。最多とはいえ、半数は避難する場所を把握していないという状況のようだ。2位は「日用品・水・食料品などの備蓄」で47%。国や自治体より最低でも3日分、出来れば1週間分程度の家庭用食料品の備蓄が推奨されているが、半数の人は備蓄自体を行っていない実態が明らかになった。
大災害発生時に注目すると思う情報源としては、最多は「テレビ」で72%。「ニュースサイト」55%、「災害伝言サービス」51%、「ラジオ」47%、「家族からの情報」44%が続いた。
ニュース情報元:(株)マクロミル
三井不動産(株)はこのたび、「三井ショッピングパーク ららぽーと横浜」(横浜市都筑区)のリニューアルを実施すると発表した。2013年以来6年ぶり、開業から2度目の大規模リニューアルとなる。
同施設はJR横浜線「鴨居」駅より徒歩7分に立地、約270店舗を有する商業施設。2007年3月に開業した。今回のリニューアルでは、本年3月19日(火)より新規・改装店舗を順次オープンし、4月19日(金)までに全53店舗(新店40店舗、改装13店舗)をオープンする。
1階には成城石井をはじめ、新たな食物販エリアが誕生。日本初出店のコロンビアスポーツウェア/プラナ、関東一号店の名島亭のほか、神奈川県初出店の飲食店が6店舗、ファッションブランドが5店舗オープンする。
また、店舗だけでなく共用部も大きくリニューアル。活き活きとした感性を刺激する空間「CORE(コア)」を新設する。イベントや演出によって、高揚感と期待感を刺激するアートなエントランス「Art CORE」、新しい情報が絶え間なく流れ、知的好奇心を刺激するトレンド発信拠点「Promotion CORE」、光と緑に囲まれ知性を感じる空間「Life Style CORE」など、様々な仕掛けを施した空間を設置し、より充実した施設を目指す。
ニュース情報元:三井不動産(株)
三井不動産(株)はこのたび、「三井ショッピングパーク ららぽーと横浜」(横浜市都筑区)のリニューアルを実施すると発表した。2013年以来6年ぶり、開業から2度目の大規模リニューアルとなる。
同施設はJR横浜線「鴨居」駅より徒歩7分に立地、約270店舗を有する商業施設。2007年3月に開業した。今回のリニューアルでは、本年3月19日(火)より新規・改装店舗を順次オープンし、4月19日(金)までに全53店舗(新店40店舗、改装13店舗)をオープンする。
1階には成城石井をはじめ、新たな食物販エリアが誕生。日本初出店のコロンビアスポーツウェア/プラナ、関東一号店の名島亭のほか、神奈川県初出店の飲食店が6店舗、ファッションブランドが5店舗オープンする。
また、店舗だけでなく共用部も大きくリニューアル。活き活きとした感性を刺激する空間「CORE(コア)」を新設する。イベントや演出によって、高揚感と期待感を刺激するアートなエントランス「Art CORE」、新しい情報が絶え間なく流れ、知的好奇心を刺激するトレンド発信拠点「Promotion CORE」、光と緑に囲まれ知性を感じる空間「Life Style CORE」など、様々な仕掛けを施した空間を設置し、より充実した施設を目指す。
ニュース情報元:三井不動産(株)
大和ハウス工業(株)が広島市東区二葉の里地区で開発中の複合施設名称が「GRANODE(グラノード)広島」に決定した。開業は本年4月1日を予定している。
同施設は、JR「広島駅」北口の再開発街区「二葉の里5街区」で開発中。JR「広島駅」まで徒歩4分、広島空港リムジンバス乗り場まで徒歩3分という立地に誕生する地上20階・地下2階建て、延床面積約5万m2の複合施設。中国・四国地方最大級のオフィス(3~11階)ほか、商業施設(1・2階)、全197室のホテル(13~20階)が入居する。
また、関東方面や関西方面へ向かう中長距離バスの発着場やカーシェアの待機スペース、レンタカーの受付窓口等も設け、ビジネスユースだけでなく観光者も利用できる施設として開業する。
BCP対策として大地震や強風による揺れを想定。荷物や設備のダメージを最小限に抑え、建物の機能を維持できる制震構造を採用した。非常用発電機も用意し、停電時には72時間の防災用電力を供給する。
ニュース情報元:大和ハウス工業(株)
大和ハウス工業(株)が広島市東区二葉の里地区で開発中の複合施設名称が「GRANODE(グラノード)広島」に決定した。開業は本年4月1日を予定している。
同施設は、JR「広島駅」北口の再開発街区「二葉の里5街区」で開発中。JR「広島駅」まで徒歩4分、広島空港リムジンバス乗り場まで徒歩3分という立地に誕生する地上20階・地下2階建て、延床面積約5万m2の複合施設。中国・四国地方最大級のオフィス(3~11階)ほか、商業施設(1・2階)、全197室のホテル(13~20階)が入居する。
また、関東方面や関西方面へ向かう中長距離バスの発着場やカーシェアの待機スペース、レンタカーの受付窓口等も設け、ビジネスユースだけでなく観光者も利用できる施設として開業する。
BCP対策として大地震や強風による揺れを想定。荷物や設備のダメージを最小限に抑え、建物の機能を維持できる制震構造を採用した。非常用発電機も用意し、停電時には72時間の防災用電力を供給する。
ニュース情報元:大和ハウス工業(株)
大和ハウス工業(株)は、沖縄県豊見城市(とみぐすくし)豊崎において、沖縄県初となる水族館併設の大型複合商業施設「(仮称)沖縄豊崎タウンプロジェクト」に本格着手した。
同施設の立地する「豊崎タウン」は、「住み、働き、そして遊び集う街」をコンセプトに街づくりが進められているエリア。「那覇空港」から約6km、那覇空港自動車道「豊見城・名嘉地(なかち)インターチェンジ」から約3kmと、沖縄県内外からスムーズにアクセスできる立地に位置している。
