おうのー。

息子いわく、

 

 

「OK」 の反対語は 「おうのー(Oh No)」 だそうです。

 

 

 

 

 

実は、今日、おうのー、Oh No、懊悩 ゲロー な出来事がありまして。。。

 

 

 

 

 

 

話は昨日の降園時までさかのぼります。

 

 

 

息子のところにダッシュしてきたお友達が息子にぶつかって転倒し、口の中を怪我してしまいました。(息子はぶつかられても、びくともしませんでした。)

 

 

 

私はすぐに駆け寄ってその子のママを呼び、水道水で口をゆすいでもらいました。

 

 

 

その子は転んだ時には泣いていたけど、水でキレイになったら、再び元気に走り回って遊びだしました。

 

 

 

ぶつかられた側とは言え、サッと避ければよかったのに、そうしなかったのは落ち度があると思い、その子とママに、息子と一緒に謝りました。

 

 

 

ママも「よくあることですから~。」と言ってくれました。

 

 

 

 

―――それが、今日になって、事態が急転。ガーン

 

 

 

 

帰宅した息子に、

 

 

 

「あの子の怪我はどんな様子だった?痛そうにしていなかった?心配だわ。」

 

 

 

 

と尋ねると、

 

 

 

 

「今日はお休みしていたよ。」とのこと。

 

 

 

 

 

 

まさか怪我が悪化してしまったのかしら、、、と心配になって連絡したら(←LINE交換していた)、既読がついたけど返信なし。

 

 

 

 

 

 

えっ、既読スルー?!きっと怪我が悪化して、原因になった息子と私に腹を立てているんだわ…。滝汗

 

 

 

明日か明後日、お父さんも一緒に、菓子折りを持ってお見舞いに行かないとだわ…。チーン

 

 

 

 

 

 

 

 

と、絶望的な気分になっていたところに、返信あり~~~♪

 

 

 

 

 

口の怪我はすっかり良くなっていて、幼稚園欠席は別の理由でだったそうです。ああ、良かったー。デレデレ

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで思い出したのですが、私自身にも昔、似たようなことがあって。

 

 

 

 

会社帰りに中野駅のホームを歩いていたら、後ろから走ってきたオジサンに、左斜め後ろから体当たりされたことがあるんです。

 

 

 

 

オジサンは、私にぶつかって、派手に転倒!ポーン

 

 

 

何か文句を言ってきたので、とりあえず、「スミマセン」と言ったけど。

 

 

 

絶対に、私の方が、危険だったと思う~。

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やわらかさに包まれて

所在地:港区南青山
15万6,600円(税込) / 36.95平米
銀座線「外苑前」駅 徒歩5分

空間を「やわらかい」と形容するのは少し変かもしれませんが、僕にはこの部屋がやわらかく感じたんですよね。



壁面や建具は真っ白な塗装、床は木の質感が残るフローリング。窓から入る光と、それを反射させる清らかな白がなんだか心を落ち着かせてくれます。



今回は住居、事務所どちらでも利用可 ... 続き>>>.
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渓谷の中に住む

所在地:世田谷区等々力
8,180万円 / 75.6平米
東急大井町線「等々力」駅 徒歩7分

等々力渓谷に隣接するコーポラティブハウス。優しく緑に包まれた空間で暮らしてみませんか?



渓谷側にLDKを配置しているため、窓一面が緑で覆われる室内。窓辺にいると、まるで渓谷の中にいるようで、川の流れる音や小鳥のさえずりが聞こえてきそうです。



洋室もつなげると、合計約50㎡ほど ... 続き>>>.
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個性それぞれ、3層メゾネット

所在地:横浜市港南区上永谷
10万円 / 58.76平米
横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷」駅 徒歩6分

こちらの物件は新築時から約25年経過するデザイナーズのため、多少時代を感じる部分はありますが、光と素材、色使いが豊かで印象的です。



58㎡の室内は3層のメゾネット型住戸で、それぞれの階が個性的な空間になっています。



まず1階は、和室とトイレです。コンクリートの天井に障子や木の ... 続き>>>.
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タワマンに「魅力は感じない」34%

