日: 2019年6月20日
快適さを追求したコワーキングスペース

4万3,200~10万8,000円(税込) / 3.37平米
山手線・京急本線「品川」駅 徒歩14分
運河沿いの開放感あふれる立地の中で、のびのびと働くことが出来るように、さまざまな仕掛けが詰め込まれたコワーキングスペースです。
天井を撤去して開放的になった空間に、たくさんの植物、照度等を調整出来る照明や音響設備、ナノイー発生装置を内蔵した空調、快適性を高めるさまざまなテクノロ ... 続き>>>.
大橋ジャンクビルにこもろう

8万5,320円 / 31.02平米
東急田園都市線「池尻大橋」駅 徒歩5分
いまのままの状態で手軽にスタートをきれそうな事務所物件のご紹介です。
室内は約8年前に改装がはいり、玄関前の壁や、天吊り収納が造作されているのでスタートアップの方にもちょうどよさそうです。加えて壁などの造作が必要のない方は貸主負担で撤去も可能。これらの改装ならば原状回復の必要も ... 続き>>>.
もりもり森

10万8,000円(税込) / 25.42平米
丸ノ内線「新宿御苑前」駅 徒歩2分
新宿御苑の最前列ビルです。もりもりの森がベランダから見える場所。仕事中フーッと息をはいて顔を上げると、緑が目に飛び込んできます。
また建物のエントランスを出た時の雰囲気もいい感じ。しばらくここに座って居たいような気持ちになります。通りを通る車や人が額縁の中を動く絵になってくれて ... 続き>>>.
コンパクトスカイブルー

5万9,000円 / 23.49平米
東急東横線「綱島」駅 バス15分 「駒岡八幡神社前」バス停 徒歩2分
コンパクトで素材感のある空間。部屋に入った第一印象です。
居室の床は大きくカットした矩形の合板がざっくり敷かれていて、収納や引戸も木になっています。
角部屋なので明るくて、風通しも良さそう。玄関からキッチンスペースの壁はスカイブルーに塗装されて、アクセントになっています。
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元町通りのちょっと脇

11万6,000円 / 36.81平米
京浜東北線「石川町」駅 徒歩4分
こちらの物件は築32年のマンションの一室ですが、数年前にリノベーションされ、生まれ変わりました。
室内はさまざまな質感の白と、フローリングの木目で、シンプルにまとめられていますが、どこか心に刺さる仕上がり。
壁の一部はコンクリートブロックに白い塗装がされ、荒々しくも雰囲気のあ ... 続き>>>.
受け継がれる築48年

18万円 / 57.3平米
東急東横線「祐天寺」駅 徒歩15分
小道を抜けた先に待っている、レトロなマンション。カクカクとした形と特徴的なバルコニーの手すりが愛らしい建物です。
今回ご紹介するのは建築当時のレトロな内装をなるべく残した一室。木の天井や扉が味わい深くて素敵です。お風呂やキッチンなどの水回りに関しては3年前にリフォームされ、きれ ... 続き>>>.
料理家のキッチンと朝ごはん[4]後編 男性料理家が選ぶ! 男前で機能性も高い調理器具ベスト5
トライアスロン世界選手権の日本代表でもあるアスリートらしい機敏な動きと、3つの店舗の経営者として自ら厨房に立つ料理人らしい習熟した手つきで、タンパク質がたっぷり取れる朝ごはんをつくってくれた料理家のYOSHIROさん。今回は、愛用している調理器具についてお聞きしました。【連載】料理家のキッチンと朝ごはん
料理研究家やフードコーディネーターといった料理のプロは、どんなキッチンで、どんな朝ごはんをつくって食べているのでしょうか? かれらが朝ごはんをつくる様子を拝見しながら、おいしいレシピを生み出すプロならではのキッチン収納の秘密を、片づけのプロ、ライフオーガナイザーが探ります。統一感のある男前キッチンのテーマカラーは、白・黒・シルバー
「白」は、大きなスペースを占める収納家具やカーテン。「シルバー」は、スチールラックや調理道具。「黒」は、トレーニング用品やカメラ機材。3色のテーマカラーでまとめられたYOSHIROさんのキッチンは、全体的にかっこいい雰囲気です。けれども、自宅のキッチンに立つのはご自身ばかりではありません。奥様もよく料理をされるのだとか。

