
6,680万円 / 64.82平米
山手線「田町」駅 徒歩7分
うす色のヘリンボーン張りの床。この張り方でも個性的すぎない印象を受けるのは、床材の質感がしっかりしているから。部屋全体が、やわらかなトーンでセンスよくまとめられています。
オフィスのイメージが強い「田町」駅から徒歩7分、平成築の新耐震基準で建てられたマンションをリノベーションし ... 続き>>>.
圧倒的に不動産情報が多いですが。。。。
(独)住宅金融支援機構はこのたび、リバースモーゲージ型住宅ローン【リ・バ ース60】の2019年1月~3月の利用実績等を発表した。【リ・バース60】は、満60歳以上の方を対象としたローンで、毎月の支払は利息のみ。元金は利用者が亡くなった時に担保物件の売却などにより一括して返済する。
2019年1月~3月は、付保申請戸数164戸で前年同期に比べ大幅に増加した(対前年同期比252.3%)。申込者の属性は、平均年齢70歳、平均年収380万円。「年金受給者」が61.6%、「会社員」22.6%、「個人経営」4.9%、「パート、アルバイト」4.3%、「会社役員」3.0%、「公務員」2.4%など。
資金使途をみると、「戸建新築」が36.0%、「新築マンション購入」21.9%、「戸建リフォーム」25.0%、「借換え」11.0%、「中古マンション購入」4.9%など。資金計画は、所要額平均2,598万円、融資額平均1,476万円、毎月返済額は平均3.1万円だった。
ローンが必要な理由としては、「住宅が古い」が最も多く52%。「住み替え」16%、「借換え」9%などが続く。
ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構
(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)はこのたび、2018年度「首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金」に関する調査結果を公表した。それによると、2018年度に同機構を通して成約した首都圏中古マンションの月額管理費は、1m2当たり平均で188円(1戸当たり12,138円)、修繕積立金は161円(同10,392円)、合計は349円(同22,529円)だった。
1m2当たりの年間管理費は、成約m2単価の0.43%、年間修繕積立金は0.37%で、両者の合計は0.81%。また、1戸当たり月額管理費は経年化するにつれて下落傾向。
都県別でみると、東京都の月額管理費は、1m2当たり平均で216円(1戸当たり13,055円)、修繕積立金は167円(同10,058円)。神奈川県の月額管理費は、1m2当たり平均175円(1戸当たり11,713円)、修繕積立金は162円(同10,854円)。
ニュース情報元:東日本レインズ
(株)東京カンテイはこのたび、2019年4月度「中古マンション価格天気図」を発表した。これは、全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの。それによると、4月は「晴」が24から22地域に減少。「雨」が2から3地域、「曇」が5から10地域にそれぞれ増加。「小雨」は5から2地域、「薄日」は11から10地域にそれぞれ減少した。47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は、13から26地域に倍増。4月度は全国的に弱含みの地域が目立つ。
首都圏は、東京都が前月比0.5%上昇。一方、神奈川県は0.5%、千葉県は1.0%、埼玉県は1.6%それぞれ下落。首都圏平均は1.2%の下落となった。近畿圏は大阪府が±0.0%の横ばい、兵庫県は1.5%上昇、京都府は3.6%下落。郊外部は滋賀県で1.3%下落、奈良県で1.2%上昇し、近畿圏平均は1.1%の下落。中部圏は愛知県で1.0%、岐阜県で1.7%、三重県で0.3%それぞれ上昇。静岡県で3.2%下落し、中部圏平均は0.4%の下落となった。
地方圏をみると、北海道は前月比1.0%下落し1,642万円。札幌市は0.2%下落し1,715万円。宮城県は0.2%上昇し1,984万円、仙台市は±0.0%の2,043万円(前月差-1万円)。広島県は1.7%下落し2,065万円、広島市は0.6%下落し2,169万円。広島市では事例の集中する中区で2.1%、次いで事例の多い西区で3.1%、安佐南区で3.0%それぞれ下落。一方、南区は7.4%、安佐北区は11.5%それぞれ上昇。事例の多い地域が軒並み下落したことで、同市の価格は弱含んだ。
福岡県は0.6%下落し1,949万円、福岡市は0.4%下落し2,349万円。福岡市では最も事例の多い中央区で0.9%、次いで事例の多い東区で0.5%、博多区で0.2%それぞれ下落。南区では2.7%、早良区では1.4%それぞれ上昇したものの、7区中5区で弱含み、同市の価格は下落した。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
国土交通省はこのたび、2019年2月の「不動産価格指数(住宅)」と、2018年第4四半期の「不動産価格指数(商業用不動産)」を発表した。指数は2010年の平均を100としている。それによると、2月の全国の住宅総合は、前年同月比2.2%増の114.2となり、51ヶ月連続して前年同月比で上昇した。住宅地は101.1(前年同月比+1.3%)、戸建住宅は101.9(同-1.6%)、マンション(区分所有)は148.8(同+6.9%)。
都道府県別でみると、東京都の住宅総合は125.7(対前年同月比+3.1%)、住宅地は117.9(同+5.5%)、戸建住宅は105.4(同-1.7%)、マンションは146.2(同+5.1%)。大阪府の住宅総合は115.2(同+1.5%)、住宅地は114.9(同+2.2%)、戸建住宅は92.0(同-8.2%)、マンションは148.6(同+6.2%)。
また、2018年第4四半期分の全国の商業用不動産総合は120.1(前年同月比-1.7%)。店舗は139.8(同+7.6%)、オフィスは135.7(同-2.7%)、マンション・アパート(一棟)は131.5(同-2.3%)だった。
ニュース情報元:国土交通省
お久し振りです。早いもので、明日で5月が終わりますね。息子の幼稚園関係では、親子遠足や保育参観などイベント続きで、母子共々、忙しくも楽しい日々を送っています。
ちなみに、うちのお父さん(過去記事:行方不明のお父さん)は、ついに、その姿を見た者は幸せになれるという、伝説の生き物~O・TO・ U・ SA・ N~に進化しました。
ただ、この呼び名は長すぎるので、息子と二人で親しみを込めて「伝説。」と省略して呼んでいます。
さて、先日のこと。
今年も、スカイツリーの下にご当地キャラが集まって、キャラ・フェスが開催されました。
キララちゃん、なごみ柴っこ、ゴーヤ先生でKSG。今年のKSGのステージは、名探偵コナンのコントでした。
息子が大好きなしまねっこのステージも見ました♪
こにゅうどうくんと、ツーショット写真。
↑
この後、息子が、
「中に誰か入っているみたいだった!」
と言うので、「そうかもねー。どんな人だと思う?」と聞いたら、、、
息子 「こにゅうどうくんの中は、小さい男の子がいて、しまねっこの中には、大きな猫がいる!」
私 「そ、そうだよねー」
【教訓】
4歳児に、着ぐるみの中身(中の人)なんて、無粋なことを言っちゃいけない。
国土交通省の専門委員会である「企画・モニタリング専門委員会」で、日本の人口の長期的な動向や東京圏への転入超過などを分析した結果などが報告された。人口の減少や偏在など、人の動きの課題が浮き彫りになったが、今後の住まいにどういった影響があるのだろうか?【今週の住活トピック】
「企画・モニタリング専門委員会調査審議経過報告(案)」を公表/国土交通省急速な人口減少と高齢化、単独世帯の増加が予想される日本の将来
日本の総人口は、明治時代以降急速に増加し、2008年にピークとなる1億2808万人(高齢化率22.1%)に達した。しかし、今後100年間で100年前の明治時代後半の水準にまで戻る可能性があるという。報告書によると、2100年の総人口は中位推計で5972万人(高齢化率38.3%)、低位推計4906万人~高位推計7285万人の範囲になると予測している。
また、世帯の構成については、「夫婦と子」の核家族の減少と「単独」世帯の増加が顕著だ。1980年に42.1%を占めた「夫婦と子」世帯が2040年には23.3%に減少するのに対し、「単独」世帯は19.8%から39.3%にまで増えるという予測だ。
さて、そうなるとすでに住宅の数は充足しているので、「家余り」がさらに加速することになる。かつては夫婦に子ども2人が標準世帯とされ、4人家族で暮らす住宅が数多く供給されてきたが、家の広さや部屋数の多さよりも、利便性の高い立地に適度な広さの住宅の需要が、今後ますます高まるということになる。
