
69万8,479円(税込) / 118.77平米
日比谷線「広尾」駅 徒歩8分
情報は少ないんですが、最近気になっている物件です。
公園前、並木道沿いのナイスな立地に立つレトロマンション。どの部屋もそれぞれ大きいため、戸数が少ないつくりになっています。
今回ご紹介するのは、3階部分の角部屋。
当然この部屋も大きいため、事務所利用が想定されたりもするわけ ... 続き>>>.
圧倒的に不動産情報が多いですが。。。。
東京は家賃が高いといわれますが、場所や条件次第では、東京にも穴場の地域があります。今回は、23区のターミナル駅や神奈川、埼玉の近郊駅などから主に一人暮らしにぴったりなワンルーム・1K・1DKの物件を対象とした家賃相場が安い駅をピックアップ。それぞれの駅の家賃相場や特徴をご紹介します。
東京23区内&山手線の家賃相場が安い駅ランキング
ランキングの約半数を占めたのは足立区の駅
ランキングTOP10を占めたのは、板橋区や江戸川区、足立区、葛飾区といった、23区の北側・東側の区にある駅でした。これらの区は、都心からはやや距離があるため、比較的家賃相場がリーズナブルなイメージがありますが、実際にもそのとおりの結果となりました。
相場ランキング1位は、西高島平駅(板橋区)で5.55万円。西高島平駅からJR山手線巣鴨駅まで22分、都心の大手町駅までは35分と都心に出やすいうえ、三田線の始発駅のため、座って通学・通勤することができます。
3位の北綾瀬駅(足立区)も5.9万円と5万円台で住むことができ、日比谷や大手町などのビジネス街まで約30分、原宿や表参道など人気の地域にも乗り換えなしに行ける便利な駅です。千代田線の支線という扱いのため隣の綾瀬駅で乗り換えが必要というところがややネックでしたが、今年の3月16日から乗り換えなしの直通運転が始まることで、ますます便利に。割安な家賃で便利な場所に住みたいという人にとって、要チェックな駅になりそうです。
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【2018年】東京23区内の家賃相場が安い駅ランキング
繁華街に住みたいのであれば池袋駅が狙い目
(写真/PIXTA)
東京23区内ランキングでは、ひとつもランクインしていなかった山手線の駅。それもそのはず、山手線の駅は一番安い田端駅で8.10万円と、23区内の平均と比較すると約2.6万円高い結果となりました。とはいえ都心部をぐるりと回る山手線は本数も多く便利な路線。そう考えると10万円以下で住めるのは、考え方によっては安いといえるかもしれません。
利便性が高いターミナル駅では、唯一、池袋駅(同率7位)がランクイン。ほかのターミナル駅が11万円を超えるところ、池袋は8.60万円とお手ごろ。交通アクセスがよく、商業施設が充実している繁華街の近くで生活したい人は、検討すべきエリアといえそうです。
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山手線29駅の家賃相場が安い駅ランキング! 2018年版
(写真/PIXTA)
路線の選択肢が多いターミナル駅周辺は、住むと何かと便利です。電車だけでなく、高速バスや深夜バスなどのバスターミナルもあり、各地に行く選択肢が多いことも見逃せません。特に利用者数が多いのが、東京駅、渋谷駅、新宿駅、品川駅、池袋駅。なかでも19位まで5万円台が続く池袋駅に住むのが一番家賃を抑えられそうです。とはいえどのターミナル駅も、6万円台の物件がありますので、自分の通学・通勤場所に行くのに便利でかつ、暮らしに合う駅を見つけてくださいね。
日本を代表するターミナル駅、東京駅
東京駅まで30分以内の家賃相場が安い駅は、1位の南船橋駅(5.6万円)を筆頭に、千葉エリアが多くトップ10入りを果たしました。これは、JR総武線や京葉線の特急や快速があり東京駅までの所要時間が短いこと、乗り換えなし1本で通えることが影響しています。
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「東京駅」まで30分以内・家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
流行最先端の街代表、渋谷駅
渋谷駅まで30分以内の家賃相場が安い駅のトップ3は、神奈川県川崎市の駅が占めました。1位は小田急線の急行や通勤急行も停まる向ヶ丘遊園駅(6万円)。新宿にも乗り換えなしで30分以内と、交通利便性が高い駅でもあります。
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「渋谷駅」まで電車で30分以内・家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
