
38万円 / 154.03平米
都営新宿線「浜町」駅 徒歩6分
「地球外的住居」をイメージして造られた戸建て。
確かに、実際に室内にいると、宇宙船ってこんな感じかしら?
と感じられる節がある。
普段、直線と角に囲まれた生活に慣れていると、この空間の曲線(柔らかさ・丸さ)は、人間性をも変えるのではないか?という気持ちにすらなる。
個人的な希 ... 続き>>>.
圧倒的に不動産情報が多いですが。。。。
この春、大阪府堺市の大規模賃貸住宅団地「茶山台団地」の一角がDIY工房「DIYのいえ」として生まれ変わった。賃貸住戸をあえて工房に転換させた狙いとは?
団地の空き住戸がDIY工房に変身した!
大阪府堺市・泉北ニュータウンにある総戸数930戸の賃貸住宅団地「茶山台団地」、その一角の空き住戸を使い、「賃貸住宅でも行えるDIY」の普及拠点として2019年2月に誕生したのがDIY工房「DIYのいえ」だ。工房スペースがあり、工具の貸し出し、ワークショップや相談室が随時行われるほか、関連書籍やDIY作品見本の展示、団地サイズに合わせたDIYパーツの販売も行われている。
ワークスペースには電動ノコギリや各種ツールも完備(写真撮影:井村幸治)
団地の1階、2住戸を利用して「DIYのいえ」がつくられている(写真撮影:井村幸治)
大阪府住宅供給公社の小原旭登氏も「公社ではDIYを施した部分の原状回復義務を緩和する『団地カスタマイズ』制度があり、入居者にはDIYをある程度残したままでも退去可能なので気兼ねなくチャレンジいただけます。2017年1月の開始から約2年間で225件の申し込みがありました」と注目度の高さを語る。
「DIYのいえ」は周辺住民や入居検討中の人など、団地住民以外の利用も可能なので、地域コミュニティを活性化させる拠点になることも期待されているようだ。
実際に2月16日のオープニングには電動ノコ体験や子ども向けのワークショップも行われ、多くの人でにぎわった。
2月16日オープン時には女性も電動ノコギリに挑戦、子どもたちはフォトフレームづくりに参加(写真提供:大阪府住宅供給公社)
畳スペースにはおもちゃも用意されている(写真提供:大阪府住宅供給公社)
団地外からも参加者が! 早くもコミュニティ誕生の兆し3月16日には「内窓フレームづくり体験」のワークショップが開催された。内窓フレームとは、既存窓の内側に簡易的な窓を追加することによって空気層をつくり、結露対策や断熱性のアップ、防音効果を高めようというもの。
戸車付きの内窓フレームキット「I・W・F」を使い、ワーク用に用意されたミニサイズの窓枠に合わせて製作を進める。手順は
1)メジャーでサイズを測り、プラスチックとアルミ製のフレームを金ノコなどで切断していく。
2)バリ(切断面の出っ張り)をやすりで削って組み立て、フレームの枠をつくる。
3)プラ板(中空ポリカーボネート)をカットし、両面テープでフレームに貼り付けていく。
4)戸車を付けて内窓フレームに設置…という流れだ。
作業自体は難しくないが、金ノコでアルミを切断する作業は女性陣が少し苦戦していた(写真撮影:井村幸治)
子ども連れで参加された団地の住人Aさんに感想をお聞きした。
「DIYはほとんど経験がなく、アルミを切るのは大変だったけど、もっとやってみたいと思いました。子どもが小さくても遊べるスペースがあるので助かります! 団地の友人たちも参加したいって言っていますし、次回もテーマと時間が合えばぜひ参加したいです!」とのこと。
フレームの下に戸車を付けるときにはピッタリとはまって「おおーっ!」という歓声が♪(写真撮影:井村幸治)
もうひと組の参加者、団地外から参加されたというBさんご夫妻は十数年間のアメリカ在住経験があるそう。「アメリカでは DIY が当たり前でした。現在は近くの一戸建て住宅に住んでいるのですが、賃貸なのであまり大きくDIYができません。ワークショップがあることを Facebook で知って参加したのですが、こんな内窓のキットがあるなんて知らなかった! 今後もいろいろやってみたいと思います」とのこと。
金ノコなど工具の扱いも手慣れたご様子(写真撮影:井村幸治)
ワークは約1時間で終了し、無事に内窓が完成!
その後Bさんは「内窓フレームにはプラ板ではなくて網を貼って網戸にしてもいいかも。すりガラスタイプにすれば間仕切りにもできるし、シェルフの目隠しにもなりそう!」と、思いついたアイデアを相談されていた。
素晴らしい!
DIYは決められたやり方にこだわる必要はない。自分でどんどんアイデアを加えてオリジナリティーを出していけばいい、それが DIYの魅力だ 。今後はさらにコミュニティが広がり、より個性あふれる作品が誕生するのではないだろうか。みなさん、頑張って!
DIYの普及とともに、シニア層の活躍の場づくりを目指す今回取材を行った茶山台団地は大阪府住宅供給公社が管理する全28棟の大規模賃貸住宅団地だ。1971年に入居が開始され、約800戸の入居世帯のうち契約名義人65歳以上の世帯が46%を占めるなど(2019年1月時点)入居者の高齢化が進んでいる。団地の一室を利用した惣菜屋さん「やまわけキッチン」、野菜などの移動販売「ちゃやマルシェ」、集会所を利用した「茶山台としょかん」、DIYリノベーションスクールの開催やDIYリノベーション住戸の賃貸募集、2住戸を合体させた「ニコイチ」の募集など、さまざまな「団地再生プロジェクト」が実施されているモデル団地でもある。
一方で、大阪府住宅供給公社の小原旭登氏は今後の課題を以下のように述べた。「ただ、利用者は40代までの若年層が中心で、団地居住者の半数以上を占める60代以上のシニア世代には浸透していないのが現状です。だからこそ、「DIYのいえ」を拠点とした世代間の交流を促し、将来的には団地居住のシニア層にこの施設のスタッフとして活躍してもらうことで、生きがいづくりにもつなげていければと考えています」
DIYで仕上げた突っ張りタイプのツールを使ったデスク&テレビ台の組み立て見本が展示されている(写真撮影:井村幸治)
団地押入れサイズにDIYで仕上げた収納用カート(写真撮影:井村幸治)
トイレの壁面を利用した収納スペースなどDIYのヒントもたくさん(写真撮影:井村幸治)
団地のキーマンにも参加してもらい、技術を継承していきたい「DIYのいえ」の運営を担当しているカザールホーム代表の中島久仁氏も、
「もっともっとDIY が浸透してほしいと思い、試行錯誤しながら活動しています。ここではツールのレンタルもおこなっていますが、団地内の DIY だけを考えるサンダーや丸ノコといった本格的な工作ツールは必要なく、もっとシンプルなツールだけでもいいのかもしれません。そこも含めて試行錯誤中です」と展望を語る。
「団地に暮らすシニアには、現役のときにさまざまな分野でプロ&職人として活躍された方もいらっしゃいます。そうした人たちの技を、若い人たちに伝えていけるような場になればいいと思っています。団地内の惣菜屋さん「やまわけキッチン」のDIY改装をサポートさせていただいた際には団地住民のリーダー的な方がいらっしゃいました。そんなキーマンとなる方と一緒に活動していきたいと考えています」(中島氏)