東京圏への人口偏在化、仕事を求めて移動?人口が減るからといって、どこでも一律に減るわけではない。東京一極集中が指摘されるなか、東京圏への転入超過数を調べると、10代後半~20代が極めて多いことが分かる。2018年では、「20歳から24歳」の転入超過数は7万4996人で、全体の過半数を占めるほどだ。
東京圏の年齢階層別転入超過数(2010~2018年)(出典/国土交通省「企画・モニタリング専門委員会調査審議経過報告(案)」)
20代だけで見ると、最も転入超過が目立つのは「20~24歳の女性」だ。「25~29歳」では、男女ともに転出数が年々抑えられる傾向にある。一方「20~24歳の女性」では、転出数が横ばいであるのに対して転入数が最も増加している点が特徴だ。男性だけでなく、女性も仕事を求めて東京圏に移動しているということだろう。
大都市圏への人口偏在で、地方圏の家余りがますます加速し、大都市圏では通勤通学に便利な立地に新たな住宅の需要が生まれるという構図が見えてくる。
東京圏への転入・転出状況(出典/国土交通省「企画・モニタリング専門委員会調査審議経過報告(案)」)
外国人の在留がカギを握る時代に?さて、地方の人口減少や空き家の増加、住宅のストックと居住者ニーズのミスマッチなど、住宅に関する課題は多い。そして今注目されるのが、外国人の居住だ。
在留外国人(中長期在留者および特別永住者)は、2008年前後の世界金融危機の影響を受けたものの、1990年代以降増加傾向で推移している。
これを受けて、国土交通省では、外国人の民間賃貸住宅への円滑な入居のために、「外国人の民間賃貸住宅入居円滑化ガイドライン」を公表したり、「外国人向け部屋探しのガイドブック」を作成したりしている。
在留外国人の推移(出典/国土交通省「企画・モニタリング専門委員会調査審議経過報告(案)」)
実は在留外国人が居住しているのも、三大都市圏が70.4%(2017年12月時点で)と多く、特に東京圏では41.2%を占めている。その一方、地方圏には29.6%が居住しているという実態がある。
「星野リゾート トマム」がある北海道勇払郡占冠(しむかっぷ)村は、2014年~2018年の住民増加数に対する外国人寄与度※が18.69%と全国でトップだという。「キロロリゾート」のある北海道余市郡赤井川村(外国人寄与度11.65%)や「ルスツリゾート」のある北海道虻田郡留寿都村(同8.78%)などが続く。一部ではあるが、外国人の増加で人口の減少をカバーする市町村もあるということだ。
※外国人寄与度:2014~2018年の外国人住民増加数/2018年総住民数
最近は、外部から人を受け入れるために、空き家を活用したり、インターネット環境を整備したり、移住定住のサポート体制を充実させたりなどの努力をしている地方の市町村も出現している。合わせて、二地域間を行き来して暮らす「デュアルライフ」の事例が増えたり、自然豊かな田園地方に「サテライトオフィス」を設ける企業が増えたりと、“田園回帰”の現象も見られるようになっている。
人口の偏在化や高齢化、世帯の縮小化などの動向に応じた住宅の供給を検討する一方で、さまざまな価値観の人を呼び込める地域や住まいの魅力度アップにより、人の流れも多様になるということに期待したい。
(一社)仙台ママナビ(宮城県仙台市)は、異なる3つの新築分譲マンションのモデルルームが1度に内覧できるイベント「笑顔で暮らしたいママのフェスタ in 青葉区」を、5月31日(金)と6月20日(木)、仙台市で開催する。今回見学できるのは、「ザ・パ ークハウス 仙台通町」(地下鉄南北線「北四番丁」駅徒歩9分、地上9階建・総戸数75戸)、「グランドメゾン勾当台通ザ・タワー」(地下鉄南北線「北四番丁」駅徒歩8分、地上24階建・総戸数92戸)、「ノブレス北仙台」(地下鉄南北線「北仙台」駅徒歩5分、地上14階建・総戸数50戸)のモデルルーム。1回約60分の団体ツアー形式で、販売員による接客もないため、気軽に見学できるイベントとして注目されている。
イベントには、積水ハウス(株)、三菱地所レジデンス(株)、ナイス(株)および東北ミサワホーム(株)といった大手デベロッパー4社が協力。現在、青葉区都心部では新築分譲マンションの供給が集中している。エリア内の複数物件の回遊を促し、平日の有閑モデルルームを活用することで、ママと素敵な住まいとの出会いの場を提供する。
当日は「プロ直伝!子育てママの家選びメソッド」「KO-Iスキルは親子の自己肯定感を育む」といったスペシャル講座や、占い・ワークショップ、多肉植物販売などの出展ブースもある。
会場は「フォレスト仙台」(地下鉄南北線「北四番丁」駅より徒歩約7分)。入退場は自由で参加費無料。9時半から12時半を予定している。
ニュース情報元:(一社)仙台ママナビ
日本郵便(株)は、同社所有の「広島東郵便局」敷地において、「広島駅南口計画(仮称)」としてビルを開発すると発表した。
計画地は広島市南区松原町2番62号、広島駅南口に立地。地上20階、延床面積約44,800m2、基準階面積約1,500m2(事務所専有部)のビルを建設する。用途は事務所、店舗、自走式駐車場で、開業時期は2022年秋ごろの予定。
近年、広島駅周辺は大きく発展し、今後とも更なる発展が期待されている。同ビルの建設で、周辺施設とともに街区の利便性とにぎわいを創出、まちづくりに貢献していく。
ニュース情報元:日本郵便(株)
リニュアル仲介(株)(東京都新宿区)はこのたび、住宅ローン減税の築後年数要件に関するアンケートを行った。調査は2019年5月17日~5月21日、インターネットで実施。543名より回答を得た。築25年以上のマンションは住宅ローン減税が利用できないことを知っていますか?では、「知っている」は58.3%と約6割、「知らない」は約4割の41.7%だった。
しかし、築25年以上の物件でも住宅ローン減税を受ける方法がある。その要件(築後年数の緩和要件)について「知っている」は45.6%、「知らない」は54.4%だった。
築後年数の緩和要件は、マンションの場合、その多くは1981年6月以降に建築確認が出された物件(新耐震)に限られるが、「既存住宅売買瑕疵保険を付保」もしくは「耐震基準適合証明書を取得」することで、木造の場合は築20年以上、マンションなどコンクリート造は25年以上の物件でも住宅ローン減税を受けることができるようになる。
ニュース情報元:リニュアル仲介(株)
リンナイ(株)はこのたび、洗濯の実態を探るべく、全国20~60代の男女計1,000名を対象に「洗濯」に関する意識調査を行った。調査時期は2019年4月25日~5月7日。調査方法はインターネット。家庭でどのような種類の洗濯機を使っていますか?では、最も多かったのは「乾燥機能無しの縦型洗濯機」で47.6%。次いで「乾燥機能付きの縦型洗濯機」25.4%、「乾燥機能付きドラム式洗濯機」18.3%の順。ドラム式よりも縦型を利用している方が多数派であることが判明した。利用している洗剤の種類は「液体型洗剤」が最も多く69.1%、次いで「粉末型洗剤」22.5%、「ジェルボール型洗剤」7.2%の順。
洗濯は自己流で行っていることが多い家事のひとつ。そのため失敗も多い。どんな失敗をしたことがあるか尋ねたところ、1位は「ティッシュやおむつなどを、洗濯物と一緒に洗ってしまった」で48.2%と、失敗経験者は約半数いることがわかった。「服が縮んでしまった」(42.7%)、「色移りした」(40.9%)も多い。
普段の洗濯物の乾かし方については、「外干し」が6割以上の66.1%。次いで「部屋干し」29.7%、「乾燥機」3.5%と続く。雨の日には「部屋干し」が70.0%になり、「乾燥機」が17.4%と、雨の日でも乾燥機を使用する人は2割未満にとどまるようだ。
部屋干しをする際の悩み1位は「洗濯物が乾きづらい」で49.7%、2位は僅差で「独特の臭いがすること」49.5%、それぞれ約半数の方が悩んでいる。
ニュース情報元:リンナイ(株)
(株)NEXERと(株)White&Greenが共同で、関東在住の方を対象に「防犯カメラに関するアンケート」を行った。調査は2019年3月13日~3月27日に実施。825人より回答を得た。それによると、自宅に防犯カメラは必要だと思いますか?では、「必要だと思う」52.6%、「必要だと思わない」47.4%と、およそ半々という結果となった。
それぞれの回答理由をみると、必要だと思う理由には、「近所で空き巣被害があったので」(40代男性)、「夜などの子供の帰りが怖いから」(20代女性)など、防犯面に不安を抱いている回答が多くあった。
一方、必要だと思わない理由には、「治安が良い地域に住んでいる、隣近所が見な顔見知りで親しい」(70代男性)、「今のところトラブルもないので。維持費・初期費用が高いので」(40代男性)、「費用面の問題」(20代女性)など、必要性を感じていなかったり費用を気にする回答が挙がっている。
防犯カメラを「必要だと思わない」と回答した人に、一般的な費用よりも安く設置できる場合、防犯カメラを設置したいと思いますか?と聞いた項目では、「設置したいと思う」は6.6%、「設置したいと思わない」は93.4%と、9割以上の方は設置希望がないようだ。
ニュース情報元:(株)NEXER