施設は地上4階建て、敷地面積71,499m2、建築面積35,809m2、総延床面積135,000m2。テナントには、最新の映像表現と空間演出を駆使した「DMMかりゆし水族館」をはじめ、ミニチュアテーマパークが入居する予定。
また、屋上には「美らSUNビーチ」を眺めながらバーベキューができるエリアを設ける。さらに、マルシェとレストランを組み合わせたフードホールや大型スーパーマーケットを中心とした食物販、大型家電量販店、ファッション、インテリア、アミューズメントパーク等、約170店舗が出店する。オープンは2020年4月の予定。
ニュース情報元:大和ハウス工業(株)
大和ハウス工業(株)は、沖縄県豊見城市(とみぐすくし)豊崎において、沖縄県初となる水族館併設の大型複合商業施設「(仮称)沖縄豊崎タウンプロジェクト」に本格着手した。
同施設の立地する「豊崎タウン」は、「住み、働き、そして遊び集う街」をコンセプトに街づくりが進められているエリア。「那覇空港」から約6km、那覇空港自動車道「豊見城・名嘉地(なかち)インターチェンジ」から約3kmと、沖縄県内外からスムーズにアクセスできる立地に位置している。
施設は地上4階建て、敷地面積71,499m2、建築面積35,809m2、総延床面積135,000m2。テナントには、最新の映像表現と空間演出を駆使した「DMMかりゆし水族館」をはじめ、ミニチュアテーマパークが入居する予定。
また、屋上には「美らSUNビーチ」を眺めながらバーベキューができるエリアを設ける。さらに、マルシェとレストランを組み合わせたフードホールや大型スーパーマーケットを中心とした食物販、大型家電量販店、ファッション、インテリア、アミューズメントパーク等、約170店舗が出店する。オープンは2020年4月の予定。
ニュース情報元:大和ハウス工業(株)
(株)東京カンテイは2月14日、2019年1月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。1月の首都圏・分譲マンション賃料は1都3県全てで上昇し、前月比+0.1%の2,749円/m2と3ヵ月ぶりに強含んだ。都県別では、東京都が前月比+0.5%の3,346円/m2と上昇に転じ、2018年11月の水準まで戻した。神奈川県は同+1.6%の2,143円/m2、埼玉県も同+1.6%上昇し1,679円/m2と、2018年11月の水準を上回った。千葉県は同+1.5%の1,589円/m2だった。
近畿圏では主要エリアが揃って上昇し、前月比+1.7%の1,829円/m2、2018年7月と同水準まで戻した。大阪府では同+1.7%の2,019円/m2と2,000円台を回復。兵庫県では同+1.2%の1,649円/m2と引き続き上昇した。
中部圏では前月比-0.3%の1,727円/m2、愛知県では同-0.3%の1,775円/m2と、それぞれ3ヵ月連続の下落となった。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
(株)東京カンテイは2月14日、2019年1月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。1月の首都圏・分譲マンション賃料は1都3県全てで上昇し、前月比+0.1%の2,749円/m2と3ヵ月ぶりに強含んだ。都県別では、東京都が前月比+0.5%の3,346円/m2と上昇に転じ、2018年11月の水準まで戻した。神奈川県は同+1.6%の2,143円/m2、埼玉県も同+1.6%上昇し1,679円/m2と、2018年11月の水準を上回った。千葉県は同+1.5%の1,589円/m2だった。
近畿圏では主要エリアが揃って上昇し、前月比+1.7%の1,829円/m2、2018年7月と同水準まで戻した。大阪府では同+1.7%の2,019円/m2と2,000円台を回復。兵庫県では同+1.2%の1,649円/m2と引き続き上昇した。
中部圏では前月比-0.3%の1,727円/m2、愛知県では同-0.3%の1,775円/m2と、それぞれ3ヵ月連続の下落となった。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、首都圏(1都3県)における2019年1月度・不動産流通市場の動向を発表した。1月の首都圏中古マンション成約件数は、前年比で1.0%増加し2,667件となった。成約m2単価は同マイナス0.3%の51.46万円/m2、成約価格は同マイナス1.9%の3,294万円で、ともに2012年12月以来73ヶ月ぶりに前年同月を下回った。専有面積は同マイナス1.7%の64.02m2と、5ヶ月ぶりに前年同月を下回った。
中古戸建の成約件数は前年比で1.9%増加し862件、3ヶ月連続で前年同月を上回った。成約価格は同マイナス7.9%の2,988万円。土地面積は同マイナス3.6%の139.43m2、建物面積は同マイナス3.4%の103.16m2だった。
ニュース情報元:東日本レインズ
(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、首都圏(1都3県)における2019年1月度・不動産流通市場の動向を発表した。1月の首都圏中古マンション成約件数は、前年比で1.0%増加し2,667件となった。成約m2単価は同マイナス0.3%の51.46万円/m2、成約価格は同マイナス1.9%の3,294万円で、ともに2012年12月以来73ヶ月ぶりに前年同月を下回った。専有面積は同マイナス1.7%の64.02m2と、5ヶ月ぶりに前年同月を下回った。
中古戸建の成約件数は前年比で1.9%増加し862件、3ヶ月連続で前年同月を上回った。成約価格は同マイナス7.9%の2,988万円。土地面積は同マイナス3.6%の139.43m2、建物面積は同マイナス3.4%の103.16m2だった。
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