「DIYのいえ」はひとまず8月までの期間限定での活動だ。今回のワークショップにも高齢者の女性の方が見学に訪れていたが、DIYがちょっと気になっているけど、きっかけがない……という人もいるだろう。そんな人たちが気軽に参加してくれるようになれば、地域のDIYコミュニティも拡大し新たな活動へとつながっていきそうだ。
若い人からシニア世代まで、それぞれの人の暮らしをもっとより良いものに変えていきたいとおっしゃる中島氏(写真撮影:井村幸治)
北側の部屋には養生用のビニールシートも用意されており、塗装やペンキ塗りの作業にも活用できる(写真撮影:井村幸治)
DIYで仕上げたボックス(写真撮影:井村幸治)
世代やライフスタイルを超えたDIYのつながりで、暮らしを豊かにこの先、「DIYのいえ」では襖張りやペンキ塗り、壁塗りのワークショップも予定されている。日程が合えば工房としても利用でき、工房前の駐車場も利用可能。大きな材料を持ち込んだりまた運び出したりということもできるそうだ。
ワークショップの参加者には友人を誘いたいという人もいれば、アメリカのDIY文化に触れたことがある人もいた。DIYに興味をもつ若年層だけでなく、豊富な人生経験や匠の技をもつ団地住民、周辺に暮らすさまざまなライフスタイルの地域住民が「DIYのいえ」を通じてつながっていくことできれば素敵なことだと思う。それぞれの暮らしが豊かに変わっていく拠点、コミュニティの中心となる場所。そんな役割を「DIYのいえ」が担ってくれることに期待したい。
●店舗情報インタースペースが同社のママ向け情報サイト『ママスタジアム』で、「マイホームに対する意識」調査を実施したところ、マイホームに際して、親世帯と子世帯の距離の縮まりを感じさせる結果が多いことが分かった。詳しく見ていこう。【今週の住活トピック】
「マイホームに対する意識」調査を実施/インタースペース ママスタジアムいずれかの親との同居や近居、イマドキのママは意外に多い
親世帯と子世帯の距離の縮まりという点で、まずは、「同居」「二世帯」」「近居」についての状況を見ていこう。
なお、この調査では、両親や兄弟と同じ家に住むことを「同居」、両親と住む家に別玄関があるなどで生活圏が区切られていることを「二世帯」、として区別しており、約30分以内で行き来できる距離に両親が住んでいることを「近居」、と定義している。
さて、調査時点で、同居・二世帯・近居をすでに実施しているママは21.3%(同居7.4%・二世帯2.6%・近居11.3%)。意外に多いという印象だ。さらに、同居や近居をしていないママに「将来的に、両親との同居や二世帯・近居について考えているか」を聞いたところ、24.5%がいずれかを「考えている」と回答した。
「将来的に、両親との同居や二世帯・近居について考えていますか(単一回答)(出典:インタースペース「マイホームに対する意識」調査より転載)
若いママほど、同居や二世帯、近居を考える意向が強く、親世帯との同居や近居にメリットを感じていることがうかがえる結果だ。
この傾向は、リクルート住まいカンパニーの「『住宅購入・建築検討者』調査(2017年度)」にも表れている。いずれかの親がいるマイホーム検討者の21.9%に同居意向があり、38.3%に近居意向があった。特に20代では「近居」意向が45.1%と高い傾向がみられた。
4割超のママがいずれかの親の援助を受けたと回答親世帯との距離の近さは、住まいの距離だけではない。
「住宅購入にあたり、両親からの援助の有無」を聞いたところ、「援助は受けていない」が57.8%と過半数を占めたが、「パパの両親から援助を受けた」17.9%、「ママの両親から援助を受けた」13.9%、「どちらの両親からも援助を受けた」10.4%と、親からの援助があった世帯は42.2%にも達したことが分かった。
親世帯のお財布の距離も、近いというわけだ。
「住宅購入にあたり、両親からの援助がありましたか」(単一回答)(出典:インタースペース「マイホームに対する意識」調査より転載)
マイホーム取得に関する調査結果などを多く見ている筆者からすると、4割を超える世帯で親から援助を受けているというのは、かなり多い結果だ。どちらの親からも援助を受けている世帯も1割いるので、マイホームの頭金や中古住宅購入時のリフォーム費用など、さまざまに活用されたことだろう。
この背景には、「住宅取得等資金の特例」という税制優遇措置がある。
親や祖父母などの直系尊属から住宅取得の資金の贈与を受けた場合に、一定額が非課税になる制度で、2019年4月時点では、省エネ等の性能を満たす住宅の場合は1200万円、それ以外の住宅の場合は700万円までが非課税になる。
仮に、1200万円を非課税制度のない用途で子どもに生前贈与した場合、子どもに246万円もの贈与税がかかってしまう。贈与税の税率は、親子間といえども極めて高いので、住宅取得資金であれば非課税になるこの制度のメリットは大きい。
この非課税制度は、消費税率が10%になると、景気浮揚策として非課税枠がさらに上乗せされる。省エネ等の性能を満たす住宅の場合なら最大で3000万円まで非課税になるので、親からの贈与が今後はさらに増えるかもしれない。
近年は「仲良し親子」が増えるなど、親子間の心理的な距離が近づいている。マイホームについては、たとえ配偶者の方の親であっても、一緒あるいは近くに住めば、いざという時のサポートを依頼できるなどのメリットを感じている。加えて、マイホームにあたって資金援助も期待できる。
心理的にも、資金的にも、生活の上でも、親と子の世帯間の距離は、どんどん近づいていくようだ。
(株)東京カンテイは4月8日、2019年3月の「新築木造一戸建て住宅平均価格」を発表した。敷地面積100m2~300m2、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件を調査したもの。それによると、3月の首都圏新築一戸建ての平均価格は、前月比-0.4%の4,083万円と反転下落した。東京都は-0.6%の4,996万円と3カ月ぶりに反転下落。神奈川県は+0.4%の4,301万円と上昇。千葉県は-0.6%の3,115万円と反転下落。埼玉県は-1.8%の3,390万円と2ヵ月連続下落。首都圏全体的に価格は下落トレンドとなっている。
近畿圏の平均価格は+0.3%の3,078万円と反転上昇。府県別では、大阪府が+0.7%の3,372万円と2ヵ月連続上昇。兵庫県は+0.1%の3,164万円と反転上昇。京都府は+1.0%の3,441万円と3ヵ月連続で上昇した。
愛知県の平均価格は+0.8%の3,212万円と3ヵ月ぶりに上昇。中部圏全体では+1.1%の3,023万円と反転上昇。福岡県は+0.3%の2,988万円と、3ヵ月連続の上昇となった。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