東急不動産(株)は、池袋東口サンシャイン通り沿いで開発を進める商業施設「キュープラザ池袋」(東京都豊島区)の開業日を、2019年7月19日(金)に決定した。同施設は、JR山手線等「池袋駅」徒歩4分に立地する地下2階・地上14階建。シネマコンプレックス、アミューズメント、カフェやレストラン、ショッピング店舗などがオープンする。
全16店舗のうち、10店舗が旗艦店や池袋エリア初、新業態で出店。オリジナル雑貨を低価格帯で提供するAWESOME STORE(オーサムストア)のカフェ併設店第2号店「AWESOME STORE & CAFE」、火鍋スープが楽しめる「小肥羊(シャオフェイヤン)」、厳選した肉を味わえる「焼肉ブラックホール」の3店舗が旗艦店として登場。
また、エリア初出店として、最新VRなどが楽しめる「プラサカプコン」、コリアンデザートのかき氷が楽しめる「ソルビン」や、本格江戸前寿司をリーズナブルに味わえる「寿司・和食 築地日本海」が出店する予定。
12スクリーン・2,443席からなるシネマコンプレックス「グランドシネマサンシャイン」には、常設の映画館としては国内最大級となる、高さ18.9m、幅25.8mのスクリーンを備えた「IMAX(R)レーザー/GT テクノロジー」シアターを導入。前後・左右・上下に動くモーションシート、視野270度の3面マルチプロジェクション上映システムによる体感型シアター「4DX with ScreenX」など、従来のシネマコンプレックスの基準を超える設備とサービスで、未来基準のエンターテイメントを提供していく。
ニュース情報元:東急不動産(株)
(株)東京カンテイはこのたび、2019年4月度「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70m2価格月別推移」を発表した。これは、同社に登録された中古マンションの“売り希望価格”を行政区単位に集計・算出し、70m2に換算して表記したもの。集計対象はファミリータイプのみ(専有面積30m2未満の住戸、事務所・店舗用は集計から除外)。
それによると、4月の首都圏中古マンション価格は、東京都の事例シェアが6ヵ月ぶりに過半数を割り込んだ影響から、前月比-1.2%の3,691万円と下落した。
都県別では、東京都は同+0.5%の5,002万円と上昇し、5,000万円の大台を突破。一方、埼玉県は同-1.6%の2,278万円と再び下落。神奈川県は同-0.5%の2,873万円、千葉県は同-1.0%の2,020万円と、前月に引き続き下落した。
近畿圏は、前月比-1.1%の2,272万円と3ヵ月ぶりに下落。大阪府では大阪市以外の主だった行政区で軒並み弱含みとなり、府平均は横ばいの2,513万円。兵庫県は神戸市が牽引する形で、同+1.5%の2,024万円と3ヵ月連続で上昇した。
中部圏平均は前月比-0.4%の1,923万円。愛知県は同+1.0%の2,107万円で上昇となった。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
(株)不動産経済研究所はこのたび、2019年4月度「首都圏のマンション市場動向」を発表した。それによると、4月の新規発売戸数は1,421戸、対前年同月(2,342戸)比39.3%減、対前月(3,337戸)比57.4%減となった。
地域別の発売戸数は、東京都区部726戸(全体比51.1%)、都下169戸(同11.9%)、神奈川県306戸(同21.5%)、埼玉県122戸(同8.6%)、千葉県98戸(同6.9%)。東京都のシェアは63.0%だった。
新規発売戸数に対する契約戸数は914戸で、月間契約率は前月の72.2%から7.9ポイントダウンの64.3%。前年同月の63.0%に比べて1.3ポイントアップしている。
1戸当り平均価格、1m2当り単価は、5,895万円、93.1万円。2019年3月は6,552万円、94.7万円だったので、前月比総額では657万円(10.0%)ダウン、m2単価は1.6万円(1.7%)ダウン。
地域別平均価格、1m2当り分譲単価は、東京都区部6,856万円、114.7万円(1.4%アップ、10.2%アップ)、都下5,385万円、77.2万円(1.5%アップ、4.3%アップ)、神奈川県4,927万円、76.8万円(1.8%アップ、11.6%アップ)、埼玉県4,702万円、66.2万円(3.5%ダウン、2.4%ダウン)、千葉県4,162万円、63.1万円(4.2%アップ、18.2%アップ)。
即日完売は12戸(全体の0.8%)で、【フラット35】登録物件戸数は1,347戸(同94.8%)だった。
ニュース情報元:(株)不動産経済研究所
(株)不動産経済研究所はこのたび、2019年4月度「近畿圏のマンション市場動向」を発表した。それによると、4月の新規発売戸数は852戸で、対前年同月(1,742戸)比51.1%減、対前月(1,449戸)比41.2%減と、大幅な減少となった。
地域別の発売戸数は、大阪市部で438戸(全体比51.4%)、大阪府下で210戸(同24.6%)、神戸市部81戸(同9.5%)、兵庫県下43戸(同5.0%)、京都市部57戸(同6.7%)、奈良県2戸(同0.2%)、滋賀県21戸(同2.5%)、京都府下、和歌山県での発売はなかった。
新規発売戸数に対する契約戸数は647戸で、月間契約率は75.9%。前月の80.6%に比べて4.7ポイントダウンしたが、11カ月連続で70%超と好調を維持。前年同月の71.0%に比べても4.9ポイントのアップとなっている。
また、1戸当り平均価格、1m2当り単価は、3,358万円、65.8万円。2019年3月は4,404万円、67.0万円だったので、前月比総額では1,046万円(23.8%)のダウン、m2単価は1.2万円(1.8%)ダウンしている。
即日完売は23戸(全体の2.7%)で、【フラット35】登録物件戸数は445戸(同52.2%)だった。
ニュース情報元:(株)不動産経済研究所
近年、東京都内でも拡張家族をテーマにしたシェアハウスなどができ、新たな社会関係が生まれはじめている。その中で昨年、福岡では「100年先の暮らし」をテーマにした実験的コミュニティ『Qross』が誕生。その特徴と、ファミリーやシングルマザー、多拠点生活者などさまざまな立場の中でコミュニティへ参加することへのメリットを、立ち上げから1年経った今、振り返りながら語っていただいた。
コンセプトは「100年先の暮らしを実験する場所」
Qrossができたのは、2018年4月。立ち上げ当初のメンバーが、たまたま同じ価値観をもっており一緒に暮らす場が欲しいということで、移動にも便利な天神に拠点をおいた。
ここはシェアハウスのように住むことが前提ではない。住む人もいれば、日中の生活拠点として利用する人、たまに遊びに来る人もいる。0歳から66歳まで多様な人が所属し、思い思いに自分の生活をゆだねることができる場所といった感じだろうか。
現在の利用者は約30名。クリエイターをはじめ、プロジェクトデザイナー、映画プロデューサー、新米猟師、不動産会社社長、シェアハウス運営者、アイドル、デザイナー、編集者、日韓ツアープロデューサー、占星術師、鍼灸師、小学校教師、元大学教授、学生……と、肩書きはそれぞれ。
ニュースでも流れるように、テクノロジーの急速な進化、地球温暖化など環境への不安、政治や経済も含めた既存の社会システムの限界など、さまざまな社会問題が世界を取り巻き、これからの未来が予測不能ななかで個人として暮らしはどうあるべきか?100年後、どういう暮らしが残っていたらうれしいのか?そういった問いかけをそれぞれに感じながら、ともに生活という場で実験をしている。
基本的には暮らしに重きをおいてはいるが、コミュニティ内でも集団子育てなど、さまざまな活動もこの1年で行ってきた。
Qrossでの社会実験1.「きいちの学校」。集団子育ての一環として、さまざまな肩書きをもつ利用者の特性を活かして、非婚シングルマザーの子どもの先生を日替わりで担当。この活動だけではなく、普段の生活でも利用者同士で子育てをしている。
※)背景の松は、もともと能の練習場だった時の状態をそのまま残したもの。現在はリビング・ダイニングとして使用(写真提供/Qross)
Qrossでの社会実験2.「田んぼ部」。都心の天神から車で30分ほどの糸島で田んぼを借りて自分たちのお米を育てる。手植えから脱穀まで、プロの指導を仰ぎつつ自分たちで管理(写真提供/Qross)
Qrossでの社会実験3.「ソウルツアー」。韓国のまちづくりをアートの視点で観光。また韓国と日本での共同イベントも今後実施予定(写真提供/Qross)
Qrossは8割が多拠点居住者で、残り2割が定住者であることが特徴。それぞれに個人の家、または家族と住む家を持っている中でコミュニティを利用している人のほうが多い。職業も働き方もバラバラ、単身者もいれば家族もいて、さらにここに定住する人もいれば多拠点先のひとつとして利用している人もいる。このように多様な、人・暮らし方が生まれたのは、それぞれこの場所のどこに魅力を感じたからだろうか?