(株)MayLightはこのたび、マンションの購入・売却に関するアンケート調査を行った。調査時期は2019年5月。20代から70代の男女300名を対象に行った。それによると、今後マンションの購入を検討していますか?では、最も多かった回答は「考えていない」で37.3%。次いで「金額次第では検討する」が29.5%。購入に否定的な人がやや多かった。売却を検討していますか?(マンション所有者限定)では、約半数である50.9%が「考えていない」と回答。「金額次第では検討する」が17.5%だった。

マンションに住むなら賃貸と所有どちらが良いと思いますか?では、半数以上の54.8%が「所有の方が良いと思う」と回答した。「賃貸の方が良いと思う」は14.6%。現時点では「所有したい」と考えている人の方が優勢と言える。

タワーマンションに魅力を感じますか?では、34%が「魅力は感じない」と答え、32%が「不安があるので好まない」と回答している。大都市では人気が高いと言えるタワーマンションだが、そこまで大きな支持は得ていないようだ。

マンションの資産価値に対して不安に感じる点は?では、「大規模修繕にかかる費用」「資産価値の減少」「地震や災害による被害」が、それぞれ30%程度。マンションを購入する条件としてもっとも優先度が高い回答は「立地」で、49%と約半数の人が回答している。

ニュース情報元:(株)MayLight

男性の5人に1人「自分ではまったく家事をしていない」

(株)プラネット(東京都港区)はこのたび、「家事分担」をテーマにアンケートを実施。家事について男性と女性の意識の差を調査した。調査は2019年4月17日~5月10日、インターネットで実施。4,206人より回答を得た。それによると、ふだん積極的に家事をしていますか?では、女性は「積極的に家事をしている」が約5割(48.8%)に対し、男性は約2割(21.2%)だった。「どちらかといえば積極的に家事をしている」は女性が24.3%、男性が24.0%。合わせると、女性では4人に3人が積極的に家事をしているが、男性では半数に届かず。また、男性では5人に1人以上(22.1%)が「自分ではまったく家事をしていない」と回答した。

しかし、年代別では傾向が違い、男性も20代・30代では、“積極的に家事をしている”計が5割を超えた(20代:57.2%、30代:51.0%)。一方、40代以降になると「あまり積極的ではないが家事をしている」、つまり“本音ではしたくない”人が多い。

配偶者・パートナーの家事満足度をエリア別でみると、最も満足度が高かったエリアは「北陸」で80.0%。2位は「東北」で67.2%、3位に「甲信越」と「四国」が66.7%で続いた。

配偶者・パートナーと同居している男性がしている家事のトップ3をみると、1位は「収集所にゴミ袋を出す」(68.9%)、2位「手で食器を洗う」(64.5%)、3位「浴室を掃除する」(60.7%)。女性が配偶者・パートナーにしてもらいたい家事のトップ3は、1位「浴室を掃除する」(61.3%)、2位「収集所にゴミ袋を出す」(60.5%)、3位「トイレを掃除する」(43.3%)。順位は違うものの「収集所にゴミ袋を出す」「浴室を掃除する」の2項目は共通していた。

ニュース情報元:(株)プラネット

「民泊」認知度は9割強、賛成派は6割超

リビン・テクノロジーズ(株)(東京都中央区)はこのたび、昨年6月15日の住宅宿泊事業法(民泊新法)施行から1年経った現在の「民泊」について、アンケート調査を行った。
調査は2019年4月26日~5月15日、インターネットで実施。同社運営の不動産比較査定サイト「リビンマッチ」を利用した40歳以上の男女469人を対象に行った。

それによると、民泊を知っていますか?では、「利用したことがある」「知っている」「なんとなく知っている」「聞いたことがある」の合計が、40代では97.6%、50代は98.9%、60代以上は97.6%となり、9割強の認知があることが分かった。

民泊新法施行から1年経った現在、民泊制度についてはどう思いますか?では、「賛成」は40代で17.8%、50代で14.6%、60代以上で18.4%。「どちらかと言うと賛成」は40代で52.4%、50代45.5%、60代以上45.9%。「賛成」「どちらかと言うと賛成」を合わせると各年代とも賛成派は6割を超えている。「どちらかと言うと反対」は40代23.8%、50代31.5%、60代以上28.5%。「反対」は40代6.0%、50代8.4%、60代以上7.2%だった。