鹿島建設(株)、住友生命保険相互会社、三井住友海上火災保険(株)は、3社共同で開発する「みなとみらい21中央地区58街区」について、ビル名を「横濱ゲートタワー」に決定し、4月3日に着工した。
計画地は、JR・私鉄等「横浜駅」徒歩6分、みなとみらい線「新高島駅」徒歩1分、横浜駅からみなとみらい21への玄関口となる広さ約9,300m2の敷地で、周辺では企業の本社ビル、研究開発施設などが続々と開発されているエリア。
この利便性の高い立地特性を最大限に活かし、オフィス基準階の専有面積が約825坪、延床面積約84,000m2、地下1階・地上21階の複合ビルを建設する。
ビルには、高機能な賃貸オフィス、貸会議室、クリニック、保育所、店舗などを導入するほか、横浜の新たな名所としてプラネタリウムも併設。さらに、BCP対策として高性能制震装置を採用。帰宅困難者の一時待機スペースといった災害支援機能も備える。
竣工は2021年秋頃、開業は2021年冬頃を予定している。
ニュース情報元:鹿島建設(株)
(株)東京カンテイは4月8日、2019年3月の「新築小規模木造一戸建て住宅平均価格」を発表した。敷地面積50m2以上~100m2未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件を調査したもの。それによると、3月の首都圏新築小規模一戸建ての平均価格は、前月比+0.4%の4,614万円と反転上昇した。都県別でみると、東京都は+0.5%の5,498万円と2ヵ月連続で上昇。神奈川県は-0.8%の4,044万円と2ヵ月連続下落。千葉県は+0.1%の3,842万円と僅かながら反転上昇。埼玉県は+0.6%の3,777万円と反転上昇した。
近畿圏の平均価格は、前月比±0.0%の3,332万円で横ばい。大阪府は-0.5%の3,203万円と4ヵ月ぶりに反転下落。兵庫県は+0.1%の3,724万円と僅かながら反転上昇。京都府は+0.1%の3,280万円と反転上昇した。近畿圏の主要府県では大阪府で僅かに下落したのみで、兵庫県と京都府はほぼ横ばい推移となった。
愛知県は前月比+0.6%の3,820万円と2ヵ月連続で上昇。中部圏全体では+0.7%の3,734万円と反転上昇した。3月の小規模一戸建て価格は、各圏域で安定傾向となっている。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
(株)東京カンテイは4月8日、2019年3月の「中古木造一戸建て住宅平均価格」を発表した。敷地面積100m2~300m2、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件を調査したもの。それによると、3月の首都圏中古一戸建て価格は、前月比-2.5%の3,649万円と4ヵ月ぶりに下落した。都県別では、東京都は+3.2%の5,856万円と2ヵ月連続上昇。神奈川県は-9.2%の3,645万円と2ヵ月連続下落。千葉県は+0.4%の2,267万円と5ヵ月連続上昇。埼玉県は-6.1%の2,530万円と4ヵ月ぶりに下落。東京都と千葉県が連続上昇する一方、神奈川県は連続下落し、埼玉県も反転し弱含んだ。
近畿圏の平均価格は、前月比+3.1%の2,642万円と反転上昇。大阪府は+11.5%の2,929万円と大きく反転上昇。兵庫県は-5.8%の2,615万円と反転下落。京都府は-3.7%の3,197万円と2ヵ月連続で下落した。近畿主要3府県では、大阪府では大きくプラスに振れたものの、兵庫県は反転下落、京都府は連続下落している。
愛知県の平均価格は、+6.2%の2,917万円で3ヵ月ぶりに上昇。中部圏全体でも+2.6%の2,287万円と反転上昇した。福岡県の平均価格は+6.8%の2,233万円、3ヵ月ぶりの上昇となった。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
野村不動産アーバンネット(株)はこのたび、2019年4月1日時点の首都圏「住宅地価格動向」の調査結果を発表した。この調査は、「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点を選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定したもの。調査地点数は168。
それによると、2019年1-3月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均では-0.04%(前回-0.04%)の変動率、2四半期連続でマイナスとなった。「値上がり」を示した地点は2.4%(同4.2%)、「横ばい」を示した地点は92.3%(同91.1%)、「値下がり」を示した地点は5.4%(同4.8%)となり、横ばい地点と値下がり地点が増加、値上がり地点が減少した。
年間ベースの「住宅地価格」は、首都圏エリア平均では0.3%(前回0.4%)の変動率でプラスを維持。「値上がり」を示した地点は19.0%(同22.0%)、「横ばい」を示した地点は71.4%(同68.5%)、「値下がり」を示した地点は9.5%(同9.5%)となり、横ばい地点が増加、値上がり地点が減少した。
ニュース情報元:野村不動産アーバンネット(株)
東京都はこのほど、「平成31年2月の新設住宅着工」を発表した。それによると、都内における2月の新設住宅着工戸数は10,046戸。前年同月比では、分譲、持家、貸家ともに増加し、全体で4.6%増加と、2か月ぶりの増加となった。利用関係別では、持家が1,222戸(前年同月比7.8%増、2か月ぶりの増加)、貸家が4,941戸(同0.9%増、3か月ぶりの増加)、分譲住宅は3,805戸(同10.9%増、4か月連続増加)、マンション2,127戸(同2.7%増、4か月連続増加)、一戸建ては1,595戸(同21.9%増、3か月連続増加)だった。
地域別でみると、都心3区は379戸(前年同月比43.5%減、2か月ぶりの減少)、都心10区は2,537戸(同9.5%増、3か月ぶりの増加)、区部全体では7,855戸(同1.4%増、3か月ぶりの増加)、市部では2,156戸(同17.5%増、2か月連続増加)となっている。
※都心3区:千代田区、中央区、港区
※都心10区:千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区
ニュース情報元:東京都
一生賃貸、というライフスタイルも増えつつある昨今。しかし「ただ家賃を払い続けるより、購入するほうがいいのでは」――。長年、賃貸暮らしが続くと、こんな考えが頭をよぎることがあるのではないでしょうか。今回は少しでもお得に賃貸住宅に住むための裏技「家賃交渉」について、さくら事務所会長の長嶋修氏に聞きました。
あなたの「家賃」、本当に適正?