「見た目がシンプルでかっこいいし、水や汚れに強くてガンガン使えるから」という理由でスチールラックが好きなのだそうです。「自宅だけでなくお店でも使っています」(写真撮影/相馬ミナ)

(写真撮影/相馬ミナ)
ご夫妻そろって料理だけでなくインテリアもお好きで、それぞれ食器を買い集めたり、花を飾ったりするそうです。ふたりでものを持ち寄っても空間に統一感があるのは、テーマカラーがしっかりしているからだけではありません。お話をお聞きしていると、「もの選びに対する軸がブレていない」気配を強く感じました。

スチールラックの隣にニトリの本棚を2つ並べ、たくさんある料理本を収納。グルメマンガも大好きでよく読むというYOSHIROさん一番の愛読書は『クッキングパパ』(写真撮影/相馬ミナ)
そんなYOSHIROさんに、かっこいいだけでなく機能性も高い「愛用の調理器具ベスト5」をご紹介いただきました。
見た目がいいだけじゃない!機能性も大満足の調理器具ベスト51つめの愛用品は、マイヤーのフライパンと両手鍋。アメリカの調理器具メーカーとして数多くのラインナップを誇るマイヤーですが、YOSHIROさんが特に気に入っているのはハイエンドシリーズ「アナロン ヌーヴェルカッパー」のフライパンと「サーキュロン クール」の両手鍋。

銀に次いで熱伝導率が高い銅を使ったフライパンは、プロの料理人にも愛用者が多いそうです。「アナロン ヌーヴェルカッパー」の底面は銅を挟んだ多層構造、内面は耐久性の高いテフロンコーティング(写真撮影/相馬ミナ)

内面に渦巻き状の凹凸があるため、肉や魚を加熱すると余分な脂や水分が溝に流れ出て、パリッとした仕上がりに。世界でも限られたメーカーしか取り扱いのない高品質のコーティングが施されているため、お手入れもラク(写真撮影/相馬ミナ)
「いずれも耐久性と熱伝導性に優れていて家庭で使われることもありますが、機能性に加えて持ったときの重厚感があることからプロの現場で使われていることも多いです。 女性だと少し重いと感じる方もいるかもしれませんが、その場合は少し小ぶりなサイズにするとフライパンをあおったりもしやすいと思います。あおるシーン以外だと食材にじっくり火を通して旨味を引き出すような使い方もいいですね」

チョッパーを使って野菜をみじん切りにする場合、野菜から出る水分量に要注意。「チョッパーで大根おろしもつくれますがべちゃっとしてしまうから、手でおろしたほうがおいしいんですよ。食材によって使い分けています」(写真撮影/相馬ミナ)
2つめは上の写真手前、クイジナートの「スリム&ライト マルチハンドブレンダー」。1台で「つぶす・混ぜる」「切る・刻む」「泡立てる」の3役をこなす多機能ハンドブレンダーです。YOSHIROさんは主に肉をミンチにするため、チョッパーアタッチメントを使用することが多いそう。「店でも、同じクイジナートの業務用フードプロセッサーを使っていますが、やっぱり丈夫でパワーがある。信頼できるブランドです」
3つめは上の写真奥、パナソニックの密封パック器「ハイシール」。専用袋に食材を入れて本体にセットすると、脱気して真空状態にしてくれます。食材の酸化や乾燥・湿気を防止するため、食品の保存に使われることが多いのですが、YOSHIROさんはこれを調理に使っているのだとか。「例えば煮豚をつくる場合、袋の中に肉と調味料を加えてパックし、そのまま低温の湯煎で煮込むんです。真空なので旨みを逃さず、ムラなく加熱できるから、ほろほろに柔らかく、しっかり味の染みた煮豚が簡単にできますよ。調味料も最小限で済みます」