年齢層も0歳~66歳と幅広い(写真撮影/加藤淳史)
コミュニティにしかない価値主にあげられたのはこのような理由だ。
▪「ただいま」と言える場所が複数あると心に余裕が生まれて、いろいろなことに挑戦しやすい。会社と一人暮らしの往復だと視野が狭くなる気がした。自分の拠点を3つ以上持つと一つ一つの拠点にいる時間は短いけれどもその分、その場にいる人を大切にしようと思えた(多拠点居住/デザイナー)
▪起業を予定してシェアオフィスも探したけれど、皆が黙々と作業している雰囲気がそもそも苦手。変にルールに縛られる空間よりも自分は多様な空気、カオス感を感じる場所に身を置いていたかった。60歳代ともなると、ルールをつくることは簡単だけれどもカオスに戻るのが難しい。認識論より存在論。ありかたの大切さに重きを置きたかった(同県内にて家族と居住中/元大学教授・イドビラキ伝道師)
▪ある程度仕事をしながら収入は確保できるし、それなりにやりたいこともできるけれど、こなし作業になる気がした。自分がこの先どうなるか分からない、ワクワク感に身を置いていたかった(長崎壱岐と二拠点居住/プロジェクトデザイナー)
▪子育ては自分が運営しているシェアハウスでもしていたけれど、大家と入居者という立場だと遠慮して言えないことがあったかもしれない。ここでは全員で子育てしているので、子どもを叱ってくれることもあるし、叱るポイントも人それぞれなのが面白い。多様な価値観に触れ合えることで、柔軟性や社会性も自然と身について、キャパも広がりそう。(非婚シングルマザー/シェアハウス運営者)
▪友達と一緒に子育てがしたかったからQrossの利用者になった。結果的にはいろんな世代の人がいて、今まで出合わなかった価値観を知ることができた。大人になるにつれ、どんどん居心地の良い空間や人を求めがちだから、ここで暮らすことはすり合わせも大変だけれどいい刺激になる。(東京からUターン/フリーランス)
Qrossの入居は基本紹介制。さらに入居前に「100年先の暮らし」について事前に説明があり、その価値観を共有した上で利用者を迎えている。さまざまな肩書きや背景はあるけれども、皆が共通で感じているのは、時間や心の「余白」だった。
非婚シングルマザーで0歳と3歳の子どもをQrossで子育て中の江頭聖子さん。「最近は、私以外のQrossメンバーと子どもだけで海外旅行に行ったり、逆に私も子どもを残して数日海外に行けたり。集団子育てをすることで、安心信頼できる大人が実親以外にもいることは、私にも子どもにとっても有難いです」と語る(写真撮影/加藤淳史)
東京と福岡の二拠点生活中の山崎瑠依さん。東京でもシェアハウス居住中。「一人暮らしのときと違い、職場と自宅の往復だけではない、心が満たされている感じがする。人といる時間を大切にするようになった」と話す(写真撮影/加藤淳史)
元大学教授であり、Qross最年長利用者の坂口光一さんはこう話す。「コミュニティは生き物のようで一人が入ってくるとまた色を変える。リアルな生命体のような印象で、それがさらに新しい可能性を見出しそう」糸島に自宅もあるが、「ダンナ元気に外遊び、おかげで手数いらず」と、コミュニティに参加することは妻も大賛成だったそう(写真撮影/加藤淳史)
新しい暮らしは余白から生まれるこのようにお互いのバックグラウンドが違っていることをQrossでは歓迎し、お互いがそれぞれでできる範囲で暮らしの役割分担をしている。入居前に価値観をすり合わせていることもあり、利用後に「イメージと違う」と言う人はほぼいない。お互いが依存しすぎない、程よい距離感の中で付き合っているから良い関係性が成り立っているようだ。
「集団子育てや田んぼの耕作なども、この余白ができた上で成り立つ活動ですね。なので目立たない普段の日常での状態が、暮らしの実験そのものなんです」
今回、Qross立ち上げの際の呼びかけ人でもある坂田賢治さんはこう話す。
「Qrossは経営者などほぼ日常すべてがビジネスに関連づいている、という人たちも多く所属しています。ですがQrossの暮らしのなかでは互いの社会的立場はさほど関係なく、お互いが素でいられる状態が自然とつくられています。それによってビジネスの世界とはまた別の、感覚的なものや言語化できないものを、生活を通じて知ることができる。それによって自分一人では気がつかない感覚を知ることは、この先の未来、意味があることだと思っています」
新しい生活は、新しい社会関係の中で生まれる。
(写真撮影/加藤淳史)
Qross呼びかけ人のプロジェクトデザイナー・坂田賢治さん。「100年先の暮らしがどうなるかについて、ゴール設定はしていません。どうなるか分からないのに設定しても無理があるので、まず個人がどうありたいか、社会から個人の暮らしを考えるのではなく、個人から暮らしのあり方を発信していくことを大切にしています」(写真撮影/加藤淳史)
フリーランス(たまにDJ)で昨年、東京からUターン帰省した梅田佳枝さん。「いろんな人と交わると、なぜそうするの?と疑問をもつこともあるけれど、伝え合うことで幅広い視野が身につく!」とコメント(写真撮影/加藤淳史)
不動産やWEB、映像関連事業など多岐にわたってプロジェクトや会社を立ち上げている後原宏行さん。「今社会が分断され続けて改めてコミュニティが出来ているけれど、元々は皆、大きなコミュニティに属しているという認識です。それが曖昧になってきているから、昨今では分かりやすい場所のあるコミュニティが増えている。Qrossはそんなコミュニティのひとつですが、天神という福岡の都心部なのに気を張らずにいられる、ということは大きな価値だなと感じています」(写真撮影/加藤淳史)
さまざまな立場でも、コミュニティに参加するしないの選択はできるコミュニティに参加して1年、マインド面で変化したことは?と聞くと皆が「そんなに変わっていない」と一様に答える。ただ、コミュニティ、イコール「参加者が似通った、閉ざされた集団」というネガティブなイメージがポジティブに変わったり、朝起きてリビングに一人一人現れてコーヒーを誰かが淹れたり、子どもの楽しそうな声がBGMに加わったり、誰かと誰かが盛り上がって話していたりと、これまでの自分の暮らしに加えて、さらにQrossでお気に入りの場所やシーンが増えたみたいだ。無理なく生活の延長上に新たな視点を添える。それもまた、コミュニティを続ける秘訣なのかもしれない。
どうしてもコミュニティとなると、その場に生活拠点を構えたり、活動への参加が半ば強制的になったりと、特に子育て世代などには参加のハードルが高いように感じることもある。けれどもQrossのような、ある一定条件を満たせば、どんな社会的立場でも参加可能なコミュニティも誕生している。コミュニティは、いわば小さな社会でもある。このようなコミュニティに関わることで、自分の周囲にはない、新たな視点が得られる機会となり、社会に出る前の学びにもなりそうだ。
これからまたさらに変化する時代のなか、自分たちの暮らしのありかたもまた、再構築する時期がやってきているのかもしれない。
地震や豪雨、川の氾濫などの災害が、近年は甚大化する傾向が見られる。住環境研究所が“被災経験”のある人に調査したところ、被災したときに困ったのは、「停電」や「断水」などライフラインがストップしたことだと分かった。調査結果を詳しく見ていこう。【今週の住活トピック】
「防災・災害意識と住まい調査」を発表/住環境研究所電気や水道などのライフラインの遮断が災害の課題
「地震」「水害」「台風」の被災経験のある25歳以上の既婚者に調査したところ、「停電」を経験した人は70%とかなり多く、「断水」を経験した人も43%もいることが分かった。これを災害別に見ると、「地震」被害の場合で、停電も断水も経験した割合が最も多くなっている。
■停電を経験した人の割合(全体:70%)
・地震被害:85%
・水害被害:69%
・台風被害:69%
■断水を経験した人の割合(全体:43%)
・地震被害:64%
・水害被害:43%
・台風被害:29%
断水が意外に多いように思うかもしれないが、巨大地震が起きれば、水源の水が枯れたり濁ったり、取水・浄水処理施設などの機能が損なわれたり、水道管が破裂したりといったさまざまな被害によって、断水を引き起こす可能性が高くなるという背景がある。
さらに断水は、水源から建物に給水するまでの異常だけでなく、実は停電とも関係がある。マンションなどの共同住宅の場合、各戸に水道を給水する方法はいくつかあるが、その多くは電気で動くポンプで水を送っているため、停電になると断水してしまうからだ。
ちなみに、ガス機器のなかには電源を必要とするものもあるので、ガスの使用も停電の影響を受ける場合がある。
