
10万5,000円 / 32.4平米
中央線「中野」駅 徒歩5分
中野駅徒歩5分。中野セントラルパーク近くの物件になります。
この内装になる前は、
風呂なし4.5畳の和室が並ぶ、「これぞ昭和の木造アパート」でした。
約10年前に「平成の木造アパート」に変貌を遂げたわけですが、時は、すでに「令和」。
さて、リノベーションから10年経ったアパー ... 続き>>>.
圧倒的に不動産情報が多いですが。。。。
ヒューリック(株)は、都市型中規模コンパクト商業施設「HULIC &New KICHIJOJI」(ヒューリック アンニュー キチジョウジ)を、2019年9月に開業すると発表した。同施設はJR・京王線「吉祥寺」駅徒歩2分、「井の頭公園」周辺の落ち着きと賑わいが共存するエリアに立地する地上5階・地下1階。築17年の病院をコンバージョンし、商業施設としてリニューアルするもの。
B1Fには、食肉専門店「千駄木腰塚」が初めて手掛ける飲食物販店「Bistro1048」がオープン。1-2Fは「アディダス ブランドコアストア 吉祥寺」で、ランニング、トレーニングの機能スポーツギアやスニーカーまで、幅広いアイテムを展開する。
3Fには、アメリカで話題のサーフエクササイズ専門スタジオ「サーフフィットスタジオ 吉祥寺店」がオープンするなど、スポーツからグルメ、クリエイティブまで、多彩なテナントを誘致する。
ニュース情報元:ヒューリック(株)
国土交通省はこのたび、空家法の施行状況等について、地方公共団体を対象にアンケート調査を行った。結果は平成31年3月31日時点のもの。それによると、空家等対策の推進に関する特別措置法(空家法)に基づく対策計画は、法施行後約4年となる平成30年度末で、全市区町村の約6割となる1,051団体で策定されている。令和元年度末には7割を超える1,265団体が策定する見込み。
都道府県別では、平成29年度末時点で策定済み市町村の割合が100%の高知県のほか、今回初めて大分県で同割合が100%になった。また、石川県、富山県で9割を超えた。
周辺の生活環境等に悪影響を及ぼす「特定空家等」について、助言・指導、勧告等の措置件数は年々増加。平成30年度末までに市区町村長が助言・指導15,586件を行ったもののうち、勧告を行ったものは922件、命令を行ったものは111件。代執行(行政代執行と略式代執行)を行ったものは165件だった。
ニュース情報元:国土交通省
毎日新聞社が主催する「第5回 学生住宅デザインコンテスト」の作品募集が始まった。このコンテストは、建築業界を目指す学生を対象に行っているもの。建築界の未来を担う人材の育成・支援を目的としている。
第5回目の開催となる今回のテーマは、「やわらかい木造の住まい」。木がなんであるかということを肌で感じられるような、新しい木造住宅のアイデアを募集する。
審査は、東京都市大学教授・手塚貴晴氏、青山学院大学教授・黒石いずみ氏など、有識者が行い、グランプリ(1点、賞金30万円)、準グランプリ(1点、賞金15万円)などを決定する。一部受賞作品は、商品化も検討されるという。
締切は2019年9月2日(月)。結果発表は同年10月中旬の予定。
ニュース情報元:毎日新聞社
(独)住宅金融支援機構は7月1日、2019年7月の住宅ローン【フラット35】等の金利を発表した。
それによると、【フラット35】の融資率9割以下は1.180%~1.870%(前月1.270%~1.960%)、融資率9割超は1.620%~2.310%(同1.710%~2.400%)で、2カ月連続低下した。
【フラット20】は、融資率9割以下が1.120%~1.810%(同1.210%~1.900%)、融資率9割超が1.560%~2.250%(同1.650%~2.340%)。【フラット50】は、融資率9割以下が1.590%~2.090%(同1.670%~2.170%)、融資率9割超が2.030%~2.530%(同2.110%~2.610%)と、それぞれ金利は低下している。
ニュース情報元:(独)住宅金融支援機構
国土交通省はこのたび、令和元年5月の住宅着工統計を発表した。それによると、住宅着工戸数は前年同月比8.7%減の72,581戸、前年同月比で2か月連続の減少となった。利用関係別でみると、持家は前年同月比6.5%増の24,826戸、8か月連続の増加。貸家は同15.8%減の26,164戸で9か月連続の減少。
分譲住宅は同11.4%減の21,217戸、2か月連続の減少。そのうちマンションは同22.7%減の9,165戸で2か月連続の減少、一戸建住宅は同0.4%減の11,899戸、6か月ぶりの減少となった。
ニュース情報元:国土交通省