「家賃を払い続けるのはもったいない」といった言説に出くわしたとき、確かに家賃は毎月家計から消えてなるものであり「ならばマイホームを買った方がいいのではないか」と考えるのは分からなくもありません。そんな時目にした「月々、家賃並みの支払いでマイホームが買えます」といったキャッチコピーに惹かれるといったパターンが多いのではないでしょうか。2年に一度の更新料を支払う時期が迫ればなおさらです。
「賃貸」か「持ち家」か。この永遠のテーマをいざ真剣に検討し始めると「歳をとったら賃貸を借りられなくなる」とか「低金利の今が買い時」「2020年以降不動産価格は下がる」「人口減少で空き家が増える」といった様々な情報が巷に飛び交い、何を基準に意思決定をすればわからなくなっている方もいるはずです。
しかしちょっと待ってほしいのです。そもそも、今あなたが借りている賃貸住宅の家賃は「適正」なのでしょうか。実は、相場より高い家賃を払っていることが多いものです。
家賃というものは一般に、新築時に最も高く、経年によって減価していきます。減価率は立地や物件種別によってさまざまですが、一般に月に1パーセント程度、年10パーセント程度とみておけばよいでしょう。例えば新築時に家賃20万円だったところに住んでいれば、毎年2,000円ずつ減価していき、10年後の家賃は18万円、20年後は16万ということになります。もちろん期間中に景気が悪化したり、周辺物件に空室が増加したりすれば、もっと下がるケースも出てきます。
筆者は職業柄「レントロール」を見ることがあります。レントロールとは「家賃表」のことで、そのアパートに入居している人たちが、いつ、いくらの家賃で入居したかがわかるものですが、これを見ると、同じアパートでも各戸の賃料は異なり、それは見事に「入居時期」に比例するのです。例えば新築時からずっと入居している人はずっと10万円を払い続けているものの、12年目に入居した人は8万5000円であるという具合です。つまり長く入居しているほど、相場より高い家賃を払っているということになります。
賃貸でも、更新時期の家賃交渉は「アリ」そこで筆者がおすすめしたいのが「家賃がもったいないからマイホームを」と考える前に「家賃交渉」をしてみることです。これは、2年に一度の更新時期に行うのがよいでしょう。更新が近づいたらその数か月前に大家さんから、あるいは賃貸管理会社を通じて「更新の通知」が来ます。この時に、周辺の賃料相場を調べてみましょう。自分が借りているアパートと同程度の駅や間取り、築年数の物件が、いくらくらいで貸し出されているか、SUUMOなどで検索してみるとよいでしょう。サンプルが少なければ周辺駅も探してみます。平米数にばらつきがある場合は「平米あたりの賃料」で比較してみるとよいと思います。
そこで、自分が今払っている賃料が、現行相場に比べて高いと感じたら、率直に交渉するとよいです。その際には、事前に調べた家賃相場などの根拠も提出するといいですし、あくまで誠意をもって交渉を進めることが大切です。
家賃交渉は大家にもメリットが?大家さんの立場に立って考えてみましょう。もし今あなたに退去された場合、建物を修繕して入居者を募集し入居者が決まり、実際に家賃が発生するまでは少なくとも数か月はかかります。しかも次の入居者からもらえる賃料は現行相場に合わせる必要があり、いまあなたが払っているより安くなるケースがほとんどでしょう。ならば、多少家賃を下げてでも、あなたにそのまま住んでもらった方が、入居付けの手間や不安もなく、むしろそちらの方がいいと考えるはずです。
むろん、こうした根拠がなかったり、法外な、あるいは強引な賃料交渉ではいくら値下げを希望しても、通りにくいと思います。大家さんだって賃料相場は理解しているし、何より人の子です。入居させていただいている日頃の感謝を書面などで示しつつ、調べたデータを基にして賃料交渉するのがよいでしょう。
こうした賃料交渉に関して、大家さんの対応は千差万別。前述した理屈で交渉通りの家賃減額を勝ち取れることもあれば、要望より少し高いところでどうかと再交渉となる場合もあるし、中には全く交渉に応じないというケースもありえます。そうした回答を得たうえで、再度こちらが判断すればよいということです。
筆者の知人で、築浅物件を好景気の時に37万円で借りていたものを、景気低迷時に2年ごとの家賃交渉を行い、15年経過後の現在は22万円程度にまで賃料値下げに成功しているケースもあります。まずは現在住んでいるエリアの家賃相場を調べることから始めてみましょう。
(株)マーキュリー(東京都新宿区)はこのたび、首都圏で2018年に供給された新築マンションの平均坪単価を集計し、その結果を駅別のランキングとして発表した。
それによると、東京都の1位は東京メトロ銀座線「外苑前」で坪単価は924.5万円だった。2位は都営三田線「白金台」で910.8万円。3位はJR総武線「信濃町」(907.2万円)、4位は東急田園都市線他「渋谷」(823.7万円)、5位に東京メトロ銀座線「青山一丁目」(822.3万円)が続く。上位10駅のうち6駅は港区がランクインしている。
神奈川県の1位は、みなとみらい線「馬車道」で坪単価は398.2万円。2位に東急東横線「新丸子」(372.7万円)がランクイン。3位に横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町」(368.0万円)が続く。神奈川では、東急東横線や東急田園都市線といった「東急線」沿線の需要が高い。
埼玉県では、1位にJR京浜東北線「川口」が坪単価291.0万円でランクイン。2位はJR宇都宮線他「浦和」(267.6万円)、3位は西武新宿線「本川越」(258.8万円)の順。JR京浜東北線の川口駅~大宮駅間を最寄り駅とする新築マンションの供給が多く、かつ坪単価が高い傾向が伺える。
千葉県の1位は、JR総武本線「市川」で坪単価274.3万円。2位はJR京葉線「新浦安」(268.2万円)、3位はJR総武本線「津田沼」(266.0万円)。東京23区に隣接する浦安市や市川市に位置する駅や、JR総武線沿線の駅が多くランクインした。
ニュース情報元:(株)マーキュリー
(株)アルティメット総研は、このたび「部屋探しと入居後のトラブル対策に関する意識調査」を行った。調査は2019年1月17日~2019年2月20日、同社運営サイト『ウチコミ!』の入居希望者会員を対象に実施。372名より回答を得た。部屋の内見をする際、どちらのケースが多いですか?では、「一度不動産会社へ行ってから内見」が64%、「直接現地で待ち合わせて内見」が36%。「一度不動産会社へ行ってから内見」が従来の部屋探しにおける慣習だったが、インターネット等の普及により、ネット上で問い合わせをし、現地で待ち合わせて内見をするという人が増えているようだ。
部屋探しで訪問した不動産会社の店舗数をみると、最も多いのは「1件」で32%。次いで「2件」29%、「3件」22%、「4件以上」10%、「0件」7%と続く。部屋を決めるまでに内見した物件数は、「3件」が最多で30%。「6件以上」21%、「2件」14%、「1件」12%、「4件」8%の順。「0件(内見はしなかった)」という人も7%いた。