災害時に困るのは、「家の片付け」「停電」「食料の入手」「飲み水の入手」「水洗トイレ」次に「災害時に困ったこと」を聞くと、「家の片付け、掃除」26.6%、「停電、計画停電などで自宅の電気が使えない」25.7%、「食料の入手」25.0%、「飲み水の入手」23.3%、「自宅の水洗トイレが使えない」23.2%の順で、困った経験のある人が多いことが分かった。
また、断水経験のある人は、「自宅の水洗トイレが使えない」(38.5%)、「飲み水の入手」(37.4%)など、水に関して困った経験のある人が約4割にまで上がり、生活するうえでかなり困る様子がうかがえる。加えて、停電経験のある人は、「停電、計画停電」(31.2%)がお困り度ナンバーワンになるなど、ライフラインがストップすることの影響が大きいことが分かる。
災害時に困ったこと(出典/住環境研究所「防災・災害意識と住まい調査」より転載)
住宅の機能で災害に備えるという方法もある住宅の機能によって、災害に備えるという考え方もあるだろう。
災害に対応する住まい(建物、設備)への配慮の要望を聞いたところ、建物への要望では、地震対策として「倒壊しない強固な構造」75.3%「揺れによる室内の被害を抑える配慮」67.0%、台風対策として「飛来物に対する配慮がある(窓にシャッター等)」59.3%、「飛散に対する配慮がある(屋根の固定方法等)」55.2%などとなった。
設備への要望では、停電対策として「太陽光や蓄電池などにより最小限の生活が行える」46.1%、「電気のみに頼らない、ガスも併用した設備」36.5%、「大容量蓄電池などにより普段通りの生活が行える」34.9%などとなった。住環境研究所では、災害への住まいの対応として、台風対策や停電対策への要望も高いことに注目している。
また、被災経験のある人のなかでも住宅取得計画のある人に絞ると、要望の傾向は同じだが、要望の度合いがいずれも高まることも分かった。
災害に対応する住まい(建物、設備)への配慮の要望(出典:住環境研究所「防災・災害意識と住まい調査」より転載)
最新の技術や設備によって、災害に備える機能を住宅に設けることは可能だ。もちろん、高い機能を付加すればそれだけ、コスト面もかかってくる。予算との兼ね合いでどこまで備えるかの優先順位をつけることになるが、住宅でも特に建物については、命や財産を守る箱にもなるので、あらゆる災害に備えられる機能をもたせることを強くお勧めしたい。
甚大な災害が増えるなか、災害への備えをする家庭も多くなっている。飲料水や食料品を備蓄したり、携帯の充電器を用意したり、懐中電灯を用意したり、風呂の水をためておいたり(水洗トイレで使用)と、万一に備えて家庭で用意できるものは怠らないようにすべきだ。
合わせて、建物や設備で災害に備えられる機能についても、新たに住宅を取得する際に考慮したり、必要に応じて居住中の住宅で耐震改修などのリフォームを行ったりといったことも検討してほしい。
指に乗せたミニチュアの「とん汁」でブレイク。インスタグラム25万人のフォロワーをもつ、ミニチュア作家の田中智さん。現在は、国内外の個展や本の出版、ミニチュア教室の講師、クラフトメーカーのアドバイザーなど多岐に渡って活躍、世界から注目されている作家さんです。そんな田中さんに、ミニチュアの魅力をうかがいました。
思ったより小さい!1/12サイズだから表現できる世界観
1/12サイズのミニチュアの世界。家具、お皿、カトラリー、シューズ、アクセサリー、パン、ケーキ、観葉植物。実際に見ると、思ったよりも繊細で小さい!「みなさんがよく見る食玩やリカちゃんが1/6サイズ。だから、見慣れない大きさかもしれませんね」。1/12はドールハウスの基本サイズ。「実物の1/12サイズは、ギリギリ表現できるかできないかの小ささ。つくっていて、よくできたスケール感だなと思います。手のひらに置いて見たときに一目で全体像が分かるから、情報量もちょうどいい」。指を入れて撮影しないと、ミニチュアだと分からないリアルさに驚かされます。
「シンプルなものほど難しい」。特に、玉子かけごはんは、拡大して撮影することが前提なので、お米のひと粒ひと粒まで、ディテールにこだわる必要があるので気が抜けない(撮影/香西ジュン)
子どものころからモノづくりが大好き田中さんのモノづくりは子どものころから始まります。「ドラクエとかのゲームに出てくる武器を、自己流で紙粘土でつくり、水彩で着色までしていました」。昔のゲームは3Dではないので、正面は分かりますが、うしろまでは分かりません。「そこを想像しながらつくるのが好きだったんです」と笑いながら教えてくれました。
実際にミニチュアにハマったのは、トラックドライバーをしているころに出合った樹脂粘土。「それが実に衝撃的で。紙粘土でつくった食べ物はパサパサして美味しくなさそうだったのに、樹脂粘土は透け感があるので、食べ物独特の表面加工が自由にできる。素材が変わるとこんなにも美味しそうにできるのかと。ミリ単位のミニチュアは技術的にも難しく、どうやったらよりリアルになるのかと考えながらつくるのが面白くて、目に付いて面白そうなものは何でもつくっていましたね」
「好き嫌いしていたら技術的に上手くならない」と、自分が好きな携帯ゲーム機などの機械、女性が好みそうなケーキやパン、中華や洋食など、ローテーションでジャンルを変え、技術を磨いていった(撮影/香西ジュン)
ミニチュアならではのリアル感、SNSでどう見せる?作品で大切にしてるのは、世界観や雰囲気、説得力。「教室で生徒さんを抱えているので、つくる素材は絞りたい」と、素材は基本的に樹脂粘土「グレイス」を使いますが、布を紙で表現したり、粘土で表現できないときはプラスチックを使ったり。小さな瓶に貼るラベルは、通常の紙をヤスリをかけて薄くします。「完成がすべてで、プロセスは頭の体操」と田中さん。ふふ。子どものころと変わりませんね。ミニチュアのリアル感は、資料や写真、モノをしっかりと見ることも大切ですが、時にデフォルメすることも必要だそうです。
「写真を撮影することが大前提。だから、ミニチュアの顔(正面)や凹凸を意識して、光を当てたときの陰影まで考えながらつくります。いつも自分が撮影しているので、それは自然と身に付きました」
ミニチュアと撮影。そこには、田中さんとSNSの歴史があります。かなり早い段階からSNSに注目して、自分の作品を撮影しては公開。SNSのはしりと言われるHPの掲示板から始まり、ブログ、ツイッター、インスタとメディアを変えながら情報を発信していきます。「HPやブログは自分の認知度を知る手だてはありませんでしたが、ツイッターやインスタはフォロワーの数で自分の認知度が分かる。SNSが流行し始めた3、4年前に公開、1カ月くらいで1万2万と増えていく。そこでようやく、自分がやってきた手応えを感じました」
本当のカフェみたい!(撮影/香西ジュン)
瓶についている紙は実際の紙をヤスリで削ってラベルにしてる(撮影/香西ジュン)
ミニチュアのプロセスは本当に試行錯誤。失敗することも多かったと言う。「今でこそ、紙を薄くする、なんて知識がありますが、昔は印刷してみたけど思い通りの色にならなかったと失敗ばかりでした」(撮影/香西ジュン)
「実は、住宅建材会社で仕事をしていました!」製作期間が1~1年半かかった力作・ドールハウスも、「あくまで小物の背景なんです」と田中さん。緑に囲まれたナチュラルスタイルの家とコンセプトを決めて、インテリア雑誌など10冊以上から研究。実際の主婦のディスプレイなどを参考に、自分なりのアウトプットを導きだし、ドールハウスをつくり込みます。
(撮影/香西ジュン)
引き違い窓はちゃんとスライドできるし、ルーバー窓の透明のプラスチックは、傷がつくと交換できるようになっています。実は田中さん、以前アルミサッシ会社で働いていたことがあり、サッシを組み立てて住宅で設置する仕事をしていた経歴があります。「ここでちゃんと働こうかと思ったほど、楽しかったんです」と笑う田中さん。だから、ミニチュアも本格的で、通常の建築と同じように柱、壁とつくっていきます。「壁の組み合わせでドールハウスをつくると窓の部分をくり抜くのがとても大変。でも、線の連続だと窓部分が意外と簡単なんです」。建築と同じ方法で組み立てるほうが理にかなっている、というわけです。
家具は、実際のアンティーク家具の図面を1/12サイズに落とし込み、木からパーツをつくって組み立てます。「実際の家具と違うのが、1/12サイズだと0.1ミリの誤差が命とり。本当の家具より精密でないとダメなんです。木目によって歪みが出るので、木の大きさがそろっているものを購入するよう気を使います」