日本屈指の繁華街、新宿駅
新宿駅まで30分以内の家賃相場が安い駅トップは、京王相模原線の稲城駅(4.8万円)です。稲城駅のある稲城市は、駅から少し歩けば畑なども目立つ緑豊かな街。駅前周辺にはマンションが多いので、単身者もファミリー層も暮らしやすい街といえそうです。
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「新宿駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
新幹線が停まり空港へのアクセスもよい品川駅
品川駅まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキングは、横浜市の駅が多くランクインしました。トップは保土ヶ谷駅の5.63万円。保土ヶ谷駅はJR横須賀線が通っており、乗り換えなしで品川駅まで行くことができます。逆方向の鎌倉駅へは乗り換えなしで約20分と便利な位置にあり、相鉄線の天王町駅までも約1km、2路線を使うことも可能です。
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「品川駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
東京の三大繁華街のひとつにある池袋駅
池袋駅まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキングのトップは東武東上線・上福岡駅で、家賃が4.4万円。5つのターミナル駅のなかでは最安値という結果となりました。その後も5万円(同・柳瀬川駅)、5.1万円(同・鶴瀬駅)と続きます。ランキング上位には東武東上線と西武池袋線が目立ちました。
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「池袋駅」まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキング 2019年版
(写真/PIXTA)
東京への便が良く、場所によってはベッドタウンとしての側面が強い神奈川県と埼玉県。今回ピックアップする「関東 SUUMO住みたい街ランキング2019」で1位の横浜、4位の大宮は、言わずと知れた、神奈川県と埼玉県を代表する都市です。どちらも東京に比べると家賃相場が安いので、家賃を抑えつつ便利な暮らしをしたい場合には、ぜひ検討してみましょう。
首都圏屈指の観光地、横浜
横浜駅まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキングのトップは、京急本線の安針塚駅(4.65万円)でした。所在地は横須賀市なので横浜エリアとは少し言いづらいかもしれませんが、依然豊かでのどかな雰囲気の街です。横浜駅までの所要時間がわずか4分と最短なのが、ブルーライン・三ツ沢上町駅と、相鉄本線・星川駅(5.5万円)。三ツ沢上町駅は東京駅まで約30分と交通アクセスも便利です。星川駅は横浜駅まで4駅ありますが、快速を利用すれば1駅。現在再開発が進められ、すでに隣駅の天王町駅との間はすべて高架化されたため、街の安全性も向上しています。
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「横浜駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2019年版
“埼玉ディス”で話題の埼玉
大宮駅まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキングは、3.5万円~5.08万円とリーズナブルな結果に。1位の東武野田線の藤の牛島駅は、特急や急行列車が停まる春日部市の駅です。ほか、東武野田線からは八木崎駅(4万円)、岩槻駅(4.8万円)、南桜井駅(4.85万円)などがランクイン。
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「大宮駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2019年版
東京は家賃が高いといわれますが、場所や条件次第では、東京にも穴場の地域があります。今回は、23区のターミナル駅や神奈川、埼玉の近郊駅などから主に一人暮らしにぴったりなワンルーム・1K・1DKの物件を対象とした家賃相場が安い駅をピックアップ。それぞれの駅の家賃相場や特徴をご紹介します。