「賛成」または「どちらかと言うと賛成」の理由には、どの年代からも『空き家(空室)の活用ができる』(40代:67.8%、50代:74.8%、60代以上:69.9%)が最も多く、『宿泊施設不足の解消になる』(40代:40.7%、50代:45.8%、60代以上:41.4%)、『地域が活性化する』(40代:25.4%、50代:26.2%、60代以上:42.9%)と続く。

一方、「反対」または「どちらかと言うと反対」の理由は、40代・50代で最も多かったのが『犯罪に利用されたら困る』(40代:72.0%、50代:54.9%、60代以上:51.4%)で、60代以上では『ゲスト(宿泊者)がマナーを守らない』(40代:48.0%、50代:38.0%、60代以上:52.7%)となっている。

ニュース情報元:リビン・テクノロジーズ(株)

「大丸心斎橋店 本館」、9月20日グランドオープン

大丸松坂屋百貨店はこのたび、「大丸心斎橋店 本館」(大阪市中央区)のグランドオープンを2019年9月20日(金)に決定した。アメリカ村や南船場・堀江など、特徴的街区を持つ世界有数の商業集積地「心斎橋」。この街で開業してから約300年の歴史を持つ「大丸心斎橋店」を建て替え、「大丸心斎橋店 本館」として生まれ変わる。個性溢れる専門店は計370店舗(2019年6月11日現在)出店する予定。

また、同プロジェクトは、本館(地下2階~10階)・北館(パルコ:地下2階~7階、専門店街:8階~14階)・南館の3館体制で2021年まで続く複合開発のさきがけとなるもの。本館と北館をつなぐ大宝寺通りの上空部に増築を行い、両館の2階~10階のフロアが接続され一体化する。

本館は、Osaka Metro御堂筋線「心斎橋」駅4番出口・地下道直結。B2・B1・10Fは、食物販・レストランフロア。1F~6Fのメインは物販フロア。7Fにはテラスを設け、緑溢れる都会のオアシス空間を提供。9Fには海外顧客に対応する“インバウンドセンター”を構築する。

なお、今回の本館建て替えプロジェクトでは、日本の近代建築に大きな足跡を残した米国の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の名建築を最新の技術で再現。旧本館の採取可能な部材は現物による再利用を行い、困難な部材は原型の型取りの上、最新技術により再現。継承すべき空間の再構築に挑んだという。

ニュース情報元:(株)大丸松坂屋百貨店

分譲マンション賃料、首都圏は上昇傾向を維持

(株)東京カンテイは6月13日、2019年5月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。
それによると、5月の首都圏・分譲マンション賃料は、賃料水準が高い東京都で事例が増え、前月比+1.1%の2,927円/m2と上昇傾向を維持した。都県別では、東京都は同-0.5%の3,469円/m2と小幅ながら下落に転じ、神奈川県(同-0.9%、2,154円/m2)や千葉県(同-0.8%、1,619円/m2)でも弱含んだ。埼玉県では同+0.1%の1,661円/m2と僅かに強含み。

近畿圏では主要エリアで横ばい~弱含みとなり、前月比-0.7%の1,880円/m2と5ヵ月ぶりに下落。大阪府では概ね横ばいの2,130円/m2で、年初以来続いていた上昇傾向が一服。一方、兵庫県では同-1.6%の1,644円/m2と前月に引き続き下落した。

中部圏は前月比-1.6%の1,767円/m2、愛知県は同-1.4%の1,813円/m2と、ともに築古事例の増加により下落に転じた。

ニュース情報元:(株)東京カンテイ

「日本にオープンカフェが少ない理由」「1/12サイズのミニチュアキッチン」【5月人気記事まとめ】

つい先日までカラッとした暑さが続き、このまま夏になってしまうのでは……と思えるような陽気でしたが、とうとう梅雨入りしてしまいましたね。さてSUUMOジャーナルで5月に公開した記事では、「日本にオープンカフェが少ない理由」や「家具や家電をシェアする賃貸物件」など、パブリックスペースの活用方法や、新しい賃貸の選択肢についての記事が人気でした。TOP10の記事を詳しくご紹介します。
5月の人気記事ランキングTOP10はこちら!