タイル貼りのキッチンに食器、瓶詰め、家電、お皿、気の遠くなるような、小物の数々。実際の職人の技を使った窓に注目!(撮影/香西ジュン)
(撮影/香西ジュン)
外壁の塗り壁にモールディング、看板、じょうろ、グリーンにラックと外観も手を抜かない。「もう終わろうかなと思ったら、1回寝かせて次の日に空間をつめる。その『あと一歩』を大切にしました」(撮影/香西ジュン)
引き出しはすべて開閉するこだわりよう!ブルーグレーの食器棚は代々受け継がれて行くリペイント家具をイメージ(撮影/香西ジュン)
ミニチュアの世界を楽しむ。その市場を広げたい田中さんがつくる世界観を求めて、地方自治体やさまざまな企業からオファーが殺到。海外でも注目度が高く、現在は台湾のお菓子メーカーのディスプレイ作品を手掛け、台湾での個展が控えていたり、ホビーショーに出展する模型メーカーの新色デモンストレーションに参加したり、多忙を極めていますが、後進の育成にもしっかり力を注ぎます。「ミニチュア教室を通してよりよい作家さんが出てくることも大事です。でも、生徒さんのなかには、つくる以外に、会話を楽しむ方もいれば、集めるのが好きな人もいます。ミニチュアに携わることでどんなカタチであれ楽しんでもらい、その市場を広げていくことも大切ですね」
自分の作品で言えば、「もっと効率的で発展したミニチュアの見せ方も考えていきたいですね。あとは、初期につくったかき氷機や電子レンジ、ゲームファミコンなどをもう一度つくってみたいです。いろいろなノウハウや当初のダメさも分かっているので、クオリティをあげていけるのも、楽しみかな」と田中さん。1/12サイズのミニチュアは、最初は「かわいい!」「すごい!」「インスタ映え!」とそのインパクトの強さに目を奪われますが、じっくりと対象物を見る観察力、素材選びとアプローチを考える思考力と再現力、何より「終わろうかな」と思ったとき「あと一歩」とがんばる粘り強さがあるからこその、このリアル感。そうやって作品を見ると、何だかワクワクしてきます。
生徒さんが趣味としてできるよう道具は100均で手に入りそうなものばかり、5000円くらいですべてそろう。日本のメーカーがクラフト用に出したアイテムを効率よくアレンジして、生徒さんに教えることも(撮影/香西ジュン)
●取材協力東京・中央区に本年9月27日(金)、商業施設「COREDO(コレド)室町テラス」がグランドオープンする。その2階に、台湾から日本初進出となる「誠品生活日本橋」の出店が決定した。
「誠品生活」は、「Books, and Everything in Between.(本とくらしの間に)」のコンセプトのもと、読書と文化の交流を育む場づくりに注力し発展してきた台湾発の文化情報発信拠点。台湾をはじめ、香港、蘇州、深圳などの国・地域ですでに48店舗展開し、それぞれ異なったテーマでその都市の文化や特色を取り入れた店づくりを行っている。
日本第一号店となる「誠品生活日本橋」では、「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」をコンセプトに、「誠品書店(書籍ゾーン)」、「文具ゾーン」、「セレクト物販・ワークショップゾーン」、「レストラン・食物販ゾーン」の全4ゾーンで構成(店舗面積約870坪)。日本橋の歴史や暮らしの中で受け継がれてきた文化を「誠品生活」ならではの感性で編集し、創造的で多彩な文化情報を発信していく。
「書籍ゾーン」では、日本語の書籍を中心に、一部中国語を含む外国語書籍も企画展とあわせて取り扱う。ジャンルも文学を軸として、人文、アート、デザイン、ビジネス、旅、料理など、豊富に展開。長さ約30メートルの「文学回廊」コーナーを設け、世界的名作文学を揃える。
「文具ゾーン」では、オリジナル文具をはじめ、書斎にふさわしいアイテムや画材・紙製品など、世界中の文具ブランドからセレクトしたデザイン性の高いものを揃え、文具にまつわる企画展やワークショップも定期的に開催していくという。
なお、店舗の運営は(株)有隣堂が担当。書店の枠にとらわれない文化色豊かな店舗運営を行っていく。
ニュース情報元:三井不動産(株)
東京建物(株)と(株)プライムプレイスはこのたび、西新エルモールプラリバ跡地にて開発中のタワーマンション「Brillia Tower 西新」(福岡市早良区)に併設する新商業施設「PRALIVA(プラリバ)」の全テナントを決定した。
同施設は、福岡市営地下鉄「西新」駅徒歩1分(駅直結)に立地する地上4階・地下2階建。2019年夏に開業し、九州初出店を含む36店舗が集結する。全体開業は2021年春で、約40店舗になる予定。
B2FとB1Fは食品を中心としたフロア。京都で人気の老舗ベーカリー「GRANDIR(グランディール)」が九州初出店。ちょい飲みができる「博多とりかわ大臣 プラス」といった、立ち寄ることで日常の食卓に楽しみをプラスできる多彩な店舗構成を予定している。
1Fのメインエントランス横には、憩いの場となるカフェ「プロント」が出店。ステーショナリーやコスメを集約した「プラットインキューブ」や、ペット雑貨「P2DOG&CAT」など、幅広いニーズに寄り添った店舗構成とした。
2Fはサービスやカルチャーを集積させたフロアで、九州初出店のキッズスクール「My Gym」、様々なジャンルの書籍を取り揃える「くまざわ書店」が出店。3Fはワンフロアまるごと「無印良品」で、日々の生活を豊かにするアイテムを揃える。
ニュース情報元:東京建物(株)
野村不動産(株)、(株)佐藤総合計画及び(株)都市設計連合の三社で構成する共同企業体は、高崎駅東口栄町地区市街地再開発準備組合と一般業務代行基本契約書を締結し、「高崎駅東口栄町地区第一種市街地再開発事業」の事業化を目指して参画する。計画地は、JR「高崎」駅より徒歩5分に立地する約1.6ha。「高崎」の新たな都市集客施設となるべく複合再開発を行う。
同地区は、高崎市が定める「高崎市都市集客施設基本計画」において、文化都心・商都としての中心性や集積度を高める「創造・文化・発信」の場としての拠点とするべき地区に位置付けられている。このような位置付けを踏まえたうえで、今後は都市計画決定を経て、早期の本組合設立を目指す。
施行区域や施設用途・規模などは、今後、権利者や行政と協議し決定する。優れた立地特性にふさわしい都市機能の充実を図るべく、デベロッパーとして培った街づくりのノウハウを活用し、高崎の個性と魅力を発信する交流拠点となる街づくりを進めるという。
ニュース情報元:野村不動産(株)
「ぼくは2011年にドラえもんだった。」と言う、息子。
2014年に“ぼく”になるまで、ドラえもんだったそうです。
そんな、前世がネコ型ロボットな息子を連れて、先日、家族三人でアンデルセン公園に行きました。
森のアスレチック、水遊び、トランポリン、変形自転車、ミニ新幹線、バッテリーカー、小動物、ポニー乗馬など、盛りだくさんの内容で、今の息子にはちょうど良い公園でした。
息子は、初めて、 「馬に乗りたい。」と言って、ポニー乗馬に挑戦。全然怖がらずに、楽しく乗っていました。
息子は、よく、その場のノリで何でもやっちゃう子、と思われがちですが(←たしかに、そういう面もあるけれど)、実は、かなり慎重派で自信のないことには挑戦しません。
馬に乗るのも、今までは絶対にしようとしなかったのに。
それが、自分から「乗りたい。」と言い出すなんて、どんなきっかけがあったのか、不思議です。
住宅設備機器・建築資材業界において、ネット販売を推進しているサンワカンパニー。若き山根社長は、ミラノサローネ(世界的なインテリアデザインの見本市)でも日本企業で初めて賞を受賞するなど、デザイン性の高い商品をリーズナブルな価格で提供するべく建築業界の流通革命に挑んでいる。昨年ご自宅を建築したと聞き、まだメディアに出していないお宅を初取材させていただきました。連載【あの人のお宅拝見】
「月刊 HOUSING」編集⻑など長年住宅業界にかかわってきたジャーナリストのVivien藤井繁子が、暮らしを楽しむ達人のお住まいを訪問。住生活にまつわるお話を伺いながら、住まいを、そして人生を豊かにするヒントを探ります。35歳山根社長、グローバルなバックグラウンドが挑戦の源
普段、私が山根社長にお会いするのは東京・青山のショールームやミラノサローネですが、サンワカンパニーの本社があるのは大阪府大阪市。なので、ご自宅は関西。中でも憧れの住宅地である“THE 阪神間”なスゴい立地に新築されました。
社長宅は当然、外観撮影NG……。コンクリート打ち放しとだけご紹介。
エントランスまでお出迎えいただき中に入ると、まず玄関の広さとデザインに圧倒されます!