東京23区内&山手線の家賃相場が安い駅ランキング
ランキングの約半数を占めたのは足立区の駅
ランキングTOP10を占めたのは、板橋区や江戸川区、足立区、葛飾区といった、23区の北側・東側の区にある駅でした。これらの区は、都心からはやや距離があるため、比較的家賃相場がリーズナブルなイメージがありますが、実際にもそのとおりの結果となりました。
相場ランキング1位は、西高島平駅(板橋区)で5.55万円。西高島平駅からJR山手線巣鴨駅まで22分、都心の大手町駅までは35分と都心に出やすいうえ、三田線の始発駅のため、座って通学・通勤することができます。
3位の北綾瀬駅(足立区)も5.9万円と5万円台で住むことができ、日比谷や大手町などのビジネス街まで約30分、原宿や表参道など人気の地域にも乗り換えなしに行ける便利な駅です。千代田線の支線という扱いのため隣の綾瀬駅で乗り換えが必要というところがややネックでしたが、今年の3月16日から乗り換えなしの直通運転が始まることで、ますます便利に。割安な家賃で便利な場所に住みたいという人にとって、要チェックな駅になりそうです。
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【2018年】東京23区内の家賃相場が安い駅ランキング
繁華街に住みたいのであれば池袋駅が狙い目
(写真/PIXTA)
東京23区内ランキングでは、ひとつもランクインしていなかった山手線の駅。それもそのはず、山手線の駅は一番安い田端駅で8.10万円と、23区内の平均と比較すると約2.6万円高い結果となりました。とはいえ都心部をぐるりと回る山手線は本数も多く便利な路線。そう考えると10万円以下で住めるのは、考え方によっては安いといえるかもしれません。
利便性が高いターミナル駅では、唯一、池袋駅(同率7位)がランクイン。ほかのターミナル駅が11万円を超えるところ、池袋は8.60万円とお手ごろ。交通アクセスがよく、商業施設が充実している繁華街の近くで生活したい人は、検討すべきエリアといえそうです。
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山手線29駅の家賃相場が安い駅ランキング! 2018年版
(写真/PIXTA)
路線の選択肢が多いターミナル駅周辺は、住むと何かと便利です。電車だけでなく、高速バスや深夜バスなどのバスターミナルもあり、各地に行く選択肢が多いことも見逃せません。特に利用者数が多いのが、東京駅、渋谷駅、新宿駅、品川駅、池袋駅。なかでも19位まで5万円台が続く池袋駅に住むのが一番家賃を抑えられそうです。とはいえどのターミナル駅も、6万円台の物件がありますので、自分の通学・通勤場所に行くのに便利でかつ、暮らしに合う駅を見つけてくださいね。
日本を代表するターミナル駅、東京駅
東京駅まで30分以内の家賃相場が安い駅は、1位の南船橋駅(5.6万円)を筆頭に、千葉エリアが多くトップ10入りを果たしました。これは、JR総武線や京葉線の特急や快速があり東京駅までの所要時間が短いこと、乗り換えなし1本で通えることが影響しています。
●ランキングをもっと見たい人はコチラ→
「東京駅」まで30分以内・家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
流行最先端の街代表、渋谷駅
渋谷駅まで30分以内の家賃相場が安い駅のトップ3は、神奈川県川崎市の駅が占めました。1位は小田急線の急行や通勤急行も停まる向ヶ丘遊園駅(6万円)。新宿にも乗り換えなしで30分以内と、交通利便性が高い駅でもあります。
●ランキングをもっと見たい人はコチラ→
「渋谷駅」まで電車で30分以内・家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
日本屈指の繁華街、新宿駅
新宿駅まで30分以内の家賃相場が安い駅トップは、京王相模原線の稲城駅(4.8万円)です。稲城駅のある稲城市は、駅から少し歩けば畑なども目立つ緑豊かな街。駅前周辺にはマンションが多いので、単身者もファミリー層も暮らしやすい街といえそうです。
●ランキングをもっと見たい人はコチラ→
「新宿駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
新幹線が停まり空港へのアクセスもよい品川駅
品川駅まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキングは、横浜市の駅が多くランクインしました。トップは保土ヶ谷駅の5.63万円。保土ヶ谷駅はJR横須賀線が通っており、乗り換えなしで品川駅まで行くことができます。逆方向の鎌倉駅へは乗り換えなしで約20分と便利な位置にあり、相鉄線の天王町駅までも約1km、2路線を使うことも可能です。