愛用品の特徴や使い方を楽しそうに、詳しく解説してくれる姿から、ひとつひとつのものに対する「愛」を感じました(写真撮影/相馬ミナ)
美味しいものを食べるだけでなく、美味しいお酒を飲むのも大好きだというYOSHIROさん。ソムリエ(ANSA)やきき酒師の資格を保有するはもちろんのこと、きき酒師の上位資格である日本酒学講師の試験に当時史上最年少で合格したという記録の持ち主です。「ワインや日本酒だけでなく、ハイボールやチューハイも好きで、毎晩必ず晩酌してます(笑)」
そんなYOSHIROさん愛用の調理道具、4つめはソーダストリームの炭酸メーカー「Source Power」。ボタンひとつで炭酸水がつくれる全自動モデルです。「飲むお酒に合わせて、簡単に強炭酸、中炭酸、弱炭酸が選択できます」

専用のガスシリンダーを本体にセットしてボタンを押すだけで、普通の水をわずか数秒で炭酸水にできます。こちらは、プラダの香水ボトルなども手掛けるプロダクトデザイナー、イヴ・ベアール氏との共同開発モデル(写真撮影/相馬ミナ)
料理するときに音楽が欠かせないYOSHIROさんにとって、スピーカーはもはや調理道具のひとつ?! ということで、愛用品5つめはBoseのポータブルスピーカー「SOUNDLINK REVOLVE BLUETOOTH SPEAKER」。ワイヤレス再生できるうえ防滴仕様なので、テラスに持ち出して音楽を楽しむこともあるそうです。
意外なことに、「自宅でも店でも、かけているのは90年代のJ-POPです。お客さんに『聴いていると、つい歌っちゃう~』と言われます(笑)」

このとき部屋に流れていたのは、織田哲郎作詞・作曲、相川七瀬が歌う『夢見る少女じゃいられない』でした。思わず歌っちゃうお客さんの気持ちがよく分かります(写真撮影/相馬ミナ)
簡単におしゃれ&美味しいを手に入れたい人に捧げる番外編!最後に“番外編”として、「あまり料理はしないけれど、キッチンを素敵にしたい」「料理は苦手だけれど、手軽に美味しいものが食べたい」という、私のような人におすすめのものを聞いてみました。
1つめは、「香りがサイコー」だというミセスメイヤーズ クリーンデイの洗剤です。オープンキッチンに生活感のある洗剤を置いてしまうと、リビングから丸見えになって残念な印象になってしまいます。けれども、この洗剤はむしろ積極的に出しっ放しにしたくなるおしゃれなデザイン。「食器を洗ったり、カウンターを拭いたりするたびにいい香りがして癒やされます」

香りのラインナップはラベンダー、レモンバーベナ、バジル、ハニーサックルの4種類。食器用洗剤、クリーナーのほか、食洗機用洗剤やスクラブクレンザーなどもあるため、トータルで香りを楽しめます(写真撮影/相馬ミナ)
「手軽におつまみをつくりたいなら、缶詰を活用してみてください」。なかでも扱いやすく美味しいのが、魚の缶詰。「例えばオイルサーディンだったら、ニンニクをすりおろして醤油をひと回しして、缶ごとトースターで焼くだけで、おつまみ完成です。缶詰なら魚の骨まで丸ごと食べられるから、カルシウムも取れますよ」