第1位:日本に「オープンカフェ」が少ない理由って?“住みたい街”の条件が見えてきた
第2位:台湾の家と暮らし[2] 植物好きクリエイター男子が住む、広々テラスの贅沢屋上ワンルーム in台北
第3位:ミニチュア作家・田中智氏の世界におじゃまします! 1/12サイズの家はキッチンもスイーツもリアル
第4位:家具や家電が借り放題!?モノをシェアする新しい賃貸物件のカタチ
第5位:サンワカンパニー社長の自邸を初公開!“家一軒丸ごと自社製品“への第一歩  あの人のお宅拝見[13]
第6位:理想の一戸建てに求めるのは、日当たりやLDの広さ?
第7位:福岡で誕生、100年先の暮らしを模索する実験的 コミュニティ
第8位:台所道具店とキッチンが一体となった土切敬子さんの一軒家 その道のプロ、こだわりの住まい[7]
第9位:マンション総合調査から分かる、マンション選びのポイントとは?
第10位:〈ミラノサローネ2019〉インテリアデザインも職人技からAI技術まで!世界の感性が集結
※対象記事:2019年5月1日~2019年5月31日までに公開された記事
※集計期間:2019年5月1日~2019年5月31日のPV数の多い順

第1位:日本に「オープンカフェ」が少ない理由って?“住みたい街”の条件が見えてきた

(写真提供/泉山塁威さん)

(写真提供/泉山塁威さん)

ヨーロッパには多いオープンカフェが日本に少ないのは、パブリックスペースである道路の使用申請のハードルが高いから。けれどもパブリックスペースが充実すると人が集まってきたり、店の人と道行く人とのコミュニケーションが生まれたりと、街の魅力にもつながります。そんな事例やパブリックスペースを活用するヒントを紹介します。

第2位:台湾の家と暮らし[2] 植物好きクリエイター男子が住む、広々テラスの贅沢屋上ワンルーム in台北

(写真提供/KRIS KANG)

(写真提供/KRIS KANG)

日本人の暮らしと似ているようで違う台湾の人の暮らし。そんな台湾の家と暮らしについてご紹介する連載です。第2回はブランドデザインなどを手掛けるクリエイターのご自宅におじゃましました。収納なしも珍しくないという台湾の一人暮らし向け物件の収納事情や、植物と暮らす部屋づくりについて伺いました。

第3位:ミニチュア作家・田中智氏の世界におじゃまします! 1/12サイズの家はキッチンもスイーツもリアル

(撮影/香西ジュン)

(撮影/香西ジュン)

指を入れて撮影しないと分からないほどリアルにつくられた、1/12サイズの家具やスイーツ、植物などのミニチュア。そんな作品を生み出すミニチュア作家の田中智さんに、ミニチュアの魅力やこだわりを教えていただきました。思わずため息がでてしまうすてきな写真も満載、お楽しみください。

第4位:家具や家電が借り放題!?モノをシェアする新しい賃貸物件のカタチ

(写真提供/デモクラシ。)

(写真提供/デモクラシ。)

シェアハウス、ソーシャルアパートメントなどに続き、“モノをシェア”する賃貸物件、「カスタムアパートメント」という暮らしかたが選択できるようになったことをご存じでしょうか。今回ご紹介するのは、50種類以上の家具や家電が借り放題という物件。管理員でもある住人の千丈さんに、その魅力を語ってもらいました。

第5位:サンワカンパニー社長の自邸を初公開!“家一軒丸ごと自社製品“への第一歩  あの人のお宅拝見[13]

(写真撮影/NOB 川谷)

(写真撮影/NOB 川谷)

暮らしを楽しむ達人のお住まいを訪問し、住まいを、そして人生を豊かにするヒントを探る連載「あの人のお宅拝見」。今回はサンワカンパニーの山根社長のお宅を取材させていただきました。設計だけで2年かかったという、妥協無しのデザイン性の高いご自宅をご覧ください。

一戸建てやマンションに求めるポイントやこだわりの住まいについての記事がランクイン

第6位:理想の一戸建てに求めるのは、日当たりやLDの広さ?