入居後のトラブルとして、鍵の故障や紛失で部屋に入れなかったことはありますか?では、「ある」18%、「ない」82%。お風呂やトイレの水が出ない、詰まった経験がありますか?では、「経験はない」74%、「経験がある」26%。何らかのトラブルに遭遇してしまう方が少なからずいるようだ。
ニュース情報元:(株)アルティメット総研
野村不動産(株)を代表企業に、JR西日本不動産開発(株)、(株)奥村組が参画する「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」が、このほど都市計画の告示を受けた。
JR岡山駅周辺エリアは、商業・業務施設等が高度に集積し、鉄道・路面電車・バス等の乗継拠点であるなど、交通の要所として機能している。その中で、同事業の検討地区は、低・未利用の土地が多く、既存建物の老朽化も進んでいることから、都市機能の再整備が望まれる状況にあった。
同事業では、商業施設やホテル、コンベンション施設、アミューズメント施設、都市型住宅等の都市機能を備えた施設整備を図り、地域の賑わいを創出する。また、建物の不燃・耐震化により防災性を向上させ、歩行者空間の確保、広場や観光バスベイの整備により、回遊動線の結節点も作る。
事業地は岡山市北区駅前町一丁目2番3番4番、約1.4ha。西街区に住宅・ホテル・店舗を、東街区に駐車場・店舗などを建設する。本体工事着工は2022年度、竣工は2025年度の予定。
ニュース情報元:野村不動産(株)
(株)日本エスコンは、同社グループが大阪府堺市で開発中の商業施設「tonarie 栂・美木多」を、4月26日(金)にグランドオープンすると発表した。同施設は、泉北高速鉄道「栂・美木多」駅徒歩1分に立地。駅前で46年間営業を続けてきた「ガーデンシティ栂」(2017年7月31日閉鎖)の跡地にオープンする。
施設は地上3階建、延床面積約3,768坪、約30店舗を導入。食品スーパーのダイエー「AEON FOOD STYLE」ほか、クリニックモール、銀行、郵便局などを集めた。ベーカリーや書籍、ドラッグストア、総合衣料品なども入り、地域の方が利用しやすく、コミュニティの場としても利用できる施設としている。
ニュース情報元:(株)日本エスコン
リクルート住まいカンパニーによる「住みたい街ランキング2019 関東版」の調査で、住みたい街の1位に輝いた横浜駅。そんな横浜駅に電車で30分以内にアクセスできる、カップル向け中古マンションの価格相場が安い駅を前回は紹介した。今回は専有面積70平米以上~100平米未満のファミリー向けタイプに条件を絞って、価格相場が安い駅TOP10をランキング。さっそく結果を見ていこう。●【ファミリー編】横浜駅まで30分以内の価格相場が安い駅TOP10
順位/駅名/価格相場(沿線/所在地/横浜駅までの所要時間)
1位 かしわ台 1780万円(相鉄本線/神奈川県海老名市/27分)
2位 六浦 1990万円(京急逗子線/神奈川県横浜市/25分)
3位 京急田浦 2140万円(京急本線/神奈川県横須賀市/27分)
4位 さがみ野 2150万円(相鉄本線/神奈川県海老名市/25分)
5位 踊場 2280万円(横浜市営地下鉄ブルーライン/神奈川県横浜市/21分)
6位 京急富岡 2535万円(京急本線/神奈川県横浜市/16分)
7位 相模大塚 2580万円(相鉄本線/神奈川県大和市/23分)
8位 追浜 2590万円(京急本線/神奈川県横須賀市/25分)
9位 小机 2650万円(JR横浜線/神奈川県横浜市/16分)
10位 鶴ヶ峰 2739.5万円(相鉄本線/神奈川県横浜市/9分)
1位は相鉄本線・かしわ台駅。見出しでも触れたが、前回紹介したカップル編ランキングでも1位となっており、横浜駅周辺の住まい探しでは要チェックのエリアと言えそうだ。今回調査の基点にした横浜駅の価格相場は5580万円だったが、かしわ台駅は1780万円で、なんと横浜駅の3分の1以下!駅周辺には住宅地が広がり、保育園や小中学校もあるファミリー向きの街並みだ。
また、駅が位置する海老名市は、中学生以下の子どもの通院・入院医療費を市が負担してくれる点も、子育て世代には魅力だろう。駅から徒歩約15分圏内である他地域の制度を見てみると、綾瀬市は海老名市同様の医療費助成があり、座間市では1歳以上の場合は保護者の所得制限付きではあるものの0歳~中学生の医療費助成を行っている。
2位は京急逗子線・六浦(むつうら)駅で価格相場は1990万円。横浜市で最も南に位置するのがこの駅で、駅から南西に進むと逗子市、南東に進むと横須賀市に入る。駅周辺には住宅が立ち並んでいるが、車で15分ほど東へ向かうと海に面した野島公園に到着。バーベキュー場やキャンプ場、房総半島を望む展望台があり、休日に家族で遊びにでかけてもよさそうだ。
野島公園内の小道(写真提供/PIXTA)
六浦駅から1駅北上し、京急本線に乗り換えてから2駅南下すると3位の京急田浦駅へ。駅の西側には自然豊かな南郷公園が広がり、国道16号が通る駅東側には商店が立ち並んでいる。駅前には警察署があり、市民の安全を守っている点が心強い。京急本線に乗ると横浜駅のほか、品川駅までも1本で行ける点も魅力だろう。
ちなみに3位・京急田浦駅が位置する横須賀市は、前出の海老名市同様に中学生以下の通院・入院医療費を市が負担してくれる。
横浜駅から約10分で価格相場が約2840万円ダウンする駅も!今回のTOP10には横浜市、海老名市、横須賀市、とさまざまなエリアの駅が並んだ。大和市から唯一ランクインしたのが、7位の相鉄本線・相模大塚駅。急行に乗ると最短約23分で横浜駅に到着する。駅の北側、徒歩約5分圏内にスーパーやホームセンター、ドラッグストアが集まっており、日常生活の買物に便利。周辺は公園も多く、約600種の植物と約50種の野鳥が生息する「泉の森」も駅から徒歩15分ほどで行ける。自然豊かな地で子育てしたいファミリーにはうってつけだ。
TOP10のうち、横浜駅までの所要時間が最短だったのは10位の相鉄本線・鶴ヶ峰駅。快速に乗ると横浜駅までは2駅・約9分だ。駅南口直結の「ココロット鶴ヶ峰」には、スーパーやドラッグストア、クリーニング店、飲食店に保育園までそろっている。駅北側にもスーパーや100円ショップ、飲食店など店舗が多く、生活しやすい環境と言える。また、駅からバスに乗って約15分で「よこはま動物園ズーラシア」に行くことができるので、休日に家族で訪れるのも楽しそう。
よこはま動物園ズーラシアのサル(写真提供/PIXTA)
今回ランクインした駅は、いずれも価格相場が横浜駅の2分の1以下だった。10位の鶴ヶ峰駅は、約9分離れるだけで横浜駅より価格相場が2840万円も下がるという驚きの結果である。横浜駅の価格相場の高さは街の魅力や需要の高さの証拠でもあるが、横浜から30分離れるが、物件の購入金額を半額に抑えられるのならば、横浜駅だけに限定せず物件探しの範囲を広げる価値はあるのではないだろうか。
住まいがある街の魅力や便利さ、知名度を重視するか、多少は職場から離れても物件価格を抑えたぶんのお金を生活に回してゆとりをもつか……。それぞれのライフスタイルや価値観に照らし合わせて検討するのがいいだろう。
●調査概要関西で最も大きなターミナルJR大阪駅。交通アクセスの良さは、家選びの際に外せない重要ポイントだ。そこで、大阪駅まで電車で30分以内で行ける、ワンルーム・1K・1DKを対象にした家賃相場が安い駅TOP20をピックアップ。それぞれの街の特徴を紹介する。