特に「缶つま」と「ラ・カンティーヌ」のシリーズにはハズレがなく、お気に入りだそうです。アスリートだけでなく、成長期のお子さんやダイエット時の補助食として、ケンミンの「高タンパクめん」も便利(写真撮影/相馬ミナ)
運動する人のタンパク質摂取におすすめなのは、プロテイン。「ぼくが愛飲しているのはDNSの『ホエイプロテインG+』。チョコレート味がイチオシです。体にいいと分かっていても美味しくないと続かないので、味も大事です」。本物のアスリートが言うと説得力があります。
料理家として活躍するYOSHIROさんですが、アスリートとしての次の大きな目標は2019年9月、スイスのローザンヌで行われるトライアスロン世界選手権だそうです。日本代表として出場予定で、日々トレーニングに邁進中。YOSHIROさんの爽やかな笑顔がローザンヌでも見られることを、取材チーム一同、心より応援しております!
●取材協力YOSHIROさん HP
神奈川県生まれ。和食料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。専修大学卒業後、日本食研(株)に入社。退職後は日本料理店での店長勤務を経て、料理家として独立。世田谷区経堂の「凧」など3店舗を経営するほか、トライアスロン世界選手権の日本代表として「食 ✕ 健康 ✕ スポーツ」を普及する活動も行う。著書に『燃やすおかず つくりおき』(学研プラス)、『BRUNOの絶賛ホットプレートごはん』(宝島社)など。
サ高住「パークウェルステイト浜田山」が追求する理想的な終の棲家とは?「人生100年時代」の最新住宅事情
うっかりしていたら、昨年還暦を迎えてしまった。私も立派なシニア世代だ。まだまだ元気なつもりだが「終の棲家をどうするか」という問題がたまに頭をよぎることがある。三井不動産レジデンシャル株式会社がシニアをターゲットにしたサービス付き高齢者向け住宅の新商品「パークウェルステイト浜田山」を誕生させたと聞き、そのプレス説明会と内覧会に参加してみた。
自立したシニアに向けた「住まい」としての快適さを重視したプランニング
同物件のある浜田山は渋谷と吉祥寺を結ぶ京王井の頭線沿線の静かな住宅街だ。現地は駅の北側を歩いて9分(約720m)。周辺は低層住宅が広がり、善福寺川緑地(約560m/徒歩7分)や三井の森公園(約970m/徒歩13分)も点在する緑豊かな環境だ。
テーマは街なかに居ながらにして樹々と静寂に包まれた「市中の山居」。住まいと庭園とが一体となって四季の息吹を肌で感じるように企画されたそうだ。「彩の庭」と名付けられたプライベートガーデンは約1100本のさまざまな樹木が植えられ、館内の随所から眺められるように設計されている。建物は地下1階地上3階建て、62戸の一般住戸と8戸の介護用住戸が備えられている。

安心して散策できる敷地内のプライベートガーデン「彩の庭」。四季折々の表情を楽しめる緑豊かな中庭だ(画像提供/三井不動産レジデンシャル株式会社)

ガーデンの緑が絵画のように印象的なエントランス(画像提供/三井不動産レジデンシャル株式会社)
高齢者向け住宅としては「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」と「住宅型有料老人ホーム」の2つが話題になっているが、同物件の場合は国土交通省の所轄による高齢者向け住宅である「サ高住」として企画されている。一方の「住宅型有料老人ホーム」は厚生労働省の所轄による「介護施設」になる。
つまりシニアが快適に暮らせる「住まい」としての位置づけで企画されている。同物件の場合は、入居する際は自立できる健康な状態が条件だ。ただサ高住で取りざたされる「要介護度が大きく進んだ場合に別の介護施設に移り住まなくてはならない」懸念は解決されている。本格的な介護用住居も用意されているからだ。