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

戸建住宅の検討者と購入者1030人を対象としたアンケート結果をもとに、中央住宅が『「理想の家」レシピプロジェクト第2弾』をスタートさせました。重視すること、妥協したくないもの・できるものなど、戸建住宅ならではの理想が浮き彫りになったこの結果。マイホームの間取り選びの参考にしてみてくださいね。

第7位:福岡で誕生、100年先の暮らしを模索する実験的 コミュニティ

(写真撮影/加藤淳史)

(写真撮影/加藤淳史)

福岡に去年誕生した、「100年先の暮らし」をテーマにした実験的コミュニティ『Qross』。利用者約30名のうち8割が多拠点居住者というこのコミュニティ。どこに魅力を感じたのか、コミュニティに参加することへのメリットなどを、立ち上げから1年たった今、利用者に聞いてみました。

第8位:台所道具店とキッチンが一体となった土切敬子さんの一軒家 その道のプロ、こだわりの住まい[7]

(写真撮影/嶋崎征弘)

(写真撮影/嶋崎征弘)

何かの道を追求し、私たちに提案してくれる「プロ」。そんなプロならではの住まいの工夫やこだわりを伺う連載です。第7回は台所道具店と家が一体になった一軒家を訪問しました。自宅でもあり店舗でもあるキッチンやダイニングの使い方の工夫、色々な道具の収納の仕方など、参考になるアイデアがたくさんです。

第9位:マンション総合調査から分かる、マンション選びのポイントとは?

(写真/PIXTA)

(写真/PIXTA)

国土交通省が5年ごとに実施しているマンション管理の実態に関する「マンション総合調査」、平成30(2018)年度の結果が公表されました。この記事では区分所有者に対して調査した項目をピックアップ。マンション選びでは立地や管理面が重視されていることが分かりました。

第10位:〈ミラノサローネ2019〉インテリアデザインも職人技からAI技術まで!世界の感性が集結

(写真/藤井繁子)

(写真/藤井繁子)

2019年4月にイタリアのミラノで開催された世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」。今年はAIによって創られた椅子やセンサーを感知するとデザイナーの画像が動き出す最先端の作品や、日本のデザイナーによるアウトドア家具の展示など、話題性たっぷりのイベントの様子をお楽しみください。

5月は、「道路や公園などのパブリックスペースの活用」や「実験的コミュニティでの暮らし」など、街や人との新しいつながりについての記事や、「丸ごと自社製品でつくった社長宅」や「店とキッチンが一体となった一軒家」など、こだわって工夫した暮らしをしている人の記事がランクインしました。参考にできるポイントもたくさんあると思いますので、よかったら取り入れてみてくださいね。

大の家好き作家・高殿円の新刊エッセイ『35歳、働き女子よ城を持て!』インタビュー

住宅購入を検討する女性が増えています。2019年4月に刊行されたエッセイ『35歳、働き女子よ城を持て!』(KADOKAWA)の主人公は35歳、年収300万の契約社員。そんなシングル女子が都内に自分の城となるマンションを買うまでの紆余曲折や具体的ノウハウが満載のこの本、著者は住宅に一家言あるに違いない、ということで突撃取材。女性にエールを送る物語を多数刊行している作家・高殿円(たかどのまどか)さんご自身の住まい観や出版の背景を聴いてきました。
子どものころから家好きで既に住宅購入4回、20代で一戸建て購入高殿さんは兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア 三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し作家デビュー。13年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞受賞、女性にエールを送る著書多数。取材はKADOKAWA本社で行われた(写真撮影/片山貴博)

高殿さんは兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア 三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し作家デビュー。13年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞受賞、女性にエールを送る著書多数。取材はKADOKAWA本社で行われた(写真撮影/片山貴博)