(※大阪駅までの電車で30分以内:乗り換え時間や梅田駅からの徒歩分数を含む)
大阪駅まで電車で30分以内、家賃相場の安い駅TOP20駅
ランキングの見方:順位/駅名/家賃相場/(沿線名/駅の所在地)
1位 野崎 3.5万円(JR片町線/大東市)
2位 四条畷3.6万円(JR片町線/大東市)
2位 萱島 3.6万円(京阪本線/寝屋川市)
4位 大和田4万円(京阪本線/門真市)
4位 寝屋川市 4万円(京阪本線/寝屋川市)
6位 平野 4.22万円(JR関西本線/大阪市平野区)
7位 上新庄 4.3万円(阪急京都線/大阪市東淀川区)
7位 下新庄4.3万円(阪急千里線/大阪市東淀川区 )
7位 大日 4.3万円(地下鉄谷町線/守口市)
7位 長瀬 4.3万円(近鉄大阪線/東大阪市)
11位 淡路 4.4万円(阪急京都線/大阪市東淀川区)
12位 新森古市 4.45万円(地下鉄今里筋線/大阪市旭区)
13位 千林大宮 4.5万円(地下鉄谷町線/大阪市旭区)
13位 古川橋4.5万円(京阪本線/門真市)
13位 武庫之荘 4.5万円(阪急神戸線/兵庫県尼崎市)
13位 関目 4.5万円(京阪本線/大阪市城東区)
13位 関目成育 4.5万円(地下鉄今里筋線/大阪市城東区)
18位 星田 4.54万円(JR片町線/交野市)
19位 加美 4.55万円(JR関西本線/大阪市平野区)
20位 大阪港 4.6万円(地下鉄中央線/大阪市港区)
1位は、大東市の野崎駅。JR片町線の普通列車のみの停車駅で、駅の近くには室町時代に築城されたといわれる野崎城の跡などがあり、自然も残るのんびりした環境の地域だ。
大きな商業施設などはないが、国道170号線が近いため、車での外出の多い人には便利といえそう。また、周辺には大阪産業大学など大学も複数ある。
大阪市内の駅でランキングトップなのは、6位の平野駅。駅周辺は深夜まで営業している飲食店もあるが、昔ながらの下町の雰囲気の残る住宅地だ。ノスタルジックな風情の平野本町通商店街などがある一方で、スーパーも充実している。また、勇壮なだんじり祭りで知られる杭全(くまた)神社などがあり、買い物以外でも、下町情緒や大阪らしさあふれるアツい地元愛を体感することができそうだ。
毎年行われる杭全神社のだんじり祭り(写真提供/PIXTA)
地下鉄谷町線の同名駅があるが、約1.2kmと距離は少し離れている。どちらも大阪市内の繁華街天王寺駅まで1本で行くことができるが、JRからのほうが所要時間は短い。近くにはスーパーグローバルハイスクール指定校で進学校である大阪教育大学附属高校平野校舎や同附属平野中学校、附属小学校、附属幼稚園があり、学齢期の子どものいる家庭にとっては気になるところだが、こちらの最寄りは谷町線のほうの平野駅になる。
7位の上新庄駅は、対象物件が4000件を超えており、ランキング中、他を圧倒して多かった。快速、準急の停車駅で特急は通過するが、阪急京都線は地下鉄堺筋線との直通路線。ビジネス街である北浜へ乗り換えなしで行ける。同率7位の下新庄駅とは同じ阪急でも異なる千里線だが、こちらも同じく堺筋線と直通している
上新庄駅近年はマンション建設も進んでいる。駅周辺は、深夜1時まで営業しているスーパーがあり、少し行けばホームセンターもあるため、買い物にも便利だ。
繁華街へ約20分。利便性の良さが魅力の長瀬駅同じく7位の長瀬駅は、マグロの養殖やオリンピックのメダリストを輩出するなど話題が多く志願者数を増やしている近畿大学の本部がある。
近畿大学は学生数の多さでも知られるが、長瀬は普通列車のみの停車駅。駅周辺も大学までの道の周囲も、落ち着いた住宅地だ。大学生が多いため、飲食店が充実しており、また夜遅くても比較的人通りが多い。
大阪駅と同じく大きな繁華街がある難波駅までも、約20分で行くことができる。また、徒歩圏内にJRおおさか東線の長瀬駅があり、新大阪駅まで乗り換えなしで利用できるため、学生だけでなく新幹線での出張の多いビジネスパーソンにも利点は大きそうだ。
13位の武庫之荘駅は、関西屈指の人気路線、阪急神戸線で唯一のランクイン。「関西の住みたい街ランキング2019」では48位、「穴場だと思う街」でも12位に入っている。
周辺は比較的戸建て住宅が多く、駅東側には桜並木が広がる、閑静な住宅街。阪急車両の特徴として愛されるマルーンカラーと桜のコントラストは、ちょうど開花を迎えるこの季節にはインスタ映えもしそうだ。神戸方面へのアクセスも便利。もっとも特急は通過するので急ぐなら乗り換えが必要だが、通勤急行は利用できる。
神戸線と桜(写真提供/PIXTA)
大阪駅周辺は北口を中心に再開発が進んでいる。遊びにもビジネスにも魅力が増し、訪れたくなることもより増えそうだ。春は、ライフイベントの変化を迎える季節でもある。大阪らしさあふれる街から人気路線の穴場まで、自分の生活に合わせた素敵な住まいを、見つけたいものだ。
●調査概要4月は新社会人や新学生が数多く誕生する。その中には、実家を離れて一人暮らしを始めるという人もいるだろう。ビザ・ワールドワイド・ジャパンが、この春に一人暮らしを始める子どもの親1200人に調査したところ、7割以上が子どもの一人暮らしに不安を感じているという。詳しく見ていこう。【今週の住活トピック】
「『子どもの一人暮らし』に関する実態調査」を実施/ビザ・ワールドワイド・ジャパン健康、食事、お金の管理…と心配の種は尽きない
子どもの一人暮らしについて、不安を感じている親は72.4%(あてはまる30.5%+ややあてはまる41.9%)もいる。親の目から見れば、いくつになっても子どもへの不安は尽きないものだろう。
では、どんなことに不安を感じているのかというと、半数以上の親が「健康管理」(74.8%)、「食事」(62.6%)、「お金の管理」(57.7%)だと答えた。
一人暮らしをするにあたり、不安に感じること(複数回答)(出典:ビザ・ワールドワイド・ジャパン「『子どもの一人暮らし』に関する実態調査」より転載)
さらに、親として、「一人暮らしをする子どものために協力をしてあげたいこと」を聞くと、半数以上が「健康管理」(55.5%)、「お金の管理」(50.2%)と答えた。「食事の管理」については、自炊できなくても外食や弁当など多様な手段があるからだろうか、41.6%に下がった。
親の目の届かないところで生活を始める子どもが心配でならない親たちは、健康面やお金面で手助けしたいと考えるようで、まさに「親心」の一語に尽きる。
お金の浪費や詐欺が心配。自立を手助けするには?「健康管理」や「お金の管理」をどのように協力してあげたいのかは、残念ながら調査結果にはない。まめに連絡を取り合って、健康やお金で困っていることがないか確かめて対処するといったところだろうか。
子どもが無理をして身体を壊したり、ストレスをため込んだり、我慢して病気を見逃したり、偏った食事で栄養バランスを崩したりしないか……、心配は尽きないだろう。
お金の使い方については、「使い過ぎ」「無駄使い」のほかに、「詐欺」などにも不安を感じているようだ。
子どもが一人暮らしをする際、子どものお金の使い方で心配なこと(複数回答)(出典:ビザ・ワールドワイド・ジャパン「『子どもの一人暮らし』に関する実態調査」より転載)