シニアの住まいのニーズの変化に応じて、自宅での介護でも、介護施設でもない、新たな選択肢を提供(イメージ)(画像提供/三井不動産レジデンシャル株式会社)
同事業の基本的なスキームは、三井不動産レジデンシャル株式会社が建物を開発したのち、三井不動産レジデンシャルウェルネス株式会社に建物を賃貸し、同社が入居者と終身建物賃貸借契約を締結する。同社は、生活相談やフロントサービスなど、入居者へのホスピタリティサービスを提供するほか、介護事業者やレストラン事業者への運営委託および医療機関との連携等を通じて、さまざまな専門性の高いサービスを提供する。
資生堂美容室と提携したヘアサロン、フィットネスルーム、大浴場などもまずは共用施設から見学させてもらった。男女共に、檜風呂と石風呂の2種類の浴槽をしつらえた大浴場はバスタオルも用意され、着替えを持っていくだけの気軽さだ。自室の浴室を利用した場合の清掃の煩わしさを軽減できるようにという考えで設置されたそうである。確かに浴室の掃除は手間がかかるのでうれしい設備だ。
フィットネスルームでは200種以上の運動が可能というキネシスをはじめ、さまざまな機種が整っている。トレーナーが定期的に常駐するので初心者でも使い方を教えてもらえ、さらに希望すればパーソナルトレーニングも受けられる(予約制・有償)
またシアタールーム、アトリエ、ビリヤード場、自動麻雀卓を備えたゲームルームなどが備えられ、時間にゆとりのあるシニアが充実した1日を送ることができそうだ。各々経験がある人はもちろん、はじめて挑戦する場合も気軽に始められる多彩なラインナップで、趣味の幅が広がる。
特徴的なのはヘアサロンの存在だ。資生堂美容室提携でおしゃれなシニアの要望に応えられる施設は、「7割が女性」という入居者の想定に即したものだろう。送迎シャトルバスを活用して、日本橋エリアなどに買い物ツアーに出かけるアクティビティも用意されるようだ。「買い物とおしゃれ」は、これからのシニア女性には欠かせない。いつまでも身だしなみに気を配る方に満足してもらえる工夫だ。

イタリア・テクノジム社の人間工学に基づく最先端マシンを備えたフィットネスルーム(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

資生堂美容室と提携したヘアサロン。カットやパーマだけではなくネイルやフェイシャルも受けられる(有料)(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

大浴場「明鏡(めいきょう)・清香(せいか)」。自室のお風呂の利用頻度が低いという顧客の声から、男女共に、檜風呂と石風呂の2種類の浴槽をしつらえた(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
58~100平米超の居室は都心高級マンションのクオリティ。クルマ椅子利用も視野に次にプライベートスペースである各個室を見せてもらった。単身用の58平米超の1LDKと夫妻でも入居できる100平米超の2LDKの2つのタイプだ。いずれもスペースに余裕があり、ガーデンの緑が眺められる。バルコニーの手すりはガラスが使用され、室内からの眺望を大切にしていることが見て取れる。
特筆すべきは引き戸を多用した設計だ。水まわりを含めて出入りする場所は極力引き戸が採用されている。万一車椅子を利用することになっても、廊下の広さを含めて移動が簡単にできるように工夫されている。

単身入居者向けの1LDK。引き戸を開放すればワンルームにもなる(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

100平米超の広い2LDK。家族が来ても宿泊できるように主寝室以外に個室が用意されている(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

急に具合が悪くなったときなど、万一の場合に対応することができるように居室にはスタッフと直接話せるスピーカーとマイクが用意されている。また、ホテルのカードキーのような仕組みで在室しているかどうかを把握。在室中にも関わらずトイレ前に取り付けられたセンサーに、一定時間反応がない場合、呼びかけや駆けつけの対応がなされる(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
「もしも」の場合も介護ルームを用意。1.5人に1人の体制で看護スタッフを用意元気なうちは自立して暮らせても、何かあれば病院に行き、そのまま入院ということになるが、ここでは介護が必要になった際に入室できる介護用住戸が8戸も用意されている。また大学病院(※1)との連携を軸として、24時間常駐の看護スタッフ(※2)や同一建物内にクリニック(※3)も設置、医療のプロたちが常に健康を見守る体制が用意されている。
訪問介護事業所「TOKIORI浜田山」が併設。介護サービスは、「ケアサービス(生活支援サービス)」「訪問介護サービス」「自費サービス」の3種類があり、入居者の要望に応じて支配人とケアマネジャーが提案してくれる。
介護用住戸で提供される「ケアサービス(生活支援サービス)」(※4)は、サービス料金に含まれており、日常的な服薬管理、健康管理、訪問診療所医師(主治医)の指示によるレジデンスの体制で可能な医療ケアへの対応をしてもらえる。また看護・介護スタッフと介護用住戸利用者の比率は、1.5:1相当の体制を実現しており、短時間・随時・緊急の場合でも24時間対応が可能だ。
要支援、要介護の認定を受けた方を対象とした「訪問介護」は、介護保険を利用したケアサービスで、一般住戸、介護住戸に関わらず利用可能だ(介護保険適用サービス)。本人の健康状態に応じて訪問医療や訪問看護(有償)によるサポートの利用も含めて、館内で看取りまでを行う予定だそうだ。