●ランキングをもっと見たい人はコチラ→
「品川駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2018年版
東京の三大繁華街のひとつにある池袋駅
池袋駅まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキングのトップは東武東上線・上福岡駅で、家賃が4.4万円。5つのターミナル駅のなかでは最安値という結果となりました。その後も5万円(同・柳瀬川駅)、5.1万円(同・鶴瀬駅)と続きます。ランキング上位には東武東上線と西武池袋線が目立ちました。
●ランキングをもっと見たい人はコチラ→
「池袋駅」まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキング 2019年版
(写真/PIXTA)
東京への便が良く、場所によってはベッドタウンとしての側面が強い神奈川県と埼玉県。今回ピックアップする「関東 SUUMO住みたい街ランキング2019」で1位の横浜、4位の大宮は、言わずと知れた、神奈川県と埼玉県を代表する都市です。どちらも東京に比べると家賃相場が安いので、家賃を抑えつつ便利な暮らしをしたい場合には、ぜひ検討してみましょう。
首都圏屈指の観光地、横浜
横浜駅まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキングのトップは、京急本線の安針塚駅(4.65万円)でした。所在地は横須賀市なので横浜エリアとは少し言いづらいかもしれませんが、依然豊かでのどかな雰囲気の街です。横浜駅までの所要時間がわずか4分と最短なのが、ブルーライン・三ツ沢上町駅と、相鉄本線・星川駅(5.5万円)。三ツ沢上町駅は東京駅まで約30分と交通アクセスも便利です。星川駅は横浜駅まで4駅ありますが、快速を利用すれば1駅。現在再開発が進められ、すでに隣駅の天王町駅との間はすべて高架化されたため、街の安全性も向上しています。
●ランキングをもっと見たい人はコチラ→
「横浜駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2019年版
“埼玉ディス”で話題の埼玉
大宮駅まで30分以内の家賃相場が安い駅ランキングは、3.5万円~5.08万円とリーズナブルな結果に。1位の東武野田線の藤の牛島駅は、特急や急行列車が停まる春日部市の駅です。ほか、東武野田線からは八木崎駅(4万円)、岩槻駅(4.8万円)、南桜井駅(4.85万円)などがランクイン。
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「大宮駅」まで電車で30分以内、家賃相場が安い駅ランキング 2019年版
時間単位でプロ仕様のキッチンが利用できる「シェアキッチン」が、2019年1月、豊島区に誕生しました。その名も「コマワリキッチン」。では、何ができ、どんな場所になのでしょうか。どんな人が利用するのか、また将来像についても聞いてみました。
自分のお店のような感覚で利用できる、「シェアキッチン」
近年、時間単位でオフィスとして利用できるシェアオフィスやコワーキングスペースは増えていますが、シェアキッチンは、文字通りその「キッチン版」で、時間単位でプロ仕様の厨房が利用できる施設です。
飲食店は店を構えようと思ったときに、資金面や許認可のハードルが高く、よほど本気でないと難しいもの。それがこの「コマワリキッチン」であれば、食品衛生責任者の資格さえとれば(1日の講習だけで取得ができる)時間単位で利用でき、「まずはどれだけ一般のお客様相手に通用するのか、腕試しができる」というわけです。ほかにも「パンづくりが好きで販売したい」「焼き菓子を通販で売りたい」「料理教室をしてみたい」というチャレンジの場として利用を見込んでいます。
取材で訪れたのは2月上旬、オープンから半月あまりでしたが、当日はコーヒーショップ「名前はまだない珈琲店」が営業していました。珈琲の焙煎を学んだ女性がレンタルできるキッチンを探していたところ、条件がぴったりの「コマワリキッチン」見つけ、すぐに利用を申し込んだとか。
名前はまだない珈琲店。都内でシェアキッチンを探していたときに、見つけて「ココだ!」と申し込み。トントン拍子に出店が決まった(写真撮影/嘉屋恭子)
ショップカード、コーヒーのパッケージなど、あちこちに猫の姿(写真撮影/嘉屋恭子)