――著書『35歳、働き女子よ城を持て!』では、高殿さんが編集担当のM村さんに強く住宅購入をオススメされていますね。かなり不動産にお詳しいようですが?
SUUMO、いつも見ています(笑)。子どものころから不動産に人一倍興味があったので、今も趣味のように時間が空けば物件情報検索していて、間取図を見るのが大好きです。生まれた時は社宅住まいで、母親がマイホームを夢見ていつも間取りチラシをチェックしていた影響でしょうか。3歳で社宅から郊外のニュータウンに引越したのですが、その時のこともはっきり覚えています。
その後も親の都合で引越しを繰り返し、さらに阪神淡路大震災もあって。住んでいたマンションは幸い無事でしたが、ライフラインが復旧するまでは友人宅で過ごし、旧い街並みが壊れ、やがて高層マンションに変わっていく様を目の当たりにして、ますます住宅について考えさせられました。

著書自己紹介には「子持ち作家・物語作ります何でも屋。関西に35年ローンで家を建て、あと30年残っている。不労所得を夢見ていて基本働きたくない」とのお茶目なコメントが(笑)(写真撮影/片山貴博)

著書自己紹介には「子持ち作家・物語作ります何でも屋。関西に35年ローンで家を建て、あと30年残っている。不労所得を夢見ていて基本働きたくない」とのお茶目なコメントが(笑)(写真撮影/片山貴博)

――ご実家を出られてからのご自身の住まい歴を教えてください。
就職先が大阪で、距離的に通うことが難しいため実家を出ました。初めて借りた部屋は友人とのルームシェアで広めのファミリータイプ。ワンルームを一人で借りるより快適だと思って。その後賃貸は合計3軒、その間に結婚もしたので、27歳の時に建売の一戸建てを購入しました。賃料を払い続けても何も残らないけれど、ローンを払えば土地は残ると思って。土地は担保にもなりますし、古くならないし、マンションでも土地の持ち分はありますしね。

――この時の家選びのポイントやこだわりは?
こだわりは利便性です。都心でしかも駅から徒歩30秒という便利さで、どこへ行くにもアクセス抜群。作家になって3カ月に1冊本を出す生活で、とにかく時間に追われていて。この家もたまたま契約済だったのにローンが通らず空いていた、ということにご縁を感じました。利便性重視の反面、国道もあるためうるさく、狭小地の建売で物理的に狭いという課題もありました。一度不動産を買うと「次はもっと……」と不満を解消したくなり、どんどん購入をライトに考えられるようになりましたね。

親のためのマンション購入後、自然素材を使った念願の注文住宅を建てる

――不動産購入がライトになって、実際に買われた物件とその理由を教えてください。
31歳で、親のために新築マンションを購入しました。この時のこだわりは立地。親も高齢になって病院通いもあるので、県立病院にも私たちの住まいにも近い都心の立地が魅力でした。仕事が忙しい中、子どもの世話も頼めますし、とても助かりました。
気に入っている一方で、マンションというものは管理費や修繕積立金、管理組合の運営などが大変、ということも学びましたね。その後、36歳で念願の注文一戸建て。前が建売だったので、いつかは土地を買ってこだわりの一戸建てをと思っていて、子どもの校区が変わらないよう小学校入学前のタイミングで。以前は利便性重視で都心でしたが、のんびりした子なのでゆっくりできる環境の土地を選び、自然素材の家を建てて、35年ローンで支払っています。さらに、35歳で投資用マンションを五反田(東京)に購入。こちらは賃貸にしていましたが、距離があるので今は売却して身近な関西圏で投資用物件を探しています。

――今お住まいの注文住宅のこだわりポイントは? 住み心地はいかがですか?

土壁、珪藻土などの自然素材にこだわり、路地奥の敷地でも中庭があるため家全体に光と風あふれるプランに(写真提供/株式会社Oh!)

土壁、珪藻土などの自然素材にこだわり、路地奥の敷地でも中庭があるため家全体に光と風あふれるプランに(写真提供/株式会社Oh!)