浪費や詐欺被害でお金が不足して、借金返済のために犯罪に手を染めるといったことは、最も心配していることだろう。
一方で、「一人暮らしを通じで子どもに期待すること」について聞いたところ、「自分の生活に責任を持てるようになってほしい」(69.8%)、「学校や仕事をきちんとこなしてほしい」(60.7%)、「お金の管理ができるようになってほしい」(57.5%)、「健康管理ができるようになってほしい」(56.5%)など、期待している面も大きいことが分かる。
そうであるなら、自分が育てた子どもの判断力を信じて、責任をもって仕事や勉学、生活、家計の管理をしてもらうしかないだろう。相談をされた場合の助言は惜しみなくしてほしいが、お金が不足する都度、穴埋めをしてあげるといったことは賛成しかねる。
余談になるが、お金の管理では、特に賃貸住宅の家賃の負担が大きくなる。毎月使えるお金のうち、3分の1程度が家賃の目安とされている。
新社会人の給料や新学生の仕送りの額などは、人それぞれで違うだろう。「友達と同じ額」という基準ではなく、使えるお金の額に応じて、計画的に配分してお金を使えるように、親子でよく話し合ってほしいと願うものだ。
(公社)全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)と、(公社)全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)は、このたび「住まい方の意識トレンド調査」の結果を公表した。
この調査は、いまの社会環境を含めた住まいに関して、生活者の思考とニーズを把握することを目的に行ったもの。調査は2019年1月24日~1月28日、インターネットで実施。20歳以上の男女2,400名から回答を得た。
あなたの住まいの環境で、最も重視するものは何ですか?では、「買い物施設や病院など利便施設の充実」が38.5%と最も多く、次いで回答の多かった「通勤のしやすさ」(18.8%)と「治安」(17.1%)に比べて倍以上のスコアであることから、生活のしやすさが最も求められていることがわかった。
将来、都市部と地方のどちらに住みたいですか?では、「都市部」が59.0%、「地方」が41.0%とやや都市部が地方を上回った。性別による差異は見られなかったが、年代別では20代、居住区分別では3世帯以上の2つの属性で「地方」が「都市部」を上回った。
また、平日は都市部、週末は地方で暮らすスタイルの二地域居住(週末移住)については関心が高いようで、約6割が「やりたい」あるいは「興味はある」と回答している。特に20代の関心が高く、「可能ならやりたい」「是非やりたい」の割合が他の年代と比べて高い。
住居を選ぶ際にリノベーション済みの戸建てやマンション、アパートへの抵抗はありますか?では、「全く抵抗ない」が27.6%、「少し抵抗はあるが、検討できる」が35.7%と、あわせて半数以上がリノベーション済みの物件に対して前向きであることがわかった。年代別では特に20代が抵抗が少ない一方で、30代は「絶対に検討したくない」割合が16.6%と全年代で最も高かった。
ニュース情報元:全宅連
四谷駅前地区第一種市街地再開発事業の地区名称が、「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」に決定した。同プロジェクトは、(独)都市再生機構(UR都市機構)、三菱地所(株)、第5メック都市開発特定目的会社、地権者で構成される四谷駅前地区再開発協議会が進めているもの。
開発地は新宿区四谷一丁目、約2.4ha。防災性の向上を図り、緑や広場を創出するとともに、地上31階・地下3階・塔屋1階の大規模複合施設(オフィス・商業・住宅など)を建設する。
四谷に誕生する豊かな緑や広場を持つ複合施設が人とつながり、街とつながり、いつでも憩いと賑わいで溢れる施設に成長させたいという想いを込め、「木漏れ日」+「COMMON(共同、共通)=つながり」による造語で「CO・MO・RE(コモレ)」にしたという。
竣工は平成31年度の予定。
ニュース情報元:UR都市機構
国土交通省はこのたび、都市再生特別措置法の規定に基づき、(株)TUGBOAT TAISHOから申請のあった民間都市再生整備事業計画「大正リバービレッジプロジェクト」を認定した。同事業は、大阪市大正区尻無川の河川敷地に、フードホールをはじめとする飲食店、オフィス、水上ホテル及び水辺と親和性の高い広場を整備するもの。また、船着場を整備することで、舟運事業を展開。水上交通としての移動手段を提供するとともに、水都大阪・水の回廊における水辺拠点間連携の結節点を形成する。
事業区域面積は3,841.96m2。飲食店2棟と事務所2棟を整備する。施行期間は、2019年2月18日~2020年1月15日までの予定。
なお、同事業は、市民や企業、地方公共団体等の行政が連携し、水辺の新しい活用の可能性を創造していく「ミズベリング」の一環として行われるプロジェクトとして、初の認定となる。
ニュース情報元:国土交通省
国土交通省はこのたび、都市再生特別措置法の規定に基づき、(株)広島銀行から申請のあった民間都市再生事業計画「広島銀行新本店建替えプロジェクト」を認定した。同事業では、広島銀行本店の建替えを行い、銀行機能とシナジー効果が高い証券会社をはじめとしたグループ会社機能を集約するなど、業務・商業を中心とした都市機能の更なる充実・強化を図る。
また、敷地内に緑地を設けるとともに、被爆者慰霊碑を配置するなど、国際平和文化都市にふさわしい賑わいと交流を生み出す。メインストリートである鯉城通り側の歩行者空間を拡張、回遊性の向上も図る。
事業区域は、広島市中区紙屋町一丁目3番1他。事業区域面積は6,094.04m2。地上19階・地下1階、地上5階の建物2棟を建設する。施行期間は2019年1月31日~2021年1月31日の予定。
なお、同事業は近接特例の活用により、比較的小規模であっても優良な民間都市開発事業を認定した全国初の案件となる。
ニュース情報元:国土交通省
(独)住宅金融支援機構は4月1日、2019年4月の住宅ローン【フラット35】等の金利を発表した。【フラット35】の融資率9割以下は1.270%~1.960%(前月1.270%~1.960%)、融資率9割超は1.710%~2.400%(同1.710%~2.400%)と、3月から変化なし。
【フラット20】は低下し、融資率9割以下が1.210%~1.900%(同1.220%~1.910%)、融資率9割超が1.650%~2.340%(同1.660%~2.350%)。
【フラット50】の金利は3月と変わらず、融資率9割以下が1.670%~2.170%、融資率9割超が2.110%~2.610%となっている。
ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構
国土交通省はこのたび、平成31年2月の住宅着工の動向を公表した。それによると、2月の住宅着工戸数は71,966戸で、前年同月比4.2%増、3か月連続の増加となった。利用関係別でみると、持家は前年同月比+9.9%の21,992戸、5か月連続の増加。貸家は同-5.1%の27,921戸、6か月連続の減少。