一般住戸での生活が難しくなった場合、住戸はそのままに、この介護用住居に移ることができる。夫婦のどちらかに介護が必要になった場合でも、最も近い距離で暮らせる。バルコニーから眺める中庭の緑が美しい(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

寝たままの体制で入浴できる浴室を介護スペースには設置。ほかに座ったまま入浴できる浴室も用意されている(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
自然光を取り込むダイニングで朝・昼・晩の3食、コース料理も可能ワイドなガラス窓から四季を感じる植栽と滝の織りなす美しい水景が眺められるダイニング「季饗(ききょう)」は、ホテルのレストランのような贅沢な空間だ。ゲストが来たときのための個室、夜のバー活用(週1回)、予約不要の自由喫食など、それぞれのライフスタイルにあわせて使えるそうだ。
食事は管理栄養士による栄養バランスが管理された上質な日替わり・定番メニューを提供。健康を意識したメニューや栄養バランスの分かるサービスはニーズが高いだろう。試食させてもらったが、目を楽しませてくれる盛り付けから、薄味に留意しながら深い味わいのある料理は満足度が高い。朝食500円、昼食850円、夕食1300円(すべて税抜)で提供される予定だが、十分に価値がある。さらに要望があればコースメニュー(有償・予約制)の提供も可能のようだ。

専属のシェフが栄養と健康に気を配り、和・洋・中のバラエティーに富んだ日替わりメニューや軽食等のアラカルトメニューなど提供してくれるダイニング(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

朝食の一例。和食も用意されている(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

夕食の一例。洋食も用意されている(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)
シニア世代の新たなライフスタイルに合わせたコンセプト三井不動産レジデンシャルではシニア向け住宅事業を新たな成長戦略の柱の一つとし、2017年4月にはシニアレジデンス事業部を新設。人生100年時代に向けた新商品として、「パークウェルステイト」シリーズを発表、これからも展開していく予定だ。
というのも平均寿命が延びただけでなく、80歳代前半でも約8割が介護保険を利用していないなど、自立した元気な高齢者が増加したことで、静かな老後ではなく、もっとアクティブなライフスタイルのニーズが生まれている。
元気なときから介護が必要になったあとも、そして最期を迎えるときまでも、住み慣れた環境で暮らしたいと願う人は多い。しかし自宅介護は家族の負担が大きい。そんな人たちにとっての理想的な環境が用意されているのが同物件ではないだろうか。確かに入居金は単身者用でも1億3593万円(前払方式・80歳入居)、毎月94.4万円(月払方式・年齢不問)と高めの設定だ。ほかに月額利用料や光熱費も必要になる。しかし歳を重ねることをポジティブにとらえるためにも、このシニアレジデンスの誕生は「終の棲家」の選択肢を広げてくれるきっかけになりそうだ。
※1 順天堂大学医学部附属〈順天堂医院・ 練馬病院〉(総合科目)
※2 看護スタッフ1名常駐(週40時間常勤換算で常勤2名、非常勤3名(予定)によるシフト制。夜間(18時~翌9時)看護スタッフ1名。ただし休憩等による最少時は0名)
※3 クリニックによる提供サービス(健康診断・健康相談・生活アドバイス・健康管理等)に関わる費用は、基本サービス料金に含まれます
※4 ケアスタッフ1名常駐(週40時間常勤換算で常勤2名、非常勤3名(予定)によるシフト制。夜間(18時~翌9時)ケアスタッフ2名。ただし休憩等による最少時は1名)。介護用住戸の利用者がいない場合はケアスタッフの配置はございません
パークウェルステイト浜田山