前の建売一戸建ての課題を全て解決しました。仕事柄本が多く、収納に困っていたため、壁には天井まで本棚を造作。掃除好きなので、基本的に見せる収納でオープンな空間にしつつ、家事動線にも配慮。また、私自身がアトピー持ちということもあり、土壁や珪藻土といった自然素材を使ってもらいました。建築時にSUUMOの雑誌『注文住宅』にも取材されたりして、家族や友人にも好評です。何よりありがたいのは、ここに住んでからぜんそくが治ったこと。珪藻土のおかげかな、と思っています。

執筆活動をする机に面した壁には吹抜けの上部まで一面に本棚を造作し、収納の悩みを解決(写真提供/株式会社Oh!)

執筆活動をする机に面した壁には吹抜けの上部まで一面に本棚を造作し、収納の悩みを解決(写真提供/株式会社Oh!)

家族が過ごす1階は中庭に面してキッチン、ダイニング、仕事場などのコーナーが続くオープンな吹抜け空間で、明るく広々(写真提供/株式会社Oh!)

家族が過ごす1階は中庭に面してキッチン、ダイニング、仕事場などのコーナーが続くオープンな吹抜け空間で、明るく広々(写真提供/株式会社Oh!)

家は働く女性を裏切らない! じっと帰りを待って、褒めて、癒やしてくれる

――家が高殿さんを幸せにしていることを実感します。今回の新刊エッセイのテーマを家にしようと思ったのも、その理由ですか?
最近「家が欲しい」という声をよく聞きます。周囲の既婚者はたいがい家持ちですが、シングル女子は、まだまだこれから。「女性活躍」などと言われ忙しく働いていても、20年前の自分たちの時代よりお給料は下がっているのが現実。
女性の生き方も多様化して「旦那もいらない」「子どももいらない」など身軽になっていますが、家は必要。いざ購入となるとどう動いていいか分からなくて、友人にも話しにくいから相談相手もいないし、セミナーなどに一人で行くのは抵抗がある。会社員ならローンが組みやすいけれど、契約社員や私のようなフリーランスだとそこもハードルになる。私が実体験や体当たり取材をもとに発見したことを身の回りの友人知人に伝えるだけでなく、もっと多くの若い人に知ってもらいたい。不動産をはじめとした、税金についての知識は、あればあるほど得をするから、学校の義務教育で教えるべき、と思うくらいです。

――最後に、働くシングル女子にエールをお願いいたします。
持ち家は働く女性を裏切りません。男性や友人に裏切られることがあっても、仕事が期待どおりに進まないことがあっても、家はじっと帰りを待って、頑張っているあなたを毎日継続的に褒めてくれます。大人になると、親も褒めてくれないのにね。女子が生きていくために大切なのは、自分だけのくつろげる居場所(=資産)を見つけること。持ち家によって自分に自信がつき、癒やされ、支えになり、暮らしが激変したたくさんの成功例を見ています。全ての女性が「ラク」に生きる手助けができれば幸いです。

身の回りでもシングル女性の相談が相次ぎ、今回の35歳契約社員、の次は、アラフォーフリーランスなど、続編ができそうだという(写真撮影/片山貴博)

身の回りでもシングル女性の相談が相次ぎ、今回の35歳契約社員、の次は、アラフォーフリーランスなど、続編ができそうだという(写真撮影/片山貴博)

時代先取りのルームシェアから憧れの注文住宅に至る高殿さんご自身の住宅歴を根掘り葉掘り伺い、インタビューは女子会のごとく大盛り上がり。「家は裏切らない」「いつもお帰りなさいと癒やしてくれる」というお言葉に大きくうなずく編集部T(目黒にマンション購入)と筆者(鎌倉で古民家リノベ―ション)のシングル女子2名。はい、家、褒めてくれます!!

●取材協力
高殿 円(たかどの・まどか)
兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。13年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、「カーリー」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』『主君 井伊の赤鬼・直政伝』『政略結婚』『ポスドク!』など。漫画原作も多数。
>Twitter 
@takadonomadoka
高殿 円 著、風呂内 亜矢 監修、KADOKAWA 刊

35歳、働き女子よ城を持て!


高殿 円 著、風呂内 亜矢 監修、KADOKAWA 刊