分譲住宅は同+11.4%の21,190戸、7か月連続の増加。そのうち、マンションは同+10.5%の9,132戸、7か月連続増加。一戸建住宅は同+12.2%の11,844戸、3か月連続の増加となった。
ニュース情報元:国土交通省
私、柳沢小実は、暮らしや旅について書いているエッセイストです。旅歴はかれこれ30年以上で、一人旅歴は18年。ヨーロッパや北欧への旅を経て、いつしか年に何回も台湾を旅するようになりました。1年のうち1カ月以上は台湾という生活を何年も続けるうちに、現地の友達ができて、家や暮らし方を垣間見る機会が増えました。彼らは好奇心旺盛で前向きで、行動力もある。DIYもいとわず、インテリアは足し算が上手です。
今回は、台湾で素敵な暮らしを送る3軒におじゃましてきました。1軒目は、ブランディングデザイナーのピーター(28)と、イラストレーターのロージー(31)夫妻が台北中心部に借りているアトリエへ。収納が少なくてもまとまりのある部屋づくり、日本との文化の違い、外で買ってくる朝ごはんのこと、自分たちらしい結婚式写真などについて、お話を伺いました。連載名:台湾の家と暮らし
雑誌や書籍、新聞などで連載を持つ暮らしのエッセイスト・柳沢小実さんは、年2回は台湾に通い、台湾についての書籍も手掛けています。そんな柳沢さんは、「台湾の人の暮らしは、日本人と似ているようでかなり違って面白い」と言います。柳沢さんと台北へ飛んで、自分らしく暮らす3軒の住まいへお邪魔してきました。ピーター&ロージー夫妻と、朝ごはんを買いにいく
(写真提供/KRIS KANG)
(写真提供/KRIS KANG)
朝10時。ブランディングデザイナーのピーターと、イラストレーターのロージー夫妻と、朝ごはん屋さんで待ち合わせ。台湾の朝ごはんは、豆漿・鹹豆漿(豆乳)や蛋餅(卵を挟んだクレープ)、飯糰(具だくさんのおにぎり)などが伝統的なメニューですが、近年は三明治(サンドイッチ)も人気です。若い人たちは朝から外で食べたり買ったりすることも多く、二人もそう。
だから、台北市内で最も都会的なこのエリアでさえ、一本裏道に入ると、昔ながらの朝ご飯屋さんや食堂が軒を連ねています。なんだか、ホッとする。人が働き、住み、食べる場所がすべて混ぜこぜだから、都会でも無機質にならず、程よい雑多さがあります。
「内用? 外帯?(店で食べる? 持ち帰る?)」
「外帯!(持ち帰ります)」
さあ、朝ごはんを持ち帰って、アトリエで食べながら話を聞きましょう。
パートナーを大切にする台湾男子は、かいがいしく働く。ピーターも料理上手(写真提供/KRIS KANG)
台湾の伝統的な朝ごはん(写真提供/KRIS KANG)
台湾製の古いグラス(写真提供/KRIS KANG)
休日のひだまりのような、ほのぼのした雰囲気の二人は、昨年入籍したばかりの新婚夫婦。彼らは2015年から、友人と3人でこのアトリエを持っています。場所は台北市内の中心地で、駅前の大通りに面したオフィスビルの一角。もうひとりのメンバーのお父様が不動産屋さんで、その元オフィスを借りています。
(写真提供/KRIS KANG)
台湾の首都、台北市の広さは東京都23区の40%くらい。人口は2018年の時点で267.4万人ですが、台湾の人は職場のすぐそばなど便利なところに住みたがる傾向があるためか、中心部に一極集中。よって、台北市内の住宅はほぼマンションです。一般的にはエレベーターのない5階建てくらいの建物が多く、近年は高級な高層マンションも増えています。
台北ではマンションの価格が大幅に高騰しており、データではここ5年は減少傾向も見られるものの、15年前の3倍ほどになっていると聞きました(※)。そのため、20~40代の友人・知人の多くは、賃貸マンションや実家住まいです。ピーターとロージーも、普段は台北市の隣の新北市にあるそれぞれの実家で暮らしています。
台北の家賃の目安は、一人暮らしは12000元(約43000円)、二人暮らしだと20000元(約72000円)ほど。沖縄と似た気候の台湾では、入浴はシャワーが主で、バスタブは付いていたりいなかったり。また、外食文化が定着していて日本ほど自炊をしないため、学生が住む小さな部屋などにはキッチンが付いていないこともあります。
アトリエの間取り(イラスト提供/Rosy Chang)
台湾では賃貸物件でもDIYできることは日本よりも一般的。賃貸物件の改装の可否は、貸主との話し合い次第だそう(一般的に原状回復は不要だけれど、貸主によっては必要な場合も)ですが、彼らは改装の許可をもらって、壁を取り払い、天井を抜き、キッチンはピーターがデザインして大工さんに施工を依頼。また、オフィス物件でお風呂がなかったため、シャワーも付けました。窓際の長テーブルや本棚、作業テーブルなどの家具は、美大時代の友人につくってもらったものです。
料理をするピーターが設計したキッチン。手前に作業台があるので、調理しやすい(写真提供/KRIS KANG)
(写真提供/KRIS KANG)
(写真提供/KRIS KANG)
この部屋は収納のないワンルーム。アトリエということもあってほぼ見せる収納になっていますが、物が多くても乱雑に見えないのはアーティストである彼ららしいバランス感覚と色づかいゆえ。例えば調理家電と鍋の色をベージュでそろえていたりと、色数を絞って似たトーンでまとめているのでうるさくない。さし色はオレンジと時々ブルー。見せる収納のヒントが満載です。
窓際に置いてあるセサミストリートの照明器具は、閉園する幼稚園からもらってきた(写真提供/KRIS KANG)
この扇風機、欲しい!(写真提供/KRIS KANG)
(写真提供/KRIS KANG)
台湾の人を見ていてすごいなと感じるのは、柔軟な発想と行動力。面白そうなら、とりあえずすぐにやってみる。だから、部屋づくりに関しても自由で、想像力が豊か。さまざまな要素をミックスした足し算と、お金をかけずに楽しむのも上手で、ピーターとロージーも、DIYやアンティークショップ、オークションサイト、蚤の市など、ありとあらゆる方法で、自分たちの空間に合うものを探しています。
さりげなくコラージュした紙類も、素敵なインテリアに(写真提供/KRIS KANG)
本棚には日本の雑誌がずらっと並んでいる(写真提供/KRIS KANG)
(写真提供/KRIS KANG)
彼らの行動力は結婚写真などにも表れていて、お仕着せのウェディング写真ではなくて、自分たちが好きな服とシチュエーションでカメラマンさんに撮ってもらったそう。まるで写真集のような、一生の宝物になる美しい本です。
「みんながそうしているから」「これが普通だから」にとらわれず、台湾の人らしい行動力とアーティストならではのセンスで、「やればできる」「やってみよう」と行動に移すっていいなと、強く感じました。
(写真提供/KRIS KANG)
(写真提供/KRIS KANG)
今はそれぞれ実家暮らしをしながらアトリエを持っている二人ですが、結婚を機に一緒に暮らせる部屋を探しています。取材後も一軒内覧しに行くのだと、うれしそうに話していました。今後、彼らの暮らしがどう変わっていくのか、とても楽しみです。
※参考資料:日本不動産研究所「第 11 回「国際不動産価格賃料指数」(2018 年 10 月現在)の調査結果」
●取材協力Rosy Chang
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