床のタイルは1枚75cm角、横に4枚=3m幅の玄関は豊かさの象徴。トールキャビネットがダークなオーク材で落ち着いた空間に。正面には名和晃平作のアートが、あつらえたように納まっていた(写真撮影/NOB 川谷)
その先に待ち受けていたのは、さらに広いワンルーム空間。リビングダイニングの奥にオープン・キッチンがあります。床壁、キッチンなど建材はふんだんに自社商材が使われています。
リビングの上は大きな吹抜けになっています。奥のダイニングテーブルでお話を伺いました。
昨年の6月に完成入居された新居。3年前の土地購入後、設計・建築に「妥協無しにやらせていただいたので、設計だけで2年かかってしまいました」と山根社長。
玄関から続く大判のタイル床は床暖房。「広いので冬場の暖房は心配しましたが、床暖房だけで十分でした」。壁は光触媒機能の塗装『オプティマス』(照明が当たると空気を浄化)(写真撮影/NOB 川谷)
創業者である父上の急逝によって、伊藤忠商事で会社員をしていた山根社長が会社を継がれたのは2014年、30歳のころ(当時、東証マザーズ上場企業で最年少)。それから数年でやっとご自身の体制に社内は整ってきたようです。相当な苦労もされているはず……。
「自分自身、二代目という立場に抵抗もありましたが、“明日から社長やれ”って言われる境遇なんて、そう無い訳ですから」と意を決し、会社経営に邁進されてきた。
「親とは別の仕事に就きたくて、商社務めではアパレル担当でした。だから建築業界のことも一から勉強」。外から入ったからこそ業界の不合理を流せない、“異端児”たる所以(写真撮影/NOB 川谷)
建築業界では成功例が少ない“住宅設備機器と建築資材のインターネット販売・キッチンの海外販売”に挑戦しています。
「ものづくりで成功するには、顧客に好きなブランドとして指名してもらえることが必要」と、山根社長はNO.1ブランドを目指して国際見本市へ出展しました。
昨年は【ミラノサローネ・アワード/Salone del Mobile.Milano Award】を受賞し、世界から注目されるブランドになりました。(詳しくは、昨年の記事『ミラノサローネ2018リポート!キッチンもインスタレーションも“JAPANESE”が注目の的』)
【ミラノサローネ・アワード】を受賞した展示。世界から出展した企業1841社の中で3社が選出された。今年亡くなったイタリアデザインの巨匠アレッサンドロ・メンディーニ氏がデザインしたコンパクト・キッチンも展示(写真提供/サンワカンパニー)
世界の有名インテリア・ブランドが集まるミラノサローネに出展するというのは、会社として大きな決断。
「実は大学生時代に2年間、フィレンツェに留学していたのですが、そのときに父がミラノサローネへ視察に来て通訳に駆り出されたんです」
現地で学生の山根社長が見た驚きと感動が、10年後の出展、受賞につながっていると思うと、これは父上のお導きではないかと感じました。
イタリア語のほかに、英語はもちろん、上海駐在経験から中国語も話せる山根社長。それも手伝ってか、ミラノサローネでは国際コンテストの審査員も務められました。
新人デザイナーの登竜門【サローネサテリテ・アワード】の受賞者を囲んだ審査員たちの中で、山根社長はアジア代表的な存在(写真提供/Salone del Mobile.Milano)
今年のミラノサローネには仕事の都合で渡航されませんでしたが、私が見学してきたことをご報告しました。
ミラノ市内イタリアの販売代理店ショールームで、Karimoku New Standardとのコラボ・キッチンを展示(写真撮影/藤井繁子)
「来年もミラノサローネでは、日本のプロダクトを日本の技術と感性で勝負したいと思っています。外国人に媚びない仕事をしたいですね」
アジアを中心にグローバル展開をしていますが、今後山根社長は北米にも関心をもっているようです。
さて、とても楽しみにしていたご自宅のキッチンを拝見。
中庭を囲んでコの字型に設計された1階の一番奥、天井材を変えることでキッチンはリビング・ダイニング空間と緩やかに区切られています。そのキッチン天井が一段下がっている中に、業務用エアコンをビルトイン。黒い部分、窓枠とそろったデザインで綺麗に収まっています。
モデルのように可愛い奥様に立っていただくと、キッチンの大きさがよく分かります。横幅は3.6m。レンジはシンクの背後に壁付けで(写真撮影/NOB 川谷)
こちらも自社製品のキッチン『エレバートEX』。黒の鏡面仕上げ、カウンタートップはステンレス。木製カウンターを付けてL字型にレイアウト。奥のキャビネットとビルトイン冷蔵庫も一面でスッキリデザイン(写真撮影/NOB 川谷)
キッチンも中庭に面しているので明るく、お子様たちが走り回る姿にも目が届きます。ボールを蹴ったり、木登りをしたりとワンパク兄弟、山根家のDNA!?
山根社長はマンション育ち。「戸建てに住むのは初めてで、この中庭で息子たちが遊ぶ姿を見ていて“これが戸建ての良さだなぁ”って感じます」(写真撮影/NOB 川谷)
「自宅で夕食を食べることが少ないので、ダイニングより、このカウンターが私の定位置です」
お酒を飲まない山根社長。「家で食べるときは、オーガニック・サラダとかを買ってきて、ここで食べる程度です」(写真撮影/NOB 川谷)
テニスの腕前はプロ並み、オン・オフをストイックに全力で!大きな吹抜けになっているリビングルーム、壁付けのスポット照明はFLOS社(イタリア)のもの。
「これ以外は、全てダウンライトで照明器具は付けませんでした」
吹抜けは5.6mダイニングテーブル上にもペンダント照明無しの潔さ。それによって、リビングからキッチンまで障害物無しに見渡せる(写真撮影/NOB 川谷)
そのリビングから見上げた、2階のガラス越しに見えるのは……ホームジム!