(一社)マンション管理業協会はこのたび、平成30度(平成30年4月~平成31年3月)の苦情相談受付状況を発表した。それによると、平成30年度の苦情相談受付件数は5,799件(前年度比6.02%減)、平成27年度をピークに3年続けて減少した。相談者は管理会社(会員)が3,339件(57.6%)、管理会社(非会員)が511件(8.8%)と、管理会社からの相談が全体の66.4%以上を占めている。居住者からは904件(15.6%)だった。
相談項目としては、「管理規約・細則」が2,092件(29.2%)、「マンション管理適正化法」が1,073件(15.0%)、「総会・理事会運営」が715件(10.0%)、「管理委託契約」が708件(9.9%)など。
ニュース情報元:(一社)マンション管理業協会
澄み渡る空。光と風。そして、生命のように明るい緑。自然の下は気持ちいい。何度体験しても、その感動は新鮮だ。思わず深呼吸したくなるこの気分を、日常で味わえたらどれほど心地いいだろう。自然を感じる居場所づくりの解を、リゾートホテルに求めたい。
戸外の自然と呼吸し合うような室内空間
重なり合った木々の梢から覗くホテルは、それ自体が地に根を張った大木のよう。福島県・裏磐梯の五色沼近く、美しい自然に恵まれた国立公園のすぐそばに、「ホテリ・アアルト」は立っている。
建物は、築40年になる企業の保養施設をリゾートホテルに改修したものだ。既存の骨格をそのまま活かし、柱もできるだけ動かさずに空間をホテルとして読み変えていった結果、13 の客室はそれぞれ間取りもしつらえも異なるものに仕上がった。
緑に囲まれて佇む「ホテリ・アアルト」(写真撮影/牛尾幹太)
プロジェクトを率いた建築家、益子義弘氏は「豊かな自然環境全体を感じられる居場所づくり」を目指したという。すなわち、光や風、緑など「戸外の自然と呼吸し合うような室内空間」であり、「美しい景色をごちそうとして活かすような部屋づくり」だ。
「本物の自然を満喫したいなら、戸外に椅子を置いてしばらく過ごすのが一番でしょう。でも、そこに滞在することはできません。建築で少し保護された場所に身を置くと、結果として、外の自然もより印象深く感じられるものです」
ホテルのラウンジ。視線の高さを計算して設けた横長窓を緑が埋め尽くし、外の自然と一体感を味わえる(写真撮影/牛尾幹太)
特に重要なのが、開口部のつくりかただ。窓は大きければいいというものでもない、というのが氏の考え方で、景色と連携する窓の大きさや形、部屋の広さとのバランスを考慮して計画したとか。
また、室内外の明暗が強いとまぶしくて、外の緑が美しく見えない。氏はピクチャーウインドーの両脇に細かな格子を施した通風窓を設けて、光も風も緑も穏やかに呼び込む工夫をした。
ここでは内と外との境界が、それぞれを隔てるものとしてではなく、適度な階調でつなぐものとして存在している。
北欧家具でしつらえた部屋。磐梯山を遠望する見事な眺めを絵のように切り取るフィックス窓の両脇に、細格子が繊細な通風窓がある(写真撮影/牛尾幹太)
デザインを際立たせず、自然素材で心地よさを強すぎる印象を避けるのはデザインも同様だ。形を頑張りすぎると、それ自身が際立って見えてしまう。「物やデザインが迫ってこない、むしろ後から、部屋のしつらえは覚えていないけれど何だか気持ち良かった、と思い返してもらえればいい」のだそうだ。
内装には、共用部も客室も主として自然素材が使われている。「室内で自然観をどんなふうにつくれるか考えたとき、自ずと柔らかな天然の素材を選択する」という。例えば断熱性に優れたペアガラスのアルミサッシも、室内側に木製の窓枠を施すことで優しい印象に仕上げた。都会の密集地でも、内装や家具などインテリアの構成の中で自然素材を使うことは可能だ。
自然素材には、見て、触れて、心やすらぐぬくもりがある(写真撮影/牛尾幹太)
床はキリやカラマツのむく材(写真撮影/牛尾幹太)
明解なロジックも手の込んだ仕事も、完成すれば空間に溶け込んで消えていく。あるいは、空気となって残る。そこでは人も物もはしゃいだりしない。そっと身を置いて静かに楽しめるような「居場所」があるだけだ。
構成・取材・文/今井 早智
●取材協力2020東京五輪の開幕に向けて、選手村や各種競技施設の建設が急ピッチで進む。選手村は五輪後に約5600戸のマンションに生まれ変わり、老若男女さまざまな人が暮らす街となる。国家戦略特区やアジアヘッドクォーター特区といった東京圏の発展を担う拠点に指定され、訪日外国人の増加に対応した国際的ビジネス・交流拠点としての機能強化にも期待がかかる注目のエリアだ。
住む人も訪れる人も急激に増え続ける湾岸エリアで課題となっているのが交通アクセスだ。現状でも地下鉄駅の整備やバス網の強化などが進められているが、五輪特需やその後の需要増をにらんで大規模なインフラ整備構想も控える。五輪のその先の未来にどんな生活が待っているのか、想像してみた。