コーヒーにあうマフィンも販売している。本格仕様のキッチンで、許認可を得ていて、安心して利用できるのがよいそう(写真撮影/嘉屋恭子)
「ここは本格的な調理機器を備え、菓子製造業と飲食店営業許可が取得済みなので、安心して利用できます。お客さまも増えてきて、手ごたえも上々です」と語ります。
住民の関心度合いも高く、取材中もさまざまな方から次々と「今度、ここを使ってみたいんだけど、モノの保管はどうすればいいの?」「今までどんなお店が出店したの?」とかなり本気の質問が投げかけられていました。「キッチンが借りられるのであればチャレンジしたい!」という潜在ニーズはかなりあるようです。
豊島区の公民連携事業に選定。でもなぜシェアキッチンなの?今回、「コマワリキッチン」は築40年超のビル1階にあった空き店舗を、これまで空き家再生などを手がけてきた会社「ジェクトワン」がリノベーションおよび運営をしています。また、豊島区が公民連携事業として改修と運営費の一部を補助。では、なぜ「シェアキッチン」という業態が選ばれたのでしょうか。
豊島区役所の生活産業課の担当者は、
「豊島区は『としまビジネスサポートセンター』で起業や創業のお手伝いをしています。今回の『コマワリキッチン』でも連携して、新しいチャレンジを応援したいというのが選定理由です。また、商店街では高齢者の代替わりが課題になっています。将来的には『コマワリキッチン』でデビューをした人が、店舗を構えてくれたら、商店街の活性化にもつながると期待しています」と展望を語ります。
ジェクトワンの地域コミュニティ事業部チーフの布川朋美さんも「シェアキッチン」を提案した背景として、以下のように話します。
「この場所は、以前は中華料理店でした。空き店舗を再生するにあたり、近隣住民にヒアリングを行い、“夜、気軽に飲める場所がほしい”“コーヒー・お茶や軽食ができる場所がほしい”など、飲食に関する需要が高いことが分かりました。そこで、地域貢献、創業支援として当社の知見のあった“シェアキッチン”を提案したんです」
つまり、単なる一店舗の再生というより、「新しい才能を発掘する場所」「人が集い、にぎわいを生み出すコミュニティ拠点」としての狙いが強いようです。また、利用者としては、子育て中で現在、働いていない女性を考えていましたが、想像以上に幅広い世代からの問い合わせがあるよう。
厨房設備はガス、オーブン、水道それぞれ2台いれているので、2組の同時利用可能。テーマにそって料理対決する「料理の鉄人」ごっこもできる!?(写真撮影/嘉屋恭子)
「年齢性別問わず、お問い合わせをいただきます。もちこみパーティーや町内会の集い、ママ・パパ、サークルの利用など、使い方はまだまだ未知数です」(布川さん)
さらに、今年3月からは講師を招いて、創業支援の教室も開催予定。参加者は、何かをはじめてみたい人、意欲にあふれる人が集う場所でもあります。参加者同士、顔を合わせることでよい刺激が生まれるのも「シェアキッチン」ならではのよさといえるでしょう。
めざせ新しい食のスター! トキワ荘の復元とのコラボも期待大!ちなみに、コマワリキッチンができた場所は、若き日の手塚治虫や藤子不二雄などが暮らした「トキワ荘」があった場所のすぐそば。マンガの才能が集った「元祖・シェアオフィス」のあった場所に「シェアキッチン」ができるのも、不思議な縁です。
トキワ荘の建物そのものはなくなっているが、跡地には石碑とモニュメントが立つ。来年にはミュージアムも完成予定で、新たな東京の名所になりそう(写真撮影/嘉屋恭子)
「南長崎花咲公園にミュージアムができれば、観光客だけでなく、人の流れができるようになります。現在、南長崎には飲食店も少なく、またお土産品などはありませんが、このコマワリキッチンで、新しいお土産や名物、新しい何かができたらいいなと願っています。単なる消費の場だけでなく、何か行動を起こす、交流がおきる、そんなポテンシャルの高い場所と見込んでいます」(布川さん)
確かに、せっかく訪れたのであれば「何かお土産を買って帰りたい」というのが人情というもの。場所とのコラボでうまれるお土産には、期待したいところです。
「コマワリキッチン」は日替わりで店舗が営業しているため、「今日は何のお店?」と聞きにくる住民の人も多く、早くも地元に根付いているようすが分かりました。
また取材時に質問していた人の多くは「こんな場所があるなら、チャレンジしてみようかな」ととても意欲的なのが印象に残っています。食は万国共通の楽しみでもあります。トキワ荘でマンガのスターが誕生したように、「コマワリキッチン」で生まれた新しい食のスターが世界で活躍する--そんな日が来るのかもしれません。
●取材協力
コマワリキッチン
運営会社:株式会社ジェクトワン