ミラーが一面に張られ、エクササイズに集中できるジム。「まだマシンもそろえてなくて、子どもの友達が来ると遊び場になってます(笑)」(写真撮影/NOB 川谷)
実は、このホームジムだけでなく、山根社長が毎日のようにフィットネス・ジムへも通う理由がありました。
何と、山根社長はプロを目指した経歴のあるテニスプレーヤー。
「学生時代は試合で海外を転戦していていました。そのころの“自分が外国人”としてのタフな経験は、今ビジネスでも役に立っていますよ」
HEAD JAPANの契約ベテランテニスプレーヤーとして活躍中。私もベテランプレーヤーの端くれなので、手ほどきをお願い(笑)。山根社長はサウスポー!(写真撮影/NOB 川谷)
出場されているトーナメントは、生半可にはできないレベルの大会なので「朝5時半から7時半、練習をしてから仕事に向かいます」(やっぱり、出来る人はストイック)
「テニスができることで、留学や駐在時の海外でも現地コミュニティーに早く溶け込むことができました」取材日の前日も大会に出場、日焼けして顔が赤くなっていた山根社長(写真撮影/NOB 川谷)
「仕事では社長という扱いをされますが、テニス仲間はいつまでたっても年功序列。そういう関係性って心地よくもあり、大切にしたいですね」
最後に、ご自身の体験も踏まえ、これから家づくりをする方へのアドバイスを伺うと
「自分が妥協したくない点を最初に決めておくことかな。広さなのか、内装なのかなど。それを実現するためには、自分で興味をもって情報を集めて勉強する。業者任せで、後悔してほしくないですからね」
今後は新居での経験がユーザー目線として、お仕事に反映されそう。仕事もテニスも“NO.1“を目指して挑戦し続ける山根社長の活躍には、私も目が離せません。
山根太郎京阪ホールディングス(株)は、京都・四条河原町で開発を進める複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」の開業時期を、2019年12月に決定した。同施設は、京阪電車「祇園四条駅」より徒歩5分、阪急電鉄「河原町駅」より徒歩2分に立地する9階建て。3階部分で高島屋京都店と接続し、従来にはない、新たな食、宿泊、美容、体験を京都の地から発信していく。
1Fの「GOOD NATURE MARKET」は、マーケットとレストランの2つのゾーンで構成。マーケットゾーンでは、オーガニック商品や地元京都の食品などを販売する。レストランゾーンではカジュアルダイニングを展開。シェフズキッチン、テーブル席、個室で、幅広い利用シーンに対応していく。
2Fの「GOOD NATURE GASTRONOMY」は、賑わいあふれる1階のレストランと異なり、上質な空間で特別な食体験を提供するフロア。和や洋、中華などをベースに、従来のジャンルの枠にしばられない独創的なラインナップを予定している。
3Fの「GOOD NATURE STUDIO」では、オリジナルコスメや雑貨類を販売するエリアと、カットやネイルケアなどを行うサロン、一息つけるカフェを設ける。4~9Fの「GOOD NATURE HOTEL」では、天然木を基調とした優しい内装で、28~90m2の広々とした客室を用意する計画。
なお、同施設では、建物内で暮らし、働く居住者の健康・快適性に焦点を当てた建物・室内環境評価システム「WELL Building Standard(R)」認証(WELL認証)の取得を進めており、取得した場合、WELL認証に関してはホテルとして世界初となる。
ニュース情報元:京阪ホールディングス(株)
(株)住環境研究所は、このたび「防災・災害意識と住まい調査」を実施し、その結果を発表した。この調査は、5年以内に戸建持家を取得した方で“被災経験がある方”、および住宅取得計画者で“被災経験がある方”を対象に、災害についての実態を調査し、今後の災害に備える住まいのあり方を探ったもの。調査は2019年2月28日~3月4日、インターネットで実施。サンプル数は1,403件。
それによると、被災した際に停電を経験した方は全体の70%にのぼった。災害別の内訳は「地震被害」で85%、「水害被害」で69%、「台風被害」で69%。また、断水を経験した方は全体で43%だった。内訳は「地震被害」で64%、「水害被害」で43%、「台風被害」で29%。被災時にライフライン関連がストップする状況が多く発生していることがわかる。
災害時に困ったことでは、「家の片付け、掃除」が26.6%でトップ。「停電、計画停電などで自宅の電気が使えない」(25.7%)、「食料の入手」(25.0%)、「飲み水の入手」(23.3%)、「自宅の水洗トイレが使えない」(23.2%)が続く。住まいのライフラインに関して備えが難しいことが伺える。
“被災経験がある”住宅取得計画者に、災害に対応する住まい(建物、設備)への配慮の要望を聞くと、建物への要望は、地震対策として「倒壊しない強固な構造」(78.2%)、「揺れによる室内の被害を抑える配慮」(74.8%)がある。台風対策としては「飛来物に対する配慮がある(窓にシャッター等)」(69.9%)、「飛散に対する配慮がある(屋根の固定方法等)」(68.9%)が、高い要望として挙がっている。
設備への要望としては、停電対策として「太陽光や蓄電池などにより最小限の生活が行える」(51.0%)、「電気のみに頼らない、ガスも併用した設備」(47.6%)、「大容量蓄電池などにより普段通りの生活が行える」(45.1%)があった。
ニュース情報元:(株)住環境研究所
町田市、東京急行電鉄(株)および(株)ソニー・クリエイティブプロダクツは、官民連携で開発を進める「南町田グランベリーパーク」(東京都町田市)のまちびらきを、2019年11月に決定した。同計画は、田園都市線「南町田駅」の南側に広がる鶴間公園と旧グランベリーモール跡地を中心とする約22haに、「新しい暮らしの拠点」を創出するプロジェクト。約230店舗が出店する商業施設の開発、新しいまちの玄関口となる駅や、都市公園のリニューアルを計画している。
また、商業施設と公園の中間に位置する「パークライフ・サイト」には、12月にスヌーピーミュージアムが開館する予定。同ミュージアムでは、スヌーピーファンの聖地・シュルツ美術館(米カリフォルニア州)の公式サテライトとして、原作「ピーナッツ」とスヌーピーの魅力を貴重な原画や資料で紹介する。
六本木にあった旧ミュージアムの約2倍の規模となる館内には、充実した常設展示室や専用のワークショップルームを設け、この場所でしか手に入れることのできないオリジナルグッズを販売する。さらに、隣接するアネックスにはカフェも併設するという。
ニュース情報元:町田市
(株)東京カンテイは5月16日、2019年4月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。それによると、4月の首都圏・分譲マンション賃料は、東京都での強含みや事例シェア拡大が引き続き寄与して、前月比+2.2%の2,894円/m2と、上昇傾向で推移している。
都県別では、東京都は同+2.0%の3,485円/m2と比較的大きく上昇。神奈川県も同+0.3%の2,173円/m2と、緩やかながら上昇傾向を維持している。埼玉県は同+1.0%の1,659円/m2、平均築年数がやや若返ったことで3ヵ月ぶりにプラスとなった。一方、千葉県は市川市や船橋市などで大きく下げたため、同-2.9%の1,632円/m2と4ヵ月ぶりに下落した。
近畿圏は前月比+0.1%の1,894円/m2と、僅かながら上昇。大阪府は同+0.2%の2,129円/m2と上昇しているものの、直近3ヵ月間での上昇率は急速に鈍化しつつある。一方、兵庫県は築浅事例の減少により、同-0.9%の1,670円/m2と5ヵ月ぶりに下落した。
中部圏は前月比+2.3%の1,796円/m2、愛知県では同+2.1%の1,838円/m2と、ともに平均築年数の若返りにより前年同月を上回る水準まで持ち直した。
ニュース情報元:(株)東京カンテイ
(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は、このたび首都圏(1都3県)の2019年4月度・不動産流通市場の動向を発表した。それによると、首都圏の中古マンション成約件数は、前年比で6.3%増加し3,440件、4ヶ月連続で前年同月を上回り、4月としては1990年5月の機構発足以降、過去最高となった。成約m2単価は同2.4%上昇の53.29万円/m2、成約価格も同1.0%上昇し3,399万円、ともに3ヶ月連続で前年同月を上回った。専有面積は同マイナス1.3%の63.80m2だった。
中古戸建においては、成約件数は前年比6.6%増加の1,173件、6ヶ月連続で前年同月を上回った。成約価格は同0.4%上昇の3,111万円と、ほぼ横ばいながら4ヶ月ぶりに前年同月を上回った。土地面積は同マイナス0.2%の148.65m2、建物面積は同マイナス1.8%の103.51m2となっている。
ニュース情報元:東日本レインズ