選手村の開発で晴海の人口が2倍に増える中央区晴海5丁目で建設中の五輪選手村は、五輪後にリニューアルされ分譲や賃貸、シニア住宅やシェアハウスも含め約5600戸のマンション「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」として供給される。五輪から4年後の2024年には、約1万2000人が暮らす街が完成する予定だ。
「HARUMI FLAG」晴海ふ頭公園からの風景完成予想CG
中央区のデータによると、晴海地域の2019年6月1日時点の人口は1万4536人となっている。晴海5丁目のプロジェクトが完成すると、それだけで人口が現在の約2倍に増えるのだ。さらに晴海以外でも月島や勝どきなど周辺の湾岸エリアでタワーマンションの供給が活発になっており、人口が増加している。
こうしたなか、通勤・通学時の地下鉄駅の混雑や、都心方面への交通手段の確保といった課題に対応すべく、東京都交通局が対策を打ち出しているところだ。
東京都交通局担当者によると、有明、豊洲、晴海などの臨海部で大規模マンションの開発等により利用者が大幅に増えていることから、都営バスでは、2017年4月に東京駅から臨海部へ、深夜バスの運行を開始したとのこと。また、2019年4月には東京駅から銀座、勝どきを通り東京ビッグサイトへ向かう都05-2系統で増便を行うなど、地域住民のニーズをダイヤに反映しているという。
加えて、都営地下鉄では、大江戸線勝どき駅でのラッシュ時の混雑緩和に向けてホームや地上出入口の増設などの改良工事を実施し、2019年2月に一部完了したとのことだ。
写真上が改良前。下が改良後。線路の向こう側に新たにホームがつくられた(画像提供/東京都交通局)
BRTや地下鉄が実現すれば都心と湾岸が直結さらに今、湾岸エリアの新たな輸送システムとして整備が進められているのがBRT(バス高速輸送システム)だ。BRTとは、連節バスの導入や走行環境の改善などにより、速達性・定時性を高めた運行を目指す交通システムのこと。東京都では都心と湾岸エリアを結ぶ「東京BRT」の開業準備を進めている。
計画では、2020年の東京五輪前に環状2号線の地上部道路開通後、虎ノ門~晴海二丁目のルートでプレ運行を開始させる予定。五輪後には虎ノ門~東京テレポート駅の幹線ルートに加え、虎ノ門~市場前駅の晴海・豊洲ルート、新橋駅~勝どきの勝どきルートの3系統を運行させる。2022年度に予定される環状2号線本線トンネル開通後には、新橋駅~晴海五丁目の選手村ルートを加えて本格運行させる考えだ。
(東京都都市整備局HPより)
さらに注目されるのが、都心と湾岸エリアを地下鉄で結ぶ構想だ。中央区が打ち出した銀座と国際展示場を結ぶルート案を受けて、「都心部・臨海地域地下鉄構想の新設及び同構想と常磐新線延伸の一体整備(臨海部~銀座~東京)」として2016年の交通政策審議会答申に盛り込まれた。
答申によると、地下鉄は臨海部から銀座を通り、東京駅まで延伸されるつくばエキスプレスへとつながる構想だという。着工時期などは未定だが、中央区では早期実現を目指して2018年10月に「都心・臨海地下鉄新線推進大会」を開催するなど、地元では大いに期待が高まっている状況だ。
水辺の風景が広がる開放的な街の発展に期待では地元に住んでいる人たちは、湾岸エリアの住み心地や交通アクセスの現状と未来をどのように考えているのか。聞いてみた。
「駅まで歩く道は水辺が近く開放的で気持ちがいいです。東京駅の丸の内側や八重洲側行きなど複数の路線が通るバス停が近く、本数が多いのでそれほど待たずに通勤にも使えます」(晴海在住・30代会社員)
「隅田川の河口から東京湾が広がる景色が、自宅の窓から見られます。東京の水辺を見渡せる開放的な眺望は希少価値が高いし、なくなる心配もありません」(勝どき在住・40代会社員)
「今は大江戸線が混んでいるので乗るのが億劫になります。週末はシェアリング自転車で豊洲へ行ったり、豊洲から船でお台場に行ったりすることも。地下鉄ができると都心に出やすくなるので楽しみです」(晴海在住・Fさん)
「月島に住んで5年になりますが、最近はおしゃれなバーやカフェが増えており、今後も街としての発展に期待できます。ただ、保育園はたくさんあるけど入りづらいです。交通面では有楽町から深夜バスがあるので便利。豊洲まで行けば羽田空港までリムジンバスが出ています。車も豊洲から湾岸線にすぐに入れて、だいたい空いているので遠出もしやすいです。BRTはまだ実感がわきませんが、東京駅や有楽町に行きやすくなればうれしいですね」(月島在住・30代会社員)
人口の急増で交通や生活のインフラ整備が課題とはなるものの、今後の整備が進めば住み心地はさらに向上しそうな湾岸エリア。東京の未来を担うともいえる街の今後に期待したいところだ。
●取材協力